このページでは松井孝治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松井孝治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 本日は、特殊法人問題、なかんずく道路公団の問題を石原大臣を中心に御答弁いただきたいと思っております。そのほかの問題もございますが、まずは、石原大臣御出席でございますので、特殊法人改革。 小泉政権が発足してから約七カ月たちましたけれども、小泉さんの構造改革の一つの目玉が特殊法人改革であろうと思います。そして、きょうも新聞各紙の一面トップに躍っておりましたが、道路公団の問題というのはその特殊法人の問題の中でもやはりシンボルのような存在になっている問題であると思います。 昨日のタウンミーティングで小泉総理は、みずからの持論であろうと思いま……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 私、参議院議員になって初めてこの委員会で質問をさせていただきます。基本的には大臣あるいは副大臣または政務官に御質問をさせていただきたいと思います。国土交通省お見えでございますが、国土交通省は参考人の方から御説明をいただきたいと思っております。 まず最初に、大臣にお伺いをしたいと思います。 私は、実は昨年まで中央官庁に勤めておりまして、行政改革会議の事務局にも勤めておりました。その関係で、総務省が発足するその経緯、そもそもの行革における、当時の橋本総理大臣における総務省をどういう趣旨でつくるかという経緯は存じておるつもりでございます。 最初に……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 本日は、関係議員の御配慮によりまして、この経済産業委員会でこの新エネ特別措置法という重要な法案の審議に加わらせていただきまして、関係者の皆様にまず感謝を申し上げたいと思います。 今の近藤議員の御質疑も伺わせていただきまして、大臣からただいま経済発展と環境の問題の両立、調和ということについての御答弁もございました。非常に重要な課題だと思っております。その意味では、これは質問ではございませんが、この法律の最初の「目的」を見ますと、やはりエネルギーの安定供給というのがどうもやっぱり前面に出ているなと。「もって」という言い方でしか環境というものが位置付……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。九十分というお時間をいただきましたので、多少じっくりと質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、基本的に、せっかく、地方自治も、地方行政、総務省の行政にも通暁しておられる片山総務大臣、お忙しいところ、ずっと張り付いていただけるようですから、片山総務大臣に基本的に全部お尋ねをしたいと思います。部分的には、私が申し上げた部分、政府委員に、局長さんから御説明いただく部分もあろうかと思います。特段申し上げない限り、総務大臣にお答えをいただきたいと思います。 まず最初に、この法案なんですけれども、審議の在り方は当然委員会の事項でございます……
○松井孝治君 私は、ただいま議題となっております地方自治法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容はお手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、その趣旨について御説明申し上げます。 まず、修正案の説明を行う前に申し上げたいことがございます。それは、今回、政府が提出した地方自治法等の一部改正案には、性質の全く異なる改正案が混在しているということであります。特に、合併に係る改正は対象法律も市町村合併特例法と別法であり、なぜこの自治法改正と束ねているのか全く理解できません。政府の提出の仕方に根本的な問題があると考……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 本日は、片山総務大臣を中心に、片山大臣は中央人事行政機関の長であられますので、公務員制度改革についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 昨年の十二月二十五日に公務員制度改革大綱というものが閣議決定をされておられます。これも一読させていただきました。いろんなこの公務員制度改革についての議論、こういうことについてもいろいろ調べさせていただきましたし、関係者から御意見を聴取させていただきましたが、いろんな評価がこの公務員制度改革大綱にはあるようでございます。政府部内あるいは人事院も交えた関係者の間での若干の不協和音も残っているように仄聞をいたして……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井でございます。 質疑も大分、回を重ねていろんな論点が出ておりますが、私は基本的なことについて、大臣を中心に御質問をしていきたいと思います。 衆議院以来、本委員会でもあるいは衆議院の委員会でも、大臣の発言は機関の長としての、機関としての発言か政治家の思いとしての発言かという議論がありましたが、私は余り国会の議論を、法律や政令ではありませんからしゃくし定規にとらえるつもりはございません、御発言の物事にもよりますけれども。どうか大臣におかれましては、率直な政治家としての思いも含めて御答弁をいただければ有り難いと思っております。 さて、私は、まず最初に自分の立……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 本日は、関係議員の御配慮もあって、この委員会での質疑を許していただきましたことにつきまして、まず最初に感謝を申し上げます。 本日は、石原国務大臣が御出席でございます。石原大臣を中心に御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、これはもう通告するまでもございませんので、通告外の質問でございますが、そもそもこの小泉内閣における特殊法人改革あるいはその中におけるこの道路公団改革、この問題が小泉内閣の一つの大きな政策の柱に掲げておられます。このことについて、本質的に小泉内閣が行おうとしている改革の中で、特殊法人改革というのはどういう位置付けを……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。本日はITに関しまして細田担当大臣、そして構造改革特区に関連をいたしまして鴻池国務大臣に質疑をさせていただきたいと存じます。 最初に、細田大臣に御質問をさせていただきたいと思います。 ITの担当としてこれは非常に重い責任を今担われていると思うんですが、十一月七日にアメリカのFCC、連邦通信委員会というんでしょうか、電波政策に関してある報告を出しております。IT政策を今後抜本的に見直し強化をしていく上で、電波制度というのは非常に重要なものであるというのは国際的に幅広く指摘されているものでございますが、細田大臣、このFCCの発表を御存じでご……
○松井孝治君 民主党の松井でございます。 本日は、谷垣大臣始めとして政府側から御出席をいただいておりますが、基本は谷垣大臣にお尋ねをしたいと思います。 委員長に申し上げますが、政府参考人にも御出席を求めておりますが、あくまでも補足的に、私が政府参考人に御答弁をお願いした場合のみ政府参考人を御指名いただきたいと思います。委員長は指名権があるわけですから、よろしくお願いをいたします。 それでは、質疑を始めさせていただきたいと思います。 今、せんだっての衆議院の議論あるいは今同僚議員の御質問にもございましたが、今回の改正の趣旨、今私も伺っておったわけですが、インターネットオークションの規制と……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。午前中の長谷川理事の御質問に引き続き、質疑をさせていただきます。 相当程度、午前中でもこの法案の基本的なねらいについて御質問あるいは答弁がございましたので、重複を省いて、御通告を申し上げている質問につきましてもそれに必ずしもこだわらずに、率直な大臣の御答弁を中心に質疑を進めてまいりたいと思います。 まず最初に、午前中、大分大臣も力の入った御答弁もいただきましたけれども、これまで御着任以来、特に霞が関の各省庁の抵抗というようなもの、あるいはそれは内閣官房の中にもあるのかもしれませんが、それに立ち向かって蛮勇、蛮勇と言うと言葉が悪いですね、一生懸命折……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 先生方におかれましては貴重な御意見をいただきまして、誠にありがとうございました。 まず、八代先生に御質問をさせていただきたいと思います。 八代先生がこの特区構想の原案の部分をお作りになられて、ここまで御苦労されながら推進してこられたことに敬意を表したいと存じます。 その上で、その御趣旨について十分私も理解したつもりでおりますが、あえてそもそもの原案御提案者のお一人である八代先生に確認的にお伺いしたいんですけれども、この特区の構想を規制改革の突破口にしようという思いはよく理解できたんですが、他方で、レントシーキング合戦といいましょうか、特にこ……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。 これまでの委員会に引き続きまして、引き続き残っている論点について、本日も鴻池大臣を中心にいたしまして御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、これは厚生労働省の政府参考人の方にお伺いをさせていただきたいんですけれども、今回の特区法案におきまして、特別養護老人ホームにつきましてはPFI方式とか公設民営方式というような形で曲がりなりにも民間参入が認められております。しかし、同じ厚生労働省でも病院、医療機関については、この特区構想においても、これまでの委員会で累次議論をされてきたことでありますが、民間参入が一切認められて……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 本日は、この両法案に対しまして、衆議院で大分議論をしていただきまして我が党の修正案も取り入れていただいたわけでありますが、私個人的には、必ずしも衆議院での修正案で十分だとは思っておりません。特に、もちろんその雇用の安定への配慮あるいは中小企業への配慮というのは非常に重要なことだと思いますが、大きな点で抜けているのは、やはり納税者の視点、タックスペイヤーの視点からいって今回の法案が本当に十分なものなのか、その点について、今日の質疑を通じて両大臣の所感をお伺いしていきたいと思います。 最初に、これは機構の買取り、債権の買取りあるいは処分につきまして……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。本日は、理事会の御配慮によって質問順を御配慮いただきまして、細田大臣も含めて御質問させていただくことになりました。ありがとうございました。 まずは、まだ御着席になっておりませんが、竹中大臣に御質問をさせていただきたいと思います。 決算委員会でございますので、やはり今後の決算の重要性、あるいはそれはいわゆる決算制度のみならず我が国の財政制度をどういうふうに変えていくかという意味で、決算を含めて、予算の編成プロセスも含めて私は改革することが非常に重要だと思っています。 先ほど、同僚議員の方から橋本行革あるいは省庁再編の評価についての御質問あるいは御……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。
今、お手元に資料を配付させていただいておりますが、エコタウン補助事業に関する事後評価書という資料を今お手元に配付をさせていただいております。
これは、大臣、まず伺いたいんですが、資料はもう既に目を通しておられると思いますので、平成十四年度事後評価書というのを経済産業省が作成をしておりまして、大臣、こっち見てもらえます、これ、大臣、目を通されました。御答弁を求めています。
【次の発言】 これは平成十四年度の事後評価書ですので、十三年度の今回の決算の対象となる領域についての評価をされているんだと思います。
