このページでは中西健治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中西健治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。私自身は二十一年間、相場を相手にして仕事をしてまいりましたので、その経験も踏まえて質問させていただきたいというふうに考えております。 お手元に資料をちょっとお配りさせていただいておりますが、まず野田財務大臣にお伺いをしたいというふうに思っております。 最近の外国為替市場の動向についてどういう御認識をお持ちかということなんですが、先ほど来、八月の中旬の話が随分出ておりますけれども、財務省がしっかり危機感を、危機意識を持っているのか、危機管理をどうしているのかということについてまずお聞きしたいというふうに考えていると。 どうしてこんなことを申し上げるか……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は野田財務大臣と自見金融担当大臣に質問の方をさせていただきたいと思っております。まず、野田財務大臣にお聞きしたいというふうに考えております。 御案内のとおり、日本銀行は十月四日と五日に金融政策決定会合を開きまして金融緩和策というものを決定したわけでございますが、その中で三十五兆円の基金を創設する、そしてうち五兆円は資産の買取りに充てるということを検討することを発表したわけでございます。こうした政策は、今までもデフレ脱却という言葉が随分出ておりますけれども、私自身もデフレ脱却のために必要な措置であるというふ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。よろしくお願いいたします。 G20については、多くの質問、内容の詳細についてはもう出ているようでございますので、私はこのG20の枠組みについて、まず野田財務大臣に質問したいというふうに思っております。 G20の成り立ち、皆様御承知のとおりロシア危機ですとかアジアの通貨危機を踏まえて、そのたびに参加国が増えてきているということになっておりまして、今や二十か国を超えているというようなお話でございました。テレビで映像を見ていても非常に多くの参加者がいて、先進国もあれば途上国もある、資源国もあれば工業国もあると、こういう中で立場も利害も全然対立してし……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。よろしくお願いいたします。 今週月曜日に、皆様御承知だと思いますけれども、シンガポールの取引所がオーストラリアの証券取引所を買収するということに向けて公開買い付けを行うということを発表いたしました。それも踏まえまして、政府の総合取引所構想につきまして質問をさせていただきたいというふうに考えております。 御案内のとおり、六月に発表された新成長戦略の中では、金融も自ら成長する分野ということで、金融そして証券、商品の垣根を取り払った総合取引所を二〇一三年までになるべく速やかに創設をしていこうということが決められているわけでございます。 前回、先週……
○中西健治君 中西健治でございます。よろしくお願いします。 三番目の質問者ということで、また皆さんが聞きたいポイントが同じということですので、若干ちょっとダブる点もあるかと思いますが、違う角度からお聞きしたいかなというふうに思っておりますので、是非よろしくお願いを申し上げます。 この共済事業につきましては、当然、契約者等消費者の保護という観点からも、また保険業全般の風評リスクを防いでいくという観点からも非常に重要だというふうに考えております。そうした観点で幾つか質問の方させていただきたいというふうに思っております。 本日の提案理由の説明の中で、平成十七年の改正後にも保険業法の規制には直ち……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 大分時間が少なくなってきましたので、単刀直入に行きたいと思います。 郵政民営化逆行についてお伺いいたします。 郵政民営化を逆行させる郵政改革法案については、そもそも小泉内閣のときに衆議院を解散してまで信を問うた郵政民営化が、国民新党という少数与党に引きずられる形で、半ばなし崩し的に方向性が真逆になってきてしまっている。しかも、それをさきの通常国会で、議論は六時間しか行わないままに強行採決に及んだ。この強権的な国会運営、こうしたことについて国民の多くは不安に思っている、不満を呈している。それが七月の参議院選挙の結果に表れているのではないかと……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まずは、金融庁に対して幾つか質問をさせていただきます。 東北地方の信用金庫や信用組合といった協同組織金融機関の疲弊に対して、信金中央金庫や全国信用協同組合連合会、こういった中央組織は現在どのように対応しているのでしょうか。 どうしてこうしたことを聞くかと申しますと、金融機能強化法改正案というのが近く国会に提出されるということになるかと思いますが、そんな中で、こうした信金中金や全信組連と並んで国が公的資金を出していくということが中に入っているということでございますが、国が公的資金を出すのであれば、こうした中央組織、信金中金に関していえば信用金庫のセ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。本日は、川田龍平議員に代わって質問の方させていただきます。 まず、税と社会保障一体改革に関連して個別の質問をさせていただきます。 後発医薬品利用促進についてですが、これまで後発医薬品の数量ベースのシェアを三〇%以上にするというのが政府の目標でありましたけれども、依然後発医薬品の使用は伸びておりません。今回、社会保障の一体改革の中でも項目として掲げられております。そして、厚労省の武田総務課長は六月二日の会見で当然新たな目標設定が視野に入ってくるとの認識を示されましたけれども、これは数量ベースで更に欧米並みの六〇%以上まで持っていくということを考えている……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。 まず、予算審議の在り方について質問いたします。 今回、予算案と予算関連法案が一体となって参議院に送付されてきませんでした。与党の国会運営によるものとはいえ、一参議院議員として、今回の予算について一生懸命考えようとするときに、どうしても財務大臣の考えを聞かざるを得ません。野田財務大臣は参議院財政金融委員会に何を審議してもらいたいのでしょうか。歳出は予算案に書いてありますが、歳入を確定する予算関連法案はありません。予算の主要な項目についても、衆議院のこれからの審議によっては変わり得るという大変不確かな予……
○中西健治君 震災後の金融市場に関しまして自見大臣にお伺いします。 一昨日に質問通告を行いましたが、昨日の大門委員とのやり取りも踏まえた上で、詳細な質問通告を改めて昨日も行わせていただきましたので、的確にお答えをいただきたいと思います。 震災直後、本邦株式市場は、二日間にわたって最大瞬間風速二一%下落するというようなことを経験して、その後は急反発という、乱高下という状態になりました。この激動の中で、株式市場が閉鎖されるのではないか、あるいは現物は閉鎖されないけれども先物は閉鎖されるのではないかという疑心暗鬼が市場を駆け巡っていました。 自見大臣は市場を開けるという決意は述べておられました……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。どうぞよろしくお願いします。 法案についての質問もいたしますが、まずは、先週の本委員会における私の質問に対する野田大臣の答弁に関して確認をさせていただきたいと思います。 税と社会保障の一体改革のスケジュールについて三月二十四日の本委員会で野田財務大臣の見解を伺った際、大臣は、四月、六月という与謝野大臣の言ったスケジュール感が政府の基本方針だとおっしゃっておられました。ところが、その翌日、三月二十五日に枝野官房長官は記者会見で、より大きな課題に直面している以上優先順位は変わってくるとして、六月に結論を出す予定であった税と社会保障の一体改革について先送り……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 本日は、日本銀行に全て質問をさせていただきたいと思います。 まず、質問に入る前に、この震災の中で日本の金融システムが安定して稼働しており、国民一般そして世界中からも不安を抱かれていないという事実をまず指摘しておきたいと思います。これは、日ごろからの金融当局者の金融システム安定化に対する不断の努力と地震発生後の速やかな流動性供給対応のたまものだと考えております。高く評価するとともに、引き続き不断の努力をお願いしたいと思います。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず、言うまでもなく、震災前から日本経済の状況は供給過多あるいは需要不足……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、週末に被災地に行ってこられたという自見担当大臣にお伺いしたいと思います。 午前中からの議論を聞いておりますと、各委員のところにもいろいろ訴えというのが来ているようですが、私の方にもやはり、金融が現地の方で回っていないのではないか、キャッシュが回っていないと、こんな訴えが随分来ております。つい先週も、やはり福島県の事業者の方から、一年の返済猶予を受けるために向こう三年の経営計画を出せと言われたと、今ごろまた言われているというような訴えもございまして、経営計画、要件の緩和等、金融機関向けの総合的監督指針の特例措置と……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。よろしくお願いいたします。 震災の税制上の対応につきましては速やかに行うべきであると我々も思っているわけですけれども、そこで野田財務大臣にお伺いいたします。 大臣は、これまでも答弁の中で、阪神・淡路の震災の後のスケジュールと対比してよく答弁をされるということがあったわけですけれども、今回の税制上の対応、阪神・淡路の際には一月十七日に震災があって、こうした税制上の対応はもう二月二十日には出てきております。ところが、今回はそれに比べても二週間も遅れてきているということですけれども、どうしてこういうふうに遅れてきてしまっているんでしょうか。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。よろしくお願いします。 国際協力銀行法案につきまして、野田財務大臣にお伺いいたします。 本法案は、大まかに言いますと、JBICの機能強化と組織分離の二つを行おうとするものであると理解しておりますけれども、この機能強化と組織分離は各々別の問題であるというふうに考えております。 そこで、まずは機能強化についてお伺いしたいと思います。 JBIC、この十年間業績を見ておりますと、見事なまでにほぼ一本調子で右肩下がりという業績になっております。当期の純利益、そして国庫納付実績ともにこの十年間で二分の一以下になってしまっている。むしろ官製金融としてJBICは……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。どうぞよろしくお願いします。
補正予算の財源についてですが、これまでも各委員の方から出ておりますが、私自身も確認させていただきたいんですが、この補正予算策定に当たって、追加国債は発行しないとしている理由は何なんでしょうか。元々税収を大幅に上回る国債を発行する予算を策定したのが皆さんですけれども、そうした方々と同じ人がやっているとも思えない発言になっているわけですが、どうして追加国債を発行しないと言っているのでしょうか。
【次の発言】 今までの経緯は分かりましたが、補正予算の規模を考えた場合、今後の補正予算、第二次以降では国債を発行せざるを得ない……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 預金保険法改正案につきましては我々は賛成ということで、本日は、金融機関のもう一つの国の枠組み、保険制度の枠組みであります地震再保険に関連して御質問をさせていただきたいというふうに考えております。 まず、今資料を配付させていただいておりますけれども、最近の事例といたしましてJA共済連、農協、農家の方々の共済、それを束ねたものですけれども、このJA共済連が地震リスク、これを証券化することによって、当時のお金にして三百億円分、これを転嫁することができた、これはドイツの保険会社に対して転嫁をすることができたということがプレスリリースなどに出ております。 ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。本日は、東京電力問題の金融市場への影響に関してお伺いしたいと思います。 東京電力は、今後、国がその経営に深く関与していく方針が既に固まっており、一般の民間会社ともはや考えることはできなくなっているという状態だと思います。すなわち、株価や債券価格は市場が自由に決めるようなものではなくなっており、政府の方針一つで大きく変動するものとなっているということです。その観点から質問を行わせていただきます。 東京電力の株価は震災前におよそ二千円でした。発行済株式数は約十六億株なので、当時の時価総額はおよそ三兆二千億円、現在の株価はおよそ四百五十円ですので、二・五兆……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、付託された法案についてですけれども、法律の文言上、特例の対象金融機関の範囲について、財務状況が東日本大震災により相当程度悪化したこととして、東日本大震災の影響ということが明文化、明示されているわけですけれども、実際には震災が主たる原因ではなく財務状況が相当程度悪化している、そのような金融機関が、この改正に乗じてというか、この改正を機に公的資金の要請をしてくる、こういった可能性も排除できないということだと思いますけれども、安易な資金注入とならないようにするために、運用段階において、実際にはどのようにこうした条件に合致しているのかどうかということに……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 そもそも、年度の当初予算関連の法案が六月になってもこのような状態になっていることに対する政権運営には大変不満ではありますが、付託された法案に関しては、内容的にはNPOの寄附金税制の拡充には積極的に賛成であり、他の措置についても異論はありません。 そこで、本日は、復興の財源を中心に野田財務大臣の見解を伺いたいと思います。 まず、確認ですけれども、二次補正の財源に二〇一〇年度一般会計決算の剰余金約一・五兆円を活用するという考えが報道されていますけれども、検討されているということは当然事実だということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
本法律案及び復興の財源についてお伺いいたします。
これまで、みんなの党は様々な場面で復興財源として国債整理基金や労働保険特会の積立金や外為特会の活用について提案を行ってまいりましたが、財務大臣もそして菅総理も全く聞く耳を持たず、我々からすればつれない返事ばかりを繰り返してきているわけですが、現時点でもこうした提案に対する考えは変わらないか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 つれないことはおっしゃらないということですので。
先週の日本経済新聞に、政府は二十兆円を超えると推計される復興財源の一部を国債整理基金や労働保険特会、外為特会で賄う検……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今日の委員会の質疑と答弁を聞きながら、まず野田財務大臣に一点確認をさせていただきたいと思います。 今朝の報道で、特例公債法案が通過した、成立した暁には野田財務大臣は辞任をするということを今日中にも発表をするということが報道をされておりました。 大臣は、そんなことは言っていないということでございましたけれども、今金融市場、まさに緊迫しているという状況の中です。そして、G7の電話会議も行われて、その後の声明では、我々は今後数週間緊密に連絡を取り適切に協力するということをうたっている中で、もし辞任を今の時期に表明するなんということになりますと、全くナン……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まずは、増税に対するスタンスについてお伺いしたいと思います。 野田財務大臣は、八月十四日のNHKの討論番組で、東日本大震災の復興財源を賄うための臨時増税の実施時期について、政府や日銀、国際機関、民間シンクタンクも来年は三%近い成長が可能と見ている、そういう基本シナリオどおりにかじ取りしていくことが必要で、税制措置の環境整備をすると述べられました。これにつきまして、復興需要に伴う経済成長が見込める来年度中の増税実施を示唆した発言だとの報道もありました。 来年、比較的高い成長が見込めるというのは今年の落ち込みの反動にすぎず、成長率が一時的に良くなった……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 私は、みんなの党を代表して、平成二十三年度特例公債法案に対し、反対の立場から討論を行います。 本年度予算は三月二十九日に成立いたしましたが、それから五か月、未曽有の大震災、津波、それに伴う原子力発電所事故という国難の中、円高も最高水準で推移しているというかかる状況下、政府は赤字国債発行額を減らすための当初予算の大幅な組替え等を行うこともせずに、こうして当初予算のほぼそのままで本法案を成立させようとする、その政治姿勢に対して強く抗議したいと思います。 歳入面では、復興を確実なものにし、また、経済成長を促し、長らく続くデフレから脱却を図るための施策を……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 質問に先立ち、今回の東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災地の皆様に心からお見舞いを申し上げます。 また、みんなの党の福島が地元の小熊慎司議員は震災以来ずっと現地に入っておりますので、本日は党を代表して私の方が質問をさせていただきます。 まず、震災対応の体制に関する質問をさせていただきます。指揮命令系統についてです。震災と原発で二つに指揮命令系統が分けられています。そして、震災関連は松本防災担当大臣、原発関連は海江田経産大臣という体制でありますが、二つに分けること自体は当然であるというふうに思っておりますが……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
損害賠償スキームについて、まず質問させていただきます。
