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勝間田清一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

勝間田清一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
700位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
500位

24期委員会発言TOP100
96位
24期委員会発言(非役職)TOP100
72位
25期委員会出席(幹部)TOP100
100位

このページでは勝間田清一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。勝間田清一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第17号(1947/10/14、23期、日本社会党)

○勝間田清一君 御案内の通り、日本の拓開地の中で非常に大きな問題になりますのは、私富士山麓一帯をどう總合開発をいたすかという問題だと考えます。その富士山麓の中で、北部の山梨縣側の方においては、地積が非常に稀薄であるにかかわらず、大體千メートル近くまで開墾開拓されておるのであります。この唯一の根拠は何と申しましても水利その他の便利な點であります。なお東部の方におきましては、演習地の關係上、相當開発が遅れておるのでありますが、火山灰が寛永年間に東北に降りましたために、地積が相當悪いのであります。また併せて水利の状態も非常に悪いのであります。また併せて水利の状態も非常に悪いのであります。この東方の開……

第2回国会 農林委員会 第6号(1948/05/20、23期、日本社会党)

○勝間田委員 いろいろ個々の問題についての御質問を申し上げるよりも、私は農業政策に関する基本的な問題について御質問を申し上げたいと存じますので、農林大臣より御答弁をいいだきたいと考えておる次第であります。  日本の農業というものを、どういう形で復興さしていくかということは、私は非常に関心の高い問題だと実は思うのであります。特に今までの日本の農業というものは、敗戰國日本を混乱に陷れることなく、また非常な不安のうちに國民を陷れることなく、非常に重要な役割をしてきたものだと思うのであります。それは戰に戰後の問題だけでなしに、戰時中から引継いでの大きな役割だつたと思います。そういう日本の農業が、現在戰……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○勝間田委員 安本長官である大藏大臣に最初御質問いたしたいと思うのであります。安本長官は、この前の経済演説におきまして、物價が横ばいの状態であるのにかかわらず、賃金のみがひとり先走りをしておる。そうしてその結論としては、労働者の協力を得なければならないというように、協力という言葉で結んでおるように聞いたのであります。なおこの前本間委員に対して、賃金の統制は必要であるが、今研究中であるというようにお話を聞いたのでありまするけれども、安本長官といたしましては、賃金の統制について、どう考えておられるか、基本的な点をまず第一にお伺いいたします。

第4回国会 予算委員会 第12号(1948/12/14、23期、日本社会党)

○勝間田委員 この予算をより完全なものにし、よりよいものにして行くことは、われわれの熱意であり、希望であるわけでありますし、また今までそのために努力をして來たことは言うまでもないのであります。ただ、いまさら申すまでもなく、議会政治の基本というものは、多数意見が取入れられて、そこに一定の結論が見出されるということが根本だと思うのでありまして、多数の意見を取入れて、しかもよりよき案にするために終始努力して参りましたが、特に私どもは、從來われわれと同じ志を持つておる委員あるいは党にそれぞれ諮りまして、そしてよりよき案をつくり、それが多数意見として採用せられることを希望して努力して参つたのであります。……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 経済安定委員会 第3号(1949/03/26、24期、日本社会党)

○勝間田委員 先ほど安本長官は、経済の九原則に從つて重大な関係もあり、また同時に民主自由党も、また現内閣の政策の遂行の上から見ても、重大な関係を持つておる法案であるとお話しになつたわけでありますが、経済九原則の中には、必要なものについては統制を強化して行けということが、よく主張されていると私は思うのでありますが、それとともに民主自由党並びに現内閣の方では、漸次統制を撤廃して行きたいということをお考えになつておるようでありますが、その間のけじめをどうきめて行くか。この点をまず第一に御質問さしていただきたいと思います。
【次の発言】 その必要なる統制と不必要なる統制の基準はどこに置かれるか。その点……

第5回国会 経済安定委員会 第4号(1949/03/28、24期、日本社会党)

○勝間田委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本案に賛意を表さしていただきたいと思います。ただしかし、この際一言申し上げさしていただきたいと思いまするのは、統制が必要であるという事柄と、統制の技術がうまく行つているかいないかという事柄と、嚴密に区別して考える必要があると私は思うのでありまして、とかく現在、いろいろの状況からいたしますと、統制技術の拙劣さが、むしろ逆に統制そのものに対する正しい考え方をゆがめる結果になる場合が多いのでありまして、この点は、われわれが注意すべきのみならず、私は、政府においても十分この間の区別をつけていただきたいと思うものでありまして、特に昨日來御質問申し上げまし……

第5回国会 経済安定委員会 第8号(1949/04/21、24期、日本社会党)

○勝間田委員 ごく簡單なことなのですが、この前の予算委員会のときに、当時の大藏大臣であつたと思いますが、大藏大臣は國有財産の拂下げの中に國立病院のことをも見込んである。こういうことを当時言われておつたのですが、これは医療團の方の間違いではないかと私は思うのですけれども、國立病院の人たちが非常に心配をしておりますので、この点を明確にしていただきたいと思います。いわゆる國立病院の拂下げが含まれておるのかおらないのかということであります。

第5回国会 経済安定委員会 第10号(1949/04/27、24期、日本社会党)

○勝間田委員 私はこの際議事進行について、ひとつ意見を申し上げてみたいと思うのであります。政令を法律にかえるこの飲食店の問題について、はなはだ私は遺憾に存ずるわけでありますけれども、この際はつきりさしておきたいと思うのは、経済安定委員会というのはもつと権威のあるものだと思うのであります。すでに為替レートが三百六十円にきまり、こういつたものがいかに日本の経済に重要な影響を持つか。この前の予算が審議せられたものとの関係から見ましても、いかにこれが重要であるかということも、われわれ見受けられるのであります。そういうものをほんとうに眞劍に討議して、國の経済政策の方向というものを明確ならしめて行く必要が……

第5回国会 経済安定委員会 第11号(1949/04/28、24期、日本社会党)

○勝間田委員 日本社会党を代表いたしまして、本案に反対いたしたいと存じます。先ほど民自党の小西君から、社会党は非常に大きな暴挙をした、料飲店を暴力的に禁止したというお話がございましたけれども、これは私はまことに残念なお言葉だと思うのであります。御存じの通りに、料飲店の禁止ということは、決してなまやさしい問題ではないのでありまして、また現在の民主主義下において、あえて暴力的に実行されたはずも断じてないのであります。御案内の通りに当時の状況を考えてみますると、欧州の二十二箇國が非常な食糧の窮乏に当面したときに、世界には食糧の救済委員会が設けられて、しかもトルーマンはアメリカ國民に向つて、われわれア……

第5回国会 経済安定委員会 第12号(1949/05/06、24期、日本社会党)

○勝間田委員 先ほど加藤君が言いました通り、委員長にその小委員会をつくる時期というものを一任申し上げて、その小委員会をつくる時期は大体今の請願の出たときにでもつくつていただくことにして、その前に各党が準備される期間を十分とつていただいて、そこのときに小委員会をつくるということに一應構想をおきめ願つて、一應時期は委員長におまかせするということに御了承願えませんでしようか。そうすればそのときにまた十分でなかつたら、あるいは十分結論に達しておるようだつたならば、またそこで設けないことはあらためて考え直したらどうかと思います。今のところはそういうことにしておいたらどうでしようか。

第5回国会 経済安定委員会 第15号(1949/05/12、24期、日本社会党)

○勝間田委員 日本社会党を代表いたしまして、修正部分を除く原案並びに修正案に対して反対を申し上げたいと思います。  日本の國の産業を一日も早く回復しなければならないことについては、十分われわれは承知をいたしておるのでありますが、しかしそれについては幾多の方法が考えられるのであつて、右の方法もあればまた左の方法もあるのであります。そこには一つの大きな世界の経済の動きなり、日本の当面しておる経済に対する深い認識の上に立つて、われわれは新しい方式というものをどうしてもほしいと考えるものであります。ところが実際にこのたびの本國会を通して見られまする現象は、予算案を通じてもそうでありますが、その他あるい……

第5回国会 経済安定委員会 第16号(1949/05/14、24期、日本社会党)

○勝間田委員 社会党の松井政吉君の紹介によります福岡縣田川郡川崎町大字川崎島廻炭鉱労働組合長村山文治外約三万人の署名があるそうであります。それに基く無煙炭及び煽石の統制撤廃に関する請願であります。これは共産党の谷口議員から御説明があつたのとほとんど同文でありますので、省略させていただきますが、ただ谷口氏は無煙炭だけを言われておつたようでありますけれども、本請願におきましては、同時に煽石の統制撤廃に関する意見が、無煙炭の場合と同樣の趣旨をもつて述べられておるのでありまして、この点を特に附加いたしまして、紹介にかえる次第であります。  次に、鉛、亞鉛に対する價格改訂に関するところの請願は、社会党の……

第5回国会 経済安定委員会 第20号(1949/08/11、24期、日本社会党)

○勝間田委員 先ほど懇談会の際に、大方の御賛成を得たことでありますが、最近の経済の実情というものは急速度に変化を遂げておるのでありまして、これに対する正確な実情の把握並びにそれに対する見解を持つということは、非常に重要だと実は考えるのでありまして、その意味で特に最近産業経済に重大な関係のあります集中生産方式、あるいは能率生産方式というものがはたして的確な方式であるか、特に中小企業との関係上きわめて重大な施策でございますので、これに対する実情の調査と、それに対する見解をさらに明らかならしめることと、それから最近企業整備が非常に進展いたしつつありますけれども、その間においていわゆる時局に便乘いたし……

第5回国会 経済安定委員会 第21号(1949/08/19、24期、日本社会党)

○勝間田委員 最近は集中生産方式という言葉を使わないで、むしろそれは誤解があるから、能率生産方式というか、そういうものにかえて行つたらよいだろうというようなことが言われておりますけれども、実際はかなり現在企業整備が熾烈な状態になつておりますので、この点について、現在政府はどういう立場をとつておられますか。その点をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 なおこの際ひとつ伺いたいと思いますが、最近この企業整備とか企業合理化とかいうことに名をかりまして、必要以上に首を切つているという状況が相当あると思います。これはむしろ労働大臣にお聞きした方がよいと思いますけれども、こういう点は通産大臣と……

第5回国会 内閣委員会 第26号(1949/05/20、24期、日本社会党)

○勝間田委員 ちよつと関連して……。
【次の発言】 今答弁を聞いておりますと、整理基準は、國会が終了してからでも考えてみようというような御事情のようでありますが、これは非常に私は重要な問題だと思うのでありまして、予算がどのくらいに節減できるとか、あるいは首を切つたあとをどう処理するかという問題も明らかにしておきたいと同時に、整理基準というものはやはり明確にしておかないと、これは十万人というような人たちを首切る場合の非常に大きな問題だと思うのでありまして、その意味で委員長はこの問題を、國会の終了後にこれを整理するのだからいいのだということで、十分この審議を果せると思いますか。その点をひとつはつき……

