このページでは常田享詳参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。常田享詳参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○常田享詳君 私にとりましては今回初めての質疑でございます。そういう点で、どうしても確認をしておきたい問題四点、新食糧法、APEC、住専問題、農業基本法についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 なお、先ほど来の質問と重複する部分があろうかと思いますが、再度確認をするという意味もございますので、お許しをいただきたいと思います。 最初に、新食糧法についてお伺いいたします。 第一点目は、新食糧法のもとで生産調整は果たして実効性を持ち得るかどうかという問題についてであります。 同法では政府買い入れの対象が生産調整実施者に限られているので、一応政府買い入れ米の契約の確実性と買い入れ価格によ……
○常田享詳君 平成会の常田でございます。 先に質問をされた方と重複する部分がありましたらお許しをいただきたいと思います。 外務大臣にお尋ねをいたします。 先般、五月の連休を利用いたしまして、平成会の昨年七月二十三日に当選した議員六名で台湾を訪問してまいりました。我が党の党首、また各党の諸先輩方が中国を訪問しておられるということで、逆に台湾を訪問することでもう一つ本当の姿がわかるんじゃないかということであります。 幸いにも李登輝総統は、二十日の就任式直前であるにもかかわりませず、約一時間、私たちのために時間を割いていただきまして、本当に腹を割ったお話をさせていただきました。ここはそういう……
○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。 まず、質問に入ります前に、三月二十九日、東京・大阪HIV訴訟の和解を見たところでありますけれども、その和解の結果を見ないままにお亡くなりになられました方々に対しまして心から哀悼の意を表したいと思います。また、被害に遭われました方々や御家族、御遺族の怒り、悲しみ、苦しみを思うとき、原告・弁護団のきょうまでの真相究明に対する並々ならぬ御努力に対して心から敬意を表したいと思います。あわせて、和解に至る過程における菅厚生大臣の御努力に対しまして心から敬意を表したいというふうに思います。 私たちは生きたいんです、喜んで和解を受諾したわけでは決してないこと……
○常田享詳君 平成会の常田でございます。 最初にちょっと、先ほど平成会の田浦委員が質問いたしました血液製剤の内外価格差の質問と答弁にミスマッチがありますので、大事なことでありますのでこれをただしておきたいと思います。 といいますのは、田浦委員が聞きたかったのは、内外価格差があることがこのたびの薬害エイズの問題、特に製薬メーカーの動向等にいろいろ影響があったのではないかということだったんですが、答弁は今の時点をとらえておっしゃいましたので、それはそれで間違いではなかったんですが、実は私の手元に一九八七年に某事業団が出した「血漿分画製剤価格の日米比較について」という当時極秘資料扱いの資料がある……
○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。 昨日の農林水産大臣の所信表明に基づきまして、住専問題そして国連海洋法条約の問題等についてお尋ねをしたいと思っております。 最初に住専問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 昨日の所信表明の中で、農林水産大臣は、母体行が責任を持って処理すべきであると主張してきたというふうに述べられているわけであります。 ところが、農林水産大臣は、同じ所信表明の中で、系統の負担は系統の体力等から見てぎりぎりであるというようなことも述べられているのであります。 そもそも住専問題の本質は住専の経営問題であり、そうした本質や経緯等を踏まえて系統の負担は金融シス……
○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。 まず最初に、生研機構法の一部改正に関する法律案についてお尋ねをしたいと思います。 このことにつきましては、昨年十一月、超党派の議員立法で科学技術創造立国を目指す科学技術基本法を制定したところでありまして、先ほど来遅きに失したという議論もございますけれども、それを踏まえて考えたときにはまことに時宜を得た取り組みではないかと評価をするものであります。 そう考えておりましたところ、一昨日の朝日新聞に、東京工業大学の橋爪教授が、「二十一世紀への提言」ということで、この科学技術創造立国について幾つかの提言をなさっておられます。それを要点だけ申し上げます……
○常田享詳君 平成会の常田でございます。 農林水産大臣にお尋ねをいたします。 今、高橋委員の方から哲学という話が出ましたのですが、前の農林水産大臣に初めて質問をさせていただきましたときにも同じことを申し上げましたので、改めて新大臣に申し上げたいと思います。 「飢餓の世紀」という本がございます。お読みになったことと思いますが、その十六章に「ただちに地球食糧安全保障を」という項がございまして、 国際社会は指導力と指針を提供することができるが、人々の運命を決定するのは各国政府である。政府は国内資源の大部分を配分し、人口政策と農業政策を策定し、資源の分配方法を決定する。国際食糧援助も利用できる……
○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。 きょうは、参考人の方々、本当にありがとうございます。心から感謝を申し上げつつ、お三方に質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、白石先生にお尋ねをしたいんですが、白石先生の著書、経歴等を拝見いたしましても、先ほどお披瀝がありましたように「協同組合の国際化と地域化」、「協同組合間提携の戦略的展望」、「協同組合の基本的価値」等々、多くの協同組合関係の著書を物にしておられるわけでありますけれども、そういった意味で基本的なことで先生にちょっとお尋ねをしたいと思います。 協同組合組織の母となりますロッチデール公正先駆者組合、ドイツのライフアイゼ……
○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。ちょっと時間が追っていますので、きょうは地球温暖化の問題と重油流出事故の問題をお尋ねしたいわけでありますけれども、先に重油流出事故に関係してお尋ねをしたいと思います。 まず、その前に、我が国にとって、また環境庁にとりましても、地球生態系の保全は今や最重要の政治課題の一つとなっております。先般の石井環境庁長官の所信表明にもその決意がにじみ出ていたというふうに思っております。 ただ、我が国の環境問題への取り組みにはやや欠落した部分があるのではないかとかねてから私は思っておりました。この点は、石井環境庁長官もその御専門でありますので御理解をいただけると……
○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。 私も松村議員と同様日本海側に選挙区を持つものであります。その上に、私どもの地元の山陰の沖にいまだに一万一千キロリットルを積んだナホトカ号の船尾が沈没しております。そういう立場から、この問題は松村議員と同様私にとりましても大変深刻な問題と受けとめております。 あわせて、先般、衆参の合同の視察団にも加わらせていただきまして、石川県そして福井県三国町にも入らせていただきました。本当にボランティアの方々、漁業者の方々、地元の方々が大変な思いで油の処理活動に当たっておられる姿を拝見して心痛んだ次第であります。 私は、このたびの事故は初めての経験ではない……
