このページでは古川俊治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。古川俊治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治でございます。 本日、途中から、ちょっと足にけがをいたしましたもので座らせていただきます。その御無礼をお許しください。 甘利経済産業大臣、冒頭にシンガポールから御出張された会議の概要の御説明をいただきました。この中におきましては、とりわけAJCEPに関する交渉が妥結しましたこと、またERIAの設立が決まったことが大きな成果であったと存じます。ここに至るまで大臣また御担当の皆様方の御苦労は大変なものであったと存じます。 そこで、このAJCEP及びERIAの意義につきまして御説明をいただきたいと思います。
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治でございます。 これから特定肝炎緊急措置法案についてお伺いしたいと思います。 今、谷先生からお話がございましたように、ウイルス性肝炎というものが現在社会問題となっているときに、私も、このウイルス性肝炎の患者さんを助けるための法案というものを提案していただきまして、本当に時宜を得た有り難い話であるというふうに考えております。私は異なる会派に所属しておりますけれども、基本的には、与野党がこの法律を何か作るために建設的な議論を進めていくべきだろうと考えていまして、本日も非建設的な議論をするつもりは毛頭ございません。ただ、今まで私は医学と法律学というのを研究してき……
○古川俊治君 自民党の古川俊治でございます。 私は主に清澤先生にお伺いしたいと思っております。慶應義塾大学におきまして、私自身、消化器外科の専門医を二十年やってまいりました。同時に肝がんの患者さんの切除、あるいは肝炎の患者さんのインターフェロン治療にも従事してまいりました。また、弁護士でございまして、JDDW等におきましても、消化器外科のほか医療安全についての多数の講演をさしていただいてまいりました。 先生に是非お伺いしたいんですが、先生が、ノンAノンBの肝炎が肝がんに至る、そういうことを治験としておまとめになった、発表された時期、それからそれが血液製剤あるいは輸血によって伝播される可能性……
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。 もう既に各議員より御質問がございましたけれども、革新的エネルギー技術開発というのは温暖化対策にとっても、日本のこれからの産業振興にとっても重要な課題だと認識しております。私も、二十一の技術領域分野というのはやや多岐にわたり過ぎるんではないか、これは日本の今の産業政策全般に言えることではないかと思うんですが。私は医療機器開発を専門にしてまいりましたけれども、そこにおきましても、余りに多くの技術に、技術領域が決まっていても各技術がかなり多岐にわたってしまいまして、どの技術においても実は資金がショートしているというような状況をず……
○古川俊治君 じゃ一番最後に、私、自由民主党古川俊治の方から質問させていただきます。 最初に、今回の法改正につきましてでございます。これから今回の法改正あるいはオープンイノベーションのシステム、それから国際的なワークシェアリング等、もう既に様々な委員の皆さんから御質問があった点について、重複もあろうかと思いますけれども、また私の関心が深いところもございますので、できる限りの御答弁をお願いしたいというように思っております。 まず、今回、仮の専用実施権あるいは仮の通常実施権というものを設けていただきました。特許を受ける権利を有する者がその特許を受ける権利に基づいて取得すべき特許権というものにつ……
○古川俊治君 じゃ、残りの時間、最後に自由民主党の古川俊治の方から質問させていただきます。 今、加納先生からお話ございました、すばらしいコンセプトをお話ししていただきましたけれども、やはりクールアース50、二〇五〇年までに温暖化ガス半減ということになってきますと、そこにおきましては相当な取組、各国のもう本当に真剣な取組とそして急速な技術革新というものがどうしても必要になってくるわけであります。 そこで、午前中にも藤原先生の方からこれ明確に御指摘がございました。私も全く同感なんですけれども、やはり温暖化対策の実効性を上げていくためにはすべての主要排出国が国際的枠組みに参加していかなければなら……
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治でございます。 まず、村井参考人に御質問をさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。 どうやって人のインセンティブを付けていくか、このことについてはよく言われることが、努力が成果に結び付くことであると、成果が正当に評価されることである、そしてその評価が自分のゴールであるということが人のインセンティブでよく考えられることなんですね。その努力がパフォーマンスに見えるというところについては、見える化ということを大変ユニークにお話しいただきまして大変有り難いと思ったんですが、そこが、パフォーマンスが、じゃ自分の正当な評価になっていくか、そしてそれを自分……
○古川俊治君 どうもありがとうございました。 時間もあれなので、関参考人にちょっと伺いたいんですが、資料の九ページですけれども、この迷惑メールの規制ということで今回法律ができて、大変、楽天さんの場合優良業者で私もよく使っているんですけれども、ここでこのチェックが全部入っていますよね。本来のオプトインと呼ぶんであれば、実はこれ全部外した方がいいんではないかと、最初から。それが正式なオプトインであって、完全なオプトインとはなかなか言えないんではないかと、私はそう思うんで、これは規制に合っていることはもちろんそうなんですけれども、この点がもし外した場合にビジネス上どうなのかと、率直なところを伺わさ……
○古川俊治君 それでは、続きまして、自由民主党・無所属の会の古川俊治の方から質問をさせていただきます。 最初に諸富准教授に伺いたいんですけれども、排出枠取引の制度については、下流における直接規制というのが、先生の御主張もございますし、日本における大体の大枠のコンセンサスを得つつあるというふうに把握しているんですけれども、その場合に、まず先生も御提案のようにオークション方式をどこか一部でこれも取り入れていく。これは費用効率性の面から見ても一番、恐らく妥当であろう。 ただ、すぐにこれを普及させるには今準備が足りないというふうに理解しているんですけれども、先生は、今論文の中で基本的にはグランドフ……
○古川俊治君 これから質問させていただきます。経産委員会から移りまして、厚労委員会、止まったりすることがあるのでどうもタイミングがつかみ難いと。初めての経験でございます。 初めに……(発言する者あり)申し訳ない、今、これを配るのも冒頭でいいかという質問を受けていたので、申し訳ありません。 十月四日に脳出血を起こした東京都内の妊婦が都立墨東病院を含めて八病院に受入れを断られて結局死亡したという事故が起こりました。大臣はこの際、現地の病院を視察したり、あるいは受入れを断ったとされている八病院、こちらの事情聴取を行ったということですね。 一昨日のごあいさつの中で、本件事案を教訓として、救急患者……
○古川俊治君 それでは、自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。
大臣、平成十九年の七月十三日に、国立高度専門医療センターの今後のあり方についての有識者会議の報告書が提出をされているんですが、大臣としては、この報告書をお読みになったと思いますが、この内容をどうお考えになっているか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 その中で、国立の文言、ナショナルセンターと以下は呼ばせていただきますが、国立という言葉を継続的かつ独占的に使用できることが求められると書いてあるんですね。
この点については、大臣はどうお考えになりますか。
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から御質問させていただきます。 本日、私は、平素、文部科学大臣あるいは文部科学省に対しまして質問の機会はないものですから、決算に関連して、あるいは一般的に私が今まで文部科学行政について疑問に思ってきた点について広くお聞きさせていただきたいと思っております。 初めに、私立学校法人の経営についてでございますけれども、日本私立学校振興・共済事業団の調査によりますと、平成二十年の調査におきまして、いわゆる定員割れを起こしている大学ですけれども、四七・一%の大学が定員割れを起こしている、もう大体二校に一校ですね。こういう現状になりますと、やはり高等教……
○古川俊治君 では、替わりまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。 今日は午前中から大変厳しい雇用情勢について質疑が行われておりますけれども、大臣は所信の中で、失業者の安定雇用の実現を図るため、今後、雇用の受皿として期待できる介護分野等における職業訓練を大幅に拡充すると、こうおっしゃっておりまして、六か月のホームヘルパー一級養成コースに六千人、そして二年訓練の介護福祉士養成コース、これに三千七百六十人、こういった人数を予定されているようなんですね。 ただ、現在、この介護現場における離職率というのは二一・六%なんですね。これは、五人に一人が一年間のうちに辞めていくという……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治から質問をさせていただきます。 今日は医者ばかりが質問に立って、この後、小池議員もやられるようですけど、大変細かいことばかり申して恐縮なんですが、私のところへも、恐らく民主党の先生方のところも来ていると思いますけど、いろんな医者からいろんな文句が来ています、この対応についてはですね。医者は文句を言いたがるのが好きなので。ただ、水際対策の有効性、いろいろ議論はあります。ただ、今までの国民の方を向いて行政をしていくという立場から、舛添大臣やまた厚労省の皆さんは本当に一生懸命連休中やられて、しっかりした対応が私はできていると、これは医者の一人としてもそう……
○古川俊治君 では、続きまして自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。 年金財政の問題の大きな課題の一つとして出産率の水準という問題がございます。 先日の報道によれば、この今回の人口動態統計によって、いわゆるその合計特殊出生率が二〇〇八年度一・三七で、二〇〇七年度と比較して〇・〇三上がったと。過去最低であった二〇〇五年から、一・二六だったわけで、三年連続で上昇したということになっておりますけれども。 本年の都道府県別では、最高が沖縄で一・七八、最低は東京で一・〇九ということだったんですけれども、この特殊合計出生率の上昇傾向に関して、都市部と地方の差というのはあるんでしょうか。……
○古川俊治君 一点ちょっと、先ほどの谷先生の御質問とも関連をするんですが、現行の臓器移植法の六条二項についてちょっと伺いたいんですが、「その身体から移植術に使用されるための臓器が摘出されることとなる者であって」の部分がこの度、A案では削除をされたという経緯があるわけですけれども、現行のこの法文の私は文理解釈をいたしますと、その身体から移植術に使用されるためのまず臓器が摘出されるということが前提になっていて、そしてそこに、脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に停止するに至ったと判定されたものが脳死体というふうに読めるんですね。 ところが、これは法律の下位の規定となっておりますガイドライン、恐らく告知……
○古川俊治君 最初に大久保参考人に伺います。 六月三十日にA案の提案理由説明というのを受けたんですね。そこで、「脳死が人の死であるのは、本案の場合も現行法と同じく臓器移植に関する場合だけに適用されるものであり、一般の医療現場で一律に脳死を人の死にするものではありません。」、私、この提案理由を何度か読みまして、素直に読むと、これ、脳死を一律に人の死と考えるという理念に基づいていないんですね。移植の場面においてだけ脳死を人の死と考えるという考え方に基づいておりまして、そうすると、私も、要らないものを直すという必要性がないので、木下先生のおっしゃるように、六条二項というのは改正しない方がよりいい形……