第5回国会 予算委員会 第4号(1949/03/31、24期、日本社会党)

○勝間田委員 若干御質問申し上げます。船舶運営会の補助金は、これは前に二十五億円の中で始末をするということになつておつたのでありますが、その当時、これは多分労働争議をやつておつて、それが賃金のストップのような措置を受けて、それで五億円という形で納まつたようなことに思うのであります。これが今度どういう賃金の形にかわつたのでありますか。その点をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 それからこれは大藏大臣がお見えにならぬようでありますが、これから賃金の補助金はなるべくは出さないという形が、経済九原則から出て来ておると思うのでありますが、しかし賃金の要求を熾烈にする條件というものも、確かに現在は……

第5回国会 予算委員会 第12号(1949/04/16、24期、日本社会党)

○勝間田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、このたび提案されました昭和二十四年度一般会計、特別会計並びに政府関係機関の予算に対しましては、これを返上申し上げまして、この組みかえをお願いいたしたいと思うものであります。  特に今度のこの予算をきめるにあたりまして、地方配付税法の改正法案も、またアメリカの対日援助に関する特別会計の法案も、まだ委員会で決定を見ておらない状況のもとにおいて、こういう予算をきめなければならないという事情をまことに遺憾とするものでありまして、もしこの法律のいかんによつては、あるいは追加予算などに非常に大きな変更が來るわけでありまして、こういう問題についての密接な連繁な……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/18、24期、日本社会党)

○勝間田委員 実はまだ準備が十分できておりませんけれども、せつかく安本長官が御出席でありますからお尋ねしたいと思います。非常に抽象的な広範囲な問題ですけれども、最近国内需要の問題と対外的な貿易の問題というものとが、当初の予定からは相当違つたものになつて来ていると私は思う。国内的な需要をかなりしわ寄せして、外国貿易にすべてが持つて行かれておつたわけでありますが、かなり当初の予定からは違つたものが私はできておると思う。それで実際に今度の補正予算を出される場合に、有効需要なり生産計画なりというものがどういうように変更されておるのか、その点についてひとつお尋ねを申し上げたいと思います。

第6回国会 予算委員会 第5号(1949/11/19、24期、日本社会党)

○勝間田委員 私は少しかわつた面を総理大臣にお尋ねしたいと思います。この前再々総理も答弁はされておるようでありますが、あらためてはつきり伺いたいと思いますのは、長期計画をせつかく立てておつたのに、これをおやめになつた。今までの総理の答弁というものは、ほとんどわれわれは理解できないのでありますが、いかなる理由で長期計画をおやめになつて発表を差控えたが、その辺の理由をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 その後シヤウブさんが来るし、あるいはドツジさんが来るということで、事情がかわつたからこれを再検討することになつたというお話でありますが、そうすると、今までお話になつたこと、たとえば新聞紙上でこれはアウ……

第6回国会 予算委員会 第6号(1949/11/21、24期、日本社会党)

○勝間田委員 農業金融に御関係の湯河さんに、金融機関を通じてのいろいろ御質問を実はさしていただきたいと存ずるのでありますが、今の政府はちようどこの前の第五国会のときに、こういうことを安本長官が実は言われておつたのであります。日本農民はいたずらに政府に頼ることなく、勤勉に働いて貯金をして、自分でやつて行けということを財政演説でいたされたわけでありますが、われわれ一番心配いたしますのは、先ほど来お話もあつたことでありますが、結局農業が生産力を発展さして、いわゆる資本の増高をこれからやつて行かなければならぬといつた場合を考えると、早く言えば、自分で持つておる資本で農業経営の改善をやつて行く。その場合……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/24、24期、日本社会党)

○勝間田委員 大蔵大臣か安本長官にお尋ねしたいと思いますが、国際小麦協定には参加するのですか、参加しないのですか、その時期がいつであるかということをお知らせ願いたい。
【次の発言】 それから国際小麦協定に参加すれば、アメリカの最低価格は一ブッシェル、一ドル五十セントということは大体聞いておりますが、そういたしますと今の統計によると、日本渡しで大体一トンでやはり百ドルという計算で買つているのでありますが、参加すればこの数字は減ると見てよろしゆうございますか。
【次の発言】 見返り勘定の問題が出ましたから、関連的に質問したいと思いますが、池田さんは打出の小づちと言われたのでありますが、これは前の予……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/25、24期、日本社会党)

○勝間田委員 それでは大蔵大臣に御質問をさせていただきたいと存じますが、最近大臣も御案内の通りに、世間では非常にドツジ・ラインの修正ということが要求されておると思うのであります。特に最近では労働組合関係も、相当この問題は重要視して、声を高くしておりますし、また中小商工業者なども、非常に重大な関心を実は持つておるわけであります。農民にいたしましても同様であろうと思います。これはこの前の湯河さんの話から申しましても、なかなかその点は鋭くつかれておると思うのであります。なおこの前の参考人としての富士銀行の迫さんにいたしましても、もつとドツジ・ラインの緩和が遂げられなかつたか、こういう点が指摘されてお……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/11/26、24期、日本社会党)

○勝間田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ここに提案されたる昭和二十四年度の補正予算案に対しまして反対すると同時に、これを一日も早く組み直して、政府は再提出すべきであると考えるものであります。  そもそも考えてみるのに、昭和二十四年度の予算をいかに補正するかといつた場合において、また臨時国会を早急に開催しなければならない要請というものがどこにあつたかということをわれわれが考えてみる場合、まず第一に必要な事柄は、いわゆる経済の九原則及びドツジ・ラインの線に沿つて編成せられたところの、吉田内閣の昭和二十四年度の予算が未曾有の窮乏と未曾有の社会不安を起して参つたのであります。この政策をいかに補……

第7回国会 経済安定委員会 第2号(1949/12/22、24期、日本社会党)

○勝間田委員 この問題とは関係がないかもしれませんけれども、肥料公団の方もやはり同じようなことが考えられますが、そのほかの公団の問題は、この問題と関連して何か新しい事情はございませんでしようか。
【次の発言】 この年末から来年の三月にかけても資金の問題が非常に重要になつて参りますので、資金の需給の見通しをひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この食管会計の方の歩留りはどのくらいに考えておりますか。
【次の発言】 国債、復金債などの日銀の還流は大体一年間にどのくらいあると考えられますか。
【次の発言】 それから見返り資金の関係は、これからも来年の三月までには出て来るのでしようけれども、……

第7回国会 経済安定委員会 第4号(1950/02/07、24期、日本社会党)

○勝間田委員 私遅れて来ましてたいへん恐縮であります。あるいは西村さんからお話があつたかと思うのですが、私は経済安定本部ができたときの経過などから考えてみまして、かなり経済安定本部の機能がかわつて来たように見受けるのであります。それを單に技術的に、たとえば動力局と生産局とを一緒にして産業局にするとか、あるいは生活物資局を通りのよい民生局というような名前に改めるとかいうようなことで済ませておるようでありますが、私はもつとつつ込んだ、一体経済安定本部をどうやつて行こうとするのか、そのために必要な機構改革はどうなるのだという点に、むしろ主点が置かれるものと実は期待しておつたのでありますが、そういう点……

第7回国会 経済安定委員会 第5号(1950/02/20、24期、日本社会党)

○勝間田委員 地方計画ができたことは、一つの大きな進歩だと私は思うのでありますが、地方計画の前に立つ中央の計画はどう想定されているのか、それが地方計画の実情とどう結びつくかということが、一つの問題になると私は思うのですが、この点が今まで発表されていないものですから、われわれには少しもわからないのですが、地方計画が立てられる前提になる日本経済の再建計画は、これからどう処置されて行くのか、どう関連づけてやられて行くつもりか、この点ひとつ……。
【次の発言】 私は安本長官にちよつとお尋ねしたいことがあるのですが、一つの問題はやはり産業水準の問題だと思うのです。従来まで無條件降伏のときの状態から行けば……

第7回国会 経済安定委員会 第9号(1950/03/11、24期、日本社会党)

○勝間田委員 その問題に関連いたしまして委員長及び農林及び安定本部の方に、私はお願いまた質問をさせていただきたいと思いますが、食糧政策が非常に困難な段階に立つておるように私は思うのでありまして、たとえて申しますれば、価格政策の上においても、肥料政策の方から行けば、むしろ補給金を撤廃する政策が一面いいと思います。他面から行きますれば、どうしても食糧の内地産の価格は上つて行かざるを得ないと思うのであります。そういう事態のところへ、今度は国際小麦協定の参加が若干許されるのではないかという報告が伝えられております。短い目で見れば、あるいはそれもうまくミートするかもしれませんが、しかし長い目で見ると、相……

第7回国会 経済安定委員会 第12号(1950/03/28、24期、日本社会党)

○勝間田委員 西村政務次官に御質問したいと思いますが、今北海道の暖房用炭についてのお話がございましたが、この前私が増田官房長官に予算委員会で質問したときに、人事院の勧告に基いていわゆる石炭手当というものを出しておるのであるが、トン当りたとえば二千七百円というようなことであつては、これはとても確保できない。そこで一体人事院の勧告を金銭と見るのか、石炭三トンが必要と見るのか、そこをはつきりしなければいけない。石炭三トンということであれば、石炭三トン分の手当を出すべきである。そうでなくて若干の金子を出せばいいのだという解釈であれば、あるいは二千七百円でけつこうであるかもしれない。一体どちらに中心があ……

第7回国会 経済安定委員会 第13号(1950/03/29、24期、日本社会党)

○勝間田委員 この際、一番重要だと思います食糧政策について、政府に質問をさせていただきたいと存じますが、最近新聞紙上などで伝えられるところによりますと、日本の食糧政策について、肥料かあるいは食糧か、いずれかの輸入政策によるべきであるという方針を日本政策で立てて来るようにというGHQからのサゼスチョンがあつたと聞きますけれども、この事実はございましようか。ございましたならば内容はどういうものでありましようか。その点をまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 さらに新聞紙上に伝えられるところによりますと、関税を永久に食糧についてかけないようにという話があつたというのでありますが、この点についての……

第7回国会 経済安定委員会 第15号(1950/04/13、24期、日本社会党)

○勝間田委員 二、三の点について伺いたい。一つは監査の面と会計検査との関係は、事務上の機能がどういうふうになつているのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 経済安定本部の方にお尋ねいたしたいと思います。この前国土開発法の関係が重要な問題になつておつたと思いますが、今度の機構改革とどういうような関係になりますか、その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 それから機構改革に伴つて、相当職員の減少が見えるのではないかと考えておりますか、定員はどの程度になるか、それから現在の人員から見て、どの程度の人員整理が行われるようになるのであるか、この間の数字を御説明願いたいと思います……

