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吉川兼光 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

吉川兼光[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
767位
委員会出席(無役)歴代TOP500
492位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
920位

23期委員会出席TOP50
22位
23期委員会出席(無役)TOP50
15位
25期各種会議発言TOP25
11位
25期各種会議出席(無役)TOP25
24位
25期各種会議発言(非役職)TOP10
10位
27期委員会出席(幹部)TOP100
93位
30期委員会出席TOP100
77位
30期委員会出席(無役)TOP50
36位

このページでは吉川兼光衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。吉川兼光衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 議院運営委員会 第1号(1947/06/27、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 私も大体四点ぐらいにわたるかと思いますが、みなそれぞれ関連しておりますから、続けて質問いたしたいと思つております。  まず第一に、常任委員会の所管でありますが、この原案に出ております中に、どうにもこの委員会だけでは所属が適當でないと思われるものが、数箇所あるのでございます。たとえば、外務委員会の第三に「國際会議及び國際機関に関する事項」というのがございますが、この「國際会議」を廣く解釈しますと、來るべき平和会議なども、これに含まれるような解釈ができるわけでありますが、平和会議のようなものは、申し上げるまでもなく、この外務委員会に出してあります國際会議とは、別個な、大きな意味を……

第1回国会 議院運営委員会 第3号(1947/07/08、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 今きまつたことについても疑義をもつ。大臣、政務官が、議員としての資格で討論に臨むということは、今度の新憲法の建前からいつて、常任委員たることを一應閣僚などはやめているときに、フリー・トーキングの場合だけ立法府の議員としての資格を生かして、自由討議に参加することは、相当疑問をもたれるのではないかと思うが、そこまでフリーにしなくてもいい。アメリカ式にすると、すでに議員をやめているくらいです。アメリカの大臣は、みな議席を離れている。日本の場合は特例で、議席だけはもつているが、フリー・トーキングを毎週一回やろうというときに、その都度、大臣は議員に復元して、討議に参加するという行き方は……

第1回国会 議院運営委員会 第4号(1947/07/09、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 小委員の数は十三名とし、委員長において指名あらんことを望みます。

第1回国会 議院運営委員会 第5号(1947/07/09、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 今の一應テーマをきめました討論をやりまして、時間が余れば題がない自由討論をやるということに小澤君の発言通りきまりましたが、時間が余ればというのは、定刻通り五時ということにいたしますか、それとも余れば六時くらいに、ということにするのですか。
【次の発言】 この十分の時間が余ればということですか。

第1回国会 議院運営委員会 第7号(1947/07/24、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 これは先日きまつておるのでありまして、委員の数を二十名として、原則的にはやはり常任委員会その他の特別委員会等の委員の割振りによるという内容を認めていく。しかしながら今の懇談会の席上、中野君から御発言がありましたように、できるだけ各党から参加する方がいいから、先日の話合いのごとく社五、民五、自五、國二、第一一、農一、共一という割合でいいと思います。原則は今申しましたように、一應数による割当を立てまして、その中から数を讓つて各派が参加する。こういう建前をとるのがいいのじやないかと思います。運営委員会も最初から大分型が崩れてきておりまして、この際結果は同じでありますから、原則を立て……

第1回国会 議院運営委員会 第16号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 実はこの民主政治教育連盟の結成については、超党派的のものであり、かつ國会を中心とする運動ということに眼目があるのであります。從つて組織は國会議員全部が評議員になつておりまして、今までありました憲法普及会あるいは選挙粛正運動とは違つて、新憲法の精神における民間から盛り上る運動が中心になつておる。それで建前から申しますと、國会議員全部が参加してこの大会をもつべき性質のものでないかと考えたのであります。ところが今開会中でもあり、議員が全部國会をあけて日比谷公会堂あたりに集まるのはどうか。やはり議会の中でやつたらどうかということから、会場を議場にしてはどうかということになつたわけであ……

第1回国会 議院運営委員会 第29号(1947/09/30、23期、日本社会党)

○吉川委員 實は今度の關東一帶の水害視察はみな視察を終えて歸つてきましたが、あれはどういうふうな方法で報告をやらせますか。報告書をとるだけにしますか。それとも何か本會議あたりで發言さしてくれというような者もたくさんおりますが……。
【次の発言】 それでは報告書だけにしますか。

第1回国会 議院運営委員会 第35号(1947/10/20、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 この機會に福利委員會の報告を申し上げます。九月二十七日委員會を始めたのでございますが、現在福利施設として食堂、理髪店、賣店、醫療施設、あるいは國會のバス關係のことについて、次のような決定をいたしました。議員食堂につきましては、近來陳情者あるいは外來者の食堂の利用者が激増しまして、肝腎の議員、あるいは議員關係者が思うように食事がとれなかつたりすることもありますので、嚴重に徽章佩用者以外は食堂に入れないということにして、さしあたり食堂の入口は福利委員の名前でそのことを大きく張り出してあります。いま一つは議員の消費組合でありますが、非常に會期が長くなつた關係もあるし、遠隔の地から在……

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/29、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 今、小澤君から、自由黨の方でこういう發言をしたら必ず懲罰になつているだろうということは、まことに政黨の一つの立場をとつた言であります。こういう大きな問題は、新國會の運營上もつと超黨派的に考えなければならぬ。第一━━━ということは、いろいろな機會にあらゆる交渉の場面に使つている言葉である。━━━という言葉をどういう意味で使つたか、いろいろ使い方により、あるいは聽き方によつて違うと思う。日本の國會で━━━という言葉を使つて、それを日本の國會が問題にして除名にしたということがもし外國の新聞等に傳わつた場合には、今の日本の國際關係にどういう結果を及ぼすかということも深く考えなければな……

第1回国会 議院運営委員会 第49号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 福利委員會から皆さんへの御相談ですが、この前、衆議院の消費組合の中に議員部というものを設けて新しく發足することになつておつたのですが、その規約の案を大分前に皆さんにお届けして御檢討いただくことになつておりますので、何か御意見がなければ、この邊で案をはつきりした規約にしていただきたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第3号(1948/01/24、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 私は運営委員会にかけるかどうかを、本会議にかけて院議に問う必要はないと思う。そういうことを一々院議で決定することになると、何のために運営委員会が存在するかわからなくなる。從來からどの委員会にかけるか、議長から議案の取扱にいついて常に議院運営委員会に諮問しているわけですから、運営委員会がきめる範囲ではないかと思う。  なお発言のついでですから申し上げますけれども、山口君の議論と稲田君の議論とは、私は非常に根本的に違いがあるというふうに聽いておるのであります。要するに今の委員長の発議は、この問題を運営委員会にかけるか、それとも他の特別委員会で扱うか、こういうことを聽いておるのであ……

第2回国会 議院運営委員会 第13号(1948/02/13、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 福利委員を第一國会できめた。ぼくはその委員長だつたが、これは第二國会であらためて改選すべきものと思う。
【次の発言】 運営委員の出てない会派もある。

第2回国会 議院運営委員会 第14号(1948/02/16、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 赤坂離宮の使用問題につきましては、この前の運営委員会で、福利委員の方に御一任になつたのであります。そこで早速事務局に頼みまして、どういう事情になつているかということを調べてもらつたのであります。なお詳細はひとつ事務総長から報告していただきます。
【次の発言】 大石君の意見もごもつともであるし、坪川君の十八日というのも根拠があると思う。この間の各党の代表会議で、自由党、民主党、國民協同党の次期政権の構想についてのお話があつたが、いずれも抽象的である。そのときわれわれ社会党の方から、各党の政策の提示を求めたはずである。その政策を大要でいいと思うが明瞭にしてもらつて、それから投票に……

第2回国会 議院運営委員会 第16号(1948/03/16、23期、日本社会党)【議会役職】

○吉川委員長代理 では議場内交渉係の件は、次の運営委員会まで留保いたしますか。
【次の発言】 さようにいたします。
【次の発言】 次は議事進行係の件であります。
【次の発言】 第四条の議事進行係の件も、次の運営委員会まで留保いたしますか。
【次の発言】 では留保と決しました。
【次の発言】 発言順位の件。
【次の発言】 その通りで御異議ありませんか。
【次の発言】 それではそのように決定いたしました。
【次の発言】 第六、自由討議の件。
【次の発言】 それでは期日は十八日、議題は無題ということで御異議ありませんか。
【次の発言】 その点は当日の交渉会できめることにしてはいかがですか。

