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上田清司 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

上田清司[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


26期委員会発言TOP50
31位
26期委員会発言(非役職)TOP50
30位

このページでは上田清司参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。上田清司参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

25期(2019/07/21〜)

第200回国会 国土交通委員会 第4号(2019/11/28、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  洋上風力発電導入の促進、また、国際コンテナ戦略港湾の構築のために御尽力をいただいています赤羽国土交通大臣始め関係の皆様に感謝を申し上げます。  まず、国際コンテナ戦略港湾に絞って質問したいと思います。  資料を配付させていただいておりますが、大臣、これを見ていただきたいと思いますが、一九八〇年当時は、我が国を代表する神戸港、ランキングが世界で三番手、あるいはまた横浜、あるいはまた東京もベストテンの前後ぐらいにいた時代がありました。そして、一九九〇年、神戸港が落ちてまいりまして、これがまた二〇〇〇年ぐらいになってきますと、横浜あるいはまた東京が大きく落ちて……

第200回国会 国土交通委員会 第5号(2019/12/03、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 今回は、河川災害対策についてに絞って大臣を中心に御質疑をさせていただきたいと思います。  まず、秋口の十五号、十九号を始めとする災害に関して、多くの国民が被害に遭われ、大変な苦しい思いをされました。心からお悔やみを申し上げ、また、頑張っていただきたいと激励したいと思います。  まず、十九号に限って申し上げたいと思いますが、新聞報道などでは、百四十か所、七十一河川、そのうち百十二か所の六十二河川で、まさに支流と本流が合流するところで決壊をしたというものがございましたが、この事実関係について確認したいと思います。
【次の発言】 基本的には、こうした堤防の決壊のメカニズムというのは学術……

第201回国会 国土交通委員会 閉会後第1号(2020/07/30、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 まず、九州始め七月の集中豪雨で被災された皆様にお見舞い申し上げ、そして、現地等で救助、復旧復興に御尽力をいただいている赤羽大臣始め多くの皆様方に心から感謝申し上げます。  質問通告にございませんが、野田議員の中で大変重要な案件がございましたので、その案件をさせていただきたいと思います。  決裁、文書決裁、口頭決裁、いろいろありますよというお話ですが、野田議員の趣旨は、このゴー・ツー・キャンペーン、一兆七千億からの予算、ほとんどの方がこの予算案に賛成をし、そして政府が一定の支出をすることで国民もまた支出をして、この経済拡大に寄与するということにできるだけ多くの方々の賛同を進めていく……

第201回国会 国土交通委員会 第3号(2020/03/10、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 まず、赤羽大臣始め政務三役の皆さん、国土交通省の皆様には広範囲な行政分野に御尽力を賜っていますこと、改めて厚く御礼を申し上げます。  大臣の所信表明に沿って、四点に絞って質問をさせていただきます。  まずは、コロナ対策のうち中小企業対策でございます。  二月二十七日に安倍総理が夕刻に記者会見をされ、私も、これは中小零細企業に大変なことになるだろうというようなことを考えました。たまたま夜に青色申告会の県の副会長から電話があって、こういうときにはいつも有利な金利だとか資金繰りの件での設定が出されるけれども、むしろ返済猶予の方が有り難いんですよというふうなお話がございました。  そこで……

第201回国会 国土交通委員会 第4号(2020/03/18、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田でございます。  今日は、既存住宅の流通問題について幾つかお伺いしたいと思います。  まず、赤羽大臣、資料一を御覧ください。  御案内のように、平成五年から平成三十年の間で、一戸建て、長屋建てなどの全部の合計で既存住宅の流通量が基本的には減っているような状況でございます。この間、いわゆる中古住宅、既存住宅を流通させようということで国土交通省にも問題意識を持ってしっかり取り組んでいただいているところでございます。  平成十八年の九月十九日に閣議決定で住生活基本計画、そして二十三年の三月十五日にも同じく住生活基本計画、二次になっておりますし、また二十八年の三月十八日に住生……

第201回国会 国土交通委員会 第6号(2020/03/26、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田でございます。  住生活基本計画について、前回に引き続いてお尋ねをしたいと思います。  まず、この住生活基本計画、平成十五年、二十三年、二十八年と、三次にわたって計画が作られておりますが、そもそもの目的は何なのか、ポイントを絞ってお答えしてください。
【次の発言】 要は、造って壊すのでなくて、いいものを長く使えるようなストック重視の政策にしっかりやっていこうと。また、既存住宅も、市場で評価されて流通することによって資産として次代に残るような、継承できるような流れを作ろうということにあると思っております。  二番目に、成果指標は何のためにあるのか。今度は一分以内で答えて……

第201回国会 国土交通委員会 第8号(2020/04/02、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田です。  今回、国交省の特別会計について若干の調査をさせていただきました。自動車安全特別会計のうち、保障勘定と自動車事故対策勘定は人件費を含む事務経費が計上されていません。一方、自動車検査登録勘定と空港整備勘定は、それぞれ一千三百九十四人、六千二百六十人の人件費を含む事務経費が計上されています。  この違いは一体何なのかをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう勘定もありますが、一方では、財務省所管の国債整理基金特会等は人件費なし、外為特会は六人ですけれども人件費を計上していると。それぞれ職員が関わっているんですが、こういったところに関して、何というんでしょう……

第201回国会 国土交通委員会 第9号(2020/04/07、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田です。  まず、この改正法案の趣旨を読んでいきますと、四十年超のマンションが適正に管理されること、また再生、いわゆる建て替えの促進がしっかりなされていくことを目的にしたものだというふうに私は理解いたしましたが、大臣、そのとおりでございますか。
【次の発言】 大臣の開き直っておられない謙虚な態度に敬意を表したいと思います。  確かに管理に関する部分では、こうした国のしっかりした指針があり、地方自治体の関与によって、組合管理をなさっている理事長や理事の皆さんたちがメンバーの皆さんたちを説得するときに有利になって、より適切な管理が進む可能性が高い法案だというふうに理解をして……

第201回国会 国土交通委員会 第11号(2020/05/12、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 早速ですが、今回の法案につきまして、私も、埼玉県の身体障害福祉協会、また障害者協議会のそれぞれの代表の皆様にヒアリングをさせていただきました。それを踏まえて、何点か御質疑をさせていただきたいと思います。  まず、障害者の駐車スペースについてなんですが、御案内のように、車椅子の絵が描いてあって間口が広い、当然車椅子で乗り降りがスムーズにできるようなスペースを取ってあるわけですが、実は車椅子を必ずしも必要としない歩行困難者、障害者の方にとっては普通の駐車場で構わないんだと。しかし、一方では、特に都市圏でございますが、駐車スペースが狭くて、車椅子車用のスペースを取っておくとその他の方々……

第201回国会 国土交通委員会 第12号(2020/05/14、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田でございます。  今日は、公共政策におけるコンセッション事業についてお伺いをしたいと思います。  二〇一六年九月に安倍総理の下で成長戦略の司令塔として未来投資会議というものが設置されました。この未来投資会議が成長戦略の司令塔だということであれば、まさしくその実施についてどんな成果を上げているのか、私にはさほど成果が上がっていないんじゃないかと、名前からしてちょっと違うかなというふうに思っております。未来への投資といえば、例えば国立大学の運営補助金を増やして研究費をどんどん増やしていくとか、あるいは教育費にお金を掛けて、未来の子供たち、未来の社会人をしっかり育てていくと……

第201回国会 国土交通委員会 第13号(2020/05/19、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田でございます。  委員長を始め理事の皆様には質問の機会をいつもいただきまして、ありがとうございます。改めて御礼申し上げます。  今日は、道路法の一部改正に係る課題について質疑をさせていただきます。  先ほどからバスタ新宿の話が出ておりますが、なじみがなくてついパスタと言ってしまう可能性もありますが、議事録ではバスタと書いておいていただければと思っております。  このバスタ新宿の利用状況、まさに関係の出資会社が事業体をつくって、大きな枠組みをつくってそれなりに利益を出しておられるというこの形、しかも、利用者の利便性が高いということも統計上様々な形で分かっておりますので、……

第201回国会 国土交通委員会 第15号(2020/05/26、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田でございます。  このバス路線の廃止あるいはまた存続をめぐる課題というのは日本の人口動態の変化に応じてきたもので、過疎過密をどう解消するかということは一貫した課題でありました。全国総合開発計画なども数次にわたって行われましたし、故田中角栄総理などの日本列島改造論もそうした問題意識にあったと思います。  一次産業、農業でありますが、ここの雇用吸収力が一番高い米作りのときには、人口が四十七都道府県で一番多いのは新潟県でした。一番雇用吸収力がありました。その後、工業化されて、より都市に人が集まるようになり、さらに、サービス産業、第三次産業になるとこれまた更に都市に雇用の吸収……

第201回国会 国土交通委員会 第16号(2020/05/28、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 重い話の後ですので、なかなかつらい思いをしております。  現場の体験がないと一種の感性は育たないというふうに私は思っております。同じように、国土交通省の行政の中でもできるだけ現場を踏まえた政策づくりに邁進していただければ、まさしく地方、困難な地域の感性というものを理解できるのではないかというふうに思っております。  私は、たまたま全国知事会の会長などをさせていただき、国と地方との協議の場で、六団体を代表して総理を始め主たる閣僚の皆さんたちの前で申し上げたことがあります。この五年間で六千キロのバス路線がなくなっているんです、四国を除いて、北海道から九州まで、海岸線沿いに日本海側、太……

第201回国会 国土交通委員会 第17号(2020/06/02、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田でございます。  居心地のいい、歩きたくなるまちづくりについて幾つか質問したいところですが、この居心地のいい、歩きたくなるまちづくりにはマスクは似合わないもので、まずマスクについての質問をさせてください。  いわゆるアベノマスクは、介護施設等に配布するということで、三月十六日から十九日にかけて六社と随意契約をして、三月三十一日に履行期限、いわゆる引渡しをすることになっておりましたが、四月三十日から五月三十一日に履行期限を延ばす再契約を結んでおります。緊急性をもって随意契約だと、予備費による約二百億円、本当にこれは緊急性と言えるのかと。オープンに入札ができたのではないか……

