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岡田春夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岡田春夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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26期委員会発言(非役職)TOP100
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33期委員会発言(非役職)TOP100
67位

このページでは岡田春夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡田春夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 鉱工業委員会 第2号(1947/07/09、23期、日本社会党)

○岡田(春)委員 互選の手続を省略して、委員長において指名せられるよう望みます。
【次の発言】 本委員増員に伴いまして、理事を一名増加いることとし、その互選は省略して、委員長において指名せられるよう望みます。
【次の発言】 軽工業小委員は七名とし、化学工業小委員及び金属工業小委員はおのおの六名とし、委員長において指名せられるよう望みます。

第1回国会 鉱工業委員会 第3号(1947/08/01、23期、日本社会党)

○岡田(春)委員 北海道を調査いたしましたその概略をこの際御報告いたします。われわれ北海道を調査いたしました者は民主黨の三好竹勇君、國民協同黨の谷口武雄君竝びに社會黨から不肖岡田春夫の三名が現地に参りました。大體の日程は東京を十二日に出發いたしまして、十四日東幌内より、その後三菱美唄、井華奔別、三井上砂川、三井芦別あるいはその後におきましては配炭公團、潜灣施設等について小樽あるいは札幌において實情を調査いたしまして、二十三日に歸任いたした次第であります。この間における北海道の事情を簡單に御報告いたしたいと思います。  御承知のように北海道の石炭の生産状況は、全遍の生産目標からみましても、きわめ……

第1回国会 鉱工業委員会 第11号(1947/09/27、23期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ただいま淵上君の御意見は、私どもまことにごもつともなことと思うのであります。しかし先ほどから委員長のお話を伺つてまいりますと、公聽會を開催いたしますまでの事務的な措置といたしましても、相當の日數を要するという話を伺つております。しかも先ほど委員長の個人の御提案といたしまして、三つの要目について、公聽會の議題に付したいという御意見があつたわけであります。大體その三つが議題の内容を、私もただいま伺いましたので、いろいろ考えてみます場合におきまして、この三つの議題において、今度ここに提案されようといたしております重要な要目は、一切含まれておるのではないかと考えるのであります。そうい……

第1回国会 鉱工業委員会 第12号(1947/09/30、23期、日本社会党)

○岡田(春)委員 この法案につきまして、いろいろの點から御質問を申し上げたいのでありますが、あまり詳細に入りますことを避けまして、その要點のみをお伺いいたしておきたいと思います。  まず第一に、法案の目的といたしまして、第一條におきまして、「この法律は、産業の復興と經濟の安定に至るまでの緊急措置として、」云々と書いてありますが、政府がこの法案をつくられます場合において、産業の復興と經濟の安定に至る場合において、この場合における石炭の所要量は、大體どの程度に見込んでおられるかということを、まずお伺いいたしたい。
【次の発言】 ただいまの御説明で大體五箇年計畫といたしまして二十七年度に四千二百萬ト……

第1回国会 鉱工業委員会 第13号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○岡田(春)委員 前會に引續いて大臣に質疑を繼續いたしてまいりたいと思いますが、次の問題といたしまして、この前ちよつと觸れたのでありますが、この提案の趣旨の説明の中に、官僚の獨善を極力防止する、世論とかく國管というものが官僚統制になるということについて、商工大臣はこの點に十分意を拂つておられるようでありますから、この法案によつて官僚統制の弊を完全に拂拭し得ているという自信をおもちであるかどうか。またその確信をおもちになつているといたしますれば、その具體的な理由をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 官僚統制の問題につきまして、商工大臣の御答辯を伺つて官僚統制を拂拭しようという熱意は十分に……

第1回国会 鉱工業委員会 第29号(1947/11/06、23期、日本社会党)

○岡田委員 それではお許しを得まして。有田君がおられるとたいへん都合がよいのでありますが、有田君がおりませんので…。
【次の発言】 それでは有田君がおりませんので、明日有田君がおるところでお話をいたします。

第1回国会 鉱工業委員会 第30号(1947/11/07、23期、日本社会党)

○岡田(春)委員 昨日午前私は缺席をいたしましたが、有田君から私の發言について御發言があつたのであります。いろいろ事情を伺つてみますると、私といたしましては、さような事實は全然ございません。しかもまたその事實につきましても、調査いたしまして、さようなことはないことが明らかになつておりまするので、この際私はここで御報告をいたしておきます。

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/10/26、23期、労働者農民党準備会)

○岡田(春)委員 しかしわれわれから見ると、都合のいい場合だけ理事などはそういうようにまとめて、都合の惡い場合にはこういうように別々にするように思われる。
【次の発言】 合計すれば國協以下小会派ということになると、民主党より殖える。要するにそういう考え方をしてもらいたいということです。
【次の発言】 それは病氣で長く休んでおるというような場合は、当然交代できますが、その日になつて出られないというような場合は、議院運営委員会に委員が一人しかいないという場合は代れない。そういう点でこれは石田君の言うのは、小委員会だから、趣旨としてはそうだと思うが、実質的には議会運営の中心になつていくわけですから、……

第3回国会 議院運営委員会 第12号(1948/11/10、23期、労働者農民党準備会)

○岡田(春)委員 われわれとしても、そういう形で議会の権威を確保して行きたいと思います。

第3回国会 議院運営委員会 第13号(1948/11/11、23期、労働者農民党準備会)

○岡田(春)委員 今度の問題につきましても、あるいはまた施政演説の緊急質問に対する答弁の問題、あるいはまた第四國会の召集等の関係を見ましても、政府の國会に対してとつております態度は、何か國会の審議を拘束するかのごとき感を與えるような印象をきわめて強く感じるのでありまして、こういうことを再三にわたつて今後とられますことは、國会の権威の上においてもきわめて遺憾なことであると考えます。この機会において、こういうような問題が発生をしまして、その経過を見ましたときに、特に議院運営委員会において政府に対して何らかの注意を喚起するなり、あるいは警告を発するなり、適当な方法をもつて、政府の態度について反省を要……

第3回国会 議院運営委員会 第14号(1948/11/12、23期、労働者農民党準備会)

○岡田(春)委員 今の委員長からの御報告でありますが、成重君の御提案について、私関連してお願いしたいと思います。  私がきのうの会議において、佐藤官房長官の言辞に対して抗議したいということを提案いたしました。これについては明日速記録その他によつて協議の上でとりはからおうではないか。こういうことになつておりますので、佐藤官房長官が出る以前に、その問題に関連しておりますから、速記録その他の問題もここで十分御提出を願い、御論議を願つて、同時に進行していただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどからいろいろお話があるのですが、今の誤報問題についても、われわれが聞いておりますと、先ほど赤松君の質問に対……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/13、23期、日本社会党)

○岡田(春)委員 労働者農民党は松谷天光光君であります。
【次の発言】 労働者農民党も賛成演説をいたします。

第3回国会 議院運営委員会 第18号(1948/11/17、23期、日本社会党)

○岡田(春)委員 あらためて御説明を申し上げるまでもないと思いますが、われわれとしては先般來から本会議の院議をもつて、施政方針に関する決議案その他のことを通じまして、政府側に対して施政に関する基本的な態度その他について、嚴重に要請をいたして参りましたが、これに対しても政府側として、何らわれわれとして満足すべき御答弁も得られない現在におきましては、この吉田内閣に対して、われわれとしては信任することを得ないという結論に達しましたので、決議案を提出した次第でありますが、この決議案の上程は從來の慣例に從いまして、ただちに今日の本会議に上程されるようにお願いいたします。

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/18、23期、労働者農民党準備会)

○岡田(春)委員 ただいま農民党の中野氏から話がありましたように、われわれとしては正式に各党の方に同調方をお願いしてあるのでございますが、それについて各党の御論議も承つておりません。運営委員会を機会として、野党各派がこれに対してどういう態度で臨まれるかをお伺いして、どうか同調を願えるようにお願いしたい。

第3回国会 議院運営委員会 第22号(1948/11/22、23期、労働者農民党準備会)

○岡田(春)委員 この機会にちよつと午前中の小委員協議会で決定の通り、私たちの党と社会党との間で、話合いができまして、寒冷地の問題については、私たちの方が提案説明をやる。社会党の方が賛成演説をやることにきめましたから御了解を願います。ただしやるのは参議院との関係がございますので、きようではないということだけを御報告申し上げておきます。
【次の発言】 それは協同提案です。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第16号(1949/04/08、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 今の民主党からの意見、趣旨には賛成です。実際國会の権威から言つて、そういう点から言つて、そういう点をたとえば申合せというので、今の石田君の話のようにして列挙をすると言つても、実際問題として問題の性質によつて、林君が言つたようにどういう問題が起るかわからない場合において、それはその他の運営委員会で必要な事項というものを最後に入れなければならぬ。こうなつて來ると申合せというようなものをあらためて形式的に出すことの意味が、本來的になくなつて來るので、われわれから言えば各党のいわゆる道義的な問題として、できるだけ話し合つて行くというような形で、あらたまつて明文化することは避けて行つた方が……

第5回国会 議院運営委員会 第17号(1949/04/09、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方は実はきのう申し上げてあります通り、緊急質問というものを列挙すること自体が誤りだという意見です。石田君の御趣旨は十分わかつておりますが、これは議会内の政党の道義で解決すべき問題である。実際の運用上いろいろの支障もありましようが、そういう点はひとつ各党の協力によつて申合せの程度にしまして、正式の文書にするのはもちろん、申合せの程度にしても列挙するという方法に対してはわれわれは反対であります。
【次の発言】 大体皆さんもその通りですが、趣旨はよくわかりましたが、他面社会党と共産党でよくこのことを了解して、党内に趣旨をよく話して、党内で牽制してやれば実際上さしつかえないと思う。で……

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/16、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 今國協党の方から話があつたように、できるだけ民自党の方に御協力を願つて、なおかつ予算に関係をするから、できるだけ予算の上程前にというお話です。六・三制の問題は予算に関係しておるからこそ決議案を出すので、何とか民自党の方でその御趣旨で、予算以前に問題の解決をお願いしたい。どうしてもできない場合は、予算の問題についてぜひとも重要な問題だから、民自党の協力を得ないものとして提出をしなければならぬということであろうと思いますから、そういう点ははつきりしておきたいと思います。
【次の発言】 それは石田君のお話のように、予算案を修正する方法はあると思う。それと同待に院議をもつて強力に政府に修……

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/18、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 大体私も椎熊氏の意見に同感です。考え方としては椎熊氏の御意見の通りに、二十五日間やるならその間にやるべき問題はたくさんある。それは積極的にやつてもらう。それと同時に政府の法案の提出が遅れているということについては、議会が自主的な形において、はつきりと法案の提出を督促するような、具体的な措置を考える。こういうようなことで問題を解決するならば、林君の心配されている休会ということも、要すればそういう意味が非常にあると思う。そういう具体的な点を明らかにすることによつて、実際の審議をやつて行きたいと思う。要すれば審議を十分やるという意味で、政府に対しては嚴重な警告を発してもらうような第一の……

第5回国会 議院運営委員会 第27号(1949/04/28、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 観光事業に関する特別委員会設置の件に、私昨日おりませんでしたので、党の態度を申し上げることにいたしますが、これは厚生委員会の中に小委員会を設けてやるような委員会だと思いますので、あらためて特別委員会を設けるような必要は認めない。こういうことにわれわれは決定いたしました。
【次の発言】 それじや私の方も國協党と労農党と相談していずれ出します。

第5回国会 議院運営委員会 第29号(1949/05/06、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 今石田君の言われた議論は、純然たる行政機関なら、特別に審議会を設ける必要はない。
【次の発言】 これは國会議員を入れて審議しようというので、この問題はどれを見てもさつき神山君のお話があつた通り、超党派的の意見を盛り込んで、民自党の吉田内閣がきわめて妥当なものをつくり上げようというお考えでおつくりになつたのだろうと思う。これは純然たる行政機関でなくて、諮問機関です。諮問機関である場合において、行政機関とこれを一緒にするというような形で、あなた御自身がお話になると、大分おかしな話になつて來る。
【次の発言】 審議会には行政的な責任はない。

第5回国会 議院運営委員会 第30号(1949/05/07、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方は必要なしとして反対をいたします。
【次の発言】 石田君、その反対の理由は……。
【次の発言】 炭鉱ストの問題は、きようやらないで、來週まで延ばされるような緊急性のないものではない。こういう点は十分おわかりだし、先ほど石田君の話でも重要なことはわかる。しかしそれは適当な書面質問なり、あるいは委員会で質問をやれということですが、こういう緊急性のあるものは書画質問でやれない。そうすると委員会でやることになりますが、衆議院の本会議でやる場合と、委員会でやる場合にはおのずから軽重の度合いがあると思う。石田君は軽重の度合いがないから何も区別する必要はないと思われるが、軽重の度合いがあ……

第5回国会 議院運営委員会 第32号(1949/05/12、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 今の理事の問題は、理事を出すということだけをここでおきめ願つたらどうですか、具体的なことはあとでもけつこうですから……。
【次の発言】 しかし出さなければならないということだけは事実だ。だから出さなければならないということだけを確認していただきたい。
【次の発言】 今神山君からの御発言に関連があるからはつきり申し上げておきます。一昨日商工委員会と労働委員会の合同委員会の席上において共産党の聽濤君、川上君から麻生鉱業のことについて炭鉱保安條例問題に関連して発言があつた。ところがそれに対する具体的な答弁が政府側から得られなかつたために、答弁を得るまで審議を中止する動議が出されたのです……

第5回国会 議院運営委員会 第33号(1949/05/13、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方で提出しております炭鉱ストに対しても、この聞石田君から常任委員会でやるべきだというお話があつたので石田君の御説の通りにここで否決せられましたから、常任委員会でやつているんです。ところがこれは石田君もよく聞いてもらいたいのだが、常任委員会でやつておる結果として労働大臣の答弁にきわめて重大ぼる問題があつて、それからまた明日から、炭鉱ストは私どもはあの当時に心配しておつたように、全國ストに入るというようなきわめて重大な段階に入つているだけに、これは國家的に見てもきわめて重大な問題である。しかも新聞で御承知の通りに参議院においては炭鉱ストの緊急質問をしている、それを衆議院においては……

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/14、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 事実問題として延長はしかたがないように一應は考えられますが、先ほどの神山さんなんかの御意見によつても、いわゆる衆議院の立場を確立する意味において、またいわゆる政府があやまるとか泣言を述べるという意味でなしに、一應政府の立場を表明された方がいいと思うので、その上で延長されることが非常に穏当ではないかと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/19、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 今佐々木君の話、あるいは林君の話を聞きまして、今までのいきさつは十分わかりました。それから今推熊さんの話から行きますと浅沼氏の質疑の続行を認めたから、それは正誤で行くべきだということは、それはおのずから別の問題で、正誤の問題ということは質疑が続行されたら、正誤でそのまま続けられる、ということは、私はこれは別個の問題として取扱うべきだと思う。次に問題なのは理由書の中の修正の場合には、正誤表でいいというような土井君のお話もありましたが、そういうような場合先例があつたにしても、その内容によつて、これは判断すべきである。こういう最高司令官の要求に基くというようなことについては、これは社会……

第5回国会 議院運営委員会 第45号(1949/05/26、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 石田君の御意見われわれも賛成ですが、参議院から二十九日まで審議をやり得るような回付があるという前提に立つてですか。
【次の発言】 私の言おうとしたことも、土井君の意見と同じです。ひとつ各党へ持ち帰つて、あとで十分研究してみたい。

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方は一、二、三、四、六、十三は反対、あとは賛成です。

第5回国会 議院運営委員会 第47号(1949/05/31、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 佐々木君は自治体警察の問題だと言うけれども、そういうことになるとどんな事件でも自治体警察になる。あなたのそういう論拠ではあとへまわすとか、そういうことは成立たない。それで問題は同じ民自党の中でも、山本君はそういうように言つておる。それは重要性を認めているからで、こういう点はあまりこだわらないで、こういう重要性は重要性として取上げようではないですか。

第5回国会 考査特別委員会 第18号(1949/07/11、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 議事進行について申し上げますが、委員の方の発言においても証人の方の発言においても、本日議題となつておる熱海國鉄中央委員会の問題に関する証人尋問をややはずれておる点が先ほどから大分私は承つております。こういう点については委員長の方において十分委員の統制を考慮されてやることが必要である。先ほど委員長から一時間半で大体常識的にまとめるというお話があつたにもかかわらずもう一時間半を越えておる。ですから委員長の方でも委員側あるいは証人側の発言に対しては統制をとられるように委員長が十分お考えを持たなければ、いつまでたつても考査委員会は十分なる成果を收められないと思います。十分御注意を願い……

第5回国会 人事委員会 第11号(1949/05/23、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 淺井人事院総裁の出席の先ほどから要求しておりますが、それについてはどういうようになりましたか。
【次の発言】 出席されましてからいたしたいと思いますが、おとりはからい願えますでしようか。

第5回国会 内閣委員会 第22号(1949/05/16、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 労働者農民党を代表いたしまして、この法案に対しましては反対であります。理由といたしましては、行政整理の一般的な方針といたしまして、何ら科学的な論拠を持たないで天くだり的な整理を強行する、その整理の結果として、それにマツチするような行政の機構をつくり上げようとする意味において、こういう形では今後の行政運営の万全を盡し得ないということは自明の理であります。そういう意味におきまして絶対に反対をいたします。
【次の発言】 労働者農民党を代表いたしまして、この法案並びに修正案に対しまして反対をいたします。  その理由につきましては、先ほど各党からお話がありましたけれども、大体同樣であり……

第5回国会 内閣委員会 第23号(1949/05/17、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 労働者農民党を代表いたしまして、本法案に対しましては反対をいたします。反対の理由といたしましては、各省設置法案において申し上げております通りに、きわめて非科学的な首切りのつじつまを合せるための機構改革であるという点。第二の点におきましては、國税廳に見られるごとく、今度のシヤウプ調査團の税制改革を機会にいたしまして、それに便乘をして國税徴收の徹底的な收奪的な機構をここに確立して、反面において首切りを行うとともに、大衆收奪の面においては、機構の改革を行つて國家予算の收奪的な性格をますます機構的にも明確にせんとしておるという点、おもにこの二点において、私は反対を申し上げます。

第5回国会 内閣委員会 第24号(1949/05/18、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 それでは民自党からもきわめて懇篤な御勧告がございましたので、きわめて簡單にやりたいと思います。  まず第一にお伺いいたしますが、これは定員法との関係もありますが、機構上の問題に関連をいたして参りますので、ごく簡單に御答弁をいただけばいい問題でございます。先ほど失業者の予定数を、大体本年度は八十万から百四十万程度というお話がございましたが、それでは昭和二十四年の三月現在における、今年の春の失業の実員数が、すでに労働省においてはおわかりだろうと思いますが、簡單に数字のみおわかりになれば聞かせていただきたい。
【次の発言】 昨年末でもよろしいのです。大体の数でよろしいのです。

第5回国会 内閣委員会 第26号(1949/05/20、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 関連質問ですので簡單にお許しをいただいた時間でお尋ねしたいと思います。これは電氣通信省の設置法の出ましたときに逓信大臣に質疑をいたしまして、質疑の留保になつたまま私定員法のときにお伺いすると言つてそのまま置いてある問題なのであります。簡單ですからちよつとお答えを願いたいと思います。  この前の設置法の審議のときに小澤通信大臣の御答弁では、電氣通信調整審議会は決議機関である、大臣の行政的な執行に対して決議をする、こういう形で行政に制限を加えることができるのだという御答弁があつたわけであります。そうなつて参りますと、これは当然行政に制限を加えるという意味で、行政的な執行なり行政的……

第6回国会 議院運営委員会 第7号(1949/11/10、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 社革にひとつ与えることにして、あとは、御相談願うということにしてはどうか。
【次の発言】 社革にひとつ与えることにして、いろいろ折衝してもらいたい。

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/11、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方の党の態度としては、この際講和問題に対して特別委員会を設けて取上げる。しかもこれには各党が超党派的に出席するような委員会をこしらえる。これは旧憲法時代ではありますけれども、憲法特別委員会を設けたという先例がすでにあるわけです。問題の重要性から考えまして、ぜひともこういう形で持つて行きたい。こういうことを考えておるわけであります。
【次の発言】 これはちよつと石田君にお伺いしておきたいのですが、さつき椎熊君、松井君の話では、原則的には特別委員会でもよろしいが、今のところとりあえずと、こういうようなお話があつたように聞いておるのです。民自党の石川君は、具体的になつたならば特別委……

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/21、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 とにかく政府の出席を要求いたしたい。
【次の発言】 もう一度伺つておきますが、外国為替及び外国貿易管理法案だけで、そのほかにお出しにならないというのですか。税調関係はまだ残つておるように聞いておるのですが、その点はどうですか。
【次の発言】 そうすると運賃の値上法、あるいは税制改正関係法案は、あなたはそこではつきり言明されましたけれども、もしこれがあとで出るような場合どうなりますか、出すというのですか、出さぬというのですか。
【次の発言】 さつき山口国務大臣の話では二十三日以降一週間というような説もあつたが、自分たちとしては、運営委員会の方で会期問題はきめるべきだ。これはしごくご……

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/22、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 あらためて、言うのもなんですが、午前中の運営委員会のときに、ぼくに経済安定でやつた方がよいということを言つた。これに私一人だつたのです。そのときに遺憾ながら民自党、共産党、社会党各派が通産委員会ということで、しかも岩本副議長がなかなか名裁きをして話がついたということになつたのでありますが、こういう点から見ましても、小会派の発言をとかく軽視されておる。われわれの発言を無視されておる結果が、こういうことになつたのですから、特に石田君、それから委員長、副議長その他の御注意を嚴重に喚起しておきます。

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/11/28、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 労農は中原健次君。

第6回国会 議院運営委員会 第21号(1949/11/29、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 北君の問題つきましては、昨日も農林委員会の問題で、事務的にこれを取扱うということになつておりますので、そり先例に従つてお認めを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま石田君のお話もありましたが、農民党であるから農林委員にしたのだということは理由にならない。議員であれば議会運営に特別な関係があるから委員にしていいという原則と同じである。だからこういう点は理由にならない。従つて第一の理由に反対。第二にきのうは公正倶楽部と共産党と了解があつたからということですが、これは私は事実は知らないけれども、公正倶楽部と了解あつての話なら、昨日の先例をそのままここでお認め願つていいのではないか……

第6回国会 議院運営委員会 第25号(1949/12/03、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 先ほど増田官房長官のお話によると、総理がきよう出席することはもちろんのこと、二、三日、出席は不可能であろうというような意味に承つたのでありますが、それは先ほど石田荘から、正式に運営委員会へ出席せられるについて、廣川幹事長が大磯へ行かれたと、野党各派にお話があつたことと、大分話が違うようにわれわれ承るのです。石田君のお話によると、きよう中に御出席をしていただくように、廣川幹事長その他がおいでになつたのだ。こういうように承つておりましたが、官房長官は、きようは出席されないというような意味においてお話になりましたが、石田君のお話は増田官房長官と同一の趣旨と解釈してよろしいですか。

第6回国会 経済安定委員会 第4号(1949/11/24、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 二、三お伺いしたいと思います。ただいま笹山君から大分私の伺いたい点も御質問があつたのですが、非常に政治的な御答弁で、雲をつかむようなお話でよくわからないのであります。もう少し具体的に今の問題に関連して伺いたいと思いますが、まず第一に政府の方からお出しになつておる資料の中の、二十四年度の資金計画表の物価算定の基礎は、一体いつの基礎によつて行われておるのですか。これをお伺いしたい。
【次の発言】 そうなつて参りますと、先ほどの笹山君からの御質問のうち、増加運転資金十二億円が大体今後において必要である、こういうお話があつたのでありますが、これにつきましては資金計画の内容を見ますと、……

第6回国会 経済安定委員会 第6号(1949/11/27、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 労農党を代表いたしましてこの法案に対して反対をいたします。  反対の理由を簡單に申し上げます。わが国の貿易は今度の法案を通じて、大体二つの形で許されることになるわけでありますが、見返資金特別会計を通じて直接政府の管理のもとにおける貿易、それから今度の法案によるところの自由貿易と名目を打ちましての貿易、この二つの貿易の形によつて行われる場合において、この二つの法案に現われております貿易の形は、表面においては民自党の諸君の非常にお喜びになるような自由貿易でございましようが、実質においては国際経済の中に目隠しをして、手かせ足かせで日本を投げ込むような貿易であると私は言いたいのであり……

第6回国会 人事委員会 第9号(1949/12/01、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 ただいまの赤松君の決議文と大体同様の趣旨の決議文が、黒田寿男君外五名から提案をされておりますので、これの簡單な提案趣旨の弁明をいたしたいと思います。黒田寿男君外五名は、大体おわかりの通り、労農党全員をもつて実は提出いたしたのであります。まず第一に提案の趣旨を申し上げます前に文案を朗読いたします。    人事院の給與ベース改訂勧告に関する決議   国家公務員法第二十八條によれば、人事院は、給與を決定する諸候件の変化により、俸給表に定める給與を百分の五以上増減する必要が生じたと認められるときは、その報告にあわせて、国会及び内閣に適当な勧告をしなければならない。   しかるに政府職員の……

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 あらためて言うまでもないのですが、本日あるいは近々中にお出しになる法律案の中で、たとえばすでに前国会で通過した法案と関連しておる法案がある。たとえば薪炭需給調節特別会計というような法案は新たに出されるのですか。特に輸出信用保險法案関係は、十二月一日から自由貿易ができた場合に、外国為替管理法だけ通つておるが、これが通らなければ実際貿易が思うように行かない。ところがこれが審議未了になつたために、考究してあとでお出しになるという形になつたのですが、それまでの間考究して審議が遅れて行くと、輸出貿易に支障が起ると思いますが、その点政府は責任をお持ちになりますか。

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/13、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 きのう受付けた手続について事務総長に聞いておきたい。さつき裁定と協定は同じだということを言われたが、きのう私たちがお会いしたとき、法制局長もはつきり言つておるように、労調法では三十四條において仲裁裁定は労働協約と同じ効力を有する。こういう明文上の規定がある。この点は公労法に準用されるように思うというような意見で、裁定と協定が同様の趣旨であるというような意味で解釈されようとしたから、これについてはわれわれの方は、事務総長に一本くぎをさして、この分は條文が除外されておる。この点については裁定と協定と明らかに違う。そこで受理される場合には、十分考えてやつてもらいたいと申し入れた。そ……

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/16、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 それでは何らか予算措置が日本国有鉄道によつてとられなければならぬと思いますが、それはいつ出ていますか。
【次の発言】 私の言つたことを誤解しておられる。日本国有鉄道公社は、政府に対して原案を提出しなければならぬことになつておる、それをいつお出しになつたかということを聞いておるのです。
【次の発言】 労働党もあらためて申し上げませんが、政府の措置はなつておらない。もう一つは、国会に責任を転嫁するという意図が明確にあるわけです。第三に特に問題になるのは、日本鉄道法という法律的に扱わなければならないものが、政府において予算の措置について何ら考えてなく、これは公労法及び日本鉄道法のこ……

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/19、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 石田君の言われたのは、理由書の訂正だけですか。
【次の発言】 君の言つたことはどつちですか。
【次の発言】 先ほど田中君が重大なる変更と考えるかどうかという問題について、前文及び理由書の変更でありますと言うのでは御回答にならない。重大な変更であるかどうかということをお伺いしておる。その点はどうですか。官房長官は答える必要がないのですか。
【次の発言】 私は運営委員長に一言伺いたい。先ほど私の質問の続行中に適宜ほかの方の発言を許して、私の官房長官に対する質問を打切つておるのです。こういうような運営の方法では、実際政府の意見を明確に聞くことはできない。ですから今ここで増田官房長官……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/20、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 中原君の問題は私の地方の問題でありまして、各党においていろいろ御検討の必要があれば、後日御決定を願つてもけつこうですが、あまり問題がないとすれば、ここで御決定願いたいと思います。
【次の発言】 この際はつきり聞いておきたいことは、この点は重要な点になつて来るが、先ほど官房長官は、再三公共企業体労働関係法三十五條の規定に基いて国会の議決を求める件が議題になつておる。あとあと政府が御提出になつた案件は議題表示の主文だと解釈していいですか。この点はつきり確認しておきたい。
【次の発言】 さつきの問題ですが、国会の議決を求めるの件という長い文章が議題であり、主文であるということになれ……

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/22、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 先ほど田渕君のお話の趣旨で、具体的には大体半分くらいの程度で、せいぜい七名ないし八名でいかがですか。
【次の発言】 一本にまとめられるようなものはここでまとめて、まとまらないものはまとまらないのだから、そういうことで一応これを順次やつてもらうということではいかがですか。
【次の発言】 それはけつこうですが、そうするときようは外国航路と食確の二つだけという意味ですか。
【次の発言】 残余は明日に譲るのですか。
【次の発言】 建前としてこの問題の緊急性、重要性を認めて、今明日に議題に上げるという上に立つて、引続ききようの議題のうちで、どれとどれをやるというように整理して行かれるな……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 私も先ほどの椎熊君の趣旨には賛成ですが、神山君のお話の通り、大体三人くらいに御制限願うことが望ましいと思います。これは昨日の運輸委員会、法務委員会の委員派遣でも、同じような重要性のある問題について制限がありましたが、大体その趣旨に沿いましてお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、図書の購入費は新年度の予算でいくらになりますか。これではよくわかりませんが……。
【次の発言】 御趣旨はよくわかりますし、審議の上からも都合はいいだろうと思いますが、ただ問題は、この夏の定員法の関係においては、内閣委員会で定員法をやつて、御承知の通り関係委員会と連合審査をしておる。そうい……

第7回国会 議院運営委員会 第10号(1949/12/24、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 この五人を承認しろというお話でありましたが、われわれは相当履歴を通じまして調査する必要がありますので、各党で調査をして、次の運営委員会で願いたいと思います。
【次の発言】 先ほどの事務総長の説明によると、八十七條によつてこの回付案を処理することができるというような御説明があつたのですが、その場合において回付案をこちらが受取つた場合には、あなたのお考えでは、衆議院においてどのような形でこれを受理するか、受理される根拠ですが、八十七條においては別段に受理すべき根拠はない。むしろ八十三條によらなければならぬ。八十三條の修正による場合以外には、これは回付案として受理するわけには行かな……

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/25、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 私の方も大体趣旨はわかりましたが、法文の解釈について、二十二條の第二項を適用するということについては、相当疑問があると思いますし、でき得るならばもう一日研究をする余地を與えてほしいと思います。
【次の発言】 石田君の言うことはわかるし、きようきめようという御意見であつたということも聞いておりますけれども、もう少し研究したいと思いますので、この次にお願いしたいと思います。
【次の発言】 ちよつと西澤次長に伺いたいのですが、事務次長から政府に対してどのような報告を出されたのか。その文面は公報に出ておつたけれども、もう大分前のことで記憶がないのですが、それをちよつと読んでいただきた……

第7回国会 議院運営委員会 第18号(1950/02/03、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 重複を避けるために簡單に申し上げます。先ほどから申されております通り、これを受理するということは明らかに不当であります。労資の対等な條件のもとにおいて解決さるべきものを、圧力によつて一方的に政府が解決をする、その責任を負わないで、国会に転嫁するということで、きわめて陋劣な方法でやつて行く。こういう点については公労法の違反であることは言うまでもなく、これは憲法の二十八條並びに私有財産権の違反であるとわれわれは考えております。こういう点についてまず第一に反対をいたします。  第二の議長が労働委員会にこれを付託いたしましたことにつきましても、われわれは明らか議長の失態であると考えま……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/07、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 この問題につきましては一応各党で検討して、この次の運営委員会においておきめ願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/05/01、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 労農は、人事も国家行政組織法も反対です。

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/07/08、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 倉石君にお伺いするが、私今来たのでわからないのだけれども、何でも小委員会を十名というお話ですが、今度は小委員を中心にして運営して行くということになるのですか。
【次の発言】 私あとから来たのではつきりわからないのだけれども、そうすると小会派の代表も一人入れるというのですか。
【次の発言】 そういうようなことは問題にしないで、農協と社革とは違うのだから、別なものをつくつておるので、その代表というわけにはなかなか行かない。社革も農協も来ていないときに多数の力で押し通さないで、小会派の委員がおるときに……。
【次の発言】 これは小会派の委員が出ておるときにやることにして、きようは話だけ……

第7回国会 考査特別委員会 第8号(1950/02/08、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 簡単に二、三お尋ねいたします。  先ほど委員長の御報告の中で、初めの方にお話があつたのですが、清算が進められておられるけれども、三月中に済まさなければならない、その見通しはどういうことになつておりますか。
【次の発言】 今お話の貯炭の未処理分は半分くらいあるというお話ですが、具体的に数字をお伺いしたい。  それから若干清算結了の期日を延ばしてもらいたいということですが、大体どれくらい延ばすというようなお見通しをつけておられますか。
【次の発言】 非常に抽象的なお話なんですが、二百五十万トンといいますと、日本の生産の大体一箇月の三分の二くらいになると思いますが、それだけの分をあ……

第7回国会 考査特別委員会 第15号(1950/03/31、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 私はただいまの西村君の御意見について反対をいたします。反対の理由については先ほど石田君から詳細にお話があつた通りであります。かような例を残すことは、今後考査委員会においてきわめて惡例を残すという点においても、われわれは絶対に反対をしなければならないと思うのです。先ほどの西村君の御説明によりますと、政党をその対象とすることはできるとい、り解釈をとつておられるのであります。そういうことになつて参りますと、たとえば今こそ自由党が多数党であるから、そのほかの党についてかような專断的な多数の暴力を振い得たとしても、逆に今度は自由党が少数党になつた場合において、やはり自由党がその対象にな……

第7回国会 考査特別委員会 第16号(1950/04/01、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 二言、三言です。
【次の発言】 簡單にお尋ねいたします。先ほどの証言の中で、将校收容所の方へあなたが引き抜かれて行かれたというお話でしたが、これは大体いつごろで、それからどういう理由で引き抜かれるようになつたのですか。
【次の発言】 それからもう一つはきのうの証言で、大体三つの段階にわけて入ソ中の運動の経過をお話になつたのですが、第一の段階で反軍闘争友の会ができた。この反軍闘争友の会を中心にして、いわゆる反軍闘争が行われて行つた。これは大体次の民主運動に移つで行くわけですね。その民主運動に移つて行つた時期は大体いつごろですか。

第7回国会 法務委員会 第11号(1950/03/02、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 簡單に、予算委員会で取上げました関係に触れて申し上げたいと思いますが、先ほど民自党の田嶋君から、あるいはその他の議員から、予算委員会において、この問題は徹底的に追究されて明確になつているはずである、かようなお話があつたのでありまするが、この点につきましては、当日予算委員会にもしおいでになつた方があるとするならば、野党、與党を問わず、これは明確になつておらないという結論がはつきりしているはずであります。あそこにおいて私が問題を取上げましたのは、綱紀粛正の立場からこの問題を取上げて参り、この綱紀粛正の立場から取上げて参りましても、多くの点において疑義を残したまま未解決になつておる。そ……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/02/13、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 けつこうです。
【次の発言】 官房長官どうしたのですか。
【次の発言】 至急出席を督励してください。
【次の発言】 私は綱紀粛正の問題について今日は総理大臣並びに増田官房長官に特に伺いたいと、かように考えておつたのでありますが、総理大臣並びに――特に増田官房長官は私との約束があつた四時までにお見えにならない。こういう状態では、綱紀粛正の問題について徹底的にお伺いすることは、増田官房長官がお見えになつてからにしたいと考えております。しかしながらこの問題につきましては、当然検察庁の関係にもなりますので、法務総裁にもここでとくとお話を伺いたい。かように考えておりますけれども、その前……

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/02/14、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 きようは警視総監、刑事部長が出席になつておりませんか。
【次の発言】 きのう警視総監並びに刑事部長に御出席を願いたいと思い、私の方では、衆議院の事務局を通じて、午前十時に御出席願うように御連絡を申し上げたのでありますけれども、その当時、問題を言つてもらわなければ出席ができないというので、また重ねて私の方から、ある程度問題につきましてヒントを與えまして、御出席を要求いたしましたところ、その問題については取調べ中であるからしばらく待つてもらいたい、かようなお話があつて、御出席を断られたわけであります。その後において、公安委員会があると言つて、警視総監は重ねて別の理由をもつて出席を……

第7回国会 予算委員会 第16号(1950/02/16、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 ただいま委員長からあまり長くやつてはいけないというお話ですから、ごく簡單に二点だけお伺いいたします。そのほかの問題につきましては、また別な機会においてこれをやりたいと思います。まず第一に先ほど総監のお話の日野署長の問題でありますが、日野署長に佐藤が十万円渡しておる、この問題について日野署長の自白によると、これを自分個人の名義で受取つて、個人の名義で警察に使つているということを言つておるのでありますが、この点に立つて昨日御答弁の通りに、日野署長は刑法上の関係がない、かような結論を昨日お出しになつたわけでございます。ところが私たち警視庁内部を調べてみますと、この日野署長の事実を調……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/09、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 総理大臣にお伺いいたしたいのであります。先ほど増田官房長官の声明につきまして、エーミス課長と増田官房長官との見解は、全然同一であるという、かような意味の答弁がありました。これにつきまして、先ほど林君も取上げたのでありますが、三月六日の記者団会見において、増田官房長官が明確に言われておりますことは、重要産業のストは單産のストであつても、その影響が大きい場合においては、政府はこれをゼネストと解釈する。第二の問題として、こういうように解釈した場合マ元帥の書簡の違反としてこれを処置する、こういう意味の発言をされておるのであります。ところが昨日の記者団会見等においては、増田官房長官は、……

