このページでは水野素子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。水野素子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子でございます。会派を代表いたしまして、あっ、失礼いたします。
【次の発言】 立憲民主・社民、水野素子でございます。引き続き、会派を代表いたしまして御質問させていただきます。
まず、質問に先立ちまして、私の方からも一言申し上げます。
寺田総務大臣は、政治資金規正法をつかさどる総務省のトップでございます。大臣、李下に冠を正さずではないでしょうか。疑惑がたくさん出ていること自体が大きな責任であると思います。さらに、情報通信、放送行政をつかさどるべき総務省の杉田政務官自身も、LGBTQやセクハラ被害者など社会的弱者に心ない発言を繰り返して、謝罪も撤回もなさりま……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子でございます。本日は、会派を代表して質問をさせていただきます。 おはようございます。まずは、私は、七月の参議院選挙に神奈川の皆様の御支援をいただきながらこの場に立たせていただいております。本日は、委員長を始め皆様のお力添えによりまして質問の機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。 質問に先立ちまして、まずは内閣官房、内閣府への業務集中につきまして、懸念について見解を申し上げたいと思います。 資料一を御覧くださいませ。 このように内閣府にはたくさんの審議会等が設置されておりますけれども、多くの会議、審議会等は会議が非公開となってございます。 平……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子でございます。本日は質問の機会を賜りまして、誠にありがとうございます。 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の改正案、いわゆるPFI法の改正法案でございますが、私自身も、JAXAにいたときにPFIの導入を担当したこともありましたので、そのメリット、あるいは近年少し出てきている課題につきまして問題意識がありまして、本日はお尋ねをさせていただきます。 まずは、PFI制度そのものの評価につきまして御質問させていただきます。 岡田大臣の提案理由説明によりますと、PFIは、新しい資本主義における新たな官民連携の柱として、大規模な事業規模目……
○水野素子君 立憲民主・社民の水野素子です。引き続き、会派を代表して質問いたします。 まず、感染症対策の資金管理につきまして、先週成立した新型インフルエンザ等対策特別措置法及び内閣法の一部を改正する法律で今後半年以内に内閣感染症危機管理統括庁が設立されます。 過去三年余りの新型コロナ対策にはアベノマスクを始め多くの課題があり、会計検査院も複数の指摘をしております。資料一の一から四、御覧くださいませ。令和二年度は九件、令和三年度は十九件もの様々な指摘がなされております。 今回新設される統括庁では、これらの指摘を踏まえ、今後の有事における感染症対策の資金計画管理や費用対効果を改善すべきと考え……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子でございます。 本日は、貴重なお話、ありがとうございました。 私も、沖縄を、何度も美しい島々を訪ねまして、平和の礎あるいはひめゆりの塔も訪ねまして、平和への思いを学ばせていただいております。 さて、G7サミット、被爆地広島で始まりましたし、核廃絶を始め、平和な国際社会に向けて日本がリーダーシップを発揮すべきと常々考えております。 近年、東アジア、安全保障環境、厳しさを増しています。とりわけ、沖縄を始め基地を多く抱える地域の声を政策に反映する必要があると考えております。私の地元神奈川県にも多くの基地がありまして、騒音や環境問題、基地従業員の労働環境な……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子でございます。会派を代表しまして質問をさせていただきます。 私は、JAXA、宇宙機関から政治の方に挑んでまいりましたので、まずは、H3ロケット、この失敗につきまして御質問させていただきます。 私も、そして皆様も御一緒かと思います。本当にショックでたまりませんでした。税金で開発した人工衛星やロケット、そしてそれを活用して行うはずだった国際協力、あるいは技術大国日本の信頼、マーケット、たくさんのものを失ってしまいました。 でも、皆さん、現場は今本当に大変なことになっておりますので、是非とも、是非とも、(発言する者あり)ありがとうございます。原因を究明いた……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子でございます。 会派を代表いたしまして質問させていただきます。本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 さて、コロナ特措法の質問の前に、三月九日、安保三文書の内閣法制局確認に関する私の質問に関しまして、委員長及び理事会にて丁寧にお取り計らいいただき、大変ありがとうございました。 参考一、御覧くださいませ。 結局、安保三文書の内閣法制局における確認は憲法解釈との整合性についてのみでございまして、二ポツのように、関係法令のチェックは各省庁が所管法令との関係等の整理、確認を行っているとのことですが、事務方の説明におきまして、内閣官房として……