第201回国会 国土交通委員会 第19号(2020/06/09、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 早速お伺いしたいと思います。  悪質なサブリースの事業の事件として、八百名を超える所有者が被害に遭い、自己破産者、自殺者も出たかぼちゃの馬車の事件がありました。当時、その販売会社のメーンバンクにありましたスルガ銀行、このスルガ銀行は当時、業務利益を出して非常に好調で、他の地銀と比べて優秀だということで、当時の森信親金融庁長官がべた褒めをしておられました。  長官はその後、この事件があって、不明をわびたか、また、金融庁としてこうしたスルガ銀行を褒めちぎったことに関する反省があったのかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 スルガ銀行が野方図な融資をしなければこの被害も少なく……

第201回国会 国土交通委員会 第21号(2020/06/16、25期、各派に属しない議員)

○上田清司君 もう既に各議員からお話が出ておりますが、ドローンは非常に便利ではありますが、不適切な使用によっては大きな被害が起こり得る可能性が高いという、そうした認識の議論が出ております。  数字でしっかりと把握しておきたいんですが、令和元年度のドローンの不適切な使用又は危害を発生させた、つまり航空法違反、この部分が何件あり、うち外国人の部分が何件だったか教えていただきたいと思います。
【次の発言】 埼玉県だけ覚えておるんですが、埼玉県民の中で、三十六人のうち一人が外国人、そういう割合からすると圧倒的に外国人の方の違反あるいは検挙が多いということですので、こうした趣旨を踏まえて、どう外国の方々……

第203回国会 財政金融委員会 第2号(2020/11/19、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 麻生財務大臣、埼玉県知事あるいは全国知事会会長として大変な御教示、また御支援、御指導を賜りましたこと、この席をお借りしまして厚く御礼を申し上げます。  また、この三十年近く、麻生大臣は、経済企画庁長官、経済財政担当大臣、あるいは総務、外務、そして総理、与党にあっては政調会長、幹事長、そして特に請われて、副総理、財務大臣を長くこうしてやっておられます。まさに国の大黒柱、国家の柱石として御尽力いただいていることに心から感謝を申し上げます。これは本当でございますので、お世辞でも何でもございません。  それを踏まえまして、実は菅総理の所信表明で、バブル崩壊後、最高の経済状態を実現したとこ……

第203回国会 財政金融委員会 第3号(2020/11/24、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会共同会派の上田清司でございます。  早速ですが、二〇一二年にアベノミクス三本の矢ということで、大胆な金融緩和、機動的な財政政策、そして民間投資を喚起する成長戦略という形で、二番目はいま一つで、三番目はほとんど効果がない状態で、一番目のまさに大胆な金融政策はアベクロバズーカ砲という異名も取るぐらい大変効果があり、円高が一気に円安になり、株高基調の中で企業収益が大きく改善するという効果をもたらしました。これは一つの成果だというふうに思っております。一方、労働分配率が低く、必ずしも勤労者にその恩恵が至っていないということもあり、よく、二〇一八年までの景気回復期間、実……

第203回国会 財政金融委員会 第4号(2020/12/01、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会共同会派の上田でございます。  日本政府や日銀の超低金利政策がこれからも続くであろう、あるいはまた産業構造が第三次産業の方に移っていること、これはやはり人が集まるところで成り立つ産業でありますので、大都市周辺あるいは地方にあっては県庁所在地などに人口が集中し、それ以外のところはどうしても減少するという、こういう状況があること。あるいは、日本経済そのものが退潮のトレンドにあるんではないか。GDPしかり、成長率しかり、あるいはまた賃金しかり、消費性向しかり、さらに世界との競争力も退潮ぎみであると。こうした三つの点を考えれば、弱い金融機関のみならず中小零細企業も破綻……

第203回国会 予算委員会 第3号(2020/11/25、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会を代表して質疑をさせていただきます。  桜を見る会における安倍前総理の国会での答弁が焦点になっておりますが、桜を見る会は、そもそも国会の権能であります行政監視機能、この観点から、その人数が、元々一万人だったものが安倍総理の頃には一万三千から一万八千と、五千人増えてしまったと。予算も一千万からスタートしたところですが、安倍総理の頃、一千七百六十七万から五千七百二十九万、約三倍に増えているという。まさにぼうっとしているとこうした行政というのは膨らんでいくという、こういう観点から、私は行政改革をもっとしっかりやらないといけないという観点から何点か御質問をさせていただ……

第204回国会 外交防衛委員会 第7号(2021/04/15、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司でございます。  まずは、茂木外務大臣、また岸防衛大臣、日本人の未来、そして日本国家の存立並びに独立自尊のために日夜御尽力いただいていることに、心から感謝と敬意を申し上げます。  さて、早速ですが、香港返還時の約束がほごにされて、中国政府の物理的強制を伴う形で香港の非民主化が進んでおります。また、ウイグルにおいては、ジェノサイドと言われるように、ウイグル人に対する抹殺、強制収容などが行われている証拠や証人が続出しているところでございます。  日本国憲法前文の、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会で、名誉ある地……

第204回国会 決算委員会 第7号(2021/05/24、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司です。  今日は、田村大臣、御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。  早速です。二〇一八年当時問題になりました、年金申告書の個人情報が中国に流出したのではないかと国会でも大きな問題になりました。当時、日本年金機構から委託業務を受けたSAY企画株式会社が契約違反の再委託を中国の関連事業者にさせたところです。再委託されたものは全ての業務でなく、氏名、振り仮名のみということで厚生労働省は収めたところです。  この履行能力のないSAY企画の業務によって入力ミス、入力放置も多数発生したりすることにより、年金受給者が約十万人分、総額で二十億……

第204回国会 決算委員会 第9号(2021/06/07、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司です。菅総理を始め、閣僚の皆様には毎日御苦労さまです。  今日は、個人情報の流出を中心にして議論を進めさせていただきたいと思っております。  総理、デジタル化を通じて行政の仕組みや、あるいは社会の仕組みを変えようというこの考え方、心意気は大変評価できる、このように私も思っております。同時に、デジタル化は大量に個人の情報などが流出するという側面も持っております。  最近の事例ですが、LINEの利用者八千六百万人分の個人情報が韓国のサーバーに無防備に格納され、中国企業から閲覧可能であったことが発見されました、発覚しました。政府機関でもLINEサ……

第204回国会 行政監視委員会 第1号(2021/04/07、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田でございます。  先月の三月十一日に東日本大震災十年を迎えました。それ相応の復興もなされているところですが、大きな課題が残されたままであります。それは、福島原発事故のその後の処理についてであります。  私は、原発の解体処理のため、つまり廃炉のためにより優秀な技術者を残すために、安全な、最も安全な原子力発電を続行しながら一部の技術者が解体処理の方に回っていく、廃炉の作業に進めていくという過程が必要だというふうに思っている人間であります。  しかし、二〇一一年十二月に廃炉工程表が発表以後、その後、具体的に廃炉の工程並びに実際の作業がほとんど進んでい……

第204回国会 行政監視委員会 閉会後第1号(2021/06/21、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  資料一は、一から三までですけれども、長妻議員が令和三年二月二十六日の衆議院予算委員会で提出された資料であります。この告発メールには、二人分のマイナンバーと氏名、生年月日、電話番号、配偶者の年収等が書かれていました。この匿名メールの内容は、中身そのものは本物と日本年金機構が確認されています。  機構は、中国からこのメールが漏れたのではなくて、受託事業者SAY企画関係者から漏れた蓋然性が高いと答弁されておられましたが、改めて、その根拠は何でしょうか。
【次の発言】 資料二は日本年金機構における業務委託のあり方に関する調査委員会の報告書の抜粋です……

第204回国会 行政監視委員会 第2号(2021/04/19、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会という共同会派で、新緑風会の上田清司でございます。  今日は、三人の参考人、先生方には、大変貴重な意見ありがとうございました。まず御礼を申し上げます。  まず、率直に申し上げまして、私も衆議院を十年と一か月、その後、埼玉県知事を十六年させていただきました。その経験の中で、一般的に言えば、分権、権限、財源をどんどん下にというか、より小さな単位に下ろしていく、このことが正しいという認識に立っていることが多いわけですが、例えばごみ処理だとか、あるいは火葬場であるとか、あるいはまた霊園であるとか、総論では賛成なんですが、自分のところだけは困るという、こういう話がよくあ……

第204回国会 財政金融委員会 第1号(2021/01/28、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田でございます。  麻生大臣の見識のある御回答が時々長くなるときがありますので、質問の二の方からお願いしたいと思っております。  私も、ちょうどバブル崩壊以降に衆議院議員を十年と一か月やりまして、山一の破綻、あるいは住専、日債銀あるいは長銀等、もうその後が問題でありました。商工ローンとか出て、肝臓を売れとかという話とか出てきたりして。つまり、大きな不況だとか、あるいは非常に不景気だとかといったときに、その後に借金をした、債務を抱えた人たちがそれを返済するときに非常に苦労するという時代ができております。当時は、五十五歳前後の方がたくさん自殺をいたしました。 ……

第204回国会 財政金融委員会 第3号(2021/03/16、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主・新緑風会の上田清司でございます。  麻生大臣、先日の本会議で私は、三十年前と比較してということで、例えば競争力が、国際競争力が一九八九年から四年間は四年連続一位、それが一昨年は三十四位、昨年は三十七位になっていることとか、あるいは、企業の時価総額のベストフィフティー、五十番のうちに三十二入っていたこと、そして、今日ではトヨタが二十六位で一個しかないと、あるいはまた、実質賃金、名目賃金共に一九九五年がピークで、二十五年来それを超えたことがないなど申し上げました。その感想を聞いたところ、総理は、GDPや株価は大幅に上昇、国民の稼ぎに当たる総所得は増加するなど大きな成果を出し……

