このページでは魚住裕一郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。魚住裕一郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。白浜委員に関連して質問をいたします。
ただいま白浜委員の質疑の中で憲法二十条の解釈の問題がございました。統一見解を出す出さないというような問題でございますけれども、きのう総理は解釈を変えないとおっしゃった。今、官房長官は変えるか変えないかを含めて慎重に検討しますと、そういうような御答弁でございました。どっちが本当なんですか。総理、御答弁を願います、今の点につきまして。
【次の発言】 今、法案の審議をしていますけれども、本来は憲法の解釈はこうなんだ、だから法案はこうなるんだ、まず憲法はこうあるということを決めなければ後先の議論できないじゃないです……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。平野委員に引き続きまして、若干質問をさせていただきます。 まず最初に、この裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案、このこと、これ自体私も賛成でございます。 私も弁護士をしてまいりまして、多くの裁判官あるいは検察官を存じ上げているわけでございまして、裁判官につきましても手持ちの事件数が二百件を超えるような状況であるとか、あるいは検察官の多くもたくさんの事件を抱えて日夜奮闘している、そういう姿を司法修習等も踏まえて拝しているところでありまして、その労に対して本当に報いたいな、そういう思……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 先般、法務大臣の所信を拝聴いたしました。抽象的な文言ではなくかなり踏み込んで所信をお述べになりまして、伺っておりましていろんな諸問題、諸課題に真剣に取り組もう、そういうふうに思った次第でございます。 今、衆議院レベルではありますけれども、住専問題についてかなり議論が深まってまいりました。ずっとその様子を見ておりましても、何か明らかになっていかないというか、もやもやするものがあるわけでございまして、これは国民皆様がお感じになっていることではないだろうか、このように思います。一体政治家は与野党を問わず何をやっているのだろうかというような声もあり……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 昨日の本会議におきまして、代表して質問に立たせていただきましたけれども、本会議で質問するのはどうかなと思うようなかなり細かいこともございましたけれども、法務大臣におかれては細かい点まで含めてコメントをいただきまして、ありがとうございました。 そんな中で、私としては、また衆議院の議論でもそうでした、マスコミの中でもやはりどうしても文書提出命令の部分についてかなり議論が沸騰しておりまして、衆議院で修正という形になったわけでありますが、その議論の中でも問題になっておりました証人義務との関連性がありました。私の本会議での質問も、この公務員の証人義務……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 両参考人には、お忙しいところありがとうございます。中務参考人は日弁連の民訴法の問題の担当者として尽力され、敬意を表するものであります。また、竹下先生はずっとこの民訴法部会でやってこられまして、深く敬意を表するものでございます。 時間がございませんので、重要と思われる点を中心に御意見をいただきたいと存じます。 まず、中務先生、ここは参議院でございますが、衆議院でもう十分議論をいたしまして、しかも附則をつけて、修正し、かつ附帯決議までつけております。その中で、再検討に当たって「秘密の要件の在り方」、これについても「司法権を尊重する立場から再検……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 原案、そしてまた衆議院での修正案に対しても反対の立場から討論を行いたいと思います。 以下、理由を述べます。 まず第一に、やはり文書提出命令を不完全なままに法制定をするわけにはいかないということでございます。 マスコミが注目し、国民的関心が寄せられた公務秘密文書の扱いは、原案では情報公開の流れに全く逆行するものであり、また修正案でも先送りにすぎません。かえって、この委員会でも修正案提案者の一人であります枝野議員指摘のとおり、公文書、私文書の扱いの官民格差が大きくなってしまうという、そういう結果をもたらしております。 衆議院でも参議院でも……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。益田委員に関連して質問をさせていただきます。 午前中の質問で依田委員からも質問がございましたけれども、香港返還ということが七月一日にありました。深夜でございましたけれども、私もテレビでずっとその式典を見ておったんですが、我が国の平和と安定にとって東アジアの安定というのは非常に大事である、その中で香港返還という事態になったわけであります。 イギリス軍がすぽっと抜けて、そして人民解放軍が進駐してくるという中で今後の東アジアにおける軍事バランス、これがどのように変化するというふうに防衛庁として考えてきたのか。これはもうかなり前から返還されるというこ……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 中国を中心としまして、留学生の問題についてお聞きをしたいと思います。 この中にも、長年にわたり日中国交に、友好に尽力をされてきた先輩諸氏もおられますけれども、ことしは正常化二十五周年ということでございますので、この問題に触れたいと思います。 今、私たち決算の審議をやっておりますが、ゴールデンウイークでもありますし、多くの政治家が外遊、また与野党を問わず訪中されているというような状況があります。また、中国からもこの春、中華全国青年連合会の代表であるとか、あるいは中華全国婦女連合会主席の陳慕華さんまで見えて、特に女性国会議員の方々が主催されて……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。先ほど来から東京のことを例に引きながら議論がなされておりまして、東京選出ということで質問をさせていただきたいと思います。 先般、大臣の方から今回の改正案の提案理由の説明を聴取いたしました。その中で、「長時間通勤の増大等をもたらして」云々と「職住近接の都市構造の実現に資するため、」というような文言があります。 ただ、もう昔から、二十年も三十年も前から通勤地獄というような言われ方もありますし、大臣も学生時代からもそういう通学地獄というんでしょうか、そういう中で過ごされていると思いますけれども、なぜ今回こういうような理由でこの容積率の緩和ということ……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 先週、第七十二回の放送記念日の記念式典がございました。本会議もあってお伺いできなかったんですが、NHKの川口会長のごあいさつの中でも苦情対応機関というようなことが述べられました。また、新聞にも昨年末からたびたび、特に与党自民党の通信放送産業高度化小委員会なるところとの対応は、かなりメディア論として注目され、また報道をされておりました。 余り放送倫理、倫理なんて言われますと、萎縮して、表現の自由、言論の自由を圧迫してくるなと、大変私は苦慮というか憂慮しておったわけでございますが、そんな中、川口会長を初めNHK執行部は、本当に一生懸命対応されて……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 一昨日、NHKの予算につきまして審議をいたしましたけれども、その中で苦情対応機関、こういうことをお聞かせいただきました。その中で、国立映像資料館というようなことを御提案申し上げたわけであります。 この問題につきましては、表現の自由、いわゆる言論の自由、これはもう民主主義の根幹にかかわる問題でございますし、また一方、国民一人一人の名誉やプライバシー、高度情報化社会においては誤った情報というものは社会的な抹殺にもつながるというような意味で、これをどう調節を図っていくのかというような問題になろうかと思います。 また、一方では情報公開の要請もあろ……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 今回新たに新株発行方式のストックオプション制度導入という提案でございますけれども、この法改正の背景というか目的、これをぜひ教えていただきたいと思います。 特に、同じようなスキームであります通産省所管のいわゆる新規事業法、この新規事業法の中ではもう平成七年十一月からストックオプションをやっているわけです。先ほど来から御質問の中でお話ございましたけれども、放送とか通信というのは近年最先端の事業である、また将来の雇用とかを考えても一番大事な分野である。そうでありながら、なぜ一年半ばかりおくれた形で今回このような改正案を出されているのか、その辺の背……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。午前に引き続きまして、会派は変わりますが、質問をさせていただきます。 午前、北岡委員の方からKDDの西本参考人に、有効な公正競争の条件は何かということで、三点ほど西本参考人は述べられました。完全な会社の分離、それから接続ルールの厳格な適用、それから地域内における有効競争によるコストの低減というようなことでございました。お話を伺って、まさにポイントをついたお話だなというふうに思います。再編成をして有効な競争を確立する、これが一つの今回の法案の趣旨でございますので、今言った趣旨で質問をさせていただきたいと思います。 最初に、今回、長距離、また西、……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。
今回、WTOのサービスの関連で今議題となっている法律案が出てきておるんですが、要するに外資規制の撤廃あるいは緩和という趣旨であります。現行法は、かたくなにというか外資規制をきちっとしているわけでありますが、この外資規制の主な目的というか根拠、これはどういうものだったんでしょうか。
【次の発言】 これは公益事業ならばみんなそうですが、よく言われるお話ですが、それは電力事業も公益事業ですし、ただ公益事業ということだけではちょっと納得できないんですが、もうちょっと詳しく教えてくれますか。
【次の発言】 いろんな資料とか読みますと、いわゆる外国からの……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。二、三の点につきまして御質問をさせていただきたいと存じます。 ここ二、三日のニュースを見ますと、中国の李鵬首相が来られて、いろいろ周りにほほ笑みかけて、そして日中友好のために一生懸命やっておられる姿が見られます。外務省のブリーフによりますと、日中二国間関係のもとで要人往来というのは非常に大事だ、年内にも国防部長とかそういう方も日本に出したいというような話も伝わってきております。 そしてまた、きょう院内を歩いておりましたら、たまたま知っている中華全国青年連合会の方が訪日団を率いて国会見学をされていた。廊下ではったり会いまして、やあやあというふう……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 今週は総理がカナダに行っておられて、APECが開催をされました。総理の活躍あるいは記者会見におけるパフォーマンス等とは裏腹に、アメリカの新聞でしょうか、一面にグッドバイ・ジャパン・インクという大きな見出しで、山一証券社長の涙の顔写真が写っておりました。本当に今の日本の状況を物語るような状況だな、日本の企業と暗黒社会とのつき合いが日本社会の不透明さと相まって非常に日本のイメージを悪くしているんではないかなと私は思っております。 また一方、法律学の一端を学んできた者として、昭和四十年代後半ですか、一株運動とかあるいは企業の社会的責任ということが……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 約三週間前ですか、先月の十三日に質問に立たせていただきました。来年の予算に関連して、登記簿の謄本あるいは抄本、さらには閲覧の手数料、二五%という大幅アップを予定しているということに関連していろいろ質問をさせていただきました。 その中で、たくさんの有料ではない謄本、抄本についての質問もさせていただいたんですが、そのとき実際に無料の通数は一体どのぐらいなのかということをお問い合わせいたしました。事前に通告をしておりましたけれども、総数の約一割ですという御答弁だけでございました。 国民に大きな負担をかけるものについて、無料通数についての数字が出……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。
この減税二法案に入ります前に、先ほど朝日委員からもございましたけれども、今、国民は政策不況で苦しんでいるとともに、連日のように報道されます公務員の倫理の崩壊というか、そういうことで本当に怒っております。
半月ほど、この大蔵官僚の件で目がそがれてしまいましたけれども、やはり私もこの本垰警部のことは触れざるを得ないわけでございますけれども、ここしばらく新聞報道は余りされておりませんけれども、この本垰警部の事件の概要をまず御説明していただきたいと思います。
【次の発言】 新聞報道によれば、いろんなことが書かれておりますが、一つは、捜査情報の漏れとい……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 先般、大臣の所信をお聞かせいただきました。二十一世紀の新しい日本をつくっていこうというふうに自治省の、地方新時代というそんなキャッチが張ってありましたけれども、それにふさわしいというか、冒頭部分での大臣の所信だったかな、そんなふうに感じました。 そこで、大臣の所信に関連いたしまして幾つか御質問をし、また基本的な事柄でございますが御教示を賜りたいというふうに思います。 松村理事、また小山委員からもまとめられた形で御質問がありましたが、地方と国との事務とまた財源の乖離の問題でございます。この委員会ではもう長年にわたりその点についてかなり突っ込ん……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 現在平成十年度予算審議の真っ最中でありますが、財政構造改革法の関係で、デフレ予算だということで今の景気状況に照らしていかがなものか、欠陥予算ではないかという指摘が多くなされております。そんな中で、与党の中で景気対策、さらには財政構造改革法の改正というようなことが新聞紙上にも出ているわけでございますが、例えば今審議しておりますこの法案の中においても、交付税特別会計における借入金の償還方法を変更するということもございます。要するにこの集中期間においてそれを延ばして先に持っていくというようなことでございますけれども、今この財政構造改革法を改正して目標……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。では簡潔に私も質問させていただきます。 まず、堀部先生、先ほど今回の規定の評価をされましたけれども、概括的でなかなか基準としてわからないのではないかというお話もあったと思います。 そこで、アメリカの昨年の通信品位法、これはわいせつと下品な、大体日本のアダルト物は下品なというような概念に入るようですが、それについてはFCCなりあるいは議会の議事録を見なきゃわからない、だからこれはあいまいだから違憲であるというような判決が出たと思いますが、同じような志向性のお話だったかなと思ったものですから、この判決の評価についてちょっと教えていただければと思って……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 三参考人には、お忙しいところ本当にありがとうございます。私も十分なので一問ずつよろしくお願いいたします。 まず、戸波先生、先ほど選挙方法について再検討をすべき段階に来ているというお話がございました。今、朝日委員からも同じような趣旨でありましたが、ファクスあるいは複数投票日、あるいは投票箱を移動するというようなお話までありましたが、特にファクスについてもう少し具体的なお話をいただければなというふうに思っております。 それから、加藤参考人でございますが、海外の制度の中には、あらかじめ投票の用紙を、例えば一年分なら一年分、一月にもし選挙があるんで……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 今回、海外在住者の投票制度を設けるというものでございますが、私も民主主義の発展はこの投票、選挙権の拡大の歴史であったというふうに思います。そういう意味からすれば、本来国民が基本的な権利として持っている選挙権が海外においても半分扉が開いたというような印象で、もちろん画期的ではありますけれども半分にしかすぎない、そんなふうに評価をしております。 先般、参考人においでいただいた海外在住者投票制度の実現を目指す会のロス在住の方の、もちろん別な方ではございますけれども、いろいろ憂慮をされておりました。昨年七月十五日付の羅府新報と言うんでしょうか、ロサン……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。保坂先生と同じく東京都の選出でございまして、質問をさせていただきます。 今回の改正案、半歩前進というような評価をさせていただきたいと思いますが、ずっと東京都内を回っておりますと、例えば区部においては自治権拡大の会合とかそんなものがあって、それに出させてもらったりもしました。また、三多摩の方に行くと、何か三多摩格差というような言い方をされる場合があります。市議会の方と話をすると、区部の人は東京都が面倒を見てくれるからいいわねというような、そういうような言われ方をするわけでありますが、いろいろ都内を回って、何でこんな特別区というものがあるのかなという……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 今の小山委員の質問にも関連いたしますけれども、今大臣がお述べになりました、いわゆる統一地方選挙の趣旨というものが、関心を高める、円滑な執行、執行経費の節減ということでございますが、これは昭和二十二年四月から始まっているようでございますけれども、その当時からそういうことを目的として地方選挙の統一というものが図られたのか、日本国憲法の施行に伴いたまたま歴史的な所産としてこの第一回目の地方選挙が統一的に行われた、この今おっしゃった理由づけというのは後づけではないかというふうに思うんですが、戦前あるいは敗戦後この二十二年四月までの間の地方選挙のあり方を……
○魚住裕一郎君 私は、公明を代表し、政府提案の平成九年度補正予算三案に対し反対の立場から討論を行います。 現在、日本経済は非常に深刻で混沌とした状況に陥っております。橋本内閣の失政による景気の低迷、金融不安、失業率アップ、今や日本経済は失速寸前の状況にあります。このような失政を続ける橋本内閣の提出した政府三案には断固反対することを表明し、以下、その主な理由を申し述べます。 まず第一の理由は、いわばなし崩し的に、金融システム安定化策として、預金保険機構の日銀借り入れに伴う二十兆円の政府保証という公的資金導入を決めようとしていることであります。 橋本総理は金融システム不安を招いてしまったみず……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。よろしくお願いいたします。 ことしになりまして、新聞、テレビのニュースをずっと見ていますと、非常に暗いニュースばかりでございます。景気が悪い、そこから例えば中小企業者が首をつったり海に飛び込んだりというようなニュースがありました。これは大人の世界かと思いますが、今度子供の世界はもうナイフの事件やいろいろ毎日のように出ているわけでございます。 そこで、もう経済のことは随分話が出ましたので、教育の方の問題から質問に入らせていただきます。 その前に、本院でずっと継続になっておりましたスポーツ振興投票法案が、文教・科学委員会で与野党汗を流しまして修正……
○魚住裕一郎君 風間理事に関連して質問をさせていただきます。 今、風間議員からは乳幼児医療のお話がありました。まさに少子化対策をどうするかという点で大変重要なことだと思います。 そこで、いろいろ言われておりますけれども、やはり育てやすい状況を各家庭においてもつくっていくということが大事ではないかというふうに思います。その中で、特に小さいお子さんを育てるために子育て減税、年来我が党において主張をしておるところでございますが、就学前の七歳未満の児童、これを特定扶養親族に追加していくべきではないだろうかというふうに考えておりますが、この点につきまして、大蔵大臣、御答弁をいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今、久保委員から、日銀短観等を示されて、現下の経済情勢についての認識、経済政策等の質疑が行われました。 けさほどのある新聞によりますと、民間の調査機関がまとめた経済予測というものが載っておったわけでありますが、大体は成長率一%割れというような認識を示している。しかも、自民党が十六兆円を超える経済対策を決めた三月の末以降に公表したものも実質成長率が〇・八からマイナス〇・五%にとどまっているというような評価が出ております。 先ほど総理の御答弁の中では、今審議しております予算が最良、最適である、一分一秒早く成立させ……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 きょう午前中、松村理事、また輿石理事からも質問がございましたけれども、昨今の新聞記事を見ますと、特に地方行政については地方財政の緊迫度というか、これがかなり出ている。もう既に両理事からも出た話ではございますけれども、やはりこの点について触れざるを得ないだろうというふうに思います。 先ほどの大臣の所信的あいさつの中で、百六十兆云々という話も出ましたけれども、それを何とかしなきゃいけないという趣旨でるる述べておられますが、もう現場は本当にすさまじいなということを感じます。 新聞記事ではありますけれども、特に神奈川、先ほどもちょっと例として出され……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。参考人の各先生には朝早くから御苦労さまでございます。 さて、若干お聞きをしたいと思いますが、まず玉置参考人、もう二十年来このJRの問題について、国鉄の長期債務についてずっと研究し、また論陣を張ってこられておるということでございますし、またニューヨーク・タイムズ等を含めて世界的にも広がりを持つ意見の陳述がございました。非常に感銘深いというか、そう思ったわけでございますけれども、最後の先生の御意見、JRの追加負担はもう即刻撤回すべきであるというお話でございまして、私も全くそのとおりであるというふうに思っているところでございます。 このJRの追加負担……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 きょうはもう三日目でございますけれども、なかなか理解できないことがたくさんございますので、順次質問をさせていただきます。 この国鉄債務、林野の債務の処理法案が参議院の方に送られてまいりまして、各新聞社からいろんな論説が出ておりますけれども、非常に評判が悪いというか、何やつているんだというような形がよく出ております。ある社の社説の中では「こうした意味を理解せずルール無視を押し通して世界に恥をさらした政治家と官僚の罪は重い。」、そういう一節もございました。これは全国紙の社説の一節でございますけれども、まさに私たち政治家あるいは官僚の諸君の罪は重い……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先ほど来、高嶋委員からの大変厳しい地方財政を前提にしての質問がなされておりますけれども、本当に各地域、商店街回っても何か寂れているなというようなそんな印象も受けますし、いろいろ施策をやっておられると思いますけれども、いま一歩かなというふうに思っております。 我が党も本当に地元から何とか日本の状況をよくしていきたい、そういうことで商品券というものをお訴えをさせていただいて、景気対策として何とかとれないかというようなことで訴えてまいりました。自民党さんも若干それを受け取って、地域振興券という形で今度の補正の中で実現される運びとなったわけでござい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 中央省庁の改革、また地方分権ということで一括して、きょうは総括でございますが、若干質問をさせていただきます。 先ほど来、明治、あるいは戦後の改革期、三番目の大改革だと、そういう御発言もございました。本当に私もそうだなと思う反面、実際には明治以来の大改革ではないかというふうに私は思っております。 ある学者の方が日本の体制を評して、一九四〇年体制と言った方がおられました。つまり、国家総動員の体制が今日までずっと続いてきてしまっている、その体制のままに戦後の荒廃の中から経済復興にかけて一生懸命働いてきた、これが今の日本の姿であり、また問題の所在……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 四人の先生方には、本当にきょうは貴重な意見をちょうだいいたしましてありがとうございます。 時間が私の場合は十五分しかありませんので、早速質問に入らせていただきます。 まず、諸井参考人にお尋ねをしたいんですが、確かに平成七年から五百回を超えるようなずっと議論をされてこられまして、その努力には心から敬意を表する次第であります。本当に明治以来あるいは戦後改革以来の大きな改革であろうということで、また力も入っていろんな議論を展開されてきたというふうに拝察をするものであります。 ただ、特に国と地方の関係、先ほど来からも話が出ていると思いますが、こ……
○魚住裕一郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案に賛成、共産党提出の修正案に対して反対の立場から討論を行います。 私ども公明党は、明治維新以来の中央集権的体制を抜本的に改革し、日本の閉塞状況打破のため、 「地域から日本を変えます」とのスローガンのもと、地方分権の本格的推進を主張してまいりました。その実現には、平成五年国会決議で確認されたとおり、国と地方の役割の見直し、国から地方への権限移譲、地方財源の充実強化等の改革を果たすことにより、初めて可能となるものであります。 本法律案は、地方分権を真に実現するものとしては残念……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、質問に入る前に、先ほど松村理事から国家公安委員長に対しまして告訴事件の件につきまして御質問がございましたけれども、その受け答えを聞いていて、本当にそうだなと実は私も感じた次第でございます。刑事局長から十年ぐらい件数は余り変わっていないというようなお話でございましたけれども、どうも全く切った張ったの簡単なといったらおかしいんですが、そういう事件はすぐやりながらも、経済事犯であるとかあるいは知能犯というか、そういう事案に対してはなかなか取りかかってくれていないんではないかというような印象を私も持っておりまして、ぜひ国家公安委員長におきまして……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。若干質問をさせていただきます。 まず第一に、地方債に関連してでございますけれども、国債もたくさん発行されるということもございまして、いろんな要因が絡みますが、長期金利が上昇してきているということがあります。そういう状況の中で、地方債の消化というものもかなり厳しくなってきているのではないか。先般、同僚の白浜委員から、市場公募債について格付に関連しての質問がございましたけれども、縁故の地方債においても大変難しい状況があるのではないか。 そういうことを含めまして、どのような発行の努力をしているか、その点につきまして御答弁をいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 きょうは、運輸大臣、当参議院地方行政・警察委員会の審議に御協力をいただきましてありがとうございます。当委員会は海上保安庁の事項も所管をしておりまして、先般来の山田・新生丸事件、これについてもお尋ねをしたかった。ようやくこの成田財特でお出ましをいただいたわけでございますけれども、過去にも橋本登美三郎運輸大臣あるいは森山欽司運輸大臣が地方行政委員会に出席をされ審議に御協力をいただいているわけでありまして、今後ともこの海上保安に関する事項につきまして積極的に御協力を賜りたいというふうに思う次第であります。 そこで、まず最初に今般の不審船の対応につ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。
何点か参考人の各先生にお聞きしたいと思います。
まず、チャイルドシートでございますけれども、島野先生と岩越先生、六歳ということで切っていますけれども、本来これは六歳ではなくて体の大きさではないかなと私は思うんですが、この点はいかがでしょうか。
【次の発言】 悲惨な交通事故の事例を見たりあるいはJAFでもいろんな実験をされていると思いますけれども、そういう事例を見るとやはり義務化というのは本当に大事だなとは思うんです。
そのやり方なんですが、点数制度ということで強制をしていこうということでございますけれども、例えば今の考え方ですと、タクシーの場合……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今般、道交法の一部を改正する法律案が審議されておりますけれども、チャイルドシートの着用の義務化が中心内容でございます。我が党も古くから交通戦争に真正面から取り組んできたところでございまして、この方向性は我が党においても是認し得るところでございますが、若干ちょっとわかりにくい点もございますので、短時間でございますが、何点か質問させていただきます。 お経読みの段階でも所要の規定の整備等言われて、ちょっとわかりづらいところから先にお聞きしたいんですが、今般、百十三条の四という規定が挿入されます。この法律に基づく国家公安委員会の権限に属する事務を長……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 いよいよ高齢社会また少子社会、そういう社会を迎えて、人生八十年という時代の中でこういう再任用制度というような形になっていくのかなというふうな思いもありますし、基本的には賛成でございます。 ただ、今時期がどうなのかなと。完全失業率も四・八%、男性に至っては五%というような状況の中で、民間も中小企業のみならず大企業もあっぷあっぷしている、どんどんリストラで首を切られている、そういう状況があります。また、労働組合の連合もあした雇用確保の集会をやりまして、国会請願デモもやる。そういう中で、お上だけが定年延長というか再任用で職場を確保しますよというこ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 きょうは、四人の先生方、本当にありがとうございます。早速ですが、御質問をさせていただきたいと思います。 まず、堀部先生にお願いをしたいんですが、もう先生御承知のとおり、衆議院の段階で本改正案につきまして修正が加えられました。「個人情報の保護に万全を期するため、速やかに、所要の措置を講ずるものとする。」。そして、所要の措置は何かといえば、民間部門をも対象とした個人情報保護に関する法整備を含めたシステムを速やかに整える、これが一点目。二つ目は、そのシステムの整備状況を踏まえて、本法律、住民基本台帳法におけるさらなる保護措置を講ずるために所要の法……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 住民基本台帳法の一部を改正する法律案、昨年の三月に当時のいわゆる自社さ政権のもと国会に提出をされました。事前に各党に説明をされたというような御説明があったんですが、御案内のとおり、公明党は当時は公明という名前で参議院の政党でございまして、私ども事前の説明は受けたことはございません。そういうことも手伝って、きょうは若干の質問をさせていただきたい、このように思うところでございます。 この改正案に入る前に、最近この改正案に係るマスコミ報道もございますけれども、いろんな事件が起きておりましてマスコミをにぎわしているところでございます。一番頻繁に出て……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 前回、七月二十九日、質問に立たせていただきまして総括的な質問をさせていただいたわけで、きょうも若干個別論点について質問をいたしたいというふうに思います。 その前に、七月三十日、要するに二十九日の夜、翌日の朝方ということでございますが、大きな火事がございました。大阪の豊中というところで、死者が九名、負傷者が六名でしょうか、そういう大きな火事がありまして、築三十五年の木造モルタル二階建てのかなり大きい、延べ面積五百七十六・四平米という共同住宅でございますけれども、海月荘というアパートのようでございます。ちょうど大阪の飛行場のそばで、かなり騒音が……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 前回に引き続きまして、問題点を二、三、確認かたがた質問させていただきます。 前回ちょっとカードの関連を中心に聞かせていただきましたけれども、若干残りましたのですが、例えば転出する場合にはカードを返す、そして転出証明書をもらうという形になっておりますが、このカードの中には、各地方公共団体で付加情報をつけ得るということでいろんな福祉情報とか医療情報とかがたまっていくと思うんですね。 きょう地方公聴会で、何が知られたら嫌かというような中で、自分の病歴が漏らされるのが嫌だ、そういうような御意見がございました。もっともだなと。糖尿病であれ、がんであ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
時間が余りありませんので、何点かに絞ってお話を聞かせていただきたいと思います。
先ほどサミットの話がございましたけれども、この不正アクセス、とにかくサミットで約束しましたということで、早くやれ早くやれと、そういう形で警察の皆さんがずっと一生懸命やっておられたんです。ケルン・サミットは終わりましたけれども、サミットではどんな報告をしたんですか。今出しております、衆議院でやってもらっています、そんなところだけでサミット参加諸国は結構ですと、そういう話なんですか。
