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八木一郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

八木一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
935位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
637位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
987位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
232位

23期委員会出席(無役)TOP100
80位
23期委員会発言(非役職)TOP100
86位
24期委員会出席(幹部)TOP100
76位
26期委員会出席TOP100
93位
26期委員会出席(無役)TOP100
99位
26期各種会議出席(無役)TOP25
25位

このページでは八木一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。八木一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第33号(1947/12/05、23期、同志クラブ)

○八木一郎君 戰後の産業の再建は、何と申しましても輸送の敏速圓滑化をはかることが急務であるということは申すまでもありません。しかしながら陸上輸送につきましては現在石炭の不足、電力の制限等のいろいろの悪條件があるために、多くを望まないのでございますが、勢い経費の少いかつ輸送量の多い海上輸送に頼らなければならない實情であります。今名古屋港を中心とする海上輸送の状況を見ますると、伊勢湾、三河湾、渥美湾に稼行いたしております。機帆船は、六百艘あります、このうち師崎水道、中山水道等を経まして稼行するものは年間二萬一千六百艘に及んでおりますので、このほか三重県を初め紀州沿岸各港より木材あるいは遠く阪神、九……

第1回国会 農林委員会 第2号(1947/07/03、23期、民主党)

○八木委員 小委員はこれを委員長において御指名になり、選擧の煩を避けられんことを臨みます。なお散會後直ちに小委員打合會をお開きになることを希望いたします。

第1回国会 農林委員会 第8号(1947/08/04、23期、民主党)

○八木委員 私はこの暑い際ですから、あつさり、率直にお尋ねいたしますから、あつさりと率直にお答えを願いたいと思います。  本案が法律案として提案されまして以来、私は及ぶ限りの力をもつて、逐條この問題を勉強してまいりました。この勉強をし研究を續けておる間、同僚各位の質疑應答、あるいは懇談會が重ねられるにつれて、遺憾ながら私は、どうしてもこの公團を設立しなければならないと言う理由を納得するのに苦しんでおるのであります。なぜこんなものをこの際つくらなければならないか。この國家危急の際に、暑いこの時期を費して、どうしてこれをつくらなければならないかということを見出すべく、勉強いたしましたが、遂に必要が……

第1回国会 農林委員会 第10号(1947/08/07、23期、民主党)

○八木委員 和田長官に所見をお伺いいたしたいと存じます。問題は公團法による配給制度の確立に伴いまして、これを運營して適正なる配給を期するというこの仕事について、イデオロギーと申しましようか、實は一昨日の本委員會におきまする平野農相の御答辯中に、肥料の國營問題でありますが、肥料の配給に關する問題は今囘から肥料公團によつてやることになりましたので、この肥料公團を通じて配給いたしますことは、大體においてこれはほとんど國營であります。たとえば肥料公團に從事する人々は、すべてこれ農林大臣の任命であつて、役人であります。從つてこのことは理論から申しますれば大體國營に近いものでありまして、この部面に關する點……

第1回国会 農林委員会 第13号(1947/08/21、23期、民主党)

○八木委員 議事進行について
【次の発言】 ただいまの御説明によりまして事情、經緯は了解いたしました。今後農林問題に關する限り、院議決定前に必ず本委員會においてあらかじめ決議をいたして、本會議にもたらすようなお取計い方を要求いたします。  次に同じく議事進行の一つとしてお伺いいたしたいことは、農業協同組合法案が上程されてからすでに十四日を經過しております。九日にわれわれの手もとに配られてから、まだ委員會の審査に付さないのは、考えようによりますと、今までの質問内容から見て、手のかかる、すつきり上り兼ねるような問題をことさらにひねくらして置いて、急いで上げなくてはならない、かかる重大な法案を後囘し……

第1回国会 農林委員会 第14号(1947/08/22、23期、民主党)

○八木委員 議事進行に關連して申し上げます。だんだん質疑應答を重ねて進行していくことはまことに結構でありますが、今まで農林の問題に出ました法案審査の經過を顧みますと、各委員が必ずしも毎囘出られない。從つて同じ問題を重複する場合がかなりある。私はこれの煩を避けて、本法案のごとく二十年十二月九日のいはゆる連合軍の農民解放令に基いて、當然農地改革と一緒にやるべきものが片手落ちになつたこの法案、當然一諸に審議して片づけてしまうべき筋合のものを、一方は進め、一方は漸く今上程というような形においていつまでも置くことに忍びないのでありますから、できるだけ進行をはかつていただく意味において、問題になつてから今……

第1回国会 農林委員会 第16号(1947/08/27、23期、民主党)

○八木委員 本日の新聞を見ますとただいま審議中の法案と密接な關係のある重大問題が載つておりますから、この際緊急質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 今朝の新聞に農業生産調整法及び主要食糧の供出割當に關する閣議決定という記事が出ております。これは農業協同組合法案とも非常なる關係があるばかりでなく、本委員會が取上げております供出の問題、その他との關係が甚大であると信じます。かかる問題は新聞に公表する前に、閣議の審査に付する前に、適當なる方法において協議あるいは打合せをなすべきが、順序であるように考えるのであります。農林委員會が常時ここに開會中のこの際、突如として新聞に發表をする前に、なぜ本委……

第1回国会 農林委員会 第17号(1947/08/28、23期、民主党)

○八木委員 連合會に關連してお尋ねいたしたいのですが、十二條の二項の二に「他の法律により設立された協同組織體で組合の行う事業と同種の事業を行うもの」こうありますが、法令の規定としてはきわめて抽象的でありまして、はつきりわかつたようで、その具體的の内容になると、これはいかなる組合を指しておるかを知りたいのであります。産業組合、商業協同組合、森林組合、耕地整理組合、蠶絲協同組合等を一應思い起すのでありますが、そのほかにこの種の範圍でどの程度にお考えになつておるか伺いたいと思います。
【次の発言】 獨占禁止法と連合會の經濟事業との關連について簡單に伺います。  先ほど伺いますと連合會が構成せられまし……

第1回国会 農林委員会 第19号(1947/09/16、23期、民主党)

○八木委員 水害の調査に著手するにあたりまして、この際一言希望を申し上げたいと思います。それは申し上くるまでもなく治山、治水は敗戰日本の再建復興の基礎であり、食糧問題を解決する恆久對策の基盤をなす問題でございますが、技術的に實際現地問題にはいりますと、農林の所管問題の内務省の所管以外は、農林及び國土に關係しております問題とが、相疏通いたしまして對策を立てなければならないという、實際具體的な問題を各地に見るのでございます。私どもも浅い經験でありますが、さような事態に幾たびも當面いたしておりますので、この大災害を機に、現地に足を踏み入れる際に、かかる農林及び國土の兩委員からおそらく關係者が出てきて……

第1回国会 農林委員会 第21号(1947/09/18、23期、民主党)

○八木委員 私も小委員でこの案に贊成をいたしておりますが、委員長の御報告にちよつと思い違いがあるのじやないかと思つて質したいのであります。それは御報告の劈頭に社會黨案を中心に審議云々というお話でありましたが、そうではないということを特に私は採決に入るに先だつて發言しておいたはずでありまして、これは速記録をごらんくださればわかると思います。この扱いについては、今後もありますから委員長に注意しておきたいのでありまするが、まじめに供出問題を、いわゆる黨派を超越して農村、農業者の心を心とした意見が熱心に闘わされまして、一應の草案がまとまりかけたときに、社會党におかれてはそれを全部組入れて、社會党案の形……

第1回国会 農林委員会 第26号(1947/10/01、23期、民主党)

○八木委員 簡單に五つの點についてお尋ねいたしたいと思います。  第一點は、この法律を實施してまいりますには、相當豫算を伴うと考えられますが、その豫算の概要を伺いたい。それからその豫算と法律との関係で、豫算は豫算委員會で審議されるでしようが、豫算が伴わなかつた際に實施に困るだろうから、この法律は豫算と切り離して實施できるものかどうか。それが第一點であります。  第二點は、法律の標題が農業生産調整法となつておりまして、農業の増産こそ必要でありまするが、この際にことさら調整、コントロールするというような題目からまず氣に食わないのですが、こういう氣に食わない法律を出す考え方の基本的なところが解しかね……

第1回国会 農林委員会 第29号(1947/10/09、23期、民主党)

○八木委員 議事の進行と時間の節約上、私はこの際米價問題について、安本あるいは農林省において考えておる、基礎的な資料のあり方についてお尋ねしたいのであります。  第一は農林省は二本建てと言い、安本はパリテイだと言いますが、これは一應パリテイによるのだといたしまして、その際パリテイによるか、生産費によるか、二本建てによるか、そのことにも議論の余地がありますが、一應パリテイといたしまして、そのパリテイ計算の中にひそむ矛盾を、われわれはいろいろの角度、データーによつて發見いたしておるのであります。このパリテイ、均衡計算方式によるところのその中にひそむ矛盾について、安本としてはどういう角度から檢討をし……

第1回国会 農林委員会 第30号(1947/10/10、23期、民主党)

○八木委員 昨日お尋ねいたしました要旨は、米價の算定の基礎になる、また算定上非常な考慮をしなければならない點は、米價と均衡された物資が價格體系、物價體系を維持して農家が手にできるかどうかという點、及び米價と均衡された物資が、マル公によつて確實に百姓の手にはいるかどうかという點が、どこまでも大前提となつて檢討されていかなければならない。その際衣料に關する點で、衣料というよりは、被服身廻り品に關する點で、學童服であるとか、作業服であるとか、あるいは地下足袋であるとか、くつしたであるとか、絲であるとか、こういう品種が、農家の手もとに渡るまでの配給制度につきまして、われわれの納得できない點があるから、……

第1回国会 農林委員会 第31号(1947/10/13、23期、民主党)

○八木委員 民主黨といたしましては、ただいま提案になつておりますこの二法律案の原案に、附則一部修正を含めまして贊成をいたし、きわめて速やかなる機會における、可決確定、成立實施の運びに至らんことを望みます。この法律は農民の協同組織の發達を促進し、もつて農業生産力の増進と、農民の經濟的社會的地位の向上をはかり、あわせて國民經濟の發展を期することを目的とすること法文に明記の通りでありまして、日本の農村は今現に敗戰日本建直しのために、農地改革の基盤の上に立ちまして、農民解放と農村民主化の大道をきり開こうといたして、昭和二十年、一九四五年のかの十二月九日連合軍から日本政府に寄せられましたところの、いわゆ……

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/10/15、23期、民主党)