○水野素子君 立憲民主・社民の水野素子でございます。会派を代表して質問させていただきます。 まず、統括庁新設の必要性につきまして、資料一、二を基に御質問いたします。 五類移行ということですので、鎮静化、定常化したという政府の御判断、後藤大臣も平時ということをおっしゃっているわけでございますので、内閣官房ではなく定常組織、例えば厚労省において、必要があれば関係省庁からも出向して将来の感染症危機に備える作業を行えばよいのではないでしょうか。今年度予算四億五千万円余り、人員も平時三十八人と小さく、庁との名称にふさわしくありません。課や室のレベルでございます。組織を新設することで複雑な組織構造とな……
○水野素子君 立憲民主・社民の水野素子です。 本日は、質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 私は、司令塔組織の乱立が現場の混乱と無責任体質につながるのではないか、あるいは、政府の有識者会議の人選が不透明で恣意的な運営が多いという問題意識で本日はお尋ねしたいと思います。 今のコロナ禍により、医療の現場はもちろん、社会経済の混乱が広がり、また再びの感染拡大も心配されています。このような状況におきまして、今の感染症を対象としない司令塔をつくるということは国民に寄り添っているのだろうかということを心配しております。 さて、この司令塔組織、近年、内閣官房、内閣府、屋上屋を架ける……
○水野素子君 立憲民主・社民の水野素子です。 会派を代表し、本日は、天下り問題につきまして質問をいたします。 私は、昨年七月の当選以降、天下り問題が近年悪化していることについて、内閣委員会や行政監視委員会などで問題提起と改善提案を行ってまいりました。天下りは、産業の競争力や社会の活力、発展を阻害し、近年増えている、ずうっと感じておりましたからです。今回の国交省における問題の発覚をきっかけに、天下り問題の徹底した実態調査と改善が不可欠との思いから質問いたします。 今回の国交省の問題は、特にコロナ禍で大打撃を受けた航空業界に対して、また、国交省の天下りが投資に失敗して損失を生じさせた経緯があ……
○水野素子君 立憲民主・社民の水野素子です。本日は、会派を代表して質問をさせていただきます。 さて、今回、この法律によりまして、孤独・孤立対策推進本部が内閣府の中に設置されますが、また新たな本部を新設ということで、平成二十七年に制定された内閣業務スリム化法の趣旨に逆行していると感じます。この法律の概要は、各省等が中心となって強力かつきめ細かく施策を推進することができるよう、内閣官房から内閣府、内閣府から各省等に事務を移管するとともに、各省等に総合調整権限を付与するものでありました。 この法律成立前の二十六年、平成二十六年度、そして現時点の本部等の内閣と内閣府への設置の数につきまして、まず自……
○水野素子君 立憲民主・社民の水野素子です。会派を代表して質問をさせていただきます。 まずは、世帯の多様化と標準世帯につきましてお尋ねしたいと思います。 本日、孤独・孤立対策ということで、独居を含む世帯の多様化が進んでおります。税、社会保障等の計算において、約五十年前の昭和の時代から、いわゆる標準世帯、一人だけ、恐らくお父さんでしょうか、一人だけが働く四人家族が長く用いられてきましたが、そのような世帯は現在では五%にも満たないという報道もございます。 税、社会保障等の算定において政府が基準とする世帯モデルは現在どのようなものか、小倉大臣に伺います。
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子です。よろしくお願いいたします。 まず、中東及びロシア、ウクライナの紛争により犠牲となり、被害を受けた全ての方に心から哀悼と共感の意を表します。 大臣所信やこれまでの政府の一連の外交活動におきまして、一方を非難、他方を支持、支援する姿勢が色濃く出ているように感じます。過去には、岸田総理の必勝しゃもじが物議を醸し、ロシア側が強く反発をしました。戦争が起きれば、加害国も被害国も、市民は皆、被害者です。戦火の歴史と平和憲法を持つ日本は、どちらの側に政治的正義があるかを論じて非難するよりも前に、人道的視点、人間の安全保障の観点から、戦争や武力行使は絶対に避ける……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子です。どうぞよろしくお願いいたします。 九日に続きまして、五年で四十三兆円もの防衛費増の中身についてお尋ねいたします。 九日は、自衛隊の人件費、労働環境に関しまして、大臣から改善するとの力強いお言葉がございました。本日は、先日と同じ、先日の自衛隊に続きまして、同じく防衛の現場を支える在日米軍支援労働基地従業員の労働環境改善につきましてただします。 基地従業員は、防衛省が雇用し、在日米軍施設の後方支援のため国が派遣する労働者で、国家公務員の給与体系に準拠し、形式は日米共同雇用管理、実態はあらゆる決定権が米側にある、いびつで不安定な労働環境と聞いています……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子です。よろしくお願いいたします。