第7回国会 労働委員会 第9号(1950/03/23、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 簡単に伺います。先ほど石田君の質問で、大池事務総長の御答弁を聞いたのでありますが、特に大池さんは、アメリカから帰つて来て、今度はしつかりした国会運営についてのいろいろな見学されて来られてたわけでありますから、ここではつきり、悪い例を残す余地を与えるような発言を慎んでいただくことが、最も重要なことだと私は考えます。  そこで、まず第一に伺いたいことは、先ほどの労働委員長のこの案件に対する扱いについて、われわれから聞いておりますと、きわめて好意的にも聞えるし、またきわめてあいまいであり、しかもまた事務当局全体の見解ではない、だれだれ個人の意見をもつて答弁をされておりますが、今まで……

第7回国会 労働委員会 第15号(1950/04/24、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 簡單に二、三点をお伺いいたしますが、まず第一に川崎の安定所長にお伺いいたします。先ほど田代さんからお話のあつた中で、不正手帳が七十枚ばかり組合にすでにとつてあるという証言もあつた。しかもこれについてはその後においても再発行が行われた。第三の問題は就労手帳が百円で売買されている、こういう事実も田代さんからはつきり言われているのであります。この点については安定所長としてそういう事実を聞かれたことがあるのか、そういう事実をお調べになつたことがあるか。そういう点についてお答えを願いたい。
【次の発言】 今のお答えでは、日雇い労務者の方が悪いのだと言わんばかりのお話ですが、これはわれわ……

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 考査を置くことには、原則的に反対です。さつきから自由党としては、今会期だけ設けるというようなお話もありましたが、次の国会になれば、実際問題として採決して、また自由党がきめるだろうから……。
【次の発言】 だから今の運営方法について注文があるので、考査委員会は超党派的に各党を入れるという形でやつてもらいたいということだ。

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 これはきのうだれかから希望條件が出ておつたが、考査委員会については、特に超党派的にこれを運営するという建前で、割当のない社革、公正、これに何とか割当てられるように考えてもらいたいと思います。この前からこれは大分問題になつている。今までは出ておつたのだけれども、自由党が何かの機会に取上げてしまつたのだからこの際自由党は考えて、譲るなり何なりしていただきたい。
【次の発言】 労農党は、河口陽一君二十分。

第8回国会 議院運営委員会 第9号(1950/07/29、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 経歴をちよつと話してください。
【次の発言】 議論もいろいろあるでしようが、われわれの方では、適任でないという意味で賛成できません。
【次の発言】 上程することはいいけれども……。
【次の発言】 そうじやない。文化財の委員を選ぶということできよう上程するというから、文化財委員を選ぶことはいいが、委員の選任において適任でないからいけないというのだよ。
【次の発言】 事務総長の方で特に調べてもらいたいのですが、予算及び人事という、きわめて抽象的な向うからの話はどういうことであるか、具体的にその範囲をあとで調べていただきたいと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/30、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 今の御相談の問題には直接的には関係はないのでありますが、適宜、議長、副議長の方で考えていただきたいと思いますのは、最近広島の特別都市以外に、別府、熱海、京都、奈良というように特別都市ができている。こういいようにいろいろな意味で観光都市とか何とかいつたような特別都市をつくつて行けば、いろいろの名目で日本の全都市が特別都市になるようなことになる。ところがこの特別都市というものは、聞くところによりますと、ある場合のごときは、国有財産に関するその市の利権的なものと結びついて特別都市という名目で行われる。こういうように、地方自治法の見地とは大分違つたものになつて来ているという懸念もございま……

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/11/20、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私も大体同様に考えるのでありますが、私の案としては、「国連軍の敢鬪にもかかわらず、」というところと、「遺憾でありまして」を除いた方がいいと思います。
【次の発言】 「隣国の動乱はいまなお終熄をみず、これがために災禍を蒙りつつある隣邦国民に対し、同情を禁ずることができません。」ということにして、遺憾であるとか、敢鬪云々とか、占領下の現在として、国際関係について敢鬪するというようなことをこちらが言うのはいかぬので、とつた方がいいと思う。
【次の発言】 「国連軍の敢鬪にもかかわらず」ということがいかぬと言つておる。こういう形は占領下における現在として、さらに考えた方がいいと思う。

第8回国会 考査特別委員会 第1号(1950/07/19、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 きようは委員長の選任の問題について委員会があるわけでありますが、これはあらためて言うまでもなく、衆議院規則の第百一条をごらんになるとおわかりの通り、特別委員会の委員長の互選は、委員の選任の当日、または翌日これを行うということになつております。ところが委員の選任はすでに皆さん御承知の通り、議長によりまして十三日に指名をされております。しかるにその委員長を本日これからきめなければならないということは、衆議院規則に違反しておることは明らかであります。しかも十三日に委員の指名が行われましてから、その当日以降ほとんど連日にわたりまして委員会が開会されておるにもかかわらず、委員会が実は構……

第8回国会 考査特別委員会 第3号(1950/07/27、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 経済調査庁の調査によると、配炭公団のその後の清算事務所において、銀行に対して口座を相当たくさん持つているように報告がありましたが、その口座は大体どれくらいあるのか、その点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この間の国会で損失補填金の三十億円がきまつたのでありますが、これを大蔵省から交付を受けているわけであります。その交付を受けたのは何日かということを伺います。
【次の発言】 それはお調べになればわかるわけでありますか。
【次の発言】 それではその交付を受けた日に、交付金は一体どこの銀行に預金されましたか、この点をお伺いいたします。

第8回国会 考査特別委員会 第5号(1950/07/31、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 簡單にお伺いしますが、小野田さんはよく御存じだろうと思いますが、巷間よく問題になりました三染三合事件といいますか、三井合成と三池染料の問題ですね、この点について何か御存じですか。
【次の発言】 何か港頭に貯炭した問題も関係しておると思うのですが。
【次の発言】 そうしますと、その公団の港頭貯炭が相当山積して、これを処理しなければならぬ、今の御証言によれば、大体三月ごろ以降というお話ですが、大体いつごろにこのような処理が決定されましたか。
【次の発言】 大体三箇月と推定をすると、あなたの証言によれば、三月から三箇月なら六月ないし七月ですね。それで九月ごろに港頭貯炭の相当数量を、……

第8回国会 考査特別委員会 第7号(1950/09/18、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 先ほど塚原君からのお話がありましたが、私が取上げることを反対したということは全然ありません。それは自由党の諸君が出された調査要求書がきわめて不明確であるから、この点についてはつきりしたことをもつと調べて、徹底的にやろうじやないかということを私は申し上げた。特に先ほどから自由党の諸君からお話のあつたように、いろいろお話を承つておりますと、前委員長である鍛冶委員からもお話があつたように、内容については触れてはならないというのだが、自由党の諸君が、実は今小玉君も内容に触れておられる。しかもこの問題については、先ほど猪俣君も言われたように、理事会を緊急に開けという動議を今提出したので……

第8回国会 考査特別委員会 第9号(1950/10/24、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 議事進行について申し上げたいのであります。  先ほど委員長からは、猪俣君の調査要求に関連して、この問題を報告すべきかいなかについてお諮りがあつたと思うのであります。この点につきまして、椎熊君並びに塚原君からの意見がありまして、大体塚原君の意見の通りに考査委員会の事務局において猪俣君の調査要求に対する調査の経過、これを両方兼ねてここで報告すべきである。かようなことが一応委員の意見として出ました限りにおいて、当然委員会においてこれをどういうようにするかということを委員長がまず諮られて、そのあとで佐々木君の提案の問題を決すべきであると私は考える。特にこれに関連して、佐々木君にはつき……

第8回国会 考査特別委員会 第11号(1950/10/30、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 簡單に伺いますが、まず第一に、武内電力局長は中村博吉という人を御存じですか、どうですか。
【次の発言】 この人はどういう役目でお会いになりましたか。
【次の発言】 松永安左衞門氏の祕書として中村博吉氏がいるということを私たち聞いておるのでありますが、松永委員長の祕書あるいは松永機関、銀座電力局の祕書としてお会いになつたことがありますか。
【次の発言】 再編成問題について、松永氏の代行として再三中村氏にお会いになつたり、御相談になつたことはございませんか。
【次の発言】 先ほどもちよつと質問がありましたが、松永安左衞門氏の事務所であると言われておる中部配電の松永事務所に、武内電……

第8回国会 考査特別委員会 第12号(1950/10/31、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 それでは簡單にお尋ねいたしますが、今岡君の質問でお話があつたのですが、参與会費として金を出されたと言いますが、日発としては幾らお出しになりましたか。
【次の発言】 代表三名の名前を伺いたい。
【次の発言】 それじやそのお出しになつた金の、日発からの経費の費目はどこからお出しになつておりますか。
【次の発言】 それでは経営者会議の費用はどういう費用でありますか。
【次の発言】 それじやお出しになつた日にちは大体いつごろでありますか。
【次の発言】 じやあ六月に御相談があつて、七、八月にお出しになつた。こういうことに解釈してよろしゆうございますか。――それからもう一つ、先ほどあな……

第8回国会 考査特別委員会 第13号(1950/11/01、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 二、三かいつまんで証人に伺いたいと思います。まず第一に、松永機関との関係について先ほど証言があつたようですが、その証言の中で月々だれかとりに来て、この人は偉い人であつたからこれを渡した、こういうふうにお話があつたようでありますが、その偉い人というのはどなたですか。
【次の発言】 先ほどあなたはそういうふうにいわれたのですから、それで……。
【次の発言】 それでは続いて伺いますが、先ほどから松永事務所が動いておるようだから、こういう話をされておつたようですが、動いておるというのは一体どういうことに動いておるというようにお考えになつたのですか。

第8回国会 考査特別委員会 第15号(1950/11/14、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 まず第一に、ほかの委員からの質問の中でまだ落ちているように思いますから補足的に伺つておきますが、先ほどの三千六百万円の労務対策費、この経費は日発の会計の費目としてはどういう費目からお出しになつたのですか。
【次の発言】 私の方で調べている関係では、先ほどあなたのお話の諸費の中の経費の中で幾つかわけてあるようであります。大体労務対策費というのは、総務課扱いの経費としてお出しになつているようでありますが、御記憶ございませんか。
【次の発言】 それではわれわれの調査とやや食い違いができて参つたわけでありますが、あなたの額三千六百六十万円に誤りがないとするならば、われわれの調査では総……

第8回国会 考査特別委員会 第16号(1950/11/16、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 社用雑費の関係で先ほど皆さんから聞かれただろうと思いますけれども、重複を避けて、秘書役扱いというものが社用雑費の中にありますが、この秘書役扱い七百七十二万円というのですが、これは一体どういう方法で――先ほどの猪俣君に対する証言では、役人関係ではない、重役関係の経費として使われておる、こういう証言があつたようでありますけれども、これはどういう方法でお出しになつておるのですか伺いたい。
【次の発言】 それは秘書役の方でそれを扱つておるとすれば、経理部長のところからこの金を持つて行くときには、どういう方法で持つて行くのですか。

第8回国会 考査特別委員会 第17号(1950/11/18、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 まず伺いますが、今の成出の関係ですけれども、成出の請負を受けたのは佐藤工業だけですか。再開後……。
【次の発言】 これは先ほど梨木君も伺つたのですが、大体四億四千余万円の土木費になつておりますが、成出の場合には、見返り資金で一億八千万円だけは出ておるようですが、その残額は一体どういうふうになつておりますか。
【次の発言】 辛うじてやつておるといいますが、差額の分については大体どういう方法をとつておりますか。自己資金を充当しておるとか、あるいはまた別途の方法をとつておられるのですか。
【次の発言】 最近、平井さんが土木部長を辞められる直前の成出は、どの程度進捗しておつたかどうで……

第8回国会 考査特別委員会 第18号(1950/11/20、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 打切りの動議に対して反対いたします。その理由を簡單に申し上げますが、先ほど柳澤君の賛成討論においても、るるお話がありましたけれど、われわれが聞いておる限りにおいて、真実というものをまつたく隠蔽してしまつて、雲の上だけの論議をやつておるという印象しか与えておらない。たとえば今までの証人喚問の状況を見ておつても、前々回の考査委員会における委員長の発言において、総論から序論の初めに入ろうではないか、序論の初めに入つて、まず証人喚問をやろうではないというので、前回の証人七名は序論の第一回として行われたはずであります。しかるにかかわらず、第一回の序論が、すでにここに至つては結論を飛び越……

第8回国会 人事委員会 第2号(1950/07/31、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 今淺井さんのお話で非常にはつきりして来たのですが、大蔵省のやつているいろいろな算定を言われておるが、先ほどその前段においては人事院の石炭手当の算定の基礎の批判までされておつた。そうなると先ほど瀧本政府委員が話をした六千カロリーをベースにおいてトン当り四千百五十円という勧告が非常に違つた解釈で、瀧本さんの説明とは大分違つて大蔵省では理解しているらしいわけであります。こういう点はともかくといたしまして、淺井さんとしてはここではつきりさしていただきたいと思いますが、四千百五十円の勧告をしながら大蔵省では三千円しかしない。そうすると三千円の石炭手当ではたして妥当であるかどうか、この点……

第8回国会 内閣委員会 第3号(1950/07/28、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 委員長から特別に説明だけという限定がありましたけれども、先ほど江花君と大橋総裁との論議においても、江花君が誤解のないようにと再三言われておるにもかかわらず、質疑をされている内容は、事実において従来の警察とは違う、軍隊的なものであるというような質問においても、自由党の諸君の考え方に、そういう点がはつきり出ているのじやないかと私は思います。要するに今度の国家警察の予備隊というのは、軍隊の復活であるという点は、今の質疑応答を通じても非常にはつきりして来ておるのじやないかと思います。特に大橋法務総裁がこの点について、軍隊的なものではないということを明確にされない点でも、そういう点はだ……

第9回国会 人事委員会 第2号(1950/11/27、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 まだ法案が出ないから、あまり詳細にわたつては質問しないというような初めの申合せだそうでありますけれども、大体一般的な話から質問いたして参りたいと思います。  まず第一に、土曜日の人事委員会におきまして岡崎官房長官は、給與法案はどんなにおそくともきよう出すということを答弁いたしておられるのでありまして、これについていまだに出ておらないのは一体どういうわけであるか、この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、今関係方面と折衝中の段階にあるのですか、それとももう折衝を終りまして、印刷でもしておるのですか。

第9回国会 人事委員会 第5号(1950/11/30、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 前にも大体伺つていることでありますが、もり一度確かめておきたいのです。三十五億円では足りないということははつきりお認めになるのだろうと思いますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 三十五億円のこの総額は、大体今度の地方公務員のベース・アツプ、あるいは年末手当の分だけに充当されるお考えですか、いかがですか。
【次の発言】 地方自治庁で算定をされた点で伺いたいのでありますが、地方公務員の千円のベース・アツプ、あるいは年末手当に要すべき予算総額は大体どれくらいでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、先ほどの地方平衡交付金の内訳については、地方自治庁としては何らの指示を與……

第9回国会 人事委員会 第6号(1950/12/01、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 今井さんにちよつとお伺いしますが、最後にお話のように、政府案の場合の八千円と人事院案の八千五十八円、これは大体水準において似ている点自体がおかしいじやないか、われわれも実際そう思いまして、その点を今まで委員会等においてもいろいろ政府に問いただしておるのでありますが、結局八千円べースと政府の称しておるものは、本年の十二月の推定が六千九百数円になる。それで千円アツプするから七千円になるということで、事実において六三ベースというものになくなつてしまつたのだ。言葉をかえて言うならば、六千九百円べースが現状である。こういう点をもつとむずかしく言うと、平均給の制度ということにいつの間にか……

第9回国会 人事委員会 第7号(1950/12/02、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 労農党を代表いたしまして、簡單に反対をいたします。  先はどの加藤君あるいは松澤君からの反対討論もありましたように、今度の政府案をもつてしては、とうていわれわれを満足させることができない。この点はうまでもないのであります。私は少くとも先ほど加藤君の言いましたように、最低九千七百円べースが実現されなければ、公務員の生活の保障ができないという考え方を持つておりますけれども、今度の政府原案は、今年の朝鮮事変が始まる前の状態を基準にして算出いたしました人事院の勧告すらも守らないで、実際には八千円のベースであると言いながらも、実際にはまつたく八千円というようなベース・アツプにならない。……

第9回国会 人事委員会 第8号(1950/12/04、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 ちよつと関連して……。今の定員の問題ですが、予算定員があなたの方から出された資料と大分違うようですが、あなたの方で提出されたこの間の資料では、六月一日現在で八十八万になつておりますが……。
【次の発言】 関連して……。くどいようですが、今の磯田さんのお話では、さつきの説明では、非常勤務者の説明をされたのであつて、非常勤労務者というのは出来高払いの給与形態の場合には、非常勤労務者の中の一つと見るということなのでしよう。副長官の話は、その非常勤労務者の中で一年以上という、いわゆる常勤的な者、そういう者は特別な扱いをしたい、こういつておるわけです。そこであなたが先ほど非常勤労務者の……

第9回国会 人事委員会 第9号(1950/12/05、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 まず第一に、昨日の質問で、われわれ答弁にいまだ満足しない点を伺いたいと思います。法案の第一条の「常時勤務に服さない者であつて政令で定めるものを除く。」という点に関する件でありますが、実際われわれが実情を調べてみました場合に、常勤の勤務者でない場合、非常勤の職員の場合でも、実質的には常勤勤務者とかわらない執務状態にある者が、実は相当あるのであります。これは現業の場合においても、あるいは一般職の中でも、もちろん企業労務者の場合においても、定員法その他の関係等から見まして、非常勤職員の名目にはなつておりますけれども、実事質的には常勤者と何らかわりのない執務状態にある者については、こ……

第9回国会 人事委員会 第10号(1950/12/09、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 一括して請願の要旨を申し上げますが、第四五ないし第五〇、それから第六〇並びに第六二、これは地域給の指定に関する請願であります。北海道は特殊の条件といたしましで、地域給の関係については、実は給与局の次長さんには何回もお話しておりますので、詳細に申し上げる必要はないと思うのであります。特に美唄などは新たに市に昇格いたしましたために、乙地としての指定を受けられるべきであるにもかかわらず、現在のところ、これがそこへ行つておらないのであります。あるいはまた室蘭、苫小牧、岩見沢その他の場合におきましても、実質的に地域給の点については十分考慮されるべき点があるように私は考えておりますので、……

第10回国会 議院運営委員会 第59号(1951/08/09、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 労農党は十日間。

第10回国会 人事委員会 第9号(1951/05/21、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 ちよつと関連して二、三伺いたいのですが、先ほどのお話を伺つていると、今度の地域給で前の人事院の勧告を完結させておる、こういうような点が官房長官並びに人事院の側からお話があつたのですが、そうすると人事院の勧告の中には、期日が書いてないが、賃金ベースの体系の一つとして、地域給を考えて行くんだとするならば、なぜ人事院として期日を書いてないのか、この点について伺いたい。
【次の発言】 滝本さんの今のお話を伺つていると、人事院は地域給の勧告をするにあたつて財政的な見地も考慮したんだ、こういうお話なんですが、予算上の点ですね……。

第10回国会 人事委員会 第12号(1951/05/24、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 それではちよつとお伺いしますが、給与体系の一つとして地域給の問題が取上げられておりますが、この間のあなたの御答弁並びに岡崎官房長官の答弁によると、この間の給与ベースの勧告はこれで完結をしたというお話でありました。その給与ベースは、何月から支給することが妥当であるとお考えになつて御勧告になつたんですか。
【次の発言】 明示してないことは私もわかつておるのですが、しかし大体十二月に勧告されるならば、あの当時において少くとも一月からこれが実施されるべきである、こういうお考えであつたのだろうと一応考えられる。少くともなるべく早い機会ということになれば、十二月ないし一月ということになる……

第10回国会 内閣委員会 第17号(1951/05/27、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 二、三の点について簡明に御答弁願いたいと思うのですが、まず第一に、これはきのう鈴木委員からも質問があつたのですが、あまり明確な御答弁ではなかつたようで、再度御答弁を願いたいと思いますが、このような開発法の一部改正をやる場合に、当然憲法上の規定からいつて、住民投票をやるべきであるとわれわれは解釈せざるを得ない。これについてはどのように建設大臣、開発庁長官の増田さんはお考えになつておるか、この点からお伺いしたい。
【次の発言】 今増田さんのお話で行くと、非常に不明確ではあるが、一部分として北海道の知事に権限を委任した部面もある、指揮監督をする点において権限が委任されておる、権限を持つ……

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/26、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 そうです。土井君の言う通り、左派社会党とうちとがやればそういう点はいいのです。

第12回国会 議院運営委員会 第9号(1951/10/27、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 きようの場合は、小会派でそういうふうに話がまとまつておるから。
【次の発言】 趣旨を体して従来の十分ということで……。

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/30、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 土井君の言うように、電力危機と米麦統制撤廃は重要なものだから……。
【次の発言】 二つずつやつたらどうだろう。
【次の発言】 今の問題は私の記憶では、無所属に行つた場合にもそれを持つて行つた例がある。松谷天光光君が……。
【次の発言】 やめないときは……。

第12回国会 議院運営委員会 第11号(1951/11/01、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 これは小会派としてだからいいだろう。
【次の発言】 これは今までの質問でも、内容が一致していない場合があるだろう。
【次の発言】 出すということにきまつたのは、一応全部一致したということになるわけだ。
【次の発言】 この前共産党からこういう問題が出たのでありますが、事務当局でこれを調べたときに、この二人は勤務中であつたのかどうか、欠勤をして来たのかどうか、この点お調べになりましたのでしようか。
【次の発言】 参観に来たというのでしよう。
【次の発言】 参観に来たので、これは欠勤をしてこちらに来たのか、公務上の必要のために来たのか、その点調べられましたか。

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/06、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 衆議院議長に来たというのは――もちろん今事務総長の言つたように、各議員にそれが来たということを知らせるために、印刷をして配付するのは当然ですが、それと同時に、衆議院議長に来たということにおいて、院として、これをどういうふうに取扱うかということをきめなければならない。そのところの処置を事務総長としてとられたかどうかということを伺つておる。
【次の発言】 院としてはどういう処置をとつたかということです。

第12回国会 議院運営委員会 第13号(1951/11/08、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 これは條約のときの前例を言うわけではないが、大体重要な法案は二名という建前で今まで来ておる。慣例になつておる。(「そんなことはない」「そんな慣例はない」「議論する必要なし」と呼ぶ者あり)ということで、ぜひ二名にしてもらいたい。不信任案の方では讓つておるのだから。
【次の発言】 佐々木君にも聞いてもらいたいが、この前の緊急的なものでも、小会派は自発的に二名出しておらない。自発的に一名にしておるのだから、こういう重要な法案だけは二名やらしてもらいたい。
【次の発言】 まだ小会派の方は一人ということにきまつていない。二人やらしてもらいたい。

第12回国会 議院運営委員会 第17号(1951/11/17、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 大蔵委員会の食管特別会計、これは小会派から一人出していただきたいと思います。
【次の発言】 それはわかつておりますから……。
【次の発言】 ちよつとほかの問題ですが、これは議長でも事務総長でもいいのですが、今皆さんお聞きの通り、大分兵隊の音が聞えるのだが、この前事務総長は、われわれとしてはあれを入れる件について相当考慮を願うように……(「兵隊とは何だ」と呼ぶ者あり)あれは警察予備隊でしようが、きようは何人入れておるのですか。事務総長から伺いたいのです。
【次の発言】 警察予備隊です。
【次の発言】 兵隊らしい音と言つたわけです。

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/26、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 総長のお示しのように、特別職の時分の採用の者と一般職になつてからの採用の者との間に、相当給与上の大きな開きが今まであるわけですね。これが今度特別職になる場合、その開きを何らか考慮する考え方でありますか。これとは直接関係がないにしても、先に行くと出て来る給与上の問題については考慮されておるのですか。
【次の発言】 それは非常に差が出ておるでしよう。そこでベースアツプが行われるたびに、その差がますます大きくなつて来ておると思うのです。国会職員の場合、特にその差がひどい、この点についてはぜひお考え願いたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第23号(1951/11/30、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方も保留。
【次の発言】 私の方も待つていただきたいと思います。
【次の発言】 林君に賛成です。
【次の発言】 そうです。

第12回国会 人事委員会 第4号(1951/11/13、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 きよう手元に配付になりました資料で、簡単な点二、三伺いたいのですが、まず第一にAの調査対象官署という町村の中に、一つの県に一役場だけを選んでいる。これを選んだのは一体どこが選んだのか。それから(ロ)の個人別調査、この係長の場合、一課につき三名、その他事務系統それぞれがピツク・アツプしているようになつているのですが、これは一体どこで選んだのか、それからどういう根拠で選んだのか、この点伺いたいと思います。
【次の発言】 一応無作為で、地方公共団体にまかしておくということなのですが、そうすると、個人別調査の場合には、課長以上が全員調査の対象になり、係長の場合あるいはそれ以下の係員の……

第12回国会 人事委員会 第5号(1951/11/14、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 まず第一に、市長さんで残つておられる方はどなたですか。
【次の発言】 いや市長というのは、ここで正式に参考人として出席された人です。たとえばその代理とか……。
【次の発言】 そんなことないでしよう。横浜の方は帰られたのですか。
【次の発言】 京都は。
【次の発言】 それでは二人おられるのですね。
【次の発言】 私の伺いたいのは、小さな市の場合を、一応ここで参考人として呼んでおられるから、五大市長だけに伺つても、必ずしも小さい市の場合の実情がわからない点があつてはいけない、そういう点から……。高槻その他の市の方はおられますか。

第12回国会 人事委員会 第6号(1951/11/15、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 反対の理由を申し上げます。自由党の諸君は簡単にやれということですが、私は十分皆さんの納得の行くまでやります。先ほどから民主党、社会党両派より反対の理由を申し述べられたのでありますが、われわれも同様に反対をいたします。  その第一の理由としては、今度の給与法案の内容というものは、明らかに民間給与とのバランスがとれておらない。この点は非常にはつきりしております。この点については、先ほど八百板君あるいは松澤君から具体的な数字を出してわりますので、私は省略いたしますが、ともかくも民間給与との間にバランスのとれていないということは、はつきりいたしております。それだけにこの給与法によつて……

第12回国会 人事委員会 第7号(1951/11/16、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 米軍と労働者の関係は、使用関係とお話になりましたが、法律上の関係はどうなりますか。
【次の発言】 今の御説明ですと、特調が何か労務供給業務を担当している。基準法その他の労働関係法で禁止しているところの周旋業をやつているということになるのですか。そういうように解釈してよろしいですか。
【次の発言】 実質的な契約関係はあるでしよう。法律上の関係はそうであつても、実質的には労務供給業務をやつているでしよう。実際問題として、人夫の供給を特調が実質上やつているような場合もあるのじやないですか。その事実関係を伺つているのです。
【次の発言】 管野さんに伺いたいのですが、政府としての意見が……

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/12、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 これは慣例によつて、この次の議運まで待つていただきたいと思います。
【次の発言】 各特別委員会の、従来の委員の数をちよつとお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは提出委員会は議運なんだから、議運でもう少し論議してみるということでどうですか。

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/05、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 さしつかえありません。

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/26、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 労農党は石野久男君です。

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/27、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私どもも同様であります。
【次の発言】 私の方は岡田春夫の討論を通告いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/08、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方も賛成でございます。参議院ではすでにきまつておることですし、早く衆議院でもやつてもらいたいと思います。
【次の発言】 今倉石君から五名というお話があつたが、相当地域が広い上に、日程とか、そういうものとかみ合せて人数をきめなければならぬ。ただ五人というようにきめて、何日という形ではなくて、ここらで、さつき立花君が言われたように、五人なら五人で、何日間でどうするという具体的な話を出されたらどうですか。
【次の発言】 私も見舞だというあとの趣旨に賛成したわけですが、見舞にしても、まさか札幌だけに行つて帰るわけじやない。やはり釧路とか、あつちこつち、少くとも現地の近くの方まで見舞に……

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/11、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 話合いということは、この前きめてない。
【次の発言】 反対。

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/20、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 賛成。

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 同様。
【次の発言】 それじや、ひとつ議長にお伺いしておきたいのですが、議長も従来の運営委員会の慣例は御存じだろうと思うのですが、たいてい決議案なんかは、たとえばある政党が提出した場合においても、できるだけ満場一致で行けるように調整をはかつて来たのが慣例になつておる。ところが今度の場合には、今の議長の言葉をもつてすれば、非常に時宜に適していると思うというような、きわめて自信のない話で議長の発議があつたようですが、文案によつては、あるいは全会一致になるかもしれない。そうすれば、まあ具体的な例を言えば、一、二、三、四というようなこの箇条書の前文の三行を全部除いてしまえば、全会一致でき……

第13回国会 議院運営委員会 第43号(1952/05/06、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私うつかりしておりましたが、先ほどの法務総裁に対する質疑に関して、一旦決定したのでありますが、あえてお許しを願いたいと思いますのは、先ほど椎熊君の提案によつて委員長がきめられたところによると、正式な発言権のある政党以外、小会派は除いてということで取上げられたようであります。ところが小会派としても、これはもちろん労農党と社会党二十三控室、この二つの間では、今後話合いをつけますので、できればこの機会において、時間は簡単にやりますから、御了解を願つて、もう一人増してもらうように、もう一度おとりはからいを願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/24、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 さつきの委員長案というのを聞いておると、衆議院の本会議のある日、こういうように限定をされようです。これはいろいろ根拠があつてやられたのだと思うのですが、ほんとうは、出席するという本来の考え方から行けば、本会議のある日ということに限定する必要はない。会期中であるという意味において、本会議がなくても委員会があるのは当然なんだし、そうすると、本会議に限定して、そのときの出席を考えるということは、これは衆議院の本会議の出欠の問題に関連して考慮されておることになる。登院率の問題ということになると、本会議の問題だけに限定しないで、全会期を通じて見るべきものだと思うのです。もちろん請暇を要請し……

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/27、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方は、実は同意するのはけつこうですけれども、あれによつては相当アン・バランスが出て来る。この点は、衆議院としては人事委員会で全会一致で通つておるのです。それを参議院でどういう事情があつたにしても、相当直しておるわけです。三百箇町村くらい直しているわけです。そうすると、上つた所はよいけれども、全然上つていない所とアン・バランスが出て来る。新潟県で十七上り、隣の富山県は二箇町村しか上らない。あるいは奈良県のごときは四箇町村上つておるが、その四箇町村は一つの郡だけ上つておる。そのほかの郡はみんな上つていない。こういう点で、相当不均等な点がある。これは衆議院の権威において調整すべきだ……

第13回国会 議院運営委員会 第54号(1952/06/03、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 これは現在取調べられておるのですが、現在も拷問が続けられておる非常に危險な節があるわけです。そういう意味において、これはぜひきよう本会議で取扱つていただきたい。

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/07、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 緊急質問の取扱いについてちよつと事務総長に伺いたい。今まで、緊魚質問でも決議案でも同じなんだけれども、ともかく決議案でも緊急質問でも、委員会に付託になつておるものは、決議案の方は委員会で相当やつておるようですが、緊急質問は、委員会付託になつた場合に、議院運営委員会としてはどういう事務的な付託をされるための連絡をやつておられますか。どうも緊急質問は、委員会付託になつたままで、実質的に各委員会において取上げられないでおる。ここで委員会付託ということをきめても、実質的に付託するための方法がとられていないように思う。これは事務的にはどういう扱いをされておりますか。

第13回国会 議院運営委員会 第60号(1952/06/14、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 これはわれわれの方で書面質問をして、それに対して回答がございました。ところがその回答が不十分で、何ら質問に対する答えとしての体をなしておらない。それで飲料水の問題は重大でありますから、ぜひきよう緊急質問としてやらしていただきたいと思います。
【次の発言】 この問題につきまして、私の方は……。
【次の発言】 違うかどうかというのは、結論で言うことです。

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/17、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 今の椎熊君の話で、事務総長の説明を聞いておると、本属長が事務総長になつておるという話ですね。そこでこれはまあ私もわからないで聞くのだけれども、一般の事務局員に対して、国会議長がどうして本属長になれないか、国会の事務局ということであるから、国会の議長が本属長になるのが当然じやないかというような感じがするのですが、その点はどういうことになつておるのですか。
【次の発言】 これは社会党二十三控室並びに農協党とは話合いがついております。

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/18、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 ちよつと委員長の発言に違う点があるので申し上げます。労農党は入つていませんから……。

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/06/20、24期、労働者農民党)

○岡田春夫君 論拠はあらためて言う必要はないのだけれども、石田委員長が今発言を許した限りにおいて聞いてみたい。ともかく新事態が出ようと何であろうと、実際に与党の諸君と委員長が一緒に相談の上で、こういうことを一方的に押しつけようというような考え方で進んでおつたとするならば、これはきわめてわれわれ遺憾だと思う。しかも幸いにして、この越権行為が新事態によつて委員長の失敗にならずに助かろうとしておる状態なんだから、今まで誤つた行為を犯そうとしておるならば、この際十分に御反省を願いたいと思います。
【次の発言】 委員長が労農党に珍しく発言を許したのであるから、この際ゆつくり私は言いますが、今最初にあなた……

第13回国会 人事委員会 第7号(1952/03/07、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 関連して……。今の答弁を聞いておると、個人として正当でない、さように考えたから任命権者にこれを話して、簡単に言えば首を切らした、こういうことになつているのだそうですが、あなたが今個人としてというお話の前に、個人として行き過ぎているということを判断されたのは、駐在中の組合の交渉において、そういうことが認められたからである、かような点を前に答弁しておる。ところが組合の交渉中においてということは、これは明らかに組合運動の問題です。組合運動の問題の中で個人としてということを、その交渉の中で区別されておるが、そういう区別はどういう基準で区別されて答弁されているのですか。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/25、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 たしか前々回の各派交渉会のとき、まだ無所属倶楽部ができない前にこちらで相談したのと、無所属倶楽部ができたことによつて幾らか変更か出ておるので、この際これを三階組は三階組で話をさしてもらうことに一応了解していただいて、できるならば、この際もう少し調整ができるように、時間的な猶がかお願いできればと思います。
【次の発言】 その点をまず第一に了解してもらつて、そのあとで出すということで……。
【次の発言】 私の方を先にとらせてください。私の方に決算を……。

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/11/04、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 労農党としても、先ほど社会党の左派の言われた意見にまつたく賛成であります。ただ、ここですぐ再選を運営委員会できめるということではなくて、われわれの希望としては、それぞれの党に持ち帰つて、愼重に討議された上でおきめ願つた方が、特に左派の諸君の筋としても立つだろうと思つております。

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/21、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 労農党としては、質疑の通告を書面では出しておらなかつたのですが、今出しておきましたから……。
【次の発言】 落選した人は欠員になつておるのですか。

第15回国会 議院運営委員会 第10号(1952/12/06、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 私の方も、実は三委員会とも設置には賛成でございます。ただ問題は、先ほどからも話があつたように、行政監察委員会の場合は、自由党の方からは整理するというようなお考えもあつたようですが、土井君の意見はそうではなくて、むしろ整備充実しろというような考え方だつた。われわれの考え方も、整備充実するという意味であり、整理するというより、むしろ足りない点を補つて行く、この行政監察委員会ができたいきさつから考えて、十分にやつて行こうというわけですから、そういう点から言つて、二十五人に減らすということについては、われわれは反対です。むしろ従来の三十人を三十五人なり、四十人にふやして行くというような形……

第15回国会 議院運営委員会 第11号(1952/12/09、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 この決議案につきましては、実は自由党からも再三お話があつたのでありますが、われわれとしては、いろいろと内容を検討いたしまして、前回の国会の動き、態度等を検討して反対することになつたわけであります。なお、反対討論につきましては、今、事務総長からお話があつたように、館君を通告いたしておりますが、ごく簡単ですから、やらしていただけばけつこうだと思います。
【次の発言】 労農党は、法務委員会には残念ながら委員を送つておらないわけであります。
【次の発言】 いや、そういう意味ではない。今の田嶋君の話には、労農党は入つていないというのは、委員を送つてないのだという意味です。

第15回国会 議院運営委員会 第12号(1952/12/11、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 これはいつ出たのですか。

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/20、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 土井君から、各党共同提案という話でしたが、私の方はどうなつておりますか。
【次の発言】 私の方は、各党並でないそうですから、賛否は留保しておきます。
【次の発言】 石田君の案に賛成です。
【次の発言】 いや、しない。
【次の発言】 さつきの決議案は、労農党は賛成だそうです。

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/22、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 自由党の、三月三十一日まで延長するという、こういう暴挙には絶対反対です。野党三派の案に全面的に賛成いたします。
【次の発言】 私のところの問題になるのですが、ごく簡単にやりますから、ひとつぜひ許してもらいたいと思います。
【次の発言】 今の椎熊君の御発言は、きわめて不謹慎な発言だと思います。取消していただきたい。

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/02/28、25期、労働者農民党)

