このページでは小西洋之参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小西洋之参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私からは、我が国の国際平和協力の取組について、国際平和協力といいましても、概念的には自衛隊派遣の伴うPKOからあるいは個々のODAを実行される開発援助のフィールド事業まで、非常に幅広いものを含む概念と言われているそうでございますけれども、私の質問では、この国際平和協力という言葉を行政機構、例えば教育制度ですとかあるいは司法制度、そうしたものなどをつくるいわゆる国づくり、政治的、経済的、社会的制度づくり、紛争で大きな被害を被って復興を進めなければいけない国における国づくりの事業に限定をして、その現状と課題に……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方からは、平成二十一年度から予算化されました地域の医療提供体制の構築のための政策であります地域医療再生基金、またそれを実効化するための要の政策であります、これは平成二十二年からでございますけれども、地域医療支援センターをめぐる在り方について御質問をさせていただきながら、地域における医師の診療科と数の偏在の解決のための政策について伺わせていただきたいと思います。 震災以前からの課題であります我が国の社会保障を再建するという取組でございますけれども、私は、そもそもこれは憲法二十五条の趣旨、日本国民であれば、どういう地域どういう立場で生……
○小西洋之君 我が国が国際協力事業あるいは平和構築への取組を戦略的に進めていくために法的な基盤が必要じゃないかということについて伺わせていただきたいと思います。 例えば、本委員会の調査で行かせていただいたボスニア・ヘルツェゴビナの調査で、ユーゴ和平以降の十三年ぐらいの間に、ボスニア・ヘルツェゴビナの上に国際的な枠組みでつくったGHQのような上級代表という強力な組織があって、そこの運営資金を日本が十分の一を負担していると。ところが、その十三年ぐらいの間に外務省が送り込んでいた職員というのは、国際的な枠を日本は取れていたんですね、取れていた枠なんだけれども、十人の職員を、しかも課長補佐以下ぐらい……
○小西洋之君 小西でございます。本日が初質問でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私、一年少し前まで総務省の職員として、総務省の中で、またここの委員会室の隅っこで陪席をさせていただきまして、地域主権、取組に対する議論を拝聴させていただいたところでございます。 そうした経験からも、この度、いろんな経緯はございましたけれども、この地域主権三法が本日の審議に至ったということは非常に意義深いことであるというふうに思っております。関係大臣ほか関係者の皆様の御努力に心から敬意を表させていただきます。 私からは、今回の地域主権三法のうち、閣法で言うところの地域主権改革の推進を図るための関係法……
○小西洋之君 民主党の新緑風会の小西でございます。 本日は、参考人の皆様、お忙しい中に貴重な御見解を賜りまして、誠にありがとうございました。 私の方からは、この基本法の第十条に盛り込まれております特区制度、この特区制度をつくるということで、昨日までのこの委員会の審議においては、被災地がやりたいことはもう何でもできるような、そうした非常に効力のある特区制度をつくるというような答弁が提案者あるいは政府、閣僚からされているところでございます。 しかし、大事なことは、そうした抽象的な言葉だけではなくて、じゃ一体どういう制度設計でこの特区制度をつくるかという、その制度設計の基本方針についてもこの委……
○小西洋之君 おはようございます。民主党・新緑風会の小西洋之でございます。
まず、去る十八日、総理の千葉県習志野市また浦安市等への御視察を踏まえまして、総理は液状化の被害を改めて目の当たりに御覧いただいたわけでございますけれども、その中で、液状化は従来の考えでは被災者をしっかり救済できない、新しい都市型の災害である、それゆえ法律による措置あるいは二次補正、三次補正での対応を進めるとの御発言をいただいておりますけれども、改めまして、こうした液状化の被害救済に対する更なる総合的な対策に向けての決意をよろしくお願い申し上げます。総理。
【次の発言】 基本法成立後の対策本部本部長の総理に液状化の被害……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方からは、今、谷岡委員から質問のありましたこの仮払い法案の必要性というものを、もう少しその制度を実際に動かしていったときの実務レベルに掘り下げて伺わせていただきたいと思います。 まず初めに、この八条の関係で、この仮払いの事務処理を都道府県にさせることができるということは規定がございますけれども、その中には当然この度の一番の被害者である福島県も入ってくると解釈上当然思われるわけですけれども、提案者の皆様、これは福島県にこうした仮払いの事務をさせることを想定しているんでしょうか。
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 この度、この仮払い法案、先週の金曜日からの野党の担当者の方々と我々与党の担当者の方々、非常に本当誠意ある協議を重ねていたところでございますけれども、結果として協議調わず原案のままこの審議を迎えるということを誠に残念に存じます。 私自身、この原子力損害の被害を受けている千葉県の選出の議員であり、また、震災の発生直後に民主党の党の対策本部に入りまして、福島県について申し上げれば、孤立した老人ホームをこの関東地方に移送してくる、そうしたある意味超法規的な非常に難しい仕事を私は担当者として担当いたしました。そうした経験、そして今、先月のこの震……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。行田先生に続いて、復興特区法案について質問をさせていただきます。 私の方からは、この復興を成し遂げるための政府の人的支援、またこの度衆院で修正をされておりますけれども、国と地方の協議会をより実効化させる運用の在り方について御質問をさせていただきます。 まず、人的支援でございますけれども、今、各被災地の方で出されております復興計画、私なりに拝見させていただきまして、一定の検討が懸命の努力でされていて、この復興特区法が成立した暁には、それが素案となってそのまま復興計画として作成まで行くんじゃないかというような案、あるいは、必死の思いは盛り込……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。今回が環境委員会初めての質問でございまして、どうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。 私から、大きく二点について伺わせていただきたいと思います。 一つは、今ずっと議論もございました、原子力の新しい規制機関の在り方についてでございます。もう一つは、そうした大震災を踏まえて、我が国としてエネルギー・環境政策を立て直していかなければいけないんですけれども、その中の柱として期待されております再生エネルギーの振興について伺わせていただきたいと思います。 まず、原子力規制機関の在り方でございますけれども、今日の午前中で三党による協議がほぼ調いまして……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本予算委員会を始め、今日、永田町のやじ将軍の異名を取る西田先生に私は遠く及ばないんですけれども、私にとって本質疑が本委員会での議会の華なるやじ以外は初めての発言となりますので、政策も小西はしっかりやらせていただくということで、皆様温かく、よろしくお願い申し上げます。 さて、我々は平成二十四年度予算を審議しているわけでございますけれども、この予算編成の過程あるいはその執行の過程で、この予算が国民、国家にとって真に有意義なものであるように、そして真に有意義な支出がなされるように、主権者たる国民意見の要望を踏まえつつ、しっかりと取り組んでい……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本法案、民主党が政権を持っていた時代に足立先生を中心に様々な取組について検討してまいりまして、政権の替わった後も、今度は新しい政権の皆様の手で一つの法案にまとめられて今日に至っていると、それぞれのそうした思い、超党派的なその思いがこもった法案だと存じます。 そうした法案をやはり制度としてしっかり機能させていく。冒頭、大臣の説明の中で、やはりワクチンギャップというある意味非常に残念な問題が長年にわたって存在していたと、それは今あるワクチンギャップの、まだ残ってしまっているのが四つあるわけでございますけれども、それを解決するだけではなくて……
○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。 健康保険法等の一部を改正する法律案について質疑に入らせていただきますけれども、冒頭、田村大臣、日本国憲法について少し御質問させていただきたいと思います。 田村大臣が率いられる厚労省が一体何のためにあって、その仕事の在り方がどうあるかというのは、もう法治国家の我が国においてはそれは全て憲法に行き着くわけでございますので、特に憲法十三条及びその二十五条といったところが厚労省にとって非常に重要な条文であるというふうに私の方では承知しておりますけれども、まず田村大臣、昨年の四月に自民党が発表されました自民党の憲法改正草案がございますけれども、そこの起草……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方から、この度審議にかかっていますこの両法案について御質問をさせていただきます。 まず、生活保護法の改正案でございますけれども、申し上げるまでもなく、憲法二十五条の生存権の規定に基づいて、最後のセーフティーネットを一定の要件を満たす方であれば無差別平等に受けることができると。そのことによってその方の生活の保護、あと生活の保障、そして自立の助長、支援といったことを実現するための法律でございますけれども、今回、法律の改正の目的、趣旨の中でも述べられておりますように、不正受給などへの対応について措置することによって、しっかりと国民の信頼……
○小西洋之君 私は、ただいま可決されました福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・無所属の会、公明党、みんなの党、生活の党、日本共産党、みどりの風、社会民主党・護憲連合、日本維新の会及び新党改革の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に万全を期すべきである。 一 長期避難者のための生活拠点の整備に当たっては、避難住民の意向を尊重するとともに、雇用、育児・教育、医療・介護といった、あらゆる世代が必……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 文教委員会で質問をさせていただくのは初めての機会でございます。どうぞ皆様、御指導をよろしくお願い申し上げます。 私の方からは、今、自民党を始め、また政府も明日出される提言の中でいじめについての対策の法制化を行うべきという答申をするというふうに伺っておりますけれども、そうした各党、実は我が民主党が昨年の夏の終わりからどの政党よりも早くそうした法案の立案を行っているわけでございますけれども、そうした民主党法案の骨格につきまして皆様に御説明を申し上げさせていただきまして、今後の政府の取組、そして何よりも国会で議員立法に向けた各党各会派の皆様……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。本日、本文教委員会で質疑の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございました。 本いじめ防止対策推進法案でございますけれども、二月の十二日に民主党内で機関決定をし、そして四月十一日に生活の党、社会民主党とともに国会提出した三党案を、ここにいらっしゃる林筆頭理事、那谷屋議員、斎藤議員共々の皆さんに御指導をいただきながら立案に励ませていただきまして、私も笠提案者とともに与野党の実務者協議に参加をさせていただきました。計八回の協議があったわけでございますけれども、今国会での成立を目指しまして私も頑張らさせていただきまして、海外出張によります……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。
私は、小林委員の関連質問といたしまして、先ほどの成年被後見人の問題、また憲法の問題、そして成長戦略、いじめ政策等々について質問をさせていただきます。
まず、先ほどの成年被後見人のこの度の裁判の問題でございますけれども、仮に、今回政府は控訴しましたけれども、控訴せずにした場合に、その判決の効力、当該原告の女性に対する選挙権、そして全国の十三万有余の被後見人の方々の選挙権はどうなったのかを簡潔にお答えください。
【次の発言】 総理、総務大臣、法務大臣の三大臣について伺います。
政府は、この度の控訴をするという方針を決めるに当たって、その……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私から、日本の安全保障政策、それをめぐるその会計検査、また日本放送協会をめぐる会計検査等の問題について伺わせていただきます。 まず、防衛予算でございますけれども、この平成二十三年度の決算報告におきましては、三件の不当事項を始めとして十数件の問題が報告されているところでございます。専守防衛の我が国の自衛隊が引き続き国民から信頼と期待をしっかりと担ってこの我が国の平和と国土を守っていく、そうしたことを、小野寺大臣、しっかりと御指導をいただきたく存じます。 他方、会計検査院の検査にはこうした経済性といった観点からの検査のほかに、そもそも役……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日、薬事法の改正案、また再生医療等安全確保の法案、私も民主党の政権与党時代の成長戦略の委員会で規制改革の委員会の事務局長をやっておりまして、広く我が国のイノベーション、また、当然国民の安全を守るということが本旨の制度でございますけれども、そうしたイノベーションの観点からもこの制度に携わった経験がございます。 本日はそうした観点でこの二法案について質疑を御用意させていただいておりますけれども、さきの衆議院の厚生労働委員会におきまして、三日間にわたりまして同僚議員三名が取り上げました今の我が国における厚生労働行政全体の信頼にかかわる問題……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、平成二十三年、二〇一一年十月に滋賀県大津市で生じました中学二年生の男子生徒のいじめ自死事件を契機に昨年国会で立法されたいじめ防止対策推進法、今日、下村大臣の下で国の基本方針を十月に制定をいただきました、その法制度全体のその取組の状況、国会で立法させていただき、また下村大臣の下でお作りいただいた国の基本方針、その制度の趣旨、内容と現実、学校の現場あるいは教育委員会のその取組、その乖離について質問をさせていただきます。端的に申し上げれば、今なお残念ながら自殺が止まっていないということでございます。それを止める方策について議論をさせて……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、我が国の司法制度、また、それは最高裁そして司法行政をつかさどっていらっしゃる法務省でございますけれども、それぞれについて、我が国の法の支配の在り方、それを決める司法権の在り方について質疑をさせていただきます。 我が国の司法というのは、国民審査によって信任を受けている十五名の最高裁の判事によって担われているところでございます。そして、その司法権の作用というのは、一点、全てその十五名の判事が出す判決文等によって担われているところでございます。 私が本日この委員会で御議論をお願いさせていただきますのは、私自身、実は戦後司法最大の改……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、復興また金融、財政の審議でございますけれども、私の方から、全体として復興をテーマといたしまして、復興過程における子供たちのいじめの問題、また復興の財源、大きな財源の当てとなっております郵政の株式の上場の問題、また復興における公共放送の役割と現状の課題について御質問をさせていただきます。 冒頭三十分ほど、麻生大臣、少しお休みになろうかと思いますけれども、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、復興でございますけれども、与野党で一致して作りました復興の基本法の中で、国民を挙げての復興、そして大切な理念として人間の復興というこ……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。
本日の外務、防衛、両省庁の省庁別審査に当たりまして、平成二十三年、二十四年度のその該当年次の両省の取組を踏まえつつ、会計検査の合規性の観点、すなわち憲法適合性の観点を中心に質疑をいたします。
まず、冒頭、会計検査院に伺います。
会計検査院法第二十条三項の合規性の解釈として、法律違反のみならず、憲法違反の行政の支出に対しては会計検査院の検査対象となり得ると解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。
会計検査院は憲法上の独立の機関でございますので、もし行政府が憲法違反の支出をする場合は、その固有の憲法解釈により……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方から、臨床研究をめぐる様々な問題が続いておりますけれども、そうした課題とその解決の方向性の在り方、またその前提として、これ、広くコンプライアンスに関する問題だと思いますけれども、厚労省含めて我が国全体のコンプライアンスについての問題について取り上げさせていただきます。 ちょっと初めに、田村大臣の方に順番を変更して伺わせていただきますけれども、配付した資料の二ページ目を御覧いただけますでしょうか。これ、朝日新聞の記事でございますけれども、衆議院の伊吹議長が、労働者派遣法の条文を間違えていた、本来はそういう条文にしたかったのかもしれ……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、失語症という疾患をめぐる医療、介護、福祉、年金、あるいはその就労問題、あるいはその失語症の方々の社会における理解の普及などについて横断的に論点を取り上げさせていただきます。 失語症でございますが、厚労省は咽頭の切除やあるいは舌の切除といったようなものについても失語症に含めてお考えでいるようでございますけれども、本日私が取り上げさせていただく失語症は、脳梗塞などの脳血管障害などによる脳機能の損傷を起因とする、そうした失語症について議論をさせていただきたいと思います。 この失語症というものでございますが、大臣、言語のコミュニケー……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方からは、今回の法改正案につきまして、二つの独法が一つになるというものでございますけれども、一つの法人の方にひっついていく方、具体的には国立健康・栄養研究所、この方の役割について、多分、今日この研究所の、独法の質疑をするのは私だけのような気が恐らくするんですけれども、ただ、また今、国会に提出されております医療・介護の総合確保の法律を始め、二〇二五年に向けての我が国の医療、介護を始めとする医療・健康政策全体を考えたときに、この独法に非常に重要な役割を新しく見出すことができるのではないかというような観点から質問をさせていただきたいと思い……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 参考人の皆様は、本日、貴重な御意見を誠にありがとうございました。私の方から皆様に伺わせていただきます。 初め、福島参考人に伺わせていただきます。 今、福島参考人、また五十嵐参考人の方から、小児がん、あるいは先天性心疾患といったトランジションの問題について伺いましたけれども、当事者としてより切実に、こういうところで本当にその谷間というものは困るのであるというような具体的なお話をいただければと存じます。 もう一つ福島参考人に、先ほど、今回の中で盛り込まれた支援事業の中で、厚労省と文科省の連携、重要だということで例を挙げられましたけれど……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私からは、難病、また小児慢性特定疾患、そしてその両方にまたがる問題について質疑をさせていただきます。これまで衆参の質疑、また参考人の方々の意見陳述も踏まえて多くの論点が議論されておりますけれども、なるべく重ならないようにいろいろと頑張らさせていただきたいと思います。 一点、私事でございますが、先ほど来から、民主党の議員あるいは与党の先生方もおっしゃっておりますように、それぞれの党がみんなで頑張って、また田村大臣もこの法案を提出する担当の大臣として、みんなで頑張って作ってきた法律であると。中でも、今日も多くの方に傍聴にお越しいただいてい……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。私の方から、勝田参考人の方からいただきました問題意識などを中心に、予防給付のこの度の制度改革の実現可能性といった観点についていろいろと御意見をいただきたいと思います。 まず初め、永松参考人と、あと石橋参考人に伺わせていただきます。 