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浜四津敏子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

浜四津敏子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(非役職)歴代TOP500
492位

16期委員会発言TOP50
44位
16期委員会発言(政府)TOP10
9位
16期各種会議発言TOP10
9位
16期各種会議発言(非役職)TOP10
9位

このページでは浜四津敏子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。浜四津敏子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

16期(1992/07/26〜)

第125回国会 商工委員会 第1号(1992/12/07、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それでは、本法案の立法趣旨及び目的についてまず三点お尋ねいたします。  第一点は、本法の目的は、有害廃棄物の問題というのは人類全体、そしてまた地球そのものの生存にかかわる問題である、こうした問題に対しては各国が個別に対応するだけでは不十分で、自国の利益のみを追求する国家エゴではなくて人類の利益を第一に、そしてまたあくまでも経済優先ではなく生命の尊厳優先、その観点から国を越えて協調し、協力し合う以外に地球を救う道はない、こういう危機感と共通認識のもとに生まれたバーゼル条約の目的と精神を十分に実施することを確保するための法律である。したがって、解釈も運用もあくまでもこれに合致しなけ……

第126回国会 商工委員会 第3号(1993/03/26、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。よろしくお願いいたします。  まず初めに、消費者保護政策について句点か伺わせていただきたいと思っております。  先日、三月一日に、ある大手のエステティックを目的としたジムを経営する会社が不渡りを出しまして、全国に多数持っておりました店舗を閉鎖する、こういう事態が起きました。この会社は全国で約一万人の会員を抱えておりまして、業界でもトップクラスの会社と言われておりました。  そして、この会社で扱っておりましたエステのコースは半年、そして一年、二年のコースがありまして、二年のコースは会費が二百万円、こんな内容になっております。ほとんどの会員はこうした高額……

第126回国会 商工委員会 第4号(1993/03/29、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 一九九〇年に策定されました地球温暖化防止行動計画に基づきましてこれまで政策的対応を進められてまいりましたが、二酸化炭素排出量抑制政策の手法としましては三つの手法が検討されてきた経緯があると思います。総量規制によるのかあるいは税、課徴金によるのかあるいは融資、補助金によるのか、この三つの方法のうち、それぞれ一長一短があるかと思いますけれども、どれが適切なのかをめぐりまして各省庁間で意見が分かれていたというふうに理解しております。  今回結論としては、融資、補助金による手法に落ちついた、その背景と経緯についてお伺いしたいというふうに思います。

第126回国会 商工委員会 第5号(1993/04/08、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それではお伺いいたします。  不正競争防止法は、立法が昭和九年、経済法規の中でも最も古い部類に属しますが、立法後、昭和十三年あるいは二十五年、平成二年など数回の改正を経ましたけれども、しかし、急激な経済状況の変化、その実情に法が追いつかないという状況が続きまして、従来判例がかなり無理をして具体的妥当な解決を図ってきたという経緯がございます。また、実際の実務上の解決と法文との乖離、あるいはパリ条約に近づけて国際的な調和を図るという必要もありましての今回の改正、その必要性にこたえる方向での改正だということで、基本的には評価できるというふうに考えております。ただしかし、十二分にとは言……

第126回国会 商工委員会 第6号(1993/04/15、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それでは伺います。  WIPOの特許ハーモナイゼーション条約というのは、本来は本年七月に成立の予定だったはずでありますけれども、七月の成立が困難というふうに伝えられております。その理由と、またいつごろ成立の見通しなのかを簡単に一言で結構ですのでお答えください。
【次の発言】 いずれ日本がこのWIPOの条約を批准する場合には、それと抵触する国内法の整備、また運用解釈を合わせる必要が出てまいりますが、また具体的にアメリカから六項目要求されております。この六項目の中で日本が受け入れ困難だというような項目がありますでしょうか。

第126回国会 商工委員会 第9号(1993/05/11、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 本日はありがとうございます。  御質問させていただきます。  商工会は約三十三年、また商工会議所は約四十年の歴史を持っていらっしゃるわけですけれども、この長い間ずっと、殊に商工会におかれては経営改善普及事業を主に行ってこられたわけです。中でも、金融、税務あるいは経営相談、指導 あるいは人材研修などが中心でこられたわけで、それが大変役に立ったという声も強いわけです。今回、地域振興活性化のために基盤施設事業をみずから行うと、こういう大変大きな権限、機能、そしてまた責任が与えられるということになるわけですけれども、また大変大きな役割が期待されているというふうに思っております。  しか……

第126回国会 商工委員会 第10号(1993/05/13、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それでは、まず通産大臣にお伺いいたします。  大臣は、日本の国の経済分野での指導者であられますが、グローバルなそしてまた大局的な知識を当然持っていらしてまた必要だということがございますが、その一方でまた現場の声そしてまた悩みを十分に知っていただいて初めて的確な指導をしていただけるというふうに思いますので、まず現在、小規模零細事業者また個人商店等が置かれています現状についてぜひ現場の声をお聞きいただいて、その上で基本姿勢等について伺いたいというふうに思っております。  実は、先日墨田区の個人青果商店、八百屋さんでございますが、そうした方々とお会いする機会がありました。その地域の組……

第126回国会 予算委員会 第6号(1993/03/22、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 子供の現状を見ればその国の将来がわかると言われております。そこで、日本の将来を決する子供たちの現状をめぐる問題について何点かお伺いいたします。  まず総理に、子供の権利条約はほとんどの先進諸国は批准し、そして既に積極的にその実施を進めておりますけれども、日本政府としては早期批准、そしてまた積極的な完全実施への対応をどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、日本政府としては早期批准とともに子供の権利条約が真に目指すもの、そしてまたその精神を十二分にまた積極的に完全に実現させる意思がある、そのために広く意見を聞いて柔軟に取り組む姿勢があるというふうに理解してよろしい……

第128回国会 決算委員会 第2号(1993/11/05、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 浜四津でございます。よろしくお願いいたします。  初めに、ゼネコン疑惑の解明について法務大臣に五点お伺いいたします。  今政治改革が細川内閣最大の課題となっております。長年にわたる政官財の癒着構造は、政治と金に絡む不祥事を絶えることなく生み続けてまいりました。国民の信頼を回復する政治改革を一日も早くなし遂げることが私ども政治に携わる者の責務であるというふうに考えております。そのためにもゼネコン疑惑の徹底解明は不可欠でありまして、また検察の威信回復にも大きく寄与するものであるというふうに考えております。  十月二十八日には石井前仙台市長の初公判が開かれました。また、その二日前の二……

第128回国会 文教委員会 第2号(1993/11/09、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 先ほどから赤松文部大臣御自身の御経験も交えながら大変率直な御答弁をいただいているのを伺いまして、私も期待を込めて質問させていただきます。  初めに、教育の目的は何か、また日本の教育がどういう人間像を目指しているかについて伺いたいと思います。  教育の語源は、引き出すという意味のラテン語にあるというふうに言われております。すべての人々が内に秘めております力とか個性とかあるいは無限の可能性を引き出すことができるか、そこに教育の重大な眼目があるというふうに言われております。よく言われることではございますけれども、将来の日本を担うのは青年でありまして、日本の未来は青年にかかっている。そ……

第129回国会 環境特別委員会 第4号(1994/06/08、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(浜四津敏子君) 去る四月二十八日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました浜四津敏子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  昨年、この委員会で審議され、成立いたしました環境基本法に基づきまして、多様な施策に全力を尽くしてまいりたいと存じますので、これまで環境問題に御尽力され、また環境問題に精通されておられる委員長初め皆様方の御指導、御鞭撻をどうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、第百二十九回国会における参議院環境特別委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べさせていただき、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 ……

第129回国会 環境特別委員会 第5号(1994/06/10、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(浜四津敏子君) ただいま小野先生からお話しいただきましたように、私はこれまで環境行政については特別なかかわりがございませんで、そうした意味では今回環境庁長官を拝命いたしましたときに、本当にこれまで環境問題に長年一生懸命尽力されてこられた小野先生初め環境委員会の先生方の御指導をいただきながら、環境問題少しでも、一歩でも二歩でも前進させるためにお力になれることがあれば一生懸命やらせていただこう、こういう思いで拝命をお受けした次第でございます。  力はありませんけれども、いろいろお教えいただきながら全力で取り組ませていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

第129回国会 環境特別委員会 第6号(1994/06/20、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(浜四津敏子君) 生物多様性の保全は人類の生存基盤である地球の生態系を支える上で不可欠であります。また、人類は、こうした多様な生物の存在と営みから、科学、文化、経済、生活等のさまざまな面で大きな恵みを受けてまいりました。こうした観点から、生物多様性の保全が人類共通の関心事となりまして、生物多様性条約が作成され、昨年の十二月に発効したところでございます。  私といたしましては、我が国の自然環境を保全するため、また地球生態系のバランスを保つためにも、生物多様性の保全を今後の環境保全行政を進める上での重要な課題の一つとして認識し、施策を進めてまいりたいと考えております。

第129回国会 環境特別委員会 第7号(1994/06/21、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまお話がありましたようにエコ・アジア94、本日より二日間、大宮市で行われます。この会議には、アジア・太平洋地域十五カ国、八国際機関等の環境大臣を含む政府関係者あるいは学識経験者等の皆様が出席されまして、自由に意見を交換することになっております。この議論におきましては、UNCEDのフォローアップにおけるアジア・太平洋地域の役割とかあるいは環境と開発のあり方、そして長期的視野に立った展望と課題が明らかにされることを期待しております。  環境庁は、これまでにも、日本がイニシアチブをとってさまざまな各種の国際会議あるいは研究協力等を推進してまいりましたが、こうした取り……

