このページでは山本一太参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山本一太参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○山本一太君 初めて質問をさせていただきます自由民主党の山本一太でございます。 質問の前に、まず最初に、倉田自治大臣に一言申し上げたく存じます。 大臣、私は昨年の七月に初めて参議院議員として当選をさせていただきまして、それからほぼ一年がたったわけでございます。全くの新人議員であります私がこのようなことを申し上げるのは大変僭越でございますけれども、私は、よく言われております参議院改革とかあるいは参議院の独自性という問題は、これはイコール参議院議員改革であり、また参議院議員一人一人の独自性の問題に置きかえられると、このように思っているわけでございます。すなわち、参議院議員一人一人が高い見識と行……
○山本一太君 それでは、私も同僚の馳委員に負けないように張り切ってやらせていただきたい、このように思っております。 本日は私も環境特別委員会における初めての質問ということですから、まず最初に石井長官に一言申し上げたい、このように思っております。 長官は、言うまでもなく私ども良識の府である参議院から、特に環境重視ということが叫ばれている状況の中で環境庁長官という大変な重職につかれたわけでございます。 一年生議員の私がこういうことを言うと大変潜越なんですが、私は今よく言われている参議院改革というのは実はこれは参議院議員改革であると常々思っておりまして、個々の議員が、衆議院とは違う六年という期……
○山本一太君 今、河本委員のおっしゃった諌早湾の問題につきましては、私も自由民主党の立場から申し上げたいこと山ほどあるんですけれども、きょうは質問時間三十五分ということですから、アセス法関連の別の問題、温暖化防止京都会議について、ここに焦点をちょっと絞らせていただいて質問をさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 環境アセス法案というのは、個々のプロジェクトに対して環境の汚染を未然に防ぐ、これが主な目的だと思いますし、今回のアセス法案の見直しの中で、評価の対象を見直すということで、この中に温暖化も入ってきていると思うんですね。これに対して、温暖化対策というのは……
○山本一太君 馳浩委員にきっちり時間どおり渡していただいたんですけれども、三十分という限られた時間ですから、前回の質問で取り上げさせていただいた地球温暖化対策について、きょうはフォローアップの質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 前回私は大臣に、この十二月の京都会議、COP3を控えて、日本が一刻も早くホスト国として国別報告書をつくる、すなわち政府の統一見解をまとめていただきたいという要望を申し上げたわけであります。その要望に基づいて一刻も早く国際社会に向けては数値目標を示すことが急務だというふうにお話を申し上げた次第であります。 そのときには通産省の担……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 本日は、関根理事初め先輩の御好意によりまして六十分も質問時間をいただきまして、白川大臣にも初めて御質問をさせていただくということで楽しみにしてまいりました。張り切ってやらせていただきたいと思います。 まず最初に、白川大臣に一言申し上げたいと存じます。 大臣、私は、きのうからきようにかけて、サンプルは十五人ぐらいですけれども、妻も含めまして政治家でない人間に、白川大臣についてどう思うかという調査をいたしたわけでございます。それがこの結果でございまして、これはお世辞ではありませんけれども、一番多かったのは論客である、かなり論客らしいということ……
○山本一太君 きょうは初めて警察行政について質問をさせていただく機会を得まして、どうぞよろしくお願いいたします。
暴対法の改正について伺う前に一言伺いたいと思うんです。
先日から大変世間を騒がせております例の神戸市須磨区の小学校六年生の殺害事件、その残虐性とか犯人の異常性、そういったことがかなり大きな衝撃を与えているところですけれども、この事件の捜査状況について何かつかんでいることがあればちょっと御説明願いたいと思うので、どうぞよろしくお願いします。
【次の発言】 今おっしゃったようにこれは本当に許しがたい事件でございまして、地域の住民の生活にも直接いろんな影響を与えております。父兄が子供……
○山本一太君 本日は、先輩議員の皆様の御好意によりまして、初めて橋本総理、外務大臣、そして防衛庁長官に御質問させていただく貴重な機会をいただきました。もう随分議論は出尽くした感がありますけれども、あと四十一分、張り切ってやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、橋本総理に一言申し上げたいと思います。 総理、私は昨年の八月に、アメリカ民主党のシカゴで行われた党大会に同僚の若手議員と一緒に視察に参りました。巨大なシカゴのコンベンションセンター、これはマイケル・ジョーダンがいるシカゴ・ブルズで有名なバスケットボールチームの本拠地でもあるんですけれども、この大コン……
○山本一太君 メルコスルの話とかODAとか、いろいろお聞きしたいことはあったんですが、質問時間が二分以内ということですから、一問だけ簡単にお聞きしたいと思います。 先ほど塚田大使の方から安保理の改組の問題が出たんですが、今、小渕外務大臣に会長をやっていただいている日本の国連貢献を考える議員研究会という議連の事務局長をやっておりまして、常任理事国入りの議論を自民党内で少し活性化させようという運動をやっております。 安保理改組の枠組み決議は、どうも今の状況ではなかなか年内には通らないという状況のようなんですけれども、ブラジルの大使によると、どうもブラジルに地域代表は固まりつつあるようなお話もご……
○山本一太君 小渕大臣は私と同じ群馬県、上州の御出身でございまして、今私の地元では福田、中曽根総理に次ぐという期待を込めて第三の男、こういうニックネームで呼ばれているわけでございます。きょうはその地元の大先輩に、自民党両理事の御好意もありましたけれども、こうして外務委員会の場で初めて質問をさせていただくということで大変うれしく光栄に存じております。 いろんな意味も込めて、きょうは一時間ということでまず国連の話、特に安全保障理事会の改革の話とODAの話を中心にこれから大臣の御見解をいろいろ伺っていきたいと思うんですが、その前に一言だけ大臣を御激励申し上げたい、このように思っております。 大臣……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。きょうは、初めて大木大臣に御質問させていただきたいと思います。 京都会議もいよいよ間近に迫ってまいりまして、大臣におかれましては交渉の道筋を何とかつけようということで連日飛び回っておられる大変多忙な毎日だと思いますけれども、大臣の御努力に対します一言敬意を表させていただきたいと存じます。 私は、この間のテレビのニュースを見ておりまして、ボンの事前会議はたしか大臣は行かれなかったので東京の会議だと思いますけれども、大木大臣が背の高いヨーロッパの閣僚と通訳を介さずにいろいろ会話を交わしたり意見交換をしているシーンが出まして大変心強く思ったわけでご……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 本日は、商工分野のスペシャリストとして尊敬する同僚の平田耕一理事の御命令で交通・情報通信委員会から出向してまいりました。まだまだ深い勉強が足りない状況でございまして、きょうは大臣を困らせるような質問はございませんので、どうか御安心をいただきたいと思います。 時間的な制約もございますので、大店立地法とそれから中心市街地活性化法につきまして、幾つか基本的な質問をこれからさせていただきたいと思いますので、御答弁の方をどうぞよろしくお願いしたいと思います。 まず最初の質問ですけれども、御存じのとおり、大店法という法律は非常に歴史の長い法律でござい……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。先般地方行政委員会からこの交通・通信委員会に移籍をしてまいりました。この分野はまだ新人でございますが、同僚の景山委員とそれからスペシャリストの保坂委員に御指導いただいて勉強中でございます。きょうは、この当委員会での初めての質問ということなので、まとまらない話も出てくるかと思いますが、御答弁の方ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。 同時にまた、就任以来大変御活躍なさっている自見大臣の御苦労に対しても二言敬意を表させていただきたいと思います。 最初はゼネラルな質問なんですけれども、NHKの方に伺いたいと思います。 先ほどからお話が出てお……
○山本一太君 大臣、私は政治家ですから、一応自分でこの目で見たものしか信じないようにしておりまして、基本的に情報というものはちゃんと現場に出かけていって視察して、見聞きして集めるものだというふうに思っております。残念ながら今回はその時間もありませんし、私ルーキーですので、大臣を困らせるような質問は幸か不幸かできません。御安心していただきたいと思います。 いずれにしろ、トップバッターですから、三十分間という時間なので、今度の法案、特定公共電気通信システム開発関連技術に関する研究開発の推進に関する法律案、ちょっと長過ぎる名前だと思うんですが、この法案のコアについて基本的なポイントだけ幾つかお尋ね……
○山本一太君 自民党の山本一太です。 航空法の改正について質問をさせていただく前に、先ほど同僚の景山委員の方からもありましたけれども、インドネシアの現在の情勢、政治危機と言ってもいいと思いますけれども、それに対する運輸省の対応について、私も大臣に一言だけ御要望を申し上げたいと思います。 さっき大臣のお話にあったように、運輸省の方もいろいろな行動を今とっていらっしゃるということです。民間航空機の臨時便をふやしたりチャーター機を準備したりしていらっしゃいますし、あるいはまた海上保安庁の方から二隻の巡視船、「みずほ」と「えちご」ですか、「みずほ」はもう出て、「えちご」はもうすぐ出るというようなお……
○山本一太君 総理、私は本委員会のメンバー、正規軍ではなくて出向でございますが、きょうは釜本邦茂理事初め先輩委員の御好意でこの貴重なチャンスをいただきました。私の持ち時間は一時間、六十分ということですが、大変いいチャンスなので一つ一つの質問を自分の言葉で、魂を入れてやらせていただきたいと思いますので、魂を込めた御答弁をお願いしたいと思います。 さて、法案の内容についての審議につきましては、衆議院の方でも随分議論がございましたし、今、私の同僚の村議員、音楽仲間でもあるわけですが、林議員の方からもいろいろお話がありました。重複を避けるために私の方は関連質問ということで、財政全般ということですから……
○山本一太君 自由民主党の山本一太です。 午前中自民党にいただきました時間あと三十分ですので、三十分で御質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、上杉国家公安委員長に一言伺いたいというふうに思います。 大臣、私は国連や開発援助の仕事で先進国、途上国問わず随分いろんな国に参りました。アジアのちっちゃい国もあったし、アフリカのちっちゃい国もあったし、中近東の奥もありました。そういう国には治安の悪いところも随分ありまして、私自身も例えばパプアニューギニアで盗難に遭ったり、路上で恐喝に遭いそうになったり、いろんな事件がございまして、そういう出張をするたびに、改めてやはり治安がいい、日本が……
○山本一太君 本日のトップバッターを務めさせていただきます自民党の山本一太でございます。 きょうはNHKのテレビ中継が入っているということで、私は早口なんですけれども、ゆっくりしゃべれというように言われておりまして、余りユーモアも交えないで、ゆっくり落ちついて質問をさせていただきたいと思います。小渕総理、それから宮澤大蔵大臣、経済企画庁長官、金融監督庁長官にそれぞれ御質問をさせていただきたいと思いますので、落ちついてゆっくりとまた御答弁をいただければと、このように思っております。よろしくお願いをいたします。 まず最初に、小渕内閣の目玉ということで、就任以来、伸び伸びと御活躍をいただいており……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 きょうは、初めて野田聖子郵政大臣に質問をさせていただきます。ちょっと時間が三十分と短くて残念なんですけれども。 先日、大臣を同世代の議員六人で大臣室にお訪ねをいたしまして、一緒に昼食をとりながらいろんな懇談をさせていただきました。戦後最年少の大臣ということだし、小渕内閣の目玉ということでさぞかしプレッシャーの中でお仕事をされているんじゃないかと思いきや、もちろん陰では苦労していらっしゃると思いますけれども、表面的には野田大臣らしい自然体でお仕事をなさっている様子で一同大変ほっといたしました。人気の面では、筆坂先生から拍手があるぐらいですから……
○山本一太君 自由民主党の山本一太です。 昨日、小渕総理のお国入りに同行いたしました。小渕政権八カ月の中で、個性を失わず一つ一つ実績を積み重ねておられる同世代の野田聖子大臣に大きな期待を寄せつつ、まず、NHKに放送倫理の問題について質問させていただきます。 テレビが取材の過程とかあるいは番組をつくる過程できちっとした基本姿勢を持たなければいけない、すなわち放送倫理というものを持たなければいけないということが極めて重要だということは申し上げるまでもない話だというふうに思います。社会的なメディアの影響力の大きさから考えて、この点を間違えると非常に大変なことになるというのは、先日のテレビ朝日のダ……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 この道路運送車両法の一部改正の法律案をきのうの夜、一ページ目からずっと見てきたんですけれども、結論から言うと余り大きな問題があるようにも思えないので、きょうはそんな難しい質問はありませんので、大臣は御安心の顔をされていると思うんです。 規制緩和の流れの中で今までも検査とか点検整備の制度というものは見直しを行ってきたということなので、これは規制緩和の大きな流れの中の一環だというふうに思いますし、自動車技術の進歩とかあるいは使用形態の変化とかに対応した見直しでもあるということで、その考え方も非常にクリアだという気がいたします。 さらに、この改……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 ただいま六名の公述人の方々から、それぞれこのガイドライン関連法案に賛成または慎重、反対のお立場から貴重な御意見を述べていただきました。ありがとうございます。 私はいわゆる戦争を知らない世代の国会議員ではございますけれども、皆さん方のお話を伺いながら、先ほどもこういう表現がございましたけれども、太平洋戦争で唯一地上戦を経験して多くの犠牲者を出された、しかも基地の問題をずっと抱えてこられた沖縄の方々の痛み、そういう痛みを感じながら生活をされているということを感じました。そのことは真摯に受けとめなければいけないというふうに感じた次第でございます。……
○政務次官(山本一太君) このたび外務政務次官に就任をいたしました山本でございます。 立木委員長を初め、委員各位の皆様方に謹んでごあいさつを申し上げます。 東総括もおっしゃったように、私の沖縄、北方領土問題に関する姿勢は、大臣そして総括政務次官と全く軌を一にするものでございます。 沖縄に関する事項につきましては、SACOの最終報告の着実な実施、そして九州・沖縄サミットの成功に向けて誠心誠意努力をしてまいりたいというふうに考えております。 また、北方領土問題につきましては、今世紀中に起こったことは今世紀中に解決をするという姿勢で取り組み、東京宣言に基づく平和条約の締結に全力で取り組んでま……
○政務次官(山本一太君) このたび外務政務次官に就任いたしました山本でございます。 参議院外交・防衛委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 二十一世紀を迎えようとする国際社会は、冷戦の終えんを経て、さまざまな新しい課題に直面しております。大量破壊兵器及びミサイルの拡散の危険性が増大し、テロが深刻化するなど脅威が多様化しています。このような諸問題に取り組むため、我が国は主導的役割を担う決意であります。 政務次官就任後、約一カ月が経過しましたが、この間、米国、インド、パキスタン及びドイツを訪問し、核不拡散問題や環境問題などのグローバルな問題に取り組む機会を得ました。 まず、核……
○政務次官(山本一太君) 今、荒木委員御指摘のように、CTBTをアメリカの上院が批准を拒否したというのは、このCTBTについて長年コミットしてきた日本政府にとっても大変なショックでございまして、このニュースを聞いてもうその次の日に河野大臣にすぐアメリカに飛べと言われまして、国務長官を初め議会関係者にも会ってまいりました。 確かに、御指摘のとおり、このCTBT批准・発効のハードルはなかなか低くないというふうに思いますけれども、このCTBTをしっかりとした実効性のあるものにするためには、やはりクリアをしなければいけない条件であるというふうに考えております。アメリカは、上院が批准を拒否したわけでご……
○政務次官(山本一太君) 私は、河野外務大臣と同じようにたばこを吸いません。
政務次官就任以来、最初の三週間で四カ国ぐらい出張させていただきましたが、どの国際線の飛行機に乗ってもほとんどたばこを吸うスペースがない、こういうことで、この問題に対する世界の考え方の流れというものを身をもって経験いたしました。
先生がおっしゃった外務省が率先してという件でございますけれども、これは関係各局とよく相談をしながら、国民的な合意を形成する議論を深める中で考えていくべきではないか、このように思っております。
【次の発言】 益田先生が今おっしゃった、アメリカの上院のCTBT否決のニュースを受けまして、もうほ……
○政務次官(山本一太君) 私は、国会議員になる前もなってからもずっとこのODAの問題に深くかかわってまいりまして、阿曽田先生のおっしゃっているポイントは大変大切なことだというふうに認識をしております。 一般的に言って、先生のおっしゃったODAが戦略的に使われているかという点につきましては、国際会議などでは日本に対する途上国からのいろいろなサポートがあるということから見ると、一般的にかなりODAは役に立っているという認識は持っております。 特に、WTOにおいては、先生おっしゃったように、百三十五カ国の加盟国の中のほとんど、四分の三ぐらいは途上国でございまして、この意味では、まさしくおっしゃっ……
○政務次官(山本一太君) 昨日、浅尾委員から御質問があるということを聞きまして、必ずその点を突いてこられるんじゃないかというふうに思っておりました。 今、論文を書いた経緯をいろいろ御質問を聞きながら考えていたんですが、一昨年の十一月に、浅尾委員を含む七人の超党派の議員と北朝鮮に対する戦略的外交を考える会というのをつくりました。この会の目的は、日本の北朝鮮政策、今までの北朝鮮政策をレビューをして、研究をして、バランスのとれた対話と抑止、これに基づいた政策提言をしようというのが一つの目的。もう一つは、北東アジア全体の安全保障の枠組みについて、これも研究をして提言するということだったというふうに記……
○政務次官(山本一太君) 今、EUとそれからEUが向かっていこうとする方向あるいはEUを取り巻く安全保障等につきましては河野大臣と東総括の方からお話がございましたので、繰り返しになってしまうものですから、私が感じていることをそれに関連して一言だけ申し上げたいと思います。 先々週、私の妻が国連の仕事でコソボに行きまして、数日前に帰ってまいりました。改めてコソボ問題の難しさというのを妻との話の中で思うと同時に、コソボに展開しているいろんな関係者、国連、そしてOSCE、その活動を聞く上で一つ思ったことは、日本とヨーロッパというのはどういう関係をこれからつくっていったらいいのだろうと、こういう問題意……
○政務次官(山本一太君) 難しい質問でも、いつも益田委員が政務次官にまで御質問していただけることを大変感謝を申し上げたいと思います。 もう大臣と総括のおっしゃったことに尽きると思いますので、私はつけ加えることはほとんどございませんが、さっきクローニンさんの例を出されたんですけれども、大きなカヌーの揺れができるだけ大きくならないように日本外交としてできることを考えていく、こういうことに尽きるんじゃないかと思います。
○政務次官(山本一太君) 今の個別のケースにつきましては、私自身も余りまだ細かい情報がないんで、ここで申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、参議院の国際問題調査会で、田先生と御一緒にODAのあり方の小委員会をつくって、十回以上にわたってODA基本法の検討も含めて議論をさせていただきました。特に、田先生からいろんなことを学ばせていただきました。これだけODAが大きくなった中で、ODA基本法というのは、その透明性を担保し、そして国民の理解を得るために一つの考え方であると思います。 しかし、その十何回の議論の中でも、プロ、コン、いろいろ出ましたけれども、やはり外交政策の中心である……
○政務次官(山本一太君) 私も浅尾先生と同じようにアメリカに留学した経験がありまして、八三年にジョージタウンの大学院を出たんで、その前に二年ほどワシントンに住みました。そのときは研修員の方々は意外ともらっているんではないかと正直言って思っていたりもしたんですけれども、具体的に調べてみると、実際比べてみてそんなに突出した話ではないということが一つと、それは御本人の資質の問題であって、収入によってつき合うところが偏るという方も中にはいるかもしれませんけれども、そこら辺をやはり御本人の努力によって十分、特に突出はしていませんが、考えるべき点ではないかというふうに思います。
○政務次官(山本一太君) 松前先生の二つ目の御質問ですけれども、法令の適用免除期間の根拠のお話だったと思います。 なぜ五年なのかということで、ちょっとデータを持ってきたんですが、先ほどもありましたけれども、この協定の交渉というものは、我が国から英国に一時的に派遣される被用者が英国に支払う保険料が掛け捨てにならないようにと、ここをどうやって回避するかということから始まったものでして、先ほどの案の内容にもありましたけれども、英国での通常の派遣就労または自営活動の期間をおおむねカバーし得ると考えられる期間について英国法令の適用免除を求める、これが主要点だと思います。 そこで、ここにちょっとデータ……
