国会議員白書トップ衆議院議員森三樹二>委員会発言一覧(全期間)

森三樹二 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

森三樹二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
684位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
535位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
522位

23期委員会出席TOP100
100位
23期委員会出席(無役)TOP100
64位
25期委員会出席TOP100
84位
25期委員会出席(幹部)TOP100
81位
26期委員会発言TOP100
90位
26期委員会発言(議会)TOP50
28位
27期委員会出席TOP100
100位
27期委員会発言TOP50
37位
27期委員会発言(非役職)TOP50
28位

このページでは森三樹二衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。森三樹二衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 議院運営委員会 第5号(1947/07/09、23期、日本社会党)

○森(三)委員 その議題については、明日は、自由討論、議会運営に関することを議題として討論するということに御進行願いたい。

第1回国会 議院運営委員会 第7号(1947/07/24、23期、日本社会党)

○森(三)委員 ただいまいろいろ御意見もありましたが、実際去年からの実情を見ますと、去年はわが党は七十七名だつたのですが、最近に至つても、その七十七名のうち半数の人も発言していない。実際は議会で発言していない人の方が多いとさえ言われている。そうした人々から、小会派の諸君は林君も言われたように、いろいろお立場もあつてやられているわけなんだが、共産党のごときは一人の人が五回も六回もやつている人もある。われわれは二回出てきているが、まだ本会議で発言したことがない。特に婦人議員のごときはまつたく発言したということはない。しかも幹部が非常に独裁的なやり方だということで反対する人も現われてきているのです。……

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/08/02、23期、日本社会党)

○森(三)委員 先ほど來小澤君も申しましたが、結局新しく改正しようとする罷免事由、すなわち「職務上の義務に著しく違反し」と「著しく」ということが一号にある。それから二号の方にも「著しく」があるのですが、結局情状という問題とこれとはおのずから異なると思います。たとえば、どろぼうをした、詐欺をしたといえば、著しく威信を失うところの非行があつたことになるのですが、しかしどろぼうをする、詐欺をするというのも、結局親が病氣であるとか、妻子が病氣で長い間入院しておつて困るものだから、やつたというようなところが、結局情状というようなことになるのであつて、われわれが日常取扱つている事件でも、たとえば、子供がど……

第1回国会 議院運営委員会 第14号(1947/08/15、23期、日本社会党)

○森(三)委員 その点について私この前疑問が起きたから皆さんに話した。皆さんの御意見を聽いたところが、林君あたりは当然辞表を提出しても、これは資格を審査するものだから、やはり資格の問題は裁判として係属しなければならぬという意見だつた。だから今辞表を出してそれを受理した場合にはもう罷免の目的を達して最初の目的がなくなるのだから裁判は終了すると言つておられたけれども、その内容実質をなすものはやはり資格の問題であつて、辞表を出した者がまた再び官に就くことがあり得るのだから、やはりこの人間が資格要件があるかどうかということを終局まで見届けるということからいけば、裁判官は罷免の裁判の宣告によつて罷免され……

第1回国会 議院運営委員会 第16号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○森(三)委員 もちろん議場は神聖なものであつて、憲法並びに國会法に規定してある以外の目的のために使うことは一應考えなければならないが、しかし今度の場合は、議会政治の確立という大きな目的をもつておる民主連盟の発会式なのであるから、私は議場を使うことについては大賛成である。
【次の発言】 議員外の者は傍聽席にでも入れるわけにいかないのか。
【次の発言】 そうなつてくると北海道からも三人くらい入れてもらいたい。今適当な処置として和歌山縣の方は社会党としては一人入れかえをしてやつております。

第1回国会 議院運営委員会 第19号(1947/08/27、23期、日本社会党)

○森(三)委員 昨年の議會においても、われわれは五月中旬から十月十四日までやりました。これは重大な日本國憲法を改正しなければならぬということから、吉田内閣のもとにおいてやりました。ところが現在は憲法附屬の民法、刑法等の改正があり、これには相當の時間がかかります。それを最初から一、二箇月と會期をきめたのがそもそも短か過ぎた。今度民法、刑法等の大法典が改正されたならば、今後はそうあまり會期延長の問題はしばしば起るものではないと思います。去年、今年はほんとうに根本的な大改革のときでありましたから、相當時間のかかるのは當然である。その意味において議會も政府も、もう少し大幅な會期を最初から考えておくべき……

第1回国会 議院運営委員会 第20号(1947/08/28、23期、日本社会党)

○森(三)委員 議場における方法は、議院運營委員會でやらぬでも各派交渉會でやればいい。

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/30、23期、日本社会党)

○森(三)委員 私も皆さんの御意見に同感ですが、今申し出ている調査は大體何日くらいになつているのですか。
【次の発言】 十日間は長い。しかも自分の選擧區に歸るのに旅費が歳費よる多くなるというのではしようがない。そんなに長くかかるわけはないのですから、日數を切つてもらいたいと思います。どうしても皆さんがこれだけ許すというならば、日數は制限してもらいたいと思います。自分の郷里の選擧區の場合はオミツトするとか何とかできると思います。

第1回国会 議院運営委員会 第29号(1947/09/30、23期、日本社会党)

○森(三)委員 本質的には財政金融委員會にまわして、勞働委員會と合同審査すべきだと思うのです。

第1回国会 議院運営委員会 第34号(1947/10/16、23期、日本社会党)

○森(三)委員 ただいま官房長官から法案竝びに豫算案について詳細な御説明もあり、法制局長官の御説明もありましたが、相當大幅に延長しなければ、私はできないと思います。ただいま官房長官は一箇月くらいの延長の御希望のようでありましたが、これを一月くらいにしておいて、また延ばすということは、非常に困ると思う。われわれは與黨間でいろいろ聞いている話もあるのですが、約四十日くらい延ばすようなことにしたらどうでしようか。
【次の発言】 われわれとしては、結局豫算が出るのは二十五日と言つておるが、あるいは二十七日になるか、二十八日になるか、二、三日ぐらいは延び縮みがあると思います。そうした面からいつても、少く……

第1回国会 議院運営委員会 第35号(1947/10/20、23期、日本社会党)

○森(三)委員 一番最後の第四條ですが、證人が正當の理由がないのに出頭しない。あるいは證言もしくは宣誓を拒むときは三千圓以下の過料となつており、第三條では虚僞の陳述をした場合は十年以下の懲役ということになつておる。ある意味からいけば、正當の理由がないのに出頭しないとか、あるいは宣誓を拒むということは、虚僞の陳述をする以上に惡性の場合がなきにしもあらず。それにもかかわらず三千圓以下の過料に處するということになつております。これは從來裁判所の證人の出頭しない場合には過料ということがよく喚出状などにも書いてあります。私はあれは從來輕きに過ぎると思つておつたのです。これは過料ですから刑罰にはならないの……

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/29、23期、日本社会党)

○森(三)委員 私は叶君のすぐ前におるが、叶君は━━━だよということは言つたけれども、━━はということは絶對聽かなかつたと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第40号(1947/11/04、23期、日本社会党)

○森(三)委員 これは從來から例もありますので、當然必要なことで異議ないと思いますから、しかるべく御決定願います。

第1回国会 議院運営委員会 第42号(1947/11/12、23期、日本社会党)【議会役職】

○森委員長代理 ただいま事務總長から、通信手當竝びに祕書の俸給竝びに議員の滯在費の點について詳細なる報告がありましたが、これに對して御意見はありませんか。
【次の発言】 私から申すのもおかしいですが、この問題はわが黨の代議士會等でしばしば質問されたり、各派交渉委員として、われわれがこの問題について刻々の報告をしているわけです。大體見透しとしては、國會の最終日ぐらいまでには皆さんの手もとに渡るというような含みある言葉まで言つているわけですから、もしこれがおじやんになつたとすれば、失望して、われわれが行つて報告するのは何を報告するかということになる。今事務總長がボーナスというようなことも言われたが……

第1回国会 議院運営委員会 第43号(1947/11/14、23期、日本社会党)

○森(三)委員 法案の作成のためというわくがある。ほんとうの目的は摘發の協力監視になつておる。目的はちよつと違いますけれども、しかしその法案作成のためというわくの中に入れて考えることができるのじやないかと思うし、從來も隱退藏物資の摘發に議員が行つて、新聞等を見ても一般の國民感情からいつても、議員がこれほどまでに隱退藏物資の摘發に盡力しておるのかということに、多少の好感をもつているように思う。議員の活動は院内ですることが原則であるけれども、院外に派遣するという制度がある以上は、多少この間つくつたわくとは違うようなきらいがないわけでもありませんが、しかし派遣しておけば將來こうした隱退藏物資に關する……

第1回国会 議院運営委員会 第45号(1947/11/18、23期、日本社会党)

○森(三)委員 これはこの前、國會法の一部を改正する法律案として出ておつたが、今度は單行法にするのですか。單行法にすることも結構でありましようが、幾多の法案で出てくるとき、非常にややこしくなると思う。できれば一本にやつた方がいいのではないか。しかし私は強いて反對いたしません。
【次の発言】 相當長い條文で、ぎごちないところがある。これはもう少し通りのいい條文にできないものですか。

第1回国会 議院運営委員会 第46号(1947/11/28、23期、日本社会党)

○森(三)委員 會期の問題につきましては、皆さんからいろいろ御説もございましたが、われわれとしては、參議院の方で九日まで延長することにきまつたと聽いておりますので、この問題は一に參議院の決定に同調するかどうかにかかつているものと思つております。衆議院で上つた各種の法案が、參議院において相當委員會で修正されることも豫想されますので、そうした場合においては、やはり兩院協議會等も開かなければならぬ、また衆議院の本會議にもかけなければならぬ場合もあると思われますので、一應會期が參議院において九日まで延長するというようにきまつた以上、われわれとしてもそれに同調するという意向を表明して、その代り議長より衆……

第1回国会 議院運営委員会 第47号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○森(三)委員 四日頃はどうですか。

第1回国会 議院運営委員会 第49号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○森(三)委員 請願で今會期にパスしないものがあるわけですね。それを申出があれば、本國會で請願がパスしなくても繼續したものとみなすというのですか。
【次の発言】 事務當局にお伺いしますけれども、事務當局としては繼續するということについて、どうお考えですか。
【次の発言】 國會法でできれば、一應解散しても、議會運營委員會でそのメンバーを委員として繼續するということに了承さえついておれば、できることではないですか。

第1回国会 皇室経済法施行法案特別委員会 第1号(1947/08/15、23期、日本社会党)【議会役職】

○森委員長 はからずも私がこの皇室經濟法施行法案特別委員會竝びに日本國憲法第八條の規定による議決案の委員會の委員長として、淺學菲才にもかかわらず皆樣方の御推擧をいただきまして、まことに感激にたえない次第であります。非常に連日猛暑の中でありますが、本法案の審議を諸君とともに進めていきたいと思つておりまするから、何とぞ御協力と御支援を賜わりまして、本法案の審議を一日も速やかに完了したいと考える次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 引續き理事の互選を行います。
【次の発言】 黒岩君の御意見に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきもとの認めます。  それでは     ……

第1回国会 皇室経済法施行法案特別委員会 第2号(1947/08/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○森委員長 これより會議を開きます。  去る十四日、本委員會に付託されました内閣提出、皇室經濟法施行法案及び日本國憲法第八條の規定による議決案を一括議題として審査に入ります。まず兩案の趣旨について、政府の説明を求めます。齋藤國務大臣。
【次の発言】 ただいま政府より兩案の趣旨をお伺いいたしました。  これより兩案について質疑を行うのでありますが、都合により質疑は次會といたしまして、本日はこれで散會いたします。次會の期日は追つて公報をもつてお知らせいたします。    午前十一時一分散會

第1回国会 皇室経済法施行法案特別委員会 第3号(1947/08/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○森委員長 ただいまより會議を開きます。  前囘に引續き質疑にはいります。委員の發言を許します。本田英作君。
【次の発言】 ちよつと速記を止めてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 速記を止めてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 ほかに御質疑の方はございませんか。  別に御發議もないようでございますから、本日はこれにて散會いたします。次會の委員會は、追つて公報をもつてお知らせいたします。    午前十一時二十二分散會

第1回国会 皇室経済法施行法案特別委員会 第4号(1947/08/26、23期、日本社会党)【議会役職】

○森委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き質疑を行います。東井三代次君。
【次の発言】 打出信行君。
【次の発言】 御質疑も大體終了いたしたようでありますが、他に御發言はございませんか。――なければ討論にはいるのでありますが、この際皆さんの御了解を得まして、委員長といたしまして當局に二、三要點を質し、お答えを願いたいと思います。  昨年この皇室經濟法ができまして、當時私は本會議におきましても御質問を申したのですが、從來の皇室財産が、この皇室經濟法によつて國有財産になつたのであります。その皇室財産から國有財産に移管される場合におきまして、公正なる機關を組織して、これをはつきり區別をしな……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第2号(1947/08/01、23期、日本社会党)

○森(三)委員 ただいま笹口君から資料の提出に關して、政黨法竝びに選擧法の兩方面から御意見がございましたが、私ももちろん贊成いたします。なお私は附け加えて、先般議長應接室において、各政黨の代表の方々の小委員會というようなものが催されておつたことを承知いたしておりますが、これらに關して、その當時議題となつておりました政黨法に關する何か案文でもあれば、それらも御提出をお願いできるものならば、御提出をお願いしたいと思うのであります。なお私は今日政黨法竝びに選擧法を改正しなければならぬ必然性、從來政黨法というものがなかつたものを新たに政黨法をつくらなければならぬ理由、竝びに選擧法を改正すべき理由につい……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第3号(1947/08/02、23期、日本社会党)

○森(三)委員 この政黨法に關して、ただいま資料を手もとに配付されたのでありますが、先ほど來皆さんの御意見をいろいろ伺つておりましたが、各委員諸君におかれましても、なお十分に政黨の意義、範圍その他字句等についてもお互いに研究いたしまして、各政黨にはそれぞれの政務調査會その他役員等もありまして、おのおのその政黨の性格から出發いたしまして、これを議題として相當愼重審議をいたしまして、しかる後に各政黨がそれに對する精密な檢討と意見とをまとめてから、さらに委員會を開いて各黨の主張を開陳する。かようにして本法の審議を進められた方がよいのではないかと思います。本日はこれ以上意見の交換をいたしましても、大體……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第4号(1947/08/04、23期、日本社会党)

○森(三)委員 政黨法につきましては、とにかくそれをつくることには大體贊成するのでありますが、われわれといたしましては、できるだけ日本に民主的な政治が確立するような方向に向つて、この政黨法がつくられなければならぬと思います。何かの目じるしがなければならぬというので、法案の案文をお示しくださつたのでありますが、これもわれわれの目標としては、こうしたことがあるのも一つの研究の材料としては非常によろしいと思うのであります。つきましては今後いよいよ政黨法をつくる段階にはいりますと、各黨それぞれの御意見も出ることでありまして、相當活溌な議論も出るであろうと思いますが、われわれは大政黨が自己に都合のよいよ……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第8号(1947/08/18、23期、日本社会党)

○森(三)委員 私は政黨組織に關しまして、屆出竝びに公表について義務を課することには贊成であります。すなわち記載されておるところの政策、綱領、主なる事務所の所在地、所屬黨員の數、あるいは機關、こういう國民の何人にも、政黨の所在であるとか、あるいはまた政策、綱領とか、そういう主たる問題がはつきりわかることは必要であります。しかしながら第五以下に記載されてある、たとえば前項の(ロ)乃至(ヘ)の構成員の選擧方法及び選擧の結果については必ず屆出及び公表をしなければならないかどうか。それから選擧方法、選擧の結果、機關構成員の任期を政黨法で定めるかどうか。入黨及び脱黨を全然自由にするか。それから所屬黨員の……

第1回国会 懲罰委員会 第1号(1947/06/28、23期、日本社会党)

○森(三)委員 理事といたしまして、次の三君にお願いいたしたいと思うのであります。すなわち井伊誠一君、中村又一君、本田英作君、この三名の方にお願いいたします。

第1回国会 懲罰委員会 第2号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○森(三)委員 ただいま有田君から、その當時の日にち等について速記者に聽いてみたいという御意見もありますが、それはそれでよろしいといたしまして、それでは速記を妨害されたということだけはお認めになつておるかどうかということをお尋ねしたいのです。
【次の発言】 今の高橋君の質問に對して、速記の方のお答えがありましたが、速記をすることはなかつたようなお答えでありました。その次に議長はいろいろ議長の職權によつて、注意等を與えておつたと思いますが、そうしたことも速記に載せ得なかつただろうと思いますが、その點はいかがですか。議長がいろいろ指圖しておるが、そのことを速記に載せようと思つても、つまり有田君によ……