第129回国会 予算委員会 第13号(1994/06/13、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(浜四津敏子君) 今御指摘がありましたように、昨年十一月に制定されました環境基本法に基づきまして、現在、環境基本計画を策定すべく進めております。現在、中央環境審議会におきまして鋭意審議を進めさせていただいております。  この環境基本計画は、環境政策を総合的計画的に政府一体となって進めていく上で極めて重要な柱であるというふうに考えております。政府全体の環境保全政策の基本方向を示すマスタープランというふうに位置づけておりまして、その役割は非常に重要だと考えておりますので、中央環境審議会の答申を待ちまして、できるだけ早期に閣議決定をさせていただきたいと考えております。

第129回国会 予算委員会 第15号(1994/06/15、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(浜四津敏子君) 予算の早期成立が最重要課題であるというふうに認識しております。

第129回国会 予算委員会 第17号(1994/06/17、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(浜四津敏子君) 私は、核兵器の使用の問題に関しましては、将来的にいずれの国も核廃絶を目指すべきというふうに考えてまいりました。そうした観点から、核兵器の使用は、絶大な破壊力また殺傷力のゆえに国際法の趣旨に反する、人道主義に反する、こういうふうに考えております。
【次の発言】 今お話がありました地球サミットで合意されましたアジェンダ21におきまして、これは世界的にどのようにして持続可能な開発を実現していくかについてのプログラムを述べております。それに沿いまして、昨年十二月にアジェンダ21行動計画を策定いたしました。現在これを関係省庁一体となって推進しているところでございます。  この……

第130回国会 決算委員会 閉会後第1号(1994/08/24、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 さきの大戦についての戦争史観でございますが、これは諸外国、殊にアジア諸国の重大な関心事でございますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。  外務大臣は、昨年の九月に自民党の臨時党大会でのクロストークセッションで次のように発言されたというふうに伺っております。  さきの戦争において侵略的行為があったことは否定できない、軍国主義の指導者が行った間違った行為だった、こういうふうに発言されたと伺っております。現在も同じお考えでしょうか。
【次の発言】 ところで、来年は終戦五十周年を迎えるわけでございますが、それを機会に日本として不戦決議をするというお考えはおありでしょうか。

第130回国会 決算委員会 閉会後第4号(1994/09/02、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず初めに防衛庁にお伺いいたします。  AWACSの導入につきましては、これまでその有効性あるいは必要性等につきましてさまざまな角度から議論されてまいりました。本年七月二十二日の参議院の本会議で村山総理は、AWACS導入についての憲法上の問題はないと答弁されたことでもありまして、ここでもう一度このAWACS導入の有効性あるいは必要性について、本当に防衛上有効なのかあるいは必要なのかについて確認をさせていただきたいと思います。  空飛ぶ司令室と言われるAWACS、最終的には一機五百五十五億円という大変高価なものでございます。冷戦構造が崩壊いたしまし……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号(1994/12/05、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それでは関連いたしまして、WTO協定について質問させていただきます。  我が国は、世界最大の食糧輸入国であるというふうに言われております。世界のエビの三分の一は日本人が食べている、こういうふうに言われておりますように、私たち日本人が毎日食べている食料品のうち、カロリーベースで、平成四年度は五四%、つまり半分以上が外国から輸入されたものであります。  ある方はこうおっしゃっております。日本人の胃袋は諸外国の植民地である、こんなふうにまでおっしゃる方がおられるほどでございます。今後、ますますこうした輸入食品の増加そして多様化、また輸入先の拡大の中で食品が本当に安全なのかどうか、こう……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号(1994/12/07、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それでは、まず大蔵大臣に二点お伺いいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業合意に伴う国内対策費としての六兆百億円、これは別枠かどうかという議論がありまして何度がお答えはいただいておりますけれども、どうもちょっとわからないという声が多いものですから、再度よくわかるように明快にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 もう一点、今後、関税率が下がることになりますが、それによって関税収入も減収となる、大蔵省では約二五%ぐらいの減収というふうに試算されていると伺っておりますが、この減収についてどうお考えか。それについて簡単にお答えいただいて、大臣、御用がおありということですので御退……

第131回国会 文教委員会 閉会後第1号(1994/12/13、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 公明の浜四津でございます。  愛知県西尾市立中学の大河内清輝君が過酷ないじめに耐え切れずにまだ十三歳の若さでみずからの命を絶った今回の事件、どれほど無念だったか、またどれほどの絶望だったか、それを思いますと本当に心がえぐられる思いがいたします。また、同じ時代に生きる大人の一人として重い責任を感じざるを得ません。  ことし、この大河内君の自殺のほかにも、わかっているだけでも八件、子供たちがいじめで自殺をしております。ある子は首つりをし、ある子はマンションから飛びおり、こうした子供たちの自殺は後を絶ちません。  本来、能力を伸ばし、あるいは友達と一緒に成長し、楽しく学び合える場であ……

第131回国会 文教委員会 第2号(1994/10/27、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。それでは質問させていただきます。  昨年からことしにかけての第百二十八回国会、第百二十九回国会、そして第百三十一回国会の衆参両予算委員会におきまして、宗教法人法に関連する質問が五、六人の議員の方からなされました。これらの質問を伺っておりますと、どうも憲法の定めております基本的人権、信教の自由、そして政教分離の原則並びに宗教法人法につきまして誤った解釈やあるいは認識を前提にされての質問が多く見受けられますので、正確な意味、解釈をお伺いしたいと思います。  そのうち、憲法が定めております信教の自由、そして政教分離の原則につきましては、先日、十月十二日の衆……

第131回国会 文教委員会 第3号(1994/11/01、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それではお尋ねいたします。  初めに、子どもの権利条約についての周知徹底の取り組み、それから広報につきましてお伺いする予定でしたが、同僚議員の方から大変詳しい質問がなされましたので、外務省にせっかくいらしていただいたんですが、この問題については簡単に伺いたいと思います。  これは外務省がつくられたポスター、全国の小中高の各クラスに配付できるようにということで百万部おつくりになられたわけですね。それともう一つは、外務省はこの条約の訳文つきの小冊子を五万部、全国の教育委員会に配付されましたね。済みません、外務省に対しましてはこの確認だけで終わらせていただきます。

第132回国会 科学技術特別委員会 第3号(1995/03/10、16期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  それではお伺いいたします。  大臣は所信で、若者の科学技術離れ対策等に一層力を入れると述べられました。その対策として、科技庁としては科学館等の活性化や科学技術の殿堂等を考えておられるようですが、この程度のことでは科学技術離れ防止対策としてはまだまだ不十分であると思われます。また、この問題の根本には、製造業等での研究者の処遇が他の職種に比べて悪いということが要因に挙げられます。こうしたことを考えずに対策等に一層力を入れるといっても、根本的な解決策とはならず、的を射ていないものになってしまうと思われますが、いかがでしょうか。  この問題に対処するため……

第132回国会 科学技術特別委員会 第4号(1995/03/20、16期、平成会)

○浜四津敏子君 警察庁はいらしてますでしょうか。  緊急に来ていただいて申しわけありませんが、本日の営団地下鉄での毒ガスによるものと思われる事件についてお伺いいたします。  本日朝、営団地下鉄日比谷線及び丸ノ内線などの地下鉄構内において、広範囲にわたって毒ガスと思われる異臭が発生して多数の被害者が出たということが報道されました。不特定多数の無差別な人々を対象にした事件と思われまして、私も非常に驚きまた憂慮しておりますけれども、国民の方々も非常に不安を抱いております。  現在までに判明している状況について、警察庁の方から御報告いただきたいと思います。

第132回国会 科学技術特別委員会 第5号(1995/03/24、16期、平成会)

○浜四津敏子君 それでは伺います。  今回の改正のポイントは、先ほど御説明もありましたが三点あるということでございます。放射性同位元素の賃貸を認める、それから第二点が特定の機器について管理義務を合理化する、それから手続を簡素化する、この三点だということですが、その中でも主なものは賃貸を認める、こういう点にあるというふうに考えられます。  この放射性同位元素装備機器等の使用者の賃貸に対する要望が強いということがその背景、必要性として述べられましたけれども、医療機関、研究機関あるいは企業等からの賃貸を認めてほしいという要望は昨年の十一月にあったという説明を伺いましたが、これは大体何年くらい前から出……

第132回国会 地方行政委員会 第4号(1995/02/28、16期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  阪神・淡路大震災、私も発生五日後に現場に行ってまいりましたが、その惨状は想像をはるかに超えるものでして、言葉で十分に言いあらわせないものでありました。今なお二十万人に近い方々が避難所に身を寄せておられます。この方々の心からの願いは、復興や再建の拠点となる生活の場を一刻も早く確保することであります。国及び関係する自治体は全力を挙げてこの願いをかなえなければいけないと思っております。  今回の大災害を振り返ってみまして、災害に対する自治体の役割と責任がいかに大きいものかということを改めて認識させられました。この災害による被害が極めて甚大であったことか……

第132回国会 地方行政委員会 第6号(1995/03/16、16期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  まず大臣に質問させていただきます。  古物営業法についての基本的な考え方についてでございますが、この古物営業法の目的は「窃盗その他の犯罪の防止を図り、及びその被害の迅速な回復に資すること」、こういうふうに定められております。しかし、この古物営業法というのはほとんどすべてのあらゆる古物を営業として扱うことを許可の対象としております。原則規制、例外的に自由に認める、こんな法律の体系になっております。しかし他方で、近時、環境問題等の視点からも資源の有効利用、あるいは使い捨て社会ではなくてリサイクル社会を目指す、こういう方向で全体的な取り組みがなされてお……

第132回国会 地方行政委員会 第8号(1995/03/24、16期、平成会)

○浜四津敏子君 地方税法についての質問に入ります前に、ただいま御報告いただきました今回のいわゆる地下鉄サリン事件についてお伺いいたします。  御報告でも触れられましたが、この事件は対象が不特定多数の無差別殺人とも言うべきものでありまして、大変理不尽きわまりない許しがたい事件であります。こうした事件は国民のだれもが対象になり得る可能性があるものでありまして、多くの国民の方々が非常に不安感、また恐怖感を抱いておられます。今回の事件の早期解決とともに、このような事件が二度と起こらないように再発の防止に全力を挙げていただきたいと思います。  その再発防止の対応策でございますが、先日の報道によりますと、……

