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浜田和幸 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

浜田和幸[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは浜田和幸参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。浜田和幸参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

22期(2010/07/11〜)

第175回国会 経済産業委員会 閉会後第1号(2010/09/09、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 おはようございます。直嶋経済産業大臣にまずは質問をさせていただきたいと思っております。  先ほどお話がありましたように、新成長戦略実現会議副議長として、政治主導の下で円高株安対策の司令塔をお務めになっていると思います。そういうお立場で、今の円高、これの最大の原因はどこにあるのか、またこのまま行けば一体どこまで円高が進むのか、まずその辺りの見通しをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今の状況はそういう背景があって円高が加速していることは間違いないと思います。  私、先ほど質問させていただいたのは、このまま行けば一体どこまで円高が進むのか。先ほど民主党の櫻井先生がビッグマ……

第176回国会 外交防衛委員会 第3号(2010/10/26、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  まず最初に、前原大臣に一つだけ簡単なことを聞かせていただきたいと思っています。  ニューヨーク・タイムズの看板記者、ニック・クリストフ、御存じかと思いますけれども、中国や日本で活躍し、ピューリッツアー賞も二度受賞しています。その彼がニューヨーク・タイムズに尖閣列島の問題で自分の考えを述べて、どう考えても尖閣列島は中国の主張に分があるということを述べていました。それに対して、ニューヨークの日本の総領事館、川村さんが、これはおかしいというので資料を持ち込んでニック・クリストフに反論したんですね。その結果、十日後にクリストフ氏は、やっぱりいろいろと考え……

第177回国会 外交防衛委員会 第2号(2011/03/30、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  まず、松本外務大臣に質問をさせていただきたいと思います。  今回の大地震が発生した直後の三月十九日、京都で日中韓の外相会議、開催されましたよね。その席上で防災協力について意見交換、議論をされたと聞いておりますけれども、その中身が今回どのような形で生かされているのか、まずそのことについてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 その際に、特に中国の場合には、さきの四川の大地震のときにも原子力発電所というか軍の原子力施設で放射能物質の漏えいの問題がありましたので、そういう経験を踏まえて、中国が日本に対して原子力事故の封じ込めに関する技術供与ある……

第177回国会 外交防衛委員会 第8号(2011/05/17、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 ありがとうございます。  先ほど冒頭に、大野委員からもロシアのイワノフ副首相の択捉、国後上陸の問題について指摘がありました。そのことについて、ちょっと冒頭確認をさせていただきたいと思います。  ちょうど沖縄の祖国復帰の三十九年という節目の日に、ロシアの副首相が日本の固有の領土、北方領土に上陸する。先ほど松本外務大臣は駐日ロシア大使に抗議をされたとおっしゃいましたけれども、これまでも似たようなことは何度も繰り返されているんですけれども、幾ら抗議をしても今のロシアはへとも思っていないんじゃないかと思うんですけれども、一体どういう工程表でこの北方領土を日本に取り戻す、そういうお考えなの……

第177回国会 外交防衛委員会 第11号(2011/05/26、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 自民党の浜田でございます。  最初に下條参考人にお伺いしたいんですけれども、今回の引渡しの問題ですけれども、昭和四十年、韓国との国交が正常化したときに文化財についての協定が結ばれましたですよね。もう既に一定の文化財は韓国政府に返還されることになっていたわけですけれども、今回対象となった朝鮮王室の儀軌に関してはこの昭和四十年の協定の中には返還の義務というものは含まれていませんでしたよね。そのことで事実関係、間違いないですね。
【次の発言】 となると、法的に返還しなければならないという根拠はないということですね。
【次の発言】 であるとすると、我が国が昭和四十年の協定の内容をひっくり……

第177回国会 外交防衛委員会 第12号(2011/05/31、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  今日は、先ごろ行われました日米首脳会談、サミットの会談とTPPについて、また食料問題も絡めて、最後に中国に対するODAについてお伺いしたいと思っております。主として外務大臣、一部防衛大臣にも質問をさせていただきたいと思います。  まず、さきのサミットで、オバマ大統領から菅総理に対して九月訪米という提案がありました。これは、当初は六月に訪問という話があったんですけれども、九月にずれ込んだ事情というか、これはどういうところだと思われますか。
【次の発言】 そうなりますと、当初六月末までにはTPPの参加への決断を下すということが言われていましたけれども……

第177回国会 行政監視委員会 第3号(2011/05/16、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  今日は、東日本大震災、この混乱状況の陰で、特に外国による日本の国内に対する様々な工作、あるいはそれに近い行動が顕著になってきている。外を見ると中国やロシアあるいは韓国の動きがありますけれども、国内だけに目を向けても、東京都内の中国大使館別館のすぐ隣の千七百坪の土地を中国政府が先月末に、一般公開入札という形を取ったと言われておりますけれども、落札をしました。  まず、その事実については承知されているでしょうか。外務省。
【次の発言】 今のKKRが売却を決めた土地、これは、そのKKR自身はいつ、幾らで入手したのか、御存じですか。

第177回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号(2011/05/25、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 ありがとうございます。自民党の浜田でございます。  幾つか質問をさせていただきたいんですけれども、先ほど、世銀が海外からのこういうODAにかかわる、協力する企業に対しても税を取るべきだというような議論があるということをおっしゃいました。その根拠がどういうところにあるのかということをまず知りたいということです。  それと、二つ目は、日本のODAの内容で、二国間援助だけではなく、最近は国際機関への出資や拠出が述べられていますよね。国際機関にお金を出すだけじゃなくて、日本人がどれくらい送り込まれているのか。そういう人たちが国際機関でいろいろと日本の国益につながるような、内側から日本をサ……

第177回国会 総務委員会 第21号(2011/08/04、22期、各派に属しない議員)【政府役職】

○大臣政務官(浜田和幸君) 質問していただきありがとうございます。  まず、どういう経緯で総務大臣政務官になったのかということでございますけれども、これは六月の二十六日だったと思いますけれども、枝野官房長官から、菅総理の意向として是非復興の対策本部に入って仕事をしてもらいたいと、特に国際的な関係を強化する、そういう点で力を貸してほしいということがございました。その翌日、二十七日に就任ということになったわけであります。  この総務委員会の方で私の挨拶がどうしてなかったのかということでございますけれども、そのことについては、私としては機会があればいつでも御挨拶をと思っておりましたけれども、残念なが……

第177回国会 法務委員会 第3号(2011/03/24、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  最初に、法務大臣並びに原子力安全・保安院にお伺いしたいんですけれども、今回の福島原発の重大事故の発生によって、現場で必死の復旧作業に当たっている自衛隊や警察や消防あるいは東電、もろもろの方の間で、やはり被曝ということによる健康被害、それどころか、イギリスのこれデーリー・メールによりますと、既に五人の方が死亡していると、十五人が大変な重篤な被害に遭っていると、放射能被害の遭った方の数は計り知れないと。  まず、この五人の方が復旧作業中に亡くなったというのは事実かどうか、そういう情報をお持ちかどうか、お願いします。

第179回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(2011/10/26、22期、各派に属しない議員)【政府役職】

○大臣政務官(浜田和幸君) 外務大臣政務官の浜田和幸でございます。  外務大臣政務官として、玄葉外務大臣を全力で補佐する考えでございます。  三人の外務大臣政務官の中では私が特にこの委員会を担当させていただくことになっております。  岸委員長を始め委員会の皆様方の御指導と御協力を切にお願いいたします。よろしくお願いいたします。

第179回国会 外交防衛委員会 第1号(2011/10/25、22期、各派に属しない議員)【政府役職】

○大臣政務官(浜田和幸君) 外務大臣政務官を拝命いたしました浜田和幸でございます。  世界に開かれた復興、これを実現するために全力で取り組みたいと思っております。我が国及び国際社会が直面している様々な課題、力いっぱい取り組む所存でございます。特に、私が担当することになっておりますのは、中東とそして欧州でございます。これらの国々との関係を強化するためにも、海外への情報発信、文化外交にも全力で取り組みたいと思っております。また、復興に資する外交政策、この実施にも尽力する覚悟でございます。  福山委員長を始め委員各位の御指導と御協力を切にお願いいたします。  ありがとうございました。

第179回国会 農林水産委員会 第2号(2011/10/27、22期、各派に属しない議員)【政府役職】

○大臣政務官(浜田和幸君) 今御指摘をいただきました「恐るべきTPPの正体」という本は、この四月に発刊させていただきました。当時、私は自民党に籍を置いておりましたし、農業関係の団体の方々に大変強い御支援をいただいていました。そういう観点から、TPPの問題点についていろいろと私なりに調べて、その本に全てインプットしたわけであります。基本的な考えは変わっておりません。  ただ、現在、私は政府の一員として、TPP、これについての様々な賛成論、反対論、いろいろと協議し、その中で本当に日本の国益にかなったものになるのかどうかということについて今協議を進めている最中でございます。

第181回国会 外交防衛委員会 第1号(2012/11/16、22期、民主党・新緑風会・国民新党)【政府役職】

○大臣政務官(浜田和幸君) 外務大臣政務官の浜田和幸でございます。  国益を守り、増進するために玄葉大臣とともに力いっぱい頑張りますので、よろしく御支援、御協力のほどお願いいたします。

第183回国会 経済産業委員会 第2号(2013/03/21、22期、国民新党)

○浜田和幸君 国民新党を代表して、茂木大臣に質問を何点かさせていただきたいと思います。  先般の所信表明の中で、自然と過去は変えることはできないが、社会と未来は変えることができるとの大臣の発言、大変先見性に富むものだと、頼もしい限りだと聞きました。十九日の夜行われましたヘルシー・ソサエティの授賞式の式典でも大臣、その旨また繰り返されまして、大変あの中では光った発言だったと思っております。是非、未来を変えていくというその姿勢を貫いていただきたいと思います。  そこで、未処理のまま増え続けている原発由来の高レベル放射性廃棄物の処理並びに東北被災地における復興の足かせとなっている高濃度放射性廃棄物、……

第183回国会 経済産業委員会 第3号(2013/03/26、22期、国民新党)

○浜田和幸君 本日の北朝鮮との貨物の輸出、輸入、これの制限に関する法案ですけれども、私は、これは極めて必要かつ重要な法案だと思っております。  そこで、改めて大臣にお伺いしたいんですけれども、この法案をこれまで様々な形で厳格に実施した、今回、更にそれを延長するということですけれども、その最大の目的、ゴールはどこに想定されているんでしょうか。
【次の発言】 大臣のおっしゃることはそのとおりだと思います。  しかし、過去の日本を含む国際社会が北朝鮮に対して行ってきた様々な制裁、一向に北朝鮮の方向性を変えるには今のところまだ結果が結び付いていません。その最大の原因、なぜ、これだけ国際社会が非難し日本……

第183回国会 経済産業委員会 第5号(2013/05/09、22期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 茂木大臣に二点質問をさせていただきたいと思います。  実は、今回のゴールデンウイーク前半、ペルーに行ってまいりました。リマで世界経済フォーラムのラテンアメリカ会議という国際会議が開かれたんですけれども、そこで周辺国の大統領ですとか国会議員ですとか経済界の方もたくさん集まってこられました。そんな中で、特にペルーが、太平洋同盟といって、日本が今進めよう、参加しようとしているTPPよりはるかに進んだ自由貿易圏構想を既にもう推進しているわけですね。  そんな中で、このペルーという国は日本にとって極めて重要な資源の供給国でもあります。銅や亜鉛やすずを始め、大変日本が恩恵を被っている。そうい……