○八木委員 議事進行について――昨日緊急質問を總理大臣に求めたいということで、米價問題その他總理の都合を見て、適當な機會を與えるという委員長のお話でありましたが、その都合がわかつておりましたならばお知らせ願いたい。本日都合がつけばその時間に再開されることを希望します。
【次の発言】 お尋ねいたしたい事項は、きわめて簡單にお伺い申し上げまするが、しかしお答えはできるだけ納得できるように、親切にお願いいたしたいと思います。お忙しい時間を割いてお尋ねいたしますことを前もつてお斷り申し上げておきます。質問の事項は三つであります。  第一は、國務大臣である平野農林大臣を通じて承知いたしましたあの米價問題……

第1回国会 農林委員会 第35号(1947/10/18、23期、民主党)

○八木委員 ただいま問題となつております國會の意思を徴せられたいという申入れは、即時取運ばれんことを希望いたします。私先般片山總理にお尋ねいたしました三つの點も、その一つは、米價問題はきわめて愼重な取扱いをすべきであるが、政治的責任をも云々しなければならないような印象をもつ行動はいかがかという點を質し、また、米價は前例もあることであるから、國會の意思を徴してやつてもらう意思があるかどうかということに對しても、政府の所見を質したのであります。また、押つけ供出を實施するためには、供出ということ、言い換えれば裏づけ物資を切離したような米價の決定方はだめだという三點を質しましたが、いずれも本員と見解を……

第1回国会 農林委員会 第38号(1947/10/22、23期、民主党)

○八木委員 委員長にお尋ねいたします。まず農林委員會が去る十一月十八日に愼重なる討議の結果、決議を得ました三綱目に對して、ただいまの發表に至るまで、本委員會の要請事項は政府において考慮されたあとがあるのかどうかということについては、ただいまの報告だけでは了承いたしかねますから、その後委員長において、この決議に基き行動せられ、要請せられた經緯竝びに結果をこの際承りたいと思います。
【次の発言】 委員長の御答辯によりますと、政府は米價を決定するにあたつて、委員會の意思を徴して決定したというふうにお認めになつておるやに聽きますが、さよう御了承なんですか。

第1回国会 農林委員会 第40号(1947/10/24、23期、民主党)

○八木委員 簡單にお尋ねいたします。本日お配りいただきました「バリティ計算ニ採リタル品目ノ基準年次及ビ現行價格一覧表、」この表についてお伺いいたします。農民に納得させるためにいろいろ勉強した結果、どうしても納得できない點をまず伺います。この表の中で建値があるものは御賣になり、あるものは小賣にいたしております。これはどうしてこういうことになつたかということを、まずお伺いいたします。
【次の発言】 この出す米は倉庫渡しとしてある以上、基礎に盛りこまれた買うものも、御賣で運賃も手數料もはいつていないというのでは、學問的な説明をすればわかるようなものでありますが、百姓としては。私どもとしては納得しかね……

第1回国会 農林委員会 第44号(1947/11/10、23期、民主党)

○八木委員 この法案を實施する場合を考えまして、特に明かにしていただきたい二、三の點をお伺いしたいと思います。第一は掛金と共濟金との相關關係が心配なのであります。實は昭和十四年以降今日までの實績を、ちよつと調べてみますと、掛金が少くて出す方が多いということで、通俗的にいえば勘定合つて銭たらずの共濟事業になつておるのが實績でございます。その不足は八千萬圓以上に上つておるということを聞いておるのであります。かような計畫の上に立つて廣汎な災害補償共濟事業を實施してまいります際に、あたかも今年は第一年からすでに大きな災害を背負いこんでスタートする、こういう際にあたりますから、大體の目安から推してみまし……

第1回国会 農林委員会 第45号(1947/11/12、23期、民主党)

○八木委員 井上次官の談をめぐつて私も供出問題について關連の質問をいたしたいのでありますが、議事の進行上、本問題は先に本委員會において供出小委員會が設置されておりますし、その委員會においては一應案を決定し、すでに本會議においても本委員會の決議として政府に要求してある事項であるのでありまして、すなわち具體的にわれわれの決定した供出對策基本要綱を作文に終らしたくない。具體的に實施することのできる問題と、できない問題とがおのずから政府當局の實施官廳として見解があるのであろうから、それを基礎といたしましてさらに檢討を重ねていきたい、こういうことになつておる關係もございますから、ただいまの質疑應答のよう……

第2回国会 農林委員会 第12号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○八木委員 三点伺います。第一点はこの法案はたとえ一人でも役人を殖やす結果になると思います。はたしてそうであるかどうか。  第二点はそのために農林省においては余人をもつてかえることができないという意味で配置轉換その他のことを緻密に檢討せられ、調査せられた結果であるかどうか、何とか全國の多数の農業技術專門員がありまするこの際、新たに置かなくともいけるのじやないかという観点から檢討せられたかどうか。檢討せられたならばその内容を伺いたい。  それから第三点は、政府並びに委員長にお尋ねしたい。予算の伴う法案は、どうしても予算的処置が伴わないと車がかたわになる。片方しか審議できないような感がするのであり……

第2回国会 農林委員会 第14号(1948/06/07、23期、民主自由党)

○八木委員 政府は四日の閣議決定と称して、今回突如新麦の價格を発表しておるのでありますが、この新麦と同じ扱いをすると言われておつた新繭の掛目、すなわち新繭の價格に関しては、どうなつておるかということを質したいと思うのであります。まず農林省の蚕糸局長にお伺いいたしたいと思いますが、蚕糸局長は政府の名において、全國各地の業界、農民その他の公開の席におきまして、繭の掛目すなわち繭價格の決定は二つの方針をもつてこれに当る。その一つはパリテイ方式であり、その二つは新麦と新どやがとの同じ扱いにおいて、同じ時期に発表していく。こういうことを公約せられておりまするし、私も直接間接にこの点をだめ押しいたしまして……

第2回国会 農林委員会 第26号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○八木委員 時間を限定されておりますので、私はこの法案に対しては質問したいことが相当たくさんありますが、質問にはいるに先だつて、委員長に議事の進行についての御決意のほどをまず承つておきたいのであります。と申しますのは、第一回國会におきまして、重要なる法案の最後を思い起すのでありまして、あの第一回國会の最終日である十二月九日の当農林委員会の議事の顛末を思い起しますと、まつたく委員長の横暴と專制と圧迫とによりまして、われわれのこの会議は何とも言えない暴戻きわまる結果に終つたことを、今思い起しても遺憾千万に思うのであります。恐らくやわれわれの信頼する委員長は、かくのごとき結果にもつていくことはないと……

第2回国会 農林委員会 第27号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○八木委員 重富委員の質問の第一点は、憲法の第七十三條により政府が法律を誠実に施行しているか否かという点について、もう少しつつこんだ審査を要すると思うのであります。昨日委員長は二件をあげまして、政府に勧告いたしております。すなわち第一点は、今の重富委員の言われた、法がないのに、法がすでに施行されておるごとき通牒を発した事実を、單に案の一字が活字から落ちたというようなことでは看過できない。第二は農業協同組合法の改正について、すでに改正されたかのごとき行政の行使に移つておる、その事実を究明しなければならない。(「関連していない」と呼ぶ者あり)憲法第七十三條の一項により、法律を政府が誠実に執行してい……

第2回国会 農林委員会 第32号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○八木委員 組合設立の進行の状況について資料をいただいておりますが、一應御説明を願いたいと思います。單営組合の想定数、大体いくつに対して何割あるか、連合会は大体どの程度進行しておるか、組合設立の進行の状況を承りたいと思います。おおざつぱな数字で結構です。
【次の発言】 單位組合の設立状況は順調に進行いたしておる。その設立はまつたく自由なる建前に基く農業協同組合の單位組合がすくすくと成長いたしまして、連合会組織をつくろうとする失先にあたつて、突然連合会の設立を中止せよというような指令を電報をもつて発しておるという事実は、先般農林大臣も認めておるのでありますが、五月十四日の電報を出された動機がどこ……

第2回国会 農林委員会 第35号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○八木委員 本案は吟味すれば吟味するほど私は改正ではなく改悪である、こういう結論に到達いたしましたので、その観点から根本的な見解について一、二お尋ねしたいと思います。  その第一は、連合会は申し上げるまでもなく、單位の協同組合の連合体であります。單位のもつ性格がそのまま連合会の性格に反映するはずであると思うのであります。しかるに單位組合はきわめて民主的に組織されて、今全國都々浦々に組織されており、二万にも達しようとするこれらの組合は、いわゆる非農業者の支配から解放されたりつぱな農村民主化の大道に向つて生々発らつたる出発をしておるというふうに、いわゆるおほめの言葉をその筋から與えられております。……

第3回国会 農林委員会 第3号(1948/11/15、23期、民主自由党)

○八木委員 関連して緊急質問をいたしたい。ただいまの御答弁によると、大臣はでき得る限り法律を守つてやりたいど思つたが、というお言葉でしたが、私はこれはまずできないと思う。憲法第七十三條に、法律を誠実に施行することを明記されておるのでありますが、でき得る限り法律を守るというようなことでは困ると思うのです。なぜ法律を先に出して、法律規定の消費者が負担するところの、二十二年度通りにやるということをなさらなかつたか、その事情を説明願いたいと思います。
【次の発言】 立法はあとになつたが、法律として提案する用意がある。かすうに了承してさしつかえないかということを伺つた次第であります。  それから第二点に……

第3回国会 農林委員会 第6号(1948/11/18、23期、民主自由党)

○八木委員 今の國内價格である繭の賣値を、海外事情あるいは特に為替の関係とにらみ合せて、両方に都合のよいような線をというような考えをお持のようなことでありましたが、もしそういう考えが政府にあるとすれば、生産意欲はがた落ちになることは当然であります。お茶にいたしましても繭にいたしましても、農産輸出作物をつくつております農民は、この為替のきめ方に関する点に非常に神経を使つておるのであります。それは事実きまるときは、來年にもち越して、生産の時期までもつていくということになりますと、生産農民から言えば、ほかの工業生産物と違いまして、一箇年間投下した肥料にしろ、労力にしろ、一切背負いかぶつて、しかもきめ……

第4回国会 農林委員会 第3号(1948/12/07、23期、民主自由党)

○八木委員 農業課税に関する申告制度は、本年は二年目であるがなかなか不振であるということは、大藏当局も認めますが、私どももそれを信ぜざるを得ないのであります。これは正直にありのままに申告しておきましても結局は更正決定の押しつけで終つてしまうという非常に苦しい経驗を持たされた農民諸君から言えば、またうなずくものが多いのであります。今御説明によりますと、標準とか目安とか、あるいは目途とかいう意味で、ある目標をもつておるというお話でありますが、これが目標でなく、目途や、目安や、標準ではなくて、実は割当を同じような結果に、納税の末期である三月になるとなつてしまうということを恐れるのであります。これが一……