第132回国会 地方行政委員会 第12号(1995/04/27、16期、平成会)

○浜四津敏子君 それでは初めに、最近の銃器情勢及びその背景についてお伺いいたします。  最近までは日本は世界一安全な国だと言われてまいりました。今、大臣御指摘のように、銃器に対する大変厳格な規制が行われてきたことが我が国の治安水準の高さを保ってきた要因の一つと考えられてまいりましたが、しかし近年けん銃を使用した凶悪犯罪が続発しておりまして、先ほど答弁にもありましたが、銃が市民やあるいは政治家、企業幹部あるいは言論人に向けられる、こういう事件がふえてまいりました。  そして、本年三月三十日には警察庁の國松長官が至近距離から狙撃されました。國松長官は、暴力団対策あるいは総会屋の取り締まりあるいは銃……

第132回国会 労働委員会 第10号(1995/05/25、16期、平成会)

○委員以外の議員(浜四津敏子君) 今おっしゃられたように、平成会案では介護休業制度の施行期日を企業規模を問わず平成八年四月一日としております。  その理由は、年間八万人に上る労働者の方々が介護のために退職しておられる、そうした大変深刻な現実がございます。また、急速な高齢化社会を迎えまして、今後ますます介護問題に直面することが避けられない多くの労働者の方々にとっての必要性を考えますときに、介護休業の法制化というのはまさに待ったなしの課題でございまして、可及的速やかな実施が必要であると私どもは考えるからでございます。また、公的介護体制が整備されるまでの間こそ、まさに介護休業制度が必要とされる時期で……


17期(1995/07/23〜)

第133回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号(1995/08/04、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました浜四津敏子でございます。  委員会の運営に当たりましては、皆様方の御指導と御協力をいただきまして公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に斎藤文夫君、服部三男雄君、……

第133回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1995/08/08、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  まず、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします、  地方分権の推進及び規制緩和に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  ……

第134回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号(1995/09/29、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙により、前国会に引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員会の運営に当たりましては、皆様方の御指導と御協力をいただきまして公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に斎藤文夫君、服部三男雄君、勝木健司君及び……

第134回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1995/11/08、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  地方分権の推進及び規制緩和に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。本日はこれにて散会いたします。   午後五時一分散会

第134回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号(1995/12/13、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  この際、中山総務庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。中山総務庁長官。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  地方分権の推進及び規制緩和に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第135回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号(1996/01/11、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) この際、一言あいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員会の運営に当たりましては、皆様方の御指導と御協力をいただきまして公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に斎藤文夫君、服部三男雄君、勝木……

第135回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1996/01/12、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  地方分権の推進及び規制緩和に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。本日はこれにて散会いたします。    午前十時十一分散会

第136回国会 商工委員会 第7号(1996/04/11、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。よろしくお願いいたします。  それでは初めに、大臣にお伺いいたします。  今回の大幅な改正につきましては、現在の商標法、昭和三十四年法と呼ばれておりますが、三十五年以上経過した法律でございますが、今回大変大幅な改正になりましたその理由と背景につきまして、簡単にお答えいただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  一つには、国際的なハーモナイゼーションの世界的潮流の中で日本もそれに合わせていく、殊に商標法条約、これを批准することになるかと思いますが、この商標法条約への対応、これがキーワード、ユーザーフレンドリーということになるわけで……

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号(1996/01/22、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいま皆様方の御推挙により、前国会に引き続き委員長の重責を担うことになりました。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に斎藤文夫君、服部三男雄君、勝木健司君、齋藤勁君を指名いたします。
【次の発言】 この際、中西総務庁長官、倉田自治大臣、赤城総務政務次官及び山本自治政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次……

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1996/02/21、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、上山和人君が委員を辞任され、その補欠として一井淳治君が選任されました。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 地方分権の推進及び規制緩和に関する調査を議題とし、地方分権の推進に関する件について参考人から御意見を聴取いたします。  午前は、地方分権推進委員会より委員長諸井度君、委員長代理堀江湛君、地域づくり部会部会長成田頼明君に御出席をいただいております。  この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。本日は……

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号(1996/02/23、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十一日、一井淳治君が委員を辞任され、その補欠として上山和人君が選任されました。  また、昨日、緒方靖夫君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君が選任されました。
【次の発言】 地方分権の推進及び規制緩和に関する調査を議題といたします。  地方分権の推進に関する件について、自治大臣から所信を聴取いたします。倉田自治大臣。
【次の発言】 地方分権の推進及び規制緩和に関する件について、総務庁長官から所信を聴取いたします。中西総務庁長官。

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号(1996/04/05、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、菅川健二君が委員を辞任され、その補欠として山崎力君が選任されました。
【次の発言】 地方分権の推進及び規制緩和に関する調査のうち、地方分権の推進に関する件を議題といたします。  地方分権推進委員会中間報告について、地方分権推進委員会から説明を聴取いたします。なお、説明は着席のままで結構でございます。東田地方分権推進委員会事務局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取を終わります。  本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。   ……

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第5号(1996/05/15、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月八日、山崎力君が委員を辞任され、その補欠として管川健二君が選任されました。
【次の発言】 地方分権の推進及び規制緩和に関する調査のうち、規制緩和に関する件を議題といたします。  規制緩和推進計画の改定について、政府から諦明を聴取いたします。中西総務庁長官。
【次の発言】 陶山行政管理局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時十四分散会

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第6号(1996/05/22、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、今井澄君が委員を辞任され、その補欠として伊藤基隆君が選任されました。
【次の発言】 地方分権の推進及び規制緩和に関する調査を議題といたします。  先般聴取いたしました倉田自治大臣及び中西総務庁長官の所信、地方分権推進委員会中間報告及び規制緩和推進計画の改定について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十四分休憩

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第7号(1996/06/18、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  先般、伊藤基隆君及び小島慶三君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君及び笹野貞子君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  地方分権の推進及び規制緩和に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じます……

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第8号(1996/06/19、17期、平成会)

○浜四津敏子君 昨年の八月に皆様に御推挙いただきまして委員長に選任されましてから今日まで、皆様の御協力をいただきましてその重責を果たすことができました。  本委員会が抱えております多くの懸案につきまして、今後とも皆様方のますますの御活躍を心から祈念いたしまして、ごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。(拍手)

第136回国会 文教委員会 第5号(1996/03/28、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  それでは、質問させていただきます。  今回の法律案は岐阜大学、佐賀大学等の学部の改組、統廃合のための改正が内容となっておりますが、こうした改組は法律事項でありますので、すべて国会で議論することになっております。この大学の学部改組の手続のあり方について質問させていただきます。  この改組が法律事項である必要性というのが一体どこにあるのか、これまでも幾度か議論されてまいりました。これに対しまして文部省の従来の御答弁は、大学の学部というのは大学の教育研究の基本的な組織である、だから法律事項として国会の審議にかけることが必要と、こういうふうに答弁されてこ……

第139回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第2号(1996/12/16、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  先週、衆議院で新進党の消費税三%据置法案が残念ながら否決されまして、来年四月からの消費税五%への引き上げが決まりました。  本来前提である徹底した行革もほとんど進まずと、こう言われている。国民の理解を得た上で引き上げをする、こういう約束だったのが理解も十分には得られていない。また、益税あるいは累進性、食品などへの課税などの問題も抜本的な解決がなされないまま税率だけは上がる、こういうことが決まりました。これは消費税上げたけではありませんで、それに加えまして、政府は次々と国民の皆さんに重い負担を負わせようとしております。  その一つは、所得税、住民税……

第139回国会 法務委員会 第1号(1996/12/05、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  まず、法秩序を守り、正義、公正、公平の実現を使命とします法務行政の責任者でいらっしゃる松浦法務大臣に御質問させていただきます。  本年十一月二十五日の自民党役員会で、知事が新進党を応援した県などに予算を多くやる必要はないとの意見が噴出したと、こういう新聞報道がなされました。また、同党の首脳は、新進党が勝利した大阪や愛知などに予算を多く配分しても仕方がないという意向を示したとのことであります。またさらに、自民党の加藤幹事長は十一月二十九日の記者会見で、政党が自分たちの気持ちや要望を反映させたいと考えるのは当然だと、こう述べて報復予算論を容認した、こ……

第139回国会 法務委員会 第3号(1996/12/17、17期、平成会)

○浜四津敏子君 私は、ただいま可決されました人権擁護施策推進法案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合及び民主党・新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     人権擁護施策推進法案に対する附帯決議(案)   「人権の世紀」とも言うべき二十一世紀に向けて、同和問題をはじめとする人権問題解決のため、政府は、人権擁護施策を一層推進、強化するとともに、次の諸点につき格段の努力をすべきである。  一 すべての国民に基本的人権の享有を保障する日本国憲法の理念にのっとり、学校教育、社会教育、公務員の研修等の分野において、「人権教育のための国連十年」の国……

第140回国会 法務委員会 第5号(1997/03/27、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  司法改革に関連いたしまして、幾つか質問させていただきます。  法曹三者、それぞれ改革すべき課題を抱えているわけでありますけれども、そのうち裁判官につきましては、従来から、忙し過ぎる裁判官、こういう問題が何度も取り上げられてまいりました。これは、裁判官の方々にとっても大変過酷な生活を強いられるものでありまして、また一方国民にとっては、裁判に時間がかかり過ぎたり、あるいは十分な言い分が聞いてもらえない、こういう不満も出てきたりいたします。また、丁寧な事実認定や適切な事件処理を必ずしもしてもらえない、こういう裁判不信の結果を招くことにもなります。  代……