○政務次官(山本一太君) 田先生のおっしゃったとおり、このNPTの再検討会議、大変大事なものというふうにとらえておりまして、我々としてはどうしても河野外務大臣にお出ましをいただきたかったんですが、こういう状況ですので、私がかわって、先生のお考えも頭に入れながら、一生懸命やってまいります。
○政務次官(山本一太君) ニューヨークのNPT運用再検討会議は、本来であれば五年前のNPTの会議にも出られた河野大臣に演説をしていただくはずでしたけれども、国会の都合ということで、僣越ながら私が参りまして三十分ほどの演説をしてまいりました。 内容は、今、森山先生の方からもいろいろございましたが、大まかに言いますと、その五年前の運用再検討会議から考えても、ここ数年、核軍縮それから核不拡散をめぐる状況は非常に厳しい。インド、パキスタンの核実験があったり、あるいは今、先生がおっしゃった弾道ミサイルの拡散の問題がある。こういう核不拡散やあるいは核軍縮をめぐる厳しい状況の中で、今回のとにかくNPT運用……
○政務次官(山本一太君) 特定の漁業条約に入っている国、締約国の漁船の中で、こうした条約に参加していない非締約国に便宜的に船籍を移す便宜置籍という例が見られるわけでございまして、これはまさに条約の規制から逃れて操業するという目的でこういうことをする事例が見られるということが一つございます。 さらには、通常は非締約国に置籍するという例があるんですけれども、たとえ締約国であっても、さまざまな国内制度が未整備である、例えば登録制度とか漁業管理制度とかが未整備であるために置籍国となっている例もある、こういう例が見られるというのが一つの背景でございまして、公海における漁業資源の保存管理が非常に重要だと……
○政務次官(山本一太君) 確かに山崎委員おっしゃったように、ぱっと見ると一瞬わかりにくいところもあるかもしれませんが、この「ある規則」、今おっしゃったサートゥン・ルールスというふうに英語はなっているわけですが、つまり「ある規則」というのは、いろいろ規則がある中ですべての規則ではないある部分をカバーする規則というまさにその意味でして、今回の場合は民事面の責任を書いてあるということで、実はその他にも御存じのとおりいろんな条約がございまして、一番典型的なのは、例えばシカゴ条約みたいなものがあって、この航空協定で二国間の乗り入れをしているということで、つまりある分野、全部ではない、そのある分野をカバー……
○政務次官(山本一太君) 益田委員から御質問を受けて答弁をさせていただくのは大変光栄に存じます。 今、委員の方から御指摘がございました日本の駐留米軍に対する経費負担が各国、ほかの国の場合に比べてやや大きいのではないか、こういう議論があるというお話がありましたが、委員御指摘のとおり、私も単純には比較できないというふうに考えております。 日本以外の国のいわゆる駐留米軍に対する負担というものは、一つ一つケースを調べてみますと、やはりその国独自のといいますか、それぞれの違った安全保障の環境といいますか、そういったいろんなことを総合的に要素として勘案して判断しているという点からしますと、それは益田委……
○政務次官(山本一太君) 木俣委員、NGOについては大変御造詣が深いというふうに聞いておりますし、NGOとの連携というのは、これはもう国際的な援助の流れでもございまして、日本政府としても真剣に検討し、今実績をつくっているところでございます。 例えば、草の根無償というのがございますけれども、これは平成元年からたしか始まったんですが、一件上限一千万円という単位で途上国の地方政府とか保健医療とか教育機関とか、あるいはNGOの小規模なプロジェクト等にサポートしているんですが、これなんかもずっとふやしておりますし、これについてもさらにNGOとの連携をいろんな形で模索しております。 十分重要性を踏まえ……
○山本一太君 私は、ただいま可決されました平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づ……
○山本一太君 私は、与党三党を代表して、テロ対策特別措置法の第五条第一項に基づく自衛隊の各活動の実施に関し承認を求めるの件について賛成の立場から討論を行います。 九月十一日に発生した同時多発テロの撲滅に対し、我が国みずからの安全にかかわる緊要な課題と位置づけて、積極的かつ主体的に寄与するためにテロ対策特別措置法について最優先で審議に取り組みました。その結果、急迫する事態に迅速かつ適切に対応するために、自衛隊派遣命令後二十日以内に国会に付議して承認を得るという修正を加えた上で、十月二十九日に成立した次第であります。 これにより、政府は、アフガニスタン情勢や国連の動向等の情報収集、アメリカ、パ……
○山本一太君 本日は、川口順子外務大臣に初めて御質問させていただく機会をちょうだいしました。初めてだからというわけではありませんけれども、まず最初に、与党の議員としてというよりも、一人の政治家として川口大臣を激励申し上げたいと思っております。 川口大臣の前任の田中眞紀子外務大臣は、ある意味では、日本の政治家としては極めて異例ですが、非常に強い発信力と圧倒的な存在感を持った方でした。その田中外務大臣の後任ということで、今のこの外務省をめぐる疑惑、この外務省改革に取り組まなければいけない、更には山積する内外の外交課題に取り組み、これを処理しなければいけないということ自体、私は大変なプレッシャーだ……
○山本一太君 本件の条約についてはもちろん賛成の立場でありますが、二、三基礎的なことについて御質問させていただきたいと思います。 本日審議をされるこの条約、受刑者移送条約の正式名称は、刑を言い渡された者の移送に関する条約ということになっております。その内容は、外国、裁判が行われた裁判国において服役中の受刑者を、その受刑者の母国、この場合執行国ということになるわけですが、この母国において服役をさせるために移送する手続等について定めるということになっておりまして、これは八三年の三月にストラスブールで条約が作成をされ、二年後に、八五年に発効しているということです。 現在の締約国は四十九か国、ヨー……
○山本一太君 本日、この参議院の外交防衛委員会、良識の府である参議院のこの委員会において、横田さん、有本さん御夫妻がここに来ていただいて拉致された御家族に対する思いを述べていただき、この問題に対する我々の決意というものを、この問題に取り組む我々の決意というものを促していただいたことにまず感謝を申し上げたいと思っております。 私が当選した六年前、たしかこの拉致問題は六件九人と言われていた覚えがございまして、先ほど横田さん御夫妻のお話にもありましたが、ちょうど五年前、この新潟の事件が認定をされて七件十人になったと。その最初のきっかけになったのが、たしか五年前の参議院の決算委員会の答弁であったよう……
○山本一太君 川口外務大臣にまず一言申し上げたいと思います。 大臣、私は、毎週地元に帰ると地域の後援会の会合をやりまして、そこでポケット世論調査というのをやっております。川口外務大臣が誕生したときにもやりましたが、先週末に調査をしたときには支持率が明らかに二割ぐらい上がっておりまして、今外務省改革等で本当にお忙しく、なかなか本当の外交の方に力を注げないといういろんなフラストレーションあるかもしれませんが、国民の期待は確実に高まっておりますので、是非それを励みに頑張っていただきたいと思います。 私に与えられた時間は十五分程度ということもありまして、外務省改革に焦点を絞って、外務大臣に一、二問……
○山本一太君 ちょっと早口で一問だけ船橋参考人にお聞きしたいと思います。 改革とは、組織の文化と意識の改革だというふうにこの変える会の議論の中でもお話をされている方がいるというふうにお聞きをしていましたけれども、私は、特に人事制度の改革、大使の人事に注目をしております。大使人事を含む幹部ポストを、広く各界から有能な人材を集めてこれを起用するということについては、当然賛成をしておりますし、場合によっては数値目標、例えば四割、五割というクオータを設けることにも賛成をしています。 しかしながら、ここで間違ってはいけないことは、大使の人事をオープンにするということの目的は、これはできるだけ多くの外……
○山本一太君 私の質問時間、十分ということですので、実演及びレコードに関する世界知的所有権機関条約、いわゆる実演レコード条約につきまして、外務大臣に一問か二問質問をさせていただきたいと思います。 大臣、私は政治家になって以来、音楽を使って政治のメッセージを発信しようという試みをやってまいりまして、今までオリジナル曲を十三曲ぐらい作りまして、CDを四枚出しております。そのうちの一枚は、ザイアコアキャピタルというインディーズのレーベルからリリースをいたしました。 一応、社団法人日本音楽著作権協会の作詞作曲家部門の会員でもありまして、毎年地元でライブをやって、若者たちを呼んで、政治に対する関心を……
○山本一太君 五分ルールということですから、一問に絞って伺いたいと思います。 岡本参考人の方から、外務省には意識改革が必要だと、すなわち純粋培養の同質の中で育って外からの多様な意見から自らを隔絶してきたのではないかという反省があるという話がありました。船橋参考人からも、あるいは藤原参考人からも、外部の人事登用、適材適所の人事等々の話がありました。 私の質問は、今日の産経新聞の一面に、川口外務大臣が経済協力局長に現役の経済産業省の審議官を登用する意向を固めたという話がありました。このことについてどのように思われるか、そのことを一問お聞きしたいと思います。
○山本一太君 川口大臣、今回、外務省の経済協力局長に、先ほどからお話が出ておりますけれども、現役の経済産業省の審議官を抜てきするという意向を固められたと、こういうふうに伺っております。私は、以前からこの外務省の経済協力局長には外部から人材を登用するということはいいと思っておりました。ODAを担当するこの経済協力局長に外の違う血を入れるということは、ある意味、外務省の意識改革にも非常に意味があるというふうに思っておりましたので、その点、川口大臣が経協局長というポストにやはり着目をされたというのはさすがに御見識が高いなというふうに思いました。 ただ、率直に申し上げますと、私の感覚は、どっちかとい……
○山本一太君 まず最初に、大木環境大臣にタイムリーな話題についてお伺いしたいと思っております。 八月二十六日から九月の四日までだったと思いますが、ヨハネスブルグで環境開発サミットがございまして、実施計画と、それからヨハネスブルグ宣言ですか、これを採択して閉幕をいたしました。日本側からは川口外務大臣と大木環境大臣と、それから多数の国会議員と、それからNGOが参加をされたわけです。 環境開発サミット、これ十年目ということで、例のUNCEDのリオのサミットから十年目ということで、リオのサミットのときは私、国連開発計画のニューヨーク本部におりまして環境の仕事をやっておりましたので、この環境会議に思……
○山本一太君 小泉総理の改革もいよいよ正念場に差し掛かっております。今回、発足後初めての内閣改造で御留任になられた森山法務大臣、そして遠山文部科学大臣のますますの御活躍を、与党の国会議員として御期待を申し上げたいと思います。 さて、今日は質問の順番を変えまして、まず最初に文部科学大臣の方に何問か伺っていきたいと思っております。 教育問題は、これは日本のグランドデザインを考える上で国の根幹をなすものだというふうに考えておりますが、今回の改造で新たに二人の副大臣が任命をされたということで、今日は河村大臣とそれから渡海大臣にも御出席をいただいているわけですけれども、教育問題については党内でもずっ……
○山本一太君 なるべく短くあれしたいと思うんですけれども、山内先生に一言お聞きしたいと思います。 先ほど三人の参考人の方々から、アメリカのイラク攻撃の可能性は残念ながら五〇%以上あると、こういうお話がございました。イラク攻撃が十二月にあるのか一月にあるのかは分かりませんけれども、イラク攻撃が万一行われた場合、日本政府の対応を考えてみると、恐らく総理がかなり早い時点でアメリカに対する政治的な支持を表明する、さらにはアフガニスタンのときのように、日本が今の状況でできる貢献のパッケージを同時にタイムリーに発表するということになるのではないかと思います。 私自身はイージス艦を今回は出す必要はないの……
○山本一太君 まず、外務大臣に御質問を申し上げたいと思います。 今回のこの独立行政法人国際交流基金法案及び独立行政法人国際協力機構法案、これがこの参議院の委員会で可決をされ成立をするということになりますと、いよいよこの二つの特殊法人が独立行政法人に移行するということになります。 私は、以前JICAのスタッフをやっていたことがございますが、JICAでいいますと、JICAのスタッフ、大臣に異例とも言える若手とのミーティングもやっていただいたわけなんですけれども、若手を中心に当然この動きを歓迎をしております。 もうちょっと具体的に言うと、大きな期待があると同時に不安も持っているということでござ……
○山本一太君 本日は、石破防衛庁長官に最初に御質問させていただきたいと思います。
石破長官、三月のたしか二十六日か七日の衆議院の安保委員会だったと思うんですけれども、長官が前原誠司、民主党の前原誠司議員の、日本が敵地攻撃能力を持つということは検討に値するんではないかと、こういう質問に対して、石破長官がそれはまあ値するというふうに御発言をなされたということがあったと思うんですけれども、この問題について、石破長官の御見解を改めて確認をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 敵地と言ったときにそれがどこの国を指すのかという言及はありませんでしたけれども、質問のコンテクストから考えてこれは北朝……
○山本一太君 官房長官、記者会見等でお忙しいでしょう。どうぞ御退席ください。結構です。 まず、質問の前に、外務大臣と防衛庁長官、お二人に一つだけお願いを申し上げたいと思います。 昨日、衆議院の有事法制特別委員会で、今回の有事立法が採決をされました。午後一時に衆議院の本会議があって、そこで成立すれば参議院に送られてくるということになります。 昨日、五月十四日の私は朝刊を見てちょっとびっくりしたんですけれども、どの新聞も一面で、「有事法制、今国会成立へ」と書かれているんですね。「来月成立」というところもあって、もう衆議院の方で、有事立法の特別委員会は終わった、この法案は成立したと、こういう見……
○山本一太君 イラク支援新法は、衆議院、参議院両院におきましてかなり濃密な審議が行われてまいりました。例えば、派遣される、イラクに派遣される自衛隊員の武器使用基準の問題をどうしようかとか、あるいは戦闘地域と非戦闘地域の線引きをどうするかとか、そうした細かい法律の様々なポイントについてはもう既に議論し尽くされたと、そういう感を持っておりますので、今日は取りまとめの議論ということで、総理をお迎えしての、十五分しかありませんので細かいことはお聞きするつもりはございません。少し大きなアングルから、原点に返って二、三問、総理のお言葉をお聞きできればと思っています。 まず第一に、今回の小泉内閣の米英のイ……
○山本一太君 自民党の山本一太です。今日はトップバッターで質問をさせていただきたいと思います。 平成十三年度の決算といえば、これはもう絶対に避けて通れない問題が一つありまして、それは御存じの外務省のプール金問題という、まあ裏金をちょっと積み立てていたというこの問題でして、プール金と言うと、もういかにも不透明な非常にうさん臭い感じがするんですけれども、実態もかなりひどいものだったということが明らかになったのは外務大臣も御存じのとおりだと思います。 これ、ちょっと今日、プール金問題のデータを取り寄せたんですけれども、十三年度の決算ではプール金問題はこれは不当事項ということで指摘をされておりまし……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 やっと質問の順番が回ってきました。私の持ち時間四十分で、ちょっと少ないと思っていますが、当然のことですけれども、委員会の質疑というのはいつも真剣勝負ですから、本気でやらせていただきますので、両大臣にもいつものように気持ちの入った御答弁、お願いしたいと思います。 今日は、最初に、防衛庁長官に御質問しようと思ったんですが、大変申し訳ないんですけれども、順番を変えさせていただきたいと思います。 有事立法はどういうものかというふうに考えてみますと、日本の外交戦略上、国家戦略上の観点から考えると、有事立法というのは抑止のメカニズムだというふうに言え……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る九月二十六日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました山本一太でございます。
委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、日出英輔君、遠山清彦君及び松村龍二君が委員を辞任され、その補欠として荒井正吾君、中島啓雄君及び荒木清寛君が選任されました。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨八日、桜井新君が委員を辞任され、その補欠として太田豊秋君が選任されました。
【次の発言】 続いて、防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は既に終局いたしておりますので、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願い……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月九日、太田豊秋君が委員を辞任され、その補欠として桜井新君が選任されました。
また、去る十八日、広中和歌子君が委員を辞任され、その補欠として岩本司君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣法制局長官秋山收君、警察庁警備局長奥村萬壽雄君、防衛庁運用局長西川徹矢君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、外務大臣官房長北島信一君、外務大臣官房領事移住部長鹿取克章君、外務省総合外交政策局長西田恒夫君、外務省北米局長海老原紳君、外務省中東アフリカ局長堂道秀明君及び外務省条約局長林景一君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
まず、外務大臣から外交の基本方針について所信を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 次に、防衛庁長官から国の防衛の基本方針について所信を聴取いたします。石破防衛庁長官。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終了いたしました。
本件に対する質疑は後日……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十五日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣府大臣官房審議官成田一郎君、内閣府政策統括官武田宗高君、内閣府賞勲局長勝野堅介君、警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長西川徹矢君、防衛施設庁長官山中昭栄君、外務大臣官房長北島信一君、外務省総合外交政策局長西田恒夫君、外務省……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十七日、荒木清寛君が委員を辞任され、その補欠として千葉国男君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に警察庁警備局長瀬川勝久君、外務大臣官房審議官門司健次郎君、外務省アジア大洋州局長薮中三十二君、外務省北米局長海老原紳君、外務省中東アフリカ局長堂道秀明君、財務大臣官房審議官……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、千葉国男君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時七分散会
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十三日、月原茂皓君が委員を辞任され、その補欠として尾辻秀久君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち防衛本庁及び防衛施設庁並びに外務省所管についての審査のため、本日の委員会に防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛施設庁建設部長河野孝義君、外務大臣官房長北島信一君、外務大臣官房文化交流部長近藤誠一君、外務大臣官房領事移住部長鹿取克章君、外務省アジア大洋州局長……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十四日、桜井新君が委員を辞任され、その補欠として愛知治郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛庁運用局長西川徹矢君、外務大臣官房長北島信一君、外務大臣官房外務報道官高島肇久君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務大臣官房文化交流部長近藤誠一君、外務大臣官房領事移住部長鹿取……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、愛知治郎君が委員を辞任され、その補欠として桜井新君が選任されました。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は既に終局しておりますので、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
外務省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、航空業務に関する日本国とウズベキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。(発言する者あり)ええ、後日、後日でご……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 外務省設置法の一部を改正する法律案及び航空業務に関する日本国とウズベキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に警察庁警備局長瀬川勝久君、外務大臣官房長北島信一君、外務大臣官房審議官門司健次郎君、外務省北米局長海老原紳君、外務省欧州局長小松一郎君、外務省中東アフリカ局長堂道秀明君、国土交通省航空局監理部長影山幹雄君及び国土交通省航空局管制保安部長岩崎貞二君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませ……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び社会保障に関する日本国と大韓民国との間の協定の締結について承認を求めるの件の両件を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 よろしいですよ。
