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笹森順造 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

笹森順造[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


25期各種会議出席(無役)TOP25
24位

このページでは笹森順造衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。笹森順造衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1947/08/02、23期、国民協同党)【政府役職】

○笹森國務大臣 御説明に先だちましてちよつと御挨拶を申し上げます。  終戰時に外地にありました舊陸海軍部隊の復員につきましては、一般居留民の關係と同樣に、經緯はいろいろとあつたのでございますが、現在のところ、ソ連地域殘留者の問題を別にしますれば、大體において順調に進捗している状況であります。ここまでまいりますにつきましては、もちろん關係筋の盡力の並々でなかつたことは感謝にたえないのでありますが、今までのあとを振返つてみまして、とにもかくにもここまで推進をいたしてまいりました國民の眞の聲、眞の要求の力が、いかに大きかつたかということを考えざるを得ないのであります。殊に從來の國會の方面からの表裏あ……

第2回国会 予算委員会 第43号(1948/06/30、23期、国民協同党)

○笹森委員 第四分科会の経過並びに結果について、簡單に御報告申上げます。  本分科会に審査を付託せられました予算は、運輸省及び逓信省所管でありまして、昨日午前より午後にわたり、愼重審議いたしたのであります。  まず逓信省関係につき、予算内要の説明を聽取いたし、それより質疑に移りましたが、冐頭一昨日福井地方に起りました震災被害につき緊急質問がなされ、次いで郵便局における取引高税の取扱い、及びその手数料に関する質疑應答がなされました。通信事業特別会計においては、電話收入が相当の黒字を出しているにもかかわらず、何ゆえ五十億円以上の一般会計からの繰入れが必要とされるかとの質問に対しましては、郵便、電話……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会 第17号(1949/05/12、24期、新政治協議会)

○笹森委員 私は新政治協議会を代表しまして反対の意思を表明さしていただきます。反対の理由の第一は、この制定の理由であります公共の福祉尊重は新憲法の根本精神でありまして、これは國民が自発的になれて、これに徹底せしむるようにすべきでありまして、一々本案のような法律で定めて行くということは、かえつて國民の自覚を促す上に適当と考えられません。またその工事の良否、施行行程の適否等につきましても、これは当事者間の良心的かつ技術的な要素がありますることを必要としますので、この努力によつて相互の信頼が根本的に進んで行くことを必要と考えられます。こういう意味でこの立法はかえつて國民が法に依存するような習慣を馴致……

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、新政治協議会)

○笹森委員 ただいま問題の中心になつておりまする責任の所在に関しては、この懲罰事犯になるかならないかという問題の焦点の大事なところの一つだと思います。今までせつかく多数の人から御質問があつてもお答えははつきりしませんが、この意味でこれを掘り下げて究明しておく必要があると思います。さもなければ結論を得ないと思います。ところでこの要旨はお互いに論議されておりますように、第一の戦争を起したということについては、この書いてあつたことが一応納得せられるでしよう。しかしながら先ほどから木村君その他の方々のおつしやるように、戦争が終つた後にその現地において武装を解除して、すみやかに日本に帰つて来て、家庭に帰……

第7回国会 建設委員会 第4号(1950/02/03、24期、新政治協議会)

○笹森委員 ただいま水道行政の一元化の問題に関する説明を当局から聞いたのでありますが、この水道行政が改善せられ、振興せられるということは、日本の国の再建の上で最も大事なことの一つで、当委員会としても、今後この問題を真剣に取上げて行くべく、重要な議題の一つであることは申し上げるまでもないと思うのであります。この水道行政の一元化に対する輿論的なことのいろいろな御説明もあつたのでありますが、われわれの了解するところによりますと、目的論的に言つて論が果しがなく、厚生省の主張するところにおいても理由があつて、ただいまも前の発言者から、厚生省との会議の上でこの問題を進める必要があろうという御意見もあつたの……

第7回国会 建設委員会 第8号(1950/02/14、24期、新政治協議会)