○常田享詳君 私は、この四月二十八日から五月一日の間、同僚議員の方々と一緒にミャンマーを訪問してまいりました。旧ビルマであります。そして、第一書記、外務大臣、国家計画開発大臣と意見交換をしてまいりました。 その中で、国家計画開発大臣は、二〇一〇年から二〇四五年にかけて地球規模で食糧危機に直面するだろう、飢餓の世紀だと、しかしミャンマーには食糧も資源も十分にあると、私たちに自信に満ちた発言をされました。 そこで私は、日本の食糧安保の観点から何点か質問させていただきます。この質問につきましてはきょうの委員会でもそれぞれ出ておりますけれども、視点を変えて質問させていただきたいと思います。 我が……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 このたびの法案は、財政的な量的抑制をかけることによって新しい二十一世紀の日本の構築を図っていく、いわゆる質的な転換を図っていく、そういう第一歩の法案であるというふうに理解しております。 質的転換を今後図っていく中で、私は、やはり不易と流行、いわゆる長い日本の歴史の中で構築してきて今後の二十一世紀の孫子の代にもきっちり残していかなければならないものと、そしてこのグローバルな社会の中で、日本も国際社会の中で思い切って改めていかなければならないこととの精査をきっちり今しなければならないときに至っていると思います。 そこで、農林水産大臣にまずお尋ねを……
○常田享詳君 お待たせ申し上げました。自民党の常田でございます。 私の地元では、日本一の漁獲量を誇っておりました境港が今、イワシが大変な不漁で、関係企業の倒産等が相次ぎ、厳しい状況に置かれております。また、重油流出事故の船尾部分はいまだに我が県の沖合に沈んだままであります。そして、二百海里ののど骨であります竹島は目と鼻の先にあるわけであります。そういう厳しい状況にかんがみ、このたびの漁港整備計画の一部変更関係と最近の厳しい環境下にある漁業を取り巻く諸問題についてお尋ねをさせていただきます。 まず、漁港整備の現状についてであります。 漁港整備に関しては昭和二十六年から計画的な整備が行われて……
○常田享詳君 自由民主党の常田享詳でございます。 まず、戦後において我が国政府が独自に省庁の再編を行ったことは過去になく、その意味において今回の省庁再編法案は画期的なものであると私は思っております。 言うまでもなく、国会は国権の最高機関であります。立法府が巨大な官庁を国民のために、しかもその時代に合った形で再編成することができるということを国民に示すことは極めて大切なことだと思います。国民から見て、官僚が上で政治が下といった意識を変えるべきであり、政治が行政をコントロールするのが本来の姿であるということを示すべきであります。まさに、この改革は、先般の参考人の方々のお話の中にも出てまいりまし……
○常田享詳君 私は自由民主党の常田でございます。 このたびの法案審査に当たりまして、健康危機管理という観点から何点かお尋ねをしてみたいと思っております。 余り時間がございませんので、どうか答弁は簡潔に、そして今月号の文芸春秋で歌舞伎の楽しみ方を小泉厚生大臣が書いておられます中で、思わず扇子を落としてしまうようなという表現を使っておられましたが、私の質問に対して、私が思わず扇子を落としてしまうような明快な御答弁を期待いたしまして、質問に入らせていただきます。 このたびの大臣の所信表明演説の中にも健康危機管理という言葉が出てきておりますし、内閣も先般、内閣危機管理官を決定いたしました。厚生省……
○常田享詳君 自由民主党の常田享詳でございます。四月十四日に引き続き、健康危機管理についてお伺いいたします。 小泉厚生大臣も南野先生の冒頭の質問に大変健やかに笑っておられましたが、その後はたと扇子を落とすようないいことがもしあったとしたら、また別の機会に教えていただきたいと思いますが、そういう機会が多いことを願っております。 さて、質問に入らせていただきますが、感染症問題に入る前に医療保険制度の抜本改革、とりわけ薬価基準制度の廃止、それにかわる新しい制度の組み立ての中でいろいろな問題点、先般は医薬品の適正使用と薬剤師の役割について冒頭にお尋ねしたわけでありますが、今回は医薬品の安定供給と医……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 国民健康保険法等の一部を改正する法律案に入ります前に、一つお尋ねをしておきたい問題がございますので、先にそのことから入らせていただきます。 四月十八日の朝日新聞に、「脳疾患四薬効かず痴呆症に多用 売上総額八千億円」という記事が出たわけであります。このことにつきましては、老人性痴呆症に広く使われている五種類の脳代謝改善剤のうち四つがプラセボ等との比較をやったところ効果がないということでありますけれども、私がここで問題にしたいのは、この記事の中で、「薬の評価基準として、偽薬との比較試験を求める指針が八七年にできた。にもかかわらず、厚生省は五種類の脳……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 まず、このたび農林水産省が植物新品種保護国際条約、すなわちUPOV条約に対応して我が国の種苗法を改正されることに対し心より賛意を表したいと思います。特に、今回の改正により品種育成者の権利が強化されますことは、我が国の育種の振興を促し、農林水産業の発展に資するものと確信いたします。 その上で幾つか質問をさせていただきます。時間の関係で現行制度との主要な変更部分の一つであります第二十一条、育成者権の効力が及ばない範囲、特に栄養繁殖をする植物に属する品種に的を絞って質問をさせていただきます。 今回の改正法における第二十一条で育成者権の効力が及ばない……
○常田享詳君 私は、先般の厚生大臣の所信表明のうち、医療制度並びに健康危機管理について数点お尋ねをしたいと思います。
最初に、医療制度についてお尋ねをいたします。
宮下新厚生大臣は、所信表明の中で、医療制度については平成十二年度からの抜本改革の実施を目指すと明確に述べておられます。要するに、小泉前大臣の方針を踏襲して必ずやるんだというふうに受け取ったわけでありますが、改めて平成十二年度までに抜本改革をやるという新大臣の決意のほどをお伺いいたします。
【次の発言】 今、大臣のお話にもございましたように、大きな柱の中の一つが医療保険福祉審議会において論議されております薬価基準制度の問題でありま……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 まず、冒頭にお願いしておきます。私に与えられた時間は四十分まででございますので、そのことも御勘案いただいて簡潔なる御答弁をいただきたいと思います。 ただいま中原先生の方から医薬分業について取り上げていただきました。今まさに薬剤師に対する役割が年々重視されております。それは、今、局長からもお答えをいただいたとおりであります。ところが、それらのことと全く相反するような状況が今起ころうとしておりますので、急遽この問題を取り上げさせていただきます。 薬学教育六年制の問題であります。私は、この問題につきましては、以前の旧厚生委員会でも取り上げさせていた……