○岡田春夫君 ただいま事務総長からお話があつたように、私の方から館俊三君の通告があるわけですが、もしお許しがいただけるならば、簡単にでもお許しを願います。

第15回国会 郵政委員会 第6号(1952/12/23、25期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 私も実は反対をするものでありますが、その理由はあらためて申し上げるまでもないと思います。それはすでに改進党の椎熊君、社会党左右の諸君からも詳細に理由の説明がありました。特に先ほどの説明の中にもありました通りに、簡易生命保険並びに郵便年金というような働く者の零細な預金を、戦争中とか戦争準備を進めるような場合に、大蔵省の資金運用部に持つて来るということは、大資本蓄積のために少しでもこういう零細な預金を利用しようという、一つの支配階級のねらいである。こういう意味においても資金運用部における一括した流用については、われわれは極力反対をしなければならないと考えております。特にこの資金運……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/06/22、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 まず華僑の引揚げ問題について伺いたいのですが、先ほど長官の御意見によると、華僑の帰国問題については日赤に一任したというようにお話になつたと思いますが、そうですか。
【次の発言】 ただいまのお話ですと、帰還の船については日赤の船、援護については日赤にお願いをしておる、こういうお話ですが、帰還全体の問題についてはどこにそれではお願いをしたのですか。
【次の発言】 日赤に頼んだこと以外に仕事はないのだ、こういうお話なんですが、そうすると、その外の二団体、平和連絡会と日中友好協会には全然依頼をしておらないのですか。
【次の発言】 それ以外のことは何か依頼しておりますか。

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1953/06/23、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 平野さんもお急ぎでしようから、簡単にお伺いいたしますが、今までのお話で大分明らかになつて参りました点は、中国からの邦人の帰国に関連しては、日本にいる華僑の帰国を促進させるというのは、これは道義的な問題としても当然だ、コミユニケの上には明確になつておらないけれども、この点と遺骨の問題は道義的な意味においてもできるだけ早くやらなければならないという精神で北京会談が終つていると大体了承していいと思うのであります。そこで、これに関連して、華僑の帰国並びに遺骨の送還は、北京会談のそういう精神に基いて行くならば、当然三団体が責任を持つてやるべきものであるとわれわれも考えておるのであります……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1953/06/24、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 議事進行について。ちよつと確かめておきたいのですが、遺骨の問題についても、きようの新聞によれば、新しく発展しておるのであります。そこで、外務省関係の政府委員の出席は、現在までのところアジア局長あるいは課長の出席がないということで、今事務局から聞くと、アジア局の第五課の首席事務官の淺田という人が見えているそうであります。それで、淺田という人にちよつと伺つておきたいのですが、責任ある外務省としての答弁ができるかどうか。答弁ができないとするならば、具体的に責任のある答弁のできる者の出席を、委員長としても至急手配して要求していただくように、この点お願いしたい。

第16回国会 議院運営委員会 第1号(1953/05/25、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 やはりこれは国会の運営の問題ですし、特に庶務小委員会というような場合には運営と直接の関係があるので、割当から行くならばそういう割当になるでしようが、小会派クラブにも一名認めていただくということにお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで、二十五人の委員会の場合、各党別の割当はどのようになりますか、ちよつと伺いたい。

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/27、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 われわれの方も同様であります。しかし、この際申し上げておきますが、少数派の意見を尊重するというのが民主主義の原則であります。この点は十分ひとつお忘れのないように願いたい。
【次の発言】 同様であります。
【次の発言】 今、私語か何かわからないけれども、理事会できめたらしい話があつたが、私は理事でないからわからないのです。私の方としては、この前の運営委員会で、その取扱いは本日やろうということにきまつておるので、きようはこの問題の取扱いがきまるものと思つておりました。緊急質問ですから、早い方が望ましいけれども、明後日の本会議でこれを取上げるということなら、その御相談に応じてもいい……

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 私の方のことは言わなくてもいい。私の方のことは私にまかせてください。
【次の発言】 今の委員長のいわゆるプリンシプルの問題は当然そうだろうと思う。ただここで具体的な問題として、こういう点が松井君の意見にも含んでいたのではないかと思うのです。各党の国会対策委員長が一致してまとまつた場合には当然出せるわけですが、例をあげて具体的に話をすれば、右派と左派は国会対策委員長会議において話がまとまつた、しかし改進党と自由党がこれに反対したという場合には、国会対策委員長の会議ではまとまらないわけです。こういう場合に発議権がなくなるということになれば、プリンシプルを選質的に押えるものではない……

第16回国会 議院運営委員会 第6号(1953/06/17、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 百五十何件ですか、政府としては重要な法案を出すというのですが、重要であるだけに十分審議の期間をとるために、提出の時期は早くしてもらわなければならない。先ほど、何か六月中とかいうようなお話を伺つたのですが、あいまいだつた。少くとも六月中に出してもらわないと、全部の法案の議了ということが困難になる場合もあるかと思います。それで、当然これは政府の責任でもあるわけだし、期限をはつきりひとつ言つていただきたい。

第16回国会 議院運営委員会 第7号(1953/06/18、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 われわれの方としましては、前国会、本会議で質問をやるということは、国会法の改正小委員会で、国会の民主化をするという建前でこういう慣例をつくつたのだと思う。今回あらためてこれをやめるということは、特に改進党、左派の諸君が国会の民主化を叫んでおるときだけに、ぜひわれわれは本会議でやつていただきたいと思う。

第16回国会 議院運営委員会 第9号(1953/06/23、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 よろしくお願いいたします。

第16回国会 議院運営委員会 第11号(1953/06/27、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 両方ですか。

第16回国会 議院運営委員会 第12号(1953/06/29、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 その委員の数は、従来の慣例で三十名の割当をしたわけでしよう。
【次の発言】 フイリピンに対する感謝決議というお話ですが、これはどこかの党からこういう御提案があつたのですか、それとも理事会でお話があつたのですか。
【次の発言】 これについて、私の会派の者はいろいろな意味で御了解いただけると思うのですが、提案の決議文の案文を見てからでないと、全部まとまつて賛成になるかならないかという場合もあり得るかもしれませんので、この点は議運で御了承願つておきたいと思います。
【次の発言】 問題によつては全会一致にならないような場合もあり得るかもしれませんけれども……。

第16回国会 議院運営委員会 第13号(1953/06/30、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 次の本会議以前に出す場合もあり得るというわけですね。
【次の発言】 しかし、現在衆議院の慰問団としてすでに参つているわけですから、すぐということより、ある程度その人たちが帰つて来て、状況を見てから行くという形の方がいいのじやないか。現地は相当混乱しておるし、そういう状況を向うで見て来た慰問団の人が帰つたあとでやるということの方がいいのじやないか。そういう意味で、二日の衆議院の本会議以降にその問題を取上げることにして、今そういう派遣するということを考慮する必要はないのじやないかと思いますが、どうですか。
【次の発言】 反対するというのではないのですが、そういう点、あまり引続いて……

第16回国会 議院運営委員会 第15号(1953/07/04、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 私の方から質疑通告が出してありますが、ひとつ何とかお願いできないかと思います。時間は簡単でもけつこうですが、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 今委員長のお話で、各党の御意向はよくわかりました。しかし、われわれは独禁法のときにもやらないで御遠慮しておる。始終やらしてくれというのではなくて、MSAは重要であるので、特にひとつ各党の方に御考慮願つて、時間の制限等はもちろんけつこうですが、何とか欠席裁判でなくておきめ願えるならば、もう一応御考慮願つて、短時間でもけつこうですが、お許し願いたいと思います。
【次の発言】 そういうことは言わない。独禁法のときにも遠慮したのだから、……

第16回国会 議院運営委員会 第16号(1953/07/07、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 これの採決については、私の会派ではちよつとあれのある場合があるかもしれませんから、御了解願いたい。
【次の発言】 事前に議場でお話します。

第16回国会 議院運営委員会 第20号(1953/07/14、26期、小会派クラブ)

○岡田春夫君 きまつてないから議場内で話します。
【次の発言】 この前から、議運では顕彰方法につきいろいろお話がありましたが、小会派クラブでは、尾崎さんを何らかの方法で顕彰するという点については異議ありません。しかし、先ほどから理事会で云々というお話があるが、私の方は理事会に出ておりませんから、どういうことをおきめになつたか私は知らない。そこでこの前の申合せの通り、委員長は、そういう問題がかかつたらまず第一に理事会の報告をされることになつておるはずですが、何をおきめになりましたか。
【次の発言】 私の方では、名誉議員という名称をつけることについても、実は疑義があると言う人もある。顕彰するという……

第16回国会 法務委員会 第16号(1953/07/17、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 今大臣の報告を伺つたのでありますが、報告を伺つておると、何か今度の事件が、感情的な対立があつて、お天気が悪かつたので若い者の気分が欝積しておつたというようなところから起つた偶発的な事件であるかのごとき印象を受けたのであります。先ほどからいろいろお話を伺つたところによると、たとえば職員に対して不快感を持つておつた、実際上感情の対立があつた、職員との間に相剋という形が出て来たということであるが、むしろ根本の問題は、そういう偶発的な問題よりも、少年刑務所の中における待遇上の問題ではないか。特に刑務所におけるこういう問題は、大臣も十分御承知の通り、たいてい食糧の問題で起つて来るのです……

第16回国会 法務委員会 第17号(1953/07/18、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 関連して。ちよつと遅れて参りましたので前後の事情はあるいは聞き漏らしておるかもしれませんが、すずめが死んでおつたのはどの辺だという報告がありましたか。
【次の発言】 私の聞きたいのはそうではない。その場所もありますが、新聞等では、魚の中に頭をつつ込んですずめが死んでいたということですが、そうなつて来ると今考えられる事件としてはきわめて具体的な結びつきが出て来るわけです。魚がこちらの方にあつて、すずめはどこかほかの方で死んでいたというのなら、今のあなたの御報告の点からも理解できる点もありますが、やはり結びつけて考えて行かないとわからないと思います。

第16回国会 法務委員会 第18号(1953/07/20、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 それでは、多衆というのはその場合該当しないという明文上の規定は別段ない。たとえば先ほどの暴力行為等処罰二関スル法律の場合にも、これは確かにあるのです。「多衆共同」という字句が出ているのです。こういう場合には、先ほど岡原政府委員の答弁によると数十人というように言つておられますが、これは数十人というばかりじやないのであります。これはちよつと私忘れておりまして、必要があればあとで具体的に調べてもいいのですが、多衆共同ということで二人以上が処罰の対象になつた例はある。そうなるとあなたの言われている数十人というのとは全然違つて来るので、そういう点、単なるここでの答弁技術で適当にうまく言……

第16回国会 法務委員会 第20号(1953/07/22、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 関連。ちよつとこれは重要な点だと思うのですが、今の御答弁を伺つていると、書面で意見を陳述するという場合、今度できるといわれている刑訴法の規則によると、たしか私の耳の聞き違いでないとするならば、何か勾留の理由を開示したあと閉廷をして、そのあとで意見の陳述を書面でさせ得るようにかえるのだというように私聞えたのですが、そうじやございませんか。
【次の発言】 そうすると、もう一つ伺いたいのですが、現行法の場合は「法廷においては、裁判長は、勾留の理由を告げなければならない。」そのあとに弁護人は、これらのものに対して意見を述べることができるという現行法がありますね。この現行法の精神から見……

第16回国会 法務委員会 第21号(1953/07/23、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 質疑に入ります前に、これは刑訴法との関連もありますので、ぜひひとつ大臣にお聞きを願つて、すみやかに御調査を願いたい事件があるのであります。これは中央の新聞には出ておりませんけれども、地方の北海道で重大な問題になつておる事件でなんですが、われわれ労農党の北海道地方本部の書記長、札幌市会議員をやつております山田長吉という人が、去年白鳥事件の脅迫容疑に関連があるということで、身柄が逮捕になつております。相当長期にわたつて留置並びに勾留をされておりましたが、その後釈放になつて、現在は釈放中であります。ところが一昨日、検事が刑事訴訟法三百三十九条の二号によつて公訴を取下げております。こ……

第16回国会 法務委員会 第22号(1953/07/24、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 今大臣の御報告の中にもありましたように、警視庁の解剖による毒物の検出ばかりではなくて、やはり適当な方法で大学の方と連絡をとられて、正確な検出の結果をお聞きになつてお話願いたいと思いますので、その点要望いたしておきます。
【次の発言】 今も小菅の拘置所の問題があつたのですが、昨日実は三百八十六条の関連においても、私簡単ではございましたが質問いたしたのでありますが、拘置所の内部というのは何せ世間からはその内情というものが全然わからないわけであります。従つていろいろな事件が起きおつても、これはわれわれとしてはわかり得ないわけでありますし、いろいろな事件等も起る可能性があり得ると思う……

第16回国会 法務委員会 第23号(1953/07/25、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 簡単にという御希望でありましたので、できるだけ簡単にやりたいと思いますが、御答弁が明確な御答弁であるならば、当然簡単にやれるわけであります。そういう意味において、ただいま修正案を御説明になりました鍛冶君の方でも、その点を十分考慮されまして、委員会の運営の全きを期していただきたいと思います。まず第一に、ただいま修正についての御説明を伺つたのでございますが、その冒頭におきまして、政府の提出をされましたる改正案が国情に合わないもの、実情に沿わないような点があつたので、そしてまた、その結果、改正案のままにするならば、民主的改革の点にはほど遠いもので、旧刑訴法の職権主義に帰る感のあるも……

第16回国会 法務委員会 第25号(1953/07/29、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 数日前の委員会において、東京都下の足立区に起りました事件に関連して白骨団なるものの暗殺団の十三名の暗殺陰謀が企てられているという話をわれわれは耳にいたしておりまして、この問題について事が事であるだけに厳重に調査を願いたいという要求をいたしたのでございます。これについて犬養法務大臣は、事件がお話の通りであるならばきわめて重大であるから、法務省としてもしかるべき担当において即刻調査をいたしたい、こういうような答弁がありまして、ちようどときたまたま田中警視総監が法務委員会の傍聴として参加しておられましたので、それに関連してぜひ警視総監の管轄の西新井署の事件であるだけに即刻御調査を願……

第16回国会 法務委員会 第26号(1953/07/30、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 前の委員会で法務大臣に調査をお願いいたした件でありますが、労農党の北海道中央本部の書記長である札幌市会議員の山田長吉君が、先般検事の公訴の取下げによつて公訴の棄却が行われたのでありますが、この点については、去年の四月七日に山田長吉君に対して白鳥事件に関連する脅迫の容疑があるとして逮捕状が出されまして、その後三十数日間にわたつて不当にも勾留が続けられ起訴が行われて、その後公判に付されたのでございます。ところが突如先日起訴の行われたこの事件に対して検事側が公訴の取下げを行つたというような、最近あまり類例を見ない例が出ているのでございますが、われわれから見た限りにおいては、当初から……

第16回国会 法務委員会 第27号(1953/07/31、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 大分いろいろな点をお伺いしたいのですが、どうもはつきりない点が一、二あると思う。その前にちよつと小川説明員にお伺いをしておきたい。先ほどの話を伺つておると、CICから身柄の釈放前に渡してもらいたいという話があつて、あなた御自身が新潟の駅のRTOのところでCICに引渡した、そのときにはCICの隊長も来ておつた、こういう話であります。しかもそのときに早く帰してもらいたいということに対して、書面をもらつた、こういう話をしておられますし、その前に自分としても、その板垣という少年に対していろいろ心配をしておつたので、お菓子を買つて持つて行つてやつた、こういうような話が先ほどあつたように……

第16回国会 法務委員会 第29号(1953/08/03、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 国警長官にお伺いしますが、鹿地氏に対する逮捕令状を請求されたのは大体いつごろですか。
【次の発言】 五月六日ごろに逮捕状を請求されたというのですが、問題は、先ほど逮捕令状の請求の要件としては三橋問題の共犯容疑として、こういうお話であつたと思うのですが、逮捕令状を請求するためには、おそらく任意出頭なら何らかのそういう強制力を持たずして取調べるということは不可能であるという断定に立たれたから、逮捕令状を請求されたのだろうと思うのですが、現実の状態として逮捕令状を請求しないでは調べることができなかつたのであるかどうか、こういう点について具体的に御答弁を願いたいと思います。

第16回国会 法務委員会 第30号(1953/08/04、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 鹿地さんは大分お疲れのようですから簡単にお伺いしたいと思います。たしかきのうだつたと思うのですが、斎藤国警長官その他の答弁によると、最近鹿地さんに対して逮捕状を出した。これは鹿地さんが何か姿が見えなくなつて逃亡をした。特に新聞においては逃亡するについての宣言を鹿地さんが出されたのが、逮捕の令状を出した直接の原因になつたというようなことを盛んに政府委員らしくないことまで実は言つているのであります。われわれこの点は追究をしたのでありますが、この点はともかくとして、逮捕状を出された直接の原因になつたと政府の諸君の言つているこの事情について、この機会に明らかにされた方がいいと思うし、……

第16回国会 法務委員会 第31号(1953/08/05、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 今の古屋委員の質問によつて大分話が出て来たのですが、二世の光田という人を知つているようでありますが、最初知るようになつたいきさつ、それからその後のいきさつをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほどの話の東川クラブの方へ来てから、スパイとしてあなたと光田とはどういう関係になりますか。
【次の発言】 それではスパイの系統としては、福本の下の機関としてあなたがあつた、光田とはその関係がないということになるわけですか。
【次の発言】 光田の愛人といわれる服部京子の話は先ほど出たんですが、先ほどの話を聞いていると、服部という人は鹿地のことを大分知つているらしい模様でありますが、こ……

第16回国会 法務委員会 第32号(1953/08/06、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 大臣は病気だそうですから、大臣の点については留保しておきます。  まずこの前この委員会において調査の要求をいたしておいたのでありますが、小菅の刑務所において一大汚職事件が起つているということをわれわれ聞いておりますので、その内容等について詳細な御報告を願いたいということを言つてあるのであります。その内容等われわれ聞いておる限りでは、光一本が百五十円から二百円、マッチの軸が一本十円、こういう値段で拘置所丙で取引をされ、被告の持つている新品の洋服が、光三個か四個で物交されて、看守あるいはその他の諸君にそういう形で行つているというようなうわさも聞いておるのであります。問題は刑務所の……

第16回国会 法務委員会 第33号(1953/08/07、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 質疑ではない、議事進行です。  ただいま田嶋委員から御報告があつたのでありますが、議題に供するためには当然これは動機として提出されなければならないと思いますが、動議についての採択が行われておらないのは、これはどういう意味で行つておらないのか、この点をまず委員長に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 われわれ労農党は、田嶋委員の提出されました結論に対して反対をいたします。反対の理由はあとで申し上げますが、まず第一に、その取扱い方についても、われわれはきわめて納得をし得ないのであります。先ほど休憩中にも、われわれ話をしたのでありますが、今度の結論を出すにあたつて、昨日伝えられ……

第19回国会 議院運営委員会 第79号(1954/11/29、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 従来小会派が一人入つていたでしよう。

第19回国会 法務委員会 第74号(1954/10/12、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 二、三の点を伺いたいと思います。  まず第一に、先ほど法務当局の現在までの捜査の過程についてお話があつたのでありますが、現在まで捜査される立場として、船長の業務上過失致死の容疑をもつて捜査している、こういう報告が先ほどありました。ところが今度の問題については、船長の業務上の過失致死の問題だけとして、それだけに限定をして調べられているというように、限定をされている理由がどういう点にあるか、まずこういう点から伺いたいと思います。
【次の発言】 まず第一に船長がという点でありますが、おそらく出航の権限を持つているのは船長であるという観点に立つて第一次の容疑者として調べられておるのだ……

第19回国会 労働委員会 第46号(1954/11/19、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 時間があまりないので、関連質問の形式で二、三お伺いさせていただきます。  まず第一点として、今のあなたのお話のように、ピケというものは、大体労使関係の中に不当介入をすることは認められないということは言うまでもないのであります。その場合に、先ほどから大分お話があつた、交通妨害になるというので、道路上においてはピケを張つちやいけない、少々のことならばいいけれどもというような話でも、そういう点はちよつとあいまいなんだが、道路上では交通妨害になる、敷地内でやると、今度は不退去罪でやる。そうすると、あなたは労働次官をされて、よく労働関係法規のことはおわかりになつておるのだが、それではピ……

第19回国会 労働委員会 第48号(1954/11/27、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 ただいまの三党提出の決議案に対して、労農党は賛成をいたします。賛成の理由につきましては、先ほどの右派社会党の諸君、あるいは左派社会党の趣旨説明によつて明らかになつております。  あらためて申し上げるまでもなく、MSA体制を推し進めるために現在行われている労働行政というものは、先ほどからお話のあつた通りに、これは労働行政ではない、明らかに弾圧行政である。警察庁長官の斎藤氏と小坂労働大臣と日経連とがぐるになつてこのような弾圧行政を行つておる。そのうしろには、アメリカ帝国主義者にあやつられておる三人のピエロたちが、このような形で気違いじみた弾圧を行つおるとわれわれはいわざるを得ない……

第20回国会 議院運営委員会 第1号(1954/11/30、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 釈放決議はどうするんですか。

第20回国会 議院運営委員会 第5号(1954/12/04、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 これは、われわれこだわって言うわけじゃありませんから誤解しないでもらいたいのですが、今委員長のお話のように、四派の方で大体つくられた案だし、国会法改正小委員会にも、小会派からは委員が入っていないわけです。そこでこの案は、ここで始めに見るわけですが、いろいろ質問がどうしても出て来るだろうと思います。そこで、私今遅れて来たものですからはっきりわからぬのですが、これはきよう中にきめてしまうというのじやないのですか。
【次の発言】 そういう意味ならよくわかりました。国会法の問題であるし、よくわれわれの方は知らないものだから、代議士会等にも全然報告もしていないわけです。国会法の問題であ……

第21回国会 議院運営委員会 第1号(1954/12/11、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 私の方も賛成です。
【次の発言】 これはお願いなんですが、国会法の小委員には小会派が入つていないわけです。そこで、できるならば、国会法ですから全員の建前からいつて、数からいえば入らないかもしれませんが、便宜上、何とか入れてもらえるような道を開いてもらえないでしようか。
【次の発言】 いや、成規委員としてです。
【次の発言】 これは何とかもう少し御研究願えませんか。

第21回国会 議院運営委員会 第8号(1955/01/21、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 官房長官に法解釈について伺っておきたい。  先ほど官房長官は、政府は、行政のことに対しては独自でやり得ることでございますから、解散の問題につきましても独自の立場でということを、池田君の質問に対して答弁された。そうすると、解散の問題は、やはり行政事務とお考えですか。第七条による解散は……。
【次の発言】 それは速記録をごらんになればはっきりわかります。先ほどそのように池田君の質問に対して答えておる。行政のことでありますから、独自の問題でございますと言っておる。新憲法の精神は、国会は最高の機関であるということは、言うまでもなくおわかりです。ところが、先ほど椎熊委員から意見として言……

第21回国会 法務委員会 第1号(1954/12/16、26期、小会派クラブ)

○岡田(春)委員 同じく人権に関連して簡単に調査を願いたいことがあります。北海道に深川という町がありますが、この町の警察署が町の高等学校の学生に対して、学生運動に関して極端な干渉をやつて、そのために学生が三名相次いで自殺しました。うち二人は命をとりとめたのですが、一名だけは遂に死んだ事実があるのです。この件についてはあとで詳細な資料を法務省の方へ差上げますから、ひとつ人権擁護の建前から擁護局において早急にお調べを願いたい、こういう点を要望いたしておきてます。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会 第4号(1955/05/06、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 一つだけ伺います。さっきからバンドン会議の成果をだいぶ話されたのですが、その成果を現内閣の外交政策にどういうように反映されるか。あなたは政府の担当者じゃないから何ですが、しかし与党の最長老として、しかも外務委員長としておいでになったのであるから、この点をどういうように反映をさせていくか。ことに平和十原則の問題なんかについては、相当現内閣のとっている外交政策との間に、食い違いが出てくるであろうと私は考えている。そういう点について、特に国会の代表としておいでになった限りにおいて、バンドン会議の成果というものを責任をもって反映していただかなければならないと思うのだが、こういう点についての……

第22回国会 外務委員会 第6号(1955/05/14、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 時間が制限されておりますから、簡単に主要な問題を二、三特に鳩山総理大臣に伺いたいと思いますが、この間予算委員会において相当論議された例の日米共同声明の問題であります。この問題について、予算委員会では赤松君の質問に対しまして、鳩山総理大臣並びに重光外務大臣が答弁をいたしておりますが、その要旨は、今度の共同声明というものは、両国の政府が合意した共同の意思表示であって、このことは両国間における法律的な権利義務を発生するものではない、こういう点を明確にされたと思うのであります。しかもこの拘束力については、今後の歴代内閣を拘束するものではないが、少くとも鳩山内閣は政治的な責任を負う。そうして……

第22回国会 外務委員会 第7号(1955/05/18、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 実は高碕さんに来ていただきたいということは私が一番先に申し上げたので、それを帰られると私は困るのですが、そう長い時間はとりませんから……。
【次の発言】 できるだけ簡単にやりますが、まず第一の点は、今の濃縮ウラニウムの点です。今の高碕さんのいろいろな御答弁を聞いておると、この受け入れの問題はきわめて重要な問題であるし、そしてまた慎重に考慮するべき問題であるというお話がだんだんあったわけであります。それだけにこの受け入れに当って結ばれる協定というものは、当然両国間の双務協定としても国会の承認を得る必要があるとわれわれは考えておりますが、これについて一つ明確な御答弁をお願いしておきたい……

第22回国会 外務委員会 第8号(1955/05/21、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと議事進行について申し上げますが、この前の外務委員会において、私は当面一番問題になっております原子力受け入れの問題について、資料の要求をしたのであります。ところが、きょうの委員会の席上で配付をされました資料を見ると、米国原子力法事百二十三条、こり資料の配付が行われておりますが、私の要求いたしましたのは、一九五四年の米国原子力法の全文を要求したのであって、百二十三条一条だけを要求したのではありません。この百二十三条だけをお出しになるくらいなら、これはすでに外務省から出ている資料に、これよりももっと詳細なものが出ております。それをここへ私は持ってきておりますが、国際協力局の第一課……

第22回国会 外務委員会 第9号(1955/05/25、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと議事進行について。菊池君に発言をしていただいたのは、安川さんがお急ぎになるから菊池君として特に安川さんに発言がある、この点だけを許してもらいたいというお話であったので、私は発言を許したのでありますから、そういうおつもりで一つ菊池君に御了解を願っておきたいと思います。  そこで安川さんお急ぎのようですからまず伺っておきたいと思いますが、先ほどからのお話を伺っておりますと、濃縮ウラニウムをアメリカから受け入れるとするならば、この場合にはひもがつかないのではないか、そういう前提に立つならばこれは受け入れてもいいのではないかというようなお話がだんだんあったように私は聞いておったわけ……

第22回国会 外務委員会 第10号(1955/05/26、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して。今下田条約局長の御答弁で非常に重要なことがあると思うのです。沖縄の場合において、国家が沖縄の土地を取得することは自由であるという意味の答弁があったと私は記憶いたしておりますが、それに関連して、当然沖縄という具体的な問題になって参りますから、ここでその基礎としては桑港条約の第三条が当然基礎になってこなければならないと思う。そうすると、この第三条において沖縄におけるところのアメリカのいわゆる管轄権というものは立法、司法、行政の三権に限定されているわけです。この三権に限定されているという意味で、これは従来の主権とは違っているという意味のことが、これはあなたも御存じのように、桑港……

第22回国会 外務委員会 第11号(1955/05/28、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 議事進行について、特に外務大臣のおられるときに、私は一言外務大臣の所信を伺っておきたいと思いますが、当外務委員会は御承知の通りに、国会法に基いて外務万般のことを審議することになっております。当然当該主管大臣である外務大臣の所管の事項について、条約、協定その他の事項についての審議が行われているのであります。先週の土曜日以来、最近の変転する国際情勢に照応いたしまして、各委員諸君からいろいろな問題について、外務大臣の出席を要求して答弁を願いたいということを委員長を通じて再三要求いたしているのであります。しかるに、何ゆえか私は存じませんけれども、現在まで外務大臣がこの委員会に御出席にならな……

第22回国会 外務委員会 第12号(1955/05/30、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 委員長の注意がありますので、外務大臣に質問いたしますことはあとに留保いたしまして、総理大臣に主としてお伺いをいたしたいと思います。  先ほど森島君の御質問によりましても、条約あるいは協定について、国会との関係、これが相当論議されました。特に委員長から、国会の承認の問題はきわめて重要であるから、政府としてはこの点について十分留意を願いたいという意味の発言もあったわけであります。私たちといたしましては、協定あるいは条約において、国会の承認を当然要すべきものについてはこれを何らかの――単なる行政協定というような名目のもとに国会の承認を得ないでごまかしていくということは、われわれは国会の審……

第22回国会 外務委員会 第14号(1955/06/01、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 議事進行。これは再三にわたって私は委員長を通じて注意を喚起している問題でありますが、事外務省の運営につきましては、秘密外交のにおいが非常に強いということを暴露している事実がある。それはこの間から、すでに三週間前に濃縮ウラニウムの受け入れの問題に関して資料の要求を私は委員長を通じて申し込んだのでありますが、これに対して当時園田政務次官は、誠意をもって一週間以内に資料をそろえて提出をいたしますということをはっきり答えているのであります。それにもかかわらず、今日までに提出されました資料というものは、ほとんど提出された資料としての価値のないものばかり――と言わないにしても、私の資料提出の要……

第22回国会 外務委員会 第24号(1955/06/25、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと関連して。今の穂積君の質問に対する答弁ですが、特に中国の、向うに在留している邦人の帰国の問題については、政府間で交渉するという構想があるようなお話ですが、これは重大な問題です。この問題についてはどういう具体的な構想を持っておいでになるか、まず第一に、この点もう少し詳しく承わりたいと思います。
【次の発言】 現在中国にいる在留邦人の大半は、あなたも昨年中国に行かれて十分御存じの通り、戦争犯罪人としての扱いを受けている者が大半であります。従いましてこれは単に人道上の問題といいましても、これを日本に帰すという問題になって参りますと、相当いろいろな関係が出て参ると思いますし、その交……

第22回国会 外務委員会 第25号(1955/06/29、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 理事の諸君の十分間という御了解をいただきましたので、その程度で緊急の問題だけを質問いたしておきたいと思います。  まず第一は、これは岡田政務次官に一つゆっくり伺いたかったのですけれども、この間の参議院の外務委員会においても、今度の原子力の平和利用のアメリカとの協定は正式調印、あるいは本調印といいましょうか、調印はジュネーヴ会議のあとになるということを答弁をされております。この点は私は間違いないであろうと思うのですが、これはきわめて重要な問題でありますので、この点を確認をしていただくことが一つ。もう一つは、すでに仮調印ができておるわけでありますが、この仮調印の正文をいつ発表になるか、……

第22回国会 外務委員会 第27号(1955/07/06、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して。ただいま長官の御答弁によると、信ずるというお話がありましたが、あなたはお信じになるかもしれませんが、客観的にこういう問題はどうであるかということを先ほどから穗積委員が聞いているわけです。今度の問題について、あなたはそれでは両国間においてこの個人的な談話が拘束力があるとお考えになっておるのかどうか。
【次の発言】 それでは拘束力があるものと解釈してよろしいのですか。
【次の発言】 拘束力があるとお考えになるならば、この間あなた方の内閣である鳩山内閣において日米共同声明をお出しになったが、これの解釈について予算委員会でいろいろ論議されました。あの共同声明は書面によって行われた……

第22回国会 外務委員会 第28号(1955/07/09、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 大へん時間が制約されているそうですから、あまりいろいろお伺いはできないのですが、また例によっての濃縮ウランの問題です。濃縮ウランの受け入れ問題について、二、三日前の新聞では、仮調印の正文がすでに発表されたようであります。今度の協定については、たしか今月の初めの高碕長官の記者団会見によると、近いうちに今国会に提出をしたい、こういうことを記者団会見で発言をされておられますが、今まで外務省関係では、園田政務次官もここにおりますけれども、今国会中にはおそらく間に合わないであろう、と申しますことは、正式調印はジュネーヴ会議のあとにしたい、こういう意味において今国会には間に合わないだろう。しか……

第22回国会 外務委員会 第29号(1955/07/13、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 今外務省の言っていることは非常にごまかしなのです。委員長あなたもごまかされている。あなたもよく聞いておかなければわかりませんから、勉強していただきたいと思うのですが、さっきからたとえば穗積君の言った六条のインヴォルヴの問題にしても、これはきょう始まった問題じゃない。ところが先ほど園田政務次官が説明した場合において、六条のインヴォルヴについては、これは再検討するということは全然初めに言っておらない。ところがこの前の外務委員会において、下田条約局長は知っているはずなのですが、インヴォルヴとインクルードと違うはずじゃないかということを言っている。これはテクニカル・タームじゃありません。こ……

第22回国会 外務委員会 第31号(1955/07/15、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 それは暫時休憩してもらって午後からやってもらいたい。  もう一つは、通告が十一人あるので、進行する意味で、この案件が三つありましよう、だから大体案件別に分けて、この問題に対して主として質問したい人はこっちへ集中して、ずっと整理していった方が早いのじゃないですか。これは性格が三つそれぞれ違いますから、通告した十一人は、全体にわたって質問したい人もあるだろうが、主として一部分についてしたい人もあるでしょうから、整理したらどうかということです。
【次の発言】 関連して。今の点よりもちょっとその前の事故の起った場所の問題ですが、これはどういうように解釈したらいいのかという問題になってくるの……

第22回国会 外務委員会 第32号(1955/07/16、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 参考人もおられますから、簡単に一点だけ伺っておきますが、今園田次官から、話し合いの進行の過程においては、中国大陸に日本側から派遣する用意があるという意味の答弁があったことを私は喜んでおるわけであります。そういう率直な態度でこの問題を具体的に解決されるよう要望しておきたいと思います。しかしその点において一つだけ伺っておきたいと思うのです。そのように中国へ派遣するということになって参りますと、これは外交上の問題として非常に重大な問題でありますので、この問題については当然外交官を派遣して、その問題の折衝に当るものであろうと私は考えておりますが、この点についてはいかにお考えになっておるか、……

第22回国会 外務委員会 第33号(1955/07/19、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 今の委員長の農林水産委員会からの意見というのは、修正意見というものと理解していいかどうかという点が、国会法上の解釈としてちょっと問題があるような感じがするのであります。この点はあなたの御意見として伺ってよろしいのか。あるいは農林水産委員会の書面上の意見というものは、修正意見として解釈すべきかどうか。この点はっきり委員長の御意見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ですから私もその点を言いたかったのです。この案件が農林水産委員会と外務委員会との併合審査として付託されている案件であるならば、農林水産委員会の修正意見というものを外務委員会とも合議の上においてこれを決定することができ……

第22回国会 外務委員会 第35号(1955/07/23、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私は小会派なので時間が十分以内に制限されておりますから、簡単にお答えを願いたいのですが、まず外交政策の基本をなす国内の問題で、これは前提として簡単にお答えを願いたいと思うのですが、今度の国内はもうあと一週間に迫っておりますし、政府が提出いたしました法案は、いまだに相当山積をいたしております。そこでこのような状態において今後政府としては、重要な法案についてこの国会内においてどういうように処理されるつもりであるか。そして処理されない場合においては、どういうように政府の責任をおとりになるか。あるいはまた臨時国会の問題が伝えられつつありますが、この点について政府の所見はどうであるかというこ……

第22回国会 外務委員会 第36号(1955/07/25、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私も実は穗積君の意見には賛成なのですが、この問題は政治的に非常に重要な問題でもありますし、外交の政策上の問題もありますので、午後に外務大臣が出席されるということが前提になっているならば、きょうやっていただいてもけっこうであります。出られない限りにおいては、外務大臣が出席するときまで、この質疑については時期を見合せていただきたいと考えます。

第22回国会 外務委員会 第37号(1955/07/26、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 重光さんに一つ基本問題を伺いたいと思うのですが、委員長にこれは御了解を得ておきたいと思いますけれども、二十分の時間の制限でありますから、大臣には基本の問題についてのみ伺いまして、その他の問題についてまだ伺いたい点があります。これは外務省の関係の方に伺いたいのでありますが、この点は時間の関係で今の場合においては留保いたしておきますから、この点は御了解を願っておきたい。  日華平和条約が三年前に結ばれたのですが、今議題になっております議定書の基礎としての日華平和条約の問題について、これはいろいろ議論すべき点があると思いますけれども、いわゆる台湾政府の性格の問題については、これはやはり重……

第22回国会 外務委員会 第38号(1955/07/27、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 議定書に対して反対いたしますが、その理由について二、三簡単に申し上げたいと思います。  ただいま自由党の反対討論を伺っておりますと、議定書の基礎になりました日華平和条約は、ダレスが吉田に対して脅迫をして作らしたものであるというようなことを言っているけれども、そういう事実はない、こういうことを北澤君が言っておられます。しかしこの事実が明らかであることが公文書の上にも明らかになっているのであります。すなわちダレスあての吉田書簡によりますと、昭和二十六年十二月二十四日東京において出されましたいわゆる吉田書簡でありますが、これには「日本の将来の対中国政策に関して多くの質問がなされ言明が行わ……

第22回国会 外務委員会 第39号(1955/07/30、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 議事進行。ただいま外務委員会で国際情勢の案件について質問をしておったわけです。ですから国際情勢に関連せざる問題を質問あるいは答弁した場合においては、外務委員長としては当然それを注意することが、外務委員長としての責任であり義務だと思うのです。それにもかかわらず今の答弁の内容を聞いていると、外務委員会として現在案件になっておらないようなことを、むしろ意識的に質問をしたのであるが、政府当局においてもその言葉に籍口して反ソ、反共の宣伝をやるかのごとき答弁をやっているということは、私はこの委員会の運営上きわめて不穏当であると思う。特に今、日ソの交渉が進められているこの段階において、このような……