第4回国会 農林委員会 第4号(1948/12/08、23期、民主自由党)

○八木委員 この際議事進行について動議を提出いたします。この際お手元に配られております蚕糸業安定緊急対策に関する決議を議題とされ、決議が終了後に質疑を継続せられ、本委員会はこれを蚕糸業に関する打合会に切りかえられまして、蚕糸業代表者の意見陳情を許可せられたく、また本件に最も関係の深い通貨対策委員の苫米地英俊君より、為替レートと蚕糸業に関する問題の説明を求めまして、懇談打合せを続けられんことを望みます。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 農林委員会 第2号(1949/03/25、24期、民主自由党)

○八木委員 ただいまの質疑應答のうちで、農業所得に対する課税の取扱いに関する提案は、私どもはもつと深く考えたいのであります。先ほど藥師神委員よりも述べられましたように、農業の所得の大部分がいわゆる勤労に待つものであつて、農民の勤労は、今日の置かれておる農村の実情から見れば、名前は私企業でありましようけれども、実は公共的な政府の委託業務をしておるにひとしいのであります。自分のものでも自分の思う價格で、思う時に売ることもできないし、ほとんど農業の全体が食糧管理という法制のもとに、農業全部を國家が管理しておるという事実上の事態まで至つておりまして、そのもとに働く農民の勤労所得に対する見解を分析いたし……

第5回国会 農林委員会 第4号(1949/03/29、24期、民主自由党)

○八木委員 今の質疑に関連いたしまして、大臣は突如としてやめるわけに行かないから、三箇月延ばすどいう御答弁でありますが、われわれとしては納得できないのでありまして、法律は明文をもつて明示しておりますし、この法律を当初審議したときの経緯から見ましても、明文に明記された期限限りで当然なる事態を今日まで予想されておりながら、今日まで延びて來た裏には、私思いますのに、まず事務当局と政策を実施する大臣との間に、見解の相違が調整されないことがあるのではないかと思います。過日朝日新聞には、露骨にその問題も出ておりました。國民の多数の者がこれを見て、いかにも事務当局の見解の前に、政策実施の衝に当つておる農林大……

第6回国会 農林委員会 第2号(1949/11/10、24期、民主自由党)

○八木委員 ただいまの御説明で、的確なる御報告は実收報告が十二月中旬ということであります。但し必要なる中間報告は、随時この委員会において報告をするということに了承をいたしまして、一応この補正の問題は了といたしますが、私は第五国会の終末に、実は健康を害しまして、入院加療などのために久しく引きこもつておりましたが、つらつら現下の農業、農村、農民の諸問題があまりにも山積したままで置かれておる姿を見まして、実は病を押して、きようはいろいろ伺いたい点があるのでありますが、その一つにこの補正の問題があるのでありまして、最も関連の深い事項を二、三拾いまして質問をいたしますから、政府の卒直にして懇切な答弁を要……

第6回国会 農林委員会 第6号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○八木委員 私は去る十日の委員会で、政府に対して、ただいま大臣から御説明のありましたような線に沿うて、質疑を行つたのでありますが、十日に知り得た??明らかになつた点は食糧の需給の点については、輸入食糧に依存しておる結果から、端境期の持越米も前年度の倍であり、また輸入食糧自体の見通しも、二百万トンが三百万トン余になり、その結果からいもをはずしても、二合七勺が維持できる、よつて來るところはこれことごとく輸入食糧に依存しておるという事実である。そこで食糧生産に従事いたします農民の気持からいたしますると、食糧再生産を約束できないというような米価にきめられては一大事であるし、また超過供出の倍率も約束の三……

第6回国会 農林委員会 第13号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○八木委員 動議を提出いたします。ただいまの小林君の趣旨弁明によりまして、十分盡きておると思いますから、討論を省畧し、ただちに採決されんことを望みます。

第7回国会 農林委員会 第15号(1950/03/15、24期、自由党)

○八木委員 提案があります。それは第二次吉田内閣当時の、第四国会の院議をもつて決定になり、その後懸案となつておりまする蚕糸価格安定立法措置についてであります。この問題は第五、六、本第七国会にも、議員間におきまして、かなり熱心に検討されて来た問題でありますが、最近、特に海外の情勢が、一昨年のリヨンにおける、国際絹業大会議決の線に沿いまして、本年十月十六日には、その第三大会が三ユーヨークに開かれ、世界生糸価格の安定に関して熱心な討議が展開される運びが動いておりますし、この蚕糸需要国際間の情勢は、三十四箇国の生糸の消費国から、熱心に関係方面にも要請されておりますところであるし、国内的には、この問題を……

第7回国会 農林委員会 第27号(1950/04/11、24期、自由党)

○八木委員 去る三月十五日本委員会におきまして選任決定せられました、蚕糸価格安定に関する法律案の起草小委員会は、すでに法律の立案起草を了したのでありまして、この際私どものこの法律起草にあたつて考えて参りました経過並びに結果について、御報告を申し上げたいと思うのであります。  わが日本の蚕糸業は、一八五九年にわが国が横浜開港以来、輸出産業として格段の発達をして来た世界的産業であることは、いまさら申し上げるまでもありません。この間九十一年、まさに一世紀になんなんとする蚕糸貿易の発達史におきまして、最もその特異性と認むべき点は、蚕糸価格変動の波が非常にはげしく、あるいは高く、あるいは低く、單に日本国……

第7回国会 農林委員会 第28号(1950/04/12、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長代理 長谷川君今食糧庁の方がおりませんから、あとで御相談願います。井上委員。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、次会は明十三日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後三時四十一分散会

第7回国会 農林委員会 第36号(1950/04/25、24期、自由党)

○八木委員 ただいま議題となりました自作農創設特別措置法の一部を改正する等の法律案に対しまして、修正せられておりまするものを原案といたし、私はここに自由党を代表いたしまして、賛成の討論をいたさんとするものであります。われわれこの法案の進さを通じまして質疑応答数日にわたり、この間反対の意を体しておられるように拜聽いたしました――いわゆる反対的な所論に傾聴いたしておつた私は、そのいうところは大体三点に要約することができると思います。これは討論に至つてお述べになると存じますが、その点を簡單に反駁いたしまして、私の賛成討論にかえたいと思います。  その第一点は、共産党から、この法律の改正は、一九四五年……

第8回国会 農林委員会 第2号(1950/07/18、24期、自由党)

○八木委員 私は第八回国会に臨みまして、衆参両院における連日の本会議、そこで明らかにされました廣川農林大臣の農政一般の施政の方針、本日またお経を読み上げられまして、大体そのあり方は承知いたしたのでありますが、片言半句問題に触れていないという点で、いささか質問を試みながら所信を明らかにしてもらいたいと思うのであります。それは養蚕対策であります。全国には百万の養蚕農家、今三百万に達する養蚕にいそしむ婦女子は、新しい廣川農林大臣の就任を見まして、蚕糸について片言半句も出ていないが、これはどうだというような声が、私どものあずかつております農業協同組合の組織を通じてほうはいとして起きているのであります。……

第8回国会 農林委員会 第3号(1950/07/19、24期、自由党)

○八木委員 時間励行の議事進行の発言をお許し願いたい。本日は慣例を破つて定時間の十時に出席することを約束通りに実行されたことに対して、私は満腔の敬意を表して、その熱意のある大臣のおられるこの席で、今後の委員会の運営は、少くともこの農林委員会の名誉のために、時間嚴守、時間励行ということをはつきり確認していただいて、その細目については、たとえば政府委員が出て来ても議員が出て来ても政府委員がいない、かような場合にはどうするかというようなことまで理事会においてきめていただきたい。それからただいま私が議事進行に関して提案いたしたいのは、始めるにも時間嚴守であるが、打切りも嚴守で行く、こういうことを提案し……

第8回国会 農林委員会 第9号(1950/07/29、24期、自由党)

○八木委員 昨日の委員会において選任せられ、特に小委員会を設けられました農林関係公共事業につきましては、せつかくの趣旨に沿いまして、最善を尽して努力いたして参りたいと覚悟をいたすのでありますが、これは特段の小委員会を設けるまでもなく、当委員会の担当しております農政の中で、きわめて重要なる部門であるが、今期は終ろうとしている。そこでここで皆様に御了承を得ておきたいのであります。内容はこの小委員会の運営方針に関してであります。申し上げるまでもなく、公正事業は現内閣の重要農政の基礎の上に立つておることは申し上げるまでもありません。特に自由党及び与党が天下国民に公約実施せんといたしておりまする農業重視……

第8回国会 農林委員会 第10号(1950/07/31、24期、自由党)

○八木委員 一昨日の委員会で、本日の委員会は農林委員会とは別個の会場で、公共事業の小委員会を開くかわりに、各委員から要求されておりまする資料を、まず政府より提示してもらい、この委員会として農林関係公共事業一般についての質疑を行うように、書いたもので申入れておいたのでありますが、その申入れ通りに事務的な処理がされておりません。公報には農林関係公共事業の議案を載せてないし、資料についても、まだできていないというのですが、その間の経緯を委員長よりまず回答を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは当該資料に関しまして、当該事項を担当しておられる局長より、とりあえず口頭をもつて、その資料に関する説明……

第8回国会 農林委員会 第11号(1950/08/16、24期、自由党)

○八木委員 土地改良を中心といたします農林関係の公共事業費の予算化に関しまする問題は、去る第八国会会期中を通じまして、熱心に当委員会においても問題とされた点でございます。なかんずく第八国会の終末に際しまして、私どもは、政府を代表いたし経済安定本部長官周東大臣より、基本的な政府の態度として明瞭にされた三、四の点を確認して、その後今日に及んでおるのであります。すなわち現内閣は二十六年度の予算編成方針の中に、この農林関係公共事業を筆頭の課題といたしまして、経済基盤の充実を期する重要な施政の方針に取上げられておるということ、また與党である自由党においても、土地改良推進本部等の特別なる機関を設けて、これ……

第8回国会 農林委員会 第12号(1950/08/17、24期、自由党)

○八木委員 議事進行に関して……。ただいま発議されました件は、基本的に私ども反対ではないのでありますけれども、議事の準行から見まして、昨日われわれは、政府当局が国をあげて、野党の名で言えば、救農国会、與党廣川農相の名で言えば、興農国会、農政を中心として、單独に国会を開くという声が、全国津々浦々で盛り上つておるこの際に、特に救済地方継続審査の名において、昨日、本日において委員会を開く段取りに入つたのでありますけれども、政府のこれに臨む態度きわめて冷淡、一事務官や局長をして説明に当らせたのみであります。責任を持てる大臣は、あすを約してきのう別れたにもかかわらず、本日は大臣の出席がないのであります。……