第7回国会 経済安定委員会 第19号(1950/04/22、24期、日本社会党)

○勝間田委員 こういう状態というのは、一体いつごろからこういう傾向があつたものですか、またその間どういう監査をしておつたものですか、その点をお伺いいたしたいのであります。

第7回国会 大蔵委員会 第50号(1950/04/12、24期、日本社会党)

○勝間田委員 やはり同様に資料の問題でお尋ねいたしたいのでああります。まだ政府は途中だというようなことも聞いておりますが、見返り勘定の今年の計画、特に民間を含めた計画をほしいと思います。それから現在折御中であれば、折衡中のものも一つほしいと思います。それからもう一つは、この法案にも直接関係のある問題でありますが、鉄道の方はいわゆる建設勘定の中で、損益勘定から金が入つて来ておる面が相当あるわけですから、損益勘定の方の資料もあわせて出していただきたいと思います。
【次の発言】 その程度の問題ではなくて、アメリカの対日援助資金というものも相当の変更があるようでありますし、それからあなたも御案内の通り……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/01、24期、日本社会党)

○勝間田委員 まず一つ伺つておきたいと思いますことは、主管大臣である稻垣通産大臣はいつ御出席になりますか。
【次の発言】 これはまた別にお尋ねすることにしまして、今川崎君から話されたことに関連質問をさしていただきたいと思います。
【次の発言】 私は先ほどの川崎君に対する増田官房長官の答弁の中で、いわゆる政府と與党との懇談会の中でそういう話が出た、それで帰京を待つて実情調査をやりたいという御答弁だつたと思いますが、私はそれで非常に疑問に思うのは、人事の問題を與党と政府との間の連絡懇談会で論議することが、一体妥当であると考えていらつしやいますか、この点をお尋ねしたいと思います。

第7回国会 予算委員会 第16号(1950/02/16、24期、日本社会党)

○勝間田委員 官房長官がお見えになつてからにしたいと思います。
【次の発言】 私は賃金問題についてしばらく増田官房長官及び大蔵大臣にお尋ねいたしてみたいと思うのでありますが、一番私の疑念に思つたのは、賃金の給與に関する資料を内閣からお出しになりました。これはどういう意味でお出しになつたか、その点をひとつお尋ね申したい。
【次の発言】 それで私は明確にしておきたいと思いますのは、どうして三月を基準としてこういう指数を出されたか、その根拠を伺いたい。
【次の発言】 そうすると三月から完全に実施されたという事柄は、いわゆる便宜上のことであつて、実際上この給與ベースが実施されましたのは十二月一日であつ……

第7回国会 予算委員会 第19号(1950/03/02、24期、日本社会党)

○勝間田委員 池田大蔵大臣から各新聞紙上にたいへん重大な経済の見通しについての発言があつたのでありますが、この問題は單に池田大蔵大臣個人の考えだけでなしに、いみじくも民主自由党の政策がはつきりわかると思うのであります。その意味でこれをはつきりとこの際関連して質問させていただきたいと存じます。池田大蔵大臣は各新聞一様に見られます通りに、税金が苦しくて自殺するようなら、おれのところに相談に来たらいいだろう。加算税が苦しかつたら、銀行から金を借りて拂つたらいいだろう、それができないならば、差押えてもらえばいいじやないか。こういう態度をとつてお話になつていらつしやいます。これは私たち農村や、中小企業者……

第7回国会 予算委員会 第21号(1950/03/04、24期、日本社会党)

○勝間田委員 大蔵大臣に伺いたいのでありますが、今年ももうすでに三月に入つたのでありますが、今年の剰余金は大体どの程度出る予定でありますか、その点をお尋ね申し上げたい。
【次の発言】 次にお尋ね申したいと存じますのは、やはり中小企業問題に関係しての問題でございますが、私最近見ておりますと、非常に大蔵大臣お骨を折つて、金融をされておるようでありますが、少しも金融が下に浸透していないように考えるのでありまして、去年の末の百億の金もどの程度だか、ひもつきでないからわからないでありましようが、そのうちいろいろ、たとえば別わく融資を出して、銀行は低額のものを融資するというような形のものを出されておるよう……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/08、24期、日本社会党)

○勝間田委員 病気を押されて総理が予算の通過のために、御努力なさつておることについては、非常に敬意を表する者でありますが、ただそれと同時に考えていただかねばならぬ事柄は、現在給與ベースのあるいは改訂といい、あるいは裁定の実施といつて、五百二十万の労働者が生活を守るために、一生懸命な働きをしておるのであります。一国の総理はおそらくこれらの数百万の大衆の生命をも、同時に責任を感ぜられておることと私は想像いたすのであります。時あたかも、これらの労働者の一番の基本的人権であるところの罷業権について、関係方面と政府との間に意見の食い違いを現在来しつつあるやに、われわれはこれを見受けるのであります。その問……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/09、24期、日本社会党)

○勝間田委員 ひとつお尋ねしたい事柄は、スト権に対して、ある場合には占領軍の占領政策に反するという言葉を使つてこれを弾圧いたしますが、同時にある場合においては、それは政治ストであるという形において、やはりこれを抑圧をなされます。ある場合には、今度のごとくに單産でも社会を麻痺する状態という言葉を使つていらつしやいます。非常にスト権に対する解釈が、自分の党の政策に都合のいいように広げられて行くのが、現存の政府の実態ではないだろうかという感じが濃厚にいたすのであります。今度の社会を肺癌するという状態は、一体どういう基準でそれが考えられているのか、われわれはこのゼネストの基準を、先ほどおつしやつたよう……

第8回国会 経済安定委員会 第2号(1950/07/18、24期、日本社会党)

○勝間田委員 今まであまり活況でなかつた経済安定委員会も、今度新大臣、新政務次官を迎えて、なかなか元気なようでございまして、たいへんけつこうであります。それもしかし時局を反映しているのかもしれませんが、若干きようお話を聞いてみたいと思うのであります。  今まで四回ほど経済白書を拝見させていただいて、非常に私どもも裨益するところがあつたのであります。ただその経済白書の中に毎回々々一つの結論になつておつた事柄は、明るい面と暗い面のあることでございます。その暗い面についての見通しというものが、漸次よくなつておるというのであれば、私どももそう大して心配はしなかつた。しかし失業の面をとつてみても、どの面……

第8回国会 経済安定委員会 第9号(1950/10/20、24期、日本社会党)

○勝間田委員 大体今度の割当制の変更なり、料金というものは、九分割案の準備じやないでしようか。むしろそれの準備的行為と見てよろしいでしようか。
【次の発言】 この地域差の関係も、今言つたような御訂正があつたようでございますが、これはかなり日本の経済に及ぼす影響が強いと思うのであります。特にマージンの影響が非常に強いかと私は思うのであります。先ほど北海道のお話もございましたが、九州の場合も相当問題があろうかと思いますが、地域的な一つの問題を、大産業の実態から御説明できたらお願いしたいと思います。
【次の発言】 先ほどいわゆる給與ベースの値上りというものを織り込むことが計算されておつたように思いま……

第8回国会 経済安定委員会 第10号(1950/10/21、24期、日本社会党)

○勝間田委員 今多田さんからお話があつたので、私もそれで話は盡きていると思うのでありますが、どうもきよう朝来聞いておりますと、政府の食糧政策というものがきわめて根拠がない。しかもどちらかというと、非常にイデオロギーにとらわれている。しかも独禁法なりあるいは事業者団体法との関係については、とうにわかつているはずのものが、少しも解決されておらない。それで今度の場合においては、公正取引の関係をどうするとかなんとか、むしろ以前にさかのぼらざるを得ないという感じを私は多分に持つのであります。そこで私はこの委員会が、あるいは農林委員会との関連において、もう少しこの食糧政策の再検討をすべきだと思います。これ……

第8回国会 地方行政委員会 第10号(1950/07/22、24期、日本社会党)

○勝間田清一君 予算委員会からの申入れによつて、委員外質問を許されたことを感謝いたします。  まず第一に大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、昨日有力な意見が実は出ておるのでありますが、これに対して大臣はどういうお考えを持つていらつしやるか、その点をお尋ね申したいと思います。
【次の発言】 いわゆる修正の意向といたしまして、附加価値税を昭和二十七年一月一日まで延期する。それから固定資産税についての税率を一・七を一・六にするというような修正を行つたらどうかという有力なる意見に対しては、いかようにお考えになつていらつしやいますか。
【次の発言】 各党がそういう意見であるということは、どの範囲をさ……

第8回国会 予算委員会 第2号(1950/07/26、24期、日本社会党)

○勝間田委員 今人事院総裁は、来年度の予算には云々したいということを言われておりましたが、先ほども大蔵大臣は、できれば一月からでもやりたいということを実は答弁されておるのであります。そういたしますと、むしろ大蔵大臣の方が熱心であつて、あなたは来年の四月からと言うのであれば、これは非常な不熱心なことになろうと思います。結局それはなぜであるかといえば、あなたの考え方は、予算にとらわれがちな態度をとつていらつしやる。あなたが予算にとらわれて、人事院の勧告権というものを左右し、あるいは躊躇して行くということでありますならば、現在人事院が認められたあの特殊な地位、それから公務員を守らなければならぬ特殊な……

第9回国会 経済安定委員会 第3号(1950/12/01、24期、日本社会党)

○勝間田委員 自立経済の問題について政府に御質問申し上げたいと思います。この前安本長官から自立経済の構想を実はお聞きしたのでありますが、私はそこに疑問に思う一つの点は、何と申しましてもいろいろの條件というものが、今非常に変動する状態になつて来た。御存じの通りに輸入などは、非常にむずかしい問題になつて来ている。しかも外国の方でどんどん輸出統制を始めて来ている。それから同時に最近の特需というような問題が、非常に大きな要素を持つて来て、サービスを入れても、御存じの通りに九月でしたか、十月末現在で、約一億三千万ドルであつたと思いますが、そういうものが出て来ておつて、今後の特需というものがどの程度になる……

第9回国会 経済安定委員会 第7号(1950/12/08、24期、日本社会党)

○勝間田委員 皆さんからいろいろ御質問がありましたから、ごく簡單にいたします、十一月の売上高はすでにわかつたと思いますが、幾らになりましたか。
【次の発言】 予定は百二十九億だと記憶しておりますが、それが下つたというのは、どういう理由ですか。
【次の発言】 下級品が少いのではないですか。最も需要があるにもかかわらず、品不足というような状態にあるのではないですか。
【次の発言】 十二月から来年三月までの見込みはどうですか。計画と見込みについて伺います。
【次の発言】 前年同期は幾らですか。ことしの五百三十八億円に対して去年はどうなつておりますか。

