このページでは伊藤孝江参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊藤孝江参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。 先般の参議院選挙で兵庫選挙区において初当選をさせていただきました。本日、初めて質問に立たせていただきます。 今回、質問の機会をいただきましたこと、大変に有り難く思っております。委員長を始め委員の皆様、また経済産業省の皆様、今後ともどうかよろしくお願いいたします。 まず初めに、石川議員に引き続き、中小企業経営強化法についてお聞きしたいと考えております。 現在の最重要課題は経済の再生です。そのために重要な柱である中小企業また小規模事業者の支援に関してお伺いいたします。 中小企業・小規模事業者は、多くが地域に密着し、地域に根差した……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 クレジットカードの利用が身近になって、また便利になっている中で、まだまだクレジットカードの利用に不安がある方が多いと。先ほど来もアンケート調査の結果も報告されておりましたが、その主な理由としては、カードの不正の利用、また情報が漏えいされるという点を懸念しているという方が多いという調査結果も出ているところです。 今回の改正案におきまして、加盟店にもカード番号情報の漏えい防止の義務を課すということになっております。ただ、三百万店以上もあると言われているその加盟店、もう本当に数多くの加盟店の全てが漏えい防止対策を取っているのかどうか……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、四人の参考人の皆様、本当にお忙しい中、貴重な御意見をいただき、また示唆に富んだ御発言をいただき、本当にありがとうございます。 私の方からは、今、西沢先生の方でお答えになられた年金とほかの社会保障の制度も含めたそのバランスなどの点について、西沢先生、また山崎先生にお聞きしたいと思います。 今、基礎年金だけではやはり生活がなかなか厳しいというような現状、茶谷参考人の方からもいただきましたけれども、そのような声が実際にたくさんある中で、その補完する制度として医療や介護、そのようなサービスを社会保障の中でまた補うということも可能ではあるけれども、それ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 私も引き続き、小規模事業者が元気になるための制度の一つとして使われております小規模企業共済制度について本日はお伺いをしたいと思います。 この小規模企業共済制度は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営しているもので、小規模企業の個人事業主などが個人事業の廃業などのときに備えて生活資金等をあらかじめ積み立てておくための共済制度です。要は、個人事業の方が退職金の代わりに積み立てておくという制度ですね。私自身も弁護士として独立をしたときに契約をさせていただき、昨年、任意解約をさせていただきました。 実際の手続の方は、中小機構が委託……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 今日は、事業引継ぎ支援センターの事業を中心に、中小企業に対する事業承継の支援ということをお聞きさせていただきたいと思っております。 中小企業において、高齢化や後継者の不足というのが大きな課題になっていて、本当にこのサポートが必要だという状況にあるというのは皆さん共通認識かと思われます。 先般、東京都の事業引継ぎ支援センターの方に今なされている活動等を含めてお話をお聞きしに行かせていただきました。こちらでは、平成二十三年度に事業が始まってから、相談件数、成約件数とも順調に伸びてきていること、また、そのために引継ぎセンター……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、今日の、今回議題になっております原賠機構法の改正法ですけれども、目的を正確にさせていただきますと、東日本大震災で、また福島第一原発事故からの復興再生のために何としても事故炉の廃炉を安全かつ確実に着実に実施をしていかなければならない、そのための資金をどう工面するかというところに真正面から取り組むという趣旨での法改正だと認識をしております。これから長期にわたって巨額の資金が必要となることから、その資金の確保をどうしていくのか、また、事故を起こした東京電力に第一義的な責任をきちんと負担をしていただくというために、新しく廃炉……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、三名の参考人の先生方、本当にありがとうございました。 私の方から質問をさせていただきます。 まず、賠償責任、東電の負っている賠償責任についてということでなんですけれども、山内参考人、また橘川参考人の方で、結局のところは経済的に東京電力が最終的に賠償を全部負担をするというのはやっぱり現実的ではない、あるいは橘川参考人の方からは、事実上、有限責任であるというような表現でお話しいただいたかと思います。 その中で、これまで東京電力の方では一般負担金、特別負担金で、また今回、廃炉等積立金ということでの金額の負担をしていただくという方向での今法改正が審……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。 短時間ですので、早速質問の方に入らせていただきます。 原発事故からの復興再生に関する費用に関して、まず東電が責任を持ってというところに関しては当然としましても、現実には東電だけでは経済的な負担は賄い切れないと。その中で、電気料金など、どういう形でかというのはありますけれども、国民が一部負担をしなければならないという現実もあります。先ほども復旧に寄り添うという話もありましたけれども、東電の供給エリアの方のみならず、国民全体でどのような形で協力をしていくのかというところも今大きな課題になっております。 その中で、東電改革についてという……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 中小企業の支援の重要性で、また、その中で本当に商工中金が担っておられる役割の重要性というのは、これまでの先生方のお話にもありましたとおり本当に重要なもので、これからまたしっかりと調査をして今後のことを考えるという中での途中経過という今日は報告ということになるのかと思いますけれども、本当に単なる途中経過という形だけではなく、これからにしっかりと生かしていけるような形でのまた機会にしていきたいというふうに思っております。 ちょっと、質問の方をつくらせていただいている中でかなり今までの先生とかぶるところもありますので、危機対応業務に……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、地域未来投資促進法案の審議ということで、企業立地促進法の改正法ということですけれども、まず、現行法の果たしていた役割について確認をさせていただければと思っております。 この現行法におきましても、地域経済の基盤の強化を図ることが当該地域の経済の活性化にとって重要である。特に、地域が主体性を発揮してそれぞれの強みを生かした地域経済の振興に取り組むことにより地域経済の発展を目指してきた。この地域が主体性を発揮して、強みを生かして地域経済の振興に取り組む、地域経済の発展を目指すという大きな方向性自体は現行法と今回の法案とでは変……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。 三名の参考人の先生方、本日は本当に貴重な示唆に富んだお話をありがとうございました。 早速質問の方をさせていただきたいと思っております。 今回の法改正に関連をして、適正なリスク分担を金融機関と信用保証機関とでしっかりとしていこうというのが一つ大きな柱であるかと思いますが、まず、現状について中村参考人にお伺いをしたいと思います。 今回、適切にリスク分担がなされていないのではないかという前提がまずあって、そこからどう解消していこうかというところに話が行っているというのが、大ざっぱに言うとそういう感じかと思うんですが、現状として、中村参……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案の関係での質問ということで、まずは、午前中から議題の一つともなっておりました適切なリスク分担、金融機関、信用保証協会のリスク分担のための連携というところについてお聞きさせていただきたいと思っております。 今回の法案の柱の一つとして、個々の事業者のライフステージや状況に合わせて当該企業の成長や再生を支援するという観点から、リスク分担の割合を保証協会と金融機関の間で柔軟に調整していくという考え方が取られているところであります。金融機関が過度に信用保証に依存することなく、信用保証協会……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、私からは、一つ目のテーマとしまして、最高裁判所の研修施設の有効活用の問題についてお聞きをいたします。 一般職及び特別職の国家公務員に対していろいろ研修をすると。そこで、最高裁判所におかれましては、研修用の施設として、教室また宿泊施設を保有されております。ところが、これらの研修施設、特に宿泊施設については余り利用されていないという現状にあり、会計検査院からも稼働率の低さについて指摘を受けているところでもあります。 まず、裁判所の研修用の宿泊施設に絞ってお聞きをいたしますが、前提として、研修用の宿泊施設を全国に何か所……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 予算委員会で本日初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 間もなく東日本大震災からは六年がたち、熊本地震から一年を迎えようとしております。私自身も阪神・淡路大震災で被災をし、それが人生の転機ともなりました。二十二年が経過した今でもまだ震災の影響が強く残っているという現状があります。 昨日も、阪神・淡路大震災によって障害者となった方々とともに厚生労働省に要望に行かせていただきました。発災から十五年間も掌握すらされなかったこの震災障害者の方々が今までどんなつらい思いをされてこられたか、そのような経験や思いを語ってくださいました。そして、……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 本日は、少しピンポイントの論点ではありますが、障害基礎年金の更新の際の申請通知などの送付時期に関してお伺いいたします。 障害を有して障害基礎年金を受給されている方は、障害年金の受給を更新するために、厚生労働大臣が指定した日までに現況届や医師の診断書を提出することが求められます。障害の症状が変わらない方は診断書の提出を不要とされる方もいらっしゃいますが、診断書の提出が必要な方には、日本年金機構から現況届とともに診断書の様式が送付をされます。 この診断書についてですが、提出は一年から五年の間で、例えば一年後や二年後など、人……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 では、早速、旅館業法の一部を改正する法律案についてお伺いいたします。 まず、今回の大きな目的は、無許可営業、違法な民泊をどうやってきちんと把握をして摘発をしていくのかというところが主眼となっているかと思うんですけれども、まずその前提として、現状、違法民泊がどのような状況にあるかということについて確認をさせていただきたいと思っております。 今日、配付資料として、厚生労働省作成の旅館業法上の指導等の状況についてという、一覧表を含めた一枚のものをお配りさせていただいております。このちょっと読み方というか見方の方がはっきり分からない……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 杉本参考人、よろしくお願いいたします。 少し、ちょっと大きな視点でまずお聞きをしたいんですけれども、今、日本が生産年齢の人口が減少していること、また所得格差など、本当に大きな課題に直面しているというのは共通の認識ではないかと思います。その中で、経済を好循環させて、また働き方改革を含めたあらゆる政策を総動員して景気回復の実感が得られるようにというのがこれからの課題であるかと思っております。 その中で、独占禁止法はこれまで経済情勢を踏まえて運用されてきたというのは、先ほど杉本参考人も所信の中で述べられたところかと思いますけれども、今後、その日本経済を活性……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 では、若田部参考人に早速質問をさせていただきます。 まず、量的緩和の拡大というところについて少しお伺いをいたします。 若田部参考人は、先日、衆議院での質疑の際に、理論的には金融緩和には限界がない、また、長期国債を現状で日銀は約四割程度保有しているが、考え方によっては六割まだ残っている、これは市場に残っているということだと思いますが、とおっしゃられております。ただ、現在、日銀の方は、二〇一六年の総括検証を経て金融緩和の主軸を量から金利にシフトをしており、実質的な国債の買入れ額を年五十兆台まで落としております。 若田部参考人が……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 まず、いわゆる日報問題について、小野寺防衛大臣にお伺いをしたいと考えております。 平成四年のPKO協力法の成立に際しましては、私たち公明党は、日本だけが平和ならいいとするいわゆる一国平和主義にとどまるのか、それとも、世界平和のために、金、物だけではなく人も出す国際貢献の道を歩むのかということを、国会議員、地方議員、党員、支持者も含め全党挙げて議論を行い、PKOへの参加を決めております。法案作成の過程でも、自衛隊派遣の前提条件となるPKO参加五原則を法律に明記するなど、明確な歯止めも掛けました。 先輩議員の方々が大変な御苦労の中で制定をされたPKO協力……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。早速質問に入らせていただきます。
