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片山哲 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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委員会発言(政府)歴代TOP500
397位

23期委員会発言TOP50
29位
23期委員会発言(政府)TOP10
8位

このページでは片山哲衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。片山哲衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第3号(1947/07/30、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 ただいま中野君から、現閣僚中に萬々が一、調査進行の過程中犯罪者が現われるような場合においては、いかなる處置をとるかという點について明快なる答辯を求むという御質問でありました。さきに鈴木司法大臣及び西尾國務大臣がお答えいたしました通り、砂糖事件におきましても、現在嫌疑を受くべき者は一人もいないのであります。しかし本委員會が愼重なる調査を進められまして、進行の過程において、萬々が一嫌疑を受けるだけではなしに、ほんとうに犯罪の事實明らかである、こういうような問題が起りました場合におきましては、もちろん私はその犯罪の事實顯著なる者に責任を負わせることに決して躊躇するものではないのであり……

第1回国会 外務委員会 第14号(1947/10/16、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 ただいま佐々木君から熱心に講和會議に臨む心構えにつきまして御意見を述べられましたことにつきましては、ごもつともなる點がありまするが、私の考えはすでに新聞でも發表いたしておつたことでありまするが、御質問の點に應じまして、重ねてその點を明らかにいたしたいと思います。  今日は國内政治態勢を確立いたしまして、擧國一致の實を現わすことが必要であると考えまして、組閣黨初四黨連立内閣を構想いたしまして努力いたしたのでありまするが、御承知の通り自由黨は野にあつて協力するという建前をもちまして、入閣されなかつた結果、三黨連立内閣ができまして、今日まで進んでおることは御了承の通りであります。三黨……

第1回国会 鉱工業委員会 第18号(1947/10/11、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 この問題はきわめて重要なる問題でありまするのに鑑みまして、ただいま西田君からお話の通り、三黨首が會議をいたしまして、その大綱、骨子となる問題を相談をいたしまして、その大綱を定めました。その大綱に基きまして、さらに閣議におきまして、その要綱を決定し、續いて法案を制定する、こういうような順序に運んだのであります。從つて一番の土臺は三黨首會談のときに定めた骨子を逸脱せずに進んでいると、私は考えておるのであります。ただいま御指摘の生産協議會の性格でありますが、そのときの話といたしまして、生産協議會を決議機關にするか、あるいは協議機關にするか、諮問機關にするか、いろいろの議論が出ました。……

第1回国会 国土計画委員会 第33号(1947/12/05、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 ただいま内海君からの復興事業、新國家発足にあたりましての建設事業の重要性について、詳細に述べられました點については同感であります。十分國家としてこれに力を入れまして、その重要性を認識し、政治機構の上にこれを取扱つていかなければならないのであります。しかし目下のところ、建設省とすべきか、または政府の考えております建設院で進むべきか、この問題でありますが、政府といたしましては、まず建設院で進んでいきたいと思うのであります。それは決して軽んじているわけでもなく、また建設院の機構を附属的のものとしているわけでも決してないのでありまして、一省を設けたと同じくらいの力の入れ方を考えているの……

第1回国会 司法委員会 第35号(1947/09/20、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 北浦君の御質問は、この二百三十一條の、告訴を内閣總理大臣が代わつて行うということは、憲法違反である、こういう御趣旨のように解釋いたしまするが、私の解釈では、憲法違反ではないと考えるのであります。天皇が舊憲法とによりまして、いろいろの面においてその地位、その權限の相違を来しておりまする今日、かような規定をおきまして總理大臣が代わつてこれを行うという取扱いをいたしますることは、民主憲法としてはあり得ることであろうと思うのでありまして、これは違反ではないと考えておるのであります。
【次の発言】 ちようど御質問が總括的でありましたがら總括的にお答えをした程度でありまして、詳しくその意見……

第1回国会 司法委員会 第36号(1947/09/22、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 ただいま鍛冶君からお示しの通り、現内閣は新憲法の精神を十分に守り、それを尊重することには當初から今日まで變わりはなく、今後といえどもこれを嚴に守つていきたいと思つております。つきましては、變つた點を一々ここで申し上げるわけにはいきませんけれども、變つたものは變つたものとして、その線に沿うて新憲法の精神を守つていくことは、御指摘の通りであります。
【次の発言】 お説の通りでありまして、司法問題においては、今の憲法の趣旨に從つて、嚴にこれを守つていかなければならと考えております。在來の弊害に鑑みて、犯罪捜査におきましては、令状なくしてやつてはいけない、必ずこれを必要とすることを趣旨……

