このページでは横山信一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。横山信一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○横山信一君 それでは、早速質問させていただきます。 畑作の盛んな北海道におきましては、ビート、てん菜、小麦、大豆、バレイショ栽培を組み合わせた三作ないし四作の輪作体系というのが維持をされております。平成二十年度の統計によりますと、北海道のバレイショ、ジャガイモの生産量は二百十三万トン、これは全国の七八%、そして同じく小麦は五十四万トンで六二%、そしてまた大豆は六万トンで全国の二二%ということで、我が国の生産量の多くをこの北海道の畑作地帯で担っているということであります。 こうした背景の下で、平成十九年度に水田・畑作経営所得安定対策が導入をされまして、ビート及びでん粉原料用ジャガイモ、これ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 私もまずこの中国漁船衝突ビデオの問題から質問させていただきますが、海上保安官が自分で流出をさせたと言っておりますけれども、事前に接触した読売テレビによれば、海上保安官は国民全体の倫理に反するのであれば甘んじて罰を受けると語っておりまして、守秘義務違反を覚悟していたようでございます。 国民の知る権利に結び付けビデオ流出を擁護する声もあるようでありますが、この責任を問わなければ公務員の規律保持に影響が出てまいります。したがって、法律上のけじめを付けることは大切であります。その上で、海上保安庁は四方を海に囲まれた我が国の安全を守るために命懸けで職務を……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
今日は、水産問題を中心にして御質問をさせていただきます。
まず、漁業の戸別所得補償の問題でありますが、漁業共済制度を活用した収入安定対策となっておりまして、漁業の実態を考慮したものというふうに受け止めております。しかし、この度の所得補償では資源管理との組合せという、そういう仕組みになっておりまして、どのような考え方で資源管理を所得補償の条件にするのか、まずそこから伺います。
【次の発言】 共済制度を利用したということでは評価をしているわけなんですが、資源管理のそこの取組の部分の条件が、やはり浜ではそこのところが一番不安なわけですから、そこを明確……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、先日のAPEC報告に関しての私の本会議質問の中で、TPPに参加しての食料自給率五〇%の道のりはということを菅総理に問うたときに、総理の答弁から、持続可能な力強い農業を育てる対策の一つとして六次産業化を行うと、こういう答弁がなされまして、正直申し上げて、TPPの質問の中で六次産業化が出てきたのはちょっと驚いたんですが、農水産物の高付加価値化で生産者の生き残りを目指すということは理解できます。 しかし、農商工連携にしてもまだ道半ばというところで、この六次産業化というのは本当にTPPに向けての国際競争力を有する日本の農業を育成するというような産……
○横山信一君 まずは、今回の東日本大震災におきまして被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。 さて、民主党政権になりまして、北方四島の領土交渉は大きく後退をいたしました。メドベージェフ大統領は国後島に上陸をいたしましたけれども、政権交代以降、日本の閣僚は一人も北方四島に上陸してはおりません。自公政権のときには必ず誰か彼か閣僚はビザなし等を使って上陸をしていたわけですが、今、政権交代以降、閣僚は一人も行っていないという状況であります。遠くから眺めて終わりという、そういう現状であります。 昨年は操業中の日本漁船への銃撃事件もあって、この北方四島周辺での緊張感は高まっております。VMSの……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
まず、集団食中毒事件に対する政府の対応についてまずは伺ってまいります。
焼き肉チェーン店、焼肉酒家えびすの集団食中毒事件、これはまずなぜ発生したと考えるか、ここから伺ってまいります。厚労省。
【次の発言】 それでは、卸元の食肉卸売業大和屋商店は、今回問題となった焼肉酒家えびすのほかに他の飲食店にこの肉を卸していなかったのか、卸しているとすれば食中毒の発生はなかったのか、そしてまたその対応はどうなっているのか、厚労省に伺います。
【次の発言】 端的に、じゃ、その卸している四店舗は今も営業しているということですか。
○横山信一君 じゃ、一問だけお聞きをいたしたいと思います、孫参考人に。 このサンライズ計画、非常に希望があって、大変に今暗いニュースが多い中で、新しいエネルギー政策を考える上で大きな示唆を与えていただける御意見だったというふうに思っております。この中で、電田プロジェクトということで、あと屋根プロジェクト、この二つ合わせると七十ギガワットの電力ができますよという、そういうお話でございました。 そうすると、今までの電力事業の枠組みというか、従来の考え方とは、当然ここに出てくる電田プロジェクトや屋根プロジェクトというのは個人が主体になってくると思うんですが、あるいは土地所有者とか法人の場合もある……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は三人の参考人の方に大変に有益な御助言を賜りましたことに、まずは感謝申し上げます。 そこで、お一人お一人にまず伺ってまいりたいと思いますが、中島参考人には、改めて当委員会の在り方を含めてその意義付けを深めていただいたことにまず感謝申し上げたいと思うんですが、やはり日本の国会というのは予算中心主義だということをよく言われますけれども、決算委員会それから行政監視委員会での議論というのが予算に反映をされていくためには何が必要なのかということをまずお聞きしたいと思います。 それから、郷原参考人についてでありますけれども、コンプライアンスというのは……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
まず、法案のことについてお聞きをしてまいりたいと思います。
第七条についてでありますが、第七条では国に対して復興資金の確保に努めることとされております。そのための措置として、復興及びこれに関連する施策以外の施策に係る予算を徹底的に見直し、当該施策に係る歳出の削減を図ることが挙げられております。
そこで、法案提出者に伺いますが、見直しの対象とされる施策はどのようなものを想定しているか、またどのような手続や方法で見直しをされようとしているのか伺います。
【次の発言】 今、法案提出者の考えが示されましたけれども、政府として、この意思を踏まえどのよう……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は三人の参考人の先生の皆様方には大変お忙しい中、時間をつくっていただきまして、大変にありがとうございます。大変有意義な御意見をちょうだいいたしまして、これを参考にして私たちもこの法案を是非成立をさせて、そしてその運用にしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。 三人の先生方にそれぞれお伺いをしてまいりますが、最初に小峰先生にお伺いしたいと思います。 先生の先ほどのお話の中で、緊急のとき、危機的なときには意見はまとまりやすいという話がございましたけれども、まさにこの復興基本法案というのは民主、自民、公明の三党が協力をして、そして被災地……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 私は、公明党を代表して、東日本大震災復興基本法案について賛成の立場から討論を行います。 東日本大震災の発生から三か月以上たちましたが、政府による対策は遅れております。いまだに避難者数は八万人に及び、瓦れき処理は進まず、義援金は一向に被災者に届きません。東京電力の原発災害では、損害賠償の仮払いが進まないばかりか、政府と東電の変わらぬ隠蔽体質により、国民不信は増大するばかりであります。 菅政権の拙劣な震災対応を象徴するのが政府の提出した復興基本法案です。阪神・淡路大震災の復興基本法は震災後一か月で提出をされました。それに対し、今回の政府案の提出は……
○横山信一君 まず、この度の震災におかれまして犠牲になられた方々に深くお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。 まず、大臣の所信のことについてでありますが、世界的な漁業国かつ水産物消費国である我が国は、率先して水産資源の管理に努めることが必要でありますというふうに述べられました。そのために、収入安定策とコスト対策とを組み合わせた資源管理・漁業所得補償対策を導入するということであります。しかし、何を問題とし、またそのために何を講じようとしているのかというのはこの所信からはよく分からないということであります。 私は、水産政策というのは、未利用魚の利用推進……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 初めに、家伝法の方からお聞きをしてまいります。 島国という、我が国のこの島国という地理的優位性を生かして、伝染病対策というのは水際対策が非常に重要なことは言うまでもありません。また、そういう認識があった下でこれまでも十分な警戒をしていたわけでありますが、残念ながら韓国、中国などにおいて発生をした口蹄疫、そしてまた高病原性鳥インフルエンザ、これが侵入をしてきたというわけであります。 また、そうした被害の下で、昨年の宮崎県の口蹄疫の甚大な被害に発展をしてしまったということで、人や物の移動が地球規模で今は増加をしている時代であります。そういう意味で……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、昨年の五月に成立をしました木材利用促進法と、それから今回の森林法改正によりまして、森林・林業の再生に向けては川上から川下までの法整備が、総合的な法整備が成るということで、私も期待をしている一人でございますが、その内容について幾つか質問をさせていただきます。 まず、自公政権時代のときに実施をしてまいりました新生産システムについてであります。 新生産システムは、全国十一のモデル地域におきまして、平成十八年から五年間実施をされました。モデル地域では年々生産性が向上し、また加工コストも低減されたというふうに承知をしておりますが、この成果について……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
まず、土地改良法の特例に関する法律案についてでございますが、被災地では瓦れきを撤去しても営農困難な農地が発生をしております。今回の特例によりまして、除塩及び災害復旧の事業を行う場合には、申請によらずに土地改良施設の変更や区画整理等の事業を行うことができるということになります。こうした手続の簡素化によっていろいろな効果が期待されるわけでありますけれども、農業の集約化についてはどうなのか、まず伺います。
【次の発言】 分かりました。
次に、漁業についてお尋ねをしてまいりますが、最初に共同利用小型漁船建造事業のことについて伺います。
激甚法の共同利……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 水産業の問題から始めさせていただきたいと思いますが、四月の十九日でありますけれども、一次補正前でありますけれども、全水加工連、これは水産加工食品全国団体連絡協議会、全水加工連が農水省に対して要請がございました。その要請内容でございますけれども、水産加工業と漁業というのは車の両輪なんだから、漁業だけじゃなくて水産加工業も同じような考えで支援してほしいという、そういう形で要請がございました。それを受けてというか、そうした要請も考慮された上で一次補正がなされまして、水産業共同利用施設復旧支援事業という中で、水産加工施設もその中に含まれたわけでございます……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。震災対策についてまた伺ってまいります。 まず最初に、共同利用施設の災害復旧、機器整備事業のことについて伺います。 一次補正では、共同利用施設復旧の事前着工が認められましたほか、新たに機器類を購入するための支援事業が創設をされました。しかし、機器整備事業については事業着手が予算内示後でなければ認められないと、こういうことになっております。 実は浜の方では、少しでも早く復興したいということで、自らの努力で機器類を購入した、そういう漁協もございます。そういう漁協はこの事業を活用することができなくなっているという、実はそういう状況にあります。これでは何……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。私の方からもこの設置法案について質問をさせていただきます。 まず、定員の削減をされるその状況下での業務体制のことについて、とりわけ大震災があって、その下で行うこうした組織改正ということで、もちろんこの設置法が出てきた背景というのはよく承知をしているわけでありますけれども、しかし、今大震災が発生した状況の下で、とりわけ震災地域において定員が減らされるというそういう状況の下で、果たして業務は大丈夫なのかということが心配になるわけであります。 とりわけこの被災三県については、除塩とかあるいは基盤整備に向けて課題が山積をしている、そういう状況の下で適切な……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 初めに、漁業問題の方から質問させていただきます。 まず、漁業経営セーフティーネット構築事業でありますけれども、これは燃油、配合飼料等の関係の事業でありますが、震災後に新規加入の申込期限の延長をしていただいた、あるいは積立金の納付期限の延長をしていただいたということで、加入率は大幅にアップをしているというふうに承知をしております。そこで、これまでのこの漁業経営セーフティーネット構築事業の加入状況についてどのように評価しているのか、まず伺います。 そしてまた、震災発生後の四月にA重油価格が一キロリットル当たり十万三千円と二年ぶりの高値になりまして……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず初めに、漁業問題からお聞きをしてまいります。 被災地では、今、被災漁業者が復旧に向けて船並びに漁業資材を発注をしているところでございますが、漁業資材につきましても、余りにも大量な発注のために製造元の生産が間に合わないという話も聞いております。そのような中で、広島県が宮城県のカキ養殖業者に対して養殖施設の浮きなどの資材を支援する動きがあるということも聞いております。この国内で調達する漁業資材についてはいいんですが、まあ、よくはないんですけれども、大量に発注していて滞ってはいるんですが、心配なのは海外に発注をしている漁業資材でございまして、特に……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、私からも、この度の大震災におきまして犠牲となられた皆様にお悔やみを申し上げるとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。 先週末から私も宮城県の名取市そして仙台市に行ってまいりました。津波被害の地域では、御遺体の収容、そしてまた大部分が手付かずのままにある瓦れき、車、船、そうした残骸の撤去が急がれる状況でありました。被災地では、自衛隊はもとより、地元の消防、警察、自治体職員など数多くの方々が不眠不休で働いておられます。彼らもまた被災者である場合が多く、中には小さなお子さんと奥さんを亡くされても懸命に被災者のお世話をされる役場の職……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、水産問題について御質問を申し上げます。 サケ・マスふ化場や冷凍冷蔵庫などの共同利用施設については激甚法に基づく災害復旧事業の対象になりました。その補助率は十分の九と高率なんですけれども、残存価格での評価になりますので、実際にはその補助額というのは少額になってまいります。結果的に少額の補助率のために再整備が困難となってしまうことが多く、実際、全損した漁具倉庫とかあるいは冷蔵庫などの撤去費用すら出てこないと、そういう声がたくさん出てまいりました。 午前中の議論にもありましたけれども、自然を相手にする農林漁業の復旧というのは、これは常に時期を……
○横山信一君 私は、公明党を代表して、賛成の立場から討論を行います。 東日本大震災の発生から約四か月が経過し、被災地では、苦難や悲しみを乗り越え、復旧復興に向けて努力を続けておられます。先が見えない中で前に進むのは大変なことです。政治はそのために方向性を示す役割があります。しかし、菅総理は、被災者の心情を顧みず、政権の延命にきゅうきゅうとしており、このままでは憲政史上に汚名を残すことは間違いありません。 このことを申し上げた上で、公明党は本補正予算に賛成をいたします。それは、被災者の生活及び復興の緊急性からであります。 しかし、以下の重大な問題が残されております。 第一に、本格的な復興……
○横山信一君 私、公明党の横山信一でございます。 観光のことについてお伺いをしたいと思います。 知事と安里会長にお願いしたいと思いますが、まず外国人観光客の非常に割合が低いというか、それは先ほど来お話があったような飛行場の問題等もあるかと思いますけれども、しかし、その外国人観光客、これからも重要なところだというふうに思うんですけれども、その点について何か顕著な取組があれば教えていただきたいということです。 もう一点は、日本は周遊型観光が主流で、国内は。多くのリゾート地では、それでは駄目だということで滞在型ということを盛んに訴えながら、なかなかそれに脱皮できないという現状があるというふうに……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 早速ですけれども、まだ資料配られておりませんが、今、配られる資料に基づいて最初の質問をさせていただきますが、日本の閣僚の北方領土訪問は二〇〇五年の小池担当大臣以来途絶えております。それに対して、ロシア側はかなり多くの閣僚がこの北方四島に上陸をしております。とりわけ、昨年のメドベージェフ大統領の上陸以来、矢継ぎ早に、矢継ぎ早にというか、かなりの数の閣僚が訪問をしているという実態があるわけです。これは、言ってみれば普天間問題に端を発した日米同盟のすきをつくような形でロシアが攻勢を掛けてきていると、もっと言うと日本の抑えが利かなくなっていると、そういう……
○横山信一君 おはようございます。公明党の横山信一でございます。
まず、稲わら問題から質問させていただきたいと思いますが、岩手県の一関市では、この稲わらを一般ごみと一緒に燃やす試験焼却を実施しております。今後、この試験焼却を国のモデル事業として取り組むというふうに聞いておりますけれども、まずその検討状況を伺います。
【次の発言】 早期にということは、これいつぐらいから始まりますか。