私も、事後評価書を見せてくださいと言った……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 この法律案について質疑を続けさせていただきたいと思いますが、まず、これは事前通告をいたしておりませんが、非常に基本的なことでございますし、衆議院でも確認されている事項でございますが、細田大臣に確認をさせていただきたいと思います。 この法律の、個人情報保護法案の第二条の「定義」に、「個人情報データベース等」という定義がございます。この第二条第二項の第一号にその定義がございますが、いわゆるホームページなどの検索エンジンですね、グーグルとかヤフーとかございます。これはこの第二条第二項第一号の個人情報データベースには当たらないということがもう衆議院の委……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今日は、各大臣に貴重なお時間をいただきましたので、簡潔にそれぞれ御答弁をいただきたいと思います。 最初にイラク問題でございますが、昨日も衆議院、参議院、両院の予算委員会で相当突っ込んだ質疑が行われました。私は、この際、昨日も議論になっておりましたが、やはりこの米英のイラク攻撃についての国際法上の根拠というものについて、今日は条約局長にもおいでいただいておりますので、場合によっては条約局長から補足的に答弁をしていただいて、何を国際法上の根拠としているのかもう少し具体的に、予算委員会では一四四一、一四四一という話が出ておりますけれども、まず福田官房……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 昨日の一般質疑で、石原大臣にもずっと御臨席をいただきながら質問ができなかった公益法人改革についてまず質問をし、これは通告をしておりませんでしたが、今日は予算案の委嘱審査の日でもございますので、公益法人改革に関しての竹中大臣の見解も伺いますが、同時に、通告外ではございますが、予算編成に経済財政政策担当大臣として約二年間御在任の中で携われてきての御感想、あるいは今後の予算編成プロセスの改革も含めて、これは後ほど竹中大臣にも御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、公益法人の改革、今、石原大臣が精力的に取り組んでいただいておると思います。基……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 本日は、大臣、そして今御答弁もいただきました渡辺政務官もおいででございますので、まず最初に、この法案に直接は関連はいたしませんが、政務官、今おいででございますので、最初にSARSについて御質問をさせていただきたいと思います。 このSARSでございますが、今日時点での我が国の状況、我が国国内における感染者あるいは感染の疑いを持たれる人間、患者さんがいらっしゃるかどうか、あるいは在外の邦人でどの程度感染の疑いのある方がいらっしゃるのか、そのまず現状を政務官の方から教えていただけますでしょうか。
○松井孝治君 本日は、これまでの委員会の質疑で提示された論点のうち、私としても最終的にもう一度確認をしておきたい幾つかの論点について、谷垣大臣を中心に御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、この法律、食品安全基本法案で守るべき法益というんでしょうか、そこをもう一度確認をさせていただきたいんですけれども、政府の内閣官房の方においでいただきまして、この法律の二条、食品というものの定義をもう一度お伺いしたわけであります。食品とは、すべての飲食物で、医薬品、医薬部外品を除くというような定義になっているわけでありますが、要は、これは具体的に何のことですか、もうちょっと分かりやすくおっしゃってく……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。 今日も特区について法案の改正案が審議されるということでございますが、私、もちろん改正案の中身もそうなんですが、特区制度の運用全般について、この際、鴻池大臣を中心にお話を伺いたいと思います。 鴻池大臣は、今日はまた勝負ネクタイを御着用の上御答弁に立っていただけるということで、本当にその勝負ネクタイにふさわしい御答弁をいただきたいというふうに思っております。この週刊誌、拝見いたしました。 それで、私はこの内閣委員会におきまして、もう昨年来ずっと、特区の推進、それも本当に全国的な規制改革につなげるような形できちっとやっていただき……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。岡崎委員に引き続いて質疑をさせていただきます。
今、岡崎委員から最後に締めくくっていただきましたが、ちょっと改めてストックホルム宣言について確認的に御答弁を求めたいと思いますが、この九六年のストックホルム宣言、これ外務省にお伺いしたいと思うんですが、国際規範としての法的有効性、日本政府はこのストックホルム宣言にどの程度拘束されるのか、どのような有効性があるのかについてまず御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 分かりました。
法的な拘束力は国際法としてはないけれども、尊重はしなければならないというのが政府の見解であるということだと思います……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。前回に引き続いて、法案の質疑をさせていただきたいと思います。 前回の議論で、インターネット社会の光と影という話をさせていただきました。今日は、理事に御配慮をいただきまして、特に細田IT担当大臣を、御出席いただけることになりました。細田大臣、御公務の関係で後半にお見えになりますので、その問題は後半に質問をさせていただきたいと思います。 まず、前回の委員会でも一言申し上げましたが、この法律の適用に当たって成り済ましという問題が懸念をされています。要するに、会社で自分のパソコンを自分以外の方がいじられて、その名前で異性紹介サイトで誘……
○松井孝治君 おはようございます。松井孝治でございます。民主党の松井孝治でございます。 今日、今朝、私、あるエコノミストの方と朝食会でお話を伺っておりました。財界の団体の役員もされている方でございましたが、いろいろ日本の経済運営について御意見をいただいた上で、しかし日本という国の国家主権はやっぱり各省庁にありますねというのがその方の御意見でありました。竹中大臣も大学の教授として、あるいはシンクタンクの理事長として言論界で御活躍をされてこられて、大臣になられて二年になられるわけでありますが、これ、本当に今、行政組織を相手にされて、日本の国家主権というのはどこにあるんだろうかというふうに疑問を抱……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 本日は、各先生方、本当に貴重な御意見をありがとうございました。 時間がありませんので、まず、八木先生にお伺いをしたいと思います。 八木先生の御陳述の中で、年金の問題あるいは子供を持つことについての経済コストの問題をお触れになられました。非常に重要な論点だと思います。私自身も、自ら子供を持つ父親として、あるいは自分の妻と話をする中で、そういう部分というのは非常にあるなということをいつも議論をしております。その中で、児童手当の問題について、八木先生、触れられました。 私は、諸外国で一部採用されていますが、子供がいる、いないという区別はもちろんあ……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今日は、お忙しい中、五大臣におそろいをいただきましてありがとうございました。本日は、この三法案に関連し、また、これ本当に有事の危機に当たって政府、内閣は国民の生命、財産を守るという基本的な責務を果たし得るのかどうか、関係大臣からそれぞれ御答弁をいただきたいと思います。 今日は、時間の関係で片山総務大臣が早く御退席をされるということがございましたので、全体の順序を少し変えまして、まず、片山大臣が関連した御質問からさせていただきたいと思います。 一週間前に、鴻池大臣、宮城沖で地震がございましたですね。この法案に直接関係ありませんが、やはりこの有事……
○松井孝治君 引き続きまして、民主党の松井孝治でございます。 今日は修正案の提案者である前原誠司衆議院議員にも御出席をいただきましたので、前原議員の見解と政府側の見解を比較しながら、将来、本当にこの前原議員を中心とした民主党が政権を担えるのかどうか、それを検証する意味でも御質問をしてまいりたいと思います。 まず、月曜日に、私、この委員会で、福田官房長官、石破大臣あるいは鴻池大臣も含めて御質問させていただきました。もし、例えば院内の閣議室で閣議をされている最中に、それこそ万が一の事態があって、首相を始めとして閣僚全員欠けてしまったようなときにどうなるんだというような御質問をいたしました。ある……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 官房長官が記者会見で御退席中でございますので、まず石破防衛庁長官から御質問をさせていただきたいと思っております。 最初に、このテロ特で随分議論を重ねてまいりました。私は、どちらかというとこの法案自体というよりもその背景にあるような物の考え方、政府側の基本的な考え方について幾つかお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、これはもう、ちょっと通告をしておりませんが、基本的なことでございますので、そのテロというものとの戦いについて石破防衛庁長官の御見解を伺いたいと思います。 そもそもテロとどう対峙するか。これは各国であるとか地域によってそれぞれの……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今日は、この十四年度決算を中心に、私は、税金の無駄遣い、そして保険料ですね、保険の加入者の方々が、あるいは雇用保険の問題も触れていきたいと思いますが、皆さんが一生懸命納められた保険料や税金の無駄遣い、それがどのように起こっていて、そしてその根源に何があるのか、そのことについて御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初にこのパネルをごらんください。(資料提示) これはもう既に衆議院の予算委員会でもいろいろ議論になりました。あるいは参議院でも議論になりました。この年金給付以外に使われた年金保険料で明らかになったもの、これ既に坂口厚生労働大臣……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今日は両参考人、本当に朝から貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。 富田参考人がおっしゃったニュー・パブリック・マネジメントの問題点というのは、私が理解するところでは、官僚、行政府内でのニュー・パブリック・マネジメントの運動が起こっているわけですが、それに対してきちんと議会統制あるいは政治の統制が働かない前提の下でニュー・パブリック・マネジメントが陥りがちな問題点を特に御指摘をされているものと私は理解をさせていただきました。 そういう意味では、この参議院の決算委員会を中心として議会が、あるいは内閣の中での政治的統制、今おっしゃっ……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今日は谷垣大臣、河村大臣、そして竹中大臣お見えでございます。国の財政では、一般会計、そして政府関係機関、そして特別会計というのが、予算でも決算でも大きな柱でございますが、なかなか特別会計に議論が及ぶことが少ないと思います。今日、特別会計に的を絞って、三大臣にそれぞれの御担当の分野について御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、資料を今日お手元に配付をさせていただいております。資料一に関連をして、この資料一をごらんいただきながら御質問をさせていただきたいと思います。 これ、もう通告をさせていただいています。厚生労働省もお見え、社会保……
○松井孝治君 民主党の松井でございます。 一応、私、今のやり取りを伺っておりまして、尾辻議員のやり取りを伺っておりまして、やっぱり日本の外交とか安全保障、これ、現場の感覚というのが本当に欠如している部分があるんじゃないかなと思いながら今の尾辻議員の質疑を拝聴しておりました。 今日は、本来、川口外務大臣に御通告をさせていただきましたが、既に同僚議員の方から質問ございました。イラクの人質事件について、日本政府がどれだけのコストを掛けて、労力を掛けて救出に向けて努力をされたのか、その点について答弁を求めたかったんですが、私に与えられた時間が非常に今日限られておりますので、その点は通告を今日は撤回……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 先日、財務省の省庁別審査のときにお伺いをいたしました問題について、引き続き今日は主管の厚生労働大臣お見えでございますので、厚生労働大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 この委員会におきまして、委員長以下で視察に行かせていただきましたスパウザ小田原というものが、施設が小田原市に既に譲渡され、今現在民間のヒルトンが営業をしておられます。その譲渡について、既にこれは坂口厚生労働大臣にも全般的質疑において御質問させていただきました。さらに詳細について先日の省庁別審査においてお伺いをさせていただきました。 まず、これは財務省の政府参考人の方に確……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 この決算の在り方について、参議院の今後の機能の、重点機能の一つとしてのチェック機能、そして参議院改革が今憲法調査会でも議論をされていますが、それも含めて私の意見を申し上げたいと思います。 この委員会の参考人質疑でも議論になりました、本日も議論になりましたニュー・パブリック・マネジメントという発想があるわけですが、これが、参考人の中でも警鐘が鳴らされましたけれども、単に執行官庁に予算の執行の弾力性を与えるということだけでは終わってはいけない。そうであるとしたら、だれがチェック機能の責任を担うのか。私はそれは、行政の一部にもそのチェック機能を担って……
