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平山佐知子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

平山佐知子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


24期各種会議発言TOP20
17位
24期各種会議出席(無役)TOP20
16位
24期各種会議発言(非役職)TOP20
17位

このページでは平山佐知子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。平山佐知子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

24期(2016/07/10〜)

第192回国会 経済産業委員会 第2号(2016/10/20、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 民進党・新緑風会の平山佐知子でございます。  今年七月の参議院選挙で静岡選挙区から、岩井先生と同じですけれども、静岡選挙区から今回初当選をさせていただきました。静岡県の地域の地元の皆様の声もしっかりと届けてまいりたいと思いますので、世耕大臣始め政府の皆様、そして小林委員長、先輩議員の皆様方、どうぞよろしくお願いいたします。  さて、皆様御存じのとおり、資源に乏しい我が国にとって、エネルギー政策はこの国の存亡にも関わる大変重要な課題であることは歴史上にも証明されているところであります。とりわけ、原子力政策については、二〇一一年三月に起きた東日本大震災によって多くの変革を余儀なくさ……

第192回国会 経済産業委員会 第6号(2016/12/01、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 民進党・新緑風会の平山佐知子でございます。  先ほど礒崎さんの方から、このカード取引の大変複雑な形態、それから調査義務などについて質問がありましたけれども、私は、クレジットカードを使う側、消費者の目線で、様々不安に思っていることなどをまた質問をさせていただきたいと思っております。  まず、カード発行会社に対する規制、特にカード発行会社から加盟店契約会社への苦情伝達、苦情処理について最初にお伺いしたいと思います。  消費者の苦情、私たちがもし何かあった場合は、まずはカードの発行会社に電話したり、そちらに届くことになると思います。オフアス取引におきましては、まずはそのカード発行会社……

第193回国会 経済産業委員会 第3号(2017/03/09、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 民進党・新緑風会の平山佐知子でございます。  まずは、通告はしていないんですけれども、やはり本題に入る前に、今国民の皆様が最も関心の高いというか、思っているものがありますので、森友問題について、一つお尋ねをしたいと思います。  昨日、衆議院の経済産業委員会で、安倍首相の昭恵夫人が森友学園が運営する塚本幼稚園を訪れた際に、経済産業省から官邸に出向されている二人が公務として同行されたということでした。  昭恵夫人が私的に行動されていることに国民の血税で歳費を支払われている国家公務員が随行するというのはやっぱりおかしいんじゃないでしょうか。この出張費は昭恵夫人が私費で負担をされたとい……

第193回国会 経済産業委員会 第7号(2017/04/25、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 よろしくお願いします。民進党・新緑風会の平山佐知子です。  先日は、委員の皆様方と福島第一原子力発電所を視察に行かせていただきました。改めて感謝を申し上げたいと思います。  そして、駅からバスで現地に向かったわけですが、先ほど青山委員のお話からもありましたように、最初は満開の桜を見ながら、いや、美しいなと車窓を楽しんでいたんですが、現地に近づくにつれ、やはり人がいない、全くいなくなった異様な雰囲気、あの美しい桜の風景を見た後だっただけに、その異様さが際立って、大変強く印象に残りました。改めて、この東日本大震災から六年がたった今もなお、生まれ育ったふるさとに帰ることができない人た……

第193回国会 経済産業委員会 第13号(2017/05/25、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 よろしくお願いいたします。民進党・新緑風会の平山佐知子でございます。  まずは、先日は、おとといですね、委員長を始め理事の皆様、多くの皆様の御配慮で埼玉県への視察に行かせていただきましたこと、誠にありがとうございました。先ほど吉川委員からもありましたけれども、日本にいながら世界一を目指すという突破力とか行動力、驚きましたし、それからまた、地域を牽引していくんだというその力強さとかそういうものを感じて、大変頼もしく、興味深く現場をしっかりと見させていただきました。その視察も踏まえて、今日は地域未来投資促進法案について質問をさせていただきたいと思います。  今回の法案は、平成二十八……

第193回国会 経済産業委員会 第14号(2017/05/30、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 おはようございます。民進党・新緑風会の平山佐知子です。  今日は、中小企業政策、それから地域産業政策を中心にお伺いをしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、いつも地元の話で恐縮なんですけれども、私の地元の静岡県ですが、大手、中堅の輸送機器ですとか電機、楽器などのメーカーが本社を置いて、それを支える中小企業や小規模事業者が多数存在する産業集積地でございます。その静岡県は、二〇一五年四月に官民共同で地域企業を支援する産業戦略推進センターのオープンイノベーション静岡を立ち上げました。このセンターの特徴は、中堅企業に着目して集中的に支援をするという点でございます。……

第193回国会 決算委員会 第3号(2017/04/03、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 民進党・新緑風会の平山佐知子です。  まずは、森友問題について経産大臣にお尋ねを申し上げます。  先日の経済産業委員会でお伺いをしたとき、大臣は、確かに安倍昭恵夫人には経済産業省から出向という形で職員が行っていますが、出向した後その二人がやっていることに関しては、内閣官房に聞いていただかないと、経産大臣としてはお答えしかねるとおっしゃっていました。  現在は、その方、経産省に戻ってきておられるということで間違いないでしょうか。
【次の発言】 私は、何も彼女を追い詰めるつもりも批判するつもりもありません。女性で、しかもノンキャリアでいらっしゃって、総理大臣夫人付きという大役を任せ……

第193回国会 決算委員会 第6号(2017/04/24、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 民進党・新緑風会の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、今月十二日の衆議院の厚生労働委員会で、介護保険関連法改正案の審議中に、我が党の柚木議員が、冒頭、森友学園の問題について質問したところ、これ法案審議の内容とは違うということで、与党は介護保険法改正案を強行採決されました。私は、これは議員の質問権の侵害だと思います。  私は昨年当選したばかりの一期生議員でございますけれども、ここにいらっしゃる委員の皆様方は恐らく、国民の声を代弁するんだと、国政に届けるんだという思いでここにいらっしゃると思います。私はまだ総理に直接質問をさせてもらう機会はございませんけれども……

第193回国会 決算委員会 第10号(2017/06/05、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 民進党・新緑風会の平山佐知子です。  冒頭、イギリス・ロンドンで起きたテロ事件に関して心よりお見舞いを申し上げるとともに、こうしたテロ行為は決して許してはならないということを強く抗議を申し上げます。  それでは、加計学園の問題について総理に伺います。  先週の金曜日、新たなメールが出てきました。文科省の専門教育課の担当者名で少なくとも十人以上にメールが送られたというものです。これまで、こうしたメールのほか、様々な文書、それから証言、次々と今出てきています。これ、総理が指示をした、関与したということがもう明らかになっているかと私は思うんですが、改めて、総理、今回の加計学園獣医学部……

第195回国会 国土交通委員会 第2号(2017/12/07、24期、国民の声)

○平山佐知子君 お願いいたします。国民の声の平山佐知子です。  早速質問に移らせていただきます。  大臣は所信の中で、既設ダムを徹底的に活用してダムの再生に取り組むとおっしゃっていましたので、今日はこのダムについて、そして海岸にスポットを当てて質問をさせていただきます。  まず、日本に数あるダムの中で、利水ダムを含めまして、現在国交省で堆砂を把握しているダムは幾つあり、またそのダムの平均的な経過年数と堆砂の割合、これはどのくらいであるのか、お答えをいただきます。
【次の発言】 ありがとうございます。平均で三八%というお答えをいただきました。  ダムの容量には、大体この百年の堆砂容量を見積もって……

第196回国会 決算委員会 第3号(2018/04/23、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  今日は、再生可能エネルギー、太陽光発電、それからメガソーラーを特に中心に、経済産業省にお話を伺っていきたいというふうに思います。  まずは、皆さんにお配りしております資料一を御覧ください。これは、二〇一五年に発表された長期エネルギーの需給見通しに二〇一七年九月時点の実績を加えたものです。  二〇三〇年の電源構成は、再生エネルギーの比率が二二%から二四%で、このうち太陽光発電は七%程度とされておりまして、これを達成するために必要な設備容量は六千四百万キロワットとなっています。二〇一七年九月時点での太陽光発電の導入量は四千二百三十八万キロワット、エネル……

第196回国会 決算委員会 第5号(2018/05/21、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  まずは、去年の決算委員会でも質問をさせていただいたんですけれども、トライアル雇用助成金についてお話を伺いたいと思います。  これは、母子家庭の母などに安定した職業に就いてもらおうということで、原則、三か月試行的に雇用する事業主に対して、対象者一人につき月額最大五万円を支給するというものです。  去年の決算委員会では、平成二十七年度の全国での実績が百十七人、全国で百十七人はちょっと少な過ぎるんじゃないかというふうに指摘をさせていただきまして、その際、当時の塩崎大臣からはこのような御答弁をいただきました。少ないという御評価はそれはそれで真摯に受け止めて……

第196回国会 決算委員会 第6号(2018/05/28、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  今日は文科省に質問をさせていただきます。  平成二十八年の国民生活基礎調査によりますと、日本の子供全体の貧困率は一三・九%、実に七人に一人が貧困という状態にあります。この貧困が、今、地域で見えにくくなっているという問題も私はあるというふうに考えています。  例えば、私が子供の時代なんかは、町内にある子供会にはどの家庭も入っていて、例えばお祭りがあったりとかイベントがあったりすると、どこか公会堂とかに集まって、そこで地域の大人と子供がしっかりとつながっていたということがあったと思うんですが、今ではその子供会にも入らない家庭が増えているというふうに聞い……

第196回国会 決算委員会 第7号(2018/06/04、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  今日は、去年十月から施行されています改正住宅セーフティーネット法について伺ってまいります。  これは、高齢者や低所得者など住宅確保要配慮者の増加に対応するために、例えば空き家ですとか民間の賃貸住宅を活用していこうと施行されたものです。  今朝、ホームページで確認してみたんですが、現在登録されている住宅ですが、全国で九十件八百十六戸、うち登録数が多いのが大阪府、山梨県、岡山県などです。私の地元の静岡県も調べてみたんですが、二十二戸にとどまっていまして、二十六県については登録数がいまだゼロと、施行から半年以上たってもゼロという数字が出ておりました。  ……