【次の発言】 この稲わら問題というのは既に発生してから五か月以上たっていて、しかも、これ、深刻なことは一時保管場所すら見付からない、いまだに農家の敷地内に置かれているということが非常に深刻な問題なわけです。これは……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 最初に、まず早急な対策が求められております稲わら問題から進めさせていただきたいと思いますが、七月に汚染稲わら問題を本委員会で取り上げて既に三か月以上が経過をいたしました。しかし、いまだ汚染された稲わらや堆肥が農家が保管している現状にございます。稲刈りも終わって新しい稲わらの保管する場所も確保しなければならない、そういう状況の下でいまだこの稲わらが片付いていないと、この状況に対して早く対策を打たなければいけないわけです。 国の指示によって肉牛農家は出荷を停止をしました。その後も風評被害によって価格が下がり続け、借金は増え続けている、更にその上にこ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 北方領土問題を中心に質問をさせていただきます。 まず、ロシアのプーチン氏は三月一日に外国メディアとの記者会見で、日ロ双方に受入れ可能な形で最終決着をさせたいと、この北方領土問題、というふうに述べました。また、日本語の引き分けという言葉を使って、我々は妥協に至らなければならないというふうにも述べられたというふうに伝えられております。これはプーチン氏の前向きな発言として受け止められるわけですが、外務省は、中国の軍事力に対抗するために領土問題を決着させて日本との協力関係を強化するのが狙いじゃないかというふうに分析されているようですけれども、大統領の発……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、財務省にお伺いいたしますが、公共調達のことについてでございます。 これは、平成十九年の随意契約見直し計画を策定をいたしまして、競争性のない随意契約を競争性のある契約方式に速やかに移行するということになったわけであります。しかし、競争性のある契約方式に形式上移行しても、一者応札が増加をする、あるいは落札価格の様々な弊害があるわけであります。 先月、国と独立行政法人の二〇一〇年度の競争入札の状況が発表されました。これによると、三割超の入札で一者応札が見られると。そしてまた、こうした現象というのは、新規事業者の参加を妨げる障壁があるからではな……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 初めに、農水省からお聞きをさせていただきたいと思いますが、まず、食料・農業・農村基本法とその基本計画の関係でございます。 これまでも随分この点については議論をされてきているわけですけれども、この基本法では、農業経営の規模の拡大その他農業経営基盤の強化の促進に必要な施策を講ずるとある一方で、基本計画の中には、兼業農家や小規模農家を含む意欲ある全ての農業者がと、こうあるわけでありまして、明らかに向かっている方向が異なっているわけであります。 この矛盾を抱えたまま、二年度にわたってこの戸別所得補償制度が続いてきたと。要するに、道筋が見えない中で、日……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 では、まず総務大臣にお聞きをしたいと思いますが、消防の話でありますけれども、無線設備のデジタル化がなされます。消防機関と消防車両などを結ぶ消防救急無線、それから市町村役場庁舎から住民に対して情報を一斉伝達をする防災行政無線、これがアナログから、アナログ方式で整備をされてきましたけれども、デジタル化をされるということでございます。 とりわけ消防救急無線については、平成二十八年五月末までにデジタル無線に移行するということが決まっているわけでありますけれども、この移行については、昨年度の第三次補正予算、消防防災通信基盤整備費補助金、それから今年度の緊……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 地域経済の振興という立場から防衛大臣にお聞きをしてまいります。 新千歳空港、ここは航空自衛隊の千歳基地と隣接をしている空港でございますけれども、防衛上の理由によって、平日、中国などの一部外国航空会社の乗り入れが制限をされております。今、北海道、大変な外国人の人気が増しておりまして、とりわけ中国人観光客、急増しております。一方で、地域経済はデフレ不況の下で大変な疲弊をしているわけでございまして、こうした地域経済、経済成長が見込まれる東アジアからの外国人をいかに呼び込んでいくか、実はこれは地域にとって非常に大きな課題になっているわけであります。 ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 格調高い質疑から現実にまた戻りますけれども、平成二十二年度の決算検査報告によりますと、大学などの研究機関の公的研究費、この約四千二百万円が、業者に架空取引を指示し、そしてまた虚偽の納品書を作成させるなどの不適正な経理が行われておりました。また、厚労省では約三億円の厚労科研費、これが補助対象外の経費に支払われる。そしてまた、文科省では四十機関で約七千八百万円の預け金が判明をしたりしております。 公的研究費にかかわる補助金の不適正経理につきましては、本委員会におきまして平成十七年度決算審査措置要求が決議をされております。これを受けて政府は平成二十年……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず最初に、景気対策のことから伺ってまいりたいと思います。 我が党は、防災・減災ニューディール基本法案骨子を発表させていただいておりますが、今回の一体改革の中で、景気対策というのが消費税の税率アップに欠かすことはできない、この厳しい状況の中にあっても、何が何でもこの景気対策をやっていくという、そういう強い覚悟が必要でございます。 そういう中でこの公共事業が出てくるわけでありますけれども、無駄な公共事業という言葉が一般的になってまいりました。確かに、関連事業者あるいはまた天下りの元官僚らが潤うような公共事業、あるいはまた予算消化のような公共事業……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、酪農畜産関係からお伺いしてまいります。 昨年八月以来、私この問題、今回三回目同じ質問をするんですけれども、汚染稲わら、堆肥問題でございます。 同じことを聞き続けるのには強い憤りを感じるわけですけれども、報道によりますと、稲わらは宮城、福島など八道県で約六千八百トンに上るというふうに今報道されております。放射性セシウムが八千ベクレル以下のものは通常の廃棄物と同様に処分できるということになっているんですけれども、これはもう御案内のとおりでございまして、近隣住民の理解を得ることが非常に難しいという状況にあって、いまだに各農家が保管をしている、……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
国有林野事業についてお聞きをいたします。
改正案では、国有林の有する公益的機能の推進を図るため、国有林と民有林との一体的整備ということについて盛り込まれております。
国は、民有林に対して一体的整備をすれば整備費を求めることになるというふうに思うわけですけれども、これについては通常の林業負担の場合と、あるいは民有林では十分に対応できない場合という二通りがあるというふうにも聞いておりますけれども、どのような形になるのか、まずお聞きをいたします。
【次の発言】 国有林が負担する場合もあるということですね。
次に、累積債務の話に入りますが、現在、約……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、最初に漁船問題から伺ってまいります。 漁船の更新が進まないで高船齢化をしますと漁船漁業の生産構造の脆弱化を招くと、これは白書にも書かれているとおりなんですが、これまで水産庁では、漁船漁業の構造改革を進めるためにもうかる漁業を実施し、そしてまた漁業近代化資金を用意してきました。しかし、沿岸漁業を含む漁船保険のデータによりますと、船齢が二十一年以上の船は五九・二%というふうに報告をされておりまして、漁船の更新が進んでいないという状況が表れております。総合的に今後どのような対策を講じるのか伺います。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは最初に、多面的機能の発揮から質問してまいります。 水産庁は、本年六月から、水産業・漁村の多面的機能の発揮に関する技術検討会というのを立ち上げまして、八月までに三回議論をされたというふうに聞いております。水産業、漁村の多面的機能につきましては、平成十六年にこれは定量的な試算がなされております。それによりますと、自然環境保全機能九兆四千億円余り、また生命財産保全機能二千億円余り、そしてまた保養・交流・教育機能一兆四千億円などとなっておりますけれども、当時に比べて水産業を取り巻く状況というのは非常に厳しくなっておりまして、そういう状況の中で、……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 公明党は二月八日、総合経済対策の一環として、物価安定のための長期目標の設定や資産買入れのための基金の拡充など、金融対策の強化を政府に提言をいたしました。あわせて、金融緩和を実施する間の需要拡大対策として、震災後の公共施設の防災機能の強化対策として老朽化した社会資本を再整備する防災・減災ニューディールを提案をしております。 国交省では、高齢期に入った社会資本の長寿命化対策を施しております。その進捗率を見ると、海岸保全施設が五一%、道路、橋が四一%なのに対し、下水道の長寿命化計画策定率は僅かに四%と極端に遅れております。そうしたこともあって、関係団……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 本年一月、オバマ大統領は新国防戦略で、アジア太平洋地域を重視した戦力の重点配備を行うと発表いたしました。そして、日米共同宣言では、我が国がグアム近海で日米合同軍事演習を行うことになりました。しかし、中国はこうした状況に対して封じ込めと見るのではないかということで、混乱要因になるといった意見もございます。中国は、歴史的に見ても我が国の文化に多大な影響を与え続けてまいりましたし、今後ますます世界の成長センターとして我が国経済に影響を及ぼすと考えられます。 これに対し、総理は普天間問題でぎくしゃくした日米同盟の修復に躍起になる余り、我が国はアメリカと……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日の質問は私で四人目の北海道選出の議員でございまして、北海道になりますとどうしても酪農が気に掛かるところでございまして、私も酪農から質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども、チーズの問題でございます。 チーズ向け生乳供給安定対策事業は、需給調整機能対策で八十八億円が措置されております。国産チーズ、生クリーム向けの生乳需要は平成二十二年以降増加をしておりまして、チーズについては昨年度助成対象数量六十万トンに達していない、増えてはいるんだけれども達していないという状況がございます。こうした状況の下で今後の需要創出をどう図っていくのか、……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 三月二十九日に北方四島交流事業の見直しについてが発表されまして、昨年指摘をさせていただいた交流事業への複数回参加が原則年内については認められなくなったということになりましたことは評価をしたいというふうに思います。その上で、今後、参加者には事前審査の厳格化や自己負担を求めることを検討するというふうにあります。 北方四島交流事業の参加者の旅費については、元島民の皆様などは御高齢の方などいろいろな方がいらっしゃいますので、北対協が負担するのはいいと思いますけれども、自由参加者の皆さんの根室までの往復旅費を負担するというのは、これはもう考え直してもいい……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 TPPのことは後ほど伺うことにいたしまして、ちょっと雰囲気を変えまして、被災地域の課題から伺ってまいります。 まず、宮城県の養殖ギンザケのことについて伺いますが、これは現在、五十四経営体が被災をしたこの養殖ギンザケでございますけれども、五十四経営体は、がんばる養殖復興支援事業に加入をして、現在出荷を再開しているわけであります。しかし、震災前のキロ単価、これが平均四百円だったんですけれども、出荷を再開して、現在二百円台まで下落をしております。 この原因としては、一つには風評被害があります。そしてもう一つは、日本とチリとのEPAによって関税の引下……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 最初に、「魚の国のしあわせ」プロジェクトから伺ってまいります。 ほんわりしたいい名前なんですけれども、この消費者の食に対するニーズというのは多様化をしておりまして、いわゆる従来型の水産加工品あるいは生鮮食品というのが、今の簡便性を求める消費者のニーズに必ずしもこたえるものにはなっていないと。そういう中で、魚を下ろす必要もなく、またうろこを取る必要もなく、簡単に調理ができるものということでファストフィッシュという取組が水産庁で始まったということでございます。 この「魚の国のしあわせ」プロジェクトというのは、昨年、水産基本計画に出されました水産加……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。私で最後でございますので、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。 昭和四十五年に制定されましたこの米延べ払い法でありますけれども、先ほど来議論の中に出ておりましたが、本来は国内の過剰米対策の一環として米の輸出を円滑に進めるという目的がございました。この昭和四十五年以降、大きく分けて三回にわたって実施をされてきたわけですけれども、平成七年以降は、北朝鮮に出して以来、実際は実施をされていないということであります。 一方で、食糧援助としては、ODAの中でのKR食糧援助とか、あるいはWFPなどを通じての食糧援助というのはあるわけでありますけれども、言……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 最初に、日ロのサケ・マス交渉についてお伺いいたします。 日ロのサケ・マス交渉は、日本二百海里内とそれからロシア二百海里内と二つあるわけでありますけれども、日本二百海里内の日ロサケ・マス漁業交渉は妥結をいたしまして、我が国の、我が国漁船の操業条件が合意をされました。本年はロシア系サケ・マスの漁獲量に上限を設定しないという、そういうことになりまして、これは一九八五年の日ソ漁業協力協定以来初めてというか、今までにない操業条件を勝ち取ったということで、漁業関係者からは評価を、評価の声が大きいというふうに聞いております。 一方で、ロシア二百海里内のサケ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
それでは、ゼニガタアザラシについてお聞きをしてまいります。
先日も予算委員会で石原大臣に急遽のこのゼニガタアザラシ対策の変更についてお伺いをしたところでありますが、その場でも大臣の方から御答弁がございましたけれども、この個体数調整の見送りについて現地で説明会を開催をするということでございました。それはどのような状況であったのか、まず伺います。
【次の発言】 私も非常に厳しいというふうに聞いておりました。
元々、このゼニガタアザラシの自然保護管理計画というのは、環境省の北海道事務所がえりも地域ゼニガタアザラシ生息等調査というのを実施をして、その……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、森林間伐特措法に入る前に、昨日、福島県のいわき市に、小名浜に行ってまいりまして、県漁連の皆様とちょっとお話をしてまいりましたので、そこからちょっとまず質問させていただきたいと思うんですけれども、ニュース等でも既に話題になっておりますが、原発の地下水対策であります。 以前にもこの場をお借りして質問させていただきましたが、汚染水をためておくためには、地下水をくみ上げて、これ以上地下水が入らないような対策を取っていかなければいけないわけでありますけれども、そのくみ上げた地下水を放射線物質の検査をした上で海に放出をするということについて県漁連に対……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
HACCP支援法の議論に入る前に、先日、林大臣が五月三十一日にオランダに行かれておりますので、そのことについてお伺いしたいと思います。
産業競争力会議では、農業貿易で最も黒字を出しているオランダ農業をモデルとして農業政策を進めるべきというふうに意見を出されております。そんな中で、大臣がオランダの先進的な施設園芸等を視察をされたということでございますけれども、オランダ農業が我が国の農業に対してどのような点で参考になったのか、お聞かせいただければと思います。
【次の発言】 大変に有意義な御視察であったことが今の大臣の御発言でもよく分かります。
非……
○横山信一君 まず、総理におかれましては日米首脳会談、大変にお疲れさまでございました。TPPのことはさておき、この日米同盟の強化が確認されたということは、多くの国民にとっては安心感が得られたものというふうに思います。 それでは、質問に早速入らせていただきますが、本予算につながる補正予算の事業の中で大事な点を何点か確認をさせていただきます。 まず、漁業用燃油高騰についてお聞きをしたいと思います。 平成二十年の燃油高騰のときに全国一斉休漁が行われたというのは記憶に新しいところでございますが、当時のA重油の一リットル当たりの価格というのは九十九円でした。その後、六十円台まで下がりまして、昨年末……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 最初に、海底エネルギー資源のことについて伺います。 この海底エネルギー資源、そして鉱物資源には今大変に注目が集まっております。メタンハイドレート、それから海底熱水鉱床、マンガンノジュール、それからまたコバルトリッチクラスト、最近ではレアアース資源泥というものも、これは日本が発見をしたものでありますけれども、こうした新たな資源も見付かっているということでございまして、これらはコストが非常に掛かると、採掘にはコストが掛かる、あるいはまた技術的な問題もあるということで、すぐに利用できるという、そういうものではないわけでありますけれども、しかし、どこに……
○委員長(横山信一君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました横山信一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小坂憲次君及び西田実仁君を指名いたします。
なお、あと二名……
○大臣政務官(横山信一君) 私からお答えをさせていただきます。 まず、台風二十六号による甚大な被害を受けた大島町、被害状況は今現在調査中でございます。現在までに、農地三か所、二ヘクタールに土砂の流入などの被害が発生したというふうに報告を受けております。 農地の復旧についてでありますが、一か所当たりの工事費が四十万円以上になる場合、恐らくそういう場所もこの大島町の場合出てくるかと思いますけれども、農地災害復旧事業の対象になります。その場合は、迅速に復旧を進めるために、査定前着工制度、こうしたものを利用させていただきますし、またGIS、航空写真などを用いるような形で査定事務の簡素化も行ってまい……
○大臣政務官(横山信一君) 会津など津波被災地域以外の支援という問いでございました。 原発事故など震災の影響により経営が困難となった農業者に対しましては、地域の農業生産の復興のために、その経営改善に対し支援していくことは極めて重要というふうに認識をしております。 このための支援策といたしましては、風評被害等による売上げ減につきましては、低利の融資、〇・四五%から〇・五五%という低利融資の農林漁業セーフティネット資金借入れが可能でございます。また、ほかにも、人・農地プランに位置付けられました中心経営体に対しましては、融資残補助による農業経営の改善等に必要な農業用機械等の導入支援がございます。……
○大臣政務官(横山信一君) おはようございます。 この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました横山信一でございます。 林大臣を始め江藤副大臣、吉川副大臣、そして小里政務官とともに、農林水産業の振興のために、そして農山漁村の振興のために力を尽くしてまいりますので、委員長を始め委員各位の皆様方におかれましては、一層の御指導を賜りますように、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(横山信一君) お答えをいたします。
重要五品目に分類されるタリフラインのうち二〇一〇年度に輸入がなかったライン数は、貿易統計によれば、米が二十二ライン、小麦、大麦が五十八ライン、牛肉が十二ライン、豚肉が十三ライン、乳製品が百六ライン、砂糖、でん粉が二十三ラインとなっているところでございます。
【次の発言】 酪農ヘルパーは、ただいま御指摘いただきましたように、酪農家の休日の確保、それから傷病時の経営継続に貢献するとともに、ヘルパー業務を通じた酪農後継者それから新規就農者の育成といった役割も担っております。酪農の生産基盤を維持していくためには極めて重要なものというふうに認識をしてお……
○大臣政務官(横山信一君) 私の方からお答えをさせていただきます。 現在、自民党において、選挙公約とも関連をいたしまして、経営所得安定対策の見直し、そしてまた多面的機能に着目した日本型直接支払の検討の議論が進められているところでございます。この検討は米の生産調整を含む米政策とも関係がございまして、農林水産省も時間を掛けて検討を重ねてきているところでございます。 御指摘にありましたとおり、米政策については、生産農家が安心して営農に取り組めるようその全体像をお示しすることが重要であるというふうに認識をしております。今般の見直しにおきましては、水田活用対策等を充実させることで、生産者や集荷業者、……
○大臣政務官(横山信一君) 私の方から御答弁させていただきます。 農業農村整備事業は、地域の農業を振興するとともに農業者の資産でございます農地の価値を向上するものでありますので、地方公共団体、また農業者の負担を伴うこととなっておりますが、農業水利施設の有する公益的な性格に鑑み、極力その負担を軽減されることが望ましいというふうに考えております。 このため、農業水利施設の機能診断に対する定額助成、ため池の点検、ハザードマップの作成等、農村の防災、減災に資するソフト活動に対する定額助成、負担金の償還に対する利子助成等、各般の施策を講じており、今後ともその拡充に努めてまいる所存でございます。 ま……
○大臣政務官(横山信一君) 有明海再生についての取組でございますけれども、有明海につきましては、赤潮それから貧酸素水塊の発生等により漁業は大きな影響を受け、厳しい状況にあることは十分に認識をしております。このような中で、農林水産省におきましては、覆砂それから耕うんなどの事業を実施しており、その効果として貝類の漁獲量の増大や底質環境の改善なども確認をしておるところでございます。また、本年度から、新しい垂下養殖技術によりまして貧酸素水塊を避けてアサリやタイラギを養殖する実証試験に対して支援を始めております。 このような各種対策を講じ、今後も有明海再生のために必要な取組を推進してまいりたいと存じて……
○大臣政務官(横山信一君) 御指摘のとおり、農業委員会は、これまでも農地の流動化等に重要な役割を果たしてきております。その活動の実態を農業関係者以外の方にも理解していただくことは極めて重要だというふうに考えております。 現在、農業委員会の活動につきましては、総会等の審議過程を詳細に記録した議事録、許可のポイントや申請に必要な書類記載マニュアル等、農業委員会の活動の目標とその達成状況を作成し、公開するように指導しております。これらは全ての農業委員会において公開されているところでございます。また、全国農業会議所におきましても、農業委員会活動の見える化に取り組んでおります。全国の各農業委員会の活動……
○大臣政務官(横山信一君) 中山間地域での担い手不足についての御質問でございました。
人・農地プランもうまく作成をできない、そういう地域があるのも事実でございます。このため、農地中間管理機構が農地の滞留を防止しながら的確に業務を推進するためには、まず借受け希望者の発掘等に創意工夫を凝らし、その目途が付いた上で農地を借り入れるようにすることも重要であるというふうに考えております。また、御指摘のように、地域のJAが、農業協同組合が農業経営を行っている場合には、JAに貸し付けるのも一つの方法であるというふうに考えております。
【次の発言】 初めに、四十五歳の年齢制限ということについて、どうも納得が……
○大臣政務官(横山信一君) お答えいたします。 ただいま委員から御指摘がありましたように、日ロ間の漁業交渉には様々なものがございます。その交渉を大まかに分けますと、政府間協議、また政府と民間が交渉を行うもの、さらには民間が交渉を行うものというふうに分けることができるわけでございますが、政府間交渉におきましては漁業者が交渉に参加し、また民間交渉においては漁業者自身が交渉を行い、漁獲量等に見合う負担として妥当なものと漁業者が判断の上、一定の協力金等が定められているという現状でございます。 なお、協力金等につきましては、現金で支払うものと調査研究用の機材を研究機関に現物で供与するものとがございま……
