国会議員白書トップ衆議院議員田中織之進>委員会発言一覧(全期間)

田中織之進 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

田中織之進[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
123位
委員会発言歴代TOP500(衆)
115位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
502位
委員会出席(無役)歴代TOP100
64位
委員会発言(議会)歴代TOP50
46位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
98位
各種会議出席歴代TOP250
250位
各種会議発言歴代TOP50
40位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
247位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
35位

23期委員会出席TOP50
16位
23期委員会発言TOP100
77位
23期委員会出席(無役)TOP10
6位
23期委員会発言(非役職)TOP50
42位
24期委員会出席TOP50
34位
24期委員会発言TOP50
16位
24期委員会出席(無役)TOP50
26位
24期委員会発言(非役職)TOP50
11位
25期委員会出席TOP50
38位
25期委員会発言TOP50
47位
25期委員会出席(幹部)TOP50
17位
25期委員会発言(非役職)TOP50
31位
26期委員会発言TOP100
67位
26期委員会出席(幹部)TOP100
65位
26期委員会発言(議会)TOP10
6位
27期委員会発言(非役職)TOP100
78位
27期各種会議発言TOP25
23位
27期各種会議発言(非役職)TOP25
16位
28期委員会発言TOP100
61位
28期委員会出席(幹部)TOP100
87位
28期委員会発言(非役職)TOP50
46位
28期各種会議出席TOP25
13位
28期各種会議発言TOP10
6位
28期各種会議発言(非役職)TOP5
4位
29期委員会発言TOP100
70位
29期委員会出席(無役)TOP100
93位
29期委員会発言(非役職)TOP100
58位
29期各種会議発言TOP10
9位
29期各種会議発言(非役職)TOP10
9位
30期委員会発言TOP100
80位
30期委員会発言(非役職)TOP100
64位

このページでは田中織之進衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田中織之進衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 財政及び金融委員会 第6号(1947/07/30、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私財政金融委員會の運營の問題について、委員長にちよつとお尋ねしたいことがあります。それは先ほどの中崎委員の質問に對する銀行局長の答辯の中にもあつたでありますが、金融竝びに財政の面において確固たる方針を打ち立てるということは、現在の危期を突破するためにきはめて重要なことでありまして、われわれ國會議員全部非常に關心をもつていることだと思うのでありますが、この問題に關連いたしまして昨日の本會議に各派共同提案になるところの、いわゆる健全財政、健全金融に關する決議案が提出されることが、公報に載つたのであります。この問題についてわれわれの聞くところによりますると、あるいは財政金融委員會の……

第1回国会 財政及び金融委員会 第11号(1947/08/11、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は先月の水害應急對策について大藏大臣に、ただ一點だけお伺いしたいと思います。  東北地方のみならず、私らの和歌山縣あるいは島根縣等は、七月の二十日前後の水害で相當の慘害を受けておるのでありますが、これが應急の救護對策竝びに物價等については、非常に暑い折柄でもありますし、急を要しますので、こうした應急對策に關するところの經費の支出については、たとえば豫備費の支出等の、最も急速な方法について大藏當局においてお考えになつているかという點であります。  それから地方財政の現状に鑑みまして、所によりますと、職員の給與の支拂についても困つているような状態で、借入金で賄つている。ところが……

第1回国会 財政及び金融委員会 第16号(1947/08/28、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私も復興金融金庫の運營について一つの希望意見をもつております。復興金融金庫の現在の活動状態を見ますと、たとえば大阪支所ということになつておりますが、それを見ましても、大阪の興銀支店の中にはいつておるのであります。もちろん所長その他について、興銀の支店長なりその他の職員の人たちが、多くの場合兼務するような形になつておると思うのでありますが、何百億という貴重な國家資金を取扱うのに、復興金融金庫として獨自の職員と言いますか、そういうものをもたずに、ほとんど全部が興銀が代行するような形になつておることは、資金の運用上非常に重要な問題だと考えるのであります。時間があればその點について、……

第1回国会 財政及び金融委員会 第19号(1947/09/20、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちよつと災害關係に關連しまして、最近起つている水害竝びに旱害等の災害に對する救助については、國家において補償するという考えをぜひ貫いてもらいたいと思うのであります。それに關連して、今度の關東の水害によつて、先般の東北水害、あるいは和歌山縣等の水害は、いくらか影が薄くなつたようでありますが水害ばかりでなく、旱害も相當あつたように承知しております。このことは近畿の方においても言えることでありまして、私の和歌山におきましても、紀南地方の水害で、紀北地方がようやく災害を免れたと思いましたところ、今度は非常な旱害に、和歌山縣の紀北地方のみならず、奈良縣、大阪府、滋賀縣等においても見舞わ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第40号(1947/11/26、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 これは大藏大臣からお答え願いたいと思うのでありますが、大藏大臣がお見えになりませんから、主税局長から御答辯を願いたいと思うのであります。  昨日來自由黨の宮幡君の質問にもあつたのでありますが、明年度の豫算編成を前にいたしまして、税制の全般につきまして根本的な檢討を加えなければならないじやないかという意見に對しまして、大藏當局は現在のような經濟状態の非常に不安定なもとにおいては、税制の根本的改革は不可能だというような趣旨の御答辯をされておるのであります。もちろん理論として一つの見方であると思うのでありますが、われわれは明年度の厖大な財政需要というもの、この關連において、現行の税……

第1回国会 財政及び金融委員会 第43号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 この前の委員會で、まだ本委員會に付託になつております政府に對する不正手段による支拂請求の防止等に關する法律案について關係業者と懇談するように委員長の方でお計らいになるように了解しておつたのですが、この法案の審議と關係がありますから、大體いつごろの御豫定になつておりますか、お伺いしたい。
【次の発言】 了承しました。

第1回国会 水害地対策特別委員会 第4号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 和歌山縣の水害の問題については、先ほど早川委員から東北水害に準ずる取扱いでは十分でないという點を強調されて、政府側においても十分この點を重視せられることと存ずるのであります。私はこのたびの水害の問題に對しまして、政府のとつたいろいろの應急の處置等については、遺憾ながら敏速を缺いておる。水害があつてから一週間も經過して國會がしびれをきらして取上げてから、初めて役所が動くというようなことではならないと思うのであります。先ほど國土局長におかれては、年々歳々ある問題で、内務省としてもその都度調査会を派遣したり、その他の處置を講じておるということでありますが、ただいまこの對策委員會は東……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第8号(1947/10/01、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私ただいまの鈴木、田中、上林君の意見に贊成するのでありますが、私の和歌山縣のごときも、これは東北水害の先だちまして深刻なる損害を受けた地帶であります。こうした問題がより被害の規模竝びに地域の廣い災害が起りました場合に、古い災害地帶がともすれば閉却きれるということは一面むりもないところもあるかもしれないのでありますが、そういう考え方でいきますならば、絶えず最近のあらゆる傾向として現われているブロツク意識が強く出てきて、全般としての國の行政が困難になるのではないかと考えるのであります。そういう意味におきまして、この問題については、特に政府當局としましては、全國のどの地域のどの災害……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第9号(1947/10/08、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまま答辯でありまするが、それは今の應急工事だけの話でしよう。從來繼續されておつた工事もありますし、これから計畫的に何年かかつてやる、こういつたようないろいろなことがあると思います。その點を私はお伺いしているのであつて、應急工事ではありません。
【次の発言】 二百五十五億というのは今度の七、八月の水害と、それから九月の水害の被害額にしたものであつて、それから千六百億というのはあなたの方の御計畫だと思いますが、それを今の物價、勞働力、そういうもので計算すると、大體總合的な復舊費はどのくらいかかるか。何年くらいかかればこの大災害というものを復舊されて、そうして今後二度とそうい……

第1回国会 農林委員会 第60号(1947/12/07、23期、日本社会党)

○田中織之進君 ただいまの六七號の請願の前の六六號の和歌山縣の旱害對策に對する請願について補足的に意見を申し上げたいと思います。ただいま中村氏からも要望がありましたように、特に本年の旱害において奈良縣、和歌山縣、大阪府、京都府等の近畿の慘害は、實に想像にあまるものがあるのでありまして、この旱害に對する國庫の補助は、わずかに追加豫算で五千萬圓しか認められなかつたので、自分たちの縣に一體どれだけ割當があるかということを心配した農民の供出意欲というものは、自然にがたおちになつて、先般私の方の和歌山縣知事が上京してまいつたときの話では、五〇%からどうしても上へ上らない、中だるみの状態となつて現われてお……

第1回国会 文教委員会 第7号(1947/08/28、23期、日本社会党)

○田中織之進君 和歌山工業専門學校は、戦争中、昭和十八年に戦争遂行の觀點、つまり工業力充實の觀點から、もとあそこにありました和歌山高商、経済専門學校を工業専門學校に転換するということで設置せられたのでありますが、戦争終結とともに経済専門學校の方はこれを引續き存續することに相なりまして、工業専門學校と経済専門學校を併置するかつこうに相なつたのでありまするが、文部省の、昭和十八年以降に設立されました専門學校は廃校するという一般的方針に基きまして、工業専門學校の方は、明二十二年度をもつて廃校になることに決定いたしておるのでありまするが、御承知の通り、和歌山縣は非常に山岳部の多い所でありまして、縣内の……

第2回国会 財政及び金融委員会 第4号(1948/01/30、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私二、三の点について、小坂政務次官にお伺いしたいと思うのであります。この前の議会における復金の増資から、半年を出ずして、再びここに百五十億の増資に関する改正法律案が提案されたのでありますが、これは大体いつころまでの資金需要に対処する方針であるか、私は、これはもちろん生産の復興、経済復興という建設計画の線に沿うたものでなければならぬと思うのでありまするが、さしあたりの百五十億の増資が、大体いつごろまでの資金需要に対應する見込みであるか、この後少くとも來年度の上半期くらいまでにおける資金需要等について、どういう見透しをもつておるかということを伺いたいのであります、そのことをお伺い……

第2回国会 財政及び金融委員会 第5号(1948/01/31、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は決してこの問題について計論ずるつもりはないのでありまして、いずれそういう機会をほんとうにわれわれもつべきだと思います。  この際銀行局長に伺つておきたいのですが、現在の金融機関がもつておりまする軍需会社の株式の所有状況は大体どういうふうになつておりましようか。

第2回国会 財政及び金融委員会 第10号(1948/03/24、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の質問したいごく一般的な問題は、ただいま塚田委員から質問されたので、重複を避けて、主として今度の二十二年度の更正決定に関連した農業所得の問題について、二、三主税局長にお伺いしたいと思います。われわれ財政金融委員会の委員は、すベて先般発足を見ました租税完納推進本部の委員をやつておりますので、われわれも地方へ帰りますと、その線に沿つて動いておるものでございまするが、今度の二十二年度の更正決定によるところの、一見して非常に過重な所得税の負担に対しましては、これを納めてくれということを、われわれの口から言われないような立場に実はなつておるのでありまして、その点から特に大藏当局の御考……

第2回国会 財政及び金融委員会 第16号(1948/04/02、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 本法案についてひとつ銀行局長に伺つておきたいことがあるのであります。それはすでに同僚委員諸君から質問されたことだと思うのでありますが、本法律の考えの基礎になつております銀行信託業務と証券業務をわけるという建前は、これを日本の証券業界の実情から見まして、また現在の信託会社が相当証券業界にその業務をもつておるという関係から見まして、必ずしもアメリカのような先進國の業態をそのまま移すことはどうかと考えられるのでありますが、信託銀行業務と証券業務との建前をくずさないという意味において、この改正法律案を了承するのでございますが、ただ一つ、この法案によりますと、信託会社は有價証券の賣買の……

第2回国会 財政及び金融委員会 第22号(1948/05/01、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 紹介議員の赤松君並びに佐藤觀次郎君に代りまして請願の趣旨を申し述べたいと思います。敗戦以來インフレーションがますます激化の一途をたどりつつあり、そのために日本経済の再建、産業の復興が非常に遅れておりますることは、特に勤労者大衆のきわめて遺憾としているところでございます。政府はこのインフレーシヨンの当然の結果として起ります國家財政の膨脹を充足するために、その財源を間接税を含めた大衆課税の大幅引上げによつて賄つているのが今日の現状でございます。このために労働者、中小企業者、零細農民等は今日大衆課税の前にその生活をすら維持できないという窮状に陥り、再建への熱意を冷却せしめるような結……

第2回国会 財政及び金融委員会 第30号(1948/05/28、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほどの川合委員の質問に対する大藏大臣の答弁のうち、この二千九百二十円水準は、一、三月の暫定的な給與水準であつて、新年度からは新しい賃金水準によるものである。われわれはそういうふうに了解してまいつたのでありますが、その点について大藏大臣の答弁が、われわれの了解と食い違つておるのであります。もちろん政府として一、三月の暫定給與水準であつて、新年度以後の問題については新しい水準によるということを今までに言明されたことは、あるいはないかもしれませんが、大体給與水準に関する全官公の爭議の解決にあたりまして、われわれが四月一日に爭議解決に関する勧告決議を行つているのであります。その第四……

第2回国会 財政及び金融委員会 第31号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○田中委員 まず紹介議員田中松月君に代つて三件を紹介説明したい。日程第六五の請願の要旨は、政府は逼迫せる農家経済の実態を把握せず、ただ單に実收高に対するやみ價格をもつて評價して高率の所得税の賦課をなすのは、農村の生産意欲を低下させ、主食蔬菜の供給を阻害させるものである。この際実收獲に対しマル公價格をもつて評價し、公正なる生産費を控除した純所得に対して課税せられるように願いたい。  次に日程第六六の請願の要旨は、農地改革後激増した零細農家及び中小企業者は、目下経済的破綻を來そうとしているから、中小企業專門の金融措置を早急に実施せられたい。  日程第六七の請願の要旨は、樟脳は專賣事業であるが、煙草……

第2回国会 財政及び金融委員会 第52号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 労働大臣に一、二お尋ねしたいのでありますが、この法律は、六月以降の政府職員の俸給等に関する法律案となつておりますが、先般の全官公の爭議の解決にあたりまして、現在までの二千九百二十円ベースは一應一―三月の暫定的な水準であるという了解を労働組合側においてもつておるのであります。今回全官公から要求いたしております五千二百円ベースに対しましても、当然これは四月にさかのぼつて実施する。しかもこの五千二百円の中には物價改訂を織りこんでいない。物價改訂を織りこみますならば、これに倍する額に達すると思うのであります。政府といたしましては六月以降という考え方でありますが、物價改訂を織りこんでお……

第2回国会 農林委員会 第9号(1948/05/26、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 二十三年の五月二十五日に提出いたしました請願第五七〇号であります。和歌山縣の土地改良事業費について國庫補助をお願いしたいというのが請願の趣旨であります。土地改良事業が食糧増産の最も近道であるということについては、いまさら申し上げるまでもないことでございまして、特に和歌山縣の土地改良事業について、政府において格段の御考慮を賜わつておることについては、縣下の農民一同として非常に感謝いたしておるところでありまするが、和歌山縣といたしましては、御承知のように一昨年の南海の大地震、引続きまして昨年七月の紀南地方における水害及び八月九月にかけて紀北地方の旱害等のために、和歌山縣の農民とい……

第2回国会 農林委員会 第11号(1948/05/29、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は議事進行について発言をしたいのですが、この米價の問題については、二回にわたつて懇談会において、農林大臣から政府としての考え方をわれわれは承つておるのであります。ところがそれが農林省、安本その他の話合いできめた政府案通りに、各方面との折衝においてうまくいかないという中間的に経過をわれわれ聞いておる状態でございまするので、政府の案がはたしてその筋の了解が得られるかどうかということがわからない現在の段階において、こまかく末梢的なと申しますか、技術的な問題についてパリテイのウエイトをどうするかというようなことを論議しても始まらないと思う。そこで政府側とのそういう技術的な問題につい……

第2回国会 農林委員会 第14号(1948/06/07、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま委員長から御報告になりました小委員会の決議については、全面的に賛意を表するものでありますが、この問題は実は私らの日本社会党の方で、院議をもつて米價の改訂に関する決議案を本会議に上提すべく提案いたしたのであります。それを各派交渉会においてお取上げ願いまして、各派の協同提案として本会議に決議案を出そうというふうに、現在各派交渉会において話が進められておるように承つておりますので、院議をもつて各派の協同提案として國会の意思を決定するという場合には、現に各派交渉会において関係方面とその折衝中のものとの調整を御考慮願いたいと、かように考える次第であります。

第2回国会 農林委員会 第26号(1948/06/25、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私のお伺いいたしたい点は、八木さんあるいはただいまの山口さんから一應質問されておるのでありますが、私その点について、特にこの法律は生産並びに供出を確保するという建前になつておるのでありますが、生産を確保するためには、農民の生産のために必要なる食糧をまず確保するということが先決問題であると考えるのであります。山口君の質問に対しまして、いわゆる保有量を優先確保するということを、この法律の明確にしてもらいたいということに対する農林大臣の答弁は、私まだ納得がいかないのであります。現実に現在進行しております麦の割当の面を考えてみましても、当然農民に保有を許さるべきはずのものが、現在関係……

第2回国会 農林委員会 第33号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま平工委員の質問に対して政府委員からの答弁もあつたのでありますが、農地関係あるいはその地資材の関係等から、競馬場の新設はほとんど不可能の状態にあると思うのでありますが、現に第二條にありまする國営競馬の場合におきましても、福島、新潟、横浜、阪神等この四つは破損いたしておりまして、当然修築しなければならないような状態にあるように聞いておるのでありまするが、この点につきまして、特に資材の面から競馬場は一がいに娯樂設備というわけにはいきませんと思いますけれども、そういう方面への資材の使用が極端に制限されておる段階において、この改造の場合、あるいは修築に場合においても、非常に資材……

第2回国会 農林委員会 第35号(1948/07/05、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 今度の協同組合法の改正案について、ただいま森山君からも御質問があつたのでありますが、農業協同組合法制定の当初に、むしろ基本になりました、農業生産協同組合として農業協同組合を考えるという面からみて、私は今度の改正案がはたしてその生産協同組合的性格に基いて、これを発達助長させる方針に基いておるかどうかということについて、多大の疑問をもつておるのであります。第十條の改正によりまして、連合体組織が分散されるということにあたつては、特に農業に関係する流通経済の面に、あまりにも目を向け過ぎておるのであります。当然農地改革の進行に並行いたしまして、農業を近代化し、その意味において社会化の方……

第2回国会 農林委員会 第39号(1948/09/21、23期、日本社会党)

○田中委員 ただいまの説明では全然了解できません、この際秘密会として農林省案の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 パリテイ計算の價格の変動に関する資料を昨年度と比較して提出されたい。

第2回国会 農林委員会 第40号(1948/09/22、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま松澤君から質問せられました本質的な問題について、農林大臣が非常に努力せられておることは、私は了とするのでありますが、先ほど最後に修正せられる前の大臣の御答弁の中にもありましたし、また昨日管理局の須賀、企画課長の言葉の中にもあつたのでありますが、どうもわれわれの受ける印象としては、農林省の発表、物價廳を含めて、政府が関係方面と事務的に折衝したものを、結局押しつけるという傾向がかなり露骨に見えておるのが、われわれが本日の審議会をいたしますにあたつて、まず最初に解決しなければならぬ問題だという結論が出てきた最大の原因であります。もちろんこの関係方面と折衝しております具体的な……

第2回国会 農林委員会 第42号(1948/10/09、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 靜岡縣の災害の問題については、小野瀬調査班長の方から詳しい報告があつたことと思うのでありますが、私も委員長の了解を得まして途中から調査に加つた一人でありまして、その被害のわれわれの想像以上に莫大かつ深刻であることに驚いた一人でありますが、さしあたりの問題といたしまして、ただいま委員長からの御報告によりますと、補正の問題について関係方面と折衝中ということでございますが、この点については農林事務当局といたしましてはしつかりとした態度をもつて当つていただきたいことを、実地を調査した者としてこの際強く要望する次第であります。詳細なることは先ほど委員外で同僚の加藤、池谷両君からも報告が……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第26号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 田中委員の今の提議には私は反対であります。本日の証言によつて問題処理の上におけるわれわれの判断は十分できると思いまするから、その点必要はないと思います。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第27号(1948/06/02、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私今問題になつております政調会の独立会計という意味について証人に伺つておきたいのですが、私の質問に対しイエスかノーかの答えだけを伺いたい。政調会は細則の上で独立会計になつておつたことは、証人が先ほど言われた通りでありますが、それに基いて、政調会と本部会計との間がうまく行かないという関係から統一しようというのは証人の考えだけであつて、実際に統一されたのかどうか、その証人の意図しているように、政調会計と本部会計との統一が実際にできておつたのかどうか、その事実があるかどうかという点を伺いたい。
【次の発言】 それでは、先ほど証人は、十万円の金を森戸会長から次の鈴木茂三郎氏に三万円だ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第28号(1948/06/05、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 深井証人に伺いたい、藤田榮君から党の方へ寄附してもらいたいという相談を受けて、そのことを竹中氏にお話されたのと、それから今証人のお述べになりました竹中藤右衞門氏を中心にして飯田清太氏が実際に金を集めたところの三大政党への献金問題とは直接的な関連があるのですか。時間的にもその間には開きはないのですか。
【次の発言】 あなたが藤田榮氏から社会党へ寄附してもらいたいという相談を受けて竹中氏に相談されたことと、竹中藤右衞門氏がその趣旨に基いて金を集められたものか。それともそれとは関連なしに建設工業会の方で各政党から各組へいろいろ話がもつてこられるやつをばらばらで出してもどうかと思うか……

第3回国会 議院運営委員会 第17号(1948/11/16、23期、日本社会党)

○田中織之進君 石田君のただいまの発言の中に、社会党側からきよう午前中の小委員会で、議長の釈明を要求したようにお話がありましたが、その点は事実と違います。小委員協議会の冒頭に、議長の方からまずきのう議長のとつた態度に対する釈明をされましたから、できるならばその点を本会議で釈明をしてもらえないか、こういう意見を申し述べた。しかしそれに対しましては、小委員協議会は、議院運営委員会で釈明をされたらいいじやないかというようないろいろの意見がありまして、私の方からそれを撤回いたしまして、それは議長の御意思にまかすということで、午前中の小委員協議会は済んでいるのであります。その点私の方から何らか釈明を要求……

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/18、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの官房長官の施政方針演説を適当な時期にやるということと、院議尊重との関係において、私は非常に了解できない点があるのです。
【次の発言】 ただいま官房長官から重ねてきのうの申出は白紙にする。この演説を適当な時期にやるということは、院議を尊重するというが、院議は政府として当然尊重しなければならない。そのことと適当な時期ということで一應示めされた二十五日か、六日ということと関連を持たないかのごとき発言は、きわめて誠意がないと思う。

第3回国会 議院運営委員会 第23号(1948/11/24、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 今國会に提案されております國家公務員法の改正案ときわめて重大な関係にある予算案が、現在までなお提出されないのであります。この点については、過般院議をもつて追加予算を今國会に提出すべしという決定をなされておるのであります。政府の方からいまだに予算案の提出がないのでありますが、予算委員会としてはこの問題の重要性にかんがみまして、予算案の提出をまたずに、予算案提出の時期並びに予算編成の大綱等について審議をしたいという見地から、口頭をもつて再三上林山予算委員長に対して、委員会の開会を要求して参つたのでありますが、考慮するということで一向に開会をされないのであります。社会党としましては……

第3回国会 議院運営委員会 第26号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は、実はきようの日程に関しまして、第四と第五の問題について法務委員会理事の鍛冶君に、委員長不都合あるときは、理事がやるという前例がありますから私もそういうことは申したくないのでありますが、私の記憶によりますと、この前も法務委員会から上つたものについて理事が委員長のかわりをいたしている。そういう例がありますからそのほかにも委員長がいなくて理事がやつているという報告も聞いておりますが、会期が切迫し、しかもきわめて重要な議案を持つている委員会に、委員長が出て來ないということはきわめて遺憾なことでありますので、この際委員会の名において法務委員長に対して嚴重なる警告を発することを提案……

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 その点については予算に関する説明を、公務員法を上程する前に本会議でしていただきたいということをお願いいたします。大藏大臣も了承しています。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第1号(1948/11/12、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 理事の互選に対する動議を提出したいと思います。理事の数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第3回国会 予算委員会 第3号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど打合会で大藏大臣から追加予算編成に関するきわめて簡略なる御方針を御説明願つたのでありますが、ことに大藏大臣の御説明にもありました追加予算の中心をなす官公吏の賃金ベースに関する問題につきましては、大藏大臣の御説明によりますと、本予算決定以後の物價並びに民間賃金の騰貴に伴います事情のみをあげておられるのでありますが、われわれはその事情ももちろんであるのみならず、現にこの國会に目下審議中の國家公務員法の関係におきます賃金ベースの改訂、これに伴う給與予算の提出が、追加予算編成の基本的な命題であると考えておるのであります。この点につきましてはさきに衆議院の院議をもつて、政府に対し……

第4回国会 議院運営委員会 第5号(1948/12/06、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 この議題については、私たちとしては本会議で討論をやる必要があると思います。

第4回国会 議院運営委員会 第6号(1948/12/08、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 この点は食糧対策議員連盟で御派遣になることは、われわれの関知しないことでありますし、公式の出張ではありませんから欠席の取扱いを当然するわけです。そのことを了承されて派遣されてはいかんというところまでは、われわれは言うことはないと思います。
【次の発言】 この問題について承認するかしないかということは、運営委員会として権限があるかどうか、私は取扱わないことにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 これは國会の委員会からでもなんでもない。だから委員派遣ではない。
【次の発言】 中野君並びに木村君から指摘せられたように、この逮捕許諾要求書は非常に重大な欠陷がある。それだからという……

第4回国会 議院運営委員会 第10号(1948/12/12、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 この問題は小会派の諸君は関知しない問題でありますが、いわゆる予算案に関する協定問題の最終日であります。そのために目下予算委員会並びに人事委員会の両委員会におきまして、この協定に基くところの予算案の議了という問題について、関係筋と昨夜も十二時過ぎまで折衝し、きようも盛んに折衝して、非常に努力しておる、そういう重大な時期に、もちろん御病氣といえば一應やむを得ない事情であるというふうに考えられないことはございません。この点はきわめて重大な意味を持つておるので、われわれはその点についてかりに十二日という、きよう中に予算案の議了が可能だという事態にかりになつた場合においては、その責任を……

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/13、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 衆議院が解散された場合に、参議院が閉会になる。「閉会」という文字が使われてをりますが、これはこの間いわゆる衆参両院を含めての國会の機能を停止するということに相なるわけです。ただ緊急集会に関する例外規定がありますが、これはきわめて例外な場合、國会にとつてきわめて緊急の突発的な事態等に対処する、きわめて限定された場合のものである。そういう意味において衆議院が解散された場合においては、國会としての機能は全面的に一時中断するという観点から、私は選挙の期間も限定されておるのでありますから、解散による参議院の閉会中に、こうした國会としての機能の一部分を遂行するがごとき委員会の開会に対する……

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/15、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 その西村君の緊急質問は、予算審議ときわめて緊要性を持つ関係にあるのでありまして、そういう意味でいろいろ質問の必要があるかないかという御議論もあろうと思いますけれども、質問によつて事態が明白になろうと思いますから、ただちにこの緊急質問を認めるかどうかということについて、ここで御決定を願いたい。
【次の発言】 予算の組みかえに関する問題というのは、諸般の情勢からそういうふうになつているということは、きのうの予算委員会においても、予算委員長と予算委員との間における予算委員会の運営の問題についても、これは予算委員会としてほぼ一致したところのそういう見通しのもとに立つて、予算委員会が現……

第4回国会 議院運営委員会 第14号(1948/12/16、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの官房長官の御発言は、もちろん政府を代表しているものと了解いたしまするが、國会に対しまして予算案並びに給與法案の財源等の関係から、本日の本会議並びに予算委員会等の関係委員会をとりやめていただきたいという正式の申入れとして了解してよろしゆうございますか。
【次の発言】 官房長官にお伺いしておきたい。給與法案の問題は年末を控えまして、これを官公吏に支拂う期日の関係も迫つておるということは、十分御承知のことだと思うのでありますが、本日の本会議並びに委員会は、これをかりに開くといたしましても、政府の方から確たる方針を示すことはできないということで、休むことについての申入れが出……

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/17、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 それではあえてわれわれは官房長官でなくともいいのであります。政府の責任者の御出席をお願いしたい。
【次の発言】 ただいまのお話ではきようは本会議も委員会も休んでいただきたいという申入れですが、われわれとしてこれを一時間も一秒間も早く通したいという建前から、その点について官房長官が伺うとの連絡をやられますと、大体最終的な御決定はできるわけですか。
【次の発言】 決議案はオーケーが今までの時間にまだ参つておらないとすれば、上程のことは今のところあてにならぬと思います。緊急質問の順序ですが、いろいろ出ておるのを拜見いたしましても、予算の問題に関する政府職員の給與法案に関するものが、……

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/18、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 その点については先ほど細川君から社会党の方へ持つて帰られたのでありますが、その後提出者の戸叶君並びにわが党の婦人議員、それから民主党の婦人議員の方々とそれぞれ折衝の結果、民主党の方においてもこの提案に御賛成のような模樣で、この際社会党としてはこの委員会において重ねて再び取上げていただきたい。
【次の発言】 けつこうです。

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/19、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の方からも議長さんの方へ、運営委員会を早く開いてもらいたいということを申し込んだのです。
【次の発言】 この際議長にお伺いしたいのですが、私も先ほどこの委員会の最初に、政府側がお見えにならない前に、議長から報告されましたことと、小澤さんがここで議長あてに申し込まれたということとの間に、多少食い違いがあるということを感じたのでありますが、議長の方で政府側からの申入れによつて、各派に対して何か御相談されたのですか。
【次の発言】 林君のせつかくのお尋ねですけれども、そのことはわれわれからこの席上において答えることではないと思います。問題はここで大体の樣子はわかるだろうと思うので……

第4回国会 議院運営委員会 第19号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 事務総長にちよつと今の御説明についてお伺いしたいんですが、委員長の報告はいわゆる修正可決であります。本会議における修正の動議は、この委員長の報告に対する修正の動議でありますか、それとも委員会に出ましたところの修正案をさらに修正するものであるか、その点はどういうものですか。
【次の発言】 了承しました。
【次の発言】 社会党といたしましては、本法案の審議の経過から見ましても、ただいま問題になつている点の修正の必要があるかないかということにつきましては、すでに本日未明の人事委員会、それから人事委員会が終りまして、本会議に上程に相なるまでの時間的の間においても、十分こうしたものを発……

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほどの運営委員会で問題になりました参議院の方から送付して來た健康保險法の一部を改正する法律案ですが、これはせつかく委員会も上つておるので、今日國会の責任で流してしまうということは、この法律の適用を受ける人たちに対して、われわれ責任を感じなければならぬ問題だと思うのです。ことに政府の支拂金にも関する内容を持つておるように承つておるのです。この法案の取扱いがもしこのままであれば、結局流れてしまう。
【次の発言】 できるだけそのようにお願いいたします。
【次の発言】 中野君の御意見、私はごもつともだと思うのです。そういう意味で賛成をします。

第4回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの御答弁に関連してお伺いいたしたいのですが、六十億の災害対策の予算は、ここにも各省からの要求が出ておりますように、五百六十三億からに達する復旧費の中で、きわめて微々たる部分で、われわれとしてこれの増額を強く希望するものでありますが、この六十億の予算に盛つた補助金と、ただいま石野君から御質問のありました金融的な措置を並行的に進められるというような趣旨の御答弁であつたと思うのでありますが、先般予算委員会で伺つたところによりますると、現在までの金融的な措置、すなわち融資の額は預金部資金、あるいは今御指摘になつた農林中金の関係、あるいは復興金融金庫の関係等を合計いたしまして、……

第4回国会 懲罰委員会 第1号(1948/12/12、23期、日本社会党)

○田中織之進君 簡單に議員外崎千代吉君の懲罰事犯に関する件につきまして、動議提出の趣旨を御説明申し上げたいと思います。  昨日の衆議院本会議において可決いたされました政界、財界、官界刷新に関する決議案の討論にあたりまして、これに賛成する各会派を代表して、社会革新党の外崎千代吉君が賛成討論を行われた。その発言中におきまして、いわゆる纖維事件その他新聞紙に報道せられておる事件の関係者につきまして、具体的に数氏の氏名をあげ、これがさも犯罪容疑者として確定的であるかのごとき言辞を弄されたということは、これは外崎君が、この決議案に賛成をいたしておりますわが社会党をも含めての代表討論であるというばかりでな……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は厚生大臣に一点だけお伺いいたします。それは憲法の第十四條によりまして、「すべて國民は、法の下に平等であつて、人種、信條、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」ということが明記されておるのでございまするが、今日全國におきましてなお三百万に上ると言われるいわゆる部落民が存在するのであります。私がなぜに新憲法下において、この部落民の問題について厚生大臣の所信を伺いたいかと申しますると、この民主主義革命の途上においてまことに遺憾なことでございまするが、最近全國にひんぴんとしていわゆる差別事件が起つておるのであります。ことに九月におけ……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は実は先ほど本会議で大藏大臣にいろいろお伺いをいたしたのでありますが、この点に対する御答弁が、ちようど大藏大臣は質問中におられなかつたので、後ほど速記録を見てお答えくださるということでございますが、再質問申し上げましたいわゆる勤労所得税の年末調整の問題であります。これはきわめて緊急を要する問題でございますので、この機会に大藏大臣にお伺いしておきたいと思うのであります。私の手元に参りました全逓の調査によりますると、二十三年度の所得税の年末調整額が局長、課長、係長、事務員とわかれておりますが、たとえば四人家族の事務官を例にとつてみますと、十一月分、十二月分の給與を新ベースで予想……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第25号(1949/05/21、24期、日本社会党)

○田中織之進君 関連して……。
【次の発言】 どうしてです。
【次の発言】 私たち大蔵委員は連合審査会に重大な関係があるから。
【次の発言】 昨日の連合審査会における委員長との約束でありますので、私実は時間まで待つたのであります。私委員外の質問ということになりますが、これをやつておかないと、この委員会で質疑を終つても、表決するわけに行かないような関係になつているのであります。と申しますのは昨日の連合審査会で大藏大臣の出席を要求いたしまして、委員長も約束せられたのでありますが、午後の二時二十分に至るまで、大藏大臣が出て來なかつた。從つてわれわれは、大藏大臣に対する質疑を保留いたしまして、本日に至……

第5回国会 議院運営委員会 第41号(1949/05/22、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 引揚がまだ完了しない、おそらく延びるだろうという見通しもとに、その設置期間を延期することに私どもは異議ありません。議題は引揚関係の事務を扱つておる留守業務部の職員が、先般の設置法の関係で、ことに予算面で削減されておりますために、大体九月一日以降になりますと、予算関係から人員が半分になるというような実情がありますので、引揚問題の見通しと関連いたしまして、そうした留守業務関係の人員を減らすことは間違つておる。この点は対策議会の設置期間が延長になることと並行して、政府としてあらかじめ考慮を拂つていただきたいということを希望条件として述べておきたいとおもいます。

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/23、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 昨日議長あてに議事進行に関する発言を出しておきましたが、手違いの関係でやれないようになりました。私の方としても本日議事進行についての発言をいたしたいと考えております。これは民自党と取扱いについて話し合いが残つておりますので、休憩以後の本会議でけつこうであります。私の方の昨日稻村順三君から申し出でましたところの議事進行に関する発言について、本日の本会議においてぜひこれをやらしていただきたいということをこの機会に申します。
【次の発言】 先ほど事務総長からの御説明によりましても、本日最終日の衆議院の本会議に対して、参議院の方から重大なる修正の案件が回付になる予定でございますが、き……

第5回国会 議院運営委員会 第43号(1949/05/24、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今の点はそれでいいのですが、党へ持ち帰つて態度を決定する上に一応聞いておきたいと思います。各省設置法の修正に伴う定員法の修正の見通しはどうなりますか。
【次の発言】 当然定員法の修正を必要とする事態が予想されますが。
【次の発言】 大蔵省設置法の熊本、金澤町財務部が置かれる関係は。
【次の発言】 その点の見通しについてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この三つり緊急質問、私はいずれも現下り情勢で必要な問題だと思う。ことに主食の遅配欠配の問題並びに掛売りに関する問題は、ただいま福山君から述べられた通りまつたく同じ趣旨から私も本日ぜひさせてもらいたいという意見を持つている。……

第5回国会 議院運営委員会 第44号(1949/05/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 もちろん本院として会期を延長するかどうかということを決定することは、石田君の言われた点が基本にならなければならないのです。しかしこの点については先ほど議長さんからの報告にありました通り、政府からの申出が基本になつていることは間違いない。私はその点についての議論は保留いたしますが、私の方としては先ほど委員長がお見えになる前に、椎熊委員の発言もあつたのでありますが、率直に申しまして参議院の議事の紛糾に対する会派としては、私の方の参議院が一つの重大な位置にあるわけであります。その意味で私の方としては、ことの参議院の議事進行の状況を勘案いたしまして、この議案に対する態度を決定しなけれ……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1949/05/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 われわれは、本年度の予算に、本特別委員会設置の理由でもありまするところの災害復旧についての政府の施策を期待しておつたのでございまするが、諸般の情勢から、予算の上にもきわめて貧弱なる経費しか盛られていなかつたので、この点につきましては、予算の審議に当りまして、政府に強く善処方を要求しておいたのでございますが、会期が延長に延長を重ねて今日に至りましたにもかかわらず、この間政府として、災害復旧、ことに植付期を前にいたしまして、応急的な処置を講じなければならない農業水利の関係等について、遺憾ながら今日まで追加予算等の提出も見られませんし「また一方各省にわたりまして、行政機構の大幅な改……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1949/08/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は田代君の議進行に関する発言と申しますか要求を支持するものでありますが、ただいま益谷建設大臣からの御答弁では、質問に應じて政府の対策を明らかにしたいということでありますから、その点について根本対策を伺う意味において御質問申し上げたい。先ほど建設大臣が被害の状況について、きわめて大ざつぱな説明をされたのでありますが、これは建設省の所管だけのよりに伺つたのですが、そういたしましても、デラ台風以前の分からヘスター台風までを総計いたしまして、建設大臣のあげられた総額だけでも二百億を突破するのであります。私はその次に視察の結果を報告された山口國務大臣のお話の中にも、各府縣から報告文が……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1949/10/21、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 第五国会に設置せられた災害地対策特別委員会の最後の締めくくりについて、すでに三人の同僚委員諸君から述べられましたことにつては、われわれ社会党といたしましても、全面的に賛意を表するものであります。問題は、ことに床次委員から強調せられましたように、最近のように頻発いたしまする災害に対して、その厖大な被害に対して、まつたく不十分な施策を講じてその場を糊塗するというようなやり方ではなくて、むしろ未然に災害を防止する、こういう見地に立つてそうした方面の施設を充実する。台風の襲来等に対しましても、そういう意味において、たとえば気象観測の施設を充実するというようなことも、そのうちの大きな題……

第5回国会 大蔵委員会 第3号(1949/03/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 この提案の理由説明にある事情は了とするのでありまするが、行政機構刷新及び人員整理の方針と関連しておるから、六月一日まで延期したいということでありますが、大体政府当局の見通しでは、これは六月一日までに完了する確たる見通しがおありになるかどうか。六月一日を間近に控えて再び延期してもらいたいというような事情はないかどうかということを、この際確かめておきたいと思います。
【次の発言】 もう一度伺つておきたいのですが、機構刷新の方は、大体專賣公社法の審議で明らかになつておるのでありまするが、これに伴う人員の整理の関係は大体どういうような規模になるか。その点について政府の方でお見込みがあ……

第5回国会 大蔵委員会 第10号(1949/04/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 加賀港を開港場に指定したいただきたいという請願でございますが、紹介議員の大橋武夫君が見えておりませんので、私からかわつて請願の趣旨を御説明申し上げたいと思います。  貿易港としての指定を請願いたしておりまする島根縣加賀港は、うしろに島根半島の山脈を背負い、両腕を廣げたような岬に囲まれた自然の良港でありまして、水深が深く、大型船の繋留にも適当しておりまして、昔から出雲における日本海上唯一の天然港といたしまして、寛政二年ごろに藩の直営工事によりまして、櫛島桂と島とをつなぐ延長百六十八間に及ぶ防波堤が、すでに幕府時代に築造されて、機帆船航海の根拠地として、北は北海道から南は九州に及……

第5回国会 大蔵委員会 第12号(1949/04/13、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今の河田君の質問の点で、大体二倍ぐらいに騰貴しているということですけれども、たとえば東京都の実例を見ますと、土地の関係なんか、二倍というような比率ではないと私は思います。從つてこの騰貴率をお調べになり、その数字を資料として至急に提出してもらいたいと思います。この問題は、たしか第三國会だつたかと思うのですが、私はその休会中に一度取上げたことがあるわけですが、東京都の國有財産の処分價格というものは、いわゆるマル公ではなくて、やみ價格でやつている。当時、大藏大臣は北村さんであつたと記憶するのですが、その答弁によると、國有財産の処分は時價ということになつておる。こういう原則的に御答弁……

第5回国会 大蔵委員会 第15号(1949/04/16、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの荒木委員の質問に対する保留答弁の中の問題にも触れるのでありまするが、この見返資金特別会計の関係の資金の用途がまだ確定しておらぬ、こういうように終始政府側は答弁せられておるのでありますが、すでに鉄道建設公債の百五十億と、逓信関係の百二十億の二百七十億だけは大体きまつておる。そのほかまだおきまりでないように政府側が言われるのでありまするが、政府側の方から出されました昭和二十四年度予算の説明の中の二十九ページの、政府関係機関に関する項の復興金融金庫予算額の中に、貸付回收金のうち交付公債收入の百四十一億一千四百万円、並びに政府出資金のうち交付公債收入六百二十四億六千七百万円……

第5回国会 大蔵委員会 第17号(1949/04/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの塚田委員の提案に賛成でございます。その意味で至急この委員会の中に小委員会を持つて、実情を積極的にしかも迅速に調査して、問題の所在を明らかにすることを希望いたします。
【次の発言】 この際政府の方に資料の提出を要求しておきたいと思います。それは本日から税制に関する問題の審議に入りますので、さしあたり資料を三つ要求したいと思います。  一つは、最近滯納の整理が相当強力に行われておるのでありますが、ともすれば金額の比較的少い中小以下のものに対しまして、かなり苛酷な差押えが行われております。聞くところによりますと、相当大口の滯納者かあるということでありますので、この際税額百……

第5回国会 大蔵委員会 第21号(1949/04/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 同僚諸君からすでに質問が出ていることと思いますが、主税局長に対して、ことに徴税方法に関した問題その他で二、三伺いたいと思います。  まず第一に、これは私ただ單に主税局長その他大藏当局を、非難する目的で言うのではありませんけれども、今日の租税負担は、都市農村を通じまして、すでに担税能力の限界をはるかにオーバーしていることは、言うまでもないのであります。ことに課税の不均衡、不公平というようなことが、常識的に非難されていると思うのでありますが、こうしたことの非難が出て來る原因は、やはり最前線の税務官吏のいわゆる課税態度の不公正、調査の不十分、不当課税というようなものに基いていると思……

第5回国会 大蔵委員会 第22号(1949/04/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 國民金融公庫法案に関連いたしまして、農村金融について二点ほど銀行局長に伺つておきたいと思いますが、今度の予算の編成過程から金融情勢が相当逼迫して参ることは、各委員から指摘せられておる通りだと思いますが、復興金融金庫が新規の貸出しは全然できない事態になつたことから、復金資金のわくの中で農林中金を通じて農村方面の復興資金にまわされておる部分が、二十三年度には若干あつたのでありますが、本年度においては、この関係の資金の需要というものは、予算の面で農村関係のいろいろな補助金等が全面的に削除されておる関係から、増加する一方だと思うのでありますが、現在の農林中金を通じての農村方面へのそう……

