このページでは野村哲郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野村哲郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○野村哲郎君 私は鹿児島選挙区の野村哲郎と申します。 本日は三人の参考人の皆さんから大変貴重な、そしてまた専門的な御意見を述べていただきまして、ありがとうございました。 時間も限られておりますので、早速質問に入らさしていただきたいと思います。 まず、泉田参考人にお伺いしますが、正に知事就任と同時にこの大地震に遭遇され、知事として本当に、先ほどお話をお伺いいたしておりまして、心労と焦燥感の毎日ではなかったかなというふうに思いますし、またこの一か月余りの本当に御苦労に、心身ともに疲労はピークというよりはもう限界に達しておられるんじゃないかとお察し申し上げる次第でございます。 そこで、十分と……
○野村哲郎君 自由民主党、鹿児島選挙区の野村哲郎でございます。初めての質問でございますので、どうかよろしくお願いいたします。 先ほど私どもの同僚の岸議員からも台風災害等々につきます質問があったわけでありますが、先日、台風十五号、十六号、十八号による被害につきましては激甚災害指定がなされたとおりであります。復興作業に一生懸命取り組んでおられる皆さん方に大変大きな力になったと思っております。是非、二十三号それから新潟中越地震につきましても迅速な対応をお願いいたします。 また、先般、島村大臣より、今年の災害による被害地域全域におきまして、救農土木について関係閣僚に協力を要請されたというふうに伺っ……
○野村哲郎君 ありがとうございます。 まず、加藤参考人に御質問をさせていただきたいと思いますが、大変興味ある視点といいますか報告をいただきましたこと、心から御礼申し上げる次第であります。 ただ、ちょっと機能的なところで御質問させていただきたいと思うんですけれども、参考人がおっしゃいました特に事業の必要性等々の問題につきまして、例えば事業チェックというのは政策的に決める制度あるいは事業もあるわけで、例えば会計検査院の皆さん方がそのことにどれだけ口を出せるかといいますか、抑止できるかというところがあると思うんですね。いわゆる参議院の決算委員会と会計検査院の皆さん方のその機能のところがやっぱり分……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 質問に入ります前に、さきの福岡県の西方沖地震、実は一昨日、加治屋政務官のお供をいたしまして玄界島まで入ってみました。大変悲惨な状況でございます。四月の二十五日には仮設住宅も二百戸程度大体完成する、そういう状況になってございますが、被災者に対しまして心からのお見舞いと、そしてまた一日も早い復旧を願うところでございます。 さて、本日、林野事業につきましていろいろ御質問をさしていただきたいと思っているところでございます。 御承知のとおり、国有林野事業につきましては、平成九年度末に繰越欠損金が一兆六千億、そして借入金残高が三兆七千億に達しました。……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 農業や、そして漁業、林業、非常に課題が山積している中で、課題解決に向けて大臣を始め役所の皆さん方が本当に努力されておりますことに心からの敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 私は、岩永委員に引き続きまして、BSE対策についていろいろ御質問をしようと、こういうふうに思っておりました。先ほど岩永委員の質問の中で大臣が発言を撤回されました。ただ、私はやっぱりこの報道がなされたときに、畜産県鹿児島出身としては極めて残念だと、非常に苦々しく実は思いました。ただそのときに、大臣も御一緒に仕事をされましたでありましょう山中貞則先生がもし生きておられた……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、十七年度予算についての内容の中で、特に、昨日、食料・農業・農村政策審議会の答申がございまして、十七年度の畜産価格並びに関連対策が、答申があったわけでありますが、このことにつきましては、島村大臣を始め、そして常田副大臣、加治屋政務官、役所の皆さん方の大変な御労苦に心から感謝を申し上げる次第でございます。 そこで、昨日答申のありました畜産の関連対策について、二、三質問をさせていただきたいと存じます。 まず一つ目でございますが、環境対策につきましては、平成十六年度で終了となっておりましたけれども、皆さん方の大変な御尽力によりまして十七年度……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 さきに閣議決定いたしました食料・農業・農村基本計画は、国内外の情勢の変化を踏まえまして、基本法に掲げる基本理念の実現に向けまして農政全般の改革を進めようとするもので、農政の方向を大転換するという意味におきましては私は我が国農政史上でも特筆すべき計画内容だと、こういうふうに認識を実はいたしております。これまで、審議会等を通じまして取りまとめてこられました島村大臣を始め皆様方の御苦労に心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 しかし、計画の内容には幾つかの積み残しの課題があるのではないか、あるいはこれから基本計画に基づきまして制度設計をし……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 省庁別の決算審査もいよいよ本日をもって終了するわけでありますが、最後になりましてトップバッターとして御質問を、中心的には農林省を中心に御質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、全農の不祥事についての御質問を申し上げたいと思います。 御承知のとおり、全国農業協同組合連合会、通称全農と言われておりますが、平成十三年から昨年まで食品の偽装表示やあるいは米の架空取引など度重なる不祥事を起こしてまいりました。私も農協出身の一人として大変残念な思いをいたしましたし、これは生産者、そしてまた消費者の気持ちを踏みにじる行為でありまして、これは断……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日は、四名の参考人の皆さん方には、大変この連休明けのお忙しい中だったろうと思いますが、御出席いただきまして、先ほど来、大変示唆に富んだ御指導をいただきましたこと、心から御礼を申し上げる次第でございます。 もう皆様方も重々御承知のとおり、小泉内閣が誕生いたしまして五年丸々過ぎたわけであります。小泉総理は、改革なくして成長なしと、もうこの信念、そしてまた総理の強いリーダーシップによりまして、道路公団の民営化、あるいはまた三位一体の改革、そしてまた昨年の八月の郵政民営化等々いろんな改革に取り組んでこられたわけでありますが、いよいよ最後の総仕上げ……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 この行革推進法に関します審議も、衆議院で六十三時間、そして参議院におきましても昨日までに三十時間を超えたところであります。そういう意味におきましても、担当大臣でございます中馬大臣、そして谷垣大臣、与謝野大臣も今日はお見えいただいておりますが、連日の御精励、本当に心から感謝を申し上げる次第でございます。 私は二つの改革の中身についての御質問をさせていただこうと思っておるわけでありますが、質問の内容につきましては、これまでの質問と同じような中身になっているところもありますし、また細かい質問になろうかと思いますが、是非御容赦をいただきたいと、こう……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 質問に先立ちまして、常日ごろより災害対策に大変御尽力をいただいております大臣を始め政府関係者の皆様方に心から感謝を申し上げる次第でございます。 災害は忘れたころにやってくる、そういう言葉がございますが、裏を返せば、我々が災害を忘れ、これを非常に軽んじてしまうんじゃないかという戒めをしているのではないか、こういうふうに実は思うわけであります。 昨今の災害を少し振り返ってみますと、大変、ここ二年余りの間にいろんな災害がございました。平成十六年には、六月から十月にかけまして十個の台風が日本にやってまいりました、襲来いたしました。そして、その台風……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日は畜産審議会が並行的に開かれておりまして、こうして委員会で畜産に関して質問をさせていただきますこと、心から御礼を申し上げる次第でございます。 まず、畜産の振興対策について、全般的なことから御質問をさせていただきたいと存じます。 政府におかれましては、昨年、酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律に基づきまして、平成二十七年度を目標とする新しい酪肉近代化方針を策定をされたところであります。あたかも十九年度から、先ほど大臣の方からお話がありましたように、新しい農業政策、大きな農業の大転換を図る年になっていくわけでありますが、私は、この酪肉近代……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、まず三法の質疑に入る前に、今日から始まります米国産牛肉のリスクコミュニケーション、このことについての、まず前段、御質疑をさしていただきたいというふうに思います。 五月の十九日、二十日の新聞に一斉に記載されたわけでありますが、要は米国産牛肉の輸入再開に向けて六月末の日米首脳会談、こういうものを踏まえながら、小泉総理とブッシュ大統領に牛肉の話はさせないと、こういったような取組が現在行われておると、こういったような風潮の記事であります。 私、三月九日の当委員会におきましても、中川大臣の方に基本的なスタンスについての御質問をさしていただきま……
○野村哲郎君 四人の参考人の皆さん方には本当に貴重なお話をいただきました。ありがとうございました。 皆さん方のお話を聞いておりますと、私は鹿児島なものですから、大変畑地にしても水田にしても大体一戸当たり五十アールとか八十アールとかそういったような面積なものですから、全くこれは、先ほど小川委員からもありましたように、何か今回のこの対策というのは北海道のためにあるんじゃないかなと、こういうふうな思いで実は伺っておりましたが、ちょっとやっぱり現実と実態違うんだなというのをつくづく感じました。 ただ、皆さん方のお話の中で、米の依存がやはり高いということで価格の問題が相当出されておりましたが、確かに……
○野村哲郎君 おはようございます。自由民主党の野村哲郎でございます。 安倍新政権がスタートいたしまして一か月過ぎたわけですが、今回の組閣におきまして、松岡大臣、そして国井副大臣、永岡大臣政務官、大変新しい体制の中での今日の審議になったわけでありますが、まずは皆様方に御就任を心からお祝いを申し上げたいと思います。特に松岡大臣、そして国井副大臣におかれましては、もう自由民主党きっての農政通というふうに私どもは思っておりまして、今回の就任を大変心強く、そしてまた日本の農林水産業の振興に大きな期待をいたしているところでございます。 また、先般、松岡大臣の発言の中にもございましたが、今回、各地で大変……
○野村哲郎君 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました与党提出の政治資金規正法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から討論を行います。 改めて申すまでもなく、政治は国民の信頼があってこそ初めて成り立つものであります。しかし、昨今、いわゆる政治と金による不祥事が与野党を問わず相次いで発覚してまいりました。このことは誠に遺憾であります。国民の間に蔓延している政治不信をこれ以上看過することはできません。これまでの政治資金規正法では様々な御批判があったことは事実であります。我々はそうした御批判に真摯に耳を傾け、今こそ自ら襟を正し、政治に対し国民の信頼をいただける規……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日は、五十嵐参考人、そして小澤参考人、大変お忙しい中御出席いただきまして、示唆に富んだ今お話を伺いました。本当にありがとうございました。 この私どもの参議院における特別委員会も今日で四十時間をもう超えていると思いますが、衆議院でも五十八時間、そういう審議の経過をたどっておるところでございます。 私は、学者でもあるいは専門家でもないものですから大変平べったい御質問になろうというふうに思うわけでありますが、ただ、この憲法問題というのを考えた場合に、六十年たつわけでありますが、今まで本当に国民の皆さん方が関心を持っていただいていたのであろうか……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 松岡大臣の御出席の下に、久しぶりの委員会でございます。今日は、畜産物価格等に関する集中ということで、絞って御質問を申し上げたいと思います。 その前に、ただいま御報告にもありましたとおり、宮崎それから岡山で発生しました鳥インフルエンザへの的確な初動対応、三月一日には移動解禁になったところでありますが、大変、この間、皆様方の御尽力に御礼を申し上げたいと思います。隣県の鹿児島でございますので、もう私どもも人ごとではございませんでした。 それからさらに、WTOなり、あるいはEPA、これらについての今御報告もあったわけでありますが、特に私は、先般、……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 ただいま松岡大臣の方から十九年度の農林予算の御説明をいただきました。大変厳しい予算編成の中で、十九年度からスタートいたします農政改革を考慮した内容でございますし、さらに、重点的な施策を中心に傾斜的な配分が行われておる、こう認識いたしておりまして、敬意を表する次第でございます。 そこで、重点施策であります、まず米政策改革についてお伺いをいたしたいと思っております。 米政策改革につきましては、平成十六年度から取り組まれまして、十九年産からは改革の第二ステージとして需給調整のシステムを行政指導から農業者並びに農業団体が主体的に行うシステムに移行……