まず、永松参考人、まさに市長、あと保険者として、今度こういう制度改正が行われるわけでございますけれども、杵築市においては、先ほど和光市の視察の中で、まさに職員の皆様の気付きでございますけれども、介護サービスを受ける市民の皆さんのまさに生活、それと尊厳のた……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方から、この医療・介護総合確保の法案につきまして、この法律でございますけれども、前回の厚生労働委員会の場で少し申し上げさせていただきました。平成十九年の医療制度改革からちょうど五年たった二十四年のときに消費税の法案などをやりまして、そこで社会保障と税の一体改革の端緒が切られたわけでございますけれども、平成十九年の医療制度改革からちょうど五年たった医療制度改革の見直しのとき、そこでなされた様々な改革、その改革が今度、平成三十年の新しい改革、例えば医療計画ですと、今、第六次計画が走っているわけですけれども、それが第七次に引き継がれると。……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。本日、総務委員会で質疑の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 二〇一〇年七月の参院選で当選をさせていただいてから、私、当初、総務委員会で同僚議員の皆様の御指導をいただいておりました。そもそも私、実は旧郵政省、総務省出身でございまして、かつて、平成十六年からでございますけれども、旧郵政省の中のNHKの担当部局で、そのNHKに関する公共放送の法制度を担当していたことがございます。当時、皆様も御案内のとおりの受信料の詐欺事件が起きまして、当時、初めて決算検査報告書にNHKに関して不当事項が掲記されたことがございましたけれども、そうし……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。本日は質疑の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 昨年の通常国会、六月の二十日でございますが、やはりこの委員会にお邪魔をさせていただきまして、議員立法によりますいじめ防止対策推進法の質疑をさせていただきました。この法律でございますけれども、民主党の中では那谷屋先生、また斎藤先生、また与野党協議の中では柴田先生、この委員会のメンバーでは出席をされた。そうした超党派の議員の立法によりまして、そして国会の成立でございますけれども、あの参議院選前の委員会でございましたので、政局模様になりつつある中、六月二十日の衆議院の本会議で上がった……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 昨日の東日本大震災の三周年の追悼記念日、私も先ほど復興の特別委員会で黙祷をささげさせていただきました。 本日の質疑におきましては、今NHKが迎えている戦後最大の危機、安倍総理が昨年の冬に行ったNHK経営委員の人事、それに端を発するNHKの国民・視聴者の皆様からの信頼の喪失、そうした最大の危機、そしてそれをNHKが担う復興への取組、その再生、それも重ねて厳しく追及をさせていただきます。 なお、安倍総理始め皆様におかれましては、答弁は簡潔にお願いをいたします。 では、早速参ります。 昨年の十一月から十二月にかけて、十二名のNHKの経……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。外交防衛委員会の質疑は初めてでございますので、委員長また両大臣、また副大臣、政務官の皆様、どうぞ、また先輩同僚委員の皆様、よろしくお願い申し上げます。 初めての発言で誠に残念なんですけれども、私も、委員長、一言だけ。九月二十七日の御嶽山の噴火で亡くなられた方に心よりの御冥福をお祈りするとともに、事実無根の書き込みをなさってしまわれたこと、中立公正なお立場である委員長が、やはり中立公正なその立場に疑念を持たれるような、そういう行為をなさってしまったこと、是非、公平、公正、中立な議事進行をこれからどうぞよろしくお願い申し上げます。
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日、日豪のEPAの条約の審議でございまして、私、かつて霞が関の総務省、経産省で働いていたときにも、直接ではございませんけれども、広くこの議論に関わったことがございまして、ひときわ感慨深いものがございます。ただ、その議論の前提であることを幾つか確認させていただかなければいけません。 まず、全ての国民にとって政治に対する信頼の基盤であります政治とお金の問題について、江渡大臣に伺わせていただきたいと思います。 資料を配付させていただいておりますけれども、江渡大臣が代表を務められます青森の政党支部でございますけれども、そこに、私の事務所で……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方から、まず今日の本題でございます原子力損害の補完的な補償に関する条約について伺わせていただきます。 先ほど小川委員の質疑の中でも指摘がありましたけれども、この条約、各国が締結することによって、究極的には国民、市民のその被害についての賠償を確保していこうという条約でございます。 ただ、じゃ幾らの額が確保されるかということでございますけれども、条約に基づく義務的な賠償措置額は三億SDRで、これ日本円で四百七十億円。さらに、各国が拠出をするお金が二階建ての二階部分としてあるんですけど、これ外務省に伺いましたら、一番この拠出金が大きく……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私は、安保法制の中で、集団的自衛権の違憲論点、また、先ほど礒崎補佐官がおっしゃいました、安倍政権の七月一日の閣議決定また安保法制は従来の基本的な論理に基づいている、ゆえに合憲性があり、かつ法的安定性があるということでございましたけれども、それが根本的に違うのではないかということについて質問をさせていただきます。 お手元に資料を複数お配りをさせていただいておりますけれども、冒頭、中谷大臣にお願いをさせていただきたいと思います。 こちらの、この横の七月一日の閣議決定の縮小のコピーのものがあるんですけれども、よろしいでしょうか、そこの(1……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方からは、この安保法制、違憲立法でございますけれども、違憲立法の違憲の核心論点、核心論点であるにもかかわらず、衆議院の審議の中でも一度も議論される機会がなく強行採決をされてしまっておりますけれども、憲法前文の平和主義、憲法前文の平和主義と集団的自衛権の行使、あるいは核兵器すら提供、運搬ができるというような安保法制の仕組み、それが真っ向から違反する、憲法違反の論点であるということを質疑をさせていただきたいと思います。 その質疑に入らせていただく前に、ちょっと前回の、私、委員長のお計らいで、委員会に政府統一見解を出していただきたいとい……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 冒頭、これ通告をさせていただいておりませんけれども、おとついの朝日新聞、そして本日の共同通信でございますけれども、元最高裁長官、山口繁元長官が、この安保法制、このようにおっしゃっています。 集団的自衛権の行使を認める立法は違憲と言わなければならない、憲法九条についての従来の政府の解釈は単なる解釈ではなく、規範へと昇格しているものである、九条を改正するのが筋であり、それが正攻法でしょうというふうにおっしゃっております。 また、安倍内閣が限定的な集団的自衛権が認められるその論理の根拠としていますいわゆる昭和四十七年政府見解の読替えについ……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 冒頭、この度の大水害の被害に遭われた方々へ心からのお見舞いを申し上げます。 政府、自治体にあっては、引き続き、救出、救援に全力を挙げていただきますようにお願いを申し上げます。 では、質疑に移らせていただきます。 私は、安保法制の憲法違反を追及をさせていただきます。 なぜ憲法に違反するのかでございますけれども、実は、真相を知っていただければ高校生や中学生でも簡単に理解できる、真っ黒の憲法違反でございます。 しかし、安倍内閣が先ほどのように答弁拒否を連発し、衆議院で強行採決をし、さらには、去る八日の参考人質疑で、先ほども横畠長官が……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、外交と国の防衛に関する基本方針についての審議ということでございますので、昨年の七月一日の、憲法の条文を変えない限りできないことを解釈の変更によって強行することを、この質疑において解釈改憲というふうに申し上げさせていただきますけれども、昨年七月一日のその解釈改憲を強行した閣議決定、またそれに基づく様々な、地球の裏側での有志連合等々に対する後方支援、弾薬の提供等々までも可能にするような安保法制の全体の根本問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。 冒頭少し申し上げさせていただきたいと思うんですけれども、さきの臨時国……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 冒頭、ただいま片山委員長が謝罪をなさいました、去る三月三十日の理事懇での委員長の遅刻の件につきまして委員長に御質問をさせていただきます。 本来、今日のこの委員会は三月三十一日の火曜日に開催をされるはずでございました。委員長の遅刻によりまして、その日程がずれてしまったということでございます。 片山委員長におかれましては、昨年九月、御嶽山の噴火に際しまして、まだ必死の救命活動が行われているそのさなかに、我が党を誹謗する事実無根の内容をツイッターで発信をされました。また、昨年十月には、外務省、防衛省に対して政府用の大臣答弁を要求なさり、そ……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私は、三月二十四日及び四月二日の続きの質疑をさせていただきたいと思いますけれども、冒頭、念のために申し添えさせていただきます。 委員部やあるいは財務省の担当者にも確認いたしました。予算は国政の大前提でございますので、予算委員会は憲法解釈を含めおよそ何でも質疑が行えます。あと、本日の外防委員会は予算審議のための開催のものでございますので、およそ外交防衛委員会に関することは何でも質疑ができるというふうに理解しております。 なお、私は、三月二十日の予算委員会の質疑で、対安倍総理に対しまして、まさに集団的自衛権のその解釈改憲の憲法論点につい……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私は、これまでに引き続きまして、七月一日の閣議決定の集団的自衛権行使を解禁しましたその解釈変更、その根幹でございます四十七年見解の読み直しの問題について追及をさせていただきたいと思います。 先生方、すっかりもうおなじみだと思われますけれども、念のため一言で申し上げますと、七月一日の解釈改憲のその構造というのはどういうことかといいますと、まず第一として、昭和四十七年見解の中に実は限定的な集団的自衛権の行使が概念として含まれていると、そのように昭和四十七年見解を読み直しまして、その読み直しに基づいて、後でまた追及しますけれども、御自分たち……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。
私からは、この日米ガイドライン、また安保法制、そしてその前提となる解釈改憲始め、全般について質問をさせていただきます。
冒頭、内閣法制局長官にちょっと伺わせていただきます。
長官がお越しになる前の今の藤田委員の質疑の中であって出てきた論点なんですけれども、一つは予防攻撃。国際法違法とされている予防攻撃ですね、予防攻撃。攻撃を受けていないのにやってしまう予防攻撃。予防攻撃というのはどういうものなのか、簡単で結構ですので、お答えいただけますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。
じゃ、中谷大臣に伺わせていただきます。
……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 一般質疑ということで、私の方は、安保法制が国会に提出をされ、それ以前に、国民の憲法を安倍政権が、安倍内閣がじゅうりんしたということでございますので、解釈改憲とこの安保法制の問題について追及をさせていただきます。 冒頭、今朝の朝日新聞にございまして、ちょっと資料の中に組み込めなかったんですけれども、元内閣法制局長官宮崎礼壹さんという方のインタビューが載っております。 この法制局宮崎元長官ですね、二〇〇六年から二〇一〇年まで、安倍内閣から鳩山内閣まで内閣法制局長官を務めたと書かれていますけれども、横畠長官に伺います。宮崎長官が法制局長官……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 今、御地元の馬場先生の大変思いのこもった、また深い質問の数々で、実は私も考えさせていただいたものが幾つかあったんですけれども、もう完璧にしてくださっておりますので、重ならない範囲で質問をまずさせていただきたいと思います。 その前に、昨日、党首討論がございまして、今朝もマスコミ報道などたくさんあるんですけれども、その報道を見ている中で、ここが根本的にずれているんじゃないかというふうに考えたところがございまして、通告できておりませんけれども、岸田大臣と、あと法制局長官、場合によっては質問させていただきたいと思います。 民主党の岡田代表と……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、防衛省設置法等の改正についての審議でございますが、まず法案について質問をさせていただいた後に、先日の六月四日の衆議院の憲法審査会で、政府が今提出されています安保法制、特にその集団的自衛権は違憲無効であると、自民党が推薦をなさった長谷部先生までが断言されましたというところでございますので、私、ずっとこの違憲問題を取り上げているところでございますけれども、その憲法違反の問題、全ての法案審議、また防衛省の組織の在り方、またその運営の在り方そのものの前提になる論点でございますので、それをまた後で質疑をさせていただきたいと思います。 ま……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 今、委員長から御注意をいただきましたように、委員長、また先輩、同僚委員の皆様、また大臣始め政府の皆様、大変に失礼をいたしました。二度とこのようなことがないようにいたします。失礼いたしました。 では、質疑の方を行わさせていただきます。 外交、防衛に関する一般質疑ということでございまして、今、安保法制が衆議院の方で、特別委員会で議論がなされているところでございますけれども、その安保法制の根本であります憲法問題について質疑をさせていただきたいというふうに思います。 憲法問題のうち、集団的自衛権の行使を安倍内閣は容認されているわけでござい……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私から、冒頭一言申し上げさせていただきます。 本日の質疑のために内閣法制局の次長を金曜日の夜に通告をさせていただいていたんですけれども、夕方五時前に通告をさせていただいて、理由にならない理由、そのときのやり取りの紙がございますので、また先生方にもお示しをさせていただきたいと思いますけれども、結果、夜中の二時まで引っ張られまして、最終的には出ていただけないということが理事会で決定されました。 ただ、理事会の中で、議員の質問権に関わる問題であるというようなこともおっしゃってくださったそうでございまして、そうしたことに配慮いただきましたこ……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 冒頭、この度のチュニジアの卑劣なテロによりお亡くなりになった三名の邦人の方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、また御遺族の方々に心よりのお見舞いの言葉を申し上げさせていただきたいと思います。また、負傷なさった方の一日も早い回復をお祈りを申し上げます。政府にありましては、引き続き海外における邦人の安全確保に全力を尽くしていただくとともに、我々野党もしっかりとその支えをさせていただきたいと思います。 では、質疑に移らせていただきます。 冒頭、下村大臣に質問をさせていただきます。 一般論として、教育を所管する大臣として、社会の……
○小西洋之君 民進党の小西洋之でございます。 あした、二十九日に安保法制がいよいよ施行をされます。昨日結成した私ども民進党の綱領には、「立憲主義を断固として守る。」と、そういうことを掲げさせていただいております。したがって、民進党の使命、目的というのは、違憲立法を強行する安倍政権を打倒することにあります。 よって、私は、安保法制の憲法違反の核心というべき集団的自衛権行使の解釈改憲の不正のからくりについて追及をさせていただきます。実は、これは昨年の夏の安保国会で最も多く追及された最大の追及の論点であったものでございます。 安倍内閣は、一昨年の七月一日の閣議決定により、限定的な集団的自衛権な……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。七月の参議院選挙以降初めての質疑でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
冒頭、質問通告させていただいていないんですけれども、いわゆる土人発言について稲田大臣の御見解を一言伺わさせていただきたいと思います。
報道等あり、また官房長官も会見で認めているようでいらっしゃいますけれども、十八日に大阪府警の機動隊員が土人という発言をしたということ、差別的表現であり、断じて許されないものだと考えますけれども、こうした事態について、稲田大臣、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 まさにそのヘリパッドの移設工事の関係で起きている事件で……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、今から七十五年前に日米開戦が始まった日でございます。今日、いただいたこの機会に、改めて平和憲法また国際協調主義の憲法の下の我が国の外交と防衛の在り方について両大臣に伺わさせていただきたいと思います。 まず最初、稲田大臣に伺わさせていただきます。 安倍政権が行った憲法違反の解釈変更、集団的自衛権を容認する解釈変更について伺わせていただきます。 お手元に配付資料がございますけれども、配付資料の一ページは、前回機会をいただきました十月の二十日のこの委員会での稲田大臣の答弁でございます。 安倍政権の集団的自衛権の合憲の根拠はたっ……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。藤田委員に続き、御質問をさせていただきます。 この度の審議の対象になっているACSAでございますけれども、私は一議員として、このACSAが対象としている存立危機事態あるいは重要影響事態等の後方支援などなど、安保法制における違憲の自衛隊の行動を前提とし、かつ法的にそれを対象としているものでありますので、私はこれは、このACSAは違憲無効の条約であると、憲法に照らして違憲無効の条約であるということを、まず国民代表の国会議員としてこの委員会の場で申させていただきたいと思います。その上で質疑をさせていただきます。 まず、稲田大臣に伺います。 ……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 まず、本条約でございますけれども、郵便送金業務に関する約定におきましては、金融包摂、金融包摂という理念が国際法上初めて盛り込まれております。 この金融包摂との理念は、郵政民営化法、日本郵政株式会社法、日本郵便株式会社法の三法で日本郵政と日本郵便の法的責務として規定されている金融ユニバーサルサービス、この金融ユニバーサルサービスの理念と調和するものであり、これが法律の上位法であり、憲法九十八条で政府が遵守義務を負うところの条約において定められたことは、私は誠に意義深いことと考えますが、総務省の見解をお願いいたします。
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 冒頭、今の藤田委員の質問の続きをちょっと、関連を私もさせていただきたいんですけれども、藤田委員がお配りされた資料、岸田大臣と稲田大臣の発言の九条に関する資料をちょっと使わせていただきたいと思います。 岸田大臣に伺いますけれども、岸田大臣は先ほど宏池会の会長としての、二〇一五年十月五日の宏池会研修会における宏池会会長としての九条についての考え方をお答えしますとおっしゃった上で、安保法制が制定された背景、またそれに基づいて憲法九条を改正することは考えない、これが私たちの立場ではないかというようなことについて具体的にるる御説明をくださいまし……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 まず、防衛省設置法等の法案に関連する質問を行わさせていただきたいと思います。 冒頭、この法案に関連して、ちょっと通告させていただいていないんですけれども、例の安倍総理の九条に自衛隊の存在を明記するというあの問題について少し御質問させていただきたいと思います。 この度の防衛省設置法のこの改正法案ですけれども、その第一条で、先ほどの佐藤委員の資料にもございますけれども、陸海空の自衛隊、一人単位まで人数を、要員の人数を法律で規定しております、一人単位までですね。防衛省の事務方で結構なんですけれども、我が国のほかの組織で、警察や消防など、こ……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。
