このページでは長沢広明参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。長沢広明参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず、今回の事故で殉職されました五名の海上保安官の方に対し心から御冥福を申し上げますとともに、御遺族の皆様方に対しても心から哀悼の意を表したいと思います。 また、私は日ごろ、この日本の海を守り、海難事故の捜査を行い、また危険で過酷な海難救助に当たるというような、様々な重大な任務を担って活動されている海上保安官の皆様の日々の活動に対しまして、そして不断の訓練を行い、一生懸命活動されている海上保安官の皆様に対しましては深く敬意を表するものでございます。だからこそ今回の事故というのが、そしてその事故に対する対応というものが、私は、隊員、海上保安官の皆様の士気……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 午前に引き続きまして、午後から質問をさせていただきます。 新たに政務三役に就任をされました皆さん、この国会、内閣の方針としても熟議の国会と、このように伺っております。私どもも真摯な議論をしたいと思いますし、是非誠実な御答弁で、この議論が実りある議論になっていくように是非お力をいただきたいと、このように思いますので、よろしくお願い申し上げます。 まず、公共事業の在り方について、基本的な認識をお伺いしたいと思います。 馬淵大臣は就任後の記者会見で、こういうお話をされています。前原前大臣のリーダーシップの下に私ども政務三役が一丸となって取り組んだ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。私も、前回に引き続きまして八ツ場ダムの問題について見解をただしていきたいというふうに思います。 今、大変、脇先生の専門的な質疑が展開をされまして、私は専門家ではありませんが、新聞記者出身でございますので、現場の声ということを大事にしながら進めていきたいというふうに思います。 その前に、前回の質疑のときに、私が現地での生活再建について今年の予算がなかなか執行されていないその理由について、執行についての決意を伺ったところ、大臣から一都五県の負担金の支払が滞っているというようなことについて触れられた部分がございました。このことについて、私はそういう言い方はしな……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。私もこの国会、三回目の質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 今日は、少しこれまでとテーマをちょっと変えまして、現場で起きているいろんな声をきちんと拾い上げて、それに対して、その中で特にやっぱり大事なものを、今後大事になっていくということについては、一つ一つ将来を見据えて改革すべきところは改善していくということが必要だという観点で、少し角度の違う問題ですが、ドクターヘリについてちょっとお話をさせていただきたいと思います。 まず、ドクターヘリは救急医療の充実ということで私たち公明党が全力で推進をしております。現在、政府でも法律に基……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今日は、尖閣諸島沖の衝突事案に関する映像が流出した問題について、何点か確認をさせていただきながら質問したいというふうに思います。 特に、海上保安庁の情報管理と政府の危機管理体制、これが今この事案を中心に注目されていると思います。 昨日、御案内のとおり、第五管区所属の海上保安官が自らがネット上に流出させたというふうに名のり出たということで、今月の八日に海上保安庁が国家公務員法違反、不正アクセス行為禁止法違反などで刑事告発したことを受け、当該のこの保安官に対して現在取調べが進められているところでございます。捜査段階であることは十分承知をしておりま……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 北朝鮮による砲撃事件について質問をさせていただきますが、初めに、今回の砲撃による犠牲者の方々、また韓国政府、国民に対して深く弔意を表するものでございます。 今回の事件は、一九五三年の朝鮮戦争の休戦以降、北朝鮮が海上ではなく韓国領の陸地を直接砲撃した初めての事案でございます。しかも、着弾地点が民間人の生活地域に非常に近いところというか、そこをねらっているとしか思えない、そういうところで、大変な危険な地域に砲撃をされておりまして、事実、民間人の犠牲者が出ていることからも、民間人の犠牲が出ることもいとわない無慈悲で意図的な砲撃であったというふうに言わ……
○長沢広明君 私は、公明党を代表して、平成二十二年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。 冒頭、尖閣諸島や北方領土をめぐる菅内閣の信念なき外交並びに尖閣映像の流出、北朝鮮砲撃事件への対応などで示されたずさんな危機管理に対して厳重な抗議を行うものであります。さらに、経済運営の面でも、遅れに遅れた補正予算案の提出と国民の切実な声を反映しないその内容から、菅内閣の日本経済の現状に対する認識の甘さを指摘し、以下、反対の主な理由を申し述べます。 反対の第一の理由は、喫緊の課題である雇用対策が、内容、規模共に全く不十分な点であります。我々は、ふるさと雇用再生特別基金事業等の二千五百億円積……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず、今回の過去に例を見ない大震災で被災をされた多くの方々に対しまして心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。 また、国土交通省におかれましては、大臣を先頭に職員の皆様が連日連夜の災害対応に尽力されているということについては、国民の立場から感謝を申し上げたいと思います。大変御苦労さまでございます。職員の皆様も、特に東北地方整備局の皆さんを始めとして、自ら被災をされながら一生懸命取り組まれている姿というものに対しては、私は心から敬意を表したいというふうに思います。 もちろん、政府の対応の中身については多々注文を付けたいところもたくさんございます。ただ、……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 昨日に続きまして質問をさせていただきますが、本日は平成二十三年度の予算案を我が委員会で委嘱を受けて審査をするという場でございます。そういう意味で、先ほど大臣の方から国土交通省所管の予算について概要の御説明をいただきました。 私、一つだけ残念に思ったことがございます。この予算案の大臣の今の概要の説明の中に、やはり耐震とか防災とかいう言葉が全く入っておりません。もちろん今回の震災が起きる以前に編成された予算案ですから、それは仕方がないというふうに思います。ただ、震災が起きる前に編成された予算案だから耐震とか防災という言葉が使いにくい説明になるという……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 踏切道改良促進法の一部改正案について質疑をさせていただきます。 今回の改正案の主な柱、ポイントの一つが改良計画の作成の任意化ということでございます。これまでは計画を作成、提出することが義務とされていたわけですけれども、この計画の作成、提出について任意にする、作成義務を廃止する、五年を超えるものについては改良計画を作成させると、こういうことになっているというふうに思いますけれども、道路管理者と鉄道事業者が話し合って、必要な場合には計画を作るが、工事内容がおおむね合意されている場合、計画を作らずに着手することが可能になるということで、これは工事を促……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 震災から一か月が経過をいたしまして、まだまだ避難所での生活をされている方もたくさんいらっしゃいますし、燃料、食料などの物資不足という状態はいまだに解消されていないという問題もあります。ただ、一方では、復旧復興に向けた動きも少しずつ出始めてきたと。 そこで、もう二週間ほど前になりますが、三月二十四日のこの委員会で、私、いわゆる被災地での瓦れきの撤去とか仮設住宅の建設という、こういう仕事をできるだけ被災地の中小事業者に発注をし、被災地現地で雇用を生み出していくというふうにしなければならないということを要請をさせていただきました。そのとき大臣からは、……
○長沢広明君 今日は、まず質問に入る前に、私の方から二点だけ御意見を申し上げさせていただきたいと思います。 まず一点は、仮設住宅の余りに建設が遅いということでございます。 この問題については、私は発災直後から大規模な建設計画を立てるべきだと、国を挙げてこの仮設住宅については全力で取り組むべきだと。早めるための具体的な提案も、この本委員会でも何度も私は提案させていただきました。ところが、いまだに進みません。一か月ほど前、この委員会で、ちょうど陸前高田市で最初に仮設住宅が建設着工がなったというときに、その前日、私、陸前高田から電話をいただいて、みんな喜んでいるよという声をそのままお伝えしました……
○長沢広明君 高齢者居住安定確保法の一部を改正する法律案について伺います。 今後、高齢化率が急激に高まっていきますし、高齢者の単身世帯あるいは高齢夫婦世帯というものが増えてまいります。特に団塊の世代が高齢世代に移行する時期は、特に都市部を中心に高齢化率が急激に上がっていくということが想定されています。そういう中で、高齢者の安心の住まいを安定的に確保するということは非常に重要な課題であります。 今回、この法改正の目的は、住宅系の高齢者住宅、高齢者の住まいを施設から住宅へというふうにシフトしていくということが一つの方向性としてあるわけで、国交省からもデンマークやイギリスなどの外国の例が挙げられ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は建築制限特例法をまずお伺いしたいと思いますが、これは、今までお話ありましたとおり、建築制限あるいは禁止ができるという建築基準法の規定は最長二か月、これを最長八か月、つまり六か月延ばすという特例法になります。 被災地域は確かに行政機能が大きく損なわれておりますし、被害も甚大という意味で、宮城県を始めとして、町づくりの計画をこの二か月間、五月の十一日までで結論を出すというのは非常に不可能であるということはそれは理解をしますが、延ばすということは、すなわちその分、被災者の側から見ると、自分の土地で自分の生活をもう一回復活させるということに対する期間が延……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。
まず先日、当委員会で浦安市に液状化被害の視察に行かせていただきました。委員長を始め視察の機会をいただきました皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。
今日は、せっかく視察をしましたので、液状化に関連をして御質問させていただきたいと思います。
まず、今回の東日本大震災で液状化被害がどこまで広がっているのかと。被害をどこまで把握しているかということについて、まず国土交通省、どこまで被害を把握していますでしょうか。
【次の発言】 同じ質問、内閣府の方ではどのように把握していますか。