○古川俊治君 まず、島崎先生、そして町野先生に伺いたいと思います。 島崎先生、本当にありがとうございます。 私も医師でございまして、外科医でございますが。 脳死は人の死である、医学的にそうであるということを十分私も承知しております。また、基本的には私は、A案がこのまま通過していけば移植を待つ患者さんのためになるんだろうと、これをつくづく願っているわけであります。 ただ、その上で申し上げますと、先ほどから何回も議論になっているように、このA案自体が臓器移植法の中で話し合われている法案でございまして、臓器移植以外の場合を、基本的にはスコープに全く置いていないと。この議論はまさに臓器移植とい……
○古川俊治君 今の点、引き続き質問を行わせていただきたいと思うんですが、私は高原参考人とそれから米本先生にお聞きします。 高原先生、ありがとうございました。 先生今ドナーの家族のことをおっしゃいまして、抽象論としては理解できるんですが、実を申し上げますと、六条二項を戻すことになっても、これは移植に限定されている場合だけですということを明確にするだけになるんですね。ですから、御家族が何かを選ぶというよりは、まさに移植の場合には人が死んでいるという前提で入るものですから、もう人は亡くなっていると。それは、御家族が確認の手段を選ぶか選ばないかを選択されるということになる。実際そうなるんですけれど……
○古川俊治君 ありがとうございます。 まず、私、ずっとこのところA案を、このところというか、ずっと私の信念としてA案を支持してまいりました。これは長い歴史がございますので、私は外科医の信念として、やはり移植を推進したい、それがA案への思いだった、私が立候補した大きな理由でも、一つでもございます。 その上で、つい最近のことでございますが、私、梅村先生と先ほど同じ実は理屈に気が付いたのがまあ一週間、もっと前ですね、二週間ぐらい前だったと思いますけれども。そのときに、本当の立法事実は何だったのかといった場合に、国民意識といった場合に、私も新聞を見たとき、移植医療はまだ報道されます、八十一例ありま……
○古川俊治君 時間も短いので、どんどん質問したいと思います。
まず、本日は公共事業の需要予測について伺います。
総務省が行いました公共事業の需要予測に関する調査、三十三か所のサンプル調査が行われておりますけれども、そのうち需要予測が実績値に対する割合、これを割り出しましたところ、五〇%未満しかなかったものが三十三件中七件、五〇%以上八〇%未満のものが五件ということで、過大の需要の予測をしているということが顕著になっているんですけれども、このことについて総務省のお考えをお聞かせください。
【次の発言】 公共事業費につきましては、国民の皆さんも大変な無駄な投資が行われているんじゃないかというこ……
○古川俊治君 続きまして、自民党の古川俊治から質問をさせていただきます。 本日は、補正予算の関連、医療それから科学技術問題を中心に、ただし、私はふだん予算委員会にいないものですから、昨年度の補正予算の審議から続いている共通した問題についても少し伺わせていただきたいと思っております。 初めに、与謝野大臣にお願いを申し上げます。 今回の補正予算でやはり最も気になるのは国債の増発の問題でございます。今年度の本予算と補正を加えて新規国債の、これは財投も加えておりますけれども、新規国債の総額見込み五十八・二兆円と。そして、この累積の発行額でございますが、国の発行額、国債として総額七百二十一兆円、本……
○古川俊治君 では、初めに自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。
それでは、菅大臣にお願い申し上げます。
国家戦略室というのが機能を始めているというふうに伺っておりますが、まず、その法的な根拠について伺いたいと思います。お願いします。
【次の発言】 今大臣がおっしゃった内閣法第十二条、それから第二十二条二項に内閣官房の所掌事務が決められておりまして、そこに内閣の重要政策に関する基本的な方針に関する企画及び立案並びに総合調整に関する事務、この規定に基づいているというふうに伺っておりますけれども、そもそも内閣法におけるこの規定というのは、大きな基本として、行政組織法というのが法……
○古川俊治君 では、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。
国立大学法人の運営費交付金のことなんですけれども、国立大学法人の運営費交付金は、旧政権の時代に原則削減するという方針の下、平成十九年度から二十一年度にかけまして一%ずつ減少してまいりました。民主党は政策集の二〇〇九におきましてこの削減方針を見直すというふうに掲げられておりましたけれども、本年度の予算額は昨年度に比べて〇・九%の減少となりました。これは、見直しということになったのに、同様の引下げが続いた理由について御説明をお願いします。
【次の発言】 国立大学法人に対する運営費交付金の削減方針を見直すという政策イン……
○古川俊治君 では初めに、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。 本日、質問が結構多岐にわたっておりますので、なるべく御答弁、端的に、正面から御質問にお答えいただきたいと考えておりまして、長妻大臣、基本的には大臣にお願いをしたいというふうに思っております。 最初に、今回は、大臣の法律案の提案理由説明で、新しいインフルエンザは、感染力は強いものの病状の程度がそれほど重くならないと言っておられますね。今回新しく臨時接種を、形態を創設するんですが、その対象疾患というのは、今般のインフルエンザと同程度の感染力や病状を呈する新型インフルエンザなどの感染症という趣旨でお話になります……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。
初めに、経済と財政のことについてお伺いをしたいと思います。
先日、予算委員会でございましたけれども、菅大臣から、これから国債がどの程度積み重なっていくのか非常に心配であるというお話をしまして、二〇一五年度まで財務省が今まで推計を出されてきているわけですけれども、経済財政担当としまして、二〇一五年までの各年度における財政収支と公債、これは国債、地方債、財投国債発行高を含めたものですけれども、その残高の対GDP比はどのぐらいになるでしょうか。
【次の発言】 財投国債を足すとどうなりますか。
○古川俊治君 では、初めに自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。 初めに、中井大臣に伺いたいと思います。 中井大臣、本国会の冒頭の御演説で死因究明制度について御言及されておりますけれども、日本の死因究明システム、これは大変脆弱でございまして、年間約十六万体ある異状死体のうち解剖されるのは一割程度でございまして、そのほかは外表検査を主とする検案におきまして非常に不明確な死因確定のままに放置されているという実態がございます。このような死因判断というのは、犯罪死の見落としにつながることもありますし、また日本の死因統計をゆがめているという指摘もございます。 これから高齢化社会……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を続けさせていただきます。 階政務官がほかの委員会で遅れているようなので、それまでちょっと順番を変えて御質問をするところがあると思いますけれども、通告してありますので、よろしくお願いを申し上げます。 私もこの法案、大変重要な法案で、様々な点についてこれから議論を進めていかなければいけないというふうに認識しておりますが、どうか仙谷大臣、端的に問題に真っ正面から答えていただくようお願い申し上げます。私もいつも感じるんですが、少し長い答弁をされるので、論点が余ってしまいますと、後日延々とまたこれをずっと御質問させていただくことになりますから……
○古川俊治君 これから自由民主党の古川俊治から質問させていただきます。 今回の公訴時効の廃止ないしは延長ということは、やはりDNA鑑定の進歩、そして普及という点が非常に大きな一因であろうと考えております。 それで、DNA鑑定についてまずお伺いをしたいと思っているんですけれども、足利幼児殺人事件が起こりました。これがDNAの問題性というのを提起した非常に大きな事件になったわけなんですけれども、この事件に関しまして、ようやく菅家さんが晴れて無罪になりましてああいう形になりましたが、考え方として、DNA鑑定自体に間違いがあったのか、あるいは、それは正しかったんだけれどもその評価手続に間違いがあっ……
○古川俊治君 それでは続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を開始させていただきます。
【次の発言】 申し訳ありません。
二〇一〇年度の予算でございますが、終戦直後の一九四六年から六十四年ぶりに当初予算において国債の発行高が税収を上回るというわけでございます。しかしながら、これは大変な異常事態というわけでございますが、財務省が提出している平成二十二年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というものによりますと、実を言いますと、これは二〇一〇年度だけではなくて二〇一三年度まで続くんですね。税収が大幅に落ち込んでいて、国債の発行高がこれをずっと上回っている、そしてその差額が更に大きくなる、こう……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党の古川俊治から質問させていただきます。財政金融委員会で初めて質問に立たせていただきます。 まず、冒頭申し上げたいんですけれども、本当は白川総裁に今日ここに来ていただきまして、白川総裁から直接御答弁をいただきたかったわけですけれども、財政金融委員会より重要なお仕事があられるということで本日はいらっしゃらないようなんですね。もちろんほかのお仕事はあると思いますが、委員会も重要だと思いますので、是非次回機会をいただきたいと、一言申し上げさせていただきます。 最初に、野田大臣にお聞きしたいんですが、十月八日に決定した補正予算の案、これは円高・デフレ対応のための緊……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治から質問をさせていただきます。 私も、冒頭、今回の震災によりまして亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げ、また被災された方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 初めに内閣府にお聞きいたしますけれども、今回の震災による経済への影響について伺いたいと思います。 政府の皆さんも震災対応で苦労されていると思いますけれども、我々野党の議員も全く心は同じでございまして、先週からできるだけ野党の議員として何ができるか考えまして、政府の皆様方に情報を提供させていただき、また皆様方から情報をいただいて地元の皆さんに知らせるということを一生懸命やってまい……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。 今、今回の法律の御説明、趣旨説明を自見大臣の方からいただきましたけれども、私も、この内容の第一、第二、こちらの方はほぼ賛成できる内容となっておりますけれども、お聞きしたいのは第三についてでございます。 これに、企業の財務書類等の質の向上を図るための公認会計士制度の見直しというふうに書いてありますけれども、今回の法案の中に企業財務会計士というような言葉がございまして、この制度を創設するようなんですけれども、自見大臣、この企業財務会計士の制度をつくる目的は何ですか。
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。
最初に、自見大臣、お聞きいたしますが、現在の被災地域の企業、特に中小企業でございますけれども、その企業における資金のニーズの状況について、どのような根拠に基づいてどのように把握されているのか、お話しください。
【次の発言】 先日、私どもも委員会の方で現地へ行ってきたわけなんですが、まさに今政務官がおっしゃったようなことを聞いてきたわけです。