まず、企業主導型保育事業の運営費に関する補助金についてお伺いをいたします。
この補助金ですけれども、ほかの認可保育園などと違って、一度申請が認められてもまた毎年度申請を必要とする、そして審査がなされるというような扱いになっているんですけれども、なぜこのような違いが生じているのか、まずお答えをいただけますでしょうか。
【次の発言】 平成二十八年に一番最初に開設されたかと思うんですけれども、今年度、平成二十九年度は二度目の申請ということになりました。これについて相談を受けたんですけれども、今年度の平成二十九年度に二度目の申請……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 午前中にも、本当に今回の年金の事件に関しまして言語道断だという思いを強く訴えていただきましたけれども、全くの同じ気持ちであります。今回、これからの再発防止に向けて一体何を考えないといけないのか、何を検証していっていただかないといけないのかということも踏まえて質問をさせていただきたいと思います。 まず、このSAY企画ですけれども、委託をすべきでない業者に委託をしたという話がありました。本当にそのとおりだと思っております。まず、私は、今回なぜこのような事態になったのかという観点から少しお聞きしたいと思います。 今回の年金の問題に関しまして、契約までの流れ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は医療法及び医師法の一部を改正する法律案についてということで、早速質問に入らせていただきます。 この法律案は、医師偏在を解消していくということをしていきながら、医療の提供を適切に全国でしていくということを目指しているものだというふうに考えております。 この中で、具体的な医師の確保の対策に結び付けるためにということで、これまでの質疑の中にも出てきておりましたけれども、医師偏在指標に基づき都道府県が医師少数区域と医師多数区域を定めて具体的な施策に結び付けるということ、また、医師少数区域で勤務した医師を評価する制度ができるというふうに定められております……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、健康サポート薬局についてということでお聞きをさせていただきます。 資料の方を配付させていただいております。一枚目がこの健康サポート薬局の概要になっております。かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能を有し、地域住民による主体的な健康の維持増進を積極的に支援する薬局、この積極的に支援する薬局というのが、この一枚目の右下の健康サポート機能というところにまとめられているものですけれども、ここに書かれているような役割を果たしていく薬局ということで、これから地域包括のその医療の関係、また地域医療にしっかりと役立てていただきたいというための制度かと思っておりま……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 生活困窮者自立支援法等改正法案についてお聞きをいたします。よろしくお願いいたします。 本改正法案におきましては、良質な日常生活支援を行う無料低額宿泊施設等に対して生活保護受給者への支援を福祉事務所が新たに委託できるという仕組みが創設されることになっております。生活困窮者等に対する居住支援ということかと思いますが、それに関連をしまして、まず生活保護法に基づく保護施設についてちょっと確認をさせていただきたいと思っております。 この生活保護法に基づく保護施設としましては、救護施設、更生施設、医療保護施設、授産施設、宿所提供施設ということで、この施設における……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、本当に参考人の皆様方、大変お忙しい中をありがとうございました。 早速質問をさせていただきます。 まず、布山参考人と逢見参考人にお聞きをしたいんですけれども、今回、長時間労働の是正ということで、とにかく時間をきっちりと上限を規制をして、罰則を作って、そして守ってもらうということを進めていくというところなんですけれども、そのために、まず一つ大切になるのが、雇用者側、企業側の意識改革、管理職の方の意識改革というところがあると思います。 これまで、いろんな企業の中で、経団連の会員企業の皆様もしっかりと取り組んできていただいた中で、緩やかな形ででもし……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。総理、よろしくお願いいたします。 今日は、教員の働き方改革ということで、部活動の関係に関してまずお伺いをさせていただきます。 長時間労働が問題になっている教員の仕事の中で、中学校、高校の部活動への従事に関して、まず部活動の性質が明らかではないということからも、なかなか部活動への関与にどのように教員が関わるべきかというところが決められないというふうな影響をされていると思います。 この中学校、高校の部活動の在り方につきましては、平成三十年、今年になりまして、教員の働き方改革という観点からの通知、また生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。 今日は、四名の参考人の皆様、本当に率直な思いを聞かせていただいて、また示唆に富む御意見を頂戴して、ありがとうございます。 では、短い時間ですので早速質問をさせていただきます。 まず、井戸知事にお伺いをいたします。兵庫県から来ていただいて、ありがとうございます。地元の私自身も本当にうれしく思います。 兵庫県では平成十六年に禁煙一〇〇%を目指した指針を作られて、またその後、平成二十五年には受動喫煙の防止条例を制定をされてきたと。本当に、国が規制をする前から先駆けた取組をされていて、いろんな立場からの主張、要望などの調整も難しく、ま……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 公明党では、東日本大震災の発災から、国会議員がそれぞれ被災自治体の担当となり、全員が復興担当という思いで被災地の復興に向けて取り組んでおります。この三月にも、宮城県、福島県、また岩手県で復興会議などを開き、多くの国会議員がこれらの会議と併せて視察や懇談会などにも参加をいたしました。その際に、学んだこと、感じたこと、そして、いただいた声をしっかりと受け止め、これからも復興のために全力で取り組んでまいりたいと考えております。 私は、宮城県に行かせていただきました。その中で、まず、仙台市にある震災遺構の旧荒浜小学校を視察をさせていた……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。本年もよろしくお願いいたします。 今日は、改正入管法に関連をいたしまして、外国人材の受入れ、多文化共生という点についてお伺いをしたいと思います。 まず、自治体の取組に対する支援に関連してお伺いをいたします。 先日の報道で、法務省の方から、外国人との共生策を進めるために、出入国在留管理庁にこの四月から、仮称ということですが、在留担当支援官を配置するというようなことがありました。この在留担当支援官という新たに設置をされる役割につきまして、目的、概要、また業務内容等についてお教えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、大臣の所信の中にも障害者雇用数の不適切計上の点につきしっかりと取り組んでいくということがありました。その点についてお伺いをしたいと思っております。 この不適切計上につきましては、第三者検証委員会から検証結果の報告がなされ、それを受けて政府の方で再発防止への基本方針を既にまとめられております。この不適切計上は、障害者雇用促進法の精神から大きく逸脱した許し難いことであるという点に変わりはないと思っております。その中でも、法務省が各省庁の中で不適切計上が多くあったということについては非常に残念に思っております。 まず、事実確認ですけれども、平成二十……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、技能実習生の失踪の課題についてお伺いをいたします。 衆議院の法務委員会の方で、我が党の遠山議員から指摘をして質問をさせていただいたところではあるんですけれども、時間切れの中で質問をし切れなかったというところ、引き取らせていただきたいと思っております。 技能実習生を多数受け入れておられる団体の方から、なぜ失踪者が増えていくのか、発生するのかということをお聞きしたときに、最大の問題の一つが、技能実習生に高い賃金を餌に失踪を促して失踪先まで手配をする、そういう悪質ブローカー、手配師、地面師と呼ばれる存在がいると、そこがやっぱり一番大きいんじゃないか……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。
まず今日は、造船分野における造船特定活動についてお伺いをして、最後に参法についても発議者にお伺いをしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
この造船分野におきましては、技能実習制度と併せて、二〇二二年までの期間限定で、技能実習二号又は三号修了者を対象として造船特定活動分野がありまして、外国人材を多く活用されております。
そこでまず、造船分野における外国人労働者の重要性についてお伺いをいたします。
【次の発言】 その造船特定活動におきまして、現時点までの特定活動就労者数及び技能実習生のうち特定活動に移行される方の割合についてお伺いをいたし……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、三人の参考人の先生方、大変お忙しい中、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。 まず、多賀谷参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 先ほどの福岡議員の質問とも少しかぶるところがあるんですけれども、今回の改正入管法の趣旨、目的のところで、新制度の必要性についてお話をいただきました。技能実習の法の趣旨を潜脱するような実態がある中で今回新しく法律を作る意味があるんだということもおっしゃられておられたわけですけれども、技能実習の制度を廃止する、あるいは技能実習生の制度を含んで一体化するような法律ではなく、改めて別の法律とし……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 先ほど元榮先生からもありましたけれども、昨日、日本語学校に視察に行かせていただきまして、本当にすばらしい環境もまた見せていただいて、大変勉強になりましたし、やっぱり一番印象に残ったのが、学生の皆さんがもう希望にあふれているというのがもう大変うれしく、本当にこういう方たちをこれから、本当に日本を更に好きになってもらって、またこれからの人生しっかりと切り開いていっていただきたいという思いを深くいたしました。 また、先日、地元でですけれども、日本語学校を開設されようとしている方とお会いをさせていただきました。この方はベトナムに訓練学校もお持ちで、ベトナムのそ……