【次の発言】 今後、対策をしっかり立てていく意味で、今回の液状……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今日は、まず、先日かなり急いで成立をさせました公共工事の代行法について伺いたいと思います。 大変大きな震災被害に対しまして、地方自治体だけではなかなかこの公共土木施設の災害復旧は難しいということがあろうかということで、災害危険箇所につきましては国や県が代わってこの工事をすることができるという法律が提出をされまして、非常に二次災害を防止するためにも重要なことだということで、与野党一致して急いでこの法案を成立させました。 施行後一か月ということだと思うんですけれども、実際まだこれからということかもしれませんが、この代行法に基づいて復旧事業、具体的……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 引き続き、この改正案について議論させていただきますが、今回の改正案で、改正部分で、第一条の第八項が改正されております。現行には、当該市町村の選挙管理委の意見を聴くものとするとなっていたのが、今回の改正で、選挙期日について決める場合、特例選挙を決める場合、総務大臣に県の選管が意見を述べるに当たっては、あらかじめ当該市町村の選挙管理委員会の意見を聴き、その意見を尊重しなければならないと、今回こういうふうに改正をしていただいておりますが、現行法では意見を聴くというところから、今回、意見を聴き、その意見を尊重しなければならないと、こういうふうに改めた理由……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今日は、今回の大震災に対しまして、その復興を目指す政府の基本方針として、復興の円滑かつ迅速な推進と活力ある日本の再生を図ろうという東日本大震災復興基本法案が本日実質的にこの審議に入ったわけでございます。その基本法案についてまずお伺いをしていきたいというふうに思います。 政府案に対しまして、衆議院の段階で民主党、自民党、公明党の与野党三党による修正協議が行われました。衆議院の復興特別委員会の委員長提案として衆議院を通過し、本日この参院復興特別委員会に審議になっているわけでございます。今日は衆議院から本法案の提出者の皆様にも出席をいただいております……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今日は震災基本法の締めくくり総括ということで、改めまして、自民、公明、民主の三党の提出者の皆様方、大変御苦労さまでございます。ありがとうございます。 今日はこの基本法につきまして、私、一点だけ冒頭ちょっと確認をさせていただきます。 先ほど民主党の小西委員からも、復興特区についての大変重要な御議論がございました。この復興特区は、私ども公明党が強く提案をさせていただいたことでもございますし、様々な現場の意向を伺いますと、市町村長を中心にこの特区に対する期待というものは非常に高まっておりますし、今日この復興基本法が成立をするとすれば、この復興特区の……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。原子力損害賠償支援機構法案について質疑を行わせていただきます。 その前に、先日、野党五党で提案をさせていただいてきた仮払い法案が成立をいたしました。多くの皆様に御協力をいただいて、また民主党、与党の皆様にも御理解をいただいてこの仮払い法案が成立できたことは大変喜ばしく思います。 この仮払い法案の参議院から審議が始まったときに修正協議をさせていただいたわけでございますけれども、その際、修正協議の一番最初の段階で、冒頭、民主党の担当者の方々から、この支援機構法、今この審議にかかっている政府提案の支援機構法が成立をすれば仮払い法案は必要ないのだと、こう……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 二十三年度の予算案の審議がこの委員会で開始をされまして今日で四日目になります。様々なこの予算をめぐる状況を見まして、非常に予算の成立ということについて厳しい状況にあるということは閣僚の皆さんもお分かりだというふうに思います。 私は、予算をめぐるこの今の状況が生まれてきた背景に三つの問題があると思います。これは三層構造です。 一つは、マニフェストを掲げて政権を得た。そしてそのマニフェスト、政権公約を実行するための財源の考え方を本来民主党さんは持っていた、それを発表していた、マニフェストの中で。しかし、その財源の裏付け、財源の考え方というものが現……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今回の大震災、大災害で被災された方々に対しまして、お悔やみとお見舞いを心から申し上げたいと思います。また、特に原発の対応あるいは被災者の支援ということで、多くのボランティアの方あるいは原子力発電所の関係者の方々、自衛隊や消防、東電の現場の社員の皆さんも含めまして、真剣に必死に災害と闘ってくださっている方々に心から感謝を申し上げたいというふうに思います。 私も、初めに福島第一原子力発電所における災害対応に関連して確認をさせていただきます。 まず、先ほど来この委員会の審議の中でも取り上げられておりますけれども、いま一つすっきりしない二十四日に起き……
○長沢広明君 私は、公明党を代表して、平成二十三年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。 冒頭、東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。 三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震は、観測史上国内最大を記録し、大津波が東北地方を中心とした東日本沿岸地方を襲う大災害となりました。これにより、多くの町が壊滅状態となり、幾多の尊い人命が失われました。また、福島第一原子力発電所では相次いで重大なトラブルが発生し、半径三十キロに及ぶ避難・屋内退避指示が出されたほか、放射能漏れによる農作物、飲料水等への被……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今日は締めくくり総括質疑ということで、これまでの質疑の中で少し、ちょっと議論が余り漁業について少なかったような気がいたしますので、今日はこの漁業の再開ということについてこの補正予算では何ができるかということについて伺いたいというふうに思います。 東日本大震災の被災地、私も漁港の調査をさせていただきました。決して全部見たわけでもありません、ごく一部でございます。その中でも、漁協組合の関係者の方々の御意見も伺ってまいりました。 改めてこの震災で、この東北地方の漁業というものが世界の中でも大変大きな位置を占め、そして日本の経済の中でも大きな柱になっ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 まず、大臣に八ツ場ダムの問題について一言、一つだけお伺いしたいと思います。 前任の大畠大臣、またその前の馬淵大臣の際には、この八ツ場ダムの問題について予断を持たずに検証するというような発言がずっと続いてきたというふうに思います。 前田大臣になられましていよいよ判断を迫られるということになろうかというふうに思いますけれども、大臣の場合は、ここに更に事務次官の下に三・一一の教訓を整理してと、こういうふうなことをおっしゃって、実はこの部分が前田大臣になられて八ツ場ダムの問題について新たに付け加わった要素になっております。これによって、大臣の判断がい……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。予算委員会でお時間をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。 私からも、今自民党の礒崎委員から幾つか御指摘がございました沖縄防衛局長の暴言の問題取り上げたいというふうに思いますが、これは、ただ単に暴言をしてしまった、それが流れてしまったというような問題ではなくて、この問題からやはり私は、大臣が防衛省内をきちんと掌理、掌握できていない、コントロールできていない、その指導力、監督力、そこに大きな問題があると思います。 その指導監督について、御自身は御自身の指導監督責任についてどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
○長沢広明君 長沢広明でございます。 私の方からも質問させていただきます。 まず、吉田参考人は、これまで長年にわたって人事畑をずっと歩んでこられました。国家公務員の人事の構造については様々これまでも議論があり、国民からも様々な批判の声もあるということを先ほどお述べになっていらっしゃいました。一つは早期勧奨退職という問題とか、それから、いわゆる本当に能力あるいは実績というものがきちんと評価をされるようになっているのか、こういう能力評価というものが進んでいるのかということは、国民の目からはなかなか見えにくい面があるのではないかと思います。私は、若干の改革は進んできたと見ている面もあるんですけれ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。
田中先生にお伺いします。
先ほど所信の中で、先生は、独立性、透明性を確保し、国内外の信頼を得るような原子力安全規制の実施に最善を尽くすと述べられました。
それでは、原子力規制委員会の委員長となった際には、もう一歩踏み込んで、これまでの規制の在り方の一体どこをどう変えるべきだとお考えなのか、できるだけ具体的かつ簡潔にお答えいただければと思います。
【次の発言】 もう少し具体的なお答えを期待しておったんですけれども、ちょっと残念ですが、それではもう一点、じゃ、お伺いします。
国会事故調あるいは政府事故調から報告書の中で、原子力法規制の在り方について、こ……
○長沢広明君 この後、国民の生活が第一など七会派提出の問責決議案の取扱いについて採決を行う運びとなっておりますので、それに当たり、我が公明党の意見を表明させていただきます。 既に二百二十日にも及ぼうとする本通常国会での議論の結果、我が党として、野田民主党内閣には政権担当能力が著しく欠如するなどの理由から、問責に値するとの結論に至りました。そのため、自由民主党とともに問責決議案の提出に踏み切り、問責に値するとの認識を共有する他の野党会派との決議案を一本化すべく努力してまいりました。しかし、それが実らなかったことは誠に残念の極みでございます。 自民党、公明党提案の問責決議案が今採決により本会議……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。国土交通大臣の所信に対する質疑をさせていただきます。 まず冒頭、三月十一日のあの東日本大震災から今月でちょうど一年を迎えました。私どもはあの日を忘れないという思いとともに、犠牲になられた方々の犠牲を未来へ向けて生かしていく、こういう決意を更に固めなきゃいけないときを迎えたんだろうなというふうに思いました。 と同時に、この国土交通委員会ですから、あえて言わせていただきますが、国土交通省の職員の皆さん、この一年間本当に大変な御苦労をされた、そして復旧復興という分野では大変な努力を私、していただいたと思います。特に、東北地方整備局の皆さんは、自ら被災さ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 質問に入る前に、羽田大臣、就任、大変におめでとうございます。国土交通行政に明るい大臣で非常に私たちも期待をしておりますし、前任の前田大臣も大変大きな判断を、あるいは決断を大変大きくされて国土交通行政の前進を図られたということで、羽田大臣におかれましても、様々な課題これからあるかもしれませんけれども、国益に立って判断をしていただければというふうに思いますし、私、個人的ですけれども、新聞記者時代にお父様に付いて全国を回っていたことがございまして、羽田番だったときがございます。大変いろいろと御指導いただいた覚えがございます。ということで、じゃ何かという……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日、私の方からは、老朽化した社会資本の維持、更新、そしてそれに関連して町づくりということについて質問させていただきたいと思います。 我が党は、景気対策の柱として防災・減災ニューディールということを提案しておりまして、これは地域の防災力の強化で国民の生命と財産を守ることに加えまして、必要な公共投資を集中的に行うことにより経済対策にも資する政策として掲げております。 先般、この対策を加速させるための防災・減災ニューディール推進基本法案の骨子を発表いたしました。この骨子の中で指摘していることの中で、これは国土交通省ということではなくて、私たちの考え方は、……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 都市の低炭素化の促進に関する法律案で、少し中身の確認も含めて質問させていただきたいと思います。 低炭素化の促進ということをまちづくりの基本的方向性に置くというのがこの法律の主軸なわけですけれども、この低炭素化というものを進めるということは、まちづくりの中で例えば耐震化とかあるいはバリアフリー化とか、これまでも置いてきた中心軸に対して非常に重要な課題であり、早急に取り組むべきものであるということは認識をしております。 我が党としても、二年前のマニフェスト二〇一〇で、日常生活の諸機能を集約したコンパクトシティーを推進し、歩いて暮らせる安心で快適な生活圏の……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 社会保障と税の一体改革関連法案の審議も、今日、集中審議がたしか三回目だったと思います、この委員会で。