それでは、お願いいたします。
【次の発言】 分かりました。
以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時五分散会
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、高野博師君が委員を辞任され、その補欠として千葉国男君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び社会保障に関する日本国と大韓民国との間の協定の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁運用局長西川徹矢君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務大臣官房審議官門司健次郎君、外務大臣官房参事官鈴木敏郎君、……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、千葉国男君が委員を辞任され、その補欠として高野博師君が選任されました。
また、昨十四日、山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
この際、川口外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。川口外務大臣。
【次の発言】 ありがとうございました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局次長山内千里君、防衛庁運用局長西川徹矢君、防衛庁人事教育局長小林誠一君、防衛施設庁建設部長河野孝義君、法務省刑事局長樋渡利秋君、外務大臣官房審議官門司健次郎君、外務省総合外交政策局国際社会協力部長石川……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、鶴岡洋君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小泉親司君を指名いたします。
【次の発言】 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十六日、荒木清寛君、阿部正俊君及び吉岡吉典君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君、小泉顕雄君及び小林美恵子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の審査及び外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官増田好平君、警察庁刑事局長栗本英雄君、警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十七日、小泉顕雄君及び渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君及び荒木清寛君が選任されました。
また、去る二十八日、西銘順志郎君、野上浩太郎君及び有村治子君が委員を辞任され、その補欠として月原茂皓君、矢野哲朗君及び桜井新君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に防衛庁防衛局長飯原一樹君、総務省自治税務局長板倉敏和君、外務大臣官房審議官門司……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、松あきら君、小林温君及び荒井正吾君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君、野上浩太郎君及び加治屋義人君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 刑事に関する共助に関する日本国とアメリカ合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件、無形文化遺産の保護に関する条約の締結について承認を求めるの件及びたばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、野上浩太郎君及び加治屋義人君が委員を辞任され、その補欠として月原茂皓君及び荒井正吾君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官増田好平君、警察庁刑事局組織犯罪対策部長知念良博君、防衛施設庁建設部長河野孝義君、総務大臣官房審議官小室裕一君、法務省刑事局長樋渡利秋君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務大臣官房審議官門司健次郎君、外務大臣官房文化交……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、草川昭三君及び河本英典君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君及び狩野安君が選任されました。
【次の発言】 投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、東南アジアにおける友好協力条約の締結について承認を求めるの件及び欧州復興開発銀行を設立する協定の改正の受諾について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、狩野安君が委員を辞任され、その補欠として河本英典君が選任されました。
また、昨二十四日、高野博師君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に防衛施設庁建設部長河野孝義君、総務省自治税務局長板倉敏和君、外務大臣官房審議官門司健次郎君、外務省アジア大洋州局長薮中三十二君、外務省北米局長海老原紳君、外務省経済局長佐々江賢一……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として高野博師君が選任されました。
また、昨二十六日、山口那津男君及び若林秀樹君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君及び浅尾慶一郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る二十七日、浅尾慶一郎君が委員を辞任され、その補欠として若林秀樹君が選任されました。
また、本日、荒木清寛君が委員を辞任され、その補欠として日笠勝之君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、防衛施設庁建設部長河野孝義君、外務大臣官房領事移住部長鹿取克章君、外務省総合外交政策局長西田恒夫君、外務省総合外交政策……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、日笠勝之君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に舛添要一君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第三〇七号テロ(……
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る七月三十日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました山本一太でございます。
委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、引き続き本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 では、ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○山本一太君 本日は、このイラク特別委員会ではございますけれども、最初の質問の内容を一部変更させていただきまして、国籍不明の潜水艦の件について防衛庁長官に一つ二つ御質問をさせていただくところからスタートをさせていただきたいと思います。 本日の午前八時四十五分、九時前ですが、内閣総理大臣の承認を得て、防衛庁長官が自衛隊の艦隊司令官に対して海上警備行動を発令をしたというニュースが飛び込んでまいりました。これは私の記憶ですと、たしか二回目になると思います。数年前に能登半島付近で国籍不明船が現れたときに、たしか最初の海上警備行動というものが発令、発動された。 二回目になるわけですが、これは今朝、早……
○山本一太君 まず、大野防衛庁長官に最初に質問をさせていただきたいと思います。
最初の質問については短くイエスかノーかでお答えをいただければと思います。長官、北朝鮮という国は日本の安全保障にとって最大の潜在的脅威の一つであると、こういう御認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。長官、私は……
【次の発言】 委員長、失礼しました。
数か月前に久々に韓国を訪問いたしました。韓国に行った目的は、前回の国政選挙で韓国で大きな変化があって、現職議員の五割以上が新しい議員に替わってしまったと。特に、今の与党ウリ党が非常に増えて新しい議員が出てきたということで、私、政治家になって……
○山本一太君 事前通告をしておりませんが、分かる範囲で外務省の方にお答えいただければと思うんですけれども、昨日、日本時間の午後七時半ぐらいだと聞いておりますが、マラッカ海峡で日本船籍のタグボートが海賊に襲われたと、そして日本人の船長と機関長、フィリピン人乗組員だったと思うんですが、三人が拉致されたという事件が入ってまいりましたが、分かる範囲で結構ですが、この事件についての最新情報及び日本政府の対応について、外務省としてつかんでいるものがあればお聞きをしたいと思うんですが。政府の方でも結構、大臣でなくても結構です。
【次の発言】 もうマラッカ海峡といえば原油の、中東の原油の八割以上が通過する地点……
○山本一太君 小川参考人に一問だけお伺いしたいと思います。 小川先生が日米同盟の分析の中で、日本しかアメリカの戦略的根拠地ですか、プロジェクションプラットホームになれる国はないと、パワープロジェクションプラットホームになれる国はないとおっしゃいました。しかも、日本なしにはアメリカは世界のリーダーでいられないともおっしゃいました。さらに、日米同盟が万一解消されたときには、もちろん日本にもダメージがあるけれども、実はアメリカの方が失うものが大きいとおっしゃいました。 これについてその理由を、地球の半分をカバーするとかアメリカの最先端技術に付いていくのは日本しかないとかいうお話はちょっとありまし……
○山本一太君 答弁も含めて十分以内ということなんで、かなり短く質問させていただきたいと思います。 まず、小島参考人にお聞きしたいと思います。 中国における反日デモの背景について大変説得力のある明確な御説明をいただいたわけなんですが、私もこの反日デモの趨勢を大変心配をしております。中国が、小島先生おっしゃったように、ある程度反日というものを外交的に使っていたとしても、ウィーン条約違反とも当然言われる、デモ隊の投石を止めなかったりしているところを見ると、やはり中国側もこのデモをどう抑えていいのかということをかなり悩んでいるという風があります。 そこで、小島参考人にお聞きしたいのは、この反日デ……
○山本一太君 まず、国土交通省に一問御質問させていただきたいと思います。 この千九百六十五年の国際海上交通の簡易化に関する条約、長過ぎるのでFAL条約と言わしていただきたいと思うんですけれども、これは国際航海に従事する船舶の入港、入出港に係る手続、提出書類が複雑なのでこれをしっかり統一しようという条約なんですけれども、日本が、随分長く掛かりましたけれども、やっとこれに加盟するということは大変歓迎すべきことだと思っています。ちょっと遅きに失したという感はありますけれども、これは非常に重要なことだというふうに受け止めています。 ちょっと一問だけ私が質問したいことは、このFAL条約に加盟をすると……
○山本一太君 私は、ただいま可決されました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一 統合運用の推進に当たっては、陸海空各自衛隊の特性に配意しつつ、各自衛隊が指揮通信や教育訓練分野等における各種施策を通じて有機的に連携することにより、実効的な体制を確立すること。統合運用体制の在り方については、防衛計画大綱の見直しに併せ……
○山本一太君 今、同僚の澤委員の方からテロ特措法の延長問題については質疑があって、両大臣あるいは官房長官のお答えから、このテロ特措法一年間延長の必要性は十二分に私も理解をいたしましたので、特にこの件については余り詳しく質問するつもりはございません。一年延長に私は賛成です。 先ほど防衛庁長官の方からもありましたが、この自衛隊の、海上自衛隊の補給活動は非常に大きな評価を得ていると、しかもテロ対策として非常に成果を上げているということで、そういう話でもありますし、また、本年の七月か八月だったと思いますが、自衛隊の練習艦隊がフランスに行ったときにフランス政府から燃料の補給を受けるというような話があっ……
○山本一太君 まず、日英の租税条約について御質問をさせていただきたいと思います。 我が国が今までいろんな国と締結した租税条約、たしか四十五か六だったと思いますし、国でいうと五十か国を超える範囲をカバーしているというふうに記憶をしております。これは経済のグローバル化の進展に伴って、国際税制の分野でも新しい国際社会の流れに対応する調整が必要だと、こういう中で、今、日本政府としてもこの租税条約の改正とかあるいは新しい租税条約の締結に取り組んでいるというふうに理解をしております。 改正するにしても、随分古くて、一部新しくしなきゃいけないところもあるし、もう全部やめて新しく締結しようというところもあ……
○山本一太君 今回の防衛庁設置法等改正案、今ちょっと資料を見ているんですが、施設行政に係る防衛庁本庁内部部局の企画立案機能の強化とか、あるいは装備本部の新設、地方連絡部の地方協力本部への改編、陸上自衛隊中央即応集団の新編などを柱とすると、こう書いてあるんですが、私、最初の質問者ですので額賀長官にお聞きしたいと思いますが、今回の改正の基本的な考え方、そしてその意義についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 額賀長官、昨日の晩、官房長官始め何人かの実は国会議員で集まって夜、懇談をしたんですが、北朝鮮問題、特に拉致問題に関係する議員が七人ほど集まって、主に北朝鮮情勢についていろんな意見交換をやり……
○山本一太君 与野党のエースの皆さんが集まっておられるこの予算委員会で初めて質問に立たせていただきたいと思います。
私の最初の質問は外務大臣に答えていただきたいと思うんですが、今度の政府系金融機関の改革の一番の目玉は、これはODA改革だったと言っても過言ではないと思うんですが、このODA改革について、もう大臣ここで何十回もおしゃべりになっているんで相当面倒くさいと思いますが、改めて今回のODA改革の中身と、この改革に対する大臣の率直な評価をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今回のODA改革に当たっては、最終的な取りまとめをされたのは安倍官房長官だというふうに理解をしております。党の方で……
○山本一太君 本日は、二つの問題意識を持って麻生大臣とそして久間防衛庁長官に御質問させていただきたいと思います。 一つ目の問題意識は、北朝鮮が核実験を実施をした、もうちょっと正確に言うと、どうも失敗をしたという説が有力なようですので、核実験を試みたと。そして、場合によっては二回目、三回目の核実験を強行して北朝鮮が実戦的な核兵器の保有国として日本の近隣に出現をすると、こういうシナリオが現実のものとなりつつあるという状況の中で、日本がこの新たに加わった安全保障上の脅威をどうやって埋め合わせていけばいいのか、すなわち日本の抑止力というものをどうやって担保をし、維持をしていけばいいのかというのが私の……
○山本一太君 麻生大臣に御質問させていただきたいと思いますが、JBICとJICAをめぐる問題については、JBICの在り方というものが政府系金融機関改革の目玉として浮上して以来、我が党でもODAのプロジェクトチームをつくる等々で、まあとにかく関係省庁も巻き込んでけんけんごうごう、かんかんがくがくの議論をやってきたということはもう外務大臣もよく御存じだと思います。 一々一つ一つ細かい話をまた蒸し返すつもりはありませんが、援助と国際金融は違うんであって、やっぱり理念の違う組織を一緒にしたということはこれは間違いなんだというもちろん議論もありましたし、いやいや、JBICは五年六年やって、いわゆる円借……
○理事(山本一太君) どなたがお答えになりますか。
ちょっと速記止めてください。
【次の発言】 じゃ、速記を起こしてください。
○山本一太君 本日は、安倍総理の御出席をいただいて、総理質疑という形でこの委員会が開かれることになりました。本来であれば、担当でいらっしゃる久間大臣にもいろいろ御質問をさせていただきたいことはありますが、せっかくの総理質疑ということで、時間も約三十五分ということで限られておりますので、本日は、私の質疑はできるだけ対総理に絞らせていただきたいと思います。久間大臣、お許しいただきたいと思います。 さて、今回の駐留米軍再編特措法案、これはやはり日米同盟というものの観点から、これをスムーズに維持し、強化していくということにおいては非常に重要な法案であるというふうに認識をしております。その日米同盟とい……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 引き続き、外交政策についての質疑をさせていただきたいと思いますが、個々の問題に入っていく前に、一つだけ安倍総理に御質問をさせていただきたいと思います。 総理、安倍内閣が発足してから六か月たちました。昨年の安倍政権誕生の前夜あるいはその直後も、総理が何度かこの舞台に立って、安倍政権の役割は改革のたいまつを引き継いでいくことだと、そういうふうにおっしゃった。その熱い言葉を私は今でもはっきり覚えているんですが、私は、その安倍政権の役割はもちろん改革路線を引き継ぐことだと思いますが、ただそれだけではないとずっと言い続けてきました。安倍総理は、小泉前……
○山本一太君 高村外務大臣と石破防衛大臣に御質問をさせていただく前に、一言だけお話ししたいことがございます。 私もこの外交防衛委員会かなり長くなりまして、過去は委員長も務めさせていただきましたし、理事も何度もやらせていただきました。この外交防衛委員会、かなり様変わりをいたしました。両大臣御存じのとおり、七月の参議院選挙で参議院の方は民主党が野党第一党になったということで、(発言する者あり)この野党第一党、ごめんなさい、第一党になったと。失礼いたしました。 ということで、ある意味未体験ゾーンの国会になっているわけなんですが、先ほども民主党の委員の方からお話ありましたけれども、衆議院と参議院で……
○山本一太君 守屋証人にまず単刀直入に改めて伺いたいと思います。
与党自民党の質疑者として改めて御質問したいと思いますが、先ほど浅尾委員の質問にお答えになった、宮崎元専務から接待を受けた席に二人の防衛庁経験者がいたということですが、そのお二人のお名前をいま一度確認をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほど守屋証人はかなり重大な発言をされたと私は思います。
守屋証人が次官だった時代に仕えた、この時期に特に仕えた大臣、防衛庁長官経験者四人の方々はすべて、そうした席で宮崎元専務と一緒になったことがないと、そうしたことに関与したことはないということをはっきり否定をしているわけなんですが……
○山本一太君 自民党の山本一太でございます。 最初に総理に御質問をする予定でしたが、ただいま、個人的には尊敬をする柳田委員がアフガンに対する政策について少し私の理解と違うことをおっしゃったので、その点について少し町村長官に確認をさせていただきたいというふうに思います。 長官、民主党がこの新テロ対策、新テロ特措法を通じてのインド洋での海上自衛隊自衛艦の給油、給水、これに対する対案が全く出てきていないかというと、それはそういうことはなくて、対案のようなものは出てきているんです。これがどこまで党の正式な決定で出てきた文章かは分かりませんが、恐らく浅尾慶一郎ネクスト防衛大臣か何かが中心になって、こ……
○山本一太君 この補給支援活動特措法については、衆議院、そして引き続きこの参議院でかなり濃密に、しかも細部にわたって議論が行われてまいりました。今日、長い審議の最後の質問者ということですから、少し大きなスコープから幾つか質問をさせていただきたいというふうに存じます。 さて、まず最初に外務大臣にお聞きしたいと思いますが、これは町村官房長官よく御存じですが、十二月の八日だったでしょうか九日だったでしょうか、福田総理大臣のこれは私的勉強会になるのか諮問機関になるのかちょっとはっきりしませんが、外交政策勉強会という、総理に有識者が助言をするという勉強会の初会合が行われたというふうに報道されました。 ……
○山本一太君 法案の中身に入る前に、福田総理大臣に一つだけ確認をさせていただきたいことがあります。 この今日審議されている補給支援活動の特措法にもあるいはまた民主党の対案にも関係あることなんですが、私がお聞きしたいことは、七月の初め、福田総理と民主党の小沢党首の間で、大連立なのか、それとも政策協議なのか分かりませんが、こういうことをめぐって党首会談があったということなんですけれども、この党首会談の細かい中身については福田総理も、これは党首同士の会談だからということでなかなかつまびらかにできないということで、これは私も十分理解をいたしますし、細かい中身について一々これをほじくるようなことはいた……
○山本一太君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○山本一太君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○山本一太君 今日は、参議院予算委員会の外交防衛集中質疑ということで、私が外交問題を、この後質問に立っていただく佐藤委員に防衛問題を担当していただくということで、役割分担をしていきたいと思います。 今日は、時間にして大体四十分ぐらいということなので、私の持分は、日中関係、日本の対中国政策に絞って総理並びに関係大臣に御質問をさせていただきたいと思います。少し長期的な視野に立ってゆっくりじっくり質問をさせていただきますので、じっくり答弁をいただければと、こんなふうに考えております。 さて、三月の初めにある著名な中国研究者が亡くなられました。福田総理も高村大臣も恐らく御面識あると思いますが、慶応……