第140回国会 法務委員会 第9号(1997/05/15、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  本日は、江頭先生、伊藤先生、お忙しいところ大変ありがとうございます。  まず、江頭先生にお伺いいたします。  まず、今回の手続面ですけれども、法制審の委員をしておられて基本法の改正等にも携わってこられたかと思いますが、法制審での立法のプロセスの中では少なくとも一方当事者だけの意見を聞いて法律案をつくるということはなかったと思います。そういう意味では、今回議員立法という形で、学者の皆様が声明の中でおっしゃったように、確かに、各界の意見をバランスのとれた形で聞いて利害調整をその中に盛り込むという、その手続に若干欠けていた面があったのではないかと私も思……

第140回国会 法務委員会 第11号(1997/05/29、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  今、多くの企業は、国際競争激化の中で生き残りをかけて戦略を模索し、また日々の企業活動に必死に取り組んでおります。法制度がそれにブレーキをかけるのではなくて、バックアップしていかなければならないと思っております。各国ともにこの熾烈な国際競争時代に対応できるための法制度の整備に力を注いできておりまして、我が国も早急に整備を進めることが喫緊の課題であると思います。  ところで、我が国の商法制度の整備、見直しにつきましては、企業分割のあり方とかあるいは企業会計制度のあり方、配当規制のあり方、あるいはコーポレートガバナンスなど多くの問題が山積しております。……

第140回国会 予算委員会 第6号(1997/03/10、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  本日は、官民格差、官業癒着あるいは官尊民卑などと言われる官と民についてを主たるテーマとして質問いたします。  まず、野村証券の証券取引法違反等の疑惑事件について伺います。  証券取引等監視委員会が設置されておりますけれども、その設置の経緯、目的、そしてこの委員会に課せられた役割、責任を説明してください。
【次の発言】 「証券取引等」という言葉になっておりますが、これは、証券市場を初めとして、金融市場全体の不正取引を監視することにその目的あるいは使命があったはずであります。  今回の野村証券の不祥事は野村証券の社内調査の結果判明した、こういうことで……

第140回国会 予算委員会 第16号(1997/03/26、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  きょうは、初めに特殊法人等の問題点、あるいは税金のむだ遣いの実態などについて質問させていただきます。  先般、三月十四日に総務庁行政監察局は、農水省の外郭団体である財団法人海外漁業協力財団の国庫補助金の使い方に関して監察をし、その結果、農水省に勧告を出しました。その監察結果及び勧告内容について簡単に報告してください。
【次の発言】 要するに、海外漁業協力財団では、使う予定がほぼないのに使うということで過大な事業見通しをして、それに基づいて毎年約三十億円にも上る過大な補助金を受け続けてきた、そして、その補助金を全部使わずに、余った補助金約五百億円を……

第141回国会 厚生委員会 第3号(1997/10/23、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  平成会は近日中に対案を提出準備中でございますが、それにつきましては別途審議の時間をいただけるということでございますので、本日は政府提出の介護保険法案について質問させていただきます。  この法案の七条三項の関係ですが、七条三項で被保険者についての定めがあります。一号被保険者、二号被保険者、この二種類があるわけですけれども、このいわゆる二号被保険者、四十歳から六十四歳までの被保険者につきましては、この保険の適用は条件がついております。いわゆる加齢条項がついているわけであります。この条文によりますと、二号被保険者は特定疾病によって要介護状態あるいは要支……

第141回国会 厚生委員会 第4号(1997/10/28、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。前回に引き続きまして質問させていただきます。  法案の第二十八条一項は要介護認定の有効期間を定めておりますが、この有効期間そのものも「厚生省令で定める」、こういうふうになっております。厚生省は大体どれぐらいの期間を考えておられるのでしょうか。
【次の発言】 介護状態の変化があったときには二十九条で変更の手続をとる、これも認定の申請の手続が必要と、こういう仕組みになっております。高齢者の方々の気力、体力あるいは症状というのは一日で急変することも多いわけで、迅速的確に現場のニーズに対応できる仕組みとは到底考えられない仕組みであると思います。余りに機械的で……

第141回国会 厚生委員会 第7号(1997/11/13、17期、平成会)

○浜四津敏子君 第一班につきまして、御報告いたします。  派遣委員は、山本委員長、南野理事、石井委員、渡辺委員、西山委員、釘宮委員及び私、浜四津の七名で、去る十一日、高知市において地方公聴会を開会し、八名の公述人から意見を聴取した後、委員から質疑が行われました。  まず、公述の要旨について御報告申し上げます。  最初に、高知市長・高知県市長会会長・松尾徹人さんからは、新たな介護システムを整備することは緊急の課題であるが、国民健康保険の轍を踏まないように安定的で利用しやすい制度を確立すべきであること、超高齢社会における介護サービスはどこに住んでいても最低限保障されるべきナショナルミニマムとして確……

第141回国会 厚生委員会 第8号(1997/11/18、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  先般、新進党が全国の市区町村を対象に高齢者介護保障に関するアンケートを実施いたしまして、その結果を十一月十四日に発表いたしました。  このアンケートの対象数は三千二百五十五市区町村であります。回答率は最終的に約四三%に上りました。その回答結果と、さまざまな真剣な御意見、御要望、不安の声が寄せられたわけですけれども、それを御紹介しながら本日は質問させていただきます。  このアンケートの質問項目は六問ありました。  まず一問目、「貴自治体は介護保険の導入準備をすすめるなかで、介護保険法案についてどのようにお考えですか。」、こういう質問に対して、「早急……

第141回国会 厚生委員会 第9号(1997/11/25、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  本日は公述人の皆様、大変貴重な御意見を伺わせていただきましてありがとうございました。  まず、佐藤公述人にお伺いいたします。  介護の現場で日々高齢者の方々の介護に当たっておられて、さまざまな現場での問題点あるいは疑問、そして本来のあるべき介護の姿など身をもって受けとめておられるお立場での貴重な御意見、御提言をいただきました。大変ありがとうございました。  御指摘がありましたように、ともすると机上の議論に終わりがちなこの介護法案審議のあり方を反省いたした次第でございます。ぜひとも現場の方々の御意見あるいは御提言をしっかり受けとめてまたこれからも審……

第141回国会 厚生委員会 第11号(1997/12/02、17期、平成会)

○浜四津敏子君 私は、ただいま議決されました介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、民主党・新緑風会、社会民主党・護憲連合及び太陽の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、次の事項について適切な措置を講ずるよう努力すべきである。  一 介護保険制度の円滑な施行を図るため、新ゴールドプランの確実な達成を図るとともに、早急に介護保険事業計画等の策定に向けた準備に取り組み、制度施行後においても、介護サービス基盤の……

第141回国会 予算委員会 第2号(1997/10/14、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津敏子でございます。  まず、総理に伺います。  ことしのノーベル平和賞はジョディ・ウイリアムズさんに決定したと報道されました。総理、この方がどんな方か御存じですか。
【次の発言】 これだけ世界的にも、また日本国内でも大々的に報道されている方でございます。世界的にこの方が対人地雷の禁止に一生懸命取り組んでこられた方だというのは大変有名で、総理が御存じないというのは大変意外なことでございました。  この人にノーベル平和賞が決定したその理由については御存じですか。
【次の発言】 毎年約二万六千人もの人が地雷によって死んだりあるいは手足を失ったりして犠牲になっております。……


18期(1998/07/12〜)

第145回国会 総務委員会 第8号(1999/05/13、18期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  本日は、男女共同参画社会基本法につきまして、大きく分けて三点について伺わせていただきます。  第一点目は、この男女共同参画社会基本法の根本理念あるいは究極の目的、目指すものなどについて伺わせていただきます。二点目は、各条文の解釈についてでございます。また三点目は、現在直面している問題についての具体的な施策について伺います。  まず、第一点目でございます。  一九七五年、国際婦人年におけるメキシコ会議での世界行動計画採択から約四半世紀の長い道のりを経まして、ようやく男女共同参画社会基本法が国会で審議される段階を迎えました。その間、国籍法の改正や男女……

第145回国会 総務委員会 第10号(1999/05/20、18期、公明党)

○浜四津敏子君 参考人の皆様、本日は大変ありがとうございます。公明党の浜四津でございます。  まず、大澤参考人、そして寺尾参考人にお伺いいたします。  江橋参考人の先ほどの御意見の中で、今回の男女共同参画社会基本法案の中には、女性の人権という言葉がほとんど登場しない。これは浅倉参考人もこれを明確に入れた方がいい、こういう御意見でございました。また、ドメスティック・バイオレンスについても触れていない。この二点を基本法の中に入れた方がいいという御指摘がございました。  どこまで法案に盛り込むかという点につきましては、さまざまな御意見もあり、調整が大変かと思うんですけれども、私もこうした点は本来は明……

第147回国会 労働・社会政策委員会 第2号(2000/03/14、18期、公明党・改革クラブ)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。  初めに、中小企業対策及び雇用対策についてお伺いいたします。  私たち公明党は、大胆な政策を実行して我が国の深刻な経済危機を乗り越えるためには政治の安定と改革のリーダーシップが必要と、こういう思いから昨年十月に連立政権に加わりました。今、与党三党結束して総力を挙げて経済新生と景気回復に取り組んでいるところであります。  昨年十一月の第二次補正予算における大胆な経済新生対策を初め、十二年度予算案などの財政による積極的な景気下支えなどを進めることによりまして、景気は着実に回復基調に向かっていると確信しております。少なくとも一昨年来、日本の金融破綻及……

第147回国会 労働・社会政策委員会 第5号(2000/03/23、18期、公明党・改革クラブ)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず初めに、マンパワー確保について二点確認的に質問させていただきます。  世界に類例を見ないスピードで到来する超高齢社会に備えまして、政府はこれまで、平成元年十二月に高齢者保健福祉十カ年戦略、いわゆるゴールドプランを策定いたしました。また、次に平成六年十二月にはこれを全面的に見直して、新ゴールドプランとして平成十一年度までの整備目標を引き上げました。この新ゴールドプランが平成十一年度で終了することに伴いまして、昨年十二月には政府・与党で、今後五年間の高齢者保健福祉施策の方向、いわゆるゴールドプラン21を策定いたしました。これは、この四月からの介護……