第196回国会 決算委員会 第8号(2018/06/11、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  憲法第二十五条に、全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとあります。しかし、今、国内を見渡してみますとどうでしょうか、健康で文化的な最低限度の生活が営めていないという人もいらっしゃるというのが現実だというふうに思います。今日は、そういった方々やそのような状況に至るおそれのある方々に対して、現在どのような対策、また支援をされているのかといったことについて伺ってまいりたいと思います。  まずは、ホームレスの問題について質問させていただきます。  ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法、この法において規……

第196回国会 決算委員会 第9号(2018/06/18、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  私からも、冒頭、今朝大阪で発生した地震によって亡くなられた皆様に心より御冥福を申し上げるとともに、また被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。政府には、速やかかつまた細やかな配慮、そして復旧対応、お願いを申し上げます。  それでは、子供の貧困対策について、今日は安倍総理に伺ってまいります。  子どもの貧困対策に関する法律が制定されて、内閣総理大臣を会長とする子どもの貧困対策会議の下で国を挙げてこの問題について進めていただいているということになっています。当然、安倍総理もこの子供の貧困対策に関してはかなり力を入れてくださっていると思い……

第196回国会 国土交通委員会 第2号(2018/03/22、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  まず冒頭、森友学園の決裁文書改ざんの問題について質問させていただきます。  国交省は、五日に、文書の一部が国交省に保存されており、書換え前のものの可能性があると官房副長官に報告されました。そして、財務省に対しては実物の写しを提供したということです。それにもかかわらず、八日には、財務省が参議院の予算委員会理事会に対して改ざん後の文書の写しを提出し、近畿財務局にあるコピーはこれで全てだと発言されています。  国交省から指摘したもう一種類の存在を伏せたという、言わばうそをついたということにもなると思います。もっと言えば、十二日に……

第196回国会 国土交通委員会 第3号(2018/03/23、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。お願いいたします。  まずは、南海トラフ地震の発生確率の上昇を踏まえた予算措置の必要性について伺ってまいります。  平成三十年二月九日、政府の地震調査委員会は、全国の長期評価による地震発生確率値の更新を行いました。皆さん、お手元の資料一を御覧いただきたいと思います。細かい数字が並んでいるんですけれども、活断層で発生する地震の発生確率値を更新前と後で比較して書かれているものです。関東から九州、沖縄地方までの広い範囲で被害が想定される南海トラフ巨大地震について、算定基準日を平成三十年一月一日として再計算が行われた結果、左上から三つ目の枠を御覧いただきたいん……

第196回国会 国土交通委員会 第5号(2018/03/29、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  先ほど来からも議論が進んでおりますけれども、私も、今回の法改正において、とりわけ三十七条関連として無電柱化の質問をさせていただきます。  今回の道路法等改正案では、道路占用制限の対象追加ということで、第三十七条において、幅員が著しく狭い歩道について歩行者の安全かつ円滑な通行の確保を図るために特に必要があると認める場合の文面が追加となりました。この幅員が著しく狭いという基準ですけれども、どのように設定するつもりなのか、また、そのような歩道は国交省として全国に何キロあると認識されているのか、まずは伺います。

第196回国会 国土交通委員会 第6号(2018/04/03、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。お願いいたします。  いつもながら最後の質問ですので、重なる部分があるかと思いますが、確認の意味を込めまして質問をさせていただきたいと思います。  平成二十九年十二月の観光立国推進閣僚会議におきまして、国際観光旅客税の使途に係る基本方針については、訪日外国人旅行者二〇二〇年四千万人などの目標達成に向けまして、ストレスフリーで快適に旅行できる環境の整備など三つの分野に充当することとされています。今回、新税を徴収してまでこの三分野を整備するということなんですが、そこまで緊急を要するものかどうかという点では疑問も少々湧いてきます。  そこで、大臣に伺います。……

第196回国会 国土交通委員会 第7号(2018/04/05、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。早速質問に移らせていただきます。  最近、特に大規模な太陽光発電であるメガソーラーの建設をめぐって様々な問題が起きているということで、今日はその幾つか事例を紹介しながら、国交省としての対応に特化して伺っていきたいというふうに思います。  日本の国土に対する森林面積の割合は六六%、また、日本は国土が狭いため、人が利用可能な土地というのはもう既にその多くが利用されているという状況であります。そうしますと、メガソーラーを建設するためには、今ある森林を伐採して土地を切り開くか、若しくは何とかしてその土地を見付けて利用するしかないということになります。  一方、……

第196回国会 国土交通委員会 第8号(2018/04/10、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  質問の前に、まずはこの国内の住宅環境を振り返ってみたいと思います。  戦前の日本の住宅といいますと、良い住宅を造って、必要ならば手入れをしながら長く使うという考え方だったと思います。それが戦後になりますと、戦後の住宅不足、さらには、その後の高度経済成長の人口増加に対応するために持家を取得するということを推奨してきました。住宅金融公庫が低利融資を行い、住宅ローン減税の仕組みも設けられて、大量に新築住宅が供給される一方、その質は少し落ちてきてしまった、不十分になってきたように思います。  欧米では住宅環境はどうかというふうに見ますと、新築と中古を合わせ……

第196回国会 国土交通委員会 第10号(2018/04/17、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。質問に入らせていただきます。  本法律案では、まちづくりの担い手としての民間の活用ですとか、そこに暮らす人々、住民参加のまちづくりの公的な位置付けとして都市計画協力団体制度の創設などが盛り込まれるとともに、都市再生推進法人の業務も拡大されます。  一方、経済産業省では、中心市街地にもっと人を呼び込むなど、経済活性化を目指して行う事業計画を認定し支援をしていく特定民間中心市街地経済活力向上事業などの施策があります。この事業の対象者を見ていきますと、民間事業者、まちづくり会社、それから商店街振興組合、商工会議所、NPO法人などということですから、今回の法改……

第196回国会 国土交通委員会 第11号(2018/05/15、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  まずは、先月、大分県で大規模な土砂災害が発生しました。改めて、お亡くなりになられた方の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族の皆様には心からお悔やみを申し上げます。  この災害が発生した場所もそうなんですが、全国には土砂災害警戒区域が指定されています。今、皆様のお手元に配らせていただきました資料一を御覧いただきたいと思います。全国にある土砂災害警戒区域等の指定状況の一覧でございます。実に五十一万か所以上が指定されていることが分かります。  国交省としても、土砂災害防止法に基づいて開発行為の制限など様々な手だてをされているとは思いますが、例えば、法……

第196回国会 国土交通委員会 第12号(2018/05/17、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  三人の参考人の皆様、貴重な御意見ありがとうございます。  伺いたいことがたくさんありますので早速質問させていただきたいと思いますが、先ほど田中参考人のお話の中で、駅などでは駅員などプロなどによるサポートが必要であり、一般の人に頼るのは問題あるのではないかという御意見がありましたけれども、これは、理由としては何でしょうか、安全面とかそういったことでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。  やっぱり我々は、いつ声を掛けていいのかなとか迷う人も多いというふうに周りには意見を聞いたりしますので、そんな場合どうしたらいいのかなと、やはりそれも教育な……

第196回国会 国土交通委員会 第14号(2018/05/24、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  行田委員からも水ビジネスの話がありましたけれども、様々なインフラが現在も海外に輸出されている中で、私も水に特化してお話を伺ってまいりたいというふうに思います。  水道を、蛇口をひねると透明な水が出てきて、そのまま飲むことができるのは私たち日本人にとっては当たり前のことですけれども、一方、海外ではといいますと、なかなかこの水道施設、整っているかといいますと、その国や地域は限られますし、しかも、飲めるといいましても、その国内全域でひとしく安全な水道水を飲むことができるかといえば、そういうふうに言えないという状況の国もいまだ多くあるという現実があります。……

第196回国会 国土交通委員会 第15号(2018/05/29、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  先週、森友学園との交渉記録が国会に提出されて、今日も午前中から様々な議論が行われたわけですけれども、今回の資料を見ても、例えば不動産鑑定士とのやり取りはなく、値引きの根拠となった撤去費用の算定経緯を示す内容も見当たらないということで、結局、なぜ八億円が値引きされたのか、八億円余りですね、が値引きをされたのか、結局さっぱり分からなかったというのが正直なところでございます。  ただし、ここでそのやり取りを質問してもまた堂々巡りとなってしまいますので、ここではその森友問題を受けて、地元に帰ったときに様々な建設業者の方々とこの話題になったとき御意見もいただ……

第196回国会 国土交通委員会 第16号(2018/05/31、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  吉原参考人そして嶋津参考人、今日は本当にお忙しい中を、貴重な御意見、ありがとうございました。もう皆様の御質問の中で大体私もお伺いしたいこと出てきているんですけれども、事前に参考人の資料を読ませていただきまして、その中から吉原参考人にお伺いをしたいと思います。  国交省によると、全国四市町村から百地点ずつを選んで登記簿を調べた結果、そこにあったんですが、最後に所有権に関する登記がされた年が五十年以上前のものが全体の一九・八%、そして三十年から四十九年前のものは二六・三%に上っているというデータが記されていました。先ほど行田委員もおっしゃっていたように……

第196回国会 国土交通委員会 第17号(2018/06/05、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  午前中から様々議論がありましたけれども、本法律案では、大まかに言いますと、所有者不明土地、これをもっと円滑に利用しようと、利用できるようにしようということですとか、また所有者を探索しやすくするということ、それから所有者不明土地の管理についてなどに対応したものだと理解をしております。  一方で、やはり午前中にもありましたけれども、やはり根本的な解決は、新たなこの所有者不明土地をつくらないというふうなことだと思います。登記をしないことが所有者不明土地問題の大きな原因となるということを、先日の参考人質疑の中でも参考人の方から様々御意見もいただきました。 ……

