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沢たまき 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

沢たまき[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは沢たまき参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。沢たまき参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

18期(1998/07/12〜)

第143回国会 国民福祉委員会 第3号(1998/09/17、18期、公明党)

○沢たまき君 公明の沢たまきでございます。  日ごろから私は、政治家は大衆とともに語り、大衆とともに闘い、大衆の中に死んでいくという姿勢で国民生活の向上と幸せのために働いていかなければならないと思っております。一年生議員としてこのことを肝に銘じて頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  ただいまは渡辺先生より大臣の所信に対しての質問がありましたので、私は音楽療法士に対する専門職の認定、健康保険の適用について伺ってまいりたいと思います。  音楽の特性を生かして障害者や高齢者の機能回復や健康維持を図る音楽療法が注目を集めております。言葉を超えて心や感情に直接働きかける音楽特有の……

第143回国会 国民福祉委員会 第4号(1998/09/24、18期、公明党)

○沢たまき君 公明の沢たまきでございます。  持ち時間が十分ですので、私は一類感染症に対する防疫対策と感染症の患者の人権の二点についてお伺いしたいと思います。  御承知のとおり、我が国の出入国者数は九六年で二千万人を超しております。今後ますます国際交流の活発化、航空機による大量輸送が進展する中で、いつ我が国に一類感染症が侵入してくるかわかりません。  事実、昭和六十二年には我が国にラッサ熱の輸入例があったと聞いておりますが、そのときはどう対応なされたのでしょうか。特に、一類感染症の五つのうち四つについては感染症のウイルスの分離さえできない状態と伺っております。これでは、感染しているかどうかとい……

第145回国会 国民福祉委員会 第2号(1999/03/09、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  このところ、マスメディアを通じて臓器移植のような高度先進医療に属する話題が耳目を集めておりますし、また介護保険のような高齢者対策も社会的な関心事となっております。しかし、本日は視点を変えて、時代の潮流の陰で地道に行われている福祉医療の中でも特に目立つことのない障害者歯科医療の問題について伺わせていただきます。  特に、この領域が従来の福祉法の中で規定されてきた障害という概念に限定されず、より幅広く能力の不全を伴う人たちの口腔の健康を考えたケアといった今日的かつ二十一世紀をにらんだ世界の流れの中で展開されつつあるという事実を認識した上で、この領域の……

第145回国会 国民福祉委員会 第3号(1999/03/15、18期、公明党)

○沢たまき君 私は、介護保険制度について伺いたいと思います。  今日、関係者によって準備が進められておりますが、来年四月からの実施が混乱なくスムーズに行われるためにはまだ多くの課題が残されていると思っております。公明党は、三千三百の市町村を初め福祉等の関係者が苦慮されていることを知って、本年の二月十六日、実態調査を踏まえて、介護保険制度の安定運営の確保に関する緊急提言をまとめて、厚生大臣にも要請させていただきました。  まず、厚生大臣に伺いますが、公明党のこの緊急提言をどのように受けとめていただけているでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。  二つ目なんですが、三月十二日の東京新……

第145回国会 国民福祉委員会 第4号(1999/03/23、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  私は、旧日本軍の軍人軍属だった在日韓国人の救済措置に関して伺ってまいりますが、提案されましたこの法案には賛成でございますし、朝日先生がちょっと伺ったのに重複してしまうかもしれませんが、伺ってまいりたいと思います。  昨年の九月二十九日に東京高裁において厚生大臣を被控訴人とした障害年金請求控訴事件の判決に付言された裁判所の所見は、かなり強い調子で行政上の措置の必要性に言及しておりますが、大臣の御所見をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、サンフランシスコ平和条約発効の際に主権を回復した日本が、同時に在日韓国人などの旧日本軍を外国人と……

第145回国会 国民福祉委員会 第7号(1999/04/13、18期、公明党)

○沢たまき君 公明の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いします。  来年の四月一日からの実施に向けて、厚生省においては懸命に努力をされております。私は、これからが大変重要な時期を迎えると思っております。これまでは制度導入の枠づくりのための期間であったと思っておりますし、これからが介護認定審査基準の決定とか介護の報酬、保険料の額の決定など、まさに介護保険の魂とも言うべき事項を決めていかなければならないという重要な時期に差しかかってきたのではないかと思っております。  一方、推進主体である地方自治体の準備の状況は、いまだ多くの不安が存在しているのが実情だと思っております。全国市長会のアンケー……

第145回国会 国民福祉委員会 第10号(1999/04/22、18期、公明党)

○沢たまき君 よろしくお願いいたします。  私は、精神障害者に対する精神科疾病以外の内科とか外科とか歯科等、一般科の医療体制のあり方についてお伺いしたいと思っております。  本年二月、三重県の多度精神病院でインフルエンザ様疾患が集団発生し、十九名の死亡者が出るという痛ましい事故があったわけでございますが、三月二十五日に三重県が提出した最終の調査報告によりますと、県は二月八日にマスコミ関係者から情報提供を受けてこのことを知ったと。最初の患者が亡くなって一カ月以上もたっているわけですが、厚生省がその事態を知ったのは二月十一日となっています。これだけの重大な事態を県の方へは一カ月以上たって、しかもマ……

第145回国会 国民福祉委員会 第13号(1999/07/27、18期、公明党)

○沢たまき君 よろしくお願いいたします。  私は、最近とみに全国各地の病院で信じられないような初歩的な医療ミスの事故が起きておりますので、その件について伺わせていただきます。大変時間が短うございますので、端的に伺ってまいります。  本年の一月十一日、横浜市立大学の医学部附属病院で患者を取り違えるという事故がありました。二重、三重、また四重のチェックがあったにもかかわらず最後までだれも気づかなかった。関係者の中にはおかしいと思った方もいらっしゃったようですが、最後までまさかということで見過ごしてしまったようです。  病院の中における医療ミスとか事故につながる、冷やりとかはっととかという事例は、先……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号(1999/05/20、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は学童疎開の経験者でもありまして、焼夷弾の降る中、母と二人で逃げ惑った経験もあります。戦争ほど悲惨なものはない、戦争ほど残酷なものはないと思う者の一人でございます。そこで、私は、全女性が願っております恒久平和という視点から質問をさせていただきます。  二十世紀を一言で言えば、戦争によって余りにも多くの人が死んでいった世紀であると言明している方もいます。第二次世界大戦だけでも二千二百万人が亡くなり、またスターリンのロシア革命でも一千万人以上が粛清されたのではないかと言われております。今日においてもなお地域紛争が起きており……

第146回国会 国民福祉委員会 第3号(1999/11/25、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  私は、いただいたお時間が十五分しかございませんので、簡単に質問をさせていただきます。  先般、我が党の坂口政審会長が丹羽厚生大臣に今後の社会保障体制の拡充について申し入れを行いました。第一点は、年金と医療と介護と少子化対策について、ばらばらな議論ではなく二十一世紀のあるべき姿を総合的にビジョンを示すべきだということ、第二点は、年金改正法案については実効性のある少子化対策をセットで示すように申し入れをいたしましたが、厚生大臣の御見解を伺えればと存じます。
【次の発言】 どうぞよろしくお願いをいたします。  とにかく、政府の少子化は、二〇五〇年に合計……

第147回国会 国民福祉委員会 第1号(2000/02/03、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 入澤先生もおっしゃいましたが、まことに残念ですが、本日は一部の議員の皆様が欠席という中での審議になりました。民主党、社民党、共産党さんは、昨年来、徹底抗戦ということを頻繁におっしゃっております。報道によると、対案も出さないということでした。議会制民主主義を貫くのであれば、審議に参加して徹底抗戦をすることが本筋ではないかと思います。  いずれにしましても、このような不正常な審議ではありますが、年金という大変大事な問題で私たちは国民の期待にこたえる責任があります。そのために十分な審議がなされますよう委員長にも要請して、質問に入りたいと思います。  今回の改正案は五年ごとの財政再計算に……

第147回国会 国民福祉委員会 第2号(2000/02/15、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 公明党・改革クラブの沢たまきでございます。よろしくお願いいたします。  私は、法律案の審議に入る前に、老齢福祉年金の口座拡大について伺わせていただきたいと思っております。  私のところに老齢福祉年金の支給方法について陳情がございました。それは、現在、国民年金、厚生年金は金融機関への振り込みによる支給が行われておりますが、老齢福祉年金については受給者が年金証書を指定の郵便局に持参して支払いを受けるということになっておりますね。老齢福祉年金の受給者はおおむね九十歳以上で、東京都内に約一万人、全国で二十から三十万人いらっしゃると聞いておりますが、高齢化が進んで現在の受給方法では負担が大……