この今日の集中審議が終わりますと、審議時間が今日終わった段階で五十五時間ということになるそうであります。あした予定されている地方公聴会、そして今週、その後、質疑も恐らくあるでしょう。そして、来週の月曜、火曜には中央公聴会が決まりました。これを全部やり切りますと、来週の半ばには恐らく審議時間は八十時間を優に超えるということになります。その意味では、お盆前にも採決に向けてというような、機が熟すというような状況が生まれるのかなというふうに思いますが、しか……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。今日は、短時間ですが質疑をさせていただきます。 まず初めに、やはりこの暫定予算につきまして、一九九八年以来十四年ぶりに暫定予算を提出されることになりました。先ほども、今自由民主党の議員から御指摘があったとおり、今国会の召集がまず遅かった。しかも、冒頭に四次補正予算の処理を行うことに元々なっていた。したがって、四次補正予算の処理が終わって本予算の審議に入ること自体も、去年の通常国会に比べるとたしか九日か十日遅くずれ込んで入っていったわけです。この本予算をきちんと年度内に成立させるという努力自体が私は政府の側に足りなかったのではないかということを指摘せ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 田中先生、今日は大変お忙しい中、ありがとうございます。 まず、先ほどの所信を伺って、それに対する質疑をさせていただく前に、本委員会での所信聴取について、我が公明党の基本的な考え方を先に述べさせていただきたいと思います。 今国会冒頭において、政府から原子力規制委員会を含む三件の既に任命をされた人事について国会に承認を求められております。それを受けて各会派で今検討が進められているというふうに伺っております。このうち、原子力規制委員会の委員長につきましては、昨年八月一日、当時候補者であられた田中先生をこの委員会にお招きをして所信を聴取し、各会派代表……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。杉本参考人に質問させていただきます。 公正取引委員会の委員長候補者ということで、杉本参考人が大変豊富な行政実務の経験を持ち、法律、経済の深い学識を持っていらっしゃるということはプロフィールを見れば十分分かります。 ただ、公正取引委員会の役割そのものは、書かれているとおり、一般消費者利益を確保するとともに、国民経済の民主的で健全な発達を促進するという独占禁止法の目的を達成するための機関ということでございますので、やはりこの国民経済の土台である地域あるいは中小企業ということに向けた温かな視点ということを是非胸の中に置いて仕事に取り組んでいただければというふう……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。
岩田参考人には、私、三問お伺いしたいと思っております。
一つは、大変基本的なことでございますが、先ほど来の質疑を伺っていて、大変、岩田参考人、滑らかにお話をされる方だなというふうに思っております。
今回、副総裁の候補者として今この場にいらっしゃっているわけでございますけれども、副総裁として就任された場合、総裁をサポートする立場になるわけでございますが、御自身のこれまでの経験とお力を生かしてどのように総裁をサポートされるおつもりか、その点についてお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 二問目ですけれども、アメリカはゼロ金利政策を失業率六・五……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 上林参考人、大変御苦労さまでございます。 私の方からまず、参考人は高齢者雇用とか女性労働について長年取り組んでこられたということで、女性労働の問題につきましては先ほど西村委員からも御質問がございました。私の方からまず、高齢期の公務員の雇用についてお考えを伺いたいと思います。 雇用と年金の接続という観点から、民間企業においては、六十歳以降の定年の延長とかあるいは再雇用ですね、そういうことが義務付けられるということになっております。一方、国家公務員については、平成二十三年の九月に人事院から段階的な定年の引上げのための国家公務員法等の改正に関する意……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 一宮候補者、大変お忙しい中、今日はお越しいただいてありがとうございます。 まず、公務員の倫理意識をどう向上させるかということについてお考えを伺いたいと思っています。 私たち公明党は、以前にも国会に不正経理防止法という法案を提出をいたしました。これは、国、地方の公務員が、税金が投入されている公務員とか、税金が投入されている独立行政法人あるいは特殊法人、公益法人というものを対象にして、いわゆる組織的な裏金づくりというようなものを根絶をするということを目的としております。 しかし、翻ってみれば、本来、こういう組織的な裏金づくりなどというものは起こさせない……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
大臣、大変におめでとうございます。
アベノミクスの三本の矢のうち、いわゆる民間投資の喚起に向けた成長戦略と、これはもう非常に日本の経済の景気回復、経済再生の流れを確固としたものにするために大変大事な三本目の矢でございます。その意味では、経済産業省の役割は極めて重要であり、茂木大臣のリーダーシップに強く期待をしたいと思います。
そこで、この経済成長を支えると、その経済成長戦略の推進に向けて、大臣の基本的な決意、姿勢を改めてお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 一つ質問を飛ばしていきます。
補正予算の執行状況に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。よろしくお願いいたします。 先ほど岩井先生も御指摘をされていました中小企業白書を手元に持っておりますけれども、大変に特徴的な今回は作りになっているなということを強い印象を持ちました。いわゆる小規模事業者に大変光を当てた白書になっていると。 これ読んでみますと、一九六四年に中小企業白書を第一回出されてからちょうど五十年の節目ということで、そういうことがあるのかということは別として、今回この白書をまとめるに当たってどのようなお考えでまとめられたのか。また、この中で特に焦点を当てている小規模事業者の対策でございますけれども、今後この小規模事業の対策としてどのよ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 エネルギー使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律案について質疑をさせていただきます。 我が国は、三・一一の東日本大震災で、いわゆる原子力発電所の事故において電力需給の逼迫という事態に直面をしました。その後、この二年間、官民一体と申しますか国民の皆様の大変な御協力をいただいて、この電力需要のピーク時の節電目標を掲げて取り組んでまいりました。 先般、政府は、一般的な節電ということの要請はそのまま続けていくものの、沖縄を除いて電力九社については供給余力を確保できるという見通しの下、今年の夏については節電目標は設定しないという方向になったと……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今日は参考人の先生方、大変お忙しい中お越しいただきまして、大変ありがとうございます。 質問に入らせていただきます。 まず、中上参考人にお伺いをいたします。中上先生は、この二十年以上省エネの分野でいろいろと御意見をしてくださいまして、省エネルギー施策を十分知り尽くしていらっしゃる方だというふうに存じ上げております。 省エネ法が昭和五十四年に制定されて以来、数次にわたってその対象も拡大されてまいりましたし、このトップランナー制度も、平成十一年に入って以来、対象品目は今二十六品目まで拡大をされてきたということでございます。今回は自らエネルギーを消……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 本法律案のまず大前提、意義についてちょっと確認をさせていただきたいと思います。 来年四月に八%、二十七年十月に一〇%という二回にわたる消費税の引上げということが決まった直後から、事業者の皆様方から、増税分を価格に上乗せできないのではないかという懸念、心配の声が寄せられました。特に景気が非常に厳しい中であったものですから、様々な業界でいろんな声が上がりましたけれども、大手スーパーとか大規模小売事業者に商品を納める事業者あるいは中小零細企業、こういうところの不安の声が一気に出てきたのは事実でございます。 そもそも消費税は消費者から預かった税金を事……
○長沢広明君 今日は、参考人のお三方、大変にお忙しい中、ありがとうございます。 公明党の長沢広明でございます。 最初に、企業の営業実態、取引実態に即して北山参考人にお伺いをしたいと思います。 この法案の中に中小企業対策というのを非常に大きく盛り込んできたというふうに思っています。特に、例えば資本金の大小によらず中小事業者を保護の対象にするというようなことは、類似の法律から比べますと非常に広くその対象を取っているというふうに思いますし、商品を納入する中小事業者に対して買いたたきをしてはいけないということをきっちりこの柱にしているわけでございます。法律以外の面においても、税制改正の中で、例え……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 クール・ジャパン、この法案はクール・ジャパン推進機構の設立を行うということが大きな柱になっているわけでございますが、早速大臣にお伺いしたいと思います。 クール・ジャパンというか、先ほど松村委員からも指摘のあった例えばジャパン・ブランドというようなことで、日本をどう海外に売り出すかということは、これまでも経済産業省もやってきましたし、ほかの関係府省でもいろいろな形で予算事業でいろいろな推進を今までしてきたところだというふうに思います。そういうこれまでやってきた取組を、あるいは施策の上で今回このクール・ジャパン推進機構を設立するという、リスクマネー……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今お話がありましたとおり、八本の法律の改正と一本の法律の廃止、こういう中身でございますが、一番のポイントはやはり小規模企業ということの位置付けをきちんとしたということで、経済の安定あるいは経済社会の発展に寄与すると。したがって、小規模企業の活力が最大限に発揮されなければならないと、こういうことを改めてきちんと法律に明確に規定したということが大きな意義のあることだというふうに思います。 その意義は意義として、それがどう成果につながっていくかということも大変大事でございまして、大臣にまずお伺いしたいと思いますが、この法律が成立することによってどうい……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 先ほど来審議が進んでいる中で、かなり重なるものもありますが、少し通告しておいたものと順番を変えて質問させていただきます。済みません、よろしくお願いします。 今、岩井議員からも触れました広域的運営推進機関について何点か確認をさせていただきたいと思います。 これまで電気の使用制限には罰則付きの命令しかなかったと。その意味では、需要家にとっては非常に負担が大きい面があった。それを、より緩やかな今回勧告制度を整備をしたということで、その趣旨には賛同をいたします。 その一方で、二〇一一年、あの大変だった夏を振り返りますと、東北電力、東京電力以外の地域……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 参考人の皆様方には、大変貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。 まず初めに、柏木参考人、八木参考人のお二方にお伺いしたいと思います。 私、公明党の離島対策を担当しておりまして、この法案でも、先日も離島対策について質問させていただきました。この改正案では、電力システムの改革が進んで小売の参入の自由化、料金の完全自由化が実現した段階において、その後においても離島に対する配慮を欠かさないようにすると、こういう規定がございます。