○笹森委員 国家の福利全体に大きな関係を持つ大きな河川の改修その他に関しまして、直轄河川として取扱われているものが各地方にたくさんあるのでありますが、特に御注意を願いたいのは、ある地方における取扱い方が、国全体の取扱い方に対して甲乙があり、あるいは顧みられないという状況にあることで、これは国全体のためにとるべからざることと思います。それで原則として直轄河川、あるいは中小河川に対して、地方の差というものを一体設ける考えか。あるいはまた予算を組立てるときには、どういうことをお考えになつておるのか。一応お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお答えで、大体経済効果をお考えになつて施策をする……

第7回国会 建設委員会 第19号(1950/03/28、24期、国民協同党)

○笹森委員 私は国民協同党を代表いたしまして、ただいま議題となつております連合軍軍人等住宅公社法案を、これに対する一部修正案の通りとして簡單に賛成の意を表したいと思います。講和條約締結前のわが国の置かれておりまする現状に照し、わが国家屋の様式と連合国人の生活様式との状況にかんがみまして、その必要上本法案の提出せられた意味に対しては、私も同意をしなければならぬと思うのであります。さらにまた終戰直後の冷嚴なる占領政策の方針が、漸次平和的なる民政的面へと移行して参りました一つの現われとして、この法案が具現せられる方向にあるものと認めるものであります。こういう意味において、対日援助見返り資金がこの公社……

第7回国会 建設委員会 第23号(1950/04/08、24期、国民協同党)

○笹森委員 住宅金融公庫法は戰後住宅難で苦んでおりました者の切実な要望にこたえようとするものでありますから、本法案に対しまする国民的関心が熱烈であるということは言うまでもないと思います。従いましてこの際本法案につきまして概括的なお尋ねをいたしまして、その御答弁の方向によりましては多少微細にわたつて実際的な面についてお尋ねをすることもあろうと思いますので、あらかじめその点御了承を願います。  第一に本法通過の後にこれが適用せられて着工予定となつております約八万戸の住宅建設に要しますところの資材に対する調査並びにこれについて実際に施行した方策がありますならば、責任者において資材の面においての見通し……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第1号(1950/07/14、24期、国民民主党)

○笹森委員 これより会議を開きます。  先例に従いまして、私が年長者のゆえをもつて、委員長が互選されるまで委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。皆さんにお諮りいたします。その方法はいかがいたしましようか。
【次の発言】 ただいまの吉川君の動議のごとく、投票を用いず、松井豊吉君を委員長に推薦することに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは御異議なきものと認めましてさよう決定いたします。(拍手)よつて松井豊吉君が本委員会の委員長に当選いたされました。  これより本席を委員長松井豊吉君に譲ります。

第8回国会 災害地対策特別委員会 第9号(1950/10/19、24期、国民民主党)

○笹森委員 ジエーン、キジア両台風によつて受けました農作物の災害対策に関することでお尋ねするのでありますが、本来ならば農林当局にお尋ねするのが道だろうと思うのであります。しかし関連においてもしもお答えができるならばお答えを願いたいと思います。  御承知の通り、この両台風は日本の南に上陸しましたものが、あるものは裏日本を通り、あるものは日本海を通つたのでありますけれども、二つの台風とも北日本の西海岸に上陸いたしまして、そうして相当な災害をこの方面に与えておるのであります。特に私がここで指摘して災害対策としてお伺いいたしたいのは、この北日本におけるある地方の水稲が非常に倒伏したのであります。この水……

第8回国会 文部委員会 第2号(1950/07/24、24期、国民民主党)

○笹森委員 岡崎官房長官にお尋ねしたいと思いますが、近来私ども国会で審議しなければならない法律が非常に多くて、むしろ煩累を感ずるような状況であります。これは従来のドイツ流の法律の考え方でなくて、最近は英米流の方式が国会においても取上げられたというような傾向になつておることとも了承されるのでありまするが、立法はできるだけ簡潔で、これを適用することができるようなことにしておいた方がよいのではなかろうかという観点から、お尋ねをしたいと思うのであります。  今度の御提案の御趣旨は、ただいまの長官の御説明でよくわかつたのであります。特に昭和二十五年度における教育委員会の委員の定例選挙の期日の特例として、……