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1955/12/13、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 岡委員のお許しをいただいて、私、外務委員でありますので、そちらの方にも回らなければなりませんので、ごく要点だけ一つ伺いたいと思います。原子力基本法が、中曽根君初め、われわれ同僚の諸君によって御提出をされましたことについては、私は多といたします。私たちも、原子力の平和的な利用の問題については、反対するどころか、むしろ、これが平和的に利用されることについては、非常な熱意を持っているものであります。それだけに、先ほどあなたの提案の趣旨の御説明がありましたときにおいても、この原子力基本法が今後百年の大計の基礎になるべきものであると、このようにお話になったように私は感じておりますけれども、ま……

第23回国会 外務委員会 第1号(1955/11/30、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私もきょうはいろいろな点で御質問したいのですが、たとえば日ソ交渉ばかりでなく、だいぶ問題になりましたあなたがアメリカにおいでになった問題についてもお伺いいたしたい点があるわけであります。しかし時間が制限されておりますので、当面の問題だけ二つだけお伺いをいたしたいと思いますが、そういう関係ですから、簡単に御答弁を願いたいと思います。その第一点は、最近問題になっております興安丸の事件、第二の問題は、オネスト・ジョンの問題です。  まず第一の興安丸の問題ですが、二、三日前に政府の白書なるものを発表されたのを私ただいま拝見をいたしました。これは副総理としての重光外務大臣も共同の責任を負って……

第23回国会 外務委員会 第2号(1955/12/03、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私のきょう御質問したい点は、いわゆる興安丸の事件に関係して特に洪進山君の問題について伺いたいと思いますが、洪進山君以外の四人の人の問題についてもいろいろ伺いたい点はあるのですけれども、新聞紙上において、いわゆる洪進山問題として最近非常に問題になっておりますだけに、当面緊急を要すべき問題でございますので、ぜひともこの際明らかにしておきたいと思います。それに入る前に、この前重光外務大臣にも私は時間の関係であまり詳しいことを伺えなかったわけですが、基本的な問題について一、二伺ったのであります。入管の局長名において、政府側を代表する見解として発表された、いわゆる白書、これによりますと、出入……

第23回国会 外務委員会 第5号(1955/12/08、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私は原子力の協定の問題について伺いたいのですが、外務大臣が三十分だそうですからごく簡単に基本的な問題だけについて伺いたいと思います。  委員長に念のために伺っておきますが、外務大臣は三十分でお出かけになるのでしょうが、高碕国務大臣はあとおいでになられるのですか。
【次の発言】 それでは私は割当の十分では関係大臣に十分お伺いすることはできないので、十分の限度内でお伺いすることにして、その以降の分については質問を留保さしていただきます。  まず第一にお伺いしたいのは、この原子力協定は言うまでもなく平和的利用を目的として政府間において取りきめられたわけでありますが、ここで一番問題になりま……

第23回国会 外務委員会 第8号(1955/12/12、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと関連して。この間私の質問に対して、外務大臣並びに高碕国務大臣が正式に答弁をされたことですから、非常に重大な問題だし、憲法上の関係がありますので、これをぜひ伺っておきたいので、関連して伺うわけです。  先ほど穂積君の御質問された国民の権利義務の問題については、私は今ここでは伺いません。しかし、その前段の問題です。と申しますことは、外務大臣並びに高碕国務大臣に、私の質問に対して、予算上の措置を伴う場合においては、国会の承認を得ますという答弁をしておられます。これは、この前の国会のこの委員会での答弁であります。これは速記録にも当然残っております。下田さんは、そのときおられませんで……

第23回国会 外務委員会 第9号(1955/12/13、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して。私も今松本君の提案に対しては賛成であります。このような重要な法案が、前国会において、まだ正式に本調印も決定されない以前において、国際情勢の一般問題の中で討議されたからといって、それであるからすでに審議が十分済んだものとして了解するような態度をとって、しかもそのあとにおいて、本調印がなされた場合の本調印の条文等を見ますと、仮調印の当時に作られた条文とは著しく異なった字句が使われている部分もあるわけであります。このように違っているという点については、その当時誤訳の問題等もありまして、社会的にもいろいろ問題を起したわけでありますだけに、今度正式に提出をされましたこの協力協定の内……

第23回国会 外務委員会 第10号(1955/12/14、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して。先ほど下田さんがそういうふうに言われたけれども、私はそう解釈できない。七条のCに、出力及び原子炉燃料の燃焼に関する記録を保持し、かつ、これらの事項に関して報告するということがありますね。これはなぜこういうことが出てきたかというと、あなたもおわかりのように、濃縮ウラン燃料体の所有権は日本にはないわけです。アメリカに所有権があるわけです。アメリカに所有権があるから、その所有権に基いて報告の雑務を課するのであるということを、きのうあなた方言っておるわけです。そうすると、その燃料体を運転することによって作られた記録というものは、「出力及び原子炉燃料の燃焼に関する記録」というのです……

第23回国会 外務委員会 第11号(1955/12/15、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 議事進行について。きょうの委員会は委員長も招集されたのですから十分おわかりの通りに、問題が重要であるだけに九時半から招集をいたしております。それにもかかわらず、重光外務大臣が御出席になりましたのは、いろいろな事情があったとは思いますけれども、約一時間半おくれて出席されているわけであります。その後参議院の方でいろいろな関係があるというので、途中でこの審議を打ち切って、そして明日に延ばすというようなことでは、きわめて外務大臣は外務委員会の審議を軽視しているものといわなければならない。しかも外務委員長がいかに与党であるとはいいながら、そういう態度に対して従属するというようなことは、国会の……

第23回国会 外務委員会 第12号(1955/12/16、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 先ほどの穗積君の質問いたしました問題について、もう一度伺いたいと思います。サンフランシスコの条約の第二条のCには、穗積君の言われましたような「千島列島並びに」そのあとまくら言葉みたいなのがずっとあって、「樺太の一部」という意味で、この地域に対する「権利、権原及び請求権を放棄する。」こういうように明文化されております。そこで国際交渉というものは何といいましても、私が申し上げるのはしゃかに説法かもしれないが、国際法上の通念を基礎にして、社会通念として通る常識的な基礎の上に立って交渉しなければ、いかに強いことを言っても、いろいろなことを言っても、単にはったりになってしまって、これは国際交……

第23回国会 議院運営委員会 第8号(1955/12/07、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと発言を……。
【次の発言】 そういう懲罰的な意味では被告的という問題になりましょうけれども、そういう問題が提起された理由といいますか、そういう点については、われわれの方はまだ正式に伺っておらないわけです。
【次の発言】 先ほどあなた方の方から個人的にお話があったので、それについてわれわれの方では代議士会を開いていろいろ検討しておりますが、もう少しそういう事実関係について、今山中君の御説明の中途で入って参ったものでございますから、詳細を聞いておりませんので、そういう点についても、もう少し伺いたいと思っております。
【次の発言】 それでは伺いますが、自由民主党としては、この文書……

第23回国会 議院運営委員会 第12号(1955/12/14、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私、きょう理事会に行けなかったのですが、今委員長から、全会一致という御意見があった。この趣旨はよく私もわかるのですが、これが配付になったとき、小会派の代議士では、文案の中において異論があったわけです。ざっくばらんな話をいたしますと、これは理事会で話をすればよかったのですが、この文案の中で、たとえば「あらゆる方途を講じて、」という言葉がある。こういうことになると、何か武力を使ってもという言葉まで入るのではないか。そういうことでは、その趣旨はよくわかりますけれども、賛成するのに困るのじゃないかという意見も実はあったのであります。そういうわけで、できるならばこういう点について、文案上ある……

第24回国会 外務委員会 第4号(1956/02/11、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 船田さんにお伺いしたいのですが、その前にちょっと一点だけ。先ほどからだいぶ重大な問題が出ているので、原水爆禁止の国会の議決の問題に関連してあとで御質問があるようですから、これは私はこの場合に参おいては遠慮いたします。  日ソ交渉の領土問題について、先ほど森下政務次官と下田条約局長から御答弁があったのですが、私は先ほどのお話を伺っておって、これは国際法上の通念から見て、どうしても納得のできない点を条約局長も言っておられるが非常に不思議に思うのです。それはどういう点かというと、池田君から先ほど古い帝政ロシヤ時代における条約の問題が出された。これに基いてこれが生きているではないか。従って……

第24回国会 外務委員会 第5号(1956/02/14、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 いろいろ伺う前に、大蔵省と文部省来ておりますか。
【次の発言】 私がやっているうちに来てもらうようにして下さい。  実はたくさんお伺いをしたいことがあるのですが、先ほどから穗積、山本両委員からいろいろ御質問をいたしました点にも関連をして、その前提として日赤の方にちょっとお伺いをしたいと思うのですけれども、これはあらためて言うまでもないことですが、赤十字社というものは人道主義の立場に立って人道的に問題を解決していく。これが国際的に世界的に共通した問題である。そういう意味において日赤あるいは赤十字社というものの存在理由があるのだと私は思う。  そこで先ほど穗積君の御質問に対してあなたが……

第24回国会 外務委員会 第6号(1956/02/15、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと今の問題一点だけ、これは重大な問題があると思うので伺っておきたいのです。  一つはあなたは先ほどの御答弁の中で、正規な外交機関の問題と、もう一つは写しをよこしたのであるから正規の文書でないというがごとき印象のことを言われた。ところが私今ちょっと調べてみましたが、なるほど八月十七日には声明書を同封してある。声明書の全文はこれは正式に田付総領事に対してあてた文書であります。その後十月二十日に出している文書は、これは声明書の写しではなく明らかにこれは文書であります。従ってこれは正式の文書であると解釈すべきであると私は考えるのだが、これは単なる写しであるとお考えになっておるのかどう……

第24回国会 外務委員会 第7号(1956/02/16、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 二、三お伺いしたいのですが、最初の問題は、先ほど松本七郎君から御質問があって明らかに取り消された問題なんですけれども、在留邦人の問題炉未解決になっているのはいまだ中国から返事がないのだ、こういう意味の御答弁があったように私は記憶しているのですが、外務大臣は今度は返事があったのだ、こういうことになるとこれは間違っていたのだということだけで済まされないことになつてくると思う。返事があったのならば一体これをどうするのだ、在留邦人の帰国の問題について向うからの正式の返事があった場合に、その問題についても北京において相談いたしましょう、北京にいらっしゃいということが具体的に出ているわけです。……

第24回国会 外務委員会 第8号(1956/02/18、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと関連ですから簡単に伺いますが、先ほどから空中査察の問題が出た。そういう問題が出ているというのは、原爆の実験、使用、これに関連がないことではないのです。なぜかというと、あなたも御存じのように、去年ジュネーヴで四巨頭会談が行われたときに、ソ同盟側からは原子爆弾の生産禁止、実験、使用禁止、この提案が行われたときに、アメリカの方からは、それよりもまず軍縮をやろうじゃないか、その軍縮の具体的な案としては、空中査察の問題を考えていこうじゃないか、こういうような形で、結果において原爆実験、使用の禁止という問題がうやむやになって終っているわけです。そういう点から関連して、空中査察の問題が全……

第24回国会 外務委員会 第9号(1956/02/21、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連してちょっと伺いたいのですが、今の領空権の問題ですね。従来の観念としての領空権というものはある。ただ、今条約局長の御答弁による領空権の問題というのは、非常に高々度の場合を言ったのだろうと思う。その点がちょっと今の御答弁では不明確である。しかし問題は、その高々度の問題が今問題になりつつあるわけです。なぜ問題になりつつあるかというと、気球だけの問題じゃない。たとえばジェット機ができることによって、民間航空にしても、イギリスの何というのですかよく落ちる飛行機、あの落ちる飛行機が高々度を飛んで航空しているわけです。その場合にも観念としては領空権というものはあると思う。これは国際法上の定……

第24回国会 外務委員会 第10号(1956/02/22、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 大蔵省の人は見えておりますか。実はきのう在外公館の一部改正の問題に関連して、文化交流の問題についていろいろ質問したわけですが、それに関連して最近文化交流の一番重要な問題になっておる映画の問題について二、三伺いたいと思ったのですが、あなたの方でお見えにならなかったので、きょう重ねてお伺いするわけです。  問題点は二つあるわけです。外国輸入映画の割当の問題と、もう一つはいわゆる興行映画ではない、大使館で扱っている非興行映画のフィルム、このフィルムの扱い方、特にアメリカの大使館が扱っておる扱い方と、アメリカ以外の大使館の扱っている扱い方と非常に不均衡がある。この二点について伺いたいと思っ……

第24回国会 外務委員会 第11号(1956/02/23、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私も二、三お伺いしたいのですが、その前に、今田中君から御質問になりました点で非常に不明確な点を、二、三伺っておきたいと思います。これは重大問題ですが、大東亜戦争に侵略性があるかないかということは、後世の史家が見なければわからない、悪い点があったならば、それについては反付しよう、こういう意味の御答弁があったように私記憶いたしております。そこでまず第一にお伺いしたい点は、大東亜戦争には侵略性はあったとお考えになるか、なかったとお考えになるか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 私の伺っておるのは、大東亜戦争で日本のやったことの中に、あるいはあなたの御判断としてはいい点もあったと……

第24回国会 外務委員会 第12号(1956/02/25、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 理事諸君のお許しをいただきまして緊急な問題を五分だけ質問したいと思いますが、私の伺うのは平壌会議の問題です。きょうの各紙を通じてみても報道されておりますように、かしねてから平壌において、朝鮮民主主義人民共和国と日本との間で、帰国問題について交渉が進められておりましたけれども、本日の新聞によると、この平壌会談が暗礁に乗り上げて、日本側代表から、流産のほかなしという電報が日赤本社に入ったというように伝えられております。このような決裂の危機に立って考えてみました場合、もしこれが決裂してしまうとするならば、朝鮮に在留いたしております日本人が、帰ってくることについての見通しが立たないというよ……

第24回国会 外務委員会 第14号(1956/03/01、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 あらためて申し上げるまでもなく、去年原子力の協定が締結されて、それに基いて日本でも原子力の研究が進められるようになったのですが、大臣も十分御承知のように、去年きめられた日米の原子力協定というのは、原子炉は売るのですけれども、濃縮ウランについては貸与する、という条件によってきめられたわけです。そのウランを貸与するということについて、いろいろ私も質問をいたしました。そのことによっていろいろなひもがつくのではないか。たとえばあの原子力協定を通じてごらんになっても、ウランの内容について分解することを許さないとか、あるいは燃焼後における灰をそのままアメリカへ返さなければならない、あるいはまた……

第24回国会 外務委員会 第15号(1956/03/03、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと関連して。今の下田条約局長の話で問題になる点が一つあるのだが、アメリカ側がそのような通告をしてきた、それに対して先ほどから社会党の方で言っておるのは、日本の最高機関の国家で議決しておる態度は、実験をやめてもらいたい、こういうことを言っておるのであるから、日本の外務省は最高機関である国会によって議決されたこの方針に基いて、この通告に対してもやめてもらいたいということを、再度日本の外務省としてはアメリカに対して要求すべきではないか、この点を言っているわけです。アメリカの態度がどうであろうと、日本の態度というものは日本の最高機関の議決に基いて決定されていることであるから、この点を……

第24回国会 外務委員会 第16号(1956/03/06、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 友好条約に関連してちょうど矢口移住局長が帰られたわけですから、友好条約の第、五条に基く移住の問題について現地の状況を一つお語いただきたいと思うのであります。その他の点については御説明をいただいてから御質問して参りたいと思います。
【次の発言】 だいぶ詳細なお話を伺ったのですが、日本側として今後移住問題について交渉する場合に一番問題になってくる点は、受け入れ施設に関連する点だと思うわけですが、受け入れ施設という点については、今の御答弁だけではまだはっきりわからないですけれども、現在のところカンボジアに入植される予定の場所というのは、全然設備がなくて、その設備については日本が全部持たな……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/03/07、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連ですが、私も、実はこの委員会においてあのような発言のあったことは、単に社会党に対する問題だけではなく、これは相当重大な問題だと思う。先ほど条約局長からの御答弁の中で、こういう国会の審議に際してアプリシエートしているというような意味のこともあり、また与党側の委員からもアプリシエートしているのだというようなお話がありましたが、これはアプリシエートしているのじゃないという事実を一点だけ私は申し上げなければならない。  ということは、先ほどから海外派兵の問題は社会党も反対だし、政府としても反対だ、こういう意味のことをあなたは言われておるけれども、あなた御承知のように、参議院で与党野党一……

第24回国会 外務委員会 第18号(1956/03/10、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 委員長並びに理事の諸君が簡単にというお話ですから、いろいろ伺いたいのですけれども省略いたします。ただ先ほどの大臣の答弁では私は納得できないから伺いたいわけです。と申しますのは、先ほど田中織之進君が言われたような東南アジア諸国に対する態度としても、この基本の問題は大東亜戦争は侵略戦争であるかないか、この点が一番重要な問題だと思う。ところが大臣の答弁によると、大東亜戦争は悪かったのであるけれども、侵略性については後世の歴史家あるいは国際法学者に聞かなければならないと言っている。私はこれは誤まりだと思う。なぜ誤まりかというと、あなた御自身が降伏文書に調印された、そして明らかにポツダム宣言……

第24回国会 外務委員会 第19号(1956/03/13、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私も実はもう少し伺いたいのですが、一つだけ伺っておきたいと思います。この間ジョンストンというアメリカの映画屋が来まして、映画屋なのにえらい政治性を発揮するようなことを盛んに言って、ジョンストンが東南アジアの開発計画を具体的に提示して、これに対して日本の政府側では一萬田大蔵大臣、それから高碕長官のお二方があれに非常に賛意を表されておったように新聞では拝見いたしました。賛意を表された限りにおいて、何か具体的な内容を御存じになるのだろうと私は思いますが、あれはどういう内容になっているのですか、賛意を表された理由等について、この点だけ伺っておきたいと思います。

第24回国会 外務委員会 第21号(1956/03/16、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私も二、三点お伺いしたいのであります。まず高野先生にお伺いしたいと思うのですが、先ほどの御意見を承わっておりましても、実験をするという一方的な公示あるいは通告に対して、関係国が明示的にか黙示的にか、何らかこれに対する意思表示をすることが必要だという意味のお話があったのですが、そこで一昨年のビキニの実験の場合に、日本の方としては見舞金をもらうという形になって問題が解決しておるわけですが、この事実は国際法上国家の場合にこの実験を黙示的に認めて、それに基いた見舞金という意味に解釈すべきではないか。こういう点国際法上の御見解を伺いたい。

第24回国会 外務委員会 第22号(1956/03/17、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私も簡単に討論をさせていただきますが、この条約についてはわれわれ労農党も賛成であります。  再三先ほどから皆さんの賛同がありましたように、そしてまた討論もありましたように、この条約の精神は平和五原則の立場に立って結ばれている。これはカンボジアのシアヌーク首相が中華人民共和国に行った際に、平和五原則に基くところの協定を結んでいることによっても明らかである。そうしてまたSEATOに加盟することを拒否するということにおいても、いわゆる向米一辺倒の政策にカンボジアという国は反対しております。それだけにこの条約を実施するためには、日本の政府並びに外務省がとって参りました向米一辺倒の政策という……

第24回国会 外務委員会 第24号(1956/03/29、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連ですから、簡単に伺います。今の総理大臣のお話を伺っておっても、日ソの問題は何とか解決したいというその熱意に対しては、前も今も変りがない、こういう御意見のように承わりました。しかし最近の総理の態度その他を見ていると、当初日ソの国交回復を一枚看板として出されたころの熱意と比べるならば、最近どうもこの日ソ国交回復については熱意がなくなって、どうなってもよいのじゃないかというような感じをわれわれ国民としては受け取れるわけであります。  そこで一点だけ伺いたいのですが、ほんとうにどうしても日ソの国交回復の交渉を、総理大臣は、自分の首相在任時代においておやりになりたいと考えておるのならば、……

第24回国会 外務委員会 第25号(1956/03/30、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと委員長を通じて資料の要求をお願いしておきたいと思います。先日この委員会に提出されました原水爆実験に関するわが方の申し入れに関する三月十九日米国政府の回答、この仮訳をわれわれいただいたのでありますが、英文のいわゆる正文をぜひお出しいただきたい。それからもう一つは、この回答に関連して日本側の見解が発表されたはずでありますが、この見解についても文書をもって一つ資料の御提出を願っておきたいと思います。
【次の発言】 その議事資料といいますか何ですか、おそらくコピーにしてあるのじゃないかと思うのですが、それも御配付願いたいと思います。

第24回国会 外務委員会 第26号(1956/03/31、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私よくわからないからちょっと調達庁に伺っておきたいのですが、米軍基地の中のいろいろな施設を工事する場合には、直接米軍と日本の土建業者の間で契約をして話をするのですか。それとも調達庁を経由することになるのですか。その辺はどうなのですか。
【次の発言】 調達庁はそれについては全然わからないのですか。
【次の発言】 できたあとで報告するとかなんとかいうことはありませんか。
【次の発言】 全然ないのですか。
【次の発言】 板付で去年の八月ごろ大体完成していると聞いているのだが、ある特殊な貯蔵庫が作られ、これは三幸建設がやっておるはずです。これについてあなたの方でお調べいただきたいと思うので……

第24回国会 外務委員会 第27号(1956/04/04、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 高碕さんに実はいろいろお伺いをしたいのでありますが、時間はどのくらいよろしゅうございましょか。
【次の発言】 それでは大臣が私には特にゆっくりという御希望もありますので、一つお伺いいたしますが、御承知のように今IFCのことについて質疑をやっているのですが、この点については実はずいぶん問題があるわけです。そこでまずその前提になるものとして、このIFCによると、資本金が一億ドルで、東南アジアに対する経済援助としてはあまり大きな期待はできないのではないかという点を、あとでだんだん詳しく申し上げますけれども、そうすると日本政府としては、何か別途な新しい構想に基いて経済協力の態勢を考えるべき……

第24回国会 外務委員会 第29号(1956/04/07、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 和田委員の質問にちょっと関連して伺っておきたいのです。先ほど和田委員のお話で私も同感なのですけれども、日本の自立五カ年計画を立てるのに当って、特に近隣諸国の開発計画と関連をした五カ年計画を立てなければ意味がないのじゃないか。まあ意味が全然ないことはないとしても、計画の実行について問題が起るのではないかというお話があったと思いますが、これは私は全く同感なのです。ところが自立五カ年計画は事実において関連を持って作られたものではない。特に貿易面においては、自立五カ年計画の前提条件としては、貿易はこのまま続く、競争は激化するけれども、貿易の状態はこのままであろうという前提に立って、コンスタ……

第24回国会 外務委員会 第30号(1956/04/09、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 だいぶ時間がたって参りましたので、なるべく簡単にやりますが、今まで藤田さん、高野さんからのいろいろなお話を伺って参りましても、要するに結論としては、今度のようなソビエトのとった閣僚会議の決議以前に、この問題は昨年から十分予知されておった。これに対して政府は静観しておれというようなことを再三言ってきている、しかも閣僚会議で決定してから四十日もたっているのに、この間においてほとんど措置がとられないで、あと二週間後の今月の末には出港しなければならないというせっぱ詰まった状態にある。その場合に、どうしても出漁しなければならないということになってくると、今も問題になっておるような安全操業の問……

第24回国会 外務委員会 第31号(1956/04/11、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 時間が限られておりますので、質点を限って御質問をいたしますが、先ほどまで関所が行われておったようでありますが、その閣議の結果について、この交渉の全権団として決定された方はどなたであるか、それから交渉地はモスクワであるということについて閣議の承認を得られたかどうか、こういう点についてまず大臣にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 漁業問題の責任者ということは、河野農林大臣を意味すると思いますが、さよう解釈して間違いありませんか。
【次の発言】 そういう奥歯に物のはさまったようなことを言わないで、責任者は河野農林大臣というふうに解釈して間違いありませんでしょうか。この際ずばりと……

第24回国会 外務委員会 第32号(1956/04/14、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 簡単に伺います。どうも私もうっかり見落したのかもしれないのですが、今度のイギリスの原爆実験について、モンテ・ベロ諸島において行われる原爆実験の場合、危険区域の指定、公示というものが行われたのかどうか、この点をまず伺いたい。
【次の発言】 行われているとするならば、それに基いて――この文書によると、「危険区域に関する海軍省通達につき通報を受けた。よって同大使は実験地域方面に行動する邦人漁夫等に対する危険防止及び万一被災の場合における補償の問題につき、」云々とこうなっている。そうするとこのような危険区域に関する通達を受けて、これに基いて、被害が起った場合についての具体的な事前予防の措置……

第24回国会 外務委員会 第33号(1956/04/17、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 それでは一、二の点だけ伺います。この前からいろいろ質問があったのですが、どうも明確になっておらないのは、一点は、この低開発地域というのは一体具体的にどこをさすのか、こういう点については必ずしも明確な御答弁がなかったわけであります。またこの低開発地域というものはどこできめるのであるか、理事会でおきめになるのであるか、どういう機関においてきめられるのか、この点についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 理事会でこれを審議するというお話でございますが、理事会というものは本来どういう機関にしても、一般的な業務の運営の問題について、それぞれの出資者その他からの委託を受けて決定をしていく機……

第24回国会 外務委員会 第34号(1956/04/18、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私も本協定に対しては反対をいたします。先ほど松本委員から詳細に反対の原由をお話しになりましたので、私は重ねて重複は避けたいと思います。  大体この国際金融公社というものができたおい立ちは、先ほどもお話もあったように、一九五四年の三月にカラカスにおいて、中南米の会議が行われて、この中南米の会議で、アメリカが反共宣言をするその代償として、東南アジアに対してアメリカが投資をすることに比べて、中南米に対する投資がきわめて少いという中南米諸国の不満を押えるために、IFCというものを作るということを誓約し、それに基いて作られたというIFCの性格がある。しかもその後のおい立ちを見ると、きのらの委……

第24回国会 外務委員会 第35号(1956/04/21、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 資料の要求を、議事進行の関係もありますので、一ついたしておきたいと思いますが、新聞その他の伝えるところによると、一昨日は事務次官会議、それから昨日は閣議で、旅券法の取扱いについて正式の決定を行なったようでありますが、この内容についてはいまだに、どういう事情か知りませんけれども秘密にしておって、明らかにしておらないようであります。われわれ国会の審議を進めるためにも、この旅券法の閣議の決定につきましては、ぜひとも資料としてこの委員会に配付されるように、委員長から強く外務省に対して要請をしていただきたいと思います。なおその時期は先ほどの理事会等の打合せによりまして、来週の水曜日に大臣が出……

第24回国会 外務委員会 第36号(1956/04/25、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 議事進行。ただいまの問題は法律上の解釈としてもきわめて重大な問題です。ですからこの前の委員会から法制局の長官の出席を求めているのですが、法制局長官はいまだに出席をしておりません。従って長官を呼んでその法律解釈を厳密にして、ただいまの重光外務大臣のようないいかげんな法律解釈では、われわれは納得できないのであるから、この点は明らかにしてもらわなければならないと思うので、穂積君の質問を続ける意味においても、すみやかに法制局長官の出席を要求していただきたいと思います。
【次の発言】 私も旅券の問題について伺いたいのですが、その前にきわめて緊急の問題がありますので 一つぜひ大臣にお伺いいたし……

第24回国会 外務委員会 第40号(1956/05/08、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 だいぶ多くの人から質問がありましたので、問題は大体深められたように感じます。従って私の質問する点はあるいは重複する点があるかもしれませんが、しかし重要な問題だけを取り上げて伺って参りたいと考えております。  条約の骨子に沿ってまず伺って参りますが、この協定はアメリカのいわゆる余剰農産物処理法を基本法にして結ばれたと考えておりますが、この法律は第一編、第二編、第三編と分れております。この協定は第一編に基いて行われたものであるか、第二編のものであるか、第三編のものであるか、おそらく第二編のものでないということだけはわれわれとしてわかるのであります。というのは、第二編は飢餓救済その他の援……

第24回国会 外務委員会 第41号(1956/05/09、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して二、三伺いますが、まず第一に、外務大臣にはこれはどうしても私は強くあなた自身の言葉に対して責任を感じてもらわなければならないと思います。と申しますことは、この前穂積君が、この内規について発表してもらいたい、こういうことについていろいろ質問をいたしました。これに対してその当時の委員会は一時混乱を起した。どういうわけで混乱を起したかというと、松本七郎君から、正式に国会法の規定に基く政府側のいわゆる閣議の決定事項を資料として提出をしてもらいたいという動議が出された。この動議が出されたと遂に、委員長が一この動議を採択することについて、委員長の取扱いについてもこれは実は疑義があるので……

第24回国会 外務委員会 第42号(1956/05/11、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 だいぶ今詳細に御答弁があったので、今までのところについてはある程度わかって参りました。しかしそれかけでは十分わかったというわけではないので、いずれ公文書も来るだろうと思いますから、電文によるその公文書を見てから御発表いただきまして、いろいろまた伺いたいと思います。  今の御答弁の関係の中だけで伺いたいのでありますが、第一点は、漁業協定と附属書というものが結ばれるような状態になってきている。それから海難救助の問題についても協定が結ばれるようになってきている。大体後段の方の海難救助の問題についても、これはほとんど異議はないらしいというような御答弁であったように私記憶いたしておりますが、……

第24回国会 外務委員会 第43号(1956/05/12、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ただいま穗積委員からだいぶ詳細な御質問がありましたので、私は簡潔に伺いますが、まず第一点は、きょうモスクワにおいて調印が行われることになっておるわけですが、この調印というのは先ほどから御答弁のあったように、アド・レフェレンダムですか、これに基いて調印をする権限が、河野政府代表に与えられた、それに基いて調印する。ところがこの調印される文書の中には、先ほどから再三御答弁のあったように、七月三十一日までには日ソの国交回復の交渉を再開する、こういう点が条件となっているところのこの二つの協定に調印されるわけでありますから、現在のところ少くとも政府、特に外務大臣としては、七月までに交渉を再開す……

第24回国会 外務委員会 第44号(1956/05/16、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して伺いますが、これは第一次発注の協定のときにも私感じたのですが、第一次のこのジェット飛行機の生産について協定を結んだ場合に、国会の承認をなぜ得るための手続をしておられないのか。技術協定の場合には国会の承認を求めておりながら、ジェット機の生産については国会の承認を求めないという理由について御答弁を願いたい。
【次の発言】 そうすると、技術協定とMSAとの関係は、これはあとでいろいろ御質問しようと思っておったのですが、この点はどうなのですか。全然別個なものですか。
【次の発言】 それからジェット機の生産に関して、これは協定の中に当然秘密保持の条項があるのではないかと思うのでありま……

第24回国会 外務委員会 第46号(1956/05/19、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっとその点はおかしいと思う。防衛生産というものも日本の自衛力の範囲内においてのみ許される、そういう解釈であるから、防衛生産をすることはその限度内においてのみかまわないものである、こういう御解釈であるという御答弁ですね。
【次の発言】 ですから私の伺っているのは、その防衛生産で生産された品物は日本の自衛の目的のために使われるという意味において、その限りにおいて防衛生産は問題ではないということをあなたは御答弁になったとするならば、その製品が外国に輸出されるということは、憲法上の規定に反するという結果になるのではないか、こういうことを伺っているわけです。おそらく田中稔男君の伺っている……

第24回国会 外務委員会 第47号(1956/05/22、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 資料の要求をしたいのです。私の記憶に間違いがなければ、ことしの初めごろだったと思うのですが、外務省で対外債務の全体に対して総合的に検討するような準備が進められているというようなことを新聞報道で私記憶しているのですが、この対外債務の全体の関係について、一応資料として出していただきたい。と申しますのは、それと日比賠償との関係から、私少し検討してみたいと思いますので、これが第一点。  第二点は、フィリピンに日本の資本が進出して、両方の国の資本のいわゆる合弁会社といいますか、そういうものが鉱山その他の関係で相当できているようです。現在明らかになっている。そういう合弁会社のおもなるものだけで……

第24回国会 外務委員会 第48号(1956/05/23、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 議事進行について。この問題は大臣もお見えになっておるから一言だけ申し上げますが、きわめて重大な問題です。というのは、国際的な約束は守らなければならないことであると言いながら、国内的な約束についてはどうでもいいというようなことでは困ると思う。当時の関係者をどうしても御出席を願って、事態を明らかにしなければならないと思う。当時の関係者というのは、当時の中山村長あるいは現在の伊関香港総領事、これらの人々の御出席を願って、この間においての関係を明らかにすればはっきりすることでありますから、この際私はこの両人の関係者をこの委員会に参考人として御出席を願って、事態を明らかにされんことを動議とし……

第24回国会 外務委員会 第54号(1956/05/31、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと議事進行について。参考人の方の御都合もわれわれできるだけ尊重しなければなりませんけれども、この問題については、その当時の当事者間においてどのような話があったかということを明らかにしていただくために、きょうは主としておいでをいただいておるわけですから、別別にわれわれが質疑をさしていただくというようなことでは、その間の事情が明らかにならないというような場合もあり得るわけです。御都合等も当然しんしゃくをした上で、しかもなおかつその間における事情が明らかになるというような前提に立っていただかないと、林屋参考人がお帰りになったあと、中山参考人からまた別な御意見があって、食い違いが依然……

第24回国会 外務委員会 第59号(1956/07/12、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 今日はいろいろ伺いたいのでありますが、根本官房長官の出席を要求いたしておきましたけれども、いまだに出席がございません。外務大臣であり、副総理大臣である重光大臣に特にお伺いをいたしますが、最近の模様を聞くと、臨時国会をやるというような話がだいぶあるようでありますが、臨時国会をおやりになることをおきめになったのですか。それともまだきめておらないのですか。おやりになる方針でありますか。  もう一つは、大体やるとするならばいつごろおやりになるか、その点をまず伺いたい。
【次の発言】 それはきめておらないというのは、おやりにならないという考えでありますか。あなただけが例によって御存じなくて、……

第24回国会 外務委員会 第60号(1956/07/23、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 まず委員長に伺っておかなければならないのですが、ただいま根本官房長官の出席の問題について戸叶さんからもお話があったように、きょうは鳩山総理が出席することになっておった。ところが鳩山総則か出席しないから、その事情を聞くために机本官房長官の出席を求めた。ところが根本官庁長官も出席しない。一体これはどういう事情であるのか。もう十分たったら出ますとかなんとか言って、もう一時間たっている。委員会が済んでから出席しても話にならない。こういう政府の態度は、委員長としてどう思われますか、国会を軽視しておると思われませんか。この点はどうですか、まずこの点を伺っておきたい。

第24回国会 外務委員会 第61号(1956/07/28、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連。委員長の今の解釈については、私はもう少し伺わなければいけない。それはただいまの委員長の答弁を伺っておると、局長は、これは主管局長としてと言うのだけれども、事務次官は所管ではないとおっしゃるのですか。その点が第一点。  第二の点は国会の運営上においては政務次官と事務次官と二人おる。その政務と事務との両次官というものは大臣を補佐する意味において二人おる。政務次官がこの委員会に出席し得る状態にあるならば、これは本来政務次官が出席するのが当りまえでしょう。しかし今日の状態としては政務次官が外国におって不在の状態において、次官の地位においてその専務を管掌すべき地位にあるというような場合……

第24回国会 外務委員会 第63号(1956/08/30、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 大臣に二、三お伺いしたいと思いますが、この前の委員会ときょうの委員会に比べて、その間に非常に大きく変った問題が幾つかあります。その問題は先ほど菊池君も取り上げられましたように、ロンドンにおけるダレス発言の問題について高碕外務大臣代理として、はっきり言われたことは、そういう事実はないという公電が入っているということの御答弁があった。ところがそれから旬日を出ずして、そういう事実はあるということをダレス長官の記者団会見があり、あるいは重光外務大臣もそれを肯定しているような態度が出てきたわけであります。これは大臣の発言としては私はきわめて重大だと考えているのだが、先ほど菊池君の御質問に対す……

第24回国会 議院運営委員会 第63号(1956/07/14、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私、外務委員でありますので、この問題についていろいろ話を聞いておったのですが、今山本君からお話があったように超党派ということで、できるだけ出してもらいたいという沖縄からの希望もあるのです。しかし、この希望のように、ここでどうするというのではないが、どうせ行くのなら、そういう点をできるだけ含んで、超党派的な態勢がとれるようにしてもらいたい。そういう意味では、われわれとしては、自由民主党からも社会党からも行っていただくこともけっこうですが、それ以外の会派、すなわち小会派の方も入れていただく。これはだれを入れるかということは別問題ですよ。