第183回国会 経済産業委員会 第8号(2013/05/28、22期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 ありがとうございます。  最後の質問バッターということで、稲田大臣と伊東政務官に若干基本的な質問をさせていただきたいと思います。  まず、稲田大臣にお伺いしたいんですけれども、この消費税、これは社会保障・税一体改革の中で、一番公平かつあまねく財源として確保できる、そういう税なんだと、そういう手段なんだということを御説明されてきているんですけれども、本当に消費税というものが一番公平な税だとお考えですか。
【次の発言】 ただ、いろいろと今回も議論がありましたように、日本の経済、まだまだ回復途上であるし、様々な格差、要するに、輸出産業で大変潤っているところもあれば、まだまだ地方のこうい……

第183回国会 経済産業委員会 第10号(2013/06/04、22期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 無所属の浜田和幸です。  今日は総理も稲田大臣もかりゆしが大変お似合いで、昨日までの横浜でのTICADの会議でも、いろいろと日本が持っているハード、ソフトのサービスといったものをアフリカ諸国、是非還元したい、それがひいてはアベノミクスの第三の矢につながるのではないかと思い、大変高く評価し期待もしているところであります。  そういう中で、日本の輸出企業が還付金という形で消費税をほとんど払わなくても済んでいるという現状がございます。これは、消費税というのは国内で発生するものですから、海外に売った場合にそういう消費税は発生しない。ですから、その分を言ってみれば還付されているわけですけれ……

第183回国会 経済産業委員会 第11号(2013/06/11、22期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 ありがとうございます。  茂木大臣並びに佐藤政務官に質問したいと思います。  クール・ジャパンというのは、ずっと議論してきましたように、大変日本にとってはこれからのアベノミクスの第三の矢にも関連するとても重要な課題だと思います。  しかし、このところのクール・ジャパン、特にそのコンテンツの海外での売上高の傾向を見ていますと、四、五年、毎年のように減少傾向にありますよね。例えばアニメですと、二〇〇七年で二百六十三億円の売上げがあったのが一一年には百六十億円、百億円以上減少しています。また、家庭用のゲーム、これ最大の日本のクール・ジャパンの売り商品だったんですけれども、やはり五千六百……

第183回国会 経済産業委員会 第12号(2013/06/13、22期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 今回の中小企業基本法の一部改正につきまして、中小企業施策として重要な課題として海外展開、ITの活用、事業継承の円滑化ということがうたわれております。その中で、第一番目の海外展開についてお伺いしたいと思います。  中小企業の海外展開、最近のデータを見てみますと、平成十八年から二十一年、輸出額で比較しますと、これまた年々減少しておりまして二三%の減少。一方、現地法人の数で見ますと六三%も増えております。ところが、売上高を見ると三%しか増えていないという極めて、費用対効果という面で考えますと、ちょっとどこか基本的なこの海外展開の弱点というか問題があるということがうかがえるんですけれども……

第183回国会 経済産業委員会 第13号(2013/06/18、22期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 茂木大臣、まずは基本的な今回の電気事業法の一部改正、三段階、これを踏まえて二〇二〇年までにはシステム改革を完了するという計画だと理解しています。第一段階が広域運営機関の設置、第二段階が小売全面自由化、第三段階が送配電部門の中立化。その一方で、国の大方針としての国家的なエネルギー政策の在り方については十年の時間を掛けてこれからじっくりと、原発の在り方を含めて、再生可能エネルギーのベストミックスを含めて検討するということも方針として打ち出されています。  この二つの間の整合性というのか、これをどういう形で組み合わせようとされているのか、基本的なお考えをまずお聞かせいただきたいと思いま……

第183回国会 経済産業委員会 第14号(2013/06/20、22期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 参考人の皆さん方には、どうも御苦労さまです。  今、弾道ミサイルの話がいろいろと出ましたけれども、私が思うには、それよりももう少し、例えばサイバーテロ攻撃のようなものの方が身近な脅威ではないかと思います。  そこで、八木参考人と柏木参考人にお聞きしたいんですけれども、例えば、先月、アメリカの議会でもアメリカの大手の電力発電に対するサイバー攻撃に関する報告書が公表されています。それによると、大手の電力会社の場合、月平均で一万件を超えるサイバー攻撃が確認されていると。それに対する備えをどうするのか、これは大変深刻な課題になっていると報告がされています。  そこで、お聞きしたいんですけ……

第183回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号(2013/02/28、22期、国民新党)

○浜田和幸君 国民新党の浜田和幸でございます。  お二人から大変貴重な御提言をいただいたと思っております。  まず、杉下参考人に二点お伺いしたいと思います。  まず第一点は、この三番目のポイントの一番最後に、「「自由と繁栄の弧」を構築する安全保障上の効果も期待できる。」と。これはこの三本の柱、成長戦略、資源外交、安全保障、私は、これはとても重要な日本の外交にとっては要素だと思っています。とはいえ、具体的に例えば中国の海軍力、それに対する対抗措置の一環として、ODAの流れの中で、この周辺国に対して日本が例えば海上監視能力を強化するために監視船を出すとか、それはかえって中国側の反発を招くという状況……


23期(2013/07/21〜)

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第7号(2013/11/22、23期、新党改革・無所属の会)

○委員以外の議員(浜田和幸君) ありがとうございます。  国家安全保障会議、日本の命運にとって極めて重大な、かつ重要な役割を果たす、そういう機能を期待しつつ、本当にこの組織が機能するためにもっともっと議論を深めたいと思って、こういう時間をつくっていただきました。  まずは、防衛、外務両大臣に基本的なことをお伺いしたいんですけれども、今の世界の情勢を見る中において、国家の安全保障にとって最も重要な要素、この国家安全保障会議を機能させるための要素としては何が一番重要だとお考えでしょうか。
【次の発言】 防衛大臣にも同じ質問を。
【次の発言】 私も全く同感であります。情報の収集と同時に、その情報の管……

第185回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号(2013/11/20、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 委員長、ありがとうございます。  今、四つの派遣団の方々の報告を聞かせていただいて、大変共通の危機感というものが明らかになったと思います。  水落議員の場合には、三枚目、危機意識を改めて持つことになった、その原因が中国ということですね。そして、中西委員の場合にも、これは四枚目ですか、新興国、特にこれは中国を意識してのことだと思いますけれども、伝統的ドナー国、それと新興ドナー国がどのような形で互いの知識や経験を共有する機会を持つことができるのか、これも中国がかなり意識されていると思います。山谷先生の場合にも、これは後ろから二ページ目、ブータンの場合で中国の浸透ということを問題提起さ……

第185回国会 内閣委員会 第3号(2013/11/26、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。新藤総務大臣に幾つか質問をさせていただきたいと思います。  これまでも、るる、日本経済を強くするという意味で、世界で一番ビジネスがやりやすい環境をつくるんだと、そのための国家戦略特区だというお話を聞かせていただいて、大変必要な発想だと思います。とはいいながら、日本の持っている最先端の技術ですとかサービスですとかそういうものはあえて戦略特区にしなくても、海外からどんどん日本のそういう優れたサービスや技術を求めて人も企業も来ているわけですよね。先ほど国立がんセンターのお話がありましたけれども、がんセンターに限らず、例えば地方の、群馬大学の重粒子線医……

第185回国会 内閣委員会 第4号(2013/12/06、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 おはようございます。  新藤大臣に三点質問をさせていただきたいと思います。  今回の国家戦略特区というのは、これは日本が世界で一番ビジネスのしやすい環境を整えるという大きな構想の下で進められていると理解しておりますので、これは日本再生の切り札として是非成功するように応援したいと思っていますし、賛成の立場で、確認の意味で幾つか質問をしたいと思います。  この戦略特区が実際に成功するためには、やはりサイバーセキュリティー対策というものが欠かせないと思うんですね。様々な地方やその地方にベースを持っている企業、特に技術系の企業がそこで世界に提供できるような、あるいは地域の経済に貢献できる……

第186回国会 外交防衛委員会 第19号(2014/05/29、23期、新党改革・無所属の会)

○委員以外の議員(浜田和幸君) 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  安倍総理、大変ついていると思います。あしたの夜、シンガポールでシャングリラ対話、小野寺大臣とも御一緒に出かけられるそうですけれども、アジア太平洋地域の安全保障、これをめぐる国際的な会議で基調講演をされますよね。日本の総理としては初めてこのIISSとシンガポールのリー首相が共催の会議で、世界に向けて日本の安全保障の在り方、特に今、中国、ベトナムとの間のこういう厳しい状況、世界中が注目している中で、日本がどう立ち向かうのか世界が注目しているわけであります。その意味では、アジアや世界の歴史を変える、そういう場に総理が臨まれる、是……

第186回国会 経済産業委員会 第5号(2014/04/01、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、幾つか、大臣ほか、御質問をさせていただきたいと思います。  世界最高の知的財産立国を目指すということ、大変すばらしい構想だと思いますが、現場の特許庁の審査官、数が外国と比べて少ないと大臣も指摘をされました。その少ない人数で膨大な量の審査をやろうと思うと、やっぱりどうしても無理が生じる可能性が高いと思うんですね。  特許が付与された後の異議申立て制度、これによりますと、七割以上の特許が異議申立てにより訂正あるいは取消しをされているということなんですよね。これはちょっと深刻な事態ではないかと思うんですね。  なぜ七割以上もの特許が取消しになってしまって……

第186回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号(2014/02/20、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 ありがとうございます。  今日は私が最後の質問者ということで、新党改革と無所属の会を代表して幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、高橋参考人にお伺いしたいんですけれども、やはり世界のODA、一番日本にとっての強力なライバルは中国ですよね。この事前に頂戴した高橋さんのこの論文を読ませていただいて、アフリカ協力において、中国と競合や協調の在り方、これもやはり世界の二大援助国として日本も考えるべきではないかと、そのことによって全く新しい関係が成立するという御指摘ですよね。これ、しかしなかなか、言うはやすし行うは難しですよね。  この二〇一四年一月の中国外務省のコメント、驚く……

第186回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号(2014/02/26、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革と無所属の会、浜田和幸です。  昨日、私は地元の鳥取県におりまして、中国からのPM二・五、注意警報出ました。不要な外出は避けるように。北京とか重慶とか上海がPM二・五で大変な問題だということは皆さんよく御存じだと思うんですけれども、私の地元の鳥取県では、PM二・五が問題になる前は、黄砂の影響で国立公園大山、冬場の雪が白い雪じゃなくて黄色い雪が降るという、まさに環境問題、大変な中国から好まざるギフトをいただいているんですね。  それで、中国は経済成長がどんどん進展しまして、北京五輪のときから、もうODAは卒業だと、自分たちがアフリカや世界に援助するんだと、こういうことで動い……

第186回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号(2014/03/18、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  ODAが我が国の外交戦略にとって大変重要な役割を果たしてきたことにはもう異論がない。過去六十年間のやっぱり経験を踏まえて、次の新しい時代にふさわしいODAの在り方ということも考える時期に来ているのではないかと思います。  その観点でいいますと、例えば二国間の経済とか技術移転ではなくて、三か国の間の協力というやり方もこれからはもっともっと本格的に考えるべきではないかと思うんですね。  たまたま本日、この後、ベトナムのサン国家主席の国会演説があります。ベトナムも日本と同じように、実は中国からの公害問題に大変……