第8回国会 文部委員会 第3号(1950/07/26、24期、国民民主党)

○笹森委員 今議事進行に関する質問がありましたから、一応私は讓りましてこの次にいたします。
【次の発言】 ただいま大臣から、この法案の提出の理由の御説明がありましたので、概括的には了承いたしたのでありますが、特にこの際どうしても必要があるので、二、三お尋ねしなければならぬ具体的なことがあるのであります。それはこの法律案を提出せられますのには、諸般の事情により相当困難と判断されるということが言われておるのであります。そこでこの諸般の事情により相当困難という、これを除去するのでなければ、單に三年間延長したということだけでは、その目的を達しがたいと思うのであります。私どもも、現に受講しておりまする者……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/28、24期、国民民主党)

○笹森委員 実は大臣のお見えになつたときの方がよいと思いましたが、時間の倹約の関係もありますので、この際できるだけの御答弁を願つて、必要があればまた大臣のその点に関する御答弁をお願いすることといたしまして、質問をいたします。新しい学制が実施せられまして後に、特に深い関係を持ちます保健体育教育に関する問題であります。  まず第一にお尋ねしたいことは、新学制が新制大学その他において実施せられました後におけるこの保健体育教育の実情が満足的な状況に進んでおるかどうか、一応文部当局のそれに対する御判断をまず概括的にお尋ね申し上げます。
【次の発言】 それでは概括的質問に対するお答えは、政務次官でいいと思……

第8回国会 文部委員会 第8号(1950/10/13、24期、国民民主党)

○笹森委員 ただいままでの委員の質問に対して文部当局がお答えになりましたことで、大体私のお尋ねしようと思つている点は明らかになつておりますが、なお私の理解を十分に深めておきたいために、二、三お尋ね申し上げたいと思います。  それは今度の教授のレツド・パージの問題と、学生の自治会の解散であるとか、あるいは改組であるとかいうことに関する問題でありますが、この事業が起つて参りますこれについては、やはり現内閣の国策の線というものが、根本的に考えられなければならないものがあると、実は思う次第であります。と申しまするのは、御承知おきの通りに、かつて共産党員並びに共産党というものが、あるいは非国民と考えられ……

第8回国会 文部委員会 第9号(1950/11/11、24期、国民民主党)

○笹森委員 早稻田大学におけるこのたびのレツド・パージに関連いたしまして起つた一派の学生その他の者に対する御措置については、ただいま総長から若林君に対する御懇切なお答えがございまして、その経過並びにおとりになりました処置については、よく拜承したのでございます。ところで、なお若干お尋ねしたい点がありますので、おさしつかえのない限りにおいて御答弁を願いたいと思います。  それは、申し上げますまでもなく、有力な早稻田大学のごとき大学がおとりになりましたこの種の事件に対する処置というものは、今後あるいは起らんとするこういう事象に対する一つの規範を示されるものと考えられますので、これによつておとりになり……

第8回国会 文部委員会 第10号(1950/11/13、24期、国民民主党)

○笹森委員 ただいま各派遣委員から概略の御報告を伺つたので、詳しいことは速記録において拜見しなければわからぬのでありますが、この際特にお尋ねしておきたい一点だけをお伺いしたいと思います。それは教育職員の認定講習実施に関することであります。その実施期限が延長になりましたことによつて、講習の未完了者が便宜を與えられたことはもちろんでありますが、しかるところ、すでに認定講習の單位を完了した努力者に対しまして、すみやかにその資格の免許証を発給する措置を文部当局その他においてとるべきだ、こういう要求を私どもは各地から聞くのでありますが、そういうような要求を今の委員の方々でお聞きになつておらなかつたかどう……

