このページでは舛添要一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。舛添要一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○舛添要一君 私で最後の質問になりますし、それからこのPKO協力法の改正案については同僚の委員の先生方がさんざんいろんな観点から既に議論をいたしましたので、私は、もちろんこの改正案についての質疑もございますけれども、今の政府の外交姿勢、それからこの新しい時代の外交戦略についてちょっと大所高所からグランドデザイン的なことをお伺いしたいというふうに思っています。 それで、官房長官、御公務の時間がおありだと思いますので、順不同になるかもしれません、官房長官のお時間を優先して御質問させていただきたいと思います。 先ほど田中外務大臣が日本外交の指針、基本方針というようなことをおっしゃいましたけれども……
○舛添要一君 最初に、参議院議員になりまして三月半たちましたので、新人議員としての所感を二、三述べたいと思います。 私、国会の役職を十ばかりいただいて、党の方は九つ、十九今やらされています。毎朝五時半起きです。これは、与野党問わず大変朝早くから勉強して、外から見ているときは相当文句を言いましたけれども、中へ行きますと皆さん大変御精励で勤勉でございますが、それにもかかわらず政治家に対するイメージが非常に低くて、今でも、総理、私、人に会うと、何で国会議員なんかになったの、政治家になったのと。 政治家のイメージが低いのはなぜだと思いますか、そしてどうすればこれはよくなるか、総理の御所見、お願いい……
○舛添要一君 最初に、拉致問題についてお伺いしたいと思います。 昨日、拉致された御本人五人、十五日に一時帰国ということでございますけれども、少し距離を置いて見ますと、生存なさっているとされている方と死亡されたと言われている方、この家族の分断につながらないか。そして、十五日にこれ五人帰ってこられると大変なニュースになりますね。しかし、片一方で家族が人質に取られているわけですから、先般の寺越さんの例を見ても分かりますように、本人がマインドコントロールを受けているのか、それから人質取られて本当のことを言えるかどうか分からない。 これは、二週間帰国されるということですけれども、二週間でそういうこと……
○舛添要一君 皆さんおはようございます。 まず、外務大臣に御質問いたしますけれども、今、非常に外務省、正念場というふうに思います。徹底的に改革をしてうみを出さないと、これは外務省の再生がないと思っています。 今、外務大臣も大変御苦労なさっていますけれども、これはもう内務省、内務省というか内向きの仕事しかおできになっていない。外に行って外交をおやりになるなんというゆとりはとてもないような状況だと思います。もしちゃんとした改革できないなら、我々はこれはもうプロトコール機能を残して外務省を解体すると、それぐらいの決意で臨む必要があろうかというふうに思っています。 そういう改革との絡みで二、三御……
○舛添要一君 最初に、外務大臣にお伺い申し上げますけれども、四月の二日に、北方四島住民支援、コンゴ民主共和国関係者等をめぐる諸問題に関する人事上の措置というのが発表されました。この措置によりまして、東郷和彦駐オランダ大使以下、様々な処分が下されましたけれども、この人事、こういう処分について明確なルールがあるのか。 つまり、私が心配しますのは、ムードに流されて人事をやる、マスコミが批判するから人事をやる、そういうことであってはならないんで、やっぱり明確なルールの下に行わないとよろしくないというように思いますので、例えば公電を漏えいしたということが問題であるならば、それは免官ということまで当たる……
○舛添要一君 おはようございます。
まず、六月二十九日に起きました北朝鮮と韓国の間の韓国西方、黄海沖における銃撃事件ですけれども、この事件を外務省、外務大臣としては非常に偶発的なものと見ているのか、ないしは計画的、意図的なものと見ているのか。もし後者であるとすれば、どういう意図があったのか。その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、その場合、ピョンヤンの、中央の指示が、指令が末端の現場まで行っていないと。ちゃんと、偶発的であるとすれば、指示がちゃんと行っていない、ないしはコントロールが利いていないと。つまり、ある意味で北朝鮮軍部、それから体制の緩みというか揺らぎというか、そ……
○舛添要一君 おはようございます。 今日はエネルギー憲章条約について、少し日本のエネルギー戦略、それから環境戦略、さらには国際政治の中におけるエネルギー問題、こういう点について自由にちょっと議論をしてみたいというふうに思いますので、外務大臣は直前まで環境大臣としてこの問題にも深くおかかわりになっていますので、少し長期的な日本の外交戦略というようなことを、この二つの憲章及び議定書をよすがとして考えてみたいと思います。 まず最初に、このエネルギー憲章条約というのは、元々は米ソ冷戦が終結した、そして旧ソ連、東欧圏、これの解体ということを前提にしまして、こういう旧ソ連、東欧諸国を経済的に支援して、……
○舛添要一君 岡本さんにお伺いします。 先般、民間人の起用基準について川口大臣が発表されましたけれども、例えば大使の年齢六十三歳以下とかその他もろもろあるんですが、例えば民間人で、学者の中で審議会委員など公職で実績が認められる者、それからNGOなどについても政府との連携による国際活動で実績が認められる団体で、それで更に審議会委員など公職で実績が認められる者。つまり、要するに、政権交代がないことを前提にして考えているんじゃないですかと。つまり、大使というのはポリティカルアポインティーであることは当たり前であって、要するに今の政権が別の政権に替わったら全部入れ替えたっていいはずですね、外交政策変……
○舛添要一君 外務省の頭脳というのはどこにあるんですか。というのは、地域局ありますね、機能局ありますね。総合政策局があって、それで総合調整をやっているはずなんですけれども、つまり諸外国と比べたときに非常にルーチンワークが多くて、長期的な戦略、そういうことをしっかり考える、しかも今の広中議員の話じゃないですけれども、ファクトをちゃんと乗った上に。私は、だから総合政策局というのは、それの機能を果たしているかどうかよく分からない。 これも見直さないといけないし、それから北島官房長にお伺いしたいんですけれども、官房の中、大体官房というのはどういう役割をやっていて、官房というのは頭、頭脳があるのかと、……
○舛添要一君 最初に、北朝鮮問題についてお伺いいたしたいと思います。
まず拉致問題ですけれども、第一に、五人の被害者の家族の帰国問題、特に曽我ひとみさんの場合は御主人がアメリカ人ということでいろいろ難しい問題もございますけれども、これが今、外務省及び内閣、どの程度まで北朝鮮側と協議が進んでいるのか、その点を明らかにしてもらいたいと思います。
それから第二に、生存が確認されていない方々についての調査が非常に不備であると。この点についてもどういう進展具合か、まず御報告願いたいと思います。
【次の発言】 今、五人の方が帰国されていますけれども、御家族を呼び寄せるのに今の話だとちょっと長期化すると……
○舛添要一君 最初に、イラク情勢絡みのお話をしたいと思いますけれども、まず外務大臣、お伺いいたしますが、日本の外交努力の一環としてイラクの周辺諸国に特使を派遣なさって、事態を何とか鎮めるという方向で努力なさったと思いますけれども、どういう成果があったか、御報告願いたいと思います。
【次の発言】 昨日、政府がインド洋にイージス艦を派遣するということを決定いたしましたけれども、この件について少し、内閣、外務省、防衛庁長官、いろいろお尋ね申し上げたいと思います。
私自身、海上自衛隊の撮影したビデオも見ましたし、大変過酷な条件の中で勤務をしているということは重々分かっております。したがって、能力的に……
○舛添要一君 まず、イラク情勢についてお伺いいたしますけれども、この戦争の現状につきましてはあらゆるマスコミが時々刻々報道しているところでございますけれども、外務省にお伺いしたいんですけれども、サダム・フセイン大統領の処遇をどうするかということについて、今でもまだ亡命の可能性を探る動きが外交努力で、例えばロシア経由であるとかフランスの仲介とか、そういうことで行われているのかどうなのか。 現状はいろいろ報道されているんで既に分かっていますけれども、できれば、メディアに報道されていないようなところで外務大臣としてこういうところは注目して今後の展開を図るために見ていた方がいいというような点がありま……
○舛添要一君 おはようございます。今日は二つの条約につきまして御質問申し上げたいと思います。 まず、放射性廃棄物等安全条約に関連しまして、日本の原子力政策との関連で御質問を申し上げたいと思います。 最初に、原子力保安院にお伺いいたしますが、現在、この六ケ所村、青森県六ケ所村でいわゆる核燃料サイクルを確立させるための様々な施設の建設、さらにその運用ということが行われておりますけれども、現状はどういうふうになっているのか、それからまた安全対策について十分取られているのか、それから地元の理解というようなことは、青森県含めていかがでしょうか。
○舛添要一君 おはようございます。
イラクの状況について、まず内閣及び外務省にお伺いしたいと思います。
御承知のように、七月の十三日に統治評議会が発足いたしました。ただ、これで新しいイラクの政権がすぐできるかというと、いろんな問題があると思います。
まず、外務省として、統治評議会、この発足についてどういう評価をしているか、そして、いろんな問題点があると思いますけれども、そういうことについて、外務大臣の方からお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 ただ、二十五人の構成メンバーの中身を見ますと、イスラム教のシーア派が十三人、スンニ派が五人、それからクルド人が五人、キリスト教徒一人、トル……
○舛添要一君 社会保障関連の質問をいたしたいと思いますけれども、まず総理、一昨年の夏の参議院、私も総理の下に参戦して戦いまして、総理の人気もあって大勝を博しました。
しかし、そのときに、介護の問題、特に高齢化社会対応、これを全国、我々、訴えてきた、総理も訴えてきた、そして多くの国民の支持を得た、このことはお忘れではございませんね。
【次の発言】 平成十三年度予算、これは森内閣の下で策定されましたけれども、それを現実に施行なさったのは小泉内閣でありますけれども、十三年度予算では重要四分野の中に高齢化対応が入っている。それから、平成十四年度の予算編成でも、これに科学技術の振興などの三分野を加えま……
○舛添要一君 まず私は、今回のこの法案、衆議院で九割の賛成を得て通過したというのは、大変喜ばしいことだというように思っています。こういう非常に国の根幹にかかわる重要な法律を与党だけでは通すべきではないと思っていましたので、特に野党第一党の民主党の皆さん方の御努力に大変敬意を表しますとともに、今後また、これは新しいシステム始まったばかりなので、もっともっと良くしていくための努力をやっていきたいと、そういうふうに思います。 私は、私の原点は、政治家として日本国民の生命と財産をどう守るのか、日本の独立と主権をどうして維持するのかと、このことに尽きるわけでありまして、非常に苦い思い出がございます。阪……
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。 初めに申し上げたいことは、このテロ特措法延長の今審議をやっているんですけれども、我が立法府として、特にこの第二院、良識の府である参議院として、きちんとやっぱり政府のこの今までの活動実績というのを検証して、延長するに値するかどうかと、これを与野党の立場を超えて明確にした上でなければ、漫然と認めるわけにいかないと、そのことをまず申し上げて、質問に入りたいというふうに思います。 私、まず、現場に派遣されている自衛隊員の立場から申し上げます。 防衛庁長官、我が国は、補給艦、護衛艦、輸送機C130、それぞれ何隻、何艦、何機保有していますか。防衛庁、どなたでもい……
○舛添要一君 自民党を代表しまして質問いたします舛添要一です。 先週、大変残念なことに、衆議院での審議というのがちょっと問題があったと思います。これは与野党含めて反省すべき点が多々あると思いますけれども、政府におかれましても、私は猛省していただかないといけない点がたくさんあると思います。現場で自衛官が二十四時間頑張っておられる。国内にいる我々が、特に政府が緊張感の欠いたような対応をなさるということは、これは国民に対して申し訳の利かないことでございますので、総理以下、是非政府しっかりやっていただきたいと、まず申し上げたいと思います。 それで、その先週の件を見ますと、まず第一に文書の管理がどう……
○舛添要一君 おはようございます。自民党の舛添要一です。
今、外務省、防衛庁からいただきました御報告に対する質問の前に、前回、二月の五日、この委員会において私が質問した件につきまして、そのフォローアップをちょっといたしたいと思います。
最初に、二名の外交官及び一名のイラク人職員が殺害された事件についてですけれども、前回の我々の委員会での質疑の後、今月の終わりまでにはこの襲撃された車が日本に到着するということの御報告を外務省からいただいていますけれども、外務大臣、この被害に遭った車両はいつ到着する予定でしょうか。
【次の発言】 そうすると、外務大臣、その月末までに到着させるということを、これ……
○舛添要一君 御報告ありがとうございました。 外務省及び防衛庁の報告に対しての質問を行います前に、昨年十一月二十九日に起きました、日本の外交官二人、そしてイラク人の運転手殺害事件について、その後の捜査の状況について警察にお伺いしたいと思いますけれども。 特に、一月前、三月四日、被害車両、日本に来ました。三月十日の私の予算委員会の質問でも、小野国家公安委員長は一月をめどにちゃんと捜査をすると、それから総理も全力を挙げて政府としても真相解明するということでございます。 我々は与野党を超えて参議院として是非この真相を解明したいというふうに思っていますので、特にこの被害車両の検証の結果、それから……
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一です。 細かい質疑に入る前に、一言この国の在り方ということで申し述べたいと思いますけれども、私はこの日本というのは非常に異常な国である意味では戦後あったと思います。それは、危機管理ということを忘れてきた。最近のいろんな事案でやっとまともな国になる、そして今から我々議論しますこの国民保護法制含めて、既に決まっています有事法制も含めてやっと普通の国に一歩近付いたかなという気がします。 私は、全く日本と逆で、危機管理を非常に異常なぐらいに重心を置いている国、スイスで生活しておりました。国民皆兵であります。そして、私の年ぐらいになると徴兵の義務ももうなくなるんです……
○舛添要一君 私は今日は、我が日本、海洋国家日本の海洋権益をいかに守るかという点について集中して質問いたしたいと思います。 こういう問題もちゃんとやらないで有事法制やってもどうしようもないんで、国益を守らない、自分の領土、領海をちゃんと守れないような国は諸外国から侮られるわけであります。これだけの海洋国家でありながら、最近、中国が調査を本当にやりまくっている。それから、尖閣諸島に対して不法に侵入する。しかも、それ十二時間後にしか対応できない。それから、油田の開発を我が経済水域のそばでやってしまっている。こういうことに対して全くどの省庁もばらばらで政府が統一していない。これは極めてゆゆしい事実……
○舛添要一君 おはようございます。自民党の舛添要一です。
両大臣の所信をお伺いしましたが、お触れになりました点、できるだけ多く今日は取り上げたいと思いますので、御答弁の方、時間限られておりますので簡潔にお願い申し上げたいと思います。
まず、テロ対策絡みの話ですけれども、皆さん御承知のように、スペインで大量の死傷者を出す鉄道テロがございました。まず、外務省、簡単で構いませんが、これ、テロリストがバスクの過激派なのかアルカイダなのか、いろんな諸説がありますけれども、最新の情報分析をお願いいたします。
【次の発言】 バスク祖国と自由、ETAの犯行であるという一つの根拠は、彼らがブルゴーニュから盗……
○舛添要一君 おはようございます。自民党の舛添要一です。
まず、外務大臣にお伺いしたいと思いますけれども、この日米租税条約、三十年ぶりの改定、私は、非常にこれはメリットがある改正でありますので大賛成でございますけれども、まずこういう改正をするに至った背景が何なのか、それから今回の改正の意義について御説明願います。
【次の発言】 今幾つか具体的な例もお挙げいただきましたけれども、一つの背景は、例えば特許使用料の推移なんというのを見てみると、大幅な日本にとって赤字であったのが、支払超過であったものが、相当日本の知的財産権についてもこれは稼げるようになったということだと思いますけれども、ここのとこ……
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。
最初に、阿部外務副大臣にお伺いいたします。
副大臣はずっと厚生行政の立場におられたわけですけれども、今回、この日米、日韓で社会保障協定結ばれた、大変私は画期的なことだと思いますし、高く評価をしたいと思いますけれども、副大臣の立場から、特に厚生行政にお詳しい立場から見て、これ、どういう評価をなさっていますでしょうか。その意義についてお願いいたします。
【次の発言】 副大臣、アメリカの場合に、自分の国の保険料収入が余り確保できないときには渋っていた、今何とか確保できそうだということでなんですけれども、こういうアメリカの態度については、ある程度政府の方で早く……
○舛添要一君 舛添要一です。
総理、それから官房長官、今の尾辻先生と役所のやり取りを聞いてどう思われますか。あきれた顔して聞いている。
それで、私の感想をまず一つ言います。
やっぱり彼らの先輩がやったことであれ、国でやったことで誤った政策だったら、訴訟中であったって政治的リーダーシップを発揮してしかるべき対応をちゃんとやる、補償する、謝罪する、そういうことがなければ駄目です。坂口大臣、ハンセン病のときにやりましたね、同じことを。それで非常に評価が上がったわけですよ、政府の。どうですか。
【次の発言】 それがやっぱりリーダーシップを持った政治家の言葉だと思いますので、大変有り難い言葉だと思……
○舛添要一君 ただいま福島委員の方から日ロ関係、いみじくも出ましたけれども、外務大臣にお伺いします。
先般、ロシア、圧倒的な多数でプーチン大統領再選されました。この意味というのをどういうようにお考えでしょうか。
【次の発言】 私も、ロシアに参って、この日ロ関係の再構築というのを考えないといけないと思って、いろいろ接触もしました。
例の一連の鈴木宗男代議士をめぐる事柄などを理由にして、若干日ロ関係が停滞している。しかし、プーチンさんが再選されるということは大体もう相当前から分かっていたので、再選されるとやっぱりすぐアクションに出てやると。そして、北方四島の問題、北方領土の問題、この解決目指さ……
○舛添要一君 おはようございます。 ただいま政府からの御報告を受けましたが、それに関連しまして、幾つかの点、明らかにしたいと思います。 まず、イラクの政治プロセスでございますけれども、今の御報告にもありましたように、私は、これからイラクに安定した民主主義体制を作るため、少なくとも三つの点、しっかりやらないといけないというふうに思っています。 一つは治安の確保。今の御報告にあったように、もう連日のようにテロ攻撃が行われている。これをどうするのか。二番目、やっぱりこれはイラク人によるイラク人のためのイラク人の政府を作らないといけないんで、イラク人自身のイニシアチブをどう発揮させるか。そして三……
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。
昨日、新しいお札が出まして、まあこれはなかなか偽造ができないいい物だと思いますし、これの発行を機に、日本経済ぐっと上向きになってもらいたいと、みんなもそういう願いを持っていると思います。
それで、最初、お札の経済学のような話をお伺いしたいんですけれども、低金利でたんす預金が非常に増えていると思いますが、日銀総裁、どれぐらいたんす預金あると思われていますか。
【次の発言】 この新札発行を機にたんす預金が外に出て少し世の中の金巡りがよくなるんじゃないか、そういう意味でマネーサプライ増えるんじゃないかと、こういうふうに期待していますけれども、そういうことはご……
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一です。
九月にシティバンク東京支店が金融庁から厳しい処分を受けました。これは重大な法令違反と不適切な取引慣行ということでありますけれども、こういう不正をあなたのところの従業員が法律違反だということを知ってやっていたのか、それとも知っていなかったのか、どうなんですか。
【次の発言】 先ほどの私の質問にお答えください。
