このページでは有田芳生参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。有田芳生参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。 昨年の五月に裁判員制度が始まりまして、そして、今朝も大きく報道されておりますけれども、初めての死刑求刑が行われたということで、国民の司法への参加が、様々な議論も含めて関心事として広がっております。同時に、昨年五月の強化された検察審査会についても、小沢一郎議員への起訴議決によって国民の関心は大いに高まっております。今日はこの検察審査会についてお尋ねいたしたいというふうに思います。 まず、前提としてお願いをいたしたいんですが、これからの答弁で、専門用語を多用した朗読ではなく、だれにも分かりやすい言葉でなるべく説明していただきたいというふうに思います。作家の……
○有田芳生君 有田芳生です。私は、民主党政権に入ってからの拉致問題、そして脱北者問題などについてお尋ねしたいというふうに思います。 昨年の三月に拉致被害者家族連絡会の代表である飯塚繁雄さんが韓国を訪れました。そのとき、大韓航空機事件の実行犯である金賢姫元工作員と会いました。そのとき飯塚さんは一枚の女性の写真を元工作員に見せました。この人を知っていますか、そう聞いたところ元工作員は、見たことがあるというふうに答えました。それ以上なかなか話が進まなかったというのは、飯塚さんにお話を伺いますと、周りにいろんな方々がいらっしゃって、なかなかそれ以上進めることができなかったというふうにおっしゃっており……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。今日は質問の機会を与えてくださいまして、ありがとうございました。 世間一般にガイドといいますと、観光ガイドという印象で受け止められております。しかし、この分野は様々な問題がありまして、例えば無資格ガイドと業者との癒着、あるいは官僚との癒着等、様々な複雑な問題がありますが、今日は総合特区とのかかわりで通訳ガイドについて御質問させていただきたいと思います。 皆さん御承知だと思いますけれども、皇居外苑に楠木正成公の銅像があります。ある日、そこに日本人通訳ガイドが行きまして、外国人観光客をいっぱい連れてきまして説明をしておりました。ところが、一生懸命説明をしてい……
○有田芳生君 有田芳生です。おはようございます。 法律というのは、言うまでもないことですけれども、私たちの、国民の日常生活に深い関係があるものですけれども、しかし、なかなか直接自分が何かにかかわってみないと分からないようなことがあるというのもまた残念ながら法律を取り巻く様相だというふうに思います。 例えば、前回ここの場所で議論をされた非訟事件についても、法律をかじった人たちに話を聞けば、こういうことだ、大事なことだということは言ってくれる人もいるんだけれども、例えば一般のところで非訟事件って知ってるというふうに言いますと、えっ、砒素事件というような反応が来るのが残念ながら現実だとすると、前……
○有田芳生君 おはようございます。有田芳生です。 芥川賞作家の柳美里さんは、御自身の両親による虐待体験、あるいは未婚の母として今小学生の男の子を育てている中で、自らが虐待をしてしまっているということ、そして、そのことを本当に悩んで、苦労して、苦闘して、カウンセリングを受けながらその自らの体験を単行本に著すとともに、週刊誌でも手記を書き、さらには、最近ではNHKの放送にも自ら出ることによって自分が抱えている大きな課題について解決しようということと同時に、それを社会一般に広く知っていただくことによって、全国各地で多くの悩んでいる、苦しんでいるお父さん、お母さん、あるいは子供さんたちのために児童虐……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。よろしくお願いします。 地獄への道は善意で敷き詰められているというイギリスの古いことわざがあります。例えば、私はずっと反対をしてまいりましたが、東京都青少年健全育成条例。これ文言だけ引くと、青少年を健全に育成するという、もっともらしい、当たり前のことであるという世間一般の評価がありますが、実は、修正が後になされましたけれども、表現の自由あるいは言論の自由に対して重大な問題をはらんでいた。 ですから、一見して、これは正しいんだ、これはすばらしいことだというふうに思っていても、行き着くところは全く逆の結論があるというのが、残念ながらこの世間の不条理だというふ……
○有田芳生君 サイバーテロというものはリアルなテロと同じものであるという時代認識に基づいて、去年の五月ですけれども、アメリカのオバマ大統領は軍にサイバー司令部をつくるという方針を発表いたしました。さらには、昨年の十月には本格的な始動をさせるに至りました。それは、アメリカ政府あるいはグーグルなどがサイバーテロによって攻撃をされたということを根拠といたしましたが、さらに、アメリカ政府は、今年の五月に国際サイバー空間戦略というものを発表いたしました。 何だか、国家と国家、あるいは国家と大企業の戦いであるということは事実ではあるんですが、私たち日本人も含めた暮らしに大きな影響があるというのは、皆さん……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、命を守る政治について、特に、威信が落ちている検察、さらには警察の捜査についてお聞きをしたいと思います。 その前にまずお願いをしたいのは、予算委員会などの質疑を聞いておりますと、ややもすると専門的な用語に終始をしてしまう場合が見受けられますが、作家の井上ひさしさんがかつて言ったように、難しいことを易しく、易しいことを深く、そういう精神で是非お答えいただきたいというふうに思います。 私は、今日聞きたい大きなテーマは、未解決事件、コールドケースと言われている幾つかの事件についてです。特に日本の未来であり日本の宝である子……
○有田芳生君 おはようございます。民主党の有田芳生です。 今日はコールドケース、つまり未解決重要事件と時効の問題について、中心にお聞きをしたいというふうに思います。 言うまでもないことですけれども、政治というものは国民の生命、安全、そして財産などを守っていく、それを国民の立場から考えると、やはり政治がそういうことに熱心に取り組んでくれているかどうかということが政治の正統性、正しく統べる正統性の判断の根拠になるというふうに私は考えております。 そういう意味において、二年前の夏に政権交代が実現をいたしました。そして、鳩山政権のときに所信表明演説で、当時の鳩山総理が命を守るということを何度も強……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。おはようございます。 今日の法律改正案についての質問をするときに、私はいつもテーマを自分なりに設定をするんですけれども、今からお聞きしたいことは、一言で言えば、人間性を回復するための刑法等の一部を改正する法律案などについてお聞きをしたいというふうに思っております。特に、一般に出所をした人だけではなくて、私のかつて仕事を一緒にしたタレントさんなどは、薬物犯罪を何度も犯して今でも刑務所にいる者がおりますけれども、薬物から脱出することがいかに大切なのか、いかに困難なのか、しかも、今回の法律改正においてそれが前向きな方向に改善される可能性が高いと、そういう趣旨でお……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。よろしくお願いします。 法制審議会の刑事法関連部門で珍しく全会一致で今度の法律改正案、そういう方向で今進んで議論があるわけですけれども、やはり社会的な処遇を行うことによって結果的に再犯を減らしていくと、そういう積極的な評価がなされたからだろうというふうに思いますけれども、先ほどの山下参考人のお話にありましたように、若干の危惧を呈する弁護士さんたちもいらっしゃいます。京都弁護士会の会長声明の中では、これは改正案の二十七条の二ですけれども、「「再び犯罪をすることを防ぐために必要であり、かつ、相当であると認められるとき」に、刑の一部の執行を猶予できるとしている。……
○有田芳生君 有田芳生です。 今日は、北朝鮮情勢の評価と拉致問題の解決の条件についてお伺いをしたいと思います。 皆さん御承知のように、北朝鮮による拉致被害者のお一人である蓮池薫さんは、日本に帰国をしてから様々な努力をなされて、今では韓国の小説の翻訳やあるいは御自身でエッセーなどを書かれております。 その蓮池さんの今力を込めているお仕事の一つとして、新潮社から出ているPR誌に「波」という冊子がありますけれども、そこに「拉致と決断」という連載をなされております。今でも続いていますけれども、それの前半のところで、自分が北朝鮮に拉致をされてどのような生活の苦労をしてきたのか、そして、なかなか正直……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。 一九七七年、昭和五十二年、日本では福田赳夫内閣でした。日本の世相でいえば、巨人軍の王貞治選手がホームランの世界記録を打ち立てて、そしてちまたではピンクレディーが物すごく人気を誇っておりました。 その一九七七年の十一月十四日、横田滋さんが四十五歳の誕生日をお迎えになりました。新潟で日銀のお仕事をなさっていた横田さんは、朝お勤めに行き、そして夜早めに御自宅に戻ってまいりまして、早紀江さんそして横田めぐみさんなどと誕生会を開かれました。そのとき、横田めぐみさん当時十三歳は、お父さん、おしゃれにもっと気を付けてねということを伝えながら、ソフトケースに入った茶色……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、北朝鮮による拉致問題を解決するために私たちに何が必要なのか、特に拉致関連予算について、その執行と問題点、その課題は何なのかということについて、外務省からは山口副大臣、そして我らが松原大臣にお聞きをしたいというふうに思っております。 その前に、予算執行の問題をうまく前に進めていくという前提として、やはり北朝鮮の現状がどうなっているのか、正しい行動のためには正しい認識が必要だと思いますので、まず、今の金正恩第一書記の新体制についてどのように認識しているのかということについてお聞きをしていきたいというふうに思います。 御存じのように、〇九……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。
今日は、歴史的危機にある検察の構造的問題について、民主党の元代表である小沢一郎さんの裁判にも触れながら御質問させていただきたいと思います。
まず大臣にお聞きをしたいんですが、秋霜烈日、秋の霜、烈しい日という四つの漢字ですけれども、この意味について、特に小川大臣は元検察官でもありますから、若き日の大臣の思いも含めて、その意味についてお聞きしたいというふうに思います。
【次の発言】 一九八五年に伊藤栄樹さんが検事総長になられたときに、これは物すごく印象的な言葉で、多くの法律に余り詳しくない方々も覚えていらっしゃる方がいらっしゃるでしょうけれども、巨悪を眠ら……
○有田芳生君 おはようございます。民主党の有田芳生です。 今日は、大臣所信の十項目めの北朝鮮の動向及びテロ行為等についての情報収集について、予算そしてその執行、さらには情報収集体制、そこを中心にお話を伺いたいと思います。 御存じのように、北朝鮮の動向というのは今非常に国際的にも国内的にも注目を浴びております。国連決議にも違反するミサイルの発射、恐らくこの気候からいうと十二日ではないかという専門家の見方もありますけれども、いずれにしても、二月十六日に金正日前総書記生誕七十周年という服喪の期間から、四月十五日の金日成主席百周年ということでお祝いムードになっている状況の下で国際的には挑発行為を行……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 北朝鮮の新体制は、政治的経験がほとんど、未知数というよりもない金正恩氏、それを象徴の体制としながら、身内、そして軍が中心となりながら今後進んでいくものだというふうに思われます。 その権力基盤が強いのかどうかということについてはここで議論をする予定はありませんけれども、まずこのミサイルの問題で一つ確認しておかなければいけないのは、これは、北朝鮮の今回発射をして失敗をしたミサイルについては、韓国政府によれば、約七百億円、日本円にして掛かっていると。これは、北朝鮮の昨年度の年間予算額約五十七・三億ドルの七分の一を飛ばして失敗した、あるいは、年間輸出……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、民主主義の基礎である選挙実務の効果的運用について、国会議員の選挙等の執行経費の基準を見直す法律について、この改正がなされたならば、選挙そのものがより国民のものとなり、投票率も高まっていくと、そのような機会に是非ともしていただきたいと私は考えております。 皆さんもう選挙のプロの中でこういう質問をするのはなかなか重たい気持ちもあるんですが、中には、選挙に当たって選挙プロデューサーという人を雇う方がいらっしゃいます。有名な方では、関口哲平さんと言われまして、二〇〇五年にお亡くなりになりました。これまで選挙の中で、アントニオ猪木さんとか野末陳……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、法務行政の充実を果たすことで日本社会により豊かな質をもたらすために、まだまだ日本では遅れているヘイトスピーチ、いわゆる憎悪表現についてお聞きをしたいと思います。 最初に、谷垣大臣、就任されてもう時間がたっておりますけれども、私はお手合わせいただくのは初めてですので、最初にエールをお送りしたいと思います。 谷垣さんでいつも思い出すのは、一九八三年のことです。谷垣さんのお父様である谷垣専一さんがお亡くなりになって、京都の二区で補欠選挙がありました。私の父も立候補をいたしまして、野中広務さん共々選挙戦が戦われ、暑い暑い……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 このテーマについては、今から二年前の十一月二十四日にも私はこの法務委員会で質問させていただいておりますので、パートツーということで、そのときに、今度の問題については人間性回復のための刑法一部改正だという設定をさせていただきました。 まず、法務省にお聞きをしたいんですが、施設内処遇に加えて社会内処遇を行う刑の一部執行猶予制度の導入について、特に再犯の問題を考えるときに、再犯率、一般的に再犯率が今どのぐらいなのか、さらには、有職者、つまり職業を持っている方の再犯率、あるいは社会復帰をしたにもかかわらず職業のない方の再犯率、そし……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約、いわゆるハーグ条約についてお尋ねをいたします。 