第196回国会 国土交通委員会 第18号(2018/06/07、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  厚生労働委員会では働き方改革関連法案の審議が始まっていますが、今日、私は、まずはトラック運送事業における働き方改革について伺ってまいりたいと思います。  トラック運送事業ですが、国内貨物輸送の九割以上を担っておりまして、およそ十四兆円の市場規模というふうになっております。しかしながら、荷主に対して弱い立場であるということですとか、規制緩和の影響によって事業者数の増加それから零細化が進んで競争の激化が続くなど、そうしたことからも厳しい現状が見て取れます。  さらに、こうした事業者の競争は、トラック運転者の労働条件にもこれは深刻な影響をもたらしています……

第196回国会 国土交通委員会 第19号(2018/06/12、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  ここまで来ますと本当に重なる部分が多いものですから、少々省きながら進めてまいりたいというふうに思います。  船舶は、解体された材料や部品のうち、およそ九五%以上がリサイクルされていまして、リサイクルの優等生と言われています。しかしながら、大型船のリサイクルが行われているのはといいますと、主に途上国ということになります。これらの国での労働問題や環境汚染が国際問題化して、労働問題を輸出しているのかといった指摘もされることから、本法律案の提出に至ったというふうに認識をしております。  先ほど来から皆さんの話にもありましたけれども、日本は海運業が盛んで、造……

第197回国会 国土交通委員会 第2号(2018/11/20、24期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  既に多くの委員の皆様の質問の中からも出てきましたけれども、今年に入って大阪北部地震、そして西日本を始めとする豪雨災害、そして北海道胆振東部地震、台風災害など、大規模な自然災害が次々と発生をしまして、各地に甚大な被害がありました。こうした自然災害を全てなくすというのは物理的には不可能ですけれども、災害から国民の生命そして財産を守るということは国に課せられた重要な使命であり、そのために必要な施策を速やかに実行していく必要があるというふうに私も考えています。  今回の災害のみならず、過去の災害も踏まえてここからは質問をさせていただきます。……

第197回国会 国土交通委員会 第3号(2018/11/27、24期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  前国会で審議がありました海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律の審議の際にも若干触れさせていただきましたけれども、世界の水ビジネス市場、二〇二五年には百兆円規模に成長するということが予測されておりまして、世界トップレベルの上下水道技術を誇る日本にとっては大変魅力的な分野であると言えるかと思います。そこで、今日は、国内の下水道整備の現状について伺ってまいります。  東京などの大都市では当たり前となっています公共下水道も、実は、歴史は浅く、昭和四十年代から整備が進められてきました。確かに、私の周辺の同じ年代の方々に子供……

第197回国会 国土交通委員会 第4号(2018/11/29、24期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  やはり皆様、多くの委員の皆様もおっしゃっていましたけれども、地下資源に乏しく三百六十度海に囲まれている日本にとって、この洋上の風力発電というのは本当に有力で、大きな可能性を秘めていると私も期待をしています。その中でも幾つか懸念されるところがありますので、今日はその点を伺ってまいりたいと思います。  まずは、お手元の資料一を御覧ください。  先ほど来からもありますけれども、これは二〇一五年に発表された長期エネルギー需給見通しに二〇一八年三月時点の実績を加えたものでございますけれども、二〇三〇年の電源構成は、再生可能エネルギーの比率が二……

第197回国会 国土交通委員会 第5号(2018/12/06、24期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、最近頻発していますパイロットの飲酒問題について伺ってまいります。  今配られています資料一を御覧いただきたいんですけれども、これは、先月二十日に開催されました第一回航空従事者の飲酒基準に関する検討会の配付資料です。それを見てみますと、国内航空会社における操縦士の飲酒対策の実施状況としまして、左手上段に、枠内にありますけれども、アルコール検知器の使用の有無について、国内定期運送事業者二十五社中、検知器を使用していない会社が四社、そして飲酒の影響が疑われた場合に検知器を使用する会社が四社となっています。また、アルコール検知器……

第198回国会 議院運営委員会 第23号(2019/06/03、24期、無所属クラブ)

○委員以外の議員(平山佐知子君) 無所属クラブの平山佐知子です。  今日は委員外議員としてこうして時間をいただき、我が会派にもいただけましたことを感謝を申し上げます。  今日は、自、公、無所属クラブ案について伺ってまいりたいと思います。  本改正案は、参議院の定数が増加することに伴って発生する国庫負担を軽減するといった意味のものでありますので、その趣旨には賛同いたします。しかし、残念ながら、国民の中にはいまだこの定数が増えたことに対して、またその理由に対しても理解が深まっているとは言えない現状があるというふうに思います。  そこで伺います。今回、歳費の自主返納のための歳費法改正案を提出するまで……

第198回国会 国土交通委員会 第2号(2019/03/12、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。お願いいたします。  私からも、冒頭、昨日、東日本大震災から八年となりました。改めて、亡くなられた方々に対して哀悼の誠をささげるとともに、いまだ厳しい生活を強いられている皆様に対して心からお見舞いを申し上げます。  それでは、質問をさせていただきます。  まず、今年の大型連休の対応を伺ってまいります。  今年は皇位継承に伴って改元される節目の年となりまして、御存じのように、四月二十七日から五月六日まで実に十連休となるところも多いというふうに報道されています。これは祝日法が定められた一九四八年以降最長ということです。全ての国民がもちろんこれは幸せな気……

第198回国会 国土交通委員会 第3号(2019/03/20、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  昨年は、日本各地で災害が発生して、改めてこの国土交通省の日頃の取組の真価が問われた、そんな一年でもあったかというふうに思います。そこで、今日は道の駅の防災機能について質問してまいります。  当初、道路を使われる方の休憩のスポットとして、道路のたまり機能の施設整備として行われてきた道の駅ですけれども、あわせて、それぞれの地域の魅力を発信する場などとしても利用されています。平成五年の制度発足時には全国で百三か所だったこの道の駅の登録数ですが、現在では十倍以上に上っているというふうにも伺っています。  これは、トイレや休憩、地域の情報発信を行ういわゆ……

第198回国会 国土交通委員会 第4号(2019/03/28、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  先ほど来からありますように、去年は、戦後、米軍軍政下に置かれていた小笠原諸島が復帰をして五十年という節目の年でございました。これは、奄美群島それから小笠原諸島だけでなく沖縄も含めて言えることかもしれませんけれども、さきの大戦によって最も厳しい状況に置かれた地域には国の責任におきましてしっかりと手だてをしていくというのは当然のことだと思いますので、本法律案に関しては全面的に賛成をいたします。  それを申し上げた上で、本法律案の中身とは少し離れてしまうところもあるかと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、歴史上非常に厳しい状況に置かれたこれらの……

第198回国会 国土交通委員会 第5号(2019/04/09、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  今日は、無電柱化について質問させていただきます。  無電柱化、御存じのように、安全で快適な通行空間の確保、それから都市景観の向上などを目的に進められているものです。  昨年は無電柱化推進計画が初めて大臣認可され、二〇一八年度から二〇二〇年度の三年間においておよそ千四百キロメートルの整備目標が示されました。これは、過去のピーク時と同程度の整備を推進すること、これを目標にしたもので、非常に高い目標になっています。  また、昨年の七月豪雨、台風二十一号、北海道胆振東部地震など自然災害が相次いだことを受けまして、内閣府の指示による重要インフラの緊急点検……

第198回国会 国土交通委員会 第6号(2019/04/11、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  お手元に資料が届きましたら、資料一を御覧いただきたいと思います。そこにずらっと載せられていますけれども、去年から航空機の乗務員による飲酒問題が次々と発生して大きな問題となりました。本改正案にも、事案を受けてその対策が講じられているということです。  本改正案におきまして、航空機乗務員が飲酒等の影響で正常な運航ができないおそれがある間に航空機の操縦を行った場合の罰則が強化されていますけれども、この三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金という刑事罰は、これ、自動車の酒気帯び運転したときと同じなんですよね。航空機はもちろん多くの人を乗せて運航する場合が……

第198回国会 国土交通委員会 第8号(2019/04/18、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  私も、先日、アイヌ文化交流センターにて関係者の皆様のお話を伺わせてもらいました。アイヌ民族であるがゆえに差別を受けて、そして教育を受ける機会さえも失ってしまうこともあったということで、そのことについて当事者の皆様は、周りもそうだったから特におかしいと真剣に訴えることなく、半ば仕方ないというふうに諦めてしまって、受け入れてしまっている事実があったということも伺いました。また、最近では、SNSなどを使った差別など、以前とはまた違った形での苦しみ、これがアイヌの人たち更に苦しめているという。これは大人の方はもちろんなんですけれども、子供たちは本当に怖……

第198回国会 国土交通委員会 第9号(2019/04/25、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  今日はトラック業界について質問をさせていただきます。  ある民間シンクタンクの試算によりますと、二〇一七年には八十三万人だったトラック運転手が、二〇二七年には二十四万人不足するというふうに予測をされています。こうした中、人手不足に対応するために、政府は生産性革命プロジェクトの取組の一環として、通常の大型トラックの倍程度の全長二十五メートルのダブル連結トラックの実証実験などを行って、今年一月から本格導入されたというふうに伺っております。  これは非常に画期的な取組だというふうに思いますけれども、一方で駐車スペースの問題、高速道路のサービスエリアで……

第198回国会 国土交通委員会 第10号(2019/05/09、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  まずは、本法律案に関する質問の前に、先ほど来からも話題になっていますけれども、レオパレス21の施工不良問題について、また昨日も新たな建築基準法違反の疑いがあることが一部報道されていますので、伺ってまいります。  去年から見付かった施工に不備がある物件は、今年三月末時点で一万四千五百九十九棟、調査を終えた二万二百八十五棟の実に七割を超えました。これだけの規模になりますと、このレオパレスですとか施工業者だけではなくて、施工不良を見抜けなかった行政にもやはり責任があるのではないかという声も聞こえてくるところでございます。  政府は外部有識者委員会を設……