第186回国会 内閣委員会 第3号(2014/03/13、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、古屋大臣に。  今、サイバー犯罪対処能力の強化に向けた緊急プログラムを進めておられるという具合に承知しております。いわゆる遠隔操作ウイルス等による犯行予告事案、こういう問題が近年たくさん報道されるようになっている。これに対してやっぱり警察の能力の向上ということは欠かせないと思うんですけれども、この緊急プログラムの中に、その捜査手法に関して、ハッカーからの協力の確保ですとか、あるいは民間事業者等の知見を活用する意味で、アンチウイルスベンダーとの情報共有、こういうことが今具体的に検討されているというこ……

第186回国会 内閣委員会 第4号(2014/03/17、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、古屋大臣に、先日もこの委員会で幾つか質問をさせていただきましたけれども、犯罪の捜査、これにDNAを活用する、これは大変有効な手だてだと思います。しかし、指紋に関しましては一千万人を超えるデータベースができているにもかかわらず、このDNAサンプルというのはまだ数は少ないという具合に承知しているんですが、今現在、警察の方ではどれくらいのDNAサンプルを保有しているのか、指紋照合と比べてこのDNA鑑定のメリット、デメリット、その辺りについて、まずお聞かせください。

第186回国会 内閣委員会 第6号(2014/03/27、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会、浜田和幸です。  甘利大臣の先日の今回の法案の提案説明を聞かせていただいて、幾つか質問をしたいと思います。  冒頭、大臣は、日本経済はデフレ脱却に向けて着実に前進しており、今後は、景気回復の裾野を更に広げていくことが重要な政策課題となっている。この日本経済着実に前進、私なんかは地方の選挙区ですけれども、なかなかそういう実感が感じられないという声の方が圧倒的に多いんですが、どういうデータをもって日本経済着実に伸展中ということを判断されたのか、まずその点からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  その中で、特に地域経済の活性化、……

第186回国会 内閣委員会 第7号(2014/04/03、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、今回、国家公務員法一部改正、このことによって中央官庁のトップマネジメントに様々な改革が実現できる。そのことが日本国内のみならず世界にとっても、日本の言ってみればたくましい再生にプラスになるような、そういう方向で今回の改正が行われることを期待しているわけであります。  そこで、最初、幹部候補の育成課程、いろいろと今日も議論がございましたけれども、六百人とも八百人とも言われるこの幹部候補の育成のプログラム、これは一体誰がどういうプロセスを経ていつまでに決定するのか、またその中身は公に情報公開されるものなのかどうか、その辺りについて大臣のお考えをお聞かせ……

第186回国会 内閣委員会 第8号(2014/04/08、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田でございます。  まず、牧原参考人にお伺いしたいんですけれども、東京大学の先端科学技術研究センターに所属されているわけですから、いわゆる先端技術といったものが、やっぱり国家公務員の能力の向上ですとか、あるいは倫理観を高めるという意味で、今は一般化していないけれども、研究段階の技術でもって、そういう今問題になっている課題に対して何かプラスが期待できるような、そういう研究が行われているのであれば、ちょっと今日の御報告とは若干かぶっていないんですけれども、せっかく先端科学技術を研究されている部門におられるわけですから、何か新しい可能性を感じさせるようなものがあ……

第186回国会 内閣委員会 第9号(2014/04/10、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会、浜田です。  国家公務員をめぐる懲戒処分のことについてまず最初に質問させてください。  今年の三月に発表されました平成二十五年における懲戒処分の状況について、これを見ますと、一年間に懲戒処分を受けた国家公務員が三百三十二人。前の年と比べると減っているということなんですけれども、省庁別に見ますと、一番多いのが法務省百五人、全処分者の三割を超えている。次いで国土交通省四十二人、国税庁三十五人、厚生労働省三十四人と続くわけですけれども、国家公務員が毎年三百人、四百人、五百人と懲戒処分を受けているこういう現状、一体どこに問題があるのか。また、今回の法改正によって、こ……

第186回国会 内閣委員会 第11号(2014/04/22、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田です。  今日は、山本大臣、ITのみならず、ITをベースにしたイノベーションということで様々な知恵を凝らしておられると思うんですけれども、それが是非第三の矢につながるような、そういう方向で是非いろいろとお考えをお聞かせいただきたいと思っています。  最初には、やっぱりこれまでいろいろ議論になりましたけれども、このイノベーションを推進していくに当たっては、最終ゴール、出口というよりかはゴールが必要、あるいはビジョンが必要だと思うんですね。二〇二〇年に東京オリンピック・パラリンピックがあります。二〇二〇年までに、今、日本は、このイノベーションに関しては世界一……

第186回国会 内閣委員会 第15号(2014/05/20、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会、浜田和幸です。  官房長官に質問をさせていただきたいと思います。  健康・医療、この戦略というのは、単に国内の健康長寿大国を目指す国民の関心を満足させるだけではなくて、広く海外にも波及効果があると思うんですよね。そういう意味で、我が国の外交ですとか経済戦略にとっても、この医療やあるいは健康分野というのは極めて重要な意味を持つと思います。  特に、日本の場合ですと、お隣の中国からほぼ毎日のようにPM二・五のような招かれざる訪問客が来ておりまして、私の地元鳥取県でも、連日、不要な外出は控えるようにと、このPM二・五。ただ、このPM二・五は、日本の国内で健康被害を……

第186回国会 内閣委員会 第17号(2014/05/27、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田です。  重大な犯罪を防止し、これと戦う上での日米の協力というのは大変重要な課題だと思いますが、アメリカと日本だけで重大な犯罪に立ち向かうことができるのかどうか。やはり、これだけ世界がグローバルに結び付いている、サイバーテロにしても金融犯罪にしても、アメリカや日本が舞台になっていることは多いでしょうけれども、しかし、そのテロリスト、犯罪を起こそうとしているそういう個人なり集団というのは元々世界中に散らばっているわけですから、今回のようなPCSC協定、同じような目的の協定というのはほかの国々ともグローバルに結び合って対策を講じるということも必要ではないかと……

第186回国会 内閣委員会 第18号(2014/05/29、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田です。  今回の通則法、やっぱり一番大きなゴールというのは、日本が持っている様々な研究、そういうものの成果をどういう形で国内の成長産業につなげたり、あるいは世界の更なる発展のために提供するか、そのための効率の良い、そういう独法の在り方ということを目指して今様々な改革がなされようとしているんですけれども、方向は私はすばらしいことだと思うんですが、幾つか質問があるんですね。例えば、我が国は、科学技術立国、世界で一番イノベーションが行われる、そういう国を目指すということを総理も繰り返しおっしゃっています。  そういう観点で、今回、独立行政法人の中で、特に国家戦……

第186回国会 内閣委員会 第19号(2014/06/03、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  まず、土居参考人にお伺いしたいと思いますが、我が国の独立行政法人制度の原点、生みの親はイギリスのエージェンシー制度だということを先ほど御紹介ありました。その本家本元のイギリスにおける現在のエージェンシー制度、それが時代の変化、あるいは国民からの期待、いろいろ変遷を遂げていると思うんですね。そのプロセスの中で、我々日本が今直面している課題に対して参考になる点、もしあれば御紹介いただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  是非イギリスの例も参考にしながら、特にそういう独立行政法人の在り方というのは、イギリスだけではなくて世界……

第186回国会 内閣委員会 第20号(2014/06/05、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  昨日から今朝にかけて、新聞紙上で理化学研究所の小保方ユニットリーダーのことが随分大きく報道されていますよね。例のSTAP細胞に関してネイチャーに掲載された論文を撤回するということのようなんですけれども、御本人は例の涙の記者会見以降、弁護士の方を通じて様々な、これはやはり自分ならではの言ってみれば研究のノウハウがあって実験に成功してきたんだということで、しかしそれに対して理化学研究所内部の方では不正があったんだというような観点で、何かよく分からないけれども、ある意味では外部からのいろいろな圧力ですとか、そういうようなことがあって、内部のガバナ……

第186回国会 内閣委員会 第22号(2014/06/12、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田です。  山本大臣にいろいろと、新しい原子力委員会の使命というか、それに関わる質問をさせていただきたいと思うんですけれども、まず、平和利用ですよね、原子力の。これは、国際プルトニウム指針に今従って我が国のプルトニウム、この保有量というものは外務省経由でIAEAに報告、公表されることになっています。  我が国は、余剰プルトニウムは持たないということを原則にしているわけですよね。プルトニウムの利用に関する透明性を維持する。我が国におけるプルトニウム利用の基本的な考え方が平成十五年に決定されている。  そういうことを踏まえて、今我が国のプルトニウムの保有量、こ……

第186回国会 内閣委員会 第23号(2014/06/19、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  原子力委員会がこれから新たに直面する課題、それをできるだけ柔軟かつ実効性のある形で進められるように、そういう観点で質問を幾つかさせていただきたいと思います。  今、日本とアメリカとの間で原子力損害補完的補償条約、通称CSCですね、これの協議が進んでいると承知しています。本年中の締結、批准ということが求められているんですけれども、その肝というのが、やはり今、日本の国内での除染が十分予定どおり進んでいない、その分野において様々な経験や技術を持っている、主としてアメリカの原発メーカーですとか除染メーカーが安心して福島、東北の除染に参入できるために……

第186回国会 予算委員会 第3号(2014/02/06、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、幾つか今日は質問をさせていただきたいと思います。  まず第一に、外国人技能研修生についてお伺いしたいと思います。  今、震災復興あるいは東京オリンピック、建設現場で人手が足らないという深刻な問題が起こっています。また、国土強靱化にとっても現場で働く人たちが欠かせないんですが、その人手不足を補うためにこの外国人技能実習生の方々が大変大きな役割を果たしています。ところが、この人たちの置かれている給与面ですとか待遇面ですとか、様々な不平不満も一方で聞きます。  そこで、まず総理にお伺いしたいんですけれども、この外国人技能研修生の制度、この制度についてどう……

第186回国会 予算委員会 第11号(2014/03/11、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、まずは岸田外務大臣に質問したいと思います。  三年前に大震災が発生した直後、アメリカはトモダチ作戦と称して大変強力な支援・救援活動を展開してくれました。日本国民として大変感謝の気持ちいっぱいなんですけれども、このところ、あのトモダチ作戦がカミカゼ作戦ではなかったのかというようなアメリカ国内での言論というか報道が相次いでいます。その理由は、御承知のように、何人かの、あの空母ロナルド・レーガンの乗組員だった方々や、あと二十五の艦船に乗り組んだ人たちの間で、放射能による被曝によってがんを発症したとか様々な健康被害、これを理由に日本政府並びに東京電力に損害……

第186回国会 予算委員会 第12号(2014/03/12、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して質問をさせていただきたいと思います。  時間が限られているんですけれども、まずはウクライナの危機的情勢、そして対ロシアに対する経済制裁について、総理、外務大臣の所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理は、ソチ・オリンピックの機会にプーチン大統領ともお会いになりましたよね。あの段階では、ロシアによるウクライナへの軍事介入を何かにおわせるような、そういう言動はなかったんでしょうか。  というのは、アメリカの情報局では、プーチン大統領の言動をつぶさに分析して、彼が何を考えているのか次の一手を読むという分析をしているんですが、総理はもう五度プーチン……