第8回国会 農林委員会 第13号(1950/09/12、24期、自由党)

○八木委員 農林関係公共事業小委員会は、去る八月十六、十七両日にわたりまして、本委員会の質疑応答等に盛り込まれました事項を、事務的に処理する意見を御委託になりましたので、皆様の御委託に沿いまして、成文にまとめて、その際御了解を得た次第でありますが、本日は再度この委員会が開かれた際でありますから、さきに文書をもつて御了解をいただきましたような結果に対し、あらためて御承認をいただきまして、引続き開かれる質疑あるいは会議等におきまして、決定した線に沿い動かしていただこう、こういう次第でありますから、委員長においては、この際右の次第を全員に了承されるようにお諮り願いたいと思うのであります。

第8回国会 農林委員会 第14号(1950/09/13、24期、自由党)

○八木委員 農林関係公共事業に関しましては、特に本委員会で昭和二十六年度の農林関係公共事業に関する件の決議をいたしまして、千賀委員長名をもつて文書により内閣に申入れいたし、所管関係大臣である、いわゆる農林大蔵安本の長官にそれぞれ送付してあるのであります。もし内閣にして議会尊重、国民政治の線を誠意をもつて受入れようとする意図がありますならば、本日ここに私どもが求めなくても、当然進んでこの決議の線に沿うていかなる処置をとつて来たかという報告があつてしかるべきだ。しかるにこちらから質問をしなければ、その後の経過について何らの回答もしないということ事態が、当委員会の決議を軽視することであつて、いろいろ……

第9回国会 農林委員会 第8号(1950/12/08、24期、自由党)

○八木委員 この際農業共済に関しまして提案があります。それは当委員会におきまして以下読み上げますような決議をしていただき、これを政府に強く申し入れ、その実行を期したいと存ずる次第であります。  決議文を読み上げます。    農業共済組合連合会事業不足金の整理に関する件   昭和二十二年農業災害補償制度実施以来、水稻、麦及び家畜に対する不測の異常災害が瀕発したため、制度の仕組みによつて都道府県農業共済組合連合会に事業不足金を生じ、これが逐年累増して農業共済団体の事業運営を圧迫し、この制度の将来に重大なる暗影を投ずるに至つたことにかんがみ、この不足金の整理は刻下の急務である。よつて政府は、これが整……

第10回国会 経済安定委員会 第22号(1951/05/25、24期、自由党)

○八木一郎君 ただいまの問題に関連して、指定地域の特定に関しまして二、三お尋ねいたします。建設省が昭和二十二年から今日まで、熱心に行政上指導的立場に立つて実行して参られた、いわゆる特定地域に対処する方針と、その実績を裏づけといたしまして、これを法制化し、国土総合開発法を公布実施いたしまして、これに基き、去る三月の十六日ですか、記録によりますと、第十二回の国土総合開発審議会において、特定の地域の基本方針を決定されたとありますが、この二つの方針には、根本において著しき相違はないものだと承知するのですが、それでよろしいかどうかお尋ねします。

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/10、24期、自由党)

○八木委員 関連して……。私はこの際農林公共事業小委員長の名において要求いたしたい事項があるのであります。それは来る十五日午前十時半から農林公共事業の小委員会を開くことになつておりまするので、当日までに次にあげますような事項についてプリントをもつて資料を用意いたし、あわせてこの対策に関する主務局長の方針、腹案をもたらして説明に当られたい、こういうことであります。  その第一点は、見返り資金打切りの結果といたしまして、農林公共事業に対する見返り資金の融資問題、これに伴う事業の関係、特にその資金対策をどうしようとするのか。また災害対策費の一部をさいて、この方に振り当てて行こうとする方針であるやに聞……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/02、24期、自由党)

○八木委員 ただいまの次官の御答弁によりますと、もう少しはつきりさしたいから次会に留保したいと言う、それならそれでよいが、われわれの言つておるのは、畜産、蚕糸に関する重要性を認めて、その資金融通について心配しておるわけであります。ところがこの法案そのものがこれを無視して――親心はあるけれども、具体的には資金計画にも入つておらない、法文の題目にも入つておらないから再考慮を求めているのであり、この点の再考慮をする意思があるかどうか聞いておるのです。その意思があれば次会まで延ばしてもよいが、その意思ありやいなやを伺いたい。

第10回国会 農林委員会 第29号(1951/03/27、24期、自由党)

○八木委員 ただいま議題と相なつております農林漁業資金融通法案に関しましては、この審査に入るに先だつて、政府が企図しておられる資金計画、特に予算的措置とにらみ合せた資金計画の内容に関しまして、明らかにしたい点を持つておるのであります。政府は、この法案は食糧に重点を置き、農林公共事業に主眼点を向けて、財政的な点で解決し得られざる面を、資金融通の面で解決いたしたいとの意図を持つておることは了承できましたが、内容にわたつて私どもはもう少し聞きたいのであります。  それは食糧の増産について、廣川農林大臣の言われる食糧増産一割の面は、数字の上で私ども承知するところでは、本年度においては、麦は二千六百万石……

第10回国会 農林委員会 第37号(1951/05/19、24期、自由党)

○八木委員 ただいま小林委員との一問一答で、当局の熱意の足らざるところには共鳴を感じたのでありますが、問題の蚕糸業五箇年計画に関しまして、私は本質的に、一体かような、蚕糸について予算的な立法的な措置の伴つていないものを出すこと自体について、むしろ反対であります。簡単に計画を立てることはわけはないと思います。統制本位の計画経済主義を基調としている政治の体制の中ならばともかく、一体かくのごとき裏づけがあとから出て来て、先に計画だけがふらふらしているということになりますと、五百万に及ぶ零細な多数の農民諸君が、生業の中に取込んでいる重要な現金所得の養蚕でありますだけに、その責任を政府がいかなる形で持つ……

第10回国会 農林委員会 第49号(1951/07/14、24期、自由党)

○八木委員 根本新農林大臣に蚕糸政策について特に伺つておきたい点は、蚕糸行政機構を一元化して蚕糸価格の安定をはかる、これは大臣政調会長時代から手がけて来た政策でありますから、全国の五百万蚕糸関係者は、必ずやこれは実施してもらえると期待しております。これに関する御所見を伺いたいのであります。なぜそれを要求するかについて、あたかも今問題となつておる点がありまするから、この点をあわせて一例として内容にわたりますので御質問を申し上げたい。問題は繊維局と蚕糸局との両建てになつて行政が行われておる結果しばしば起きるのであります。先ほど平野委員から言われた、肥料や林政に関することと同じことでありますが、蚕糸……

第10回国会 農林委員会 第52号(1951/08/11、24期、自由党)

○八木委員 一昨日、昨日、本日の委員会におきまして、同僚委員諸君から災害調査の件を中心にいろいろ伺い、また昨日も全国農業共済大会が開かれて、御報告に接し、特にこの際私の気持を率直に大臣に訴えて、新大臣の農政に対するお心持を確かめたいのであります。それは結論的に言えば、災害対策に対して、もう少し手早く、親心を持つた緊急措置を、歴代の農林大臣ではなし得なかつたが、根本新大臣ならひとつやつていただけるのではないかという期待を持つて申し上げるのであります。  御承知のように、わが農村人はこのうだるような暑熱を、この秋雨が降ろうが、風が吹こうが、自分の天職と心得て、農産物の増産にいそしんでいるのでありま……

第12回国会 農林委員会 第9号(1951/11/14、24期、自由党)

○八木委員 ただいま議題となりました繭糸価格安定法案に関しまして、昨日小林君をも含めて蚕糸に関する小委員会を開きました結果、本法案の重要性にかんがみまして、審議の適当なる時期において、利害関係者及び学識経験者を招致いたしまして意見をつぶさに聞く必要を認めました。その内容は、小委員会といたしましては、時期は明後十六日を、場所は本院内の適当なる委員室、人は養蚕に関する中央団体代表から二名、製糸に関する団体より輸出、国用方面を代表されるような方をそれぞれ一名ずつ、貿易問屋をも含めて二名、蚕種、桑苗を一名ずつ、学識経験者二名、都合十名を招致されることを希望いたしまして、その手続、人選の決定は、委員長に……

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/15、24期、自由党)

○八木委員 私は根本農林大臣にお伺いいたしたい点を二つ持つて特に出席をお待ちしたわけであります。その一つは、国内産業として重要な蚕糸業の政策に対する政府の方針であります。その二つは、国際的な世界的な視野において、過去一世紀にわたり発達して参つたこの蚕糸業の将来に対する政府の御方針、この二点であります。  第一点の、国内産業としての蚕糸業の重要性については、いまさらここに申し上げるまでもなく、零細な日本農村振興の上には、畜産とともに養蚕を取入れなければやつて行かれない宿命場的な事態に置かれておるという特異性が、世界の産額の七割も八割も占めるまでに発達して参つた事情であると思うのであります。これが……

第12回国会 農林委員会 第11号(1951/11/16、24期、自由党)

○八木委員 全販連の小林さんにお尋ねいたしたいと思います。御意見を伺いますと、養蚕農家の立場から批判なり意見はあるが、本法律案の成立には賛成である、こういうふうに拝承いたしたのでありますが、何としてもこれを何とかして行かなければならないという決定的な御意見であるかどうか、私の聞取り方が明確でないので、原則的に賛成であるかいなかお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 その点が本法案の立法にあたつて最も苦心をした点でありまして、意見の相違になりますから申しませんが、御意見の中の七七・二%という数字をあげられた基礎については、昨日来政府の出したいろいろな資料とは相当食い違いがありますが、いわゆる……

第12回国会 農林委員会 第12号(1951/11/17、24期、自由党)

○八木委員 ただいま上程されました繭糸価格安定法案に対しまして、私は自由党を代表して本案に賛成するものであります。  本法律案を提案いたしました根本の趣旨については、何人も反対していないことは内外世論の熾烈な要望があり、わが衆議院におきましても院議をもつて第五国会においてすでに決議いたしまして以来今日まで推移いたして参つた事実が、これを証明しております。また国際絹業大会におきましても、この会議に関連した諸般の会合が一九四八年にはスイスに、またフランスに一九四九にはイタリアに、また一九五〇年にはアメリカに、本一九五一年にはイギリスでと、国際的な世論は年ごともに高まりまして、昨年ニューヨークで開か……

第12回国会 農林委員会 第14号(1951/11/28、24期、自由党)

○八木委員 議事進行上、今の点が法律の解釈論として問題なのです。そこで私は法制局を呼んでこの解釈を明らかにしていただきたい。ただちに院内の法制局を呼んでいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま遠藤君の言われたことには賛成でありますが、明瞭を欠いておる点は明らかにしなければなりませんし、私もこの法律の提案者の一人として、立法の精神に沿わない執行、法律違反の執行を見のがすわけに行かない。そこで審議会長をぜひとも呼んでいただきたい。もしできなければ審議会委員の一人はおるはずですから、呼んでいただきたい。その間に私は法制局に解釈論について御答弁を願いたい。  この第二條に道府県の区域を指定する……