○松井孝治君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました平成十四年度一般会計予備費及び平成十四年度特別会計予備費の使用について承諾を与えることに賛成、平成十四年度特別会計予算総則第十五条に基づく経費増額について承諾を与えることに反対、平成十四年度決算に対し、その是認に反対するとともに、平成十四年度国有財産関係二件の是認に賛成、内閣に対し警告することに賛成する旨の討論を行います。 まず、予備費についてでありますが、平成十四年度一般会計の予備費においては、ハンセン病訴訟における和解の履行に必要な経費七十億円余などを使用しており、おおむね妥当と認めます。平成十四年度特別会計の予備費に……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 ちょっと予定した時間より早いような気がいたしますので、官房長官がお戻りにならないのかなと思っておりますが、私がいただきましたお時間で、まず鳥インフルエンザ問題について政府側に質問をしたいと思います。 まだ政府側の関係者の方々がお座りになられていませんが、私も、地元京都府丹波町で今回鳥インフルエンザ問題が発生をいたしまして、先週、地元の三十キロの移動制限区域内を実地調査に行ってまいりました。市川副大臣お見えでございますが、もう当然実態把握しておられると思いますけれども、地元ではもう大変、特に移動制限区域内の養鶏業者さんは大変な状況にあります。 ……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 川橋委員に引き続き、御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、参議院事務総長にもお見えをいただいております。ちょっと今日の質問の全体の流れとは異質なんですけれども、まず最初に御質問をさせていただきたいと思います。 私、昨年の十月のテロ特、いわゆるテロ特で事務総長にも御質問をさせていただきました。最近、非常に官邸や国会周辺の警護が厳重になっています。いろんな国際情勢がきな臭くなっている中で、テロの予告等もあり、これは警備、厳重に期していただかなければいけない、言うまでもないことでありまして、昨年のテロ特でも、私、官房長官にも申し上げま……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 四人の参考人の皆様、本日は貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。 私も持ち時間が十五分で限られていますので、必ずしもすべての参考人の皆様方に質問できませんかもしれませんが、お許しをいただければと思います。 まず最初に、中西参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 この運転者区分、中型免許を導入する、またその免許の区分を変更することについてでございますが、今回の改正案では、最大積載量三トン以上、車両総重量五トン以上のものが中型免許が必要とするということになっておりますけれども、実際の今の、先ほど最大積載量と車両総重……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 この道路交通法改正案でございますが、私どもとしても自動二輪の二人乗り、高速道路における二人乗りの解禁やあるいは暴走族対策その他、非常に趣旨としては賛成の項目も入った法律案でございます。ただ、前回の委員会での参考人質疑での何人かの参考人の方々の厳しい御意見にもありましたように、やはりその内容の一部には重大な疑念もございます。 本日は、その辺りにつきまして、小野国家公安委員長始めとして政府の関係者の皆さんに疑問点を御質問させていただきたいと思います。 まず最初に、先ほど同僚議員の御質問にもございましたけれども、駐車禁止の一部の取締りの事務につきま……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。先日の本会議代表質問に引き続いて、論点について議論をさせていただきたいと思います。 まず、この特区で株式会社立あるいはNPO立の学校というものが今回認められることになりました。代表質問でも御質問をさせていただきましたが、そういう道が開かれたこと、私、評価を率直にさせていただきたいと思いますが、ただ、残念ながら今の制度では、この株式会社あるいはNPOが運営する学校について私学助成が行われません。これについては代表質問でもイコールフッティング論、議論をさせていただきました。この委員会で前鴻池大臣からも明確な答弁をいただいております。これに対して文部科学……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 コンテンツ法案、私も拝読をさせていただいて、関係者の御努力でこういう形で議員立法、法案が策定されましたこと、大変関係者に敬意を表させていただきたいと思います。 この法律、拝見をいたしまして、いわゆる法律事項というのは余りないように思います。日本版バイ・ドール条項のみが法律事項だと思いますが、問題は、この法律案の細部もそうですが、この法律の精神を受けて、日本政府としてコンテンツの振興に対してどういう姿勢で当たられるかということが極めて重要であろうと思います。 今日は、政府側からも、たまたま電子政府とこのコンテンツ振興という観点から、私は世耕政務……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。 本日は、これまで本会議及び委員会において公益通報者保護法案について議論が中心的に行われておりましたが、国の行政運営の適正化のための公益通報に関する法律案についての質疑が余り行われておりませんので、そのいわゆる野党案についての質問をさせていただきたいと思います。 提案者の川橋議員にお尋ねさせていただきたいと思いますが、まず、この野党案、国の行政運営の適正化のための公益通報に関する法律案のそもそものねらい、いわゆる趣旨説明は伺っておりますけれども、それをもう少しかみ砕いて、なぜこの法案が必要なのか、その辺りについて、時間も限られ……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。 今日は、御多忙の中、官房長官も御出席をいただきまして、まず前半部分は官房長官、そして各副大臣、政務官を中心に、災害問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず最初に、官房長官、私も地元が京都府でございまして、台風二十三号における被害、そして新潟の、今日は森委員や黒岩委員のような地元の委員の方々もおいででございますが、新潟中越震災、これに対して政府として全力を挙げていただいていることは、被災地を代表いたしまして御礼は申し上げたいと思います。また私は、この災害対策というのは、必ずしも与野党、論争は必要ですけれども、こ……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。 この通称e―文書法案について御質問をしたいと思うんですが、せっかくの機会ですので、今日は新進気鋭の棚橋大臣がせっかく張り付いていただきますから、それ以外のIT政策全般についても関連して御質問をさせていただきたいと思います。 まず、このe―文書法案について御質問をさせていただきたいわけでありますが、このe―文書法案、一番コアになる規定というのは、この第三条にある「民間事業者等は、保存のうち当該保存に関する他の法令の規定により書面により行わなければならないとされているもの(主務省令で定めるものに限る。)については、当該法令の規定……
○松井孝治君 今日は両参考人の先生、そして関係者の方々ありがとうございました。大変勉強になりました。 それで、二点伺いたいわけでありますが、まず第一点目は、せっかく財務省からもお見えでございます。例えば、先ほど参考人からの資料で会計検査院のこのCという数字が提供されました。これは十五年度の数字でございますから、十四年度も同じようなものが、この四百三十億円はたしか四百億円というような数字であったと思うんですが、この四百三十億円というこのCの資料に即して言うと、もう改善の措置を講じたというようなものは、具体的にこれだと三百億円あるわけですが、ここは改善の措置を講じたわけですからはっきりしていると……
○松井孝治君 両参考人、本日はありがとうございました。 まず最初に、加藤参考人には、従来の、この今日のお話の中で、国のかかわり、地方自治体、補助事業を含めていろんなかかわりの問題点も御指摘いただいたと思うんですが、地財計画というものについて加藤参考人の御所見があればまずそれを伺いたいと思います。 そして、あと、会計検査院及び西川参考人には、西川参考人の方から随分会計検査院の在り方、先ほど来一部議論が出ていますけれども、具体的な人事あるいは天下り、試験あるいは調査権の問題等について、具体的な問題点の指摘とそれから提言もございましたが、それについて先ほど来の御質疑の中で少し会計検査院としても言……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。
今日は大勢の閣僚にお見えいただきまして恐縮でございます。時間がありませんので早速本題に移らせていただきます。
まず、経済産業省から政府参考人お見えだと思うんですが、会計検査院が、今日お手持ちで、今委員の皆様方にも配付させていただいています。これは二〇〇三年十一月の読売新聞の記事でございます。会計検査院が産業再配置促進費補助金について指摘を平成十五年度の報告でされておられます。
それで、経済産業省の政府参考人、工業再配置法という法律の公布日はいつですか。
【次の発言】 そうなんですね。ちなみに、その年の六月二十日に「日本列島改造論」というのが初……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。 今日は、一年前の決算委員会で総理を始めとする閣僚の皆さんに、税金の無駄遣い、保険料の無駄遣い、お尋ねをいたしましたが、天下りの問題もお尋ねしましたが、一向に改善しておりません。この問題について、総理にもよく関係閣僚の御答弁を聞いていただいて、そしてしっかりと御答弁をいただきたいと思います。 冒頭、委員長から、ちょっとこの国の社会、緩んでいるんじゃないか、そんなお話がありました。これは私たちも同感です。そして、一番緩んでいるのはひょっとしたら政治であり行政なんではないか、それがこの国の緩みというもののすべての原因になっているん……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今日は、村上大臣にお越しをいただきまして、市場化テストの問題について御質問をさせていただきたいと思います。 市場化テストということで、昨年の十二月二十四日でしたか、レポートが出て、それに基づいて来年度モデル事業を開始されるというふうに伺っております。これだけ財政が厳しい中で、私、そもそも公務の目的というものを達成するために、もちろん公務員組織が全力を挙げて努力をすることは当然でありますが、それと併せて民間の力というものも活用していくという方針は私どもとしても賛同できるものだと思っております。 それで、今日は関係省庁の方からも政府参考人お見えで……
○松井孝治君 岡崎委員に引き続いて御質問させていただきます民主党の松井孝治でございます。 質問を予定しておりました項目につきまして、若干、岡崎議員が相当御質問されましたんで、その部分は若干割愛させていただきながら進めさせていただきたいと思いますが。 さはさりながら、ちょっと施行日の問題は私も一言申し上げたいと思いまして、滑川室長で結構なんですが、これ、公布即施行というのが普通の考え方だと思うんですね。だけど、四月一日にするというのも、まあそれは立法判断かもしれませんが、これ、三月三十一日の今日一日掛けて審議をする状態になっているわけですね。 例えばこれ、予算の成立が遅れていた、あるいはほ……