作家の丸谷才一さんが、同じような文章を書くなということがアドバイスの一つだったんですけれども、つまり、自分がこれまで書いた文章をまた同じように書いてもそれはつまらないだろうと、あるいは、他人が書いた文章を、同じようなことを書いてもそれは読む人にとっても余り興味も湧かないんではないかということをしばしば丸谷さんはおっしゃっておりました。 それと同じく、このハーグ条約についても、先日、参考人質疑を含めて五時間半の議論がありました。この……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。 短い時間ですが、その中で拉致問題解決のための諸問題についてお伺いをしたいと思います。 最初に、白議員からるる質問がありましたけれども、質問通告はしておりませんけれども、まず、飯島訪朝について先ほどの流れの中から一問だけお聞きをしたいんですが、飯島参与が北朝鮮を訪問されたときに外務省の職員の方が通訳として行っていらしたということ、このことは、二〇〇二年小泉訪朝のときにも通訳を務められた方だということは、マスコミの中の一部か多くかは分かりませんけれども、多くの方が恐らく知っていらっしゃることで、私もそういうふうに承知をしておりますが、なぜそこのところを明ら……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。 今日与えられた時間の中で、いわゆるヘイトスピーチ、差別扇動の問題と、さらには、今大きな政治問題にもなりつつある特定秘密保護法案、この二つのテーマについてお聞きをしたいと思います。しかし、与えられた時間が三十分ですので、先ほど小川委員に話をしまして十分更にいただけることになりましたので、そうはいっても四十分の時間の中で大きな二つのテーマをお聞きする、開高健の言い方で言えば悠々と急げというような気持ちでお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いします。 先日、新宿の駅を歩いておりましたら、女優の宮崎あおいさんの大きなポスターが張ってありました。非常に目立……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。 交通事件を含めてあらゆる事件から生じる課題については、私は徹底して被害者の立場に立つべきだというふうに考えております。そういう意味では、小谷参考人たちが要望書の中で表明されておりますように、危険運転致死傷罪に無免許運転の追加若しくは無免許運転致死傷罪の新設を行ってほしいと、これ一般常識から考えてとても当然の要望だと思うんですよ。 私なども法律の専門家ではありませんけれども、しかし、無免許運転でも技能が向上するからというような話が、物すごく、普通の感覚ではちょっと考えられないんですよね。事件が起きたときいろんな報道がされますけれども、ああ、無免許運転だっ……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック、どうしても成功させなければならないと思います。特に若い人たち、それから子供たちに希望を与える、そういう方向に向かって日本社会が進んでいく、そのためにも、今、山下委員からも御発言がありましたけれども、日本が抱えている大きな課題の一つである日本における差別の土壌をどうしていくのか、そのことについて真剣に考えていかなければならないと考えております。 今日は、世界が憂える日本のヘイトスピーチ、つまり差別扇動発言、あるいはヘイトクライム、差別犯罪についてお尋ねしたいと思います。 先日の……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 日本が二〇二〇年に東京オリンピック・パラリンピックを迎える、しかし日本社会の質が問われているんじゃないか、そういう問題関心から、先月の三月十三日に、ヘイトスピーチ、すなわち差別扇動、そしてヘイトクライム、差別に基づく犯罪について質問をさせていただきました。 その中でも、一つの問題としてお聞きをしたテーマとして、サッカーの浦和レッズのサポーターの心ない何人かが、サッカースタジアムにジャパニーズオンリーと、日本人だけ、外国人は駄目だという掲示を行ったことが大きな社会問題となりました。 それ以降、質問が終わった数日後だったと思いますけれども、これ……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 少年院法あるいは少年鑑別所法など、今回の問題点、課題というのは非常に重要な意味を持っているというふうに思います。私の理解では、言葉を換えて言えば、少年の育て直し、そのシステムをどのように強化していくか、ハードとソフトなどいろんな課題が山積していると思うんですけれども。 私、この問題で質問する準備をしていたときに、二十代のときに読んだ本、思い出しました。自由学園をつくられた羽仁説子さんが幼児教育論集という中で、子供たちがとにかく小さい頃、小学生も含めてだけれども、いろんな悪いことをやってしまう、そのときに大人が外から駄目だと……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 四月の終わりの法務委員会で私は、ヘイトスピーチ、差別扇動及びヘイトクライム、差別犯罪についてお尋ねをいたしました。それで、取り上げた事件についてその後どう結論が出たのかということと、それからいまだインターネット上で続いている部落差別の問題、そこに絞って今日はお話を伺いたいというふうに思います。 おととい、一時間質問をさせていただきましたけれども、そのときの反省がありまして、谷垣大臣に御感想を何度も何度もお伺いしたんですが、副大臣と政務官に御感想を聞く機会がなかったので、今日は短い時間ですけれども、お二人にもお伺いしたいというふうに思います。 ……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、北東アジアに大きな平和を実現するために日朝交渉にどういう課題があるかという点について幾つかお尋ねしたいと思います。 後にも触れますが、今表現しました大きな平和というのは、二〇〇二年に小泉当時の首相が訪朝したときに官房長官をやっていた福田康夫さんが、北朝鮮問題というのを北東アジアの中にどのように位置付けてこれから進めていかなければいけないのかというときに、この大きな平和を実現するということを表現されたので、後ほどこの点についてはお聞きをしたいというふうに思います。 まず、岸田外務大臣にお聞きをします。 先ほどから話題になっております……
○有田芳生君 有田芳生です。 一九九三年に朝日新聞の社内で野村秋介さん、右翼団体の幹部ですが、拳銃で自殺をしました。そういう事件、記憶におありの方もいらっしゃると思いますけれども、今朝の毎日新聞に、「新聞社拳銃自殺事件」、「NHK経営委員が礼賛 対メディア圧力黙認」と、新聞社に対する暴力行為、それに対してNHKの経営委員が礼賛していると、そういう大きな記事が出ております。 経営委員長の浜田健一郎さんはいらしていますか。いらしていないですね。場内協議でも是非呼んでくださいということをお願いしていたんですが、委員長、是非この問題が議論できるようにお願いできないでしょうか。
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、質問のタイトルとしては松島みどり大臣の諸問題についてとさせていただきました。全て大臣にお答えいただきたいと思っております。 松島大臣は、昭和五十五年、一九八〇年に朝日新聞社に入社をされて、宮崎支局、そして経済部、政治部、そして政界へと進まれました。 私も実は、松島大臣が朝日新聞に入社して六年後なんですけれども、フリーランスの立場で、当時存在した朝日ジャーナルで毎週のように原稿を書かせていただきました。恐らく、ひょっとしたら廊下で擦れ違ったり、食堂で擦れ違ったりしたのかも分かりませんけれども、私はその朝日新聞の多く……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 今年の八月二十日、二十一日にスイスのジュネーブで国連人種差別撤廃委員会の日本審査が行われました。そこの結論を日本のテレビ、新聞のメディアは大きく報じましたけれども、例えば、ある新聞は一面トップの記事で、ヘイトスピーチ対処勧告、国連委員会、日本に法規制促す、現状、世界の常識と落差という報じられ方をしております。 しかし、日本ではどうしてもヘイトスピーチの問題が強調されて今まで来ているんですけれども、実は人種差別撤廃委員会の日本審査では、ヘイトスピーチだけではなく様々な多くの人権問題が取り上げられました。今日は、そのことに対し……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 前回、ヘイトスピーチについて質問をさせていただきました。三十分という時間でしたのでちょっと配分を間違えたようなところもありまして、三分の一ほどお聞きすることができませんでした。さらに、この問題というのは、この数年間、日本社会の大きな、あるいは政治問題ともなってきておりますので、新たな課題、例えばインターネット上で匿名でいかに差別の扇動が行われているのかというところに少し重点を絞って、質問通告の順番を変えますけれども、じっくりとお聞きをしたいというふうに思います。 先般もお話をさせていただきましたけれども、今年の八月二十日、……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 十一月十五日に横田めぐみさんが拉致をされて、三十七年の月日がたちました。拉致現場である新潟県では毎年県民集会が開かれておりまして、今年も千人を超える方々が集まって、拉致問題、何としてでも解決しなければいけないと、そういう決意を表す集まりが催されました。 同じその日に、東京では、全国協議会からは除名をされましたけれども、救う会いばらき、あるいは救う会宮城、全国協議会からは除名をされたその二つの組織、さらには十六日に新しく在特会の会長になった八木康洋さんを始めとして、そういうヘイトスピーチを主な目的とする人たちが、拉致問題を解……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今、白眞勲委員から日朝交渉の在り方について、あるいはその疑問点について質疑がありました。私は、そういった日朝交渉を更に効果的に進めていくために日本の世論、私たちの国民運動がどうあるべきかと、そういう視点から質問をさせていただきたいと思います。 まず、山谷大臣にお伺いしたいんですが、先ほどの発言の中で拉致問題を解決するためにオールジャパンで取り組んでいくんだと。ここ数年間、ずっとそういうことが拉致問題解決のグループから当然のように言われてきましたけれども、山谷大臣、このオールジャパンで取り組んでいくという意味はどういう中身でしょうか。
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック成功のための大事な課題についてお聞きをしたいというふうに思います。 私は、昨年二月の予算委員会で新国立競技場の建設問題をめぐって、建築家のザハ・ハディドさんの建築計画に基づいて国立競技場を造った場合、それが余りにも膨大なものになり、予算上も問題があると。何よりも、当初の案は七十五メートルのところに造る予定でして、今は七十メートルということですけれども、今でも新国立競技場がどのように完成したものになるかというのを、テレビ、新聞などの報道を見ていても上から見た予想図しかないんですけれども、実際、じ……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、事件捜査とDNA型鑑定について、具体的に言えば、冤罪が明らかになった足利事件、その教訓は何なのか、そして、菅家利和さんが冤罪だったということが明らかになった以上、じゃ真犯人というのは誰なのか、そういう問題に絞って、DNA型鑑定の現状とそれから問題点、そのことについてお聞きをしたいと思います。 警察白書によりますと、平成二十五年にDNA型鑑定を行ったのは二十八万七千二百八十五件ということが記されておりますように、科学技術の発展によって犯罪捜査においてDNA型鑑定というものが多用されているという現状がそこでも明らかになっているというふうに……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 御承知のように、三月二十日で地下鉄サリン事件から二十年が経過をいたしました。既にこれまた御承知のように、一九九五年三月二十日、朝八時以降にオウム真理教が地下鉄五路線でサリンをまいたことによって十三人の方がお亡くなりになり、六千人以上の方が傷つくと。今なお被害に苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。 オウムの事件がいまだ二十周年ということで新聞、テレビ等々で話題になったということは、一つには、地下鉄にサリンをまいたということだけではなくて、オウム真理教という教団が当時、坂本弁護士一家殺害事件、あるいは松本サリン事件、あるいは……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。
法務省の人権擁護局のホームページを拝見しますと、いじめ、あるいは拉致問題、さらには前回もお聞きをしましたヘイトスピーチに特化した啓発活動など、ユニークなマスコット人形とともに明るいホームページだと思いましたけれども、平成二十七年度予算において、この人権関連予算というのはどういう特徴があるんでしょうか。概略お示しください。
【次の発言】 今お話しくださった外国人の問題に対する対策というのは、予算的には幾ら計上されているんでしょうか。
【次の発言】 その中で、ヘイトスピーチに特化した啓発活動については、前回お聞きをしたとき千五百万円お使いになったと……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、法務省の人権侵犯事案に対する対応が効果的なのかどうか、問題があるのではないかという視点から具体的にお尋ねをしたいというふうに思います。 法務省の発行されております「人権の擁護」、これは法務省人権擁護局が出しているパンフレットですけれども、そこの七のところに外国人という項目があります。さらに、法務省のホームページを拝見いたしますと、外国人が理髪店、散髪屋さんに入ろうとしたところ拒否をされたと、それについて具体的な例が述べられておりますけれども、人権擁護局としてどういう対応を取られたのか、何があったのか、まずそこをお示……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、日本の人権状況について、国際基準からどのような現状にあるのかということを中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。 もちろん、法の厳格な解釈、執行を基本としながらも、大臣、副大臣そして政府参考人の皆さんには、人間的に率直なお気持ちについても吐露していただきたいというふうにお願いを最初にしておきたいというふうに思います。 一番最初にお聞きをしたいのは、昨年の十一月十一日のこの委員会でも質問をいたしましたけれども、北海道の北星学園大学の教師をやっている元朝日新聞の記者とその家族に対する異常で異様な脅迫がいま……