【次の発言】 コンプライアンスのマニュアルを全行員に配置してありましたか。そして、そのコンプライアンスのマニュアルどおりに仕事をやるということを監督するコンプライアンス監督部門というのはちゃんと機能していたんですか。
○舛添要一君 私は、参議院自由民主党を代表しまして、外交、防衛に特化して今日は質問いたしたいと思います。
まず第一に国連改革ですけれども、先般の国連総会におきまして総理は、国連改革、とりわけ我が国の安全保障理事会常任国入りを要求されました。今なぜそれが必要なのか、そして常任理事国になればどういういいことがあるのか、御説明ください。
【次の発言】 私の記憶が正しければ、数年前は総理はむしろこの常任理事国入り、相対的にですよ、消極的だったような記憶がございますが、なぜ政策をお変えになったか。どういう変化ですか、それは。
【次の発言】 その主張はよく分かります。しかし、イラクに行っているのは自衛隊……
○舛添要一君 おはようございます。自民党の舛添要一です。
まず、福井総裁、四月一日にペイオフが全面解禁になりましたけれども、一週間たちました。その状況について、預金口座間の移動、金融機関間の移動、こういう資金のシフトを含めてどういう状況なのか、で、今の状況は、総裁、予想されていたとおりなのか、そういう認識についてちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 個々人の立場から見て、金融資産だけ取って、ポートフォリオの選択をどうするかというときに、まあ今業態間の移動はないということなんですけれども、例えば外貨預金とか有価証券であるとか先物の商品であるとか、そういうことへ顕著な移動というのはこの……
○舛添要一君 おはようございます。舛添要一です。 今日は、専門的なことよりも、むしろ基本的な国民が持っている疑問、原点に返って話をしたいと思います。というのは、今の片山幹事長との例えば竹中大臣のやり取り、テレビでごらんになっている国民にどこまで完璧に分かったかと、私は若干疑問に思いますので、私がずっとこの郵政民営化に関する基本的な問題点を御指摘いたします。 まず、当たり前のことですけれども、当たり前のことが分からないから、はっきり言っているんで、野党の諸君、ちゃんと聞いておいてくださいよ。 何のための、何のための民営化かということをもう一遍総理の口から聞きたいんです。というのは、国鉄の、……
○舛添要一君 参議院自由民主党の舛添要一でございます。 まず、総理と財務大臣にお伺いいたしますけれども、この予算を作成するときに、やっぱり国民の税金とか社会保険料、これは一円とも無駄にしちゃいけないと、そういう立場でやるべきだと思うんです。 総理、四年前、総理とともにというか、私、選挙に出まして戦いました。自民党、大勝しました。それは、非常に印象的に私残っているのは、与党も野党も言い出せなかったんだけれども、年金福祉事業団、これは無駄だということを私が言ったんだということを総理はおっしゃった。それがやっぱり非常に国民の支持を得たんだと思うんです。 ですから、そういう原点を忘れないで予算策……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつ申し上げます。
昨年十一月一日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました舛添要一でございます。
委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、林芳正君、澤雄二君、荒木清寛君、谷川秀善君、山谷えり子君及び三浦一水君が委員を辞任され、その補欠として私、舛添要一、遠山清彦君、高野博師君、小泉昭男君、金田勝年君及び……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、櫻井新君が委員を辞任され、その補欠として中川義雄君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官樽井澄夫君外八名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査のうち、イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
この際、国務大臣、副大臣、副長官、大臣政務官及び長官政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。麻生外務大臣。
【次の発言】 額賀防衛庁長官。
【次の発言】 塩崎外務副大臣。
【次の発言】 金田外務副大臣。
【次の発言】 木村防衛庁副長官。
【次の発言】 伊藤外務大臣政務官。
【次の発言】 山中外務大臣政務官。
【次の発言】 高木防衛庁長官政務官。
【次の発言】 愛知防衛庁長官政務官。
【次の発言】 ありがとうございました。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
まず、外務大臣から外……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として防衛庁防衛参事官佐々木達郎君外十一名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
この際、防衛庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。額賀防衛庁長官。
【次の発言】 外交の基本方針及び国の防衛の基本方針について質疑を行います。
質疑……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
この際、外務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。遠山外務大臣政務官。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち防衛本庁及び防衛施設庁並びに外務省所管についての審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として防衛庁長官官房長西川徹矢君外十五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件及び参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官松井房樹君外二十一名の出席を求め、その説明を聴取することとし、また、参考人として独立行政法人国際協力機構理事小島誠二……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十九日、白眞勲君が委員を辞任され、その補欠として喜納昌吉君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府政策統括官東良信君外十四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月三十日、喜納昌吉君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府政策統括官東良信君外六名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 所得及び譲渡収益に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止の……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨五日、西田実仁君が委員を辞任され、その補欠として遠山清彦君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府政策統括官東良信君外三名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十日、今泉昭君が委員を辞任され、その補欠として小林元君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
社会保障に関する日本国とカナダとの間の協定の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として外務大臣官房審議官長嶺安政君外二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、小林元君が委員を辞任され、その補欠として今泉昭君が選任されました。
また、本日、遠山清彦君が委員を辞任され、その補欠として谷合正明君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件及び参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、防衛施設庁長官北原巖男君外十名の出席を求め、その説明を聴取することとし、また、参考人として財団法人日本国際協力システ……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、谷合正明君が委員を辞任され、その補欠として遠山清彦君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件及び参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府と欧州原子力共同体との間の協定の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官塩沢文朗君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することとし、また、参考人として東京大学公共政策大学院客員……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として警察庁刑事局組織犯罪対策部長米田壯君外七名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 御答弁なさる前に、皆様方にお知らせいたしますけれども、本日より世界地図を外交防衛委員会の部屋に掲げることにいたし……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十四日、白眞勲君が委員を辞任され、その補欠として藤末健三君が選任されました。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
防衛庁長官から、今般の米国出張に関する件について報告を聴取いたします。額賀防衛庁長官。
座ったままで御発言願います。
【次の発言】 御苦労さまでございました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として外務大臣……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、藤末健三君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官鈴木敏郎君外十名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査のうち、テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件及び参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、外務大臣官房審議官長嶺安政君外四名の出席を求め、その説明を聴取することとし、また、参考人として財団法人日本国際協力システム理事長佐々木高久君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 国際民間航空条約第五十六条の改正に関する千九百八十九年十月六日にモントリオールで署……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
刑事に関する共助に関する日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。麻生外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時一分散会
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事に関する共助に関する日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官樽井澄夫君外十五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 刑事に関する共助に関する日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
本件の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官樽井澄夫君外五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査のうち、日米安全保障協議委員会出席報告及び在日米軍再編に係る日米協議に関する報告に関する件を議題といたします。
まず、政府から報告を聴取いたします。麻生外務大臣。
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、緒方靖夫君が委員を辞任され、その補欠として紙智子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件及び参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
防衛庁設置法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、防衛庁防衛参事官小島康壽君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することとし、また、参考人として財団法人日本国際協力システム理事長佐々木高久君の出席を求めることに御異議ございませんか。
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、紙智子君が委員を辞任され、その補欠として緒方靖夫君が選任されました。
また、昨二十九日、今泉昭君が委員を辞任され、その補欠として喜納昌吉君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府政策統括官東良信君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に入る前に、政府に一言御注意申し上げます。
定例の時間に始めたいと思いますので、遅刻のないように厳重に注意をいたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十日、喜納昌吉君が委員を辞任され、その補欠として今泉昭君が選任されました。
また、昨五月三十一日、白眞勲君及び高野博師君が委員を辞任され、その補欠として岩本司君及び澤雄二君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
腐敗の防止に関する国際連合条約の締結について承認を求めるの件の審査のため……
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一日、岩本司君及び澤雄二君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君及び高野博師君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に高野博師君を指名いたします。
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第二三九号米軍基地の再編・強化に反対し、中間報告の撤回、基地撤去に関する請願外五十九件を議題といたします。
まず、専門員から説明を聴取いたします。泊専門員。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第八六四号ILOパートタイム労働条約(第百七十五号)の批准に関する請願外二十三件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第二三九号米軍基地の再編・強化に反対し、中間報告の撤回、基地撤去に関する請願外三十四件は保留とす……
○舛添要一君 おはようございます。参議院自民党政策審議会長の舛添要一でございます。
まず、教育基本法改正案の審議を始めます前に、総理、APEC訪問、大変お疲れさまでございました。まず簡単に、APEC訪問の成果について、まず一言、お述べいただきます。
【次の発言】 大変御苦労さまでございました。
実は、そのAPECの話を私はお伺いしたのは、今総理お話しなさったように、ベトナムという場所を舞台にして、これが日本の教育を考えるのに大きなヒントになると思ったからでございます。
ドイモイ政策が始まったこのベトナム、目覚ましく伸びています。私も参りました。総理は首脳外交をたしか八回ぐらいおやりになっ……
○舛添要一君 皆さん、おはようございます。
このたび参議院自由民主党政策審議会長に就任いたしました舛添要一でございます。今日は、参議院自由民主党を代表いたしまして、特に外交について政府に質問いたしたいと思います。
まず、先ほど北朝鮮が二回目の核実験を行ったと情報が入りました。まず、この情報について、今の段階で政府はどういうふうに把握しているか、安倍総理大臣、お願いいたします。
【次の発言】 麻生外務大臣、何か補足はございますか。
【次の発言】 冬柴国土交通大臣、今地震波の話が出ましたが、気象庁の方で何か捕捉していることはございますか。
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一でございます。 私はなぜ国会議員になったかというと、母親の介護をやっていましたので、これは同じ苦労を人に掛けたくないなと、その思いでやりまして、ずっと介護保険の問題、厚生労働行政を扱ってきて、本当に日本国民が老後を安心して過ごせる社会をつくりたいと六年間一生懸命頑張ってまいりました。社保庁とも闘いました。 しかし、残念ながら、非常に内心私も国民の皆さんに申し訳ないという気持ちなので一生懸命闘いましたけれども、まだこの程度なんです。だけど、今回は全力を挙げて社会保険庁を解体する、改革する、そして国民が本当に安心できる老後をつくりたいと、そういうふうに思って質……
○団長(舛添要一君) ただいまから参議院日本国憲法に関する調査特別委員会仙台地方公聴会を開会いたします。 私は、本日の会議を主宰いたします日本国憲法に関する調査特別委員会理事の舛添要一でございます。よろしくお願い申し上げます。 本日の地方公聴会に参加しております委員を紹介させていただきます。 まず、理事から紹介いたします。 民主党・新緑風会の簗瀬進理事でございます。 同じく民主党・新緑風会の広田一理事でございます。 次に、委員を紹介いたします。 私の右隣から、自由民主党の中島啓雄委員でございます。 同じく自由民主党の山本順三委員でございます。 同じく自由民主党の荻原健司委員で……
○団長(舛添要一君) ただいまから参議院日本国憲法に関する調査特別委員会札幌地方公聴会を開会いたします。 私は、本日の会議を主宰いたします日本国憲法に関する調査特別委員会理事の舛添要一でございます。よろしくお願いいたします。 本日の地方公聴会に参加しております委員を紹介させていただきます。 まず、理事から紹介いたします。 自由民主党の岡田直樹理事でございます。 民主党・新緑風会の簗瀬進理事でございます。 同じく、民主党・新緑風会の前川清成理事でございます。 次に、委員を紹介いたします。 自由民主党の山本順三委員でございます。 同じく、自由民主党の荻原健司委員でございます。 ……
○舛添要一君 自由民主党を代表いたしまして、舛添要一、私が御質問申し上げます。 日本国憲法に関する国民投票法案がやっとこの制定するところまでこぎ着けた、大変私は感慨深いものがございます。これは安倍内閣が始まってからやったわけではなくて、ずっと超党派で何年も掛かってこれはやるべきであると。憲法九十六条に改正という条項がありまして、改正するときにどうするかという手続法が成立していない、これは私に言わせれば過去六十年間の立法府の怠慢であるというふうに思います。 党派を超えて良識のある議員たちが一生懸命積み重ねてきた結果がやっと今ここに来たと、そういう意味で大変感慨深いものがありますが、この国民投……
○理事(舛添要一君) ただいまから日本国憲法に関する調査特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小泉昭男君、荒木清寛君が委員を辞任され、その補欠として野村哲郎君、魚住裕一郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に澤雄二君を指名いたします。