○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 今、竹山先生の方からこの法案の趣旨についての御質問がございました。私もその御答弁を聞かせていただきましたので、最初にまずその趣旨を伺おうかと思ったんですが、それは省略をさせていただきます。 今年は戦後六十年の節目でございまして、そういう節目の年にいろいろ、先ほど竹山先生おっしゃったように足掛け六年でしょうか、この法案が国会において提案されてから、こういう六十年という節目の年に今審議が大詰めを迎えているというのも何かの奇縁のような気がいたしております。 私自身も、昭和天皇のお姿に自ら近くは接したことはないわけであり……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 三班の方々それぞれ、調査、本当にお疲れさまでございました。大変私も御報告を聞いていて勉強になりました。 私は大きく分けて二つの御質問をしたいと思うんですが、一つ目は、この援助、それぞれの各調査団の見られた日本の援助体制に対する問題点、それからもう一つは、これは去年から今年にかけて計六班のODA調査が行われているわけですが、これを今後どういうふうに生かしていくのかということについて、二つ大きく分けて御質問をしたいわけでありますが。 まず第一は、これは第三班の団長さんがよろしいのか、我が会派からは富岡議員が参加されていますから富岡議員がよろしいの……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。 今回の風営法改正について、私ども民主党も基本的に改正の趣旨には賛成でございます。しかしながら、やはり最近の、特に歓楽街中心としたいろんな治安の悪化あるいは風紀の乱れ、そういったことと非常に密接に関連した問題でございまして、法案として趣旨には賛成ですが、やはり質疑を通じて明確にさせていただきたい点多々ございますので、今日はそういう観点から御質問をさせていただきたいと思います。 私もこういう具体的な事業実態をよく承知しているわけではありませんけれども、今回の規制強化の対象になっている性風俗関連特殊営業というものの実態、これ政府参……
○松井孝治君 両先生、ありがとうございました。 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 非常に本質的な御議論をいただいたと思うんですが、特に私にとって興味深かったのは、やはり独立行政法人単体の評価ということが、まあそれは意味はありますけれども、それを多層的に各省庁と総務省でやっていても、事業官庁でもある総務省がまたやっていてもやや形式論に流れていて、その根っこにある政策論議と独立行政法人のガバナンスの議論とが全くごっちゃになっていると。 例えば、雇用・能力開発機構の議論をすれば、雇用・能力開発機構独自の問題なのか、それは厚生労働省の雇用政策、あるいは雇用保険特会、あるいは特に三事業との……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 私、冒頭に、三月三日のこの本委員会、全般的質疑でテレビ中継された際に質疑が中断した項目について、額賀防衛庁長官に一問御質問をさせていただきたいと思います。 平成十五年度決算措置要求決議について防衛庁からいただいていたスタンスと最近の官製談合問題をめぐっての防衛庁の問題意識、ここに明らかにそごがあるのではないかという三月三日の我が党の直嶋理事からの御質問に対する答弁、必ずしも十分でないということで、後ほど理事会において事務的に官房長から御説明をいただきました。 この際、当委員会において、事は参議院と政府との関係でございますので、防衛庁……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 今日は、多数の大臣あるいは参考人にも御出席いただきまして、ありがとうございます。決算委員会の質疑もいよいよ締めくくり的ということになりまして、今日はちょっと多岐にわたる項目を御質問させていただきますので、閣僚始め答弁者におかれてはできるだけ簡潔な御答弁をいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。 まず、官房長官、インドネシアのジャワ島の地震が発生いたしました。大変大規模な災害でございまして、我々も被災者に対して、阪神・淡路大震災を経験している日本国民全員が本当にお見舞いを申し上げ、できるだけの支援をしなければいけないと思います……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。
久しぶりにテレビ中継入りで、総理ほか全閣僚にお集まりをいただきまして議論をさせていただきます。
今日は、理事会の御了承をいただきまして、大部でございますが、今資料をお手元にお配りをさせていただきます。
【次の発言】 閣僚の皆さん方にはその資料を参照していただきながら、そしてテレビをごらんの皆さんにはパネルで資料を御提示しながら、できるだけ分かりやすく御説明をし、そして総理以下各大臣の政治家としての御答弁をいただきたいと思います。
最初に、昨日は例のJRの福知山線の脱線事故から一年でございました。非常に犠牲になられた方々の御冥福をお祈……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 連休前に引き続き、今回の法案について御質問をさせていただきますが、ちょっとこれ最初に、法案と直接関係ないんですが、北側大臣に御出席をいただきましたので、行政改革全般に関連することで御質問させていただきたいと思います。 昨年の年末でございましょうか、総理が日本橋に青空を取り戻したいという非常にすばらしい思い付きをおっしゃっていただきまして、先ほどから東京の重要性について同僚議員がるる御指摘をされて、日本橋、東海道、日本橋から私の地元の京都まで東海道。確かに私も、鴨川に高速道路が架かっていて三条大橋が高速道路にふさがれていたら嫌だろうな、……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今日は、四人の参考人の先生方、本当にお忙しい中、貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。二十分という限られた時間ですので、すべての参考人の先生方に御意見を伺えるかどうか分かりませんけれども、順次お話を伺ってまいりたいと思います。 まず最初に、加藤参考人に御質問をさせていただきたいわけでありますが、資料の中でも御説明いただきましたように、この事業仕分という考え方を与党の中でも非常に強く主張された政党もあり、我々も、昨年の総選挙の際に民主党としてもマニフェストの中に取り入れさせていただいたわけであります。そして、この法案の中にも事業仕分と……
○松井孝治君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 大勢の大臣にお集まりをいただきまして、また関係の政務官にもおいでいただきまして、ありがとうございます。 内閣委員会の予算の委嘱審査でございますんで、私の方からまず最初に予算関係の御質問を、若干事務的なことになろうと思いますが、させていただきたいと思います。 一点目でございますが、まず参議院の事務局に、事務総長にもお見えいただいておりますんで、この内閣委員会の委嘱審査の関係で質問をさせていただきたいと思います。 参議院、これ衆議院も参議院も同じでありますが、立法府の、まあ政と官の関係といいましょうか、役割というのは非常にますます高くなってきて……
○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会の松井孝治でございます。
今日は、衆議院から提案者の方々においでをいただきまして、ありがとうございます。
まず最初に、提案者にお伺いをさせていただきたいと思うんですが、そもそもこの探偵業法の提出の経緯といいましょうか背景といいましょうか、もう提案理由説明は伺っておりますので簡潔で結構でございますから、端的に、どういう経緯あるいは背景を基にこの法案を提出されたのか、その点御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
これは内閣府の国民生活局に伺いたいわけでありますが、今いろんな消費者を巻き込んだトラブルあるいは犯罪、……
○松井孝治君 ただいま議題となりました三法案につきまして、民主党・新緑風会を代表して、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 近年、防衛施設庁、旧日本道路公団、旧成田空港公団などの発注工事をめぐる官製談合や社会保険庁における一連の不祥事など、行政に対する国民の信頼が大きく損なわれるような事件が続発しております。また、各省庁が平成十七年度に特殊法人、独立行政法人、公益法人、天下り先の民間企業などと結んだ随意契約は、総額で二兆二千八百億円にも上り、そのうち随意契約によるべきでなかったものが七割近くに達するなど、これらの法人との不透明な関係が明らかになるとともに、長期継続契約のずさんな運用による……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。山本議員に引き続いて御質問をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 今、ちょっと大部になりますが、本来はパワーポイントか何かで説明できればいいんですが、許されておりませんので、理事会の許可をいただきまして資料を配付させていただきました。
私は決算委員会に所属をいたしまして五年目になります。議員生活六年のうちほとんど決算委員会に所属させていただいておりまして、中島前委員長あるいは鴻池前々委員長の下で、参議院の決算機能強化に尽力してまいりました。結果としてこういう形で年内に審議ができるということについては、私自身評価をしております。
……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 今日は、内閣委員会に久しぶりに質疑の機会をいただきまして、多数の大臣にお時間を調整していただきました。誠にありがとうございました。 衆議院の方の本会議等も開催されるということで、ちょっと大臣の御都合がどこまで付くか分からなかったものですから、多少広範多岐にわたる質問を保険を掛けて用意をさせていただきましたが、結果的に私がお願いをした大臣、政務官の皆さん方、御出席いただけることになりましたので、多少、通告をさせていただいた項目、間引かせていただく点があるかもしれません。その点、御準備いただいて恐縮でございますが、お許しいただきたいと思い……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 四人の先生方、それぞれに貴重な御意見ありがとうございました。質問項目も結構ありますので、簡潔にそれぞれお答えいただければ大変有り難いと思います。 まず最初に、道州制に対して比較的積極的な御意見というふうに私が理解をいたしました松本先生、田村先生にお伺いをしたいと存じます。 国から道州への権限移譲が必要だと、これはまあ各参考人共通の御意見でありましたが、具体的にどこまでの権限移譲をするのかという意味において御意見を伺いたいわけですが、国の責任を持つ領域と例えば道州を筆頭とした自治体の責任を持つ分野を明確にするということになりますと、場合によって……
○松井孝治君 不規則な時間に質疑をさせていただきまして、ありがとうございました。今、資料も皆さんの方に配付をさせていただきますが、資料にも基づきながら、渡辺喜美行革担当大臣を中心に、今日は官房長官も御出席でございますので、御質問させていただきたいと思います。 渡辺大臣、お忙しいところお疲れさまでございます。テレビに御出演されたり、また連日新聞報道で一面トップを飾っておられる天下り規制の問題について、せっかくですのでお話をお伺いしたいと思っております。 実は、天下り規制法案は私も個人的に提案者になりまして何度か提案をさせていただいております。渡辺大臣が今私案としていろいろ報道されているものに……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。本日は委員会の民主党のトップバッターとして御質問をさせていただきます。
まず最初に、総務省から政府参考人おいでいただいておりますが、国家公務員制度の企画立案というのはどこの省の所掌でしょうか。
【次の発言】 私はそういう意味で、今回、国家公務員法の改正でございまして、なぜ総務大臣がいらっしゃらないのか。私、総務大臣の出席要求をいたしましたが、残念ながら今総務大臣おいででございません。このことについては大変遺憾でございます。理事会において、委員長に申し上げますが、今後、連合審査をするなり、あるいは総務大臣が出席をして御審議をいただくなり、国家公務員制……
○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の松井孝治でございます。本日は、御多忙な大臣、おそろいをいただきまして、ありがとうございます。 まず最初に、渡辺行革担当大臣におかれましては、参議院の財金委員会と重複しておりまして、前半に御質問をさせていただいて途中でお抜けいただくというような段取りが先ほど理事会でも合意されたところでございます。よろしくお願いいたします。 昨日、この公務員制度改革につきまして、新人材バンク、我々は天下りバンクと呼んでいますが、この制度設計を担当している懇談会が本来であれば昨日最終報告を出されるというふうに私は承っておりました。今朝の新聞報道等を拝見を……