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/07、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 社会党は私ということに願います。
【次の発言】 ただいまのお話もありますから、今日は特別に質問に対する答弁を求めないで次に移ることにお許しを願いたい。ではちよつと速記を止めて……。
【次の発言】 旅費が月額十八万円というのは、非常に額が多い。報酬が十六万八千円ですが、報酬よりも旅費が多いのはなぜですか。
【次の発言】 その件についてはまだ福利小委員会には正式にかかつていないのですが、明日にでもひとつ福利小委員会を開いていろいろ事務当局からの報告を聴いてみたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第36号(1948/05/17、23期、日本社会党)

○吉川委員 この間から福利委員会について、いろいろ御質問があつたのですけれども、この間緊急に開きまして、例の消費組合について、これは議員さんから一人一口百円という出費をすることに決定しておるのでありますけれども、まだその出費がほとんど実現していないわけです。これは各政党各会派の事務長のところでまとめて、至急に出費してもらうように願いたい、こういうことがきまつたのです。  それから消費組合の運営について今まで専務理事というのが一人だつたのですが、これを二人に殖やす。これは議員の方は議員部というものがあつて、とても出してみたところで実際上仕事ができはしないので、今の職員組合を主として、理事に依存し……

第2回国会 議院運営委員会 第38号(1948/05/25、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 特別委員會と常任委員會を區別することは、露骨に言えば事務局に官僚的な氣分があるのではないか、實際運營の模様を見ますと、特別委員會はその會期中にその解決を要する急な問題を取り上げているのであつて、不當財産、水害地對策委員會等、數が相當多くて連日會議をやつております。しかるに特別委員會なるがゆえにこの豫算の面で見ましても常任委員長の手當の中に特別委員長の手當を含めるというように聞いておりますが、はなはだ不滿とするものであつて、また運營委員會としても了解に苦しむところであります。これはもつとはつきりした項目をなぜ上げられないか。自動車の問題もこの間運營委員會で決まりました。私共自動……

第2回国会 議院運営委員会 第42号(1948/06/05、23期、日本社会党)【議会役職】

○吉川(兼)委員長代理 開会いたします。
【次の発言】 異議なしと認めまして決定いたします。  これで散会いたします。     午前十一時十五分散会

第2回国会 議院運営委員会 第50号(1948/06/14、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 椎熊君の発言通りに、会期延長に賛成であります。

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 この決議案は不当財産取引調査特別委員会から議長のところへ出したのですか。
【次の発言】 ぞれがあまりのみ込めないのですがね。ぼくらの解釈で言うと、むしろ不当財産取引調査特別委員会が党議党略的に動いているのは、不当財産委員会自体の責任である。もちろん、でき時から、こういう超党派的な良心的なものであるということはきまつておるのであります。それを委員会からこういう決議案を院議として提出するということは話が逆のような気がする。これは私らの感じからいうと、西尾問題か何かに端を発していろいろ党議党略をどこかで盛んにやつていて、その制肘を委員会が受けておるというような印象を與えられる。

第2回国会 議院運営委員会 第55号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 それは財政金融委員会でよいではないか。
【次の発言】 今の御説明を聴いても、大体私はそれでよいと思いますが、一遍両委員長の話を聴いた上で……。

第2回国会 議院運営委員会 第85号(1948/10/09、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 その災害地対策委員会ですが、いつも災害が起ると、その災害を受けた地方の國会議員團が臨時的に一緒になつて行動を起して、委員会を動かし、農林は農林、建設は建設というところからも行つてもらうことになつている。日本は非常に災害が多いから、特別委員会を置いてもいいけれども、何だか二重になつて、結局他の常任委員会からも出さねばならぬ。だからこの際災害地対策特別委員会というものは置かぬことにしてもいいじやないか、どうですか。

第2回国会 水産委員会 第13号(1948/05/10、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 水産廳設置につきましては、今委員長初め、委員の諸君からいろいろ申し上げられました。またすでに何回も参衆両院協議委員会において、これは問題なく、満場一致で委員会を通過している問題であります。私が詳しく内容を申し上げる必要はありませんが、ただこの問題につきまして、行政調査部でやつております仕事の内容を、もし差支えなければ詳しくお伺いいたしたい。それは水産廳設置について、すでに水産常任委員会の案ができているはずでありますから、その案について、あなたの方で、これを実現するには予算がどうなるというような、こまかな研究を加えられているのか。それから今國務大臣の話によりますと、数日のうちに……

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第6号(1948/05/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○吉川委員長 ちよつと御挨拶を申し上げます。私ただいま各位の御推薦によりまして、委員長に当選いたしました。この特別委員会がもつておりまする使命の重大なることを痛感いたしまして、皆様の御協力のもとに委員長の職責を果したいと思います。一言簡單でありまするが、委員長就任の御挨拶を申し上げます(拍手)
【次の発言】 報告が一つございます。それは政治資金規正法案研究事項について、法制部長の方から報告があります。
【次の発言】 それでは引続き懇談会を開いて伺うことにして、本日はこれにて散会いたします。     午後一時三十八分散会

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第7号(1948/06/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○吉川委員長 これより会議を開きます。  本日の議題は選挙運動等の臨時特例に関する法律案並びに衆議院議員選挙法の一部を改正する法律案であります。この両案はいずれも小委員会において審議を続けていたものでございまするが、その経過並びに結果に関する報告を小委員長に求めます。竹谷源太郎君。
【次の発言】 ただいまの小委員長の報告に関して質疑に入るのでありますが、質疑に入りまする前に、お手もとに配付してありまする両議案の中で、新たに記入したところがあるのでありますので、その点を一度確めるために読み上げます。
【次の発言】 この際三浦法制部長に質問いたしますが、無封書状というのは普通俗にいう開封のことです……

第3回国会 議院運営委員会 第2号(1948/10/12、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 欠員にするならば、一緒に合せて今度の新政府によつて常任委員が全部入れかわるときには必ず交替する。そのときによつて何とかかんとか言わないで……。
【次の発言】 ちよつとこの際休憩しては……。
【次の発言】 三名ぐらいだと出るのがそろうのですが、いろいろ用事もありますから、二名ぐらいだと小委員会にも出られぬことがあると思う。
【次の発言】 從來交渉会の運営の経過から見て、大政党は少くともその程度のものがいないと、これは交渉会の変形したものだから、始終代理々々で前の人と連絡なしの発言をしなければならぬ場合が多いと思う。
【次の発言】 小会派はやむを得ない。

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/13、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 山口君の今の案も一案だが、時間に制限なくすると何時に開くかわからぬから、およそ三時なら三時ということを両党の間でひとつ……。
【次の発言】 大体私の問わんとするところは、今言われたようであるが、続けて小澤君が心配しているように、両者の感情に影響することを聽くのもどうかと思うが、今日という意味は、私どもの希望からいつて、少くとも六時の定刻ぐらいまでに片づけるように両者でお骨折り願うよう誠意を披瀝してやつていただきたいと思います。六時以後では連日ずいぶん迷惑している人もあるので、六時を越してまで今日中にやらなければならぬということもないわけですから、明日に持越す、そういうふうにし……

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/10/14、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 これは將來の前例になりますから、そこで將來議員が辞職願を出した場合に一々議長が面接して、中には訪問などして勧告していくことを希望するというようなことが惡例になることはよくわかります。しかし、それはおのずからやめる個人によつて、多少議長の取扱いに差異があつてしかるべきである。山崎さんのごときは前の衆議院議長であり、特に今日の政変の際に首班の候補者に推されているくらいな人である。こういう人が辞表を突如として出すということは、何かそういう首班指名問題に対する本人の格別の慮りがその間に藏せられているかのごとき疑惑を世間の人に與えもしますので、この際議長は進んで辞職の理由を十分にお確か……

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/10/21、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 われわれの方も共産党にわけてもらつては困る。
【次の発言】 社会党は抽籤の余地はありません。
【次の発言】 これは全然新たなものだ。
【次の発言】 一應供出したものの合計を出してみましよう。
【次の発言】 せつかく総理大臣がお見えでありますから、簡單にお伺いいたします。それは議院運営に関することです。組閣当時の吉田内閣の御発表について、運営委員としてこういう公開のところでお尋ね申したいことがあるのです。それは新たに内閣顧問を置くということが新聞その他で喧傳されております。あれは國会議員であります場合は、御存じのように第三十九條で國会の承認を得るわけです。從つてまず議長から運営……

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/10/22、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 社会党はいろいろ党内の事情がありまして、國会対策委員会という部門の議を経たのでありますが、どうも共産党にお讓りすることは困るということになつて、抽籤でかりに社会党に当つても、それはお讓りしない、こういうふうなことであります。
【次の発言】 どうですか、今議長の御発言のオブザーバーの件は……。
【次の発言】 しかし結論はどうせ多数はとれないでしよう。
【次の発言】 農民党だけはやるが、共産党にはやらぬというのはどういうわけですか。
【次の発言】 そうしても絶対多数にはならない。
【次の発言】 不当財産特別委員会の方は……。