第186回国会 予算委員会 第14号(2014/03/19、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、総理に質問をさせていただきたいと思います。  まず、ウクライナの危機的状況について。  ウクライナというのは日本にとってとても大事な国だと思います。ロシアからの軍事的介入という危機的状況にありながら、今年の三月十一日はウクライナで三周年の追悼式典を盛大に展開してくれました。ウクライナと日本の作曲家が合同で作った鎮魂と希望の楽曲をウクライナ・シンフォニー・オーケストラが演奏してくれたんですよね。また、ウクライナには戦後、日本人の捕虜が一万人近く抑留されていました。そのうち多くの人たちが現地で亡くなって、その人たちの遺品である旭日旗を実は日本に持って帰……

第187回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2014/11/05、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、有村大臣に三つほど質問をさせていただきたいと思います。  第一は、先日、この場で大臣が御発言をなさった食品中の放射性物質に関するリスク管理についてであります。  消費者の側からすると、本当に安全な食材を日々食することができるのかどうか、特に福島の原発事故以来、そういう風評被害を含めていろんな不安材料が高まっている。確かに、いろんな科学的なデータを見ると、ほぼ放射能の汚染の現状というものはゼロに近くなっていることは間違いないと思います。とはいえ、やっぱり自分の健康に関わることですから、そういう不安もあると思うんですね。  それで、消費者庁とすれば、消……

第187回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号(2014/11/18、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田です。  有村大臣、いろいろと消費者行政、先頭に立ってリーダーシップを発揮されているのを大変敬意を持って応援しております。  アベノミクスというのは、人によっては不当表示ではないかと。日本経済が本当に元気になると言って、三本の矢でもうジャパン・イズ・バックという、それでもってある意味では東京オリンピックまで引き寄せたような。しかしながら、今日、総理が衆議院の解散ということを記者会見で言われるそうですけれども、どうも何かその実態はかなり違っていたという感じもするんですね。  正直なところ、アベノミクスと消費者行政、どうやって日本経済を元気にしていくのかとい……

第187回国会 地方創生に関する特別委員会 第3号(2014/11/14、23期、新党改革・無所属の会)

○委員以外の議員(浜田和幸君) 新党改革・無所属の会を代表して、西川大臣と石破大臣に質問をさせていただきたいと思います。  まず、西川大臣、TPPと地方創生に関することについてまずお聞かせいただきたいんですけれども、やっぱり、今TPP交渉がもう十年超えているわけですね。毎年のように年末までにはということが言われながら、今年も、峠を越えたというような見方もあるようですけれども、実際にはなかなか交渉が妥結に至っていないと。  やはり、地方創生ということを考えたときに、地域の基幹産業である農業、水産業、林業といったものとTPPは密接に絡んでいる話ですよね。だから、どうやってTPPという、自由貿易です……

第187回国会 内閣委員会 第2号(2014/10/16、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、まずは山口大臣に、東京オリンピック、それを成功させるためのICTの活用についてお伺いしたいと思っています。  ただ、その前に、一つお考えをお聞きしたいんですけれども、元々オリンピックというのは、クーベルタン、当初はオリンピックというのはスポーツと芸術の合体ということが発祥のときから言われていたんですね。ですから、当初は、スポーツ競技だけで競い合うんじゃなくて、様々な芸術作品ですとかそういう文化の面でも競い合っていた。それがずっとしばらく忘れ去られていて、前回のロンドン・オリンピックのときから、スポーツだけではなくて芸術の競い合いということも新たに導……

第187回国会 内閣委員会 第3号(2014/10/21、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、菅官房長官に幾つか質問をさせていただきたいと思います。  先ほども話題になったんですけれども、朝日新聞、吉田証言ですね、これに関連して、今月の十四日ですか、ニューヨークで我が国の人道担当の大使が国連のクマラスワミ氏に対して、吉田証言、これは過ちだった、その部分に関しての削除、修正を申し入れたんですけれども、官房長官も回答されているように、それは拒絶されました。  まず、なぜ拒絶されたのか、その経緯について御説明いただけませんでしょうか。
【次の発言】 その拒絶されたということの先方の理由、その中には、吉田証言というのは数ある証拠、証言の一つにすぎな……

第187回国会 内閣委員会 第4号(2014/10/23、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、提案者並びに政府参考人に幾つか質問をと考えております。  まず最初に、これまでずっと議論をしてきましたように、今、日本はサイバーセキュリティー立国、これを内外にPRしているわけですよね。要するに、サイバーセキュリティーを頑丈なものをつくって、外国から投資家や研究者がどんどんやってきても安心して日本で研究開発ができる。また、これは新しい成長産業という位置付けも、この基本法案の中に述べられています。そういうことを実現するに当たって、やはり全体像ですよね、この基本法の中で一体日本をどういうセキュリティー立国として位置付けるのか。  今、インターネットの世……

第187回国会 内閣委員会 第6号(2014/10/30、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、山谷大臣に幾つか質問をさせていただきたいと思っております。  今回の法案、やっぱり一番ポイントは、様々な国際的な競技、オリンピックを含めて、そこで日本が、特にライフル射撃において今まで余り成績が芳しくなかった、そこを是非突破して一つでも多くメダルを取ろうと。そのためには、ジュニアのときからそういう精神力とか技術力を磨くことができるように、今は十四歳だけど十歳まで引き下げましょうと、ここに最大のポイントがあると、そう思って私は考えているんですけれども、そのとおりでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、警察庁の方でいろいろとパブリックコメ……

第187回国会 内閣委員会 第8号(2014/11/11、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、幾つか大臣に質問をさせていただきたいと思います、大分お疲れのようですけれども。  やはり公務員の置かれている今の状況、いろんな厳しい質問が集中しましたよね。やはり、やる気という観点でいきますと、もちろん給与、これが着実に上がっていくということ、そういうことの重要性はよく分かります。しかし、今の財政の厳しい状況を鑑みますと、やっぱりある程度それを抑制するという観点も欠かせないと思うんですよね。そこが、国や地域のことを思う公務員としての一つの矜持というか、心の在り方だと思うんですね。  そういった意味で、確かに民間と比べればいろんな意味でギャップがある……

第187回国会 内閣委員会 第10号(2014/11/18、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会、浜田和幸です。  今日は、山谷大臣始め財務省や外務省の方にもお越しいただいていますもので、まず確認したいことは、週末にオーストラリアのブリスベンでG20のサミットが開かれました。その場でも、今回我々が議論しているマネーロンダリング、要するに資金洗浄に関する国際的な取組が欠かせないんだということで共同宣言の中にもそういうことがうたわれております。  私が一番関心を持ったのは、特に新興国の中でインドのモディ首相がこのマネーロンダリングについて大変力強い、参加国の首脳に対するアピールをされまして、インドでも国内の資金が不正に海外に持ち出されている、その金額たるや一……

第187回国会 予算委員会 第2号(2014/10/08、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、安倍総理に幾つか質問をさせていただきたいと思います。  御嶽山の噴火、大変な被害が出ましたけれども、実は先週、アメリカのゴア副大統領と参議院で衆議院の方も含めてお会いしました。そのときに、「不都合な真実」のパートツーということで、世界中で自然災害、中でも火山の噴火があちこちで巻き起こりつつあるということで注意を喚起されました。  その観点で、北朝鮮に白頭山という世界最大級の火山があります。今から千百年前、日本が平安時代の頃に大噴火をいたしました。そのときの記録を見ると、我が国北海道から東北地方を含めて五センチから六センチの火山灰が降り注ぎ、農業が壊……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号(2015/08/03、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  岸田外務大臣、中谷防衛大臣、今年の十月一日、結構大きなオクトーバーサプライズが日本を襲うのではないかということが今ネット上で大変大きな話題になっています。  これは私の最初の質問ですけれども、我が国の安全ですとかあるいは平和を脅かすのは必ずしも北朝鮮のミサイルや中国の軍事力だけではないということを、言ってみれば我々きちんと捉えておく必要があるんじゃないかと思うんですね。  ネット上では、日本の今の経済状況、特にIMFが先週発表した膨大な赤字、また、アメリカや世界で、言ってみれば経済の予測専門家と言われるアームストロング氏とかエーデルソンさんという人た……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第8号(2015/08/05、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今日は、主として中谷防衛大臣、少しだけ岸田外務大臣に質問をと思って参りました。  防衛予算、来年度五兆円を突破するということですよね。やっぱり国民の税金を最大限有効に活用するということは欠かせない視点だと思っています。そういう意味で、今、日本を取り巻く環境の中で、先ほども議論になりました北朝鮮からのノドンミサイル、そういうものに対する対抗策としてパトリオットミサイル、この防衛システムですね、これが整備進んでいるわけですけれども、このパトリオットミサイルの精度、北朝鮮から飛んでくるミサイルをどれくらいの精度で撃ち落とすことができるのか、この問題、とても……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号(2015/08/19、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  様々な日本を取り巻く安全保障の環境の変化、それに的確に対応するということが今回の安保法制の一番の重要な点だと思っています。  実は、あしたから日本海を舞台にして中国とロシアの共同軍事演習が開始されることになっています。今、ロシアの太平洋艦隊、中国の戦艦がウラジオストクに続々と結集をしているんですね。この日本海で中国の海軍がロシアの海軍と合同の軍事演習を行うというのは、中国の歴史上初めてのことであります。実は、この五月にも地中海で中国とロシアが共同軍事演習を展開いたしました。来年の五月には南シナ海でロシアと中国の共同軍事演習が計画されているということが……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号(2015/08/25、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まずは、アメリカのカーター国防長官、今年の四月二十七日に、2プラス2の後の記者会見ですよね、今後は日米が世界のどこにおいてでも共同作戦を展開できる、大変力強い、ある意味で日本に対する期待というものを表明されたわけですね。これは今の安保法制、これが施行された後には、我が国の自衛隊がこれまでの周辺事態という地理的概念、これに制約されない活動ができるということで、日米防衛協力の新ガイドライン、そういうことにもより実効性を深化させるということ、そういうことをお互いに日本とアメリカが共通の価値観を表したということになると思うんですが、このアメリカの世界に向けて……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第13号(2015/08/26、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今、我が国は、電子政府、この実現に向けて、内閣委員会でもマイナンバー制度、いろんな議論が進んでおります。そういう電子政府、これを安全に運営するためには、サイバー環境といったことをしっかりと対策を講じておく必要があると思うんですね。  そこで、まず中谷防衛大臣にお伺いしたいと思いますけれども、今我が国を取り巻く脅威の源泉というのは、多方面から、陸だけではなく海からも空からも、サイバー、宇宙空間、本当に間断なく攻撃が仕掛けられている状況ですよね。そういう中で、防大の卒業生、これは陸海空と配属が成績によって決まるんでしょうけれども、大半、主に陸上自衛隊に入……

第189回国会 外交防衛委員会 第4号(2015/03/26、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  アントニオ猪木議員から元気を相当注入していただいたんで、両大臣とも元気いっぱい御答弁がいただけるのではないかと期待しております。  先日の十九日の両大臣の所信、これに従って幾つか質問をさせていただきたいと思いますが、まずは岸田外務大臣、先日の所信で、冒頭、外務省として、テロ対策の強化、中東の安定と繁栄に向けた外交の強化ということを強く訴えられておられます。  そこで、日本人がやはりテロの対象になっているという厳しい現実もあるわけでありまして、特にそういうテロの源というのがこの中東をベースにしているということを鑑みまして、具体的にこのテロ対策の強化、そ……