第24回国会 議院運営委員会 第64号(1956/07/16、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと先ほどの官房長官の答弁に関連して、法律上、国会法上の問題で、わからない点があるので伺っておきたい。先ほどの御答弁を伺っておると、現状としては、参議院は構成しておらないということはお認めになっておるわけですか。百二十三名しかおらないという現状に立って、半数いないでしょう。その点はどうでしょうか。
【次の発言】 そこで、先ほどから話が出ておるように、百二十三名しかないという現状に立って、その以降において、国会の召集によって正式に構成しない限りにおいては、構成の道がないわけじゃないか。たとえば今あなたのお話のように、運営委員会によって構成し得るような方法もあるというお話だったけれ……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第6号(1956/03/13、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 高碕さんに二、三伺いたいのですが、午前中外務委員会であったし、今だいぶん芳賀君からも私の伺いたい点に触れておられるので、できるだけ省略して何ってみたいと思います。  まず第一に、先ほど芳賀君も触れておりましたが、経済企画庁で長い間作案されて参りました経済自立五カ年計画が去年の十二月にきまりまして、ことしの一月に閣議の決定も経たはずでありますけれども、この五カ年計画と本年度予算との関係は、一体どういうようになっているのか、予算の中のどういう地位を占めているのか、その点からまず伺ってみたい。
【次の発言】 その資料はぜひいただきたいと思います。委員長を通じてその資料を要求いたしておきま……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第12号(1956/03/28、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 二、三お伺いをいたしますが、私の伺いたい点は、前の多くの議員の質問に重複する点が相当あると思います。それは答合弁が悪いからわれわれ納得できないので、勢い重複せざるを得ないわけなんであります。その点は一つ御了解を願つて、きょうははっきりと御答弁を願いたいと思います。もう一つは、私は北海道開発審議会の委員じゃありません。従って私が審議会の模様を調べるためには、速記録によらざるを得ないわけですが、この配付になっております速記録というのは、われわれ信用してもいいものであるかどうか。たとえば桑原経済課長もいろいろ答弁をされておりますが、ここにいろいろと書かれていることについては、信憑性がある……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第13号(1956/03/30、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 大へんお急ぎのようですから、簡単にお伺いさせていただきますが、先ほど北海道の開発の計画についてもいろいろお話があったわけであります。今だいぶ経営委員会や管理委員会に問題がしぼられておりますが、基本の問題として、北海道開発の計画の中でこの公庫はどういう役割を果していくのか、この点が問題の焦点になってくるのだと思うのです。そこで、これはちょっと御意見に沿わないかもしれませんが、私の意見を簡単に申し上げたいと思います。先ほど稲葉さんのお話の通りに、道民所得の平均からいえば、全国の平均と比べると北海道の方が多いことは事実であります。しかし、そこで先ほど黒沢さんの言われたように、北海道の産業……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第15号(1956/04/02、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと関連して聞きますが、投資と融資と、これは区別していただかなければならぬ。投資の方は、新規にやろうというのは四つか五つかきまっているはずですが、それを一つ御発表願いたい。
【次の発言】 ですから、私申し上げるのですが、もう大体きまっているのが四つ五つあるはずです。あなたがおっしやらないから申し上げますが、地下資源開発株式会社、それから都市ガス供給の株式会社、これは知事は先ほど公企体ならば望ましいという話ですが、開発庁の案は株式会社なんです。これは知事から一つ開発庁に要求してもらいたいと思います。それから離島航路の会社、それから建設機械の会社、少くとも四つがきまっているはずです……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第17号(1956/04/04、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 簡単に一、二点だけ伺います。  まず第一点は、先日の大蔵委員会だというように私は記憶しているのですが、大臣は何か近いうちに日銀関係の機構改革をやって、政策委員会を廃止したい考えがあるというような御答弁をされた記憶があるのでありますけれども、そういう事実があるのでありますか。
【次の発言】 ただいま戦時中というお話であったのですが、これはきわめて重大なんで、日本の国が敗戦になってからも、戦時中という名称をお使いになるのでありますか。どうなんでありますか。
【次の発言】 御承知のように政策委員会を設けたというのは、日本の経済の民主化をはかるために、日本の財閥の解体、あるいは独占禁止をし……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第18号(1956/04/11、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私も討論をさしてもらいたいと思いますが、私はこの法案については、率直に申し上げまして、幾多の点に不満があります。しかしながら、本日友党社会党より附帯決議が出されまして、この附帯決議が忠実に履行されるものと信じて、この法案に対して賛成をいたしたいと思います。  私の不満の点について一、二申し上げますが、しかしこれは、今後においてぜひとも正力国務大臣において実行をしていただきたい意味において、申し上げるのであります。それは、あまりにも開発庁という役所は無計画であり、無能である、この点であります。少くともこの開発公庫法を出す限りにおいては、北海道の開発の計画の大まかな実体だけでも考えて、……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第24号(1956/09/22、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して。今の価格政策の話ですが、農林経済局長としてそういう御意見をどうこう言うのは、ちょっと私は心外です。というのは、価格の決定は、需給関係の間における調整だというのが基本的な概念だ、こういうようなお考えのように私は受け取れたのだが、農林経済局として問題になるのは、そういう点もあるでしょう。しかし、もっと基本問題は、先ほどから永井委員がお話のように、シェーレの問題なんです。いわゆる工業製品と農産物価格とのシェーレの問題はどうなっているのか、このことが事実上、再生産の問題に関係してくるわけなんです。そういう農業経済の立場からいえば、当然農業生産物の価格の問題を要求し得る立場があるは……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第25号(1956/09/26、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 その扱いは違う。委員長が勝手に発言を求めて、そうして勝手に抹殺して下さいというのは、どういう意味なんだ。君自身が発言を求めたのに対して、われわれが了解して、委員長として委員会に報告があるならば、それは附こうというので、われわれは聞いた。しかし、それは委員長の個人的な発言を速記に載せて、勝手に速記を取り消してくれというようなことをやるということは、委員長の扱いは専断だよ。それは国会法のどういう規定にあるのか。

第24回国会 大蔵委員会 第31号(1956/04/24、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 委員長から御注意もあったわけですが、先ほどから、あなたがおられない間に、委員会の始まる前に、だいぶいろいろと問題になっておったのです。だいぶ問題になっておったということは、与党の中でも、今度の問題は不謹慎だ、こういう意見が出ておる。与党の中では、一萬田氏は大蔵大臣として適格でないから、やめさせるとまで言っておる。そこまでなっておるのに、平然として、こういうことは何でもないのだと言われることについて、一私は不可解である。特に先ほどあなたの見える前に、山手政務次官が来て、この内容についてはさほど変だとは思わないけれども、こういう時期に、つまりこの法案がこの委員会にかけられているときに、……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第3号(1956/11/20、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 ちょっと資料を要求したいと思いますが、公安調査庁で月例に発表いたしております月刊「国際情勢展望」というのがあります。これを八月以降今日まで出ている分、八、九、十と、この三ヵ月分を資料として一つ至急出していただきたいと思います。委員長の方で一つお取り計らいを願います。

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第6号(1956/11/24、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私は、鳩山総理が見えてから、全般にわたって質問したいと考えておりましたけれども、委員長からも、委員会の審議を促進するという意味で協力の要請がありましたので、漁業関係の問題だけに限りまして、きょうは農林大臣に伺って参りたいと思います。従って、ごく短時間でありますから、その点を御了解願って、率直に御答弁を騒いだいと思います。  漁業問題に入ります前に、農林大臣にちょっと伺っておきたいのですが、私はこれを拝見いたしました。今月の中央公論に、河野一郎氏の名前によって、今度の日ソ交渉の経過についての簡単な御意見が書いてあります。この中で、河野農林大臣は、ソビエトに対して、こういうような印象を……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第7号(1956/11/25、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関係大臣がまだお見えになりませんが、その点はいかがですか。鳩山総理大臣もだいぶもうお疲れのようですから、しかもだいぶ質問も続いておりますので、できるだけ重復することを避けまして、簡潔にお伺いいたして参りたいと思います。しかし、これはきわめて重大な条約であり、宣言でありますので、お伺いすべき点については、とっくりとお伺いをしていかねばなりません。  この間からの質疑応答を通じて、総理大臣はソビエトに対する感想についていろいろ御答弁になっております。たとえば、この間の参議院の本会議におきましては、野村吉三郎氏の質問に答えまして、中ソ友好条約は日本に向けられたものではないと思う、あるいは……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第9号(1956/11/27、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 私は日ソ共同宣言外三件に対しまして賛成をいたします。(拍手)  ただいま社会党の細迫委員からのお話の趣旨と、大体われわれの意見も同趣旨でございます。今度の国交回復は、サンフランシスコの条約が締結されて以来、かねてわれわれが強く主張いたして参りました全面講和への道を新たに開くものとして、今日のこの採択は、まことに歴史的な意義があるとわれわれは考えています。サンフランシスコ条約の締結のときには、与党と野党との間に大きな意見の対立がありました。このことは、その当時の国論の二分されている事情を明らかにしていることであると思います、しかし、今度の日ソ共同宣言の妥結、そして国会の承認の機会にお……

第26回国会 外務委員会 第4号(1957/02/20、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して。今の問題、私は旅券のヴィザの問題は、国内的な問題という一般的な解釈からだけでは、これは解釈すべきでないと思う。というのは、そういう解釈をすると、内政干渉になる心配があるということを心配することになるけれども、今度久保山さん自身が行こうというのは、国連に行こうというので、アメリカに行こうというのじゃないのですよ。それはたまたま国連の事務局がアメリカにあるからだけれども、しかしアメリカに置いてあるということは、アメリカの一方的な意思でアメリカに置いてあるのではなくて国際連合に加盟している諸国の同意に基いてニューヨークにあるのだから、国連に行くという目的のためには、これに対して……

第26回国会 外務委員会 第5号(1957/02/21、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 議事進行。きょうは政府の関係者はだれも出てないようですが、どうなんですか。こういう重要な問題は、政府の関係者が聞いていないと委員会の審議としてはまずいと思うのです。
【次の発言】 議事進行。さっきから言っているのだけれども、政府委員は三人は来ているけれども、こういう重要な問題を審議するのに責任者が来ていないということでは困ると思うのです。特にこの問題は日ソ交渉の特別委員会で再三論議になって、その当時の河野農林大臣が答弁していたことにも関連しているのだから、こういうことで審議を進めるのは事実不可能ではないか。その政府委員の関係はどうなっておるのか、委員長から一つはっきりしたところを調……

第26回国会 外務委員会 第6号(1957/02/22、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 資料の要求をいたします。国連の各種機関の全体と、それから日本が入っている委員会、あるいは入ろうとしている委員会の一覧表を作って出していただきたい。河崎さんにお願いします。

第26回国会 外務委員会 第8号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○岡田委員 私も簡単に一、二伺いますが、この条約を見ると、まず第一に、第一条では「できる限りの便宜」ということを言っておるし、第二条のでは「可能なあらゆる便宜」、それから第三条では「可能なあらゆる便宜」、それから第五条では「できる限り奨励する」というように使っているのですが、私は原文というか英文の条約を調べてみたのだけれども、第一条と第二条を比較した場合に、エヴリポシブル・ファシリティとなっているので、これは同じ意味だろうと思うのだが、こういう表現を変えてあるというのは一体どういう意味なのですか。
【次の発言】 あまり小さな点についてあれこれ言うつもりはなかったのですが、あとに関連があるからそ……

第26回国会 外務委員会 第10号(1957/03/13、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 今映画のお話が出たので、二、三関連して伺いたいのですが、きょうは経済局長が見えてないのでちょっと残念だけれども、これは政務次官から伺います。これは映画関係のみならず、この為替関係を見ると、大体ドル・ブロックとかスターリング・ブロックというか、いわゆるポンド・ブロックとかいうような分け方をしているのですが、従来映画の問題でも、今問題になったように、ソビエトの映画が入らない。ソビエトはドル・ブロックに入っておるわけです。そういう意味で、ドルの上でアメリカとソビエトは平和共存しているわけなんだろうけれども、実際にはソビエトの映画が入らないというような実情になるわけなのです。ところが日ソ交……

第26回国会 外務委員会 第11号(1957/03/15、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 アジア連帯委員会があまり接触しなかったというのは、うそなんですよ。政務次官は田中情報文化局長にお聞きになったらわかるはずなのです。私がアジア連帯委員会の事務局長である淡徳三郎君を連れて、田中情報文化局長に三度も会っているじゃないか。サラバイ舞踊団が来るということを何度も言っているじゃありませんか。それで接触が足りないということなら、それ以上どうしたらいいのですか、一席設けろとでもいうのか。こういう事実もあるのだから、あなたはそこに書いてあるものだけを読んでないで、もっと田中情報文化局長にすっかり調べて、ほんとうの意味のことを――何か問題があるというようなことを、この情報文化局長が言……

第26回国会 外務委員会 第12号(1957/03/16、27期、日本社会党)

○岡田委員 制限の時間が三十分ですから、要点を伺って、簡潔に明快な御答弁を願いたい。  岸総理大臣兼外務大臣の答弁は、なかなか耳ざわりのいいことを言われることが多い。その限りにおいては国民の納得性もあるように感ぜられますけれどれも、しかし、事国際問題に関しては、そういう耳ざわりのいい言葉の場合にしても、やはり国際法上の通念あるいは国連憲章――特に国連憲章だと思うのだが、こういう憲章上違反しておらないという裏づけがなければ、そういう発言は国際的な信義を裏切る結果になる。こういう点であなたの発言というものはきわめて重要であろうと私は考えておるわけであります。そういう意味で、特に先ほど大西君からの御……

第26回国会 外務委員会 第13号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○岡田委員 大臣はお急ぎのようですから、簡単に伺っておきます。これはあるいはしつこいとお感じになるかもしれないけれども、外交関係としては重大な問題ですから、お尋ねいたします。というのは、国連で日本が特に提案国になったということについて関係があるので、速記録ができておりますから、時間の関係もありますので、申し上げますが、例の朝鮮とヴェトナムの国連加盟の提案国に日本国がなった、それの国境線はどこですかということを聞いたのに対して、あなたの答弁は、ヴェトナムの国境線は十六度線だ、朝鮮の場合には三十八度線だ、こういうふうに御答弁になりました。私はここで例を引いて、朝鮮の例で申し上げますけれども、朝鮮の……

第26回国会 外務委員会 第15号(1957/04/05、27期、日本社会党)

○岡田委員 今の問題に関するものですから、特にお許しをいただいて質問さしていただきたいと思います。四月一日の英文毎日によりますと、この委員会のロバート・モリス首席顧問の発言として、日本の国会はアメリカのシチズンを出頭させて質問する権利を持っているということが、明らかに記事として出ているのであります。私たちは都留氏の出席を要求したことについて非常に遺憾に思っているのでありますが、何か日本の国会にもこの権限があるからアメリカの国会でも呼ぶ権限があるというかのごとき印象を与えているということは、われわれとしてこれは非常に問題であり、逆にいって、もし日本の国会においてもこの証言を求める権利があるとする……

第26回国会 外務委員会 第16号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○岡田委員 この議定書、協定について二、三質問をいたしますが、その前提となる問題としてまず伺っておきたいのですけれども、岸内閣は石橋内閣の政策を継承するという点はすでに明らかになっていると思うのですが、それでは鳩山内閣の政策との関係はどうなるのか、当時岸さんは幹事長をやっておられたわけですが、その鳩山内閣の特に外交政策との関係においてはどのようなお考えを持っておられるのか、その当時の幹事長であった岸さんとして、今日総理大臣になられた立場としての見解を伺いたい。
【次の発言】 率直に申し上げて、今のお話を伺っていると、外交方針の基本においては変りはないというお話ですが、われわれの印象としては、岸……

第26回国会 外務委員会 第18号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○岡田委員 今のに関連して伺いますが、これは非常に重要な御答弁をされたのですけれども、共産党並びにその関係団体という意味は、どういう意味で日中友好協会あるいは平和委員会をその関係団体というように規定されたりでございますか、その点を伺いたい。
【次の発言】 らしいというのはあなたの役所の御判断ですか。
【次の発言】 先ほどの御答弁を伺うと、そういうものを全部合せてみるとそれだけの金額になるようにわれわれこしては判断する、こういうように御合弁になったように記憶するのでありますがそうではないのでありますか。その点はだれがそういうように判断されたのですか。

第26回国会 外務委員会 第19号(1957/04/23、27期、日本社会党)

○岡田委員 参考人にははなはだ申しわけないのですけれども、私どうしてもやむを得ない用事でちょっとおくれて参りましたので、参考人の御意見を伺わないで伺うことになるわけです。従いましてあるいはすでにお話があったことと重複して伺うことになるかもしれませんが、そういう場合にはその点は先ほどお話しになったからと言っていただいてけっこうでありまして、私はあとで速記録で拝見させていただきます。  先ほどからのお話を伺っていると、日本の国内に大体十四カ所くらいの探知機構を作られてやっておられる、こういうお話のように伺ったのですが、その探知機構というのは今日の段階として、どういうような形でやっておられるのですか……

第26回国会 外務委員会 第21号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○岡田委員 二、三質問させてもらいますが、皆さんの質問でもうだいぶ要点が出てきたので、少々こまかい質問になるかもしれませんが、その点は事前にお含みを願いたいと思います。  これは条約局長に伺いたいのですが、暫定条約の第一条の三項は、どういう意味を規定しているのでしょうか。「領水の限界又は漁業管轄権に関する当事国の立場になんらの影響も與えるものとみなしてはならない。」あらためてこういうことを書いてあることがむしろおかしいような感じがするのですが、こういう点はどういう意味ですか。
【次の発言】 そうしますと、それはやはり領海の限度内における主権の存在を規定している。その主権の中でオットセイをとって……

第26回国会 外務委員会 第22号(1957/05/02、27期、日本社会党)

○岡田委員 きょうは主として国防会議の問題について伺いたい。その前に、近く訪米されると伝えられる岸総理大臣は、その訪米に当っては防衛六カ年計画あるいは防衛計画というものをお持ちになって、それに基いて何か交渉されるのではないか、そういう関連で、きょう国防会議が行われたというように伝えられておりますが、その点はいかがでしょう。
【次の発言】 大体きょうの国防会議の問題についてお話を伺ったのですが、ただいま総理大臣の御答弁にもありましたように、きょうは大体その基本方針をきめるというようなお話でございますが、きょう大体きめられました基本方針というものは、新聞にも一、二出ておるようでありますが、こういう……

第26回国会 外務委員会 第23号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○岡田委員 この原子力の関係の平和利用協定並びに第一次の協定、その他の関係資料を、これは審議を進めるためにも急いで資料として御提出を願いたいと思います。

第26回国会 外務委員会 第24号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○岡田委員 総理大臣は大へんお急ぎのようですから簡単に伺いますが、実はきょうどうしても伺っておかなければならなかったことは、先ほど中村法務大臣の御答弁になりましたことに関連して、実はこれは私の質問に答えての問題であったわけです。その基本の問題だけ簡単に伺って総理大臣に御退出をいただく、こういうふうにして進めたいと思います。やはりここで問題になりますことは、日ソ関係の基本問題という点が一番重要な問題ではないかと思います。こういう点については前に私が岸総理大臣にお伺いしたのでありますが、岸内閣の外交政策と鳩山内閣の外交政策とはどういうように違うのかという点を伺いましたところが、そういう点では基本的……

第26回国会 外務委員会 第27号(1957/09/06、27期、日本社会党)

○岡田委員 二、三お伺いをしたいと思っておったのですが、まず第一点として、先ほどの質問に対する答弁を伺っておると、日本の国は自由主義陣営であると言うが、AAグループのメンバーであるのですかどうですか。
【次の発言】 AAグループに属しておることは明らかなんです。しかも昨日のあなたの外人記者団会見においても、アジアの一員としての地位を明らかにする、こういう点を明確にあなた自身が演説をしておられるわけです。そうすると、時間がありませんから具体的な問題で伺いますけれども、国連総会でAAグループと自由主義陣営とにおいて意見が食い違って、その決定に困るような場合に――あなたは国連に御出席になるのですから……

第27回国会 予算委員会 第3号(1957/11/06、27期、日本社会党)

○岡田委員 私の受け持っておりますのは、外交問題を主として、防衛問題と関連さして御質問することになっておりますので、総理大臣に主として伺って参ります。  昨日河野委員から外交問題につきましても質問があったのでありますが、まず第一にお伺いしたい点は、ソビエトの人工衛星第一号、第二号が現在飛んでおります、こういうように人工衛星が飛んでいるという現実と、また大陸用弾道弾の問題がある、こういう問題で新しい時代が出てきた。宇宙時代と言われるものであります。こういうような問題について総理大臣の答弁を伺っておりますと、御答弁はきわめて慎重なんであります。大陸間弾道弾の問題は、いわゆる戦争に関連する問題であろ……

第28回国会 外務委員会 第5号(1958/02/21、27期、日本社会党)

○岡田委員 二、三お伺いをしたいのですが、定期航路の開設に関する交換公文というのが今度の通商条約に関連して出されているわけですが、今御答弁を伺うと、ナホトカの航路とオデッサの航路と二つある、こういう話ですが、オデッサの航路についてはどういう船を使うことになっておるか、それからナホトカ航路の関係はどういうようになっておるか、運輸大臣にまずその点から伺いたいと思います。
【次の発言】 日本の方はどういう関係になりますか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 そこでお伺いしたいのですが、私たちが聞いておる限りでは、日本海関係の航路は荷積みの関係でなかなか採算が合わないのではないかという話を聞いて……

第28回国会 外務委員会 第14号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○岡田委員 あとから参りましてはなはだ申しわけないのですが、ちょっと一言だけ伺っておきたいのです。入江先生にむしろ伺いたいと思いますが、私は考え方としては、七十六条としても、これは沖縄は信託統治の適用を受けないという解釈をするのですが、そればかりでなくて、七十七条のb項、この点についての解釈を伺いたいのですけれども、私自身はこの適用も受けないのではないかという解釈を実は持っておるわけです。というのは、これは先ほど一又先生も、国連憲章ができてからいろいろそのあとに解釈も変ってきておるというお話がありましたが、われわれは基本点が変るような解釈ではやはりその制定の趣旨に反することになりますので、基本……

第28回国会 外務委員会 第17号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○岡田委員 ちょうど藤井さんが見え、おりますので、公安調査庁というところは、法律上何に基いて、主としてどういうことをやる役所なんですか、伺います。
【次の発言】 暴力主義団体の調査並びに規制をするということなのですが、その暴力主義団体というのは、日本の国内における団体という意味ですか。その点はどうなんですか。
【次の発言】 国外のそういう団体というものは、対象になりますか。
【次の発言】 「月間国際情勢展望」等を見ると、国外のいろいろな動き等について、詳細に書いておられますが、あれは非合法の、規定によるところの公安調査庁の任務外の問題ということになりませんか。

第28回国会 外務委員会 第18号(1958/04/02、27期、日本社会党)

○岡田委員 さっき戸叶さんが取り上げたのですけれども、きょうの岸総理大臣の談話を見ると、全体として見る感じは、国民はこれは非常に消極的な談話だという感じを受けている。特にさっきお話のあった、岸談話が発表される前にマッカーサー大使に会って談話の内容を打ち合せて発表するのだというので、きのう発表する談話をけさまでおくらせている事情を見ると、何かこの談話がアメリカ方面に遠慮をして出されているのじゃないか。自由諸国との協力という外交三原則のその一つだけを考えているものだから、こういう談話についてはきわめて消極的な態度をとることによって、国民の希望している核実験の禁止ということについては、政府は本気じゃ……

第28回国会 予算委員会 第3号(1958/02/08、27期、日本社会党)

○岡田委員 関連質問ですから簡単に伺いますが、先ほどの岸総理並びに愛知官房長官のヴェトナム賠償問題に対する御答弁は、われわれ社会党並びに国民は、あのような御答弁では納得できないのであります。その点で、あとでまたいろいろ御質問いたしますけれども、特に重要な点だけ関連して一点だけ伺っておきたいと思います。  まず第一は、総理大臣に特に念を押しておきたいのでありますが、インドシナ――昔の仏領インドシナですね、それの特別円の処理問題については、先ほどの愛知官房長官の答弁によると、これは賠償に関係がない、こういう御答弁になっておりますが、この点は間違いございませんか。

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/02/28、27期、日本社会党)

○岡田委員 時間が制限されておりますので、私はきょう質問したいと考えておりますのは、賠償問題、特にヴェトナムの賠償問題、それからもう一つは原爆兵器の持ち込み並びにアメリカの原爆実験の問題、大体こういう問題に触れて参りたいと思います。  それについて岸総理大臣の発言にも私の質問は関連いたしますので、岸総理大臣の出席を求めておったのでありますが、あなたは委員長代理だから、あまりよく御存じないだろうと思いますけれども、ほんとうの委員長は御存じなんでありますので、その経過についてまず委員長から御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは岸総理大臣の出席を求めるように重ねて要求をいたしておきます……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○岡田委員 社会党を代表して外交関係について総括の質問をやるわけでありますが、その前に、昨日も意見が出ましたが、岸総理大臣は答弁はそつがないと言われておるけれども、私はそのそつのないところが岸さんには災いをしているのじゃないか。耳ざわりはいいけれども、どうも具体性がない、いわゆる八方美人主義で核心がないという感じがする。たとえばこの予算委員会の劈頭、社会党の第一陣で西村委員が沖縄問題に対して質問をいたした、これに対する答弁を聞いておりますと、岸さんがアメリカに行かれた経過について詳しく話しました。具体的にどうするのだというと、岸さんの答弁は、朝海大使を初めあらゆる方法を通じてあらゆる機会におい……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 外務委員会 第4号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○岡田委員 ベルが鳴りましたので簡単に伺いますが、さっき非常に重要な点の御答弁があったと思うのですよ。今の穗積委員の質問に関連して、三十八度線までをもって李承晩政権の範囲といいますか、そういうような根拠に基いて交渉しておられるのか。鴨緑江までが李承晩政権の範囲であるかということ、この点は結局どういう答弁になったのですか、今の御答弁は。この点非常に重要な点なのです。
【次の発言】 それが最も根本問題なのですけれども、あなたの交渉される相手国政府というものが、いわゆる限定された政権であるかどうかによって、その交渉をしてみてもむだであるかどうかという根本問題に関係するわけです。あなた自身は先ほども鴨……

第29回国会 外務委員会 第5号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○岡田委員 関連して。それよりしようがないというお話なら、どうするのですか。ハンストをしておる人の問題は、局長としてどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 あなたの御意見を伺っていると、日韓交渉という政治的な問題について、人道上の問題は従属するんだ。言葉をかえて言うならば日韓交渉のために人質にさしてもやむを得ないのだ、こういうことになりますか。

第29回国会 外務委員会 第6号(1958/07/04、28期、日本社会党)

○岡田委員 お許しをいただいて、きょうは少し具体的に伺いたいと思うのですが、法律問題と実際問題と二つの点で伺って参りますけれども、時間の関係でヴェトナムの賠償問題だけに限ります。最近伝えられるところによると、ヴェトナムとの賠償交渉の再開について、先方から申し入れがあって、政府としても賠償交渉を再開しようというお考えで、今その準備に入っておられるというように聞いております。この点はいかがでございますか。
【次の発言】 しかし四月の末に、賠償交渉は一応選挙が済むまで待とうじゃないかという申し入れを、南のヴェトナム政府にしているのじゃありませんか。

第29回国会 外務委員会 第8号(1958/07/11、28期、日本社会党)

○岡田委員 これは一点だけなんですが、田中さんに伺いたいのです。先ほどのお話の中で、この問題についてはアメリカが種をまいている、こういうお話がありましたが、その種をまいているという具体的な事実を、もう少しお話し願いたいのであります。
【次の発言】 非常に参考になります意見ですし、私も大体において趣旨の点では賛成なのですが、そういう問題については、現在の日本政府としてはほとんどアメリカに対してそういう話し合いをしておらない。日韓問題は日韓で、というので李承晩とばかり話をして、だいぶ見当が違っておるのじゃないかと私は思うのですが、こういうような問題の根本的な原因は、アメリカとの関係を解決しない限り……

第29回国会 外務委員会 第10号(1958/07/30、28期、日本社会党)

○岡田委員 中東問題についてもいろいろお伺いをしたいのでありますが、三十分の時間でありますので、あまり伺えないのですが、一点だけ伺います。簡単にお答えを願いたいと思います。  先ほど川崎秀二君の御質問に対して岸総理大臣は、アメリカの出兵は好ましくない、妥当ではなかった、こういう点をはっきり答弁されておられる。いわゆる不当であった、こういうことになると思うのですが、そこで安保理事会における日本代表が決議案を出すに当って、そういう考え方があるならば、日本の決議案の最後の採択に当っての努力は、私は間違っておったと思います。というのは、ソビエトから日本の決議案に対する修正案が出された。これに対してやは……

第30回国会 外務委員会 第11号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○岡田委員 きょうは総理大臣お忙しいそうですから、簡単にお伺いします。それでおそれ入りますが、簡単に御答弁願いたいと思います。  まず第一点は、日米安保条約の改定が進んでいるわけですが、日本の草案がすでにできて、一部の新聞に実は発表されております。こういう事実はどうなっておりますか。
【次の発言】 実はこれは新聞に出ているのですが、前文から十条まで――前文の文章も正確に出ておりますが、それではこれは全然事実ではないのですか。
【次の発言】 それではこの文章は日本側が作った案ではない、こういうように解釈してもよろしゅうございますか。これは外務省の方の条約担当の方もおられますので、伺っておきたいと……

第31回国会 外務委員会 第12号(1959/03/13、28期、日本社会党)

○岡田委員 関連して伺いたいのですが、今高橋君の言われたことで、スキャップの問題は法的に認められるのですかどうですか。国際法上権利義務を生ずるのですか。
【次の発言】 国内法的な裏づけがあっても、そのこと自体が国際法上の権利義務を生ずるかどうか。
【次の発言】 しかし沖繩の扱いについては、何らそれ以外の措置というものはないわけでしょう。そうすると沖繩の今の郵便上の問題で国際法上――国際法上ということに問題があるといえばそれまでだが、その問題によって権利の喪失が起るという場合には、この扱いをどうしますか。
【次の発言】 そうすると、何らか新たなそれに基く協約、あるいは契約か、権利義務を規定するよ……

第31回国会 外務委員会 第13号(1959/03/16、28期、日本社会党)

○岡田委員 私いろいろお伺いをしたいのですが、横田先生と植村先生がお帰りになるそうで、要点だけお伺いをして参ります。私は法律的な根拠としても横田先生と違うのでありますが、横田先生にまず第一点にお伺いするのは、はなはだ失礼でありますが、横田先生は外務省と法律上どういう御関係になっておられますか。
【次の発言】 外務省と非常に密接な関係におありになる横田さんとしてお話を伺って参りたいと思うのです。先ほどは南のベトナムを正統政府というようにお話しになっておられますが、先ほどの陳述の中を伺っておりますと、実質的に南の政府があると同時に、北のベトナム政府というものをこれは事実上の政府としてお認めになるの……

第33回国会 外務委員会 第5号(1959/11/11、28期、日本社会党)

○岡田委員 予算委員会におきますベトナムの賠償問題の私の質問に対して、岸総理大臣並びに藤山外務大臣も必ずしも明快な答弁をいたしておりません。そこでこれに関連をいたしまして、きょうは質問を続行いたしたいと思います。  質問に入ります前に、この前予算委員会で藤山外務大臣から明言をいただいておりますけれども、ベトナムの賠償の基礎になりました戦争の損害の調書、並びに、今まで賠償協定が締結をされまして、それによって現在実施されております関係国の戦争損害の調書を提出していただくことになっておりましたが、この点はわれわれが審議を続行いたします意味において非常に重要な関係がございますので、大体いつごろ資料とし……

第33回国会 外務委員会 第6号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○岡田委員 総理大臣に一点だけ伺っておきますが、まず第一に、もしこのあとで調査をされた場合に、政府の今までの三回の答弁によって二重国籍であるということが、あなたの方の調査の結果において間違っておったというならば、これは当然取り消されるのだろうと思いますが、この点はいかがですか。
【次の発言】 先ほどから、調査の方法が適当であったという御答弁ですが、私は適当であったと思わない。これは岸さん、よくお聞き願いたいのですが、ベトナムの国籍を持っているかどうかということをきめるために、ベトナムに聞くのならばわかるのでありますが、フランスに聞いたということは、これは明らかにフランスのかいらい政権であるから……

第33回国会 外務委員会 第7号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○岡田委員 それではその点に関連して一点だけ伺いますが、藤山さん、この点はいかがですか。先ほどから条約局長が御答弁になっておりますが、いわゆる自治的な地域として承認をする、こういう御答弁であったわけですね。とするならば、ここではエタという、日本語で言えば自由なる国家という言葉を使っている。これはフランス憲法の領土構成の六十条のどれに該当いたしますか。
【次の発言】 それじゃ領土構成ではないわけですか。
【次の発言】 それじゃ憲法にないことをフランスが勝手に、いいかげんにベトナムと話をしてきめた、それじゃフランスはベトナム民主共和国をだますためにそういうことをやったわけですか。

第33回国会 外務委員会 第9号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○岡田委員 関連。今藤山外務大臣の話を伺いますと、衆議院議長に来たその書簡をごらんになったという話ですか、それは事実でございますか。
【次の発言】 そこら辺が重要なんですが、内容をごらんになったのでございましょう。直接にごらんになったかどうか知らぬが、一応その要旨は御存じなんでございましょう。
【次の発言】 それでは、堤さんのお話は十日前に知っておったがという答弁は違うのでございますか。
【次の発言】 これは委員長に伺っておきますが、その衆議院議長あての書簡については、われわれ国会議員としてこれはぜひ配付をしてもらいたいということを再三要求をしているわけです。これは予算委員会においても行なって……

第33回国会 外務委員会 第11号(1959/11/19、28期、日本社会党)

○岡田委員 林法制局長官が見えるまでちょっと質問いたしますが、一つは、一昨日だと思いますが十七日の朝、赤坂プリンス・ホテルで川島幹事長が主催いたしました朝飯会に、藤山外務大臣は御出席になっておりますね。その点はいかがですか。
【次の発言】 御出席にならないようでありますと、あるいはお聞きになっておるかと思いますが、川島幹事長の朝飯会に呼ばれましたのは、旧インドシナ地区の軍隊の将軍連数名でありまして、名前をあげてもよろしいのですが、土肥元中将外数名の人であります。この人が出席して、川島幹事長から、インドシナ地域において日本の軍隊が戦争の際に損害を与えたのではないかということを質問したのに対して、……

第33回国会 外務委員会 第12号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○岡田委員 ちょっと関連して伺いますが、資料としてはもう出せるものがないと総理大臣はお話しになりました。それから伊關局長も御答弁になっておりますが、資料とあなたの答弁との間に食い違いがあった場合にはどうしますか。伊關さん、資料と答弁との間に食い違いがあったらどうしますか、ないのですか。
【次の発言】 これは岸総理に伺いますが、資料とあなたの今までの答弁の間に――今までの答弁というのは、佐々木盛雄君の質問に対する答弁、これは藤山外務大臣ですが、この資料と藤山外務大臣の答弁の間に食い違いがある。その場合には、これを訂正されて資料を直されるお考えはありますか、どうですか。(「具体的に言えよ」「仮定の……

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/11/21、28期、日本社会党)

○岡田委員 私は簡単にやります。私のお伺いしたいのは、横田先生だけでございますので、ほかの方はもしお急ぎならばお帰りいただいてもけっこうであります。  横田先生にまずお伺いをいたしたいのですが、横田先生は産経新聞の十一月十九日の夕刊に横田先生の御署名で、「思うこと」という欄に何かお書きになっているようですが、自筆であなたの責任においてお書きになったものでしょうか、どうでしょうか。簡単に……。
【次の発言】 これは私、この機会にちょっと申し上げたいのでございますが、横田先生は、この「思うこと」という中で、率直に申し上げますが、きょうはお客さんでございますけれども、私は聞きのがし得ないので、はっき……

第33回国会 外務委員会 第14号(1959/11/24、28期、日本社会党)

○岡田委員 ちょっと外務大臣に伺っておきます。これは非常に重要なので伺っておきたいのですが、ジュネーブ協定の問題です。先ほどから大臣並びに条約局長は、これは休戦の協定である、こうお話しになっておりますが、まず第一点に伺いたいのは、確かにあなたの言われるように休戦協定はあります。それと同時に、最終宣言が採択になっております。この最終宣言の性格というものはどういうものであるか、この点についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 これは条約局長のお説の通りに、日本の国内でも誤解されておるのですが、ファイナル・デクラレーションが、署名をいたしていないとか、いるとかいうような問題があるのですが、これは……

第33回国会 外務委員会 第15号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○岡田委員 ベトナムの賠償問題に対しては国民の疑惑はますます深まっております。この疑惑の根本になっているのは、一つの面から考えるならば、実体と法律論との食い違いの面で、実体の点については、政府の態度としては、常に実体の問題を見ないで、これを無視して、半面で法律の解釈だけでこれを割り切っていこうとしている、解釈論だけでやろうとしているところにこれは無理がある。そしてまた国民の疑惑はそれによってますます深まっていると私は思う。今度の委員会の質疑応答を通じて、外務省の担当局長その他が、答弁が非常にうまくいかないというようなことが、再三自民党の内部で問題になっているようであるが、しかしこれは今申し上げ……

第33回国会 外務委員会 第18号(1959/12/24、28期、日本社会党)

○岡田委員 関連。二、三簡単に高辻さんに伺いますが、先ほどの御答弁を伺っていると、法律上の言葉としての協議の問題なんですが、協議という言葉が使われるということは、二つの権限を持っている双方において何らかのことが行なわれる、これが前提になっていることは当然な話ですね。単一で協議をすることはない。そうするとその場合に協議という法律上の権利義務というか、そういうものが生まれる。それと同意という権利義務の行使あるいは権利義務の発生、これと協議というのは、あなたの答弁では全く同じだという意味ですか。
【次の発言】 あなたの答弁を伺っておると、一つの法律関係として、協議をするという法律関係がある。しかしな……

第33回国会 懲罰委員会 第4号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○岡田議員 私は、この機会に、真実に照らして一身上の弁明をいたしたいと思います。  私の今日の心境は、みずからの責任を他に転嫁したり、あるいは弁解しようという未練がましい意図を持って行なうことではないことを先に明確にいたしておきます。各位の冷静、かつ、厳正なる御判断を私は期待をいたす次第であります。  そこで、私の最初に述べたいことは、去る十一月二十七日の問題について、重要な点で誤認があるということであります。しかも、その誤認が、あたかも真相であるかのごとくに伝えられていることは遺憾に思いますので、私が、以下、最初に述べて参ります事実関係は、私の知っている限りで真実であり、また、必要があれば、……