第3回国会 議院運営委員会 第8号(1948/10/23、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 社会党は今日できます。
【次の発言】 社会党としては昨日も申し上げました通り、三つの特別委員をことさらに不当財産と他の特別委員とに別個に考えることはいけない、こういうふうに党議できまつておりました。災害地対策、海外同胞の問題は、政府の施策と相当関連があることはもちろんであります。またそういう議論もわが党においては十分展開されたのでありますが、特別委員というのは会期中だけの特別委員であり、かつまた國会独自の立場から災害地対策などは政府の好むと好まざるとにかかわらずきめなければならぬ。國会が政府に何らか特殊の款を通ずる必要があるかのごとき考え方に対して、相当に論議も行われまして、……

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/10/26、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 この問題に対する社会党の考え方は、すでに数回にわたりまして、本委員会で披瀝しておるところでありますから、本日ここに繰返すことは避けますが、結論的に申し上げますと、社会党が從來から主張しておりますところの主張は、亳も変化しておらないのであります。ただ、今石田委員の話を伺つておりますと、社会党のみが民主自由党の考え方に反対しておるかのごときお話がございました。これは民主党の方から御発議があるかもしれませんが、從來の委員会の速記を見てもわかりますように、民主党の椎熊君は、石田君がそういう発言をするたびに、そうでない、民主党としては、原則としては社会党の考えておる互選説に賛成であると……

第3回国会 議院運営委員会 第10号(1948/11/08、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 これは反対じやありませんが、この間きまつたばかりの委員長がまたすぐかわるというのはどういう理由によるのか。ちよつとお伺いいたしたい。
【次の発言】 後任の推薦などはまだきまりませんか。
【次の発言】 私は淺沼君の質問に関連するので、私の質問と淺沼君の質問とあわせて、簡單でよろしいから、ぜひ吉田総理大臣の御答弁をお願いします。  先日來多くの委員から御質問がありまして、もはやそれほど深くお尋ねしなければならないこともないのでありますが、ただ私が多少重複するかもしれないことを、なおここで申し上げるのは、ぜひ吉田総理大臣の答弁を煩わしたいためであることをつけ加えておきます。  佐藤……

第3回国会 議院運営委員会 第13号(1948/11/11、23期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 総理の説明を要求しよう。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/11/04、25期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 私も、今の社会党の代表者の御意見には反対するものではありませんが、国会法による新たな先例になるようでありますから、また事務総長の職責がきわめて重大でありまするがゆえに、私の意見だけを申し上げておきたいと思います。国会法を見ますと、議長、副議長を除いた役員の中で、常任委員長になりますと、国会の決議によつてこれを罷免することもできるが、事務総長だけは全然永久職で、何らの規定もない。原則的な考えから言いますならば、永久職でありますならば、当然停年制のようなものが付随すべきが、法制としての考え方の妥当性を持つものじやないかと思います。ここで停年制をつくるべしという意見を早急に申し上げ……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/07、25期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 ちよつと、ただいまの日程第五の事務総長の辞任の件についてですが、これは、この委員会で論議がすでに尽されたということですか。
【次の発言】 それでは、ちよつとこの際つけ加えたいのです。この開議院運営委員会で、事務総長職ということについて私は意見を述べましたのですが、あのときには中座した関係で、きわめて簡単にやつたので、ちよつとつけ加えさしてもらいたい。それは、むずかしい法律論よりは、実際の議場で受けた感じから言いまして、事務総長を役員として扱うことが衆議院の場合特に妥当であるかどうかということについて、この機会に私は一言発言したいと思います。  議長のいすというものは、選挙を経……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/21、25期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 二十五日を休むという問題ですが、田中君の今の発言は重大だと思います。これは政府に相談するより、むしろ参議院に相談しなければならぬと思いますが、参議院で、政府が出なくても質問演説をやるのだということでやつたならば、新聞その他ではこれを報道しますから、国民の方では、参議院はやつているのに、衆議院はどうして質問しなかつたのかということになりますから、二十五日休むということは、きようここで各党が賛成すればいいだろうと思いますが、少くとも参議院が休むかどうかということを確かめてからでなければ、妙なことになるのではないですか。
【次の発言】 そうすると、それまでこつちもきめられない。

第15回国会 議院運営委員会 第11号(1952/12/09、25期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 私の方もけつこうです。
【次の発言】 ちよつと申し上げておきたいのは、小委員会でもこれを主張しておきました。岡田君の今の発言と同じようなことですが、衆参両院が、同じ建物の中にありながら、取締りが違うというのはまずいと思う。小委員長から向うに連絡をして、なるべく同じようなふうに取締るように、話合いをつけてもらいたい。それをひとつつけといてください。
【次の発言】 もつぱら印刷の都合ですね。
【次の発言】 私の方は討論者はありません。

第15回国会 予算委員会 第28号(1953/02/23、25期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 どうも予算委員会の従来の例から見ましても、この程度の進行のときに、こんなにおそくまで委員会を開く例はないのでありまして、異例に属することでありますが、すでに質問者の古井君も長時間やりまして大分お疲れのようでもあるし、このままでまだ夕飯を食わないでがんばつておる諸君もおりますし、閣僚諸公も大分お疲れのようでございますから、ひとつこの辺で生理的な要求もだしがたいというところを、委員長の特別なはからいで暫時休憩に入りまして、食事にも行こうし、便所にも行こうし、そういうようなはからいをしてもらいたいことを要望いたします。

第15回国会 予算委員会 第29号(1953/02/24、25期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 私は関連質問としては最も重要な点につきまして、内閣の責任者としての総理大臣の御答弁を要求するところでありまするが、一等を減じまして、副総理の緒方さんに明快なる答弁を煩わしたい。それはすでに皆様がこの委員会においてお聞きになりまして、はつきりと確認されましたように、河野主計局長の食言問題であります。彼はこの十二日の速記録に載つておる答弁と全然相反する答弁を、同じ予算委員会において本日したわけであります。それをただ単に取消しますというようなことで済むものかどうかということを、聞かなければならなくなつたのでございます。われわれは国民の代表といたしまして、権威のある予算委員会における……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会 第12号(1953/06/27、26期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になつておりますところの七月分の暫定予算の政府の三案に反対しまして、両派社会党で提出いたしておりますところの原案組みかえの動議に賛成するものであります。賛成の趣旨につきましては、すでに趣旨弁明並びに今福田さんからの賛成討論がございまして、大体私の言いたいことは、その御両氏によつて尽きておりますので、きわめて簡潔に申し上げておきたいと思うのであります。私は、まず内容の論議に入ります前に、一つどうしても触れておきたいことは、それはなぜ七月分を暫定予算にせねばならなかつたかということでございます。これは今福田さんも言われておりましたが……

第19回国会 運輸委員会 第14号(1954/02/19、26期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 今山口委員から御質問になりました九十九里浜の去る十一日の威嚇射撃に関する漁民の問題でございますが、今水産庁の説明員のお話を聞いておりますと、沿岸漁業対策というか、あるいは沿岸漁民対策というか、そういう点から見ますと、はなはだ的がはずれているのじやないかという気がいたします。これは必ずしも説明員をとらえてのみ問題にすべきことではなくて、吉田内閣全体の問題と思いますけれども、農林省では輸入食糧の問題等に関連して、粉食を奨励するということが、農林大臣保利君の今度の新政策のごとき形で打出されているのであります。申し上げるまでもありませんけれども、粉食には必ず動物性蛋白が伴わなければな……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1954/03/02、26期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 受田委員の方から大体私のお伺いしたい点はお話がございましたので、非常に端折つた話になりますが、お伺いしたいと思います。  ただいま葛西さんの話を伺つておりますると、一番心配なことは、おいでになりました李徳全さん初めお客様に不愉快な思いをさせないということのようでありまして、これはもうまつたく私ども同感でございますが、私は必ずしもあなたの言葉じりにとらわれるわけではございませんけれども、赤旗を振ることがはたして李徳全さんの方から言つて不愉快であるかどうかということをお考えになつたことがあるかどうか。何だかあくまでも日本の感覚で話しておるかのように私聞えてしようがないので、もし私……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1954/04/16、26期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 関連して、今のスイスのことでちよつとお聞きしたいのですが、閉鎖機関課長の御答弁によると、スイスには平和条約で除外されております国際決済銀行の投資分というのですか、それがあると思いますが、これはどういうふうになつておるか、わかつておれば、速記をとめてけつこうですから、お伺いいたしたい。