今回の法案でございますけれども、政務官の答弁では、金融機関が地域経済の再生のために貢献したい、そういう意欲を持ってもらう趣旨で作成されていると、これは本日、佐藤委員の御答……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。 私は野田大臣にお聞きをいたします。 三党合意で、子ども手当を廃止して児童手当に戻す、それから来年度から高速道路無償化も廃止をする、高校無償化それから農家の戸別所得補償もこれも見直しをするということが決まったわけですね。言いたくもないですけれども、前回の総選挙の当時、民主党は、無駄を省けばもう二十兆円近くの財源が出てくるとずっと言っておりまして、まず特に地方には負担を求めずに子供一人当たり二万六千円を支給すると、高速道路を無償化する、高校を無償化する、農家の戸別所得補償を行うと。これを、鳩山政権時代、鳩山代表は……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。 質問に先立ちまして、先週末の豪雨で亡くなられました福島、そして新潟の皆様方に心からお悔やみを申し上げます。 今回は原子力損害賠償の問題をこれから議論するわけですけれども、その中で私は一番懸念されるのがやはり住民の方々の健康の問題でございます。今日はまずそのことからお聞きをしたいと思っております。 先週の金曜日ですけれども、政府が六月三十日に設定した特定避難勧奨地点ですね、すなわち年間二十ミリシーベルトの被曝線量に達するおそれのある世帯の方々が初めて避難をされました。震災発生から既に四か月半経過をしているわけで……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。 五月の二十七日に文部科学省が出された福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応についてというやつ、まずお聞きしますけれども、その三番。鈴木副大臣がもう今日御説明もいただきましたけれども、Aというやつですね。暫定的考え方で示した年間一ミリシーベルトから二十ミリシーベルトを目安とし、今後できる限り、児童生徒等の受ける線量を減らしていくという基本に立って、今年度、学校において児童生徒等が受ける線量について、当面、年間一ミリシーベルト以下を目指すと書いてあるんですね。この日本語、大変分か……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。 最初に、検察審査会についてお伺いをしたいと思っております。検察審査会による強制起訴の制度でございますけれども、この制度、平成十六年の司法制度改革の法案によって、刑事訴訟法の一部を改正する法律案によってできたんですけれども、そのときに私は議論に加わっておりませんし、丸山委員も加わっていなかったんですけれども、民主党も賛成されたということでお聞きをしていきたいと思っているんですが。 これは、検察審査会による強制起訴制度、公権力行使に対する民意を反映させるという司法制度改革の趣旨だと思うんですが、それとともに、反面……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。
最初にこの法案についてお聞きしたいんですけれども、今回、判事を四十五人増やすという法案でございますが、判事のみを増やすのは、その理由を聞かせてください。
【次の発言】 指摘していませんよ。
【次の発言】 分かりました。端的にお答えください。
今回、判事のみを増やすのはなぜですかというふうにお聞きしているんです。
【次の発言】 目的が、何ですか、迅速な処理ということでベテランを、即戦力になるベテランを入れるという話でございましたけれども、裁判所法の四十二条一項によれば、判事に任命されるのは判事補としての在職期間……
○古川俊治君 私も最初に質問をさせていただきます。 私は、安里様とそれから仲井眞知事に一問ずつ質問をさせていただきます。 安里様には、私も前から大変沖縄が好きで、学生時代から物すごい優秀なリピーターでございまして、もう何回も伺っているんですけれども、その中で大分訪れる観光客も増えてきて、大分実績を上げられたようですが、そうすると、反面、環境における問題点というのが何か出てきていないか。今、何か問題点がある、あるいはそれに対して対策をやられたことがあったら、あるいはこれからのビジョンで環境の維持保全の問題でお考えになっていることをちょっと伺いたいと思っています。 それから、仲井眞知事様につ……
○古川俊治君 初めに、自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。 大臣、私も外科医でございまして、消化器外科をやっておりますので、今までもB型、C型を問わず肝炎の患者さん、特に肝臓がんになられた患者さんの手術をたくさん担当してきました。また、残念ながら多くの患者さんもみとってきました。我々は医療従事者でございますので、同時にB型及びC型の感染のリスクも大変高いものがございまして、私の大変懇意にしていた友人の医師は、B型肝炎の患者さん、これは肝硬変になりましたけれども、その方が吐血をされたと。そのときに血を大量に浴びて、劇症肝炎になりまして三日後に亡くなったという友人がおります。大変……
○古川俊治君 ありがとうございます。では、座って質問させていただきます。 私は瀬谷参考人にお話を伺いたいと思っております。 本日はどうもありがとうございます。 被災地の状況について、特に今お聞きをしていて、これは除染あるいはやっぱり放射能の安全性の問題が福島にとって大変に鍵になっている問題であるというふうに感じました。 まず、お考えを教えていただきたいんですが、今いろいろな基準が実は言われておるところでございますけれども、政府の方もはっきりした基準が出せないでいる状況であります。ただ、現実問題としまして、いろいろなところを調べてみてもなかなか明確な根拠というのが見出せないという状況が実……
○古川俊治君 それでは、古川俊治からお聞き申し上げます。
昨年、政権は、人事院勧告を実施をしないで公務員給与を削減するという法案を提出をしたわけでございますが、これに対しまして、江利川総裁は、やっぱり人事院勧告を実施しないのは、内閣の法律遵守義務、ひいては憲法に抵触する可能性があるという趣旨の御発言をされました。これについては、政府の方は、人事院総裁が憲法について云々言う権限はないはずだという御議論をされておりました。
この点について、吉田さんはどのようにお考えなのでしょうか。
【次の発言】 その後、昭和四十八年の四月二十五日、大法廷判決でございますが、いわゆる全農林警職法事件におきまして……
○古川俊治君 じゃ、私の方から質問をさせていただきます。 田中先生、今回、こうして原子力規制委員会の委員長という大役をお受けになったそうですけれども、我々、この原子力規制組織の在り方を考えるときに、IAEAの基準にのっとって、政府からの独立性そして科学性という二点についてかなりこだわって法案を作ったつもりでおります。 そうした先生の今までの、ジェー・シー・オーの臨界事故やあるいは福島第一原子力発電所の事故、これを分析していらした先生の御経験から照らして、科学性そして政府からの独立性、こういったものがあればこの二つの事故は防げたか防げなかったのか、率直な御見解をお聞きしたいと思っております。……
○古川俊治君 本日は、今お手元に配付しております資料のとおり議事を進めることの動議を提出いたします。
○古川俊治君 替わりまして、自由民主党、古川俊治の方から質問させていただきます。 前年度、その三次補正に際してなんですが、十一月二十五日の参議院の本会議で、ここにいらっしゃる塚田理事の質問に対しまして、大臣は、復興復旧に要する資金の流れの透明化を図るということは重要なので、二十三年度の補正予算を含めて、復興に係る財源、経費の全体像を決算ベースで明らかにする必要があると考えているので、具体的な表示方法について検討すると、このようにおっしゃっているんですね。ただし、その二十三年度の補正を、これを含めたこの具体的な表示方法、この検討状況について教えてください。
○古川俊治君 続きまして、自民党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。 自見大臣、今日、保険業法あるいは銀行の方も聞きますけれども、なるべく短く御答弁をお願いしたいと思っておりますので、御協力をいただきたいと思っております。 この保険業法の改正案について最初に、保険の再委託というものが行えるようになったと、こういう改正を行っておりますが、先ほどおっしゃいました今回の保険業法の改正は、一つは、重要な趣旨は契約者の保護にあるんだということを最初におっしゃいましたが、この保険の再委託を認められることによって保険の契約者がどういうメリットがあるんでしょうか、御説明ください。
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問させていただきます。 先ほど大臣もおっしゃっておりました日本の商品デリバティブの取引でありますけれども、二〇〇三年をピークに、現在では五分の一に落ち込んでおります。また一方で、世界の商品、コモディティー市場というのは、二〇〇三年同期間に比べますと、当時から約五倍に伸びているということでございまして、大変な日本の今の凋落の傾向というのは非常に危機的であるという認識。先ほど大臣もそのことはおっしゃいました。 現在、日本では、やはり石油ですとかあるいは天然ガス、アルミニウム、大豆、小麦、トウモロコシといった、本当に主要な商品のコモディティ……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問させていただきます。 今回、政府が社会保障と税の一体改革ということで法案を出されてきましたけれども、この中に医療、介護が全く含まれていなかったというわけでありまして、さんざんこの委員会でもありましたけれども、一体改革の名に値しないということをずっと言ってきたわけですね。皆さんの政権のときに余り変なふうに決められるというのより、医者として申し上げれば、これから話合いに委ねていただいてかえってよかったんではないかと、私はそういう気がしているところもあるんですね。 しかしながら、実は、今回のこの法案の中で一点だけ大変医療のこれからの実質的……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から御質問させていただきます。 まず、大臣に伺いたいんですが、先ほど、今、山谷議員のお話にもありましたけれども、大臣、いろんなところの、経済界の意見も聞いて、医療界の意見も聞いたとおっしゃっておりますけれども、この法案について、先日の参考人質疑でも相当の御議論があったようでございますけれども、私も医療界の仲間からも相当の批判が来ております。 本当にこれは聞いたと言えるのかどうか非常に疑問に思っておりまして、一つ申し上げると、特に三十二条の新型インフルエンザ等緊急事態宣言ですか、これが公示された場合には相当の基本的人権の制約ができるという構造……
○古川俊治君 では、初めに、自由民主党古川の方から御質問をさせていただきます。 今資料を配っておりますので、それを見ながら委員の先生方には聞いていただきたいと思います。 私は、今趣旨説明が後にあったこの死因身元調査法について御質問をさせていただきます。 この法案は、犯罪死体や変死体以外、すなわち死亡が犯罪によらないことが明らかな死体というカテゴリーの死体につきまして、警察等が死体に対して一定の検査や措置を行えるようにして、死因が災害や事故や犯罪などによることを明らかにして被害拡大や再発防止を図ることを目的としているということになりますね。 しかしながら、これはよくよく考えてみますと、元……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。 大臣に伺いたいんですが、現在のこの法曹養成の在り方、法科大学院からの司法試験の合格率の低迷、あるいは志願者の減少、そして新人の弁護士の大変な就職難、様々な問題点が指摘されていることは十二分に御存じだというふうに思っております。 この法曹養成全体の在り方について早急に見直さなきゃいけないというのは、これはもう与野党一致した考え方であると思いまして、今検討がされているところだと思います。平成二十二年十一月二十四日、衆議院の法務委員会の附帯決議で、法曹養成に関する制度の在り方全体について速やかに検討を加え、その結果……