第33回国会 予算委員会 第4号(1959/11/06、28期、日本社会党)

○岡田委員 きょう外交問題と賠償問題に関連をいたしまして、社会党を代表して御質問いたすわけでありますが、時間も制限されておりますので、あまりいろいろな点について御質問することができません。  そこで、まず第一点として、これは岸総理大臣にぜひ伺っておきたいのでありますが、外交問題に対する岸内閣の基本的態度についてぜひ伺っておきたいと思います。これは国民の印象を率直に岸さんにお話をしたいと思いますが、岸外交に対して日本国民の大半はこういう印象を持っている。第一点は、岸外交というのはアメリカに対する媚態外交である。それは、アメリカの前へ行くと、ちょろちょろしっぽを振っているくせに、アメリカに対して不……

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/09、28期、日本社会党)

○岡田委員 私は実はこの前の質問に対して御答弁を願いたいことがたくさんあるわけでありますが、今委員長から十五分という話でありますので、きょうは主として藤山外務大臣の答弁のありました点だけを中心にいたしまして質問をやりたいと思います。しかしこの点についてもおそらく十五分の時間内ではやり得ないと思いますので、貸間の経過の中において私自身の態度を明らかにしたいと思います。  ただいまの藤山外務大臣の答弁を伺っておりますと、人種としてはベトナム人である、そして二重国籍で二つの国籍を持っている、このように御答弁になったと思いますが、この点間違いございませんか。

第34回国会 外務委員会 第6号(1960/03/31、28期、日本社会党)

○岡田委員 ちょっと簡単に伺いますが、今戸叶さんの御質問にも関連していると思うのですが、第一条の条文の中で「連合会が中南米諸国その他政令で定める」この「その他」というのは具体的に何をさしておりますか。
【次の発言】 それでは今これは考えていないというのですか。この中には今御質問のあった東南アジアというものを含めてないということですね。それはどういうわけでしょう。
【次の発言】 しかし東南アジア諸国、先ほどお話のように、カンボジアとかラオスとか――ラオスはちょっと問題があるけれども、カンボジアあたりにはある程度の移住者があり、実際には移住局がかつてカンボジアの移民について相当積極的に骨を折ったこ……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第7号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○岡田委員 伺いますが、それでは現在政府は、行政協定を国会の承認を得るために付託したわけで、その理由としては、先ほど藤山外務大臣が答弁されたわけですが、この行政協定の前の行政協定は、国会の承認を得ておりませんね。この点はいかがですか。
【次の発言】 いや、林さんに聞いておりませんよ。これは林さんに私は注意を喚起します。この前、参議院でもあなた問題になったでしょう。私たちは衆議院ではこれをことさら問題にしようと思わないのに、藤山さんに聞いているのに、あなた横から買って出て変な答弁をしてもらいたくない。それならば、私は藤山さんに聞いて、藤山さんの都合が悪そうならば認めるけれども、あなたは藤山さんに……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第16号(1960/04/11、28期、日本社会党)

○岡田委員 私、関連ですから、簡単に伺いますけれども、今の条約、法律――岸さん、聞いて下さい。法律解釈を、あなたの解釈の通りにこれを読み直して読んでみましょうか。憲法の規定によって、いわゆる自衛隊法の規定に基づいて国会が自衛隊の出動を禁止したというような場合は、憲法の規定に基づいて行なわれたんだと、こういう解釈になるわけです。そうすると、第五条を読みかえして言うならば、各締約国は、日本国の施政のもとにある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであるということは認める。認めるが、しかしながら、今言ったように、憲法の規定において、このような危うくする事態に……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第21号(1960/04/20、28期、日本社会党)

○岡田委員 きょうの新聞報道によりますと、京城の情勢が非常に重大化しているということが出ております。その後の模様について、政府の方でいろいろお調べになっていると思いますが、一つ御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 新しい情報はないそうでありますが、われわれも新聞報道を通じてだけしか、実はまだよくわからないので、政府の方で入手をされました今までの情報、そういう点についても概略一つお話いただければけっこうだと思います。
【次の発言】 それでは、新聞報道程度の情勢しか政府の方としてもわからない。そこで、こういう事態が起こりましたことについて、原因は一体どこにあるか、この点について、外務省として……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第23号(1960/04/26、28期、日本社会党)

○岡田委員 私の質問を続行させていただきますが、前会の私の質問から今日に至りますまで、しばらく委員会の空白がございました。その委員会の空白において、自民党の諸君は、中間報告とやら何とやらというようなことまでお出しになったようでありますが、今度の空白の間には、岸総理大臣は、自民党の総裁として陣頭指揮をおとりになったようでありますけれども、中間報告とかそのようなことが、きわめて適当な措置であるとお考えになって陣頭指揮をおとりになったのでありますか、どうでありますか。
【次の発言】 この点につきましては私も、もう済んだことでありますから、あまり深く触れることは避けたいと思いますけれども、しかし、今静……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第24号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○岡田委員 昨日に引き続いて質問を続行さしていただきます。  昨日、第六条関係で、極東条項について政府の御意見を承って参ったのでありますが、六条におきましては、極東条項だけではなく、もう一つ重要な点があります。それは、申すまでもなく、事前協議の条項であります。この事前協議の条項につきましては、政府は今まで、事前協議において日本が諾否を言える、イエス、ノーを言えるということは、条約上この諾否が相手国を法的に拘束し得るという解釈をとっているようにも思われるのでありますが、これは実は、ただ日本の国がノーと言えるとか、イエスと言えるとかいうことと、そのノーと言ったことと、イエスと言ったことが、相手国を……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第26号(1960/05/02、28期、日本社会党)

○岡田委員 今郵政大臣から御答弁がございましたが、この資料について一切ないというようなお話でございましたけれども、この間私が質問した限りにおいて全く同じである、今の御報告と、私が質問いたしましたことは同様である、私はこのレポートを基礎にしてお伺いをしたのでありますから、従いまして、あなたの御報告は、全くこのレポートと同一なものであると私は解釈せざるを得ないのでございます。そのように解釈いたしたいと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 このレポートが本物であるか、うそであるかという点は、私はあとでやります。それよりも事実関係を先に進めたいと思います。  先に委員長に伺っておきますが、……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第31号(1960/05/09、28期、日本社会党)

○岡田委員 簡単に御質問いたして参りたいと思いますが、先ほどの飛鳥田君の質問に対する答弁に関連して、まず、最初に、藤山外務大臣に伺いたいのであります。  日本にいるU2機に対して、全然今まで記号、標識がなかったので、これに対して、日本としては要請をして、記号、標識をつけるように申し出た。この結果、記号、標識をつけることになったんだ、このように答弁されたのでありますが、どういう標識をつけることになったのですか。具体的に、もう一点それに関連して伺っておきますが、アメリカの国籍を明らかにする標識というものがその中に入っておりますか、どうですか。


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 外務委員会 第3号(1960/12/22、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ちょっと関連して。今の中川さんの御意見になにするようで悪いけれども、そういうあいまいな答弁では困るのです。生きてないなら生きてない、生きているなら生きている。これは私たちがここで伺っているときはそういう答弁で済むかもしれないが、実際の実務者としては、貿易をやる人は、その窓口へ行って言うときに、これは生きてないんだという前提に立って話が進められるなら問題はないんだけれども、逆にまだ生きているんだという話でいくのか、どっちなのか、そこの点をはっきりしてもらわないとやはり困るわけです。中川さんもしばらくロンドンにおられたわけで、その間の事情を御存じないと思うし、伊關さんもおられるけ……

第38回国会 外務委員会 第6号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 議事進行について。きょうは一つ与党の諸君に注意を喚起したいと思うのですが、定刻十時から始まることになっておりまして、先ほど外務大臣もすでにここに出席をいたしておったのであります。私たちは与党は来なくとも委員会を進行してかまわないのでありますが、一応野党として、与党の諸君がおいでになるまでかんにん袋の緒を切らないでがまんしておったのであります。一つ今後十分御注意を願いたいと思います。  なお、委員長としても、その点については自民党の諸君に十分注意を喚起されまして、先ほどのように、外務大臣が見えましても、それを帰すというような取り扱いではなくて、今後においては、野党としては、自民……

第38回国会 外務委員会 第9号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連。委員長は、そういうことを直すことについて何か事前に了解がありましたかということを森島君は聞いている。それはどうなんですか。了解はあったのですか。
【次の発言】 ありませんね。それならそれでいいんです。
【次の発言】 関連。前にもそういうものを出している例はたくさんあるのですよ。しかも特に秘密を要するような条約の交渉以前の原案というのならば、これはまた別ですけれども、大体基本の筋なんかわかっているようなことをことさら隠されるというのは、小坂さんになってから秘密外交をやるつもりかどうか知らぬが、そういうことはどうなんですか。小坂さん、今までは、相手国と相談の上で、出せるもの……

第38回国会 外務委員会 第10号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間があまりありませんから、簡単にやりますが、藤枝さんに来ていただいておりますので、藤枝さんに先にお伺いしたいと思います。  きょうお伺いしたいのは、この前予算委員会でもお伺いをした沖繩の問題の留保いたしました部分でありますが、予算委員会の質問の中で、藤枝さんにお伺いをしたのは、沖繩の立法院で決議された問題については、これはできるだけ日本の政府としても、その決議の趣旨が実現するように努めるという意味の御答弁があったと私は考えておりますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 いや一般的な話としても……。
【次の発言】 藤枝さんが沖繩に行かれましたときに、ちょうどミサイルの演習……

第38回国会 外務委員会 第14号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して。先ほどの国家の承認の問題と戦争状態の問題の法的解釈が非常に重要なので、もう一度これを確認をしておきたいと思います。  条約局長の言われた承認というのは、国際法上の承認を意味しておられるのかどうなのか、この点をまず伺っておきたい。
【次の発言】 それではその戦争状態にある場合における二国間の承認の問題なら承認としても、インドネシアと日本とでもいい、そういう問題の場合に、そういう承認の法的な効果というものはどういう点にあるわけですか。
【次の発言】 私の伺っているのは、今インドネシアの場合新興国家の場合としてあげられましたから、あなたの例でもう一つ伺いますが、イギリスと……

第38回国会 外務委員会 第16号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して。昭和二十四年四月七日の決議案に基づくと、第四項に「政府は本決議に基いて執った措置の結果を本院に報告すること。右決議する。」とありますね。この報告はいつ行なわれましたか。
【次の発言】 報告するということは、その条約それ自体は両国間の協定でありますから、当然報告の中にはこの条約の承認を求むるものとして案件を提出されなければならないと思いますが、報告ということであるから行政関係の協定でいいという、そういう解釈はどういうところから出てきたのですか。
【次の発言】 国会の総意としては、報告の中には承認を求むるものとしての報告という言葉を使っている。あなた方が勝手に報告と承認……

第38回国会 外務委員会 第18号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 最近国際的に緊迫した問題が一、二起こっておりますが、こういう点についてまず外務大臣の所見を伺いたいと思いますけれども、特に最近キューバにおいて国内に戦火が交えられるというような状態になっております。これに対して政府はいまだに見解を発表いたしておりませんが、どういうわけで見解の発表がないのですか。この機会に、今まで判明しました点だけでも、キューバ問題についての御見解をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 向こう側からの連絡が非常に不十分になっておるという話ですが、そういう場合においては、たとえば日本国内にキューバ大使館もあるわけですから、キューバ大使館を通じていろいろ情報……

第38回国会 外務委員会 第20号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して一、二伺いますが、今の条約局長の御答弁を伺っておりますと、四十三条の特別協定に基づく場合のいわゆる国連の常備軍というか警察軍、これが設けられる以外に四十二条に基づいて常備軍を置くことができる、こういうような解釈をされたと思いますが、その点間違いございませんか。
【次の発言】 四十二条の規定は、これはいわゆる手続事項、軍事的な措置に関する事項であろうと思いますが、この点はどうですか。
【次の発言】 四十二条の措置を発動するためには、四十一条に規定された措置を不適当であると認める、あるいはそういう不適当であるということが判明したと認めるときはという四十一条の規定の手続なし……

第38回国会 外務委員会 第21号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 第一点は、今まで日本が文化協定を結んだ国は何カ国になりますか。
【次の発言】 それを全部あげてもらいたいのですが……。
【次の発言】 アメリカとの間には結んでおらないわけですか。
【次の発言】 結んでおらないのに、アメリカの文化センターというのがあるのですが、あれはどういうところからできているのですか。
【次の発言】 しかしUSISはアメリカの政府機関の一部ですね。政府機関の一部が日本の国内に――これは単に東京だけではなくて、東京をセンターにして各地にずっと文化センターの部屋を置いておるのですが、政府機関がこういう文化センターを置いておる場合に何らかの協定なりがなくて、どうい……

第38回国会 外務委員会 第23号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは参考人の方、ほんとうに御苦労さまです。いろいろ実は沖繩の事情について御質問をしたいのでありますが、皆さんの御都合で、もう間もなくおいでにならなくちゃならないというような関係で、あと十分前後しか時間がないようです。ですから私も簡単に御質問いたしますので、恐縮でございますが要点だけ簡単にお答えいただけばけっこうだと思います。  第一点は、今戸叶さんからもお話がありましたように教育指導主事の問題につきましても、日本の政府としては出す気持があって予算まで組んでいる、こういうように日本の政府としては沖繩についてそういう面における積極性を持っておる。それからまたことしの予算を見ま……

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょう私の質問は、党の指示に基づいて沖繩問題だけについて、関係の大臣に御意見を伺いたいと思います。  まず第一に、昨年の末の本予算委員会におきまして、小坂外務大臣は受田君の質問に答えまして、昨年の九月十二日ハーター国務長官に会見した際に、沖繩の返還問題について外交交渉を――ここで特に外交交渉をという言葉を使って――外交交渉を行ないましたという答弁をいたしております。そこでこの外交交渉の基礎になっている沖繩の法的な地位については、小坂外務大臣はどのような根拠に立って外交交渉を行なわれたのか、この点をお伺いしたいと思います。

第39回国会 外務委員会 第4号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して。潜在主権として、法的に権利として、マイクロウエーブを設置する権利があるんですか、潜在主権の権利として。これは中川さんでけっこうです。
【次の発言】 それじゃマイクロウエーブとかそういう問題は、法的には当然の権限としてあるものじゃないという点は、あなたもお認めになるわけでしょう。
【次の発言】 その通りですね。それじゃ潜在主権の当然の権限として行ない得るということは、今中川さんと御相談になったようですが、旅券の問題とおっしゃるんですか。旅券の問題なら、日本国民の権利として固有の問題であるという面で憲法上の行使を認める、こういう意味でお話しになったんですか。

第39回国会 外務委員会 第6号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは具体的な問題で一つ小坂外務大臣を初め関係の当局にお話を伺いたいと思いますが、それに入る前に、まず最初に一点だけ伺っておきたいのは、中国の代表権の問題、国連で代表権の問題が近いうちに問題になるわけなのでございますが、この点については大体いつごろ国連総会あるいは国連において正式の議題として論議されるようになってくるのか、この点をちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 大体二十日以降ではないかということですが、新聞等によって報道されるところによると、今月の末ぐらいというような話もあるわけです。これに対して日本側の政府としてはどういう態度をおとりになっておるか。これ……

第39回国会 外務委員会 第7号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して。  条約局長の今の御答弁でアメリカとの約束があったというのですが、条約上その約束というのはどういう性質のものですか。
【次の発言】 それは条約上のと伺ったのは、その代表間において権利義務を生ずるような約束という意味ですか。
【次の発言】 政府の方針というのは、行政措置としての政府の方針ですか。
【次の発言】 それじゃ憲法上に規定された外交上の事務、これは行政上の問題も当然あるわけですが、そうすると、そういう約束をしておった、そうして国会ではいろいろなごたごたがあったということも御承知の通りなんだが、しかしそういうことを国会の承認を得ずして憲法上のことをやるという場合……

第39回国会 外務委員会 第11号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連質問ですからごく簡単にお伺いしたいのですが、先ほどの政府の答弁を伺っておりますと、私のお伺いしたいのは、現在の朴政権というものの性格です。朴政権の性格に対する政府の答弁が非常に私は不満足です。主として中川さんの条約解釈の点について私は伺って参りたいと思うのですが、朴政権というものは、私は民主的な政権ではないと思う。その理由として、はっきりしているように、朴政権の基本になっているのは、先ほど資料として配付いたしました国家再建非常措置法、この法律が基礎になっている。この法律に基づいて憲法は停止されている。それから民主主義的な国家の運営機能である国会その他一切のものの機能が停止……

第39回国会 外務委員会 第12号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 議事の進行について一言だけ小坂外務大臣にお伺いをいたしておきたいと思いますが、最近どうもこの外務委員会におきまして、外務大臣の出席その他の問題について、われわれ外務委員の意に反することが相当目に余るような状態が多いようであります。こういう点については、事例をあげて私はあなたにお話しょうと思えば幾つでもありますが、この際大まかにあなたに注意を喚起しておきますが、どうもあなたのとっておられる行動は、国会軽視と考えられるような行動が多いように私たちは考えております。そういう点から、今後十分御注意を願わないと、今後において外務委員会の運営上相当重大な事態が起こることもあなたは考えてい……

第39回国会 外務委員会 第13号(1961/12/04、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 この機会に外務大臣に二、三の問題をお伺いしたいと思いますが、きょうは項目を大きく分けまして、日韓会談の基本的な二、三の点についてお伺いをするのと、第二は、前回の外務委員会で羽田の空港に第三国の軍用機の出入り、第三国のみならず、アメリカはもちろんですが、これらの軍用機が出入りしておる。そのことに関連をいたしまして、アジアの軍事緊張の足場として日本が使われつつあるこの点を、もう少し具体的に、外務省並びに外務大臣の御意見を伺いたいと考えております。最初に、日韓会談について質問を始めたいと思いますけれども、これはいずれ通常国会で本格的な論議になると思いますから、きょうは基本点の二、三……

第40回国会 外務委員会 第2号(1962/02/09、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ちょっと条約の国会提案について二、三大臣に伺っておきたいと思いますが、前回の外務委員会の理事会において、われわれ第四十国会提出予定条約の外務省の発行したこのメモをいただいておりますが、これによりますと、簡単に申し上げますが、日本国とオーストリア共和国との二重課税回避のための条約、これは昨年の十二月二十日すでに署名済みになっておるわけです。ですから、これは当然国会に提出されることになっておって、外務省の予定としては二月の上旬に提出することになっております。しかし、これはいまだに提案になっておりませんが、この関係はどうなっておるのか。もう一つは、国連特権免除条約並びに専門機関特権……

第40回国会 外務委員会 第3号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して……。  一問だけですが、中川さんの解釈は日本の外務省の解釈というように決定してもよろしいですか、その点まず伺います。
【次の発言】 国連憲章ができるときに、御承知のように、国連憲章の制定会議があったのですが、そのときに、この信託統治制度については小委員会ができて、小委員会の委員長は南アフリカ連邦の首相であるスマッツ氏だったと思うのですが、小委員長になった。そのときに分離の問題についての解釈規定が行なわれた。その解釈規定によると、分離というのは主権の分離を意味する、この点は明らかに記録に残っておりますが、この憲章の制定の趣旨から言えば、このディスパッチですか、分離とい……

第40回国会 外務委員会 第5号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは条約は四件かかっている。その中にアルゼンチンとの通商航海条約も入っていることはおわかりの通りです。それなのに、きょうは、移住局長、経済局長は来ていない。これは一体どういうわけなんですか。外務省の方は局長関係としてはもうこれだけしかお出にならないのかどうなのか。それではわれわれの方の審議にも支障を生ずるわけですから、これはどういうようになっているのか、はっきりしていただきたいと思います。

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは私ベトナムの問題を中心に御質問したいと思うのですが、時間も限られておりますので、私も簡単に伺いますから、簡明卒直に大臣から御答弁願いたいと思います。  昨日の新聞の報道によりましてわれわれも知ったのでありますが、南ベトナムの大統領官邸が反乱軍の手によって爆撃をされたというようなことで、これは、反乱軍と言ったらいいのか、クーデター未遂と言ったらいいのか、そこら辺はいろいろ解釈の問題もあろうと思いますが、とにかくそういう事件が起こったということをわれわれ聞いておりますし、サイゴンの日本大使館からいろいろ公電があったであろうと思いますので、この機会にやはり詳細に御報告を願い……

第40回国会 外務委員会 第8号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連ですから、この後にあらためて詳しく質問をいたしたいと思いますけれども、ただいまの飛鳥田君の御質問に対する答弁で、条約解釈の点で明確になっておらない点が一点ございます。これは条約解釈ですから中川条約局長に伺っておきたいと思いますが、先ほど飛鳥田君の質問では、ICAOの三十五条の適用によって、軍需器材並びに軍需品、これらの軍需物資の輸送の制限を行なっている、それでは軍人、兵員、これらに対してはICAOの条章の何条によって制限を加えているか、この点については特段なる御答弁がなかったのでございますが、この点について、何条によって制限を加えているのかをはっきりしていただきたいと思い……

第40回国会 外務委員会 第13号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 これは小坂外務大臣はあるいはごらんになっておられないかもしれないけれども、これは条約問題ですから、私は中川条約局長でもけっこうだとい思ます。条約局長は、この交渉に昭和三十年のときも直接当事者として折衝された中心人物の一人であるわけなんですが、そうなって参りますと、当然、この当時の条約条文は、すなわちその当時の特別円決済に関する日本国大蔵省及びタイ国大蔵省間協定覚書並びに了解事項、これはお読みになっておられるのだろうと思いますが、まずこの点をちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それでは、もう一つ伺っておきますが、先ほど小坂外務大臣は、日銀勘定のその点は商業勘定並び……

第40回国会 外務委員会 第15号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ちょっと待って下さい。
【次の発言】 今小坂さんが、スキャッピンについては一つ一つ通産省が照合した、こういうことをお話しになったのですが、スキャッピンというのは日本が受け取っている文書ですね。そうすると、これは照合どころじゃない、そういうことは当然な話なんですが、とするならば、スキャッピンは全部これは日本にあるはずですし、その枚数くらいはおわかりになるはずだと思うのですが、スキャッピンは幾らあったか、これについて数字をお話し願いたい。
【次の発言】 一々遺留資料と照合したというお話ですが、まず第一点として伺いたいのは、スキャッピンの数はお出しになれますか、どうですか、次長に伺……

第40回国会 外務委員会 第16号(1962/03/24、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 議事進行で伺っておきますが、きのう安藤局長からお答えがあったのですけれども、スキャッピンの枚数についての資料を提出する、こういうお話があったわけですが、これは戸叶さんの質問を進行する関係から言っても非常に急ぐわけです。枚数なんか勘定するのはそう何日間もかかることではないと思うので、その資料はいつお出しになれるのか、あるいはただいま、資料でなくて枚数ですから、ここで御答弁いただいてもけっこうでございますが、その点はどうなっておりますか。その点、議事進行上伺っておきたいわけです。
【次の発言】 というのは、安藤さん、どういうのですか。通産の方でただいま答弁して、資料を提出しないで……

第40回国会 外務委員会 第18号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 御手洗さんに、いろいろ御研究のほどをお話しいただきましたので、われわれ審議を続けますためにも今後いろいろ御意見を伺いたいのでございますが、御手洗参考人はあとの御予定がありますそうですから、できるだけ簡単に要点だけ御質問さしていただきまして進めたいと思います。  第一点は、先ほど、日本の古来からの美風として、借金は返す、借金を返せなかった場合にはお笑い下されたくというお話、これは確かに、私たちも、前からそういうことがあったことも知っておりますし、その通りであったと思います。われわれ社会党は、ガリオア・エロアに対して返済することは反対であるという立場をとっておりますことは、もう御……

第40回国会 外務委員会 第20号(1962/04/03、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私はきょうタイ特別円の問題について質問するのでありますが、前回の委員会で通産省から答弁をいただくようにお願いしておった点があるわけです。この点の留保がございますので、最初にこの問題を片づけてからタイの特別円問題に入りたいと思いますが、通産省の伊藤次長来ているはずですから、そこから御答弁を願います。
【次の発言】 どうして来ていないのです。
【次の発言】 通産省は当然きょうは来ていなくちゃならないはずなんだけれども、来ていないということならば私はほかへ入ってもいいのですが、やはり、委員長がお先におやり下さいというようなそういうことでなくて、いつになったら参りますからどういうよう……

第40回国会 外務委員会 第21号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私はタイ特別円についての質問を昨日に引き続きまして続行いたしますが、私は、昨日、問題を分けまして、条約上の諸問題という点で質問いたしたわけであります。きょう総理大臣、外務大臣その他の方にお伺いをしたいことは、タイ特別円を算出するに至った算出上の諸問題についてお伺いをしたいと考えております。算出上の点については、総理大臣が数字に明るいそうでございますので、主として総理大臣にお伺いをしたいと思いますので、そのおつもりで願いたいと思います。  質問に入ります前に、昨日、中国関係の特別円、すなわち華北、華中あるいは蒙疆特別円、これらの問題につきまして、最初の政府の御答弁とあとの御答弁……

第40回国会 外務委員会 第23号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 今の点、非常に重要ですから、関連を一問だけさしてもらいたいと思います。  小坂さんに伺っておきます。これは大臣の答弁ですからわれわれ重要に聞いておるのですが、要するに、弾薬さえ持っておらなければ、民間航空の飛行機を使って大量の兵隊が制服を着て乗って緊張の状態のところへ行っても、法律的には違反ではない、この点を先ほど答弁されたと思うのですが、これは非常に重要な点である。特に、先ほど御答弁の中では、戦時状態の場合は別であるということですが、これは言うまでもない。私は、先ほどの質問も平時状態を前提にしての御質問であったと思いますし、戦時状態になって参りますと、ICAOそれ自体の適用……

第41回国会 外務委員会 第1号(1962/08/15、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは私はコレラの問題を二、三お伺いしたいのですが、どうも厚生省は選挙違反などでお忙しいときでございましょうけれども、しばらく御質問いたします。  コレラの問題で、きょう何か次官通達を出したはずでございます。これは台湾その他からの商品の輸入についての次官通達でございますが、それを一つここで御発表願いたいと思います。
【次の発言】 私さっきから伺っておるのは、次官通達の概要を伺っておる。外務委員会というのは社労委員会とだいぶ違うので、そう長々といろいろ言わなくともいいのですよ。ですから、ポイント・ポイントを一つお答え下さい。次官通達の内容を一つお答えいただきたい。

第41回国会 外務委員会 第2号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して伺います。  今の点は重要なことですが、政治亡命者の扱いについては幾つかの例がある。たとえばタイ国のピブン元首相が日本にいるわけです。これは政治亡命者として扱っているのだろうと思うのですが、それはどうですか。
【次の発言】 現在はともかくとして、その扱い方は、日本側の扱いはそういう扱いで受け入れたわけでしょう。
【次の発言】 台湾の場合にもそれと同じような扱いをしている例がありますね、廖文毅の場合。こういう例もあるわけですから、外務大臣は就任早大なんで一つ御研究を願いたいと思うのですけれども、台湾やあるいはタイ国の場合においては政治亡命者としてそういう扱い方がある。南……

第41回国会 外務委員会 第4号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょう池田総理に御出席をいただきまして、日韓会談について、きわめて限定された時間でございますが、質問をいたして参りたいと思います。  私の質問の中心になりますのは、昨日の衆議院本会議におきましてわが党の河上委員長が質問いたしました。これに対して池田総理から御答弁があったのでございますが、この御答弁に対してはわれわれは了解ができないわけであります。従いまして、河上委員長の質問の点を具体的な点で私はもう一歩掘り下げて、われわれの納得のいくまでお伺いをいたして参りたいと考えます。  第一点は、昨日の池田総理の御答弁によりますと、私速記録を調べて参りましたが、このように御答弁になって……

第41回国会 外務委員会 第5号(1962/09/02、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連。  関連ですから一問だけ伺いますが、今中川さんが言われているのは、債権は権利ですね。
【次の発言】 その点ですが、それでは、あなたのおっしゃる請求権の中には、四条の中では債権も含まれておる。そうすると、請求権の中でも、あなたのお話ですと、請求権一般は請求する地位である、その中に債権という権利の部分もあるということですか。
【次の発言】 そうすれば、債権の場合と請求権とどういうふうに概念的に区別しますか。
【次の発言】 これは関連ですからもうこれでやめますが、そうすると、請求権というものの中に、債権は権利があるわけでしょう。請求権一般の中では、向こうの立場から言えば、これ……

第41回国会 外務委員会 第6号(1962/09/19、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 今のU2機の問題でもう少しはっきりしておきたい点が一、二ありますからお聞きいたしますが、先ほどから安藤さんの答弁を聞いておりますと、一つは、何かアメリカ側から非公式に、私的なものでございますが、こういうお話だったのだが、非公式な形で、日本に来ておらないという意味で返事があったから、それでそう言っているのだというように受け取れる答弁があった。そこで、その点は非常に重要なので、公式の文書で日本に来ておらないということがはっきりしているのか、あるいはそうでないのか、どういう形であったのか、そこをはっきりしていただきたい。
【次の発言】 ですから、U2機が日本にないということを明確に……

第41回国会 外務委員会 第8号(1962/10/27、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 キューバの問題について、非常に重大でございますので、きわめて簡単でございますが、重要な点だけ、二、三の質問をしたいと思います。  その前に、きょうは総理大臣に御出席を求めたのでありますが、どうしても御都合が悪いというので、せめて官房長官だけでもぜひ出ていただきたい、官房長官は、黒金談話という形で、このキューバ問題については非常に責任があるのでございますから、ぜひ出てもらいたいという希望をしたが、いまだに出てこないのであります。そこで、大平さんは、政府の外務大臣として、総理大臣並びに官房長官――官房長官は当然でありますけれども、政府を代表してきょう御答弁をいただけるかどうか、そ……

第41回国会 外務委員会 第9号(1962/11/06、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 今の点、ちょっと関連して伺っておきたいのですが、キューバのあのような緊急事態が起こった場合に、日本にいる米軍は平時の今までの状態と同じ状態のままであったのか、そうでない状態になったのか、この点については外務省当局としてどういう点をアメリカ当局から伺っておられるか、この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 と申しますと、今安藤さんの御答弁を伺いますと、従来の日本におる米軍の行動と何ら変化がなかった、こういうことでございますか。
【次の発言】 安藤さんの御答弁によりますと、全世界の米軍に対してそのような行動の指令が出たようであるが、日本にいるアメリカの軍隊に対してはそのよう……

第41回国会 外務委員会 第10号(1962/11/14、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私も少し伺いたいのでありますが、今委員長の御注意のように、時間がありませんので、簡単に伺って参ります。  国会を軽視しないという御答弁が今あったのですが、これは交渉中の問題じゃありませんから、すでに書簡の往復があったわけですから、これは交渉中だという理由で御答弁を避けられることのないようにお願いをいたします。  その点は、中国とインドとの国境問題で紛争が起こっております。この点について、先月の末にインドのネール首相から書簡が来て、これに対して日本の池田首相としては今月の四日付で書簡を出しております。この池田書簡という回答の書簡は、インドのネール首相の書簡を全面的に支持する、そ……

第42回国会 予算委員会 第1号(1962/12/11、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連です。これは外務委員会でも再三伺っている点ですが、あなたの答弁は常に不明確であるために、われわれはわからない。だから、はっきり伺うのですが、請求権の問題ならわかります。請求権というものならば、先ほどから答弁にあるように、平和条約第四条にある。請求権問題というものは第四条の規定にありますかどうですか、これを伺いましょう。
【次の発言】 請求権問題は第四条の規定に基づかない、こういう答弁を今されましたね。それじゃ、第四条の規定に基づかない交渉を今やっておられるということになりますか。
【次の発言】 少なくとも、請求権と請求権問題とは同じものではない、こういう点についてはあなた……

第43回国会 外務委員会 第1号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して。  私今ちょっと座をはずしておったので、あるいは前後するかもしれない  が、この間の臨時国会の予算委員会で私が黒田委員の質問に関連して伺ったときに、この問題が出ているわけです。大平さんが、それについて、最初は請求権問題は第四条に関係はございませんと明確に答弁をされた。それは速記録に残っておる。それをあとになってお取り消しになったわけですね。お取り消しになった点では、ここにありますが、「請求権の問題に関連した交渉をやっているわけでございまして、第四条と無関係の交渉であるというように私が申し上げたとすれば、それは間違いでございますから取り消します。」、このように大平さん……

第43回国会 外務委員会 第11号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 今外務大臣は、予算委員会でその点に関して答弁をしているからいいじゃないか、こういう御答弁があったのですが、それは私の関係なんですけれども、きょう中山さんは見えてないですか、経済局いないですか。――経済局の関係で、この間通産大臣の答弁したことで、明らかに私の方が正しくて通産大臣が間違っている、でたらめを言っている事実があるのです。たとえば、あなたはお聞きになっておられたでしょうが、新潟鉄工から出すといわれている五十二両のディーゼル機関車、これは延べ払いの問題があるだろうと思うが、そういう事実はございませんと言いましたね。ところが、経済局の関係でお調べ下さい。私に答弁をした一週間……

第43回国会 予算委員会 第16号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○岡田(春)委員 最初に委員長にお伺いをいたしたいと思います。  委員長も御存じのように、前回の衆議院本会議におきまして、私は緊急質問をやりました。これに対する答弁のほとんど大半は池田総理であったわけであります。従いまして、私は、その本会議におきましてもはっきりと申し上げておきましたように、総理大臣の御出席を求めて、この事態を明らかにして参りたい、かように私は申したわけであります。われわれが国会で審議を進めて参ります場合においては、総理大臣を初めとして、関係の各大臣が、われわれの国政審議のために懇切丁寧に御出席を願いまして御答弁を願うのが私は当然であると思います。それにもかかわらず、きょうは総……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 外務委員会 第2号(1963/12/18、30期、日本社会党)

○岡田委員 簡単に伺ってまいります。  いまも川上委員から中外グラフの問題が出たのでありますが、私もそれと同様な中外グラフの問題が別にあるわけです。これについて、まず第一に、これは東京入管にいる間にこの事実があったのですが、この事実があったかどうか、この点を入管局長からまず伺いたい。
【次の発言】 きのうもあなたは聞いている。
【次の発言】 入管局長は、かねがね私は存じ上げて敬意を払っておったのですが、ちょっと無責任だと思います。きのうこの事実でグラフを見せられたじゃありませんか。私法務委員会におったのです。それなのに確認していないとおっしゃるが、それでは職務怠慢と言わざるを得ないじゃありませ……

第46回国会 外務委員会 第10号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○岡田委員 きょうは日韓問題について少し掘り下げて伺いたいと思います。これは日韓問題と非常に深い関係にある問題でございますが、例の話題の人といわれております朴魯驍ニいう人物が、三月の二日午前八時半ごろ対馬の大浦というところで密入国の疑いで逮捕されて、入管の出先当局で取り調べを受けておったのでございますが、九日の午後入管の厳原出張所から放免になったという話を聞いておりますが、その経過について入管局長からまず詳細に承りたいと思います。
【次の発言】 だいぶいろいろお伺いをしたい点が御答弁の中からあるわけであります。  一つは、正規の旅巻を持って、それから再入国の許可手続もして、それにもかかわらず、……

第46回国会 外務委員会 第20号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○岡田委員 条約局長、あなたは先ほど重要事項指定方式の話をやられましたが、前回の日本政府の提案は、国連憲章の何条の何項に基づいて手続されたのですか。
【次の発言】 十八条三項ならば、あなたのおっしゃるように、「その他の問題に関する決定は、三分の二の多数によって決定されるべき問題の新たな部類の決定を含めて、」云々、この部分に該当するという意味ですか。
【次の発言】 それでは、十八条の二項の中に重要問題として列挙事項があるわけですが、この列挙事項の中に、たとえば、「新加盟国の国際連合への加盟の承認、」ということが重要問題の列挙事項としてあるわけですが、これに基づいたものではないのだということは明確……

第46回国会 外務委員会 第38号(1964/10/07、30期、日本社会党)

○岡田委員 外務大臣が退席されては困ります。一問だけでいいのですから……。
【次の発言】 きょうの理事会がどういうことになっておったのか、その点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 外務大臣に対する質問を続行せいと言ってもいないじゃないですか。いない人にやれと言っても、できない。
【次の発言】 そこで、理事会で発言の順序をきめるというようなことは、いままで、順序として政党の順序はきめるけれども、社会党の中の順序は理事会ではきめていないはずであります。私は理事を何回もやっておりますからよく知っております。
【次の発言】 それでは、外務大臣に関することはあとに留保いたしまして別途にやります。た……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/02/29、30期、日本社会党)

○岡田委員 私は、社会党を代表して、総括的な質問を池田総理大臣をはじめ各大臣にいたしたいと思います。私の質問を大別いたしますと、第一に池田外交の基本方針、第二に日中関係の諸問題、第三に日韓会談について質問をいたしてまいりたいと思います。  まず第一の点は、最近の世界情勢と池田外交の基本方針について総理大臣の御意見をお伺いいたしたいと思いますが、総理大臣は、過般の施政演説の中におきまして、国際情勢は今後変転を予想されると述べておられます。今日の世界情勢は確かに流動的でありまして、変転を予想されるということは、私も御意見のとおりであると思いますけれども、その中で最も象徴的なのは、世界においてアメリ……