第189回国会 外交防衛委員会 第5号(2015/04/02、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党、浜田和幸です。  今日は、外務大臣と防衛大臣に幾つか質問をさせていただきたいと思っています。  まず、先般、エジプトで経済開発会合、多くの国々から代表が集まって、エジプトの持っている潜在的な経済の発展の可能性、一方でテロとの闘いにおいては大変厳しい環境に置かれている、そういうことを踏まえて、エジプトの側からはエルシーシ大統領からも様々な日本に対する期待やあるいは要望があったと思うんですけれども、薗浦政務官にはこの会議に御出席いただいて、率直な印象、また日本がこのエジプトに対して今後どのような協力支援ができるのか、その辺りについて、まずは御報告を短めにお願いします。

第189回国会 外交防衛委員会 第6号(2015/04/07、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  中谷防衛大臣に、隣に沖縄の糸数先生、隣同士にしていますので、沖縄のことについて、ちょっと以前の話ですけれども、沖縄が祖国というか本土に返還される前の話です。  一九六〇年代、六一年、六二年にかけて、アメリカ軍が沖縄に持っていた生物兵器の実験施設、そこでかなり広範に、沖縄の言ってみれば農地ですとかそういうところを使って、アメリカ軍が立ち枯れ病の細菌、これを散布して、それがどういうような影響を及ぼすのか、そういうことの実験データを収集していた。これは、沖縄を舞台にして、狙いは中国とか東南アジアに対する生物兵器の実験だと言われているんです。そういうことのデ……

第189回国会 外交防衛委員会 第8号(2015/04/14、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今日は、四月の十三日から十七日まで、今ジュネーブで開催中の国連の自律型致死兵器システム、通称LAWSと言っておりますけれども、これに関する主要国会議、これに日本政府としてどういう形で取り組んでいるのかについて質問をしたいと思っています。  これまでの議論の中でも、日本の装備品あるいは最先端の技術を使って日本が自国の安全保障を高めると同時に海外にもそういった日本の技術を提供できる可能性があるわけですね。そういう先端技術の中で、やはりロボット技術というものは、日本が民生の分野でも一番世界から評価され、期待されている分野だと思います。また、先ほどの質問の中……

第189回国会 外交防衛委員会 第10号(2015/04/23、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  中谷防衛大臣にまず、このところ、緊急発進、スクランブルの回数が急激に増えていますよね。昨年度九百四十三回、これは冷戦期を含めて史上二番目に多くの緊急発進がある。これはやっぱり一日に換算すると、二回、三回もロシア、中国、異常接近している。  これはどういった背景があると分析されているのか。これまでのいろんな飛行パターン、日時、そういったものを検討されていると思うんですけれども、そういうところから読み取れる中国やロシアの意図について、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 領空侵犯には至っていないということのようですけれども、しかしこれだけ頻繁に、偵……

第189回国会 外交防衛委員会 第11号(2015/05/07、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、岸田外務大臣に基本的なお考えをお聞かせいただきたいと思います。  我が国は、二〇一三年のCOP19で攻めの地球温暖化外交戦略というのを華々しく打ち上げましたですよね。あれ以来、特別気候変動基金ですとか後発開発途上国基金ですとかあるいは京都議定書の下で採択されている適応基金ですとか、今回、緑の気候基金、様々な地球上のそういう課題に対して日本が積極的に外交戦略の一環として取り組むということは、とても日本の外交にとっては貴重なツールだと思います。  しかし、たくさんの基金がこれまでできていますよね。また今回、緑の気候基金。各々で、基金と日本との関わり……

第189回国会 外交防衛委員会 第14号(2015/05/19、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、中谷大臣に、先日、五月の十二日に南シナ海を舞台にして日本とフィリピン初の海洋合同演習が行われました。マニラの新聞等ではかなり大きく報道されていまして、日本の「はるさめ」ですとか「あまぎり」という自衛艦がフィリピンの軍艦と共同演習を行ったと。  こういった海外での言わば海上輸送路の安全を確保するための合同演習というのはフィリピンとの間では初めてのことだと承知しておりますが、一体どのような成果が得られたものなのか、また、どこで具体的にどのような合同演習が行われたのか、フィリピン側からどのような部隊が参加したのか。そういうことについて概略、御紹介いた……

第189回国会 外交防衛委員会 第15号(2015/05/21、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  外務大臣にいろいろとお聞きしたいと思います。  今ずっと話題になりました小規模の金の採掘に関して、やっぱり水銀アマルガム法ですね、ASGM、これが、さっきの猪木議員の写真にもありましたように、途上国を中心にして幅広く採用されている。一説によれば、七十か国以上で一千万人から一千五百万人もの人たちがこういう危険にさらされながら労働に従事していると。しかも、その中には四百五十万人の女性と百万人を超える子供たちがこういう危険な現場で作業に従事している。これは、人道的な観点からも大変大きな問題だと思うんですよね。  日本がこの水俣条約を通じてこういう問題に取り……

第189回国会 外交防衛委員会 第16号(2015/05/26、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  中谷防衛大臣に、今回の防衛装備庁の発足に当たって、やはり同盟国との間の技術の共同開発、あるいはそれに基づく日本発の防衛技術、装備品といったものが海外にもしっかりと波及していく、そういうことを後押しできるような仕掛けにしなければならないと思っています。  そういう観点で、今回の防衛装備庁が新しくできることに伴って、アメリカの似たような使命を持っている機関との協力体制、例えばDCMAあるいはIDA、そしてまたもっと広く言うとDARPAですよね、先端技術開発庁、そういったところとはこれまでも日本との間で様々な人的交流や技術の交流はあったと思うんですけれども……

第189回国会 外交防衛委員会 第17号(2015/05/28、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  渡部参考人と佐藤参考人に主としてお考えをお聞かせいただきたいと思います。  防衛装備庁ですとか今の安保法制とかいろいろと議論をする中で、日本を取り巻く安全保障の環境が劇的に変化しているということがよく言われます。ただ、私は、日本を取り巻く安全保障の環境の変化だけではなくて、我々人間一人一人の生命といったものを取り巻く環境がもっともっと大きく変化しているんじゃないかと思っているんです。自然災害もそうですし、様々な伝染病あるいは宗教、人心の荒廃、そういったことが新たな対立や紛争の原因になっている。  ですから、北朝鮮が日本にミサイルを発射してくるだろうと……

第189回国会 外交防衛委員会 第18号(2015/06/02、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  中谷大臣、シンガポールでのシャングリラ、大変御苦労さまでした。現地からの報道を見ていても、次々と、アメリカ、オーストラリア、日本、三か国の防衛大臣協議とか、あるいは二国間、様々な協議で日本がどういう形でこの東アジア、アジア全体の安全保障の確立に貢献できるか、いろいろと熱心な議論をされてきた。大変、脅威をどうやって封じ込めるかということで、日本の役割がますます期待されていると思うんです。  そんな中で、中国が例の南シナ海の岩礁の埋立て、これをめぐって、本当に全世界対中国というような感じで言葉のミサイルが飛び交いましたですよね。もうほとんどの国の代表は、……

第189回国会 外交防衛委員会 第19号(2015/06/04、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  本日は、岸田外務大臣、今回のシリアでの邦人殺害テロに関する検証の報告ということを聞かせていただきました。こういうことが二度と起こってほしくないと皆思うんですけれども、現実には、テロの脅威というのはますます増大しているんじゃないかと思っています。  この最後のところでも、外務省としての取組、在外邦人の安全確保及び国際的なテロ対策の取組に万全を期していきたいということを結論として述べておられますが、日本人だけがテロの犠牲になっているわけではありませんよね。元々、なぜ今話題になっているISILあるいはその他もろもろのテロ組織がこれだけ世界を震撼、奈落の底に……

第189回国会 外交防衛委員会 第20号(2015/06/09、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、岸田外務大臣に、この週末の、安倍総理、日本の総理として初めてウクライナを訪問され、その後G7にも参加されました。このG7でも、ウクライナの問題が中国の南シナ海での岩礁の軍事基地化とともに大きなテーマになったと報道されているんですけれども、外務大臣として、今回の総理のウクライナ訪問とG7についての評価、成果について、簡単に御報告お願いしたいと思います。
【次の発言】 まず、そのウクライナの情勢について更にちょっと確認したいんですけれども、ちょうど総理がウクライナに滞在中、六月六日、ウクライナの首都キエフで三千人を超す大規模な反政府デモが展開された……

第189回国会 外交防衛委員会 第21号(2015/06/11、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  本日は、特に中国と環境問題をどういう形で取り組むのかということについて、外務大臣もそうですけれども、農水や環境省の方からも御説明をいただければと思います。  先月、私、中国へ行ってまいりまして、ちょうど自民党の二階総務会長が三千人を引き連れて行かれたときでございました。同じ時期に中国の環境保護省の方々と意見交換をし、やはり今、中国の習近平政権にとって最大の悩みの種は環境問題。大気汚染、土壌汚染、そしてまた水の汚染、これが中国人の生命、健康ということに大きな影響を及ぼしていると。もちろん、中国からのPM二・五、黄砂、酸性降下物、日本にも押し寄せてきてい……

第189回国会 外交防衛委員会 第22号(2015/06/16、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  特許法と商標法に関して、これは今三十六か国ぐらいですか、締結しているのは。今世界最大の特許申請大国というのは中国ですよね。また、日本の企業も今二万社以上が中国で様々なビジネスに従事しています。その中で、日本の企業のいろんな心配事の一つが、日本から工場を中国に移転した場合、日本の技術が、特許権が侵害されるということ、これが最大の頭痛の種になっているわけで、これまで様々な問題が起こっていました。  今回、特許法は申請等がしやすくなるように国際的な調和を図るということなんですけれども、その調和を乱すような行為を平然と行う国があるという現実を前にして、特許法……

第189回国会 外交防衛委員会 第23号(2015/08/27、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今日は、中谷大臣、岸田大臣、また政府参考人の方々に日本を取り巻く安全保障の環境について、中国、インド、ロシアの動きに焦点を当てて質問をさせていただきたいと思います。  まず、中国とインドとの関係なんですけれども、ちょうど本年十月にインドのベンガル湾、ここの部隊で共同演習、マラバール、これは日本とアメリカとインド、三か国が共同の軍事演習を行うということが言われています。  インド洋、これは南シナ海、東シナ海と同様に、日本にとってもシーレーン上極めて重要な通航路だと思うんですけれども、ここでやっぱり中国の動きを牽制する、日本とアメリカとインドが協力して、……

第189回国会 外交防衛委員会 第25号(2015/09/10、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今日は、カザフスタン、ウクライナ、カタールとの間の投資協定と租税協定に関して、質問を主として岸田外務大臣にさせていただきたいと思っています。  まず最初、カザフスタンですけれども、ナザルバエフ大統領が大変長期にわたって国内の経済発展に様々な成果を上げておられます。特に、当初は、二〇三〇年までのカザフスタン国家発展戦略、これが順調に推移した結果、今では二〇五〇年をターゲットとする戦略、これがどんどんどんどん前倒しで実行されている。特に、我が国の技術ですとか経験が生かせる分野も多々ある。  同国は七つの優先分野を掲げて、日本に対する協力の要請も度々行われ……