○伊藤孝江君 私は、自民、公明を代表して、出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。 急激な少子高齢化、生産年齢人口の減少が進んでおり、深刻な人手不足に直面している我が国にとって、一定の専門性、技能を有する外国人を受け入れることは喫緊の課題であり、多くの方が待ち望んでいることでもあります。 本法案では、まず、新たな在留資格、特定技能の一号、二号が創設され、外国人を受け入れるプロセス等に関する規定も整備されます。これにより、人材の確保が困難な状況にある分野に就労資格を認め、外国人材の受入れ制度として新たなかつ大きな一歩を踏み出すことになりま……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。総理、また大臣の皆様、よろしくお願いいたします。 早速質問に入らせていただきます。 まず、決算関連でお伺いをいたします。 平成二十九年度予算の方は、経済・財政再生計画二年目の予算ということで、経済再生と財政健全化の両立を図るという方針で編成がされております。この間、総理は、経済再生なくして財政健全化なしというその基本姿勢で、経済を成長させていく中で税収を増やして、そして財政を健全化していくと、こういう道筋を付けつつ、その時々の判断として、財政健全化に資するとの信念から財政出動をされておられます。 今現在、米中の貿易摩擦、またイギリスのEU離脱など、世……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今国会でもどうかよろしくお願いいたします。 先日の法務大臣の所信表明の中にありました成年年齢引下げの件について、まずお伺いをさせていただきます。 午前中も徳茂先生の方から少し成年年齢引下げに対する対応についての御質問がありましたけれども、私の方では、成年年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議という連絡会議での検討状況等を中心にお伺いをさせていただきます。 言うまでもなくというか、成年年齢の引下げというのは、実際に成人になる方のみだけではなく、多くの国民に影響を及ぼすものであり、またその影響の内容も、消費者被害であったり、また成人式という……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、少年法の適用年齢引下げに関する検討状況についてお伺いをさせていただきます。 この少年法の適用年齢については、十八歳未満とすること、また、非行少年を含む犯罪者の処遇を充実させるための刑事法の在り方などについて法制審に諮問をされており、既に議論が進められているところでもあります。 まず、一点、確認をさせていただきます。 民法で成年年齢が十八歳になるという形の法改正がなされました。ただ、大人として自立をするための保護と支援が必要であるという考え方はそのまま当然維持をされており、これは保護政策の一環でもある少年法にも……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 私も、先ほどの有田先生とテーマとしては同じであります。選挙運動や政治活動に名を借りたヘイトスピーチが許されないんだということについて、改めて今日は質問させていただきたいと思っております。 今の時期、選挙の活動ということでヘイトスピーチがされている現状についても先ほどありましたけれども、もとより、選挙運動、政治活動についての表現の自由の保障というのは民主主義の根幹を成すものでありますので、最大限に尊重されるべきというところについてはそのとおりなんだと思います。ただ、制度を悪用して、選挙運動ということでヘイトスピーチを公然と行うと……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、司法書士の業務、使命に関連する問題に関してお伺いをさせていただきます。 昨年八月、経済産業省の方から法務省に対して、産業競争力強化法に基づいて、グレーゾーン解消制度による照会がなされました。内容としては、事業者がウエブサイトを通じたサービス上で本店移転登記手続に必要な書類を洗い出すための質問をし、利用者の判断で回答をさせ、その結果により必要な書類の一覧を表示をして、利用者が入力した情報を自動的に本店移転登記の書類として生成をすること、加えて、生成した書類を代行印刷し、登録免許税として本店移転登記に必……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、法廷通訳の関係について御質問をさせていただきます。 日本語が通じない外国人が被告人やまた証人として裁判に出廷する場合、刑事訴訟法で通訳を付けることが義務付けられております。刑事訴訟法で、「国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通訳をさせなければならない。」と規定されているところではありますけれども、これ以外に具体的な明文規定というのがないというのが現状であります。 通訳人を付けずに開廷することができないということになっているわけですけれども、この四月一日現在で、全国で今六十二言語、三千七百八十八人が登……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、今回の増員の理由の一つとされている民事訴訟事件の審理充実のための増員というところについてお伺いをいたします。 今回、この中でも、先ほども指摘がありましたけれども、典型的専門訴訟事件、建築、交通、医事、労働、知財、行政等ということで、専門部であったりあるいは集中部であったりが裁判所で設けられているような事件だということかと思いますけれども、この専門訴訟事件の増加への対応が必要だからということを増員の理由として挙げられております。 ただ、この典型的専門訴訟事件にどう対応していくのかというところについては、裁判官の人数という……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、法的手続の中での外国人の人権を確保するという観点から、外国籍の調停委員についてということをテーマにお伺いをしたいと思っております。 調停制度自体は、市民の間の民事紛争、家事紛争について、当事者の話合いと合意に基づいて、裁判手続に至る前に解決を果たすということを目的とする制度ですけれども、外国籍の調停委員が今現在最高裁から任命をされないと、採用拒否をされているという問題に関しては、司法委員や参与員にも同じ問題はありますけれども、今日は調停委員に絞ってお聞きさせていただきます。 まず、民事調停事件、家事調停事件において、……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、債務者財産の開示制度の実効性の向上についてお伺いをいたします。 この財産開示手続の利用実績なんですけれども、平成十六年にできた当初が七百十八件、そこから、年ごとに見ていったときに千件を超える年もありますけれども、近年は減ってきていて、平成三十年については五百七十七件というふうに、執行の事件数からするとかなり低調と言わざるを得ない状況だと思っております。 私も、この手続ができたときには、すごく期待もさせていただいてと言うのも変ですが、期待をして、使えるのかなというのを思っていたところですけれども、実際には利用した……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、ハーグ事案における子の返還の代替執行に関連をしてお伺いをさせていただきたいと思います。 このハーグ事案におきましては、子供の監護に関する手続は子供が元々居住していた国で行うことが望ましいということで、子供を元々いた国に返還をするという手続になります。このハーグ条約におきましては、この子供の返還に関連をしまして、友好的解決をするために全ての適切な措置をとることが義務付けされております。その中で、日本への子の連れ去り等につきましては、友好的解決、当事者の合意、ADR、また裁判内調停が挙げられると思いますが、この友好的解決を……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、まず、この調査・検討結果報告書ですね、プロジェクトチームの方から出されたこの報告書に関連してお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、今回の調査は、そもそも任意による調査ということで、プロジェクトチームの方で調査をするに当たり、各受入れ機関の方ですね、そちらに了解をいただいたところというのか、対応していただけたところのみ実際には調査ができたという結果になっております。 その中で、報告書の方によりますと、協力を拒まれたため調査を行うことができなかったものということで、百十三の機関、そして対象者としては百五十五人分が結局調査ができなかったとい……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案ということで、表題部所有者不明土地の、所有者が現状でははっきり分からないものについて所有者を探索、調査をするというような制度が新たに設けられるような形にもなっております。 その中で、登記官による所有者の探索と所有者等探索委員による調査というのが二つ法文上は規定されているわけですけれども、この所有者等探索委員による調査も、法務局が選任をする場合と登記官の方からまた選任の手続をしていくというような場合と二パターンあるのかなというふうに思っておりますけれども、この登記官に……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、刑事施設における自弁品の価格設定についてお伺いをしたいと思っております。自弁品というのは、刑務所で自費で購入するそういう物品のことで、支給されるものと自分で購入するものがあります。 受刑者が使用する日用品、衣類等につきましては、当然支給されるものもたくさんありますけれども、それぞれ、例えば肌着であればこれだけ、歯磨きであればこれだけというような形で数とか支給頻度などが全て定められております。例えば衣類につきましては、ほかの被収容者が使ったものが支給されることになるので、作業報奨金がある受刑者は御自分で例えば肌着などを買うことが多いとか、そのよう……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、戸籍法に関連をいたしまして、DVの被害者、また児童虐待から子供を守るために逃げるというようなことも考えられますけれども、そのような被害者の側からの離婚届の不受理の申請の手続についてお伺いをしたいというふうに考えております。 このDVの被害者、また児童虐待から子供を守るために逃げるというような場合、配偶者、夫の場合が多いかと思うんですけれども、この夫と、離婚について、また子供の親権や養育費、財産分与など必要なことについては話し合うことができないまま着のみ着のまま逃げると。身の安全を確保するために、役所や警察に相談をしてシ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。
今日は法曹養成の在り方についてということですけれども、この法曹養成、一般の例えば会社に就職をするというような形とは違って、試験を受けて資格を取得をして、試験を受けて修習があって、そこもきちんと国から管理というか教育もしていただくようなシステムがあり、で、その後、資格を取るということも含めて国が関与をするというのがこの法曹養成の特色の一つであるかと思うんですけれども、まず、この法曹養成の重要性について御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 質、量共に豊かな法曹を養成するということでしたけれども、この法曹養成というのは、何をも……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。
まず、今日は、養子制度、普通養子縁組、特別養子縁組の利用状況についてお教えいただきたいと思っております。
まず、近年の特別養子縁組の成立件数の推移と、養子となった子供の側の縁組時の年齢についての分布について教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 特別養子縁組の成立件数、おおむね五百件から六百件程度。