第5回国会 大蔵委員会 第25号(1949/05/06、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 まず國の所有に属する物品の賣拂代金の納付に関する法律案、これについて伺いたいと思います。関係の政府委員は出席しておられますか。
【次の発言】 これは当然國有財産法の適用を受けないところの、動産に関する拂下げの場合の問題だと思うのですが、動産の拂下げに関する手続の問題がどういうようになつておるか、一應伺つておきたいのです。最近いろいろの統制の縮小あるいは廃止等の関係に伴いまして、たとえば公團所有の動産等の拂下げが、ぼつぼつ始まつておるように聞いておるのであります。國の所有するものといたしましては、各省各廳にわたり、非常に廣汎なものだと思いますが、そういう拂下げ手続がどういうよう……

第5回国会 大蔵委員会 第26号(1949/05/07、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私も議事進行について申し上げたいのですが、ただいま御説明を伺いました日本銀行法の一部を改正する法律案は、いわば現在の金融制度に対する基礎的な問題に対する大きな変更となると思いますし、從來から言われておる大藏省からの金融部門の分離というようなことが、ある意味で政策委員会を通じて実現されることになりまするので、この点はきわめて一般の関心を持つておられる問題であると思います。この法案の審議にあたりましては、國令法第五十一條の「委員会は、一般的関心及び目的を有する重要な案件について、公聽会を開き、眞に利害関係を有する者又は学識経驗者等から意見を聽くことができる。」この規定に基きまして……

第5回国会 大蔵委員会 第27号(1949/05/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 大藏大臣に小山委員も北沢委員も御質問になつておるのでありますが、まだ明確に理解できない点がありますので、お伺いいたしたいと思うのであります。この日銀の政策委員会と大藏省との関係、ことに大藏大臣との関係がどういうようになるかということをまず伺いたいのです。先ほどからの愛知銀行局長の説明、またただいまの池田大藏大臣の御説明によりまして、これは別に行政機関でなく、日銀の中に置く一つの経済法人だという御説明でありますけれども、この法案の中には、從來大藏省が行つて参りました一般金融機関の金利の決定、取引金融機関の日本銀行預け金の割合の変更、一般金融機関の証券業者に対する貸付、投資及び貸……

第5回国会 大蔵委員会 第28号(1949/05/10、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 專賣公社の発足が六月一日よりということになつておるのですが、大体予定通り一日に発足できるように準備が進んでおりますか。その点お伺いいたします。
【次の発言】 國有財産局長がお見えになつたようでありますから、一、二お伺いしたいと思うのであります。政府は國家財政の歳入を確保するという見地から、國有財産の処分を計画されておるようでございますが、先般も財産局長がお見えにならないときでございましたが、本委員会において資料を要求した関係もあるのですが、まだその要求いたした資料をお提出にならないようであります。大体大藏省の國有財産局として、さしあたり國有財産の処分についてお考えになつておる……

第5回国会 大蔵委員会 第29号(1949/05/11、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今度の復興金融金庫に対する政府出資等に関する法律案に関連いたしまして、本年度の予算編成の関係から、復金の貸出しにつきまして、根本的な方針の轉換が行われたのでございますが、これは過般のドツジ声明にも基礎を置くものであり、政府の方針に対しましては、われわれ予算審議の関係からも、復金の新規貸出しをまるきりやめてしまうことに対する何らかのこれにかわる対策を、政府に対してただして参つたのでありますが、その点がいまだ完全にわれわれの納得の行くものではございませんので、その点について政府の方針を明らかにしていただきたいと思うのであります。このことは経済九原則の実施過程において、いわゆる集中……

第5回国会 大蔵委員会 第30号(1949/05/12、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本法案に対して反対の意を表明するものであります。全体としてこの法案が不備であるということは、昨日入江法制局長より報告されまして事項についても了解できることである関係から、この点につきましては根本的にそうした点について再檢討を要するものだと考えるのであります。かりにそれらの点をしばらくおくといたしましても、改正法案の中に見られますところの医療関係の初診料の組合員の自費負担という点は、現在共済組合員の保險金の掛金が、月收の百分の十七という相当高率なものであります。そうした上に初診料が組合員の自費負担になるということは、それだけ厚生施設としての本組……

第5回国会 大蔵委員会 第31号(1949/05/13、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 未復員者給與法の一部を改正する法律案につきましては、社会党といたしまして、これに賛成をいたしたいと思います。
【次の発言】 議事進行について……この專賣三法の関係におきましては、政府提案は大きな点で修正しなければならぬような事態に参つて來ておると思います。これは本來なら、これだけ廣範にわたつて修正しなければならぬような事態が現実に発生して來ておるとすれば、政府はむしろ政府の原案を修正して國会の審議にかけるべきだと思う。從來國会の側ではそうした点につきましてある程便宜的な取扱いをいたして、國会側の修正という形で参つて來ておると思うのでありますが、ことに罰則の問題等につきましては……

第5回国会 大蔵委員会 第32号(1949/05/14、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 この小委員会は、近く國会も終りますが、閉会中の小委員会の活動についてはどういうふうにお考えになつておるか。委員長の方で何か御腹案でもあれば……。
【次の発言】 それでは了承いたしましたが、ことに今議題になつておりまする税制に関する小委員会を本委員会に設置するということは、当然來るべき臨時國会に政府の方から提案するという公約がなされておる税制の根本的な改革に関する問題が、おそらくこの会議が終了いたしました國会閉会中に進行することと思うのであります。小委員会の設置はその税制の根本改革、ことにショウプ博士來朝を機会に今後進められるであろう事態の進行に、当委員会として即應するという意……

第5回国会 大蔵委員会 第33号(1949/05/16、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 どうもこの法律を見ておりますと、最近の庶民金融の梗塞状態に対する根本的な解決方策が示されずに、現象的に現われて來ておる部分を取締ろうとするところに、この法律の運用いかんによりましては、現在の庶民金融の梗塞状態を、いよいよ激化させるような事態になりはしないかということを憂慮するものであります。そういう観点から実は時間が十分ございますれば、中小金融、庶民金融の問題について政府の確乎たる方針を承りたいのでありますが、この点について先ほど小峯委員から総括的な、また理論的な御質問もありましたので、また今までに他の委員諸君からも出ておることと思いますし、他の法案に関連しても一應伺つておる……

第5回国会 大蔵委員会 第34号(1949/05/17、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 昨日に引続いて二、三貸金業取締りに関する法律について質問いたしたいと思います。昨日御質問申し上げて、お答えがその分についてはまだないのでございますが、第二條の三に該当する問題であります。物品の賣買に関連する事柄ですが、最近ミシン等の販賣方法といたしまして、月がけの――これは実質的には月賦弁済という形をなすのだと思うのですが、抽籤によつてミシンを渡すという形でミシンの賣買が行われておる。それからこれは昨日小峯君からも指摘された点でございますけれども、最近住宅会社で掛金をかけて、抽籤によつて住宅をもらうという形の住宅建設というものが進められておるのであります。この点につきましては……

第5回国会 大蔵委員会 第35号(1949/05/18、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 一点だけ伺つておきたいのですが、貸金業者が今度の取締り法令に從つて届出をいたしました場合の届出受理書が、申請者に送達されるまでの期間が大体どの程度になりますか。それによりまして、いろいろ條件が備わつておらなければ受理しない場合がある。受理しない場合の通知はなさることになつておるのですか。届出がなされてから届出書についてのそうした調査ができて、届出受理書が通達されるまでの間どのくらいになりますか。それと届出をいたしまして、届出の受理書が通達されるまでの間の貸金業者の営業の継続ということが、どういう取扱いになりますか。その点を伺いたいと思います。

第5回国会 大蔵委員会 第37号(1949/05/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表しまして、本案に対して賛成の意見を述べるものであります。しかしながらこの法律を見ますると、協同組合による金融事業に関する法律案ということになつておりまするけれども、これはむしろ信用組合法の規定でありまして、その他の協同組合による金融事業は、それぞれ別の法律によつて規定せられておるのであります。法律のタイトルのような大上段から振り構えたような内容が盛られておらないのであります。さらにこれは商工委員会において審議せられました中小企業等協同組合法において、すでに市街地信用組合法そのものは、修正によりまして廃止になりますけれども、中小企業等協同組合法の中におきまし……

第5回国会 大蔵委員会 第43号(1949/09/07、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 御質問申し上げる前に、今委員長はまだ主計局長が見えられないというのですが、それを伺うことが実は必要だと思うのですが、大体出席は何時ごろでしよう。
【次の発言】 それから大臣の出席は……。
【次の発言】 それでは大藏大臣並びに主計局長の出席を委員長からせいていただくことにして、主税局長に一、二お伺いをしておきたいと思います。この勧告案の発表せられた概要の中にも、シヤウプ博士みずから述べられております通り、今度の勧告案は、政府與党はもちろんそうでありましようが、われわれもある程度期待しておりました減税という点が、どうもわれわれの期待の沿い得ないうらみを実は持つておるのでございます……

第5回国会 予算委員会 第18号(1949/10/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は先ほど水田政務次官並びに中田主税局長より説明されました来年度の予算編成の基本的な方針で、一番予算編成の基本になる物価の問題と、ここに予算單価をはじき出す基本になる賃金の問題について、何らの説明を伺うことができなかつたので、その点について伺つてみたいと思うのであります。八月六日に予算編成の基本方針を閣議決定をなされておるようでありますが、そのうちにもその点が見あたらないのであります。最近になりますと、どうも物価は従来の水準を動かさない、賃金も据置きだということがそういうような関係から出て来ておるのでありますが、予算編成の基本方針として、少くともその方針を入れておるならば、そ……

第6回国会 議院運営委員会 第18号(1949/11/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これに本日の議事と関連を持つわけでありますが、あすの本会議は日曜日でもありますから休んでもらいたいと思います。そういう関係から、たとえば大蔵委員会で薪炭会計など上つておるものもありますので、きようの議事に上せることにしてはいかがですか。
【次の発言】 あす本会議をかりに開くといたしましても、委員会で法律案が上つて来なければ、本会議には上らない。その意味であすは委員会等においても、できるだけ休むという方針のもとに、きようは各委員会ともピッチを上げておる。ことに多くの法律案をかかえておる私の属しておる大蔵委員会等においても、きよう朝からすでに三つも法案を上げておるような状況であり……

第6回国会 議院運営委員会 第19号(1949/11/27、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 議案に入ります前に、実は昨夜の本会議における議場の混乱は私はこれは議長が議場整理を十分に行われなかつたため起つたものと考えるのであります。この点につきましては先ほどわれわれ野党各派で、昨夜の岩木副議長とお話をいたしましたときにおきまして、当の岩木副議長からも議長としての不行届きの点を認められておるのであります。まず本日の本会議冒頭に副議長より昨夜の議場混乱の問題について、釈明をしていただきたいということを、社会党として正式に要求いたしたいのであります。
【次の発言】 昨夜の状況について議論すれば、きりがないことだと思うのであります。その点について私は実は多くを言わないつもりで……

第6回国会 議院運営委員会 第21号(1949/11/29、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま岡田君の賛成、石田君の反対意見の開陳がございましたが、これは公正倶楽部と農民党の北君の方で話合いの上で、おそらく公正倶楽部と北君を含めた意味において、運営委員である中野君と北君が交替するという問題であろうと思いますので、この際他の委員会の委員の場合と同じように、事務的に御承認を願えるようにしてやつていただきたい。この際中野君の方に新たに委員を追加するという問題でなくして、委員としての中野君と交替するというのであるならば、その間公正倶楽部との間にも、十分話合いがついておることと存じますので、この際了承されるようにお願いいたしたいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第22号(1949/11/30、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 福利小委員長から提案のあつたことに関連いたしまして、またきようの国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正案にも出ておりますが、こういうことは申し上げたくないのですけれども、先般の特別職の職員の俸給等に関する法律では、衆参両院の事務総長の方が、われわれ国会議員よりも待遇が上だという形が現われに来ておるわけであります。その点から国会議員の歳費の問題についてもひとつ検討をお願いしていただきたいと思います。むちろん大臣の給料との関係もあり、特別職としての事務総長の立場はよくわかりますが、われわれ国権の最高機関としての国会議員の待遇が、国会の事務総長よりも歳費の点で下だとい……

第6回国会 議院運営委員会 第23号(1949/12/01、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 本件に対する石田君の御意見はごもつともな点もあると思います。ただいま事務次長から拝聴しましたが、公正倶楽部として念の入つた意見を具した書面が出ておりますので、北君の今回の問題について、問題があつたことは、今後の議院運営上、北君から何らかの申出があつた場合に、当然今回のことを念頭に置かれて処理せられることになろうかと思いますので、公正倶楽部の代表者から、議長あてに懇切な脱会届も出ておることでございますから、この点は今後皆さんの考慮にとどめることにいたしまして、この問題は一応処理願うようなことがどうかと思うが、いかがでしよう。

第6回国会 議院運営委員会 第24号(1949/12/02、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 議場内交渉でやりましよう。
【次の発言】 四日には人事院の給與に関する勧告が国会に対してなされることと聞いておりますので、その場合には四日の運営委員会において、この勧告に対する国会側の態度を協議していただきたいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第25号(1949/12/03、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 それでは第七回国会に関する協議事項もありますから、先ほど石田君からの野党各派に対する申入れをここで了といたしまして、とりあえず本会議を開会して請願だけ上げて、ただちに休憩していただくようにお運びを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま椎熊委員からの議長に対する質問は、きわめて重大な意味があると思うのです。本日の吉田首相の声明は、言うまでもなくその内容は国会の運営全体に関する問題でありまするので、立法府の責任者といたしまして、これに連絡があつたかどうかということについての御質問があつたならば、この声明に対しまする立法府の責任者としての幣原議長の御見解を承つておきたいと思い……

第6回国会 決算委員会 第4号(1949/11/14、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今の超過供出、それから早堀りかんしよなどの関係の、いわゆるマル公超過分は、それだけ特別会計の赤字になる、こういう御説明のようでありましたが、それはたとえば米の生産者買上げ価格と、消費者に対する売渡し価格との間に、二十三年度産米につきまして、現在においては二千二百円余の開きがある関係から、そのまま特別会計の赤字になつて行くというふうには考えられないと思うのですが、その関係はどうなつたのか。それから、食管関係の方が見えておられますならば、生産者買上げ価格と消費者売渡し価格との間の二千二百円余の開きというものは、その細目はどういうふうになつておるか。その点をひとつ明確にしていただき……

第6回国会 大蔵委員会 第2号(1949/10/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 労働大臣に失業対策の問題について、一、二お尋ねしておきたいと思います。  この前閉会中の予算委員会で、二十四年度の補正予算と、それから二十五年の予算編成にあたつての失業対策の輪郭を大臣から伺つたのでありますが、けさの時事新聞でありましたかに、労働省と安本との一致した失業者の数の概数が出ておるわけなのであります。しかしこの前労働大臣より伺つた数字と、多少食い違いが出ておるのでありますが、その来年度における失業者の予定の数字、さらに政府の方では定員法の関係ではないとは申しておりますけれども、いわゆる行政機構の簡素化に伴いましてさらに十万内外の、農林あるいは公団関係等からの整理者も……

第6回国会 大蔵委員会 第4号(1949/10/31、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 この機会に今後この法律の改正によりまして、一年間延期する間における輸入税の免税を行いまする総額について伺いたいのでありますが、それは同時にこうした米、麦、雑穀、澱粉、カン詰の類等の主要食糧の輸入が、大体どのくらい予想せられておるか、こういう見地から伺いたいのでありまして、その二点について大体二十三年度の分につきましては、ここに免税額の調べをいただいておりますが、一年間延期することによつてどの程度のものが免税される予定になるか。その基礎となる主要食糧の輸入計画がどの程度になつておるかということを、まず伺いたいと思います。

第6回国会 大蔵委員会 第7号(1949/11/11、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 專売公社法の一部を改正する法律案は、日本鉄道公社と並ぶ公共企業体の代表的なものでありますが、どうもわれわれこの改正案を見渡しますと、公共企業体のいわゆる独立採算制の建前で行く経理規定と、従来の官庁会計の経理規定と申しますか、そういうものとの間に截然たる区別を見出すことができないのであります。この問われわれの仄聞するところによれば、專売公社の方からこの点について出ました意見が、大蔵当局との間の折衝の過程において、従来の專売局の会計制度そのままを引継ぐような形に持つて来た経緯もあるように聞くのでありますが、その点について公共企業体というものは新しい企業形態でありますから、そういう……

第6回国会 大蔵委員会 第8号(1949/11/12、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 昨日同僚河田委員の質問に対しまして、政府側から御答弁がありました專売公社の三万八千余の定員外に、二千名のいわゆる臨時工員を使用しておる件に関しまして、昨日政府側では引続き明年度におきましても、その程度の臨時工を使用しなければならない、こういうことでございまして、これに関する臨時工に支拂います給与に関しましては、予算の上ではつきりと給与予算として計上されておるやうに御答弁せられたのでありますが、われわれの調査いたしましたところによりますと、二十四年度予算におきましては、給料費その他の人件費の部分におきまして、臨時工に関する給与予算の項目が見当らないのでございますが、事実は確かに……

第6回国会 大蔵委員会 第10号(1949/11/16、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 まず薪炭需給調節特別会計設定以来、七月三十一日に一応薪炭の買入れを停止するに至るまでの、各年度ごとの特別会計の会計状況に関するものを、一つ請求したいと思います。  それからこの特別会計において発行いたしておりまする薪炭債券の発行償還の経過を、同じに出していただきたいと思います。  それからこの点は明日の農林当局からの説明にもよることと思いますけれども、現在の薪炭特別会計の買入れ停止後の清算事務の進行状況に関する数字的な報告を、これはできるだけ文書で出していただきたい。
【次の発言】 ただいまの松尾委員の質問に関連いたしまして、たとえば薪炭需給特別会計で国が薪炭を買い入れておる……

第6回国会 大蔵委員会 第13号(1949/11/19、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今主税局長の言われた所得の実態に即した調査でございますが、その一つの現われとして、大阪国税局の管内で行われておる昨年度の所得百万円以上、また本年度百万円以上の所得ありと見られるものを、国税局自体で直接調査せられておるのがあるわけであります。われわれ聞くところによりますと、大阪の国税局の管内だけで八千件ある。それが今和歌山県で調査を行つておりますが、この点の調査にあたりましてとられておる方法が、非常に私問題になると思うのです。一つの方法といたしましては、二十一年度の財産税の徴収のとき以後の資産の増加分とかいうものを、まずはじき出しまして、それからあと二十二年度、三年度、二十四年……

第6回国会 大蔵委員会 第17号(1949/11/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になつております郵政事業特別会計の昭和二十四年度における歳入不足補てんのための一般会計からする繰入金に関する法律案に対しまして、賛成の意を表するものであります。  この歳入不足の生じました原因につきましては、提案の説明にもありましたように、郵政事業特別会計の運営の点におきまして、いささか欠ける点があることも一つでございますが、われわれとしてこれに賛成するにあたりましては、先般法律をもつて決定をされております本特別会計に従事いたします職員に対する寒冷地手当、あるいは石炭手当等の支給に関する財源の点が、特別会計から見出し得ないというよ……

第6回国会 大蔵委員会 第18号(1949/11/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 農林省の方がお見えになつておりませんと、あるいはおわかりにならないかもしれませんが、今度の農業災害保險の再保險に対する大蔵省預金部からの繰入れの問題であります。これはただいま佐藤さんの御説によると、麦の災害によるところの再保險金の支拂いが増加したということでございますが、別に今国会に出されております農業災害補償法の一部改正案関係では、牛馬の死亡廃用共済にかかる共済掛金の一部を、一般会計からの繰入れということが出ておりますが、今度の増加額の農業災害の中で、麦だとか今言う家畜の死亡廃用等による共済金等との内訳がわかりましたら……。

第6回国会 大蔵委員会 第19号(1949/11/27、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 外国為替特別会計法の基本になります外国為替及び外国貿易管理法案及び外国為替管理委員会設置法案に関連いたしまして、二、三の点について政府側の説明をお願いしたいと思うのであります。  まずこの法律全体といたしまして、ことに根拠法につきましては、重要な事項がすべて政令その他によりまして、非常に広汎な委任立法になつている点は、われわれとしてきわめて重要視しなければならない点だと考えるのでありますが、その点から申しまして本法の適用になります銀行の範囲につきまして、これは当然国内法であるという関係から、国内の内国銀行がすべて大蔵大臣の認可によりまして、外国為替を取扱うことになることは当然……

第6回国会 大蔵委員会 第20号(1949/11/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になつておりまする旧軍関係債権の処理に関する法律案、並びに前尾君より説明せられました修正案に対しまして、反対の討論を行わんとするものであります。  本法案は旧軍債権の処理に関する法律案となつておりまするが、これはおそらく戰時中及び終戰直後におきまして、厖大にわたると予想せられましたところの軍債権、国の債権を確保するための法律という形を整えておりまするけれども、その内容を検討して参りまするならば、まず第一に政府の見込んでおりまする軍債権はわずかに十六億である。これを戰争中きわめて無軌道に支出せられました臨時軍事費、また終戰の混乱時に……

第6回国会 大蔵委員会 第23号(1949/12/01、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連いたしまして、今未復員者の問題あるいは引揚者の留守家族等に対する課税の問題についての社会政策的な考慮について、三宅委員から質問されている点はわれわれもまことに同感でありますが、私これに関連いたしまして、この際大蔵政務次官に伺つておきたいのは、そのほか社会政策的な制度として行われておるものに対しまして、なおいろいろの面において課税が行われておる。たとえば国民健康保険の関係において、医師がきわめてわずかな收入をもらつている部分につきましても――これはそれ以外の收入があることはもちろんでありますけれども、全体のやはりお医者ならお医者の收入の中に国民健康保険関係のわずかの収入、こ……

第6回国会 農林委員会 第13号(1949/11/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 議事進行について――実はただいま本会議に、本委員会で審議をいたしました、また食糧確保臨時措置法の改正案ときわめて重大なる関係にあります農業災害補償法の一部改正法律案が上程せられるやに聞いておるのであります。この委員長報告は八木理事がやられるそうで、この席におられないのでありますが、農林委員が一名もこの重要なる法案の本会議の審議に参加できないということは、きわめて遺憾なことだと思いますので、本委員会は暫時休憩せられんことを望みます。動議を提出いたします。
【次の発言】 議事進行について……ただいま本会議では所得税法その他重要な税制改革の法案が上程に相なつております。この採決は議……

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 考査特別委員会については、わが党、共産党、労農党の三党が、大体設置に反対の態度を持つているわけです。別の野党各派においても、運営について再検討すべきだという意見が出ておりますので、もう少し考査委員会の運営の問題について、討論は繰返さないようにして話合いを進めて、できれば全会一致でやるようにしたい。
【次の発言】 第一回開会以来開会式についての感じといたじまして、どうも開会式にあたつては、終始無言の行のような感じがいたすのであります。そういう意味から、開会式の順序につきましては、普通の会議と同じような形において区切りをつけて行くということをお願いしたいと思います。そういたします……

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/13、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これを議案として取扱うかどうかということを、運営委員会で相談される、こういう意味ですか。
【次の発言】 問題は、出ておるものが国会の審議の対象である議案であるかどうかということについて、議長並びに事務総長が、いかなる見解を持つておるかという点をお伺いいたします。
【次の発言】 事務総長がこれを受理して、運営委員会に議題に供するかどうかということを相談される手続をとられた法律的解釈は一応わかるのでありますが、問題は国会の審議権の範囲が明確になつておると思うのであります。従つてこの裁定自体が、今事務総長が言われたように、三十五條の規定から見ましてこれが最終的決定であることは明らか……

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/16、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私どもの方の三宅議会対策委員長に正式に申し入れられたことについて、野党各派で相談した結果、一応この前の問題は、前段の論議はともかくとして元へもどすということは私どもの方から申し出ておる。しかし現実はきようの三時ということでございますから、その間二時間や三時間の問題はわれわれは問いません。しかし事実は石田君が先ほど言われた十三日の議論は、石田君の言われる通りそれは認めます。ところがきようになつて私どもの方の三宅議会対策委員長を通じて、野党各派に申し入れられた事項については、三宅議会対策委員長からあなたに返事はしてある。従つてそういう事実の上に立つて、きよう三時以後、五時以後とい……

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/17、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 国鉄の裁定問題の早急実施ということは、きわめて重大な問題でありまするので、これは当然本日の本会議の議事にしなければならぬと思いますが、一時間、二時間の前後を争うだけの緊急性も、ただいま椎熊委員から指摘いたしました点からみてもないと思いますので、院の意思を決定する上においても、政府になお質さなければならぬ緊急質問の案件も持ち越しておりますので、その持ち越しの案件を片づけて、次に決議案を議題にするというようにやつていただきたい。もちろん一、二時間の後には当然決議案も出て、院の意志が決定されると思いますので、ここでの議題としては、まず院の意思を決定するに先だつて、政府に質さなければ……

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/19、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 その点について私は委員長に申し上げておきたいのは、本日午前の委員会が開会ただちに休憩を宣しなければならなかつた事態は、政府の方針がすでに新聞社方面に発表されておるにかかわらず、並びに国会においては本件に関連いたします連合審査会において、大屋大蔵大臣のきわめて重大な発言がなされておるにかかわらず、議院の運営についてきわめて重大な関係を持つておる本委員会に対して、こちらから要求するまでもなく、進んで政府側から処置しなければならないにかかわらず出て来なかつた。そういう事実に基いて、先ほどの運営委員会が開会ただちに休憩をしなければならなかつた事情は、委員長もよく御承知のはずであります……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 人員の件について調整願わないと、このまま承認いたしかねます。国会休会中とはいえ十名は多いと思いますから、まず五、六人程度にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 たまたま石田君の御意見に関連して、わが党の今澄君の名前も出ておりますが、石田君の御意見は一般論としてすでに本委員会においても考慮しなければならぬ問題として、取上げて来た問題でありますので、石田君の意見をも含めまして、先ほどの人員を五、六名に減員することをきめまして、議長において当該委員長としかるべく御協議願うことにお願いいたします。
【次の発言】 本件の取扱いにつきましては、昨日政府側から官房長官の御出席を願つて……

第7回国会 議院運営委員会 第10号(1949/12/24、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 この案件は、私の記憶するところは、先般委員十名であつたと思いますが、一応出されたものであります。そのときに十名という人数は多過ぎる、従つて五、六名に委員を圧縮した方がいいという意見が、石田一松君から出ました。委員派遣について考慮すべき点を十分議長において当該の委員長と検討されました上で、承諾を與えていい、こういう決定を一応見ておる事項のようにも思いますので、五、六名というのが七名になつておりますけれども、見渡したところ各党代表というような点を考慮された関係から七名になつたと思いますので、その点の事情は了解できまするが、私はこの委員派遣を承認してもらいたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1950/01/23、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 神山君から提出されました問題について、社会党といたしても、これを本日以後の運営委員会において早急に取上げることにして、本日は重大な施政演説の議事があるわけでありますから、本日この問題について多くの意見を述べることを差控えるようにするという神山君の意見に賛成でございます。特に十二月二十一日号の公報にあります国鉄裁定に関する議決の問題は、これは事実と相違いたしております。両院としては承認とも不承認とも、いずれの議決もなかつたということについては、事務総長がはつきり述べられておることであります。議事録にも載つておることと確信いたします。この問題は次の運営委員会の議題に取上げることに……

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 いずれも重要な法案でございますから、公聽会を開いていただくことに賛成をいたします。
【次の発言】 一昨日の運営委員会で、ただいまの石田君の発言のことをお伺いしておるのであります。そこで当然議長に委任の決議を行うことになるだろうと思いますが、その決議はどういうことになつておりますか、その本文をひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 岩本副議長の不在中、議長さんに事故ができるということも、あらかじめ予見されることでございますから、仮議長を置くことはやむを得ない処置だと思います。かように考えまするので、二十二條の解釈については、いろいろ議論があると思いますが、一昨日その議論は……

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/27、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 いましばらくということはどういう意味ですか。
【次の発言】 私はきようのところの問題としまして本会議の質問も残つておるわけでありますから、本会議を定刻から開くために、運営委員会の審議が本会議の開会に支障を来すようなことになつてはいけない。こういう意味において、この問題を本会議の審議を進めた上で、時間があれば続ける。 月曜日以後にするということでありますけれども、月曜日以後になりますと実際問題として、労働委員会の專売裁定に関する審議が開始せられるだろうと想像されるのであります。これは運営委員会でこの專売裁定に関する問題を議題にすることは、労働委員会の審議に入るかどうかという問題……

第7回国会 議院運営委員会 第15号(1950/01/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 それは保証してよろしい。
【次の発言】 石田さんから共産党の一名はきまつたが、あと野党のうち社会党が出るか民野が出るか、その他の野党が出るかという点は、もし本日の星島氏の演説の終つたあとに、議事の運営にさしつかえが生ずるようなことであれば、新たなる事態として考えなければならぬというような意味の御発言もあつたのですが、これは定足数の問題についても、もし定足数が欠けるというような事態になりますれば、これは新たなる事態として、あすでも、あさつてでも延びることになると思う。

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/30、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 一昨日専売労組の代表者と、労働大臣の会見についての取次をいたしたのは実は私であります。そのときに私は何人集まつておるか見なかつたのですが、労働大臣から、代表者だけ入れてもらつて会見するようにしてもらえないかというお話がございました。労働大臣はちようど本会議における答弁の関係もありまして、大臣席を離れるわけに行かない。そこへ組合関係の方と、私の方の赤松勇代議士もちようど参りましたので、それでは私らもー緒に参りますから、ひとつ労働大臣としての裁定問題に対する御見解を話してくださいますかということで、労働大臣は御承諾なすつた。そのとき私も議場内におるから、大臣が出られるときには御連……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/07、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの林君の質問に関連して、特に予算と関連して、地方税の改正法律案が、予算と関係が薄いような認識を官房長官が持つておられるような御答弁があつたのでありますが、私はこれはまつたく事実と反対だと思うのであります。ことに予算の中で見込んでおる地方平衡資金等の関係は、きわめて重大な問題だと思うのであります。きのうの予算委員会においても、総理と大蔵大臣との答弁が食い違つておるということを、けさの新聞において指摘されておる段階において、これはわれわれちよつと納得できない。ことに予算の重要な項目になつておる部分で国税、地方税ともに、法律改正を伴わなければならぬものが、予算よりはるかに遅……

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私今度この修正の問題、それ自体をとやかく言うのではありませんけれども、最近政府が国会に提出して参りまする法律案が、しばしば議題になつてからも修正をしなければならないような事態が発生いたしておるのであります。今回の場合は、政府の方でも修正の手続をとつて参りましたけれども、これは法律案ではございませんでしたが、先般の国鉄裁定に関する国会の議決を求める件等におきましては、重大なる内容の修正にもかかわらず、これを訂正なりとして、無理押しをしたような事実もあるのである。政府の方で従来ありました内閣の法制局というものがない段階において、いろいろ手続上、技術的の点において、あとから気のつく……

第7回国会 議院運営委員会 第23号(1950/02/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 その問題は私から再会早々提起したのでありますが、いまだにこの問題は最終的には決定をみておらない。われわれこの委員会で決定する問題でなくして、議長並びに事務当局において真実を政府へ通告するように、事務的に運べばよいものでありますから、われわれとしてはそれを待つておるわけです。私はその問題はその問題として、ただいま林君から質問のありました今度の国鉄裁定に関する仮処分の判決に関連して、政府は判決の中に示されておりますように、国鉄裁定については両院一致の議決に至らなかつた関係から、国会としての意思表示がいまだなかつたという認定の上に立つて、判決文にもその旨記述されておりますので、この……

第7回国会 議院運営委員会 第25号(1950/03/04、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これは常任委員、特別委員全部について、この際会派の人員の変更を、次回の委員会で決定することにしていただきたい。きようは議事もありますから……
【次の発言】 きのうの考査委員会における、たとえば徳田球一君の考査委員会への喚問の問題とか、あるいは野党側から出しておりまする五井産業事件、佐藤事件を取上げるというようななまなましい問題があるだけに、この委員の再調整の問題に対して、特別委員会だけを特にきよう切り離してやるというようならば、私は先ほどの佐々木君の提案の趣旨から多少逸脱して来るように思います。先ほど来共産党の神山君の言う通り、全般的な会派の人員の異動に伴うところの常任委員会……

第7回国会 議院運営委員会 第28号(1950/03/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 予算案の問題はまだ不確定の問題でもございまするので、本来ならば本会議の定例日は明後日でありますが、ただいまの神山君の発言を通してもうかがえるように、大体本日中に予算委員会の方は、予算案が上るような見通しもつくようでございますれば、特にあす本会議を開いて予算案を審議する、こういうことにして、本日は本会議を開くに至らずという形にされるか、それとも私の方の党から出ております緊急質問もございますので、そういう案件を本日の本会議で処理いたすことにして、本日の本会議を開くか。そのいずれかに持つて行つていただきたい、かように考えます。

第7回国会 議院運営委員会 第29号(1950/03/11、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 その前に、実はきのうの運営小委員協議会で、ただいま事務総長より報告せられたと同様の経過の御報告がございましたが、私一、二の質問をきように持ち越しておいたわけでございます。ただいまの動議の問題でございますが、それは一昨夜の問題の調査のための小委員会の設置でありますか、それともいわゆる議長警察権の今後の行使と申しますか、実行の問題と、院内秩序の問題について、具体的にどういうような方針をとつて行くかということについての審議を進める。こういう意味合いでありますか、その点がちよつと明確でないので、まずその点を動議提出者にお伺いしたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第30号(1950/03/14、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 いろいろ議論をされておるのでありますが、石田一松君の心配しておる点は、これはわれわれとしても同様に心配しておる問題でありますが、ただいま自由党の篠田委員からの発言もありましたように、この委員会の性格、また委員会の持つ任務というものも、前回の運営委員会において、記録の上に明らかになつておる。そこでこの調査小委員会の運営をどうするかという問題については、過般の運営委員会に出ましたように、建設的の結論を出すというところにこの小委員会の使命があるという点は、明々白白の事実である。そういう点を十分勘案して、小委員会における証人喚問等の実際の運営については、これは十分その使命を逸脱しない……

第7回国会 議院運営委員会 第31号(1950/03/16、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これは決議案を出すかどうかということについて、事務的に考えてみようという先ほどの事務総長の御発言であつたように私は理解するのでありますが、たとえば合衆国なりあるいはカナダの方の議会等の関係において、オフィシアルな日本の国会の代表ということではないという共産党の意見ではありますけれども、われわれの同志の中から参りました議員諸君に対する、そういうオフィシアルの関係あるいは行為というものがあつたと思うのであります。そういうものに対しては、やはり国会としての何らかの感謝の意を表わすという意味で行くべき筋合いのものではないかと考えますので、そういう点が当然あつたことと私が思うのですが、……

第7回国会 議院運営委員会 第32号(1950/03/18、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 花村法務委員長は釈明をされたと言われておりますけれども、むしろ、挑戰して来ておる。われわれはこの問題のはつきりしない限りこれはただ單に土井君だけの問題でない。運営委員会全体を侮辱しておる。われわれは議長の諮問に応じて、この委員派遣が公正妥当なるものであるかということについて、いろいろな角度から意見を申し述べることに対して、法務委員長が自分の委員会からの派遣であるからといつて、われわれ運営委員を一見侮辱するような言辞を弄するということは、私は許さるべきでないと思う。前にどういう言葉を申されたかは、私そのときにはおりませんでしたけれども、今釈明に名をかつて言われることは、明らかに……

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今、林君が言われることも、この案件を受理するかどうかということについての一つの大きな問題だと思いますが、同時にそのことから発展いたしまして、前回の場合においてもそうであつたのでありますが、とにかくどつちにでもとれるような形において国会へ出す。内容に重大な変更がこの前も行われた。従つてこの案件を政府が出すにあたりましては、提案の理由、並びにその案件の内容に変更のない確定的なものとして出されるかどうかということについて、これをわれわれは政府当局からたださなければなら問題だと思います。これはこの前の場合もいわゆる正誤で出しました。これはどういうように考えてみましても、正誤で受理がで……

第7回国会 議院運営委員会 第37号(1950/03/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の方は條件付賛成です。

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/30、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 社会党の青野君提出の緊急質問はきわめて緊急性を持つたものと思いますから、ぜひ本日やらしていただきたい。もちろん主管大臣は労働大臣ということになつておりまして、労働大臣はきのう多少熱がありましたために委員会に出られなかつたということを。ただいま労働委員長からも承りましたけれども、労働大臣が本日出て来られますならば、本日やることに願いたいと思います。
【次の発言】 四月一日の定例本会議ですが、あすもし本会議を開くとすれば、四月一日は私の方の党大会もありますので、自分の党の都合を申してははなはだ申訳ございませんが、本会議を休んでいただきたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/31、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 かしこまつて聞くのもどうかと思いますけれども、結局三分の二の再議決を前提として両院協議会を開くという意味ですか。

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/04/01、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 緑化運動などのように、各党これに賛成せられるという場合には、前の赤い羽根のときのようなことに準じて、議院運営に申し込んで取扱うということにいたしまして、同時に、こういう各党にまたがるような場合は、議運の懇談会にでも諮るということがよいと思いますが、個別に特定の寄附とかということでまわることのないようにしていただいたがよいと思います。
【次の発言】 私の方といたしましても、この問題はきわめて重大な問題だと考えておる。なお今、議員会館に一室を設けたというようなことについて、考査委員会の委員長が了解を與えたのか、だれが了解を與えたのか、そにいうことについても私はこれは問題だと思う。……

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/04/15、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これは政府の方からの施行期日に関運した修正の問題でありますが、政府の方として、地方税法案についてさらに引続き修正をするような事態はないのかどうか、これは政府側に聞かなければならぬ点でありますが……
【次の発言】 石田委員長のお言葉ももつともな点がございますが、問題は、地方税法案の提出期日が非常に遅れたという関係から施行期日を当然修正しなければならぬというような事態が起つて来ておるのです。従つて、法案の取扱いの関連からいたしましても、さらに同一の法案について政府の責任をもつて提出したものについて修正をするということは、これは政府提案であるだけに、政府の方が立案作定にあたつて十分……

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/04/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 議事進行について発言をいたしたいと思います。  当然本日の本会議の議題に予想されまする地方行政委員会の地方税法案に関する審議の問題でありまするが、御承知のように、地方税法は、シヤウプ勧告によるきわめて厖大なる地方税制全般に関する改正案でございまして、これは予算との関係から、その提出をわれわれもすみやかになすことを要求して参つたのでありますが、これが提出されたのは、ようやく三月二十三日でございまして、予算が通過した今日、その裏づけの税法案が成立しないことについては、われわれも地方財政の困窮しておる現状から、きわめて遺憾に存じておる点でございます。しかしながら、この地方税法案とさ……

第7回国会 議院運営委員会 第48号(1950/04/22、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 前回にも全会一致で就任を承認したのでありますから、今回も引続き中原君をよろしくお願いいたします。
【次の発言】 その問題で、私の方は北海道開発法案については衆議院においては実は反対をしたのでありますが、すでに衆議院を通過して参議院に参つて、あちらで施行期日について変更がございますが、私の方はこれを承認したいと思います。
【次の発言】 その点はむしろあべこべじやないか。これは本来が結局予算の執行に関する、歳入歳出に関する基本法ですから、私は大蔵委員会の所管が本筋だと思う。
【次の発言】 その点は異議ございませんが、この問題は千二百億という予算との関係があるわけです。それだから私……

第7回国会 議院運営委員会 第49号(1950/04/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 各決議案は、きよう全部上程したらいかがですか。特に私どもの方で提案しておる戰災都市復興促進に関する決議案、それから民主党から出ておる專任外務大臣任命に関する決議案、これはすみやかに上程していただきたいと思います。
【次の発言】 これは前回の運営委員会から持ち越しになつておる問題ですが、今通産委員会に付託になつております、電気事業再編成に関する法案について、本日の本会議で説明を願つて、本会議における質問をやらしていただきたいと思います。私どもの方の委員の話によりますと、通産委員会においては自由党の委員も了承せられて、通産委員会では一応説明を聞いただけでまだ実質的な審査に入つてお……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/04/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 その点きよう上程することに御決定願つてさしつかえないと思います。われわれの方では参議院修正に応ずることになると思います。
【次の発言】 中日貿易促進に関する決議案に対する取扱いについては福永君の御意見に同感でございますが、農業に対する財政措置並びに金融に関する決議案、これは各党共同提案ということになつておりますが、きわめて重要な問題でございまするので、特にこれは本日の本会議にぜひとも上程していただきたい。これは農林委員会の諸君の方から、他の決議案と同種類の取扱いをしてもらいたくないという強い希望も来ておりますので、特にこの問題は本日ぜひ上程していただきたいと考えます。全会一致……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/29、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 大蔵大臣と白洲特使に関する緊急質問はこの間から懸案になつておつて、総理がおいでになれば大体やろうということであつたが、総理は定例日でない関係から出られない、こういうことで、あとまわしになつたいきさつがある。これは私、日本の外交政策全般の上から見ても、特に白洲特使の資格、目的、そういう問題については明らかにしておくことが、かりに白洲さんが現在向うに行つて、いろいろ外交的な面で日本の国全体のために効果的な動きをされる上においても、私はよいことだと思う。そういう意味で、特にきよう総理の出席を願われて、これは党派の立場を離れて、大乗的見地から、与党側においても本日取上げていただくよう……

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/05/01、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま石田君のお話でありますが、われわれ両院協議会を開きましても、本案の修正という方向における両院の妥協はとうてい不可能であることは、先般来の経緯に照して明らかであります。それ以外に、與党側において何らかの妙手妙案がありますれば別でありまするが、両院協議会を持つことは、その意味において無意味ではないかと考えるのであります。さらに、ただいま石田君の言われました、かりに三分の二の議決の方法をとつても、もし廃案になつた場合に地方自治体の財政も考えなければならぬという点でございますが、この点は、われわれも衆議院において、本案に対する修正ないし反対の意見の場合においても申し上げて参り……

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/05/02、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 この決議案の委員会の審査の問題でありますが、これは先般の小委員会でいろいろ協議をされた緊急質問の問題のいきさつがありますけれども私はこれはきわめて重要な問題だと思います。本日は当然終日運営委員会を開かなければならないような事態ではないかと考えられまするので、その間においてこの問題を愼重に審議していただきたい。小委員会で緊急質問をやつたのでありますけれども、新たなこういう提案がなされたということになりますれば、この決議案の内容そのものについて、決議案を出すかどうかということについては、本委員会で審査すべきである。委員会としての取扱いの問題を言つておる。

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/07/08、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 幣原議長を中心として、超党派外交を懇談会でやろうということを伺つておるのでありますが、これはやはり朝鮮問題がこういうように発展して来ておる段階においては、国会の常任委員会において絶えず論議し、研鑚することが国論を統一して行く上において有効なことでありまして、決定は次回の委員会に讓るといたしましても、この際外務委員会の人をふやすことは、椎熊君も言われておるように、他の委員会と兼任ができるような道を開くことも、国会法を改正すれば簡單にできることであります。そういう意味で、この機会において講和問題を中心とした論議が十分できないというところから、一応国会が超党派的な外交懇談会を持たな……

第7回国会 建設委員会 第19号(1950/03/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私日本社会党を代表いたしまして、本法案並びに修正案に対しまして、強い希望條件を付しまして、賛成の意を表するものであります。  まず今回の立法によりまして、従来日本側の建物が連合国軍人によつて使用されておりました分が解除されまして、それだけ日本の国民の利用率がふえるわけでございますので、われわれはこれには賛意を表する次第でございますが、こうした形において従来連合国軍人等の住宅の問題につきましては、予算の面におきましては、一方において終戰処理費の関係で従来も処理されて来ておつたのであります。今日予算面における終戰処理費がなお相当多額に及んでおるのでありますが、そうした中に、この連……