○国務大臣(舛添要一君) 新しい日本年金機構、これは今の社保庁を解体して二分割ということですから、新しく生まれ変わらせる、そういう覚悟でやりたいと思います。 随意契約の方は、今説明ありましたように、これはもう透明性、公開性、これをきちんとやるということであります。 それから職員、今いる職員を漫然とそのまま採用するということではなくて、これは内閣官房の下に年金業務・組織再生会議というところで議論をしていただいていますけれども、先般、十月四日にこの会議より公表されました職員の採用についての基本的な考え方、この中間整理においてこういうふうな形でルールが示されています。 一つは、法令に違反した者……
○国務大臣(舛添要一君) 浜田委員の問題意識は極めて的確だというふうに思います。やはり無駄を徹底的に省いていく、そしてそれを財源に充てる、これが基本だと思いますが、しかし、しからばすべて絞り出すだけで財源が賄えるかというと、とてもやっぱりそういうことではないだろうと。相当の努力をしています。 今年の二千二百億円、御承知のように、片一方では薬価基準を引き下げる、もう一つは被用者の保険の間のやりくりをやる。例えてみれば、へそくりをたたき出してこれでもかこれでもかと、本当にもういよいよ出ないぞというところまで行っています。そして、二〇一一年にプライマリーバランスの黒字化をやると、この目標がある。そ……
○国務大臣(舛添要一君) 今理由は既におっしゃっていただいた、それともう一つは、事業主が例えばきちんと届け出ていないと保険料を徴収しようがないんですね。そういう点もあります。
しかし、これはやっぱりずうたいが大きくて予算規模が国家予算の四分の一が厚生省だから、それで漫然としておいていいというものではありません。国民の税金ですから、きちんと厳正に今後改善するように努力をしてまいります。
【次の発言】 今御指摘のとおりで、この十月十六日の参議院の予算委員会の答弁の準備過程で担当官からそういう情報はないという報告を受けましたので、私はそれをこの国会の場でお答えいたしました。しかし、これは今委員御指……
○国務大臣(舛添要一君) このたび厚生労働大臣を拝命いたしました舛添要一でございます。 厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、先頭に立って取り組んでまいりますので、委員長、委員各位を始め、国民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。 まず、厚生労働行政の使命は、一人一人が、生涯にわたり、家庭、職場、地域等において持てる力を十分に発揮し、ともに支え合いながら、希望を持ち、健やかに安心して暮らすことのできる社会を実現し、これが持続できるよう、年金、医療、福祉、雇用といった政策を適切に実施することであります。 私は、人生八十五年時代を迎えた今、年金や医療などの社会保障制度を将来にわた……
○国務大臣(舛添要一君) これは三年間で、ある意味で激変緩和措置ということで千二百億円の特別対策を講じました。
【次の発言】 今の家西委員の御指摘を受け止めまして、私の方でも精査して、どういう経過であったか調べてみたいと思います。
【次の発言】 今委員から御指摘ありました、こういう体質を絶対にこれは改めないといけない。私も、委員と相前後して国政の場に参りました。原点は、人の命を救いたい、これは不退転の決意で改革をすると、そういう思いでございます。
【次の発言】 今初めてこうして拝見しているので、どういう事情であったのか、今おっしゃったように、大体日付がないというのは常識に反するわけですから。で……
○国務大臣(舛添要一君) 例えば、年金相談というのは、これはやっぱり今でも記録の問題とかで年金相談に行く、それはやっぱり年金そのものにかかわる事務ですね。そうすると、相談窓口、どう整備するか、それはそこに大きな立派な建物造るわけじゃない。やっぱり相談に来られた方の立場を考えないといけない。 それから、オンラインのことは、これはまた御質問あれば後で細かく述べますけれども、基本的には人件費、これは税金で見ていますけれども、私がよく例に取るように、年金そのものにかかわるねんきん特別便の郵便切手八十円代、こういうものはきちんとやらないといけない。 問題は、税でやろうが保険料でやろうが無駄は絶対に許……
○国務大臣(舛添要一君) 冒頭御指摘のあった社会保険庁、それから、あるいは市町村、こういうことの不祥事に対しては厳格に法律を適用するという形で行いました。法治国家ですから、立法府で決めた法律にのっとって行政は仕事をしないといけない、その原点に戻るべきであろうと思いますし、会計検査院を含めての厳しいチェックを受けた、そのことに対しては、これはやはり厳粛に反省して行動を起こさないといけない。しかし、今委員がおっしゃったように、三権分立の中で、そういう事態に対して立法府としてやっぱり厳しくチェックしていくと。このチェック・アンド・バランスということも必要だろうというふうに思います。 しかし、基本的……
○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました労働契約法案及び最低賃金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、労働契約法案について申し上げます。 就業形態や就業意識の多様化等が進み、個別労働関係紛争が増加しているという状況の下で、労使双方が安心、納得した上で多様な働き方を実現できるよう、体系的で分かりやすいルールを整備することが重要な課題となっております。 このため、労働者及び使用者の自主的な交渉の下で、労働契約が円滑に継続することを通じて、労働者の保護を図りつつ、個別の労働関係の安定に資するための基本的なルールを法制化するため……
○国務大臣(舛添要一君) 今答弁がありましたとおり、政府案は判例法理に沿って、判例法理を変更することなく立法化したものでございます。
【次の発言】 判例法理は一応確立しておるわけでございますけれども、この判例法理というのは広く一般の方々に知られているというわけではありません。このため、判例法理を知らないために、すなわち就業規則や労働条件の決定、変更方法に関する基本的なルールを知らないために紛争が発生することも少なくありません。
こうした無用な紛争の発生を防ぐためにも、確立している判例法理のうち重要な事項につきましてはきちんと法律にして、労働条件の決定や変更その他の労働契約上の基本的事項につい……
○国務大臣(舛添要一君) 今委員が御指摘いただいたガソリン価格の高騰、これはいろいろ我が国の経済に影響を与えておりますけど、今おっしゃいました通勤手当についても同様でございます。 所得税法第九条第一項第五号の中で、非課税所得として、今おっしゃった中で、給与所得を有する者で通勤するものがその通勤に必要な交通機関の利用又は交通用具の使用のために支出する費用に充てるものとして通常の給与に加算して受ける通勤手当のうち、一般の通勤者に通常必要であると認められる部分として政令で定めると、そして御承知のように政令でばあっと定める。しかし、今のような非常に、ガソリン価格の高騰ということがあれば、私は当然これ……
○国務大臣(舛添要一君) おっしゃるとおりだと思います。
【次の発言】 それが国民皆保険ということの意味だと思います。
【次の発言】 きちんと、どれが医療行為であり、どれが認められた薬であるかと、こういうことをきちんとした基準でなければなりませんので、委員がおっしゃったとおりだと思います。
【次の発言】 貧富の格差が命の格差につながることは断じて許すことはできないと思います。
【次の発言】 まず、先般、訴訟になった件も含めてですが、新薬の承認を早める。今、大体四年掛かっています。これを五か年計画で一・五年、つまりアメリカ並みのスピードにするということを今着実にやっておりますし、予算も人員もその……
○国務大臣(舛添要一君) まず御質問の件でございますが、今年の七月に政府・与党で取りまとめいたしましたことは、来年三月までを目途に実施をしたいことは、コンピューター上で五千万件の名寄せと、その結果記録が結び付くと思われる方々へのお知らせをするということでございます。 さて、それで、今一つ一つ着実に進めておりますけれども、まず私も現場を見ましたけれども、五百二十四万件も、これ一つ一つ着実に突き合わせをやっております。それで、突き合わせた結果記録が結び付くという可能性のある方は、先ほど申し上げましたようにねんきん特別便ということで、もうこの十二月中旬ぐらいから発送いたします。 それから、それと……
○国務大臣(舛添要一君) 本日午後に、私から、この今の年金の状況について特別便を含めて正式に記者会見をやるということで、今、最終的な資料を含めてのこの精査をし、まとめを行っているところであります。それがまず現状です。
そのプロセスにおいて中間的にいろんな資料が出てくる。そして、まあこれは恐らく今までのこの形であれ、今までのルーチンというか、それは政府・与党、議院内閣制であり、その今言った中間的な資料を与党の方の部会に提出するという、そういうルーチンにのっとったものであるというふうに私は理解をしております。
【次の発言】 七月の政府・与党の工程表に基づいて着実にやってきた結果こういう形の数字が……
○国務大臣(舛添要一君) 厚生労働省としてはという今記事のことをおっしゃいましたけど、それは一部の役人が知らなかったかもしれません。私は厚生労働大臣ですから、もう総理と常に御協議を申し上げ、総理の指示をいただいて動いてまいりましたので、そのことは明確に申し上げたいと思います。
【次の発言】 総理から御相談がありまして、そして総理の御決断で総理がそういうことを決断したので発表するということは、きちんと事前に総理からの御連絡もあり、また御指示もございました。
【次の発言】 私の案がというよりも、二十日の日に、あれは政府全体の案としてこれは私が発表し、発表したのは私ですが、これは政府全体の案でござい……
○国務大臣(舛添要一君) 今提案者がおっしゃいましたように、私も全く同じような定義でこの言葉を使わさせていただきました。
【次の発言】 今、ヤコブ病の話、これはプリオン、これが、私はお医者でもないし薬学者でもありませんから、専門的なことで間違えたらまた専門の方に訂正していただきたいし、むしろ櫻井先生の方がお医者さんでありますから。
例えばプリオンについてどうなのかということをきちんと解明していただいていたと思いますけれども、例えばスモンであるとかこの前のHIVであるとかサリドマイドであるとか、こういういろいろなものがございました。それはやはり、命を守るために摂取する、そういう命を守るために作……
○国務大臣(舛添要一君) 例えば、私が今取り組んでおります年金問題について見れば分かりますように、これは政府や政治、そして国家に対する基本的な信頼を損なうものでありますんで、これに対して懸命に取り組んでいるところでございます。それから、医療体制の不備の問題も日々問題が起こっていることですし、そういう問題は、これは政府・与党だけではなくて、行政全体が、そしてまた立法府全体が国民の信頼をかち得るために日々努力していかないといけないと、そういうふうに考えております。
【次の発言】 できるだけ透明性を高めるということは必要ですし、やはりすべて説明責任ということは必要であろうと思います。そういう意味で、……
○国務大臣(舛添要一君) 今御指摘のように、年金そのものにかかわる保険料事務費、これは私は保険料の中から出すべきであろうというように思っています。先生御指摘のようなゴルフの練習とかもうマッサージ機というのは当たり前のことであって、こういうことは一切流用しない。それから、我が国の年金制度においては、人件費はこれは税金から出ています。
そこで、諸外国を調べてみますと、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、スウェーデン、いずれも事務費についてはこれは保険料から拠出していると、こういう状況であります。
【次の発言】 すべてを税財源でやれば、二千億円の財源が一般財源から必要であります。
○国務大臣(舛添要一君) 今御指摘になりましたこの三菱ウェルファーマが二〇〇二年の八月九日にそのような報告書を出しました。これに対しまして、厚生労働省としては、国民に対する普及啓発、相談指導の普及、それから肝炎ウイルス検査の実施、予防、治療方法の研究開発と診療体制の整備、予防や感染経路の遮断などを柱とするC型肝炎緊急総合対策を同年度に開始したということでございます。
四百十八人についても今お答え……
【次の発言】 まだいいですか。はい。
【次の発言】 今先生お持ちのこの四百十八人について症例の一覧表がございます。名前はもちろん症例何番という形で、個人の情報ですから姓名は明らかにしてありません……
○国務大臣(舛添要一君) 大変いい質問でございますので、これを機会にきちんとお答えをさせていただきたいのは、今、冒頭、津田先生、やっぱりもらっている国民の目線で考えないといけないと。 私が考えますに、国民の皆様方は今何が欲しいかと、自分の年金がひょっとしてどこか消えているんじゃないか、きちんと自分の記録が欲しい、これの作業が全部の工程の中で最優先だと私は思って、今それをやっております。 そこで、例えばこの前のは、私も現場、一番最初に見てきました。五百二十四万件というのは、名前がなかったり、生年月日がなかったり、男女別が分からないって、これ何だろうと思って調べてみたんです。そうすると、例えば……
○国務大臣(舛添要一君) この機構、いわゆるRFOと申しますけど、これで、競争原理で整理をしていくということで、今御説明ありましたように八百九億円の売却額、そのときの出資額に比べれば百四十三億円のプラスということでありますので、機構の目的に沿って着実に仕事を進めているというふうに思います。
今後とも、適切な価格で計画が進められるよう期待をしているところでございます。
【次の発言】 こういう問題は、社会保険庁を大改革するという一環で四年前に与党の協議会、私も積極的に参画してこれを見直すと。
昔は、例えばホテルなんかが高ねの花だったときに、福利厚生施設がある。私も、子供のころを思い出すと、厚生……
○国務大臣(舛添要一君) 委員御承知のように、特にお医者様でいらっしゃいますからよくお分かりのように、高齢者の人口が増えてきている。二〇三〇年にやっぱり人口の三分の一が高齢者と。私は、やはり国民皆保険制度を何とか守りたい、そうしないと高齢者も医療を受けられなくなるわけですから、そうするとやっぱり医療費の適正化というのは当然それは政策目標として来ると思います。 ただ、そういう中で、じゃ健康の保持というのはどうだと。これは健康増進法というのがございます。そこに若者も御高齢の方も共に健康の増進に努めましょうと、そういう意味で吸収させていただいたということでございます。やはり国民皆保険制度を守りたい……
○国務大臣(舛添要一君) 約二百八十万通のうちの二万通再発送いたしましたので、これの費用が三百二十万円でございます。
【次の発言】 まず、大きなところでいうと、一般会計と特別会計、これまあ特別会計にメスを入れよう、これは党派を超えて今やっているところです。
それで、これは年金の保険料の場合もそうですけれども、これは労働保険料、たしか労働保険料徴収法というのがありますが、この労働保険に関する業務については掛かった費用についてはその特別会計から払うことができると。それで、じゃだれがその業務をやるんですかということになりますと、一般会計に属している職員、これは厚生労働省の中に労働関係おりますから、……
○国務大臣(舛添要一君) 後期高齢者の医療制度につき、いろんな説明不足を含めて今御批判を賜りました。様々な御批判に対しては謙虚に耳を傾け、そしてきめの細かい手当てをしていきたいというふうに思っております。 今、与党のプロジェクトチームでその取りまとめを行っておりますので、政府・与党と一体となって国民の納得のいく形でこの見直しを行いたい。そのときに、やはり保険証一枚で、それこそ沖縄にいようが北海道にいようが、いつでも、だれでも、どんな病院でも受けられるこの国民皆保険制度、これをどうして守っていくのかという視点が極めて重要であります。 そういう意味で、旧来の老人保健制度が行き詰まっているという……
○国務大臣(舛添要一君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 厚生労働行政は、国民生活に最も密着した分野であります。年金記録問題、医師不足への対応、食品安全の問題など待ったなしの課題を抱えており、これらの問題につきましては、一日も早く国民の皆様の安心や安全を回復できるよう、全力で取り組んでまいる所存であります。 一方で、中長期的な課題への対応も着実に進めてまいります。人生八十五年時代を迎えた今、生き生きと人生を楽しむこれからの日本人の暮らし、働き方、人生設計のイメージを描き、あわせてそれを支……
○国務大臣(舛添要一君) 調査を掛けないといけないので調査を掛けますが、まずは御理解いただきたいのは、本人にヒアリングします。この不正を働いた者が、じゃ私がそれをやりましたとなかなかこのヒアリングで恐らく普通の常識でいえば言わないだろうと。そうすると、物的証拠でもって詰めていかないといけないと思います。したがって、今、物的証拠を集めて、今の段階で集まった物的証拠で確実にこれはその人間が関与したというのが分かるのが一件だということですから、今の段階でそう出ていますけれども、今後引き続き努力をしていきたいと、そういうのが今の私の感想です。 本当に、これはあらゆる方の御協力をいただいて真実を明らか……
○国務大臣(舛添要一君) 今のところ、第二土曜日についてはこれ開いていて、じゃほかの土日はどうかというと、実はコンピューターのオンラインシステムの次に向けての、四月から新たな便を送らないといけないですので、やる気の問題ではなくて、オンラインシステムをどう稼働させどう補修、点検をしという、そういう苦しい稼働スケジュールの中でやっていて、どうしても土日にその作業をやらざるを得ないということが基本的なこの理由でありますけれども、できるだけこれを稼働させるという努力をしておりまして、特にこの最後の週末、二十九、三十になって、櫻井委員是非そこでいらっしゃりたいという気持ちはよく分かるんですが、これは四月……
○国務大臣(舛添要一君) まず初めに、今、蓮舫委員がお示しいただきました我が党の選挙のときに配ったビラにつきまして、いろんな点でこの説明が不十分、また言葉も不正確というようなことがありましたことは、ここで重ねてきちんと国民に謝罪をいたさなければならないと思います。 その上で、昨年七月五日の政府・与党のこの公約に基づく工程表は、まずコンピューター上で五千万件を名寄せの作業をやると。これは先般三月に終わりまして、そして今、千三十万人の方々にねんきん特別便を三月末までにお送りしたところでございます。 しかしながら、まだ二千二十五万件というのがコンピューター上の名寄せで解明しておりません。これにつ……
○国務大臣(舛添要一君) 私は、医者じゃないし薬剤師でもないんで専門的なことは明確に答えられませんけれども、逆に今度は患者の立場から見たときに、いろんな医薬業界の方と話したりお医者さんと話して、ジェネリックは非常にいいという方と、いや待てよと、やっぱり新薬の方がいいんだという方とか、いろんな意見があります。それはもういろいろ意見を聞いて、それから今目標として三〇%までジェネリックを取り入れようと。 委員御承知のように、二千二百億円の削減の問題ありまして、この薬価の問題で何とか一千億を手当てするというようなこともありました。そして今まではお医者さんが指定しないとジェネリックにならない、今度は指……
○国務大臣(舛添要一君) 保険証の問題は、国保の保険証持っておられますから、差し出されて生年月日見れば七十五以上と分かりますので、これは私も先ほど指示をいたしましたので、それを持っていけばもうその一割負担だけで済む。そうじゃないケースも、それぞれの患者さんの立場に立ってやれるようにというふうに今指示をしているところであります。 それぞれの自治体の判断だったんですけれども、これはそんたくするに、お年寄りは転居しないものだという、だけれども、今おっしゃったように老人施設に移ったりするので、そういうところの配慮が足りなかったと思います。 厳正に処分、処分じゃない、失礼しました、指導をいたしまして……
○国務大臣(舛添要一君) 皆さん方に御視察いただいて、本当にありがとうございました。 私も今委員が御指摘のように現場を見ております。それで、実は各保険事務所に被保険者の名簿が全部出ています。それを旧台帳という形であそこに置いています。今、昨年の政府・与党の決めました工程表に基づいてサンプル調査、これは国保から始めて厚生年金という形で、こうやる形で今やっています。その過程において、ワンビシにあるやつと同じものをある意味でサンプル調査はやるわけですから、今のこともその日程に従ってやっていって、同じものがあるわけですから、基本的にそこで解明できるというふうに思っております。 いつも申し上げますよ……
○国務大臣(舛添要一君) 実は今日、閣議の後の閣僚懇談会で政府全体の無駄、これをもう一遍見直して無駄をゼロにしようと。それで、例えば政策の棚卸しという言葉で、まあ昔からやっている政策でもう見直していいんじゃないかということ、これの見直し、それから省庁だけではなくて公益法人、これは道路予算について様々な指摘がなされました。そういうことを踏まえて公益法人についても全部見直すと、そういう歳出削減、効率化の努力は、これは政府を挙げて、そしてその点については厚労省もこれは例外ではないと思います。きちんと無駄は排していく、公益法人についてもこれはきちんと見直していく、大変数が多いわけですから。 その中で……