第151回国会 厚生労働委員会 第15号(2001/06/07、18期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。よろしくお願いいたします。  まず、経済財政運営の基本方針原案についてお伺いいたします。  先月三十一日、小泉総理が議長を務めておられる経済財政諮問会議が取りまとめた経済財政運営の基本方針原案が発表されました。新世紀維新と銘打たれておりまして、二十一世紀の日本の経済社会を大きく改革しようとするものと受けとめております。その中には社会保障制度の改革も大きく掲げられております。国民の安心と生活の安定を支える社会保障制度の確立を目指して、年金、医療、介護などの総合的な改革が取り上げられております。  この社会保障制度の改革は、ほかの改革、例えば経済財政構造……

第151回国会 厚生労働委員会 第18号(2001/06/21、18期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  それでは、御質問させていただきます。  まず初めに、年金、雇用、医療、介護などの総合的な取り組みについて大臣にお考えを伺います。  高齢者にとって老後の安心のためには、長期的、安定的な年金制度の実現は決定的に重要なことでありまして、どうしても実現させなければならない課題でありますが、その長期的、安定的な年金制度は、単に年金の財政の側面だけから論ずるのではなく、定年制のあり方やあるいは高齢者雇用の促進、また医療、介護を含めた社会保障全体、また経済全体の活性化策などを一体的に考えなければならないと思います。雇用制度、医療制度、介護制度などはそのままに……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 法務委員会 第8号(2001/11/20、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  それでは、商法等改正についての質問をさせていただきます。  今回の改正法案を見ますと、その柱は大きく二つに分けられております。一つは株式制度の見直しに関する事項であり、もう一つは会社関係書類等の電子化に関する事項でございます。  ところで、平成十三年四月十八日に法制審議会の会社法部会が取りまとめ、意見照会を行いました商法等の一部を改正する法律案要綱中間試案が公表されました。  それまでの商法改正が対症療法的で統一的な整合性に欠けるという批判があったのに対しまして、この中間試案は会社法の基本的な部分を広く対象とした大改正案で、これが実現することにな……

第153回国会 法務委員会 第11号(2001/11/29、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  本日は、裁判官の育児休業に関する法律の一部を改正する法律案についての質疑でございますが、その質疑に入ります前に一点だけ、緊急の件でございますので、質問させていただきます。  アフガン情勢はタリバン後の新秩序構築に向けまして動きが進んでいるようでございますが、まだまだ混乱が続いておりまして、いわば無政府状態が続いております。この難民の数の多さ、またその置かれた状況の悲惨さについては他に比べようがないほどのものであると言われております。  そうした中で、国連は本年九月二十四日、アフガニスタン情勢について、恐るべき規模の人道上の危機が高まっているという……

第153回国会 法務委員会 第12号(2001/12/04、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  それでは、初めに提案者の方々に御質問させていただきますが、コーポレートガバナンスの本質論から始めさせていただきたいと思います。  日本におけるコーポレートガバナンス論の直接の契機といいますのは、何といってもバブル崩壊で、従来はうまくいっていたと思われていた、また国際的にも大変評価されていた日本の経営システムが、結果的には不公正な取引やあるいは不正な行為や不祥事、こうしたことが多発いたしまして、それに対して内外の批判が高まったことにあると思われます。一体、株式会社というのはだれのものなのか、だれの利益を追求するためにあるのか、また何かあったときの経……

第154回国会 法務委員会 第2号(2002/03/19、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず、大臣所信で述べられました法務行政に関する当面の重要施策のうち、人権擁護についてお伺いいたします。  フランスのストラスブールに本部を置く欧州評議会という国際機関があります。これは欧州など四十三か国が参加する会議で、民主主義と人権の擁護機関として一九四七年に設立されたものでございます。特に、人権分野で欧州諸国の政策の牽引役を果たしてきた大変権威ある人権擁護機関でございます。日本も一九九六年にアメリカ、カナダ、メキシコとともにオブザーバー参加を認められております。政府としても、このオブザーバーとしての参加資格を日本の対欧州外交の重要な足場ととら……

第154回国会 法務委員会 第9号(2002/04/11、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  それでは、質問させていただきます。  今回の国際受刑者移送法案は、欧州評議会の刑を言い渡された者の移送に関する条約に基づく法案でございます。この条約につきましては、既に一九八五年に発効いたしまして、欧米各国、アメリカ、カナダなど四十九か国が批准しております。犯罪のグローバル化がますます進む状況にありまして、その現実に即した必要な対応を定めた条約と考えておりますが、今回ようやく日本も批准を決めたわけでございます。  一九八五年の条約発効以来、既に十七年が経過しておりますが、なぜ欧米諸国に比べまして日本は十七年も批准が遅れたのか、その理由をお伺いいた……

第154回国会 法務委員会 第11号(2002/04/18、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  今回の司法書士法改正、また土地家屋調査士法改正の各改正案で、それぞれ法人化を認めることとしております。一人で業務を担うよりも、複数で行う方がより業務の継続性あるいはチームプレーまた安定性を確保できる、また依頼者にとりましてはより安心という面もあるかと思いますが、今回それぞれ法人化を認めることとした意味はどこにあるのか、法人化のメリットについてどのようにお考えか、お伺いいたします。
【次の発言】 それでは次に、司法書士法人の業務の範囲についてお伺いいたします。  法案二十九条一項一号で、「司法書士法人は、第三条第一項第一号から第五号までに規定する業……

第154回国会 法務委員会 第14号(2002/05/07、19期、公明党)

○浜四津敏子君 今日は三名の参考人の皆様、大変お忙しい中、ありがとうございます。それぞれ御専門のお立場から、短い時間で大変ポイントを凝縮した中身の濃い御意見をいただきました。公明党の浜四津敏子でございます。よろしくお願いいたします。  今回の商法改正案は、日本企業の競争力強化のため、また経済活性化のために民間企業のコーポレートガバナンスの構造改革が必要という問題意識からの改正であります。現在、政治改革あるいは行政改革あるいは教育改革等々、あらゆる分野の改革が迫られている中で、すべての改革に共通するものがあるという思いで御意見を伺わせていただいておりました。その中で、経済改革の大きな柱として企業……

第154回国会 法務委員会 第15号(2002/05/21、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず、商法等の一部を改正する法律案の質疑の前に、先般、瀋陽の日本総領事館に北朝鮮の住民五人が救済を求めて駆け込んだ事件につきまして、大臣にお伺いいたします。  この事件につきましては、国の内外に深刻な衝撃と波紋を広げております。日本はこれまで政治亡命受入れについては極めて厳しい姿勢を取っておりまして、事実上、政治亡命受入れを拒否しているに等しいとまで言われております。  世界人権宣言では、その十四条に、「すべて人は、迫害を免れるため、他国に避難することを求め、かつ、避難する権利を有する。」、こう定められておりまして、亡命を求める権利というのは基本……

第155回国会 法務委員会 第4号(2002/11/07、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  それでは、人権擁護法案につきまして、条文に沿った形で質問をさせていただきます。  まず、第一条、立法の趣旨及び目的についてお伺いいたします。  日本にはこれまで一般的、包括的な人権救済法は存在しませんでした。そういう意味で、今回の法案は、差別や虐待に代表されます人権侵害の禁止をうたい、人権侵害の防止、救済を図るための体制整備を定める一般的、包括的な人権救済法と理解しております。すなわち、この立法は人権救済制度の改革のためと理解しております。  従来、虐待や差別などの人権の問題は主として法務省の保護局やあるいは人権擁護局で取り扱い、そこには年間一万……

第155回国会 法務委員会 第5号(2002/11/12、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。  本日は参考人の皆様、御多忙の中いらしていただきまして大変ありがとうございます。  本法案の大きな議論の対象となっている点は主に二つございます。一つは人権委員会の独立性について、また二つ目は報道機関についての規定でございます。ちょっと順序を変えまして、まず報道機関についての規定について、石井参考人にお伺いいたします。  報道機関の自主的規制の取組の現状について今御答弁がございましたけれども、今年三月七日に報道関係機関が人権擁護法案に対する共同声明を発表されました。その共同声明で、人権擁護の様々な取組を自主的に実行してきたと。また、日本新聞協会、……

第155回国会 法務委員会 第11号(2002/12/03、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず初めに、法務大臣にお伺いいたします。  近時の経済情勢の影響から、中小企業の倒産の増加とともに大企業の倒産も増加している状況にございます。こうした中、欧米諸国においては、一九七〇年代から倒産処理法制の整備が進められてまいりました。中でも、いわゆる敗者復活を後押しする企業再建法制が進められてきたのに対しまして、日本はその面では非常に大きく立ち後れてきたと言われております。ようやく二年前に、経営者及び債権者の自己責任で企業再建を図る再建型の破綻処理手続を定めた民事再生法が施行となりました。それ以降、中小企業だけではなくて、本来、大企業を対象とする……

第155回国会 法務委員会 第13号(2002/12/10、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  初めに、提案者に質問をさせていただきます。  昨年八月に、仙台市内で連続して虚偽の婚姻届やあるいは転居届が出される事件が発生いたしました。また、同様の事件が東京都内や札幌市でも発生いたしまして、更に全国に広がっていくということが危惧されてまいりました。犯人グループは、虚偽の戸籍の記載や住民票を、盗難車の転売や、あるいは消費者金融からの現金詐取や相続財産の詐取などに悪用しておりました。  このような戸籍等改ざんを防止して制度の信頼性を維持するとともに、改ざんによる被害救済のため、私も本年三月十九日の法務委員会で法務当局にこの対応策を問いただし要請を……

第156回国会 法務委員会 第10号(2003/05/08、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、まず、本制度の趣旨及び目的についてお伺いいたします。  我が国における触法精神障害者及び精神障害受刑者に対する処遇は、特に西欧先進諸国に比較いたしまして非常に後れていると、その後進性が長い間批判されてまいりました。  例えば、一九八〇年八月の新宿バス放火事件、これは精神障害の男性がバスにガソリンをまいて炎上させ、乗客ら二十名を殺傷したという事件でございます。これは判決で心神耗弱とされまして、無期懲役が確定いたしました。そして、一般の刑務所に収容され、特別な治療を受けられないまま刑務所内で自殺したという件でご……