第204回国会 財政金融委員会 第4号(2021/03/22、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主・新緑風会の上田清司です。  今日は、平成二十八年から令和二年までの政府経済見通しと実績並びにIMFの見通しとの関係について財務大臣にお伺いしたいことがございます。  これ、表を見ていただければ、一枚目の表を見ていただければ分かりますように、大方名目GDPの成長率の見通しと実績では、二倍ないし三倍の乖離が率としてございます。この乖離と、そしてまた、IMFの見通しは常に政府の見通しよりも、平成二十九年ではちょっと大きく実績と離れているわけですが、それ以外は政府の成長率見通しよりも大きく、少ないというんでしょうか、見通しを低く見ております。そしてまた、令和二年を見れば、実績の……

第204回国会 財政金融委員会 第5号(2021/03/23、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  今日は、コロナ関連の予算についてお伺いしたいと思います。  令和三年度予算は、第三次補正と合わせ、感染拡大防止に万全を期し、中長期的な課題に取り組む予算としていると。まさにコロナ対策がメーンで、予備費も五兆円積んでおられますし、予算の内容も、感染危機管理体制、保健所体制の整備、感染症対策のための診療報酬の臨時措置、医療機器の国内生産能力の増強などが位置付けられておられます。  感染防止体制について幾つか確認をさせてください。  非常事態宣言が、一都三県が延長されましたが、三月二十一日に解除されました。感染防止の主たるターゲットはクラスターと……

第204回国会 財政金融委員会 第6号(2021/03/25、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 上田清司でございます。  特例公債に関して二点、また新型コロナウイルス対策予算等について二点ほど確認させていただきます。  まず、資料で出しておりますが、国と地方の長期債務残高、この表を見ていただければ分かりますように、平成二十四年度に、地方の分ですが、二百一兆で対GDP比四〇%でピークで、それから以降は僅かずつ、僅かといっても兆の単位ですから決して僅かではありませんが減ってきて、令和三年度末の政府案の中身では百九十兆、二年度も百九十兆ですので、大方それに準ずるものだと思いますが、GDP比でも三四%と、このように地方の方は長期債務を減らす傾向に来ております。ちなみに、平成十年度の……

第204回国会 財政金融委員会 第7号(2021/03/26、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司です。  菅総理が、カーボンニュートラル投資促進税制を制度設計されたことは評価したいと思います。時限措置で三年間という中身ですので、非常に小ぶりです。二〇五〇年にカーボンニュートラルの実現ということを考えれば、この三年というのは極めて短いと思っております。  昨年の十二月に出ました二〇五〇年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略、これを読み込みましたところ、分野横断的な主要政策ツールで、予算、税制、金融、規制緩和・標準化又は国際連携、さらにあと各産業分野ごとにそれぞれ考え方、取組方の方向性が出ております。非常に細かい部分もありますけれど……

第204回国会 財政金融委員会 第8号(2021/03/30、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  広義の国防ですが、いわゆる防衛に加えて防災、防疫も三防として広い意味で加えたいと私は考えております。国際経済の中ではいいものを安く調達する適地適作という原理が働きますけれども、この三防に関しては、必ずしも市場原理だけでは国民の命やあるいは財産を守ることができないのではないかと思っております。特に、気候変動というより気候危機と言われる時代にあっては、災害もパンデミックの件数も増加する可能性が高いと思っております。命と生活を守る産業というものは極力国産で考えていく、むしろ防災、防疫に関する、この防疫は疫病の防疫でありますが、防災、防疫に関する産……

第204回国会 財政金融委員会 第9号(2021/04/13、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司です。  本日は、黒田総裁におかれましては、お忙しい中お出ましをいただき、ありがとうございます。  早速ですが、三月十九日のより効果的で持続的な金融緩和を実施していくための点検というこの報告書、一ページには、雇用、所得環境が改善した、企業の労働生産性を向上させた、物価上昇率はプラス状況が定着した、良好な経済状態が続いた、日本経済の中長期的な課題についても前向きな動きが進んだと、非常にいいことずくめのことが書いてあります。  一方、同じ日にちと次の日、三月十八日、十九日の金融政策決定会合における主な意見、この主な意見を黒田総裁が取りまとめられ……

第204回国会 財政金融委員会 第10号(2021/05/13、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司です。  総裁、今日はありがとうございます。  さて、二〇一三年に総裁になられて二年で二%の物価上昇を掲げられ、アベノミクスの三本の矢と重なり、俗に言うアベクロバズーカ砲が炸裂し、円高是正、株価上昇、企業収益といういいサイクルになりかけました。  しかし、この間、よく見ていけば、成長率はほぼ一%、物価上昇率は一%に届かず、企業収益も内部留保に積み上がり、投資の促進につながらずに賃金の上昇も当然ない、そして消費の拡大も進まず、結局また投資の拡大というサイクルにならない状態になり、とりわけ一九九七年の賃金のピーク以来賃金が上がらない。こういう、……

第204回国会 財政金融委員会 第11号(2021/05/18、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司でございます。  大臣には、毎日御苦労さまです。  本論に入る前に、法案の名称についていかがかなと思いましたので、二年で二%の物価上昇を実現するという日銀の異次元の金融緩和、超低金利政策の長期化によって、メガバンク並びに地域の、地方の金融機関が本業が相当ダメージを受けたわけであります。本法案は、コロナウイルス感染等の影響による社会経済情勢の変化に対応するためと、主たる理由にコロナウイルス感染等と言っておりますが、主たる理由はほかにある以上、法案のタイトルは問題ではないかと。元々、日銀による異次元の金融緩和と超低金利政策の長期化に加えて、コロ……

第208回国会 外交防衛委員会 第2号(2022/03/08、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司です。  日本国の存立と発展のために御尽力をいただいています、林、岸両大臣に心から敬意を表します。  さて、今日は、昨日、岸田総理が北方領土は固有の領土だというふうに述べていただきましてほっとしたところでございますが、幾つか確認をさせていただきたいと思います。  一九五一年の西村条約局長の答弁は、北千島、南千島という表現をし、あたかも国後、択捉が日本が放棄したような印象を与えましたが、一九五六年衆議院外務委員会で森下外務政務次官が、サンフランシスコ条約に言う千島列島の中に両島は含まれていないという答弁をされました。  この森下答弁が政府の正……

第208回国会 外交防衛委員会 第3号(2022/03/16、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  早速ですから、まず、一日も早い停戦、休戦、そしてロシア軍が撤退する、このことがウクライナ国民にとっても、また世界にとっても大事なことだと思っておりますが、日本政府としても最大限にできることをやっていかなければならないものだと思っております。  戦争継続には兵たん、補給が必要ですが、それを裏付けるのが資金でもあります。G7諸国と協調でのロシアの資産凍結は一つの方法であります。二月二十六日から三月十五日までの六次にわたっての外国為替及び外国貿易法に基づく措置を行っていただきました。大変いいことだと思っております。  日本政府によって凍結された資……

第208回国会 外交防衛委員会 第4号(2022/03/24、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  三月十八日の本会議における私の在日米軍駐留経費負担に係る特別協定の質問に、林、岸両大臣に答弁をお願いしたところでしたが、若干の答弁の漏れと具体論なしの回答がありましたので深掘りをさせていただきたいと思っております。  まず、日米同盟でありますが、これは単に軍事同盟のみならず、経済、文化、ありとあらゆるところで日米間の友好関係をつくり、極めて両国にとって意味のある大変重要な関係だと私は理解しております。また、外交政策から見ても、より強大国と組むことは安全保障上極めて有効だということを私は思っております。  かつて、イギリスが最強国のときに日英……

第208回国会 外交防衛委員会 第5号(2022/03/29、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主・新緑風会、新緑風会の上田清司です。  参考人の先生方には、本日、誠にありがとうございます。  早速ですが、グレンコさんにお伺いしたいと思います。  グレンコさんのコラムなどに、もし休戦してもロシアは必ずまた再侵攻をすると、こういうことを言っておられますが、この理由について改めてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  河東参考人と鶴岡参考人にお伺いしたいと思います。  アメリカはかつて、イラク、アフガン、あるいは南米諸国など、比較的軍事的な小国に対して制裁的な攻撃を一方的にやってきた歴史を持っております。にもかかわらず、やはり大国ロシア、軍事大国……

第208回国会 外交防衛委員会 第6号(2022/03/31、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司でございます。  林大臣、トピックで恐縮ですが、ウクライナのゼレンスキー大統領にノーベル賞をということで、オランダの有識者を中心に広がっておりますけれども、もっとも、期限が今日までなんですが、その署名が、林大臣のところにはそういう御案内があるいはありましたかどうか、このことを確認したいんですが。
【次の発言】 案内が来たら、推薦に関してどのようにお考えになられますか。
【次の発言】 突然の質問にもかかわらず、ありがとうございました。  それでは、今法案でございますが、先ほども田島委員からいろいろお話がございました。現在の参加国予定数が九十で……

第208回国会 外交防衛委員会 第7号(2022/04/05、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  トピックで恐縮ですが、今回、林外務大臣がポーランドを訪問されて、政府専用機で、これはキャパでは百四十人と聞いておりますが、二十人、ウクライナ難民を搭乗させたというふうに聞いております。  政府参考人にお伺いしたいんですが、希望者は何名だったのか、そして、二十名になった経緯はどういう経緯なのか、さらに、先ほど田島議員が聞かれた法的根拠よく分からなかったです、答弁が。政府参考人の方から簡潔に答えてください。
【次の発言】 ちゃんと答えてください、都合のいいところだけ答えないで。百四十人のキャパがあるんだけど、何人本当に希望されたのか、そ……

第208回国会 外交防衛委員会 第8号(2022/04/12、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 上田清司でございます。  林外務大臣には、本当に御苦労さまでございました。心から感謝と敬意を表します。  さて、今回の八十四条四の改正でございますが、邦人の配偶者又は子である外国人、類型一、類型二として、名誉総領事、名誉領事、在外公館の現地職員である外国人と出ておりますが、ここには配偶者や子供は関係ない形になっています。独立行政法人の現地職員である外国人を邦人の定義として拡大すると、非常に一歩も二歩も前進なんですが、今申し上げましたように、類型三においても配偶者や子供は入っていないと。最終的には同乗者で連れていくからいいじゃないかと、こういう考え方もあるのかもしれませんが、どうせ……