○野村哲郎君 おはようございます。自由民主党の野村哲郎でございます。 毎回毎回代わり映えのしない質問者で大変恐縮に思っておりますが、どうか今日もよろしくお願い申し上げたいと思います。(発言する者あり)ありがとうございます。 質問に先立ちまして、去る三月二十五日、能登半島沖でマグニチュード六・九という強い地震が発生をいたしました。今日お見えの総務大臣政務官、河合先生のところも大変な被害で、お見舞いを申し上げる次第でございます。 二十八日の内閣府の発表では、一人の方が亡くなり、そして二百六十名を超える負傷者、そして住宅の全半壊、一部破損が千三百戸以上と大きな被害をもたらしまして、千六百人以上……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。競馬法及び日本中央競馬会法の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 ただ、恥ずかしいお話でございますが、私は馬券を一回も買ったこともありませんし、それから競馬はテレビ以外に見たこともございません。鹿児島には地方競馬もないわけでございまして、そういう私が質問をするわけでございますので、大変的外れの質問をするかもしれませんけれども、御容赦お願い申し上げたいと思います。 競馬につきましては、その収益金の一部が国や地方自治体に納付され、また畜産振興対策の財源として活用されておりますし、また、私の鹿児島にも軽種馬がおるわけ……
○野村哲郎君 おはようございます。自由民主党の野村哲郎でございます。 質問に先立ちまして、去る二十八日にお亡くなりになりました松岡利勝農林水産大臣に謹んで哀悼の意を表したいと思います。 国内対策やWTOを始めとする国際的ないろんな交渉など、農林水産業にとりまして大変課題が山積しているこの重要な時期に、農政のエキスパートであった松岡前大臣を失ったことは大変残念であります。今は、農林水産行政における多大な御功績をしのびながら、御冥福をお祈りいたしたいと思います。 それでは、早速質問に入らさしていただきたいと思いますが、今回新たな水産業協同組合法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案が提……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 質問に先立ちまして、このたび赤城新大臣におかれましては大変重要な課題を抱えている中で御就任されたわけでございますが、これまでの農水省での実務、そしてまた我が党の農林部会長としての御経験、これを十分生かしていただいてこの厳しい状況を是非とも乗り切っていただく、御活躍を御期待申し上げる次第でございます。 私は、今日は二つ御質問をさせていただきたいと思っております。 一つ目は、まず米政策改革の進捗状況についてお伺いをいたしたいと思います。 梅雨入りの声も聞こえて、水田地帯におきましては一年で最も活気あふれる季節を迎えておるわけでございます。米……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、会計検査院の報告書に基づきまして、財務省それから厚労省、国交省、この三省に御質問を申し上げたいと思います。 まず財務省でございますが、先ほど来出ております随意契約に関する問題でございます。本件につきましては、平成十六年度決算の審査におきまして、中央官庁における随意契約の割合が高いこと、それから落札率が高いこと、こういったことが問題になりまして、当委員会で警告決議がなされ、同時に、会計検査院に随意契約の状況について検査の要請を行ったことに基づく報告だと、こういうふうに認識をいたしております。 そこで、今回の検査報告によりますと、平成十……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 これまでこの当農林水産委員会におきましては、党派を超えて、農家の経営の安定、そして農業の振興、あるいはまた農村の活性化等々、それぞれ立場あるいは主張は変わっておりましても目的とするところは一緒でございまして、皆さん思いを一緒にしながら今まで私は審議をしてきたと、こういうふうに思います。したがいまして、今回、民主党から御提案いただきました戸別所得補償法案につきましてもこの目的を実現するために御提案いただいたと、こういうふうに理解いたしておりまして、発議者でございます平野発議者を始め皆さん方に深く敬意を表する次第でございます。 ただ、同じ目的を……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日は、三名の参考人の皆さんには大変お忙しい中御出席いただきまして、心から御礼を申し上げます。特に西原参考人につきましては、また生源寺参考人もそうでございますけれども、昨年の五月三十一日の品目横断のいわゆる担い手三法のときにも参考人としてお越しいただきまして、大変示唆に富んだ御指導をいただきましたことを心から重ねて御礼を申し上げる次第でございます。 私どもこの審議をずっと通じて考えておりますのは、農業政策には自民党でも民主党でも共産党でも皆さん思いは一緒だと、やはり農家の経営安定、そしてまた地域の農村の活性化、あるいは先ほど来あります自給率……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日は総理が御出席いただいておりますので、まず最初に、先般の総理の所信表明の中で福田総理は、いわゆる格差問題、とりわけ地域経済の立て直しにお触れになりました。その中で農業問題と中小企業対策について所信を表明されたわけでございますが、中小企業対策につきましては後ほど同僚の松村議員からの質問でお願いを申し上げたいと思いますが、私は農業問題に限定して質問をさせていただきたいと思います。 先般の総理の所信表明の中で、「食料の安定供給は今も将来も極めて重要なことであり、安全、安心な食を生み出す日本の農林水産業が活力を持ち続けることが必要です。攻めの農……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、農水省を中心にして今日の質問をさせていただきたいと思います。 まず、旧農業経営基盤強化措置特別会計について質問をさせていただきたいと思いますけれども、本特別会計につきましては、平成十六年度の検査報告におきまして剰余金が八百億にも上ることが指摘されまして、また十八年度決算においても四百六十七億の残余が発生をいたしております。十六年度の決算報告で指摘させていただいた際には、この決算委員会で、十九年度からスタートする新たな農業基本政策の実現に向けてこの基盤特会を有効に機能させるべきではないかと、こういう観点から活用方針とまたその仕組みづくり……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 福田総理におかれましては、我が国主催のアフリカ開発会議、TICADWなり、あるいはまたFAOが開催しました食料サミットなど、次々と重要な国際会議を重ねてこられました。また、若林大臣も、FAOのハイレベル会合なり、あるいはまたWTOの非公式の閣僚会議、昨日お帰りになったということで、大変、我が国の食料安全保障の観点から輸入国としての主張を存分にやっていただいたものというふうにお聞きしているところでございます。 そこで、決算審査でございますので、今まで各我が党の委員の皆さんからそれぞれの省に対しますいろんな質問がございました。本日は、今申し上げ……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私はこの一か月余り、今回の畜産、酪農の価格それから政策決定を前にしまして、北海道に二回ほど、そして南九州と、畜産農家の皆さん方の生の声をお伺いをいたしました。私は、その中で非常に生産者の皆さん方の言葉に頭に残ったのがありまして、あきらめるわけにゃいかないけれどもあきらめる寸前だと、あきらめるわけにはいかないけれどもあきらめる寸前だと、まさに経営破綻と背中合わせだと、こういう、それぞれの畜産農家の皆さんが口々におっしゃいました。 この週末には、私は鹿児島の酪農家の皆さんとも話合いをさしていただきました。三十五歳の後継者夫婦と一緒にやっているん……
○大臣政務官(野村哲郎君) 私も被害を受けた県の一人でございまして、この風評被害、国民の皆さん方にまずはこういった起こったことに対するおわびを申し上げなきゃならないんですが、一方で、知らずに買った善意の第三者、そしてしょうちゅうメーカーの皆さんやあるいは菓子メーカーの皆さん方、これも同じ私は被害者だと、消費者と同じ被害者だという気持ちでおります。それゆえに風評被害というのは大変心配になっておりますので、科学的な知見に基づいてきちっとその安全性を、今県の方でも、そしてまた国の方でもちゃんとやっていただこうということで鋭意やっているところでございます。 本当に風評被害があってはならないというふう……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 若林大臣には、御就任以来、国民の食を担う農林水産業の振興に大変御尽力をいただいておりますことに、まずもって感謝申し上げたいと思います。 昨年は、米の過剰基調から米価が下落をいたしました。そのために、昨年の十月に一千百十一億という緊急対策を講じていただいたわけでありますが、ただ、この緊急対策につきましては、民主党の平野委員は、お書きになったお書物を読ませていただきますと、劇薬だと、こういう評価をされておりますけれども、私は、まさに良薬、すばらしい特効薬だと、こういうふうに認識をいたしておる、思っております。 また、今年に入りましてからは、飼……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私も、冒頭に輸入食品のずさんな検査というのを取り上げようと思いましたけれども、もう高橋委員も、それから米長委員もおっしゃいましたので、もうそれ以上は申し上げませんが、ただ本当に、私は地元に帰って土曜日の朝の日本農業新聞を見て本当にびっくりしたんですね。こういうことがまかり通っていたのかという思いがございました。それは、前の輸入牛肉のときにも申し上げましたけれども、やっぱり水際でどう食い止めていくのかと。そして、それは官だけではなくて、業者の皆さん、民の力も借りて消費者の皆さん方に安心、安全なものを届けるという、そこがシステムであったのではない……
○大臣政務官(野村哲郎君) 農林水産大臣政務官を拝命いたしました野村哲郎でございます。 石破大臣の下で、石田、近藤両副大臣の御指導を仰ぎながら、江藤政務官共々、農林水産行政の諸課題に全力を尽くす覚悟でございます。 委員長始め各委員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
○大臣政務官(野村哲郎君) もうこれは釈迦に説法じゃありませんけど、主濱委員十分御承知のお話でございまして、十八年の農家の所得を主業、副業別に見ますと、数字でございますのでちょっと小さくなりますが、主業農家一戸当たりの農業所得は四百二十九万、総所得は五百四十八万でございます。準主業農家一戸当たりは農業所得が五十九万、総所得は五百七十六万。副業的農家一戸当たりの農業所得は三十二万で、総所得は四百七十一万でございます。一方、勤労者の勤め先の収入といいますのは五百四十万でございます。 今、少し細かい数字で申し上げましたけれども、農家と農家以外の世帯の所得水準につきましては、これはもう皆さん御承知の……
○大臣政務官(野村哲郎君) お答えを申し上げます。
今、白委員からの、漁業への影響を御質問だと思いますが、水産庁におきまして四月の六日に、翌日でございますけれども、秋田県なりあるいはまた関係する漁業団体に被害の有無について照会をいたしましたところ、漁業被害があったとの報告は受けておりませんし、その後も被害報告はございません。
なお、この海域は、水深二千メートルでございまして、漁場として利用されることがほとんどございません。したがいまして、今後も漁業への影響はないものと考えているところでございます。
【次の発言】 いえ、安全ということはまだ言っておりませんで、ただ、今までのところそういった影……
○大臣政務官(野村哲郎君) ただいま私どもの成子部長より御答弁申し上げましたが、一般論としましては、やはり海砂を大量に採取した場合には魚介類の産卵だとかあるいはまた生息環境、こういう水産資源の保存に影響が生ずる可能性がございます。 海砂の採取については、繰り返すようでございますけれども、法律に基づきまして都道府県知事が採取計画の認可を行うこととされておりますので、環境アセスメントの必要性も含めまして、発注者でございます防衛省、また採取業者、そして漁業者など関係者の意見も踏まえまして都道府県知事が判断されると、こういうふうに考えているところでございます。
○大臣政務官(野村哲郎君) ただいま竹谷局長の方から御答弁を申し上げたとおりでございますが、我が省といたしましては、この問題につきましては、まずは正確な、的確な情報の収集、そしてまたその情報の提供が肝要だと、こういった認識の下におきまして、昨日行われました各省の局長級の緊急参集チームの決定事項を踏まえまして、関連のホームページあるいはまた関係団体への的確な情報提供を強化しているところでございます。 なお、豚のインフルエンザにつきましては、豚そのものは重い症状を示さないわけでありますが、ただ、新型インフルエンザ対策上の重要性にかんがみまして、まず、今後、ウイルスの保有状況調査、これは三年前から……
○大臣政務官(野村哲郎君) 近藤委員の御指摘また御意見、私どもも全く、私個人としても同感でございまして、御承知のとおり、この十年間この事業をやってまいりまして、大変私どもの地元でも評価をいただいているところでございます。 ところで、今現在、この十年間の評価をどう見るかということで各県なりあるいはまた地方の自治体の皆さん方の評価の報告を今いただいておるわけでありますが、大変このことによって集落が活性化してきたとか、いろんなそういう評価をいただいているところでございますので、是非とも私どもとしても、この評価を受けながら、第三者委員会を今立ち上げております。先ほど局長の方から答弁申し上げましたよう……
○大臣政務官(野村哲郎君) 今お尋ねの前秘書課長の配置転換問題、それの前に少し経過をお話しした方が分かりやすいかなと実は思っております。 それはなぜかといいますと、この問題は、昨年のさかのぼりまして三月の十七日でございますけれども、人事院あてに、農政事務所でやみ専従が行われている、こういったメールが、投書がございました。それを受けまして農水省の方でも、四月の一日に実は独自の調査をやろうということで、そのときのやはりこの調査の目的といいますか趣旨が、不適切な状況であれば直ちに是正を行う必要があると、こういう目的で調査に入りました。 今御指摘がございましたように、このときは百四十二名が四月一日……