○大臣政務官(横山信一君) 委員御指摘のように、深谷市の農業委員会でのアグリ・ハローワーク、耕作放棄地解消の成果を上げているということは存じ上げております。 耕作放棄地の解消や農地の流動化を進めるためには、各地域の農地の利用状況等をデータベース化し、これを電子地図上に表示し誰でも見られる状況にすることが極めて重要と考えております。 このため、昨年秋の臨時国会で成立をいたしました農地中間管理機構関連法の中で、農地法を改正し、農業委員会が農地台帳及び電子地図を整備し、インターネットで公表することを法律上義務付けたところでございます。このシステムを活用して、耕作放棄地の解消と農地流動化を積極的に……
○大臣政務官(横山信一君) お答えいたします。 風評被害対策としましては、水産物の信頼性を確保していくためには消費者等に対して正確で分かりやすい情報を継続的に提供していくことが重要でございます。そのため、水産庁では、関係都道府県や業界団体と連携をしてモニタリング調査を実施するとともにその調査結果をホームページに随時掲載をしております。また、消費者、市場関係者、流通業者や国内外の報道機関等に対しての説明会も行っております。さらに、国内外の報道機関等を対象とした放射性物質調査の現地見学会も行っております。 こうしたことなどを行いながら、今後とも、水産物の信頼確保のため、市場に流通している水産物……
○大臣政務官(横山信一君) ゼニガタアザラシにつきましては環境省が所管をしておりまして、農林水産省としましては協力をするという立場になるわけでありますけれども、環境省が保護管理対策を実施をしているという状況にございます。 昨年、それまで計画をしていた試験捕獲が中止になるという、そうしたことから現場においては混乱を生じたということでございまして、私自身もそちら側にいたときは質問させていただいたという経緯もございますが、農林水産省としましては、地元の漁業者の懸念を十分に踏まえて、これまで蓄積をしてまいりましたトド等の被害対策、あるいは被害防除技術に関する情報提供をする、あるいは専門家の派遣をする……
○大臣政務官(横山信一君) 浜の活力再生プランの策定に当たりましては、先進地区の成功事例や専門家の意見などを踏まえて幅広く検討するための費用として五十万円を限度として支援を行っているところでございます。また、プラン策定地区に対しまして、強い水産業づくり交付金などの各種事業を優先的に採択することとしております。さらに、浜の活力再生プランの策定、実施に当たり、関連する他業種の方々に広くサポートしてもらえるよう、浜の応援団の募集を始めたところでございます。 浜の応援団の情報や先行して策定された浜の活力再生プランの内容については、これらの取組を全国に波及させる意味でも、先ほど御指摘のございました水産……
○大臣政務官(横山信一君) 日本政策金融公庫が平成二十年度から二十四年度までの間に、公庫から融資を受けた特定農産加工業者に対し国産農産物の利用状況について聞き取り調査を行ったところ、国産農産物の使用比率は約九割となっているところでございます。業種別に見ますと、かんきつ果汁、非かんきつ果汁、コンニャク粉、カンショでん粉、バレイショ粉、米加工品、乳製品などはほぼ一〇〇%に近い使用割合となっております。 一方、御指摘のありましたトマト加工品につきましては、七%と国産農産物使用比率が低い状況になっております。これにつきましては、加工に適した国産の原料用トマトが少ない中で安価な輸入原料を使用して生産せ……
○大臣政務官(横山信一君) 我が国は、これまで商業捕鯨の再開を目指して、南極海及び北西太平洋におきまして調査捕鯨を実施をしてまいりました。鯨類資源管理に不可欠な知見を多数得て、より適切な管理方式の発展に貢献をしてきたというふうに思っております。 さらに、ただいま御指摘がございましたように、日本近海で鯨類が漁業対象のイワシ、サバ、サンマ、スルメイカ等の漁業資源を大量に捕食している、このような事実もこの調査捕鯨の中から明らかになってきたことでございます。また、鯨類全体の海洋生物資源の捕食量が世界中の海面漁業の漁獲量の約五倍にも匹敵すると、こうしたことも推定をされてきたわけであります。これらの成果……
○大臣政務官(横山信一君) まず初めに、森林総研の役割についてお答えいたしますが、人材の確保、林業労働条件の改善の観点からも、林業の機械化を推進し、危険な箇所から離れて林業従事者が作業するなど、より安全を確保することが極めて重要であると考えております。 このため、森林総研では、欧州を始めとする先進的な林業機械及びこれを活用した作業システムの導入事例を収集しております。これらの知見を活用して、我が国の地形条件等に適した機械化の推進と安全確保を図るための研究開発に取り組んでおります。 具体的に申し上げますと、林業生産現場におきます安全確保のためのチェーンソー用防護服の開発、低コスト林業システム……
○大臣政務官(横山信一君) 国際司法裁判所の判決は、第二期北西太平洋鯨類捕獲調査の中止は求めていないというふうに認識をしております。他方、将来の特別許可の発給に際しまして、本判決に含まれる理由付け及び結論を考慮することが期待をしているという部分がございます。そのため、本年度の北西太平洋鯨類捕獲調査につきましては、判決に照らし、調査目的を限定するなどして規模を縮小して実施することとしております。さらに、平成二十七年度の調査計画策定を踏まえ、判決の趣旨を考慮し、北西太平洋におけるDNAの採取など非致死的調査の実行可能性に関する検証を実施することとしております。 今回の対応は、このように判決におい……
○大臣政務官(横山信一君) 多面的機能支払につきまして、改めて確認をさせていただきますと、農用地や水路等を保全する地域の共同活動に対して支援を行うということになっておりまして、活動組織を対象として交付金を交付するという仕組みでございます。 この交付金の使途としましては、活動組織が行う共同活動に対し労働の提供を行った者に対し、その対価として日当を支払うということが可能となっております。また、共同活動を実施していく上で必要な組織の運営事務や会計経理事務などを担う者に対して、その役割に応じた活動の対価として、活動組織内の合意に基づいて一定期間当たりの金額を払うことも可能でございます。 今のところ……
○大臣政務官(横山信一君) 私の方からお答えをさせていただきます。 昨年の十一月に本委員会で私が答弁させていただきましたので、その続きということでお話をさせていただきますが、今後十年間で約二千五百の農業集落が減少するということが推計をされているわけでございます。ただ、農業は集落共同で行う水路、農道等の地域資源の保全管理の基礎の上に営まれているものでございます。そういう意味では、集落の減少や機能の低下というのは農業の振興にとって重要な影響を与えるというふうに考えております。ですから、農業集落を維持するということは非常に重要なことでございまして、その意味で、農村を活性化するために農業の経営基盤の……
○大臣政務官(横山信一君) 私の方からお答えをさせていただきます。 委員御指摘のとおり、我が国の食料供給におきましては、地方の農業が大きな役割を果たしているというふうに認識をしております。したがいまして、TPP交渉におきましては、重要五品目などの聖域を確保するとの衆参農林水産委員会の決議をしっかりと守り抜くよう全力を尽くす考えでございます。 一方、我が国の農林水産業は、従事者の減少、高齢化などが急速に進展する中、これはTPP交渉のいかんにかかわらず、その活性化を図ることは喫緊の課題であるというふうに認識をしております。現場の実態を重視しながら、昨年十二月末に策定をいたしました農林水産業・地……
○大臣政務官(横山信一君) 私の方からお答えをさせていただきます。 多面的機能支払は、農業者のみならず地域住民等も含めて地域全体で水路、農道等の地域資源の管理を支える共同活動に対して支援を行うものでございます。また、この制度は農業者等による活動組織に支払われるものでありますので、その交付金の使途につきましては、従来の農地・水保全管理支払と同様に、地域における話合いを通じて定めることとしております。個人が出役した場合の日当として個人に支払うことができるほか、資材の購入等、活動の実施に必要な様々な経費に充当されるということが考えられます。 このように、多面的機能支払の交付金の使途につきましては……
○大臣政務官(横山信一君) まず、二十六年産のナラシ対策についてでございますけれども、この加入申請期限が本年の六月三十日ということになっておりまして、現時点では正確な加入状況を見込むことは難しいということでございますが、二十四年産と大きな変動はないというふうに考えております。
そこで、二十四年産の米の加入状況について見ますと、加入件数は五万八千件、対象面積は四十三万ヘクタール、加入率は、二十四年産の水稲共済と比較をいたしますと、加入件数ベースで約四%、加入面積ベースで約三〇%となっているところでございます。
【次の発言】 リース方式での企業参入につきましては、参入前は農業者の皆様方の半分以上……
○大臣政務官(横山信一君) お答えいたします。 今、御質問で紹介していただいたとおりでございまして、中国への米の輸出に当たりましては、中国と取り決めました検疫条件によりまして、指定精米工場での精米及び登録薫蒸倉庫での薫蒸を行うことが必要になっております。現在、指定精米工場は一か所、神奈川県、先ほど御紹介いただいたとおりでございます。また、登録薫蒸倉庫は二か所ございます。 このため、農林水産省としましては、中国向け輸出に意欲のある米生産者が各地において継続的に米輸出に取り組むことができるように、平成二十二年度からこれまでの間、二十六か所の精米工場及び三十八か所の薫蒸倉庫に対して施設の指定、登……
○大臣政務官(横山信一君) お答えいたします。 ニホンウナギのIUCNのレッドリストに掲載をされたわけでありますが、掲載をされるされないにかかわらず、シラスウナギの漁獲量というのは低迷をしておりますので、農林水産省としては、その対策が急務であるというふうに認識をしているところでございます。 そこで、三点からこの資源管理を進めていこうということになっておりまして、一つには、ニホンウナギの採捕は、日本だけではなく、韓国、中国、そして台湾という、ほかの国々でも採捕をされておりますので、日本だけが資源管理をしてもなかなか厳しいという状況がございます。そこで、国際的な資源管理をしっかりと取り組むため……
○横山信一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
時間が少ないので早速質問に入らせていただきますが、原子力発電所の新規制施行後の審査、検査の進め方について伺います。
従来は、設置変更の基本設計や方針が審査された後に工事計画や保安規定の認可が審査をされておりました。それが今回、基本設計や方針と一体的に工事計画や保安規定が審査をされることになりました。これはどういう理由によるものでしょうか。
【次の発言】 シビアアクシデントに備えて審査をするためには必要だったということでありますので、そういうふうに説明されるとよく分かるのでありますけれども、元々、こうした従来の審査の方法を一体的に審査をするという……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、先日、福島県の浪江町に行ってまいりまして、避難者の住民の方たちとも懇談をさせていただきましたので、まずそこのところから質問させていただきたいと思います。 福島県の浪江町では、居住困難区域にある家屋やその敷地の代わりとなる家屋、土地を避難先で取得した場合には、不動産取得税、固定資産税、都市計画税に対して代替資産特例が適用となって、税の軽減措置を受けることができます。 他方、この制度の適用外となっているのが避難指示解除準備区域でございます。この避難指示解除準備区域は、実は居住制限区域と避難解除の見込み時期が同じでございます。同じということは……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず初めに、先日、宮城県の女川に行ってまいりまして、海面も大分、ギンザケの養殖施設も今年は養殖も順調で、漁業も活気があって、復興も順調に進んでいるように、まあまだまだ大変なところはたくさんあるわけでありますが、漁業現場というところを見ると今年はいい面があるなというふうに感じて帰ってきたところでありますけれども。 一方で、自治体にとってみると、女川だけではないんでありますけれども、町というそれほど人口規模の大きくないところで、震災があって、家が流されて、船も流されてしまったのでそのまま漁業を継続するというのがなかなか難しいと。そういう状況の中で、……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 最初に総務大臣からお聞きをしたいというふうに思っております。 都市圏から地方圏へ人口の流れをつくり出すということで、定住自立圏構想が推進をされてきたわけであります。現在までに、これは十月一日現在でありますけれども、九十七団体が中心市宣言をし、そしてまた、三百八十六団体によって八十二圏域が形成をされているというふうに伺っております。 さらに、これを踏まえて、踏まえてというか、更にもっと広域的に取り組もうということで、活力ある地域づくりを通じた新しい成長の実現のために地方中枢拠点都市構想というのが今出されているわけでありますけれども、これまでのこ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、農林水産業の重要性について伺いたいと思います。 人口規模の小さい自治体ほど基幹産業としての農林水産業の重要性が増すことは言うまでもありません。中でも食品産業は重要です。このことは参議院の本会議質問でも取り上げさせていただいたことでありますけれども、どんな小さな町や村にも必ずと言っていいほど食品加工場というのは存在するわけでございます。そういう意味では、この食品産業を支援するということは地方創生の重要な鍵になるというふうに本会議でも訴えさせていただきました。統計的に見ても、地方ほど食品産業に従事する割合が高い傾向にあるわけであります。創生本……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、私からも、この度の台風被害でお亡くなりになられた方のお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての皆様方にお見舞いを申し上げます。 質問に入ります前に、私からも、今回の甚大な被害に対しまして激甚の早期指定を是非ともお願いをしたいということを申し上げます。 質問、ちょっと通告と順番入れ替えさせていただいて、まず最初に内閣府と国交省にお聞きをしたいと思いますが。今回の災害で、復旧が何よりも最優先されなければいけないわけでありますが、併せて、今後の水害対策を進めていく上でやはり教訓としなければならないそうした課題も議論の中で浮き彫りにしてい……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
まず、地方の社会インフラの老朽化の問題について伺ってまいります。
地方公共団体の社会インフラの管理のために、昨年四月ですけれども、総務省は「公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進について」というのを通知をいたしました。地方公共団体が実施するインフラの管理においては、財政事情が非常に苦しい、あるいは専門職員が少なくなっているという、そういう状況にあって、どこも大変な状況にあるわけであります。
今後、この社会インフラの維持管理について総務大臣はどのように認識されているのか伺います。
【次の発言】 そこで心配をしているのは公共施設なんですけれども……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 ではまず、地方分権についてお伺いいたします。 地方分権改革を推進する上で、地域住民の役割が高まってきております。昨年六月に取りまとめられました地方分権改革の総括と展望においても、地域住民は行政サービスの受益者にとどまることなく、地方公共団体の政策形成に参画し、協働する主体であることが期待されるというふうに示されております。 今回のこの提案募集方式におきましても、各自治体が提案を形成する上で地域住民がどのように参画をしてきたのか、またそれをどのように認識しているのか、まず伺います。そしてまた、総括と展望で示されました理念に照らして地域住民の参画……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 順番を入れ替えていただきまして、ありがとうございます。 質問の順番をちょっと入れ替えまして、車体課税の見直しから入らせていただきたいというふうに思いますが、今回の税制改正におきまして、低燃費車の税負担を軽減する、自動車取得税におけるエコカー減税の延長及び拡充が行われます。現行の平成二十七年度燃費基準を基準とした車の一部を引き続き減税対象とすることになりました。 そこで、平成三十二年度燃費基準のみを基準とした場合と比較して、これは何台程度の車に減税の効果が及ぶというふうに見込んでいるのか、まずお伺いいたします。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 質問に入ります前に、やはり私からも、今回のこのNHK予算、年度末ぎりぎりになってこのような形で審議をしなければならない事態になったことに対しまして、やはり国民目線から見てもしっかりと理解できるような言動をしていただきたいですし、また批判を浴びたことは真摯に受け止めて反省をしていただきたいということをまず申し上げて、質問に入りたいと思います。 先ほど来出ておりますが、やはり国際発信の強化というのが今後求められていくというふうに思っております。次期経営計画におきましても、この点が重点方針の一つに掲げられております。籾井会長の記者会見の中でも、日本に……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
まず、消防庁の方からお聞きをしてまいりたいと思います。
大地震等の危険に対応するために、平成十九年に消防法が改正をされました。大規模な建築物等を対象に自衛消防組織の設置や防災管理者の選任などを義務付ける防災管理制度というのがこれによって導入をされました。平成二十一年に法が施行をされまして、その後に東日本大震災が発災をいたしました。五年たちまして見直し時期を迎えているわけでありますけれども、この防災管理制度、これが震災対応を含め今、現状どのような検証状況になっているのか、伺います。
【次の発言】 防災管理制度におきまして対応を求められておりますの……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 三月の当委員会におきまして、医療情報連携ネットワーク、東北メディカル・メガバンク計画の今後の見通しを質問いたしました。これは、失われた医療情報を教訓に、大規模な医療情報化の流れに対応した新たな医療情報ネットワークを立ち上げようというものでございました。これに限らず、東日本大震災という大災害を通じて、災害対策には多くの教訓が残されております。今回は災害時における医療情報のやり取りについて議論させていただきたいと思います。 東日本大震災のときには、全国各地から派遣された緊急消防援助隊が大活躍をいたしました。平成二十四年に、消防庁は救急業務のあり方に……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。それでは、早速質問に入ってまいります。
公正な競争の促進に関する制度の整備についてまず伺います。
自由化、必ずしも公正な競争をもたらすとは限りません。とりわけこの携帯電話の分野におきましては、設備投資が大きい産業でありますので、事業者としては少数のグループへ収れんをしていくという、そういう選択をすることが予想されたのではないかというふうにも思うのでありますが、これまでの公正な競争の在り方をどのように考えていたのか、まず大臣に伺います。
【次の発言】 主に三つのグループに今はあるわけでありますけれども、ここが限界かなというふうにも思っておりますが、……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。それでは、早速質問に入らせていただきます。 ICT分野の海外展開につきましては、今までの質問の中でも出てまいりましたけれども、官民連携で地デジの日本方式の普及に向けて取組が行われてまいりました。そのほかにも、経産省とも連携をして、放送コンテンツの海外展開に対する支援なども行われてきました。 この背景には、少子高齢化、生産年齢人口の低下が見込まれる我が国のICT関連企業にとって、成長を持続するためには海外需要を取り入れることが重要だという判断がございます。今後、ASEAN地域などの新興国の経済成長が更に進展をし、市場が拡大していくことが見込まれてお……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。それでは、早速質問に入らせていただきます。
信書便法の平成十四年の提案理由の中には、民間事業者による信書の送達の事業の許可制度を設けること等により、信書の送達の役務について、あまねく公平な提供を確保しつつ、利用者の選択の機会の拡大を図る観点から提案というふうに書かれております。
この趣旨を踏まえ、改めて今回、信書便の改正についての意義について大臣に伺います。