第19回国会 外務委員会 第11号(1954/02/27、26期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 私は小栗山さんにちよつとお伺いしたいのですが、あなたはただいま発言の当初におかれまして、演習協力会長という、きようの肩書が違つているというお話でございましたが、念のためにもう一度はつきり御資格をお知らせ願いたい。
【次の発言】 演習連絡会長のほかに、九十九里浜不漁対策委員長というのもやつておられるのですか。
【次の発言】 それからなお豊海町の漁業協同組合長をやつておられるのですか。
【次の発言】 そこで私は小栗山さんに、先刻森委員からもお話が出たようでありますけれども、確認のためにもう一度簡単にお伺いしたいのであります。二月十一日に行われました、一部において威嚇射撃と解されて……

第19回国会 外務委員会 第12号(1954/03/03、26期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 ちよつと関連してお伺いしておきたいと思います。ただいま説明員のお話で、アメリカの農村に日本の農村青年が多数入り込んでおりますことについて、その方の主管は農林省であるというようなお答えでありましたが、そのように私も了承いたしております。デンマークにも農村の青年が相当出かけて行つておるようでありますが、これもやはり農林省の所管であるかどうか。
【次の発言】 そこで実は今同僚委員諸君からもいろいろ御指摘があつたようでありますけれども、私は今日の外務省のいわゆる在外公館の設置であるとか、あるいはそれに対する人員の配置の考え方などが、戦争前の世界における一等国などといわれておりましたよ……

第19回国会 予算委員会 第7号(1954/02/08、26期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 私はきよう与えられておりまする四十分を、ほとんど全部総理大臣に御質問申し上げるつもりでおつたのでありますが、理事会の申合せで総理大臣の御都合で十分だけに要約してくれという話でございますから、不本意ながらその御決定に従いまして簿単に質問をいたします。今日の危機の認識と吉田内閣の施政方針の基本態度について、私はお尋ねしたいと思いますが、吉田総理大臣は今日の日本の危局を突破するためには、いわゆる保守合同といいますか、自由党の国会内における勢力を強化しまして、そうして吉田内閣を安定させさえすれば、それが日本の今日の政局を安定するものというふうにお考えになつておられるかどうか。今日の日……

第19回国会 予算委員会 第8号(1954/02/09、26期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 まず緒方副総理にお伺いいたしたいのであります。  二十九年度の一兆円予算のおもな政治目的ということであります。すなわちこの予算は真の建設目標を全体どこに置いておるのかということでございます。吉田総理大臣は、一月の中旬でございましたか、旅行先での記者会見で、こういうことを言つております。外国から日本政府に対して、日本の予算規模をもつと縮小すべきであるということをしばしば忠告された、そこで二十九年度は一兆円以内の予算を編成したということを語つておるのであります。そこでお伺いしたいのは、もし外国の忠告がなかつたならば、今回の緊縮予算はやらなかつたのかどうかということであります。また……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 ちょっと関連して、児童局長もお見えのようでございますから伺っておきたいと思いますのは、大阪の児童福祉施設の児童が、最近ブラジルに集団移民をするという事実を私伺いまして、何か明日あたり日本を立つそうでございますが、これは新しいケースのように思いますので、いわゆる児童対策として、海外移民という面はどういうような構想で取り上げられたものであって、なお将来そのことを継続するのであるか、あるいは拡大して、もっと大きなものをやるのであるか、また現在はどういう状況で何人の児童が出発するのであるか、こういうことを一つ簡単でけっこうですから、御説明願いたいと思います。

第22回国会 社会労働委員会 第14号(1955/05/26、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○吉川(兼)委員長代理 堂森芳夫君。

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/05/27、27期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 それでは、まず加藤参考人にちょっとお伺いしておきたいと思いますが、先刻あなたのお話を伺っておりますと、完全看護の制度には賛成である、しかしながら事務関係等からいろいろ困難なことがあると仰せられたように思います。これはあるいは私のきき違いかもしれませんがその事務関係等とおっしゃいますのが、私には意味がわかりかねますが、どういうことでございましょうか。
【次の発言】 それからあなたは、都立の病院はすでに完全看護を行なっておるというふうに言われたのですが、実は私どももかねてから都立の病院にもつき添い婦がいるということを聞いておったのでございますが、はしなくもただいま参考人の堀江さん……

第22回国会 社会労働委員会 第21号(1955/06/13、27期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 いい機会ですから、私も関連して伺いますが、千葉県の市川市で起ったのですが、あの地方の新聞や東京の新聞の地方版などでは、第二の近江絹糸事件などと報道されるほどの騒ぎがありました。もう問題は解決しておりますが、いい機会だから、労政事務所その他の地方の機関を通じて、一応あなたのところでお調べになっておいて、真相を一つキャッチしてもらいたいと思うのです。これは第二精工社の下請工場の小島製作所というところで起った事件です。ちょっと人数は正確に覚えていませんが、百人近い、地方にあります中小工業としては相当なものです。そこは、もう就業規程のごときものすらもなくて、ひどいのは工員同士の男女の……

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/06/29、27期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 私は日本社会党を代表いたしましてこの法案に対しましては、各派の共同修正案が出ておりますが、その修正案に賛成いたしまして、修正案以外の残る部分におきましては、政府案を認めるものでございます。簡単に討論いたします。  わが党におきましては、この法案に盛られておりまする、すなわちけい肺病なるもは、先般来の公述人その他の陳述によってもわかりますように、これは一たんかかりますと、現代の医学をもってしては回復不可能である、こういうふうに結論づけられておりますところのおそるべき職場病でございます。従ってわれわれは、この病人に対しましては、政府はもとより、関係事業主方面におきましても、最大の……

第22回国会 社会労働委員会 第44号(1955/07/18、27期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、政府提出の改正案の中におきまして、ただいま提案理由の説明がありました四党並びに小会派共同修正案に賛成いたしまして、その修正案を除いた政府の原案に賛成をする討論をするわけであります。いい機会でありますから、このたびの政府の改正案の問題点を二、三申し上げまして、賛成の討論にかえます。  まず私どもは、今も八木君が申されておったようでありますが、給付内容を一般健康保険並みにすることが、この日雇労働者健康保険法の中におきましては焦眉の急であり、かつ重要な問題でなければならぬと考えておりますが、このたびの政府の改正案には、この点に対する御考慮がどうも払……

第22回国会 社会労働委員会 第50号(1955/07/26、27期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 実は私ども本委員会に、医療機関に関する小委員会というものがありまして、そこを主として、最近各地の医療機関すなわち病院の視察が始められておりまして、私は去る土曜日の第一班の視察に加わりまして、さる病院を見てきたのでありますが、最近国立病院、療養所であるといなとにかかわらず、いわゆる医療機関の経営、運営等につきまして、とかくの批判をわれわれは耳にするのでありまして、本日は医療機関に関するこの時間に、私はそれらのことについて、若干の質問を申し上げたいと思います。  まず私は、日本赤十字社について、当局並びに本日御出席の参考人に御質問をいたすのでありますが、昭和二十七年の十三国会で、……

第22回国会 社会労働委員会 第53号(1955/07/29、27期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 二十七日及び本日開会の請願審査小委員会における審査の結果を御報告いたします。  請願総件数は千三百五件でありますが、本院二十八日の公報第百七号(二)の千二百三十六ページ以下所載の、日程第八、第九、第一八より第二一まで、第二三、第二九、第三三、第三四、第三六、第三八、第四七、第四八、第五二、第六四、第六五、第七一より第七四まで、第八一より第八三まで、第九七、第一〇三、第一二四、第一二八、第一三一、第一四五、第一四六、第一四八より第一五二、第一五六、第一六〇より第一八六まで、第一八八、第一九一、第二二九より第二三六まで、第二五一、第二五二、第二五七、第二八一より第二八八まで、第二……

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/10、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 先般の本委員会で行われました倉石労働大臣の施政方針のごあいさつに基きまして、若干の質問を試みたいと思います。  さすがに倉石新大臣は、わが国の保守党の中における労働問題のエキスパートといわれておるだけありまして、このごあいさつを見ますと従来の労働大臣のあいさつとは著しく趣を異にいたしております。うっかりこれを読んでしまいますと、あたかも社会党出身の閣僚ででもあるかのような錯覚を起すかもしれないほどのできばえでありますが、しかしながらちょっと念を入れて見ますると、そこには幾多の問題がきわめて巧妙に隠されておるともとられないではないのであります。そこで私は、私のあとには、わが党の……