○国務大臣(舛添要一君) 肝炎対策、これはとにかく一人でも多くの方にまず検査を受けていただいて、肝炎であるということが分かれば、この治療費は出ますから治療をして、一日も早くこの治療の実を上げたいと。それで、何とかこの広報を助ける意味で愛らしいキャラクターはないかということで、省内でみんなで知恵を絞って、家西委員のキャラクターについてというこの説明にもありますように、肝臓というのは沈黙の臓器で、ほかの臓器だと痛いというのはなるんですけれども、全く痛みを感じない、そういうことでとにかく検査に行ってくださいというようなことで、そういう意味でお作りを申し上げたわけでありますけれども、今委員がおっしゃっ……
○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました介護保険法及び老人福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 介護保険制度は、介護サービスの利用者数、事業者数共に大幅に増加するなど、国民の間に広く定着してきておりますが、その一方で、一部の広域的な介護サービス事業者による悪質かつ組織的な不正事案が発生しております。このため、このような不正事案の再発を防止し、介護事業運営の適正化を図るため、介護サービス事業者に対する規制の在り方について見直しを行うこととした次第であります。 以下、この法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。 第一に……
○国務大臣(舛添要一君) 私もそのデータは、朝起きて新聞で見て、全くびっくり仰天で、全く事前に何の相談もなければ、こういうことが決まったということも知らしていただいておりません。これは財政制度審議会が全く機械的に試算を行ったものであります。 それで、軽度の方だけ今言った措置をとって、そうすると何兆円浮きます、何千億円浮きますという、そういう全く機械的な試算。ここのところ、私が二千二百億円の毎年の削減はそろそろ限界に来ているということをこの委員会を含めて申し上げておりますんで、恐らく財務省のサイドから、まあ逆の意味で、まだまだこれだけカットできるよということをおっしゃりたいんだろうと思いますけ……
○国務大臣(舛添要一君) 一般財源化に賛成でございますし、来年度からきちんとやるべきだと考えております。
【次の発言】 委員がこの一般財源化はビッグチャンスだとおっしゃいました。ただ、私は、一般財源化されようがされまいが、その問題はちょっと横に置いておいて、国民の命を守るために必要な財源は付けないといけないと。したがって、これは今、安心と希望の医療ビジョンということで長期的なことも含めた医療ビジョンを策定しつつあります。それに数字の裏付けを付けて、今委員がおっしゃった難病対策、昨日も難病の方々が来られて是非新しい医療器具を認めていただきたいと、ほとんど毎日のように全国からそういう希望の声が寄せ……
○国務大臣(舛添要一君) まず、今報道ベースで政府・与党ということでおっしゃられましたけれども、今具体的に与党の方で、与党のプロジェクトチームの方で細かい詰めをやっていただいているということでありまして、たしか今日の夕方辺りに与党のPTの会合が行われる。もうその事前の段階で、中心的になっている先生方がいろんな議論をお詰めになっている。厚生労働省としては、そのお求めに応じて、こういう資料はどうだと、この数字どうだと、できる限りでお渡ししているということであります。 私も伝え聞いているところでは、今、小林委員がおっしゃっているように、低所得者に対する軽減措置、二割、五割、七割というのを例えば九割……
○国務大臣(舛添要一君) まず、私が申し上げたのは、こういう調査の結果、約七割全体的に減少する、これは一つのデータでありますということを申し上げ、そしてこのデータにありますように自治体によって違いますし、それから、やはり一般的に低所得層の方が高所得層よりも保険料の低減される割合が大きいというような説明をいろんな紙でやってきていたと思います。 しかし、よく見るとそこには一定の条件が付してあるわけです、例えば四方式を使った場合どうだというような。しかし、どういう説明をやったか、私は少なくとも国会の答弁においてそういうことは一度も言ったことはございません。そういう言い方はしておりません。 ですか……
○国務大臣(舛添要一君) 第一義的には大阪府、寝屋川市がきちんとこれは対応すべきでありまして、保健所、各地にありますけれども、地域住民の健康を守るために必要な調査研究を行うことができるということなんで、自治体の方でしっかり方針を出されて、今環境大臣がお答えしましたように、全部基準値以下ではあるんですね。 しかし、まだにおいがするとかいろんな状況があれば更に踏み込んだ調査があってしかるべきだろうと思いますんで、これは、保健所としては自治体の市と連携を取りながら、そういうことをきちんとやって、今環境大臣がおっしゃったように、ひょっとしたら今までの基準値に挙げていない新たな物質が、化学物質が発生し……
○国務大臣(舛添要一君) 日本国憲法の下において二院制を取っておりますし、参議院の意義は私はずっとこれは強調し続けてきたところであります。出された法案に対しては真摯に参議院もこの審議をし、結論を出す、これが重要だと考えております。
【次の発言】 簡潔に申し上げます。
一月二十九日、東京都より情報提供がありまして、一月五日に兵庫県において一家族三名、一月二十二日に千葉県において一家族五名の、今おっしゃいました有機燐中毒のメタミドホス、これによる事例が報告されました。これは、ジェイティフーズが中国の天洋食品工場からの輸入したものでございまして、関係自治体、警察関係の調査の結果この物質が検出された……
○国務大臣(舛添要一君) お答えする前に、自らお医者さんで、何か七日間連続して当直して倒れられた経験もおありになって、医師の過重な労働というのを身をもって体験されている、非常にそういう思いで政治を志され、それで我々参議院の仲間として森田議員をお迎えできたことを本当にうれしく思います。 ここにおられる櫻井委員、それから足立議員、こういう方々と医療問題については党派を超えて国民的な解決策を模索しているところで、大変な援軍を一人いただいたと思って、今後一緒にこの国民的な課題に取り組んでまいりたいと思います。(発言する者あり)自見先生も当然でございます。 それで、無過失補償制度、これ、私もずっと産……
○国務大臣(舛添要一君) 今、櫻井委員が御指摘のいろんな諸問題があることを私も十分認識をしております。 それで、診療報酬の引上げ、それから今おっしゃった産科、小児科、それから脳外科、こういうリスクが高いところに対する手当てをする、それから非常に重い過酷な勤務条件にある勤務医の方々のこの条件を改善する、それから地域のネットワークを確立していく、そういうために努力をしておるところでございますし、また長期的にこの医療をどうするかと、これは非常に抜本的な私は検討が必要だと思っていますので、全力を挙げてこの医療体制の再構築、そしてよく言われる、医療崩壊と言われているようなことに対して全面的に全力を挙げ……
○国務大臣(舛添要一君) 厚生労働省関係の平成十九年度補正予算の概要でございますが、まず災害対策関係費で百六十三億円、国民健康保険や老人医療などの義務的経費の追加として千五百五十二億円、そのほか高齢者医療費負担増の凍結関係で千七百十九億円、さらに中国残留邦人に対する新たな支援策で二百五十億円など、緊急に必要となる経費を計上しておりまして、追加額の合計は三千八百八十八億円でございます。 しかし一方、これに対しまして、既定経費の節減を図りました。総額千四百五十五億円の節減を図っているところでございます。 いずれにいたしましても、国民に最も関係あるこの社会保障の分野において、この補正予算において……
○国務大臣(舛添要一君) 非正規でしかも低所得、今委員がおっしゃったようなこういう形の労働形態が固定化してしまうというのは、私はいろいろ問題が生じるというふうに思っております。 したがって、フリーターの方々、非正規の方々を常用の労働者にするために三十五万人常用化しようと様々な取組をやっていますが、この派遣制度そのもの、これは働く方から見たら、これはやっぱり自分たちの権利もきっちり守りたいし、常用労働者になりたいと、これはあると思います。ところが、片一方で、例えば通訳のような場合には、常用よりもむしろ、外国の方来られて今日ニーズがあるんだという、こういうことはあっていいだろうし、それから雇用の……
○国務大臣(舛添要一君) 今委員が持たれている危機感を私も共有しております。 一つは、ワーキングプアとかフリーターとかネットカフェ難民、この言葉がいいかどうかは別として、こういう不安定な就労者、非正規労働の雇用の増加、これはもう特に低賃金の場合大変問題だと思います。 それから、正社員についてもおっしゃいましたけれども、特に子育て世代の男性を中心として労働時間が長過ぎると、こういう問題があって、それが健康の問題にも反映してくるわけであります。私は、これは一つの危機的な状況だと思いますので、この働き方の改革をしないといけないと。 具体的には、常に申し上げていますように、三十五万人の常用雇用化……
○国務大臣(舛添要一君) 七月五日の政府・与党のこの工程表の中では、五千万件、コンピューター上で名寄せをするということでございましたんで、これを何とか三月いっぱいに終わるということで終わりました。その結果、まだ四割近くの二千万人の方がコンピューター上の名寄せでは不明であったということでありますんで、残りの三千万、明らかになり、そのうちの約千二百万件、これダブっていますから人数にして千三十万人、この方々に今ねんきん特別便をお送りしているわけで、これが作業が終わったわけでは全くなくて、残りの二千万件についても引き続き住基ネットを使う、その他いろんな手段で確実にこの年金記録の回復を今後とも図ってまい……
○国務大臣(舛添要一君) 二十一年の四月から、宅配便でも郵便でもなく、ねんきん定期便というものをお送りするようにいたしますが、その中には、今おっしゃった年金の見込額、加入期間、それから保険料納付額の目安、また三十五歳、四十五歳、五十八歳の節目に加入履歴、それから若い方には年金額の早見表とか将来年金見込額、これを全部出しますから、委員がおっしゃったことはほとんどこれで情報的には網羅されますが。 今、実を言うと、社会保障カードを考えております。カードにする、それ一枚持っていれば、まあアメリカでいうソーシャル・セキュリティー・ナンバー・カードですね、そうすると、コンピューターに入れる。そうすると、……
○国務大臣(舛添要一君) これは食品衛生法を、こういう武器がありますから、これを使ってきちんと国民の生活を守っていくということをやろうと思っています。 食品衛生法八条を平成十四年に追加しましたのは、御記憶と思いますが、あの冷凍ホウレンソウ、残留農薬でずっとあった。何度やっても入ってくる。そうすると、今までの食品衛生法のやり方は、何か問題があったら個別にやってきた。これはちょっと待ってくださいということで投網を掛けるようにやろうというやり方をしたので、極端に言えば中国からのものを全部ストップする、ないしは例えば山東省からのものを全部ストップする、それから、この工場だったらそこの工場のものを全部……
○国務大臣(舛添要一君) これは、国際的な専門家会議、国民の二五%が罹患するというような大体その数字を出しているもので、それによって計算しますと、罹患した患者数が約三千二百万人、医療機関を受診する患者数が千三百万人から二千五百万人、入院患者数が約五十三万人から約二百万人、そして死亡者数は約十七万人から六十四万人と想定しております。
【次の発言】 平成十八年度に約一千万人分、さきに成立いたしました十九年の補正予算で約一千万人、合計二千万人分の原液を買い上げております。
【次の発言】 卵の有精卵、これからやりますと、今のだと一年ぐらい最終的に掛かるし、それ以上掛かる可能性がある。今、細胞培養という……
○国務大臣(舛添要一君) いろんな分類の仕方があると思いますが、今委員が御指摘の二枚目のこの枠を埋める作業ですけれども、統合済みの記録は今おっしゃってくださったように四百十七万件です。これは十八年六月一日以降やったやつです。 それから、統合する必要がないと確定した記録、これは死亡一時金を受給していると、これはもうやっているわけですから、これ約六十万件、それから脱退手当金の受給などにより新たな受給に結び付かないと考えられる記録は五百八十八万件で、これを二つ合わせますと六百四十八万件ですが、ただ、これはもうないと確定したわけですけれども、ひょっとしたら可能性はあるけれども非常に可能性が低いのは、……
○国務大臣(舛添要一君) 正確に申し上げますと、そろそろ限界を感じているということを申し上げておりまして、もちろん、いろんな合理化、抑制の努力は政府全体としてやっていかないといけない。そういう中で、今年も二千二百億円の捻出を何とかやりましたけれども、そういう中での非常な限界を感じているということを申し上げました。 これは政府全体として、社会保障費は、今総理がおっしゃいましたように、前年比三%増を確保しましたし、診療報酬も上げました。様々な努力も今後とも続けながら、国民の命を守っていくと、この政策課題に取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(舛添要一君) 五千万件をコンピューター上で、これどういうものであったかということで、今委員が御説明くださいましたように、捜査をしてみました。それで、中身がどういうものであるかと。今おっしゃった死亡したとか脱退一時金を支払ったと。中身が何であったかということについて、コンピューター上でできたものが約三千万件、丸い数字で申し上げます。それで、そのうちの千百七十二万件、今千三十万人の方、件数がちょっと人数より多いですけれども、これにお送りしていると。それで、コンピューター上で何であるかというのは分からなかった、これは二千万件ということで、したがって、コンピューター上で解明したらこういうも……
○国務大臣(舛添要一君) 今委員が御指摘のように、これはあくまで建前上は各協会が自由に選んでくると。そして、公務員だからどこでも就職できるということではなくて、やはりそれは専門的知識とかきちんと仕事ができるということがないといけないというふうに思いますので、どういう形でこの監査体制を厳しくしていくか。これについて、こういう厳しい目が注がれて、しかも二年連続してこういうことがあったと。今これはもう厳正に処分をし、二度と起こらないように再発防止策をやっておりますけれども、おっしゃるように、監査体制、何か検討できるか、そういうことについて少し見直しをしてみたいと思います。
○国務大臣(舛添要一君) 医療提供者で医師以外をコメディカルという形でいろいろな報告書にも使いました。したがって、看護師であるとか助産師であるというのは入ります。 ただ、そのときの議論で、治療より予防ということで今保健師の重要性を御指摘なさいましたけれども、これはまさにどう定義するかということになるので、医療提供のサービス者という形で限定すればあるいは保健師は入らないかもしれません。しかし、その医療提供を予防医学の担い手という形にまで広げますとこれは入ると思いますので、ですから、委員がおっしゃるように、コメディカルという言葉が適当かどうなのか、人口に膾炙してやっているもので我々も使っています……
○国務大臣(舛添要一君) この度、引き続いて厚生労働大臣を拝命いたしました舛添要一でございます。 厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、先頭に立って取り組んでまいります。委員長、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 厚生労働行政の使命は、国民一人一人が、生涯にわたり、家庭、職場、地域等において持てる力を十分に発揮し、共に支え合いながら、希望を持ち、健やかに安心して暮らすことのできる社会を実現し、これを持続できるよう、年金、医療、福祉、雇用といった政策を適切に実施することであります。 私は、厚生労働大臣としてこの一年余り、年金記録問題、薬害肝炎問題、医師不足……
○国務大臣(舛添要一君) これまで安倍総理、福田総理にお仕えし、今、麻生総理にお仕えしておりますけど、国民のために何ができるかということで一生懸命お仕事をなさっているというふうに思っております。
【次の発言】 まず、目的としては、これは、今のアメリカ発の金融危機に対する非常に経済的に困った状況にあると、これに対する一つの対応策として御提案なさったと思っております。しかし、その過程で私は明確なルールを設ける形の方が例えば自治体での混乱がないであろうということは申し上げました。しかし、最終的に総理がそういう御決断をなさったのでありますから、私は閣僚の一員としてそれに従うということであります。
○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国における急速な少子化の進行、児童虐待等の問題にかんがみ、次代の社会を担うすべての子供が健やかに生まれ、かつ、育成される環境の整備を図ることが喫緊の課題となっております。 このような状況を踏まえ、地域における子育て支援の充実、要保護児童等に対する支援の強化、地方公共団体及び事業主の取組の強化等の措置を講ずることにより、総合的な次世代育成支援対策を推進することとし、この法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の主な内容につきまして御……
○国務大臣(舛添要一君) まず、三万六千円という数字の根拠でございますけれども、これ、住民税非課税世帯の保育所の自己負担額が大体六千円だと。それで、その半額を補助しようということで三千円。十二か月でありますので三・六万円。そして、三歳―五歳、保育所に、ないし幼稚園に通っている子供たちの支援と、そういう形での数字の根拠でございます。
単年度かどうかという話ですけれども、取りあえず今緊急な支援ということで、この今の、取りあえずとにかく単年度この支援を出そうと、そういう方針でございます。
【次の発言】 その前に、例の新待機児童ゼロ作戦の十五万人、三年集中、これは福田内閣のときに十年計画を立てて、例……
○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 少子高齢化が進行し労働力人口が減少する中で、子育て世代の男性を中心に、長時間にわたり労働する労働者の割合が高い水準で推移していること等に対応し、労働者が健康を保持しながら労働以外の生活のための時間を確保して働くことができるよう労働環境を整備することが重要な課題となっております。 このため、労働時間に係る制度について、長時間労働を抑制し、労働者の健康を確保するとともに仕事と生活の調和が取れた社会を実現する観点から見直しを行うこととし、この法律案を提……
○国務大臣(舛添要一君) そのとおりでございます。 元々、一九三六年でしたか、フランスの人民戦線内閣でコンジェペイエというその有給休暇、今それが基で一月の長期バカンスをフランスの方々は取っておられるんですけれども、やっぱりそれぐらいじっくり休むことによって心身の疲れをいやす、これが趣旨ですから、一日単位というのは基本だと思います。 ただ、学齢期前のお子さんを複数持っておられるような、働きながらそうやっているお母さん方というのは、どうしても幼稚園とかの送り迎えとかそういうことで分割で取りたいなというニーズもあるものですから、これはあくまでその方の意見が中心である、勝手に使用者側が変えるわけに……
○国務大臣(舛添要一君) 無年金の障害者、これ今、谷委員の方から御説明、また御質問ありましたけれども、こういう方々をどうして、どういう形で救えばいいかということで立法府の方で法案をおまとめいただいたということでございますので、先ほど初診日の件についても若干御指摘ありましたけれども、こういうことも含めまして、いかにすればこういう方々を救うことができるのか、そういう観点から判例なんかも参考にしながら検討を進めていきたいと、そういうふうに考えております。
【次の発言】 これは、昭和五十七年一月以降ですと国籍要件なくて国民年金みんな強制適用ということになったんですが、それ以前の方々をどう救うかという問……
○国務大臣(舛添要一君) 今委員御指摘のように、国立の高度専門医療センター、国の医療政策の牽引車として重要な役割を持っていますので、運営費交付金の交付というのはこれは不可欠だと考えております。
まず、行革推進法の三十三条の二項には適切かつ安定的な運営を維持するために必要な措置を講じた上でという規定がございますし、先般の衆議院における修正趣旨も第二に財政上の配慮ということを明言しておりますので、そういうことを念頭に置いて関係方面ときちんと対応を協議し、運営費交付金の削減がなされないように全力を挙げてまいりたいと思っております。
【次の発言】 例えば、国立病院の医師の給与について、今回の人事院勧……