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/10/06、30期、日本社会党)

○岡田委員 時間がきわめて窮屈でございますので、要点だけを質問いたしてまいりますから、御答弁のほうもきわめて簡潔に要点だけ御答弁をいただきたいと思います。  まず第一点は、自衛権の乱用と極東戦争への危機という項目を中心に御質問をしたいと思うのですが、椎名外務大臣にお伺いをしたいことは、八月の末に日米安保協議委員会が行なわれました面後、椎名さんは共同会見を行ないまして、その際、協議の結果、南ベトナムの情勢はアメリカにとってきわめて有利に展開をしている、このように記者に対して回答されました。ところが、その後において南ベトナムの情勢はますます不安定な情勢に向かっていることは、御承知のとおりであります……

第48回国会 外務委員会 第15号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○岡田委員 時間がありませんから、私は要点だけ質問してまいりますが、まず第一に外務大臣に伺いたい点は、あなたがいままで答弁された点で国民が納得するかどうかということです。私、先ほどから聞いておりまして、これは、私が社会党で、あなたが自民党であるからといって、そういうことだけで言うのではないのですが、あなたの態度は、率直に言って、真剣さというものが全くないと思う。ずばり言って、国民を愚弄しておると思うのです。この戦争が拡大した場合、あなたは責任をとらなければならないんですよ。個人的なことを申し上げてはなはだ失礼だけれども、この前の戦争のときだって、あなたは責任があるのでしょう。もう一度あなたは責……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1965/03/10、30期、日本社会党)

○岡田委員 関連して、政務次官にちょっと伺っておきたいのですが、昨日の晩にこの間事故のあった北炭の夕張鉱業所の事務所が全焼したようでございますが、その経過をひとつお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 関連ですからもう伺いませんが、その状況の御報告の中でぜひ私の伺っておきたいことは、ガス爆発の原因をいま探究しているはずですが、事務所が焼けたということになると、証拠保全の問題に関連して、そういう点の関係は一体どうなるのか。焼けてしまいましたから原因がわからなくなりましたということも考えられると思うのでございますが、そういう点はひとつはっきりしておいてもらわないと、その火事の原因ということより……

第48回国会 予算委員会 第10号(1965/02/10、30期、日本社会党)

○岡田委員 総括的な質問を進めたいと思いますが、本論に入る前に、今日緊急な重大問題がありますので、その点を簡単にまずお伺いをしてまいりたいと思います。  まず第一点は、米軍の北ベトナム攻撃に基づいて、アメリカから日本に対して非常警戒態勢の要請があったはずでございますが、外務大臣にこの経過その他をお伺いしたいと思います。なお、去る八日には韓国の全域に対して非常警戒態勢の指令が発せられておりますので、当然日本にもこのような要請がアメリカから来ていると考えられるわけでございますが、こういう点についての経過を外務大臣から、あるいは外務大臣が御存じなければ防衛庁長官にお伺いをいたしたいと思います。

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/02/16、30期、日本社会党)

○岡田委員 条約局長はどういう関係ですかという御質問ですから、お伺いいたしますが、第四条では対日請求権並びに対韓請求権の処理の問題がある。これは当然独立の期限と関連をして考えなければならない。この条約四条によると、この場合はサンフランシスコ条約が期限になっている。それとの関係はどうなるのかということを聞いている。
【次の発言】 四八年四月二十八日が期限になりますか、それじゃサンフランシスコ条約によって独立の承認というのは意味をなさないのですか。
【次の発言】 これで終わりますが、これは第二条に基づく朝鮮の独立というものがあって、その独立に基づく権利義務の問題が規定されている。ところが、それはサ……

第48回国会 予算委員会 第17号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○岡田委員 総理大臣、からだがお悪いそうですが、私も実は二、三日前からかぜをひいておりまして、お互いに条件が悪い中で、これはきわめて重大なものですから質問を進めさしていただきたいと思います。お悪い総理大臣にぜひおいでをいただきたいということは、私の前会の質問に引き続いておる関係でございますし、総理大臣の前会の答弁がきわめて重大でございますので、そういう点からもおいでをいただいたわけであります。  それは、去る二月十日の衆議院の予算委員会の席上私が取り上げましたいわゆる三矢研究と称する防衛庁統幕会議の図上計画に対する質問に対して、佐藤総理大臣は概略次のように答弁をしておられます。私はその速記録を……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/03、30期、日本社会党)

○岡田委員 昨日の質問を続行いたしたいと思いますが、きょうはあまり時間がございませんので、具体的な問題に入っていろいろ質問をいたしてまいりたいと思います。(発言する者あり)ちょっと静粛にしてくれませんか。
【次の発言】 私は前回の質問で三矢計画の質問をいたして、まいりましたが、政府のほうの御答弁が不十分であったために、質問は中断されました。しかも、昨日も再三にわたって政府に要求をいたしたのでございますが、また昨日以前においても要求をいたしたのでございますが、いわゆる三矢計画と称するものの原文はいまだに御提出がございません。そこで、私が手に持っております三矢計画と称するものの資料をこの際公表いた……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○岡田委員 時間もたいへんおそくなっておりますので、五十分の時間を厳守して私は進めたいと思います。したがいまして、政府のほうでも要点だけを簡単明瞭に御答弁を願いたいと思います。  まず第一点として、先ほど石橋君の質問に対しまして佐藤総理大臣が非常に重大な答弁をされました。その答弁の要点を申し上げますと、三矢問題は日本の安全に利益があったかどうかといえば疑問であると、こういうような重大な発言を先ほどされておるのであります。私は、この問題について、非常に問題が重大でございますし、もう一度念を押しておきたいと思いますが、これまでのことをはっきりお話しになるなら、当然三矢研究なるものについては十分総理……

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第6号(1965/10/29、30期、日本社会党)

○岡田委員 関連ですから簡単に申し上げますが、後宮さん、じゃ伺いますが、それだけ重大な変化を行なった場合に、日韓間においてそのような変化の何かの文章上による取りきめがあったのでしょう。ないと言えますか。ないと言うんならないとはっきり言ってください。あるかないか。
【次の発言】 いや、全体のだ。さっきあなたの言ったこと全体のだ。あなたの言ったことだ。
【次の発言】 あるでしょう。
【次の発言】 先ほどあなたはないとおっしゃったが、あるのです。これは非常に重大な問題です。文化財にも関係している問題があるはずです。これは佐藤さんよくお聞きください。あなたのおにいさんですよ。岸総理大臣のときに、昭和三……

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第8号(1965/11/01、30期、日本社会党)

○岡田委員 関連質問からです、一つだけ伺ってまいりますが、いまの口上書の問題です。  口上書の問題をいま朗読を聞いておっただけですから、正確に検討する機会はございませんけれども、およそ外交問題というのは、外交関係を設定するということは、言うまでもなく、相互主義の原則に基づいて外交関係が設定されなければならないのは言うまでもないことです。そこでその文面の中においても、相互主義の原則に基づいて、日本は同時にいわゆる韓国の中に、在日韓国代表部と相応する代表部を設置しなければならないという、そのような文面が口上書にあったわけですが、この事実関係を見ました場合、先ほどからお話のありましたように、相互主義……

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第10号(1965/11/05、30期、日本社会党)

○岡田委員 ちょっと関連ですから、一問だけ伺いたいのですか、郡郵政大臣、藤崎条約局長、海底ケーブルは北朝鮮に届いてないのですか、もう一度確認したい。
【次の発言】 あなたはいままではっきりその点言わなかったでしょう。あなたの、電電公社の財灘の中に、昭和四十年の施設として鬱陵島、元山というのがあるじゃないか、終点施設であろうがなかろうが。ここにあるのは、一切の終点施設からどこまで結ぶということが書いてあるのであって、海底ケーブル全体を言っておるのですよ。これは北朝鮮に及んでいるじゃないか。そういういいかげんなことを言っちゃだめですよ、あなた。財産にはっきり書いてあるじゃないか。条約局長、あなた、……

第52回国会 外務委員会 第4号(1966/10/12、30期、日本社会党)

○岡田委員 先ほどから答弁を伺っておりますと、まず旅券を拒否したという法的な根拠は十三条の一項第五号であるということを言われたのですが、これは正式な決定でありますか、どうですか、外務大臣。
【次の発言】 それでは先ほどの十三条の一項五号というのは、正式の拒否の決定ではないということですか。
【次の発言】 申請は出しておらないというが、受け取っていないのでしょう。申請は出しているじゃないか。
【次の発言】 あなたのほうは申請の前に趣意書を受け取ってからでなければ申請させないでしょう。どうですか。
【次の発言】 それではここでいまはっきり伺っておきますけれども、申請書を出したら受理しますね。それを……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1966/08/11、30期、日本社会党)

○岡田委員 二、三の点を伺ってまいりたいと思いますが、まず、答申を拝見いたしまして、ただいまも質問がありましたように、私たち社会党としては、この答申では抜本的な対策には絶対にならない、こういう感をきわめて深くいたしておるわけであります。先日当委員会に審議会の会長植村さんをはじめ審議委員の人が出席をされましたが、その中で植村会長は、今度の五千万トンという数字をはじき出すにあたって、総合エネルギー調査会の中においても、他のエネルギーとの関連において十分具体的な数字をはじき出して、そういう中で五千万トンの数字というものは今後二十年くらいの間、大体その安定的な見通しとして立てたのだ、こういうようなこと……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○岡田(春)委員 いま自民党の篠田委員からの質問がありましたので、できるだけ重複を避けたいと思いますけれども、これは非常に重大な問題で、現地ではいま大混乱を起こしておるわけであります。そういう点についてだけ若干質問をいたしておきたいと思います。  私は昨晩ほとんど徹夜のように実は美唄のほうから連絡を受けております。と申しますのは、私は美唄の出身でありまして、そういう状態であるだけに現地の情勢をつぶさに実は連絡を受けておるわけであります。昨晩のテレビ、ラジオ並びに本日の朝刊で――朝刊の場合には一つの新聞だけだったようでありますけれども、ほとんど一斉に報道されたのは、通産省の方針がこのように決定さ……

第58回国会 法務委員会 第15号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間もだいぶたっておりますので、私も簡単に伺ってまいりますから、大臣のほうでも簡単明瞭にお答えをいただきたいと思います。  きょう私の取り上げるのは、綱紀粛正の問題であります。  最初に、法務大臣に伺ってまいりたいと思いますが これは昨日法務省からどういう点を質問するかというような点がございましたので、簡単ではございましたけれども、質問の問題点を提起いたしてございますので、法務大臣はお答えいただけると思います。  北海道小樽市新光町一二〇織田恵水という人が昨年、すなわち昭和四十二年七月十八日に東京都千代田区永田町ホテル・ニュージャパンの中にある株式会社日本物商、その代表取締役……

第58回国会 予算委員会 第17号(1968/03/16、31期、日本社会党)

○岡田(春)委員 社会党を代表いたしまして、若干の質問を政府にいたしたいと思います。  最初に、政治家の発言というものは千金の重みがあるといわなければならないと思うのですが、今国会における閣僚諸君の御答弁を伺っておりますと、どうも平然と前の答弁を訂正されている傾向が非常に多い。こういう傾向は最近の国会で非常に珍しいことであります。こういう点では、私は国民の政治に対する信頼を強める意味におきましては、各大臣が十分御留意を願わなければならないと思います。私はきょう質問いたすのにあたりまして、私の質問は全部速記録と対比してそのままで質問をいたします。したがって政府の御答弁も、前の速記録に基づいた正確……

第58回国会 予算委員会 第18号(1968/03/17、31期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ただいま委員長の私に対する御報告は、私はきわめて不満であります。  第一点は、はやぶさ、菊演習の想定状況に関することは、これはあるということでございますが、あるということは、私の提出した仮想敵国の事実ということをお認めになる、そういう意味に了解してもよろしいですか。どうでありますか。  第二点、理事会においてということは、理事会というものはこれは非公開が原則であり、理事だけが出席するのであります。したがって、私が資料提示をいたしました場合においても、その理事会において、私は理事ではございませんので、出席することはできないわけであります。当然これは理事会において、理事懇談会等そ……

第61回国会 内閣委員会 第25号(1969/05/15、31期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連。あなたが言っておるじゃありませんか。ここにこの間の速記録がある。木崎君が、第二項の工事内容の質問を行なったのに対して、これはあくまでも質問であって、いわゆる意見の申し立てではないんだということを確認しろというときに、議長としてのあなたが言っているじゃないですか。速記録に残っておるじゃないですか。「それから二番目の議事次第によりまして、議事次第の今第二の発言であると、第三にはいっているんじゃないんだということを確認しろと言われますように議事次第の第三にはいっていないということで議事記録を提示いたしたいと思っております。」はっきり言っているじゃないですか。異議意見じゃないと……

第61回国会 内閣委員会 第32号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連。防衛庁長官、いまのあなたの答弁、全然違いますよ。あなたの言っておるのは、ベトナムの内域を直接戦闘の危険のある地域、そういうことであるから、そこに船が入った場合には戦闘作戦行動として事前協議の対象になる場合もあり得る、こういうことなんですか。もう一度はっきりしてください。
【次の発言】 あなたは、そこがそういう直接戦闘作戦行動の疑いがある地域であるから、軍事輸送をする船というものが事前協議の対象になる、そういう疑いがある、こういうことですか。そこの点はっきりしてください。交換公文に基づく戦闘作戦行動というのは、そういう場合も適用できるのですか。

第61回国会 内閣委員会 第35号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ちょっと関連いたしますが、先ほど華山委員の御質問はきわめて重要な質問をしておられるわけです。これは若干防衛庁長官並びに法制局長官にはっきり確かめておかなければならない点があるのです。  と申しますのは、華山委員の質問は、B52のごとき攻撃的な武器を沖繩に配置されている場合に、たとえば沖繩が日本に返還された場合、沖繩を含めた日本に――安保条約下の基地としての日本にという意味だと思うのですが、そういうところに配置ができるのかどうか、これは憲法上認められるのかどうか、こういうことだったと思うのです。そういう点で法制局長官の答弁は、まあ若干御答弁があったのですが、必ずしもわれわれ正確……

第61回国会 予算委員会 第14号(1969/02/19、31期、日本社会党)

○岡田(春)委員 社会党を代表して若干質問いたしますが、私の質問の主たるものは外交、防衛問題であります。  しかし、第四次答申が出されましてから、石炭問題が特に最近は非常に重大になってきておりますので、最初に、石炭問題の基本の問題についてだけ特に総理大臣に御意見を伺いたいと思います。  二月十日のこの予算委員会において、石炭問題について政府が幾つかの答弁をされました。この答弁を要約いたしますと、大体三つの柱になると思います。第一点は、石炭産業は存置しなければならないけれども、石炭の位置づけの問題については、今日では明らかにすることができない。第二の点は、体制問題については反対ではないけれども、……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 外務委員会 第2号(1973/02/23、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 いろいろお伺いしたいことがあるのですが、時間がたいへん制約されておりますので、外務大臣に簡潔明快にひとつ御答弁をいただきたい。  まず第一点は、日本の外交方針の基本の問題ですが、これについてはこの国会の始まります劈頭、外交演説がありまして、こういう点を伺っておりますと、外務大臣の御趣旨は、いまや平和のために対決から対話の方向に進みつつある、そういう方向のために積極的な外交を進めたい、これが基本の考え方である。そこで、まず第一点として伺いたいのは、確かに国際的には対話の方向に進みつつあるわけでございますから、いままで敵対関係にあった国あるいは政府、こういう諸国あるいは政府間にお……

第71回国会 外務委員会 第5号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 もうだいぶおそいようですから、要点から伺ってまいります。  大平外務大臣にお伺いをしたいのですが、御存じのとおり、蓼承志さんを団長として、いよいよ来月中国から代表団が参ります。これは民間代表団ですが、しかし民間代表団といえども、日中国交回復の際に北京において、蓼承志さんの肩書きの点などから、田中総理、大平外務大臣は蓼承志さんとも再三接触をされたわけです。この来日問題について、政府としてはどのような態度でこれを迎えられるか。こういう点をまず第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 あらゆる措置をおとりになるんだとするならば、たとえば田中総理との会談、こういうことも予定されておら……

第71回国会 外務委員会 第7号(1973/03/28、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党の五党を代表して、ただいま議題となりました法案に対する附帯決議案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付をいたしておりますので、朗読は省略をさしていただきます。  さきに琉球政府立法院は、国際海洋博覧会の沖繩開催実現についての要請決議を行ないました。政府はこれを受けて昭和四十六年十月二十二日の閣議において、昭和五十年に沖繩で国際海洋博覧会を開くことを決定いたしております。私たちは、この国際海洋博覧会が復帰後間もない沖繩県において開催されることに意義を感ずるものであります。したがって、こ……

第71回国会 外務委員会 第9号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは主として軍事的な問題、防衛上の問題を中心にお話を伺いたいと思いますが、まず第一に、今月早々から韓国の東南部で米韓の合同演習が行なわれているはずですが、その中心拠点が岩国の基地並びに沖繩の基地、これが中心拠点となって合同演習が行なわれているわけです。これについて何らか事前の通告があったはずでありますけれども、ひとつこの点からまず伺ってまいりたいと思います。
【次の発言】 沖繩の第三海兵師団は参加するということになってまいりますと、岩国の第一海兵航空団、これが参加をしないということは、ちょっとこれは解せないことなのです。というのは、上陸演習の場合にはバタリオン・ランディン……

第71回国会 外務委員会 第10号(1973/04/06、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 国連憲章の改正の条約に関連して若干伺いたいと思いますが、一つは現在国連加盟国で、しかも日本が国交未回復の状態になっている、こういうが幾つかあるはずでございますが、これについて具体的な国名をあげて御答弁をいただきたい。
【次の発言】 国連未加盟国の場合、どういう国がありますか。
【次の発言】 それ以外アフリカ諸国その他、ラテンアメリカ、そのほうはありませんか。
【次の発言】 国連中心主義という態度をとっておられるわけですが、国連に加盟している国に対して国交関係、外交関係がないということはきわめて不自然だと思うのだが、これは国連憲章の改正の場合にも非常に重要な問題にもなってくると……

第71回国会 外務委員会 第17号(1973/05/11、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間が制限されておりますので、若干要点だけを伺ってまいりたいと思います。  まず第一点は、五月にILOの理事会が行なわれる。そこで新聞の報道によりますと、各国の批准件数の国際比較のテーブルをすでにILOの事務局では準備をしている。それから輸出製品のコストの中の労務費の国際的な比較、こういう点をすでに準備を始めているというように聞いておりますが、こういう点はどういうことになっておりますか。安養寺さんにまず伺ってまいりたいと思います。
【次の発言】 批准の比較テーブルが出てまいりますことになりますと、先ほど塩路さんもお話しになりましたように、日本の場合に加盟国の中で六十四番目とい……

第71回国会 外務委員会 第18号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 若干御質問をいたしますが、今月の十五日にドイツ民主共和国との外交関係の設定が行なわれたわけでございます。この交換公文を拝見いたしますと、外交関係の設定について、「千九百六十一年四月十八日の外交関係に関するウィーン条約の規定が日本国とドイツ民主共和国との間の外交関係を規律するものであることを確認します。」云々、こうなっているわけです。こういう形での外交関係の設定は、実はいままでにどうもないような感じがするのですが、こういう先例がありますか、どうなんですか。
【次の発言】 そうすると、こういうような間接的な表現を行ないました理由はどういうわけでございますか。  たとえば日中共同声……

第71回国会 外務委員会 第19号(1973/06/01、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは労働大臣を中心にして若干質問をいたしてまいりますが、現在提出をされている条約は三件であります。  最初に質問いたしてまいりますのは国際労働機関憲章の改正に関する文書、これを中心に質問いたしてまいりますが、ILO憲章にも書いてありますように、ILOの加盟国というのは、労働条件を向上することによって人権を擁護するということを基本の点として加盟国は守っていかなければならない点であることは憲章の前文にも書いてあるわけです。  そこでわが国の場合には主要産業国としてILOに加盟が認められているわけですが、この主要産業国としての労使関係というものがどういうものでなければならないの……

第71回国会 外務委員会 第26号(1973/06/29、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ちょっと関連して。  それじゃ伺っておきますが、現行協定、政正前のでも修正案を出していますね。現在の協定の付表は生きているのですか、生きてないのですか。現在ですよ。
【次の発言】 そうするとどういうことなんですか。現在の四十三年協定の付表は生きてないんですか、生きているのですか。
【次の発言】 それでは生きているのは、交換公文に基づく付表が生きているのですか。
【次の発言】 そうすると、現在生きている付表はどれなんですか。
【次の発言】 四十三年協定の付表とそれとは違うわけでしょう。違うのならば、その違っている付表というものはいつできたのですか。

第71回国会 外務委員会 第32号(1973/08/24、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連して。参議院の法務委員会で正式に答弁をしている、しかもそれが個人であるとか第六感であるといっても法務大臣として答弁をしている、こういう問題を、あとになって個人であって第六感であるから責任を負うことができないと言わぬばかりの言い方ではわれわれ国会の審議は進行いたしません。こういう点については副長官がもう一度――この点については電話でお調べになったのですか、どういう方法でお調べになったのですか。法務大臣の見解を、そういう点を調整された経過をお伺いしたいと思う。
【次の発言】 これは内閣一体の原則からいって、その答弁と昨日の答弁との相違というのは相当重要な問題です。こういう点に……

第71回国会 外務委員会 第34号(1973/09/07、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 若干御質問いたしますが、ただいまも石井委員の御質問の中にもありましたように、金溶植外務大臣の昨日の声明によると、金東雲一等書記官は事件に関係がない、そういう理由のもとに出頭を拒否した。日本の捜査当局の発表とこの見解はまっ向から対立をするという結果になってしまったわけです。こういうような場合においては、場合によっては重大な国際問題が発生する可能性がある。それだけに日本の捜査当局が発表するに至られたその経過というものが非常に重要なことであって、やはり公式の機会にはっきりした見解をまず第一に述べられることが必要であると私は考えます。先ほども断片的に石井委員に対して御答弁がございまし……

第71回国会 外務委員会 第36号(1973/09/19、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間の制約もありますので、きょうは、金大中問題とそれに関連をいたしまして韓国に対する経済援助の問題を中心に御質問をいたしたいと思います。  まず、きょう山本警備局長お見えですから伺っておきたいのですが、十七日付で韓国の捜査報告が来ているわけです。これを見ると、金東雲なる男は嫌疑がない、犯行に加担した嫌疑がないということがはっきり書いてある。しかし、それの物証といいますかあるいはアリバイといいますか、こういう点については全然触れておらないし、あれだけの、たった一行の文章では、これは日本の国民としても全く納得ができないと思うのです。こういう点についてどういう感想を持っておられるの……

第71回国会 外務委員会 第37号(1973/09/25、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 この前の質問の留保された点についてお伺いをするわけですが、その前に、昨日の参議院本会議によりますと、金東雲なる男が現職の自衛官を使って金大中氏をスパイをしておった、こういう重大な事実が明らかになったのですが、この問題についてその後どういう経過になっているか、この真相を簡単でいいですから明らか  にしていただきたいと思います。
【次の発言】 この問題もこの委員会でも明らかにしていただきたいわけですけれども、おそらく法務委員会その他でこの問題を質問していると思いますので、私のほうはこの点については留保いたしまして、韓国のいわゆる経済援助の経過で、政府側が前回答弁を留保された問題に……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間がもう五十分ぐらいしかないので、いろいろ伺いたいのですけれども、ひとつ答えは簡単明瞭にお願いします。さっきから政府委員の答弁を聞いておると、必要でないようなことまで言いますから、ひとつ簡単明瞭にお答えをいただきたい。  私が御質問いたしますのは、伊達火力の問題ばかりです。  まず第一点に、これは通産省の関係にお伺いしたほうがいいと思うのですけれども、昭和四十六年版「電気事業の現状」、いわゆる電力白書ですね。昨年の電力白書には、新設の発電所を決定する場合には、次のような段取りと手続を行なってきめることになっている。その白書の中では、こういうように書いてあります。「当該年度の……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私、伊達火力の問題をこの前の委員会に続いて質問を続けます。時間が五十分というのですから、ひとつ答弁は簡潔にお願いいたします。  きょうは、主として水産庁の関係に伺ってまいりますが、長官どうぞ前のほうへ、そのほうが話が早くていいですから。  第一に伺いますが、いま島本委員から御質問がありましたお答えですけれども、日本水産資源保護協会の調査報告は、あなたは信用されておられるんですか、どうなんですか、簡単に……。
【次の発言】 この報告書がいかにでたらめなものであるかということをこの前私は追及しましたけれども、そのときに水産庁の御答弁はあまりありませんので、きょうは御答弁を具体的に……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第26号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 関連質問ですから簡単に私伺いますが、先ほどから島本君のお話しのとおり、このように流血の惨事を招きましたことはきわめて遺憾であります。しかも私ここでどうしても申し上げたいことは、この事件が流血の惨事になるのではないかということをわれわれ心配したのです。ですから、われわれとしては関係の議員とともに三木環境庁長官並びに関係の大臣を歴訪いたしまして、具体的にいうと櫻内農林大臣、二階堂官房長官に、明日もしこのような事態が起こるならば、流血の惨事を招くことはもう明らかである。だからやめてもらいたいということを申し入れたのに対して、三木環境庁長官は、そういうことは今後の立地問題としてはきわ……

第71回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 若干お伺いいたしますが、三十分ですから、お答えがあまり長いと三十分が済んでしまいますので、ひとつ要点をお答えいただきたいと思います。  先ほど渡辺委員から非常に重要な問題提起があったわけです。それは、国際的な関係で、日本は輸入する側として、エネルギー資源は今後きわめて逼迫する情勢にある、そういうように非常に苦しい状態になってくるのであるが、石炭政策については一体これからどうするんだ、こういう意味の御質問があったわけですが、そういう情勢であるから第五次答申が必要なんだというのが、中曽根通産大臣の御答弁であります。しかし私は、これはちょっとかみ合わないという感じがする。というのは……

第71回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1973/04/12、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間がだいぶ超過しているし、社会党の割り当ての時間はたいへん少ないですから、ひとつ政府委員のほうからも簡単明瞭にお答えをお願いいたしたいと思います。  いまちょっと御質問があって、通産大臣から、今後の問題についてはいま考えておらない、第五次の政策に全力をあげる、こういう御答弁がありました。しかし、第五次の答申を見ますと、今後の長期展望について考える必要があるという趣旨のことが出ているわけです。この点のこの部分だけ読んでみますが、答申の中では「かかる事態を直視すれば、石炭対策も、石炭をめぐる困難な諸問題を一時に根本的に解決することは不可能といわなければならず、この際必要なことは……

第71回国会 内閣委員会 第32号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 しばらく防衛問題をやっておりませんで、きょうは試運転ですから、ひとつ率直にお答えをいただきたい。御答弁を聞いていると、答えなくてもいいようなことまでたいへん時間を使っておりますので、私は時間をできるだけ尊重したいと思いますので、御答弁に時間をとらないようにひとつお願いをいたしたい。  まず第一点、質問に入りますが、防衛庁の姿勢の問題です。きょうの午前中の質問を伺っておりましても、山中長官が初めて就任された関係等もあろうと思いますけれども、長官自身が御存じにならないようなことが少なくない。これはやはり、シビリアンコントロールの問題からいってまことに重大な問題でありますだけに、十……

第72回国会 商工委員会 第33号(1974/05/10、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 二月二十三日の予算委員会で、私は、欠陥のガス湯わかし器の富士C4号の問題について取り上げまして、東京瓦斯が通産省と結託をして虚偽不正な行為を行なった疑いがきわめて濃厚であるということを指摘いたしました。これについての回答の文書は、その後予算委員会の終了直前に配付されたのであります。したがいまして、予算委員会でこの通産省の答弁をあらためて質問することができなかったわけであります。したがいまして、きょう商工委員会において続いてこの点について質問いたしてまいりますが、虚偽不正の行為が行なわれた疑いが濃厚である、私のこのような指摘に対して、はたせるかな、その後の事実を明らかにするよう……

第72回国会 大蔵委員会 第34号(1974/05/24、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 福田大蔵大臣にはなかなかお会いする機会がありませんので、私のほうが大蔵委員会に出てまいりまして、飛び入りでございますが、若干質問をさせていただきたいと思います。  周辺整備法の審議の最中でございますから、勢い公害問題が非常に大きな問題になってまいります。したがいまして、私の質問の中心点は、かねてから問題になっておりますし、また私が予算委員会の一般質問で大臣にお伺いをいたしました苫小牧東部開発の問題であります。これは御存じのとおりでございますが、苫小牧東部開発については公害問題が非常に大きな問題になっておりまして、そういう点からいって、一月に港湾審議会で答申をされたわけでござい……

第72回国会 内閣委員会 第30号(1974/05/16、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 割り当ての時間が三十分です。問題を二つに分けて質問をいたしてまいります。ここにある、あとで実物を見せますが、この問題はあとで質問いたします。  最初は、周辺整備法の関係でございますので、横須賀の基地に関連する問題を若干伺ってまいります。それは、アメリカの攻撃用航空母艦といわれているミッドウエーの問題、この問題を中心に質問いたします。  まず、ミッドウエーが日本海に二回にわたって入った……
【次の発言】 二回にわたって入ったということに関連をいたしまして、その前提として、ソ連の極東艦隊の動きの問題を、おそらく防衛庁では、こういう機会にいろいろ話したいんだろうと思いますが、ミッド……

第72回国会 予算委員会 第13号(1974/02/06、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私は、本日外交問題を中心に、大体三つの柱で御質問をいたしたいと思います。  三つの柱とは、いわゆる日韓大陸だな条約の問題が第一の柱、第二の柱は、総理の東南アジア訪問、第三は、政府のいっている政府主導の経済協力とは一体何か、この三つを柱にして具体的にお伺いをしてまいりたいと思います。ひとつ、簡明直截な御答弁をお願い申し上げます。  まず第一点でございますが、先日調印されましたいわゆる日韓大陸だな協定に対して、一昨日、中国は、主権侵害であるからこれを容認できないという通告をいたしてまいりました。これに対して大平外務大臣は、日本政府としては十分配慮しているつもりである、このような記……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私は、きょう二つの問題を重点に御質問をいたしたいと思います。第一点は、東京瓦斯のいわゆる不正問題、第二の点は、苫小牧東港の問題、この二つを中心に質問をいたしてまいりたいと思っております。  三木副総理が御都合のために、苫小牧東部の問題はあとに回してくれという御希望でございましたので、私は、東京瓦斯、略称して東瓦斯と申しますが、東瓦斯の問題を先に御質問をいたしてまいりたいと思っています。  まず、第一にお伺いをしたいのは、ガス料金は、ガス事業法の規定に基づきまして認可制であります。しかし、ガス用の器具は規制されておりません。しかし、ガスというものは、器具がなければ使えないのでご……

第72回国会 予算委員会 第30号(1974/03/11、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 この前の私の質問に関連をして、若干の資料その他をお出しいただく問題について留保いたしてありますので、この点からお伺いをいたしてまいりたいと思います。  まず第一点は、山中防衛庁長官にお伺いをいたしたいと思いますが、私、この間の質問にあたりまして、速記録をその後拝見をいたしました。速記録によりますと、ここに写してございますが、ベーシック・ドクトリンについて、私は資料としてベーシック・ドクトリンを提出をしていただきたい。これに対して防衛庁長官は、速記録のとおり読みますが、「だから、全員に配れとかなんとか言われるわけですから、したがって、改ざんも何もいたしませんから、コピーした資料……

第73回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1974/08/06、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私は朝日炭鉱の具体的な問題について少し伺ってまいりますが、まず第一点として、広瀬炭業課長はことしの春、この朝日炭鉱の現地調査を行なった。そのときに、坑内条件その他の状態も調べてきているはずでありますが、可採炭量その他から見て採炭が不可能であると考えているのか、通産省の考え方としては一体どうなっているのか、こういう点を伺いたい。
【次の発言】 一年くらいの可採炭量があって、これは採炭、坑内条件の問題等があっても現在の朝日炭鉱を閉山せざるを得ないというような状態であったのかどうか。
【次の発言】 経営はむずかしいということになると、閉山するのは当然である、こういうことですね。通産……

第74回国会 予算委員会 第2号(1974/12/19、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 社会党を代表いたしまして、総括の質問を行ないますが、最初に三木総理に注意を喚起したい。  きょうは、インフレ、不況下のこの重大な段階の中で最初の委員会をやるわけでございますが、その際に、時計を見ますともう六分もおくれているわけであります。きょうの十時から始まりますことについては十分御存じでございますので、あなたは偽りのなき政治をおやりになるということならば、こういう点からひとつまず御注意をいただきたい。そういう点について、ひとつ注意を喚起したいと思います。
【次の発言】 私の質問の柱は、大体三つにいたしたいと思います。第一の柱は、金脈、金権問題を中心とする政府の政治姿勢につい……

第75回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1975/06/18、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 最初にちょっと委員長に伺っておきたいのですが、きょうは新政策の質問だと思うのだが、労働省の所管として新政策について何ら説明がなくて、われわれは質問するのですか。それを先にやらないで質問を始めるということは、ちょっとおかしいのじゃないか。通産省のときは、当初に恐らく通産大臣から新政策の概略説明があるだろうと思うけれども、労働省だって、新政策について何らかの見解がなくては困るわけでしょう。それを委員会の運営として、新政策の説明がなくて質問に入るといったって、何の質問をするのです。委員長にちょっと伺っておきます。
【次の発言】 では若干、私は質問をいたしてまいりますが、伝えられると……

第75回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1975/07/21、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 二十分足らずの質問というのでは、なかなか質問できないのですが、私たち委員会は三日間、北海道に調査に行ってまいりました。円城寺さん、非常な御努力であるにもかかわらず、今度の新政策の評判は、まことに申しわけないが、きわめてよろしくない。これに賛成だとおっしゃったのは石炭協会だけでありました。そういう状態を見ると、どういう点に問題があるかというと、生産規模の点あるいはまた第三セクターの問題保安の問題、財政措置の問題あるいはまた産炭地振興の問題、こういう点について、肝心なところは結局いままでと変わりがないじゃないか。見直しとおっしゃるけれども見殺しではないか、こういう声がはっきり出ま……

第75回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1975/07/22、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 通産大臣、近いうちに北海道へおいでになるようでございますから、現地の生の声を、ひとつこの答申問題について、ぜひともお聞きをいただきたい。  私たちも実は先週、三日間にわたりまして北海道へ参りまして、この委員会としての調査を行ったわけでございます。ここに専門委員の向坂さんもおられますけれども、せっかくの御努力にもかかわらず、この答申に対しては非常な失望の念が強く出ております。賛成と言い切ったのは、わずかに石炭協会だけ、それ以外のところは、北海道の知事を初めとして市町村会あるいは市町村長、これらの人々もこれに反対、労働組合は言うまでもありません。こういう状態でございますので、ひと……

第75回国会 予算委員会 第8号(1975/02/06、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私は、外交問題を中心にして、政府に対して若干の御質問をいたしたいと思います。  質問の項目を分けまして、第一は対外政策の基本方針、第二は発展途上国と日本との関係、第三はアジアの軍事情勢と日本の態度、第四は日中関係の諸問題、大きく分けましてこの四つについて御質問をいたしてまいります。  まず第一の対外政策の基本方針についてでございますが、予算委員会が始まりましてからの三木総理の答弁を伺っておりますと、今日の国際情勢は大きな変化を遂げている。特に宮澤外務大臣の本会議における外交演説を伺いますと、「今日の世界は、新しい秩序を求めつつ、変動の過程にある」、このように指摘をされておりま……

第75回国会 予算委員会 第9号(1975/02/07、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ただいま公明党の矢野書記長の御質問、それに対する答弁を伺っておりましたが、委員長は、自分は専門家でないからまだ判断ができない、こういうお話でございます。私も静かに伺っております限り、これはまさに矢野書記長の言われるとおりである、このように私は心証を明らかにいたしてまいりました。  この点につきまして、私、社会党としても、日本には核が持ち込まれている、こういう点について、具体的にこれから質問をいたしてまいりますが、このことは、すなわち、矢野書記長の言われたことが正しいということを裏づけることになる、そういう意味で、具体的な点で、角度を変えまして質問をいたしたいと思います。  そ……

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/02/19、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間が非常に制約されておりまして、大体後一時間足らずでございますから、若干お伺いをいたしてまいりますが、簡単明瞭にお答えをいただきたいと思います。  副総理にお伺いしたいのでございますが、副総理がまだお見えになりませんので、まず外務大臣からお伺いをいたしてまいります。  この間来、新聞の報道によりますと、ソ連の大使から、日ソ友好親善条約あるいは善隣協力条約ですか、こういう条約について、三木総理その他に何か提案があったという話を聞いております。これに対して、日本の政府としての公式な見解をまだわれわれ伺っておらないわけでございますので、こういう点について、どのような政府の態度をお……

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/02/21、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私の質問は、この間、総括質問の中で、中東問題に関する施政演説と外交演説の間の食い違い、この問題について私は質問をいたしたのでございますが、これについては、単なるケアレスミステークとか、そういう形の技術的な問題ではない。これはまさに政策上の違いである。この点は、アラブの民族問題に関するいわゆる考え方の違い、すなわち政策上の明らかな違いであって、この二つの演説の間には重大な政策上の相違があるという点を実は指摘をいたしたのであります。ところが、遺憾ながらこれについては、政府並びに自民党の諸君の間では、必ずしもこの問題の重要性についての認識がまだ十分に持たれておらないという感じがいた……