【次の発言】 今大臣おっしゃっていただいたあまねく公平な提供を確保しつつというのは、先ほど来出ているユニバーサルサービスでありますけれども、このユニバーサルサービスの維持というのは大変に難し……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 私からもNHKのことについて質問させていただきます。 先ほども山本委員から、与党が質問するということの意義と申しますか、そういったことも話されましたけれども、私もこの一連の総務委員会でのNHKと野党の皆さんとの質疑のやり取りを聞かせていただいて、やはりここは一言問いただしておきたいという思いから質問させていただきます。 この一連の行政指導に関することでいえば、受取までに時間が掛かったとか、あるいはまた担当官を待たせるとか、あるいは、おわびの文書を発出したけれどもどうもそれは不備があったとか、様々、これは単に会長自身の問題ということよりも、NH……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 公明党では、活気ある温かな地域づくり推進本部というのがございまして、そこでは人に焦点を当てた五分野に重点を置くような提案をしております。すなわち、地域仕事支援、二つ目には都市農村交流、そして三つ目には奨学金を活用した大学生などの地方定着の促進、そして四つ目に子育て世代包括支援センターの整備、そして五つ目が中山間地域などでの小さな拠点形成、いわゆるコンパクトビレッジでございます。 このコンパクトビレッジに関して言いますと、これは、いわゆる地域再生拠点とその周辺にある各集落を結んで小さな拠点というふうに考えているというふうに私は捉えておりますが、そ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日、三人の参考人から大変貴重なお話を伺いまして、大変に勉強になっているところでございます。 まず最初に、伊藤参考人にお伺いをしたいと思いますが、先ほど来、質疑の中で出てきておりますけれども、女性の農業委員として活躍をされてきたその貴重なお話を聞けるというのは大変に光栄なことなんです。 私は、地方創生を議論しているときに、この農協法とは違う地方創生を議論しているときに、やはり家族経営協定というのは非常に大事だということで、農村の若い人たち、特に女性にお嫁さんに来てもらうためにもこの家族経営協定は非常に大事だということで一度議論をさせていただい……
○横山信一君 おはようございます。公明党の横山信一でございます。 最初に、過激組織イスラム国によるテロ行為について伺います。 湯川遥菜さんに続いて、後藤健二さんが殺害されたと見られる動画が公開されました。御親族の御心痛を察するには余りあり、卑劣極まりないテロ行為に対し強い怒りを覚えます。人命を手段にする主張など断じて認めることはできません。 ISILは挑発的なメッセージを発していますが、総理が閣僚会議で示した、テロに屈することはない、中東への人道支援を拡大するとの政府の姿勢を支持するものでございます。 そこで、在外邦人の安全確保の観点から、在外公館や防衛駐在官のような情報収集機能の強化……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 初めに、チュニジアで起きましたテロに日本人が巻き込まれたとのことでございます。犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、負傷された方々にはお見舞いを申し上げます。政府には適切な情報収集と対応を望みます。 それでは、質問に入ってまいります。 現在、北海道石狩市において、高温超電導直流送電システムの実証事業というのが行われております。この超電導直流送電の技術というのは、世界の中でも我が国の技術は大変に優れておりまして、近年では電導線材の開発が進んで、実用化段階に入ってきております。 私、石狩市で育ったものですから、この実証事業への期待……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。私も、限られた時間でございますので、早速質問に入らせていただきます。
我が国は四方を海に囲まれておりまして、水産資源から物流、あるいは観光まで様々な面で海の恩恵を受けてまいりました。海は日本を豊かにしてくれますけれども、一方で、海洋資源調査というものに目を向けますと、大変にお金の掛かるという実態がございます。この海洋資源開発について、その必要性についてどう考えるのか、海洋政策担当大臣に伺います。
【次の発言】 力強い御発言をいただきまして、大変に心強く思っております。
長期的な視野に立ってみれば、この海洋資源というのは、経済的な価値も高く経済成長……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 公明党の、様々議論させていただきましたけれども、今国会での重要なテーマの一つでございます農業の成長産業化のことについて、若干ではございますけれども、議論させていただきたいと思います。 当初予算案には、補正を含めて畜産収益力強化対策があります。これは、本年三月にまとめられました酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針、通称酪肉近と呼んでおりますが、この酪肉近の実現に向けた事業であります。そこで、酪農、畜産の収益性向上に取り組む意義について、これは農林水産大臣に伺います。 あわせて、子牛や飼料の高騰で経営が圧迫されている酪農、畜産農家は、一……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、早速、七十年談話から質問をさせていただきたいと思います。 総理は、十四日に戦後七十年談話を閣議決定をいたしました。この七十年という大きな節目に当たり、その歩みを振り返り、侵略、植民地支配、心からのおわびというキーワードを使って歴代内閣の談話や歴史認識を引き継ぎ、今後もそれが揺るがないとの立場を示したことは大きな意味があると考えております。侵略、事変、戦争を区別せず、深い反省の上からいかなる武力の行使や威嚇も繰り返してはならないという不戦の誓いを明確にし、今後の平和国家としての歩みを改めて確認したことを評価したいと思います。 この談話……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、最初に水産庁の方から質問させていただきたいと思いますが、ロシア連邦は、今年の一月一日から二百海里水域における流し網を禁止する措置を発動いたしました。大変な遺憾なことではあるのでありますが、このロシア水域でのサケ・マス漁業というのは、道東地域におきましては水産加工・流通業を含めて地域産業を担う基幹になっております。 二十七年度の補正予算で措置をされましたサケ・マス流し網漁禁止緊急対策では、流し網に代わる代替漁法や新たな魚種を対象とする代替漁業の模索が続けられております。 ロシア政府は、代替漁法として、引き網、巻き網、表層籠の三漁法を認……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 平成二十六年度決算を踏まえまして、今後の事業に資するように、多様な課題について議論をさせていただきます。 最初に、震災復興について伺います。 会計検査院によれば、震災復興特別交付税は、算定対象とならない国庫補助事業などに二十八億五千三百五十九万円の過大交付があったと指摘をしております。また、過大交付した十四億円余りは、現行制度では短期間で減額調整できないことも明らかにしております。 復興事業は、資材調達の難しさなどがあって予定の工期に収まらない場合が多く、それが過大交付につながるとはいえ、会計検査院からの指摘には国民に丁寧に説明する必要がご……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 東日本大震災から早くも五年、本年から平成三十二年度までの新たな復興・創生期間にこれから入ってまいります。この震災に対する国の取組については、公明党では、福島再生特措法制定を始め提言や立法提案を通じて、被災者の皆さんの生活再建と被災地の再生、復興を進めてまいりました。この間は特例的な財政支援措置を基本的に継続するとともに、地方負担を一部導入することになっております。この点に関しては被災者や被災自治体が不安を抱くことのないような十分な財源確保が重要であります。 そこで、昨年九月の震災復興特別交付税の交付額三千八百六十七億円、平成二十五年三月以来の高……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず最初に、ふるさとテレワークのことについてお伺いをしてまいります。 昨年十一月ですけれども、北海道の北見市に行ってまいりました。ここではふるさとテレワーク推進のための地域実証事業ということで行われておりまして、そこのワイズスタッフ等が使っているサテライトオフィスにお邪魔をしてまいりまして、実際にどのようなことが行われているのかをお伺いをしてまいりました。そのサテライトオフィスというのも、北見の町にはそれほど大きくもないけれども小さくもない商店街がございまして、その商店街の中にごくありふれた、どこにでもあるような割と小さめな事務所がございまして……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、課税自主権の拡大について伺いたいと思うんですが、今回提出されている法案の中に地球温暖化対策推進法改正案というのがございます。これに関して、与党の税制改正大綱では森林環境税等を検討することになっております。多くの団体においては、法定外税あるいは超過課税といった課税自主権の発揮によってこの森林や水源を保全するための課税がなされております。森林環境税に対する地方団体の期待は大変に大きいというふうに私も感じております。 そこで、国として森林環境税を創設する際には、これらの独自に課税をしている課税との関係を整理する必要はないかどうか、まずそこから伺……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
先週に引き続き、私の方からまた質問させていただきます。
まず最初に、大臣にお聞きをしたいんでありますけれども、地方財政審議会の平成二十八年度地方税制改正等に関する審議会意見では、「地方分権改革を進める観点からは、地方自治体の歳出のみならず歳入面でも自主性が発揮できるよう、課税自主権の拡大を進めるべきである。」というふうにされております。
そこで、この課税自主権など税制面からの地方分権改革、これをどのように考えるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 今大臣からも御紹介ありましたけれども、課税自主権の中でのこのわがまち特例についてお聞きを……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、早速に質問、入らせていただきます。 一月からマイナンバーカードの交付が始まりました。二十七年度補正と来年度合わせて約三千万枚発行する経費も今計上されているところでありますが、マイキープラットフォームによる地域活性化方策検討会におきまして、マイナンバーカードの早期普及を図るために、マイナンバーカードに搭載されているICチップの空き領域と公的個人認証を使用して図書館カードや各種ポイントカード代わりの利用を検討をしています。 これは大臣も強い意欲を持って臨まれているというふうに伺っておりますので、この現在の検討状況どうなっているか、伺いま……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず初めに申し上げたいと思います。 ただいま籾井会長からも訂正とおわびの発言があったばかりでございますけれども、昨年十二月のNHKアイテックの社員による不正取得、あるいはまた本年一月のNHKアナウンサーの危険ドラッグ所持による逮捕、さいたま放送局の記者三名によるタクシーチケットの私的使用と、一連のNHK及びNHKグループの不祥事が続いている中でのこのようなNHK予算の審議だということをしっかりと肝に銘じていただいて、もちろんこれらに関しましては、企業風土の一新、あるいはまた監督機能の強化等がまとめられているわけでありますが、単にその制度を改める……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、以前にもWiFiの整備について伺いましたけれども、そのときの積み残しも含めまして、改めてWiFiについてお伺いをしてまいりたいと思います。 公明党青年局ではボイスアクション運動というのを今やっておりまして、それは、公明党がまとめた青年に関わりの深い五つの政策提言に対して、どれを実現したいですかというのを選んでもらうものなんですけれども、先週、私も宮城県の仙台、それから名取で青年局の皆さんと一緒にそのアンケート調査をお手伝いさせていただきました。 その項目の中に無料で使える公衆無線LANの充実というのが入っておりまして、町中で青年の皆さ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 私からも、最初に、熊本地震で犠牲になられた方たちの御冥福と、また被災者の皆様方にお見舞いを申し上げます。 それでは、質問に入ってまいりますが、IoTは、物がどのように使われているかという使い方を把握して使う人にとってより良い使い方を物自身から発信できるために、新たな付加価値を生み出すと言われています。IoT時代に対応し、昨年十月に、企業、業種の枠を超えて産学官で利用を促進するIoT推進コンソーシアム、これが発足をいたしました。そこで、このIoT推進コンソーシアムが設立された経緯、そしてまた期待される役割をまず伺います。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、マイナンバーのことから伺ってまいりますが、マイナンバーの受付、交付が始まって四か月になります。まず、現在までの受付状況どうなっているかということをお伺いをいたしますが、先日、日曜日だったんですけれども、このマイナンバーのことではなく別件で秋田市の市民センターにおりまして、ちょうど市民センターに行ったらマイナンバーの受付を行っていたので我が党の市議と一緒に激励に立ち寄らせてもらいました。そうしたところ、三月には最大で二時間も待ち時間が発生したということも伺いました。 これは、進学や就職などでマイナンバーの受付が集中したためということだそうで……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、宇賀参考人、山本参考人、清水参考人から大変に示唆に富むお話を伺うことができまして、感謝を申し上げます。 今回の法整備につきましては、個人情報保護と、それから行政機関の保有する個人情報の活用というんですか、利活用ということについて、それを明確にするという意味では意義のあるものだというふうにも思っております。宇賀参考人が行政のためのデータからのパラダイムシフトという言葉も使われましたけれども、今回の法整備によってそうしたことも起こり得るのではないかというふうにも考えております。 今、この委員会でもずっと議論を続けていることでありますけれど……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 午前中の質疑と多少かぶる部分も出てまいりますけれども、通告どおりに質問させていただきたいと思います。 世界最先端IT国家創造宣言におきまして、IT、データの活用はグローバルな競争を勝ち抜く鍵であり、その戦略的な利活用により、新たな付加価値を創造するサービスや革新的な新産業、サービスの創出と全産業の成長を促進する社会を実現するというふうにされております。安倍政権におきましては、これらを実現するために、行政が有する地理空間情報あるいは個人のライフログ情報などのビッグデータの利活用を推進をしていこうとしております。 そこで、今回のこの法律案で、法律……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 では、早速質問に入らせていただきますが、今回の改正によりまして、地方創生推進交付金、企業版ふるさと納税、そして日本版CCRCが追加をされて、日経によりますと、地方創生は計画段階から本格的な実行段階に入ったというふうに評価をされておりました。 私もいろいろな自治体を回る中で、この地方創生の取組に対して大変意欲的に取り組んでいる自治体もたくさん回ってまいりました。 その中で、北海道の三笠市に行ったときに、ここでは補正の先行型交付金に取り組んでいたところなんですけれども、高校生レストランというのを実施をするということで、この三笠市というのは農業地帯……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る九月二十六日の本会議におきまして総務委員長に選任されました横山信一でございます。 本委員会は、行政制度、地方行財政、選挙、消防に加え、情報通信や郵政事業など国民生活に密接に関わる重要な事項を所管しており、その委員長たる職責は誠に重大であると痛感しております。 委員長といたしましては、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、平山佐知子君、井上哲士君及び高橋克法君が委員を辞任され、その補欠として吉川沙織君、塚田一郎君及び辰巳孝太郎君が選任されました。
【次の発言】 行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を議題といたします。
行政制度、地方行財政、消防行政、情報通信行政等の諸施策について、高市総務大臣から説明を聴取いたします。高市総務大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十三分散会
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官向井治紀君外十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、日本放送……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、辰巳孝太郎君、森本真治君及び山崎正昭君が委員を辞任され、その補欠として山下芳生君、浜野喜史君及び佐藤啓君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治行政局公務員部長高原剛君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ご……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、浜野喜史君、佐藤啓君及び那谷屋正義君が委員を辞任され、その補欠として森本真治君、山崎正昭君及び宮沢由佳君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治行政局長安田充君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませ……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮沢由佳君、足立敏之君及び山崎正昭君が委員を辞任され、その補欠として那谷屋正義君、二之湯智君及び青山繁晴君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治行政局長安田充君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、こやり隆史君及び青山繁晴君が委員を辞任され、その補欠として自見はなこ君及び山崎正昭君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣人事局内閣審議官稲山文男君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、自見はなこ君が委員を辞任され、その補欠としてこやり隆史君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ござい……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず初めに、このような質問の機会を賜りましたことを、委員長を始め理事の皆様方の御尽力に感謝を申し上げたいというふうに思います。 後ほど質問させていただきますが、災害対策等におきましては被災者の皆様方の声を代弁するような議論にさせていただきたいというふうに思っております。 初めに、上水道のことについて伺ってまいります。 八月二日に閣議決定をいたしました未来への投資を実現する経済対策におきまして、上水道など生活密着型インフラの整備を地方創生の推進に位置付けております。上水道施設の耐震化を進めることは上水道事業を通じて地域経済への波及効果も期待で……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今年の夏は、梅雨前線及び台風三号そして先日の台風五号と、全国各地に甚大な被害がもたらされました。改めて犠牲になられた方々への御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆様にはお見舞いを申し上げます。 公明党では、各地の災害に対して、国会議員と地方議員が連携して被災直後から現地に入り、災害対応に取り組んでまいりました。私も、七月二十五日に記録的大雨に見舞われた秋田県の仙北市に行ってまいりました。田沢湖周辺道路あるいは農地の被災状況について、市長とともに被災状況をつぶさに見させていただきました。 気候温暖化の影響によりまして、近年の台風災害は予……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、伊藤孝恵君が委員を辞任され、その補欠として平山佐知子君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案の審査のた……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、平山佐知子君が委員を辞任され、その補欠として伊藤孝恵君が選任されました。
【次の発言】 行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を議題といたします。
まず、行政制度、地方行財政、消防行政、情報通信行政等の基本施策について、高市総務大臣から所信を聴取いたします。高市総務大臣。
【次の発言】 高市総務大臣は御退席いただいて結構です。
次に、平成二十九年度総務省関係予算の概要について、政府から説明を聴取いたします。あかま総務副大臣。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官向井治紀君外二十六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に日本郵政株式会社専務執行役原……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、二之湯智君が委員を辞任され、その補欠として宮島喜文君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律案外一案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府地方創生推進事務局審議官奈良俊哉君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに宮島喜文君が委員を辞任され、その補欠として二之湯智君が選任されました。