第208回国会 外交防衛委員会 第9号(2022/04/14、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  本日は、いわゆる旧敵国条項についてお伺いをしたいと思います。  一九九五年の国連総会で既に死文化しているという認識を示す決議が採択をされ、二〇〇五年の国連首脳会合で国連憲章上の関連する条項における敵国への言及を削除するという国連加盟国の決意を示す成果文書が採択をされているところで、関係各国、関係者の御努力に敬意を表するところでございます。  ただ、削除されたわけではありませんし、この旧敵国条項の削除そのものには国連憲章の改正が必要であり、改正には国連安全保障理事会全ての常任理事国を含む参加国三分の二の承認が必要だと、批准が必要だということに……

第208回国会 外交防衛委員会 第10号(2022/04/19、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  まず、外交防衛委員会ではありますが、いろんな意味で非常に重要な案件であります今の円安、円売りの突出について非常に心配をしています。  従来、危機に強い円と言われておりましたが、このまま進むと、まさに資源高の中での経常収支の黒字が縮小していく、あるいは、海外からの直接投資も、世界一のアメリカなどに比べると日本はその四十分の一でもありますし、今日においてはタイや韓国にも負けている、世界ランキングでは三十位ぐらいになってきていると。  こんなことも含めて、極めて憂慮をすべき事態だというふうに思っておりますが、この円安、円売りの突出について……

第208回国会 外交防衛委員会 第11号(2022/04/28、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  ロシアのウクライナ侵攻によって、一方的な攻撃を避けるために抑止力を高めなければならないという論理がヨーロッパを中心に世界中に広がっているところであります。もとより、力の論理にも限界があることもこの間の国際世論の高まりや国際的な支援の中でも明らかになってきているわけでありますが、間違いなく、もう抑止力を高めなければならないという大きな流れがあると思っています。日本憲法の前文に、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し、我らの安全と生存を保持しようと決意したという有名な前文があるわけですが、なかなかこういうわけにはいかないだろうというのが今日の状……

第208回国会 外交防衛委員会 第12号(2022/05/17、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  今日は、外交青書を中心に、外務大臣の御見解等について改めて確認をさせていただきたいと思います。  まず、外交青書でありますが、これは外務大臣の責任でまとめられたものでございますか。
【次の発言】 閣議において認められているということは、これは内閣において基本的には認められている、このように理解してよろしいんでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。  長く北方四島に関しての日ロ間の様々な交渉経過がございます。領土紛争の解決は、第一に話合い、第二に武力による解決などということも言われたりもしておりますが、武力による解決において失敗の例……

第208回国会 外交防衛委員会 第13号(2022/05/19、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  案件の三条約のうちの万国郵便関係について質疑をさせていただきたいと思います。  今回、到着料制度の見直しについて大きく変化したことでありますが、まさしく到着料は外国の郵便局から受け取る通常郵便物の国内の配達に係る手数料でありますが、従来、先進国の方がどうしても国内配達コストが高くなって、大きくなって、発展途上国が国内配達コストは比較的少なくて済むという、このような構造ができていたわけでありますが、今回の改善、改革によって、極めて、配達料の、到着料の料率の引上げが実現し、各国が、しかも、各宛名国が自国内の配達コストに合わせて差し出し国から徴収……

第208回国会 外交防衛委員会 第14号(2022/06/02、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  早速質疑に移ります。  日本は、隣国にロシア、北朝鮮、また中国というそれぞれ周辺国と軍事的緊張関係を持つ国々に囲まれ、かつ、その国々は、議会、国民、メディアなどの圧力を食うこともないというんでしょうか、圧力を受けることもなく、専制国家として常にトップレベルの判断で様々な行動ができる国でもあります。しかも、我が国に対してもしばしば国境侵犯やあるいはそれに近い軍事的な示威行動などもする状況が重なっているところであります。  我が国は戦後一貫して専守防衛を旨として防衛力を整備してきたわけでありますが、今回のロシアのウクライナ侵攻を受けて、日本の防……

第208回国会 外交防衛委員会 第15号(2022/06/07、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  今日は、日本・ベトナム刑事共助条約に絞って質疑をさせていただきます。  まず、日本とベトナムの間の人的交流関係が非常に強くなって在留ベトナム人による我が国の犯罪検挙数が格段に増加している、もう既に御指摘のとおりでございますが、この刑事共助のニーズが一層高まっているわけでありますけれども、そもそも、この在留ベトナム人の検挙状況、特にどういう形での犯罪が多いのか、このことについての中身をまず教えてください。
【次の発言】 不法残留というのは、なぜ期間が過ぎても残留をしているのか、この理由が一つ。もう一つ、やはり万引きなど、あるいは非侵入型の窃盗……

第208回国会 国家基本政策委員会 第1号(2022/01/21、25期、国民民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(上田清司君) ただいまから国家基本政策委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  去る十一月十日の本会議におきまして国家基本政策委員長に選任されました上田清司でございます。  本委員会は、衆議院の委員会と合同審査会を開会し、党首討論を行うことにより、国家の基本政策について審議する委員会であり、国会審議の活性化の観点からもその使命は重大であります。  委員長としましては、皆様の御指導、御鞭撻を賜りまして、中立、公正な運営に努め、職責を全うしてまいりたいと思っております。何とぞどうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)


26期(2022/07/10〜)

第210回国会 行政監視委員会 第1号(2022/11/14、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。どうぞよろしくお願いいたします。  今日は、保育の公定価格の見直しについて質疑をしたいと思います。  お手元に配付の、というよりも今配付中ですね、実は保育の公定価格というのがありまして、運営費のモデルとして、それぞれ国家公務員のいわゆる地域手当の区分に合わせてそれぞれの保育所の運営費モデルを作って言わば補助をしているわけでありますが、この区分がかなりいいかげんではないかと私は問題提起をさせていただきたいと思います。  まず、一枚目の色の付いた地図を見ていただきたいわけですが、東京二十三区は例外なく二〇%の、二〇の区分がなされております。そして、……

第210回国会 内閣委員会 第2号(2022/11/01、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  大臣の皆様には御苦労さまでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、河野大臣の方からお願いしたいと思います。  令和二年の十一月の予算委員会、あるいは令和三年の本会議で、橋本行革以来、この日本の省庁再編成の中で、当時、例えば総務省などは旧自治省、そして総務庁、そして郵政省ということで、便宜的にそれぞれの省庁を代表する形で次官級の総括審議官などを置いたりしてたくさんの次官が、まあ事実上の次官が設定されました、そうしたものも二十年たっていかがなものかという提案もさせていただき、また指定職が、当時ですね、に比べて一五%も増えていると、……

第210回国会 内閣委員会 第3号(2022/11/08、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  本日はコロナ即応病床と受入れ体制と補助金についてお伺いしたいと思います。  二〇二一年の十月に厚労省は、医療機関において適切に患者を受け入れていなかった場合には、病床確保料の返還や申請中の補助金の停止を含めた対応を行うという通知をしていると伺っておりますが、これは間違いないでしょうか。
【次の発言】 資料で提供しました図表は、雑誌「選択」の記事の表に、私、前段の部分を加え、数字においては厚労省に確認させていただいておりますので確かなものだと理解しております。  二〇二〇年度の地域医療機能推進機構と国立……

第210回国会 内閣委員会 第4号(2022/11/10、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  河野大臣、激務御苦労さまでございます。  早速、国家公務員への給与の支払についてお伺いしたい件がございます。  マイナンバーと関係なく従来の方法で振り込みが用いられていると聞いておりますが、せっかくマイナンバーカードを進めておられますので、マイナンバーを活用する形での振り込み手続をなされたらいかがか、この点と、今後、それをする場合には手数料なども含めたコストなどはどうなるか、大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それは私も今言ったばかりです。  そうでないということを知った上でマイナンバーを使った方が便利ではないかということをお尋ね……

第210回国会 内閣委員会 第6号(2022/11/24、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  重点フォローアップ国としての位置付けなどについて質疑を用意しておりましたが、少し重なりましたので、二番目からさせていただきたいと思っております。  拡散金融と北朝鮮のミサイル発射に関連してお伺いしたいと思います。  拡散金融について、FATFは、大量破壊兵器の拡散に対する資金供与を防止するために対象を特定した経済制裁を各国に求めております。しかし、直近の北朝鮮の異常とも言えるミサイルの連続発射は、日本も含めて各国の経済制裁の効果というものが非常に疑問を感じるところでございます。  FATF加盟国の経済制裁をどのように評価しておられる……

第210回国会 内閣委員会 第7号(2022/12/06、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 改めて、おはようございます。国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  故安倍総理が希望出生率一・八を掲げながらも、ますます出生率が下がるという皮肉な結果になってきております。少子化対策は、まさしく日本の極めて重要な最高位の政策になっていると私は思っております。  実は、今でこそ少子化で、ある意味では出生率を上げる世界を行っていますが、三十年前、一九七四年、田中内閣のときには、当時のローマ・クラブの「成長の限界」という著作、レポートが世界中に大きく広がって、日本は当時、人口抑制政策を取りました。人口問題懇話会、大来佐武郎先生を座長として、その答申は、子供は二人まで。当時の新聞……

第210回国会 内閣委員会 第8号(2022/12/08、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  先ほどから、水野議員を始め各委員の皆様方が非常に丁寧な、データを駆使しながら質疑をなさっておられます。大分出尽くしている部分もなきにしもあらずですが、私はどちらかというと、そもそも論を大臣にお伺いしたいと思っています。  今提出法案そのものは、これからより多くの場面で民間の力を活用して地域を活性化する、あるいはまた、日本の成長につなげていくという趣旨から、大型のものからややスポーツ施設とか公民館的なもの、小ぶりにはなりますが、大方のところはそうした方向に賛同するものではございます。それを前提にしながら、幾つか御質疑をさせてください。  私は……