○大臣政務官(野村哲郎君) お答え申し上げたいと思いますが、山田先生とは、つい先般も鹿児島の繁殖農家を調査をしていただきました。ただ、あの農家は規模も比較的大きいし、そしてなおかつ後継者でございましたので、言わば今の御質問の内容とはちょっと違う農家でございました。 ただ、今、先ほど御指摘のございましたように、繁殖基盤というのは大変脆弱といえば脆弱なんですが、高齢者の方々で支えておるというのは、これはもう事実でございます。 全国的には、先ほどのお話のとおり、七十歳以上で大体三割強、三三%、私の鹿児島では四四%という、大変、七十歳以上の元気なお年寄りがこれを支えているという状況でございます。し……
○大臣政務官(野村哲郎君) 今御指摘のございましたように、農協に対する批判というのは、これは今に始まったわけじゃありませんし、前からございました。特に、今御指摘のありました、農協は肥料が高いとか飼料が高いとか、ほかの業者さんに比べればという大変なそういう御批判もございました。 ただ、お考えいただきたいのは、やはり農協の場合は、営農指導、もうこれは行政が大変合併だとかあるいは効率化で、営農指導する技術員さんは年々少なくなっております。それを補っておりますのが今の農協の営農指導員でございますが、全国で一万四千名、それにつぎ込む金が二千億であります。そういった人と金をつぎ込みながら地域農業を支えて……
○大臣政務官(野村哲郎君) 牧野委員の御地元は、静岡県は日本一のお茶どころでございます。私のところが全国で二番ということで、いつも静岡に追い付け追い越せと、こういうことで大変、委員のところとはちょっと違いまして、私のところは生産の面積も毎年拡大をいたしておるところでございますが、ただ、御質問のありました荒茶の加工施設ですけれども、全国で大体六千か所ぐらいあります。 その中で、今おっしゃいましたように、再編整備しなければならない、あるいは老朽化してきたという耐用年数のところでございますけれども、大体二十年から三十年、設置してから、二十年から三十年すると大体この更新の時期ではないかと、こういうふ……
○大臣政務官(野村哲郎君) カンショでん粉は鹿児島県の重要な畑作の基幹作目であります。歴史的にこの畑作のカンショとそれからでん粉工場、表裏一体のところでありまして、現在までこのでん粉工場の特定農産加工法による融資を利用いたしましたのは、この制度ができましてから二十二件の融資総額が大体十二億でございます。 今委員指摘のとおり、しょうちゅう用あるいはまた製菓用という形でカンショの面積自体は少しは伸びておりますが、ただ、でん粉用は少し減っております。そうした背景の下にでん粉の再編統合をやっておるわけでありますが、まだまだ統合が全部進んでおりません。現在、二十一でん粉工場がありますが、いずれにしまし……
○大臣政務官(野村哲郎君) 私も御飯党でございますので、すべて御飯を食べております。それに芋を少々、流動食をいただきました。
○大臣政務官(野村哲郎君) 漁業共済の商品設計をする場合は、先ほども山田長官の方から話がございましたとおり、おおよそ、魚種によって違うわけでありますが、二十億円程度と、こういうふうに認識をいたしておりますが、先ほど御質問にありましたように、マグロ養殖、年々盛んになっておりまして、大体十九年度においての生産額は百億円程度ということで見込まれておるところでございます。このために、今回の法改正の施行時期に合わせまして、既存の対象魚種と同様にオールリスクの補償も可能な魚種として追加する予定でございます。 また、このマグロはそれぞれいろんな問題抱えておるわけでありますが、一つは、共済の問題でありますが……
○大臣政務官(野村哲郎君) ただいまの御質問でありますが、外国の資本が入っている法人であるか否かにかかわらず、すべての経営体におきまして、どのような作目を生産するか、またそれをどのように流通、販売していくか、それぞれの経営判断だというふうに思います。したがいまして、個々の経営主体は、関税関係法令に基づく規制はありますけれども、一定の要件の下で自由に輸出を行うことができるものでございます。これは、個人、法人、あるいはまた内国法人、外国法人を問わないということになってございます。 実は私、昨日、私どもの地元の食肉処理場からシンガポール向けの黒豚それから黒牛の出発式に臨んでまいりましたが、こうして……
○大臣政務官(野村哲郎君) 先般、新聞で、郡司委員の方で取りまとめられました特色ある酪農支援というのも読まさせていただきました。 今御指摘ございましたように、酪農家の保有しております乳牛というのはもう九九・二%がホルスタイン種でございまして、郡司委員御指摘のありましたブラウンスイス種というのがわずか一千頭。しかも、これは北海道とそれから関東のこの地域に限定されておりますが、一番の問題はやっぱり乳量が、やはりホルスタインは大体九千キロ、そして一方のブラウンは六千キロと。こういった乳量の差が大きいものですから、酪農家の方々がやはりホルスタイン種が多いと。ただ、御指摘のとおり、ブラウン種というのは……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 赤松大臣、そしてまた私ども参議院の方から郡司副大臣、舟山政務官、本当に御就任おめでとうございます。遅くなりましたけれども、改めてお祝いを申し上げます。この二か月間、大変な激務だということを新聞等々で拝見いたしておりますが、皆さん方の御精励に心からの敬意をまずもって申し上げる次第でございます。 通告で六項目ほど出しておりましたけれども、六十分ということでありましたけれども四十分に削減されまして、ちょっと緊急性というか、日程的に差し迫っているものを先にやらせていただきたいと思います。 まず、WTO、EPAの問題でございます。 私、選挙前に皆……
○野村哲郎君 事前通告にはないんですが、先ほど地元から電話が来ましたので、大臣、副大臣に報告があっているのかどうか分かりませんが、役所の方でお答えいただいても結構でありますが、えびの市で四例目が出たと。非常に具体的な内容であります。島内という場所で、二十四頭に子牛が入って全部で四十八頭だということでありますが、このことについて御存じであれば教えていただきたいと思います。
【次の発言】 これは、今検体中であって、結果はじゃいつ出るんですか。
【次の発言】 先ほどの話じゃありませんが、非常に情報が交錯しているんですね。
それで、今私が申し上げたのは、いろんな、それは検体に出したとか出さなかったと……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、時間がありませんので、農政問題について、それを中心に御質問をさせていただきたいと存じます。 まず、私は、昨年の十一月十九日の農林水産委員会で赤松大臣に対しまして、二十二年度から実施されます戸別補償制度について質問をいたしました。ただ、まだその時期は全体像が分かっておりませんでしたので、ですから分かる範囲内での質問でありましたが、幾つか危惧している問題点を指摘させていただきました。残念ながら、私どもが危惧していたことがどうも現実になってまいったことは非常に残念だと思っております。 私は、そのときに大臣に、大臣、これは慎重にやっていただ……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日、閉会中審査を開いていただきました委員長始め皆さんに心から御礼申し上げますが、ただ、私どもは大臣の所信を一回も聞いたことありません。そして、通常国会が終わった後も、閉会中審査の手続も経ずして、そして国会を閉じてしまった。こういう乱暴な国会運営は絶対許さない、そのことをまずもって申し上げたいと思います。 そこで、時間がありませんので早速質問に入りたいと思いますが、大臣は口蹄疫の問題で宮崎にも入っていただき、副大臣時代、常駐していただき、そしてまた大臣になってからもいろいろ対策を取っていただきました。このことについては心から感謝を申し上げる……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 鹿野大臣とは初めて議論をさせていただきますが、昨日も私どもの漁港漁場漁村整備促進議員連盟で御要望にお伺いしましたところ、お会いできましたことを心から御礼を申し上げます。 私ども与党時代に、鹿野大臣は農水大臣を平成元年にお務めになっておられまして、大変な農政通だということも私どもは心強く思っております。また、篠原副大臣は農水省出身でございますし、もう言わずもがなでありますが、今日はお見えになっておりませんが、筒井副大臣はさきの通常国会まで衆議院の農林水産委員長をお務めになっておられまして、私も度々傍聴に行かせていただきましたが、大変、委員長と……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 まず初めに、二十一年度決算の審議に当たりまして、予算の適正執行を図るために決算監査に御尽力いただきました会計検査院の皆様に心から敬意を表する次第であります。 折しも、東日本大震災の被災者支援や震災からの復旧復興に莫大な国費が今後必要とされることは明白であり、これまで以上に適正な予算執行と無駄の排除が必要になってくるだろうというふうに思っておりますので、会計検査院には、より一層のお取組をお願いを申し上げたいと思います。 本日は二十一年度決算についての審議でありますが、東日本を襲いました未曽有の大震災、そしてこれに伴う原発事故が、被災地の方々……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 先ほど来、金子委員、そしてまた私ども自民党の熊谷委員、それぞれ福島、宮城で実際、被災地からの委員のメンバーでございますが、大変切実な、そしてしかも臨場感あふれる質問であったわけでありますが、しかし一方、農水省におかれても、鹿野大臣が二回も現地にお入りになった、あるいは田名部政務官も岩手そしてまた青森にお入りになったということも聞いておりまして、そういう意味では皆さん方に大変御苦労いただいているということは私どもは本当に受け止めることができました。また、先ほど、副大臣の方からは午前中、食料の確保という視点から毎日百五十万食をきちっと農水省は確保……
○野村哲郎君 私は、ただいま可決されました東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案に対する附帯決議(案) 東日本大震災により、農林水産業及び農山漁村は未曾有の大被害を受けている。一日も早い復興のために全力を尽くすことが喫緊の課題である。また、東京電力福島第一原子力発電所事故に係る放射性物質の被害除去については、東京電力と国が責任をもって対応する必要がある。 よ……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、今日、この法案の内容についてお尋ねをいたしたいと思っております。 まず、この法案につきましては、六月の二十二日に私ども参議院で金融機能強化法が可決いたしました。そして、この金融機能強化法では、農協なりあるいは漁協に対しましては震災特例の対象外になっているということで今回の御提出されております法案の審議になったわけでありますが、ようやくといいますか一か月以上遅れた、大変このことについて残念に思うということだけは、大臣、申し上げておきたいと思います。 それで、具体的な内容についての御質問をさせていただきます。 私は、大変不名誉なことな……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 まず初めに、地震・津波災害でお亡くなりになりました皆様方の御冥福をお祈り申し上げたいと思いますし、また、今も大変困窮されております被災者の皆様方にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。 私の地元、鹿児島も大変災害の多いところでありまして、一昨年の口蹄疫、そしてまた奄美大島の台風災害、豪雨災害、そしてまた新燃岳の火山爆発、そしてまた鳥インフルエンザと、次から次へと災害が起こっております。もちろんこの災害の中身は全く違っているわけでありますが、私どもは何でこんなに次から次へといろんな災害が起こるんだろうと思っておりましたが、ただ、今回の東日……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 鹿野大臣には今回御留任でございまして、そしてまた、私は前の委員会でも申し上げました、参議院から副大臣も政務官も出ていないと、大変民主党には逸材が参議院にもたくさんおられるにもかかわらず全部衆議院からだったということでお話を申し上げましたところ、今回、私どもの同志でありまして、またこの前まで筆頭を務めていただきました岩本副大臣の誕生、心からお祝いを申し上げたいと思います。そしてまた、森本政務官には、非常に農林水産業に大変な、今まで、私は衆議院のいろんな議事録も読ませていただきましたけれども、大変熱心な方だということで心強く思っております。したが……