附則十一条五項八号に、離島以外と同程度の料金で電気の供給を受けられるようにすること、また、電気の安定供給の確保に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 まず、質問に入ります前に、今回の伊豆大島での土砂災害、多くの方々が被災をされまして、今なお行方不明の方の捜索が進められているという状態でございます。謹んでお見舞いを申し上げますとともに、犠牲になられた方々の御冥福を心よりお祈りをしたいと思います。 そして、今なお非常に不安な状態の中で避難をされている方々もいらっしゃいますし、今後、また台風が来るというような災害のたびに、伊豆大島の皆様方は様々なやっぱり不安に包まれることになろうかというふうに思います。今回のことをしっかりよく後ほど検証をしないといけないと思っておりますし、その中で、これまでの対策……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今、生活保護法の一部を改正する法律案と生活困窮者自立支援法の質疑ということで、ちょっと冒頭、大ざっぱですけれども、この二本がやっぱりセットでこうやって審議をされる、この国会に出て審議されるということは大変意義のあることだというふうに思います。生活保護法の改正案は、ある意味初めてと言っていい抜本的な改正になります。しかし、そこにこの困窮者自立支援法案をセットにすることによりましてセーフティーネットをある意味非常に現代的に強化をすることができたという意味で、大変大きな効果、意義があるというふうに思っております。 大変私事で恐縮なんですけれども、私も五歳のと……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今の古川先生のような大専門家の後に質問をするのは大変緊張するんですけれども、私はできるだけ早口にならないようにゆっくり質問したいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 公明党は、この再生医療の問題にもこれまで様々な形で取り組まさせていただいておりまして、再生医療の研究開発の推進や実用化、これに向けて再生医療推進プロジェクトチームというものを基にいろいろ議論をさせていただいてまいりました。再生医療における患者さんの命を一人でも多く救いたいと、こういうような思いで国会でも取組をさせていただきました。 昨年九月には、臍帯血を研究目的に利用で……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 社会保障改革のプログラム法案についての質問をさせていただきます。 今日は、質問のスタートが若干遅れておりまして、当初の所要の時間ですと十二時十五分までというふうに計算をしておりましたが、少し延ばさせていただきまして、途中で質問を一旦区切って、残余を午後に回すというような形を取らせていただこうかというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。 まず、世界に例を見ない少子高齢化とそして人口減少という大きな課題を我が国は抱えております。その中では、やはり社会あるいは経済、あらゆる分野で発想を転換をして高齢化そして人口が減少して……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今日は、参考人の皆様方、大変お忙しい中、このようにお時間をいただきまして貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。 私の方からも、宮武参考人と大日向参考人に御意見をちょっと伺いたいと思います。少し大ざっぱな話になりますが、いわゆる国民会議を設置してこの法案につながったということの意味というものをどうとらえられているかということをちょっと伺いたいんです。 およそ半世紀前に国民皆保険、皆年金という制度を創設をして、国民の暮らしを守り、社会保障の拡充に私たちの先達の皆様方が大変な苦労をされてここまでつくり上げられてまいりました。しかし……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案、今日は、医療とそれから介護とそれから障害者福祉に関係して何点か質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず医療の問題ですが、高齢者医療制度に対する現在の認識を伺いたいと思います。 民主党政権のときに後期高齢者医療制度を廃止するという政策を掲げて、民主党政権で高齢者医療制度改革会議という会議を設置をされました。そこで後期高齢者医療制度を廃止した後の新たな制度について最終の案が取りまとめられたのが平成二十二年の十二月、つまり今から三年前の十二月でございまし……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 薬事法及び薬剤師法の改正案で質疑をさせていただきたいと思います。今の藤井委員の質問と重なる部分も若干あるかと思いますが、何とぞ御容赦いただきたいと思います。 今回の改正の主なきっかけの一つは、御案内のとおり、最高裁の判決ということがございます。今年一月、一般用医薬品のインターネット販売について省令で禁止することは法律の委任の範囲を超えて違法である、こういう判決でございました。このために、一般医薬品のインターネット販売に関する法整備ということの必要性ということが急に浮上、急というか浮上してきたので、今後どのようにしていくかということについても、我が党公明……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 通告をした質問を大きく入れ替えまして、初めに大規模災害時の医療提供体制、こちらをちょっと先に質問させていただきたいというふうに思います。 厚生労働省は、医師、看護師含めた医療行政を扱っている。大規模な災害が起きたときに、その災害に対してどういった医療サービスを適切に素早く提供するか、これは厚生労働省として非常に重要な役割であると私は思います。 この際、災害時の厚生労働省が取り得る手として、これまで育成をされてきました災害医療派遣チーム、DMATというのがあります。これは全国の災害拠点病院にはDMATを置くようにという医政局長から通知が出ている。それに……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 大臣の所信に対する質問をさせていただきます。今日は活発な質疑が行われておりまして、若干かぶる部分もありますけれども、御容赦いただきたいと思います。 現行の厚生労働行政、大変多くの課題を抱えているという中でございますし、この通常国会、大変重要な国会であるというふうに思います。消費税の引上げということが行われ、それに伴って税と社会保障の一体改革を現実に進めていくというような大変大事な国会になります。この委員会の議論も今日からこうして活発にスタートするわけでございまして、私も与党の理事として、各党各会派の先生方の御意見にも耳を傾けながらしっかりと進めていきた……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は予算案の委嘱審査ということでございますので、予算案に基づいた確認をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、保育関係を今日はお尋ねしたいと思いますが、我が党、これまで子供を安心して産み育てられる社会の構築ということに長年取り組んでまいりまして、平成十八年には少子社会トータルプランを発表いたしました。総合的な子育てを提言をして、児童手当、あるいは出産育児一時金等の経済支援の充実ということも進めてまいりましたし、雇用環境の改善を図るというようなことで、仕事と子育ての両立を力強く後押しをしてきたつもりでございます。 平成二十四年の合計特殊……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 雇用保険法の一部改正案について質問をさせていただきます。 今回の法改正は、日本再興戦略の中で明記をされました雇用維持型から労働移動支援型への転換と、こういう課題実現のために、社会人の学び直しの促進に資する教育訓練給付金の拡充、あるいは少子化対策としての育児休暇取得を促進するための見直し等がこの中に盛り込まれております。 雇用保険法のその役割、これを十分に果たしていくためには、やはりその最も根本の目的、労働者の生活と雇用の安定を図ると、こういう最大の目的をしっかり見据えて、その観点から、その時々の雇用情勢、あるいは政府の中長期的な政策ビジョン、それとの……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、参考人の皆様、大変お忙しい中、貴重なお時間をいただいて、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 雇用保険法の改正内容について御意見を伺いたいと思っておりますが、まず、遠藤参考人と新谷参考人にそれぞれお伺いしたいと思います。 育児休業の取得促進について、労使それぞれ何ができるのかということでございます。特に、育児休業給付はずっと充実はしてきているということで、ワーク・ライフ・バランスという面から見ても育児休業給付が充実するということは非常に大事なことでありますし、今回の法改正でも一定程度の前進が図られているというふうに思って……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 労働安全法の一部改正法案、閣法について質疑をさせていただきたいというふうに思っております。 かつて、全労働者の約四割が製造業と建設業の従事者でございましたが、現在は製造業と建設業合わせても割合は三割を大きく下回っております。一方で、第三次産業の従事者数が増加を続けておりまして、今は全労働者数の七割以上が第三次産業、こういうふうに、いわゆる労働者の働く環境が変わり、職場が変わり、いわゆる経済産業も変わってきているという中でのこの労働安全衛生法の改正ということです。 労働災害による死傷者数はどうかということを見ると、平成二十三年には十一万七千九百五十八人……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず、次世代育成支援対策推進法についてお伺いしたいと思います。午前中からずっと、くるみんをめぐる様々な質問がかぶりまくっておりますので、大変申し訳ありませんが、私も、ちょっと角度は違いますが、同じような質問になるかもしれません。お許しいただきたいと思います。 この次世代育成支援対策推進法は、十年間の時限立法ということで来年の三月に期限を迎えるところでございました。我が党も昨年の参院選の重点政策の中で、この次世代法の延長、それから新たな税制の優遇措置とか、そういうものをやるべきだということを訴えてまいりましたし、その後、同僚議員による国会質問でも、この次……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 医薬基盤研究所法に関して質問させていただきます。 医薬品と食品等の専門性の融合による総合的な研究を促進するということを主な目的として二つの法人、医薬基盤研究所と国立健康・栄養研究所を統合するということになっておりますが、医薬基盤研究所は大阪に立地、国立健康・栄養研究所は東京に立地しているということで、主な研究施設が大阪と東京という地理的に離れた場所に分かれるわけでございます。 質問を二つ併せて御質問しますが、まずこの統合後の新法人において、大きな目的の二つ、一つは医薬品及び医療機器の技術向上のための基盤整備に関する研究と、もう一つは国民の健康、栄養に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。
今日は、へき地、特に離島における医療の確保ということで質問させていただきたいというふうに思います。
政府としては、昭和三十一年度以降、過疎地域における住民への医療提供ということで、へき地保健医療対策、これを五か年計画で進めてきております。現在は、平成二十三年度からの五か年ということで、第十一次へき地保健医療計画が実施されているということでございます。
そこで、現下の過疎地域における、へき地における医療確保に向けた主な取組と今年度の予算について、まず説明を求めたいと思います。