第210回国会 予算委員会 第7号(2022/12/02、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。どうぞよろしくお願いします。  現在、マクロ経済から見れば、需給ギャップが約二十五兆から三十兆じゃないかと言われているところでございます。そういう中で、この補正予算、約三十兆近くの内容で数字を上げられたこと、評価したいと思っています。  しかし、問題は内容だと思っております。御案内のように、補正予算の目的は、今も、需給ギャップを埋めるような予算になっているかどうか、このことが一番大事だと私は思っておりますが、財務大臣、この補正予算は今ある需給ギャップを埋めるような予算になっているかどうか、御見解を伺いたいと思います。

第211回国会 決算委員会 第10号(2023/06/12、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  通告の順番を変えまして、三番目からスタートしたいと思います。  総理の広島サミット、G7の評価、大変私はいいものだったんじゃないかなと思っております。G7の首脳が集まり、かつまたグローバルサウスの代表としてのインドの総理、そしてまたゼレンスキー・ウクライナ大統領、あるいはまた韓国の尹大統領、それぞれ必要な方々が、課題を持った方々が集まり、日本の存在感を相当アピールできた、このように私は一定程度評価しております。  ただ一方、日本の立つ位置というんでしょうか、経済力を中心に、世界の中でどんどん落ちていく、この世界をしっかり見ていかなくちゃいけ……

第211回国会 行政監視委員会 第1号(2023/02/06、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  三人の参考人の皆様には、本日は誠にありがとうございます。貴重な意見をいただいているところでございます。  早速ですので、私も権限移譲の問題についてお伺いしたいことがございます。  今、アマゾンに代表されるように、巣ごもり需要を始め、夫婦共働きあるいは一人世帯の関係もあり、カタログであるいはパソコン等で、スマホで買物をして送っていただくと、こういう仕組みが極めて大きな傾向になっているところでございます。  したがって、各関係の物流企業は、各地区に拠点をどんどんつくりたい、つくろう、つくっているという現況がございますが、なかなか、御案内……

第211回国会 行政監視委員会 第2号(2023/02/20、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主・新緑風会の上田清司でございます。  三人の先生方には、今日は誠にありがとうございます。  まず、私、二点、柏木先生にお伺いしたいと思います。  事前にいただいた資料も含めてでございますが、「新しいライフスタイルと地方税のあり方」について、関係人口も増やしていこうとかですね、地方の方もいろんな努力をしておりますが、まさしく二地域の居住者あるいはワーケーション滞在者、こうした人たちもその地域において様々な恩恵を得るわけですから、当然何らかの形で言わば会費というべき税等も負担すべきではないかというような考え方がございますが、あるいはまた、現実には別荘税だとか宿泊税だとかで現に……

第211回国会 行政監視委員会 第3号(2023/04/24、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田でございます。  今日は、基金のつくり過ぎ、基金の目的を終わってもやめない存続のし過ぎ、基金をかつての特別会計のように各省庁の特別の財布にし過ぎという三つの観点から質疑をさせていただきます。  まず、資料を請求しておりましたが、全部言っていると時間掛かりますので、二〇二一年度の基金の全体の数を教えてください。
【次の発言】 それは事業も含めてですね。基金の数ではどうですか。
【次の発言】 基金シートをベースにしたデータですね。基金シート以外の基金もありますか。
【次の発言】 基金シート以外の基金は幾つあるんですか。

第211回国会 行政監視委員会 第4号(2023/05/15、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  今、梅村議員と同じような部分で確認をすることが幾つかございます。  今回の遺留金の、遺留金品の調査、画期的なものだというふうに私は珍しく評価いたします。  いわゆる無縁仏と言われます身寄りのない方が約、身寄りのない方、要するに遺留金品が全くないと、この方々が四万八千四百七十五件と、そして五万五千人の方々には、何らかの形で遺留金品があると。こうした遺留金品のない人の、方々のために、市区町村が一件当たりの費用で二十一万円負担をしているという金額があるというふうに聞いております。  この金額も、基本的には県の方に、都道府県の方に請求できるというふ……

第211回国会 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第4号(2023/04/07、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  今日は、ODAのあるべき姿と国際協力銀行の役割について質疑をさせていただきたいと思います。  国際協力機構の元、理事長であります田中明彦東大名誉教授が、毎日新聞のオピニオンにコラムを出されております。この中で強調されているのが、二〇二三年の世界というのが世界的複合危機の中にある。その中身は、気候変動による影響がますます深刻化している、あるいは、ウクライナにおける戦争は、ウクライナとロシアの人々の双方に恐るべき犠牲を生みつつ、気候変動や新型コロナのパンデミックとも連動しながら、世界中に深刻なエネルギー危機と食料危機、そしてインフレをも……

第211回国会 内閣委員会 第3号(2023/03/09、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  高市大臣に第六期科学技術・イノベーション基本計画についてお伺いをしたいと思います。  計画を見ていきますと、グローバル課題への対応と国内社会構造の改革の両立が不可欠だという問題意識の下に、ソサエティー五・〇の実現に向けた科学技術のイノベーション政策を展開していこうと、こういう趣旨で過去に何期もやってきたわけですし、既に六期目が展開されているところでございます。  特にこの五か年間で、今三か年目に入ってくるわけですが、政府分が三十兆円、官民合わせて百二十兆円。この金額について、まず、大臣としては、いい線行ってるねというようなイメージなんでしょ……

第211回国会 内閣委員会 第4号(2023/03/17、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  大臣におかれましては、日々御苦労さまでございます。  早速ですが、岸田内閣における、あえて異次元の少子化対策というふうに銘打っておられるわけですが、この肝は何でしょうか。
【次の発言】 包括的な中身なもので、肝というのがよく見えなかったですけれども、取りあえずは受け止めました。  そこで、国立社会保障・人口問題研究所の調査で、第十六回出生動向基本調査、二〇二一年によると、一生結婚するつもりがないと答えた未婚女性が二〇一五年の前回調査の八%から増加して一四・六%。同調査によると、独身生活の利点として、行動や生き方が自由と答えた未婚女性……

第211回国会 内閣委員会 第5号(2023/04/04、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田でございます。  先日三月十七日の内閣委員会の議論も踏まえながら、本日は、少子化と子供の孤立化、並びに子育て支援の保育の公定価格について御質疑をさせていただきたいと思います。  まず、今回のこども家庭庁の発足によりまして、もう言わば統合的な司令室ができたというふうに思うんですが、これまでは何かあると、厚生労働省に問いかければそれは文科省ですと、文科省に問合せするとそれは厚労省ですと、こういう話だったんですが、今度内閣府ができて、三つ問いかけるようなことはないと思いますが、大臣、常に内閣府が主導権を握ってやっていかれるということには間違いないですね。

第211回国会 内閣委員会 第6号(2023/04/06、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。大臣、御苦労さまです。  早速ですが、もう既に幾つか質疑に出てきておりますが、いわゆるDVの相談件数は増加しているんですが、保護発令件数が、保護命令発令件数が減少しております。  この関係の中での保護命令制度の拡充という今回の改正に関してどのようにこの狙いを考えておられるのか。一般的に減ってくればそれでいいわけですが、保護相談件数が増えているのに保護命令件数自体は減っていると。この矛盾というんでしょうか、こういうものをどのように考えておられて、今回の拡充の狙いというのは何なのかということをまず明確にお聞きしたいと思います。

第211回国会 内閣委員会 第7号(2023/04/11、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  法案審議の前提に、新型インフルエンザ、コロナウイルス感染症以来、第一波から第八波までの例えばワクチン接種も含めて、日本政府の意思決定、検査体制、医療供給体制についての総括、検証というのが極めて重要ではないかと思いますが、大臣におかれましてはそのとおりだというふうに思われますか。
【次の発言】 先日の参議院本会議で岸田総理は、G7の中では感染者や死亡者が少ないと、このように言われました。第八波が始まった十月十五日の毎日新聞のインタビューでも、尾身コロナ感染症対策分科会の会長は、日本は人口当たり死亡者数が比較的少ない。まあ、麻生総理、ああいう方……

第211回国会 内閣委員会 第8号(2023/04/13、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  三名の参考人の先生方には誠にありがとうございます。  まず、齋藤参考人からお伺いしたいと思いますが、拡張のメカニズム、統括庁ができてメジャーなコアのメンバーがいて、いざというときには三百人から各関係者を集めてやっていくということですが、そうでなくても役所は人事が激しくて、コアのメンバーも替わる可能性が高く、そして応援部隊も替わる可能性がある中で、ふだんからの訓練等々が極めて重要だと、連続性を持つために、私もまさにそのとおりだと思うんですね。役所のメンバー、私も知事の経験者なんですが、大変優秀で、新任の課長でも二週間もたてば何か一年ぐ……

第211回国会 内閣委員会 第9号(2023/04/18、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  後藤大臣におかれましては、一日御苦労さまでございます。  まず、統括庁について御質疑をさせてください。  まず、これ、さる民間の団体からの感染症対策の総括として四点ほど挙げられております。長々と御説明要りません。そうですねとか、全く違いますよとか、そういう答えでしてください。そうしないと、二十分では御説明で終わってしまいますので。  まず、感染症対策に係る司令塔の機能が不全だと、こういう御指摘についてはどうでしょう。
【次の発言】 ありがとうございます。  医療供給体制が不十分かつ人材不足、国、地方との関係もスムーズでもなかった、このような……

第211回国会 内閣委員会 第10号(2023/04/20、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田でございます。  大臣には、一昨日の続きをさせていただきたいと思います。  先ほども杉尾議員から御質疑がございました。台湾、韓国などの事例に学んではいかがかと。大臣は、各国それぞれの組織や沿革がありますのでということで、やんわりと何か否定的に言われました。  基本的に、今回、アメリカのCDCの、ある意味では模範として日本版CDCをつくると、こういう話でありますが、御案内のように、信頼できるWHO等の資料を見ると、アメリカは感染者数も死亡者数も世界のランキングの中では悪い方から大体五番から七番ぐらいのところであります。必ずしも成功したとは言えないんじゃない……