第23回国会 社会労働委員会 第7号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 私は森永さんにまず聞いておきたいことは、実は今岡本君から関連質問で言われたことも私どもは考えていたことなんですが、はっきり申し上げますと、事件の起った当初から今日までの森永関係者の言動というものを私どもは存じ上げておる範囲で考えますと、お話しになっていることは同じことを言っておるようですけれども、内容においては開きが来ておるように感ぜざるを得ないのです。たとえばこの前のいつでしたか、十一月の初めに開かれましたこの委員会の協議会におきまして、今委員長代理をしております中川君から、あなたの方の代表取締役の大野さんでしたか、いろいろな資料の提出を要求したのでありますが、たとえば一、……

第23回国会 社会労働委員会 第8号(1955/12/15、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 ただいまの森永のミルクの問題に関する五人委員会の話でございますが、これは昨日のこの委員会におきましても自民党の大橋武夫君から法律論的な根拠に立って、むしろ政府の処置を否定するような議論がございましたが、ただいまの中川君の実際論もお聞きの通りで、私が新大臣に望みたいことは、この五人委員会なるものは実は川崎前大臣の落し子でありますが、川崎君の若さにまかせての先ばしった行き過ぎなんです。このことは私が申し上げるまでもなく、大臣御自身参議院の社会労働委員長をやられてこの間の休会中も森永ミルク問題で委員会を数回お持ちになっておられますからよく御存じのはずですが、この問題はいわゆる企業な……

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 今の検査院長のお話を聞きますと、荻窪の四百何十万円というのが一件というのですね。そうしますと、今説明した方が福岡とか仙台とか言っておったのは、一件の中に入っていないのをあなたは説明しているわけですか。それは何になるのですか。五十万円以上が一件とすれば、一件の中にそれは入っていないのですか。どういうことになるのですか、それを聞きたいのです。

第24回国会 決算委員会 第5号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 関連してちょっとお聞きしたい。実は大臣に聞くまでもないことで、事務当局でもいいんですが、あなたは政治家だからこの際こういう問題があるということをあなたの耳にも入れておく必要があると思うのでお尋ねをするのですが、それは私の知っている事例で、これは東京ですが、おそらくこの事例は全国的にたくさんあるだろうと思います。東京の繁華なところに大きな鉄筋の建築物ができる。地下室など一階も二階も作る。そうすると、その周辺にある地続きの家が曲ったりゆがんだりいろいろな被害を起しておる。現に私はそういう事例を一つ知っているのです。これはどうなんですか。そういう建築を付近の承諾も得ないうちにやって……

第24回国会 決算委員会 第32号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 ただいまの御証言の中に、あなたが取得されました千五、六百万円の金を何人かの人でお分けになったという中に、なくなりました中代議士に六百万円やられておるということですが、中君はこの六百万円の金をあなたから贈られるに値するだけの運動をどういうふうにやったかという具体的なことを一つ……。
【次の発言】 それをあなたは今明瞭におわかりのようですが、どうか後ほどとおっしゃらずに、今おっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 領収書は私の方で提示を求めてからでけっこうでございます。あなたの御記憶のところでよろしゅうございますから一つ……。

第24回国会 決算委員会 第42号(1956/06/13、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 議事進行に関して……。実はただいま小委員長の報告なるものの詳細をきわめたものを伺いまして、私ども驚いたのであります。全くあいた口がふさがらないのであります。それは小委員会というものの性格についても、いろいろ議論する点がございますけれども、それはしばらく預かるといたしまして、今山本小委員長が報告いたしましたところの小委員会なるものは、六月六日の午前十一時二十四分に始まって、十一時二十五分に休憩して、わずか一分間しか会議をいたしておらない。しかもそこには社会党の委員は一人も出ておらないのであります。しかしながら、この方は公報で御通告がしてあったようでありますから、社会党の委員が出……

第24回国会 決算委員会 第44号(1956/09/21、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 私は少し見解が違いますから、よしましよう。
【次の発言】 大体私はそのために委員長に先刻御注意したのですけれども、きょうは理事会では、佐久間問題に限ってということで、御母衣問題は佐久間問題に直接関係がない。しかし御母衣問題を取り上げることは賛成だから、また日にちを改めて御母衣問題をやるべきだ、こういうふうに考えておりますけれども、まあしかし、田中委員の御母衣問題に対する質問によって、これを委員長が認めておりますから、私はもう私の主張をこれ以上はいたしませんが、ただこれで佐久間問題が非常にぽかされることを残念に思いますけれども、これはやむを得ません。そこで御母衣問題に入ったよう……

第24回国会 決算委員会 第45号(1956/11/01、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 議事進行。私は理事会の決定を知らなかったのですが、今日小坂前総裁が御欠席になっているのは、何か御病気で診断書が出ているということは事実でございますか。
【次の発言】 そこで私は、この前のこの電源開発の調査を進めるに当りまして、藤井前副総裁、それから現電源開発の総裁、副総裁等に参考人としておいでいただきましたときに、本委員会の質問の劈頭に田中彰治君が立ちまして、そうして藤井参考人との間に御母衣の電源開発に関するエバスコの問題と小坂前総裁の問題等にからみまして、長時間田中君が質問をなさいましたことは、速記録の示す通りであります。その一つの事実を取り上げてみましても、まだ幾つも見方……

第24回国会 社会労働委員会 第1号(1955/12/23、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 私は大橋君の質問を中途から聞きましたので、多少重複するかもしれませんが、今日もまた時間の余裕がないとのことゆえいずれ休会明けの委員会でこの問題は徹底的に論じなければならぬと思いますし、あとの質問者のことも考えましてほんの一言、二言質問いたします。  五人委員会の意見書なるものは、私どもも拝見いたしました。なかなか長文にわたり、その配列などには御苦心のあとが見えまするけれども、しかし、率直に申し上げまして、これはどうも中正ではないように考えられます。非常に巧妙な言い回しがなされていますけれども、どうも、何だかこう森永のために弁ずるという面がところどころに隠れたり現われたりいたし……

第24回国会 社会労働委員会 第51号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 私は一つ参考人の方にお尋ねしたいのですが、冒頭一言申し上げておきたいことは、私、実はこの国会は健康を害してもう数カ月ほとんど会議には出ておらぬのです。ところがきょうは森永ミルクの問題がかかるというので、自分のことを申し上げて恐縮ですが、病中を押してここへ出てきたのであります。ところが午後に予定の議事がありまして、私に与えられた時間があまりないのです。そこできわめてわずかな時間、若干のことをお伺いするわけでございますが、きょうのこの質問で私の質問が終るのではないということを申し上げておきたいと思います。私は次の国会からは、この問題をもっと広く深く取り上げまして、あるいは参考人の……

第25回国会 社会労働委員会 第6号(1956/11/26、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 関連して、総理大臣にこの際簡単にお伺いをしておきたいと思います。渡辺委員からも御質問を申し上げておったようでありますが、あなたの長い政治生活の最後の時期が今日近づいておるということは、政界というよりは、むしろ国民的な常識になっておるのでございます。この最後の段階におきましてこのたびのスト規制法の存続処置のごとき新しい時代の動きに逆行しますことをあなたの閣僚は強行しようとしておるのでありますが、私は、これはあなたのために非常に残念に思うのです。あなたは倉石労働大臣などが忠言しておるに違いない、そのままの口移しの労使間のよき慣行が生まれるまでと言っておられますが、労使間のよき慣行……

第25回国会 社会労働委員会 第7号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 今回の千葉新聞の争議は、ただいま参考人のお三人からかいつまんだお話を伺っただけでも、これはまことに容易ならぬ問題であると私どもは思います。このような重大問題を本委員会で取り上げるのに、本日は私を入れて四人の質問者がいるのでございますがしかも時間に制限があるのでこれは時間的にも一回切りで十分な調査を進めることは困難であると思います。しかしこのわずかの時間を私ばかりがとってもいけませんので、私は時間を非常に少くしてなるべく端折って御質問をいたします。ただこの際参考人の方々に申し上げておきたいのは、この問題に対する本委員会の調査は、私の独断で確かなことは申し上げられませんが、本日一……

第25回国会 社会労働委員会 第9号(1956/12/04、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 ただいま議題になっておりまする法案につきましては、社会党からは別な委員から別な機会に御質問をするはずでございますが、私はちょうど環境衛生部長がお見えになっておりまするから、環境衛生に関する他の事項につきまして、一、二点質問を申し上げておきたいと思います。  それは大都市から排出されまするところの屎尿の問題であります。ふんとか尿とかの問題でございまするが、これが実は厚生省におきましてもただいま頭痛の種になっておるのではないかと思います。かりにこれを東京湾と大阪湾の二つだけを例に取り上げてみましても、東京湾の前方には、海底に投棄されました屎尿が堆積いたしまして、伊豆の大島の四分の……