第13回国会 内閣委員会 第2号(1951/12/13、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  議事に入ります前に、一言お許しを得てごあいさつ申し上げます。  昨日の衆議院におきまして、不肖私が内閣委員長の重責を汚すことに相なりました。もとより未熟な者でございまして、不なれな点が多いことと思いまするが、これから委員各位の絶大なる御協力によりまして、大過なくその職責を全ういたしたいとお願いするものであります。何とぞ格別の御協力のほどをお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより財閥同族支配力排除法を廃止する法律案、及び新聞出版用紙の割当に関する法律を廃止する法律案を一括議題といたし、質疑を行います。質疑の通告……

第13回国会 内閣委員会 第3号(1951/12/15、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は宮内庁法の一部を改正する法律案(内閣提出第三号)を議題といたします。御質疑はございませんか。――別に質疑通告もございません。  他に御質疑がなければ、これにて質疑は終了いたし、なおただちに討論、採決に入りたいと思いますが、討論はこれを省略し、ただちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは採決に入ります。宮内庁法の一部を改正する法律案に御賛成の方の御起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決いたしました。  なお本案についての委員会報告書の作成につきましては、……

第13回国会 内閣委員会 第4号(1952/02/07、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は皇室経済法の一部を改正する法律案、内閣提出第二四号、及び皇室経済法施行法の一部を改正する法律案、内閣提出第二五号、これを一括して議題といたし、政府より両法案について提案理由の説明を求めます。剣木内閣官房副長官。
【次の発言】 これにて両法案についての提案理由の説明は終りました。御質疑はございませんか。――質疑は次会に譲ることとし、次会は公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時六分散会

第13回国会 内閣委員会 第5号(1952/02/13、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  まず本日は理事の互選を行います。本委員会の理事でありました坂田英一君が委員を辞任せられました。つきましては理事の補欠選任を行わねばなりませんが、先例によりまして、私から御指名いたすに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、大内一郎君を理事に御指名いたします。
【次の発言】 次に皇室経済法の一部を改正する法律案(内閣提出第二四号)及び皇室経済法施行法の一部を改正する法律案(内閣提出第二五号)を一括議題といたし、質疑の後、討論採決を行いたいと存じます。質疑の通告がありますから、これを許します。今野武雄君。

第13回国会 内閣委員会 第6号(1952/03/18、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日はポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く総理府本府及び地方自治庁関係諸命令の廃止に関する法律案(内閣提出第五四号)、統計法及び教育委員会法の一部を改正する法律案(内閣提出第五六号)、恩給法の特例に関する件の措置に関する法律案(内閣提出第六四号)及び行政機関職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出第六九号)を一括議題といたします。  まずポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く総理府本府及び地方自治庁関係諸命令の廃止に関する法律案、恩給法の特例に関する件の措置に関する法律案及び行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきまし……

第13回国会 内閣委員会 第7号(1952/03/20、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きま  本日はポツダム宜盲の受諾に伴い発る命令に関する件に基く総理府本府及び地方自治庁関係諸命令の廃止に関する法律案(内閣提出第五四号)、統計法及び教育委員会法の一部を改正する法律案(内閣提出第五六号)、恩給法の特例に関する件の措置に関する法律案(内閣提出第六四号)、行政機関職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出第六九号)及び昨十九日付託されまた経済安定本部設置法等の一部を改する法律案(内閣提出第八七号)を一括議題といたします。  まず経済安定本部設置法等の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取いたします。上原物価政務次官。

第13回国会 内閣委員会 第8号(1952/03/25、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く総理府本府及び地方自治庁関係諸命令の廃止に関する法律案、内閣提出第五四号、統計法及び教育委員会法の一部を改正する法律案、内閣提出第五六号、恩給法の特例に関する件の措置に関する法律案、内閣提出第六四号、行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、内閣提出第六九号、経済安定本部設置法等の一部を改正する法律案、内閣提出第八七号、外務省設置法の一部を改正する法律案、内閣提出第九〇号、農林省設置法等の一部を改正する法律案、内閣提出第九九号及び昨日付託されました文部省設置法の一部を改正する法律案、内閣提出第一……

第13回国会 内閣委員会 第9号(1952/03/26、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は海上保安庁法の一部を改正する法律案について提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 質疑は次会にこれを行います。
【次の発言】 次に行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、経済安定本部設置法等の一部を改正する法律案、外務省設置法の一部を改正する法律案、農林省設置法等の一部を改正する法律案、文部省設置法の一部を改正する法律案、及び総理府設置法等の一部を改正する等の法律案の各案を一括して議題といたし、順次質疑を行い、討論の後採決に入りたいと思います。以上の各案についての質疑は通告順によつてこれを許します。今野君

第13回国会 内閣委員会 第10号(1952/03/27、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は文部省設置法の一部を改正する法律案内閣提出第一〇二号、海上保安庁法の一部を改正する法律案内閣提出第一〇〇号、公職に関する就職禁止、退職等に関する勅令等の廃止に関する法律案内閣提出第一〇九号、特別調達庁設置法の一部を改正する法律案内閣提出第一一四号、法務府設置法の一部を改正する法律案内閣提出第一一七号を一括議題といたします。  まず法務府設置法の一部を改正する法律案について提案理由の説明を求めます。法務政務次官龍野喜一郎君。
【次の発言】 次に海上保安庁設置法の一部を改正する法律案について質疑を行います。質疑の通告がありますからこれを許します。今野……

第13回国会 内閣委員会 第11号(1952/03/28、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は海上保安庁法の一部を改正する法律案内閣提出第百号、警察予備隊令の一部を改正する等の法律案内閣提出第百二十四号を議題といたします。  まず海上保安庁法の一部を改正する法律案について昨日に引続きまして質疑を行います。質疑の通告がありますからこれを許します。今野武雄君。
【次の発言】 今野君、議題となつた内容に入つてください。仮定の前提をついているとどうも逸脱して行くように思われます。
【次の発言】 今野君に申し上げます。先ほども申し上げましたように、議題となつておる議案の御審査をお願いいたし、議題を逸脱した面は、その案が議題となつたときに御発言を願う……

第13回国会 内閣委員会 第12号(1952/03/29、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより開会いたします。  文部省設置法の一部を改正する法律案を議題といたしますが、本案については自由党青木正君より修正案が提出されておりますから、この際修正案について提出者の趣旨弁明を求めます。青木正君。
【次の発言】 これにて修正案の説明は終了いたしました。  これより文部省設置法の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案を一括して議題といたします。質疑はございませんか――質疑は別段ないようであります。本案及び修正案に対する質疑はございませんから、ただちに自由党青木正君提出の修正案について採決いたします。この修正案に賛成の諸君の御起立を願います。

第13回国会 内閣委員会 第13号(1952/03/31、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は、警察予備隊令の一部を改正する等の法律案を議題といたし、質疑を行います。  質疑に入ります前にお諮りいたしますが、理事でありました江花靜君及び鈴木義男君が、先日委員を辞任され、再び委員に選任されましたので、両君を理事に御指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう御指名いたします。  これより質疑に入ます。質疑は通告順にこれを許します。今野武雄君。
【次の発言】 今野君に申し上げますが、まだ増原長官にも大橋国務大臣にも通告を受けておりますから、続いてお許しはいたしますが、次長に対する質疑は平川君の方からの通告もございますの……

第13回国会 内閣委員会 第14号(1952/04/01、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。本日は警察予備隊令の一部を改正する等の法律案内閣提出(第一二四号)を議題といたし、討論、採決を行います。討論の通告がありますから、これを許します。鈴木義男君。
【次の発言】 青木正君。
【次の発言】 平川君。
【次の発言】 今野武雄君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  これより採決を行います。本案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は原案の通り可決いたしました。  なお本案についての委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任を願います。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時十三分散会

第13回国会 内閣委員会 第15号(1952/04/23、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は統計報告調整法案、内閣提出一四七号を議題といたします。まず法案について提案理由の説明を聴取いたします。菅野官房副長官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますからこれを許します。今野君
【次の発言】 お答えいたします。機構改革に関連を持ちます諸法案、諸案件につきましては、あらためて議題となし御協議をいたしたいと考えております。ただいま御指摘の点に関しましては、理事会をもつて御相談の上、決定いたしたいと思います。
【次の発言】 質疑を許しました。

第13回国会 内閣委員会 第16号(1952/04/26、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  議題に入ります前にお諮りいたします。理事でありました鈴木義男君が委員を辞任せられ、再び委員に選任せられましたので、同君を理事に御指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、さように決定いたします。
【次の発言】 これより統計報告調整法案を議題とし、議事を進めます。質疑の通告がありますから、これを許します。青木正君。
【次の発言】 松岡君。
【次の発言】 これにて質疑の通告者は全部終了いたしました。  討論はこれを省略し、ただちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。

第13回国会 内閣委員会 第17号(1952/05/09、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  審査の必要上、今次の行政機構改革の方針並びに概要について、野田国務大臣より総括的な責任ある説明を求めます。国務大臣野田卯一君。
【次の発言】 これにて野田大臣の説明は終了いたしました。  次に行政管理庁設置法の一部を改正する法律案、内閣提出第一九一号について提案理由の説明を聽扱いたします。野田国務大臣。
【次の発言】 次に総理府設置法の一部を改正する法律案、内閣提出第一九五号について、提案理由の説明を聽取いたします。劔木官房副長官。
【次の発言】 次に自治庁設置法案、内閣提出第一九三号について、提案理由の説明を聽取いたします。岡野国務大臣。

第13回国会 内閣委員会 第18号(1952/05/10、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたしますが、理事でありました鈴木義男君が委員を辞任せられ、再び委員に選任されましたので、理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよ  う決定いたします。
【次の発言】 これより法制局設置法案及び調達庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。まず法制局設置法案について政府より提案理由の説明を求めます。龍野法務政務次官。
【次の発言】 次に調達庁設置法の一部を改正する法律案について、政府より提案理由の説明を求めます。根道政府委員。

第13回国会 内閣委員会 第19号(1952/05/12、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。本日は、行政改革に関する各法案につきまして、政府より順次説明を聴取いたします。まず通商産業省設置法案(内閣提出第二〇六号)、工業技術庁設置法の一部を改正する法律案(内閣提出第二〇七号)、通商産業省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案(内閣提出第二〇八号)を一括議題といたし、提案理由の説明を求めます。通産大臣高橋龍太郎君。
【次の発言】 次に経済安定本部設置法の廃止及びこれに伴う関係法令の整理等に関する法律案(内閣提出第二三四号)及び経済審議庁設置法案(内閣提出第二一七号)について、提案理由の説明を聴取いたします。