第7回国会 大蔵委員会 第1号(1949/12/15、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほどから井上委員の質問申し上げてある点で明確になつたのは、生産者に対する二十三億は、この法律が通りましたならばただちに支払われるということが明確になつたのであります。そうしたしまして次に十二月の二十日に償還期が参りまする薪炭証券の償還に充てられる部分は、先ほど林野庁長官が申された二十八億何がし、それを合計いたしましてもなお三億というものが五十四億七千万円のうちに残るのでありますが、その三億分は今林野庁長官が申されました一月何日かに償還期の参りまする薪炭証券の部分に充てられるのであるか。その点明確にしていただきたいと思います。

第7回国会 大蔵委員会 第4号(1949/12/23、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 国税庁長官に二点ばかり、やはり年末徴收の問題でお伺いしたいのです。これはすでに同僚の各委員から御質問があつたことと思いますが、所得税の給與所得に対する年末調整の問題でございます。これは第六回国会の終る直前に衆議院の議決もあつたわけであります。ところがわれわれの方では、ことに労働組合関係からまだ相当大巾な年末調整を差引かれるような向きがあるというので、盛んに陳情が参りますので、先般本会議でこの点についても私御質問申し上げたのですが、大蔵政務次官のお話では、従来ありましたような非常に大きな差額の調整は本年は大体ないはずだ、こういうような意味の御答弁があつたのであります。私の手元へ……

第7回国会 大蔵委員会 第11号(1950/02/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、大蔵省預金部特別会計の昭和二十五年度における歳入不足補てんのための一般会計からする繰入金に関する法律案に対しまして、反対の討論を行わんとするものであります。  政府が現在本院に提出いたしております昭和二十五年度の予算案におきまして、この点を計上いたしておるわけでございますが、われわれは現内閣の目下国会に提出いたしております二十五年度予算案全部に対しまして、反対をいたしておると同じ立場におきまして、この予算案の一環をなしまする大蔵省預金部特別会計への一般会計からの繰入れに関する法律案に対しましても、反対をするものであります。ことに政府が予算案の……

第7回国会 大蔵委員会 第13号(1950/02/13、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 食糧管理特別会計の一般会計からの繰入金に関する法律案についてお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に食糧管理特別会計の二十五年度の歳入歳出の予算のうち、農民の要求いたしておりまする米価にははるかに及ばないものでありますけれども、二十四年度産米に対しまする政府の買入れ価格の多少の引上げが行われておりますが、予算案を見ますと、食管特別会計の二十五年度の予算は、歳入歳出ともに二十四年度よりも、総額において約四十億少くなつておるのであります。これは一体二十四年度に比べて、二十五年度が約四十億歳入歳出ともに内輪に見積られたという根拠が、どういうところにありますか。まずそれからお伺い……

第7回国会 大蔵委員会 第14号(1950/02/14、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 失業保險特別会計法の一部を改正する法律案の改正の内容につきましては、事理明白なるものでありますが、この点につきましては、私後ほど労働大臣が見えましたならば、労働大臣に少しただしたい点があるのであります。私の申し上げたいことは、根本的にはどうも失業問題に対する政府側の見方が非常に甘過ぎる。それは予算の面における失業対策費というものを考えてみましてもすぐわかることであります。そういう結果が、当初やはり失業保險の関係におきましても、年々多額の予備費を計上しなければ、その間における保險の要求に応じられないという結果が出て参るのであります。そこで失業保險課長からお答えを願うことが適当か……

第7回国会 大蔵委員会 第15号(1950/02/15、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 たくさんの法案が一括して議題になつておりますので、われわれ審議上実は面くらうのであります。公団等の予算及び決算の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案について伺いたいのでありますが、これは先ほど議事進行について三宅委員からきわめて適切なる要望があつたのでありますが、われわれの手元に参りました公団等の予算及び決算の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案の案文、並びにここでプリントでもらつております提出理由の説明書だけでは、この改正案の審議に入る十分の資料は私は整つておらないと思う。ことに説明によりますと、第一点は新たに設置を予定されておる住宅金融公庫及び商船管理委員会に……

第7回国会 大蔵委員会 第16号(1950/02/16、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本案に対しまして強い希望條件を付しまして、賛成の意思を表示するものであります。  最近における農業災害の発生は、近来にない災害率を持つておるのでありまして、そういう点から考えまして、われわれは現在の日本の農村の置かれておる経済的な地位から考えますならば、これに対しまして相当国として強力なる施策を講じなければならぬ段階に来ていると思うのであります。今回の提案に現われておりますように、農災保險の歳入金の不足を補うために一般会計から繰入れますることは、政府の説明によりまするとここ二、三年の災害発聾率等を考慮して、本年度においてもこの程度の歳入不足を……

第7回国会 大蔵委員会 第23号(1950/03/01、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 農林大臣に、今回の税制改革に関連して、二、三御質問いたしたいと思います。ただいまの竹村委員からの質問で、最近の農村の経済の実態から励まして二十五年度における農家所得はふえるか減るかという質問に対しまして、農林大臣は減るとも申されないのでありますが、一面農家は支出の面で節約しなければならぬということを言われておることは、農家所得の減少を前提としてのことだ一思うのであります。農林大臣は、二十五年度における農家所得は、大体どの程度に減るものだとお見込みになつておりますか、その点についてお答えを願いたい。
【次の発言】 現金支出を抑制したければならぬということは、現在の生活を少くとも……

第7回国会 大蔵委員会 第29号(1950/03/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 大蔵大臣に特に税の関係で二、三の質問をしておきたいと思います。見返り資金その他の問題に関する質問は、なお別の機会にいたしたいと思います。  まず私の大蔵大臣に伺いたいのは、今回の税制改革にあたりまして、今後外資導入その他の関係から外国法人その他外人が日本で事業をやる場合、あるいは日本で財産を所有するというような場合が現在でも相当ありますが、今後もますますそういう傾向が強くなつて参ると思うのであります。まず第一問としてお伺いしたいのは、そうした外国法人あるいは外国人の日本における事業所得あるいは財産の所有あるいは法人の所得、こういうようなものに対する課税上の対策というか、態度と……

第7回国会 大蔵委員会 第31号(1950/03/11、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました税制に関しまする九法案中、有価証券移転税法を廃止する法律案に対しましては賛成をいたしまするが、他の八法案に対しましては、反対の討論を行わんとするものでございます。  まず本委員会に付託せられましたところの今回の税制改革諸法案は、いわゆる昨年八月二十六日のシヤウプ勧告によりますところの、税制改革に関する根本的改革の一応の仕上げに属するところの法的な措置でございまするが、われわれは一箇月余にわたる本委員会におけるこの法案の審議過程におきまして、政府がシヤウプ勧告案に基いて立案いたしたという今回の税制改革の諸法案が、著しく勧……

第7回国会 大蔵委員会 第33号(1950/03/15、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 他の諸君から熱心な御質疑があつたので、重複するかもしれませんが、二、三お伺いしたいのであります。今回の財政法の一部を改正する法律案は、一言にして申し上げますと、予算の執行に弾力性を持たせるという、もつともらしい理由がくつついているのでありますが、私多くの問題がこれに胚胎していると考えるのであります。まず私がお伺いをいたしたいのは、これは財政法全体の問題に関連するわけですが、今度は支出担当官別のいわゆる承認制を各省庁別にまとめてやる、こういうことに相なつたのでありますが、大体流用その他の関係において、目の部分においてはどの程度のものが大蔵大臣によつて認められるのか。一応流用、移……

第7回国会 大蔵委員会 第39号(1950/03/24、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの点でございますが、ここに現物不足処理状況で二十五年三月末日現在ということになつております。たとえば木炭で現物補填の二十一万三千五十一俵、これは三月末現在でありますが、大体いつからいつまでの間ですか。それと弁償金徴收でこれは俵に換算して七十五万五千二十三俵というものが出ておりますが、現物補填の場合これを金額に換算したものは幾らになりますか。七十五万俵は幾らで弁償金を回收したのか。
【次の発言】 これは二月末現在でありますが、金額にして二千六百万円、現物補填、弁償金の徴收が六千万円、金額にいたしますとそういうことになつておるのでありますが、これはいつから三月末日までの間……

第7回国会 大蔵委員会 第45号(1950/04/06、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 まず貴金属管理法案について、二、三点お伺いいたしたいのでありますが、今回銀と白金をはずしまして、金を政府に集中せられようとする措置につきましては、その提案の趣旨にはわれわれも賛成でございますが、提案の説明に申されておりまする。将来わが国が国際通貨基金に加入する場合に備えての貴金属の集中ということに相なると思うのであります。これは将来の問題でありますけれども、大体国際通貨基金に参加する時期等の見通し、あるいはこれはすでに他の委員諸君から質問されたかとも思うのでありますが、一応見通しについて大蔵当局として持つておられますならば、ひとつ御説明願いたいと思います。

第7回国会 大蔵委員会 第51号(1950/04/13、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私一つお伺いしておきたいのは、従来の旅費の支給関係との関連でございますが、先般食糧政策に関する問題で農林省の食糧庁長官、その他農政局長等が、與党の自由党の幹部諸君とともに、湯河原会談なるものをやられたということが出ておりますが、こうした場合の旅費の支出が従来どういうように取扱われて来ておるか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 これは私会談の内容そのものには触れない問題でありますけれども、こうした類似の会合に公務員が出張する場合に、国民の負担によるところの国費から支出されておる場合があろうと思うのです。こういう場合は明確にしなければならぬと思う。私が具体的に申し上げま……

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 会期の問題はきのう済んでおるはずなのに、議題にするのはおかしいじやないか。
【次の発言】 私は不幸にして昨日出席しなかつたのでありますが、一事不再議の原則は、委員会においても当然貫かれなければならない原則だと思う。私はきのう欠席しておるが、当然きのうの決定には私も拘束されるという建前をとつております。その意味において、わが社会党としても、椎熊君の言われた通り、会期は昨日の委員会決定通り本会議において決定し、衆議院の院議を当然貫かなければならないと思う。もし参議院の主張するように、会期を延長しなければならぬ事態になるならば、昨日同僚諸君からその理由をるる述べておられると思います……

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 その点は理事会の運営という点からも考えなければならぬと思いますが、小会派あたりの方々も、理事会においてやはりその運営についての意見を述べる機会が與えられるようにしたい。これは運営上の考慮においても可能であろうと思いますが、できれば、やはり小会派代表というような形の理事かありますならば、その意向が直接理事会に伝わるということにもなろうかと思いますので、その点一応配慮せられる必要があるのではないかと思います。
【次の発言】 それはだめだ。五名説が提案者からも出ているのだから……。先ほど共産党の林君から言われた通り、委員会の運営において、委員長を補佐するのは理事であるわけですが、実……

第8回国会 議院運営委員会 第4号(1950/07/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 船舶公団の共有持分の処理等に関する法律案は、明日の午後までかかるらしい。証券取引法の一部を改正する法律案は、あしたの午前中に上ると思います。

第8回国会 議院運営委員会 第7号(1950/07/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 前の委員会で、土井君からそういう発言があつたことは事実と思いますが、実は本人の土井君がきようお見えになつておりませんのと、ただいま委員長の御発言の中にもありましたように、昭和二十四年以来、事実上この申合せが実行されていないというような経過を今日までたどつて来ているということもありますので、御趣旨には格別反対することはございませんが、ここでそれが確認されたら確実に実行されるように、もう少しお互いに考えてみてはどうか、かように考えますが、いかがでしようか。
【次の発言】 前回の委員会に私は最後までいなかつたので、あるいは最後にはそういうお話合いになつたのかとも思いますけれども。こ……

第8回国会 議院運営委員会 第8号(1950/07/27、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 運営委員長の問題について本会議に報告のときの問題ですけれども、委員長の選任の場合もそうですが、辞任の場合にも一応本会議に報告されて承認されるというようなことになつておりまして、この前全般的に委員長の更迭がありましたときにごたついた事情もありますから、事務的にも、的確に本会議に報告して承認されるように、ごたつかぬような処置をとつていただきたいと思います。この前の常任委員長のときはその点がちよつと明確でなかつたと思います。
【次の発言】 文化財保護委員について、ただいま佐々木君が言われた点は私どもも同感でございます。ただこの委員のうち、細川護立君については、もちろんこれは公職であ……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/31、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 請願のうちで、大蔵委員会から出ているのは酒税引下げに関する請願でありますが、これは大蔵委員長から何か特別な希望はなかつたでしようか。
【次の発言】 これは各党一致のもので、特に相当つつ込んで政府側から答弁も求めておるので、そのことについて委員長から特に希望があるはずなのですけれども、一ぺん大蔵委員長に当つていただいて、委員長において特にその必要がないというならば、事務総長の言われた取扱いでけつこうですが、この問題は何件も特にたくさん出ておつたし、各党で強く取上げた問題ですから、その点委員長に一ぺん当つていただきたいと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/11/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これは官房長官が出て来てからということになるわけですが、政府提出予定の法律案も相当案件がたくさんありますけれども、眼目は二十五年度の補正予算ではないかと考える。その予算案の国会への提出の見通しについて、委員長の方で何かお聞きになつておる点はありませんか。
【次の発言】 これは私の方の党もそうですが、隣接しておる党の議員数の関係があつて、共産党の方とも、自由党の方とも、お互いにまざつておる形になつております。あれは私の方の党は党で、まとめがつくような配慮が考えられませんか。他の党派からもそういう希望があるのですが、技術的に可能ならば、そういうことにしていただきたい。

第8回国会 考査特別委員会 第13号(1950/11/01、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今小松委員からも質問のありました配電経営者会議において、分担金を集めた中から、三百七、八十万円を松永事務所に援助しているということでありますが、これは、大体先ほどからの証言を伺つておりますと、二月ごろ松永委員会からの答申案が出た後から最近にまで続いておるように証言されておるのでありますが、この総額で九百三十万円ほど集められておるそうでありますが、これがまた集められて、現在九百三十万円のうち三百七、八十万円を松永事務所に援助しておるといたしまするならば、残りは幹事役の関東配電の方で保管をされておるか、そういうようなことについては明確な帳簿等がございますかどうかという点が一点。 ……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1950/09/22、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今回の関西、四国方面並びに九州を襲いましたジェーン沼風並びにキジア台風の被害のいかに甚大であつたかということは、先ほどの近畿調査班並びに四国調査班の両班長から報告された通りでございますが、われわれ本日のこの特別委員会に臨みまして、まことに遺憾に存ずるのほ、これだけ大きな、国の予算の半分に匹敵するだけの大きな災害が起つておるにもかかわらず、政府当局のこの災害に対する認識が欠如しておるために、本日のこの重大なる委員会にかかわらず、また委員長からは、委員長みずから今度の災害調査の近畿班の班長で出ました関係から、本日の委員会のことについては、政府に十分の連絡をとつておることと私は確信……

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/19、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの問題に関連するのでありますが、公団の所有する共有分を国が引継いだ場合においても、十年間の他の船舶所有者の買取権と言いますか、それはそのまま存続するわけですね。
【次の発言】 これは公団の清算事務をすみやかに完了するという意味で、今回この立法をされたという趣旨には私も賛成でありますが、その場合にやはり従来船舶公団の船につきましては、公団以外のいわゆる民間の船舶所有者との共有関係に立つた関係から、しかもこれは提案の説明のときにもありますように、十年間に買い取ればいいということになつておりますが、従来の公団に対する買取権を国に肩がわりするわけでありますから、その関係のもの……

第8回国会 大蔵委員会 第5号(1950/07/21、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 すでにほかの方からあるいは質問をされたかもしれませんが、一、二点伺います。投資家を保護するという見地から、証券業者の登録制度を整備するという趣旨は、われわれ賛成するものでありますが、問題はこういう証券業者の資産内容、その他の確実性を期するという消極的な形ではなく、もつと積極的に取引員の資力を充実する方が、ほんとうの意味における投資家の保護ではないかと思うのです。そういう見地からこの間も、一昨日でありましたか、大蔵大臣にお伺いしたのでありますが、大蔵大臣は株式市場の問題については、できるだけ政府はあまり手を下さない方がいい。しかしながら取引員の資力を充実するという面について、必……

第8回国会 大蔵委員会 第6号(1950/07/22、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 それでは順序からいつて今の船舶公団の関係から御質問をいたしますが、けさの新聞によりますと、低能船の買上げに関する法案が成案を得たように聞いております。この低能般は、約重量トンで六十万トン程度をお買い上げになるということでございますが、この買上げ予定のものと、それから今度の船舶公団の共有分の政府移管に関する処置の法律で、政府が共有分を持つ分と、この六千万トンの低能船として買い上げるものと、共有分関係のものの中には、今度の低能船のスクラツプ化に伴う買上船が入つておらないかどうか、この点をひとつ……。
【次の発言】 そういたしますと、共有分として政府が公団から肩がわりする関係の船の……

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/24、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して……。ただいま有田委員から質問された問題でありますが、正示総務部長の御答弁を非常に奇異に感ずるのであります。むしろそういうように計画的に徴税されることは、私は少くとも現在の段階においてはよいのではないか。やつておることをもつと大胆率直に述べられる方が、むしろ国税庁当局が、現実の事態をよく把握しておるということにもなると思いますので、有田君はその問題に対する今後の本委員会としての処置を留保せられておるのでありますが、私はもつとこの問題を明らかにしなければならぬと思います。計画的に徴税してもらいたいということを私が申し上げるのは、ほかでもございませんが、最近非常に引上げ超……

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 もし大蔵政務次官がお急ぎであれば、先ほど議題にされました税関の支署及び出張所設置に関し承認を求める件の提案説明を先にここで御説明願つても私はけつこうだと思うのですが、質問を続行してよろしゆうございますか。
【次の発言】 日本交通公社の関係につきまして私も二、三点お伺いしたいと思います。昨日の午後の委員会で、この問題を取上げることにきまつたということを私委員会終了後伺いまして、特に具体的な調査を進めるまでの余裕がなかつたのでありますが、最近の公団あるいは特殊の法人等の経理面に関しましては、国民全般が相当の疑惑を持つておられるので、この機会にそういう点についての国民の疑惑を一掃す……

第8回国会 大蔵委員会 第10号(1950/07/27、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま三宅委員から最初に質問いたしました今度のシヤウプ氏の来朝を機会に、税制の根本的な点について、大蔵省の方でどういう構想で折衝するかということに対しての主税局長の御答弁は、まだ大蔵省としても根本的な方針がおきまりでないやに承つたのでありますが、この点をせつかくの来朝の機会でありますから、特に残されておる問題については、思い切つてこの際に改正するという方向をとつていただきたいと思います。  それにつきまして一、二お伺いをいたしたいのでありますが、大体先般の国会で成立いたしました税法によりますと、明年度における所得税を中心とするところの税收が、どの程度二十六年度に見込まれるか……

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 西村委員からの質問がありましたが、私もまつたく同感でありまして、特にこの問題はベース改訂とは直接関連がないと思います。かりにベース改訂と関連を持たすといたしましても、ベース改訂の問題は、現在の六三べースをさらにアップするということにある。ところが共済組合関係の諸君の問題は、かりに現在行われておる六三べースといたしましても、その間に大きな開きがあるというところに、これが切実なる問題となつて来ておると思うのであります。その意味で、私は現在の六三ベースをさらに引上げる方向において改訂するという問題とは切り離して、先議的に決定すべき問題だと思うのであります。その点について主計局長とし……

第8回国会 大蔵委員会 第13号(1950/07/31、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 本案の審議に関連いたしまして、大蔵当局にお伺いいたしたいのですが、本案は議員提出の法案でありまして、持に協同組合による金融事業に関する法律に基いて許可を受ける場合につきまして、法規裁量によつて定款及び事業の方法または事業の計画が法令に違反しない場合のほかは、免許しなければならぬという規定を新たに設けようとするものでありますけれども、ただわれわれの聞くところによると、法令の規定に違反しない場合ということだけでは困る。従つて従来からもすでに六十四認可を与えておるわけでありますが、その与えた場合の免許の基準というものを明らかにしなければ、ただ単に法令に違反しない場合は、免許しなけれ……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/22、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 風早君が犯人を追うて出る途中、警備の者が一人もつかまえ得なかつたという点については、どういう状況であつたかわかりませんけれども、警備の者がおるとすれば、多少遺憾の点もあつたのではないかと思いますけれども、問題は、今後われわれ自体の方で面会人の取扱いについて注意しなければならぬということが重点じやないかと思います。庶務小委員会もあり、また会館の世話人会もあり、境内の秩序の委員会もあるのだから、そういうところで考える点がありとすれば考究することにして、前段の犯人の厳罰については、議長から発議して法務府へ申出ていただきたい。

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 問題になる点はやはりそこだと思うのです。内容が発表できないと言われるけれども、官房長官がここで言われた点は内容にわたつて発表されておるわけですね。それだから、これは政令によらなければならないという絶対的なものですか。
【次の発言】 そういたしますと、書簡には政令の実施期は十二月の十五日であるということがけさの新聞に報道されておるのですが、実施期の問題は、書簡に何か具体的に日にちを示しておるのですか。
【次の発言】 これは実は総理から伺いたかつたのでありますが、通産大臣から伺つておきたいと思います。今度のポ政令により法制化される再編成案なるものは、第七国会に政府から提出した案と……

第9回国会 議院運営委員会 第3号(1950/11/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 二十五年度の補正の中で議員歳費に関する部分、あるいは秘書の手当の問題ですが、これは実施期は一月一日からということになりますか。
【次の発言】 そうすると年末手当の分だけが……。
【次の発言】 それから二十五年度の補正の予算ではどうかと思いますが、もし二十六年度の本予算が通常国会に出た場合に、たとえばベース・アツプがもう少しふえるというような場合、これはスライドした形でやることになりますか。
【次の発言】 われわれは今の政府案を必ずしも承認したわけではありませんから……。
【次の発言】 松井君が言うことは、必ずしも一日延ばすとかということではない。われわれが考えるのは、二院制度……

第9回国会 議院運営委員会 第6号(1950/11/29、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 どうもきようの石田君の御議論は奇妙に聞えるのでありますが、本案に対する態度は、すでに決定されたように先ほどの石田君の発言の中で私は知り得たのであります。従つてこれを委員会で、委員会審査省略の点を審議する云々の問題は、すでにこの案そのものに対する与党側の態度も決定されている以上、もう問題はない。従来各党から出て参りました決議案のうちで、委員会の審査事項に関連があるような決議案については、委員会にまわしたという前例はもちろんございます。しかし本案のようなものは、どの常任委員会の取扱い事項と限定されたものでないということは、先ほど椎熊君から申し上げた通りであります。こうした議案につ……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/02、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 事務的処理ということはわかるのですが、その他という点で、この会期中に一応具体的にどういう項目が予定になつておるとかいうことは、きのう問題になりましたか。
【次の発言】 提案者の方から待つてくれというお話ですか。
【次の発言】 それでは、よろしゆうございます。
【次の発言】 この松江の国際文化観光都市の問題は、建設委員会を通つて来たのですか。
【次の発言】 各党で批判しましよう。
【次の発言】 こういう実質的法案の方を先にやつていただきたいと思います。
【次の発言】 特別委員会の報告は別の機会にして、一応予定の案件が上れば、本会議も休憩しようじやないですか。

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 厚生委員会でいいのじやないですか。
【次の発言】 これは池上事件のことなんだから……。
【次の発言】 むずかしく考える必要もないので、厚生委員会でもいいのじやないかと思います。
【次の発言】 大蔵委員会から出ておるものは、討論があるでしよう。
【次の発言】 私の方は申し出てあるはずです。税法の方は川島金次君、年末手当は成田知巳君です。
【次の発言】 これは公聽会まで開いた大きな問題ですから、討論の時間は相当ほしい。
【次の発言】 明日に持ち越すことはいかぬ。先議事項なら先議事項でやつたらいいじやないですか。
【次の発言】 いいでしよう。私の方は大矢君です。

第9回国会 議院運営委員会 第11号(1950/12/06、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の方の党の建前からいたしますと、ぺース改訂について、政府の考えておるのと、党の主張しておるのとは隔たりがあるわけであります。その意味におきまして、この案件につきましては、できるならば現在の公務員全般と同じように、その生活を確保し、公務員としての体面を維持できるように、さらにベースを引上げるという処置をとつてもらいたいという條件を付して、賛成いたします。
【次の発言】 これは二十六年度の予算で、これから出るものだと私は思うのです。條件ということは、嚴密な言葉では言えないと思いますが、そういう意味で私ども希望を申し上げておきたいのです。

第9回国会 議院運営委員会 第13号(1950/12/08、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 地方行政のは、私の方で本会議において修正案の趣旨弁明をやりたいと思いますから……。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 委員会に修正案を出しておりますから……。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 原案に反対するという点においては、私の方も民主党の方も同じです。  それからきようの議事の点ですが、会期の問題はどうなつておりましようか。きようで最終になりそうですが。
【次の発言】 そうすると、きようは本会議も運営委員会も一旦休憩して……。
【次の発言】 しかし大体早く見通しをつけて、本会議があまりおそくならないようにした方がいいでしよう。

第9回国会 議院運営委員会 第14号(1950/12/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の方の党としても、大体趣旨は、ただいま椎熊委員の発言と同様でありまして、本院において修正案を出したのでありますが、賛成が得られなかつたのであります。これが今回参議院の方で、わが党も参加して修正可決を見たわけであります。われわれの党の基本的な態度といたしましては、なお不満な点もあるわけでありますが、本法は多少なりとも政治的自由を確保されたという点において賛意を表して来たので、本院の取扱いとしては、参議院の修正に同意したいと思うのであります。
【次の発言】 地方公務員法がこつちにまわつて来てから本会議を開くということには異議はありません。そこで本会議を開くに至つた機会に、前から……

第9回国会 大蔵委員会 第5号(1950/11/30、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 実は今度の十億の増資では、庶民金融の圧倒的需要に対してまさに焼石に水の感を持つのであります。ただいま竹村君からも資金量の問題についてもつと思い切つた処置が要求せられたのでありますが、私もその点まさに同感であります。特に銀行局長に対してお伺いしたいのでありますが、ことしの九月のジエーン台風の復旧対策の問題で、林副総理以下政府の首脳部が関西の現地に参りまして大阪で会議を開いたときに、大蔵省を代表して銀行局長も出られたのでありますが、ああいう災害の場合の、ことに個人の住宅その他が非常に被害を受け、こういうものに対する国の補助とか補償とかいうものがない段階において勢い金融的な面におい……

第9回国会 大蔵委員会 第9号(1950/12/05、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になつておる四法案のうちで、揮発油税法の一部を改正する法律案、並びに砂糖消費税法の一部を改正する法律案に対しましては、希望條件を付して賛成をするものでありますが、所得税法臨時特例法案、並びに物品税法の一部を改正する法律案に対しましては、反対の昔見を述べるものであります。  反対の理由といたしましては、昨日の衆議院の本会議におきまして、多数をもつて、われわれ野党側の審議の参加を認めずに通過せしめましたところの予算案と、うらはらの関係に立つておるものでありまして、きわめて欺瞞性に満ちたものだという点でありますただいま與党の西村委員の賛……

第9回国会 大蔵委員会 第10号(1950/12/06、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 議事進行上、ちよつと申し上げたいと思うのでありますが、ただいま西川大蔵政務次官から御説明になりました法案のうち、大部分は私の見るところでは、今回市議会に提出されました補正予算と関連するものが多いように見受けるのでありますが、こういう予算と関係のある法案につきまして、すでに予算案が衆議院を通過した後に国会に提出されるということについては、予算審議権との関連において、大蔵当局の手続の遅延をわれわれは非常に遺憾に存ずるのであります。本来ならこうした特に歳入及び歳出のむしろ前提条件になりまする法律案が成立をして、初めて予算案の成立を見るべき筋合いであろうと思うのでありますが、むしろこ……

第10回国会 議院運営委員会 第1号(1950/12/10、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 二班にわかれて行くというが、各班はいずれも七日の予定ですか。
【次の発言】 それから神戸その他の地方に起つた騒擾事件の調査について、調査班員が二つにわかれて行くことがこれで明確になつたのでありますが、そういう委員の派遣は検討を要すると思います。その点と、ことに二班にわけて各班とも一週間ずつというのはどうかと思います。
【次の発言】 この問題はきのうのきようということで、何らその間に隔たりがないように考えますけれども、きのうときようとは、大きな変化があることは事実なんです。まつたく新たなる情勢のもとに、内容は同じであろうと、政府は提案して来ておる。特にこの問題については、大蔵大……

第10回国会 議院運営委員会 第2号(1950/12/11、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私ども本会議でやります。
【次の発言】 参議院から回付されてくる案件があれば……。
【次の発言】 いやこれはどうせ開くようになる。
【次の発言】 延ばすことはいいのですが、実は私の方も党の大会の方の関係もありますので、いずれあらためて……。
【次の発言】 この際申し上げることはどうかと思うのですが、実は開会式を非常に意義ある儀式たらしめる意味で――これは次の臨時国会のときになつて問題になるかと思いますが、毎国会開会式をやるということが通例であれば、きようあたり開会式をやるということになると、一箇月足らずの間に二回開会式をやるということになる。だから国会の開会式は通常国会のとき……

第10回国会 議院運営委員会 第4号(1950/12/16、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 この方は経歴はあるし、十分資格は備えられた方だと思いますが、昨日資格審査の委員会でもわが党から主張したように、実は年を召し過ぎているように感ずるのであります。年をとつておつても、元気にやつてもらえればよいわけなんですが、専門員に大いに働いていただくということから見れば、今後採用にあたつては、年齢の点について十分考慮する必要があろうと思います。この点今後の問題として、強い希望條件を含めて賛成したいと思います。
【次の発言】 この修正案の取扱いについては、きよう午前中の運営委員会においても山口喜一郎委員から特に御発言がありまして、地方選挙に臨まれる人たちのいろいろの都合も考えて、……

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/27、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 委員長の方でも予定されておるかもしれませんが、例の地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案について、参議院の修正案の取扱いの問題があるわけです。これは地方選挙の当事者が非常に困つておる問題ですから、との問題に対する本院の取扱い態度を至急きめていただくように、できれば本日の運営委員会でその方針をおきめ願うようにお願いいたします。
【次の発言】 参議院の修正案が回付になて来ておるわけですね。その回付案に対する態度を決定するわけですね。
【次の発言】 この回付案に対する私ども並びに民主党の態度は、参議院で多数で決定されたものですから、これをのみたい。そこでおそら……

第10回国会 議院運営委員会 第12号(1951/02/06、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私どもの方は、小委員会でも、こうした種類の委員会には賛成できかねるという態度をとつておるのでありまして、これについては私ども反対をいたします。なお本会議では反対討論をやることを保留しておいていただきたいと思います。
【次の発言】 必ずしもいらぬというわけでもない。
【次の発言】 きようは、どうせ案件も少いのだから、やらしたらどうですか。
【次の発言】 ぼくらの方の対策委員会でやることに決定して、その手続をとつておるのです。
【次の発言】 それでは本部に連絡いたします。
【次の発言】 これは、「米国の食糧輸出禁止対策に関する」とでもしておいていただきたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第13号(1951/02/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これの取扱いの点ですが、これは回付案ですから、一応前の地方行政委員会にまわすのでしよう。これが内容的に非常に重要であるかどうかということは、私たちにはわからないのです。
【次の発言】 そうすると委員会にもどさないで、いきなり本会議にかけるかどうかということですね。
【次の発言】 これはあすの本会議までに各党の態度をきめて、あすの本会議に上程されたらどうですか。
【次の発言】 この決議案は、わが党の引揚委員会の委員の諸君も提案者になつておりますので、これも最も早い機会に上程することには、私は異議はないのであります。しかし一言申し上げておきたいのは、ただいま石田君の別な意味におい……

第10回国会 議院運営委員会 第14号(1951/02/10、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 実はそのほかに、もう一つ租税特別措置法の一部改正法律案が関連して出るわけです。ところが、それは月曜日にならないと上程にならないので、それも含めて公聽会を開くということに、きようの大蔵委員会では、きまつているのです。
【次の発言】 この問題の取扱いについては、今倉石君は次の委員会で考えるということですが、私は椎熊君と別の意見を持つておりますので、もしこの問題をきよう取扱うということであれば、私の意見を申し上げたいと思うのです。
【次の発言】 私の方は、参議院修正に同意です。

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/14、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私昨日、一昨日と休んでおつたので、前の関連がわからないのですが、先ほどの委員長のお考えを伺つておりますと、私どもの方の淺沼稻次郎君と苫米地義三さんの質問は、きのうの総理の演説に直接関連して質疑として取扱う、こういう意味だと思います。その意味でいわゆる緊急質問とは違うという点を先ほどから御説明されておるのでありますが、そうした案件に直接関連した形における質疑は、今のところ二人しか出ていない。そうすると、ここに黒田君から緊急質問という形で講和問題に関する質疑が出ているのですが……。
【次の発言】 そうすると、共産党なり労農党の方からたまたま緊急質問という形で出しているものを、社会……

第10回国会 議院運営委員会 第19号(1951/02/24、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 不信任案が出ていることは私ども今伺つたようなわけです。われわれといたしましては、この不信任案に対する態度についても協議しなければなりませんので、今福永君から出ましたように、この取扱いについては月曜日の議運でやるということにいたしたいと思います。
【次の発言】 その点は、これは月曜日にでも取扱いを協議した上でなければわからぬと思いますが、今椎熊君の言われるような意味合いでは、私は予算とか税制とかいうような重要な案件が出ているときこそ、政治的な問題が一番重要になると思います。ことに予算に関連してそういう問題もあるので、われわれは、愼重に考えなければならぬということになると思います……

第10回国会 議院運営委員会 第22号(1951/03/01、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 議会から出すということになれば、多数党から出すということはやむを得ないと思いますが、この院外からの関係については、多少私どもの方でも考えていることもありますし、どうせ土曜日には上つて来る法案があるでしようから……。
【次の発言】 まだ結論に達していないわけです。
【次の発言】 私は先ほど椎熊君が言われたような相談的な意見もありますし、吉田外務大臣を抜き出すということは、共産党にしばらく待つてもらいたいという考えを持つております。さらに吉田外務大臣というが、これは総理大臣が兼任しておる。むしろ外務大臣としてというより総理大臣としての吉田さんですから、これについてはわが党としても……

第10回国会 議院運営委員会 第25号(1951/03/12、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 地元代表というのは……。

第10回国会 議院運営委員会 第29号(1951/03/23、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の方は、前回から、これが議題になつておるときに申し上げておる通りでして、実は外務大臣を含めて、現内閣全体に対する不信任決議案提出を考慮している段階でありますから、分割的な不信任決議案は、できれば提案者の方でもう少し時期を待つていただくように願いたいのです。
【次の発言】 私の方も事務総長と同じ意見で、立法機関の職員が行政内部の委員になり、兼職するということは原則通りにすべきで、これには反対したいと思います。
【次の発言】 私どもの方は討論はまだきまつておりませんので、明日まで保留しておきます。
【次の発言】 これも私の方は討論を保留しておきます。

第10回国会 議院運営委員会 第30号(1951/03/24、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案と日本開発銀行法案は、重要法案として近日中に提出して、今月中に成立を希望するという御発言がありましたが、開発銀行法案なんかについては、詳細にその人選まで盛んに新聞紙等に発表されておる。その法案の国会提出が今日まで遅れておることは、非常に遺憾だと思います。実は私も大蔵委員会の常任委員なんですが、当然これは私らの委員会に付託されるものだと思うのです。現在までまだ十数件かかつておつて、きようはそのうち七、八件は無理やりに上げるという予定なんですけれども、そういう状態で非常に困るのです。的確に何日に提出されるか、お答えを願いたい。

第10回国会 議院運営委員会 第31号(1951/03/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の方は、きようの本会議にかけることに賛成いたします。
【次の発言】 これについては、多少われわれの方で異論もありますし、党に帰つて相談したいと思います。
【次の発言】 私の方も、実はこの問題の内容については、まだ取上げて研究しておりませんので、これを委員会にまわすか、本会議に上程するかということは、次の機会まで待つてもらいたいと思います。
【次の発言】 私の方から、衆議院解散に関する政府の助言要求に関する決議案という形式で出しておりますが、きようはいろいろな案件もたくさんありますので、できますれば明日の本会議に上程さしていただくようにおとりはからい願いたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第33号(1951/03/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 誤謬訂正という点は、どの点ですか。
【次の発言】 私の方も、閉会中で法律の制定ができないという事情はわからぬではないのでありますが、政令によつてそういう委員会を設けることは、国会の立法権限を政府に委任する形になるから、そういう立法は避けるべきであるという考えです。
【次の発言】 御協議を願いたいという御趣旨はよくわかりましたが、二月下旬の本委員会で、地方選挙との関連において、議院運営の問題についてお話合いがあつた。その意味において、日本開発銀行法案並びに公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案の審議促進について、できるだけ協力することは、われわれの党としてもやぶさかでないのであ……

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 昨日も参議院側との調整についての話がありましたが、その意味で、賛否の態度は別として、委員会の審議の促進について協力することは当然でございます。特に私も大蔵委員会の委員でございますが、大蔵委員会にかかつている開発銀行法案、この法案自体は非常に重要な問題でございまして、私ども社会党の立場から申しまして、もちろん内容に不十分な点があり、いろいろ欠陷を持つていることは委員会でも指摘しているところでありますけれども、私どもまだ党の態度をきめておりませんが、基本的な態度から見て、これを延ばすべきではないという考えを持つております。ところが問題は、この法案のすみやかなる成立を期待するという……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 とにかく重要法案なのに定足が足らぬというので、ぼくと石田君とが正式に申し出ているのですから、せめて場内交渉の連中にでも諮るべきだつたと思うのです。
【次の発言】 ぼくが正式に通告したら取上げなくてはならぬ。
【次の発言】 ことに、きようは向うの議会関係の人も来ているのですから……。
【次の発言】 緊急上程の案件についてはきめてないのです。法案の審議促進については運営委員会で申合せまして、ぼくも大蔵委員として、大蔵委員会は一番案件を持つておる関係で、運営委員会では特に発言しているだけに、これまで協力して重要法案が上つて来たわけです。ところが、そのときの条件という意味ではないけれ……

第10回国会 議院運営委員会 第44号(1951/05/17、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 両院協議会の報告について、緊急質問をさしていただけませんか。
【次の発言】 十分内外ということにして、議長がおられますからその辺は……。

第10回国会 議院運営委員会 第45号(1951/05/18、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 われわれの方も、議会中でございますから、弔詞を院議で決定することに賛成いたします。
【次の発言】 それでいいでしよう。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 この問題、特に電力料金の問題については、通産委員会において今日まで相当検討して来ておる問題だと思いますので、至急本決議案に対する各党の態度をおきめ願つて、ぜひとも上程していただきたいと思います。通産委員会ではかなり細部にわたつて、各産業等に対する状況等も検討されておるものであるし、通産委員会の私の方の委員からも、大体そういうふうに報告がありますから、そういう御方針で自由党の方も同調して行つてもらいたいと思います。事情はそういうことですから、各党の通産委員諸君と各党内部において御検討願つて、ぜひともこれはこの会期中に上程していただくようにお願いしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第52号(1951/05/27、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 決議案取扱いの従来の例もあると思いますが、この決議案に対する各党の賛否の態度はおのずから出て来ると思うので、その関係から見たら、たとい決議案に賛成であろうと、反対であろうと、やはりきのうも申し上げた通り、委員会ではそれぞれ真剣に論議した問題ですから、ぜひ本会議に上程していただくようにしていただきたいと思います。
【次の発言】 それは筋が通らぬと思うのです。
【次の発言】 今までやつておつても、悪い筋なら改めるべきだと思う。
【次の発言】 各党共同提案でないものは委員会にまわすということですが、この決議案は相当多数の賛成者を得て出しておるものでありまして、現在の態勢において、自……

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/05/28、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これは大蔵委員会で、議員提案として、自由党、民主党社会党の三党が提案したものであります。私どもも提案者になつておるわけですから、その意味で私の方もこの修正をのむということにきまつております。
【次の発言】 通常の場合と違つて、これは地方的な問題のように見えますけれども、きわめて重要な問題でございますし、賛否両論に小会派の中がわかれておるわけでありますから、提案された政府与党の関係においても、小会派の中から賛成者があるということは心強いことだろうと思いますので、その意味でも認めたらどうですか。
【次の発言】 たまたま農協と賛否両論出ているのですから、やらしたらどうです。

第10回国会 議院運営委員会 第56号(1951/06/02、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 問題は、重要だといわれる法案の参議院における審議の状態でありますが、警察法並びに北海道開発法ともに、いずれ本会議に上程するばかりになつておるやに聞くのであります。その意味で、こちらの方で会期延長の協議をするという連絡をいただきましたので、私ども参議院に連絡いたしたのでありますが、会期一ぱいで各法案とも上げるつもりで、八時から本会議の開会も予定しておる状態であるから、特に会期を延ばすということについては、どういう事情が衆議院側にあるかは存じませんが、参議院側としてはないはずだ。参議院の議院運営に当つておる者たちの意見は、そういう意見であります。なお、ただいま椎熊委員から、議員提……

第10回国会 議院運営委員会 第59号(1951/08/09、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 重ねて官房長官に伺つておきます。今度の臨時国会は、成規の手続による要求に基いて行うという点は、原則としてはそうでしようが、直接的に問題になつておるのは、講和全権の承認を求める問題であります。官房長官の今の御説明によりますと、われわれが成規の手続で臨時国会の開会を要求した。その案件は具体的には補正予算だが、まだ政府として成案を得ていないので、今度の国会に付議することは困難であるとすでに確定的に見通されておるようなただいまの発言は、ちよつと理解できないと思う。問題は、やはり臨時国会がわれわれの正式な要求に基いて開かれるという国会運営の、また憲法上の規定を貫くことが、形式論といわれ……

第10回国会 大蔵委員会 第2号(1950/12/11、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 大蔵大臣に二、三点お伺いしたいのでありますが、これは前国会において論議になつた点でございますが、私重ねてお伺いしておきたい。二十五年度の補正予算の編成は、二十六年度の総予算との関連でいわゆる十五箇月予算としてお考えになられたことは、われわれも承知しておるのでありますが、当初政府の方で立案せられました予算に関連した原案では、この外為特別会計へ一般会計から百億繰入れるということは、私はなかつたと承知しておるのであります。それがドツジ公使が参られて、検討を受けてからだろうと推察しておるのでありますが、政府の方で貿易会計の二百億のほかに一般会計から百億、いわゆるインベントリー・フアイ……

第10回国会 大蔵委員会 第7号(1951/02/03、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今三宅委員の質問に対する御答弁で、アルコールの需要が相当あるのに対して、その供給を確保するためにいろいろ努力をなされておるということでございますが、私らいただいた資料から考えますと、二十四年度より二十五年度において、買上げ工場における生産高が減少を見ておるように見えますが、その減少の事情についてひとつお伺いしたいのが第一点です。  それからこれは、この法律の提案された理由の中にもありまする二十五年度末における固定資産並びに作業資産の総額が、二十四年度末のそれよりも減少している場合に、それに相当する部分を一般会計の歳入に納付する、こういうことになつておるのでありますが、大体二十……

第10回国会 大蔵委員会 第11号(1951/02/08、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 社会党を代表して両法案に賛成の意見を表明するものであります。  まず厚生保険特別会計への一般会計からの繰入れにつきましては、これは本来社会保障制度といたしまして、もつと根本的に国庫の負担において、国民の厚生保険について考えるべき建前に進まなければならないと思うのであります。政府は二十六年度の予算において、別途社会保障制度の充実について、若干の前進を示しておるようでありますけれども、われわれとしては、もつと厚生保険の面におきましても、国庫の負担によるところの、この施設の充実ということについて考えていただきたいと思うのであります。特に今回直接的には結核病床の増設のための費用を、一……

第10回国会 大蔵委員会 第17号(1951/02/19、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 今深澤委員から質問になりました農地の差押えの問題、高橋長官はほとんどそういうことはレヤー・ケースのようにおつしやつたのですが、これは大阪国税局の管内ではかなり広範囲に行われておるのです。これは去年の夏国政調査に私兵庫県の龍野税務署へ参りましたときに龍野の税務署で相当広範囲に農地の差押えを行つておる。しかもその説明によると、これは女の子でも簡單にできる。税務署の中で、とにかくこれは書類の手続を登記所へとればできる問題だ、こういうことを、そのときの税務署長の名前は私は今ちよつと記憶にありませんけれども、はつきり言つておるのであります。そのことが農地に対する農民の生産意欲を、非常に……