【次の発言】 わかりました。事前の警察の御説明では、あたかも日切れ法案のような言い……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 がらっと変わりまして、現下の経済情勢を中心に少々質問をさせていただきます。 先ほどから失業率を含めて失業者の話が出ておりますが、きのうの新聞によりますと、もう失業者三百万人に迫る、非自発的な失業者は百万人だということでございます。特に中高年の方が多く失業されているということでございます。 私も、ことし正月から町工場がたくさんあります東京都の大田区とかずっと回っておるんですけれども、町工場のおじさんに聞きますと本当に仕事がない、それから多摩川べりを歩いてもいわゆるホームレスと言われる方がいる、また失業者も本当にベンチの上で座ってぼうっとして……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 以前にこの当法務委員会に所属させていただいておりましたが、久しぶりに帰らせていただきまして、また張り切って委員を務めたいと思っております。 今、お二人の自民党の委員からの質問がございましたけれども、法務行政、いろいろ思いというものが皆さんおありになると思うんですが、私は、前にある法務大臣が、国の基本となる要素というのは人と地面と統帥権だとおっしゃった大臣がおられて、人と地面という面では両方法務行政に係るものでございまして、そういう意味では国の大宗というか骨格をなすのが法務行政であるというふうに思っております。 でありますから、時代によって……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の民法の行為能力の制度、百年ぶりに大改正ということでございます。近年、高齢社会に突入をいたしまして、いろんな分野でこの行為能力の制度につきまして不備が目立ってきたなというふうに思っているところでありまして、今回の成年後見制度の改正というものはまさに時期を失したのではないかというふうに思っているような次第であります。 私ども理事、また各法務委員会の委員のもとにもいろんな要望書が来ていると思いますが、今般、きのうですか、日本障害者協議会というところからも緊急要望書というのが送られてまいりました。その中には、「参議院におきましても、大綱におい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 きょうは、四人の参考人の皆さん、朝早くから大変に御苦労さまでございます。 何点かお話を伺いたいなと思うんですが、まず田山先生、いろいろ比較法的な面も含めてお話をちょうだいいたしたわけでございます。この成年後見制度、新しい民法改正という形で提案されておるんですが、この法律案、実は自自公なんて言われておりますが、自自の時代に実は出されておりまして、私が参加すればもっと違ったものになるななんて実は思っておったんです。 私も法学を学んだ者として、民法は総則から順番に勉強していきますね。そうすると、人が出てくる、自然人が出てきて、いきなり行為能力の……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 五人の参考人の先生方、本日は本当にありがとうございます。時間が限られておりますので、何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、浅野健一参考人にお願いをしたいんですが、先ほど先生のお話を伺っていますと、何か戦前の治安維持法事件をやっていた、その被告事件を扱っていた弁護士も捕まってしまったというような、そういうような日本の戦前の歴史があります。何か非常に似たような日本人の心理状況というのがあるのかなというふうに実は思っております。 私は、浅野先生のメディア論、マスコミ論、いつも刮目しているところでございますが、結論とすれば、先生の立論……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 何点か質問をさせていただきたいと思いますが、いわゆるオウム真理教については各所で不安を巻き起こし社会問題化しているというふうに認識をするものでございますが、かつてサリンをまいてという、そういうようなことをやったわけであります。 この宗教法人オウム真理教自体はもう破産になり、公安審査会も破防法の適用はしなかったということがございますが、このいわゆるオウム真理教の危険性、現在における危険性というものはどのようにとらえていけばいいのか。要するに、今回のいわゆる団体規制法の中でも無差別大量殺人行為に及ぶ危険性があると認めるに足りる具体的事実ということにな……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 このたび議員立法でこの特定調停法案を提出されましたけれども、現在の消費者金融でありますとか、いわゆるカード破産とか住宅ローンの問題を考えた場合に、本当に時宜に合ったというか、本当に必要な法律案であるというふうに私も考える次第でございます。 ただ、特定債務者に原則的に全然限定がないということで、先ほども小川委員の方からも質問があったんですが、ゼネコンでも使えますよというような話がありました。ゼネコン徳政令という批判が去年あったからとありましたけれども、ことしの三月四日、自民党がこの特定調停法案を出そうというようなことを決めたときに、山本幸三先……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
先行委員の質問でかなり論点が出てきたなと思っておりますが、若干重複もあるかと思いますが、質問をさせていただきたいと思います。
ここ二十年くらい各国で倒産法制がかなり新たな形で改正されて整理されてきたというような世界の動きがあるようでございます。また、そんな中で日本においても、先ほど御説明がありましたけれども、数年前から倒産五法の問題点を整理しながらやってきたということでございますが、この民事再生法を先行させて、和議法にかえてやっていくというその理由をもう一度教えていただけますか。
【次の発言】 昨年九月から中小企業に適する手続をということで……
○魚住裕一郎君 この一年間、公明党・改革クラブにおきましても参議院選挙制度改革に関する協議会に参加をさせていただきまして、種々議論をしてまいりました。概略、先ほどの溝手委員のおまとめになった発言のとおりであるわけでございますが、今、柳田理事からも抜本的な改革案等についてお話が出ました。 抜本改革案については、各党もそれぞれずっと議論をしておられるというふうに思いますが、もちろん我が会派、また党においても同様でございます。参議院の本来的な機能を発揮させるためにも、また行政改革という精神も生かして一定の数の削減の上に、また選出方法を大幅に考え直していくべきだ。その際に、やはり人物を重視する制度と……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。何点か質問をさせていただきたいと思います。 今、江田委員の方からオウム真理教のお話が出たわけでございますけれども、やはり政治的には警察の問題がいろいろ取りざたされておりますけれども、やはりこのオウムの問題も目を離せない。 それで、昨年末に団体規制法が成立し、施行し、いろんな形で観察処分という形になっていったわけでございますが、これは各自治体に報告をするというようなこともあったと思いますが、具体的に、この報告の形式といいますか内容について、概略お教えをいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。何点か御質問をさせていただきたいと思います。
最近、被害者支援といいますか救済といいますか、非常に注目をされているところでございまして、法務省の方からも被害者支援員というんですか、その制度がスタートしたというふうに伺っておるところでございますが、その制度の目的といいますか、概要を簡略にお示しください。
【次の発言】 どういう人が当たるかというと、定年退職した副検事さんや検察事務官というようなことのようでございますが、これは何か見方によっては、ある意味じゃ定年退職後の職場というような、そんなふうに見えるところがございまして、この報酬と……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回、商業登記法という法律でありながらかなり技術的な法律だと思うところでありますが、今、世の中でIT革命というような言葉がはやっておりますし、我が党においても情報通信立国また電子政府を推し進めるべきである、そういうふうに訴えているところでありまして、いよいよその基礎的なインフラが今回の電子認証あるいは電子公証制度というものでスタートをするなというふうに思っておりまして、本当に期待するところが大であるわけであります。いよいよ産業革命以上のインパクトを社会に与える法制度としての第一歩を記すんではないかというふうに考えているところでございまして、そ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回、裁判所職員定員法、人数をふやすということで改正案が出てきているところでございますが、判事補については平成三年以降ですか、五人とか七名とかそういうふうに徐々にふやしてきているというふうな状況であるわけでございますが、判事補ではなくて判事については全然この十年ばかり増員されていないようでございます。判事の給源、どこから採用していくかということもあろうかと思いますが、そろそろこの判事の増員がされてもおかしくないんではないかというふうに思うわけでございまして、何でこの増員がなかったのか、またいつごろになったら判事の増員ということが考えられるのか……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 民事法律扶助法、我が公明党が長年主張をしてきたものでございまして、ようやくここまで来たなというのが実感でございますが、小さく産んで大きく育てるというようなことを言われますけれども、この法律扶助、今回は民事法律扶助という形でスタートするわけでございますが、そういう観点から何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、先般この趣旨説明をお伺いしたわけでございますが、法文上、第一条に「目的」というふうにありますが、司法制度の充実に寄与するという、公共性の観点からこの目的が書かれております。もちろん、日本国の公の秩序あるい……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 かつて弁護士をやっていたときに、被害者という場合は刑事手続においていかにして公判期日までに示談をかち取るかみたいな部分が最大の関心事だったわけでございまして、そういう意味では弁護活動をやりながら確かに、今客体というような表現が政務次官からありましたけれども、そんな気持ちがします。そういう状況の中でも、やはり被害者の保護、救済ということが本当に国連でも取り上げられ、大きな社会のうねりとして刑事司法制度の信頼を維持するためにも必要である、そういう観点から私も発想するところでございます。そういう意味から、今回の政府の二法案、そしてまた民……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 きょうは大変貴重な御意見をいただきまして心から感謝いたします。 何点かお話を承りたいと思いますが、まず宮澤先生にお聞きしたいんですが、今回のいわゆる閣法は主要な問題点をほぼ網羅しており評価できるというふうにコメントをしていただきました。 法制審議会に対する諮問というのが去年ですかあって、九項目にわたりますが、最後の「被害回復に資するための没収及び追徴に関する制度の利用」についてはどうかという、この部分については今回は法制度上落ちているんですが、この点について先生の御意見はいかがですか。
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。
今、江田委員からお話しございましたけれども、昭和五十年からということでございますので、足かけ二十五年、四半世紀たってようやくというような思いもするわけであります。冷戦終結後の、特にボーダーレス化した現在の経済の中で国際的な競争力をつける、これが今回の会社分割のある意味ではねらいであるというふうに言われているところでございますが、この会社分割法制が何ゆえ競争力アップに寄与するのか、ちょっとその辺について御教示をいただきたいと思いますが、法務大臣、お願いします。
【次の発言】 分割ということで、あっちのものを切ってこっちにくっつけたり……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 前回に引き続きまして、この会社分割に関連して何点か御質問をさせていただきたいと思います。 会社分割というのは、分割会社から新設の会社あるいは承継の会社に分割会社の営業を譲渡するというか、承継させるというような構成になっているわけでありますが、その営業を構成する財産あるいは債務、これがそれに伴って移転するという形になるわけであります。承継した財産あるいは債務、これを受け取る側になる設立の会社などにおいては、商法上いろんな計算項目でどのように計上していくかというのは結構実務上難しい問題があるのではないかというふうに思います。 まず……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。きょうは、提案者の先生方、御苦労さまでございます。 選択的夫婦別姓制度を柱とする今回の民法の一部を改正する法律案が審議されているわけでございますが、私どもにおきましても、この選択的夫婦別姓制度自体、大賛成でございます。 今回の提案については、一部その提出時に釈然としないものが残るわけでございますが、各先生方の御努力には敬意を表するところでございます。ただ、余り議論をしていなかった部分もございますので、何点か御質問をさせていただきたいと思います。 まず、婚姻の適齢でありますとか再婚禁止期間とか氏あるいは相続分の問題、家族に関連する……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 平成十二年度予算につきまして、若干の点につきまして御質問をさせていただきたいと思います。 今、セーフティーネットというのがよく耳にする言葉でございまして、そういう観点から、かなりいろんな施策もこの予算案の中に含まれているというふうに認識をしているところでございますけれども、そういう観点から何点か質問をさせていただきたいと思います。 もうちょうど五年前になりますし、阪神・淡路大震災、本当に私たちの記憶に残るところでございまして、五年たっていろんな形で制度とか具体的な危機管理対応策というものが練られてきたというふうに私も認識をして……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 今の先行委員の御質問、また御答弁を伺っておりますと、本当に明るい未来が展開していくなというように思うわけでございますけれども、私ども、ことしの二月に党を挙げて全国の中小企業の実態は一体どんなものだろうかということで全国の議員、また壮年党員の皆さんとともに実態調査を聞き取り面接の方法でやりました。 今、全国集計を何万社となるものですからやっている最中でございまして、きょうはその一部を持ってきたんですが、ちょうどそれで質問をさせていただきたいと思いますが、民間の調査機関でもことしの一月の状況を調べておりまして、かなり倒産がふえている……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 ただいま大臣から御説明がありました重要施策について、二点ほどお話を承りたいと思います。 一つは、人権擁護行政に関してでありますが、七月二十八日ですか、人権擁護推進審議会における論点整理についてということで、「今後論議すべき論点の整理」、そういうものが発表になりました。その中で、いろんな人権侵害の態様、問題類型また事象、さらに現行の救済システム、その実効性に関する問題点あるいは必要な救済に関する論点項目というような形でまとめられているところでございますが、特に近来、プライバシーという問題が大きく取り上げられているところでございまして、メディア……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 関連で、伊豆諸島の地震災害についてお聞きしたいと思います。 選挙が終わった六月二十六日、翌日からですが、三宅の避難、火山情報からの避難、そこから約一カ月半になるわけであります。住民の皆様には心からお見舞いを申し上げる次第であります。 一カ月半の間に震度六弱が四回、五以上は十七回、有感地震は一万回以上、今でも現実に多分十分置きぐらいに感じる地震があろうかというふうに思っております。住民の皆さんは、これはいつまで続くのかということ、また台風シーズンがもうすぐ来ますので、崩落した土砂、さらにこの水で土砂崩れが起きるんではないか、また観光シーズン……
○委員以外の議員(魚住裕一郎君) 非拘束名簿式比例代表制においては、名簿中の候補者を選択して投票する制度でありますので個人名投票が行われているものでございますが、個人名投票のほかに、多くの国においては個人名投票と政党名投票の選択制を採用しているところであります。 この非拘束式比例代表制を採用している国といたしましては、ベルギーの上院下院、それからノルウェーの上院下院、オーストリアの下院、オランダの下院、フィンランドの、これは一院制でございます、とデンマークなどがあるわけでございますけれども、オランダとフィンランドは別でございますが、個人名だけでございますが、ベルギー上院下院、ノルウェー上院下……
○委員以外の議員(魚住裕一郎君) かつてといいますか現在の比例選の中におきまして、公明党は反対の立場でございましたけれども、そういう拘束名簿式の中でじゃどういうふうに二院制の特色を出せるかということで、いわゆる国民会議方式と名を打ちまして、先生御指摘の各界の専門的知識を有する者を党議拘束をかけないという形で御推薦を申し上げて参議院に来ていただいた、そういう経緯もございました。結論として、私は各党の工夫次第ではないだろうかというふうに考えているところであります。 今までの議論の過程におきまして、二院制における参議院の役割というもの、これは多元的な国民の意思をよりよく国会に反映させると。ただ、衆……
○委員以外の議員(魚住裕一郎君) 存在意義、それからあるべき姿、そして良識の府、同じような観点から考えられるところでございまして、今、片山発議者が述べられたことにオーバーラップすることとなろうかというふうに思っております。 第二院はなぜあるのか、第一院と同じ議決をすればその存在意義はない、あるいは第一院と違う議決をすれば反動になる。たしかシエイエスかだれかが言ったと思いますが、第二院というものはそういうふうに見られてきたところでございます。 しかしながら、やはり第一院のみの議決でドラスチックに物事を決めていくということよりは、より丁寧に民衆、国民の意思というものを反映する制度、これが私は日……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
先般の所信的ごあいさつ、決意を込められたお話を拝聴したところでございますが、課題が山積している法務行政でございます。最近耳新しい言葉と言ったらちょっと私の不勉強がばれてしまうんですが、法整備支援ということが一生懸命取り組まれているようでございますが、法整備支援、これはどういうことなのか、ちょっと御説明をいただけますでしょうか。
【次の発言】 我が国は、明治維新以降、それまでの律令体制というか中国法制を中心にした法体系から近代西洋的な法制度を移入してきた。その中で、大変な努力の積み重ねで今の我が国の法体系があるわけでございますが、私から見ても、……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回、この民事再生法等の一部改正法律案、それから外国倒産処理手続の承認援助の法律案を審議させていただいておりますが、午前の質問でも、特に倒産法制をずっと整備してきたという経緯をお聞きしたわけでございますが、今回個人債務者に絞って民事再生手続の特則を設ける、しかも住宅ローンの問題とか給与所得者の特則というのも随分特則の特則みたいに出てきたなというふうに思うわけでございますが、午前中にも出てきたと思いますが、個人債務者に絞って特則を設けることとしたのはなぜかということを概括的にちょっと御説明をお願いしたいのですが。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 提案者の先生方には、近時の少年犯罪増加、いろいろ説がございますが、確かに一般国民の耳目を驚かすような事犯が多発している中で、適時適切な少年法の改正案を作成されて提案されましたこと、まず心から敬意を表する次第でございます。 昨日の本会議でも、またきょうの午前中の質疑でも、要するに少年犯罪はふえているのか減っているのかといろいろ議論があったところでございますが、もう一度、何回も出てくる話ではございますが、少年犯罪の傾向性、その数でありますとか罪種でありますとか、最近どうなっているのか、いろんな白書では第四のピークで上がってきているのかなとは思う……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 きょうは、具体的な制度につきまして若干御質問をさせていただきたいと思います。 新聞、マスコミ等で厳罰化というような見出しになりますが、私、前回も、本当に厳罰化になっているのかなということもございますが、ただ今回、処分等の見直し、特に減刑の見直しにつきまして改正になったところが特にそうなのかなというふうに理解をしております。 今まで、十八歳未満の少年につきまして、死刑で処すべき者は無期にするということで、その場合には七年で仮出獄可能であったものが無期とされても十年のままにしますというような改正になっております。また、無期刑に処断すべきときは……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
前回に引き続きまして質問をさせていただきます。
前回、事実認定の適正化というような観点で検察官の関与ということをお聞かせいただいたところでございますが、今般、検察官の抗告受理申し立てということが提案されております。上告受理申し立てというのは聞いたことがありますが、抗告受理申し立て、新しい考え方かなと思いますが、廃案になりました旧閣法では検察官の抗告権だったと思うんですが、この抗告権と抗告受理申し立ての違いというものをわかりやすく御説明をお願いします。
【次の発言】 この前の閣法では抗告権、法制審議会を経てきたものが抗告権であったところが、な……
○魚住裕一郎君 三人の参考人の先生方、ありがとうございました。 まず、山田参考人に今の修復的司法について引き続きお聞きをしたいのでございますが、確かに私どもも、少年法改正の問題とは別個にいたしまして、被害者への配慮あるいは心の傷のケアといいますか、そういう側面と、少年の更生、社会復帰にとって物すごく大きな方法論だなというふうに思っておりまして、法務大臣や総理にも進言をし、どうやったらうまくそういう制度といいますか組み立てができるんだろうかということをずっと今考えているところなんですね。 多く当たってこられまして、先ほどヨーロッパでは六百ですか、そういうプログラムがあるということでございます……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 提案者の皆様、御苦労さまでございます。 大分議論も深まってきたなというふうに認識をしているところでございますが、今質問にもございましたように、現場の運用というようなことが問題になってこようかというふうに思っております。そしてまた、今回の改正案におきましては裁判所の役割も大変大きくなってきているというふうに思うところでございまして、まず今回の改正案が家裁の実務においてどういうような影響を与えるかということから、確認ということも含めて若干お話を承りたいというふうに思います。 今回の改正案の一つの目玉みたいな部分は、原則逆送、いわゆるというふう……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 提案者の皆様、御苦労さまでございます。 二十一世紀は人権の世紀というふうに言われておりまして、私どもも、二十一世紀こそ人権が最大限尊重され、風通しのいい社会にしなきゃいけない、そんな決意で取り組んでおるところ、今回、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律案ということで、議員提案という形で立法化せんとされている先生方の御苦労に心から敬意を表するところでございます。 さて、今、石渡理事の方から人権擁護推進審議会の答申を受けてのこのような立法ということでございますが、審議会の答申が出た段階で、各マスコミでは法的措置の言及がないという見出しで報道……
○魚住裕一郎君 気分を変えて質問をさせていただきたいと思います。 けさの冒頭の質問は、内閣不信任案に関連しての質問でございました。私も、非常に気にかかるものですから四時ぐらいまでテレビ中継を見ていたところでございますが、本当に日本の政治が一体どういう方向へ行くのかと本当に気をもんだところであります。とともに、一緒になって思い起こしたのは、三宅島の全島避難をされている方々でございます。 六月二十六日の地震情報から約五カ月、そしてまた全島避難して三カ月になるわけでございますが、暑い時期に避難されて、寒い時期に入ってきた。 きのうも三宅村の長谷川村長とお会いしたんですが、その前は、島の関係者か……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この福岡事件というか福岡問題というか、一連のいろんな事件が次から次へと出てきて、先ほど江田理事からもお話がございましたけれども、もう国民の皆様もうんざりしている。最後のよりどころが司法の部、ここだけは信用できるんだとみんなそう思っていた、思いたい。そういうような中で、何かなれ合いというような形で癒着というかそんなことが出てきてがっかりしているというのが国民の皆様の思いではないかな、そういうふうに思い、また私も憤慨をするところであります。 昨日、またその前ですか、法務省と最高裁の方から調査報告書をいただきましたが、ずっと読ませていただいて、本……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この予算の審査の委嘱を受けて質問をさせていただきますが、平成十三年度予算編成に際して、法務省として一番大きなところは何か、これはやはり定員法の中で人材をどれほど確保するか、そういうことが最大の眼目だったんではないかなというふうに承知をしているところでございます。特に近年の国際化の流れの中で不法滞在者もどんどんふえている、そういう出入国管理の体制というものを人的、組織的に拡充させていかなきゃいけない、そういうふうに保岡前大臣にもお話を伺ったことがございますが、まず半年前からここ数年の不法滞在者の推移、あるいは不法就労者もいるんだろうと思いますが……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
早速、質問をさせていただきたいと思います。
まず、再評価法でございますが、今回、再評価を行うことができる法人の拡大ということが盛り込まれておるんですが、先ほど図表等を、「自己資本比率規制の概要」等をお示しいただいて御説明をいただいたんですが、今回この拡大するということとの関連では、どういうような理由から今回の改正になるんでしょうか。
【次の発言】 今、合計しますと三百八十六社ということになるんですが、これは具体的な要望があったというふうに考えていいんですか。
【次の発言】 先ほども質問に出ておりましたけれども、この評価原則のあり方なんですが……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。質問をさせていただきます。 昨日、このハンセン病の問題につきまして、控訴断念ということで大きくメディアに取り上げられたところでございますが、これも追って御質問をさせていただきたいと思っております。司法に関連していろんなことがニュースになってきておりますが、この間、余り大きな扱いになっていなかったが、しかし新聞社によれば朝刊の一面トップにあった「東京高裁判事を逮捕 十四歳少女買春容疑」という、そういう案件がございました。 ことしの正月明けですか、いわゆる福岡事件というのがあって、次席検事の問題あるいは高等裁判所の判事の態度といいますか、そういう……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 弁護士法の一部改正の質問をさせていただきますが、昨日、財団法人法律扶助協会の新役員の披露というそういう会がございまして、本委員会の委員あるいはまた法務大臣を初め関係各位が御参加されて御祝辞を述べられておられました。その中に、弁護士の世界も新しい時代がやってきたんだというような何か御発言がございました。 確かに民事法律扶助法ができてということでございますし、また今回、長年の懸案だと私は認識をしておりますが、この弁護士法人というものができるようになってきた。本当に私はそういう意味では二十一世紀、新しい弁護士像が求められているんではないかな、そん……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎です。お二人の先生、貴重な意見ありがとうございます。 基本的な質問ですが、能見先生がおっしゃるように、法人格付与の意味は、文字どおりその名をもって活動できるという法技術的な意味合いを持つわけでありますが、社会的意味は本当に一番大事だなと思っています。そういう観点からしてみますと、民法の三十三条、三十四条、三十五条という体系自体は、この立法時においては法人を禁圧するといいますか、つまり許可主義であり、営利目的は商事会社でやっていいですよ、そのほかは許可がなければ活動しちゃだめですよと。 先ほど社会の活性化というふうなことをおっしゃいましたけれども、そうします……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今、江田先生からもお話ございましたけれども、確かに商法を昔学んだころには、この資本充実原則とか株主平等原則とか、その辺を答案用紙に書いておけば商法の答案も何とか通していただけたのかなというようなことを思いますと、随分さま変わりになってきたなというのが実感であります。 緊急経済対策の一環として、やれることはしっかりやっていこうということで提案をされているものと思いますが、ただ近年の商法改正、これは企業の国際化ということに対応して、やはりできる限り国際的に整合性あるものにしていこうと、そういうようなものを目指してきているのかなというふうに考える……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 きょうは具体的な司法制度改革審議会の意見書が出されて第一回目というか、質疑になるわけでございますが、六十三回ですか、ある意味では短期間とも言うべきだと思いますが、集中的に幅広く議論をされたこと、敬意を表する次第でございます。 今、二十一世紀になりまして、その前から、失われた十年だとかいろいろ言われてきているわけでありますが、今は経済の問題も本当にしっかり再生を図っていかなきゃいけない、戦後のシステム自体がもう機能しなくなっているのではないかというような指摘も当然あるわけで、そんな観点からも、また世界的なグローバル化という観点からも、日本の社……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速、質問に入らせていただきたいと思います。 昨年の六月二十六日に三宅島の火山情報が出まして、それ以来、伊豆諸島そして特に三宅島の問題につきまして大変な状況で、全島避難になってちょうど先週が半年になるわけでございますが、テレビでもあるいはニュース番組でも特集、また新聞でも大きく取り上げられていたところでございます。また、ちょうどそのときに総理みずからが三宅島を視察されまして、長谷川村長、また青山副知事とごらんになったということで、大きくまたマスコミにも取り上げられました。この間、三宅島の避難の方とお会いしたときに、半年になりますとだんだんマ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 同時多発テロから一週間たちました。先ほども冒頭黙祷をささげたわけでありますが、今回のテロは平和と民主主義の根幹を揺るがす、世界人類また文明に対する挑戦だと、このように思いますし、このような残虐なテロは断じて許すべきではないというふうに考えております。 犠牲となった市民の皆様には哀悼の意を表するとともに、家族、関係者の皆様には心からお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。 そこで、我が国の立場でございますが、今回のテロ事件に対する我が国の立場として、総理大臣、米国を強く支持し、必要な援助と協力を惜しまない決意、それからこのようなこと……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 総務委員会においては非常にいろんな多岐にわたる問題についてお聞きしたいと思っております。 まず、午前中からも御質問ございましたが、今回、どうしてもやはりテロの関連をお聞きせざるを得ないというふうに思っております。特に、飛行機が飛んでくるというか、そういうような事態は予想したくないわけでありますが、アメリカにおけるこの炭疽菌をめぐる事態というものは非常に、これはもうマレーシアかどこかからぱっと日本に送られてきたら、それがもう即大問題になるなということを考えますと、やはりバイオテロというか、そういう観点からも対岸の火事ではないというふうに思うわ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 ワンストップサービスというのは、結構その要望は、いろんなサービス部門において住民の利便を図る、そういう観点から、いろんな観点から制度の中でも言われていることでございますが、いよいよ動き出したなという感じがするんですが、今回のこの法律案、住民の利便の増進を図るとともに地方公共団体の組織及び運営の合理化に資するためと、そういう趣旨を先般お聞きしたところでございますが、逆に、今度は地方公共団体の立場で具体的に合理化がどういうふうに進展をしていくのか。 市役所あるいは区役所等でも、例えば地域サービスセンターみたいなものを設けて住民票とかもらいやすく……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
今回の地方税法の一部改正は、証券市場の構造改革に資するという、そういう観点からというふうになっておりますけれども、新たな個人投資家を育てて株式市場の活性化をねらう、そういうふうに理解をしておりますが、その辺の目的を敷衍して御説明をいただきたいと思います。
あわせて、今回の改正によって、株式市場における効果、新しい投資家であるとかあるいは投資総額とか、きっちりした数字は余りないのかもしれませんが、どの程度を見込まれているのか、御答弁をお願いしたいと思います。片山大臣。
【次の発言】 私どももしっかり期待をしたいと思っておりますが、今お話に出ま……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先行二名の理事、委員のかなり網羅的な御質問が続いたところでございますが、確認の意味も含めて若干質問をさせていただきたいと思います。 今回、行政機関情報公開法に続いて独立行政法人等の情報公開法という形になるんですが、先ほどの質問では、行政機関情報公開法と理念というか目的は一緒だというお話でございました。法技術的な問題もあるかもしれませんけれども、これをあえて別建ての法律にするといいますか、要するに行政機関等情報公開法で改正をしていけばいいんではないのかなというふうなことも含めて、本法のいきさつ等について御説明をいただければと思います。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 きょうは、育児休業制度導入の際に尽力されました小野清子先生を目の前にしながら質問をさせていただくわけでございますけれども、我が党も仕事と子育ての両立支援とか一生懸命調査また提言をしてきたものですから、そういう観点から若干御質問をさせていただきます。 先行質問の中でもございましたけれども、本年八月、人事院からの申し出ということでございますが、先ほども民間準拠という言葉が出ておりました。ただ、民間でも、例えば育児休業についてもやはり大企業と中小企業、多分実態が違うんだろうというふうに思うんですね。また、介護休暇の制度についても六月を超えるような……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
きょうは、十四分いただいておりますけれども、全体を考えながら約十分間ぐらいでまとめていきたいなと思っておりますが、まず、けさの新聞にも載っておりましたWTOの閣僚宣言採択ということで、武部農水大臣におかれましても、けさ日本にお帰りになったということで大変御苦労さまでございました。