○松井孝治君 おはようございます。年末のお忙しい時期ですが、官房長官、そして国家公安委員長始め政府側の御出席をいただきましてありがとうございます。 本日は一般質疑ということでございますが、去る十四日に発生をいたしました佐世保での散弾銃乱射事件、この問題を契機に、銃刀法の改正その他法令の改正が必要ではないかと、その辺りを中心に御質問をさせていただきたいと思います。 まずは、十四日の極めて残忍な事件、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、おけがをされた方々の一日も早い御回復を私からもお祈りさせていただきたいと存じます。 その上で、まず、これは警察庁の方に事務的に御答弁をお願いしたい……
○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の松井孝治でございます。 本日は、昨年の十二月に引き続き、銃器の問題、そして実は今インターネット上にはんらんしております違法・有害サイトの問題について御質問させていただきたいと思います。三大臣御出席でございますので、まず最初に違法・有害情報、これがインターネットにはんらんしております。この問題について伺いたいと存じます。 私どもも、実は今日も出席をさせていただいております同僚議員多くとともに、年末に都内某所にございますインターネット・ホットラインセンターというところに視察に伺ってまいりました。泉大臣はもう既に同じような時期に御視察にな……
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。
今日は朝から大勢の大臣あるいは政府関係者の方々お集まりいただきまして、ありがとうございます。通告外でございますが、今、通り魔殺人事件、連続殺人事件、発生しております。この問題について国家公安委員長にまず一言、今の状況ですね、それからこういったことが残念ながら防げなかった、このことについての警察当局の責任の問題も含めてどのようにお考えか、一言、通告外で恐縮でございますが、御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 是非よろしくお願いいたします。
私の方からも犠牲になられた方の御冥福をお祈りするとともに、被害者の方々、そして御……
○松井孝治君 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による我が国の研究開発力強化に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 我が国の研究開発力強化に関する決議(案) 政府は、研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律の施行に当たり、次の事項について十分配慮すべきである。 一、我が国の研究開発力の強化に当たっては、独創的・基礎的な研究活動及び教育活動を実施する大学の基盤の強化を図るため、国立大学法人の運営費交付金や私学助成を確実に措置……
○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の会派から、本日は私と藤本議員二人で質問をさせていただきます。 まず最初に、渡辺大臣、大変お疲れさまでございます。大臣の大変なリーダーシップでこの法案が修正され、衆議院を可決され、そして本日、参議院で委員会質疑に至ったということは、私も、いろんな経緯にかんがみれば、よくここまで来たなと思っております。同時に、この修正協議に与野党を超えて応じていただいた各会派の議員の皆さんにも心から私はこの場を借りて敬意を表したいと思います。 修正案と政府案、先ほど修正案の提案者の方から非常に異例に長い修正案の趣旨の説明がございました。大変膨大……
○松井孝治君 民主党の松井でございます。 今日は、飯尾先生、そして金丸会長さん、増島先生、大変貴重な御意見をありがとうございました。また、本当にお忙しい中で、急な日程設定にもかかわらずおいでいただきましたことも含めまして、感謝申し上げたいと思います。 非常に貴重な御意見をいただいたので、二十分という中ではなかなか論点、尽くせないんですけれども、飯尾先生から、いろんな調整事務ももう官僚に今まで政治は丸投げし過ぎていたんじゃないか、それで、官僚も行き過ぎがあったかもしれないけれども、政治家が汗をかかなさ過ぎたところがあるんじゃないかという御指摘をいただきました。また、金丸会長さんには、やはり政……
○松井孝治君 おはようございます。 本日は、急な設定であったにもかかわらず、三人の参考人の方々にはお出ましをいただきまして、そしてそれぞれがそれぞれの立場から貴重な御意見をいただきましたことを私の方からも感謝を申し上げます。ありがとうございました。 それで、今、一番最後に渡辺参考人から、非常にこの法案自身についての厳しい懸念がるる述べられたわけでございます。当然、竹花参考人、中村参考人もこの法案が持つ懸念や限界というものを一定程度指摘されたわけでありますが、竹花参考人、中村参考人に伺いたいと思うんですが、今非常に渡辺参考人から、やっぱりまず民間が、民の自主的・自律的取組として、このインター……
○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の松井孝治でございます。 今日は一般質疑ということで、河村官房長官、甘利行革担当大臣、そして宮澤副大臣もお見えをいただきまして質疑を、三十分間でございますので、また今日を取っかかりにしていろんな議論が引き続きできればいいなと思っております。 それで、まず最初に、これは甘利大臣の管轄の件について伺わせていただきます。 十一月十四日に国家公務員制度改革推進本部顧問会議の報告というのが出されました。今週になりましてから、この報告を私どもも党の調査会で伺わせていただきました。自民党さんの方も同じ日に部会といいましょうか、本部が開催さ……
○松井孝治君 私は、委員長に草川昭三君を推薦することの動議を提出いたします。
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。 今日は、月曜の朝一番から関係閣僚にも大勢お集まりをいただきまして、修正案の提案者共々御出席をいただきまして、ありがとうございました。 最初に、この法案の質疑に入る前に、先週末から非常に国民的な話題にもなっております豚インフルエンザについて、これは消費者の関心という意味でも極めて深刻な問題でございますので、舛添厚労大臣、石破農水大臣にも御出席をいただきまして、官房長官が今記者会見中ということで、代わって鴻池副長官に御出席をいただきました。 まず最初に、鴻池副長官にお伺いしたいんですが、今日、政府は、関係閣僚会議、全閣僚出席に……
○松井孝治君 皆さん、お疲れさまでございます。民主党の松井孝治でございます。 今日は、衆議院、参議院で九十時間になんなんとする審議、いよいよ大詰めでございます。民主党を代表して、今日ここに至るまで、政府の関係者の皆さん方、そして与野党を超えて内閣が提出した法案の修正に御尽力いただいた皆様方、あるいは、今日は傍聴にも日本全国で消費者運動にかかわってこられた方々がお見えでございます。また、不幸にして消費者事故で尊い命を落とされたその御遺族の方々もこの審議をかたずをのんで見守っておられます。この過去のいろんな犠牲に報いるためにも、私は、この法案をしっかりと成立させて、そしてそれをしっかりと施行して……
○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の松井孝治でございます。 今日は委嘱審査ということで、最初に、今まさに御説明がありました衆議院、参議院の事務局の予算、こういう話はほとんど委嘱審査でも質問する人が少ないものですから、私あえて取り上げさせていただきたいと思います。ちょっとほかの案件も多いので、場合によっては、事務総長ほかおいでいただいておりますが、御答弁をいただかないで私の方から御説明させていただくことになるかもしれませんが、御容赦いただきたいと思います。 基本的に、ここしばらくの間、衆議院、参議院の立法調査支援のスタッフの方々、予算的にも人員的にも横ばいあるい……
○松井孝治君 おはようございます。 同僚議員の徳永議員の質問に引き続いて、私の方から残余の項目について質問をさせていただきます。 小渕大臣、そして修正案提案者のお二方にも今日御出席いただいておりますが、修正協議もまとまりまして、大変各会派がそれぞれの主張を闘わせながら最終的には合意をいただいたということについて、改めて敬意を表しておきたいと思います。 最初に、この公文書管理法の趣旨についてちょっと確認をしておきたいんですが、先ほど徳永議員の方からお話がありましたが、私ども、これはやはり広い意味での行政改革の一環だと考えておりまして、民主党は昨年、民主党の次の内閣の中で霞が関改革についての……
○松井孝治君 私は、委員長に草川昭三君を推薦することの動議を提出いたします。
○内閣官房副長官(松井孝治君) おはようございます。 今委員長から御提起のありました案件につきましては、人事官谷公士氏は九月十一日に辞職いたしましたが、その後任として江利川毅氏を任命いたしたいので、国家公務員法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに御同意いただきますようお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(松井孝治君) おはようございます。 日本銀行政策委員会審議委員水野温氏氏は十二月二日に任期満了となりますが、後任として宮尾龍蔵氏を任命いたしたいので、日本銀行法第二十三条第二項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意いただきますようお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(松井孝治君) 御答弁申し上げます。 先ほど来、大臣からも、また関係政務官等からも御答弁申し上げているところでございますが、大臣につきましては、その守秘義務について大臣等規範というものでも明確に定められているところでございます。その規範の趣旨に照らして、官房長官から、昨日、そして本日の閣議後の閣僚懇談会の場におきましても、官房長官の方から大臣に対して厳重注意を申し上げたところでございます。 今後、こういうことを二度と起こさないためにも、情報管理の在り方、あるいはこういう経済指標の統計データの伝達の仕方についてしっかりと徹底をしてまいりたいと存じます。
○内閣官房副長官(松井孝治君) おはようございます、ではなくて、こんにちは。お昼を回っておりました、失礼しました。内閣官房副長官の松井孝治でございます。 河合委員長、柳澤、泉両筆頭理事始めとして、理事、委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、私も一委員としてもこの委員会に所属させていただき、平野官房長官を補佐してまいりたいと存じます。 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○内閣官房副長官(松井孝治君) 御答弁申し上げます。 御指摘の職は、一般職の専門調査員でございますが、当然行政としての中立性はございますが、専門的な非常勤の一般職でございまして、必ずしも政治的行為の禁止までは掛かっておりません。そういう仕組みが国家公務員法上ございます。
○内閣官房副長官(松井孝治君) お答え申し上げます。 御指摘のツイッター、今、岡田外務大臣から御答弁がありましたように、基本的には、カチンの森事件の追悼式典に向かっておられたポーランド大統領の搭乗機の墜落によって亡くなられた方々に対して総理が御自身のお言葉で追悼の意を表されたものだと思います。 ツイッターという百四十文字の中でどういう表現をするかということについては、これは内政、外交両面、いろんなテーマあると思いますけれども、それは総理の言葉って重いですから、それは十分注意をしなければいけない、それは一般論としてそのとおりだと思います。 他方で、やはりツイッター、山本理事なども非常に活発……
○内閣官房副長官(松井孝治君) おはようございます。 会計検査院情報公開・個人情報保護審査会委員小木曽國隆、河野正男及び早坂禧子の三氏は三月三十一日任期満了となりますが、河野正男氏の後任として大塚成男氏を任命し、小木曽國隆、早坂禧子の両氏を再任いたしたいので、会計検査院法第十九条の三第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに御同意いただきますようお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(松井孝治君) おはようございます。 人事官原恒雄氏は四月十一日に任期満了となりますが、同氏を再任いたしたいので、国家公務員法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、日本銀行政策委員会審議委員につきましては、前任者の西村清彦氏が平成二十年三月二十日に日本銀行副総裁に就任したため欠員となっているところでありますが、この度、森本宜久氏を任命いたしたいので、日本銀行法第二十三条第二項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに御同意いただきますようお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(松井孝治君) 委員の御指摘は、私は概してごもっともだと思います。