○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、障害者雇用は着実に進展してきておりますが、障害者の就労意欲が高まる中、中小企業における障害者雇用が低下傾向にあるほか、障害者の特性や程度によっては長時間の就労が困難な場合がある中で、現行の障害者雇用率制度が短時間労働に対応していない等、障害者の雇用機会が十分に確保されていない状況にあります。 このため、中小企業における障害者雇用の促進や短時間労働者の雇用義務対象への追加等による障害者雇用施策の充実強化を図り、働く意欲……
○国務大臣(舛添要一君) 委員が御指摘のように、基本的にはやっぱりこの三十時間以上の常用雇用をきちんとやる方がいいということでありますし、それから、法の八十条で短時間労働者が例えばフルタイムを希望したいというときにはそれにきちんと応じなさいということも書いてありますので、今御議論なさったように、短時間労働者の枠を増やす、そのことによって雇用機会が増える、それから事業主も雇用しやすくなる、その点のメリットはメリットとして、しかしやっぱり週三十時間の常用雇用というのが基本であって、短時間労働者が望みたいと、障害を持った方々、そのときにはやっぱり適切に対応すると、それが基本であるということにおいては……
○国務大臣(舛添要一君) 長寿医療制度、様々ないい点がございます。今先生が御指摘のように、一対五倍という、こういうものも一対二倍になる。しかしながら、私はずっと担当してきて、これは元々、委員、三つぐらいのパターンが老人保健制度に代わるものとして考えられましたけれども、それぞれにプラス、マイナスがあってどれ一つ完璧ではありません。そういう中で、議論の末、分離独立型という今の制度を選びました。例えば突き抜け型というのがあります。これもまたプラス、マイナスがあります。 その中で、元々言われていたのは、七十五歳以上を切り離すことに対する感情的反発があり得ますよ、これがマイナスですよということでありま……
○国務大臣(舛添要一君) この中国産の冷凍インゲンからの農薬の検出の件でございますけれども、十月十二日に、町田市内の病院から、診療に来た患者さんが毒物混入の疑いがある苦情品を持ってこられたということで八王子保健所に連絡がございました。そして、これは東京都、昨日鑑定して、午後十時、有機燐系農薬であるジクロルボスが最大六九〇〇ppm検出されたということでございます。 まず、国民の皆さん方に対して、この冷凍インゲン、中国産の冷凍食品ですけれども、御家庭の冷凍庫なんかにこれがもしある場合は口にしないでいただきたいということをまずお願いを申し上げたいと思います。 それから、関係自治体を通じまして、輸……
○国務大臣(舛添要一君) 水岡委員と総理のやり取りを今聞いておりまして、これは平成十六年度に改正したのが今の制度なんですけれど、そのときに一応財政上きちんとつじつまが合うというか収支が合うという形で計算したという意味で、その財政上の計算を五年とか十年じゃなくて百年単位でやったという意味で百年という数字が出てきております。 そのときに、これはもう三つぐらいの点の改正点を設けました。それは、やはり保険料を段階的に引き上げていかないといけない、それは上限を固定しました。それから、今の総理のお話の平均寿命云々という話は、今までは賃金上昇率というのを考えていたんですけれども、賃金上昇率はもちろん考えて……
○国務大臣(舛添要一君) 委員が御指摘くださいました野村委員会の報告書、これにも細かいデータがございますし、それから私ども社会保険庁が今二万件の訪問をやっています。そこでも様々なデータ、なぜ年金のいわゆる改ざんと言われていることをやらないといけないのか。それは、今おっしゃったように、いろいろな経営上の難しいことはあると思います。 そこで、まず一番大切なのは、例えば中小企業、これに対する全体的な支援をどうするかということですから、私はやっぱり経営者のモラルとしては、公租公課、これは一番最後であって、それまでにやれるべき努力をやるべきであると。例えば首切りをやらないといけないと、そういうことを阻……
○国務大臣(舛添要一君) ちょっと時間をいただきまして、なるべく簡潔にお話しいたしますけれども。 私は、妊婦さんのたらい回しの件や何か非常に不幸な件がありましたから、とにかくもう必要な十四回、何とか早く健診皆さん受けていただけば、そういうことも含めて母体を守っていくことにもなると。五回の無料券を配るということになっていたら、平均二・八回しかなっていなかった。秋田県なんか十回全部無料にしている。地域によって違うんです。 そこで、とにかく一刻も早くやりたい。最終的にはそれは恒久的な財源があればいいので、そこで、半分は国庫負担、半分は地方財政措置によってやるという形で早くやることができた。これは……
○国務大臣(舛添要一君) 今委員おっしゃったように、大変厳しいこの雇用情勢の中で、失業保険をもらえばいいというんじゃなくて、やっぱり再就職してもらうということが必要ですから、そのためにこの職業訓練、これはもうセーフティーネット機能として極めて重要だと、この認識は私も全く共通しております。 ただ、私のしごと館の問題があったり、天下りの問題というのはいろんな批判がありまして、そういう批判にもこたえないといけないということで、一つは、そういう意味で無駄を排するという行政改革の立場がありました。それから、今おっしゃった雇用対策、これをしっかりしないといかぬと。それから産業競争力、これは物づくりの、先……
○国務大臣(舛添要一君) まず、国権の最高機関である国会での議論ですから正確な言葉を使いたいと思います。連敗とか連勝という言葉は私は使いたくなくて、一つ一つの訴訟において国が認めた例と却下した例がございますから、それは圧倒的多数は認めているのがあります。しかし、今回の判決でも却下したものもありますから、そこは正確におっしゃっていただきたいと思いますし、さらにまだ係争中の案件もありますから個々の判決については申し上げません。ただ、今、松野さんおっしゃったのは極めて説得力のあることをおっしゃったんで、やはり私もこういう状況で放置してはいけないということで、あらゆる手を使い、つまりその認定をとにかく……
○国務大臣(舛添要一君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 厚生労働行政は、最も国民生活に密着した分野であります。雇用対策、医療をめぐる課題、年金記録問題、食品の安全の問題など、待ったなしの課題を抱えており、国民の皆様から真に信頼を得られるよう、国民の目線に立ちながら、厚生労働行政の改革に引き続き取り組むとともに、様々な課題の解決に向け、今後とも全力で取り組んでまいる所存です。 現下の雇用失業情勢は、世界的な不況の影響を受けて、有効求人倍率が急速に低下しているほか、非正規労働者の大量離職が……
○国務大臣(舛添要一君) まず、何のために改革するかと、それは国民のためなんですね。国民の生活が良くなり、雇用も含めて、国民が安心し、将来に希望を持てるためにすべての改革はあるべきだと思っています。したがって、最初に地方分権ありきとか中央集権ありきという話ではなくて、どの改革の方向が国民のためになるのかなと、これが一番大事だというのは大前提として申し上げておきたい。 我々はILO条約に加盟していますから、その八十八号条約で国が責任を持ってハローワークをやれということが書いてありますから、そうしないということはこれは国際条約にもとるということでありますし、やはり雇用の問題は全国のネットワークを……
○国務大臣(舛添要一君) 谷先生御指摘のように、難病などを抱える方々、この方々がやっぱり職業上の制限があったりするというこういう状況は私はよろしくないと思いますので、今大変厳しい雇用情勢の中で雇用を維持し拡大する、そういう中で今障害者のみならず難病で苦しまれている方々、こういう方々に対してもハローワーク全力を挙げてお支え申し上げたいというふうに思いますし、それから雇用をする方の企業主、事業主に対しても是非そういう雇用の維持拡大をそういう方々をも対象にしてやってもらうようにこれは今後要請していきたいと思いますので、そういう方向で取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(舛添要一君) これは、委員御承知のように雇用保険二事業で賄っております。そういう中で、基本的にはやってみないと分からないということなんですけれども、ただ、もし仮に支出が超えて必要になった場合にはほかの助成金にかかわる予算の活用というのはありますし、それから予備費も二事業についてはございます。それから、雇用調整助成金の支払財源として今言った予備費というのを使うということを考えておりますし、いずれにしましても、政府全力を挙げて、もしそういうことに立ち至ったときにはきちんと財源の手当てはしたいと思っております。
【次の発言】 ホームレスの方々をどう御支援するか、これは、基本的にはやっぱり……
○国務大臣(舛添要一君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 戦没者等の遺族であって、平成十七年四月から平成二十一年三月までの間に、同一の戦没者等に関し公務扶助料、遺族年金等の支給を受けている者がいなくなったものに対し、弔慰の意を表するため、特別弔慰金を支給することとし、この法律案を提出した次第であります。 改正の内容は、特別弔慰金として額面二十四万円、六年償還の国債を支給するものであります。 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。 何とぞ、御審議の上、速や……
○国務大臣(舛添要一君) まず、森田さん、第三子御誕生、おめでとうございます。 私は、第一子のときは片一方で母親をみとってだびに付しているときに生まれたので、九州でやっていましたから、体一つなんで立ち会えなかったんですけれども、第二子のときは立ち会いましたので本当に現場が大変だなというのは分かって、そのときはドクターよりもむしろ助産師さんが非常に頑張っていただいたので、うちは幸い正常分娩でしたから、正常分娩の助産師さんの役割なんかも非常に感じました。 それから、そのころはまだ政治家じゃないんですけれども、その後、今厚生労働大臣というお役目いただいて、ある意味で非常に大変な医療の現場というの……
○国務大臣(舛添要一君) まず、春闘情勢、非常に厳しいと思っています。車にしても電機にしても、まず大手を見ても、今おっしゃったように、とてもじゃないけど定昇まで行かないところだってあるという具合なんで、そこまでやっぱり経済情勢、雇用情勢が厳しくなっている。これはもう本当に予想を超えている側面があろうかと思っています。それがまず第一点。 それから、第二点については、まあ法案の審議のときも申し上げましたけれども、片一方では雇用はきちんと守っていく、しかし新たな雇用をつくり出すために成長戦略もやらないといけない。それで、その五百兆という日本のGDPの六割の三百兆がこれは個人消費ですから、それを刺激……
○国務大臣(舛添要一君) まず、後者の方から申し上げますと、それは公開すべきであって、数字で示さないといけないものはきちんとやると。だから、これは次回からは必ず数字を詳細に添付させるようにします。 最初の、この預けという行為、私は、こういうことがあってはならない。つまり、それは一つの経理の作業として、それは民間企業を含めてですけれども、予算が決まっている、予算執行の期間までに予算が執行できない、それは考えてみたらそれだけの予算が余分だったということだから来年度減らす、それを減らされないためにどうするかの、まあ悪知恵を働かせたんでしょう。そして、例えば来年度どうせ買うんだからというので前もって……
○国務大臣(舛添要一君) 一生懸命この年金記録問題の解決に取り組んでいますが、いかんせん何十年にもわたる不祥事の山で、こつこつこつこつとやってきておりますが、まだ残念ながらすべてが解決しておりません。 したがいまして、二十二年一月に日本年金機構が発足いたしますけれども、引き続き責任を持ってこの記録問題の解決に取り組むと、これは明言しておきたいというふうに思います。それは、先般の三月三十一日の年金関係の閣僚会議においてもこれは確認したところであります。 それから、具体的に社会保険庁、これは政府の機関である、そこではいいんだけど、今度、日本年金機構になったらもう勝手に判断して、例えば記録問題に……
○国務大臣(舛添要一君) 日本時間の四月二十七日二十三時、WHOにおいて専門家による緊急委員会が開催され、その結果を踏まえて公表されたWHO事務局長のステートメントの中で、継続的に人から人への感染が見られる状態になったとしてフェーズ4宣言が正式になされ、また、四月三十日には、感染が更に広がっていることが確認され、フェーズ5宣言がなされたところであります。 こうした事態を受けまして、厚生労働省としましては、フェーズ4に引き上げられた段階で、今回のインフルエンザを感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律、いわゆる感染症法に規定する新型インフルエンザ等感染症に位置付けたところであります……
○国務大臣(舛添要一君) お答え申し上げます前に、今日は沖縄のかりゆしの日ということで、かりゆし着用をしろということで閣議決定がありましたので、こういう服装でおりますことをお許しいただきたいと思います。
さて、厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に対する内閣意見を申し上げます。
参議院議員津田弥太郎君外八名提出の厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、政府としては反対であります。
【次の発言】 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について、その提案……
○国務大臣(舛添要一君) 実は、税金の議論をするときも同じでありまして、旧大蔵省、今の財務省だと標準世帯という概念があって、それは男だけが働いていて四十代で妻が専業主婦で子供二人、ずっとそれで来ているんですね。だから、一つは、これモデルとか標準という言葉じゃなくて、一つの定点観測をやるときに、この地点から見ていて継続性でずっとまさにサザエさんの時代からやっていますよということに意味があるんで、モデルとか標準という言葉自体がミスリーディングだろうというふうに思っています。だから、私なんて、大蔵省的に言うと、標準世帯とは最も違う非標準的な生き方をやってきておりますから、何だこりゃって昔から思ってい……
○国務大臣(舛添要一君) これは法律にも、情報をきちんと提示してこの年金制度に対する理解を深めていただくということでありますので、様々なデータ、今、足立さんがおっしゃったそのデータも含めて、将来の見込額含めて出せるデータを出すと、そのことによって、自分がどれだけ今まで負担をして、それに対して給付がこういう見通しがあるということで今の年金制度に対する理解を深め、そしてさらにこの年金の意義というものについて国民の間に周知すると、そういう目的であります。
【次の発言】 一つは、我々が例えば特別便を受け取る、それで、見たときに、今、石井の方から答えましたように、標準報酬が幾らであったかというのはめちゃ……
○国務大臣(舛添要一君) まあ、年金は、特に記録問題をめぐって様々国民の不信を抱かれることになっておりますけれども、やはり老後の生活を支える大きな柱ですから、これは安心して年金がもらい続けることができるなと、しかし片一方で年収の三割、四割をその掛金に払うんじゃ、それはとてもじゃありません。ですから、年収の二割を超えないようにしましょうというのと、それと、まあ現役時代の半分ぐらいの収入で大体皆さん生活できて、それぐらいは確保しましょうと。 そうすると、そういうことの中でこの今回の法案は、国の国庫負担分を三分の一だったのを二分の一に上げることによって掛金の方の負担が減りますから、それを二分の一に……
○国務大臣(舛添要一君) 障害者向け郵便料金割引制度に関する局長逮捕についての経過報告をさせていただきます。 一昨日、本省の局長が虚偽有印公文書作成、行使の容疑で逮捕され、先月二十六日に逮捕された本省の職員が再逮捕されました。誠に遺憾なことと考えております。 現在、検察当局による捜査が行われておりますので事件の内容についてのコメントは差し控えますが、厚生労働省としては、今後とも検察当局の捜査に協力するとともに、捜査結果等を踏まえ、厳正に対処することといたします。 また、厚生労働省職員の綱紀の厳正な保持について一層の徹底を図ってまいります。 なお、本日付けで後任の局長が就任いたしましたの……
○国務大臣(舛添要一君) 周知徹底をさせたいと思います。私も還暦を迎えましたので、二年前にそういう手紙が来、三か月前に来ましたので、きちんと私はそれを見てやりました。 それで、もう一つは、これだけこういう国会の場でも議論をしていますから国民の皆さんも相当周知していますけれども、例えば私たちが二十歳になったらやるべきことというのは当然いろいろ思い浮かぶんですけれども、年金を受給できる年になったらやるべきことという、そこのところを二十歳になったらと同じぐらいのもう少し徹底ができるようにしたいと思います。 今、蓮舫さんおっしゃったことは、更に徹底をさせたいと思います。
○国務大臣(舛添要一君) 本当、これは困ったことで、委員がおっしゃるように様々な要因があると思いますけれども、やっぱり今の日本の企業風土ではなかなかちょっと、会社に迷惑掛けてもというような、自主規制というかそういう側面もあるんだろうと思います。だけど、きちんとこれは法律を実際の世界の中に実現させていくということが必要なんで、今後とも努力をしたいと思っております。
【次の発言】 これはもう出産、育児を機に労働市場から退出するということがまさに表れているんで、一つは、やっぱり全体の比率からいって、私はフランスを中心としてヨーロッパで若いとき生活していまして、みんな、女性も働くのが当たり前、それから……
○国務大臣(舛添要一君) 社会保障のセーフティーネットをどういう形で張り巡らすか、私はできるだけ数多く重層的であった方がいいと思いますのと、最終的に財源は皆さんの税金でやるわけですから、国民が納得をするものでなくてはならない。 そうすると、例えば基礎年金的に、例えば生活保護だったらあらゆる困った方は画一的にこれだけ支給いたしますよと、そこから先は父子家庭、母子家庭、あるいは極端に言ったら、生活保護の中でも、両親ともそろっていても下手をするとその家庭の状況で子供はもっと困っている状況にあるのかもしれません。そういうことも含めて、きめの細かい手当てがやっぱり必要だろうというふうに思っています。 ……
○国務大臣(舛添要一君) 私は議員であるとともに厚生労働大臣でありますので、衆議院のレベルにおいても常に申し上げていたのは、私は投票のときには私の倫理観に基づいて投票いたしますけれども、今私がここでとやかく述べるということは、厚生労働省を代表しておりますので、皆様方の御決断に予断を差し挟むようなことになることを避けたいという思いで、それは禁欲したいと思っております。
【次の発言】 いや、それも厚生労働大臣を辞めて、一議員になったらお話しできると思います。
○国務大臣(舛添要一君) まず、移植コーディネーターの質を高める、これがもう必要だということは申すまでもないと思います。 先ほど局長が説明いたしましたように、移植コーディネーターの日本臓器移植ネットワークでの公募要綱を見ていますと、医師、看護師、検査技師など国家医療資格保有者又はそれと同等の知識を持たれる方ということなので、ここで一定の医療情報に関する資格というのが認められていると思います。その上で細かい研修をやり、しかも筆記試験、面接試験をやっておりますので、当面は日本臓器移植ネットワークの中での研修ということを更に強化し、それをお手伝いする形でやればというふうに思っております。 欧米の……
○国務大臣(舛添要一君) 幾つかポイントがありまして、一つは平成十六年から様々な審議会を行い、十八年にはこの国会の場で法改正が行われている。ただ、残念ながらこれはメディアの問題でもあると思いますけれども、きちんと大きなスペースを新聞が割いて報道をするかどうか。センセーショナルに報道したものはみんなよく気が付くわけです。 それで私が取っている手法というのは、私直属の検討会をやり、私が出ていってやると、カメラ頭撮りとかいうのがテレビあって、それでやっと動くということが何度もあったんです。ですから日々、漢方の方も含めて薬局の方もそんなに、忙しいから毎日毎日国会で何をやっているだろうということには注……
○国務大臣(舛添要一君) 総理がぶら下がりでそういうことをおっしゃったというのは、私は報道も確認しておりますけれども、存じ上げておりません。それで、今朝私は正式な会見をして、持てる情報はすべて正確に流したところであります。 それで、すべて陣頭指揮をやっておりましたけれども、問題は、松井委員御承知のようにWHOの緊急会議の結論が先送りになりましたので、これを専門家の会議を待たないと正確な判定ができませんので、それを待っているという状況でありますし、我が省からも担当官、既にジュネーブに着いて一緒になって情報収集を行っておりますんで、それで今朝も国民の皆様に先ほど記者会見で申し上げましたけれども、……