今日の最初にも、制度ができた当時からすると減ってきている中でも、今は五百件から六百件ぐらいを大体維持しているというようなお話だったかと思うんですが、この需要と供給という言い方が適切かどうか分からないですけれども、必要とされる子供に対してどの程度きち……
○伊藤孝江君 今日もよろしくお願いいたします。 まず、前回の質問に関連して少し確認をさせていただきたいんですけれども、今回、法務省の方からいただいている改正法に関する資料の中で、改正の目的の中で、厚労省の検討会が全国の児童相談所、民間の養子あっせん団体に対して実施した調査の結果として、要件が厳格等の理由で特別養子制度を利用できなかった事例が平成二十六年から二十七年において二百九十八件、うち実父母の同意を理由とするもの二百五件、上限年齢を理由とするものが四十六件ということで御説明をいただいております。 この調査結果に基づいて今回改正の要点等が決せられていったということになるのかと思うんですけ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。 まず、金融法制に関連をして、麻生大臣にお伺いをいたします。 安倍総理から未来投資会議で金融法制の見直しの指示があり、決済分野について今現在見直しをされているとのことです。今、お金を送金される業者には銀行などの金融機関とそれ以外の資金移動業者の二種類があるところ、銀行は送金額の制限がなし、他方、資金移動業者は百万円までの送金のみ可能という大きな違いがあります。銀行は送金額の制限がない分、免許制で、財務状況も厳しくチェックをされ、業務範囲に限定もあり、破綻したときの利用者の保護の仕組みもありますが、資金移動……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。赤羽大臣始め省庁の皆様、よろしくお願いいたします。 早速、港湾法改正法案についてお聞きをさせていただきます。 まず、国際基幹航路の競争力強化についてお伺いをいたします。 四方が海に囲まれている我が国にとって、海事、港湾戦略を強化していくというのは経済の発展にとっても不可欠のものであることは言うまでもない中で、今回の港湾法改正法案で国際基幹航路に就航するコンテナ船の寄港回数の維持拡大が目的の一つとされております。 国際的な競争に日本の港が打ち勝つ、この点について事前に国交省からお受けした説明においても、貨物が多くあること、利用コストが安いこと、利便性が……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 早速質問に入らせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の拡大を悪用した悪徳商法が増えているという点について、消費者庁にお伺いをいたします。 不審なマスクの販売広告メールが届く、行政からの委託を受けて消毒に行く、水道局をかたって水道管にコロナウイルスが付いているので除去するという電話がある、あるいは、助成金を振り込むのでキャッシュカードの番号や銀行口座を教えてほしいという電話など、いろんな手段で悪徳商法がなされているということです。 これらの詐欺にだまされないためにはどんなことに気を付けなければならないのか、一人一人に被……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、コロナウイルス関連で二点ほど少し課題を指摘させていただければというふうに思っております。 まず一つ目が、クルーズ船をホテルとして使う、いわゆるホテルシップに関連してですけれども、延期にはなりましたけれども、東京オリパラのみならず、今後の国際会議等の大規模イベントに向けてホテルシップが活用するということを国としても目指しているというふうに承知をしております。 このクルーズ船をホテルとして活用するために、国交省の港湾局の方でクルーズ船のホテルとしての活用に係るガイドラインを作成しておられます。……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤です。よろしくお願いいたします。 今日は、マンション管理適正化推進法の方を中心にお伺いをさせていただきます。 今回、この法案の中で、マンション管理の適正化に関して国が基本方針を定めるということが一つ定められております。 ただ、これまで、マンション管理の適正化の推進に関しては、国交省としてもかなり取組をされているというふうに承知をしています。平成十三年には国土交通省の告示としてマンションの管理の適正化に関する指針も出されており、今回の法案で定めているようなことも、似たような内容が定められていると。それ以外にも、管理の適正化を推進するために、いろんなガイドライン、マ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、道路法の改正について、特殊車両の新たな通行制度の創設について一点お伺いをいたします。 今回、誘導車の配置条件の見直しについてお聞きをしたいんですけれども、特殊車両の通行許可において誘導車を配置させる条件が付される場合、特殊車両一台につき前後一台ずつの計二台の誘導車が必要とされます。この誘導車の配置が道中の特定場所のみでよいというふうにされていても、結局は、それぞれの場所に誘導車を待機させておくのは不合理であることから、出発地から目的地まで誘導車が配置されているのが現状というふうに事業者の方からはお伺いをしております。これ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。
早速、法案の質問に入らせていただきます。
今回、賃貸住宅管理業に係る登録制度が創設をされるということになっております。先ほど、賃貸住宅管理業を営んでいる者の総数としては約一万弱という答弁がありましたけれども、その賃貸住宅管理業を営んでおられる方というか法人というかの職種であったり資格だったりの内訳について、お分かりでしたら教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 確認ですけれども、賃貸住宅管理業を行うに当たっては、特に資格であったりというような要件はないということでよろしいですね。
【次の発言】 今回、この法案審議に当たりまして、私も地元で複数の不……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、新型コロナウイルス感染症についてのお伺いをさせていただきたいと思います。 昨日、WHOが、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言をしたという、昨日未明ですかね、したということで、本当に新たなフレーズに、今回、対策の方が入っているということを実感をしております。連日、感染をした方、また死者の方を含め、数がどんどんどんどん増えていっているというような状況の中で、これまで以上のスピードで日本国内でも拡大をしていくおそれがあると言わざるを得ないという状況だと思います。観光客を含め、全国どこでも感……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず最初に、雇用調整助成金の支給体制についてお伺いをいたします。 雇用調整助成金の適用を拡大したことについては大変評価をしていただいて、また、利用したいという声も多く聞いております。迅速に支給されることが大切だと思いますけれども、私の地元の兵庫県、ここでは雇用調整助成金の申請先は神戸市にある兵庫労働局の一か所のみとされております。広い県下で一か所のみということで、各地で、自分の近くで申請できるようにしてほしいという声をたくさん伺います。 まず、現状として、この雇用調整助成金、今回の申請窓口の体制、各都道府県に一か所というよう……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。上川大臣、どうかよろしくお願いいたします。 先ほど来テーマに上がっております養育費について、まずお伺いをさせていただきます。 私たち公明党としまして、不払養育費問題対策のプロジェクトチームを立ち上げさせていただいております。九月には、森前法務大臣また加藤前厚労大臣に対しても、現行法の枠内でまず予算措置などで取り組むことができる方策について緊急提言を行わせていただきました。 子の養育費の支払実態について、厚労省の方が、平成二十八年度全国ひとり親世帯等調査結果として調査をしたものが上げられております。母子家庭のうち、養育費を現在も受けて……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 発議者の先生方、今日はよろしくお願いいたします。 今回の法案、検討が始まってからかなりの長い期間を経てようやく取りまとめられました。この間、過去に厚労省や法務省においても中間的取りまとめがなされているにもかかわらず、その後の検討が進まなかったという実情があります。この経過からも、生殖補助医療というのがいかに重いテーマであるかということも示唆されるところでもありますし、また、個人の人権に配慮をした生殖補助医療に関する法整備が求められる実態が増えてきているということも紛れもない現実でもあります。 私たち公明党も、不妊治療等支援推進プロジェクトチーム、立ち……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、スエズ運河の開発等に対する開発支援についてお伺いをいたします。 スエズ運河に関連しましては、一九七四年から現在まで、開発調査、運河や待機泊地の拡張事業、経営改善計画、また収入拡大戦略、スエズ運河庁戦略強化プロジェクトなど、JICAの実施案件として現地で又は日本国内でも支援を継続されております。現地の事業だけで合計九百三十八億一千百万円に及びます。 日本にとって、スエズ運河に関連する様々な事業、これを支援することの意義について、外務大臣にお伺いをいたします。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず国家公務員の総合職の志望者が減少しているという点について御質問をさせていただきます。 配付資料を一枚配らせていただいております、ごめんなさい、二枚配らせていただいておりまして、資料一の方を見ていただけますでしょうか。こちらが、一九九九年から、以前のT種のときからですけれども、総合職の志望者の推移を表しております。この二十年で申込者が約四万人から半分以下まで減りました。この表の後、二〇一九年以降も、昨年、二〇二〇年は一万六千七百三十人、そして先週発表がありましたけれども、今年度は一万四千三百十人ということで、昨年度と……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、私からは、京都コングレスについてお伺いをさせていただきます。 私も現地の方で開会式へ参加させていただきまして、本当にありがとうございました。この京都コングレスは、新型コロナウイルスの感染拡大以降、国内では初の大規模な国際会議ということになっております。参加者、関係者の皆様にコロナの感染も結局なかったということも含めて、大臣、また法務省の皆様、そして関係者の皆様に改めて敬意を表したいというふうに思っております。 今回は、コロナ対策のために、現地で参加される方、またオンラインの方が大半ということで、ハイ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今、女性活躍等を目指して、女性が旧姓を使用するということも広く認められてきております。 今日、資料の方を配付をさせていただいております。こちらは商業登記簿ですけれども、役員の氏名に婚姻前の氏をも記録することができるようになりますという改正がなされまして、改正前は本名というか戸籍上の氏のみを記載できるというふうにされていたのが、平成二十七年二月二十七日以降、下の欄ですけれども、旧姓を併記することができるというふうにされております。この改正では、下に説明がありますけれども、婚姻により氏を改めた役員がある場合で、申出がされた場合に対……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、家事調停事件、遺産分割を除く家事調停事件の処理の充実強化について、まずお伺いをさせていただきます。 この家事調停事件、遺産分割を除くというのは今後ちょっと省いて、家事調停事件と言うときには、婚姻関係の事件であったり、また子供をめぐる事案に対しての家事調停というふうに理解をしていただければと思います、今日に関してですね。 