このページでは川上義博参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川上義博参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○川上義博君 おはようございます。民主党の川上義博でございます。前は与党の方で質問をしておりましたけれども、今回は野党の方で民主党で質問をさせていただきます。 先ほど、ずっと話聞いていましたけれども、やはり民主党の池口委員の話は至極もっともで、道路に使われなかったら、当たり前の話ですけれども、税率を下げるというのは、これはもうだれが考えたって一〇〇%納得することだと思うんです。だから、なぜそれを今維持するかというのは、やはり道路整備が遅れていると、こういうことがあるから我々はそれを主張しているわけであります。 実は、道路整備の中期計画の構成案の中で整備目標と課題、これを掲げているという話が……
○川上義博君 民主党の川上義博でございます。おはようございます。 まず最初に官房長官に、拉致議連の総会で横田さんが、対話路線の福田内閣になって、北朝鮮の態度も対話しようかという微妙な段階に来ていると。これは時事通信の十月十八日の文章でありますけれども、横田さんが、制裁一辺倒という形が本当に正しいのかどうか、そのときそのときで見直す必要があるという発言、会見でされているわけでありますけれども、この見直す必要がある、このことについて、官房長官、これからやはり制裁一辺倒じゃなくて対話に重点を置かなければいけないと、そのように思っているんだと、横田さんの発言に対してはそれも含めてどのような感想をお持……
○川上義博君 おはようございます。 前回もこの法案の審査において治水に関する質問がありましたので、若干この治水に関する質問を最初に行いたいと思います。 道路のことで最終報告書を作成されたと。この対象業務は治水とか港湾とか空港の事業も含まれているのかと。これは多分、道路関係業務の改革本部でありますから含まれていないと思いますけれども、これは含まれていないと思うんですね。そこで、この治水の特別会計においても改革本部なるものを設置して、例えば福利厚生費の適正な支出とか、広報広聴費の適正、あるいは業務管理の適正になされているかどうかを改革本部でおやりになる必要があるんじゃないかなというふうに思いま……
○川上義博君 川上です。 空港整備は今回の法改正で、何というんですか、概成したと、大体終了したので、新しい展開に入っていくということだろうと思うんですけれども、本当に空港の整備は大体終わったんだろうかということがあるんですね。 私、鳥取でありますけれども、あの小さい県で飛行場二つあるんですよ。飛行場の整備をやっぱりこれからずっと続けていかなければいけないというのが地方の要望なんですね。だから、これからも、もう概成したということではなくて、必要なローカルの飛行場は整備をする必要があると思うんですけれども、まずその辺りを、方針をお伺いしたいと思います。
○川上義博君 民主党の川上でございます。
最初に、民主党の外務防衛の部門会議で、四月八日だったと思うんですけれども、石川参事官から、私は、拉致の問題が解決しない限りエネルギー支援を行わないのか、どうするんだという話をいたしましたら、石川さんの方が、拉致の問題が解決しなければ一切エネルギー支援は行わない、これは間違いのないことだと、このようにおっしゃったわけであります。それは今でも変わりありませんか。
【次の発言】 今、拉致の問題が解決しない限りというのは進展という言葉になったんですね。拉致の進展がない限りという話がありました。
実は、拉致の進展を制裁解除の条件にしているんですね。で、その進……
○川上義博君 民主党の川上でございます。 最近、麻生総理が、消費税の問題もあるいはたばこの増税の問題も、指示したにもかかわらずなかなかうまくいかない、求心力が大変低下しているんじゃないかと、このように思うんですね。実は中国日報という中国の、中国というのは中国地方じゃない中華人民共和国なんですけれども、そこの新聞がこう書いているんです。ホームページで、漢字の読み間違いや教養を疑われるような発言で総理の国政担当能力に疑問が持たれているという、こういう報道があるんです。 このことについて、内閣を統括されている官房長官、これで本当に外交上のガバナンスというのが保たれるんですかということなんです。要……