【次の発言】 去る十五日、予算委員会から、本日一日間、平成二十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、公害等調整委員会を除く総務省所管について審査の委嘱がありました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長青柳一郎君外十四名を政府参考人として出席を求め、その説……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
両案につきましては、去る二十二日、質疑を終局しておりますので、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
まず、地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律案について採決を行います。
本案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
提出者衆議院総務委員長竹内譲君から趣旨説明を聴取いたします。竹内譲君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官向井治紀君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、人事院事務総局人材局審議官西浩明君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、自治労連非正規公共評議会幹事・同埼玉県本部非正規公共……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、中泉松司君が委員を辞任され、その補欠として森屋宏君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に森屋宏君を指名いたします。
【次の発言】 電波法及び電気通信事業法の一部を改正する法律案を議題とい……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
電波法及び電気通信事業法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官高木勇人君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 電波法及び電気通信事業法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治行政局長安田充君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、日本郵政株式……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、平山佐知子君及び関口昌一君が委員を辞任され、その補欠として杉尾秀哉君及び小野田紀美君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方公共団体情報システム機構法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官向井治紀君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小野田紀美君が委員を辞任され、その補欠として関口昌一君が選任されました。
【次の発言】 地方自治法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。高市総務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方自治法等の一部を改正する法律案の審査のため、来る三十日午前十時に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。 地方自治法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、四名の参考人から御意見を伺います。 本日御出席いただいております参考人は、山梨学院大学法学部政治行政学科教授江藤俊昭君、弁護士・神戸大学名誉教授阿部泰隆君、奈良女子大学研究院教授中山徹君及び富山市長森雅志君でございます。 この際、参考人の方々に委員会を代表して一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多忙中のところ当委員会に御出席をいただき、誠にありがとうございます。 参考人の皆様から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の審査の参考にいたしたいと……
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、佐藤啓君及び島田三郎君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君及び松川るい君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方自治法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官田中愛智朗君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、今井絵理子君及び杉尾秀哉君が委員を辞任され、その補欠として島田三郎君及び神本美恵子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官向井治紀君外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、神本美恵子君及び関口昌一君が委員を辞任され、その補欠として杉尾秀哉君及び佐藤啓君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大沼みずほ君を指名いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、佐藤啓君が委員を辞任され、その補欠として関口昌一君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第七九九号地方自治体の臨時・非常勤職員の労働条件改善に関する請願外九件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 本日は、家族会の皆様方の大変に切実な思いをお聞かせをいただいて、改めてこの責任を深く感じるとともに、また共感の思いを更に深くさせていただいたところでございます。 家族会の皆様方のお話を踏まえて、まず西岡参考人にお聞きをしたいと思うんですが、今年中の解決をということで、家族会でもそう決めていらっしゃるという状況の下で、今は三回目のチャンスが来ているというお話でございました。今、日本の追加制裁ということがあって、昨年は日朝の政府間協議というのは一度も行われていないわけでありますが、今のこの状況の中で、日本が働きかけをすれば政府間の協議が再び再開でき……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 拉致問題の解決に向けて少しでも前進できるような思いを込めまして、今日は主に外務大臣にお聞きをしてまいりたいと思います。 初めに、二〇一四年のストックホルム合意後に、我が国は人的往来、携帯輸出届出、人道目的の入港などの制裁措置の一部解除を行いました。これによりまして日朝間の対話が活発になり、外相非公式会談、外交当局間会談あるいは特別調査委員会と、こうしたものの協議が行われるようになりました。 しかし、これらの一方で、北朝鮮は弾道ミサイルをストックホルム合意後でも六月に一発、七月に三発、そしてまた翌年の三月に一発という、度重ねて弾道ミサイルを発射……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、畜産物価格に入る前に、予算編成も大詰めでございますので、米政策について二点確認をさせていただきたいというふうに思います。 水田活用の直接支払交付金の中の産地交付金、これは地域の裁量でその土地に合った品目生産を振興するものでありますので、水田フル活用を進める上で非常に重要な役割を果たしております。 産地交付金は、まず四月に八割が都道府県に配分をされて、残り二割は留保される仕組みになっております。この留保分は、戦略作物の拡大分に充当された後、残りが十月分に配分されるということになっております。しかし、この配分方法には、産地交付金を見込んだ取……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 四年ぶりに農林水産委員会に戻ってまいりました。明日の農林水産業のためにしっかりと議論させていただきたいというふうに思います。 まず、太平洋クロマグロについてお伺いいたします。 水産資源の科学的根拠に基づく適切な資源管理ということを考える際に、この太平洋クロマグロ、避けては通れない案件だというふうに思っております。我が国は太平洋クロマグロの資源回復を図るために、WCPFCの合意に基づきまして、平成二十七年から三十キロ未満の小型魚の漁獲半減ということに取り組んできております。その成果が出ているようでありまして、未成魚の資源量が着実に増加していると……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 早速、競馬法についてお伺いしたいと思います。 競馬は、国民に対して娯楽を提供するということだけではなくて、畜産振興、それから地方財政の改善への貢献といった公益目的のために行われるものであります。平成二十四年以降、売得金は増加傾向にあります。背景には、平成三年に導入した在宅投票システムの定着、あるいはまた、昨年から取り組み始めました凱旋門賞などの海外馬券の売上げ、こうしたことがあるようでございます。 そこで、この海外馬券でありますけれども、まだ始めて二年でありますが、当初、この凱旋門賞など非常に話題になったということもあって、今後も堅調にいくの……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず最初に、今月は震災から七周年でございまして、改めて復興への誓いを深くし、また一人も漏れなく人間の復興を成し遂げるように努力を続けてまいる決意をさせていただいた七周年でございました。 この東日本大震災の中で、原発事故をきっかけに日本産食品の輸入規制を設けた国が五十四か国ですね、五十四か国・地域ございました。これらのうち、政府の働きかけによって二十七か国で輸入規制が完全に撤廃をされました。残り二十七か国・地域で、でも一部の都県を対象に輸入停止をしている韓国など九か国ありますが、残りの国は検査証明書の添付等で規制緩和に動いているという状況にござい……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 前回の質問に引き続きというか、積み残しの質問がありますので、そこからお尋ねしていきたいと思いますが、前回、被災地の水産加工の現場のお話をさせていただいて、加工原魚が非常に減っていると、そのために、せっかく工場を建て直してもうまく運営できず、なかなか復興が向いていかないというお話をさせていただきましたが、加工原魚が不足しているのはこの被災地だけの問題ではなくて、特に東日本でありますけれども、サンマ、スルメイカ、こうしたものは日本近海の水温上昇の影響もあってなかなか漁場が日本沿岸に形成されないという、そういう状況になってきております。 日本近海の水……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 水産加工法についてお聞きをしてまいります。 まず、この法律は、一九七七年の制定以来、五年ごとに見直されてまいりました。そのたびごとに時代を反映して、新たな制度資金が加えられてくると、そして今日に至っているわけでありますが、とりわけ、二〇一三年には単純延長でしたけれども、東日本大震災からの復興に大きく貢献をしてきました。 水産業が盛んな太平洋沿岸、特にこの被災三県というのは、国内の食品加工のかなりのシェアを占める地域、特に宮城県はそうでありましたけれども、そうしたところが大きな被害を受けたということでありまして、この二〇一三年の改正から五年間で……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、この都市農業、都市農地を保全していくということの意味を考えていきたいんですが、地域の農業振興を図るために一九六九年に農振法が制定をされると。その五年後に、農振法とは全く逆に、良好な生活環境の確保のために、あるいは公共用地の確保のためにこの生産緑地法というのが制定をされるという、そこからスタートをしていくわけでありますが、その間、様々な法改正というか、あって、都市農地に対しての考え方も変わっていきます。 この高度成長期から少子高齢化へと時代が変化する中で都市農地の役割も大きく変化をし、宅地や公共施設の予定地から都市に必要なあるべきものへと転……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず最初に、前々回の水産加工資金法のときにちょっと時間がなくて十分に議論ができませんでしたので、そこから始めさせていただきます。 水産加工業は、今大きな課題が二つあると私は思います。一つは加工原魚不足、そしてもう一つは労働力不足ということであります。加工原魚のことについては以前も触れましたので、ここは別の機会にまたじっくりやりたいと思いますが、原料転換か原料輸入かという、そのどちらもしっかりと後押しをしていかなきゃいけない問題だと思います。もう一つは、やはり労働力不足なんですね。ここはもう外国人の実習生なしには、特に地方の水産加工場というのはも……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 獣医師の質疑に入る前に、前回の積み残し質問からちょっと入らせていただきたいと思います。 前回、スマート農業の質問を残してしまいましたので、そこからお伺いしますが、GPS自動操舵システム、これは大規模農業には大変に有効だというふうに思います。この自動操舵だけではなくて、広くスマート農業全般で見ると、大規模農業だけではなくて、中山間地を始めとした小規模あるいは兼業農家でこそ威力を発揮するものもあるというふうに考えております。 専業農家への農地集積あるいは規模拡大の流れというのは、十分とは言えないまでも着実に進んでおります。一方、中山間地のような元……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 私からも、まず懸念の確認をさせていただきたいというふうに思います。 ある程度の規模で施設園芸を経営している農業者であれば、以前からハウス内のコンクリート打ちというのを求めていました。私もそういう相談を伺ったことが何度もございます。農業者によっては、作業性、効率性を重視して農地転用をして、そしてコンクリートを打っている、そういう方もいらっしゃいます。それがこの度の農地法改正によって農作物栽培高度化施設、これであればコンクリートで覆う行為を農地転用に該当しないというふうにすることになったわけであります。 しかし、先ほど来議論が出ているように、コン……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 水産政策の改革の方向性に沿って、農林水産業・地域の活力創造プランの水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化という改訂が進められております。そこで、この機会に、漁業関係者の納得と理解を得られるような改革となるように、以下数点質問してまいりたいと思います。 農協改革のときに、漁協や漁連では、非常にどんなふうになるのかなというのを皆さん注目しながら見ていたことの一つに、信用事業の監査ということがありました。これ、漁協でいうと全漁連監査というのが行われているわけでありますけれども、農協改革のときにも公認会計士による外部監査の導入というのが図られました。……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、今日の予算の理事懇ありまして、質問の順番入替えに御協力いただきました各委員、各会派に感謝を申し上げたいと思います。 農林年金の質問に入る前に、前回の質問の積み残しを長官の方にお聞きをしたいと思います。 近年、世界的規模で養殖による漁業生産は増加をしております。これは世界の全生産量の五割、これがもう既に養殖になっているという状況にあります。他方、我が国の養殖業は、漁業生産は近年減少傾向にあるんですけれども、二〇一六年の統計では百三万トンと、全生産量の二四%、生産額では三五%を占めているということで、我が国においても漁業生産の中心的な産業に……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 我が国の森林面積は約四割が人工林ということであります。これらのうち、主伐期の十一齢級以上のものが、平成三十二年度末までには約五割を占めるということであります。 他方、主伐期の人工林の直近五年間の年間成長量は四千八百万立米、原木供給量は一千六百七十九万立米にとどまっていると。こういうことでいうと、年間成長量の六割以上が利用されていないという、こういうことになるわけでありますが、この現状を打破して林業経営の効率化と森林管理の適正化を図るということで今回の法案の提出になってきたわけでありますけれども、この新たな森林管理システムを導入するに当たって、林……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 先日に引き続いての質問でございますが、まず最初に、信用基金法について伺いたいと思います。 林業の成長産業化のためには、意欲と能力のある林業経営者が経営規模の拡大を図るために円滑に債務保証を受けられる環境をつくるということが重要であります。現行の林業は、経営規模が小さい中小零細の事業者が多く、収益性が低いという特性があって、昭和三十八年の林業信用基金法から始まる林業信用保証業務、これは、民間資本の融通を受ける際の信用力の補完として整備されたということであります。 そこで、大臣にお伺いいたしますけれども、この林業信用保証業務がこれまでに果たしてき……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 土地改良法に入る前に、ちょっと水産関係の動きが若干ありますので、少し触れてから土地改良法に入らせていただきたいと思います。 最初に、去る四月二十四日から五月六日まで、スロベニアのブレッドでIWCの科学委員会が開催をされました。そこで我が国は、NEWREP―A、NEWREP―NPの調査結果の報告等、そしてまた調査計画の最終化のレビュー等に対する勧告等への対応状況の報告をしたわけでありますけれども、本年のIWC総会、これは我が国の森下コミッショナーが議長として開催をされるということになります。 これまで、このIWCというのは、私もいろいろ言いたい……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
本日は、三人の参考人の皆様方、大変にありがとうございました。
藤木委員と同じような視点でまずお聞きをしたいのでありますけれども、やはり民間企業が中央市場の開設者になれるというところに皆さん共通で危惧を抱いておられるというところで、磯村参考人は特に開設区域の話をされましたけれども、そうした危惧を回避する意味でも、開設区域に代わる新たな仕組みというのを考えておられるようでありますけれども、その辺についてもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 貴重な御意見、ありがとうございます。
次は三人の皆さんにお聞きをしたいのでありますが、……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、私からも、まず卸売市場の今回の改正の論点といいますか、そこをまずお聞きしたいと思いますけれども、卸売市場は国民生活に欠かせない生鮮食料品と花卉の流通の要として大きな役割を果たしてきました。これまでも、消費者ニーズの変化、流通の多様化、市場外流通の増大などに伴って、規制緩和などの法改正が重ねられてきてはおります。 今回の見直しは、生産者の努力では対応できない分野の環境を整えると、これはTPPの関連政策大綱の中にある言葉ですけれども、その一環として、生産者が有利な条件で安定取引を行うことができる流通、加工の業界構造の確立というのを掲げて、……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、本委員会で問題となっております森友文書のことについてお聞きをいたします。 報道された国有地の売却と貸付けに関する決裁文書は書き換えされた疑いがあるのかないのか、原本を確認すれば分かることであります。このことを問われると理財局長はいつも決まって、決裁文書は告発を受けた捜査の対象となっており、捜査に与える影響を予見し難いため、財務省としてはお答えを差し控えると、こういう答弁をされてきました。 そこで、刑事局長に伺いますけれども、国政調査権に基づいて捜査中の資料等の提出を求めた場合、資料の提出はあり得るのか、お伺いいたします。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 私からは、森友の決裁文書問題について取り上げさせていただきます。 三月二日に新聞報道によって書換えの疑惑が持たれて以来、本予算委員会ではこの決裁文書の提出を求めてまいりました。しかし、八日に財務省から提出された決裁文書のコピーは既に公表済みの文書と同じ内容であるなど、財務省の対応は誠実とは言えないものでございました。その僅か四日後の十二日に書換えの事実が明らかになりました。しかも、五日には国交省から連絡があったにもかかわらず、この十二日に書換えの事実を明らかにした。この間、八日には参議院にこのコピーを提出しているわけですから、これほど国会をなめ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、私からは、昨年から今年にかけて大変な大雪で農業被害が出たわけでございますけれども、その農業被害について幾つかお伺いいたします。 この二月四日からの大雪は、北海道、北陸地方を中心に大規模な農業被害が発生をいたしました。とりわけ農業用ハウス、福井、富山、北海道などで大規模な被害を受けております。災害対策としては、農業共済の迅速な損害評価、あるいは早期の共済金の支払、さらには査定前着工を利用しての早期復旧、そしてまた農林漁業セーフティネット資金などの災害関連資金を利用する、円滑な融通と、こうしたことを進めていかなければならないわけですが、そうし……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 本日の証人喚問は、与党公明党としても賛成をしたものでございます。それは、国民共有の知的財産とも言える公文書の書換えという重大問題の発生に対して国民の関心も高い、そしてまた、その書換え問題の内容というのは佐川氏の答弁に関わるところが多いということで、やはりこれは御本人に確認しなければいけない、そういう事項が多いということで賛成をいたしました。そういう意味では、これまでの質問と若干重なる部分もございますけれども、この書換え問題について、国民の関心の高い部分についてお聞きをしてまいりたいと思います。 まず、証人はこれまで、森友学園の国有地の売却は法令……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。