第156回国会 法務委員会 第11号(2003/05/13、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  本日は、菊田先生、黒田先生、お忙しいところ大変ありがとうございます。  まず初めに、菊田先生にお伺いいたします。  菊田先生は行刑改革会議のメンバーとしてこれから改革論議に携わられるということですので、その関係でまずお伺いしたいと思います。  大変基本的な、また大枠な質問ということになるかもしれません、あるいはまた行刑の思想にかかわることになるかとも思いますけれども、日本の行刑が抱えている最大の問題点というのはどこにあるとお考えなのか。また、目指すべき行刑改革の思想性といいますか、方向性の柱についてはどうお考えになっておられますでしょうか。

第156回国会 法務委員会 第12号(2003/05/15、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  それでは、まず法務大臣にお伺いいたします。  この法案で設けようとしている今回の制度は、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の処遇に関するものでございます。ところで、最近における心神喪失者等による他害行為の動向についてお答え願います。
【次の発言】 本法案第三十三条一項によれば、「検察官は、被疑者が対象行為を行ったこと及び心神喪失者若しくは心神耗弱者であることを認めて公訴を提起しない処分をしたとき、又は第二条第三項第二号に規定する確定裁判」、これは無罪若しくは刑の減軽ということになりますが、「確定裁判があったときは、当該処分をされ、又は当該……

第156回国会 法務委員会 第13号(2003/05/20、19期、公明党)

○浜四津敏子君 本日はお三方の参考人の皆様、お忙しいところ大変ありがとうございます。  まず、藤丸参考人にお伺いいたします。  今日いただきましたレジュメの中で、「3、触法患者の看護について」というところでございます。指定入院医療機関においては、特に患者さんに対しまして手厚い専門的な医療が提供されることになります。そこでは、看護師の方には大変ハードな仕事になるということが予測されております。司法精神科看護とでもいうべき分野の確立に向けた取組も同時に行われなければなりませんと先生御指摘になっておられますが、こうした看護師を支援する施策あるいは体制整備について、どのようなものが必要とお考えでいらっ……

第156回国会 法務委員会 第15号(2003/05/29、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  本法案につきましては、既に様々な角度と多様な観点から議論がなされてきたところでございます。そこで、まとめの意味も含めまして、手続の流れに沿って、聞き足りなかった部分をお伺いしていこうと思っております。  まず、本法案の提出の経緯について改めてお伺いいたします。  重大な他害行為を行った精神障害者の処遇に関しましては、これまで様々な経緯があり種々の角度から議論が行われてきたところでございます。この法律案は、こうした様々な議論が結実して作成されたものであると理解しております。  他方で、大阪教育大附属池田小学校における悲惨な児童殺傷事件が発生したこと……

第159回国会 経済産業委員会 第17号(2004/05/25、19期、公明党)

○浜四津敏子君 本日は、参考人の皆様、御多忙の中、貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。公明党の浜四津敏子でございます。  まず初めに、大西参考人にお伺いさせていただきます。  今般の改正を受けまして、今後、各企業では社内規程の整備を進めていかなくてはならないのではないかと思っております。阿部参考人のように知財の専門家が社内にいらっしゃる大企業であれば心配はないわけでございますけれども、そうした人材がいない全国の中小企業において社内規程の整備を進めていくということは決して容易なことではないと思われます。  この点、中小企業の知財戦略を支援されている弁理士として、中小企業が適切……

第159回国会 厚生労働委員会 第11号(2004/04/15、19期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、医薬基盤研究所についてお尋ねいたします。  医薬品等の開発は、ゲノム科学などのライフサイエンスの研究成果を活用することが世界的な潮流となっているようです。こうした中にあって、今回の医薬基盤研究所はどのような経緯で、またどのような目的で設置することとなったのか、厚生労働大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 次に、がん対策についてお伺いいたします。  がんの中でも乳がんというのは罹患率がトップでございます。患者数も年間約三万五千人を記録して、今後も増加する傾向を示しております。乳がんによる死亡者も年間一万人……


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 法務委員会 第7号(2004/11/16、20期、公明党)

○浜四津敏子君 本日は、参考人の皆様、大変お忙しい中おいでいただき、また貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。  公明党の浜四津敏子でございます。  初めに、山本参考人に御質問させていただきます。  山本参考人はかなり前からADRの御研究をしておられて、また実際のADRにかかわるお仕事もしてこられたと伺っております。そうしたお立場から、いわゆる今回ADR法が審議されることになったわけですけれども、この審議されるに至ったことについての率直な御感想、御感慨をお伺いできればと思います。
【次の発言】 今回の法案では、ADRをADR事業者の申請による国の認証制度としております。その所……

第161回国会 法務委員会 第8号(2004/11/18、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  前回に引き続いて御質問させていただきます。  本法律案は、認証ADRが行う和解の仲介のみならず、司法型及び行政型ADRや民間事業者が行う仲裁も含めまして、幅広いADRについて安心、安全な利用の促進を図っていく、これを目的としているものと思われますが、まず、ADRはその提供主体によりまして司法型、行政型、民間型と、こういうふうに分類されますが、それぞれの役割をどう認識しておられるのか、当局にお伺いいたします。
【次の発言】 司法型、行政型、民間型のADRがそれぞれその特性を生かしながら発展していくことが重要だと、こういう趣旨のお答えだったと思います……

第161回国会 法務委員会 第10号(2004/11/30、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  本日は、三人の参考人の皆様、大変貴重なお時間を取っていただき、貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。  まず、木村参考人にお伺いいたします。  参考人からいただいたこの書面によりますと、戦後の凶悪犯認知件数の推移というのは、このグラフによりますと急増をしているということがよく分かります。木村参考人は、この凶悪犯の増加に何も手を打たないのは時代錯誤であると、こういう御発言をされましたが、この凶悪犯が増加していると言われるその増加の原因、背景についてはどのように認識しておられるでしょうか。またもう一点、この凶悪犯の変化が急激だと、こういう……

第162回国会 厚生労働委員会 第18号(2005/04/28、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。  本日は、各地を回る中で寄せられた様々な現場のお声などに基づきまして質問をさせていただきます。  まず初めに、西副大臣にお伺いいたします。  現在、我が国には、強度の遠視や近視、両眼の視力が著しく異なる不同視、先天性の白内障などの原因によりまして、弱視や調節性内斜視などの眼疾患と闘っている子供たちがたくさんおられます。これらの病気は、治療しないまま放置いたしますと、低い視力のまま固定したり、正常な両眼視機能が発達しないなど、視機能に一生障害を残すことになります。しかし、視機能が発達する子供のうちに治療を受けることで症状が大きく改善又は完治するこ……

第162回国会 法務委員会 第5号(2005/03/18、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。  本日は、私の元に寄せられました現場の声に基づいて質問させていただきます。  まず第一点目は、重国籍について、国籍法見直しの観点からお伺いいたします。  世界の各国は、その国の構成員となる国民の要件、範囲をそれぞれ決めております。各国の国籍立法は、その国の歴史や背景、政策により様々な内容となっておりますから、どの国の国籍も持たない無国籍者や、あるいは複数の国籍を持つことになる重国籍者が生じると、そういう結果を招来しております。  日本では、国籍法の二条で原則として血統主義を取っております。この血統主義の中にも、父系、父親の方の父系血統主義と父母……

第162回国会 法務委員会 第9号(2005/04/05、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。  既に様々な角度から同僚議員より詳細な質疑が行われてまいりましたので、私は可能な限り重複しないように質問させていただきたいと思います。  まず初めに、法務大臣に、今回の改正の背景事情及びメリットについてお伺いいたしますが、今回の不動産登記法改正によりまして、筆界特定登記官が筆界の位置を特定する制度を創設するということとされておりますが、このような改正をする背景としてどのような事情があり、また、この制度を創設することにより国民の皆様にとってどのようなメリットがあるのでしょうか、お伺いいたします。

第162回国会 法務委員会 第12号(2005/04/14、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。  二〇〇〇年に人身取引防止議定書が国連で採択されまして、我が国も二〇〇二年にこれに署名いたしました。しかし、日本には八〇年代、九〇年代からタイ、フィリピン、中国、メキシコ、コロンビアなど、数多くの国々から女性が商品として送り込まれる人身取引が行われ、それが依然続いている現状にあると言われております。被害女性の支援団体の調査によれば、これらの女性には通常、平均五百万円にも上る架空の借金が課せられて、監禁され、売春を強要されてきたということでございます。  この現状に日本はこれまでどのように対処してきたのかというと、被害者である女性たちは、不法入国……

第164回国会 内閣委員会 第3号(2006/03/16、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず初めに、警察庁にお伺いいたします。  訪問看護、介護等の際の車の駐車許可についてでございます。がんで末期状態になったときには、自宅に戻り、家族や親しい友人とともに過ごしたいと、最期のときは自宅でと願っておられるがんの患者さんは多いのではないでしょうか。  昨年十月の厚生労働省のがん対策アクションプログラム二〇〇五では、がんの在宅療養、終末期医療の環境基盤整備をがん対策の柱の一つに掲げております。また今年の四月一日からは在宅の末期がんが介護保険の対象に追加されることになっておりまして、自宅で最期を迎えることを後押しする方向付けがなされております……

第164回国会 法務委員会 第3号(2006/03/22、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず初めに、少年の更生保護について法務省にお伺いいたします。  今国会に少年法の改正案が提出されておりますが、少年犯罪の凶悪化あるいは凶暴化を受けまして、二〇〇〇年十一月に少年法が改正されました。その改正の折に、公明党は、少年鑑別所、少年刑務所、家庭裁判所など現場視察をいたしまして、刑務官あるいは裁判官、調査官、保護司などの関係者の方々の御意見を伺った上で、少年の更生・社会復帰への支援拡充等に関する緊急提言を行ったところであります。本日は、このときの公明党の提言が現在までにどのように施策に取り入れられてきたのか、その取組につきまして、予算措置も含……