○山本一太君 まず給油延長法案について河村官房長官に質問をさせていただきたいと思います。 長官御存じのとおり、この新テロ特措法の内容については、この参議院の外交防衛委員会でこれまでも相当長い議論を積み重ねてきました。私も昨年は筆頭理事としていろんな議論に携わったわけですが、去年の臨時国会から十一月の中断を経て今年の一月に再可決で新テロ特措法案が成立するまで、たしか衆参合わせて八十六、七時間やっています。たしか参議院の外交防衛委員会だけでも五十時間近く議論しました。終盤には民主党の方の対案も出てきて、浅尾委員とか犬塚委員に私自身が質問もさせていただきました。そういういろんな議論を経て、当然、与……
○山本一太君 本日の委員会の主なテーマは補給支援新法とシビリアンコントロールということですが、この問題について御質問をさせていただく前に、まず麻生総理に、間もなく行われるワシントンの金融サミットの件について二、三御質問させていただきたいと思います。 総理は、今日夕方にワシントンに立たれるというふうに伺っておりますけれども、今度の金融サミットは、新しい国際金融システムの再構築といいますか、新しいブレトンウッズ体制をつくっていく議論の恐らくスタートになる、こういう会合になると思いますけれども、この会合に日本としてどういうスタンスで臨まれるのか。一部報道によると、日本政府が世界金融危機で財政の逼迫……
○山本一太君 私は、委員長に下田敦子君を推薦することの動議を提出いたします。
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 グアム協定については、衆議院の外交委員会で二十時間近く議論をし、また、今この外交防衛委員会で様々な論点について議論をしているわけですけれども、昨日ずっと委員会の議事録を読んだんですが、相当幅広い問題がもう既にやり取りをされているということで、なかなか重ならないように質問するのが難しいという状況でもありますし、また、このグアム協定については私の同僚議員である島尻安伊子委員の方からかなり詳しく突っ込んだ質問をされるということなので、私の方は少し全体的なことについて一、二問、内閣府にお尋ねをしたいと思います。 いろんな議論がなされてきたんですが、……
○山本一太君 私は、委員長に藤田幸久君を推薦することの動議を提出いたします。
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 まず最初に、麻生総理に伺いたいと思います。 今から六か月以内に必ず衆議院選挙があります。いつ衆議院選挙をやるか、それはもう麻生総理の御判断ですから私がせんさくするような僣越なことはいたしませんが、はっきりしていることは、選挙に当たっては自民党を含む各政党が独自の政策を提示をして国民の審判を問うということだと思います。 外交・安全保障について言えば、民主党と例えば自民党の間には考え方の違いがある。インド洋での補給支援の在り方、あるいは私たちが今国会で通過させようとしている海賊対策の新法の内容、今日は細かく触れる時間がありませんが、小沢一郎民……
○山本一太君 私は自民党の山本一太でございます。
北朝鮮の地下核実験の問題について総理に何問かお尋ねをしていきたいと思います。
北朝鮮が二回目の地下核実験を強行しました。その後も、二日間で四発か五発の短距離ミサイルを発射したり、あるいは韓国の李明博政権を挑発したり、いろんな瀬戸際政策を繰り出しているようですけれども、この間の北朝鮮の行動について、まず、総理が日本のリーダーとしてどのようにとらえておられるのか、そこからお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今総理のおっしゃった理解できない行動を北朝鮮が繰り返しているわけですが、はっきりしていることは、地下核実験、核実験をやれば核弾頭を小型化……
○山本一太君 私は、委員長に藤田幸久君を推薦することの動議を提出いたします。
○山本一太君 今日は、野党議員として初めて質問に立たせていただきます。 岡田外務大臣のお顔を見ていると、七、八年前だったと思いますが、私が主宰している政治セミナー、正確に言うとラジオ番組も一緒だったんですが、その政治セミナーの企画でゲストとしてお迎えをしていろいろと話をさせていただいたことを今思い出しました。大臣のいろんな御議論、当時たしか民主党の幹事長代理でいらっしゃったと思いますが、御議論を聞きながら、こんなに誠実でまじめな政治家には会ったことがないと思いました。その印象は私まだ変わっておりません。ですから、今日は岡田大臣らしい真摯な答弁をいただきたいと思います。 また、北澤防衛大臣、……
○山本一太君 今朝の産経新聞の一面にこういう記事が掲載されています。
米軍普天間飛行場移設問題で、鳩山由紀夫首相が、鹿児島県本土と沖縄本島の間にある徳之島、ここを移設先として本格検討するよう防衛省などに指示したことが十五日に判明したと、こういう記事が今日、産経新聞の一面に載っているわけですが、これについては、防衛大臣、お聞きになっているんでしょうか。
【次の発言】 外務大臣は、鳩山首相が徳之島を移設先の有力な候補地として本格検討を指示したと、こういうお話は聞いていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 両大臣は全く知らなかったということなんですけれども、これは恐らく徳之島の方々は本当に驚き、そ……
○山本一太君 私は、ただいま可決されました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 今日、国際情勢が不透明さを増している中、我が国に求められているのは、国益を踏まえつつ、国際社会との協力・連携の下、国際的諸問題に毅然と対応する外交力……
○山本一太君 まず最初に、防衛省の官房長にお聞きしたいと思います。
十三日のこの外交防衛委員会で、同僚の佐藤委員から、国会議員等の招待に係る防衛省官房の文書課が作成したかもしれないとどうも疑われている文書についての質問がありました。これについては、官房長、調査を行っておられますか。
【次の発言】 この件について、先般質問した佐藤委員のところに御自分で行っておられますか。
【次の発言】 何で行かないんですか。(発言する者あり)
【次の発言】 外交防衛委員会で佐藤委員がこの文書の話を取り上げて、官房長に、一度この件について、調査をする前に一度来られたらどうですかというふうに申し上げたわけですよね……
○山本一太君 まず最初に、松野官房副長官にお聞きしたいと思います。 鳩山内閣の支持率が急落しています。これは恐らく政治とお金の問題も当初大きかったんだと思います。小沢幹事長の例の問題の不起訴処分についての当否を議決する検察審査会も今日とか来週とか開かれるんじゃないかと言われていますし、これは政治とお金をめぐる問題がかなり内閣の支持率を下げたんじゃないかと思いますが、ここに来てこの下落が止まらないというのは、やはり鳩山総理のリーダーとしての指導力、これが厳しく私は問われているんじゃないかと。特に普天間基地の問題は、大変鳩山総理のリーダーシップの欠如を象徴する、私はそういう問題じゃないかというふ……
○山本一太君 今日は、日・EU刑事共助協定、それから日・ロの共助条約、さらには日・タイの受刑者移送条約と、この三本の条約について質問をさせていただく前に、まず松野副長官に一言伺いたいと思います。
今日、私はこの委員会に瀧野官房副長官の出席を求めました。さらには、内閣官房専門調査員の須川清司さんの出席も求めました。この二人が来なくて、なぜ松野副長官が来られたんでしょうか。
【次の発言】 前回の委員会で松野副長官がここに出席をされて、私、官房長官の件についてお聞きをした。これは聞いてないから分からないというお話だったんですね。質問通告がないから分からない。ここで須川専門調査員のことについてもお聞……
○山本一太君 舛添理事からの御声援ありがとうございます。 今日は、シンガポール、マレーシア、ベルギー及びルクセンブルクとの租税協定、条約の改定議定書ということで、まずこのことに関して関連質問をさせていただきたいと思います。 先般からちょうどNHKの土曜ドラマでチェイス・国税査察官というのが始まりまして、この中でタックスヘイブンの話が出てまいりまして、今日の委員会を前になかなかタイムリーな流れだなというふうに思ったわけですけれども、特にここ一、二年、資料によりますと、タックスヘイブンを始めとして租税に関する情報開示が不十分だという国・地域に対して国際社会の圧力が強まっております。今回の四条約……
○山本一太君 最初に、松野官房副長官にお聞きしたいと思います。
今日は平野官房長官の御出席を求めたわけですが、なぜ官房長官はこの委員会に来られないのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 外交防衛委員会で今この普天間基地移設問題を議論しているわけですね。この普天間基地移設問題、もちろん岡田外務大臣も北澤防衛大臣も大変重要な役割を果たしているわけですが、官房長官が責任者ですから、当然この委員会に来ていただいて答弁していただくというのが自然なことだと思います。再三にわたって出席を求めているにもかかわらず、なぜ官房長官は来ないんでしょうか。もう一回御説明をお願いします。
○山本一太君 今日審議されるこの日本とバミューダの租税協定、それから日本とクウェート租税条約、それから日本とカザフスタンの原子力協定、これは三本とも非常に重要な案件だと思っておりまして、基本的に内容については異論はありません。賛成します。 ただ、少し気になる点があるので、今日は少し政府側の見解をただしていきたいと思いますが、まず日本・バミューダ租税協定なんですけれども、これは、タックスヘイブンを利用した租税回避行為というのは今世界中から厳しい目が注がれているということで、二〇〇九年のG20でも税に関する透明性については国際基準を満たさない国・地域に対して監視を強化すると、そういうたしか合意も……
○山本一太君 昨日から今日にかけての朝刊各紙あるいは夕刊の報道でいろいろと取りざたをされているんですけれども、普天間基地の問題について、例えば今朝の朝日の朝刊は、一面で、普天間月内に共同声明、日米最終調整、辺野古移設を明記するというようなことが書かれておりますし、ほかの新聞でも、例えばくい打ちの桟橋方式についてはこれは断念をするんではないかというような報道も出ておりますし、二十八日には対処方針を決めるという方向で検討されていて、二十八日には総理発言で案がまとめられるんではないかというような話がここに来てわっと出ておりまして、私はちょっと愕然としているわけなんですけれども。 まず最初に、官房副……
○山本一太君 まず、北澤防衛大臣、大変厳しい日程の中で、米国出張お疲れさまでした。恐らく今日、今朝成田空港に着いて、この委員会に直行されたということだと思いますが、まず一言御慰労だけは申し上げておきたいと思います。 さて、まず、防衛省設置法及び自衛隊法改正案の方なんですけれども、ちょっと今内容を見ているんですが、この法案については私は賛成です。賛成なんですが、一点だけちょっと気になることがありまして、それだけ防衛大臣にお聞きをしたいと思っているんですけれども、それは、自衛官の定員と、それから実員増の話なんですね。 この法改正、今見ますと、自衛官の定員は辛うじて現状維持ということになっていま……
○山本一太君 今日は、与党の喜納委員と同様に普天間基地移設問題を中心に質問させていただきたいと思います。 民主党を除く全会派で繰り返し出席を求めていた官房長官、今日ようやく御登場をいただきました。私のすべての質問は、今日、官房長官に御答弁いただきたいと、最初にそのことをお願いしておきたいと思います。 まず、鳩山内閣のかなめである平野官房長官に伺いたいと思います。 これ、世論調査のいろんな結果を持ってきたんですが、発足時には七割を超えていた鳩山内閣の支持率が急落しています。最新の世論調査はもう軒並み厳しい結果。例えば、朝日新聞は内閣支持率一七%、不支持率が七〇%。読売新聞や日経新聞の調査で……
○山本一太君 鳩山総理、一昨日、私の同僚である森まさこ委員がこの予算委員会において鳩山総理に対して、総理が自ら売却された株式の一覧表、この提出を求めました。
そこで、総理はこの予算委員会の場で、いいですよ、お見せしましょうとおっしゃったわけですが、これは総理、早急に森委員に対してその資料を出していただけるんでしょうか。
【次の発言】 おとといはテレビ中継入りで、まさに国民が注視している中で鳩山総理がおっしゃった言葉です。これは理事会がどうとか運営の話ではなくて、総理御本人がここで約束をされたことですから、これは是非出していただきたいと思います。いかがでしょうか。
○山本一太君 今日は普天間基地移設問題に絞って、総理と官房長官に御質問をさせていただきたいと思いますが、普天間問題に行く前に、一つ鳩山総理にお伺いしたいことがあります。
一部のマスコミ報道によると、三月十八日でしょうか、鳩山総理夫人、幸夫人がお気に入りの韓流スターを総理官邸に招いて手料理を振る舞ったと、こういう報道がありますけれども、総理、これは日韓親善を念頭に置いたファーストレディーの外交戦略、外交政策の一環なのか、それとも幸夫人の個人的な御趣味でなさったんでしょうか。もう簡潔で結構ですから、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、ファーストレディーがプライベートな時間を持って……
○山本一太君 私は、委員長に前田武志君を推薦することの動議を提出いたします。
○山本一太君 今日は、最初に拉致問題、特に先般の金賢姫元死刑囚の来日について取り上げさせていただきたいと思っておりますが、その前に、ちょっと今日朝、気になるニュースが飛び込んでまいりましたので、そのことから質問を始めさせていただきたいと思います。 これは朝日新聞の一面なんですが、タイトルが朝鮮学校も無償化方針ということなんですけれども、今年始まった高校無償化制度、これ、文科省が全国の朝鮮学校の除外措置を解除する方向で最終調整に入ったと。しかも、かなり細かく書いてあって、制度の可否を議論してきたが、日本の高校に類する教育をしており、区別することなく助成すべきだとの判断を固めたという報道がありま……
○山本一太君 私の質問時間十分しかないので、ちょっといつもより早口で、二倍速でやらせていただきますので、よろしくお願いします。それから、十分しかないので、余り何回も御答弁聞いていると時間なくなりますから、少し質問者である私の話が多くなる、このことも御容赦をいただきたいというふうに思います。 まずお聞きしたいんですけれども、実は私、昨日、総務委員会で質問に立たせていただく予定だったんですが、いろいろ日程の都合もあって今日ということになりました。 NHK記者による捜索情報漏えい事件、この問題を取り上げたいということで、当然のことながらNHKのトップである福地会長の出席をお願いをいたしました。昨……
○山本一太君 まず、内閣総理大臣にお聞きしたいと思います。
昨日、我が党の小野寺五典衆議院議員、シャドーキャビネットの外務大臣なんですが、小野寺衆議院議員が六本木にあるグーグルの東京支社を訪問しました。今日の朝刊にも出ておりますが、総理はこのことを御存じだったでしょうか。
【次の発言】 小野寺五典議員が、総理、グーグルに行ったのには理由がありまして、尖閣諸島についてのグーグルのマップに日本語名の魚釣島に加えて中国名の釣魚島という記載があるんです。これについて削除してほしいと、そういうことを我が党の小野寺五典衆議院議員が申入れに行きました。
この件については総理はどう思われますか。
○山本一太君 まず、菅総理に御質問させていただきたいと思います。
午前中の衆議院の予算委員会、我が党の小野寺五典委員の質問に対して、今回の北朝鮮による砲撃を総理がどうとらえておられるかということについて総理は、休戦協定以来初めてのことだと、本当に戦争を勃発させかねない極めて重大な案件だというような意味のことをおっしゃいました。政府として最大限の関心を持ち、あらゆる不測の事態を考えて対応していると。この認識で間違いございませんか。
【次の発言】 今総理がおっしゃったこの極めて深刻な事態、緊急事態だと思うんですけれども、私は、こういう緊急事態に国家が危機管理の対応をするときには大事なことが二つあ……
○山本一太君 NHKの東日本大震災関連の報道が過去最大規模になったというふうに伺っております。さらには、国民の八割が震災の情報源としてNHKのテレビ放送を重視していると、こういう調査もございます。大震災の発生を受けて、NHKの公共放送としての役割、責任は、これはますます大きくなっているということが言えると思います。私は、こういう時期に、松本会長のような国鉄改革に辣腕を振るい、経営感覚のある方がトップになられたと、これは大変いいことだと思っております。松本会長には、的確な震災報道はもとより、コンプライアンスの強化、今もお話ありましたが、経営効率化等々が求められているNHK改革を果断に進めていただ……
○山本一太君 私は野党の参議院の政策責任者で、野党の使命は行政をチェックすることですから、少し厳しい質問もさせていただこうと思います。 まず、質問ではないんですけれども、松本会長に一つお願いがあります。 五月の二十二日に和歌山県で全国植樹祭が行われました。NHKでも全国中継されました。天皇皇后両陛下も出席をされたイベントだったんですが、ここで実は、この資料によると、和歌山の方から何度も言われたんですが、開会挨拶を県議会議長が行う場面で、NHKのアナウンサーが和歌山県議会議長の氏名を前議長の谷洋一さんというふうに紹介した、テレビのテロップにも同様に前議長名が出ていたと。五月十三日には既に新し……
○山本一太君 まず、総理に伺いたいと思います。
昨日、佐藤ゆうこ衆議院議員が民主党を離党する考えを明らかにされました。これについて総理はどう受け止めておられるのか、まず総理にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この離党について、総理としてどう思っているかということを伺っているんです。お答えください。
【次の発言】 枝野官房長官は、この佐藤議員の行動は国民から理解されない、遺憾だと言っておりますが、総理も同じようなお考えなんでしょうか。
【次の発言】 今、総理こうおっしゃいました。民主党の議員なのに離党するのはなかなか国民の理解を得られない。
それでは、総理、申し上げますが、そこに座って……
○山本一太君 まず最初に、菅総理に申し上げたいと思います。 私は、この数日間の内閣不信任案決議をめぐる動きをずっと見ていて、一言で言うと、キツネにつままれたような気持ちがいたしました。何が起こっているのかよく分からなかった。国会で活動している私が全然分からないんですから、恐らく一般の国民の方々には全く理解できなかったというふうに思います。 総理、一国の総理にこういう表現を使うのは大変申し訳ないんですけれども、今回、あなたが自民党と公明党とたちあがれ日本が共同提案をした内閣不信任決議案を否決するために使ったやり方は、これは一言で言うと政治的な詐欺じゃないですか。これは政治家として、人間として……
○山本一太君 今日は久しぶりに参議院の外交防衛委員会の質問に立たせていただきました。山本一太でございます。 今国会から参議院自民党の予算委員会の筆頭理事になりました。今の国会のいろんな状況から考えて、今国会も政策議論の中心は参議院になると、参議院が主戦場になるということは間違いないと思います。その中で予算委員会が大変重要な表舞台を果たすということは間違いないと思いますが、予算委員会は外交防衛委員会と違って毎週二回やるわけじゃありません。 玄葉大臣と一川防衛大臣にまずちょっと申し上げておきたいんですが、私はもうずっとこの外交防衛委員会におります。参議院改革の一環として外交関係と防衛関係を合体……
○山本一太君 今日は、民主党の風間委員の方からも米豪の関係について非常に興味深いいろんな分析もありまして、本来であればTPPと日中関係について、そこから質問をスタートをさせていただきたかったんですけれども、今の佐藤議員に対する防衛大臣の御答弁を聞いていると、やはり防衛大臣に対する質問から始めざるを得ないなと、そういうふうに思いますので、ちょっと順番を変更させていただきたいと思います。 まず最初に、単刀直入にお聞きしますけれども、今の議論ありました警戒区域の除染について、自衛隊の力を活用するこの理由、いわゆる非代替性とそれから緊急性はどこにあるのか、これについて防衛大臣、シンプルにお答えいただ……
○山本一太君 今日は、ここまで自由民主党の筆頭理事と理事が二回ずつ質問に立っていますから、原子力協定については、私が準備した質問とほとんどかぶっているので、これは省きたいと思います。自民党は、いろんなことがありましたが、この協定に賛成をしたと。私、自民党のエネルギー政策、原子力政策を決める特命委員会の総合エネルギー政策特命委員会の委員長ですから、エネルギー政策については国益を踏まえてこれからもしっかり与野党で議論をさせていただければと思います。 一川防衛大臣、お人柄とそれから大臣として適格かどうかというのは五〇〇%別ですから、私も心を鬼にして、今日は、大臣、最後のチャンスですから、最後通牒を……
○山本一太君 野田総理、昨晩遅くAPECから帰国されたということで大変お疲れだと思いますが、真摯な答弁をお願いしたいと思います。真っすぐな球しか投げませんから、直球の分かりやすい答弁をお願いしたいと思います。
まず最初に、APECの日米首脳会談についてお聞きします。
総理のこの首脳会談でのTPPに関する発言に関して、日米両政府の記者発表の中身が食い違っていたと、こういうハプニングがあったというふうに報道されていますが、それは事実でしょうか。
【次の発言】 アメリカ側が発表した、今総理がおっしゃった報道資料によると、野田総理が全ての物品及びサービスを貿易自由化のテーブルにのせると、貿易自由化……
○山本一太君 防衛大臣、今、佐藤委員の方からいろいろ質問があって、正直申し上げると、はっきり答えていただいていない点がいっぱいあると思うんですけれども、一番大事なことだけ、これは本当に国民の皆さんにとっても大事なので、一つだけちょっと、もう一度御答弁をいただきたいと思うんですね。 弾道ミサイルへの対応の流れという、この紙あります。対処三項、この自衛隊法第八十二条の三、対処第三項から第一項に行くケースがあるという話がありました。我が国に飛来するおそれがあると認められるに至った場合、これは一体どういう兆候があった場合にこの場合に相当するのかということについて、これ、とても大事なことなので、大臣の……