第10回国会 大蔵委員会 第20号(1951/02/22、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 若干お聞きしておきたいと思うのであります。ただいま同僚松尾委員から要求いたしました社会保險に関する保險料を控除する場合に、大体どの程度の減收になるかということで、三十三億五百万円ということでありますが、この数字を出していただいただけではわれわれ不満なんです。この程度のものならほかの調査を十分にやることによつて、税收を確保できると思うのでありますが、この際大蔵当局といたしましては、今度は生命保險の二千円までの部分については課税しないことに相なつたのでありますから、社会保險の社会政策的な意義にかんがみまして、これらの保險掛金に対する課税についての考慮をしていただきたいと思いますが……

第10回国会 大蔵委員会 第22号(1951/02/24、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になつております八法案のうち、所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対しましでは反対の立場、並びに残りの五法案につきましては、あえて反対するものではないところのわが党の態度を表明いたしたいと思います。  われわれが今回出ました税制改正法案の中心的な三法案に反対いたします根本的な理由は、この税法によつて二十六年度の予算編成の歳入計画が立てられておるという点に関連いたしまして、目下予算委員会で審議をいたしております二十六年度の予算案に対しまして、わが党は全面的組みか……

第10回国会 大蔵委員会 第33号(1951/03/12、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま議題に相なりました国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、自由党、国民民主党、日本社会党の三党共同修正案を提出いたしましたので、その修正案の内容並びに修正案を提出いたしました理由を、簡單に御説明申し上げたいと思います。  まず修正案を申し上げます。   国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律(昭和二十五年法律第百四十二号)の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。  (1) 第二條の改正規定の次に次のように加える。    附則第五項第一号中「行政機関   職員定員法の一部を改正する法律   (昭和二十五……

第10回国会 大蔵委員会 第43号(1951/03/27、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は復興金融金庫の改正法律案に関連してちよつとお伺いしたい。政府は別途この国会に開発銀行法案を提出せられるやに聞いておりますが、私らは前々から復興金融金庫がその貸出し関係の回収の問題、その他諸般の事情から新規の貸出しをやめて整理するという段階に入りましてから、やはりこのせつかくの金庫を利用して新たなる構想のもとに、長期建設資金の調達機関としての機能を果させるべきであるということを、主張して参つたものでありますが、これはきわめて概括的なお答えしか得られないかとも思いますけれども、今度の開発銀行というものの構想は、まだわれわれ新聞で散見するだけで、具体的には存じておらないのでござ……

第10回国会 大蔵委員会 第45号(1951/03/29、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 資金運用部資金法案についてお伺いをいたしたいのでありますが、これはわれわれの聞くところでは、いわゆる預金部の資金運用に関するドツジ氏の覚書に基いて、政府関係の資金の一元化をねらつたものであると思うのでありますが、すでに銀行局長も御承知のように、この法案のうちで一番問題になつておる点は、郵政省所管の簡易保険積立金並びに郵便年金の資金運用及び預託の問題でございますが、大蔵省としては、従来たびたび国会でも、この問題はいわゆる郵政省設置法並びに簡易保険法の関係で規定されておる通りに、郵政省にこの運用を現在残しておるものが、従来相当の行きがかりがあつて、預金部に一時的に預託することにな……

第10回国会 大蔵委員会 第46号(1951/03/30、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本法案に対しましては、日本の自立経済達成の見地から、長期産業資金を確保するルートとして適切なものであるという立場において、以不数項目にわたる條件をつけて賛成をするものであります。  まず第一に申し上げたい條件といたしましては、最近いわゆる日米経済協力問題が提起せられておるのでありまして、この銀行の政府出資がさしあたり見返り資金から百億出されるという観点からいたしまして、いわゆる日米経済協力の申し子になつて行くのではないかという懸念なしとしないのでございます。この点に対しましては、委員会の質疑に対する大蔵大臣の答弁では、この程度の資金額をもつて……

第10回国会 大蔵委員会 第48号(1951/05/08、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま議題となりました信用金庫法法案及び信用金庫法施行法案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  最近、中小企業金融はとみにその重要性を増加しつつあり、信用協同協同組合は、中小企業者に対する金融機関として目ざましい活動を示しておるのでありますが、信用協同組合の根拠法である中小企業等協同組合法は、一般の事業協同組合と信用協同組合とをともに自由放任的色彩をもつて律しており、金融機関としての組織監督等に関し、ほとんど配慮せられていない現状にあるのであります。よつてこ際信用協用協同組合のほかに、同じく出資組織による信用金庫の制度を設けて、中小金融機関としての体系を確立し……

第10回国会 大蔵委員会 第53号(1951/05/22、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 税関の支署及び出張所の増設に関して承認を求めるの件について、一、二点伺いたいと思うのですが、これは直接今度の承認を求める件と関連がないわけでありますが、この中に日向市に細島税関支署を新設するということがございます。この細島税関支署は新設ですね。
【次の発言】 これを税関支署に昇格させることの、何か特別な理由がおありなのでしようか。
【次の発言】 私ここへ支署を設けるということ、現在出張所があるのを支署に昇格させろということについては、反対の立場から御質問しておるわけじやないのでありますが、ここに現在、いわゆる占領軍関係のもので、日本側が保管管理をしておるというふうな施設がござ……

第10回国会 大蔵委員会 第55号(1951/05/25、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 保険業法の一部を改正する法律案につきまして、一つだけお伺いしたいと思います。今度の保険業法の改正で、例の保証保険事業を新たに営むことができるようになりました。これは主として損害保険会社がこの事業をやることになるのだろうと思いますが、大体この種の保険事業を始めることによつて、大体どの程度の事業の量を予想せられておるか。一般から要望されておるという説明がついておりますが、今度の改正で追加いたしました場合には、この種保険事業はどの程度事業量において予想せられておるか。それからいわゆる保証保険事業という正式のものが、今度の業法の改正でできるわけでありますが、従来実質的にこの種の保険が……

第10回国会 大蔵委員会 第56号(1951/05/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 この法律に関連をしてちよつとお尋ねをしておきたいと思うのであります。今度の漁業権の消滅に伴う補償金、あるいは土地收用法の適用によつて、土地を取上げられた者が取得した代金に対する課税の軽減の趣旨には賛成するものでありますが、同様な趣旨からいたしまして、別途われわれの方で、本国会に決議案あるいは議員提出の法律案として出すまでには、時間的な余裕もないかと思うのでありますけれども、最近行われた行政整理等の関係で退職をした者、あるいは最近の各民間企業等においても、本人の意思による場合、あるいは意思によらざる場合とあるわけでありますが、退職者が退職にあたつて、当座の生活の資金として、長年……

第10回国会 大蔵委員会 第58号(1951/06/01、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 日本社会党を代表いたしまして、遺憾ながら反対を表明したいと思うのであります。と申しまするのは、本法律案は商法の一部改正に伴いまする金融関係法律の整理に関する事項で、ございまして、大体においてわれわれも商法改正に伴う事務的なものとして、認められる部分が大部分でありますけれども、ただこの金融機関に関する限り、従来株主の十分の一の要求がありました場同の閲覧請求等が、今回この改正法律案においては封じられることになるという点は、最近の金融機関の、特に銀行等の運営上におきまして、大蔵省の銀行局の嚴重なる検査にもかかわらず、とかくの問題が起つておる建前からいたしまするならば、さらにまた最近……

第10回国会 通商産業委員会 第36号(1951/05/29、24期、日本社会党)

○田中織之進君 本法律案は、先般私の所属しておる大蔵委員会で審議をいたしました緊要物資輸入基金特別会計法に基く法律でございまするので、実は大蔵委員会からは連合審査をお願いしたわけでありますが、大蔵委員会側からの質問者も非常に少いということでございまするので、通産委員会の理事の方が見えましたので、委員外の発言として私の疑問に思つておる点を御解明願つて大蔵委員会からの連合審査はとりやめることに大蔵委員会側としてはいたしたわけであります。以下あるいはこの委員会においてすでに質疑せられた点とダブる点が若干あるかもわかりませんが、その点は委員長から御注意を願いまするならば、省略をいたして若干の質問をいた……

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の方にもお話がありましたが、先ほど運営委員会が休憩直後、ここで石田君からもお話があつたので、私どもも、必要な場合には衆議院の運営の時間が十分とり得るということにもなりますし、賛成しておるのであります。ただこれは参議院の方の都合でありますけれども、参議院側と衆議院側と連絡をとつていただいて、できるだけ定刻一時に開会していただくように、この点念を押しておきたいと思います。
【次の発言】 小会派はまとまれば発言を認めるということを言われているわけですから、小会派の方でその時間内で二名ないし三名やるように、こんなことはたびたびあるわけじやないのだから、特別の例外として許したらいかが……

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/18、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 これはむしろ官房長官がおいでになつたときに聞いた方が適当じやないかと思いますが、一応私の意見を申し上げておきたいと思います。国会法三十九条によつて、議員が一般職に就任することは前例にあることですが、講和全権委員の公務員としての資格の問題について、国家公務員法並びに人事院規則の関係から、人事院の見解では一般職だということになつております。そこで国会法三十九条によることになつて来たわけですが、一般職ということになると、次官以下ということになるわけです。これは国会議員というものは、憲法上認められておる国権の最高機関という考え方から見ていかがなものであろうか。一般職の委員等に就任する……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/08、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 十二日の演説は、今のところ総理だけですか。大蔵大臣のは、予算が出なければやらないのですか。
【次の発言】 これは、何かぼくらにしるしをくれるのですか。
【次の発言】 くすの四十本くらいなら、すぐできますよ。
【次の発言】 常任委員は変更ございませんか。ちよつと変更していただかなければならぬのが二ところあります。それ以外は従来通りで、もし必要があれば人をかえていただいてけつこうでございますが、今のところお願いいたしたいのは、自由党で一人余分に割当つておりますので、一人減らしていただきたい。どこの委員でもよろしゆうございます。それから共産党で、どこの委員会でもよろしゆうございます……

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/18、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 六十分をお二人でやるのですね。
【次の発言】 米の問題は、政府の方で正式に発言をされておらないということですが、先般鈴木正文君の質疑に対する根本国務大臣の答弁の中に、はつきりそれは出ておる。そういう意味で、この国会を通じて政府の方針は明らかにされておるので、この点について触れるという民主党の意見には賛成です。
【次の発言】 民主党が二名にされてその問題を取上げるということに対しては、私の方では了承いたします。
【次の発言】 私の方は二十三日に大会があり、その前日には中央委員会があるわけです。ですから二十二日に質疑をやるということはけつこうです。それから質問時間は、これは私の方……

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/26、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方は日本社会党第二十三控室というようにしていただきます。
【次の発言】 今土井君から申し上げました通り、特別に院内交渉団体として、従来の発言單位の関係もありますが、新たにそういう意味で認めていただければ非常に幸いだと思います。第一段としては私どもその点を希望いたすわけでございます。しかしそれもきようの本会議を間近に控えておることでむずかしいといたしますれば、社会党として割当てられておる三十分の中から、相互で話合いました十分をこちらの方の討論者に讓つていただくようにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 そうです。

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/30、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 両方で話合おうじやないか。
【次の発言】 いいです。
【次の発言】 問題は、今土井君が請求したように、三名が片方の委員会に片寄つている、あるいは三名のうち二名が片方に片寄つておる、あるいは二名のところ全部が片寄つておるというところがありますので、それはここで御了承を得ておけば、両方で話合いによりましてさしかえをしたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第13号(1951/11/08、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 二十名單位で、小会派から二人出すということですね。二十名單位を尊重するということでやつて来ておるから……。
【次の発言】 これはいろいろいきさつがあつたが、現実的か解決方法としては、小会派の方も一緒になつて、二十名あれば一つの発言單位と認めるという、歴史的なルールによつてできておる問題です。ですから、ここで小会派の方は、われわれの方と第三倶楽部の間にも当然話をつけてありますので、全部合せると五十名にもなるわけです。それだから二十名の発言單位としても二人は出せる。その意味ですから……。
【次の発言】 二十名の発言單位というものは、何も衆議院規則にあるわけでも何でもない。従来の慣……

第12回国会 議院運営委員会 第18号(1951/11/22、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私も椎熊君と同じ理由なんですが、先ほど石田博英君のお話を伺つておつても、自由党としても賛成されるについては、自由党の重要な政策が今日十分行われておらないということについて与党の方としても政府を叱咤激励するという意味合いで賛成されておる意味を石田博英君が述べられたのですから、その意味から、むしろ削除されること自体が賛成されることと論旨が合わなくなる。だからこれはこのままにしておいたらいかがですか。
【次の発言】 栗山君がどうこうということはぼくら何も言いたくないから、これはやはり野党でやらしてもらいたいですね。
【次の発言】 これは野党代表ということでなくて、こういうきわめて重……

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/27、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方も参議院修正に同意いたします。
【次の発言】 これは簡單ですし、厚生大臣だけでいいわけですから……。
【次の発言】 本人が厚生委員会の調査で、ちよつと院外に出ていた間に急にきまつたものでございますから……。その点はよく本人にも注意いたします。

第12回国会 議院運営委員会 第21号(1951/11/28、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方は、参議院の内閣委員会の進め方によつては一日でもよいのではないかという当初の考えだつたのですが、それが参議院の方で二日にきまつたのですから、二日の延長ということはやむを得ないと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/29、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方の青野君から、立川横田基地における飛行機事故に関する緊急質問というのが出ておりますが、本年五月に福岡にも飛行機が落ちまして、十一名死者が出た問題があります。この補償の問題も未解決になつておると思いますので、福岡県選出の議員の立場においても、最近の立川基地の問題とあわやて政府の方針を聞きたい。これは対司令部関係の問題があるわけなんですが、政府の方で司令部との折衝をやつていただく上においても、国会で取上げる必要があるのではないかという点で、出しておるわけなのであります。共産党の風早君の質問も同様趣旨の問題だと思いますが、共産党の方は私の方に讓つていただくように話を進めており……

第12回国会 水産委員会 第21号(1951/12/05、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 川島君から結論的な御質問もあつたので、一、二私の納得のできない点を伺つておきたいと思います。川島君の御質問の第一点の、従来から底びき船が入ることに対して何らかの調整をしなければならぬということを考えておられたにもかかわらず、十分その間の話合いができないままに今回の暫定措置要綱を告示したということについて、われわれ水産庁の真意を遺憾ながら捕捉しかねるのであります。その点について山本さんの御答弁ではまだ納得が行きませんが、一応その問題は、その処置が出た現実の上にに立つて伺つてみたいと思うのであります。われわれの手元に、越佐海峡におけるこの問題について十一月三十日付の補償協定に関す……

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方も先例の通りでいいと思いますけれども、何か年内に法案の実質的の審議に入るというような見通しがあれば、参議院の方の意見も、一応考えてみなければならぬのじやないかと思うのですが……。
【次の発言】 実質審議は休会明けなんですね。そうなれば先例通りでいいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/12、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 この問題は、これは公務員の給与についても法律に入つておることは私ども承知しておりますが、この点は、たとえばベース・アップ等の問題のときにやはり縛られることになるので、私どもとしてはこの問題についてはただちに賛成するわけには行かないのです。
【次の発言】 これはただ国会議員の秘書の場合だけでなく、一般国会職員にも関連した法律なんでしよう。
【次の発言】 それは現行より悪くするという意味ではないでしようが、将来ベース・アップの必要があるとき、予算の額で縛るということになる。予算的な措置がなければ、人事院の韓国がなされてもやらないというのが最近の通例になつておりますから、こういう規……

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/13、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方も、賛否の態度を申し上げる前に、官房長官を呼ぶことを希望いたします。
【次の発言】 もちろん国会職員を特別職にするということには、前回私の方は賛成しておりまして、その趣旨には賛成でありますけれども、附則の第二項を設けるということは、これは単なる特別職のみならず一般職を通じて、最近予算準則で厳重な規定を設けることになつていることは、実質的にまだ生活給を確保できておらない特別職、一般職を問わない公務員について、予算のゆとりがある場合に実質的にそれを補つて行くという道を封ずることに相なりますので、一般職、特別職の区別なく、この原則に対しては私らは反対の立場をとつて来ておるので……

第13回国会 議院運営委員会 第7号(1952/01/22、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 職員の給與で、三千七百万円ばかり前年度より増加しておりますが、ベースにするとどのくらいの増額になるわけですか。これは現在のベースで、去年のベースを基準とした予算総額よりこれだけふえるというわけですか。
【次の発言】 二十六年度の最終のベースで二十七年度の給與の予算を組んでおるというわけですか。本年度における物価の上昇とか、人事院が近く再勧告する新しいベース・アップの分とかは織り込まれていないわけですね
【次の発言】 台数をふやしてもらうようなことについては、庶務小委員会では議論にならなかつたのですか。
【次の発言】 実は、この間は農協党と労農しか出ておりませんので、社民その他第……

第13回国会 議院運営委員会 第11号(1952/02/01、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 倉石君の意見と中川君の意見とは、ちよつと食い違つておるように思いますが、問題は本委員会としては、この決議案が各党共同提案で一日も早く本会議に上程できるように努力しなければならぬことだと思います。その意味で、各党の意見を調整するためにも、この議運自身が積極的に努力をするということでなければ、厚生委員会の議がまとまるまで待つというわけに参らぬと私は思います。小委員会で一つの具体的なものがまとまりますれば、議員提出の法律案として出すごとにすればよい。とりあえず現在予算に盛られておるのでありますから、政府をしてわれわれはこれについてさらに積極的な政策を行わしめるよう、予算審議の過程にお……

第13回国会 議院運営委員会 第13号(1952/02/12、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 警察予備隊が軍隊的性格を持つておるという見解については、私の方も同一の見解をとつております。これの廃止ということについては私の方は賛成なんです。
【次の発言】 その意味で、この決議案を本会議に上程することに賛成いたします。
【次の発言】 私の方からも……。

第13回国会 議院運営委員会 第15号(1952/02/21、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 数字の根拠を示せという問題ですが、これは各委員会共通の問題として処理される意味で、ここに出されて来ておるのですか。
【次の発言】 ちよつと私その点理解できないのですが、これはほかにも、たとえば全体で七人なら七人の委員を出す場合、所属議員数で割振りをきめるということに従来からなつておるという意味合いで、当初四、一、一、一で行く予定のものが、共産党の方が減つて来ておるということであれば、これは全体の委員会に通ずる問題じやないかというように私は理解しておるわけです。弾劾裁判所の裁判員に関する問題は、その補充の場合の順序というものが何か特別な取扱いになつておらなければ、事務総長の今の御……

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/26、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 社会党二十三控室は田中織之進。
【次の発言】 小会派の方は、小会派は原則として一名ということで、実は一名の場合の討論順位まで各派で話し合つてきめておるようなわけでございます。この前の施政演説のときには二名を認めていただいたのでありますが、普通の場合は今、おつしやつておられるように、またわれわれの方も各派で話し合つて、小会派として一名討論に出るという話合いもできておつたのであります。しかし特に予算という重要な問題について、本日のこのはからいをしていただいたことに対して感謝をいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/28、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 念のために伺いますが、政府からのこの問題についての発言通告は、きようですか。
【次の発言】 それからもう一点。これも念のために伺うのですが、この行政協定は、われわれの見解では、憲法第七十三條によつて国会の議決を求むべきものだという観点を持つておるわけなんです。その意味で、これは単なる報告なんですか、この点については、政府の方から国会に通告されるについて、何か特別な説明でもされるということであつたのか、どうですか。

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/18、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 小委員会で相談されるのもけつこうだと思うのですが、この第一項の問題は、法務府には資料があると思うのです。岡田君の要求される満足な答弁が得られるか得られないかは別問題として、これはやはりまわしてもらつた方がよいのではないかと思うのです。

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/28、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 この問題は、今事務総長のお話になつたように、労働委員会で三案についての結論を得て、きよう上程する予定になつておるということは、労働委員会からの連絡ですね。

第13回国会 議院運営委員会 第35号(1952/04/15、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 私の方は賛成いたします。
【次の発言】 ちよつと議論を聞いておると、少し逸脱しておるように考えるのです。私らの方も、この法案については撤回を要求するという建前から、この趣旨には、私の党派としては賛成しておるのですが、この決議案を出すことが憲法違反であるということを、われわれ立防府の議員が言うことはおかしいと思う。この決議案の文面その他には、考えなければならぬ問題が残つておることは認めますけれども、政府が提案しようとするのを、もし国会の方で意思がまとまれば、その提案をよさせることを要求することも、立法府としては自然できることだと思う。また共産党のかから出されたことの決議案そのまま……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/17、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 あすの労闘の第二次ストというものは、非常に大規模のもののように伝えられております。その意味で、これが実際に行われることになりますと、各方面に非常に大きな影響を及ぼすのじやないかと思いますので、このストに対する政府の対策その他について、本日幸い本会議も開かれることでありますから、緊急質問の形において、これを取上げることをお認め願いたい。

第13回国会 議院運営委員会 第37号(1952/04/19、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 この問題は、新聞紙にも報道されて非常に大きな問題になつており、政治的立場のいかんを問わず、取上げなければならぬ重要な問題だと思います。私ども人権問題を取扱つておる立場から言つて、同様な事件が全国にもなきにしもあらずでありますから、この際本会議においてこの問題を明らかにすることに賛成したいと思います。
【次の発言】 一昨日の本会議におきまして、わが党の赤松勇君が、破防法案の提案説明に対しまする質問を行つたのであります。この質問が終つて、岩本副議長も、木村法務総裁から当然答弁があるものだという前提のもとでありましよう、法務総裁を呼び出されて、総裁は演壇の中央近くまで進んで参つたので……

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/24、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 小林君が主張するのは、私は無理はないと思うのです。それで本日の場合は、まだ社会党の熊本君が討論中に、この重要な法案、ことに野党がこぞつて反対をする法案に対しての採決で、定足数が足らぬということはわれわれとして承服できないからということで、與党にはあらかじめ再三にわたつて注意を喚起したのであります。本来ならば、委員長が言われるように、議運では記名投票ということはきめてなかつたということでありますが、それはその通りであります。しかしこれは当然の順序として、かりに起立採決でやつても、われわれは定足数が足りないからということで起立採決に異議を申し立てることができるし、われわれはちやんと……

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 きようの午前中の両院運営委員会理事会の様子は、われわれ実は報告を受けていないのですが、あとその他十四、五件というのは、大体どういう明細になつておるのですか。
【次の発言】 特に労働三法を改正するかどうかという問題については、土井君からの質問に対する官房長官の答弁で大体はつきりしたように思うのでありますが、今審議中の破防法案に対しても、依然として労働組合側を中心として撤回が要求せられておる段階で、労働不安は依然として解消されていないと思うのです。その意味から見て、来月の五日から十日ごろまでに出すということであれば、これは間に合わないというふうにわれわれの方としては見ておるわけでし……

第13回国会 議院運営委員会 第42号(1952/04/30、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 私の方は、この前議連で、憲法五周年記念と平和條約発効の式典があることについては、われわれ賛成しております。しかしこの式辞につきましては、多くを申しませんが、去る二十八日の條約発効に関する決議案のときにも議論があつたように、われわれその内容において賛成するわけには行かなかつたのであります。その意味において、衆議院を代表するということになると、特に二段目の点につきましては、われわれ見解を異にしておりますので、この式辞で、われわれをも代表した意味の式辞とされることについては、私の方では賛成することができないのであります。
【次の発言】 もちろん衆議院を代表した意味において議長が式辞を……

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/08、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 国会法第百十六條の関係だけから見ますと、一旦速記録に載つたものの削除ということについては、やはり法理上疑義があると思います。議長が発言を取消させると、衆議院規則第二百六條によつて認められた権限に基いて取消しの処置をとる。法律の表面的な解釈から言えば、そういう順序をとらなければいけないと思う。それを副議長の方では、その手続を本来ならとるべきだが云々という御説明があつたわけなんですが、先ほど事務総長から、取消しを命じたら、それで速記録からその部分がなくなるのだという御説明、これは百十六條の後段の関係から見ますと、取消しを命じただけでは、それに従わなければ、別の問題が起つて来まして、……

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/10、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中織之進君 この法律案は、予算関係等の問題も含んでおりますけれども、参議院では全会一致で修正されて来た問題ですから、すみやかにこれを本院でも処理していただきたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/24、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 この決議案の趣旨については、実は同様なことをわれわれも計画しております。しかし、きよう初めて出ておる関係でありますから、できれば一緒にやりたいと思いますので、しばらくお待ちを願いたいと思います。
【次の発言】 その問題は、與党、野党ということを問わないで、要するに、われわれが本来の義務を忠実に実行するということのために取上げられたことなんです。その意味から見れば、委員長のこういう提案がなされたということ自体、一つの意味があると思うのです。そこで、結論は石田一松君と同じになるわけでありますが、後段の点を励行することによつて、私は十分目的を達すると思います。三分の二以上欠席してお……

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/27、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方も、参議院の修正に同意いたします。
【次の発言】 私の方も同意いたしかねます。
【次の発言】 討論の順序は、反対の稻葉君が一位ですか。

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/29、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 これは小会派代表というような形でやつていただくようにまとめます。

第13回国会 議院運営委員会 第54号(1952/06/03、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 委員会まわしになりました私の方の勝間田君の緊急質問は、富士山ろくに関する問題なんです。この問題は、国会全体としても実情を調査し、アメリカの企図しておることが、伝えられるようなことだとすれば、これはわれわれの立場からも阻止しなければならぬ問題だと思う。従つてこの十三の問題も、委員会まわしに賛成ですが、この問題はただまわすというだけでなく、委員会で十分取上げることを強く希望して、そういうことにやつてもらいたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/05、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 会期延長問題に対する私どもの立場といたしましては、国会の審議のためには十分の時間をかけて、審議の万全を期さなければならぬことはもとより当然でありますが、現在参議院に累積されておる重要法案の提出の時期、また衆議院における審議状況等を見まして、提出も非常に遅れており、本院の審議については、これは絶対多数を持つておる與党の力で通したわけでありましてわれわれとしてはもつと審議をしなければならぬと考えておるのを、多数で参議院に送り込まれたという関係から見まして、この法案が会期の切れるごとによつて審議未了になる責任は、一に政府側にある、われわれはかように見ておるのであります。ことにわれわ……

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/10、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 これは次会まで留保してください。   (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 これはこの次まで留保してください。
【次の発言】 私の方の坂本君の問題は、今問題になつている義務教育費国庫負担法の問題、その他教育政策に関連する重要法案の取扱いの問題がとかくの問題になつておるので、そういう点から、これを推進したいという意味でございますから、できればきようお許し願いたいと思います。
【次の発言】 私の方は経済安定に出ておりませんので、この賛否の態度は本会議場で申し上げます。
【次の発言】 委員長のとりはからいに私は賛成です。六十日間でも私はまだ長いと思います。これはやはり国民の負……

第13回国会 議院運営委員会 第59号(1952/06/12、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 これはまだ与党の方の態度はきまりませんか。
【次の発言】 参議院の修正が回付されてから大分になりますので、態度未決定の会派は至急態度を決定していただいて、両院協議会にかけるなり何なり、すみやかに方針を決定していただきたいと思います。
【次の発言】 態度は別として、きよう取扱うことには賛成いたします。
【次の発言】 これはできるだけ参議院の修正が成立するように、各党の態度がきまれば、きよう上程していただきたいと思います。
【次の発言】 私の方は同意します。
【次の発言】 これは自由党の方は賛成を得られないのですか。
【次の発言】 土井君と大体岡趣旨でありますが、この決議案の内容……

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/18、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方からは、勝間田君が賛成討論をやります。
【次の発言】 われわれも提案者になつておるのですが、戰犯者の釈放等に関して釜谷さんがやられた提案の趣旨の中にも、われわれとしては言つてもらいたくないこともあつた。そういうこともあるから、やはり賛成討論をして、それぞれの党派の立場を明らかにしたいということです。私の方の希望は、各党との振合いの関係もありますから……。
【次の発言】 発案者といつてはおかしいのですが、これは松岡氏にぜひ花を持たしてもらいたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/18、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 実は土井君から、この決議案の趣旨、弁明を社会党の松岡氏にという要望があつたときに、野党連合で、この決議案は各党の賛成で出したいという最初の発言をなざれたのは、松岡氏であるということを私も承知しております。ぜひとも松岡氏にこの決議案の趣旨弁明をやらしていただきたいということを私からも案は申し上げて、自由党の福永君からそれに続いて、本来ならば労働委員長を出したいところだけれども、事前の話合いはよく存じませんが、そういう発言があつて、松岡氏にきまつたように承知しております。国際労働條約の批准が遅れておることに対して、政府に熱意のないことは、確かにこの決議案が提出されなければならない……

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/06/19、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 これは、私の方も青野武一君がやります。
【次の発言】 われわれも、これは分割してやつてもらいたいと思います。
【次の発言】 航空機のはまだ委員会でやつておるのですから、きようは無理じやないですか。
【次の発言】 十一の方は、私の方は討論はやりません。
【次の発言】 農地法の方は話がまとまつておりますから、これを私の方がやつて、十一の航空法案は労農党にやつてもらうことに話がついております。
【次の発言】 話がついておるはずです。
【次の発言】 私ども会期の再々延長には反対でございます。ことに請願の問題については、従来からその取扱い方が、最終日に一瀉千里の形でやるということは、国……

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/06/20、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 論拠は大体椎熊君、土井君、竹村君と大同小異でありますが、この段階において、会期延長の問題を、両院の関係において何らかの解決をしなければならぬ段階に来ておることは、私はよくわかります。しかし参議院の方としては、現在会期延長の問題について、せつかく参議院としての意見をとりまとめるために努力中の段階であると思いますから、私は、もう少し参議院側の会期延長に対する方針が固まるまで、衆議院としては待つべきじやないかと思います。その点については、与党の諸君として、会期延長の問題について真劍な立場に現在置かれておることは、私はよくわかります。よくわかりますが、何がゆえに参議院の議がいまだにま……

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私、結論から申し上げると、きようは延期すべきだと思います。その理由としては、風早君については、日程に上つておることを議長も了承の上で、六日間の請暇をお許しになつておる。本人がいつもいないということならば、懲罰の決定はできないじやないかという議論は、確かにそうだと思います。しかし問題は、われわれはこの懲罰事犯そのものに反対の立場なんです。議会における議員の発言に関連した懲罰事犯であつて、しかも懲罰委員会における決定は、比較的軽いとする公開議場における陳謝文の朗読なんです。その程度の問題なら、速記録から削除するとか、取消しを命ずるとかいうような処置もすでに議長においてとられておる……

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 できれば、官房長官に本委員会に出席願いたい。
【次の発言】 椎熊君がおつしやる通り、われわれ野党としては、椎熊君と同じ立場です。しかしいわゆる政府の重要法案の成立を期するために、衆議院で会期延長を含む問題について考慮をしてもらいたいという申出に基いて、議長の本委員会に対するただいまの御発言になり、あるいは常任委員長会議の開催が行われたのでありますから、われわれとしては直接保利官房長官の出席を願つて、これらの重要法案に対する政府の見解も伺いたいと思いますので、できるならば官房長官の出席を要求します。
【次の発言】 ちよつと要求したことについて……。

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/06/30、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 その期日を延ばすという関係の役所は、どことどこですか。
【次の発言】 これは別に採決等をやることではないから、私はやはり各派の代表を入れるように御配慮願いたいと思います。今の委員の割振りでは、われわれはそれに賛成しかねる。
【次の発言】 この行政監察委員会の委員長報告は、なるほど報告に対して議決等を行うものではないのであります。しかしながら、国会における委員長の報告なり、あるいは国務大臣の発言等に対して疑問の点があれば、質疑をすることは議員に認められた一つの権利です。従つてわれわれはこの報告に対して質疑があるということであれば、これを認めるのが当然だと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/28、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方も、二十五までは態度を決定して来ております。従つて本日上程せられんことを望みます。
【次の発言】 それは両院協議会との兼ね合いでやつておるとしか思えぬ。そういうやり方は反対だ。
【次の発言】 ちよつと議案についてお伺いしたいのですが、すでに自然休会に入る前の文部委員会で、否決と決定をしておる教育委員会法の一部を改正する法律案等が、まだ本日の予定にも上つておらないのはどういうわけですか。この前ドツグ・レースの問題の場合もありますが、委員会で上つてから本会議の日程に上すことが、まま非常に長期にわたつて遅れることは、これは前例上よくないことだと思うのですが、どういう取扱いでそ……

第13回国会 議院運営委員会 第75号(1952/07/29、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の方は、二十三、二十四は修正案に賛成、二十六も修正案に賛成、三十、三十一も修正案に賛成、三十二、三十三、三十四、三十五、三十六、三十七、これは修正案に反対です。
【次の発言】 先ほど、正式にこの会議を開会される前に、両院協議会にかかつておる法案に対する与党の態度がきまつたように承つておるのですが、明日は本会議を定刻から開かれるように願いたい。最終日でもありますし、延長に延長を重ねた国会でありますから、早期に終了できるように、与党の方でも、両院協議会で結論を得るなり、また与党として態度のきまつていない法案については、はつきり開会前に態度を決定してもらいたい。

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/30、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 この問題については、椎熊君の意見は私はもつともだと思います。たまたま改進党から推薦される和田君は私らの同郷の関係もありますが、問題はそういう同郷の関係などということではなくて、最近この種委員の選任について、各党派の代表という意味合いを含めた人選が行われない傾向がありますから、特にこの種の、前にある会派から推薦をされたというようないきさつのある人選にあたつては、政府においてそういう過去の前例等を十分考慮するように、委員長から特に申入れをしていただきたいと思います。
【次の発言】 この公安審査委員の人選等の事情について、また公安審査委員会に関する法令等の関係について、法務総裁にひ……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 法務総裁に二、三点伺いたいのであります。その一つは、破防法はこの二十一日から施行せられたのでありますが、破防法の施行に際しましては、公安審査委員会が成立しておることが実施上の條件だとわれわれ考えるのであります。公安審査委員会は、委員の任命について国会の同意がない限り正式に成立しないにもかかわらず、国会の承認を得るということの手続等を考慮せられずに、破防法の実施をしたということは、法律施行の立場にある法務総裁として重大な責任問題だと思うのであります。さらに、破防法の実施に関して法務総裁から最高検、各地検に対する指示等もすでに出されておることが新聞紙を通して知られるのでありますが……

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/08/25、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 前国会の末期に、この間成立しました公職選挙法等の改正に基き、従来の全国選挙管理委員会にかわるものが自治庁の中にできたわけでありますが、これの人選の問題を本国会に持ち越されておるわけであります。この問題は、はつきり私記憶しませんけれども、自治庁が発足しており、かたがたそういうことで、全国選挙管理委員会をはつきり切りかえる必要がある。別にこの機会に改正法律案を出さなくても、その部分については変更がないように私らも聞いております。そこでこの委員だけは早く成立させた方がいいのではないかと思います。その点、私らの方では大体党から推薦できる人選を申出ておりますので、至急この人選を最近にき……

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 第一條の関係ですが、連合国最高司令官から借りておる空中写真ということになつておるのですが、これは複製できれば、原本は向うに返してよいのではないか、そういう手続はどうなつておりましようか。連合国最高司令官という、占領中の軍当局から借りたものを講和條約発効以後も、国内法にいつまでもそういう占領時代の形が残るようなことは適当ではないと思いますが、現在司令部から借りた写真による複製がどの程度まで進んでおつて、それはいつごろ返せるのか、その点を承つておきたい。
【次の発言】 そうすると現在政令でありますけれども、第一條はちよつとぼくらに理解ができないのです。最高司令官から日本政府に貸与……

第13回国会 建設委員会 第7号(1952/02/19、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 日本社会党第二十三控室といたしましては、本案に対し反対の意思を表明いたします。  と申しますのは、これは御承知のように占領中の法令でございまして、占領中の法令がそのまま講和後も国内法として存続するということについては、われわれ納得することができないのであります。この点については先般の委員会においても建設省関係の政府委員にただしました通り、たとい日本政府が占領中に連合軍最高司令官から貸與を受けたものといたしましても、講和後になりますればその貸與を受けたものを日本の自主的な管理にまかすように、これは当然今日までに何らかの交渉もされておらなければならない。講和條約のいろいろの規定を……

第13回国会 建設委員会 第24号(1952/04/25、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私の質問の第一点は、岡野国務大臣及び建設大臣に対するこの法案提出の経緯についての問題でありますけれども、まだ大臣がお見えになつておらないようでありますから、その問題をあとまわしといたしまして、事務当局の方に若干の質問をいたしたいと思います。  まずお伺いいたしたいのは、ただいま池田君が最後に申し述べられたことでございますけれども、本法律の施行に伴い新たにこの法律の適用によつて駐留軍の用に供せられると見られる土地、建物等の範囲がどの程度に及ぶかということについて明確にしていただきたいと思うのであります。と申しますのは、大体この法案が提出せられる経緯にも関係することでありますけれ……

第13回国会 建設委員会 第25号(1952/04/26、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 私は日本社会党第二十三控室を代表して、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法案に対し、反対の意思を表明するものであります。  元来この法案の提出自体が、われわれ憲法違反の疑いがあるという見解を持つております。と申しますのは、憲法第七十三條の規定によりまして、安保條約に基く行政協定は当然国会の議決を経なければならないものであるにもかかわらず、今回行政協定が実施の段階に入ろうとしておるにもかかわらず、この基本である行政協定が国会の審議に上つておらない。従いましてこの行政協定に基きまして提案せられた本特別措置法案の……

第13回国会 建設委員会 第28号(1952/05/07、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 議事進行について……。内海さんの現地を調査された報告、非常に御苦労さんであつたと思います。この報告につきまして、私議院運営委員会に出ておるのですが、先般衆議院を代表して、慰問と調査のために派遣せられた方々があるわけであります。その意味で、ただいまの内海さんの御報告は、衆議院を代表して調査に参られた意味合いにおける御報告でありますか、それとも建設委員としての独自の立場における調査の御報告であるかということを確かめたいことが一点でございます。  それから各関係の委員会から、実は調査に参らなければならぬ申出もありましたけれども、議院運営委員会におきましては、各委員会からの個々ばらば……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/02/23、24期、日本社会党(第二十三控室))

○田中(織)委員 先ほどからの主として大蔵大臣との質疑応答を伺つておりますと、どうも行政協定の内容を政府が予算を組むにあたつて、また現在までに結論に到達している部分を政府側はもちろん十分御承知のことだと思うのでありますが、それを国会を通じて国民に知らされておらないというところにどうも質問に対するお答えがぴんと来ない点が出て来ていると思うのであります。ことに先ほどからの大蔵大臣の防衛費関係の御説明を承つておりますと、二十七年度の予算編成当初に大蔵省が考えたように、一種の予備費的な性格を現在の段階においても持つている。そういう意味で大蔵省は二千数百億というものを予備費として計上しようということを計……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/25、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私の方は郵政をもらいます。

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/11/04、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 わが党としても、前段の国会の役員が改選される機会に事務総長の改選を行うということについては賛成であります。具体的な問題につきましては、私の方としては、大池さんが従来新憲法のもとにやつて来られた事務総長としての才腕のすぐれておる点は、われわれ認めるにやぶさかではありません。しかし前国会の経験から考えますと、国会の構成も違つておつた関係とはいえ、われわれ野党の立場に立つものとしては、特にわが党としては、事務総長の、総長としての仕事ぶりの点については、多少遺憾の意を表さざるを得ない面もあるわけであります。しかしながら問題は、再選を実際的な形において決定するということになりますと、こ……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/07、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私の方は、さつき申し入れておいたはずですが、庶務小委員には安平君、国会法改正の小委員は私がやります。
【次の発言】 そこで、議運も二十一日まで開かれないことにきまつたわけですが、この際委員長に二つばかり伺つておきたい。それは、本日の本会議で常任委員の選任並びに常任委員長の選挙が行われるわけですが、すでに提出議案等も出ておりますから、本日の本会議のあとなり、明日の開会式のあとなりでもけつこうですが、自然休会に入る前に、理事の選挙等、委員会の構成は完了せられる予定だと思うのです。その点、そういうように理解していいかどうか。  また、案件を持つておる委員会で、急を要するものについて……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/21、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 これは政府がきめることでございますけれども、一番初め官房長官が出られたときにも、経済審議庁長官の経済演説は一応予定されておつたようにわれわれ記憶しております。それに対して野党の方から、当然独立下でもあるのだから、外交演説というものが復活されなければならぬということで、四人の演説があるようにわれわれは了承しておつたのですが、その後政府の方で変更されたわけですね。
【次の発言】 日にちの問題ですけれども、施政方針演説は衆議院の方が先にやることになつている。二十五日は、衆議院の参質疑がかりに定刻の場合でも、参議院の方は午前が定刻ですから、質問演説は参議院の方が先に開始することになる……

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/26、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 問題は、この要求額の取扱いだと思うのです。これを含んだ予算に対する賛否の態度は、やはり別に正式に決定されるわけですね。予算案に対する態度は別ですから、ここでは各省が要求するのと同じ形になるわけですね。この要求額を結局承認するという形のもので、予算案全体に対する賛否の問題とは別個になるわけですぬ。
【次の発言】 平たい言葉で言えば、聞きおく程度のことじやないかと思うのです。そこで、そのことが明確になれば、今政府が提出しておるベース・アツプを基準として特別職の率を割出したという事情はわかりますけれども、その点が、人事院勧告と、政府が予算に盛つておるものとは違つて来ているわけです。……

第15回国会 議院運営委員会 第7号(1952/11/27、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 これは議長さんに対してお伺いすることですが、事務総長の方からお答えになつてもけつこうです。きようなど見ましてもそうですが、最近院内の警備に、警察官が多数動員されております。きようあたりは、何か特別の情報か何かに基いてあれだけ多数の―これは常時より多いように思いますが、トラツクなどが五、六台並んでおる。おそらく議員諸君の車の出入にもじやまになるような状態が、最近非常に見受けられる。国会というものはやはり国民代表の府ですから、何か警察力で院内の秩序を守らなければならぬというような感じを与えること自体がおもしろくないことではないか、これはやはり私は広い意味における国会の権威上、われ……

第15回国会 議院運営委員会 第8号(1952/11/28、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 同様趣旨で、この問題は、本日の本会議の第一議案として先議せられんことを希望いたします。

第15回国会 議院運営委員会 第9号(1952/11/29、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 本日は、昨日の話のように、質問演説は全部終る予定でありますから、定刻から開会することに協力をしたいのでありますけれども、その前に、場合によれば本日も問題があると思うのです。二十七日、加藤勘十君の再々質問の通告が出されておるにかかわらず、通産大臣のああいう発言問題から、議場が若干混乱しておつた関係も私はあると思うのですけれども、岩本副議長は、再々質問を加藤勘十君が要求しておるのに、これを無視して久野君の動議を取上げられたことは、従来は間々あつたことでありますけれども、これは十分話合いがつけば、ある意味から見ればああいうぶざまな散会の仕方をしなくても済むのではないかと思うのです。……

第15回国会 議院運営委員会 第10号(1952/12/06、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私どもの方の党の、この委員会の設置に対する条件については、安平君が述べられましたが、先ほど土井君から言われた点、――特に行政監察委員会は一定の予算と事務局を持つておる特別の委員会であります。委員会としての活動をする上から見て、そういう行き方をしなければならぬという点は、わが党も認めるのでありますが、事務局は委員長の指揮、命令のもとに動くものでありますから、従つて各党から出ておる委員に対するいろいろな調査資料の提供、その他の点については、必ずしも従来完璧でなかつたのであります。これは委員会の構成の上から来たことと思うのでありますけれども、この委員会の構成もかわつて参りましたから……