○国務大臣(舛添要一君) こういうことがあっちゃいけないんで、私は、私が国会で答弁をしたことについてはきちんとフォローをさせる。そして、先般官邸の中に設けられました厚生労働行政の在り方の再検討をしようという中に、ガバナンスの強化とかPDCAサイクルをやれと、つまり決めたことはちゃんとやるんだと、こういうフォローをやりたいと思います。 まさに役所の縄張りで、私も、その三種類のガムがそれぞれおっしゃるような危険性があるということで、こういうことこそまさに消費者庁ができる意義があると思いますので、今後は関係省庁と連携を取りながら、また、新たに生まれます消費者庁の下で、こういうばらばら行政というのを……
○国務大臣(舛添要一君) 橋本内閣のときの中央省庁再編から八年たちました。時間がたてば、ちょうど今皆さん方が御議論していただいているやっぱり消費者の問題、これをひとつきちんとやろうというのが出てくる。例えば少子化の問題にしてもそうです。ですから、不断に霞が関の機構、政府の形を見直すというのは大切だろうと思います。 ただ、その過程において、やはり設置法で、法律で決めるべきだと。これは国権の最高機関は国会でありますから、国会のコントロールを受ける、まさにそれが必要だと、これはまさに正論だと思います。 その一方で、今委員がおっしゃったように、迅速に変えるためには非常に難しい。例えば今のように衆参……
○国務大臣(舛添要一君) まず、現行制度の課題といたしましては、利用が必ず保障される仕組みになっていないことなどによって利用希望者の増加に応じたスピード感あるサービス量の抜本的拡充が難しい。それから、いわゆる保育に欠けるという判断の、この保育の必要性の判断が、例えばパートタイム労働者の場合どうなのかと。認められないというようなことがあるなど、ニーズに十分こたえられてないということが現在の問題だと思っております。
【次の発言】 今委員御指摘のように、改革の方向性、三つあると思います。今の制度の運用でやる、運用改善でやる。もう一つ、やっぱり新たな仕組みをつくっていく。さらに、民営化的な、規制緩和的……
○国務大臣(舛添要一君) 今委員が御指摘のように、片一方でこの派遣労働ということについて、平成十一年、そして平成十五年と、特に十五年、製造業への拡大ということが行われてきましたけれども、御指摘のように、それと両輪を成してセーフティーネットをきちんと張らないといけない、ところがそれが十分でなかったという認識を私も持っております。 そこで、今は、その後、きちんと労働者派遣契約の中途解除などについて、これは派遣元にも派遣先にも、それから元々は派遣元と労働者の間の関係ですから、これは労働契約法、労働基準法など様々な法律がありますから、そこについての解雇についてはきちんともう最初から法的な枠がはめてあ……
○国務大臣(舛添要一君) 資源のないこの我が国において、私は日本の国力の最大の源は人であるというふうに思っております。優秀な人材が育ち、そしてこの資源のない日本で加工品を作って海外に輸出する、まさにこの人こそ宝、そして働く人たちの力でここまでの国力が保てたものだと思っていますので、まさに人が資本である、ヒューマンキャピタリズムということを言いたいと思っております。
【次の発言】 その具体的なことにお答えする前に二つ申し上げたいと思いますのは、戦後日本の高度経済成長を支えたその中でのセーフティーネットは、基本的にまず家庭があり、とりわけ企業、大企業を中心とした、これがきちんと、例えば住宅を社宅で……
○国務大臣(舛添要一君) 今、与党でもプロジェクトチームをつくり、鋭意検討し、春をめどに与党の方は成案を得ようとしております。私の下においても検討会を開き、そこで同時並行的に検討をしております。
九月のこの見直しの決定は、一年を掛けて成案を得るということでございます。
【次の発言】 まず、二次補正と本予算でどういう形で具体的に雇用を創出するかということでございますけれども、例えば一番の問題は、人材が足りない介護の分野、こういうところに、ミスマッチということで片一方では失業者がいる、これを今二つの予算を使いまして職業訓練、これ例えば介護福祉士、二年間までできますので、こういうことをきちんとやっ……
○国務大臣(舛添要一君) 急速な経済情勢の悪化、そして雇用情勢も極めて厳しい状況にあるというふうに思っております。一月の有効求人倍率が〇・六七倍と、前月より〇・〇六ポイントの低下という数字がございます。それから、各都道府県の労働局やハローワークを通じて把握したところですと、二月の十八日時点で昨年十月から本年三月までに職場を離れる非正規労働者が十五万八千人に上るという数字も出ております。 こういう状況にかんがみまして、二次補正、そして今御審議いただいています来年度予算におきまして、雇用を維持するための助成金、雇用調整助成金を拡充するような措置、それから過去最大の四千億円の基金、緊急、それから地……
○国務大臣(舛添要一君) 雇用情勢が極めて厳しい中で、二次補正、それから来年度予算におきまして、まずこの雇用調整助成金、これを使って休業や訓練などを労働者に行わせながら雇用を維持する、こういう企業に対して助成措置を行う。それから、雇用創出のため、四千億円、過去最大規模ですけれども、その基金を都道府県に創設する。それから、失業給付の見直し。それから、例えば派遣の方々ですけれども、これは二月十八日時点で非正規労働者十五万八千人、これは昨年十月から三月までの数字として十五万八千人という予想が出ております。こういう派遣労働者を雇い入れた場合のこの企業に対する助成の実施などに取り組むほか、住宅・生活対策……
○国務大臣(舛添要一君) 端的に言って、人が足りない業種と逆に余っているというところがあるわけでありますけれども、有効求人倍率という数字を使ってみますと、例えば生産工程・労務〇・三九倍、事務的職業〇・二三倍で、これは低い。ところが、保安の職業三・八一倍、接客・給仕二・八二倍、それから今御指摘の医療・介護分野ですけれども、保健師、助産師等が二・七五倍、介護関係二・三四倍、医療技術者二・一五倍。まさに職種間のミスマッチが生じているわけでございまして、特に介護の人不足ということで、二万六千人の介護の専門家を育てたいということで、特別に今、厚生労働省、求職をやる方と求人をやる方、両方いるわけですから、……
○国務大臣(舛添要一君) 私も北海道に大変縁がありますし、家族含めて何度も北海道のお医者さんにはお世話になっていますので、非常に先進的な取組をおやりになっている面もありまして、私は非常に実は北海道の医療体制のいい面は評価をしております。 その中で、今回、この保険料率を各県ごとの協会けんぽでやるときにどうするか。北海道、一番厳しいんですね。それで、五分の一、いや、しかしそれでも厳しいんじゃないかというので、やはりもう十分の一という形でやろうという方向で、まだ正式に決めていませんが、そういう方向で今作業をしている、これは先ほど保険局長がお答えしたとおりでございます。ただ、そこから先、今、相原先生……
○国務大臣(舛添要一君) 年金受給者の方々に社会保険庁では、確定申告で御活用していただけるように各年ごとの源泉徴収票を交付をまずしております。
御指摘のような事態があったということでございますけれども、年金時効特例法の施行時に発行しましたクエスチョン・アンド・アンサーズという、これ冊子がありますけれども、ここにも税金の取扱い、各年度ごとだということを明記してありますので、今後はそういうことがないように更に周知徹底したいと思います。
【次の発言】 三つぐらいのポイントがあると思っています。
一つは、年金記録の誤りについて、だれがどこまで責任があるかということの明確化をどうするかという問題であ……
○国務大臣(舛添要一君) 本当に雇用失業情勢、極めて厳しいと思っています。 一月の有効求人倍率は〇・六七倍ですが、これは前月に比べて〇・〇六ポイントの低下。実を言いますと、これだけ、〇・〇六ポイントも低下するというのは平成四年一月以来実は十七年ぶりの悪い指標でございます。 それから、ハローワークなどを通じて把握したところで、二月十八日時点で、昨年十月からこの三月までの非正規労働者で職場を離れないといけない人が十五万八千人ということでありますし、雇用については遅行指数で後から出てきますが、鉱工業生産など今の経済指標を見ていますと、これは非常に厳しいなという感じがしています。 そこで、どうい……
○国務大臣(舛添要一君) 要するに、離職するとともに寮から追い出されるというようなことで、家がない。そうすると今度は住所がないわけですから、再就職のときに住居がないからまた職が得られないと、こういう悪循環、これが最大の問題だと、ハウジングプアについては思っております。
【次の発言】 全国のハローワークで雇用促進住宅入居、これも四千九百件ぐらいあっせんしております。それから、家賃補助その他資金の融資ということで、これも四千六百件ぐらい既に行っております。そのほか地方公共団体とも連携して、町営住宅とか空いているところがあればこれも活用させていただくと。
いずれにしましても、総力を挙げて住宅支援を……
○国務大臣(舛添要一君) まず、資料をお作りいただくときに、せっかく我々が提供したんですから全部正確に出していただきたい。つまり、全体の六割近くは要介護度は変わりませんというデータがありますし、それから例えば、要介護度五の人が重くなるはずないんですよ、当たり前のことですけれども。それは……
【次の発言】 いやいや、ですから、軽くなるんだけれども……
【次の発言】 だから、重くなるのが入らないのは、だって要介護度六ってないんだから。
それで一応こちら側の基のデータをいいますと、今申し上げましたように、モデル事業と研究事業はありますが、大体一、二割が軽くなって一、二割が重くなる。それで六割近くが……
○国務大臣(舛添要一君) そういう事実があるというのは承知しておりません。
【次の発言】 今それは、大塚委員がおっしゃったことが事実であれば、食品衛生法は私が管轄しておりますから、すべて森羅万象全部というわけにいかなくても、そういう問題点があるということであれば、それはきちんと報告を受けたいと思っております。一般的な対応ということについてはきちんとしておりますので、個々のケースについてまた必要な報告は取りたいと思っております。
【次の発言】 食品衛生法、現実的にはこれは都道府県がきちんと対応しないといけない。それを我々は指導する立場にありますから、その出した都道府県が問題がある風評被害につなが……
○国務大臣(舛添要一君) 雇用を守るということとともに、今度は新しい雇用を創出するという観点も必要であります。そういう意味で、日本のGDP五百兆のうちの六割の三百兆が個人消費、そうすると、個人が消費がよりできる環境を整えるための施策として、可処分所得、つまり公租公課、保険料や租税を引き落とした残った可処分所得を上げる必要がある。そういう意味で、月額千円とか二千円、そういうレベルで引き下げれば上がります。そして、これは個人個人の働いている方の負担も減りますし、企業にとっても五〇、五〇の割合で取っていますから減りますと。 そういう意味で、片一方では雇用を創出するため、つまり景気を回復させるための……
○国務大臣(舛添要一君) 新基準について、これは、いろんな地域によるばらつきを防ぐ、それから、例えば寝たきりである状態が介護が必要なのかどうなのか、そういうことについて様々な正確な認定ができないということで、新しい認定基準を作りました。 しかしながら、例えば自立と書いてあって実は介助ないのに自立と、そういう言葉遣いを今徹底的に改めよということで改めさせております。そして、これは既に各市町村で準備が進んでおりますからきちんとやっていただいて、そして、しかしこれは検証をやる、公開の場で検証をやる、そしてそれをフォローアップして対応したいと思っていますから、凍結ということではなくてそういうことで対……
○国務大臣(舛添要一君) 今、谷川委員おっしゃったように、大変この雇用情勢厳しい、そういう中で、雇用調整助成金というのをこれまで活用してまいりました。これは実はこの三月までで約二百四十万の方々に御利用いただいております。そして、例えば中小企業だと助成率が八割だったのを、三月三十日からは九割まで国が見ると、こういうことをやっておりまして、今御審議いただいています補正予算では、この助成率の今申し上げた引上げ、それから六千億円を更に確保して今後のニーズにこたえようとしております。 それから、失業期間中に職業訓練を行う、その間生活どうするんだと、職業訓練やっていますから。そういうときに、企業が行う実……
○国務大臣(舛添要一君) 昨日、ニューヨークに国連の模擬国連という行事に参加していました私立学校の高校生二名、これは一時期同室にいたと、これ今、居住地八王子市と川崎市ですけれども、それぞれ検査の結果、昨晩、夜、私のところに報告がありましたが、新型インフルエンザにかかっているということであります。これは関西とは違いまして、国内感染、国内での人―人というよりも、むしろニューヨークからということでありますし、そういう意味で、しかもまだ学校に行っていませんので、東京都、川崎市の教育委員会が適切な対応を取っていると思います。 今後とも、正確な情報を国民にお伝えして、そして油断することなく、しかし冷静に……
○国務大臣(舛添要一君) 鈴木委員が非常に正確にこの事態を把握してくださっておりますので、今おっしゃったように、だれも遭遇したことのない新型インフルエンザで、まさに試行錯誤を繰り返しながら、日々反省をしながら新しい状況に対応していかないといけない。 そこに書いてありますように、一部は、いろんな専門家の意見を聞くのはいかがなものかというような批判を一部のマスコミはおやりになっていますけれども、今専門家の先生方は、尾身さん、これはWHOで非常に優れた業績を上げられた先生で私もよく知っています、この方をヘッドに委員会を形成しておりますけれども、すべてがその委員会の専門家の助言に基づいて成り立ってお……
○国務大臣(舛添要一君) この緊急人材育成・就職支援基金ですけれども、この中の実習型雇用・雇入れ助成、これは、雇い止めなどによって離職した非正規労働者、こういう方は実は十分な技能、経験のない求職者でありますので、こういう方に実習を企業でやらせるということで、その訓練、そういうことを通じて、雇用を通じて技能を習得させた上で、そして正規雇用で受け入れる新規成長・雇用吸収分野などの中小企業へ助成を行うということですから、具体的にそういう求職者を原則六か月の実習型雇用で、うちの企業で受け入れていいよと、そういう事業主に対して一人当たり月額十万円、これを補助いたします。それから、この実習型雇用期間を終了……
○国務大臣(舛添要一君) 今、各自治体、昨日も滋賀県の嘉田知事がお見えになりました。自治体と連携を取りながら、そしてまた各地域の医師会の協力も得ながら、特に神戸の場合、これはもう先行的に発熱外来ではなくて神戸の医師会がやってくださるということで、物理的にスペースを分けて発熱患者を診てくださるということであります。 総合的なことを申し上げれば、例えば保健所、こういうものについて、国民の生命と健康を守る、こういうところに今後の国家の方針としては、それは平穏無事なときには暇かもしれないですけれども、いざというときに間に合いません。それは検疫官もそうなんです。全体の削減計画があります。その中で十名で……
○国務大臣(舛添要一君) 二十年度の第一次、第二次、二回の補正予算でも財源手当てをしておりますし、今回、今、森委員おっしゃったように、新型インフルエンザ対策ということではなくて、一般的な対策として約千三百億円補正を組んでおります。 先般御説明いたしましたように、鳥由来のインフルエンザの準備をしていましたけれども、豚由来のものであってもこれは当然使えるということでありますし、それとともに、地域活性化・経済危機対策の臨時交付金、一兆円ございます。これを活用する。それからさらには、医療機関なんかについては、地域の医療再生計画三千百億円というのももう既に計上しておりますので。それから、いよいよこれは……
○舛添要一君 皆さん、おはようございます。自由民主党の舛添要一でございます。 今日は参議院の予算委員会が始まります。まず総理に、総理就任本当におめでとうございますということを申し上げたいと思います。 二十年前になりますか、我々、北海道を基盤にしていろんな議論をしてきた。そして、そのときは、もう今、残念ですけれども、中川昭一君もああいう形で急逝された。鳩山総理、中川昭一、それから鈴木宗男さんもおられたと思います。ああいう北海道の仲間と議論をしたことを懐かしく思い出しますし、その後、鳩山総理が、この自民党の政治では駄目だと、何とか日本の政治を改革したいということで、こういう形でさきがけをつくっ……
○舛添要一君 皆さん、おはようございます。自由民主党の舛添要一でございます。 今日は、鳩山総理と、この国の形、この国をどういうところにどういう形で持っていこうとするのか、政治的なリーダーシップの在り方、主として我が日本国憲法を中心に大所高所から御議論を申し上げたいと思っております。経済問題、政治と金の問題、その他様々な個別の問題は後ほど同僚議員がじっくりと取り上げる予定でございます。 まず、すべて私の問題は、総理がこの日本丸の船長さんとして我が日本国をどういう方向にかじを切っていかれているのかと、そういう観点からの質問に限りたいと思っております。そして、後半では、この日曜日に名護の市長選挙……
○舛添要一君 予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。 派遣団は、簗瀬委員長を団長とする十四名で編成され、二月十八日及び十九日の二日間、福島、栃木の両県を訪れ、東北及び関東地方の産業経済の動向、両県の財政・経済状況等について概況説明を聴取するとともに、福島県では公設試験研究機関の活動状況、中小企業の状況、栃木県では酪農試験場の研究内容、医療機器及び精密測定機器の製造状況、商工業の状況、自動車産業の状況について調査を行ってまいりました。 東北地方の経済動向は、生産活動は低水準ながらも緩やかに持ち直し、企業収益は平成二十一年度に増益を見込んでいる。個人消費は、経済対策の効果で乗用……
○舛添要一君 おはようございます。自由民主党の舛添要一でございます。 今日は、経済・財政について総理を中心に御質問を申し上げたいと思います。 総理、その理由が二つございまして、一つは、鳩山内閣の支持率が下がってきている、そして国民の皆さんに失望感が広まってきている。私は、その一つはやはり政治とお金の問題がある、それから普天間の問題がある、しかし、もう一つ極めて重要なのは経済の低迷ということがあるだろうと思っていますので、是非これはいい政策をやっていただきたいと思いますので、その点御質問したいと思います。 それから、もう一つ理由は、私がこの委員会で月曜日に委員の皆さん方を代表させていただい……
○舛添要一君 おはようございます。舛添要一でございます。 予算委員会、参議院の審議時間ほぼ七十時間に及ぶと思いますので、衆議院並みの議論をしてまいりました。ただ、まだまだいろいろ政府に御質問したいことがございます。今日は締めくくり総括ですんで、できるだけ多くの分野について御質問をさせていただきたいと思います。 総理、昨日、外交・防衛の集中審議、極めて実り多い審議ができたと思っておりますが、昨晩、政府で関係閣僚が普天間の基地の移設について御議論なさったということでございますけれども、その中身、どれぐらい検討が進まれたか、ちょっとお答え、御説明いただければ有り難いと思います。
○舛添要一君 新党改革の舛添です。
今日は、菅総理と幾つかの点について議論をしたいと思いますが、まず総理、最近の世論調査を見ますと、内閣支持率三〇%を切る、不支持が非常に増えている。尖閣絡みの問題、様々な問題があると思いますけれども、そのなぜ支持しないかという理由の一つに、総理大臣のリーダーシップが見えないというのが非常に大きゅうございます。こういう国民の評価についてどういうお考えでしょうか。
【次の発言】 もう一つ国民がよく分からないのは、ある政策がどこでどのように決定されているのか。閣僚レベルか、それとも官房長官が仕切っておられるのか、最終的に総理が決められるのか、与党の関与はどういうこ……
○舛添要一君 震災から三月以上たちました。菅総理、非常に私は残念に思いますのは、この三月間の菅内閣の対応、一生懸命やっているとは思いますけれども、私は、何か日本国を破滅に導いた大日本帝国陸軍の道と同じように思えてならないんです。 例えば、四月の二十五日の予算委員会で、原発の現場で働いている人たちの健康管理、自己の造血幹細胞の事前採取ということを御提案申し上げました。しかし、全くそれは受け入れてもらえない。国際学会でもこれを支持する動きがその辺りでその後出てきている。しかし、なしのつぶてであります。今なお非常に劣悪な環境で働いている。要するに、特攻隊を送り出して、おまえら勝手に死ねと言っている……
○舛添要一君 まず最初に、原発作業員らの安全確保について、総理にお伺いいたします。 本当に現場は命懸けの仕事をなさっている。食べるものもない、寝るところもない、そういう中で万が一大量被曝があった場合に、彼らの命を救わないといけません。今、自分の造血幹細胞を事前に採取して凍結して置いておけば、万が一のときに命が助かる可能性があるわけです。私はこれを是非やるべきだと思いますし、虎の門病院では既にその体制が整っている。そしてまた、全国の関連学会も百七ありますが、その施設が協力表明しておりますし、ヨーロッパの学会も何とか協力しようと。 ただ、今のところ政府の見解は、そんなものは必要でないと、そうい……