第198回国会 国土交通委員会 第12号(2019/05/16、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  私も先日視察に参加させていただきまして、道中助手席に座らせていただいて、まさに間近に自動運転のレベル2を見させていただいて、いよいよこの自動運転が現実化しているんだなというふうにわくわくした一方で、また、その車はカメラとレーダーと二つで、ダブルで周囲を確認をしているということでしたけれども、そのセンサー類によってどこまで周囲を確認できるかというふうに伺ったときに、三百六十度確認できるということでありました。まさに、人の目だけでは確認できないような範囲も認知できるということで、これによって事故も減らせるんじゃないかなというふうに改めて期待したとこ……

第198回国会 国土交通委員会 第13号(2019/05/21、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  先ほど来からもありましたけれども、今日は激しい雨となって、これからの季節、より一層の災害対策強化が必要だなというふうに思っておりますし、国交省におかれましてはしっかりとした対策取るように、私からもお願いを申し上げます。  そして、もう一つ、夏の時期になると、海や山、川でのレジャーが増えて、心配されるのが水にまつわる事故でございます。警察庁の発表によりますと、平成三十年七月から八月の夏期における水難事故は五百二件発生しており、二百四十二人もの方が亡くなったり行方不明となっています。水難発生件数、都道府県別に見ますと、最も多いのが千葉県の四十三件、……

第198回国会 国土交通委員会 第14号(2019/05/23、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  今回の改正案では、座礁船等の撤去費、燃料油による汚染被害を受けた側が保険会社に対して損害賠償の支払を直接請求できるという内容が含まれていますけれども、大事なことは、やはり被害を受けた側が満足のいく補償金額を受けることができるのかということですとか、請求をするまでの過程において分かりやすくスムーズに請求を行えるのか、こういった点にあるかというふうに考えています。特に、被害が広範囲にわたる事故の場合ですと、被害金額が膨大で、十分な補償がされないケースも多いということも聞いています。  そこで伺いたいんですが、過去に発生した燃料油による汚染損害で責任……

第198回国会 国土交通委員会 第16号(2019/06/04、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  私も先日の新国立競技場の視察に行かせていただいたんですけれども、実際に現場に行ってみて、あのスタジアムの観客席に立ってみますと、すっと風が自然に通るような構造になっていたりですとか、また、周囲には木々、緑があふれて、木材もたくさん使った構造になる、視覚から見ても涼しげな印象があって、世界にも誇ることができるすばらしい競技場だなという印象を受けました。  また、現地では、先ほどもスポーツ庁からも説明ありましたけれども、健康相談室を設置して看護師を常駐させるなど、作業をする方々の健康管理を徹底しているというほか、時間外労働の短縮化を促進するなど、細……

第198回国会 国土交通委員会 第17号(2019/06/06、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  今年の四月にも本委員会で無電柱化推進に当たっての基本的な考え方などについて質問させていただきましたけれども、今回は、前回の答弁を踏まえつつ、より具体的な内容についてお伺いしてまいりたいと思います。  平成三十年四月に策定された無電柱化推進計画と、同年十二月に閣議決定された防災・減災、国土強靱化三か年緊急対策に基づく追加目標とを合わせて、三年間で合計二千四百キロメートルという極めて高い目標に向けて、地元の方を含む関係者の合意形成が何より重要であること、そして地方自治体の体制整備等にも取り組んでいく旨の御答弁を前回いただきました。  地元の方にとっ……


25期(2019/07/21〜)

第200回国会 環境委員会 第2号(2019/11/14、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  早速質問に入らせていただきます。  東京オリンピック・パラリンピック二〇二〇を間近にもう控えまして、恐らく大会の成功に向けて各方面様々な努力をされているかと思います。今回の大会は、これまでと比べてSDGs、これに配慮した様々な取組が取り入れられているということで、私もこれはすばらしいというふうに思っております。  今回の大会の持続可能性コンセプト、これを改めて確認をしてみますと、「Be better,together より良い未来へ、ともに進もう。」ということです。環境省としましても、これまで「都市鉱山からつくる……

第200回国会 環境委員会 第3号(2019/12/05、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  今日は、食品ロス、それから食品廃棄物について伺ってまいりたいというふうに思います。  平成三十年度の消費者意識基本調査では、日頃の消費生活で行っていることという質問の中で、食べられるのに廃棄される食品を減らすという回答が五九・六%ということで、これまで小売店や消費者に向けて啓発活動を続けてきたことが着実に広がっているなというふうに感じました。  一方、個々の意識は高まっているんですけれども、一人の消費者として、環境、資源といった全体の問題となりますと、なかなか想像しにくくなるようなんです。例えば、消費者問題に対しての関心では、商品やサービスの消費や廃……

第201回国会 環境委員会 第3号(2020/03/18、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  昨年、動物愛護管理法、七年ぶりに改正をされまして、動物取扱業の更なる適正化、それから動物の不適切な取扱いに対する対応の強化などをなされたことは、私も大変うれしく思っています。動物愛護管理推進費の予算案を見ましても、前年度比およそ一・五倍の五億一千八百万円とされておりまして、人と動物の共生する社会、この実現化に一歩前進したのかなというふうに思っております。  私も、犬猫の殺処分ゼロを目指す議員連盟に所属をし、日頃から地元の静岡県でもボランティアで犬、猫の保護活動をされている方々とも定期的に意見交換をするなど、この動物愛護の問題……

第201回国会 環境委員会 第4号(2020/03/24、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  今日は、先ほどから議論になっています石炭火力について、私もその件などについて質問をさせていただきたいと思います。  まずは、昨年十二月に開催されましたCOP25について、このCOP25では、COP24からの宿題でもありましたこのパリ協定六条のいわゆる市場メカニズムについては、二日間会期を延長した今回も合意には至らなかったということです。  そうした中で、大臣は会期末にはブラジルとEUなど対立する国同士の橋渡し役を積極になされて、あと一歩のところまで行ったという報道もされていますけれども、なぜ今回合意できなかったのか、また、そのときの交渉の内容も含めて……

第201回国会 環境委員会 第5号(2020/05/21、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  先ほど来からの議論を聞いていましても、本当に私たちの生活はこのコロナで大きく変わりました。環境問題というテーマは大きいですけれども、改めて一人一人の暮らし目線でこれからも様々議論をして、変えていくところは早急に変えていくということをしていかなくてはいけないなというふうに強く感じながら、先ほど来からの質問も聞かせていただいておりました。  その変えていくというところで、一つは、先ほどの寺田委員のお話の中にもありましたけれども、働き方だというふうに思います。レクでオンラインでという話もありました。私も、今そのシステムの導入をして……

第201回国会 環境委員会 第6号(2020/05/28、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  最終バッターということで、これまでも様々な議論が行われてきましたけれども、私も少々振り返りながら質問に移らせていただきたいというふうに思います。  片山委員のお話にもありましたけれども、平成十七年、いわゆるクボタ・ショックによりまして、アスベストの健康被害が日本中を揺るがす社会問題となって、この事件を契機として、翌年、石綿健康被害救済法が成立されたと認識をしています。そうしたことも踏まえて今は建築材料等でもアスベストを使うことはなくなりましたけれども、高度経済成長期には、安価であること、そして施工性の良さなどから多くの建築物……

第203回国会 環境委員会 第2号(2020/11/19、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  先ほど来からも議論に出ていますけれども、菅総理が所信表明の中で明言された二〇五〇年カーボンニュートラルについて、地球温暖化防止というふうにいいますと森林ですとか産業面で多く語られますが、今日は私は海について着目をして質問をさせていただきたいと思います。  日本の南の海域では、今年八月の平均海面水温が、解析値のある一九八〇年以降最高を記録しました。沖縄の南では三十・七度に達していたと気象庁が発表しています。  国連の気候変動に関する政府間パネル、IPCCによりますと、温室効果ガスの濃度の上昇によって地球にたまるこの熱エネルギーの九〇%が海に取り込まれて……

第204回国会 環境委員会 第2号(2021/03/16、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いします。  今日は、ごみに関する様々伺ってまいりたいと思います。  まずはプラスチックごみについてですけれども、日本はこのプラスチックごみ、人口一人当たりの排出量がアメリカに次いで世界第二位ということです。このコロナ禍でますます持ち帰りサービス、テークアウトが増えたことに伴って、このプラスチック容器包装の引取り量が、去年の四月から十二月には前年比で四・六%も増加しているということなんです。  ここにいらっしゃる委員の皆さんには釈迦に説法ですけれども、国民の皆さんにも分かりやすくお伝えするとすれば、このプラスチックですが、原料は石油です。です……

第204回国会 環境委員会 第3号(2021/03/22、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。お願いいたします。  まずは、鳥獣被害対策について伺ってまいります。  令和二年度の予算委嘱審査のときにも少し質問をさせていただきましたけれども、指定管理鳥獣捕獲等事業費について、令和二年度第三次補正予算で二十四億円、令和三年度予算案で一億円となっています。これが多いか少ないかはおいておきまして、これは令和五年度末までに、ニホンジカ、イノシシの個体数を平成二十三年度と比較して半減させることを目標としています。  では、現在、この目標に対してどの程度まで個体数を減らすことができたのか、まずは教えてください。

第204回国会 環境委員会 第4号(2021/04/06、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  先日の大臣所信に対する質疑の中で時間がなくて聞けなかったところがありますので、今日もごみ処理問題を中心に伺ってまいりたいと思います。  現場で人知れず汗を流し頑張ってくださっているごみ収集作業員の方の安全をしっかりと守っていかなくてはならないということは、先日も申し上げました。もしこの収集作業員の方が新型コロナに感染をしたり、また火災事故などの発生によってごみ収集に支障が生じれば、このごみ収集滞って、社会的な大きな影響が懸念をされるところでございます。  しかしながら、こうしたときに隣の自治体の助けを頼もうと思っても、なかなかそうはいかない。なぜなら……

第204回国会 環境委員会 第5号(2021/04/08、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  私も、法案審議の前に少し地元の話をさせていただきたいなと思いますけれども、静岡県の浜名湖では、例年大型連休の頃になりますと、アサリの潮干狩り、これが盛んに行われていまして、本当に県内外の家族連れでにぎわって、毎年ニュースでも、今年のアサリの潮干狩りが始まりましたというニュースがあるなど、言わば風物詩のような形になっているんです。  ただ、残念ながら、今年はもうその潮干狩り、中止が決定をいたしまして、これで中止となるのは三年連続で六回目となります。コロナ禍でというわけではありませんで、もうアサリが捕れなくなってしまっているんですね。  前から本当に、観……