【次の発言】 五か年計画の今途中に入っているということで、特にへき地の無医地……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日は大変貴重な御意見を伺うことができまして、心から感謝を申し上げます。 早速御意見を伺いたいと思っておりますが、まず伊藤参考人と福永参考人、お二方にお伺いをしたいと思っています。 先ほど、基本理念について、伊藤参考人、そして福永参考人、共に高い評価、あるいは大変期待の御意見をいただきました。この基本理念をどう実現するかという課題についてちょっと御意見を伺いたいんですね。特に、社会参加の促進、地域での共生、こういう言葉が入っておりますが、やはりどうしても抽象的であるということがちょっと課題として残っていると思います。 この基本理念、……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 難病対策は、これまで大変多くの皆さんが御苦労をされてこられたというふうに思います。これまでは法律に基づかない予算措置ということで、毎年の予算策定時期に患者や関係者の声を受けてその拡大ということをお願いをすると、決まった難病指定の数の枠、一つ加えるのであれば一つ外さなきゃならないというような、こんなことをずっと繰り返して前進がなかなかできないで来ました。 今回の立法措置で実に四十数年ぶりという難病対策の抜本改革ということで、消費税による増収分を活用して安定的な財源を確保することができ、そして安定的な制度としてこれが構築をされると。今後の難病対策の基礎とな……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 引き続き、今日は小児慢性特定疾患対策を中心に質問させていただきたいと思います。 まず基本方針についてお伺いしたいと思います。 成人の難病法においても基本方針を定めるというふうになっておりますし、この小慢の方でも児童福祉法の中に基本方針を定めるという項目が置かれております。今回の改正は、社会保障制度改革国民会議で示された小児慢性特定疾患に係る公平かつ安定的な医療費助成制度の確立、医療費助成対象疾患の拡大等を目指すという方針になりますが、これに基づいて、この改正法の中で、小児慢性特定疾患対策に関する政府の方針を策定すると、これは児童福祉法改正の中の二十一……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案について、今日は基本的な確認を含めて質疑をさせていただきますが、まず初めに、その前に、今日、委員会の冒頭、大臣からも陳謝がございました二十一日の本会議における配付資料の誤りの問題、これは国会審議に大きな影響を与えたということは、これは私ども与党にとっても大変に遺憾なことであるということをあえて申し上げさせていただきます。 その上で、これに関して厚生労働省内に業務適正化推進チームを立ち上げて再発防止に取り組むということでございますが、再発防止に取り組むというこの検討はもう既に開始され……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、医療・介護の確保推進法のうち、特に医療の面からの質問を少しさせていただきたいというふうに思います。 今回の法案の改革の目的ですけれども、改めてちょっと確認をさせてもらいますが、高齢化、団塊の世代の方々が七十五歳以上になる二〇二五年には、七十五歳以上の高齢者というのは国民の五人に一人、二千万人を超えるという、こういう時代を日本は迎えることになるわけであります。当然、医療と介護のニーズが高まっていく。そういう中において、医療と介護が連携した、一体的に支え合い、支えていける、そういう体制をつくろうということが今回の目的でございますし、地域包括ケアシス……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 前回は医療の側面からの質問をさせていただきましたので、今日は介護の側面から質問をさせていただきたいと思います。 介護保険制度が大変果たす役割が重くなってきているということで、平成二十二年に内閣府が実施した介護保険制度に関する世論調査というのがございます。 この調査を見ますと、介護保険制度が始まったことにより、介護の状況は良くなったと思うかという問いがございます。それに対して、良くなったと思う人の割合は五一・三%、良くなったとは思わないとする人が二八・八%、分からないと答えた人が一三・二%ということで、良くなったと思うと答えた人に、良くなったと思われる……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 私の方からも、当初、いわゆる事案の対象の考え方とか、それから費用負担のことについてお伺いしたかったんですが、既にもう御意見を今伺いましたので、ちょっと残り一つ、私の方から少しお伺いしたいことがございます。 それは、今回の制度とちょっと離れますけれども、いわゆる無過失補償制度についてどう考えるかということを三人の参考人の方々それぞれからお考えを伺いたいと思います。 昭和四十七年、一九七二年ですかね、日本医師会から報告書が出されて、その報告書の中の提言の一つに、いわゆる医師の過失によらず重大な障害が発生した場合、その障害に対して補償をする、国家的な規模で……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、医療関係と介護関係それぞれの側面から、確認も含めまして質問させていただきたいというふうに思います。今、木村委員が質問されたことに随分かぶる部分もありましたので、そこは外した上で質問させていただきたいというふうに思います。 冒頭、かぶった部分とは申し上げましたけど、先ほど木村委員も指摘をされた都道府県での地域医療構想を実現していく上で様々な問題、うまくいかなかった場合の知事の権限、これは一定の措置を講ずることができるということにされているわけですけれども、それがもう全く問題意識、先ほどの木村委員の問題意識と全く一緒で、いわゆる、中には知事が、こん……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、厚生労働委員会、総理、お出ましいただいてありがとうございます。お疲れさまでございます。 まず、この法案の中で私ども一番やはり重視しているのは、地域包括ケアシステムの構築ということです。これは大変な大事業にもなりますけれども、公明党としても、昨年の十二月に地域包括ケア推進本部をつくりまして、専門家、そして地方の声、現場の声を今聞いたり現地調査も行ったりしながら、この地域包括ケアシステムがより良い体制が構築できるようにということで取りまとめた上で、きちんと今後の政策の提言も政府に対してしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思い……
○長沢広明君 私は、ただいま可決されましたアレルギー疾患対策基本法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 アレルギー疾患対策基本法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、アレルギー疾患対策基本指針の策定に当たっては、関係行政機関が多岐にわたることから、政府を挙げてこれに取り組むとともに、アレルギー疾患対策が総合的かつ一体的に推進されるよう十分配慮すること。 二、……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今日は、防災の問題と、それから障害者、高齢者向けのグループホームに関することと、それから離島振興に関係するこの三点を質問させていただきたいというふうに思っております。 ただ、その前に、ちょっとこれ質問通告はしておりませんが、是非お願いとして一つございます。 先般来のこの予算委員会でも取り上げられております豪雪の被害ですね、大変多くの被害があって、被害に遭われた方々へのお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた方々に対して心から御冥福をお祈りしたいと思います。 この委員会でも、この豪雪被害に対して様々な質問、また御意……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は幅広く大臣のお考えを幾つか伺いたいところがございますが、まず当面の、私の一番気になっていることから御質問させていただきたいと思っています。それは災害の対応でございます。 九月二十七日に発生した御嶽山の噴火、これ、秋晴れの週末で多くの登山客が集まる、そういう、これから紅葉のいいシーズンであるということもあって、そういうことが災いして火山噴火災害としては戦後最悪の被害をもたらすことになりました。不幸にしてお亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げるとともに、被害に遭われた方々には謹んでお見舞いを申し上げたいと思います。 私、噴火の翌日に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、もうこの有期雇用の特措法案で質疑がずっと繰り返されてきておりまして、かなり重なる面もありますけれども、あくまでも確認すべきことはきちんと確認していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 有期雇用で働く方々については、パート、アルバイト、契約社員、嘱託、あるいは派遣の方とか、今非常にいろいろなタイプが広がっているというふうに言っていいと思います。正社員と比べれば、雇用が不安定で賃金が低い、あるいは自分の能力を開発するチャンスに乏しいと、こういった問題が長年ずっと指摘をされてきました。いわゆる雇い止めというような不安に常に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 本日は、参考人の皆様、大変お忙しい中、本院までお越しをいただき、大変貴重な御意見をいただいていることに感謝を申し上げたいと思います。 早速質問に入らせていただきます。まず、岩村参考人にお伺いしたいと思います。 今回の特措法が、いわゆる労働契約法に定められている無期転換ルールについていわゆる特例を定めるということで、これはもう、民事上の基本ルールと言える労働契約法に行政の関与の下に特定の労働者を適用除外とするということについては批判の声もあったというふうに聞いております。先ほど、鈴木参考人も新谷参考人もこの点についてそれぞれのお立場で触れられておりまし……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず、大臣所信のときに少し残した質問も含めまして、今日はお伺いしたいというふうに思います。 最初に、認知症対策でございます。高齢化の進行を控えて、認知症の不明者問題等を含めて以前にも取り上げさせていただきましたが、認知症高齢者の問題は更に大きくなると思います。塩崎大臣からも、いろいろな場で力を入れていきたい施策として認知症対策を挙げて意欲を見せられているというふうに思っておりますので、是非、厚生労働省全省挙げてこの認知症対策に取り組んでいただきたいと思います。 この十一月には、昨年末ロンドンで開かれましたG8認知症サミット、これの後継イベントが東京の……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は大変お忙しい中、参考人の先生方、ありがとうございます。 早速お伺いします。まず岡部参考人にお伺いしたいと思います。 岡部参考人は、厚生科学審議会の感染症部会の委員として、今回の感染症法改正の内容は五年ごとの見直し規定、これを受けて、厚生科学審議会の感染症部会で行われた検討が基になって、六月の部会の提言を条文化する形で改正案が作られたと、こういうような理解をしております。この感染症法は、昨今のこういう状況の中にあっても、とにかく一日も早く成立をさせて動かしていくこと、また、感染症に対する国のひとつ構えを更に強くしていくという意味でも大変重要な法案……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 これまで質問を続けてきて少し漏れたものをちょっと先にやらせていただいて、その上で、今日は医療機器の開発の問題と、それから民生委員、ジョブ・カード制度について伺いたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 一つ、上水道事業について、先日も力を入れていただくようにお願いをしました。あのときちょっと質問できなかった一つ大事な、重要な問題がありまして、それは上水道事業そのものがずっと縮小してきているものですから、上水道事業、自治体の職員の数全体も少なくなっていますけれども、上水道事業を支える技術職、これがもう本当に減ってきているわけでありま……