第1回国会 懲罰委員会 第3号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○森(三)委員 山口六郎次君がまだここへ來て釋明していないのですが、顔もわからぬというのですが、山口六郎次君に釋明を要求します。
【次の発言】 ただいま中野君から、山口六郎次君に對する取扱いについて、證言あるいは證據等の取調べを必要とするものではないかという御意見がありました。われわれといたしましては、すでに當日のでき事に對しましては、われわれ自身が目撃いたしておるのであります。ただいま證人もいろいろお聽きいたしましたが、私は先ほど小川君も言われたように、山口六郎次君の當日における行動は、十分了承しておるのでありまして、これ以上の證據を調べ、あるいは證言を採用するという必要はないものと考えます……

第2回国会 議院運営委員会 第2号(1948/01/21、23期、日本社会党)

○森(三)委員 隠退藏物資の委員会が解消して、不当財産取引の審査委員会ができるのだが、隠退藏物資の委員が当然その委員になるということはない。選考には、そうしたものが出てくるだろうが、やはり新たに選考するということであつた。

第2回国会 議院運営委員会 第3号(1948/01/24、23期、日本社会党)

○森(三)委員 ただいま稲田君からもお話があつたし、その問題については山口君と大体同じ意見である。多少違うところはあるが、しかし論議しておるところは特別委員会に稲田氏は任されるようなお考えのようである。ここでは運営委員会か、特別委員会に付託するかということを審議しておるのであつて、多少話は先にいつておるように思う。ところでこの問題をどの委員会において取扱うかということであるが、先ほど司法委員会、徴罰委員会等の例があげられたが、これはおのずから異なる。そうすれば残るところは議院運営委員会だけだということになつて、憲法で國会議員の身分保障の規定が重要に規定されている。もしもこういう問題が起つたら委……

第2回国会 議院運営委員会 第4号(1948/01/26、23期、日本社会党)

○森(三)委員 石田君の説ももつともだが、小島君の言われるように、外務委員会にも十分意見があるから、先ほど委員長の言われたように、外務委員長と決算委員長に議長を一枚加えて、しかるべく解決をしていただきたいと考える。

第2回国会 議院運営委員会 第16号(1948/03/16、23期、日本社会党)

○森(三)委員 無題としてやることにしたらいいと思う。

第2回国会 議院運営委員会 第17号(1948/03/20、23期、日本社会党)

○森(三)委員 ただいま事務総長から御報告がありましたが、一應商業委員会に付託して、審議にはいつておりませんけれども、運営委員会としてはそういう取扱いをしたのであります。その後伊藤鉱工業委員長からそういう申出があつたという、なるほど鉱工業委員長の申出ももつとものように聞えるのでありますが、この際は一應商業委員会に付託してあるのでありますから、商業委員会を主として、それに鉱工業委員会も連合して審査をするというようなお取扱いにしていただきたい。それについて、そうした含みをもつて、松岡議長のお取扱いをしていただいたらいかがかと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第18号(1948/03/23、23期、日本社会党)

○森(三)委員 法規も違いますし、性質も……。

第2回国会 議院運営委員会 第19号(1948/03/24、23期、日本社会党)

○森(三)委員 それもいいでしよう。
【次の発言】 そうすると、議院運営委員会でもこんな出席状態であるのに、これ以下に少数にすると、出席が非常に少くなつて運営に困りはしないか。相当数あつてもなかなか出てこれないのに、さらに縮小した場合に、人数がそろわないで運営上困りはしないでしようか。
【次の発言】 各政党にはいろいろ機関もあるし、それをごつちやにしたような顧問というのは、ボス政治を発達させるようなことになるのでよくないと思う。
【次の発言】 両院の議員数の比率から考えて、同数はどうかと思うが、別に固執するわけではない。

第2回国会 議院運営委員会 第20号(1948/03/26、23期、日本社会党)

○森(三)委員 今中野君が根本的に違うと言われておるけれども、必ずしも根本的に違うとは私考えないのです。結局期限が明確についているか、ついていないかという違いと、それから徴税の特例ということがついているかいないかということで、根本精神は相離れたものではないと思う。ですからこの取扱いはやはり財政金融委員会に付託して、そこでもつてどういう取扱いをするか、この二つのものをできれば一本にまとめて調整してもらう方がいいのではないかと思つているのです。この調整を財政金融委員会で扱つた方がいいと考えます。

第2回国会 議院運営委員会 第23号(1948/04/01、23期、日本社会党)

○森(三)委員 私は議院運営委員会で審議するのがいいと思います。
【次の発言】 簡單にお尋ねしたいと思います。私は第一回國会からの國会の審議の模様を見まして、衆参両院が委員会をやつている場合に、大臣が一人では実際においてこれはやつていけない。どうしても政務次官を置いて補助的な役割をしなければならぬという意味においても、私は原則的に賛成したいと思うのです。しかし、政務次官の総数を二十二人にして、その振りわけを衆参両院を同数にしてある点につきましては、これはいろいろ御考慮があり、またいろいろな政治的意味があつてこういうふうにしたと思うのですが、從來貴族院というものは、眞の國民代表という意味でもなく……

第2回国会 議院運営委員会 第27号(1948/04/13、23期、日本社会党)

○森(三)委員 これも附加していただきたいと思う。昨日もなぜ出席が悪いかということをわれわれの仲間で議論したのだが、その一つとして、本会議の始まるのが四時になるか、五時になるかわからない。しかも議院運営委員会、各派交渉会が一時から三時までもやる。自分たちは來ておつても手持ぶさたで待つている。だから自然帰る者が出てくる。そういうことをしきりに言う人もあつた。旧議会時代には議院運営委員会というものはなかつたが、新しい國会ではこれができて、それが済んでから各派交渉会を開くものだから、各派交渉会も遅くなるし、從つて本会議を開くのも遅くなる。本会議の開会時間をできるだけ早くしてもらうことを一つ附け加えて……

第2回国会 議院運営委員会 第32号(1948/04/28、23期、日本社会党)

○森(三)委員 國会開会中は原則として派遣しない、しかし非常に重大性を帶びたものとか、その他やむを得ないものについては派遣するという一つの條件がついておつたように思います。本件の場合など実際に大きな問題だし、また人数も少いのだから、派遣してもいいと思いますが、いかがなものでしようか。
【次の発言】 速記を始めて……。  それではお諮りいたしますが、大体三十四條の二の改正案につきましては、ただいま最後にでき上りました案文すなわち「内閣は所轄裁判所が令状を出そうとするときは、その要求書を内閣に出して内閣はこれを添えて要求する。」このような趣旨によつて一應決定することに御異議ございませんか。

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第1号(1947/12/10、23期、日本社会党)

○森(三)委員 委員長の互選はその手続を省略し、淺沼稻次郎君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 理事は委員長より御指名をいただきたいと思います。

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第5号(1948/04/30、23期、日本社会党)

○森(三)委員 私は本法案に賛成するものでありますが、本法案が政治の公明を期する上におきまして非常に廣汎な範囲にわたつて政治資金を明確にすることになつておるのであります。この法の適用にあたりましては、実際問題といたしまして、いろいろの問題が起るだろうと思うのであります。從いまして本法の趣旨を廣く徹底周知せしめて万遺憾なきを期したいと考えますので、そういう私の希望を附しまして、本法案に賛成するものであります。

第3回国会 建設委員会 第2号(1948/11/11、23期、日本社会党)

○森三樹二君 簡單に発言を許していただきたいと思います。北海道は本年ようやく開通八十年祭を行つたような、歴史の非常に浅いところでありまして、この八十年というのは、北海道で最も早く開けたところが八十年、遅いところは二十年、三十年の歴史でありまして、内地のそれと比較するならば、そこに多大の懸隔のあることをわれわれは知るのであります。しかも面積は、北海道は日本の約二〇%を占めておる。しかしながら人口はその逆に非常に少いのでありまして、私どもは優に一千万の人口を北海道に入れなければならぬ。日本の將來の移民計画を立てる前に、まず北海道を開発して、それから移民計画に移るべきだ、かように考えるのでありますが……

第3回国会 法務委員会 第8号(1948/11/20、23期、日本社会党)

○森(三)委員 本法の第三條に、判事補の職権の特例等に関する法律の一部を次のように改正するとありまして、その中の第二條の二に「裁判所構成法による司法官試補たる資格を有し、満洲國の学習法官、高等官試補又は前條に掲げる満洲國の各職の在職年数が通算して三年以上なる者については、その三年に達した時に裁判所構成法による判事又は檢事たる資格を得たものとみなして、前條の規定を準用する。」という改正が出ておる。ところで私の問わんとするところは、通算して三年以上となつておりますが、その三年以上というのは長きに失するではないかということを御質問したいと思うのであります。その理由は、すでにわが國の高文司法科試驗合格……

第3回国会 法務委員会 第9号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○森(三)委員 この裁判所法の改正法案につきまして、先般も私が御質問申し上げたのでありますが、満洲國におりましたところの審判官並びに檢察官の地位の問題に関しまして、改正案は三年を経過しなければその資格を得られないとなつておるのでありますが、この前もるる申し上げましたように、それらの人々は引揚げましてから、内地において就職するまでの間におきましても、相当の期間を経過しているのでありまして、内地において最初からその地位にあつて修習しておつたならば、当然二年で済むものが、外地におつたためにそういう不利益を受けておるということは、われわれ司法の職にありまして同じ試驗の苦しみを経過したものといたしまして……

第4回国会 予算委員会 第4号(1948/12/06、23期、日本社会党)

○森三樹二君 発言を許可されましたので、簡單に御質問したいと思うのであります。  私どもはあの寒冷地帶の北海道に居住しておるのでありますが、御承知の通り、北海道の全官公廳の職員は十四万という多数の人数でございます。それらの人々は、差迫つているところの寒冷に対しまして、現在の三千七百円ベースにおきましては、とうてい食生活もすることはできない。加えてこの冬が迫りまして、ほとんど石炭並びに衣料等の冬のしたくに困窮をいたしておるのであります。昨年も政府はこれらの人々に対しまして、暖房手当並びに寒冷地の手当を給與したのでありますが、本年は、予算がいまだに審議されない関係上、非常に遅延をいたしておるのであ……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第16号(1952/12/18、25期、日本社会党(左))

○森三樹二君 委員長の非常な御好意によりまして発言を許していただいて、ありがとうございました。実は人事委員会を今やつておりまして、地域給の問題で今まで協議しておつたので、おそく参つて発言をお願いして申訳ありません。実は遺家族の公債の問題につきまして各地からいろいろ要請がありまして、この間も、私の方の北海道帯広町の遺家族援護会長が来まして、六百三十五枚もらうのに、現在三枚しかもらつていないという。私も新聞で見たところが、公債を遺家族に送るために厚生大臣もみずから督促しておるが、大体年内に六〇%は送れるだろうといつておるということでございます。実は私の妹も遺族でございまして、この五万円の公債を、や……

第15回国会 議院運営委員会 第25号(1953/01/31、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私らも、結論的には了解しますが、もう少し広範囲に、推薦した理由とか経過も書面で出していただきたいと思うのです。履歴書だけでは経歴とか職業はわかつても、それ以外に推薦した理由がわからない。それを明らかにしていただかないとわからぬので、ぜひそう願いたい。本件については承認することにいたします。
【次の発言】 わが党の代表質問者は、前回の議運では三人になつておつたわけですが、和田さん、原さん、武藤さんの中で、原さんが都合によつてやめられて二人になつたわけです。それはこういう含みもあつたのです。和田君、武藤君の持時間が四十分になつておりますけれども、ある場合には若干時間が増加するのでは……

第15回国会 議院運営委員会 第28号(1953/02/05、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 それでいいのですが、おそくとも土曜日までに、地方公務員の年末給与のこの決議案を上程するということを一応申し合せてもらいたい。
【次の発言】 土曜日までに上程するように願いたい。

第15回国会 議院運営委員会 第29号(1953/02/10、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 この提案理由の説明は、わが党の辻原弘市一君がやります。
【次の発言】 これは字句といつても、政調会長がきまるまでもう少し持つていてくれということだけだつたでしよう。字句の問題は大してないのでしよう。
【次の発言】 だから、これはぜひきよう提案してもらいたい。
【次の発言】 これは実際は時間が相当ずれているのです。自由党さんの顔を立てて、この前火曜日にやるというのを土曜日に延ばして、それからずるずる来ているのだから、字句の修正等について何かあるなら、それをやつていただいて、とにかくきようの本会議に上程するように願いたい。

第15回国会 議院運営委員会 第31号(1953/02/21、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 そういうことを許して、各種の委員会から、当該法案については自分の方にまわせというような要求があつたら、てんやわんやになつてしまう。とてもやれるものじやない。ですから、私もその要求に対しては反対いたします。

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/02、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいま大野議長は、それが疑問だとおつしやいますけれども、それは私は逃げ口上だと思う。憲法六十七条に、総理大臣は国会議員のうちからこれを選ばなければならぬ、当然国会議員であるという身分が前提になつておる。そうある以上は、議員である吉田茂君に対する懲罰をわれわれは要求する。それからまた、西村榮一君からその処分を要求しておる。だから議長が言わんとするところは、議長の疑問だというところは、いわゆる総理大臣だからできないというのか、そういう身分だからできないというのかその内容を伺いたい。

第15回国会 議院運営委員会 第40号(1953/03/10、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 今官房長官の御答弁がありましたけれども、これは私は非常にデリケートな問題じやないかと思います。実際上予算の審議が今参議院で行われ、衆議院でも今重要法案が累積しております。この法案等について政府は会期内にぜひ上げたいという御意向があるでしようが、そういう法案の審議が遅れて参議院に回付され、どうしても通らないという見通しが立つても、そういう場合においても会期を延長しないだけの含みがあるかどうか。(「それは立法府の権限じやないか」と呼ぶ者あり)それなら別の方面から尋ねたいのは、提出を予定されていた法案で、非常に遅れておるものがある。そういうものについて、今後官房長官はどの程度まで進め……

第15回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/01/31、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 先ほど前田種男君から要求されました、先般の衆議院選挙にあたりまして、相当大量な選挙違反が摘発された。ところがその処理にあたりまして、われわれは、検察当局の方針並びに起訴、不起訴の決定等に対しまして、選挙法の解釈並びに検察方針等について、幾多の疑問を持つておるのです。これは今度の選挙法改正にあたりまして、大きな一つの参考資料であり、またそれに関連してわれわれは改正の要点もつくらなければならぬ、かように考えるのでありまして、やはり私は、検察当局の長であるところの検事総長を当委員会に喚問して、そうして先般の衆議院選挙におけるところの違反の摘発に対する調査、並びにその結果の諸点について……

第15回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1953/03/06、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、先ほど島上委員から提案理由を説明いたしましたわが党の修正意見に賛成し、それと抵触しない改正案そのものには賛成したいと思います。  私どもは長い間、各委員諸君とともに今日まで改正案を審議して参つたのでありますが、お互いのいろいろな意見がありました。しこうしていずれも、いかにすれば公明選挙が行われるか、りつぱな選挙が行われるかということについて、いろいろ意見が出たのでありますが、皆さんの意見をお互いに尊重しながら、できるだけ皆さんと歩調を合せて参つたつもりであります。しかしながら、先ほど島上委員から修正案を述べましたこの点については、遺憾ながら改……

第15回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1953/03/13、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 三浦さんにちよつとお伺いします。私どもこの前連座規定とか時効とかについて修正案を出しました。しかし通過した原案をここに引用するのですか。そうした部分は関係ないのですか。
【次の発言】 会期は今月一ぱいですが、本会期中と、こういうわけですか。

第15回国会 人事委員会 第2号(1952/11/11、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 人事院総裁にお尋ねいたします。八月一日に一万三千五百十五円の勧告をした、となつておりますが、その後いろいろ物価の面におきましても、相当変動があると思うのですが、人事院といたしましては、この勧告を改めて、もつと額を引上げて勧告するというような御意見があるかどうか。ということは、その当時と現在との物価の指数、あるいは経済情勢等も相当かわつているというような情勢からいたしまして、われわれはこの人事院の八月一日の勧告というものが適当でない、もつと水準を引上げてもらわなければならぬという観点に立つておるのです。しかも国会の解散等によつて補正予算の組み方も相当遅れておるわけです。そういう観……

第15回国会 人事委員会 第3号(1952/11/28、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 議事進行について。竹尾さんは委員外なんですね。
【次の発言】 それならいいのですが、とりとめもなくお互いに発言しないで、順序を尊重して少しずつやつてもらいたいと思う。
【次の発言】 私は緊急意見を述べたいのですが、大体この程度で打切りまして、ちよつと各委員方で御相談したいことがあります。
【次の発言】 官公労の要求が一万六千八百円ベースであるのに対して、人事院が勧告されたのは一万三千五百十五円というようになつているのですが、それに対しまして、先ほど政府委員から、物価の値上りというものを考慮した予算の措置をとつたものではない、物価の問題については昨年より二割も上つておらないどいう……