第9回国会 災害地対策特別委員会 第1号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○笹森委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一條によりまして、委員長が選任されるまで委員長の職務を行います。  ただいまより委員長の互選を行いますが、その方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの青木正君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて松井豊吉君が委員長に当選されました。本席を委員長にお讓りいたします。

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○笹森委員 一般の宗教教育に関するお尋ねは、別な機会にするといたしまして、せつかく江口さんがおいでになつておりますので、ただいま若林さんのお尋ねになりましたことに関連いたしまして、一、二お尋ねいたしたいと思います。  警察予備隊が特にその目的を遂げるために必要ないろいろな資格について、嚴重な試験、あるいはまた審査等をされ、検討されて、その隊員を採用されたということに承知いたしておるのでありますが、特に今日この議題に上つております宗教教育に関して、なおお尋ねしておきたい点は、ただいま若林君の言われましたような趣旨を最もよく徹底させ、将来への立法的な措置なり、あるいは指導の方針なりに関係があります……

第9回国会 文部委員会 第7号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○笹森委員 官立商船学校を国立商船高等学校として序置に関する請願。請願者、富山県高岡市、高岡源蔵。  この請願は、実は昨日の本会議の議場において決定をされておるのでありますがゆえに、委員会としての取扱い上どうなるかは、これは委員長の御判断にお願いすることといたしまして、一応これを議題としていただきたいと思います。  本請願の要旨は、官立商船学校は、永年にわたつて海員を志す中産階級の子弟を収容して中堅海員を養成し、わが国海運界の発展に大なる貢献をなしている今日、これが廃止または整理統合が伝えられているが、今後に許されるわが国海運界の将来を思うとき、商船学校の存続は絶対に必要であるから、次の理由に……

第10回国会 文部委員会 第7号(1951/03/07、24期、国民民主党)

○笹森委員 先ほど委員長から御注意のありましたように、大臣が御都合で、きようはお見えになりませんので、根本的なこの法案自体の取扱い方であるとか、あるいはもつと根本に触れた問題は、大臣の御出席のときに譲ることといたしまして、現われましたこの法案の内容に関して、またただいま若林委員に対して答えられた点について、二、三お尋ねしたいと思います。  最初に、若林委員から、政教分離ということと、信教の自由ということに関しての質問に対して答えられました点は、すこぶる重大であり、しかもまたそのお答えは、私どもとしては、まだ十分に納得することができない、あいまいな感じを受けましたので、この際せつかく御発言があり……

第10回国会 文部委員会 第10号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○笹森委員 それに関してちよつと――。ただいまの委員長の御発言でありますが、むしろ十分に御病気をおなおしになつて、直接に御答弁いただいた方が、かえつて進捗しはせぬかという気がいたします。御承知のように、御答弁をいただきましても、その御答弁によつてただちに了承をいたす場合もありますし、また御答弁によつて御質問申し上げなければならない場合も、実はたくさんあるのであります。ですから、そうすると、文書によるお答えに対して、また質問するということでありますので、結局かえつておそくなりはしないかと考えます。それらの点に関しまして、むしろ技術的には早く御病気をなおして御出席いただくように努力していただく方が……

第10回国会 文部委員会 第11号(1951/03/15、24期、国民民主党)

○笹森委員 この法律提出の態度について、大臣にお尋ねしたいと思つたのですが、お見えになりませんから、次官にお尋ねしたいと思います。この法律の目的は「義務教育の無償の理想のより広範囲なる実現への試みとして」とうたつてありますが、この法律以外に、どういうことを現政府は試みておるか、あるいはこの法律の適用を、さらにどう広めて行こうかという御構想を持つておるか、この点についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁で、政府当局の御苦心はよくわかるのでありますが、私の特にお尋ねしましたのは、根本の態度であります。それはここには目的に「無償の理想」ということを言つており、ただいまのお答えで……

