このページでは有村治子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。有村治子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○有村治子君 自民党の有村治子でございます。 まずもって、やはり教育が日本の国家の大切な大切なプロジェクトであるということを考えるときに、文部科学省や現場の先生方、あるいは教育委員会の皆様、あるいはPTAなど自発的に活動されている皆様に改めて敬意と感謝を申し上げて、私の質問をさせていただきたいと存じます。 基本的には教育というのは、私自身は、精神的、経済的、物理的にも自立して人格と能力を持った人たちを育てる、そのために現場をどう私たちがサポートできるのか、私たちはどういう活動を進めていくべきなのかという視点で質問を作成させていただきました。けれども、質問が初めてでございますので大変緊張して……
○有村治子君 おはようございます。自民党の有村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ゆとり学習、総合学習の時間が導入されることもありまして、教育については新聞雑誌で毎日、報道、特集が組まれています。そんな状況を見ると、教育についてより多くの人々が関心を持っている、機運が高まっているということはすごく有り難いなというふうに思うんですが、それと同時に、教育、このままでいいのかなというような疑問視する動きがないというわけではありません。ですから、やはりこんなときこそ自信を持って安心してもらえるような施策を出さなきゃいけないんだなというふうに思いますと、私も一人の国会議員としてその責務だっ……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 教育は未来への先行投資、大臣のこのお言葉に本当に多くの国民の方々が賛同され、共感され、私自身も非常にいい言葉だなと思いました。私自身は、やはり日本の教育が良くならなければ、日本が引き続き国際競争力を維持して心も物理的にも豊かな国であり続けるということは困難だと思います。 ですから、やはり私たちが一番大事にしなきゃいけないものというのは今の日本の子供たちだろうということ、この視点を大事にしたい。そして、日本の教育を良くするためには、先生方が安心して教育に専念して、先生方が教えやすい環境を整え、それが子供たちが生きていく力を……
○有村治子君 おはようございます。 自由民主党・保守党の中から自民党の有村治子が質問をさせていただきます。 三人の先生方、今日は貴重なお話を参考人としてお話しいただきまして、ありがとうございました。先日行われました文教科学委員会での議論を踏まえて、本当に参考になる御意見でした。 私がいただいております時間は二十分でございます。その中で主に五点程度お伺いさせていただきたいと存じますので、各質問に対しまして強い御主張、お考えをお持ちの方が、私、指名を申し上げませんので、手を挙げてお答えいただけますと大変有り難く存じます。大変恐縮でございます。 まず一点目なんですが、法科大学院、いわゆるロー……
○有村治子君 自由民主党の有村です。どうぞよろしくお願いいたします。 今朝、日米国会議員連盟の会合がありまして、都内のホテルでベーカー駐日米国大使とともにお話をお伺いする機会を得ました。そこで、今回のイラク危機に対して、既に戦禍で倒れた方々の御冥福をお祈りする黙祷から開始しました。米軍のみならず、やはり現在捕虜になった方も報道がされていますけれども、少しでも早く、少しでも戦禍が少ないうちに戦争が終わることを、終結されることを心から祈念しながら私の委員会質問を開始させていただきたいと思います。 今回の義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案についてまずお伺いを……
○有村治子君 委員長の指示どおり、座ったままで発言させていただきます。 自由民主党の有村治子です。 今日は非常に有意義なお話をありがとうございます。また、三参考人の今までの教育に対する御貢献に心からの敬意を申し上げます。 そこで、まず初め、私がいただいている時間が十五分でございますので、奥島参考人と清成参考人に大学生あるいは大学院生についての支援、奨学支援についてお伺いさせていただきたいと思います。 この委員会で随分と議論があったところで、まだ私自身も納得していない、納得し切れていないところなんですが、今回の制度の見直しの一環で、大学院生における返還、奨学資金の返還免除職制度を廃止して……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 三十分、今日は特に日本学生支援機構法案について集中してお伺いさせていただきたいと思います。 早速入らせていただきますが、今回、今まで大学院生に関しては奨学金返還免除制度というのがありましたが、これを廃止して、特に優れた業績を上げた大学院生を対象とした大学院卒業時の返還免除制度を導入というふうに理解しておりますが、この優れた業績というものをどうやって測るのかということについて、参考人の方々の御意見をお伺いしても、私自身はまだまだ納得、この制度でいくのかというような納得をできるような感じではありませんでした。どのような、論文……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 厚生労働委員会に異動後、初めての質問をさせていただくこととなります。昨日、理事懇が決まってから、限られた時間でございますが、精一杯準備をいたしました。その過程の中で、厚生労働大臣始め皆様、厚生労働行政のフロントラインに立たされる方々が本当に御尽力されているということをつくづく感じました。まず初めに、行政マンの方、ウーマンの方、それぞれに敬意を申し上げた上で私の質問を始めさせていただきたいと思います。 今回の審議を通じて、様々な年金法案に関する、あるいは今までの年金の運用問題に関して様々な課題、問題が山積みになっているとい……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 今回は、中山大臣を始め皆様、各二人の副大臣、それから政務官の皆様、御就任おめでとうございます。御活躍を心から祈念申し上げます。 私自身も、どうしても文教がやりたいということで、ほかの委員会におりましたけれども、また文教委員会に戻ってまいりました。そして自民党の理事を拝命いたしました。精一杯頑張っていく所存でございますので、今日はどうぞよろしくお願いいたします。 まずもって、学校における災害対応時の在り方、どうあるべきかということについてお伺いをしたいと思います。 新潟中越地震、相次ぐ大型台風の上陸、集中豪雨など、自然……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子です。 今日は両参考人、お忙しい中ありがとうございます。座ったまま質問をさせていただきます。 お二人のお話を伺っていて、特に秋山先生は科学的アプローチを大事にされる現実派、そして鹿内先生は理念を持って地元の視点で闘う市民活動家というような視点で、両方本当に敬意を持って、非常に文字どおり参考になりました。そういう意味ですごく有り難かったなというふうに思っています。 改めて感じるのは、お二人がやはり原子力ということを、それぞれの立場は違いますけれども、非常に真摯に考えていらして、情報量、経験量、知識量が圧倒的にアドバンテージがおありになっ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 今日は義務教育費国庫負担の件について、八十五分時間をいただいておりますので、関連しての質問をさせていただきたいと存じます。 まず冒頭に、三月二十日に起きてしまった福岡県、佐賀県そして大分県、長崎県、関連の委員の方もいらっしゃいます、を襲った地震の被災者の方々に対して心からのお見舞いを申し上げたく存じます。この件に関しては、実際に地震が起こったのが十時五十三分だったんですが、地震の直後から文部科学省は、一時間以内に、実際には十一時四十五分に災害情報連絡室を立ち上げられて、一時間以内にその対策本部を立ち上げられたという迅速な文部科学省の対応に心……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。おはようございます。 質問の冒頭に当たりまして、まずは一昨日の文教科学委員会におきましての北方領土問題に対する質疑の際、委員各位の皆様に対して挙手を求めましたこと、また、そのほか適切でない発言を行いましたことにつきまして、委員長並び委員各位の皆様におわびを申し上げます。申し訳ございませんでした。 さて、この法案について、私として最後の質問をさせていただきたく存じます。 これまで地方六団体の、特に知事会の御主張を伺っておりますと、一般財源化しても教育費は減らないという主張を繰り返されることが多く、一般財源化した財源をどのように将来使い、またそ……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。今日は、学校教育法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたいと思います。 私、自由民主党がいただいている時間の中の六十分を担当させていただきますが、まず冒頭、中山文部大臣、ロシアの出張、お帰りなさいませ。お疲れさまでございました。 また、全国で今展開をされていらっしゃいますスクールミーティング、いろいろ問題は出てくるようですけれども、やっと聞いてもらえたというふうな御意見を私自身もフィードバックとしていただきます。本当に、中山大臣と塩谷、小島両副大臣、それから下村政務官、小泉政務官がそれぞれ分担をして、かなりス……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 いよいよ郵政民営化に関する本委員会での審議も終盤になってまいりました。(発言する者あり)最終、最終ではなく、終盤になってまいりました。 その中で、先週、私どもは地方公聴会、参考人質疑、陳情、私自身がいただく陳情やおはがきもとうに二千通を超えるに至りました。この一枚一枚を長く拝見させていただく中で、また与野党の質問をお伺いする中で、それぞれに本質を突く鋭い質問が出て、私自身も非常に考えさせられる問題提起が出てきたかと思っております。ある方は理念を追求され、また技術側面の不備があるのではないかというような御指摘の中から、竹中……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子です。 予算委員会で初めて質問に立たせていただきます。世耕議員の外交防衛に関する質問に関連して、教育に焦点を当てて、本日は教科書における北方領土の記述について質問をさせていただきます。 それには背景に、教育問題はすぐれて社会問題である、その社会問題の反映であるということの実感を持っておりますので、今日は北方領土を取り上げますが、これは単に一分野にとどまらず、私たち現代の日本人が主権や領土に対して、そういう問題に対していかに向き合っていくかということを考えるきっかけになれば有り難いとの思いで質問に立たせていただきます。 本題に入ります。……
○大臣政務官(有村治子君) 文部科学省よりお答え申し上げます。 先ほど三國谷局長が答弁をされましたように、今回、金融庁が中央青山監査法人に対して下された処分は独立行政法人への監査業務を対象とはいたしておりません。このような観点から、今回の処分は、現在行われている独立行政法人の平成十七年度予算に関する監査業務には影響しないと考えており、引き続き当該監査法人を独立行政法人の会計監査人としております。 ただ、独立行政法人の会計監査人は主務大臣が選任することとされておりまして、文部科学省所管独立行政法人の平成十八年度の会計監査人を選任するに当たりましては、独立行政法人の業務に対する知見や監査市場の……
○大臣政務官(有村治子君) 生活習慣を通して子供を守るという施策に積極的な御理解をいただいている四人の父親でいらっしゃいます木俣先生、本当にありがとうございます。木俣先生のニュースレターで、川島隆太先生の脳科学と食育、朝食の関係も興味を持って、関心を持って拝読させていただきました。 ただいま御質問いただきました、猪口大臣がしっかりとおっしゃっていただきました件ですけれども、具体的に文部科学省では、早寝早起き朝御飯ということで、しっかりと子供たちの生活習慣を打ち立てていくということを十八年新規予算で打ち立てていきたいというふうに思っております。 先ほど御議論がありましたように、文部科学省が家……
○大臣政務官(有村治子君) 木俣先生の御指摘、本当に心から賛同しながら拝聴しておりました。 学習指導要領においては、例えば、良いことと悪いことの区別をして、良いことを進んで行う勇気を持とう、実践力を持とうということや、約束や社会の決まりを守り、公徳心を持つという規範意識の育成にかかわる記述をしております。 ただ、学習指導要領が学校が編成する教育課程の大綱的な基準を示すという性格を持つために、御指摘のような個々の具体的な記述、範例までは示しておりません。そのようなケース・バイ・ケースで子供たちが勇気ある言動をしてくれるような土壌を促すことは、これからも心のノート、本当に私も手に取りましたが、……
○大臣政務官(有村治子君) 文部科学大臣政務官を拝命しております有村治子でございます。主に教育とスポーツ分野を担当いたします。 従来どおり、引き続きこの参議院文教委員会に委員として所属いたしますけれども、政務官在任中は、大臣、副大臣を補佐し、吉野政務官共々文部科学行政に意を尽くしてまいりたいと存じます。どうか中島啓雄委員長、それから与野党の筆頭理事の先生方、皆様、引き続き御指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○大臣政務官(有村治子君) 北岡先生の信念に基づいた御質問、心して拝聴しました。共感しながら拝聴しておりました。 子どもの読書活動は、人が言葉を学び、言の葉を培い、感性を磨いて渡り合う表現力を高めるとともに、人生をより深く豊かに生きていく力を身に付けるために欠くことのできないものであり、その推進を図ることは極めて重要だと考えております。 文科省としては、子どもの読書活動の推進に関する法律を受けて策定されました子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画に基づき、地域、家庭、学校を通じて子どもが読書に親しむ機会の提供をしたり、図書資料の整備など、諸条件の整備充実を図っていきたいと考えております……
○大臣政務官(有村治子君) 現場の経験に裏打ちされた御質問、敬意を持って拝聴いたしました。 御質問にありましたスクールソーシャルワーカーの機能は、おおむね各人が尊重されて持てる力を十分に発揮することができるよう支援する役割を担ったものというふうに理解しております。外国人児童生徒については、日本社会や日本の学校への円滑な適応を図る観点から、学校生活や学習面での指導において特段の配慮が必要だと私も感じます。 このため、文部科学省では、平成十八年予算案について、母語の分かる指導協力者やコーディネーター、専門的なコーディネーターを配置するモデル事業の予算を計上しております。このモデル事業においてそ……