第15回国会 議院運営委員会 第11号(1952/12/09、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私の方も決議案の提案者に入つておるわけでありますが、法務委員会を中心として各派の協議がまとめられたようであります。討論者の問題などは、主管の法務委員会の方でどういう話合いになつておるか、その間の事情を詳しく聞いておきたい。
【次の発言】 きよう上程することにきまつたのですから、私の方もその点異議ないわけでありますが、趣旨弁明を自由党がやられ、賛成討論は各派で一本にするということの話合いがあつたのかどうか、あるとすれば話合いに基いてやるし、そこまでの話合いがなければ、やる、やらぬは相談してみなければわかりませんけれども、賛成討論の方は、私どもは、ここでは保留しておきたいと思う。……

第15回国会 議院運営委員会 第12号(1952/12/11、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 委員長と事務総長に一任します。

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/17、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 その点には異議ありませんが、この別表の調整の問題は、先ほどから協議が行われており、これを上程するかどうかということが問題になつておつたわけであります。この問題は、当該運輸委員会で、今、椎熊さんが言われた明日の本会議上程を目途として調整をはかつておるということですから、やはり委員会でその意見の調整をやつていただきたい。先ほど委員長室に両当局の係官等が見えておりましたが、そういう形は、国会の審議のル―ルにも適合しないと思いますので、運輸委員会を中心にして、当該運輸委員会においてその問題を処理するということにはつきりしていたたき、そういう取扱いをすることにわが党は賛成いたします。

第15回国会 議院運営委員会 第16号(1952/12/18、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 この際ちよつと議長にお伺いしたい問題があります。それは、有田人事委員長が、いわゆる有田書簡なるものを出して、大分われわれ選挙区からもそのことについて、問合せだけでなくて、上京して来るというような関係で、非常に各党とも迷惑を受けておると思いますが、この問題について、議長の方で、人事委員長が地域給に関する書面を各関係町村に出したということについてのいきさつはお聞きになつておるかどうか、また議長の方で、どのように処理せられたかということについてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 これは当該の委員会で、委員長の不信任問題にまで発展するということで取上げられておる問題であります……

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/22、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 椎熊君が言われる通り、従来もあつたことでありますが、ここで了承すれば、修正案の説明でかえることもできるわけですし、本日この点についての印刷の時間等の関係は、あらかじめ事務当局とも打合せたわけでございますので、ここで了承すれば、修正案の説明をもつて修正案の配付にかえることに願いたいと思いますが……。
【次の発言】 私の方は田中稔男君。
【次の発言】 労農党の発言がいつも問題になるわけですけれども、委員会等に全然委員の出ていないものもあるが、たまたま外務委員会には黒田君が委員に出ておるのです。そこで黒田君に、時間は短かくてもけつこうだという岡田君の発言もありますから、これを許して……

第15回国会 議院運営委員会 第19号(1952/12/23、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 今の問題に関連するのですが、特に国会関係のものは、私はこういう改訂の時期にやるべきであると思います。何も私は、たとえば事務総長とか法制局長がわれわれ国会議員より上の給料をとることになつておる、そういう諸君のものを下げろというのじやない。当然国会議員の関係は、そういう点を考慮した形において額をきめればいいわけです。われわれは、官吏の最高を下らざる額の支給を受けるということが法律でちやんと明定されておる。従つて私は、やはり官吏の最高給を国会の役員がとつてもさしつかえないと思いますが、われわれ国会議員は少くともその法律にある通りに、こういう改訂の時期にやるべきであるという考えを持つ……

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1952/12/25、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 日程の順序ですが、けさの一、二の新聞によりますと、四と五は、これは参議院の方で、きのう中に衆議院が参議院に送り込むことを待つていたのに、きようにまわしたということで、政府の方が予算に関連したこういう法律の通過の問題について熱意が足らぬということで相当問題になつておるようでございます。その意味で私は、やはりできればこの四、五を一番最初に持つて行つて参議院に送るようにした方がいいのじやないかと思います。
【次の発言】 いずれにしましても委員会にかかりますし、向うとしては、こつちから送るのを待つていたのですから……。
【次の発言】 それに直接関連するというより、これはむしろ引揚特別……

第15回国会 議院運営委員会 第22号(1953/01/23、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 そこでやや問題がはつきりして来たと思うのですけれども、あとの国務大臣の演説に対する質疑の件に入るかどうかということに、今椎熊君が指摘した点がかかつて来ると私は思う。そこで官房長官に重ねて伺いますが、あなたの言われる地方財政との調整を要するという義務教育費の全額国庫負担の分に関することは、二十九日に予算案が提出されるまでに完了する見通しがあるのかどうか。これもわれわれがこの予算案の審議に入るかどうかという態度決定の上に重要な関連を持つて来るのですし、どういう表現をされようと、これが完璧な予算案でないという事実は、たとい訂正されようが、はつきりして来ておるのですから、問題は、その……

第15回国会 議院運営委員会 第27号(1953/02/03、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私の方も、神田君その人については、その経歴からいつてもりつぱな人であるということを認めるにやぶさかでありませんけれども、特に椎熊君及び松井君から指摘されたように、技術関係の公務員諸君から、衆議院の人事委員会等へも相当熱心な要請が続けられておるので、そういう点をこの機会にあわせて考慮して、できれば実現をさせるべきではないかという、非常に強い意見が私の方にあるものですから、衆参両方の人事委員が一緒になつて、今その問題について党の最後的な態度をまとめていただいておりますので、本日のところは、私の方はちよと態度をきめかねますから、保留していただきたい。

第15回国会 議院運営委員会 第28号(1953/02/05、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私の方から、実は官房長官の出席を求めておいたのですけれども、官房長官が見えなければ、菅野官房副長官に確認を求めておきたい点があるのです。そうすればきようの本会議で、正木君から申し上げたように……。
【次の発言】 本会議でなくて、委員会においてちよつと記録にとどめておきたいと思うのです。
【次の発言】 内閣側に、人事官の問題について一、二お伺いしたい。それは、人事院が発足するときにも前から問題になつていたことですが、公務員の中で、技術関係の人と、そうでない人との待遇その他の点について開きのあることを調整しなければならぬということが、人事院発足当時から問題になつた。その意味で、人……

第15回国会 議院運営委員会 第31号(1953/02/21、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 今の問題ですが、結局各党一つということになれば、私の方は肥料問題の方は引込めて、長谷川君の緊急質問ということにいたしたいと思います。しかし肥料価格の問題は、実は先般院議をもつて値下げの問題についての決議が行われておるのでありますが、その具体的な方向というものは、まつたく院議を無視しておるので、おそらくこれは、野党はもちろんですが、やはり衆議院全体としても考えなければならぬ大きな問題であると思いますから、特に質問者の竹山君が、その点について衆議院の権威のために大いにがんばつていただくように、足鹿君を引込めるについて希望を申し述べておきます。

第15回国会 議院運営委員会 第33号(1953/02/24、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 昨夜の予算委員長の議長への報告は国会法、第百二十一条第二項によるものでないと言われるが、その根拠はどこにありますか。
【次の発言】 議長がいないので、と副議長に報告をしたということは、委員会で正式に報告されておる。これを国会法第百二十一条第二項によるものでないと副議長並びに事務総長が言われるその根拠を、具体的に示していただきたい。
【次の発言】 この問題は、この前予算委員会の審議渋滞の問題について、各党間の話合いで片づけるということで、私から議長に要望した問題である。われわれは、きわめて不完全な予算ではあるけれども、審議が順調に進むことについては、審議権を完全行使するという意……

第15回国会 議院運営委員会 第34号(1953/02/25、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 これはやはり法規の規定通り、この二項による要求をわれわれがやるかどうかということは、とにかく報告を聞かなければわからない。しかも先ほど松井君からも指摘いたしました通り、予算案の審議は慎重には行つておらない。現に、この予算の重大な欠陥だと指摘されておる警察法の改正はいまだ提案されていない。しかも理事会においては、予算審議の不穏当についての与野党間の話合いを与党側が拒否して来たまま、委員会のルールも無視した形において昨夜一般質疑の打切りを強行したということは、これはこの予算案の審議に重大な関係を持つ問題でありまして、われわれ予算委員外の者としては、この間の事情を委員長から詳細に聞……

第15回国会 議院運営委員会 第35号(1953/02/26、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 いくら何でも、質問をやらせる以上は十五分くらいなければ…。
【次の発言】 例にするということであれば十五分、二派で話合いがついて出るんだから、やらせるということを認めた母上、十五分はやらすべきだ。
【次の発言】 きようの質問が終つたあとの法律案は簡単なようでありますから、法案についての政府の説明の準備ができるなら、説明はさしつかえないと思うが、あと質問の問題は、特に本会議を開いて説明及び総括質問をやる問題でございますので、これは各問題ごとに、すなわち、あすは定例日ではないわけですけれども、できればあす、あさつて、月曜日というような形で、一問題ごとにやつていただきたい。そういう……

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/02/28、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 委員派遣について、議院遡営委員会が従来とつて来た原則は、できるだけ踏襲して行くという意見には私も賛成であります。しかし今度の場合には、例外的な取扱いとして委員を派遣して、現地の実情を調査することはいいと思う。特にこの法案は、非常に重要な問題であると思うので、原則はあくまで原則として守るべきでありますけれども、今回の問題についてはこれを認めることにしたい。委員会では、各党話し合つての上で議長に申請して参つたものでありますし、しかも日数も、遠隔の地でありますけれども三日ということに限定されておるわけでありますから、これを承認することに私の方としては賛成したいと思います。

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/02、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 自由党の方も、結論としてはこの懲罰動議は本会議に上程するという意思表示を菅家君からなされたので、われわれの提案の趣旨が受入れられたと了解するのであります。ただ、ただいまの菅家君の発言中、内閣総理大臣なり、あるいは国務大臣等が、たとい委員長の許可を得ての発言にしろ、不規則なる発言にしろ、その点は懲罰という形で院内の秩序の統制のものに服する義務がないかのごとき発言をされた点は、これはきわめて遺憾だと思います。ことに新憲法第六十七条においては、内閣総理大臣は必ず国会議員の中から選ばなければならないことになつております。従つて、現行憲法のもとにおいては、内閣総理大臣は、身分的には議員……

第15回国会 議院運営委員会 第38号(1953/03/03、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私の方も賛成します。
【次の発言】 予算も参院議に送り込まれており、それと関連のある重要法案の審議は、本会議の質疑が済まないと委員会の審議が始まりませんから、本日この両法案について質疑し、それから上つて来ておる法案が、おつしやるように簡単なものであれば、いつまでもたなざらしにしないで、上げることに異議ございません。

第15回国会 議院運営委員会 第39号(1953/03/07、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 国家公安委員の金正米吉君任期満了に伴う再任の件については、われわれが推薦した関係もありますので、私の方にも異議はないのでありますが、この際政府にただしておきたい問題は、今衆議院において審議中の警察法との関係において、われわれはこの警察法の成立に反対をしておる立場でありますので、万一その警察法が成立した場合に設けられる国家公安委員と、現在それが成立するまでの間の現行制度による公安委員と、当然切りかわるものだというふうに了解していいかという問題です。これは任期の問題に関連して非常に重要な点でありますので、今日は政府側から出ておられないようでございますから、この点についての答弁は、……

第15回国会 議院運営委員会 第41号(1953/03/12、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 わが党の稻村順三君より提出いたしました対日援助費に関する岡崎外務大臣の発言に関する緊急質問は、実は予算案ときわめて深い関連を持つておりまして、衆議院においても問題になりましたが、引続き参議院の予算委員会においても問題になつておるわけであります。たまたま参議院の外務委員会において、岡崎外務大臣は確定的な見解を表明しておる。ことにきわめて重大な発言をいたしておるのであります。わが党といたしましては、現に予算案が参議院で審議中でありますけれども、衆議院における政府側の答弁と、重大な食い違いを来しておる問題でありますので、どうしてもこの機会に、政府の明快な統一ある答弁を要求しなければ……

第15回国会 議院運営委員会 第42号(1953/03/13、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私の方も参議院の修正に同意します。
【次の発言】 柳田君は高砂丸に華ることになつております。前に舞鶴の市長をやつた関係で、引揚げの事務については民間でも一番精通している関係から、関係団体の事務当局の方で高砂丸に乗船がきまつておりますので、出発等の関係は、椎熊君御指摘の問題も党としては考慮しておりますが、一応本人から願い出た通りにお願いいたします。
【次の発言】 私の方も提案者になつておりますが、ただいま土井君発言の通り、これは単なる不信任ではなくて、本会議で議決をした委員長の解任要求でございますから、本日冒頭に上程せられるようにお願いいたします。

第15回国会 議院運営委員会 第43号(1953/03/14、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 その点でございますけれども、自由党の方ができるだけ一本にされるということであれば、それに賛意を表したいと思うのでありますが、小会派の関係は、これは従来の慣例もありますので、もし小会派の方でまとまれば、賛否いずれにいたしましても、もしその希望があれば――現に一人は小会派の方から出て来ているわけですから、その点を確かめた上で討論を認めるべきである。小会派の方でどういう順番になつているかわかりませんが、もし小会派の方でまとまれば、現に希望があるのでありますから、認めてやるべきだと思います。
【次の発言】 小会派の関係からも見えておりますし、この委員会としては、小会派といえどもオブザ……

第15回国会 通商産業委員会 第1号(1952/11/08、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 本日委員会が正式に発足いたしたのでありますが、ただちに自然休会に入る関係がありますので、この際委員長に方針を伺つておきたいのであります。  それはこの委員会の所管事項にかかります基幹産業の石炭鉱業あるいは電気産業等にすでに長期にわたる賃上げを中心とするストライキが続行中であります。ことに炭労ストの関係からいたしますると、保安上の問題が起つておるようであります。今日までに通産次官通牒が出ておる関係もありまするので、この争議の成行きと関連いたしまして、自然休会中といえども本委員会を開かなければならぬ事情が出て参ると思うので、休会中の委員会の開催については委員長としてどういう御方針……

第15回国会 通商産業委員会 第2号(1952/11/11、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 ちよつと…第四番目に鉱業、採石業等いろいろな産産業をあげられておるのですが、最近非常に問題になつておる防衛生産関係であるとかあるいは特需関係であるとかいうような問題はこの四番目の中に含ませるつもりでありますか。この問題は、来年度の予算その他に関連して、現下の産業界、中小産業行政の上で非常に大きな問題であろうと思います。防衛生産という言葉は適当であるかどうかは別問題として、この問題を第四の関連産業の中に入れて調査する御意向でありますか。できれば一項目を立てていただきたいと思うのですが、ほかの方の御意見を聞いてみたいと思います。

第15回国会 通商産業委員会 第3号(1952/11/12、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 大臣の御都合があるようでございますから、私の方の質問は次の機会に譲りたいと思いますが、ただ先ほどからの質疑応答を伺つておりますと、政府の方は、ただいまの電産あるいは炭労のストに対しては、労使の自主的な解決で、政府として今のところこれに強権的な干渉をして行く考えはないということは理解できるのでありますが、現実に炭労争議の問題につきましては、坑内保安要員に関しまして通産次官通牒が出ております。これはもちろん鉱山保安法に基く事務的な手続のようにも解釈できますけれども、これはある意味から見れば労働者側に対する一つの干渉というふうにもとれないことはないのであります。そういう意味で、先ほ……

第15回国会 通商産業委員会 第4号(1952/11/27、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 今の公益事業局長の答弁ですけれども、かりに復元の何らかの処置を講ずればということを前提として、その場合には価格その他あらゆる問題を行政当局にまかす形のものは困る、こういう意思表示でありますが、私は今澄君が質問しておるところの問題はむしろそういうことではなくて、日本の電気産業全体の観点から見て、この前議員提案の形で出て来たような、たとえば自家発電というようなものを、復元という形においてもどすことが適当であるかどうか、こういう電気産業全体の観点とまたその運営の見地から、通産省としては意見をまとめなければいけないと思うのです。そういう観点から考えて、通産事務当局として広いそういう総……

第15回国会 通商産業委員会 第7号(1952/12/08、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 私は主として炭鉱ストの問題についてお伺いしたいのでありますが、ただいまわが党の永井君の質問に対する大臣の答弁に関連して一点先に伺いたいのは、たとえば中小企業への金融の問題につきましても、金融機関の貸出率が昭和二十五年の七月より現在は七%減つている。従つて金融機関の方へ少くともその七%、二十五年の七月並に引上げろという要求をしたいという大臣の答弁でありましたが、なかなか金融機関が七%中小企業への金融を減らしたということには、金融機関には金融機関のりくつがあるのであります。それはやはり中小企業の経済の実体そのものが非常に脆弱になつているというところに、金貸しをする金融機関の方が締……

第15回国会 通商産業委員会 第24号(1953/02/25、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 関連して……。今わが党の永井委員から指摘した問題が、いわゆる伝えられる出血受注の本質なのであります。そ意味でわれわれの手元にあります資料から見まして、最近のいわゆる新特需というものは、平均して三割の出血、ひどいのになりますと、五割出血というようなことで、たとい大臣が言われるように、輸出産業として武器製造工業というものを全体として扱つて行くという方向をおとりのようでありますが、その観点から見ても、こういう明らかにコストを割つているような受注関係については、もし行政協定にある価格協定が災いしておるということになりますならば、この前総理大臣も近く行政協定の改訂の時期に来ているのであ……

第15回国会 通商産業委員会 第30号(1953/03/06、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 今の点に関連して副総裁にお答え願いたいのですが、さしあたり二十八年度の開発会社の建設計画に伴う資材の所要量というものを――やはりこれは各産業に関連を持つて来る問題であります。ほかの建設関係の事業にも関係を持つて来ると思うのですが、電源開発の関係で、たとえばセメント、鋼材、木材こういうような関係をどの程度二十八年度において確保しなければならないという見積りを立てておられるか、この点についてお尋ねしたい。
【次の発言】 ただいま山手委員からの質問にかかつておるセメントの確保の問題についても、特定の会社との間に契約を結んで、そこで開発会社としての所要量を確保するために、一種の重点的……

第15回国会 通商産業委員会 第33号(1953/03/12、25期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 鉱業法について二点伺いたい。改正の第三点になつておる、眠つている権利者の関係から、いわゆる公示送達の方法をとるという処置、これは資源開発の促進の上から見て、ある程度やむを得ない処置だと思うのです。今度の改正法律だと、かなりこの公示送達の方法によつて、行政措置で促進して行くということが、たとえば出願地の増減命令であるとかあるいは鉱区の増減命令までやるということは、これはやはり出願者、鉱業権者の場合に相当私は重要な問題だと思うのです。これを行政措置に出られるということは実は少し行き過ぎじやないかという考え方を一面持つておるのでありますが、その点は実際の経験から見て、これまでやらな……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第31号(1953/07/31、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 正木君の尋ねておることは、衆議院規則二十条に、常任委員長会議の意見を徴して、参議院の議長と協議し、議院がこれを議決する、こういう規定になつておるから、先ほど委員長が報告された、こういう申入れがあつて常任委員長会議を開いたという経過の報告だけわれわれ了承しておる。従つて、委員長の報告された会期延長に関する事項の報告のうちに、参議院議長と協議した事実があるかどうかということを正木君は尋ねておる。先ほど副議長の方で、それがないということになつておるのですから、そこでわれわれとして、これは委員長に伺つてみなければいかぬのですけれども、会期延長に関する議長の諮問をここで議題とするのかど……

第16回国会 議院運営委員会 第39号(1953/10/28、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 まず官房長官にお幅いしたい点は、二十三日に総理大臣並びに官房長官から、八月十日は憲法五十三条で臨時国会の召集を要求したことに対する回答が出ております。この点について一昨日の議運の懇談会並びに本日午前の委員長会議におきまして官房長官から、この臨時国会開会要市に基いて今次国会が開かれたということの意思表示がなされておるのでありますが、二十三日の衆議院の公報を見ますと、議長あての総理大臣からの回答書によりますと、今度の臨時国会開会は、「政府は、本年度補正予算案等の審議を求めるため、臨時国会の必要を認め、来る十月二十九日にこれを召集することに決定しましたから、宜敷御取計らい下さい。追……

第16回国会 昭和二十八年度一般会計暫定予算につき同意を求めるの件外六件特別委員会 第3号(1953/05/23、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 関連して。ただいま成田委員の質問に対して十日以内に暫定予算の衆議院における同意が得られないために、五十四条に従つて失効した場合の責任は、これを提出した事務管理内閣としての第四次吉田内閣にあるのか、現在の第五次吉田内閣にあるのかという点が明確に答えられないということになると、これはきわめて重大な問題だと思う。前年度の予算を踏襲することはやらないという新憲法の建前から見たら、暫定予算なるものが緊急集会に出せるかどうかということ自体が、これまた一つ大きな問題なんだ。きようは総理がおりませんから、その点の質問はただいまの成田委員も、先ほどの改進党の中村委員も、あさつてに譲つておるのだ……

第16回国会 昭和二十八年度一般会計暫定予算につき同意を求めるの件外六件特別委員会 第4号(1953/05/25、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 関連して……。ただいいまの吉田総理の御答弁は納得が行かないのであります。いやしくも条約締結という国政のうちで最も重要なる案件を、不信任案の通過によつて、単に選挙終了まで、次の国会が召集されたならば総辞職をしなければならないということが憲法上明記されておる性格の内閣において締結することは、私は、これは責任政治の建前から見まして、きわめて重大な問題だと思うのであります。もし総理のような考え方からいたしますならば、あるいは憲法改正の問題にいたしましても、また憲法にこれは禁止いたしておる事項でありますけれども、現に保安隊のごとく、憲法第九条に違反したところの軍隊がつくられておるような……

第16回国会 昭和二十八年度一般会計暫定予算につき同意を求めるの件外六件特別委員会 第5号(1953/05/26、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 これは大蔵大臣に関連のある問題でありますが、私が外務大臣に昨日の成田委員の質問に関連して質問を申し上げたのに対して、外務大臣から一応答弁がございましたが、今回衆議院の同意を求めて参つております四月、五月の暫定予算の中に、百五十億円の防衛費の支出があるわけであります。説明によりますと、昨日も質問に申し上げました通り、行政協定に基くとりきめに従つて日本側が負担する部分を計上した、こういうことになつておるのであります。行政協定につきましては、われわれかかる事態を予想したわけではありませんが、これは申し上げるまでもなく、同じ性格をもつて国民の権利義務の上に重大なる影響を持つものであり……

第16回国会 郵政委員会 第1号(1953/05/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  この際一言ごあいさつを申し上げます。私今回郵政委員長に選任せられたのでございますが、何分にも従来ずつと野党の立場をとつて参りました関係から、委員長の職にはまつたくふなれでございますので、何とぞ皆さん方の御協力を得まして、大過なくこの職責を果すことができますように、この上とも皆さん方の格段の御協力と御援助を切にお願い申し上げる次第であります。  簡単でございますが、こあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。その方法についてお諮りいたします。

第16回国会 郵政委員会 第2号(1953/06/17、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。去る五月二十九日、理事廣瀬正雄君が委員を辞任されましたので、理事一名欠員になつておりますが、その補欠選任は委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、それでは大高康君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたします。すなわち目下外務委員会において審査中の千九百五十二年七月十一日にブラツセルで締結された万国郵便条約及び関係諸約定の批准について承認を求めるの件(条約第四号)、この件について連合審査会を開会いたしたいと思いますので、その旨を外務委員会に申し入……

第16回国会 郵政委員会 第3号(1953/06/19、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政に関する件及び郵政職員の給与体系是正の調停案に関する件について調査を進めたいと思います。  郵政職員の給与体系是正の調停案に関する件につきましては、初めに参考人の方々より御意見を聴取した後、質疑を行いたいと思います。参考人の方は、各位のお手元にありますように、公共企業体等中央調停委員会第二小委員会委員長石井照久君、全逓信従業員組合中央執行委員長代理横川正市君の両君でありますが、石井君の方は少し時間が遅れてお見えとのことでありますから、横川さんから御意見を拝聴いたしてから参考人に質疑を願いたいと存じます。政府当局への質疑は、これは郵政……

第16回国会 郵政委員会 第4号(1953/06/20、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政職員の給与体系是正の調停案に関する件について協議いたしたいと思いますが、都合により二十二日まで延期することにいたします。次会は二十二日午後一時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十一分散会

第16回国会 郵政委員会 第5号(1953/06/22、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  過日来調査を進めました郵政職員の給与体系是正の調停案に関する件について、本委員会としての意見をとりまとめたいと思います。
【次の発言】 ただいま改進党の大高君より提案になりました申入れについて、この際各党の御意見を表明願います。大上司君。
【次の発言】 次に社会党の片島港君。
【次の発言】 社会党吉田賢一君。
【次の発言】 自由党。
【次の発言】 それでは態度を保留された自由党を除いて、各党が賛成のようでありますから、この際委員会の決定として、先ほど大高君から提案せられた通り申入れすることにいたしたいと思います。申入れの方法は、委員長の方か……

第16回国会 郵政委員会 第6号(1953/06/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  去る六月二十二日本委員会に付託になりました郵便法の一部を改正する法律案、及び郵便物運送委託法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として審査に入ります。両案の提案趣旨について、政府の説明を求めます。塚田郵政大臣。
【次の発言】 これより郵便法の一部を改正する法律案の質疑に入ります。質疑は通告順によつてこれを許します。吉田賢一君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。  これにて郵便法の一部を改正する法律案の質疑は終了いたしました。これより討論に付します。
【次の発言】 ただいまの櫻内義雄君の動議に御異議ありませんか。

第16回国会 郵政委員会 第7号(1953/06/30、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  この際お諮りいたします。郵政行政に関する件について、本日の日程に追加して調査を進めたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、それでは郵政行政に関する件について調査を進めることにいたします。  なおこの際、今般の九州地方の水害に関し、通信関係も相当被害を受けたようであり、これが復旧は水害対策実施上きわめて緊要と認められますので、政府側よりその状況及び郵政省として今次水書に対する対策をそれぞれ実施中のことと思いまするので、その間の事情等を御報告願いたいと思います。簡易保険局長。

第16回国会 郵政委員会 第8号(1953/07/03、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  九州地方の豪雨による被害状況につき、その後の御報告があるようでありますから、それをお伺いいたします。塚田郵政大臣。
【次の発言】 ただいまの郵政大臣の水害状況報告に対して質疑はございませんか。――別に質疑もないようでありますから、以上で終ります。
【次の発言】 次に、昭和二十八年度総予算中郵政省所管につきまして、政府より説明を求めたい七思います。中村経理局長。
【次の発言】 次に郵政省の各局別に、その所管事項について御説明を願う予定でございましたが、これは次回に延期いたしまして、先ほど理事会で御相談申し上げた電話料値上げ問題について、懇談会において日本……

第16回国会 郵政委員会 第9号(1953/07/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵政行政に関する件について調査を進めたいと思います。これより昭和二十八年度の各局別事業計画等について、まず政府側より説明を求めたいと思います。小野政府委員。
【次の発言】 白根政府委員。
【次の発言】 それではただいま御説明のありました事項について質疑を行いたいと思います。
【次の発言】 この際、先般の本委員会において御決定を願いました郵政職員の給与の是正に関する調停案の実施のその後の状況について、委員長より皆さんに経過だけを御報告申し上げておきたいと思います。  委員会の決定に基きまして、尾崎衆議院予算委員長並びに塚出郵政大臣及び小笠原大蔵大臣に、そ……

第16回国会 郵政委員会 第10号(1953/07/09、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵政行政に関する件について、前会に引続き調査を進めたいと思います。  委員長より御報告申し上げることがございますが、先般本委員会で決定をいたしまして、予算委員会に対して申し入れました全逓に関する調停案につきましては、本日は一応調停委員会と郵政省及び全逓従業員労働組合と両当事者との間に、諾否を調停委員会あてに回答する最終日になつておりますので、ただいま委員長から予算委員長あてに先般本委員会の決議をもつて申入れいたしました予算的措置を講ずることについて、予算委員会の取扱いがどうなつたかということについて、回答を求めておるのであります。予算委員長は今委員長席……

第16回国会 郵政委員会 第11号(1953/07/10、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  この際お諮りいたします。理事片島港君が昨九日理事を辞任されましたので、理事一名が欠員となつております。理事の補欠選任は委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、それでは片島港君を理事に指名いたします。
【次の発言】 郵政行政に関する件及び郵便物運送委託法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を許します。片島港君。
【次の発言】 郵政大臣が見えましたから、大臣に対する質疑を先に行います。吉田賢一君。
【次の発言】 吉田さん、ちよつと関連して委員長より一点だけ質問したいのですが……。

第16回国会 郵政委員会 第12号(1953/07/14、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵便物運送委託法の一部を改正する法律案及び郵政行政に関する件について、前会に引続き質疑を許します。船越弘委員。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 郵政行政に関する件の調査もあわせてやつておりますから、よろしゆうございます。
【次の発言】 委員長から、先ほど井手君から要求のありました資料の問題について、さきに本委員会に提出のあつた郵便物運送委託法の一部を改正する法律案資料の八ページにある、郵便物連送委託法第五條に基く運輸省告示、それから道路運送法第八條の三号にある「第一項の運賃及び料金は、定額をもつて明確に定められなければならない。」という、この……

第16回国会 郵政委員会 第13号(1953/07/16、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  この際お諮りいたします。理事濱地文平君が去る十三日委員を辞任されましたので理事が欠員になつておりますが、その補欠選任は委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、濱地文平君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより郵便物運送委託法の一部を改正する法律案及び郵政行政に関する事件について、前会に引続き質疑を許します。片島港岩。
【次の発言】 それではちよつと委員長からお伺いいたします。十三億五千万円の節約のうち、局舎の建設関係の節約も含まれているように承つたのでありますが、この十三億五千万円のうち……

第16回国会 郵政委員会 第14号(1953/07/17、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵便物運送委託法の一部を改正する法律案及び郵政行政に関する件について、前会に引続き質疑を許します。井手以誠君。
【次の発言】 委員長から一、二伺いますが、過日資料としていただきました委託会社と郵政省との契約書の第四条の一に、「乙は、甲又は甲の指定する郵便局の指定する時刻および場所において別紙に定める「郵便物運送等受託者の郵便物授受手続」により郵便物を授受する。」こういうことが契約の主たる内容になつておるのであります。通例これはこの契約の文字から考えましても、郵便局から受取つて別の郵便局までの運送委託という、こういう観念でありますが、現実には東京都等にお……

第16回国会 郵政委員会 第16号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  この際お諮りいたします。理事濱地文平君が去る二十日委員を辞任されましたので、理事が欠員になつておりますが、その補欠選任は先例により委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、濱地文平君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより本日の公報に掲載せられました請願の審査に入ります。日程は、紹介議員の御出席の都合もあり、委員長において適宜変更いたしますから、御了承願います。紹介議員のお見えになりません請願につきましては、先例により専門員をして朗読いたさせます。御了承を得たいと存じます。  それでは紹介……

第16回国会 郵政委員会 第17号(1953/07/30、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵政行政に関する件を議題といたしまして、前回の委員会において委員長より質問いたしました特定郵便局長等の恩給にする関する件について、人事部長より補足答弁があるとのことでございますから、この際これを許します。
【次の発言】 本件については、一方恩給年限への加算の積極的な利益も与えられておる反面、通例本人に利益にならないものは遡及しないという法律の建前とちよつと矛盾する点があると思うのです。事情はただいまの八藤政府委員の答弁の通りだといたしましても、残つておる人たちの分納の問題について、なお五百円では金額が少いということで、会計検査院等から警告というか、そう……

第16回国会 郵政委員会 第18号(1953/07/31、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  この際お諮りいたしすことがございます。理事船越弘君が去る二十八日委員を辞任されましたので、理事が欠員になつておりますが、その補欠選任は委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、船越弘君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日で会期が一応終ることになつておりますので、閉会中の審査に関してお諮りいたしたいと思います。本会期中、本委員会におきましては国政調査事件について種々検討を加えて参りましたが、いまだに問題が山積いたしております。さらに問題の緊急性から見ましても、閉会中もなおこれらの諸問題について……

第16回国会 郵政委員会 第19号(1953/08/06、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵政行政に関する件について質疑を行いたいと思います。船越弘君。
【次の発言】 中村経理局長に委員長からもお伺いしたいと思います。それはただいま大蔵省関係から関係官が見えれば、船越委員からの質疑で明白になると思うのですが、先般来当委員会で採択をいたしました請願にも多数出て参つたのでありますけれども、郵便切手あるいは収入印紙等の取扱い手数料を、最近の物価情勢等を考慮して適当に引上げてもらいたいという要請があることを御承知のことと思うのであります。この点について郵務局長の方ではできるだけ考慮したい、こういうことでございますけれども、収入印紙の関係は主として大……

第16回国会 郵政委員会 第20号(1953/08/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵政行政に関する件について前会に引続き質疑を許します。
【次の発言】 速記をやめて……。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 これて先般来持越しの収入印紙の取扱い手数料等の問題についての質疑は終つたのであります。  この際委員長から大蔵省側にお願いしておきます。これはすぐでなくてけつこうでありますが、ちようど今郵政職員のうち公労法の適用を受けておる諸君に対する調停案が出ております。会期もなお延長になるやに伝えられておりますけれども、今会期中その問題についての調査はなかなかむずかしいと思つておりますが、当然次期国会においても問題になると思いますの……

第16回国会 郵政委員会 第21号(1953/10/06、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  実は閉会中委員会を開会する予定を持つていなかつたのでありますが、閉会中の現地の調査の関係並びに当然予想されました臨時国会の開会が相当延びるようでございますので、閉会中、本日委員会を開会いたしたわけでおりますが、いろいろ御多忙の中を差繰り合せて委員諸君の御出席を得たことを、厚くお礼を申し上げたいと思います。  郵政事業並びに監察制度に関する件及び派遣委員より報告聴取の両件について調査を進めたいと思います。まず派遣委員より報告を聴取いたしましてから、郵政事業並びに監察制度に関する件について質疑に入りたいと思います。  それではこれより派遣委員よ……

第16回国会 郵政委員会 第22号(1953/10/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵政事業並びに監察制度に関する件及び派遣委員より報告聴取の件について、前会に引続き調査を進めたいと思います。  まず派遣委員より報告を聴取いたします。羽田武嗣郎君。
【次の発言】 なお他の委員よりも報告事項があるかもしれませんが、その点を保留いたしまして、これより郵政事業並びに監察制度に関する件について、昨日に引続き質疑に入りたいと思います。佐々木更三君。
【次の発言】 間もなく見えるそうです。
【次の発言】 今連絡をとつています。
【次の発言】 見えております。労働基準局の監督課長です。
【次の発言】 ちよつとこの際委員長から監督課長に一点だけ伺いた……

第16回国会 郵政委員会 第23号(1953/10/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより開会いたします。  郵政事業並びに監察制度に関する件について調査を進めたいと思います。  まず郵政事業並びに監察制度に関する小委員長より報告を求めます。羽田武嗣郎君。
【次の発言】 小委員長羽田武嗣郎君よりただいま御報告を聴取いたしました通り、公労法適用外の職員の給与是正に関しまして、小委員会として要望書を決定されておるのでありますが、この要望書を本委員会としてここで皆さん方の御承認が得られまするならば、来るべき臨時国会を通じて実現できるように、本委員会としても政府に強く善処を促したいと思いますので、その点をお諮りいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第17回国会 郵政委員会 第1号(1953/10/30、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。本委員会の活動を一層活発ならしめるとともに、遅滞なく運営いたすため、国政調査の承認を要求いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは衆議院規則第九十四条によりまして、国政調査承認要求書を議長に提出いたさねばなりません。要求書の内容につきましては、前例により委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてそのように決しました。  なお本日郵政大臣より、前国会以来の郵政行政につきまして、御報告を求めることに予定いたしており……

第17回国会 郵政委員会 第2号(1953/10/31、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政の近況につきまして、当局より説明を聴取いたします。塚田郵政大臣。
【次の発言】 ちよつと皆さんに御了解を求めたいと思いますが、郵政大臣は十一時から本省でちよつと行事が予定されておるので、大体そのころまでに本省に帰らなければならないような事情を委員長まで申し出ておられますので、それをお含みの上、大臣にただいまの報告に対して質疑がございますれば、お許ししたいと思います。
【次の発言】 大臣に対する質疑はほかにもあろうかと思いますが、先ほど御了承を得ましたように、次会に継続いたしたいと思います。

第17回国会 郵政委員会 第3号(1953/11/02、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 ここれより会議を開きます。  郵政行政に関する件について調査を進めたいと思います。  中村経理局長に委員長より二、三お伺いをしたいと思います。閉会中に本委員会に当局より提出されました資料の中に、二十八年度の補正予算で五つの項目について、ぜひとも予算化をして実施したいという事項をあげられておるのでありますが、今国会に提出されました予算には、災害予算という特殊的な関係から、これらの郵政省関係は盛られておらないように見受けるのでありますが、当然この国会ないしは次の国会に、第二次補正予算として諸般の事情から提出しなければならぬことは必至の情勢にあると思うのであります。それには郵政省として……

第17回国会 郵政委員会 第4号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  この際お諮りいたしたいと思います。すなわち労働委員会において審査中の、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(郵政事業に関する件)(内閣提出、議決第七号)について、連合審査会を開会いたしたいと思いますので、その旨労働委員会に申し入れたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  なお連合審査会の開会日時は、本日の本会議で会期延長が行われる模様でありますから、六日、七日を労働委員会側としては予定しているようでありますが、なお公報で通知をいたしますので、本委……

第17回国会 郵政委員会 第5号(1953/11/06、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  明日で本国会の会期が終ることになつておりますので、閉会中の審査申出に関しお諮りいたしたいと思います。本会期中、本委員会におきましては、国政調査の件について種々検討を加えて参りましたが、いまだ問題が山積いたしております。さらに問題の緊急性から見ましても、閉会中もなおこれらの問題につきまして、引続き調査検討する必要があると考えますが、委員会が閉会中審査をいたしますには、国会法第四十七条第二項によりまして、審査しようとする事件につきまして、特に議院の議決によつて付託されねばなりません。従いまして郵政事業の合理化をはかるため、特に郵政従業員の待遇問……

第17回国会 郵政委員会 第6号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政従業員の待遇問題について調査を進めます。委員長より人事院の政府委員にお伺いをいたしたい点がございます。郵政従業員のうちで公労法適用外の人たちの給与の問題が主でございますが、お伺いしたい第一点は、俸給の特別調整額についてであります。郵政省は特定局があります関係から、御承知のように甲、乙、丙、丁まで決定をされておるわけでありますが、この特別調整額を昭和二十八年二月七日の人事院規則に基いて決定された当時のいきさつと申しますか、これは各省に通ずることでありますが、甲は二五%、順次丁に至りましては六%と決定された根拠についてまず伺いたいと思います……

第17回国会 郵政委員会 第7号(1953/11/26、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政従業員の待遇問題等に関する件について調査を進めたいと思います。  まず派遣委員より報告を聴取いたしましてから、郵政従業員の待遇問題等に関する件について検討をいたしたいと思います。  これより派遣委員より御報告を聴取いたします。片島港君。
【次の発言】 それでは特定郵便局における電信電話従業員の断続勤務に関する派遣委員、田中委員長、大高、浜地両理事、山戸専門員の第一班について、私より御報告を申し上げたいと存じます。第一班は去る十三日より一週間、名古屋管内へ出張し、斎藤郵政局長等の案内を受けまして、同管内の愛知県羽黒、猪高、三重県伊勢上野、……

第18回国会 郵政委員会 第1号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。本委員会の活動を一層活発ならしめるとともに、遅滞なく運営いたすために、国政調査の承認を要求いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは衆議院規則第九十四条によりまして、国政調査承認の要求書を議長に提出いたさねばなりません。要求書の内容につきましては委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてそのように決定いたしました。
【次の発言】 それではただいまより郵政行政の近況について、当局より説明を聴取いたします。塚田郵政……

第18回国会 郵政委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政従業員の待遇問題等に関する件及び郵政行政に関する件について調査を進めたいと思います。大臣は各委員会から要求されておりますので、質疑は郵政大臣に集中的にお願いいたしたいと思います。吉田賢一君。
【次の発言】 ちよつと委員長から大臣にその点について念を押したいのですが、労働省の見解を政府の統一した解釈として、郵政大臣もそれに従う、こう今言われたのですが、資金上可能であるということについては、これは裁定の中にもうたつておるわけなんです。従つて資金上可能であるという点が、十六条の一項に関連して、実はそれは予算の方が重点があるので、資金の点は実質……

第18回国会 郵政委員会 第3号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政に関する件及び郵政従業員の待遇問題等に関する件について、前会に引続き調査を進めます。井手以誠君。
【次の発言】 ちよつと委員長から伺いますが、郵便固有の会計においては、今井、手以誠君が質問確認をされたようにはできる見通しのもとに努力をされるということでございますが、他会計の関係になりますけれども、電電公社の委託業務の関係のことについては、昨日も大臣から、電電公社の方の団交で弾力条項に基いて出るということになれば、その部分だけ繰入れられるからこれはもう可能だ。簡易保険の関係に約二割というと七億五千万円で、一億五千万円ばかりになるわけで……

第18回国会 郵政委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  郵政行政に関する件及び郵政従業員の待遇問題等に関する件について、前会に引続き調査を進めたいと思います。吉田賢一君。
【次の発言】 それではただいま吉田委員から要望のありました点で、大臣も緒方副総理と連絡をとつた上でという御意向のようでありますから、午後一時半まで本委員会を休憩することにいたします。     午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を許します。吉田賢一君。
【次の発言】 この際委員長からも伺いますが、赤松労働委員長は同じ党である関係から、今朝来昨夜の話合いの内容についても、われわれ実は伺つおるわけであります……

第18回国会 郵政委員会 第5号(1953/12/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会します。  郵政行政に関する件及び郵政従業員の待遇問題等について、前会に引続き調査を進めたいと思います。  今大臣は参議院の予算委員会に出席しておりますので、こちらへおいで願うように連絡をいたしておりますが、八藤人事部長及び佐方経理局主計課長がお見えでございますが、御質疑がございますか。
【次の発言】 この際ちよつと委員長からもお伺いをいたしますが、先ほど昨夜の団交が妥結に至らなかつた点は、政府が〇・二五は何とかして確保しようというのに対して、組合側がさらにそれにプラス・アルフアが出るという労働委員会の決議の趣旨を考慮しないということでは、省側の誠意がない……

第19回国会 議院運営委員会 第61号(1954/05/20、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 関連して……。官房長官がきよう最初に委員会に出て発言せられた趣旨は、端的に言えば、きようのところは、ひとつ外遊についての緊急質問は待つてもらえないかということですね。従つて、そのことについての取扱いは議運でこれから協議するわけですが、土井委員からも、また山本委員からも質疑しておるように、少くともこの国会が終らなければ総理は出発しないわけです。従つて、会期延長の問題も事実問題として当然考慮に入れて、この国会が終了するまでに、少くとも外遊の問題について大まかな線で、こういうことでおれば国民を代表して行くのだということを議会を通じて国民に明らかにすることは、総理として当然やらなけれ……

第19回国会 郵政委員会 第1号(1953/12/10、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  この際お諮りいたすことがございます。今国会には御承知のように二十九年度予算案及び関係法律案が提出せられる予定でございますが、その間本委員会の活動を活発に行うとともに、遅滞なく運営いたすため、国政調査の承認を要求いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは衆議院規則第九十四条によりまして、国政調査承認要求書を議長に提出いたさねばなりません。要求書の内容につきましては、前例によつて委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第19回国会 郵政委員会 第2号(1953/12/11、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政の近況について政府当局より大体の説明を聴取してから、質疑を許したいと思いますが、去る第十八回国会において郵政大臣より郵政行政の近況について説明を聴取してから、いまだ十日くらいしか経過しておりませんので、本日はその後の郵政行政の近況について説明を伺つて、その後に質疑を行いたいと思います。政府側におきましては、特に二十九年度の予算案及びこれに関連した二十九年度中における郵政行政の重要な諸問題について、簡潔にそれぞれ御説明を願いたいと思います。飯塚郵政政務次官。
【次の発言】 なおただいまお見えの各局長は、小野貯金局長・白根保険局長、中村……