○川上義博君 まず、決算委員会の理事並びに委員の皆様方には、こういう機会を与えていただきまして心からお礼を申し上げたいと思います。 午前中の質疑で、大久保さんの答えで大臣は漁業者の生活と安全を守る義務があると、こうおっしゃいましたですね。 山陰沖漁業のことについて質問しますけれども、新協定が発足して大体約十年になるんですね。その間、日韓の共同委員会でほとんどその資源管理のことについて、特に暫定水域のことについて協議がなされてない、たまに小委員会で協議がなされる、あとは現場に協議は丸投げしていると、実態はそうなんですね。 そこで、この十年間でこの日韓の漁業協定が本当に進展したのかどうか、そ……
○川上義博君 川上義博です。 私は、臓器移植を進めることに何が何でも反対するということではなくて、先ほども医療の現場では違うという話がありましたけれども、今の現行制度で運用の実態を改めていけば提供者が増えるんじゃないだろうかという立場から質問をいたしたいと思います。 そして同時に、将来、臓器提供、これを拒否することは悪いことなんだと、あるいは提供を受けるのが当然なんだというような風潮に社会がなってしまうということを非常に危惧するわけなんですよ。提供しなければあなたは悪いことをやっているんだというようなことになると、これは極めて暗い社会というか危険な社会につながっていくんではないのかなという……
○川上義博君 民主党の川上でございます。ハスキーな声になりまして、お聞き苦しいことがあるかもしれませんが、四十分、与えられた時間であります。 ちょっと順番を変えまして、まず金融庁にお尋ねをしたいと思うんですけれども、銀行に有価証券、この評価損を自己資本に反映しないという、昨年だったでしょうか、自己資本比率を弾力化したということでありまして、これはこれで評価されるものだと思いますけれども。ところが、こういった特例が保険会社、生保、損保にはないわけでありまして、評価損が出れば例のソルベンシーマージンに反映されるわけでありまして、是非、生保、損保もこういった評価損をソルベンシーマージンに反映しない……
○川上義博君 おはようございます。川上でございます。 まず、石田副大臣、御就任おめでとうございます。これからも是非頑張っていただきたいと思います。 先ほど大臣の方から金融サミットの報告がありました。 そこで、前回私もBIS規制のことで質問をしたわけでありますけれども、その金融サミットに並行して、FSFというんですか、金融安定化フォーラムが開催されて、このときに、不況のときと、いいときの自己資本の比率を柔軟に変更すると、そういうことを考えてもいいんじゃないかという議論があったようでありますけれども、よく景気変動を増幅させる効果、不況時には銀行の貸し渋りとか貸しはがしを誘発すると、だからBI……
○川上義博君 川上でございます。
まず最初に発議者に、この租特措置の問題点、これを御質問したいですね。問題点を簡潔にお願いします。
【次の発言】 今答弁がありましたけれども、この答弁に、民主党が出している透明化法案、これに対する大臣の評価、どのように今の答弁聞いてお考えですか。
【次の発言】 今、当分の間、一年か二年に見直すという話があったんですけどね。これは既得権益化して半永久的にこの措置がとられているというおそれがあるという、だからはっきり世間にどれだけ優遇されているかというのを明らかにする責任があるということで議員立法を出されていると思うんですよ。
だから、一年か二年ということ、ずっ……
○川上義博君 民主党・新緑風会・国民新・日本を代表いたしまして、政府提出の租税特別措置法の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。 反対する第一の理由は、理念なきばらまきのツケを消費税増税により国民に負担させる政府・与党の平成二十一年度補正予算そのものに反対であるからであります。 我々の指摘で明らかになったとおり、十五兆円にも及ぶ巨額の補正予算は、今般の経済危機の原因に対応して内需中心の経済構造に転換していくのに何ら資するものではないばかりか、公益法人や独立行政法人など天下り先法人に多額の税金が支出され、規模ありきのばらまき予算がその実態となっております。 安心社会の実現を国民……
○川上義博君 民主党の川上でございます。 今日は、両大臣に、亀井大臣は私の元派閥のボスでございまして、なかなか今日はやりにくいことでありますけれども、一生懸命質問をいたしたいと思いますが。 昨日、速報値でGDPが四・八%、これは七月―九月期だったと思いますけれども、上昇したと。ただ、名目に換算すると年率やはり〇・三%減になっているわけでありまして、景気は相変わらず低い水準で推移をしているということだろうと思います。 そこで、補正予算の話もありますけれども、これは後ほど後でお伺いするとして、財政を伴わない景気対策というのが巷間言われていますけれども、これは株価を上げること、もう一つは不動産……