○舛添要一君 今日は、これからの日本、そして世界の原子力政策どうするかという大きな問題について総理と御議論をいたしたいと思っております。 私は、ずっと原子力政策そして原子力発電、かかわってきた者として、今回の原発事故を大変重く受け止めております。そういう中で、やはり使用済みの核燃料の管理、それから放射性廃棄物の管理、これがもう今の福島の状況を見ても非常に大きな問題なんです。 これからの方向として、我々は何とかこの核燃料サイクルを確立して、使えるエネルギーは、プルトニウム、使っていきたいという方向で出してきましたけど、そういうことはやめて、ワンススルーという形でもうすぐ処理してしまうと、こう……
○舛添要一君 総理、TPP参加に関しまして慎重派の意見も非常に強いと。それは私、二つ理由があると思うんですね。 一つは、十分な情報の開示がなされていない、全く分からないところで判断される。だから、反対とおっしゃる方のうちのその半分ぐらいは恐らく情報ないから反対じゃないかというふうにも思っています。 それからもう一つは、TPP参加したときにどういうメリットがあるかということの話の中で、後ろ向きなんですよ。つまり、TPPに入って国を開かないと日本が駄目になる。じゃ、どう駄目になるんですか。 反対する方は、先ほど来の議論のように、農業ではこういう弊害がある、この分野はどうだということがあると思……
○舛添要一君 まず、今日の同僚の皆さん方の御質問をお伺いしていて、これは是非政府に申し上げたいことは、やっぱり危機管理の失敗であるということは明白だと思います、今回について言うと。そうすると、危機管理の要の役人というのは危機管理監。我々は国権の最高機関です。この場に出てこないという理由はありませんよ。私は予算委員会でも、あした、この同じことを総理に直接申し上げたいと思いますけれども。じゃ、田中防衛大臣、何か今、攻めてきたら防衛出動を下令する、日本の自衛隊を動かす最高責任者、あなただってここにいれない、二十四時間中央指揮所にいないといけないことになりますよ。 ですから、私は、国民の代表がここに……
○委員以外の議員(舛添要一君) まず、この委員会に出席して質問をこのようにさせていただく機会をいただきましたこと、委員長始め委員会の皆さん方に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 それから、私が非常に危惧しておりましたのは衆議院での審議時間が僅か五時間ということで、これは国民の命にかかわる非常に重要な法案ですので、我々この参議院で、この委員会で非常に真剣な、しかも水準の高い議論を皆さんがなさっているということに敬意を表したいと思います。私は、参議院らしい在り方だと思っております。 先ほどからも御議論を聞いておりましたけれども、私が厚生労働大臣のときにこの新型インフルエンザが起こり……
○舛添要一君 野田総理、昨年末、韓国そして中国の首脳と精力的に首脳会談をこなされました。ただ、私は日本外交について非常に二つばかりのことを懸念しております。特に、韓国とか中国、ロシア、いずれも難しいお隣の国です。 そこで、まず最初なんですけれども、非常に耳触りのいい言葉を発することによって本当の問題の解決を遠のかしていないのかというのが実は私の懸念であって、外交官は、ともすれば共同コミュニケ作るときそういう言葉を作りたがる。だけど、我々政治家が外交やるときには、そこはきちんとチェックしないといけないと思います。 現実に今から私が言う言葉をお使いになったかどうかは別として、例えば、我々は韓国……
○舛添要一君 今日は、社会保障と税の一体改革について総理と御議論したいと思います。
この一体改革なんですけれども、何か消費税増税論議ばかりになって、ちょっと矮小化されてきているような気がしてなりません。そして、たしか今月いっぱいに閣議決定なさるという御決断でしょうけれども、民主党の中にも反対派がいる。この一体改革の進捗状況、そして今のような状況について、総理はどういう御認識をお持ちになっておられますでしょうか。
【次の発言】 総理の御意図はよく分かるんですけれども、あえて言うとアブ蜂取らず。つまり、税制と社会保障、二つ課題ありますね。もっと言うと、二兎を追う者は一兎も得ずみたいな状況になって……
○舛添要一君 今日は、野田総理と防衛の基本問題、防衛構想についてちょっと議論をしてみたいというふうに思います。 今日の委員会、二人の元自衛官の同僚が質問しました。しかし、私は、この場で聞いていますと、政府側の答弁、これは十分納得のいくものではなかったような気がします。それは、やっぱり我々政治家が反省しないといけないのは、特に日本において戦後、安全保障、国防、こういう問題についてしっかりと議論をしてこなかった嫌いがあると思うんですね。 それで、例えば、民主党政権になって、防衛計画の大綱、これはもう国防の基本方針なんですけれども、動的防衛力という概念を出されたんです。何度も私、防衛白書を読みま……
○舛添要一君 今日は、野田内閣の基本姿勢というテーマでございますので、ここのところずっと民主党政権の在り方を見てきて私が感じるところを率直に申し上げたいと思っています。 民主党が掲げる政策、様々な理想が込められていますし、例えば控除から手当へと、こういう税制改正の方向については私は合っている、適切だと思っていますし、格差の是正をうたっていることについても今の時代の要請にかなっていると思っております。 じゃ、そういう政策がなぜ実現できないのか。皆さん方、これはねじれ国会だということをおっしゃいますけれども、しかし、私は安倍内閣、福田内閣、麻生内閣で大臣を務めましたけれども、そのときもねじれ国……
○舛添要一君 今回の北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する政府の対応を見ていますと、危機管理、情報収集、情報発信、大変問題あるというふうに思っております。 私は、この国の形、制度を考えるときに、もちろん要職にある人間がしっかりしないといけないということは当然ですけれども、制度そのものについても見直すべき時期に来ているんではないかなというふうに思っております。危機管理、クライシスマネジメントと英語で言います、情報収集、インテリジェンス、この両方について様々な問題点があると思います。 先ほど、昨日の外交防衛委員会の集中審議では危機管理監は出席しないということでしたけれども、今日は委員長を含め野党の厳……
○舛添要一君 今日は総理と、総理がどういう社会を目指しているのかと、社会保障の観点から議論をしたいというふうに思っております。 消費税増税ということが今ほぼ決まりかかっていますけれども、そのことによって本当にいい社会が生まれるのかどうなのか、野田総理がどういうビジョンでこの福祉社会というのを考えているのかということをちょっとお伺いしたいんですが。 私は、戦後六十七年たって日本にやっぱり活力が失われてきている、格差が固定したり拡大してきている、私はそれは良くないと思います。貧しい家庭に生まれた子供はずっと貧しい、金持ちの家庭の子供は金持ちになる、そういうのではなくて、まさに本当に最下層からア……
○舛添要一君 野田総理、竹島、尖閣、日本の主権が侵される非常に深刻な事態になっていますけれども、一月の予算委員会で総理と私、議論したときに、日中関係について戦略的互恵関係、この前、呪文のようにというようなことをお互いに言い合った。それから日韓関係については未来志向。何か言葉だけ言っておけば済むような感じになっていた。
先ほどもちょっと同僚議員の御質問に対する答弁の中で戦略的互恵関係という言葉が出ましたけれども、こういう言葉の重みが完全になくされているのが今の現状だと思いますが、どうなさいますか。
【次の発言】 今回の韓国、中国の対応の背景に、私、二つ問題があると思います。一つは、日米安保体制……
○舛添要一君 今日は外務大臣、防衛大臣に、とりわけ中国との関係についてお尋ねを申し上げたいと思います。
残念ながら、尖閣諸島の国有化以来、日中関係が大変悪くなっております。私、四月に中国に行きまして、要人と会談したり中国の大学で講演したりしながらひしひしとそういう厳しい現状というのを感じてまいりましたけれども。
まず、外務大臣、日中関係の現状をどういうふうに認識されているか、お答えください。
【次の発言】 今、防衛ということをおっしゃいましたけれども、岸田大臣、今のこの厳しい現状、悪化していると、日中関係、その認識は同じだと思います。何が最大の原因だというふうに大臣はお考えですか。
○舛添要一君 両先生、ありがとうございました。 舛添要一でございます。 まず、山形先生の方にですが、お書きになったものの中で、バングラの例で、余り顔の見える援助というようなことではなくて、そんなお礼を強要するような感じはどうかと。今まで顔が見えないんで顔の見える援助をと言われてきていた面があるんですけれども、私は、量的にこの援助を増やすことができないなら、どういうふうに質的な変換を図るかというものが重要だと思っているんです。 昔、カンボジアで日本橋造ったときに、あれがカンボジアの紙幣に印刷されたというのでみんな喜んで、こういうことがモデルだみたいなことがありましたですね。だけど、ちょっと……
○舛添要一君 今日は、安倍内閣の経済政策について主として御質問いたしたいと思います。
渡辺喜美さん、山本幸三さん、そして私で十二年前からこのインフレターゲットを含めて大幅な金融緩和をずっと訴えてきました。あのころは我々は自民党の中で少数派でしたけれども、十二年たってやっと安倍総理がこういう大きな決断をしてくださった。そしてまた、麻生副総理の御努力でG20の結果、今週は株高、また円安ということで非常に順調な動き出しをしておりますけれども、総理が今回こういう大胆な金融政策ということに踏み切った最大の理由は何でしょうか。
【次の発言】 今いみじくも総理おっしゃったように、私は、やっぱり過去大きな失……
○舛添要一君 安倍総理、今日は、大変今悪化しています日本と中国との関係、これどうすれば立て直すことができるかと、このテーマに集中して御議論申し上げたいと思います。 まさに安倍総理のときに、二〇〇六年十月、中国にお行きになって、そして戦略的互恵関係ということを定められて、その後、翌年、温家宝さんが来られる。大変、日中関係がいい方向に向かっていった。その後、ずっと悪化をしてきた。麻生副総理もそこおられますけれども、その後、福田総理、麻生総理の下でも日本と中国の間の戦略的互恵関係とずっと言い続けてきたんです。 ところが、この言葉が呪文になってしまったということで、この呪文という言葉は私が使ったん……
○舛添要一君 いつものようにしんがりを務めさせていただきます。 総理、今日は、日中関係と新型インフルエンザ対策についてお伺いしたいと思います。 非常に私は今の日中関係を危惧しておりまして、本当に冷え切ってしまったなという思いがあります。何とかこれを解きほぐすのは、政府のみならず我々国会議員としての役割でもあると思っておりましたので、四月の初めに中国に行ってまいりました。元の外務大臣の唐家センさん始め要人と、政府の方々とお話をしたり、北京の清華大学で講演したりというようなことで対話を重ねてきましたけれども、大変厳しいなと。これは、じゃ、どうやったら君は解決するんだねともし総理に問われれば、私……
○舛添要一君 アベノミクス、今のところ大変な成果を上げております。私も大胆な金融緩和ということをずっと主張してきましたので、大変うれしく思っております。 ただ、三本の矢以外にもこういうところを注意しないといけないよということを常に申し上げておりますので、今日も余り皆さんが注目していない会社法の問題取り上げたいと思います。それで法務大臣にいらしていただきました。 二月十九日の予算委員会で、私は、給料が上がらないと、従業員の給料が上がらないと駄目だよと。そのときに、稼いだものを内部留保にするのか設備投資するのか、これは麻生副総理とも我々のふるさとの福岡県の企業の例なんかでお話ししました。そのと……
○舛添要一君 総理、今日は医療制度について議論をしたいと思います。
私はよその国で生活したこともございますけれども、日本人であって非常によかったなと思うのは、健康保険証一枚持っていれば、いつでも、どこでも、日本どんなところでも病院にかかれると。私は、この国民皆保険制度、堅持すべきだと思いますが、総理はどういうお考えでしょうか。
【次の発言】 そこで、その国民皆保険を堅持するためにどうすればいいかというときに、私は、国民健康保険制度、これに抜本的なメスを入れる必要があるんだろうというふうに思っております。
それは、健康なときにサラリーマンは会社の保険に入っている。だけど、サラリーマンを辞めれ……
○舛添要一君 今日は安倍総理と安倍政権の防衛構想について議論をしたいと思いますが、その前に、本日の極めて異常なこの国会の状況、大変残念であります。この点について私の見解を述べさせていただきたいと思います。 我々はみんな原点に戻る必要があると思っています。この国会を一日開けると国民の税金二億円使っているんですね。それだけの重みをみんな感じて国民の代表として仕事しているのかどうなのか。 それから、私は、民主主義というのはルールだ。独裁に民主主義は負けない、民主主義が独裁者に座を譲らないためにルールを守るということが基本にあるわけです。ですから、その重みをもう少し考えていただきたいというふうに思……
○舛添要一君 今日は、安倍総理がどういう社会をつくりたいかと、そういうことについて総理の政治哲学、特に税と社会保障の一体改革などに関連して御質問いたしたいと思います。 安倍総理、ここのところ、私、この予算委員会で問題にしているのは、アベノミクス、どんどん頑張ってやっていただきたいんですけれども、こういう点、もっと補強した方がいいんじゃないかということで御提案申し上げました。先般は会社法の改正ということで御提案いたしましたし、そういう観点から見て、今日は是非総理に、格差、格差社会と言われているものに対して切り込んでくださいということを御提案申し上げたいと思っております。 今、だんだん経済良く……
○舛添要一君 新党改革の舛添要一でございます。 国会終盤になりまして、こういう混乱、そして内閣、与党の横暴、大変遺憾だと思っております。 私は、参議院に身を置きまして一貫してこの予算委員会で申し上げてきたことは、民主主義というのは手続であるということであります。法の支配、ルール、これを守らないと民主主義が独裁に道を譲ってしまう、このことを警告してきたつもりであります。 国権の最高機関は国会であります。皆様方が御意見るる述べられたとおり、国会の求めがあれば、国権の最高機関ですから、総理大臣、閣僚、出席して答弁する義務があります。それをやらない。これはまさにルールを守らないということでありま……
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一です。 まず、最初に申し上げておきたいことは、この憲法問題というのは極めて今日的な課題であるということであります。 例えば、国民と国家の関係について申し上げますと、首相公選制、住民投票というような形で直接民主主義的な要素が国民により求められていると思いますので、この点もまず申し上げておきたいと思います。 それから、今、自民党の中におきまして、与党審査をどうするかというような政と官の関係についての議論がありますけれども、これも、実は憲法の第六十五条「行政権は、内閣に属する。」という規定の絡みにおいて内閣の権限をどうするのかと、これとも非常にかかわっておりま……
○舛添要一君 何点か申し上げたいと思います。 一つは文化のことですけれども、日本の教科書、歴史の教科書にどういう十字軍に対する記述になっているか、十字軍。 私はスイスで仕事をしていたときに、二十年ぐらい前になりますけれども、イスラム・アンド・ザ・ウエストという、イスラムと西欧という団体を作ってヨーロッパ諸国の教科書のチェックをやったんですね。十字軍に対する評価は、ちょうど今、南京大虐殺とかいうことで日本と中国、それから植民地時代、日本と朝鮮半島、この問題で教科書の問題が大きくなっているように、西欧とイスラムで教科書問題、非常に大きゅうございまして、要するに我々はヨーロッパの教科書をそのまま……
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。 基本的人権の問題につきまして、まず第一は、障害者の人権について申し上げたいと思います。 先般、十一月二十八日に東京地裁の判断が出ましたけれども、ALS患者、つまり筋萎縮性側索硬化症、ALSと、これは全身の運動神経細胞だけが侵されます原因不明の神経難病でありまして、だんだん進行していきますと体を動かすことができなくなるということで、現在、四月現在で国内のALS患者が六千百八十人、そのうち三千人弱が人工呼吸器を着けて在宅介護を受けているという状況でありますけれども、こういう方々が投票に行けないということが憲法違反であるという訴えをなしました。東京地裁は、賠……
○舛添要一君 質問というよりちょっと意見になるかもしれませんが、最近FTA絡みで二人お会いして、一人はチリの外務大臣来られました。チリとの間は、お魚のサケですね、それの、日本が養殖技術を教えて今非常にサケの輸出国になっている。そうすると、日本の水産業者が非常に困りますという問題がございます。 それから、先ほどタイの話も出てきましたけれども、タイのタクシン首相とも私、お話ししまして、非常にタクシン首相自らの戦略としてFTAを推進しているわけですね。そうすると、これはシンガポールと違ってタイとの間はいろんな農産物の問題があります。だから、ほかの委員の先生方からもお話がありましたように、要するに農……
○舛添要一君 私は、憲法上の権利と義務とのバランス、それから公共の福祉との関連について話をしたいと思います。 日本国憲法をいろいろ考察してみますと、私が今言ったポイントにつきまして、二つの点で新たな検討が必要かと思います。 第一は、新しい義務規定が必要ではないかと思います。それは、権利と義務の関係からいいますと、戦前の反省から基本的人権はしっかりと守られているんですけれども、義務について言うと、納税の義務とか教育を受けさせる義務とかそういうのはありますけれども、少しバランスを失しているんじゃないかと、そういう問題意識を持っております。 それから第二点目は、これは後ほど荒井委員が御発言なさ……
○舛添要一君 皆さん、御苦労さまでございました。 最初に、渡辺参考人にお伺いします。 今お伺いしていまして、要するに、第二次大戦が終わった後、日本の再軍事大国化を避けるというその起草者の意思についてお述べになりましたけれども、日本国民の意思というものが全然見えてこないんですね、お話をお伺いしていて。だから、ある意味では国際政治の現実の中に翻弄されている感じである。先ほどもおっしゃいましたように、神棚に上げておくもんじゃない、変えるなら変えればいいというようなことをおっしゃったんですけれども、この日本国民の意思がどういう形で見えてきているのかという、その点はどういうふうにお考えでしょうか。
○舛添要一君 まず第一に、憲法九条の改正については、憲法九条の二項、これを改正すべきであると考えます。 具体的には、自衛のため及び国際協力のための実力部隊を保持することができると、それを積極的に明言すべきだというふうに思います。 それから次に、第二点として申し上げたいのは、憲法前文の国際協調主義、平和主義、これを具体的に書いた項目が憲法の中にない。これ自体、憲法前文を、前文を認めるとしても非常に欠陥な憲法であるというふうに思っています。 つまり、章立てとして国際協力とか国際協調という項目があるべきであって、その中に、具体的に今、各委員がおっしゃったようないろんな、国連におけるPKOを含め……
○舛添要一君 どうもお三方ありがとうございました。 これはお三方に共通した質問でございますけれども、私もずっと国際関係の歴史を勉強してきた者として、先ほど本間参考人おっしゃったように、この集団的自衛権という概念はたかだか五、六十年のもので、つまり国連憲章五十一条以外にはなかった。例えば一九二五年のロカルノ条約なんというのは、これを議論したときに、英語で言うとコレクティブセキュリティーということは言っていました、集団的な安全保障。しかし、コレクティブセルフディフェンスということですね。セルフディフェンスって、セルフというのはインディビジュアルであることが言葉の本来の意味なんで、コレクティブなセ……
○舛添要一君 皆さん、どうもありがとうございました。 私もかつてはそちらの側にいて、大学で教えていた同僚の皆さん方の話聞きまして、実は蒲島教授なんかとはよく議論するんですが、現実に私がこの参議院に入ってもう三年目になります。学者の立場で研究していたときに気が付かなかったことが幾つかありますので、最初にちょっとコメントを述べさせていただいて、後、質問いたしたいと思います。 まず、立法活動をするにしても、その前提として、党の部会なんかで事前に練ります。その中で、参議院議員と衆議院議員、知識の量とか本人の資質とかいうことを含めたときに、例えば、御承知のように、全国の比例区の我々の同僚というのは、……