○長沢広明君 私は、ただいま可決されましたハンセン病問題の解決の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、維新の党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、ハンセン病療養所退所者の死亡後に残された配偶者等に支給される特定配偶者等支援金については、当該配偶者等が退所者と労苦を共にしてきた特別な事情を……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、安倍内閣の基本姿勢について何点か伺わせていただきたいと思います。 安倍改造内閣が発足してちょうど二か月でございます。この間、残念ながら二人の閣僚が辞任したことは、与党である我が党にとっても大変残念な事態でございました。しかし、これは閣僚自身に問われた問題によって行政執行が滞ることを避け、なおかつ国会での審議が滞る、それを促進するための大変重たい決断であったというふうに理解をしております。 この臨時国会、やや短い会期だとは思いますけれども、既に半ばを過ぎまして、折り返し点を過ぎました。この国会、大変重要な課題を幾つも抱えております。人口減に対処……
○長沢広明君 今日は、認知症施策について質問したいというふうに思います。 今年の一月二十七日に、認知症施策に関する初の国家戦略である認知症施策推進総合戦略、いわゆる新オレンジプランが策定をされました。 私たち公明党は、従来から認知症施策の国家戦略化を主張してまいりまして、私自身も、昨年六月、この委員会で安倍総理御出席の質疑を行ったときに、省庁横断的に政府全体で認知症施策をまとめて、認知症施策における世界最先進国になるような取組を行うべきであるということを総理に求めました。これに対し、その委員会の席で総理からは、認知症対策において世界でも最も進んだ国となるよう全力を挙げたいとの御答弁をいただ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今年は戦後七十周年という節目の年であり、かつ、今回のこの特別弔慰金制度が創設して五十周年ということになります。特別弔慰金は、さきの大戦により亡くなられた戦没者等の御遺族の方々に対し、昭和四十年以降、戦後何十周年という節目を捉えて、国として弔慰の意を表すため支給してきたと、こういうふうに承知をしております。 この特別弔慰金制度は、戦没者等の御遺族の方々に国として弔慰を表すものとして大変重要なものであり、制度としても五十周年という長い歴史があるということですが、この五十年というものをもう一回、今、津田委員からもいろいろな意味で見る必要があるというような御趣……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。
早速質問に入りたいと思いますが、消費税率の引上げは延期されることになりましたけれども、やはり生活者に対する目配りということが非常に大事な今景気の状況でもございます。この四月からは生活困窮者自立支援法が施行されます。そこで、生活困窮者支援制度の状況についてまず確認をしておきたいと思います。
生活困窮者自立支援法の施行を控えた準備の状況とこの四月からの施行の体制について、各自治体の対応を含めて説明を願いたいと思います。
【次の発言】 生活困窮者自立支援制度は、働きたくても働けないとか住むところがないとか生活上の困難や不安を抱えている人に対して、ワンストップ……
○長沢広明君 私は、ただいま可決されました勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、日本共産党、日本を元気にする会・無所属会、無所属クラブ及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、青少年の募集等を行う事業主に対して積極的な職場情報の提供を促すとともに、職場情報の提供を求めた応募者等に対する事業主による不利益な取扱いを防止するため……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 昨年の独立行政法人改革で、各独立行政法人が担う政策実施機能を最大限向上させるということと、業務の質と効率を向上させると、こういう趣旨の下、制度全般にわたる法改正が昨年行われました。これも平成二十五年十二月二十四日の閣議決定に基づいて行われたものであり、今回の厚生労働省所管の独立行政法人に係る見直しもこの閣議決定に基づき行われることとなっておりますので、今般の改正がこの改革の趣旨に沿ったものであるか、何点か確認をさせていただきます。午前中からの質疑もございまして若干重複する部分もありますが、我が会派としても確認させていただくということでございますので、御容……
○長沢広明君 私も、まず冒頭、がん対策についてお伺いしたいと思います。 今、三原先生からもありましたとおり、がん対策基本法制定以来、がん対策が大きく前進をしているところであります。その中で、がん登録が推進をされて、来年一月からはがん登録推進法が施行になるということでございますから、このがん登録が更に推進をされて、希少がんの把握も可能になるというようなことが期待をされておりますし、更なる拡充に向けて取り組んでいきたいと思います。 ただ、今年一月に内閣府が発表したがん対策に関する世論調査というのがございまして、それを見ると、がん登録に対する認知度が全然上がっていないという問題があります。前回の……
○長沢広明君 公明党の長沢です。 国民健康保険について、我が国が世界に誇る国民皆保険の基盤でありまして、高度経済成長をある意味医療保障の面から支えてきた大事な役割を担ってきたわけであります。元々、自営業とか農林水産業の方々が中心だった姿から、雇用形態が変化をして、今は高齢者の方そして非正規雇用の方々というものが多くを占める形になって、財政基盤が非常に弱くなってきていると。 これについて、今回の改革では、都道府県が市町村とともに国保を行うということで、都道府県が国保の財政運営の主体に加わるというのが大きな今回の改革の柱でございます。都道府県が国保の保険者となり、財政運営において中心的な役割を……
○長沢広明君 参考人の皆様、今日はお忙しいところ大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございます。 今のそれぞれの御意見ということを踏まえて、ちょっと少し聞き方変えたいと思っているんですが、一つは、医療における情報の非対称性ということについて、先ほど石黒参考人からは御意見がございました。この患者申出療養、そもそも患者からの申出が起点となるということで、これがきちんと機能するために、やっぱり患者の方々が国内の未承認薬等を含めて多くの情報を入手できる環境づくりをしなければいけないというふうに思います。 ただし、国内では、国内未承認の医薬品等の情報が入手しにくいと思いますし、患者本人が使いたい……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、お忙しいところを今日は大変に貴重な御意見をありがとうございます。 まず、福田知事にお尋ねいたします。 地方の立場から日頃、国政への様々な御指導をいただいておりまして、感謝申し上げます。今回、この財政運営の主体を都道府県とすることによって、運営の単位を広域化することで安定的な制度にしていくという面に加えて、医療計画とか地域医療構想の主体である都道府県が国保の財政運営を行うということで、いわゆる医療提供体制と医療保険制度の双方を同じ主体が担っていくと、こういうような大きな変化になります。 昨年の医療・介護総合確保推進法の制定、そして今回……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 先日の参議院本会議で、我が党の佐々木さやか議員が国民皆保険を維持していく決意について伺ったのに対しまして、総理は、世界に冠たる国民皆保険をしっかりと次世代に引き渡していく必要があると御答弁されました。 確かに、我が国の医療保険制度、これはもう諸外国からすれば驚嘆すべきものであります。しかし、私たちにとっては、ともあれ、場合によってはつい当たり前というふうになってしまいがちな部分もございます。 これからはかつてのような高度成長が望めない反面、高齢化あるいは医療技術の高度化、こういうことによって医療費がますます増加していくことが見込まれているわけでありま……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、朝から自殺対策の問題での議論が続いておりますが、この十年間、自殺対策を進めるということで、多くの議員、そしてまた専門家の皆さんが力を合わせて取り組んでこられたことに心から敬意を表したいというふうに思います。 自殺対策の超党派の議員連盟には、我が党から谷合正明議員が入って今回の決議案作りにも一緒に取り組んできたところでございます。本来、谷合正明議員がこの場に立って質問をするのが一番よかったんですけれども、残念ながら総務委員会の委員長をしておりますので質問に立てなかったということで、私が代わりに質問させていただくということになります。 自殺という……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 平成二十五年度末においての年金加入者は約六千七百万人、公的年金の受給者は約四千万人とされておりまして、いわゆる国民の誰もが年金制度に関わっているわけでございます。 我が国の社会保障において、年金は高齢者の生活を支える大事な柱であり、それを支えているのは年金に対する国民の信頼というのが基盤でございます。 残念なことに、旧社会保険庁時代の年金記録問題とか、国民の年金不信につながる事態はこれまでもありました。こういう事態を受けて、低迷していた国民年金保険料の納付率は、平成二十六年度分を見てみると、前年に比べて二・一%上昇して六二・三%となっているという傾向……
○長沢広明君 大変御苦労さまでございます。午前中からも質疑がずっと続いておりますし、少し質疑時間が延びておりますので、若干私のところで調整をしたいと思いますけれども。 まず、先日の当委員会で、我々の下に寄せられている国民の不安の声をまず払拭することに全力で取り組んでもらいたいということを私の方から、その観点から質疑を行わせていただきました。引き続き少しでも国民の不安を和らげるということをしっかりベースにしながら取り組んでいただきたいというふうに思っておりますし、大事なことは、まず受給者一人一人の方々に確実に年金が届くということでありますし、同時に、成り済まし等の二次被害をしっかり防止をして、……
○長沢広明君 これまでこの年金情報流出問題で当委員会では二回質疑をさせていただいて、今日が三回目ということになります。これまでは、機構の取組についての確認、そしてその後の対応ということ、厚生労働省の監督体制と今後の取組ということでお伺いをしてまいりました。 この間では、六月二十二日に、機構への不正アクセスによって流出した個人情報を精査、確認した結果、百二十五万件の個人情報が流出したという中から、四情報が流出した一・五万人を含めまして百一万人であるという、この被害のある程度大きさというものが少しずつ見えてまいりました。全ての該当者におわびとお願いの文書を六月中には発送が完了すると、こういうふう……
○長沢広明君 今日、私の方からは、まず難病対策について伺いたいと思います。 難病新法に基づいて、新たな医療費助成制度が順次始まっております。これまでに三百六の疾病が指定難病として指定をされまして、この七月から第二次指定分の医療費助成が開始されているということでございますが、難病新法では、同時に、厚生労働大臣が難病に係る医療などの総合的な施策の推進のための基本方針を定めるということになっております。これを受けて、先般、六月十六日に開かれた厚生労働省の難病対策委員会で基本方針の骨子案が提示されたというふうに承知をしております。 私は、三月のこの委員会のときに、塩崎大臣に難病患者の方々への支援を……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 ようやくこの派遣法が委員会での審議に入ることができました。呪われた派遣法というふうに冒頭言われましたけれども、ここへ至るまでに修正の話もあったりして、与野党それぞれいろいろな苦労をして今日審議に入ったというふうに思います。 私も、あと何回か質問させていただく時間あると思いますので、今日は審議の前提となることも含め、総論的なことについて確認をしながら質問させてもらいたいというふうに思います。 一くくりに派遣労働者と言っても非常に様々な働き方があると。この労働者派遣法の改正で、様々な意見、立ち位置によって見え方もまた違ってくるという、これはある種やっぱり……