第10回国会 文部委員会 第13号(1951/03/20、24期、国民民主党)

○笹森委員 最初に、総括的なことでお尋ねしたいと思います。この宗教法人法案の提出に至りました径路を考えてみますと、現在行われておりまする宗教法人令に、十分に満足ができない情勢から、こうなつたと思うのであります。先ほど来大臣の御答弁の中にも、これは一歩を進めたものであるから、ある方がいいのだ、大体そういうようなお考えのようでありますが、これをもつと深く申しまするならば、この宗教法人法案というものを提出するにあたりまして、国際的な情勢なり、日本の置かれた現情勢にかんがみて、これが最も適当なる時期であつたという確信をお持ちであるかどうか。これはこの法案の賛否を決するための根本の見方であろうと私どもは……

第10回国会 文部委員会 第14号(1951/03/22、24期、国民民主党)

○笹森委員 前回に引続き、宗教法人法案についてお尋ねをいたします。この法律の條項に直接関係したことを、お尋ねしたいのでありますが、この法律の持つておりまする理念、影響、結果等の見通し等については、主として大臣のお答えをお願いいたし、また各條項の事務的な取扱い等に関しましては、直接事務に当つておられまする政府委員のお答えでけつこうでありますから、できるだけ簡潔明確にお答えをお願い申し上げたいと思います。  この法律の目的の一つに、教義を広めるということが書かれておりますが、教義を広むることによつて、その宗教団体が発達をして参りまする場合には、当然新たなる境内地並びに建物、工作物等を取得することに……

第10回国会 文部委員会 第15号(1951/03/23、24期、国民民主党)

○笹森委員 法律の建前の問題について、重要な点は、大臣からのお答えを伺い、その他の点は、政府委員においてお答えをいただいてけつこうであります。  初めにお尋ねしたいと思つておりますことは、当然のことのようでありますが、一応記録にもはつきりしておきたいので、お尋ねしたいと思います。それはこの宗教法人法で認証を与えられまして、法人格を備えたものに対して、いろいろと事業運営に資するために、あるいは業務を行うに資するために、あるいはまた実際の礼拝に必要な施設を保護するために、法人の能力を与える、という建前でありますから、当然そこに認められないものと認められたものとの間に、一つの便宜あるいはまた特典、こ……

第10回国会 文部委員会 第16号(1951/03/24、24期、国民民主党)

○笹森委員 このたび内閣から提出されました宗教法人法案に対し、私は国民民主党を代表して、警告を付して賛成の意を表したいと思います。  本法案は、昭和二十年十二月二十八日に公布せられた現行の宗教法人令に比しては、一歩前進せるものと認めます。すなわち本法によつて、宗教団体の業務並びに事業を行うために資せんとして法人格取得の方法を定め、今後宗教行政の適正を期せんとしております。しかして宗教団体の法人格取得に関しては、従来の準則制をかえて、認証制をとらんとすることは、宗教団体の法人たるべき適格性を確かめるために、慎重を期せんとする意図に出たものとされております。しかるに宗教団体の認証条件の根本問題であ……

第10回国会 文部委員会 第22号(1951/03/31、24期、国民民主党)

○笹森委員 この法案が議員提出であります意味で、大臣にお尋ね申し上げることは、そのことを了解してのお尋ねでありますから、あらかじめお含みを願います。  この法律を出すにあたりまして、法のねらいとしておりまするのは、産業教育を奨励振興して行こうこういうことでありますが、日本の教育の本旨が、時代によつていろいろとかわつた方向をたどりながら、今日に来ておるようであります。そうして私どもが過去数十年、特に二十年この方、学問というものの生活化、実際化、職業化ということに非常に重きを置いて参りまして、過去二十年この方の中学校――今日かわりました中学あるいは高等学校と、大体年を同じゆうする生徒を養つておりま……

第10回国会 文部委員会 第31号(1951/06/01、24期、国民民主党)