第9回国会 予算委員会 第2号(1950/11/27、24期、日本社会党)

○勝間田委員 ちよつと議事進行について……。
【次の発言】 昭和二十六年度の予算というものがきまつて、十五箇月予算で審議されるわけでありますが、政府は今は三十六年度の問題についてはどうも成案ができておらないように実は先ほど来見受けられたのであります。従つて昭和二十六年度の予算の大綱なりあるいはある程度の要綱なりを、本国会のこの委員会に提出する者があるかどうか、ぜひひとつこれを至急出して、この補正予算が順調に審議できるように御配慮願いたいと思いますが、いかがでありますか。

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/11/30、24期、日本社会党)

○勝間田委員 議事進行についてお願いを申したいと思うのでありますが、この本予算の二十五年度補正予算並びに二十六年度予算の成立過程におきましては、関係方向、なかんずくドツジ公使との折衝が長く続けられたのであります。従つて本予算を審議する上においてきわめて重要であると私は考えますのは、ドツジ公使に政府から提出いたしました参考諸資料、あるいは日銀の提出した参考諸資料、かかるものを一切本委員会に提出せられんことを私は希望いたします。
【次の発言】 吉田総理兼外務大臣にお尋ねを申したいと考えておりますが、まずいろいろ事務的な問題からひとつお尋ね申したいと考えるのであります。私たちが今一番遺憾に実は考えて……

第9回国会 予算委員会 第7号(1950/12/02、24期、日本社会党)

○勝間田委員 今委員長は参考の資料であるということを、初めおつしやつたようでありますが、それは参考でありますか、委員長から委員長に対する要望じやありませんか。その点をお聞きしたい。
【次の発言】 総理大臣に質問をさしていただきたいと存じます。非常に重大な問題は、何といいましても地方財政の問題でありまして、しかも最近の地方からの知事の上京の状態などを見ますと、党派を超越して地方自治というものについての危機を実は非常に感じておるようでありまして、また最近の政府の予算の立て方から見ましても、及ぼすところの影響はきわめて重大だと実は考えるのであります。それについて、御存じの通り地方財政委員会設置の十三……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、日本社会党)

○勝間田委員 前会に引続いて、政府に質問したいと存じます。今度の予算でまだ明確にならない点が多々あるのでありますが、地方財政平衡交付金の問題を中心とした地方財政の問題につきましては、大蔵大臣がお見えになつてから、関係者大臣に御質問したいと思います。最初経済安定本部長官に若干の基本的な問題でお尋ねしたいと思うのであります。  一つの問題は、最近の海外の情勢が、経済的にもまた政治的にも、非常な逼迫をを告げているというような状態でございまして、この状態下において、政府はいわゆる自立計画というものを現在計画されているようでありまして、しかもその自立計画の目標というものは、一つは、三年後における一定水準……

第10回国会 経済安定委員会 第6号(1951/02/09、24期、日本社会党)

○勝間田委員 主税局長にちよつとお尋ねいたします。タバコを專売にした理由は、結局は税を確保したいから專売にしておつたのじやないでしようか。その点をひとつ……。
【次の発言】 それから酒の問題もよく出ますが、従来われわれ予算委員会等において、酒税の脱税防止ということを盛んに言つておつた。これは民営でその中から税を確保して行こうという問題が多いわけであります。私は酒の例はタバコの例と非常に関連して、興味ある問題だと思うのでありますが、一体酒の方の脱税はどのくらい考えられておりますか。
【次の発言】 酒の値段が非常に高いから酒税の脱税が多い、密造が多いということになつておりますが、結局千七十億という……

第10回国会 経済安定委員会 第7号(1951/02/16、24期、日本社会党)

○勝間田委員 大臣は何か会食で出られないということでありますので、はなはだ遺憾でありますけれども、小峯政務次官に、大臣が見えるまで御質問したいと思います。  一つは従来まだ明確になつていないと思うのでありますが、去年の暮れの外貨の手持ちが五億二千万ドルということは、大体発表になつたわけであります。現在の状況はどういう状況でありますか。
【次の発言】 安本が日本の外貨の手持ちの発表ができないということはまことに残念だと思います。  しかし従来まで非常に輸入を確保するということを、安本も関係当局も、再々盛んに主張しておつたのでありますけれども、最近の輸入はまことに不振でありまして、すでに日本の経済……

第10回国会 経済安定委員会 第13号(1951/03/15、24期、日本社会党)

○勝間田委員 まず一、二お尋ねしたいと思いますのは、最近統制撤廃などを盛んに政府は計画をいたしておるようでありますが、同時に政府は、自立経済計画を他面において立案をされておるようであります。そういう、早くいえば自由な形で、しかもまだ経済状態は非常にアン・バランスの状態が続いておる中で、経済自立計画に必要な資材の確保なり、資金の確保なりを、一体どういう形でやつて行こうと思つておるのか。一体それを確保できる見通しを持つておるのか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 それならばお尋ねしますが、政府の自立計画の中でも、たとえば民間資本動員ということが、かなり大きな比率を占めておる。これを計画の……

第10回国会 経済安定委員会 第20号(1951/05/18、24期、日本社会党)

○勝間田委員 マーカツト経済局長の声明についての安本長官の説明を聞いたわけでありますが、どうもきわめて政府は楽観的で、実は驚き入つた次第でございましてこれから若干基本的な問題についてひとつ質問させていただきたいと思います。  まず第一に承つておきたいと思いますのは、今度の声明はどういう性質のものと見てよろしゆうございますか。今までは経済の九原則、いろいろな問題がありましたが、手続その他の問題も関連いたしまして、一体どういうような性質としてこれを受取つてよろしゆうございますか。
【次の発言】 アメリカではすでに軍需生産の問題を中心として、特に一月二十何日かのストツプ令等を中心として、現在国内に非……

第10回国会 経済安定委員会 第24号(1951/07/10、24期、日本社会党)

○勝間田委員 この前大臣と争つたわけですが、きようはいないようですから、ひとつ小峯さんに、私見でなく政府の態度をお聞きしたいと思います。  一つお聞きしたいと思うのは、朝鮮の停戦問題も大分条件が違つておると私は思うのですが、この案はもう少しかえる必要がないですか。この点についての安本の準備をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 きわものという言葉がありましたが、朝鮮問題を考慮に入れることは少しもきわものではないと思います。むしろ非常に大事な点が今出ていると思うのです。日本の経済再建の要素も非常に違つて来ていると思う。先ほど来の御説明でも、国際価格は非常に下つているということを聞いているわけで……

第10回国会 予算委員会 第4号(1951/02/01、24期、日本社会党)

○勝間田委員 ちよつと関連して……。
【次の発言】 ただいま川崎君の質問に対しまして吉田総理が答弁といたしまして、もし川崎君の言われるような考えであるならば、社会党は共産党のお先棒をかついでおると考えますという今御答弁があられたのでありますが、これはきわめて重大な問題だと思うのでありまして、まず一つ、二つの点についてお尋ねした、と思うのであります。一つはいわゆる川崎君の質問の中に若干違つた点がある。その点についてば吉田総理もひとつ知識を改めていただきたい。すなわちわが党の主張いたしておるのは一つは全面講和である。この全面講和については先ほど来首相がさらさら答弁されたように、なるべく全面講和は望……

第10回国会 予算委員会 第6号(1951/02/03、24期、日本社会党)

○勝間田委員 今の西村委員からお話のあつた外貨予算の問題について、若干関連質問をさせていただきたいと思うのであります。私は、五億二千万ドルのたくさんな外貨がたまつたという原因については、あるいは管理方式なり、あるいは輸入不振とか輸出がいくらかふえたとか、いろいろな問題がそこに形式上言われると考えるのでありますけれども、根本の問題といたしましては、いわゆる輸出統制あるいは輸出の管理という問題と非常な関連を持つているのではないかと考えるのであります。特に、最近における、たとえば外国の重要物資に対する輸出統制の強化、最近の報道によりますれば、重要資材等についてフランス、イギリス、アメリカ等がいわゆる……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/08、24期、日本社会党)

○勝間田委員 ちよつと関連して……。今人事院総裁から地域給の話が出たのでありますが、現在の予算の範囲内であれば、結局どこかを低めてまたどこかを上げるという形をとりましようと思いますが、それではおそらくないだろう。しかも現在の状況から申せば、当然私は追加予算なり、そういう形でもつて、どうしても予算の外にはずれて来るだろうと私は思う。これについての人事院の現在の考え方をはつきりお聞かせ願いたい。予算の外であるか、なお追加予算を要求するか。

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/16、24期、日本社会党)

○勝間田委員 総理大臣に若干の質問をいたします。今まで再軍備の問題についてしばしば総理がお話になりましたことは、よく了解できるのでありますが、さらにひとつつつ込んで疑点になる点をお尋ね申したいと思う。けさでありましたか、キヤンベラから例のダレス氏が声明を出されたということでありますが、それによりますと、日本の再軍備は、国連に加入した後において、日本は再軍備をするということが一つ。その再軍備の大きはあまり大きなものではない。この二つを指摘されておるのでありますが、これについて吉田総理はいかにお考えになつていらつしやいましようか。
【次の発言】 総理の答弁を聞いておりますと、現在はということが非常……

第10回国会 予算委員会 第24号(1951/03/29、24期、日本社会党)

○勝間田委員 日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になりました昭和二十六年度政府関係機関予算補正(機第1号)に対して賛成の意を表するものでございます。  私ども日本社会党は、従来まで総合的な計画に基いて、日本の産業の発展をはかつて行かなければならないし、同時に日本の産業の近代化をはかつて行かなければならぬという考え方から、政府投資による長期資金の機関の設立を要望いたして参つたわけでございまして、その意味におきましては、本案は適切であると私どもは考えるのであります。しかしながらこの機関の運用に対しては、従来の復金等の運営等を考えてみても、経験上きわめて重大な問題をたくさん内蔵いたしておるわ……

第10回国会 予算委員会 第25号(1951/05/23、24期、日本社会党)

○勝間田委員 先ほど川崎委員からいろいろな問題を提起されたようでありますが、それらの問題について、なお大蔵大臣のお考えになつておることをお尋ね申したいと思います。  お話を聞いておつて一つ納得の行かない点は、先ほどの国際価格のさや寄せの問題であります。今は国際価格と国内価格に非常な開きがあることは御存じの通りだと思う。それが大臣のお話のような楽観的というか、このまま進めて行けば大したことはない、従来の方針にかわりがないというように申されますけれども、それならば実際これからの価格はどうなるかということを考えてみますと、この七月から電力なり食糧なり、あるいはお話のように賃金なりにいろいろ関連して来……

第12回国会 経済安定委員会 第7号(1951/11/13、24期、日本社会党(第二十三控室))