第211回国会 内閣委員会 第11号(2023/04/25、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  特定受託事業者に係る取引の適正化に関する法律案、二つの視点で見ていく必要があるのかなと思っております。基本的には発注者が弱く、そして、失礼しました、発注者が強く、受注者が弱いという基本構造があるということ。もう一つ、社会の変化を先取りした多様な働き方の可能性があるという積極的な視点からも見ていく必要があるのではないかと私は思っております。  二〇二一年の十月に連合が調査したものに、フリーランスが経験したトラブルの内容、上位十項目というのがございまして、報酬の支払の遅延、あるいは一方的な仕事の内容の変更、こういったところが約三〇%程度……

第211回国会 内閣委員会 第12号(2023/04/27、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案、内閣府を中心に、あるいはまた各種団体もそれ相応に調査をされたりして、データが出そろったところでこの法律案が作られたこともあり、三条、四条、五条などを中心に一定の枠組みができて、これまでどこに何を頼んだらいいのかという分からないような部分が相当整理されたと、こんなふうに私自身は理解をして、まずまずだなというふうに思っております。取りこぼしのないようにその隙間を埋めていくことが必要なのかなと思っておるところです。  そこで、第三条では契約内容についての明示義務だとか、あるいは五条で、禁止事項と言……

第211回国会 内閣委員会 第13号(2023/05/09、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。短い時間ですので端的にお願いをしたいと思います。  四月二十四日の決算、行政監視委員会で、私、令和三年度、二〇二一年、事業費ゼロの基金が三十で、うち十五基金が事業費ゼロなのに十二億円以上の、管理費に掛かっていると、大きいものを追っかけてみました。経産省の経済安全保障重要技術育成基金一千二百五十億、文科省で全く同じ名称で同じく一千二百五十億、また、経産省で特定半導体基金六千百七十億、こうした大きいところを見ました。  大臣にお伺いしたいんですが、とてもこれはいいことだというふうに思っております。経済安全保障重要技術育成基金、もう名前からし……

第211回国会 内閣委員会 第14号(2023/05/16、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  高市大臣、毎日御苦労さまです。  早速質問に移ります。  認定匿名加工医療情報作成事業者及び認定医療情報等取扱受託事業者が認定された要件は何なのか、また三団体四者以外に応募があったのかどうか、念のため確認したいと思います、大臣。
【次の発言】 能力をもって条件にしたと。どういう能力なんですか。
【次の発言】 要件を聞いたので、能力の条件ですね、安全措置だとか情報管理だとか、そういった話が項目であったんですが、情報管理に関してはもう細かい御答弁をいただきました。なかなか、そこまでは要求していなかったんですが、ありがとうございます。時間がちょっ……

第211回国会 内閣委員会 第15号(2023/05/23、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  小倉大臣、日本は一九九四年に国連子ども権利条約に批准をしておりますが、内容を遵守しているとはなかなか言い難い部分がありますが、例えば子どもの権利条約の第七条、子供は両親から愛され、養育される権利を持っています。同じく九条、子供は両親の離婚などによりどちらとも引き離されることなく、離れて暮らすパパやママと定期的に会える権利を持っています。  私は、できればこの七条、九条を実体的になるような形にしていきたいという、そういう思いを持って質問に立っている者の一人であります。  小倉大臣におかれましても、多分この国連子ども権利条約は日本にとっても重い……

第211回国会 内閣委員会 第16号(2023/05/25、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  孤独・孤立対策推進法、まあ都市化、核家族化というのは高度成長時代から始まって、それなりに孤立や孤独はあったんですが、なぜか余り大きな問題にならなかった。それは、必ず来年は所得が上がり、経済が強くなっていく、坂の上をずっと上っていく時代であったので、比較的様々な課題、つまり経済が強いとあらゆる傷は治す、こういう話もありますが、そういうことだったと思っておりますが、現代は、加えて未婚化、晩婚化、貧困化などが背景で、なおかつ単身世帯や単身高齢者が多くなったと。ゆえに、大変寂しい孤立感、孤独感というのが出てきたので、全体として、孤独、孤立そ……

第211回国会 内閣委員会 第17号(2023/05/30、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  大臣、時間がありませんので、四番目に通告をしました孤独・孤立対策関連予算、六十九億の仕分について私もいろいろ調べたんですが、この内閣官房孤独・孤立対策担当室からいただいた予算の資料で、令和五年だけを足し算していくと百九十一・一億になり、令和四年が二十一・二、あっ、二千七百万になって、合わせると二百十億を超えるような形になります。  令和五年も、孤独、孤立にだけこだわって項目を足し算すると二十三・四億円という感じになって、何が何だか分からなくなるぐらい、重なったりいろいろやっているみたいで、いろいろ調べているうちに、例えば令和四年度の地域子供……

第211回国会 内閣委員会 第19号(2023/06/15、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  憲法十三条には、全ての国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。同じく十四条に、全ての国民は、法の下に平等であって、人権、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的、社会的関係において、差別をされないとうたっております。こういう背景に今回の法案が私は作られているものだと信じております。  また、私は、個人的な政治信条で、個人の責任でないことで生じる不利益、不条理を除去するのが政治の仕事だと思っております。そうい……

第211回国会 予算委員会 第12号(2023/03/22、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 本当は官房長官にお聞きしたかったんですが、記者会見ということで、外務大臣が後の方にいらっしゃれば後で聞こうと思ったんですが、今いらっしゃるんじゃ、ずっと待たせるわけにはいかないので、最初にお伺いしたいと思います。  アメリカの要人の、米軍基地であります横田からの入出国について幾つか質問したいと思います。  二〇一七年にトランプ大統領、二〇二二年にバイデン大統領、ハリス副大統領、ペロシ・アメリカ下院議長、まだほかにもいらっしゃるのかもしれませんが、私の頭の中にはこのお三方が入っているところですが、日本は有史以来、連合国に、とりわけ実質的にアメリカに占領されて、マッカーサーが横田に降……

第212回国会 内閣委員会 第2号(2023/11/09、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司です。  まず、高市特命担当大臣にお尋ねしたいと思います。  エネルギーと食料の安全保障についてまず伺いたいと思いますが、御案内のとおり、経済安全保障ということで、レアメタルの確保、あるいは半導体を中心とする先端産業のために、政府としても様々な支援をしているところでございますが、日本国として、鉱物資源や食料の安全保障についても気を掛けなくちゃいけないと。まあ農水省と経産省が主管官庁ではありますが、やっぱり経済安全保障という枠組みの中で、是非特命担当大臣にグリップもしていただきたいという思いがありますので、あえて質問をさせていただいております……

第212回国会 内閣委員会 第3号(2023/11/14、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。御苦労さまです。  まず、燃料油価格激変緩和事業について伺います。資源エネルギー庁の政府参考人に伺います。  令和四年以来のガソリン等の補助金の総枠は幾ら設定されているのか。現在までに使われた金額の総額、元売会社に支払った総額、そして事務代行の会社に支払われた金額、教えてください。
【次の発言】 私、資料請求をして資料をいただいてはいるんですが、念のために確認をさせていただきました。あえて、そうでしたので、その資料そのものを事務所に私なんかは置いてきました、当然答えてもらえるものだと思ったもので。いいです。  大体六兆三千億ぐらいですね。現在、……

第212回国会 内閣委員会 第4号(2023/11/16、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。よろしくお願いいたします。  今回の一般職の給与引上げに関連して、少子化対策の重要なファクターであります保育士の待遇改善につながる部分がありますので、これに関連して質疑をさせていただきます。  あるいは御案内かと思いますが、実は一九七四年の田中内閣の頃には、ローマ・クラブの「成長の限界」の影響もあったんでしょうか、当時、日本は人口を抑止しなくちゃいけないということで、大来佐武郎先生を座長とする人口問題懇話会で結論を出しました。子供は二人まで、二以下にしろと。当時の新聞の社説は、政府は手ぬるい、人口庁をつくれとか、乱暴な意見がたくさんありました。……

第212回国会 内閣委員会 第6号(2023/12/05、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  官報に関して一点だけお伺いしたいと思います。  我が会派の中で、憲法五十七条の二項の「頒布しなければならない。」、こういう憲法上の記載があって、イメージとしては配布、書面の配布というイメージがあるので、ウェブサイトを始め様々な電子的な手法はいささか憲法上疑義があるのではないか、こういう議論が出ましたので、私もいろいろ確認をしましたところ、もう既に衆議院規則並びに参議院規則において、官報に掲載した会議録は、電磁的記録の提供その他の方法で議員、一般に頒布すると、こういう規則があります。また、刑法、公職選挙法にも電磁的方法により頒布を行う用例とし……

第212回国会 内閣委員会 第7号(2023/12/07、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の上田清司です。  松野官房長官、今、石垣議員からもお話がありました。これまで調査した限りでは、政府内に事実関係を把握することのできる記録が見当たらないと。多分、今、回答はできないと思いますが、いつ、誰に命じて、どの機関が調査し、何年何月から何年何月までどことどこに調査を依頼したのか、これをお答えしていただきたいと思います。今、細かい話ですから、それは難しいですね。じゃ、文書で提出していただきたいと思います。  またあわせて、松村国家公安委員長の答弁の中でもお話がございました。その都度、各府省において必要な確認を行い、その結果を踏まえてこれ……

第213回国会 厚生労働委員会 第2号(2024/03/22、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  長時間、大臣、御苦労さまです。  実は今、少子化対策が言わば岸田内閣のメインにもなっているところですが、五十年前、一九七四年、田中内閣の頃ですが、この当時、人口抑止政策を打っておりまして、日本人口会議、これ大来佐武郎先生が座長だったんですが、この答申で、当時、子供は二人まで、当時のメディアは、危機感足りぬ日本、抑止の道険しいとか、人口庁をつくれとか、とにかく当時の国連、日本、こういったものは人口を抑止しろという論調だったんです。「成長の限界」、ローマ・クラブのレポートなども影響を与えたのかもしれませんが、それから実は二十年後には、もう日本の政府は方向を転……