○野村哲郎君 ただいま議題となりました鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党・無所属の会を代表して、提案の趣旨及び主要な内容を御説明申し上げます。 鳥獣による農林水産業の被害については、平成十九年、議員立法により鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律が制定され、これに基づく対策が取られているところであります。しかしながら、同法制定後においても、中山間地域等では、イノシシ、シカ等の鳥獣が激増し続け、農林水産業の被害が拡大し、それが農業者の営農意欲を減退させ、耕作放棄地を拡大させるなど、農林水……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 質疑に入ります前に、先般西日本を襲いました豪雨、大変な被害が出たところでございます。被災者の皆さん方に心からの御冥福、そしてまたお見舞いを申し上げたいと存じます。 国交大臣おられませんけれども、この復旧について、農水省また国交省中心になって今後復旧に全力を挙げていただきたいということを冒頭お願い申し上げたいと思います。 さて、二十二年度決算の審議に当たりまして、予算の適正執行を図るため決算検査に御尽力いただきました会計検査院の皆様方に心から敬意を表する次第であります。ちょうど、折しも隣の第一委員会室で消費税と社会保障の一体改革についての審……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日は委嘱審査でございますので、今御説明をいただきました内容についていろいろと質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、予算とは直接関係ないわけでありますが、まずTPPについてお伺いしたいことが二、三ございます。 TPPにつきましては、私どもも、これは国民の皆さんもそうでありますが、なかなか情報が入ってこない。可能な限り私ども自由民主党、そしてまた民主党の慎重に考える会の皆さん方との情報交換もいたしておりますけれども、政府側から的確な情報が入ってこないということでありますが、ただ、民主党さんのPTの方で先般説明があったということで、こ……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 郡司大臣を始め政務三役の皆さん方には、日ごろから地域農業の、あるいは日本の農業の発展のために御尽力いただいておりますことに、まずもって心から敬意を表する次第でございます。 今、中谷委員の方からございましたけれども、この法案の最初説明を受けましたときに、名前は正式には支援機構法案ということでありましたけれども、六次産業化のファンド法だというのを聞きました。森本政務官も、ファンドというのはなかなか地域では、あるいは田舎では理解されない言葉だし、中谷先生もそういうお話をされました。 いや、農家だけじゃなくて、私ども実は議員が、ファンドとは何なん……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 林大臣、三役の皆さん方が就任されまして三か月以上になりますけれども、改めて御就任おめでとうございますというのを言わなきゃならない、そのぐらい委員会が開かれておりませんでした。三役の皆さん方が本当に昼夜を問わず日本農業の振興そして地域の再建に向けて取り組んでいただいておりますことを、心から御礼を申し上げたいと思います。 林大臣は、我が自由民主党にとりまして、政策通でよく皆さん方も御存じのとおりでありまして、総裁候補にもなった方であります。私どもが、大変誇り高い、あるいは大変期待を持ってお迎えしている大臣であります。 また、加治屋副大臣は私と……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 林大臣を始め政務三役の皆さん方には、農林水産業の振興に大変な御尽力をいただいておりますことをまずもって敬意を表したいと思います。特に、大臣は週末ごとにと言っていいほど各地に出向かれまして、農業や林業、水産業の現場を御覧いただき、そしてなおかつ意見交換をされたりということを伺っておりまして、大変そのことで政策に現場の声を反映していただいておりますことにつきましても心からの敬意を表したいと思います。 本日、森林間伐等の実施の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案、大変長い名称でありますが、この審議となっておりますけれども、法制度の当初の目……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げたいと思います。 先ほどの本会議におきまして農林水産委員長を拝命いたしました野村でございます。 私は、当選以来、丸九年になりますけれども、農林水産以外の委員会には入ったことがありません。したがいまして、ほかの委員会の運営を全く見ておりませんので、今までの先輩の委員長さん方が運営されてきたその手順を踏みながらやらせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 本委員会の運営につきましては、委員各位の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満にやってまい……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 この際、委員長として一言御挨拶を申し上げたいと思います。 八月の七日の本会議におきまして農林水産委員長に選任を受けたわけでありますが、今国会、新人の皆さん方も大変多うございますし、また大臣経験者が四名という大変重厚な委員会になったようでございまして、活発な議論ができるのではないかと大変期待をいたしておりますし、また確信もいたしております。 公正中立なる委員会運営に努めたいと存じますので、委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。(拍手)
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、柳田稔君が委員を辞任され、その補欠として森本真治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査のうち、畜産物等の価格安定等に関する件を議題とし、質疑を行います。
質……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 山田俊男君、時間が来ておりますので、まとめてください。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時十分休憩
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房訟務総括審議官都築政則君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
この際、申し上げます。
民主党・新緑風会所属委員の出席が得られませんので、出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
民主党・新緑風会所属委員に対し出席を要請いたしましたが、出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めたいと思います。
議事に入る前に一言、委員長として申し上げたいことがございます。
本日より審議をいたしますこの二法案につきましては、今後の日本の農政を大変進める上で重要な法案だというふうに思っておりますが、こ……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 農地中間管理事業の推進に関する法律案及び農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、参考人として農事組合法人サカタニ農産代表理事奥村一則君、有限会社神林カントリー農園代表取締役忠聡君及び熊本県副知事小野泰輔君に御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様方に一言御挨拶を申し上げたいと存じます。 本日は、御多忙のところ、そしてまた、緊急に御出席をお願い申し上げましたところ御出席賜りましたことを、心から委員会を代表して御礼を申し上げる次……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
この際、申し上げます。
民主党・新緑風会所属委員の出席が得られませんので、出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
民主党・新緑風会所属委員に対し出席を要請いたしましたが、出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めます。
これより請願の審査を行います。
第一〇五八号日米FTA反対、農家経営の危機打開に関する請願を議題といたします。
本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
本日、東日本大震災の発災から三年を迎えました。
ここに、改めて犠牲となられた方々に対して御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立お願い申し上げます。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、森本真治君及び紙智子君が委員を辞任され、その補欠として柳田稔君及び吉良よし子君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきまし……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、吉良よし子君が委員を辞任され、その補欠として紙智子君が選任されました。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に紙智子君を指名いたします。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文部科学大臣官房審議官有松育子君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十二日、予算委員会から、本日一日間、平成二十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林水産省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
林農林水産大臣から説明を求めます。林……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。林農林水産大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時一分散会
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官木下賢志君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言をお……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、羽田雄一郎君が委員を辞任され、その補欠として浜野喜史君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、安井美沙子君が委員を辞任され、その補欠として羽田雄一郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
森林国営保険法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に林野庁長官沼田正俊君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 森林国営保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しており……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九日、榛葉賀津也君及び三宅伸吾君が委員を辞任され、その補欠として徳永エリ君及び堀井巌君が選任されました。
また、昨日、羽田雄一郎君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君が選任されました。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題といたします。
山田俊男君から発言を求められておりますので、これを許します。山田俊男君。
【次の発言】 ただいまの山田俊男君提出の決議案の採決を行います。
本決議案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として羽田雄一郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 はい、それでは澁谷審議官。
【次の発言】 儀間光男君、時間が来ておりますので、おまとめください。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、金子原二郎君が委員を辞任され、その補欠として岸宏一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府規制改革推進室長滝本純生君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、岸宏一君が委員を辞任され、その補欠として金子原二郎君が選任されました。
【次の発言】 農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
本日は、参考人として東京大学大学院農学生命科学研究科准教授安藤光義君、株式会社勝部農産代表取締役勝部喜政君、北海道農民連盟書記長山居忠彰君及び愛媛大学客員教授村田武君に御出席をいただいております。
この際、参考人の皆……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、柳田稔君が委員を辞任され、その補欠として野田国義君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十九日、野田国義君が委員を辞任され、その補欠として柳田稔君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府規制改革推進室長滝本純生君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、中泉松司君が委員を辞任され、その補欠として井原巧君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官山崎和之君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、井原巧君及び山田太郎君が委員を辞任され、その補欠として中泉松司君及び行田邦子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
特定農林水産物等の名称の保護に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房日本経済再生総合事務局次長赤石浩一君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 古賀友一郎君、時間が来ておりますのでまとめてください。
【次の発言】 澁谷審議官にはもう質問ないそうですから、御退席……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、豊田俊郎君が委員を辞任され、その補欠として中泉松司君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第七〇四号農業予算を抜本的に増額し、食料自給率向上を目指すことに関する請願外十六件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付してございます付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。……