第15回国会 人事委員会 第8号(1952/12/12、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 先般来公聴会が開催されまして、十人に余る公述者の公述を私は聞いたのですが、その場合におきましても、現在の人事院の決定しました給与ベース、これは最低の線として妥当であるから、どうしても政府が責任を持つて裏づけをしなければならぬのだという声が、非常に大きく叫ばれ、ておつたと思うのです。その点につきまして、人事院が勧告しました給与ベースを、政府は財政の余裕がないから実現できなかつたのだということをしばしば答弁されおりました。そこで私は人事院の機構といいますか、制度の根本的な問題についてお尋ねしてみたいと思います。  そのことにつきましては、先般本多国務大臣が、人事院の制度を改革する意……

第15回国会 人事委員会 第9号(1952/12/13、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 先般も私はこの委員会でお尋ねしたのですが、北海道の石炭手当の問題で、政府の支給する額を六千七百円トン当り要求しておるのに対して、まだ具体的にそこまで行つておらないようにお聞きしております。今年は寒さも非常にきびしい状態でありますから、至急この処置についても金額の決定と支払いのすみやかならんことを切望しておるのですが、この点についてお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、トン当り六千百円の分についてはすでにもう支拡い済みである。そうして炭価の値上り等を勘案して、補正予算が通過すれば、トン当り三百円の追加金と言いますかこれの支払いをする意向である、こういう御説明ですか。

第15回国会 人事委員会 第10号(1952/12/15、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私はあなたが個人としてああいう文書をお出しになるならば、どういう文面でもいいと思うのです。しかしながらいやしくもあなたが人事委員長という肩書きをつけてああいうものをお出しになるとすれば、少くとも委員会の諸君にお諮りになつて、こういうものを出そうと思うがどうだろうと言つて、文案くらいは一応われわれに見せてお出しになることが妥当だと思うのです。だからこれを悪意にとればこういうようにとれるのですよ。われわれがこの委員会でもつて政府案を否決する、あるいはまた予算案が修正案でもつて政府案がつぶれたというような場合には、人事院でこれだけの勧告をして、お前たちのところはみな地域給を引上げてや……

第15回国会 人事委員会 第11号(1952/12/16、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 先ほど受田君からいろいろ質疑が行われましたが、私は結論的には大体受田君と同じ意見を持つておるのです。私はこれから裁判所、検察側に質問しようと思わないのです。先ほど菅野副長官から答弁がありましたが、もう一度菅野副長官に質問したいと思うのです。ということは、私たちが検察官あるいは裁判官に会つていろいろ話しますと、同期に大学を出て試験を同じに通つて、そして一方は検事になり一方は判事になつておる。おれらの方はなぜがゆえに安い給料にされているのか、非常な矛盾じやないかということをしばしば言われおります。しかも終戦後の国会において判事検事の代表がそれこそ陳情といいますか、デモじやありません……

第15回国会 人事委員会 第13号(1952/12/22、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいま受田君からの御質問がありましたが、特別職の給与問題につきまして、一応御質問を行いたい。時間もありませんから、簡単にいたします。私どもは終戦後の第一回の国会から憲法改正に着手いたしまして、憲法の条章の中には、四十一条に国会は、国権の最高機関であるということが規定されている。それにかんがみまして、国会議員の受ける歳費は、一般公務員の受ける給与より低からざるものを給与されるということが国会法にも規定されているのであります。私は何もみずからが議員だからといつて申すわけではありませんけれども、少くとも最高機関としての権威を保持するために、国会法の議員の歳費に関するところの規定とい……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第1号(1953/05/25、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 これはできるだけ早く各党で出していただく以外に方法がないのじやないですか。私の方はできておりますが、ほかの政党でもできておるのじやないかと思います。
【次の発言】 やはり私は、この特別委員会は一応必要ではないかと思います。前国会にもこの三つありましたが、本国会においてもわれわれは必要だと考えております。
【次の発言】 私の方は、今申し上げた通りです。
【次の発言】 今井手君からも御説明がありましたが、本日の本会議の議事は、日程を見ますと、委員長指名、両院法規委員の選挙で、まつたく簡単に終つてしまうわけです。何ら時間的にいつても支障もないし、せつかくこれだけの重要な緊急質問が提出……

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/27、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私の方といたしましては、結論的に申しますと、自由党、改進党の方面から述べられたと同じように留任を希望するものであります。但し、先ほど議長からも発言がありましたが、今までの事務総長の国会におきますところの業績を見ましたときに、大過なきことはわれわれも認めます。  また、ただいま椎熊君の発言にありましたように、終戦後の新憲法下の国会において、国会の権威を高めるために大池事務総長が相当努力されたことも認めます。ただ事務総長として、過去において公平にやつていただいたということもわかるのでありますが、長い間一つの政党が政局を担当しておると、いろいろ国会の取扱い等につきまして、一つの政党か……

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私の方としても、椎熊委員の御発言の通り凍霜害の重大性を認めておりますので、自然休会中でありますから、委員の派遣に賛成をいたします。
【次の発言】 わが党もいろいろ検討した上、了承するに異議ありません。
【次の発言】 わが党は、在日米軍演習場の強制使用反対決議案にはもちろん賛成です。領土に関する決議案と凍霜害全額国家補償に関する決議案、これらもわれわれとしてはできるだけ早く、でき得れば本日中にでも決議をしたいと思います。しかし自由党その他改進党、各党の共同提案にしたらいいではないかという御意見もありますが……。
【次の発言】 そこまで行かないで……。

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1953/05/29、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 ただいま皆様の御推薦によりまして、不肖私が委員長の重責を汚すことになりまして、まことに光栄に存ずる次第でございます。  御承知のごとく選挙法の改正は、毎国会に委員会が設けられまして、各委員諸君の御熱心な御討議を得ておりますが、先国会におきましても、各位の御討議を願いまして、大体各党のまとまつた案ができたのでございます。御承知のように衆議院は一応通過いたしましたのですが、解散によりまして法案が流れてしまつたわけでございます。今国会におきましても、先般の本会議におきまして、この委員会を設けることに皆さんの御賛成がございました。よつてここに委員会がいよいよ発足することになつたのでございま……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/07/01、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  この際、去る六月二十四日開きました理事会の模様につきまして御報告をいたし、委員各位の御了承を願いたいと思います。  理事会におきましては、委員会の運営方針について協議をいたしたのでありますが、まず公職選挙法の改正案をいつごろまでに作成するかという目標につきましては、今国会の会期も余すところ一箇月しかありませんので、この間に成案を作成することは困難と思われますので、次の国会に改正案の成案を得て提出するよう一応の目標を定めることといたしたのであります。  次に改正すべき範囲についてでありますが、これについて理事各位の間に種々御意見があつたのでありますが、今国……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  前会に引続きまして、公職選挙法改正につきまして、フリー・トーキングを行います。前回の委員会で、自治庁当局の御意見を聴取し、これについて御意見の交換を願つたのでありますが、意見資料の四十一まで一応終りましたので、本日は四十二以降、いわゆる連座制の問題について御質問願います。  なお本日は非常に暑さも加わつて参りましたので、委員諸君も、上着をお取りになつて、お願いいたします。政府委員もどうぞ……。金丸政府委員。
【次の発言】 御質疑はございませんか。――委員長よりちよつとお尋ねいたしますが、出納責任者の職務を代行する者というのは、特に代行者というものを正式に……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1953/07/15、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  前回の委員会におきまして、公職選挙法改正について、各関係選挙管理委員会連合会の方をお呼びして意見を聴取することに決定いたしましたので、本日全国市区選挙管理委員会連合会長宮島幸太郎君、同副会長石川広治君、同事務局長船沢正直君及び五大市選挙管理委員会書記長川上小次郎君をお呼びいたし、ここに御出席になられております。  それでは宮島幸太郎君より御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいま全国市区選挙管理委員会連合会会長宮島幸太郎君より、お手元にお配りいたしました要請書に基きましていろいろ御意見、御説明がありましたが、これに対して委員諸君の御質問、御意見……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について議事を進めます。近く行われます熊谷市の市会議員の再選挙等に備えまして、公職選挙法の一部を改正する必要がありますので、委員長におきまして、議院法制局に依願して案を作成していただいたのでありますが、ただいまよりこれについて御協議を願いたいと思うのであります。  まず案について、三浦法制部長より御説明をお願いいたします。三浦法制部長。
【次の発言】 質疑に入ります。中村高一君。
【次の発言】 ちよつと委員長から質問いたしますが、熊谷の場合にはもうすでに判決が下つて、全部の再選をしなければならない状態になつているのでありますから、……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  前会に引続きまして、選挙の一部無効による再選挙に関する公職選挙法の改正について御協議を願うことといたします。三浦法制局第一部長。
【次の発言】 お諮りいたします。本案を当委員会の成案と決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて本案は、当委員会の成案と決定いたしました。  引続き本案の提出方法についてお諮りいたします。本案を当委員会提出の法律案として、委員長より議院に提出することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてそのように決しました。

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1953/09/21、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  本日は、最近問題となつておりますところの、去る六月十八日付の、修学のため寮、寄宿舎等に居住している学生生徒の住所の認定について、自治庁通達による学生の選挙権に関する問題につきまして議事を進めます。質疑の通告がありますから順次これを許します。並木芳雄君。
【次の発言】 高橋君、御発言中でございますが……。
【次の発言】 ただいま烏上君より動議が提出されたのでありますが、一応これを採決したいと思うのです。
【次の発言】 島上君の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 採決いたしました。動議は成立いたしました。

第16回国会 人事委員会 第3号(1953/06/18、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 お尋ねいたします。私は本日この委員会を非常に期待しておつたのです。この前川島委員に対しまして、議長の招待会の席上でも早くひとつやつてもらいたいという申入れをいたしました。しかしなかなか開いてくれない。ようやくきのう理事会を開いていただきまして、そうしてきようの委員会がここに開かれることになつたのです。ところが開かれてみますと、答弁する政府側としては単に田中さんだけが、ぽつんと一人現われまして、われわれが最も真剣に聞かんとするところの大蔵当局は、ただ一人出席していないという実に不誠意きわまるものであると私は考えております。しかも田中さんの答弁たるやわれわれの問うていることに対して……

第16回国会 人事委員会 第4号(1953/06/19、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 大蔵大臣にお尋ねいたします。私は第四次吉田内閣におきましても、第五次吉田内閣におきましても、あの秘密的な外交をやり、国民を欺瞞するような政策をとつておると考えておるのでありますが、ひとり小笠原通産大臣は、いつもわれわれの前に非常に明るい質疑応答をせられておつたのであります。ところが私は、きようの小笠原蔵相の御答弁を聞きまして、非常に日ごろとかわつたような、秘密的な財政答弁をされておるがごとき印象を受けておるのでありますが、まことに遺憾にたえません。昨日川島委員長を通じまして、本委員会に大蔵大臣の出席を強くわれわれは要求したのでありますが、午前も遂に顔を見せられない。また午後も本……

第16回国会 人事委員会 第5号(1953/07/02、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 この前私が要求しておきましたが、労働委員会などに行きますと、非常にまとまつた関係法規その他を各委員諸君に提供しているのですが、当委員会では少しそうしたものが足らないと思うのです。この間も委員部の方に要求しておきましたが、なお委員長を通じまして、この際できるだけわれわれにそうした資料、あるいは関係法規などをいただきたいと思います。どうぞその点をお願いいたします。
【次の発言】 議事進行に関して発言したいのですが、私は給与ベースの勧告等につきまして、これは当人事委員会におきまして、人事院当局からいろいろ御意見などを聞きたかつたのです。ところが、川島委院長はいろいろ善処されておられた……

第16回国会 人事委員会 第6号(1953/07/15、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 人事院総裁にお尋ねいたしますが、先ほどから加賀田委員、ただいま櫻井委員からもいろいろ質疑が行われましたが、給与ベースの勧止の時期につきましては、われわれも総裁にしばしばその時期をお尋ねし、またわれわれは非常に早く勧告していただくことを期待しておつたのです。ところが総裁の答弁はいつも、なるべく早くというような、そういう荏苒日を延ばすような答弁をされておりました。しかしこの期に及びましては、先ほど加賀田委員からも、この土曜日までに、はつきりと勧告することを明確にしてもらいたいという希望並びに質疑がありましたが、総裁はその際にも、必ず十八日の土曜日までにはべ一ス・アップの勧告をいたし……

第16回国会 人事委員会 第7号(1953/07/22、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 今御説明がありましたが、実は説明資料はけさわれわれは受取つたわけです。従いまして一応御説明がありましたけれども、これにつきましては、なおあらためて御質疑することとしたいのですが、根本問題といたしまして、私どもは長い間この勧告が早期に勧告せられることを要望しておりました。しかし人事院は、調査に着手いたしましてから、相当の時間が経過されておつたにかかわらず、ようやく、十八日ですか、勧告をせられまして、そのときはちようど予算が衆議院を通過いたしました。しかもその翌日だつたのであります。私の方は、人事院の勧告時期について、予算委員会で相当いろいろな重大質疑が行われまして、さなきだに紛糾……

第16回国会 人事委員会 第8号(1953/07/23、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいま官房長官から提案理由の御説明がありました昭和二十八年度における期末手当の支給の特例に関する法律案につきましては、われわれは全面的に贊成であります。この夏季手当の増額の本法案に記載されてありまする二割五分の点につきましては、国家公務員の切実なる要求を、再三われわれは政府当局に要請いたしたのでありますが、これに対しまして、政府当局におきましても、各党の要請に応じまして、本法案を提出されるに至りましたことは、われわれといたしまして非常に感謝にたえない次第であります。しかしながらこの夏季手当は、給与法の建前からいたしますと六月の十五日までに支払いをしなければならないことになつて……

第16回国会 人事委員会 第9号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 今の加賀田君の質問に対しまして、総裁はなるべく早く実施してもらいたい、できれば本国会においても実施を希望する、こうおつしやつたのであります。しかしそのために私どもは再二総裁に対して、早く勧告してもらいたいことを督促したわけであります。あなたが早く勧告をなされば、この国会でもできたはずなのであります。あなたは今そうおつしやりながら、事実十七日に予算が衆議院を通過して、その翌日にあなたが勧告をなさつておるじやありませんか。あなたがおつしやつておる希望と、あなたがやつておることには、実に大きなギヤツプがあるのであります。あなたみずからの早く実施してもらいたいという言葉の裏に、あなた自……

第16回国会 人事委員会 第10号(1953/07/25、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 議事進行について発言を求めます。私は先ほど当委員会に出席したのですが、私が出席したときは委員長は出席したのですが、私が出席したときは委員長は出席していない。しかもそのときには四、五人しか人がいなかつたので私は出て行つたのです。カバンを置いて、いつでも出席する準備をしていた。委員長みずからは定刻に出て来られないでおいて、そうしてわれわれが、少数だからまだ開会されないと思つておる間に、来てみますと開会されている。過半数に達していないのに、当委員会を開会するということは、あなたは国会法を無視しても、こうして非民主的に委員会を運営する意思があるということだ。私は国会法の軽視どころか無視……

第16回国会 懲罰委員会 第3号(1953/08/06、26期、日本社会党(左))

○森三樹二君 ただいま自由党の鍛冶君より、私に対しまして懲罰動議の提案理由の説明がございました。私は、拝聴いたしておりまして、まことに了解に苦しむものであります。私は、当委員会に自由党より懲罰動議が提出されましたことにつきまして、先般来、その理由のいずこにありやを、実は非常に了解に苦しんでおつたのでございますが、本日鍛冶君より提案理由をお聞きいたしまして、私は、自分の信じておりましたことが明確になつたような気持をいたしております。と申しますのは、去る七月三十一日の本会議におきましては、ベルが鳴りまして、開会の知らせがありましたので、私どもはだだちに本議場に入りました。そのとき盛んにベルは鳴つて……

第17回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1953/10/29、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 一言ごあいさつを申し上げます。ただいまは皆様方の御推挙によりまして、本国会も引続き公職選挙法改正に関する調査特別委員長をお引受けすることになりましたが、委員各位の格別なる御協力により大過なくその任を全ういたしたいと存じております。よろしくお願い申し上げます。(拍手)  ただいまより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの島上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて理事はその数を七名とし、委員長は理事に    大村 清一君  鍛冶 良作君    綱島 正興君  高瀬  傳君    島上善五郎君  竹谷源太郎君    松永  東君を指名いたし……