○勝間田委員 これは政府の方にお尋ねをして、また時期をあらためて御説明を願いたいと思うのですが、ドル収支の問題について、具体的な対策を得ておれば聞かしていただきたい。まだできなければ、時期をあらためてその問題を御説明願いたいと思うのですが、その御意思があるかどうか。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号(1951/10/20、24期、日本社会党)

○勝間田委員 私は総理大臣に質問を申し上げてみたかつたのでありますが、それが不幸にして今日御出席にならぬようであります。今度の講和の問題について政府に若干お尋ねしたいと思いますことは、私は今度の講和は、長い日本の歴史の過程、なかんずく最近ここ十数年来から今後予測される日本のいろいろの状況というものから見て、きわめて重大な政府は決定しようとするわけでありまして、それは言うまでもないことでありますが、政府は今度いわゆる単独講和というものを締結し、両時に特定国の軍隊の駐屯を含む軍事同盟の締結をあえてはかり、同時に朝鮮問題に具体的に介入して行くという決意をここに新たにしている。そこで日本の今後の重大な……

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/01、24期、日本社会党(第二十三控室))

○勝間田委員 吉田総理大臣にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、今国会を通じて、講和条約並びに安全保障條約について、非常な審議をいたしたわけでありまするけれども、その間において、吉田総理の決意をまだ一つお尋ねしておかなければならぬ問題があろうかと思うのであります。それは吉田総理としてはきわめて立場上困難かも存じませんけれども、しかしわれわれ国民として冷静に考えてみた場合に、今日占領治下におけるきびしい状態という、その事実から生れて来ておるところの日本の主権の完全なる独立という問題、同時にわれわれがほんとうに日本の安全を守るために必要なるわれわれの発言権という問題、こういう問題は今後日本民族……

第12回国会 予算委員会 第13号(1951/11/05、24期、日本社会党(第二十三控室))

○勝間田委員 農林大臣に御質問したいと思いますが、まず第一は、統制撤廃の問題については、実は誤解があるのじやないかと私は思うのであります。先ほど来あるいは数日来から、いろいろ撤廃したらどうなる、こうなるという問題があるようでありますが、しかし現に政府は供出を二千数百万石させようというわけでありますので、政府がやみ米以外はほとんど独占するわけであります。従つて配給をどうするかといえば、当然政府が配給しなければならぬことになるのでありまして、何かすぐにでも撤廃になるような議論が非常に多いようでありますが、私はこれはあまり適当でないと考えておるわけであります。従つて私はここで今まで内閣できまつておる……

第13回国会 外務委員会 第26号(1952/05/23、24期、日本社会党(第二十三控室))

○勝間田委員 外務大臣にお尋ねしておきたいと思いますのは、結局今度の日華條約の締結というものは、その経緯から見ましても、また内容から見ましても、やはり軍事的な意味で締結して行こうというのが主眼ではないのでしようか。特に第六條にも現われている通りに、いわゆる国連憲章の第二条の義務を負わねばならぬ、あるいは指針とするということが書いてありますし、緊密な提携もしなければならないことになつております。また前文におきましても、国際の平和及び安全の維持のための緊密な協力ということが、これがやはり目的のように私は見受けられるのであります。この軍事的な意味で締結をして行こうとするように、私は解釈をするのであり……

第13回国会 外務委員会 第30号(1952/06/06、24期、日本社会党(第二十三控室))

○勝間田委員 岡崎外務大臣に、主として通商関係の問題についてお尋ねをしたいと思うのであります。なおこの問題はもちろん通産省に関係があるのでありますけれども、最近の状態は通商航海条約にいたしましても、貿易協定の改訂の問題にいたしましても、きわめて重大な外交上の問題でございますので、私はこの際に岡崎外務大臣にこの問題を質問させていただきたいと思うのであります。  まず第一に現在の外交上の問題といたしましては、日本の自立経済の一番の基礎である貿易の問題が、きわめて深刻な状態にあることは言うまでもありません。なおそれが現在の生産量に非常に大きな影響を与えておりまして、紡織機にいたしましても、あるいはそ……

第13回国会 外務委員会 第34号(1952/06/14、24期、日本社会党(第二十三控室))

○勝間田委員 私も、大臣が来てからお願いしたいと思います。
【次の発言】 三、四点外務大臣にお尋ねしたいと思うのであります。これはもうすでに出た質問かと存じますけれども、過般吉田外務大臣に対してお話をしたときの経緯もありますので、お尋ねしておきたいと思うのであります。  それは言うまでもない第二十六條でございましたか、日本あるいは相手国に対して特別な有利な條件を與えるということがあつた場合においては、日本国政府はそれを辞退するという文句がございました。相手国に対して有利な條件を與えるときに対する問題のみならず、日本に対とても有利な條件を與える場合について、それぞれこれを辞退したいというのが当時……

第13回国会 外務委員会 第35号(1952/06/16、24期、日本社会党(第二十三控室))

○勝間田委員 私は日本社会党二十三控室を代表しまして、ここに提案されております三国の漁業協定及び議定書に対して反対をいたすものであります。  その理由とするところは、もうすでに輿論は一致いたしておると考えるのでありますが、なかんずく私は国会における水産委員会の一致した意見に賛同すべきであると確信をいたすものであります。なお日本の外交が、特にいわゆる外交に陥ることなく、産業の実態というものと結びついて今後行わるべきものであるということを私は痛感いたすものでありまして、今後の日本の独立と自由のために、日本の自主性に基いて、なかんずく日本の産業の実態に結びついた今後の外交が行わるべきであると私は確信……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会 第6号(1952/12/03、25期、日本社会党(左))

○勝間田委員 総理大臣にお尋ねしたいと思うのでありますが、私は日ごろ政治の明朗ということが一番大事である、と同時に政党のあり方にいたしましても、また政治のあり方にいたしましても、やはり明白に国民の信頼を受けるようにして行かなければならぬと実は考えておるわけでありますが、その中で私が常に思つておりますのは、政党献金の問題でありまして、たとえば政府が重大な施策を行つた場合におきまして、業者なら業者に非常な利益を与えるといつた場合において、一応合法的でありましようとも、他面において政党献金というものが多額になされる。こういう形をとつて参りますと、国民をして真に政治に信頼をさして行くことが、非常にむず……

第15回国会 予算委員会 第12号(1952/12/10、25期、日本社会党(左))

○勝間田委員 外務大臣にちよつと具体的な事実の問題についてお尋ねしたいと思うのでございますが、実は最近三崎港の遠洋漁船組合の組合長から私の方の党に対して要望がございました。この要望を見ますと、アメリカの内火艇らしいものが日本の普通の漁船その他に発砲をしたということでございます。この内容を具体的に書いてございますので読んでみたいと思うのです。八月の二十二日に神奈川県三崎港在籍東北振興株式会社所属第八十振興丸、船長は寺島幸太郎氏、ほか乗組員二十五名が、折からコンパスの時差を修整のために、同日午後一時三崎港を出港、城ヶ島沖をまわつて時差の修整をいたしておつたところが、同日午後五時五十分に城ヶ島沖の南……

第15回国会 予算委員会 第14号(1952/12/16、25期、日本社会党(左))

○勝間田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、今提案されました一般会計予算補正の修正案並びに特別会計、政府関係機関の予算補正の撤回並びにそれの組みかえの要求の動議に対して、賛成の意を表したいと思うのであります。  先ほど自由党の塚田君から、意見の違う政党同士がここに三党共同の一致の案を出すということは理解に苦しむとおつしやいましたが、(「その通り」)私は今日における自由党内閣の政策が、まことに見るに見かねるほどの乱脈ぶりに達して、いわゆる国民の窮乏の前に上つて来る国民輿論が、野党をしてここにまことに力強い結束に導いたものと確信いたすのでありまして、政治的な良心を持つておるといたしますならば、……

第15回国会 予算委員会 第29号(1953/02/24、25期、日本社会党(左))

○勝間田委員 ただいま川崎氏から、ただちに休憩に入れという議事進行上の発言があつたわけでありますが、私ももちろんそうあるべきだと考えております。なおここ数時間内におけるいろいろの議論を聞いておりますと、いわゆる対日援助に対する債務行為について、大蔵大臣及び政府委員は、前言を取消すというような事態にまで立ち至つております。従つてこれに対する考え方は、今後よほどかわつて来なければならぬと私たちは考えております。  さらに大蔵大臣及び政府委員に対する、いわゆる財政法上に基く重大なる疑義、特に国家の債務負担行為を、財政法に従わずに、これを予算総則に入れずに、いわゆる雑則の中にきめておる四十五条によつて……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 外務委員会 第31号(1953/10/19、26期、日本社会党(左))

○勝間田委員 まず岡崎外務大臣にお尋ねいたします。先ほどの報告を聞いておりますと、食糧問題についての研究がなされておらなかつたように私は見受けるのであります。幸いにして東南アジア地域に参られたのでありますし、今日の日本の災害状況等から見て、食糧輸入の問題、なかんずくビルマ、タイ等との間における食糧輸入に関する懸案が山積いたしておる状況でございますから、外務大臣は当然これが折衝をなされたものと私は考えるのでありますが、これについての報告がございません。食糧問題についていかなるお話をされて参つたか、この点をひとつお尋ねいたしたいと思います。

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/10、26期、日本社会党(左))

○勝間田委員 いろいろ自立経済の問題が非常に重要な問題になつておる今日、国内のいろいろな計画等は政府からもいろいろ聞いておるわけでありますけれども、しかし今日日本の経済の自立という問題を考えて行く場合におきましては、やはり対外的な問題も重要視して参らぬと、この問題は解決しないという感を私は深くいたすのであります。その意味からここに若干の問題について大蔵大臣その他関係大臣についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  一つわれわれの気にかかつている大きな問題は、言うまでもなく、占領中における対日援助の返済の問題であると私は考えるのであります。この問題については今日までは予算の上におきましてはい……

第17回国会 外務委員会 第3号(1953/11/02、26期、日本社会党(左))

○勝間田委員 関連して、それはあなたの非常に一方的な経験だろうと私は思うのでありまして、中立、不可侵条約が締結された例というものは、あなたはソ連だけの例からおとりになつたが、しかし今日まで、たとえば松岡氏がソ連に行かれてこれを交渉せられたこともあろうと思います。あなたはその御経験があろうかと思います。またドイツとの間に締結せられた場合が私はあろうかと思います。同時にスイスやスウエーデンやその他の国が中立宣言を行つて、この意味における一つの中立的な立場をとられる場合もあろうかと思います。また今日アメリカがいわゆる不可侵条約の締結等を考えておるというような問題や、あるいは朝鮮等に対して中立的な立場……