○野村哲郎君 一言御挨拶を申し上げます。 委員長在任中は、理事、そしてまた委員の皆さん方の大変な御協力をいただきまして職責を全うすることができました。 また、この新たな委員会におきましても、与党の自民党の筆頭理事としてまた汗をかけと、こういう御指示でございますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。この委員会始まって初めての質問でございまして、大変緊張いたしております。 大臣、今朝、私どもは、甘利大臣にも御出席をいただいて、ハワイでの交渉の結果報告をいただいたところでございますけれど、大体新聞に報道されているような内容でありました。ただ、今からまた、徳永先生はわざわざハワイまで行かれまして、現地でいろいろな国との、また団体との交渉、交渉といいますか折衝もされてきておりますので、また具体的な御質問もあるんだろうと思いますが、やっぱり気になりますのは、閣僚会議が始まりましてから、まさしく我々は今まで保秘義務があるということで中身が全く分からな……
○野村哲郎君 委員派遣の御報告を申し上げます。 山田俊男委員長、山田修路理事、徳永エリ理事、紙智子理事、金子原二郎委員、古賀友一郎委員、中泉松司委員、馬場成志委員、堀井巌委員、舞立昇治委員、郡司彰委員、柳澤光美委員、平木大作委員、儀間光男委員、山田太郎委員及び私、野村哲郎の十六名は、農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案の審査に資するため、去る六日、富山県に派遣され、富山市において地方公聴会を開催し、四名の公述人から意見を聴取した後、質疑を行いました。 公述の要旨について申し上げます。 最初に、全国農業協同組合連合会富山県本部運営委員会会長・みな穂農業協同組合代表理事組合長の細田勝二……
○野村哲郎君 おはようございます。自由民主党の野村哲郎でございます。 先輩議員が築いてこられました決算審査の参議院、この伝統ある決算委員会で質問の機会をいただきました。大変有り難いというふうに思っておるところでございます。 本日は、二十六年度決算の結果を踏まえ、二十八年度の政策立案や予算編成に資するために質問をその観点から幾つかさせていただきたいと思います。 まず、平成二十六年度の決算概況を見ますと、昨日も同僚の藤井議員が代表質問の中でありましたように、依然厳しい財政状況でありますけれども、公債依存度は三九%で一・八ポイント低下し、またプライマリーバランスも前年より五・八兆円改善されてい……
○野村哲郎君 ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの礒崎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 ありがとうございます。
御異議ないと認めます。よって、委員長に私、野村哲郎が選任されました。
【次の発言】 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました自由民主党の野村哲郎でございます。
委員会の運営に当たりまして……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政府開発援助等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、……
○野村哲郎君 ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの礒崎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、野村哲郎が選任されました。
【次の発言】 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き委員長の重責を担うことになりました野村哲郎でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、杉久武君、大家敏志君及び大沼みずほ君が委員を辞任され、その補欠として宮崎勝君、青山繁晴君及び佐藤啓君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として外務大臣官房地球規模課題審議官相星孝一君外五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮崎勝君、青山繁晴君、佐藤啓君及び里見隆治君が委員を辞任され、その補欠として杉久武君、大沼みずほ君、竹谷とし子君及び山下雄平君が選任されました。
また、本日、井上哲士君が委員を辞任され、その補欠として山添拓君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
政府開発援助等に関する調査のため、本日の委員会に外務省国際協力局長山田滝雄君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山下雄平君、竹谷とし子君、山添拓君、藤末健三君、長浜博行君及び有村治子君が委員を辞任され、その補欠として大家敏志君、里見隆治君、石上俊雄君、浜口誠君、宮島喜文君及び大門実紀史君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
政府開発援助等に関する調査のため、本日の委員会に独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所国際交流・研修室長兼開発スクール事務局長・教授山形辰史君、認定NPO法人国際協力NGOセンター事務局……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る七日、石上俊雄君、浜口誠君、宮島喜文君及び大門実紀史君が委員を辞任され、その補欠として藤末健三君、長浜博行君、有村治子さん及び井上哲士君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政府開発援助等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきまし……
○野村哲郎君 おはようございます。自由民主党の野村哲郎でございます。 久しぶりの質問で、新人の思いで今日は大臣に御質問をさせていただきたいと思います。 三役の皆さん方には、そしてまた役所の皆さん方には、常日頃から日本の農業、そしてまた地域の発展のために大変御尽力いただいておりますことを心から感謝を申し上げる次第でございます。 通告はいたしておりませんでしたけれども、実は今朝起きて日本農業新聞を見ましたら、びっくりしました。何をびっくりしたかというと、「信用事業譲渡・代理店化 JAに検討求める」という農林水産大臣の発言があったと。これは昨日の衆議院での委員会での話であります。ついに恐れてい……
○野村哲郎君 ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの相原さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。
それでは、委員長に松山政司君を指名いたします。(拍手)
○野村哲郎君 ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの宮沢君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。
それでは、委員長に松山政司君を指名いたします。(拍手)
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの吉川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に杉久武君を指名いたします。(拍手)
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの吉川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に杉久武君を指名いたします。
○野村哲郎君 久々の質問で大変固くなっておりますけれども、後ろから声援も飛んでくるようでありますが、弾だけは飛ばさないようにしていただきたいと思います。 一番最初にお聞きしたかったのは、やはり先ほど来ほかの先生方からも質問が出ておりましたコロナ対策でございます。私ども、この食料・農業・農村基本計画については後ほどまた触れたいと思いますけれども、やはりこのウイルス対策、コロナについていろいろと政府の考え方、特に農水省の考え方をお聞きをしたいと思っています。先ほど石垣委員の方から、政府はマスクを二枚ぐらいずつしか配らないと、この程度のものかというお話がありましたが、今農水省の方でどういう考えをさ……
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきましてその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの吉川さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
それでは、委員長に杉久武君を指名いたします。(拍手)
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
去る十月二十六日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました野村哲郎でございます。(拍手)
本委員会は、予算が関係法律にのっとり適正かつ効率的に執行されたかを審査し、国会における財政統制の重要な役割を担う委員会であり、その使命は誠に重大であります。
委員長といたしましては、皆様の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円滑な委員会運営を心掛けてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る二十七日までに、山下……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮島喜文君が委員を辞任され、その補欠として赤池誠章君が選任されました。
【次の発言】 継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。
令和元年度決算外二件につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が二度目の委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法をいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの斎藤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に新妻秀規君を指名いたします。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日までに、足立敏之君、平木大作君、下野六太君、柳ヶ瀬裕文君及び小沼巧君が委員を辞任され、その補欠として宮本周司君、矢倉克夫君、高橋光男君、高木かおりさん及び田名部匡代さんが選任されました。
また、本日、柴田巧君が委員を辞任され、その補欠として清水貴之君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮本周司君、矢倉克夫君、高橋光男君、高木かおりさん、清水貴之君、倉林明子さん及び伊藤孝江さんが委員を辞任され、その補欠として足立敏之君、平木大作君、下野六太君、柴田巧君、岩渕友さん、秋野公造君及び音喜多駿君が選任されました。
また、本日、柴田巧君及び芳賀道也君が委員を辞任され、その補欠として石井苗子さん及び浜口誠君が選任されました。
【次の発言】 令和元年度決算外二件を議題といたします。
まず、平成三十年度決算に関する本院の議決について政府の講じた措置、平成三十年度決算審……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九日までに、石井苗子さん、音喜多駿君、浜口誠君、平木大作君、武田良介君、勝部賢志君、岸真紀子さん及び酒井庸行君が委員を辞任され、その補欠として柴田巧君、柳ヶ瀬裕文君、芳賀道也君、安江伸夫君、井上哲士君、小西洋之君、石橋通宏君及び高野光二郎君が選任されました。
また、本日、安江伸夫君及び柴田巧君が委員を辞任され、その補欠として三浦信祐君及び浅田均君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日までに、小西洋之君、高野光二郎君、井上哲士君、本田顕子さん、三浦信祐君、浅田均君、芳賀道也君、柳ヶ瀬裕文君、自見はなこさんが委員を辞任され、その補欠として勝部賢志君、酒井庸行君、今井絵理子さん、平木大作君、柴田巧君、伊藤孝恵さん、高木かおりさん、紙智子さん、進藤金日子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。
理事の選任につきましては、先例により、委……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日までに、高木かおりさん、紙智子さん、岩本剛人君、新妻秀規君、伊藤孝恵さん及び伊藤孝江さんが委員を辞任され、その補欠として武田良介君、自見はなこさん、下野六太君、梅村みずほさん、舟山康江さん及び塩田博昭君が選任されました。
また、本日、梅村みずほさん及び岩渕友さんが委員を辞任され、その補欠として東徹君及び紙智子さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思いま……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十四日までに、塩田博昭君、舟山康江さん、徳茂雅之君、東徹君、音喜多駿君、紙智子さん、今井絵理子さん、武田良介君、塩村あやかさん及び下野六太君が委員を辞任され、その補欠として伊藤孝江さん、芳賀道也君、自見はなこさん、柳ヶ瀬裕文君、柴田巧君、岩渕友さん、宮崎雅夫君、山下芳生君、吉川沙織さん及び杉久武さんが選任されました。 また、本日、宮崎雅夫君、柴田巧君及び芳賀道也君が委員を辞任され、その補欠として山田宏君、片山大介君及び小林正夫君が選任されました。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る二十一日までに、杉久武君、山田宏君、宮島喜文君、片山大介君、小林正夫君、山下芳生君、伊藤孝江さん、平木大作君、柳ヶ瀬裕文君及び足立敏之君が委員を辞任され、その補欠として下野六太君、赤池誠章君、柴田巧君、芳賀道也君、山田太郎君、安江伸夫君、秋野公造君、梅村聡君、山添拓君及び本田顕子さんが選任されました。 また、本日、山田太郎君、安江伸夫君、柴田巧君及び芳賀道也君が委員を辞任され、その補欠として今井絵理子さん、竹内真二君、清水貴之君及び上田清司君が選任されました。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十八日までに、梅村聡君、山添拓君、清水貴之君、上田清司君、徳茂雅之君、山田修路君、竹内真二君、下野六太君、平木大作君、豊田俊郎君及び藤井基之君が委員を辞任され、その補欠として柳ヶ瀬裕文君、武田良介君、柴田巧君、芳賀道也君、足立敏之君、西田昌司君、伊藤孝江さん、秋野公造君、三浦信祐君、森まさこさん及び有村治子さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