第213回国会 厚生労働委員会 第3号(2024/04/02、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  二月十四日に、LINEヤフーが管理する十三万件の情報が流出しました。流出も問題ですが、一番問題なのはやっぱり隠すことだと思います。問題を明らかにすれば、二次災害というんでしょうか、二次被害、三次被害を食い止めることができます。  改めて、平成二十九年十二月三十一日に年金個人情報五百一万件が中国へ流出したのではないかと告発メールが日本年金機構に届いた件について問います。  配付資料の一を御覧ください。  しょっぱなから間違って申し訳ありません。令和二十九年と書いてありますが、平成二十九年でございます。この日本年金機構に告発メールが届いて、国会の中でも大変論……

第213回国会 厚生労働委員会 第4号(2024/04/04、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。よろしくお願いします。  大臣、一九四五年に有史以来の敗戦、当時の人口が七千万人、そして一億になったのが一九六六年、約二十年後ぐらいですが、オリンピックの過ぎた二年後であります。この当時は、六十五歳以上の方が七%、七百万人です。今度一億になる予定が二〇六〇年、ちょうど百年掛けてまた一億になると。このときの六十五歳以上がざっくり言うと四千万人、四〇%と。おのずから風景が異なって、環境が変わるわけであります。当時の七%の七百万人は比較的早くお亡くなりになっておられると、今度の四千万人の六十五歳以上は非常に元気だと、このことを意識しながら介護の問題なども考えていか……

第213回国会 厚生労働委員会 第5号(2024/04/09、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  大臣、よろしくお願いいたします。  昨日、問取りで私自身の問題意識や流れについては説明いたしましたが、本当に、必ずしもクリアな形で説明していませんので、私は質問の中で分かりやすくしますので、大臣、後ろから紙なんかもらわないでください。かえって論点がずれていきますので、よろしくお願いしたいと思います。  資料を五枚用意しておりますが、後ろから二枚目、前から四枚目ですが、平成二十二年当時、私、埼玉県知事やっているときに、社会福祉課長の方から、実はと、生活保護の子供たちの四分の一はまた生活保護になるというデータがあるんですと。それはなぜか。高校に入学していない……

第213回国会 厚生労働委員会 第6号(2024/04/11、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司でございます。  四人の参考人の皆様には、本日はありがとうございました。大変参考になる御意見をたくさんいただきまして、誠にありがとうございます。  私は林参考人にお話を伺いたいと思います。  座間市は四キロ四方で十三万人、約十三万人の地方自治体ですが、断らない相談の仕組みを実践されておられると。多分に、断らないということは、これは県の仕事です、これは国の仕事です、これは民間ですと言って断らないわけですから、まさに部局を超えたチームをつくらなければ解決できない場合が多いだろうということで、実践報告を非常に興味深く読ませていただきました。大変すばらしい取組だなというふ……

第213回国会 厚生労働委員会 第7号(2024/04/16、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  早速、質疑に移ります。  資料の@を御覧ください。  この資料は、子どもの学習・生活支援事業の実施割合で、全国の実施割合の平均が六六%で結構差があります。  こういう事例を見て、厚労省としては、例えば、実施率が低いところは学力が低いとか、あるいは中退率が高いとか、不登校が多いとか、朝食を取っていないところが多いとか、どういう分析をしてこの改善を求めておられるのか、こうした点について、政府参考人にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 分かりますが、良し悪しというのは具体的に出たりしているんでしょうか。  例えば、実施しているからいろんな数値がいいとか、実……

第213回国会 厚生労働委員会 第8号(2024/04/18、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。どうぞよろしくお願いいたします。  資料の一を御覧ください、大臣。新型コロナウイルス感染症による人口百万人当たりの死亡者数、二〇二一年の七月十八日までの累計でございます。  よく日本は、あるいは日本政府の関係者、また総理などは、G7国の中では最も日本が感染者数や死亡者数が少ないと自慢げに誘導されておられましたが、この棒グラフを見ていくと、必ずしもそうでないということが見えるかと思います。オセアニアやアジア諸国の中では必ずしもそうではないと。バングラデシュ、パキスタン、タイ、ベトナムがなぜ日本よりも少ないのかよく分かりません。あるいは、インドネシア、フィリピン……

第213回国会 厚生労働委員会 第10号(2024/04/25、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  質疑に入る前に、私の資料は火曜日に高木真理議員が提供されました資料で、私、それをいただいたことに、また、まず高木真理議員に感謝申し上げたいと思います。  また、委員長にお願いをしたいと思いますが、先ほど猪瀬議員、また田村議員が、この施行時期が四年後という話が出ましたが、山田参考人からシステムの改修を始め六項目ぐらいお話が出ましたが、どれにどのぐらい時間が掛かるかって一切言っておられませんので、細目について是非この委員会に提出していただくようにお願いをしたいと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。

第213回国会 厚生労働委員会 第11号(2024/05/07、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司でございます。  四人の参考人の皆様には、本日はありがとうございます。  まず、房安参考人にお伺いしたいと思います。  参考人のレジュメの六ページのグラフでありますが、この委員会でも高木委員が取り上げていただきまして、私もこれに触発をされまして、改めてこの問題について取り組んだところでございます。  このグラフを見ても分かりますように、完全失業者数がどんどん増えていっても、受給実員が必ずしも増えないどころか減っていくと、受給者割合も二〇〇〇年ぐらいから、二〇一〇年ぐらいから大体二〇%程度に落ち着いていると、このような状態になっておりまして、先生も言われますように、……

第213回国会 厚生労働委員会 第12号(2024/05/09、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  質疑に入る前に、武見大臣、先ほど倉林議員の議論の中で、安易な離職を制限するというようなお言葉を二回使われました。  安易な離職、これは適切ではないんではないかというふうに思います。取り消せとは申し上げませんが、安易な離職を前提にしているということを厚労大臣が思っていらっしゃれば、ハローワークで大臣の耳や目になって頑張っている皆さんたちは、新しい仕事場を見付けようとする人たちは安易な離職をしているかもしれないという目線になってしまったらこれはいかがかなと、私はそんなふうに感じました。  例えば、どういう言葉が適切かどうか分かりませんが、適正を欠く離職とか、……

第213回国会 厚生労働委員会 第13号(2024/05/14、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。よろしくお願いいたします。  コロナ後遺症、特に実態と厚労省としての対応についてお伺いしたいと思います。  まず、五類移行前時点での日本国内における新型コロナウイルス感染症の患者総数並びに死亡者数についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 患者総数に関しては、これはダブルだとかトリプルも数えた形ですね。
【次の発言】 コロナ後遺症については、WHOの定義では、病状が二か月以上続き、ほかの病気で説明できないものというふうに定義付けられているようでございますが、日本政府においても同様の定義でありますか。

第213回国会 厚生労働委員会 第14号(2024/05/16、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。どうぞよろしくお願いいたします。  法案審議に入る前に、トピック的なものを一つ、大臣、お許しください。  民間最終消費支出の二〇二四年一月から三月期がマイナスと出ました。これで二〇二三年四月から六月期より四半期連続マイナスとなりました。これは二〇〇八年のリーマン・ショック以来十六年ぶりという数字になります。既に二十四か月の実質賃金がマイナスで続いていること、そして先頃も出ました一月から三月期のGDPがマイナス二%、こういう事態になっておりまして、先般、あえて、厚労省の任務は、国民生活の保障及び向上を図り、並びに経済の発展に寄与すると。全然経済が発展しない環境……

第213回国会 厚生労働委員会 第15号(2024/05/21、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司でございます。  四人の参考人の皆様には、貴重な御意見ありがとうございました。  御案内のように、今回の法律改正案は、育児休業、介護休業等育児又は家族の介護を行う労働者の福祉に関する法律及び次世代育成支援対策推進法の一部を改正する法律案ですが、仕事と介護の両立が可能になるような仕組みをつくれと。肝は、介護休暇、あるいは育児もそうですが、短時間勤務の枠組みを広げる、あるいは職場での環境づくり、こういったところが肝になるわけですが。  私も、家族介護などを、介護だけに絞って言えば、家族介護を行う場合、まずは家族が主で、どうにもならなくなったら介護施設へという、こういう……

第213回国会 厚生労働委員会 第16号(2024/05/23、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  介護休業の拡大についてお尋ねをしたいと思います。  まず、現在の介護休業の規定整備状況を見ると、三十人以上の事業所が九〇%できている、また、三十人以下のところは六九・一%と。また、介護休暇制度の法定整備状況も、三十人以上は八六・五%、三十人以下が六五・四%。信頼できる直近のデータです。  まずまず整備されているところですが、問題が二つあると思っています。一つは、小規模事業所がどうしても少ない、整備状況が悪いと。ここの小規模事業所へどんなアプローチができるかということでありますし、もう一つは、後ほど介護離職の問題で取り上げますが、制度が用意をされているんで……

第213回国会 厚生労働委員会 第17号(2024/05/30、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。よろしくお願いいたします。  まず、コロナ後遺症の研究体制についてお伺いしたいと思います。  厚労省の罹患後の対応についても、中長期的影響の視点で住民調査をなさったり、あるいはまた医療現場への周知、あるいはまた適切な医療が提供できるように情報の共有を行うなど、それ相応にやっておられるし、労災保険の給付などもかなりスピーディーに対応されていることを私は評価したいと思います。  一方で、研究体制について、先般も伺ったところ、やっておられるようなニュアンスを感じたところだったんですが、深く追っかけていきますと、さほどのことないなと正直なところ思ったところでございま……

第213回国会 厚生労働委員会 第18号(2024/06/06、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  今日は、古川教授からポンコツ質疑だと言われないように努力したいと思います。答弁側も、ポンコツ答弁と言われないようにお願いいたします。  さて、再生医療法の現在までの施行状況や、あるいは同法の、つまりこの法案のことですが、改正の方向性を検討するために、昨年の十一月に国立がん研究センター、静岡社会健康医学大学院大学、京都大学iPS細胞研究所、京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点の共同研究で、同法に、現行法のことでありますが、義務付けられた有害事象の発生の報告状況を調査して、同法の目的である再生医療の安全確保が果たされているかどうかについて研究調査をされた……