第17回国会 外務委員会 第5号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○勝間田委員 大臣は来ないですね。
【次の発言】 きようは実は昨日から大臣を呼んでおるのですが、委員長ひとつぜひお願いしたいと思います。  先ほどからのお話をいろいろ聞いておつたのでありますが、最近よく曲学阿世という言葉がはやりますけれども、実に曲学阿世だと私は思うのであります。しかしそういうことを議論しても、現在の政府と根本的な態度が違いますから、私は議論をいたしませんけれども、お尋ねをいたしたいと思いますのは、保安庁法の改正をやつて、外敵の直接侵略に対する防衛にも当らせるという目的を書いておるわけでありますが、その場合におそらく必ず機密という問題が出て来るだろうと私は思うのであります。これ……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/02/26、26期、日本社会党(左))

○勝間田委員 日本社会党を代表いたしまして、きわめて内外にその信を失墜いたした日本の現在の吉田内閣の責任について、またそれに対する吉田内閣の責任をいかに果すかについて、私はここで若干の質問をいたしたいと存ずるのであります。  今日新聞紙上におきましても、またあらゆる国会の審議の状況を見ましても、すでに造船疑獄、日殖事件、保全経済会のいかがわしい問題は、もはや白日のもとにさらされつつあることは、吉田総理も否定することのできない事実であろうかと存じます。しかしこれに対して吉田総理もそれぞれの見解を持ち、それぞれの責任を感ぜられると考えてはおるが、しかしかかる未曽有の事件を起したその原因については、……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/04、27期、日本社会党)

○勝間田委員 関連してちょっと簡単にお尋ねしておきますが、そういう状態でありますと、今まで提案しておるたとえば交付金の改正だとかそういうような方面について、今度は修正案がもう一ぺん提案されることになるのだと思いますが、そういうことになりましょうか。

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○勝間田委員 ちょっとお尋ねしておきます。一つは、田畑の固定資産の価格をきめる場合に、便宜上収益方式をとっておりますね。そうしますと、現在の小作地についてもやはり収益価格で行こうというわけですか、その点をお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、やはり小作地についても収益価格でやるわけですね。
【次の発言】 そこで、大臣に一つお尋ねしておきたい。農林委員会の方に小作料の値上げの問題がやはり出ておる。もちろん政府の決定は時効になっておりますけれども、値上げの問題が実は重大な問題になってきておる。それから農地担保の金融の問題がやはり向うに同時に出ております。そこで田畑の固定資産が……

第22回国会 地方行政委員会 第26号(1955/06/22、27期、日本社会党(左))

○勝間田委員 この前質問した点ですけれども、やはりちょっと長官に聞いておきたいと思います。これは行政措置の問題になると思いますけれども、やはり政府としては今度小作料を上げることになりますか。この点だけははっきりしておきたと思います。
【次の発言】 この点は総合的な問題でありますから、ぜひ一つお尋ねおきを願いたいと思う。  それから今パリティ計算で米価審議会でいろいろ問題になっておりますが、同時に生産費計算の米価という問題がやはり問題になっております。農地に関する固定資産税の値上げということから出て参りますことになりますれば、これはどういうように考慮されるのか、これもやはり米価というものを考えて……

第22回国会 予算委員会 第30号(1955/07/14、27期、日本社会党(左))

○勝間田委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、総理大臣、外務大臣並びに経審長官に対して、四点についての外交問題に関する質問をいたしたいと思います。  まず第一にお尋ねをいたしたいことは、日ソの国交回復交渉に関する問題でありまして、私どもは、日ソの国交回復が、日本の独立のためにも、またアジア、ひいては世界の緊張緩和のためにも、絶対必要な条件として、今日まで最大の注目を払って参ったのでありまして、しかも鳩山内閣は、選挙以来、これがための公約をいたして努力をされて参ったように見受けるのであります。しかし今日の状況を見ますならば、国民とともに、果してこの日ソ国交回復の問題が順調に経過しているのかい……

第24回国会 地方行政委員会 第9号(1956/02/20、27期、日本社会党)

○勝間田委員 私は、参考人の先ほどの答弁をいろいろ聞いておりましたから、これに関連をしまして、太田自治庁長官に対して質問をしたいと思うのとあります。  今太田さんからいろいろ真情を吐露されたのであります。太田さんの見解について理解ができないわけでもございません。しかし私はもっと胸を広げて、もっと背伸びをして、日本の大きな文化政策についてものを考える必要があると思うのです。先ほど来からお話があったように、この問題は単なる地方財政の問題からのみものを考えるべきではないと思う、たとえば日本は今日までオリンピックなりその他のものの誘致運動をやって参りました。日本の政府も大いに協力をして、これが実現のた……

第24回国会 内閣委員会 第23号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○勝間田委員 総理にさっそく質問をいたしたいと思います。総理は参議院におきまして、自衛に名をかりて、攻撃を加えられた場合には相手の基地を攻撃すると答弁されました。そこであなたにお尋ねをいたしたいのでありますが、今日、中ソ友好同盟条約が中ソ間に締結されております。その第一条及び第二条におきましては、日本の基地を出発せる日本国の軍隊、またはこれと同盟する軍隊が中国、ソ連いずれかに攻撃を加えた場合には直ちにこれに武力をもって支援するという条約が、アジアのこの大きな地域に締結をされております。あなたの攻撃を加えるという自衛権の問題と、中ソ友好同盟条約との関係はあなたはどう解釈せられるか、この点をまず明……

第24回国会 内閣委員会 第34号(1956/04/11、27期、日本社会党)

○勝間田委員 倉石労働大臣に、基地の協力謝礼金の問題について御質問をいたしたいと思うのであります。私の質問要旨に的確に答えていただきたいのであります。言い回しのような答弁をするような質問ではないのでありますから、その点はあらかじめお含み願いたい。  去る三月の二十八日に砂川に対して、政府は協力謝礼金を払ったようでありますが、その事実はあったかどうか、この点をまずお尋ねをいたします。
【次の発言】 この協力謝礼金をすでに出した範囲及び今後出すであろう範囲はどう考えておるか。この点をお尋ねいたします。
【次の発言】 この協力謝礼金を出した法律的血根拠、予算上の根拠、この二点についてお尋ねいたします……

第26回国会 内閣委員会 第46号(1957/10/08、27期、日本社会党)

○勝間田委員 まず一つお尋ねをいたしたいのでありますが、刑事局長の話によりますと、公務外ではあるが、一つは本人の意思があまり大げさにしてもらいたくないという条件を考えた、一つは補償がなされるであろうからということも考えた、こういうことでありますが、本人がたとえば大げさにしてもらいたくないというようなこと、あなたがそういう言葉を本気に考えておったとすれば、非常な形式論というものになる。軍事基地の悲惨な、屈辱的な条件というものをあなたは少しも考えていないことになるのであります。私はいろいろ後ほど聞きたいと思うけれども、たとえば、赤線地域で放火をされて全部焼けた。犯人が明白にわかっておる。だが事件を……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/01、27期、日本社会党)

○勝間田委員 総理大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、総理大臣は、今度石橋内閣の予算をそのまま引き継いで、しかもこの実行については責任を負うという態度を明らかにいたしたのであります。これは一見正しいかのごとくに見えますが、私をもって言わしむれば、まことに遺憾なことであると思うのであります。今日まで社会党は石橋総理の病気にかかわらずこれに協力をいたして審議を続けて参ったのでありますが、石橋内閣の予算が幾多の点で欠陥のあることは明白になったわけであります。特に、わが党が今日まで主張したように、食管会計の赤字は明白に補正予算で埋めていくべきである、また、在外資産の補償等の問題も、単に十億だけ計上……

第28回国会 予算委員会 第17号(1958/03/25、27期、日本社会党)

○勝間田委員 日本社会党を代表いたしまして、岸内閣に対して総括的な質問をいたしたいと思うのでありますが、主として経済、外交、労働等の諸政策をただしたいと思うのであります。  まず経済の問題からお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、昭和三十三年度の予算は、すでに衆議院を通過いたしたわけでありますけれども、目下参議院においては審議中であります。しかしながらここ数カ月の予算審議の過程において、日本の経済は非常な大きな変化を遂げつつあるわけであります。これはちょうど石橋内閣の財政から岸内閣の財政に移る過渡期においても、別な形で大きな経済の変更があったわけであります。当時社会党はこの経済の変更に対して……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 運輸委員会 第23号(1959/04/28、28期、日本社会党)

○勝間田委員 ここで前運輸大臣が重宗新大臣にかわられましたし、また重要な志免の払い下げ問正題等についての労使ともどもの対立が実はございますので、まず新大臣に対してお伺いをしておきたいと思うのであります。  御案内の通り、会期は余すところ数日になりまして、しかもこの国会は、御案内の通りに予算が審議された国会であります。従って永野前運輸大臣が今日までこの国会で答弁したことが、この段階になって新大臣によってまた別の方針がとられるということになりますと、これは大へんなことになると思うのであります。しかも現在の責任内閣制をとっておる立場から申しますならば、当然永野前運輸大臣のとっておった政策が踏襲をされ……

第31回国会 予算委員会 第2号(1959/02/02、28期、日本社会党)

○勝間田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、過般提案されました予算案を中心といたしまして、経済、財政、外交あるいは政治にわたっての総括質問をいたしたいと思うのであります。  まず、外交について御質問をいたします。岸内閣は安保条約の改定を現在計画されておるのでありますが、過般の演説におきましても、わが国の国力も漸次回復して参り、自衛能力も漸増をいたして参る、また国際社会における日本の地位も向上してきたので、安保条約に合理的な修正を施したいという旨の態度を実は明らかにされたのであります。安保条約の合理的な修正を考える前に必要なことは、この安保条約を解消する方向に外交の努力を続けていくのであるか……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○勝間田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、この際に岸総理の決意と責任を問いたいと思うのであります。  去る二月の二日にこの会場を通じて、私は岸総理に対して、非核武装宣言を日本が単独に行うことに対して、国会が、これが宣言を決議することに対して、支持と協力をするかどうかという点を明確に問うたところが、岸総理はこれに対して、全く同感であると今日まで答えられてきたのであります。  しかるに今日両党においてこの問題を交渉いたしておるにかかわらず、事実上の決裂の状態にある。政党責任内閣の総理大臣として少しも協力も支持もしていないではないか。私はこのことをきわめて遺憾に思うのであります。今日まで幾たび……

第33回国会 外務委員会 第10号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○勝間田委員 まず、最近の情報によれば、安保条約改定の調印を来春の一月十日ないし十五日の間にやりたいということを伝えられておるのでありますけれども、政府はどう考えておられますか、明らかにいたしていただきたいと思います。
【次の発言】 年末ないし来春の一月二十日ころまでの間に調印をするということでありますが、この際外務大臣に私はお尋ねをいたしておきたいと思うのであります。何といいましても伊達判決がまだ最終的な結論を見ないのであります。少なくとも法治国家であり、憲法を守って、同時にこうした司法権を尊重しなければならない政府といたしましては、この判決が最終的に決定するまでの間は少なくとも交渉を中止す……