今回の賠償機構案では、東電の事故の賠償に対してほかの八つの原子力事業者も負担をするということになっているようでございますけれども、将来の事故ならばともかく、現在もう起こってしまっている事故に対してその負担を他の民間の企業に求めるというのはどこに根拠があるのでしょうか。
【次の発言】 そんなことは全然聞いておりません。
過去に起こったことについて、どうしてそのときに責任がなかった別会社が負担をしなければならないのか、その根拠を教えてください。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 短い時間の休憩でお戻りいただきまして、大変ありがとうございます。今日は安住大臣と初めての議論ということで大変楽しみにしております。 それでは、早速質問の方を始めさせていただきます。私は、まず韓国との通貨スワップ協定について取り上げたいと思います。 午前中の議論で、この通貨スワップ協定の国益は何だったのか、メリットは何だったのかという議論がありました。そして、メリットとして得られたものというのは、一般的なお答えでしたけれども、金融市場の安定、為替市場の安定ということでしたけれども、こうした外交カードを切ってまでやることになったこの通貨スワップ協定で……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。これまでの安住大臣との質疑を踏まえまして、再度、復興のために増税をすべきではないという立場から質問をさせていただきます。 まずは、法律の立て付けについて伺いたいと思うんですが、復興基本法、前の法律ですけれども、復興基本法七条では、復興関連以外の施策の予算も見直して歳出削減を図ることも復興関連の財源と考えるということになっておりますけれども、今回の財確法案では、明示的に復興特別税の負担軽減がされるのは、衆議院で修正が加えられた決算剰余金を除いてしまいますと、JT株、エネルギー特会所属株、郵政株の三つだけということになっておりまして、それ以外は対象外とも読……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 法案につきましては特段問題がないというふうに思っておりますので、別途二点質問させていただきたいと思います。ミクロの問題とマクロの問題ということで質問させていただきたいと思います。 まず、ミクロということで、先週発表になりました公務員宿舎の削減計画についてお伺いしたいと思います。 その中で、まず朝霞の、これまで何度も話題になっておりますけれども、公務員宿舎についてですけれども、昨年の十二月の二十四日に、この朝霞もそして杉並の方南町の住宅についても再開する、事業を再開という判断を財務省内でのチームで出したということですが、その後震災が起こりました。そ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず初めに、みんなの党は、経済規模でも国際社会における存在感においても縮小を続けている日本の現状を変えていかねばならない、縮小均衡ではなくて成長によって我が国の再興を図ることを目指しており、その観点から、TPPへの参加には明確に賛成の立場であります。 野田総理はよもやひるむことはないと思いますが、国民に対して一刻も早く自分の言葉で自らの考えを説明すべきだと考えます。もちろん、参加表明しても、政府による交渉の結果、国益に大きく反するような事項があれば、それは国会で審議をした上で承認をしないこともあり得るわけですが、是非そうならないよう、政府は徹底的に……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 みんなの党は、増税なき復興をこれまでもずっと訴え続けております。既に、残念ながら、自民党、公明党までもが増税を容認してしまっている中、今日は、復興のためには増税の必要が全くない、すべきではないということについて明らかにしたいと思います。 民主党は、二年前の総選挙のときにマニフェストで国民に対してたくさんのことを約束いたしました。いわゆるばらまき四Kというのもありましたが、歳出削減も、これも約束していたわけです。 そのうちの一つの項目に国家公務員人件費二割削減というものがありましたが、まず安住大臣、国家公務員人件費総額は年間幾ら掛かっているんでしょ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、復興財源における国家公務員人件費削減の織り込みについて、先週の木曜日の本委員会で安住財務大臣と川端総務大臣にお聞きしたことを踏まえて、今日は野田総理大臣の考えを確認させていただきたいと思います。 そこで、委員長へのお願いですけれども、財務大臣、総務大臣のお考えはもう聞いておりますので、私の質問に当たっては極力総理を指名していただきたいとお願いを申し上げます。 まず一つ目の質問ですけれども、川端大臣は、政府が提出しております国家公務員人件費削減七・八%の法案は、震災のための極めて臨時の、非常の対応であるという答弁をされましたけれども、総理も同……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず金融庁の監督局にお伺いしたいと思うんですが、今日の朝刊によりますと、SMBC日興証券処分勧告がなされるということですが、これはかねてから指摘されています、日本の資本市場において新株の引受増資をめぐってインサイダー取引など不透明な取引が行われているのではないかというものにメスを入れるというものだと思いますが、本日のSMBC日興証券に関しては、メガバンクと鉄道会社の増資情報が公表前に証券会社の投資銀行部門から営業部門を通じて投資家の方に渡ったということが処分の対象となるということのようですが、一方で、三月には中央三井アセット信託、こちらに課徴金が課さ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、AIJ問題についてお聞きしたいと思います。金融庁と証券取引等監視委員会にお聞きしていきたいというふうに考えておりますが、AIJ問題に関しましては、厚生年金基金の運用ガイドラインの見直しですとか、金融商品取引法上のプロ、アマといった投資家の区別といった、そうした問題に矮小化させてはいけないというふうに考えております。厚生年金基金の制度の在り方ですとか、広く年金行政の在り方、こうしたものも問われなければいけないというふうに考えておりますが、今日は、そうした厚生労働省に絡むところではなくて、金融庁及び先ほど申し上げましたとおり、証券取引等監視委員会……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今日は五十分間の質問時間をいただきました。両筆頭理事、今はちょっと離席中ですけれども、御配慮に感謝を申し上げたいというふうに冒頭申し上げます。 それでは、先週に引き続きまして、まだちょっと金融庁は来ておりませんけれども──はい、お願いします。済みません。 じゃ、続けさせていただきます。先週、AIJの問題を取り上げましたけれども、積み残しがありますので、そちらから始めさせていただきたいと思います。 まず、自見金融担当大臣にお伺いしますけれども、前回の委員会で投資一任業を登録制に変更したことに関しまして、自見大臣の答弁、何と言ったかといいますと、唐……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、歳入庁についてお伺いしたいと思います。 御承知かと思いますけれども、みんなの党は、三月十五日に歳入庁設置法案、これを参議院に提出をいたしました。政府の方もここに来てようやく前向きに検討をしているというようでありまして、今回の消費税増税法案、附則になるのか本則になるのかは分かりませんけれども、歳入庁創設の検討作業を進めて必要な措置を講ずるというような文言が明記される方向で調整されているというふうに伺っております。 そして、先週の木曜日、三月二十二日には、みんなの党が全国会議員に呼びかけた勉強会、これを行いましたけれども、民主党、自民党、社民……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 昨日はモラトリアム法延長について議論をさせていただきました。本日は企業再生支援機構法の改正について議論をさせていただきたいと思います。 今回、政府はモラトリアム法の出口戦略の一環としてこの企業再生支援機構法の改正というのを提案してきているわけではありますけれども、この出口戦略としては大変無理筋なのではないかなというふうに私自身は思っております。 この支援機構、設立当初にうたわれた目的はともかく、今日もいろいろ議論ありましたけれども、実績ですとか体制を見ると、有効にこれから一年間機能するとはとても思えないのではないかというふうに思っております。 ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 事実関係の究明は、証券取引等監視委員会と検察の方で中心にやられているということでありますので、私は、今日来ていただいた方々の認識を中心にお伺いしていきたいというふうに考えております。 まず、AIJのホームページ拝見いたしましたけれども、本当に何も情報が載っていないホームページで大変びっくりいたしました。この程度の情報開示しかない会社に運用を任せるということ自体も問題だと思いますが、一つ確認したいということがございます。二〇一〇年度の事業報告書だけがこのホームページにリンクされて張られているわけですけれども、そして今日の資料の中にもその事業報告書入っ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 松下大臣、よろしくお願いいたします。今後、できればかみ合った議論をしていきたいというふうに考えておりますので、その前提として幾つかの疑問点を今日はぶつけさせていただきたいと思います。ぶしつけな質問も含まれると思いますけれども、初回だから是非聞いておかなければならないと思いまして質問をさせていただきます。 まず、大臣の金融行政とのかかわりについてお伺いしたいと思います。 大臣は、大学の農学部を卒業後、建設省に入省されて、議員になられてからは一貫して農水関係の委員会に所属されていたと理解しておりますけれども、金融行政へこれまで何らかのかかわりがあった……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、総合的な取引所についてお伺いします。これまで本委員会でも、総合取引所を早く創設すべきであるということを私は主張してきましたので、今回金商法がこうやって審議されるということは、遅ればせながらという感じはいたしますけれども、いいことだというふうに思っております。 その中で、まずこの総合取引所の位置付けについて大臣にお伺いしたいと思うんですが、政府が取りまとめた新成長戦略においては、金融は実体経済、企業のバックアップ役としてのサポートを行うと同時に、金融自身が成長産業だとして経済をリードするということが完全に並立して書かれていたわけですけれども、今……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。本日は総理出席の委員会ですので、まずは社会保障制度全般に関する基本的な認識について質問をさせていただきたいと思います。
総理、衆議院の議論において、年金制度による安心感がもたらす非ケインズ効果について話をされておりましたけれども、今回の社会保障制度改革が国民に安心をもたらすものだと考えておられるでしょうか。
【次の発言】 社会保障の全体像がまだ見えないという中で、そして世代間の不公平感というのは多少は緩和されるかもしれませんが、やはり実感を伴うところまではいかないだろうということで考え合わせますと、やはり安心できるというものには全然なっていないのではな……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 昨日に引き続き、本日は、まずは被用者年金一元化についてお伺いしたいと思います。 被用者年金一元化、保険料率を統一していくというのは賛成の立場ですけれども、実際、今回の一元化というのは運用の面などを見ても中途半端に終わっているのではないかということから質問をさせていただきたいというふうに思っております。 いわゆる持参金についてですけれども、共通財源とする積立金をどう仕分するかということについてですが、厚生年金の積立金が一年に払う給付費の四・二年分積み上がっているから、公務員の共済から持ってくる共通財源とするものについても四・二年分にするという整理が……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
本日は、まずは、そもそも消費税を社会保障の目的税とすることについて、安住財務大臣と議論をさせていただきたいと思います。
本来、社会保障、言うまでもなく所得の再配分が根幹にありますから、所得関連税制とこそ密接な関係があるわけです。先進国の中で消費税あるいは付加価値税を社会保障目的税化している国はありますでしょうか。
【次の発言】 私の理解も同じです。ほんの一部だけ財源として使っているという国はありますけれども、目的税化している国はないということだと思います。
本来、先ほど申し上げましたけれども、税の所得再配分機能と社会保障というのは不可分のはずであ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 先ほど来見ておりますと、野田総理、大変お疲れのようでございまして、ロンドン・オリンピック開会式に行かないでせっかく重要な法案の審議に参加していただいておりますので、あと一時間ちょっとですから、是非集中力を切らさないようにしていただきたいとお願いを申し上げます。 本日は、まず、先週の金曜日に本委員会で質問いたしました公務員の共済年金と民間会社員の厚生年金の一元化による、いわゆる持参金の問題について再質問をすることから始めさせていただきます。(資料提示) 先週も指摘いたしましたが、パネルのとおり、法案では、約四十五兆円の公務員年金の積立金のうち、統合……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、公述人の皆さん、貴重な御意見どうもありがとうございます。こちら宇都宮グランドホテルは、みんなの党の代表の渡辺喜美代表御夫妻が結婚式、披露宴を挙げたところということですので、大変縁の深い場所でこうした地方公聴会を開けるということを大変うれしく思っております。 それでは、質問の方をさせていただきます。 まず、中小企業の経営の現場に近いお二方にお伺いしたいと思うんですが、北村公述人、そして大塚公述人にお伺いしたいと思います。 消費税増税について是非はあるかと思うんですが、今回の消費税増税、一年半の間に二回に分けて行われるということになっており……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 皆さん、連日お疲れさまでございます。金曜日の午後となりましたので、あと四時間ちょっとということですので、集中力を高めて私の方も質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 みんなの党は、結党以来、増税の前にやるべきことがあると一貫して主張してきておりますけれども、野田総理も、増税も、歳出削減、行政改革も同時並行で実施していくべきという趣旨の発言を繰り返しておられます。 そこで、本日はまず、歳出削減について質問をさせていただきたいと思います。 野田総理は、これまで、公務員人件費二割削減はまだ旗を下ろしていないと繰り返し答弁して……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まずは冒頭、野党七会派が提出した首相問責決議案はつるしておいて、そそくさと増税法案だけを通してしまおうとする国会運営に再度、強く抗議するものであります。 しかし、我々は審議拒否などはせず、国会審議を通じてただすべきところはただしていく、そういう覚悟でやってまいります。 増税法案を推し進める談合三党の方々と違い、限られた時間しかありませんので、是非、私が指名した方が最初から直接答弁をされるよう委員長には御指名をしてくださることをまずはお願い申し上げておきます。 質問に入らせていただきます。 一昨日の夜に行われました野田総理と谷垣総裁の党首会談で……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
まず、自民党の法案発議者、溝手先生にお聞きしたいと思いますが、この四増四減の法案が出されたのは、八月二十八日、先ほども話題になっておりましたけれども、その日に衆議院の方では特例公債法案、そして衆議院の選挙制度改革法案を民主党が衆議院本会議で強行的な採決をした、その日に当たっているわけですけれども、そうした日になぜわざわざ民主党と共同でこの法案を提出したんでしょうか。
【次の発言】 私は今、問責決議案のことを聞いたのではなくて、衆議院の選挙制度改革の法案が強行採決されたその日に当たっている、そんなときに参議院の選挙制度改革の法案、これを一緒に出すのは、……
○委員以外の議員(中西健治君) ただいま議題となりました郵政民営化の確実な推進のための日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律を廃止する等の法律案につきまして、みんなの党を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 郵政民営化については、政権交代によって大きく方向性が変わり、逆戻りというような状況となっていました。民間にできるものは民間に委ね、国民生活にとってどうしても必要なサービスについては効率化を十分に図った上で国費を充てて運営を維持すべきであり、国際的に類を見ない規模に肥大化し、かつ、非常に大きな金利リスクを抱えている郵便貯金銀行……
○委員以外の議員(中西健治君) 寺田委員がおっしゃられたとおり、宙ぶらりんにしておくべきではない、そして何らかの方向性を出すべきだ、結論を出すべきだというのは、ここにいらっしゃる委員の方々、あと法案提出者の方々と同じ思いなんではないかというふうには思っております。 その中で、我々が考えている民営化の最終形というのは、既存の法律もそうですし提出されている各法案もそうですが、郵便事業、そして郵便局に対しては政府の関与と、政府保有というのは残り続けるわけですけれども、その中で政府の関与は極力排していく、自立していくということが最終形になっていくんだろうと思います。郵便事業に関して言うと、やはり効率……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、TPP、FTA等に関してお尋ねいたします。 私、さきの臨時国会で、TPP参加に賛成の立場からということでありますが、政府の交渉体制について、法律に基づいた交渉チームを設置して司令塔となる責任者を任命するべきであるということをこの委員会でも、そして本会議でも何度も御提言を申し上げました。 そして、十二月中に、藤村官房長官の記者会見では、政府の代表を置いて交渉を担当させる、その人選は年明けになるということを表明されていたというふうに理解しておりますけれども、まず総理にお伺いいたしますけれども、政府代表を置くという理解でよろしいでしょうか。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