第189回国会 内閣委員会 第20号(2015/08/25、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  いろんな政党がありますけれども、女性局長を男性が務めている政党は珍しいんじゃないかと思いますが、私、次世代の党の女性局長を務めさせていただいております。やはり、男性、女性が力を合わせるということで日本経済ももっともっと発展すると思うからこそでありますが。  今、アメリカで大統領選挙、なかなかにぎにぎしいんですけれども、民主党のヒラリー・クリントン候補が民主党の中ではトップを走っていますよね。彼女が、この間というかちょっと前ですけれども、女性と経済サミット、これに出席されたときの、日本の女性労働力率が男性並みに上昇すれば日本のGDPは一六%以上上がると……

第189回国会 内閣委員会 第21号(2015/08/27、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  マイナンバー、いろんな経済的な効果もあるし、利便性が高まると同時に、様々な情報漏えいに対するリスク対策ということも欠かせないと思っています。  そういう観点で、いわゆるICカードですよね、マイナンバーの、これ一枚発行するのに大体千円ぐらいということを聞いているんですけれども、紛失したり漏えいした場合に再発行する場合のコスト、これは、ただ単に千円掛けて新しいICカードを発行するだけではなくて、再発行に伴う輸送費あるいは様々な通信費、人件費、そういうものを勘案しますと、一枚再発行するのに三千円ぐらい、数千円掛かるというような気がするんですけれども、その辺……

第189回国会 予算委員会 第9号(2015/03/19、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党、浜田和幸です。  最初に、岸田外務大臣に。  チュニジアで三人の日本人が殺害され、負傷者も出ているということなんですけれども、シリアでのああいう事件の後、ISの動きについての情報収集、これに何か不足があったんではないかと。  と申しますのは、ISは地中海周辺の国々、そして地中海周辺の国々の国民をターゲットにするんだと。なかんずくチュニジアというのは、あの地域の中では唯一例外的にアラブの春以降順調な経済発展をしているわけですよね。彼らからすると、テロ集団からすると、余り面白くない。  日本もチュニジアのために様々な経済支援、技術支援をしている。また、例のアラブの春以降の……

第189回国会 予算委員会 第10号(2015/03/20、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  総理におかれましては、一昨日は早稲田大学でケネディ元大統領のシンポジウム、御参加いただいて、大変すばらしいスピーチをしていただきました。中国、韓国、アジアの人たちと一緒になって、夢の見れるような国を日本がつくるんだと、そういうお話をされました。  じゃ、具体的にどのような構想をお持ちなのか、まずはお聞かせいただきたい。
【次の発言】 そういう観点で、外国人技能実習生、おっしゃるように、中国、ベトナム、フィリピン、御三家ですよね。今、我が国にも二十万人近くのそういうアジアの国々の若い人たちが、日本で技能を身に付けて、各々の国に帰って、自分たちの国の国づ……

第190回国会 外交防衛委員会 第1号(2016/01/19、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 次世代の党を改めまして、日本のこころを大切にする党の浜田でございます。  今日は、今、南シナ海で着々と中国が岩礁の埋立て、軍事基地化を進めております。それに関連して、この南シナ海の領有権を主張している国々、ベトナムですとかフィリピンですとかいろいろとありますよね。そういった国々に対して中国が様々な形でサイバー攻撃を仕掛けている、そういう報道が相次いでいます。  アメリカの大手のセキュリティー対策ソフト会社によりますと、過去十年間にわたって東南アジアの国々の政府、軍及び企業をターゲットにしたハッカーグループによる攻撃が急速に増えていると、そういった攻撃に使われているソフトウエアが中……

第190回国会 外交防衛委員会 第4号(2016/03/10、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころの浜田和幸です。  まず最初に、技能実習生の失踪問題についてお尋ねしたいと思います。  我が国はいろんなところで今労働力不足ということが言われていますし、また途上国からは、日本の先進技術を学んで自国の国づくりに役立てたい、そういう意味で技能実習生を二十万人ほど受け入れていますよね。ところが、昨年、日本にせっかくやってきた外国人技能実習生で失踪をした人数が五千八百人を超えたという、十八万人来たうち五千八百人もがいなくなってしまった。これはこの制度そのものに重大な問題があると思わざるを得ないんですね。何が原因でこういうことになってしまったのか。  また、こういうことが積み……

第190回国会 外交防衛委員会 第6号(2016/03/22、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころの浜田和幸です。  外務大臣、今度インドで四番目になる総領事館、ベンガルールで開設される動きですよね。インドというのは、人口の面でももう間もなく、二〇二〇年には中国を抜くことが確実視されています。巨大なマーケット、日本の企業にとっても人材の宝庫でもあるし、また日本製の商品やサービスの売り先としてもこれから大きく期待されているところであります。  そういう中で、インド政府は、モディ首相の下で、今まではルックイーストと言っていたのが、アクトイーストという方向を掲げて、特に日本との関係を極めて強化したいということを積極的に打ち出されていますよね。その象徴的な政策がビジョン二……

第190回国会 外交防衛委員会 第7号(2016/03/23、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころの浜田和幸です。  まず、尖閣に関する質問なんですけれども、三月十九日付けのロシアのスプートニクというネット配信を読みますと、在ワシントンの我が国の駐在武官の山本雅史氏が、尖閣諸島に中国人の漁民を装った軍人が上陸したという証拠を入手している、アメリカともそういう情報を共有しているという趣旨のインタビュー、ディフェンス・ニュースに出たものが若干、何というかな、補足情報とともに掲載されていました。  そういうまず事実があったのかどうか、また、もしそういう事実がないにもかかわらず、そういう情報が日本のワシントン駐在武官の発言として世界に配信されているとなると、これはゆゆしい……

第190回国会 外交防衛委員会 第10号(2016/03/31、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころの浜田和幸です。  冒頭、岸田外務大臣に、先週のこの委員会で、ワシントンの駐在武官の山本氏が尖閣に漁民を装った中国の解放軍が上陸している証拠があるということを発言されたということがロシアのスプートニクに出ていた、御確認いただいて山本武官はそういう発言はしていないと。そこで、ですからスプートニクに対しては訂正を申し入れるということをおっしゃっていただきました。  今朝、スプートニク確認してきたんですけれども、相変わらず訂正がなされておりませんので、是非引き続き強力な訂正要請をしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。

第190回国会 外交防衛委員会 第12号(2016/04/14、23期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 無所属になりました浜田和幸です。  今日は、カンボジアとラオスとの航空協定、これが日本にとっても、ASEAN、なかんずくこの二か国にとって、経済面でも、文化あるいは教育、あらゆる面で相互理解が深まるような追い風となる、そういう観点で幾つか質問をと思っています。  まず、二年前にカンボジアの女流映画監督の「ラストリール」という映画が制作されまして、六本木の国際映画祭で金賞を受賞し、日本の国際交流基金が特別賞を与えたこの映画、外務大臣は御覧になったことがありますか。
【次の発言】 この映画、いわゆるカンボジアのポル・ポト政権時代の弾圧、いわゆる知識階層と言われる人たちが何十万人と虐殺……

第190回国会 外交防衛委員会 第14号(2016/04/21、23期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 会派に属さない浜田和幸です。  今日は、フィリピンとの社会保障協定に関連してフィリピンと日本との関係全般について、主として岸田大臣に質問をさせていただきたいと思います。  まず、フィリピンの人で日本に在留している人が二十三万人、そのうち、今回九州の大地震、熊本地方だけで千人を超えるフィリピンの方々が被災されたり厳しい状況に置かれているんですね。もちろん日本人の人も大変ですけれども、外国から日本に来ている人で言葉の面ですとかいろんなハンディがある人たち、そういう人たちに対する情報の提供、どこに行けば水が手に入るのか、どこに行けば必要な生活物資が入手できるのか、その辺り、在日の外国人……

第190回国会 外交防衛委員会 第15号(2016/04/28、23期、おおさか維新の会)

○浜田和幸君 会派に属さない浜田和幸ですが、最初に岸田外務大臣に、新しい外交戦略として防災ですとか災害時のときの緊急援助といったことも、今、熊本、九州で日本が世界各国から支援を得ている、五年前の東日本でもそうでしたですよね。  見渡すと、ちょうど今、ロシアのクリュチェフスカヤソプカ、こちらはシベリアにあるんですけれども、アジアでも最大の火山、これが噴火をしている状況があります。日本ではほとんど報道されていませんけれども、オホーツク海から太平洋に向かって火山灰が吹き荒れているという状況で、もし風向きが変われば日本にも大きな影響が及ぶ可能性があると思われます。また、ちょうど九州での地震が起こったと……

第190回国会 外交防衛委員会 第16号(2016/05/10、23期、おおさか維新の会)

○浜田和幸君 おおさか維新の会に移籍をしました浜田和幸です。  今日はオマーンとイランとの投資協定なんですけれども、特にイランに関しては、マーケットとしても八千万人近い人口を抱えて、日本にとってもとても大きな潜在的な関係を強化する必要性があると思っています。そういう観点で、イランにおける日本に対する関心の高さ、これを象徴する事例の一つが、忍者のブームがこの三年近くイランの中で特に女性の関心を集めているということが報道されているんですね。  今日は山田政務官にもお越しいただいて、その女性が、特にイランのああいうイスラムの世界の中で、日本の特に忍者という文化あるいは武術を通じて肉体と精神のバランス……

第190回国会 外交防衛委員会 第17号(2016/05/12、23期、おおさか維新の会)

○浜田和幸君 おおさか維新の会の浜田和幸です。  イラン受刑者の移送に関する条約ということなので、まず、イラン人で今現在日本に服役中というかそういう人たちが一体どういう事犯、どういう理由で拘束されているのか、その辺りを御説明いただいて、聞くところによりますと、このイラン人の受刑者のうちほぼ九〇%以上は覚せい剤取締法違反ということですよね。そういう状況にあるということは、何らかの形で日本の国内の組織犯罪というかいわゆる暴力団、そういうところとの恐らく緊密な関係があって、イラン人がアフガンからの麻薬ですとかそういうものを日本に持ち込んで、その売買、密売ということに関わっているという具合に想像される……

第190回国会 外交防衛委員会 第18号(2016/05/19、23期、おおさか維新の会)

○浜田和幸君 おおさか維新の会の浜田和幸です。  今月の十七日にペルーでTPPの閣僚会合が開かれました。今日は、TPPの今後の見通しについて質問をさせていただきたいと思っています。  まず、TPPというと、やっぱり経済的な規模でいくとアメリカと日本が最大の規模を誇っているわけですけれども、肝腎のアメリカのTPPへの向き合い方というのが、今進行中の大統領選挙の中でも、共和党の指名を確実にしたトランプさんも、こんなTPPなんかではとてもじゃないけれども承認できない、また、ヒラリー・クリントン候補も、国務長官の頃には日本にも頻繁に来られて、岸田外務大臣ともいろいろと交渉を進められたときにはTPP進め……

第190回国会 外交防衛委員会 第19号(2016/05/24、23期、おおさか維新の会)