○川上義博君 民主党の川上でございます。
最初に、奄美の集中豪雨、大変な被害があったわけでありまして、人生設計が狂わされると。是非政府の対応をお聞かせいただきたいと思いますと同時に、被害に遭われた皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。
同時に、ハイチのコレラの問題がありますので、この支援策についても併せてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 こういう問題は、即応性というか、もう迅速に対応するというのが信頼回復の原点になるわけでありますから、是非しっかりとした対応をお願いしたいなと、そのように思うわけです。
実は、昨日、北海道の補選がありましたけれども、なぜ我が党……
○川上義博君 民主党の川上でございます。 実は、今日午前中に衆議院の質疑、テレビで見ていましたけれども、自民党を始めとする各野党が総理の対応が非常に遅いんじゃないかという話が出ていましたけれども、やはり私は現場に行くということが一番基本だと思うんですよ。一番の責任者が、何かあれば、一朝事あれば現場に出向くということが一番重要なことだと思うんですね。 あの台湾の李登輝元総統が地震のときに、やはりいち早く自分が現場まで行って指揮したんですね。私は、それはどうしてですかと聞きましたら、やはり役人というのは指示待ちなんだと、最高責任者が指示をされるのを待っているんだということなんですね。だから、一……
○川上義博君 民主党の川上でございます。 被災に遭われた皆様はまだまだ春が遠い。私どもは今春さなかでありますけれども、東北の皆さんはまだまだ春が遠い。できるだけ一日でも早く春が来ることを私たちは頑張って努力しなければいけないと、そのように思っている次第です。 そこで、復興という話が早々と出てまいりました。原発の収束の見通しが、まだまだ見通しがはっきりしていないその中で、復興の何たら会議、構想会議ですか、そういうものを立ち上げる、復興ビジョンを立ち上げる。まだまだ瓦れきの処理がいつ、五年掛かるかもしれないと言われているんですね。その中で復興のビジョンを今議論するということは、まだ原発の処理も……
○川上義博君 川上でございますけれども、おしまいの方になりますと、もういろいろ質問されていますから重複することがあるかもしれません。お許しをいただきたいと思います。 一つは、月例経済報告、直近のこの報告で、景気の現状について、震災の影響により依然として厳しい状況にある中で、引き続き持ち直している、こういう表現されているんですね。要するに、依然として厳しい状況にある中で、引き続き持ち直している、私はこれは何を言っているのかよく分からないんですよ。厳しい状況で持ち直しているとは具体的にどういう状況を言っているんですかということなんですよ。それを大臣にまずお伺いをしたいと思います。
○理事(川上義博君) 以上で広野ただし君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、林芳正君の質疑を行います。林芳正君。
【次の発言】 安住財務大臣。通貨の問題ですから。
○川上義博君 皆さん御苦労さまでございます。
民主党の川上でございますが、今日の午前中の外務大臣の御発言の中で、対馬宗家文書が盗難文化財だという答弁がありましたけれども、そのことについてもう一度御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 実は今日、日銀の総裁をお呼びしたわけでありますけれども、政策決定会合、政策委員会があるということで御欠席になっているんですが、これは、そもそも総括質疑をやっているわけですね。総理もいろいろ委員会で問題になって、国王がいらっしゃっているから我々もある程度考えたわけでありますけれども、総理はやはり出席しなければいけない。ところが、日銀の総裁は、日銀法にもない……
○理事(川上義博君) 後刻理事会で協議をいたします。
【次の発言】 以上で浜田昌良君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、中西健治君の質疑を行います。中西健治君。
【次の発言】 安住大臣に、まず。
【次の発言】 まず、財務大臣に。正確に。
【次の発言】 以上で中西健治君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、田村智子君の質疑を行います。田村智子君。
○理事(川上義博君) いや、時間は大丈夫だから。だから、まず岡田副総理に。