まず、四次補正予算についてお伺いしたいと思います。
さきの臨時国会で復興増税十一・二兆円というものが、みんなの党は反対しましたけれども、決められてしまいました。今回の四次補正、二・五兆円もの財源があるのであれば、本来これは復興のための財源、増税を圧縮する、そのために多くの部分を使うべきなんではないでしょうか。野田総理の見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 財務大臣は十二月に確定したと言いましたけれども、我々が審議をしている十月や十一月の時点でもうこの税収の上振れなんというのは当然予想ができたはずです。
というのは、これは法人税の減税を今年……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
本日はエネルギー問題に絞ってお聞きしたいと思います。
まずは、原発の再稼働についてですが、最近、枝野経産大臣や細野担当大臣から定期検査後の再稼働を容認する発言がなされ、また、総理自身も三月十一日の記者会見で自らが先頭に立つと発言をしておりますけれども、現時点での原発の再稼働についての総理の考えを改めてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 再稼働をできれば進めていきたいというニュアンスのように聞こえますけれども、原発の地元の知事は新たな基準によるテストを行うべきであると意見を表明しておりますし、また、班目原子力安全委員長は、国が原発の再稼働条件とし……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、歳入庁についてお伺いいたします。 昨日、我々みんなの党は歳入庁設置法案を参議院に提出いたしました。これは、税金並びに保険料等の徴収に関する業務の効率化、納付を行う方々の利便性の向上、あわせて、納付状況の改善を図ることを目的として、国税庁と厚生労働省が今は別々に所掌しております税金、労災保険及び雇用保険の保険料徴収業務、日本年金機構が行っている国民年金保険料等の徴収部門を一元的に行う歳入庁を内閣府に設置するというものでありますけれども。 そこでまず、岡田副総理にお伺いしたいと思いますけれども、歳入庁の設置については、野党時代に民主党も二〇〇七……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今もお話がありましたけれども、まずは原子力協定についてお話をお聞きしたいと思います。 前臨時国会におきましては、みんなの党は反対したにもかかわらず、公明党さんも反対いたしましたけれども、ロシア、ヨルダン、韓国、ベトナム、四か国と原子力協定承認が行われてしまいました。我が国が中長期的に原発とどう向き合っていくのか、こうしたことを決めないうちに原発輸出、海外への原発輸出の環境整備を行うということはやはり問題が大きいというふうに私は思っているわけであります。 特に、ヨルダンは地震多発国で水の安定的な確保も不安視されておりますし、ロシアに至っては使用済核……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 城島大臣とは初めての議論ということになりますけれども、幾つか質問をさせていただきます。 まず、何度か出ております野田総理の三つの提案のうち、今年度の特例公債法案本則で多年度にわたる特例公債の発行を可能にしてしまうということがこれ選択されてしまっているわけですが、ほかの二つ、与野党の間で一体的に処理するという覚書を交わすですとか、来年度の法案に入れることを附則で明記するといったものに比べて、これはもう一足飛びに議論もはしょって、結局、多年度の特例公債の発行を許容するという法律案になっているわけですけど、一番緩いものを拙速に選択されたということになって……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 私は、以前、証券会社で国際金融畑で働いておりましたので、黒田財務官の仕事ぶりというのは結構近いところで見ていたというふうに私自身は思っております。 今日は、基本的な考え方についてまずお伺いしたいというふうに考えております。 まず、日銀の政策目標についてお聞きしたいと思います。 日銀法改正については、衆議院の方でも、法改正は政府、国会の決めることだからコメントしないと、これはそういうスタンスというのも見識だというふうに思います。 現行日銀法の下でも、金融政策の理念として「国民経済の健全な発展に資すること」と書かれておりますので、これから次元の異……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 岩田参考人、岩田教授にはこれまでもいろいろと御教示いただいておりまして、大変お世話になっております。今日はよろしくお願いいたします。 まず、これまでの岩田教授の主張の幾つかをまとめてみますと、日銀法改正については、責任を明確化することで物価目標の達成が早まる効果があるということで賛成だということだと思います。それから、責任の取り方ということについては、最高の責任の取り方は辞職だということをおっしゃられていると思いますし、あと外債購入については、今は必要ないけれども、手段としては取っておくべきだということだと思いますが、確認ですが、今の認識でよろしい……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。今日は委員差し替えで質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、厚生年金保険法改正案に即して御質問させていただきます。 五年後以降の代行割れを未然に防ぐための制度的導入についてまずお伺いしたいんですが、今回の改正では、純資産が最低責任準備金の一・五倍以上であるか、又は純資産が代行部分と上乗せ部分の合計以上であることのいずれかの基準を満たしていれば基金は存続可能ということになっておりますが、まず確認したいんですが、なぜ基準が二つあるのか。これは、これまでの制度の経緯からすると、第一の基準というのは、厚生年金本体、これを重視したものと……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、所信に対する質疑でありますから、基本的な認識を麻生大臣にお伺いしたいというふうに考えております。 まず、財金分離に関するお考えをお伺いしたいと思います。 財政と金融の分離については、一九九六年に旧大蔵省幹部に対する金融機関からの過剰接待ですとか、バブル崩壊後の金融危機への対応の不手際を受けて金融行政を大蔵省から分離することを決定して、二年後の一九九八年から実施されたわけでありますけれども、二〇〇八年、十年の時を経て二〇〇八年に麻生内閣において初めて財務大臣と金融担当大臣が兼務されるということになりました。言わば、財金分離の原則がここで破ら……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、先週の委員会で議論させていただいた財政運営方針についての質疑を引き続き行わせていただきたいと思います。 先日議論した税収弾性値以外にも、政府の試算を見ていて気になることがほかにもあります。今日の午前中の議論でもありましたけれども、三月六日発表の財務省の後年度影響試算では、提示されたシナリオのうち三%成長のシナリオでも、消費者物価指数の上昇率はやっと二〇一六年度、この試算の最後の年度で二%に届くというシナリオになっております。そして、そのときの長期金利、十年物の国債の金利が二・五というシナリオになっているわけでありますけれども、二〇一六年度にや……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 安倍総理、財金の方に御出席いただきましてありがとうございます。 税法の審議ですので、まず、その中で大きい消費税増税の判断についてお伺いしたいと思います。 補正予算の審議の際に、予算委員会で私、安倍総理に質問をいたしました。そのときに、野党時代には元々、減額補正と度々言及していたのに、政権交代後には正反対の超大型増額補正となったのはなぜかということを問いただしたところ、総理は、昨年十二月に七月から九月のGDPが発表されて、それがマイナス三・五%という事態になったと、これに直面して大型の補正予算が必要ということになったというふうにお答えになられました……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 半月前の議運での質問に続きまして、本日も質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、物価安定目標の達成時期についてですけれども、三月二十一日、本委員会におきまして、麻生財務大臣、三月二十一日といえば黒田総裁の新体制がスタートした日でありますけれども、その日に、二年で簡単に行くかいなと正直思わないではないというふうに麻生財務大臣は懐疑的な発言をされました。 黒田総裁は二年を念頭にと明言されておりますし、総裁を任命した政府の当事者である財務大臣がこのような発言をしていることについて、率直な感想をお聞かせいただきたいと思います。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、日銀法改正、これまでも麻生大臣にお伺いしておりますけれども、先日、四月二十五日にみんなの党と日本維新の会で日銀法改正案というのを衆議院に提出させていただきましたので、これを機に、また御見解の方をお伺いしたいというふうに思っています。 まず、この日銀法改正の我々の問題意識ということなんですが、今回、日銀の方もできるだけ早いうちに二%、今でも二年で二%ということを言っているわけでありますけれども、これはあくまで日銀が自主的に取り決めたということになっておりまして、責任の所在とか、これが達成できなかったときの責任の取り方だとか、そうしたことについて……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まずは、この万博機構法の廃止法案ですけれども、これまでの衆議院の審議などで我々の党からも聞くことは聞いたというふうに思っておりますので、今も議論ありましたけれども、有償部分については、大阪府の立場もあると思いますが、国の立場としてしっかりと財源を確保するという意味からも適正な賃料設定をし続けるということをお願いしたいというふうに思います。 その上で、今日は違う質問をさせていただきたいというふうに思います。 今、尾立委員の方からもありましたけれども、今、国債の金利市場が大きく動いているということであります。これについて、上がるだとか下がるだとかいう……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 皆さんももう質問されておりますけれども、やはり市場のボラティリティー、変動率が高まってきておりますので、幾つか気になる点について御指摘申し上げて、問題認識を共有させていただければというふうに考えております。 まず、金利についてなんですが、これだけ市場の、金利市場のボラティリティー、変動率が高まってきて、更に高まっていくということになりますと、銀行などの計算上のリスクというものが、リスク量というものが増大するということになってまいります。 そうなりますと、二〇〇三年にVaRショックというのが起こりました。二〇〇三年のVaRショックというのは、〇・四……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今回の法改正は多岐にわたっておりますけれども、今日は、まず金融機関の秩序ある処理の枠組みについてお伺いしていきたいと思います。 今般の改正は、リーマン・ショック後、金融安定化理事会ですとかG20のカンヌ・サミットなどでの国際的な合意を受けて、我が国としても大手金融機関の破綻を想定外とすべきではないということで法改正を急いでいるということだろうというふうに理解しております。業界のうわさでは、専ら金融庁は野村証券破綻のケースを想定しているというふうに言われておりますが、まあまあ、これもまたさておきということで。現行制度があるわけでありますので、まずは今……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、三参考人の方々、お忙しい中、どうもありがとうございます。 少し耳に痛い質問もさせていただくかもしれませんけど、大事なことなので、よろしくお願いいたします。 まず、國部参考人にお伺いしたいと思います。 今回、破綻処理法制を整えるということになっておりますが、そのために預金保険法を改正するということになっています。日本の銀行、日本の金融機関、収益力が見劣りがするということを言われて久しいわけでありますけれども、価値の高いサービスを提供するのであればそれに見合う対価をどんどん取っていけばいいというふうに思いますが、そうでもない、価値が余りどう……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 金商法等の改正の五つの項目、五つの柱のうち、本日は四つの項目についてできれば質問をさせていただきたいというふうに考えております。 まず初めに、金融機関の秩序ある処理の枠組みについてでありますが、先週の委員会でも、私は、破綻処理の費用負担について、銀行、保険などの業界ごとなのか、それともその業界を超えて金融全体で負担すべきなのかという論点について質問させていただきました。 もう一つの大きな論点として、事前積立てなのか事後徴収なのかということがあります。これはワーキンググループでもかなり議論はされておりました。 理論的な観点からいえば、破綻処理の費……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今回は投票に係る経費を適正化するという法案の審議でありますので、まずは十二月に行われました衆議院総選挙における投票についてお伺いしたいと思います。 最初に、大臣にお伺いしたいと思います。 さきの衆議院総選挙は、先ほどもありましたけれども、五九・三%と戦後最低の投票率となったわけでありますけれども、一方、投票所で長い行列ができているといった投稿が、その長い行列の写真と併せて投稿サイトに数多く掲載されました。総務大臣としては、この投票所の混雑についてどのような認識を持っておられるでしょうか。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 このインターネット選挙解禁法案については、我々も以前から主張していたことでございます。衆議院の方で無事通過して、こうして参議院の方で審議が行われるということは、大変大きな一歩であるというふうに考えております。法案提出者、そして関係各位の御努力に関しては敬意を表したいというふうに考えております。その上で、大きな一歩というふうに申し上げましたけれども、さらに、二歩目、三歩目というものもやっていかなきゃいけないということだろうというふうに思いますので、そうした観点からも質問をさせていただきたいというふうに考えております。 まずは、先ほど民主党の委員の方か……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本法案はみんなの党も共同提案者ですので、法案そのものにはもちろん賛成ということでありますけれども、本件にかかわるこれまでの経緯と今後の対応について政府に確認をしていきたいというふうに考えております。 まず、成年被後見人の選挙権、被選挙権に係る欠格条項については、平成二十二年六月にはもう既に内閣に設置されていた障がい者制度改革推進会議において、廃止も含めその在り方を検討するという意見表明がなされ、その後、平成二十四年六月に成立した地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の附帯決議にも、成年被後見……
○委員以外の議員(中西健治君) ただいま議題となりました歳入庁の設置による内国税並びに労働保険料及び年金保険料等の徴収に関する業務の効率化等の推進に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 現在、税金や労働保険料、年金保険料等に関しましては、税務署、労働基準監督署、年金事務所など幾つもの機関が別々に徴収をしているだけでなく、徴収対象者に関する情報が共有されていないなど徴収業務が非効率となっており、さらに徴収率の向上や徴収漏れの解消も課題となっております。 本法律案は、これらの状況を踏まえ、税金や労働保険料、年金保険料等の徴収等に関する業務……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 みんなの党も私自身も経済成長志向が非常に強いものですから、安倍政権がやろうとしているマクロ経済政策については我々が考えているところと重なるところもあります。そうした重なるところについては当然しっかり後押しをしていきたいというふうに思っておりますが、重なり合わないところ、考え方が異なるところ、これについてはしっかり異を唱えた上で我々の対案、提案を出していきたいというふうに考えております。 さて、先週のG7の声明、それから週末のG20について、まずお聞きをしたいというふうに思います。 このG7の声明、あとG20、これでの議論の整理というのは、金融政策……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 私は、みんなの党を代表して、政府提出の平成二十四年度一般会計補正予算及び平成二十四年度特別会計補正予算に対して反対の立場から、また、みんなの党及び民主党・新緑風会、生活の党、社会民主党・護憲連合の野党四党が共同で提出した修正案に賛成の立場から討論を行います。 みんなの党は、現下の経済状況に鑑みれば、補正予算の必要性そのものについては異論はありません。しかしながら、安倍内閣の提出した補正予算は、復興の加速と言いながら、東日本大震災の被災地へ回すお金は僅か三千億円にとどめ、全国に巨額の公共事業をばらまく結果、人手不足や資材の高騰が加速し、被災地の復興が……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 安倍総理、私が中西でございますので、どうか頭の片隅に、記憶にとどめていただきたいというふうに思います。 暫定予算についての直接的な質問に入る前に、選挙制度改革についてお聞きしたいと思います。こちらも憲法にかかわる問題ではありますけれども、第何条かという質問はいたしませんので、是非考え方を教えていただきたいというふうに思います。 先週、今週、高裁レベルでさきの衆議院選挙について違憲判決が相次いで出ました。今週の広島高裁、そして広島高裁の岡山支部では無効判決も出るということでありました。そして、高裁の中には、札幌高裁もそうでしたが、さきに成立した緊急……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まずは、物価安定化目標、インフレターゲットについて議論を行わせていただきたいと思います。 インフレターゲットは物価上昇率が目標となっているわけでありますけれども、物価上昇率は毎年の変化率ということでありまして、物価水準そのものではありません。物価上昇率目標を達成した場合に実際の物価水準がどのようになっているのかということについて確認をしていきたいと思います。(資料提示) まず、パネルでございますが、資料をお配りさせていただいていますが、こちらのパネルに示しておりますのは、大型連休前の四月二十六日に日銀が発表した展望レポートに記載されております政策……