第147回国会 国民福祉委員会 第4号(2000/02/22、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 同じく、公明党・改革クラブの沢たまきでございます。  まず最初に、ちょっとアレルギーのことについて御質問させていただきます。  かつて、我が国では国民病といえば結核がそうでしたが、今日では国民の三人に一人が何らかのアレルギー症状に悩まされている。今やアレルギー疾患が新たな国民病になっています。  アレルギー疾患がふえている理由として、車の排気ガスや工場の排煙に含まれるNOxやSOxなどによる大気汚染、残留農薬、食品添加物など食生活上の問題、それに住宅建材に含まれる化学物質や杉花粉、またストレス社会における肉体的、精神的な原因が絡んでいると言われています。  また、このアレルギー疾……

第147回国会 国民福祉委員会 第7号(2000/03/07、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 公明党・改革クラブの沢たまきでございます。無年金障害者の問題について伺わせていただきます。  無年金障害者の問題については、本会議や当委員会でも多くの先生が触れられております。年金審議会では「社会保険方式をとる現行の年金制度では、年金給付を行うことは困難である。」と結論づけて、「今後、障害者プランを踏まえ、適切な検討が必要である。」と述べていらっしゃいます。また、小渕総理は、福祉的措置をとることについて、無年金障害者に着目した施策を講じることは極めて困難と、かなり否定的な見解を示されております。これらの見解は、無年金障害者に対して、年金制度の側面からも福祉的側面からも障害年金給付……

第147回国会 国民福祉委員会 第10号(2000/03/15、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 最初に、今社会的な問題になっております年金サラ金、いわゆる年金屋の被害の問題について伺います。  年金福祉事業団が行っている事業に年金担保融資がありますけれども、その融資制度の概要と条件はどうなっていますでしょうか。
【次の発言】 四年ですか。
【次の発言】 その担保融資の貸し付け状況について、件数とか金額を御報告していただきたいと思います。
【次の発言】 月々の年金はお年寄りの基本的な生活費でありますので、年金の受給権は原則として担保に入れることはできないことになっていますよね。したがって、事業団の年金担保融資はその唯一の例外として年金の受給権を担保に低利で融資する制度であると……

第147回国会 国民福祉委員会 第19号(2000/05/11、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 よろしくお願いいたします。  私は、少子化対策について伺ってまいります。  九七年十月の人口問題審議会は、報告書の中で、少子化対策の対応の基本的な考え方として二点にわたる基本的な考え方を示しております。一つは少子化の進行による社会経済全体へのマイナスの影響を小さくする方策を少子化の影響への対応として、二つ目は少子化の進行の背景にある要因自体を軽減する方策を少子化の要因への対応として示しております。いわゆる影響への対応と要因への対応です。  当審議会の見解によりますと、総理主宰の少子化への対応を考える有識者会議は、要因への対応を中心に据えた議論として、影響への対応については要因への……

第147回国会 国民福祉委員会 第23号(2000/05/25、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 同じく公明党の沢たまきでございます。  時間がありませんので単刀直入に聞かせていただきますが、障害保健福祉総合研究事業として音楽療法の臨床的意義とその効用に関する研究が進められております。昨年の三月に中間報告が厚生省に提出されておりますが、この報告書に対する厚生省の御感想をまず承りたいと思います。
【次の発言】 この報告書のアンケートによりますと、福祉とか教育の領域では約九〇%が音楽療法を既に取り入れております。それからまた、高齢者関連の施設とか病院等、あるいはホスピスなどでは約八六%が音楽療法を取り入れたいと回答しております。しかし、その内容は、今、局長がおっしゃったように、そ……

第147回国会 予算委員会 第8号(2000/03/09、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  私は、本日は人権と報道の倫理について伺ってまいります。  私は、議員になる以前は仕事柄テレビ等のメディアに大変お世話になりました。したがって、メディアが果たす役割については大変高く評価をしております。また、表現の自由、報道の自由は、軍部の忌まわしい検閲から戦後やっと手に入れたとうとい権利であることもよく理解しております。絶対に時代の逆行はあってはならないと強く思ってもおります。  しかし、最近の一部マスコミの倫理欠如にはすごい憤りも感じている一人でございます。我が国は、主要先進国のメンバーの一員として、二十一世紀の世界の孤児とならぬためにも、人権……

第150回国会 国民福祉委員会 第2号(2000/11/09、18期、公明党)

○沢たまき君 長時間ありがとうございます。アンカーでございます、よろしくお願いいたします。  今回の健康保険法の一部を改正する法律案並びに医療法の一部を改正する法律案は、抜本的改革に向けての第一歩と位置づけられた法律案です。抜本的な改革というのは、国民的課題である医療保険制度の安定的運営を確保するという極めて困難な作業であります。保険制度の継続を望んでいることは、国民共通の認識であると思います。したがって、厚生省の責任、また私たち政治家の果たさなければならない役割は極めて重いものだと思っております。  平成十四年度の抜本的改正に向けての決意と今回の法案の位置づけについて、まず厚生大臣にお伺いを……

第150回国会 国民福祉委員会 第6号(2000/11/28、18期、公明党)

○沢たまき君 私は、法案の内容から若干ずれると思いますが、関連ということで御質問させていただきます。  私は、子育て真っただ中の多くのお母さん方から要請を受けた件について伺わせていただきます。  学校保健法第十二条の規定では、伝染病にかかった児童、生徒、学生、幼児は出席停止にされることになっております。他の児童に対し伝染病が感染しないようにするための予防であり、当然だとは思います。  伝染病にかかった児童の出席停止期間は、症状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めるまでとなっておりますけれども、伝染のおそれがないという証明はいかなる形で証明すればいいのか。医師が学校へ電話等で……

第151回国会 厚生労働委員会 第2号(2001/03/15、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  昨日の処分につきまして、坂口大臣はみずからの大臣給与の全額返納を初めといたしまして、異例の厳しい内容になっておりました。厚生労働省の職員はもちろんのこと、公務員は、この際、みずからのこととして厳粛に受けとめていただきたいと思います。  現在なお捜査が行われておりまして、一定の限界がある中で詳細な調査が行われたことは高く評価をさせていただきます。最高責任者として坂口厚生労働大臣がけじめをきっちりとおつけになったことに対しても敬意を表するものであります。今後、行政機関が二度とこのような事案を引き起こすことのないよう、政治家も官僚も厳しく反省し、襟を正……

第151回国会 厚生労働委員会 第5号(2001/03/29、18期、公明党)

○沢たまき君 よろしくお願いいたします。  今日、日本経済は、景気に足踏みが見られ、デフレ現象による先行きに対する不安がなかなかぬぐい切れないでおります。そして、雇用失業情勢も大変厳しいわけですが、私は、こういう時期だからこそ雇用の安定という課題に取り組むことに加えて、真剣に労働時間短縮を考えなくてはならないと思っております。また、これからの日本において、確実に到来する少子高齢化に対して今からしっかりと対応していくべき課題だと思っております。  そこで、まず坂口厚生労働大臣にお尋ねをいたします。  労働時間短縮の意義をどのようにお考えか。そして、政府の経済計画、平成十一年の閣議決定でございます……

第151回国会 厚生労働委員会 第7号(2001/04/05、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  どうしたら障害者の方々の完全参加と平等が実現できるかというのが国際障害者年のテーマでもございました。今回の改正は完全参加の大きな一歩として皆様方にも評価をいただいていると、私自身もすばらしいと思っておりますが、ただ問題は、これによって何人の方が免許、資格を取得して、それをなりわいとすることが出てくるかが大変重要だろうと思っております。また、多くの方がこの資格を取るということを実現してこそ完全参加の道が開けると思います。  そのために、障害者の方々がそれぞれの個性と能力を十分に発揮して、その能力に応じてどの分野に進む……