【次の発言】 古川担当大臣、まず。
○理事(川上義博君) ちょっと止めて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 関連質疑を許します。三原じゅん子さん。
【次の発言】 じゃ、最後にまとめてください。
○理事(川上義博君) まず安住財務大臣から。片道だから。
○理事(川上義博君) 委員御指定の野田総理大臣。
【次の発言】 もう一度、平野文科大臣。
○理事(川上義博君) 谷岡郁子君。
【次の発言】 以上で牧野たかお君の質疑は終了しました。(発言する者あり)
いや、もう今再質問していないんだから。理事がまた後で。(発言する者あり)はい。
今の答弁、また理事会で協議をいたします。
質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、熊谷大君の質疑を行います。熊谷大君。
○理事(川上義博君) 関連質疑を許します。石橋通宏君。
○理事(川上義博君) 誰ですか。
【次の発言】 以上で高階恵美子さんの質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、若林健太君の質疑を行います。若林健太君。
○理事(川上義博君) 以上で渡辺孝男君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、寺田典城君の質疑を行います。寺田典城君。
○川上義博君 皆さん、おはようございます。
今日、まずAIJの投資顧問の問題について、金融庁からどうも登録の取消し等の発表があったようでありますけれども、この具体的な事実関係と今後の対応をまず説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 一斉調査という話がありましたが、実は今日、NHKだったかテレビで、今までは証券検査やっていたんですね、今日実は早朝に強制力のある犯則調査を行ったという報道がありましたが、今後、これは必要があればというか、刑事告発を視野に入れてやられるのかどうか、これをお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今、刑事告発をするという、実質的にはそれを視野に入れている……
○川上義博君 おはようございます。 今日、冒頭に、通告はしておりませんですが、野田総理が二十四日の都内の講演で発言されているんですね。消費税増税の法案について、これがうまくいかなければ、政治生命を懸けてやるんだと、命を懸けてもやるんだということがありましたが、私は、野田内閣の終えんというのは民主党の終えんだと思っているんですよ。だから、党内で今こそ一致結束をしなければいけない時期だと思っているんです。これは本当にそう思っているんですね。だから、党内でのいろんな議論はありますけれども、最終的には野田内閣の下で一致協力するということは私は必要なことだと思うんですよ、絶対的に。 だから、そういっ……
○理事(川上義博君) 以上で長沢広明君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、小野次郎君の質疑を行います。小野次郎君。
【次の発言】 自見国務大臣。
○理事(川上義博君) 以上で大門実紀史君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、又市征治君の質疑を行います。又市征治君。
○川上義博君 民主党の川上でございますが、今日、総理、私は総理を全面的に支えるという立場には変わりはありません。したがって、今日の、厳しい質問するかもしれませんが、これは誤解のないようにまずしていただきたいと思います。 解散の話が先ほども出ました。一昨日も解散に含みを持たせた発言が報道であったようでありますが、実は、有名な戦術家で、孫子ですね、孫子の兵法、クラウゼビッツとかモルトケとかって過去戦術家がいるんですけどね、それが大体異口同音に言っていますのが、利がなければ、利あらざれば動かず、戦わず。だから、利がなければ動かないと、お互いに争い事で対峙しているときには利がなければ自ら動かないとい……
○理事(川上義博君) 細野担当大臣。
○川上義博君 皆さん、おはようございます。民主党の川上でございます。 私は、先般、予算委員会で、三党修正の協議は毒針が仕込まれているというふうに言いました。自民党の思惑どおり、我が民主党は分裂をしてしまいました。前回、源実朝の歌を引用して、われてくだけて裂けてしまった。これ以上続けば散ってしまう可能性があるわけでありまして、総理に、今まで自民党、自民党じゃなくて民主党を中心とした政権交代を支持していただいた国民の皆さんに対して申し開きができないんじゃないかと思うんですよ。そのことについてどのように、幹事長は私が一番の責任があるとおっしゃっていましたけれども、代表として幹事長以上に責任があると……