第17回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/10/31、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたしますが、理事綱島正興君より理事を辞任いたしたいとの申出がありますので、これを許可することに御異議ありませんが。
【次の発言】 異議なきものと認め、これを許可いたします。  次に、理事の補欠を選任いたさなければなりませんが、これは先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ理事に田嶋好文君を指名いたします。
【次の発言】 次に、奄美群島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案について、地方行政委員会と連合審査会を開会する点についてお諮りいたします。同法律案には衆議院議員の選挙について暫定的に……

第17回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/11/02、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 会議を開きます。  この際御報告申し上げます。奄美群島の復帰に件う法令の適用の暫定措置等に関する法律案について、先に本委員会より連合審査会開会の申入れをいたしておいたのでありますが、同法律案について、明三日午前十時より、法務、地方行政委員会と連合審査会を開くことになりましたので、委員各位の御出席をお願いたします。
【次の発言】 これより、前会に引続いて、修学のため寮、寄宿舎等に居住する学生、生徒等の住所の認定に関する問題について議事を進めます。この際質疑を許します。高瀬傳君。
【次の発言】 鍛冶君にこの際お諮りいたしますが、次の発言を待つておられる方もありますので、簡単に願います。

第17回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1953/11/06、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 それではこれより会議を開きます。  この際お諮りいたします。今国会は三日間会期を延長することに決しましたが、何分短期間でありますので、引続き閉会中も、国会法第四十七条の二項によりまして、継続して審査を進めて参りたいと思うのであります。つきましては、閉会中審査の旨を議長に申し出たいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めさよう手続をいたすことにいたします。
【次の発言】 なお、閉会中審査の際、その実地調査を必要とする場合におきましては、委員を派遣することにいたしたい思いますが、その際の派遣委員の人選、派遣地等の決定並びに委員派遣の手続等に関しましては、……

第17回国会 人事委員会 第1号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私はこのベース・アツプの問題について御質問したいと思います。人事院は七月十八日第十六特別国会で衆議院を予算が通過した翌日勧告なさつた。爾来四箇月けみした今日においても、その裏づけが何らなされておらない。本国会は表面上は一応救農国会という名称でありますが、しかしなるほど災害、水害、冷害はありました。ありましたが、この公務員の給与ベースの引上げということは、もう三月を基準として予定されておることである。勧告も七月十八日に出ておることです。時期的にいえば、むしろ公務員の給与ベースを国民の大多数の生活を守るという観点からすれば、当然今国会に取上げなければならなかつた。しかるに政府は口を……

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 再度委員長に就任いたしましたが、何とぞよろしくお願いいたします。  それでは、ただいまより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの石村君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて理事はその数を七名とし、委員長は理事に       大村 清一君    鍛冶 良作君       田嶋 好文君    高瀬  傳君       島上善五郎君    加藤 鐐造君                 松永  東君を指名いたします。本日はこれにて散会いたします。     午後一時四十八分散会

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  前国会以来調査を進めて参りました修学のため寮、寄宿舎等に居住する学生、生徒等の住所の認定に関する問題について議事を進めます。  この際、本問題について、前国会閉会中に各地選挙管理委員会の取扱いの実情調査を行つたのでありますが、その御報告をいたすことといたします。まず、第一班を代表いたしまして私より御報告を申し上げます。次は、第二班の島上善五郎君にお願いします。次は、第三班について三浦部長より御報告申し上げます。  調査の結果について御報告申し上げます。  去る十一月二十五日盛岡市へ参りまして、県の選挙管理委員会及び市の選挙管理委員会の方々に集まつていただ……

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/12/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 それではこれより会議を開きます。  本日は面会に引続きまして、修学のため寮、寄宿舎等に居住している学生、生徒の住所の認定に関する問題について議事を進めます。  質疑を許します。高瀬伝君。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。加藤鐐造君。
【次の発言】 私といたしましては、この学生選挙権の問題については、ことしの夏時分からいろいろ紛糾いたしまして、全国的に大きな反響を呼び起しております。そこで、全国にわたる学生選挙権の問題につきましては、何とか合理的な解決をいたしたいと思いまして、去る九月二十一日、国会休会中ではございましたが、委員会を開会いたしまして、当委員会の一応の結論も出し……

第18回国会 人事委員会 第1号(1953/12/01、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 いろいろわが党の委員から質問がございましたがこれは本俸のべース・アップをやるという基本的な考え方に立つているのか、それとも地域給を引上げるという考え方に立つているのか、その点ひとつお尋ねしたいのです。
【次の発言】 問題は、私どもは本俸のベース・アップという基本的な考えに立つているのですが、それを政府が実施しないので、そして横つちよの方の地域給の問題をその中に織り込んで来ているところに、問題の混迷というか、混乱があると思います。私どもの考え方からすれば、これは何も複雑ではないのです。それを政府の方では、地域給の引上げを恩に着せ、そうしこれを本俸に組入れて、べース・アップというも……

第18回国会 人事委員会 第3号(1953/12/03、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ちよつとお尋ねしますが、ぺース・アップに伴う平衡交付金七十六億、それから二十一億が地方の税収入になつておる。この地方の税収入にまつという点は、非常に私は重大だと思うのです。われわれは実際各地方の実情を調べておりますと、まつたく地方税としても、もう税を吸い上げる実情になつておらない。非常に困つておるというのが実情であります。そこで自治庁としてはいろいろ御説明をしておりますが、私の受取つたのは、七十六億だけは出してやるけれども、あとは出せないからお前たちかつてにしろというように聞きとれてしかたがない。それにつきまして、あなた方は税収入の数字というものはどういう根拠に基いて――二十一……

第18回国会 人事委員会 第4号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ちよつと田中さんに承りたいのですが、国家公務員法の第二十八条第二項に「人事院は、毎年、少くとも一回、俸給表が適当であるかどうかについて国会及び内閣に同時に報告しなければならない。給与を決定する諸条件の変化により、俸給表に定める給与を百分の五以上増減する必要が生じたと認められるときは、人事院は、その報告にあわせて、国会及び内閣に適当な勧告をしなければならない。」人事院の勧告があつて勤務地手当を引上げるということが行われなければならぬ、しかるに今回は政府がかつてに、まだゼロ級地を引上げてこれを本俸に入れるとかなんとかいうような人事院の勧告もないのに、先走つてやつておられる。私ども基……

第18回国会 人事委員会 第5号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ちよつと関連して伺います。昨日私はちよつと質問して、結論は留保しておいたのですが、今本委員会においても、この一般職並びに特別職の給与の法律改正案が審議の段階に来まして、また予算委員会においても、この給与に関する予算の審議が、今明日中にも決をとられんとしておるのでありますが、私は昨日もいろいろ申し上げましたが、この本法の給与ベースの引上げ、また地域給の引上げにつきまして、いずれも一般職の職員の給与に関する法律によつて、人事院の勧告をまつて、われわれは審議するところの権限と義務等を与えられる、かように私は考えて質問したのです。すなわち七月十八日に公務員の給与ベースの引上げの勧告があ……

第18回国会 人事委員会 第6号(1953/12/06、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいま提案せられましたところの一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の意見を述べたいと思います。  われわれ人事委員会といたしましては、この地域給のアンバランスを修正するために、いろいろ検討を加えて来たのです。しこうしてこの従来の都市に集中されました地域給の給与の引上げということから、現在の経済情勢は、むしろ地方の市町村の公務員の給与の地域給を引上げなければならぬ、こういう与論が非常に高まつて参りまして、このゼロ級地並びに一級地を引上げるということについての対策を、われわれは進めておつたのです。そこでゼロ級地の公務員の諸君の地域給を一級地に引上げ、……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1953/12/10、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 一言ごあいさつを申し上げます。ただいま皆様方の御推挙によりまして、不肖私が前国会に引続き委員長の重責を汚すことになりました。委員各位の格別なる御協力により、大過なくその任を全ういたしたいと思います。  ただいまより理事の互選を行い室す。
【次の発言】 ただいまの島上君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて理事はその数を七名とし、委員長は理事に    大村 清一君  鍛冶 良作君    綱島 正興君  田嶋 好文君    高瀬  傳君  島上善五郎君    竹谷源太郎君 を指名申し上げます。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時十八分散会……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1954/01/29、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  最初に、昨二十八日院議をもつて本委員会に併託されました公職選挙法の一部を改正する法律案、内閣提出第七号を議題といたします。まず、塚田国務大臣より提案理由の説明を聴取いたします。塚田国務大臣。
【次の発言】 本日はこの程度で委員会をとじまして、明日午前十一時より質疑を続行いたします。  これにて散会いたします。    午前十一時三十七分散会

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1954/01/30、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 それではこれより会議を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案、内閣提出第七号を議題として質疑を許します。並木芳雄君。
【次の発言】 並木君、よろしゆうございますか。
【次の発言】 鍛冶良作君。
【次の発言】 質疑はまだ残つておりますが、次会に質疑を続行することにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後一時十七分散会

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1954/02/01、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  前面に引続き公職選挙法の一部を改正する法律案、内閣提出第七号を議題として質疑を続行いたします。質疑は通告順にこれを許します。大村清一君。
【次の発言】 高瀬博君。
【次の発言】 残余の質疑は続行することとし、本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。    午後零時四十七分散会

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1954/02/06、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き公職選挙の一部を改正する法律案、(内閣提出第七号)を議題として質疑を行います。島上善五郎君。
【次の発言】 石村英雄君。
【次の発言】 この際保安庁の山上総務課長に私から質問申上げたいと思うのですが、保安隊の配置につきましては、たとえば熊本県なら熊本県出身の保安隊の諸君はなるべく熊本の保安隊に配置せしめるというようにしているのか、あるいはそうでなく、北海道へやるとか、全然別の地域へ配置するというような方針でおられるのか、その点をお尋ねしてみたいと思います。
【次の発言】 続いてお尋ねしますが、私の聞くところでは、熊本県のごときは大体熊本の隊に……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1954/02/19、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  法案の審査に先だちましてお諮りいたします。一昨日の理事会においてお話のありました小委員会の設置についてでありますが、従来の特別委員会においても設置いたしました通り、十五国会において作成いたしました公職選挙法改正要綱に基き、その後の改正等を調査し、改正案立案に資するため、十一名よりなる公職選挙法改正案起草小委員会を設置いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ありませんから、さよう決定いたしました。  それでは、小委員の数は十一名とし、各派の割当は、各派の所属委員数の比率によりまして、自由党五名、改進党、社会党両派おのおの二名とし……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1954/03/09、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  最初に、去る四日本委員会に付託されました政治資金規正法の一部を改正する法律案、中村高一君外十九名提出、衆法第一〇号を議題として、提出者中村高一君より提案理由の説明を聴取いたします。中村高一君。
【次の発言】 質疑があればこれを許します。綱島正興君。
【次の発言】 それでは、この際小委員会の設置についてお諮りいたします。  ただいま議題となりました政治資金規正法の一部を改正する法律案を審査するため、政治資金規正法の一部を改正する法律案審査小委員会を設置いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1954/03/17、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案、内閣提出第七号及び内閣提出第七五号を議題として質疑を行います。本日は文部大臣の御出席を煩わしましたので、委員の方の御質疑をお願いいたします。飛鳥田君。
【次の発言】 島上善五郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 鈴木さん、答弁はいらないのですか。
【次の発言】 島上君。
【次の発言】 竹谷源太郎君。
【次の発言】 石村さん。
【次の発言】 この際お諮りいたします。公職選挙法改正案起草小委員及び政治資金規正法の一部を改正する法律案審査小委員でありまする高橋英吉君より、小委員を辞任いたしたいとの申出があります……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1954/04/20、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  政治資金規正法の一部を改正する法律案(中村高一君外十九名提出、衆法第一〇号)を議題といたします。  本法案につきましては、提案理由の説明を聞き、質疑を行つた後、法案の審査のため小委員会を設け、もつぱら小委員会において細目についての質疑を行い、大体質疑を終了しております。それで、この際お諮りいたしたいのでございますが、本法案は政治の清浄化のためにも重大な関係があり、かつ本委員会といたしましても、その取扱いには、世論にこたえるためにも、学識経験者より意見を聴取したいと存じます。本日の委員会開会前に行われました理事会における申合せに従いまして、これらの方々を参……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1954/04/28、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  前回の委員会で、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び公職選挙法の一部を改正する法律案の両法案について参考人より御意見を伺うことになつておりますので、これより参考人として学識者の蝋山政道君、戒能通孝君、公明選挙連盟から前田多門君、選挙管理委員会よりは佐野保房君、日本弁護士会連合会より三上英雄君、主婦連合会より春野鶴子君、労働組合から総評の小室三夫朗君、総同盟の丸山隆一君ら各位より御意見を伺うことにいたします。なお、報道関係より朝日新聞の関口泰君の御出席を予定いたしておつたのでありますが、関口君よりやむを得ぬ先約のため出席いたしかねる旨の通知がありました……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1954/05/06、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きま  す。   日程を変更して、公職選挙法改正に関する件について調査を進めることに  いたします。   最初に、公職選挙法改正案起草小委員会の審議経過について一応の中間報告をいたします。小委員会は本日までに五回開会し、その間、第十五国会において本院を通過し、解散によつて審議未了に終りました公職選挙法改正案要綱について、各項目ごとに審議をいたして来たのでありますが、そのうち、公職選挙法第六条の選挙事項の周知及び棄権防止の関係につきましては、特に選挙管理委員会の常時の活動を促進する意味におきまして、この際お手元に配付してある案のごとく成案化することに決定した次第であり……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1954/05/20、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  一昨十八日院議をもつて付託されました公職選挙法の一部を改正する法律案(島上善五郎君外十九名提出、衆法第三八号)を議題として、提出者より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 加藤鐐造君。
【次の発言】 高瀬博君。
【次の発言】 その点につきましては、委員長といたしましては、後に理事会を開いてその態度を決定したいと思います。――鈴木さん、ひとつやつてください。
【次の発言】 議事進行に対して発言を求められましたので、今許したわけでありまして、私といたしましては、特さんの御意見によつて、そうした書類の問題もあとで解決したいと思つております。――では鈴木さん……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1954/05/21、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議々開きます。  最初にお諮りいたします。理事の補欠選任についてでありますが、理事でありました竹谷源太郎君が昨二十日委員を辞任されておりますので、理事が一名欠員になつております。それで、その選任について、投票の手続々省略して、委員長より指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、それでは委員竹谷源太郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際御報告申し上げます。理事会の申合せによりまして、時間の関係上、質疑時間は全部で四時間、一人大体二十分内外とし、討論採決に一時間ということになりましたから、さよう御了承願います。  なお、念のため……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第14号(1954/05/31、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより開会いたします。  この際理事の補欠選任のついてお諮りいたします。すなわち、理事網島正興君が去る二十一日一度委員を辞任いたされましたので、理事が一名欠員になつておりますので、その補欠選任を行いたいと思いますが、投票の手続を省略して委員長より指名いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、綱島正興君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、小委員の補欠選任についてお諮りいたします。すなわち、公職選挙法改正案起草小委員の竹谷源太郎君、綱島正興君、原健三郎君がそれぞれ委員を一度辞任されましたので、小委員が欠員となつております。従いまして、その補欠選任を行……

第19回国会 人事委員会 第3号(1954/03/10、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は中村君外十九名提出のこの法案に対しましては基本的には賛成であります。しかしなお幾多の疑問と、それからもう少し本法案の内容を強化しなければならないではなかろうかと私は思うのであります。実は今回の造船並びにその他の汚職、疑獄問題は、日本の政治界における空前の最大疑獄といわなければなりません。ところがそうした相談あるいは取引がどこで行われておつたかといいますと、新聞、雑誌等を見ますと料理屋、待合等で公々然と行われておつた。賭博をするところは賭博開帳場である、賭博開帳は何人がやつてもいけない、やつた奴はもちろん重刑に処せられる、ところが待合において公々然と取引をしておる、まつたく賭……

第19回国会 人事委員会 第4号(1954/03/13、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいま局長から非常に専門的な、科学的な分析の上に立つて御説明がありましてそうした資料の作成あるいは御検討に対しましては、深く敬意を表するものであります。しかしながら、私どもは過去一年間赤城宗徳君を地域給小委員長に推薦いたしまして、鋭意地域給の是正とそのすみやかに勧告せられんことを審議して参つたのでありますが、当時は赤城小委員長は非常に熱心でありました。最近では何だか少しぼけて参りましてはなはだ誠意を疑わざるを得ない点もございますが、私どもはもう去年から、昭和二十九年度の予算が出る前に勧告してもらいたいということを要求し、そうすることによつて、勧告があれば政府としてもこれに対す……