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/03/11、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 総理大臣が大へんお時間がないそうでありますから、私はきわめて制限された時間で一、二御質問を試みたいと思います。従ってごく大まかなことを伺いますから、ぜひはっきりとお答えいただきたいと思います。  石橋内閣を継承した岸内閣の大きな政策の中に、国民皆保険というアドバルーンが上っておるのでございますが、この国民皆保険に対して三十二年度の予算には、すでに一つの計画の端緒が具体化しておるようでありますが、総理大臣はこの国民皆保険を必ず責任を持って達成するという御熱意と御計画をお持ちかどうかを伺います。
【次の発言】 おそらくそういうふうにお答えになるだろうと私は思ったのですが、そのお答……

第26回国会 社会労働委員会 第55号(1957/07/10、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 労働基準関係で、安全装置に関する問題ですが、たまたま七月の一日から安全週間ということを政府で実施されておることでもありまするし、その安全週間の初日の七月一日に、川崎製鉄の千葉の工場で例のガイデリック・クレーンというのが途中からあの主柱が折れまして、工員がその下敷になって五人死亡し、それからその付近で作業しておりました工員が十数名重軽傷を負っておるという事実のことなんですが、これは当局におきましても調査を進めておるはずでございますから、その事件の概況並びに原因について伺いたい。これは四日でしたか、参議院の社会労働委員会でもこれが問題になったようですが、そのときの局長の答弁なんか……

第26回国会 社会労働委員会 第56号(1957/07/29、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 先日の理事会の決定では、この労働基準局関係の川崎製鉄所の災害問題は、本日の午後三時から委員会にかかるようになっておったのでありますが、新労働大臣が熱心な御答弁をしていただくものですから、委員諸君もえらく熱心になり、一時間半も時間が食い込んでおるのでございます。先刻より委員長の切なる御希望もありますから、私はできるだけ時間を端折って質問を集約いたします。そこで大臣もお疲れのようだから、私は一問だけ大臣の御答弁を煩わしまして、そのあとは労働基準局長がお見えのようだから、大臣にかわって局長から答弁を聞くことにいたしたい。  この際大臣に申しておきますが、本日ここに緊急にかかりました……

第28回国会 社会労働委員会 第37号(1958/04/11、27期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 さっそくお願いいたしますが、これは最低賃金制をしきまするための一つの重大な前提問題ともなりますので、委員長の特別な計らいで発言さしていただくのでありますが、中央競馬会所属――正確には所属という言葉はまだ使えないかもしれませんが、その関係下にありまする馬丁の労働条件に関することでございます。前にちょっと資料として特に労政局長さんあたりにこの際明らかにしておいていただきたいと思いまするのは、きょうの中労委におきまして、従来のあっせん案は組合側は一応のんでおったのですが、いわゆる使用者側で拒否しておりましたのが、どうやら午後になりましてのんだという情報がきておりまするが、その内容を……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 商工委員会 第5号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○吉川(兼)委員 質問に入ります前に、ちょっと委員長にお尋ね申したいのですが、ただいまの委員長は参考人の意見の陳述は全部終了したとおっしゃいましたが、まだ一人保留しておるわけですね。
【次の発言】 それからこれは私の質問としてもけっこうですけれど、できたら委員長から参考人に聞いていただきたいのですが、宇田川組合長の今のお話の中に、汚水の放流によりまする現地における魚介類の被害状況と、またそれに原因する漁民諸君の生活の困窮ぶりについての御説明が落ちていたようでございます。これは非常に大事なところと思いますので、組合長さんから補足または追加説明をしていただきたいのであります。たしか、最近参議院の農……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 社会労働委員会 第4号(1963/12/17、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 大臣に時間がないそうですから、簡単にひとつお伺いしたい。簡単に聞きますが、問題は決して簡単なものではありません。最近の国鉄を主とする通勤事故に関することですが、これによるいわゆる通勤災害の補償、つまり労働災害としてこれを取り扱うべきと思うのに、現行の労災法にはどこにもその規定がない。政府はこの問題についてどういうことを考えておられるのかお伺いしたい。
【次の発言】 関係審議機関に諮問する予定と言われますが、何でございましたか、関係審議機関のたしか小委員会あたりからすでに答申のようなものを政府に出したことがあるのじゃないですか。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第6号(1964/05/12、30期、民主社会党)

○吉川委員 委員会の議事の整理につきまして、委員長に御質問ないし要望をいたしたいと存じます。  先日来の本委員会の審議の経過を見ておりますると、全然議題になっておらないことにつきまして質疑が行なわれ、大臣の答弁がなされております。それは何であるかと申しますると、いわゆる倉石修正案の中における中央交渉の問題であります。この倉石修正案はまだこの委員会に付託されておりません。いまの政府の原案、あるいは現行法等には中央交渉の問題は全然出ていないのであります。にもかかわりませず、これが質問で取り上げられ、大臣が何人も交代して答弁しておりまするということは、衆議院規則の、あれは四十五条でございましたか、委……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第7号(1964/05/13、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 あらかじめ出席を求めておりました大臣の中でまだ出席していない方が非常に多いようでありまして、私はきわめて不満足でありますが、理事会等の御配慮もありますので質問に入りたいと思います。  ILO憲章四十条のうちで、その前文に、「世界の永続する平和は、社会正義を基礎としてのみ確立することができる」という書き出しで、いわゆる劣悪な労働条件の存在が世界の平和や協調を危うくすることを述べ、それをなくする努力をするために承認すべき幾つかの原則をあげているのでありますが、私はそのうちでも一番の眼目は結社の自由の原則の承認であると思うのであります。また、一九四四年のフィラデルフィア宣言はILO……

第46回国会 災害対策特別委員会 第15号(1964/07/21、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 私は臨時にかわって出てきた委員でございますが、質問が始まっておりますので、少しお尋ねしたいと思います。詳細な質問を試みるには、まだ私のほうにも資料が整っていませんので、きわめて抽象的な質問になるわけでございますが、まず委員長にお伺いいたしますが、本日の委員会に大臣の姿が全然見えておりませんが、これはどういう都合でございましょうか。
【次の発言】 自治大臣はもう帰っているのじゃないですか。
【次の発言】 委員長のお話のような事情であればやむを得ませんが、関係大臣がそうであれば、かわって官房長官――もしまた真にこの内閣がこういう大災害に対する政治責任を感ずるならば、総理大臣が出て……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/04/14、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 労働大臣にお尋ねいたしますが、実は春闘の問題が委員会で議題になりましたら、正式な発言をちょうだいして、民社党代表の角度から御質問したかったのでありますが、時間がないというのでやむを得ず関連質問になったのであります。この点委員長においても十分御了察願いたいのであります。 春闘についてというテーマでありますが、すでに問題は四月十七日に行なわれようとしておりますストライキに集約してきたようでありますから、それに時間もないので、私もできるだけその点に問題をしぼってお尋ね申し上げたいと思います。  もちろん公共企業体関係の労働者の春闘は、四月十七日のストライキを宣言しておる、いわゆる公……

第46回国会 社会労働委員会 第62号(1964/10/01、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 せっかくの機会でありまするから、関連して伺っておきたいことがございます。  実は、ドライヤー委員会に、大臣は、直接御出席になられて、終始審議の模様を聴聞されたことでありましょうから、その内容について伺いたいと思うのでありまするけれども、ただいま山田君とのお話、応答を伺っておりますると、秘密会だというので、内容の詳しい御答弁は困難であろうと思いまするから差し控えまするが、ただ、秘密会、秘密会と申しましても、政府側とさらに労働側が、その委員会の審議に参加しておるのでありますし、労働側においては、その報告を機関に流しておりまして、秘密は当然漏洩すると見なくちゃなりませんね。そこで、……

第47回国会 社会労働委員会 第3号(1964/12/17、30期、民主社会党)

○吉川(兼)議員 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公害対策基本法案の提案理由並びにその内容の概要につきまして御説明申し上げます。  今日の公害は、特定の都市のみに見られるというような特別の現象でなく、いまやその程度に差こそあれ、全国普遍のものとなっているのであります。この公害による生活環境の悪化は単に地域住民の生命並びに財産をそこなうだけでなく、それが産業自体に与える経済上の損失、さらに社会全般にわたる被害という点ではかり知れないものがあるのであります。したがって、公害の防止は、国民のよき生活環境を維持する上で、何をさておいても早急に解決されなければならない国政上の……