○中西健治君 中西健治です。 私は、みんなの党を代表し、政府提出の平成二十五年度予算三案には反対、日本維新の会及びみんなの党共同提案の修正案には賛成の立場から討論を行います。 安倍政権の一本目の矢である金融政策については、総理自らが衆議院の予算委員会で、最終的には渡辺喜美説が正しいと考え金融政策を変換したと答弁されたとおり、これまでみんなの党が主張してきたことと同様の政策を実行されており、デフレ脱却に向けて、株価上昇、円高是正等、その効果が出てきていることは大変高く評価するものであります。 しかしながら、大胆な金融緩和によるデフレからの脱却を進めようとアクセルを踏んでいる真っ最中に消費税……
○中西健治君 中西健治です。よろしくお願いします。 まずは条約に即した質問をしていきたいと思います。万国郵便条約、郵便送金業務約定に関連して、一つの事案についてお伺いしたいと思います。 今年の六月に日本郵便は、欧州方面への郵便物を積載した商船三井のコンテナ船が浸水して自力航行ができなくなった海難事故によって、外国あての郵便物が海に流されてしまったり、水にぬれたりする被害が発生した、そして書留や小包に関しては被害状況を確認して顧客への補償を行うと報じられておりました。 まず、被害状況及び補償の状況について事実関係の確認を行いたいと思います。日本郵政の方に今日は参考人として来ていただいていま……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 この自衛隊法改正案に関しましては、我々、前向きの方向ではありますけれども、事実関係などのために何点か伺っていきたいと思います。 今回の法改正は、これまでも出ておりますとおり、アルジェリアにおけるテロ事件を受けて、テロ事件を契機として、そして教訓として法改正を行うということですが、この法改正がアルジェリアの事件と直接的にどのように関係しているのだろうかという問題意識を持ちながらお聞きしていきたいと思います。 先ほどの大野委員の質問でも似たようなことがありましたけれども、今般の法改正が実施されていたら、アルジェリア事件の際には何らかの対応の違いがあっ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、五つの投資協定全てに共通する条項についてお伺いしたいと思います。先ほども少し話が出ましたけれども、ISD条項、これとTPP、こうした関連についてお伺いしていきたいと思います。 このISD条項は、今回の五協定全てに入っておりますし、これまでの日本が結んだ投資協定そして経済連携協定、フィリピンを除いて全てに入っているということでありますけれども、現在TPPにおいて議論されているISD条項、これは詳細については言及はできないと理解した上で大枠のみについてお伺いしたいと思います。 TPPにおけるISD条項にかかわる議論については、本協定案及びこれま……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今日は、お忙しい中、こちらまで足をお運びいただき、そして貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。我々としても、今回、是非これを批准していきたい、承認していきたいというふうに思っております。 それでは、座って質問の方をさせていただきますが、それぞれ一問ずつぐらい質問させていただければと思いますが、時間の関係もありますので、どこまで行けるかということでやってみたいと思います。 まず、藤井参考人にお聞かせいただきたいと思います。 国連での制定過程などもよく御存じということだと思いますが、今回のこの条約のほかに選択議定書というものがあ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。よろしくお願いいたします。 まずは、障害者権利条約についてお尋ねしたいと思います。我々は賛成の立場でありますが、今後のことについて何点かお聞きしたいと思います。 先週の参考人の方々の質疑でも取り上げさせていただきましたけれども、この障害者権利条約が二〇〇六年に国連総会で採択された際に、併せて個人通報制度及び調査制度を定めた選択議定書が採択されましたけれども、本条約締約国の百三十七か国のうち半数以上の七十八か国がこの議定書に締約をしている中、日本はこの議定書には未署名という対応を取っております。 岸田外務大臣はさきの衆議院の外務委員会で、我が国の司法……
○中西健治君 調査団の皆さん、お疲れさまでございます。 私の方から手短に政府にお伺いしたいと思います。 第四班のフィリピンの調査団の方々も、フィリピン側のニーズの把握に努めていたことが良かったということをおっしゃっておられましたけれども、被援助国のニーズを的確につかむ、しっかりとマッチングするということが大変重要だということだと思いますけれども、国の発展段階によっては、まあ初めのうちは何でも必要だというような状況かもしれませんが、勝負どころになったときには特にこれが必要なんだと、こんなようなことがあり得るんじゃないかと思いますけれども、国別援助方針を策定するに当たってそうしたニーズのマッチ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
まず、NSCについてお聞きしていきたいというふうに思います。十二月に設立されて、それから三か月ということでありますので、まず、国家安全保障会議についてお聞きしたいと思います。
これまで、四大臣会合というのはどれぐらい開かれていてどんな案件で開かれていたのかということについて、これは内閣官房の方に通告しておりますけれども、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 今、テーマの方はざくっとおっしゃられましたけれども、毎回しっかりテーマが決められて話されているのか。私の理解では、一番初めは南スーダンの弾薬提供だったと思いますし、最近では、直近では武器輸出三……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 先週の木曜日に引き続き、まず北朝鮮問題について質問させていただきたいと思います。 先週の木曜日、十三日の委員会で北朝鮮問題についても質問をさせていただきました。十日から十四日まで横田さん御夫妻がモンゴルにおいて孫娘さんとお会いになられたということが外務省の方からも後に発表をされておりますけれども、この拉致問題についてスケジュール感ということを私が木曜日にお聞きしたところ、岸田外務大臣の方からは、御家族の高齢化を考えますときに、これはもう一日も早く現政権下で全面解決に向けて全力を尽くさなければならない喫緊の課題だと、こういうふうに御答弁をいただきまし……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 外務大臣、外遊大変お疲れさまでございます。 まず、外務大臣にお伺いしていきたいと思います。ウクライナ情勢に絡んで、ロシア及びアメリカについてお聞きしていきたいと思います。 まず、ロシアでございますけれども、先月の二月の二十五日に政府はエネルギー基本計画案というものを発表しております。その中で、ロシアの豊富な資源ポテンシャル、地理的な近接性、我が国の供給源多角化等の点を考慮すれば、ロシアの石油・ガス資源を有効に活用することは我が国エネルギー安定供給確保にとって大きな意義を持ち得るだけに、総合的、戦略的視点からロシアとの関係を検討していくこと……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 石川先生がおっしゃられたとおり、質問通告、私も早めにすることを心掛けております。今後もそうしていきたいというふうに考えております。 まず、在外公館法について外務省にお聞きしていきたいと思います。 全体の在勤手当予算額については、為替の影響分ですとか物価の影響分、これについて資料の方を全員に配られているということだと思いますが、その中で、基本手当の部分、在勤基本手当は対前年度比で十五・三億円の増額となっていますけれども、このうち為替変動と物価変動による影響額の内訳を教えていただきたいと思います。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、国連人権理事会における北朝鮮に対する非難決議についてお伺いしたいと思います。 三月二十八日、先週の金曜日ですが、国連の人権理事会は、日本人拉致を含む北朝鮮による国家ぐるみの人権侵害行為は人道に対する罪であると非難する決議を賛成多数で採択し、犯罪に関与した人物の責任を追及するよう、国連安保理に対し適切な国際刑事司法機関への付託の検討を勧告しました。 これ自体、先般の調査報告書といい、この決議というのは大きな前進である、我が国にとって大きな前進であるというふうに評価したいと思いますけれども、残念なのは、この採決におきまして理事国四十七か国のうち……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、租税条約についてお伺いしたいと思います。 イギリスとの租税条約改正議定書、これまでも今日何回か出ていますけれども、二〇一〇年にOECDで採択されたAOアプローチ、恒久的施設の事業所得の認定の明確化というのが盛り込まれた日本が結ぶ初めての租税条約だということであります。 これが初めての租税条約ということで、結構なことだというふうに思うわけでありますけれども、一方で、日本国内では、この間の税制改正、三月に通りました国税の税制改正によって、このAOアプローチを反映した帰属主義、総合主義から帰属主義への変更というものも行われております。条約は一本だ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。今日は本当にどうもありがとうございます。では、座って質問の方をさせていただきます。 まず、香田参考人と白石参考人にお伺いしたいと思います。何についてかというと、この国家安全保障戦略大綱、あと中期防の対象期間及び更新の頻度といいますか、そうしたことについてお伺いしたいと思います。 柳澤参考人の方からは、対象期間、NSS、十年では短過ぎるのではないかという御意見がありました。それから、神保参考人の方からは、対象期間についてではありませんけれども、賞味期限が五年ぐらいと、こんなようなお話もありました。 今、新しく作られたNSSは十年ということになっていま……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
大綱、そして国家安全保障戦略についての質問をする前に、まず一点、最近報道されております北朝鮮のミサイルに対する破壊命令について、防衛大臣にお伺いしたいと思います。
防衛省はこの命令の発動を公表しないという方針のようでありますが、にもかかわらず各紙で報道がされている。どういうことなのかよく分からないということなんじゃないかと思いますが、防衛省の情報管理はどのようになっているんでしょうか。
【次の発言】 情報管理に万全を尽くしているというふうには到底この事例は思えないということなんですが、マスコミがどうしてこうした報道をしているんでしょうか。誤報という……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今日は、大切な、非常に私どもとしては問題が多いかなというふうに思っている原子力協定二協定の審議ということでございます。まず、トルコの協定について一つお伺いしたいと思います。 トルコは言うまでもなく親日的な国として知られているわけでありますけれども、今回、原発が建設されようとしている予定地でありますシノップ、シノップの市長は、原発建設反対を掲げて市長に当選をして、以来、原発建設に反対をずっとしているという状況であります。また、トルコの国民からは、日本の国会議員に対して英文の条約反対の要請書が届けられている、皆さんも受け取っているんじゃないかと思います……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
UAE、トルコとの原子力協定を考えるに当たって、二〇一一年十二月に国会で承認しましたヨルダンとの原子力協定についてお伺いしたいと思います。
当時のヨルダンの状況と現在の状況を比較した場合、政府としてヨルダンを取り巻く状況をどのように認識しているか、外務大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 外務大臣は六十万人というふうにおっしゃいましたけれども、ヨルダン王国の方も日本にいらっしゃって、公式の数字以上にもっと難民の数は多いんだということをおっしゃっていたかと思います。元々の人口の何割かということにならんとしているということで、社会不安にもつなが……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 武器貿易条約及びグアム移転協定についてお聞きする前に、まず、ちょっと韓国のフェリー沈没事故についてお伺いしたいと思います。大変痛ましい事故で、隣国として何とか力になれないかというふうにお思いの方は大変多いんじゃないかと思います。そこで、この事故の救援に関する現時点での事実関係について確認をしておきたいと思います。 我が国政府は今回の事故に関し、国交大臣は、海上保安庁としては、韓国側に対しまして、直ちに、特殊救難隊や潜水士というかなり優れた技術を持った部隊がありますから、協力を申し入れ、また現場の第七管区からもカウンターパートに直接協力の申出をしてい……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 まず、今日は、集団的自衛権に関して質問をさせていただきたいと思います。 先ほどの質疑で、明後日に安保法制懇の報告書が出てくると、その後、NSC四大臣会合が開催されて、安倍総理の記者会見と、ここで基本的な方向性というのが示されるということでありましたけれども、あの四大臣会合に参加される両大臣はそこでまた意見をお述べになられたりということになるかと思いますので、この集団的自衛権の議論を進めるに当たって、今行うに当たっての問題認識についてお伺いしたいと思うんです。 現在の政府の憲法解釈、すなわち、集団的自衛権は有しているけれども行使できないとい……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。午後の質疑もよろしくお願いいたします。 本日議題となっております両協定につきましては、午前中の質疑で私の疑問と思っているところもクリアになっておりますので、今回の質疑では外交に関わる諸懸案事項について、特に今日しか聞けない、これから起こることについてもちょっと聞いていきたいというふうに思っております。 これから起こること、もう間もなく安保法制懇から政府に報告書が提出されるということだろうというふうに思っておりますが、これは内閣官房にお伺いしますけれども、政府、与党との協議の方向性、協議のための基本的方向性を示すというようなことですけれども、野党に対し……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 同僚議員からの質問と一部かぶるところもあるかもしれませんけれども、質問通告どおり質問の方をさせていただこうというふうに考えております。 私は、先週、議運の承認を得てワシントンDCに行ってまいりました。そして、国務省、国防省、政府関係者及び議会関係者と会談、面談を多数させていただいたわけでありますけれども。集団的自衛権についての議論、これを紹介したり、それについて話をするということも多々行いましたけれども、そのほかに米国側で一番日本に対して懸念というようなものを持っているとすれば、この集団的自衛権については懸念を持っているというわけではないんですが、……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 みんなの党は、総理も御承知かもしれませんけれども、厳しい安全保障環境の下、集団的自衛権の行使については容認の方向で党内の議論を今取りまとめようとしているところであります。そうした立場から幾つか質問をさせていただきます。 私は、先週、議員交流ということで、議運の許可を得まして、御党の議員、自民党の議員と言わば超党派でワシントンに出張して、政府要人、議会関係者と面談をさせていただきました。 ワシントンでは、四月にオバマ大統領が訪日して、その際に集団的自衛権をめぐる議論についてウエルカム・アンド・サポートという言葉を使って明言したということもあ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 いつものことではありますが、質問の順番が六番目となってまいりますと、これまでの同僚の質問でかなり重複をしてきてしまうということがございます。質問通告をしてある中で完全に重複してしまったものについては落として、そして、完全ではないようなものについては少し観点を変えて工夫をしながら質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、核物質防護条約についてでありますけれども、今般の条約改正において、日本が共同提案を始めとして行ってきた関係方面の御努力にまず敬意を表したいというふうに考えております。 みんなの党も本条約改正には積極的な立場でありま……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 前回の質問のときも質問順位が後の方だと質問内容が重複するなということを申し上げましたけれども、できる限り私の方は、今日もこの防衛省設置法の改正、五つの柱について、多少ちょっとかぶるところありますけれども、違う観点から聞いていきたいというふうに思っています。 一つ目です。これもかぶりということで、シビリアンコントロールについてお伺いしようということでありますけれども、今回の内部部局における自衛官ポストの定員化、UCの混合というのは結構なことだというふうに私は思っておりますけれども、このシビリアンコントロール、文民統制についての基本的な考え方、大臣にお……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、集団的自衛権及び集団安全保障に関連して、自衛隊の指揮統制権及び自衛隊の主たる任務、従たる任務につき質問をしていきたいと考えております。 まず、指揮統制権についてでありますけれども、先週の衆議院の安全保障委員会において小野寺防衛大臣は、集団的自衛権行使の際における戦時作戦統制権について、みんなの党の三谷議員の質問に対して、我が国に対する武力攻撃で日米両国が共同対処する場合、我が国はそれぞれの指揮系統で行動する、米軍の指揮下に入る想定はしていない、集団的自衛権の場合も同様と、このように御答弁をされております。 まず、防衛省の方に事実確認からし……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