○古川俊治君 それでは、古川俊治の方から質問をさせていただきます。 科学研究の推進というのは今後の成長戦略にとって極めて重要な課題だと思うんですけれども、実は、科学研究費の補助金の不正使用が後を絶たないんですね。今日、そういった会計検査院からの報告もありました。 十八年の八月に共通的な指針を省庁間で作りまして、十九年の二月から文部科学省はこのガイドラインを施行して研究費の不正使用の防止を図ってまいりました。ただ、今年の四月の二十六日の報告によりますと、このガイドラインの施行以降も相変わらず科学研究費の不正が絶えないといったことがございまして、これでは国民に説明責任がなかなか付かないと思うん……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治から質問をさせていただきます。 今回の所得税の改正では、長年の懸案となっておりました金融所得課税の一体化、これが進んできたわけですね。上場株式等に公社債を含める、こういう一体化が決定されたわけなんですけれども、これは一つの前進だとは思うんですね。 我々としましては、是非これからデリバティブも損益通算を一緒にやっていただきたい。これが国際化、標準となっておりますので、今はデリバティブの取引というのは国際間の競争が激しい。そして、日本におけるこの取引というものをこれから活性化していくために、是非このデリバティブも通じた総合的な損益通算をやっていただき……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治から質問をさせていただきます。 アベノミクス、大変効果が出ていると認識しておりますけれども、円高是正、その効果というのも限界がございますし、また国債を伴う公共事業投資というのもそう繰り返せるわけではないと。やはり、この予算委員会の議論でも出ていますけれども、アベノミクスによるこの日本経済の再生、そこで一番重要なのはやはり経済成長戦略であるということになると思います。 成長戦略を考えた場合に、規制改革とか減税、これは現在ある産業競争力を潜在的なものを引き上げていく、これは可能だと思います。これも大事なんですけれども、一番大事なのはやはりイノベーショ……
○古川俊治君 まず総理に伺いますけれども、二月二十八日の施政方針演説で、総理はプライマリーバランスについて、遅くとも二〇一五年までにその赤字の対GDP比、二〇一〇年度の水準から半減させる、そして二〇二〇年までに黒字化させると、そういう財政健全化目標の実現を目指すということをおっしゃいました。 前政権時代もこの財政健全化目標は国際公約という形になっているんですけれども、総理、この目標は安倍政権においてもやはり国際的に公約をするということなのか、また、この健全化目標は国と地方を合わせてということになっておりますけれども、国単独ではいかがでしょうか。
○古川俊治君 それでは、私から質問をさせていただきます。 今回の法案では、今まで規制が及ぶかどうか明らかではなかった医療機関の中でやったり、あるいは医療機関から委託を受けて細胞加工をすると、こういう業務が明確に規制されることになったということで、これは大変よかったというふうに思っています。 私もがんの患者さんを診療してきましたので、今まで、外科の治療をやっても再発している患者さんがいて、そういう患者さんは治す方法が最後はなくなることがあるわけですね。そのときに、本当に大々的にちょっと宣伝まがいのことをやっている非常に根拠の薄い細胞療法・治療というのがあって、これがまたすごくお金が掛かる、自……
○古川俊治君 どうも三人の参考人の皆様方、お忙しいところ、ありがとうございました。 まず、三人の参考人の皆様にそれぞれ共通して質問したいことが一問と、それから各参考人の皆さんに個別に一問ずつ御質問させていただきたいと思っております。 日本は長い間終身雇用という文化が続いてきましたけれども、近年、様々な情勢の変化から、転職をして職を変えながら仕事をしていく、こういうスタイルがかなり一般的になってまいりました。 その中で、在職者が在職中にキャリアアップを積んでいくということがやはり充実した仕事をしていく上で極めて重要なことと考えておりますけれども、現在、今日お話しになった中でもいろんな御意見……
○古川俊治君 では初めに、自由民主党の古川俊治から質問をさせていただきます。 国会もいよいよ会期末を迎えてきたわけですけれども、この通常国会を通して、やはりアベノミクス、第一の矢、金融緩和、第二の矢、財政出動に比べて、やっぱり本当に重要なところであります成長戦略がいま一つ力、弱いんではないかという意見が多かったと思います。確かに、昨年度は、経済、大分回復をいたしましたけれども、本年度になって株価も一服をしておりまして、上下しておりまして、なかなか成長戦略といっても目新しいものはないんじゃないかという意見がかなり出ています。 私も、その項目を並べることよりは、やはり着実に実行していくことが成……
○古川俊治君 続きまして、出張いたしましてこの内閣委員会で質問させていただきます。 今、松下筆頭の大変骨太な質問から、ちょっと痩せっぽちが大変けちな質問をいたしますけれども、私が思うのは、この独法改革で、確かに改革しなきゃいけなかった部分もあるんですけれども、結構無理やり多くの法人、いろんな種類のものを一つに押し込めて類型化していったために、ちょっととばっちりを受けた部分があるというふうに感じているんですね。それが一番大きいのがやっぱり研究開発法人なんですよ。だから、今日は、これ大変私懸念がございまして、与党ではございますけれども、少しけちな質問をしますので、しっかりとお答えいただきたいと思……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。
去る九月二十九日の本会議におきまして財政金融委員長に選任されました古川俊治でございます。
本委員会は、財政、金融全般にわたる所管事項を取り扱う重要な委員会であり、委員長としての職責の重さを痛感しております。
委員会の運営に当たりましては、皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る九月二十九日までに、川田龍平君、山本博司君、熊谷大君、長谷川岳君、三宅伸……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府政策統括官前川守君外五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁黒田東彦君及び同副総裁岩田規久男君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、鶴保庸介君及び平野達男君が委員を辞任され、その補欠として宮沢洋一君及び荒井広幸君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として金融庁総務企画局長池田唯一君外七名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、荒井広幸君、浜野喜史君及び宮沢洋一君が委員を辞任され、その補欠として平野達男君、大塚耕平君及び三宅伸吾君が選任されました。
また、本日、塚田一郎君が委員を辞任され、その補欠として豊田俊郎君が選任されました。
【次の発言】 関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び経済上の連携に関する日本国とオーストラリアとの間の協定に基づく申告原産品に係る情報の提供等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。麻生財務大臣。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、三宅伸吾君、豊田俊郎君及び石田昌宏君が委員を辞任され、その補欠として塚田一郎君、馬場成志君及び堀井巌君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び経済上の連携に関する日本国とオーストラリアとの間の協定に基づく申告原産品に係る情報の提供等に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として財務省関税局長宮内豊君外九名の出席を求め、その説明を聴取することに御異……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、馬場成志君、堀井巌君及び尾立源幸君が委員を辞任され、その補欠として石田昌宏君、宮沢洋一君及び金子洋一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として警察庁刑事局組織犯罪対策部長樹下尚君外十名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、金子洋一君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君が選任されました。
【次の発言】 インターネット等を通じて国外から行われる役務の提供に対する消費税課税の適正化のための措置に関する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査のため、株式会社紀伊國屋書店代表取締役社長高井昌史君、ヤフー株式会社社長室コーポレート政策企画本部長古閑由佳君及びアマゾンジャパン株式会社渉外本部本部長渡辺弘美君、以上三名の方々に参考人として御出席をいただいております。
この際、参考人の方々に一言御……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月十八日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として尾立源幸君が選任されました。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり財政及び金融等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、財政及び金融等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時一分散会
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として金融庁監督局長森信親君外二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁黒田東彦君、同理事雨宮正佳君、同理事櫛田誠希君及び同理事武田知久君の出席を求め、その意見を聴取……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
財政及び金融等に関する調査を議題といたします。
財政政策等の基本施策及び金融行政について、麻生財務大臣兼内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。麻生財務大臣兼内閣府特命担当大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
この際、宮下財務副大臣、菅原財務副大臣、赤澤内閣府副大臣、竹谷財務大臣政務官、大家財務大臣政務官及び越智内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。宮下財務副大臣。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府大臣官房審議官福井仁史君外六名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、白眞勲君、塚田一郎君及び宮沢洋一君が委員を辞任され、その補欠として風間直樹君、吉田博美君及び井原巧君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
所得税法等の一部を改正する法律案及び法人税法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として財務省主税局長佐藤慎一君外七名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、井原巧君が委員を辞任され、その補欠として吉川ゆうみ君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