○大臣政務官(有村治子君) 義務教育費国庫負担制度の国の負担割合の変更に伴いまして、各都道府県に交付される義務教育費国庫負担は減額となります。減額分の八千四百六十七億円については、十八年度は所得譲与税として地方に税源移譲をいたしますことは御承知のとおりでございます。 この場合、各都道府県ごとの所得譲与税と国庫負担率三分の一の負担金の合計額は国庫負担率二分の一の場合の負担金と比べて、今朝の議論にもありましたが、三十九都道府県において不足が生じるものと推計されます。しかし、この各都道府県ごとの不足分は、今朝の議論で総務省さんが確約をしてくださったとおり、不足分は地方交付税により措置されるものと承……
○大臣政務官(有村治子君) 北海道選出の中川先生、貴重な御意見、ありがとうございます。 地方交付税法において、国は、地方自治の本旨を尊重し、交付税の使途を制限してはならない旨、第三条第二項で規定されております。このため、交付税の使用に当たっては各自治体の判断によることになっているのは御承知のとおりでございます。 と同時に、文部科学省としては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律によって、各地方公共団体の教育に関する事務の適正な処理を図るため、必要な指導、助言等の措置を講じることが可能です。これまでも、中川先生御懸念の教材については、同法律に基づいて、各市町村における教材の計画的な整備を促……
○大臣政務官(有村治子君) 河合先生御指摘の学校の名称に関しては、大変に愛着もあり、また学校の保護者あるいは児童生徒の関心も高いところで、全国でそのような御懸念がおありになるというふうに認識をいたします。 盲学校、聾学校、養護学校という文言は、必要な経過措置にかかわる場合を除いて法令の規定上は使用されないこととなります。このため、本法案の施行期日である、これから約一年後になりますが、平成十九年四月一日以降には盲学校、聾学校、養護学校という学校種は法律上なくなることになります。 しかし、その一方で、昨年十二月の中央教育審議会の答申においても、「主として特定の障害に対応する形態の特別支援学校に……
○大臣政務官(有村治子君) 私も直接は伺っておりませんが、恐らく啓発のための週間なのかなという推測はいたします。
【次の発言】 今回の改正法案においては、盲・聾・養護学校から特別支援学校への一本化に伴って、今御質問をいただきました教員の免許状についても障害種別のものから特別支援学校という学校の種類に対応した一本の免許状としたいと考えております。
しかし、その一方で、佐藤先生御指摘のように、特別支援教育はすべての教職員の先生方に関心を持っていただいて、また理解をより一層深めていただきたい課題であることも事実でございます。このため、佐藤先生のお考えもしっかりと拝聴をした上で、今後、免許制度の在り……
○大臣政務官(有村治子君) 全国三十五か所で実施されました総合施設モデル事業についての評価委員会の最終まとめにおきまして、認定こども園における教育、保育内容については次のような総括をなされました。 子供の発達や学びの連続性を確保する観点から、小学校教育への円滑な接続に向けた教育、保育内容の工夫を図り、連携、接続を通じた質の向上を図る必要があるとの御指摘でございます。 今、浮島先生から重要な点を御提案いただいたと思いますけれども、やはり認定こども園を終えた子供たちは当然小学校へ入学することになるため、小学校教育との連携については体験や遊びを通じて学ぶことになっている幼児期の教育と、そして教科……
○大臣政務官(有村治子君) 今、大仁田先生がおっしゃってくださったとおり、これまでも幼保共用化施設の設置を促進したり幼稚園における預かり保育の実施を行うなど、幼稚園と保育所を通じた教育・保育機能の強化が図られてきましたが、特にこの法律案では、就学前の子供の教育、保育等に関する多様なニーズに対応するまで、これまでの取組を踏まえ、またそこからノウハウや学習をしつつ、就学前の子供に対する教育と保育、それから地域における子育て支援を総合的に提供する機能を備える施設を認定こども園として新たに認定する制度を設けるものです。 このこども園の認定を受ける施設は、単に大仁田先生がおっしゃってくださったような幼……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。 おはようございます。今日は伊吹大臣及び文部科学省に、先日のこの国会における所信を伺った上で、予算の適切な執行という意味から質問をさせていただこうと思います。 まず冒頭なんですが、伊吹大臣、敬愛しております。たしか当選させていただいて直後には、伊吹大臣というのは京都のおっかない先生だという、先輩だという印象があったんですが、五年近く前のことでしょうか、伊吹大臣が、難病の子供たちとその家族を支援するための寄附税制について税制改正が必要だと認識した駆け出しの私に、税制のプロ、厚生労働政策のエキスパート議員として実に的確なアドバイスをしていただいたことを思……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。中曽根先生に引き続き、後半の二十分を担当させていただきます。 安倍総理が御就任以来掲げられている美しい国を実現していくために、国民性をつくる礎となる教育こそが内閣の最重要課題だと明言されて、日本のトップリーダーとして子供たちの人格形成を成す教育問題に果敢に取り組まれている総理の政治姿勢には心からの敬意と共感を覚えております。日本の将来に責任を負う同じ議会人として大変勇気付けられるとともに、同じ幼い子を持つ親の一人としてもとても有り難いことだと存じております。 その一方で、親が子供を殺し、子供が親を殺し、子供が子供の命をあやめてしまうという事件が相次ぐ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 この夏の厳しい戦い、全国の皆様の温かい御支援をいただいて最後の最後に再選をさせていただいて、このたび内閣委員会に初めて所属させていただくことになりました。心して、委員として、また理事として務めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 領土の一部を失って黙っている国民は領土のすべてを失う危険を負う、ドイツの法哲学者イエーリングの言葉でございます。この言葉に触れたとき、私はやはり議会人になった以上、日本の領土ということをしっかりと守るその前線に立つことの重要性を肝に銘じました。やはり平時において、我が国の領土に思いを致す国民の皆様を……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 まず、このたびの銃剣類所持取締法の改正についてお伺いをさせていただきますが、まず警察におかれては、国民生活の安全、安心を確保するために、時には、先ほどから議論に出ておりますように、自らの命を危険にさらすような厳しい状況の下で摘発、取締りを実施されており、敬意を申し上げたいと存じます。 昨日、私はニュージーランドの国会議員と朝食をともにしました。四十歳前後の若い国会議員、百八十センチ超えて百九十センチ近いかっぷくのいい男性だったんですが、その方に日本滞在の感想を尋ねますと、彼が最も最初に述べたのは、日本の紅葉の美しさと同時に、夜一人で歩いても……
○有村治子君 ありがとうございます。自由民主党の有村治子でございます。今日は、大臣、副大臣、お忙しい中本当に御協力をいただいて、このような質問をさせていただけることを大変有り難く、光栄に存じております。 日本が置かれている現状にかんがみて、日本の将来のあるべき姿、また私たち国民のライフスタイルがどのように変わっていくべきなのか、考え方、社会をとらえる感性というものをどう磨いていくべきなのか。新しい心地よい時代をつくっていく先頭に立っていただく大臣の皆様に御意見を承りたく、また私たちが共になすべきことを考えるきっかけになれば大変有り難いという思いで質問を展開をさせていただきます。 御公務の関……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 今日は、担当させていただく質問、九十六分間でございますが、それを主に、日本が情報ということをどのように重要に思っているのか、また国家の機密に対してどのような整備があるべきなのかということ、インテリジェンスについて前半お伺いし、また後ほどには文化行政における予算の適切な執行ということの是非について質問をさせていただきたいと存じます。 それぞれの政府参考人の方々、また官房副長官始め政務官の皆様の御協力に心から敬意を申し上げます。 今朝の朝刊各紙でも防衛秘密に関する記事が報じられておりますが、国家のたがが緩んでいるんじゃないかと感じずにはいられ……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 今日は、国民生活センター理事の島野さん、そして京都消費者契約ネットワークの理事長、野々山さん、それぞれに貴重なお話を伺いました。またお二方が代表される団体や、同じ機能を持って、目標を持って、安心できる国民生活、消費生活のために、粘り強く、またたゆまない御尽力をいただいていますことに、まず心からの敬意を申し上げ、幾つかの質問をさせていただきたいと存じます。 まず、島野理事にお伺いさせていただこうと存じます。 今日のレジュメを拝見させていただきまして、二番、最近の消費生活センターに年間百万件を超える苦情相談が出ている、これ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 まずもって、渡辺大臣始め修正案提出者の議会人の先生方、また今回の基本法制定に当たって御尽力をされている方々の御貢献を心を込めて敬意を表したいと存じます。 五月三十一日の毎日新聞に、政治評論家の岩見隆夫さんがかなり大臣に好意的な書き方をした記事を寄稿されています。紹介をさせていただきます。 渡辺喜美行革担当相の真っ赤な目から大粒の涙がほおを伝って落ちた。二十八日、国家公務員制度改革基本法案の修正案が衆議院内閣委員会で可決された直後、記者団のインタビューに応じたときである。テレビは涙が好きだ。渡辺大臣は、ハードルが山のようにあったが、国民の皆……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 本日の予算委員会は、社会保障をテーマに集中審議を進めております。 社会保障を実現するその根本の理念は、国民の安全で健やかな生存権、生命権を保障することにあります。当然その根底には温かい思いやりがなければ実施できませんし、同時に社会保障という意味では健全な自主自立の精神を促していかなければ社会保障制度は長続きしません。 そういう意味で、私たちは、この日本社会において本当に社会的に弱い立場に置かれる人々を、あるいは一時的に助けを必要とする人々のその命と尊厳を守り切れているかどうか、そして今後とも、国民の不安が増している中でその不安を取り除くべ……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。 議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。 去る九月二十九日の本会議におきまして環境委員長に選任されました有村治子でございます。 今回、心して環境委員長を志願いたしました。環境立国日本の参議院として、願わくば世界人類の福利の増幅に資するよう、また日本の国民生活の安定に寄与することを願って、公正円満で建設的な委員会運営に相努めてまいりたいと存じますので、委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、心してお願い申し上げます。 よろしくお願いいたします。(拍手) この際、松山前委員長から発言を求められておりますので、これを……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官鎌形浩史さん外二十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 環境及び公害問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 四人の委員の先生方による午前中の質疑をこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
環境及び公害問題に関する調査を議題といたします。
まず、先般本委員会が行いました視察につきまして、視察委員の報告を聴取いたします。神取忍さん。
【次の発言】 本日、斉藤大臣御臨席の下に皇居外苑濠水及び絶滅危惧植物の保全活動等に関する本委員会の視察報告ができたことを有り難く存じます。
私たち環境委員会の視察に基づく国政調査活動が今後の環境省の政策にしっかりと生かされ、今ほど神取委員より御提示いただきました皇居外苑濠水等の問題が速やかに解決されるべく、斉藤大臣の力強い御尽力を、私、委員長からも謹んでお願い申し上げます。よろしく……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告をいたします。
去る一月五日、広中和歌子さん、小川勝也さん、大石尚子さんが委員を辞任され、その補欠として佐藤公治さん、水岡俊一さん及び相原久美子さんが選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、環境及び公害問題に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 環境及び公害問題に関する調査を議題といたします。
まず、環境行政の基本施策について、斉……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府沖縄振興局参事官鈴木勝さん外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 環境及び公害問題に関する調査を議題とし、環境行政の基本施策に関する件及び公害等調整委員会の業務等に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務大臣官房審議官望月達史さん外十八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十八日、予算委員会から、本日一日間、平成二十一年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総務省所管のうち公害等調整委員会及び環境省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
予算の説明……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
土壌汚染対策法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。斉藤環境大臣。
【次の発言】 斉藤大臣、ありがとうございました。