第151回国会 厚生労働委員会 第11号(2001/05/24、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  私は、熊本地裁判決に対する小泉総理の控訴断念の決定を夜のニュースで知りました。  岡山県の宇佐美治さんは、国の政策で堕胎された三千五百人を超す赤ちゃんを思うと断腸の思いと、その心中を語っていらっしゃいましたが、同じ女性として、消すことのできない苦悩を抱えて今日まで生きてこられたことのつらさはいかばかりかと思います。  今回の小泉総理、坂口厚生労働大臣の御英断に対し、患者、元患者の皆さんの喜びの表情を拝見しておりまして、政治に人間の心がよみがえったと、言い知れぬ感動を覚えました。これからは皆さんは社会の中に参加して一人の人間として堂々と生き抜いてい……

第151回国会 厚生労働委員会 第13号(2001/05/31、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  まず、質問させていただく前に、坂口厚生労働大臣に個人ホームページがないようでしたのでかわって送らせていただきました。長いの短いのまぜて十七通、厚生労働大臣万歳というのから始まって賛辞がたくさん寄せられましたことを御報告申し上げますとともに、激務の中、大臣の御健康を御祈念いたしますなどといういろんなものをいただきました。御報告いたします。  では、まず私は補償問題について伺います。  平成八年、らい予防法の廃止に関する法律制定時のときに、元患者に対する補償について、なぜその時点で検討されなかったのか、私は大変疑問に思っております。なぜなされなかった……

第151回国会 厚生労働委員会 第16号(2001/06/14、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  質問の前に、本日は、参考人の皆様、御意見をお述べいただき、本当にありがとうございました。また、そのためにわざわざ国会までお出かけくださいましたことも、あわせて御礼を申し上げます。  皆様には、不当な偏見と差別の中で、長い間、筆舌に尽くしがたい人権の侵害、多大な苦難、苦悩をこうむられたこと、また、それをもたらした認識の誤り、政策の誤り、そのまた是正をなすべき義務を長い間放置していたことに、深い反省を、心からのおわびを申し上げます。  今後、私どもも十分な皆様の名誉回復及び福祉の推進と支援に全力を挙げることを誓わせていただこうと、このように思っており……

第151回国会 予算委員会 第11号(2001/03/21、18期、公明党)

○沢たまき君 私は、大森礼子議員に続いて、同じことができませんので、人権と報道についてお伺いをいたします。  近ごろ、ワイドショーとか週刊誌などによる個人のプライバシーの侵害はまことに目に余るものがあります。マスメディアは、国民の知る権利あるいは報道の自由を振りかざして興味本位に個人のプライバシーを食い物にしているという実態があります。松本のサリン事件では、無実の人が汚名を着せられました。また、私個人も全く捏造の事実無根のデマ記事で名誉を毀損されました。  法務大臣とそれから総務大臣に伺います。このマスメディアによる人権侵害の実態をどう認識していらっしゃいますでしょうか。


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 厚生労働委員会 第3号(2001/10/18、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  今、メディアでも大変に、松委員もおっしゃいましたけれども、炭疽菌についてちょっと御質問をさせていただきます。本論は雇用問題でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  アメリカで炭疽菌の連続の感染がアメリカの国民を震撼させております。バイオテロの疑いも出ております。一人でも珍しいんですが、一昨日は乳幼児にまで感染したと伝えられております。このアメリカの状況について、大臣はどう受けとめられていらっしゃるか。  私は、もし生物化学兵器を使う者があるとすれば、それはいかなる大義名分、正義を唱えようとも、その当事者は人間の顔をした悪魔であると世界……

第153回国会 厚生労働委員会 第6号(2001/11/06、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、食肉関係者の経営安定のための救済について伺います。  先日、私のところに親子二代、五十年にわたって牛肉専門のしにせの料理店を経営している方がお見えになりました。今回の影響がいかに厳しいかというお話を承りました。そして、何よりも早急に牛肉に対する国民の信頼回復のために対策を講じていただき、消費の回復を図ってほしいと強い要請がありました。  また、売り上げが九月十一日から九月の末までは一六%の減少、十月の一日から十三日までが四〇%の減少、十月の十五日から二十六日までが七五%の減少という、このように短期間での急激な……

第153回国会 厚生労働委員会 第7号(2001/11/08、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  先ほど川橋委員からも詳細な御質問がありましたので、少し重複するかもしれませんが、公明党の立場から質問をさせていただきます。  まず、男性労働者の育児休業取得の推進についてお伺いをいたします。  男性の育児休業取得率は、かすかに上昇しておりますけれども、ほとんど進んでいないというのが現状です。男女の役割の分業観とか、伝統的、文化的に形づくられたジェンダーによる男性中心社会になっておりますから、根深い男女差別意識が妨げているのではないかと考えております。新エンゼルプランや本法による育児・介護休業制度などの推進により、仕……

第153回国会 厚生労働委員会 第10号(2001/11/29、19期、公明党)

○沢たまき君 大脇先生にお答えいたします。  同一の専門資格であるにもかかわらず女性と男性とで名称が異なるのは、法律上は保健婦助産婦看護婦法が定める保健婦と保健士、看護婦と看護士、准看護婦と准看護士だけとなっております。このような状況を改めて、その名称を統一するとともに、助産婦も含めその名称を専門資格をあらわすのに適当なものに改めますことは男女共同参画の趣旨にも沿うものでありまして、大きな意味を持つものと考えております。  また、この改正については、ほとんど御異論はなく、それぞれの看護職種からも強い要望をいただいておるところでございます。

第153回国会 厚生労働委員会 第11号(2001/12/04、19期、公明党)

○沢たまき君 よろしくお願いいたします。  辻議員がワークシェアリングについていろいろと伺ってくださいましたが、私もワークシェアリングについて伺います。  小泉総理大臣は坂口厚生労働大臣にワークシェアリングの導入について検討するようにとの指示があったと伺っておりますが、この総理からの指示についてでございますが、導入を前提の指示と理解されているのか、あるいは導入の有無に関係なく検討するだけと理解されているのでしょうか、どちらでしょうか。
【次の発言】 よろしくお願いいたします。  ようやっと同じテーブルに労使ともに着くことができたと、もう少し早くだといいのになと思いますが。四、五年前から取り組ん……

第154回国会 厚生労働委員会 第2号(2002/03/19、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきです。よろしくお願いいたします。  大臣にまずお伺いいたします。  大臣は、所信の中で、国民生活のセーフティーネットである社会保障制度については、国民全員が安心・信頼できる、公平・公正で、少子高齢化社会にふさわしい持続可能な制度に構築することが必要だと冒頭に述べられております。特に医療制度については平成十四年度中にその抜本改革をまとめられると理解をしておりますが、このことは健康保険法等改正案の附則でその骨格が示されております。  大臣は早急に具体的内容を示す旨おっしゃっていらっしゃいますが、本当に早期に示していただいて、国民に不安をなくし安心と安定を与えていただき……

第154回国会 厚生労働委員会 第3号(2002/03/20、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、今日は児童虐待法が設置されてからのことをちょっと伺いたいと思っております。施行されて一年半になりますけれども、この法律ができてから大変この中身が一般の市民の方も御理解をされて、また学校の先生とかお医者さんについて守秘義務の運用を改めたことなどによって通報が大変多くなったと伺っております。この結果、虐待の早期発見が可能となって、早期に対応できるようになった、これは大変喜ばしいことだと思っておりますし、評価をされるべきだろうと思っております。しかし、その一方で、またいろいろな新たな問題が発生しているということも事実でご……

第154回国会 厚生労働委員会 第7号(2002/04/18、19期、公明党)

○沢たまき君 よろしくお願いいたします。公明党の沢たまきでございます。  昨年の六月、我が党は「「共生社会」の実現をめざして」という施策の提言をさせていただきました。その中で、これからの日本社会の目指すべき姿として、障害を持つ方もそうでない方々も同じように教育を受け、仕事を持ち、収入を得、家庭生活を営み、自由に移動し、文化、芸術、スポーツなどに参加するなど、すべての社会生活及び社会活動に参加する機会を平等に得られる社会、すなわち、すべての人が人間として大事にされ、人権が花咲く人道の社会にすべきだと訴えております。  そのために、障害者対策を推進することで障害者に対する社会環境の改善を図ることは……