第19回国会 人事委員会 第5号(1954/03/19、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 議事進行。私どもは地域給の問題について熱心に過去一箇年間やつて来た、それについて、私どもは委員長にも、地域給の勧告について、至急人事院に勧告するように要請してもらいたいと言つて来た。ところがもう梅も散り桜も咲きかけるやよい半ば過ぎになつても、地域給の勧告の声さえもない。私どもはまことに遺憾だと思います。あなたも委員長として勧告をするような方針を今までとつて来たのだが、あなたの今までやつて来たことを見ますと、あなたが誠意がなかつたとは言いませんが、そのやり方とか方法において非常に拙劣でなかつたか、かように私は考えるのです。あなたはやるということを去年から再三われわれに言つている。……

第19回国会 人事委員会 第6号(1954/03/20、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 今国会でわれわれは外国のことなんか気にしないで論議すべきだ、外国に一々気がねして論議するのはおかしいと言われましたが、それが私は民主主義の非常な逆行だと思うのです。やはり日本は世界の一員なのだから、世界がどうであろうと、おれは日本人としてかつてなことを言うというのは、一般民間であれば別ですが、文部大臣の地位にあつたらもつてのほかです。もつと系統立てて初めから言おうと思つたが、ピック・アップして申上げます。あなたはこの間戦犯裁判は野蛮人の首祭りだと言つたでしよう。これが世界に電報が行つて、釈放問題にどんな影響を与えたか。あの巣鴨に何人おるか知つておりますか。陸軍大将、それからたく……

第19回国会 人事委員会 第8号(1954/03/23、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私も今、加賀田君が最後に質問された点に関しましてお尋ねしたいのです。昨日の理事会におきましては、今回政府から提出されました国家公務員法の一部改正案が審議されることになつたのでございますが、私どもといたしましては、あくまでも過去一箇年間、検討に検討を加えましてその実施を期待して参りました地域給の勧告をまずなすべきである。それができないうちは、われわれとしては国家公務員法の一部改正案の審議に対しては、本格的な審議には入りたくないという気持もあつたのですが、しかし委員から、ぜひまあ審議だけはしてくれ、しかしながらその審議の結果、採決等に至る前に、自分はぜひこの地域給の勧告はさせたい。……

第19回国会 人事委員会 第11号(1954/04/02、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 議事進行に関して。私は今日の委員会は、うちの理事も了承されたのでありますから、開いたことはいいと思いますが、先週の理事会におきましては、今週は、水曜日と木曜日に委員会を開くというように伺つておりましたので、私は実は今日の委員会は知らなかつたのです。公報を見ましたところが、委員会を開くことが載つておりましたので、出席をしたわけであります。私は先般来、委員会において、しばしば委員長にもお話してある通り、昨年来われわれがあのように小委員会まで設けて、熱心に討議しました地域給問題を先にやつてもらいたい。人事院に対しても私はそういう強い要望をしてある。委員長もこれは了承しているはずだ。と……

第19回国会 人事委員会 第14号(1954/04/16、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいまの石山委員の質問に関連いたしまして、私も人事局長の鈴木さんに質問をしたいと思うのです。本格的なこの法案に対する質問はあらためていたすこととして、きようは時間がありませんから、先般の司法労組の四号調整問題について質問をしたいと思うのです。  私は本職が弁護士なんです。そこにいる山口君もやはり同じ弁護士です。私どもは常々裁判所に行つておりまして裁判所の職員くらい実際待遇の悪いものはないと思つておる。裁判所に行つてごらんなさい。実際着ている洋服でも、はいているくつでも裁判所の職員は、私は全国の国家公務員の中で一番みじめなかつこうをしておると思うのです。たとえば戦時中のように商……

第19回国会 人事委員会 第15号(1954/04/20、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 今櫻井委員から質疑がなされました提案理由の点について、制度の改革について、どこにその必要があつたかというような問題がつつ込まれておつたのですが、どうも私は御答弁を伺つておりましても、今回の改正案をつくらなければならぬ理由というものが非常に薄弱だと思います。私どもは、政府がいわゆる緊縮財政によるところの機構改革、そしてまた人員の整理、こういう面からこういうふうにしたのか、あるいは人事院の独立性を認めておいたのでは、結局予算の措置その他について、どうしても人事院が自主独立の勧告などをやるので、これを押えつけるために機構改革を行わんとして、今回の改正案が出たものである、こういうように……

第19回国会 人事委員会 第25号(1954/06/01、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は今回の地域給の勧告に対しましてちよつとお聞きしたいのですか、今回の地域給の勧告に関しましては、昭和二十七年十二月に本院において修正可決いたしました案があるのでありますが、その中には今回新しく一級に指定されましたもののほか相当除外されたものがあるのでありますが、それらは予算の関係上除外されたものでありますか。私どもから見るならば、今回の勧告においても、当然新一級として指定をいただかなければならない、かように考えておりましたところのうち大幅に脱落しているものがあるのでありますが、それにつきまして人事院はいかなる観点から処置されたか、お尋ねしたいと思います。

第19回国会 人事委員会 第32号(1954/10/09、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ちよつと人事院にお尋ねいたします。せんだつて北海道の方に行きましたところが、保健所その他の獣医の待遇が普通一般の医者と非常に懸隔がある、同じ医者として職責を尽す上においてこんなに差を設けられては困るという声が強かつた。そのとき、自分らの初任給は保健婦と同じになつている、こういう矛盾したことはない、人事委員会ではこういうことを取上げてやつてくれていないのかという非常に強硬なお話がありました。今突然の質問でお答えになれるかどうか知りませんが、矛盲があるというようなお考えをお持ちでしようか。普通一般の医者と同じような扱いをしてもらいたいという強い要望があつたのですが、その点についてお……

第19回国会 人事委員会 第33号(1954/10/22、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ちよつとその点について文部大臣にお伺いするのですが、日教組が千葉教委の結論を支持するという、そういう意見を表明することが不当の支配だということをあなたはおつしやつたのですが、一つのそうした団体が千葉教委の決定、結論等を支持するとかしないとかいうことは、これこそまさに言論の自由、憲法に保障されたところの思想の自由に通ずるものではないのですか。とにかくそのことの内容、千葉教委の結論のよしあしを今ここで聞こうというのではない、いいとか悪いとかというあなたの表現はわかつておりますが、それを日教組が支持するとかしないとかいうこと自体はさしつかえないのではないですか。

第19回国会 法務委員会 第74号(1954/10/12、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は先般北海道から帰って来ましたが、連絡船上から洞爺丸の遭難場に対して黙祷を捧げて来たのです。私は月に一、二回は必ず連絡船に乗らなければならない立場にあるのでありまして、非常にこの問題を重視いたしております。  ただいま井本刑事局長の御報告を聞きまして、実は私は今後安心して連絡船に乗れないのではないかというような気分を抱いておるのであります。と申しますことは、捜査当局の重点が船長に第一の責任があるのだというように、いわゆる死人に日なしであって、死んだ者に責任をかけようとしている。これは明らかに問題の重心をはずされておると思うのであります。と申しますことは、あの二十六日の暴風雨に……

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1954/12/02、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 ただいま皆様の御推薦によりまして、不肖私が委員長の重責を汚すことになりました。まことにその責任の重大さに恐懼いたしております。  御承知のごとく、本国会における公職選挙法改正に関する調査特別委員会の責任はきわめて重大であります。国民も本国会には大いに期待しておるわけでありますが、選挙法改正の委員長といたしまして、できるだけりつぱな改正をいたし、国民の期待に沿いたいものと考えている次第であります。何とぞ委員各位の御協力を切にお願いいたしまして、私のごあいさつにかえる次第であります。(拍手)  それではただいまより理事の互選を行います。

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/03、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。最初に公職選挙法改正案小委員会の審議経過について御報告いたします。本小委員会は昨日設置されたのでありますが、会期も短かく、かつその成立がきわめて急がれております。昨日ただちに公職選挙法改正案の起草にかかつたのでありますが、本改正に関しましては、第十五国会以来、選挙法の委員会において慎重審議を尽し、さらに第十九国会においては、閉会中四党の国会対策委員長会議を開催して選挙法の改正について話合いを重ねた次第であります。しこうして昨日に引続き本日も小委員会の審議を継続し、皆様のお手元に配付してある案のごとき成案を得……

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1954/12/04、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法の改正に関して調査を進めます。この際杉村委員より発言を求められております。これを許します。杉村君。
【次の発言】 ちよつと委員長からさつきの候補者の専用自動車の点について御質問したいと思うのです。さつきの三浦法制局第一部長の御答弁によりますと、候補者の専用自動車は本来の選挙運動用自動車のほかに認められるのだというような御結論のようでありました。しかし、法の百九十七条の三号は、単に「公職の候補者が乗用する船車馬等のために要した支出」とこうありまして、それは選挙運動に関する支出でないものとみなすというふうになつておりますが、この立法の趣旨は、たとえ……

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1954/12/05、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○森委員長 休憩前に引続き会議を開きます。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、明日午後一時より理事会、一町三十分より委員会を開会いたします。  これにて散会いたします。    午後五時二分散会

第21回国会 人事委員会 第1号(1954/12/14、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は先刻根本官房長官に総理大臣官邸で要請をいたしましたが、そのとき根本長官の御答弁の中に、鳩山総理は非常に人情味の厚い人だと、あたかも吉田前総理は非人情だというような含みのあるお言葉があつたのですが、私も長官のその言葉は非常に意味深長であると拝聴したわけであります。しかりとするならば――昨年におきましても、官公労の諸君の要請にこたえて、先ほども加賀田委員から質疑がなされましたように、一・二五というものは絶対に確保し、なおかつプラス・アルフアーというものも実現しておるわけであります。私は官房長官が非常に御多忙であることも知つております。しかるがゆえに給与の担当大臣を設定されたとい……

第21回国会 人事委員会 第8号(1955/01/21、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して。今櫻井君の質問に関して、三好国務大臣の答弁は私は非常に重大だと思うのです。なぜかなれば、われわれがあれだけ期末手当の問題について年末四、五日間の日にちを費して委員会を開いて、毎回政府並びに担当の三好国務大臣にその支出を要求した。そこであなたとしては非常に大蔵当局と折衝せられて、当時はまったくあなたも誠意を持ってやってくれたように私は考えておった。しかも超過勤務手当あるいは日直、宿直の繰り上げ支給をすると同時にその穴埋めをあなたがする意図である、努力しますと言ったことはから念仏じゃないのです。ただ繰り上げ支給をして、それを財政上補てんしなければ何にもならないじゃないです……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 去る四月行われました地方選挙に際して、官報の付録といたしまして、資料ナンバー四十四号として配布されました印刷物、この見出しは「地方選挙について――その意義と選挙人の心構え――」となっておりまして、しかもその下には自治庁という明確な印刷がされてあります。その中でも特に「こころ構え」という項目をつけて書いてある文面につきまして、これは一体いかなる構想に基いて書いたものであるか、そしてまた何人がこれを起案し、またこの起案に対しては選挙部長あるいは管理課長ひいては自治庁長官等も当然責任を持つべきものであると私は考えておるのでありますが、それらの責任者につきましても自治庁当局において明確……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1955/06/22、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は今中川政府委員から報告されました小樽の事件についてお尋ねしたいと思います。私が先般あなたに調査を御依頼いたしましたのは、事件そのものの報告ではなくて、警察の行遂過ぎがあるから、その行き過ぎがあるかどうかという点を究明していただきたい、このように私は申し上げたのであります。すなわち、過般の小樽の地方選挙において婦人の教職員の方その他男子の方々を長い間勾留したことが不当であるというように私は先般の委員会において申し上げたのですが、その不当なる行き過ぎについて、あなたの方から小樽の警察署あるいは捜査主任等に対して一つ十分調査をして、その間違いを是正してもらいたい、こういうように私……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1955/06/29、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は、過日の仙台市における市長選挙に関しまして、自治庁並びに警察当局に御質問をしたいと思うのでございます。  それは、各新聞にも報道せられまして、非常に大きな問題となっておりまして、現在異議の申し立てもいたしておる事件でございますが、選挙の結果は、当選者と次点者との間がわずか五百五十九票というきわどいものであります。しかも、この次点者の島野武君の投票を取りまとめた束の中には、五十一票というような束が現われて参っております。しかるに、反対に、当選をいたしました岡崎候補については、四十九票束が十一も現われておる。そうして次点の島野君の方には、五十一票東が五十三束、それから五十二票の……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1955/07/06、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は、せんだって、仙台の市長選挙の問題と、もう一つは江戸川区の区会議員の選挙に関して質疑をいたしましたが、本日はさらに仙台の市長選挙の問題について御質疑をしたいと思うものであります。  実は、仙台の問題は、われわれも多少調査いたしましたが、調査をすればするほど、選挙管理委員会の計画的な投票そのものの増減、あるいは包み紙を破って増減したこともだんだんと明らかになって参りましたし、また、仙台の警察も、再三これに対する調査の申し立てをしておるけれども、何ら手をつけていないという事実も判明してきた。しかも、選挙に関して暴行事件が起っておるのに、それさえも仙台の警察は知らずにおるという、……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1955/07/13、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいま参考人お三方から意見が開陳せられました。私どもは、今回のこの仙台市の市長選挙にからみましては、公明選挙を強調しておる今回の選挙に当りましてまことに遺憾にたえないものがあります。と同時に、これと並行して、徳島市の選挙管理委員会の事務担当者が五十票の束を一束五万円ずつで売りに歩いた、しかもこれが刑事事件として現在十六人が犯罪者として起訴されておるという事件と両々相待ちまして、われわれが信じておったところの選挙管理委員会の事務というものが非常におそるべきところの影響を選挙に与えておるということを痛感いたすのでありまして、私どもは、当委員会においては、こうしたところの選挙の大き……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1955/07/23、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 選挙法違反あるいはまた選挙管理委員会の選挙事務に関しまして、われわれは当局にも十分御反省をいただきたい点が多々あるのでありますが、特に先般来私が御質疑をいたしております仙台市長選挙の問題に関しまして、あのような大都市におけるところの市長選挙に、実に忌まわしい、不公正な選挙管理委員会の事務上の故意または過失等の問題が起き、しかも、これらの問題に関しまして、仙台市の警察はこれを厳重に捜査をしなければならないにかかわらず、何ら手を染めないというような、まことに現職の市長を擁護するような、職権を消極的に乱用している状態におきまして、私は当委員会の責任は重大である、このような観点から御質……

第22回国会 内閣委員会 第1号(1955/03/25、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は理事会をあとで開くことはもちろん賛成ですが、その前に、実はこの内閣委員会は従来の人事委員会と内閣委員会が合併というか、委員会縮小によりましてその機能が一緒になったわけであります。従いまして従来内閣のみの担当の方々から見れば、人事委員会の者が来て、人事委員会のことばかり言うというような印象を受けられるかと思うのです。しかしそれは私はやむを得ないと思うのです。やはりこれは従来の内閣委員会と人事委員会とが一緒になったのですから、そこは仲よく、われわれも内閣委員会でやっておられる方々の御発言も十分尊重するから、われわれ従来の人事委員会でやっておった者の発言も一つお聞き願いまして、宮……

第22回国会 内閣委員会 第2号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して……。浅井人事院総裁が昨年の五月二十九日勧告なさいまして以来、大蔵当局に対しても予算の折衝等をなされたというようなお話がありましたが、しかしその後内閣の構成もかわって参っております。浅井人事院総裁といたましては、この新しい第二次鳩山内閣等に対しまして、この地域給予算に関しまして交渉あるいはその他具体的な方法をおとりになったことがありますかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それは、先ほど来池田君からも竹尾君からもるるお話になっておりますが、私はやはり人事院総裁といたしましては、ただ勧告したことのみによってあなたの職責が十分果されたというお考えは――いまだもっ……

第22回国会 内閣委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 大久保給与担当大臣から今ごあいさつがございましたが、給与の問題は非常に簡単な問題だと思っておったところが、非常にむずかしい問題だということであります。ところがそのむずかしいと思ったのは、いつ思われたかといいますと、これは私の想像かもしれませんが、先ほどから何か人事院総裁あたりから耳打ちをされて、なるほどむずかしいということを今この場でお考えになったような気がするのですが、私は大臣が給与担当の大臣としてみずからその責任を果さんとするならば、就任早々人事院総裁その他給与関係の専門家の意見を十分たたいて御研究になって、そうして公務員の給与のために全力を尽してその生活を保障する、あわせ……

第22回国会 内閣委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して長官にお尋ねします。さっき話が出ました直接調達、間接調達の問題であります。従来は調達庁が動産、不動産その他駐留軍の使用する物品等について調達をしておった。しかるに講和締結後は直接調達に切りかえられているということですが、その現状の取扱いはどうなっていますか。物件によって違うわけですか。
【次の発言】 果してそれをアメリカの都合でそうしておるのか、日本の都合でそうしておるのか、いろいろ場合によって違うと思いますが、その直接調達方式は、あなた方の過去のやっておられた実務からいたしましてどのような効果を上げておるか。私らの観念からいくと、やはり調達庁が従来やっておられたのが、……