○山本一太君 今日は随分テレビカメラがこの委員会室に来ています。これは、理由は多分こういうことだと思うんですね。恐らくといいますか、もしかすると田中防衛大臣にとって大臣としての最後の答弁になるかもしれないと、恐らくそう思ってマスコミの方も来られているんじゃないかと思います。 私は、恐らくこの委員会で、あるいは予算委員会で田中防衛大臣と質疑を交わすのはこれが最後の機会になると思います。本来であれば余り厳しいことは申し上げたくないんですけれども、先ほどの……(発言する者あり)本来では厳しいことを言いたくないんです、はい、前大臣。今、やはり同僚の佐藤委員との質疑をお聞きをすると、やはり大臣には最後……
○山本一太君 今日は、マルチ四条約のうちACTAについて玄葉外務大臣に幾つか質問をさせていただきたいと思います。 ACTAは模倣品とかあるいは海賊版の拡散を防止する枠組みということで、知的財産権を保護するという点ではもちろん意味のあるものだと思いますし、大臣御存じのとおり、元々はイギリスのグレンイーグルズ・サミットで当時の小泉総理が発言をされたと。小泉総理の問題意識からできた流れで、その後、かなりアメリカが一生懸命になったという記憶はあるんですけれども、それでも広がってきて、この条約自体はもちろん意味があると思うんですが、一つ気になるのは、これも大臣よく御存じだと思うんですが、七月の初めにE……
○山本一太君 総理、あの東日本大震災から昨日で一年目になりました。改めまして、あの震災で亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りしたいと思います。
これまでの野田政権の震災への対応について、総理のまず自己評価を伺いたいと思います。
【次の発言】 総理としてこれだけはやらなければいけないと思ううちの何%ぐらい達成できたとお考えでしょうか。
【次の発言】 野田内閣の震災対応についてはいろいろと申し上げたいことはあります。ありますが、依然として被災地では大勢の方々が困難な状況に置かれていると。東北三県で三十万人以上の方々がまだ避難生活を強いられていると。このことはしっかり胸に刻んで、震災対策、原発事……
○山本一太君 幾つか気になるニュースが飛び込んできたので、質問通告はしていませんけれども、まずそこから質問させていただきたいと思っています。
防衛大臣にお聞きしたいと思います。
本日の朝日新聞の一面、アメリカ側が普天間の補修費二百五十億円、八年分を日本側に要求していることが分かったというふうに報道されていますが、防衛大臣、防衛予算を預かる立場としてお答えください。これは事実でしょうか。
【次の発言】 大臣は、今事実関係を述べていただいたんですけれども、大臣、こういう協議、こういうことが協議されているということは事実なんですね、詳細はともかくとして。
○山本一太君 本日の朝日新聞の一面に、昨年の八月、中国が北朝鮮に軍用車両を輸出していたと、日米韓三か国の政府がそのことを把握しながら公表しなかったというふうに報道されています。
玄葉大臣、この報道は事実でしょうか。事実だとしたら、なぜ日本政府は公表しなかったんでしょうか。
【次の発言】 大臣、事実なのかどうかだけちょっとお答えください。
【次の発言】 今日時間がありませんから、この問題は改めて外交防衛委員会で徹底的にやらせていただきたいと思います。
さて、野田総理に改めて伺います。今国会で消費税増税法案が成立しなかったら解散・総選挙をやると、こういう御覚悟で総理、よろしいんでしょうか。
○山本一太君 今日は、参議院の予算委員会で野田総理に質問をさせていただく恐らく最後の機会になると思います。来週以降、参議院が恐らくもう野田総理を総理大臣としてお迎えすることは私はないと思っています。 これまで随分予算委員会で野田総理といろんなやり取りをさせていただきまして、随分と厳しいことも申し上げましたし、随分と失礼なことも申し上げたとは思うんですが、これは別に野田総理に個人的な恨みがあるというわけではなくて、やはり民主党政権には一刻も早く退陣をしていただくと、この政権に一日も早く退陣してもらうことが日本の国益であり日本国民のためだと、こういう確信があるからだということは申し上げておきたい……
○国務大臣(山本一太君) 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の山本一太でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のため諸施策を積極的に講じてきた結果、社会資本整備面を中心に本土との格差が縮小し、観光や情報通信産業の振興等においても成果を上げております。しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、全国に比べ低い県民所得や高い失業率に示されるように厳しい状況にあります。 昨年、改正沖縄振興特別措置法が施行されました。民間主導の自立型経済の発展並びに二十一世紀……
○国務大臣(山本一太君) 平成二十五年度内閣府沖縄関係予算及び北方対策本部予算についての概要を御説明いたします。 初めに、沖縄関係予算について御説明します。 内閣府における沖縄関係の平成二十五年度予算総額は三千一億三千八百万円、前年度当初比一〇二・二%となっております。 沖縄振興に資する事業を県が自主的な選択に基づいて実施できる制度である沖縄独自の一括交付金については、千六百十三億一千百万円を計上しております。 このうち、経常的経費に係る沖縄振興特別推進交付金については、前年度と同額の八百三億四千万円を計上しています。 また、投資的経費に係る沖縄振興公共投資交付金については、前年度よ……
○国務大臣(山本一太君) 今委員もおっしゃいましたけれども、この四島事業、平成四年にスタートしておりまして、領土問題が解決するまでの間、日本国民と北方四島に居住するロシア人との間の相互理解の増進を図り、もって領土問題の解決に寄与すると、こういうことを目的にしております。 事業開始以来二十年がたちまして、当初は双方とも本当に手探りで始めたというところがあったんですけれども、時がたつにつれていろんな不安とか誤解が払拭されて、現在では信頼関係に基づいたより深い交流が可能になっているのではないかと。委員も四島交流でそういう感覚を持っていただいたんではないかと思うんですけれども、これまで果たしてきた役……
○国務大臣(山本一太君) 武見委員は、平成十九年の海洋基本法、議員立法の生みの親の一人でもあって、海洋政策に大変お詳しいので、私が答弁しようと思ったことは今ほとんど言われてしまったんですが、改めてお答え申し上げたいと思います。 最近、武見委員がおっしゃったように、我が国の広大な管轄海域でメタンハイドレート、海底熱水鉱床、あるいはレアアースを始めとする海洋資源、あるいは風力発電、洋上風力に代表される海洋再生可能エネルギーに関心が大変高まっております。今後、こうした海洋の開発利用を進め、海洋分野のイノベーションを推進していくことは、我が国の成長戦略の鍵になり得るものと確信をしております。 こう……
○国務大臣(山本一太君) 科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣及び情報通信技術(IT)政策担当大臣並びに海洋政策・領土問題担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 科学技術イノベーションは、この国の未来の形を決める鍵であり、我が国が直面する課題を乗り越えるための切り札です。 総合科学技術会議は、新たに生まれ変わります。日本経済再生本部とも連携し、経済再生のための三本の矢の一つの成長戦略の最重要課題である科学技術イノベーション政策を主導してまいります。また、政策の全体像を示す総合戦略を策定するとともに、総合科学技術会議の司令塔機能について、安倍総理の指示に基づき、省庁縦割り打……
○国務大臣(山本一太君) 今先生おっしゃったように、この日本独自の準天頂衛星システムについては、平成二十三年九月三十日に閣議決定もありましたし、今年の一月に宇宙開発戦略本部で決定された新しい宇宙基本計画に基づいて、おっしゃったように、二〇一〇年代後半を目途にと書いてあったと思いますが、二〇一〇年代後半を目途に四機体制の整備を図っていくと。 しかし、将来的には、先生おっしゃったように七機体制を目指していくということで、初号機の「みちびき」も含めてまずは四機体制を整備するということなんですが、いつ、具体的にこの七機体制を整備していくかということについては、現時点で正確に何年までということは申し上……
○国務大臣(山本一太君) 内閣法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、内閣官房における情報通信技術の活用に関する総合調整機能を強化するため内閣官房に特別職の国家公務員として内閣情報通信政策監を置くとともに、内閣情報通信政策監を高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の本部員に加える等の措置を講ずるものであります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、内閣官房に、特別職の国家公務員として内閣情報通信政策監を一人置くこととし、内閣情報通信政策監は、内閣官房長官及び内閣官房副長官を助け、命を受けて内……
○国務大臣(山本一太君) 石橋委員の方からもありましたけれども、この新しい政府CIOの設置というものは前政権でも本当に一生懸命取り組まれて、これはもう党派を超えた話だというふうに思っています。 これは今の修正も含めて法律的にはかなりいい立て付けになりましたが、これが、政府CIOが機能するかどうかは、総理と私がいかにこの新しいCIOをバックアップできるかということに懸かっておりまして、戦略本部でも総理の方からバックアップをすると言っていただきましたし、新しい政府CIOがIT戦略についてきちっと横串を刺して司令塔機能を発揮できるように私も全力でバックアップをさせていただきたいと思っています。
○国務大臣(山本一太君) 基本的な方針は変わっていないと思います。
【次の発言】 政府CIO法案において、政府CIOたる内閣情報通信政策監は、各府省の大臣政務官と並ぶ高い位置付けで内閣官房に置かれることにより、各府省に対して高度な総合調整権限を自ら行使することが可能となっております。
さらに、政府CIOは、IT総合戦略本部に各国務大臣と並んで本部員として参加するとともに、政府全体を横串で刺した府省横断的な計画の作成など、本部の事務を一部委任を受けて行うことができると、こうされております。必要に応じて本部長たる内閣総理大臣に意見を述べることができるということも規定をされています。
加えて言い……
○国務大臣(山本一太君) 科学技術担当大臣としてお答えしたいと思います。 櫻井先生おっしゃったように、研究現場で研究人材を安定的に確保できるかどうかというのは非常に大事な問題だと思っていまして、総合科学技術会議でも、山中先生等々の御提案も受けていろいろと議論をしてまいりました。 第四期の科学技術基本計画についても、研究者に加えて、研究活動全体のマネジメント、知的財産の管理運用、施設及び設備の維持管理等を専門とする多様な人材、研究者をサポートしていただける人材の体制を整備する必要があるということで議論をさせていただいておりますし、今回の予算の中でも科学技術予算についてはかなり我々も強く要求を……
○国務大臣(山本一太君) 科学技術担当としてお答え申し上げたいと思います。 先生御存じのとおり、昨日も植松委員から同様の質問がありましたけれども、研究開発費については各省にいろいろまたがっておりまして、私の担当する総合科学技術会議で司令塔機能を果たすということで、横串を刺して一つの方向に促すということをやっていまして、実は昨日の産業競争力会議でも総理の方から、総合科学技術会議の科学技術イノベーションにおける機能強化、これを抜本的に図ってほしいと言われまして、今、総合科学技術会議を通して各省庁に対して、この研究開発費、特に研究をサポートする人材をしっかりと養成していただくというか、確保していた……
○国務大臣(山本一太君) 武見委員が海洋基本法研究会、超党派の研究会を立ち上げて、代表世話人として海洋基本法の成立に中心的な役割を果たしてこられたと、すなわち、海洋基本法の生みの親の一人であるということは私も十分存じ上げていますし、全く武見委員と同じ問題意識を共有しています。 委員がいつもおっしゃっているとおり、排他的経済水域等におけるこの海洋資源の開発利用は、これまでは、例えば海洋資源に関する法律とかあるいは環境保全に関する法律とか、個別法を適用してまいりました。しかしながら、情勢が大きく変わったということで、平成二十三年に鉱業法を改正して資源探査規制を導入したりいたしましたが、これだけ国……
○国務大臣(山本一太君) 原子力委員会の担当としてお答えいたします。
原子力委員会委員長及び委員の五名については既に任期が切れておりますが、現時点では国会に同意人事案を提示しておりません。
【次の発言】 お答えをいたします。
原子力委員会については、水野委員御存じのとおり、昨年十二月十八日に示された、前政権下ですが、見直しに当たっての基本的考え方を参考としつつ、改めて原子力委員会の在り方についての検討を行うということにいたしました。
こうした状況にあって、今後の原子力委員会の在り方が見通せない中、この段階で新たな方に原子力委員就任の内諾をお願いすることが非常に難しいと、こういう特別な事情……
○国務大臣(山本一太君) 廃止された事業の中身については下村文科大臣の方からお話があると思いますが、私の方から科学技術全体の観点をお話ししたいと思います。 安倍内閣は、科学技術イノベーション、これを経済再生の原動力の一つと位置付けておりまして、二十五年度の科学技術関係の予算については補正と合わせてかなりの額を確保できているというふうに思います。 先生の問題意識ですが、ハードについては、施設あるいは設備について言うと、世界最高レベルの研究に必要な最先端の設備の導入とか、あるいはもう老朽化しているインフラ等々もありますので、設備、これについて予算を充てています。 それから、大変大事な問題意識……
○国務大臣(山本一太君) 柴田委員が総合科学技術会議の司令塔機能強化に前向きな御意見を持っていただいているということを大変心強く思います。 委員御指摘の府省横断型の研究開発プログラムは、四月十七日の産業競争力会議で、総理から府省横断型のプログラムの創設を検討するという方針が示されました。先ほど言及された昨日の総合科学技術会議においても、総理からこのプログラムの対象や配分の仕組みを含めた制度設計を総合科学技術会議が行うようにという指示もいただきました。重要な国家的課題についてはイノベーションによって解決を図るということで、総合科学技術会議が司令塔機能を発揮して、省庁の枠にとらわれずに重点的に予……
○国務大臣(山本一太君) 今、北川委員のおっしゃった先端医療開発特区は、経済財政諮問会議の有識者委員の提案を受けて平成二十年度に始まりました。私の担当する総合科学技術会議の下で、内閣府と厚労省と文科省と経産省と、四府省が連携して二十四の先端医療プロジェクトを採択して実施してきました。一部実用化されたものもありますし、あるいは規制改革等についても波及効果があったと思っていまして、一定の成果を上げたと思っています。 先生御存じのとおり、特徴として、研究資金の運営が非常に良かったというのと、最初から出口を見据えて、開発段階から出口を見据えて、試行的に規制当局等と意見交換やったり相談をやったりして、……
○国務大臣(山本一太君) 海洋政策担当大臣としてお答えをしたいと思います。
低潮線保全法に基づいて、平成二十三年の五月に百八十五の区域を指定をいたしました。現在、当該区域で保全及び監視を行っています。百八十五のうち百三十七は九十九の離島にありまして、そのうち公有地が六十二、私有地が七、私有地と公有地が混在しているところ等が三十ということになっています。残りの四十八は日本の本土にありますけれども、この土地の所有状況については現在調査中と、こういうことになっております。
【次の発言】 低潮線保全区域についても、本土にある部分とそれから離島にある部分があるんですけれども、なかなか目の届かないやはり……
○国務大臣(山本一太君) 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の山本一太でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のため諸施策を積極的に講じてきた結果、社会資本を中心に本土との格差は縮小してまいりました。今日では、魅力ある観光地として、また、情報通信産業、物流の分野においても、沖縄は着実な発展を遂げています。しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、全国に比べ低い県民所得や高い失業率に示されるように厳しい状況にあります。 一方で、沖縄は、東アジアの中心に……
○国務大臣(山本一太君) 科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣及び情報通信技術(IT)政策担当大臣並びに海洋政策・領土問題担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 科学技術イノベーションは、この国の未来の形を決める鍵であり、我が国が直面する課題を乗り越えるための切り札です。 世界で最もイノベーションに適した国をつくり上げていくため、総合科学技術会議を司令塔とし、その英知を結集して、本年六月に閣議決定された科学技術イノベーション総合戦略に示された政策を強力に主導してまいります。 その柱となる総合科学技術会議の司令塔機能の抜本的強化については、安倍総理の指示に基づき、権限、予……
○国務大臣(山本一太君) 英語は得意じゃないんですけど、大塚さんほど。
総理のおっしゃった趣旨を世界に理解してもらうためには、非常に私はクリスピーでいい表現だと思います。
【次の発言】 IT政策担当大臣として短く一つだけ付け加えたいと思います。
本年から新しい法律的な位置付けになった政府CIO、遠藤CIOが今関係府省とヒアリングを繰り返していまして、これはIT投資の最適化とそれから無駄の排除が目的なんですが、実は府省横断のプログラムはなくて、縦割りのまま全然違うシステムで情報管理が行われていると、これをできるものから集約、統合していくと。この試み自体がサイバーセキュリティーを上げることにな……
○国務大臣(山本一太君) おっしゃったとおり、世界最先端IT国家創造宣言の目標年次とぴったり一致していますので、例えば道路交通の分野では世界で最も安全な道路交通社会をつくる、二〇二〇年までとか、あるいは防災分野では地理空間情報を使った例えば避難誘導とか消火対策とか、そういうことをしっかり盛り込んでいきたいと思いますので、今後も積極的に関与すべき分野があればいろいろ言っていただいて、工程表に盛り込んでIT政策の充実を図っていきたいと思います。 以上です。
○国務大臣(山本一太君) 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の山本一太でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のため諸施策を積極的に講じてきた結果、社会資本を中心に本土との格差は縮小してまいりました。今日では、魅力ある観光地として、また情報通信産業、物流の分野においても、沖縄は着実な発展を遂げています。しかし、こうした経済成長の中で、依然、低い県民所得や高い失業率などの課題が沖縄の経済社会には存在しています。 一方で、沖縄は、東アジアの中心に位置す……
○国務大臣(山本一太君) 平成二十六年度内閣府沖縄関係予算及び北方対策本部予算について、その概要を説明いたします。 初めに、沖縄関係予算について説明いたします。 内閣府における沖縄関係の平成二十六年度予算総額は三千五百一億二千七百万円となっております。 このうち、那覇空港滑走路増設事業については、沖縄の優位性と潜在力を生かすために必要不可欠なインフラづくりであり、強く自立した沖縄の実現に向けた起爆剤の役割を担うことから、工期二年度目として必要と見込む三百三十億円を計上いたしました。 沖縄振興に資する事業を県が自主的な選択に基づいて実施できる制度である沖縄振興一括交付金については、経常的……
○国務大臣(山本一太君) 昨年九月に尾立議員や今津議員と一緒に国後島、択捉島を訪問させていただきました。その際、文化交流、和装の交流などもありましたが、こうした中で、たくさんの四島側住民にも参加をしていただいて、両議員とともに相互理解を深めることができたと考えています。特に、尾立委員の人柄もあるんだと思いますが、我々も、党は違いますが四島返還を是非実現したいと、こういう思いでこの四島交流に参加したわけですが、かなり短い期間の間に尾立委員が現地の住民の方々と親しくなられたということは大変印象的でございました。 今回の訪問を通じて、四島交流事業を着実に実施することにより相互理解を深めていくと、こ……
○国務大臣(山本一太君) 沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 沖縄は、成長するアジアの玄関口に位置付けられるなど、大きな優位性と潜在力を有しております。昨年六月に閣議決定した経済財政運営と改革の基本方針及び日本再興戦略にあるとおり、沖縄が日本のフロントランナーとして二十一世紀の成長モデルとなり、日本経済活性化の牽引役となるよう、国家戦略として、沖縄振興策を総合的、積極的に推進することが必要とされています。このような中で、この度、沖縄の自主性を尊重しつつその総合的かつ計画的な振興を図るため、課税の特例に関し、経済金融活性化特別地区に……
○国務大臣(山本一太君) 沖縄振興特別措置法改正の意義ということで、島尻委員の方から御質問がありました。 沖縄は、東アジアの中心に位置するなど大きな優位性と潜在力を有しております。沖縄が日本のフロントランナーとして二十一世紀の成長モデルとなり、日本経済の牽引役となるように取組を進めていくと、このことをずっと大臣就任以来申し上げてまいりました。そのためには、多くの企業が沖縄に進出をし、沖縄での企業活動がこれまで以上に活発化していくことが重要だと考えています。 このため、今般の改正においては、沖縄県からの要望を最大限踏まえて、一つ、経済金融活性化特区を創設して対象産業を多様化し、大幅に要件を廃……
○国務大臣(山本一太君) 石橋議員、沖振法のときに沖縄特の委員も務められたということで、沖縄に対する取組に大変敬意を表したいと思いますし、今日、沖縄振興の話をここで取り上げていただいて大変感謝をしています。 今言ったお話なんですが、十年間の決算ということで、何か一つ資料があるのかと言われると、まとめた資料はちょっと見たことがないと思うんですけれども、これまでの取組についての政府側の評価、それから課題について少し丁寧に御答弁させていただきたいと思います。 昭和四十七年の沖縄本土復帰以来、初めは主として本土との格差是正を目的として、平成十四年度以降は第四次沖振計画の下で民間主導の自立型経済の構……