それで、今回の新ラウンドに向けまして、日本としてどのような姿勢で臨み、またどのような成果を上げたのか、わかりやすく総括をしていただきたいと思いますが、農水大臣とそれから経産省の副大臣の御答弁を求めます。
【次の発言】 今般のこの会議の中で中国それから台湾の加盟が承……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 いよいよ三月末に向かって予算の審議というふうになっているわけでございますが、やはり四月を目の前にして気になるのは、この四月からのペイオフの関係でございます。ペイオフと地方自治体の関連につきましてはもう何回も質問がなされていると思いますけれども、四月からは公共団体自体も、地方自治体も自らが善管注意義務を持ってこの預金とか管理をしっかりしなきゃいけないという必要があるわけでございますが、総務省でも研究会を設けたりしてその成果を各地方自治体に周知したり、またこの公金の保全策というんですか、これも通知をしているというふうに伺っているところでございます……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は、恩給法の審議に入る前に、おとといですか、御質問、この委員会で質問あったと思いますが、銀行税の関係で判決が出ました。 おとといのことですから、もう判決文お読みになったと思いますけれども、今回、無効というような、銀行税条例が無効という判決になったわけでありますが、ただ、地方分権がどんどん進み、課税自主権が本当に大事にしていかなきゃいけない、一方で、やはり国の課税権との衝突という部分も考えられる中で、今回の判決について大臣の御所見、そしてまた、各自治体が構想している新税構想にどういうような影響を与えると、そういうふうに見ているか、この二点……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎です。 先行委員の質問でかなり重複する部分がありますので、検討しながら質問をさせていただきますが。 今の最後の浅尾さんの長期的視野に立ったということも本当に必要なんだろうなと思うところでございますが、毎年毎年改正をする、ただ、電波の利用状況の変遷というのがこの法律案関係資料の中であります。五十二年前の一九五〇年の九月では五千三百十七局、それが今七千二百六万局ですか、大変な飛躍というか、こんなことは敗戦後五年の段階で予測し得たかというとそれは厳しいなという思いもするわけですが、ただ一方、この資源は有限だということ、それで技術革新もどんどん行われると。 ただ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。何点か質問をさせていただきたいと思います。 地方議員、議会議員の年金の話出まして、私も、地元今千葉なんですけれども、話を聞いてみたら、非常に去年の暮れ、あるいは今年の頭、非常に唐突な印象を持って、地方議員の皆さんはお感じになっておりました。これ、本来共済会の問題でありますし、地方議員の問題で、地方議員の皆さんがどうするかということだと思いますが、先ほど副大臣のお話ですと、地方議員の意見も十分反映したというような表現ぶりでございましたけれども。 いろいろ、年金制度検討会ということがあったようですが、その検討会のメンバーにどの程度地方議員が参加し……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。若干質問をさせていただきたいと思います。 今回、連結納税制度導入に際して、その影響をなくす方向性での地方税法の改正でございますが、地方税収自体が、この間新聞に載っていましたけれども、五年連続で税収見込額を下回る、〇・三%ぐらい下回って六千億ぐらい足りなくなるよと、こういう見通しのようでございますが、そういう中にあって、今回、地方税法の改正でございます。 連結納税制度の導入で国税としては八千億ぐらい税収が減るということでいろんな手当てをしているようでございますが、その影響をなくすためにいろいろ国税の方でも手当てをしているようでございます。いろん……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 三市町村長の皆様、今日は大変貴重なお話を承りました。心から感謝を申し上げます。 各参考人の皆さん、本当に地域でいろいろ工夫しながら、また苦労しながら何とか地域の発展をと御苦労されていることが本当によく分かるところでございますが、二、三、質問をさせていただきたいと思います。 まず、川井市長さん、先ほど合併の問題につきまして言及がございました。二、三十万の合併論者だというお話でございますが、総務省の方も平成の大合併だということで大きく推進をしているところでございますけれども、やはり規模がでかくなるというメリットもあれば、また逆に、住民の側から……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 いよいよ郵政公社化へ向けての審議がいいところへ来ているわけでございますけれども、大分論点も煮詰まってきたのかなというふうに思っておりますが、まず基本的なことから少しずつ質問をさせていただきたいと存じます。 今回、コーポレートガバナンスというような観点からは、総裁を総務大臣が任命をし、そしてまた総裁が理事を任命するというような形で理事会を設けて公社を運営していくというような形でございますが、この郵政事業あるいは郵便事業、各国いろんな形で改革に取り組んできているようでございまして、例えばアメリカの郵政公社というんですか、経営権限は経営委員会が持……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
前回に引き続きまして、若干質問をさせていただきたいと思います。
今回、公社化をするということで、今まで郵政事業は独立採算制の下で郵政事業特別会計によって経理が行われていたわけでございますが、今回は企業会計原則を導入するということになっているわけでありますが、今までのこの特別会計の方式と今回の企業会計原則、この違いというものを一般人にも分かりやすく説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今まで特別会計であったものが、予算であったわけですから、予算というと何というんですかね、年度があって年度内に使い切るというような発想があったんではな……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 両参考人には、またお忙しいところ、また遠くからわざわざおいでいただきまして、感謝を申し上げます。 お二人の先行の委員からもお話がございましたが、確かにNGOに関してこれほど話題になった時期はないのではないかと思いますが、ある意味では絶好のチャンスなんではないか、国民的理解をどう深めていくか、日本社会の中におけるNGOを今後どう発展させていけるかどうか、これが非常に今大事な岐路に立っている、このように思っております。 NGOといいますと、国際協力的なNGOもあれば、国内のいろんな介護活動とか医療活動とかやっている組織もございます。船戸先生の……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先行の小宮山委員は禁煙のお話をされましたけれども、愛煙家の私としては身につまされるような思いで拝聴したところでございますが、ただ、健康の問題と税制の問題とマナーの問題、しっかり立て分けて冷静な議論を、今後も私も参加したいなというふうに思うところであります。 さて、厚生労働省にお聞きをしたいんですが、障害者の施策というのがございますが、その社会福祉の基礎構造改革の一環として、現在、支援費制度の導入に向けて検討が進められているというふうに承知しておりますが、今、厚生労働省の方で三つのプランがあるというふうな中で、障害者プランが平成十四年度で終了……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
先週、総理は韓国に訪問されました。金大中大統領と首脳会談という形になったわけでありますが、その直後ですか、いわゆる北朝鮮から、日本人拉致疑惑に関してまた、行方不明者調査事業をまた継続するというようなことを発表したようでありますが、昨年ですかね、一方的に中止をして、また再開をするというようなことを発表したようでございますが、外務省としてこの辺についてどのように分析をし、また評価しておられるのか、大臣の所見をお伺いいたします。
【次の発言】 総理が韓国で、拉致問題解決なくしてはこの米支援の問題も云々というような発言されたというふうに伺っております……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は政治倫理、また外交問題という集中になっているわけでございますが、今もずっと政治倫理、政と官、いろいろ質問になってきたわけです。我が党も政界浄化ということを掲げてずっとやってきたこともあるわけでございますけれども、この一月からずっといろんな事件が次から次へ起きて、そしてもう週刊誌見るのも嫌になるといいますか、そんなような状況が続きました。 国民の皆様の思いはもううんざりだというような思いも強いんじゃないかなというふうに思っております。この問題は与党だけではなくして、野党の中でも著名な方が議員辞職されたり、そういうことに発展してきたところ……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日までに、三浦一水君、日笠勝之君、高野博師君、小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として野間赳君、荒木清寛君、鈴木寛君及び私、魚住裕一郎が選任されました。
【次の発言】 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る七月三十一日の本会議におきまして法務委員長に選任されました魚住裕一郎でございます。
本委員会の公正かつ円滑な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。
皆様方の御指導と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、警察庁生活安全局長瀬川勝久君、警察庁刑事局長栗本英雄君、法務省民事局長房村精一君、法務省刑事局長樋渡利秋君、法務省矯正局長中井憲治君、法務省人権擁護局長吉戒修一君、法務省入国管理局長増田暢也君及び公安調査庁長官町田幸雄君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 法務及び司法行政等に関する調査のうち、司法制度改革に関する件を議題といたします。 本日は、本件の調査のため、お手元に配付の名簿のとおり、三名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、司法制度改革推進本部顧問会議座長佐藤幸治君、弁護士四宮啓君及び日本放送協会解説委員若林誠一君でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。 参考人の皆様方から忌憚のない御意見をお聞かせいただきまして、今後の調……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
人権擁護法案の審査のため、来る十二日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
人権擁護法案の審査のため、本日の委員会に法務省民事局長房村精一君、法務省矯正局長中井憲治君、法務省人……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 人権擁護法案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、六名の参考人から御意見を伺います。 まず、午前中に御出席いただいております参考人は、東亜大学通信制大学院教授塩野宏君、日本民間放送連盟報道問題研究部会部会長・日本テレビ放送網株式会社報道局長石井修平君及び弁護士・全国犯罪被害者の会代表幹事岡村勲君でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。 参考人の皆様方から忌憚のない御意……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十三日、柏村武昭君が委員を辞任され、その補欠として愛知治郎君が選任されました。
また、本日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 この際、竹崎最高裁判所事務総長から発言を求められておりますので、これを許します。竹崎最高裁判所事務総長。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
両案について、政府から趣旨説明を聴取いたします。森山法務……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、川橋幸子君及び愛知治郎君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君及び柏村武昭君が選任されました。
また、昨十八日、鈴木寛君が委員を辞任され、その補欠として江本孟紀君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、警察庁刑事局長栗本英雄君、総務省人事・恩給局長久山……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、江本孟紀君が委員を辞任され、その補欠として鈴木寛君が選任されました。
また、昨二十日、松山政司君が委員を辞任され、その補欠として青木幹雄君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律案及び司法試験法及び裁判所法の一部を改正する法律案の審査のため、来る二十六日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律案及び司法試験法及び裁判所法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。 本日は、両案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、三名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、日本弁護士連合会副会長井元義久君、日本労働研究機構統括研究員今田幸子君及び早稲田大学法学部教授須網隆夫君でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。 参考人の……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律案及び司法試験法及び裁判所法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、法務大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、法務省刑事局長樋渡利秋君及び文部科学省高等教育局長工藤智規君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律案及び司法……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
会社更生法案及び会社更生法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案の審査のため、来る五日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
また、両案の審査のため、本日の委員会に預金保険機構理事長松田昇君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございま……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨四日、浜四津敏子君が委員を辞任され、その補欠として木庭健太郎君が選任されました。
また、本日、鈴木寛君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 会社更生法案及び会社更生法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案を一括して議題といたします。
本日は、両案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、三名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、弁護士・慶應義塾大学講師宗田親彦君、弁護士・日本労働弁護団全国常任幹事古川景一君及び……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五日、木庭健太郎君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君が選任されました。
また、去る六日、山下栄一君及び川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君及び鈴木寛君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、高嶋良充君が委員を辞任され、その補欠として鈴木寛君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第六二号人権擁護法案反対に関する請願外四十六件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 竹中大臣を始め、皆様御苦労さまでございます。 私もりそなの関係から質問をさしていただきたいと思いますが、一応、一兆九千六百億円余りという大変な公的資金が投入されることになったわけでございますが、比較的預金者もマーケットも冷静だなというふうに感ずるわけでありますが、竹中大臣は金融担当大臣に就任されてから金融再生プログラムということを打ち出されたわけでありますが、その段階で、このプログラムをずっと進めていけばやはり今回のような、りそなへの公的資金注入というような事態は当然起きるというふうに想定されていたんでしょうか。その辺の所感を伺いたいと思い……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日初めてこの法案に対して質問させていただきますが、思えば前に住民基本台帳の改正のときに、コンピューターでつなぐという話がありまして、当時私ども公明党は野党の時代でございまして、担当していた者としては本当に個人情報保護が大事だということで、附則の部分で改正をしていただきまして、その担当している者としては本当に今日は感慨深いといいますか、法案は提出すればいいという話じゃなくて、やはり成立してしっかり住民基本台帳のネットを稼働するときに合わせてしっかりこの法律が動いているということが大事かと思っておりまして、一日も早い成立を私どもも願うものでござ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 三人の参考人の皆様、四人ですね、大変御苦労さまでございます。 まず、堀部参考人にお聞きしたいと思いますが、四十年以上にわたってこの分野、個人情報あるいは知る権利等、本当に日本のこの分野、ずっと引っ張ってこられた、このことに対して心から敬意を表するものでございますが、今回の法案につきましても、いろんな協議会等で引っ張ってきていただいていると思うわけでありますが、たしか衆議院での参考人の質疑だったと思いますが、自己採点というんでしょうか、現行の、今審議している法案につきまして、優とか八十点以上は付けられないけれども、七十点以上で合格だというよう……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十八日、服部三男雄君が委員を辞任され、その補欠として荒井正吾君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に荒井正吾君及び荒木清寛君を指名いたします。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に金融庁総務企画局参事官西原政雄君及び法務省民事局長房村精一君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたし……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
去る二十日、予算委員会から、三月二十六日の一日間、平成十五年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管について審査の委嘱がありました。
本件を議題といたします。
【次の発言】 この際、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に法務大臣官房長大林宏君、法務省刑事局長樋渡利秋君、法務省矯正局長中井憲治君、法務省入国管理局長増田暢也君及び外務省総合外交政策局国際社会協力部長石川薫君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ござい……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に法務大臣官房長大林宏君、法務省刑事局長樋渡利秋君、法務省矯正局長中井憲治君、法務省人権擁護局長吉戒修一君及び外務省総合外交政策局国際社会協力部長石川薫君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、名古屋刑務所等矯正施設の処遇に関する件について質疑を行います。
質疑のある……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案及び下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、法務大臣官房長大林宏君、法務大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、法務省刑事局長樋渡利秋君、法務省矯正局長横田尤孝君及び外務省総合外交政策局国際社会協力部長石川薫君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
法科大学院への裁判官及び検察官その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。森山法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十一分散会
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として櫻井充君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法科大学院への裁判官及び検察官その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律案の審査のため、来る二十四日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 法科大学院への裁判官及び検察官その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、三名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、日本弁護士連合会副会長尾崎純理君、早稲田大学法学部教授宮澤節生君及び龍谷大学法学部教授村井敏邦君でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。 参考人の皆様方から忌憚のない御意見をお聞かせいた……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
まず、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案について、政府から趣旨説明を聴取いたします。森山法務大臣。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員塩崎恭久君から説明を聴取いたします。衆議院議員塩崎恭久君。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、来る十三日午前十時に、また、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、同十三日午後一時に、それぞれ参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その人選につきましては、これを委員長に御一任願いたい……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君が選任されました。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査のうち、矯正施設の処遇に関する件を議題といたします。
本日は、本件の調査のため、お手元に配付の名簿のとおり、二名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、明治大学法学部教授菊田幸一君及び東京都立松沢病院精神科医長黒田治君でございます。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多用のところ本委員会に御出席をい……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、来る二十日に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君が選任されました。
【次の発言】 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
本日は、四案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、三名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、社団法人日本精神科看護技術協会会長藤……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に総務省自治行政局選挙部長高部正男君、法務省刑事局長樋渡利秋君、法務省保護局長津田賛平君及び厚生労働省社会……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十八日、角田義一君及び鈴木寛君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君及び江本孟紀君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に法務省刑事局長樋渡利秋君、法務省矯正局長横田尤孝君、法務省保護局長津田賛平君、……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十九日、江本孟紀君が委員を辞任され、その補欠として鈴木寛君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に警察庁刑事局長栗本英雄君、法務省刑事局長樋渡利秋君、法務省矯正局長横田尤孝君、法務省保護局長津田賛平君、……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、朝日俊弘君及び森元恒雄君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君及び青木幹雄君が選任されました。
【次の発言】 去る六月三日の当委員会における心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案の採決の在り方について、御意見、御批判がございました。当日夕刻には野党各会派が委員長に抗議に来られ、昨日まで五回を重ねた理事懇談会においても御批判等があり、これに対し、委員長見解も示したところであります。
これらの経緯を踏まえ、本日の委員会において、同法案の採決……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨六月三十日、青木幹雄君が委員を辞任され、その補欠として南野知惠子君が選任されました。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査のうち、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律案に関する件を議題といたします。
本件につきましては、南野知惠子君から委員長の手元に性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律案の草案が提出されております。内容はお手元に配付のとおりでございます。
この際、まず提案者から草案の趣旨について説明を聴取いたします。南野知惠子君。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一日、南野知惠子君が委員を辞任され、その補欠として青木幹雄君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判の迅速化に関する法律案、民事訴訟法等の一部を改正する法律案及び人事訴訟法案の審査のため、来る八日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨七日、浜四津敏子君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君が選任されました。
【次の発言】 裁判の迅速化に関する法律案、民事訴訟法等の一部を改正する法律案及び人事訴訟法案を一括して議題といたします。
本日は、三案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、三名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、駿河台大学学長・前法制審議会会長竹下守夫君、日本弁護士連合会副会長藤井克已君及び弁護士・自由法曹団事務局長中野直樹君でございます。
この際、参考人の方々に一……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、加藤修一君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君が選任されました。
また、昨九日、小泉顕雄君及び角田義一君が委員を辞任され、その補欠として青木幹雄君及び本田良一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、警察庁長官官房国際部長小田村初男君、警察庁刑事局長栗本英雄君、法務省刑事局長樋渡利秋君及び国土交通省海事局次長金子賢太郎君を……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十日、本田良一君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。
また、去る十一日、藤井基之君が委員を辞任され、その補欠として青木幹雄君が選任されました。
【次の発言】 司法制度改革のための裁判所法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、三名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、共同通信社論説委員土屋美明君、日本弁護士連合会副会長軍司育雄君及び日本司法書士会連合会会長中村邦夫君……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十六日、陣内孝雄君が委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
司法制度改革のための裁判所法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、警察庁刑事局長栗本英雄君、法務大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、法務省刑事局長樋渡利秋君及び法務省矯正局長横田尤孝君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、風間昶君、大仁田厚君、世耕弘成君、脇雅史君及び西銘順志郎君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君、藤井基之君、片山虎之助君、佐々木知子君及び野間赳君が選任されました。
また、本日、片山虎之助君が委員を辞任され、その補欠として陣内孝雄君が選任されました。
【次の発言】 商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は終局いたしておりますので、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかに……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、藤井基之君が委員を辞任され、その補欠として青木幹雄君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