まず、日印の原子力協定について伺わさせていただきます。
いわゆる公文、見解及び了解に関する公文というものの法的性質について伺いますけれども、この公文というものはこの協定と一体的に不可分のものとして成されているものなのかどうか、また法的拘束力を有するものであるのかどうかについて、大臣あるいは外務省の事務方から答弁をお願いいたします。
【次の発言】 では、今回の審議対象になっている協定を始めとするものの中で、逆に、不可分の一体のものである、不可分一体のものであるとされているもの、何かございますでしょうか。
○小西洋之君 民進党の小西洋之でございます。委員長始め先輩、同僚の先生方、昨晩から大変お疲れさまでございます。 ちょっと十五分しかございませんので、重大な憲法問題について、まず伺わせていただきたいと思います。 法制局長官に伺わせていただきますけれども、今配付されている紙でございますけれども、安倍政権の解釈変更で、集団的自衛権、限定的な集団的自衛権を可能にし、またその要件である、それを許容する新三要件というものを作っておりますけれども、仮に、新三要件を超える、それに該当しないような武力の行使、いわゆるフルスペックの集団的自衛権について、それを可能にする場合には、現行の憲法九条の解釈によっては……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 私からも、冒頭、昨日の北朝鮮のミサイル発射につきまして、国際法に違反する暴挙であるということ、また、民進党におきましては、昨日のうちに党として、これを断固許してはならないという党の見解を出していることを申し上げさせていただきます。 では、決算の審議の方の質問に参らせていただきます。 冒頭、会計検査院長に伺わさせていただきます。 去る三月八日の予算委員会の審議におきまして、私は、二〇一四年七月一日の安倍内閣の集団的自衛権を容認する解釈変更、この解釈変更に関する支出といたしまして、内閣法制局の執務資料、また防衛白書、そして内閣官房のホ……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 冒頭、稲田大臣に森友学園の事案に関連して伺わさせていただきます。 大臣は、一昨日の福山委員への答弁で、私が弁護士時代に森友学園の顧問だったことはありませんというふうにおっしゃられました。しかし、その後に保守の会の松山氏がSNS上で、大臣は塚本、あっ、失礼いたしました、塚本幼稚園の顧問弁護士をしていたのは大臣の、稲田大臣の旦那さんでしたというようなことがSNS上で発信されております。 大臣に伺いますが、大臣の御主人であられる弁護士の先生は塚本幼稚園の顧問弁護士を過去されていたことがあったか、あるいは現……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
冒頭、近畿財務局に対して伺わさせていただきます。
この昼に配信されているニュースですけれども、今ずっと議論されておりました森友学園の土地について、国が買い戻すこと、そして、建設中の校舎を解体、撤去するなどして土地を返還するよう十二日付けで通知したというニュースが流れておりますけど、この事実関係、事実でしょうか。
【次の発言】 もう一つ、あるニュースが流れております。
大阪の府議会なんですけれども、府議会の自民党府議団、安倍総理に伺いたいと思いますけれども、府議団の杉本幹事長という先生が、籠池理事長を……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 冒頭、先ほどの佐藤外務副大臣の重大な問題発言について質疑等をまずさせていただきたいと思います。 今、委員部の方から速記録をいただきましたけれども、佐藤副大臣はこのようにおっしゃっています。外務副大臣を拝命いたしました佐藤正久でございます、事に臨んでは危険を顧みず。今、私が読み上げる服務の宣誓でございますけれども、委員の先生方のお手元に配られております私の今日の配付資料の中に実は入っております。昭和四十七年政府見解というこの古い政府見解ですね、七・一閣議決定のこの大きな文字ではなくて、小さい四十七年政府見解の資料の七ページ目でございます……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 私は、去る十二月五日の佐藤外務副大臣の就任挨拶の暴言問題について質問させていただきます。 お手元の資料四ページを御覧ください。四ページの下から自衛隊法の条文がございますが、佐藤副大臣が本委員会の就任挨拶の決意として述べた、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応えるとの文言は、自衛隊法五十二条で戦闘任務に従事する自衛隊員の服務の本旨、すなわち自衛隊員がその任務に服する本来の趣旨、目的とされ、同じく五十三条で全自衛隊員に宣誓が義務付けられているものであります。 一方、憲法六十六条二項の文民条項の政府解……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 まず、質問の冒頭に、今生じております森友学園に関する行政文書の改ざん事件について両大臣の御見解を伺わせていただきたいと思います。 この文書の改ざん事件でございますけれども、実は昨年の三月二日の参議院の予算委員会で、土地の売却等に関するその決裁文書を予算委員会に提出するように要求がございました。これは、憲法六十二条の国政調査権に基づき、国会法の百四条、そして参議院の先例に基づいて行われた国政調査権の行使そのものでございます。また、その後に、三月六日に、会計検査院に対して、国会法百五条、これも憲法六十二条に基づく国政調査権の行使として会計……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 今日の議題であります防衛省設置法でございますけれども、実は、委員の先生方御承知のように、陸海空の自衛隊員はその隊員の数をたった一人でも動かす場合にこの法律の議決が必要でございます。その組織の人数を法律で定めている、そうした軍事的組織は世界にはもちろんございませんし、また日本の行政組織の中でもございません。究極のシビリアンコントロールです。平和憲法に基づく、戦前の軍部の独走などの武断政治の反省を踏まえて、自衛隊員の陸海空の数を法律で規律するという究極のシビリアンコントロール、それがこの度、日報の隠蔽事件によって根底から崩されているのではな……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 陸海空の自衛隊の定数を法律で規律する、日本にある全ての行政組織の中で自衛隊だけが法律で規律をしている、これはまさに国会による実力組織のシビリアンコントロールでございますけれども、そのシビリアンコントロールが日報問題で今壊れてしまっているのではないか、そうした観点で質問させていただきたいと思います。 冒頭、財務省の官房長にお越しいただいていますので、質問させていただきます。 今、防衛省、日々、日報が発見されておりますけれども、日報の探索に当たって、LANのシステムやあるいはパソコンの何かキーワードの検索ですね、というのをやっていると承……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 今回の審議になっておりますマラケシュ条約でございますけれども、これまで視覚障害者に視覚を原因とする障害のみに限定されていたとも条文上読めるようなその条文上の措置を、例えば失語症患者のように言語を操る、コントロールする能力そのものを別の障害の原因によって損傷を受けている、そうした方にも適用されるような改正が行われたことは誠に意義がある。ただ、事前に確認しましたら、政府内で十分なそうした議論は確認はされていないということですので、外務省あるいは文化庁あるいは厚労省などしっかり取り組んでいただきたいと思います。 では、安全保障に関する質問を……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会の小西洋之でございます。 この度、審議にかかっております租税の三条約、また投資協定につきましては、脱税、租税回避、あるいはIT投資などのためというその趣旨を踏まえまして、私、また我が会派は賛成でございます。 この関連の質疑は後に回させていただきまして、幹部自衛官の暴言事件から防衛省に対して御質問をさせていただきます。 まず冒頭、前回の理事会で、五月の八日に防衛省が発表した最終報告の内容、理事会には報告をいただいていますけれども、この委員会において、時間がありませんので、理事会と同じ要領で政府委員の方から説明をお願いいたします。
○小西洋之君 立憲民主党・民友会の小西でございます。 私も冒頭、大臣に、内閣そのものが、今、安倍内閣そのものが議会制民主主義を破壊している、そうした議会政治全体に関わる問題について質問させていただきます。 昨日財務省から公表された森友問題の土地売却等に関する交渉の経緯の文書ですけれども、これは一年以上、一貫して内閣として国会に対して、破棄をした、一枚もないと言っていたものでございます。しかし、それが、一千ページ以上のものが出てまいりました。昭恵夫人のその関与、生々しく書かれているものなどもございます。 私、これ国会の事務総局、参議院の事務総局に調べてもらったんですけれども、この間、第二次……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会の小西でございます。 私も、この度の日報問題について質問させていただきます。 まず、防衛大臣への本年の報告遅れの方について伺います。 政府参考人に伺いますけれども、委員の皆様にお配りしている資料の一ページですけれども、三月十二日に防衛大臣が、財務省の文書改ざん事件を受けて、文書管理あるいは情報公開、保全等を徹底するような指示をしていたと。そのときにそこにいた文書課長、三原文書課長は、この指示の時点でイラク日報の存在を知っていたわけでございます。にもかかわらず、上司の官房長や事務次官あるいは大臣に報告を一切しなかったということなんですけれども、その三原課長が……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会の小西でございます。 私も冒頭、今まさに行われております歴史的な米朝首脳会談に関しまして、そもそも日本とアメリカは一体どういう二国間関係にあるか、その日米関係の本質について質問させていただきたいと思います。 初めに、この間、トランプ政権が誕生して、北朝鮮の核・ミサイル問題の対処を中心とする安倍政権の外交安保姿勢に対する私の認識を申し上げさせていただきたいと思います。 私も北朝鮮の核・ミサイル開発というのは日本に対する誠の重大なる脅威だと考えております。その対処策として、国際連携枠組みの下、経済制裁という最大限の圧力を行うということは、政策的にも必要かつ合理……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会の小西でございます。 私も、まず、米朝首脳会談についてから質問をさせていただきます。 十二日に発表されました米朝首脳による共同声明の意味でありますけれども、河野大臣に伺いますが、朝鮮半島の完全な非核化という言葉がこの共同声明に三つ記載されているんですけれども、その意味として、これは韓国側の非核化も含むのか。すなわち、在韓米軍が、今は持ち込んでいないというふうにアメリカ、韓国両政府が言っているというふうに理解しておりますけれども、在韓米軍が持ち込む核兵器、そうしたものも排除する、すなわちそうした義務をアメリカも負っていると、そのように理解をしていいのかどうか。……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。 私は、大島委員また藤田委員からの追及にありました安倍政権におけるシビリアンコントロールの破壊に関する観点から関連質疑をさせていただきます。 シビリアンコントロールとは、政治家によって軍事組織を統制するという原理でございます。しかし、その政治家をも統制する、それがまさに憲法九条でございます。国家の統治機構において、国家権力、政府の行為によって二度と戦争の惨禍を許さないという憲法前文の平和主義の規定、そして、それが具体化した憲法九条。しかし、政治家にも戦争を起こさせない、政治家をも統制するこのシビリアンコントロールの国民統制の規定九条を、……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会の小西洋之でございます。 冒頭、この度の西日本の豪雨災害によりまして犠牲になられた皆様、また大変な被害に遭われている皆様に心からのお見舞いを申し上げさせていただきます。 また、私も委員長に申し上げさせていただきますが、本委員会、本日の委員会の終了後に採決を行う、そのようなことは絶対に行っていただきたくない、選挙制度は民主主義のまさに基盤でございますので、それを守らない委員会、立法府というのは民主主義を守る立法府たり得ないというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 では、自民党案について質問をさせていただきます。 実は、私は徳島出身、生ま……
○委員以外の議員(小西洋之君) ただいま議題となりましたギャンブル依存症対策基本法案につきまして、提案者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 ギャンブル依存症が、その患者の日常生活及び社会生活に様々な問題を生じさせる国際的にも認められている疾患であるのみならず、その家族に深刻な影響を及ぼすとともに、重大な社会問題ともなっていることに鑑み、ギャンブル依存症対策に関し、基本理念を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、ギャンブル依存症対策の基本となる事項を定めること等により、ギャンブル依存症対策を総合的かつ計画的に推進する必要があります。 以下、本法律……
○委員以外の議員(小西洋之君) お答え申し上げます。 本法案では、公営競技やパチンコのみならず、違法な賭博を含めて広くギャンブル依存症対策を推進する観点から、あえてギャンブルという用語の定義は置かずに、ギャンブル依存症の定義を置いたところでございます。したがって、パチンコ、パチスロを原因とする依存症についても、公営競技などによるものと同様にギャンブル依存症対策の中で対策を講じられていくことになります。その意味におきまして、この法律の定義の限りにおいて、ギャンブル依存症のギャンブルにはパチンコ、パチスロが含まれているものであります。そして、そうした定義の限りにおいてということでございますので、……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西洋之でございます。
冒頭、金子委員長に発言をお願いしたく存じます。
決裁文書の改ざん問題については、何ら真相究明がなされておりません。会計検査院による検査の件もあります。今後においても必要に応じて速やかに予算委員会を開くべきと考えます。
本日以降の予算委員会の継続的な調査の在り方について、委員長の決意を確認させていただきたく存じます。
【次の発言】 具体的かつ詳細の力強い決意を誠にありがとうございました。委員長の御指導をお願い申し上げます。
では、質問に参らせていただきます。
森友の文書のこの改ざんの問題について伺います。
財務省に伺いますが、現……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会の小西洋之でございます。 私は、この日EU・EPA条約について反対、また日EU・SPAについて賛成の立場から討論をさせていただきます。 まず、冒頭、本委員会の進め方でございますが、本委員会は、この臨時国会の冒頭から職権で開催をされ、また職権で運営をされるというような異常な形で始まるところとなりました。 また、委員会の審議におきましても、今日委員長自らから御注意をいただきましたけれども、河野外務大臣の私たち野党議員に対する、聞いたことに答えない、また答えないだけではなくて、その答弁の在り方がまるでこちらに、言葉はあれでございますけれども、食って掛かるかのよう……
○小西洋之君 私は、立憲民主党・民友会を代表して、ただいま議題となりました平成三十年度補正予算二案に対し、賛成の立場から討論を行います。 我々は被災地復旧のため早期の臨時会召集と補正予算の編成を求めてまいりましたが、結局、補正予算提出は十月下旬までずれ込みました。政府の怠慢に断固抗議いたします。 とはいえ、本補正予算は、甚大な被害を及ぼした各災害への対応や酷暑に対応する学校のエアコン設置、倒壊の危険性あるブロック塀対策への支出が大宗であることから、賛成はいたします。しかし、その執行に当たって以下の点を強く要求するものであります。 本補正予算による被災者救済は、なお不十分です。特に、被災者……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の参議院の小西でございます。 本日は、横畠長官の問題発言、また沖縄の基地建設の強行と県民投票の問題について質問させていただきます。 冒頭、横畠長官の三月六日の予算委員会での発言について伺わせていただきますが、その趣旨について一言だけ。 先ほど申し上げました辺野古の基地建設を問う県民投票のところで、今まで戦後の議会でなされた、内閣から表明されたことがない憲法解釈、また地方自治法に関する法律の解釈等々を内閣法制局と総務省に通告しておりますので、法制局長官が政府特別補佐人及び法制局設置法の趣旨に照らしてそうした任にあるかどうか、その前提を確認するという……
○小西洋之君 私は、立憲民主党・民友会・希望の会を代表して、ただいま議題となっております政府提出の長期契約法一部改正案に反対の立場から討論いたします。 以下、主な理由を申し上げます。 第一に、長期契約によるコスト縮減効果の計算方法が適当なものではなく、防衛省が示す縮減効果の妥当性に対する疑念が拭えないことであります。 本委員会においては、長期契約によるコスト縮減効果の計算方法やその効果を示すに当たり防衛省が比較対象としている経費の額について質疑が行われましたが、政府からは、長期契約による場合と長期契約によらず仮に五か年度を契約期間とした場合の経費の額とを比較できないとすることについて、明……
○小西洋之君 私は、立憲民主党・民友会・希望の会を代表して、防衛省設置等の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論をいたします。 まず、本法案においては、自衛官定数等の変更とともに、特に、それと全く関係がなく、しかも違憲立法安保法制の実施措置である日加、日仏ACSAの規定整備がいわゆる抱き合わせで提出されていることは誠に遺憾であります。 我が国の行政組織において、法律でその定数を規律している組織は、自衛隊をおいてほかに存在はいたしません。これは、国会による実力組織自衛隊に対する、さきの戦争の反省等を踏まえた、未来永劫に保持すべき重大なシビリアンコントロールの仕組みであります。限られ……
○小西洋之君 私は、立憲民主党・民友会・希望の会を代表して、日加、日仏ACSAに対して反対の立場から討論を行います。 両協定は、違憲立法である安保法制の運用域を拡大し、その実施を更に推し進めることとなるため、賛成することは断じてできません。 我が国として自衛隊が他国の軍隊とPKOや国際人道支援等に共同参加する際の必要な協力、連携の枠組みを憲法の範囲内で整備することに反対しているのではありません。安保法制の施行以降、自衛隊はカナダ軍、フランス軍と数度にわたる戦闘訓練を実施し、本日の白委員の質疑でも明らかになったように、そうしたものを更に増やす方針を取っているところでございます。 これら訓練……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西洋之でございます。
冒頭、ちょっと通告していないんですが、今の中西先生の質疑、私も大変感銘を受けまして、河野大臣に伺わせていただきたいんですが、大臣、今、政府が発行している最新の公文書、ホームページなども含めて、北方四島は我が国固有の領土であるという趣旨の、その旨を記載しているような文書は政府に存在するんでしょうか。
【次の発言】 私の知る限り、ホームページの記載も変え、また、この度、外交青書の記載も変えというふうになっていると思います。