第1回国会 司法委員会 第40号(1947/09/27、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 なかなか大きな問題を提供されておりますので、私はごく包括的にお答えいたしたいと思います。この戦争はまことに遺憾でありまして、その原因は一にわが國の軍國主義、封建主義、獨裁政治、非民主的というような問題に原因しておると考えております。つきましては、この軍國主義、封建思想を一掃いたしまして、民主主義の徹底をはかり、そうして平和國を建設するという積極政策に出ることが、最も必要なる處置であろうと思つておるのであります。ただ過去の責任を追及するということにのみとらわれて、将来に對する施策をおろそかにするということでは祖國再建の十分なる方途は得られないということを考えておるのでありまして、……

第1回国会 司法委員会 第54号(1947/11/10、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 大體今お讀みになりましたことは、その通りであると思います。罷免權を發動するについては、閣議を開いておりません。
【次の発言】 國務大臣罷免の認證については、北浦君の申された通りと思います。
【次の発言】 つまりこういうふうに關係はなるのです。罷免をするについては、内閣總理大臣の獨自の權限で罷免をする。但し認證を得るについては、閣議を經て認證を得るのである。こういう二つの關係になるのであります。從つて閣議は別に、要式行為ではありませんから、望むところは會議を開きまして、閣議を決定することが第一の形でありまするけれども、時間的に、かつまたその場合の情勢によりましても、持ちまわり閣議……

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/10/15、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 第一の點は、平野農林大臣が地方へ出張されましたときの意見發表の點でありまするが、大臣が地方へ出張いたしますると、よく新聞記者が來訪せられまして、各方面にわたりまする意見を聽かれるものであります。そういう場合に、いろいろの観點から政治的観測を述べましたり、あるいは諸般の情勢に對する新聞記者の質問に應じてお答えするのでありまして、その範圍において答えることは、もちろん政治家として當然のことでありまするから、もちろん平野農相が發表せられたる點については、實際を傳えている節もあれば、あるいは相當事實と違つて書かれている點もあるようでありまして、ただいまのところにおいては、その問題を私か……

第1回国会 文化委員会 第15号(1947/11/22、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 文化發展のために積極的に乗り出さなければならないことは、言うまでもないのでありまして、政府といたしましては、國民の深い理解のもとに、文化國家建設の具體策を各方面より考慮いたしておる次第であります。  第一の御質問でありまする文化省を設置したらどうかという點でありまするが、政府の考えといたしましては、政府全體として文化問題に力を入れまして進んでいきたいと思つておるのであります。特に文化國家建設は、各省に連絡のあることでありまして、政府の中樞におきまして、この問題に力を入れていきたいと思つておるのであります。従つて只今のところでは、特別に文化省を設置せずとも、政府全體の機構において……

第1回国会 予算委員会 第11号(1947/10/11、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 植原悦二郎君の御質問の前提として述べられたる御意見の通りであると思つております。假定的なお話でありまするが、議會政治運營の筋としては、當然さような筋になつてこなければならないということは、植原君と同樣な考えをもつております。すなわちかりに中勞委において千八百圓のベーシスを改訂しなければならないという意見が起りまして決定いたしましたる場合におきましては、あらゆる問題を參照いたしまして考慮いたすのはもちろんであります。その問題を決定したからといつて、それをそのまま從つていくかどうかは、いろいろの問題を參照して當時の情勢に應じ、殊に物價體系の問題を考えていかなければならないものであり……

第1回国会 予算委員会 第16号(1947/11/06、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 荒畑君の御質問はまことにごもつともと存じますが、現下のわが國の經濟状況を見ますと、荒畑君も御指摘されました通り、まことに深刻な状態でありまして、一歩誤れば破局のどん底に突き落されてしまうというような状態であります。何とかこのインフレーシヨンをせき止めまして破局を救濟し、祖國再建のための財政、經濟、産業の再建を確立していかなければならないという點につきまして、最大の考慮を拂つたのであります。組閣當時四黨政策協定がありましたが、お示しの通り自由黨はすでに去りまして、今日はそれに非常な拘束をされる必要はないのであります。從いましてそれにとらわれてはおりません。しかしどうしても産業を再……

第1回国会 予算委員会 第17号(1947/11/07、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 私の開會冒頭における施政方針の演説においても、明らかにいたしておりまする通り、政界に陰謀とか、あるいは策謀とか、後ろ暗いことがあつてはならない、眞に國民のすべてが十分に了承する明朗なる手段をとつて政治の衝に當らなくてはならないということを信條といたして、今日においてもその信條を守つて、これを實現いたしたいと考えておる次第であります。政治的な方針といたしましては、平和國、文化國建設のために、民主主義のあらゆる方面における浸透を企圖いたしまして、政治上における各種の制度の改革、民主主義徹底によりまする制度、機構の改革を考えるとともに、經濟上におきましては、國民全部が國家再建のために……