去る十七日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなってお……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日までに、三浦信祐君、有村治子さん、松沢成文君、徳茂雅之君、吉良よし子さん、小沼巧君、勝部賢志君、大家敏志君、芳賀道也君及び酒井庸行君が委員を辞任され、その補欠として藤井基之君、柴田巧君、自見はなこさん、水岡俊一君、福山哲郎君、高瀬弘美さん、小池晃君、本田顕子さん、上田清司君及び石田昌宏君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高瀬弘美さん、小池晃君、高橋はるみさん及び清水真人君が委員を辞任され、その補欠として平木大作君、武田良介君、大家敏志君及び酒井庸行君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきまし……
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの吉田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に新妻秀規君を指名いたします。
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。多分一年ぶりだと思うんですけれども、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。また、野上大臣には初めての質問でございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 今回の法案を見ていきますと、普通、私どもこの委員会で審議するのは、いろんな法案があるわけですけれども、農林中金を対象にした法案というのは、ほかにも金融機関あるわけですけれども、一般の金融機関の場合は預金保険機構法で整理してありますが、農林中金だけは貯金保険機構ということで、農協なり、あるいはまた信連、あるいはまた農林中金、言わば俗っぽく言いますと、JAグループの信用事業を担……
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
本日はこれにて散会をいたします。
午前十時五十一分散会
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの吉田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に新妻秀規君を指名いたします。
○委員長(野村哲郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、古賀之士君、吉田忠智君及び岸真紀子さんが委員を辞任され、その補欠として杉尾秀哉君、川田龍平君及び羽田次郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に杉尾秀哉君を指名いたします。
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。
それでは、委員長に佐々木さやか君を指名いたします。(拍手)
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして、いつものとおり私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、それでは、委員長に佐々木さやかさんを御指名いたします。
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。
それでは、委員長に佐々木さやか君を指名いたします。
○野村哲郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして、毎度でありますが、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。
それでは、委員長に佐々木さやか君を指名いたします。
○国務大臣(野村哲郎君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣としての考え方の一端を申し述べさせていただきます。 この度、新たな内閣の発足に当たり、農林水産大臣を拝命いたしました。委員の皆様方の御指導を賜りながら、職責を果たしてまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 冒頭、本年七月及び八月の大雨や九月の台風第十四号及び十五号の被害によりお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。被害を受けた農地、農業用施設、林道や漁協施設等の復旧、樹園地の回復など、経営継続に向けた総合的な支援対策を講じ、一日でも早く日常……
○国務大臣(野村哲郎君) 堂故筆頭には日頃から大変お世話になっておりまして、ありがとうございます。 ただいま御質問の中でありましたように、災害、特に台風十四号、十五号、宮崎を中心に十四号、そして静岡県を中心に十五号の台風災害があったわけでありますが、今回は異例だと思うんですが、十四号、十五号を合算した形での被害額をまとめて激甚対象にいたしたところでありまして、まあこれは我々農水省がやったということじゃなくて、気象庁と内閣府の方でそういう整理をしていただきました。したがって、激甚に指定されたということはそれだけ補助率が高くなりますので、先ほどの御質問にありましたような災害からの復旧復興の加速化……
○国務大臣(野村哲郎君) 御質問ありがとうございます。 私はずっと、この大臣就任以来もそうでありますが、食料の安全保障について皆さん方にお訴えをしてきたところでありまして、この食料安全保障というのが国の安全保障、そしてまた、食料の安全保障というのは大きな国のこれは責務だと、こんなふうに思っておりまして、将来にわたって食料を安定的に確保していくということは、国内で生産できるものはできる限り国内で生産すると、そして、人材の、そのためには人材の確保なり、今お話がありましたように生産資材の確保にもしっかり取り組むことが必要だと、こんなふうに思っております。 農林水産業を担う人材の確保、育成に当たっ……
○国務大臣(野村哲郎君) 若林委員が初めての御質問だということで、私も十八年前に、初めての質問はやはりこの競馬法の改正でありました。それで、そのときの大臣が熊本の松岡先生でありまして、そのとき申し上げたのが、大臣、私は一回も競馬場に行ったこともないし、馬券も買ったことがありません、先輩から言われて質問に立ちましたけれどもって、こういう話をしたら、大臣が、いや、野村さん、心配しなくてもいい、俺も一回も馬券は買ったこともないと、こういうことで、ほっとしながら実は質問をしたことを今思い出しました。 今のお尋ねでございますが、これから何が一番重要だと考えるのかということでありますが、おかげさまで地方……
○国務大臣(野村哲郎君) 今のは酪農の話に由来していると思うんですけれども、ここ、言わば生乳と、そしてまた需要と供給のバランスが非常に崩れてきて、そして指定団体の皆さん方がメーカーとの交渉もしていたわけでありますが、なかなかこの需給バランスがやっぱり崩れるということになってきますと、これは米も一緒だったわけですけれども、そういう意味ではある程度供給側を減らさざるを得ないということにやっぱり到達していくわけですよ。 そうしましたときに、今局長からお答えしましたように、じゃ、どういう形である程度の淘汰をしていくのかということでありますが、やはりこの畜産の言わば繁殖をさせて、そしてなおかつ、牛乳、……
○国務大臣(野村哲郎君) 松山委員の御質問にお答えいたします。 食料の安定供給は、これは国家の最も基本的な責務の一つであります。将来にわたって食料を安定的に確保していくためには、国内で生産できるものは国内でということが前提であります。 このため、小麦や大豆、飼料の増産、肥料の国産化等を推進することで、食料や生産資材の多くを海外からの輸入に依存している我が国の食料供給の構造を転換していかなければならないと考えております。 さらに、生産基盤の強化に向けては、スマート農林水産業の推進、それから農林水産物・食品の輸出促進、そして農林水産業のグリーン化等の施策を着実に進め、食料安全保障の強化に取り……
○国務大臣(野村哲郎君) いつも農林水産委員会で議論させていただいておりまして、ありがとうございます。 今日は所変わって予算委員会でありますが、今、谷合委員の御指摘のとおり、私ども、米粉の拡大に相当力を入れていかなきゃいかぬだろうと。国内で唯一余裕があるのが米でありますから、これを最大限に活用しない法はないと、こんなふうに思っておりまして、国内で生産できるものは国内で生産していくというのが基本的な姿勢でありまして、国産米粉の利用拡大にこれはもう最大限の力を注がなきゃならないと思っておるんです。 先ほど質問にありましたように、ジャポニカ米の中でもいわゆる長粒種の米が、これが麺用に向いている、……
○国務大臣(野村哲郎君) 徳永委員の御質問にお答えしたいと思いますが、衆議院でも同じような御意見がございました。また、後ほども我が党の議員からもそういった同じような御質問があると思いますが、まあそのぐらい酪農が今一番厳しいということは十分に認識をいたしております。 したがいまして、今、業界におきましては、どうしてもやっぱりこの需給のバランスがやっぱり崩れているというか、非常にバランスが悪いということでありますので、国としても二つのことを今回やろうということで補正予算でお願いをいたしておりますが、一つは経産牛のリタイアであります。 これを衆議院で申し上げましたら、どんどん淘汰していくのかとい……
○国務大臣(野村哲郎君) お答えを申し上げたいと思いますが、山田委員も前から花粉症で、私も実は今年になって、大臣になって花粉症になったのかどうか、いつも答弁のときにはくしゃみが出そうになるものですからマスクをしているんですが、今日はもう外して大丈夫だろうなと思いながら答弁をさせていただきたいと思いますが。 花粉症につきましては、もう先ほど来お話がありました。大変これは重要な問題だというふうに思っておりまして、先ほど林野庁の長官が答弁申し上げましたように、いわゆるその余り花粉の飛ばない、そういう無花粉の杉の拡大というのは、やっぱり我々のこの林野の方ではそういう出さないというところが一番大きなこ……
○国務大臣(野村哲郎君) 進藤委員にお答え申し上げたいと思いますが、現在、食料・農業・農村基本法の見直しをやっておりまして、私の方から食料・農業・農村審議会に諮問を行い、昨年の十月以降、その審議会の下に基本法検証部会というのを設置いたしておりまして、今十三回ほど、先週の金曜日まででありますが、十三回ほど議論をしていただいておるところでございます。まだ、大体月に二回から三回程度開いておりまして、非常に急ピッチで議論をいただいているところでございます。 その議論の中で出てまいりましたのが、今、進藤委員おっしゃいましたように、四分野を中心に議論をしているところでございまして、一つは食料分野でありま……
○国務大臣(野村哲郎君) 芳賀委員にお答えを申し上げたいと思いますが、たしか四月だったと思うんですが、決算委員会か何かで御質問がありました。ちょっとそのときの話とは、ちょっと話が、中身がちょっと違うんでしょうけれども。ただ、畑地化の問題につきましては、そのとき私もお答えしたんですが、この促進事業につきましては、畑作目が連続して作付けされている水田については、畑地化を促しつつ、促進していくために、麦、大豆、ソバ等の産地化に向けて一定期間の継続的な支援を行うということをお答えしたと思いますが、令和四年度二次補正予算として二百五十億を措置しているところですが、これに加えまして、令和五年度当初予算にお……
○国務大臣(野村哲郎君) 進藤委員にお答えを申し上げますが、ただいま御質問にございました農業経営基盤強化促進法に基づく地域計画は、農業者等の農地利用の意向を踏まえ、地域ぐるみで話合いを行い、十年後の農地利用の姿を明確にする地域農業の設計図とも言えるべき重要なものでございまして、現在、各地域で取組が進みつつございます。 その際、ただいま御指摘がありましたように、中山間地域におきましては、担い手の減少だとか、あるいは地域計画の全ての農地を利用することが困難になる場合もあると考えているところでございます。営農を継続する農地と粗放的な管理を行う農地、こうしたことを仕分をしていくことも必要だというふう……
○国務大臣(野村哲郎君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣としての考え方の一端を申し述べさせていただきます。 高病原性鳥インフルエンザが、今シーズンは過去に例のないほど猛威を振るっています。殺処分対象は既に一千五百万羽を超え、これまで過去最大の発生であった令和二年度シーズンを上回りました。大変厳しい状況の下、現場で御尽力されている方々には本当に頭の下がる思いでございます。鳥インフルエンザのシーズンはまだ続きます。農林水産省としても、引き続き、最大限の緊張感を持って発生予防と蔓延防止に全力で取り組むとともに、発生養鶏農家の経営継続の支援についてもしっかりと取り組んでまいります。 ……
○国務大臣(野村哲郎君) いろんなものが上がっている中で、先ほど局長の方から答弁しましたように、肥料だとかあるいは飼料等については、対策を予備費とかあるいは補正予算等々で検討を進め、そして対策を打っているわけですが、電気代につきましてもいろんな御要望がございました。それで、水利施設の電気については、省エネルギー化に取り組む施設管理者に対して電気料金高騰分への支援、これが大体高騰分の七割を補填すると、もう委員御存じのとおりでございまして、そういう形で支援をさせていただいております。 また、これらに加えまして、政府として、電力・ガス・食料品価格高騰重点支援地方交付金を各地方に交付しております。県……