○浜田和幸君 おおさか維新の浜田和幸です。  昨日、インドのスリハリコタで再生利用の例のロケットの打ち上げ、成功をしたというのが大きなニュースで流れてきています。我が国との間でインドは、特に戦略的なグローバルパートナーシップ、首相同士の間の緊密な関係もあって、これからますますこの租税条約改定によって両国間の通商経済関係が、また人事の往来というんでしょうか、特にインドの若年層に対する雇用の確保という点でもこの協定の意味は大きいと思います。  そういう観点で、日本とインドは特別な戦略的グローバルパートナーシップに向けた東京宣言もこれは二〇一四年公表しているわけでありますけれども、そういう中で、これ……

第190回国会 予算委員会 第9号(2016/03/04、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころを大切にする党、浜田和幸です。  今日は、主として岸田外務大臣に、日本の外交あるいは経済、通商政策にとって大事な隣国である中国との関係について、二点に絞って質問をさせていただきたいと思います。  第一点は、中国だけではないんですけれども、途上国から技能実習生、もう年間二十万人を超える方々が、今までは三年だったのが五年の任期で日本に来られて、日本の進んだ技術を学んで、本国に帰って自国の経済発展のために役立てる、これは日本外交にとってとても大きな力だと思うんです。  ところが、中国からの実習生を含めて、彼らが研修、実習が終わって感想文を書いているんですけれども、そういうも……

第190回国会 予算委員会 第19号(2016/03/28、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころを大切にする党の浜田和幸です。  安倍総理、四年後に迫った東京オリンピック、総理はオリパラ推進本部長でもおられますので、是非、東京オリンピック・パラリンピックが成功するために、幾つか総理のお考えをお聞かせいただきたいと思っています。  まず第一は、選手村、ここで提供される食材についての質問であります。  御承知のように、世界二百四の国・地域から一万五千人を超える選手、日本にやってくるわけですよね。やはり、日本が誇る和食、特にオーガニックの食材、そういったものを選手に提供することで、和食のすばらしさということを世界中の選手団に楽しんでいただく、それがいい結果につながれば……



各種会議発言一覧(参議院)

22期(2010/07/11〜)

第177回国会 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第1号(2011/02/16、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 沖先生に質問をさせていただきたいんですけれども、先生のお配りいただいた資料の、これは、なぜ今水問題なのかというところですね、五ページ目ですかね、ここで金融、ビジネスチャンス、水ファンド、水ビジネスへの投資呼び込みということが述べられております。  実は、この一月の末に菅総理がスイスのダボスに行かれて、平成の開国の演説をされました。二年前からダボスではこの水問題をいろいろと大きなテーマとして取り上げていますよね。それで、ファンドにとっても食料と同時に水がいかに重要か、ジョージ・ソロスさんとも菅総理は個別に会談をされて、官邸のホームページを見ると随分そのことが取り上げられておりました……

第177回国会 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第2号(2011/02/23、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 ありがとうございました。  吉村参考人に一つお伺いしたいんですけれども、今盛んに環太平洋戦略的経済連携協定、TPPですね、この中にも水の問題が含まれているわけですよね。  そこで、今、吉村参考人が作っていただいた資料で、世界水ビジネスを狙う巨大企業、アメリカのゼネラル・エレクトリックだとかIBMのお話をされましたよね。こういうところが日本のあるいはアジアの水ビジネスに、これからアメリカという国のバック、アメリカの水のシステムを、あるいはそのビジネスモデルをどんどん売り込んでくる。そういうことに対して、例えばP4のシンガポールなんかは、これはとんでもないことだと、自分たちの水という……

第177回国会 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第4号(2011/05/18、22期、自由民主党)

○浜田和幸君 ありがとうございました。  星先生に一つ。瓦れきの処理で現地は大変困っています。瓦れきを燃やして発電にする、そういう話もあるんですけれども、放射能汚染の瓦れきを燃やしてガス化するということに関して何か問題があるのかどうか。アメリカの方ではそういうケースが幾つか報道されているようですし、インドでの大地震、大津波の後も、そういう瓦れきの処理のとき燃やして発電しているという話も聞いているんですけれども、今回、日本の場合、東北の場合にそういうことが可能かどうか。  それと鈴木先生に、さっきのプルシアンブルーの話が出ましたけれども、これもやっぱりネット上で、これが人体、牛だけではなくて人体……

第183回国会 経済産業委員会、財政金融委員会、消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(2013/05/31、22期、各派に属しない議員)

○浜田和幸君 無所属の浜田和幸でございます。  今日は、消費税の転嫁対策法案につきまして、その関連の中で還付金制度について麻生大臣並びに財務省の方々に質問をさせていただきたいと思います。  税金というのは、やっぱり払える能力のある、そういう方々にきちんと払ってもらうというのが大原則だと思います。ところが、事、消費税に関して言いますと、払える能力があるにもかかわらず全く消費税を完全に免除されている、その上、輸出補助金という名前の還付金を受け取っている企業もたくさんあります。一例を申しますと、昨年度のケースでいきますと、トヨタ自動車は千七百億円の輸出補助金を受け取っております。これだけ円安、そして……

第183回国会 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第1号(2013/02/06、22期、国民新党)

○浜田和幸君 ありがとうございます。  国交省の山崎次長に一つお伺いしたいのは、津波の発生した際の小型の救助艇というか、この間、去年ですね、高知の方でデモをされました、あの試作機を、あれを見せていただいて気になったのは、収容できる人数が大変少ないということがちょっと気になって、やはりもう少し大人数を収容できるような、言ってみれば現代のノアの箱船のようなものを造っておかないと大きな地震、津波のときには救難の役目を果たさないんじゃないかと思うんですけれども、地元の東北の方の小型の造船会社の人たちに聞くと、五百人ぐらいが入れるような、ふだんは商店であったり地域の人の集会場に使えるような、そういうトレ……

第183回国会 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第2号(2013/02/27、22期、国民新党)

○浜田和幸君 三人の参考人の先生方、ありがとうございました。  日本でいろいろと話題になっているナノバブル水、これマスコミでも大きく取り上げられていますし、日本からタンカーで日本近海の海水を積んで、中東に油を取りに行くときの喫水線を下げるために、移動中にナノバブルの力で海水を淡水化して向こうで石油の代金を日本製の水で払うというような構想も一時随分もてはやされた時期があるんですけれども、このナノバブル水というものの実際の力というのか、本当にそういうような力を秘めた魔法の水なのか、あるいはそういうものが実際に途上国においてどういうような日本の援助外交の武器として使えるものなのか。  その前に、日本……

第183回国会 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第3号(2013/03/07、22期、国民新党)

○浜田和幸君 ありがとうございました。  私の方は、大垣参考人に一つ、栗原参考人に二つ質問させていただきたいと思います。  大垣参考人には、このいただいた資料の中の海外フィールド分布図の中で、ベトナムに対する二十一世紀型都市水循環、さっきは時間がなかったのではしょられたと思うんですけれども、今年は日本とベトナムの国交樹立四十周年という記念すべき年で今様々な協力案件が出ています。ちょっと具体的にこのベトナムとの案件について御説明をいただけますか。
【次の発言】 分かりました。  私、例のその鉄凝集剤、ポリシリカ鉄凝集剤、PSIを栗原参考人が以前からいろいろと研究されているということを承知しており……

第183回国会 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第4号(2013/03/13、22期、国民新党)

○浜田和幸君 ありがとうございました。  経産省と外務省にお聞きしたいと思います。  まず、経産省の資料の四枚目に、官民連携した国際プロジェクトということで、資源獲得と連動したプロジェクトを実施するとありまして、これは大変日本にとっては重要な視点だと思います。  それで、具体的な例として、十五、十六ページに、アルゼンチンのリチウム資源開発、それとこの水処理、これを一体化させるということで事例が出ていますが、この十六ページの事例を見ますと、豊田通商が豪州の企業とアルゼンチンで合弁会社を設立して、初めてリチウム資源開発の権益を日本企業が獲得できたと、こうなっていますが、その次の段で、取引が可能にな……


23期(2013/07/21〜)

第185回国会 国の統治機構に関する調査会 第2号(2013/11/27、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  いろいろと貴重な御意見を聞かせていただいて、いろいろと考えさせられました。やはり日本の政治が強い指導力を持って展開していくためには、法律をきっちりと議論した上で決めるというプロセスがとても大事だと思うんですね。そのプロセスの中で、日々我々は経験しているんですけれども、各々の議員がいろんな法案に対してどこまで十分な理解を持って投票行動に臨んでいるのか、極めておぼつかない部分があるように感じています。やはり、党議拘束というものの中で、ある意味では安易に採決に臨むという傾向もなきにしもあらず。  そういった弊害を乗り越えるに当たっては、私は、アメ……

第186回国会 憲法審査会 第1号(2014/02/26、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革及び無所属の会の浜田和幸です。  人間でも、六十年過ぎて七十近くなると、体が大分がたがたしてくるものだと思います。日本国憲法もアンチエージングが必要ではないかと思います。  確かに、この憲法が成立した過程においてはマッカーサー、GHQの支配下にあったという面はありますが、そういう戦争に負けた、敗戦した日本においてこういうアメリカ式の言わば価値観を押し付けられた、それは否めない事実だと思いますが、戦後、我々日本人は、そういう厳しい環境にあっても、創造力と先進的な技術開発等を通じて今日世界に誇るべき平和と安定の国を築いてきているわけですね。  また、日本国が世界の平和のために……

第186回国会 憲法審査会 第4号(2014/05/26、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  四人の参考人の皆さん方に大変貴重な御意見を頂戴して、ありがとうございました。  まず、小川参考人の疑うことの大切さということに私は大変心を動かされました。この七ページに、小川参考人は、本当のことは常に隠れている、私たちはついつい人から聞いたことや実際に見たものをそのまま本当のことと信じ込んでしまいます、でも、大抵それはうそなのです、これは人間の弱さや未熟さが関係していますと、こういう極めて強い確信に満ちた表現で、我々が今目の前で見ている現実と信じ込まされていることも、本当はいかにそれが欺瞞に満ちたものか、うそで塗り固められた世界なのか、そう……

第186回国会 憲法審査会 第5号(2014/05/28、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  今までかなり技術的な問題というか課題がずっと議論されてきましたので、若干、基本的な憲法、これをどういう形で日本の国力の増進につなげるかという観点で発議者の、特に船田議員のお考えを聞かせていただきたいと思います。  今、我が国はやはり様々な意味で課題、困難に直面していますよね。エネルギーの問題にしても人口の問題にしても様々です。食料の問題も。ただ、一番基本的な深刻な問題は、日本人の人口がどんどんどんどん減少し始めている、このままいけば、百年たてば半分、千年たてば一人もいなくなってしまう。そういう日本が生存するか消滅するか、そういう危機的状況を……

第186回国会 憲法審査会 第7号(2014/06/04、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  まず、大西参考人にお伺いしたいと思います。  大西参考人の事前の資料、今我が国はグローバライゼーション、この急速な流れの中に取り込まれている、そういう大きな国際社会の変化というものが我が国の憲法にも何らかの影響をすることは当然避けられないだろうという指摘がございました。具体的にはどういう国際化の波が日本国憲法の中に今後反映されるべきとお考えなのでしょうか。  例えば、今我が国は人口減少化を迎えております。この状況を打破するためには、外国人の移民ですとかあるいは外国人労働者の帰化ですとか受入れ、そういうことを考えなければ日本という国自体が存立……