第22回国会 内閣委員会 第5号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は本日、重大なる富士山の実弾射撃の問題に関しまして、本来ならば日米合同委員会の担当官である外務大臣、あるいはまた調達庁長官、それらの人々の出席を求めまして、根本的な質問をしたいのでありますが、当委員会への出席が不可能だということでありますから、あらためてそれらの人々には質問したいと思います。  先ほど、次長の答弁を聞いておりますと、日米合同委員会あるいは施設委員会等の使用条項等に対する解釈の問題等が出ておりますが、全く泣き言を並べて、どうもアメリカに押えられてやむを得ないのだというような、至って事務的な答弁しかなされておらないのであります。これはやはり根本的な問題としてわれわ……

第22回国会 内閣委員会 第6号(1955/05/14、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は一昨日山内次長に対しましていろいろ質問したのですが、その間福島長官は座間の米軍の最高責任者といろいろ折衝なさいました。私は先ほど来長官の経過報告並びに各委員諸君の質疑に対する答弁を聞いておったわけでありますが、私はこうした基地の問題につきまして、御承知のように、あの有名な内灘の問題、天下の耳目を全く震駭せしめた内灘の問題につきましては、ここに民主党の辻政信君もおられまして、十分事情を知っておられる。辻君自体もすわり込みまでやって、内灘の米軍の演習に対して拒否の態度をとった。それから近くは妙義山の演習地の問題につきましても、やはり地元民が結集して、これに強く反抗した。そこで、……

第22回国会 内閣委員会 第11号(1955/05/28、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 実は花村法相にお伺いしたいのですが、検察庁の建物の腐朽したものが全国で相当あると思うのです。北海道の釧路地方検察庁ですね。これは裁判所と同じ建物になっているのですが、明治四十二、三年ごろ作りました、もう非常に腐朽しておるのです。しかも一昨々年の三月の十勝沖地震の際、これが非常に危険に瀕しまして、今復旧の工事をやっておるのです。もう危険でもって、庁員はちょっと地震がいっても危なくておられないというのですよ。これについて花村法相は全国の腐朽庁舎の建てかえについて御検討なさっておると思うのですが、釧路の場合について御検討なさっておるかちょっとお伺いしたいのです。

第22回国会 内閣委員会 第12号(1955/05/30、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は会計検査院長に、せんだって当委員会で出席を促したのは、本法案の質疑に関しまして、われわれはやはり会計検査に関する国政一般の質疑をなす場合もしばしばあるわけです。従いましてあなたの御出席を私は願ったのです。過般もいろいろ各委員諸君からお尋ねがありましたが、私は会計検査院の内部における組織やあるいは秩序や綱紀が、非常に紊乱しているというようなことは申し上げるものでございませんけれども、しかしややともすれば、今日の日本のあらゆる行政面において、御承知の通り、汚職、疑獄――造船疑獄あるいはその他の疑獄がたくさんありました。私は会計検査院としては、時の政府にきぜんたる態度をもって、国……

第22回国会 内閣委員会 第13号(1955/05/31、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は厚生省につきましてはいろいろ問題があると思うのですが、新聞に大きく取り上げられております輸血業者の問題とかいろいろな問題はありますけれども、非常にわれわれの健康にとって重大な問題だと思う。これは厚生省もいろいろその取り締りについては非常に力を尽されていると思うのでありますが、結局今日の社会の情勢からいたしまして輸血業者も生活ができない。その生活苦のために輸血業者ばかりでなく、売春とかその他いろいろな社会悪が発生していると思うのです。しかしながらこれはわれわれの生命に直接影響のある問題である。われわれは安心して輸血を受けることができないということになりましたならば、これはゆゆ……

第22回国会 内閣委員会 第16号(1955/06/03、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 過般来沖縄の農耕地は米軍の軍事基地としてほとんど買い占めを行われんとしております。すなわち約三千二百万ドルの買収資金によって沖縄の農耕地が買い上げられ、地元農民の生活は、今後その生業を営むことができないという段階に到達いたしております。これにつきましては沖縄の代表がアメリカの政府当局に反対の陳情に参っておるという実情でありまして、なおその他米軍によるところの沖縄住民に対する人権じゅうりん等の問題も、非常に頻発をいたしております。私ども内閣委員会といたしましては、かつて沖縄の人権問題等につきまして、衆議院の議員を調査に派遣した先例もあるのでありますが、この際当委員会といたしまして……

第22回国会 内閣委員会 第17号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ちょっと関連して……。私は公務員の夏季手当の問題につきまして、川島長官にもいろいろと御心配をいただいておりますが、その後閣議等においてこの問題がどういうように取り扱われておるかお尋ねしたいのです。法律上は〇・七五が支給されることになっておるが、私の方はやはり例年の例にならって一カ月分を要求しておるわけです。これに対して国務大臣として非常にお骨折りを願っておることはわかりますけれども、その後の閣議等における御決定はどういうようになっておるか御回答願いたいと思います。
【次の発言】 予算も大体衆議院を六、七日ごろ通過して、今月一ぱいに通るというような見通しもついてきたようですが、こ……

第22回国会 内閣委員会 第18号(1955/06/06、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私はこの恩給局の職員の問題につきまして、もう一ヵ月になるわけですが、いまだにこの問題は解決がつかないで、組合と当局との間に折衝が繰り返されておるということはまことに遺憾にたえない。新聞紙の報ずるところによりますと、あなたはその組合員との交渉を拒否し、しかも組合員の真剣な要求に対して面会を拒絶し、さらに警察までも動員して、そして職員を面会させないようにする。これは私まことに遺憾にたえないと思うのです。結局いつまでもこの問題を解決しないで長引かせるから、ますます紛糾するのです。この政治的な責任は何といっても大きい。(「もう説明済みだ」と呼ぶ者あり)説明済みでも、これは何べんやっても……

第22回国会 内閣委員会 第23号(1955/06/16、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連してちょっとお尋ねいたしますが、ただいまの下川君の発言に対する鳩山総理のお答えでありますが、自衛隊の行動に関しまして、自衛隊法の第七十六条には、「内閣総理大臣は、外部からの武力攻撃(外部からの武力攻撃のおそれのある場合を含む。)に際して、わが国を防衛するため必要があると認める場合には、」云々と書いてあります。従いまして、私はこの国防会議が成立しましたあかつきにおいて、その出動の可否につきましては、たとい現実に攻撃を日本がされない場合においても、おそれがあるという七十六条の規定によって、自衛隊の出動し得る場合がある、かように判断しておるのであります。それに対しまして私は、鳩山……

第22回国会 内閣委員会 第25号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 郵政大臣にお尋ねします。今回提出された郵政省設置法の一部を改正する法律案の第四条十四の四に、「所掌事務に係る賠償及び国際協力に関する事務を行うこと。」とありますが、この「所掌事務に係る賠償及び国際協力」の範囲は、直接協定に基いて日本政府がこれらの問題を処理するのですか。さしあたり郵政省としては、日本のこの賠償及び国際協力という面において、どういうことをおやりになるのか御説明願いたいと思います。
【次の発言】 電信電話機械等の賠償問題があるというのですが、そういうものは、通産省の所管になるような気がするのですが、あなたの郵政省でそれをやるというのは、その所管の関係はどうなっておる……

第22回国会 内閣委員会 第28号(1955/06/27、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連……。総理にお伺いします。あなたが大分制限的に解釈するというそういう御趣旨はよくわかりますが、しかし私は、総理は防衛庁法に基きまして陸海室の自衛隊を指揮監督する重大な責任にあるわけです。その方が、こうしたところの出動に関して根本的な理念というものを明確にされなければ、国民は重大な危殆に瀕すると思うのです。それならば、武力攻撃のおそれある場合を含むと明確に規定された場合に、それでは何のために出動さすのか。現実に日本の国土に対する侵略があるという想定のもとに出動を命令する、その出動した部隊は、それでは侵略が日本の国土に急迫をしてきている、そうした場合において何のためにあなたは出……

第22回国会 内閣委員会 第33号(1955/07/04、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 今一応の御答弁がありましたが、巣鴨の戦犯第三国人、主として朝鮮並びに台湾本島におられた方方だそうですが、この方々が五十八名かおるそうです。これらの方々が仮釈放になって、仮釈放という形においては完全な釈放でないために本国に帰るわけにもいかない。やはり一般的に日本の領土内にいなければならぬ。そうしますと、帰るわけにはいかないし、こちらにいなければならない、その間やはり生活をしなければならぬ。そうしてまた落ちつく先がなければ結局どこへ行く、安定した居住する家屋とか設備がない。あなたは今若干の配慮をしようとか、あるいはその他のめんどうを見ていくと言われておりますけれども、根本的に生活が……

第22回国会 内閣委員会 第34号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して。杉原長官はただいま防衛六カ年計画においてということを話されましたが、あなたの構想の中に六カ年計画というものはやはりできているんだ、こう見なければならぬと私は思う。しかも六カ年計画において、大体アメリカの地上軍の撤退を目途としているんだという今御発言がなされました。地上軍が撤退できるという目途の上に立って防衛六カ年計画を立てておるということを今あなたはおっしゃった。それならば率直に、日本の地上軍は六年後には一体幾らにするのだ、あるいは海上、あるいは空軍等においても、自分はこのように六カ年計画というものを策定しておるのだということを、あなたはなぜ言わないか。それを言わない……

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/09、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいも茜ケ久保君からも質問されましたが、日本の基地拡張の問題につきましては、私どもはやはり現地の住民の要望も現地に参りましてつぶさに調査をしたのであります。もちろんわれわれは現在の段階において、国際条約に基くところのこの行政協定の義務履行のために政府がやっておられることもわからぬわけではありませんけれども、どうも政府の方針はわれわれ国民の代表として納得しかねるものがある、すなわちアメリカの要求によって基地拡張を認めなければならないという段階においては、何らこれに対して日本側としてはこれを阻止し、できるだけこれを守るという努力に欠けておるというような非常に私は強い意識に立ってお……

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/11、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は給与の勧告についてお尋ねしたいと思うのですが、担当の大久保国務大臣、それから人事官等は御出席ですが、私はきょうは人事院総裁はぜひ御出席を願いたいと思っておったのですが、やはり病気が相当悪くてきょう出席できないというのですか、あるいは二、三日したら出られるというのですか、その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 こうした勧告問題は、人事官が出席されておりますけれども、やはり総裁は勧告に対する最高の責任者として本日は出席願いたかったのです。しかし病気であることは聞いておりまして、悪いというならば、やむを得ない。  そこで公務員に対する給与ベースについて、昨年七月十九日に人……

第22回国会 内閣委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○森(三)委員長代理 この際関連質問を受田君に許します。受田君。

第22回国会 内閣委員会 第43号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 各委員諸君からもいろいろ質疑が行われましたが、さていよいよこの自衛隊三法案が数目中に上ることになったのでありますが、私どもといたしましては、各委員諸君の質疑を通しまして、非常に遺憾にたえない点が多々あるのでございます。と申しますことは、本年度の防衛計画というものは、法案となって明らかに陸、海、空によって、その人員増加あるいは武器の保有等について明確になっておりますが、しかしそれ以後は全く暗中模索であって、われわれも国民もこれを知ることができないという事態に追い込まれておることは私まことに遺憾であると思うのであります。これは防衛庁長官としても、その責任を十分痛感しておられるであろ……

第22回国会 内閣委員会 第45号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 議事進行の発言を求めます。私はこの際動議を提出したいと思います。私どもはこの重要なる国防会議法案の審議に当りまして、聞くところによりますと、自民両党間においては、民間人を削除して国防会議法案を成立せんといたしているそうでありますが、われわれはこのような楽屋裏の取引あるいは修正ということは、まことに遺憾にたえないと思うのであります。国民はひとしくこの国防会議法案について重大なる関心を持っているのでありまして、杉原長官は、ただいまこの委員会の答弁において、民間人を除く意図を明らかにせられたのであります。従いましてわれわれは、政府が確信と責任を持って提示された国防会議法案を、すでに修……

第22回国会 内閣委員会 第47号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私はこの国防会議法案に関して、この法律が成立していよいよ国防会議が構成されますと、総理大臣に次いで一番重要なポストにあるのは大蔵大臣であると思うのです。従って大蔵大臣としては、日本の国防計画と同時に国民の生活については十分に予算上からお考えにならなければならぬと思うのであります。ところがことしの防衛分担金の削減の折衝において、あなたは非常に大きな国民の期待の中に、いわゆる総選挙をを通じて民主党は防衛分担金の削減を行い、この削減の予算をもって住宅その他社会保障の設営に当る、このような宣伝をして、これによって相当国民の期待のもとに多数の投票を得ておるのであります。ところが実際に防衛……

第22回国会 内閣委員会 第49号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私はこの憲法調査会法案につきまして、提案者の古井君にお尋ねしたいと思うのであります。  提案者は、この憲法調査会法案の提案理由の説明として、この現行憲法が、連合国最高司令官の制限のもとに置かれておった時代に制定された、いわゆる自主的でない、自主性のない憲法だと言われますが、われわれは昭和二十一年の六月中旬より十月中旬に至る約半年にわたる期間において私も憲法制定委員といたしまして、現在の予算委員会のあの部屋において、連日慎重審議をしたのであります。その、われわれが国会の権威によって決定いたしました憲法を、あなたはみずからこれを否定するがごとき、自主的でない憲法と言われる理由はどこ……

第23回国会 内閣委員会 第1号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○森(三)委員 時間の都合もありますから、簡単に伺っておきます。  大臣は御存じかと思いますが、実は重要な問題でございまして、北海道の根室支庁に所存する旧海軍の飛行場、これは従来使用していなかったのでありますが、最近米軍が週三回程度の使用を要求し、これに対しまして地元では非常に驚いたわけであります。ということは、御承知の通り、根室町からは一衣帯水にかの千島、歯舞その他現在日ソ交渉の最も喫緊な、領土返還問題の目的の島が見えるわけでありまして、しかもソ連のミグ戦闘機が昨年B29を撃墜したような事態もあるわけであります。これは日本の全国的な問題でありますが、領土返還にからんで、今この重大な時期に当っ……

第23回国会 内閣委員会 第2号(1955/12/05、27期、日本社会党)

○森(三)委員 河野大臣は非常に御多忙なために、先般も当委員会に御出席になることができなかったのです。本日はぜひ御出席になるということで、委員会を開催していただいたわけでありますが、聞くところによりますと、河野大臣はこの公務員の年末手当等につきまして非常に心労されておる。現在もそのような打合せ会のために、当委員会におくれたというようなお話でありますが、私どもといたしましては、やはり国会の権威を保持し、いやしくも当該問題について本委員会を召集された以上は、河野大臣としては今朝の委員会に出席をされまして、そうして大臣の所見を委員会に開陳せられて、しかる後に私はそ一したところの打合せ会に出られるのが……

第23回国会 内閣委員会 第3号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連ですが、きのうの本会議で太田自治庁長官は、この地方公務員の期末手当に関しましては、やはり財源的な措置をする、政府が責任をもってやるということを明確に言っておられたようです。これは河野さんはきのうおられなかったかもしれませんけれども、大蔵大臣とそれから自治庁長官が、地方財政の確立の法案の審議のときに本会議場で答弁されたのですよ。それに対してあなたはどういうようにお考えになっておりますか。ただ節約してやれやれといって言いっぱなしではできるものではありません。
【次の発言】 表面から聞けば、節約ということをあなたがおっしゃっておられるのは、当りまえの話に聞こえるのですが、しかし実……

第23回国会 内閣委員会 第5号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は本法案に対する政府案並びに政府案に対する参議院の修正案に対して質疑を行いたいと思うのであります。まず政府案に対しまして御質問を申し上げたいと思のでありますが、担当大臣の河野氏が御出席がないことはまことに遺憾と思うのでありますが、政務次官が御出席になっておるので御答弁を願います。すなわち私どもから考えるならばこうしたところの改正案に対しまして、私はやはり国が半額出資している、すなわちその種類を申すならば、日本輸出入銀行、日本開発銀行、日本銀行、農林中央金庫、商工組合中央金庫、日本育英会、私立学校振興会、日本中央競馬会、電源開発株式会社、石油資源開発株式会社、こういう多くの政府……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1956/02/07、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、参議院の方からこういう広範な改正案が提案されたことについて、非常に御苦労に対しては敬意を表するものです。これはもちろん十分ではありません。われわれはまだまだ改正しなければならぬ点は多々為ると思いますが、その点は逐次質問するといたしまして、その質問に先だって、私は、せんだってから、自治庁の選挙部長に、質問並びに警告を発したいと思って、再々電話したのです。ところが、どうも、どこか別室の方へ行って、秘密作業をやっていられるようで、なかなか出てこない。きょうは幸い自治庁の関係者が出てこられたので、質問したいと思うのですが、実はこれは重大なことなのです。つまり、内閣から委嘱された。……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連して、ただいまの太田長官の御答弁を開きまして、まことに驚き入ったのであります。議事規則にない事項は、会長これを決するのだから、会長の専断でやってもいいという、議会人として当然考えられないような御発言、太田さんがこういう非民主的な御発言をされたことは、まことに私は遺憾にたえないと思うのであります。これはすなわち鳩山内閣の非民主的な議会運営を代表した御発言といわざるを得ないと思う。いやしくも、この規則にない事項につきましても、委員会を運営する会長自身の地位を否定されるような重大な不信任案が提出されました以上は、一応みずからその身を退いて、だれか代行者に譲るとか、あるいは、一旦休……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1956/04/03、27期、日本社会党)