この家事調停事件は、今も事件が増えているという状況の中で、特に子供の監護に関するもの、養育費であったり面会交流であったり、そもそも親権をどうするのかと、こういうようなことというのは、子供の生活だけでな……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日の法案は、目的の一つが所有者不明土地を発生をさせないという、その予防だというふうに承知をしております。その中の一つとして、相続登記の義務化という、これまでの政策からするとかなりインパクトのある方向性なのかなというふうに考えております。 まず、この相続登記の義務化に関連する点について幾つかお伺いをさせていただきたいというふうに思っています。 この相続登記の義務化を図っていくという中で、簡便な手続をまず一つつくろうということで新しくできるのが相続人申告登記だというふうに承知をしているところです。今現在では、まず登記名義人が登……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、四人の先生方、本当にお忙しい中、参考人として貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず、司法書士会連合会会長の今川会長に、今川参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 相続登記の義務化についてお伺いをいたします。 今回の法改正の中で、相続登記の義務化、また過料が科せられるというのは、やはり一番大きなインパクトを持って受け止められるところなのかなというふうに思っております。その中で、相続登記の義務化ですので、国民の皆様には新たな負担を課すものになります。 その中で、この負担が課せられるという……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、養育費の問題についてお伺いをいたします。 この養育費の不払問題、我が党のPTでも提言を二度させていただき、また、この三月三十日からは法制審の家族法制部会でも審議が始まったというふうにお聞きをしております。数ある課題の中で、今日は、実務的に大きな問題になっております養育費の額の迅速、適切な決定という点についてお伺いをさせていただきたいと思っています。 現在の実務におきましては、子供の年齢、人数、またそして父母双方の収入が判明すれば、裁判所の策定した養育費の算定表に基づいて養育費の額の目安を容易に算定することが可能になっ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 三名の参考人の先生方、本当に今日は貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 まず、橋爪参考人にお伺いをさせていただきます。 法制審における議論についてお伺いをしたいんですが、今回の少年法の改正を検討する前提として、現行の少年法に対する評価ですね、十八歳、十九歳に対しても有効に機能しているという点では法制審でも意見の一致を見ているというふうに承知をしています。この有効に機能しているという評価をされた根拠についてはどのように考えられているのかということを教えていただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 本会議でも質問をさせていただき、ありがとうございました。今回の改正法に関しまして、少年法の適用年齢を引き下げなかったこと、また全件家裁送致という基本的な枠組みを維持したことについては高く評価するということも本会議でもお話をさせていただいたとおりでもあります。少年事件数、また凶悪犯罪が減少していることを踏まえても、現行少年法が少年の改善教育やまた再犯防止に資するものであるというふうにも考えているところです。 私も弁護士として、少年事件で少年の付添人をした経験もありますし、また少年事件の被害者の方の代理人をさせていただいた経験もあ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 前回の質問の続きの、少年法に関して質問させていただきます。 保護処分が犯情の軽重を超えない範囲でならなければならないとする点についてというところで、処遇期間について前回途中で終わったところなんですけれども、一点確認をさせてください。 家庭裁判所が犯情の軽重を考慮して収容期間を定める場合、どのような定め方をすることが想定をされているのかと。例えば、三年とか二年十月、二年六月など、どういう、小刻みに設定をすることができるのかどうかというところですね。犯情といっても、犯罪の性質、態様、被害等幅広く含む概念であり、余り小刻みに決定を……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、消防飛行艇についてお伺いをいたします。 先月、栃木県足利市と東京都青梅市で相次いで山火事が発生しました。青梅の火災は翌日に鎮火しましたが、足利の火災は、発生から八日後の三月一日に鎮圧したものの、今日までまだ鎮火には至っておりません。幸いにもいずれも人的被害はなく、現在も対応をされている地元消防機関を始め、応援に当たられた多くの消防機関の方々、さらには災害派遣で消火に当たられた自衛隊の皆様に心より敬意を表します。 大規模林野火災は、平成二十六年に群馬県で、平成二十九年に岩手県でも起きており、珍しいことではありません……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。今日はイトウタカエが二人おりますので、よろしくお願いいたします。 まず、私からは災害備蓄の生理用品の有効利用に関してお伺いをいたします。 この生理の貧困の問題、今大きく取り上げられているテーマでもあります。私たち公明党としても取組を進めてまいりました。三月四日、佐々木さやか議員が予算委員会で質問させていただき、その後、公明党としても菅総理に申入れをさせていただいた後、全国各地で、女性委員会で一気にですね、竹谷女性局長を先頭に進めてきたところでもあります。 特に、東京では、今報道でも大きく取り上げられております豊島区がもう既に配……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 では、まず今日は、この改正法案のうち国交省関連法案についてお伺いをいたします。 今回、国交省の関連法案としましては三つですね、建築士法で一級建築士の免許申請等に係る都道府県経由事務の廃止、宅建業法で宅地建物取引業の免許申請等に係る都道府県経由事務の廃止、不動産の鑑定評価に関する法律で不動産鑑定業の登録申請等に係る都道府県経由事務の廃止ということで、いずれも審査の円滑化による申請者等の利便性の向上及び都道府県の事務負担の軽減に資するというのを目的とする法案の改正がなされる予定になっております。 そのうち、宅建業法に関連するもの……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、私からも、特商法の関係で契約書面の電子化についてお伺いをいたします。これまでの質問とも重なる部分もありますけれども、よろしくお願いいたします。 まず、この電子化ですけれども、本当に今たくさんの方からの懸念の声が寄せられているところでもあります。 今回の改正法案におきまして、特定商取引法等における契約書面について、消費者の承諾を得た場合に限り例外的に電子メールなどの電磁的方法による提供が可能となるということなんですけれども、まず、改めまして大臣に確認をさせていただきたいと思います。 このような制度改正を行うこととした趣……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、雇用調整助成金の関係で大臣にお伺いをいたします。 国交省が所管される業界は幅広く、裾野が広いと。雇用調整助成金によって何とか雇用を維持されている企業がたくさんあると承知をしております。二月二十五日の予算委員会でも取り上げさせていただいたんですが、現在、六月まで現状の措置を維持する旨の決定をいただき、その決定を受けて、バス、ハイヤー、タクシー、ホテル、旅客船、空港、定期航空の関連団体など国交省所管の業種、特に観光や交通事業の皆様が安堵の声を私の方にも直接届けてくださっております。 本来であれば、この雇用調整助成金を使わず……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、法案に関連しまして、所有者不明土地の実態把握の必要性についてお伺いをいたします。 この所有者不明土地の関連の問題につきましては、これまで、制度面では、平成三十年の所有者不明特措法の制定や令和二年の土地基本法の改正、そして昨年の民法、不動産登記法の改正など、次々と改正がなされております。ただ一方で、令和二年に実施した国土交通省の調査でも所有者不明土地の割合は二四%、同じく令和元年の法務省調査でも不明土地の割合は二〇%ということであり、顕著な減少傾向にあるとは言えません。 今後、一連の制度の見直しの成果や課題を見てい……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まずは、新型コロナ対策に関連する質問をさせていただきます。 観光、交通産業に関して国土交通大臣にまずお伺いをさせていただきます。 コロナ禍において、観光産業や観光に関連した地場のバスやタクシーなどの交通産業は大変な打撃を受けております。私の地元の兵庫県でも、これらの産業は地域経済や雇用を支えているというだけではなく、今後の地方創生にとっても極めて重要な役割を担っていくと、果たしていかれるということを期待をしております。 このような産業の地域経済における役割をどのように認識をしているのか、また、今後どのように支え、振興……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。本日はどうかよろしくお願いをいたします。 まず初めに、知床遊覧船事故への対応について国土交通大臣にお伺いをいたします。 今回の事故によりお亡くなりになられた皆様に、また御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。そしてまた、いまだ行方不明の皆様が一刻も早く見付かることを心より祈っております。 今後、事故の原因や課題の検証がなされるというふうに思います。何より御遺族の心情を尊重するとともに、国民の関心の高さを踏まえ、また、真面目にルールを守っている事業者が風評被害を受けないようにするためにも、国交省には丁寧に対応をいただきたいと思いま……
○大臣政務官(伊藤孝江君) 山本香苗議員にお答えいたします。 文部科学省におきましては、基本的対処方針等も踏まえつつ、衛生管理マニュアルの作成や事務連絡等の発信を通じて、感染拡大を防止し、学校教育活動を継続していくための感染対策の考え方をお示しをしております。その中においても、児童生徒が充実した学校生活を送ることができますように、例えば着用が不要な場面におきましては積極的にマスクを外すなど、活動場所や活動場面に応じためり張りのあるマスクの着用を求めるとともに、給食の場面において、必要な対策を講じた上で児童生徒同士で会話をすることも可能としているところであります。 先ほど給食のときの黙食とい……
○大臣政務官(伊藤孝江君) 文部科学大臣政務官の伊藤孝江でございます。 大臣政務官として、副大臣、あっ、済みません、大臣、副大臣とともに教育及びスポーツの振興に全力を尽くしてまいります。 今後とも、高橋委員長を始め、理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(伊藤孝江君) これまで申し上げてきましたとおり、旧統一教会との関わりを持ったことはございません。
【次の発言】 推薦確認書を提示されたことはございません。
○大臣政務官(伊藤孝江君) 加入もしておりません。また、懇談会等にも参加をしておりません。