第154回国会 厚生労働委員会 第8号(2002/04/23、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。  四人の参考人の皆様には、お忙しいところ、ありがとうございました。大変に参考になりました。  せんだっても私は質問をさせていただいて、松矢参考人が最初におっしゃっておりました日経連と連携をして、かなり速やかに、短期的ではございましたけれどもトライアルして、そしてちゃんと五万九千円でしょうか、も出て、大変これがすばらしい数字が出ましたね。先ほどもおっしゃいましたけれども、六千人ぐらい、合わせると常用の雇用に結び付いたとおっしゃいました。また、引き続き、今度は三か月のトライアルなしでということになりましたけれども、これだけのすばらしい数字が出ましたけれども、……

第154回国会 厚生労働委員会 第10号(2002/05/21、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  これまで介助犬、聴導犬は、きちんとした訓練を受けていても法的にはペットの扱いのために、ホテルや駅とか、あるいは交通機関など同伴を拒否されるというケースがございました。我が党の大野由利子元衆議院議員が質問主意書として提出し、この問題を初めて国会で取り上げました。また、各会派の先生方が今日まで超党派で熱心に取り上げていただき、議員立法に至ったことを心より喜んでおります。  そこで、確認をさせていただきます。この法律案の目的は「身体障害者の自立及び社会参加の促進に寄与することを目的とする。」としておりますが、しかし、……

第154回国会 厚生労働委員会 第12号(2002/05/30、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  時間が少し少なくなりました。通告をしております順番も多少変わりますので、よろしくお願いを申し上げます。  今回の薬事法の改正は、薬害や医療機器による健康被害の防止対策を強化するため、正に二十一世紀のニーズに合わせた大幅な見直しがなされております。私は、薬事対策の大きな柱は、一つには安全対策であり、二つ目は救済の対策であると思っております。この二本の柱をきちんと構築することが国の大きな役割だと思っております。薬害対策において、この二つの柱で万全を期していただきたいと思います。  まず最初に、大臣の御決意を伺わせていた……

第154回国会 厚生労働委員会 第15号(2002/07/02、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  私は、健康保険法と健康増進法の両法案について伺ってまいります。  最初に、健康保険法についてお伺いいたします。  特に、本日は医療の抜本改革においてはその基本的な方向についてのみ伺わせていただきまして、具体的なことは後日伺わせていただく予定です。  今日、全国に約千七百ある健康保険組合は、その九割が赤字財政で苦しんでおります。解散する組合も続出しております。また、政府管掌健康保険も本年度中には積立金が底をつくことが見込まれて、国民健康保険の方も実質年間三千億円の赤字を出しております。さらに、将来、二〇二五年には国民医療費は七十兆円に達すると推計さ……

第154回国会 厚生労働委員会 第17号(2002/07/09、19期、公明党)

○沢たまき君 私は、前回の質問で時間切れで、健康増進法に関する質問を積み残しましたので、その点をまず最初に伺わせていただきたいと思います。  さて、学校、病院、介護施設などでは、食事について業者に委託しておりますが、この受託業者もこの特定給食施設に関する規定に該当するのかどうかお伺いいたしましたが、お答えは、設置者が対象になるということで該当しないという御答弁でございました。  そこで、引き続きお伺いいたします。  現在の医療保険制度では、被保険者等が病気やけがで保険医療機関に入院したときは療養の給付と併せて食事の給付が受けられることになっております。入院時の食事療養費は現在幾らになっているで……

第154回国会 厚生労働委員会 第19号(2002/07/16、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  お三方の先生には本当にありがとうございました。御苦労さまでございます。  私は、松谷参考人に集中して伺わせていただこうと思っております。  私も、この健康増進法を読んで、栄養法がなくなった、転換しているようなものだなと思ったんでございますが、しかし、食は命をつなぐものでございますので、大変に大事なものであろうかと思います。殊に私は、このごろ子供さんあるいは大人にも大変アレルギーが多いということで、食べ物ということはもう大変に重要であろうと思っておりますが。  そこでお伺いいたしますが、健康づくり運動のポイントは、各個人が知識として身に付けたものを……

第154回国会 厚生労働委員会 第21号(2002/07/23、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  今日は大変御苦労さまでございます。私の方は、お答えいただく私の質問、そして参考人のお答えと往復で十一分しかございませんので、簡潔にお答えいただきたいと思います。  まず、一問目でございますが、医学部入試における合格発表につきまして、入学に対する疑惑を招かないようにするためには合否判定後できるだけ早く発表するべきだと考えておりますが、なぜ合否の判定後から合格発表まで一週間も掛かるか、空いているのか、それをお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 医学部の寄附金授受の取扱いにつきまして、事務局長専管の業務として事務局長判断と責任の下行われてきたと……

第154回国会 予算委員会 第12号(2002/03/14、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  ちょっと時間がありませんのでちょっと早口になりますが、私はマスメディアによる人権の侵害に絞って伺わせていただきます。  マスメディアは、表現の自由とか報道の自由の名の下、国民の知る権利に供するものとして、社会的公器として存在をしております。そのマスメディアからターゲットにされて名誉侵害された個人は、なすすべもありません。これは実際に被害を受けた者でなければ理解はできないと思います。  そこで、人権を担当する法務大臣に伺わせていただきます。  今日の報道被害の深刻さに対する御認識について伺わせていただきたいと思います。

第154回国会 予算委員会 第17号(2002/03/26、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきです。  私は、食品の安全についてお伺いいたします。時間がありましたら、医療改革についても若干伺わせていただきたいと思っております。  その前に、私も国会議員をさせていただいておりますが、社民党の政審会長辻元さんの、辻元議員の政策秘書給与搾取の疑惑について一言触れさせていただきたいと思っております。  政治資金規正法の第二十二条などには、寄附の量的制限の違反などについては寄附をする者と寄附を受ける者両者について一年以下の禁錮又は五十万円の罰金等々がございますが、国会議員あるいは政治家は当然この規正法を知っていなければならないと考えておりますが、この政治資金規正法の……

第155回国会 厚生労働委員会 第2号(2002/10/31、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、まず雇用問題についてお伺いをいたします。  我が国経済は、不良債権処理だけで景気が良くなるというわけにはいかないと思います。やはり、企業も国民も不良債権処理後のその先が見えなければ無用な混乱を引き起こすと思っております。不良債権処理はデフレ対策の一つであるとは思いますが、やはりそのために総合的な経済対策がなされなければならないと思っております。特に、雇用対策については万全のセーフティーネットが講じられなければならないと思っております。  坂口厚生労働大臣は、二十九日の閣議後の記者会見で、雇用対策に関連し、雇用……

第155回国会 厚生労働委員会 第6号(2002/11/19、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  大臣には大変御苦労さまでございます。  今年の八月、私はある女性のみの研修会に伺わせていただきました。そこで、「女性と年金」という題で創作劇がありまして、女性が一生涯を通して本当に様々な人生模様があることを演じたものでありました。生涯専業主婦で人生を全うされる方、人生の途上で御主人に死別される方、また様々な理由で離婚され、母と子供で強く生き抜かれる方、また自己の才能を生かして仕事に喜びを見いだして生きられる方等々、女性の方々が想像もしていない悲喜こもごもの場面に遭遇する中で、たくましくユーモラスに生き抜く人生の創作劇でありました。  私はこれが現……

第155回国会 厚生労働委員会 第7号(2002/11/21、19期、公明党)

○沢たまき君 参考人の皆さん、本当にありがとうございました。御苦労さまでございました。  皆さんのそれぞれの話を聞いて、本当にそうだなというふうに感じました。私も母子家庭でございましたから皆さんのお気持ちはよく分かるつもりです。  私も先般のこの委員会で養育費のことを触れましたけれども、手前みそで大変申し訳ございませんけれども、我々女性議員が養育費を絶対に取るんだと、逃げ得なんかさせるかという思いで養育費の項目を入れさせていただいたことをまず御報告をさせていただきます。  それから、皆さんがおっしゃったように、民法の改正がまずあるべきではないかと。これも、私も与党ですけれども質問をさせていただ……

第155回国会 厚生労働委員会 第8号(2002/11/26、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  同僚議員、先輩議員が質問なさって、少し重複するところがあろうかと思いますが、よろしくお願い申し上げます。  さて、今回の特殊法人改革は、百六十三あるすべての特殊法人と認可法人の整理合理化を推進するもので、戦後最大の特殊法人改革と言われております。高度経済成長時代には、特殊法人等のシステムを使い、国の支援を受けながら民間だけでは提供することが困難な公共的サービスを行うため、特殊法人を作り、これらを効率的に遂行してまいりました。しかし、これらのシステムが長期にわたって続いた結果、既に民間で提供できるサービスでも税金に頼……