第204回国会 環境委員会 第6号(2021/04/15、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  私も、まずはワーケーションについて伺ってまいります。  環境省は、令和二年度一次補正予算、第三次補正予算で国定・国立公園、温泉地でのワーケーション推進のために予算を確保されました。これについて既に事業が実施されているものは何件あって、それによってどれくらいのワーケーションが今実施されたのか、伺います。
【次の発言】 ありがとうございます。  先ほどもこのワーケーションの形態についても様々議論がありましたけれども、環境省としては、国立・国定公園でワーケーションというこの新しい働き方に対して予算を組んで、その新しい働き方ですとか観光の新しい形、これも見据……

第204回国会 環境委員会 第7号(2021/04/22、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  自然保護官や山小屋について質問してまいりたいと思います。  現場の国立公園を管理している自然保護官事務所では、自然保護官を始めアクティブ・レンジャーと呼ばれる自然保護官補佐などが業務に就いていらっしゃいます。午前中、鉢呂先生の議論にも少しありましたけれども、例として、南アルプス国立公園を管轄している南アルプス自然保護官事務所では、自然保護官が一人、そして自然保護官補佐一人の二人体制でこれまでは業務を行われていましたけれども、令和二年度からはニホンジカの対策強化ということで生態系保全等専門員一人が新たに配置をされ、現在では三人の職員で業務に当たっていら……

第204回国会 環境委員会 第9号(2021/05/18、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  今日は、本当に三人の参考人の皆様、貴重なお時間をありがとうございました。  これまでも多くの方が議論して、私も同じ問題意識だなと思ったことが、やっぱりいかに地方で実効性を持って前に進めることができるのか、二〇五〇年カーボンニュートラルのためにということで、小島参考人の話にもありましたけれども、国も統合的にというか、そして民間も個人もみんな同じ共通認識を持って前に進めることがやっぱり大切だと思っていまして、今すぐに国民の皆様も一人一人個人としても行動変容ができるのかどうか、それに私は懸かっているかなというふうに考えています。  ただ一方で、やっぱり先ほ……

第204回国会 環境委員会 第10号(2021/05/20、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  まずは大臣、退院おめでとうございます。まだまだ万全ではない状況で、本当にお疲れさまでございます。最後の質問者ですので、どうぞよろしくお願いいたします。  今回の法律案、これまでも大臣よくおっしゃるように、今日も議論の中に出てきましたけれども、地域でいかに実効性を持って取組が進められるのか、そして個人に対しても、国民一人一人ができるだけ今すぐの行動変容をお願いしながら前に進めることができるのか、これが鍵だと思います。  先ほど来からもありますように、今回の法律案は条文の先頭に国民というのが位置付けられています。ただ一方で、なぜ国民に対してそれをやらなけ……

第204回国会 環境委員会 第11号(2021/05/25、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  二〇五〇年カーボンニュートラル、そして二〇三〇年四六%の削減に向けて、やっぱり最も重要なのがエネルギー分野でのCO2の排出の削減だと私も思っています。  日本の二酸化炭素排出量はおよそ十一億八百万トン。そのうち、電気・熱配分前においてはエネルギー転換部門からの排出が最も多く、およそ四割を占めています。一方で、我が国のGDPに占める製造業の割合はおよそ二割。さらには、製造業の他産業への経済波及効果、これも大きいということからも、製造業を支える電力の安定供給守っていくということは、これ大変重要だと思います。  確認のためにまずち……

第204回国会 環境委員会 第12号(2021/05/27、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  私は、まずはテレワーク、ワーケーションなどの働き方の変化について伺ってまいりたいと思います。  生産性本部が先月実施した調査を見ますと、テレワークの実施率は一九・二%、これは去年五月に行われた調査と比較すると一二・三%低下でした。低迷の背景としましては、もちろんテレワークをしたくてもできないという業界や業種があったり、また、コミュニケーションとか労務管理といった点で双方、労使ですね、双方の課題があったりということが挙げられているということでした。それを考えますと、職場でもやはりしっかりと快適に仕事ができるように、企業側が社員に向けて健康面にも配慮する……

第204回国会 環境委員会 第13号(2021/06/01、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山です。よろしくお願いいたします。  これまでの質疑と重なるところもあるんですけれども、私なりの意見も交えながら伺っていきたいと思っています。  先ほどからもありますように、プラスチックの資源循環戦略見ますと、二〇三〇年にはワンウエープラスチック、累積で二五%排出抑制と、容器包装の六割をリユース、リサイクル、さらには、二〇三五年には使用済プラスチックを一〇〇%リユース、リサイクルなどによって有効活用していくということでございます。  今回の新法は、このマイルストーン、数値目標に向かって、プラスチックについてより回収しやすく、またリサイクルを促していくものと理解をしてお……

第204回国会 環境委員会 第14号(2021/06/03、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  今日は、自動車に使われているプラスチックについて伺っていきたいなと思っていますけれども、その前に、先日、ゼロカーボン・ドライブのキャンペーンで、環境省にミライを始めとしたプラグインハイブリッド車とかの電動、EVカーですか、など、小泉大臣、視察をされたと聞きました。まずは、その所感、どうだったか、次世代型の自動車を見た感想などを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 もう私も最近になって、私が思っていた以上にこの車の世界のマーケットの動きというか、変化というのは速いのかなというふうに感じているところでもございます。  今、我が国では、年間五百万台……

第204回国会 環境委員会 第15号(2021/06/08、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  今日は、前に伺い切れなかったエネルギー分野の脱炭素の取組について伺ってまいりたいと思います。  まずは、アンモニアの可能性についてですけれども、燃焼してもCO2を排出しないというアンモニアですが、新たな燃料としての活用が期待されているところであります。そのアンモニアが直接、発電ですとか、あとは工業炉向けの燃料として利用できれば、更に大きな優位性を持つということも言われています。将来的に考えまして火力発電はなくすということをしたとしても、現状、今現在を考えると、再エネを増やすほど電力を調整するこのバッファ電源としての火力発電がどうしても必要となってきて……

第208回国会 環境委員会 第2号(2022/03/16、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  二〇一六年に始まった国立公園満喫プロジェクトですが、コロナウイルスの影響によって国内外共に利用者数ぐっと減ったということなんですけれども、これもあって、現在、公園事業者の事業継続と雇用の維持、これが課題となっています。  まずは、国立公園における直近の利用者数を教えてください。
【次の発言】 分かりました。ありがとうございます。  環境省は、このプロジェクトの二〇二一年度以降の取組方針としては、ウイズコロナ、ポストコロナ時代への対応ということを考えまして、国内誘客の強化ですとか、地域内観光の受皿としての再構築、そしてワーケー……

第208回国会 環境委員会 第3号(2022/03/24、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  二〇五〇年カーボンニュートラル、そして二〇三〇年度四六%削減のこの実現に向けて、環境省はもちろんですけれども、国民全体でこれ努力が必要だと私も考えています。  ロシアのウクライナ侵攻によって、脱炭素化を進めます欧州などでは、エネルギーのこの安定供給どうしていくのか、世界からも注目を集めているところでありますけれども、日本もまた地下資源に恵まれず、島国である我が国ですけれども、このエネルギー問題が度々国の経済、ひいては生命までも脅かしてきました。この脱炭素、大切なことで、最も世界と一緒になって進めていくべきことでありますけれど……

第208回国会 環境委員会 第4号(2022/04/28、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  私は、以前もこの委員会でストレスケアについて、アロマの効果ですとか、お茶の効果などを取り上げさせていただきましたけれども、今日はアニマルセラピーについてお伺いをしてまいりたいと思います。  その質問の前に、なぜこうしてストレスケアを取り上げるのかというふうに言いますと、以前もこの委員会で申し上げましたけれども、二年以上にも続くコロナ禍で、コロナそのものの対応ももちろん大切なんだけれども、やっぱり心のストレスケアというか、これがもう限界に近づいているという、多くの私の地元の静岡県からもそういう声をいただいております。ですから、……

第208回国会 環境委員会 第5号(2022/05/10、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  これまでの質問と重なっているところもありますが、私なりに質問をしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  今回の法改正は、外来生物対策を一層強化、推進し、安心、安全な国民生活と生態系保全等の推進を実現するとされています。  五年ほど前からは、この中にもテレビ御覧になった方もいらっしゃるかもしれませんけれども、ごみとか土砂がたまった池の水を全部抜いて生物を捕獲をして、かい掘りをしてきれいにしてから、その生物、どんなものがすみついているのか検証していくというテレビ番組が人気を呼んでいます。  その番組でもありますけれ……

第208回国会 環境委員会 第6号(2022/05/17、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  私は、カーボンニュートラルの実現にはやはり地方企業、まあ中小企業ですね、この脱炭素化への取組、これが不可欠だと思っているんです。  ですが、今年三月の一般社団法人静岡経済研究所の調査月報によりますと、静岡県内企業のおよそ八割がカーボンニュートラルへの取組の必要性を感じながら、実際に積極的な企業というのは二割未満にとどまっているという報道がありました。また、取り組む上での課題については、規制やルール、それから基準等が明確に定まっていないというのが五六%、新たな設備導入や技術開発などの対応コストがかさむ、資金不足が四割に上りまし……

第208回国会 環境委員会 第7号(2022/05/19、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  今日は、三人の参考人の皆様方、本当に興味深いお話をありがとうございました。  今の議論というか、太田参考人のお話にもありましたけれども、やっぱり地域の理解をどう得られていくかとか、市民の理解、企業の理解というところが大変大きなところだなと思うんですけれども、脱炭素先行地域に入られて、本当に多角的にというか、いろんなことをやられているというお話も聞かせていただきました。私の地元の静岡市も脱炭素先行地域に入って、本当にPPA含めて地域マイクログリッド、様々な形で今進めようというところでございますけれども。  そんな中で、首長として、地域の理解を得られるた……