○長沢広明君 私の方からも、前回の引き続きでございますが、前回ちょっと触れなかった雇用安定措置について確認をさせてもらいたいというふうに思います。様々今まで、今日はこの議論が続いておりますけれども、改めてこの雇用安定措置を導入する意義を確認しておきたいと思います。 雇用安定措置は、今回、派遣契約が終了する、この終了した後の派遣労働者について、その雇用を継続するための措置を派遣元に新たに義務付けるということで、それは非常に派遣労働者の方々の注目も大きい制度でございます。 雇用安定措置として派遣労働者の雇用継続を図る派遣元の責務、これを創設するということの意義、そして、これは、現行法との今比較……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 私からも、今、大沼委員からも触れられたことと少し重なりますけれども、女性の活躍促進あるいは若者の雇用対策という観点から、この派遣法についてお伺いをしたいと思います。 政府が六月三十日に閣議決定をしました日本再興戦略改訂二〇一五においては、「女性の活躍推進は、長年にわたり男性中心で動いてきた職場に従来にない多様な価値観をもたらし、イノベーションの創出にもつながるものである。女性の活躍する場が広がることで、経済社会活動のあらゆる場に変革が起き、これまでにない形での経済成長の実現が可能となる」というふうに書かれております。 また、我が党も、女性や若者が活躍……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、いわゆる同一労働同一賃金法案について、確認も含めまして質問させていただき、時間があれば少し派遣法に関連して質問させていただきたいというふうに思っております。 我が党は、国民が安心して働ける雇用環境を整えるということのために、非正規雇用労働者の待遇改善にも一生懸命取り組んでまいりました。正規、非正規雇用労働者間の待遇格差を是正するということのために、雇用形態にかかわらず同一労働同一賃金が保障される均等待遇が目指すべき理想型であると考えております。 現在、この委員会で審議中の労働者派遣法改正案においては、公明党の主張が反映されて、均等・均衡待遇の……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、参考人の皆様、大変貴重な御意見をありがとうございます。 まず、今御質問がありました泉川参考人に対して私も同様のことを確認したかったんですが、非正規、正規の壁を超えた均等・均衡待遇の実現に向けて、どのような課題があって、どう乗り越えたか、今それをお答えいただきました。 私の方からも一点、そもそもなぜこういうことを目指そうとしたのかという動機の問題ですね。人手不足の世の中でというようなことをよく言われるわけですけれども、イケア・ジャパンの場合、どうしてこの取組を目指そうとしたのか。そしてその際、もう一つ、正社員化に踏み込んだときの、経営者側の中に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日は大変に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 私の方からも、今回の法改正の焦点の一つになっている期間制限の見直しについてお伺いしたいというふうに思います。 先日、名古屋で行いました地方公聴会がございまして、その場では、派遣先企業と派遣元事業主それぞれの公述人から、この期間制限の見直しについて、期間制限を見直しすることによって業務付与時の制約が解消される、派遣労働者それから派遣先企業双方のメリットになる、こういう話がございました。改めてこの点についての御意見を鎌田参考人と高橋参考人にお伺いをしたいと思います。 私た……
○長沢広明君 まず、私の質問に入る前に、午前中の質疑の中での問いに対する答弁を確認させていただきたいと思います。
午前中、石橋議員から機構に対しまして、共有ファイルサーバーの調査の状況についてどのぐらい進んでいるのか、ざっくりでいいからお答えをと、このように御質問がありました。これについて、理事長、現在の状況をお答えできるでしょうか。
【次の発言】 それでは、私の質問に入りたいというふうに思います。
まず、日本年金機構における不正アクセスによる情報流出事案、これについての検証委員会として第三者検証委員会から報告書が提出をされまして、甲斐中委員長を始め、委員、参与、事務局長の皆様方の御尽力に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日はお忙しい中こうして国会までお越しをいただきまして、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 時間も短いので絞って質問させていただきますが、中山参考人と牛嶋参考人にお伺いをします。 派遣労働の問題というのは、確かに待遇で非常に正社員と非正規、正規、非正規の間の格差が大きいということ、また、派遣労働は間接雇用であるがゆえに非常に雇用の不安定性が大きいという大変大きな課題があるという中で、この待遇、それから雇用の不安定性に対応すること、これが一つ大事な、この法案のポイントの一つにもなっております。 その一方で、派遣労働を望……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 派遣法の改正案についてもう何度も質問させていただいてまいりましたが、今日は均衡待遇を中心に質問をさせていただきたいと思います。 賃金を始めとする処遇の改善の問題ですけれども、もちろん働く人の最も関心が高いのが賃金でございますし、均衡待遇ということにつきましては、七月三十日の質疑、また八月十八日の議員立法に関する質疑の中でもいろいろと質問させていただきました。 派遣労働の大きな課題として、いわゆる正社員と比較して派遣労働者の場合は賃金の面でまず格差があるということで、今回の改正案ではこの賃金格差の課題にはどう取り組んでいるのか、改めて整理して説明をいた……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 総理、今日は、本委員会にお越しをいただきまして、ありがとうございます。これまでこの委員会も、この労働者派遣法について濃密な議論を続けてまいりました。それを踏まえて、私の方からも総理の御所見を何点かお伺いしたいと思います。 今回の改正案は、派遣契約の終了時に派遣労働者の雇用の継続を図る義務、いわゆる雇用安定措置、あるいは派遣労働者に対するキャリアアップ支援、こういうことを派遣元事業主に義務付けると、こういったことを含めて、派遣労働者の方々の雇用の安定、キャリア形成の機会の付与を図るということが大きな目的、そして柱になっております。 派遣労働は、ワーク・……
○長沢広明君 派遣労働は、これまでも議論してきたことでございますけれども、雇用者と使用者が違うということで、勢い法体系が複雑になりがちであるということになります。 そういう中で、派遣労働者の保護を図るということを考えますと、やはり関係者がこうしたこの法案も含めまして労働関係の法令にきちんと精通していること、これが非常に大事な要素になるというふうに思います。派遣労働者の適正な就業を確保するために、この点については、派遣元、派遣先、それぞれに責任者を置くということになっています。ただ、このうち派遣元の責任者については、派遣元責任者講習を受講して、派遣法を始めとして労働関係法令の知識を得ることがで……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 初めに、今年四月のこの委員会で、私、一人親家庭への支援の具体策について質問をさせていただきました。 一人親家庭に対する支援をしっかり進めることは大変大事なことだということも言わせていただいてきておりまして、その後、政府の関係会議などにおいて議論が進んでいるというふうに伺っております。改めて、この問題について質問したいと思います。 現在、一人親家庭の数は増加をしているわけです。二十五年前に比べて、母子世帯は何と一・五倍、父子世帯も一・三倍となっております。全体の割合でいえば、児童のいる世帯数そのものが減少していますから、その児童のいる世帯数のうち一人親……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 通告しておりませんが、冒頭、私の方から少し要請だけさせていただきたいと思います。災害対応の問題です。 先週、豪雨災害等、大規模な災害が起きております。また、火山の噴火も引き続き起きておりまして、こうした災害に対する対応を政府を挙げてしっかり取り組んでもらいたいと思います。 栃木、茨城、宮城の特に豪雨災害につきましては、このうち私も、先週木曜日のこの委員会が終わった後すぐ、茨城の鬼怒川の堤防決壊現場に行かせていただきました。現地で永岡副大臣ともお会いをいたしまして、現地の声を伺ってまいりました。避難所も行かせていただき、地元の、常総市の市長とも、短時間……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 かなり論点はこれまでの質疑の中でも出ていると思いますが、改めて確認をさせていただきたいことも含めて、質問させてもらいたいと思います。 いわゆる少子高齢化、人口減少という今の日本の現状ということを考えますと、社会保障制度を充実するとか、いろいろな日本の政治が今直面している課題というものは山積をしている、これは皆さん当然のことだということでございますが、こういう課題が、いわゆる将来世代にとって大きく影響を与える課題が非常に多いというのが現実だというふうに思います。だからこそ、若者の政治意識を高めて、若者の声を政治や政策に反映させていくこと、これは非常に今ま……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、まず、社会保障関連予算について財務大臣にお伺いしたいと思います。 消費税率一〇%への引上げを平成二十九年四月に延長したことによりまして、平成二十七年度の予算案では、社会保障の充実策に、当初、一〇%引上げの場合一・八兆円、それが約四千五百億円マイナスの一・三五兆円を振り向けることとなり、大変厳しい状況の中でも、子ども・子育て支援の充実、あるいは少子化や生産年齢人口の減少といった女性の活躍推進、こういった分野に、我が国が直面する問題、こういうところには優先的に予算を計上していただいたということは評価したいと思います。 一方、平成二十九年四月に消費……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず、社会福祉法人の役割、意義をどう捉えるかについてお伺いしたいと思います。 社会福祉法人は、社会福祉事業を主たる目的とする法人として昭和二十六年に創設をされた法人であり、福祉サービスを提供する中心的な役割を果たしてまいりました。人口構造が高齢化する、あるいは地域社会が変容していく、こういう中で福祉ニーズの在り方が大きく変化をしております。しかも、介護保険制度が導入をされ、いわゆる福祉サービスに株式会社あるいはNPOといった他の経営主体の参入が進んで、そういう中で社会福祉法人の存在意義というものが改めて問われているということがあると思います。 まず冒……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日は貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。 短い限られた時間ですので、十分に皆様にお伺いできない点もございますことを先に御容赦いただきたいと思います。 私も、今、森本委員の質問と重なる部分もありますが、この法案によるいわゆる地域における公益的な取組の点でございます。 この法案が提出された背景の一つに、いわゆる一部の社会福祉法人の不祥事、あるいは社会福祉法人の内部留保の問題と。これはいろんなある意味誤解があった面も私は多々あると思うんですけれども、この社会福祉法人全体に対して、公益性あるいは非営利性という、それに見合うよう……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 一昨日に続いて質問したいと思います。 一昨日の質問の最後に、私、福祉人材の確保ということで大臣にお伺いをいたしまして、それに向けての御決意というふうに伺いました。 それに対して塩崎大臣は、まず総論的にこういうふうに答弁をされました。