第1回国会 予算委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 米價の引上げは消費者大衆特に勤勞大衆諸君の負擔を加重するということになつたことは事實と思いますが、しかし一面米價を引上げないことには、農民の生活状態、生産状態に非常に支障を來すのであります。農民諸君が一生懸命食糧増産に精勵されまして、殊に供出という大きな任務を擔當されております際に、米價を相當引上げて、生産費を十分ににらみ合わせて考えていかなければならぬし、ほかの物價との振合いも考えていかなければならない。そろそろそういうふうに檢討しなければならない事情になつているのであります。政府といたしましては、消費者諸君の立場も考えるし、農業生産に從事せられる農民諸君の立場も考える。兩方……

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/10、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 追放の問題は、中央資格審査委員會が決定をいたしまして發表するのでありまして、政府が直接に發表したこともないと存じまするし、筋が違つておると思うのです。條項に照らしまして、資格審査委員會が、きわめて愼重に公正にやつておると思います。その問題について異議のある方は、訴願の手續を訴願委員會にされまして、さらに資格についての審議を求められるという手順が殘されておるのでありまして、訴願委員會に採用せられたり、あるいは却下せられたり、その結果も訴願委員會として發表されるのでありまして、政府の發表にかかるものではないと考えておるのであります。

第1回国会 予算委員会 第20号(1947/11/13、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 磯崎君の御質問は、主として講和會議に臨む國民としての心構え、あるいは政府としてはいかなる態勢をとつて臨むべきか。こういう問題と了承いたしますので、その點に關してお答えいたしたいと思います。講和會議に臨む日本國民としてとるべき途及び時局を擔當しております政府としてなすべき責任は、まず國内態勢の整備であります。政治的な方面から民主化の徹底をはかりまして、眞に日本は民主國である、平和國である、これを新憲法の制定の線に沿い、あらゆる制度、機構の上に合わしていかなければならないと存じます。第一は政治方面における制度の民主化であります。これについては、政府は極力その促進に努めまして、在來の……

第1回国会 予算委員会 第21号(1947/11/14、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 農民と工場勞働者と比較なさいまして、片方には團體交渉權あり、あるいはその他勞働法によつて與えられておる權利があるが、農民にはそれがないという御意見のもとに、工場勞働者と同じように保護する建前が必要じやないか、かように伺いましたのでその點についてお答えいたしたいと思います。御承知のように、都市の工場勞働者は雇傭關係に立つております。昔の雇傭關係とは違いますけれども、とにかく使用者あり、そのもとにおいて労働條件を定めて働いておるのでありますが、農村における農耕者はそういう關係に立つていないで、大體自分で苦面して、自分で働くという意味で、今までは小作人は一つの企業家であるとか、あるい……

第1回国会 予算委員会 第23号(1947/11/19、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 第一の御質問は補正追加の問題でありますが、大藏大臣が答辯いたしました通りできるだけ萬やむを得ざるものに局限いたしまして、御趣旨に副いたいと思つております。厖大なるものはもちろん避けるつもりであります。  第二の財政法第三條に關する問題は、まつたく私どもの意思といたしましても、タバコあるいは運賃の値上げ等は、政府の一存でやる方法を避けて、國會に協議をいたしたいと考えておるのであります。但し現在の緊急状態に鑑みまして、いろいろな事情からさような方法にまいらない。特殊な状態に鑑みて處置しなければならない點もあることを、御了承願いたいと存ずるのであります。今後はこの問題について愼重を期……

第1回国会 労働委員会 第13号(1947/09/17、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 ただいま川崎君から、當面の危機を突破するために、最初に四黨政策協定があり、續いて三黨連立内閣ができまして、その三黨協定による政策の實現に向つて進んでおるという經過のお話については、まつたくその通りであります。現内閣は、當面せる祖國再建に向つて、緊急經濟對策を立てなくてはならない、この焦土を再建していかなければならぬ、こういうことを眼目におきまして、御承知の通りの八項目にわたりまする經濟緊急政策を立てて、目下これに向つて進んでおるのであります。これにつきましては、四黨政策協定を――御承知の通りこれは大綱を示しておるものでありまして、大體においてその線に沿いまして今日まで進んでまい……