今、峰崎副大臣からお話がありましたように、恐らく国の事務事業の執行を遂行するために何が必要なのかという判断で、国有財産法の規定上、これは昭和二十三年の法律ですから、どこまでこういう議論を明確に当時から議論をしていたか、そこはよく分かりませんけれども……(発言する者あり)
【次の発言】 委員長、継続してよろしいでしょうか。
【次の発言】 要は、国有財産法でどこまで明確に規定するかということについて言うと、戦後の法律で、その運用でずっと長い間、そういう条例上の規定がなく、運用上で適切に管理してきたと思うんですが、……
○内閣官房副長官(松井孝治君) 山下先生、御専門で非常に制度にもお詳しいわけでございまして、いろいろと過去に委員としても御指導いただいておるわけでございますが。 今の山下先生の御質問自体が非常に専門的なものでございますので、どのようにお答えすべきかと思うんですが、ざっくり普通の専門用語を除いて言えば、やはり今回の法改正の中で人事局を位置付けるというのは、やはり基本的には幹部人事、企業や組織でいえば、幹部人事の一元化ということは社長室と役員室のようなところでしっかり見ていくと。ただ、人事部、労務部というようなものは、これは企業でもそうですが、一つの大きな部がある。ここは一般的な職員の人事の在り……
○内閣官房副長官(松井孝治君) お答え申し上げます。 今御指摘の内閣官房専門調査員というのは、内閣官房に専門調査員を置く規則というものを総理大臣決定しておりまして、官房長官の指示を受けて各府省の大臣に専門的知見に基づいた情報提供及び助言を行うということを任務といたしておりまして、一般職の非常勤の諮問的官職として任命しております。 その心は、我々、政権公約というものを立案して野党時代から政策的なストックを重ねてまいりまして、それに基づいて、従来の行政機関の内部でのいろんな政策的な議論も当然あるわけですが、それに加えて党として政策の蓄積を持ってきた、その党としてのいろんな政策的な過去の議員立法……
○内閣官房副長官(松井孝治君) お答え申し上げます。 対策本部、政府全体の対策本部と現地におきます対策本部、昨日、両方設置させていただきました。政府は、本部長は鳩山内閣総理大臣、そして副本部長で赤松農林水産大臣、以下各閣僚から構成されている本部でございます。現地は、先ほどから農水大臣からも御答弁がございましたが、山田農水副大臣が現地で陣頭指揮を執る、そして政府全体の対応が必要でございますので、まあ総理は名代という言い方もされましたけれども、内閣総理大臣補佐官、小川勝也補佐官が現地に昨晩飛びまして、現地で陣頭指揮を執らせていただいているような布陣を取らせていただいているところでございます。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。
去る一日の本会議におきまして内閣委員長に選任されました松井孝治でございます。
本委員会は、内閣の重要政策及び警察等、国政の基本にかかわる事項を所管しており、委員長としてその責任の重大さを痛感いたしております。
委員会の運営に当たりましては、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満に行われるよう努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、難波奨二君、白浜一良君、柳澤光美君、姫……
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
官房長官におかれましては、開会時、時間厳守でお願いをいたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として厚生労働大臣官房審議官篠田幸昌君外二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 内閣の重要政策及び警察等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、中曽根弘文君及び蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として西田昌司君及び金子恵美君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府子ども若者・子育て施策総合推進室長岡田太造君外三名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る十月二十八日、金子恵美君及び西田昌司君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君及び中曽根弘文君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二三六号地球温暖化対策を口実とする原発推進政策を見直し、原子力規制機関の確立と原子力政策大綱の抜本的見直しに関する請願外七件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致……
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、又市征治君が委員を辞任され、その補欠として大久保潔重君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
芝博一君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 議事に先立ち、一言申し上げます。 この度の平成二十三年東北地方太平洋沖地震により甚大な被害がもたらされ、尊い人命を失いましたことは誠に痛ましい限りでございます。犠牲者の御遺族に対し哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様にも心からお見舞いを申し上げます。 また、地震発生以来、政府を始め警察、自治体、関係機関等の皆様が救出、救援、物資の確保等に昼夜を分かたず取り組んでおられることに敬意を表します。 ここに、犠牲となられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。 どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、金子恵美君、岩城光英君及び中曽根弘文君が委員を辞任され、その補欠として熊谷大君、宇都隆史君及び斎藤嘉隆君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府大臣官房審議官長谷川彰一君外十五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、斎藤嘉隆君、熊谷大君及び宇都隆史君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君、岩城光英君及び中曽根弘文君が選任されました。
また、本日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として有田芳生君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府大臣官房審議官小田克起君外五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、有田芳生君及び平野達男君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君及び徳永エリ君が選任されました。
また、本日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として金子洋一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府大臣官房審議官小橋雅明君外三名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ご……
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、徳永エリ君、金子洋一君、山東昭子君及び中曽根弘文君が委員を辞任され、その補欠として平野達男君、蓮舫君、佐藤正久君及び宇都隆史君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣参事官藤井直樹君外十五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、佐藤正久君、宇都隆史君及び蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として山東昭子君、中曽根弘文君及び梅村聡君が選任されました。
また、本日、平野達男君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
犯罪による収益の移転防止に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、政府参考人として警察庁刑事局組織犯罪対策部長小谷渉君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。……
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、梅村聡君、斎藤嘉隆君、岡崎トミ子君及び岩城光英君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君、平野達男君、白眞勲君及び磯崎仁彦君が選任されました。
また、本日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君が選任されました。
【次の発言】 特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、提出者衆議院内閣委員長荒井聰君から趣旨説明を聴取いたします。荒井衆議院内閣委員長。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑……
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、白眞勲君、磯崎仁彦君、斎藤嘉隆君及び岡田広君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子君、蓮舫君、熊谷大君及び浜田和幸君が選任されました。
また、本日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として外山斎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣参事官藤井直樹君外十九名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございま……
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、熊谷大君、浜田和幸君、外山斎君、ツルネンマルテイ君及び芝博一君が委員を辞任され、その補欠として岩城光英君、岡田広君、岡崎トミ子君、安井美沙子君及び有田芳生君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
総合特別区域法案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官荻野徹君外二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、安井美沙子君、有田芳生君及び平野達男君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君、芝博一君及び斎藤嘉隆君が選任されました。
また、本日、岡崎トミ子君が委員を辞任され、その補欠として吉川沙織君が選任されました。
【次の発言】 内閣の重要政策及び警察等に関する調査を議題といたします。