第13回国会 内閣委員会 第20号(1952/05/13、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は公報をもつてお知らせしておきました行政機構改革に関する諸法案を議題といたし、まず海上公安局法案について政府より提案理由の説明を求めます。大橋国務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。  次に、本日の議題となつております諸法案について野田国務大臣に質疑を行うことになつておりますが、質疑は通告順にこれを許します。本多市郎君。
【次の発言】 次に通告順に質疑を許します。前田榮之助君。
【次の発言】 簡潔にお願いします。
【次の発言】 木村榮君。ちよつと申し上げます。時間は経過しております。が、簡単であるとのことでありますから、この際……

第13回国会 内閣委員会 第21号(1952/05/14、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日の議題は保安庁法案外八法案について、公報所載の諸法案を議題といたしますが、まず午前中は保安庁法案、海上公安局法案、総理府設置法の一部を改正する法律案を議題といたし、質疑を行います。  保安庁法案につきまして、江口次長より補足説明をいたしたいとの申出がありますから、これを許します。江口次長。
【次の発言】 質疑の通告がありますから、順次これを許します。松本君。
【次の発言】 船田享二君。
【次の発言】 木村榮君。
【次の発言】 お答えいたしますが、関係法案が三十余にも及びますので、理事会において決定を見ました日程に住いまして、一走り総括的な質疑は一通……

第13回国会 内閣委員会 第22号(1952/05/15、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日の議題は法制局設置法案、法務府設置法等の一部を改正する法律案、調達庁設置法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案及び行政管理庁設置法の一部を改正する法律案の五法案を一括して質疑を行います。質疑は通告順にこれを許します。高田君。
【次の発言】 鈴木君。
【次の発言】 青木正君。
【次の発言】 江花靜君。
【次の発言】 これにて通告者の質疑は全部終了いたしました。  散会いたします。  次会は明十六日午前十時半より開会いたします。     午後零時十二分散会

第13回国会 内閣委員会 第25号(1952/05/20、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより内閣委員会を開きます。  本日は、公報をもつてお知らせしておきました国家行政組織法の一部を改正する法律案その他行政機構改革諸法案について質疑を行います。質疑の通告がありますから、順次これを許します。西村榮一君。
【次の発言】 西村君にちよつと申しますが、通告のございます大蔵大臣は出席しておるのでございます。同時に御出席要求の外為委員長も今呼び出しているわけですが、大蔵大臣の都合は十二時半までとなつておりますので、できるだけ早くお進め願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣に対する通告はあなただけなんですが、外為を待つておられると間に合いませんけれども、どうですか、委員……

第13回国会 内閣委員会 第26号(1952/05/23、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより内閣委員会を開きます。  本日は国家行政組織法の一部を改正する法律案その他行政機構改革に関する諸法案に関しましてこれを一括議題といたし質疑を行います。質疑に入ります前にちよつとお諮りいたします。それは本日の議題につきまして特に質疑を行いたいとの申出の議員がございますので、委員外の発言を許したいと思いますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさようにとりはからいます。  質疑は通告順にこれを許します。坂田英一君。
【次の発言】 野田国務大臣はただいま閣議を終えてこの会場に直接参るはずに手配いたしております。農林政務次官も出席でございますから、何か農林政務次官に……

第13回国会 内閣委員会 第27号(1952/05/24、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより内閣委員会を開会いたします。  本日は日程を変更いたしまして、国家行政組織法の一部を改正する法律案その他行政機構改革諸法案について質疑を行います。質疑の通告がありますからこれを許します。門司亮君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――なければこれにて質疑は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後三時四十分散会

第13回国会 内閣委員会 第28号(1952/05/28、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 次に竹山祐太郎君。
【次の発言】 木村榮君。
【次の発言】 成田知巳君。
【次の発言】 青木正君。
【次の発言】 これにて討論は終了いたしました。  これより採決いたします。採決は、まず地方制度調査会設置法案及び自治庁設置法案、自治庁設置法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案、建設省設置法の一部を改正する法律案の四案についてそれぞれ採決し、次いで残りの十一案について一括して採決いたします。  まず地方制度調査会設置法案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は原案の通り可決すべきものと決しました。  次に自治庁設置法案、自……

第13回国会 内閣委員会 第29号(1952/06/03、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたしますが、理事でありました江花靜君及び鈴木義男君が委員を辞任せられ、再び委員に選任せりれましたので、両君を理事に御指名いたしたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう定いたします。
【次の発言】 これより国家行政運営法案及び昭和二十三年六月三十日以前に給與事由の生じた恩給の特別措置に関する法律案を議題といたし、提案者より提案理由の説明を聴取した後質疑を行いたいと存じます。国家行政運営法案について青木正君より提案理由の説明を求めます。青木正君。
【次の発言】 次に昭和二十三年六月三十日以前に給與事由の生じた恩……

第13回国会 内閣委員会 第30号(1952/06/05、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は昭和二十三年六月三十日以前に給與事由の生じた恩給の特別措置に関する法律案を議題といたし、前会の申合せもございましてこれより懇談会に移りたいと思います。
【次の発言】 これにて懇談会を終ります。  この際お諮りいたします。昭和二十三年六月三十日以前に給與事由の生じた恩給の特別措置に関する法律案につきまして、その審査のために小委員会を設け、先刻お話いたしたことく内容の審査を遂げていただきたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたし、小委員長及び小委員は委員長において指名いたすことにいたしたいと存じますが……

第13回国会 内閣委員会 第31号(1952/06/13、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより内閣委員会を開きます。  この際お諮りいたしますが、理事でありました船田享二君が委員を辞任せられ、再び委員に選任せられましたので、同君を理事に指名いたしたいと存じますか、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう決します。
【次の発言】 次に引揚同胞対策審議会設置海の一部を改正する法律案(小半久雄君外八名提出、衆法第五六号)及び南方連絡事務局設置法案(内閣提出第二四四号)を議題とし、それぞれ提案理由の説明を求めます。若林義孝君。
【次の発言】 劔木官房副長官。
【次の発言】 これにて両案についての提案理由は終りました。  本日はこれにて散会いたします。  次……

第13回国会 内閣委員会 第33号(1952/06/16、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日は、南方連絡事務局設置法案、引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。両案を一括して質疑を行います。質疑の通告がありますからこれを許します。平川篤雄君。
【次の発言】 これにて両案についての質疑は終局いたしました。この際引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案に対し、青木正君より修正案が提出されておりますので、修正案の趣旨説明を求めます。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨説明は終りました。  これより南方連絡事務局設置法案及び引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案、及び同修正案を一括して討論を行います。討論の……

第13回国会 内閣委員会 第34号(1952/06/17、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより内閣委員会を開きます。  本日は、昭和二十三年六三十日以前に給与事由の生じた恩給の特別措置に関する法律案(八木一郎君外二百六十八名提出、衆法第五二号)を議題とし、なお軍人恩給に関する件について審議を進めます。  まず、軍人恩給に関する件について質疑を行いたいとの通告がありますから、これを許します。平川委員。
【次の発言】 速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 江花靜君。
【次の発言】 滿尾君。
【次の発言】 井之口政雄君。
【次の発言】 井之口君に申し上げますが、一、二問というお約束でありましたが、共産党の一、二問は相当数の食い違いが多いようです……

第13回国会 内閣委員会 第35号(1952/06/19、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより内閣委員会を開会いたします。  本日は閉会中審査に関する件及び請願及び陳情書日程について議事を進めます。  まず閉会中審査に関する件につきましては、国家行政運営法案、八木一郎君外十三名提出、衆法第五〇号を閉会中もなお審査いたしたいと存じますが、これについて議長に申出るに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう決定いたし、なお閉会中における審査のための委員派遣の件につきましては、閉会中の審査が付託されました場合には、委員長においてしかるべくとりはからいをいたしたいと存じます。  なお派遣地、委員、期間等に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御……

第13回国会 内閣委員会 第36号(1952/06/28、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  請願日程の審査に入りますが、本日の請願日程全部につきましては、前回の委員会におきまして採択の上、内閣に送付すべきものと決定いたしましたものと同趣旨のものばかりでありますので、同様に決定いたしたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたします。本日は恩給に関する件を議題とし、参考人として石丸志都磨君、永持源次君、榎本重治君、藤村益蔵君及び黒田麗君より御意見を承りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたし、これより参考人の方々より順次……

第13回国会 内閣委員会 第37号(1952/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより内閣委員会を開会いたします。  本日は公報をもつてお知らせいたしておきました請願及び陳情書日程の審査を行います。本日の請願日程中、日程第八、元軍人の恩給臨時措置に関する請願を除く他の各請願は先会採択の上内閣に送付と決定いたしましたものと同趣旨でありますので、これら先会と同様に決したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたします。
【次の発言】 次に陳情書日程に移ります。陳情書日程中、軍人恩給及び軍関係者の恩給に関する日程第一ないし第三及び第七ないし第九の各陳情書並びに一般恩給に関する日程第四の恩給問題に関する陳情書はいずれも先回委……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 農林委員会 第29号(1953/08/06、26期、自由党)

○八木(一郎)委員 質問に入る前に委員長にお尋ねしますが、政府委員、主として大蔵省関係の局課長をこの委員会に出席してもらうように要求してあるはずだつたのですが、要求してある名前と現在までに出席されておる人の名前を、この際ちよつとお知らせ願いたい。
【次の発言】 さらに厳重出席の督励を願いたい。一十分ばかり待つことにいたします。
【次の発言】 出席要求の関係当局はまだお見えにならないようでもありますし、時間も経過いたしますので、私はこの際閉鎖機関日本蚕糸業会に関して五点ばかり簡単に御質疑を申し上げ、その答弁によつて事実を明瞭にいたしたいと思うのであります。  第一は、閉鎖機関日本蚕糸業会の特殊清……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/03、26期、自由党)

○八木(一)委員 ただいま議題となりました昭和二十八年六月及び七月の大水害により被害を受けた地方公共団体の起債の特別に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案を提出いたします。  お手元に配りました案文がございます。まず案文を朗読いたします。
【次の発言】 先ほど懇談の際にも申し上げましたが、重ねての御質問でございます。この法案は、建設省の組織法を改正してまで海岸堤防建設部を設けて、海水によつてずたずたにされたどうにもほつておけない面を善処して行こうということが、このねらいでございます。そこで今お話のような簡単な字句ではございますけれども、真水あるいはこれに近いものを加えますことは、行……