まず、投資協定から質問をさせていただきたいと思います。
サウジアラビアとの投資協定、先ほども質問が出ていましたのでかぶらないところを質問したいと思うんですが、アンブレラ条項、国家が投資家になした約束の遵守義務を定めたアンブレラ条項が今回入らなかった。それはサウジアラビアの国内事情があってという御説明があったわけでありますけれども、我が国が締結した投資協定においてこのアンブレラ条項が入らなかった例、これを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ということは、いろいろ努力しましたけれども、これまでもほぼ半数の投資協定においてこのアンブレラ条項とい……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 前回に引き続き、集団的自衛権をめぐる議論について質問させていただきたいと思います。特に、今日は閣議決定案についてお聞きしたいというふうに思っています。 これまで政府は、国会における我々の質問に対して、一貫して、集団的自衛権については与党協議の結果を踏まえて政府として検討を進めていくこととしているという姿勢に終始していたわけであります。そして、この与党協議においては座長私案、こうしたものが出て、いろんなものが出て協議が行われていたというふうに理解しておりますが、それはそれで与党の協議だから問題ないというふうに思っておりましたけれども、先日、十七日の与……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今週は集団的自衛権の議論について政府側で動きがあるというふうにお伺いしておりますので、決算に即した質問の前に、通告した順番を変えて質問の方をさせていただきたいと思います。 まず、集団的自衛権に関する政府方針についてお伺いしたいと思います。 確認ですけれども、安保法制懇から今週報告書が出た後、官房長官は記者会見で、今週、週内に政府方針を出すということをおっしゃられております。この政府方針の策定に、外務大臣、防衛大臣は当然参画されるということでよろしいでしょうか。簡単なというか、短い答えで結構です、是非確認したいと思います。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 みんなの党は、集団的自衛権行使容認の必要性は認識しておりますけれども、では、実際に必要最小限度とするための歯止めをどのように掛けていくのか。また、閣議決定前の国会では、私も何度も質問に立ちましたけれども、政府の見解を幾らただしても、五月十五日の安保法制懇の報告書が出るまでは現在安保法制懇で議論中という答えですとか、その後は現在与党間で協議中という答えばかりで、政府自身の見解が国会でほとんど示されないままに閣議決定に至ったことこそが、今なお多くの国民に集団的自衛権、集団安全保障が理解されていない大きな要因なのではないかというふうに考えており、閣議決定、……
○中西健治君 みんなの党を代表し、政府提出の平成二十五年度補正予算三案に反対の立場から討論を行います。 みんなの党は、そもそもデフレからの脱却もできていない、また賃金上昇局面にも至っていない現下の経済状況を勘案すれば、とても四月からの消費税増税は実施する状況にないとの立場であります。 足下の世界マーケットの状況を見れば、前回消費税を三%から五%に引き上げた一九九七年当時の増税とアジア通貨危機のダブルショックによる経済への大打撃を思い起こさずにはいられません。 我々は、増税の前にやるべきことがある、すなわち、増税の前にはデフレとの戦い、不公平との戦い、政治家、公務員自ら身を切る戦いをやらな……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
午前中の質疑はお天気予報まであと数分という非常に限られた時間でございますので、本質的な議論に入る前に安倍総理に一問だけお伺いしたいと思います。
みんなの党は、小さくて効率的な政府ということを進めていきたいということをうたっておりますけれども、小さくて効率的な政府、地域主権型道州制にも通じる考え方だというふうに考えておりますが、こうした考え方について安倍総理はどのようにお考えになるか、一問お聞きしたいと思います。
【次の発言】 みんなの党の中西健治です。
午前中に引き続きまして、午後の質疑をさせていただきます。
午前中は一問だけ安倍総理に御答弁い……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 冒頭、前回の予算委員会基本的質疑におきまして、日本郵政の前社長が顧問に就任していることを指摘したところ、政府としては迅速な対応を取っていただいたことは、行政の効率化及び郵政上場に向けた政府の厳しい姿勢を示すものとして大いに評価させていただきたいと考えております。 さて、今回は、前回の予算委員会では、我々、増税の前にやるべきことがあるとして、まずはデフレからの脱却を確実にするための経済成長戦略、我々はナベノミクス新三本の矢といって紹介をさせていただきました。そして、国家公務員や国会議員の給与、歳費の削減措置の終了は行うべきではないとの立場で身を切る改……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
財金に出戻りで戻ってまいりました。麻生大臣と議論させていただくのを心待ちにしておりました。今日はよろしくお願いいたします。
まず、消費税増税についてお伺いしたいと思います。
税法の附則十八条では、消費税の引上げに当たっては、経済状況を好転することを条件として実施するためといういわゆる景気条項が入っておりますけれども、経済状況の好転、これ、好転というのは動きを表す言葉ということでありますから、今般の増税の判断に関してはいつの時点と比較して好転と言うのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昨年十月の増税の判断の際には、法律の成立がその前の年……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。時間がないので早速質問の方をさせていただきたいと思います。 先ほども話が出ました、二年程度で二%という達成時期についてまずお伺いしたいと思います。 総裁が昨年の四月に就任されたときに、二年程度で二%ということでおっしゃられましたので、我々はもう来年の春頃には消費者物価が二%ぐらい上がるだろうというふうに思っておりました。それを誤解というふうに言われてしまうと、それは、誤解せしめたのは総裁の方じゃないかというふうに私は言いたくなるということであります。 総裁が主張されていることはこれまで変わっていないということでありましたけれども、記者会見などを丹念……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
早速、法案に即して質問をしていきたいというふうに考えておりますが、まず、法案の前提となります日豪EPAについて、その意義等についてお伺いしたいというふうに思います。
サービスの貿易、物品の貿易に分けられるわけですが、この物品の貿易について、まず日本からオーストラリア市場へのアクセスについてどのように経済効果を試算しているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 今、日本から豪州へということについてお伺いしましたが、豪州から日本へも併せてお答えいただいたかなというふうに思いますが。
今の試算というのは、あくまで関税額が輸出品については払うものが……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、大臣に、十月三十一日の日銀政策決定会合が金融市場に大きな影響を与えたというか与えているということでございますので、大臣の受け止めについてお伺いしたいと思いますが、追加金融緩和直後は再増税への環境整備なのではないかというような意見もありましたが、どうやらちょっとそういった方向にもなっていないようなことでありますが、また、市場では日銀の各商品における占有率が高くなるといったことについても懸念が表されるというようなこともあったかと思いますが、大臣のこの日銀政策決定会合の追加緩和についての受け止めについてお伺いしたいと思います。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、参考人の皆さん、本当に貴重な御意見、どうもありがとうございます。特に消費者向け、事業者向けの区別について大きな問題を抱えているなということを再認識させていただきました。 今日は、せっかくビジネスに携わっていらっしゃる方々に全てお越しいただいていますので、実際どうなっているのかということについてお伺いしていきたいなというふうに思いますが、まず、消費税が五%から八%に上がった影響、これをまず高井参考人の方にお伺いできればなと思うんですが、肌で感じるものとして、やはり内外の価格が消費税分差が付いていることでビジネスはまたやりにくくなったなという感……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 統一地方選挙の期日に関する法案の審議でありますので、統一地方選挙についてお聞きしたいと思いますが、今、難波委員の最後の質問にありました被災三県からの選挙期日の統一に関する要望について、少し掘り下げて質問の方をまずさせていただきたいというふうに考えております。 平成二十三年四月の統一地方選挙として予定されていたものなど、五十七の被災自治体の選挙が分散されて行われた結果、コストも掛かりましたし、投票率も下がったというようなことがあったと思います。そして、この再統一を進めていくということは、そういう意味からも大変意義があるというふうに思いますけれども、ま……
○中西健治君 中西健治です。 この委員会では何度か質問に立たせていただくことになるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、参議院での審議の最初の週ということでありますので、まず安保法制の理解についてちょっと総理の御認識をお伺いしたいと思うんですが、総理は、衆議院で議論が始まった当初、分かりやすく説明を繰り返していきたいと思いますと、こう抱負を述べられていました。しかし、衆議院の特別委員会の最終日においても、残念ながら国民の理解は進んでいないと自ら認められております。 総理の認識として、現時点で国民の何割くらいが理解を示している、賛同しているというふうに考えていらっしゃ……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 短い時間ではありますけれども、できれば三点議論をさせていただきたいと考えております。 まず、前回の質問では、ホルムズ海峡封鎖による原油、天然ガスの供給不足が国民の生命、自由、幸福を追求する権利を根底から覆すような事態に本当になり得るのか、つまり新三要件の第一要件に当たるのかどうかという議論をさせていただきましたが、もう一つ、前回時間切れになってしまったこと、それは、天然ガスの調達先が数多くあることで、新三要件の第二要件、他に適当な手段がないこと、これが満たされないのではないかという点を確認したいと思います。 前回の質疑でお示ししたとおり、二〇一……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今日は、午前と午後の審議、二回質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 まず、集団的自衛権の国際法上の概念の整理についてお伺いしたいと思います。 これまでの委員会の質疑におきましても、これは衆議院でも参議院でもということでありますが、集団的自衛権について、憲法との関わり合いについては大変議論されているということだと思いますが、国際法における集団的自衛権の概念については議論がそんなにはされていないというふうに私は認識しております。そして、その議論においても理解が一致しているというふうに思えないということであります。 例えば、個別……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 政府のこの委員会での答弁ぶりについて認識をお伺いしたいと思うんですが、初めに一点、評価したいと考えている点について申し述べさせていただきます。 パネルを是非お願いします。(資料提示) 八月四日の質問の際にお願いをいたしました徴兵制と軍隊、自衛隊の関係についての政府統一見解、これを八月十八日に出していただきましたけれども、これは内容を評価したいというふうに考えております。 質問で私が挙げた論点というのは、これまでの政府答弁におきましては、徴兵制度は軍隊を前提としているのに対して、自衛隊は軍隊とは異なるものであるというものであったので、そうすると、自衛……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 まず、邦人輸送中の米輸送艦の防護について伺いたいと思います。 これまで何回か朝鮮半島有事の際のエバキュエーションについて質問をしてまいりました。私の問題意識というのは、朝鮮有事の際に退避する国民の命を守るにはどうすればよいのかということにあります。たまたま乗った船によって邦人保護に差が生じるのは不条理なのではないかなというふうに思っております。 例として私が出しましたのは、ベトナムの船、第三国の船に邦人が乗った場合には新三要件に該当する蓋然性も低いと。片や、アメリカの艦船に邦人が乗った場合には守られる可能性というのがそれなりにあると。これはたま……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 今日は、政府が憲法解釈を変更する根拠として主張をする昭和四十七年政府見解作成当時の事実認識についてお尋ねしたいと思います。 政府は、昭和四十七年十月十四日に二つの政府見解を出しました。今、資料をお配りさせていただいていると思いますが、一つは、今般政府が当てはめ部分を変更したと主張して非常に有名になった政府の見解、「集団的自衛権と憲法との関係」、これは内閣法制局クレジットで出されているもの、これが資料一です。これはもう皆さん何度も何度も御覧になったものだと思います。もう一つが資料の二枚目ということでありますが、同じ日の参議院の決算委員会に提出された政府資……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 まず、大雨の被害を受けられた方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。 質問に入らせていただきます。 総理は、昨年七月一日の閣議決定後の記者会見において、日本人親子が乗船した米輸送船のパネルを示しながらこうおっしゃいました。「日本人の命を守るため、自衛隊が米国の船を守る。それをできるようにするのが今回の閣議決定です。」、こうおっしゃられました。そのため、多くの国民が、この日本人親子の存在は存立危機事態の認定に不可欠な要素であると信じたんだと思います。ところが、中谷大臣は同じ事例で、存立危機事態の認定に当たって不可欠ではない、こういうふうに答弁をされまし……
○中西健治君 今国会から無所属になりました中西健治でございます。 国会開会以来、先週と今週、政府に対して、内閣に対しては五通質問主意書を出させていただきましたが、是非、今日は総理を始めとして閣僚の方々に対してじかにお聞きしたいこと、幾つかお伺いしていきたいというふうに考えております。 まず、総理にお伺いしたいと思います。 平成二十五年度補正予算、経済対策の評価についてお伺いしたいと思いますけれども、二十五年度補正予算は、昨年四月の消費増税に伴う景気の落ち込みを軽減することを大きな目的として五・五兆円もの大盤振る舞いがされたということだと思います。ところが、消費増税後、景気の落ち込みは二四……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。お疲れさまでございます。 まず、外務大臣にアジアインフラ投資銀行についてお伺いしたいと思います。 中国からの回答についてなんですが、日本は、我が国は、公正なガバナンスが確立できるのか、債務の持続性を無視した貸付けにより他の債権者を害さないか、環境、社会に対する影響への配慮が確保されているかという点について問題提起を行ったものの、中国側からは明確な回答は得られなかったとして、三月末の設立メンバー、申請期限は見送ったというふうに理解しておりますけど、明確な回答が得られなかったということは、何らかの回答は得られたということでしょうか。
○中西健治君 中西健治です。よろしくお願いします。
本日も二%の物価安定目標の達成時期についていろんな議論が行われておりますけれども、政府が最近どうも日銀に対して焦らなくていいんじゃないかというようなことを言っているような印象があります。例えば、月例経済報告でできるだけ早期にという文言がなくなってしまったりですとか、経済財政担当大臣がもっとアローアンスを取っていいんではないかと、こんな発言をされていますけれども、日銀総裁はこうした政府のスタンスについてどうお考えでしょうか。
【次の発言】 共同声明が生きていないというふうには思いませんけれども、今の原油安を前にして実際にCPIが下がっていると……
○中西健治君 中西健治です。 所信に対する質疑ですので、できれば財政政策及び金融政策双方についてお伺いしていきたいというふうに思っております。 まず、財政についてでありますけれども、二〇二〇年度のプライマリーバランスの見通しについてということをまずお聞きしたいと思うんですが、現在、二〇二〇年度のプライマリーバランスの数字について、赤字額については、政府からは二通りの数値が示されている。二通りというのは、二つの箇所から示されているというふうに私は認識しております。 一つは、内閣府が作成しています内閣府の計量モデルに基づく中長期の経済財政に関する試算ということであります。これによりますと、経……