この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員川内博史さんから説明を聴取いたします。川内博史さん。
【次の発言】 川内博史さん始め修正案提出者の皆様、ありがとうございます。
以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。 土壌汚染対策法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、参考人として弁護士・日本弁護士連合会公害対策・環境保全委員会委員佐藤泉さん、早稲田大学法学部教授・早稲田大学大学院法務研究科教授大塚直さん、社団法人土壌環境センター副会長兼常務理事大野眞里さん及び大阪市立大学大学院特任教授・日本環境学会会長畑明郎さんの四名に御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本参議院環境委員会に御出席をいただき、誠にありがとうございます。皆様から忌憚の……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
土壌汚染対策法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、金融庁総務企画局審議官岳野万里夫さん外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 土壌汚染対策法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
本案の修正につ……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についてお諮りをいたします。
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案について、経済産業委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時一分散会
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。斉藤環境大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
環境大臣は御退席いただいて結構です。ありがとうございました。
【次の発言】 次に、環境及び公害問題に関する調査を議題とし、先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。岡崎トミ子さん。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
本日はこれにて散会い……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、大石正光さんが委員を辞任され、その補欠として今野東さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官鎌形浩史さん外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案を……
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十六日、今野東さんが委員を辞任され、その補欠として大石正光さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に神取忍さんを指名いたします。
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、市田忠義さん、佐藤公治さん及び大石正光さんが委員を辞任され、その補欠として仁比聡平さん、松野信夫さん及び大石尚子さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、環境省総合環境政策局長小林光さん外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(有村治子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動についてまず御報告いたします。
去る七月七日、仁比聡平さん及び大石尚子さんが委員を辞任され、その補欠として市田忠義さん及び大石正光さんが選任されました。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり環境及び公害問題に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一……
○有村治子君 環境委員会で初めて質問に立たせていただきます自由民主党の有村でございます。 今回、政権交代が相なった後、民主党さんは地球温暖化対策基本法をお出しになられて、私ども自由民主党は野党として初めて質問に立たせていただくこと、また環境問題が、従来は国際政治においてはそれぞれの各国の経済力や軍事力あるいは生産力、資源力ということを背景に外交がなされてきた中で、まさに今まで余り中心的な課題でなかった環境・エネルギー問題が、本当に各国の首脳が鉛筆をなめ合って自らやるような、そんな中心的課題になってきた時代にあってこのような委員会の質疑をさせていただけること、大変有り難く、またその分責任が重い……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 先日に引き続き、また私がということになりましたが、三月中は自由民主党の委員の方々、いろいろ御予定があります。予算委員会の理事をされている方もいらっしゃいます。来月以降はまたほかのメンバーが心して質問に出させていただきますが、前回に続き、前回お伺いできなかったことを中心にお話をさせていただきたいと思います。 実は私、去年は、暮れは出産のためにお休みをいただいておりまして、小沢大臣の答弁を直接お伺いする機会は前回が初めてだったんですけれども、本当に真摯に国民生活の安定のために、また、世界に貢献する日本の環境立国としての立場を明確にしていこうとい……
○有村治子君 皆様おはようございます。自由民主党の有村治子です。 本法案の主題となります環境アセスメントにかかわられる方々を始めとして、より良い環境の保全のためにそれぞれの立場で御活躍をされている方々の貢献をたたえ、今日は質問に立たせていただきたいと思います。 環境アセスメントは、この十年でも、自然環境あるいは生活環境の保全のためにとても大事なアプローチだという認識を持ちました。生物多様性を貴び環境配慮を促す点などにおいても実効性を求めていく効果もあると、この十年の進展を見て実感いたします。同時に、莫大な費用と労力がこの環境アセスメントに掛かっているのも事実です。事業者対住民あるいは自然環……
○有村治子君 私は、ただいま可決されました環境影響評価法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ、公明党及び日本共産党の各派並びに各派に属しない議員川田龍平さんの共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 環境影響評価法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、免許等を行う者等は、審査等を行うに際しては、環境大臣の意見を反映させるよう努めるとともに、その反映結果を公表すること。 二、環境影響評価制度全般に関して、その実施状況を見……
○有村治子君 私は、ただいま可決されました大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ、公明党、日本共産党及び新党改革の各派並びに各派に属しない議員川田龍平さんの共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、測定記録の改ざん等を防止し、排出基準の遵守を徹底させるためには、地方公共団体職員による効果的な立入検査の実施が求められることか……
○有村治子君 私は、ただいま可決されました廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ、公明党、日本共産党及び新党改革の各派並びに各派に属しない議員川田龍平さんの共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、排出事業者責任の在り方については、不適正処理の状況を踏まえ、今後とも責任の強化・徹底の観点から適宜必要な見直しを行うこと。特に……
○有村治子君 自由民主党の理事として、また野党の筆頭理事として発言をいたします。 十一時過ぎから民主党の委員二人が雑誌サピオを堂々と三十分にわたり読み続ける事態が続いておりました。堂々と読み続けていらっしゃいました。このようにテレビカメラにも入っていますが、サピオとその表紙に小沢一郎さんの写真も明確に見えていることでございます。 前回も与党民主党の定足数不足で開会ができず、審議ができない状態が一・五時間続いたばかりでございました。 委員会の審議、平場で雑誌を堂々と読み続けるのが三十分以上続くというのは、議会を軽視し、委員会質疑を侮辱するものであります。大臣が緊張感を持ってというふうに発言……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 質問に先んじて、まず、三月十一日に発生した東日本大震災によって、かけがえのない命やかけがえのないものをなくされた被災者の皆様に心を込めてお見舞いを申し上げ、天寿を全うできなかった命の尊さをかみしめ、人生設計の変更を余儀なくされた幾万の方々の、今この瞬間にもどのような思いでいらっしゃるのかという、そんな現状に思いをはせます。 また、戦後最大の国難に直面する今、自らの命の危険も顧みず、今日も人命救助、災害復旧のために大きな貢献をされている自治体関係者、警察、自衛隊、海上保安官、消防、医療、社会福祉関係者、奉仕団の方々など、公……
○有村治子君 皆様おはようございます。 三月十一日に発生しました東日本大震災で天寿を全うできなかった数々の命の尊さ、またその御霊に哀悼の意を尽くすとともに、人生設計の大きな変更を余儀なくされていらっしゃる被災地の方々、また自ら被災しながらも被災復興支援に今日この瞬間も貢献をしていらっしゃる方々の大いなる貢献をたたえ、本日は水質汚濁防止法の改正案について質問をさせていただきます。自由民主党の有村治子です。 今日は質問時間が限られておりますので、質問に対して端的にお答えいただけると大変有り難いと思います。政治判断が伴うものに関しては政務三役に御対応を願い、また技術的な問題は政府参考人にお答えい……
○有村治子君 本議員立法に御尽力されました小沢鋭仁衆議院環境委員長を始め各位の御貢献をたたえ、まずもって敬意を申し上げます。 私は、ただいま可決されました平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法案に対する附帯……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、初当選のころから、しっかりとした国家観と地に足の付いた生活感を併せ持って、命の重みと家族のきずなと国家の尊厳を守る政治信条の下で活動してまいりました。今日は三・一一の東日本大震災から五か月がたちます。そして同時に、今日はともすると菅内閣最後の参議院予算委員会となりましょう。重大局面を迎え、それでも与野党の枠を超えて民主主義国家の発展に尽くしたいとの思いで質問に立たせていただきます。 まず、民主党政権の外交・安全保障政策について伺います。 領土問題はトップ同士の信頼関係が一番大事だ、首相の仕事の半分以上は外交・……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 今日は、衆議院における審議、議事録も全て読ませていただきましたが、時間が限られていますので、本題に入っていきます。 今回の法改正によって内閣府が我が国の実用準天頂衛星の整備主体になるというふうに理解をしておりますが、準天頂衛星と、今、大野委員もおっしゃっていましたGPSとの関係はどうなっているのでしょうか。そもそも、今やGPS、グローバル・ポジショニング・システムというのは、カーナビや携帯端末など私たちの生活に欠かせないものになっていますが、そもそもはアメリカの空軍がつくったGPSシステム、それに基づく測位体制というのは日米関係があってこそ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。 私は、一昨日、被災地福島における東日本大震災慰霊祭に参加をさせていただきまして、全国で犠牲になられた御霊に対して心を込めて追悼の祈りをささげさせていただきました。 本日は、政府・民主党の姿勢をただすだけではなく、私なりに具体的な提案策を携えて女性宮家及び瓦れき処理について質問に立たせていただきます。本来であれば瓦れきを先にしたかったんですが、官房長官が定例記者会見がおありになるということですので、まずは官房長官に集中的にお伺いすることになる女性宮家について、当初の計画を変更して先に質問をさせていただきます。 最近、にわかに報道が多くなった女性宮家……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 日本のいやさか、繁栄、皇室のいやさかを心から願い、まず最初に御皇室を取り巻く行政について質問をさせていただきます。 せんだっての菅内閣官房長官の所信及び内閣、内閣府関係予算の概要にもこの皇室費についての言及がございました。現在、情報公開法に基づいて、内廷費と皇族費を除いた宮廷費のみが公開の対象となっていますが、今日は、皇室費のうちで天皇皇后両陛下及び東宮御一家に対する内廷費とそれ以外の皇族に対する皇族費についてお伺いをしたいと思います。 現在の皇位継承制度がこのまま維持されれば、いずれこれから小学校に入学される悠仁親王殿下が皇位に就かれる……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。どうぞよろしくお願いいたします。 東日本大震災が発生したとき、政治のもたつきによる人災も指摘されました。当時、私たち自由民主党は野党ではありましたけれども、菅民主党政権のその国運のなさ、運の、つきのなさということを嘆くだけではなくて、じゃ、私たち野党もその国運をどうやって改善していけるかということで、国の運、国の命運ということを形作るものにはどういう要素があるのかということを私自身も考えてきました。まだ解決というような結論は見出せていませんが、最近、私はこのように考えています。国運とは、一人一人が持つ運気掛ける国民の数、これが国運をつくっていく大事な要……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 今日は、八木電事連会長様、松村教授、岸本電力総連会長様、それぞれのお三方、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 お立場、御主張のスタンスの違いはありますけれども、震災後も電力の安定供給やエネルギー政策の実効性、安定性を高めるために、その公益実現のために日夜御尽力いただいていることに、お三方が代表されるそれぞれの組織あるいは学術的な貢献に対して敬意を申し上げます。ありがとうございます。 その上で、やはり私が懸念いたしますのは、やはりこの電力システム改革が主権者たる国民あるいは国民生活にどのようなインパクトがあるのかという視点か……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。 今週の火曜日、三月十一日には、東日本大震災発災からちょうど三年がたちました。現在この瞬間も、被災地の寒い中で復興の一線に立っていただいている同胞、被災地の各地で、また仮設住宅においてこの国会を見てくださっている方々、そうでない方々も含めて、共に心を添わせて頑張りたいという思いを胸に本日質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、今日の集中審議のテーマでございますが、歴史認識、行政改革、そして経済財政についてでございます。本日は歴史認識からお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、個別の歴史認識を伺う前に、私自身、政治……