所得税法等の一部を改正する法律案及び法人税法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として財務省主税局長佐藤慎一君外八名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一日、大野泰正君が委員を辞任され、その補欠として宮沢洋一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府大臣官房審議官井野靖久君外八名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に参考人とし……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として警察庁長官官房審議官島根悟君外一名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁黒田東彦君、同副総裁岩田規久男君、同政策委員会審議委員原田泰君、同理事雨宮正佳君、同理事……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、尾立源幸君が委員を辞任され、その補欠として石上俊雄君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として財務大臣官房総括審議官迫田英典君外三名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石上俊雄君及び舞立昇治君が委員を辞任され、その補欠として尾立源幸君及び宮沢洋一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府公益認定等委員会事務局長岩田一彦君外七名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として金融庁総務企画局長池田唯一君外五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行副総裁岩田規久男君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府大臣官房審議官井野靖久君外七名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 財政及び金融等に関する調査のうち、税制等に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 質疑終了時刻が参りましたので、おまとめください。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、宮沢洋一君及び平野達男君が委員を辞任され、その補欠として森屋宏君及び荒井広幸君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
金融商品取引法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として金融庁総務企画局長池田唯一君外四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、荒井広幸君及び森屋宏君が委員を辞任され、その補欠として平野達男君及び宮沢洋一君が選任されました。
【次の発言】 財政及び金融等に関する調査のうち、アジアインフラ投資銀行に関する件を議題といたします。
本日は、本件について参考人の方々から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、東京大学特任教授河合正弘君及びコロンビア大学教授・政策研究大学院大学教授伊藤隆敏君でございます。
この際、参考人の方々に一言御挨拶申し上げます。
本日は、御多忙のところ本委員会……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、尾立源幸君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に藤巻健史君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、蓮舫君、石田昌宏君、長峯誠君、森まさこ君、山本一太君及び大塚耕平君が委員を辞任され、その補欠として尾立源幸君、柘植芳文君、石井正弘君、大野泰正君、太田房江君及び藤田幸久君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八月二十八日までに、藤田幸久君、柘植芳文君、石井正弘君、大野泰正君、太田房江君及び渡邉美樹君が委員を辞任され、その補欠として大塚耕平君、石田昌宏君、長峯誠君、森まさこ君、山本一太君及び塚田一郎君が選任されました。
また、本日、前川清成君及び尾立源幸君が委員を辞任され、その補欠として足立信也君及び那谷屋正義君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人……
○委員長(古川俊治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、那谷屋正義君及び足立信也君が委員を辞任され、その補欠として尾立源幸君及び前川清成君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一八号消費税大増税をやめることに関する請願外二百九十一件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治から御質問させていただきます。 私は、東芝の問題について御質問をしたいというふうに思っております。 これはコーポレートガバナンスの問題がもちろん第一ではありますけれども、同時にこの不正を見抜けないできた会計監査の在り方の問題でもあるということで、主に会計監査の視点からもお話を伺いたいと思っております。 会計監査の充実を目指して累次の取組がずっと行われてきた、これは私も調べて分かっていることなんですけれども、ただ、近年、それでもカネボウの事件あるいはオリンパスの事件、東芝事件、相次いで、ずっと一流企業と本当に信じられてきた上場企業が次々に非常に……
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治から質問させていただきます。 私も、津田先生の御指導によってしばらく財政金融委員会に左遷されておりまして、二年ぶりぐらいにこの委員会で質疑をさせていただく、大変光栄に思っております。 私は財政金融委員会におりまして、ただ、そこでもちょっと財政について勉強させていただきました。大変この日本の財政状況、現在すごい厳しい中で、社会保障の給付になかなか、一定の枠を付けなきゃいけないという状況になってきていると。 その中で、私、塩崎先生というのは、やはりパイを取り合っていくのではなくて、パイを大きくしてから分けていく、こういう考え方、すなわち経済成長と社会保障を両……
○古川俊治君 参考人の皆様方、ありがとうございました。 最初に磯谷先生に伺いますけれども、この改正案の附則には、今後、裁判所がどのように関わっていくか、これを検討するという検討規定が置かれることになりました。今までも、児相にしても、児童に対する保護措置をとる場合に、ある意味そこに、家庭にいるわけですから、なかなか、実質的に保護措置をとるかどうか、この判断がやはりどうしてもちゅうちょされるという場合が多かったというふうに伺っておりますけれども、ある意味で、裁判所がそれを実質的に決定してくれるということになると多分児相のそういった負担は少し減るんだろうというふうに思っているんですが、ちょっと私も……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治から質問をさせていただきます。 先日のディオバンの事件に関しますノバルティスファーマ社の裁判でありますけれども、故意のデータ改ざんということは認められたんですけれども、旧薬事法の虚偽・誇大広告には当たらないということで、一応地裁レベルでは無罪判決ということになりました。 検察は、これにつきまして控訴をしたようではありますけれども、まだ刑事事件続くわけですが、私、弁護士として見た場合には、旧薬事法、現行の医薬品医療機器等法でありますけれども、その虚偽・誇大広告に該当して問うというのはなかなか難しいんじゃないかなというふうに思っております。 今般……
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治です。 今日は代打ちでこちらに参りまして、この研究法案につきまして質問をさせていただきます。 といいますのも、私、自民党の厚労部会長として今日いらっしゃる皆様とこの法案の取りまとめをいたしました。実は、内心じくじたる思いというか、反対の意見がたくさん私自身の中であって、最後までこれを通さなかったのは私自身であります。今日は、その思いもあって、たくさんの文句を言わせていただくという立場でここに伺いましたので、そのつもりでよろしく御答弁をお願いしたいというように思っております。 私、今年で外科医三十年目でありますけれども、大学病院での診療が長かったものですか……
○古川俊治君 では、古川から質問をさせていただきます。 この民法の議論がずっと入ってきまして、主に時効と保証という大きな論点が中心に審議されていますけど、私は弁護士としてもうちょっと違った観点から、今まで、実は審議会の整理されていない論点についてちょっとお聞きしたいと思っております。 実はこの民法改正について、私が最初にこれ報道に触れたというのは二〇〇六年のことなんですね。このときは、私もまだ全然政治家になろうとも思っていない、候補にもなっていない頃でしたから、一弁護士としてそのとき思ったのは、古いかもしれない、確かに民法ってね、だけど、別に今機能しているじゃないかと、何でそれをわざわざ変……
○古川俊治君 では、私から質問させていただきます。 私は、今回、自民党で法務部会長をやらせていただきまして、この法案の取りまとめをやらせていただきました。野党の皆さんも、与党は法案を通すのが仕事だというふうに思われているのかもしれませんけれども、実際、与党内でもかなり議論をしました。十五回ぐらいは多分議論をして、いろんな意見が出て、最後取りまとめたと。論点は様々にやはり党内でも話し合っていたと、まずそういう実情は是非御理解いただきたいというふうに思っております。 その上で幾つか、私なりに部会で議論があったなと思う点について、今日は順次お話を伺いたいと思います。 まずは、皆さんおっしゃって……
○古川俊治君 では、自由民主党、古川俊治から質問をさせていただきます。 まず冒頭、本日朝に、昨日、アフガニスタンの首都カブールで爆弾事故が起こって、事件がありまして、九十人が亡くなり、また四百人以上、邦人を含んでおりますけれども、けがをされたという報道に触れました。亡くなられた方に哀悼の意を表し、また負傷された方にお見舞いを申し上げたいと思っております。 トランプ大統領はこれをテロと一応考えまして声明を発表しているようですけれども、今、ここのところ、先日のイギリスのテロ事件もありましたけれども、大変頻発しているわけであります。こういう状況からお考えいただきまして、国内でも、今ISILからは……
○古川俊治君 続きまして、前二回に引き続き、自民党、古川俊治の方から質問させていただきます。 まず最初に、この国会を通じてまだ出ていない論点の一つについて質問したいと思っております。 この法案は、もちろん中心となるのはテロ等準備罪の新設なんですけれども、実はそのほかにも多くの規定がこれは今回改正され、できるわけですね。私、一つ重要だと思っているのが、司法妨害への対応、特に証人等買収罪というものが規定されるのはこれは非常に意義があるというふうに思っています。衆議院での参考人質疑にもありましたけれども、幾らこの刑罰法規を整備しても、裁判を含めた司法活動を妨害する行為が行われて犯罪の立件やあるい……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治から質問をさせていただきます。 アベノミクス、安倍政権の下で既に五年半ぐらいが経過しました。企業収益は史上最高収益ということで比較的安定的に推移していますし、また、雇用情勢は非常に今すごくいい状況、バブル崩壊以降と言われています。物価の下落という意味では、もうデフレも大分止まってきたと、まあまだまだ弱いですけれども。 そういう意味では、五年半、まあまあ良かったのではないかと思っておりますが、何といっても、実質賃金がなかなか上がってこないということで、個人消費が伸びないんですね。ですから、地域に行くと、なかなかそんなに成長しているという全く実感が……
○古川俊治君 自民党の古川俊治から質問を最初にさせていただきます。 私も最初に森友学園の問題に触れたいと思います。 決裁文書の書換えの問題、あるいは口裏合わせの働きかけの問題、これは本当に驚くべき不公正な事態でありまして、財務省、何考えているんだと私も言いたいんですよね。 それは皆さんは本当にトップエリートですよ、まさに、この日本の国のね。憲法十五条の二項には、公務員は全体の奉仕者であり一部の奉仕者ではない。その趣旨は、やはり本当にエリートたる公務員であれば国民全体の負託を受けているんだ、そういう覚悟でやらなきゃいけないはずなんですよ。それが全くこういう事態を起こしたということにつきまし……
○古川俊治君 それでは、初めに自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。 本国会でもアベノミクスの成果という議論がいろんなところで議論されてきたわけですけれども、やはり我々から、与党から見ましても、アベノミクスの本丸であるこの第三の矢、成長戦略についてはやはり十分ではないという認識はみんな持っているというふうに思っています。 安倍政権になって、少し建設の需要ができたり、あるいは女性や高齢者の就業が少し進んだと。あるいは、人手不足になったので、省力化のための設備投資、IT投資が進んだと思うんですね。そういうことで潜在成長力も徐々にアップしたんですけれども、いまだ政府の目標である二……