○川上義博君 先ほど委員長がおっしゃったとおりでありまして、誠にあきれてしまう風景があります。私も予算委員会の筆頭理事をやりましたけれども、野党に対してはできるだけ丁寧に予算の審議をお願いするという立場であります。にもかかわらず、一番重要な最優先課題である予算をよりによって与党が審議拒否をするというのは、憲政史上、多分初めてのことではないのかなと思います。こういうことが本当に皆さん許されるんでありましょうか。決してそれは許されることじゃないんです。 特に安倍総裁に、総裁として、議院内閣制なんですから、総裁としてどうお考えになるんですか、この事態を。提案権は政府にあるんですよ、予算は。我々には……
○川上義博君 実は昨日、今日の朝刊でも、これ通告していませんけれども、飯島さんが訪朝されたということでありまして、私の立場は、外交全てそうなんですけれども、対話なくして合意なし、対話がない限り合意がないんですね。だから、対話をするために努力をするということは全てのスタート、北に限ったことではない、そのように思っています。圧力一辺倒では合意に至りません。そういう立場で私は今までやってきたわけでありますけれども。 そこで、今回の訪朝について、参与ですから、総理は事前にこれはもう知っていたと、あるいは了解したということを、そういうことで飯島さんは行ったんでしょうか。
○川上義博君 仮説に対してというよりも、今まで数回の意見を参考に少し話をしたいと思います。 少子高齢社会というのは、日本に経済が衰退して年金、医療とか財政も崩壊するという、そういった想定の下に少子高齢社会というのは良くないんじゃないかという意見があるわけでありますけれども、そういう社会というのは、新しい社会、実は、今西錦司という人類学者が、なるべくしてなる、なるべくしてそのような環境にあれば生物というのは適合すると、そういう能力があるんだという今西さんの話がありまして、私も、そういった社会というのも自然に適合する社会経済状況というのをつくっていくんではないのかなというふうに楽観的に思います。……
○川上義博君 私は元々、「ガリア戦記」といってカエサルが書いた日記があるんですけれども、それからローマ時代が大変興味が出てきて、ローマの話から少し始めたいと思います。 ローマ人というのは、三百六十五日すべて仕事をするんだと。途中からこれでは人間は生きていけないのではないかという考えに変わりまして、祝祭日は仕事を休むようにしたと。ローマの最盛期には年間百二十日前後の休日を取るようになったと。ただ、元老院議員だけは休むことなくせっせせっせと働いておったということなんですね。ローマの一日というのは、日の出とともに仕事をして日の入りとともに就寝する習慣があったようです。そして、仕事は正午か午後一時で……
○川上義博君 おはようございます。 被災に遭われた方に、まず心からお見舞いを申し上げたいと思います。 今日は、お三方の公述人、御苦労さまでございます。三人の方が大変激しい、熱血あふれる公述人でありましたけれども、予算に何とか反映をするための意見を聴きたいということでありました。 そこで、菊池先生に、先ほど、いずれにしろ金融緩和だけでは駄目なんだという意見がありましたけれども、ワルラスの法則というのが御案内のようにあるんですね。これは、今の需給ギャップというのはお金が不足なんだと、資金不足であるからデフレなんだと。だから、お金でそのギャップを埋めてやればいいというのがワルラスの法則なんです……
○川上義博君 貴重な御意見を各公述人からいただきました。民主党の川上でございます。 社会保障制度の今の改革の議論をしておりますけれども、この議論の中で、今後の具体化は国民会議に委ねるんだという、法案の中にあるわけでありますが、一方で、先ほども同友会の伊藤常務が、議員の参加が不可欠なんだという話がありました。ところが、政府は、国民会議の中に政治家は入れないというような意向があるわけでありまして、国会が責任を負っているんだから、全ての政党、会派の議員も参加をして議論をすべきであるという意見があるんですね。 そのことについて、全く民間人に制度のスキームを委ねてしまうことについて、あるいは国会議員……
○理事(川上義博君) 時間がオーバーしそうですから、簡潔にお願いします。
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