○有田芳生君 おはようございます。民主党の有田芳生です。 法務省のある方から、今日の質問はヘイトスピーチではないんですかということを言われました。近く、人種差別撤廃基本法、仮称ですけれども、提出する予定でおりますので、その機会に改めてそのテーマについては質問をしたいと思います。 今日はDNA鑑定についてお聞きをしたいというふうに考えております。 犯罪捜査においてDNA鑑定が重要な役割を果たすということは、もう既に皆さん御承知のとおりです。最近でも印象に残っておりますのは、例えば足利事件、菅家利和さんが冤罪であったということが明らかになりました。あるいは、東電OL殺人事件についてのDNA鑑……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 実は、昨日、大阪市で画期的な条例が可決される予定でした。全国で初めてヘイトスピーチ規制条例というものがずっと準備をされておりまして、昨日までずっと各党の間において、やはりこの条例というのは、規制をしなければいけない。特に、皆さん御承知のように、大阪鶴橋、生野区、東大阪市など在日コリアンの方々が歴史的に多く住んでいらっしゃるところで、もうこの数年間ずっとヘイトスピーチ、差別の扇動、集会、デモが行われてまいりました。それをきっちりと規制をしていく条例ということで議論が進んでいたんですが、残念ながら、最終的には継続審議ということに……
○有田芳生君 おはようございます。民主党・新緑風会の有田芳生です。 まず、本法案についてお聞きをする前に、法務大臣に、今起きている就職差別にもつながりかねない重大な問題について一問お答えいただきたいというふうに思います。 今、安保法案をめぐって全国各地で様々な賛否両論の声が沸き起こっております。この国会正門前にも、毎週金曜日、夜七時半から九時半ぐらいまで、SEALDs、自由と民主主義のための学生緊急行動という、今非常に注目されている学生たちが安保法案反対の声を上げております。 その彼らに対して、非常にゆゆしき問題が今特にネット上で広がっております。どういうことかといいますと、彼らの名前、……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。
まず、外務大臣及び拉致担当大臣にお聞きをします。
ストックホルム合意をこれからも日朝交渉の基本原則として維持されるんでしょうか。
【次の発言】 外務大臣にお聞きをします。
二〇一四年、昨年十月末に平壌で公式協議が北朝鮮の特別調査委員会との間で行われておりますけれども、それから一年以上がたちましたが、なぜそれ以降の公式協議というのは進んでいないんでしょうか。その理由をお示しください。
【次の発言】 私は、今年の十月末に訪朝いたしました。関係者から聞き取りをしたところによりますと、日本側が強く解決を求めている政府認定の拉致被害者についての報告は……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。 北朝鮮の権力構造とその歴史的意味合い、その中での拉致問題の解決、それをどう進めていくかという、そういう視点から、まず西岡さんと平井さんにお聞きをしたいというふうに思います。 御承知のように、拉致被害者のお一人で日本に帰国した蓮池薫さんがその著作、例えば「拉致と決断」あるいは講演の中でしばしば述べられているわけですけれども、自分たちがどうして日本に帰ってくることができたんだろうかと、そういうことを振り返ってみたときに、一つは、一九九〇年代後半の北朝鮮国内におけるあの苦難の行軍、経済的な困窮状況が自分たちの日々の暮らしのところにも、配給が減ってきたとかそう……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、日朝協議の現状と問題点についてお尋ねしたいと考えております。 昨年の五月にストックホルム合意が結ばれて、七月に北朝鮮に特別調査委員会が発足をし、調査が始められたと伝えられましてからもう一年以上が経過をしました。残念ながら、結果として成果が得られていないということ、どこから打開していけばいいのか、その点を中心にしてお尋ねしたいというふうに思います。 昨年、ストックホルム合意が結ばれたときに安倍首相はこう語りました。全面解決の第一歩となることを期待していますと。それから一年がたって、例えば日本の報道機関ですと、ストックホルム合意から一年……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 熊本と大分で起きて今も進行している大きな地震、言わば九州中部地震と言っていいと思いますけれども、そこでお亡くなりになった方々に深い哀悼の意を表するとともに、今でも苦しんでいらっしゃる方々の一刻も早い復旧をお祈りいたしたいというふうに思います。 地震が発生した夜九時二十六分頃から翌日にかけて、本当に多くの方々が命の危険にさらされ、全国各地で多くの方々が心配で不安で眠れない夜を過ごしたその一方で、インターネット上ではデマとか差別の扇動、ヘイトスピーチが非常に吹き荒れておりましたけれども、まず、人権擁護局長、どういったことが起きていたと把握されてい……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 二〇二〇年に東京オリンピック・パラリンピックを迎えるこの日本において、この数年間、ヘイトスピーチ、いわゆる差別の扇動問題が社会問題になっております。それだけではなくて、例えば外国人観光客が今増えている状況の下で、東京の銀座あるいは京都の祇園などでもジャパニーズオンリーと、日本人だけしか入れませんよというような排外主義的なお店がいまだ残っているということを考えますと、やはり日本の根深い差別問題というものを、私たちは東京オリンピック・パラリンピックを一つの目標として解決をしていかなければいけないというふうに考えております。 そこで、今日は、根深い……
○有田芳生君 有田芳生です。 参考人の皆さん、今日はありがとうございます。 私、常々思っていることですけれども、人間の認識というのは限界がありまして、日々自分でもこの限界を超えるには何が必要かなということを顧みることがあります。常に意識して敏感なアンテナを張らなければいけないし、できるならば、何か問題があれば、その現場に立って、自分の耳で、目で、そしてその空気、においまで含めて感じることで現実に少しでも近づきたいというふうに思っております。 そういう立場から、まず、浅野参考人、ギブンズ参考人にお伺いをしたいんですけれども、私はこの法務委員会に所属をしていて、谷垣法務大臣の時代に、法務委員……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日、資料の二枚目にお示しをいたしましたけれども、平成二十八年度予算案で法務省が目指す方向として、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックに向けてユニバーサル社会の実現に向けた新たな人権擁護施策の推進、結論として人権大国日本の構築をすると。その条件はどこにあるのかという立場から質問をしたいと思います。 御承知のように、昨日、人種差別撤廃施策推進法の参考人質疑が行われました。そこに参加をされた川崎市の崔さん、在日三世の女性ですけれども、その彼女が暮らす川崎で、昨日も発言がありましたけれども、十二回にわたってヘイトスピーチのデモが行われてきまし……
○有田芳生君 民進党と初めて名のりました、有田芳生です。 今日は、人種差別撤廃条約を日本に具体化して、そしてあらゆる差別をなくしていくために質問をいたします。 最初に、河野国家公安委員長が先ほど京都朝鮮学校襲撃事件について触れておられましたけれども、あの事件のときも現場に警察官はいたんです。器物損壊をやっているのを目の前にしながら警察官は見ているだけだった、そのことをまず指摘しておきたいことと、それから、西田委員から川崎の事件に触れられましたけれども、先ほど警察庁の方は、現場で混乱が起きていて、警察官が少なかったからその場で殴った人物を特定できずに逮捕できなかったとおっしゃいましたけれども……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。
まず、お二人に端的にお聞きをします。
四月八日にこの法案が提出されて以降、当事者である民団あるいは長くこの問題に携わってきた外国人人権法連絡会あるいはヒューマンライツ・ナウなど、少なくとも十の団体が与党案についてのコメントを出しておられます。評価をしつつも、実効性がないのではないかというような指摘がありますが、その様々な団体のコメント、お読みになりましたでしょうか。そしてまた、そこに何が書かれていたか、どのように理解されているのかをまずお二人からお聞きをします。
【次の発言】 事務所に送られていると思いますので、是非お読みをください。
さら……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 昨日、高松高裁で画期的な判決が下されました。二〇〇六年に在特会などが徳島県教組を襲撃をしてヘイトスピーチのあらん限りを尽くし、さらには、そのときには拉致問題までもが利用されました。それに対して、昨日の判決では、損害賠償額が一審よりも二倍近くになったということと同時に、大事なのは、人種差別撤廃条約の精神に基づいて、在特会などの行為、言動というものが人種差別的であると、そう認定されたことです。 今日、与党案の審議が行われていて、今ずっと拝聴しておりまして、問題点、課題というのはかなり明らかになったというふうに思います。一つは、後で詳しくお聞きをし……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 二〇一三年をピークにしまして日本中で差別の扇動であるヘイトスピーチが吹き荒れてまいりました。それから三年近くがたちましたけれども、例えば今年の四月二十九日、大阪梅田のヨドバシカメラ前で、やはりヘイトスピーチを目的とした、平和の日というくくりで街宣活動が行われました。それは、平和の日という、これはヘイトスピーチやるときには、例えば四月十七日、岡山では、拉致問題をテーマにして実際にはもうヘイトスピーチばかり語っているという異常な状況がずっと続いてまいりました。 しかし、四月二十九日、梅田のヨドバシカメラ前で行われたその街宣においては、ある人物、具……
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党及び生活の党と山本太郎となかまたちの各派の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法が度重なるえん罪事件への反省を踏まえて重ねられた議論に基づくものであることに鑑み、その施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 検察官及び検察事務官並びに司法警察職員は、取調べ等の録音・録画に係る記録媒体が供述が任意になされたものかどうか判断するため……
○有田芳生君 私は、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、日本共産党及び生活の党と山本太郎となかまたちの各派の共同提案によるヘイトスピーチの解消に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 ヘイトスピーチの解消に関する決議(案) 「ヘイトスピーチ、許さない。」 ヘイトスピーチ解消の啓発活動のために法務省が作成したポスターは、力強くそう宣言する。 従来、特定の民族や国籍など本人の意思では変更困難な属性を根拠に、その者たちを地域社会ひいては日本社会から排除しようという言動であるヘイトスピーチについて、それが不特定多数に向けられたものの場合、法律の立場は明確ではなか……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 今日は日朝協議の終わらない課題についてお聞きをいたします。 まず、朝鮮労働党の第七回大会についてです。機構と人事については、例えば書記局が政務局に改編されたこと、あるいは政治局において軍の比重が下がったことなど特徴があるというふうに思います。全体的な問題点としては、金正恩第一書記の三時間にわたる総括報告が一番分析をしなければならないことだと思いますが、先ほどアジア大洋州局長が全般的な評価をなされました。 その上で岸田大臣にお伺いをしたいんですが、この金正恩第一書記の総括報告の中では、南北に比べてアメリカとの関係、日本との関係というのは非常に……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 今日は、日朝関係の現状と課題、そして、拉致問題の原点、さらには横田滋さん、早紀江さんと横田めぐみさん、拉致された横田めぐみさんの娘さんであるキム・ウンギョンさんとのモンゴルでの出会いについてまずお聞きしたいと思います。 総理に御感想を後でお聞きをしたいんですが、二〇一四年、今から二年前の三月十日から十五日まで、モンゴルのウランバートルで横田滋さん、早紀江さんと、めぐみさんの娘であるキム・ウンギョンさんが初めて出会うことができました。非常に感動的な出会いだったと思いますけれども、小泉訪朝、二〇〇二年九月十七日で横田めぐみさんに娘さんがいるという……
○委員長(有田芳生君) この際、御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました有田芳生でございます。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大野泰正君、末松信介君、山下雄平君、足……
○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時四十二分散会
○委員長(有田芳生君) この際、御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました有田芳生でございます。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岡田直樹君、武見敬三君、二之湯智君、森……
○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、こやり隆史君、中西哲君、鴻池祥肇君及び長沢広明君が委員を辞任され、その補欠として井上義行君、柘植芳文君、高野光二郎君及び河野義博君が選任されました。
【次の発言】 この際、高市総務大臣、原田総務副大臣及び冨樫総務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。高市総務大臣。