○国務大臣(野村哲郎君) おはようございます。 今委員長からございましたように、令和五年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 一般会計の農林水産予算の総額は二兆二千六百八十三億円であり、その内訳は、公共事業費が六千九百八十三億円、非公共事業費が一兆五千七百億円となっています。 続いて、重点事項について御説明申し上げます。 第一は、食料安全保障の強化に向けた構造転換対策であります。 安定的な輸入と適切な備蓄を組み合わせつつ、国内で生産できるものはできる限り国内で生産するとの方針の下、水田の畑地化や麦、大豆などの国産シェアの拡大などの取組を支援するほか、米粉の利用拡大、加工・業務用……
○国務大臣(野村哲郎君) 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法は、外国政府による漁業水域の設定等に伴い、水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化したことに対応するため、水産加工施設の改良等に必要な長期かつ低利の資金の貸付けを行うことを目的として、昭和五十二年に制定されたものであります。 その後、水産加工品の原材料の供給事情及び水産加工品の貿易事情の著しい変化に対処するため、貸付けの内容について所要の見直しを行いつつ、水産加工業の体質強化に努めてきたところです。 本法は、本……
○国務大臣(野村哲郎君) 北海道と都府県とで何で差が付いているのかということでありますが、この単価を決めるに当たりまして、どれだけの生産費が掛かっているかということを調べさせていただきました。そうしますと、ちょっと数字を申し上げて恐縮ですが、北海道はTMRがやっぱり中心になっておりまして、これが生産費統計で六万八千三百八十一円、それに比べますと都府県は四万三千四百七十九円、そしてその購入粗飼料が北海道は三万一千八百六円で都府県は十九万百十五円という大きな格差が付いているものですから、先ほど徳永委員おっしゃいましたように、地域、都府県と北海道とのこの粗飼料対策についての格差が生じてきているので、……
○国務大臣(野村哲郎君) 今、若林委員からありましたように、生産資材が、肥料にしても油にしてもいろんなものが上がっておりまして、総理の方から物価対策として一番最初に指示が出ましたのが肥料でありました。まだ秋肥が出ておりませんでしたので、秋肥と春肥については上がった分の七割を補填しなさいというのが総理の指示でありまして、それで私どもは事務的なことをずっと整理してきましたけれども、多分、一番、油よりも早かったんじゃないかなと思うぐらいに肥料対策は総理の指示で私どもは動いたわけでありますが、そのほか、堆肥等のことにつきましても支援をするということで現在行われているわけでありますが、燃料につきましても……
○国務大臣(野村哲郎君) 今、山本委員からありましたように、これは農業もそうでありますけれども、それ以上にやっぱり水産業の方のこの落ち込みといいますか、消費が減ってきたり、あるいはまた、水産資源の減少による魚種の、主要魚種の不漁、特に長崎でも非常に多く捕れていますイワシだとかサンマだとか、こういったような魚種が大変減ってまいりました。また、水産物の消費量の減少というのもありまして、これはなかなか、肉と比べて水産の場合は料理に手間が少し掛かると、こういったような問題も抱えておりましたり、あるいは今お話がありました燃油高騰なり、あるいはまた、養殖においては飼料が、餌が上がりました。こういったような……
○国務大臣(野村哲郎君) これは、この委員会だったと思うんですが、岸田さんが質問されて、だったと思うんですが、私どもは、まあ農水省だけの話ではなくて環境省も入らなきゃいけないしということで、総理の方から閣議の中で突然このことについて対策をしっかりやれという指示が出ました。関係閣僚会議が一回もう開かれました。 それで、農水省としては何をやるかというのは、山の木の話ですから、まずはこの花粉症の余り出ない木、苗木、これが大体五〇%準備してあります。そして、それを今度は植え替えたのがまだ一%ぐらいしかないんですよ。ですから、やっぱり花粉が飛んでいて大変御迷惑を掛けているなというふうに思いますが、その……
○国務大臣(野村哲郎君) 滝波委員は、自民党の水産部会長で、非常にこの水産関係に明るい方でございますが、今ちょっと気になった話がありまして、まあ両立という話がありました。 私の鹿児島では、非常にこのカイ業の推進というか、カイ業が非常に進んでおりまして、(発言する者あり)海業ですね、それで、レストランとかなんとかが相当、非常にはやっておりまして、それでもって漁協の経営とかあるいは漁民の方々のいろんな憩いの場になっていたりとか、そういったようなことがやっておりますので、まあ滝波委員のところがどうなっているのか私も余り承知しておりませんが、まあ両立しているのではないかと、私は自分の地元を考えたとき……
○国務大臣(野村哲郎君) 石垣委員にお答え申し上げたいと思いますが、多分、宮城県もいろいろこの海業でやっておられる港というのは多いんじゃないかと思うんですね。私のところもいろんなことで、この海業を利用した形でいろんなことをやっておりまして、一番私はびっくりしておりますのは、余りそんなになじみのない魚のイワシ、このイワシというのが……(発言する者あり)いやいや、いわし亭という、イワシのみの魚を使って、煮付けであるとか刺身であるとか焼きであるとか、それだけで昼の定食を出していて、もうそれが列をつくっているんですよ。だから、物すごく活気を呼んでいるというのは、これはもう間違いのない事実なんです。です……
○国務大臣(野村哲郎君) 遊漁船業の適正化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 一般の釣り客を乗船させ、漁場に案内する遊漁船業については、近年、事故による死傷者数が増加傾向にあることなどから、安全性の向上を図る必要があります。また、地域の実情に応じた秩序ある遊漁船業の振興を図り、漁船の活性化に寄与する観点から、地域の水産業との調和の取れた適正な運営を推進していく必要があります。 このため、遊漁船業者の登録に関する有効期間の見直し及び欠格事由の厳格化、事故を引き起こしたときの報告の義務化、遊漁船の利用者の安全等に関する情報の公表の……
○国務大臣(野村哲郎君) 先般のG7のサミットでもそういったようなお話が出てまいりました。各国とも、私どもも、G7の農林大臣会合の中でもそういったようなものを確認をいたしまして、そして広島サミットにつながるようにということで私どもも声明を出したところでございまして、各国とも今では同じような認識だというふうに承知いたしております。
【次の発言】 田名部先生のその意気込みでやっていきたいと思います。
ただ、やっぱり全体的な省庁の枠もありますので、その中で農水省としてやれることはやっていくと。特に、今年は、もう御存じのように、基本計画の見直しがあります。そして、それを実行していく年に来年はなるわけ……
○国務大臣(野村哲郎君) 徳永委員にお答え申し上げます。 大変心配していただいております構造改革特区への移行に当たりましては、先ほど来お話がありますように、市町村に大きな権限を持たせるということにいたしております。例えば、その所有者がその法人なり外国人に売りは直接はもうできなくしてあります。というのは、市町村長が議会にかけて了承がない限り売れないと。それから、もし先ほどありましたように買い戻す場合も、これは市町村が買い戻すということにしておりまして、最終的にはそういったことを、市町村が責任を持って企業による農地の適正利用がしてあるかどうかということをやっぱり判断していただかないと、最終的な権……
○国務大臣(野村哲郎君) 西田委員にお答えを申し上げますが、令和五年四月、小麦の改定というのは四月と十月になっておりますが、四月の輸入小麦の政府売渡価格につきましては、先般、物価・賃金・生活総合対策本部におきまして総理の方から御指示がございました。激変緩和措置を講ずるようという御指示がございましたので、今後行われます入札の結果を注視しつつ、そして委員から御指摘のありました国産小麦の振興や米粉への代替促進の方針、それから価格の予見可能性等を勘案しながら、ウクライナ侵略に伴う国際的な小麦価格の急騰の影響が緩和されるよう、総合的に判断して決定してまいります。
○国務大臣(野村哲郎君) 山田委員とは党の中でいろんなことについての農政問題の議論をさせていただきましたが、今日は立場を変えて答弁をする側になりまして、させていただきますが、先ほど来、主食用米のお話がずっと出ておりまして、その中で米の需要の価格なりあるいはその流通の問題を問いかけられたというふうに思っておりますが。 御承知のように、残念ながら主食用米の需要が毎年毎年大体十万トンぐらいずつ減っておりますが、農業者なり、あるいは産地が販売状況を踏まえた生産を行うということで、先ほど来お話がありました麦から大豆なり、あるいはほかの野菜などへの転換図ることがこれは食料政策上も大変重要だというふうに思……
○国務大臣(野村哲郎君) 横山委員に答弁を申し上げたいと思いますが、委員は農水省の政務官もされておりましたし、また北海道出身ですから、大変ホタテガイについては御心配の念があるんだろうと思います。 お話がありましたように、ALPS処理水の問題に対しましては、漁業者の皆様、御要望を丁重に酌み取り、皆様に寄り添いながら、漁業を安心して継続できる環境が整備されるよう、政府が一体となって万全を尽くしているところであります。 しかしながら、そもそもALPS処理水の海洋放出によって輸出が停滞するような事態にならないよう、政府一体となって海外に対して、先ほどおっしゃいましたような科学的根拠に基づき透明性を……
○国務大臣(野村哲郎君) 下野委員にお答えを申し上げます。 この問題、非常に皆さん御心配いただいておりまして、衆議院の農林水産委員会や予算委員会、あるいはまたこの参議院の方でもいろいろ御質問をいただいているところでございますが、二月の二十四日の物価・賃金・生活総合対策本部におきまして総理から指示がございました。その指示は、酪農なり、あるいはインフルエンザで困っておられる養鶏の皆さん方、こういう方々の負担をどう軽減するかと、激変緩和措置をしろというのが総理からの御指示でございました。 そこで、三つほど申し上げたいと思いますが、一つは、四・四半期、一月から三月までの餌代をどうするかというのがあ……
○国務大臣(野村哲郎君) 途中でくしゃみが出るといけませんので、マスクをさせていただいて答弁をさせていただきたいと思いますが。 議員御指摘のとおり、岩手県の沿岸部では主要な魚種の漁獲量が急激に減少しておるというふうに認識いたしておりまして、特にその中でもサケが、最盛期の頃は、平成二十二年、一万、まあ大体二万トン捕れていたのが、現在たった四百五十トンでありまして、もう急激どころの差じゃなくて、壊滅的な今状況だというのは認識しております。 私も、先輩の平野先生と一緒に、ちょうどこの、まだ復興が道半ばの頃、豪雨がありまして、ちょうど川のサケのふ化場がやられているのを、被害に遭ったのを平野先生と一……
○国務大臣(野村哲郎君) お答え申し上げます。 私の地元も中山間地で、小学校で今はたった四人しかもういなくなっちゃったという、そんな中山間地も、山の中でありますから大変厳しくなっていることはもう事実であります。 したがいまして、そういうところでどうするんだというのがありますが、要は、中山間地域についても中心は、やっぱり産業の中心は農業になってまいりますので、そういった農業に対する対策をどうしていくかということで、農水省の方では、日本型直接支払制度による生産活動の下支え、それから中山間地農業ルネッサンス事業による基盤や施設の整備、このルネッサンス事業というのは、優先順位を中山間地を先にやっち……
○国務大臣(野村哲郎君) 田名部委員に申し上げておきたいんですが、確かに総額で見ましたときには昨年よりも減っておりますけれども、ただ、R二年それからR元年、この頃に比べますと、補正予算八千二百億今回お願いをして、しましたので、当初予算と合わせますと三兆八百億を超えているわけでありますから、私どもは農林関係予算については当初予算と補正予算を一体的に必要な予算措置を講ずるとの政府方針の下でやっておりますので、減っているということは、前年よりも減っているということは、補正予算まで合わせますと大体R四年、R三年とほぼ変わっていないと。少しは減りました、減りましたけれども、R二年、R元年からしますと増え……
○国務大臣(野村哲郎君) 岩本委員にお答え申し上げます。 今お話がありましたように、飼料高だ、いろんな環境が厳しい中で、特に生産コストの五割を占める飼料価格の高騰によりまして、また需給の、生乳需給の緩和によりまして酪農の経営収支は非常に悪化しているというふうに見ておりますが、数字的なことを申し上げますと、大体年間四百戸から五百戸、率にいいまして四%前後は毎年離農されているんですが、今年の五年の一月では北海道で八百九戸が私どもが確認したところでは離農されたのではないかと、こういうふうに見ておりまして、かねては四、五%だったものが一挙に六・八%まで離農率が上がってしまっていると。 こういった状……
○国務大臣(野村哲郎君) 宮崎委員にお答えを申し上げたいと思いますが、今お話がありましたように、輸入小麦は四月が改定時期でありますが、この改定についてどうするかということで、党内でも、あるいはまた省内でも議論をさせていただきました。 おっしゃいましたように、通常でいきますと一三・一%、大体八万二千円ぐらいになることだったんですが、これを五・八ということで七万六千七百五十円まで落としました。 これについてはいろんな委員会でも両論ありまして、じゃ、マークアップはどうするんだとか、この引き下げた財源はどうするんだとか、いろんな御意見もありましたけれども、今おっしゃいましたように、自民党の提言なり……