第213回国会 厚生労働委員会 第19号(2024/06/11、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  内閣府からもおいでになっていますので、順番を変えて内閣府の分からやらせていただきたいと思います。  先日、内閣感染症危機管理統括庁のトップが充て職で、事務方のトップも兼任だと、いかがかなということを申し上げました。この点も含めて、少しまた整理させていただきたいと思います。  事務方の方に聞きますが、トップの内閣感染症危機管理監は常勤ですか、非常勤ですか。もう一つ聞きます。政府行動計画の改定を急ぐべきだと私も指摘させていただきました。資料も後でいただきましたので、非常に頑張っているということがよく分かりました。発足した三日後の九月四日に第一回目の新型インフ……

第213回国会 厚生労働委員会 第20号(2024/06/18、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  まず、大臣、私、問題意識を持っている案件なんですが、コロナで七万人以上の方々がお亡くなりになった、この事実。よく欧米と比較すると、日本はその十分の一だ、二十分の一だという話なんですが、例えばオーストラリアやニュージーランド、シンガポールは日本の十分の一しか死んでいないと、あるいはベトナムもそうだと。そして、バングラデシュやパキスタン、タイは日本より少ないと、こういう事情がある。山中伸弥先生に言わせると、オセアニアとアジアはちょっと特殊事情じゃないかと。こういう部分にも日本は救われていた部分もあるんですが、いずれにしても七万人以上の方々がお亡くなりになった……



各種会議発言一覧

25期(2019/07/21〜)

第204回国会 国際経済・外交に関する調査会 第1号(2021/02/10、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 三人の先生方にはありがとうございます。  国民民主党・新緑風会共同会派の上田清司です。  池島先生と榎本先生にお伺いしたいと思います。  気候変動によるこの北極海の資源開発や活用などについて、こういう事態になったのでそれ相応にそのことを活用せざるを得ない、そうした意味合いも分かるんですが、一方、北極あるいは南極の氷解による海水面の上昇、これによって、水没地域あるいは水没国家、そうしたものの中から難民、あるいはまたある意味では国外脱出というんでしょうか、そうしたコスト、そういうものと比べていくと、資源開発等も大事かもしれませんが、むしろこのストップを掛けるという意味でのこうしたトー……

第204回国会 国際経済・外交に関する調査会 第2号(2021/02/17、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司でございます。  森下先生の方にお話を伺いたいと思いますが、食料自給率という形で、できるだけ各国・地域が自給率を高めた方がいいという考え方はごもっともでございますが、一方で、非常に食料の調達がしやすい国、そしてまた、気候とかそういったことを含めてそうでない国々、そうしたものがございますし、世界的にかつてはこんなことがよく言われていました。気候変動で一部で何かがあっても、ほかのところでは大丈夫だから全体としてはうまく回るというふうに言われておりましたが、最近では、同時並行してそれぞれのところでも大きな気候変動によって同じような危機が起こり得るというよう……

第204回国会 国際経済・外交に関する調査会 第3号(2021/02/24、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。本日はありがとうございます。  早速ですが、まず佐藤参考人の方にお伺いしたいと思います。  洋上風力発電のいわゆる研究開発費、あるいは設置工事費、償却費など含めて、当然先行して大型化や量産化しているところが電気コストが安くなる。例えば、多分にオランダなんかはそういう先行事例で、非常に電気代なんかが安く創出できているんではなかろうかと私自身は思っているところで、具体的に知りませんが。  例えば、今、日本で行われている洋上発電、例えば遠浅の有明海なんかは、設置は比較的簡単かもしれませんが、風力というか、風が弱いと。風の強いところは設置が結構困難な場……

第204回国会 国際経済・外交に関する調査会 第4号(2021/04/14、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田でございます。  本日は、参考人の先生方、ありがとうございます。  早速ですが、まさに日中間のこの一種の武力衝突等の危機管理をどう高めていくかという課題もありますが、現実に、中国は台湾を統一するということを明確に意図していると。その上に、そうした意図に基づく行動を着実にこの布石を打ってきているという状況の中で、まさに、先ほど申されたように、台湾の一部である尖閣諸島という位置付けもしていると。  もう一つは、やはり、台湾というよりも、中国は民間人を巻き込んでの武力紛争に関しては比較的避けていると。こうした観点からすると、尖閣はやっぱり狙いどころと……

第204回国会 国際経済・外交に関する調査会 第5号(2021/04/21、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  三人の先生方、誠にありがとうございました。  角南先生に一点と、須賀先生に一点お伺いしたいと思います。  今、柳ヶ瀬議員のところで少し触れていただいたんですが、基本的にやっぱり人間、安くて便利なものを使うという法則があるというふうに私は思っております。  したがって、このプラスチックに代わる安くて便利なものを作らざるを得ないと。これを作ることによって一掃することができる、できればもうこれは自然界に戻るようなものという、そういう、例えば花壇のポットなんかが、紙でできているんでそのまま土に戻るというものが現実に販売もされているし使われているわけ……

第204回国会 国際経済・外交に関する調査会 第6号(2021/05/12、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。海のない埼玉県選出でございます。  茅根先生と逸見先生には、ありがとうございました。  茅根先生に四点お伺いしたいと思います。  埼玉県、人口五番目でありますが、回転ずしが多いこともあって、マグロの消費量が日本一でございまして、大変お世話になっているところです。全く関係なく、頭を少し柔らかくするために申し上げました。  二〇二五年までの全ての市町村での海洋教育の実践について、これ、どのような形で二五年までに仕組みとしてなっているのか、その内容について御教示を簡単にしていただければ有り難いと思います。  二番目に、海洋リテラシーの調査の結果、非常……

第204回国会 国際経済・外交に関する調査会 第7号(2021/05/19、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田でございます。  まず、今調査会の審査、討議を通じて、海洋国家日本の維持並びに海洋資源を含む様々な機会をつくっていただいたこと、改めて、会長、両筆頭の御尽力に感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。  世界の気候変動がテーマになったこともございました。しばしば異常気象や災害が起こっていることも事実でありますが、冷静に私たちは対処すべきではないかと思います。  ローマ・クラブの「成長の限界」の影響を受けて、人口爆発にある意味では乗せられて、田中内閣時においては大来佐武郎氏を座長にして人口問題懇話会を設置して、当時、結論が子供は二人ま……

第204回国会 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会 第1号(2021/04/12、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司でございます。  いわゆる地方分権一括法以来、地方分権は大変深化をしたというふうに思っております。とりわけ、国と地方との協議の場が法制化され、地方六団体のそれぞれの長と、議長は官房長官でありますが、総理も御挨拶をされ、主要閣僚が並んで、それなりに意見交換をする機会をいただいております。  ただ、どうしても時間が四十分とか五十分ですので、六団体それぞれ三分ずつ使っても、あっという間に時間が過ぎてしまいますので、議論の深化というわけにはいかなくて、表明をして、そして各大臣からその表明についての答えをいただくという程度で、もちろん、答えをいただく……

第204回国会 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会 第2号(2021/04/26、25期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会、新緑風会の上田清司です。  国と地方との関係は基本的には補完関係であると思っておりますが、今回の福島県のように東日本大震災並びに原子力災害を受けたところでは、まさに国の責任でしっかりと支援をしていくということであるというふうに私は理解をしております。  そこで、今日は、その原子力災害の部分をどうカバーするかということで、原子力賠償支援機構という仕組みの中で、東電を中心にして被災者の賠償、あるいは除染、中間貯蔵地、あるいは廃炉作業という仕組みをつくっているんですが、これに欠けているのが、国民負担がどうなっているかというのが見えない。これ、常にそうなんですが、国……


26期(2022/07/10〜)

第211回国会 経済産業委員会、内閣委員会連合審査会 第1号(2023/05/30、26期、国民民主党・新緑風会)

○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。  我が日本は、広島、長崎で原子力爆弾という悲惨な環境を得ながらも、戦後、鉄腕アトムという大スターを生みました。妹の名前はウランちゃんです。誰も不思議に思っていませんでした。  しかし、福島で一変いたしました。原子力発電の廃棄物の最終処理も含めて、人類がこうした処分ができない以上、原子力発電は代替エネルギーが確立するまでできるだけ避けるべきではないか、こういう考え方を持つ者が多くなりました。私もその立場であります。  しかし、現に廃炉すべき原子力発電所がある以上、廃炉や廃棄物処理を進める技術者や、あるいは技術者を維持したり養成したりするために、……

第213回国会 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号(2024/05/28、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  子育て支援金問題についてだけお伺いいたします。  各種医療保険の個人負担増あるいは事業所負担増による拠出金について、歳出効果や賃上げによって実質的に国民負担は増えないと猫だましみたいなことを言っておられますけれども、まず加藤大臣に、賃上げについて、六千七百三十二万人の就業者がおられるわけですが、この賃上げ状況について、連合などは、五月の二十四日でしたか、プレスリリースなんかやっておりますが、全体像でどのような形で賃上げになっているのかとか、あるいは、まだ部分で全部まとめていないと思います。知らなくても結構なんです。知らないじゃないかといって責めているわけ……

第213回国会 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号(2024/06/04、26期、各派に属しない議員)

○上田清司君 無所属の上田清司です。  石橋議員が改正法についての問題点を包括的に指摘をされたところです。私は、法改正があろうがなかろうが、日本という国が、在留資格分野は異なっても簡素かつ適正な受入れと人権に配慮した優しい国柄でなければならない、こんなふうに思っているところであります。  まず、入管の手続状況についてお伺いをいたします。  関係者から私ヒアリングをして、とにかく混雑していて二時間も三時間も待つんだと。待った後に即判こを押してくれるわけじゃないんです。書類を受理しただけのことなんです。それに二時間も三時間も待つと。本当の話かということで、秘書を品川の入管局と埼玉の出張所に派遣をし……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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