【次の発言】 原田総務副大臣。
【次の発言】 冨樫総務大臣政務官。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及……
○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、河野義博君、井上義行君、柘植芳文君、高野光二郎君、佐藤啓君、舞立昇治君、宮沢洋一君及び中川雅治君が委員を辞任され、その補欠としてこやり隆史君、鴻池祥肇君、三浦信祐君、阿達雅志君、朝日健太郎君、足立敏之君、今井絵理子君及び小川克巳君が選任されました。
また、本日、江崎孝君が委員を辞任され、その補欠として古賀之士君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公職選挙法及び最高裁判所裁判官国民審査……
○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、三浦信祐君、阿達雅志君、朝日健太郎君、足立敏之君、今井絵理子君、小川克巳君及び古賀之士君が委員を辞任され、その補欠として長沢広明君、佐藤啓君、中西哲君、舞立昇治君、宮沢洋一君、中川雅治君及び江崎孝君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一一一八号政党助成金の廃止を求めることに関する請願を議題といたします。
本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることといたしました。
以上のとおり決定するこ……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 沖縄の那覇から車に乗って約三時間、沖縄本島北部の方に向かいますと、東村高江という土地があります。そこには、オスプレイの離発着場であるヘリパッドの建設を今進めておりますけれども、それに対して、自然を守れ、平和を守れという反対運動がずっと続いております。中には、沖縄戦を直接経験された八十をもうずっと超えた女性なども沖縄戦のことを振り返って、あのとき、もう飲む水もなかったけれども、夜中に本当に水が飲みたくなって御家族に水を飲ませて、朝、目が覚めてそこを見ると血の海だったと、私は血の海で血を吸って今まで生きてきたんだと、これからもう戦わないために今闘っ……
○有田芳生君 おはようございます。民進党・新緑風会の有田芳生です。 今朝、地下鉄の駅から永田町に向かうときに、駅の構内に法務省が作成した「ヘイトスピーチ、許さない。」という啓発ポスターが貼ってありました。この数年間で初めて最寄り駅で見ることができたんですけれども、この啓発活動について、ポスター、チラシなどをこれから増刷をされて全国各地に更に展示というか掲示をされるというふうに伺っております。 いわゆるヘイトスピーチ解消法ができてからも、例えば法務省の横にずらりと啓発ポスターが掲げられたり、あるいは阪神甲子園球場で映像が流れたり、あるいは差別扇動のヘイトスピーチデモ、集会が行われた例えば川崎……
○有田芳生君 おはようございます。有田芳生です。
まず、法務省にお伺いいたします。
技能実習生の新規入国者数の推移について、この数年間の特徴をお教えください。
【次の発言】 新規入国者数の推移を教えてくださいと、そう問いました。
【次の発言】 その中の国別の特徴は何でしょうか。
【次の発言】 今御説明いただいたように、中国人の技能実習生の新規入国者数は減っております。これは、例えば二〇〇〇年に比べて今中国の労働者の賃金が五倍ぐらいになったという数字もありますけれども、特に、最近は鈍化しているんだけれども、二〇一三年を取ってみても中国の賃金というのは一〇%上がっている。ところが、一方で、ベト……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 外国人技能実習生についての議論をずっと聞いてまいりまして、やはり、陳腐な言葉ですけれども、この問題にも光と闇が大きくあるということを実感をいたしました。 各委員の質問の中で、例えば前回、丸山委員の方から、外国人技能実習生が日本にやってきてどんな仕事をやっているかといえば、例えばオオバを十枚数えて、そしてそれをゴムでまとめて冷蔵庫に入れる、そういう指摘がされました。そういう単純労働。あるいは、仁比委員の表現によれば、これは私も同感しますけれども、実態ではやはり出稼ぎ労働になっているという現実がある。 だけど、答弁を聞いておりますと、やはりなか……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 今から二日前の十一月の二十日に、大阪難波の近くにある公園でミナミダイバーシティフェスティバルというものが開かれました。 ダイバーシティーというのは、皆さん御承知のように、やはり民族とか人種とか性別とか、それぞれ異なる人たちを職場に登用すると。そのことによって、ある一定のところからしか見えなかった視点を、広く視点を変えることによって様々な側面が見えてくる。そして、問題があれば、それを解決することに結び付いていく。もっと言えば、ダイバーシティーを職場で重視することによって多様な社会をつくっていく、それを実現しようじゃないかということで、大阪でそう……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 西田委員は京都を選挙区にされておりまして、京都の高校出身だと先ほどのお話にありましたが、私も京都生まれで、まあ全国転々としましたけれども、高校は京都で過ごしました。お話を伺っていて思い出したんですけれども、私の仲のいいグループがありましたけれども、一九六八、九年だったでしょうか、そのうちの一人の女性が突然に、私、部落やねんということを発言をして驚いたことがありました。当時、一九六〇年代後半から七〇年代前半というのは、京都も当然なんですけれども、各高校あるいは大学で部落問題研究会あるいは部落解放研究会というものがもう至る所でつくられていく、そうい……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 今回の法案のテーマというのは、現在の部落問題をどのように捉えるのか、そして、部落の解放というものをどう考えていくのかだろうというふうに考えております。その前提となるのは、やはり事実だというふうに思っております。 十二月一日の法務委員会で私はこの問題について質問させていただきました。現在も西日本の方でひどい結婚差別があること、一件について言えば、娘の結婚に反対するお父さんが娘の居場所を探すためにGPSまでを使って居どころを確認をしたという件。あるいは、やはり西日本地方の結婚差別ですけれども、前回の法務委員会でもお示ししましたように、念書を取って……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 今から百四十五年前、一八七一年に賤民廃止令が制定をされて、それまで同和地区と言われていた人たちが、それまで一種の労働税のような形で例えば牢屋の掃除をさせられるとか、あるいは道に倒れていた牛や馬の処理をさせられるとか、あるいは死刑執行がされるときにその実務を担わされると、そういうことは確かに廃止されたんだけれども、賤民廃止令から百四十五年、先ほどお話出ました水平社宣言からもう九十五年になる。確かにかつてのような差別はなくなってきつつあるのかも分からないけれども、実際に、インターネット問題を含めて、私がこの間確認しただけでもいまだ進行中の結婚差別な……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 私は、隣の法務委員会から今朝は差し替えで質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 質問を週刊誌風、新聞風にタイトルとして言えば、観光立国の現状に見合った通訳案内士の役割を鮮明にということにいたしました。今、長谷川委員からのお話の中で、今回の通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律案について、関係者にお話を伺うとほとんど異論はなかったとおっしゃいましたが、私が伺った関係者、文字を含めて千二百人を超える人たちが異論、反論、不安、懸念を抱えていらっしゃる。それが何かということについて具体的に明らかにしていきたいというふうに思います。 ……
○委員長(有田芳生君) この際、御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました有田芳生でございます。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岡田直樹君、武見敬三君、二之湯智君、森……
○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、西田実仁君、矢倉克夫君、鴻池祥肇君及び山下雄平君が委員を辞任され、その補欠として里見隆治君、新妻秀規君、青木一彦君及び石田昌宏君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、青木一彦君、石田昌宏君、里見隆治君、新妻秀規君、山東昭子君及び井上哲士君が委員を辞任され、その補欠として山下雄平君、矢倉克夫君、熊野正士君、足立敏之君、今井絵理子君及び市田忠義君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……
○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、足立敏之君、今井絵理子君、市田忠義君及び熊野正士君が委員を辞任され、その補欠として西田実仁君、鴻池祥肇君、山東昭子君及び井上哲士君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第九五号政党助成金の廃止に関する請願外三十二件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることといたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 共謀罪について質問をさせていただきます。 今朝のワイドショーで、共謀罪、その番組ではテロ等準備罪という表現でしたけれども、特集が行われておりました。そこで自由民主党の法務部会副部会長若狭勝さん、副部会長若狭勝さんが出演をされておりました。自由民主党の法務の副責任者と言ってよろしいわけですよね。副部会長の若狭勝議員がこう質問されました。今度政府が準備している法案、これで果たしてテロを未然に防げるんですかと、端的な質問だったんです。それに対して、若狭法務部会副部会長はこう答えられました。テロは未然に防げるんですかと、かなり効果は乏しい。効果が乏し……
○有田芳生君 有田芳生です。 ヘイトスピーチ解消法が成立して約十か月が過ぎました。その具体化のために全国各地で積極的な取組が行われております。特にその最先端を走っているのが川崎市であろうと私は考えております。 ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワークは、自民党の元参議院議員の斎藤文夫さんを始めとして超党派で、この川崎において、仮称ですけれども人種差別撤廃条例というものを制定しようじゃないかという非常に積極的な動きが進んでおります。それを妨害する目的で、この二十五日、今度の土曜日に川崎の武蔵小杉で集会が行われようとしております。 それを誰が開催しようとしているかについては、今日皆様……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 私は、昨日の夕方、ある女性三人とお会いをして一時間ほど訴えを聞きました。三人とも何をおっしゃったかというと、今、衆議院と参議院の法務委員を回って、共謀罪の前に刑法改正、これを審議してほしいんだと、百十年ぶりに一刻も早く性犯罪についての法案を改正をして罰則の強化というよりも適正化を図っていただきたいという、そういう訴えでした。 一人は父親からの被害、お一人は兄からの被害、もう一人の方は上司からの被害。今でもこの日本で三分に一人そういう被害が起きているんだから、共謀罪のように賛否が分かれる法案よりも前に何とかこの国会で刑法の改正案を実現していただ……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。
今大臣が最後に所見を述べられたその方向で進んでいくべきだというふうに私も考えております。何よりも、社会の重要なインフラとしての法曹人材の養成、充実というのは、これから喫緊の課題であろうというふうに思います。
まず、繰り返しになるかも分かりませんが、今回の裁判所法改正案についての、大臣、この法案の立法目的というのはそもそもどういうことなのか、もう一度お話しいただけますか。
【次の発言】 貸与制から給付制になることは私たちも賛成なんですが、今回の裁判所法の一部を改正する法律案の概要、その一番最初、立法の目的のところにこう書かれております。「法曹人……
○有田芳生君 おはようございます。民進党・新緑風会の有田芳生です。 ヘイトスピーチというのは、この委員会でも何度も何度も皆さんとともに議論をしてまいりました。ヘイトスピーチをほっておけば、ヘイトクライム、犯罪に結び付きます。さらには、それがエスカレートをしてジェノサイド、皆殺しに進んでいくというのは、世界史の中でもナチズムあるいはルワンダの虐殺などでも明らかですが、同時に、この日本でも、関東大震災のときに、騒擾に絡めて朝鮮人が井戸に毒を入れたなどなどということが流布をされて、朝鮮人、中国人など、あるいは東北弁を語る日本人までもが虐殺されたという悲惨な歴史を私たちは抱えております。 その朝鮮……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。よろしくお願いします。 お三方の参考人のお話を伺いまして、お二人は弁護士さん、そしてお一人は研究者と言っていいんでしょうか。そして、この法務委員会を見渡しても、いつも思うんですけれども、弁護士出身あるいは検察官出身の法曹関係者が多くいらっしゃるわけですけれども、真山委員と私は別の放送関係者で、なかなか、まあ山下委員もメディアですけれども、やはり消費者の立場として報道してきたということがあると思うんですよね。そのときに、どうしても分かりやすさということを伝えなければいけないということで、今回の民法の改正についても、債権法関係、百二十年ぶりだというこ……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 総理、聞いてください。共謀罪の議論をずっと衆議院段階から伺ってまいりまして、大きな二つの問題を感じました。もちろん法文ですから厳密に議論をしなければいけない。と同時に、国民に分かりやすく説明する責任があるだろうというふうに思います。総理がイタリアの記者会見でも語っていらっしゃったように、このテロ等準備罪、私たちの言う共謀罪について、丁寧に分かりやすく説明したいと、そうおっしゃっていました。 先日の日曜日、NHKの討論でも共謀罪、賛成、反対の議論がありましたけれども、それを拝見していても、やはりこの日本が痛切な経験だったオウム真理教の地下鉄サリ……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 私は、この共謀罪、政府の言うテロ等準備罪、この審議においてオウム真理教の地下鉄サリン事件にあくまでこだわるのはなぜかといえば、やはり、今から二十二年前の地下鉄サリン事件当時にこの法案が仮に成立していたとしてもテロは防げなかっただろう、そのように確信しているからにほかなりません。 皆さん御承知のように、地下鉄サリン事件というのは、人類史において初めて都市部においてサリンというものがまかれた。世界史の中でいえば、第二次世界大戦でサリンというものが開発をされ、例えばヒトラーナチズムでさえもがそういうサリンを使うことはできなかった。一九八〇年代になっ……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。