この際、原発事故の収束及び再発防止、節電啓発等及び食品安全の諸施策について、細野国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。細野国務大臣。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、斎藤嘉隆君、吉川沙織君及び蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子君、田城郁君及び金子洋一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府政策統括官村木厚子君外二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、金子洋一君及び田城郁君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君及び友近聡朗君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府政策統括官清水治君外四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 内閣の重要政策及び警察等に関する調査を議題とし、質……
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、斎藤嘉隆君、友近聡朗君及び中曽根弘文君が委員を辞任され、その補欠として平野達男君、蓮舫君及び衛藤晟一君が選任されました。
また、本日、小野次郎君が委員を辞任され、その補欠として桜内文城君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
障害者基本法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府政策統括官村木厚子君外六名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(松井孝治君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、衛藤晟一君及び桜内文城君が委員を辞任され、その補欠として中曽根弘文君及び小野次郎君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二九三号子ども・子育て新システムを導入しないことに関する請願外三百一件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございま……
○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 今日は、限られた時間でございますけれども、この両法案について、特に種の保存法について、大臣、齋藤政務官、あと関係政府参考人に御質問させていただきたいと思います。 私と、その後、西村理事が御質問させていただきますが、最初に、これは通告を必ずしもしてないんですけれども、大臣、あるいは齋藤政務官でも結構ですが、御質問をさせていただきたいんですが、全体として、この種の保存法、私は趣旨としては一歩前進、結構だと思うんです。結構だと思うんですが、本当にこれで十分かというと必ずしも十分ではないと、そういう視点でもう少し政府の背中……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 既に会派を超えて同僚委員の皆様がいろいろな御発言をされました。できるだけ口語的な表現で私の意見を述べさせていただきたいと思います。 そもそも憲法でございますが、先ほど同僚委員の発言にもありましたように、英語で言えばコンスティチューションでありまして、正に憲法というのは国の形、国体そのものであろうかと思います。その意味で、国の形として現在の日本国憲法をどう議論するのか、どう変えるべきかについて私見を申し述べさせていただきたいと思います。 まず第一に、私が考えます国の形の変更ですが、一言で言うと、戦後あるいは戦前から引きずっている中央官……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 直接、必ずしも集団安全保障あるいは集団的自衛権の問題に限定いたしませんで、今日の参考人の方々に対する質疑を受けての一つの感想でもあるんですが、皆様方御理解されているとおり、日本国憲法は硬性憲法であります。今日の参考人の先生方も、日本国憲法の改正ということがなかなかそう容易ではないということを前提に政府解釈の可能性、あるいはあるべき方向性についても言及がございました。 そこで、問題が、このような硬性憲法を保持し続けるかどうかというのも一つの国会における議論の焦点であろうと思いますが、そういう硬性憲法を持ちつつ、他方で政府解釈が形成される過程という……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。
三人の先生方、大変興味深いお話をありがとうございました。
まず、基本的なことを伺いたいと思いますが、豊下参考人と本間参考人に伺いたいんですが、現在の自衛隊の存在あるいはその活動実態を踏まえて、これは森本参考人は既に御発言がございましたが、憲法第九条第二項というものと現実の自衛隊の存在及び活動というのは整合的であると考えられますか。あるいは、質問を変えれば、憲法第九条二項違反の実態が現実に起こっているとは考えられませんか。
【次の発言】 いや、豊下参考人と本間参考人です。
【次の発言】 今の本間参考人の合憲であるというところは、ちょっと、どこをど……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今の山本議員の御発言にも関連するわけでありますが、今日の参考人お三方の中で、お二人が東アジアについてあるいはアジア諸国との協力関係について述べられているというのは非常に興味深かったわけであります。 我々が新たな憲法を議論する際に、従来であれば、主権国家という枠組みの中でその統治構造どうあるべきかというのは当然憲法上の大きな論点になるわけですが、これだけ世界経済グローバル化してまいりますと、正にヨーロッパ諸国がそうであるように、統治構造の在り方を考える上でも、一国の中での中央政府と地方政府、あるいはNPO、NGO的なものの関係に加えて、国際社会の……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。
三人の参考人の先生方、貴重な御意見ありがとうございました。
まず、私は浦部参考人にお伺いをさせていただきたいと思うんですが、新憲法の制定手続、具体的に浦部参考人がおっしゃった改正ではなくて、ある一定以上の改正というか、憲法の変更というのは新憲法の制定だとみなすべきだという御判断がございましたが、どういう項目についての変更が新憲法の制定に当たるのかという判断というのがだれによってなされるべきであろうかと、そこについて浦部先生の御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 具体的に御意見をお聞かせいただきたいわけですが、例えば、それでは、今おっしゃっ……
○松井孝治君 松井孝治でございます。 私の感想は、その参議院の存在理由と言われている、今、武見先生もおっしゃいましたけれども、抑制、均衡であるとか補完というような機能が本来は期待されているにもかかわらず、私も率直に言って、現状において国民の方々からそういう機能を発揮しているというふうになかなか見られていないという認識を持っております。 では、本来期待されている機能というものは、じゃ、衆議院において果たされているのか、あるいは政府において有効に発揮されているのかというと、私は決してそういうことではないと思うんです。 今、三位一体の改革ということで地方行財政の改革が行われています。しかし、本……
○松井孝治君 今日は、三人の先生方、貴重なお話ありがとうございました。民主党の松井孝治でございます。 何点か御質問を申し上げたいことがございます。 まず最初に、私も舛添委員を見習って若干のコメントから入らせていただきますと、私は、今、議席をいただく前には官僚組織に身を置いておりました。その中で、今の舛添委員からもございましたけれども、与党審査が先にこれ、予算についても法律についてもあると。その与党審査を経たものが閣議決定されて、それが国会に提出されるという慣行がございますね。まあ政府・与党二元体制と言ってもいいと思います。その与党審査を経たものについては、当然のことながらほとんどの案件につ……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。地方自治について発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 地方自治の問題は、私は今日の憲法論においても最も重要な論点であろうと思います。今、同僚議員からも御発言がありましたが、我々も基本的には基礎自治体を中核に置いて、地方分権あるいは地域主権という言葉の方がより適切かもしれませんが、それを推進していくべきだ、そして、我が党もマニフェストに規定をさせていただいておりますが、自由民主党においてもマニフェストにおいて言及がございましたが、道州制というものを検討することによって大幅な地方分権あるいは地域主権の国づくりというものを実現していくべきだ……
○松井孝治君 民主党の松井でございます。 今の各委員の御発言とも関連するんですが、私も、権利のみならず、責務ということにもう少し日本国憲法は力点を置くべきだと思っています。その際の責務は、当然政府の責務もあるわけですし個人の責務もあるわけでありますが、同時に、それらを通じて、同世代の人間に対する権利と責務だけではなくて、将来世代に対する責務という意味において政府も国民も同様の責任を持っている、そこをもう少し強調すべきであろうと思います。 その最たるものが環境権でありまして、そもそも環境権ということでどこまでが対象としての環境なのかというのも議論があって、これは文化財的なことまで含むんではな……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 まず最初に、舛添小委員長、非常にいいまとめをしていただいたと思っております。常識的に言うと、なかなか取り入れられないような意見もこの報告の中に取り入れていただいた、この御英断は私は本当に感謝をしたいと思います。 例えば、任期の長期化と再選禁止というのは、これはなかなか現職の議員が集まって議論をするときに、こういうことを報告書に入れるというのは、私も発言しておいて言うのもなんですが、これはなかなか難しいかなと思いながら言っておったんですが、これはたしか小委員会で会長自らの御発言をいただいたというのも私は正直言って驚いたわけでありますが、そういうこ……
○松井孝治君 今の荒井先生のお話にも幾つか触発された部分もあるんですが、今日は選挙制度が中心の議論だったと思いますけれども、選挙制度を考える上で、やっぱり今おっしゃったような衆参の役割分担というものをどう決めていくのかがむしろ先にあるのかなという気がいたしました。次回の小委員会はむしろ役割分担の議論が中心と聞いておりますので、そこで議論すべきことかもしれませんが。 といいますのは、例えば有名なドイツの連邦参議院というのは、やはり地方間の、あるいは国と地方の調整、財源調整等も含めて、この調整を行う。あるいは、地域の行政に非常に密接な国の政策についてのチェックを行うということでもって、地域代表と……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 今、荒井委員の御発言に私も共感するところも多々ございます。私としての、まず二院制についての是非については私も同じような見解でございまして、専門家の御意見もありましたが、やはり一億人以上の有権者の多様な意思を反映するのに二院制というのは私も望ましいと思っております。ただ、じゃ、現実の参議院がそれをきちんとした一億人以上の有権者の意思を反映しているかというと、およそそう思えないわけでありまして、これだけ政治や行政にスピードが要求されているわけですから、熟慮の院ということで議論を垂直的に繰り返していては意味がない。その意味では、今の参議院は機能の在り方……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 私は三点申し上げたいと思います。 まず第一点は、この憲法の基本的な性格に関してでございますが、先ほど同僚の鈴木委員からもお話がありましたが、私は、この従来の国家あるいは国権と個人との関係を規定する憲法、それを今我々が憲法を考え直すときにはもっと多様な主体、先ほど鈴木委員は中間団体という言葉も使われましたし、森元委員は地方自治体の役割についてもう少し記述しろという御意見を述べられましたが、地方自治体あるいはそれ以外の公益法人であるとか公共セクターに参画する多様な主体との関係をきちんと憲法に位置付けるべきではないかと考えております。 同時に、先ほ……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 まず最初に、この小委員会に私も委員として参加させていただきまして、舛添小委員長を中心にいろんな議論を、各会派の議論をフェアにまとめていただきました。そのことをまず感謝を申し上げたいと思います。したがって、私が小委員会で主張申し上げたことをここでもう一回繰り返すつもりはございません。 