第208回国会 環境委員会 第8号(2022/05/24、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今日は、いわゆる野立ての太陽光発電などについて伺ってまいります。  まずは基本的なことから伺いたいんですが、野立ての場合、太陽光発電用のパネル、どんな地目でも設置することは可能なのかどうか、教えてください。
【次の発言】 大変複雑なんですよね。事前にレクでも聞きましたけれども、この大規模な太陽光発電を行う際には、やっぱり国土が狭い日本ですので、じゃ、どこに置くのかというのが、前回の参考人質疑の中でも、景観の問題も含めて難しいということも議論をさせていただきました。  そして、今教えていただいたように、地目ですとか様々な法令で……

第208回国会 環境委員会 第9号(2022/06/10、25期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  四月一日からプラスチック資源循環法が施行され、先ほどからも質問がありますけれども、私はプラスチックのリサイクルについて伺ってまいりたいと思います。  廃ペットボトルの二〇二〇年度の回収率は九六・七%で、リサイクル率は八八・五%と、ペットボトルはプラスチックリサイクルの優等生というふうに言われています。近年は、このペットボトルを原料に新たなペットボトルを生産するボトル・ツー・ボトル、これも急拡大しています。  飲料メーカーでつくる全国清涼飲料連合会は去年の四月、ペットボトルのうちボトル・ツー・ボトルの割合を業界全体で二〇三〇年までに五〇%を目指すと宣言……


26期(2022/07/10〜)

第210回国会 経済産業委員会 第2号(2022/10/27、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。  先ほどから何年ぶりという話がありましたけれども、私はおよそ六年ぶりにこの経済産業委員会で質問をさせていただきますので、改めてよろしくお願いいたします。  今日はエネルギーについて伺っていきたいんですけれども、私は、エネルギーの安定供給というのはやっぱりこの我が国の発展に対しても最も重要なことであり、安全保障という面でも大変重要であると認識をしています。さきの大戦もこのエネルギーの確保ということが大きな理由の一つであり、国民の安全、安心、ひいては平和にも直結する課題だと思っております。今日は、特にそのエネルギーの中でも原子力を中心に伺ってまいりたいと思……

第210回国会 経済産業委員会 第5号(2022/12/06、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  まずは、メタンハイドレートについて伺ってまいりたいと思います。  先日、委員会で青山理事が質疑なさっていましたけれども、日本は長らく資源に乏しい国というふうに言われてきたわけですが、このメタンハイドレートは日本周辺海域、北海道周辺の海域を始め、本州、四国、そして九州の太平洋側、そして日本海側の一部と、広く分布しているということです。  その埋蔵量は、この日本で消費される天然ガスのおよそ百年分とも言われていますけれども、現在国が把握しているまずはこの埋蔵量、お伺いするとともに、その開発状況どういうふうになっているのか、そして近……

第211回国会 経済産業委員会 第2号(2023/03/09、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  大臣所信の中で、人への投資は未来への投資だということがありました。それからまた、リスキリングによって多様なルートを切り開いていけるような環境整備が重要だということもおっしゃいました。先ほどの質疑の中でもありましたように、この多様なルートというのがポイントなのかなというふうに伺っておりました。  具体的に様々伺っていきたいんですけれども、地元の静岡県でいろいろ話を聞いていますと、やっぱりコロナ禍で中小企業とか小規模事業者大変だというのはそうなんですけれども、特に個人事業主の皆さんが大変だ、厳しいという声があります。  中でも、私が聞い……

第211回国会 経済産業委員会 第3号(2023/03/17、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  日本は、以前から物づくり国家として技術力含めて世界に誇れるものがあったわけですけれども、ここ三十年は大変厳しい状況が続いています。実質GDP、アメリカは二倍になったのに対して日本は一・三倍、それから国内の一人当たりのGDPですね、これも順位を大きく下げていますし、平均賃金もこの三十年なかなか上がってきていないという、こういう現状があります。  日本は、いま一度改めて世界を見渡して、付加価値高く売れるものは何なのかということをしっかりと認識した上で、またその販路も獲得をしていくなど、そういう努力をしなければならないと思ってはいるんです……

第211回国会 経済産業委員会 第4号(2023/04/18、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 皆様、お疲れさまでございます。最後の質問でございます。  質問させていただきますが、そもそも、一九九二年の気候変動枠組条約合意から二〇一五年のパリ協定の合意に至るまで、もう冷戦は終わったんだから世界各国、国際協力の下でこの地球温暖化対策、問題を解決していこうという前提がありました。その上で、COPにおいては、非常にこの野心的なCO2の削減目標が必要であるということが確認をされて、世界各国、高いコストを払ってでもそれを実現するということ宣言をいたしました。  しかしながら、ロシアはウクライナを侵略をして、先進国は経済制裁科しているものの、途上国とか新興国はロシアからのエネルギーで……

第211回国会 経済産業委員会 第5号(2023/04/20、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 無所属の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今日は、これまでも本当に参考人の皆様方それぞれの立場からの貴重なお話を聞かせていただきまして、学ばせていただきました。もう本当にこれまで様々な幅広い議論が行われているんですけれども、私からも、カーボンプライシングについて少し、それぞれでまたお話を伺っていきたいなと思いますけれども。  今回は、石油とか石炭といった化石燃料にCO2の含有量に応じて税金を課するそのいわゆる炭素税ではなくて、それに似た賦課金という形、この導入が進められるということなんですけれども、この導入の賦課金の対象ですね、これかなり限られているということで、例……

第211回国会 経済産業委員会 第6号(2023/04/25、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  カーボンプライシングについて伺ってまいります。  今回は、石炭とか石油といった化石燃料にCO2の含有量に応じて税金を掛ける炭素税ではなくて、それに似た賦課金というこの仕組みが導入されますけれども、この賦課金の対象がやはり非常に限られているというふうに感じています。通常は幅広い業者に対してCO2排出量に応じた課税を行う炭素税ですけれども、今回の賦課金、それから負担金の対象になるのは電力会社とかガス会社、石油元売会社、商社など、石油、化石燃料を輸入する事業者に限られるということです。なぜこの炭素税ではなくて賦課金、それから負担金といった……

第211回国会 経済産業委員会 第9号(2023/05/16、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今日は、原子力政策について伺っていきたいと思います。  私は、原子力については、もちろんこれゼロリスクではないということ、これは認めた上で、一方で、この脱炭素とかエネルギー自給率、安定供給とかそういう幅広い議論を国会においてもしっかりとさせていただいて、それから国民の皆様にも知っていただいて理解をいただくという、そういうことが必要、大切ではないかというふうに考えております。  その上で、先ほどからもありますように、今回の法改正で最も大きな点といいますと、二〇一二年の原子炉等規制法改正で原発の運転期間が原則四十年とされ、延長も一回限り……

第211回国会 経済産業委員会 第10号(2023/05/18、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  私も、今日は系統整備とか風力発電について伺ってまいります。  資料の一を御覧いただきたいんですけれども、先ほども出てきたものですが、電力広域的運営推進機関が今年三月に発表しました広域連系系統のマスタープランによりますと、二〇五〇年までの送電網の増強費用はおよそ六兆円から七兆円になる見通しということです。これは本年度の防衛費にも匹敵する額ということなんです。特に、二〇三〇年度までに整備を予定していますこの北海道、東北と首都圏を結ぶ海底直流線の新設には、日本海側と太平洋側の二つのルートで合わせて二・五兆円から三・四兆円の費用を見込んでい……

第211回国会 経済産業委員会 第11号(2023/05/25、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。  今日は、本当に三人のそれぞれのお立場からのお話をありがとうございました。  私は、気候変動問題とか温暖化防止、それから二〇五〇年カーボンニュートラルと、これを宣言した以上は、国を、みんな同じ方向を向いて進めていかなくてはいけないと思っていますし、そのためにもこの再エネは最大限導入していくためにもうみんなで努力をしていかなくてはならないと思っています。  ただ一方で、今日もお話しいただきましたけど、Sプラス3Eのバランスなどお話をいただきました。電力の安定供給、それから電気料金のことなどを考えますと、やはりこれ現実的に対応していくべきだと思っています。無理に進……

第211回国会 経済産業委員会 第12号(2023/05/30、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  我が国は、百六十を超える国々が加盟するWTO協定ですとか、相手国の投資家による投資財産の取得に関する内国民待遇について規定する投資協定又は経済連携協定を諸外国との間で締結をしております。その上で、外国居住者や外国法人が我が国の土地を買収することは原則として自由に行われてきました。この結果、農林水産省及び林野庁の統計によりますと、農地においては二〇一七年から二一年の累計で六十七・六ヘクタール、森林においては二〇〇六年から二〇二一年の累計で八千四百六十五ヘクタールが外国資本によって買収されているということです。  姫路大学の平野秀樹特任……

第211回国会 経済産業委員会 第14号(2023/06/06、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  このデジタル社会の発展というのは、私たちの暮らし、様々な面で恩恵をもたらしていると思っています。地元、私の静岡県ですね、地元の特産の一つにお茶、緑茶が挙げられますけれども、国内需要の低迷や単価の下落などといった原因で、昭和五十八年のピーク時から比べますと、今ではその産出額、残念ながら七割減と厳しい状況にあります。  一方で、その中でもデジタル社会の恩恵とも言える明るい兆しと言えるのは海外への輸出額、これを見ますと堅調に増えてきているということです。緑茶の日本からの輸出額を見ますと、近年で一番少なかった平成二年に比べますと、令和四年に……

第211回国会 経済産業委員会 第16号(2023/06/13、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  二〇二二年の評価委員会において新たなビジネスモデルがおおむね確立できたという評価がなされて、これを踏まえて、西村大臣の下、この新たなビジネスモデルを踏まえた商工中金の在り方検討会が設置されて、検討会開催の上、今回この法案の提出に至っているということです。  私、最初に疑問に思ったのが、先ほどからもタイミングの話出ていますけれども、なぜこの今のタイミングで法改正なのかということを疑問に思ったんです。  午前中からの議論も様々聞かせてもらっていますけれども、今は中小企業のゼロゼロ融資の本格回収が始まるタイミングでもあって、だからこそ今こ……