まず、金田大臣にお伺いいたします。
今、一般人とは何かという議論がありましたけれども、参議院にこの法案が回ってきてから、最近になって組織的犯罪集団の周辺者という言葉が頻発するようになりました。大臣、組織的犯罪集団の周辺者とは何を指しているんですか。
【次の発言】 大臣は、参議院の法務委員会の質疑、趣旨説明の中で、環境保護団体などが隠れみのになる場合もあるんだと、そのときは捜査の対象になり得るという趣旨の御発言でしたが、環境保護団体あるいは人権団体などが隠れみのの姿を取る、姿を取っているかどうかということを判断するのは誰ですか。大臣、お答えくだ……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 法律の問題を考えていくときに、私は人間の根源的な価値というものは人間そのものだというふうに思っております。そういう視点から、共謀罪についても、プライバシー権の侵害などなど、やはり捜査の方向性として、一人一人の個人、もっと言えば人間というものが本当に監視されてしまう、そういうおそれを強く抱いていたものですから、強く反対をしてまいりました。 一方、今議題になっております刑法の改正案、性犯罪の厳罰化というよりも、被害者からすれば性犯罪の適正化、厳罰化というよりも適正化、その視点で、やはり人間の深い根源的問題としてこの課題についても考えていかなければ……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 非常に限られた時間ですので、山本参考人にお話を伺います。 私は、今回の百十年ぶりの刑法改正案、これが成立すれば非常に大きな前進だというふうに思っております。問題点、課題を抱えながらも、ようやく、皆さんおっしゃっているように、百十年間待っていたんだ、多くの人たちの思いが前進するんだろうというふうに思っているんだけれども、しかし、この日本においてやっぱり決定的に遅れているのはカウンセリングだというふうに思っております。多くの悩みを抱えた方々、トラウマも含めて、それを心の内側から突破していくというのは非常に大変な課題だというふうに思うんですよね。 ……
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 さきの国会で、この法務委員会でも刑法改正についての議論を行いました。その結果、これまで強姦罪と言われていた名称が強制性交等罪というように変えられたことを含めて様々な変化はありましたけれども、それを実のあるものにしていくのはこれからの私たち全体の課題であろうというふうに思っております。 そういう視点から、今日はある事件について、個別具体的な問題であってもそこから普遍的な課題がありますので、そこを織り込みながら具体的にお話を伺っていきたいというふうに思います。 この問題は、ただ、この時間にも、今、東京地裁で民事訴訟が今日から始まっております。ジ……
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。 給与法につきましては、先ほど真山委員が主張したとおりの対応を私たちは取ろうということで、その上で、今議題になりました人権問題について、今、上川大臣は、人権擁護局含めて法務省として人権問題についての啓発啓蒙についてこれからも頑張っていくとおっしゃいましたけれども、しかし、残念ながら、現実というのは非常にまだまだ遅れたところがあるということ、特にヘイトスピーチなどについてはゆゆしき事態が、改善はされつつあるけれども深刻な問題があるということについてお話を伺いたいというふうに思います。 十二月十日は世界人権デーですから、日本でも多くの取組があります……
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○有田芳生君 有田芳生です。お疲れさまです。 私は、まず、質問する自分の立場、スタンス、そして皆さんに対する思いをお伝えをしたいというふうに思います。 鎌倉の建長寺に映画監督の大島渚さんのお墓があります。そこに大島さんが大好きな言葉が刻まれております。明石海人という人の短歌なんですけれども、深海に生きる魚族のように自らが燃えなければどこにも光はない。海の深い底にいる魚たちが、自分たちが燃えることによって周りに光を与えていく、このことは大島さんの人生訓でもあったんですけれども、私は、失礼ながら、被害者御家族の皆様方のこの長い年月を拝見をしてきて、やはり、皆さんは政府あるいは政治家に対してお願……
○委員以外の議員(有田芳生君) 立憲民主党の有田芳生です。
今日は、限られた時間ですけれども、北朝鮮情勢の中での拉致問題について御質問します。
まず、河野大臣に伺います。
国連で今、北朝鮮を承認している国あるいは承認していない国、それぞれ何か国でしょうか。さらに、その上で、昨年の九月、アメリカのコロンビア大学で河野大臣は講演をなされました。あるいは、今年の一月、カナダのバンクーバーで、北朝鮮問題に関わる外相会合の中で、経済制裁だけではなく断交を求めた。これは日本政府の方針でしょうか。
【次の発言】 もう一度聞きます。
北朝鮮との外交関係、経済関係を断つよう強く要求したという講演のこの河……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 大臣所信、特に人権問題についてお話を伺う前に、森友問題について幾つかお聞きをしたいというふうに思います。 森友問題というのは、御承知のように、昨年の二月九日に朝日新聞が報道を始めてから、各メディアがそれを追い、さらには国会でも議論になって、一年が経過をいたしました。既に報道されておりますけれども、去年の二月の下旬からは、近畿財務局においては安倍案件というふうに呼ばれているということも明らかになってまいりました。 なぜ安倍案件なのかということで、通告する時間がありませんでしたけれども、午前中の真山委員のお話を伺っておりまして、籠池前森友学園理事長に……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 私は、昨日のこの委員会で、ヘイトスピーチ、差別の扇動、特にインターネット上で吹き荒れているマイノリティー、特定個人に対する攻撃に対してどのように対処、解決していくのかということについてお聞きをいたしました。この委員会の様子をインターネット上の中継で見ていた国際人権問題そしてヘイトスピーチ問題の専門家の方から感想をいただきました。上川大臣そして人権擁護局長の答弁を聞いていて、非常にこれからに期待をしたいという、そういうメールをいただきました。 さらには、昨日の委員会で、ネット上の問題として、十五歳の在日コリアンの少年に対してインターネット上で、平和の……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 もう今から二十三年前になりますけれども、一九九五年三月三十日、地下鉄サリン事件が起きて十日目に、国松孝次当時の警察庁長官銃撃事件が発生しました。当時から公安部の幹部の方々は一二〇%オウム真理教の犯罪であると、九五年だけではなく、その後何年もそういう捜査を続けていらっしゃいました。 しかし、私、最近、数年前にはあるジャーナリストが本を一冊書きましたけれども、二十三年間その国松警察庁長官銃撃事件を捜査を続けてきた捜査第一課元刑事の原雄一さんが、最近「宿命」という本を出されました。その「宿命」という本を読んで、もう愕然としました。 つまり、結論から言う……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 平成二十七年度のこの改正のときにもやはり上川大臣だったんですが、当時の民主党は反対をしたことがあるんですけれども、そのときの御説明から、最高裁、どれだけ大きく変化、進歩があったのかというような観点から伺いたいというふうに思います。 抜本的には、今日ツイッターの話が出ましたけれども、裁判官がツイッターで問題発言というか問題の書き込みを行うということが大きく報じられる現状があるということから見ると、裁判官にふさわしい人材というのは増えているんだろうか、今後問題が出てくるんではないかというような危惧もあります。そう考えたときに、やはり抜本的には、高い授業……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今、日本の政治の中で森友問題、加計問題、そして日報問題など、安倍政権に対する強い抗議の声が全国で吹き荒れておりますけれども、私は、先週の五日のこの委員会で、そういう安倍政権に対する抗議をする市民の皆さんの集会などに対して警察の過剰警備があるということを指摘させていただきました。五日の委員会でその問題を取り上げたところ、その日に、やはり弁護団、見回り弁護団といいますけれども、弁護団の方々がやはり警視庁に申入れをして、過剰警備、ちょっと改善しなきゃいけないんではないかということを話し合われました。その結果、六日に官邸前で行われた抗議行動に対してかなりの改……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 森鴎外の「舞姫」の時代だと、国際結婚あるいはそこでのトラブルなどというのは非常に珍しいケースだったと思うんですが、今回の法改正に当たって法務省民事局が概要について資料を作ってくださいましたものを見ると、先ほどもお話出ましたけれども、平成二十八年度の人口動態調査で、夫婦の一方が外国籍の者の婚姻が二万一千百八十件、離婚が一万二千九百四十五件と、これは、明治、大正、昭和に比べても、こういった人間関係の国際化というものがこれからも増えていくんだというふうに思うんですね。同時に、結婚もあれば離婚もあるというのはこれからの趨勢であろうというふうに思います。 そ……
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。
今日は、入国管理行政についてお聞きをします。
茨城県牛久に東日本入国管理センターがありますが、昨日、四十代のブラジル人が自殺を図りました。この事実経過についてまずお聞きします。
【次の発言】 そういう事実を、周りの収容者たちは、もう限界だ、助けてほしいと、そういう肉声が届いております。
皆さん方は、そういう自殺未遂の事案について、なぜそういうことが起きたのかという分析されているんでしょうか。
【次の発言】 昨日のブラジル人はどのぐらい収容されていたんでしょうか。
【次の発言】 そんなこと、何で明らかにしないんですか。何でそういうことを秘密……
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。 今日は五月二十四日、二年前の今日、ヘイトスピーチ解消法が成立いたしました。それに先立って、この参議院法務委員会では、解消法については全会一致で可決をするという、そういう経過がありました。それから二年たって、どこまで前に進んだのか、課題は何なのか、まだまだ進めていかなければいけない問題があるというふうに思っております。その点について中心にこれからお聞きをしていきたいんですが、その前に、さっき櫻井委員も大臣にお聞きをしておりましたけれども、やはり森友問題、加計問題についての大臣の認識についてお聞きをしたいというふうに思います。 昨日の夜から、今……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今お話を聞いておりまして、小川委員のバトンを継いで質問をしたいというふうに思います。 昨日の本会議で私はこういう文言を使いました。干物のような言葉ではなくて生ものの現実が大切なんだと、そう言って、どうして二十歳を十八歳に下げなければならないのか、具体的に示していただかなければ分からないという趣旨で質問をしましたけれども、返ってくる言葉はもう抽象的な話ばっかり。二十歳から十八歳に下げるのにどんな社会的な自己決定権あるのか。積極的に社会に参加する、大臣もそのように先ほどおっしゃいました。副大臣もそうおっしゃいました。 まず、副大臣にお聞きをしたいんで……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 まず、鎌田参考人にお伺いをしたいんですが、これまでの法制審での御発言というものを拝見いたしました。その中で、例えば二十歳が十八歳に引き下がることについて、自己決定権であるとか活力であるとか自立であるとか、そういうものの自覚を促すという、そこは物すごくよく分かるんですが、同時に、鎌田参考人の法制審意見の中で、一人前の大人として行動していくという自覚を形成する段階に現時点ではまだ至っていない、九年前の御発言ですけれども、九年たってその条件というのは大きく変更されたんでしょうか。 確かに、自己決定権である、活力であるという理念はよく理解できるんですけれど……
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。 氷海参考人以下四人の方にそれぞれお聞きをします。 作家の三田誠広さんに「僕って何」という作品がありましたけれども、二十歳から十八歳に成年を引き下げるというのは、今日もお話しになっているとおり、自立とは何か、大人とは何か、成熟とは何かという問題だというふうに思います。非常に抽象的なんですけれども、しかし、具体的に、じゃ一体何が大人なのか、成熟なのか、そのはっきりしたメルクマール、指標というのはないと思うんですよね。だけど、それぞれ具体的に明らかにしていくことが非常に大事だと思うんですよ。ですから、参考人の方々には、これが自立だ、大人なんだとい……