第155回国会 厚生労働委員会 第10号(2002/12/02、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。  医薬品による副作用の被害救済制度については、現在も医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構が行っているところですが、しかしながら生物由来製品による感染被害については対象となっていませんでした。そのため、我が党としては、従来から早期に救済制度を創設するよう要望を申し上げてきたところでございますし、私も国会で坂口大臣に質問をしてまいりました。今般、坂口大臣の御尽力によって、この独立行政法人法において生物由来製品の感染被害救済制度が創設されることになりました。このことは大きな前進であると思っております。  そこで、藤山参考人にお伺いいたしますが、今回の生物由来……

第155回国会 厚生労働委員会 第13号(2002/12/10、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきです。どうぞよろしくお願いいたします。  最近、ちょっと私が地方へ行きましたときに、この本を読んでみたらというので読ませていただいた本がございました。「医療が病いをつくる」という大変ショッキングなタイトルの本を読ませていただきました。これは、熊本のある市民病院の院長から御紹介を受けて読ませていただいたんですが、内容は表題ほどショッキングではありませんで、この著者でいらっしゃる新潟大学医学部医動物・免疫学教授の安保先生は、現代の医学が検査任せの診断学に移ってしまい、専門化、細分化した科の医者が病気を局所の破綻として理解し薬を出して対症療法を行う治療学になってしまった……

第156回国会 厚生労働委員会 第1号(2003/03/18、19期、公明党)

○沢たまき君 委員派遣について御報告申し上げます。  去る一月十四日及び十五日の二日間、金田委員長、武見理事、山本理事、狩野委員、堀委員、風間委員、井上委員、森委員、大脇委員及び私、沢の十名により、秋田県及び宮城県の社会保障及び労働問題等に関する実情を調査してまいりました。  以下、その概要を御報告いたします。  一日目は、まず、秋田県庁におきまして、秋田県の健康福祉・生活衛生の概況及び雇用失業情勢・雇用創出プログラムの概況並びに秋田市の福祉施策の概況についてそれぞれ説明を聴取し、少子化対策の在り方、介護保険の施設整備の在り方及び多様な働き方に向けた取組等について、寺田秋田県知事、佐竹秋田市長……

第156回国会 厚生労働委員会 第3号(2003/03/25、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。よろしくお願いいたします。  御存じだろうと思いますが、先週の水曜日に、東京労働基準監督署が二十四歳の社員が過労死したことに対して労災認定をし、上司を書類送検したことが報道されておりました。  まず、この事件の概要についてお伺いをいたします。
【次の発言】 大変悲惨な事件であろうと思っております。学卒の新入社員、あるいは勤務経験が短い若者をここまで追い込むということは極めて重大だと言わなければならないと思います。  若年者の雇用機会はもう大変厳しいわけですので、やっとの思いで就職できた若年者は、何としても一人前になるため、必死になって働いていたというふうに……

第156回国会 厚生労働委員会 第4号(2003/03/26、19期、公明党)

○沢たまき君 よろしくお願いいたします。  まず最初に、私は技術移転機関の整備問題についてお伺いをさせていただきます。  平成十五年度厚生労働省予算の中で、先端的技術を活用した医療の展開として七十一億円が措置されております。この中で研究開発基盤の整備として新しい事業、国立試験研究機関等の知的成果物の民間移転推進事業、いわゆる厚生労働省版のTLOが行われることになっておりますが、この概要について、この事業の概要についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  九八年制定のTLOから、翌年、九九年の日本版のバイドル法、それぞれ制定されて、二〇〇〇年に国立大学教官等の民間企……

第156回国会 厚生労働委員会 第6号(2003/04/01、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今、褥瘡の話があって、実は一昨年母が亡くなったんでございますが、大変に褥瘡が、骨が見えるほどになって、退院をして老健にお願いをしたときに、老健の中できれいにしていただいたことがあります。それは本当にそうだなと思いました。  それでは、最初の質問をさせていただきます。  医療制度改革につきましては、二〇〇一年、坂口大臣私案、私の案に始まって、厚生労働省試案、昨年の健康保険法改正案、そして今回の基本方針が示されたわけですが、少しずつではございますが、医療制度の改革、構造改革が見えてまいりました。  日本経済研究センター……

第156回国会 厚生労働委員会 第9号(2003/04/22、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。よろしくお願いいたします。  大変厳しい雇用失業情勢に対応するため、政府は、一昨年、総合雇用対策を取りまとめ、雇用の受皿整備、雇用のミスマッチの解消、セーフティーネットの整備を三つの柱として進められてきたところであります。  雇用の受皿整備としては、医療、福祉、環境分野での市場拡大、技術革新による新事業の創出など規制制度改革を通じた新市場、新産業育成、雇用のミスマッチの解消には官民連携をした求人情報の提供や職業紹介と職業訓練の提供による早期再就職の促進等ミスマッチのための連携強化、セーフティーネットの整備としては緊急地域雇用創出特別交付金による地域のニーズ……

第156回国会 厚生労働委員会 第10号(2003/04/24、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。お三方の参考人には、大変にありがとうございます。  まず、龍井、佐藤両参考人に伺わせていただきます。  雇用保険の財政が現状のままでは誠に厳しいものがありますし、当面の財政破綻を回避することが今回の改正の目的の一つでございます。財政破綻の回避には国庫負担の増額、収入の増加、すなわち保険料率の引上げ、支出の削減、すなわち給付の見直しが考えられますが、労使による保険であること、国家財政が厳しいことを考慮いたしますと、既に給付の四分の一について国庫負担が行われておりますし、これ以上国民からの徴収した税をつぎ込むというのはいかがなものかという気もしております。  ……

第156回国会 厚生労働委員会 第13号(2003/05/15、19期、公明党)

○沢たまき君 よろしくお願いいたします。  一問目なんですが、大臣にちょっと漠とした御感想をいただきたいと思って質問をさせていただきます。  食品衛生法等の一部を改正する法律案は約半世紀ぶりの大改正になります。この五十年間、日本人の食生活、食文化というのは大変、本当に変わりました。「粗食のすすめ」というのを書いていらっしゃる幕内秀夫さんは、現代の食生活が抱える三つの問題として、第一、米を食べなくなった日本人、第二に、食生活が欧米化した日本人、第三に、栄養素にこだわり過ぎる日本人と指摘しております。また、五無の食生活と定義付けて、無国籍、無地方、無季節、無家族、無安全と今の日本人の食生活に警告を……

第156回国会 厚生労働委員会 第14号(2003/05/21、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。  四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  私は実は、ちょっと丸井先生に伺いたいんですが、私は実はこのHACCP、もう少し、丸山先生に伺いたいんですが、HACCPの信頼をもっと回復すべきではないかという質問をこの前の委員会でさせていただいたんですが、今、先生、お話しいただきまして、HACCPの普及の推進ということでございました。これをちゃんと、更新制が導入されましたし、十四ぐらい取消しになったりしております。先生が、やっぱり中小企業、大企業にだけでなく普及するべきだとかって、私と同じようなこと、私が質問したのと同じことを言ってくださったのでう……

第156回国会 厚生労働委員会 第17号(2003/05/29、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今回の改正案は、労働基準法の改正案と併せまして、今後の労働行政の方向性を決める大変重要な改正であると認識をしております。私は、与党の一員ではございますが、問題点は問題点として指摘をして、多少厳しいことを申し上げるかもしれませんが、厚生労働省としてきちんと御説明をいただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  さて、高度経済成長が一段落したころからでしょうか、我が国の労働市場におきまして労働者の就業形態の多様化という言葉を多く耳にするようになりました。これは、我が国独自の傾向ではなくて、多くの先進国でも見……

第156回国会 厚生労働委員会 第18号(2003/06/03、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  四人の先生方、本当にありがとうございました。  最初に、続きみたいなことで小島参考人に伺いたいんですけれども、働き方の、若年者、高校生といいましょうか、今おっしゃったように意識が変わってきているんですね。賃金だけではない、ほかのもの、よく言えば夢を持ちたい、それで希望を持ちたい、で、楽しくという。そういう感覚でいきますと、フリーターもその若年者にとっては意味のあることなんだろうと、このように思うんですが、しかし、もう本当に、もう私どもの年代から見ますと、それで本当に日本は大丈夫かなと大げさに考えてしまいまして、そんなところで、高校生、若年者の雇用……