去る十月二十四日の本会議におきまして法務委員長に選任されました横山信一でございます。
本委員会の公正かつ円満な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十四日までに、若松謙維君、山田宏君、中西健治君、石川博崇君及び松山政司君が委員を辞任され、その補欠として徳茂雅之君、片山さつき君、伊藤孝江君、長谷川岳君及び私、横山信一が選任されました。
……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、宮島喜文君が委員を辞任され、その補欠として中西哲君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官黒田岳士君外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、佐藤啓君が委員を辞任され、その補欠として丸山和也君が選任されました。
また、本日、丸山和也君が委員を辞任され、その補欠として藤木眞也君が選任されました。
【次の発言】 この際、申し上げます。
立憲民主党・民友会、日本共産党及び沖縄の風所属委員の出席が得られておりませんので、出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
立憲民主党・民友会、日本共産党及び沖縄の風所属委員に対し出席を要請いたしまし……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、藤木眞也君が委員を辞任され、その補欠として丸山和也君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長小出邦夫君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、藤木眞也君、柳本卓治君及び岡田直樹君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君、島田三郎君及び松川るい君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務大臣官房審議官稲岡伸哉君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、太田房江君及び櫻井充君が委員を辞任され、その補欠として山谷えり子君及び小林正夫君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案及び外国人労働者等の出入国及び在留の適切な管理に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省入国管理局長和田雅樹君外十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、片山さつき君及び山谷えり子君が委員を辞任され、その補欠として藤木眞也君及び朝日健太郎君が選任されました。
また、本日、松川るい君が委員を辞任され、その補欠として進藤金日子君が選任されました。
【次の発言】 出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案及び外国人労働者等の出入国及び在留の適切な管理に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
本日は、両案の審査のため、三名の参考人から御意見を伺います。
本日御出席いただいております参考人は、千葉大学名誉教授……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、朝日健太郎君及び藤木眞也君が委員を辞任され、その補欠として山谷えり子君及びこやり隆史君が選任されました。
また、本日、進藤金日子君が委員を辞任され、その補欠として岡田直樹君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案及び外国人労働者等の出入国及び在留の適切な管理に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省入国管理局長和田雅樹君外二十一名を政府参……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、松下新平君及び長峯誠君が委員を辞任され、その補欠として宮島喜文君及び今井絵理子君が選任されました。
【次の発言】 出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案に対する質疑を終局することに賛成の方の挙手を願います。(発言する者多し)
【次の発言】 多数と認めます。よって、本案に対する質疑は終局することに決定いたしました。(発言する者多し)
これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、朝日健太郎君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君が選任されました。
また、本日、今井絵理子君及び宮島喜文君が委員を辞任され、その補欠として丸山和也君及び柳本卓治君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第九〇号元々日本国籍を持っている人が日本国籍を自動的に喪失しないことを求めることに関する請願外二十七件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、伊波洋一君、朝日健太郎君及び仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として糸数慶子君、山添拓君及び小野田紀美君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、法務及び司法行政等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する実情調査のため、京都府に委……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山添拓君、小野田紀美君及び長谷川岳君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君、片山さつき君及び佐藤啓君が選任されました。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題といたします。
法務行政の基本方針に関する件について、山下法務大臣から所信を聴取いたします。山下法務大臣。
【次の発言】 次に、平成三十一年度法務省及び裁判所関係予算に関する件について順次説明を聴取いたします。平口法務副大臣。
【次の発言】 次に、笠井最高裁判所事務総局経理局長。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る七日、佐藤啓君が委員を辞任され、その補欠として長谷川岳君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官小田部耕治君外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件につ……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、島村大君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に元榮太一郎君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたし……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に元榮太一郎君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官杉山徳明君外十二名を政府参考人として……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、片山さつき君が委員を辞任され、その補欠として中西哲君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小野瀬厚君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律案を議題と……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日までに、中西哲君及び青山繁晴君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君及び岡田直樹君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、金融庁総合政策局審議官水口純君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、伊波洋一君、岡田直樹君及び片山さつき君が委員を辞任され、その補欠として糸数慶子君、自見はなこ君及び佐藤啓君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長小出邦夫君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、自見はなこ君及び佐藤啓君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君及び長峯誠君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官渡邉清君外十九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、徳茂雅之君、長峯誠君及び東徹君が委員を辞任され、その補欠として石井苗子君、小野田紀美君及び藤木眞也君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民事執行法及び国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小野瀬厚君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、青山繁晴君が委員を辞任され、その補欠として藤木眞也君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民事執行法及び国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小野瀬厚君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、今井絵理子君及び山谷えり子君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君及び滝波宏文君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官田中勝也君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、小野田紀美君、松川るい君及び中野正志君が委員を辞任され、その補欠として岡田直樹君、長谷川岳君及び丸山和也君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小野瀬厚君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、中西哲君及び岡田直樹君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君及び松川るい君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に伊藤孝江君を指名いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、松川るい君及び小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として岡田直樹君及び蓮舫君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に元榮太一郎君を指名いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宇都隆史君、蓮舫君及び岡田直樹君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君、小川敏夫君及び青山繁晴君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官田中勝也君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十一日、山添拓君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小野瀬厚君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 民法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、進藤金日子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤啓君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小野瀬厚君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 民法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る七日、小野田紀美君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に元榮太一郎君及び伊藤孝江君を指名いたします。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 昨日までのトランプ大統領の様々な行事がございました。その中でやはり強固な日米同盟のきずなが確認できたということは、大変大きな成果であったというふうにも思います。また、拉致被害者家族との面会、また日米首脳会談等で北朝鮮をめぐる問題の今後の対応について非常に重要な時期での様々な行事だったというふうにも思っております。 これを受けて公明党の山口代表も、安倍首相が前提条件を付けずに金正恩朝鮮労働党委員長と向き合いたいとの決意を示し、国際社会に対話の用意があるというメッセージを発した、これに対しトランプ大統領が全面的な支援を明言したのは大変に心強いという……
○委員長(横山信一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。
去る一日の本会議におきまして、再度、法務委員長に選任されました横山信一でございます。
本委員会の公正かつ円満な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○副大臣(横山信一君) 復興副大臣の横山信一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項並びに福島復興局に関する事項を担当いたします。 田中大臣を支えて、被災された多くの皆様が復興に希望を持てるよう全力で取り組んでまいりますので、青木委員長を始め理事、委員各位の御理解と御指導を何とぞよろしくお願い申し上げます。
○副大臣(横山信一君) お答えいたします。 原子力災害被災十二市町村において営農再開の加速化を図るためには、地元の担い手に加えて、外部からの参入も含めた農地の利用集積や農産品の高付加価値化を促進する環境整備が必須でございます。このため、福島復興再生特別措置法を改正し、農地の利用集積を促進する特例制度を創設し、地域において県が主体となって一体的に権利設定できる仕組みを導入するとともに、六次産業化施設の整備に向けた農地転用等の特例制度を措置することを検討しております。 また、議員御指摘の農業機械の無人走行については、農林水産省において技術的課題を克服するための研究開発に取り組んでいるものと承知……
○副大臣(横山信一君) 令和二年度復興庁予算につきまして御説明申し上げます。 復興庁におきましては、復興・創生期間の最終年度である令和二年度において必要な復興施策を確実に実施するための予算として、東日本大震災復興特別会計に総額一兆四千二十四億円を計上しております。 以下、その主要施策につきまして御説明申し上げます。 第一に、被災者支援については、避難生活の長期化や恒久住宅への移転に伴う被災者の心身の健康の維持、住宅や生活の再建に向けた相談支援、コミュニティーの形成、生きがいづくり等の心の復興など、生活再建のステージに応じた切れ目のない支援に必要な経費として、四百九十三億円を計上しておりま……
○副大臣(横山信一君) お答えいたします。 風評払拭に向けては、風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略に基づき、正確で効果的な情報発信や被災地産品の販路拡大など、政府一体となって取り組んでいるところでございます。復興庁では、テレビ、インターネット、SNSやラジオ等、あらゆる媒体を活用して、放射線に関する正しい知識や福島の現状等についての効果的な情報発信を実施しているところでもございます。 こういう取組もありまして、福島県産の主要な農産物について、全国平均との価格差が徐々に縮小してきているところでもございます。消費者庁の調査におきましても、放射性物質を理由に購入をためらう産地の福島県の割……
○副大臣(横山信一君) お答えいたします。 処理水の取扱いにつきましては、私も松本経済産業副大臣を座長とする御意見を伺う場に同席をさせていただいておりまして、政府の一員として関係者の皆様方の御意見を伺っているところでもございます。 今後も、復興庁としても、政府の一員としてしっかりとこうした御意見を受け止めてまいりたいというふうに思っております。 今御指摘いただきました野崎県漁連の会長も、第一回の会議で御意見を拝聴させていただいたところでもございます。 また、ALPS小委員会の報告書におきましては、風評払拭について、全ての人々の不安が払拭されていない状況下では、ALPS処理水の処分により……
○副大臣(横山信一君) 若松謙維議員の御質問にお答えいたします。 災害公営住宅の特別家賃低減事業の継続につきましては、非常に重要な課題というふうに認識をしております。 復興庁は、国土交通省とともに、昨年十二月に閣議決定されました復興・創生期間後の基本方針に基づき、管理開始時期が異なる被災地方公共団体間の公平性等を踏まえ、鋭意検討を進めてきたところでございます。 見直しの方向性としては、特別家賃低減事業は、これまでの制度どおり、管理開始から十年間の支援を継続する方向で検討しております。 東日本大震災の地震・津波被災地域の災害公営住宅は、管理開始時期は最も早いもので平成二十四年度、最も遅い……
○副大臣(横山信一君) お答えいたします。 復興副大臣に就任後、県外避難者の意見をお聞きする場や支援団体が集まる会議に参加するなどして、当事者や現場の話を多くお聞きをしてまいりました。特に、原子力災害による県外避難者については、避難生活の長期化や避難者が置かれた状況の多様化が指摘をされ、こうした事情を踏まえた丁寧な支援の継続が課題であると認識をいたしました。 具体的には、全国二十六か所の生活再建支援拠点における各種の相談対応や交流会の開催、県外避難者に対する相談、見守り等のNPOなど避難者支援団体の活動への助成、発災時にお住まいであった自治体の地域情報の提供などの支援に関係自治体やNPO等……
○副大臣(横山信一君) お答えいたします。 福島の原子力災害被災地域における住民の帰還状況や、今後の帰還意向、地元の要望を踏まえますと、復興を支える新たな活力を呼び込む施策にも力を入れる必要がございます。 このため、今月三日に国会に提出をいたしました福島特措法の改正案においては、交付金の対象として、新たな住民の移住、定住の促進や、交流人口、関係人口の拡大に資する施策を追加しているところでございます。地元からは、移住者、特に若い方々に、住んでみたい、あるいは住んでよかったと思ってもらえるような地域の魅力づくりを支援してほしいといった声がございます。 具体的な事業の内容については、委員からい……
○副大臣(横山信一君) 復興副大臣の横山信一でございます。 福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項並びに福島復興局に関する事項を引き続き担当いたします。 平沢大臣を支えて、被災された多くの方々が復興に希望を持てるよう全力で取り組んでまいりますので、杉尾委員長を始め理事、委員各位の御指導と御理解を賜りますようお願いを申し上げます。