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました民法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、公明党、国民民主党・新緑風会、立憲民主党・民友会、日本共産党、日本維新の会及び沖縄の風の各派並びに各派に属しない議員山口和之君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 民法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格別の配慮をすべきである。 一 成年年齢引下げに伴う消費者被害の拡大を防止するための法整備として、早急に以下の事項につき検討を行い、本法成立後二年以内に必要な措置を講ずること。 1 知識・経験・……
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。 今日は、出入国管理法制、その思想と実態について、改めるところが多いのではないかという視点から質問をしたいというふうに思います。 法的には外国人ということで日本に暮らしている人、その人たちの運命に関わる出入国管理問題ですけれども、やはりマイノリティー、少数であるということから社会の関心というものが物すごく弱いというところがずっと続いてきたんだろうと思います。 しかし一方で、入管収容所にいる外国人の人たちに対する様々な事件、自死ということを含めて、最近では若者向けの週刊誌などでも特集が組まれるようになっております。例えば、今年の六月十九日の「……
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。 まず、ダイバーシティー、多様性の問題から三人の参考人の方々に伺っていきたいというふうに思っております。 今年の四月は大阪で、あるいは五月の初めには東京の代々木公園で、東京では東京レインボープライド、そしてパレードが行われました。大阪にも多くの方々が集まったんですが、東京の場合は延べ十五万人の方がお集まりになって、これまでで最高の人数でした。自民党の国会議員の方、公明党の国会議員の方、そして私たち野党の国会議員も参加をして、パレードなどにも共に行動しました。それだけ問題関心というのは高まってきているというふうに実感しております。 例えば、セ……
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律案及び法務局における遺言書の保管等に関する法律案に対し、自由民主党・こころ、公明党、国民民主党・新緑風会、立憲民主党・民友会、日本共産党、日本維新の会及び沖縄の風の各派並びに各派に属しない議員山口和之君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 「民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律案」及び「法務局における遺言書の保管等に関する法律案」に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 現代社会において家族の在り方が……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 日本と朝鮮半島の歴史といえば、一九〇五年の保護条約、一九一〇年の日韓併合、そして一九四五年、日本が戦争に負けて、冷戦状態の下で南北分断、そして朝鮮戦争、そして今に至るという大きな流れがありますけれども、その歴史の中で、戦争が終わったときには、シベリアから日本軍兵士が日本に戻ってこようとして途中でせき止められて朝鮮半島にいなければいけなくなった。あるいは、満州から、ソ連軍が攻めてきましたから、日本人が日本に帰ってこようとして帰れずに残留日本人になってしまった。 それが今も解決されないまま残っているという、そういう朝鮮半島の歴史に対して、まず本当は今日……
○有田芳生君 有田芳生です。
日朝首脳会談の可能性及び拉致問題について質問いたします。
まず、総理にお聞きします。
三月十七日、朝鮮中央通信は、日本が今のままの態度だと平壌行きのチケットは買えませんよというような、いつものような挑発的な論評を行いましたけれども、総理、公式、非公式、あるいは北京ルートなどで、その後、北朝鮮側から何らかの反応はありましたでしょうか。
【次の発言】 総理に伺います。
二〇〇二年九月十七日、総理も平壌に行かれましたけれども、小泉訪朝の経過、その教訓というものはどういうものでしょうか。なぜ実現したんでしょうか。
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。 昨年、臨時国会が終わった後、大臣始め政務三役の方が私の部屋に御挨拶に来ていただきまして、そのとき私は、本来この法律、問題については対決法案になるような中身ではないんだと、与野党を超えていいものをつくっていかなけりゃいけない。ところが、私たちが去年の臨時国会でもるる指摘をしましたように、何しろ法案の中身が具体性のないすかすかなものであるという、そういう主張をせざるを得ませんでした。 その後、政府の方針が出ました。これが日本の今後の社会の質、あるいは日本でこれから働く外国人労働者の人権をいかに守るものになっているのかということを、これからも与野……
○有田芳生君 おはようございます。立憲民主党・民友会の有田芳生です。 二〇一六年の五月にヘイトスピーチ解消法が成立をして、その年の六月に施行されました。理念法で様々な制約があるんですけれども、しかし、この法律ができることによって、例えば大阪、川崎あるいは京都とか、各地方自治体がヘイトスピーチ、人権侵害を食い止めるための条例作りが今も続いております。 同時に、ヘイトスピーチデモというものも、全国各地で非常に激しいものがあったんだけれども、法の成立とともに数は減ってきた、参加者も減ってきた。だけど、一方で、ヘイトスピーチ団体として、例えば日本第一党というところがつい最近も全国各地で同じ日に移民……
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。 前回に続いて、大臣を中心にお聞きをしたいというふうに思います。 先ほどから入管局長、衆議院からもそうですけれども、技能実習生の失踪、失踪、そういう言葉を使っていらっしゃいます。政府は失踪技能実習生という言葉を使っているけれども、しかし実態は逃げざるを得ないということなんです。人間として、労働力として扱われないような長時間労働、最賃以下、暴力、セクハラ、そういう職場からは逃げなければいけない。 確かに、失踪という言葉使えるかも分からないけれども、実態は、これは逃げざるを得なかったんですよ。ベトナムから、中国から、フィリピンから、タイから多く……
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。今日はありがとうございます。 私は、政府がようやく人手不足ということを認めて、それに対処するために新たに外国人の労働者を拡大して受け入れるという方向性は大きくは賛成なんですけれども、しかし一方で、本来やるべきは少子化対策であろうと。そのことが貧弱な下でとにかく技能実習生の延長として新たに外国人の方に来ていただくというところで、大きな問題が解決しないまま今議論が進んでいるんだというふうに考えております。 そして、その中でも、今、斉藤参考人はベトナムのお話をされましたけれども、三人の参考人の方に、多賀谷参考人からお一人お一人伺いたいんですが、大き……
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。 例えば、ベトナムのハノイの空港から、お父さん、お母さんに送られて、若い二十六歳の男性あるいは女性たちが技能実習生として働くために日本にやってきた。ホーチミンでも、あるいは中国からも、モンゴルからも、タイからも、多くの若者たちがこの日本にやってまいりました。しかし、技能実習生の実態というのは、前回もお話を伺いましたように、非常に過酷なものがある。今でも続いています。 法務省が調査した結果、自らを守るために失踪せざるを得なかった若者たち二千八百七十人の調査の結果明らかになったことは、法務省がこれまで明らかにしたように、最賃以下、二十二人、〇・八……
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。
まず、沖縄問題について総理に伺います。
昨日、玉城デニー沖縄県知事と菅官房長官が会談を行いました。その結果、一か月間集中的な協議を行うということが決まり、このことについては沖縄県も歓迎をしておりますが、同時に、官房長官の方からは、新辺野古基地建設について、その協議期間一か月工事を継続するという発言、決定をされました。とんでもないことだと私は考えます。
総理はいつも沖縄県民に寄り添うと言っていましたけれども、寄り添う態度として工事を続行することが正しいんでしょうか。
【次の発言】 話合いをすることは県も肯定的なんですけれども、その期間、一か……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 ヘイトスピーチ解消法が成立をして間もなく三年になります。その意義と同時に、様々な限界、問題点がこの三年間で明らかになってまいりました。そのことについて集中して、今異様な事態が起きているということ、この参議院法務委員会では全会一致でこの解消法が成立をしましたけれども、そこに対する長年の攻撃がずっと続いているということ、それをどう克服していくかということについて質問をしたいというふうに思います。 今日は、山下大臣と司法修習同期で、ヘイトスピーチの専門家である師岡弁護士も傍聴されているというのは、それはもう山下大臣がどのようにこの問題に対処していくのかと……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 三月十二日の法務委員会で、私はヘイトスピーチ解消法の意義と限界について質問をいたしました。その冒頭で、三月九日に京都で行われたヘイトスピーチのデモについて、大きく問題として取り上げました。 それはなぜかといえば、とにかく、街宣、デモをやれば必ず、必ずどぎついヘイトスピーチをやる人物、大阪地裁の決定によれば、生野区にある、あるNPO法人の近く、六百メートル以内でデモを、集会をやってはいけないと通告されたにもかかわらずそれを破って、大阪地裁は、今度それをやれば一日に六十万円支払えと、そういう決定をやった人物が、三月九日には京都でたった四人で、しかも路上……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今日は、選挙運動を利用した差別の扇動であるヘイトスピーチについて質問をしたいというふうに思います。 全国の地方選挙の前半戦が終わりました。そして、後半戦に入ってまいりますけれども、やはり、公選法を利用した悪質なヘイトスピーチというものをどのように対処をしていくのかというのは、非常に極めて現代的かつ緊急な課題だというふうに思います。 具体的に言いますと、この前半戦でも、あるいは後半戦でも懸念されておりますのは、日本第一党という政治団体があります。在特会の前会長の桜井誠という人物が責任者であります。彼は、様々なところでヘイトスピーチで問題になってまい……
○有田芳生君 おはようございます。立憲民主党の有田芳生です。 新しい制度が四月一日から施行されましたけれども、非常に拙速だと言わざるを得ません。去年の後半の国会で、技能実習生の多くの問題が初めて社会問題となりました。技能実習生の労働条件、労働環境、そして失踪、そして死亡事案などなど、どうしてこういうことになるのかということが問題になって、それに対して政務官を中心にプロジェクトチームができて、そしてその結果が出されたのが三月の末。 本当にこの総括でいいんだろうかということはこれから議論していかなければなりませんし、今日の資料配付を拝見しますと、仁比委員がそこの点は質問されるように思いますけれ……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 委員会において、この数回、通奏低音のように、答弁される方は余計なことをなるべく少なくして的確に語っていただきたいと、時間が限られておりますので、改めてお願いをしておきたいというふうに思います。 今日は、特定技能外国人の受入れ問題と、この間何度か質問させていただきましたけれども、選挙におけるヘイトスピーチの実態について、前半、後半の全国の地方選挙が終わりましたので、その課題についてお聞きをしたいというふうに思います。 最初に、四月十八日の朝日新聞朝刊がスクープでこういう記事を出しました。「原発に特定技能外国人 東電、福島廃炉に受け入れ」と。この報道……
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました民事執行法及び国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・希望の党、日本共産党及び沖縄の風の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 民事執行法及び国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 第三者からの情報取得手続に……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 大臣、私はこの委員会で、去年から何度も何度も技能実習制度の総括なしに新しい制度の施行は問題があるんじゃないかということを指摘をしてきましたけれども、しかし、もう実際に新しい制度始まっているという状況の下で、去年から問題になってきた技能実習生の失踪、あるいはパワハラ、セクハラ、あるいは死亡事故などなど、そういった異常な事態を本当に政府が総括できているんだろうかという疑問は今でも残念ながら払拭できておりません。何度も会議を開いていただいて、政務官中心にして、報告書を拝見をいたしました。その問題点あるいは課題ということについては、これから小川委員を始めとし……
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・希望の党、日本共産党及び沖縄の風の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 所有者等の探索を行う表題部所有者不明土地の選定については、選定過程の透明性及び公平性の確保に努めること。 二 表題部所……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 いわゆるヘイトスピーチ解消法が本参議院の法務委員会で全会一致で可決をされたのが五月十二日、三年前でした。それから、本会議、衆議院に回って、この法律が公布されたのが六月三日でした。それから三年がたったんですけれども、大きな前進があると同時に、様々な課題、問題点がまだ残念ながら存在するというのが現実ですけれども、まず人権擁護局長にお聞きをしますけれども、この三年間でどういう成果があったのか、あるいはまだまだ解決しなければならない課題がどのようなものが具体的に存在するのか、まずそこからお示しください。