第48回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第3号(1965/04/10、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 議事進行。実は本日は予定の議事は終わったようでありまするが、今後の本委員会の議事進行につきまして一言委員長に申し上げたいことがございます。  本委員会は、委員長も御存じのように、この案件が国会に提出されましたのは一月の二十二日でございまするが、それから二月の十二日に、衆議院におけるILO特別委員会が設置を見たのでございますが、そこに委員を出しましたのは、二月の十二日に民社党は即日届けております。自民党は、二月の十五日に届けております。社会党に至りましては、三月の二十日に至ってようやく届けておるというような現状であります。したがって、三月の二十二日に初めて委員会の発足を見たわけ……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1965/04/28、30期、民主社会党)

○吉川(兼)議員 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公害対策基本法案の提案理由並びにその内容の概要につきまして御説明申し上げます。  今日の公害は、特定の都市のみに見られるというような特別の現象でなく、いまや、その程度に差こそあれ、全国普遍のものとなっているのであります。この公害による生活環境の悪化は、単に地域住民の生命並びに財産をそこなうだけでなく、それが産業自体に与える経済上の損失、さらに社会全般にわたる被害という点ではかり知れないものがあるのであります。したがって、公害の防止は、国民のよき生活環境を維持する上で何をさておいても早急に解決されなければならない国政上……

第48回国会 社会労働委員会 第1号(1965/01/20、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 まず、委員会の運営について一言委員長に申し上げますが、きょうの理事会の打ち合わせでは、大臣の時間が三時までしか都合つかないというので、質問は各党合わせて大体四人ぐらいという自民党理事の発言があり、そのように取りきめたと思いますが、実際の質問者は七名にのぼり、たいへん時間を食って、私がいま質問に立ったときには三時を十分も過ぎておりますが、きょうの私は大臣に質問するのが目的で、他の政府委員に聞いてもしようのないことでありますから、あとしばらく大臣にここにいてもらわねばなりません。こういう委員会の運営では、理事会の申し合わせば無価値であり、第一、われわれ少数党委員は発言の機会はなく……

第48回国会 社会労働委員会 第10号(1965/03/24、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 本法案に対する私の疑問とする点は、そのあらかたは社会党の委員の諸君から従来質問がございましたので、なるべく私は重複を避け、観点を変えまして、こまかいことを少しばかりお尋ねしてみたいと思うのでございます。  そこで、まず本法に基づきまして、昭和三十五年の七月に医療金融公庫が発足したのでありますが、この事業団の運営状況につきましてお尋ねしたいのでございます。それは、本金庫の貸し付けの対象が、申すまでもなく民間の病院、診療所、歯科診療所、薬局、助産所、そのほかに共同利用施設というように分かれておったように思うのでございますが、おそらく昭和三十九年の十二月までくらいの統計がおありにな……

第48回国会 社会労働委員会 第26号(1965/04/30、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 私の本日の質問は、大会派に阻止されて、幾日間もたなざらしにされました上にようやく許された発言でございます。しかも時間の制約があるようでございますから、法案の大綱についての質問しか行なうほかはない事情にありますので、どうかひとつ、なるべくは政府委員でなく、直接大臣から御答弁をお願い申し上げたいと思います。  今回の厚生年金保険法の改正案は、労働者の老後の保障を厚くし、おくれておりますわが国の所得保障を少しでも前進させるという見地から見た場合、そのこと自体にはだれも反対するものではないと私は信じます。ただ、改正案の内容をしさいに検討してみますと、なおおびただしい疑問が残されている……

第48回国会 社会労働委員会 第27号(1965/05/07、30期、民主社会党)

○吉川委員 私の持ち時間は一分となっていますが、いま小林委員が三分の持ち時間で質問し、それに、大臣の答弁を入れて合計した時間の三分の一を私は使わせていただくことを申し上げておきます。  神田大臣は先日の委員会で、私の質問に対し、政府原案に対しまして、よりよき修正案のようなものが出てきた場合は、考慮の余地なきにしもあらずといったような、きわめて弾力のある御答弁を伺ったのでありますが、わが党といたしましては、政府原案に対し、次のような修正案を持っております。いま、その要点を読み上げてみることにいたします。たとえば、保険料率につきましては、政府案の男子千分の五十八を千分の五十五に、女子の場合は千分の……

第48回国会 社会労働委員会 第31号(1965/05/13、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 国民年金法は制定以来四度にわたり改正を行なっておりますが、そのたびごとに多少の前進は行なわれておると言えましょうが、その進展の度合いは、牛の歩みのごとく全く遅々としているのであります。かりに老齢年金額を例にとってみましても、発足当時の月額千円のものが、その後ただの百円を引き上げたにとどまっているにすぎません。社会保障の大きな柱の一つである所得保障の中核とも申すべき国民年金が、いまなおこのような状態であることは、福祉国家を政治の眼目としておりますわれわれのはなはだ遺憾とするところであります。もっとも今回の改正案では、これが給付を二百円引き上げることになっておりますが、それにしま……

第48回国会 社会労働委員会 第32号(1965/05/15、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 このたびの労災法の改正は、第一次、第二次、第三次に分けて逐次施行することになっておるようでありますが、私の質疑もその順に従い、三つに分けて試みることにいたしたいと思います。  まず、適用範囲についてでございますが、政府は、昨年ごろは全産業、全労働者に対して全面的に適用するようなことを打ち出しておったように思いますが、そのような構想がこのたびの改正案ではくずれておるようであります。それはどういう理由に基づくものでございますか。
【次の発言】 その二年以内に必要な措置をとるということは、それは立法措置を意味するものでありますかどうかお伺いしたい。  それからもう一つは、政令によっ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1966/02/23、30期、民主社会党)

○吉川(兼)議員 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公害対策基本法案の提案理由並びにその内容の概要につきまして御説明申し上げます。  今日の公害は、特定の都市のみに見られるというような特別の現象でなく、いまやその程度に差こそあれ、全国普遍のものとなっていると思います。この公害による生活環境の悪化は、単に地域住民の生命並びに財産をそこなうだけでなく、それが産業自体に与える経済上の損失、さらに社会全般にわたる被害という点ではかり知れないものがあるのであります。したがって、公害の防止は、国民のよき生活環境を維持する上で、何をさておいても早急に解決されなければならない国政上の……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1966/04/21、30期、民主社会党)

○吉川委員 私は、両決議に対する発言でございますが、私も提案者の一人でありますから、決議の内容について質疑その他をするものではありません。ただ、この際、一言しておきたいと思いますことは、ただいまの両決議の説明の中にもありましたように、公害問題は、最近特にその緊急性が要求されておると思うのでございます。ところが、公害に対して、これを受けて立つとでもいうべき企業方面において、若干のちゅうちょが見られたということは、決して私それを容認するものではありませんが、また立場上やむを得ないと思われる節もあるわけでありまするが、私はここで声を大にしたいのは、いわゆる行政当局、特に事務関係の方面におきまして、や……

第51回国会 社会労働委員会 第4号(1966/02/24、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 関連。この際、厚生大臣から御答弁を伺っておきたいので、関連質問を申し上げたいと思います。  いま吉村委員との間に行なわれているいろいろの応答を聞きながら、大臣のまじめで良心的な御答弁に私は敬意を表するものでございますが、その御答弁の中でたくさん数えられた項目、そのうちに私がひそかに期待いたしましたのに出てこない問題がございます。それは一見小さな問題と考えられやすいのでございますが、実は非常に深刻化している点からいって、決して小さな問題と考えられないので、この機会に大臣の明確な御答弁をわずらわしたいのであります。それは言語障害者に対する政府の治療対策、ないしは治療の施策の現状、……

第51回国会 社会労働委員会 第5号(1966/03/01、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 労政局長に伺いたいのですが、ILO条約は現在百二十三くらいあったと思いますが、そのうち、わが国が批准をしておる条約の数はたしか二十五でしたか、その条約は何号と何号であるかを内容はいいから御答弁願います。
【次の発言】 そのほかにも実は批准をしてよろしい条約が相当あると私は思いますが、いま日本政府で続いて批准しようとしておる条約があるかどうか。それから、このように大部分の条約がいまだ批准されておらないのはどうした理由に基くものであるか。もっともアメリカなんかは日本より少ない批准しかしていないと思いますが、わが国はもっと批准すべきだと思います。しかるに批准の数が加盟諸国の水準に比……