就業促進あるいは離職の防止、さらには生産性向上によって賃金の引上げに結び付くということ、あるいは仕事としての魅力を増す、そういうことを含めて総合的に取り組んでいかなければならないということで、今あらゆる手を尽くしつつあるところと、こういうふうに答弁されまして、今年の二十七年度の補正予算並びに来年度の予算案においてどういうこ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 質問に先立ちまして、先週十四日に発生した平成二十八年熊本地震においてお亡くなりになられた皆様、衷心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様、そして被害に遭われた皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。 政府においては万全な体制で救援、復旧支援に全力でお願いをしたいということと、あわせて、これ御嶽山噴火災害のときにもこの委員会で申し上げたんですが、厚生労働省には、御遺族や被災者の皆様の心のケア、この体制もしっかり確保していただきたいということをまず申し上げておきたいと思います。 一点だけ確認させていただきます。 マスコミでも報じられているよう……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 B型肝炎特措法案について質問させていただきます。論点はかなり出ておりまして、重なる部分もありますけれども、与党として、この法案の中身、そして意味について、基本的な点を確認をさせていただきたいと思います。 この法案、大きな二つの柱、一つは支給対象の拡大、そして請求期限の延長というこの二つの柱があるわけですけれども、まず給付金の支給対象の拡大について伺っておきたいと思います。 五年前に特措法を制定した時点で、除斥期間を経過した肝硬変、肝がん等の患者の方々から、提訴をされていなかったために、その方々についての給付金の規定は定められなかったということがありま……
○委員長(長沢広明君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました長沢広明でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に古賀友一郎君、山谷えり子君、広田一君及び谷……
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、羽生田俊君が委員を辞任され、その補欠として三木亨君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
災害対策の基本施策について、関係大臣から所信を聴取いたします。
まず、河野防災担当大臣から所信を聴取いたします。河野防災担当大臣。
【次の発言】 次に、加藤国務大臣から所信を聴取いたします。加藤国務大臣。
【次の発言】 平成二十八年度防災関係予算に関し、概要の説明を聴取いたします。松本内閣府副大臣。
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、三木亨君が委員を辞任され、その補欠として羽生田俊君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官河村正人君外十九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御……
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
この度発生した熊本県熊本地方等を震源とする地震により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
平成二十八年熊本地震に係る被害状況等について政府より報告を聴取いたします。河野防災担当大臣。
【次の発言】 以上で政府からの報告聴取は終わりました。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時十五分散会
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十八日、吉川ゆうみ君が委員を辞任され、その補欠として島村大君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官加藤久喜君外二十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方……
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、島村大君が委員を辞任され、その補欠として吉川ゆうみ君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十八年熊本地震による被害状況等の実情調査のため、来る二十三日、熊本県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、谷合正明君、磯崎仁彦君及び柘植芳文君が委員を辞任され、その補欠として河野義博君、山田修路君及び島村大君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に河野義博君を指名いたします。
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十六日までに、河野義博君、山田修路君、島村大君及び浜野喜史君が委員を辞任され、その補欠として谷合正明君、磯崎仁彦君、柘植芳文君及び野田国義君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず初めに、介護職員の処遇改善についてお伺いをいたします。 介護職員の処遇改善については、公明党としてもこれまで全力で取組を行ってまいりました。時系列で確認をいたしますけれども、平成二十一年度自公政権、これ麻生内閣の下で、介護報酬改定においては、処遇改善に重点を置いたプラス三%の改定を行い、月額プラス九千円の実績をまず上げました。同じく平成二十一年度の、これは補正予算でございますけれども、そこでは、やはり麻生内閣下で措置をしまして、介護職員処遇改善、これは交付金でございました。この交付金を創設をして、月額プラス一万五千円の実績を上げています。これで合計……
○委員長(長沢広明君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました長沢広明でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に古賀友一郎君、山谷えり子君、那谷屋正義君及び谷合……
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員……
○副大臣(長沢広明君) 復興副大臣の長沢広明でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項を担当するとともに、福島復興局及び茨城事務所に関する事項を担当いたします。 今村大臣を支えて、被災された多くの方々が復興に希望を持てるよう、活力ある日本の再生に向けて全身全霊で取り組んでまいりますので、櫻井委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。
○副大臣(長沢広明君) 新妻委員にお答えをいたします。 ちょっと今の質問にお答えする前に、先ほど、行政事業レビューで復興の、いわゆる観光復興に関することについていろいろ手厳しい御意見いただいたというふうに御指摘いただきました。確かに様々な御指摘いただいたんですけれども、結論としては、東北の観光を復興するためのこの事業は大変重要な事業であると、こういう評価をいただいた上で、きちんとした成果を出すためには具体的な目標をきちんと掲げてくださいと、こういう御指摘をいただきましたので、それをしっかり生かして進めていきたいというふうに思っております。 その行政事業のレビューの場でも、実は参考人として株……
○副大臣(長沢広明君) お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、災害救助法の対象から新たな支援策に移行するということが決定されたのが二十七年の六月ですから、もう二年ほど前になります。それを公表して、その後、様々な支援策を講じてまいりまして、今福島県はこの恒久的な住宅へ移行するということを、その支援策を周知しながら意向調査を去年の一月にしました。その意向調査をしながら、それを受けて、新たな住まいが決まっていないという世帯を対象に三回戸別訪問を行っております。五月から七月、あるいは十月、そして今年一月から今三回目に入っております。この中で、第三回の戸別訪問において、住まいが未確定としていた方の……
○副大臣(長沢広明君) お答えいたします。 石井委員におかれましては、被災地に頻繁に足を運んでいただいて、様々民間からの復興の活動をサポートいただき、御指導いただいていることに心から感謝を申し上げます。先日も、この四月一日午前零時をもって避難指示解除された富岡町にお運びをいただきましたことを承知しております。大変ありがとうございます。 今、富岡町のお話いただきましたけれども、双葉郡の中でも、郡都富岡というふうに言うぐらい、ある意味、双葉郡の復興を象徴する大事なポイント、地域だというふうに思っております。 その富岡町におきまして、一つは、まず鳥獣対策というのが課題になっているというふうに承……
○副大臣(長沢広明君) 御指摘の三千二百十三世帯のうち約二千二百世帯につきましては、福島県が平成二十八年一月に住まいの意向調査という、最初の段階で、二十七年に仮設住宅終了を公表して、その後、住まいの意向調査をしております。そのときに、二十九年四月以降の住まいが既に決まっていると回答された方が二千二百人。残る世帯の方は、戸別訪問を実際に行う前や戸別訪問を実施中に応急仮設住宅から既に退去されていた方、あるいは訪問時に住まいは決まっているが行き先については回答したくない、こうされた方でございます。 したがって、福島県においては、御指摘の世帯について、本年四月以降の住まいの確保はなされていると認識し……
○副大臣(長沢広明君) 大変重要な御指摘、ありがとうございます。
復興の取組について情報提供することというのはもう大変重要なことであるというふうに思っておりますので、特に風評払拭のためにも、福島の現状あるいは食の安全性、こうしたことをより分かりやすく伝えていくこと、これは大変重要な仕事であるというふうに思っております。
そのような観点から、ホームページによる情報発信について、委員の御指摘をしっかり受け止めて改善に努めたいと思います。
【次の発言】 復興庁のホームページにおきましては、復興の進捗を今写真で紹介するページを始めたところでございます。
ただ、委員御指摘のとおり、進展、変化という……
○副大臣(長沢広明君) 福島県につきましては、早期の観光復興を最大限促進するため、福島県が実施する風評被害対策あるいは観光関連事業、これに対する支援をこれまでも行ってまいりました。 今委員御指摘の修学旅行生を福島に誘致するための制度でございますけれども、これについては、例えば復興庁の交付金で造成した基金を財源としまして修学旅行のバス代を補助すると、こういう制度がございます。これにつきましては、旅行業界あるいは教育関係者への説明の場でも周知を行っておりまして、利用実績も増加しているところでございます。どこに説明しているかというと、例えば各市町村の教育委員会、あるいは全国の都市教育長協議会、日本……
○長沢広明君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○長沢広明君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 公述人のお二方には、大変お忙しい中、貴重なお時間を割いていただき参議院までお越しをいただきまして、またこうした貴重な御意見を伺いましたことに心から感謝を申し上げたいと思います。 少し、前の二人の委員と質問がちょっと重なる部分がありますが、若干違う観点がございますので、あえてまた質問させていただきます。 一つは山田公述人に、医療提供体制の見直しにおいての都道府県の役割が拡大するということについて、冒頭公述人は、積極的に受け止めると、このように申されておりました。病床機能報告制度、そしてそれを受けてのいわゆる地域の医療構想を策定し、それを実現していく上で……
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