○笹森委員 今のことは、なお予算にも関係があるから、なお研究したいという当局の意見を私は妥当だと思いますので、保留にしておいたらどうですか。
【次の発言】 学校教育法中、修業年限の規定とその適用の問題につきまして、二、三文部大臣に質問いたしたいと思います。大学の修業年限は、四年となつておりますが、特別の專門事項を教授研究する学部につきましては、その修業年限は四年を越えることができるということになつておるのでございます。特にこの問題は、日本の新しい大学教育の水準を高める上において、非常に大事なことでなかろうかと考えております。以前におきましては、大体学問の蘊奥をきわめる最高学府と申しましても、專……

第11回国会 文部委員会 第1号(1951/08/17、24期、国民民主党)

○笹森委員 関連事項で――ただいま圓谷君から発言いたされました新制中学の三年を二年にするやのうわさ、あるいはまたそれの論議のありますことは、私ども実は非常に心を痛めている次第であります。御承知おきの通り、私どもが最初新しい憲法を論議しました際に、義務教育の年限については、教育に関係を持つ、あるいはまた関心を持つているものは、非常に慎重に、かつまたこの問題に関しては熱心に審議決定しましてさらに進んで教育基本法なり学校教育法において、義務教育を今の通り新制中学の三年まで延ばしたことは、御記憶の通りだと思います。ところが、実際はこの実施の期間をいつにすべきかということについては、その当時のあるいは閣……

第11回国会 文部委員会 第3号(1951/08/21、24期、国民民主党)

○笹森委員 実は、私は文部当局とあわせて、同じ問題を両方の角度からお尋ねしたいと思いますので、この際次官にも御出席を願つてお答え願いたいと思います。  私どもは、昭和二十六年度の補正予算の要求案の大綱というものと、昭和二十七年度の予算要求案重要事項というものとのプリントをいただいて、それをもとにして審議しているのでありますが、その後文部省と大蔵省との御折衝によつて、私どもに示されておりますものはし最初この通りに実現することを期待しておつたのでありますが、なかなかその通り行かないというので、委員長も非常に努力してくださつて、この要求の通りにかなうように努力しようということを、この委員会でお話され……

第12回国会 文部委員会 第6号(1951/11/20、24期、国民民主党)

○笹森委員 参考人の方にお尋ねしたいのですが、これは先ほど鹿野委員からお尋ねのあつたことに対して、成田参考人が答えられたことに、多少関係を持つようでもありますけれども、やはり私どもは基本的な考え方をきめたいから、もう一ぺんお尋ねしたいと思います。  日本の国の政治の根本を考えてみますと、国民の教育を高めるということのために、国家財政の力を注がなければならない現段階を、私どもは痛切に考えているわけであります。でありますから、教育のための費用を投ずるということは、国家としては消費ではなくて、これは投資であるということを、長い間私ども話をして来たわけであります。そうして特に問題は、教職員の全体の待遇……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号(1951/10/24、24期、国民民主党)

○笹森委員 問題を集約して簡潔にお尋ねしたいと思います。  両條約が本委員会の議に上りまして、質疑応答がかわされたのでありますが、日米安全保障條約については、その審議を進める上に大きな支障を来しておる現状でございます。すなわち、日米安保障條約に関しまして、その主要点である行政協定の正体と内容とを全然示さずして承認を求めて来ておることに対しまして、私たちはこれではまつたく国会が内閣に対して、審議を盡さない問題の白紙委任状を渡すようなものであつて、立法権をゆだねられております責任の上から、とうてい承認することができないという段階まで参つたのであります。私たちは全国民の期待と理解のために、またこの行……

第13回国会 文部委員会 第6号(1952/02/22、24期、改進党)