まず、参考資料、少しホチキスの留め方がよろしくなくて、見づらくなっている点を申し訳ございません。
それでは、私も実はオスプレイのことをまず聞きたいところですが、最初にやはりCPTPPにつきまして質問させていただきます。
まずお尋ねいたします。CPTPPで日本において保護されるべき産品の選定理由と選定手順につきまして端的にお答えください。大臣、お願いいたします。
【次の発言】 重要農産品が、なぜこれが重要と選ばれたかと聞いているんですね。
私が聞いているところでは、二〇一三年の農林水産委員会、当時、安倍元総理の、総理……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子です。 会派を代表いたしまして、質問させていただきます。 私は、昨年七月まで約二十八年間、JAXAで働かせていただいておりましたので、宇宙ビジネス促進に政府が大きく投資をしていくことは意義があることであると思っております。 しかし一方で、補正予算のタイミングにおいて、また基金という形式で、しかも研究開発法人であるJAXAに業務追加をすることについては、やや慎重な検討が必要であると考えています。 附帯決議に入れさせていただきましたが、特に人材面での本来業務への圧迫の懸念について主に質問をさせていただきます。 イプシロンロケット、H3ロケットの連続失……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子です。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず冒頭、元旦に起きました能登半島地震、そして十三年前の東日本大震災、亡くなられた方に心から哀悼の思いをささげます。また、救命救助、復興に携われている方々に心から感謝申し上げます。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず、防衛装備移転三原則の運用指針改定、本日はその決め方につきまして木原防衛大臣にお伺いしたいと思います。 これ私、昨年末、国会で聞きました。参考資料一、御覧ください。なぜ、安保三文書に続いてまたもや与党だけ、閉会直後の閣議決定で決めてしまったのか。 参考資料一にございま……
○水野素子君 立憲民主党、神奈川県選出の水野素子です。 本日は、質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。会派、立憲民主・社民を代表いたしまして質問させていただきます。 まずは、本日の特定防衛調達特措法、こちらの改正につきまして御質問させていただきます。 この法案といたしましては、長期契約を、時限立法を恒久化するということで、もちろん長期に契約をしてまとめ発注すれば安くなるのは当たり前、それはもちろん意義があることではあります。 この度、私は、なぜそもそもこの防衛省の特定防衛調達についてこの特例が認められているんだろうかというところを改めて考えてみました。なぜ防衛省にだけこの十年の……
○水野素子君 立憲民主党、神奈川県選出の水野素子でございます。 本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。会派、立憲民主・社民を代表いたしまして質問させていただきます。 まず最初に、私は、外交と民意に関しまして、今日はそもそもお尋ねしたいと思っております。 私の地元神奈川は米軍施設が多いんですね。PFAS、騒音あるいは土地利用制限など、たくさんの課題提起を皆様からいただいております。 前回、三月二十二日の上川大臣の御答弁、日米地位協定に基づく日米合同委員会の運営は適切だと断言なさったことに関しまして、私はその多少違和感をやはり持つものであります。また、三月十二日の質疑で……
○水野素子君 立憲民主党、神奈川県選出の水野素子でございます。会派、立憲民主・社民を代表して御質問させていただきます。 さて、この園芸博、神奈川で開催されるものですけれども、この地元神奈川、米軍基地に伴う問題が多いんですね。こちら、上川大臣に是非御理解いただいて、日米地位協定の改定、日米合同委員会の構造改革など、根本的な改善へリーダーシップを発揮していただきたいので、最初にこの質問をさせていただきます。 今回の園芸博の会場、旧米軍上瀬谷通信基地が返還された土地でございます。約二百四十二万平米、東京ドーム約五十一個分、これは何と、朝鮮戦争を背景に戦後に改めて米軍に接収されて、約六十四年もたっ……
○水野素子君 立憲民主党、神奈川県選出の水野素子です。会派、立憲民主・社民、代表して質問させていただきます。