第156回国会 厚生労働委員会 第21号(2003/06/10、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党でございます。よろしくお願いいたします。  解雇規制につきましては、整理解雇、懲戒解雇、普通解雇とありますけれども、今まで整理解雇要件として人員の削減の必要性など四つの条件がありましたけれども、ナショナル・ウエストミンスター銀行事件決定を始めとする近時の一連の東京地裁決定・判決は、これまでの厳格な要件を相対的な要素としてとらえ直して、個別的、具体的な状況に応じた柔軟な法理として再構成することが試みられております。  解雇規制の在り方について、従来の実体的要件を重視する規制から、当事者による集団的協議・調整という手続的要件を重視する規制へと改革を進める必要があります。すなわち……

第156回国会 厚生労働委員会 第22号(2003/06/11、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  本日、お忙しい中、わざわざお越しいただきまして、ありがとうございました。  今国会は、雇用の保険法、職業安定法、労働者派遣法等、労働分野に関する主要な法律案が提出され、当委員会において審議を行ってきたところであります。そして、最後に残されましたのがこの労働基準法の改正法案であります。労働基準法というのは、労働者の保護を基本理念としており、労働法の中でもその根幹を成すものであって、そういった意味においても慎重に審議がなされなくてはならないと考えておりますし、参考人の皆様方の貴重な御意見を今後の審議に生かしてまいりたいと、このように思っております。 ……

第156回国会 厚生労働委員会 第26号(2003/07/03、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  先々週でしたでしょうか、六月二十一日、夜の九時十五分からのNHKのスペシャル番組の中で、「「マリナ」アフガニスタン・少女の悲しみを撮る」、サブタイトルが「映画を変えた少女の涙」という番組を見ました。この粗筋は、ソ連、タリバン政権の中で、二十三年もの間、戦争の中で荒廃した国土でストリートチルドレンとして物ごいをする人生を送る十三歳の少女の悲しみを描いた実話の物語でありました。この映画の監督は、当初はラストシーンはアフガンが解放されてにじの中を駆ける少女を撮影する予定だったそうでありますが、それでは現実と余りにも懸け離……

第156回国会 厚生労働委員会 第28号(2003/07/17、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。  まず最初に、先日成立いたしました心神喪失者医療観察法の施行後の運用についてお伺いをしたいと思います。  現在、措置入院制度によって入院させられた触法精神障害者は、自傷他害のおそれが完全に払拭できないとして、入院が長期にわたってしまう傾向があると聞いております。このような問題を抱えております現行制度に比べて、新制度に基づき裁判官も関与した上で定期的に入院、治療の必要性を判断した方が私は人権保障の面からもより良い制度となるのではないかと考えておりますが、精神科医やその他の団体からはこの新しいシステムに対して批判的な御意見が出されていることもこれまた事実であ……

第156回国会 予算委員会 第13号(2003/03/18、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  質問に先立ちまして、ちょっと矢野副大臣にお伺いをしたいと思います。  ただいま川口大臣は、最後まで平和的な解決を、に向けてイラクの臨時代理大使とお会いされているということで欠席なさっていらっしゃるようですが、私も最後まで大臣に頑張っていただきたいと心から願うものでございます。  さて、ブッシュ・アメリカ大統領が、我が国時間で本日の午前十時に、テレビでアメリカの国民全体に演説をなさいました。イラクのフセイン大統領に亡命するように求めて、四十八時間以内に亡命をしなければ攻撃を開始すると最後通告を行ったわけでございます。  このブッシュ大統領の演説を機……



各種会議発言一覧(参議院)

18期(1998/07/12〜)

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1999/02/03、18期、公明党)

○沢たまき君 私は、私のところに御相談があったことでちょっと伺いたいと思っているんですが、お父さんとお母さんのいない二十未満の児童に対する修学資金の福祉資金について伺いたいと思っています。  私のところに両親のいない高校生の後見人になっている方からの相談がありました。その方のおいごさんに当たる高校生は、お父さんはその子が生まれてすぐ行方不明になってしまって、その後お母さんもそのお子さんが小学校五年生のときに病気で亡くなったのですが、後見人のおじさん、おばさんという方が御高齢なために面倒が見られないということで、お話し合いをした結果、その後見人の娘さんが、御自分のお子さんが二人いらっしゃるのです……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1999/02/10、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきです。簡潔に伺います。  雇用の問題で、まずホワイトカラーの方の雇用のことで伺いたいんですが、ホワイトカラーの方が現場作業の仕事に変わるということは、職業の環境が変わるので大変御苦労なさっていると伺ったんですが、労働省が職業訓練とか能力開発を行っても、ホワイトカラーの求人倍率が低い中で実際の再就職の効果は大変厳しいと思うんですが、再就職の効果を高めるためにはどうしたらいいとお考えでしょうか。  それからもう一つ、先ほど、ここにも「六十五歳現役社会の実現に向けた施策の展開」とありましたけれども、高齢者の雇用について定年の延長と再雇用をぜひ促進していただきたいと思って……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(1999/02/24、18期、公明党)

○沢たまき君 本当に先生のお話、大賛成で共感を覚えることばかりでございます。  ちょっと聞きそびれてメモし損なったことを一点。小学校の低学年の学級崩壊は何とおっしゃいましたかというのが一つ。  それからもう一つは、いろいろな先生方が質問なすってしまったので、私は、私のせがれは一人っ子でございましたので全寮に入れました。結果、今社会人でございますけれども、全く旧制高校と同じようなスタイルでございましたので、おかげさまで同級、先輩、後輩とずっとつながっております。私は私立でございましたから、それが公立の学校、こういうのも御提案いただいたので、それは殊に男子生徒においてはすこぶる有効ではないかという……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(1999/03/03、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  いろいろお話を伺って、今諸先生の質問も伺いながら、大事な子供のことでございますけれども、この調査会に来させていただいて、今ずっとこの胸の中にあることは、いろんな先生方にお話を伺いますけれども、それは私が伺っていると、それも大きい小さいは別として枝だなという気がしております。  こういう余白がない子供たち、学校へ行っても何のために学校へ行くのかわからないというような子供たちがふえているときに、一体どうしたら学校が楽しいところだと、友達がいっぱいいて、先生もいて楽しいところなんだと思わせるためには、一番の根本は何だとお考えでしょうか。  それから、私……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(1999/06/02、18期、公明党)

○沢たまき君 だとしますと、もうちょっと突っ込んで書いていただきたいなと思うところが、十二ページなんですけれども、少子化に対する課題の中なんですけれども、今ちょっと松岡先生おっしゃってくださった不妊のことなんですが、もう少し突っ込んで書いていただきたいなと思っております。「適正な治療環境の整備」となっていますけれども、この点をもう少し法整備も含めて、若い御夫婦に子供をつくりたくて大変悩んでいる方がいらっしゃいますので、そこら辺をもう少し突っ込んで表現していただけるとありがたいなと思っています。  厚生省なんかにもちょっと聞いたんですけれども、人工授精に関してなんでございますが、厚生省は人工授精……

第146回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1999/11/19、18期、公明党)

○沢たまき君 もう時間が過ぎました。本当に両先生ありがとうございました。  いろいろと伺ったんですけれども、岡沢先生にちょっと伺いたいんですが、初めて北欧のツーリストを体験してショックという中で、スウェーデンの家族の特徴の婚外子の一般化、それで四番目の養子縁組の簡素化、いろいろ伺いました。先生のお話を聞いているとすごくスウェーデンはバラ色に見えるのでございますけれども、日本は少子高齢化対策をするについても日本らしい文化の基盤があると思うのでございますが、ついついまねをする癖のある日本としては、文化的に見て、スウェーデンでは成功したけれども日本ではどうかなと思われるようなところを、それからまた、……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2000/04/19、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  広岡先生と中村先生、きょうはお忙しいところありがとうございました。  広岡先生にちょっと伺いたいんですが、広岡先生のお考えは女性にとってとてもありがたい御意見で、きっとこれからの若い男性はもっともっと先生と同じような考えをお持ちになって、子育ては男もする、こういう感覚の御夫婦がふえてくればいいなと思っております。  実は、私のせがれは先生より十歳下でございますが、半々やっております。先生と同じようにしっかりと子供を育てておりまして、私の孫はママよりパパの方がいいと言っていますから、先生のお説のとおりにうちのせがれはやっているようでございますが、母……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第8号(2000/05/12、18期、公明党・改革クラブ)