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 学校における性に関する指導につきましては、子供たち自身が性に関して正しく理解し適切な行動が取れるよう、児童生徒の発達段階に応じて、受精、妊娠、性感染症の予防などの身体的側面のみならず、異性の尊重、性情報への適切な対処など、様々な観点からの指導を行うこととしております。 中でも中学校の生徒に対しては、妊娠が可能となる体に成長していることや、性衝動に任せて行動することが予期せぬ妊娠を招く可能性があるということを指導することで、妊娠するおそれのある行動は適切ではないということを理解させることがまず重要であるというふうに考えております。 そこで、中……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 国立障害者リハビリテーションセンターは、スポーツとの関連におきまして、障害者の健康増進や運動医科学支援、専門職の養成等の取組を行うなど、障害特性に配慮をした支援や又は人材の育成等に関しまして幅広い知見やノウハウ等があると承知をしております。 文部科学省としては、障害者スポーツの振興の観点から厚生労働省とも連携をし、国立障害者リハビリテーションセンターの有する知見やノウハウ等について情報交換を行い、今後、具体的な連携の在り方を検討してまいります。 文部科学省としても、視察等を含め、前向きにしっかりと取組をしてまいります。
○大臣政務官(伊藤孝江君) ありがとうございます。医学教育の充実という観点でお答えをいたします。 病気等によって生じる障害の予防、診断、治療等を行い、機能の回復並びに活動性の向上や社会参加に向けてのリハビリテーション医療を担う医師を養成することは重要であるというふうに考えております。 文部科学省では、医学生が卒業時までに身に付けておくべき必須の学習目標等を示した医学教育モデル・コア・カリキュラムにおきましてリハビリテーションに関する学習目標を定めており、各医学部でこれらの授業が行われているというふうに承知をしております。また、卒後におきましても、大学病院にてリハビリテーション科専門医の研修……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 先ほど御紹介いただきました日本若者協議会とみんなの生理合同で実施をされたアンケートにおきまして、九割以上の学生が生理によって学校を休みたいと思ったことがあるにもかかわらず、六八%が休むのを我慢している等の結果であったということを承知しております。生理による体調不良等のつらさは私自身も共感のできるところでもあります。 児童生徒が病気又はその他の事故で学校を休んだ場合には、指導要録において欠席日数として記録をすることとしております。その一方、非常変災等児童生徒又は保護者の責任に帰すことのできない事由で欠席をした場合や、選抜のための学力検査の受検そ……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 学校給食費の無償化につきましては、一部の自治体や学校で学校給食自体が実施されていないという現状もあります。それもありますことから、児童生徒間の公平性や、また学校給食費の負担の在り方といった観点から課題を整理していく必要があるというふうに考えております。 総理の下に設置されたこども未来戦略会議におきまして、子ども・子育て政策の強化に向けて更に議論を深めるとされていることから、文部科学省としましても、そこでの議論を踏まえ、こども家庭庁と連携をしながら対応をしてまいります。
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 冒頭、東日本大震災の津波被害により犠牲となられた石巻市立大川小学校の児童、教職員の皆様の御冥福を改めて心よりお祈り申し上げます。 文部科学省では、これまでも教職員や児童生徒を対象に防災教育の取組を進めてきたところですが、東日本大震災での様々な教訓も踏まえて、地域や関係機関等と連携した防災教育や避難訓練等の好事例の周知、危機管理マニュアル等の定期的な見直しに活用できる見直しガイドラインの作成、周知などに取り組んできたところです。 さらに、昨年三月に閣議決定をされました第三次学校安全の推進に関する計画では、学校安全の中核を担う教職員の位置付けの……
○大臣政務官(伊藤孝江君) 委員御指摘のとおり、各自治体が地域の実態や強みを踏まえて特色ある教育を行うことは非常に重要であると考えております。 特に福島県におきましては、これまでも、避難地域十二市町村の小中学校等における地域を題材に探求活動に取り組むふるさと創造学等の優れたカリキュラムの編成、実施のために必要な予算等の措置、大学等と浜通り地域等の市町村が連携して行う福島イノベーション・コーストを担う高度な人材の育成などの教育環境の整備に関する支援を行ってきたところです。ふるさと創造学サミットにつきましては、私自身も昨年十二月に開催されましたときに視察に伺わせていただきました。 また、先般新……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 学校教育におきましては、全ての児童生徒や学生が質の高い教育を受けられるよう、新型コロナウイルス感染症の影響に適切に対処していくことが重要であると考えております。 その中で、コロナ禍の影響として、先ほど委員からは不登校というのを例示として挙げていただきました。コロナ禍の影響のみが原因であるとは断定はできないものの、やはりコロナ禍による生活環境の変化が一因となったものというふうに考えるものとして、例えば、この令和三年度における小中高等学校の不登校児童生徒の数が約三十万人となったことが挙げられます。 これにつきましては、スクールカウンセラー、スク……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 技術革新やイノベーションを牽引する人材を育成するためには、デジタル分野等の成長分野における知見を始め新たな知識やスキルを学び続けることが重要だというふうにまず考えております。 このため、文部科学省としましては、デジタル、グリーン等の成長分野における社会人向けのプログラム開発を実施する大学等を支援をしておりまして、令和四年度は四十八機関において合計で五十七プログラムが開発、実施をされております。提供されたプログラムの中には、起業支援や地域におけるイノベーター養成を目的としたプログラムも多数、ごめんなさい、複数提供されております。 引き続き、社……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 令和三年度におきまして小中高等学校で不登校の児童生徒が約三十万人と過去最多となったこと等を踏まえ、文部科学省では三月三十一日に、誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策、COCOLOプランを取りまとめました。 このCOCOLOプランの中では、柱としては三つ挙げております。一つ目が、不登校の児童生徒全ての学びの場を確保し、学びたいと思ったときに学べる環境を整えること、二点目が、心の小さなSOSを見逃さず、チーム学校で支援すること、三つ目が、学校の風土の見える化を通して学校をみんなが安心して学べる場所にすることを柱とし、不登校により学びに……
○大臣政務官(伊藤孝江君) ありがとうございます。 先ほど、今御指摘をいただきましたように、専門性を含めて、本当に生きる力をしっかりと伸ばしていくという、個性を本当に伸ばしていくという教育、大事だということを文部科学省としてもまず前提として考えさせていただいております。 現在、文部科学省では、一人一人の子供たちの可能性を最大限に引き出す令和の日本型学校教育の実現に取組をしております。この実現に当たりましては、子供たちが一斉に同じことを学習したり、いわゆる学力テストの偏差値といった特定の指標のみによって子供を評価するのではなく、子供たちの学習の様子や興味、関心等を適切に把握し、お互いに学びを……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 学校における健康診断を実施するに当たっては、正確な検査、診察を実施するとともに、児童生徒等のプライバシーの保護や心情への配慮が重要と考えております。 文部科学省では、令和三年三月に、児童生徒等の健康診断時の脱衣を伴う検査における留意点につきまして事務連絡を発出をしております。脱衣を含む実施方法について、必要に応じて事前に児童生徒等及び保護者の理解を得ることや、検査の際には個別の診察スペースの確保等についても配慮をすること、また、検査を待つ間の児童生徒等のプライバシーの保護にも配慮をすることなどについて周知をしてきたところです。 一方、検査時……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 文部科学省におきましては、男子児童生徒を含め、子供たちを性暴力の加害者、被害者、傍観者にさせないための生命の安全教育の教材及び指導の手引を作成し、全国の学校での取組を推進をしております。 この生命の安全教育におきましては、男子児童生徒が被害者になっている事例も取り上げながら、児童生徒の発達段階に応じて、自分や相手、一人一人を尊重する態度や、性暴力が起きたときなどに適切に対応する力等を身に付けることができるように取り組んでおります。 また、相談支援窓口を児童生徒等へ周知することは専門機関による適切な対応を受けることにつながり、非常に重要と認識……
○大臣政務官(伊藤孝江君) お答えいたします。 文部科学省では、子供たちを性暴力の加害者、被害者、傍観者にさせないための生命の安全教育の教材及び指導の手引を作成し、全国の学校での取組を推進しております。 その中で、性的同意につきましても、この教材の中で、児童生徒の発達段階に応じて、自分の気持ちも相手の気持ちも大切にし、相手が嫌だと言ったら相手の気持ちを受け入れること、望まない性的な行為は全て性暴力であることなどを示しており、これらを通じ、性的同意の大切さを理解できる内容としております。 また、この教材は、各学校の地域の状況などに応じて、内容の加除や改変を行った上での使用も可能としておりま……
○大臣政務官(伊藤孝江君) 児童生徒の、お答えいたします。済みません。
児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査によれば、令和三年度小中高等学校の不登校児童生徒数は、前年度より約六万人増加の約三十万人であり、過去最多であるなど憂慮すべき状況と認識をしております。(発言する者あり)
【次の発言】 申し訳ありません。もう一度、ごめんなさい、質問いただいてよろしいですか。(発言する者あり)
【次の発言】 済みません、大変申し訳ありませんでした。お答えいたします。
不登校の要因や背景としては、本人、家庭、学校に関わる様々な要因が複雑に関わっている場合が多く、その背後には、学校に対……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。本日はよろしくお願いいたします。 今日は、ドゥー・ノット・コール制度、ドゥー・ノット・ノック制度についてお伺いをさせていただきます。 ドゥー・ノット・コール制度とか、聞き覚えがないとおっしゃられる先生方もいらっしゃるかも分かりませんけれども、このコールの方は、電話勧誘販売の方におきまして、電話による勧誘行為を元々拒否をするという意思を示した消費者が例えば登録をしておくと、そうすると、その登録をした消費者への勧誘を禁止するというのがこのドゥー・ノット・コール制度です。 ドゥー・ノット・ノックは、訪問販売に対する、似たようなというか、事前に制限を掛けるとい……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はちょっと六十分という長い時間になりますけれども、よろしくお願いいたします。 今日は大きくテーマ三点お聞きをさせていただきたいと思っていますけれども、まず一つ目のテーマとして、オンライン接見について伺います。 この接見、身体の拘束を受けている、警察だったり拘置所だったり、そこに拘束されている被疑者、被告人と弁護人が、あるいは弁護人となろうとする者が立会人をなくして接見し、又は書類若しくは物の授受をすることができるというこの接見交通権ですけれども、まずこの接見交通権の趣旨について御説明いただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日もよろしくお願いいたします。 裁判官の人員についてまずお聞きしたいと思います。 裁判官の人員につきましては、判事、判事補を合わせて、令和三年度は増減なく、令和四年度、令和五年度と減らしてきていると。また、令和六年度に向けても増員をしないという方針をお聞きをしております。ここ数年の推移を見ても、裁判官を増加しないという方向で、その方針で進んでいることが見て取れます。 そもそも、この増員が必要か否かを検討するに当たり、いかなるデータに基づいてどのように判断をされているのか。来年度、裁判官を増員する必要性はないというふうに判断した根拠について御説明をお願……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 被害者救済という目的を、ここはもう本当に与野党を超えて同じくする中で、衆議院での修正議決において野党の皆様にも賛成をいただいて可決をされたと。