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。
昨日の質問通告のときには戸籍の問題についてだけお尋ねしようと思っておりましたけれども、この委員会が始まる前に大臣には連絡が行っていると思いますけれども、今朝の読売新聞の一面トップの記事についてまずお聞きをしたいというふうに思います。公証人についてです。
公証人というのは、御存じのように、遺言や金銭賃貸などの法的証明力が認められる公正証書を作成する、そういう仕事をする立場の方ですけれども、法務大臣が任命する公務員で、国が定めた手数料のみを収入とすると、そういう理解で、大臣、よろしいですね。
【次の発言】 公証人については、公平性とか透明性を高めるため……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 子供受難の時代が続いている中で、一つの方向性であるだろうという理解はしますけれども、果たしてこれで実効性がどこまであるのかという危惧も抱いております。 といいますのは、私は、自分の仕事の中で苦い経験がありました。テレビの取材で、ある児童養護施設に、一泊だけですけれども、子供たちと暮らす中で、本当にいいお仕事が続いているなと思ったんですけど、それから数年後に、今でも忘れませんけれども、恵比寿のスーパーマーケットに行ったときに、ある男性の若者から声を掛けられました。あのときのテレビの取材で来ていましたねと、だけど、あのとき報道された内容というのは自分た……
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 私は、安倍政権が結果をつくる日朝交渉を是非実現していただきたい、その思いで質問させていただきます。 日朝の首脳会談が初めて行われたのは二〇〇二年の九月十七日、それが一回目でした。二回目が二〇〇四年の五月二十二日。いずれも小泉政権でした。それからもう長い時間、十五年がたちましたけれども、その十五年の間の約半分が安倍政権でした。残念ながら結果が出ていない。じゃ、どこをどのように打開していけばいいのか。そこをお二人に、大臣、お聞きをしたいというふうに思います。 二〇一二年の十二月に第二次安倍政権が発足をいたしました。その年の十二月二十八日に、安倍総理は……
○有田芳生君 立憲民主党沖縄県連代表として、沖縄の方々の積年の思いを背負いながら、辺野古新基地建設問題について、総理以下関係閣僚に質問をしたいというふうに思います。
大臣、まずお聞きをしたいんですけれども、県民投票が終わって、投票者の約七二%が辺野古に基地反対だと、そういう意思を表明された翌日に、引き続き土砂の投入が行われました。そして、今、私がここに立って辺野古問題を質問をしていきますけれども、今日も新たな場所で土砂を投入するというのは、それはもう進行しているんでしょうか。
【次の発言】 民意を全く無視するそういう横暴なことが、戦後の沖縄の歴史を見ても、沖縄県民の非暴力抵抗の精神をどんどん……
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 私はこの法務委員会に属してもう九年以上になりますけれども、この委員会ではやじが飛んだことはなかったというふうに記憶しておりますけれども、一方で、本会議あるいは予算委員会などでは様々なやじが飛び交う、汚いやじもあれば、気の利いたやじもある、政治とやじというものは密接につながっているものだなというのは、これはもう憲政史上ずっと続いてきていることですけれども、まず、大臣にお伺いしたいのは、大臣が政治活動をこれまで続けてこられた中で、街頭で演説をされるときにやじが飛んだことというのはありますでしょうか。あったら、どのように対処されましたでしょうか。
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。
まず、警察庁にお聞きをしたいんですけれども、以前でしたら、世論調査などで子供たちに将来何になりたいかという問いをしたときに、野球の選手であるとか警察官だと、そういう時代があったんですけれども、警察官になりたいという子供たちの思いというのは、やはり警察官の皆さんが日々社会正義の実現のために活動をしてくださっているという、そういう憧れだというふうに私は理解しているんですけれども、その社会的正義の実現だとすれば、それは警察官のお立場として、法的根拠というのはどういうところにあるんでしょうか。
【次の発言】 わざわざ質問通告はその部分はしていなかったのは、皆……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今日は、お三人の方、ありがとうございます。理論の分野、そして実務の分野、そして実際の現場からのお話、物すごく参考にさせていただきます。 最初に藤田参考人に社外取締役の義務化の問題についてお聞きをして、その同じ質問を大久保参考人にお聞きをしたいというふうに思っております。 午前中の審議の中でも、社外取締役の義務化について、なぜ必要なのか、そういうふさわしい人というのは一体誰なのか、そういう制度を取り入れれば本当に信頼性を高めることができるのかといったような議論がありましたけれども、藤田参考人が、法制審の会社法制部会における発言読ませていただいており……
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今朝起きてから、新聞各紙に目を通しておりました。最後に、毎日新聞の読者からの投書欄、目に付きました。「森法相はもっと自覚を」、千葉県我孫子市の七十八歳の無職の方です。 どういう趣旨かといいますと、男女格差指数が取り上げられて、日本は百五十三か国中百二十一位と過去最低になっている。何で過去最低かというと、特に議員、管理職の女性割合の低さが指摘されているんですよね。その上でこの方は、私も女性議員の増加を期待しているということで幾つかの思いを語られながら、そんな折、森まさこ法相の国会答弁の右往左往ぶりが報じられているということで、検事長の任期延長問題、そ……
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党、日本維新の会、沖縄の風及び碧水会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 企業の国際取引の増加等に伴い需要が拡大している外国法サービスや、本法の施行により我が国でも活性化が期待される国際仲裁及び国際調……
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党、日本維新の会、沖縄の風及び碧水会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 民事訴訟事件の内容の複雑困難化及び専門化について、引き続き、その実情を把握し、必要な対応を行うとともに、訴訟手続の審理期間及び合議率の目標を達成するため、審理期間が長期化している近……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。
黒川弘務前東京高検検事長に代わって、後任として林眞琴名古屋高検検事長が決まりました。
法相にお尋ねします。
これまで何度も何度も黒川さんしかいないんだと、野党の言葉で言えば余人をもって代え難いと言われていた黒川前東京高検検事長ですけれども、すぐ後任いるじゃないですか。黒川さんだけじゃなくて、ほかに立派な人がいた。そのこれまでの答弁と矛盾する、合理的な理由をまずお話しください。
【次の発言】 法の解釈まで変えて黒川さんを、定年延長を合法化するために法律まで変えようとしていて、それが今度の問題で黒川さんが辞めざるを得なくなったらすぐに林さんが出てくる……
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今日は、新型コロナ対策、特に、加計学園岡山理科大の獣医学部、設立目的は感染症研究などとうたわれておりますけれども、国民の税金が百六十八億円もつぎ込まれて、果たして研究は進んでいるのか。今朝、ホームページを見ても、加計学園獣医学部のホームページを見ても、準備中、感染症のところは。二月の七日に衆議院の予算委員会でこの問題が取り上げられましたけれども、それからもずっと、今朝十時半段階で準備中。何やっているんですかという問題を今日お聞きしたいという準備はしてきたんですが、三つ目にテーマとして拉致問題をお聞きしようと思っておりました。 この問題からまずお聞き……
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、御挨拶を申し上げます。
去る十月二十六日の本会議におきまして経済産業委員長に選任されました有田芳生です。
理事及び委員の皆様方の御理解と御協力を賜りながら、公正円満な委員会運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、長峯誠さん、太田房江さん、大野泰正さん、三浦信祐さん、竹内真二さん、難波奨二さん、斎藤嘉隆さん、牧野たかおさん及び真山勇一さんが委員を辞任され、その補欠として松村祥史さん、佐藤啓さん、岡田広さん……
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、安江伸夫さんが委員を辞任され、その補欠として高瀬弘美さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文部科学省大臣官房審議官長野裕子さん外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたしま……
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青山繁晴さん及び加田裕之さんを指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二一号原発事故の汚染処理水を双葉・相馬・いわきの海に流さないことに関する請願外二十七件を議題といたします。
これらの請願につきまし……
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、岡田広さんが委員を辞任され、その補欠として青木一彦さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に加田裕之さん及び宮本周司さんを指名いたします。
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、阿達雅志さん及び森本真治さんが委員を辞任され、その補欠として滝波宏文さん及び小沢雅仁さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青山繁晴さん、加田裕之さん及び岩渕友さんを指名いたします。
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小沢雅仁さん及び高橋はるみさんが委員を辞任され、その補欠として森本真治さん及び中西祐介さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に加田裕之さんを指名いたします。
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、中西祐介さんが委員を辞任され、その補欠として高橋はるみさんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に加田裕之さんを指名いたします。
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に加田裕之さんを指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省大臣官房審議官黒瀬敏文さん外十二……
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、外務省大臣官房審議官高杉優弘さん外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。梶山経済産業大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質……
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、青木一彦さんが委員を辞任され、その補欠として高橋克法さんが選任されました。
【次の発言】 産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、三名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、日本商工会議所中小企業経営専門委員会共同委員長・川口商工会議所会頭伊藤光男さん、株式会社野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミスト木内登英さん及び学習院大学経済学部教授滝澤美帆さんでございます。
この際、参考人の皆様に一言御……
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高橋克法さんが委員を辞任され、その補欠として三浦靖さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件ついてお諮りいたします。
産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長田辺治さん外十九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮島喜文さん及び森本真治さんが委員を辞任され、その補欠として今井絵理子さん及び小沼巧さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府地方創生推進事務局審議官桜町道雄さん外十六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小沼巧さん、舞立昇治さん、高橋はるみさん及び宮崎雅夫さんが委員を辞任され、その補欠として森本真治さん、宮島喜文さん、山下雄平さん及び阿達雅志さんが選任されました。
また、本日、阿達雅志さんが委員を辞任され、その補欠として滝沢求さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等……
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山下雄平さん、宮島喜文さん及び滝沢求さんが委員を辞任され、その補欠として高橋はるみさん、青木一彦さん及び阿達雅志さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に加田裕之さんを指名いたします……
○委員長(有田芳生君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時一分散会