ちょっと急の質問でございますので、是非政府として調べていただいて、政府が今現に発行している最新の、あるい……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西でございます。 まず、私の方で、二条約についてですが、今、猪口先生が御質問されたこととも少しかぶるんですけれども、この条約によって被害者に保険者から確実に賠償金が支払われるのかどうか、この制度の核心だとも思いますが、衆議院できちんと確認されていない点について伺わさせていただきたいと思います。 外務省に伺いますけれども、この二つの条約において、船舶所有者には無過失の賠償責任を課すとともに、被害者が保険者に対して直接の支払請求の提起が可能となっておりますけれども、条約の立法事実とする青森沖のカンボジア、あるいは兵庫沖のタイ船籍の事故においては、保……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西洋之でございます。 冒頭、文科省の政務官が在京当番の日に東京にいなかったのではないかという今問題が生じております。昨日から外務省、防衛省の担当者の方にレクをお願いしておりました。両省それぞれ、外務省は官房総務課、防衛省は秘書課の方で政務の日程を把握され、一覧表を作成され、その下で在京当番、防衛省の場合は二人体制ですね、大臣がいらっしゃらないときには必ず副大臣を基本として二人体制を置いているということでございます。 それぞれ、何月何日に在京当番がどなたであったかということの記録が、外務省の方は必要がなくなったら破棄しているというので、河野大臣の……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西洋之でございます。 まず、参考人の三名の先生方、この度はお忙しい中に当委員会に誠にありがとうございました。それぞれから大変貴重な御見解を賜りました。 私の方では、柳澤参考人中心に伺わせていただくことになろうかと思うんですけれども、よろしくお願いを申し上げます。 まず、この国家安全保障戦略、安保法制、またこの新しい大綱に至るものなんですけれども、私も見ていて、これの致命的な問題というのは、柳澤参考人の御提言とも重なると思うんですが、一言で言うと外交がないと。もう軍事的な路線一辺倒であって、政治が責任を持って主体的に担う、そうした外交の在り方と……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西でございます。 冒頭、白先生の今の質疑の続きさせていただくので、秘書官、白先生の配付資料を大臣にお渡しいただけますか。資料の六ページです。局長、持っていたら大臣にお渡しいただいて、今答弁が明確でなかったので。 この資料の記載によれば、C津波の影響ですね、津波の影響は、影響があるところはバツ、影響ありと書いてあるんですが、新屋演習場はそういうふうに書いていないんですね。ですから、この記載は不適切であると。本来バツ、津波の影響ありと書くべきところを新屋演習場は空欄になっていますから、この記載が不適切であると、そういう理解でよろしいですね。@の遮蔽……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西洋之でございます。 冒頭、私どもの法案の質疑を行わせていただく前に、今の質疑、答弁を伺っておりまして、昨年のいわゆる六増法の経緯でございますが、もう繰り返すまでもなく、議長の下に置かれました専門委員会で十七回にわたって各党各会派の真摯な議論が行われた、そして専門委員会の報告書が五月七日に出された、しかしその間、一言も議論されていなかった六増法なるものが急遽、突如、与党の方から提案をされ、我々野党の議長への真摯なあっせん要請にもかかわらず、そうしたことも一切なされないままに強行採決をされたものでございます。 歴代の最高裁判決が一票の較差の問題に……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西洋之でございます。
まず、国会議員の歳費に関する会計支出の検査に関する質問からさせていただきます。
金曜日の議院運営委員会において、いわゆる我々参議院議員の歳費を減額する歳費減額法が付託されているところでございますが、参議院法制局に伺います。参議院法制局は、参議院議員を衆議院議員に比べて歳費を減額する、この法案は憲法違反ではないというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 今法制局長から、依頼者側の判断を前提に依頼者側の立場に立って立案というふうに答弁がございました。
担当の与党の先生方から私どもに対して、法制局はこの歳費減額法を合憲と言っ……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西洋之でございます。 私は、辺野古基地建設の問題について質問をさせていただきます。 まず、防衛省に伺いますけれども、この配付資料の一ページ目でございますけれども、埋立工事において、資材の岩ズリの単価が、護岸工事単価、これは上に日時がありますけれども、平成二十七年の一月でございますけれども、当時千八百七十円から、下の埋立工事の方は、平成三十年三月でございますけれども、この時点では約三倍の五千三百七十円になっていますけれども、防衛省の説明では、資材価格調査において一社の申告のみによる価格のみによってこれを決定したということでありますけれども、これは……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西洋之でございます。 我が会派は、ただいま審議にかかりました国会議員の選挙等の執行経費の法案、また公選法の法案には賛成でございます。その上で、関連質問を御用意させていただいているんですが、ちょっと時間の関係上、先に、今、議運委員会の方に付託をされております歳費の削減法案のことについて少しお伺いさせていただきたいというふうに思います。 この法案でございますけれども、様々各会派の中で問題意識を持たれているものとは存じますが、今日はこの倫選特の場で、尊敬する先輩、同僚議員の皆様に、ふだんの対安倍総理とは違う本来の私のキャラクターで、どうか渡辺委員長を……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西洋之でございます。 まず、厚生労働省の統計不正問題から質問をさせていただきます。(資料提示) 衆議院の審議、また昨日のこの本予算委員会の審議において統計の監察委員長の樋口委員長の御説明、なぜ隠蔽行為ではないのか、厚労省の職員の皆さんが事実に反する虚偽のことを述べたり虚偽の文書を作成したことは報告書で認めているのに、なぜそれが隠蔽にならないのか。隠蔽ではなくて申述行為というふうに言っております。 実は、その樋口委員長がおっしゃっている申述行為と隠蔽行為の違いなんですが、一言で言いますと、その当該厚労省の職員に事実を隠す意図があったかどうかとい……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会・希望の会の小西でございます。 まず、統計問題から伺います。 さきの六日の樋口監察委員会委員長への質疑によって、委員の先生方、配付資料を御覧いただけますでしょうか、虚偽を言ったり虚偽の文書をさんざん作ったりしながら隠蔽ではないという摩訶不思議な論理について、実は、樋口委員長ら委員会の委員が厚労省職員に、そういう虚偽行為をするときに事実を隠す意図はあったんですかという質問を直接やっていないという不正の調査であることが明らかになりました。まず、これに関連して質問をさせていただきます。 厚労省、樋口委員長から答弁を聞き取ってくださっているということですので、問い……
○小西洋之君 私は、立憲民主党・民友会・希望の会を代表して、ただいま議題となりました平成三十一年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。 まず、複雑怪奇かつ高所得者ほど得をする軽減税率、幾通りもの複数税率となるポイント還元、事務経費が約三割を占めるプレミアム商品券等々、合理性を欠く対策で国民を欺く消費増税は断じて認められません。 また、消費増税対策の三分の二を占める国土強靱化対策などの不当な付け替えによって公共事業費が十年ぶりの高水準で膨れ上がり、プライマリーバランス黒字化目標が最初から達成不可能であることは言語道断であります。 一方で、社会保障政策は、待機児童対策よりも、中高額……
○小西洋之君 新会派、立憲・国民.新緑風会・社民の小西洋之でございます。 冒頭、この度の大災害の犠牲者の方々の御冥福を心よりお祈り申し上げ、被災者の方々に深くお見舞いを申し上げます。 この度の大災害に際して、立憲民主党の参議院議員は、吉川沙織理事らを先頭に、二十一日には枝野代表が長浜会派会長らと、あるいは県連の地方議員らとともに千葉に、また、十八日には福山幹事長が牧山議員らとともに横浜市に、それらに先立ち、塩村あやか議員が伊豆諸島新島に、小沼巧議員が茨城県内の被災調査に赴くなど取組を重ねてまいりました。社会民主党においても、又市党首の対策本部の下、福島議員、吉田議員らの奮闘に敬意を表します……
○委員長(小西洋之君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました小西洋之でございます。
本委員会の所管する沖縄問題、北方問題につきましては、今なお多くの問題を抱えており、本委員会に課せられた使命は極めて大きいと言わなければなりません。
微力ではございますが、皆様方の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存……
○委員長(小西洋之君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、伊波洋一君が委員を辞任され、その補欠として高良鉄美君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
首里城火災による被害状況等に関する実情調査のため、来る二十五日、沖縄県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(小西洋之君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高良鉄美君及び三宅伸吾君が委員を辞任され、その補欠として伊波洋一君及び中西哲君が選任されました。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。
沖縄及び北方問題に関しての諸施策について関係大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。衛藤沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 茂木外務大臣。
【次の発言】 以上で関係大臣の発言は終了いたしました。
この際、副大臣及び大臣政務官から発言を求められており……
○委員長(小西洋之君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、中西哲君が委員を辞任され、その補欠として三宅伸吾君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……
○小西洋之君 立憲・国民.新緑風会・社民の小西洋之でございます。 午前中の衆議院からのこの議論を聞いておりますと、過去の無謀な戦争の過ち、在留邦人保護などを名目にして戦禍を発生させてしまった。あるいは、根幹の過ち、戦地に送られる兵士の命、尊厳、それに向き合う政治がなかった。そのようなことを感じているところでございます。 我が会派は、国民民主党の外交、安保の両副部門長である羽田理事、また立憲民主党の両副座長であります白先生などを先頭に、昨年の十月十八日の菅長官の基本方針の前から政府に対してヒアリングを重ねていたところでございますが、桜を見る会のような答弁拒否の連発に遭っておりました。両大臣に……
○小西洋之君 立憲・国民.新緑風会・社民の小西でございます。質疑の機会を御配慮いただきまして、委員長始め理事の皆様に感謝申し上げます。 私も、今の白先生の自衛隊の中東派遣から質問をさせていただきます。 政府参考人で結構でございますけれども、今の防衛省設置法の四条十八号の調査研究でございますが、この度の十八日の官房長官のおっしゃったこの調査研究、所掌事務の遂行に必要な調査研究を行うと、法律の規定でございますけれども、具体的に、自衛隊法の第六章の自衛隊の行動について、具体的に、この所掌事務として自衛隊の行動の何を想定して自衛隊を送ることを考えていらっしゃるんでしょうか。網羅的におっしゃってくだ……
○小西洋之君 立憲・国民.新緑風会・社民の小西洋之でございます。
まず、今、山田先生からも御質問ありました、ちょっとGSOMIAの失効回避の件について伺いたいと思います。
外務大臣にお願いしたいと思いますが、今般、失効が回避されたということは私も非常によかったことだと思っているんですが、そこに至った経緯について御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 報道では、アメリカからの働きかけが功を奏したですとかいろいろ言われておりますけれども、今の御答弁は、安全保障環境について、この三か国の安全保障環境に対する認識とそれに対するこの三か国のしっかりとした連携が重要だという認識が一致していて、そ……
○小西洋之君 私は、立憲・国民.新緑風会・社民を代表して、日米貿易協定及び日米デジタル貿易協定に対し、断固反対の立場から討論を行います。 以下、反対の理由を申し述べます。 第一に、自動車、自動車部品に対する追加関税及び数量規制の発動回避の約束が曖昧模糊、言わば、やぶの中であることであります。 茂木外務大臣は、本委員会において、日米共同声明の、両協定及び本共同声明の精神に反する行動を取らないとの抽象的な文言と、その解釈に係るトランプ大統領からのそれで結構だという内容という、まるで居酒屋談義レベルの説明のみをもって、追加関税を課されることはないと強弁をしました。 加えて、自動車等に対する数……
○小西洋之君 立憲・国民.新緑風会・社民の小西洋之でございます。 まず、私も桜を見る会の件について質問させていただきます。 まず冒頭、長官に伺います。 解散・総選挙のことなどがこの永田町で今少し話が出ているところでございますけれども、安倍総理や菅長官は、解散・総選挙がある衆議院の議員の在り方について、常在戦場という言葉を繰り返しおっしゃっております。 安倍総理は、自民党の仕事始めで、常在戦場の気持ちで皆様とともに身を引き締めていきたいと思います、菅長官に至っては、国会答弁の中で、平成二十八年なんですけれども、衆議院議員としては常在戦場はもう当然のことというふうにおっしゃっていますけれど……
○委員長(小西洋之君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました小西洋之でございます。
委員各位の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に猪口邦子君、山田宏君、石橋通宏君及び秋野公造君を指名いたします。
本日はこれにて……
○委員長(小西洋之君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官川辺英一郎君外十七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のうち、沖縄及び北方問題に関しての施策に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(小西洋之君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
北方領土及び隣接地域の諸問題等に関する実情調査のため、北海道に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時八分散会
○委員長(小西洋之君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
東日本大震災の発災から本日で九年を迎えます。
ここに、改めて、今なお困難な生活を余儀なくされている被災者の皆様に思いを致すとともに、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。
沖縄及び北方問題に関しての施策に関する件について関係大臣から所信を聴取いたします。
まず、衛藤沖縄及び……
○委員長(小西洋之君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、今井絵理子君が委員を辞任され、その補欠として舞立昇治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官宮地毅君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十六日、予算委員会から、三月十九日の一日間、令和二年度一般会計予算、同特別……
○委員長(小西洋之君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、舞立昇治君が委員を辞任され、その補欠として今井絵理子君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ござい……
○小西洋之君 立憲民主・国民.新緑風会・社民の小西洋之でございます。 まず、お手元に今配付をされております資料の九ページ、十ページに関する事案から質問をさせていただきます。 本日発売の週刊文春におきまして、かつての森友事件の決裁文書などの改ざん事件がございましたけれども、その改ざん事件において、財務省が平成三十年六月に調査報告書を出しているんですが、その中で、言わば主犯、文書でいうと中核的な役割を担ったとされていた当時の理財局の中村総務課長、今、実は昨年の八月からイギリス大使館の公使、日本国を代表する大使館の大幹部として御栄転をしているところでございます。こうした人事がまさに日本外交上の問……
○小西洋之君 立憲・国民.新緑風会・社民の小西洋之でございます。 本日、防衛省設置法の一部改正の審議でございます。我が国に今ある行政組織の中でその定員の数を法律で規律しているのは、先生方御案内のとおり、自衛官だけでございます。これは、最強の実力組織であるその自衛隊を我々が、国会がまさに統制する、まさにシビリアンコントロールそのものでございます。本日は、そうした制度の重みをかみしめながら質疑をさせていただきたいと思います。 今回のこの設置法の改正でございますが、科学技術の進歩あるいは中国の動向など、そうした我が国をめぐる安全保障環境の変化の中で、宇宙領域、サイバー領域等々の体制強化をするとい……
○小西洋之君 小西洋之でございます。 我が会派は、本日のこの六協定、条約については賛成でございます。 モロッコについて質問がございましたので、中国の租税条約の見直しについて伺わせていただきます。 中国の租税条約でございますけど、一九八四年に発効して、アメリカなどの租税条約と比較しても課税率が高い状態にあり、かつ徴収共助あるいは相互協議などの仕組みがないところでございます。本委員会におきましても、宇都理事が平成二十五年に、経済界からも改善の要求が出ているというようなことも指摘されながら、これの改定についての質疑をなさっておりました。 昨年には経団連からもこの要望が出ていると承知しておりま……
○小西洋之君 小西洋之でございます。
質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。
まず、国会が負担する経費の観点の質問からさせていただきます。
参議院の事務総長に伺いますが、昨年の週刊文春に公選法違反が報道されました河井前法務大臣、また河井あんり議員に支払われた歳費などの総額は、この文春の報道以降、幾らになるでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。
事務総長、重ねて、一般論でございますが、国会議員が公職選挙法違反などの、つまり刑事犯罪によって有罪の確定判決が出された場合に、今答弁いただいたような歳費などの経費について、国庫に返納義務というのは負うのでしょうか。
○小西洋之君 質疑の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 私も、冒頭、新型コロナウイルスの感染症により犠牲となられた方々の御冥福をお祈りするとともに、また、今病床にあられる方に心からお見舞いを申し上げ、また医療関係者、あるいは行政関係者、あるいは様々な民間の関係者の皆様、この新型コロナの闘いに奮闘されている方に心からの敬意を表させていただきます。 以下、本日は平成三十年度決算等が議題でございますけれども、それにも敷衍しながら、目下の緊急事態であるこのコロナ対策などについて質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、この医療の現場で今本当に悲鳴が上がっております……
○小西洋之君 立憲民主党・国民.新緑風会・社民の小西洋之でございます。 通告のうち、検事長の勤務延長人事から質問をさせていただきます。パネルをお願いをいたします。(資料提示) 安倍内閣は、一月の三十一日、黒川東京高検検事長の定年延長、すなわち勤務延長を突如閣議決定をいたしました。しかし、検察官は国家公務員法の勤務延長はできないことが昭和五十六年のこの国公法を改正したときの政府の想定問答集、これ私が国立公文書館で見付けてきたものでございますけれども、内閣法制局長官、森大臣も政府の統一見解であるというふうに認められているところでございます。 今、フリップを御覧いただきたいんですけれども、問い……
○小西洋之君 立憲・国民.新緑風会・社民の小西洋之でございます。
冒頭、昨晩の小池都知事の緊急記者会見について官房長官に伺います。
二十六、二十七の自宅勤務や、夜間あるいは週末の外出の自粛を呼びかける記者会見でございましたけれども、これについての政府の見解をお願いいたします。
【次の発言】 今の答弁は、小池都知事のその方針について、要請について政府としても賛同すると、そういう趣旨でしょうか。
【次の発言】 さきに成立しました新型コロナウイルスの対策の特措法、インフルの特措法ですけれども、政府対策本部の規定がございます。
こうした事態を踏まえて、政府対策本部の設置について何か政府として考え……
○小西洋之君 小西洋之でございます。
中企庁長官に伺います。
前田ハウスの名前は自分で付けたのでしょうか。また、あのアメリカの会場のプレートは誰が用意させたのでしょうか。
【次の発言】 知人とは誰ですか。
【次の発言】 その方がサービスデザイン推進協議会の関係者と前田ハウスの準備をしたんですか。
【次の発言】 なぜ前田ハウスというプレートが用意するような場がつくられたと思いますか。
【次の発言】 豊かな交友関係は分かりました。
先に検察の問題を伺います。森大臣、通告の四番です。