今、私が申し上げたいのは、ここに記載された事項を中心に、当然のことながら、私どもの考え方としては憲法改正に参議院の各会派も積極的に取り組むべきであるという立場であるわけでありますが、その憲法改正、どうしても一定の時間がまだ掛かります。私どもとしては、できればその憲法……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 時間も限られておりますので、私は二点に絞って意見を申し上げたいと思います。 第一は、行政権の主体に関する議論であります。 議院内閣制の本旨ということを考えると、そもそも我が国が取っている議院内閣制というのは、有権者が選出した議員が国会において首相を選出し、その首相が閣僚を部下として行政権を握ると、こういう形によって国民主権が完結する、あるいは民主政治の糸が通るということだと思います。 現実にどうなっているかということを考えますと、内閣というのは行政各部、各省庁の連合体として組織されている、そういう実態になっている。ここをどう改めるかというこ……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 四人の公述人の皆さん、本当に今日は貴重な御意見、ありがとうございました。 できるだけ四人の方、皆さんにお伺いしたいものですから、まず最初に、一番若い高見公述人に私の御質問をして、これは最後に答えていただければ結構です。少し考える時間があった方がいいかと思います。 九条について、そして前文についてお触れになられました。私は、むしろ高見公述人のような若い方が、この一九四六年における、これはある種の日本国憲法における宣言文だと思うんですね、前文というのは。もし今、この時代において新しい憲法をつくる、あるいは憲法を改正するとしたときに、一部分、もうこ……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 私は、レジュメは用意してこなかったんですが、今日の議題になっている事項を中心に、今、荒井委員の方からは政党との関係あるいは選挙制度もあったわけですが、その辺りは中心は次回に譲って、意見を申し述べたいと思います。 まず最初の参議院、一院制か二院制か、あるいは参議院が必要かという議論は、もうこの小委員会あるいは憲法調査会でも議論が相当重なっておりますが、私どもとしても参議院は必要であるという見解でございます。ただ、参議院の改革は必要であるというのは、これも各会派が意見は同じだと思いますが、改革は必要である。 具体的に、一院制、二院制の長……
○松井孝治君 じゃ、済みません、一言だけ。 私も中途参加組なんで発言を控えておったんですが、それでもいろんな参考人の方々の御意見も聞かせていただいて、そして今日も委員の皆さんのいい御意見を聞かせていただいて、大変勉強させていただきました。 人の幸せってなかなか難しいと思うんですが、私が自分で経験した限りで言うと、やっぱり委員の中でもいろんな御意見がありましたが、人様の役に立っているということが本人の幸福感につながっている。それは人から感謝されるということもあるし、本人の自覚の中でそういう意識が非常に強いというのを、例えば地元の地域なんかでいろんな学校運営にかかわっている方々が、もう非常に忙……
○松井孝治君 池本先生、小峰先生、大変ありがとうございました。それぞれに大変勉強になる御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 私は、民主党の松井孝治と申します。 ちょっと簡単なコメントと同時に両先生に御意見を賜りたいと思うわけですが、ちょっと直接今日のテーマである人口減少と幸福度の関係とつながらない質問かもしれませんが、幸福度ということを考えたときに、我が党のかつて代表であった菅直人衆議院議員が二〇〇三年のマニフェストで最小不幸社会ということを提言したんですね。それはある種のリベラルな発想でありまして、幸福というのはなかなか規定できないと、しかし不幸というのはある程度その……
○松井孝治君 会長、御指名ありがとうございます。 簡単に私の意見を述べさせていただきますが、「人口減少によって一人当たり国民所得は高まり、国民幸福度も向上する」という設問はなかなかに挑戦的な設問で、いろんなことを考えさせていただく機会をいただいたことを感謝をいたします。 結論からいえば、私は前回の調査会で御発言をされた小峰隆夫参考人の御意見は非常に参考になるものだったと思っております。要は、論理的に言えば、人口減少によって一人当たり国民所得が高まるという方向には恐らく行かないだろうと。したがって、小峰参考人がおっしゃっていましたが、この命題については私はやっぱり慎重な姿勢を取らざるを得ない……
○松井孝治君 三人の参考人の皆さん、本当に貴重なお話をありがとうございます。 こういうすばらしい参考人の方々を選んでいただいた、私、会長そして理事の皆さんに感謝するわけですが、阿部さんとそしてペーテルソンさん、非常にあらゆる視点から見てこの調査会にふさわしいお二人の参考人と、一見この調査会のこのテーマにおよそ無縁のように見える、しかし、私が、ちょっと私事になりますが、最も個人的に尊敬する友人である溝畑さんも加えて呼んでいただいたことに心から敬意を表するものでございます。 溝畑さんとは長い付き合いなので余りここであえて聞く必要もないんですけれども、ちょっと対比が面白いので、溝畑さんの今までお……
○松井孝治君 会長、ありがとうございます。そして、御配慮をいただいた理事の方々ありがとうございます。 この「休日・休暇が多い国が国の経済力を伸ばし、国民幸福度を高める」という命題については、そう簡単には一言でイエスとも言いにくいものかなというふうに感じます。幾つかの条件を付けないとこの話は正しいとは言えないんではないかと。 その一つの条件といいましょうか制約は、この命題が必要条件なのか十分条件なのかという意味において、一定の条件での勤務体系を考えたときに、やはり休日・休暇が逆に非常に少ない、不十分である、それは一般的に人々の幸福度を落とし、国民の経済に対しても悪影響を及ぼすという意味におい……
○松井孝治君 四副大臣の皆さん、ありがとうございました。 調査会ですから、余り委員会のようなとげとげしいやり取りではなくて、できるだけフランクな、率直な御見解をいただきたいんですが、一人当たり十分以内ぐらいで全部終わるようにということですので、二回ぐらいに分けて、四人に伺ってもちょっとあれですから、櫻井副大臣を中心に伺わせていただきたいと思うんですが。 櫻井副大臣から御説明いただいた資料十六ページを拝見をすると、社会保障給付の見通しということで、これ二〇〇六年五月ですから古いのかもしれませんが、見ますと、医療が二〇二五年度には国民所得比八・八%、年金一二%というような数字が、棒グラフがあり……
○松井孝治君 民主党の松井孝治と申します。三人の参考人の先生方、大変ありがとうございました。貴重なお話を聞かせていただきました。 最初に、最初にというか、一括でそれぞれお答えをいただきたいんですが、小黒先生の方が恐らくこれからもう少し説明をされようとしていたところでちょっと時間切れになってしまったと思うので、小黒先生の方からは、この世代間公平法でしたですか、御提案をほかの論文などでもされていますが、事前積立ての話をされていて、世代間公平基本法とかあるいは世代間公平委員会という御提案についての御説明まで伺う時間がなかったものですから、これがどういう趣旨であるのか。あるいは、そういうまさにこの社……
○松井孝治君 松井孝治でございます。 会長、そして各会派の理事の皆さん中心にたくさんの貴重な先生方のお話を伺えて感謝でございます。 大変大きなテーマなんですが、さっき同僚の委員の方々で、佐藤公治さんが国の在り方が問われているというふうにおっしゃったし、それから三原委員がソーシャルインクルージョンということをおっしゃいましたし、柳澤委員が分断の問題を取り上げられましたが、やっぱり国自身が、こういう社会保障制度の在り方を考えるときに、社会保障に限らず、やっぱり近代国家の在り方が今曲がり角に来ているのかなというふうに思うわけです。 それは何かというと、やはり資本主義でマーケットを通じて、あるい……
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。 関谷先生、今日は大変貴重なお話をいただきましてありがとうございました。私も関谷会長時代の憲法調査会に所属させていただいた一員として、過去の経緯をもう一回思い出させていただき、そしていろんな示唆を改めてちょうだいしました。心から御礼を申し上げます。 また、今日、会長から会長代理を御指名をいただきまして、本日も提起されたような多様な意見、それぞれに私どもがきちんと心に刻んで議論しなければいけない多様な意見が今日も提起されたと思います。是非、会長を補佐して、各会派の御意見を、できるだけ多様な意見を取り入れて、しかし前に向いて進めていかなけれ……
○松井孝治君 松井でございます。御指名ありがとうございました。 三人の参考人の皆様方には、本当にお忙しい中で、また大変な状況の中で御出席いただきましたこと、感謝を申し上げたいと思います。 今、会長からの趣旨もございますので、三人の参考人の皆さんに御質問したいところですが、大石先生に限って私の方から御質問をさせていただきたいと思います。 大石先生の方から、政治権力の多元化、一元化、あるいは非常時と平常時の特性の違いということについて御説明がありました。また、今日の御説明の中では憲法附属法については直接的に言及しておられないということですが、そこら辺も含めて御質問をしたいと思います。 憲法……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 私は、先ほど西田幹事さんもおっしゃいましたけれども、基本的な立場として議院内閣制、今、水戸委員の御発言は首相公選制を前提にされたものだと思いますが、議院内閣制を維持するとすれば、それはやはり二院制でしっかりとした行政監視機能を持つというのが当然だろうと思います。 その前提として、内閣の機能というものが、先ほどこれも西田幹事さんからお話がありましたけれども、現状では行政各部が割拠的に運営をしているのが内閣の実態でありまして、内閣の機能を強化すると同時に、議会におけるその監視機能、要するに主権者が有効に、国民主権でありますから、その選任した議員を通……
○松井孝治君 指名ありがとうございます。 私は、両参考人に同じ質問を一問させていただきたいと思います。 それに先立って、簡単に私の見解を申し上げますと、私はこの夏で議員を引退する者なんですが、十二年間参議院で活動させていただいて思いますのは、今の二院制の状況は、加藤秀治郎先生が最初におっしゃいましたけれども、やはりなかなか機能不全と言われても仕方ないと思っております。 その意味で、前回のこの審査会の議論でも、やっぱりもう少し二院制を堅持するのであれば、役割分担をしっかりとしなければいけないというふうに思っています。先ほどのような人事とかあるいは監査的機能ですね。執行の院が衆議院だとしたと……
○松井孝治君 御指名ありがとうございます。 私は、民主党を代表して、この二院制についての見解を申し述べたいと思います。 民主党は、二院制を堅持しつつ両院の機能、役割分担を明確にし議会の活性化につなげること、そのことが基本的に必要だと考えております。その際、予算は衆議院、決算と行政監視は参議院といった役割分担を明らかにして、各院の選挙制度もその特徴を反映したものとするよう再検討が必要だと考えております。 以上が党としての見解でございますが、若干個人的見解を交え、もう少し詳細に申し上げます。 もう先ほど来の参考人質疑でも明らかになっておりますように、衆議院と参議院の基本的な成り立ちが違う。……
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。 両先生、大変貴重なお話を伺わせていただきまして、ありがとうございました。 今、両先生がおっしゃったことについて更に深掘りをして伺いたいんですが、特に今、土井先生がおっしゃった、立憲主義は国民も共有しているということの意味をもう少し詳しく伺いたいので、私の場合は土井先生に絞って、むしろ八分間を有効に御答弁をいただいたら、御説明をいただいたら有り難いと思います。 私は、立憲主義というのは当然その時代的背景によってその内容が変わってくるのは当然だと思っています。君主制の下において、先ほど高橋先生がおっしゃいました、憲法の名あて人は国家であるという考……
○松井孝治君 会長、御指名ありがとうございました。 私はこの場を借りて、会長代理という立場もございまして、小坂会長の下でいろんなこの国会で議論ございましたし、今日もいろんな委員会が重複しておりますけれども、委員間が活発な意見交換をできて、二院制そして新しい人権について参考人の先生方の御見識を引き出して、そして議論をこの数回にわたってできたこと、心から感謝を申し上げます。 私の個人的見解を一言付け加えさせていただきますと、この特に新しい人権の議論の中で、私は、立憲主義について議論が深められたというのは、今も委員の方々がそれぞれ各会派の御意見あるいは個人的な見解を含めて様々な御議論がありました……
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