○有田芳生君 立憲民主党沖縄県連の有田芳生です。
今日は、日本の外交と安保問題、その中でも特に沖縄の辺野古の新基地建設問題、さらには拉致問題についても中心的にお話を伺っていきます。
まず、総理に伺います。
総理は所信表明演説の中で、新型コロナの水際対策について、外国人の入国について触れられておりますが、この所信表明演説のその後どういう変化があったのか、この全世界を対象に停止することを決断いたしましたは、これからどのぐらい想定されているんでしょうか。お答えください。
【次の発言】 総理のこの方針の前になるんですけれども、これは外務省にお聞きをしますけれども、十月三十日、成田に二十代のアメリ……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今日は、日本におけるヘイトクライム、差別的な動機による犯罪について伺いたいというふうに思います。 これは日本だけではなくて、この数年間、特にアメリカでもヨーロッパでも差別犯罪が広がっている。例えば、ニューヨーク市警が去年の十二月に公表した数字でいいますと、一年前に比べてヘイトクライムが二十八件から百二十九件に増えている。サンフランシスコでも、一年間で九件から六十件に増えている。これ、ヘイトクライムというのは、警察が捜査をして明らかになるだけではなくて、自分から訴えるという件もありますから、普通は訴える方々が実際の一〇%から三〇%だと言われていること……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今朝の新聞各紙を見ますと、もちろんプーチン政権のウクライナ侵略についての報道が多いんですけれども、同時に、例えば毎日新聞の国際面を見ますと、ニュージーランドで今から三年前に白人至上主義者が五十一人殺害したという記事も大きく出ております。と同時に、例えば朝日新聞でも、ネット上の誹謗中傷、侮辱罪について現行法でいいのかと、明治時代のままの現行法でいいのかという記事も出ておりますように、やはり私たちが暮らすこの日本でも、あるいは世界でも、前回質問させていただきましたけれども、ヘイトクライムについての議論というのが世界でも日本でもこれからも残念ながら広がって……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが、昨年の三月六日に名古屋入管で三十三歳でお亡くなりになりました。もし彼女が生きていたならば、恐らくスリランカに戻っていても今青春を謳歌をして、人生がまだまだ可能性あふれるものとしてこの世界に存在したんだと思うと、名古屋入管のこの死亡事案というのは大変な出来事だと思います。 ウィシュマさんが亡くなったことによって、全国各地で集会などがこの一年間行われてきましたけれども、その大きな特徴は、若い人たちが非常に怒りを感じて集まっている、二十代、三十代の方々、十代の方々とかも含めて。どうして日本の入管というのはそん……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今朝も電車に乗っておりましたら、まあ最近いつでもそうなんですけれども、電車の中で本読む人というのはほとんど見ないどころか、それ以上に新聞を読んでいる人なんていうのはもう珍しいぐらいな時代になってしまいました。ですから、新聞社なども、恐ろしい勢いで今紙媒体が少なく、減少している状況の下で、各新聞社もネットの重視という時代になっておりますというところに見られるように、この司法の分野だけではなく、あらゆる社会の中でのIT化というのはもう避けられないというのは分かるんです。 そういうことは前提として理解しながらも、まず杉山参考人にお聞きをしたいんですけれど……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。
本論に入る前に、まずロシアによるウクライナ侵略に関わって確認しておきたいことがあります。
前回の委員会でも東委員の方から、ウクライナ人が日本にどのぐらい今いらしているんだろうかという質問がありまして、五月八日段階で八百七十八人という数字を入管、答弁されました。
それ以降、変化あったでしょうか。
【次の発言】 ということは、前回、東委員が質問されて、二日の間に八人増えているということなんですけれども、基本的に、ウクライナで侵略戦争があって、ウクライナから特にポーランドに多くの方々が避難されている。
日本に行きたいという要求を出される方々は、誰に日……
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました民事訴訟法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主・社民、公明党、国民民主党・新緑風会、日本維新の会及び碧水会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 民事訴訟法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 本法施行後において、訴訟手続の電子化が速やかに行われ、適切な裁判が実施されるよう環境整備及び事務負担の軽減に努めること。 二 訴訟手続の電子化を円滑に進めることが利用者の利益になるという……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 先日、アメリカのニューヨーク州で、十八歳の白人青年が銃を乱射をして十人の黒人が命を奪われました。十八日にバイデン大統領と副大統領はその遺族にお会いをされて、そして事件の現場に立って、さらには演説を行いました。白人至上主義は毒だ、その毒はこの国にはびこっている、一部の政治家が人種差別をあおっている、こういう大統領としてのヘイトクライム、差別犯罪に対する非難を行いました。これまでにもバイデン大統領はそういう行動を取っております。さらに、その翌日の五月十八日、今度はカリフォルニア州で、白人の男性が台湾系の住民が集まっている教会に入り込んで、また銃を乱射をし……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 今、清水委員からの質問でも触れられましたけれども、インターネット上の暴力と言っていいような表現に基づいて多くの人たちが今も傷ついております。木村花さんの件はもうとんでもない事件と言っていいと思いますけれども、同時に、特にインターネット上では誹謗中傷、悪口雑言などなど、もう繰り返し、この時間にも恐らく続いているでしょう。 私が関わった、近くで見てきたケースでも、ヘイトスピーチに反対する在日コリアンの方がやはりとんでもない誹謗中傷、攻撃を受けて、これはもう許せないということで弁護士と一緒に裁判に訴えました。しかし、それが誰の発言なのかというのを特定する……
○有田芳生君 今日はありがとうございます。 最初に、お三人の参考人の方、今井参考人から先ほどの発言の順番のとおりお聞きをしたいんですが、私はずっと法務委員会に所属をしていて、法律というのは物すごく国民の日常生活に密接に関わっているのにもかかわらず、法文を読むとなかなか難しくて分からないよというような一般的な理解があると思うんです。 それで、今度の改正案が成立したとしたら、お三人の皆さん方は、国民にとってこれはプラスになる改正なのか、あるいは非常に危ないものであるのかという、そのことを分かりやすく、特に侮辱罪との関係で御説明をまずお願いいたします。
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました刑法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主・社民、公明党、国民民主党・新緑風会、沖縄の風及び碧水会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 刑法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 インターネット上の誹謗中傷による被害が多数発生し人権を著しく侵害する等の問題が深刻化している現状を踏まえ、インターネット上の誹謗中傷の防止及び誹謗中傷による被害が生じた場合の迅速かつ確実な救済を図るための施策を総合的に……
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。 初めに、韓国の大統領選挙の結果に関わってお聞きをいたします。 二〇一七年に北朝鮮がICBM、大陸間弾道ミサイルを発射したり六度目の核実験を行ったことによって、北朝鮮とアメリカの間が一触即発の危機を迎えました。しかし、その翌年に平昌オリンピックを通じて南北の融和が始まりまして、結果的に今の政権と北朝鮮の首脳部が三回会談を行いました。その前提として、トランプ政権も変化を来して、金正恩総書記と二回の首脳会談を行いました。やはり、韓国の動きというのは非常に大きな影響を与えると思うんですよね。 そこで、今回、尹政権が誕生するということで、二月二十四日に政権……
○有田芳生君 有田芳生です。 飯塚さん、竹下さん、長年お疲れさまです。そして、今日はありがとうございます。 横田滋さんがお亡くなりになって六月五日で二年、当日の新潟日報のコラム「多面鏡」で、「拉致問題解決 当事国・日本の胆力必要」という記事が出ております。ちょっとそれを先に簡単に御紹介をした上で質問させていただきます。 全拉致被害者の即時一括帰国を、北朝鮮による拉致被害者の家族たちがこう求めるのはもっともだ。ちょっと省略しまして、一方、気になることがある、家族の冒頭の訴えに政府が表面的に同調することで頑張っている感を演出し、リスクを伴う行動を先送りしているように映ることだ。またちょっと省……
○有田芳生君 沖縄立憲民主党の有田芳生です。 今年は、沖縄が本土に復帰して五十年になりました。NHKの朝の連続テレビドラマ「ちむどんどん」だけではなくて、書店に行けば雑誌の特集、あるいは単行本、新書で沖縄物が広がっております。 五月十五日には沖縄と東京で式典が行われました。総理も出席なさいましたけれども、沖縄で式典に参加された方の中には、どういう服装をして行けばいいんだろうかと、おめでたいという気持ちは余りない、そして地味な服装で参加された方々が多いんです。芥川賞作家の目取真俊さんは、くそのような節目の年、くそのような節目の年とブログの中で書かれました。 総理にお聞きをいたします。 総……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。 お三人の参考人の方に共通するテーマとして、成熟社会をどのようにつくるのかと、そういう視点でお聞きしたいというふうに思います。 まず、牧野参考人にお話を伺いたいんですが、これはもう釈迦に説法なんですけども、高齢化社会という表現がよくされますけれども、これ、国連の基準で、人口に占める六十五歳以上の人々が七%を超えたら高齢化社会ですよね。そうすると、日本で私が調べてみて驚いたのは、じゃ日本が高齢化社会になったのはいつかというと、一九七〇年、昭和四十五年、大阪万博の年ですよね。そのときからもう高齢化社会に入っている。 それで、飯田市を調べましたら、一九七〇年……
○有田芳生君 民主党の有田芳生です。 福島県の相馬市に吉田日出男さんという漁師さんがおられまして、今年で六十四歳になります。三代目の漁師さんですけれども、私、定期的にその吉田さんからお話を伺っているんですが、先週お会いしたときも、その前もですけれども、仕事がやりてえとおっしゃるんですよね。ずうっと漁師をやってきたにもかかわらず、船は何とか残ったんですけれども、放射能の影響で漁ができない。 それで、何をやっているかというと、朝、漁に行くときと同じ時間なんだけれども、船をみんなで出して、そして瓦れきを海の中から取り上げているお仕事をされているんですよ。何で俺がこんな仕事をやんなきゃいけないんだ……
○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。 参考人の皆さん、今日はありがとうございます。非常に限られた時間ですので、小林参考人に絞って何点かお聞きしたいと思います。 一つ目。先ほどの話にもありましたように、小林参考人は一貫した改憲論者だと思います。その中身については、これまで書かれたもの、インタビューなどを拝見しましても、現在の日本国憲法の精神、理念を最大限生かすための護憲的改憲だというふうにおっしゃっています。その立場から、国民投票法の改正が国民主権の実効化と評価されているんだということは今日のレジュメにも明らかだというふうに思います。 しかし、こうした環境が整いつつあるときに、安……
○有田芳生君 発言するつもりはなかったんですが、丸山委員の御発言を聞いていて、一言感想を含めてお伝えしておけばいいかなというふうに思いました。 憲法九条のノーベル平和賞の問題です。 実は、私は今年の八月に人種差別撤廃委員会の日本審査、国連が開催をしたその会議に参加をしました。いわゆるヘイトスピーチ問題で今日本でも多くの議論が進んでおりますけれども、私が日本審査を傍聴して思ったのは、やはり日本が世界からどのように見られているかということだったんですよね。結論的に言えば、人権問題でまだまだ非常に遅れている状況にある、そういう厳しい指摘がありました。 ノーベル平和賞の九条の問題について言えば、……
○有田芳生君 民進党の有田芳生です。 私は、今から四年前の十月になりますけれども、憲法についての非常に印象的な文章を読みました。皇后陛下お誕生日に際しての宮内記者会への質問に対する文書での御回答です。 そこでは、憲法の議論に関わって、皇后陛下があきる野市の五日市を訪れたとき、郷土館で五日市憲法草案のことを見せていただいたことをしきりに思い出していると。つまり、明治憲法が公布される前に、当時の人たちは、地域の小学校の教員、地主、農民が寄り合い、討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案、そこには、皆さん御承知のように、基本的人権の尊重、教育の自由の保障、教育を受ける権利、法の下の平等、言論の自由、……
○有田芳生君 立憲民主党沖縄県連の有田芳生です。 私は、先週の土曜日に沖縄市民会館で開かれたノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会、命どぅ宝というのは、命こそ大切だと、その結成集会に参加をしました。 本土ではなかなか感じられませんけれども、沖縄では、もう一度戦場になるのではないかというおそれが非常に広まっております。 今年は沖縄の本土復帰五十年ですけれども、ということは、自衛隊が進駐して五十年ということになります。南西諸島で今、与那国、宮古、そして石垣では自衛隊が強化をされていて、ミサイルの配備も行われている。陸上自衛隊と海兵隊との共同訓練も行われている。沖縄戦の教訓として沖縄の人たちが今実感とし……
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