人事院の懲戒処分の指針の五つの加重要件をお示しいただきながら、それが黒川氏の事案に当てはまるかについて現時点……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 我が会派は、この議案であります防衛省の職員給与法については賛成でございます、その関連でございますけれども。 その前に、この質疑の中ではございますが、今日、防衛省職員として長きにわたりまして日本の防衛政策を引っ張ってくださいました菅原人事局長がお亡くなりになり、今日この時間、御葬儀というふうに伺っております。私も、昨年の地元千葉の台風十五号のあの災害のときには、菅原局長は統幕の総括官として、自衛隊の災害派遣、二千名の、破壊された屋根をブルーシートを覆う、二千名の自衛隊のブルーシート部隊をリーダーシップを発揮してつくってくださったわけでござ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。
まず、存立危機事態に関する政府の見解を伺います。
防衛大臣に伺いますが、防衛大臣は存立危機事態、これは今日含めいつ起きてもおかしくないと、起こり得るものだというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 七・一閣議決定以降の認識は変わらないということでございました。
では、今おっしゃられた現実に起こり得ると考えているこの存立危機事態ですけれども、具体的にどういうケースが起こり得ると考えていらっしゃるんでしょうか、今から言うことをお答えいただきたいんですが、先般、今は現に起きるとは考えていないというふうに言いましたホルムズ海峡事例ですね、そ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まず、日英EPAについて伺います。 茂木大臣、問いの二番からですけれども、日英EPAの締結に際して、カナダや韓国のようにつなぎ協定、すなわち対EUのEPAの内容を対イギリスのEPAとしてそのまま継続するといったような実はつなぎ協定というものをほかの国は結びまして、よって来年以降に本協定の協議を行うことと実はしている国、カナダ、韓国などがそうなんですけれども、我が国がそのようにしなかった理由はなぜでしょうか。 つまり、伺いたいのは、我が国の国益を最大限に確保するためには本年のうちにイギリスと日英EPAの本協定の交渉を行う必要があると考え……
○小西洋之君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。
菅総理に伺います。
官房長官時代の雑誌の人生相談のコーナーにおいて、仕事においてアピール力はあくまで付随的なものだというようなお話をおっしゃっておりますが、このアピール力は仕事において付随的なものだ、このお考え、どういうお考えなのか教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 通告しているんですが、菅総理、付随的というお言葉を菅総理はどういう言葉として認識でいらっしゃいますか。
【次の発言】 仕事が主で、アピール力は付随的なもの、つまり付き従う従属的なもの、そういう意味でしょうか。
○小西洋之君 立憲・社民の小西洋之でございます。 冒頭、委員長にお願いでございますが、昨年十二月一日の本委員会での私の質疑における内閣法制局長官の答弁につきまして、お手元の配付資料の一ページでございますが、線を引いた部分。私からの、「法解釈の前提の立法事実の確認というのは、法制局の仕事、所掌には含まれないという理解でよろしいですか。法制局は事実の確認はしない、あらゆる解釈、法令の根拠となる立法事実については一切確認はしない、関知しないという理解でよろしいですか。」との質問に対して、近藤長官よりなされた、「立法事実については、担当省が現実に起こっている事実を確認し、それを私どもに御説明いただく……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 冒頭、今大臣から陳謝のありました、この名給法の参照条文に誤りがあったということでございますが、委員長の方から厳しいお言葉がありましたので私の方からは詳細は控えさせていただきたいと思いますが、まず、参照条文でございますので、法案を読んでいくときにまさに参照するものとして特に選ばれた条文ですので、そこに間違いがあれば、法案の正しい理解、条約の正しい理解はできないということ、法案の正しい理解はできないということでございます、議案のですね。 また、我が会派の白眞勲委員が昨日質疑予定であったにもかかわらず、もうその委員会のための理事会、その段階に……
○小西洋之君 立憲・社民の小西洋之でございます。 まず冒頭、外務大臣、通告ができていなくて恐縮なんでございますが、ミャンマー情勢なんですけれども、先日の国軍記念日に、報道では、これまでで最多数の市民に対する、虐殺と言ってもよろしいと思いますが、死者が出るような状況になり、また、各国からも、国際関係においても大きな非難の声が寄せられておりますが、私は、こういう事態は、国連安保理事会が所掌する国際の平和における危機などの問題として国連安全保障理事会が直ちにこのミャンマー問題について議論を、討議を行う、そのような必要があると思うんですが、そうしたことについて大臣のお考えなり、あるいは、この間、先週……
○小西洋之君 立憲・社民の小西洋之でございます。 冒頭、今防衛大臣の方から陳謝をいただきました設置法について、参照条文について誤りがあったという点でございますが、私もかつて霞が関で働いていたんですが、読み合わせ等の作業、大変な作業でありますけれども、やはりそこをしっかりやっていただくということが我が国の法治国家をしっかり守っていくということでございますので、理事会では再発防止策の紙も、政務官からの陳謝、説明もございましたけれども、大臣の御指導の下、しっかり再発防止を頑張っていただきたいというふうに思います。 では、質疑の方に移らせていただきます。 まず、法制局長官に質問をさせていただきま……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
まず、日米首脳会談について質問をさせていただきたいと思います。
台湾の問題が共同声明に明記をされたということが多方面で反響を呼んでいるところでございます。
まず、事実関係の確認ですけれども、共同声明においてアメリカとともに確認している自由で開かれたインド太平洋、この自由で開かれたインド太平洋には台湾及び台湾海峡は入るのでしょうか、外務大臣の答弁をお願いいたします。
【次の発言】 特定の国・地域を排除するものではないというような発言がありましたけれども、先ほど御指摘をいただいた、この首脳会談の共同声明を見ておりますと、台湾に関するところは、……
○小西洋之君 私は立憲民主・社民の小西洋之でございます。 三人の参考人の先生方、本日は、お忙しい中に、貴重な御意見、本当にありがとうございました。 私の方からは、今、自民党の山田先生が最後に御質問された観点ですね。先日、日米首脳会談が行われました。そこで、半導体ですとか医薬品ですとか、そういう一種の戦略物質といったようなものについてサプライチェーンを日米間で非常に強化していくと。それに当たっては、木村先生が御示唆いただいたような大国間、アメリカと中国という新たな、大きな大国の一種の対立関係、またそれが安全保障の問題も引き起こして、この委員会は外交防衛委員会でございますので、そういう国防の観……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。
私も、議題のRCEP協定に入る前に、理事会で防衛省から説明のありましたワクチンの接種センターのことについて伺わさせていただきます。
その関連で、初めに、防衛省、政府参考人に、問いの大きな二番ですね。
今日の理事会で、国会議員の質問に対する防衛省の答弁姿勢等の在り方についてという見解文書を出していただいております。これについて、政府参考人の方からこれの考え方の部分について御説明をお願いいたします。答弁をお願いします。
【次の発言】 大変峻厳なといいますか、我々、文民統制、防衛省・自衛隊は実力組織、自衛隊は実力組織でございますので、それに……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
日印ACSA協定から伺います。
外務省に伺いますが、条約の条文に、それぞれの国の法令により物品、役務が認められるその他の行動という規定がありますけれども、その他の活動ですね、その他の活動、これは、解釈上は安保法制の存立危機事態における集団的自衛権行使や重要影響事態などの後方支援も含むということでよろしいでしょうか。結論だけおっしゃってください、結論だけ。
【次の発言】 大臣、恐れ入ります。
じゃ、外務省、続けて。
この度の日印ACSAの主たる目的ですね、これ前回答弁いただいているんですけれども、結論だけで結構です。先般の自衛隊法改正の、……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。私も冒頭、中山副大臣の遅参問題について伺わさせていただきます。 まさに言語道断、あってはならないことでございますが、中山副大臣のそのおわびの発言の中で、防衛省全体の緊張感が足りなかったということをわざわざおっしゃられました。大臣はそういうことをおっしゃられていないんですけれども、私の認識なんですけれども、やはり、防衛省そのものを率いるのが大臣、副大臣、政務官の仕事、役割ですから、その結果、自分たちが率いることができていなくて緊張感が足りなかったのかもしれませんが、それをわざわざ国会でおわびの言葉で私は言う必要がないと思うんですね。そこは、何とい……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 まず、議案の条約について質問をさせていただきます。 その前に、茂木大臣、質問ではなくて一言でございますけれども、ちょっと私も報道レベルぐらいでしか承知しておりませんけれども、ミャンマーの日本大使館の方々の件で、非常に、何といいますか、敬意を表させていただきたいと思います。機微な問題のようですので質問はあえて控えさせていただきますけれども、敬意を表させていただきたいと思います。 では、質問をさせていただきたいと思います。 まず、租税条約二本でございますけれども、日・ジョージアの租税条約においては、いわゆる徴収共助というものが規定されたわけ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 まず、集団的自衛権行使の問題について質問をさせていただきます。 配付資料の二ページからでございますけれども、このいわゆる七・一閣議決定で容認されて、存立危機事態条項によって法制化されている集団的自衛権の行使でございますが、安倍政権、菅政権になって累次の憲法違反、法律違反が繰り返されているところでございますが、これは実は次元を超えた暴挙でございます。 この集団的自衛権行使の容認は、実は法解釈ですらございません。そして、私は、歴代の、新しい防衛大臣や外務大臣が着任されるたびにこの外交防衛委員会の場でこの質問をさせていただいて、このような武力を……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 本日の一般質疑の開催に当たり、三宅筆頭の御尽力、また、政府の取組に敬意を表させていただきたいと思います。 では、まず集団的自衛権の行使について、前回の続きからさせていただきます。 一ページの資料でございますが、前回、茂木大臣ですね、私の質問に対して、線を引っ張っている部分ですけれども、答弁をいただきました。昭和四十七年政府見解の作成要求がなされたときの吉國内閣法制局長官の答弁でございます。二つ目の括弧ですね。侵略が現実に起こった場合に、これは平和的手段では防げない、その場合に生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利が根底から覆されるおそれ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。質疑の機会をいただきまして、委員長、関係の理事の皆様に感謝を申し上げます。 まず、今日は外務、防衛、そして国際協力機構の決算の審議でございますけれども、この審議対象の省庁以外、全ての全省庁に関わる会計検査院の検査の在り方について、昨年機会をいただいたこの決算委員会での私の質疑なども踏まえながら、まず冒頭、質問させていただきたいと思います。 資料の一ページでございますが、会計検査院法の二十条の第三項で、会計検査院が検査をするに当たって踏まえなければならない観点というのが法律で定められております。正確性、合規性等々がございますけれども、この合……
○小西洋之君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 今、吉川委員の質疑を伺いながら、私も今回のミスの背景からまずは質問をさせていただきたいというふうに思います。 先ほど石井発議者の方から、当時の五月の十四日には、参議院法制局にいわゆる六増法の立法の指示を会派としてなされていたというふうに伺ったところでございます。そのまさに五日前の改革協で選挙制度の専門委員会の報告がなされていると。当時、私もこの六増法の本会議の反対討論をやったんですが、私、実はこういうことを申し上げているわけでございます。 その報告書の七十三ページに当時の岡田委員長の言葉として書かれているんですけれども、選挙制度改革につい……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。質疑の機会に御礼を申し上げます。 まず、各会派、各党の政治的な立場を離れ、今、逢沢発議者の方から趣旨説明をいただきましたけれども、逢沢発議者、また岩屋発議者、佐藤発議者、また浦野発議者、先生方の、コロナ禍で自宅療養などを余儀なくされている国民のこの投票権、人権の中でも一番大切なものであり、参政権でございますので、もう民主制の核心そのものでございますけれども、その投票権を確保するためのこうした取組に党派の立場を超えて敬意を表させていただきたいというふうに思います。 と申しますのは、配付資料で配らさせていただいておりますけれども、実は我が立憲……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。
まず、コロナ対策から伺います。
菅総理に伺いますが、緊急事態二度目の延長ということでございますが、延長することになってしまったことについての政府の責任、また、そもそも一月七日の発出が遅かったのではないか、そのことについて見解をお願いいたします。
【次の発言】 二度の延長をすることになったことについての明確な責任の答弁はなかったように思いますが、一月七日、まあ菅総理は年末にステーキを食べに行ったりしていたわけですけれども、専門家の意見に耳を傾けずに一月七日の発出が遅れたのではないかということについてはどうお考えですか。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 東日本大震災の発災から十年目を迎えようとしております。私の選挙区でございます千葉県も、津波、そして日本の災害史上例のない液状化、そして茨城沖の海に出た第一原発の汚染水による観光業の風評被害など、本当に大変な被害が生じたわけでございます。当時、私、民主党は与党でございましたので、復興特区法の立案あるいは風評被害の解決のために、千葉モデルといって全国でも使われるようになりましたけれども、賠償スキームをつくる、そのような仕事に携わってまいりました。ただ、今申し上げたその千葉モデルの観光業、旅館、ホテル業などの方々でございますけれども、一昨年の台……
○小西洋之君 立憲民主党・社民の小西でございます。
官房長官に伺います。菅総理は総理就任後、NTT幹部と会食をしていますでしょうか。
【次の発言】 総理就任後に会食をされたかどうかを聞いております、NTT幹部の皆さんと総理が。
【次の発言】 総理が、これ国民の皆さん注目していますから、総理が総理就任後にNTT幹部と会食をした事実があるのか。その事実、ある、ないだけを答えてください。坂井官房副長官は答弁しております。もし総理が会食の有無を答えないんだったら、閣内不一致です。
【次の発言】 坂井副長官が総務省の政務であったときにNTT幹部と会食したことは、先ほど答弁されました。なぜ菅総理は答弁拒……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
コロナ対策について伺います。
厚労大臣、緊急事態宣言が解除されたいわゆる平時において、医療の再構築等のために知事が医療関係者に要請を行う権限の法律の条文を御説明ください。
【次の発言】 緊急の必要があるというのは、平時でも使えるということでよろしいですね。
【次の発言】 その判断というのは、知事が主体的な判断できるということでよろしいですね。
【次の発言】 感染症法の二十二条の三はいかがですか。
【次の発言】 厚労省、都道府県の担当者に分かるように丁寧に説明してください。平時における知事の調整権限の条文。(発言する者あり)
○小西洋之君 立憲・社民の小西洋之でございます。 まず、コロナ対策から伺います。(資料提示) 今パネルでお示ししました特措法の附帯決議でございます。第三波の反省を踏まえて、今度こそ感染拡大を抑止し、そして、もし感染拡大が起きたときにも国民の命そして経済を守る、医療等の体制をつくる、そして、そのための国の基本方針を示して、県に計画的な取組をやっていただく。コロナにだけ実は体制づくりの法律がございません。厚労省が出す事務連絡だけで行っていました。 菅総理、この特措法の附帯決議に基づいて、今度こそ国民と経済を守る、国の基本方針を作る、そうした決意をお願いいたします。
○小西洋之君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○小西洋之君 小西洋之でございます。
大臣の所信、両大臣の所信に対する質疑をさせていただきます。
まず、林大臣、林大臣よろしいですか。
非核三原則なんですが、ちょっと今の答弁を聞いていて不安になったんですが、昨日、岸田総理は、非核三原則は我が国の国是であると、内閣としてもそういう認識をしているというふうにおっしゃいましたが、それは外務大臣も同じ認識でしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。
大臣のこの三月の三日のこの我が委員会での所信なんですが、八ページですね、このようにおっしゃっています。竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も日本固有の領土ですとおっしゃっております……
○小西洋之君 小西洋之でございます。
まず初めに、三宅政務官に、戦争の放棄に関する条約、いわゆる不戦条約の第一条の解釈について御質問させていただきたいと思います。
まだ戦後の議会で答弁がなされたことがないということでございますが、不戦条約第一条の政府の考えについて分かりやすく答弁をお願いいたします。
【次の発言】 大変分かりやすい詳細な答弁をありがとうございました。
冒頭申し上げましたように、この間、今ももちろん生きている、まあいろんな歴史的な変遷があるにしても、人類において大切な条約、国際条約だと思いますが、政府の初めての答弁ということで歴史に残る答弁だったというふうに思います。ありが……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 私、冒頭、今、松川委員がおっしゃっていた、初めてのこの子供向けの防衛白書などについてちょっと申し上げさせていただきたい。 実は、私、これ読みました。で、けしからぬことが書いてあったら外交防衛委員会で厳しく追及をしようと思っていたんですが、実は、専守防衛ですね、七・一閣議決定、集団的自衛権を容認した閣議決定と同時に、専守防衛の定義は変えていないんですね、政府は。変えていないんだけれども、およそ小学校の高学年、いや、あるいはまあ三年生でも多分そうは読み取れないと思うんですが、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使し、相手から武力攻撃を……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 ロシアのウクライナ侵略の問題について質問させていただきます。 まず、外務大臣に伺います。 プーチン大統領が、先日、ベラルーシのルカシェンコ大統領と会談をしまして、共同会見を行っております。その中でプーチン大統領が、このウクライナのブチャでの多数の民間人の殺害行為、まさに戦争犯罪だと思いますが、これについてフェイクであると述べ、また、このウクライナへの侵攻について、ロシアの安全保障のためのものであり、ほかに選択肢、方法はなかったというようなことも言っております。またさらに、ウクライナは反ロシアの拠点であり、ネオナチの芽が育成された、まあ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 まず、議案のこの旅券法の改正についてお伺いをさせていただきます。 実は私、かつて霞が関におりましたときに経産省に総務省から出向しまして、日本のこのIT産業を、ICT産業を世界展開をするということで、実は外務省の旅券課にも当時大変お世話になりまして、ICAOという国際機関が、もう今は当たり前ですけど、e―パスポート、今まで紙だったものにそこにICチップを入れるパスポートを、二〇〇八年か九年ですかね、全世界入れようと。すると、東南アジア諸国はまだそういう技術をちゃんと持っていなくて、パスポートというのはまさに国の顔、国の威信が懸かるものですので……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
まず、ウクライナ問題を中心に質問をさせていただきます。
外務大臣にお伺いしますが、先般、ロシアの副首相が、我が国固有の領土である北方領土に対して、完全に開発し、投資も行うというような不届きな発言をしたというような報道がありますが、これに対する政府の見解をお願いいたします。
【次の発言】 前回、こちらの委員会でも申し上げたことがあるんですが、日本固有の領土の北方領土を武力で不法占拠を始めてきたという歴史的な事実でございますので、また、それ、当時ソ連のことですが、またロシアが今同じことをウクライナに行っているわけでございますので、もちろん人類の……