第17回国会 内閣委員会 第4号(1953/11/07、26期、自由党)

○八木(一)委員 参議院の委員会から、十分だけ時間を借りて抜けて来ましたので、意を尽しませんが、私の質問いたしたい点は、別途質問書によつて回答を要求いたしております非公務傷病者等に対する処遇是正に関する件を主として起ります。問題は、私の調べによりますと、復員局の受理総件数は非常にたくさんあつて、軍関係だけでも百七十万件、あるいはそれ以上に達しておる。そのうちで、援護法の改正措置によつて適用の増加となりました二万件が目下審査に大車輪であるが、大部分が未整理である、こういう状況であります。そして援護法の規定に基いて、資格がない、こうして却下されたものは約二千件、これは主として内地の勤務者と、自己の……

第17回国会 予算委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)

○八木(一郎)委員 私は主として風水害関係、すなわち六、七月の大水害を受けました西日本と南近畿、また八月の長期雨季、さらに九月の台風十三号、これらを基礎といたしました予算上の三百億円の関係部分に限りまして二、三点重点的に伺いたいと思います。  まず第一点でありますが、これはこの予算の組立ての基礎となつております被害の査定額がいかにも事務的に言じつまを合せるために、無理をしておるのじやないかというような印象のもとに、当初水害対策委員会では緒方副総理――まだ見えておりませんが、緒方副総理よりも、また小笠原大蔵大臣よりも千八百億円の査定被害を認められるようなお話があり、われわれ当該委員においては公共……


27期(1955/02/27〜)

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第15号(1957/04/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 御指摘の通りの考えに立ちまして、この法案の御審議と成立を期待しつつあるわけであります。ただいま御質問のございました開発可能な面積及びそれに対する調査内容等は、当該局長から説明いたさせますかり、お聞き取り願いたいと思います。
【次の発言】 肥料生産の行政指導の局に当っております通産当局ともよく連絡協議を遂げまして、ただいま具体的にお示しの問題はごもっともだと思いますから、よく一つ検討を加えたい。できるだけ御期待しておられますような方向に努力してみようと思っております。
【次の発言】 木材糖化の問題につきましては、昭和三十年の一月二十一日の閣議決定によります木材資源利用合理化方策に……

第26回国会 社会労働委員会 第40号(1957/04/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 ただいま議題となりました林野庁関係について御説明申し上げます。  昭和三十二年四月六日に、公共企業体等労働委員会が、公共企業体等労働関係法の適用を受ける林野庁の職員の昭和三十二年一月以降の賃金改訂に僕する紛争について行いました仲裁裁定第十二号を国会に上程いたし、御審議願う次第につきまして以下御説明申し上げます。  昭和三十二年二月二十三日全林野労働組合は、一月以降の賃金改訂に関する要求書を林野庁当局に対し提出いたしまして、両当事者間におきまして、数次の団体交渉が行われましたが、当局がこれを拒否いたしましたので、全林野労働組合は二月二十八日団体交渉を打ち切る旨を当局に通告し、三月……

第26回国会 農林水産委員会 第1号(1957/02/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 一月三十日付をもちまして、農林政務次官を任命せられ、就任いたすこととなりました。私は御承知のように、農林技術行政の面で中央、地方などにおりました、農林水産畑プロパーの男でございます。国会に議席を持たしていただきました第一回国会から十三回までは、時計の針のように熱心に、皆さんとともにこの部屋に詰めさせていただいておったのであります。常任委員長に出ましてから、このなつかしい十一委員室には、委員に加えていただく機会もなく、今日まで二十五回国会は済んでしまったのであります。まことにふつつかな、微力な私ではございますけれども、私を育ててくれた畑に微力を尽させていただける機会を得た喜びにお……

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 ごあいさつの劈頭に言葉の足りないところがございまして、ともに参りましょうということを申し上げましたが、一つ一緒に農村を歩こうじゃないかという気持ですから、どうぞ御了承をいただきたいと思います。多かったところがあれば直さしていただきます。  それから今の記者会見のみぎりに出ましたお話は、各業界関係の記者の諸君とお話の中に、在外資産補償問題その他に関連をして、御指摘の問題はどうですというようなお話がございましたので、政府としてはどうという問題ではないが、党では検討をしなければならぬ、政治道徳上の問題として取り上げなければならぬとしてやっておるのではないでしょうか、こういうような意味……

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 開拓融資保証法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  戦後開拓地に入植した開拓農家は、おおむね良好とは言いがたい立地条件のもとで、たび重なる天災に災いされながらも、主として畑作経営を行い、日夜営農に精進し、その成果は期すべきものがありますが、開拓農家の営農を一段と促進し、これを確立するためには十分な営農資金の調達が緊要であります。  昭和二十二年以来現在まで、政府は、開拓農家に対し、農機具、家畜等の基本的な生産手段を調達するための長期営農資金については、開拓者資金融通法により政府より直接融通しておりますが、さらに短期の流通資金たとえば肥料、飼料、種苗等の購入に要……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 ただいまの法案につきましては、御提案の趣旨を尊重いたしまして、誠意をもって当りたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第15号(1957/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 生糸製造設備臨時措置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、近年製糸設備と原料供給の関係が不均衡のために製糸業の経営の安定を欠いており、ひいて生糸の輸出増進の障害になっている実状にかんがみまして、過剰設備を処理して製糸業の合理化を促進するために、必要な立法措置を講じようとするものでありまして、その要点は、生糸製造業者が共同行為によってその設備を処理する事業を行うことができるようにするものであります。  以下法案の内容について、その概略を申し上げますと、第一は、免許または許可を受けている生糸製造業者は、業態別に設備処理組合を組織することができることといたした……

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 農林省は事業を執行して参ります立場から御趣旨の通り努めて参る所存でございます。
【次の発言】 この法案の立案過程において最も苦心の払われた点が御指摘の点であります。従いまして農林省といたしましては、本法案が成立の上は、誠意と責任を持って御期待に沿うように実施して参ります。
【次の発言】 開拓農民の心を心とされた御熱心な御主張は、法律施行の上において生かして参るということをお誓い申し上げます。
【次の発言】 開拓政策が非常におくれてきた、そのために苦しんでおるのは開拓農民であるという現状の認識については御指摘の通りだと思います。そこで、これまでおくれて参りました開拓の諸般の仕事は……

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 農林省といたしましても御提出の法律案の精神を生かし、誠実にこれを実行する考えであります。
【次の発言】 ただいま御決議に相なりました趣旨は十分尊重いたしまして、責任と誠意をもって実行に当る所存でございます。
【次の発言】 農業災害補償法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  農業災害補償制度については、ここ数年来その改正が論議されて参りましたが、本制度の運営の現況にかんがみ、これが改正をすみやかに行う必至があるので今回制度内容の合理化、農家負担の軽減、事業実施主体の特例及び監督の強化を目途として、この法律案を提案した次第であります。  その第一は制度内容の合理化で……

第26回国会 農林水産委員会 第25号(1957/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 ただいま御提出に相なりましたこの修正案に対しまして、政府といたしましては、遺憾ながら賛意を表しかねる次第でございます。どうぞ政府提出原案通り御可決あらんことを希望する次第でございます。

第26回国会 農林水産委員会 第31号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 ただいま御決議になりました附帯決議の各項には、政府といたしましても十分に留意いたし、誠意を持ってその実施に遺憾なきを期する所存でございます。

第26回国会 農林水産委員会 第45号(1957/05/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 県を通じましてこの被害状況を聞き、目下事実を調べて善処しつつあるところでございます。
【次の発言】 御注意の通りに、農民の経済と生活を見ておる農林省といたしましては、かくのごとき甚大なる被害をまのあたりに見て、直ちに適切な具体的な調査を進めまして貴意に沿いたい、こういう考えでございます。

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/02/21、27期、自由民主党)

○八木(一)委員 第三分科会は、昭和三十三年度一般会計中、農林省、通商産業省及び経済企画庁所管、並びに特別会計中、農林省及び通商産業省所管について、審議をいたしたのでありますが、詳細は会議録に譲り、ここでは、簡単にその経過並びに結果について御報告申し上げます。  第一に、農林省所管については、予算編成手順、土地改良、開拓施策、干拓地農漁民補償問題、蚕糸振興対策等、諸般にわたって審議されたのでありますが、今その二、三について申し上げます。  まず予算編成の手順について、大蔵省の最初の内示額は三十二年度より大幅に下回ったことは、農業対策を無視したものではないか、復活要求後若干増額されたとはいえ、一……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/25、28期、自由民主党)

○八木(一郎)委員 今回の繭糸価格の異常な事態に処して、前例にもなく総理大臣はその演説で繭糸価格の安定は災害の対策とともに善処するというはっきりした言明をされましたが、期待を寄せるところは、千四百円の繭値と生糸の十九万円とは、実勢には合わない点はあるかもしらぬが、政策として政治としてこれを約束している以上は、断固としてやはり抜く、こういう固い決意であると国民は受け取っております。私も、当然与党としてそうあるべきだという立場をとっております。これが前提になって私は事務的な二、三のことについてお伺いをし、またはっきりせぬところを明確にしていただきたいと思うのであります。まずその点を確認いたしたいと……

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/06/27、28期、自由民主党)

○八木(一郎)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま御提案になりました繭糸価格の安定に関する臨時措置法案に対する修正案に対しましては、これに全面的に反対であるという意思を表示し、原案に賛成であるという討論を行おうとするものであります。以下簡単にその趣旨の説明を述べさしていただきまして、御了解を得たいと思います。  原則的に、今回の異例な臨時措置は、需給の均衡が破れて需要と供給の関係が異常な事態に立ち至ったというところに端を発していることは申すまでもありません。そこで、これが措置については、制度的に法律、規則等によって行政に断をゆだねられた措置もありましたが、実効をあげ得られるはずで……

第33回国会 予算委員会 第3号(1959/11/05、28期、自由民主党)

○八木(一郎)委員 私は関連質問でありますから、一問にしぼって簡単にお尋ねをいたします。しかし答弁は、総理、大蔵、建設各大臣から一件、農林大臣から数件にわたって要求いたしたいと思います。  佐藤大蔵大臣は、政府が災害予算対策として意を用いた点は、第一に民生の安定及び生業の再建をはかったことである、このため特に農地については、明年の作付に支障なからしむることにし、これらに要する経費として百七億円を計上した、こう言われておりまするが、ただいま早稻田委員より述べられた伊勢湾被害三県下だけでも、農地の流失、喪失の面積は六千町歩、湛水面積は三万八千町歩、農地の施設においては八千カ所、海岸河川堤防の決壊は……

第34回国会 建設委員会 第19号(1960/05/17、28期、自由民主党)