第19回国会 郵政委員会 第3号(1953/12/24、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政省関係の機構改革問題に関し、調査を進めたいと思います。郵政大臣は行政管理庁長官を兼ねておられますので、郵政省関係の機構改革案について、一応政府の案もできたように伺いますので、塚田行政管理庁長官より御説明を伺つた後、若干の質疑を行いたいと思います。塚田行政管理庁長官。
【次の発言】 ただいまの大臣の御説明に対して、御質疑はございませんか。
【次の発言】 その点について伺いますが、そういたしますと、現在地方の郵政局の中にある建築部、資材部ですが、それもあるいは地方局の経理部なり、あるいは建築関係はどこの部にくつけるのか、地方の方も整理するお……

第19回国会 郵政委員会 第4号(1954/02/04、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  去る十月二十八日理事濱地文平君、一月二十六日理事片島港君がいずれも委員を辞任されましたので、理事が二名欠員となつておりますが、その補欠選任は先例により委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして小林絹治君及び山花秀雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより郵政行政の近況につきまして、当局より説明を聴取いたします。塚田郵政大臣。
【次の発言】 ただいまの郵政大臣の説明に対する質疑は次の委員会から行いたいと思いますが、この際委員長より一点だけ大臣に伺つておきたい問題があります。ただい……

第19回国会 郵政委員会 第5号(1954/02/06、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  前会郵政大臣より所管事項の説明を聴取いたしましたが、本日はこれについて質疑を行いたいと思います。吉田賢一君。
【次の発言】 その点について一点だけ委員長から伺つておきたいのですが、新規の増員になる三千五百十二名、これの先ほど言われた郵便、貯金、保険、電通、それからその他の部門の内訳が明確になれば、ある程度片島委員なり、吉田委員から質疑されている具体的な各局別の数字が出て出るのじやないか。特に新規増員は、業務日量の増加と断続勤務の関係の基準法関係の増員というように伺つておりますので、その関係から、特に業務量の増加の面で見れば郵便、貯金、保険、……

第19回国会 郵政委員会 第6号(1954/02/09、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  前会に引続き、郵政行政一般について質疑を続行いたします。  この際委員長より二、三点伺いたいと思いますが、前回の委員会で、大臣及び前の人事部長より、公労法非適用職員の待遇是正問題について、いわゆる五現業同一歩調で本国会に立法的な処置を講ずるような準備が進められておるというお話で、ございましたが、その立法の方向については、公労法の特例法としてお取扱いになるのか、また郵政の公労法非適用職員の範囲も相当あるわけでありますが、そのいわゆる企業官庁の管理職のうちでどの程度の範囲を、今回一般公務員と切り離した形において法的処置を講ずることによつて、いわ……

第19回国会 郵政委員会 第7号(1954/02/13、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  前会に引続き郵政行政一般について調査を進めます。質疑の通告がございますから、順次これを許します。吉田賢一君。
【次の発言】 今吉田さんの伺つておるのは、毎年度の決算報告の中に、簡易保険特別会計としての報告書は出るかどうかということを聞いておる。
【次の発言】 ちよつと委員長から……。吉田さんの質問されようとする趣旨は、普通の保険会社がやはり保険の加入者、契約高に基いて、それだけの保険を募集するための営業費というか、そういうものが算定できるわけなんです。従つて今度契約制限高を引上げると、加入者もふえるであろうし、契約高もふえて来る、そういうこ……

第19回国会 郵政委員会 第8号(1954/02/17、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  簡易保険に関して調査を進めたいと思います。質疑の通告がありますので、これを許します。吉田賢一君。
【次の発言】 吉田さん、今大蔵省銀行局の狩谷保険課長がお見えになりましたから、民間保険の件について御質問があればお願いします。
【次の発言】 そこで委員長からお聞きしますが、別の角度からそのことについて御説明を願いたいと思うのであります。郵政省の方から出していただいておる資料によりますと、民営保険の一番最近の二十八年度の件数が二百五十七万五千件、金額にいたしますと、三千百八十八億九千四百八十三万円になりますが、それに対して、同時にいただいておる……

第19回国会 郵政委員会 第9号(1954/02/25、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  前会に引続き、まず簡易生命保険に関し調査を続行いたします。この点につきましては、現に郵政当局と大蔵当局との間に、事務当局の折衝と併行いたしまして、郵政大臣並びに大蔵大臣間の政治的な話合いも進んでおる段階でございますが、本日の理事会において協議いたしましたところ、簡易生命保険金の最高制限額は、最近の経済情勢にかんがみまして、現行の八万円では低きに過ぎますので、これを二十万円程度に引上げることを適当とするという結論に到達いたしましたので、理事会の決定に基きまして、左記のような申合せをいたしたいと存じます。申合せは、   簡易生命保険の保険金の最……

第19回国会 郵政委員会 第10号(1954/03/05、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 ただいまより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政に関して調査を進めたいと思います。  まず先般の横浜における郵便自動車襲撃事件について当局より説明を求めます。斎藤監察局長。
【次の発言】 本件について質疑があればこれを許したいと思います。
【次の発言】 委員長から一、二点伺いますが、新聞紙の伝えるところによると、この郵便車には通常乗るべきでない郵政部内の職員が乗つておつたやに聞いておるのであります。しかもおそらくこの襲撃犯人が乗り捨てたと思われる自動車の遺棄しておつたところから通勤しておる者が、たまたま乗り合せておつたというような新聞の報道があつたのです。それで襲撃犯人とこれ……

第19回国会 郵政委員会 第11号(1954/03/09、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 ただいまより郵政委員会を開会いたします。  まず昨日本委員会に付託になりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査に入りたいと思います。まずその趣旨の説明を求めます。郵政大臣塚田十一郎君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。吉田賢一君。
【次の発言】 この際議員片島君より委員外の発言を求められておりますので、これを許したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければそのようにとりはからいたいと思います。片島港君。
【次の発言】 ただいまの吉田委員の議事進行に関する発言でございますが、委員長といたしましては、本日本法案に対する大体の質疑……

第19回国会 郵政委員会 第12号(1954/03/11、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政について調査を進めたいと思います。目下外務委員会で審査中の、日本国とアメリカ合衆国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件は、本委員会としてもその所管事項とも密接な関連がありますので、その内容について政府当局より説明を聴取いたしたいと思います。なお本件につきましては、外務委員長の方より連絡がございまして、連合審査寺本委員会からの希望があればということで、目下外務委員会の審査は質疑を続行してくださつておるわけでありますが、本日説明を伺つた後にもし疑義の点がありますれば、連合審査会という形にいたしますか、ある……

第19回国会 郵政委員会 第13号(1954/03/13、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 ただいまより郵政委員会を開会いたします。  前会に引続き郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、郵便為替法の一部を改正する法律案、郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案、以上三案を一括議題として質疑を続行いたします。吉田賢一君。
【次の発言】 片島港君。
【次の発言】 ただいま吉田委員から質問の形で要求のありました点については、できるだけ詳細な資料を、できるだけ早く本委員会に御提出願いたいと思います。
【次の発言】 その点の資料を出していただきたいというお話ですが……。ちよつと速記をとめてくだざい。

第19回国会 郵政委員会 第14号(1954/03/17、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 ただいまより郵政委員会を開会いたします。  郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案、以上両案を一括議題とし、審査を進めます。  ただいま、先日要求しました資料が提出されておりますので、その内容について説明を求めたいと思います。まず郵便切手類及び印紙売りさばきに面する経費について、郵務局長より説明を求めます。郵務局長。
【次の発言】 ただいまの説明に対する質疑を……。
【次の発言】 答弁する前に委員長からも申し上げますが、説明から行くと、百万円以上の場合には百万円までの手数料、いわゆる百分の一と同じ率で行くとい……

第19回国会 郵政委員会 第15号(1954/03/18、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  先般来本委員会は郵政省関係の行政整理に関して調査を進めて参りましたが、ただいま郵政省の定員改定を含む行政機関職員定員法の一部を改正する法律案が提案され、内閣委員会において審査中であります。本委員会は本案に関し重大な関心を持つておりますので、この際内閣委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決します。
【次の発言】 次に本日公報に掲載されました請願四十二件を一括議題といたします。日程は紹介議員の御出席の都合もあり、委員長において適宜変更いたしますから御了承願いたいと……

第19回国会 郵政委員会 第16号(1954/03/19、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 ただいまより郵政委員会を開会いたします。  郵便振替貯金法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案につきましては、一昨日質疑を終了いたしております。  これより本案を討論に付しますが、討論の通告がありますので、順次これを許します。山花秀雄君。
【次の発言】 大高康君。
【次の発言】 吉田賢一君。
【次の発言】 自由党、小林絹治君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  郵便振替貯金法の一部を改正する法律案について採決いたします。本案を原案の通り可決すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は全会一致、原案の通り可決すべき……

第19回国会 郵政委員会 第17号(1954/03/26、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政につきまして調査を進めます。郵政関係の行政整理につきましては、先日当局よりその概略の説明を聴取いたしましたが、本日はこれに関しまして質疑を行いたいと存じます。質疑の通告がありますので、これを許します。山花秀雄君。
【次の発言】 人事院関係の政府委員がお見えくださつておりますので、委員長から二、三点お伺いたしたいと思います。  今回の行政整理の問題に関連いたしまして郵政省のような現在の公共企業体労働関係法を適用されている企業官庁といいますか、この職員をやはり現行のように国家公務員のわく内にとどめておくことが適当であるかどうかということ……

第19回国会 郵政委員会 第18号(1954/03/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政に関し調査を進めたいと思います。郵政省関係の行政整理に関しましては、本委員会調査並びに内閣委員会との連合審査会等において審査を行つて参りましたが、この際本委員会としての意見をとりまとめまして、内閣委員会に対し正式の申入れをいたしたいと思います。その内容は、    行政機関職員定員法の一部を改    正する法律案修正に関する申入    れの件   目下貴委員会において御審議中の  「行政機関職員定員法の一部を改正  する法律案」に依れば、郵政省の定  員は現在に比し三、一四四人を減ず  ることとなつているのであるが、   一、郵政業務……

第19回国会 郵政委員会 第19号(1954/04/03、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政に関して調査を進めます。まず先般の上田市における公安調査官による郵便物の調査事件について、その概要の説明を聴取いたしたいと思います。まず郵政省側から説明を願います。
【次の発言】 次にその点について公安調査庁側から説明を求めます。高橋公安調査庁次長。
【次の発言】 ただいまの説明に対して質疑があればこれを許します。
【次の発言】 吉田賢一君。
【次の発言】 要点だけを簡明にお願いいたします。
【次の発言】 この点について郵政省部内の意見を統一してお答え願いたいと思います。
【次の発言】 九条二項についての郵務局側の見解はいかがですか……

第19回国会 郵政委員会 第20号(1954/04/16、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政行政に関して調査を進めます。本日は郵政省の公労法適用職員と非適用職員の給与の不均衡是正に関する問題、旧外地並びに旧占領地における未払い郵便貯金等の払いもどしに関する問題、調布郵便局における郵便切手及び印紙の盗難事件、その他について調査を進める予定であります。  まず郵政省の公労法適用職員と非適用職員の給与の不均衡是正の問題について調査を進めますが、先般塚田郵政大臣より、本問題の解決のために法律案を作成しておる旨の御発言がございましたが、その後の経過並びに提出の見通し等について、御説明を願いたいと思います。宮本人事部長。

第19回国会 郵政委員会 第21号(1954/04/28、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  去る二十四日、本委員会に付託になりました軍事郵便貯金等特別処理法案を議題として、その審査に入ります。まずその趣旨の説明を求めます。
【次の発言】 ただいま説明を伺いました軍事郵便貯金等特別処理法案は、特に復員者、引揚者等に深い関連を持つ法案で、その速急なる成立を待望されておるわけでございますが、本案に対する質疑は次会に行うことにいたします。
【次の発言】 次に郵政行政について調査を進めたいと思います。郵政省の公労法適用職員と非適用職員の給与の不均衝是正につきましては、本委員会において今日までしばしば調査を進めて参りましたところ、昨日ようやく……

第19回国会 郵政委員会 第22号(1954/05/06、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  軍事郵便貯金等特別処理法案を議題として、質疑に入ります。  まず委員長から簡単に伺います。事前審査のときに一応概括的にはお伺いをして、断片的にはお答えを願つたのでありますが、この法律の実施に伴いまして、軍事郵便貯金、旧外地郵便貯金、及び軍事郵便為替及び旧外地郵便為替の大体三つについて、それぞれ払いもどしが可能になるわけでありますが、現在払いもどしをしなければならないこ郵政省の方で押えてある金額を、その三つにわけて一応明らかにしていただきたい。
【次の発言】 次に、この法案が通過した場合に確定して払いもどし可能にばるそれぞれの金額は、ただいま……

第19回国会 郵政委員会 第23号(1954/05/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  本日公報に掲載されました請願日程中、第四三ないし第七九を一括議題といたし、審査を進めます。  ただいま日程第六八、清瀬村医療地区に簡易郵便局設置の請願、第三六九六号の紹介議員山花秀雄君より、本請願を取下げたいとの申出がありましたので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決しました。  なお日程は紹介議員の御出席の都合もあり、委員長において適宜変更いたしますから、御了承を願いたいと思います。  なお本日の日程中、郵便切手類及び印紙売さばき手数料引上げに関する請願並びに簡易生命保険契約額引上げに関す……

第19回国会 郵政委員会 第24号(1954/05/08、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  まず軍事郵便貯金等特別処理法案を議題といたします。  本案については、前々回の委員会ですでに質疑は終了いたしておりますので、これより本案について討論に入ります。討論は通告順にこれを許します。山花秀雄君。
【次の発言】 吉田賢一君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  それでは軍事郵便貯金等特別処理法案について採決いたします。本案を原案の通り可決すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は全会一致、原案の通り可決すべきものと決しました。  ただいま羽田武嗣郎君より本案に対する附帯決議につ……

第19回国会 郵政委員会 第25号(1954/05/29、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  まず本日の公報に掲載されました請願五件を一括議題として審査に入ります。紹介議員のお見えの部分から進めることにいたします。なお紹介議員のお見えにならない分については、便宜上専門員より請願の趣旨を説明させることにいたしたいと思いますから、御了承を願います。  まず請願日程第四、古河郵便局区内に無集配特定郵便局設置の請願、丹羽喬四郎君紹介、第五〇〇九号を議題として、紹介議員の説明を求めます。
【次の発言】 本件について政府側の所見を求めます。
【次の発言】 本件の採否については、他の請願日程と一括して後ほどきめたいと思います。

第19回国会 郵政委員会 第26号(1954/06/03、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  本日は会期の最終日でございますが、先般来調査を続行いたしております町村合併に伴う郵便局の統合に関する件並びに郵政弘済会の事業運営についての調査を進める予定でございましたが、それぞれ質疑通告のございました委員諸君の御出席もございませんので、これは閉会中にも郵政行政一般に関して本委員会を開くこともあろうと思いますので、その機会にまで保留いたしたいと思います。  なお閉会中の審査案件についての議長への手続並びに閉会中の委員派遣等の問題については、前回の委員会で皆さんに御承認を願いましたので、委員長よりそれぞれ手続をとつております。細部の、特に委員……

第19回国会 郵政委員会 第27号(1954/09/02、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  本日は閉会中にもかかわりませず、多数委員諸君の御出席を願いましたことを、委員長として厚くお礼を申し上げます。本委員会はさきに閉会中審査の付託を受けまして、去る六月より全国に委員を派遣し実地調査を行つて参りましたが、このほど各班の調査の結果がまとまりましたので、この御報告を願うとともに、視察の結果、郵便局の局舎改善その他熾烈な要望もございますので、これらの問題も検討して参りたいと存じます。ちようど時期的には明年度の予算編成にとりかかる時期でもございますので、委員会としての意向もとりまとめたいと存じた次第でございます。その意味で本日御参集を願つ……

第19回国会 郵政委員会 第28号(1954/09/03、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政事業並びに監察制度に関する件について調査を進めたいと思います。昨日各班の派遣委員より報告を聴取いたしましたが、本日はその調査の結果に基いて局舎の改善その他当面の諸問題について質疑を行い、検討を進めたいと存じます。  なお本日郵政大臣の出席を要求いたしておいたのでありますが、からだのぐあいがすぐれないので、閣議にも欠席されたような事情でありますので、本日は大臣出席ができないようでありますが、明日は出ていただく予定でございますので、大臣に対する質疑は明日にお願いしたいと思います。  これより質疑を許します。並木芳雄君。

第19回国会 郵政委員会 第29号(1954/09/04、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政事業並びに監察制度について調査を進めます。  質疑を続行する前に、昨日要求いたしました資料、一、明年度の郵便局舎改善計画、一、簡易生命保険及び郵便年金積立金の二十九年度短期融資状況並びにその対策、一、郵便貯金の増加状況、以上三点について資料が提出されておりますので、まず政府側よりこれについて説明を求めます。簡潔にひとつ説明を願います。松井郵務局長。
【次の発言】 それでは次に保険局長。
【次の発言】 それではこれから質疑に入ります。大臣がお見えでありますから、大臣に対する質疑を先にお願いいたします。佐藤觀次郎君。

第19回国会 郵政委員会 第30号(1954/10/21、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。本日は閉会中にもかかわらず再度委員会に御出席を願いまして厚くお礼を申し上げます。本委員会は去る九月、三日間にわたつて委員派遣の報告を聴取し、あわせて局舎の改善、簡保及び郵便年金の・融資、郵便貯金の増加状況、行政整理後の人員の配置転換等について検討いたしましたが、本日よりなお三日間これらの諸問題について調査を続行いたしたいと存じます。局舎の改善については、前回の委員会におきましても各委員より積極的な御発言もありましたので、この際何らかの委員会としての意向をまとめたいと存じますし、できればこの三日間のうちにこれをとりまとめたいと存じますので、御了承……

第19回国会 郵政委員会 第31号(1954/10/22、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。去る九月十四日、理事山花秀雄君が委員を辞任され、理事が欠員になつておりますが、同君は再び委員に選任されましたので、山花君を理事に指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決します。
【次の発言】 郵政事業について調査を進めたいと思います。昨日、郵政省関係の明年度の予算編成について説明を聴取しましたので、これについて質疑を続行いたしたいと存じますが、まず局舎の改善に関連いたしまして、現在なお駐留軍に接収されております名古屋郵政局、福岡並びに仙台簡易保険……

第19回国会 郵政委員会 第32号(1954/10/23、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  郵政事業に関し引続き調査を進めます。まず去る九月二十六日の青函連絡船洞爺丸の遭難に関連して、同船に佳載をいたしておりました郵便物の被出状況、並びに従事員に不幸遭難せられた方が五名あるように伺つておるのでありますが、その救援関係等の状況がどういうようになつておるか、郵政省側より御報告を願いたいと思います。松井郵務局長。
【次の発言】 ただいま報告のありました点について御質疑はございませんか。――委員長からただいま報告のありました郵便物の輸送中に遭難せられた方の郵政省としての救護の処置について、もう少し詳細に御報告願いたいと思います。

第19回国会 郵政委員会 第33号(1954/10/25、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 ただいまより郵政委員会を開会いたします。  まず本日は、郵政従業員の賃金改訂に関する調停について、中央調停委員会の全逓所管の中村小委員長に参考人として出席を願い、経過報告を受けるとともに、質疑を行う予定でありましたが、中村参考人は公務のため出席できかねるとの連絡が、中央調停委員会の近藤事務局長よりございましたので、日を改めて出席を願うことにいたしたいと思います。  つきまして、本問題に関する調査を進めるために、本委員会に郵政従業員の賃金改訂問題に関する調査小委員会を設置することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第19回国会 郵政委員会 第34号(1954/11/26、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 それではただいまより郵政委員会を開会いたします。  本日は御多用中にもかかわらず差繰り合せて御出席を願い、厚くお礼を申し上げます。  まず理事の補欠選任についてお諮りをいたします。去る十月二十五日理事山花秀雄君が委員を辞任され、理事が欠員となつております。先例により委員長においてその補欠として山花秀雄君を再び理事に指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さように決します。
【次の発言】 次に、郵政従業員の賃金改訂問題については、本委員会において閉会中しばしば調査を進めて参りましたが、去る二十四日組合側に対して中央調停委員会よりその調……

第19回国会 郵政委員会 第35号(1954/11/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  前会に引続き、郵政従業員の賃金改訂問題について調査を進めたいと存じます。参考人が出席されるまで、郵政当局に質議を行いたいと思います。まず人事部長に委員長からお伺いをいたしますが、今回の調停の主文の第一項に関連をいたしまして、目下郵政職員の現行の賃金体系の改訂に関連して、組合及び当局の両者間で検討が進められておるということが理由書の中にも入つておるわけでありますが、現行の賃金体系を大体どういうような線で改訂されようとするのか。その改訂の話合いの方向が、すでに団体交渉の運びになつておれば、ある程度の省側の御方針もきまつておるのではないかと思うの……

第19回国会 郵政委員会 第36号(1954/11/29、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  前会に引続き郵政従業員の賃金改訂問題について調査を進めたいと存じます。本日はまず参考人として御出席を願いました公共企業体等中央調停委員会の中村第二小委員長より、郵政従業員の賃金改訂に関する去る二十四日出されました調停案について、説明を聴取いたしたいと思います。調停案はわれわれも資料として手先に持つておるのでありますが、この調停案が決定するまでの経過及びいかなる根拠に基いて作定されたか等の点について、勧告内容から見ますと非常に抽象的でありますので、できれば具体的に御説明を願いたいと存じます。参考人中村常次郎君。

第20回国会 郵政委員会 第1号(1954/12/02、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  今国会には、現在までのところ法律案と政府より提出されて参ります案件は、今のところ予定されないのでありますが、補正予算等も提出されておりますので、それに関連いたしまして国政調査承認要求に関してお諮りいたしたいと思います。  本委員会は、本会期中、郵便、為替貯金、保険年金及び郵政従業員の待遇等、郵政行政に関する事項並びに郵政監察制度に関する事項について、国政に関する調査をいたしたいと存じますので、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第21回国会 郵政委員会 第1号(1954/12/13、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中(織)委員長代理 これより郵政委員会を開会いたします。  去る十一日私は郵政委員長を辞任いたしましたが、後任の委員長がいまだ選任されておりませんので、本日は私が委員長の職務を行いたいと存じます。さよう御了承願います。  この際お諮りいたしたいと思います。理事の補欠選任についてでございますが、去る三日理事山花秀雄君が委員を一辞任され、理事が一名欠員になつておりますが、山花君が去る七日再び本委員会の委員に選任されましたので、同君を再び理事に指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決します。

第21回国会 郵政委員会 第2号(1954/12/14、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 昨日の委員会で人事部長初め郵政当局に、各委員の諸君からいろいろ質疑が行われたのであります。聞くところによりますると、公労協の関係では、なお年末手当等に対する政府当局との交渉が明確にならないという点から、十六日からさらに新しい闘争に入るという方針が決定されたように聞いておるのであります。特に郵政関係につきましては、今月の半ば過ぎからは年賀郵便等の、一年中で最も繁忙をきわめる時期に突入いたしますので、先般来閣僚懇談会等において、一応の方針の決定を見ておりまする特に年末手当の問題についてのいわゆる一般公務員並の一・二五月分、すなわち現に予算できまつておる一箇月分にプラスする〇・二五……

第21回国会 郵政委員会 第3号(1955/01/22、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 ただいま議題にされましたわが国の領土である竹島を取材した韓国切手の問題につきましては、先国会から、本委員会においても問題にされておったわけであります。昨年末、当局の方ではこれを流入制圧と申しますか、そういう関係から法案を提出されるように伺っておったのでありますが、いろいろの関係から、今日までまだ法案を出しておらず、この韓国切手が日本の国内で流通するというか、これを使用した郵便物を受け付けないということについての何らかの法的な処置を講ずることも、まだそのままになっておるのですけれども、かりに法的な処置を講じないといたしますならば、現行の郵便条約等の関係から、この種切手をどういう……

第21回国会 予算委員会 第3号(1954/12/23、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 ただいまのわが党の佐藤觀次郎委員の質問に関連して、一点だけ大蔵大臣にお伺いしたいと思います。  大蔵大臣は、明年度の本予算について鋭意作業を進めておるということでございますが、新聞紙等によりますと大蔵事務当局の方のいろいろの作業の関係から見て、なかなか休会明けまでに本予算は組めないのではないか。そこで、休会明けには予算大綱を示す程度になりやしないかということが伝えられておるのでありまするが、どうしても本予算を休会明けまでに提出するという御方針で現在作業を進めておるのかどうかという点が一点。それからもう一点は、ただいまの佐藤君に対する御答弁の中で、もし本予算が提出できない場合に……

第21回国会 労働委員会 第2号(1954/12/16、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 関連して。ただいまの多賀谷委員の質問に関連して、労働大臣に伺いたいのであります。委員会の決議は、昨年と同様程度のものを出してやつてほしい、こういうことで満場一致きまつておる。昨年はどの程度年末に一時金が渡されたかということについては、先ほど中西労政局長からお話がありましたように、一・二五にプラス・アルフア――これは企業体によつて〇・二のところもあれば、〇・二五のところもあつて不同であつたと思いますけれども、少くとも一・二五に、さらにプラス・アルフア分が支給されておるのであります。私らの理解といたしましては、労働委員会の決議は、少くとも昨年の支給された額を支出してやつてほしいと……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 第二次鳩山内閣が発足したばかりではありますが、私は、日本社会党を代表いたしまして、現内閣の施政の根本方針について質疑をいたしたいと考えるものであります。  鳩山さんは、今回の選挙で百八十五名の少数与党ではありますけれども、第一党を確保いたしまして、第二次鳩山内閣を組織せられたのであります。しかし第二次鳩山内閣の顔ぶれを拝見いたしますと、残念ながら、選挙管理内閣であった第一次鳩山内閣当時とは若干顔ぶれはかわりましたけれども、あまり強力なる内閣であると見受けられない点は、非常にお気の毒ではございますが、一昨日鳩山総理はわざわざ野党の首脳部を歴訪せられまして、国会の民主的な運営につ……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/09、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 議事進行について。ただいまの今澄委員の質問に対する総理大臣の答弁は、やや明確になったように思いますけれども、この問題は国際関係も伴いまする、きわめて重大な問題だと思うので、私どもはそのまま確認していただいてもよいと思いますけれども、政府側としても十分ただいまの今澄君に対する答弁をさらに練って、明確にしていただかなければならぬと思いますので、この際暫時休憩されるよう動議を提出いたします。

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/10、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 ただいまの同僚田中稔男君の質問に関連して、幾多の問題について実は伺いたいのでありますが、だいぶん田中稔男君の時間も経過いたしておるということでございますから、一つの問題だけ私総理に伺っておきたいと思うのであります。それは、ただいまの田中稔男君の質問に対しまして、中ソ両国は日本に対して侵略的な勢力だとは考えないという鳩山総理大臣の御見解、私は正しいと思う。そういたしますると、ちょっと矛盾したことができております。それはなぜかというと、今度の予算にも相当費用の増額をしておるところの、いわゆる防衛力の増強ということです。現在日本を取り巻く諸国のうちで、中ソ両国が侵略的な勢力ではない……

第22回国会 予算委員会 第21号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 その前に準備の都合があるので……。きょういただいた三十年度の地方財政計画の資料について私らの希望しておるのは、都道府県と市町村とを別にした数字をいただかないと、この数字ではちょっと内容を検討しかねますので、自治庁長官もおられますから、至急委員長を通じて市町村別と都道府県別に分けた資料を同時にお出し下さるように資料要求をいたしておきたいと思います。

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/07、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 昭和三十年度の本予算案の審議も非常に大詰めになって参りましたが、民主党と自由党のいわゆる予算折衝なるものが妥結したようでございまして、総理初め閣僚諸君はほっと一息したような、多少気のゆるんだような状況が見受けられるのであります。この予算の政府原案はもちろんのことでございますが、特に今回妥結したといわれる民自両党の予算折衝の結果でき上ったいわゆる修正案なるものは、金額はさほど大しはものとはわれわれ考えませんけれども、その内容においてきわめて重大な問題を含んでおると考えるのであります。しかもこれは当面の昭和三十年度の予算案及びその執行の過程における問題よりも、明年度以降にわたる日……

第24回国会 外務委員会 第2号(1956/02/03、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。この問題について法務大臣に伺いますが、実は日教組の方で教育研究会をやるについて、これは中兵だけではない、アメリカなりインドなり四カ国ばかりの代表を招きたいということについて、事前に入国管理川へ連絡をした。そのとき」に入国管理局の方で大体招待をしていいということについての実は示唆をいただいたために、中兵側へ招請状を発しまして代表がすでに香港に来ておったわけです。私の記憶で間違いなければきのうで会議は終了したはずであります。そういう意味でこの問題についてはやはり日教組としても単に中共だけの代表を招くのではないという趣旨のこと、また中共の代表を招くということも入国管理局の……

第24回国会 外務委員会 第15号(1956/03/03、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 私、一問だけ関連して伺いますが、国会の決議は、今回アメリカ側が通告して参ったところの実験を中止させるというために、政府が有効適切な措置をとることを要求しているものなんです。従って実験を力をもって不可能ならしめるということを、国民は要求いたしておりません。これはやはり政府がアメリカとの話し合いにおいて、これは日本にきわめて重大な影響のある問題であるから、アメリカは日本の国民の要望をいれて取りやめてもらいたいということについて、これを取りやめが実脱するまで、終始その態度を貫かなければならないということで、これはただいま穂積君が申し上げたのもその点なのです。そこで具体的に伺いますが……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど下田条約局長の福田さんに対する答弁の中に、今度の四月二十日から始まる実験を、アメリカの方ではいろいろな事情から、われわれ日本国民の、また世界の人々の希望にもかかわらず、これを実行するかもしれない。これはアメリカ側の意思でありますから、私はそういう事態になるかもしれないと考えます。しかしそれだけに、ここで実施されては困る、こういう立場からこの委員会においても熱心に取り上げられておるのだと思う。また先般の衆参両院の決議もこの趣旨を体しておると思う。その意味でこの前の委員会においても、国会の決議の趣旨を体して、外務省として当面この四月二十日からの実験を何とかしてアメリカにとり……

第24回国会 外務委員会 第18号(1956/03/10、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 せっかく外務大臣がこの委員会に出席をいたしましたので、私はまず、去る八日参議院の予算委員会におきまして重光外務大臣が緑風会の中山稲敷委員の質問に対して答えました、大東亜戦争が果して侵略戦争であったかどうかという重大な問題に対する外相の考え方を示唆するような答弁が行われたことについて、緊急に質問をいたしたいと思うのであります。  外務大臣は、過ぐる太平洋戦争の際には、戦争指導者の一人として戦争責任を追及せられて、いわゆる東京裁判において戦争犯罪人として有罪であるとの決定をされて、あなたはそれに服罪をいたした責任者の一人でございます。それにもかかわらず、もちろんあなたは太平洋戦争……

第24回国会 外務委員会 第19号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっとその点は……。なるほど細目の協定ができなければ予算に基いて支出することは不可能なのです。従って、その場合には、下田さんが今御答弁になったように、第一に急な場合には予備金から支出する。それから予備金がない場合には補正予算等の臨時的な措置を講じなければこれはならないわけであります。それだから、その基本的なそういうことが出て予算上の支出をしなければならぬときにはそういり措置をとるということを、現在この委員会でどうして大蔵省の方はお答えすることができないのですか。それともう一つ、なるほどこれから向うとどの程度の便宜を与えるかということの交渉をなさなければならないことはわかりま……

第24回国会 外務委員会 第20号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。今の戸叶君の質問に対する大臣の答弁、私は納得がいかない。それはなぜかと申しますと、藤山特使も本日午後出発されたようでありますが、特使が携行する鳩山回答なるものの写しがすでにマニラの在外事務所長代理のト部君を通じてフィリピン側に渡った、それに対してマグサイサイ大統領はきわめて好感を表明しておるというマニラ電が今朝の新聞にすでに発表されておるのであります。私はそういう意味でこの問題は戸叶君の質問いたしましたように、昨年マグサイサイ大統領から日比賠償について鳩山首相あてに参りました書簡に対する正式の回答であるか、あるいはいわゆる伝えられる二億五千万ドルの民間借款に関連した……

第24回国会 外務委員会 第21号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 だんだんと同僚諸君から質問がありましたが、私一点だけ一又先生にお教えを願いたいのであります。  この問題を国際司法裁判所に提訴する、先ほど戸叶天各員の質問に対して先生は、結局これも政府の決断いかんだ、こういうふうにお述べになったように理解したのでありますが、この点われわれ当委員会においてもたびたび政府側との間に取り上げておるのであります。一つは具体的にやはり損害が発生しないことには提訴できない、実はこういう態度が表明されておる。それからもう一つは、国際司法裁判所へ提訴して、かりに日本にとって不利な判決が下るというようなことも、これは最悪の場合として考えなければならぬから、むし……

第24回国会 外務委員会 第26号(1956/03/31、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 労働関係の二つの条約の批准に関連して、特に有料職業紹介所に関する条約について、二、三点伺いたいと思います。  今回この条約の批准に当って、第三部だけ受諾する、第二部については政府の権限を持って条件の成熟したときに受諾するという通報をすることになっておるようでありますが、特にこの問題は、承認をし受諾する第三部もきわめて重要でありますが、特に今回受諾しない部分の第二部に私は非常に多くの問題があると思うのであります。政府の説明では、現在の雇用慣習の特殊性等を考慮して、第二部は承認しない、第三部だけの受諾にとどめるのだというふうに伺いましたが、現在の雇用慣習の特殊性をどういうように考……

第24回国会 外務委員会 第29号(1956/04/07、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま和田さんからお伺いをした第三の点ですが、今度の国際金融公社に日本が参加することによって日本は直接この協定の低開発地域ということにならない、その意味で日本は直接この公社からの投資を受けるということはないのだ、これはこの前高碕さんがこの委員会へ見えられたときにもその点を申されたのであります。そういうことが明確になって金融公社に加盟するということであれば、これはまた私は意味があると思うのですが、ところがこれの提案説明によりますと、「わが国の生産的民間企業についても上がるべき条件を備えた場合には公社から融資を仰ぐこともできることとなるわけであります。」ということが書いてある。……

第24回国会 外務委員会 第49号(1956/05/24、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 堀江さんに一点だけ伺いたいと思います。私は途中から参りましたので、あるいは堀江さんのお述べになりました三点にこの点は触れておらないかもしれません。  それは賠償額の問題に関連いたしますが、五億五千万ドルの大部分が堀江さんも御指摘になったように、サンフランシスコ講和条約の趣旨から申しますと、役務賠償という点がわずかに三千万ドル、大部分が資本財になっている。この点は非常に問題を残していると私は思うのです。同時に、日比賠償において特に重要な問題として未解決のまま施されている問題ではないかと思うのですが、従来フィリピンにありました日本人の在外資産の問題が、今度の−賠償交渉に当ってどう……

第24回国会 外務委員会 第51号(1956/05/26、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 実は大蔵大臣に対する質問は、私は本件については外務大臣なりあるいは高碕全権にまだ一つも賛同をしておりませんので、それが明確にならぬと大蔵大臣の御意見を聞くことは非情にむずかしいのですが、大蔵大臣の御都合もあるようですから、大きく二つの問題について大蔵大臣の御所見を伺っておきたいと思います。外務大臣それから経企長官に対する質問はあと回しにいたします。  お急ぎのようでありますから端的に御質問を申し上げますが、今度の賠償協定の第一条においても第二条においても、賠償の全額は一条には「日本国は、現在において千九百八十億円に換算される五億五千万合衆国ドルに等しい円の価値を有する日本人の……

第24回国会 外務委員会 第60号(1956/07/23、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は沖繩の問題について、重光外務大臣のモスクワヘの出発の前にぜひお尋ねをしておきたいと思うのであります。きわめて簡潔にお伺いをいたしますから、率直なお答えを願いたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたいのは、これは結論的な私の質問でありますが、去る十三日の沖繩問題に関する外務、内閣、法務の連合審査会において、私から外務大臣に、モスクワへ全権として出発せられる前に、沖繩問題について少くとも現地の人たちが今後希望が打てるようなアメリカとの折衝の糸口だけでもつけておいていただきたいということをお願いいたしたのであります。一昨晩沖繩から参っておりました四人の代表もそれぞれ帰島いた……

第24回国会 外務委員会 第61号(1956/07/28、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。それは閉会中はいわゆる関係の局長も政府委員ではないのです。これは説明員という立場で出るのでありますが、私はそういう点から見ればやはり事務次官もこれは同じことだと思うのです。従って国会の開会中特に政府委員として政務次官が出る場合は、事務次官は出ないのは、これは通例でありますが、国会閉会中でありますから、政務次官はその意味において政務次官という立場で、これは国会の開会中及び閉会中の区別はございませんが、特に閉会中におきましては、私は現在の状況においては政務次官は不在なのです。その意味で特に、もちろん大臣を補佐する立場でありますけれども、大臣が出ているから事務次官が出なく……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第21号(1956/04/18、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま井堀委員からお尋ね申し上げている点に関連して、太田自治庁長官に伺いたいのですが、従来は確認団体二十三名という制限であったものを五十名にするということは、程度の差だと言われる意味はわかりますが、しかし、従来の確認団体がやる選挙時における活動、これは、従来の公職選挙法によりますと、きわめて限定されているのです。御承知のように、その選挙区で、選挙期間中に――衆議院の選挙の期間の場合には一回限りの政談演説会をやる、あるいは全国的に二十五人以上の候補者を持っている場合には、政治連盟の宣伝用のトラックが人数に応じて何台か出せる。この程度のことです。ところが、今度の改正案によります……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第22号(1956/04/19、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの繰り上げ当選に関する、いわゆる同点者の場合でなければ補充当選を認めないというようなことに対する選挙部長の答弁は、私はきわめて重大な問題を含んでいると思う。あなたのおっしゃるような形で、同点者の場合でなければ、いわゆる同一政党の者を当選させようという選挙民の意思が、繰り上げ当選ということで認められない、こういう考え方でいくと、小選挙区制そのものの根本的な欠陥だといわれる死票の問題がある。従って、一人一選挙区の場合には、当選者以外の反対党の次点者、その他の党に対する選挙民の意思というものが全然現われてこないのだということで、死票の問題が小選挙区の場合には重大な問題であり……

第24回国会 大蔵委員会 第26号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 閉鎖機関令の問題は、特に朝鮮銀行、朝鮮殖産銀行の関係につきましては、先般の予算の第一分科会で、大蔵大臣並びに正示管財局長に私から質問をいたしたのでありますが、そのときに、細部にわたっての質問は閉鎖機関令が大蔵委員会にかかったときにお伺いいたしたいとして、保留いたした部分がございます。さらにその当時は、まだ日韓会談の再開の見通しもついておりませんでしたので、特に私が用意いたしておりました韓国との彼我の財産請求権の問題等に関する資料等を速記録に掲載することも、私の方から自発的に差し控えたような状況でございますが、先般ダレスが参りましたのおきっかけといたしまして、いよいよ日韓会談が……

第24回国会 大蔵委員会 第27号(1956/04/10、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 去る金曜日に質疑をいたしました際に保留した数点について、そのとき要求いたしました資料も出て参りましたので、若干質疑をいたしたいと思います。  ただいま資料をいただいたので、この資料の検討のためには、私の方で用意している資料とのつき合せ等の関係で、なお若干の時間をいただかないと、私の疑義が解けない点が出てくるのではないかということを心配いたすのでありますが、できるだけその意味で、まだ資料の理解が十分いっておりませんから、私の理解の十分でない点があれば、政府委員の方から御教示を願いたいと思うのであります。  私は金曜日の委員会で、特に朝鮮銀行と朝鮮殖産銀行の関係の朝鮮にあります資……

第24回国会 地方行政委員会 第14号(1956/02/27、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど三鍋委員の質問に対して、警察担当の大麻国務大臣は、詳しい状況は昨日石井警察庁長官からの報告で知ったということでございましたけれども、一昨日の事態は、法的にどういう解釈がなされようとも、少くともあの雰囲気は、われわれ国政の審議に参画する者として、国会の権威が著しく警察の威力によって傷けられたように受け取ったのであります。その意味において私後ほど大麻さんに御所見を伺いたいと思いますが、特に一昨日の事態を明確にするために、警察庁長官、あるいは本日参考人として出られている警視総監あるいは警務部長から伺いたいと思うのであります。一昨日総評系労働組合の諸君が、三十一年度の予算のベー……

第24回国会 地方行政委員会 第63号(1956/10/25、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 選挙部長がおいでになっておりますので二、三伺いたいと思います。それは去る九月の十七日に行われました福岡の市長選挙に関する問題でありますが、自治庁の選挙部の方ではこの福岡の市長選挙に際してきわめて悪質な身分差別問題が選挙の戦術というか、選挙戦の過程に起って、現在福岡市におきましてはきわめて重大な社会問題に発展しておるという事実を、自治庁の方では御存じかどうか。そのほか福岡の市長選挙についてその他にも告発されている問題があるやに聞いているのですが、このことについて自治庁は現在までに福岡市の選管なりそういったような方面から、何かお聞き及びの事項があるかどうか、まず伺いたいと思います……

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 当面問題になるのは、日ソ共同宣言の効力発生に伴うわが方のソ連大使館その他の公館の設置の問題でありますが、この点について御質問をいたしましたあとで在外公館の拡充の問題について、若干の質問をいたしたいことをあらかじめ断わっておきたいと思います。  そこでただいま石坂委員の質疑によりまして、在外公館の設置の問題は相互主義の原則の上に立って、わが方の対ソ関係の公館の設置を考えておられるということでありますが、その人員については大体二十名ないし三十名ということのようであります。われわれの聞いているところによりますると、ソ連側の方の日本へ設置する大使館並びに領事館等の関係の人員は、わが方……

第25回国会 外務委員会 第5号(1956/12/03、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 穗積、松本委員からだんだん質問されておりますので、私の御質問申し上げたいと思う点はだいぶ少くなったのでありますが、なお二、三の点について伺いたいと思います。  第二条に規定する引き渡しを受けるときのいろいろな細目についての往復書簡が出ましたが、一昨日私が御質問申し上げた点は大体了解いたしました。日本側から出しました書簡の二の点で、日本側が「賃借する濃縮ウランを含む原子炉用物質の中に生ずるプルトニウム又は副産物が少量であるので、それらの物質についてクレディット又は支払を認められないことが了解され、かつ、合意される。」、この点については向う側が了解してきているのでありますか。一昨……

第25回国会 外務委員会 第8号(1956/12/11、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 実はできればきょう午後委員会を続開していただいて、なおわが党のほかの委員諸君からも、外務省だけではなしに、さらに法務省入国管理局長等おいでいただいて、御質問を申し上げたいと考えておったわけであります。実は対中共関係の問題につきまして、いろいろな角度から質問をいたしたいと考えておるのですが、その点はいずれ明日、明後日、まだ会期中、一般国際情勢の問題のときに、そういう一般的な対中国との関係の問題についてはお伺いをすることにいたしまして、ここで一つの問題でありますることしの夏、在日華僑総会の幹部であります甘文芳外十一名の諸君が、外務省の非常な理解ある取扱いで郷里のマカオへ帰るという……

第26回国会 外務委員会 第3号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 国際情勢の全般的な問題については、委員会の審議の進行につれて別の機会に伺いたいと思うのでありますが、本日は岸外務大臣に特にわが国に現在駐留いたしております米軍の撤退の時期、その他に関連した問題と、それからわが国の外交政策の上で最もすみやかに、取り上げなければならない問題であります沖縄の返還問題に限定をして若干伺いたいと思うのであります。  三十二年度の予算案が策定せられるときに、当然この予算の中の重要な部分を占めております防衛費の問題に関連をいたしまして、政府部内におきましても防衛費の総額をどの線に押えるか、重要な問題になっていたと承知するのであります。そこで防衛費の総額をき……