○小西洋之君 立憲・社民の小西でございます。 まず、防衛大臣に御質問をさせていただきます。 問いの二番からさせていただきますが、五月の四日にアメリカのオースティン国防長官と防衛大臣、防衛相会談を行っていらっしゃいますけれども、その中で、防衛省が発表した会談の文書がございますんですが、三文書改定のプロセス等々ですね、この会談についての五月五日の大臣の記者会見、アメリカの国防庁長官と合意をしたのは三文書改定のプロセス等々であって、今後、日本が国家安保戦略を始めこの三文書をどのように改定していくか、その具体的な中身についてはアメリカとはまだこの了解はしているのかしていないのか、ちょっと分からない……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 コロナ対策を中心に質問をさせていただきます。 昨日の発表で、全国で八万人以上の感染者が生じ、また死者の方は二百四十六名、重症者は千四百八十九名。恐らく、私の試算では死者の方は四千名を超えていらっしゃると思います。このままだと第五波の倍に至るでしょう。 岸田総理に伺いますが、岸田総理は常に最悪の事態を想定するとおっしゃっていますが、今のこの第六波によって多くの国民の皆さんの命が失われ、国民の皆さんが傷ついている、これは岸田総理が想定していた最悪の事態の一つに、最悪の事態の一つに入りますか。
○小西洋之君 立憲民主の小西でございます。
まず、ウクライナ情勢から質問をいたします。
岸田大臣に伺います。
昨日、報道等で、プーチン氏が戦略核について臨戦態勢を整えたというような動きがあるというようなことですが、許されざる暴挙だと思いますが、大臣の見解をお願いいたします。
【次の発言】 失礼いたしました。外交防衛委員会で五年半にわたりまして岸田当時外務大臣と厳しく対峙をしておりまして、失礼いたしました。
林大臣、参議院の憲法審査会長として、良識の府を代表する大先輩ということで敬意を表させていただいております。
では、重ねて林大臣に伺わさせていただきます。
岸田総理は、今回のロシア……
○小西洋之君 立憲民主党の小西洋之でございます。 冒頭、今、この高騰しているガソリンの価格等によって圧迫を受けている国民生活、コロナ禍の中の国民生活という観点でお伺いをさせていただきます。 金子大臣にまず、総務大臣ですね、お伺いをさせていただきます。 配付資料の二ページというところにあるんですけれども、先日三月一日のこの予算委員会の場で同僚の森屋隆議員の質問に対して、いわゆるトリガー条項を四月以降発動することについて、総理とある公党の代表の方の間に政治的な約束があるのかという質問を官房長官に対して森屋議員は繰り返し行っているところでございます。 それに対してお答えにならないので、最後、……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。
私はまず、日本社会の皆さんが今直面をしている異次元の物価高騰ともいうべき問題について質問をさせていただきます。
この物価高騰の原因でございますが、この円安、円安が進んでいるこの背景には日米の金利差拡大があります。
日銀の黒田総裁にお伺いをします。
今のこの物価の上昇、物価の高騰と、日銀が四月二十八日、進めると決定をした異次元の金融緩和、これは関係がある、この異次元の金融緩和のために物価の上昇、高騰が起きている、そういう理解でよろしいでしょうか。
【次の発言】 まあ黒田総裁も答弁拒否をするんですか。じゃ、総裁、よろしいですか。
今輸……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 両大臣の所信に対する質疑をさせていただきます。 まず、先般、岸田政権において旧統一教会に対して解散命令の検討に入ると。質問権でございますけど、宗教法人法の条文で、解散命令の要件に適合する疑い、疑いがない限り発動できないことになっております。すなわち、岸田政権は、法令に違反し公共の福祉に著しく反する、そうした団体である、そういう疑いがあるという認識の下に、今、法に基づく手続、まあ本来質問権を行使しなくても直接解散命令の請求はできるはずなんですが、少なくともそうした状況にあるというわけでございます。 一方で、今日お越しいただいておりますけ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まず、統一教会の問題から山田外務副大臣に御質問をさせていただきます。 副大臣は、前回の私の質疑で、選挙区内の旧統一教会の関連団体施設に二度訪問した記憶があると、その建物の形状や、あるいはその住所までお示ししながら答弁をされたんですが、先ほど理事会に提出された外務省の文書によれば、それは記憶違いであり、そうした施設、二か所とも訪問したことは一度もなかったというふうに答弁を撤回されているわけでございますけれども、非常にゆゆしき問題だと思うんですが、その答弁の撤回の趣旨などについて具体的に説明をお願いいたします。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まず、統一教会問題から伺います。 防衛大臣に伺います。一週間前の十一月八日のこの質疑において、統一教会の関連団体であるアジアと日本の平和と安全を守る全国フォーラム、配付資料の一ページ、二ページでございますが、そこの現在の会長を元航空総隊司令官の大串康夫氏が務めていることが事実であるのか、また、ちなみに初代会長も陸上自衛隊の最高幹部の堀江氏であったわけでございますけれども、また、この全国フォーラムが各地域で行っている講演会等において、元海上幕僚長の、これ古庄氏とおっしゃるんでしょうか、あるいは元空将の織田氏とおっしゃるんでしょうか、あるい……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 議案に先立ち、幾つか質問をいたします。 まず、国葬儀についてなんですが、先般の安倍元総理の国葬儀について、岸田総理はいわゆる弔問外交を国葬、内閣葬ではなくて国葬でなければいけない柱の理由にしておりましたが、政府参考人に事実関係の確認をいたしますけれども、二百十七の国や国際機関等と国葬の前後で会談等をしたと。で、うち国の数は百七十四ということなんですが、これらのうちに事前の準備によって具体的な新しい外交案件が成果として得られたものは、岸田総理のUAEとの会談、この一件のみであるという、その事実関係について簡潔に答えてください。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 冒頭、先ほど大臣を縛るという発言がありましたが、阿達委員長の下の委員会に対して大変問題発言だと思うので、またちょっと改めて問題提起をしたいと思います。 防衛省の政府参考人、アクティブサイバーディフェンスから伺います。 いわゆるアクティブサイバーディフェンス、能動的なサイバー防御は、今政府が検討しているいわゆる反撃能力、敵基地攻撃能力の一環に入っているのでしょうか。すなわち武力攻撃の着手の瞬間に他国のサイバー攻撃の策源地をたたくということですけれども、あるいは、いわゆる反撃能力とは別の自衛隊の行動として検討しているのか、答えてください。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 冒頭、寺田大臣の昨年の総選挙の、配付資料の一ページ、二ページでございますけども、昨年の総選挙の寺田大臣の選挙運動収支報告書において、ガソリン代、レンタカー代、宿泊費、事務用品など、音響設備など、合計九枚、合計金額百六万八百四十二円の寺田稔竹原後援会名義による振り込み明細書が領収書に代わるものとして添付されております。 これについて、選挙運動に係る支出を第三者である竹原後援会に支払わせていることは公職選挙法違反ではないでしょうか。事実関係を説明するとともに、報告書を修正するなどの対応をするつもりがあるかについて、大臣の答弁をお願いいたしま……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まずは、旧統一教会の問題から質問をいたします。 昨日の衆議院の審議において岸田総理は、宗教法人法の解散命令の要件には不法行為責任などの民法違反は該当しないと繰り返し明言をしました。これこそ、この七月以来、私たち立憲民主党が追及をしてきた自民党と旧統一教会の癒着のなれの果てであり、またその癒着の構造の結晶ともいうべき暴挙でございます。 これから具体的な証拠をもって民法排除の解釈が宗教法人法に違反する違法な解釈行為であることを立証し、厳しく追及をいたしますが、その前に念のために最後の機会を御提供申し上げますが、岸田総理、宗教法人法の解散命……
○小西洋之君 委員派遣について御報告を申し上げます。 本委員会の阿達雅志委員長、佐藤正久理事、岩本剛人理事、平木大作理事、音喜多駿理事、榛葉賀津也委員、山添拓委員、伊波洋一委員及び私、小西洋之の九名は、去る二月十六日及び十七日の二日間、我が国の外交、防衛等に関する実情調査のため、埼玉県、鹿児島県及び宮崎県に派遣されました。 昨年十二月に新たな国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画が策定され、今国会では、防衛力整備の在り方及びこれを裏付ける防衛予算、関連法案の審議及び質疑等を行うこととなります。このため、本委員会は、各県における自衛隊基地、駐屯地等を訪問し、実情調査を行いました。 ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
まず、政府参考人にお尋ねします。
敵基地攻撃能力、いわゆる反撃能力の導入に当たって、岸田総理は、極めて現実的なシミュレーションを行ったと言っていますが、この現実的なシミュレーション、この対象には当然中国も入っているということでよろしいですね。
【次の発言】 シミュレーションなんだから特定の国対象にしているに決まっているじゃないですか。立憲の部会で、中国対象にしているって、もう答弁してもらっていますよ。
だから、国会で答弁してください。当然、中国対象にして入っているんですね。聞いたことだけ答えてください。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
防衛省の問題の四十三兆円の予算の前に、その防衛省がそうした予算について広報活動をやっているということですので、まず官房長に伺いますが、官房長、よろしいですか。
配付資料の二ページなんですが、防衛省として、全国新聞社やあるいは民放のキー局、テレビ局などにどういう広報活動をしているか、簡潔にそれだけ答えてください。
【次の発言】 ちょっと済みません、それとテレビについて簡潔に。ちょっと聞こえなかった、申し訳ない。テレビについてどういう活動をしているかだけ言ってください。
【次の発言】 ちょっと引き取ります。
要するに、事前の説明では、テレビの……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
まず、議案の法案について伺います。
今回の法案は、為替変動などの中、在勤基本手当の大幅な増加を図るものでございますけれども、昨年はどういう対応を行い、またこの昨年の対応が今回の法改正にどう関わっているのか、政府参考人に答弁お願いいたします。
【次の発言】 我が会派は本法案賛成でございますので、以下、関連の質問をさせていただきたいと思います。
外務大臣、問いの六番からお願いをさせていただきますが、通常国会で林外務大臣に非常に貴重な答弁をしていただいております。
今、ロシアの侵略まだ止められておりませんけれども、林外務大臣は、仮に、中国が国……
○小西洋之君 私は、ただいま可決されました防衛省設置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、立憲民主・社民、公明党、日本維新の会及び国民民主党・新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 防衛省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずるべきである。 一、隊舎・宿舎の老朽化対策及び女性用区画の整備、市街地から離れた遠隔地に勤務する自衛官の利便性向上を含む生活関連施設及び備品・日用品等の整備、予備自衛官等の充足率向上のための採用条件・訓練等制度の見直しの検討といった取組……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
与野党の先生方からお話がありましたが、私の方からも、宮古島沖での非常に悲痛な事故について引き続きの捜索、また、スーダンについてはまた引き続きの取組をお願いをさせていただきたいと思います。
議案の協定について質問をいたします。
協定第六、七におきましては、接受国の入国については、全ての場合において、検疫に関する接受国の関係法令を適用する旨規定されています。
これについて、なぜこのような規定にしたのか、日米地位協定のこの規定の考え方も含め、答弁をお願いいたします。
【次の発言】 今回の二つのこの協定については、全ての場合について接受国の関係……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 まず、防衛省の政府参考人に伺います。 この安保三文書の前提になっている極めて現実的なシミュレーションについては、存立危機事態を想定したものは検討していないという答弁をこの間政府はしているんですが、その趣旨は、我が国が限定的な集団的自衛権を発動する、そうしたその自衛隊の行動の事態、これを想定していないのか、あるいは、限定的な集団的自衛権を発動すれば当然相手から反撃を受けて日本は武力攻撃を受ける事態になるわけですけれども、そうした事態における自衛隊の行動の対処の事態、そうしたことについても検討を行っていないのか、これについて、事実関係、明確に答……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まず、議案の条約について質問させていただきます。 バーレーンとの投資協定でございますけれども、これまで政府が結んできた投資協定は、参入の段階に当たって相手国の企業との同等の条件を確保するいわゆる自由型の投資協定を近年頑張って結んできたというふうに理解しております。しかし、今回、バーレーンとのこの協定というのは投資の設立の後のみに保障される保護型になっているんですが、その理由、経緯、また今後を含めた政府の投資協定の一般についての方針、それについて答弁をお願いします。 また、あわせて、この国会で今審議中ではあるんですが、まあいいことだと思……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。
まず、内閣法制局長官に伺います。
憲法九条の第一項の「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、」の文言の趣旨について、前文の平和主義との関係も含め、説明ください。
【次の発言】 簡潔な説明でしたが、初めてですよね、これ。この言葉の趣旨を、実は、委員長、初めての、非常に阿達委員長の下での歴史に残る質疑でございますが、じゃ、次、問いのちょっと三番にもう時間なんで行かせていただきますが。
歴代政府は、防衛大臣も含めて、憲法前文、憲法の平和主義とは、九条ではなくて、九条の法的な母体である三つの理念が憲法の前文に書かれていると……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まず、安保三文書の反撃能力から質問させていただきます。 前回の質疑で、極めて現実的なシミュレーションについてなんですけれども、集団的自衛権を日本が発動してその反撃を受けているような事態ですとか、あるいは、同盟国のアメリカがどこかと戦争していて、それを原因として日本が攻撃受けるような場合と、様々なことを、三つのことを聞きまして、その答弁を見ていて、ああ、そういうことかなと思ったんですが、防衛省、政府参考人で結構なんですが、結局、今回のこの極めて現実的なシミュレーションというのは、日本が外国から武力攻撃を受けている事態、武力攻撃事態のみがい……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 議案の条約の前に、条約関連ということで、沖縄復帰のときの日米の確認について質問させていただきたいと思います。 外務省に質問をいたしますけれども、一九六九年の佐藤総理、ニクソン大統領の共同声明の中には、韓国の安全は、あるいは台湾地域における平和と安全というふうに韓国、台湾に言及をしながら、共同声明の第七項で、施政権返還に当たっては日米安保条約及びこれに関連する諸取決めが変更なしに沖縄に適用されるというふうに書いてあり、また続いて、沖縄の施政権返還は日本を含む極東の諸国の防衛のために米国が負っている国際義務の効果的遂行の妨げとなるようなもの……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 質疑の冒頭に当たり、委員長にお願いさせていただきたいことがございます。 本日の私の質疑は、二〇一五年の五月に高市総務大臣が突如行った放送法の解釈、それが実は首相官邸の安倍総理以下の限られた政治家によって不正な行為によって作られた、その内部文書を示す、その証拠を示す内部文書を総務省の職員の方から提供を受けて質疑を行う、それで、そのためにその配付資料を準備しておりました。しかし、その配付資料が与党の理事と私どもの立憲の理事の間で協議事項になっております。 与党の理事の御主張は、総務省はこうした文書が総務省の中にあることは認めているんだけれ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
まず、高市早苗大臣に伺います。
大臣は、昨日、総務省が公表し行政文書と認めたものについて、四点ですね、捏造だというふうにおっしゃっていますが、どの文書がなぜ捏造なのか、それを御説明ください。配付資料に示しながらです。
【次の発言】 二月十三日の大臣レクの存在そのものがなかった、大臣レクは行われていなかった、それも捏造とお考えでしょうか。
【次の発言】 総理との、安倍総理との電話もこの世に存在しなかったということでよろしいんですね。
【次の発言】 高市大臣は先日の質疑で、当時の秘書官にも確認したがと言っていますが、その秘書官はどなたですか。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 冒頭、高市大臣に質問いたします。 高市大臣は、先ほどの答弁において、三月十五日の、私が信用できない、答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでくださいという我が会派の杉尾議員に対する発言について、お話しにはなりましたけど、答弁はなされましたけれども、残念ながらその中には明確な謝罪の意思あるいは撤回の意思というものを確認することはできませんでした。 それに先立ち、我々が敬愛する末松委員長より、この答弁について、誠に遺憾であり、注意をさせていただきますと注意がなされ、また、自民党の広瀬議員からも、自民党、与党としても遺憾と申し上……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 私からも、上川外務大臣、また木原防衛大臣の御就任のお祝いとともに、ただ一方で、野党でございますので、しっかり政府の監視、監督ということで頑張らさせていただきたいというふうに思います。 防衛費倍増の問題について質問通告をさせていただいている中で、その編成の財務省の責任者であります神田副大臣、その業務の在り方について質問するつもりで通告させていただいているんですが、二時までに財政金融委員会との関係でお部屋を退室していかなければいけないということで、その予算編成を、あるいはその予算執行を担当される副大臣としてのその前提の資質に係る問題から御質……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まず、防衛省の政府参考人に聞きます。 配付資料でございますが、十一月十二日付けの東京新聞の報道によれば、辺野古工事に関する防衛省の技術検討会の委員の複数名の方が、この辺野古工事の関係会社、工事を受注するような会社から寄附金を、多額の寄附金なんですが、受け取っていたとの報道があります。 委員は八名ということなんですけれども、この八名の委員の方それぞれが、委員に就任する前、そして委員に就任した後に、寄附金を含めた金銭の、財産的価値の受取を辺野古の工事関係者からしているかどうか、その事実関係について答弁してください。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 私も、オスプレイのこの墜落の事故のことについて質問をさせていただきます。 お亡くなりになった米軍の兵士の御冥福と、また、今懸命の救難救助活動をされている関係者の皆様に敬意を表させていただき、無事を心から祈りたいというふうに申し上げます。 政府参考人に伺いますが、今、佐藤筆頭とのやり取りの中で、米軍に対して、この墜落事故があってからオスプレイの飛行をやめるように要請をしたという、ただ、十四回、その後も米軍は飛行を行ってしまっていたということなんですが、その要請は、防衛省の誰から米軍の誰に対して要請がなされたんでしょうか。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 防衛費倍増また外務省の軍事版ODAたるOSAの創設など、外交・防衛分野での政治資金の規正が一層求められています。 まず、総務省政府参考人に質問をさせていただきます。 一般論としてお尋ねします。一般論として、ある政治団体が主催した政治資金パーティーの対価収入の一部について、当該政治団体の関係者にそれが供与される事実があったところ、その政治団体の会計責任者が、故意又は重過失により当該一部の金額分を政治団体の収支報告書に反映せず、実際の対価収入と異なる虚偽の対価収入の金額を記載した場合に、会計責任者は政治資金規正法第二十五条に違反することに……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 今、政府が与党と議論をし、この年度内、今月中に決めると言われております、次期戦闘機の第三国、日本が生産した戦闘機の第三国の輸出の問題について質問させていただきます。 まず、政府参考人に聞きますが、政府の説明では、共同開発国であるイギリスまたイタリアから日本生産の戦闘機の第三国輸出について要求をされていると、国会答弁では依頼などの表現を使っていますけれども、具体的に、どの機会に、日本の関係者の誰に対してどのような意思表示がなされているのか、またそれを示す文書はあるんでしょうか。答弁をお願いいたします。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 まず、上川大臣に、岸田総理の訪米について質問をさせていただきます。 問いの一でございますが、岸田総理、今回の首脳会談、また米国の両議会の演説において、グローバルパートナーあるいはグローバルパートナーシップという言葉を使って、特に議会演説のその内容は私も一言一句全部読みましたけれども、まるで世界の、もう地球規模、もう世界全体ですね、文字どおり、地球規模のエリアにわたってアメリカが行う武力の行使などの軍事行動について、日本が、日本自身の武力行使や、あるいはアメリカに対する軍事支援によってより積極的に行動する、あるいは、より積極的にアメリカの利益……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。