○国務大臣(野村哲郎君) お答えを申し上げたいと思いますが、当然、農協は農民の集まりでございますから、当然、農家が耕作をして、そして作目を生産していくというベースになる資産であります。 したがいまして、これが企業の農地取得ということに門戸を開いていきますと、農業からの撤退なり、あるいはほかの施設への転用、こういうことも考えられておりまして、さらには、地域は、そこは農地がずっとあるにもかかわらず、生産現場と懸け離れたものができ上がっていくという、そういったような懸念が存在することもまた事実でございます。 したがいまして、一言で言えば、できるだけ農家が自分たちで耕作をして、そしてそのでき上がっ……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、岸田総理から一昨年の八月にお電話をいただいて、農林水産大臣に任命をいただきました。心から御礼を申し上げますとともに、ちょうど任期の期間が四百日でございましたので、調べてみますとほかの大臣よりも少し長く、二週間ぐらい長くしたかなというふうに思っておりますが。ただ、その間、大変緊張の連続でございましたので、坂本大臣にも先ほど申し上げたんですが、是非体をいとうてくださいということでありまして、こうして総理を始め坂本大臣、そして鈴木副大臣、そしてまた高橋大臣政務官、本当に、農水省の皆さんを始めとしまして、日頃より農業振興について大変な御尽力をい……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、文科省に一点だけお尋ねをいたしたいと思います。 それは、文科省の資料の一ページに、若者が抱えている課題の中で、とりあえず進学するとか、あるいはまた特段の準備なしに就職する、もうまさしくこのとおりだろうというふうに思います。私の知り合いでも、普通高校に行きまして、どうしても合わないということでまた職業学校に入りまして、これは農業でございますけれども、農業学校に入りまして、大変今生き生きとして後継者として働いております。 そういう意味で質問をさせていただきたいと思うんですが、この七ページでインターンシップの実施状況が出ておりますが、公立……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、篠原参考人と山田参考人に御質問をさしていただきたいと存じます。 先ほどから大変貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。多様な雇用形態ということで、私も、先ほど篠原参考人からいただきました資料を見ておりますと大変な市場の伸びだなということを感じた次第でございます。一九九八年には九十万人から二〇〇三年におきましては二百三十六万人という、このことがやはり失業増の緩和という意味での大変な効果を生んでいるんじゃないかというふうに思います。 そういうふうに考えてきたときに、先ほどちょっと山田参考人のお話にもあったんですが、山田参考人……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎です。 今日はお三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 時間も押し迫っておりますので、簡単に御質問をさしていただきたいと思います。 まず、梅津参考人でございますが、ガバナンスとマネジメントのことについて少しお伺いしたいと思うんですが、先生のお書きになった中で、ヨーロッパの企業とアメリカの企業が対比した形で出されております。ただ、日本でこういうガバナンスとマネジメントを最近明確に分けてきている企業も出ているんですが、ただ私は、このガバナンスの方が機能していないのではないのかと、こういう考えでおります。といいますのが、一番典型的なのがNHKだった……
○野村哲郎君 自由民主党の野村でございます。 大変貴重なお話をお伺いしまして、いろいろ考えさせるところが多々あるわけでありますが、まず水野参考人にお伺いしたいと思うんですが、私ども、前もっていろいろ先生たちの資料もいただいて読まさしていただいておりますけれども、その中で先生お書きになっているのが、景気が回復しても日本人の所得は上がってないと、そういうところがあるんですけれども、特にその中で若者を取り上げていただいて、そのしわ寄せというのは若者に来ているんだと、失業率も高いじゃないか、あるいは所得も、貯蓄の非保有者というのも非常に今高くなっているというのがありました。 特に、先生の今日いただ……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日は本当に大変私ども示唆に富んだお話をお伺いしました。ありがとうございました。 小野先生にお話をお伺いしたいんですが、時間の関係で、先ほど小野先生、レジュメを見さしていただいておったんですが、多分お話をここは飛ばされたんだろうというふうに思います。といいますのが、関先生が非常に中国の資料を一杯作っておられるものですから大変気になりまして、といいますのが、要は日中のその補完関係、良いデフレの効果が大きいと、こういうことで関先生整理されております。やはり、これには元とのその為替レート、やはりここが大きな影響があるんだろうと思いますが、先生どう……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 三人の先生方、本当に長時間御苦労さまでございますし、また大変貴重なお話をお伺いできました。 三人の参考人に同じ御質問をさしていただきたいと思いますが、実は脇坂参考人のこの資料の八ページにございます出産前後の妻の就業状況を見まして、私、大変驚いているというか、といいますのが、均等法ができましてもう二十年たつ、そしてその間いろいろ法的な整備もされまして、そして女性の方々の働く環境というのは、いろいろ先ほど課題も出されておりましたが、ある程度整いつつあるまだ過程だろうと思います。 その中で、継続就業というのが何でこんなに減ってきているんだろうか……
○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日は三名の参考人の方々には大変貴重なお話をいただきました。ありがとうございました。 まず、私の方から家本参考人にお伺いしたいと思うんですが、実は、先週も私どもこの調査会で参考人の皆さんのお話をお伺いしたところでありますが、その自主的になさっておりますのもマイクロソフトの方でありました。そう考えていきますと、先ほど松田参考人は大企業がこういう制度を採用しているんだというお話ありましたが、やっぱり業種も相当影響しているのではないのかなと。言わば、IT産業は非常にこういう制度を入れやすいといいますか、取りやすいのではないのかなという気がしてなら……
○野村哲郎君 私は、会長に石井一君を推薦することの動議を提出いたします。
○野村哲郎君 自由民主党の野村でございます。 まず、役所の先ほどの説明でちょっと農水省の方に御質問を申し上げたいと思います。 先ほどのIPCCの報告書、大変私どもびっくりして見させていただきました。そこで、国交省の方では審議会をつくって今後の対応策を検討するというお話がさっき局長の方からあったわけでありますが、要は、私どもも緩和策に大変、今京都議定書の目標計画の達成に向けてそちらの方の議論は進んでいると思うんですけれども、この対応策、いずれにしましても、このままで行ってもやっぱり気温は上昇していくわけで、じゃ、その対応策をどうするかというところがあると思うんですね。 だから、今、先ほどの……
○野村哲郎君 ありがとうございます。 時間もなくなりましたので、一つだけ質問さしていただきたいと思います。 今、磯村参考人のお話で、三十三か国のアンケートの結果、日本が一番だったというのは非常にもううれしいお話でございまして、大変有り難く聞かしていただきました。 そこで、北岡参考人からも先ほど来ありますように、やはり日本というのは環境問題、特にCO2では、今年の六月、安倍総理がサミットで美しい星50というので提唱されまして、洞爺湖サミットでその具体策が出てくるわけでありますが、そういう意味では、この環境問題に対する、地球温暖化に対する取組は私は日本はやっぱり先進国だと、こういうふうに思う……
○野村哲郎君 四名の参考人の皆さん方に大変貴重なお話をいただきました。ありがとうございました。 まず最初に、ジェイスン・ジェイムズさんにお伺いしたいんですけど、気候変動について特に取り上げてお話をいただきました。大変興味深く聞かせていただいたんですが、その中で「気候チャンピオンになろう」というイベントがありますが、気候変動については世界といいますよりも日本も大変気にしているわけですが、なぜ若者に、この気候チャンピオンの対象を若者に絞った、十一歳から十八歳というお話でございましたが、なぜこういう人たちをターゲットにされたか、そこのところを少しお聞かせをいただきたいと思います。 それから、シュ……
○野村哲郎君 ありがとうございます。 四名の参考人の皆さん、本当に貴重なお話を伺いました。 まず最初に、逆の方向から、山田参考人からお伺いしたいと思うんですが、大変銀行としてユニークな取組をされておりまして、こういう活動事業が非常に国内的に展開されたら相当影響力があるんじゃないかと思うんですね。といいますのは、ほかの皆さん方のお話は、全部自分のところの企業としての省エネ対策等々、CO2の削減に努められておるわけですけど、山田参考人のところは、お客さんに対して、商品として預金だとかあるいは貸付けにそのことを付加されて取り組んでおられるというのが非常にユニークだし、全国の銀行の中で一行だろうと……
○野村哲郎君 自由民主党の野村でございます。 先ほど来、排出削減の話が中心になっておりますけれども、猿渡参考人にお伺いしたいんですが、この中で、CO2の吸収源対策が森林間伐、こういうことで出ておるわけでありますけれども、要は、京都議定書での削減目標の六%のうちの三・八は森林で吸収しようと、こういうことになっているわけですよね。 そういう意味では、京都府の取組というのは、十九万ヘクタールですか、もう既に十二万整備は済んだというお話は聞いておるんですけど、私、京都府の全体の森林の割合が分からないんですけれども、十九万ヘクタールで本当に完全に整備が進んでいくのかどうかということを是非お伺いしたい……
○野村哲郎君 ありがとうございます。会長のお計らいで先にさせていただきます。 私は、日本の発信力の強化というテーマでこの調査会あるわけでありますが、今日お話をいただきました外国のジャーナリストの皆さん方が日本をどう見ておられるのかと。特に情報発信という視点でお話をお伺いしまして、ウィリアムスさんから私は非常に貴重な意見をいただいたなと思っておりますのは、一番最後にありますように、やはり日本の政治関連行事等の日程カレンダーを早めにくれという、これは私はできるんじゃないのかというふうに思いますし、それからもう一つは、ニュースの情報提供をすべて集めて一か所で出してほしいという、そういうお話がござい……
○野村哲郎君 自由民主党の野村でございます。 今日は、三人の参考人の皆さんには大変貴重なお話をお伺いしました。 一つだけ、私、回も重ねているものですから、前もこの調査会の中でお聞きした話でありましたけれども、今日も山本政府参考人の方から出されております資料の中で、要は国際メディアの東京から北京へのシフトというのが出ております。資料四です。やっぱり、国際的に日本の発信力をどう強めるかというのは、文化的な活動もあったりいろんなのもあるとは思うんですが、要は、やっぱりこのメディアの皆さんが日本をどう発信をして情報が伝わっていくのか、それによってはまた相当日本に対するイメージというのが変わってくる……
○野村哲郎君 ありがとうございます。 いよいよこの発信力についてが最終コーナーに来たわけでありますが、今まで各先生方の御発言、あるいはまたこの調査会に参考人として来ていただいた方、いろいろ発信していかなきゃならない日本の姿あるいは日本のこの考え方というのをきっちり正しく伝えていく、受け止めていただかなきゃならない、そういうことでいきますと、いろんな分野分野での伝え方があるということもよく理解できましたし、またそういう御努力も各分野でされているというのも分かりました。 ただ、一つやっぱり考えた場合に、全世界的に発信するものと、それからもう一つは、やっぱり戦略的に発信していかなければならない分……
○野村哲郎君 もう時間もないようでございますんで、渡邉先生にお伺いをしたいと思うんです。 非常に現実的な問題で、先生の喫緊の課題として、施設の更新期を迎える大規模なかんがい施設、水利施設が出ておるわけでありますが、ただ、現政権になりまして、先生も御存じだと思うんですが、農業農村整備事業が大幅にカットを受けました。大体六割カットなんですよね。既存の、今、先生のこのグラフで見ますと、相当量の更新期を迎える大規模施設が出てくるだろうと思うんですが、ただ、畑地かんがいで見たときは二〇%しかないですよね。水田はもちろん一〇〇%ですが、畑地でいくと二〇だという数字も出ておるようでありますが、まだまだ、こ……
○野村哲郎君 自由民主党の野村でございます。 今の服部先生の、参考人の話を聞いておりまして、ちょっと危惧の念を持ったといいますか、この表を見させていただいて、私どもはどうしてもやっぱり公共、公営事業体というのが水は一番ふさわしいんだろうなと、こう思っていたんですけれども、先ほどのイギリスの例をおっしゃいまして、やっぱりそうなっていくのかと思いましたのが、三分の一は海外からの参入なんだという話もありました。 やっぱり考えるのは、一つは、コストリカバリーの話がありますけれども、本当に民間になった場合にコストは下がるのかどうか、下がったとするならば、それは水道料金に跳ね返っていくのかどうか。とい……
○野村哲郎君 東レの栗原先生にお聞きしたいんですけど、ちょっとこの資料を見させていただいてびっくりしたんですが、我が国の技術的なのは非常に、日本の場合は、膜であるとか機械は非常に高いものを持っているけれどもプラントシェアが低いということで、十三ページを見ておりましたら国家支援のところがバツになっているんですね。だから、日本の、書いてありますように、技術で勝ってビジネスで負けるのは、やはり産学のこういった取組が、特に国の取組が弱いと、こういう御指摘なんだろうかなというふうに受け止めたんですけれども、ほかの国との比較において、どういうほかの、例えば二重丸が付いておりますようなイスラエルだとか、ある……
○野村哲郎君 自由民主党の野村でございます。 経産省の宮本審議官にお伺いしたいんですけれど、我々ずっとこの調査会でいろんなプレーヤーの皆さん方のお話も伺ってきました。その中で、先ほどの資料にもありましたように、二十五年には八十七兆円にもこの水ビジネスというのが拡大していくと、大変戦略的に成長分野であるという意識は持っておられました。 そこで、何を聞きたいかといいますと、皆さん方がおっしゃったのが、ここにも官民で連携してというのがありますけど、民の方はやっているんだけれども、官の後押しが非常に弱いという話を実は伺ったんです。 今日、今審議官の話を聞いておりましたら、この官民連携した国際プロ……
○国務大臣(野村哲郎君) 滝波委員にお答えいたしますが、まず、その前に皆さんに一つおわびを申し上げなきゃならないと思いますが、先般、私がぶら下がりの記者さんに汚染水というふうに言っちゃって、もう完全な言い間違いなんですけれども、それが各紙に書かれまして、福島の皆さんに大変不快な思いをさせてしまったと、あるいは全国の漁業者の皆さんにも、そしてまた今日お集まりの皆さん方にもそういったお気持ちを与えてしまったなということを深く反省しておりまして、これからはもう少し慎重な言い回しできちっと言っていきたいと思っておりますので、そのことをまずもっておわびを申し上げたいと思います。 今、滝波委員からありま……
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