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/04/14、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 最初に、ただいま国民の非常な関心事になっておりまする千葉大無給医局員にかかわる関東三県にまたがる腸チフス禍についてお尋ねいたします。  この問題は、先般の本委員会における大臣の御答弁の中に、目下、事務次官を長とする省内委員会でこの問題の調査を進めているというおことばがあったように思いますが、あれからだいぶ日数もたっておりますし、現在どういう状況にあるのか、そもそもの発生から現在に至る経過とともに、あわせて御報告の意味の御説明をわずらわしたいと思います。これは大臣でなくてもけっこうです。
【次の発言】 この問題は、長い日月にわたり、連日のように新聞その他マスコミが事こまかに報道……

第51回国会 社会労働委員会 第27号(1966/04/26、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 今回の法改正の理由は、その説明によっても明らかでありまするように、日雇い労働者の賃金の変更に従いまして日雇い失業保険の日額を引き上げることを主といたしたもので、いわゆる技術的な改正だと思いますが、そのこと自体はだれも異論はないところと思います。問題は、現在の日雇い失業保険につきましては幾多改正を要すべき問題点が内包されておると思うのでございますが、政府は今回のような技術的な改正を行なうことによって能事終われりとするのであるか、それによって肝心の日雇い失業保険制度の根本的な再検討というものがなおざりになるようなおそれはないか、つまり技術的な改正さえやればそれで十分だというふうに……

第51回国会 社会労働委員会 第28号(1966/04/27、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 きょうの私の質問時間は十分と制限されていますが、十分では満足な質問ができるわけがありません。そこで、個条書きを読むような形でかけ足で質問いたしますが、御答弁のほうも、よけいな時間を食わぬよう簡略に要領を得た答弁をお願いしたい。  今回の改正案は、三十九年度からの四カ年計画に基づくととろの、家族の七割給付の法定化と、それからもう一つは、もろもろの国庫負担や補助金制度を整理統合して、国庫負担と調整交付金の二本立てにするということがおもなる内容のように思います。その意味におきましては、確かに多少の前進はしておると認めてもよいと思いますけれども、何といいましても国民健康保険制度といい……

第51回国会 社会労働委員会 第38号(1966/05/26、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 たいへん時間がおそくなりまして、大臣もお疲れのようでありますが、先般来、会期延長の騒ぎでしばらく休養されたはずでありますから、きょうはひとつしんぼうしていただきたいと思います。  大体の問題点はいままでの質問者で浮き彫りにされておりますから、勢い重複は免れないと思いますが、一党を代表する質問として一応聞くべき事柄について、できるだけはしょって質問いたします。しかし、御答弁は御親切にお願いいたしたいと思います。  まず、国民年金制度についてでありますが、本年はその本格的な改定期に当たるわけであります。本改正案は、二十五年の保険料を納めた者に対し、六十五歳から支給するところの老齢……

第51回国会 社会労働委員会 第48号(1966/06/21、30期、民主社会党)

○吉川(兼)委員 たいへん時間がないようでございますから、私は、ごく数点につきまして簡単にお伺いいたします。  本法案の目的はいわゆる労務統制的なものではなくして、完全雇用の達成を目ざすものだ、こういうふうな説明のようでありますが、完全雇用を達成するための施策の具体的な内容というものがこの法案とどんなつながりがあるかという、つまりその関係を明らかにしてもらいたい。  もう一つは、完全糧用を達成される時期でございますが、これはおそらく政府には一応の目安があるはずでございます。それはいつごろと考えておるかということを向いたい。
【次の発言】 時間がないからどんどん飛ばしてまいりますが、いまの第三条……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1953/02/26、25期、日本社会党(右))

○吉川(兼)委員 先刻来の質疑応答に現われました大臣の御答弁を聞いておりますと、たいへん農民のことを心配しておられるようで、その点は私どもも政界の先輩としての大臣に敬意を払うのにやぶさかでないのであります。政界におきましては大臣はたぬきとして隠れもない存在でありますが、それが愛称であつて、どういうことを意味しておるかということは、それぞれ解釈する人によつて違うでありましようが、農林大臣として農民に対するこれからの大臣のお仕事は、いわゆる政界におけるたぬきとしての存在の大臣であつてもらいたくない。これを私はまず最初に申し入れておきまして、それから御答弁をお願い申し上げます。いろいろ申し上げたいこ……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員協議会 第1号(1955/08/27、27期、日本社会党(右))

○吉川兼光君 まず最初に私のお伺いしたいのは、ただいま局長の御報告を聞いておりますと、新聞の報道よりやや数が少いようでありますが、それでも三千名近い患者がいるそうでありますが、その患者に対する処置は今どういう状態にあるかということをお聞きしたい。
【次の発言】 そういう抽象論ではだめなんでさ。重症患者がどのくらいいるとか、軽症がどの程度とか、重症は重症といいながらどういうことをすれば助かるとか助からないとか、そういう詳細な調べがあなたのところにできていると思いますが、そういうものはできていないのですか。
【次の発言】 どうも私どもとそこが少し観点が違うと思うのです。こういう事態が引き起りまして……

第22回国会 社会労働委員協議会 第2号(1955/09/10、27期、日本社会党(右))

○吉川兼光君 関連して……。大臣の報告の中に出るかと思っていたのですが、全然触れなかったので、この機会に伺っておきたいのですが、九月四日の朝日新聞に、京城からのAFPの特電として、京城でも森永の粉ミルクを一万個から回収したという記事が出ておりましたが、単なる新聞の記事程度か、何か外務省あたりで、このことについてあなたの方からお打ち合せをして調べた事実があるかどうか、あとの質問にも影響しますから、ちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それから、今山下委員石御発言の最後にありましたように、私はこの前の協議会でも、これはビキニ事件以上であるということを申し上げておりますし、現在もそうだと……

第22回国会 社会労働委員協議会 第3号(1955/11/09、27期、日本社会党)

○吉川兼光君 私は本日の協議会の性質にかんがみまして、政府に対する質問はできるだけ次の機会に譲りまして、本日お見えになっております被災者の代表並びに森永の代表者に若干の質問をいたしたいと思います。なおまたそれに関連いたしまして、政府の所見をお伺いすることになることをあらかじめ申し上げておきたいと思うのであります。  まず被災者の方にお伺いいたしますが、大ぜいお見えになっておるようでございますから、私の方からは一々名前は指名いたしませんが、私の質問に適当と思われる方から、できるだけ簡潔に御答弁をいただければけっこうだと思います。だいぶ質問者も多いようでありますから、かいつまんでお伺いするのが、あ……

第24回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第6号(1956/09/22、27期、日本社会党)

○吉川小委員 きょう来た人で発言しない人をちょっと紹介しておいて下さい。


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1964/02/17、30期、民主社会党)

○吉川(兼)分科員 いろいろとお伺いしたいことがあるわけでございますが、もう時間もあまりないということですし、大臣もお疲れでしょうから、問題を一つにしぼり公害問題だけにつきましてお尋ねをいたします。どうか簡潔に、かつ親切に御答弁をお願いしたいと思います。  公害問題が、いまや日本の国民の健康生活の上において、またマスコミ等の面におきましても緊急な問題として日程にのぼってきたと思いますが、厚生大臣におかれましては、公害とは何ぞやといいますか、つまり公害の定義について、こういうものが公害だ、こういう状態が公害だという御認識をまずお伺いしたいと思います。

第46回国会 予算委員会第二分科会 第8号(1964/02/26、30期、民主社会党)

○吉川(兼)分科員 時間もないようでありますから、主として失対事業に関してお尋ねをしたいと思います。  実は昨年の六月、民社党から文書をもちまして、失対法改正時に際しまして十カ条にわたる質問書を政府に差し出し、その実施段階における政府の態度をお尋ねしたわけでございますが、政府のほうからも、七月になりましてから池田総理大臣の名前をもちまして、十カ条それぞれについて文書をもって回答を寄せられておるのでございます。それを全部読んでおりますと時間がかかりますので、その御回答の中の第五項の後段にこういうおことばがあるので、ちょっとここで読んでみます。「本法では、できるだけ賃金としての通常の性格を貫ぬくよ……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1966/03/01、30期、民主社会党)

○吉川(兼)分科員 同和問題に対しましてお伺いいたします。  従来、厚生省がとってまいりました同和問題に対する施策と、予算に関してまず御説明を伺いたい。
【次の発言】 この問題は、一般の想像に絶する深刻な問題であり、政府の重大施策でなければならないのですが、いま大臣のお話の中にもありましたように、三十六年の十二月に同和対策審議会に対し総理大臣から諮問が発せられまして、昨年の八月十一日にようやく答申が出ておるわけであります。その答申のしまいのほうに、「結語」といたしまして解決への新方向が示されており、この問題を根本的に解決するについては、「具体案を強力かつすみやかに実施に移すことが国の責務である……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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