○常田享詳君 自民党の常田でございます。 まず、緊急の通告で申しわけなかったんですが、介護保険制度について一点お伺いをさせていただきます。 厚生省は、昨日、介護保険制度で六十五歳以上の高齢者が支払う保険料に関する全国調査の中間集計を医療保険福祉審議会に報告されたわけであります。その結果は、平均二千八百八十五円、最高六千二百四円、そして市町村格差四・四倍という結果が出たわけであります。 そこで、この結果を踏まえて、来年四月実施に向けての介護保険制度に対する厚生大臣の改めて不退転の決意をお尋ねしておきたいと思います。 また、中原先生からも御指摘がありましたが、高いか安いかという議論も大切で……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 私は、国民の生命、財産そして国土を守る上で大切なことは、平時にあって危機管理や安全保障の法整備を進め、国民や地方自治体の理解を日ごろから深めておくことだと思います。とりわけ北朝鮮の弾道ミサイル、テポドン一号発射事件や不審船侵入事件を見るとき、今この委員会で行われている議論は基本方程式のないまま応用問題を先に審議しているように思われてなりません。やはり早急に基本方程式とも言うべき有事法制の整備を急ぐべきだと思います。 以下、質問に入らせていただきます。 外務大臣、突然の通告で申しわけございませんでした。土曜日、日曜日に報道された関係でございます……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 質問に入ります前に、まず小渕総理にお礼を申し上げます。 私も和敬塾の出身でございまして、和敬塾を訪問していただき、また先ほどは大変高い評価をいただきましたことを塾友の一人として心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 私は、この場で質問をさせていただくのは二回目であります。先回のときは、当時の小渕外務大臣に対しまして、ロシアのイルクーツクから日本に天然ガスパイプラインを引くという構想について、また北朝鮮問題とKEDOの問題について質問をさせていただきましたが、今回は時間がございません。一点、覚せい剤の問題について質問をさせていただきま……
○政務次官(常田享詳君) 去る七月四日、郵政政務次官を拝命いたしました参議院議員の常田享詳でございます。 齋藤委員長を初め交通・情報通信委員会の皆様方の御指導をいただきながら、二十一世紀に向けてIT革命の推進、また情報格差、いわゆるデジタルディバイドの解消、そして郵便局ネットワークの活用による日本新生の実現のために、佐田総括政務次官と力を合わせて平林郵政大臣を補佐して頑張ってまいりたいと思っております。 一生懸命に取り組んでまいりますので、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
○政務次官(常田享詳君) ただいまの御指摘のことにつきましては、当委員会の理事会等で御検討いただくことだと思います。
○政務次官(常田享詳君) ひまわりサービスを取り上げていただきましてありがとうございます。お礼を申し上げたいと思います。 このサービスは、鳥取県の智頭町において平成七年四月から、町と郵便局及び農協等の協力機関の連携により、高齢者の日用品の買い物等を手助けし、高齢者の不便解消と安心できる暮らしを支援するひまわりシステムということで開始されたところであります。これがまことに好評でありましたので、平成九年度から全国の過疎地域を対象に展開を図っているところであります。ひまわりサービスは、平成十二年三月末日現在、全国百九十一市町村、先ほど大臣が御答弁されたとおりでありますが、実施しております。 今後……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 本日は、片山大臣もいらっしゃいますし、小坂副大臣もいらっしゃいますし、景山政務官もいらっしゃいますし、それぞれ御質問したいのはやまやまでございますけれども、時間の制約がございますので、日本放送協会海老沢勝二会長に数点御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、BSデジタル放送についてお尋ねをいたします。 当時、私も郵政政務次官としてそのオープニングセレモニーに出席させていただき、大きな期待をかけておりますBSデジタル放送の開始から既に三カ月余が経過いたしました。一千日一千万世帯を目標として、これまでの普及は堅調な出足と聞いておりますが……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。 去る九月二十七日の本会議におきまして農林水産委員長に選任されました常田享詳でございます。 本委員会の運営につきましては、委員各位の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満に行ってまいりたいと思います。大変、BSEの問題等多くの課題を抱えておりますので、よろしく御指導いただきたいと思います。 何とぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手) この際、前農林水産委員長太田豊秋君から発言を求められておりますので、これを許します。太田豊秋君。
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二月七日、八田ひろ子君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。
また、本日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として富樫練三君が選任されました。
【次の発言】 この際、宮腰農林水産大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。宮腰農林水産大臣政務官。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に厚生労働省健康局長下田智久君、厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君、農林水……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
この際、武部農林水産大臣、野間農林水産副大臣及び岩永農林水産大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。武部農林水産大臣。
【次の発言】 野間農林水産副大臣。
【次の発言】 岩永農林水産大臣政務官。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題といたします。
この際、便宜私から、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び無所属の会の各派並びに各派に属しない議員中村敦夫君の共同提案による野菜等三品目に係る一般セーフガード確定措置の発動に関する決議案を提出いたします。
案文を朗読いたします……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十九日、小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として海野徹君が選任されました。
また、本日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として宮本岳志君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に厚生労働大臣官房審議官伍藤忠春君、厚生労働大臣官房審議官鶴田康則君、厚生労働省医政局長篠崎英夫君、厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君、農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長小林芳雄君、農……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月三十日、海野徹君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
また、同月三十一日、宮本岳志君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。