○国務大臣(山本一太君) 領土担当大臣ということでいうと、今おっしゃったように、領土問題についての国内啓発、それから対外発信を担っているということで間違いありません。
○国務大臣(山本一太君) 科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣及び情報通信技術(IT)政策担当大臣並びに海洋政策・領土問題担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 科学技術イノベーションは、この国の未来の形を決める鍵であり、我が国が直面する課題を乗り越えるための切り札です。 予算面の取組としては、総合科学技術会議による政府全体の科学技術関係予算の主導、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)及び革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の具体化という三本の柱について、引き続き強力に推進してまいります。 また、総合科学技術会議の司令塔機能の抜本的強化を図るため、内閣府……
○国務大臣(山本一太君) 総合科学技術会議は、昨日、研究開発型独法二法人を特定国立研究開発法人の候補として決定をいたしました。国際競争の中で世界トップレベルの研究開発成果を生み出し、そうした成果を科学技術イノベーション創出につなげていくというのは、大変重要な課題だというふうに認識をしています。 こうした観点から、科学技術イノベーションの基盤となる世界トップレベルの成果を生み出す創造的業務を担う法人を特定国立研究開発法人、これはまだ仮称ですが、こういうふうに位置付けて、総合科学技術会議、主務大臣及び法人が一体となって科学技術イノベーションに取り組んでいくということが必要だと考えています。 こ……
○国務大臣(山本一太君) 昨年閣議決定された世界最先端IT国家創造宣言の中で、IT利活用の裾野を広げるという方針を打ち出させていただきました。IT利活用の裾野を広げるためには、これは日本だけじゃなくて各国同じだと思うんですけれども、一番のキーはやはりパーソナルデータとどう向き合うか、これをどう利活用し保護していくかということだと思っていまして、その意味でいうと、各省でいろいろ行われていたパーソナルデータについての検討をIT戦略本部、IT政策を総合調整するというこのIT戦略本部の下でまとめて検討会を立ち上げて議論するという流れになったということは非常に私は良かったのではないかと思っています。 ……
○国務大臣(山本一太君) ただいま議題となりました内閣府設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国の経済社会の活力の向上及び持続的発展を図るためには、科学技術の振興を通じた新産業の創出等を促進することが重要となっております。 この法律案は、このような観点から、総合科学技術会議の司令塔機能の強化を図るため、内閣府の所掌事務に、研究開発の成果の実用化によるイノベーションの創出の促進を図るための環境の総合的な整備に関する事務を追加するとともに、総合科学技術会議を総合科学技術・イノベーション会議に改組する等の所要の措置を講ずるものであります。……
○国務大臣(山本一太君) 御質問ありがとうございます。 上月委員はやはり霞が関で勤められた御経験があるので、内閣府の実態も本当によく御存じの上でのいろんな御指摘だというふうに思います。 イノベーションというものが加わったと、これ、形だけに終わらないように担当大臣としてしっかり司令塔機能を発揮してまいりたいということをまず申し上げたいと思います。 中小企業まで意識した支援が重要だというのは大変おっしゃるとおりだというふうに思っていまして、中小企業は、独創的な技術力とかタイムリーな対応力、こうしたことで我が国経済の活性化に貢献をしておりますし、産業競争力を下支えする存在ですし、我が国の経済、……
○国務大臣(山本一太君) ただいま議題となりました原子力委員会設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 原子力委員会は、昭和三十一年に設立して以降、時代に応じてその役割が見直されてまいりましたが、東京電力福島第一原子力発電所事故等による原子力をめぐる環境変化等を踏まえ、その役割について抜本的な見直しが必要となっております。 この法律案は、このような観点から、原子力委員会の所掌事務について、原子力の平和利用や放射性廃棄物の処理・処分等、原子力利用に関する政策の重要事項に重点化することとし、形骸化している事務を廃止・縮小する等の所要の措置を講ず……
○国務大臣(山本一太君) 今回の原子力委員会の見直しは、今委員がおっしゃったように、あの民主党政権における原子力委員会見直しのための有識者会議の報告書もございましたが、この流れもある意味でいうと引き継いで、この政権の下で更にこの原子力委員会の改革について、見直しについて議論をしたという経緯でございますが、内閣官房に有識者会議を設置をいたしまして、原子力委員会が必要なのか、関係各省で担うことができない本当に必要な機能は何かについて検討させていただきました。 有識者会議の結論としては、我が国の原子力利用が平和目的に限って行われていることを確保するために、利用目的のないプルトニウムは持たないという……
○国務大臣(山本一太君) この件について、言葉が足りなかったところはあると思いますが、石原大臣本人が発言の真意について説明をし、誤解を招いたことに対しておわびをしているものと承知しております。
いずれにせよ、被災地の方々の心に寄り添って復興を最優先に取り組んでいくという安倍政権の方針に従って、閣僚の一人として対応してまいりたいと思います。
【次の発言】 もう一度申し上げたいと思いますけれども、石原大臣本人が発言の真意について説明をし、誤解を招いたことに対しておわびをしているということでございます。
今委員長、委員がおっしゃったように、被災地の方々の心に寄り添っていくと。安倍総理が、やはり安……
○国務大臣(山本一太君) 佐藤委員のおかげで今国会初めて答弁に立てました。ありがとうございます。 我が国の領土、主権をめぐる情勢は厳しさを増しておりますが、私は領土担当大臣として、国内外における我が国の立場に関する正確な理解が浸透していくよう、約一年にわたり鋭意努力をしてまいりました。 具体的に言うと、昨年四月から領土・主権をめぐる内外発信に関する有識者懇談会を開催をして、七月に取りまとめていただいた英語発信の強化とか重層的な発信等の提言の実現に関係府省庁と連携して取り組んできたところです。昨年六月から七月には、竹島及び尖閣諸島に関する国民の意識を把握すべく政府として初めての世論調査を実施……
○国務大臣(山本一太君) これは水野委員よく御存じだと思うんですが、原子力規制委員会の設置法では、原子力関係の事業者、原子炉を設置する者等については委員長や委員となることができないという規定が設けられておりますけれども、こうした規定は、現在、原子力委員会の設置法の方には規定されておりません。
【次の発言】 現時点でガイドラインというようなものはありませんけれども、やはりこの原子力委員会、今見直しをやっていますが、それが始まった経緯もありますし、今の社会情勢を踏まえれば電力会社等の出身者は原則原子力委員会の委員長や委員としてはこれは適切ではないというふうに考えておりまして、国会で同意が必要な委員……
○国務大臣(山本一太君) 新妻委員には日頃から宇宙政策について様々有益な御提案をいただいていることを宇宙担当大臣として感謝を申し上げます。 御指摘のあった広域災害監視衛星ネットワークについては、御指摘も踏まえて、しっかり関係省庁と調整連絡、連携を取りながら検討してまいりたいと思います。 宇宙開発利用は、民生、安全保障など多様な分野に関係しておりまして、政府が一丸となって国家戦略としての宇宙政策を推進することが必要だと考えています。内閣府の宇宙戦略室としては、宇宙基本計画に基づいて、宇宙利用の拡大と自律性の確保、こうした観点から司令塔機能を発揮してまいりたいと思います。 具体的に言うと、戦……
○国務大臣(山本一太君) 短く申し上げます。 私が領土、主権をめぐる対外発信を担当する大臣としてASEAN諸国を回って感じたことは、大使の役割は極めて重要だということで、やっぱり頑張っている大使をきちっと評価をして、ベストプラクティスを検証して対外発信に生かしていくという仕組みを総理と外務大臣を中心に是非つくっていただきたいなと思っていますし、これからも総理のお考えを踏まえ、外務大臣と平仄を合わせてしっかり対外発信に努めていきたいと思います。
○山本一太君 財政金融委員として初めて質問に立たせていただきます。というか、考えたら私は、随分長い間与党の委員として質問したという記憶がもうなくて、今日、どういうモードで質問したらいいのかよく分かりませんが、同僚の西田委員を見習って、礼儀正しくやらせていただきたいというふうに思います。 まず、今日は来られていませんけれども、民主党の尾立委員が、前回の委員会で税関の業務について取り上げました。私の最初の質問は、実は尾立委員と同じ趣旨なんですが、この財政金融委員会で税関も視察をされたと尾立委員が質問の中でおっしゃっていましたけれども、大臣、私も、実は十一月五日に一人でふらりと東京税関を視察してま……
○山本一太君 自民党の山本一太でございます。 総理、先月の二十三日は、私が初当選してからちょうど二十年目に当たる日でございました。三十七歳で政治家になったので、今五十七歳。中谷大臣は私よりも五年政治家としては先輩ですが、同い年でございます。総理とももう二十年のお付き合いになりました。その二十年お付き合いしている総理に、初めて委員会で質問をさせていただきます。 総理、この平和安全法制は、衆議院で百十六時間の審議を経て参議院に送られてまいりました。私は一委員としてこの特別委員会で与野党の質疑を真剣に拝聴させていただきました。この法案の合憲性はもちろんのこと、集団的自衛権の概念とか、あるいは必要……
○山本一太君 総理、台風による被害が発生しております。今後予想される被害あるいは事態に対して政府として万全の対応を取っていただくことをまず一言お願いを申し上げて、質問に入りたいと思います。 まず、最初のパネルの写真を総理に御覧になっていただきたいと思います。(資料提示) これは、韓国の朴槿恵大統領が、北朝鮮の砲撃、韓国軍は挑発砲撃と呼んでいるようですが、この砲撃が行われた翌日に、朴大統領が韓国陸軍第三野戦軍司令部を訪問して軍に指示を出した、そのときの写真でございます。ここに迷彩服を着て現れた朴大統領が軍に指示したことは、北朝鮮のいかなる追加的挑発に対しても徹底して断固たる措置をとれと、こう……
○山本一太君 平和安全法制の質問に入る前に、関東、東北地方を襲った記録的な大雨によって各地に甚大な被害が発生している、この問題を取り上げたいと思います。
停電やまだ断水が続いている地域もありますし、安否不明の方々もおられます。被害を受けられた皆さんに心からお見舞いの気持ちを申し上げたいと思います。
総理、この五十年に一度と言われる災害に対する政府のこれまでの対応、それから今後の対応方針について御説明をいただけないでしょうか。
【次の発言】 この平和安全法制の参議院の審議も極めて大事ですが、この災害に対する対応についても、政府におきましては全力を挙げて、今総理がおっしゃったように、万全の措置……
○山本一太君 自民党の山本一太でございます。 今日は質問時間二十分ということだったんですが、五十五分ぐらいまでに終わらせよということなので、五分縮めたいと思いますので、特許庁の方にも来ていただいていますが、全部ちょっと質問が行かなかったら、まず最初におわびをしておきたいと思います。 麻生大臣、ちょっと質問通告をしていないので、もうできる範囲で結構ですし、コメントを控えるというならそれでも結構なんですが、是非大臣の御感想をお聞きしたいことがあります。 昨日、政府の国際金融経済分析会合、三回目だったと思いますが、官邸で行われたということで、ニュース報道を見たら麻生大臣のお顔もあったんですけれ……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
去る九月二十六日の本会議におきまして、皆様方の御推挙により予算委員長の重責を担うことになりました山本一太でございます。
当委員会の運営につきましては、公正中立を旨といたしまして円滑に進めてまいりたいと存じます。
何とぞ、皆様方の御指導、御協力を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が五名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十八年度一般会計補正予算(第2号)、平成二十八年度特別会計補正予算(特第2号)、平成二十八年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、昨日に引き続き質疑を行います。有村治子君。
【次の発言】 以上で有村治子君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、西田実仁君の質疑を行います。西田実仁君。
【次の発言】 以上で西田実仁君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、横山信一君の質疑を行います。横山信一君。
【次の発言】 以上で横山信一君の質疑は終了いたしました。(拍手)
残……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 平成二十八年度第二次補正予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。 本日は、まず内政・外交の諸問題等に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間の総計は百四十五分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党十分、民進党・新緑風会五十分、公明党十分、日本共産党三十分、日本維新の会十五分、希望の会(生活・社民)十分、無所属クラブ十分、日本のこころ十分とすること、質疑順位につきましてはお手元の通告表のとおりでございます。 次に、集中審議終了後、締めくくり質疑を三十分行うこととし、各会派への割当て……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 予算の執行状況に関する調査についての理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、内政・外交の諸問題等に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間の総計は四百十四分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に三原じゅん子君を指名いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じま……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算、平成二十九年度政府関係機関予算、平成二十八年度一般会計補正予算(第3号)、平成二十八年度特別会計補正予算(特第3号)、以上五案を一括して議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。財務大臣麻生太郎君。
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査のため、閉会中必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査のため、本日の委員会に前愛媛県知事加戸守行君、前文部科学事務次官前川喜平君、内閣総理大臣補佐官和泉洋人君、内閣府前地方創生推進事務局審議官藤原豊君……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十八年度第三次補正予算二案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、総括質疑方式による質疑終了後、締めくくり質疑を十七分行うこととし、各会派への割当て時間は、民進党・新緑風会六分、日本共産党四分、日本維新の会三分、希望の会(自由・社民)二分、無所属クラブ二分とすること、質疑順位につきましてはお手元の通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成二十八年度一般会計補正予算(第3号)、平成二十八年度特別会計補正予算(特第3号)、以上二案を一括して議題とし、昨日に引き続き質疑を行います。山本香苗君。
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十九年度総予算三案審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十九年度総予算三案審査のため、必要に応じ日本銀行総裁黒田東彦君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十九年度総予算三案審査のため、本日の委員会に前文部科学事務次官前川喜平君及び文部科学省元大臣官房人事課企画官嶋貫和男君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算、平成二十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、昨日に引き続き質疑を行います。藤末健三君。
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十九年度総予算三案審査のため、本日の委員会に東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長廣瀬直己君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日及び明日は、基本的質疑終了後、一般質疑を二百分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ四十分、民進党・新緑風会七十分、公明党二十九分、日本……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算、平成二十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、昨日に引き続き質疑を行います。舟山康江君。
【次の発言】 引き続き理事会で協議をさせていただきます。
【次の発言】 後刻理事会で協議をいたします。
【次の発言】 舟山君、時間ですのでまとめてください。
【次の発言】 じゃ、簡潔にお願いいたします、時間ですので。
【次の発言】 外務大臣、簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 以上で舟山康江君の質疑は終了いたしました。(拍手)
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十九年度総予算三案審査のため、本日の委員会に東京電力ホールディングス株式会社代表執行役副社長山口博君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、財政・内外の諸情勢について集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は四百十四分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ七十……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日及び明日は、一般質疑を百二十分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ二十五分、民進党・新緑風会四十分、公明党十八分、日本共産党十五分、日本維新の会十分、希望の会(自由・社民)六分、無所属クラブ六分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算、平成二十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
これより質疑を行いま……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算、平成二十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、昨日に引き続き質疑を行います。小西洋之君。
【次の発言】 後刻理事会で協議をさせていただきます。
【次の発言】 稲田防衛大臣、答弁してください。
【次の発言】 小西君、時間が終わっております。
【次の発言】 大臣、時間来ておりますので、短く御答弁をお願いします。
【次の発言】 大臣、短くお願いします。
【次の発言】 以上で小西洋之君の質疑は終了いたしました。(拍手)
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、一般質疑を八十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ十六分、民進党・新緑風会三十分、公明党十一分、日本共産党九分、日本維新の会七分、希望の会(自由・社民)四分、無所属クラブ四分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算、平成二十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
これより質疑を行います。元榮太一……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 平成二十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。 本日は、社会保障・内外の諸情勢について集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は四百十四分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ七十二分、民進党・新緑風会百四十分、公明党四十七分、日本共産党六十三分、日本維新の会四十六分、希望の会(自由・社民)二十三分、無所属クラブ二十三分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。 速記を止めてください。
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告をいたします。