○沢たまき君 私は、本調査会の二年度目のテーマであります少子化の対応等について、公明党・改革クラブの意見を述べさせていただきます。  少子化への対応策は直接出生率の動向に影響する結婚、出産、育児等に関する対策と、子供の教育、社会保障のあり方、労働力の確保等、これまでの四半世紀以上にも及ぶ少子化の結果生じている、あるいは将来生ずる可能性の高い問題への対応とに大きく分けられると思います。前者は少子化の要因への対応でありまして、後者は少子化の影響への対応であります。  現在、政府において、少子化への対応を考える有識者会議の提言に即して少子化対策推進基本方針と、その実施計画とも言える新エンゼルプランを……

第150回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2000/11/08、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  お二人の参考人の方、きょうは本当にありがとうございました。  伺いたいこと、大分皆さんお聞きくださいましたし、自民党の清水先生も幼保一貫のことは私も伺いたいと思ったのですが、伺ってくださったのであれなんで、小さい問題ですが、私どもはどっちかというと子育て、子供に対する予算を女性議員としてはもっともっととりたいと、こう思っております。神奈川県も岩手県も御要望の中には国に対して支援を要望されていらっしゃいます。  私ども公明党は、昨年、少子化対策の特別交付金というのを各都道府県にさせていただきました。それで、その中でどのようにお使いになったかと伺った……

第150回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2000/11/15、18期、公明党)

○沢たまき君 両先生ありがとうございました。  もう全部結論が出てしまって、お聞きすることはほとんどないんですけれども、そうなっちゃうととても、今地域性のことをおっしゃってくださったので、少しは救いの道があるかなという思いもあるんです。  どうなんでしょうか。小倉参考人のお話は全くそのとおりだと思いますし、しかし、もう少し未婚の母を、もう既に大分日本の社会も認めておりますけれども、私たちが育った時代はとてもそれはいけないことと言われたんですが、今はそういうことでなければ、もうこの百年ぐらいは突入しているから少子化はとまらないだろう、少子化はとまらないというか、晩婚、非婚はとまらないだろうとなっ……

第151回国会 共生社会に関する調査会 第6号(2001/05/14、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。きょうは、大森先生のかわりに初めて共生社会調査会に来させていただきました。  最初に、ドメスティック・バイオレンス、この調査会で超党派でやってくださったこと、もう本当にすばらしい調査会なんだなというふうに思って、きょうは初めて出席をさせていただきました。  今、性に中立なという小宮山先生のお話がございまして、本当にそのとおりだと思います。  と申しますのは、私の頭の中では、男女共同参画というのを何で改めて言うのかなと。四十五年ぐらい芸能というところに、特殊な世界に住んでおりまして、この世界は男だから女だからという賃金の差別も何もございません。その人の力量に……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2001/02/21、18期、公明党)

○沢たまき君 三人の先生方、本当にありがとうございました。私は、きょうからこの委員会に在籍させていただきまして、本当に興味深く聞かせていただきました。  一つ鈴木先生に伺いたかったのは、紛争の千人を超えたこの表なんでございますが、一つはこの亡くなった方の数の中に子供が何人ぐらいいるのかなと。大分占めていると伺っているんですが、どのぐらいの子供の数がいるのかなと。  それから、私は、国連は、川村先生がおっしゃったように、とてもこれから二十一世紀は大事じゃないかな、人類の共闘する結集軸だろうかなと思っております。そうなりますと、国益だけではなくて、国連が、もっと一人一人の市民といいましょうか民衆と……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/02/26、18期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  せんだって、今週の初めにちょうどコソボのテレビをやっておりました。そこではやはりセルビア系とアルバニアのお子さん方、川を挟んで、その取材をしていたNHKの方なんですが、すばらしいなと思ったのは、学校の先生方が子供に共生の道を、憎むのをやめて共生の道を一生懸命お説きになって、そして校長先生が、目の前で母親を殺されたお嬢さん、あるいは絶対苦しみを忘れないという子供たちに授業の合間を縫って一対一で対話をしております。  私は、緒方先生がおっしゃったように、現場というのは大切であろうと思います。私は初めて議員にさせていただいた、IPUで行かせていただいた……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2001/04/18、18期、公明党)

○沢たまき君 今、広中先生がおっしゃったように、私はもっと二十一世紀は国連中心で世界が動く方がいいと考えている一人ですが、国益を中心としたアメリカなどではなくて、民族益、地球民族益というのを各国が念頭に置いて国連に対処していただきたいというのが私の願いでございます。それがないと二十一世紀は少しも、一歩も前進しないのではないかという気がしております。  もう一つの提案は、島袋先生がおっしゃるかなと思って待っていたんですが、沖縄にアジアの国連、殊に平和を研究する国連の平和研究所のような、アジアの出張所みたいなものを世界大戦の中で一番つらい思いをした沖縄の中に平和の研究所を国連の機構として置く、そこ……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2001/05/23、18期、公明党)

○沢たまき君 私は、二点コメントをさせていただきます。  第一点は、先ほどの御意見の中にもあったんですけれども、東アジアにおける平和と安定を確保するため我が国に東アジア平和研究所を設置すべきとの御意見があったんですが、私はもう大いに大賛成であります。  とにかく一番大事なことは、こういう格言もありますが、「汝須く一身の安堵を思はば、先ず四表の静謐を祈らん者か」と、こういう考え方が昔からございますけれども、一番大事なことは、考え方とか意見が違っていても相互に顔を突き合わせて何度も話し合えば少しずつ共通の認識も出てくるということです。少しずつでも誤解が解けて、部分的にでも共通の認識ができ上がること……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2001/11/07、19期、公明党)

○沢たまき君 今、西田局長、ちょっとお話があったのでODAなんかの力をおかりするのかなと思いましたが、私はまず一点、ODAの一〇%の予算の削減について伺わせていただきます。  聖域なき構造改革という政府の八月の方針で、来年度の予算の概算が一〇%カットと発表されました。貴重な国民の税金と貯金を使うわけでございますから精査して援助すべきは当然のこととは思いますが、今、藁科先生もおっしゃっていましたけれども、私どもの党は人道的見地、なかんずく貧困、今出ましたね、文化、環境破壊、薬物、国際犯罪組織、感染症、女性、子供の虐待、対人地雷等の人間の生命と生存と生活と尊厳に対するこのさまざまな脅威を除去する人……

第153回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/11/28、19期、公明党)

○沢たまき君 きょうは大変ありがとうございます。  簡単なことをちょっと伺いたいんですが、私たちは先生のレジュメをいただいているんですが、後藤先生のレジュメの一番下の方の11のところにも書いてございますし、それから小杉先生のにも書いてあるんですが、私たちはイスラムと言っているんですが、ここではイスラームと、こう長くなっているんですけれども、これはどういうことなのか、ちょっと教えていただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。

第154回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2002/02/06、19期、公明党)

○沢たまき君 大変ありがとうございました。公明党の沢でございます。  一つは大野参考人にお伺いいたします。  東アジアにおける通貨と金融の問題について伺いたいと思うんですが、先生の書かれた論文と本日の御説明で、一国の通貨政策は単純なものではなくて、その時々の情勢に合わせて安定性と伸縮性を様々な形で混合する中間オプションの中から随時選択していくしかない、そしてドルを主体とした体制を組まなくてはならないというその現状がよく分かったわけですが、そこで大変初歩的な質問ですが、一点伺いたいと思います。  よく国際金融専門の先生方の講演を聞きますと、アメリカは経常収支が赤字で、対外純債務が止めどもなく増え……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2002/02/13、19期、公明党)