また、本日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として富樫練三君が選任されました。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題といたします。
まず、第四回WTO閣僚会議、セーフガードに関する日中閣僚会談等及び牛海綿状脳症問題について武部農林水産大臣から報告を聴取いたします。武部農林水産大臣。
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に財務大臣官房審議官藤本進君、厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君、農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長小林芳雄君、食糧庁次長中川坦君、水産庁長官渡辺好明君及び環境大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長岡澤和好君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十七日、富樫練三君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。
また、本日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として八田ひろ子君が選任されました。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題といたします。
本日の理事会における協議の結果、野菜等三品目に係る一般セーフガード確定措置の早期発動に関し、去る十月二十五日の当委員会の決議を踏まえ、政府に対し次のとおり申し入れをいたします。
野菜等三品目に係る一般セーフガード確定措置の早期発動に関する申入……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月十八日、富樫練三君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。
また、本日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として池口修次君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、農林水産に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題といたします。
平成十四年度の農林水産行政の基本……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、池口修次君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に厚生労働大臣官房審議官鶴田康則君、農林水産大臣官房長田原文夫君、農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長須賀田菊仁君、農林水産省経営局長川村秀三郎君、農林水産省農村振興局長太田信介君、食糧庁長官石原葵君、林野庁長官加藤鐵夫君及び水産庁長官木下寛之君、以上、政府参考人として出……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、峰崎直樹君及び山本香苗君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君及び渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に厚生労働大臣官房審議官伍藤忠春君、厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君、農林水産大臣官房統計情報部長林正徳君、農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長須賀田菊仁君、農林水産省経営局長川村秀三郎君、農林水産省農村振興局長太田信介君、農林水産技術会議事務局長岩元睦夫君……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として林紀子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に公正取引委員会事務総局審査局長上杉秋則君、国税庁課税部長村上喜堂君、厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君、農林水産省総合食料局長西藤久三君及び農林水産省生産局畜産部長梅津準士君、以上を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十九日、林紀子君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。
また、昨八日、岸宏一君が委員を辞任され、その補欠として大仁田厚君が選任されました。
【次の発言】 漁業再建整備特別措置法等の一部を改正する法律案、水産業協同組合法等の一部を改正する法律案、漁業災害補償法の一部を改正する法律案及び遊漁船業の適正化に関する法律の一部を改正する法律案、以上四案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。武部農林水産大臣。
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る九日、大仁田厚君が委員を辞任され、その補欠として岸宏一君が選任されました。
また、昨十五日、松山政司君が委員を辞任され、その補欠として大仁田厚君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
漁業再建整備特別措置法等の一部を改正する法律案、水産業協同組合法等の一部を改正する法律案、漁業災害補償法の一部を改正する法律案及び遊漁船業の適正化に関する法律の一部を改正する法律案、以上四案の審査のため、農林水産大臣官房長田原文夫君及び水産庁……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、大仁田厚君が委員を辞任され、その補欠として松山政司君が選任されました。
また、昨十七日、羽田雄一郎君及び榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として谷林正昭君及び山根隆治君が選任されました。
また、本日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として畑野君枝君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
漁業再建整備特別措置法等の一部を改正する法律案、水産業協同組合法等の一部を改正する法律案、漁業災害補償法の一部を改正する法……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、谷林正昭君及び山根隆治君が委員を辞任され、その補欠として羽田雄一郎君及び榛葉賀津也君が選任されました。
また、去る十九日、山本香苗君、仲道俊哉君及び畑野君枝君が委員を辞任され、その補欠として鶴岡洋君、岩永浩美君及び市田忠義君が選任されました。