第212回国会 経済産業委員会 第2号(2023/11/09、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  まずは、この冬のエネルギーの安定供給について伺ってまいります。  今年度の冬は、期間を通じて各エリアとも安定供給に最低限必要な予備率三%以上を確保できるという見通しが示されて、西村大臣も十月三十一日にはこの冬は節電要請を行わない方針であるということを発表されました。しかしながら、需給バランスについてはここ数年不安定な状況が続いているということ、さらには世界の様々な危機的状況から、このエネルギーの確保について不安視する声も実際あるわけです。  この冬の電力需給の見通しについて、リスクについてはどういうふうに認識をされているのか、また、……

第212回国会 経済産業委員会 第3号(2023/12/07、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  まずはGDPについて伺います。  高度経済成長期以来、日本の名目GDPは世界二位ということでしたけれども、その後、二〇一〇年に中国に抜かれて、ずっと三位を保っておりましたが、先日のIMFの最新予測によりますと、二〇二三年は四位に転落する見通しだということです。  中には、円安ですのでドルベースで計算すると減少するのは仕方ないという声もあるんですけれども、やはり振り返ってみると、バブル崩壊から平成不況と、一九九〇年代からずっと我が国において好景気だという言葉はなかなか聞くことはありませんでした。  今回のGDP四位転落という見通しです……

第213回国会 経済産業委員会 第3号(2024/03/22、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今日は、ネット通販などの問題について伺っていきたいと思っています。  消費者白書によりますと、二〇二二年度のインターネット通信販売のトラブルのうち、商品未着、注文品違い、連絡不能に関する消費者生活相談は七万二千四百七十六件で、これはインターネット通販の商品に関する相談のおよそ四割を占めているということです。  これ、実は私の秘書も被害者の一人でありまして、ちょっと具体的にお話をさせていただきますと、過去何回か購入したことのあるサイトだったそうなんですが、三回目ぐらいの注文の際に、発注してからいつまでたってもこの商品が届かないとか、メ……

第213回国会 経済産業委員会 第4号(2024/04/02、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  能登半島地震から三か月が経過をいたしました。改めて御冥福をお祈り申し上げるとともに、私からも被災地の皆様にお見舞いを申し上げます。  私、地元は静岡県なんですけれども、子供時代、高校生までですが、父の仕事の関係で石川県の金沢市に住んでいたことがありますので、その石川県、第二のふるさとのような、人一倍強い思いを持っているんですけれども、発災直後から同級生とか恩師の方とも定期的に連絡取り合っていますけれども、先週の時点でまだ八千人以上の方が避難所にいらっしゃるということで、復旧復興までには長い時間が掛かりそうで心配だという声も実際に伺っ……

第213回国会 経済産業委員会 第5号(2024/04/18、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今年二月に行われました委員会視察、私も参加をさせてもらいましたけれども、この二日間で大変多くの現場の声を伺うことが、皆さんと御一緒してできました。その中で、インキュベーション施設の名古屋市にあるなごのキャンパスでは、次の百年をつくるベンチャー企業を育成する取組状況を伺わせてもらいました。  その中でも、企画運営プロデューサーの粟生万琴さんは、高校や大学の進路を考えるためにも、その前ですね、中学までに、留学とかアントレプレナー教育、プログラミング教育の三つ、それに加えて金融教育も重要であると、具体的にこの教育の重要性述べられていまして……

第213回国会 経済産業委員会 第7号(2024/05/07、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。  今日は本当にありがとうございました。  三人それぞれの参考人の皆様のお話を伺って、この水素社会実現に当たっては、コスト面とかインフラ面とかまだまだ課題はあるけれども、それでもできるところからしっかり前に進めていかなくてはいけないんだという重要性について改めて認識をさせていただきました。  まず最初に、三人それぞれの参考人の方に伺っていきたいと思います。  これまでもいろんな議論がありましたので、少々重なっているところもあるかもしれませんけれども、これからやはり水素社会実現に当たっては、この利活用、使う側ですよね、その需要側、この創出、しっかり考えていかなくて……

第213回国会 経済産業委員会 第8号(2024/05/09、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  私からは、まず、先日の内閣委員会との連合審査でちょっと時間が足りなくて聞けなかったことがありますので、法案とは少し離れますが、最初に質問をさせていただきたいと思います。  自然エネルギー財団は、以前、我が国と韓国、中国などを送電網で結ぶアジア国際送電網、アジアスーパーグリッド構想を掲げていました。現在は調査行っていないということでございますけれども、二〇一六年に再エネタスクフォースに提出された資料の、中国国営企業が自然エネルギーの活用のための世界的な送電ネットワークの実現を目指すこの国際的非営利団体、これGEIDCO、ゲイデコと呼ぶ……

第213回国会 経済産業委員会 第9号(2024/05/16、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今日は、CCSについて伺っていきたいと思います。  私自身は、このCCSというのは、この二〇五〇年カーボンニュートラル実現に対してもう必要不可欠なものだと認識をしています。  ですが、一方で、先ほどから、礒崎先生とか、ほかの皆さんもおっしゃっていましたし、私も参考人質疑のときに申し上げたんですけれども、やっぱり国民にとって、まだまだCCSって何とか、CCS、これだけお金を掛けてやる必要性ですね、それがあるのかどうかとか、まだまだ浸透していない、認知されていないところがあって、ともすれば、ごみの処分場のように思われてしまいますと、立地……

第213回国会 経済産業委員会 第11号(2024/05/23、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今日は、まず、戦略分野国内生産促進税制について伺ってまいりたいと思います。  これまで企業にとってはコスト増にしかならないと思われていた環境対策ですけれども、グリーン成長戦略の下、経済も環境も両立するんだという、こういうふうに世の中に浸透してきたということは、やはり二〇五〇年カーボンニュートラル実現のためにもこれは重要なことだと思っています。それに加えて、今回の施策を見ますと、経済成長、供給を促していくのはもちろんですが、これから市場形成が行われていくと思われますこのグリーンスチールやグリーンケミカル、SAFなどの市場でも、日本の存……

第213回国会 経済産業委員会 第12号(2024/05/28、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今日は、本当に貴重な御意見、充実した時間をありがとうございました。  いろんなお話があったんですけれども、特に松江参考人の方からありましたけれども、あの失われた三十年、この停滞の理由の一つとして、需要創出力の不足ですか、イノベーションは本来は需要サイドから起こるべきものであったというふうなお話があって、なるほどと思ったんですけれども、ここで三人の方にそれぞれ伺わせていただきたいと思います。  日本のこのビジネスを表す言葉として、技術で勝ってビジネスで負けるという評価であったり、また、なぜ日本にはGAFAのような企業が生まれないのかと……

第213回国会 経済産業委員会 第13号(2024/05/30、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  まずは、前回の質疑に続いて、自動車関連と、またその周辺の業界について伺ってまいりたいと思います。  二〇二三年度の国内の乗用車新車販売について、動力ごとの構成を見ますと、ガソリン、ディーゼル車が三八・五%、ハイブリッド車が五七・八%、プラグインハイブリッド車が二・一%など、ガソリンとかディーゼルを動力とした車が九八%を占めています。  経産省の水素・燃料電池戦略ロードマップによりますと、現在、一台一億五百万円するフューエルセルバスの価格を五千二百五十万円に引き下げて、また、燃料電池車とこのハイブリッド車ですね、この価格差を七十万円に……

第213回国会 経済産業委員会 第15号(2024/06/06、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  これまで本当に様々な議論が行われまして、私もほぼ皆様方と同じ問題意識でいろいろ確認もさせてもらったわけですが、最後の質疑者ということで、また改めて詳しくお話を伺っていければなと思っています。  今回の新法、先ほどからもあるように、スマートフォンの特定のこのソフトウェアを提供する事業者を規制するものということなんですけれども、それでなぜスマホに絞ったのかというお話が先ほど来からありました。そのときに、スマホの普及率は九割を超えてという御答弁もありましたけれども、やはり何かしっくりこない部分があるという意味では、一方、パソコンの、PCの……

第213回国会 経済産業委員会 第16号(2024/06/11、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  前回の質疑でも取り上げましたけれども、このアプリストアの手数料について、先ほど越智委員も説明なさいましたけれども、グーグル、アップル共に、この売上高が百万ドル以下の事業者は一五%、そして売上高が百万ドル以上の事業者に対しては三〇%の手数料率が適用されているということで、前回の委員会の中でも、この手数料については、売上高百万ドルを超えて成長しているとする事業者を含めて、この手数料率は大きな負担になるというふうに考えられると御答弁をいただきました。  確かにおっしゃるように、こうした不満の声があるということ、そしてこの不満から競争の減退……

第213回国会 経済産業委員会 第17号(2024/06/13、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  日本の人口ですけれども、二〇一〇年を境に減少が続いています。そして、団塊の世代が七十五歳となる、後期高齢者となるのが二〇二五年ということで、もう来年の話なんですけれども、国内の四人に一人が後期高齢者になるということになります。そして、ちょうどその後期高齢者の人口がピークを迎えるのが、私もそうなんですけれども、団塊ジュニアの世代が六十五歳となるのが二〇四〇年ということで、二〇二五年問題とか二〇四〇年問題というふうに言われて、日本は超高齢化社会にもうすぐに突入するということになるわけです。  私自身もそうですし、周囲もそうなんですけれど……

第213回国会 経済産業委員会 第18号(2024/06/18、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  これまでも多くの議論が行われまして、もう大体同じ問題意識を持って重なっているところが多々ありますけれども、最後、確認の意味を込めて質問をさせていただきたいと思います。  二〇二二年度に経産省が実施したネットパトロール事業において、表示義務違反が疑われる製品の出品者の多くが直接連絡を取ることができなかったことが判明しています。そのほとんどが海外事業者であったということです。となれば、今回の法案も、この海外事業者に対して正しく周知することができなければ、その機能を十分に発揮できなくなるおそれがあると思っています。本当にいろんな多種多様な……



各種会議発言一覧

24期(2016/07/10〜)