○沢たまき君 ありがとうございました。  立山参考人にまずお伺いさせていただきます。  今日のお話と事前の配付の論文からアメリカの対中東政策の概要というのは大体分かったんで、大変いい勉強をさせていただきました。一点、アメリカの対イランに対する政策について伺わせていただこうと思うんですが、先生の御説明によりますと、アメリカは中東プロセスを推し進める一方で、イランとイラクの両方を封じ込めようとする政策を取っているんだ、しかしカスピ海のところの二千億バレルの石油ですか、が眠っていることから、イランと中央アジアとカフカス地域との密接な関係は無視はできないと。だとすると、中央アジアとカフカス地域への接近……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2002/02/27、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。  両先生には本当にありがとうございました。  遠藤先生と清水先生に一問ずつさせていただきます。  今日のお話とは別に先生の論文なんかも読ませていただいた結果なんですけれども、先生の論文によりますと、アゼルバイジャンとかトルクメニスタンとかカザフスタンとか、いわゆる石油とかガスとかの資源を持っている輸出国でさえも、国民生活として自立できるその条件が整わないうちに対外債務のその返還期間がもう迫ってきているということでございました。また、徴税のシステムとか金融のシステムとか、まだ基盤が整わないというか、未成熟なときからこのガスとか石油の収入がうまく利用されにく……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2002/04/03、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。  本日は、本当に貴重なお話、お三方、大変ありがとうございました。大変勉強になりました。ありがとうございました。  最初に、板垣参考人にお伺いいたしますが、こちらの資料ちょっと読ませていただきまして、先生が述べていらっしゃいますように、日本の文明戦略においてイスラム世界の日本への特別な親近感が大変貴重である、あこがれを持っているなどという、朝日新聞のを読ませていただきました。また、「日本がテロリズムとその温床に対する明瞭な批判とともに、イスラーム文明との対話・協力を進める方向に踏み出す日本の文明戦略を明示することは、日本にしかできない主体的国際貢献と……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2002/04/08、19期、公明党)

○沢たまき君 どうもありがとうございました。  この調査会は、もう昨年からずっと続けてやらせていただいて、五回にわたって十二名の参考人に御出席をいただいて、御意見を伺ったり、質疑応答を重ねてまいりました。また、本日は政府から御報告をいただいたわけですが、いい勉強にはなりました。ありがとうございました。  私は副大臣にお考えを伺いたいんですが、文明間の対話についてなんですが、先日おいでいただいた板垣雄三参考人は、次のように述べていらっしゃるんですが、新世紀日本の総合的な文明戦略として、イスラム世界との文明対話を推進することが緊急に必要であると。イスラム世界は今や全世界を覆うものであり、それとの文……

第155回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2002/11/06、19期、公明党)

○沢たまき君 沢たまきでございます。  会長、それから山崎先生、それから山根先生、大体もう尽きた感じでございますが、派遣のメンバーの一人としての所見を簡単に述べさせていただきます、何しろたった一人の女でございましたから。  まず、本調査会で一年間にわたってイスラム世界と日本の対応ということで調査研究を続けてきたわけでございますが、その調査結果の成果を持って、トルコ、シリア、レバノン、エジプト、帰りにイギリスの五か国を関谷先生を団長としてそれぞれ与野党三名ずつで訪問したわけでございます。  やはり、今回、国会の調査会という立場で派遣をいただきましたことに大変な意義がある訪問ができたと思っておりま……

第155回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2002/12/04、19期、公明党)

○沢たまき君 よろしくお願いします。  総務省にちょっとお伺いします。  デジタルデバイドについて御説明いただきましたが、六ページですが、その格差がアジアの場合激しいとありました。それからまた、御説明の後半で、二十三ページですけれども、アジア・ブロードバンド計画がありましたが、この国際的デジタルデバイドの格差の激しいことが、地域全体として世界の情報発信拠点、ハブを目指すという目標にとって大きな障害になるのではないかと心配しております。この共通目標が設定されるとのことですけれども、ハブになるためには、例えばヨーロッパを上回るスピードでインターネットが普及しないといけないんじゃないかなと考えており……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2003/02/12、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。両参考人には、本当に分かりやすく説明していただいて、本当にありがとうございました。  一つは、中国のキャッチアップについて両参考人に伺いたいんですが、現段階で中国が日本に四十年ぐらい後れている、また競合する部分も本当は一〇%ぐらいというふうにお話がありました。しかし、少徳参考人のお話からは、中国は外国から製造とか開発とか品質の管理の技術を積極的に取り入れて、驚くほど速いスピードで市場経済への対応を進めているというお話でございました。そうしますと、数字の上では四十年という開きがあっても、かつて我が国がアメリカの後を追ったように、中国が物すごいスピードで日本を……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2003/02/19、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。  両参考人の先生方は、本当に今日はありがとうございました。  興味深く伺って、私は、今、諸先生が質問なさったので、円の国際化というのは幻想と書いていらっしゃるので駄目なのかなと思いつつも、ちょっと伺わせていただきたいんですが、円の国際化について。  一月、今年、財務省が円の国際化推進協議会というのを立ち上げて、その最終報告というのがまとまったわけなんですが、その中で、円をアジアの基軸の通貨として定着させるために、アジアを中心に海外の投資家に国債だとか、それから円建てで資産を持ってもらうようにして、貿易とか資本取引で円を使う機会を増やすことによって日本の市……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2003/02/26、19期、公明党)

○沢たまき君 お二人の御参考人、本当にありがとうございました。  とても変な質問で申し訳ないと思うんですが、この前の調査会のときの参考人の方で企業の方がいらして、その方がおっしゃるのは、もう弱いというか、農業なんかよりも企業というか、もうかるというか、国益になるようなものにもっと力を注いでというような、簡単だとそういうお話を伺って、ああ、やっぱり企業、あきんどというか、どこでもうけても、日本でもうけなくても中国でもうけていればいいんだみたいなお話を伺って、ああそうなんだなと伺ったんですが。  私は、やっぱり食べることは大変大事なので、山本先生とかいろんな方がやっぱり自給力とか自給率とかっておっ……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2003/04/02、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢でございます。  両参考人、本当にありがとうございました。  実は私、余りITというのをできないんですけれども、ちょっと伺わせていただきたい。  まず、佐賀参考人に伺わせていただくんですが、IT革命の期待と懸念、光と影というのがございましたね。私は、やっぱり文化というのは大変重要だと思っているんですけれども、この中で参考人は、「異文化交流を活発化し異文化理解を深化する」、また「ITは固有の文化を破壊し、独自性を喪失する可能性」とありましたけれども、これは文化におけるデジタルオポチュニティーとデジタルデバイドの光と影だろうと思うんですけれども、この光の部分を大きくして影の……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2003/04/16、19期、公明党)

○沢たまき君 今、佐藤先生のお話で経産省の方がおっしゃったので、それはもう、私はその業界を、少し席を汚していた者として、遅いんだという気がしてなりません。なので、文化芸術振興基本法を作らせていただいたんですが、経産省だけじゃなくて、実はもう本当は文化庁を省にしてもらいたいし、文化大臣を作ってもらいたいと実は思っているくらいでありまして、ハリウッドなんというのはもうみんな分かっているのになかなかやってくれなかった。あれはもう本当にお金も稼ぐけれども、本当に基幹産業で、景気の悪いときにはこんなに稼ぎやすい場所がないわけですので、どうぞもっと勉強していただきたいというふうにまずは要請しておきますし、……

第156回国会 内閣委員会、厚生労働委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号(2003/05/14、19期、公明党)

○沢たまき君 私は、本法律案がリスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションの三つの柱で構成されている中で、安全メッセージの在り方についてどうあるべきか、伺わせていただきます。  まず、農水省にお伺いいたしますが、検討委員会が指摘しておりますように、BSE発生直後の対応のまずさが、消費者だけではなく、畜産農家とその業界、更には外食産業までにも広がり、大きな混乱を招きました。その根本的な要因について農水省はどう認識あるいは総括されていらっしゃるでしょうか、お伺いさせてください。簡単で結構です。
【次の発言】 調査検討委員会は、食品の安全性の確保に関する基本の原則として、消費者の健康保持を最優先……

第156回国会 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号(2003/07/08、19期、公明党)

○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。よろしくお願いいたします。  少子高齢化がこのまま著しいスピードで進展していくことは、社会保障制度を始め今日の我が国のもろもろの制度を根本から脅かすことは明らかでございますし、この少子社会対策基本法案を制定して国を挙げて取り組むべきことは、当然であろうと思います。この少子高齢化という現象は、単に新たな制度を作れば解決するという、そういった底の浅い問題ではないんだろうと思っております。これは、戦後、日本の経済中心で取り組んできた流れ、またその中で培われてきた国民の生活意識というものが問われているんだろうと強く感じております。  私は、子供の人権に対する……


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データ更新日:2022/12/09

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