○国務大臣(有村治子君) おはようございます。 公正取引委員会に関する事務を担当する大臣として一言御挨拶を申し上げます。 公正かつ自由な競争の下での経済活動は、社会の活力を生み出し、経済の成長力を高め、ひいては国民生活を豊かなものにします。経済活動のグローバル化等によって、我が国経済を取り巻く国内外の環境は大きく変化しています。このような状況下において、我が国経済の健全な発展を実現し、国民全体の福利を確保するためには、経済実態に即応した競争政策を展開することが必要です。 公正かつ自由な競争を確保し、市場が適切に機能するための基盤を整備することは、我が国経済の再生に向けて取り組むべき政府の……
○国務大臣(有村治子君) 消費者担当大臣として、御挨拶を申し上げます。 昨年一年間の消費者被害、トラブルによる損害は、約六兆円と推計され、国民一人当たりに換算すると、平均で約五万円の損失に相当します。これは、国民生活におけるれっきとした損失です。消費者の安全を確保し、その不安を払拭しなければなりません。 また、消費者の安全、安心を確保する消費者行政は、消費の拡大、ひいては経済の好循環を達成するためにも重要な役割を担っています。 消費者にとって身近で頼りになる消費者行政に取り組むことによって、国民一人一人に貢献できる消費者行政を目指します。 身近な消費者行政を実現するためには、どこに住ん……
○国務大臣(有村治子君) 今、太田委員から選択と集中というお話をいただきました。質問時間の関係で、極めて短い答弁になることは大変恐縮でございます。 消費者行政及び食品安全は極めて重要な分野だと認識をしております。私も現在、内閣で七つの所管をいただく国務大臣になっておりますが、この分野が極めて大事だというメッセージを出す、出したい、その思い一心で、九月四日の初登庁は消費者庁にまず初登庁をさせていただく、そして九月十七日、大臣として現場の御意見を聞く初めての地方出張は静岡市の消費生活センターに赴くということで仕事をスタートさせていただきました。 やはり高齢者、そして子供の事故防止について、注意……
○国務大臣(有村治子君) 不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 広告や商品等の表示は、消費者が自主的かつ合理的に商品や役務を選択する上で不可欠な情報です。しかしながら、食品表示等の不正事案を始め、不当表示によって消費者を誘引する事案の発生が後を絶たない状況にあり、不当表示を防止するため、抑止力を強化する必要があります。 第百八十六回国会で成立した不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律においても、国及び都道府県の不当表示等に対する監視指導体制を強化し、事業者に表示等に係る適切な管理体制の整備を義務付けるとと……
○国務大臣(有村治子君) 金子委員の御質問にお答えをいたします。 常に深い観察力、洞察力を発揮していらっしゃる金子委員の問題意識は私も共有するところがございます。 やはり、審議官が申し上げましたとおり、この三%は妥当なのかどうか、何に対して妥当なのかというのは、不当表示を抑止するという目的に十分痛手があるのかどうか、事業者にとってですね、その妥当性を問うていかなければならないというふうに思っております。 過去の、おっしゃるような一般管理費というのを引くというのは、逆にこれは事業者にとって有利なのではないかという問題意識も共有します。この一般管理費というのは、広告宣伝費あるいは販促費、ある……
○国務大臣(有村治子君) 生活実感のこもった寺田委員の洞察を拝聴いたしました。ありがとうございます。 少子化の主な要因は、結婚や出産、子育ての希望が思うほどにはかなえられず、未婚化や晩婚化も挙げられるというふうに思います。また、それに伴って第一子の出産年齢が上がっていることも、これは率直に申し上げていかなきゃいけないことだと思っております。 第一子を産んだとき、出産時のお母さんの年齢というのは、二〇一一年に初めて平均年齢で三十歳を超えました。直近の二〇一二年ですと、全国の平均で三十・三歳になっております。これは厚生労働省の人口動態統計から引用しておりますけれども、一九八〇年時の統計でござい……
○国務大臣(有村治子君) 女性活躍、行政改革、国家公務員制度担当大臣、規制改革、男女共同参画、少子化対策、食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として御挨拶を申し上げます。 女性が輝く社会の実現は、安倍内閣の最重要課題の一つです。全ての女性が生き方に自信と誇りを持ち、輝くことができる社会を目指します。このため、内閣総理大臣を本部長として、すべての女性が輝く社会づくり本部を設置し、早急に実施すべき施策をまとめたすべての女性が輝く政策パッケージを発表いたしました。また、女性の活躍推進のための新たな法案を今国会へ提出するとともに、ワーク・ライフ・バランスを推進するなど、女性の活躍支援に取り組みます。……
○国務大臣(有村治子君) 御指摘ありがとうございます。 先ほどの藤本委員の御指摘にもございました、何でもかんでも内閣府、内閣官房ということではないということを私も所信から冒頭申し上げております。 御指摘いただきましたように、所管する業務が省庁再編当初に比べて莫大になっております。例えば、私も常々御紹介をしているところなんですけれども、内閣官房、内閣府、平成十三年の編成当時は合計数で約三千五百名いらしたところが、十三年後の平成二十六年の実員で五千九百名というふうに非常に増えています。そういう意味では、今、特に与党・自民党においても、行政改革推進本部において、この三か月間で九回にわたって四十六……
○国務大臣(有村治子君) お答え申し上げます。 まずもって、前回積み残しがあったわけですけれども、藤本委員の御指摘の、一々の大臣答弁などにも言葉が浮かないように、浮き足立つことのないようにというのは全くもって共感をいたしまして、いい学びにさせていただきました。大臣室でもそれを共有させていただいたことを御報告させていただきます。 その上で、指導的地位の定義、あるいはどういうことを意識しているのかというお問合せをいただきました。 まずは、議会議員ということを挙げさせていただきたいと思います。これは各級の議会ということで、当然、町村の議会議員の方々も入ります。また、法人や団体などにおける課長相……
○国務大臣(有村治子君) ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び国家公務員退職手当法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。 本年八月七日、一般職の職員の給与の改定に関する人事院勧告が提出されました。政府としては、その内容を検討した結果、勧告どおり平成二十六年度の給与改定を行うとともに給与制度の総合的見直しを実施することが適当であると認め、一般職の職員の給与に関する……
○国務大臣(有村治子君) おはようございます。相原委員の御質問にお答えいたします。
非常勤職員の給与につきましては、給与法第二十二条第二項におきまして、「各庁の長」、各省の大臣等などですね、「は、常勤の職員の給与との権衡を考慮し、予算の範囲内で、給与を支給する。」こととされています。これを受けて、人事院が非常勤職員の給与について、各府省に対し運用指針を発出されています。各府省において、人事院の指針に基づいて適切な給与の支給がなされることにより、常勤職員の給与との権衡、バランスが図られるものと理解をしております。
【次の発言】 相原委員の問題意識は、とても重要な観点だと私も認識をしております。……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。
これからも続けさせていただきます。
【次の発言】 お答えいたします。
両立とは、それぞれの、例えば子育てと仕事、あるいは仕事と介護とか、いろいろなワーク・ライフ・バランスという視点があると思いますけれども、当然、両立をしたいと思われる方を支援していくということも大事な価値かと理解をしております。
【次の発言】 両立をしたいと思われる女性やその配偶者、男性の方も含めて、是非御考慮いただきたいところを信念を持って発信してきたつもりでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
国務大臣として特定の団体の主義主張についての見解を述べるのは差し控え……
○国務大臣(有村治子君) 内閣府の特命担当大臣として四つをいただいております。そして、内閣官房として三つの仕事、計七つということで、過去最多というふうに伺っております。 ただ、何でもかんでも内閣府あるいは内閣官房ということではないということは問題意識を共有しておりまして、ちなみに、平成十三年の省庁改編のときには内閣官房と内閣府を合わせて計三千五百名いたものが、十二年後の平成二十五年実績で五千四百名ということで、この問題意識は与党ともちゃんと連携をしながら、スリムにしていくように、機動的に動けるようにやっていきたいと担当大臣として考えております。
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 地域の企業や自治会、PTAなど様々な場面で貢献される女性の皆さんは、元気で豊かな地域社会に不可欠な存在だと私も認識をしております。まさに藤川委員が今御指摘いただきましたいわゆる増田レポートにおきましても、二十歳から三十九歳の女性の人口増減に特に焦点を合わせておられるように、地域活性化にとって女性の活躍は鍵になると認識をしております。 現在、地域女性活躍加速化交付金を通じて、女性の登用や創業等に向けた地域ぐるみの取組の支援などを行っておりますけれども、去る十月十日に取りまとめさせていただきました、すべての女性が輝く政策パッケージに基づきまして、今……
○国務大臣(有村治子君) 共生社会担当としてお答えをさせていただきます。 委員御指摘のとおり、明日の日本を支えていく子供たちが自分の可能性を信じて未来を切り開いていけるようにチャレンジできることが極めて重要だと認識をしています。いわゆる貧困の世代を超えた連鎖によって子供たちの未来が閉ざされることがないよう、社会を挙げて取り組んでいかなければなりません。 御指摘いただきましたように、去年の夏、閣議決定をいたしました子供の貧困対策に関する大綱に基づいて、教育支援、生活支援、また保護者の就労支援、経済的支援などの施策を総合的に推進をしているところでございます。 先月、官邸においては、総理、文部……
○国務大臣(有村治子君) ただいまの有田委員の御説明を敬意を持って拝聴いたしました。 十四年前、有田委員と同じように私も比例区、全国区でございますが、全国を初めて候補者として回ったときに、栃木県内のお手洗いで、冠婚葬祭、喪服から普通の服に着替えたり、あるいはお叱りをいただいて、その個室で目の周りの汗を拭ってみたりとか、いろんなことをしている中で、今日もきれいに使っていただいてありがとうございますという文言を見て、そのときに、初めてほかの人が使った汚い汚物の付いたティッシュを私は素手できれいにして、自分の使っている間にそのトイレをきれいにしました。言葉によってこれだけ人は変わるんだなということ……
○国務大臣(有村治子君) 女性活躍、行政改革、国家公務員制度担当大臣、また、規制改革、男女共同参画、少子化対策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 政府においては、指導的地位に占める女性の割合を二〇二〇年までに三〇%程度とする目標を掲げています。この目標の達成に向けても、働き方改革など、担当する各分野にまたがる共通の課題を直視し、取組を進めます。 全ての女性が輝く社会の実現は、安倍内閣の最重要課題の一つです。全ての女性が、生き方に自信と誇りを持ち、輝くことができる社会を目指します。 このため、各々の希望に応じ、女性が、家庭や地域においても、職場においても、個性と……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 子どもの貧困対策会議が昨年八月に取りまとめられました子供の貧困対策に関する大綱に基づいて、現在、国会でまさに御審議をいただいております平成二十七年度予算案の中で子供の貧困対策に必要な各種施策を盛り込んでいます。それを踏まえて、間もなくの新年度、四月以降、本格的に関連施策を展開する予定でございます。その際に、委員御言及いただきました子どもの貧困対策会議を開催し、施策の実施状況、対策の効果等を検証、評価する段取りをしております。 そして、委員御指摘のとおり、各自治体あってのやはり効果的な施策ということでございますので、その声がしっかりと反映されるよ……
○国務大臣(有村治子君) 御指摘のように、お預かり、国民からしている税金を無駄にすることなく政策効果を最大化するというのは、与野党共にやっていかなきゃいけない取組の大事な観点だと思っております。 五千、国が行う事業全てにおいて各府省で行政事業レビュー、点検をしていただいて、概算要求や執行等に反映させる行政事業総点検を行っております。民主党政権時代の貢献も多々おありになると敬意と感謝を申し上げ、それを進化させていくのが国民に対する責務と思っております。 秋のレビューを実施したところ、各府省においてその秋のレビューの行政改革推進会議の提言を反映していただいて、予算の夏の概算要求時からの削減額は……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 本委員会委員でもいらっしゃいます山東昭子先生始め御尽力をいただいて成立をした食育基本法では、都道府県及び市町村に対し食育推進計画を作成するように努めることと求めています。その計画に従って、現在、都道府県レベルでは四十七都道府県全てにおいてこの計画が作成をされています。一方、市町村レベルにおきましては、岡田委員御指摘のとおり、平成二十六年三月時点で七一・五%の市町村しか作成ができていないという現状がございます。 もう少し詳細を見てみますと、都道府県別の内訳では、十都道府県で全ての市町村ができている、一〇〇%を達成している一方で、作成率が市町村五〇……