○古川俊治君 おはようございます。一番最初、自由民主党の古川俊治から質問をさせていただきます。 今日、今、麻生大臣の御説明にもありましたように、財務省の本年の国債費は二十三兆五千億余りと、まだこの国債が問題になるんですけれども、昔というか、これ数年前なんですが、麻生大臣に埼玉県に来ていただきまして、そのときに御講演を伺いました。 そのときには、今の日本国債は円建てであると、全て。そして、多くが、日本は経常黒字なので、円の信認というのは問題がないだろうと。それから、ほとんどが日本国民が持っているから、日本国民が九割を所有していますよね、日本国債、それなので、皆さんが借金のツケ回しを、先送りを……
○古川俊治君 それでは、自由民主党、古川俊治から質問させていただきます。 私は四年ぶりにこの委員会に帰らせていただきまして、四年間鬱憤がたまっていますので、是非遠慮せずに突っ込みを入れたいというふうに思いますから、覚悟していただきたいというふうに思います。 この法案の審議の中でも、日本は医薬品と医療機器が総額で大体輸入超過が三兆円ぐらいあると、加藤大臣も衆議院の委員会で、この点について、基礎研究の力、開発の力、あるいは開発から実際の製品につなげていく力などが問題ではないかという問題意識を述べられているんですね。もちろん、私も、この日本で使われている新薬の多くが海外オリジンであるということ、……
○古川俊治君 新型コロナウイルス感染症、COVID―19と呼ばせていただきますが、これについて質問をしたいと思います。 今回のこのCOVID―19については、感染症の専門家とか、あるいは地域のお医者さん、医者に聞いてもいろんな意見があるんですね。本当にばらばらです。専門家といっても、感染症の専門家は公衆衛生の専門家とウイルス学の専門家と、あと感染症の患者を診ているそういう人たちでは全くこれ意見が違ったりします。専門家会議の中でも、個別に意見をちょっと伺うと全然違うことを言っていたりすると、こういう状況なんですね。中国からとかアメリカから出ている情報を見ても結構数字や情報にばらつきがあって、こ……
○古川俊治君 今日は、一番最初、薬のことについて御質問させていただきます。 今のこのCOVID―19の流行の状況を考えると、やはり国民の皆さん、とにかく早く治療薬が手に入れられないかということはすごく思っていると思います。医療現場でも、やはり有効な治療薬があれば、それを投与して患者さんを回復させることができると、非常に喜ばしいわけですね。政府の方も、非常にこの治療薬というものは求めていると思います。 ただ、こういう政治的なプレッシャーがある中で、やはりいかに科学的に判断をし、承認を行っていくか。これは、有効性と安全性と品質というものを確保することがまさにこの医薬品医療機器等法の趣旨でござい……
○古川俊治君 質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。 田村大臣には、二回目ということで、ちょうど大臣、政権に復帰いたしまして大臣やられまして、その後、医療提供体制についても、あるいは医薬品、医療機器についても大分体制を変えたと。で、目指してきたところが大分近づいてくるわけでありまして、その意味では、前の大臣のときからもう一度見返して、達成できていないところがあるか、あるいは引っ張っていかなきゃいけないところがあるか、そういうバランスのときだと思うんですね。是非頑張っていただきたいというふうに思っております。 最初に、補償についてちょっと伺いたいんですが、今回は、一般的にワクチン……
○委員以外の議員(古川俊治君) まず、先ほどのお話もありましたけれども、既に夫婦の間の生殖補助医療というものが十五人に一人に近づいているという状況でありまして、これは、毎年毎年出生数が減る中で増えております。そのような生殖補助医療全体を考えた場合に、一つの明確な理念を定めておく必要があるのではないかと、まずそれが一つの問題意識でございます。 そして、九条、十条、先ほど御指摘いただきましたこの民法の特例につきましては、やはり今、配偶子を提供を受けて子供を産む方がおられまして、その数は、近年、これがずっと起こってきましたので、その意味からいうと増えている状況にあります。一応の最高裁判例は今ござい……
○古川俊治君 大臣は、先週金曜日の、木曜日ですね、田島麻衣子議員の変異株に対する質問の答弁で、宮城県などは484Kが圧倒的に優勢であり、東京は484Kが五割ぐらいで501Yが二割ぐらいとおっしゃっている。これ、私から見ると意味不明なんですよ、何言っているのか。 ちょっとこの資料一を御覧いただきたいんですが……(発言する者あり)いや、言っている、言っている。確認しました。 この一番を見ていただきたいんですけど、501Yとそれから484Kは、これ上の三つが今世界で問題になっている新興変異株ですね。両方これあるのがかなり多いわけですね。南アフリカとブラジルは両方ある、それからフィリピンも両方ある……
○古川俊治君 ありがとうございます。 私もちょっと忽那参考人に伺いたいんですが、一点は、先生がおっしゃいました感染症専門医の育成が大事だろうと。ただ、我々経験しているパンデミックで申し上げますと、新型コロナが二〇〇九年にあって、今回COVID―19があるという状況で、やはりなかなかそれだけの専門家を、十年に一回、あるいはもっと先に、もっと前は余りなかったような気がするんですが、先生の御経験でもですね。そこに感染症の専門医を用意するというのはなかなか難しいということで、一般にほかの診療をやっている人がそのときに感染症を診られるようにという体制の方が現実的なんではないかと考えるんですが、先生のち……
○古川俊治君 それでは、今日は最初にちょっとワクチンについて伺いたいと思います。 我々の党内でも国産ワクチン何でできないんだという声が非常に強くて、多分これは他党の皆さんの中でも同じだと思います。 これから考えた場合に、今、日本の状況、感染者が少ない、あるいはワクチンが進んできたということを考えますと、まあまだ全く進んでないとおっしゃる人いると思いますけれども、ただ、ワクチン開発するにはやっぱり何らかの発症予防効果ではない評価方法を考えないといけないということになってくるわけですよね。 それで、この点については、例えば先日、藤井委員の質問に対して局長お答えになっていて、中和抗体で例えばそ……
○委員長(古川俊治君) この際、御一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました古川俊治でございます。
委員各位の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に阿達雅志君、上野通子君、三木亨君、川田龍平君及び安江伸夫君を指名いたし……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及び消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
地方創生及び消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○古川俊治君 こっち側にいるとなかなか質問の機会ないんですけど、ようやくあってうれしいです。ですので、なるべく答弁は端的によろしくお願いします。そして、質問の聞き方を変えたりする可能性がありますので、答弁書を読み間違えないように、ちゃんと質問に付いてきてください。よろしくお願いします。 じゃ、最初に聞きます。 今回の緊急承認制度、答弁伺っていますと、治療薬であればレートフェーズ2、後期第二相試験で安全性を推定していくと、ワクチンであれば第三相試験まで、安全性、そこを確認する必要があると、そういう、基本的にはそういう御答弁なんですけれども。 資料一を御覧いただきたいんですが、これ、おととし……
○委員長(古川俊治君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました古川俊治でございます。
委員各位の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。
それでは、理事に太田房江君、三木亨君、真山勇一君及び高橋光男君を指名いたします。
本日はこれにて散会い……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、森屋隆君及び進藤金日子君が委員を辞任され、その補欠として田島麻衣子君及び比嘉奈津美君が選任されました。
【次の発言】 地方創生及びデジタル社会の形成等に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題とします。
地方創生及びデジタル社会の形成等の基本施策について関係大臣から所信を聴取いたします。
まず、野田内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。野田内閣府特命担当大臣。
【次の発言】 次に、若宮国務大臣から所信を聴取いたします。若宮国……
○委員長(古川俊治君) ただいまより地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、比嘉奈津美君、堀井巌君及び岸真紀子君が委員を辞任され、その補欠として進藤金日子君、小野田紀美君、打越さく良君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官兼内閣府地方創生推進室次長渡邉政嘉君外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、打越さく良君、小野田紀美君、矢倉克夫君が委員を辞任され、その補欠として岸真紀子君、堀井巌君及び安江伸夫君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方創生及びデジタル社会の形成等に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官新井孝雄君外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、安江伸夫君及び斎藤嘉隆君が委員を辞任され、その補欠として矢倉克夫君及び勝部賢志君が選任されました。
【次の発言】 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案を議題といたします。
なお、野田内閣府特命担当大臣が諸般の事情により本日の委員会への出席が困難となったため、理事会での協議の結果、赤池内閣府副大臣に出席を求めることといたしましたので、御報告いたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、勝部賢志君、矢倉克夫君、高木かおり君及び堀井巌君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君、高瀬弘美君、梅村聡君及び石田昌宏君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官五味裕一君外十八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取す……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高瀬弘美君、梅村聡君、若松謙維君、森屋隆君、足立敏之君及び三浦靖君が委員を辞任され、その補欠として矢倉克夫君、高木かおり君、秋野公造君、堀井巌君、馬場成志君及び勝部賢志君が選任されました。
【次の発言】 情報通信技術を利用する方法による国の歳入等の納付に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。牧島デジタル大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、勝部賢志君、秋野公造君、本田顕子君及び進藤金日子君が委員を辞任され、その補欠として下野六太君、森屋宏君、清水真人君及び熊谷裕人君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
情報通信技術を利用する方法による国の歳入等の納付に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府子ども・子育て本部審議官相川哲也君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、下野六太君、清水真人君、熊谷裕人君、堀井巌君、宮崎雅夫君及び馬場成志君が委員を辞任され、その補欠として秋野公造君、石川大我君、足立敏之君、藤木眞也君、上月良祐君及び山下雄平君が選任されました。