まず冒頭、海上自衛隊ヘリ二機墜落の事故につきまして、亡くなられた方、心から御冥福をお祈りするとともに、今御不明の方、救出を全力を尽くしていただきますようにお願いを申し上げます。
とても大事なことですので、ここで木原大臣に、今の現状につきまして、一言、状況報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 これ、二十日の深夜ということで大分時間たっておりますので、もう一度、大臣、今現状で分かっていることをもう少し丁寧に御説明いただけないでしょうか。
○水野素子君 立憲民主党、神奈川選出の水野素子です。会派、立憲民主・社民を代表しまして質問をさせていただきます。
まず、やはり護衛艦「いずも」のドローン空撮の問題につきまして、なぜ察知できなかったんでしょうか、そして再発防止策につきまして、木原防衛大臣、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 今回察知できなかったことを是非改善いただきたいと思うんですね。もう諸外国では、御案内のように、ドローンというのは、戦略領域といいますか、もう武器の中でももう普通になってきていますから、我が国がこれを察知できなかったりということをしっかり先端技術で改善していただきたい。
そして、もう一つ、私がやはり問……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子です。会派を代表いたしまして、質問を続けさせていただきます。 参考資料一、御覧ください。「独仏、防衛産業の統合探る」と。 欧州での連携先として、フランス、ドイツを選択しなかった理由についてお尋ねしたいと思います。 私も航空宇宙産業に長くおりますので、特に航空産業では、米ボーイングと、ヨーロッパでは仏独を主軸とするエアバス、これが世界市場を二分する揺るぎないツートップでございます。 報道のように、欧州、特にEUにおける防衛産業は仏独を主軸に統合が進むと思われますが、なぜ今回の提携先としてEUを離脱した英国、そしてイタリアを選択したのでしょうか。 ま……
○水野素子君 立憲民主党、神奈川県選出の水野素子です。立憲民主・社民会派を代表いたしまして質問させていただきます。
まず、日独ACSAにつきまして、そもそものところを御質問いたします。
外為法及び防衛装備移転三原則運用指針は、ACSAに基づく物品、役務の提供に対しても適用されますか。上川外務大臣、お願いいたします。
【次の発言】 次に、対象となる活動につきまして御質問いたします。
前文におきまして後方支援の分野というふうにうたっておりますが、これは具体的な意味は何でしょうか。防衛装備移転三原則やPKO参加五原則による制約も受けるため、少なくとも戦闘に使われることはないんでしょうか。ドイツ……
○水野素子君 立憲民主党、神奈川選出の水野素子でございます。引き続き、会派を代表して質問させていただきます。 まず、我が国と密接な関係にある他国につきましての、六月十一日、木原大臣答弁につきましてもう少し深掘りしたいと思います。 事態対処法第二条四号における存立危機事態として、我が国の反撃につながり得る我が国と密接な関係にある他国につきまして、大臣は、外部からの武力攻撃に対し、共通の危険として対処しようとする共通の関心を持ち、我が国と共同して対処しようとする意思を表明する国と答弁されました。 他国の意思はどのような形式で表明され、また、我が国はどのような手段でこの当該国の真意を確認するの……
○水野素子君 立憲民主党、神奈川選出の水野素子です。引き続きまして、会派を代表して質問をさせていただきます。 本年は、日本がODAを開始して七十周年、多くの皆様が国際協力の現場で御尽力されてきたことに心から敬意と感謝を申し上げます。そのため、本日は、特にODAにつきまして上川大臣に御質問をさせていただきたいと思います。 円安が続いています。国際協力に関する予算は、外貨、特にドルベースで分析しなければ、現場の実態と乖離してしまいます。 資料一の予算推移を御覧ください。 一般会計予算におきまして、ODA予算は、一九九七年の一兆千六百八十七億円をピークに半減、二〇二四年度予算案では五千六百五……
○水野素子君 立憲民主、神奈川県選出の水野素子でございます。 本日は、会派、立憲民主・社民を代表して質問をさせていただきます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず、総理、総理は就任されたときに聞く力をアピールされていらっしゃいました。私は、本当に国民感覚とずれているなと思うことをたくさん感じてまいりました。その最たるものがこの度の裏金問題ではないでしょうか。本日は確定申告最終日でございます。インボイスも始まって、皆さん本当に厳しい思いの中で納税をされている。国民には納税を勧めながら、自民党は脱税。自民党はダブルスタンダードではないかと思われても仕方ないのではないでしょう……