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第1号(2014/02/19、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革と無所属の会を代表して、野中先生に幾つか質問をさせていただきたいと思います。  内閣の在り方ということなんですけれども、やはり今の日本の置かれている、特にアジアの近隣諸国との関係を考えた場合に、中国、そして北朝鮮、またロシアといったところとどう向き合うかということは、内閣にとっても、また総理にとっても一番重要な外交活動だと思うんですね。  野中先生、北朝鮮や中国とも様々な交わりを重ねてこられた、そういう御経験に基づいて、今もし野中先生が総理の立場でおられれば、どういった関係打開に向けた動きをすることが日本の国益にかなうとお考えでしょうか。お聞かせいただければと思います。

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第2号(2014/04/02、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  石原参考人に幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、冒頭のお話の中でもございました日米構造協議を振り返って、当時大変取りまとめに苦労されたと。参考人の当時の回顧録を読ませていただきますと、業界、日本のですね、大変な強い反対があったと、日本の各役所もこれに反対だったと。特に外務省が力不足というか、各省の説得が全然できなかったということをおっしゃっていて、実質、石原参考人が責任者になって各省それぞれを説得して構造協議の取りまとめをしましたということを述べておられます。  それで、私、なぜ我が国の外務省が各省の取りまとめができなかった……

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第3号(2014/04/09、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会、浜田和幸です。  まず、山下参考人にお伺いしたいんですけれども、冒頭御紹介いただきました行政監視と視察の報告書を読ませていただきまして、その中で私にとってはとても印象深かったのが、二〇〇八年の十一月五日に関東農政局を視察をされた報告が出ておりました。  当時は事故米で大変世間が騒がされていた状況でありますけれども、この事故米の問題ですね、食糧法ですとか農産物検査法といった関連した法案がありながら、そういった法律が現場では誠実に執行されなかったと、そういうことが大変その問題を大きくしたという指摘をされています。こういう問題を防ぐためには、一つには現場の公務員の……

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第5号(2014/05/21、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、意見表明をさせていただきたいと思います。  今回のこの調査会は、時代の変化に対応した国の統治機構の在り方を真摯に議論する。その中で、時代の変化というものはどういう具合に我々が受け止めるべきなのか。  やはり一つには、グローバル化、日本だけで安穏とした、そういう状況ではもうない。環境問題あるいは人口問題、エネルギー問題、食料問題、どれ一つ取っても、やっぱり日本が世界とどう向き合っていくのか、そういう発想でこの内閣の機能も強化する、その必要があると思うんですね。そういう観点で、じゃ、果たして今の内閣の情報収集能力、あるいはそれを反映した政策の遂行能力と……

第186回国会 予算委員会公聴会 第1号(2014/03/13、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、西公述人と阪田公述人に若干質問をさせていただきたいと思います。  西先生の、私、ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラムに関する論文を読ませていただいて、大変、占領軍が日本人の戦争に関する贖罪意識を植え込むという、言ってみれば現代の情報戦のはしりのような受け止め方ができると思うんですね。  要するに、あの戦争がいかに日本の軍国主義によって引き起こされたということを植え付けるための様々な広報活動をされたということをいろいろと裏付けられているんですけれども、この総仕上げが東京裁判であり、ある意味では今の日本国憲法にもそういうGHQの戦略というもの……

第187回国会 憲法審査会 第2号(2014/10/22、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、憲法に対する考え方を若干表明させていただきたいと思います。  我が国の憲法、最高法規として世界に誇るべき平和主義を貫いています。そういう意味では、大変貴重な精神的な要素がある。しかしながら、この世界に誇るべき平和憲法の精神は引き継ぐ必要があると思いますけれども、我々が今直面している大きな時代の変化、そしてまた国際情勢の変動等を考えますと、やはりもう少し柔軟な発想で我が国の憲法の在り方というものは議論すべき、そういう時代に掛かっていると思います。  今までの議論の中で、例えば我が国が攻撃を受けているときに反撃できるかどうか、そのことがきちんと明示され……

第187回国会 憲法審査会 第3号(2014/11/12、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会を代表して、憲法並びに参議院に対する考え方、意見表明したいと思います。  憲法もやはり生きている生命体ではないかと思います。その時々の環境の変化にどれだけ対応して生命力を維持し、長くその生命を維持できるかどうかということが極めて問われていると思うんですね。病気になったり、けがをしたり、その時々にどういうような措置をしていくのか。いろいろと本日の議論を聞いていますと、元々この憲法が生まれたときから大変な難産であった、あるいは意図的な病原菌を植え付けられていたのではないかと、そういう観点の下で、当然日本人の手による日本人のふさわしい憲法をつくるべきだ。基本的には私……

第187回国会 国の統治機構に関する調査会 第2号(2014/11/05、23期、新党改革・無所属の会)

○浜田和幸君 新党改革・無所属の会の浜田和幸です。  国と地方との関係を考えたときに、今も議論がありましたけれども、国は国ができることだけに集中すべき、例えば外交ですとか防衛ですとかとは言うんですが、実際、私、例えば鳥取県の状況を御紹介しますと、環日本海経済圏構想という中で、ロシア、韓国、そして鳥取県の境港を結ぶ外国船、クルーズDBSを運航しておりまして、地方が果たすべき外交ですとか貿易ですとか、そういう面での魅力あるいは可能性というものはもっともっと研究される、そしてまた国もそれを応援する、そういう余地があると思います。  例えば、ウラジオストクには我々鳥取県は活動拠点を設けておりますけれど……

第189回国会 国際経済・外交に関する調査会 第2号(2015/03/04、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 ありがとうございます。  次世代の浜田和幸です。外務省に幾つか聞かせていただきたいと思います。  やっぱり、テロ対策ということがとても大きな課題になっていると思うんですけれども、今のいわゆるイスラム国ですね、ISIL、彼らが今支配している地域の中にも、日本の企業あるいは日本の企業が作った商品やサービスといったものがこのテロ組織の資金源になっている、そういう指摘がいろいろとなされているわけですね。例えばトヨタ自動車のトラック。ディーラーが向こうで、シリアあるいはイラクといったところで事業を展開してきたわけですけれども、そういうところを過激派組織が収奪して、そこからの利益を彼らの活動……

第189回国会 国際経済・外交に関する調査会 第3号(2015/04/15、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、石川参考人に、先ほど、冒頭、シェール革命の話と原油価格の下落について言及されましたが、この原油価格というのはやっぱり投機筋がかなり背後で動いているというのが一般的に言われていますよね。確かに二十ドル近く下がりましたけれども、また反転するということが言われていて、投資あるいは投機筋からすると、やっぱり乱高下することによって大きなうまみが生じるわけなんですね。そういう実際のニーズだとか埋蔵量とか関係ないところでの投機筋の動き、これについて日本が翻弄されている状況を何とか改革、対応策を考える場合にはどういうことが可能なのか。  また、このシェール革命……

第189回国会 国際経済・外交に関する調査会 第4号(2015/04/22、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  柴田参考人から質問をさせていただきたいと思います。  確かに、食糧がどんどん日本は生産力が少なくなっている。しかし一方で、植物工場とか海底、海洋牧場、要するに世界の最先端を行くような食糧の生産技術というものも日本は今盛んに進化させつつあるんですけれども、そういうものがもっともっと進んでいけば、今の食糧自給率あるいは自給力そのものが飛躍的に伸びるんではないかという気がするんですけれども、そういう植物工場や海底牧場の可能性、これについてはどういう具合に御覧になっていますか。
【次の発言】 ただ、今後の可能性としては、例えばいろんな栄養素を水耕栽培等を通じ……

第189回国会 国際経済・外交に関する調査会 第6号(2015/05/27、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、澁谷審議官に確認させていただきたいと思います。  このTPPの交渉のテキストについては、アメリカの議員の場合には、議会のビジターセンターの地下一階で、きちんとした監視の下であれば一章ごとにテキストを読むことができると。ただし、メモは取ってはいけない、そこで読んだことは外部では話してはいけない、そういう条件ですよね。そういう厳しい条件があるがゆえに、本来この協定に賛成をしている共和党の上院議員五十四名のうち、確認しましたら、たった二人しかこの協定の中身を読んでいない、セッションズ上院議員とリー上院議員。これで、二人の人が読んで、このTPPには賛成……

第189回国会 国際経済・外交に関する調査会 第7号(2015/06/10、23期、次世代の党)

○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  三人の参考人の方々、ありがとうございます。  まず、菅原参考人に。TPP、これが日本の立地競争力の向上、うまくいけばですね、日本を拠点とした事業活動の活性化。日本を拠点とするということは、別に日本の企業だけではなくて、今は海外の企業も日本市場、アジア市場ということでいろいろと日本市場には関心を持っているわけですから。  みずほ総研の立場として、いろんな日本の企業、特に中小企業に対するTPPのもたらすメリット、デメリットについてもいろんな機会にセミナー等を通じて疑問に答える、アドバイスをされていると思うんですが、そういう日本の今の中小企業の方々がこのT……

第190回国会 国際経済・外交に関する調査会 第1号(2016/02/10、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころを大切にする党に党名が変わりました、浜田和幸です。  ISDSについてまずお伺いしたいと思うんですけれども、先ほど澁谷審議官が、濫訴防止策をいろいろと取り組んでいるんだと、TPPで初めて試みられているそういう防止策もあるというお話をされました。具体的にはどの濫訴防止策がかつてない新しいTPPならではの防止策なのか、その点からまずお聞かせください。
【次の発言】 ありがとうございます。  それで、例えば日本の企業がこれまでISDS条項を使って言ってみれば権利を守ったケース、例えば、二〇〇六年の野村証券の子会社がこれはチェコの政府を訴えて賠償金を勝ち取りましたよね。とはい……

第190回国会 国際経済・外交に関する調査会 第2号(2016/02/17、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころ、浜田和幸です。  四人の参考人の皆さん、ありがとうございました。お一人ずつ、一つずつ質問をさせていただきたいと思います。  まず、阿部参考人ですけれども、やっぱり国連となると、日本にとっては旧敵国条項、この削除というのが長年の悲願だと思うんです。いろんな決意表明もされてきましたし、日本政府が努力もしてきました。しかし、なかなかこの旧敵国条項の削除に至らない。なぜこれだけ戦後七十年もたっているのにこの問題が克服できないのか、また克服するために何が今必要なのか、この点について。  そして、淺田参考人には、資料をいただくと、北朝鮮に対する経済制裁、これは決して万能薬ではな……

第190回国会 国際経済・外交に関する調査会 第3号(2016/02/24、23期、日本のこころを大切にする党)

○浜田和幸君 日本のこころ、浜田和幸です。  三人の参考人の方々、ありがとうございました。  お一人ずつ、一、二点、質問させてください。  まず、平田参考人なんですけれども、やはりCO2の排出量ということでいけば中国が最大の排出国で、やっぱり一番困っているのは地元中国の一般の人たちですよね。北京だけでも、三年前、百万人を超える奇形児が生まれている、そういう環境の劣悪さ。それをほっておけば政権の転覆にもつながる可能性もありますよね。  平田参考人、今日本で様々なネットワークの活動をされていて、そういう中国の今の国の政策を変えるためには、やはり中国の一般の大衆、民衆、NGOとの連携ということが欠か……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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