第1回国会 労働委員会 第14号(1947/09/19、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 御承知のように、戰爭のためにわが國は非常な損害を受けまして、經濟の上において、産業の上において、社會生活の面におきまして非常な打撃が、今現實として現われておると思うのであります。すべての復興はまずこの荒廢せる焦土を整理して、それからその上に建てなければならないと思つておるのであります。先般も申し上げました通り、國民生活を向上し、働きたいと思う者、その能力ある者にその機會を與えるためには、失業者を吸收し、勞働力を十分に與える經濟事情を、まずつくり上げていかなければならないのであります。その意味におきまして、産業を發展せしめ、産業の充實をはかることが、一番大きな問題であるとわれわれ……

第2回国会 議院運営委員会 第4号(1948/01/26、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 國会に対してこういう問題を提供することは、はなはだ遺憾でありまするが、わが國の刑事訴訟法その他刑事手続の上から申しまして、憲法の條章によりまして、万やむを得ずこの問題を提起いたしまして、諸君にお諮りをいたしたような次第であります。大体犯罪捜査とか、檢挙とか、逮捕というような問題については、諸君もすでに御了承の通りで、わが國の檢察当局が慎重審議いたしました結果に基き、司法大臣を通じて私の方へ申し述べてきた事項に基いて、書類を作成いたしで諸君にお諮りをしたような次第でありまして、表面に現われておりまする事項は、書面の通りであります。あとの事項は、犯罪捜査その他今までのしきたり及び常……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第2号(1948/01/31、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 ただいま委員長がお尋ねになりました事項につきましては、前囘の隠退藏物資の委員会においてもお答えいたしました通り、政府の根本方針は変つていないのでありまして、なお今囘発足されまする不正取引委員会につきましては一段と協力いたしたいと思つておるのであります。これによつてわが國の不正なる事実が政界より一掃されることは、心より望んでやまないところであり、政界の明朗化を心より期待いたしておりまする政府といたしましては、十分なる協力をいたす所在であります。  つきまして下部官吏にして協力の実を上げない場合においてどうするかという点でありますが、不当に協力をしない、盡すべき職務を盡さないという……

第2回国会 予算委員会 第4号(1948/02/03、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山國務大臣 庄司君のお述ベになりましたガンジー翁突然の訃音につきましては、まつたく同感でありまして、日本國民あげて哀悼の意を表さなれけばならないと考えておるのであります。私もその訃音を聞きまして、ただちに新聞通信によりまして、心からなる哀悼の意を表し、平和主義者を失つたこと、並びに暴力否定者が暴力に倒れたことは、まことに悲しむべき出來事であるという意味の言葉を申し述べておるのでありまして、これは一、二の新聞にも載つておつたことであり、私の心持がただちにこれらの通信を通じて出ておるような次第であります。どういう措置をとつたかという御質問でありまするが、たまたま議会が多忙であつたものであります……

第3回国会 農林委員会 第9号(1948/11/25、23期、日本社会党)【政府役職】

○片山説明員 日程第一一について申し上げます。本請願につきましては農林当局といたしましてもその趣旨とはまつたく同感でありまして、楮については、その増産の必要を認め増殖のためその予算の増額を要求中であります。また漆に関しましては、加工藝品としての漆器の重要性にかんがみまして、昭和二十三年度から、生産地府縣に対しまして苗木の養成を委託して増産をはかつている次第であります。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会 第6号(1952/12/03、25期、日本社会党(右))

○片山委員 私は憲法問題、再軍備問題を中心といたしまして、主として総理大臣に質問をいたしたいのであります。吉田総理大臣は憲法を改正しない、再軍備をしないということを、明白にお答えになつておるのでありまするが、その根拠、その根底はどういうところにあるのであるか、その基礎的なお考えを聞きたいのであります。  今日伝えられておりまする憲法改正反対、再軍備反対の意見はいろいろあるように聞いております。そのうちのどれに当るのであるか。私の聞いておる反対論の中には、再軍備は戦争の前提になる、戦争に通ずるゆえをもつて再軍備に反対をするのである、こういう意見もあれば、国民生活を犠牲にするがゆえをもつて再軍備を……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本社会党(右))

○片山委員 私は主として憲法問題を鳩山首相に質問いたしたいのでありますが、これは鳩山首相の抱く平和に対する思想を伺うわけであります。従って現鳩山内閣の平和外交政策、平和に対する外交基調とでもいうべき根本問題を伺うことになるのでありますが、これまた、国内においても国際関係におきましても、今日における平和運動は、この憲法を守り、憲法の精神を擁護して行くというところに集約せられております関係上、具体的な問題は、この憲法をいかに解釈し、憲法をいかに守るか、こういうところになりますので、まず最初に、首相の抱く平和的な精神を、これらの憲法問題にいかに現わされるかということを伺うのであります。あなたの民主主……