担保物権及び民事執行制度の改善のための民法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に法務省民事局長房村精一君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 担保物権及び民事執行制度の改善のための民法等の一部を改正する法律……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まあ世の中物騒になってきたなというようなことが実感をするところでございますが、まず最初に、国内テロ対策ということについて官房長官にお聞きをしたいと思います。 今、今日の新聞、あるいは昨日の新聞、イスラエルのヤシン師殺害ということが出ておりますが、意図的な殺人なのかテロなのかということもあろうかと思いますが、またその前はマドリッドでの列車のテロがございました。ああいう状況を見ており、またいろんな情報によれば、日本もねらわれているというふうな状況にあるわけでございますが、世界一安全な国であったということで日本は誇りになっていたわけでございますが……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 数年前に大きなこの警察の問題が出たなと、記憶がまだ新しいところでございますが、四年前だと思いますけれども、今もお話ございましたけれども、神奈川県警でありますとか新潟県警とか種々ございました。それを受けて今警察の刷新会議ということがありますが、そのときもやはりポイントは、この組織の外に向けては信頼の回復をいかに図るか、また中に向けては士気の向上というのが一番の課題であったなと。今回のこの不正経理疑惑といいますか、問題というのはその双方とも地におとしめるという、そういうような結果を招来しているんではないか。 一方、この四年間、本当に治安の悪化と……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 午前に引き続き、道交法の主要な関心ある点について中心にお聞きをしたいと思います。 先行委員の質問の中でやはり今回の違法駐車対策が大きく取り上げられたところでございますけれども、今回このような形で法案として出されてきたわけでございますから、特に民間委託の部分、放置車両の確認作業等の民間委託につきまして種々議論がございました。 そこで、まず冒頭、直前の通告で恐縮でございますが、なぜ民間委託というのが必要なのかということをまとめて、ポイントを押さえて御答弁をいただきたいと思います。局長で結構です。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 警備業法の改正ということでございますが、この間も羽田飛行場に自動車が乱入したなど、この警備業界とは関係ないのかもしれませんけれども、みんな冷やっとしたわけでありますが、世の中、警備、対テロということを含めてかなり深刻に受け止めていると思っておりますが。 今回の改正案の効果、ねらいでございますが、昨年の末に犯罪対策閣僚会議で何か五つの重点課題の一つとして、「平穏な暮らしを脅かす身近な犯罪の抑止」、その具体策として、「生活安全産業としての警備業の育成と活用」という項目が入りました。「警備員の検定・教育制度の活性化等により、警備業務の種別に応じた……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 特区法を初めて質問させていただきますけれども、このいわゆる特区法、平成十四年の十二月に公布、施行されてから一年半経過するわけでありますが、今回は第三次、四次提案で認定されたものの中から法律改正が必要なものというものであると理解をしております。 今月十四日締切りなんでしょうか、第五次申請も受付あったようでございまして、私の地元の千葉県からも、京葉臨海コンビナート活性化特区とか、あるいは健康福祉千葉特区というのが対象地域を追加するというような申請を出させていただいているようでありますが、さて、数字の上では、提案数というのは一次から四次まで千七百……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 提案者の皆様、御苦労さまでございます。また、新聞記事等で大変な作業をされてきたなということも含めまして、皆様に心から敬意を表するものでございます。 先行者の質問にもございましたが、三十六年ぶりにこの消費者保護法制の改正ということでございますが、三十六年間、消費者保護の憲法というようなことで大きな役割を果たしてきたというふうに私も承知をするものであります。 ただ、規制緩和の進展等によって市場原理が大きく機能していく、またIT化、国際化というような状況の変化を受けてトラブルがいろんな複雑な様相を呈してきているということもまた事実だというふうに……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 皆様、御苦労さまでございます。また、大変な作業をされてきたことに対して心から敬意を表するものでございます。 この改正案を見させていただいて、随分「基本的理念」というものが変わったというか、前進したというか、そんなふうに感じられます。 例えば、障害者の自立及び社会参加の支援、今までは社会参加を促進するというような言い方でございましたし、また、例えば第三条一項であれば、今まで「処遇」という言葉を使っておりましたけれども、生活を保障するというそういう表現。あるいは「権利を有する。」というふうに変えました。今までは「有するものとする。」というよう……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 四人の参考人の皆様、御苦労さまでございます。貴重な意見、ありがとうございます。 それでは、何点かお聞かせいただきたいと思いますが、まず大村参考人にお願いをしたいんですが、自主的なコンプライアンスへの取組を後押しするということから一定の意義があるという評価をされているところでございますが、確かにそういうふうになっていくんだろうなと思うんですが、ただ、労働者、従業員といいますかね、それ以外にもやはり取引先もかなり大きな要素になるんではないだろうかなと思うんですね。雪印のようなことを考えると、ある意味じゃ継続的な、あの西宮冷蔵ですかね、継続的な取……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 予算委員会の議論も随分深まってきたなという印象を持っているわけでございますが、だんだん議論が深まっていくと、また議論が白熱してくると過激な議論も出てくるわけでございますが、まず、この私たちの国会質問ということについて若干議論をしてみたいと思っております。 私たちの議論は、この予算委員会はもとより、会議録で周知される、また報道機関等を通して報道される、また、各、衆議院、参議院の努力としてインターネット等でも放映される、さらにはライブラリーとしてこれがいつでも検索できるようになっているというふうに承知をするものであります。 ただ、それを前提に……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先行委員に若干タブる部分があろうかと思いますが、若干質問をさせていただきます。 先ほどもございましたけれども、この法律が施行になって四年八か月でしょうか、たちました。それで、大臣、十三年九月には、アクションプログラムということで、十七年度には五〇%の住宅についてこの住宅性能表示制度が活用されることを目標とすると。ところが、十六年度はどのぐらいかちょっと分かりませんが、十五年度では一一・七%だと、新設の着工戸数のうちですね、そういうような状況になっているようでございます。 当委員会のこの法律の附帯決議の第一項目も周知徹底というふうになってい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速、質問に入らせていただきます。 今この場で論戦をしているわけでございますけれども、ただ、今この時間帯、台風二十三号で被害が出ている、行方不明者も出ている、あるいは避難して本当に震えているという方がおられるわけでありまして、そういう災害に遭われている方に心からお見舞いを申し上げるものであります。また、一連の台風の集中豪雨の中でお亡くなりになった方、また被災者の方に衷心よりお見舞いを申し上げるものでございます。 さて、最初に防災について、災害についてお聞きしたいんですが、先ほど国土交通大臣の答弁によれば十個目の台風だということになると思い……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 若干質問をさせていただきますが、やはり国土交通政策、去年、災害多い年でございましたし、大臣もそのように、災害というものを中心に据えられているというふうにお伺いをしております。 それで、年末にスマトラの津波というのが大きな被害をもたらしたわけでありますが、NHKでもこの間、テレビ見ておりますと、CGを使って巨大な津波が押し寄せたというような絵を見て驚いてしまいましたし、また映像を見ますと、大変な、水というよりは木材であるとか、そういう全身打撲で多くの方が亡くなっているなということが分かるわけであります。 そういうのを見ておりますと、日本も大……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 良質な公共工事は国民の願いでございますし、また国民経済上も大事なことだと思っておりまして、今まで各機関、長年の努力を積み上げられてきておりまして、今回の法案もその集大成の一つではないかなというふうに思っておりまして、その意味で各先生方のおまとめに心から敬意を表するものでございます。 今、先行質問の中でも、過当競争等ということで、ダンピング受注が後を絶たないというような現状を踏まえての適正な入札の執行を促すべく提案されたというふうに認識をしておりますが、ただ先ほど、先行の北澤先生の方からは、公共工事調達特例法ですか、そういう名前の方がいいんじ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 若干質問をさしていただきますが、安全問題、今不具合というのか、トラブルということでございますから、何かこうざっと資料を一気に読みますと、何か同時多発トラブルみたいな、何かうんざりするような気持ちになります。 ただ、一つ一つの事案等を見ていきますと、何かその各企業の体質というものがにじみ出るような、そういう結果になっているんではないのかなというふうに思いますし、また、先ほどの佐藤理事のお話のように、ETCの辺まで含めちゃうと、この交通行政自体の全体の緩みもやはり看過できないんではないかなというふうに考えております。 それで、先ほど大臣の御報……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まあ私も、報道あるいはこの委員会での審議を通じて、本当にこんなにたくさん不具合というかトラブルが次から次へ出るものだろうかと思うような思いでございました。佐藤理事からもお話がありましたように、日本の安全、安心の神話の最たるものがあのツル丸だったなというふうに思っておりますが、今は大分そういう状況ではないといいますか、そんな思いがいたします。 また、あらゆる局面にわたってトラブルが出ているようでありまして、整備あるいは運航、客室という状況でございますが、まず最初に局長にお尋ねしたいんですけれども、この整備体制、今もお話ございましたけれども、一……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、昨日起きました福知山線の大惨事につきまして、冒頭、亡くなられた方々に対しまして御冥福をお祈り申し上げるとともに、負傷された方々に対しまして心からお見舞いを申し上げるものでございます。 我が党といたしましても直ちにこの対策本部を設置をいたしまして、冬柴幹事長、また当委員会の山本香苗理事を昨日派遣したところでございます。 これから原因究明を徹底をする、もちろんその前に人命救助でございますし、負傷された方々への手厚い対応というのが大事でございます。また、復旧、さらには再発防止策と、そういうような段取りといいますか、しっかりやってもらわなき……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 また質問に立たせていただきますが、もう先行の質問者からも出てきていることでございますが、ヒューマンエラーというのが随分出てきました。午前中の参議院の決算委員会でも出てきたところでございますけれども、またテレビのインタビューに答えて新町さんもヒューマンエラーという言葉を使っているのを聞いたことがございますが、クローズアップされてきたことは間違いございません。 ただ、いろんな会社内の風通しの良さ、悪さといいますか、あるいは行政の責任を含めて、ヒューマンエラーということだけに事寄せるようなことではあってはいけないというふうに思いますが、ただやはり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 お三方の参考人の先生方、貴重な御意見ありがとうございます。それでは、早速でございますが質問させていただきます。 まず、浅見参考人、お願いいたします。 我が国の住宅政策というのは、どうしても今まで持家のための政策ということになっていたと思いますけれども、翻って、逆に言えば、賃貸住宅の政策というのが十分ではなかったのか、十分ではなく、また良質な民間賃貸住宅のストックあるいは市場というものも形成されてこなかったんではないかと思うんですが、最近、データによりますと、若干都市部、東京を中心に大型のマンションもできて持家比率上がってきたようでございま……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。二、三、質問をさせていただきたいと思います。 住宅金融公庫が十九年の四月頭には廃止されて、そして独立行政法人設置という形になるわけでございますが、先行質問者の質問の中にもございましたけれども、昭和二十五年からこの公庫の果たしてきた役割は非常に大きいものがあろうかと思います。この昭和二十五年のころというのは、戦後復興期の大変な中で、裁判所の判決だって借家法の判決たくさん出ておって、大変住宅が逼迫していた時代であり、また庶民感覚からいっても、持家しっかりできるんだと、そういう希望の金融機関であったというふうに思います。 また、いろんな業務形態含め……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 三人の先生方、今日はありがとうございます。早速質問させていただきたいと思います。 まず、中村先生からお聞きしたいと思うんですが、今度、国土形成計画ということでございますけれども、何か何とか計画というのは余り、何といいますか、信用できないなというのが率直な感覚なんですね。今、先ほど御説明いただきましたけれども、例えば社会的不安定を招くというところで、若手の流出あるいは地域の高齢化というお話ございましたけれども、今の日本の姿は文字どおりそのような姿になっているなと思いますし、また、これは国土計画ではないかもしれないけれども、例えば旧ソ連のカスピ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。早速、質問をさせていただきます。 まず、先ほど来からありましたが、災害、台風とか地震とかあるいは大量な降雨ということがございましたが、これは十月四日の予算委員会でも質問をさせていただいたことでもございますが、まず山陽自動車道路の山口県岩国市廿木における盛土のり面崩落、九月九日発生したようでございますが、上りの走行車線も追越し車線も含めて崩落して、幅五十メーター、高さ二十三メーターにわたって路面が陥没して、大変な八千立米の土砂が流出したと、市道へ更に五メーター堆積をする、また民家二棟巻き込んで三名の方が亡くなっているというのが発生をいたしました。……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の耐震構造計算のこの偽装問題、今大きな社会問題となっておりますし、また国の根幹を揺るがすようなシステム上の大問題に発展してきているなというふうに思います。まずは、住民を中心にした行政による支援策の、支援の方向性が打ち出されたスピーディーな、スピード感を持って対応されたことについて、十二月六日の日に当面の対応を出されたわけでありますが、この点につきましては私は評価できるというふうに考えております。 ただ、個人の資産に対して税金を投入するというのは今まで余りなかったことでありますし、なかったというか、それはもう大原則でやらないという方向でや……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 総選挙が終わって特別国会でございますけれども、予算委員会、何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、九月十一日の今回の衆議院選挙、解散前の事前の予想を覆して与党勝利という結果だったというふうに思います。我が党も大善戦したなというふうに思いますし、また公明党は、日本を前に、改革を前にというキャッチフレーズ、また自民党は、改革を止めるなと、そういうコピーで戦ったわけでございますし、また改革という言葉がタレントの言葉にものるような流行も見えたなというふうに思っておりまして、結果として与党三百二十七という議席を確保したわけでございますが、こ……
○委員以外の議員(魚住裕一郎君) 今回の四増四減による定数是正は、投票価値の平等の要請にこたえるというだけではなくして、過去の改正との整合性、また今後の人口の動態、あるいは参議院の組織、在り方に影響を及ぼし得るような諸改革の動向も考慮して総合的に検討した結果、次の十九年の通常選挙に向けて当面の措置として妥当なものとして判断をしたものでございます。 おっしゃるように、総定数をいじらない、あるいは比例と選挙区の枠組みも維持した上で平等原則を最大限に考慮して是正を行うとすれば、十四増十四減案が最も較差を縮小され得るものとして評価し、また私どもも提案したところでございますが、他方で、国勢調査の速報値……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速何点か質問をさせていただきたいと思います。 ちょっと前に二〇〇七年問題というようなことがよく言われたところでございますが、団塊の世代の人たちが現役を退かれるということで、民間も役所も大量の退職者が出るというようなことが言われております。いろんな問題点があるだろうと思います。仕事上のノウハウをどう後輩に承継をさしていくのか、あるいは財・サービスの提供のレベル維持をどう図っていくのか。これは公務員であれば住民サービスの維持をどう図っていくかということになるだろうというふうに思いますけども、そういう問題もある。 で、やはり一番切実な問題は、……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は予算の委嘱審査ということでバッターをいただいたわけでございますけれども、若干質問をさせていただきたいと思います。 予算でございますので、やはり無駄遣いは駄目よということで、当然どの会派もそこをしっかり質疑をしているわけでありますが、私ども公明党も、無駄は排除ということで、かつまた行政改革あるいは公務員の総人件費削減というような要請もございます。 ただ、私は仕事、職員だけ減らせばいいという話ではなくて、やはりその前提として仕事を減らさない限り、やはりむやみに人を減らしても大変なことになるなというところでございまして、私ども公明党は、事……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は国際放送ということについて若干質問をさせていただきたいと思います。 今日、もう既に先行の委員からの質問もございましたし、また先日もございました。やはり小泉総理が、日本がどういう国なのか発信するのは重要だと、情報発信力の強化であるということで皆さんも質問に立っていると思いますけれども、やはり国家戦略の一環として私も強化していく必要があると思います。 現状、世界の九九%をカバーしているという御報告でございますけれども、しかし、これを使っているのはCバンドというんですかね、何かでっかい、二メートル半ぐらいのパラボラアンテナを付けないと見れ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 消防の広域化ということで、この法案自体賛成でございますが、広域化というふうになると、今の市町村合併等も含めて、いわゆる火災が起きてから駆け付けるというのが非常に大事な要素になってくるなと、あるいはまた、個別にしっかり消火していくということが大事になろうかと思っております。 そこで、今、先行の木村委員からもお話ございましたけれども、この高齢者施設の消火について、若干時間をもらいまして質問をさせていただきたいと思います。 一月八日のこの長崎県大村市におけるグループホームの火災がありました。九名入所者がおられて七名が死亡されている。二人が病院で……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先行の伊藤先生の本質的な迫った御質問でございますが、私も確かに意欲と成果でありますとか、あるいはやりがいとか、あるいは人材育成というようなことも考えて、この留学制度というものも本当に慎重に扱っていく必要があるなというふうには思っておりますが、ただ、一般国民、税金を払っているという立場からすると、かつて五、六年前ですかね、新聞には踏み倒しであるとか、あるいは食い逃げみたいな言われ方をしておりました。留学から帰って早期に退職すること自体いかがということで、そういう新聞論調だったというふうに記憶をしておりますが。しかし、先ほど来、いつごろから多くな……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。三参考人の貴重な御意見、本当にありがとうございました。 まず、堀部先生からお願いをしたいと思いますが、堀部参考人の長年限にわたるプライバシー権あるいは情報、知る権利等を含めて、この分野に長年携わってこられたことを心から敬意を表するものでございますが、今回、このような検討会の座長をお引き受けになられたということでございますが、制度をつくる場合、やはり行政の利便性というか需要の部分と、やはり扱われる側の住民サイドの個人情報の、この辺の調整を本当に図っておられるなというふうに私は承知をするものでございますが、この検討会の中で、このプライバシー権を自己……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この法律案、平成三年に施行されて十五年、途中、十三年に期限を延長して、今回更に延長しようという法律案でございますが、その間の我が国のIT政策といいますと、十三年に五年以内に世界最先端のIT国家になるというe―Japanというのができました。また、十五年にはe―Japan戦略Uというんでしょうか、そして現在はu―Japanというふうにつながっているわけでありますが、これまで我が国のIT政策実現に向けて本法律案が担ってきたものを総務省としてどのように評価しておられるのか。また、今回はこの期限を五年延長ということでありますけれども、本当にそれだけで……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の地方自治法、地方制度調査会第二十八次の答申を踏まえた改正だというふうに承知をしておりますが、若干これに関連して質問をさせていただきたいと思います。 今年の春は市町村合併がどんどん進んで、それに基づくといいますか、合併と伴う地方選挙が一杯あって大変な思いをしたわけでございますが、今年の二月ですか、地方制度調査会で、道州制のあり方に関する答申ということが出されまして、道州と市町村の二層制が適当であるというふうなことがありました。国の事務を道州に渡す、また、今県が持っている事務事業について大幅に市町村に移譲するということだと思いますが、やは……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。若干質問をさせていただきたいと思います。 いわゆる官民交流法、平成十二年施行されまして、六年たつわけでございますが、実績として、去年の十二月末の現在で、交流派遣が四十名、交流採用が百七十九というふうに承知をしてございますが、ちょっと総括的な評価をお聞きしたいと思いますけれども、やはり日本、これから人材立国をしっかり打ち立てていく必要があるなと。この官民交流も組織の活性化とかいろいろありますが、やはり人材育成も大きな側面かなと思っております。また、団塊の世代がリタイアしていく中で、今後人材、官民の交流というか人材の取り合いみたいなことも考えなきゃいけな……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。四人の参考人の先生方、今日は大変にありがとうございます。 若干質問をさせていただきますが、画期的な制度として取りまとめられました山本先生には大変敬意を表するものでございます。確かに、起こってもいない被害を事前に差し止めるために、最も適格性を有する団体に一定の権限を持たせて訴訟という形で未然に防止していくというのは本当に大事な制度だなというふうに思っているわけでございますが、日弁連の山口先生が御紹介していただいた中で、複数適格消費者団体があるという中で、訴訟上の手続保障もないまま訴訟をする権利が奪われるという批判があるわけであります。 たしか民……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 四人の先生方、御苦労さまでございます。 早速質問をさせていただきたいと思いますが、八月三十一日の審議会の答申には、建築士の業務報酬、賃金水準というのが低いというのが指摘がございました。確かに答申で紹介されている金額を見ると、余り高いとは言えないなというふうに思いますが、それじゃ、あえてこの耐震偽装の問題、構造計算書偽装問題を契機とした今回の建築士制度の見直しにおいて本当に言及すべきことであったのかというふうにちょっと疑問と思わざるを得ません。 ちょうど去年の十二月ですか、姉歯氏が証言されましたけれども、ある意味じゃ衝撃的でありました。そこ……
○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。 今日で基本的質疑最終日というふうになるわけでございますけれども、しっかり質問をさせていただきたいと思います。 総理、自民党総裁選を勝ち抜いて、また総理大臣に御就任されました。誠におめでとうございます。私も若い部類かなと思っておりましたけれども、更に総理はお若くて、またしっかり、また誠実に御答弁している姿をテレビを通じて国民の皆様見ておられまして、非常にしっかり次の時代、次の日本をつくってくれるというふうな、そんな期待が集まっているのではないかなというふうに思うところでございます。 また、私ども公明党も新しい代表、太田昭……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 これは決算委員会でございまして、何か年金特別委員会のような様相を呈してございますが、ただ、私もあちらこちら行かせていただいているわけでございますが、やはり国民の怒りというのは本当に強いなというのが実感でございます。自分たちの本当に、総理のお言葉をかりればこつこつと納めてきたこの年金も、本当に自分の今いただいている年金に反映しているんだろうか、あるいはこれから将来もらう年金もしっかりもらえるんだろうか。それにしても、社会保険事務所の対応も非常に冷たいといいますか、お役所仕事そのものだ。また、新聞報道等によれば、社会保険庁の長官も天下りやわたりと……
○魚住裕一郎君 五分遅れとなりましたけれども、早速質問をさせていただきたいと思います。 先月の八日、政府の中心市街地活性化本部、青森市と富山市から上がっておりました中心市街地活性化基本計画、これを認定をいたしまして、両市が計画に盛り込んだこの再生、活性化に向けた取組を重点的に支援するということを決定をいたしました。 富山市においては、私も森市長とお会いをして、いろいろるる説明を受けたところでございますが、人口減少や商業機能の衰退、また市街地の外延化と、要するに郊外に出ていくということでございますが、そのことによって世帯当たりの自動車保有台数も全国第二位の一・七台、そういうふうになるなど、公……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 三人の参考人の先生方、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 早速、本法律案に関連して質問を若干させていただきたいと思います。 まず、村上参考人にお願いしたいところでございますが、長年この密集住宅地の市街化、まちづくりに携わってこられた経験、まず敬意を表するものでございますし、また蚕糸試験場とか若葉とか聞くと、何となく毎日のように通っているというか目の前を通っているものですから、ああそうなんだなと思いながらお話をお伺いさせていただきました。 私、密集市街地というのは、ある意味では庶民が寄り集まって町がつくられてきて、町独特の……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。若干質問をさせていただきたいと思います。 一年半前でございますけれども、十七年の十一月に耐震偽装事件というのが公表をされまして、大変な騒ぎになったところでございますが、現場第一主義と言っている私ども公明党、直ちに対策本部つくりまして、私はそこのグランドステージ東向島というところ飛んでいきました。たしか耐震性の検証では〇・三八だったと思いますけれども、震度五で大体倒壊すると。 この間、能登半島地震ありましたけれども、六強だったと思うんですね。そのときの富山が大体五ぐらいだった。富山の状況を見ますと、コンビニとか商品が崩れるぐらいで、家がつぶれる……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 私からも、このたびの平成十九年能登半島地震によりまして亡くなられた方に御冥福を、また被災された方に心からお見舞いを申し上げるものでございます。 また、防災担当の大臣として溝手先生には当日直ちに現場に入られて、また平沢副大臣も現場で陣頭指揮を執っておられることに対しまして、心から敬意を表するものでございます。 また、今、水岡先生からも学校の耐震の問題について御質問がございましたけれども、政府挙げて、たしか平成十八年度補正予算だったと思いますけれども、二千八百六億円ですか、補正で計上してございまして、野党の皆さん、補正に参加されなかったから覚……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は、日本国憲法に関する調査特別委員会、改正手続の法律案につきましての最初の日でございます。衆議院の先生方、本当に御苦労さまでございます。また、先ほど来から御答弁の中でも御紹介をしていただいておりますけれども、長期間にわたっていろんな場面で審議を尽くし、また議論を詰めてこられて、今日衆議院から送付されたような法律案を作られました。私もいろんな段階で大変な御努力をされているということを仄聞をしておりましたことから、心から諸先生方に敬意を表するものでございます。 私ども参議院においては、第二院ではございますけれども、上院として下院に負けない深……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、国土交通大臣から質問をさせていただきたいと思います。 ちょっとこれ通告できなかったんですが、先ほど、三十分ほど前に高知の飛行場で、全日空一六〇三便ボンバルディアDHC8型、乗客が五十六人、乗員四名、前輪が出ないまま緊急着陸をしたという情報が入ってきたところでございますが、幸い炎上はしなかったと。この間、ガルーダか何かで炎上事故があったと。本当に、多分乗客はもちろん、国民各層、肝を冷やしたと、そういうことだろうというふうに思っておりますが。 二年ほど前、航空機のいろんな細かいミスといいますか、最近もありました。滑走路じゃないところに着……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今朝からずっと各政治課題等質問が相続いたわけでございますが、決算委員会でございます。平成十八年決算の審議ということでございますが、総理、この平成十八年、本当に政府また与党において大変な努力をしたと思っております。プライマリーバランス、基礎的財政収支も三・一兆円削減をした、あるいは国債依存度改善、二・九%もポイントを下げた、また公債の発行額を三十兆を下回るという、もう本当に予算を組むときにぎりぎりと努力をしたという記憶がございます。 そういったすばらしい努力にもかかわらず、今回、会計検査院の検査結果が届けられまして、もちろん今話題となっている……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この夏の参議院選挙ございました。それ以来初めて質問に立たせていただくわけでございますが、この参議院選挙、私も候補として各所回らせていただいたんですが、やはり年金記録問題とか政治と金の問題とか、あるいは格差の問題、あるいは負担増の問題、いろいろかまびすしく言われたわけでございます。ただ、よく考えてみると、いずれも総務省と深いかかわりのあることでございまして、そんな中、大きな期待を受けて増田大臣、また副大臣、政務官、御就任になられたというふうに拝察をするものでございます。そんな観点から若干質問をさせていただきたいと思っておりますが、まず地方分権の……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回は九年ぶりのプラスの人事院勧告だということでございます。ただ、結果出てきたのが指定職は見送るよということでございます。給与関係閣僚会議、四回も開催したということはかなり異例かなというふうに思っているところでございますが、先行委員からの質問もあったわけでございますが、やはり人事院勧告尊重という観点からすると、どうもまだ、この指定職見送りというのがすっきりすとんと理解ができない。 国民の立場からすればですよ、不祥事ばっかりやないかというそういう全体としての思いはあるわけでございますけれども、やはりすっきりと、やるならやる、やらないならやらな……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 修正案提出者の皆様、御苦労さまでございます。 今回の放送法等の一部を改正する法律案、目玉が何個かあると思いますが、ガバナンス強化の問題については後刻同僚議員にゆだねるといたしまして、虚偽放送が行われた場合に総務大臣が再発防止計画を策定を求めることができるというような規定を原案ではございました。現代社会はメディアの影響を受けずに生活をすることはできません。また一方で、そのメディアが民主主義や人間性を脅かす、そういうことも懸念されるところでございまして、メディアがだれのために使われているのか、これもしっかり見ていく必要があろうかと思っております……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。三人の参考人の先生方、御苦労さまでございます。 それでは早速質問をさせていただきますが、まず上澤参考人にお願いをしたいと思いますが、今日、参考意見は主にローカル性を維持しながらこの認定放送持ち株会社制度を中心にコメントをされたと思っておりますが、最近の不適正な事例を考えた場合、やはり各放送局の取組というのは非常に大きいと思っております。 事後の対応ではなくして、やはり本来は不適正な番組が放送されることがないようにしていく必要があろうかと思いますが、北海道文化放送としてこの放送倫理確立のために具体的にどのような取組をなされているのか。もちろん独……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 行政書士法の改正ということで若干質問させていただきます。今、クリスマスという話ございましたけれども、クリスマスプレゼントにしたかったわけでありますが、どうもお年玉になりそうだという感じもするわけでございますが、待ち望んでいる改正でございますので、しっかりやっていきたいと思っております。 さて、今回この行政書士法の改正、行政書士が作成できる書類に関連する聴聞又は弁明の機会の付与についての手続に係る行為について代理ができるということでございますが、確かに行政書士さんの先生のところに相談に行って、法律問題の相談も多分あるでしょう。そして、書類を作……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 衆議院の先生方、遅く御出席、心から感謝申し上げます。 午後からずっと質疑してきたわけでございますが、何回も聞かれているところでございますが、今回、地方税収につきましては当初の地方財政計画の見積額四十兆余よりも大幅に減収が見込まれるということでございますけれども、何回も先行の委員から質問がございました。また、この地財計画の重要性も御説明があったところでございますが、この大幅に減収という、この見通しが甘かったとかそういうことじゃなくて、どうしてそうなったのか、どういうふうに総務省あるいは大臣として分析をなされているのか、お答えをいただきたいと思……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は三月二十七日でございますので、まあ本来であればいわゆる日切れ法案を審議してしかるべき時期かなというふうに思っているわけでございますが、歳入法案あるいは税法、これ最近のテレビあるいは報道を見ると、あと五日間年度末までございますけれども、四月一日からどういうふうになっていくんだろうかというようなことがかなりにぎわわしているところでございます。 