○国務大臣(有村治子君) ただいま議題となりました女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 急速な少子高齢化の進展、国民の需要の多様化その他の社会経済情勢の変化に対応していくためには、自らの意思によって職業生活を営み、又は営もうとする女性がその個性と能力を十分に発揮して職業生活において活躍することが一層重要となっていることに鑑み、男女共同参画社会基本法の基本理念にのっとり、女性の職業生活における活躍を迅速かつ重点的に推進し、もって豊かで活力ある社会を実現することを目的として、本法律案を提出する次第です。 次に、法律案の内容……
○国務大臣(有村治子君) おはようございます。 岡田委員にお答えいたします。 我が国においては、現在就業していらっしゃらないけれども就業を希望されている女性が約三百万人いらっしゃいます。その一方で、指導的地位に占める女性の割合は先進諸国の中で最も低い水準にとどまっています。そういう意味では、職業面において女性の力が必ずしも十分に発揮されているとは言えず、そういう意味で最大の潜在力だと認識をしています。 今回の法案のハイライトということでございますが、女性の職業生活における活躍推進はこれまで各事業主あるいは各業界ごとの自主性に委ねられていましたが、今回更に一歩踏み込んだ対応が必要だと考え、……
○国務大臣(有村治子君) ただいま議題となりました内閣の重要政策に関する総合調整等に関する機能の強化のための国家行政組織法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、重要な政策課題の多くが内閣官房及び内閣府に集中してきている中、内閣総理大臣が強力なリーダーシップを発揮し、内閣としてその時々の国政の重要課題に戦略的に対応できるようにするためには、内閣官房及び内閣府の業務について不断に見直すことが重要です。こうした認識の下、内閣の重要政策について、内閣官房及び内閣府が政策の方向付けに専念し、個別の行政課題により精通した各省等が中心となって政策をより強……
○国務大臣(有村治子君) 上月委員にお答えをいたします。 省庁再編に向けて大変な御尽力を公務員としてなされていた上月委員の御貢献に敬意を、また感謝を申し上げます。 省庁の大くくり再編成については、行政の目的や任務に鑑みて、できる限り総合的かつ包括性を持った組織編成とすることによって、縦割り行政の弊害を排除し、また高い視点や広い視野を持って大臣がそれぞれ的確な判断をできるようにするものということを狙いにしております。 それぞれの大臣、副大臣、政務官、政務三役の所掌範囲というのは、再編前に比べて、省庁の再編があるがゆえに広くなっているところも事実であろうかというふうに思います。 同時に、こ……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 大胆な規制改革を実施して国の経済成長につなげていくことは安倍内閣の最も重要な課題の一つであり、総理はこの国会を改革断行国会と位置付けられていらっしゃいます。そういう意味で、私ども規制改革の担当としては、それぞれの規制が時代に合ったものなのかどうか、そして、それが国民生活の安定や経済に寄与するものかどうかという観点で精査し、適合していなければその改革を不断に見直していくという姿勢を堅持したいと存じております。 去年、規制改革会議において、農業、医療、エネルギー、いわゆる岩盤規制の分野における見直しに取り組んでおりまして、その実行計画では、六十年ぶ……
○国務大臣(有村治子君) 御質問いただきました内閣府の自殺対策についてお答えをさせていただきます。 この経費は、若年層向け自殺対策あるいは経済状況の変化に対応した自殺対策ということで、地域において特に必要性の高いものの自殺対策を実施するものであります。近年やっと年間の自殺者数が三万人を下回りましたけれども、それでも去年の九月、十月、十一月は前年同月比で増加の傾向が初めて見られてしまったことから、まだまだ我が国の自殺をめぐるそういう環境は依然として予断を許さないと、そういうときに緊急に対応すべきことだということでこの補正にのせさせていただきました。 また、経済に対しての関係ということを委員か……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。
独立行政法人等の役員に就いている国からの役員出向者の数は、平成二十六年十月一日現在で二百七十名です。全役員に占めるその割合は一三・二%になっております。
【次の発言】 お答えいたします。
独立行政法人等の役員については、委員の問題意識、共有いたします。
国家公務員の再就職の公平性や透明性を確保する観点から、役員に就いている退職公務員の数を公表しています。併せて国からの役員出向者数も公表しているところでございます。
その一方で、御指摘ありました役員以外の一般の職員としての出向については、ワンウエーの再就職とは違いまして広く恒常的に人事交流とし……
○国務大臣(有村治子君) 共生社会担当の大臣としてお答えをさせていただきます。 蓮舫委員御指摘のとおり、一人親家庭、なかんずくお母さんは生計の糧を得るための就労と子育てを一人で担わなければならないなど、物理的にも時間的にも経済的にも生活が不安定な方が多いのが現状でございます。 ここの具体的な就労に関しては厚労が責任を持っておやりになられる話ですが、私どもの男女共同参画の基本計画についても、今、第四次を今年中に出したいと考えておりますが、一人親家庭の親子が安心できる環境の整備、また配偶者の暴力被害者に対する支援、また性犯罪被害者に対しても明確に書き込み、ここの部分に、加速することによって全て……
○国務大臣(有村治子君) 御指摘のとおり、来月、新年度から実施する子ども・子育て支援新制度では、消費税の増収分を活用して、子育ての支援、量、質両面にわたる充実を図ります。 具体的には、市町村が子育て支援に関する住民のニーズを的確に把握して、その実情に応じて保育所やあるいは放課後の児童クラブの受皿を全体として都市部を中心に増やしていきます。また、保育園と幼稚園の両方の特性を兼ね備えた認定こども園、小規模保育など、地域の実情に応じた保育を計画的に整備し、しっかりとニーズに応えていく自治体を全国で応援できる体制をつくっていきます。 特に保育については、二十五年度から二十九年度までの五年間で約四十……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 薬師寺委員のブログも拝見させていただきました。去る三月十五日、国連防災世界会議、女性と防災テーマ館を訪問し、防災における女性のリーダーシップに関するシンポジウムに参加いたしました。 シンポジウムに先立って国連開発計画のクラーク総裁とも率直な意見交換をしまして、防災、復興には女性の視点の反映が必要なこと、また、災害から粘り強く回復する力、レジリエンスを持つ社会をつくっていくためには女性がエンジンになることを価値観として共有をいたしました。 パネル展示では、災害時に女性や子供がより深刻な影響を受けること、例えば避難所においても、残念ながら安全なは……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 行政事業レビューについては、現政権下においても二十五年度、二十六年度と取組を実施し、一定の成果、定着を見ております。私が着任させていただいた半年を見ても随分の改善が加えられているなと、進化しているなという印象を強めておりますが、現在、来年度の実施に向けて更なる改善策の検討を進めております。 その際、先ほど若松委員御指摘いただきましたとおり、事業の成果や有効性を的確に検証するためには、適切かつ定量的な数値の目標の設定を徹底する必要があると認識をしています。目標設定の際は、事業の上位にある政策、あるいは目指すべき社会的効果との整合性を勘案した上で、……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 委員御指摘の少子化対策の成果いかにという御指摘は真摯に受け止めます。同時に、今まで保育所の整備など子育て支援を中心に様々な取組を進めてきたところでございまして、この十年来、先輩諸姉諸兄が頑張ってこられたからこそ、何とかまだ一・四三にとどまってくれているという見方もできるかもしれません。 一方で、やはり昨年の出生数が百万人強と推計されるなど、少子化の状況というのは依然として深刻だという認識を持っております。晩婚化、晩産化の進行、また夫婦が授かる子供の数の減少などが考えられます。同時に、率直に申し上げれば、平成十五年に初代の小野清子先生が小泉内閣に……
○国務大臣(有村治子君) 共生社会担当としてお答えをいたします。 海外での犯罪被害者への経済的支援については、平成二十三年閣議決定しております第二次犯罪被害者等基本計画に基づき、有識者による検討会で議論を重ねていただきました。その取りまとめでは、犯罪被害給付制度の拡大適用の形ではないとしても、社会の連帯共助の精神にのっとり、何らかの経済的支援をスタートさせるべきとの提言が行われております。 これに鑑みて、海外での犯罪事実の調査、認定が、そもそも主権が及ばないということで困難になるという現状に鑑みて、金額は多少低額となっても速やかに見舞金を支給できるよう仕組みを、煩雑にならないように、複雑に……
○国務大臣(有村治子君) 藤本委員の御指摘、大事なことだと認識をしております。 訪日される外国人旅行者の増加に対応して、税関、入国管理、検疫、CIQの体制強化を図っていくこと、またそれによって国内の安全や安心を維持していくことは内閣の重要施策を推進するものであると思っておりますけれども、これらの部門については重点的に増員を確保しつつ、同時に、政府全体としては、御指摘のように、国家公務員の定員の純減を確保しております。 今後も、これらの部門については、効率的な実施体制ということを図りつつ、必要な体制の事実上の強化ということをしていかなければなりませんけれども、政府全体としては、厳しい財政状況……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 公文書は、政策決定過程、時代の変遷をたどる歴史的事実の集積であり、民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源です。その利活用の環境を整え、生きた歴史に親しむことができる国立公文書館は、世代を超えて受け継がれるべき大事な財産だと認識をしています。 御指摘のように、与野党で、国会において超党派の議員連盟による新たな国立公文書館の建設実現に向けて要請が、総理、衆参両院議長に対して行われました。その要請案を受け取られた総理からは、建国の精神が感じられる、そういう国立公文書館をしっかりと充実していきたいと、心強い御発言がありました。 政府においても、国立……
○国務大臣(有村治子君) お答えいたします。 御案内のとおり、御指摘のとおり、二〇二〇年までに指導的地位に女性が占める割合を三〇%とする目標を政府において掲げております。 これが政府の文言として出てきてから十二年目になりますが、私も、去年九月着任したとき、この三〇%というのは極めてチャレンジングな高いハードルだということを率直に印象として申し上げました。 その指標ということですが、政治分野、行政、民間で雇用されている分野、農林水産分野など、様々な分野で達成をしたいというふうに考えておりまして、実は、平成十九年に、男女共同参画会議において、この指導的地位に女性が占める割合に関する状況を毎年……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。おはようございます。 熊本・大分地震から三週間近く、二週間半がたちました。現在も疲労や不安の中で余震にさいなまれながら過ごしていらっしゃる皆様に心を込めてお見舞いを申し上げたいと思います。同時に、四月十四日の発災以降、人命救助や復旧に向けて昼夜問わず御貢献いただいている自衛隊や警察、消防、海上保安庁など、専門性を生かしての御尽力に心を込めて敬意を申し上げたいと存じます。 今日、審査の対象となります厚生労働省、文部科学省及びそれぞれの関係各機関からもたくさんの専門職の方々が被災地に赴いて、人命救助や避難所運営、児童生徒のケアなど、公益のために日々汗を流……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 冒頭、熊本・大分地震で被災された皆様、また今この瞬間も疲労や不安の中で余震にさいなまれていらっしゃる皆々様に心を込めてお見舞いを申し上げます。同時に、十四日の発災以降、すぐさま駆け付けていただいた医療関係者、あるいは水道などのインフラ復旧のために頑張ってくださっている厚生労働関係、自衛隊、警察、消防、海上保安庁など、本当に復旧や住民の安全の確保のために昼夜を問わず頑張って御貢献いただいている専門職の皆様に心を込めて敬意を申し上げたいと存じます。 それでは、本日の議題であります児童扶養手当の制度について、本題に入らせていただきます。 子供の……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。本日最後の質疑者となりました。五時まで限られた時間でございますが、できるだけ質問をさせていただきまして、そして、残りはあしたの朝九時から質疑を続けさせていただきたいと存じます。 私は、国籍法について質問を重ねさせていただきたいと考えます。 二重国籍は、国際結婚のお子さんではよくあることです。アメリカなど出生地主義の国で出産した日本人夫妻のお子さんにもよくあることです。その方々に対する価値観を述べるわけではないということを冒頭明確にして、これから質疑に入らせていただきます。 法務大臣に伺います。 日本は二重国籍など重国籍を認めていますか。
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。昨日に続き、二重国籍あるいは国籍法のことについて質問をさせていただきます。 昨日、総理とそれから外務大臣に御答弁を賜りました。そのことについて改めてその御真意を賜りたいと思いますので、通告をしていないということを明確にした上で、まず外務大臣からお伺いをしたいと思います。 昨日、二度ですね、外交官は二重国籍を禁じられているのに、外務大臣が二重国籍のままでなれてしまうというこの現実についてどう思われますかと、本当に二重国籍を持っている人が外務大臣になってもいいのでしょうかということを二度聞かせていただきました。残念ながら直接的な……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子です。
答弁者、各府省のスタッフの皆様、御準備、御出席、誠にありがとうございます。
今日、私が賜りました質疑時間は二十分です。この二十分のチャンスを最大限に生かしていきたいので、御答弁は要点のみを簡潔にお答えいただけますれば大変有り難いと存じます。お力を貸してください。
早速本題に入ります。日本において国際マナーについて最も経験が多く、ノウハウが蓄積されている外務省に伺います。