○舛添要一君 我が国の現憲法では、地方自治、第八章九十二、九十三、九十四、九十五と四条にしかなっていない。このことについて、先ほど森元委員からもありましたように、ある意味であいまいであるし、いろんな解釈を許す。したがって、私が今から述べることは、憲法に書くべきことではないですけれども、この国の形をどうするのかということをやっぱりしっかり議論をする必要がありまして、それを地方自治法という下位規定の中に書くのかどうなのかを含めて、その認識がないといけないと思います。 つまり、この今の憲法の第八章の規定は、どういう国の形であっても適用できるような非常に抽象的な形のままであるわけですけれども、日本が……
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。 今日は、第九条と憲法前文について意見を申し述べます。 まず、第九条ですけれども、戦後のずっと時代の流れを考えてきたときに、そこにある理想は理想として、やはり明確にこれを改正すべきであるというふうに思います。そのポイントが二点ございまして、第一点は、個別的及び集団的自衛権を明確に認める形で書くという、改正するということであります。 第九条には明記はされていませんですけれども、憲法以前の自然権として自衛権はあるという解釈をこれまで取ってきております。しかし、今の問題は集団的自衛権をどうするのかということでございまして、これは現内閣、日本政府の解釈では、集……
○舛添要一君 ありがとうございます。 自民党の憲法調査会の議論も踏まえて、幾つか論点整理のつもりでお話しいたします。 最初に、新しい権利については、新しい人権としてプライバシー権、それから今議論ありました知る権利、これを付け加えることには賛成でございます。さらに、それに付け加えまして、犯罪の被害者及びその家族が十分に尊厳が重んぜられるような、そういう処遇について憲法にきちっと書くということが一つの提案であり得ると思います。 それから、いろんな権利をどういうふうに制限するかというポイントについてですけれども、表現の自由については、フィンランドの憲法で青少年の健全な育成ということ、これ有害な……
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一でございます。 まず、司法全体について申し上げますと、今非常に裁判に時間が掛かる、これは私は大変問題であろうというふうに思いますので、裁判は迅速に行う、迅速でない裁判は裁判ではないと、そういうプログラム規定を述べるべきであって、被害者が亡くなっているのに加害者の方のその裁判が全く進まないと。具体的な例を言いますとオウム真理教の裁判なんかそうですけれども、こういうことは許されるべきではなかろうというふうに思っております。 それから、今最高裁判所をトップとした司法体系ができておりますけれども、一つは専門の特別裁判所を作るべきであると。行政事件、知的財産権その他……
○舛添要一君 二院制と参議院の在り方に関する小委員会・小委員長報告(論点整理)、平成十六年十二月一日。 二院制と参議院の在り方に関する小委員会の経過について御報告申し上げます。 二院制と参議院の在り方については、従前より参議院憲法調査会が責任を持って調査検討を行うべきということが各会派共通した認識であり、本調査会では、このテーマに関し弾力的かつ機動的に運営できる小委員会方式により集中的に行うことが望ましいとの判断から、第百五十九回国会、平成十六年二月十八日の憲法調査会で、二院制と参議院の在り方に関する小委員会を設置いたしました。 そして、同国会中に、三月十二日、二院制と参議院の在り方をめ……
○小委員長(舛添要一君) ただいまから憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび小委員長に選任されました舛添要一でございます。
小委員会の運営に当たりましては、小委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円満に進めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 二院制と参議院の在り方に関する件を議題といたします。
本日は、選挙制度を中心とした参議院の在り方について、慶應義塾大学法学部教授小林良彰参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。
この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げま……
○小委員長(舛添要一君) ただいまから憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会を開会いたします。
二院制と参議院の在り方に関する件を議題といたします。
本日は、参議院と衆議院の役割分担について、二時間程度、小委員相互間の意見交換を行います。
まず初めに、各会派を一巡して、それぞれ十分程度で御意見をお述べいただきたいと存じます。
なお、御発言は着席のままで結構でございます。
それでは、御意見のある方は順次発言願います。
荒井正吾君。
【次の発言】 松井孝治君。
【次の発言】 山下栄一君。
【次の発言】 吉川春子君。
【次の発言】 田英夫君。
○舛添要一君 皆さん方から様々な議論をいただきましたけれども、私は、一、二論点を申し上げたいと思うんです。 一つは、いわゆる制度論的に見た観点と現実の運用ということでございます。 例えば日本の内閣総理大臣というのは、例えば大統領制の大統領よりも弱いのか強いのか。一見弱いようにありますけれども、極めてこれは強力な権限を持っていますし、現実に今の小泉内閣を見ても分かるように、相当強力な内閣としての権限を持っているので、運用の側面においては違ったことが出てくる。 それで、例えば我が参議院ですけれども、建前上はというか、それは首相の指名、予算、外交、これは憲法上衆議院優越ということになっています……
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。 司法について述べさせていただきたいと思います。 先ほど同僚の松村委員からこの件について御発言ありましたけれども、若干ニュアンスの違う立場でお話をしたいと思います。 三権分立ということを考えたときに、私は、これは民主主義の基本的な枠組みであって、我が国の統治システムをうまく機能させるために不可欠だと思っています。 ところが、行政、立法、司法という三権を考えたときに、行政と立法の間のチェック・アンド・バランスはかなり私はうまくいっていると思います。国会での日々の討議、野党の諸君が小泉内閣について批判をする。それから、同じ自民党の中でも郵政民営化について……
○舛添要一君 小委員長報告を申し上げます。 二院制と参議院の在り方に関する小委員会におきましては、一年余にわたる調査を終え、本日、調査報告書提出の議決を行いました。 小委員会における議論では、各会派おおむね共通の認識が得られたものと、現段階では意見が分かれているため、更に今後検討が必要なものがありました。これらを整理し、小委員会調査報告書として取りまとめた次第であります。 その議決に当たりまして、日本共産党を代表して、吉川春子小委員より、本報告書の整理は改憲の方向を示すものであり、その提出には反対する旨の意見が述べられ、採決の結果、本報告書は多数をもって提出すべきものと決定したことをまず……
○舛添要一君 引き続きまして、我が自由民主党の見解を述べたいと思います。 まず、安全保障及び非常事態に関する項目でございますけれども、まず第一に、戦後日本の平和国家としての国際的信頼と実績を高く評価して、これを今後とも重視するとともに、我が国の平和主義の原則は不変のものであることということを強調したいと思います。さらに、今後とも積極的に国際社会の平和に向けて努力するということを大前提として述べておきたいと思います。その上で、自衛のために自衛軍を保持する、そしてその自衛軍を国際の平和と安定に寄与するために使うということであります。さらに、内閣総理大臣の最高指揮権及び民主的文民統制の原則をしっか……
○小委員長(舛添要一君) ただいまから憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会を開会いたします。
二院制と参議院の在り方に関する件を議題といたします。
本日は、これまでの調査を踏まえ、二時間十五分程度、小委員相互間の意見交換を行います。
まず初めに、各会派を一巡して、それぞれ十五分程度で御意見をお述べいただきたいと存じます。
なお、御発言は着席のままで結構でございます。
それでは、御意見のある方は順次発言願います。
荒井正吾君。
【次の発言】 松井孝治君。
【次の発言】 山本保君。
【次の発言】 吉川春子君。
【次の発言】 田英夫君。
○小委員長(舛添要一君) ただいまから憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会を開会いたします。
二院制と参議院の在り方に関する件を議題といたします。
本日は、これまでの調査を踏まえ、二時間十五分程度、小委員相互間の意見交換を行います。
まず初めに、各会派を一巡して、それぞれ十五分程度で御意見をお述べいただきたいと存じます。
なお、御発言は着席のままで結構でございます。
それでは、御意見のある方、順次御発言願います。
愛知治郎君。
【次の発言】 郡司彰君。
【次の発言】 山下栄一君。
【次の発言】 吉川春子君。
【次の発言】 田英夫君。
○小委員長(舛添要一君) ただいまから憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会を開会いたします。
この際、報告をいたします。
これまでの調査を踏まえ、お手元に配付いたしました二院制と参議院の在り方に関する小委員会調査報告書案を作成いたしました。
本案につきまして吉川春子君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。吉川春子君。
【次の発言】 調査報告書についてお諮りいたします。
お手元に配付いたしました二院制と参議院の在り方に関する小委員会調査報告書案を小委員会の報告として会長に提出することに賛成の方の挙手を願います。
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一です。国民投票法案について、会派を代表しまして意見を述べたいと思います。 まず、憲法九十六条に改正手続が書いてありますけれども、その手続である国民投票法案をこれまで立法府が作ってこなかったことは、全く立法府の怠慢であります。したがって、これを早急に整えるということは立法府の重大な責任であると思います。ところが、この件に関して、この手続法を作るということは憲法改悪のための前触れであるとか外堀を埋めることによって改悪しようとするのかと、マスコミ含めてそういう論評がありますけれども、これは主権者である国民を愚弄するものであります。 手続法がないということ、これは……
○舛添要一君 今、日本で憲法改正の議論、それから国民投票法案をどうするかという議論がございますんで、そういうことを念頭に置きながら、ヨーロッパでの調査について御報告申し上げたいと思います。 大きく分けて二つの点を申し上げます。一つは憲法裁判所の設置をするか否かということ、第二は国民投票法案をどうまとめるかという点であります。 フランスは、憲法院、コンセーユコンスティチューショネルという名前で憲法裁判所を呼んでおります。我が国の最高裁判所は具体的な規範統制のみを行っていますけれども、フランスの場合は当然法律の合憲性審査ということで抽象的規範統制を行っております。 我が自民党の新憲法草案は憲……
○国務大臣(舛添要一君) 基礎年金の部分は、もう委員御承知のとおり、報酬比例ではありませんので、すべての国民に一定の年金を保障すると。そういう中で、社会保険料方式を取っていますが、今五〇対五〇、税と保険料でやると。そういう中で国民の保険料負担を余りに大きくしない、そういうために三分の一を二分の一という形で税金の投入比率を高めると。それによって、基本的には社会保険料、これは私は権利として社会保険料をきちんと払うんだというのはいいと思うんです。ただ、これが二〇%、三〇%と大きくなるのではなかなか、こういう経済状態もこれあり、大変だと思いますから、そういう意味で一定程度の保険料水準、これ以上高くなら……
○国務大臣(舛添要一君) 十四日に雇用均等・児童家庭局長が虚偽有印公文書作成及び同行使の容疑で逮捕されましたことは誠に遺憾なことと考えております。 現在検察当局による捜査が行われておりますので、事件の内容についてのコメントは差し控えさせていただきますが、厚生労働省としては、今後とも検察当局の捜査に全面的に協力するとともに、捜査の結果などを踏まえて厳正に対処いたしたいと思っております。 また、厚生労働省の職員の綱紀の厳正な保持について一層の徹底を図ってまいりたいと思っております。 それから、この件が発生しましてから、五月の二十七日に、私の直属で省内の調査チームを発足させました。ただ、今捜査……
○舛添要一君 ありがとうございます。 今日は両参考人、本当にありがとうございます。共に憲法問題を考えてきた同志として、実は私は今非常に残念な状況にあると思っていますのは、この手続法はあくまで手続法です。それで、憲法九十六条に改正手続が書いてある以上は手続法を作るべきであって、護憲派であればあるほどきちんとやらないといけない。その上で憲法改正するかどうかはまた別の話です。 苦労して参議院のこの調査特別委員会では十八項目の附帯決議を付けました。その十五番目に、憲法審査会においては、いわゆる凍結期間である三年間は、憲法調査会報告書で指摘された課題等について十分な調査を行うことということがあるんで……
○舛添要一君 これまでの議論とも重なりますけれども、法務省の原民事局長にお伺いいたします。 先ほどの御説明を聞いていましても、国民投票法の検討状況、若干サボっているというか、怠慢じゃないかなと。つまり、やらないことのエクスキューズが多過ぎるような感じがしてなりません。 というのは、例えば、若年者の今の消費者被害のお話で自立ということをおっしゃいましたけれども、かつて戦前の普選運動のときにこういう考えで主張する方がおられました。どういう人に選挙権を与えるか、まさに自立という概念からいったときに、世帯主選挙権という話がありました。それは、男女、老若男女を問いません。十七歳であったって自分で一生……
○舛添要一君 今日は、三人の参考人の方、ありがとうございました。 井戸川町長さんはもう現場で大変御苦労なさって、私はやっぱり危機管理の原則というのは現場を第一にするということだと思っています。今注意深くお話をお伺いしていますと、何信じていいか分からないんだということをおっしゃる、それから、そんなのなら法律がない方がいいんじゃないかということもおっしゃった、それから、もう人に率先して情報を取ろうとしたとおっしゃいましたですね。 私は、実はここに全ての問題が凝縮していると思っていますし、我々が国会議員としてこれからの法体系、憲法問題を考える際に、一つ、新しい視点になるかどうか分からないですけれ……
○舛添要一君 どうも今日は両先生ありがとうございました。 一つお二方に御質問を申し上げたいんですけれども、要するに、緊急事態に政府、内閣が例えば政令で行う、それはだから、元々立法府が行うべきことを、罰則まで付けるとすれば、委任の有無を別として、行政権が行うわけですね。 それで、私はフランスで勉強していたものですから、フランスの場合、憲法院、コンセイユ・コンスティテューショネル、これが憲法の番人であるわけです。したがって、違憲立法審査権、これについて言うと、日本の場合は最高裁判所が持ちます。そのときに間接的か直接的かという、その違憲立法の形である意味では間接的に行っているわけですけれども、今……
○舛添要一君 結論的に申し上げますと、もう少しこのテーマについて議論を深めたいということで、それは小委員会を設ける設けないということを超えて、是非もう少し議論を進めたいと思っております。 まず、国家緊急権、これは戦争のような場合にも自然災害の場合にもそうですけれども、何のためにこういう緊急権とか緊急事態を規定するのかと。それは日本国民の生命と財産を守るということに尽きると思います。そのときに、これまでの憲法学上の議論だと、公共の福祉ということと基本的人権とのバランスの問題であったわけですから、それを超えてどうするのかと。 参考人の中にも、優先順位として生命、次が自由、次が幸福追求というよう……
○舛添要一君 今、事務方から御説明ありました二院制と参議院の在り方をめぐる小委員会の委員長を務めさせていただきました。 九年前の平成十六年に議論をいたしまして、翌年の三月にこの報告書を出しましたけれども、今事務局長から御説明ありましたように、その当時はねじれ現象はありませんでした。その後、ねじれ現象が引き続いて起こった。ですから、今仮に同じ委員会でやるとすれば、議論の論調はかなり異なったものになるんではないかというふうに思っております。 今同じ議論をやると、例えば二院制を今のまま残しなさい、それから衆議院の優越は今程度でいいですよということを言えば、それは参議院が自分たちが生き残りたいため……
○舛添要一君 両参考人、今日はありがとうございます。 お二方の御意見をいただきたいと思いますが、私が今から申し上げることについての意見ということでございます。ポイントは、衆議院と参議院を役割分担論という形で構成し直すとどうなるか、これは憲法の枠内、枠外を込めて大胆な発想でいきたいと思いますが、それと一票の格差の問題もそこにかかわってきます。 先ほど来議論がありますように、同意人事、この前参議院で否決された同意人事、これは本当に衆参が全く平等の権限を持っているのが国会承認の同意人事であります。したがって、三分の二の可決というようなこともなければ衆議院の優越ということもありません。したがって、……
○舛添要一君 お二人の先生に同じ質問をしたいと思います。 まず、衆議院と参議院のねじれ、それほど悪いものなのかと、ねじれってそんなに悪いものなんですかと。私は、ねじれがあることを当然の前提として政治を行った方がいいという立場で、今お二方のお話にもありましたように、なぜねじれが生じるのかと。それは、選挙の時期が違うし、任期が違うわけですから、要するに、時期が違うときにどの政党が人気、国民の支持を得るかというのはまた異なってくるし、争点も違ってくるから、ある意味でねじれというのを前提にした政治をした方がいいんではないかというのが一つです。 それから、今の憲法を変えないで、憲法の枠内でしかしなが……
○舛添要一君 今日は大変ありがとうございました。 まず、私も、高橋、土井両参考人と同じように、その十三条の個人としてと、個人として全て国民は尊重されるという、個人としてという言葉は非常に、憲法学説的にも人権論の系譜からいっても非常に重いというふうに思っています。 私がかつて自民党にいたときに、自民党の第一次憲法草案はきちんと個人としてという文言をそのまま維持をいたしましたけれども、昨年発表されました第二次自民党の草案では、個人じゃなくて人としてというふうに変わっています。私は、恐らくその議論の、そこにいたわけじゃありませんけれども、その議論の背景としては、個人というのは何か個人主義で勝手ば……
○舛添要一君 まず、お二方にお伺いしたいんですが、小山先生おっしゃったように、私は、憲法改正のその中身を考えるときに、統治機構の分野と基本的人権というのは非常に違うなというふうに感じています。 現実に、基本的人権で新しい人権を加えるというのは、一つは、状況に応じて憲法は世の中変わるんだからやっぱり変えないといけないですよという改憲論を加速させるための一つのてこのような感じで、先ほど小林先生もおっしゃったように、環境権加えるのに誰も反対する人いないでしょうと、ここから練習問題として九十六条の問題も含めてやってみましょうという、そういう発想が出てくるんで、これ、裏返せば、実は何もしなくても、別に……
○舛添要一君 新党改革の基本的な考え方を申し述べたいと思います。 基本的人権は、近代においてフランス革命、アメリカ独立革命などを通して、普遍的権利として人類が国家権力に対して営々と積み重ねてきたものであります。その前提の下で、国民主権、民主主義、自由主義、基本的人権の尊重を普遍の価値として継承すべきであります。 憲法とは、基本的には、国家権力が個人の基本的人権を侵害することを阻止するためのものであります。一方で、現代社会の状況は科学技術の進歩などで大きく変わってまいります。したがって、新しい人権についても付け加えることが望ましくなってきます。 具体的には、例えば障害者に対する差別の禁止、……
○舛添要一君 お三方、ありがとうございました。 一つだけ質問します。私が今からしゃべりますことにコメントしてください。 今日はマクロ経済の話をお伺いして、私はずっと大胆な金融緩和ということを申し上げてきたんで、そういう方向で今の安倍内閣がかじを切っているというのは大変結構だと思います。ただ、少しミクロの側面、特にグローバル経済の中で、日本の企業がいかにして競争力を保ち、いいパフォーマンスを上げるかと、そういう視点がどうしても必要だなというふうに思っております。 同僚の議員からもいろいろ質問ございましたように、最終的には仕事をしている従業員の給料が上がらないといけない。そうすると、経営者の……
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