○副大臣(横山信一君) 国際教育研究拠点が司令塔の役割を担い、福島県内の拠点が一体的に研究開発を行う体制を構築することは重要だと考えております。
現在、関係省庁とも連携し検討を進めているところであります。年内に取りまとめる政府成案におきまして、検討の方向性をお示ししたいと考えております。
国際教育研究拠点が福島の復興創生に貢献するものとなるよう、しっかりと調整を図ってまいります。
【次の発言】 私も、本年九月にOISTに行ってまいりました。研究レベルが非常に高いというのは以前から聞いておりましたけれども、今はスピンオフから生じるベンチャー、そのインキュベーションにも積極的に取り組んでいると……
○副大臣(横山信一君) 令和三年度復興庁予算について御説明申し上げます。 復興庁におきましては、第二期復興・創生期間の初年度において必要な取組を精力的に進めるため、地震・津波被災地域においては、被災者支援などきめ細かい取組を着実に進めるとともに、原子力災害被災地域においては、帰還環境の整備や生活再建を始めとする本格的な復興再生に向けて取り組み、また、これらに加えて、福島始め東北地方が創造的復興を成し遂げるための取組を進めるための予算として、東日本大震災復興特別会計に総額六千二百十六億円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、被災者支援については、避難……
○副大臣(横山信一君) 国際教育研究拠点は、福島イノベーション・コースト構想における取組を踏まえ、創造的復興に不可欠な研究開発及び人材育成を行うものであります。
これまでの分野縦割りの研究では解決が困難なもの、また、福島浜通り地域、浜通りならではという、浜通りだからこそ挑める地域の課題に対して、新たな技術、手法等を学際的に融合させて取り組むことにより、産業構造、社会システムの転換につなげることとしております。
現在、復興庁を中心に、関係省庁が参画する体制の下で検討を行っており、今年度中には本拠点の基本構想を作成してまいります。
【次の発言】 国際教育研究拠点は、廃炉の着実な推進や環境の回復……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、まず警察庁について質問をさせていただきます。 水害に備えて、非常用発電設備等や通信機器における警察施設の浸水対策の改善処置が求められました。 警察庁はこれまでに、警察施設の建て替え等の機会を捉えて浸水対策を推進するよう指導をしてきました。しかし、会計検査院が自治体の公表するハザードマップに基づく震災対策を検査したところ、五十一都道府県警のうち四十二道府県警について、具体的な建て替えの予定がない既存の施設については浸水対策を実施していない状況が明らかになりました。 この改善要求は、各都道府県警が既存の施設についての浸水対策の計画を策……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
早速質問に入らせていただきます。
福島国際教育研究機構の立地場所につきましては、福島県からの意見を尊重して決定されるということになっておりますが、例えば放射線科学のように、どのような研究に重点を置くかは立地場所を決める際の重要な視点になってまいります。
その意味では、福島県との立地場所の調整に当たっては、復興庁から立地場所選定の前提条件を早めに福島県に示す必要があると思いますが、大臣にお聞きをいたします。
【次の発言】 早く出してほしいということでありますので、よろしくお願いいたします。
今後、ALPS処理水の海洋放出を進めていく上で、風評……
○横山信一君 去る四月十八日、福島イノベーション・コースト構想の取組等の実情を調査し、もって本委員会に付託を予定される福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案の審査に資するため、福島県において視察を実施いたしました。 参加者は、那谷屋正義委員長、羽生田俊理事、進藤金日子理事、小野田紀美理事、江崎孝理事、森まさこ委員、若松謙維委員、田村まみ委員、音喜多駿委員、紙智子委員、岩渕友委員及び私、横山の十二名であります。 以下、調査の概要について御報告いたします。 現地におきましては、まず、バスの車中にて、復興庁から、復興の現状と今後の取組及び福島国際研究教育機構基本構想等について説明を聴取し……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、十一回目の三・一一が近くなってまいりましたので、まずは、節目のときでありますので、震災復興に関連する質問から伺ってまいります。 文科省は、日本原子力研究開発機構、JAEAの廃炉に関する研究開発や人材育成のほか、今国会に提出されている福島特措法の法案にも盛り込まれております福島国際研究教育機構の設置にも関わっております。 昨年まで私は復興副大臣をさせてもらっており、高橋政務官とも短い期間でしたけれども一緒に復興の仕事をさせていただきました。 さて、ALPS処理水の海洋放出に向け、JAEAによる調査が、ごめんなさい、IAEAによる調査が……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、海洋研究開発機構の取組について何点かお聞きをいたします。JAMSTECと呼ばれているところであります。 先月、国連環境総会におきまして、我が国が提案をいたしました海洋プラスチック対策の決議が採択をされました。今や海洋プラスチック対策は国際的な課題として重要度が増しております。JAMSTECではマイクロプラスチックの計測技術の開発、分布調査、生物への影響調査に取り組んできており、ハイパースペクトルカメラ等による高速分析技術の開発を進めています。 これまでの調査から、房総半島沖の黒潮続流域の深海底にプラスチックのごみだまりを発見したり、……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 本日は、戸ヶ崎参考人、妹尾参考人、そして池田参考人の皆様方から貴重な御意見を本当にありがとうございます。 まず戸ヶ崎参考人にお伺いをしたいと思いますが、今回のこの教育公務員特例法並び教員職員免許法の改正案ですけれども、そもそもその教員免許更新制度というのは、指導力不足の教員への、どうしたらいいかという対症療法的な、そういうところからスタートしたわけでありますが、これからの時代の教師に求められる資質能力とはどういうものなのか。 今回の法案では、昨今の社会の急速な変化あるいは教師の研修環境の変化などを踏まえて、研修記録の作成や資質の向上に関する指……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず最初の質問のCSTIが取りまとめた提言、世界に伍する研究大学の在り方についての最終まとめについての大臣の見解については、これまでの議論の中でも出ておりますので、ここは飛ばしまして、二番目についてから質問させていただきたいと思います。 国際卓越研究大学の認定及び計画の認可に当たっては、文科大臣は科学技術・学術審議会とCSTIの意見を聴かなければならないことになっております。両方並んで聴くというふうになっているんですけれども、この認定及び計画の認可におけるこれらの役割分担はどうなっているのか、伺います。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 初めに、コロナに関連する質問をさせていただきます。 水産加工業では、コロナ禍により厳しい減収の事業所があります。温暖化の影響によりまして急速に魚種が変化しており、加工原魚の転換に対応できず減産に陥っていたところへ、コロナ禍による水産物の需要低迷と価格下落に、下落となり、大変に厳しい経営を強いられております。これらが資本性劣後ローンの申請をしようとしても、コロナ禍の影響との線引きができないと断られるケースがあると聞いております。 急速に変化する資源状況や社会状況に対応しようとしていたやさきにやってきたコロナ禍であるということを考慮すべきと考えま……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、ちょっと重なる部分もありますけれども、視点が違いますので、引き続き質問させていただきますが。 先ほどの報告にもありましたけれども、日銀が最近まとめた最新の展望レポート、その中では、物価の先行きについて、本年末にかけてエネルギーや食料品、耐久財などの価格上昇により上昇率を高めた後、これらの押し上げ寄与の減衰に伴い、来年度半ばにかけてプラス幅を縮小していくというふうに予想されるとしています。要するに、来年半ばには物価が下がるだろうという見通しであります。 今回の物価上昇は、言うまでもなく、エネルギー価格の上昇、急激な円安に伴う輸入品価格……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、NISAからお伺いしていきたいと思います。 NISA制度は、平成二十二年度税制改正において、金融所得課税の一体化の取組の中で、個人の株式市場への参加を促すために創設をされました。その後の延期を経て、平成二十六年一月に開始をされております。平成二十九年度の税制改正には、家計の安定的な資産形成を支援する観点からつみたてNISAが創設をされ、現行制度に至っております。 平成二十五年度与党税制改正大綱では、NISA制度の目的として、家計の安定的な資産形成を支援するとともに、経済成長に必要な成長資金の供給を拡大するというふうにされております。その……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、安全保障の、この法案の審議に入る前に、大前提として、安全保障の第一に外交力があるのは言うまでもないというふうに思います。 そこで、成功裏に終えることができた広島サミットのことについて伺いたいと思いますが、核保有国の首脳を広島に招き、平和記念公園や原爆資料館を訪問できたこと、さらには戦争当事国のゼレンスキー大統領を広島に招いたという、そしてまたグローバルサウスの会談を実現するなど、歴史的な成果を上げたというふうに言えると思いますが、こうしたこのG7の広島サミットは我が国安全保障の強化に向けてどのような意義があったとお考えになるのか、これは吉……
○横山信一君 私は、公明党を代表して、議員ガーシー君に懲罰を科すべきであり、国会法第百二十二条第二号による公開議場における陳謝が相当との立場から討論いたします。 国会開会中の海外渡航は、議院運営委員会理事会の了解の下、請暇書を議長に提出しなければなりませんが、ガーシー議員が令和四年七月に提出してきた海外渡航届にあった渡航目的は政治経済事情調査であり、その具体的な内容も国会における議論や表決に優先すべきものとは考えられず、議院運営委員会理事会では全会派が渡航を認めませんでした。 第二百九回国会及び第二百十回国会において、議院運営委員長から速やかに帰国の上登院するよう求めましたが、ガーシー議員……
○横山信一君 私は、公明党を代表して、議員ガーシー君懲罰事犯の件につきまして、懲罰を科すべきであり、国会法第百二十二条第四号による除名が相当との立場から討論いたします。 二月二十二日の本会議において、ガーシー議員に対し、公開議場における陳謝の懲罰が議決されました。二月二十七日にガーシー議員は、本会議へ出席し、院議に従い、陳謝文を朗読いたしますと文書で回答したにもかかわらず、三月八日の本会議を欠席しました。議長は直ちに、院議に従わないので、院内の秩序を乱すものと認め、再び懲罰委員会に付託しました。 ガーシー議員は、第二百九回国会、第二百十回国会、第二百十一回国会の三国会における国会法第五条及……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
まず、渡辺大臣は四月十二日に、F―REIが取り組む五分野のうちの放射線科学や創薬医療分野に関して、これらの研究開発に取り組んでいるQSTを視察に行かれたというふうに聞いております。どのような感想を持たれたのか、まずお聞きをいたします。
【次の発言】 先進的な既に取組をしているQSTでありますが、連携をしっかり取っていくということと、後ほど取り上げてまいりますが、放射線科学、国内で進めるにはいろいろ課題があります。多くの優秀な放射線科学者が海外で研究をしているという現状にあって、F―REIが国内でその役割をしっかり果たしていかなくちゃいけないという……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、この土曜日、総理は、震災から十二年目となる本年に、福島県主催の東日本大震災追悼復興祈念式に出席をされました。 本年は、福島特措法改正による特定帰還居住区域の創設、あるいは福島国際研究教育機構の設立、そしてALPS処理水の海洋放出など、被災三県の中でも福島県の復興は分岐点とも言える年であります。 いまだ続く風評と風化に対し、復興庁では持続可能な復興広報を考える検討会議を開催し、風評払拭の新たな取組を検討いたしました。これを踏まえ、福島の復興再生、そして岩手、宮城の復興の総仕上げに向けた総理の決意を伺います。
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 本年八月に復興庁は、東日本大震災の教訓を継承するために、第一期復興・創生期間終了に至るまでの復興政策について、外部専門家等の意見も聞きつつ、東日本大震災復興政策十年間の振り返りというのを取りまとめました。 その中の復興まちづくりの章では、人口減少社会を見据えた町の将来像を平時から検討し、復興事前準備の取組を進めることが必要であり、国や都道府県が市町村の取組を支えていくべきという意見がありました。また、復興交付金によって整備された公共施設に対しては、これまでも、維持管理費の捻出が今後被災地の自治体にとって負担となるという課題も指摘をされているとこ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 数年ぶりに農林水産委員会に戻ってまいりました。いろいろ聞きたいことたくさんありますけれども、毎回質問になりますので、よろしくお願いいたします。 まず、燃油高騰対策から伺ってまいります。 農業分野で燃油価格の高騰に伴う電気料金の影響を最も受けるのは、揚水機場、排水機場を持つ土地改良区であります。農業水利施設は、維持管理費に占める電気料金の割合が高く、省エネルギー化を推進していますが間に合わない現状があります。 令和四年度第二次補正において、農業水利施設の省エネルギー化に取り組む土地改良区等に対しては、電気料金高騰分の七割を九月まで補助しました……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、食料・農業・農村基本法では、農業の生産性を向上するため、農地の区画の拡大、水田の汎用化、農業用用排水施設の機能の維持増進その他の農業生産の基盤の整備に必要な施策を講ずるというふうにあります。 田畑の整備状況を見ると、水田では、三十アール以上の整備の割合というのは六八%、畑では、末端農道が整備された割合は七九%、畑地かんがい施設が整備された割合は二五%となっています。一方で、水利施設の方は、用排水機場の八割、水路の五割が標準耐用年数を超過しているという状況にあります。国土強靱化のためには、農業水利施設等の長寿命化やため池の適正な管理等の保全……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 初めに、脱脂粉乳の対策についてお聞きをいたしますけれども、コロナ禍に伴う学校の休校や業務用需要の減少などによって、脱脂粉乳とバターは令和三年度まで在庫を積み増してきました。バターは業務用を中心とした需要増加により在庫が減少していますが、脱粉に関しては生産が消費を上回る状況が続いています。そのために、ALICの酪農緊急パワー事業で、パワーアップ事業で生産者団体や乳業メーカーが協調して行う脱粉の在庫低減に取り組んできたところです。また、先日成立した補正予算では、引き続き脱粉の在庫低減対策事業が実施されることになりました。 一方、バターについては、消……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、今も横沢理事から質問されておりました移転元地問題についてお伺いしたいと思います。 防集事業により、この移転元地の利用というのは課題になっておりまして、三月十一日の日経新聞によれば、被災三県の集団移転元地の約三割で活用の見通しが立っていないというふうに報道されておりました。この要因としては、まとまった用地を確保しにくい、あるいは使い道を検討しにくいという点が挙げられています。 例えば、岩手県では、移転元地及びその周辺区域は災害危険区域に指定され、住宅の建築制限がされていると。また、多くの場合、公有地と民有地が混在をしていて、また、復興まち……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 大臣が衆議院の答弁のため不在になったということで、質疑順に変更していただいたことに私からも感謝を申し上げたいと思います。 それでは、能登半島地震から伺ってまいります。 石川県の稲作農家の被害では、水田の亀裂、のり面崩壊などが七百件以上、それから用排水路破損などが一千件以上確認されています。また、被害が甚大だった珠洲市は今も調査が続いておりまして、まだ全貌は明らかにはなっていないという状況です。被災農家は、一年でも耕作をやめると田んぼが荒れるというふうに心配をしております。五月、この地域、五月が田植と聞いておりますので、そろそろ営農準備のための……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 プラスチック対策についてお聞きをしたいと思いますが、まず全体的な、特に今、国際社会で進んでいます海洋プラスチックをめぐる状況からお聞きをしてまいりたいと思います。 二〇二二年のUNEA5・2で海洋プラスチック条約を議論するINCが、INC、政府間交渉委員会ですね、INCが設置をされて、二〇二四年末までの作業の完了を合意をしているところであります。 他方、この海洋プラスチック汚染に関する国際条約というのは既に幾つかありまして、例えば、有害廃棄物の国境を越える移動を規制するバーゼル条約、貿易の対象となる有害化学物質の適正管理を定めたロッテルダム条……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 先ほど来、この特定農産加工法の経緯が言われておりますけれども、私からも改めて確認をしたいと思いますが、特定農産加工法は、日米、日豪間の交渉により、牛肉、オレンジと農産物十二品目についての輸入自由化を背景として、その自由化の影響を被る特定農産加工業者の経営改善を促進するための臨時措置法として平成元年に整備されたものであります。 その後、我が国は、ガット・ウルグアイ・ラウンド、またCPTPP、日EU・EPA等、農産物を含む貿易自由化を進め、本法律も状況に応じて対象業種の追加、あるいは期限延長、そしてまた今回の改正に至っているものであります。 制定……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、最初に、何問か大臣にお聞きをしたいと思います。 改正案では、食料自給率の目標に加えて、第十七条に、その他の食料安全保障の確保に関する事項の目標を定めるものというふうにしております。 基本法制定時に、この食料自給率四〇%ありました、現行法の基本法ですね。我が国のカロリーベースの総合食料自給率、その後、基本法制定後は四〇%を下回る値で推移をしてきております。食料自給率目標でいいますと、平成十二年の基本計画において初めて設定をされ、その後、平成十七年、平成二十二年、平成二十七年、そして令和二年にも設定をされましたけれども、残念ながら一度も……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、中嶋先生にお伺いしたいと思いますが、先生におかれましては、基本法検証部会の部会長として御尽力をされてきた貴重な経験を踏まえて今日意見陳述をされて、大変に参考になりました。ありがとうございます。 まず、価格形成について伺っていきたいと思うんですけれども、検証部会では、現行の基本法制定後の二十年間と、また今回新たに基本法を改正するに当たって今後の二十年間を見据えてという、そういう視点に立って主要施策を見直してきたというふうにお伺いしておりますけれども、中でもマクロ経済の環境が日本の農業に与えた影響は大きいんだということを先生もおっしゃられてい……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、現行の基本法の制定時の前提とこの改正案の前提で大きく変化したものといえば、やはり地球温暖化だというふうに思います。近年、穀物等の主要輸出国で干ばつや水害による不作が頻発をしております。また、その不作のたびに価格高騰が繰り返されるようになりました。 二〇二一年に公開されたIPCC第六次評価報告書によれば、向こう数十年の間に温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、二十一世紀中に世界平均気温の上昇が工業化前と比べて一・五度から二度を超えるというふうにされています。 特に、例示的な排出シナリオ、五つあるんですけれども、この五つのシナリオのうち……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、まず最初に物流の二〇二四問題についてお伺いしていきます。 新法によりまして、この荷主側、すなわち産地側、生産者側の対応が求められることになります。 農林水産省は、昨年十二月に対策本部を設置して、検討を重ねてきました。農産物・食品物流においては様々課題があるんですけれども、手積み、手降ろし等の手荷役作業が多いと、それから出荷量が直前まで決まらない、あるいは品質管理が厳しい、産地が消費地から遠く輸送距離が長い、こういった課題があります。これらに対して、産地の共同輸送拠点や予冷施設の整備、パレット化、荷待ち、荷役時間の削減などを検討するこ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。
総理にお聞きをいたします。