国旗を扱う基本的マナーとして、複数の独立国家の国旗を上下に掲揚、位置させることはありますか。
【次の発言】 独立国の国旗を上下に位置させることはあってはなら……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子です。 今日は、働き方改革及び内外の諸情勢ということで、四十二分間、往復で担当をさせていただきます。 まず最初に、離島、へき地での子育て支援についてお伺いします。 八洲の国、八十島と日本は古来言われてきました。八つの島々、あるいは八十の島々から成る日本と言われてきましたが、実は日本は六千八百五十二の島々から成る海洋国家でございます。その中でも、都道府県別に見ると、一番島の数が多いのは金子委員長の御地元長崎でございます。長崎単体で実に九百七十一の島々から成っています。 その長崎の例えば対馬でありますと、お隣の韓国釜山から約五十キロしか……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。どうぞよろしくお願いいたします。 これは、平成の改元時に、すなわち昭和六十四年の一月七日に、当時の竹下内閣、小渕官房長官が、あしたから平成という時代になりますというふうに記者会見をされたとき使われたその現物の複写でございます。(資料提示) 現在、この複写は、国立公文書館で発行されている公文書館でしか買えない土産物として大変人気があります。内平らかに外成る、地平らかに天成ると。まさに国内外、天地共に幸せな平和な時代が達成されますようにと国民の理想が込められた元号でございます。私たち、一万一千七十日を平成という日々を重ねたことになります。 この元号にま……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。 本日、私がいただきました質問時間は合計十分でございます。御準備をいただきました答弁者の皆様に御礼を申し上げ、明快で簡便な御答弁をいただきたいと御協力を仰ぎます。どうぞよろしくお願いいたします。 今年一月、東京霞が関に領土・主権展示館がオープンしました。私自身も一時間半掛けて全展示を拝見いたしましたが、我が国固有の領土、北方領土、竹島、尖閣諸島に関して大変充実した資料がそろっています。日本の領土を平和的に守るために、一人でも多くの方々にも関心を持っていただきたいと思います。 この領土・主権館は、国内向けのいわゆる国威発揚の場ではなく、正々堂々と世界……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 財政金融委員会で質問に立たせていただくのは初めてでございます。十二分の質疑という時間でございますので、テンポよく往来ができれば大変有り難く存じます。 国内においては少子高齢化という人口動勢の激変、あるいは国際社会の潮流が激しさを増す中で、財政を平準化すべく日夜御尽力いただいていることに心を込めて敬意を申し上げます。 その上で、率直にお伺いをさせていただきますが、日本政府、安倍内閣、また麻生大臣におかれましては、財政の再建あるいは財政の健全化という大きなテーマにどれほどのコミットメントを置いて取り組まれていらっしゃるでしょうか、御覚悟を伺い……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。どうぞよろしくお願いいたします。 昨日の通告はいたしておりませんけれども、直近の動向でございますので、まず冒頭、麻生大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大、パンデミックを受けて、世界的にも経済の先行きに不透明感が増しております。ニューヨーク・ダウでも過去最大の下げ幅が更新されている、そんな中で、G7の首脳が初めてテレビ会談をされました。そして、そのテレビ会談をした後の共同声明においては、財務大臣、各国の財務大臣と保健大臣に週一回の調整をさせると、そしてあらゆる手段を講じるということ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 本日私がいただいている時間は二十四分で、七問近い質問を考えておりますので、御準備いただきました答弁者の方は是非とも要点のみを簡潔にお答えいただきまして、質疑の往来スムーズになるようにお力を貸していただきたいと思います。御準備に感謝を申し上げて、御協力を仰ぎます。 早速本題に入ります。 今まさに世界を震撼させている新型コロナウイルス禍は、社会が抱える諸問題をあぶり出し、構造的な変化を加速させます。その主たる課題の一つが、発生源、感染症の発生源である中国がどのような言動をするのか、また、日本や世界が大国中国とどのように向き合うべきなのかという……
○有村治子君 ODA調査派遣第二班について御報告を申し上げます。 当班は、本年一月五日から一月十一日までの七日間、ブータン王国及びタイ王国に派遣されました。 派遣議員は、本日の委員会に御出席の中西哲議員、山本博司議員、木戸口英司議員、宮沢由佳議員、そして団長を仰せ付かりました私、有村治子の五名です。 ODA調査のための派遣団としては、ブータンが二〇一三年九月以来二回目、タイは二〇一二年一月以来八年ぶりの訪問でした。 ブータンは後発発展途上国から低中所得国になることを目指している一方、タイは中進国として援助を受ける側からASEAN諸国等に援助をする側に移行しつつあります。このように、今回……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。多くの皆様の御理解と御協力をいただいて、今日、この発言の機会をいただいていることに謹んで感謝を申し上げます。 慰安婦問題は、この三十年間、日韓関係を揺るがす最大懸案の一つであり続けてきました。何が事実であったのかなかったのか、ただひたすら真実と公正性を探求したい、この思いで今日は質問に立たせていただきます。 慰安婦に対するおわびと反省を表明した河野談話が発出されてから二十八年がたちました。政府が明言されているとおり、河野談話を作成した頃と現在とでは、歴史の真実をめぐってとても大きな環境変化があります。 暴力の限りを尽くして何百人の慰安婦狩りをしたと……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。 萩生田大臣始め、御答弁を御準備いただきました皆様に心から感謝申し上げます。三十分という限られた時間でございます。できるだけ多くの質問を展開したいと存じますので、御答弁は簡潔かつ明瞭に賜りますれば大変幸せに存じます。 早速本題に入ります。 慰安婦問題は、歴史的題材を取り扱いながらも、実態は歴史認識をめぐる今日的な政治課題としての情報戦、国際世論戦が続いており、むしろその主張はエスカレートしているという認識を強めております。 今年一月、資料一にも記しましたが、韓国の元慰安婦らが損害賠償を求めた訴訟において、ソウル地裁は日本……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。 二十分という限られた質問時間を最大限に生かしたいので、御答弁は要点のみを簡潔に賜りますれば大変有り難く存じます。御協力を仰ぎます。 早速本題に入ります。 この国立法人大学改正法によって、改正によって、今後、大学経営の一環として日本の国立大学と外国企業が共同で出資するケースも増加が見込まれます。社会実装という点では評価すべきことですが、我が国が生み出した貴重な研究成果や先端技術、経営ノウハウが国外に不当に流出するおそれも出てまいります。外国企業と一言で言っても、純粋民間企業ではなく、外国国営企業だったり、事実上外国政府が支……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。 質問の機会を賜りましたこと、また、二之湯大臣、川本人事院総裁始め、答弁の御準備をいただきました政府の皆様に感謝を申し上げます。二十分間という限られた時間でできるだけ多くの往来をしたいと思いますので、御答弁は簡潔に本質をお伝えいただけますれば大変有り難く存じます。御協力を仰ぎます。 現在の公務員人事制度が、国家国民に仕える矜持を持ち、高い能力と倫理観を持つ優秀な人材をしっかりと魅了できているのかどうかという問題意識の下、毎年恒例の給与水準などを審議する視点にとどまらない構造的な問題を今日は論じたいと思います。 そこで、早速……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 質問の機会を賜りましたこと、また、大臣、総裁始め、準備に当たっていただきました政府の皆様にも感謝を申し上げます。二十五分という限られた時間でこの往来をできるだけ多くいたしたいと存じますので、御答弁はテンポよく、本質を簡潔にお答えいただけますれば大変幸いに存じます。御協力を仰ぎます。 現在の国家公務員制度が、高い倫理観や責任感、専門性や国際性を持った人材を魅了し、養成できているかどうか、また、日本の科学技術力の凋落を食い止めて、博士号取得者に社会的敬意が向けられる、そんな日本になっていくためには何が必要かという問題意……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。 質問の機会を賜りましたこと、また、答弁を御準備いただきました大臣始め、政府関係各位の皆様に御礼を申し上げます。四十分間という限られた時間でできるだけ多くの往来を続けたいというふうに存じますので、御答弁は本質をテンポよく賜りますれば大変幸いに存じます。御協力を仰ぎます。 コロナ感染症、ウクライナ危機、不確実性を増す世界情勢において、日本を取り巻く経済安全保障環境を直視し、その健全性を確保しようと努力をすることは、日本の安全、国民の健康、国民生活の安全や安定、経済的繁栄を維持する上で極めて今日的な課題だと認識をしております。 ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。 二十分という限られた時間でございますが、今日は前半、海のことを論じます。 冒頭、北海道知床での海難事故に当たり、お亡くなりになった方々の霊を悼み、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。同時に、この瞬間も危険と隣り合わせになりながら捜索、救助に当たっていただいている海上保安庁、警察始め関係皆様の献身的な働きに思いをいたし、皆様とともにその安全を念じたいと思います。 それでは、本題に入らせていただきたいと思います。 経済安全保障の中核の一つは、国民生活の基盤となるサプライチェーンの脆弱性を乗り越えていくことになります。この視点に立てば、現下のウクライナ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 今日は、清原先生、泉市長、中嶋先生、大変洞察力のある、また熱量のあるお話をありがとうございます。敬意を持って拝聴いたしました。 その上で、限られた十五分という質問時間でございますから、行政経験が豊かな清原先生と泉先生御両方に、できれば質問を二問させていただきたいと思います。時間の進行を見ます。 泉市長が対談をされていた先月の事前の資料を、東洋経済でしたか、拝見をさせていただきました。その中で、市長や知事の権限の最たるものは予算編成権と人事権だと、首長の権限として。首長と議会の二元代表制というのはよく指摘されることで、それがあったからこその……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。 質問の機会を賜りましたこと、また西銘大臣始め答弁準備に当たっていただきました政府各位の皆様に感謝を申し上げます。 二十五分という限られた時間でできるだけ多くの往来をしたいと思いますので、御答弁は本質を簡潔におまとめいただけますれば大変有り難く存じます。御協力を仰ぎます。どうぞよろしくお願いいたします。 早速本題に入ります。 いよいよ五月十五日には沖縄が本土に復帰してからちょうど五十年の節目を迎えます。戦中戦後に沖縄がたどった歩みに真摯に思いをはせ、半世紀続いてきた沖縄振興特別措置法等について、今日は沖縄が置かれた特殊な事情という歴史的側面に焦点……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。 本日の十分という限られた質疑時間において、将来につながる政策提言を目指します。ゆえ、政府御答弁は本質を簡潔にお聞かせいただけますれば大変幸いに存じます。御協力を仰ぎます。 米国や中国を始めとする先進国各国は、この二十年間、自国の産業競争力や防衛力、国際的影響力を高めるためにも、明確な国家的意思を持って科学技術や研究開発力をてこ入れし、その担い手としての博士号取得者を増やしてきています。しかし、その一方で、先進国の日本だけが博士号取得者を減少させており、我が国の科学技術力の凋落が指摘されます。博士号取得者が不当に低い評価を受……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。 十五分という極めて限られた時間で五問質問を伺いたいので、御準備をいただきました答弁者皆様に感謝を申し上げ、御協力を仰ぎます。よろしくお願いいたします。 歴代の安倍、菅、岸田内閣総理大臣・自民党総裁が明言されてきたように、LGBT等、性的マイノリティーの方々に対する不当な差別や偏見はあってはならないと考えます。と同時に、このLGBT理解増進法案によって国民の不安が増すような事態は避ける努力を続けなければなりません。 私たち女性の多くは、公衆浴場の女湯や女性トイレ、更衣室が安全で安心できる場であることを極めて重要な価値だと考……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 初当選来二十三年目にして初めて外交防衛委員会で質問に立たせていただきます。 御準備をいただきました上川外務大臣、木原防衛大臣始め、役所の皆様にも心から御準備に感謝を申し上げ、私が賜りました時間十分でございますので、テンポ良く往来を続けたいと思います。是非御協力をいただきますよう、伏してお願いを申し上げます。 早速本題に入ります。 木原防衛大臣、週末、シンガポールで開催されましたアジア安全保障会議では、講演、二国間防衛大臣会談を精力的にこなされるなど、発信力のある大臣の御活躍を心から敬意を持ち、また誇りにも思いま……
○有村治子君 皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。 質問の機会を賜りましたことに心から感謝を申し上げます。 自由民主党に所属する一員として、今般、甚大なる政治不信を招いてしまっている現状に鑑み、誠に面目なく、ふがいなく、連帯責任として大変申し訳なく存じます。悔しい思いも当然ございます。政治家の力の源泉は信用であり、政党として失った信頼を回復するためには、まずは言っていることとやっていることを一致させることからだと自らに言い聞かせ、本日、謹んでこの場に立たせていただきます。 今、瀬戸際に立つ自由民主党が主権者たる国民の皆様から厳しく問われているのは、政党としての自浄能力のみ……