○笹森委員 ただいま若林委員から重要な諸案件についての御発言があり、またこれに対するお答えもあつたのでありますが、最後に総括的な問題として、きようのこの委員会一つの問題を投げかけるというような意味の表現のもとにお話になりましたこの件について、文部当局にお尋ねしたいのであります。すなわち東京学芸大学附属小学校の校地確保に関する問題、いわゆる不法建築物撤去に関する問題並びに環境浄化に関する問題について、文部当局に直接責任のあります点と、間接に文部当局として関心を持たなければならぬ点について、若干のお尋ねをしたいと思うのであります。戦災を受けました日本の学校が、立ち上るために必要な校地、校舎を整備す……

第13回国会 文部委員会 第9号(1952/03/12、24期、改進党)

○笹森委員 この私立学校振興会の法案が出まして、私たち日本の教育を担当しておる者は、私学の振興に関して、こういうことが実現することを、多年希望して参つたのでありまするが、いよいよこれが発足するにあたりまして、その実行を、できるならば当初から理想に近いところに進めて行くための希望を持つて、二、三お尋ねをしたいと思います。憲法が成立されましたときに、私立学校が公の法律の支配を受けるものであるかないかというような問題が起つて、国家の補助、助成等のらち外に置かれるがごとき議論の起つたこともないでもありませんが、幸いにして、その後、この私学の担当しております仕事も、公共的な国家的な仕事をするのであるとい……

第13回国会 文部委員会 第10号(1952/03/14、24期、改進党)

○笹森委員 ただいま本委員会の議に付されておりますこの私立学校振興会法案に対しまして、私は改進党を代表して、附帯三条項を提唱せる若林委員の発言に同意しつつ賛成の意を表したいと思います。  私立学校のわが国教育における従来の公的貢献と将来の使命の重大性にかんがみ、しかもまた、その維持経宮の苦心に照し、特に近来国家が法律の制定によつて私立学校が整備すべき諸条件を要求する結果とし、加うるに国家経済の特殊現象たる物価の騰貴と、また給与基準の上昇等によつて私立学校が巨額の負担をしなければならない実情を思いますときに、本法案がその要望にこたえんとする意図においては、当を得たものだと考えます。すなわち、私立……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 内閣委員会 第4号(1952/12/03、25期、改進党)

○笹森委員 せつかくの機会でありますから、一、二お尋ねしたいと思います。問題は簡単でありますが、むしろ根本的なことでもあるかと思います。それは恩給という制度、あるいは言葉、それが民主主義の根本に立つた憲法??先ほど来お話のありました最低の文化的なる水準の生活をし得るというようなお考え方からいたしますると、これは単に国家公務員であるとかいうものばかりではなくて、国民全体がやはり、賭外国の例にあるように、養老年金のようなものを社会保障の線に従つてもつとやつたらいいじやないかという物の考え方、これは単に恩給という一つのそういう制度における今までやり来つたこと以外に社会保障の線に従つて、もつと広く今ま……

第15回国会 内閣委員会 第12号(1952/12/22、25期、改進党)

○笹森委員 実はただいまの委員長のお話で、お気持はわかつたのでありますが、重ねて委員長にお尋ねしておきたいと思いますことは、この栄典制度の問題は、現内閣ばかりでなくて、その以前から、これは重大な問題として、ずいぶん私ども審議を重ねて参つた問題でありますので、この御提案のものの取扱い方法を案は伺いたかつたのでありますが、今のお話では、事務当局ばかりでなく、関係の大臣が来て、いろいろと根本の問題についてお話をするということでありましたが、それはこの今期中に、少くともこの二、三日中に休む前にそういう機会をお考えになつているのですかどうですか。その点をまずお尋ねしておきます。

第15回国会 内閣委員会 第13号(1952/12/24、25期、改進党)

○笹森委員 戦後この栄典を授与せられました、また現在授与しておりまする実情のごく概略を事務当局の係の方から御説明を願います。
【次の発言】 栄典はいかなる特権も伴わないということに憲法の規定がなつておるようでありますが、文化勲章を出しました際に、勲章以外のものを出しているというように承知しておりますが、その辺のかかり合いについて御説明願います。
【次の発言】 文化勲章をもらつておる人で、年金をもらつておらない人がありますか、ありませんか。
【次の発言】 そこで今の御説明は、文化勲章をもらつておるからといつて、必ずしも年金がつくものではない、別の手続でやつておる、こういう御説明でありますが、今後……