【次の発言】 農業経営の改善に必要な資金の融通の円滑化のための農業近代化資金助成法等の一部を改正する法律案及び農業法人に対する投資の円滑化に関する特別措置法案、以上両案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いた……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 農業経営の改善に必要な資金の融通の円滑化のための農業近代化資金助成法等の一部を改正する法律案及び農業法人に対する投資の円滑化に関する特別措置法案、両案の審査のため、文部科学大臣官房審議官坂田東一君、厚生労働省健康局長下田智久君、農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長須賀田菊仁君、農林水産省生産局畜産部長梅津準士君、農林水産省経営局長川村秀三郎君、農林水産技術会議事務局長岩元睦夫君及び水産庁長官木下寛之君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取する……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、岡崎トミ子君及び畑野君枝君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君及び市田忠義君が選任されました。
また、本日、榛葉賀津也君及び市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として内藤正光君及び八田ひろ子君が選任されました。
【次の発言】 野菜生産出荷安定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。武部農林水産大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれに……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十四日、八田ひろ子君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。
また、昨二十九日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として宮本岳志君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
野菜生産出荷安定法の一部を改正する法律案の審査のため、厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君、農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長須賀田菊仁君及び環境大臣官房審議官松原文雄君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十一日、内藤正光君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君が選任されました。
また、昨三日、松山政司君及び榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として小泉顕雄君及び松井孝治君が選任されました。
【次の発言】 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。武部農林水産大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨五日、小泉顕雄君が委員を辞任され、その補欠として松山政司君が選任されました。
また、本日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として大塚耕平君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長楢崎憲安君、厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君、農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長須賀……
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六月七日、大塚耕平君及び宮本岳志君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君及び市田忠義君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に紙智子君を指名いたします。
○常田享詳君 おはようございます。自由民主党の常田享詳でございます。 まず、本法案の質問に入ります前に、危機管理と縦割り行政の弊害についてお伺いいたします。 私は、薬剤師といたしまして、過去国会で何度かBC兵器、つまり生物兵器や化学兵器の危険性、また麻薬・覚せい剤の問題等に取り組んでまいりました。とりわけ昨年の米国における同時多発テロの発生以後、我が国において、いついかなる状況でテロが起きないとは言えないわけであります。テロへの危機管理については十分な対策が必要であると考えております。 農薬の中には大変危険な毒劇物が含まれております。農薬についてもテロに悪用される可能性がゼロとは言えない……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 私は、塩川大臣そして片山大臣と同じ西日本の出身議員であります。その関係で、時々陸路で大阪や岡山経由で地元鳥取に帰ります。そこでよく聞くのが、景気が悪い、何とかしてくれ。とりわけ、日本の台所と言われ、中小零細企業で支えられている関西圏での実態は深刻であります。どんどんデフレ不況が進行しているのが実感であります。ただ一つ明るい材料は阪神タイガースの大活躍であります。 ところが、小泉総理は、幾ら金をつぎ込んでも良くならないものは良くならないと、相変わらず議論のすり替えをやっておられるのは残念であります。五月九日の小泉総理と総理経験者との会談では、宮澤……
○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。 まず冒頭に、のどを痛めておりまして、大変お聞き苦しいと思いますけれどもお許しをいただきたいと思います。 内外ともに極めて厳しい折、亀井農林水産大臣、御就任本当に御苦労さまでございます。御活躍を心からお祈りをいたしております。 さて、だれしも人生の師というべき人が何人かあるものであります。私の場合、その一人に、昨年四月、ちょうど今、この亡くなられました鳥取県東伯町農協組合長、花本美雄さんがあります。三浦委員長のお父さんとも親交が厚く、ともに地方の声を国の農政に生かすために力を注がれ、全国的にも大変知られた存在でありました。その花本組合長は事ある……
○常田享詳君 自民党の常田でございます。 ちょっと通告していないことで、先に大臣にお聞きして、今日の新聞に出たものですから、例の牛肉の全箱検査終了したという記事であります。このことは承知しているわけでありますけれども、この中で、この事業の問題点を検証するため昨年発足した専門家による調査検討委員会では来月中にも報告書をまとめるというふうに出ております。また末尾には、省内には偽装事件はもう過去のものとの空気が漂っている、もう一度襟を正すくらいの覚悟を持ってやるべきだというような厳しい指摘も書かれております。 そういうことで、一点、いよいよ全箱検査終了し、その内容を見ますと、三分の一に当たる百二……
○常田享詳君 自由民主党の常田享詳でございます。 まず、総理、東南アジア諸国連合プラス3首脳会議、本当にお疲れさまでございました。今朝お帰りになって、早速この特別委員会で質問させていただくこと、大変恐縮でございますけれども、よろしくお願いを申し上げたいと思います。また、その間大変多くの成果を上げられたというふうに聞いております。それらについてもお尋ねをしてみたいと思います。 そういうことで、まず最初に、ASEAN十か国プラス日中韓、いわゆるASEANプラス3についてでありますが、今回はインドネシアのバリ島で開催されたと。このバリ島での開催は一九七六年にASEANバリ宣言を採択した記念すべき……
○理事(常田享詳君) 川口外務大臣。
○理事(常田享詳君) ちょっと止めてください。