○有村治子君 私もこの七月に当選させていただきました自民党の有村治子と申します。私は、現在もなんですけれども、青山学院大学の国際経営学博士課程の学生でもおります。 そこで、国際経営を学んでいる、研究しているときに一番問題になってきたのが、問題というのが、日本語の問題というのは、英語で言うプロブレム、解決しなきゃいけない何か問題があるというようなプロブレムと、それからイシュー、課題ということの両方含んでいると思うんですけれども、今までの議論をお伺いしていましたら、女性にかかわる問題とか女性に関する問題とか女の問題というふうな議論が今なされているんですけれども、問題というとイシューなのか、それと……
○有村治子君 今までの議論に関連した質問をさせていただきます。 虐待を防止ではなくて再発を防止するというのは、実は清水先生からも御指摘がありましたけれどもなかなか簡単なことではないと思うんですね。やはり夫婦関係、夫婦仲よくしなさいとおつむではわかっていてもできない、きょうだい仲よくしなさいとおつむでやっていてもできない。親も一度手を上げてしまうと、自我を忘れたようにどんどん子供にストレスが行くということで、やっぱりなかなか成功しないという中で、それでも成功していらっしゃる。虐待を防止するということができたというのは、先ほど谷村参考人からお知恵をいただきましたが、例えば入院をするとか再婚すると……
○有村治子君 貴重なお話、ありがとうございます。 森田先生にお伺いしたいんですけれども、やはりアメリカというのは、プログラムをきれいにトレーニングにして、パッケージにして、ちゃんと言語化して皆さんと話し合うという、その研修プログラムが非常に充実していると思うんですが、例えばアメリカの親みたいに、日本の親はアイ・ラブ・ユーということを言って子どもに自信を持たせるということは日本では余りないので、アメリカのプログラムを日本に持っていく中で、どういうことに気をつけられて、この理念の中にも書いてありましたけれども、日本の文化に合うような形にしていきたい、で、子どもに知識を伝えようとか、自分たちで日本……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。自由民主党及び保守党を代表して、質問をさせていただきたいと存じます。 議席を与えていただいてから今日が初めての質問でございます。どうすれば被害者の方々が少しでもこの法律を使いやすくできるのか、実務に携わっていらっしゃる方々の負担をいかにして軽減していけるのかという視点で、私なりに精一杯取り組んだつもりではおりますが、やはり第一歩でございます。どうぞ御教示賜りますようお願い申し上げます。 先日の岡山と香川県での視察、独自の調査を進めていくうちに、やはり改めてこのDV法を制定されるときに携わられた先輩方、そして各省庁の方々、そして現場で実際に携わ……
○有村治子君 自民党の有村です。 今日は、貴重なお話をありがとうございます。 三参考人に同じ質問をさせていただきたいと思います。 先生方、児童虐待の被害者を一人でも少なくするためには、虐待をした方の人々に刑罰を重くするということが効果が上がると思っていらっしゃるのか、それともそういうのは意味がないと思っていらっしゃるのか、個人的な御経験に基づくコメントをいただければと思います。 海外からは、麻薬とか殺人とか強姦罪に対して日本よりもはるかに重い刑を科しているところでは、重くなるからということで、厳罰が犯罪を犯す抑止力になっているというようなケースも聞こえてきます。例えば、極刑とか死刑とい……
○有村治子君 自民党の有村でございます。 今、有馬先生のお話を受けてなんですけれども、やはり子どもを産み育てることへの心理的な称賛、特に一番直接掛かってくるのはお母さんだと思うんですが、お母さんありがとうというようなメッセージが、その家族だけじゃなくて社会的に、その人によく頑張っているよね、頑張ってね、応援するよというようなメッセージがもっとある社会であってもいいのかなというふうに思います。 先日、日系のアメリカ人が日本に戻ってきたときの新聞投書欄を見たんですが、日本は、電車にその人が乗っていたときに、妊婦さんとか小さな赤ちゃんを抱えているお母さんを立たせておいて平気でいる日本人、私の祖国……
○有村治子君 貴重な報告、ありがとうございました。 そのお話を受けて、特に小泉先生から質問が出た、特に今回いらして一番観点の違うところがどこかということで、私も触発されて質問をさせていただきたいと思います。 その質問の前に、まずちょっと私も感じたことなんですが、先日、総務大臣賞を受賞されました竹中ナミさんという方で、この方は障害者の自立を本当に一生懸命やっていらっしゃる方なんですが、キーワードがチャレンジドを納税者にということで、敬意と愛情を持って、障害を持たれている方を、天からチャレンジするという課題を与えられた人々を、与えてもらう人じゃなくて、納税という形で税金を与える人にしていこうと……
○有村治子君 一点、お伺いしたいと思います。 身障者の自立と社会参加について厚生労働省さんにお伺いしたいんですが、ちょっとこの資料を拝見させていただいて、すごく勇気付けられることもあるんですが、概観すると非常にやっぱり片仮名が多くて、ショートステイ、ホームヘルプ、ジョブコーチ、トライアル中、トライアル雇用、ノーマライゼーション、バリアフリー、ユニバーサルデザインと、いろいろ出てくるんですが、ちょっと私、環境分野のときも片仮名が非常に多いなという印象を受けたんですが、身障者の支援というところでも、やっぱり外から借りてきた概念から日本に導入したのが多いためかどうか、随分と横文字、というよりは片仮……
○有村治子君 今日は貴重なお話をありがとうございます。三人の先生方にお伺いさせていただきたいと思います。自由民主党の有村治子です。 先日、私自身もアジア太平洋障害者の十年、政府レベルのハイレベル会議というのに仲間に入れさせていただきまして、そこで中西参考人と御一緒させていただきました。 そこで日本人の障害者の方々ばかりでなく、アジアの各国を代表するような、頑張っていらっしゃる、輝いていらっしゃる障害者の方々とお目に掛かって非常に勇気付けられました。それとともに、前回私たちがこの調査会で勉強した中で、鈴木委員がおっしゃったチャレンジドを納税者にという竹中ナミさんたちのグループで、私もちょっと……
○有村治子君 先ほど、鈴木委員そして小泉委員がすごくいい指摘をされたので、関連質問をさせていただきたいと思います。 まず、日本の身障者に対する、一緒に共生社会でやっていこうというものが、日本は社会として住みにくいものなのか住みやすいものなのか、障害者対策というんじゃなくて、ノーマライゼーションの国際競争力という観点からどうお考えなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 先ほど小泉委員から御指摘がありましたけれども、授産施設で作業所の方々が廉価なものを作られる、そしてその対策として厚生労働省さんがおっしゃいました、なるたけそういう作業所のものを買うようにという事例は出していらっしゃると……
○有村治子君 今日は貴重なお話をありがとうございます。三人の先生方に二つ質問をさせていただきたいと思います。 今日のお話を伺って、私も障害者あるいは高齢者と別個のものと考えて、感覚的に考えていたんですが、実は両方とももう一押し、ちょっとしたアシスタントがあれば元気に社会に本当にノーマルに入っていただく、グループとしては余り区分しないでもいいのかもしれないななんという気付きが出てきたんですけれども、是非一点目お伺いしたいのが、じゃ、私たちが共生社会をもう少しその重要性とかその価値ということを訴えていくためには、どのくらいの人たちが直接このプロジェクトには、あるいは理念には直接かかわってくるんだ……
○有村治子君 今日はありがとうございます。 私もこの調査会で以前質問をさせていただいたんですが、やはりDVに関しては、一時保護的、緊急にどう保護するかということも、対応策、ばんそうこう的な対応策としては必要ですけれども、じゃ、パートナーとの関係性、その関係のパターンをどうやって変えていくかということまでしっかりとフォローしていかなければいけないな、そうでなければ、先ほどおっしゃったように、奥様がそのだんな様の、パートナーの死ぬまでこういう恐怖を覚えなきゃいけないんですかという訴えも切実なものとして出てくるなということを感じております。 そんな中で、今日配付していただいた資料の、西日本新聞の……
○有村治子君 自由民主党の有村でございます。今日は本当にありがとうございます。 実は、さっきからお話を伺って、今日、言おうか言わないでおこうか本当に迷っていたんですが、高橋先生からの御発言がありましたので、提案をさせていただきたいと思います。 実は、聾学校で手話が使われてこなかったことを、たった今、陳情で、この午前中二時間、聾の方々の親御さんから痛切な陳情を受けまして、私も痛感したんですが、手話を使ってもらえないから聾学校に行っても言っていることが分からない子供たちが本当に苦痛で苦痛で、じゃ手話を使ってくれる学校を私たちで立ち上げようといってNPOでやっていらっしゃる。その手話を使って初め……
○有村治子君 今日は三人の参考人の先生方、ありがとうございます。デリケートな質問なんですが、避けては通れない現実的かつ基本的な質問を言葉を選びながら三人の先生方にさせていただきたいと思います。 障害を持たれた方が自分らしく自分の選択で自己実現をしたいという気持ちは本当に大事ですし、そういう気持ちにこたえていけるような社会になっていくべきだと私も心から思います。と同時に、先ほど武田先生がおっしゃったように、例えば池田小学校の問題、社会的に衝撃を走らせる事件あるいは現象が出てきたときに、例えば遺族の方とか、本当に新聞社の社説とかコラムなんかで加害者の方々が以前に精神障害を持たれていた、通院あるい……
○有村治子君 今日は各省庁からの貴重なコメント、ありがとうございます。自民党の有村治子です。 今日は文部科学省にお伺いしたいと思います。 政府参考人としての審議官のコメントがありましたら、是非副大臣の後にコメントしていただきたいと存じます。 政治家としての原田副大臣にお伺いします。 原田義昭先生といえば、自民党の難病対策議員連盟でも事務局長として、いつも難病の子供たちのために、障害を持った人々のために本当に第一線で尽力されていらっしゃる姿を私も一緒に活動させていただいて有り難いな、勇気付けられるなと、先輩の行動にいつも敬意を持っています。 その副大臣だからこそお伺いさせていただく質問……
○有村治子君 先ほど森ゆうこ先生がおっしゃっていただいたように、今まで障害、特に子供さん、障害を持ったお子さんは教育の中で健常者に近づくのが本人にとってもよかろうというような前提、思い込みがある中で教育がなされてきた。 以前、私がこの共生社会に関する調査会で発言させていただいた聴覚障害を持った方々、聾学校に通われる方々、その方々もちょっと調べてみると、七十年ぐらい、少しでもあなた方は健常者に近づく方がいいだろうというような前提で聴覚口話法という教授法が取られてきた。これは、いわゆる健常者の方々に近づくには、聞こえなくても聞こえるようなことを訓練して、そして口でしゃべればいいということなんです……
○有村治子君 ありがとうございます。 非常に、本当に有意義でございました。ありがとうございます。 特に今日、河合参考人にお伺いしたいんですけれども、私も三十六で、その前後の年齢の方々とよく意見交換をするんですが、もっと早く、女性の春が私たちが思っているほど長くないということを知らしてほしかったと。不妊治療を受ければ何とかなると思っていたのにという御意見がすごく多いんですね。 ですから、私も実は、自民党の部会などで毎年と言っていいほどここ三年ぐらいは、教科書に、妊娠できる期間というのは物理的にそう長くないということを、政治家が言うと、やれ産めや増やせよだというふうに言われちゃうので、医療関……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 今日は、先生方、本当に貴重な、またそれぞれのクリニックの貴重なデータもお出しいただいて、ありがとうございました。 産科の三人の先生方の中で臨床をしていらっしゃる先生にお伺いしたいんですけれども、私は、この生殖医療ということを伺えば伺うほど、命を貴ぶという意味で人工中絶ということも先ほど根津先生もおっしゃいましたけれども、なぜこれだけ豊かに、国としては豊かになっている中で人工中絶が三十万前後も毎年起こらなきゃいけないのかなと。人工中絶で苦しむ母子の数をできるだけ、嫌な思いを、つらい思いをする母子の数をできるだけ少なくしたいという意味で私は人工……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。今日はありがとうございます。 小塩先生にお伺いします。 先ほど御指摘いただいた部分で、高齢者向け給付の社会保障費全体に占める比率というので七〇・八%というのを挙げていただきました。私自身もこれを、安倍総理が就任された演説に対する質問で、参議院自民党を代表して代表質問させていただいたときに、やはり国の一般予算と変わらないぐらいの社会保障費の中で、その高齢者対策に占める割合が七〇%、対して子供に占める割合が四%未満というのはどう考えてもいびつだと。私は、高齢者の方々に心から敬意を示す社会であり続けなければならないというふうに思っている保守の視点はあります……
○有村治子君 今日は貴重な御意見をありがとうございます。主に小谷部先生にお伺いしたいのですが、それ以外の先生も、もしこれはということがあれば是非お教えいただきたいと思います。 コレクティブハウスについてお伺いをしたいんですけれども、大変に面白い先駆的なお話も伺って触発されるのですが、今、私も選挙区である全国を回っていると御指摘を受けるものの一つに、例えば給食費未納問題とかというものがありまして、確信犯的なフリーライダーですね、経済学的に言う。 携帯電話の料金は払わないと差止めがされるからそれは払う、車のローンや住宅のローンは払うんだけれども、子供の給食費は別に払わなくても差止めされないから……
○有村治子君 今、森ゆうこ委員がおっしゃっていただいたこと、全くもって同感で、具体的に出産できる期限というのが医療学的にも物理的にも限られているという現実をもっと伝えなきゃいけないというと、やはり保健体育の教科書に、以前も申し上げましたけれども、その事実をしっかりと伝えていくということをもっと積極的に取り組まなければならないということを書いていただきたいなというふうに思っています。今のところそれを書いているのは、保健体育の高校の教科書で変更がなければ一社、一教科書だけなので、特に十代後半、二十代、三十代のメーンの女性をターゲットにした女性月刊誌、週刊誌でも、事実として医療側からの発信をもっとも……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 今日はお忙しい中、御出席ありがとうございます。 外国語を母語とされる方々の日本語教育についてお伺いをさせていただきます。主に文部科学省になろうかと存じます。 今、外国人の生徒さん、日本語を話さない、元々話さない方々が公立学校でその在校生の一割近くを占める学校も少なくないという中で、特に外国人で日本語を話せない方々が多い三重県、愛知県、静岡県、滋賀県の皆さんと実際にその現場のお話を伺って、私も文部科学省の大臣政務官をさせていただいたときに、やはりこれはそれぞれの地域の現場現場の善意に頼るのではなくて、日本の国としてやはり海外から入ってこられ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 やっぱりDVという大変な物理的にも脅迫を受けながら、また絶望のふちにある人々とともに心を合わせて現場で頑張ってくださっている方々、また今日答弁に立ってくださっている方々の御貢献に心から敬意と感謝を申し上げ、質問をさせていただきたいと存じます。 DVというのは、公で行われるいわゆるバイオレンス、暴力にはない複雑性を絡みます。やはりドメスティックといった以上、親族、肉親、夫婦関係の中で生じるバイオレンスでございますから、私のつたない経験則から申し上げても、人間関係というのは、なかなかやっぱり関係性に起因するものというのは、よっぽどのことがない限……