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/03/01、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間が大変制限されておりますので、簡単にお答えをいただきたい。  先ほど、楢崎委員の岩国の基地の問題について御答弁をされておりますが、あれでは全く私は納得いたしません。二月七日に私も質問をしておりますだけに、こういう点について、初めに若干問題を明らかにしてまいりたいと思います。  そこで、先ほどの山崎アメリカ局長の答弁を聞いておりますと、岩国にある基地について、昭和四十六年十一月三十日の答弁書の中を読まれまして、「数年前まで右のような任務を有する小部隊が置かれていたが、同基地の狭あい化に伴い、現在ではその規模が更に縮小されている。」いわゆる部隊は縮小されている、このようにお答……

第76回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1975/12/10、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 われわれは七日に現地調査に行ってきたのでございますが、幌内の問題について、現地では大津炭鉱長から事情を聴取いたしました。  ちょうど消火のための注水作業が行われている最中でございまして、これについて、いつごろまで注水をするのか、あるいはまた、行方不明になっている方々の収容はいつごろからできるのか、こういう点について炭鉱長から事情を聞いたわけであります。それに対しまして大津炭鉱長から、注水作業は九日の夕方ぐらいまで行われる、それが完了した後、坑内条件が許される状態であるならば、良好な条件であるならば、行方不明者の収容は今月の二十四日ごろから行いたい、こういう回答があったわけであ……

第76回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1975/12/24、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表し、私から決議案の提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    石炭鉱山の保安確保に関する件(案)   石炭鉱山保安の確保は、今次石炭政策答申において、最も重要な柱として位置づけられているにもかかわらず、北炭夕張新鉱、三井砂川鉱、三菱高島鉱、北炭幌内鉱における相つぐガス爆発等最近における重大災害の発生は、他産業に類例をみない異常なものであり、わが国石炭産業の前途に改めて憂慮すべき問題を提起するに至っている。   これら重大災害の発生は、特に……

第76回国会 予算委員会 第2号(1975/10/21、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 私は社会党を代表して、外交、防衛問題を中心に御質問いたしてまいります。  最初に、簡単に経済外交の問題について若干質問をいたします。  来る十一月十五日から三日間、パリで世界経済首脳会議が開かれることになりましたが、この会議に収穫は余り期待できないと一般に伝えられている。今日の日本経済はいままでにないスタグフレーションのもとで、国民は大変苦しんでおりまして、政府はそのために全力を挙げなければならないときであります。そこで十一月十五日ということになりますと、このような重大な問題を審議しております今度の国会の最終盤の段階に入っておりますきわめて重大なときであります。それにもかかわ……

第76回国会 予算委員会 第3号(1975/10/22、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 委員長にもお聞きいただきたいのですが、これだけ長い回答を事前に何ら通告もなし、ここで読んでそのままで終わり、審議のしょうがないですよ。こういう点は、こういう一流の手をお使いになる。いままでの経験では、防衛庁がそういう回答をする前に、必ず理事会か質問の本人に、大体こういうものを出します、こういうことを言った上で出しているわけです。今度の場合、意識的に私にも一言の通告もない、理事会にも全然ない、こういう一流の手を使うのであります。  この点を私申し上げまして、質問いたしてまいりますが……。
【次の発言】 委員長の御配慮、非常に私も敬意を表します。それだけに、この記録を見た上で、も……

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/10/28、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは再々質問をやらせていただきますが、最初に委員長、お疲れのところをわざわざ御出席をいただきまして敬意を表します。できるだけ委員長の方針に従って、私は質問をいたしてまいります。
【次の発言】 まず第一に、この前留保いたしております点でございますが、資料として出していただきたいという点で、若干いまだに資料が出されておりません。それは、松前・バーンズ協定に基づくところの共通運用手順、それから要撃準則、それから交戦規則、これらを出していただくようにお願いしますと同時に、了解覚書についても出していたたく、こういうことを要求をしておるのですが、いまだに何らの回答がございません。しか……

第77回国会 外務委員会 第10号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間が限られておりますので、先に問題点を出しまして、それから伺ってまいりたいと思います。  きょうの問題点は、私自身の問題であります。アメリカの海軍の秘密調査機関であるNISですか、これが私をスパイしておった、こういう問題が実は先日の新聞に報道されております。もしこれが事実だとするならば、私から言うならば主権の侵害である。それだけではない、国政調査権の侵害であり、私自身の人権の侵害である。この三つの点で、徹底的にこれは究明をしていただかなければならない。こういう点で質問をするのですが、問題はこれであります。  五月十七日付の朝日新聞夕刊九面に「反戦事務所付近に出没 横須賀米海……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1976/03/02、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうは伊達パイプラインの質問をいたしますが、御答弁は、時間の制限がございますので簡単明瞭に、ひとつお答えをいただく。そして、ちょっと私、中耳炎を患っておりますので、聞きにくいことがありますので、大きな声で、ひとつ御答弁をいただきたいのであります。  伊達のパイプラインの問題に入ります前に、環境庁の長官に若干、総括的な御意見を伺いたいのですが、私も、いま島本委員の質問を聞いておりまして、アセスメント法といいますか、簡単に一言で言わしてもらいますが、この法律は今国会に出したい、しかし、どうも余り、はっきり出せるかどうかわからないというような感じの御答弁があったんですけれども、そ……

第77回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 時間が大変、限られておりますので、いま、お話のありましたように簡潔に、ひとつお答えをいただきたいし、私も問題点を中心的に取り上げて大臣に伺ってまいりたいと思います。  まず第一点でございますが、先日、政府当局の方の報告を伺いますと、五十年度の生産の実績は千八百六十万トンになった。新政策が出されましてから、劈頭から二千万トンに達しないというような状態があらわれてまいったわけであります。そういう点から言いますと、新政策というものが非常に問題があるのではないかということにもなるわけですが、一番大きな問題は、何といいましても幌内の災害の問題が生産の目標に非常に大きな障害になったであろ……

第77回国会 予算委員会 第9号(1976/02/06、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 最初に、委員長初め皆さんに御了解をいただきたいのですが、残念ながら中耳炎を患っておりまして、答弁が余りはっきりしない場合があるので、レシーバーをかけさせていただいて質疑させていただくことをひとつ御了解をいただきたい。
【次の発言】 それで私は、きょう、大きな柱で三つの点について、総理大臣を初め関係各大臣に御質問をいたしたいのでありますが、三つの柱とは、第一は石炭産業、特に当面保安の問題が非常に大きな問題になっておりますので、この点が一つ。第二の点は、この間から問題になっております武器輸出の問題。第三点は領海十二海里の問題。この三つを中心に質問をいたしてまいりたいと考えておりま……

第78回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1976/10/06、33期、無所属)

○岡田(春)委員 この間、予算委員会で時間が制限されておりましたので十分お伺いができなかったのですが、それを続けるという意味で主として、きょうは通産大臣、労働大臣に伺ってまいりたいと思います。  先ほど多賀谷委員の御質問に答えられまして、五十二年度の財源については完全に確保する決意である、こういう通産大臣の御答弁でした。そういうことで、その前提になることですが、そうすると現在の石炭石油特別会計は五十二年度においても続ける、そういう法律的な改正を当然行わなければならないわけですが、そういうように理解してもよろしいわけですか。特別会計制度を堅持するという御意見ですかどうですか、この点が一点。  第……

第78回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 先ほど三人の参考人から貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございました。時間も制限されておりますので、簡単にお伺いをいたしてまいりますが、私は主として萩原参考人に御質問をいたしてまいりたいと思います。  先ほどのお話を伺っておりますと、萩原さんからもお話があったのでありますが、八月十三日と九月七日ですか、この二つの再建案に非常に大きな違いがある、そういう点からいって、いろいろ問題にもなっているようだが云々というお話もありました。私はこの点が非常に重要な点の一つになると思うのですが、八月の十三日の案については、萩原さんのお話では、その際に会社単独でつくったものではないも……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/01、33期、日本社会党)

○岡田(春)委員 三十分しか質問の時間がありません。したがって、石炭問題を中心に、これに限って質問をいたしますが、その前に一問だけ総理大臣に伺っておきたいことがある。  それは、ついせんだってECの通貨評議会が行われまして、その席上で三回目のいわゆるランブイエの会議を十二月の末または一月、東京において開くことを検討する、こういうことが議題になりまして、そこには日本から財務官も出席をいたしております。そういう事実がありますだけに、総理がサンファンの会議において三回目は東京でやりましょうという提案をした、こういう事態が具体的にあらわれてきたんだろうということも考えられるが、まず第一に、総理大臣この……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1976/12/25、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄至極に存じます。  御存じのとおり、石炭は、四十八年の石油危機以来見直されてはきておりますものの、きわめて厳しい諸問題が山積をいたしております。  幸いにいたしまして、本委員会の各位におかれましては、いずれも練達堪能の方ばかりでございますので、石炭に関する最善の対策を樹立するために、委員各位の御支援、御協力をいただき、委員会を運営してまいる所存でございます。  何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)  次回は、公報をもってお知らせいたすことといたし……

第79回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1976/12/28、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの田中六助君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  それでは、委員長は、理事に       愛野興一郎君    田中 六助君       山崎  拓君    山下 徳夫君       岡田 利春君    多賀谷真稔君       西中  清君    西田 八郎君 を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時四十四分散会

第80回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1976/12/30、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの田中六助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  それでは、委員長は、理事に       愛野興一郎君    田中 六助君       楢橋  進君    山下 徳夫君       岡田 利春君    多賀谷真稔君       西中  清君    西田 八郎君 を指名い……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1977/02/23、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  石炭対策の基本施策について、田中通商産業大臣及び石田労働大臣より、それぞれ発言の申し出がありますので、これを許します。通産大臣田中龍夫君。
【次の発言】 労働大臣石田博英君。
【次の発言】 次に、去る二十一日付託されました内閣提出の石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案及び産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。田中通商産業大臣。

第80回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1977/03/02、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  去る二月二十五日付託になりました岡田利春君外二名提出の石炭資源活用法案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。岡田利春君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の一部を改正する法律案、炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案及び石炭資源活用法案の各案を議題として、審議に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。田中六助君。

第80回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1977/03/24、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の一部を改正する法律案、炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案及び石炭資源活用法案の各案を議題といたします。  この際、ただいまの各案についての参考人出頭要求に関する件につきお諮りをいたします。  来る三月三十日水曜日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任を願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1977/03/30、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の一部を改正する法律案、炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案及び石炭資源活用法案を議題として審議を進めます。  本日は、各案につきまして、参考人から御意見を聴取することにいたしております。  午前中は、日本石炭協会会長有吉新吾君、日本炭鉱労働組合中央執行委員長里谷和夫君、全国石炭鉱業労働組合中央執行委員長岡新一君、全国炭鉱職員組合協議会議長鈴木照生君の御出席をいただいております。  参考人の各位には、御多用中のところ……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1977/04/06、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  去る四月一日、長崎県西彼杵郡外海町において発生いたしました松島炭鉱株式会社池島炭鉱の災害について、政府より説明を求めます。斎藤立地公害局長。
【次の発言】 これにて政府の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の一部を改正する法律案、炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案及び石炭資源活用法案を議題として審議を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1977/04/20、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  去る四月六日、理事西田八郎君が委員を辞任され、現在理事が一名欠員になっております。これより、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に西田八郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、石炭対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。中西績介君。
【次の発言】 次回は、来る四月二十七日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時十七……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1977/04/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  本件調査のため、本日、石炭鉱害事業団理事長讃岐喜八君に参考人として御出席を願い、御意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。藏内修治君。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 次回は、来る五月十一日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時二十三分散会

第80回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1977/05/13、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  去る十一日の三井石炭鉱業株式会社三井芦別炭鉱芦別鉱のガス爆発災害により多数の犠牲者が出ましたことは、まことに痛恨のきわみであります。心からお悔やみを申し上げます。  まず、本件について政府より説明を求めます。斎藤立地公害局長。
【次の発言】 これにて政府の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りをいたします。  ただいま説明を聴取いたしました今回の三井石炭鉱業株式会社三井芦別炭鉱芦別鉱のガス爆発災害につきまして、本委員会から北海道の現地に委員を派遣し、その実情を調査……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1977/05/18、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  去る五月十三日、十四日の両日、三井石炭鉱業株式会社三井芦別炭鉱芦別鉱のガス爆発災害について、現地に委員を派遣し、実情調査を行いました。  この際、派遣委員より報告を聴取いたします。岡田利春君。
【次の発言】 これにて派遣委員の報告は終わりました。
【次の発言】 次に、質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野村光雄君。
【次の発言】 安田純治君。

第80回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1977/05/25、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  請願日程全部を議題とし、審査を行います。  本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり二件であります。  まず、請願の審査の方法についてお諮りいたします。  その趣旨につきましては、すでに文書表等によって御承知のことと存じますし、また、先ほどの理事会においても御検討いただきましたので、この際、両請願について紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採否の決定を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  採決いたします。  本日の請願日程中、炭鉱離職者緊急就労対……

第80回国会 農林水産委員会 第22号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 昨日の連合審査の際における御答弁についてまだ納得のできない幾つかの点があるわけでございます。こういう点を、きょうは四十分でございますが、質問を続行させていただきたいと思います。  まず最初に、けさの新聞を拝見しますと、サケ・マスの漁業交渉が最後の段階で暗礁に乗り上げた。これは予見されておった問題であったかどうか知りませんが、しかしながら、こういう事態になったことについて、その原因は一体どこにあるのか、そして、今後政府としてはどういうふうになさるつもりであるのか、こういう点について、まず農林大臣から伺いたいと思います。

第81回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1977/07/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの愛野興一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  それでは、委員長は、理事に       愛野興一郎君    田中 六助君       楢橋  進君    山下 徳夫君       岡田 利春君    多賀谷真稔君       西中  清君    西田 八郎君を指名い……

第81回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1977/08/03、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査申し出の件についてお諮りをいたします。  石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りをいたします。  閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じた場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣地等その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第82回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1977/09/29、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの楢橋進君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  それでは、委員長は、理事に       愛野興一郎君    田中 六助君       楢橋  進君    山下 徳夫君       岡田 利春君    多賀谷真稔君       西中  清君    西田 八郎君 を指名い……

第82回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1977/11/16、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  来たる二十四日、石炭対策に関する件について、参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選及びその手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、石炭対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。愛野興一郎君。

第82回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1977/11/24、34期、日本社会党)【議会役職】

○岡田委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として北海道大学教授磯部俊郎君、東京大学名誉教授伊木正二君、日本大学生産工学部教授笹生仁君、日本炭鉱労働組合中央執行委員長里谷和夫君、全国石炭鉱業労働組合中央執行委員長岡新一君、全国炭鉱職員組合協議会議長鈴木照生君、北海道副知事三上顕一郎君、福岡県副知事山崎英顕君、全国市議会議長会石炭産業対策協議会会長斉藤直巳君、全国石炭鉱業関係町村議会議長会会長原口栄弘君の御出席をいただいております。  なお、日本石炭協会会長有吉新吾君には午後から御出席をいただくことになっております。  この際、参考人各位……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 本論に入る前に、午前中の水田君の質問、パイプラインで大変欠陥がある、この問題はきわめて重大なんですが、いま通産省の御答弁を聞いていると、事前に御存じであったように感じられる。そうすると、消防庁もこれは監督責任があるんだが、その点について消防庁は事前に知っておりましたか、どうですか。
【次の発言】 知らなかった……。
【次の発言】 現地の消防関係も知らなかったわけですか。
【次の発言】 北海道庁は知っていたのですか。
【次の発言】 これは消防庁ばかりじゃなく、通産省も含めて監督責任の問題ですね。私はここで資料として要求しておきたいんだが、北海道庁が知っておったとするならば、消防……

第84回国会 予算委員会 第11号(1978/02/13、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 大分遅くなりましたので総理もお疲れだろうと思いますが、きょうは国民の率直な考え方を私は総理にお伝えをして、少々聞きづらいことがあるかもしれません、ひとつあらかじめ御了承いただきまして質問を始めたいと考えています。  この総括委員会においても再三取り上げられておりますが、今日の世界経済の危機が大変に取り上げられ、叫ばれているわけであります。しかし、これは私の考えでは、基本的には戦後世界を支配してきた基軸通貨であるところのドル、これの国際信認性が喪失をしたのであって、いわばドル体制の崩壊、そしてその反面において第三世界の台頭によるところの世界経済の構造変化、再編成の問題が根底にあ……

第84回国会 予算委員会 第17号(1978/02/20、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 若干前回残してございますので、総理にお伺いをしたいと思いますが、LNGのバスケット問題、デノミとの関係について、まず政府の方での御見解をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 総理、いまのように呼称変更だけであるという場合においても、いま大蔵省が答弁したように、IMFを初めとしてバスケットを採用している関係国に対して事前通報なり事前協議をしなければならないことになっている。ですから、問題は、そういうことがもし行われないとするならば、これはLNGに関する限り、バスケットをとっている限りにおいては、これは上がるわけであります。上がるのですよ。上がらないということにはならない、……

第85回国会 外務委員会 第2号(1978/10/14、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 若干御質問いたしてまいりますが、まず第一に、条約締結に全力を尽くされました園田外務大臣に敬意を表します。  八月十八日に、締結後最初の外務委員会で冒頭演説を行われまして、この中に、「本大臣は、」「この機会に、この歴史的な外交文書がこの世に生まれるについては、この条約の締結のために」不断の努力を惜しまれなかった日中両国の「数多くの先輩、同僚諸兄、友人各位のことを決して忘れてはならないことを強調したいと存じます。」こういうように井戸を掘った人といいますか、こういう人についてもいろいろ敬意をささげられたわけでございますが、まず第一に、この文章の中で「この歴史的な」文書、こういう点を……

第87回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1979/02/10、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 石炭問題、エネルギー問題を中心にして若干御質問いたします。  先ほど江崎通産大臣の石油問題に対する見通しなどをいろいろ伺ってまいりました。御尽力には大変敬意を表するのですが、どうも情勢の見通しが甘いのではないか、そういう印象を受けるわけです。そういう点は後でいろいろ御質問いたしてまいりますけれども、いま愛野さんからも御質問のあったように、やはり原油の値上がりというのは今後ますます進んでいくだろう。イランの情勢などを考えた場合、先ほどイランのこういう情勢に対応して肩がわりをして何とかやっていける、一――三月の場合においては去年と余り変わらない、こういうようなお話であったのだが、……

第87回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1979/05/25、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 亡くなられた方や御遺族に対して心から哀悼の意をささげたいと思います。  しかし、いま倉成さんからもお話がありましたように、徹底的に原因の究明をして、再びこういうことの起こらないような万全の措置をとってもらいたい。こういう点では亡くなった方にことさらむちうつというようなことのつもりは全然ございませんけれども、真相究明という中ではやはり厳格に実態を調べてもらう必要がある。  そこで、時間が二十五分しかないものですから簡単に伺いますけれども、局長が現地に行かれましたのはいつですか。
【次の発言】 今度の災害で非常に特徴的なのは、第二次災害です。この第二次災害が起こった問題について、……

第87回国会 内閣委員会 第15号(1979/05/31、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 きょうの私の質問は、主としてインドシナ情勢を中心にしてお伺いをしたいと思います。時間があれば北方領土の問題も伺いますので、それは時間の関係で考えてまいりたいと思います。  最初に、資料の要求をしたいのでありますが、この間、二十九日の八百板質問の中で、商社員を含めて民間人が外務公務員として現地に在勤して、帰国した場合には民間の現職に戻る、こういう意味の答弁があったようであります。しかし、これは考えようによると、きわめて重要な問題です。外交活動というものを利用して商社活動をやる、こういうようにも受け取れかねないような答弁があったわけでありますので、この点について、私は、具体的に資……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 議院運営委員会 第1号(1979/10/30、35期、日本社会党)【議会役職】

○岡田副議長 一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび、皆様の御推挙によりまして、はからずも副議長の要職につくことになりました。まことに光栄の至りであります。  これからは議長を補佐し、一体となって国会運営の責任を担うことになったのでありますが、その責任の重大さをいまさらながら痛感しておるものでございます。  今後、議長の御指導と、議事運営に経験豊かな委員長並びに委員各位の特段の御協力をいただきまして、誠心誠意、議院の公正円満な運営に微力を尽くしてまいりたいと考えておる次第でございます。  何とぞよろしくお願いを申し上げまして、ごあいさつを終わらせていただきます。(拍手)


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 議院運営委員会 第1号(1980/07/17、36期、無所属)【議会役職】

○岡田副議長 一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび、皆様方の御推挙によりまして、はからずも再び副議長の要職につくことになりました。まことに光栄の至りであります。  引き続き議長を補佐し、一体となって国会運営の責任を担うことになりましたが、その責任の重大さを痛感いたしているものであります。  議長の御指導と、委員長並びに委員各位の特段の御協力によりまして、国会の円満な運営に微力を尽くしてまいりたいと存じております。  何とぞよろしくお願いを申し上げます。  きわめて簡単でございますが、以上をもってごあいさつといたします。(拍手)


37期(1983/12/18〜)

第102回国会 外務委員会 第7号(1985/04/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○岡田(春)委員 ただいまの安倍外務大臣の御報告については、後で土井さんから詳しく御質問をいただくとして、私は、事前協議の問題だけに絞って、ひとつ質問をしてみたいと思います。  まず第一に、去る十日でございますが、中国の胡耀邦総書記が記者会見において、中国に寄港する米艦船は核兵器を搭載せぬことを条件としてこれを認める、これについてはアメリカ側と合意を行っている、こういう発言がありました。これは、大変その後も大きな波紋を呼んでいるわけでございますが、日本としても、この点について無関心ではおられない問題だと思いますので、この点に対する大臣の御所見をまず伺いたいと思います。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第10号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○岡田春夫君 北海道石狩川の左岸右岸を通ずる橋梁はきわめて少く、この地方民はわずかに渡船によつて通行しているので、日常生活において受ける損害は多大である。ついては速やかに砂川町、新十津川村間の石狩川に架橋されたい。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会労働委員会連合審査会 第1号(1949/05/10、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 大分いろいろな問題が出て参りましたが、鉱山保安法の問題から伺つて参りたいと思います。今労働大臣が鉱山保安法の所管の問題についてのいきさつについてお話があつたのですが、労働大臣のお話を考えましても、あるいはまた私たちがその当時の経過を考えてみましても、当時労働省が鉱山保安法を提案されて、原案をつくられておられるころにおいては、労働省所管の鉱山保安法の考え方は、労働者の生命を守るという考え方から、あくまでも鉱山保安法というものをつくつて行こうという考え方で、案をつくられたと思います。この精神がやはり今度の法案の中においても、労働基準法の適用を除外するという関係で、具体的に現れてお……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第3号(1950/02/11、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 関連して賀来さんに伺いたいのでありますが、簡単にお答え願いたいと思います。まず第一に十六條の二項の解釈の問題につきまして、予算上、資金上必要がある場合においては、国会の承認を得なければならない、かように書いてあるのでありますが、この法解釈の問題をひとつ伺いたいと思うのでありますけれども、これはあくまでも裁定の裏づけになるべき財政的なあるいは財源的な必要が生じて、初めて国会の承認を必要とするのであつて、裁定それ自体をわれわれ国会がその可否を決するものでないということは、あらためて伺うまでもないと思うのでありますが、この点についてまず第一に伺いたいと思います。

第12回国会 内閣委員会地方行政委員会農林委員会人事委員会運輸委員会労働委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1951/11/09、24期、労働者農民党)

○岡田(春)委員 まず佐藤さんに伺いますが、先ほどのお話を承つておりますと、郵政省の場合には特別な関係で、年末等においては相当忙しいことがあるから、非常勤の職員を使うことがある。これはまああたりまえのことであります。非常勤職員というものの解釈を佐藤さんがなさつたのだと思うのでありますが、これについて柄澤さんの質問というのは、その点を聞いておるのではなかつた。この非常勤職員という中で常勤的非常勤の職員がいるから、これをどうするかということを質問したのです。これについて、何か佐藤さんは、初めて聞いたような顔で、そういうものについては今後何らかの措置を講ずると、こういうような御答弁があつたと思います……


27期(1955/02/27〜)

第24回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/04/26、27期、小会派クラブ)

○岡田委員 関連して伺いますが、高碕さんも急に農林大臣になられたので、あまり詳しく御存じないと思うけれども、条約上の面でこれは下田さんの方がいいかと思いますが、実は今久保田君が非常に御心配のいわゆるアメリカの農産物が日本の市場を撹乱するのじゃないか、市場ばかりでなしに農業生産も撹乱するのじゃないか、こういう点は実は協定の中に出ておるわけです。この協定の第四条三号に、「合衆国の農産物の新たな市場を両国の利益となるように発展させることを助長するため」こういうのがあります。そうすると、新たなる市場を日本の国内に作る。これによって農業生産に影響を受ける、こういうことが問題になって参ります。そこでこれを……

第26回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○岡田委員 関連して。今の点非常に重要だと思うのですが、去年の外務委員会で、当時原子力委員長であった正力大臣に対して私はその点をただしているのです。その質問に答えて正力国務大臣は、中国の加盟については、日本の政府としてはこれを支持する、こういう答弁を――私の記憶が間違いなければ、たしか八月、もう少し前だったか、六月か七月ごろの委員会で正式な答弁をしているわけであります。その十月にこの憲章の国際会議が行われたのですが、そのときはたしか正力国務大臣であったと思うのだが、そのときに反対の採決に参加しているということは、政府が国会においてそういうような私への答弁と食い違っておると思う。こういう間の事情……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1958/02/13、27期、日本社会党)

○岡田分科員 資料の要求をいたしておきます。一つは、公安調査庁関係の予算に関連して、調査庁の業務を理解するために、参考資料として調査報告書を提出してもらいたい。第二は、恩給制度の改正に伴う年度別財政負担増加額の表、これを提出していただきたい。第三は、賠償特別会計の歳出の中で賠償等特殊債務の処理費に関するその内訳を提出していただきたい。この資料の要求をいたしておきます。

第28回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○岡田分科員 藤山外務大臣に二、三お伺いをしたいのでありますが、きょうの新聞等を見ますと、ソビエトとの間における安全操業の問題について大体政府の方針がきまって、訓令を出すというようなことが伝えられておりますが、その点はいかがでございますか。
【次の発言】 安全操業の問題としてソビエト側と話し合いをするというように訓令を出すというのでありますが、平和条約の締結についての交渉とは切り離してやっていきたいというように政府は考えていると伝えられておりますが、この点はいかがでございますか。
【次の発言】 平和条約と切り離して交渉する安全操業の問題というのは、一体これはどういう意味なんでございますか。これ……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 大蔵委員会外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○岡田委員 二、三お伺いをしたいのですが、先ほど松平君の質問については、私も伺いたいと思っておった点がだいぶありまして、その点は重複を避けますけれども、藤山外務大臣の答弁を伺っていると、東南アジアの開発基金の使い道については、年度内に何か見通しがないような感じがする。見通しがないのに予算に計上したとするならば、これは財政法上疑義が起ってくると思うのだが、年度内にこの五十億円の金を使う東南アジアの開発に対するめどというものがないことが明らかになっているのか、あるいは、あるという点がはっきりしておらない限りにおいて、財政法上問題があると思うのですが、この点はいかがですか。

第31回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1959/02/28、28期、日本社会党)

○岡田分科員 お急ぎのようですから簡単にやりましょう一点は、宗教法人に国が補助金を出すのは憲法違反だと思うが、その点はどうですか。
【次の発言】 橋本さんは、文部大臣になられたのは最近なので、あるいは御存じないかと思うのですが、その観点からぜひ注意を喚起しておきたいと思うのですけれども、今度何かお釈迦さんの二千五百年生誕記念のアジア仏教文化会議というものを三月の末にやるそうですね。これに対しては三千万円の国の金を実は出しておるわけです。これはどうしてこういうことができたかというと、一昨年に岸総理が東南アジアを回ったときにこういう話が実際出ている。それがきっかけであって、そういうお釈迦さんのその……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会公聴会 第2号(1960/05/14、28期、日本社会党)

○岡田委員 きょうは四人の方々からそれぞれの立場でいろいろ御高説を承りまして、われわれといたしましても、それぞれの意味において皆さんの御意見を理解したわけであります。二、三お伺いいたしたいのでございますが、主として大平、田村両教授から御高見を承りたいと思います。最初に大平さんからお伺いしたいと思いますけれども、大平先生は、たしか立教大学で国際法の講義をやっておいでになると思いますが、そうなんでございますか。その点もしお伺いができましたら、伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは、委員長のせっかくのお話でありますから、伺います。国際法ではないかと思うのですが、私ちょっと伺いたい点は、こういう……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○岡田分科員 時間が一時間だと思っていたら、三十分だそうでございますので、要点だけ伺ってまいりますから、ひとつ大臣のほうでも要点だけお答え願って、肝心なお答えだけを願いたいと思います。  私、きょうお伺いをしたいのは、石炭の合理化に基づくその後のいろいろな問題について御質問をしたいと思いますが、特に最近の状態については、合理化に基づく産炭地の影響というものが非常に甚大でありまして、政府の石炭政策が、産炭地の各地域において影響がこういう形であらわれている、これに対して政府はどういう措置をするかということを中心に伺ってまいりたいと思います。  策一点でありますけれども、これは政府の閣議の決定にもあ……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○岡田分科員 文部大臣に二、三のことをお伺いしておきたいと思いますけれども、北海道の教職員の配置基準の問題について少しお伺いをしたいのですが、私の承知している限りでは、全国の水準から見ると、北海道の配置基準というのは相当悪いというように記憶しておるのですが、こういう点について伺いたいと思います。
【次の発言】 実数の上ではどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 その何名というのは何学校当たりということですか。
【次の発言】 これは大臣もいまお聞きでおわかりのとおり、北海道の場合非常に悪いわけですね。ですからこの間予算委員会の一般質問の中で、産炭地問題で社会党の中村委員の質問に答えて、産……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○岡田分科員 分科会ですから、いろいろこまかい問題を伺いますので、大臣よりもむしろ局長、担当課長のほうに質問するのが多いかと思いますが、第一点として、そういう問題に入る前提になるわけでございますが、日中貿易の問題について、一般質問その他で櫻内通産大臣の基本方針などもだいぶ出ているようですが、特にビニロンプラントの問題を含めて今後どういうようにされるかという点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 前向きということは、輸銀の問題をそういう前向きということで解決する、したがって輸銀を使うという意味でやらせるというのが大臣の方針である、そういうように理解してよろしゅうございますか。


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 時間が大体一二十分のようでございますので、できるだけ時間を切り詰めてやりますので、御答弁も簡単に明快にひとつお願いをしたい。  私のお伺いしたいのは、北海道長沼、千歳に設置をすると伝えられているミサイル、ナイキハーキュリーズの基地の問題であります。これが、実は農林大臣にお伺いをしなければならないということは、森林法の適用上の問題等が非常にいろいろ入り組みいっているからであります。  そこで、そういう問題に入ります前に、前提として若干このナイキハーキュリーズの予算上の面について先にお伺いをしてまいりたいと思いますが、政府の大蔵省から出しております予算などを見ますと、昭和四十三……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 外務大臣に若干お伺いをしたいと思いますが、まず最初は、核抑止力の概念について、こういう点でひとつ伺ってまいりたいと思います。  今度の国会で政府は、沖繩の核基地がアメリカの核抑止力の一部である、こういうことを再三にわたって言っておられます。特に速記録を調べますと、二月一日の内田委員の質問に答えて、有田防衛庁長官はこのようにはっきり言っておられます。「いまの極東に対する核抑止力は、おっしゃるとおり本土のICBM、それから太平洋のポラリス、それからグアムのB52、それから沖繩の核基地の四つの組み合わせによってこの抑止力ができておる」云々、これは速記録のそのとおりなんですが、こう……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 防衛庁関係で若干の質問をいたしたいと思いますが、問題はたくさんあるのですけれども、時間が制限されておりますので、簡単に伺ってまいりたいと思います。  第一点は、沖繩への自衛隊派遣の問題を若干伺いたいと思います。従来戦跡視察という名目で、自衛隊が沖繩に毎年派遣されておりますが、昭和三十五年以降の、毎年の派遣数、そういう点がわかりましたらお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 三十八年までは七十八名、それから三十九年になると、十倍にはならないけれども九倍近い六百五十一名、それから四十一年度からこれがまたふえまして千名をこえて千二百六十九名というように、この数年の中で飛躍的……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 きょうはアイヌ民族の問題で若干御意見を伺いたいのですが、わずか三十分ですから、ひとつ簡明明快な御答弁をいただいて、長い点は、できるだけ簡単明瞭に御答弁をいただきたいと思います。  まず第一点は、昨年度の予算で厚生省と北海道庁が両方調査費を出しまして、北海道ウタリ実態調査というのを行なったんですが、それによると、大体百十五地域における調査を行ないまして、全体の調査ではなかったんですが、アイヌ民族の動向が大体出てきたようでございます。人口も、推定人口ではありますが、一万八千余ということであり、また経済状態の問題については、日本の一般の経済水準より非常に悪い状態になっておる。保護……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 時間が限られておりますから、ひとつ簡明、率直に御答弁をいただきたいと思います。  私のお伺いをいたしますのは、実は昨年もこの同じ分科会において質問をいたしまして、幾つかのお約束をいただいているアイヌ民族の問題であります。  そこで、ここに齋藤厚生大臣がおりますけれども、昨年私に対してお約束されたことがある。というのは、アイヌ民族の問題について今後政府としては思い切ってやっていきたい、審議会を設けるなり、その審議会のための窓口を一つきめて、そして審議会としてはひとつアイヌ民族の代表も入ってもらってやってまいりたい、こういう意味の御答弁があったわけです。私は正確を期するために、……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 きょうは社会党四人そろいまして、今日の最も重要な石炭問題について、続いて政府の見解を伺ってまいりたい。こういう形で、私のあとにも細谷君が質問いたしますが、こういうように、われわれ社会党としては、石炭問題にひとつ全力をあげて取り組んでいこう、こういうことで質問をいたすわけでございますので、ひとつ中曽根通産大臣をはじめとして、各関係の政府委員は積極的な御答弁をいただきたいと思います。  いま中村委員から御質問のありました最後の問題ですが、中曽根大臣が最後若干取り消しを手直しいたしまして、第五次答申の問題については、精神的にはそのつもりでやっていく、こういうような御答弁があったわ……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 三十分の時間しかございませんので、要点を率直にお伺いいたしますから、ひとつ簡単に御答弁をお願いいたしたいと思います。  私の御質問いたしますのは、アイヌ民族の問題であります。皆さんの方はウタリ問題と、こういうように言われるようでありますが、私たち社会党としては、アイヌ民族という名称を使っております。これは一つの立場を明確にしたことであります。  そこで、アイヌ民族の問題で、新年度予算を見ますと、二億三千二百万円、前年度に比べまして六〇%の増、こういうことになりまして、昨年からアイヌ民族問題の窓口が北海道開発庁でやられまして、開発庁としては大変努力をされておったわけでございま……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 きょうは若干、失業問題と日雇い労働者の問題、時間が三十分ですから、これだけお伺いいたしますが、まず最初にお伺いしたいのは、完全失業者が最近どんどんふえているわけですが、最近のこの趨勢はどういうようになっているのか。それから、実数などについても、この機会にひとつお知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 これはもうちょっと遠藤さん、実数で――去年の十二月の末が八十三万、一月が、この統計が出ているのかどうかわからないけれども、もうちょっと、十一月前後からの実数のカーブなどもこの機会に出していただいた方がいいと思うのですけれども……。

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 きょうは石炭政策の問題で、河本通産大臣にいろいろ伺いたいと思います。時間が一時間でございますので、問題は非常に深刻でございますから、質問の時間が足りないわけでございまして、要点だけを伺ってまいりますから、大臣初め関係の局長あるいは長官は、ひとつ簡単明瞭にお答えをいただきたい。  まず第一点は、一部の新聞報道によりますと、現在、石炭鉱業審議会は新石炭政策の取りまとめを急いでおりますけれども、諮問の際には、大体五月ごろ、こういうことを大体考え方として決めておったにもかかわらず、現在では、答申の出るのは五月、六月では無理ではないか、こういうようなことが新聞に報道されております。し……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 農林水産委員会内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号(1977/04/25、34期、日本社会党)

○岡田(春)委員 わが党のお二人の方から幾つかの問題が明らかにされてまいりましたが、まだ問題が政府の御答弁で明快になっているとは私は考えられません。したがって、若干二人の委員の質問に敷衍をいたしながら、質問を進めてまいりたいと思います。  まず最初に、私がきょう質問をする立場を先に申し上げておきたいと思いますが、先ほどからもお話のありましたように、政府は北方領土の問題については、北方四島にのみ限って固有の領土とし、それを日ソ漁業交渉の基礎としている。しかし、私たち社会党としては、北方四島はもちろんのこと、全千島が日本の固有の領土であり、したがって、二百海里の線引きをする場合においては全域に対す……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○岡田(春)分科員 若干住宅問題で御質問いたしますが、大臣も私の場合もお互いに政治家でございますから、余り細かい点は一々御答弁いただかなくても結構でございます。しかし、肝心の点では大臣にお答えをいただかなければならないと思いますから、そのつもりでお聞きをいただきたいと思います。  最初、細かい点でございますが、厚生年金の積立金ですが、昭和五十三年度末の累計見込み額、大体どれぐらいになりますか。
【次の発言】 五十三年度の見通しはありますか。
【次の発言】 それから、年金福祉事業団の貸付残高、これの見込み額をそれぞれお答えをいただきたいと思います。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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