第33回国会 外務委員会 第14号(1959/11/24、28期、日本社会党)

○勝間田委員 私は賠償の性格が非常に長い間に変わってきたと実は考えるのでありまして、三千九百万ドルのうちで七百五十万ドルに相当する部分を消費財で出そう、こういうことの考え方の中には、ただいま質問のあったように、現金賠償に近い性格を持ったものがあると私は考える。しかし同時に、今日私は外務大臣に一つお尋ねをしたいと思いますけれども、私が一番懸念をしておる問題は、賠償の支払いを通じて貿易が一体どういうことになるであろうかということが、私は一番大きな問題だと考えておる。そこで今日まで、ビルマの賠償にいたしましてもあるいはフィリピンの船舶賠償にいたしましても、賠償の行われる結果が、日本のその当該国に対す……

第34回国会 商工委員会 第12号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○勝間田議員 ただいま議題になりました石炭鉱業安定法案につきまして、提案者を代表してその提案理由の説明を申し上げます。  石炭鉱業は今日、斜陽産業といわれ、日没産業とまでうわさされるほど、重大な危機に直面いたしております。この未曽有の危機の原因は、技術革新によってエネルギーの消費構造に著しい変化が現われ、石炭需要が相対的に低下したことにありますが、より根本的には、政府の石炭鉱業に対する政策の貧困と、炭鉱資本家の無為無策にあることを指摘せざるを得ないのであります。  特に政府のエネルギー政策に対する一貫性の欠除は、石炭価格の割高と相待って、競合燃料の無計画な進出を生み、石炭需要に多大な圧迫を加え……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第37号(1960/05/19、28期、日本社会党)

○勝間田委員 横路委員の御質問に関連しまして、この際若干御質問をいたしておきたいと思うのであります。  まず第一に、調達庁長官にお尋ねをいたしますが、地元のいわゆる民有地あるいは公有地を持っておる諸君と、それから、アメリカ合衆国は、行政協定第三条によって、演習にこれを使用するにあたっての賃貸借契約を年々、一年ごとに締結いたしておるのでありますが、現在、何年何月まで一体契約を締結いたしておりますか、その点をまず御質問いたしたいと思います。
【次の発言】 調印には至っておらないのではなくて、調達庁不動産部長がこの直接の契約者になっておるのが例年の例でありますから、思うではなくて、まだ契約ができてい……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 商工委員会 第10号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○勝間田議員 ただいま議題になりました石炭鉱業安定法案につきまして、提案者を代表してその提案理由の説明を申し上げます。  政府はさきに石炭鉱業の合理化について石炭鉱業合理化臨時措置法を制定し、実施して参りましたが、石炭鉱業の危機は依然として解消せず、むしろ深刻化の方向をたどっております。この重大な危機をもたらしている原因は、最近の技術革新によるエネルギー消費構造の変化と、競合エネルギーの無計画な輸入により、石炭需要が相対的に低下していることにあります。しかも政府の石炭鉱業に対する総合的政策の欠除と、炭鉱資本家の無為無策は、こうした危機の深化を一そう助長しているのであります。  申すまでもなく、……

第38回国会 商工委員会 第35号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○勝間田議員 ただいま議題となりました産炭地域の振興に関する臨時措置法案につきまして、提案者を代表し、その提案理由の説明を申し上げます。  御承知の通り、産炭地域におきましては、社会的、経済的に石炭鉱業への依存度がきわめて高く、石炭鉱業の好、不況は、直接的に産炭地域の経済、社会に波及しております。特に朝鮮事変後のわが国経済の不況を境とし、石炭鉱業合理化法の制定以来、一般経済の活況をよそに、石炭鉱業は停滞の一途をたどって参りましたが、こうした動きはそのまま産炭地域を深刻な苦境に追い込んでいるのであります。  大量首切りと、閉廃山を進める合理化法の進展は、産炭地域におびただしい失業者を滞留させて、……

第38回国会 商工委員会 第47号(1961/06/02、29期、日本社会党)

○勝間田委員 商工委員会は今日まで石炭に関連した数多くの重要な課題について熱心な討議を続けて参ったわけであります。その中でも現実的な多くの課題につきましては、たとえば石炭鉱山保安の臨時措置法あるいは産炭地振興に関する臨時措置法等、数多くの点につきまして、十分ではございませんけれども、与野党の間に修正の意見も一致を見て参ったのでありますけれども、同時に石炭そのものの政策につきましては、遺憾ながら今日与野党の見解は鋭く対立をいたしておるわけであります。従ってここで私は池田総理大臣並びに各関係大臣に対しまして、最も重要と思われる幾つかの諸点につきまして質問をいたしたいと思うのであります。特に私は石炭……

第39回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○勝間田委員 私は社会党を代表して、労働問題を中心とする石炭政策について、池田総理大臣に対して御質問をいたしたいと考えるわけであります。このことは、同時に、今石炭労働者が四千名も国会に陳情に来られておりますが、この陳情の声を代表するものでもあります。従って総理大臣には、誠意を持った御答弁をいただきたいと考えるわけであります。  御案内の通り、今石炭労働者は深刻な窮乏に立たされております。すでに過去二カ年間に六万人からの労働者が首を切られました。またこれからも、政府の計画によれば、六万人からの首が切られようといたしております。また、現に働いておる諸君から申しまするならば、毎日のように賃金引き下げ……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○勝間田議員 お答えいたします。  最低賃金に対する私どもの提案をさしていただいた基本というものが、支払い能力という点に一体重点を置くのか、そうでなくて、憲法で定められたる、あるいは労働基準法の第一条で定められたように、人間としての生活が営めるかどうかというその基本において、やはり非人間的な雇用というものをすべきでないのだ、この立場を確立することがやはり必要ではないだろうか。別な言葉で申しますると、中小企業対策というものと最低賃金政策というものとは、別個の観念から生まれてくるべきものだと考えるのであります。すなわち、かつて奴隷制度が廃止されたときに、奴隷制度というものは社会的に正しくないのだと……

第40回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○勝間田議員 ただいま議題になりました石炭鉱業安定法案につきまして、提案者を代表し、その提案理由の説明を申し上げます。  今日の石炭鉱業の危機は、わが国石炭産業の前途にはかり知れない暗影を投じているのみならず、産炭地域におびただしい失業者を停滞させ、関係自治体は衰退の一途をたどり、炭鉱労働者を生活不安のふちに追い込み、重大な社会問題を醸成せしめているのであります。  この危機を打開するために、本院は、去る三十九臨時国会において、石炭産業の危機打開に関する決議をし、石炭産業を安定させるために、当面の緊急諸問題の解決を政府に強く義務づけたのであります。しかるに政府は、この決議を尊重せず、当面する緊……

第40回国会 予算委員会 第9号(1962/02/06、29期、日本社会党)

○勝間田委員 私は、社会党を代表しまして、エネルギー政策並びに石炭政策等について、池田総理外関係各大臣に対して質問をいたしたいと思います。この前の国会で、われわれは石炭産業の危機にあたって決議をいたしました。その際に最も重要な点でありましたのは、言うまでもなく、総合エネルギー政策を確立して、石炭の地位を明らかにして、そして石炭産業の安定をはかるべきである、こういう重大な決議をいたしたわけであります。政府の今日までとっておる政策を見ますと、離職者に対する政策あるいは産炭地に対する政策等については若干の進歩は見られるわけでありますけれども、この肝心かなめの総合エネルギー政策については何ら触れるとこ……

第43回国会 予算委員会 第2号(1963/01/29、29期、日本社会党)

○勝間田委員 私は、日本社会党を代表しまして、主として経済並びに外交の問題についてしぼって質問いたしたいと考えます。  まず、外交問題の中の特に日韓問題についての質問をいたしたいと思います。  日本の戦後の外交の中で一つの大きな誤りがあったと考えますのは、吉田内閣の当時における、台湾を承認して、これと平和条約を締結したことだと考えております。もしこの誤った外交がなかったならば、今日の日本の状態なりあるいはアジアの状態はおそらく一変いたしておったのではないかと私は考えるのであります。しかし、今やはり池田内閣によって同じようなあやまちが繰り返されようといたしておることを見のがすわけには参らぬと思う……


30期(1963/11/21〜)

第47回国会 予算委員会 第2号(1964/11/28、30期、日本社会党)

○勝間田委員 社会党を代表いたしまして、総理大臣、また若干の問題については関係大臣に対して御質問をいたしたいと思います。  まず第一に、佐藤総理の政治的な姿勢並びに若干の内政問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。寛容といい、また調和といい、ことばではいかようにでもこれを飾ることはできると思うのであります。しかし、申すまでもなく、問題は佐藤総理並びに佐藤内閣がこれをいかに具体的に行動に移していくかということが今日の最大の関心事であると私たちは考えておるわけであります。その意味から、今日あなたの考えておられる寛容と調和の政治とは一体どういう具体的な内容を持つものであるか、このことをひと……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○勝間田委員 不当に延長された国会もいよいよ明日最終の段階に立ち至りましたので、この際、日本社会党を代表しまして、若干の重要問題について質問をいたしたいと思います。  まず、国会の運営について佐藤総理にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、佐藤総理は、就任早々わが党の衆議院並びに参議院における質問に答えて、調和を強調されて、しかも国会の審議については単独採決はやらないという公約をされたのであります。しかるにもかかわらず、過般の十九日の国会の延長に際しましては、最後の段階に立ち至りましてついに単独採決を強行した。これはまことにあなたの公約を破っただけでなく、国会の正常な運営を破壊したものだと実……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/07、30期、日本社会党)

○勝間田委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました四十一年度予算案に関連いたしまして、経済、外交並びに政治姿勢につきまして、佐藤内閣の基本方針についての質問をいたしたいと思います。  つきましては、佐藤総理に二点お願いをいたしておきたいと思うのであります。その一つは、私は国民の側に立って質問をいたすのでありますので、佐藤総理も、単に言いのがれをうまくやるという態度ではなくて、やはり国民に対してわかりよく説明をする、答弁をする、こういう態度でお答えを願いたいと思うのであります。また・もう一つは、きょうは佐藤内閣の基本に関する問題でありますので、佐藤総理にお答えを願いたいと思……