○有村治子君 自由民主党の有村でございます。今日は三人の先生方、ありがとうございます。 特に山岸先生にお伺いさせていただきたいと思います。 時間の関係で余り御言及がなかったんですけれども、発展途上国、途上国間での相反する利害ということで、そのことについて立場の多様化という言葉を使われていますが、どのようなダイナミックスがあったのか、それが今後どのような影響を持ち得ると予測されるのか、御言及をいただきたいと思います。 あと二点。 REDDについて、これはお三方共に、もし、ちょっと今日は三人ともREDDについての御言及が余りなかったんですけれども、日本ということで、里山とかプロジェクトを日……
○有村治子君 三人の先生方、今日は本当にありがとうございます。大変興味深く拝聴いたしました。 その上で、清水先生、山田先生にお伺いさせていただきたいと思います。有村先生、同じ名前でうれしいです。ありがとうございます。 清水先生、せんだってワールドビジネスサテライトにお出になっていらして、オープンソースとしてのビジネスモデルは大変面白いなというふうに思ったんですが、具体的にSIM―Driveのビジネスモデルについてお伺いします。 この参加各企業、参加料二千万円を出したら一年以内に先行開発車を一緒に造ろうということなんですけれども、確認ですが、これは海外の資本、海外の企業にもオープンなのかど……
○有村治子君 三人の先生方、今日は本当にありがとうございます。自由民主党の有村でございます。 まず、山本先生にお伺いしたいと存じます。 先生は、大変勉強になりました、原子力については積極的に推進していかなければかなりチャレンジングな目標達成には到達できない、原子力というのはもう当然安全に快適に使っていくべきだというお立場だというふうに理解をしておりますけれども、今度与党がお出しになられる、民主党さんが今頑張っておられる地球温暖化対策基本法の中では、仄聞するところによると、その原子力ということがまだ見出しの一つにもなっていないかのようでございます。 それに対して、やはり現実をしっかり見据え……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 今日は、三人の先生方、非常に興味深く拝聴いたしました。ありがとうございます。 その上で、最初に土屋先生に三問ほどお伺いさせていただいて、最後の質問は三人の先生方にお伺いしたいと思います。 第一点目。エストニア、リトアニア、グルジアでのサイバー攻撃はロシアの影が、そして米韓は北朝鮮の影がというふうな旨のお話がありました。 実際に、靖国神社のホームページにおいては、日本でも大変に、何十万回のアクセスがあってダウンして、トラックダウンすると中国が多かったという報道ベースのことも伺っておりますけれども、このような、ロシアとか北朝鮮とか中国とかと……
○有村治子君 自由民主党の有村でございます。 今日は、四人の先生方、貴重なお話をありがとうございます。 まず最初に、川上先生にお伺いをしたいと思います。 海兵隊の沖縄におけるプレゼンスによって朝鮮半島、台湾海峡、それから先島というお話がありましたけれども、必ずしもこういう認識が日本国内でみんなに共有されているわけではないということを考えると、台湾は時々そういう認識を台湾の当局からも表明されるわけですけれども、ここに来て、日米同盟がしっかりしてもらわなきゃ困るというのはシンガポールからもかなり言われているところで、そういう意味ではこの沖縄のプレゼンスというのが本当にアジアの安定のために貢献……
○有村治子君 自由民主党の有村でございます。今日は両先生、ありがとうございます。 軍縮ということを考えたときに、やはり相手国あるいは相手というのがあるんですが、国内の支持率というのもこれまた大事な要素だというふうに思っています。 それで、先ほど阿部先生がおっしゃったように、国内の世論がまとまる、まとまらないだけでなく、相手の出方によってもそれが成功したかどうかというのの判断が出てくると思うんですけれども、やはり外交とそれから内政問題が表裏一体で、世論の後押しがあってこその外交ですし、その外交の余波をやっぱり国内問題も直撃受けるということを考えると、どのようなアプローチがやはり支持率を上げて……
○有村治子君 本日は、三人の先生方、本当に貴重なお話をありがとうございました。心からの敬意を持ってそれぞれ拝聴いたしました。このような的確なテーマを選んでいただいた藤原委員長始め各会派の理事の御高見に改めて感謝申し上げます。 その上で、簡潔に、三人の先生方それぞれの別テーマで簡潔に質問をさせていただきます。 まず、沖先生。さっきから海水の淡水化に少し言及があったんですけれども、日本の世界市場における水産業の貢献あるいは競争力というのはどのくらいあるのか。さっき半周遅れというふうにおっしゃいましたけれども、これで打って出るというものがあったら、そこの障害なりあるいは可能性なりということをお述……
○有村治子君 今日は、お三方の先生方、本当に示唆に富むダイナミックなお話を拝聴して、心から敬意を持って有り難く伺いました。敬愛する藤原委員長のリーダーシップにも改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。大好きな藤原委員長ですから、はい。 その上で、それぞれにお話を伺ってまいりたいと思います。 中山先生、先ほどおっしゃったODA、海外開発援助が流域国間の係争を引き起こす可能性があるというのはすごく皮肉だし、もったいないことだし、日本がそれに結果的に加担するとしたら大変残念なことだと思います。 一つの切り口は、やはりそういう上下流の関係を是正するためにも環境アセスメントだと思うんですが、……
○有村治子君 ありがとうございます。 一点、国土交通省さんのみにお伺いをさせていただきます。 海外での国際競争力ということをメーンにいろいろお話しくださったんですけれども、今回の三・一一を受けて、ちょっと国内のことで、大臣官房でいらっしゃるのでお伺いしたいんですが、脱ダム宣言とか、その脱ダムというのが社会的、政治的潮流で動いてきたんですが、今回の原子力の、これから国際エネルギーいかにあるべきかということを考えたときに、水力発電で国産エネルギーをこれからどうしていくかというときには、やはり脱ダムというだけではなく、ダムを活用してエネルギーをつくっていくという見直しはあり得るのかどうか。そして……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 関谷勝嗣先生、会長でいらしたときには会長職ゆえになかなか御自身の御意見の開陳がかなわなかった中で、会長職を御経験の先輩として貴重な御意見をいただいたことを心から感謝申し上げます。 また、賛同するかどうかは別にして、各党会派の御意見、江田五月先生から始まりまして川口順子先輩始め、各党、各委員の御意見も本当にその特徴を表していて、なるほどそういう考えもあり得るのかという意味では、改めて党派を超えてお一人お一人の御意見に心から敬意を持った次第でございます。 その上で、共産党さんが、こんな大事な憲法のことを国会対策上、俎上に上げて憲法審査会を開始……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 三人の先生方、本当に文化も宗教も通貨に対する価値も全く違う中で、本当に日本、ある意味で日の丸を背負って、かの地の隣人の生活向上と命の健康のために御貢献いただいていることに心からの敬意と、それからその知恵を分かち合っていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。 その上でなんですけれども、まず武田先生、会計のためのオペレーションなのか、オペレーションのための会計なのかよく分からないぐらいに会計監査がきついというふうにおっしゃいました。例えば、どういうところがばからしくネックになっているのか、どういうところを改善すればNGO的なオペレーション……
○有村治子君 本日は、野中廣務先生、貴重なお話を、戦中戦後の動乱の政治の中でやってこられた御経験に基づいて、学ばせていただくことが大変多うございました。心からの敬意を申し上げます。 その上で、先ほどから、開会からこの調査会の会場を見ていますと、野中先生が気持ちを込めておっしゃっていただけばいただくほど、野党の先生方が我が意を得たりという感じで元気になられて、何か自民党がううんと神妙な顔をしている、そういう感じになってきているところもあるやに観察するんですけれども。やはり、野中先生の政治のすごみというのは、世論が二分する、三分する難しい政治課題に逃げずに直視されて、そしてその中で最も弱い立場で……
○有村治子君 石原参考人、本日は貴重なお話をありがとうございます。今日、私は初めて石原参考人のお話を直接お伺いする機会をいただいたんですが、さすが歴代の内閣で本当に必要とされて右肩を担ってこられた事務方エースの御見識だなというふうに改めて感動いたしましたし、また、このお話を伺うこと自体が戦後日本の政治史の貴重な一面を議事録に残すということで意味のあることだなと改めて敬意を持つ次第でございます。 そこで、限られております十五分の中で四問質問をさせていただきますので、お答えをいただければ有り難いと思います。 この二月に石原参考人は河野談話について国会の招致をお受けになられました。そのときの答弁……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。 自分の県から参議院議員を一人も出せないなんて地方創生の理念と全く逆行するではないか、地方を切り捨てるような参議院合区は一刻も早く解消してほしい、このような怒りや戸惑い、危機感を持って、全国知事会始め都道府県議会議長会、町村長会など、地方六団体全てが合区解消又は見直しに向けての決議を立て続けに出されています。 四十七都道府県の有権者から選挙で選ばれている知事の集合体、市町村長などの首長、地域住民を代表する地方議会の集合体から民主的手続を経て次々に表明されたこの民意に、私たち国会はどう応えるのでしょうか。地方六団体全てが一つの例外もなく決議をまとめ上げ……
○有村治子君 自由民主党の有村治子です。 米国の副大統領が、日本の憲法は米国が作ったと公言をしています。一昨年、米国オバマ政権のときのバイデン副大統領が当時のヒラリー大統領候補の演説会において応援演説をしたときに、日本の憲法は米国が作った、こんなこともトランプ候補は知らないのかという文脈において語られています。そして、その後もこの言葉は訂正あるいは撤回をされていません。 戦後七十年以上たってもなお、他国の要人をして、日本の憲法が他国によって作られたと言わしめられることはとても残念に思います。占領下で作られた憲法を今こそ主権者たる国民自身の手によって、民主主義国家にふさわしい、民意の表明を仰……
○有村治子君 自由民主党の幹事を務めております有村治子です。 憲法審査会岡崎事務局長と川崎法制局長の実に的確な御報告に感謝を申し上げ、本日は合区問題について持論を申し述べます。 平成二十七年の公職選挙法改正で、島根、鳥取、また徳島、高知という四県による二つの合区が導入をされました。これら四県においては、投票率の低下、また合区反対と書かれた多くの無効票が出るなど、合区に対する不満が顕著に出ています。鳥取県の地方紙による調査では、合区反対の世論が七六%もあり、このままでは人口の少ない地方の声が国政に届かなくなるのではという切実な危機感があります。人材や食料、エネルギー等を大都市に供給してきた地……
○会長(有村治子君) 一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙を賜りまして、本審査会の会長に選任されました有村治子でございます。 本審査会は、行政における特定秘密の保護に関する制度の運用を常時監視するために設置されていると承知しております。その職責の重さに身の引き締まる思いでございます。 公正かつ円満な運営に努めますとともに、本審査会がその任務を全うできるよう力を尽くしてまいります。委員各位の御支援、また御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時五十二分散会
○会長(有村治子君) ただいまから情報監視審査会を再開いたします。
年次報告書の提出についてお諮りをいたします。
本審査会は、毎年一回、調査及び審査の経過及び結果に関する報告書を議長に提出し、議長からこれを公表いただくことになっております。
今般、審査会における調査を踏まえ、お手元に配付の年次報告書案がまとまりました。
つきましては、本案を本審査会の報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、本報告書につきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載をいたします。
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。 先ほどから三人の先生方、いろいろ大事な御指摘をいただいておるのですが、課題の一つが、やはり大学の博士がなかなか日本ではそのタレントを活用し切れていないというところで、先進国各国が博士を積極的に活用している二十年である一方、日本は必ずしも増えていない、むしろ減っているというところの一つに、私自身は大学の博士号を持っている人と修士号の違いを、どういう違いが出てくるのかということを合理的に言語化していないというところがあると思います。ですから、もっと博士を魅了するような、修士と博士持っている人は何が違うのかというふうに、実際に経営者として、また産総……
○会長(有村治子君) ただいまから情報監視審査会を再開いたします。
年次報告書の提出についてお諮りをいたします。
本審査会は、毎年一回、調査及び審査の経過及び結果に関する報告書を議長に提出し、議長からこれを公表いただくことになっております。
今般、審査会における調査を踏まえ、お手元に配付の年次報告書案がまとまりました。
つきましては、本案を本審査会の報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、本報告書につきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載いたします。
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