また、本日、秋野公造君が委員を辞任され、その補欠として高瀬弘美君が選任されました。
【次の発言】 構造改革特別区域法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。野田内閣府特命担当大臣。
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石川大我君、足立敏之君、藤木眞也君、上月良祐君及び山下雄平君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君、堀井巌君、宮崎雅夫君、進藤金日子君及び馬場成志君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣人事局内閣審議官松本敦司君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十日、高瀬弘美君が委員を辞任され、その補欠として秋野公造君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二七七六号マイナンバー制度の利用拡大を中止し、制度を廃止することに関する請願を議題といたします。
本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることになりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○委員長(古川俊治君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました古川俊治でございます。
委員各位の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に太田房江君、三木亨君、岸真紀子君、高橋光男君を指名いたします。
本日はこれ……
○委員長(古川俊治君) ただいまより地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
済みません、委員の皆様にはマスクを御着用お願いいたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
地方創生及びデジタル社会の形成等に関しての総合的な対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○古川俊治君 では、質問させていただきます。 私は、黒田総裁になって九年半ですけれども、その間、多分四年ここにいたと思います、途中で委員長もやらせていただきましたけれども。ちょっと今日はその総裁の任期を振り返って御質問をしたいと思います。 円安が続いていますけれども、日本銀行、十月二十八日、金融緩和続けるということを決定されました。その前日には、欧州中央銀行が二会合連続で〇・七五%の利上げを決めて、またFRBも十一月二日、四会合連続で〇・七五%引き上げたと。で、十一月三日にはイギリスの中央銀行も〇・七五%の利上げを決められたということですね。 やっぱり物価上昇がずっとしていますので、これ……
○委員長(古川俊治君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました古川俊治でございます。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井正弘君、西田昌司君、比嘉奈津……
○委員長(古川俊治君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
この際、寺田総務大臣、尾身総務副大臣及び中川総務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。寺田総務大臣。
【次の発言】 尾身総務副大臣。
【次の発言】 中川総務大臣政務官。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(古川俊治君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、伊藤孝江君、小西洋之君、中田宏君及び上月良祐君が委員を辞任され、その補欠として窪田哲也君、水野素子君、永井学君及び加藤明良君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案及び最高裁判所裁判官国民審査法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたい……
○委員長(古川俊治君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、水野素子君及び山下芳生君が委員を辞任され、その補欠として小西洋之君及び岩渕友君が選任されました。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。寺田総務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時十二分散会
○委員長(古川俊治君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、岩渕友君、天畠大輔君及び中田宏君が委員を辞任され、その補欠として山下芳生君、舩後靖彦君及び友納理緒君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公職選挙法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(古川俊治君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、舩後靖彦君及び友納理緒君が委員を辞任され、その補欠として天畠大輔君及び中田宏君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたい……
○古川俊治君 今回の法案の医療法部分のかかりつけ医機能については、六条三項、一項のかかりつけ医機能と、報告と、それから三十条の十八の四の第一項の継続的な医療を要する者に対するかかりつけ医機能というこの二つのかかりつけ医機能の報告制度があるんですが、加藤大臣は四月十二日の厚生労働委員会で、衆議院の方ですけれども、三十条の十八の四の方の第一項の五項目の報告項目が今回挙がっていますが、その一つもないという場合にはかかりつけ医機能がない医療機関ということかという質問に対して、この法律で言っている意味ではそういうことになるというふうにお答えになっています。 ただ、眼科とか整形外科などの急性期疾患が中心……
○古川俊治君 参考人の皆様方、本当にありがとうございました。 最初に、自由民主党の古川俊治から質問させていただきたいと思っております。 まず、河村様あるいは森信参考人、お二人のお話は大変、河村参考人は財務省の審議会の委員をやられていると、それから森信参考人は宮沢先生の一年先輩というふうに伺いましたけれども、本当に財務省に長らくいられた方ということで、大変筋金入りというか、筋の通った財政再建論をお話しいただいたというふうに思っております。 河村参考人から解決策というお話もありましたし、また、森信参考人からも、この積み上がった赤字国債をどうするのかというお話がメインだと思いますけれども、実は……
○委員長(古川俊治君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました古川俊治でございます。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井正弘君、西田昌司君、比嘉奈津美君、堀……
○委員長(古川俊治君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第一八六号政党助成金の廃止に関する請願外四十四件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることになりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。さよう決定いたしました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続するということとし、本件の継続調査要求書を議……
○古川俊治君 それでは、自由民主党の古川俊治から質問させていただきます。 まず最初に、私、特別委員長なんですけれども、差し替えで質問することをお許しいただいた野党の皆様に感謝いたします。 私が何で差し替えでここに来たかというと、この法案に実は内心は反対だからです。ただ、衆議院で全会一致で通ったような法案を与党の議員が反対するのも、ちょっと福岡筆頭からもいさめられまして、まあ今日は一応賛成するつもりではありますけれども、問題点が多々あるということをまず指摘をさせていただき、それが、私から言わせると、厚労省のポンコツだから、人災だと、これはということを申し上げて、まず質問に入りたいと思っており……
○古川俊治君 それでは、自由民主党、古川俊治から質問させていただきます。 両参考人とも、本当に詳細な分析をありがとうございました。 まず、井上参考人に伺いたいと思いますけれども、私が多くやってきたのが成長の事業なので、ちょっとそちらのタイプの場合でまず聞きたいと思っております。 この成長していくようなビジネス、新興企業とちょっと申し上げますけれども、そういった場合に、やはりそののれんをどう金融機関が評価するのかというのはかなり金融機関の主観的なところがあると考えております。これは、幾つかいろんなところに話をして、この成長企業、一体企業価値幾らと見るかという話をしますと、非常にばらばらにな……
○委員長(古川俊治君) この際、御一言御挨拶を申し上げます。 ただいま皆様の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました古川俊治でございます。 委員各位の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十九分散会
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、長谷川岳君、神谷政幸君、藤井一博君、太田房江君及び上田勇君が委員を辞任され、その補欠として長谷川英晴君、越智俊之君、友納理緒君、小林一大君及び新妻秀規君が選任されました。
また、本日、長谷川英晴君が委員を辞任され、その補欠として臼井正一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方創生及びデジタル社会の形成等に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議の……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、新妻秀規君、小林一大君、臼井正一君、宮崎勝君、進藤金日子君及び鶴保庸介君が委員を辞任され、その補欠として上田勇君、太田房江君、長谷川英晴君、若松謙維君、石田昌宏君及び白坂亜紀君が選任されました。
また、本日、友納理緒君が委員を辞任され、その補欠として広瀬めぐみ君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、若松謙維君、石田昌宏君、臼井正一君、東徹君、上田勇君、太田房江君、山本啓介君及び越智俊之君が委員を辞任され、その補欠として山本香苗君、進藤金日子君、石井苗子君、宮崎勝君、古庄玄知君、小林一大君、永井学君、吉井章君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方創生及びデジタル社会の形成等に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房デジタル田園……
○委員長(古川俊治君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石井苗子君、古庄玄知君、広瀬めぐみ君、小林一大君、永井学君、吉井章君及び新妻秀規君が委員を辞任され、その補欠として東徹君、太田房江君、友納理緒君、鶴保庸介君、山本啓介君、越智俊之君、山本香苗君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一六号現行の健康保険証を残すことを求めることに関する請願外百七十九件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