【次の発言】 起こしてください。
○常田享詳君 自民党の常田でございます。 本日、亀井農林水産大臣は、食料・農業・農村政策審議会の畜産物価格部会に二〇〇四年度の畜産物価格を諮問されるということで、その集中質疑でありますけれども、そのことに入ります前に、私はBSEの問題、特にアメリカとの問題、私は亀井大臣の取組、大変高く評価しております。本当にあの一連のお取組、そして一貫したぶれないその姿勢に敬意を表したいと思います。そういった敬意を表しながら、くどいと思われるかもしれませんけれども、一点だけこのことで重ねてお聞きをしておきたいと思います。 昨日朝、NHKテレビのニュースを聞いておりましたら、アメリカの農務長官が、BSE検討……
○副大臣(常田享詳君) メキシコとのEPA交渉につきましては先ほど大臣の方からお話がございましたけれども、農林水産業の持つ多面的機能とか食料の安全保障とか、もちろんそういったことに十分配慮して交渉を行っているわけでありますが、それぞれ今御指摘の個別のものの扱いにつきましては、当該品目に対する先方ですね、メキシコ側の関心の度合い等を考慮しつつ、いわゆる我が国の関税水準、また出回り時期の競合の度合いですね、同じ品目でも出回り時期の競合の度合い、また相手国の輸出余力があるかどうか、それだけの余力があるかどうか、それから我が国の輸出可能性等を踏まえて、それらのことを総合して交渉を行って、いわゆるぎりぎ……
○副大臣(常田享詳君) 先般、農林水産副大臣を拝命いたしました常田享詳でございます。 島村大臣を補佐しながら、岩永副大臣、大口、加治屋両大臣政務官とともに、この多くの課題を抱えております農林水産行政の推進に全力で取り組んでまいりたいと思います。特に、当委員会在籍中に貴重な経験をさせていただいた、これらを生かしてまいりたいというふうに思っております。 委員長始め委員の皆様方の格別の御支援、心からお願いを申し上げます。 ありがとうございました。
○副大臣(常田享詳君) 大臣に先立ちまして僣越かもしれませんが、田中先生の御地元での地震並びにそれに先立つ台風の被害を受けられました方々にまず心からお見舞いを申し上げたいと思います。 ただいまの先生の御質問でありますが、まず冒頭に申し上げておきたいと思います。先ほど来局長からも答弁しておりますが、具体的な輸入再開時期というものは決まっておりません。そのことを決めて、そのことを前提にして事が進んでいるということはございませんので、まずそのことを御理解いただきたいと思います。 その上で、今回の日米局長協議においては、一定の条件、枠組みの下で、両国の国内手続が完了されることを条件に、あくまでも、……
○副大臣(常田享詳君) 本年は多くの台風により、全国の漁港またその共同利用施設等、水産関係の施設も大変多くの被害を受けております。これらの台風による被害額は十一月十五日現在で約五百五十億円になっております。このうち特に台風十八号による施設被害額が、本年の台風による被害額の約四割に当たる二百十億円に達しております。本年の台風の中で最も甚大な被害を発生させております。委員の御地元の山口県でもこの十八号で約三十億円の、多くの被害が発生しております。 今、委員も御指摘のとおり、漁港、海岸保全施設、また共同利用施設等に対する早期の対策というのは極めて重要だというふうに考えております。関係法令に基づく災……
○副大臣(常田享詳君) 電気事業者への売電を目的として国有林野内の土地を風力発電のために用いることについては、原則として、まず国有林野における森林経営などの用途や目的に支障を与えないということ、そして今委員御指摘のとおり、五ヘクタール以下であれば民間事業者へその土地を貸し付けることができるというふうにしております。 他方、本年三月からは、構造改革特別区域においては、一般電気事業者への売電を目的とする場合には五ヘクタールを超えても貸付けを認めるというふうにいたしております。ただ、残念ながら、現時点においてこのような構造改革特別区の申請は出ておりません。 私も参議院の院の派遣で、ちょうど九・一……
○副大臣(常田享詳君) 今委員からお話がございましたように、平成十五年、私も農水委員会に所属しておりましたけれども、食品安全に関連する農林水産関係の五法案の審議に際しまして、リスク管理を的確に実施する体制の整備、国産牛肉のトレーサビリティー制度の円滑な実施などについて、今お話のあった七項目の決議をいただいたところであります。 この決議に対しましては、まず平成十五年七月に、消費者行政とリスク管理を一元的に担う消費・安全局を設置し、まず農薬などが適正に使用されるようにするための指導、監視、また、食品製造業におけるHACCP、いわゆる食品製造管理システムの最も優秀だと言われている手法の一つでありま……
○副大臣(常田享詳君) 今委員からお話がございました遺伝子組換え作物の開発でございますけれども、確かに御地元でいもち病などに強い組換え稲の品種開発に当たっております。しかし、これは、その導入遺伝子がすべて、すべて今まで食の経験があるもの、植物由来のものですね、すべて食物として取ったことのある植物由来のものという点で極めて画期的なものだというふうに言われております。 そういうことでありますけれども、今お話がございましたように、実験室での段階を終えましたけれども、カルタヘナ法による野生動植物への影響評価等を受けた上で隔離圃場段階に移すということになると思います。しかし、センターにおいては、周辺作……
○副大臣(常田享詳君) 先ほど、六十一歳、脂肪肝ということで、私のことを言われたんではないかと思って大変ショックを受けたんですけれども、気を取り直して御答弁さしていただきたいと思います。 岡崎委員からの御質問でありますが、農作物の安定生産を図るためには病害虫や雑草の防除が重要であります。一方、消費者の食の安全、安心に対する関心の高まりや環境に配慮した農業の推進への要請にこたえていくことも極めて重要な課題だというふうに思っております。 そういった観点から、IPM、いわゆる総合的病害虫・雑草管理のことでありますけれども、いわゆるIPMは、天敵などを利用する生物的防除や農薬による防除などを適切に……
○副大臣(常田享詳君) 野村委員の御質問にお答えをしたいと思います。 昨年、参議院選挙が終わりましたすぐ、国民保護法に関する調査団ということで超党派で、院の派遣でフランス、ドイツ、それからスイス、シンガポールの民間防衛の調査に入らせていただきました。それらの国々はそういった民間防衛、国民保護に対して非常に先進国と言われている国でありますが、いろいろお話が出た中で、食料の安全保障、自給率ということについてはどの国においても大体七割以上確保するのが常識であるということでありました。 そのときは行きませんでしたが、その前に行きましたイギリスにおいては、日本が自給率七三%カロリーベースであった昭和……
○副大臣(常田享詳君) 加工原料乳の限度数量については、脱脂粉乳の需要減により過剰在庫が生じていることから、生産者の生産意欲をそがないよう配慮しながら、これを早期に解消する道筋を付けられるよう、そのような水準に設定をしたいというふうに考えております。 また、補給金単価につきましては、一定の算定ルールが定着していることから、これに従い、生乳の再生産の確保を旨とし、適切に決定したいと考えております。 これらを踏まえ、十七年度の限度数量については二百五万トン、五万トン減であります。それから、補給金単価については十円四十銭、十二銭減とすることについて、本日、食料・農業・農村政策審議会に諮問し、御審……
○副大臣(常田享詳君) 何しに行ったかということでございますけれども、鹿児島で森林、林業の大会がございまして、大臣の代わりに行かせていただきました。その際に、大変有意義な視察をさせていただきました。それが、今、野村委員御指摘の発酵床による豚舎であります。 養豚経営では家畜排せつ物の処理が重要な課題であり、畜舎内において土壌菌等を含んだおがくずの上で豚を飼育する発酵床方式は、まず、独立した尿処理施設を設ける必要がなく設置及び維持管理に多額のコストを要しない、また、ふん尿処理作業の効率化が図られる等、長所があり有用なものと受け止めているところであります。 なお、実はこの発酵床豚舎を経営しておら……