第51回国会 予算委員会 第24号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○勝間田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、石炭問題、沖繩に関する問題並びに若干の当面の重要なアジアの外交に関する問題についてひとつ質問をいたしたいと思います。  まず第一に石炭問題についてでありますが、佐藤総理もよく御理解だと思うのでありますけれども、依然として今日石炭問題が抜本的な解決を見ておらない。私も想起いたすのでありますけれども、昭和三十七年石炭の危機が叫ばれた当時に、当時の総理大臣である池田勇人氏は、心を入れかえて石炭問題に取り組むという、きわめて真剣な態度を実は示されたのであります。まだ当時通産大臣の責任を帯びられておりましたと思いますけれども、佐藤総理も、これは私の責任であ……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、日本社会党)

○勝間田委員 ただいまの佐藤総理の所信表明に関連しまして、社会党を代表して、佐藤内閣の政治姿勢についての質問をいたしたいと思います。  佐藤総理は、先ほどわが山花議員の質問に反論を加えました。社会党に対する支持率をもって、彼はみずからの非を隠蔽しようといたしました。私は、この心がまえの中に佐藤内閣の責任を果たそうという謙虚な気持ちのないことを、きわめて遺憾にたえないと思うのであります。今日、あなたがあげられた世論調査の中で、佐藤内閣として一番注目をすべきことは、佐藤内閣みずからがわずか二六%に支持率が転落していることであります。歴代内閣の中で最低の支持率に低下いたしておることであります。これは……


32期(1969/12/27〜)

第65回国会 外務委員会 第13号(1971/04/14、32期、日本社会党)

○勝間田委員 先ほど来中国問題についての質問を聞いておりまして、若干総理に基本的なことをお尋ねしたいと思うのでありますが、一昨年の暮れに総理大臣はいわゆるニクソンとの共同声明を出されて、また記者会見もされて、その間には安保条約の継続も約束をされ、台湾海峡の問題についてまで言及をされておられる。この間の沖繩交渉などを通じて考えてみますると、あの共同声明のラインというものが佐藤内閣のいわば中心の外交路線のように私は考えられてまいったわけであります。この外交路線というものについてはもとより私は賛成することはできませんでした。そういう印象を強く持っておったものでありますので、総理が、私の任期中は中国問……

第67回国会 商工委員会 第15号(1971/12/21、32期、日本社会党)

○勝間田委員 私は、日本社会党を代表しまして、日米繊維協定に関連をして若干の質問をいたしたいと思うわけであります。  まず、外務大臣にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、田中通産大臣はすでに日米繊維輸出規制に対して了解覚書を交換をいたしておりますけれども、本調印は一体いつごろするつもりなのであるか、それを聞かしていただきたい。
【次の発言】 覚書に記載された事項にかなり問題が多いように思うのでありますが、その交渉の過程で何らかの修正なりあるいは改善なりがなされたのであるかどうか、もしなされておるとするならば、それを具体的にひとつ御説明をいただきたい。


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 外務委員会 第7号(1973/03/28、33期、日本社会党)

○勝間田委員 時間が三十分でありますので、若干疑問に思っております点を御質問したいと思うのでありますが、主としてアジア外交の今後の問題について大臣の所見をひとつお伺いしたいと思っております。  先ほどもお話がございましたように、昨日、陳大使が着任をせられて、やがて小川大使も北京に赴任せられることになったのでありますが、まことに画期的なできごとで、私どもほんとうに心から慶賀にたえないと思っておるわけであります。これからいよいよ外交ルートを通じて日中間の懸案事項がいろいろ解決をされていくわけでありますが、共同声明にも明らかになっておりますとおりに、永久な友好関係を確立するという意味で、これからは日……

第75回国会 予算委員会 第23号(1975/06/09、33期、日本社会党)

○勝間田委員 社会党を代表いたしまして、経済、財政、外交などにつきまして、三木内閣の態度をひとつ御質問いたしたいと思うのであります。  まず、実は日本経済の現状認識についての政府の統一見解をひとつお伺いをいたしたいと思うのであります。  政府はいま、物価安定か、あるいは経済回復か、非常な財政危機の中で混迷をいたしておるように見受けられてなりません。今回の〇・五%の公定歩合の引き下げの態度にもあらわれておりまするし、また、やがて問題になるでありましょう第三次の景気浮揚政策につきましても、各省の態度にはきわめて混乱があるかに見受けられるのであります。したがって、この際にお尋ねをいたしたいと思うので……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 議院運営委員会 第1号(1983/12/26、37期、無所属)【議会役職】

○勝間田副議長 一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび、皆様の御推挙によりまして、はからずも副議長の要職につくことになりました。まことに光栄に存じます。  今後、新議長を補佐し、一体となって国会運営の責任を担うことになるのでありますが、その責任の重大さをいまさらながら痛感いたしておるものでございます。  今後、議長の御指導と議事運営に経験豊かな委員長並びに委員各位の特段の御協力をいただきまして、国会の円満な運営に微力を尽くしてまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。  簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第4回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/12/06、23期、日本社会党)

○勝間田委員 一つだけお尋ねをいたしたいのであります。高見さんのお話を聞いておりますると、官吏の行政整理をかなり御希望されておられるようであります。なお現在の給與の問題と結びつけて、現在の給與には能率給の面がはつきり取入れられておらない、その点をぜひやつてほしいというお話のように承つたのでありますが、現在の政府の出しておる給與案、人事院の出しておる給與案を見ますと、御存じの通りに、東京都の栄養量の調査からしまして、それを現在実際に購入する價格として二千四百七十円というものを出しておる。それを出すのに、いわゆる生活水準としてどうしてもこれだけはなければならないというものを若干それに加えております……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 内閣委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、日本社会党)

○勝間田委員 官房長官にお尋ねをいたします。民主自由党の人たちは、よく統制経済の撤廃とかいろいろのことをおつしやるのでありますが、今度の予算の成立の経過を見ても、それから各種政策の公約がほとんど実行できなかつた点を見ても、よくわかるように、日本の経済は決してそうなまやさしいものではなくて、世界経済の一環としても立つておりますし、それから日本経済の現在の実情は、單なる統制の撤廃だとか、そういう簡單なことでは済まされるものではないので、私はもつと眞劍な経済計画を政府が立案して、その立場に立つていろいろの経済の政策が立案されて行くというかなり困難な、しかも先ほど長官がおつしやつたように強力に各省の総……

第7回国会 予算委員会公聴会 第2号(1950/02/11、24期、日本社会党)

○勝間田委員 今のお話の中で、預金と貸付との比率の問題で、必ずしもそれが百パーセント近くなつても、結局は経済対象が健全であれば心配はない、こういうことはごもつともな話と思いますけれども、今の銀行の融資の状況から見まして、ほんとうに健全融資が行われておるかどうか、特に滞貨融資等の関係から見まして、それを強く言つた場合において、あなたの最初におつしやつた中小企業の融資の問題がどう調節できるか、この問題をひとつもう少し掘り下げてお話を願いたい。

第7回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1950/02/18、24期、日本社会党)

○勝間田委員 実は今度の厚生関係の予算を見まして私は非常に落胆した一人でありますが、去年から今年にかけて、また今年から将来にかけて非常に重大な経済の転換が来ておる。そこに引揚者がおる。まだ戰争の痛手をほとんど回復していない状態でありますので、厚生関係の予算がもつと大巾に増額されなければならぬということは、だれもみな私は理解しておるところだと思うのであります。先ほど来、予算が縮小になつたにかかわらず六十数億の増額を見たというようなことも與党の方からございましたげ托ども、これは非常な誤りでありまして、予算の縮小を見たのは、いわゆる価格調整補給金がとれたということなんでありまして、日本の実質的な予算……

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、日本社会党)

○勝間田委員 今の政府委員の答弁によりますと、十万円、二十万円、それぞれの段階で幾ら減税になるかということを説明されておりますが、その場合に聞かしてほしいと思いますのは、旧税法で本年とつたならば幾らとれるであろうかということに対しての減税であるか、あるいは去年実際にとつた金額に対して幾らの減税になるというのか、どちらを説明されておるのか、その点をはつきりさしていただきたいと思う。

第10回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1951/02/20、24期、日本社会党)

○勝間田委員 ただいま事務的な説明を受けたわけでありますが、なお新しいいわゆる外交情勢の変化に伴うものが、どう実体的に加わつているかということを、ひとつ御説明願いたいと思います。新しい情勢に即応する外務省の予算として、どこに重点を置いてあるかということ。
【次の発言】 そうしますと、もし講和会議等が開かれて来る場合におきましては、いろいろ海外施設の問題がございましようし、いろいろ外交上の変化が出て来ることと思いますが、そういう事態に処しては新しい追加予算が出るという考えでよろしゆうございましようか。
【次の発言】 最近新聞紙上等で伝えられておることですが、どの程度真実であるかについての御説明を……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 地方行政委員協議会 第1号(1955/10/07、27期、日本社会党(左))

○勝間田清一君 一つ川島長官に御質問をいたしたいのでありますが、今日まで御承知の通り泉地区の問題が紛争の種になって参ったということは、きわめて遺憾に思っております。そこで今日率直に、この国会を通じてあなたにお尋ねいたしたいと思うのでありますが、三人の委員会に委嘱をされておりますけれども、この委員の結論がきわめて遅延いたしておる状況であります。過般川島長官にお願いをいたした際においても、早急にこの結論を一つ出して、早期の解決をつけなければ、まことに不測の事態も起らぬとは限らぬという状態にありますので、これが促進をお願いしたいということで、当時川島長官も少くとも十日以前においてこれが解決については……

第26回国会 予算委員会公聴会 第1号(1957/02/18、27期、日本社会党)

○勝間田委員 土屋さんに一つお尋ねしたいと思うのですが、運賃の問題は直接コストに影響がないということを聞きましたわけでありますが、一般的にはそういうことがいえると思う。特にまた滞貨などが輸送の面から来て相当影響ある場合においては、それが積極的に解消していけば、滞貨の方のマイナスが逆にカバーできて、さほど大きな影響がないということも考えられると私は思うのですが、ただ私が一つ問題に考えられるのは、国鉄の運賃だけの問題ではなくて、かなりガソリンの値上りなどもあるし、それからまた道路税といったような問題もあるし、そういうものを加えていくと、国鉄の運賃の三百六十何億に対して、なお数百億のそういった面の負……

第26回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○勝間田分科員 二、三の点について労働大臣にお尋ね申したいと思うのであります。  まずお尋ねをしたい点は、やはり労働大臣の労働政策に対する心がまえの問題であります。従来私ども保守党の労働政策を見ておりますと、どうしても印象として、労働者の保護をやっていこう、あるいは生活を積極的に改善していこうという印象に薄かった。早く言えば、労働者の生活権なりあるいは基本的な人権なりというものを、抑圧する労働大臣のように実は見受けられたのであります。たとえて申しますると、スト規制法などの問題が出たときに、むしろそういう問題があたかも労働政策であるかのごとくに扱われて、本来の労働者のための政治というものが非常に……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

勝間田清一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。