○中西健治君 中西健治です。 長時間の審議、皆様お疲れさまでございます。あと残すところ二人ということでございますので、どうかよろしくお願いいたします。 税制の質問に入る前に、前回の所信に対する質疑の積み残しなどを二、三質問させていただきたいというふうに思います。 まず、デフレ脱却に関連して質問させていただきたいんですが、先週金曜日に公表されました日銀政策決定会合の議事要旨によりますと、財務省からの出席者も、二月十八日の決定会合で二%の物価安定目標について、従来のできるだけ早期にという文言から、経済・物価情勢を踏まえつつという文言に発言内容を変更したということであります。 政府代表者の発……
○中西健治君 中西健治です。 今日、私もジュニアNISAについて取り上げたいと思います。大門委員とは、同じ問題について違う角度からよくこれは駄目だということを言うことが多いわけでありますが、今日は角度はどちらかというと同じような方向性から質問の方をさせていただきたいというふうに思います。 NISAそのものについては、これまでも大臣にも何度かこれは制度を拡充するべきであるということを申し上げてまいりました。そして、投資の可能年齢も今二十歳ということになっています。これも、二十歳ということになっていましたけれども、二十歳に限る必要はないんじゃないかと、十八歳でも構わないんじゃないかと、投資可能……
○中西健治君 中西健治です。 予算の委嘱審査ということでありますので、予算の中に使われている数字の精査を少しやらせていただきたいというふうに思っております。 三月二十七日の予算委員会では、国債の想定金利の算出根拠についてお伺いしました。この三年間、算出根拠は説明を聞いてみるとばらばらなんですけれども、答えはなぜか一・八%というものでそろっているのはいかにということをお伺いさせていただきましたけれども、同じようなもので為替レート、これについてお伺いしたいというふうに思います。 資料を二枚御用意をさせていただきました。資料のまず二の方を御覧いただきたいんですが、支出官レートの計算期間という資……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。よろしくお願いします。 物価安定目標の達成時期と出口戦略についてまずお伺いしたいと思いますが、四月十九日日曜日のミネソタでの総裁の講演、こちらで二%の目標達成時期に関して、英語での講演だったからかもしれませんが、かなりはっきりと二〇一五年度又は二〇一六年度の始めということまでおっしゃられております。当委員会においては、二〇一六年度のいつなんですかということをこれまでお聞きしたところ、いや、時期は特定できません、はみ出すことは二〇一五年度からあるかもしれませんと、こうお答えになっていたのが、アーリー・フィスカル・イヤー・ツー・サウザンド・シックスティー……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 早速、政投銀法改正案について質問していきたいと思いますけれども、今回の改正案によりますと、民間金融機関が危機対応業務を担えるまでの当分の間、政投銀に危機対応業務を義務付けて、その間は政府に対して三分の一以上の株の保有を義務付けるということになっていますが、これに即して私が考える問題意識二つということをまず申し上げたいと思います。 一つ目が、先ほどから話が出ていますけれども、危機対応業務、民間に担ってもらうために、参加してもらうためにはどうすればいいのかというのが一つ目の大きな問題意識。そして、二つ目、三分の一超政府が株を保有するということを義務付……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 私もお酒の問題を取り上げたいと思います。自民党の先生や大門先生には恐縮ですけれども、別の方向からというか逆の方向から、まあ逆とは言いませんけれども、別の方向から質問をするということになります。 町の酒屋さんについて大門委員がおっしゃられたこと、麻生大臣がおっしゃられたこと、本当に正しいというふうに思います。私も幾つも、しょっちゅう行っている町の酒屋さんというのがありまして、そこに行くのは、やはり個性的だから行くということであります。ここの日本酒はおいしいよ、大門酒造の日本酒はおいしいよということを教えてもらったり、やはり今はいろんなところにネット……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今日は最終質問者でございますので、いましばらく、皆さん、お付き合いいただきたいと思います。 コーポレートガバナンス・コードについてお伺いしたいと思います。 先週、東証が水曜日にコーポレートガバナンス・コードを最終的に公表したということであります。これに先立ちまして、東証はパブリックコメントを募集しまして、コーポレートガバナンス・コードの公表と併せまして、パブリックコメントの結果についてというものをPDFファイルで公表しております。それが皆さんのお手元の資料一と資料二ということになるわけでありますが、これ御覧いただきますと、この発表された文書、こ……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 まず、財政健全化計画についてお伺いしたいと思います。 経済財政諮問会議ですとか自民党内でいろんな話がされているという最中だと思いますけれども、二〇二〇年度経済再生ケースの想定する経済成長を達成してもなお残る九・四兆円について、もうちょっと成長させてそこを縮めるんだとか、あと歳出削減だとか、そんなような話がいろいろ出ているということだろうというふうに思いますが。 その中で、ちょっと毛色が違うかな、異彩を放っているかなと私が思ったのが、麻生財務大臣が先週の経済財政諮問会議、火曜日だったと思いますが、そちらで提出された資料やペーパー、これ、私、今日持……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今回の法改正ですけれども、大臣がおっしゃっていた成長資金の供給と投資者保護のバランスを取るという意味で、出資者の範囲の限定等がなされているというのは評価し得るというふうに私は思っておりますが、一点、これはもう一歩踏み込んだらどうかな、どうだったのかなということについてお伺いしたいんですが、それは、相手方の同意を得ずになされるいわゆる不招請勧誘と言われるものであります。今回のこのプロ向けファンドについても、不招請勧誘の規制というのが施されておりません。 これまでの被害の例を見ますと、投資経験のない地方在住の高齢者を中心に数百人が被害を受けたですとか……
○中西健治君 中西健治です。今日は大変参考になる御意見をありがとうございました。 伊藤先生、河合先生に一問ずつお伺いしたいと思います。 まず、伊藤先生にお伺いしたいと思いますけれども、開発銀行か投資銀行かというこの視点、これ大変興味深く聞かせていただきました。そして、投資銀行ということであれば、今のAIIBが取ろうとしている道というのは非常に腑に落ちる、よく腑に落ちるということで、確かにそうだなというふうに思いましたが、そうであれば結論は二通りあるんじゃないかなというふうに思います。 先生は、今はAIIBは投資銀行寄りになっているから、開発銀行となるべく働きかけをしていくべきだという結論……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 私も、先週の衆議院の財務金融委員会での実質実効為替レートに関する黒田総裁の発言についてお聞きしていきたいと思います。 答弁そのものというよりも、報道のされ方によってあれだけ為替相場が動いてしまったという思いが黒田総裁には強いのではないかなというふうに思いますけれども、ただ、議事録を確認していく中で、やはりここはちょっと真意を聞いておかなきゃいけないなというところがございますので、そこを中心にお聞きしたいと思います。 総裁は、理論的にいうと、実質実効為替レートがここまで来ているということは、ここから更に円安に行くことはありそうにないと、こう発言を……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 私も東芝の不正経理問題をまず取り上げたいと思います。西田先生、尾立先生の方でも取り上げましたので、なるべく重ならない範囲で質問をまずしていきたいと思います。 第三者委員会の報告書、三百ページにわたるという報告書でありますけれども、その中に、先ほど尾立先生からありましたけれども、言葉としては不適切な会計処理という言葉は使われていますけれども、粉飾決算ですとか不適正という言葉が使われていない。言わば、ちょっと間違ったかな、違法性はないんだよと、こういうようなレポートになっているということなんじゃないかと思います。そして、このチャレンジを指示したとされ……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 まず、東芝の不正経理問題について取り上げたいと思います。 これまで数々の粉飾決算というのはありましたけれども、その多くが業績不振で倒産の危機に瀕した会社がやむにやまれず粉飾に手を染めた、従業員を路頭に迷わすわけにはいかない、こうしたものが多かったのではないかと思います。そうしたものについては、いや、不正はいけないと思いますけれども、日本の組織人の在り方としては若干同情したい、こんな部分もあるんじゃないかと思いますが、今回の東芝のケースは、第三者委員会も言っているように、歴代トップ同士の個人的なあつれきと自己保身が主因とされていまして、情状酌量の余地がな……
○中西健治君 中西健治です。 今日は、四人の参考人の方々、本当にどうもありがとうございました。私が最後でございますので、もうしばらくお付き合いいただきたいというふうに思います。 まず、神奈川県のお取組についてお伺いしたいと思います。 牧山委員長も私も神奈川県選出でございますので、まず神奈川からお聞きしたいと思いますが、この神奈川のお取組、先進的な取組であるとかねてから思っているところでありますけれども、そこで一つ二つお伺いしたいんですが、参議院選挙について模擬投票というのを行っているかと思います。これはもう三年ごとに起こるということで、時期もはっきりしているからということだろうということ……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 法案提出者の皆さんの御苦労に感謝いたします。法案の内容には賛同しておりますので、関連して、投票率を高めるためにはどうしていけばいいのか、そうした環境整備などについて政府に質問をしていきたいというふうに考えております。 まず、不在者投票制度について質問をしたいと思います。 先週の参考人質疑で、松山大学、これは期日前投票所をキャンパスに日本で初めて設けたというところでありますけど、その松山大学の学生にアンケート調査をしたところ、棄権した人の七割の人が理由に松山市に住民票がないからということを挙げていたと。七割ということで、この委員会でもかなり皆さん……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 今国会では質問主意書を多数提出させていただいております。そうしたやり取りを踏まえて今日は質問させていただきたいと思います。 まず、デフレからの脱却についての総理の認識を伺いたいと思います。 昨年の消費増税による強制的な物価の引上げ、そして対ドルでの急激な円安を受けて一部資材物価の値上がりが起こっていますので、インフレ、物価上昇をより心配する声というのが強いわけでありますけれども、現時点での現実というものを直視しますと、依然として需給ギャップ、いわゆるデフレギャップが十兆円近く存在する、そしてGDPを見てもやはり消費がなかなか伸びてきていないということ……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。
金曜日の午後四時も回りました。皆さん、お疲れさまでございます。麻生財務大臣とは今週三回目の議論をさせていただくということでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、総理にお伺いしたいと思います。
今週、シンガポールのリー・クアンユー元首相が亡くなられました。御冥福をお祈りいたします。
都市国家シンガポールを一人当たりのGDPにおきまして日本を上回るほどの経済的発展に導いたリー・クアンユー元首相から今の日本が学ぶべきことは何か、総理の見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理がおっしゃられたとおり、シンガポール、国際的な競争……
○中西健治君 中西健治です。 今回のマイナス金利政策の導入につきましては、金融政策のゼロ金利制約を大幅に後退させて柔軟性を高めたという点で、私、大いに評価しております。 ただ、一言恨み節を申し上げるとすれば、一月二十九日の政策決定会合に先立つ一月十八日の予算委員会、黒田総裁にお出ましいただいて、私は超過準備への付利引下げのカードを切ったらどうかということを申し上げました。しかし、黒田総裁は、いわゆる付利金利の引下げについては検討しておりませんと、こういうそっけないお答えをいただいたわけであります。決定会合の前だったということもあって何もおっしゃれないという部分もあるんだろうというふうに思い……
○中西健治君 自由民主党会派の中西健治です。こちら側からは初めての質問ということになりますけれども、財政金融の課題について議論するということは変わらないということでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。 今、石田理事のお話を聞いていて、私も七年前まで証券会社で働いておりまして、その頃にはもうアルゴリズムというのは入っておりましたけれども、「フラッシュ・ボーイズ」ということになってくると大分隔世の感があるかなというふうに思いました。今、藤巻先生と目が合いましたけれども、藤巻先生のような信念のトレーダーとは大分違うんじゃないかなというふうに思ったということであります。 それでは、質問に……
○中西健治君 中西健治です。自民党会派での質問は二回目ということになりますが、前回は麻生大臣いらっしゃらないときでありましたので、大臣がいらっしゃるときということでは初めてとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、法人実効税率の国際比較について聞いていきたいというふうに思います。 昨年閣議決定された日本再興戦略改訂二〇一五では、「平成二十八年度税制改正において、平成二十八年度における税率引下げ幅の更なる上乗せを図り、その後の年度の税制改正を含め、数年で法人実効税率を二〇%台まで引き下げることを目指して、改革を継続する。」と、こういうふうにされておりました。今般の税制改正によっ……
○中西健治君 中西健治です。 今日は銀行法の改正ということでありますけれども、その質問に入る前に二つばかり大きな、大枠な話をさせていただきたいと思います。大臣の所見もお伺いしたいというふうに思います。 骨太の方針二〇一六というものが先週発表になっておりました。これは素案というものが発表になっておりましたけれども、昨年と同様に、経済の好循環、これがうたわれているわけでありますが、昨年、中長期の発展に向けた重点課題というふうにされていたのに対して、今年は、成長と分配の好循環の実現と、分配という文字が明示されているというのが去年と今年の大きな違いではないかというふうに思います。冒頭に、結婚・出産……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。
本日は、経済問題を中心に質疑をしていきたいと思います。
初めに、現下の経済情勢に関する認識を総理にお伺いしたいと思いますが、年初来、皆さん御存じのとおり、世界市場は大荒れの状況が続いております。総理、年頭の記者会見で、新興国経済、さらには世界経済に不透明感が広がりつつあることを指摘されていました。その後の二週間で日本も含めた世界の景気の不透明感は更に高まったのではないかと思います。総理の御認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昨年末と比べますと、日経平均は一〇%、ニューヨークのダウ・ジョーンズも八%以上下落しております。今日も日経平均下が……
○中西健治君 おはようございます。
今日は、消費税法の審議ということでありますけれども、昨日の大統領選を受けて初めての財政金融委員会ということになりますので、やはりこの問題から入らざるを得ないというふうに思いますので、この大統領選についてまずお伺いしたいというふうに思います。
昨日のアメリカ大統領選の結果は、大方の予想に反してトランプ新大統領となることが決まったということでありますけれども、この大統領選の受け止めについて、まず大臣、そしてこの大統領選が世界及び日本に与える影響についての所見をお伺いできればと思います。
【次の発言】 市場の方は乱高下という状況になっておりますけれども、六月の……
○中西健治君 おはようございます。 大変寒い朝を迎えておりますけれども、この国会議事堂内の通路も幾分寒いという感じがいたしますけれども、しっかり質疑の方はやっていきたいと思います。早速、今回の改正案に関連して質問の方をさせていただきたいと思います。 今回の改正案は、金融機能強化法、株式保有制限法、保険業法など、平成二十九年三月末までに期限が到来するものの延長ということになっております。これらは、いずれも我が国の金融危機に対応して九〇年代の後半そして二〇〇〇年代の前半に制度化されたというものであります。金融機能の安定強化のために本来時限立法として作られてきたものでありますけれども、リーマン・……
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 本日は、同時刻でロサンゼルスで行われている野球のことも少々気になるところではございますけれども、大事な予算の委嘱審査でございますので、しっかりと集中して質疑に臨んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、麻生大臣に大局的な見解をお伺いしたいというふうに考えております。 資料をお配りいたしております。是非、一枚目を御覧いただきたいと思います。こちらは主要国のCDSスプレッド、クレジット・デフォルト・スワップのスプレッドの昨年の一月以降の推移であります。これは、ある国の国債がデフォルトになった場合に備える保険料……
○中西健治君 おはようございます。本日はできれば四つのテーマについて質問をしたいと考えております。 まずは国際開発協会、IDA法に関して質問をしたいと思います。 途上国の中でも特に所得水準の低い国を支援している国際開発協会を支えることは国際社会の主要国としての我が国の責務であると認識しております。また、国際開発協会自身もIDA債といった形で資本市場から資金調達を行うなど、そうした新たな取組を行っていることも評価できるというふうに思っております。したがいまして、現在の厳しい財政事情においても引き続き出資や融資の形で支援を行うべきであると思いますが、資金は拠出してしまうと、ともすれば払ったらお……