本日及び明日は、一般質疑を百六十分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ三十分、民進党・新緑風会六十分、公明党二十二分、日本共産党十八分、日本維新の会十四分、希望の会(自由・社民)八分、無所属クラブ八分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
午前十一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十時四分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
平成二十九年度一般会計予算……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
この際、平成二十九年度総予算三案の審査の委嘱についてお諮りいたします。
本件につきましては、理事会において協議の結果、次のとおり決定いたしました。
一、審査を委嘱する委員会及び各委員会の所管は、お手元に配付のとおりとする。
一、審査を委嘱する期間は、特別委員会については三月二十一日の一日間、常任委員会については三月二十二日の一日間とする。
以上でございます。
ただいま御報告いたしましたとおりとすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
証人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十九年度総予算三案に関し、学校法人森友学園に対する国有地売却等に関する問題について、来る三月二十三日午前十時に籠池康博君を証人として出頭を求め、その証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、証言を求める事項の通知その他の手続等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
本日はこれにて散会いたしま……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算、平成二十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
平成二十九年度総予算三案に関し、学校法人森友学園に対する国有地売却等に関する問題について証人の証言を求めることといたします。
まず、委員長から確認させていただきます。
あなたは籠池康博君御本人ですか。
【次の発言】 証言を求めるに先立ち、証人に申し上げます。
議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によりまして、証人には、証言を求める前に宣誓をしていただくことになっております。
宣誓又は証……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
平成二十九年度総予算三案審査のため、本日の委員会に財務省前理財局長・国税庁長官迫田英典君及び財務省前近畿財務局長・財務省国際局長武内良樹君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、安全保障・内外の諸情勢について集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は四百十四分とし、各会派へ……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 平成二十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告をいたします。 本日午前は、安倍内閣の基本姿勢に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は百四十四分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ十六分、民進党・新緑風会四十六分、公明党二十四分、日本共産党二十二分、日本維新の会十六分、希望の会(自由・社民)十分、無所属クラブ十分とすること、質疑順位につきましてはお手元の通告表のとおりでございます。 また、午後は、締めくくり質疑を四十分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こ……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に辰巳孝太郎君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
予算の執行状況に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に辰巳孝太郎君を指名いたします。
【次の発言】 予算の執行状況に関する調査についての理事会決定事項について御報告をいたします。
本日は、安倍内閣の基本姿勢に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は百……
○山本一太君 今日は、与党議員として初めて予算委員会の総括質疑で質問に立たせていただきました。国会審議の中でも与党には与党の役割がありますから、しっかりと質問させていただきたいと思います。いつものとおり真剣勝負でいきますので、総理並びに閣僚の皆さんにも緊張感のある答弁をお願いしたいと思います。 今日は、外交・安全保障問題を中心に主に総理にいろいろお聞きしていきたいと思いますが、その前に一つ、まず森友学園の国有地売却問題について一問だけ伺いたいと思います。 総理御存じだと思いますが、この問題は、私が参議院の予算委員長だったときに、参議院予算委員会が総意をもって会計検査院に検査をお願いをした案……
○山本一太君 久々に外交防衛委員会で質問する機会をいただきました。初めて河野外務大臣と小野寺防衛大臣に質問させていただきます。 河野大臣は私より五つ、小野寺大臣は私より三つお若いので、同世代というのは大変おこがましいんですけれども、今五十代の二人が第二次安倍政権のまさしく外交、安全保障の要としてもうこれだけの活躍をしているということについては大変うれしく思いますし、誇りにも思っております。是非頑張っていただきたいと思います。 小野寺大臣、二度目の防衛大臣に抜てきされた理由は、もちろん安全保障政策についての見識、知識はもちろんですけれども、あのPKOの日報問題でかなり防衛省の中ががたがたして……
○山本一太君 山本一太でございます。武見政審会長に続いて、まず私もこの森友決裁文書の書換え問題について御質問させていただきたいと思います。 もう武見政審会長の方からもありましたが、これは政府の方から公文書、書き換えられた公文書が国会に提出されたということで、これはもう断じてあってはならないことであって、総理も度々おっしゃっているとおり、これはもう政治が中心になって徹底解明をし、二度とこういうことが起こらないようにする、これはもう当然のことだというふうに考えております。 総理がもう度々、これまで国会答弁の中でも、あるいは先般の、昨日ですか、自民党大会の冒頭でも、あるいはまた先ほどの武見政審会……
○山本一太君 与党の政策審議会長として、初めて予算委員会の質問に立たせていただきたいと思います。 今日はNHKのテレビ中継も入っているということなので、この質疑を御覧になっている国民の皆さんに分かりやすい議論にしたいと思っておりますので、その点、総理並びに関係閣僚の皆様にも御協力をいただきたいと思います。 最初に、一つお断りをしておきたいと思います。 国民の皆さん、そこまではなかなか御存じないと思いますが、参議院の予算委員会と衆議院の予算委員会は少しシステムが違います。世耕大臣とか片山大臣とか山本大臣はよく御存じだと思いますが、このいわゆる総括質疑では、参議院の場合は片道方式というのを取……
○山本一太君 自民党の山本です。いろいろお聞きしたいことがあるんですけれども、ちょっと絞って伺いたいと思うんです。 アジア・太平洋地域の安全保障ということを考えた場合、やはり先ほどもお話がございましたけれども、アメリカの軍事的プレゼンスというのが非常に重要だということでございまして、その中でもやはり日本にとっての基調は何といっても今の日米安保条約の堅持ということだと思っております。 それが例の沖縄問題をきっかけに、冷戦後の日米安保条約の再定義ということが今言われるようになって、今度村山総理とクリントン大統領が会見する二十何日ですか、あの後もたしか日米安保共同宣言というのを出すという予定にな……
○山本一太君 参議院自民党の山本一太でございます。まず、両渡辺先生から大変インフォーマティブなお話を伺いまして、感謝を申し上げます。フリートーキングということでほかにも御質問される諸先輩いらっしゃいますので、簡単に何点か御質問をさせていただきます。 まず、渡辺利夫先生のお話で、四番目のAPECについてちょっとお話をしていただく機会がなくて残念だったんですけれども、先生の御論文をちょっと拝見いたしまして、APECはもともと非常に緩やかな協議体としてスタートしたのが、例のボゴール宣言以来、これを貿易投資の自由化というメカニズムに主導的に持っていったのがアメリカだというのがございまして、先生がAP……
○山本一太君 この間、ワシントンの戦略研究所、CSISのミッションが日本に来られまして、そのときに塩崎先生や林先生や馳先生と一緒にそのミッションといろいろ情報交換をするチャンスがありました。その中で、最近日本部長になられたケント・カルダー博士が、これからの太平洋地域を考える上でエネルギー問題をめぐる対立、特に日中の対立というのが大きな火種になってくるんじゃないかということをかなり懸念しておられたんです。 いろんな意味で今ほど日中の安保対話というものが必要とされているときはないという認識がありまして、先ほど局長もこの間一年ぶりに日中の安保対話をなさったという話があったんですけれども、一点だけな……
○山本一太君 武貞参考人に一つだけちょっとお聞きしたいと思うんです。 先生のお話ですと、いわゆる北朝鮮については、現体制が崩れるとかそういう可能性は余りないという話で、金正日は基本的に軍を掌握していて、労働党も掌握していて、しかも北朝鮮の政策に継続性があるという話だったんですけれども、果たしてそうかなという感じを私は持っております。 先生のお話からいくと、最近の三十八度線の動きなんかもすべて外交交渉をねらった動きであって、本当に南に軍事侵攻していく気持ちはないというふうなこともおっしゃっているんですけれども、やはり北朝鮮という国の成り立ちとか、先生がさっきおっしゃっていた赤化をするという思……
○山本一太君 今の馳委員の北朝鮮についてのね話は大変参考になったわけでございます。いろいろ申し上げるつもりはありませんけれども、私はいろんな側面から考えて、笠井先生とちょっと意見が違いますけれども、やはり日米安全保障条約は日本の安全保障を考える上のかなめである、この事実はやはり動かせないというふうに思います。それについてはいろいろもう各委員の先生方から出てきましたので、ちょっと別の点で三点ほどお話をさせていただきたいと思います。 先ほど直嶋先生の方からのお話でいろいろ何点かあったんですけれども、その中で一つ目についたことは、安全保障には国民のやはり理解が必要だという点で国民世論を啓発していか……
○山本一太君 五月の、おとといだから二十日付だったと思うんですけれども、ウォール・ストリート・ジャーナル、きのう付でしょうか、クリントン大統領が中国に対する対中最恵国待遇ですか、MFNの更新を一両日中にするという方針で発表するという記事が流れたわけなんです。特に、例の台湾海峡での中国の軍事演習があって以来アメリカのマスコミの動きにずっと注目をしていたわけですけれども、かなり手厳しい対中批判が起こっておりまして、中には、クリスチャン・サイエンス・モニターみたいに結局中国は民主主義国家の道を選ぶというのもあるんですけれども、軍部や保守派の意見を聞いておりますと、多党制は非常に危険だという論調がやは……
○山本一太君 ただいま、今回のミッションに参加された委員の方々から大変示唆に富んだ御報告をいただきまして、ありがとうございました。 私が特に感銘を受けたのは、木庭委員がおっしゃったように、今回のミッションが本当に各国首脳の方々との会見をなさってこられたということで、フィリピンのラモス大統領初め、チャワリット副首相ですか、まず大変感銘を受けたわけです。木庭委員がおっしゃったように、こうした各国のトップと率直な意見交換をする機会というものをやはり我々個々の議員がふやしていかなければいけないということに大変私も賛意を示したいと思います。 先般、林委員と一緒にシンガポールの国際会議に行ってまいりま……
○山本一太君 ちょっとおくれてきたので、もしかしたらもうそちらの方から御説明があったかもしれないんですが、今お聞きしたように、今回のAPECは、やはりボゴールと大阪である程度投資・貿易の自由化の枠組みができて、それをいよいよ実行段階に移す、改めてアクションをする段階になったということを国際社会に向けて示したという点では、非常にもちろん意味があったというふうに私も思っております。また、日経か読売か何かの記事で見たんですけれども、このAPECが日本と米国と中国との間の首脳会談の場になったということも、ひとつやはりAPECの重要性をこれから高めていく出発点になるのかなという気はしております。 私も……
○山本一太君 簡潔にいたします。 ちょっと田中先生に御質問したいんですけれども、日本のこれからの課題ということで、日中関係をコンストラクティブェンゲージメントに従ってやるという話がありました。リアリズム、リベラリズム、どっちをとってもやっぱりアジア太平洋の安全保障には中国がよくも悪くも最大のファクターだと。先生の論文の中で、特に日米中のトライアングルの中では、日米がやらなければいけないことはりアシュアラソスである、すなわち安心化だと。必ずしも日米安全保障条約というものが中国の脅威ではないということを説明することだというお話があって、そのためには指導者レベルのいろんな交流がこれから必要だろうと……
○山本一太君 十分以内という大変きついお達しですので、問題を絞って少し早口でお話を申し上げたいと思います。 アジア太平洋地域の安全保障のあり方、このことを考える上で最も重要なキーファクターは、まず第一に日米安全保障体制、日米安保システムの堅持であり、第二に、これは二十一世紀に向けて文字どおり超大国としての道を歩もうとしている中国の動向、それに対する周辺諸国、とりわけ日本と米国の対応である、このように思います。二点目は、別の言い方をすれば、日米中トライアングルというものをこの地域でどのように安定化させていくか、こういうことであろうと思っているわけでございます。順次、意見を述べてまいりたいと思い……
○山本一太君 どうも大変示唆に富んだ御講義、両先生ありがとうございました。簡潔に御質問させていただきたいと思います。 プラサート先生が、冷戦後の社会においても経済協力の必要性というのは少しも程度が下がらない、すなわち日本のODAの重要性についての趣旨のお話をされたんですけれども、その中で、最後にODA基本法のことをおっしゃったと思うんです。このODA基本法はアジア諸国から見てどういう重要性があるのか、すなわち、日本がODA政策を進めていく上でこの基本法をぜひとも援助の哲学としてつくってほしいと。そういうことについてプラサート先生とリム先生、両先生のコメントがあれば言いただきたいと思います。 ……
○山本一太君 私が質問しようと思ったことは、もう上田先生の講義の中にすべて入っておりまして、シンプルに一つだけ伺いたいと思うんです。 海兵隊というと日本では余りいいイメージがありません。事実、海兵隊に志願している兵士というのは、アメリカでもどちらかというとそんなに豊かな階層の人たちじゃないということもあると思うんです。何カ月か前に、橋本総理の奥さんの久美子夫人とそれから栗山元駐米大使の御夫人が呼びかけて、ボランティアでこちらにいる海兵隊員を自宅に呼ぶということをやったという記事を週刊読売で見たんです。その中で橋本総理の奥さんなんかが言っていたのは、やっぱり海兵隊の方々一人一人と話してみると、……
○山本一太君 お三方から大変示唆に富んだお話をいただいてありがとうございました。 私は、自分自身JICAに勤めておりましたし、また国連開発計画、先ほど先生から出たUNDPのニューヨーク本部にも勤めて一応援助の行政に携わってまいりました。この政治の世界に入る前は援助のことをいろいろ考えていたわけなんです。 まず、畠中局長に一言お聞きしたいのですが、今、量から質への転換ということを言われているんですが、私がODAに携わってきた経験からいくと、もちろん質的転換というのは大事なんですが、これはある程度の量がないといけないというのが私の持論でして、その意味で余りODAを一遍にざつくり切って世界にちょ……
○山本一太君 いろいろお話ししたいことはあるんですけれども、一応五分間ルールというふうに伺いましたから一点に絞って、今、直嶋先生のおっしゃったODA基本法のことについて私なりの意見をちょっと述べさせていただきたいと思います。 板垣先生もおっしゃったということですが、私は、この調査会でODA基本法について議論をするというのは大変健全なことですし、ODA基本法をつくるということについてはもちろん基本的に反対ではありませんし、どちらかといえば賛成なんです。しかしながら、やはりODA基本法を実際に考えていくときにはきちっと考慮に入れておかなければいけないことも幾つかあるんじゃないかと思うんです。 ……
○山本一太君 先ほど齋藤委員のおっしゃった戦略研究所といいますか、平和研究所の話はやっぱり一度いろんな検討を重ねる価値があるかなと思って伺っておりました。今、林委員とも話して、フォーレストインスティチュート、林研究所をつくったらどうかとか、いろいろ話していたんですが、どういう形でシンクタンクをつくるかということについてはいろんなオプションがあると思うので、またぜひそれはいつかじっくりといろいろ議論をさせていただきたいというふうに思います。 いろいろあるんですけれども、一つだけ私が安全保障の問題で気になっていることを簡単に申し上げたいと思うんです。四、五日前の産経新聞か何かだったと思いますけれ……
○山本一太君 両参考人からいいお話を伺いまして、本当にありがとうございました。小此木先生それから重村先生に数問、お聞きしたいと思います。五分以内ということですから、急いでお話をさせていただきたいと思うんです。 小此木先生の、北朝鮮のいわゆる政府首脳部といいますか、政府と国民との一体感という話は大変おもしろいお話だなと思って伺っておりました。とにかく北朝鮮はいつ崩壊するかと言われてずっとこの体制でもってきたわけなんですが、ことしの五月にアメリカのガルーチ元KEDO大使が来られたときにやはり同じようにトロイの木馬理論というのをおっしゃっていまして、経済支援がトロイの木馬となって次第に北朝鮮の体制……
○山本一太君 両先生から大変興味深い、おもしろいお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。いっぱい御質問したいことがあるんですが、五分以内ということですから、各先生に一問ずつだけ簡潔に御質問させていただきたいと思います。 米中のことなんですけれども、やはり先生もおっしゃっていたように、米中関係というのはアジア太平洋の安全保障にとっても、あるいは日本のアジア太平洋における外交にとっても非常に大切なポイントだと思いまして、私も今回の江沢民の訪米というのを期待とある種の不安を持って見ていたわけです。 高木先生の方から象徴的な成果しかなかったというお話もあったんですが、私が印象として持……
○山本一太君 この小委員会はフリーディスカッションということで、あえて余りまとめたり準備もしてきませんでした。いろいろ思いついたことを簡単にお話ししたいと思います。 先ほど国連本部のパレスチナのプロジェクトのUSG、事務次長でピーター・ハンセンというのが部屋に訪ねてきまして、三十分ぐらい、とにかく日本のODAを減らしてもらっちゃ困るという話が切々とありました。この間、小渕大臣がニューヨークに行かれたときに、一日だけついてこいということで一泊二日でニューヨークに行って、アナン事務総長とお話をしたときも最初にODAの話が出まして、今、日本の国連に対する自発的拠出金を削減するという問題が起こってい……
○山本一太君 今、小委員長がおっしゃったように、前回のいろんな議論のフォローもする中で、きょうは実施体制の議論ということなんですが、この間広中先生の方から出たODA大綱の大綱自身とそれから運用の乖離の問題ということについては、前回、今までのいろんなケースの検証をしたらどうかという御提案をさせていただいたんです。これまでいろんな場面で日本が、ODA大綱が幾つかの試練を受けてきたわけなんですけれども、例えば中国の核実験の後の日本の対応、円借款をとめろといういろんな話があったり、あるいはミャンマーに対する、これはかなり欧米とは違った独自の対応をしたわけなんですが、そこら辺のこととか、こういうことはぜ……
○山本一太君 大島局長、中川先生、大変御参考になるお話をありがとうございました。 大島局長に伺いたいことなんですけれども、ネガティブリンケージの適用はやはり難しいというお話を改めて伺ったんですが、その国の民主化の程度をどのように判断するかというのは大変難しい問題だなと思うんです。私が国連開発計画に勤めていたときに、UNDPで人間開発報告書というのを出しました。かなりヒット作になりましてその後も続いておるんですけれども、最初の人間開発報告書のレポートの中に人間開発自由度というのがありまして、これが一番からそれこそ二百何番まで人間開発報告書に載せられまして、随分後ろの方にランクされたイラクとか、……
○山本一太君 本日は大変貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。 私がJICAに勤めていたときにジョモ・ケニヤッタ農工大プロジェクトにちょっとかかわったことがあって、当時の杉山リーダーにもお目にかかった覚えがございますけれども、JICAの技術協力のプロジェクトの中でもやはりジョモ・ケニヤッタとタイのキング・モンクットは二つの代表的なプロジェクトでございました。杉山リーダーが相変わらずお元気で活躍されているのを知りまして、この間のハイジャック事件で思い出したのですけれども、お元気そうで何よりだと思っております。 いろいろ質問したいことがありまして、先ほど馳委員の方からもあったんですけ……
○山本一太君 この小委員会も何回かいろんな議論を委員の先生方とさせていただいて、いよいよ国会とODAのかかわりということになったわけですけれども、これからの進め方について皆さんの御意見を私の方からもちょっと伺いたいと思ったんですが、ODAと国会のかかわりということで、やはり一回は参考人の方を呼んでこのテーマに絞ってお話を聞くということは有用ではないかというふうに思います。 この間、外務省の大島局長をお招きしていろいろお話を伺ったわけですが、ODAと国会のかかわりという話を議論するということになりますと、大綱の問題を考える上でもODA基本法の問題を考える上でも、外務省の立場をこの点に絞って十分……