○副大臣(常田享詳君) 加治屋大臣政務官からもお話がございましたが、まず私からも、被災者の方々に対しまして改めてお見舞いを申し上げたいと思います。 今、田中先生の御質問でありますけれども、新潟県中越地震による農地の被害状況でありますが、田中先生、三百九十八とおっしゃったんですが、三千九百八十五か所でございまして、千五百三ヘクタールに及んでおります。被害額は約百五十六億円と甚大な災害になっております。 新潟県及び被災市町村では、雪解け後直ちに、農地の状況や農家の意向を踏まえて今期の作付可能箇所を取りまとめ、復旧工事に着手できるよう準備を進めているところであります。 今年は十九年ぶりの豪雪で……
○副大臣(常田享詳君) 森林は地球温暖化を防止する上で重要な役割を果たしていることは言うまでもありません。京都議定書では、我が国の温室効果ガス削減目標六%のうち、森林による吸収量として三・九%分を計上することが認められました。私は、議長国としてこの三・九%を実現するということは、我が国にとっては国際社会に対する責任であろうと思います。議長国がそれを守れないようで、どうして世界の国々にこのことを守っていただきたいということが言えるでしょうか。私は、そういう意味で大変重要な位置付けをさせていただいております。 この吸収量を確保するため、農林水産省としては、平成十四年に地球温暖化防止森林吸収源十か……
○副大臣(常田享詳君) 現行制度におきましては、農業者が生産した収穫物を自らの経営の中で種苗として用いる自家増殖については、原則として育成者権の許諾を必要とせず、ただ、例外として、バラ、シイタケなどについては許諾が必要とされております。 自家増殖の取扱いについては、新品種の育成者の正当な利益を確保して新品種育成を促進するためには、自家増殖にも原則として許諾が必要とすべきではないかという意見がございます。委員もそのような今御指摘でございます。 育成者権者や農業団体などから成ります研究会が昨年十二月に取りまとめました報告がございます。その報告によりますと、当面は農業生産現場への影響に配慮しなが……
○副大臣(常田享詳君) 農林水産省といたしましては、山形県年間七百五十トン、長野県百六十トン等を始めとする主要生産地域において加工用コイの原料調達に一定の影響が生じているということにつきましてはよく承知しております。 このため、引き続き関係県との連携を図りながら、状況に応じて原料転換による新製品開発やブランド品の普及を図る、いわゆる強い水産業づくり交付金、これは先生御案内のとおり、今年から、今年度から取り入れたものでありますけれども、強い水産業づくり交付金あるいは加工業者に運転資金を融通する水産加工経営改善促進資金等の支援措置の活用により、地元加工業者の取組を積極的に支援をしてまいりたいとい……
○副大臣(常田享詳君) 今回の農地制度の見直しにおきましては、農地保有合理化事業の充実による農地の仲介機能の強化、併せて集落合意を基礎とした農用地利用規程を充実し、集落の農地利用の基本方針や集落の構成員の役割分担及び担い手に対する農地の利用集積目標を明確化すること等、担い手の育成確保と、それに必要な農地の利用集積を加速化するための措置を講じたところであります。 これら担い手の育成確保、農地の利用集積を着実かつ積極的に進めるためには、国、県、市町村、それぞれの段階において行政と先生御指摘の農業委員会等系統組織、農協などの農業団体が一体となって取り組む体制を整備する必要があると認識しております。……
○副大臣(常田享詳君) 委員御指摘のとおり、集落営農の位置付けとまた育成というのは極めて重要な課題だというふうに思っております。 御案内のとおり、水田集落の約半数において主業農家が全く存在しないという現状であります。集落営農は、地域ぐるみで農地の利用調整や機械の共同利用などを行うなど、地域の営農の維持に重要な役割を果たしてきているというふうに認識いたしております。 このため、新たな基本計画におきましても、個別経営のみならず、集落を基礎とした営農組織のうち、一元的に経理を行い法人化する計画を有する者、また経営主体としての実体を有し、将来効率的かつ安定的な農業経営に発展すると見込まれる者を担い……
○副大臣(常田享詳君) T種格付制度の廃止に当たりましては、急激な制度の変更による混乱を避けるため、三年間の経過措置期間を設け、この間は現行のT種格付制度による格付を可能とするとしております。 また、この経過措置期間内に、畳表などT種格付を利用している製造業者や関係団体との十分な連携の下に、登録認定機関の立ち上げなど認定制度への円滑な移行が行われるよう、十分な調整を行ってまいりたいと考えております。 なお、新制度への移行に際しましては、地方公共団体、独立行政法人農林水産消費技術センターなどの関係機関と連携しつつ、パンフレットの配布や各種講習会における説明なども積極的に行いたいと考えておりま……
○副大臣(常田享詳君) JAS規格制度は、農林物資の品質の向上、今、委員御指摘のとおり、品質の向上や消費者の合理的な選択を促すものでありまして、その意義、役割について普及啓発を行い、国民への浸透を図ることは極めて重要なことだというふうに考えております。 このため、地方公共団体、独立行政法人農林水産消費技術センターなどの関係機関が連携をしながら、平成十六年度にはパンフレットを百二十六万部配布するとともに、各種講習会を延べ九十八回開催するなど、JAS規格制度についての普及啓発を積極的に行っているところであります。 今後とも、JAS規格制度について普及啓発を積極的に行っていくとともに、新たなJA……
○副大臣(常田享詳君) 農林漁業体験民宿につきましては、農家が高齢化して民宿経営をやめる事例が増えております。またその一方、最近では農村にIターンした者が経営する民宿やNPO等が運営する宿泊施設において、周辺の農家と連携し、農林漁業体験の機会を提供する事例が増えております。 こういうような状況を踏まえ、農家以外が経営する民宿も登録の対象とし、多様な農林漁業体験民宿を増やし、また都市市民の多様な宿泊ニーズにこたえることができるというふうに思っております。そういった形で、今、委員の御指摘については対応してまいりたいというふうに考えております。
○副大臣(常田享詳君) 委員はかつて日本の代表的な商社で穀物部で大変活躍をされたスペシャリストと存じ上げております。その先生から今中国のお話がありましたけれども、先般、私、一月インドに行ってまいりました。インドが今急速に人口を伸ばしておりまして、やがて中国の十三億を抜くだろうと、そして十五億まで人口伸びるだろうと、産児制限しておりませんから。そういうことの中で、中国とインドの動向については大変厳しい見方を持っております。その上でお答えをさしていただきたいと思います。 二〇〇四年、二〇〇五年度の世界の穀物需給は、生産が好調であり、生産量が消費量を上回ることから、期末在庫量が前年度より約一割増加……
○副大臣(常田享詳君) まず、このたびの台風十四号の災害でお亡くなりになられました方々に心からその御冥福をお祈りを申し上げたいと思います。また、被災された方々に対しまして心からお見舞いを申し上げたいと思います。 先ほども出ておりますが、農林水産業関係の被害総額は、このたび、現時点において千四百二十九億円というふうに報告を受けております。我々としては、昨年、中越地震を体験し、また多くの台風被害を体験いたしました。そういうことから、迅速に的確にということでこのたびの台風、災害復旧に取り組んでいるところであります。 私自身も、大臣が宮崎県に入られた後、加治屋大臣政務官と鹿児島県に入らせていただき……