○森(三)委員 これは与党も野党もなく、こうしたところの問題は、お互いに、国会の権威のために、将来われわれがあやまちを犯してはいけない。われわれは、政府の提案しているところのこの法案に対してもまたわが党の法案に対してもあなた方で疑義があるというのであるから、こうした雑然とした中において質疑を続行しないで、やはり理事会を開いて、小澤委員長みずからこれが一事不再議の原則に反するかどうかということを十分御検討願わなければならぬと思う。与党も野党もない。これは将来のためにやはりお互いに先例を研究して、将来あやまちを犯さないことを私らはこの際やらなければいかぬと思うのです。こういう疑義を残しておいて、そ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連して。いろいろ政府側から答弁がありましたが、私は具体的な問題をつかまえて皆さんに一つ話したいと思うんですが、与党の諸君も、やはり重大な問題だから、一応傾聴していただきたいと思う。それは、あなた方は議事運営とか言いますけれども、議院運営委員会でも、この広範な内容を一々検討して、果してこれが一事不再議に該当するかどうかというようなことを検討することはできないのですよ。やはり、われわれが、当委員会において、当委員会の権威と、それから国会の権威を維持するために、この法案の内容を個別的にわれわれは研究しなければならない。私は一つの具体的な法案をとらえますが、たとえば立会演説会の例を引……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第17号(1956/04/12、27期、日本社会党)

○森(三)委員 太田長官にお尋ねいたしますが、今回のこの小選挙区案を骨子といたしました政府の提案にかかるところの選挙法の一部改正法律案に対しまして、これより、私は、政界の浄化、粛正並びに選挙費用の軽減等、これらの問題につきまして、御質問をしたいと思うのでありますが、その前提といたしましてお尋ねしたい問題があるのでございます。  最近におきますところのこの小選挙区法をめぐりまして、日本の国民は、非常に大きな関心み持って、この推移をながめておる次第でございます。太田長官といえども、中央地方の各商業新聞あるいはまた雑誌、週刊読物等において、この小選挙区問題が取り上げられておらないページはほとんどない……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第18号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、昨日に引き続きまして、政界浄化並びに選挙粛正、選挙費用の軽減に関しまして、選挙の公営等につきまして質問を継続したいと思うのでありますが、この重大な質問に関しまして、太田自治庁長官の御出席のないことは、まことに遺憾でございます。私といたしましては、太田自治庁長官の御出席がなければ、本米この質疑を続行することは見合せたい、かように考えておるのでありまするが、しかし政府委員として早川政務次官その他御出席になっております。私はまたあらためまして、太田自治庁長官が出席の場合において、本問題を再度質問することがあることを十分御了解を得たいと思うのであります。なおこの選挙の粛正に関しま……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第20号(1956/04/17、27期、日本社会党)

○森(三)委員 実は今井姫君の質問したところに関連するのですが、私先日からいろいろ研究したのですが、これは皆さんにも聞いていただきたいのです。政府提案の法律案の十一ページのところですが、これは一つ皆さんごらん願いたいと思います。十一ページの冒頭の「衆議院議員の選挙においては、政党その他の政治団体及び当該政党その他の政治団体に所属する者は、当該政党その他の政治団体が公認候補者を有する選挙区における当該公認候補者以外の候補者を推薦し、又は支持してはならない。」この規定に関して私お尋ねしたいのです。この「推薦し、又は支持してはならない。」ということは一体どの程度のことを言うのか。すなわち、推薦すると……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第22号(1956/04/19、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、先般、私の分担をいたしておりまするところの政党の政治資金の粛正並びに選挙費用の節減並びに選挙の公営等に関しまして、いろいろお尋ねをしたのでありますが、私どもは、今回の政府提案にかかるところの法案は、すなわち従来の個人本位の選挙運動から政党本位の選挙運動に転換されたことを前提とする法案であるということを説明されておりますが、私どもは、この法案を検討すればするほど、私どもが多年となえておりましたところの選挙費用の軽減、そうしてその選挙費用の軽減に基くところの政界の粛正、これらが全く無視されておるということが、まざまざとこの法案を通じまして痛感されるわけであります。従来は、すな……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第25号(1956/05/02、27期、日本社会党)

○森(三)委員 ただいまいろいろ皆さんの御意見がありましたが、仙台の場合、私参りましていよいよ開会する直前、松澤班長を中心といたしまして――私は速記を呼べと言ったのです。速記がないと詳細にとれないんじゃないかと言いましたところ、松澤班長その他の委員諸君は、とにかく速記がなくとも事務局としてはこれは一応書くから、足らざる点は諸右から補充してもらったらいいじゃないか、了承してくれというので、私も満座の中でありましたから、あまり私の意見を強行しなかったのですが、本来この地方におけるところの公聴会は速記をつけるべきだったと思うのです。これは何といってもわれわれの手抜かりだったと思う。それから、一応皆さ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第26号(1956/05/04、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、仙台を初めといたしまして四班にわたる各派遣委員の報告を一応聞いたのでありますが、この各派遣委員の報告を聞きました中において、われわれはまことに感銘を深くしたものがあるのであります。私どもは、当委員会を通じまして、この選挙運動の問題、あるいは選挙費用の軽減の問題、あるいは選挙の公営の拡大、あるいは政治資金規正法その他区画割りにつきまして種々質問をしたのでありまするが、各地方の公聴会を通じまして、まことに、私は、われわれの主張が正しいものであったということを、まざまざとこの四カ所の委員会を通じて知ることができたのであります。すなわち、小山委員も言われましたように、今や全国的に……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第27号(1956/05/05、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、昨日、太田長官に対しまして、先般行われました四地方のブロックの委員会における報告書を主題といたしまして、質問をせんとしたのでありますが、時間の関係上、ほんの一部しか入ることができませんでしたから、昨日に引き続き太田長官の御所見をお伺いしたいと思うのであります。  太田長行は、昨日もこの小選挙区制の長所を自認されておりまして、小選挙区、中選挙区、大選挙区は、おのおの長短がある、しかし自分としては、日本の民主政治確立のためには、二大政党でなければならぬ、その育成のためには、やはり欠陥は選挙法にはあっても、小選挙区制を認めるのだ、大体このような概要の御答弁であったと思うのであり……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第32号(1956/05/14、27期、日本社会党)

○森(三)委員 実は、私は、明日鳩山総理の出席を要求しておりまして、総理に対して本法案について根本的な質疑をしようと思っておりましたが、午前中同僚委員の諸君から鳩山総理に質問があった。鳩山総理の所属しておる、しかも総理が総裁であるところの与党から今回大幅な修正案が提案されました。その大幅な修正案は、すなわち本文と区画表を別個に出しまして、あのゲリマンダーのはなはだしい区画表は一応たな上げにされた。政府が自信満々として出しましたところのあの区画表が、ついに国民の世論とわれわれの正当な主張のもとに屈服したわけであります。それに対する政治的責任をしばしば追及したのでありますが、総理はこれに対しててん……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第33号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は鳩山総理に対して質問をしたいと思うのでありますが、作目の同僚委員並びに今日の佐竹委員等の質問に対しまして、あなたは責任政治を何ら考えておられない。あのように全国民を憤激せしめ、またあなたの所属しておるところの自由民主党の議員諸君の約三分の一に当るところの人々でさえも、今回の政府提案の選挙法改正案はまことに不当きわまるものである、益谷議長さえもこのような不当なる改正案はこれは無理であるということを、しばしば述べておられたのであります。そのような政府原案というものをあくまでも支持せんとせられましたその責任こそ、私はまことに重大であると考えておる。鳩山総理は、現在においても、あな……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第13号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私はもう各委員からいろいろ御質問がありましたので、簡単に質問したいと思います。  実は私も審議会の会員といたしまして、黒沢会長あるいは永田さんが財政金融の委員長として、この公庫法案のできる前提の公社案等にも参画して参ったのです。先ほど来三宅委員あるいは小平委員からもいろいろお話がありましたが、私もその点に関して、審議会の委員として審議に当りました責任者としての立場から、黒沢会長あるいは永田さんに一言御質問したいと思うのでありますが、当時あの審議に当りまして最初出発いたしました公社案、これについてはいわゆる諮問機関であるところの経営委員会あるいは参与会というものがございました。永……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第21号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、ただいま議題になりました北海道開発庁設置法案に対する質疑をせんとするものでありますが、まず私どもは、北海道における資源の総合的な開発こそは、日本の国民生活上きわめて重大であり、また人口問題における北海道の占むる役割からいたしましても、非常に重大な関心を打たなければならぬと思う。この場合、北海道開発庁長官並びに関係閣僚に対し、何がゆえにこの北海道開発庁設置法案をこの際出されるのか、こうした根本問題について質疑をしたいと思うのでありますが、まずそれに先だちましてお尋ねしたいのは、実は私は昨年の四月以来、北海道開発審議会の委員として、各種の北海道開発計画に関する重要事項につきま……

第24回国会 内閣委員会 第2号(1956/02/08、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は当委員会の権威を保持して、当委員会の意思は、委員長において十分これを反映していただきたいと思うのであります。先ほど来の板付飛行場の調査団の報告は、いずれも、あの福岡の大都市において教育もできない、また市民の日常生活も非常に大きい脅威にさらされておるということが表明されて、結論としてはこれを移転しなければならぬと、いうことで、社会党も自由民主党も、いずれの調査団もそういう報告をなされておる。特に自由民主党の福井君からも、移転すべきであるという決議の動議を出しておるのです。われわれ社会党も、もちろん決議をすることの意見を開陳しておる。これに対して反対するものは一人もいないのであ……

第24回国会 内閣委員会 第3号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○森(三)委員 先ほど人事院総裁は、人事院がかって勧告したもろもろの実施については、ぜひとも政府に対してこれが実現することを要望する、つまり人事院は人事院としての権威に基いて勧告したものであるから、これが実現についてはもちろん希望するということを言われた。これは当然過ぎるほど当然の御答弁だと思う。そこで政府委員にお尋ねしたいのですが、この公務員制度調査会の答申案の組子制度の中に書いてありますところの勤務地手当の問題であります。この勤務地手当の問題につきましては、すでに一昨年の七月二十一日だったと思うのですが、勤務地手当に関する人事院勧告がなされた。しかるにその後われわれは衆議院の各種委員会にお……

第24回国会 内閣委員会 第20号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連質問。岸さんにお尋ねしますが、私はこの憲法改正につきましては、従来あなた方が合同しない前に、自由党においても、民主党においても、それぞれ党の機関においてたとえば岸試案と称されるような、あるいはまたその他の方々の試案が発表されております。政党としてもあなた方は一つの成案をもって発表もされているのでありまして、あなた方が自由民主党として合同された今日においても、一つの案にお持ちになっておられるはずであります。しかも私はそういう立場において、今回の憲法調査会なるものは、国会議員三十名と学識経験者二十名、合計五十名をもって構成することになっております。そうだとすれば、われわれ社会党……

第24回国会 内閣委員会 第23号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は鳩山総理に対して若干の質疑をいたさんとするものでありますが、鳩山総理は午前中の本委員会におきまして、私が委員長に対して発言の通告をしてあったのであります。あなたの非常におからだのお忙しいことは十分私もわかるのではございますが、この重要なる憲法調査会法案の審議に当りまして、総理は何ら委員長に対して退席の通告もなく、みずからこの委員会を軽視するがごとき態度をとられたことをまことに遺憾に考えておるのであります。委員長は非常に熱意をもって総理の御答弁をお待ちしておったのでありますが、総理は全く委員長に断わることもなく、この委員会の審議を軽視した責任は、これはあくまでも追及しなければ……

第24回国会 内閣委員会 第24号(1956/03/15、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は今の飛鳥田委員の質問に関連いたしまして、清瀬文相にお尋ねし、特にあなたがこの憲法改正の調査会の担当の大臣であるという地位を私は非常に重視しなければならぬと思うのです。あなたは本会議でもってマッカーサー憲法という言葉を使われて、それを取り消しなさった。その取り消しなさったということについては、やはり私はあなたに大きな反省があったからでなかろうかと思うのです。単にあすこの場を議会の議事の運営を一時しのぐために、あなたは自分の本心にもない取り消しをなさったものでなかろうかと思っておったんでありますが、ところが今のあなたの御答弁を拝聴しておりますと、自分はやはりその後もマッカーサー……

第24回国会 農林水産委員会 第59号(1956/10/29、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連して。正力大臣は北海道開発庁長官として、私どもは審議委員としていろいろ折衝して参っておる。ところがあなたの今の言葉は、実はあなたのうしろにおられるところの大村主計官が先ほど説明したことをあなた何も聞いていないから、非常に大きなギャップがあるんですよ。大村主計官はとにかく三十一億という数字をはっきり言っておる。そうしてその内容をずっと説明しているんですよ。だから正力さんとしてもその内容を詳細に言わなければならぬと思う。ただ二十九億、二十九億と言っていたところで、何が二十九億になるのかわからないから、やはり明確に……(「予備費だ」と呼ぶ者あり)予備費から二十九億だというたところ……

第25回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1956/12/18、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は牧野法務大臣が出られないので非常に遺憾にたえません。今パーティをやっておるそうですが、こういう重要な委員会に牧野法相が出ないということは、私は、責任政治を常に説いておられる牧野法相のために、まことに遺憾にたえないと思うのです。そこで、政務次官にお尋ねする範囲も相当限界があると思いますから、私は政務次官に対してきびしい質問をしようとは思わないけれども、しかし、あなたは、先ほどから、たびたび国連憲章が国の悲願である、そこで政治犯を第一番に恩赦にするのだとこの席上で述べられておりますが、それならば、前両君もそういうような意味で言ったのではないかと思うが、私がもっとはっきり言いたい……

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1956/11/21、27期、日本社会党)

○森(三)委員 ちょっと関連して。さっき竹谷君が組織とか公庫の職員の定員、あるいはまた給与等について質問されたのですが、私の聞くところによりますと、理事長とかあるいは理事の給与というものが、相当上回っているというようなことを聞いているのです。聞くところによると、理事長が十五万円とか、普通理事が十万円とか聞いているのですが、そういうことも私ども、はっきり知りたいと思うのです。  それから昨日公庫に関する報告が大体なされたのですが、委員に書面の一つの配付も何もなかった。これは私はまことに遺憾だと思うのです。これはぜひとも、現在までの公庫発足の組織とか、陣容とか、貸し出しの概況も、当然書面をもって当……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1957/03/18、27期、日本社会党)

○森(三)委員 今島上君からるる質問がありましたが、実際においてこういう形式的な少額な経費を地方に選挙執行の費用として渡しておいても、実情は、地方の選挙管理委員会は泣いているわけなんですよ。全く選挙のあるたびに莫大な費用がかかる。しかも、自治庁からくる金はほとんど九牛の一毛にしか当らないといっておる実情なんですが、大体私どもの感覚からいいますと、兼子さん、選挙執行の費用というのは、一度総選挙をやると四十数億の金がかかるように思っておったのですが、その点も一つ御答弁を願いたいのと、それから、こうした金は地方交付税の形においていくものかどうか。従来も私は何回か質問したことがあるのですが、いわゆる選……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府提案の昭和三十一年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和三十一年度特別会計予算補正(特第1号)に対し反対いたしますと同時に、わが党提出の昭和三十一年度補正予算組替動議に賛成の態度を表明せんとするものであります。(拍手)  すでに本日までの本会議並びに各種の委員会におきまして、われわれの同僚委員より明快に指摘いたしました通り、政府提案にかかる予算案の積極財政なるものは、明年度における租税の自然増収約二千億円をもって、一般会計歳出増加に一千億円、並びに減税関係に一千億円を分配したにすぎないものでありまして、かかる予算編成が果して健全なる国民経済……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1958/04/04、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連して。  さっき兼子さんが、青木委員の質問に対する答弁で、従来大正十四年の法律でもって二十五日ときめられた、そして昭和三年にそれを実施して、昭和二十五年まで二十五日でやってきた、こういうような答弁をされましたね。私の記憶では、終戦直後の選挙はたしが三十日だったと思うのです。自分も、終戦直後の選挙をやって、三十日という記憶かあった。今法制局に調べさせましたら、昭和二十一年三月九日日付の詔書で、  朕帝国憲法第四十五条並二衆議院議員選挙法第十八条及昭和二十年法律第四十二号衆議院議員選挙法中改正法律附則第三項ニ依リ昭和二十一年四月十日ヲ以テ衆議院議員ノ総選挙ヲ行フコトヲ命ス  御……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1958/04/09、27期、日本社会党)