……
○委員長(古川俊治君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました古川俊治でございます。
委員各位の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に磯崎仁彦君、山本佐知子君、岸真紀子君、杉久武君を指名いたします。
本日はこれ……
○古川俊治君 私から、では小林参考人を中心にちょっと伺わせていただきます。 小林先生、私、実は先生の十三年後輩でございまして、同じ外科教室で、かつ胃の研究班の後輩ということで直系でございます。先生のお話を九〇年に、実は前阿部教授のときに医局に来ていただいて伺ったという経験がございまして、先生御記憶かどうか分かりませんが。 そのときから、実は僕、イメージとして大変面白いことをやっていらっしゃる先生だと、素敵なことだろうというふうに思ったんですが、それが、じゃ果たしてどのように自分の今具体的な医療の中で問題になってくるか、これが非常につかみにくかったんですね。今、津田委員がおっしゃいましたよう……
○古川俊治君 それでは、自由民主党、古川俊治の方から、最初に厚生労働副大臣の方に御質問させていただきます。 参考人のここでも御意見を聴取いたしまして、そのときにあるクリニックの先生がいらっしゃいました。外国人の医療の提供につきましてはやはり様々な支援が要ると考えられます。その先生は、通訳を自ら雇って患者さんのために自前でやられていたということでございますが、支援には患者さん、医療を受ける側への支援、これは言葉を中心とした様々な文化的な背景の違い等に関する支援もあると思います、そういった情報の支援。それとともに、医療側、今度は医療を提供する方については、これはまず一つが、情報のツールという意味……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から御質問をさせていただきます。 三人の参考人の先生方、ありがとうございました。 我々が今、高負担・高福祉国家の国民は総じて国民幸福度が高い、これは諸外国、特に高負担・高福祉でやられている国の状況を学びまして、これを日本の参考にしたいということでやってきているんですが、よく私、こういった制度の国際比較をやるときに考えるのは、医療制度にしてもあるいは年金制度にしても、日本は日本なりに今まで苦労してつくってきたところがございまして、特に日本人の歴史あるいは国民性、そういったものに根差して今の現制度があり、そしてその上で政策を行っている、そういった……
○古川俊治君 じゃ、時間もありませんので、大石参考人にだけ伺いたいと思っております。いつも医療への取組、そして医療政策への御提言、本当にありがとうございます。 最初に、健診の管理、健保経営についてなんですけれども、今日は生活習慣病管理についてお話を賜りまして、それで、この事業、大石さんのデータの中に平成十五年の高リスクの方々が平成二十一年度における医療費が高かったという分析を示されましたね。それから、恐らくはそのリスクを下げて、リスクの高い人たちに介入をすれば病気にならずに済むんであろうということが出てくるんですけれども、全体として生活習慣病管理を考えた場合に、人間いつかは亡くなるわけですよ……
○古川俊治君 三人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。 これは大変、非常に難しい課題だと思っておりまして、それぞれのお話、それなりに我々の理解できる範囲でお聞きした限りなんですけれども。 まず、草郷先生からちょっと伺いたいと思うんですけれども、HDIについて御紹介を賜りまして、何らかの指標を作らなきゃいけないというのはごもっともなことだと思います。これが非常に客観的に測定がしやすい、評価が簡単だということで汎用されているというお話でしたけれども、例えば一人当たりGDPあるいは平均寿命、それから識字率、あるいは変更されたものでも就学率等でいえば、そういったものは政策的にもかなり踏み……
○古川俊治君 私も一年間だけこの調査会に参加させていただきました。もう既にたくさんの議員の先生から大変勉強になる御意見をいただきまして、私は自分の関心からちょっとお話をさせていただきます。 多くの、本当にいろいろな参考人の方々がお話しいただきまして、大変多角的な見地から、それだけこの幸福の問題は難しいんだというふうに私も感じた次第でございます。雑駁に申し上げまして、皆さんのお話、幸福が、平均が高いというイメージよりは、どちらかというと大変不幸な、幸福でない人がいないという方に、平均値が高いというよりは標準偏差が少ない、下の方にいる人が少ないのが幸福度の高い社会というふうにお考えの方が多かった……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を続けさせていただきます。本日、質問の機会を与えていただきまして、総務委員会の先生方に深く感謝申し上げます。
主権、地域主権という話なんですけれども、その定義については内閣府設置法の四条一項三号に記載されております。ただ、少なくとも主権と言っているんですね、地域主権の主権。そう言うからには、これに意味があるんだと思いますけれども、その主権という意味は何なんでしょうか、原口大臣。
【次の発言】 原口大臣、今のは私も同じ辞書を引きまして、法律学用語の辞典の第三版というやつで、有斐閣のやつですね、そのように出ておりまして、私も現行法を全部網羅……
○古川俊治君 それでは、自由民主党、古川俊治の方から三人の先生方に御意見を伺いたいと思います。 本当にお忙しい中、貴重な御意見をおっしゃっていただきにここに来ていただきました。本当にありがとうございました。 私は、一番今関心を持っていることは、この国家公務員の改革というのは、もうこれ、山本先生ももう実直におっしゃいましたが、実は議院内閣制の在り方と密接にかかわっているということでありまして、民主党さんの方がもう既に別に現在進めようとしている立法府と行政府の在り方の関係、議院内閣制の新しいスタイルということとかなり実を言うと密接に結び付いてきていて、流れから申し上げますと、私どもの旧政権のこ……
○古川俊治君 この「持続可能な経済社会と社会保障の在り方」というのは物すごく深遠なテーマで、この調査会だけで、我々、恐らく一年後には交代することになるかもしれませんが、そういった期間でどの程度できるかというと、やはり限度があるというふうに思っております。 その中で、これは是非とも超党派で、ほとんど全ての議員が問題意識を持っていることでございますので、単なるそこで意見の出し合いという形のことに終わらせないで、できる限り、非常に難しいことかもしれませんが、超党派でせめてこういうことはコンセンサスが得られるんではないかというような内容を含んだ報告ができればいいかなというふうに考えております。 そ……
○古川俊治君 では、続きまして、自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。 まず初めに大塚副大臣にお聞きしたいんですけれども、これはお答えが難しいかもしれませんので、大臣の私見でもあるいは厚生労働省の考え方でもいいんですが、先ほど副大臣もおっしゃいましたように、確かに今までこの議会でも前提が異なるためにかなり合意が難しかったという例があると思うんですね。医療費などは、記憶によりますと、一九九六年における二〇二五年の医療費は現在の推測における二〇二五年の医療費の約三倍弱というようなことになっておりまして、自民党の政権交代をしてやはり数兆円またこの医療費が大分落ちたということがありま……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党の古川の方から御質問させていただきます。 三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。 最初に田中先生にお聞きをしたいんですけれども、私も先生の御著書はたくさん勉強させていただいておりまして、介護保険制度は、もう創設時からおかかわりになって深く関与されてきたというわけですけれども、今回、平成二十四年、本年度が議論の年になるんですが、四回目の報酬改定をいよいよ迎えることになったわけです。二〇〇〇年にできてからもう十一年たちまして、この間、様々な政治的な影響もあり、当初の、先生が創設時に考えられていた理念と、やはりなかなか社会保障費が十分に伸びていか……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党の古川俊治から意見表明をさせていただきます。 この調査会では持続可能な社会保障制度ということを考えているわけですけれども、社会保障の供給面、各参考人の方から供給面について、例えば年金に頼り過ぎているというお話、あるいはもう一つが人材についてであります。供給の内容とともに人材の面、これは女性の社会進出の仕方なんという問題もございました。それともう一つが財源の面でございますけれども、ここは例えば世代間の負担のバランスの問題や、あるいは貧困層にとって相対的に重いと、負担が重くなっていると、こういう御意見もあったように伺っております。 個々の参考人は大変なその分……
○古川俊治君 ありがとうございます。 この調査会、私は初めて加わらせていただきましたけれども、今までの経緯を見ますと、何回か参考人質疑あるいは公聴会等が行われ、しかしながら、最近は委員間の相互の意見交換が多いというふうに見ております。 今日ここでお話合いがありましたように、憲法に関する認識は大きな違いがまだございます。私は、この憲法は、法律家でもございますから、制定過程からいえばやはり、大日本帝国憲法下ではありましたけれども、形式的には憲法改正の手続を取っていること、そして、その時点において憲法制定権力と考えられていた国民の総体的な合意を取っていること、そういう意味でこの憲法が正式に成立し……
○古川俊治君 三人の参考人の方、ありがとうございました。 ただ、私は、この中にも江田先生や福島先生を始めとしまして法律家が多いものですから、ちょっと法律的な観点から櫻井先生と棟居先生に伺いたいと思っております。 最初に、棟居先生から大変分かりやすい憲法の、インフラの義務という、国家の義務という点と、それからリベラルな契機のジレンマというところをお示しいただいたというふうに考えておりますが、我々も、これ立法過程において、櫻井先生のおっしゃるように、個別法に憲法の価値を生かしたいというのは願いなんですね。ところが、はたから見ていると、確かにそれが実現できていないというのは御指摘のとおりだと思っ……
○古川俊治君 はい。 今、日本は議院内閣制を取っているので、これを前提にちょっとお聞きしたいんですが、議院内閣制のときに、ちょうどそのアリーナ型ということで先ほど加藤先生もお話しになられまして、それで議院内閣制は、確かに理想としてはこれは二大政党制が争って選挙で責任を取っていくというような制度の方が、イギリスのウエストミンスターモデルが一応理想だと思うんですけれども、今の議院内閣制を見ていますと、全世界的にですけど、イギリスでも両党が取る、二大政党が取る得票数がだんだん歴史的に減っていると、またオーストラリアでもハングパーラメントという現象が起こってきている。 結局、多元的な今の複雑化した……
○古川俊治君 それでは、最初に自由民主党の古川俊治から質問をさせていただきます。 私は弁護士でございまして、今年で二十二年目の弁護士になります。ずっと執務を行っております。いわゆる五大事務所という事務所の一人でございまして、どういう弁護士かというのは大体お分かりいただけると思うんですけれども、そういう中でやってきました。 私の経験から申し上げさせていただきますと、憲法というのは実は司法修習中もほとんど扱わないんですね。あれは、民事そして刑事、それぞれ弁護士で修習する、あるいは裁判官やるという手続だけで、実は憲法の話というのは司法試験以来ほとんどやらなくなるんですね。 実際、弁護士になった……
○古川俊治君 投票価値の不平等に関する私の意見を述べます。 最高裁は、投票価値の平等は憲法上の要請であるとしていますが、その判断枠組みは、投票価値の不平等状態が国会の裁量権の限界を超えているか、合理的期間、相当期間の間にこれを是正する措置を講じないことが立法裁量の限界を超えるか否かという二段階であります。 仮に最高裁が投票価値の平等を人権論として論じているのであれば、定数不均衡による法の下の平等の侵害が国会の裁量権の限界を超えれば、直ちに人権を救済しなければならないはずであり、合理的期間の徒過や議論の方向性などを考慮することは人権論の救済としては妥当ではありません。 すなわち、最高裁が論……
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