第15回国会 内閣委員会 第15号(1953/02/20、25期、改進党)

○笹森委員 最初に官房長官にお尋ねしたいのです。この栄典制度の旧憲法下における考え方と新憲法下における考え方との根本的の相違があると私どもは思うのですが、その根本の違いを概略どういう考えでこの新しい法案に盛り込んでおられるか、その点をお尋ねします。
【次の発言】 たいへんお答えが漠としている。質問もあるいは漠としておつたかもしれませんが、ずつとこれを通覧してみまして、どうも新しい憲法の息吹きが十分にこれに覆り込んでおられないから、こういういろいろな疑問が出るのじやないかと思うので、実はお尋ねしたわけであります。申し上げるまでもなく、現在の憲法が審議されました当時、この問題を取扱つておりました金……

第15回国会 文部委員会 第14号(1953/03/05、25期、改進党)

○笹森委員 これは関連質問に対する関連質問じやないので、松本君の質問に対する質問ですから……。双方で話が大分深刻になつておるようでありますが、これは教員の政治活動の不正に大きな関係を持つ。地方公務員から国家公務員にするというこの主題についての考え方なんでありますが、こういう法律をつくつたということには、日教組の活動ということが大きく取上げられ「問題になつておりますけれども、文部大臣にちよつと聞いておきたいのは、これはざつくばらんな話で、りくつでもなければ、あるいはまた理論でもなくて、感じを私は率直に申し上げると、日教組の活動に対する批判というものが国民全体にもあつて、また教員の中にも日教組の中……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1948/06/29、23期、国民協同党)【議会役職】

○笹森主査 会議を開きます。  本分科会は、昭和二十三年度一般会計予算、昭和二十三年度特別会計予算中運輸省及び逓信省所管の分について審議いたします。まず逓信省所管の分から審議いたします。政府の説明を求めます。五坪政務次官。
【次の発言】 引続き質疑にはいります。――川島君。
【次の発言】 ただいま川島委員から要求されました資料は、できるだけ早くこの委員会に間に合うように整えていただきたいことをお願いします。  逓信に対する残余の質疑は午後に譲ることとし、午後二時まで休憩いたします。     午後一時十分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後二時五十五分開議


24期(1949/01/23〜)

第10回国会 文部委員会公聴会 第1号(1951/03/19、24期、国民民主党)

○笹森委員 安藤先生にお尋ねしたいと思いますが、ただいま圓谷さんとの話でも、実は私ども自身も疑問にしておる点がありますので、もう少しはつきりしておきたいと思いますからお尋ねしたいと思います。  それは第一は、先ほど安藤先生は、この宗教法人法が今出ることは、宗教法人令よりも一歩進めたものであり、都合のよいものであり、宗教活動のためにたいへんいいことだから、これは賛成だということをおつしやつておつたのでありますが、この占領下にあつて、こういう宗教法人法などを根本的に考える時期であるかどうかということに対しましては、私ども深く考えなければならぬ点があるのではなかろうかと実は思つておつたのです。そのう……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1953/02/17、25期、改進党)

○笹森委員 一点だけ公述人の方にお尋ねしておきたい点があるのでございます。それは後半のお話で、この栄典の制度の中に等級があるということはそうさしつかえないと思う、なぜなれば、そこに一般の人との間にすでに差別を設けているのだからだというような意味のお話があつたように承りました。しかもまた、この栄典を与えられることにおいて特に不当に保護せられるとか、また不当に取扱われるというようなことがないようにするために、厳選主義によるよりはむしろこれをゆるやかにした方がよいという意味のように伺つたのでありますが、お尋ねしたい点はこれであります。これは原則的な問題だと承知しておりますが、憲法において天皇が栄典を……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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