○森(三)委員 総理大臣に特に御出席を願いまして御質問申し上げます。  いよいよ解放を目前に控えまして、公職選挙法の改正案が提案されたわけでありますが、どうも選挙が近づいてこういう選挙法の改正案が出るということは、非常に私どもは遺憾だと思うのです。非常に重要なこういう法案につきましては、十分にお考えになって、もっと早く出すべきである。こういうまぎわになって出すことは、選挙管理委員会等におきましても、いろいろ法律の改正によってまぎらわしい点ができまして、実に下部の選挙管理委員会等では困っておるという実情なんです。岸総理はほんとうに選挙法の改正をなさろうという意向があったのかどうか。どうも、今度の……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1958/04/14、27期、日本社会党)

○森(三)委員 井堀委員の続きをちょっと中川さんに質問しますが、井堀委員からも非常に実質犯の検挙について強調されましたが、私はそれなくてはほんとうの選挙の粛正はできないと思う。巷間伝うるところによれば、今度の自民党の選挙資金というものは、たとえば、岸派では一人の候補者に二百万円の公認料を渡す、河野派では四百万円渡す、大野派では、これに負けないで、自分の派閥関係者には三百万円渡すというようなことが、新聞に堂々と出ているのです。私はここに持っております。この間も岸総理に対してそのことを質問した。ところが、法定費用というものは、御存じの通り選挙法上百九十四条によってきめられておるでしょう。各選挙区ご……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1958/04/15、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府提案にかかるところの公職選挙法一部改正案に対しまして、修正案を提出したいと思うのであります。  すなわち、今回の選挙法の改正は、われわれが日ごろ唱えておりますところのいわゆる民主政治確立のための根本的な改正ではなくして、全く自由民主党の党利党略によるところの、自己に有利にせんとするところの改正であって、枝葉末節の改正であるとわれわれは考えております。従いまして、社会党は、この委員会におきまして、しばしば各委員からも主張いたしましたように、今回の選挙運動期間を二十日にするという改正案に対しましては根本的に反対であります。その反対の理由等につ……

第28回国会 国土総合開発特別委員会 第9号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○森(三)委員 きょうは、大蔵大臣は予算が通って、だいぶのんびりしておるようです。そこで大蔵大臣は落ちついて御答弁なさることができるだろうと思うのです。きょうは主として北海道地下資源開発会社の問題になるわけでありますが、要は、日本の産業開発の重点が北海道にあるということと、また将来食糧生産問題あるいは人口問題、幾多今、日本の国策として、北海道の開発を非常に急がなければならぬということになっておるわけであります。北海道の第一次五ヵ年計画は昨年をもって終了し、いよいよ本年から北海道の第二次計画にかかるわけであります。この第二次五ヵ年計画については、昨年十二月二十七日に閣議決定を見たわけであります。……

第28回国会 国土総合開発特別委員会 第10号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私はずっと質問を聞いておったわけですが、事業計画の面におきまして、説明員の御答弁を聞いていると非常に不確定要素が多いわけです。北海道あたりでは三井その他が炭鉱をやっておりますが、そうした場合においては、とにかく出ても出なくても一つの請負契約が締結されて、仕事をやったものに対しては一応金を払うという建前でやっているわけです。ところが今の本会社ができた場合、初めから金を――さっきの話を聞きますと、着工金を二五%くらいとる、あとは非常に緩慢な三年払いというような構想がありましょう。しかし仕事の量からいって、仕事がちゃんとはっきりできるならば、この会社に対して探鉱の注文というか、仕事の……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/02/27、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は先だって来の委員会におきまして、日ソ交渉におきまするところの総理並びに藤山外相の御答弁等を承わっておりますと、全く日ソ交渉については、政府もこれ以上はどうにも手の出しようがない。ソ連の言うところの、領土問題と安全操業と不可分であるというような主張に対しては、これを可分である、あるいは不可分であるというような、最初いろいろな見解がありましたが、終局的には政府側としては、これは可分でもって、領土問題と安全操業と漁業問題、この三つは切り離して交渉すべきものだ、こういうようにだんだんと政府の態度が明らかになりました。しかし私どもの感ずるところでは、そのような現在の政府のお考えによっ……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○森(三)委員 青木さんにお尋ねしますが、先般の埼玉県選出の高石君の逮捕問題ですね、これは非常に不明朗な印象を国民に与えたと思うのです。しかも、国家公安委員長であり、また選挙法に関する自治庁の長官としてタッチされておった青木さん自身の考え方も、非常に不明朗なものがあったと思う。もちろん、同僚議員をかばうというあなたたちの気持が先行したのだろうと思いますが、あのようなぶざまなことは、今後ないようにしていただきたいと思います。そこで、とにかく国会は、自民党は逮捕に反対、社会党は逮捕に賛成したわけですが、多数をもって、国会の措置として、逮捕すべからずという結論が下ったのです。ところが、きょうここでい……

第29回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1958/08/09、28期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、選挙の公正についてお尋ねしたいと思うのですが、過ぐる総選挙において、いろいろたくさんの違反事件が起きていますが、これがまだ遅々として跡始末がついておらないようです。私は、特定の個人の氏名をあげて、いろいろ説明を聞きたいと思いますけれども、それはいろいろ遠慮もあります。ここに中川刑事局長もおりますが、実際問題として、選挙違反の取調べというものは、迅速にしなければならないことは、法に明定されておるわけです。ところが、この迅速にしなければならぬところの選挙違反の取調べが、選挙が済んでから二カ月以上も過ぎておるのですが、いまだに遅々として進まないのは、どういうわけかと思うのです。……

第30回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○森(三)委員 大臣の出席を要求します。

第30回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1958/11/04、28期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の審議に当りまして、政府側にいささか質問をいたしたいと思います。  その質問に入る前に、今回非常に重要な改正案が提案されておりますので、私どもはこの審議に当りまして、総理大臣の出席を強く要求したいのです。この議会制度を守るものは、やはり選挙制度を確立しなければ、政治の公明もそれから国会の権威も、私は保つことができないと思うのです。根本は、選挙を明朗化しなければいい議員は出てこない。いい議員が出てこないと、いわゆる汚職とか、あるいはグラマン、ロッキードとかいう問題が出てくる。そこで私は、本論に入る前にちょっと……

第30回国会 予算委員会 第5号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○森(三)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、外交、防衛、警職法その他に関しまして質問したいと思っております。  せんだって来当委員会におきましては、同僚の諸君によって現在問題となっておるところの安保条約の改定、あるいはまた防衛問題等について、いろいろと質問したのでありますが、当時外務大臣は健康を害されて御出席がなかったのでありますが、今日幸いに御出席されましたので、この際直接アメリカと外交の交渉に当っておられるところの外務大臣に質疑のできることは、私は非常に意義の深いことであると存じます。  この問題につきましては岸総理からいろいろとお答えがありました。しかし、われわれとしては非常に納得……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 図書館運営委員会議院運営委員会連合審査会 第1号(1948/02/03、23期、日本社会党)

○森(三)委員 前文がついているのはよいが、「この法律を國立國会図書館法と称する」などということはわかりきつたことで、向うがこういうふうな書き方をしているかもしれないけれども、私は第一條として「國立國会図書館はこの法律によつて設立する」だけでよいのではないか。從來の立法から言つてこういう体裁はないのです。
【次の発言】 それではわれわれが意見を述べることは無意味になつてしまいますね。法律の体裁ということも考えなければなりません。いやしくもわれわれが審議したとなれば、これではみつともないと思います。
【次の発言】 第一條の書き方がわかりやすいようでおかしいと思う。できれば「この法律により國立國会……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 文部委員会人事委員会連合審査会 第1号(1953/03/13、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 議事進行について。私本会議に出ておりましたが、今電気通信法案の討論をやつております。右派の松井政吉君がやつておりまして、それから左派の山田長司君がこれからやろうとしております。すぐ採決になるのです。それから電気産業、石炭鉱業の例のスト禁止法案が上程されるのです。ちよつとやつてすぐ散会というのもまつたくおかしなものになつてしまうから、ひとつ皆さんに御了解願つて、一応本会議の方へ出る、本委員会の審議はあらためてやるようにしていただきたいと思うのです。

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第3号(1952/12/04、25期、日本社会党(左))

○森(三)委員 大和委員長の方にちよつとお伺いいたします。私どもはあなた方の御意見通り、少くとも仲裁裁定を実施すべきだという観点から連目闘つておるわけでありますが、あなた方の仲裁裁定の実施ということにつきましては、大体これでやむを得ない線だということにお聞きしておつたのですが、これによつて、ほんとうに生活の実態がまかなわれ得るかどうかという疑問を、十分われわれは持つおるわけなんです。その点についてちよつと述べていただきたい。
【次の発言】 ただいまの御説明によつて、仲裁裁定を実施されても、なおかつ生活の充足には足りないのだという点も、よくわかるわけでありますが、現在の実情において超過勤務手当の……


26期(1953/04/19〜)

第17回国会 地方行政委員会法務委員会公職選挙法に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/11/03、26期、日本社会党(左))

○森(三)委員 先ほど塚田国務大臣から奄美大島の復帰の問題に関する御答弁がありましたが、ダレス声明というものが八月にありまして、その後大体いつ復帰するというようなことが、日本政府の間に話合いがなつておるか。私は聞くところによりますと、大体十一月の初旬が復帰の効力が発生するのだというように聞いておつたのですが、それについて政府の御見解をお伺いします。
【次の発言】 今塚田国務大臣から御説明ございましたが、奄美群島の島民は、復帰の一日もすみやかならんことを要望しているわけです。ところがその時期について十一月の一日には効力が発生するのであるといつて、非常に期待しておるところが、今塚田国務大臣の御説明……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 内閣委員会決算委員会連合審査会 第1号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は二、三質問したいと思います。先ほど皆さんから御質問がありましたが、会計検査院の職責の重大なことは申すまでもありません。あなた方は国家の財政その他国民の税金によってまかなわれているところのあらゆる事業面について、きわめて厳密な監査を行わなければならぬと思うのです。憲法の規定からいうならば、毎年会計検査院が国の収支決算を検査いたしまして内閣に報告すればいいことになっている。しかしながら会計の問題に関しましては、時々刻々いろいろな問題が起きているのであって、本日においても組織の改正に関する法律が出ておりまして、いろいろな質疑応答がなされている。従って国会は必要な場合には、あなた方……

第22回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1955/07/25、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して、私も下村さんにお尋ねしたいと思うのですが、この国防会議法の条文からいいますと、必要な場合に統合幕僚会議議長を列席せしめる、こうなっておりますが、あなたは常時出席せしめる方がいいということを、アメリカの例等をおひきになっておっしゃいましたね。ところが私どもはそうすること自体は結局、何といいますか軍事専門家の意見が圧倒的に国防会議を支配するというような情勢の起きることを非常に心配するわけなのです。私ども社会党の建前としては、いわゆる国防会議法案も、もちろん憲法九条に違反するものであるという建前をもってこの法案の審議に当っておるものでありまするけれども、かりに国防会議法案と……

第22回国会 内閣委員会地域給に関する小委員会 第6号(1955/07/01、27期、日本社会党(左))

○森(三)小委員 先生方の御意見を今拝聴したのですが、先生方と討論する意思はございません。拝聴し、私どもの意見も十分聞いていただきたいと思うのです。私実は選挙制度調査会に今度入ったのですが、入りますとまず鳩山総理大臣が、日本の政党を二大政党にして、明朗な政治をしくには、小選挙区制が一番いいから、皆さんどうか小選挙区制になるように審議してもらいたい、こういうあいさつがあった。この間三回目の委員会のときに、蝋山政道さんが、小選挙区制を一席ぶちましたから、私は学識においては差はあっても、同じ嘱託された委員という立場においては、何ら遠慮するところはないから、蝋山さんの小選挙区制を徹底的に攻撃した。とこ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1956/04/23、27期、日本社会党)

○森(三)委員 ちょっと関連して。今、四宮君のお話を伺っておりますと、血のつながり、ふだんからの選挙民とのつながりということを盛んに言われますが、私実は一昨日仙台でもって公聴会へ出ましたところ、自民党から推薦したところの、七十才くらいになる、長い間県会議員をやって現在町村長をしている人ですが、その人がどういうことを言ったかといいますと、今度小選挙区になると、今まで二百円の御祝儀だったものが、五両月、千円になって、慢性買収が行われる、その人の言葉を借りますと、三百六十五日選挙運動をするようになって、これは大へんなことになるというのです。ここに自民党の諸君もおられますし、これは決して誇張して申すわ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第2号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○森(三)委員 矢部先生にお尋ねしますが、矢部さんにおかれましては、昨年の五月以来私どもとともに選挙制度調査会の委員とされまして、私どもは、あなたと立場は小選挙区反対の立場にありますので、根本的に反対でございましたが、しかし、終始あなたが真剣なる態度をもって、わが国の二大政党の育成のために御尽力されたことに対しましては、心から敬意を表しております。しかし、その当時はまだ二大政党になっておらなかった。その後、昨年の秋われわれ日本社会党の統一のあとを受けまして自民党の結成がされまして、ここに日本の三大政党が完全に生まれたわけでありますが、私どもの考えをもってするならば、先に鈴木委員もいろいろ質問さ……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1957/02/11、27期、日本社会党)

○森(三)分科員 大臣もお時間がないそうでありますから二、三点簡単にお尋ねいたします。  先ほどの郵政省所管の予算説明資料を見たのですが、この中で、昭和三十二年度は電信電話拡充五ヵ年計画最終年度に当るので、今までの繰り延べされた工事も極力完成するというようなことをるる説明されておる。まことにけっこうだと思うのであります。そこで、郵政大臣は非常にサービスを主張しておられたのでありますが、電話の問題につきまして、東京区内に例をとりますと、電話をつける場合に、公債六万円のほかに、加入金とか設置料等で三万五、六千円、約九万五、六千円の金がなければつかないということになっております。もっとも、公債は、六……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1957/02/12、27期、日本社会党)

○森(三)分科員 私は建設大臣に一つ根本的な点をお聞きしたいと思います。北海道同士だから、意地の悪い質問はいたしません。(笑声)  今各委員から非常に御熱心な質疑がありましたが、まず冒頭に、政府が今年の施策として十九万九千戸を建てると言っておる。ところが、新聞その他には、はなばなしく政策として五十万戸の住宅を建設すると言う。実際上政府の施策として建てるものは十九万九千戸、それをあたかも人の力を自分の力のように住宅は五十万戸作ると言っておる。昨年は四十二万戸建てると言った。これは何も今年始まったことではありませんけれども、こういうことはやはり率直に十九万九千戸を政府施策によってやるのだというよう……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○森(三)分科員 主査にちょっとお尋ねしますが、国鉄総裁は御出席にならないのですか。
【次の発言】 結局両方にまたがるわけですし、答弁も二人からしていただかなければならぬ場合もあると思います。
【次の発言】 私は輸送に関するところの根本問題から一つお尋ねしていきたいと思います。  運輸大臣並びに国鉄総裁の御答弁を求めるわけでありますが、日本の国有鉄道も年々新線が設けられまして延びて参っておりますが、だんだん人口がふえて参るに従って交通が非常に悪くなって参っております。私の考えといたしましては、だんだん道路が整備されてくる、従いまして鉄道もまた新線を敷く費用というものも莫大なものでありますが、諸……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/02/15、27期、日本社会党)

○森(三)分科員 二、三御質問したいと思います。  今回、政府の所得税の控除につきましては、御承知の通り、貯蓄奨励の意味合いにおきまして、一定の定額貯金に対して減税する案が出てきたわけであります。それに応じまして、郵便貯金につきましてもやはり定額制を実施するということが発表されておるのですが、これの構想を一つ承わりたいと思います。
【次の発言】 今、田中郵政大臣は、自分の構想とはいささか遠いものがあるというような感じの御答弁でありまして、大臣自身としてはもっと徹底したような御意見があるのかと思っているのですが、私も、これを見ましても、今御説明になったような状態ですと、一般の銀行預金者、これらと……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

森三樹二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。