○常田享詳君 おはようございます。 中川農林水産大臣並びに三浦副大臣、そして金子、小斉平両大臣政務官の今後ますますの御活躍を心から御祈念申し上げます。 中川大臣におかれましては、一月二十七日の早朝に日本を出発され、一月二十九日の夜半に帰ってこられたというようなことで、WTOの問題等、大変身を削って大変な御努力をいただいておりますことにまず心から敬意と感謝を申し上げたいと思っております。 今、大臣のごあいさつの中にもございましたけれども、我が国の農林水産行政、極めて多くの課題を、また重要な課題を抱えております。そういうことの中で、まずWTOの農業交渉についてお尋ねをしたいと思います。 昨……
○常田享詳君 よろしいですか。
【次の発言】 質問ではありませんけれども、与党の立場で。
食料・農業・農村基本計画を見直して閣議決定をする段階で、なぜ自給率が上がらないのかと。去年入れて六年間上がらない、四〇%です。そういうことの中で最も見落としていた点は、行程管理をしていなかった。なぜ自給率が上がらないかと、どこに問題があると、漫然として農政を推進してきた。そして、その食料・農業・農村基本計画の延長線上で今この品目横断経営安定対策を導入しているということで、先ほど来公述人の方々から、柔軟にとか、やはりきちっと状況に応じて見直すべきところは見直すべきだというお話がありましたが、我々はしっかり……
○理事(常田享詳君) 要望だそうです。要望ですね。
○常田享詳君 おはようございます。 グローバルな社会の中で農林水産につきましても海外からいろいろと波を受けることは、これは避けられないことだと思いますけれども、しかし、日本の農林水産業が崩壊すれば、私は、日本という国家が、そのものの土台が崩壊すると。この一月の通常国会でも、さきの農林水産大臣、中川大臣に法案を成立させるについて最後に申し上げたのは、そのことをしっかり肝に銘じて担い手対策等々の農政改革に取り組んでいただきたいということを申し上げましたが、今日は、自民党の貿易調査会会長もなさって、一番よく分かっておられる大臣にお伺いするのも大変僣越な話でありますけれども、まあ自分が一番よく分かっ……
○常田享詳君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各派共同提案による日豪EPAの交渉開始に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 日豪EPAの交渉開始に関する決議(案) 我が国と豪州は、経済関係のみならず、米国などと並ぶ我が国の友邦として深い関係がある。 日豪EPAについては、この関係を強化し、さらに広く、かつ深化したものとすることを目標とし、なかんずく、資源の安定供給がこのEPAによって確保されることが大きな課題である。 一方、日豪間の貿易関係の多くを占める農林水産品については、日豪間で大きな生産格差が存在することから、日豪間のEP……
○常田享詳君 おはようございます。自民党の常田でございます。 今、六月上旬から中旬の閣議決定を目指して、第二次漁港漁場整備長期計画の骨子作りが進められているというふうに承知しております。そして、その大きな目的として、我が国周辺水域における水産資源の生産力の向上、国際競争力の強化と力強い産地づくりの推進、水産物の安定的な提供を支える安全で安心な漁村の形成ということがうたわれております。 そして、その我が国周辺水域における水産資源の生産力の向上ということの中で、つくり育てる漁業や資源管理との連携、排他的経済水域を含めた我が国周辺水域での事業展開、自然環境の変化等に適切に対応するためのモニタリン……
○常田享詳君 おはようございます。自民党の常田享詳でございます。 まず、質問に入らせていただく前に、改めて松岡前大臣の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、深く哀悼の意を表したいと思います。 赤城新大臣におかれましては、諸課題、国内、国外ともに山積の下で、大変な状況下でありますけれども、是非ともこれまでの御経験を生かされ、御活躍を心から御期待申し上げる次第であります。 大臣とは、特に私は貿易調査会や水産調査会等で大変御指導いただきました。その力量、識見は私も十分高く評価をさせていただいております。また、大臣は防衛庁の副長官も歴任されました。そういった意味で、その甘いマスクとは違って極……
○常田享詳君 私は、自民党の常田享詳でございます。私も地域間格差についてお尋ねをしたいと思います。 秋田の次は青森、どんと落ちて鳥取ということでございまして、ただ安倍総理も同じ山陰の御出身でございますので、そういった大きな大きな期待を掛けて質問をさせていただきたいと思います。 まず、国会の決議の重みについてであります。 先般、三月九日の当予算委員会で大変興味深いやり取りがありました。小泉内閣は劇薬である、安倍内閣は漢方薬であるというお話でありました。私も薬剤師でありますから、大変こういう話になると分かりやすいんでありますけれども、あわせて、そのときに麻生外務大臣から、アメリカの下院の国会……
○常田享詳君 平成会の常田でございます。私は、委員会で質問させていただくのが二回目でございます。 実は、第一回目の質問をいたしましてからきように至る間に、ある方からファクスをいただきました。そこには、現在いろいろ起こっている問題を考えるときに心が大変痛むということで、新約聖書の中の次のような言葉を送ってこられました。「あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。」ということで御激励のファクスをいただいたわけでありますけれども、本当に真摯にこういった……
○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。ただいまは三名の参考人の先生方には大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。心からお礼を申し上げたいと思います。 また、今、守住先生からは地方議員の、私も三期十二年県議会議員をしておりまして、私の議会報告にも載せていなかったなというようなことで、反省を今しております。そういった反省も決めながら質問させていただきたいと思います。 私は、今の官僚主導の政治、それから行政の失態、そして数々のスキャンダル、こういったものを改めるためには議会による行政監視の体制、すなわちオンブズマン制度の参議院への導入が必至であるということを考えて……
○常田享詳君 自民党の常田でございます。きょうはありがとうございます。 今、先生の方から図らずも出たんですが、一昨年、私もミャンマーに参りました。ちょうどASEANに加盟するかしないかという直前でありまして、そのときにキン・ニュン第一書記が図らずも言いましたのは、日本がアメリカに同調してミャンマーをASEANに加盟させないということであれば、それはミャンマーに中国の方へ行けということですよ、そういう長期的な展望に立って日本は言っておられるんですか、それとも、アメリカがだめだだめだと言っているからだめだだめだと同じように言っておられるんですかと。そのあたり、やはりこれからの日本のアジア外交とい……
○常田享詳君 きょうはありがとうございます。 先ほどお話がありましたことで一点と、そのほかに一点、お尋ねしてみたいと思います。 南北のバランスの問題が先ほどあったと思います。ちょっと視点を変えて、辺参考人がおっしゃったことと逆説的になるかもしれないけれども、私は、南が優位に立って北が下位に立ったバランスを前提としていた今までと違って、逆に最近の状況を見るとむしろ北朝鮮の方が、私もおととし行ったんですけれども、おととし行った時点よりも以降の方が状況はよくなってきているんではないか。それは、我々の目はいわゆる経済的な側面だけでその国を見ているけれども、先ほど来お話があったように、あの国はまさに……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。