○八木(一郎)委員 私はこの際議事進行に関して、主として審議日程について、委員長にお尋ねをしておきたいと思います。  私は自由民主党の総務でありますが、わが党は、去る五月十二日の総務会において、国土開発縦貫自動車道中央自動車道の予定路線を定める法律案並びに東海道幹線自動車国道建設法案の両法案の取り扱い方針を決定しておるのであります。すなわち両法案ともに、これを本第三十四国会において成立を期するというのが基本的態度であります。  そこで、議事進行について委員長にお伺いいたしたいのでありますが、この時点における国会内の情勢に対処して、委員長は両法案の審議日程をどのようにきめて、議事の進行をはかろう……

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/02/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○八木(一郎)委員長代理 この際午後二時まで休憩いたします。     午後一時三十四分休憩

第34回国会 予算委員会 第16号(1960/02/29、28期、自由民主党)

○八木(一郎)委員 第三分科会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本分科会は昭和三十五年度総予算中通商産業省、経済企画庁及び農林省の所管に関するものでありまして、去る二月二十四日より二十七日まで四日間にわたって、各省所管大臣の説明を聴取した後質疑を行ない、慎重に審査いたしました。それらの詳細につきましては会議録をごらん願うことといたしまして、ここでは質疑応答のうち若干のものについて、簡単に申し上げたいと思います。  まず通商産業省関係について申し上げます。  重油専焼ボイラー、電気料金、肥料対策、鉄鋼産業の自主調整、貿易自由化の中小企業に与える影響、航空機購入、ベトナム……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/03、28期、自由民主党)

○八木(一郎)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、昭和三十五年度一般会計予算外二案について、政府提出の原案に対し賛成の意見を申し述べたいと存じます。わが国経済最近の動向は、一昨年秋ごろからの景気回復のあとを受けて、順調に展開して参ったのでございますが、さらに今日の状況は、設備投資、在庫投資ともに著しく旺盛であり、近代的工業化の速度も特に目ざましく、欧米各国に比べてもきわめて高い成長率を持続いたしているのであります。すなわち、設備投資は三十四年度の一兆七千九百億円から二兆円と、約一二%の上昇が見込まれ、在庫投資は、三十四年度の急上昇のあとを受けて、ほぼ横ばいの六千億円、輸出は予想以上の伸びで……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第8回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1950/07/25、24期、自由党)

○八木委員 ただいまの千賀委員の、所管事項のことに関連してちよつと確かめておきたいのでありますが、ここに列記された九品目の商品ですが、この中の農林省所管に属する乾繭、生糸の所管の範囲といいますか、わかつたようでわからないのでありますが、この所管の範囲を明快に聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 認可、許否、登録その他政令、省令いろいろありますが、一切が商品ごとにわかれて行く、こう承知してよいのかどうかということです。たとえば二十五條、四十二條等の資産上の要件というようなことは、商品ごとに政令できめるとあります。ここでは商品ごとにきめるのであるから、何は何というふうにきめる、所管はやはり……

第13回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1952/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○八木委員長 これより内閣委員会公聴会を開き、国家行政組織法の一部を改正する法律案その他行政機構改革諸法案について、公述人より意見を聴取いたします。  本日お見えになりました公述人は原安三郎君。辻清昭君、愛川重義君、佐藤功君、荷見安君、内山岩太郎君の諸君でございます。  この際委員長より一言ごあいさつを申し上げます。今次の行政機構の改革は広汎かつ重要なものでありますので有識の方々の忌憚のない御意見を承つて愼重審議をいたしたいと存じ、公述人に御多忙中にもかかわらず御足労願つた次第でございます。何とぞ公述人の方におかれましては、十分に御意見をお述べくださるようお願いいたします。  ではこれより、日……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 農林水産委員会蚕糸に関する小委員会 第1号(1955/07/04、27期、自由党)

○八木一郎君 今のに関連して、ちょっと伺つておきたいのですが、乾繭によって取引をするという道を養蚕農民が持つことで、それによって今局長の言われるような目的が達成できるのではないかと思いますが、それは裏を返して、買手側は、ここに買手側が出した雑誌がありますが、その中に春繭に対する指令のようなものが出ています。これによると、「養蚕組合が当初から乾繭販売を計画実施する場合」に対しては、「(一)乾繭の買い取り価格は割高となる場合が多く、繭価協定に支障を来たすので、繭価協定までは買い入れを行わないよう自粛すること。乾繭組合を利用して購繭する方針は、重大化の懸念があるので、自粛すること。」つまり乾繭による……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1957/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○八木政府委員 親しく寒冷地のあの痛ましい農業の実態を御調査になり、その結果として御指摘になりましたただいまの具体的な、雄渾なその方針につきましては、農林当局といたしましても、つとに問題の起るたびに、検討をしてきた問題であります。昨年たまたまあの惨害に当面いたしまして、せめて寒冷地帯の振興のために基礎的な要素となるものをつかみましてこれが振興の方策は、一口に申せばやはりこの地帯が単作経営であるところにかんがみまして、水田の二毛化とか、畑作の高度利用とか、ないしは自然の条件に合った耕種改善、品種改良等、総合的な角度から手を入れなければならぬ、深く確信を持ってこの面に力をいたそうと考えまして技術会……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1958/02/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○八木主査 これより会議を開きます。  私が第三分科会の主査の職務を行うことに相なりました。未熟なものでございますが、よろしく御協力、お引き回しをお願いいたします。  本分科会は、昭和三十三年度一般会計予算中経済企画庁、農林省及び通商産業省所管、同特別会計予算中、農林省及び通商産業省所管について審査を行うことになっております。  なお、予算委員会理事会の申し合せによりまして、分科会は本十三日より十四、十五、十七日の四日間開会することになっておりますので、本分科会といたしましては、お手元にお配りいたしております通りおおむねこの日程表に従って審査を進めて参りたいと存じます。  なお、質疑の御通告ま……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○八木主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本日は昭和三十三年度一般会計予算及び同特別会計予算中、通商産業省所管を議題といたします。まず政府の説明を求めます。前尾通商産業大臣。
【次の発言】 これにて説明は終りました。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますから、順次これを許します。小平忠君。
【次の発言】 小平君にちょっと申し上げますが、予定通告者が非常にふえて参りまして……。
【次の発言】 内田常雄君。
【次の発言】 加藤清二君。
【次の発言】 答弁を特に要求しておりませんから……。
【次の発言】 内田君に対する答弁は留保し、なお内田君の残余の質疑は午後に回すこと……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/02/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○八木主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本日は昭和三十三年度一般会計予算中経済企画庁所管を議題といたします。まず政府の説明を求めます。河野経済企画庁長官。
【次の発言】 これにて説明を終りました。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。横錢重吉君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時より再開して質疑を継続することにいたします。  暫時休憩いたします。     午前十一時二十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  経済企画庁所管について質疑を継続いたします。横錢重吉君。

第28回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1958/02/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○八木主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本日はまず農林省所管を議題とし、質疑を行います。小平忠君。
【次の発言】 川俣清音君
【次の発言】 もう一名、時間が経過しておりますが、簡潔なところでお願いしたいと思います。井手君。
【次の発言】 午後は二時半より再開することとし暫時休憩いたします。     午後一時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  通商産業省所管を議題とし、質疑を続行いたします。川崎秀二君。
【次の発言】 柳田秀一君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 多賀谷真稔君。


28期(1958/05/22〜)

第33回国会 災害地対策特別委員会建設等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、自由民主党)

○八木(一郎)小委員 この問題は、予算委員会である程度政府の意図するところはわかっておるのですが、ただいまの質問に関連いたしまして、海岸堤防対策協議会を政府は持ち、農林省、建設省、運輸省三省の協議会で、学者も加えて、二度と再びかようなことに至らない根本的、抜本的なことをやる、こういう決意、御意図はわかっております。そこで、これを具体的に掘り下げて参りますと、その機関が動き出す前に、現地の調査をなさる必要があるじゃないか。その調査の時期と方法について、具体的に今日わかっておる事情を聞かしてもらいたい。特に問題とするのは、調査地点、法律の明文によると、端的に言えば太平洋に出ておって、伊勢湾に突出し……

第33回国会 災害地対策特別委員会建設等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、自由民主党)

○八木(一郎)小委員 昨日私は、一般的なことについて、伊勢湾等高潮対策事業の法律施行の方針、内容に関して建設当局より説明を受けたのでありますが、これに関連をして、きょうは建設、運輸、農林三省それぞれの本法律施行についての関連事項をつぶさに説明を得たいと思います。  項目を簡単にしぼって申し上げます。五項目ございますが、明確にいたしたい点のまず第一点としては、二十八年災には愛知県、三重県、静岡県の一部を政令により法律施行地域にきめてあったのですが、今回は伊勢湾等云云と規定されております。実際問題としては同じではないかと思うのですけれども、何か違うというのに理解しがたい部分がありますので、まずこの……

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、自由民主党)

○八木(一郎)委員 私は、農地局長に一、二点確かめておきたい問題があるのです。この際、時間をお借りしましてお尋ねしたいと思います。  その一つは、救農土木事業の方針、内容についてであります。これは本会議あるいは予算委員会で、大臣は、「三億は微々たるものだが、予備費五十億に、なお必要があれば一般予備費三十億にも期待してこの救農土木を進めていきたい」こういう意図を言明されておるわけであります。そこで、方針、内容に関してお尋ねいたしたいのでありますが、救農土木というと、すぐ思い出すのは、去る昭和二十八年度災のときであります。私どもは、同じ日の、今回の災害よりもひどいとさえいわれる二十八年十三号台風の……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○八木(一郎)分科員 私は、予算委員会の質疑応答、審議の過程で、これは一つはっきりさせておきたい、特に福田農政の力をいたしておられる農業基盤整備の内容の問題につきまして、これは分科会で明確にいたしておきたいという点だけ質問してみたいと思うのであります。  佐藤大蔵大臣は、本会議の財政演説でこの問題に触れまして、「農業基盤の整備につきまして特段の配慮を払い、必要な措置を講ずることといたしました。」と述べておるのでございますが、私がここで、「必要な措置を」と言った予算の内容を見ますと、三百八十九億一千万円の内容になるわけであります。その中で重要な点を検討して参りますと、それは政府の企図するところは……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1960/02/27、28期、自由民主党)【議会役職】

○八木(一郎)主査代理 午前中はこの程度にしまして、午後一時三十分まで休憩いたします。     午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  質疑を続行いたします。淡谷悠藏君。
【次の発言】 次は栗原分科員にお願いいたします。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――なければ、これにて本分科会所管の予算両案に対する質疑は全部終了いたしました。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本分科会所管の予算両案に対する討論採決は、前例によりまして予算委員会に譲ることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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