まず、統合作戦司令部の新設について質問させていただきます。
防衛大臣に伺いますが、この間、この統合作戦司令部新設の目的について、累次、本会議も含め答弁をなさっているんですが、最大限にその目的の趣旨について具体的に説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
新しい司令部新設の目的と、あと統合運用の趣旨について具体的に答弁をいただきました。
ちょっと政府参考人にお尋ねをしたいんですが、今おっしゃった、元々はこれ、国家防衛戦略、あの令和四年の十二月の国家防衛戦略で常設の統合司令部を創設するというふうに書かれ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 まず、冒頭、上川外務大臣に質問させていただきます。 先日の五月の十八日の静岡のあの知事選のときの大臣の御発言ですが、知事選の自民党の推薦候補の方の応援演説の中で、一歩を踏み出していただいたこの方を、私たち女性が生まずして何が女性でしょうかという御発言をされたということなんですが、私もこの自民党推薦候補者の政見を、政策などを見たんですが、日本中の女性がこぞってこの方を応援、当選させなきゃいけない合理性や論理必然性を私は見受けられなかったんですけれども。 とすると、私たち女性が生まずして何が女性でしょうかという御発言の根っこには、大臣として、……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まず、議案の三条約について政府参考人に質問させていただきます。 まず、国際復興開発銀行の関連ですけれども、この国際開発金融機関では、今般の協定上のこの融資上限の撤廃だけではなく、融資の拡大に向けた動きが加速し、例えばこのIBRDでは自己資本比率の最低基準を二〇%から一九%に引き下げるというようなこともやっているわけですが、こうした国際開発金融機関の格付を維持していくことも今後重要な課題であると考えます。 開発資金ニーズが高まる中、国際開発金融機関における資本の健全性確保のためのリスク管理が今後どうあるべきか、政府の見解をお願いいたしま……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西です。 では、まず、政府参考人、よろしいですか、問いの七と八から、問いの七、八から政府参考人に質問させていただきます。 憲法前文の平和主義と戦闘機の輸出の関係なんですが、平和的生存権との関係についてはこの間るる議論をしてきたんですが、憲法前文には、政府の解釈だと、あとほか二つの本当に大切な、世界でここだけの平和主義の考え方があります。一つは、日本国民は、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることがないようにすることを決意し、もう一つは、日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する。 防衛省に聞きますけれども、この今申……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。 まず、経産省の政府参考人から質問いたします。 前回取り上げたものですが、三木内閣時代の昭和五十一年の武器輸出についての政府の統一見解においては、三原則対象地域以外の地域については、憲法及び外為法の精神にのっとり、武器の輸出を慎むものとするという文言があります。 この憲法の精神なんですが、前回、全世界の国民が平和的生存権を有することを確認する、これが含まれるというふうに言ってくれたんですが、歴代政府が憲法前文の平和主義の理念、精神としているものについては、ほかに、日本国民は、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることがないようにすることを……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
防衛省の官房長に質問します。
前回、五月九日の質疑の続きですが、防衛事務次官の軍事専門的見地について果たすべき役割について、国家行政組織法十八条二項の事務次官の権限、統合幕僚長らの軍事専門的見地からの大臣補佐との関係など明らかにしながら説明してください。
【次の発言】 非常に重要な答弁をいただきました。
では、次の質問ですけれども、防衛大臣への政策的見地の補佐と軍事専門的見地の補佐の関係について、前者を担当する官房長や局長ら内部部局が後者の法令違反性や不合理性などについて批判し、是正することなどを求めることができるのか、また、武力出動など……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之です。 まず、本日の議案の条約でございますが、日独ACSAなんですが、第一条の一項のアルファベットの(e)ですね、「日本国又はドイツ連邦共和国の法令により物品又は役務の提供が認められるその他の活動」、この「その他の活動」に憲法違反の自衛隊の行動である存立危機事態の集団的自衛権の発動あるいは重要影響事態の行動などが解釈上含まれ、その旨ドイツにも伝えているということでございまして、であるならば、これは自衛隊の違憲の行動の実施法制、法令の意味を持ちますので、我が会派は反対でございます。 ただ、先般の質疑で私、この日独ACSAですね、防衛省設置法のときに触れさ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 本日、外務省の政務の先生方が、その任務の遂行に当たって、これまでに培ってこられた知見や識見をどのように活用されているのかという観点で御質問させていただきたいと思います。 柘植副大臣に御質問させていただきたいと思います。 昨年十二月に、全特、全国郵便局長会の会長まで務められた柘植芳文先生が外務副大臣に就任をされました。柘植副大臣は、平成二十四年四月の郵政民営化見直し法の成立に向けた動きの中で、大変な御尽力をされ、私も、当時与党の民主党だったわけですけれども、大変お世話になり、敬愛する政治家でございます。 この度、外務副大臣に就任された……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 本日の閉会中審査の開催に当たりまして、委員長、また佐藤理事を始めとする与野党の関係の先生方のお取組に敬意を表させていただきます。 まず、潜水手当の不正受給事案ですね、大きな二番、そこから質問をさせていただきます。 今お配りの私の配付資料を御覧ください。これは、七月五日に大臣がこの潜水手当の不正受給事案について説明を受けたときの説明資料として防衛省から提出を受けたものです。 先週の金曜日、防衛省が突如発表した資料には、大臣が警務隊が逮捕をしたということを知らなかったと、七月五日。で、七月十八日の私たち立憲民主党の会合での質問で防衛省が……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之です。 質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私の方からは、防衛大臣、防衛省に対しまして、令和十年度から我が国の防衛予算は実は世界第三位ですね、令和四年の十二月のいわゆる安保三文書の閣議決定に基づきまして倍増すると、対GDP費二%まで防衛予算が膨らむということでございます。 実は、その倍増に至る間、令和四年度から令和九年度まで、防衛力整備計画の五か年計画によって予算総額、事業費が決まっているんですが、それが四十三・五兆円ございます。ところが、私、外交防衛委員会の野党の筆頭理事を務めさせていただいているんですが、外交防衛委員会、あるいは昨……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之です。 まず、三番の政策活動費から伺います。 この政策活動費ですが、お手元の配付資料の一ページを御覧いただきたいんですが、この政策活動費、一般に、政党の本部から政党の役職員の政治家に出されて、それが国会議員などにこれをばらまかれているというものなんですが、どの段階の領収書を今回の改正法で取るかということについてはっきりと確認をさせていただきたいと思います。 関係の条文が本則の十三条の二、また附則の十四条、附則の十五条とあって、それぞれ支出、政党から幹事長の支出を青色、幹事長から国会議員の支出を緑色、そして国会議員から誰かに対する支出を赤色として、それ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之です。 冒頭、さきの能登半島地震で犠牲になられた方々の御冥福と被災者の方々に心よりのお見舞いを申し上げます。 さて、昨年に噴き出ましたこの自民党の派閥の裏金の事件、検察が全国から百名とも言われる検察官等を動員して、すごい逮捕、起訴などが行われるのかなと思いましたけれども、まあ結果を見てみれば、いわゆる大山鳴動してネズミ一匹、そして安倍元総理を始めとする亡くなった方々のせいにする、会長と事務局長がキックバックなんかを決めていたんだ、自分たちは派閥の最高幹部だけれども何も知らない、言わば死人に口なし、そして繰り返されてきたトカゲの尻尾切り、長年忠節を持って……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西です。 自民党派閥の裏金問題について、岸田総理に質問をいたします。 まず、岸田総理、派閥幹部の疑惑から質問をいたしますけれども、衆議院の政倫審で、塩谷先生、また西村先生のこの安倍派が二二年の八月以降いつキックバック等を再開したのか、見解が分かれています。ですので、岸田総理に質問通告をいたしました。 安倍派の七幹部ですね、世耕先生、参議院いらっしゃいますけれども、七幹部に、いつキックバックが二〇二二年の八月以降再開されたのか、その事実関係を確認の上、この予算委員会で答弁するように質問通告していますので、事実関係を答弁してください。
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私からは、調査項目のうち、特に持続可能な社会保障の在り方についてある具体的な法制度の提案を申し上げたいと思います。具体的には、医療分野に医療の基本法、医療基本法を作るという御提案でございます。 まず、その必要性でございますけれども、教育基本法、環境基本法といった我が国の国政の重要政策分野には約四十以上の基本法がございますけれども、そのうち医療分野にだけ基本法がございません。我が国の医療が一体何のためにあってどうあるべきなのか、その基本理念を定める基本法が医療にだけはないと。我が国の医療が目指すべきもの、それは、憲法二十五条あるいは十三……
○小西洋之君 ありがとうございます。民主党の小西洋之でございます。 私は、二院制が必要である、また参議院はその意義があると、そういう立場から意見を述べさせていただきます。 まず、いわゆるカーボンコピー論でございますけれども、選挙制度あるいは複数の政治資金制度において政党政治が実現されるような方向性を志向する仕組みが措置されております。そしてまた、各党において、政策調査会において、全ての衆議院、参議院議員が参画し、衆議院、参議院議員横断的な政策の調整のシステムが講じられております。そうした実態を鑑みれば、衆議院で法案を送ったときに、その法案が成立されて、参議院にまたその法案が来たときには既に……
○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。 両参考人に御質問をさせていただきます。 前回の審査会で、私は、二院制が必要、二院制を維持すべきであるという立場から意見を申し上げました。一つは慎重審議でございます。私自身が経験をしました、例えば原子力規制委員会という原発を管理運営する絶対許されない法制度で、衆議院から送られてきた法案に穴があって、それを各党各会派の協力によって参議院でしっかりとした法制度にしたというようなことがございます。 また、今御案内のとおり、各国会が終わったときには、そこで審議できなかった法案が、数が残念ながら積み上がっているわけでございますけれども、よく参議院は衆議院……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は本当にありがとうございます。両先生にそれぞれ二点ずつ伺わせていただきたいと思います。 私は参議院は必要だと考えておりまして、その必要性の最も私が重視しているのが慎重審議でございます。私が経験した何本かの法律でも現に、衆議院では到底このままでは確定する法律はできないような深刻な瑕疵があるものを参議院の審議によって埋めたというような経験がございます。原子力規制委員会といった法案ですとか復興の法律ですとか。そうした点に照らして、私は、慎重審議が確保しなきゃいけない、そのために二院制が必要であると思っております。 ただ、他方、ねじれの……
○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。 両先生、本日は本当にありがとうございます。 私、二問、一問まず高橋先生に、あと二問目を両先生に伺わせていただきたいと思います。 初めに、先ほど福島みずほ先生の関連で高橋先生に伺わせていただきたいんですけれども、十三条の公共の福祉の考え方で、人権と重要な公益との調整ということも原理として含むものではないかということが今学説で議論されているということでございますけれども、そこで議論されているその重要な公益、先ほど町の美観のことを例としてお示しいただきましたけれども、ほかに例えばどういうものがあって、かつ、それを人権と比較する際に、判断の基準あるい……
○小西洋之君 民主党の参議院議員の小西洋之でございます。 両先生、本日は誠にありがとうございました。小林先生には別の機会で御指導いただいたことがございますので、今日は小山先生の方に二点御質問させていただきたいと思います。 まず、先ほど片山先生の御質問に対する回答の中で、憲法十三条の公共の福祉ですけれども、いわゆる人権の調整原理とのみ考えるのは少し古い考え方というふうな御説明があったと思うんですけれども、私の理解する限り、戦後最高裁の判例の歴史を見てみると、初めはまさに公共の福祉、公益という解釈のみでぶった切りにしていたものを、各人権の比較調整ですとか二重の基準論の、まあ最高裁でないにしても……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、公述人の皆様、お忙しい中に本委員会のために御見識を賜りまして、誠にありがとうございました。 私の方で、今お三方からいただいたお話の内容、それぞれ御主張が異なる点がございますので、まずそこについて確認をさせていただきつつ、あと、御三方の皆様、時間の制限等もございまして、アベノミクスの第三の矢、成長戦略についての言及というのが十分いただけていなかったところがあろうかと思いますので、後半は成長戦略についてそれぞれの御見解というものを伺わせていただきたいと思います。中心は小幡公述人の方に伺わせていただきたいと思います。 初め、小幡公……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本審査会は、会長の御指導の下、建設的な運営、また民主的な運営が運ばれているように承知しております。ただ、先ほど赤池幹事が意見表明をなさいました会派を代表しての意見表明、日本国憲法の正統性、またその内容、また国民に支えられる民意、その三つについての御意見、その全体について私は全く異なる見解を持つということをまず申し上げさせていただきます。 本日、憲法の役割、在り方等について議論する場でございますので、まさに憲法とは何か、その一番の真髄の価値観について私の考えるところを申し上げさせていただきたいと思います。 まさに、憲法とは、それは近代……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。質疑の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 私の方からは、国民投票法改正の法案の内容と、また、その背景にあります我々国会議員が踏まえなければいけない立憲主義との観点について御質問をさせていただきます。 まず冒頭、恐縮でございますが、私なりに憲法について考えるところを申し上げさせていただきます。 この度の国民投票法の改正でございますけれども、私も、この度の法改正によって初めて国民主権者の持ち物である憲法の改正の手続が一通り整うと、まだいろいろ論点はございますけれども整う、そのことは国民主権の観点に照らして誠に重要なこと……
○幹事(小西洋之君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
小坂会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。
会長の辞任の件についてお諮りいたします。
小坂会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
これより会長の補欠選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの愛知君の動議に御異議ございませんか。
○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。 我が党は、二〇一三年二月の新綱領において、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の基本精神を具現化する、自由と民主主義に立脚した真の立憲主義を確立する等を規定し、こうした考え方の下、二〇〇五年にまとめた憲法提言について議論を深めるなどしてまいりました。 一方で、立憲主義と憲法の三大基本原理の趣旨を踏まえ、本審査会の在り方を考えるときに、我々立法府が議院内閣制の下、その存在意義の全てを懸けて直ちに取り組むべき課題は、集団的自衛権行使を容認した憲法九条の解釈変更であります。安倍内閣は、この七・一閣議決定について何ら立憲主義に反するものではなく、また、……
○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。 憲法と参議院という命題に対し、まず踏まえるべきは、日本国憲法においては、参議院議員も衆議院議員と同じく、憲法の目的価値である第十三条の個人の尊厳の尊重を主柱とする国民の自由と権利について、公共の福祉の調整原理の下に最大の尊重をもってその実現確保に取り組む唯一の立法機関の構成員であるという点で何ら変わるものではないということであります。すなわち、参議院議員も国民への憲法保障について衆議院議員と同一の責任が付与されているのであり、この点は、憲法において、参議院に属する議員もひとしく第九十九条の憲法尊重擁護義務を負い、また一部国会の権能において衆議院の……
○小西洋之君 発言をお許しいただきまして、ありがとうございます。 初めに、団長始め皆様の御報告に心より感謝を申し上げさせていただきます。大変多くのことを学ばさせていただきました。 所感として申し上げさせていただきます。 一つは、各国によって、なるほど、憲法の作り方が相当違っているということでございます。ただ、私の知る限り、ドイツの基本法でございますけれども、郵便の制度ですとか、あるいは運輸行政についてですとか、あるいは銀行の制度について、つまり我が国でいえば法律で規定しているようなことまで盛りだくさんに規定されているのがドイツの憲法でございます。また、イタリアの憲法も我が国でいうところの……
○小西洋之君 幹事であるにもかかわらず、丸山先生共々質問を申し上げ、ありがとうございます、申し訳ございません。簡潔に伺わせていただきます。 百地先生のおっしゃられていました憲法観を伺っておりまして、国民が歴史的共同体に所属するのであると。つまり、国家というものがあたかも国民の人権よりも優越するかのようなちょっとお話を伺ったんですけれども、そうすると、そういう世界観というのは、日本国憲法の核心条文である第十三条を、全て国民は個人ではなくて人として尊重されると、共同体に所属するわけですから人として尊重される。そして、生命等の幸福追求の権利が、公共の福祉ではなくて、あたかも公益及び公の秩序に反しな……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私も幹事の一人でございますので、柳本会長の下の幹事会あるいは幹事懇におけるその方針、二院制について議論を進めていく、そうした方針について尊重しつつ、委員の一人として意見を申し上げさせていただきたいと思います。 本審査会が取り組むべき課題でございますけれども、それはまさに先ほど主濱先生、福島先生がおっしゃられましたように、本審査会の設置目的のその趣旨、本審査会は、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行い、日本国憲法の問題等を審査するということが明記されておりますので、であるならば、まずしなければいけないのは、昨年の七月一日の憲法九条……