第164回国会 法務委員会 第10号(2006/04/13、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  本日は、お三方の参考人の先生、お忙しい中おいでくださり、貴重な御意見、御提言いただきまして、大変ありがとうございます。  今回の通則法案では、その表記の平仮名、口語化を図るとともに、実質的にも、諸外国における国際私法の立法動向を踏まえた上で、消費者や労働者に対する保護規定の導入など、弱い立場に立たされた人々の視点ということも踏まえた改正になっておりまして、その点をまず高く評価したいと思います。  国際私法は、かつてもう何年も前に学び、また実務でも使わせていただいた経験がありますけれども、身分関係、国際婚姻、国際離婚、あるいは国際養子縁組、国際相続……

第164回国会 法務委員会 第11号(2006/04/18、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  法の適用に関する通則法案第二節、法律行為についての質問から始めさせていただきます。  第七条、第八条、契約の準拠法についてお伺いいたします。  第七条では、法律行為の成立及び効力は当事者が選択できる、つまり当事者が合意した地の法によるのが原則とされておりますが、八条で当事者が準拠法の合意をしていない場合について、一項で最密接関係地を、二項で最密接関係地についての推定規定を設けております。  現行の法例第七条二項では、合意がない場合は行為地法によるとされているのを今回大幅に改正したわけでございます。なぜこのように改正されたのか、現行法例七条二項では……

第165回国会 法務委員会 第4号(2006/11/30、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  信託法の改正についてお伺いさせていただきます。  今回の信託法の改正は八十年ぶりの抜本的な改正でございます。現行信託法が七十五条から成っているのに対しまして、改正法案は二百七十一条と、大変大幅に増えております。今回の改正では、多様なニーズにこたえて様々な新たな信託の類型を創設することなどから、信託は今後多くの国民の方々に利用されることになると思います。それに伴いまして信託法への関心も高まり、また信託を利用する方々及び関係実務者の方々の間で信託法の条文の正確な意味するところ、また条文の趣旨といったものが問題になるケースも増えてくるのではないかと思い……

第165回国会 法務委員会 第5号(2006/12/05、20期、公明党)

○浜四津敏子君 本日は、三名の参考人の皆様、大変御多忙の中おいでいただき、貴重な御意見を賜りまして、大変ありがとうございます。公明党の浜四津でございます。  今回の改正で、信託をこれまでの特殊な法律関係から一般的な法律関係に大きく変えることになると言われております。信託へのニーズが高まっていると、そのニーズに対しまして現行法では十分に対応できないということが背景にあるかと思いますが、今回の改正によりまして多くの国民の方々の利用の可能性が広がっていくことが考えられます。中でも、特に高齢者や障害者の方々の財産管理を図るための制度としても着目されているところでございます。  そこで、私は、福祉型信託……

第166回国会 法務委員会 第3号(2007/03/20、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず初めに、長勢法務大臣にお伺いいたします。  法務省のいじめ問題に対する取組でございますが、学校におけるいじめは昨今ますます深刻の様相を見せておりまして、社会的にも大変大きな関心を呼んでおります。ある学校の現職の先生に伺いましたら、恐らく全国の学校でいじめのない学校というのは一つもないだろうと、そういう大変ショックなお話を伺ったことがあります。政府の教育再生会議でも、社会総掛かりで教育をと、こういう提言がありましたが、まさしくいじめも本当に社会総掛かりで取り組んでいかなければならない問題であろうと思います。  法務省は平成十八年度補正予算で、新……

第166回国会 法務委員会 第9号(2007/04/26、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず初めに、今回の法改正の背景及び理由について法務大臣にお伺いいたします。  戸籍は国民の出生から死亡に至るまでの親族的な身分関係を登録してこれを公証する制度であります。今回の改正は、このような戸籍について、現行の公開原則を制限する内容となっております。どのような背景、理由から今回このように見直すこととしたのか、また公開の原則の在り方を改めたのか、お伺いいたします。  また、最近の戸籍に関する不正事件の件数及びその典型的な事例にはどういうものがあるのかを大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 今のお話では、行政書士の方の不正請求が多いということで……

第166回国会 法務委員会 第11号(2007/05/15、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  法案の質問に入る前に一つ、法務省の関連ですのでお伺いしておきたいことがございます。熊本のいわゆる赤ちゃんポストのことでございますが、私自身は、失われていたかもしれない命が救われるという意味で賛同している一人でございます。また、病院の関係者の方に敬意を表しているものでございますので、温かい目でこれを見ていっていただきたいなというふうに思っておりますが、五月の十日に三歳の男の子が預けられたということが発覚したというニュースがございました。  よほどの事情があったんだろうというふうに思いますけれども、この赤ちゃんのもう域を超えた三歳の子供を預けるという……

第166回国会 法務委員会 第13号(2007/05/22、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。前回に引き続きまして質問させていただきます。  ところで、前回、私はホースセラピーについて質問をさせていただきました。是非ホースセラピーを少年の更生に活用してもらいたいと、こういうお願いをいたしましたところ、法務省からは、熱帯魚を飼わせていますとか、あるいは犬を飼わせていますとか、ペットによるいやしのようなお答えがありまして、これは正確な認識をしていただいていないなと大変残念に思ったところでございます。  ホースセラピー、乗馬施設でやっておりますし、また、乗馬施設に少年たちが行かなくても、馬を少年院に連れていって、そこでホースセラピーということも実施……

第166回国会 法務委員会 第19号(2007/06/12、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず、法案の質問に入る前に、内閣府の方お見えになっていらっしゃいますか。  犯罪被害者等給付金の拡充につきまして、現在、内閣府に設けられました経済的支援に関する検討会において、今年の末までに結論を出すことを目指して検討が進められていると伺っておりますけれども、その検討状況についてお尋ねいたします。
【次の発言】 内閣府の方、質問は以上ですので、どうぞ結構でございます。  次に、大臣にお伺いいたします。被害者参加についてでございます。  長い間犯罪被害者は、日本の刑事手続の中では証拠として扱われるだけで、裁判自体は被害者抜きで進められてまいりました……

第166回国会 法務委員会 第20号(2007/06/13、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  お三方、本当にお忙しい中、国会にまで足をお運びいただきまして貴重な御意見を賜り、ありがとうございます。  まず初めに、奥村参考人にお伺いいたします。  今回の損害賠償命令制度は、一部マスコミ報道などでは附帯私訴という表現が使われておりまして、私どももちょっと頭が混乱していたんですが、先ほどの御説明で、今回の日本の制度、導入しようとしている制度はフランス、ドイツ等の附帯私訴とも違う、また、名前は同じだけれども、アメリカ、イギリスの損害賠償命令とも違うと、こういう御説明をいただきました。  どちらとも異なるということなんですが、なぜどちらとも違って我……

第166回国会 法務委員会 第21号(2007/06/14、20期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。前回に引き続きまして質問させていただきます。  今、いろいろ質疑応答、やり取りがあった点でございますが、改正後の刑事訴訟法三百十六条の三十八、ここでは、裁判所は、被害者参加人又はその弁護士から事実又は法律の適用について意見の陳述をすることの申出があるときは、相当と認めるときは、訴因として特定された事実の範囲内で意見を陳述することを許すものとすると、こう書いてありますが、そもそも、事実又は法律の適用についての意見というのは具体的にどのような意見を想定されておられるんでしょうか。整理して明確にお答えいただきたいと思います。


21期(2007/07/29〜)

第168回国会 予算委員会 第2号(2007/10/16、21期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。  総理は所信表明で、我が国は真に消費者や生活者の視点に立った行政に発想を転換しなければならないと述べられました。生活者の政治を掲げる我が党としても全く同感でございます。それは、政治も行政も国民の皆様のため、国民の皆様に奉仕する、これが本来の使命のはずだからでございます。是非大きく変えていきたいと思っております。  その思いで、少し細かい質問になりますけれども、今日は医療行政に絞って、真に患者さんの立場に立った医療を前進させることを中心に質問をさせていただきます。  まず、厚生労働大臣にお伺いいたします。  今、妊婦さんは子供を産む病院を探すのに……

第169回国会 文教科学委員会 第2号(2008/03/25、21期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  私は、まず学校給食における食の安全についてお伺いしたいと思います。  最近、殊にお子さんを持つお母さんあるいはお父さんたちとお話ししますと、必ず出てくるのが食品の安全性の問題でございます。本年一月三十日に、毒性の強い農薬が混入した中国製の冷凍ギョーザによる中毒事件が起きていることが明らかになりました。その後、回収された中国製冷凍食品から次々と農薬が検出されておりまして、中国製食品に対する国民の皆様の不安は著しく高まっております。主婦の方々にお話を伺いますと、家族の健康を守るためにはもうなるべく国産の食品を、食材を買うと、こういうお話でございますが……

第169回国会 文教科学委員会 第4号(2008/03/31、21期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず、大臣にお伺いいたします。  よく指摘されますように、現場の学校の先生は雑用で忙し過ぎて子供と向き合う時間がないと、これは教育再生の議論の中でも大きな問題になったことの一つでございます。  文部科学省の調査でもこのことが明らかになっておりますが、現場の先生からは、いろんな手紙なり、あるいは電話とかファクスとか、いろいろな声が届いておりますけれども、この調査で出た数字以上に現実には教師は非常に忙しいんだと、教師に対してしっかりしろと言う前にこの雑用を減らして本来の教師としての仕事をさせてほしいと、こういうのが共通した声でございます。その一例とし……