○中西健治君 おはようございます。中西健治です。 本日は、銀行法等の一部を改正する法律案についての審議ということであります。 まず、私の日本の銀行に対するちょっと考えみたいなところから始めていきたいというふうに思っていますが、金融というとグローバルなイメージというのがあるかと思いますが、事個人分野、個人金融のリテールの分野は基本的にローカルな色彩が強いというふうに思っております。それぞれの国の文化の中で育まれた一種独特の公共財のような性格を持っていて、おいそれと外から入ってこられるものではないと、こんな認識を持っています。例えば、例外的に世界中でリテールバンキングを展開していたシティバンク……
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 本日は、上川大臣の所信に関しまして質疑をさせていただきます。 大臣の所信の中には、外国人に関する記述が多数ありました。外国人の人権や難民認定、入国審査、日本人と外国人夫婦の離婚、外国人材受入れなど、多数の箇所で言及をされていましたので、まずは、日本にいる又はこれから日本に来る外国人に関する政府の対応方針について伺っていきたいと考えております。 最初に、難民問題についてお伺いしたいと思います。 昨年の難民認定申請数は一万九千人を超えて過去最高となりました。そんな中で、難民認定された人数は二十人にとどまっているということでありま……
○中西健治君 自由民主党、中西健治です。本日も質問の機会をいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、出入国管理についてお伺いしたいと思います。 先日、羽田空港の入国管理局を訪問してまいりました。そして、国際線ターミナルの指紋認証ゲートや顔認証ゲートといった最新設備ですとか、あと、変造されたパスポートを見抜くシステムなどを拝見させていただきました。大分整備されてきたなという思いとともに、まだまだこれから急いでやっていかなきゃいけないなという思いも強く持ったということであります。 今週月曜日に、来年のG20サミットの大阪での開催というのが発表されましたけれども、あわせて、……
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 本日は、人事訴訟法、家事事件手続法の改正案、これについて質疑を行うということでありますけれども、国際的な要素を有する人事に関する訴え、例えば、国際的な離婚ですとか養子縁組ですとか相続などの案件について、どのような場合に日本の裁判所が管轄権を有するのかということを定めるということでありますが、こうした管轄権についての法案の審議のとき私いつも思うんですけれども、本来条約によって決めるべきものなのではないかということをいつも思います。 この本源的な疑問について、法務大臣の方からお答えいただきたいと思います。
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 本日は、再犯防止対策についてまずお伺いしていきたいと思います。 刑法犯の認知件数というのは、近年劇的に減少しているということであります。平成十四年のピーク時には二百八十五万件認知されていたものが、平成二十八年は百万件を下回るということにまでなってまいりました。一方、再犯者率は一貫して上昇しておりまして、平成二十八年には四八・七%まで上昇していると、ほぼ二分の一というところまで来てしまっているということであります。 こうしたことを受けて、議員立法で平成二十八年には再犯防止推進法が制定をされ、そして昨年十二月に再犯防止推進計画が閣……
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 重要な成年年齢引下げの法案のトップバッターとして質問に立たせていただきますので、まず、この成年年齢の引下げの意義などについてお聞きしていきたいというふうに思います。 戦前に東京帝国大学教授・法学部長を務め、戦後も最高裁判所判事などの要職を歴任されました、民法、特に家族法の権威で家族法の父とも呼ばれました穂積重遠先生は、大正十年に刊行された「民法総論」の中で、成年期を繰り下げて、例えば満十八年としたらどうであろうかと記しておられます。 ただし、こうも述べておられます。独立して社会生活をなすに堪える程度の思慮分別の成熟が人それぞれ……
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 約四十年ぶりの相続法制の改正ということでありますけれども、私、地元の国政報告会などでよくこれについてお話をしますが、関心が極めて高いということではないかと思います。配偶者居住権の創設、遺言書の保管、さらに介護をした方への、どのように報いるかというようなことについて、全て関心は高いんですが、特に配偶者居住権について大きな関心が寄せられているなということを感じます。 私、いつも申し上げるのが、高齢社会の中で相続も大量に発生していると、そこで大変増えているのが高齢の独り暮らしの女性であると。なぜ女性かというと、平均寿命が男性に比べて七……
○中西健治君 自由民主党の中西健治です。 本日は、三人の参考人の先生方、大変ありがとうございます。 大村先生がおっしゃっていたように、家族法分野の改正というのは意見がいろいろあると。特に相続も、婚姻の在り方に密接に絡むということで、なかなか意見がまとまりにくいという中でこうした法案がきっちり法案として形になったということ、これ自体、今後の家族法の改正のモデルになるんじゃないかと、こういう御評価をいただいたわけでありますが、三人の先生方のお話を聞いていると、やはりなかなか難しいものだなということを改めて感じたところであります。 今回、配偶者居住権、これ大きな新しい制度の創設ということに、権……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。
去る十月二十四日の本会議におきまして財政金融委員長に選任されました中西健治でございます。
本委員会は、財政、金融全般にわたる所管事項を取り扱う重要な委員会であり、委員長としての職責の重さを痛感しております。
委員会の運営に当たりましては、皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、川合孝典君、里見隆治君、宮崎勝君、徳茂雅之君、中西祐介君……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、藤木眞也君、林芳正君及び宮沢洋一君が委員を辞任され、その補欠として大家敏志君、足立敏之君及び朝日健太郎君が選任されました。
また、本日、古賀之士君が委員を辞任され、その補欠として礒崎哲史君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府地域経済活性化支援機構担当室次長油布志行君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ござい……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、足立敏之君、朝日健太郎君、辰巳孝太郎君及び礒崎哲史君が委員を辞任され、その補欠として林芳正君、宮沢洋一君、小池晃君及び古賀之士君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に長峯誠君及び羽生……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に長峯誠君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一号更なる消費税増税を行わないことに関する請願外九十六件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおり……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、愛知治郎君が委員を辞任され、その補欠として小川克巳君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に藤巻健史君を指名いたします。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小川克巳君が委員を辞任され、その補欠として愛知治郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官井上裕之君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関す……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、大家敏志君が委員を辞任され、その補欠として足立敏之君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
所得税法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、財務省主税局長星野次彦君外十九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、足立敏之君及び宮沢洋一君が委員を辞任され、その補欠として大家敏志君及び小川克巳君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
所得税法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、財務省主税局長星野次彦君外十六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、竹谷とし子君、徳茂雅之君及び宮島喜文君が委員を辞任され、その補欠として杉久武君、宮沢洋一君及び大家敏志君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣法制局第一部長岩尾信行君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、武田良介君、小野田紀美君及び山本順三君が委員を辞任され、その補欠として西田昌司君、岩渕友君及び宮島喜文君が選任されました。
また、本日、大家敏志君及び松川るい君が委員を辞任され、その補欠として馬場成志君及び元榮太一郎君が選任されました。
【次の発言】 所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は既に終局しておりますので、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、岩渕友君が委員を辞任され、その補欠として小池晃君が選任されました。
また、本日、馬場成志君及び元榮太一郎君が委員を辞任され、その補欠として大家敏志君及び松川るい君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、財務省関税局長中江元哉君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、渡辺美知太郎君が委員を辞任され、その補欠として山本順三君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に長峯誠君、羽生田俊君及び三木亨君を指名いたします。
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官大角亨君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行総裁黒田東彦君及び同理事前田栄治君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、長浜博行君が委員を辞任され、その補欠として難波奨二君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に長峯誠君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたし……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、難波奨二君及び元榮太一郎君が委員を辞任され、その補欠として山本順三君及び藤田幸久君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に長峯誠君を指名いたします。
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、藤田幸久君及び徳茂雅之君が委員を辞任され、その補欠として長浜博行君及び松川るい君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、金融庁企画市場局長三井秀範君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、太田房江君、長浜博行君及び杉久武君が委員を辞任され、その補欠として山本順三君、蓮舫君及び石川博崇君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官林伴子君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、蓮舫君、竹内真二君及び佐藤啓君が委員を辞任され、その補欠として長浜博行君、杉久武君及び西田昌司君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一八号消費税一〇%を中止し、減税することに関する請願外三百五十八件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることになりました。
以上のとおり決定することに御異議ござ……
○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る一日の本会議におきまして、再度、財政金融委員長に選任されました中西健治でございます。
委員会の運営に当たりましては、皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 これまで一年間は財政金融委員長を務めさせていただき、その前の一年間は法務委員会の理事として、民法改正、成年年齢の引下げですとか相続法の改正、こちらで質疑に何度も立たせていただきました。財金での質疑は二年以上ぶりということになりますので、どうぞ皆様よろしくお願いいたします。 ちなみに、中西祐介委員長と私、名字が同じで紛らわしいという声をいただいているわけでありますけれども、親族関係はございませんので、親族間で委員長職を引き継いでいるということはございませんので、念のため申し添えておきます。 さて、一問目の質問は賃金の引上げについ……
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 新型コロナウイルスが猛威を振るっております。見えない恐怖とも言える未知のウイルスの感染拡大への対応がいかに困難であるかということは、想像に難くありません。今般の非常事態に対し各方面で尽力されている皆様方に改めて敬意を表したいと思います。 さて、世界経済、世界市場にも混乱が広がっております。昨日はニューヨーク市場でダウ平均が二千ドル以上下げました。原油価格も三割下落しているということであります。リーマン・ショック以来という表現もされますが、リーマン・ショックのときは金融市場が震源地でありましたから、金融当局が集まって、ニューヨーク……
○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。 本日は金融商品販売法の質疑ということでありますけれども、その前に、初めに、コロナの対応、特に世界の中の日本という観点で麻生大臣に幾つか質問をさせていただきたいと考えております。 新型コロナに対しては、中国はもとより、フランスのマクロン大統領が戦争状態にあるので国民の自由を制限すると述べたように、世界のほとんどの国が国民の行動を極めて厳しく統制することで対応しており、町から人が消えました。現在はその統制を緩める方向にかじを切ろうとしているわけでありますが、段階的解除を発表する記者会見ではいつでも急ブレーキを掛けるということが強調さ……
○中西健治君 自由民主党の中西健治です。予算委員会では久々の質問となります。どうぞよろしくお願いいたします。
質問に早速入らせていただきます。
まず第一に、何といっても、深刻化している新型コロナウイルスについて伺いたいと思います。
昨晩、WHOが緊急事態宣言を出しました。我が国は、この緊急事態宣言を待つまでもなく指定感染症に指定をするというようなことを行っておりますけれども、この緊急事態宣言を受けて各国の対策も強化されるんだろうというふうに思います。我が国の対策強化についてお伺いできればと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
感染症対策はまさに危機管理であります。危機管理は……
○副大臣(中西健治君) おはようございます。 この度、財務副大臣を拝命いたしました中西健治でございます。 財務副大臣としての職責を果たすべく、大臣の御指示を仰ぎつつ、伊藤副大臣とともに職務の遂行に全力を傾注する所存でございます。 佐藤委員長を始め委員の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○副大臣(中西健治君) 宮島委員おっしゃるとおり、日本経済、大きな影響をこれまで受けてきているということだと思います。 四月から六月期のGDPはマイナス八・二%、年率でマイナス二八・八%と大きく落ち込みました。宮島委員おっしゃるとおり、諸外国と比べて、欧米諸国と比べてこの落ち込み幅というのは大きかったわけではありませんけれども、やはり四月―六月期は非常に厳しかったと。 今週、月曜日に七月―九月期のGDPが発表になりました。これは、全体で前期比プラス五・〇%ということになりました。特に、この中で見てみると明るい部分もございまして、個人消費が前期比プラス四・七%、これは社会活動のレベルが一段回……
○副大臣(中西健治君) 西田委員のお説はもう本当によく承っておりまして、聞き入ってしまうところもございますけれども、機動的な財政支出というのも、今、コロナの今の状況をおっしゃられましたけれども、これは年がら年中やっているわけにはきっといかないだろうというふうに思います。 二〇一三年一月、黒田総裁がおっしゃっていたあの共同声明も、こちらの中に持続的な経済成長と持続的な財政構造ということが書かれておりまして、総裁は中長期的な財政の持続可能性ということをおっしゃられましたけど、この持続的な財政を担保していくための、そうした財政政策というのをやり続けなきゃいけないかなというふうに思っています。