○小西洋之君 小西洋之でございます。 私は、憲法審査会で、国民から見た二院制の役割を議論するとき、今まさに求められていることは、解釈改憲により、安保法制によって破壊されようとしている我が国の法の支配、立憲主義、すなわちは国民の憲法を守る役割であるというふうに思うわけでございます。この点、我が参議院は衆議院が果たし得なかった役割をしっかりと果たしてきたところでございます。 その一つは、昭和二十九年の六月二日の参議院の本会議決議でございます。自衛隊の海外出動、すなわち集団的自衛権の行使をなさざることに関する決議でございます。 その趣旨説明においては、憲法九条の自衛とは、我が国が不当に侵略され……
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 ちょっと時間だと思うんですが、会長の差配をいただいて質問をさせていただきます。 まず、浅野参考人に伺わせていただきます。 先ほど、レジュメの一番最後のところで、安保法制についてですけれども、政府提出法案の賛否ではなく安全保障政策の審議の重要性ということをおっしゃられましたけど、この意味は、我が参議院がこの政策論、政策の必要性、安保法制の必要性、合理性、すなわち憲法論、法律論で言うところの立法事実論をしていないというような御認識なんでしょうか。あるいは、衆議院よりも劣る議論しかしていないというような御認識なんでしょうか。簡潔にお願いし……
○小西洋之君 民進党の小西洋之でございます。 私は、我が参議院の憲法審査会が果たすべき役割について、まずは、憲法改正の議論ではなくて、憲法保障、主権者である国民の皆様の憲法、またそれがよって立つ立憲主義や法の支配を守るとりでとして、我が憲法審査会が憲法保障機能を全うする、憲法九十九条の下の、そして国会法百二条の六、そして平成二十六年の我が参議院の附帯決議である、立憲主義、国民主権、基本的人権の尊重、そして恒久平和主義の基本原理に基づいて徹底的に審議を尽くすと記してある附帯決議を守り、憲法保障機能を全うすることを先輩、同僚委員の皆様に呼びかけさせていただきたいと思います。 先ほど白眞勲筆頭幹……
○小西洋之君 民進党の小西洋之でございます。 私は、憲法審査会の役割は、国会法に定められている憲法問題を調査する、憲法違反を含めて憲法問題を調査し、そして改正原案の審議を行うとされているところでございます。 こうした憲法問題を議論する前提として、日本国憲法がよって立つ根本原理である立憲主義、そして日本国憲法が採用する平和主義などの考えについて、各党の考え方をしっかりと確認をしておく必要があろうかと思います。 昨年の衆議院の憲法審査会の自民党の代表見解表明におきましては、近代立憲主義とは、権力の分立により、基本的人権を保障するという近代憲法の基本となる考え方というふうにおっしゃられておりま……
○小西洋之君 民進党・新緑風会の小西でございます。 憲法についての考えを議論する調査の議題でございますので、憲法の根本のものについて各委員の皆様とともに共有をお願いする、そうした意見をさせていただきたいと思います。 先般の憲法審査会でも申し上げましたけれども、先ほど山谷先生がおっしゃいました、平和主義、基本的人権、国民主権、憲法の基本原理は守るということでございますけれども、衆参の憲法審査会を通じて各政党各会派が、日本国憲法の平和主義、具体的に日本国憲法のどこに平和主義がどういう言葉で書かれていて、それをどのような理念、主義として考えているのか、各党各会派の見解が明らかにされたことは一度も……
○小西洋之君 立憲民主党・民友会、また希望の会の参議院議員の小西洋之でございます。 五百旗頭先生、前泊先生、本日は本当にありがとうございました。 私の方からは、特に前泊先生から国会でこういう議論をすべきだという、まさに予算委員会における、この公聴会における具体的な指摘はたくさんいただきましたので、前泊先生の方を中心に伺いながら、五百旗頭先生にも是非御見解を賜りたい、お伺いさせていただきたいと思います。 まず、前泊先生に伺いたいんですが、沖縄のこの県民投票なんですけれども、防衛大臣でございますけれども、先生のレジュメの方にもございますけれども、沖縄には沖縄の民主主義があるであろうと、また国……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。会派を代表して、憲法に対する考え方を述べます。 立憲民主党は、昨年九月の党綱領において、立憲主義と熟議を重んずる民主政治を守り育て、命と暮らしを守ると宣言し、自由、多様性、共生社会等から成る基本理念を掲げ、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を堅持し、立憲主義を深化させる観点から未来志向の憲法議論を真摯に行うと定めています。そして、この参院では、平和、自由、平等、共生の理念を党宣言に掲げる社会民主党と会派を共にしています。 この立憲主義の深化のため、昨年十一月に憲法論議の指針を取りまとめ、そこでは、論議の基本姿勢として、立憲主義に基づき権……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。発言の機会をありがとうございます。 私は、先ほど趣旨説明のありました国民投票法改正案について意見を申し上げたいと思います。 まず、立憲の修正案についてでございます。 先ほど、那谷屋筆頭幹事から、各党で見解の大きな隔たりがある、また、維新の松沢幹事より、与党、各党全く異なる見解、そして荷崩れ法案という御指摘がありました。二会派がこの法案について、その解釈について大きな疑義を示したということは非常に大きな問題だというふうに考えております。ただ、その上で、松沢幹事の御指摘の身勝手な解釈、立憲の主張でございますが、これは全く当たらないというふうに思……
○小西洋之君 発言の機会をありがとうございます。 私も、今日の四名の参考人の方々全てがCM規制、インターネットを含む、そして外資規制の問題について、この憲法審査会で法的措置等をしっかりとるように、そのようにおっしゃられたことは誠に意義深いというふうに思います。浅野委員におかれても、資金力によりゆがめられる弊害を精査する必要があると明言をされており、上田委員は、レジュメにおいて、検討することが望ましいと明記をしていただいているところでございます。 これに関し、附則の四条についての議論がございますが、私は、これは法的解釈論として決着をしているものだと思います。附則を起草したのは我が党の奥野議員……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。質疑の機会をありがとうございます。
冒頭、北側発議者に質問させていただきます。
去る五月二十六日の那谷屋筆頭幹事の質問に対し、北側発議者は、国民投票においても公平公正を図っていくということは当然のことでございますというふうに答弁をされております。
この北側発議者がおっしゃった公平公正、これは、日本国憲法の国民主権からの当然の法的な要請として国民投票法には公平公正が必要、そのようにお考えでございますでしょうか。
【次の発言】 明確に、公平公正というものは国民主権原理から導かれ、また密接な関係があるというふうにおっしゃっていただきました。
……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
この連合審査の開催に当たり、両委員長、また関係の理事の皆様、敬意を表させていただきたいと思います。
まず、防衛大臣に質問させていただきますけれども、防衛大臣のいらっしゃるこの市ケ谷の防衛省本省、これがこの法律の特定重要施設に当たるか、いまだに明確に答弁されていませんけれども、当たるということでよろしいですね。
【次の発言】 では、陸海空の総隊の司令部があるところですね、航空総隊のある横田、そして陸上の朝霞、そして海上の横須賀、この三つの総隊またその司令部というのは、この特定重要施設に当たるということでよろしいですね。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之です。会派を代表して、憲法に対する考え方を述べます。 まず、全ての論議の前提として、憲法審査会が担う憲法及び国会法上の法的任務について共有をお願いしたく存じます。 お手元の資料ですが、憲法九十九条は、当審査会に集う全ての議員に憲法尊重擁護義務を課しています。そして、憲法審査会の所掌事務を定めた国会法百二条の六は、日本国憲法及び憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行いと明記し、この趣旨について、次のページですが、去る二月二十四日の本院予算委員会で、衆参の議会法制局長は、憲法違反に関する調査はまさしく含まれ得る、憲法違反の事実などが生……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 本日は、両参考人の先生方から貴重な御意見を賜りましたことを心より御礼を申し上げます。 私は、この憲法五十六条の出席にこのオンライン出席が法解釈として認め得るのかという観点について、両参考人に、中心に質問させていただきたいと思います。 まず、長谷部参考人にお伺いをさせていただきます。 いただきましたレジュメにおいて、例外的な事情が客観的に認定されるような場合等々の要件を課されておりますが、私も国会議員として今十二年務めさせていただいているんですが、私は、憲法五十六条のこの出席というのは、まさに国民に選ばれた国会議員がこの本会議場という……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 私からは、このオンライン国会、オンライン出席の取りまとめの在り方について、思うところ、考えるところの意見を申し上げます。 その反面教師とすべきは、配付資料でお配りをさせていただいております衆議院憲法審査会の取りまとめの文書でございます。 この一番、二番、前回のこの審査会でも申し上げましたが、なぜ憲法五十六条第一項の出席においてオンライン出席が法理として読み取れるのか、その理由が何も記されておりません。そして、その理由と根拠はただ一つ、二番ですが、議院自律権を各議院が、ハウスが持っているから、この援用という言葉はまさに議院自律権の適用と……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之です。会派を代表して、国会におけるオンライン出席と憲法第五十六条との関係について見解を述べます。 憲法五十六条の出席の考え方については、従来、現に議場に存在していることを当然の前提として国会法や議院規則の規定が定められてきたところです。 まず、国会の議会としての意義、すなわち、全国民を代表する議員が一定の場所に集合し、国政の重要事項などについて国民に見える形で討議を行い、熟議に基づき最終的には多数決により意思決定を行う合議制の機関であるということや、憲法五十六条一項が定足数の原則を定めている趣旨を踏まえると、同条の出席については現に議場に存在しているこ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。私からも、憲法審査会事務局、また法制局の大変な御努力に敬意を表させていただきます。 私、今お二方から御説明をいただきまして、我が委員会は憲法審査会でございますので、憲法問題を議論するとなったときに、歴代の最高裁判決が言っていることの一番基本的なことは何なのかと、この参議院の選挙制度について、そこを押さえることが大事ではないかと思う次第でございます。 事務局の資料におきましては、五ページから六ページですね、リーディングケースの五十八年判決、さらにそれを引き継いだ二十九年判決とありますが、実は歴代の最高裁、法制局の資料だと九ページでございます……
○小西洋之君 両先生におかれましては、お忙しい中に我が審査会にお越しいただきましたこと、まず心より御礼を申し上げます。 今、自民党の岡田先生からの最後の御質問で、両参考人の先生方が、歴代のこの最高裁判決の基本的な考え方、法理を踏まえたときに、我が参議院が、衆議院も含めて、国会全体で参議院の二院制の中の独自の役割、機能、それをまず考えて、それを果たすための制度改革、具体的には国会法を変えて参議院に新たな委員会の設置などの機能を付加する、それを、機能を発揮あらせるために都道府県選出の国会議員がこれはどうしても論理的に必要であるということをきちんと国民に対して説明ができ、現にそうした新しくつくった……
○小西洋之君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○会長代理(小西洋之君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
石井会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。
会長の辞任についてお諮りいたします。
石井会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
これより会長の補欠選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山本君の動議に御異議ございませんか。
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之です。会派を代表して、憲法に対する考え方を述べます。 まず、改めて、全ての論議の前提として、憲法審査会が担う憲法及び国会法上の法的任務について共有をお願いしたく存じます。 お手元の資料ですが、憲法審査会の所掌事務を定めた国会法百二条の六は、日本国憲法及び憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行いと明記し、この趣旨について、次のページですが、去る十月十九日の本院予算委員会を始め、衆参の議会法制局長は、憲法違反に関する調査はまさしく含まれ得る、憲法違反の事実などが生じていないかといった事項も当然に含まれていると繰り返し明言しています。 ……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 まず、先ほどの山谷委員の発言につきまして、今、山本自民筆頭の方から、おわびと、また陳謝という言葉とともに、テーマにそぐわないものであった、少しずれていたと思っていたんです、私が聞いた限りは関係したものがほとんど全くなかったように思いますので。 先生方も御案内のとおり、今回のこの審査会は、中曽根会長の下に、筆頭間、そして幹事懇を重ねてテーマを確定したものでございまして、またこの発言順も今日の幹事懇にも出されておりますので、各会派第一の発言順というのを出しておりますので、にもかかわらず、議案とほとんど、まあ全く関係ないと言っていいと思うんで……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。
私からも御三名の先生方の御教示に心から感謝を申し上げさせていただきます。
まず、土井先生にお伺いさせていただきたいんですが、五十四条一項のこの四十足す三十、七十の解釈で、長谷部先生は権力の居座りを防ぐためというもの、これ、比較法的にも歴史的にもそうであろうということだったんですが、土井先生におかれましても七十日についてはそのような解釈が成り立つというお考えでしょうか。簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 では、長谷部先生、土井先生にお伺いさせていただきたいんですが、先ほどからの衆議院における任期延長の改憲論の論拠、これ、言わばこの緊急……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 私からも、冒頭、酒井委員長、また外防の阿達委員長、両委員長の御尽力、また、財金、外防の理事の皆様の御尽力でこの連合審査が開催されたことについて、敬意を表させていただきます。 私、外防の野党側の理事を務めさせていただいておりますが、私も質問の準備をさせていただいて、この連合審査開催していただいて本当に良かったというふうに思っております。ただし、実は非常に厳しい意味でございまして、これから御質問を政府にさせていただきますが、率直に言って、この財源確保法案、この法案審議の前提を欠いているというような、もうそういうふうに言わざるを得ないような惨……
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西洋之でございます。 委員長、今日、政府参考人出席許可していますけれども、私の指名がない限り手を挙げないという、前回もそうだったんですが、それを破りましたので、充実審議のために、尊敬する酒井委員長の御差配をお願いをいたします。 防衛大臣に伺いますが、先ほどの理事会での議論、お聞きいただいていたわけでございますけれども、前回私が理事会協議事項として提出を本審査会にお願いした四十三・五兆円を構成する百四十六のこの事業項目ですね、配付資料の中にありますけれども、数千億から数兆の桁になっているんですね。ただ、それぞれたった一行書いてあるだけで、二千億とか三千億とか四……
○小西洋之君 私からは、合区と緊急集会の関係などについて意見をいたします。 我が会派は、合区の解決には最高裁判決が説くところの参議院の独自の機能、役割である緊急集会こそが不可欠な憲法上の根拠と考え、さきの常会ではその機能強化策の提言までいたしました。しかし、常会の後も、岸田総理や一部会派、政党から、緊急集会制度の曲解である憲法違反の解釈を論拠とする議員任期延長改憲が唱えられていることは、誠に遺憾と言わなければなりません。 我が参議院の憲法審には、法の支配、立憲主義に基づく憲法論議を確保するため、平成二十六年に附帯決議が成立しています。 お手元の資料一ページ、その第四項には、戦後の議会政治……
○小西洋之君 私からは、まず緊急集会についての見解を述べます。 先ほど、自民党の山本筆頭を始め自民会派の皆さんが、統一見解を作るべきである、あるいは条文化を行うべきである、そのための小委員会などを設けるべきであるなどの意見がありますが、それについては断固反対をさせていただきます。 なぜならば、先回の意見で申し上げましたように、緊急集会を七十日に限定、あるいは平時の制度の説などと主張する見解というのは、法令解釈ですらないわけでございます。なぜ、この緊急集会の立法事実あるいは根本趣旨などに照らしそうした解釈が成り立つのか、その説明をまずはしていただかなければいけません。 今お配りの資料の一ペ……
○小西洋之君 私からは緊急集会について意見を申させていただきます。 冒頭、自民党の佐藤先生、また公明党の西田先生の緊急集会に対する御意見を拝聴しながら深い感動にとらわれた次第でございます。 佐藤先生におかれましては、これ本当に衆議院との顕著な違いだと思いますが、先生方御案内のとおり、衆議院はもう二年間にわたりまして、参議院の緊急集会の立法事実や、あるいはその根本趣旨などに一言も言及なさらずに、緊急集会を法解釈ですらない曲解によっておとしめて、議員任期の延長改憲が必要だというようなことを言われているわけでございますが、佐藤先生におかれては、そうした見解の違い、緊急集会の見解の分かれたことにつ……
○小西洋之君 緊急集会について意見を述べます。 参議院憲法審では、昨年の常会で緊急集会の集中議論を行い、その成果として、緊急集会が大災害などの有事に国会機能を代行させるために創設されたという立法事実、戦前の反省に基づく権力暴走を防ぐためという根本趣旨、衆参同時開催の例外ではあるが、あくまでも二院制国会の趣旨を徹底するという制度趣旨などをほとんど全ての会派が共有することができたものと存じます。 また、同時に、衆議院憲法審で議員任期の延長改憲のために唱えられている憲法と法の支配、立憲主義に反する緊急集会に関する独自の見解とは異なる見解、言わばそれらを否定、批判などをする見解が示されているのは、……
○小西洋之君 緊急集会について意見を申し上げます。 今国会では、前回に、緊急集会を大災害などの有事に動かすに当たっての制度面、運用面の課題について検証し、今回は過去の東日本大震災の際の立法例などを踏まえた検証を行いました。その結果として、緊急集会は、制度面、運用面の双方において基本的な仕組みは整備されており、現状でも国民のために機能することが可能であると考えております。 私も、大震災の折、復興特委の次席理事として、佐藤先生とともに仮払い法、あるいは、与党でございましたので、原子力損害賠償支援機構法あるいは東日本大震災復興基本法などの立案に当たりましたけれども、参議院の緊急集会で国民のための……
○小西洋之君 私からは、令和三年改正国民投票法の附則四条二号の趣旨について意見をいたします。 この附則については、当時、この規定に基づいてCM規制などの法改正を検討している間に改憲発議ができるのかという議論がありましたが、参院憲法審での法案審議を通じて、これは法的に、必要な法改正がなされるまで改憲発議を行うことはできないという趣旨の条文であることが決着しております。 以下、令和三年審議の際の私と提案者の衆議院議員との議論を引用しつつ御説明いたします。 私は、修正案の条文起草者である立憲民主の奥野議員に、ネットも含めてのCM規制、外国資本を含めての資金規制を、法改正により、法律で政策論とし……
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