先ほど大臣からは、知事会の麻生会長がお見えになって云々と、道路財源の成立を求める緊急声明に基づいていろいろ来たというふうに思っておりますけれども、道路財源が大きな話題になっていて、ガソリンスタンドが……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 福地会長には、任命になりまして、今先行委員から決意を聞かれて披瀝されました。新しい風がNHKにも入っていくなという思いがいたしますし、また福地参考人が言われた現場主義なんというと、私ども公明党のモットーでもございますものですから、非常に親近感を持つところでございます。是非頑張っていただきたいと思っております。 さて、この間相撲が終わりましたけれども、相撲が終わったときのニュースで、大阪か何かの町中で携帯電話の端末を見ながら、朝青龍が勝ったとか、そういう大阪のおばちゃんの姿がニュースで出ていました。これは携帯端末で、ワンセグで御覧になっていた……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 四月八日、新年度に入りました。道路特定財源が失効したわけでございますが、テレビでも新聞でもいろんなことが報道されているところであります。ガソリンスタンドに三月三十一日の夜から並んでいる姿でありますとか、あるいは四月一日になって、本来税を含んだ形で販売しようとしていたものがお昼ごろになって転嫁できずに値段を下げざるを得ないような、そういうガソリンスタンドのことが報道されていたり、あるいは買いだめに走るような雰囲気が出たり、いろんな影響性があるんだろうというふうに思っております。 また、課税の現場でもどうなのかなというふうな心配するわけでありま……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この地方税の三法でございますが、四月八日の日にこの場で質問をさせていただきました。あれから約十日ぐらいたつわけでございますが、四月一日にいわゆる暫定税率失効して、その際にも、一週間以上前でございますが、影響についてお聞きをいたしました。大臣、いつも、昨日の参議院本会議での御答弁でも、四月一日現在の各県の状況とか、すべて四月一日現在に実はなっているわけでございます。 ただ、マスコミ等もいろいろなことを言ってきておりますし、例えば一部御紹介しますと、給油所の支援遅れる、これは総務省のお話ではございませんけれども、三月三十一日にこの新しい制度を創……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 電波法の一部改正案、質問をさせていただきますが、いわゆる特定ラジオマイクについてまずお聞きしたいと思います。 今いろんな、クラシックでありますとかあるいは演劇でありますとか、あるいはポピュラーコンサートみたいになっちゃうと大きな野球場を使って若者もたくさん参加したそういうコンサートがあると、みんなこの辺、耳にイヤホン付けてマイクを当てているという、そういうような状況でございますが、こういうコンサートとか増えること自体は本当文化芸術立国を目指す我が国としては大変いい傾向であるというふうに考えているわけでありますが、そういう中で、やっぱり高度な……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、大規模地震における携帯電話の不通対策、先般、四川の大地震が発生をいたしました。被害に対しては心から哀悼とお見舞いを申し上げるものでございますけれども、中国、普及率は三〇%ぐらいということでございますけれども、台数が四億台を超えているという、大変なところでございまして、今回の大地震の報道を見ても、瓦れきの中で赤ちゃんをかばって、そのお母さんの携帯から、お母さんがあなたを愛していたことを覚えていてねというメッセージが書き残していたのを発見されたということがございましたけれども、携帯電話が生活に密……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。与えられた時間も少ないものですから、早速質問させていただきたいと思います。 質問に入る前に、先ほど加藤理事から大変重要な御発言がございました。また、これに対して委員長から見解が述べられたところでございます。国会の議員の質問と報道の自由という観点で非常に適切な御見解の表示があったものというふうに私も理解をするところでございます。これは、いわゆる国会議員の質問権の行使、公権力の行使としての質問権の行使と、いわゆる基本的人権の保障のこういう問題の一部門でございます。 かつて国会議員のある方が個人名を出して質問をしたところ、逆にその質問をとらまえて名……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 私、今、愛知県に住んでおりまして、何かもう今十二道府県のことで本当に大きな話題となっているところでありまして、報道を見るたびに会計検査院頑張っているなという印象はあるわけでございます。しっかり頑張っていけますように国会としても応援していきたいと思います。 そこで、今平成十九年度決算報告の取りまとめという形になっていると思いますが、その中には参議院の決算委員会の要請した検査事項も記載が入るだろうというふうに承知しております。 このような決算委員会を始めとする国会の委員会と会計検査院との関係、連携、決算の参議院でございますけれども、どのような……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今、秋元理事からの意見もございました。私ども公明党も、前代未聞のルール無視の今回の暴挙ではないかというふうに考えております。 今提案のございました、まず五本の法律案は先週の木曜日に、そして内定取消しの規制等のための労働契約法の一部を改正する法律案以下六本は今朝の、午前中に出されました。十一時三十五分、まだ一時間半もたっていない。(発言する者あり)こういう状況で、内容の説明もなく、直ちに内容が分からないまま付託の議決をされようとしている。まさにルール無視であると言わざるを得ない。 断固反対の意見を表明して終わります。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 鳩山総務大臣には初めて質問をさせていただくということでございますが、この度は御就任、誠におめでとうございます。また、今はもう東京から離れて久留米の方にということでお聞きをしておりますけれども、私も今名古屋市に住んでおりまして、今、先行委員から経済情勢、雇用情勢のお話がございました。名古屋に住んでいますと、やはり大手の自動車会社、また久留米においでになればそれはタイヤメーカーもあるわけでございまして、それは影響大きいだろうなと。地域経済に与える、含めて、私たち政治としてあるべき責務をしっかり果たしていかなきゃいけないというふうに考えております。……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。御苦労さまでございます。 まず、所信の中にもございましたけれども、人事行政の公正性、中立性についてお聞きしたいと思っております。 人事官というのは大変重い立場で、こういう所信を述べられて国会の同意を得て、内閣で任命して天皇が認証すると。罷免の場合は国会が訴追をして最高裁判所で弾劾裁判をするという、裁判官以上の独立性というか、担保されているように承知をしておりますけれども、これは、人事院の制度自体はあの占領下の産物とも言えるわけでございます。戦後、戦中の反省を込めて、軍閥だ財閥だ、その中で天皇の官吏から全体の奉仕者に変えていく、その中核的な措置……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速でございますけれども、今大臣がおっしゃった二月九日の参議院本会議でございますけれども、その中でも引用されておられました地方六団体、二月六日に地方六団体お見えになって、第二次補正予算関連法案の早期成立を求める緊急申入れというのがなされて、それが本会議において総務大臣から紹介があったところであります。参議院では依然として審議さえ始まっていないというような言いぶりであったわけでありますが、ようやく、一月十三日に送っていただいて、今日は二月十二日ですから、一か月たって審議入り、実質の審議に入っているわけで、その間における委員長始め理事の御努力に敬……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。早速質問に入らせていただきます。 地方財政計画ということでございますが、もうずっと話出ておりますが、本当に百年に一度ということで、国も、そして地方は本当に深刻な地域経済の悪化になっているわけでございます。 私住んでいる愛知県も、本当に年末年始、知事と会うたびにもう大変だということばかり言われてきたわけでございますが、総務大臣のリーダーシップによってこの地方交付税、一兆円の増額があったと、二十年度から比較しても四千億増加して十五兆八千億となったということで、地方としてはほっとしている部分があろうかと思います。 他方、いわゆる地方歳出削減方針と……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 二十一年度予算、また事業計画等についての質疑でございますが、先ほど会長の方から、多様で質の高いコンテンツ、あるいは地域放送の充実等ということがございました。これに関連して若干質問をさせていただきたいと思います。 先行質問の中でも放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドラインというのが取り上げられたところでございますけれども、いろいろ新聞記事等見てみますと、このコンテンツ産業、本来、日本の未来に向かってしっかり健全育成をしていかなきゃいけないということが声高に言われているわけでありますが、その制作現場、中小企業も多いし勤務も不規則、年収が……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 三人の参考人の皆様、本日は大変刺激的な、また貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。特に、会計スキャンダルだという表現、まさにそういう指摘されるようなことが、疑惑持たれること自体が大変な問題だなというふうに思っておりまして、しっかりこの委員会等を通じてただしていきたいと思っております。 また、吉田参考人には、郵政民営化の、郵政事業の歴史、かつまた近代化へのどれほど役立ったか。お話を伺っていると、特に後進国、この郵政のシステム自体取り入れて国の発展のために使った方がいいんじゃないかと思う気持ちになったわけでございますが、ただ、こ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の消防法の改正、災害等による傷病者の搬送を適切に行うことを追加するということでございますが、これは、勉強し始めたら途端に、テレビがありましてニュース流れまして、何か千葉県の松戸の方で消防局に勤めていた元消防士がしごきやいじめに遭って訴えを起こしたというのが流れました。 全国の消防職員、また消防団員、私も消防団の団員の殉職者の慰霊祭に参列したことがございまして、本当に命を懸けて国民、市民の生命、財産を守ろうと、参列していて、若い奥さん、お子さんあるいはおやじさんが参列していて、本当にその使命に、殉職された、私はその尊い行動に心から敬意を表……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は郵政問題の集中ということで、今マスコミも注目している案件も多々ございます。三十分しかございませんので全部はできませんが、まず人事の問題、社長人事どうするかという問題ございますが、株式会社にして所有と経営の分離ということで、民間の知恵を生かしながら民営化するという形になったわけでありまして、最終的に総務大臣と株主としての財務大臣と調整役としての官房長官、しっかり調整して早く結論を出してもらいたいなというのが私の考えでございます。これ、そのまま行きますと、日本銀行総裁じゃないけど、空席のままずっと行っていいのかという問題があるし、逆に決まら……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 大臣の所信に対する質疑ということで、若干時間をいただきまして質問をさせていただきます。 まず、佐藤総務大臣の就任、誠におめでとうございます。安倍改造内閣で副大臣になられて、また衆議院の総務委員長も歴任されてということでございまして、郵政を含むこの総務行政に通暁をされている方がある意味では古巣に戻って仕事をされるということでございまして、まさに今の時期、適任かというふうに思っているところでございます。しっかりやっていただきたいというふうにお声を掛けさせていただきたいと思います。 さて、日本郵政の西川社長にもおいでいただいているわけでございま……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
今年の九月十一日に前谷人事院総裁が辞任になったわけでございますが、昨年から国家公務員制度改革基本法、そこで幹部人事の一元化ということが出て内閣人事局、そしてまた百七十一国会で国家公務員法改正案が出されていたわけでありますが、結局はこの内閣人事局にどこまでの権限を付与するのかということで意見の対立があったやに聞いております。特に給与ランク別の定数を定める級別定数の管理機能をどうするかというのが大きなポイントになるようでございますが、この点について参考人の江利川さんの御所見を承りたい。
【次の発言】 文字どおり、官僚答弁のような感じもするわけでご……
○魚住裕一郎君 私は、公明党を代表して、付託につき反対の討論を行います。 皆さん、この議席を見てください。野党第一党の自民党の出席がございません。この異常さは、先ほど行われた議運理事会またこの委員会も職権で立てられた結果でございまして、こういう状況の中で付託が議題となっているのでございます。 この法律案は、今日、衆議院で趣旨説明が委員会で行われ、質疑も野党第一党の欠席のまま進められ、そして先ほど一時間余り前、衆議院の本会議で緊急上程で採決、そして送付されたものでございます。中身を吟味する間もなく、今動議が出されているわけであります。 そもそも本法律案は郵政改革の方向性を変える大変重要な法……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 野党第一会派の自民党さんがおいでにならないという状況の中での質問になるわけでございますが、委員長におかれては、是非引き続きといいますか、更に公平公正な委員会運営をお願いをしたいと思いますし、また、与党の理事の皆様には呼び込み、単に電話だけじゃなくて会いに行ってしっかりお願いするというぐらいの汗をかくことが大事ではないのかなと、私はそう思っておりまして、更なる努力をお願いをしたいと思っております。 それでは、今回の法案について若干質問をさせていただきます。 今回、超過勤務手当の支給割合の引上げということが入っているわけでございますけれども、……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 間もなく消費者庁、消費者委員会の誕生という行政のパラダイム転換ですか、行われて新年度を迎えようとするわけでございますけれども、本当に新しいこの役所がスタートしたと、非常に大事なことだと思います。今、応援という言葉が出ましたけれども、与野党問わず、この新しい役所のスタートに対してしっかりやれというのがみんなの思いではないかなと。その上で、しかしその期待と、この半年間、ちょっと違うんではないのかなというような心配で、質問をさせていただきたいと思っております。 新しい役所のスタートというと、昔、環境庁というのがあったと思うんですね。公害問題がいっ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 三月三十日に消費者基本計画が閣議決定がなされました。本来、この基本計画、我が特別委員会のいろんな議論をしっかり反映させていただくという形になっていたと思っておりますが、なかなかそういう機会がございませんでしたが、まずは計画が不十分ながらできたなというふうには思っております。 そこで、この中で消費者教育について書かれているわけでございますが、消費者に対する啓発活動の推進と消費生活に関する教育の充実という、そういうタイトルの下で約二十ぐらいの施策が掲記されております。消費者庁のリーダーシップにも言及しており、本当に消費者教育が真に充実したものになるこ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、地方交付税の確保についてお聞きしたいと思います。 二十二年度地方財政対策ということでございますが、具体的に二十一年度補正、今審議しているわけでございますが、国税の減額補正に伴う地方交付税の減額、約三兆ですね、二兆九千五百億ですか、全額を国の一般会計から加算するという形で補てんしようとするものでございます。また、平成二十二年度の地方交付税、二十一年度よりも一・一兆増額するというふうにされております。何か十一年ぶりだということでございますけれども、地方税が大幅に減収する、私の住んでいる愛知県も本当に厳しいという声ばっかりなんでございますが……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 近藤委員長を始め各党の先生方、この委員長提案について折衝を含め心から敬意を表するものでございます。 私も確認を含めて若干質問をさせていただきたいと思いますが、先ほどの提案理由の中で現状と課題についての認識についての御説明がございました。 この過疎問題については、私は、平成十九年ですか、国土交通省の、十年後に消滅する可能性があるという、限界集落という言葉を衝撃をもって受け止めたんでございますけれども、かなり前からこの問題について議論がされてきたなと。そして、我が公明党においても、地域活性化推進本部で十九年の末に調査を行いまして、そして二十年……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 委嘱審査、若干質問をさせていただきますが、まず各省庁の顧問について聞かせてください。 前回か前々回か、住基ネットの関係で河村たかし総務省顧問の、ついでに落ち穂拾いじゃないのなんて言ってしまったわけでございますけれども。ただ、各省庁は顧問というのがあるようでございます、あるいは参与とか、いろんな表現があるんだろうとは思いますが、要するにアドバイザーという立場なんだろうとは思いますけれども。 例えば、法務省なんというのは刑事訴訟法とか民事訴訟法の大家が顧問としてそれぞれ付いておいでになって、ああ、こういう学者、高名な学者先生が付けば役所の姿勢……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今、先行の澤議員から、子ども手当の不具合といいますか、質問があったところでございますが、その子ども手当あるいは高校無償化ですか、その財源に振り向けるということで、本法案では、住民税についての年少扶養控除、また特定扶養控除の上乗せ分の廃止、行うということにされているわけでございますが、これもうかねてずっと質疑されておるんですが、民主党のマニフェスト、どういう整合性があるんだと、なかなか納得できる回答はございません。インデックスにも載っていなかったなというふうに思うわけでございますけれども。要は、この民主党の目玉政策である子ども手当とか高校無償化……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。澤議員に続いて質問をさせていただきます。 大臣、また会長、最近、やはり放送とか報道、あるいは通信の自由ということが非常に注目をされているんだろうなと思うんです。グーグルが中国で云々とか、そんな話も世界的規模で情報伝達の自由というものが大きく注目されている。また、先般ですか、台湾の国会に当たる立法院が乱闘があって、その映像をテレビ局が流したら、子供の教育上良くないというんでテレビ局に当局から罰金が科せられるという、そういう報道があって、まさかそんなことがあるのかなというように思った次第でございますが。 そういう関係からいって、先般、BPOの年次……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は四人の参考人の皆様、本当に貴重な意見をいただきましてありがとうございます。 それでは、まず私は長谷部参考人にお願いをしたいんですが、非常に地域主権という言葉、定義付け等も含めて参考になりました。また、ベンサムですか、考え方も披瀝をしていただきまして、非常に刺激的だなと思っております。ここ二十年、ソ連邦は崩壊をし、またEUもこういうふうな拡大をしてきて、国家という概念自体も随分外延も変わってきたなというふうに思うところでございますし、またそれに伴って主権ということも随分いろいろ考えなきゃいけないなと。 先生は、一定地域に一定のルールを……
○魚住裕一郎君 御指名ありがとうございます。公明党の魚住裕一郎でございます。 世間一般でも三度目の正直というふうに言われますけれども、本来は四月十三日にやらせていただく予定が、一週間後の二十日も飛んでしまいまして、ようやく今日こぎ着けさせていただきまして、その間における関係各位の御努力に敬意と御礼を申し上げたいというふうに思っております。 ただ、九日間あるといろんなことが起きてまいりまして、先ほど委員長の方から御紹介ございました、地方自治法の一部を改正する法律案の誤りがあったということでございますが、だけど、大臣、これ、どうも十五日に総務省のホームページで指摘がされたというふうな説明を受け……
○魚住裕一郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案に反対、国と地方の協議の場に関する法律案及び地方自治法の一部を改正する法律案について賛成、自由民主党・改革クラブ提出の修正案及び共産党提出の修正案に反対、公明党提出の修正案に賛成の立場から討論を行います。 まず、政府提出のいわゆる地域主権改革推進一括法案については、地域住民が自らの判断と責任において地域の諸課題に取り組むことができる真の分権型社会の実現に向けて一定程度前進させるものではあります。 しかしながら、地域主権戦略会議については、地域主権改革の基本的な方針等を調……
○魚住裕一郎君 ようやくまた質問できるなという感じでですね。実は、先週の十三日にも質問できるかなと思っておったんですが、それが飛んで、いろんな都合があったものだから質問通告を十三日に実はさせていただきまして、覚えていないかもしれないなということを含めましてでございますが、午前に引き続いて質問をさせていただきます。 午前中、独立行政法人に対するガバナンスというか統制の在り方ということが大きな課題になってあったわけでございますが、国としては主務大臣が独法通則法六十五条の「違法行為等の是正」という形で関与できる形になっているわけでございますが、これは発動した事例はあるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 片山大臣、御就任おめでとうございます。また、自見大臣、留任おめでとうございます。 何か片山大臣は前にこの委員会の参考人においでになりましたものですから、何かもう旧知のような、そんな印象を持つわけでございますが、ただ、あのときかなり過激な参考意見をおっしゃっていたなというふうに思いまして、例えば地方六団体は総務省の天下り先だみたいな、そんな趣旨のことをはっきりとおっしゃったものだから、これは期待できるぞみたいな、そういうような、民主党員でもないと思いますけれども、片山大臣の就任を本当に地方自治という観点からも期待をするところでございます。 ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。地方交付税法、若干質問をさせていただきます。
今の山崎先生の御質問にかなり重複する部分がありますけれども、大臣、そうなりますと今回の交付税、要するに三千億、あと一兆百二十六億ですか、は来年度だよと、こういうふうになるわけでございますが、これもまた緊急経済対策だから、緊急という意味合いが、これはどういうふうに説明すればいいんですか。一兆、本体部分は向こうなんだから、向こうって来年度なんだから。
【次の発言】 だから、内心じくじしているから一兆三千億引いて括弧書きで三・八と書いてあると、そういう趣旨ですか。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 放送法は衆議院から送ってこないのかなと思っておりましたけれども、衆議院の段階で修正を行い、また電監審の建議制度を削除するということもあり、クロスメディアも削除、本当に賢明な修正をされました。修正者に、関係者に敬意を表したいと思います。 この放送法につきましては、我が党の澤雄二前議員が大変心配をしておりました。建議制度も含めまして、るる質問をさせていただいたところでございます。それはなぜかといいますと、この表現の自由、憲法に保障された表現の自由について、例外的な、この我が国の唯一の言論規制立法とも言われている放送法について、やはりこれ厳格にしっかり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 多くの人が質問をということでございますので、まとめて質問をさせていただきたいと思います。 今日は、コンサルティングの戦前からの経験を踏まえて貴重な東日本大震災への対応まで含めてコメントをいただきまして、心から敬意を表したいと思っております。 今月の頭に第一次補正予算通りまして、その財源で、ODA予算、二割カットすると。えっと思ったわけでございますが、中村委員長を先頭に当然与野党問わず反対論が多かったわけでございますが、どうして大震災になっているときにODA予算を削減するのに反対するんだという声もまたいっぱい来たわけですね、私どもに。ですか……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は政府側出席者、多くは防災服というか、着ておいでになりまして、私も亡くなられた方々に哀悼の意と、そしてまた被災者に心からお見舞いを申し上げるものでございます。 また、復旧復興へ懸命な努力をしておられます総務省また自治体職員の皆さん、消防や消防団員の皆様に、その努力に心から敬意を表するものでございます。一日も早い復旧を心から祈るものでございます。 片山大臣、やっぱりこういう災害のときに一番大事なことは、現場に希望と勇気を与えることだろうと思うんですね。そこには手を具体的に差し伸べていくということが一番大事だろうというふうに思っております……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 今日は地方交付税法でございますけれども、震災に関連してお聞きしたいと思います。 今回の大規模震災による影響は甚大なものがあると思っておりますけれども、地方財政に与える影響も大変厳しいものがあるなというふうに思っております。阪神・淡路のときは直接的被害というのは約十兆、九兆九千億ですか、というふうに言われておりますけれども、被災自治体の経常収支比率あるいは起債制限比率、大幅に上昇している、また地方債の現在額というものも大幅に二倍というような形で上っていったわけでございまして、ここは、例えば芦屋市等を考えてみたら、比較的財政にも余裕があったところでご……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 世耕委員に続いて、まず災害と通信ということでお聞きしたいと思いますが、先般、防災無線についてお聞きしたんでございますが、各自治体によって全然状況が違うんでありますけれども、例えば宮城の気仙沼、防災行政無線百八十台のスピーカーのうち三〇%に当たる五十四台が機能していないというような発表がございました。原因は、だから津波であったり、地震で倒れたり、停電ということでございますけれども、復興に向けていろいろ作業をしなきゃいけませんが、津波情報がいつ来るか分からないことを考えますと、これ早急に復旧させていかなきゃいけないんだろうというふうに思っておりま……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
この法案は、東日本大震災への緊急の税制上の対応ということで承知をしているものでございますけれども、一か月半たちました。どういう基本的な考えで税制面においてやろうとしているのか。また今回、阪神・淡路大震災のときにもなかったような特例であったり、あるいは拡充したものというふうに、採用されているということを承知しておりますが、どういう基準でこの内容を選定されたのか、まずその点からお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 先ほど片山理事からの質問の中にもありましたけれども、野党自民党あるいは野党公明党からいろんな提言をして、そういう中でこの内容も採用……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 私も、まず冒頭、今委員長席に藤末理事が座っておいでになりますけれども、今回、三・一一東日本大震災を受けてこの二か月、国会、特に参議院においても真摯にこの震災にどう対処するか議論を深めてきたところでございまして、文字どおり、補正また補正関連含めて、ゴールデンウイークを潰しながらやってきたところでございます。 今回、那谷屋委員長においては、海外渡航をされて、国外だったからということだったんでしょうかゴルフに興じておいでになって、辞表を提出されたということでございますけれども、誠に参議院として、参議院の役員ですから、その真摯に取り組んできた我々参……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先ほど委員派遣報告がありました。先週の木曜日に女川町まで一緒に行かせていただいたところでございますけれども、震災がなければ本当にすばらしいところなんだろうなと。東松島から牡鹿半島を越えて、天然の良港、リアス式海岸だと、そういうことでですね。 ただ、天然の良港はいいんだけど、今回の震災で大変な損害を受けられた。やっぱり町中入って、ビルの上に自動車がひっくり返ってとどまっているという姿を見ると、あそこまで水があるということを通路で、地べたで見ると大変な、まあ二十メートル級という御報告あったわけでございますが、たまらぬなというのが実際の姿で、確か……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 NHKに対しては、与党、野党とどまらず、国民の立場でしっかり質問をさせていただきたいと思います。 まず、震災がございました。大きな被害が出たところでございますけれども、当初は百か所ほどの中継局が停波になったというふうに伺っておりますが、総務省の調べによると、五月二十三日夕方現在では、宮城県で中継局二か所、一か所が損壊、一か所が停電により停波していると。ラジオは、福島の例のあの原発から二十キロ圏内ですか、あそこの双葉中波第一中継所が停波中であるということでございますが、今現在、NHKの庁舎あるいは放送設備、被害状況はどういう状況でございましょ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は久しぶりの一般質疑ということで、皆さん御案内のとおり、内閣不信任案政局から二週間、死んだふり作戦とかペテンに遭ったとかいろいろなことが言われているわけでございますが、そんな中で、あの二週間前の動きの中で、辞表を出した人、撤回された方、いや、そうじゃなくて信念を貫いて欠席された方、いろいろありますわね。今日は内山政務官にわざわざおいでいただいたところでございますが、同じ役所の中で辞表を撤回された方もおいでになるようでございますけれども、先般、ちょっとテレビ見ておりましたら、ちょうどそのお顔を見まして、だから、どういう立場なのかって自分でも……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先般、法案の趣旨説明とともにデジタル放送のスタートの御報告がございました。まずはそのデジタルテレビについて質問をさせていただきたいと思います。 七月二十四日、アナログを停波して、それから約一週間、問合せ等が七月中に集中したというふうな御報告がありましたけれども、おおむね全体としては円滑に進んでいるという、そういう評価がありました。私どももほっと胸をなで下ろしているところでございます。 平成十三年で電波法改正をいたしましてデジタル化の推進に取り組んできたわけでございますけれども、野党ではございますけれども、それを推進してきたという立場で自民……