第193回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2017/02/15、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 参議院議員の平山佐知子と申します。  今日は、本当に三人の先生方の貴重な現場に即したお話、また御提案等も藤田先生からもいただきました。本当に貴重なお話をありがとうございます。  中でも年金について様々お話がありましたけれども、まずは駒村先生に伺いたいと思います。  私は団塊ジュニア世代でございまして、以前の職は、いわゆる正社員ではなくてフリーランスで仕事をしておりました。大変長年不安定な状況が続いて、体力的にも精神的にも、僅かかもしれませんけれども、大変な状況を経験をいたしました。そんな中、国民年金を払い続けるというのは大変しんどくて、頑張って働いて、そして頑張って納付して、し……

第193回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2017/04/12、24期、民進党・新緑風会)

○平山佐知子君 ありがとうございます。民進党・新緑風会の平山佐知子と申します。  今日は、三人の参考人の皆様、地域磨き、それからよそ者の視点ですとか食の話も、私、地元が静岡県で、富士宮やきそば、先日も富士でB級グルメのイベントをやりましてたくさんの人がいらっしゃって、食は人を呼べるというのを実感しましたので大変共感いたしましたし、ピンチをチャンスに変えるという話題も興味深く聞かせていただきました。  その中で、先ほども先生の方から人口減少社会の話がありましたので、重なる部分もあるかもしれませんけれども、地域間格差、例えば人口とか所得とか財政力とか様々な格差がありますけれども、先生方も著書などで……

第196回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2018/02/07、24期、国民の声)

○平山佐知子君 今日は、三人の参考人の皆様、本当に現場の声を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  私は、国民の声の平山佐知子と申します。  いろいろそれぞれ本当に参考になることばかりだったんですけれども、まずは小河参考人のその子供がど真ん中という考え方、皆さんももちろん子供の気持ちや声に寄り添った活動をというふうにおっしゃっていましたので、納得させられ、そしてまた、栗林参考人の子供が大事にされる経験、そしてお母さんも大事にされる経験が大変重要だというお話も共感をいたしました。  そんな中、皆さんの中で、地域全体でこの子供を支える重要性というものもお話の中にありましたけれども、私も地……

第196回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2018/02/14、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  三人の参考人の皆様のお話を伺いまして、まだまだ現実に見えていない様々な問題があって、若年層の方々がこれからやっぱり年齢を重ねて高齢になっていくわけですから、そうなったときに社会でどういうふうに支えていくのか、救済していくのかというのは本当に大きな深刻な問題だなと、政治的にもしっかり考えていかなくてはいけないということをまずは感じました。  それでは、稲葉参考人にまずお伺いをいたします。  先ほど若年層は二十代から三十代のイメージだと言っていたんですが、ちょっとイメージを広げて未成年の方々のお話も伺ってみたいんですが、例えば……

第196回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2018/02/21、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  今日は、三人の参考人の皆様、貴重なお時間をありがとうございました。  まず、河合参考人に伺いたいと思います。  いただいた資料の中の十六ページに、高齢者の孤立問題発生の背景という表をいただいているんですけれども、前回の調査会がちょうど若年者をめぐる格差への取組ということで、そこでも話題になったんですが、若年者の住まいが、やはりぎりぎりまでというか、親と一緒に同居というのが増えているという話がちょうどありました。これを見ても、親と未婚の子のみの世帯というところで、これがなぜ貧困に直接つながっていっているのか、その背景とか、孤立以外でもこういう問題があ……

第196回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2018/04/11、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  今日は、三人の参考人の皆様、本当に貴重な御意見をありがとうございます。  それぞれお伺いをしていきたいと思いますけれど、まずは大山参考人、事前にいただいた資料を読ませていただいたんですが、今でも毎年一人か二人の障害者の方雇用されているというふうに伺いました。また、毎年、養護学校の高校二年生の生徒さんを職場体験受け入れていらっしゃるというふうに伺ったんですけれども、具体的にどれぐらいの期間とか、どういうことをしていただいて、それをどういうふうに雇用につなげているのか、詳しく伺えたらと思います。

第196回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2018/04/18、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  三人の参考人の皆様、貴重なお話をありがとうございました。  それぞれに伺っていきたいなと思うんですが、足立区のあだちプロジェクトを見させてもらいましたけれども、施策の二の学びの環境支援というところで、スクールソーシャルワーカーが様々な関係機関ですとか児童、生徒、保護者等、働きかけ、支援、そして連携、調整などを様々行っているというところがありました。  以前、この調査会でも私、問題提起をさせていただいたんですけれども、今、地域では貧困が見えにくい状況にある、また、本当に貧困のところに支援が行っているのかと心配な部分もあると。そういうときに、以前の調査……

第196回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(2018/05/09、24期、国民の声)

○平山佐知子君 国民の声の平山佐知子です。  二年目となる今回の調査会でありましたけれども、様々な視点からの「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」についての議論ということで、これはもう本当に大変興味深いテーマであり、本当に学びが多い調査会だったというふうに感じております。  私は、長年、地元の一人親の皆様が集まる静岡県母子寡婦福祉連合会の皆様始め、最近では障害者の親の会など、本当に幅広くふだんから意見交換をさせていただいているんですけれども、そうした地方での声を踏まえて、それでは全国的にはどうなのかとか、学識経験者の立場から見るとどうなのか、当事者始め現場を知る幅広い参考人の方に広く意見……

第198回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2019/02/27、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  今日は本当に、それぞれの参考人の皆さんのお話、大変勉強になりました。特に、その中でも人と人が支え合う地域づくりということで、雄谷参考人の話にもありましたけれども、まずは支援を受けている人たちが今度は支える側にも回って、それが重度の方であってもということで、その方の居場所にもなるし、生きがいづくりにもなるんだなというふうに、それが、その本人はもちろんなんですけれども、家族の方のまた喜びにもなっているというのは、ああ、なるほどなというふうに感じました。私も、地元が静岡県で、地元の障害者関係の方ともお話しする機会が多いんですけれども、やっぱり人にずっ……

第198回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2019/04/03、24期、無所属クラブ)

○平山佐知子君 無所属クラブの平山佐知子です。  今日は、三人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。  今の白波瀬参考人の話の中で、私も、事前の資料の中で、日本社会ではやっぱりこの性別役割負担の呪縛から逃れられない事実があると、現状があるという、そこもすごく気になって、今のことにも重なるのかもしれませんけれども、やっぱり日本の将来とか社会保障費のこれからを考えてみても、これまで十分に、おっしゃっている中で、活用されてこなかった人材である女性それから高齢者に対する育成も大事であると、労働環境の改善が必要であるというふうなこともおっしゃっていました。  確かに、やっぱりいきなり女性活躍して……


26期(2022/07/10〜)

第211回国会 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号(2023/05/23、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  今日は水素を中心に伺ってまいりたいと思います。  今、世界ではこのGXに向けた本当に長期的で大規模な投資競争が激化する中で、日本もこうして二〇五〇年カーボンニュートラルの実現しっかりしていくということ、それに併せて産業競争力も強化していくということで、先日そのGX推進法も成立したところでございます。  この水素と燃料電池に対する世界の動き、本当に加速をしていまして、日本もやはり世界情勢が変わった今、改めて戦略的に、またしたたかにこのエネルギー政策としての水素、進めていかなくてはいけないと思っています。  そこで、GX担当大臣、西村大……

第211回国会 経済産業委員会、内閣委員会連合審査会 第1号(2023/05/30、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  先日、委員会に参考人としてお越しいただきましたけれども、東京大学名誉教授の山地憲治さんは以前のインタビューの中で、この原子力発電について、福島第一原子力発電所の事故によって原子力に対する信頼は大きく崩れ、その崩れた信頼がいまだに回復できていない状況にあるということに触れられて、国民の信頼を回復することがやはり最も大事だということをおっしゃいました。また、信頼の回復は、結局、安心と安全のうちの安心に関わることであって、科学技術の論理だけではこの安心の回復は難しいということも述べられています。  さらに、NPO法人理事長の大空幸星さんも……

第211回国会 経済産業委員会、農林水産委員会連合審査会 閉会後第1号(2023/09/08、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  まずは、今回の処理水、ALPSで除去できないトリチウムについて伺ってまいりたいんですけれども、先ほども須藤委員の質問にもありましたけれども、このトリチウムの分離技術についてですけれども、二〇一八年六月に近畿大学がこのトリチウム水の分離回収及びその装置を開発したということで発表がありました。さらに、東京理科大学の安藤教授らのチームもこのトリチウムを除去する手法を開発したということで、その報道もそれぞれなされました。  こうしたトリチウムの分離技術について、先ほども御答弁の中でもいただきましたけれども、おととしの環境委員会、参議院の環境……

第213回国会 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号(2024/05/14、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  島国である我が国でCCS行う際には、やはり海域での実施、これが多くなるのかなということを予測しているところでございます。これまでも様々議論あった部分ではございますけれども、現行の海洋汚染防止法では、CCS行おうとする事業者は、環境大臣から海底下にCO2の貯留を行うための許可を得る際に、事前に海洋環境影響評価を行うこととしていました。本法律案では、海洋汚染防止法におけるCO2の海底下廃棄に係る許可制度の規定は削除されて、本法律案に一元化されるということです。  この貯留事業者が海域にてCCSを行うために貯留実施計画を提出する際には、経……

第213回国会 内閣委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号(2024/04/25、26期、各派に属しない議員)

○平山佐知子君 平山佐知子です。よろしくお願いいたします。  先日、経済産業委員会でも四月の二日、二人の方から質問があった件についてお伺いしていきたいと思っています。再エネタスクフォースで提出された資料に関連して伺ってまいります。  この再エネタスクフォースというのは、再生可能エネルギー、これを主力電源化にするということ、それからこれを最大限導入していくということ、これが二〇五〇年カーボンニュートラル社会の実現には大きな鍵を握るということで、その障壁となる規制などを総点検をして、必要な規制の見直しですとか、見直しの迅速化を促すことを目的ということで行われていたものでございまして、これはもう我が……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

平山佐知子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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