農業の持続的発展のためには再生産可能な農業の実現が必要です。そのために、改正案第二十六条では、効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を望ましい農業構造とし、これを確立するために国は各種施策を講ずることとしています。
この望ましい農業の構造の下で基本法が目指す農業経営とはどのようなものか、まず総理にお伺いいたします。
【次の発言】 農業の宿命といいますか、自然相手の産業でありますから、その天候による収量の増減というのは必ず付きまとうものであります。また、それによって農作物の価格変動も起きてくると……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 昨日、基本法が成立をいたしまして、今後、関連法案の審議に入っていくわけでありますけれども、農業が続きますので、今日はその合間で、主に水産問題について質疑をさせていただきたいと思います。 本年四月の国連への温室効果ガス排出・吸収量の報告、GHGインベントリといいますけれども、ここでは、我が国がブルーカーボン生態系の一つであります海草藻場と海藻藻場、これによる吸収量を昨年のマングローブ林に引き続き計上いたしました。今回の海藻藻場は世界で初めてとなります。 水産庁は、これまで藻場造成やいそ焼け対策を水産業多面的機能発揮対策あるいはまた水産基盤整備事……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、最初に、食料供給困難事態対策法案からお聞きをしてまいります。 法案では、食料供給困難事態を、特定食料の供給が大幅に不足し、又は不足するおそれが高いため、国民生活の安定又は国民経済の円滑な運営に支障が生じたと認められる事態と定義しています。また、農林水産省は、特定食料の供給不足に関して、平時と比べた供給量が二割以上減少し、又はそのおそれが高く、国民生活、国民経済への支障が発生するという基準を示しています。 農林水産省の不測時における食料安全保障に関する検討会の取りまとめにおいては、供給量の減少程度については、二割を一つの目安としつつも……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、五人の参考人の皆様方に大変貴重な御意見を賜りまして、感謝を申し上げたいと思います。 それでは、最初に寺川参考人にお伺いしたいと思います。 我が国は、自由貿易を前提にして食料の輸入依存度を高めてまいりました。参考人がおっしゃったように、今、穀物、肥料というのは需給が世界的に逼迫しているという状況にあって、戦略物資化しつつあるというふうに私も思います。そういう意味では、主に我が国が輸入している小麦、大豆、トウモロコシの主要な調達先というのは、参考人もおっしゃられたように、米国、カナダ等、限定的であります。この輸入の安定を確保するためには、……
○横山信一君 公明党の横山信一です。 まず、食料供給困難事態対策法案から伺ってまいりますが、経済安全保障では、他国へ過度に依存しないという自律性の向上を理念の一つに掲げていますが、日本では食料安全保障が諸外国とは違い、経済安全保障の一環として捉えられていないという指摘があります。 安定供給確保取組方針に基づく特定重要物資に食料を指定しない理由としては、外部から行われる行為による供給途絶の蓋然性や安定供給確保のための措置を講ずる必要性が経済安全保障推進法の要件に該当しないということを挙げています。 他方、特定重要物資の十一物資の中には肥料が指定をされているところです。食料供給困難事態対策法……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 いつもスマート農業を最後に回して質問を余してしまうので、今日はスマート農業の方から質問させていただきたいと思います。 十年後の土地利用の在り方について、一筆ごとに示す目標地図を含む地域計画の作成が進められています。地域計画は一度作成して終わりではなく、必要に応じて地域の実情に合わせて変更していくと、このことも以前お伺いしましたが、そういうことに、ブラッシュアップをしていくということになっています。 現時点で予想される農業従事者の減少と、それに対応したスマート農業の実装化や取組の拡大を想定しておく必要があると考えます。政府も、地域計画の作成に当……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 本法案は、先ほど来出ているように、青森県大間において三十キロ以上の大型クロマグロのTAC未報告に端を発しました。水産庁は、大間事案を未然に防げなかった制度的な要因として、衆議院での答弁では三点を挙げています。一点目は、TAC報告は漁獲量の総量としているが、実際の取引は個体ごとに行われていて、個体ごとの取引伝票とTAC報告との照合が容易ではなかったこと、二点目は、流通が多段階に及ぶ中で、情報伝達や取引伝票の保存が必ずしも行われていなかったこと、そして三点目は、不正により得られる利益に対して罰則による抑止が効かなかったことということであります。このよ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず、伝統的工芸品の海外展開について伺ってまいります。 能登半島地震では、もう度々報道でも出ております、また総理も行かれましたけれども、日本を代表する伝統的工芸品である輪島塗が甚大な被害を受けました。総理は被災地を訪問された際、道具や原材料の確保までカバーする伝統的工芸品産業支援補助金などで支援をしていきますというふうに発言をされました。 また、昨年の参議院本会議で私は伝統的工芸品の海外展開について総理にお伺いをし、総理からは、伝統的工芸品は、地域の産業、雇用を支える重要な産業であり、その発展には欧州を始めとする海外需要の取り込みが不可欠とい……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず島田先生にお聞きをしたいんですけれども、私も北海道選出でございまして、伊達市のお話をしていただいて大変うれしく思っております。 伊達市のことで、ここは私の感想をまず言わせていただきたいんですが、伊達市は障害者の政策に非常に熱心に取り組んできていると。人口規模が三万人ということもあって町がまとまりやすいということもあるんですが、そうした町ぐるみで障害者に対しての非常に取組があったということも背景にあって、何というか、人情がいいというか、そういう感じが私はしております。 その上で、島田先生の言われた工場誘致よりも生活者誘致という、非常に分かり……
○横山信一君 今日は、四人の参考人の皆様に大変に貴重な講演をいただきましてありがとうございます。 端的に伺ってまいりたいと思いますが、まず平田先生に、文化の地域差の話をされましたけれども、文化政策の向かう方向の中に、コミュニティーというか緩やかな社会共同体という話もされましたが、その共同体を再生するという方向と、それから、ナントあるいは金沢市のような経済効果を生み出すという、当然方向性は違うと思うんですけれども、文化政策として、今日は時間が短かったので、そこのところをもう少しちょっと掘り下げてお願いしたいと思います。 それから、河島先生ですけれども、文化に投資をするという、創造過程への投資……
○横山信一君 委員派遣の御報告を申し上げます。 去る二月二十一日及び二十二日の二日間、兵庫県及び岡山県において、共生社会・地域活性化に関する実情調査を行いました。 派遣委員は、直嶋会長、金子理事、武内理事、岩城理事、岡田理事、上野理事、加賀谷委員、神本委員、徳永委員、難波委員、藤谷委員、石井委員、岩井委員、渡辺委員、浜田委員、田村委員、亀井委員及び私、横山の十八名であります。 以下、調査の概要を御報告申し上げます。 一日目は、まず、兵庫県西部の播磨科学公園都市に位置する理化学研究所播磨研究所を訪問し、大型放射光施設SPring8、供用準備中のエックス線自由電子レーザー及び播磨科学公園都……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 農林水産の視点から質問をさせていただきます。 農業用水路の未利用エネルギーは約十二万キロワットという試算もございまして、これは一般家庭の電力に換算いたしますと十三万戸分に相当いたします。こうした農業水利施設を活用した発電が進むと、低コスト農業の実現にも直結をするわけでございます。 これまで資源エネルギー庁の中小水力開発の施策では、調査、設計、建設の三段階にそれぞれメニューが用意されておりまして、補助金もございました。こうしたものを利用して導入促進が図られてきたわけでありますけれども、一昨年十一月の事業仕分におきましてこれが半額に減額をされまし……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、大滝参考人、池田参考人、貴重な御意見を賜りまして大変にありがとうございます。 お二人とも、つなぐ、あるいはつながる、つながりというのをキーワードでお話をしていただきまして、このつなぐ、つながりの持つ価値というのは、今回の被災地域の東北の元々持っている伝統的な価値にもつながるものかなというふうにも思っているんですけれども、伝統がどんどん壊されていくというか、希薄になっていく、そういう時代の中にあって、新たな復興の中で、復興の力としてこのつなぐ、つながりを使っていくということは大事ですけれども、同時に、この東北の元々持っているそうした価値の……
○横山信一君 キーパーソンというか、社会起業家という観点から三人の参考人の先生方にお尋ねをしたいと思いますが。 まず、山内先生のお話の中にも具体的に、常磐ハワイアンセンターの中村社長のお話とか、あるいはふらの演劇工房の倉本聰さんと言われるような、いわゆるキーパーソンの御事例も出していただきましたけれども、最初のソーシャルキャピタルと地域力の分析の中でボンディングとブリッジングの説明をされました。その中にこれを位置付けるとしたらどういうふうに位置付けられるのか、まずそこを教えていただきたいということです。 それから、白波瀬先生にお聞きしたいのは、ちょっと非常に私自身、頭の中で整理されないまま……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 それでは、一問ずつ質問をさせていただきたいと思います。 最初に、白倉市長ですけれども、市長にお願いしたいんですが、大変に理念と実践が伴っていらっしゃって、すばらしい市政を運営されているということに感銘をいたしました。 そこで、少しちょっと具体的なお話を伺いたいと思うんですが、財政の健全化のところで、痛みも伴うが職員にも自信が出るということで、これはやはり職員が自信が出るというからには職員自身のかかわりもかなりあったんだろうと思うんですが、そうした取組があればまずお聞きしたいと思います。
○横山信一君 三人の参考人の先生方には、大変にありがとうございました。 お一人ずつ伺ってまいりたいと思います。最初に近藤参考人にお伺いいたします。 私も地方公務員の出身で、また地方議会から参りましたので、区長のおっしゃっていた、このシティプロモーション課というのをつくられて、じゃ実際にそこの職員がどういうことを考えるだろうかということを、自分がもしその場だったらというのを考えながら伺っていたんですけれども。 地方公務員としてはやはり制度の中で何ができるかということをいろいろ考えるのが仕事ですから、そういう中にあって、イメージ戦略を行政課題にしていくというのは非常になかなか取っ付きづらい分……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、三人の参考人の先生方、大変にありがとうございました。 三人のお話を聞いていて、やはり一人の人間の、佐藤参考人おっしゃっていましたけど、根気、強気、やる気と最後におっしゃっていましたが、まさにそういうリーダーシップは非常に大事だなということを改めて痛感をさせていただきました。 最初に宮口先生にお聞きをしたいんですが、お聞きをしたいというか是非教えていただきたいという思いなんですけれども、グローバル化が世界を今覆っているというそういう状況の中で、経済的価値より勝る農村の持っている価値というか、そうしたものを守るというよりは、むしろ対峙をす……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 私からも、まず個人情報保護の観点について御質問いたします。 これは厚労省になると思いますけれども、平成二十年四月からこの過剰反応の対応を明らかにするために基本方針を改正したということで、それ以降も災害はあったわけでありまして、そういう意味では、災害の中で要援護者に対してどうすべきかということはこれまでにも度々話はあったかというふうにも思うわけですが、そうした過去の教訓が今回の震災で十分に生かされてこなかったという、平成二十年以降のこの災害時要援護者の取扱いがなぜ、何も進まなかったとは言いませんけれども、この東日本大震災で生かされなかったというこ……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 本日は、三名の公述人の先生方には大変に御示唆に富む御意見をちょうだいいたしまして、大変にありがとうございます。 私も経済に対してはもう本当に素人でございますので、とはいえ、国の大事なかじ取りをしていく、その役割を担っているという立場から御質問をさせていただきたいというふうに思います。 先ほどの三名の先生方の御意見の中で、とりわけ上念公述人から、日銀の総裁の考え方というか、日銀の考え方についての厳しい御意見もありましたが、まずそこから伺っていきたいと思うんですが、日銀は政府の下にある一機関ということで、言ってみれば政府による解任権を含む日銀法の……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 国と地方の関係について私見を述べさせていただきます。 一九九三年に衆参両院で地方分権の推進に関する決議が行われ、二十年以上が経過をいたしました。この間、東京への一極集中を是正し、国土の均衡ある発展を図るため、機関委任事務の廃止や国の地方への関与のルール化など、地域のことは地域で取り組む地方分権に向けた改革が進められてきました。しかし、この掛け声とは裏腹に、地方分権は一向に進まず、長引くデフレ不況と少子高齢化の進展が東京一極集中の度合いをますます強めてしまいました。 改めて言うまでもなく、人口減少下にある我が国において、地方自治の果たす役割は重……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、西尾先生、人羅先生、両先生には大変に興味深いお話を伺うことができて大変に良かったというふうに思っております。できれば、もっともっと時間を余裕を持ってお話を伺いたいという気持ちが非常に強いのでありますけれども。 まず、西尾先生に伺いたいと思うんですが、地方分権改革の推進手法として、先ほど先生が、所掌事務の拡張路線と自由度拡充路線という二つの観点からお話を伺いまして、分権改革とそれから行政改革、これが実際には同時に起こっているわけでありますけれども、その一方で、人口減ということも、当時は、地方を見たときにはやはり議論の中にはあったのではない……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 お二人の参考人には大変に興味深いお話を聞かせていただきました。 最初に、井戸参考人にお聞きをしたいと思います。 私も、関西広域連合の話を聞いたのは今日初めてでございまして、非常に興味深く聞いておりました。資料の中で、三ページのコンパクトシティーの発想は一極集中を加速するという、非常に興味を引くタイトルで面白く聞かせていただいたんですが、経済性、効率性だけではないということに関して、そのとおりだと思うんですが、一方で、コンパクトシティーにしても、今国交省が進めようとしている小さな拠点にしても、人口減少社会に対して地域生活をどうやって守っていくか……
○横山信一君 公明党の横山信一です。 この調査会を通じまして、私も私の意見を述べさせていただきたいと思います。 まず、全体として、参考人の貴重な御意見を伺い、人口減少社会を見据えた地方分権の在り方として、連携の重要性を改めて第一に認識をいたしました。 都道府県を中心に据えて市町村の連携の動きを指摘された毎日新聞論説委員の人羅参考人、地方分権型道州制を主張された広島県知事の湯崎参考人、都道府県を尊重しながら関西広域連合をモデルとして示された兵庫県知事の井戸参考人、統治機構の一元化や一部事務組合による対応など五類型の行政対応を示された中央大学の佐々木参考人など、地方分権を進めるには基礎自治体……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 本日は、三次市長、そしてまた辻山公述人には、大変に貴重な御意見をお聞かせをいただきまして、大変にありがとうございます。 先ほどから三次市長には、元気ひたちおおみや会議の話がやはり皆さん注目を集めているようでございまして、私もそこの話を伺いたいと思うんでありますが、若い人たちを集めてワーキングチームをつくられてということで、大変な成果が出ているようでありますけれども、経験的にいいまして、若い人たちの自由な発想は非常に大事でありますけれども、同時に、やはりベテランの職員の経験に基づいた発想も非常に優れたものも多くて、比較してみると、若い人たちは自由……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、三人の参考人の先生方、大変にありがとうございました。 まず、大橋参考人にお伺いしたいと思うんですが、このいただいた資料の五番目のところの、重厚な外交が後押しする市民社会というところをもう少し詳しくお伺いをしたいなと思うんですけれども。 独立した自由闊達なNGO活動は、中長期的に平和と人権を強化し、社会を豊かにする、そして、NGOを積極的に多様に支援することで、NGOがアジア太平洋で一層成長し、同様な価値観を持ち、各国の政策に影響を与えることで、これはアドボカシーだと思うんですけれども、SDGsを実現できる、それは日本こそ出来る外交とい……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、三人の参考人の先生方には、大変有意義なお話を聞かせていただきまして、大変に感謝を申し上げます。 三人の参考人の先生方にそれぞれお聞きをしていきたいと思います。 まず、小針先生にお聞きしますが、日本にとっては、韓国の次期大統領が親日的であろうが反日的であろうが、米国との同じ同盟関係にある国として、また隣国という避けられない位置関係にある国として、やはり同じ方向を見詰めていくという、そういう外交が重要だと思うんですけれども、先生が先ほど最後におっしゃっていただいたこの日韓共同宣言、二十周年になるということで、ここでリニューアルを考えてはど……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、三人の参考人の先生方、大変に貴重な御意見ありがとうございました。 お一人ずつに一問ずつお聞きをしたいので、全部まとめて御質問させていただきます。 まず、稲葉参考人には、事前にいただいた資料で、ホームレスになりそうだった方がシェルターに入居して落ち着きを取り戻して、うつ病とPTSDの治療を受けることになったという事例が紹介されているのでありますが、精神障害などの障害を持つ人とそれから生活困窮者との関係というのは深いというふうに考えております。これに対しては住宅政策だけではなくて総合的な取組も必要だと思いますけれども、稲葉参考人の御所見を……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」のうち、「豊かな国民生活の実現」に向けた取組について、我が党の委員の質疑を踏まえ、子どもや若年者をめぐる格差や教育の在り方、高齢者や障害者の孤立と貧困などについて意見を述べます。 まず、子どもや若年者をめぐる格差や教育の在り方について四点述べます。 子どもをめぐる格差への取組として、参考人からは、困難を抱えている人が学校の先生などにつながっている場合はよいが、学校とのつながりすらない場合には真に支援を求めている人に必要な情報が届かないとの懸念が示されました。そういうところには行政から出向いていくこと……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 まず初めに、大阪北部の地震によりまして亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災者、そしてまた避難所に避難されている方々に対しましてお見舞いを申し上げます。 まず、外務省にお聞きをしたいんですけれども、カナダで開かれたG7サミットでは、米国の進める鉄鋼、アルミニウムの輸入制限に対して各国から批判が相次ぎました。安倍総理も貿易制限措置の応酬はどの国の利益にもならないというふうに訴えたというふうに報道されております。 発表が危ぶまれていた共同声明を取りまとめることもできました。しかし、貿易をめぐる米国と他の六か国の対立のように見える……
○横山信一君 公明党の横山信一です。 続いて高倉参考人に最初にお聞きをしたいと思いますが、先日、まず、二月二日に衆議院の第一会館におきまして久留米商工会議所と高倉代表理事に我が党の山口代表がお会いをさせていただきまして、改めて感謝をさせていただきたいと思います。 私、昨年五月に福島県のいわき市で開催された第八回の太平洋・島サミットの総理主催の晩さん会に出席をしておりまして、その折に参加各国をイメージした着物ショーが行われて大変に盛り上がったということをよく覚えております。国際会議の緊張感を和らげる最高のおもてなしだというふうに感嘆をした次第です。 私自身は、ふだんの生活の中では和装とは全……
○横山信一君 公明党の横山信一でございます。 今日は、細谷先生、半田先生には大変貴重なお話を伺いまして、大変にありがとうございます。 まず初めに、細谷先生に伺いたいと思いますが、先ほどの質問の中にも対話による危機回避というのが通用しなかったというお話があって、それは国連の集団安全保障が機能しなくなっているんだというお話もありましたけれども、先生の事前にいただいた資料の産経新聞の「世界を解く」という中に、米欧がロシアの侵略が始まる前に対話による危機回避を目指したが通用しなかったということが書かれてあるんですけれども、この米欧が何をしようとしてそれがまた通用しなかったのかということ、まず少しお……
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