第24回国会 内閣委員会 第25号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○片山委員 私は鳩山首相に対しまして本案についての総括的質問を行いたいのであります。憲法につきましての総理大臣としての見方、全体的な考えを聞こうと思うのでありますが、それはもちろん字句の解釈や法律論の細目にわたるものではなくして、憲法全体につきましての考え方、特に首相がすでに認められておるという憲法の三大原則について順次お尋ねいたしたいと思うのであります。  第一には第九条の見方であります。読み方と申しますか、これについての認識を聞きたいのであります。これは言うまでもなく、戦争放棄という表題が示しておりまする通りこれが主となっております。戦争放棄の宣言である。首相の認められておりまする三大原則……

第24回国会 法務委員会 第31号(1956/05/09、27期、日本社会党)

○片山委員 ここに議題となりました売春に係る処罰、保安処分及び更生保護に関する法律案につきまして、その提案理由及び本法案の要点につき御説明申し上げます。  売春対策の問題ははなはだ重要な問題でありまして、立法の必要性につきましては、過去五回に及び売春等処罰法案が政府または議員から国会に提出されたこと、及びそれらの法案の提案理由の説明中に述べられたことで十分に尽されていると存じますが、この際あらためて簡単に述べさせていただきます。  終戦を境として著しく目立って参りました売春婦の数は、散娼を含めて昭和三十一年四月には約二十万と称されております。この売春婦の存在は、その原因が政治の貧困、社会保障制……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/01、27期、日本社会党)

○片山委員 私は、ここに、岸首相の抱かれております平和に対する信念を聞きたいのであります。  現下世界政治の上で最も重要なる課題は、いかにして平和を達成するか、いかにして戦争を防止するか、これらに関して、責任の地位にある首相の明らかなる信念を明示することが課題になってきておると思うのであります。わが国におきましても、戦後は、労働問題でありますとか、社会保障問題でありますとか、あるいは社会政策に関するいろいろなる問題が大きな課題となって出ましたけれども、これらに対する知識と信念なくしては政治を担当することができないとまでいわれたのでありますが、今日においては、いかにして平和を達成するか、いかにし……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 地方行政委員会 第8号(1958/10/27、28期、日本社会党)

○片山委員 私は、これより岸総理大臣に対しまして、本警職法と憲法の関係を質問いたしたいのであります。この両者は、きわめて密接な関係を持っておるのであります。何となれば、現行憲法は国民主権の憲法、民主憲法と俗に言われておりますのは、国民主権憲法。こういう討議の際においては、はっきりそういう表現を用いた方がいいと思います。そうして近代的な様相に切りかわっておるのにもかかわらず、警察法は依然として国家主権か、あるいはしからずんば天皇主権の旧憲法のもとにおける警察法の域を、いまだ脱していないと思うのであります。そのために非常な矛盾が起る、今日の混乱を来たしつつあるゆえんを考えてみまするならば、警察法は……


29期(1960/11/20〜)

第40回国会 内閣委員会 第32号(1962/04/25、29期、民主社会党)

○片山委員 本日の議題でありまする防衛庁案件に関連いたしまして、憲法問題について総理大臣に質問いたしたい。  憲法問題は、今日のような国際緊張、東西が冷戦を続けておりまする状態の際においては、これに手をつけてはいけない、これをいじらない方がいい、国内の治安安全のためにも、また平和維持のためにも、今日憲法に手をつけるべきではないという立場を私は持っておるのであります。従って、憲法はどこまでも擁護すべきものであるという見地に立ちまして、総理に、あなたのお考えはどういうお考えであるか、聞きたいのであります。法理論あるいは形式論は除いて、率直にあなたの所信を開陳していただきたいのであります。  第一に……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 内閣委員会公聴会 第2号(1953/02/18、25期、日本社会党(右))

○片山委員 ちよつとお尋ねしたいと思います。非常に詳細なお考えを漏らされましたが、あなたのお考えでは旭日章を五等級にわかつて与えたいというのは、大体政治活動をした人、あるいは主として官吏を対象としてのことになるのではなかろうかと思うのですが、この旭日章の対象は主として官吏であるかどうか。しこうして官吏の階級を五等級にわけることに御賛成になつておるのか。一般政治活動とか社会活動は、あとの褒賞とか、その方で十分栄典されるようなただいまのお話でありましたので、旭日章の対象を伺い、五等級にわけることに賛成かいなかということも伺いたいと思います。


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片山哲[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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