○副大臣(中西健治君) 岸委員おっしゃられるとおり、この所有者不明土地問題というのは大きな問題になっておりまして、実際に増えているということであります。 民法の規定に基づいて相続人不存在により国庫に帰属した土地の件数、これ増加傾向、顕著でありまして、二〇一七年度は七十六件、二〇一八年度が百七件、そして二〇一九年度が百七十二件。その前の年、二〇一六年度は三十件でありましたから、大きな増加になっているということだと思います。 今御紹介ありましたけれども、こうした土地、不動産に対してどうするのかということで、今回、今、国会で御審議いただいていますけれども、相続土地国家帰属法案というものが可決した……
○副大臣(中西健治君) 赤池委員の問題意識はこれまでも承っておりまして、重々承知しているところでございます。 今二省庁から答弁ありましたけれども、国際情勢が大きく変化して安全保障環境が厳しくなっていく中において、的確な情報収集能力を保持していくことは重要であると私も認識しているところでございます。 財務省としましても、御指摘の活動経費につきましては、関係省庁からの要求を踏まえて、今後しっかり議論してまいりたいと思います。
○副大臣(中西健治君) 今回、調査報告書にありますとおり、ありますように、概算契約のような不確定要素がある契約の在り方を検討する必要があると、この報告書では書いております。これは、アプリの開発、開発しただけじゃなくて、その後の保守、メンテナンスといったことも必要になってくるので、やはり契約の金額をあらかじめ確定できないだろうと、こういうような問題があるからこうした報告書の書きぶりになっているということだと思います。 契約制度を所管する財務省としては、これまでの、これまでにおきましても、現行制度上も不確実性がある事業については、契約金額が未確定の状態で概算額により契約した上で、その後の履行状況……
○副大臣(中西健治君) どうもありがとうございます。 予算委員会での質疑も、私の方、拝見しておりました。委員の問題意識もよく分かっているつもりでございますが、公共事業予算については、人口の減少や厳しい財政状況を踏まえて、選択と集中の考え方の下、国民の命と暮らしを守る防災・減災、国土強靱化や、物流・交通ネットワークといった生産性向上、成長力強化につながるインフラ整備などへの重点化を進めてきているということは委員も御承知のことだと思います。 他国との、諸外国との比較ということがございましたけれども、これ、国土の形状の違いですとか、あと、統計の取り方によっては、過去二十年間というお話ありましたけ……
○副大臣(中西健治君) 今、田村厚労大臣からありましたとおり、去年の三月の時点でございます。三月三日と三月の十日にこの閣議決定をされているわけですけれども、そのときの状況から考えますと、やはり緊急性、もう迅速性というのが要求されるということでしたので、予備費で支出することというのは、まさに予備費の使用によらなければ時間的に対処し難い支出であったということで、適切だというふうに考えております。 中身について私の方からどうこう申し上げる立場ではないと思いますけれども、やはりこの予備費の額については、やはり足らなくなっては困るということは当然あったと思いますので、やはり金額については足らなくならな……
○副大臣(中西健治君) 宮島先生おっしゃられるとおり、日本経済全体としては、新型コロナの影響によって依然として厳しい状況にあります。大臣の答弁からも一―三月期厳しいだろうと、こういうお話もありましたけれども、ひところよりは持ち直しの状況も見られております。ただ、やはり地域や業種によってはばらつきもあって、弱さが見られるというところじゃないかと思います。 こうした中、宮島先生がおっしゃられたとおり、財務省では全国財務局長会議、一月に実施いたしまして、各地の状況について報告を受けました。それで見てみますと、やはり緊急事態宣言が発令された地域でやはり弱さが見られる、それから観光業に大きく依存してい……
○副大臣(中西健治君) 音喜多先生、御質問ありがとうございます。委員がもう常に問題意識を持っていらっしゃるというのはよく存じているところでございます。 この中央銀行デジタル通貨につきましては、現時点で具体的な発行計画や枠組みがあるわけではありませんけれども、デジタル化の流れの中で当然検討はしていかなきゃいけないものだというふうに思っております。委員御指摘のとおり、財務省は理財局において通貨制度を所管しております。その一環として、CBDCについても様々な調査検討、海外の事例なども含めて行っているところでございます。 令和三年度の財務省の所管予算案にCBDCについて計上されたものはございません……
○副大臣(中西健治君) 秋野委員おっしゃられるとおり、我が国の文化財や自然資源について価値や魅力が伝わるように質の高い多言語解説を整備することは、訪日滞在の満足度を向上させる観点から重要な取組であると考えております。その際、解説自体の質を上げつつ、様々な言語圏からの観光客に対応していくことは大変重要であり、令和三年度予算におきましても、国際観光旅客税を財源として観光庁、文化庁、そして環境省が様々な事業をするという予定であるということを承知しております。 今後も費用対効果等を踏まえまして、各省庁において多くの言語への対応を効率的、効果的に促すなど、適切に対応していくことが必要であると考えており……
○副大臣(中西健治君) 牧山委員御紹介をいただきましたけれども、知的財産侵害物品についても、令和元年の数字を御紹介いただきましたけれども、令和元年で輸入差止め件数が二万四千件だったものが令和二年には三万件にまた増えているということでございまして、水際対策の重要性というのは更に高まっているということなんじゃないかと思います。 全体では年間七千万件にも及ぶ輸入申告、輸入申告が行われておりますので、税関におきましては重点的な人員配置を行うとともに、先ほど大臣から御紹介ありましたとおり、国内外の関係機関から得た情報やエックス線検査装置、不正薬物・爆発物探知装置といった最新の取締り検査機器などを活用し……
○副大臣(中西健治君) お答えいたします。 新型コロナの影響を受ける事業者に対する資金繰り支援は極めて重要であると考えております。 政府系金融機関による実質無利子無担保融資については、感染状況や資金繰りの状況を踏まえて累次これまでも延長してきております。現状は、当面、今年前半まで継続するということになっておりますが、これまでも柔軟に対応してきておりますので、今後も柔軟に対応するということになるかと思います。 また、民間の金融機関も含めて、いわゆる借換え等に対して返済猶予等、こうしたことを柔軟に対応するようにというようなこと、これは官民の金融機関に対してですけれども、財務省を始めとして各省……
○副大臣(中西健治君) 斎藤先生配付の資料にあります、これは財政審、四月二十一日で使用されたものですけれども、元々、平成三十年度の総務省が行いました地方公務員給与実態調査を基に地方公務員の一般行政職として働いている大学卒の年間平均給与を試算しますと五百九十四万六千円となっております。そして、教員を同じように試算いたしますと六百十一万四千円ということですので、十七万円、この試算では教員の方が高くなっているということです。
【次の発言】 これ、申し上げましたとおり、基の資料が総務省の公務員の給与の調査なんですけれども、こちら、時間の調査を行っていないものですから、私どもとしては時間の方は把握してお……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 公述人の方々には、今日は貴重な御意見、どうもありがとうございます。これだけそうそうたる方に来ていただいておりますので、まずは五名の方全員にちょっと質問をさせていただきたいと思いますが、今回の増税、財政再建待ったなしということで行われるということでありますが、実際に今増税が行われますと、政府試算では十三・五兆円国民負担が増えるということになっております。十三・五兆円も国民負担が増えるのであれば、その分幾らかは新規国債発行金額を減らすべきなんではないか、四十四兆円、今、年間、建設国債、赤字国債合わせて発行しておりますが、当然そう考えるべきなんではないかと……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、三人の公述人の方々、お忙しい中どうもありがとうございます。大変興味を持ってお話の方を聞かせていただきました。 それでは、質問をさせていただきます。 まず、土居先生にお伺いしたいと思います。 私、土居先生のまとめられた本は幾つも読んでおりまして、是非いろいろ聞いてみたいなという質問はたくさんあるんですが、そんな中で、まず、今日もおっしゃられておりましたけれども、消費税は逆進的ではないということをおっしゃられておりますけれども、これ、生涯にわたって所得に消費が比例的だということが根拠になっているのかなというふうに思いますけれども、ただ、今の……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。毎日のように誠実に答弁いただきまして、本当にどうもありがとうございます。 まず、麻生財務大臣にまた昨日に引き続いてお伺いしたいと思いますが、先ほども出ていましたけれども、消費税増税法の附則十八条第二項、こちらで、消費税増税実施前に経済状況等を総合的に勘案して、そして施行の停止もあり得るというふうに書かれているわけでありますけれども、今回の転嫁法案については、日付が明示されている、平成二十六年四月以降の行為ですとか、平成二十九年三月末にはその効力を失うと、こう日付が明記されておりまして、もう増税の判断は行われてしまったのかなと、こんなようなことを思ったり……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今日は公述人の方々、どうもありがとうございました。 幾つか確認をさせていただきたいというふうに思います。 まず、小幡公述人にお伺いいたします。 レジュメの中でも、金融政策でインフレは起こせないと、こういうふうに明言をされておりまして、お話の中でも、景気回復の結果としてインフレは起こることはあり得るけどと、こんなようなお話でありましたけれども、金融政策でインフレは起こすことができるけれども副作用が心配だという意見が多いのではないかと思います。インフレは起こせないというのは割と新鮮な意見かなというふうにも思うんですけれども、それはなぜかということに……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は本当にどうもありがとうございます。 まず、原田先生、原田教授の方にお伺いしたいと思います。 補正予算が財政規律を弱めている、もうまさにそのとおりではないかと思います。私も先週の予算委員会で、補正はもう原則、なしにすべきであると、補正予算がない年もつくるべきであると、こんなようなことを申し上げたわけでありますが、財政支出の削減の長期目標を作るということにも、まさにそのとおりだというふうに思いますが。 政府が持っている政策目標として、プライマリーバランスの半減ですとか、いわゆるGDP比、こんなのがありますが、そのプライマリーバランスというのは……
○中西健治君 中西健治です。今日はどうもお三方、ありがとうございました。 時間が押しているということなので、お三方に共通して一問だけお聞きしたいというふうに思います。 更なる金融緩和の是非を考えるに当たっては、当然プラスとマイナスどっちが多いのかということで、最近は円安もあるしということでマイナス面を重視する方が増えているんじゃないかな、声が増えているんじゃないかなというふうに思います。 先ほど菅野さんのお話では、マーケットのエコノミストは追加緩和ありだよと言っているという人が多いということですけれども、やはり今いろんな論調を聞いていると、追加緩和はすべきでないという弊害の方を語る方が増……
○中西健治君 中西健治です。 今日は、お三方、どうもありがとうございました。 それぞれ一問ずつ質問させていただきたいと思いますが、若田部参考人にまずお伺いしたいと思います。 先ほど藤巻委員の方から、更なる円安についてということで、湯元参考人そして小峰参考人の御意見というのはお伺いしましたけれども、今百二十円前後のところにいて、円高に行く局面でも百二十円というのはなかなか突破できなかった壁だったんですけれども、だから今百二十円ぐらいで止まっているんだというふうに私は思っているんです、足踏みしているというふうに思っていて。日米の金融政策の方向性の違いを考えれば、当然、今後円安に更に進んでいく……
○中西健治君 三人の先生方、今日はどうも本当にありがとうございました。 皆さんに少しずつお伺いしたいと思うんですが、まず高橋参考人には、消費税の影響を政府は見誤ったと、これはもう議会でも追及すべきだというお話もありましたけれども、往々にしてというか、この近年を見てみますと、政府の経済見通しというのは常に下方修正、下方修正と、要するにいつも上に外しているということだと思います。それはなぜなのかということと。あと、その割に税収は上振れするんです、方向が逆なんですよね。経済は見通しを上に外しておきながら、税収は見通しよりも上、かなり上振れしてしまったりすると。それはなぜなのかということと。あと、税……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今日はお三方、御説明いただきまして本当にありがとうございます。 中山先生とちょっと逆のアプローチで、黒田総裁、お出ましいただきましたので、西村副大臣、菅原副大臣には大変申し訳ないんですが、十分という時間を考えますと、どうしても黒田総裁に聞きたいことが幾つかございますので、それで時間の方は尽きてしまうということになるかと思います。黒田総裁、よろしくお願いします。 まずお聞きしたいのが、四月三十日に展望レポートで物価安定目標の時期に関して重要な変更が行われたということだと思います。これについても御説明いただきましたが、二〇一六年度前半に物価安定目標……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 この調査会、大変有意義であったというふうに思います。会長、そして理事の方々、もちろん参考人の方々にこの場を借りてまた御礼を申し上げたいというふうに思います。 多くの参考人の方々の意見を拝聴した上で、幾つか端的に述べさせていただきたいと思いますが。 まず、日本銀行の金融政策についてでありますが、日銀は、物価安定目標の達成時期、まあ後ずれはさせていますけれども、二〇一六年度の前半に達成見込みであるということを言っているわけであります。そして、それに向けて、今年の秋口からは原油価格の下落の影響も剥落してくるということでありますので、秋口からは物価の上……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。よろしくお願いします。 今回の個人情報保護法、マイナンバー法の審議をしている最中に日本年金機構の個人情報漏えい問題が生じましたので、これはちょっと素通りするわけにはいきませんので、幾つかまずお聞きしたいと思うんですが。 まず、大臣の御認識を伺いたいと思いますが、大臣、これまでの今日の答弁で、事例は違うんだ、人災の要素があるんだと、あちらの特殊性を語っていらっしゃったかなというふうに思いますが、ただ、国民からすると、政府は政府であります、公的機関は公的機関であります。個人情報、マイナンバーの活用に当たって、これまでも漠たる不安ということは言われていま……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今日は、お二人の先生、本当にありがとうございました。大変参考になりました。 まず、柳澤公述人にお伺いしたいというふうに思います。 他国軍支援の国際法上の正当性、特に国連決議のない場合に他国の自衛権行使の正当性をどう判断するのか、大変難しい問題なんじゃないかなというふうに思いました。特に、お話を伺っていて、この他国の自衛権行使、どういう場合があるのかなと考えてみますと、個別的自衛権でする場合もあるでしょう、さらには集団的自衛権で自衛権行使だと言っている場合もあるということだと思いますが、そこに我が国が他国軍支援をするという場合には、我が国は集団的……
○中西健治君 今日は、三人の先生方、本当にありがとうございます。無所属の中西健治です。 三人の先生方に少しずつお伺いしていきたいというふうに思いますけれども、まず大沢教授にお伺いしたいと思います。 所得再分配機能を強化するということで、念頭に置いていらっしゃるのは高額所得者にも応分の負担を求めるということですから、所得税の累進性、今もありましたけれども、累進性を高めるということを念頭に置いていらっしゃるということだろうというふうに思いますが、それによって得られる増収分で先生が想定している若年層への再配分が十分に行われ得るかということです。さらに、高齢者に対する分配も減らさなければ、若者に対……
○中西健治君 今日は三人の先生方、どうもありがとうございます。中西健治です。 まず、河村参考人にお伺いできればと思います。 大胆な金融緩和、私もある意味時間を買う政策であるというふうに思っておりますので、いつまでもやっているということではないだろうというふうに思います。このQQEについて言えば、いろんなチャンネルでの効き方というのはあるんだろうというふうに思いますけれども、その中で一番効いたのは、やはり為替を通じて円安になって企業収益が上がる、その期待からやはり株価も上がったというこのチャンネルだろうというふうに私自身は思っているんですが、できるだけ早期にこのQQEを見直すということになっ……
○中西健治君 自由民主党の中西健治です。 公述人の皆さん、今日は本当にどうもありがとうございます。三者三様、皆さんお得意の分野が違うようでございまして、非常に参考になりました。本当にどうもありがとうございます。 それでは、まず、稲葉公述人にお話をお伺いしていきたいと思います。 待機児童の解消に向けて今の予算の中身などについて御評価をいただきましたけれども、現場での声として、待機児童を解消していくためには、やはり保育士さん不足という、保育士不足というのを解消していかなければいけないという声、非常に強いんだろうというふうに思います。保育所の認可等を条件を緩和するということのほかに、やはり保育……
○中西健治君 自由民主党の中西健治です。 三人の参考人の方々、本日は本当にありがとうございました。大変参考になりました。 中手という言葉も知りませんでしたので、ましてや強手というのは初めて聞きました。そして、藤本参考人が日本の造船業はしぶといんだと、こうおっしゃっていただいた、このことはしっかり信じて、胸に刻んで信じていきたいと、こう思っているところでございます。 まず、上田参考人と藤本参考人にお伺いしたいなと思うんですが、先ほど多々見市長も紹介されていましたけれども、カタールで韓国が百隻分LNG船を受注して今後七年間分もう工場が塞がるというようなことだということなんですが、こうしたこと……
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