第26回国会 外務委員会 第7号(1957/02/27、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して一問だけ。十一日の次官会議で新たに提供することにきめられたという七つの施設の内容はわかりましたが、ちょうどこの新聞が出た前後から、新潟県の方からやはり飛行場拡張のために土地が取り上げられるということで、ちょうど私が委員会でこの問題を質問申し上げた日に、外務大臣も新潟県の、特に御婦人の方が多かったと思うのですが、御陳情を受けられたわけです。この新潟県の飛行場拡張に関して、新たに土地の提供を求められておるという関係についてはどういうようになっておるか、この際伺って、おきたいと思います。
【次の発言】 それは立川あるいは小牧等の飛行場の拡張要求がちょうど一昨年ごろ決定を見た……

第26回国会 外務委員会 第18号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して一点だけ。ただいま日中友好協会を共産党関係の団体だと公安調査庁が見ておられるという点は、一体いかなる根拠に基いてそういう判断をされているのですか。私も実は日中友好協会の理事の一人であります。日中友好協会には自民党の山口喜久一郎君と、これは超党派的で共産党関係の人ももちろんおります。それだからといって、共産党員が関係しておるということをもって共産党関係の団体ということで、特に公安調査庁がそれを共産党活動の一端だといって、その資金的な関係等についても調査しているということについては、法律のいかなる権限に基いてやっておられるのか、明確にして下さい。

第26回国会 外務委員会 第21号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 二、三関連してお伺いいたします。この条約の批准実施に伴って、国内的にオットセイの海上猟獲禁止に関する国内法の整備があらためて行われるか、それとも昨年十二月、従来の取締法の施行細則の改正等が行われておりますので、そのままでいいわけでありますか、その点はいかがですか。
【次の発言】 そうすると、関係資料としていだいた臘虎膃肭獣猟獲取締法施行規則、昭和十七年五月二十日、農林省令第四十六号、一番新しい改正が三十一年十二月ということになっているのですが、その第四条には、この条約のたしか第三条にあるように、「北緯三十度以北ノ北太平洋(「ベーリング」海、「オホーツク」海及ビ日本海ヲ含ム)ニ……

第26回国会 外務委員会 第28号(1957/10/15、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 時間もだんだん迫っておるようでございますから、簡潔に二、三の点について御質問を申し上げたいと思います。  最初に、八月の十七日から私ら小泉純也君を団長といたしまする本院から東南アジア視察に派遣されました五名のものが、東南アジアの十数カ国を訪れたのでございます。その際は外務省の在外公館の皆さんからいろいろ視察、調査等について便宜を与えていただいたことにつきまして、この機会に大臣よりよろしく感謝の意をわれわれが表しておることをお伝え願いたいと思うのでございます。ただこの旅行を通じまして、在外公館のあり方の問題、また外務省の在外公館充実に関する現地の声等については、われわれも国会議……

第26回国会 決算委員会 第31号(1957/04/30、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して佐藤証人に。今お答えになりました第一相互銀行の場合に、いわゆる委託を受けたあなた方が監督の立場にあるということは、法律的にはどういうものを根拠にしてそう言われるのですか。実際に相互銀行の内部で破綻を来たしたというような場合に、協会に加盟しておる全国の相互銀行間で、相互に融資その他の方法で助け合うところの一種の相互援助協定というやつですか、そういうようなものがあることは私らも聞いておるのですが、それは現在の段階においては、もちろん相互銀行法に基いて設立を認められている銀行間のそういう協定が、相互銀行間を縛ることは有効かもしれませんけれども、一たび相互銀行対一般預金者とい……

第26回国会 法務委員会 第25号(1957/04/12、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 委員長初め各委員の諸君並びに法務大臣等に、午前中から引き続いて長いこと委員会が開かれておるので、はなただ恐縮なのですが、事人権問題に関連して、ことに最高裁の判決が近ついている関係がありますので、ぜひこの委員会で法務大臣並びに刑事局長、人権擁護局長等に御答弁を煩わしたいと思います。  その問題は、やはり人権問題の一瞬重要な問題になっておる部落問題でございます。未解放部落に対する差別問題に端を発した問題でありよすが、ただいま問題になりました栃木県のヤマイモ事件とは対照的なんですが、実は、栃木県において、ヤマイモ事件は警察並びに検察庁が非常に厳重にやったために人命を失うということま……

第26回国会 法務委員会 第37号(1957/10/14、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関さん、それは非常に重大な答弁だと私は思うのです。ことしの五月十五日の外務委員会で、公安調査庁の藤井長官がいわゆるあなたの言われる共産党が働きかけておる団体として日中友好協会あるいは平和擁護委員会その他の団体も破防法の調査対象であるかのごとき言明をしたことが問題になりました際に、現在本委員会の委員であります中村法務大臣が出られまして、藤井長官もまじえまして、いろいろこういう事態についての明確な答弁を最終的に明確にしておいた方がいいという立場で答弁を伺ったのが速記録に残っておるのです。破壊活動防止法、破防法を拡張解釈することは誤まりであり、共産党あるいは党員を何でも全部調べると……

第27回国会 外務委員会 第3号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 同僚穗積君からすでに私の聞きたいと思う点についても質問があったようでございますので、なるべく重複を避けたいと思いますが、従来特に関税の関係で差別的な取扱いをされておった豪州との間に今度それをなくして、いわゆる相互の最恵国待遇によるところの通商の基本原則が打ち立てられたことは、非常にけっこうなことだと思うのであります。ところが先ほど穗積君が質問をいたしておりましたように、協定の第五条にはこの最恵国待遇を基本といたします今度の通商条約の制限に関する部分の規定があるわけなんです。どうもその点が解釈のいかんによりますと、せっかくの通商条約がいろいろな面で、具体的なケースで問題が起り得……

第27回国会 法務委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 和歌山の公安調査局事件の基本的な問題は、公安調査庁の現存しております以上、きわめて重要な問題でございますので、特に、閉会中の委員会でございましたが、私も指摘した通り、五月十五日の外務委員会で中村法務大臣から当時のような言明をいただくまでには、藤井長官も二回にわたって出席していただきました。具体的な、たとえば日中友好協会であるとか、あるいは平和擁護委員会であるとか、原水爆禁止協議会であるとか、こういうようないわゆる民主団体の活動に関連して、破防法に基いての調査をする限界を、公安調査庁当局と法務大臣において十分打ち合せをしていただいて、実は表明していただいたものでございます。それ……

第28回国会 運輸委員会 第2号(1958/01/28、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 委員長、答弁する前に議事進行。小山委員から本問題についてきわめて具体的な質問がなされているのですが、どうも船舶局長の答弁は、それを一般的な説明にそらすように聞こえてなりません。これは私の郷里に本社のある南海汽船の問題ですけれども、やはり最後の責任の問題は大きく政治問題にもなると思うのです。大臣の先ほどの山口委員に対する答弁では、うしろに南海電鉄という巨大資本の会社がついていることであるから、十分やらせるということであるけれども、問題は船舶局長の答弁いかんによるならば、国が責任を負わなければならぬ問題にも私は発展していくと思うのです。しかし今われわれはそれを直ちに追及しようとは……

第28回国会 運輸委員会 第4号(1958/02/06、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 議事進行。これから委員長の方では、先般の南海丸の遭難事故の問題についての委員会の審議に入る予定だと承わるのでありますが、今朝からの委員会の運営につきましても、実はこの南海丸の事故の問題は近来にない多数の、また一名も生存者がいないという大きな海難なんであります。そのことに対して、実は政府当局からこれの救難その他についての報告が、いまだ国会に対しては正式にないわけなんであります。これは民間会社の船でありますから、洞爺丸だとか紫雲丸というような、国鉄その他が経営しておる公共船舶の事故ではないことはもちろんでありますけれども、いろいろこの事故の原因等を究明して参りまするならば、私はや……

第28回国会 外務委員会 第4号(1958/02/17、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。ただいま川上委員から質問いたしました、近く各党からの代表者によりまして日中貿易に関する第四次協定が調印せられるという見通しのもとに代表が中国へ参るのでありますが、その協定の内容等についてはすでに先般池田正之輔君等の代表が参りまして話をして参りましたものを最後の仕上げをするという形になるわけであります。民間の通商協定のようなものでありますが、これに調印して参りました場合に、その内容が実行に移されるかどうかということについては、やはり政府の政治的な高い立場における御承認がなければならぬと思う。その意味で今川上委員からは、この協定の精神をくみ取って、その内容が実現するよう……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して一問だけ。凍霜害の被害のことでありますけれども、これは七日付でありますか、統計調査部の調査が出てきておるのですが、先ほど全般的に伺いますと、まだこれがごく最初の報告だということでございますから、了解いたしますけれども、特に私の和歌山県の状況によりますと、山間部の桑などに軽微の被害がある見込みだというのですけれども、実は七日に和歌山県下の凍霜害の被害の多いところから町村長などがかなり多数参りまして農林省にも陳情していると思うのです。本委員会の委員の皆さん、並びに私ら和歌山県選出の国会議員に県から提出されております資料によりますと、被害総額十三億という近来にない農作物の被……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 文教委員会 第7号(1958/08/28、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。先ほどからの本件に対する答弁を伺っておりますと、あまりにも現地の警察からの一方的な報告を取り上げておると思うのです。警察庁長官に伺いたいのですけれども、この報告には、少くとも十五日の事態についても何らか報告が私はあったはずだと思うのです。実はあるはずなんです。しかもそれは警察当局だけではなくて、自民党の諸君もおられますけれども、十五日、十六日のこの集会の関係から不測の事態が起らぬように、私ら社会党の和歌山県連といたしましては、自民党の和歌山県連、特に幹事長の県会議長の平越君をわずらわしまして、いろいろ事前にお話し合いをいたしまして、平越自民党県連幹事長の、特に警察の……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 私、実はこの国会が始まる直前に、中華人民共和国の国慶節に招かれまして、去る十五日に日本へ帰ってきたのであります。しばらくではありますけれども、日本を離れて、祖国の政治の歩んでいる姿を見てきた立場から、若干岸内閣の政治の方向について、社会党の立場から質問をいたしたいと思うのであります。  一口に申しまして、私は帰って参りまして、何か日本が大きな戦争か何かを目前に控えておるようなあわただしさを、少くとも政治の上層部では続けておるのではないか、実はこういう感じをばく然としながら持って帰ってきたのであります。そうしますとちょうど私の帰ってきた日に星島議長のあっせんで、警職法の衆議院に……

第31回国会 予算委員会 第17号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、政府提案の昭和三十四年度一般会計予算案、同特別会計予算案、並びに同政府関係機関予算案の三案に対して、反対の意向を明らかにせんとするものでございます。  まず今国会に提出せられておりまする政府案は、何をねらいとして編成されているか。われわれの見解をもってすれば、それは第一に、過剰設備、過剰生産から大企業を救済せんがための財政対策であって、減税、国民年金等の実施は、このねらいを国民の目からそらさんがための擬装にすぎないのであります。第二のねらいとは、大企業救済との取引によって、岸首相みずからの地位保全のための資金、並びにすでに進行いたしております……

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっと関連して……。  私もこの問題についてなお官房長官あるいは内閣の総務長官等が出席した上で今後の対策の点は赤路委員に続いて質問をいたしたいと思うのですが、一応事務当局でなお明らかにしてもらいたい点が二、三点あるわけなんです。  そこで、この問題の砲弾あるいは火薬が国土開発のものであるということは先ほどの説明でわかっておるのでありますが、国土開発が一体こうした砲弾だとか火薬をどういう形で四月の一日ですか三月の三十一日までこれを適当な処置をしないで放置しておいたか。一体国土開発という会社が砲弾なり火薬の製造会社だということは私は寡聞にして聞いていないのでありますが、どういう……

第32回国会 農林水産委員会 第7号(1959/08/11、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して……。  七月三日に私もこの問題で質問を申し上げ、そのときには水産庁の方は次長が出られた。その意味で、長官はそのときの事情を御存じないのでありますが、ここで相澤主計官をわれわれがとっちめておっても話が進まないのです。それで、政府を代表して椎名官房長官が七月三日の委員会で最終的に答弁された点を私一度読んでみますから、この点に基いて、政府としては調査の結果どういう対策を講ぜられ、それが進んでおるかどうかということを一つお答え願いたいと思います。椎名さんがこういうふうにお答えになっております。これは速記録です。「だんだんのお話を承わりまして、まことにこれを捨てておけぬ重大な……

第32回国会 農林水産委員会 第13号(1959/09/11、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 本件については、赤間委員から熱烈な質問がありましたので、私あえて重複的な質問をいたそうとは考えません。しかし、赤路君からも指摘しましたように、本件の事故が発生いたしましてからいよいよこれが掃海に着手するまでということになりますと、優に四カ月を経過することに相なるのであります。四カ月の間、調査だけは、本委員会で取り上げて、きわめて早急に、この種の調査をこれだけ迅速にやってくれたことはほかに類例を見ないくらいで、われわれは感謝しておったのでありますが、出してくれた結論には、これほど粗末な結論はないと、私、あきれ返ってものが言えないような状況なのです。  そこで、大島審議室長の言わ……

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/11/21、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 福永参考人に二点ばかりお伺いいたします。先ほど述べられました一九四一年当時の南北ベトナムにおける日本軍の現地調達、それがどういうような状況であったか。先ほどいわゆる五百ピアストルの新円、特別円の関係の問題を述べられたわけなのですが、もう少し具体的に、ことに南の方では米の産地でありますから、食糧等も軍が現地調達をしたのではないかということは考えられるわけですけれども、その点につきましては現地調達であります関係から、やはり先ほど御指摘になりましたような特別円をもって一応支払った。それが終戦と同時にその処理ができないために、現地に非常な迷惑をかけたということは事実として考えられるわ……

第33回国会 議院運営委員会 第12号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 長らく議運にごぶさたいたしたのでありますが、山下君とかわって委員会に出てみて、私どもが議運の委員をしておった当時と、国会の重要な問題である会期の問題等に対する、特に与党側の諸君の考え方が変わっていることに、実は驚いているわけなんですが、先ほどから述べられる、会期をさらに十三日間延ばしたいということについての積極的な理由が、非常に乏しい。衆議院に八件重要な法律案が残っていると言われますが、何と何でありますか、事務当局からでもお聞かせを願いたいと思う。はたして残っている八件の法案が、これから残されている会期内に議了できないものかどうか。それはこの議運の場ではないかもしれませんけれ……

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 今の長谷川君のような御意見もあると思うのですけれども、それはこの委員会として、この法案の付託についての議長の諮問を受けて討議に入る段階にいけば、私はそれでもいいと思うのです。それをまずやることもいいでしょう。しかし、先ほど池田禎治君が出された問題は、議長がこの委員会へ諮問する前に起こった事態なんです。その事態について、議長及び事務総長、それから諮問された議運の委員長、この間で、この委員会の開会前に起こった事態についてどういう処置をとられたかということを池田君は尋ねられておるんですから、その問題を先に解明していただいて、あと議長の諮問案を議題にして意見を述べるという段階において……

第33回国会 議院運営委員会 第21号(1959/12/27、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 この問題については、山崎君の言われるように、会議の民主的な運営の関係から見て、そういうことが乱用されてはならないという立場で、一事不再議の原則というものが、民主主義の会議運営の原則としてあることは、われわれも認めます。しかし、たとえば通常国会――これは法律に従いまして百五十日の会期がある、こういう場合に、内閣不信任案の事例等の場合においても、やはり会期の最初に出る場合もありましょう。そうして、その問題は、今の国会構成の点から見れば成立をしない、こういう事態になりましても、その後の国会開会中における政府の施策で重大な問題が起こる、こういう場合には、やはり野党として政府の責任を追……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第7号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっと関連して。政府委員の答弁は少し納得できないのです。私まだ勉強しておらぬけれども、今ここに来ていただいた「臨海工業地帯開発公団設置について」という、通産省、運輸省、建設省、三省から出された資料によりますと、開発公団において事業を行なう予定地区として、十二区を予定しておる。それは名古屋、四日市、海南、大阪、高砂、壬生川、松永、長府、境、博多、大分、八代、以上の十二地区、こういうことになっておるわけです。従って今長谷川委員かお伺いをしておる、国土開発法に基づく特定地域としての事業計画がすでに閣議決定されている以上、これは確定しておるわけなんです。従って、臨海工業地帯設置法が……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第9号(1959/12/02、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。その点について、この前の前の委員会でありますか、長谷川委員からも質問をいたしたのでありますけれども、三十四年度の予算を要求するときは法律の根拠はどこに置かれておるわけですか。
【次の発言】 そのときにはすでに、自民党からの提案でありますけれども、臨海地域開発促進法案が国会に提案されていたのではないのですか。それからもちろん開発公団ということになれば、公団に関する法律が予定されなければならないと思うのですけれども、前々からありますところの、たとえば国土総合開発法というような関係からくるいわゆる行政的な施策としてお考えになったということであればわかるのです。 その点は、……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第10号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 経企庁長官もお見えになったようでありますから私は伺いたいと思いますが、最初に、今審議をいたしておりまするこの臨海地域開発促進法案は議員提案でございまするけれども、すでに昭和二十五年に制定し実施されておる国土総合開発法があります関係から、これを忠実に政府の方で実施をしておれば、何も臨海地帯だけの開発促進法を議員提案で出す必要がないのではないかという考え方から、先ほど来、菅野長官がお見えになる前から、同僚の長谷川委員からるる国土開発法の規定に基づいて実は質問をされておるわけであります。藤巻政府委員の答弁では私ども全く納得することができないのであります。そこで大臣に私この点について……

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/14、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は社会党を代表いたしまして、本予算委員会の最後の質問に立ったわけであります。実はこの委員会の今までの質疑を通じまして、私どもの党といたしましては、岡田春夫君が取り上げましたベトナム賠償の問題に関する本委員会における外務大臣の答弁が、その後外務委員会において大きく変わってきておる、こういうような問題が出ておるわけであります。それからさらには小松君が取り上げました次期戦闘機の機種決定にあたりまして、ロッキードの一機当たりの購入価格の点が明確ではないのであります。赤城防衛庁長官は一機百万ドル以上――国民の税金をもって買う戦闘機についてこういう無責任な決定はないとわれわれは考えてお……

第34回国会 議院運営委員会 第2号(1960/01/29、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 参議院と衆議院との配分関係はどういうふうになっておるかということが一つと、それから海外出張の旅費の関係で、実は私、別に予算委員会にも関係しておりますけれども、昨年度予算委員会の海外調査に旅費をもらっておった。そういう関係については、これがきまってからの配分に関連して考えられるものなのかどうか。

第34回国会 社会労働委員会 第35号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 本委員会で今問題になっておりまする三池の争議の問題につきましては、久保浩君が会社側と気脈を通じた暴力団によって、警察数十名のおる面前で刺殺された事件直後に、二日間参りました。それから去る四月七日に、第二組合が日本の歴史始まって以来ないきわめて悪質な部落差別の文書をこの争議に関連して数万枚配布したという不祥事件の関係で、現地へ参りました。たまたまただいま質問をせられました自民党の大坪委員と大牟田駅で降車するときに顔を合わせたようなわけで、昨夜私も帰ったものでございます。その立場から、いろいろこれに関与いたしておる警察の争議に対する介入の問題、あるいは今私どもが取り上げておる第二……

第34回国会 内閣委員会 第42号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 私どもが数年前から政府に対して強く要望いたしておりました部落問題の対策のために、今回自民、社会、民社の三党提案によりまするこの問題の根本的な調査と抜本的な解決策を樹立されるための審議会の設置法案が提案の運びになったことを、この問題について強く政府に要望いたしておりました一人といたしまして、非常に喜びにたえないとともに、提案者の各位が、いろいろな意見の相違もあったでありましょうが、ここまで取りまとめられたことについては、その御労苦に対して敬意を表するものでございます。この問題は、私も実は未解放部落の一員といたしまして、ここ二十年来解放運動に従事いたしておる一人といたしまして、今……

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/02/19、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 この際、本予算委員会の議事運営について、私ども社会党の立場から一言申し上げまして、委員長初め、特に政府側の善処を求めたいと思うのでございます。  申し上げるまでもなく、本通常国会の最大の課題は、昭和三十五年度の政府関係予算の審議であると考えるのであります。本委員会は、その立場から今日まで審議を進めて参りました。昨日で公聴会も終わったわけでありますけれども、公聴会等におきましては、従来の予算委員会としては前例のないほど多数の委員の出席がありまして、非常に有益な公聴会を持つことができたのであります。しかしこの公聴会に、特に予算案に対する国民の声を公述人を通じて直接国会として聞く場……

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 私、質問に入ります前に、ただいま官房長官から報告のありました、予算を伴う法律案の残余の案件については、おそくともきょう一ぱいに提出をしていただかないことには、予算委員会の締めくくりをするわけには実は参らないと思う。それと同時に、本委員会並びに分科会等で資料として提出を要求したもので、まだ出ておらないものもある。今朝出た資料等につきましては、われわれ委員会で要求したものにこたえてはおりません。いずれこの点は、時間があれば質問の過程でも明確にいたしますけれども、資料要求したときに、委員長並びに主査から、どういう趣旨のものの資料を提出するということを具体的に申し上げておるのです。そ……

第35回国会 地方行政委員会 第3号(1960/09/10、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は警察行政に関連をいたしまして、きわめて緊急な問題について質問をいたしたいと思うのでありますが、時間もだいぶ経過いたしておりまするので、できるだけ簡潔に御質問申し上げますから、答弁される側においても、それに対して率直にお答えを願いたいと思うのであります。  私がお伺いを申し上げたい問題は、都内文京区茗荷谷五十四番地にございます清華寮という中国留学生の寮に起こりましたきわめてさまつな問題に端を発しまして、去る九月一日以降数回にわたりまして、警視庁からきわめて大がかりな捜査と逮捕問題が起こりました。この問題が、日本の国民がひとしく待望しておる日本と中華人民共和国との国交回復につ……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 予算委員会 第6号(1960/12/17、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、昭和三十五年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和三十五年度特別会計予算補正(特第1号)の編成替えを求めるの動議を提出をいたします。以下この動議を提出いたしました理由につきまして、簡単に御説明を申し上げたいと存じます。  第一は、歳入についてでございますが、政府案は、本年度当初予算に対して、約千六百三十億円の租税自然増収が出るものと予測し、そのうち千五百十四億円を歳入補正に充当しております。しかし私どもは、さらにこれ以上に、六百億円をこえる租税自然増収が出るものと測定いたすものでございます。また特に法人税等におきましては、大口脱税が各種の方法に……

第38回国会 運輸委員会 第9号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 港湾整備緊急措置法に関連をいたしまして若干質問をいたしたいと思うのであります。これはこの法律に基づきまして港湾整備五カ年計画をこれから策定して、港湾の整備に対する基本的な方針をこれからきめるということを義務づけた法律ではございますけれども、別途過般衆議院を通過いたしました三十六年度の予算には、すでにこの法律に基づいて三十六年度から五カ年計画に織り込むための第一年度の予算、また五カ年計画についての全体の資金計画というようなものが、すでに予算に関連して予算委員会で明らかにされておるのであります。その意味で、この法律に基づいてこれから政府が策定しようとする五カ年計画については、大体……

第38回国会 社会労働委員会 第36号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 お二人の御意見の開陳を伺っておりますと、著しく食い違うのであります。現に争議が進行中でありますから、御主張の隔たりのあることは理解できますけれども、事実関係にあまりにも食い違いがあるので実は驚いておるわけであります。  まず野尻参考人に伺いますが、先ほど梅沢院長からの御発言によりますと、昨年の十二月に争議が発生して以来、二十数回にわたって団体交渉が持たれたように述べられたと思うのでございますが、それらのことについては、あなたは全然お触れにならなかったのであります。まず組合側からいった争議の経過、団体交渉等の関係、それから経営者との間の折衝の経過等について、簡単に組合側の言い分……

第38回国会 社会労働委員会 第39号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 時間がありませんので、簡潔に私の質問を申し上げたいと思いますから、警備局長並びに医務局長、労政局長からそれぞれお答えをいただきたいと思います。  本件、特に十仁病院の争議の問題でありますが、前回本委員会で取り上げて以来、むしろ問題がいろいろな方面に派生をして、ますます泥沼争議の様相を呈しておりますので、重ねて取り上げていただいたわけでありますが、そのときに警察庁当局が私の質問に対しましてお答えになられたうちで、この争議と――警察の私どもは不当干渉と見ておるのでありますが、きっかけになった四月十七日の病院側の暴力団と組合側との間の寮の占有に関する紛争の際以来、十数名の警官が、そ……

第38回国会 予算委員会 第3号(1961/02/04、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、政府の施政の根本的な問題について主として総理に対して質問を行ないたいと思います。私に与えられておる時間の制約の関係もありますから、私の伺いますことに対しまして、簡明率直な御答弁のほどをまずもってお願いを申します。  まず第一に伺いたい点は、総理は本年の初頭にあたりまして、また過般の施政方針演説の中におきまして、今後の日本の政治を行なうにあたりまして政治の姿勢と申しますか、政府の政治に対しまする、具体的には行政に対する責任体制と姿勢を正していくということをモットーとしてやりたい、こういうことを申されておるのでありますが、これは具体的にどういうこ……

第38回国会 予算委員会 第11号(1961/02/14、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま小松委員と小坂外務大臣の日韓会談に関しまする質疑応答を伺っておりますると、非常に重要な問題が出ておると思うのであります。と申しますのは、最後のただいまの御答弁では、日韓両国の間に正常な外交関係がないということを外務大臣が申されましたけれども、先ほど小松委員からの質問に対しまして、現在日本にありまする韓国代表部というものは、何らか一つの正式な外交機関のような口ぶりで申されたと私は伺っておるのであります。これは、先方は、国内的にやれ大使であるとか公使であるとかいうことを申しておりますけれども、これがいわゆる外交上の正式の大公使というものでないということは、これはすでに今ま……

第39回国会 決算委員会 第8号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の質問に入ります前に、まだ農地局長がおられますので……。  私は、計画変更その他のことに基づいて起こりました事態に対して、できるだけ関係農民を中心として了解を得られるようにあなたたちが努力せられることは当然だと思うのです。しかし、万が一大多数の農民の賛成が得られないという場合に、役所の方が既定通り計画を進めるということでは、それこそ血の雨が降る結果になると私は思うのです。従って、最善の努力はするけれども、最終的に農民の大多数の同意が得られないという場合には、農林省が一歩下がって関係農民と話し合うだけのかまえがなければならないと思うのです。同僚諸君の最後に局長から聞きたいとい……

第39回国会 予算委員会 第6号(1961/10/09、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの長谷川委員の質問に関連をして、今回の補正予算の重要な特徴をなしておる災害関係の問題について若干お伺いをいたしたいと思うのであります。  手元にいただいた資料によりますと、昭和三十六年八月までの災害復旧事業費の査定額調査が出ておるのでございますが、これによりますと、八月までの発生災害につきまして査定事業費の見込額が総額で八百八十五億七千九百万円、それに対する国費の所要見込額が六百六十八億九千万円、そのうち三十六年度の所要国費見込額が百八十四億七千八百万円、こういうことになっておるのでございまするが、これではかりに八月までの災害といたしまして災害復旧について従来から災害……

第40回国会 運輸委員会 第6号(1962/02/07、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 港湾局長や海運局長は見えておりますか。――それから大臣はきょうは出られないのですか。
【次の発言】 わかりました。  私、本国会から運輸常任委員になりましたので、運輸行政についてはまるっきり不勉強でありますし、その意味において、同僚諸君からは、もうわかり切ったようなことについてあるいは質問を申し上げるかもしれませんが、特に現内閣の一枚看板であります経済成長政策ときわめて密接な関係を持つ交通関係の諸問題について、私自身も今勉強中であります。その意味において、政府の施策の内容なり方向について、きょうは伺ってみたいと思うのであります。  三十七年度の総予算が今予算委員会で審議中であ……

第40回国会 運輸委員会 第7号(1962/02/09、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 過日の委員会で、港湾と海運に関する問題について、運輸当局の意向をただしたのでありますが、ちょうど予算委員会の関係で運輸大臣お見えにならなかったので、最高政策に関する部分については責任のある御答弁をいただけなかったので、この機会に、幸い大臣お見えになられましたので、一、二お伺いをいたしたいと思います。  まず、海運政策の問題につきましては、過去の造船融資に対する利子補給の問題が、前年に引き続いて予算が計上されておるわけであります。聞くところによると、過日も海運局長及び政務次官からは、いわばそれはうしろ向きの過去の分に対する補てんということで、前向きの形におけるものについては、目……

第40回国会 運輸委員会 第8号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま勝澤君の質問に関連して、ちょうど内閣総務長官もお見えですから、二、三伺いたい。  勝澤君の質問に対する答弁を伺っておるのでありますけれども、どうも理解できない点がある。今度の三十七年度の予算に、この気象観測の関係の物品譲与を含めまして、近来にない多額の沖繩援助予算が計上されていることについて、どうも理解できないのであります。それというのも、先ほど総務長官がお述べになりましたように、昨年六月の池田・ケネディ会談に従って、そのときの共同声明にもたしかあったと思うんですけれども、沖繩は、現在潜在主権があるけれども、立法、司法、行政の実質的ないわば施政権というものが、アメリカ……

第40回国会 運輸委員会 第18号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 私ども社会党の方から、競輪、競艇、競馬、この三つのきわめて射幸性のある関係法はこの際廃止すべきだということを年来主張して参りまして、今国会にもこれの廃止法案を提出いたしたわけでありますが、政府の方では、今回は競馬、競輪、モーター・ボートのそれぞれ改正法案を出して参りました関係から、商工委員会にかかりましたこれらの三つの廃止を含む法案が、一足先に関係のある運輸委員会に一言の相談もなしに多数でもってこれを否決し去ったという事実の上に立って、このモーター・ボートの改正法案を審議しておる、また審議を要求しておる政府の態度を、私はきわめて遺憾に思うのであります。ことに先ほど来、内海委員……

第40回国会 運輸委員会 第21号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 一点だけでいいのですが、今大臣の御答弁の中にもありましたが、国際観光ホテル関係の拡充と申しますか、そのために、融資あっせんの問題についても特に政府としても考えておるということでございますが、先ほど勝澤委員の御質問に対して、三十一年以降でありますか、国際観光ホテルとしては五十五億の融資を処置してこられたということであります。本年度は、国際観光ホテル関係としては、大体開銀の融資ワクというものはどの程度あるものか。それから国際観光ホテルに準ずるものとして、開銀の地方開発の資金ワクの中にも、一昨年あたりから若干観光ホテルの整備融資のワクも作られておると思うのです。それは、大体三十七年……

第40回国会 外務委員会 第21号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま岡田委員から御質問申し上げておる点は、この協定の承認問題にきわめて重大な関係を持っておるのでございますが、私も先国会まで衆議院の予算委員をいたしておりました関係から、昭和三十五、六年度の予算に関連をいたしまして、賠償等の戦争によりますところの支払い関係について、予算に計上されたもの以外に未解決のものがあるかということを、本予算が提出されるたびに毎国会政府側に質問をしてきておるのでございます。日にちははっきり覚えておりませんが、そのつど、予算書に計上しておるもの以外に、たとえば三国委員会等にかかっておる問題等についても大蔵省当局から説明がございましたが、特に昭和三十五年……

第40回国会 外務委員会 第25号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 昨年の予算の審議に関連をいたしまして、第二分科会で昨年の二月二十七日に私が主として外務大臣に対して質疑を行なったのでありますが、そのときに、各省関係にばらばらになっておる海外経済協力、低開発国に対する援助、またその中心をなす技術援助等については、国として一元的な総合的な実施について考えねばならないということで意見も申し上げたわけでして、私ども社会党が持っておりまする大会、これは第十三回大会、今から約十年前でありますが、その大会で決定をいたしました和栄政策という方針がございまするので、それとの関連で若干質疑をいたしたのでございます。そのときに外務大臣も約束をせられました実行の一……

第40回国会 外務委員会 第26号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 前回に引き続いて海外技術協力事業団法について質問を申し上げたいのであります。私ども、この法案に関係をいたしまして、前回も質問申し上げましたように、全面軍縮、特に核実験の禁止についても、これをむしろ推進することを前提として、そういうような体制ができた場合の世界の安全と平和を確保するために日本の科学技術によるところの国際奉仕というものを考えたらどうか、こういう立場でこの法案の審議に当たっておることは前回も申し上げた通りでありますが、そのことに関連をいたしまして、まだ私も確認をいたしておらないのでありますが、その前提になる核実験の問題につきまして、御承知のように、アメリカの実験再開……

第40回国会 決算委員会 第15号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 議事進行。参考人は、山本さんに限らず、質問には簡潔に、端的にお答え願いたいと思うのです。  それと田中彰治委員からも指摘されましたけれども、会計検査院の指摘事項あるいは企画庁からの指摘事項等に対する山本参考人の受け取り方というものは、私これは非常に重大な問題だと思うのです。会計検査院は最高裁判所――裁判所のようではございませんけれども、一応やはり行政機関から独立して厳正な立場で会計検査を行なっておる。その意味で会計検査院は、国会に対して責任を負うている国の重要な機関なんです。私は、参考人でありまするから個人的な見解を述べる自由は認めたいと思いますけれども、そういうことであれば……

第40回国会 決算委員会 第16号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっと関連して。  先ほど木村公平委員から質問のありました砂鉄鉱区の買収に関連して一点伺いたいのですが、現在開発会社としてお持ちになっておる収得鉱区は、今月の一日付で鉱山部から提出されました今問題の三倉鉱業関係の九鉱区、それから同じ三倉鉱業関係 の石蕨、川代、奥内の三鉱区、これが一億三千七百万円ですが、それから和賀仙人鉱山から求めました三鉱区、さらに東京鉄鋼所有の十九鉱区ですか、自分の方で出願されたものは別として、以上三十四鉱区だけでしょうか、それ以上にございますかどうかという点をまず伺いたいのですが。皆さんの在任中のことでございますが……。

第40回国会 社会労働委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっと関連して。官房長官急ぎのようなんですが、おられる間に関連して一、二伺いたいのですが、八木委員から部落解放の根本的な政策についてのお話が出たわけなんです。昨年御承知のように私ども部落解放団体の方でいろいろ国の政治に対する要請のために請願運動を起こしました。それが国会で建設委員会を除きまして、各委員会でそれぞれ採択をされた。建設委員会の方では委員長初め委員諸君も十分理解をされておったのでありますが、請願書で出したのを陳情書という形で受理された、それ以外のところは請願――若干農林関係で修正された点がありますけれども、全部採択されて内閣へ、いわゆる国会の意思、衆議院の意思とし……

第40回国会 社会労働委員会 第24号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 今議題になっております児童扶養手出法案に関連をいたしまして、伺いたいと思うのであります。  児童扶養手当も、昨年度に比べれば六倍の増額になっておりますし、児童保護費その他の関係についても若干の増加を見ていることは非常にけっこうなこと、だと思っておるのでありますが、時間の関係もありますので、端的にお伺いをいたしますけれども、聞くところによりますと、厚生省の方では、神奈川県の田奈の旧陸軍の火薬庫跡に、中央児童厚生施設と銘打って、子供の国というようなものの建設計画が進められておるということでございますが、元の陸軍の火薬庫でありまして、終戦後占領軍の火薬庫として最近まで使用して参りま……

第40回国会 法務委員会 第14号(1962/03/09、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連。先ほどからの猪俣委員の警察及び法務省関係並びに海上保安庁に対する質疑応答を承っておりましても、問題は、いわゆる破防法の関係の初めての被疑事件として取り上げておる三無事件の捜査の問題に関連いたしまして、猪俣委員が指摘をいたしましたたとえば日南産業の関係の康の問題とこれは、われわれしろうとなりにきわめて通俗的に考えましても、関連があるという疑念を持つのが一般国民の感じだと思う。しかも、そのことは、いわゆる政府の転覆、政府要人の暗殺というようなきわめて政治的な事件なんです。そういう問題の取り扱いについて、海上保安庁が調べた密輸事件、そのことについては警察庁が、海上保安庁からの……

第40回国会 法務委員会 第22号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 公安調査庁の長官が見えておりますから、長官は最近かわられておりまするので、最初に公安調査庁全体のことについて新長官のお考えを伺っておきたいと思います。  破防法との関連で設置されました公安調査庁が、近年機構が拡充強化され、ことに私ども非常に問題になると思う調査に対する協力費等の名目によるところのいわゆる機密費というようなものも、年々われわれの反対にもかかわらず増額をされておると思うのであります。しかしながら、公安調査庁設置の一番重要な基本法であります破壊活動防止法の関係を見ますると、当時左翼団体のいわゆる暴力革命というようなことによって政府を転覆するというようなこと、もっと端……

第41回国会 運輸委員会 第10号(1962/11/01、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 一点だけ鉄監局長に伺いますけれども、今度の私鉄の運賃値上げを認可するにあたっては、先ほどあるいは局長から報告があったかもしれませんけれども、当然運輸審議会に相談をかけていると思うのですが、それは具体的にはいつでしょうか。
【次の発言】 形式的には運輸審議会から十九日に答申があって、即日認可したという形になっているのですけれども、すでに、審議会の答申が出る前に、やはり閣僚懇談会なり閣議で、運賃の問題についてどの程度の値上げを認めるかということについての政府の腹がまえというか、そういうものをきめて、形式的に運輸審議会の答申が出るのを待って、即日認可をした、こういう形になっておると……

第41回国会 社会労働委員会 第10号(1962/10/09、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は、ことしの夏、ずいぶん何年ぶりかで日本にコレラが侵入するかもしれないという危険がありましたときに起こりました問題について、質問をいたしたいと思うのであります。  私どもは、小さいときにコレラが日本にも入って参ったという記憶があるのでありますが、それ以来、外国旅行等をやる場合にはコレラの予防注射をやるというようなことで、あまり実は関心を近年持っておらなかったのでありますが、本年、台湾を初め東南アジア方面に発生したコレラが日本に入る危険性がきわめて濃厚であるという際に、厚生省を中心といたしましてこれが防疫対策に非常な努力を払われたことについては敬意を表するのでありまして、特に……

第41回国会 法務委員会 第2号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま濱田委員より質問申し上げた事件について、党の立場と申しますか、私、問題になっておる地区の部落解放同盟の支部を統轄する解放同盟の書記長という立場にあるわけなんですが、きょうは実はそういう立場を離れて質問をしたいと思います。  ただいま、濱田委員の質問を伺っておりますと、出身の高知県のことでございますし、この問題について、党派的な立場を比較的離れた質問に敬意を表するものでありますが、しかしながら、述べられている事実については、遺憾ながら、私どもの把握しておるものと違う点があるのを非常に残念に思うのであります。  できるだけ重複することを避けて伺いますが、濱田君が指摘いたし……

第41回国会 法務委員会 第3号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。先ほど志賀委員が郵政大臣に関係者から出された要請書の中を読み上げられたように、前川君の問題については、電波監理当局から、やはり兼業禁止の意味で二回にわたって警告が出されておるケースです。その点は間違いないでしょう。しかも、この問題を亀田君が法務委員会で取り上げられてから約一カ月半、二カ月も経過しておるのです。従って、現在刑事事件として問題は発展をしておるわけですけれども、そういう過程で、書類が最初に出されたときには、あなたたちの省内の取り扱い例に基づいて見過ごしたとしても、あとからそういう問題が起こったということになれば、それをお調べになって、しかも、その問題がきょ……

第41回国会 法務委員会 第5号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。先ほど猪俣委員から御質問申し上げた、結婚の場合における南北朝鮮の国籍に差別待遇をしないという点はよくわかったのでありますが、ちょうど民事局長もおられますので、一点伺いたいと思います。  最近私、具体的に相談を受けたケースなんですけれども、船員法による船員の登録の問題について、これは日本人である場合には、成年に達しておれば、船乗りの経験の有無にかかわらず登録できる建前になっているわけです。ところが、朝鮮人の場合も、この日本の船員法による登録を受け、船員手帳をもらうわけなんですけれども、その場合には、やはり韓国の代表部で韓国籍でなければもらえない、こういうので現在手続中……

第43回国会 運輸委員会 第12号(1963/03/08、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 一点だけ関連して伺いたいのですが、実に近江鉄道については至れり尽くせりの補償をいたしております。今大石常務理事の御答弁を伺っておりますと、新幹線に並行している関係から、観光客等の乗客が減るという近江鉄道側の申し出に基づいて膨大な要求をこれだけに縮めてそれも補償の額になっておるというのですけれども、これは鉄道関係、いわゆる地方鉄道の関係ではございませんけれども、一つ伺いたいのは、大阪市の東淀川区に日の出町というのが今度の新幹線の関係で、町がほとんどずたずたになるのでありますが、これに対する補償問題は日の出町の特殊な事情から、国鉄にも相当いろいろな要求が出ておると思うのであります……

第43回国会 運輸委員会 第17号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 出ている法案に関連して、二、三点伺いたい。一つは日本航空の経営の問題でありますけれども、国内線と国際線の両方をやっておる関係からだと思いますが、国内線オンリーの全日空の方が最近着実に収益をあげて、配当もやろうかというような情勢にあるわけです。日本航空には従来国からも相当、国際線の関係を主としてでありますが、援助をやっている関係もありますけれども、依然としてやはり赤字だという問題については、国際線の関係があるからということで、そういつまでも国がめんどうを見るというわけにもいかないのじゃないか。そういう関係で、今度は航空局長の説明によりますと、経理関係のものを統合して、役員等もそ……

第43回国会 運輸委員会 第23号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっと関連して一点、大石常務理事に伺いますが、その場合、工事費の中の項目の流用を認めるという根拠はどこにあるのです。法制的にはどこにあるのですか。  それから、もう一点伺いたいのは、あなたはいま、たとえば築堤でやる場合に、それがいろいろの現地の条件等から高架に変えるというような場合も、設計変更に基づいて工事費の中で流用ができるように言われましたけれども、築堤の場合と高架による場合とには、私は工事金額にやはり大きな開きが出てくると思うのです。したがって、もちろん総局長には連絡があると思いますが、いわゆる工事局内で、そういう予算額を相当上回るような設計変更という場合でも、いわゆ……

第43回国会 運輸委員会 第25号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 一点だけ。井手委員か指摘した用地買収計画の問題でありますが、井出さんは、面積が変更されてきたということについてはあらためて伺うということで後日に保留されているのですけれども、今日お配りになっ資料の用地、取得状況調というものがある。先ほど総務局長がお答えになった関係の点ですが、現在まで九百一万一千平米取得している。それに伴う取得金額が四百七十三億ということも出ておるのでありますが、これは確定的な数字なんですか。それとも今後――あなたたち先ほどは一応確保したとかいうような形できわめてあいまいな答弁をされたのでま。この用地買収金額で四百七十三億というものも出ておるのでありますが、こ……

第43回国会 運輸委員会 第28号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 だんだん各委員から御質問がありましたので大体明らかになりましたが、さらに若干伺いたいと思います。  貯木場の建設、改良、整備のための資金の調達ですが、整備法の一部改正があるのですが、大体去年第一次の五カ年計画のうちで先ほどお述べになりました三年間の資金の総量というものは二十億だ、こういうふうに理解していいのでしょうか。これは全体、たとえば起債関係のもののどこどこを今後三年間に大体計画の中に入れていくというような計画に基づいて、当面第一年度は、先ほど言った二十億のうちの五億ということに落ちついたのかどうか、その点もう少し明確にお願いしたいと思います。