第169回国会 文教科学委員会 第10号(2008/06/10、21期、公明党)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。よろしくお願いいたします。  まず初めに、学校保健法関連につきまして池坊副大臣にお伺いいたします。  ぜんそくやアトピーあるいは食物アレルギーなどのアレルギーを持つ子供が増えております。こうした子供たちが安心、安全そして快適に学校生活が送れるように、そういうことで今回、この四月に、学校生活管理指導表、これがその指導表でございますが、それと学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン、これが作成をされました。私は、これ、中身見てみましたけれども、管理指導表も、またガイドラインも大変画期的で、内容も大変充実した内容になっていると思っております。  と……



各種会議発言一覧

16期(1992/07/26〜)

第126回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1993/02/19、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 先生、本日は大変ありがとうございました。簡単に二点お伺いしたいと思います。  先ほどのお話の中で、フランスは高齢化社会にならないだろうというふうに言われている、高齢化の抑制を図っているというふうなお話がございましたが、これは統計の上での分母をふやす、例えば若年の外国人労働者をふやすとか、そういう方法で抑制しているという意味なんでしょうか。それが第一点でございます。  それから第二点は、今の四十代、そしてまた十代の老後は惨たんたるものだというお話を伺いまして、私自身四十代でして、また子供が十代ですので何か本当に先行きが暗い思いがいたします。  実は、今の十代の子供たちの健康状態を……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1993/04/16、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それでは、まず厚生省にお伺いいたします。  高齢者福祉のあり方、施設ケアから在宅ケアへの移行が図られてきておりますが、現状のままでは家庭で介護する家族の負担が大変重くなっております。それは、物理的にもまた経済的、金銭的にも大変負担が重いという実情にあります。まことに施設と在宅との間では費用負担の著しい不均衡があるというふうに言われております。こうした在宅介護をしておられる家庭の負担を軽減するための対策についてお伺いいたします。  まず、年金制度による介護給付ができないものかどうか、年金の介護加算ができないかという点でございます。現在の年金の給付水準、介護は全く念頭に置いておりま……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1993/04/23、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それでは、建設省の方にまずお伺いいたします。  私ども高齢者の方々から寄せられる御相談の中で、先ほどお話がありました民営借家、いわゆる民間アパートを借りていらっしゃる方からの悩みが多く寄せられます。家賃が高い、そしてまた、明け渡しを求められているけれども移り先がない、こんな悩みが多くあります。ある方は、男性の高齢者の方ですけれども、不動産屋さんに移転先を一生懸命見つけにいったときに、どうしても貸してくれない。そのときに不動産屋さんの方が、これが女性だと、おばあちゃんだとまだ何とかなるけれども、男性の高齢者はどこも貸してくれないんだよねと、こういうお話をちょっと耳にしまして、その……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1993/05/21、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 本日は、大変貴重なお話を伺わせていただきましてありがとうございます。  先ほどの先生のお話の中で御用意いただきましたこの資料の表四、そして表五。表四は一九九〇年における六十五歳以上の割合、これを見ますと、日本は一二・一、それに比べましてアメリカが一二・六、これに対して表五では、三十五年後、二〇二五年における六十五歳以上の人口の割合、ここで逆転いたしまして日本が二七・三、アメリカが一八・五と、こういう数字を御説明いただきました。そして、何が違ってくるのか。その原因としてアメリカでの移民政策とそれからベビーブームの期間の長さが違う、これによって違いが起きていると、こんなお話をいただ……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1993/05/31、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 世界でも例を見ない急速度の超高齢化社会を迎えようとしている我が国においてこの超高齢化社会にいかに対応していくのか、その明確なビジョンとシナリオをつくることが緊急の課題と言われ、さまざまな取り組みが試みられてきました。これまでの取り組みと現状における問題点、そして今後どうあるべきかについてこれまでの調査会での調査を踏まえて意見を述べさせていただきます。  今後目指すべき福祉社会の基本は、すべての人々がいかなるハンディを持っていようと、その人の個性と能力などに応じたその人なりに生きがいの持てるノーマライゼーションの実現にあると考えます。その実現のための具体的な問題点を幾つか指摘させ……

第128回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1993/10/27、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 浜四津でございます。今回、海外視察の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございました。  清水議員の報告で事実関係につきましては尽きていると思われます。私は、それに補足いたしまして個人的な感想を四点述べさせていただきます。  訪問させていただいた各国、ともにその文化、歴史、国民性、また国民と政治、行政のあり方あるいは経済状況などに応じまして、独自の高齢者福祉の取り組みをそれぞれされておりました。これらいずれも福祉先進国と言われている国々が試行錯誤しながら築いてきたさまざまな制度や考え方から私たちが学ぶべき点は何なのかを考えながら視察させていただきました。  時間の関係もあ……

第128回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1993/11/12、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 それでは、まず労働省の方にお伺いいたします。  雇用保険についてでございますが、雇用保険法は昭和二十二年制定の失業保険法の目的である失業補償に加えまして、昭和四十九年に失業予防機能をあわせ持った新しい形で誕生して今日に至っております。この間、雇用を取り巻く経済情勢は大変大きな変化が続きまして、殊に最近では長期不況の影響で失業給付が急増してきたというふうに言われております。さらに高齢化社会を迎えまして、高齢者の雇用継続あるいは再雇用など雇用の確保の要請もますます大きくなってまいりました。  こうした高齢者の方々の雇用の現場では、定年後の継続雇用や、あるいは再就職後の給料が従前の給……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1994/02/24、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 先生、きょうは大変ありがとうございます。  今回、国民福祉税の構想が出てきました。それをきっかけといたしまして日本のこれからの福祉のあり方、そしてまた負担のあり方、あるいは目指すべき方向性についてようやく国民的な議論が少し始まった段階かというふうに思っておりますが、その一番基本的な問題について教えていただきたいと思っております。  私たちはよく、生活大国を目指す、こう言っておりますけれども、生活大国と言える条件といたしましては、やはり一人一人安心して暮らせる、また安定的な生活、そしてまた安全な生活、それを制度化していく、その制度化ができれば一応生活大国としての基本的なところは充……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1994/03/16、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。本日は貴重な御意見を伺わせていただきまして、またいろいろお教えいただきましてありがとうございました。  私は二点お伺いしたいと思います。一点は、先ほどと重複する点もございますが、働く女性と年金についてお伺いしたいと思います。第二点目は、公平な年金制度の確立について御意見を伺いたいというふうに思います。  まず第一点の働く女性の年金でございますが、統計によれば、現在、働く女性は約二千万人近くになっておりまして、全雇用労働者数の約四〇%を占めていると言われております。ただ、働く女性の約八〇%は中小零細企業に集中しておりまして、賃金格差とかあるいは男女差別……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1994/03/18、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 本日は大変ありがとうございます。  公明党の浜四津でございます。  先生がエコノミストにお書きになっておられる論文、「累進消費税導入で社会保障を 高齢化社会における政府の役割と財源」、こういう題でお書きになっておられます。この関連でひとつお伺いいたします。  先生おっしゃっておられますように、年金、医療、介護など、国民福祉の財源をどうするかというのが最大の政策課題になっております。二百兆の赤字を抱える、あるいは超高齢化社会を迎える、こういう状況にありまして、この財源につきましては嫌だと言って避けて通るわけにいかない問題として突きつけられております。そんな中で国民福祉税構想が起こ……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1994/03/24、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 本日はいろいろお教えいただきましてありがとうございます。  介護は、なかなか医療のような体系化はまだこれからでございます。これからどう体系化し、また現状に的確に対応できるかというのが問題かとは思いますけれども、そのうちの体系化の確立の一つとして、社会福祉士あるいは介護福祉士の資格化というのは大変評価できるものと考えております。  これらの資格を取られた方々は、まだいわば草創期と言える段階かと思いますので、それぞれ一生懸命努力され、また御苦労されているかと思います。一つには、社会福祉士の方々は大変広範な専門知識を身につけられ、また技術の面でもケースワークあるいはグループワーク、コ……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1994/04/13、16期、公明党・国民会議)

○浜四津敏子君 本日は、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  ことしは先生おっしゃいましたように国際家族年で、家族につきましていろいろなところで語られておりますが、殊に日本における家族の特色として少子化あるいは高齢化、そしてまた多様化というような点が挙げられております。  それぞれその要因なりあるいは対応なりが議論されております。殊に少子化、そして高齢化についてはかなり議論がなされてきているというふうに感じておりますが、多様化している家族、この家族にどう対応し、対応という言葉が適当なのかどうかわかりませんけれども、どう受け入れていけばいいのか、こういう突き詰めた議論がなか……


17期(1995/07/23〜)

第140回国会 法務委員会民事訴訟法改正に伴う情報開示に関する小委員会 第1号(1997/06/10、17期、平成会)

○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  竹下先生、本日は御多忙の中、大変ありがとうございます。私も竹下先生の民事訴訟法を学ばせていただいた一人でございます。  小委員会では、精力的に検討、議論あるいは審議を進めてこられているという御報告をいただきました。この検討、議論あるいは審議の方向性につきましては、当然のことといたしまして、昨年四月から六月にかけて行われました国会審議の経過を十分に踏まえること、具体的に言いますと、附則の二十七条また附帯決議の内容を尊重したものとされていると思います。  この経過あるいは内容を当然の前提として、部会、小委員会あるいは研究会のメンバーの方々はほとんどが……


20期(2004/07/11〜)

第162回国会 憲法調査会 第6号(2005/04/06、20期、公明党)

○浜四津敏子君 この五年間、本調査会等で活発な議論が行われ、また多くの識者の皆様から参考人として多方面にわたり有益な御意見が展開されました。それらを学び、踏まえた上で、私見を述べさせていただきます。  私は、憲法は時代や社会の変化、進展に応じて変えていいと思っております。不磨の大典ではない、その意味で見直しは当然あってよいと考えております。  しかし、憲法を見ればその国の姿が分かると言われるように、憲法は端的に国の在り方、国の姿を示します。したがって、憲法をどう変えるのか、その方向性については、当然、これからのより良き日本の国の姿を描きながら、それに沿った改正がなされるべきことが求められます。……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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