このことについては、この法案、大変良かったというふうに考えております。 被害者の迅速かつ円滑な救済のために財産保全が必要であるところ、この財産保全の方法として、今もずっと議論がなされておりましたけれども、この法案では現行の民事保全法を使うということにしております。ただ、今でも、包括保全の方が良かったのではないかという声も私自身もいただくこともあります。私自身は包括保全という方法は取……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。本日はどうかよろしくお願いいたします。 まず、不登校対策についてお伺いをいたします。 先般、小中学校で不登校の児童生徒が約三十万人で、過去最高を更新しているという調査結果が発表されました。この深刻な実態を受けて、政府としては緊急対策パッケージを策定されました。全ての児童生徒を支えるため、全力で取り組んでいただきたいことをまず強く申し上げたいと思っております。 この不登校対策としては、まず不登校の原因の分析が大事だと考えています。 文部科学省が教員への調査を行っております。これは、十四項目の中から教員が当てはまると思う理由を一つ選ぶというものですけれど……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、予備費使用相当額の執行状況等の公表の在り方について会計検査院にお伺いをいたします。 会計検査院におきまして、この予備費の使用等の状況につきまして、令和三年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費に関する予備費を使用して新たに設け又は金額を追加した項の執行状況、また、予備費の使用状況、特に使用理由及び使用額の積算基礎の状況などを検査し、令和五年会計検査院年報において報告がなされております。 その中で、会計検査院より、予備費の使用及び予備費使用相当額の執行を適切に行うとともに、予備費使用相当額の執行状況等の公表の在り方……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。本日はよろしくお願いいたします。 まず、今日は乳児用液体ミルクの表示に関して質問をさせていただきます。 粉ミルクも母乳代用品として同じ課題を抱えているところではあるんですけれども、誤解のないように申し上げておきますと、決してこの液体ミルクとか粉ミルクが駄目だということとか、母乳を強制するということではなくて、母乳育児を望むお母さんが希望どおりに母乳育児を阻害されることなく続けていくことができるようにという観点での問題意識ですので、御理解をいただければと思います。 まず、前提として、母乳には大きな有用性が認められます。大前提は、やは……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 以前、三月二十一日のこの消費者委員会でも質問させていただいた乳児用の液体ミルク等母乳代用品に関連をして、引き続き質問をさせていただきます。 ごくごく簡単に振り返らせていただきますと、母乳育児を望む妊婦さんが出産前大変多い中で、出産後、母乳育児をそのまま思いどおりに進めていくことができるお母さんが大変少ないという状況、ここをしっかりとサポートをしていくという観点での問題意識を持っています。 母乳が赤ちゃんにとっては最大の栄養があるものであるということは、もう医学的というのか、科学的にも証明をされているところでもありますし、子ど……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
済みません、ちょっとテーマの順序を入れ替えさせていただいて、最初に保護司制度についてお伺いをいたします。
今、持続可能な保護司制度の確立というのが大きな課題となっているところでもあります。まず、再犯防止という観点で保護司が担う役割の重要性についてお答えいただけますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
保護司の減少傾向が指摘されて久しくなります。このなり手不足への対処が必要な中で、これまでは保護司の人脈を活用して後任者を探しておりました。ただ、更に幅広い人材を確保するために、現在、公募……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。本日、よろしくお願いいたします。 今日は、先日ちょっと積み残しをしてしまいました質問をさせていただきたいと思います。 裁判所の施設整備、今日は、家庭裁判所に設置をされております児童室とかプレイルームと呼ばれる部屋のことについてお伺いをいたします。 子供をめぐる紛争で、例えば親権を双方が、両親双方が自分が親権者にというふうな形で親権者を誰にしようかと、現状ですね、紛争があるときであったり、また、離婚後の子供の面会交流を求めている側と、なかなかそこに応じるのが難しいという主張をされている御両親の中で、この後親権者をどうしていこうか、これからであれば、共同親……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、家庭裁判所の調査官の人員体制についてお伺いをいたします。 今、衆議院の方でも民法の改正法が審議をされております。子供をめぐる紛争の中で、調停や裁判、審判であったり、その中で欠かすことができないのが家庭裁判所の調査官という立場の方ではありますけれども、なかなか一般には、この調査官が具体的に何をしてどんなふうに大事なのかというところも、まだまだ知られていない面も多いのではないかなというふうに思っています。 私自身は、家庭裁判所調査官、現状の体制では全く足りないと、また、スキルもしっかりと付けていただきたいというところも個……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、法廷内での、刑事法廷内での手錠、腰縄の問題についてお伺いをいたします。 刑事法廷で実際に裁判が開かれているときには、被告人には手錠も腰縄もされておりません。これは法律で決まっています。ただ、例えば身柄を拘束されていて拘置所から来る場合には、拘置所から来るときに手錠をされ、腰縄を付けられ、で、法廷に来て、現状では、法廷に入って、そこまでは手錠も腰縄もされていて、裁判官から、開廷という形になれば手錠、腰縄を外すとか、開廷という直前に手錠、腰縄を外してくださいということであったり、要は入るときですね。あと、法廷が終わった段階から、終わった段階から法廷……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 いよいよ共同親権の導入について検討をするということになりました。共同親権という言葉から受けるイメージ、それぞれがあったり、親の権利なのかどうなのかとかいうようなことも様々議論もありますけれども、中身としたら、一番大事なことは、離婚後も両親が子供に関わり続けていくことがいいのかどうかというようなところの話なのかなというふうには思っています。 この離婚後も両親が子供の養育に関わることについての子供の利益というのはどこにあるのかということをまず法務省にお伺いをいたします。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 四人の参考人の先生方、今日は本当にお忙しい中、貴重な御見解を賜り、誠にありがとうございます。 では、私の方から、まず沖野参考人に御質問をさせていただきます。 今回の法制審での検討におきましては、子供の利益を最大限に確保をするというところにポイントをというのか、重点をしっかり置いて検討をするという方向でなされてきたというふうに承知をしておりますけれども、この法制審での議論の中で、子供の利益というものをどのように定義付けたであるとか、また定義付けということでないのであれば、どういうことが子供の利益であるというふうにして議論が進められてきたのかということに……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、子の利益を確保するための環境整備ということについてお伺いをしたいと思います。 今回の法改正は、子の利益を確保をするというのが大きなポイントの一つではありますけれども、この子の利益というのが何なのかというところも、これまでの審議の中で様々な議論がなされてきました。 先日の参考人質問の際に、沖野参考人からは、子供の利益ということに関し、子供が心身あるいは社会的に健全な状態で生育していけるその環境を整えるということで、親の責務として、親の責務との関係でいうと、親がそれぞれ親の地位において子供の養育に責任を持って関わっ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。
今日は、女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准についてお伺いをいたします。
この女性差別撤廃条約、まず、一九七九年十二月に第三十四回国連総会で、賛成百三十、反対ゼロ、棄権十という、一国の反対もなく採択をされました。日本も一九八五年に批准をされております。
まず、この女性差別撤廃条約の理念と、その重要性について外務省にお伺いをいたします。
【次の発言】 ありがとうございます。
今かなり簡単にまとめていただきましたけれども、男女の完全な平等を達成していくというところの中で、法律上の、法の上の差別だけを禁止するということではなくて……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、永住者の在留資格の取消しに関連をしてお伺いをさせていただきたいと思います。 改正法案の二十二条のまず六で、永住者の在留資格の取消しに伴う職権による在留資格の変更という規定があります。この規定に関連してお伺いをいたします。 この条項につきましては、原則、取消しではなく変更であること、また、永住者が日本に定着してきたという点に配慮したものというふうにこれまで衆議院の審議でも大臣からも答弁がなされております。これらの答弁等で、また、そもそも厳しい条件の下で永住権を得られたということを考えたときに、この条項の適用場面に関して……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 今日も、前回に引き続き、永住者の在留資格の取消しに関連をして質問をさせていただきます。 在留資格のこの取消しの件に関しては、本当に厳しい声や不安の声を多くいただきます。今日も様々な指摘もありましたけれども、例えば、少しでも公租公課を滞納すると、もうすぐ母国に帰されてしまうんだと、もう日本で生まれ育って言葉もできないのに追放されてしまうと、そんなことはやめてほしいというような声もいただく。 実際、そういう声をいただく中で、本当に誤解をされている部分もたくさんあるのかなというのも正直思うところでもあります。先ほども質問の中……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、通告をしていない質問ですけれども、ちょっと今日の午前中からの質疑を聞いておりまして、少し頭の整理をさせていただければということでお聞きをしたいと思います。 まず一つは、ガイドラインの性格等で、また今日も、故意に支払をしないことという、故意にという文言との関係についても様々議論がなされておりました。条文上は、改正法案二十二条の四の八号で、この八号で故意に公租公課の支払をしないこと等の記載があって、これに該当する場合に、柱書きの方で、在留資格を取り消すことができるという、できる規定になっております。 ガイドラインの中……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。今日もよろしくお願いいたします。 今日は、法廷通訳に関してお伺いをいたします。 五年ほど前にも、この法廷通訳の問題で、主に刑事事件における刑事公判での法廷通訳の関係で、質の担保という観点で質問させていただきました。 そのときに、法廷通訳、どんなふうに採用されるのかというようなこともお聞きをさせていただいたんですけれども、特に資格があるわけでもない、また試験があるわけでもないと。民間の通訳の経験を聞いたりであるとか、また、裁判官が面接をして、ハンドブックなどを和訳してもらって能力があるかどうかを判断する、で、登録をするというようなこと……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 少し、通告の順序とちょっと違うんですけれども、一時保護の司法審査について、まず加藤大臣にお伺いをいたします。 児童福祉法改正により、児童相談所長が一時保護を行うときは、当該一時保護を行うことについて親権者等の同意がある場合等を除き、その開始から七日以内又は事前に裁判官に対し一時保護状を請求しなければならないとする一時保護の司法審査が導入をされます。この制度の導入に向けて、今こども家庭庁は児童相談所の対応マニュアル案を作成をしておりますところ、ここでは、一時保護状の事後請求を原則とするような書きぶりで、事前請求はほぼ想定されてい……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、質問、よろしくお願いいたします。 昨日、政治資金規正法の改正をめぐりまして、自民党からの案を示されました。何が議論をされるのかということを見せて初めて議論の中身を国民の皆さんにもお伝えをすることができると思います。私たち公明党は、今国会が始まってからずっと案を示していただきたいということも訴えてきたわけですけれども、ようやく議論の土台が示されたというふうに感じております。 ただ、政治不信がこれだけ極まっているという状況を考えたときに、この政治不信を払拭していく、信頼を回復するというのは並大抵のことではないと思っております。この政治不信を払拭す……