○魚住裕一郎君 石川委員にお答えをさせていただきます。 真に使い勝手の良い自由度の高い交付金をということで原案を起草していただいたわけでございますが、内容的にはそのとおりになっているわけでございますが、その中に、いわゆる予算補助の地方負担分につきまして交付金が渡ることは支障がないものとなっておったわけでございますけれども、いわゆる法律補助の地方負担分についてはこれを行わないものとするという趣旨の規定があえて八条の一項に規定されていたところでございます。国を挙げてしっかり応援をしていこうという中で、これはないんではないのか。その法律補助の裏負担も、それは判断するのは自治体だと思いますけれども、……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 発災から七十日が経過をいたしました。私も、先週五月十二日に本院の総務委員会の一員として、仙台から東松島、石巻、そして女川町というふうに視察をさせていただいたところでございますけれども、本当にあの瓦れきの山、大変な状況だなと。その中で、この石巻の日和山から見たら愕然としました、本当に敗戦後の焼け野原のような感じでございましたし。ただ、この石巻の中で、降りていったら「がんばろう!石巻」という立て看板があった。涙出ましたね、あれは。被災された方がその中でも雄々しく立ち上がって、本当にやらなきゃいけないな、頑張ろうという意志が本当に出ておりました。 ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 ちょっと十分早まって、心の準備がというところがあるわけでございますけれども、私自身かつて法務委員会に所属しておりまして、十年ぶりぐらいに戻ってきたなということがございまして、懐かしいといいますか、江田先生も目の前に座っておいでになるということでございます。 また、平岡大臣は以前総務副大臣やっておいでになって、総務委員会で御答弁いただいたわけでございますが、大臣の所信とか、副大臣の所信って余り聞かないですよね、挨拶だけで。ですから、今日は大臣の所信に対する質疑ができるということで楽しみにして参りました。 先般の大臣の御挨拶、いろいろるる問題……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 昨日、オウム事件の裁判がございました。遠藤誠一被告の上告棄却というものでございますが、新聞報道等でも十三人目という形になったわけでございまして、共犯者がこれでいつでも死刑執行できるという状況になったわけであります。 松本サリン事件が平成六年ですか、そして地下鉄サリン事件が平成七年。平成七年というのは参議院選挙があった年でございまして、よく覚えております。三月二十日が地下鉄にサリンまかれたと。今日の報道によれば、あのオウムはサリン七十トンだと、あるいは自動小銃千丁だというような、国家転覆も可能だみたいな形で書いてあったわけでございますけれども……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 ただいま松下先生から立法趣旨をしっかりということでございましたので、まず、私もその点からお伺いをさせていただきたいと思います。 既にこの審議の中で出てきている話でございますが、これは法制審議会にかけられていたわけですよね。しかも、その部会もあった。平成十八年の七月に諮問第七十七号ということで、先ほど局長からも御紹介があったわけでございますが、被収容人員の適正化を図るとともにというのがまず第一の観点だと、その後、第二の観点で、再犯防止、社会復帰を促進するという観点からという、二つの観点が一応並んでいるわけだけれども、まず被収容人員の適正化とい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日、三人の参考人の先生方、本当に貴重な意見、ありがとうございます。 早速、質問をさせていただきたいと思います。 まず、川端先生、本当に先ほどの御意見の中でも多く語られたところでございますが、例の法務大臣の諮問が、人員の適正化ということと再犯防止という両観点から方策をという、そういう諮問であったわけでございますが、今回の法案の提案理由がこの収容人員の適正化という文言が落ちているわけですね。もちろん、答申の中でもそういう、方策としてあの答申が出されているわけでございますけれども、どうもこの入口が予算的な嫌らしさが付きまとうといいますか、純粋に刑……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。前回に引き続き、質疑をさせていただきます。 まず、前回もお伺いをいたしましたけれども、本法案の立法趣旨、提案理由でございます。 例の諮問の第七十七号、被収容人員の適正化を図るとともに、犯罪者の再犯防止と社会復帰の促進という、そういう諮問にもかかわらず、提案理由は再犯防止と社会復帰という、この収容人員については捨象しているというような状況で、ちょっとそれは違うんじゃないのかという角度から質問をさせていただきました。 おとといにこの委員会で参考人の方々においでいただきまして、参考意見を聴取をさせていただいたわけでございますが、刑事政策の藤本参考……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。よろしくお願いをいたします。 まず、先行の今、大江先生からお話がありました、大臣、台湾の件ね、台湾、この間の一周年の式典の中で本当に異様な雰囲気だったなと。指名献花の件もそうでございますし、それから、献花の中で両院の委員長の御指名がなかったなと、両院の委員長ね。えっ、何なんだと。閣僚の皆さんと行ったとき政務官までぞろぞろ出ていったということもございますけれども、ちょっと異様な雰囲気だったなと思いますし、やはり諸外国、地域とお付き合いをする中で、先ほども、配慮が足りなかった、いや、誠実さがなかったというか、やはり私も同じ意見で、やはり誠意というも……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日は本当にありがとうございます。 先生の世界の平和と安定に寄与された本当に御努力と、また我が国の国際協力に尽くされた御功績に深く敬意を表しますし、また心から感謝を申し上げるものでございます。 そういう御経験の上で何点か質問をさせていただきたいと思いますが、御案内のとおり参議院は第二院でございまして、アッパーハウスでございますが、やはり任期が一定、解散がありませんので長期的視野に立ってしっかり議論しようと、で、決算とODAの参議院にしようという形で実は取り組んでまいりました。 ですから、かつては国際問題調査会というところがあって、そこで小委……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この給与関係につきましては、去年の六月に法案出されまして、その後、九月三十日ですか、人事院勧告があって、その後、十月の二十八日、この人事院勧告を実施しないという、そういう閣議決定がなされたと。与野党協議をずっとやって、いわゆる自公案、衆議院の方で、去年の十二月ですよね、出して、協議されて、今月の十七日、二月十七日に与野党合意になったと。新聞報道では自公案の丸のみというような形になったわけでございますけれども。 そこで、この人事院勧告をどういうふうに考えておいでになるのか、法務大臣として、内閣の一員として大臣にお聞きをしたいんですが、これ、こ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 東日本大震災から一年経過をいたしました。本当に今なお多くの課題が残されているわけでございますが、その一つが福島の原発事故の賠償問題でございます。本当に福島は大変だなということで、私ども公明党も、先々週、三月十日、全国の県代表を郡山に集めまして、党の大会として、少しでも福島大丈夫なんだよということを示そうと思いましてそういう活動をしたわけでございますけれども、一年たって、本当に福島、また東北、震災地の復興に力を入れようと、そういうふうに決意を固め合ったところでございます。 ただ、やはり岩手や宮城と違って福島は原発事故の賠償が一番大事だなと、福……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 予算の審議ということでございますが、今、司法制度改革ずっとやってきて、たしか司法制度改革の意見書が出たのは平成十三年六月だと思うんですね。選挙の前の月だったからよく覚えているわけでございますが。あれからもう十一年たつわけでございます。うまくいったところ、うまくいっていないところあるだろうと思いますけれども。 たしか、国際的な状況にもしっかり対応しようというふうな意見、もちろん事前規制型から事後救済型にしようという、そういう理念の下で改革を推し進めたと思うんですね。ですから、特に国際化という観点からも、例えば知財高裁であるとか、そういうことを……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 一か月半ぶりぐらいの法務委員会だと思いますが、また大臣所信からという本当に、私も西田委員長が就任されて、この法務委員会に戻ってきたんですが、三人目の大臣という形になるわけでございまして、その前の方は余り、まあ江田先生は著名ですからよく覚えておりますけれども。ただ、三人目とはいえ真面目な滝先生が大臣になられる、もちろんその前の方も真面目だと思いますが、殊のほか真面目な滝先生が大臣になられたこと、喜びたいというふうに思っているところでございます。 そこで、午前中の質問もございました。前大臣と余り事務引継がしっかりなされていなかったのかなというよ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この司法修習生に対する給費制また貸与制の話については、もうここ数年ずっとかかわってきているといいますか、やっているなとは思っておりまして、一年一年延ばしながらこの議論を進めてきたというような思いがございます。 今回の法案についても、衆議院の段階で与野党協議を行って成案を得たということは心から敬意を表したいと思いますが、もちろん我が公明党は、一旦給費制に戻して、そしてしっかり一年間議論をしましょうと、こういうような考え方に立った修正案を出させていただきましたけれども、次善の案として今送られてきた法案という形になっているところでございます。 ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は一般調査ということでございますが、先般、七月二十七日に参議院本会議で、当委員会で採決いたしました裁判所法の一部を改正する法律が可決、成立をいたしました。本委員会の各委員の先生方、あるいは法務当局にも届いていると思いますが、いろんな方々が運動をしておりまして、給費制是非続けてもらいたいとか、そういう方でございますが、例えばこの司法修習生に対する給与の支給継続を求める市民連絡会、労働者福祉中央協議会、これは笹森さんが会長をやっていたところでございますし、あるいは山口二郎さん、北海道大学教授、あるいは本多良男さん、クレ・サラ被害者連絡会の事務……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の裁判所職員定員法の改正案でございますが、まず、下級裁の民事事件の適正迅速な処理を図るため、判事の三十名増員ということでございます。これによって下級裁の定員が二千八百五十七になるということになるわけでございますが、今回、この三十名の増員の根拠、趣旨、これはどういうことなのか。去年は四十五名でしたよね。大体五十名とか四十名とかそんな具合でずっとこの十年間ぐらい推移してきたと思っておりますが、三十名というのはこれはどういうことなんでしょうか。十五名減らした理由について御説明願います。
○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。総括質疑、バッターに立たせていただきました。 早速質問をさせていただきます。 昨日から、あるいはおとといから大きく新聞報道、報じられておりますけれども、まず総理、普天間問題でございますけれども、今朝の新聞だと岩国分散化かというような、それがぽこんと出てくるわけですね。昨日の質疑でもございましたけれども、この普天間の固定化はしないというふうに明言されました。 二〇〇六年の日米合意で、やはり普天間の話と、それから嘉手納以南の六施設統合、返還という合意があって、さらに岩国への分散とか、あるいは普天間の補修費とか、いろんなことが……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 随分押しているような状況でございますが、総理、何か久しぶりに総理のお顔を生で見るなという感じでございますけれども。 ようやく参議院においても正常化したなと。四月二十日ですか、参議院におきまして二大臣の問責決議を行いました。それで、衆議院で送っていただいたやっぱり重要な法案であります郵政改革法案、何とかゴールデンウイークまでに、四月中にということで四月二十七日に成立をさせました。当然、五月から国会議員の歳費を災害対応でということで、その法案も通したわけでございます。 私、国会対策をやらせていただいて、ゴールデンウイーク明けたら、これはもう本……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 谷垣大臣の御就任、誠におめでとうございます。 私も、ここ一年四か月、一年半ぐらいですか、法務委員会におりまして、何か法務大臣の所信に対する質疑ばっかりやっているといいますか、大臣がたくさんお替わりになるものですから、そのたびに。谷垣先生には、もう長くしっかりやっていただきたいなと。誠実なお人柄で尊敬申し上げておりますので、しっかり応援をさせていただきたいと思っているところでございます。 まず最初に、成年後見に関連して質問をさせていただきます。 去る三月十四日、東京地方裁判所民事三十八部におきまして、原告、名児耶匠さんという方でございます……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 委嘱審査ということでございますが、今日は午前中、有田委員の質疑、ヘイトスピーチということでございますが、質疑を伺っておったときに、ナチス時代のドイツのルター派の牧師だったマルティン・ニーメラーという人の、戦後、ホロコーストを出た後の自戒を込めた詩を思い出しておりまして、本当に闘う民主主義というか、そういう観点で与党、野党関係なくしっかり見ていかなきゃいけないなということを自戒をするものでございまして、そういう観点から人権というものもしっかり取り組んでいきたいなというふうに思うところでございます。 さて、今日は委嘱ということでございますもので……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 いよいよハーグの質疑に入るわけでございますが、子の監護をめぐる問題を解決する上で最も重視すべきなのは子の利益だと思います。しかし、具体的に何が子の利益になるかという判断は、人によって、あるいは国や文化によっても異なります。この点、このハーグの定めるルールは、個別具体的な子の利益についての判断までは踏み込まないで、国境を越えた不法な子の連れ去りは、それ自体子に有害である、そうやって子の返還を原則として個別具体的な子の利益は子が元いた国で判断をするという、そういう立て付けになっているわけでございますが、この理念は正しいとして、他方の親の監護権を侵……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。先週の六日に続きまして質問をさせていただきます。
今、子の返還の強制執行ということが議論になっておりましたけれども、今回、子の返還の代替執行、間接強制にとどまらずに新たな制度としてこの代替執行というのを設けるわけでございますが、もう一度確認でございますが、この制度を設けるに至った理由について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 外国では、子の奪取について厳しい態度を取るということが多いわけでございますが、他方で、子供の利益については非常に敏感で、特に有形力の行使については慎重であるとも聞いているわけでございますが、常居所地国への返還に……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。本当に短い時間でございますが、質問させていただきます。 まず、先行質問に関連をしてちょっと発言をさせていただきたいと思いますが、先ほど一年前の国会との対比が述べられたところでございますが、私の印象は、一年前の通常国会は何か大臣所信に対する質疑ばかりやっていたなといいますか、しょっちゅう大臣が替わったという印象が強くて、それが法案の成立率の問題にもなったのかもしれません。 また、先ほど第三者保証の制限についての法律についての言及が、我が党のマニフェストまで含めて論及があったわけでございますが、ただ、可視化であるとかあるいは第三者保証の制限とか、……
○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、安倍総理、御就任おめでとうございます。私も第一次安倍内閣の改造内閣で総務副大臣拝命をいたしまして、総理の下で指導を賜ったところでございますが、この選挙を経て自公政権になりました。ここ数年、六年ばかり、毎年総理が替わるという状況を本当に脱却しなきゃいけない、しっかりお支えをしたいと思っておりますので、是非、体力も温存しながら頑張っていただきたいなというふうに思っているところでございます。 まず最初に、経済の関係で、アベノミクス、大変な注目で、先般、この週末にG20があって、議題の中心といいますか、話題の中心がこの日本……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日は、再びこの場に立たせていただきまして感謝申し上げます。 総理、二か月前、二月の十九日、この場に立たせていただきまして、ちょうど補正のスタートの質疑をさせていただいたわけでございますが、あのときも直前にモスクワでG20がありましてその関係の質問をさせていただいて、また今回ワシントンであったということで、財務大臣の帽子が何かすごく目に付くなというそんな思いがするわけでございますが。 今回のG20の共同声明がございますけれども、事前に、通貨安戦争じゃなくて、日本のこの金融緩和というものがデフレを止め内需を支えることを意図したものであるという、……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。午前に引き続き、質疑に入らせていただきます。 太田大臣の午前の御答弁の中で、二回ほど国土のグランドデザインということが熱弁をもって答弁されておりました。確かに人口減少、また高齢化、また巨大災害の発生、またあるいは地球温暖化等々を見据えて、二〇五〇年ころまでの長期の視野に立ったそういうグランドデザイン、本当に大事なそういう時期に入ったなというふうに思うわけでございまして、誠に私も共感をするところでございますし、また一緒に議論をさせていただきたいと思っております。 ただ、その前の、二〇五〇年よりも三十年ほど前に二〇二〇年東京オリンピック・パラリン……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 実は、昨日ある独立行政法人の理事長とお話しする機会がございまして、その中で、余りたたかれると、どこかの電力会社やどこかのJRみたいに現場の士気が極端に落ちるんですというような、そんな言葉がありまして、ああ、そういうふうに見ているんだなと思ったわけでございますが、今、JR北海道、本当に正念場にある状況にあるなと思っておりまして、ここにおける質疑も、何もたたくとか、そういうことではなくして、しっかりした社会インフラとしての使命を果たしてもらえるようにエンカレッジしていく、そんな思いで質問をさせていただきたいと思います。 去る九月十九日、この函館……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法案について質問をさせていただきます。 ソマリア沖・アデン湾、スエズ運河を経由してアジアと欧州を結び、世界の船舶が通航をしているわけでございまして、その一割、ほぼ一割が日本関係船舶であるなど、我が国にとって極めて重要な海上交通路でございます。特に、同海域においては、中東産の原油等のエネルギーの資源の安定的な輸送は非常に我が国にとって重要であるわけでございますが、近年、この海域における海賊によりハイジャックされる、商船がジャックされる、あるいは船舶が抑留、脅迫、殺害されると、そういった事案が多……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 発議者の先生方、御苦労さまでございます。取りまとめ、心から敬意を表するものでございます。 まず、タクシー業界における規制緩和ということで来たわけでございますが、光と影の部分があって、光は、例えば福祉タクシーとか観光タクシー、こういうことができるようになった、ただ、マイナスの部分は、先ほど来から話題になっておりますけれども供給過剰、また、労働条件が悪化してタクシーの安全性まで支障が出てくるんではないのか、そういうことで、適正化と活性化ということでやっているわけでございますが。 今回、この法案によりまして、かなり新規の参入また増車が厳しく制限……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日は、三人の参考人の先生方、ありがとうございます。 早速、まず淺野先生から御意見を承りたいと思います。 この交通政策基本法案で、第五条とか第二十四条において徒歩、自転車ということが自動車とか鉄道とか船舶、航空、他の交通手段と同様に取り扱われて、その適切な役割分担と有機的、効率的な連携ということが重要だというふうに言われているわけでございますが、先生の中でこの徒歩、自転車、どういうような位置付けになっているのか、それから、特に自転車につきまして、これは車社会の是正にもつながっていく、環境面もいいんではないのかなと思うわけでございますが、淺野先……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 JR北海道の参考人の皆様、御苦労さまでございます。野島参考人には、今年の六月に社長に就任されたということで、十数年ぶりの技術畑出身だと。今まで何か副業中心のような、そういう人事であったようでございますけれども、JR北海道に安全と信頼を取り戻すと、そういうことを期待されて社長に就任されたものと思っております。 しかし、その後七月にこの二件の車両火災事故、トラブル、また続発したところでございまして、本年九月のこのインタビュー記事の中でもまた御自身も述べられているわけでございますが、会社発足以来最大の危機に直面していると認識しておりますと、こうい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 先行の質問にもあったわけでございますが、やはり消費者問題とかいうと、最近のレストランのメニューの誤表示というか偽装表示の問題でございます。 誤表示であろうと偽装表示であろうと、消費者の信頼を失墜した行為であることには変わりはないわけでございまして、今朝の朝刊にも、これは阿南消費者庁長官ですか、「高島屋も一流、阪急阪神も一流。なのになぜこのようなことをやるのか不思議でならない」というふうに批判したというふうに報道されているところでございまして、本当にそのとおりだなと。消費者がこれは注意しても、それはシバエビか何とかエビかなかなか区別付かないというふ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日の三人の参考人の皆様、それぞれのお立場で的確な御意見をいただきまして、心から感謝を申し上げます。 まず、磯辺参考人にお願いをしたいわけでございますが、この法律成立後、本制度が有効に機能するためには何が必要と考えるか。三年まで、この施行まで公布からあるわけでございますが、何をすべきか。 先ほど、特に特定適格消費者団体への支援ということで、財政面の支援と情報面での支援ということが意見として述べられたところでございますが、例えば適格団体数を増やすとか、あるいは国民への周知というか、こういうこともやっていかなきゃいけないなとは思うわけでござい……
○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。 総理、政権交代から十か月でございます。日本再建、そして日本を取り戻すということで、力を合わせて経済の再生、復興の加速に全力で取り組んできたわけでございます。 この七月の二十一日に参議院選挙がございました。自民党、公明党、勝利をさせていただきまして、国民の皆様から自公で引き続きしっかり取り組めと背中を押していただいたような、そんな思いでございます。これは総理もおっしゃっていたことでございます。公明党も持ち味を発揮して、国民目線、また生活者目線、平和の心を持って、ぶれずに日本再建にしっかり挑戦をしてまいる決意でございます。 ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は大臣所信に対する質疑ということでございますが、先般、三・一一、三年目迎えました。私も、亡くなられた方々の御冥福を祈り、また、被災された方々、また今なお避難されている方々に心からお見舞いを申し上げるものでございます。 くしくもといいますか、あの三・一一に大臣所信があったわけで、聴取したわけでございますが、復興加速、あるいはメンテナンス元年含めて力強い抱負を述べられたなというふうに実感をしております。実は、この大臣所信の中で実感という言葉が四回ほど出てまいりまして、私、数えたんでありますが、二回目は何かかぎ括弧付きだったという、そんなこと……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず初めに、この三月三十日、沖ノ鳥島における港湾係留施設の工事の事故が発生をいたしました。五名がお亡くなりになり、また行方不明者も二名だというふうに承知をしているところでございますが、心から御冥福を申し上げるものでございます。 九州からこの桟橋をずっと曳航してきて、そしていよいよこの台船から引き出す作業中にひっくり返したということでございますけれども、この事故の概要と、一体那辺に、これをわざわざ九州から引っ張ってきて沖ノ鳥島まで持ってきたのに、この最後のところでこういう事故が起きたのか、原因について御答弁をいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 各国が激しく競争し合う海外のインフラ市場において我が国事業者のマーケットへの参入の促進を図ると、こういう目的で今回この機構が審議されているところでございますが、両面からあって、何で今頃といいますか、これをつくっていなかったのかといいますか、そもそも物を売るんじゃなくて、システムを輸出していこうよという、そういうような段階になったというふうにずっと言われている中で、今、遅きに失するんではないのかという思いがいたします。 一方で、いや、これ、でも類似の組織がありますねと、そこに新たな機能をくっつけて、JBICとかいろいろありますけれども、そうい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
今日は、三人の先生方、本当に貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。
まず根本先生からお聞かせいただきたいと思いますが、高速道路料金、これを、この制度を恒久化するといった場合いろいろな問題点があると思いますが、まず一番の大きな問題点、やっぱり国民の理解をどう得ていくのかということになろうかと思いますが、そのほかいろんな問題点がありましたら、その克服すべき問題点、何点か簡潔に御教示いただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
私もトラック業者からえらい怒られたことがございまして、こんなに混雑させてどないするんや……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 道路法の一部改正案の前に、おととい、五月二十日、太田大臣は総理から水循環政策担当大臣に任命されたというペーパーが入りました。この四月の二日公布でございますが、水循環基本法、これに基づく政策本部を設置するということでこのような担当大臣が任命されたわけでございますが、御案内のとおり、この水循環基本法、この委員会で藤本委員長が提案という形で、全会一致で参議院側から出させていただきまして、そして衆議院に行って成立をさせていただいたところでございます。 大臣御案内のとおりだと思いますが、この水循環基本法、二〇〇八年九月に超党派の国会議員と民間有識者が……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今年の一月の八日でございますけれども、公明党マンション問題議員懇話会、また住宅振興議員懇話会というのがございまして、老朽化マンションの再生の促進方策に関する提言というのをさせていただいたところでございます。 三点ございまして、一点は建物敷地売却制度を新たに創設すること、二点目は容積率等の建築規制の緩和措置を講ずること、三点目が建て替え等に関する相談体制あるいは紛争処理体制を整備すること、この三点について提言をさせていただいたところでございまして、今法案審議をしているわけでございますが、本当に大切な、この提言に沿ったといいますか、法案だという……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 今日は、三人の参考人の皆様、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、ありがとうございます。心から感謝申し上げます。 早速質問させていただきたいと思いますが、今回の改正案で消費生活相談員の法的位置付けというのは明確になってくるということでございまして、今までの相談員が企業にあっせんを申し入れてもなかなか応じてもらえないと、そういうような問題も指摘されていたところでございますが、まず河野参考人にお聞きしたいんですが、消費生活相談員の方々とふだん触れられる機会が多いかと思いますけれども、今回の改正案に対して、現場の消費生活相談員の方々、どういうような反……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 十五分時間をいただきましたので、早速何点かお伺いをさせていただきます。 今月中旬に消費者白書が公表されると伺っております。先般、新聞にその内容が取材で分かったという形で紹介になったところでございますが、その内容、消費者相談が九年ぶりに増加に転じているということであり、また消費者庁は、健康食品の送り付け商法の被害、それからインターネット上の通信販売への苦情が大きく増えたためということと、それから六十五歳以上からの相談は高齢者人口の伸びを上回るペースで増えておるというような指摘が紹介されているところでございます。その上で、高齢者を地域で見守る体……
○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は補正審議の二日目ということでございます。今委員長報告のとおり、今日夕刻、締めくくり総括ということでございまして、本当に各会派の御協力を得てここまで来たなという実感をいたしております。 そして、補正が成立という運びになっていくわけでございますが、私自身、非常に喜んでおります。というのは、今週の頭、政府・与党連絡会議がございまして、総理の方から、時間が許せばソチ・オリンピックに、開会式に出席したいという旨があったわけでございますが、その可能性が出てきたなということでございまして、このソチに行くということは非常に重要なこ……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。
去る九月二十九日の本会議におきまして法務委員長に選任されました魚住裕一郎でございます。
本委員会の公正かつ円満な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、申し上げます。
本年夏からの大雨・土砂災害、さらにはこの度の御嶽山の噴火により、甚大な被害がもたらされ、多くの尊い人命を失いましたことは誠に痛ましい限りでございます。
お亡くなりになられた方々に対し、深く哀悼の意を……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、有村治子さんが委員を辞任され、その補欠として井原巧君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官能化正樹君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮沢洋一君及び有村治子さんが委員を辞任され、その補欠として鶴保庸介君及び山下雄平君が選任されました。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題といたします。
法務行政の諸施策について、上川法務大臣から説明を聴取いたします。上川法務大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時二十分散会
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山下雄平君が委員を辞任され、その補欠として舞立昇治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府男女共同参画局長武川恵子さん外十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑の……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十八日、舞立昇治君が委員を辞任され、その補欠として有村治子さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官藤山雄治君外十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、太田房江さんが委員を辞任され、その補欠として有村治子さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官塩川実喜夫君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑の……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、有村治子さんが委員を辞任され、その補欠として太田房江さんが選任されました。
【次の発言】 この際、申し上げます。
民主党・新緑風会、みんなの党、維新の党、日本共産党及び生活の党所属委員の出席が得られておりませんので、出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
民主党・新緑風会、みんなの党、維新の党、日本共産党及び生活の党所属委員に対し出席を要請いたしましたが、出席を得ることができませんでしたので、……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日までに、太田房江さん、行田邦子さん及び牧山ひろえさんが委員を辞任され、その補欠として有村治子さん、和田政宗君及び足立信也君が選任されました。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり法務及び司法行政等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十三日までに、和田政宗君及び羽田雄一郎君が委員を辞任され、その補欠として田中茂君及び小川敏夫君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、法務及び司法行政等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時一分散会
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
法務及び司法行政等に関する調査を議題といたします。
法務行政の基本方針に関する件につきまして、上川法務大臣から所信を聴取いたします。上川法務大臣。
【次の発言】 上川法務大臣には御退席いただいて結構でございます。
次に、平成二十七年度法務省及び裁判所関係予算に関する件について順次説明を聴取いたします。葉梨法務副大臣。
【次の発言】 次に、垣内最高裁判所事務総局経理局長。
【次の発言】 以上で法務大臣の所信並びに平成二十七年度法務省及び裁判所関係予算の説明聴取は終了いたしました。
法務大臣の所信に対する質疑は後日に譲るこ……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官久保田治君外十九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件につきまして質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支援センターの業務の特例に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長萩本修君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支援センターの業務の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官久保田治君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る三月三十日、予算委員会から、四月七日の一日間、平成二十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
裁判所及び法務省関係……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官久保田治君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 上川法務大臣、答弁は簡潔に願います。
【次の発言】 真山君、時間ですので、おまとめください。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、有村治子さんが委員を辞任され、その補欠として島田三郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
矯正医官の兼業及び勤務時間の特例等に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省矯正局長小川新二君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 矯正医官の兼業及び勤務時間の特例等に関する法律案を議題といた……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、島田三郎君及び猪口邦子さんが委員を辞任され、その補欠として古賀友一郎君及び堀井巌君が選任されました。