○山本一太君 この間は馳先生にお譲りしたので、きょうは私が最初にやらせていただきたいと思います。 両参考人から大変示唆のあるお話を伺いまして、ありがとうございました。村井先生のおっしゃった、ODAの政策についてはこれまで国会の方が、我々議員が十分にその責任を果たしてこなかったというのは、おっしゃるとおりだと思って、同感でございます。また、いじましく絡めないという話をしたのは私なんですけれども、地球益というのは非常にいい言葉だな、これから何かで使わせていただこうかな、こう思っております。 今までいろんな議論をこの小委員会でやってきまして、いよいよ国会とODAのかかわりという一つのポイントを迎……
○山本一太君 きょうでこの小委員会は七回目ということになると思うんですけれども、きょう国会対策委員会で、いつものとおり各委員会の理事がいろいろ説明する中で、私もこの小委員会の委員間のフリーディスカッションという話をしたら、他の同僚から、この国際問題調査会の自由討議というのは非常にいいね、しかもきょうの小委員会の委員問のフリーディスカッションというのはなかなかない形だから一回聞いてみたいという話もあったわけでございます。 今回の対外経済協力に関する小委員会を設立するに当たっては、いろいろ難しいことを言う方もいらっしゃいまして、小委員会というものは現下の非常にタイムリーなホットなイシューを扱うと……
○山本一太君 五分以内ということですので、お二人の参考人に一問ずつ御質問をさせていただきたいと思います。 まず宮崎先生に、去年、小渕大臣が金大中大統領のところに外国首脳として初めて行ったときに、私もちょうどたまたまソウルにおりまして、年末をソウルで過ごしました。明洞の繁華街をずっと三十一日の日に夜二時ぐらいまで歩いて、韓国の友人と一緒にソウルの状態はどうなっているのかというのを見てまいりました。 思ったよりソウルが華やかで、明洞は二時ぐらいまで大変にぎやかだったので、意外と韓国も元気かなと思って帰ってきました。その後、結構有名な韓国スペシャリストの人にこの話をしたら、韓国の人はやけ酒を飲む……
○山本一太君 自由民主党の山本一太です。お聞きしたいことは山ほどあるんですが、両参考人に一問か二問ずつ簡単にお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず岡部先生が、紛争というのは日常的にあるというお話でございましたが、きょう私は馳先生との質問の紛争に負けて、いつもは紛争に勝って一番最初に質問しているんですけれども、こんなにおくれてしまいまして、なるほどやっぱり紛争というのは常に日常生活にあるのかなと現に体験をしたわけでございます。 今、国際社会における紛争を抑止する力が先生がおっしゃったようによくも悪くもアメリカにしかないというのは、私も本当にそうだというふうに思います。今回のイラクの査察……
○山本一太君 今、高野委員のおっしゃったソフトパワーという考え方については私も基本的に賛同するところがあるんですけれども、高野委員の方から、どうやったらバランス・オブ・パワーを抜け出せるか、新しい切り方、視点がないかということで、ソフトパワーもパワーではあるんですけれども、違った切り口のバランスという発想でソフトパワーという話がありました。今ちょっと考えついたのは、私はこのアジア太平洋の問題をずっとやっていく中で余り出てこなかった一つの側面としてナショナリズムというものがあると思うんです。 それで、高野先生はソフトパワーと言ったんですが、私が最近、一生懸命毎日自分の中で組み立てようとしている……
○山本一太君 板垣小委員長のもとで十一回小委員会をやらせていただきまして、なかなかこれだけ集中的にODAのことを協議する機会というのは今まで国会でもなかったのではないかというふうに私は参加をさせていただいて思いました。また、この報告書も、いろんな意見は出たんですが、小委員会の報告書としてはかなり踏み込んだ内容になったのではないかというふうに議論に参加していて思いました。この小委員会の報告書がこれからの日本のODA政策について一つのシーズといいますか、大きな方向性のきっかけになるような形にして生かしていくことが必要なんじゃないかというふうな気がいたします。 一番議論の集中した点は、国会とODA……
○山本一太君 大変参考になる話をありがとうございました。いろいろお聞きしたいことは山ほどあるんですけれども、五分ということですから、少しポイントを絞ってお二人にお聞きしたいと思います。 杉下次長がおっしゃった、今度のODAの一〇%カットというのは非常にタイミングが悪かったなと。特に改革懇談会の議論の最中に出るような話になってしまいまして、各方面からいろんな心配が随分杉下次長のところにも寄せられたという話だったのですが、私もちょっと国連の動きを見ていまして、こんなに国連の方から悲鳴が上がってくる、やっぱり予想以上のリアクションがあった。御存じのとおり、アナン事務総長は二回も橋本総理に書簡を出さ……
○山本一太君 いよいよこの小委員会も最後のほとんど取りまとめの段階になってきたと思いますが、今、板垣小委員長がおっしゃったお話に大体これまでの議論は集約されるのかなと思って伺っておりました。 事務局がつくってくださったこの「参考人等の意見の要旨」をずっと見てきたんですが、それぞれの問題についてかなりコンパクトにまとめていただいているなという感じがしました。 ここに、今、小委員長がおっしゃったように、ODAの理念については、国益の話が出たり環境の話が出たり、あるいは少しずつ加えたり深化をさせていくべきだという話が出たり、そういうところでまとめられるんじゃないかなと思いました。 ODAのあり……
○山本一太君 前回、山崎委員ほか皆さんから宿題ということでいただいた現行システムの拡充強化策の簡単なメモなんですけれども、ざっと説明させていただきたいと思います。 まず第一に、ODAについての国会審議を活性化させるための一番のキーと言えるのは、ここの1に書きましたが、関係資料の内容をきちっと充実させると同時に、それを国会へ提出する、こういうことではないかというふうに考えます。 まず、この最初のODA予算の全貌がわかる資料というのは、細かくはまた後で御質問があれば申し上げますけれども、いずれにせよ今のシステム、資料ではなかなか全体がわかるものがありません。これは外務省及び関係省庁、特に大蔵、……
○山本一太君 この対外経済協力に関する小委員会の調査報告書を見せていただきまして、大変よくまとめていただいたなという感じがしております。今まで小委員会の報告書でここまではっきり議論の内容を盛り込んで、しかも大きな方向を打ち出したものというのは見たことがありませんので、そういう意味では非常に私自身は画期的なものになったのではないかというふうに思いますし、板垣小委員長が随分御苦労されて取りまとめをしていただいたということについては本当に感謝申し上げたいと思います。 ODAについては、私よりもずっと長く国会でかかわられてきた先輩方とこうやって議論をすることができたということも大変勉強になりました。……
○山本一太君 私の質問も今までの委員の方々の質問に関連するんですが、いろいろお聞きしたいことがあるんですが五分以内ということなんで、二問に絞って伺いたいと思います。 今、自由民主党の中に国連貢献議員連盟というのがあります。日本の常任理事国入りを推進するという目的でつくりまして、私が事務局長を務めておりまして、明石所長にも、当時明石次長だったんですが、来ていただきました。 安保理改革の話は、御存じのとおり、昨年、ラザリ総会議長の提案が出てから初めて現実のものとして議論されるようになってきて、機運が盛り上がってきた中で、最近の状況を見ていると極めて難しい状況になっていまして、それこそことし末ぐ……
○山本一太君 きょうは日本を代表するお二人の論客のお話をいろいろ伺うことができました。実は、質問させていただきたいことが山ほどあるんですけれども、一応質問五分ルールというのが国際問題調査会にありますので……
【次の発言】 はい、わかりました。
じゃ、北朝鮮の問題一点に絞って伺いたいと思います。
先ほど船橋さんの方から、今回のテポドンの事件の一つのインプリケーションとして日米安保の部分的抑止力が崩れたのではないかという問題提起がありました。私も今回同じような認識を持ちました。
今週、超党派の議員八人で北朝鮮に対する戦略的外交を考える会というのを立ち上げることにしました。目的は一つ。日本はこ……
○山本一太君 三分間ということですから、少し早口に二問だけお尋ねしたいと思います。 岡本さんのお話の中で、アメリカを経由するものに加えて、やはり北朝鮮に対する二国間のチャンネルを模索する努力が必要だろう、こういうお話があったと思うんですけれども、非常に難しいという感触を持っております。 例えば、議員外交というものが、失敗してきたと言うと言い過ぎかもしれませんが、議員外交というものがほとんどできない国、しかも、先ほどお話が出ましたが、金容淳が本当に影響力があるのかも最近疑念があるということで、金正日と会わなければ実は何も変わらないんじゃないかという話もある。何が起こっているのかよくわからない……
○山本一太君 質問時間はいつも大体五分以内ということですから、短くやりたいと思います。 キム先生の柔軟的な関与政策というのは大変おもしろいお話だと思って伺いました。北との関係で、ある程度一定の基準を設けて、その基準に対する対応で調整をしていくという考え方も大変参考になったわけなんです。 先生が示している段階的なアプローチ、第一段階、第二段階、第三段階、こういうものを通じて米朝関係を正常化させていこうというそのお考えも大変おもしろいと思うんですが、実際上、一段階から二段階に行けるかな、そういう疑問を持っております。 それは、特にミサイル・核開発の問題について北朝鮮が本当に譲歩するかなという……
○山本一太君 五分ということなので、手短に二つお聞きしたいと思います。 ゴールデンウイークに韓国に行ってまいりました。非公開の半潜水艇を見て日本の部品が使われているということを確認したのと同時に、一つ発見したことは、太陽政策については韓国の内部で非常に温度差があるということで、軍部とか外交通商部はどちらかというと慎重で、金大中大統領を中心とする青瓦台の方がむしろ太陽政策を推進しているという感じがいたしました。 先般、統一部長官が康仁徳から金大中の側近の林東源さんにかわったということは、恐らく金大中大統領がこれから本格的に本来彼の意味する太陽政策を展開する基盤をつくったんじゃないかと思うんで……
○山本一太君 フォーリー大使閣下に五分間で二つの質問をさせていただきたいと思います。 大使も先ほどちょっと触れられたように、今、日本では北朝鮮のテポドンの二発目が発射されるかどうかということが非常に大きな問題になっております。 さきのケルン・サミットや、あるいはASEAN外相会議、そして総理のモンゴル、中国への訪問、さらには先ごろのコーエン長官との会見などを通じ、総理、外務大臣、政府はテポドンの発射をとめるための精力的な外交努力を続けてきました。しかしながら、これらの一連の外交努力が本当に北朝鮮のテポドンをとめられるかどうかは明らかでありません。 もし二発目のテポドンを北朝鮮が発射した場……
○山本一太君 自由民主党の山本一太です。 私は、浅井参考人のおっしゃったその常任理事国入りは望まれてなるものだという話はナンセンスだと思っています。常任理事国入りを外交目的とする発想は邪道という話なんですけれども、私は、常任理事国に入るということは、こだわり過ぎた議論はどうかと思いますけれども、当然外交目的になるべきだと思います。 まず第一に日本の国益にかなっておりますし、波多野大使もよくおっしゃっていたグローバルパワーであるといいますか、これだけの経済力を持った日本という国が安全保障理事会の政策決定プロセスに最初から参加をしていないということ自体が実は国連の機能を高めるために非常にマイナ……
○山本一太君 自由民主党の山本一太です。 まず、ドリフテ参考人にお聞きしたいと思います。 ドリフテ先生が最近、日本で出版された本の推薦文を見たら、仲のいい議員とかいって私の名前も書いてあったので、大変光栄に存じております。 私、国会議員の中で、国連シンパということでいうと、本当に数少ない国連シンパだというふうに自負しています。一時、国連機関で勤めていたこともありますし、自民党の中で国連貢献議連というのを呼びかけてつくって、いつも国連の方が来るとセミナーをやったりしていましたし、外務政務次官のときもニューヨークに行って、何十人という国連大使や国連関係者にお目にかかってきました。ただ、それが……
○山本一太君 分担率の話あるいは安保理改革の現状と展望について極めてロジカルで明快なお話をいただきまして、大変参考になりました。ありがとうございました。 昨年五月か六月にニューヨークでNPT再検討会議というのがありまして、政務次官としてニューヨークを政府代表として訪れた際に大変大使にもお世話になりまして、数十カ国、四十カ国か五十カ国か忘れましたが、ずっと国連代表部の大使を一緒に回っていただいたことを思い出します。私も国連機関に勤めていた経験があったり、あるいは国連議連やさまざまな国連にかかわる活動を通じて随分いろんな大使にお目にかかりまして、皆さんそれぞれすばらしい方でしたが、佐藤大使のよう……
○山本一太君 大変参考になるプレゼンテーションをいただきまして、ありがとうございました。 まず、山岡参考人に一言お聞きしたいと思います。 今、「選択」という雑誌で日米往復書簡というリレーエッセーをやっておりまして、私も参加しているんですが、この間三回目の日米往復書間を書きました。 私の問題意識は、このブッシュ政権下において日米そして韓の三カ国の連携が実は試練を迎えているんじゃないかということだったんですけれども、ブッシュ政権は、先ほど中西先生の方からもお話がありましたが、東アジアの安全保障の面では同盟重視ということで日本と韓国を重視する姿勢を鮮明にしておりまして、ブッシュ政権になるともう……
○山本一太君 自由民主党の山本一太です。 まず、枝村参考人に一問だけ御質問をしたいんですけれども、私も昨年、一年弱外務政務次官をやらせていただきまして、いろんなマルチとかバイの外交の場面に出くわしたんですが、参考人おっしゃったように、やっぱり日本のソフトパワーの発信力の弱さというものを実感いたしました。改めて、日本という国は思想とか理念を発信する力が非常に弱いと思います。 それで、さっき参考人は、日本の新しい思想の発信の例としてODAを挙げられたんですけれども、ODAの理念というのは、さっきお話があったように、九二年のODA大綱というのがありまして、これに基づいて日本のODA政策というのを……
○山本一太君 五分間ということなので、駆け足で四点ほど申し上げたいと思います。 まず、私は、同僚の佐々木委員の意見表明に全面的に賛成です。緒方委員、井上委員とはちょっと考えが違うんですが、私は日本が安保理の常任理事国になるということは、日本の国益のみならず国際社会の利益にもつながるという考え方を持っています。世界一のODA大国であり、経済大国である日本という国が安保理のあらゆる決定に対して最初から参画をする、参加をするということ自体が国連の安保理の機能を健全に向上させることだというふうな思いを持っています。 もう一点、佐々木委員の方からありましたが、常任理事国入りを目指すための一つの国家の……
○山本一太君 自由民主党の山本一太です。持ち時間の十分で、少し早足でプレゼンテーションさせていただきたいと思います。 まず最初に、東アジアの安全保障及び日本外交のあり方について私の意見を表明させていただきます。 まず第一点目として考えなければいけないことは、東アジアにはヨーロッパのNATOやOSCEのような集団的安全保障のメカニズムが存在しないということだと思います。朝鮮半島の情勢、また台湾海峡の問題等、依然としてこの地域には冷戦構造の残滓が残っているということで、この地域の安保の環境は依然として不安定だというふうに言えると思います。 そして、東アジア地域には集団安保のメカニズムが成立し……
○山本一太君 今回のテロ対策特別措置法案、そして自衛隊法の一部を改正する法案、さらには海上保安庁法の一部改正法案、このテロ関連三法というものは大変重要な法律案であるというふうに認識をしております。これは、二十一世紀の国際社会における日本という国の役割、あるいは日本という国のあり方に直接深くかかわる法案だというふうに考えているからです。 衆議院の方では特別委員会が設置をされましてかなり濃密な議論が行われました。 きょうはこの良識の府である参議院におきましてこの法案について審議が始まる日でもございます。この法案のポイント等については、重なる部分もあるかと思いますけれども、この参議院におきまして……
○山本一太君 援助の実施体制について一言だけ伺いたいと思います。 これまでの各委員の方々の御質問にあったように、援助実施体制が多数の省庁に分かれているということは非常に非効率だということが指摘をされてきたわけなんですけれども、今やっぱり日本政府が援助の実施体制を改めて考え直す時期に来ていると思います。 御存じのとおり、小泉内閣の特殊法人改革というのが今いよいよ佳境を迎えるということになっていまして、この中でいわゆるODAの実施機関、JICAとかあるいはJBICとか、こういうものをどういうふうに位置づけていくかという議論がまさに今本当に正念場に差しかかっている状況だと思います。 JICAと……
○山本一太君 お二人の御参考人に全体で二問だけ簡潔にお聞きしたいと思います。 私自身は、ずっと両御参考人がおっしゃったようにイスラム世界が広がり続けている、人口がふえ続けている、こういうお話を聞きながら、そのパワーの源泉とは何だろうとずっと今まで考えてまいりました。 きょう来られている小杉先生の論文の中で、イスラムのパワーの源泉はもちろん経済力でもない、軍事力でもない、それは理念の力だというお話があったように思っているんですけれども、なるほどなというふうに思ったわけですが、十三億人のイスラム教徒が一つの、先ほどもお話がありましたが、共同体の意識を持っているということは、これは確かにすさまじ……
○山本一太君 まず、大野先生に御質問したいと思います。 最近、ずっと金融と経済のことをよく考えているんですけれども、非常に経済は厳しい状況で、いろんなエコノミストとか経済学者とか経済ジャーナリストの人が千差万別の意見を言っておりまして、小泉総理のことを経済音痴と言う人がいるんですけれども、私は、やっぱりリーダーの役目というのは、経済政策のインズ・アンド・アウツを知っているということではなくて、専門家の意見を十分聞いて自分の哲学でどういうポリシーミックスを選んでいくかということに尽きると思うので、この批判は当たっていないというふうに思っています。 ただ、私も経済なかなか舛添先生みたいに専門じ……
○山本一太君 自民党の山本一太です。 まず最初に宮田参考人の方にお伺いしたいと思うんですけれども、先ほど参考人の方も言及されていた、ブッシュ大統領の最近の悪の枢軸発言という中にイランが含まれていたと。これは私にとってはかなり意外なことだったんですけれども、おっしゃったとおり、例の九・一一のテロ以降、アメリカがイランとのある程度関係修復に動くんではないかという見方もありましたし、参考人がおっしゃったとおり、いろいろな意味でイランとの関係をある程度修正していくということがアメリカの国益にもかなうというような見方もある中で、あえてブッシュ大統領がこの悪の枢軸発言、悪の枢軸の中にイランを含めたという……
○山本一太君 先ほど森元委員がおっしゃったように、やっぱり大勢の日本人にとってイスラム文化というのはかなり理解しにくいものだということは間違いないと思います。 ただ、今、佐藤委員の方からNHKの「おしん」の話を伺って、一つ思い出したことがありました。私が国連の機関、ある国連機関のニューヨークの本部に勤めていたときに日本人の友人がおりまして、その彼女の御主人がイラン人だったんですね。そのときにその彼女が私に言ったことは、日本の文化とイランの文化はとても似ていると。「おしん」は今イランで大変人気があって、日本のおこたつみたいなものに入って、それでおこたつなのか、じゅうたんが掛けてあるのか布団が掛……
○理事(山本一太君) いや、これはそのまま続けてください。ちょっと委員会採決に行くので、申し訳ありません。
○山本一太君 両参考人の大変すばらしいプレゼンテーションに感銘を受けました。ありがとうございました。 私は、国会議員になってからずっと日韓の若手議員交流というのをやっておりまして、日韓関係は政治家としてのライフワークの一つだと思っています。 今日は、私が韓国専門家として大変尊敬する深川由起子先生がお話をされるということなんで、通常はほかの人に譲るんですが、私がやる以外にないなと思って手を挙げさせていただきました。 韓国のことをまず一問、深川参考人にお聞きしたいと思うんですが、FTAについては、深川さんの御説明をいろいろ聞いていまして、最大限のレベルで実現しても日本のGDPを〇・三%ぐらい……
○山本一太君 山口公述人、落合公述人、今日は本当にありがとうございました。大変お二人のお話は参考にさせていただきました。 今、民主党委員の質問を聞きながら、私も何とかお二人への質問を有機的に結合して同じ質問にしようとしたんですが、私のちょっとシンプルな頭では整理が付かないものですから、申し訳ないので、お一人お一人御質問させていただきたいと思います。 まず、今日初めて山口先生のお話をこんな近くで拝聴いたしました。ちょっと私と考えは違うんですが、大変参考にさせていただきました。 山口先生が今日、日本の危機をどう読み解くか、これからどういう経済対策の手順を踏んでいくかという中で、構造改革の誤り……
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。 本日は、平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算及び平成二十九年度政府関係機関予算につきまして、六名の公述人の方々から順次項目別に御意見をお伺いしたいと存じます。 この際、公述人の方々に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多忙のところ本委員会に御出席いただき、誠にありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。 本日は、平成二十九年度総予算三案につきまして皆様から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の審査の参考にしたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。 次に、会議の進め方について……
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