○伊藤孝江君 参考人の先生方、本日は本当にありがとうございました。公明党の伊藤孝江です。 先ほどお聞かせいただいたお話で、また資料としていただいていた文献等を踏まえて幾つか御質問をさせていただければと思っております。 まず、先ほど熊谷参考人の方からも社会の土壌づくりというお話があったんですけれども、その点に関連して三名の参考人の先生方にお聞きさせていただきたいと思っております。 まず、駒村先生にお聞きいたします。 社会保障、年金の関係で、超長寿社会ということもあって、年金の制度自体もこれから考えていかないといけないのではないかというような御指摘もるるいただいているところだと思います。年……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 三人の先生方、本当に今日はありがとうございます。とても興味深くというか、各二十分という時間ではもう本当に申し訳ないぐらいの示唆に富んだ興味深いお話をお聞きさせていただいて、大変感謝をしております。 私自身は兵庫県からの選出なんですけれども、兵庫もやっぱり人口減というところで、流出している人口の方が多いというところではもうワーストに入るような状況にありますし、実際に神戸とまた特に日本海側の田園部との格差の問題、勝ち組、負け組という表現もありましたけれども、本当にいろんな課題を抱えている中で、ただ、その中でも地域の活性化に向けたいろいろな取組をお聞きさせて……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 憲法審査会では初めて発言をさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 今回のテーマは憲法の考え方です。憲法上、国会は唯一の立法機関であり、二院制が採用されております。参議院の選挙制度についての議論に関連して、参議院と衆議院の関係、参議院として重視すべき役割が何なのかを明確にすることが大切だと考えますので、その点について意見を申し上げます。 まず、二院制の是非については、三権分立の中で、抑制と均衡を果たし、他の議院の審議を補完、再考を促す点から、二院制を維持すべきであると考えます。 二院制を前提として、参議院が特に独自性を発揮すべき分野とし……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、三名の先生方、本当にありがとうございました。 まず、中川参考人にお伺いをしたいんですけれども、先ほどの質問に引き続きという形でお聞きできればと思うんですが、障害者の方を雇用した側のサポートというか、その相談窓口をしっかりつくっていくことが、やはり離職率もそうだし、就職をマッチングをしていくことも含めて大切なんじゃないかという点なんですけれども、今現在、働く障害者の方の側からしてハローワークぐらいしかないというようなこともそうだし、会社の側からしてもハローワークに出しているというような中で、仮に会社側に対しての相談窓口、サポート体制をつくるとした……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、高田参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 経済的な格差を中心にいろんなお話をしていただいたんですけれども、実際に現実の中で経済的な格差自体が全くなくなるということはないという現実があると思います。その中で、格差の拡大とか固定化というのが大きな問題に取り上げられている中で、先ほど高田参考人のお話の中でも、二十七ページのところでも許容範囲の模索ということで、適正な格差という言い方が正しいのかどうかというのはあるかと思うんですけれども、許容される格差と許容すべきではない不当な格差であったり、不公……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 熊野公述人、また野村公述人におかれましては、本当に御多忙の中、今日お越しいただきまして、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 まず、経済対策について熊野公述人の方にお伺いをさせていただきたいと思っております。 今回、新型コロナによる経済への影響というのを軽減するために、今現状として予備費を使っての対策という形で経済対策も含めてしているところではあるんですけれども、先ほど来、雇用調整助成金について高い評価をしているというお言葉もあったんですが、これまでの対策の中で、まずこの現状の中での対策として、ここは経済対……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。発言の機会をいただき、ありがとうございます。 まず、憲法審査会の在り方について意見を申し述べます。 今日の憲法審査会は三年二か月ぶりです。開催に向けて幹事の皆様に御尽力をいただいたこと、ありがとうございました。ただ、これだけの長期間、憲法審査会が開かれなかったことは率直に言って残念ですし、国民に広く理解を得ることは困難だと思います。今日を機会に憲法審査会が継続して開かれるようにお願いをいたします。 憲法審査会で取り上げることができるテーマは憲法改正だけではなく、それ以外にも多くあり、今日もいろいろな意見表明がなされております。憲法審査会の進め方として、……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 四名の先生方、本当にお忙しい中、大変、それぞれ個性的なというのか、本当に様々な価値観の御意見を聞かせていただいて、本当に勉強になりました。ありがとうございます。 まず、上田先生にお伺いをさせていただきたいと思います。 今も少し言っていましたけれども、先生の方でイギリスの方の憲法を含めた勉強をされていると、研究を、済みません、研究をされているということで、先生の論文も読ませていただいたんですけれども、イギリスの憲法と日本の憲法で一番違うところが成文化されているかどうかというところだと思います。 イギリスの場合には、憲法典とい……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 長谷部参考人、赤坂参考人、今日は本当に貴重な御意見ありがとうございました。 まず、長谷部参考人にお伺いをしたいと思います。 今回のそのオンライン審議を認めるかどうかというところの結論部分として、オンラインでの会議開催を認めない限り、国会としての最低限の機能をも果たすことができないという極めて例外的な事情の存在が客観的に認定される場合というふうにあるんですけれども、先ほども、個人的なというか、主観的な事情をどう考慮するかというところについての言及も少しされていたのかなと思うんですが、そもそも、定足数を充足すると、三分の一は出席可能、集まることが可能です……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。本日は発言の機会をいただき、ありがとうございます。 現在、参議院選挙の選挙制度において合区制度が導入されているところ、合区は長期間にわたり投票価値の大きな較差が継続する要因となっていた都道府県を選挙区の単位として、各選挙区の単位をめぐる仕組み自体を見直すべく較差の是正を図ったものであります。 参議院議員の選挙制度を考えるに当たって、投票価値の平等は憲法十四条一項等に基づいて要請される基本的で重要な原則です。平成二十四年の最高裁判決において、参議院は衆議院とともに国権の最高機関として適切に民意を国政に反映する責務を負っていることは明らかであり、参議院議員の……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 参議院議員の選挙区の合区問題について発言をさせていただきます。 最大較差三・〇三倍あった令和四年参議院通常選挙は、去る十月十八日の最高裁大法廷において合憲との判決がなされました。ただ、三・〇三倍という較差自体が問題なしと肯定されたものではなく、参議院議員の選挙制度の改革に向けた議論を継続することや合区を含む定数配分を維持したという経緯にも鑑みたものであり、国民の利害や意見を公正かつ効果的に国政に反映させる選挙制度が民主政治の基盤であり、投票価値の平等が憲法上の要請であること等を考慮すると、較差の更なる是正を図ること等は喫緊の課題であると述べられています……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 発議者の先生方、今日はよろしくお願いいたします。 先ほど来、財産保全に関してということでるる議論がなされているところですけれども、私自身も先週の法務委員会で、包括保全の問題点について、確実性、迅速性、また実効性に欠けるというところの指摘をさせていただいたところですけれども、ちょっと少し整理のために、私自身の見解と含めて御説明を、今日、文教の先生方もいらっしゃいますので、させていただければと思います。 まず一点、発議者の先生に確認をさせていただきたいんですが、この個別保全かいわゆる包括保全かということが言われていますけれども、解散命令が決定が確定した後……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 大規模災害や感染症の蔓延などにより広範かつ長期にわたって選挙ができない場合でも、国会の権能を維持するため、参議院の緊急集会に関する規定が置かれています。 参議院の緊急集会は、衆議院が解散されて総選挙が挙行され、特別会が召集されるまでの間に、法律の制定、予算の改定、その他国会の開会を要する緊急の事態が生じたとき、それに応えて国会を代行する制度であり、参議院の基本的かつ重要な権能であるとともに、参議院の存在意義の一つとして位置付けられます。災害時に緊急事態が発生した場合に、参議院の緊急集会が国会の権能を代行するために議論を深める必要があるとされる点が様々指……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 憲法改正における国民投票は、国民一人一人が憲法の持つ価値や政策について判断し、改正案に対して直接賛否を投票するものであり、特定の候補者や政党を選ぶ通常選挙とは全く性質が異なります。憲法改正手続においては、国民の意見表明の自由がより確保されなければならないと考えます。 本日は、憲法改正案の広報、周知及び国民投票運動といった国民への情報提供に関連して発言をいたします。 国民投票がなされるための環境整備として、まず第一に、国民に対し何より公正中立で分かりやすく十分な量の正確な情報が提供されることが不可欠と考えます。 この点に関連して、CM規制が問題とされ……
○伊藤孝江君 首藤先生、大沢先生、今日は本当に貴重な御意見をありがとうございました。 早速質問の方に移らせていただきます。 まず、首藤先生に、少し具体的なところも含めてお伺いをできればと思っております。 先ほど、ドライバーの賃上げということで、二〇二四年問題に関しての言及もいただきました。長時間労働をして、残業代も含めて初めて平均というのか、人並みの賃金を得られることができるという現状をどう打開をしていくのかという、大変根本的なというのか、大きな課題だと思っております。 その中で、首藤先生の方からは、中小の事業者等を含めて、交渉力を、どんなふうにして賃金に関する交渉力を上げていくのか、……
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