【次の発言】 船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。上川法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、古賀友一郎君及び堀井巌君が委員を辞任され、その補欠として有村治子さん及び猪口邦子さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長深山卓也君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十四日、大野泰正君が委員を辞任され、その補欠として有村治子さんが選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。上川法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、柳本卓治君が委員を辞任され、その補欠として馬場成志君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官久保田治君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、二之湯武史君及び足立信也君が委員を辞任され、その補欠として有村治子さん及び羽田雄一郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官露木康浩君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判員の参加する刑事裁判に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、羽田雄一郎君が委員を辞任され、その補欠として足立信也君が選任されました。
【次の発言】 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、三人の参考人から御意見を伺います。
本日御出席いただいております参考人は、中央大学法科大学院教授小木曽綾君、関東交通犯罪遺族の会代表小沢樹里さん及び自由法曹団司法問題委員会事務局長・日本弁護士連合会人権擁護委員会再審部会部会長泉澤章君でございます。
この際、参考人の方々に一言……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、有村治子さんが委員を辞任され、その補欠として森屋宏君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判員の参加する刑事裁判に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律の一部を改正する法……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、森屋宏君が委員を辞任され、その補欠として有村治子さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房法曹養成制度改革推進室長大塲亮太郎君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、猪口邦子さんが委員を辞任され、その補欠として石井正弘君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に真山勇一君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石井正弘君及び矢倉克夫君が委員を辞任され、その補欠として猪口邦子さん及び山本博司君が選任されました。
【次の発言】 人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律案を議題といたします。
発議者小川敏夫君から趣旨説明を聴取いたします。小川敏夫君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時六分散会
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
本日は、広島原爆の日でございます。
ここに、犠牲となられた方々に対し、深く哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立お願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山本博司君、溝手顕正君及び江田五月君が委員を辞任され、その補欠として矢倉克夫君、豊田俊郎君及び礒崎哲史君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
人種等を理由とする……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八月七日までに、礒崎哲史君及び石田昌宏君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君及び溝手顕正君が選任されました。
また、本日、足立信也君が委員を辞任され、その補欠として前川清成君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房長黒川弘務君外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、前川清成君が委員を辞任され、その補欠として足立信也君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一二号元々日本国籍を持っている人が日本国籍を自動的に喪失しないことを求めることに関する請願外百八十五件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一〇八〇号法務局、更生保護官署、入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願外十二件及……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、熊谷大君、足立信也君、有村治子さん、柳本卓治君及び鶴保庸介君が委員を辞任され、その補欠として加藤敏幸君、西田昌司君、丸山和也君、滝沢求君及び高野光二郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
真山勇一君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
理事の辞任及び委員……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月十九日、滝沢求君及び高野光二郎君が委員を辞任され、その補欠として柳本卓治君及び鶴保庸介君が選任されました。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題といたします。
法務行政の基本方針に関する件について、岩城法務大臣から所信を聴取いたします。岩城法務大臣。
【次の発言】 岩城法務大臣は御退席いただいて結構でございます。
次に、平成二十八年度法務省及び裁判所関係予算に関する件について順次説明を聴取いたします。盛山法務副大臣。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官河合潔君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 鬼木政務官、退席、結構でございます。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に大東文化大学大学院法務研究科教授浅野善治君、外国法事務弁護士スティーブン・ギブンズ君、龍谷大学法科大学院教授金尚均君及び社会福祉法人青丘社川崎市ふれあい館職員崔江以子さんを参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律案を議題とし、……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官斉藤実君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十六日、予算委員会から、三月二十三日の一日間、平成二十八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
裁判所及び法務省関係予算……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十四日、大門実紀史君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省人権擁護局長岡村和美さん外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事訴訟法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 刑事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
この際、申し上げます。
この度の熊本地方を震源とする地震により、甚大な被害が発生し、多くの尊い人命を失いましたことは誠に痛ましい限りでございます。
お亡くなりになられた方々に対し、深く哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いをいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、溝手顕正君が委員を辞任され、その補欠として柘植芳文君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事訴訟法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 刑事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石井正弘君及び柳本卓治君が委員を辞任され、その補欠として溝手顕正君及び三木亨君が選任されました。
【次の発言】 刑事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、四名の参考人から御意見を伺います。
本日御出席いただいております参考人は、東京大学大学院法学政治学研究科教授川出敏裕君、弁護士西村幸三君、立命館大学特別招聘教授・奈良女子大学名誉教授浜田寿美男君及び立命館大学大学院法務研究科教授渕野貴生君でございます。
この際、参考人の方々に一……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、三木亨君が委員を辞任され、その補欠として柳本卓治君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事訴訟法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に中央大学法科大学院教授小木曽綾君、元北海道警察釧路方面本部長原田宏二君及び九州大学大学院法学研究院教授豊崎七絵さんを参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事訴訟法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 刑事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時二十八分休憩
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、柳本卓治君及び溝手顕正君が委員を辞任され、その補欠として三木亨君及び大沼みずほさんが選任されました。
【次の発言】 人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律案を議題といたします。
この際、仁比君から発言を求められておりますので、これを許します。仁比聡平君。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案に対する質疑を終局することに賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 多数と認めます。よって、本案に対する質疑は終局することに決定いたしました。
本法律案は……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、大沼みずほさん及び三木亨君が委員を辞任され、その補欠として溝手顕正君及び柳本卓治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事訴訟法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長萩本修君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、柳本卓治君が委員を辞任され、その補欠として中泉松司君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に三宅伸吾君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、中泉松司君が委員を辞任され、その補欠として柳本卓治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小川秀樹君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 民法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取し……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第二三一号元々日本国籍を持っている人が日本国籍を自動的に喪失しないことを求めることに関する請願外百三十二件を議題といたします。 今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二〇〇三号法務局、更生保護官署、入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願外十二件及び第二〇五四号裁判所の人的・物的充実に関する請願外十六件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第二三一号元々日本国籍を持……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。
去る八月一日の本会議におきまして、再度、法務委員長に選任されました魚住裕一郎でございます。
本委員会の公正かつ円満な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 二月二十七日に、衆議院から予算案また税制関連法案を送っていただきました。二〇〇九年以来ということでございまして、戦後二番目の早さということでございます。日を空けずに翌二十八日からこの審議に入っておりまして、年度内成立はもとより、一日も早い早期成立を目指して審議を尽くしていきたいと思っております。早期成立こそ最大の景気対策であると、このように考えているところでございます。 また、早いといっても衆議院では七十七時間審議しておいでになりまして、ここ数年では最も長い間、長い時間掛けて審議しておりまして、与野党共に日程闘争というよりも充実した審議で国……
○委員以外の議員(魚住裕一郎君) 質問ありがとうございます。 これまでの司法の判断に基づきまして、参議院選挙制度において求められている抜本改革は、一票の較差、議員一人当たりの地域間の人口較差を是正することであると承知しているところでございます。 先ほど来引用されております平成二十九年の最高裁判決におきましては、前回、平成二十七年の改正法によりまして一票の較差を大幅に縮小していることとともに、次回の通常選挙に向けて更なる是正を図ることへの立法府の強い決意が示されている、この二つをもって合憲という判断がなされていると承知するものでございます。 一方、この二十七年改正法により合区対象となりまし……
○委員以外の議員(魚住裕一郎君) 御質問ありがとうございます。 公明党は、今先生がおっしゃったように、沖縄の思いというものをしっかり踏まえて議論をさせていただいているところでございまして、確かに先生がおっしゃるような危惧、懸念といったことを十分承知をするものでございます。 そんな中で、この参議院の選挙制度におきまして、沖縄の本土復帰に合わせて、今まで二百五十の総定数であったものが二百五十二というふうにさせていただいたところでございまして、それは、今まで三対二という、その選挙区の比率を超えて沖縄を遇したというようないきさつもあるということも是非御理解をしていただきたいと思っているところでござ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。久しぶりにこの総務委員会で質問、立たせていただきます。ありがとうございます。 今日は委嘱審査ということでございますが、まず、先週の三月十六日、行政評価局で、いじめ防止対策の推進に関する調査、その結果報告書が公表、発表されました。いじめの判断基準の二四%が限定解釈をされているということで、公立小中学校で本来の定義よりも少なく報告されているんではないのかという、そういう問題意識というか、そういう結果だと思っておりますが、この調査結果についての概要、そしてまた特色というものを御教示いただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 本当に久しぶりにNHKの予算について質問をさせていただきたいと思っております。 上田会長は、就任時の記者会見におきまして、公共メディアとして提供するサービスはどうあるべきなのか、どんなコンテンツをどんな形で提供していくのか、これを役職員一体となってきちんと議論し、急ぎ定めていく必要があると、そうやっておっしゃっておって、それ以来、公共メディアへの進化に向けて熱心に取り組んでおいでになるということを承知しているところでございます。 この経営計画でも公共メディアの実現に向けてNHKが追求する公共的価値の考え方が整理されたというふうに承知をする……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 安倍総理始め閣僚の皆様、大変に御苦労さまでございます。平成三十年度の予算でございます。 昨年、衆議院の総選挙がございました。国民の皆様にお約束したこと、これをしっかり実現をしていく予算であり、また税制であるというふうに承知をしているところでございまして、しっかり審議をし、そして周知することが、先ほどから出ておりますけれども、大事であるというふうに思っておりまして、経済に直結する、また国民生活に直結するのがこの予算でございます。一日でも早い成立を図ってまいりたい、早期成立こそ景気対策だと、こんな思いでしっかり取り組んでいきたいと思っております……
○魚住裕一郎君 三人の先生方、貴重な御意見をいただきまして、どうもありがとうございます。それぞれ専攻の立場から、また経歴を通してのお話を賜りまして、本当にいろいろお考えいただいているなというふうに考える次第でございますが、ちょっと二、三の点につきまして順番にお尋ねをいたしたいというふうに考えております。 まず最初に棚村先生、これは感想で結構なんですけれども、夏ぐらいから新聞で改正案のことが出てきました。先生も新聞等の論説とか結構書いておられます。御案内のとおり、後で七名もの審議会の委員が異議あるいは慎重論を唱えるというあの審議会の報告書というのがまとめられました。ちょうど国会の開会のときでご……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 二十一世紀の経済社会にどう対応していくかということでこの調査会に入れていただきまして、各省庁からお話を承りまして、非常に心強いというか、非常に勉強になるところが多かったわけでございますが、そんな中でちょっと二、三質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、建設省からお尋ねをいたしたいと思うんですが、将来の高齢社会に向かってどう対応していくか、そんな中で、国民共有のストックとしての住宅あるいは社会資本、これを充実させていこうということでございまして、特に高齢者住宅、これに力を入れていこうというお話でございます。 特に、食事であるとか入……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 まず、通産省の方にお伺いをいたしたいんですが、先般、二月七日にるる御説明をお伺いいたしました。今の時代、産業構造が大きく変化をしておりますし、また国際的な大競争時代に入っていく、その中でどういう産業政策をしていくのか、その模索というんでしょうか、それがあらわれているような御説明だったなというふうに感じております。 そんな中で、説明の中では、通産省の役割としては、「日本経済を活性化させていくということで、通産省としては多少他省庁の世界に入ることでもいろいろ議論をしていくことも」云々というような表現がございました。私はそれを伺って、ここまで突き……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。 きょうのお二人の先生には、大変示唆に富むお話を承りまして感謝申し上げます。ここで何点か御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、南部先生の方からお願いしたいんですが、まさに南部先生のお話を承っていて、オープンネスの欠如というのは耳に痛いというか、そのとおりだなというようなことを思います。お話の中でも、個人のビヘービアの問題でもあるというような言葉が出てきましたが、そうなってくると、先生がずっとおっしゃられたことはこのオープンネスの欠如ということで、それを取り払っていくという方向でいろんな問題点を指摘していただきました。ただ、個人の……
○魚住裕一郎君 きょうは、貴重な御報告を聞かせていただきまして、大変に参考になりました。非常に明るい未来というか、そんな印象を持ったんですが、先ほど板垣委員、また木庭委員がメルカド上院議員の言葉を引用して、過去の問題について言うのはもう老人の二日酔いだというような御指摘もありましたが、しかし一方においてまだ残っている問題があるというような御指摘もあります。また、これはタマサート大学の準教授のレポートですか、発言の中でも、日本がアジア的なアイデンティティーを示すと危険があるという指摘があるというようなこともあります。 東南アジア、ASEANの経済発展そして安定、その中で日本がどのような役割を果……
○魚住裕一郎君 先ほど板垣先生からWTOにおける大臣の出席の問題を取り上げられましたけれども、我々としても外務大臣、また通産大臣も心置きなく出席をしていただきたいと思いましたけれども、ただ、何といっても会期が短いわけでございまして、長くと要請したにもかかわらず短くなったという経緯がございますので、御了解いただきたいというふうに私は思っております。 それは横に置きまして、この首脳宣言の中で、アジア太平洋地域の中の「コミュニティーの精神の深化」という表現がございますが、これは一体何を指し、どのように深化をさせていくのかということをお伺いしたいと思います。 もちろん、このAPECとは性質は異なり……
○魚住裕一郎君 意見表明者あるいはその後の各先生方の議論を伺っておりまして、非常に現状の情勢の認識、また国家観や歴史観までさかのぼっての議論をされておりまして、大変重要な問題であり、これはこれとして私はしっかり煮詰めていくべきものであるとは思っております。 ただ、昨年の中間報告を拝見して、ある意味では両論併記がずっと続いているというようなことがありまして、私は調査会としての議論の進め方としてはどうなのかなというような思いは持っております。 そこで、安全保障を考える上で、やはり私は人的交流による信頼醸成というのは非常に大事ではなかろうかというふうに思っております。国レベルにおいては二国間ある……
○魚住裕一郎君 各先生、示唆に富むお話をありがとうございました。今のお話を繰り返すような形になるかもしれませんけれども、やはり二国間同盟と多国間における協力、これが相補って地域の安定を図っていくんだろうということはわかるんですが、川島局長もこのARFについては非常に積極的に評価をされておられました。そして一方、つけ足しと言ったら何か語弊がありますが、二国間ベースでも信頼醸成を一生懸命やっていますよというような言い方もされておりました。他方、森本先生のお話では、対話と交流が進展すれば地域的枠組みというものができ上がっていくけれども、まだ今はコンセンサスがありませんよというお話でございました。 ……
○魚住裕一郎君 平成会の魚住でございます。 先般、五月十三日、外務大臣の懇談会であります二十一世紀に向けてのODA改革懇談会、そこから「財政構造改革に関する緊急意見」というものが発表されました。集中的な改革期間においてできる限り財政負担を抑えて、しかもODAに期待される役割を確保していこうという観点から、二国間援助の推進を中心にしてやっていこうというような趣旨かと思いますけれども、意見が出されました。 ただ、こういうような中で、マスコミ論調的にもかなりコストパフォーマンスというか効率性を考え、かつ地域も限定して特化すべきだというような意見も出ております。ただ、私自身は、このODA、経済協力……
○魚住裕一郎君 私は、もちろん脅威、脅威ということも大事でございますが、やはり信頼醸成をどのように推進していくかという観点から申し述べたいと思います。 先週の土曜日ですか、ロシアのロジオノフ国防相と久間防衛庁長官との会談がありました。その中で、日本側の説明ということで合意点を三点言っておりました。 それは、日ロ間の防衛交流の拡大策として、一つは局長級の協議の定期化、二つ目が信頼醸成措置などを検討する作業グループの設置、三つ目が六月末のロシア艦艇の東京訪問、この三点について合意したという新聞報道でありました。信頼醸成を推進するという意味では評価し得るものではないかなというふうに思っております……
○魚住裕一郎君 まず、竹下先生にお聞きしたいんですが、参議院の法務委員会で審議し附帯決議をしたんですが、その第三項、公務員の証人尋問について言及をしておるんですが、文言は別として、あの当時は文書提出命令の検討にあわせて公務員の証人尋問についても改正も含めて検討をすべきではないだろうかという気持ちで実はこの附帯決議をつくった当事者の一人であります。 この文書提出命令制度研究会は、もう名前からして文書提出命令に限ってやっているような印象を受け、かっこの公務員の証人尋問について言及すればいいのかな、そんなふうにも見えるんですが、真っ正面からこの制度について議論がどの程度進んでいるのかということをお……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 両先生とも大変お忙しい中、ありがとうございます。 結論として、今のアジアの危機を救うのは日本が活性化することであるということだと私は思いますが、何点か御質問をさせていただきます。 まず宮崎先生にコメントをいただきたいんですが、アジア各国はずっと経済成長をしてまいりました。今ちょっと大変な危機になっているわけでありますが、この経済の成長また危機、こういう振動の中で、やはり各国のナショナリズムという問題が台頭してくるんだろうというふうに思います。特にアジア各国、我が国の歴史的経緯もございます。この台頭するナショナリズムの自制、セルフコントロール……
○魚住裕一郎君 両先生、長時間ありがとうございます。 まず、岡部先生にお伺いをしたいんですが、先ほど意見陳述の中で協調的安全保障というお話をされました。そして、その話し合いを担保するというか背後から促進するのが武力行使の可能性ということであります。そのお話の中でも、金大中さんが言っている六カ国共同宣言の構想というのに触れられました。現実にはまだ北朝鮮が応じていないわけでございますけれども、応じなければさあそれですぐ武力行使の可能性というわけにはいかないと思いますけれども、政府間なりあるいは民間を通じながら、あらゆるルートを使って話し合いを進めていくべきではないかと思いますが、この点について先……
○魚住裕一郎君 御指名ありがとうございます。 アジア太平洋地域の民族、文化の多様性を大切にしながら日本はどのような役割を果たすべきか、述べてみたいと思います。 第一に、平和外交、日米安保体制を基本に地域の安定に貢献するとともに、ASEAN地域フォーラムあるいはAPECの政治・安全保障面、さらにまた経済協力の両面にわたって地域協力に積極的に貢献すべきであると考えております。その基本には、何よりも紛争の解決に武力を求める時代から決別する、こういう姿勢をきちっと据えることが大事であろうと考えております。 第二に、参考人からも意見がございましたが、唯一の被爆国として非核の立場から核兵器の廃絶を進……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 今、小委員長の御報告を受けました。昨年来から十一回にわたる調査検討をなされ、このような御報告をされたことに深く敬意を表します。 今、日本の経済、長引く景気低迷の中で、中小企業者の中から自殺者も出るというような中で、本当にODAを行う必要があるのかと、その十分な説明をもらいたいという人が多くあるだろうと思います。 例えば、総理府の外交に関する世論調査でも、積極的にODAを進めるべきだという意見が減少しているというふうに聞いております。また、そういった中、昨年のいわゆる財革法によりODA予算が削減され、新聞記事等でも、国際機関や途上国から悲鳴が……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 アジア太平洋地域の安定と日本の役割について、意見を申し述べたいと思います。 まず、アジア太平洋地域の一体感が徐々に形成されつつあるのではないかというふうに私は思っております。確かに昨年来、通貨・金融危機による調整局面ということもありますけれども、中長期的には経済の発展というものが考えられますし、大いに期待されるというふうに思います。 また、民族や文化、宗教、そういう多様性があるということと、また朝鮮半島には冷戦構造の遺物のようなものがまだ残存しているということも特色ではありますけれども、その面についても政治、経済の相互依存が深まってきており……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 両公述人、御苦労さまでございます。貴重な御意見、ありがとうございます。 まず、笹森公述人にお聞かせをいただきたいんですが、現在の経済情勢に対する認識あるいは九八年度予算に対する評価、さらには貸し渋りについての状況をお話しいただきました。本当にそのとおりだなと思いますし、私ども公明とほとんど同じような主張といいますか政策だなと思ってお聞かせをいただきました。 ただ、その中で一点だけ違うところがあるなというふうに思います。それは結局減税の部分なんです。笹森さんもおっしゃいました。とにかく国民負担を低減させて景気をよくする必要がある、この負担を軽……
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。 きょうは貴重な参考意見を本当にありがとうございます。国連の今日的役割についてということでございますけれども、逆に私はこのテーマに沿って、国連の二十一世紀的役割といったような観点からちょっとお聞きしたいんです。 調査室の方から、昨年十二月末の朝日新聞の明石参考人のインタビュー記事が配られました。その中でこういう記事が載っていたんですね。「国連は基本的には主権国家の集まりだが、それ以外のところが知恵を出し、活力を与え、場合によっては」云々、「財政的にも手助けするなど、NGOや財界、各国議会といった「市民社会」との関係を強めようという発想が出てきた……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 きょうは四人の公述人の先生方、本当にありがとうございます。 また、牛嶋先生にはもう一年ぶりにお会いさせていただいているわけでございますけれども、きょうは、何か牛嶋学校の追試のような思いで質問をさせていただきたいというふうに存じます。 早速ですが、牛嶋先生、参議院を勇退されて民間にこの一年間はずっとおられるわけでございますし、また今、法案をざっとごらんになったというお話もございました。その目で見て、官の撤退と何回か出ておりますけれども、非常に今回不十分だという御意見を述べられました。 結局、政と官があった場合にこの引っ張り合いというか、そ……