○水野素子君 ありがとうございます。 立憲民主・社民、水野素子です。 本日は大変参考になるお話をありがとうございました。 質問に入る前に一つ宇宙に関して、先ほど佐野参考人の方からお話があったアルテミス合意の活用などにつきまして、実際は残念ながらむしろ対立は深まっているように、JAXAで勤めておりましたので、感じる次第でございます。残念ながら、宇宙ステーション、冷戦の後ですね、ロシアが入って、科学技術外交としては成功したかに見えましたが、アルテミスにはロシアは入っておりません。また、ASAT、人工衛星破壊実験におきましても、コンセンサスも壁になり、ウィーンとジュネーブで別で、平和と軍事が別……
○水野素子君 立憲民主・社民の水野素子です。 まず、私は明石康先生にお尋ねしたいと思います。 というのも、私は大学のとき、国連で働きたいという夢を持っておりまして、明石先生に憧れて、著書を握り締めて国連に見学に行った思い出もありまして、今日も、国際法学会で買ったこの先生巻頭の「国連安保理改革を考える」の本を参考にもさせていただいております。 さて、紛争解決におきまして、国連が実効性を持つために私も幾つかやり方があるのかなと思う中で、先ほど北岡先生おっしゃられたような紛争当事国の棄権、この国連憲章二十七条第三項、これを強化すべきだなという思いは持っているんですけれども、先ほど先生が、複数国……
○水野素子君 立憲民主・社民の水野素子でございます。 本日は、本当に貴重なお話をありがとうございます。 私は、JAXA、宇宙機関に二十八年おりましたので、いわゆるロケット、ミサイル、類似技術でございますので、宇宙の立場からこの産業をどう維持できるかということにずっと携わってまいりました。 安保三文書で申せば、今、安全保障は宇宙、サイバー、電磁波、無人機、ドローンのようなところが戦略領域になっておりますので、私はこの安保三文書で残念だなと思うところは、むしろこの先端領域に対してもっと投資をすべきではないか。それは技術波及にもつながりますし、例えばトマホークのようなやや古い武器を輸入という形……
○水野素子君 ありがとうございます。 今の点につきましては、私もそのとき発言させていただいたんですけれども、輸出するための環境がまだ不十分ではないかと思うわけなんですね。 基本的には、例えばITARのような、あるいは、ロシアであっても機微技術に関しては国レベルで条約を結ばないと宇宙技術なんかは輸出絶対にできないんですね。そういったところがないままに、時々、よく技術漏えいが起きてしまう今の貿易管理令の中で、それだけで輸出していくことにおいては、第三国流出、そして、それが私たちの産業の競争力、あるいは、さらには、敵国に、敵国というか、日本にとって同盟関係がない国に渡り得るという、この環境はしっ……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子です。 本日は、大変貴重な勉強の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、JAXA、宇宙機関二十八年勤めておりましたので、大変似ていると感じました。安全保障に関わる日々進化していく技術をどのように国際的に規制していくか。宇宙におきましても、御案内のように、国連の宇宙空間平和利用委員会、コンセンサス方式でございますし、GGEもございます。似たような状況にあると感じております。 そういった中で、今日は私は三点類似の質問を皆さんにさせていただきたいので、手短に全て三つ質問をお伝えいたしますので、岩本参考人、小笠原参考人、清水参考人の順で御見解を、……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子でございます。 本日は、国際人道法に関します理論、そして実践、そして課題につきまして、大変参考になるお話をありがとうございます。 私は国際法を専門としておりまして、オランダ・ライデン大学で修士を取ってまいりました。ICJにもよく出入りをしておりましたので、まず松井先生にお伺いさせていただきたいと思います。 こちらの先生の論文拝読いたしまして、本当に感銘とそして共感を受けました。平和憲法を持つ日本が本来国連活動を日本の、日本国憲法の立場に近づける努力をすべきであること、しかし、日本あるいは国際社会が今多国間主義から単独行動主義に傾倒しているのではないか……
○水野素子君 立憲民主・社民、水野素子です。 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 近年、世界各地で大規模かつ人道上大変深刻な国際紛争が多く発生しています。今回の調査会、「21世紀の戦争と平和と解決力〜新国際秩序構築〜」は時宜を捉えたテーマであり、最新の状況や法制側面の課題を学ぶことができる大変貴重な機会でした。 猪口邦子会長及び理事の皆様、各回で貴重な発表をしてくださった参考人の皆様、運営を御支援くださった皆様、心から感謝申し上げます。 さて、自律型致死兵器システム、LAWSについて、人間の判断を介さない完全自律型の武器に対する規制の現状報告と問題提起がありました。 ……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。