このページでは、八木一郎衆議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については衆議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。
23期(1947/04/25〜)
酪農業に関する質問主意書(共同提出)
第2回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1948/02/06提出、23期、会派情報無し)
質問内容酪農家に対する当局の増産施策は悉く期待に反し、現実的には報奬物資も還元飼料も飼料畑保有上の恩典についても甚だ不安定であるのみならず、飲食料品中最も不利にして最低位ともいうべき公定價格の制定のため、当局折角の指導奬励にもかかわらず牛乳生産意慾を着しく萎縮せしめ、特に酪農農業の危機に直面しているが、今回又々飼料公定價格の全面的大巾引上げが実施せらるるに及び、酪農民は全く破局的窮地に追込まれるに至つた、…
答弁内容一、酪農に関する行政機構は牛乳衛生に関しては厚生省、牛乳の生産取引及び加工に関しては農林省食品局、乳牛の増殖、飼料の配給等に関しては農林省畜産局が夫々所管し、その指導奬励方針については連絡を保持するように鋭意努力して來たが、その間において必ずしも充分とはいえない点もなしとは断じえないので、畜産振興五箇年計画の具体的遂行に当つては、これが円滑なる実現を図るため酪農行政の連絡緊密化についても充分考慮し…
26期(1953/04/19〜)
国鉄豊橋駅西方城海津こ線橋新設に伴う石塚、城海津、大山塚の踏切閉鎖に関する質問主意書
第16回国会 衆議院 質問主意書 第23号(1953/07/07提出、26期、会派情報無し)
質問内容国鉄は、豊橋駅西方の城海津踏切にこ線橋を新設し、石塚、城海津、大山塚の踏切閉鎖を声明、石塚、城海津の両踏切を閉鎖し残る大山塚踏切も十五万市民の閉鎖反対、市当局の懇請にもかかわらず近く閉鎖しようとしている。
城海津こ線橋は、同踏切の交通緩和と事故防止の目的から昭和二十五年国鉄に建設方を要請した。当時国鉄は、建設費八千五百万円のうち一千五百万円を支出し、代償として石塚外三つの踏切閉鎖を主張した。市当…
答弁内容一 城海津こ線道路橋新設の議がおこつてから、再三にわたり国鉄と県及び市当局と協議し、大山塚踏切道外二踏切道は、城海津こ線道路橋完成の際廃止することになつている。
従つて、豊橋駅構内改良工事等は、この協定を基礎にして樹立し着々実施されているもので、ここに至つては大山塚踏切の存続は困難かと思われるが、現地から、せめて人の通行し得るものだけでも存続するよう要望もあるので、大山塚踏切道に附随するこ線人道…
非公務傷病死者等に対する処遇是正に関する質問主意書
第17回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1953/10/29提出、26期、会派情報無し)
質問内容さきに、制定を見た戦傷病者戦没者遺族等援護法並びに今次改正恩給法においても、軍務服役中に、傷病死した者のうち、後掲するごとき傷病死者並びにこれらの遺家族に対しては非公務傷病死者のゆえをもつて、なんら措置が講ぜられていないのは、施策の欠陥と云うべく、この現状は、すみやかに是正され、国家のために尽した者に対し、公平な処遇が与えられんことを要望する。
すなわち、当時国民の義務としてその意志にかかわらず…
答弁内容一 恩給法において「公務傷病」というのは、公務のため傷いを受け又は疾病にかかつた場合のその傷病をいうのであつて、ある特定の場合にその傷病が公務傷病であると認められるがためには、公務に従事したことと傷病の発生との間に相当因果関係の存在することが必要であると考えられる。
軍隊勤務中に発病した結核、胃潰瘍、脳溢血等を公務による疾病とみなすか否かについても、また上述したところにより決定すべきものと考えら…
太平洋戦争参加者に対する国家表彰に関する質問主意書
第19回国会 衆議院 質問主意書 第5号(1954/01/29提出、26期、会派情報無し)
質問内容わが国の栄典制度は、金鵄勲章を廃止せるほか、従前の規定による実施を建前としている。しかるに、政府は、占領政策により課せられた不合理な運営をそのまま踏襲し、同様占領政策により停止せられていた旧軍人恩給はすでに復活を見るに至つた。独立三年後の今日においても、その取扱についてなんら是正措置のないのは不可解といわねばならない。
なかんずく、太平洋戦争戦没者は、百数十万と算せられるにかかわらず、わずかに二…
答弁内容一 太平洋戦争における戦没者に対する叙勲は、終戦後占領軍の示唆により停止したのであるが、独立後の今日も叙勲を行つていない理由は、当時のか烈な戦況、年月の経過、軍機関の解体等の事情に因り資料が甚だ不備であつて、きわめて多数に上る戦没者の功績を調査し適当な叙勲を行うことが事実上不可能であるからである。
二
金鵄勲章及び旭日章を授与されたもの
一四七、一七九件
旭日章を授与されたもの
八〇、六…
繭糸価格安定法による生糸買入れ対象に玉糸を加える件に関する質問主意書
第19回国会 衆議院 質問主意書 第16号(1954/04/28提出、26期、会派情報無し)
質問内容現行繭糸価格安定法は、生糸の輸出増進と繭糸業の安定を図ることを目的として、生糸価格につき最高最低価格を設定、最高価格で保有生糸を売渡すとともに、最低価格をもつて買入れを行うこととしているが、この買入れ対象となる生糸は、繭糸価格安定法施行規則第一条の規定により指定されるのであるが、現在、玉糸はこの指定から除外されている。
しかるに、玉糸はその生産量の約九十パーセントを輸出し、外貨獲得上重要な役割を…
答弁内容現在、繭糸価格安定法により政府が生糸を買い入れる資金は約三十億円であり、玉糸を買い入れる緊急性、資金量並びに玉糸の最高価格及び最低価格の決定方法等について、なお研究を必要とするので、目下、これらの点について慎重検討中である。
右答弁する。