○魚住裕一郎君 魚住裕一郎でございます。 両先生にお聞きしたいんですけれども、岡崎参考人は、集団安全保障、補完はすれども代替はしないんだというようなお話がありました。また、船橋参考人も、例えばARFもだんだん機能しなくなりつつあると、アジアの経済危機の中で話しておられました。 しかし、軍事バランスだけではなくして、やはり信頼醸成というものをつくっていかなきゃいけないんじゃないか。代替はしないけれどもやっぱりそれが必要なんではないか。ASEANプラス3のときに、ハノイで小渕総理も、やはりアジアの安全あるいは安定と平和のために四カ国あるいは六カ国の話し合う場をつくっていく必要があるんではないか……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 岡本先生の先ほどの陳述の冒頭の方で、国際政治の地殻変動というようなお話がございました。今後百年ぐらい続くであろうということであります。国際政治のプレーヤーが、国家だけではなくして、NPOであるとか個人とかが主体となっていくというお話でございました。そういう状況であるならば、日本において民間あるいはNGOあるいは個人というものを国際関係の中においてどう育てていくのかという、政府側の取り組みはどうあるべきかということと、それから、国際連合は主権国家の集まりでございますので、国際連合もNGO総会とかいろんな取り組みをされていると思いますけれども、それとの……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 きょうは示唆に富むプレゼンテーション、ありがとうございます。特に日朝関係についての先生の御意見、本当に参考になりました。 ただ、いろんな状況を見ますと、北朝鮮は、韓国でありますとかあるいは我が国に対して挑発的なといいますか、そういうことを非常に繰り返しておりまして、北朝鮮はあくまでアメリカとだけ交渉していればいいんではないかというふうに見られるわけであります。私自身の認識上の硬直性というものがあるのかもしれませんけれども、北朝鮮にとってアメリカ、韓国あるいは日本と同時に交渉していくという、そういう意思があるのかどうかという点について先生の御見解を……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。このような質問をさせていただく機会を与えていただきまして、感謝をいたします。 今の石田理事の三番目の質問にも関連をするわけでございますが、中国についてであります。 長期的に見て、中国は経済面あるいは軍事面においてもかつてのソ連にかわってアメリカに対峙するような国になるのではないか、そういう見方もございます。その中国とアメリカとの関係ということが、アジア、ひいては世界の安全保障に大きな影響を及ぼすであろうという見方が衆目の一致するところだと考えております。 アメリカと中国の関係の中で、人権の問題あるいはWTO加盟問題、さらにはベオグラードの中……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の派遣につきまして、今、岡団長また平田議員からも御報告がございましたけれども、私も雑感を含めて御報告をさせていただきたいと思います。まず、このような派遣の参加の機会、またこのような報告の機会を与えていただきまして感謝を申し上げます。 まず、今回の派遣につきまして、数多くの要人、また学識者と意見交換をすることができたわけでありますが、率直な意見交換ができたということが非常に私にとりましても有益であったというふうに考えております。殊に議員間の意見交換がどれほど大事かということを実感いたしました。外交は、特に政府対政府ということでございますけ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今まで憲法を論ずること自体タブーとされてきた中で、このような調査会が設置され、また提案権がないと仮定しても、このような自由な論議ができるということ自体、大きな前進であると評価するものであります。 私は、まず憲法を論ずるに当たり、改正がありきというような立場ではありません。これは我が党の白浜幹事からも言ったとおりでございますが、憲法を幅広くまた深く論じ、調査していくことが重要であるというふうに考えております。そういう意味で論憲ということであります。国民主権主義、また基本的人権の尊重、恒久平和主義というのは講学上、根本規範というふうに言われてい……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 きょうは、今十名の皆さんにお話を伺ったわけでございますが、非常に斬新な御意見もあり、真摯な御意見本当に感銘を深くしたところでございます。 私は古賀光生さんにお伺いをしたいんですが、人権と統治、この二つのことが密接に表裏一体であるというようなことでございました。確かに、民主主義が自由を守り、またその自由が民主主義を機能化するというようなことになっていくわけでございますが、この民主主義、先ほど国民主権云々というのは馬場さんの方からもありましたけれども、実際に民主主義というものをどういうふうにすれば実質的に有効に機能するというふうにお……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 私は、未来志向、そして国民とともにという観点から、かつて江田幹事がこの国の形、また今、野間委員からもこの国の形というふうに言葉が出ましたけれども、私も、そういう観点から考えてみたいというふうに思っております。 過去を振り返って、世界の流れというものは、軍事的な競争あり、また政治的な競争あり、また経済的な競争があったんだろうというふうに思っております。かつて、富国強兵ということも言われました。また、経済大国ということも言われたわけでありますが、バブル崩壊でそれもすっ飛んでしまった。また世界的に見ても、地球的に見ても、資源の有限性あ……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎です。 プール参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほどプール参考人は、明治憲法に返ることも可能だというような御意見を陳述されました。ただ、日本国憲法ではかなりいわゆる硬性憲法、改正が難しいという、そういう憲法につくっておりますし、また憲法の前文にも、いろんな国民主権主義等を書いた上で、「この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅」という表現になっておるんですね。 これは憲法の前文ですが、GHQの中で議論をされている段階あるいは日本政府と議論をしている段階では、この点について、改正の限界ということにつ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 お二人の先生にお伺いをしたいと思いますが、まず功刀先生にお尋ねを申し上げます。 先生のレジュメの中で、第二総会あるいは地球公共財の信託統治の理事会等々を踏まえて、そこに市民社会との連携をというお考えで、まことに現在の国連の役割、そして何ゆえ成果が上げられないかという視点から大事な視点だなと、私も全く同感であります。 その市民社会との連携あるいは民意の、先生のレジュメだと民意の時代ということでございますが、民意の支持基盤をどうやってつくっていくべきかというのは非常に難しい問題だろうと思うんですね。例えば信託統治の理事会、そこに市民社会のアク……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 市民社会とのおつき合い、先ほど政府代表にも市民団体が入っているようなところもあるということがありましたけれども、また、先生の日本国際問題研究所のホームページの中にも、この研究所のような国際分野における非政府研究機関の交流が望ましいというようなことになっていますけれども、日本国としてこの積極活用といいますか、おつき合いまで含めてどのようにお考えになっておられるのか。日本国内にあるいわゆるNGO等、そういうのも育成を図っていくということもありましょうし、国際的な市民団体とのおつき合いもしていくということもあると思いますけれども、その辺、今までどのように……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず田所先生にお尋ねしたいんですが、財政難ということで行革の強制というお話が出ましたが、アナンさんのもとで改革の一環としてですか、UNハウスというのがありますね。諸機関をその国の中に集めてやるという、それで効率性を図っていくということだと思うんですが、この実効性というか進捗状況。 それから、せっかく一カ所に集まっていくのであれば、ある意味じゃ国連の大使館みたいな、その国における代表部みたいな形ができるわけで、そこに行けば国連のことが全部わかる、いろんな仕事あるいは連携がとれるという役割になるわけで、貧困撲滅等を考えてみた場合に、現地政府との……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 国連の今日的役割について、国連の二十一世紀的役割を考える観点から若干意見を申し述べます。 まず、国連と市民社会との関係ということでございますが、国連が主権国家を前提とした組織であることは間違いございません。しかし、多くの参考人の御意見、またきょうもNGOという御意見がございましたけれども、私は、二十一世紀の国連はNGOを初めとする市民社会との連携、パートナーシップがますます重要になる、これからの国際政治は、主権国家間のみならずNGO等の非政府組織、市民社会と国連とのかかわり、国際的なかかわりを高めていくことが必要であるというふう……
○魚住裕一郎君 公明党・改革クラブの魚住裕一郎でございます。 両先生には大変示唆に富むお話をいただきまして、ありがとうございます。 時間が限られておりますので、早速御質問させていただきたいと思います。 まず、正村先生、今、先生のお話の中で、不安感といいますか、安心がないから消費も冷え込むというようなお話がございました。私どももまさにそのとおりだなというふうに思っております。 長期的な財政の再建を含めて総合的な政策をということでございますが、人口問題研究所で統計を、将来予測を考えてみると、二〇〇五年ぐらいから労働人口が減ってくる、それから二〇〇八年から具体的に人口が減るということで、しか……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先ほど、両参考人の御意見を拝聴いたしました。大変示唆に富む内容で、楽しくというか有益に聞かせていただいたところでございます。 それで、佐高参考人にまずお尋ねしたいんですが、先ほど憲法番外地ということで会社のことを触れられました。憲法を検討する際には会社というもののことを考えよということだったと思うんですが、ただ、一方では会社は憲法はもちろん私有財産制あるいは職業選択の自由というもとで機能をしているわけであり、また国政上大きな機能を持っている政党さえ現行憲法上は規定がないところです。 また一方、ちょうどことし二〇〇〇年ですが、ことしの正月あ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 貴重な御意見、ありがとうございます。 それでは、早速お尋ねをしたいんですが、まず小林先生、今、第二院の意義といいますか、お話ございましたが、先生のお立場だと、慎重にという趣旨だと思いますが、その場合でも第二院としての機能といいますか、やはり考えた方がいいんではないかというふうにお考えなんでしょうか。それで、その場合における具体的な機能といいますか、第二院のあり方というものはどのようにお考えになっているのかという点をお願いしたいと思います。 それから、同じく第二院の問題につきまして、飯尾先生、ちょっと重点の置き方が違うということでございます……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎です。 今、私も聞こうかなと思っているところを江田幹事が先行してお聞きになりましたので、引き続きその点につきましてお尋ねしたいと思います。 ハンセン病の判決を見て、国民みんなが何で数十年も、内閣法制局という大変お役所の中でも権威が高い、また最優秀の皆さんがそろっているところでほっぽらかしたのかなと。また、国会は政治的ないろんなことがあるけれども、それにしても随分長くほっぽらかしたなと国民みんなが思っていて、それで控訴断念ということで、みんなお気の毒な事案に対して拍手喝采をしているんだろうというふうに思うわけであります。 このたしか控訴断念を発表されたとき……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。このような御質問の機会を与えていただきまして、感謝申し上げます。 中山総務局長が権力分立の中での御答弁をいたしまして感謝申し上げますが、論憲という立場で、よりよき裁判所制度にしたいということで何点か質問をさせていただきたいと思います。 先ほど判例を御紹介していただきました。一番、二番が衆議院そして参議院の定数配分の訴訟判決となっているわけでありますが、一つは事情判決で請求は棄却するという形、そしてまたもう一つは立法裁量論で内容的に退けているということでございますが、やはり程度問題、不平等の程度問題もありますし、また是正に要する期間というものも……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は、貴重な御意見、陳述、ありがとうございました。久しぶりに何か学生に戻ったような気持ちで教えていただいたものでございますが、何点か御意見をいただきたいと思います。 先ほども、違憲立法審査権につきまして、付随的な審査制、それでいいと。ただ、いろんな意見がありますし、またこの調査会においても、例えば参議院の二院制の在り方論をやっている中で、参議院の中に憲法院みたいなものを作ってやったらどうかという意見もありました。時代がどんどんどんどんスピードアップしていく中で、もちろん速い司法というか迅速な裁判、一生懸命努力するのは分かるんですが、やはり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 テーマでございます「国民主権と国の機構」について若干申し述べさせていただきます。 私は、民衆が主役となる政治というものを掲げてやってまいりました。国民主権の概念をめぐる議論の中で、江橋参考人は、市民が主人公になる政治、あるいは長谷川参考人は、国民のための政治というふうに述べられましたけれども、意を強くするものであります。 さて、国民主権というものは、すべての政治的価値の源泉は個人にあるという個人主義を前提とするものであります。国民すべてが平等に人間として尊重されて初めて国民が国の政治体制を決定する最終かつ最高の権威を有する、こういうふうに……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 四人の公述人の方々、大変に御苦労さまでございます。御礼を申し上げる次第であります。 時間がありませんので、早速質問させていただきたいと思いますが、まず徐龍達先生にお聞きしたいと思います。 長年にわたり、渡日六十年とおっしゃっておられましたけれども、外国人教員任用運動でありますとか、あるいは地方参政権の運動でありますとか、今日は定住外国人という言葉自体、先生がお作りになったということを知ってびっくりした次第でありますが、その運動に取り組んでこられたことについて心から敬意を表するものでございます。 我が党も、地方参政権、選挙権につきまして法……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 両公述人、大変貴重な意見をありがとうございます。 早速ですが、まず大久保公述人からお尋ねしたいと思っておりますが、適切な長期、短期、中期に分けていろいろ御示唆に富む意見をいただいたわけでありますが、長期的視点の中で先生がおっしゃる知識社会に対応した考え方というものをお示しいただいたんですが、私は、現時点の労働失業問題という雇用問題というのはありますが、やはり長期的に見ると人口減少というのが大きな日本の国力維持についても大変な問題になろうかなと。そういうときには雇用政策も必要ないのかもしれませんが、ただ人口が減りまた高齢社会になっていく中でど……
○魚住裕一郎君 私、公明党の魚住裕一郎でございます。 谷川団長を始め、参加をさせていただいた者でございますが、団長からもかなり詳細に御報告がございました。印象に残った点を中心に何点か発言をさせていただきます。 まず、かなり会談の日程を詰めて入れていただきまして、充実した調査活動ができたというふうに考えております。最後の方はグロッキーぎみではございましたけれども、充実したものでございました。 今、高橋委員からもございましたが、全体を通して申し上げると、EUの拡大の議論の中で、やはり希望と悩みというものを何か肌身で感じてきたなというのが実感でございました。また、EU議会というものがございます……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 両参考人の啓発的な参考意見、本当にありがとうございました。 それでは、時間ございませんのでまず田島参考人の方からお願いをしたいと思いますが、先ほどBROですかね、一生懸命取り組んでおられるというふうに敬意を表するところでございますが、これはある意味じゃ新しい機関だなと、今までの制度の中から見れば思うところでございますし、またテレビでもいろいろ宣伝をしているというふうな、見たことがございますが。 先般、例のアメリカのカリフォルニア州の大学教授殺人事件という、斎藤静江さんとお会いする機会がございまして、かなり感情的にも、本当に人権救済という側……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会、文教科学委員会連合審査会を開会いたします。 連合理事会の協議によりまして、法務委員長、文教科学委員長が交代して連合審査会の会議を主宰いたします。 法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律案、司法試験法及び裁判所法の一部を改正する法律案及び学校教育法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。 三案の趣旨説明は、お手元に配付いたしました資料のとおりでございますので、御了承のほどをお願いいたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言願います。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 お二人の参考人、今日は貴重な意見をいただきまして心から感謝を申し上げます。 今、江田委員のお話を伺っておりまして、継続案件である人権擁護法案の思わぬところで参考人質疑ができているななんというふうに勝手に思っておったところでございますけれども、人権保障の在り方という点から常本先生にお聞かせいただきたいんですけれども、昨年の九月にこの憲法調査会でイタリア、ベルギー、フランスと憲法事情調査というふうに伺ったわけでございますが、憲法院とかあるいは仲裁院というのがございまして、それは各国家機関の権限争議等も対応したりするわけでございますが、この人権問……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 二、三、所感を述べさせていただきます。 人権規定、これはやはり政治的にマニフェストであり、また、憲法制定権力が、あるいは国家、政府が人民に対して示す国家として追求すべき価値を表わす、そういうものだと考えております。 二十一世紀に入っていわゆる地球的問題群も深刻化し、また一方でヒトゲノムの解読でありますとか、あるいはコンピューター社会の進展等、このような状況を踏まえて、私はできるだけ広く分かりやすく、国際的水準に見合ったこの人権というものを考えていくべきであると、こう考える次第であります。そういった意味で、特に、新しい人権、これは、たとえプ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 四人の公述人の皆様、朝早くから、また遠くから御苦労さまでございます。心から感謝申し上げます。 早速ですが御質問させていただきたいと思います。まず、順不同になりますが、北川公述人にお聞きいたします。 先ほど公述の中で、戦争観といいますか、戦争のとらえ方と国際法の中での動向ということをお示しをいただいたわけでございますが、今まで戦争というとどうしても国と国というのが常識的な感覚になるわけですが、例の九・一一のあのワールド・トレード・センターのあの状況、まだまぶたに浮かんできますが、やはりそこで戦争というものも新たな段階に入ったんだというような……
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会、厚生労働委員会連合審査会を開会いたします。 先例により、私、法務委員長が連合審査会の会議を主宰いたします。 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。 四案の趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明は、お手元に配付いたしました資料により御了承願い、その聴取は省略いたします。 これより質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(魚住裕一郎君) ただいまから法務委員会、厚生労働委員会連合審査会を開会いたします。
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案、検察庁法の一部を改正する法律案及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 じゃ、速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
先ほど、刑事局長、手を挙げましたので、法務省樋渡刑事局長。
【次の発言】 時間ですが。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 参議院の憲法調査会が平和主義と安全保障のテーマに取り組んでいる最中でございますが、関係の深い国や国際機関を調査されたことは正に時宜にかなったものというふうに考えます。 二、三感想と、また質問をさせていただきたいと思いますが、国連とまずイラクの問題でございますが、先般、日本人外交官が殺害されるという悲惨な事件がございました。心からお悔やみ申し上げるものでございますが、このようにイラク情勢は一層混迷を増しているというふうに思います。 今、団長報告を聞き、また参考資料のインタビューを拝見いたしますと、国連における調査ではこのイラク問題が大きなポ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、坂元参考人にお願いしたいと思います。 先ほど、質問に答えて、平和主義の考え方を述べますというふうにおっしゃられたわけでありますが、ただ、今のお話ですと、何か若干この平和主義の定義が随分狭いんではないのかというふうに思いました。 九条だけではなくして、前文等に見られるこの恒久平和主義というものを、私はもうちょっと広く考えていくべきではないかなというふうには思っておるんですが、その平和主義の考え方と、それから、先ほど来から集団的自衛権についての内閣法制局の一連の解釈につきまして、様々な批判があるんだけれども、この現実の安全保障の発生事態……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 参考人の先生方、御苦労さまでございます。 まず、今、「平和主義と安全保障」という大きな項目で先生方においでいただいて調査をしているわけでございますが、まず浅田、大沼両参考人にお伺いをしたいと思います。 前回、二月の会のときにも集団的自衛権の問題が議論されました。今日は、両先生とも国際法の専門家でございますので、そういった立場から御意見をちょうだいをしたいと思いますが、いわゆる集団的自衛権に係る政府の解釈というのがあります。国際法上持っていると、主権国家としては当然持っているけれども、あの憲法九条の下では、その許容されている自衛権の行使とい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 憲法についての我が党の基本的な姿勢は、国民主権主義、恒久平和主義、また基本的人権の保障、この憲法の三原則を堅持することを前提に、憲法の在り方について議論をすることは避けない論憲の立場であり、この憲法の原則を踏まえつつ、必要な点においては加憲も考え得るという立場であります。 憲法九条についても、堅持することを基本として、特に自衛権や国際協力、国際貢献の問題も含め、論点を浮き彫りにして、党内でタブーを設けないで議論を尽くした上で最終結論を得るということにしておりまして、現在、鋭意精力的な検討を進めているところであります。 以下、個人的な見解を……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 改正手続ということを考えていくと、例えば国会法の改正とか、あるいは国民投票法、いろいろ論点が多くて、本当に後々にしこりを残さないためにも慎重な議論を経た合意形成が必要だなというふうに痛感をしております。特に、憲法改正に限界があるのかどうか、また限界があるとして、その論拠は一体何なのか、また改正の内容の内容的限界というものについて見解が分かれているようであります。 そこで、まず浦部参考人からお聞きしたいと思っておりますが、レジュメ、そして今の意見陳述等でございますが、憲法の同一性、継続性を損なうものという場合には、もう廃棄とプラス新憲法の制定……
○魚住裕一郎君 参議院が二院制の下で財政統制、どのような役割を果たすべきかということを考えるならば、やはり決算重視ということを考えるべきだろうと思っております。特に、さきの常会の決算審査が早期に審議を終えたことは、参議院の長年の努力が結実したものであって、参議院、二院制の存在意義を示すものとして財政学会等でも高く評価されていると聞いております。ただ、現在の憲法の規定では、決算は単なる報告事項にすぎないわけで、フィードバック機能が確保をされているわけではなく、圧倒的に劣る扱いを受けているということは非常に残念なことだと思っております。 かつてのプロイセン憲法のように、決算の承認により内閣の責任……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日はありがとうございます。 今、話にも出てきましたけれども、やはりシビリアンコントロールが十分機能するというためには、国会が果たすべき役割、非常に重要だと思っております。 今、先生もお話しになりましたように、このルイス・スミスの五つの機能しているかどうかという判定基準の中でも、国会が、和戦の決定でありますとか緊急事態における権限の付与、予算の議決及び軍事政策執行に対する究極的な監督権の行使を行うこと、これを述べられているところでございますし、また我が国にも現在、国会によるシビリアンコントロールは十分機能しているというふうに考えるところであり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日はありがとうございます。 まず、赤坂参考人にお願いしたいんですけれども、憲法上のこの人権というのは、国家と国民の間を規律するものという形で伝統的に考えられてきたわけであり、今いろいろ話出ておりますプライバシー権であるとか環境権という物の言い方は、やはり憲法上の権利として議論されているだろうと思います。 ただ、プライバシー権、環境権といった場合、公権力による侵害というよりは、むしろ、例えばマスコミであるとかあるいは私企業であるとか、いわゆる憲法の私人間の、憲法規定の私人間における効力という、そういう論点になってくる、オーバーラップをするんだ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。両先生、今日はありがとうございます。 私どもは、この憲法調査会、二年前に派遣議員団を送りまして、イタリア、フランス、ベルギー各国においてこの憲法裁判所に相当する機関、訪問をいたしました。事前審査制を始めとするいろんな憲法裁判制度を勉強してきたところでありますが、特にベルギーで、永田先生のこの一覧表に載っておりますが、仲裁裁判所に行ったときに、スーパー立法者、そういう自負を持って憲法判断に、裁判に当たるという、そんなお話もございまして、よく聞いてみますと、形式的な三権分立の発想を放棄して、よりこの憲法の持つ価値観を実質化させる取組だと、そういうふ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 本調査会は、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うために設置されました。取り上げられた憲法の論点はそれぞれ重要であります。五年有余の歳月と膨大なエネルギーを費やした調査ではありましたけれども、改めてその議論のレベルの高さを思う次第であります。 さて、数多い重要なテーマの中でも、二院制と参議院の在り方は、私ども参議院の憲法調査会にとってやはり特別に重いテーマであり、この最後の締めくくり自由討議で再度取り上げたいと思います。 先月の九日、二院制と参議院の在り方に関する小委員会から報告書が出されました。多くの重要な指摘がなされたわけであり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速質問させていただきます。 まず、五十嵐公述人にお願いをいたします。 非常に示唆に富む、また知的刺激の強いお話を承りまして、非常に参考になりました。そこで、確かに、市民立法あるいは国民投票制、さらにこの国民主権制、もっと前面に出ていくであろうというふうな流れの中で、この国会の在り方でございますけれども、特に参議院ですね、第二院の在り方として現時点で求められているということはどういうことなのか。そしてまた、先生がおっしゃる長期スパンの、五十年、六十年という話の中で、将来あるべき参議院の姿といいますかね、どういうふうにお考えなのか、お聞かせ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。長尾館長、本当に御苦労さまでございます。 私の認識では、ちょうど今ごろであれば、御説明をいただいておりましたフランス大学協会言語学言語自動処理研究センターの御招待で、フランシュ・コンテ大学で館長が基調講演をなされているというふうに認識をしておったわけでございますが、それを取りやめてこの答弁に立たれている、本当に御苦労さまだなというふうに思っているわけでございますが。 図書館の認識としても、基調講演に行っても大丈夫だろうというふうに認識されていたと思うわけでございますが、今回のこの法律案、私にとっては唐突に出てきたなという印象を持つわけですね。……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 関谷先生、本当に今日はありがとうございました。 私も、二〇〇〇年、平成十二年に憲法調査会が設置されまして、幹事ではありませんがその末席に入れていただきまして、以来、憲法調査特別委員会にも参加させていただいて、十数年ぶりという形になりますが、経過いたしまして、感慨深いものがございます。 今日は、第一回の憲法審査会で発言させていただく機会をいただきまして、心から感謝申し上げます。 まず、公明党の現行憲法に対する考え方を申し述べたいと思います。 御承知かと思いますけれども、先ほども共通認識として御紹介ございましたが、憲法の三原則、国民主権主……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は、両参考人の先生、貴重な機会をいただきまして、ありがとうございます。 中山先生の本当に情熱を傾けた御発言、本当に感銘をしたところでございますが、先ほど強行採決云々という、決して手続的に私も瑕疵はないとは思っているところでございますが、しかし、それをきっかけとして今日まで四年半たつわけでございます。凍結期間三年間というのがありましたわけでございますが、参議院においては特に、この憲法審査会規程が議決されたのが去年の五月でございます。ちょうど四年目のときでございまして、本当に情けないなというふうに思っておりますが、長年憲法の議論をされてこら……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先ほど民事局長からお話しいただきましたけれども、この法制審議会の答申がよう分からぬのです。先ほども前川さんからもありましたが、要するに、民法の定める成年年齢は十八歳が適当だということでありますけれども、消費者保護というそういう施策が前提だと、こういうような内容であったわけでありますが、内閣総務官の方から示された資料三の、いろいろな施策のあれが御紹介いただいています。 ただ、例えば法務省、法教育の推進、二十三年度当初予算八百三十二万、二十四年度予算案六百十六万ですか、これで本当にこの答申に載っているようなしっかりした消費者教育や法教育をやろう……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。御指名ありがとうございます。 東日本大震災からの基本理念、人間の復興ということで、復興基本法にも記させていただきました。先ほど出されました憲法十三条の個人としての尊重と人間の尊厳、それを中心概念としてやったわけでございますが、また一方で、二〇〇五年八月ですか、ハリケーン・カトリーナでアメリカでも大変な惨事があったわけでありますが、あのときも人間の安全保障という言葉が出てきましたし、また我が国のODAも人間の安全保障というような観点から出てきている、それが今注目されているわけでございます。 経済学者のアマルティア・セン博士と緒方貞子さんが共同議長をさ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎と申します。 今日は、三人の参考人の先生方、ありがとうございます。 前回の憲法審査会は大震災と人権保障という形でやらせていただいたわけでございますが、憲法は、価値として人権、そしてそのための統治機構という形で制定されているわけでございますが、本来、人権、そしてまた更に深く言えば人間の安全保障という観点から、もう一度この統治機構というものを見直すべきじゃないかというふうな思いがあるところでございます。 井戸川参考人には、この一年間の思いというのを、本当に真情を吐露していただいたなと思っております。 日本の行政システムの立て方は、供給サイドといいますか、例……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。御指名ありがとうございます。 両先生、今日は貴重な意見、本当にありがとうございます。 それでは、まず西先生からお願いをしたいと思いますが、緊急事態に対処していくに当たって、いろいろ法体系を考える場合、個別法の制定と運用、あるいは、その上の一般法あるいは基本法で制定をしていく、さらには憲法典の中に規定をして、そして下位規範を作っていくと、いろいろ思考過程があると思いますが、この基本法なり一般法を含めて法律による対応では限界があるというふうに西先生はお考えなのか、具体的にどこにあるか御所見をお伺いをしたいと思います。 反対に、今度、高見先生にお……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 二院制につきまして意見を申し述べるものでございます。 かつての憲法調査会において一旦決着を見たといいますか、全会一致、当時の全ての会派が一致して、この二院制の存在が必要であるということで一致していたわけでございますが、憲法調査会の報告書が提出されてから既に八年経過いたしました。この間、政治の世界は大きく変わり、また一院制論につきましても活発に議論がされるようになってきたところでございます。公明党の党内におきましても逐条的に議論をしてきたところでございますが、公明党、私ども公明党、二院制を継続をしていくということで、全く今も揺るぎのないところ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 白川参考人、また鈴木参考人、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 まず、白川参考人にお伺いをしたいと思います。 先ほどアベノミクスの話が出ましたけれども、参考人は日銀出身ということもあって、積極的な金融緩和による景気回復にはどちらかといえば慎重な見方をされていたのかなと。 かつて、二つの大きな副作用があるのではないかと。つまり、この円安株高が日本企業の将来期待を過度に改善させてしまって、不必要な設備投資拡大をもたらす可能性があるという指摘がございました。また、もう一方、この円安で、輸入品の値上がり等々で個人の実質所得が目減……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 持続可能な経済社会と社会保障の在り方についての意見を表明をさせていただきます。 我が国の経済は、バブル崩壊以来、長期にわたって低迷を続けてまいりました。また、先日政府から二〇四〇年までの将来推計人口が公表されまして、二〇四〇年には七割の市町村で人口減少率が二〇%以上になる、また、六十五歳以上の高齢者の割合が全体の人口の三六%を占める超少子高齢化社会の到来が推計されているわけでございまして、我が国の社会保障制度の持続可能性が再度問われている、そういう状況にあろうかと思っております。 そんな中で、私は、持続的な経済成長がなければ持続的な社会保……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 それでは、早速、今日は選挙権年齢等について質問をさせていただきたいと思います。 憲法改正手続法の現行法附則三条一項においては、この法律が施行するまでの間に、年齢満十八歳以上満二十年未満の者が国政選挙に参加することができること等となるよう、必要な法制上の措置を講ずるものとするというような立法者の意思が明定されているところでございます。そして、この現行法の発議者は、これ船田先生でございますけれども、選挙権年齢等の引下げのための法制上の措置について、閣法によって提出されるべきであるというふう……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 選挙制度に限定して発言をさせていただきます。 この夏の参議院選挙で、初めて合区で行われましたけれども、なお一票の格差が三倍を超えております。すなわち、埼玉県の有権者三人集まっても福井の有権者一人にかなわないという、そういう選挙制度の下であったわけでございますが、大変厳しい高裁判決が相次いだわけでございまして、今後、最高裁の行方を注視しつつ、我々がこの国会で検討を進めなければならないと考えるものでございます。 選挙権は国民の国政への参加の機会を保障する基本的な権利であり、憲法は、十四条で法の下の平等、また選挙権については、普通選挙の保障、十……
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