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま岡委員が最後に、次の委員会で例の原子力潜水艦の問題についての原子力委員会の統一見解をぜひ明らかにしてもらいたいということで要望されました。私、別に外務省の出席を求めておるのでございますが、聞くところによると、外務省筋では、原子力委員会との十分な連携なしに、きわめて外交的な面だけの解釈で、この寄港の問題についての日本政府としての態度を決定しようとしておるやに聞くのであります。この点については、原子力による潜水艦の寄港による汚染対策という問題だけではなくて、日本の原子力基本法に示されておる、原子力の軍事利用というものは絶対に避けるというこの平和利用の原則から見ても、大きな……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 きわめて不勉強なので、しろうとくさい質問でありますけれども、三人の先生のうちどなたからでもけっこうであります。  今度日本政府が、原子力船の試作に本年から着手しようとされておるわけであります。日本の原子力開発、ことに平和利用の問題については、科学技術庁を中心にして非常な努力をいたしておりますけれども、一般国民の理解するところでは、まだその緒についたばかり、こういうふうな一般的な理解ではないかと思うのであります。そういう観点から見ますときに、原子力産業の確立という面から見て、原子力船の建造にも着手するということは、どれだけ早くやっても早過ぎるということはないと思うのであります。……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど外務大臣、総理大臣から、アメリカの原子力潜水艦の日本寄港問題について、寄港を認めるという前提に立って安全性の問題について現在アメリカ側に確かめ、また日本側としてその点を納得のいくような検討を続けておるのだ、こういう点を繰り返して述べられたように伺ったのであります。  ところが、私の聞くところによりますると、アメリカ原子力潜水艦が一番最初に寄港するといわれる佐世保に、すでにアメリカの原子力潜水艦が寄港した場合の受け入れ態勢の設備が進められておるということを私聞くのであります。この点が事実なのかどうか。これはアメリカ側で施設を進めておられるのか。それとも受け入れ側としての日……

第43回国会 決算委員会 第18号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほどの石炭納入権に関する問題についても、私は本年の二月の二十日だったと思いますが、衆議院の予算分科会で取り上げたことが契機になって、引き続き決算委員会の問題になったので、この点についても私伺いたいと思うのであります。  問題はすでに大森川のダム問題に発展をいたしておりますので、それは後に私はあらためて質問をすることにいたしたいと思いますが、ただいまの大森川のダムの問題の不正工事の問題が、もし堤君の言われるようなことでありますならば、これはやはり重大な問題だということで、私も二月の二十日の予算分科会で取り上げたのです。ところがそのときに、ちょうど塚本公益事業局長が見えられてお……

第43回国会 決算委員会 第25号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の二月二十日の予算分科会における質問から端を発した問題でございまして、ただいま勝澤委員の質問に対する通産大臣の御答弁は、二月二十日の私に対する答弁と相用ニュアンスが違うと思うのです。その点は非常に遺憾だと思います。しかし大臣も、今度国会ですでに委員会を上がっておる電力用炭代金精算株式会社が国の出資によってできた以上、こういうような類似行為というものは厳重に今後規制の対象にしなければいかぬということを言われたのであります。それはいわゆる納入権の売買というか、そういうようなことがいけないのみならず、私は今度もこれは端的にいってコマーシャルベースに乗っているとはいうものの一種の納……

第43回国会 社会労働委員会 第12号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど八木委員から冒頭に触れられたと思うのですが、三十八年度の同和対策の予算要求が約二十八億円であったのが、現実には、私の手元にある資料では十四億八千三百三十四万七千円、これを総理府、厚生、農林、建設、文部、労働関係の総計でありますが、十四億八千三百三十四万七千円しか認められていないのです。この点は、八木委員から、要求の半分しか認められておらないではないかという追及があったのですが、きょうは官房長官黒金君に来て下さるようにとくと頼んでおいたのですが、見えてないことは非常に残念であります。国務大臣として西村厚生大臣、大橋武夫さんが労働大臣としておいでになるので、私は、現内閣が同……

第43回国会 法務委員会 第7号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 委員長の都合もあるようですから、簡潔に伺いたいのですが、過般別の委員会で法務省及び警察庁の関係で伺った一月十七日の奈良警察署における暴行、差別事件のことについて伺いたいのであります。  そのときには、警察庁から警備局長しか出席をしておりますせんでしたので、問題は刑事局の所管だということで、警察局長は答弁を避けられた。それから、そのときには実情を聞いておらないということでございましたが、これは単なる刑事事件の問題ではなくて、警察官による一般人民に対する暴行事件であり、ことに悪質な部落差別問題でありますので、私は、警備局長が、自分の所管ではないといって答弁を避けられたこと自体問題……

第43回国会 法務委員会 第23号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 警察及び法務省の刑事行政の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  問題は、きょう二回目の拘置期限が切れる狭山の女高生殺し事件の問題を主にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、前もって私の質問の立場を申し上げたいのでありますけれども、吉展ちゃんの誘拐事件といい、また狭山の善枝さん殺し事件といい、現在捜査がまだ低迷をしておるということについては、この事件の犯人が早くあがるということについては一億国民がひとしく願っておることでございまして、私もその一人にほかならないのであります。しかもこの両事件ともに、犯人検挙の端緒というものを警察当局は握っておりながら、それを逃がしたという……

第43回国会 法務委員会 第29号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して一、二伺いたいと思います。  ただいま上村さんが最後に要望された点について、もっと具体的に実は登記所の人員あるいは機構の整備の問題について伺いたいと思います。  これはやはり提案説明の中にも、登記をする者の利便をはかるということが最初に掲げられておるわけです。そういう点から見て、一つは商業登記以外の一般の登記事務と商業登記との関係を、やはり登記所において事務担当者、いわゆる登記官の事務分掌というようなことについても考えなければ、この商業登記制度の円滑なる運用ということにはならないのではないか、そういう点までお考えになっておるのかどうか。これらの点について、いま上村委員……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 法務委員会 第4号(1963/12/17、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 警察行政及び検察行政に関連をして、また同時に、法務省の人権擁護局の見解をただしたい問題が二件あるわけです。一つは、先ほど委員長を通じて御連絡を申し上げましたように、本年の九月、厳密に申しまするならば二十八日に、横浜市の俗に警察病院というておる警友病院産婦人科におきまして、子宮ガンの手術を受けた渡辺シズという方があるわけでありますが、一口に申しまするならば、二十七日の午後零時半から七時間余にわたって第一回の手術を行なって、まだ麻酔もさめない間に容体が悪くなりましたので、第二回の手術を引き続いて行なったのであります。第二回の手術もきわめて長時間を要しておるのでございますが、第二回……

第46回国会 運輸委員会 第2号(1964/01/31、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっと関連して。――いま同僚泊谷君から質問申し上げておる点は、この公団法の成否に関連する基本的な問題だと思うのです。私も実は建設審議会の委員なんですけれども、昨年の二月に委員に任命されてから、実はまだ一度も委員会を開かない。これは、諮問する事項がその後できてないのかもしれませんけれども、特に、審議会から答申をいたしましたものに基づいて、公団法が先々国会から提案をされておるのに、建設審議会というものの存在をきわめて無視したような運営になっておる。建設審議会委員として、私どもの党にも三名おりますので、審議会としての機能をどういうように果たすかということについては、会長とも相談を……

第46回国会 運輸委員会 第3号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。――どうせ私はあとで質問を予定いたしておるのでありますが、ただまいの野間委員の質問に対する答弁としては、鉄監局長の答弁はきわめて不十分でありますし、私ら不満なんです。  午前中に御説明になりました着工線と調査線の資金計画についての運輸当局の素案でありますか、その関係を見ましても、具体的に資金の面の大まかな計画は出されていますけれども、それがどの程度の新線の建設をそれぞれの年度でやるかということについては、金額の点から見て、一キロ一億一千万程度の積算の基礎にはキロ数というものは出てまいりますけれども、それでは私、公団を新設するということの最初に当たる計画として、きわめ……

第46回国会 運輸委員会 第4号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちょっと関連して。――午前中野間委員の質問にもこの点は答えられているのですけれども、実際の問題として、建設以後赤字が予想される関係から、有償という原則は貫きにくいという意味のことを認められたのではないかと私は思うのです。  そこで、いま具体的な根岸線の問題が出ておりますが、あと二十五億公団で金を投じないことには、根岸線は完成をしないわけですけれども、現在まですでに六十一億かけたものを現物出資をして、その上で完成したものを有償で貸し付けるということになると、これは赤字であるか黒字であるかということの議論に戻るわけですけれども、採算上から言うならば、そういうようなものを有償貸し付……

第46回国会 運輸委員会 第5号(1964/02/07、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 いま報告のありました事故の問題もきわめて重要な問題で、同僚山口委員から御質問を申し上げる予定でございますが、公団法の審議の関係で自治大臣が特に出席を求めて出てきておられますので、大臣の都合で、その自治大臣に関する問題を先に質問申し上げることにいたします。  自治大臣は御存じだと思うのでありますが、三十七年の五月三十一日付をもちまして鉄道建設審議会から鉄道敷設法四条の三項に基づく新線建設についての建議が行なわれておるわけでございます。その建議の具体的な実行のために、昨年の通常国会から鉄道建設公団法が提案をされまして、通常国会では、衆議院は通過したのでありますが、参議院で審議未了……

第46回国会 運輸委員会 第6号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 道路運送車両法の一部改正法律案に関連して、資料を二、三要求したいと思います。  一つは、この間予算委員会で同僚久保委員からも質問をいたしたのでありますけれども、一口に言って、タクシーの料金が引き上げになっても依然として乗車拒否があとをたたないという状況にありますので、運輸省として調査をしておる乗車拒否の実態についての調査の報告、それから第二には、最近六大都市をはじめとして、近郷の都市におきましても、タクシーにLPガスの使用車が相当ふえていると思うのであります。LPガス使用の車の台数、それからキロ当たりのLPガスとガソリンの場合の経費の比較、それからLPガスの場合には設備につい……

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 事故防止の問題については、いずれあらためてもう少し伺いたいと思うのですが、たまたま久保委員の質問に関連をして、一つだけ伺いたいと思います。  これも安全運転のための一つの方策として国鉄当局が考えられておるのだろうと思うのでありますが、指導訓練というのを最近、たとえば天王寺管理局等の関係ではすでに実施に移しておるやにも聞いておるのです。伺いますと、特に電車の関係でありますが、運転士の注意力、特に信号に対する注意力をテストすることが目的のようであります。線路はそのままにしてありまして、信号機に近づくと突然に信号を青から赤に変える、したがって、それのためにもちろん急停車をする。事故……

第46回国会 決算委員会 第3号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 もう一点関連。いまの愛知の物件の関係でありますけれども、それが松下電器に売られたことは非常に遺憾だ。こういうように言われておりますけれども、そういう遺憾だというような道義的な問題じゃなくて、それは法律違反と違いますか。最後にいま田中委員の関連質問に対して、松栄商事及び松下電器から買い戻せということを、第一次に払い下げた東洋プライウッドに求めておるというのですけれども、払い下げの条件というものは、払い下げ申請書にある使用目的と違ってはいけない、あるいはこれを譲渡することは一定の期間できないというようなことが、払い下げの場合に必ず条件としてついておるのじゃないでしょうか。したがっ……

第46回国会 決算委員会 第5号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連をして佐藤大臣に伺いますが、北海道開発庁ができたということは、やはり沿革的に言えば、昭和二十二年から北海道の知事が社会党の田中君であったそういうところに、やはり自民党の北海道への浸透、いわゆる、多分に党利党略的な考え方の上に開発庁が発足した。これは沿革というものは無視するわけにはいかないと思います。しかし、いまそれをわれわれがとやかく言う考えはないのですけれども、開発庁ができたということは、いわゆる北海道の開発を総合的に行なうということが主眼だったと思うのです。その意味で、各省にまたがる関係の予算も当然あるわけで、それを北海道開発庁の予算だということで予算を組んでおること……

第46回国会 決算委員会 第7号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。山田委員が具体的にどういう資料の提出を求めたかは、私内容はわかりませんが、検査課長なり証券部長のほうは、その内容は御存じと思います。その点から見て、証券部長は答弁するにあたっては、たとえば局長なりあるいは大臣なりとこの資料について相談したのかどうか、その事実があるかどうか、まず伺いたい。
【次の発言】 証券部長のほうでは上司と相談しておらないということでは私はいけないと思うのです。問題があると思うのです。私も実は、いずれ月を越したら審議になる問題でいまある省に対して資料の提出を求めています。ところが、実はそれは一般には公表しないものなのでありますが、どういうことかそ……

第46回国会 決算委員会 第10号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほどの勝澤委員の質問に関連して二点伺いたいと思います。できれば資料を出していただくということになっておるので、それに関連してお伺いします。  三十六年度の検査院の決算検査報告の一五九ページの終わりのほうにある関係から出ておる問題かと思うのでありますが、この「別途補償の提供をダム所在の県から要求されたのに対し、補償対象の具体的内容が明確でないまま補償費を支払うこととしたものであるが、」というケースとして奈良県の例があげられておるのでありますが、奈良県以外にも同様な性質の補償を支払った事例があるようにも聞いているのでわれるのですけれども、この点はいかがお考えになられますか。

第46回国会 決算委員会 第22号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。いまの藤井総裁の答弁並びに宮本さんの前に答弁されたことを伺いますと、それでは今度の問題について会計検査院の指摘を受けたこととの関連であなたたち電発の当事者としてはどういうように考えておるのですか。総裁のいまの答弁と前の答弁とからみますと、会計検査院が今度、この三億円の支出の問題が一口に言えば納得ができない、こういう形のものは問題だということを指摘しておることにあなたたちは反駁するのですか。会計検査院はそういう経済的な関係その他の事情を考慮しないで、法規の上からだけの見解でこういうものをやったんだ、しかし実際は奈良県当局の水利に対する補償要求というものはもっともな要求……

第46回国会 社会労働委員会 第12号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。総務長官、実は問題の山形県のみならず、富山、石川、神奈川、東京、宮崎、長崎、これは総理府の、もちろん行政官庁を通じての調査でありますけれども、いわゆる該当事項なし、こういう回答があがってきておるのであります。私どもの調査、ことに審議会の専門の調査員が現地へ出向いた調査報告もあがっておると思うのですけれども、山形の例をとりますと、たとえば米沢市にある部落の問題につきましては、いまから七、八年前にその部落から実は米沢の市会に対しまして請願が出ておるのです。その請願が採択になっているのですね。ところが何らの処置もしないのでありますけれども、そういうのがいま八木委員が申し上……

第46回国会 法務委員会 第17号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 二点だけまとめて質問いたします。  簡素化は非常にけっこうだと思うのですけれども、改正の第一点の抵当権その他担保権の登記で元本及び利息に関する弁済期の定めの登記を今度廃止することになるわけです。これは私しろうとでありますけれども、やはり抵当権、担保権の、この権利の存続期間と切っても切れぬ関係にあると思うのです。それから、ただ単に抵当権の設定というようなことではなしに、同時に、たとえば代位弁済というようなものがついてまいります関係から、やはり抵当権の実施等の関係でこの期日のことが現実の問題にはなるのではないかと思うのです。これを廃止した関係から、基本になるたとえば金銭賃借の場合……

第46回国会 法務委員会 第24号(1964/04/09、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 下級裁判所法のここに出ておる改正案については特別問題はないかと思いますが、私も実は昨日質問の事項を事務当局にお示しをしておいたわけでありますが、そのうち重要な部分がただいま竹谷委員から触れられておりますので、重複する部分を避けて三、四お伺いをしたいと思います。  裁判所法の関係によりますと、簡易裁判所における判事が複数のところと単数のところとがあるのではないかと思うのです。運営の事務分担の関係からそういうことが推察されるのでありますが、もちろん取り扱い事件数との関係もありますけれども、全国の簡易裁判所を通じまして、単独の判事でやっておるところと何人かの判事を持っておるところと……

第46回国会 法務委員会 第25号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は、奈良法務局で出てまいりました人権擁護委員の部落問題に対するアンケートの集約による文書のいわゆる部落差別問題、これは一度予算委員会で取り上げたのでありますが、文書の出ました奈良法務局が、これは本省の問題だということで関係者に面会を拒否しております。そんなことでは――ここでこのときは人権擁護局長、賀屋法務大臣も答弁に立たれたのでありますが、国会で答弁されていることが末端にまで徹底していないというようなことではいけませんので、あらためて取り上げたいと思うのでありますが、刑事局長の他の委員会への出席の都合もあるということでありますから、それは後日に譲りまして、刑事局長のおられる……

第46回国会 法務委員会 第28号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は、いま議題になりました暴力行為等処罰に関する法律の改正案についてこれから質疑に入りたいと思いますが、議題に対する質問に入ります前に委員長にお伺いをして確認をしたい問題がございます。  その一つは、本法律案は過去二回本院に提案されましたが、二回とも廃案になった因縁の案件でございます。ことに第四十三国会においては相当長時間審議を行なったことは私も認めるにやぶさかではございません。その結果、政府与党は重要な一、三の点について修正案をまとめられまして、われわれ野党側との間にかなり突っ込んだ話し合いが持たれたというようないきさつもございます。しかし、失対法打ち切り法案の強行等のあお……

第46回国会 法務委員会 第29号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 参考人に対するわれわれ野党側の質問は、できるだけ遠慮したいという考えでおったのでありますが、先ほど与党側の質問を伺っておりますと、参考人から本案に対して率直な意見を述べたことに対して、原案を支持する立場の与党としては、いわば黙って聞いているわけにはいかないという意味合いにおいて、相当意見の開陳も行なわれているようでございますので、私も、本来ならば、そういう意味で参考人の意見を支持する立場において、本案に反対の立場で意見を述べたいのでありますが、討論会ではございませんので、意見を述べることは差し控えて、二、三の点について率直に簡潔に質問を申し上げますから、時間も経過しております……

第46回国会 法務委員会 第45号(1964/06/26、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま議題になっております民事訴訟法の一部を改正する法律案は、本院では、参議院に付託となると同時に、予備審査として回ってまいりまして、予備審査の段階では若干の質疑を行なっておりますが、本院に正式に参議院より送付になりましたのは、ようやく会期末の本日でございます。わが社会党といたしましては、正式に送付されてまいりましてから、本案についての質疑の準備もいたし、委員長の手元に坂本委員等の質疑の通告も行なっておったわけであります。御承知のように、やはり会期最終日は率直に申し上げまして何かと落ちつきのないものでございます。したがって、こういう手続法の問題についてじっくりと質疑をすると……

第46回国会 法務委員会 第46号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいま穗積委員から質問申し上げた点に関連して一点だけお伺いしたいわけです。いわゆる趙安博氏外一名の入国拒否の問題でございますが、穗積委員から申し上げた点は、私ども社会党全体としても、原水禁大会は不幸にして趙安博氏らの出席するものには、社会党はあげて参加しないわけであります。しかし、趙安博氏は、穗積さんが言われたように中日友好協会――国交を回復していない国との間の友好協会が中国側でつくられたというのは中日友好協会というのが初めてで、それの秘書長でございます。高橋大臣もお答えになるように、彼が、今日国交は回復しておりませんけれども、日中間の友好増進のために過去に功績のあったとい……

第46回国会 法務委員会 第49号(1964/10/01、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。いま刑期の三分の一を服役した場合に仮出獄の一応の条件が整うわけですが、少年犯罪の場合は短期刑と長期刑がありますね。その場合に三分の一というのは短期刑の三分の一なのでしょうか、それとも長期刑の三分の一ということになるのでしょうか。

第46回国会 法務委員会 第50号(1964/10/09、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 いつかこの委員会で取り上げて、法務当局から実情を調査されて報告をいただくという約束の問題でもあるわけでありますが、いまだに報告をいただきませんので、再び伺います。  まず第一に人権擁護の問題に関連をして伺いたいと思います。  それは昨年の十二月十七日の法務委員会で取り上げました横浜の警友病院、これは警察病院ですが、ここで昨年九月二十七、八の両日に渡辺シズさんという五十五歳の御婦人が手術を受けたのでございます。一回目の手術がうまくいかなくて、まだ麻酔からさめない間に二回目の手術にかかり、しかも二回目の手術の結果がよくなくて、ついに手術中に死亡したという事件の問題でございます。そ……

第47回国会 議院運営委員会 第2号(1964/11/13、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 いま私は現地と連絡をとったところが、いまの公安委員長の、けさの現場の状況についての発言は事実と違います。具体的にはあとでほかの問題についても質問しますけれども、ゆうべ現地の警察、ことに佐世保署の次長の曾野君というのと私どもの実行委員会の代表者とが話をして、きょう市民埠頭に自由行動で集まることは了解をしていた。したがって、そこに集まってから市内にデモをするというきょうのデモ計画については、曾野次長との打ち合わせで了解済みの上で行動したわけなんです。それがいま公安委員長が言われるような事態になったということは、曾野次長と現地の警察官との間の連絡がとれていなかった、そのためにそのこ……

第47回国会 文教委員会 第4号(1964/12/18、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して、一点だけ文部大臣に伺いたいのです。  この元旦登校の問題は、国民の祝日に関する法律の第三条に明らかに抵触すると私は思います。三条には「国民の祝日」は、休日とする。」ということになっておるわけです。したがって、休日に子供たちを登校させるということになる場合に、大臣も触れられましたように、教職員は登校しないわけにはいかないわけです。その場合のことについては給与に関する条例で、休日登校の場合は手当を出すことができるという規定になっておるので、和歌山県のほうはそういうふうに言っておるというように大臣は川崎委員にお答えになったのですけれども、その給与条例の場合におきましても、……

第48回国会 社会労働委員会 第38号(1965/06/02、30期、日本社会党)

○田中(織)議員 総務長官は炭鉱災害のことでお急ぎのようでありますから、また総務長官の所管についてはいま八木委員から質問が出ましたので、重複を避けて三点だけ伺いたい。  同対審の答申が、この審議会は八月までの存続期間になっておりますので、それまでに出ることを私ども期待しております。長官は先ほど七月には出るということでございますが、それは間違いなく出るかどうかということをまず第一に伺いたい。  一括して聞きますけれども、第二の問題といたしましては、総務長官が、今度別の法律の関係からもありますけれども、国務大臣になられた立場から、お願いもしておきたいと思うのであります。それは、役所の官制の上から見……

第48回国会 法務委員会 第13号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○田中(織)委員 関連して。この問題は、昨年の国会で暴力行為等処罰に関する法律の審議のときにも、ただいま横山委員が質問申し上げておるような点について、警察庁並びに法務省との間で相当問答を重ねた問題なのであります。したがって、暴力団の定義の問題について、私の記憶では、この通常国会のほとんど全期間を通じて、この法案の審議の過程においても明確なものが私は出ておらないと思うのです。しかし、最近特に警察庁が頂上作戦等暴力団の取り締まり強化に出ておることに対して、国民の各方面からの協力もあるので、この際、やはりこの種の事犯に対処する全国民的な協力をさらに得るという意味においても、私は非常に重要な時期にきて……

第48回国会 法務委員会 第17号(1965/03/30、30期、無所属)

○田中(織)委員 関連して。ただいまの神近委員の津田刑事局長に対する、いわゆる執行停止後拘置所以外のところで死亡した者に対する死亡通知義務の問題でございます。執行停止という関係で完全に本人が自由な立場になっているんだという刑事局長の御答弁には、私どもやはり納得できないのです。停止条件というものがなくなれば、私はやはり当然勾留が再開せられるべき性質のものだと思うのです。この場合には、たまたま停止中に本人が死亡したという事実で、勾留再開という事情にはならなかったわけでございます。そういう意味からいえば、刑事局長の御答弁になった、本人は完全なる自由な身なので拘置所としてはその点については関知しないの……

第48回国会 予算委員会 第6号(1965/02/05、30期、無所属)

○田中(織)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、同僚諸君に引き続いて昭和四十年度の予算案について若干の質疑をいたしたいと思うのであります。  私は、主として地方財政、また、それに関連する地方開発計画、新産都市計画の遂行等に問題をしぼって質問をいたしたいと思うのでありますが、最初に、総理に国の予算案全体について一、二御質問を申し上げたいと思うのであります。  昨年十二月に総理が池田総理の退陣のあとを引き受けて総理になられましたので、予算案につきましては、池田内閣の大蔵大臣をたびたびつとめられた田中大蔵大臣がすでに四十年度の予算編成の大体の作業を終わったところで、総理の更迭があったわけであり……

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/06、30期、無所属)

○田中(織)議員 私は和歌山県から出ておるものですが、過般、橋本小学校の子供会の関係の者が大阪港で遭難をいたしましたことにつきましては、さっそく運輸委員会といたしまして、当局から経過報告を求め、事故防止あるいは遭難者に対する慰霊、補償等の問題について、さっそく取り上げていただいておることを心から感謝申し上げるものです。たまたま本日午後二時から橋本市で合同慰霊祭がございまするので、この機会に皆さんのお許しを得て、特に運輸大臣に一、二要望だけを申し上げておきたいと思うのであります。  この事故につきましては、当初芦屋丸でありますか、タグボートのリモートコントロールが故障で暴走したために起こった事故……

第49回国会 法務委員会 第3号(1965/08/10、30期、無所属)

○田中(織)委員 私は検察行政に関連をして、特に農地法あるいは国立公園法というような、刑法その他の、直接的な検察が取り扱っている法律違反以外の事犯についての検察当局の取り扱いの問題に関連して、二つの問題について伺いたいのであります。  御承知のように、検察当局なり警察が、犯罪捜査の端緒として告訴、それから親告罪の場合以外に受ける告訴というようなものが提起されて、それが犯罪捜査の端緒になっていることは、これは既定の事実だと思うのでございます。ところが私がこれから御質問申し上げるような一つの問題は、国立公園法に違反をいたしまして、官有地が公有水面だということで埋め立てをされた。これは御承知のように……

第51回国会 法務委員会 第2号(1965/12/22、30期、無所属)

○田中(織)委員 関連して。いまの取り扱いの問題について、来年度予算を大蔵省に要求しておることの説明は理事会だということですと、私どもはやはり理事会に出ておらないわけです。そういう意味で早急に、委員会でなくても、懇談会の席上でもしていくということにしていただきたい。
【次の発言】 それから横山委員の第一点の司法研修所長の発言の問題でありますが、もちろん理事会で事実であるかどうかということを確かめていただくことはけっこうだと思うのですが、本来ならば私は、これは最高裁判所の関係になりますか、法務省の所管になりますか、そういう事実は直ちに調べて、むしろこの場ででも少なくとも事実であるかどうかというこ……

第51回国会 法務委員会 第3号(1965/12/23、30期、無所属)

○田中(織)委員 いま横山、坂本両委員から質問していることに関連して、法務省のほうに伺いたいと思います。  「昭和四十一年度予算重点事項」のうちで、「公安対策の確立」という予算が、増加率の点から見れば、「治安対策の充実強化」という中でも一番大きいのではないかと思う。九億三千六百万円の増加のうちで、四億八千九百万円が公安対策の確立という関係で予算要求をされております。しかもこの一ページの下の段から、「日韓条約、ベトナム問題等国の内外の治安に重大な影響を及ぼす多くの要因が存在するので、左右過激団体の実体を解明して施策に反映せしめるため公安調査機能を充実し、」云々ということで理由を書いております。政……

第51回国会 法務委員会 第4号(1965/12/24、30期、無所属)

○田中(織)委員 今度の裁判官及び検察官等の給与改定に関する法律案についてでありますが、与党の大竹委員あるいは同僚横山委員等よりそれぞれ質問が出ておりますから、端的に伺いますが、私どもきわめて不満に思っている人事院勧告の特に実施の時期の問題については、額はあるいは勧告のとおりかもしれませんけれども、五月実施が九月実施ということで、半年のずれが出てきておると思うのです。その意味から見れば、これは毎年のことでありますけれども、人事院勧告を尊重しているということにはならないと思うのであります。その点については、裁判所及び法務省、ともに人事院勧告の、特に実施時期の問題については、これは当然大蔵当局との……

第51回国会 法務委員会 第8号(1966/02/18、30期、無所属)

○田中(織)委員 関連してお尋ねしたいのです。検察審査会の制度について、場合によれば法改正をやって、この制度の設置目的をさらに完全に実現できるように根本的な検討を加えておるということであるならば、いま山田委員から指摘しておる審査会の委員の選任についても、あるいは法律知識のない人の判断のほうが公平な正しい市民的な感覚というものを発揮できるという議論も、私にはわからないことはないのでありますけれども、問題は、山田委員が指摘するように、一年も、あるいはそれ以上もかかって検察官が取り調べて結論を出したものに対する一種の不服審査、検察官の処置に対する異なった民間の判断を反映させるために設けた制度であると……

第51回国会 法務委員会 第14号(1966/03/11、30期、無所属)

○田中(織)委員 では関連して。神近委員が先ほどから刑事局長に御質問申し上げておる点も、起こった事案が三十九年で、おととしの四月一日には世田谷署から東京地検に書類送検になっておるという事件であります。その事件の背景といいますか、国士館大学の顧問には、法務行政の最高責任者である法務大臣も顧問であるというような関係のところから、捜査が通常以上に長引いておるのではないかというところに大きな疑惑が持たれていると思うのです。その意味で、神近委員が山本政務次官にお伺いをしたのは、その背景をなしている国士館大学の選挙権銀行倶楽部のことでありますけれども、この点の質問を申し上げておるのは、やはり刑事局長にもお……

第51回国会 法務委員会 第39号(1966/05/27、30期、無所属)

○田中(織)委員 坂本委員のいまの質問に関連して二、三お尋ねいたします。  いま刑事局長の関連した答弁で、和歌山県の有田市沖の問題は、沿岸からかなり離れておるけれども内水であるという面で、裁判権は日本にある、こういうことで現在神戸地検で捜査中だということですが、この場合の、アリゾナ号が沈没せしめた下田沖の場合に、向こうは公海だと言っておるのですけれども、その場合の公海というのは陸上から三海里説をとっているのですか、六海里説なんですか。その点はいかがでしょう。
【次の発言】 それはまあそれぞれの国で違うわけなので、この問題が、たまたま日韓条約で韓国側が六海里、あるいは李ラインの問題等のことになる……

第51回国会 法務委員会 第43号(1966/06/07、30期、無所属)

○田中(織)委員 執行吏制度の改正の問題については、もちろん現行の執達吏規則が明治の早い時代の制定で、その間ほとんど改正が加えられていないという点から、実情に沿わない幾多の問題があるので、昨年執行吏の手数料の改正のときにも本委員会で附帯決議がつけられたことは私も承知をいたしておるのであります。今回提案されたものを見ますと、どうも従来問題にしておった執行吏制度の根本的な問題については、少し言い過ぎかもしれませんけれども、ほとんど触れていない、こういうように私は感じるのでございまして、そういう点から若干の質疑を行ないたいと思います。  同僚諸君から、もうすでに数名の方が質問をされておりまするので、……

第51回国会 法務委員会 第50号(1966/06/24、30期、無所属)

○田中(織)委員 他の同僚諸君の質問もありますので、できるだけ簡潔にお伺いをしたいのであります。  私、伺いたい問題は、いずれも人権擁護に関連する裁判事件でございまして、最初にお伺いしたいのは、先年、相当新聞紙等で騒がれました狭山市の女子高校生殺し事件の石川君に関する裁判のことであります。これは私も、現在東京高裁に控訴中の案件であるということは承知をいたしております。また高裁における裁判の進行状況につきましては、私も数回傍聴いたしておりますし、高等裁判所の裁判の進行については、きわめて公正な審理を進めていただいておることについては、敬意を表しておる一人でございますので、この点については裁判に立……

第52回国会 法務委員会 第7号(1966/10/19、30期、無所属)

○田中(織)委員 あとに共和製糖関係の融資問題に関していま国会の委員会で追及しておる問題があるようでありますから、簡単に検察行政に関連した問題で三つばかり質問をいたしたいと思います。  一つは、ちょうど昨年の八月十日の第四十九国会の当委員会で、私が、和歌山県の東牟婁郡那智勝浦町、俗に勝浦温泉として知られている観光地でございますが、ここは国立公園に指定されておりまして、その景勝の地の砂丘であります。これは大蔵省の管理する官有地、未登載ではありますけれども官有地で、一部は最近調べましたところ那智の法務局出張所に官有地として登記されている点も明確になったのでありますが、そこを和歌山県知事が公有水面だ……

第52回国会 法務委員会 第9号(1966/11/28、30期、無所属)

○田中(織)委員 関連して経済局長に伺いますが、共和製糖の増資の問題で、実際に払い込んだのは東食関係の二億と東棉の五千万の二億五千万円で、あとは実質的には資金の増加がないという面から、実際の増資が行なわれたことはないと、こういう先ほどの答弁ですが、あとの関連質問で、それはまあ同族会社の関係で、株式譲渡その他の操作によって行なわれたので、二億五千万以外のそういう操作上のことはなされておるというような、ちょっと前の答弁と食い違うような答弁がなされておるのですが、この点は依然として疑惑が残りまするので、最初にお答えになったように、約九億のうちで二億五千万円しか実際の払い込みはなかった、あとの金は払い……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第5号(1947/11/05、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 實は本日近畿地方早害對策の問題で、地方廳竝びに關係町村長が百數十名大擧上京してまいつておるのであります。早害對策の問題については、長官も先般大阪、和歌山等の實地を調査せられて、想像以上に深刻な被害を受けておることは閣議に御報告されたことも承つておるのでありますが、今般の追加豫算の決定にあたりまして、この旱害に關する經費がほとんど全面的に削除されたように聞いておる、この問題は本年度の三千五十五萬石の供出にもきわめて重大なる關係をもつておる問題であり、いろいろ國家財政の苦しい立場は了といたしましても、おそらく數億に達する旱害應急對策に對する經費について、何らか國として考慮されなけ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は野溝國務大臣に対して一、二お伺いいたしたいと思います。この問題は、先般の本会議で同じ和歌山出身議員であります早川君から緊急質問がございましたが、先月の十五日に、和歌山縣が第二次の震災に襲われまして、特に山間奥地でありすしたために、被害状況の詳細の判明が遅くなつたのであります。殊に公共設備において相当の被害を受けておるのであります。この点に対しまして、國としてもいろいろ救済方法について考えていただいておるわけでございますが、地方財政委員会といたしましては、財政的に、これら和歌山縣のみならず、過般の福井等の震災に対しても同様でありまするが、地方財政の枯渇しておる現状において、……

第4回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/12/06、23期、日本社会党)

○田中(織)委員 公述人にお伺いしたいと思いますが、本予算に盛られた給與ベースの五千三百三十円に絶対反対だという総同盟の立場は了解したのであります。かりにまた社会党の六千六百円案については、確実なる財源を持つておるという意味において、最低線としてこれを支持するという御発言も、われわれ非常に心強く思うのでございますが、現実の問題といたしまして、給與ベースの問題について、政府の本予算に盛つた五千三百三十円と、公務員法の改正と不可分の関係において、人事委員会が勧告いたしております六千三百七円案と二つが対立しておる現状におきまして、政府のとり得る最低線といたしまして、六千三百七円の人事委員会案の予算化……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1949/05/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私はまず先ほど佐々木氏から議事進行についてお伺いいたしました点に対する運輸大臣の御答弁で、これが議員提出になつておるのを政府提出にするについても、どつちでも同じことだ、こういう意味に私は受取れたのでございますが、これはきわめて重大な関係を持つておるのです。本連合審査会の審議の状況を見ましても、その点が明確でありませんために、質問に対する答弁等も明確にできないような実情をわれわれは目のあたり見ているような実情でありまして、その点をまず明確にしておきたいと思うのであります。議員提出でございましてこれには廣川弘禪君、大澤嘉平治君、岡村利右衞門君、佐藤榮作君。關谷勝利君、前田郁君の六……

第5回国会 建設委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第2号(1949/09/14、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ただいまの床次君の質問に関連いたしまして、私も安本長官に伺いたいと思いますが、たしか先月の二十六日に出ました、財政改革に関するシヤウプ勧告案の概要の中に、災害対策の恒久的な施策と申しますか、財政の余裕分をもつて二百億くらいの基金をつくるというような意味の示唆があつたように聞いておるのです。が、その点から、災害起つたたびに、やれ公共事業費の操りかえ支出だとかいうようなことじやなしに、大体最近の毎年の災害状況から見て、そういう災害が起つた場合にただちに支出できるところの一つの基金制度というようなものも、恒久的な対策として考えられるわけなんで、ことにシヤウプ勧告案にそういう示唆があ……

第5回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1949/05/13、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 中山さんに一つだけお伺いしておきたいのであります。今度の政策委員会が日銀の中にある場合と、日銀の外にある場合とについては、まだ十分研究されておらないという発言のように伺つたのですが、いわば今度の政策委員会は、日銀のいわゆる重役会議のような一面を持つているということを政府の方では説明されているのですが、実際に靜岡銀行なんかの重役会の運営とこの政策委員会との運営とにあたりまして、銀行の重役会私の場合におきますれば、当然頭取と言いますか、社長と言いますか、そういう他が必ずチエアーマンになると私は思う。今度の政策委員会の場合、日銀総裁が政策委員会の議長になり得る場合もありますけれども……

第5回国会 大蔵委員会厚生委員会連合審査会 第2号(1949/04/20、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 連合審査会も本日で二回目になりますので、他の同僚議員諸君から多く質問があつたことと思いますので、私はきわめて簡單に二、三の点を、いわば確認してもらいたいのであります。先ほどからの苅田委員と政府委員との質疑應答を聞いておりますと、どうも根本的な問題について私の了解に苦しむことが多いのであります。問題は本特別会計を設置する以上、特別会計の基本原則としての独立採算制ということが問題になることは、これはわかります。しかしながら一方この特別会計の対象が医療というきわめて社会的に重要なる対象である関係から考えまして、殊に國立病院は公共事業にはまさに違いないのでありますけれども、他の電氣、……

第7回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/03/02、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 金子さんに二点ほどお伺いしたいと思うのでありますが、先ほどの公述を承つておりますと、特に地方税の問題につきましては、附加価値税あるいは固定資産税ともにこれは課税標準等が明確でない関係から、勢い予定以上の増收というような形が現われるのではないが、かように申されておるのでありますが、われわれもそのように見るのであります。そこで政府は今回の二十五年度の予算の編成にあたりましては、国税の面において約九百億の減税をした。地方税は逆に約四百億の増徴になるが、それでも国民全体としては五百億ばかり前年度に比べれば減税になると、かように説明されておるのでありますが、われわれは附価価値税なりある……

第7回国会 地方行政委員会大蔵委員会文部委員会連合審査会 第1号(1950/04/29、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 地の委員諸君から質問が出たかと思うのでありますが、少しお伺いをしたいと思います。総額千五十億ということにきめられておる関係から、千五十億という数字をはじき出す意味から見て、すでに相当細密な配分計画もできておることと考えるのでありますが、まず順序といたしまして、この千五十億が都道府県と市町村とにわけて交付されることになると思うのですが、その都道府県と市町村の配分についてはどういうことになつておりますか。
【次の発言】 私のお伺いしておるのは、それは都道府県も市町村も、それぞれ独立の自治体として配分を受けるのでありますが、大体千五十億の内訳が都道府県の方へ参るのが幾らで、市町村の……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第2号(1950/02/10、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほどから本案の審議に関連いたしまして、民自党の大橋委員から盛んに質疑をされておるのであります。問題は本委員会の審査の方向と、私いささかはすれておるのではないかという感を深くするのであります。もちろん参考人として仲裁委員会の諸君に、本委員会に御出席願つておるのでありまするが、参考人として御出席を願つておるということは、本委員会の審議の対象になつておりまする仲裁委員会の裁定について、われわれが説明を伺う意味において、仲裁委員会の諸君の御出席を願つておるのであります。本委員会の審査の対象は、あくまで公共企業体労働関係法第十六條二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件として、專売裁……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第3号(1950/02/11、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私は主として本件を国会に提出しました、提案者としての政府当局に質疑をいたしたいのでありますが、まだ提案責任者としての官房長官もお見えになりませんし、大蔵大臣もお見えになりませんので、両大臣に対する質疑の点は、大臣がお見えになりましたときまで保留することにいたしまして、議事進行の関係もありますから、質問を続けます。  まず公社総裁がお見えになつておられますから、きわめて抽象的なことでございますが、公社総裁といたしまして、今度の専売裁定に現われております公社従業員に対する待遇改善、これは仲裁委員会の裁定の理由書の中にも、これが必要であるということを認めておられるのでございます。い……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第5号(1950/02/14、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 大蔵大臣にお伺いをいたしたいのでございます。非常に抽象的なお尋ねになるかもしれませんが、この点については大蔵大臣からできるだけ具体的に、懇切に御答弁願いたいということを、まずもつて希望を申し上げておきます。  まず質問の第一点といたしまして、大蔵大臣は、今回の専売裁定に現われました専売公社の職員に対する待遇改善に対しまして、いかなるお考えを持つておるか、伺いたいのであります。もちろん年末議会におきまして、国鉄裁定に対しましては、民自党の方からも、またわれわれ野党の方からも、この裁定を尊重すべしという決議案が出まして、院議でこれを尊重することが決定されておるのであります。しかし……

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会水産委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私の質問は主として大蔵大臣及び行政管理庁の長官に対して申し上げるのでありますが、ただ附加価値税の一年延期に伴いまして、本年度徴収する事業税の関係において通産大臣にお伺いしたいのであります。  大体この附加価値税を一年間延期するだけで、そのままの案で来年からやろうということが、この法案に出ておることについては、われわれ反対の立場をとつておるのでありますが、それは一応お預かりいたしまして、本年度は従来のいわゆる事業税を徴収するということにこの国会で出した案ではなつておるのでありますが、それによると大体昨年度と同じ方式で徴収するならば六百五十億円とれる、こういう算出をされておるよう……

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 私質問を申し上げる前に、この連合審査会のすみやかなる進行について、われわれ先ほど理事として協力を求められたのでありますが、大蔵大臣、安本長官、その他農林大臣、通産大臣等の関係大臣の委員会への御出席を要求いたしますとともに、ただいまの小野政務次官の御説明並びにわれわれが手元にいただいておりまする岡野国務大臣の提案説明書を拝見いたしましても、この税法案によりまして徴税いたしまするところの税の見込額等については、全然数字的なものが出ておらないのであります。私こういうような提案説明を伺うことを非常に遺憾に思うのであります。当然われわれの質問がそういう具体的な数字の点に触れまするので、……

第10回国会 運輸委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1951/05/26、24期、日本社会党)

○田中(織)委員 ちよつと関連して――非常に異なことを今聞くのでありますが、この第八条には、「この場合における国債証券の引渡価格は、時価及びその交付価格を参しやくして、大蔵大臣が定める。」ということになつているのでありますが、これはその前の条文から見まして、会社が買收を受けたときに、その代価として政府から交付を受けた公債ということになる。從つてその公債を大蔵大臣がかつてに引渡し価格を参酌するという権限は、どの法律に基いて大蔵大臣が持つているのですか。それを明らかにしていただきたい。  それから委員長に私お伺いしたいのでありますが、これは議員が提案者でありますけれども、專門員はたしか運輸委員会の……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 外務委員会郵政委員会連合審査会 第1号(1953/06/18、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中(郵政)委員長 ごく基礎的な問題から教えていただきたいのですが、一八七七年に万国郵便連合に加盟して以来、日本は万国郵便条約を批准して、それに従つて来たと思うのです。先ほど吉田委員の質問に対する条約局長のお答えから、敗戦に伴つてそれが一時中断したが、占領軍の了解があつて、再び復帰することにきまつたということですが、その復帰することにきまつたのは正式にはいつなのか。十八七七年に加盟して以来、この郵便条約に関連する郵便に関連する国際条約には、どういうようなものが締結されておるか。それから五年前のパリで改訂されたものに占領軍の承認を得て復帰したときに自動的に日本もそれに加盟するという形になつたも……

第17回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1953/11/25、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 郵政職員に対する仲裁裁定に関連して人事院総裁にお伺いいたします。私が人事院総裁に質問を申し上げるのは郵政職員のうち全逓従組に加入しておる者は、御承知のように公共企業体等労働関係法の適用を受けて、今回仲裁裁定が下つておるのでございます。総裁も御承知のように、郵政省の関係におきましては公労法適用外の職員が、現在なお約三万人ございます。これらの人の給与改善の問題は、勢い一般公務員と同様に、人事院の勧告に基いて行われなければならない建前になつております。仲裁裁定は、われわれとしてもきわめて不満足ではありますけれども、八月一日から一万四千何がしのこの前の調停案と同額の裁定が下つておるの……

第17回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第2号(1953/11/26、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 本委員会は、労働委員会と関係のある郵政・人事・運輸・電通、それに労働を加えた五委員会の連合審査会であります。私ら郵政委員会側といたしましても、昨日から関係大臣の要求をいたしておるのであります。昨日、特に委員長から、政府側の本日の出席について強い要求があり、これは労働政務次官を通じての正式の通告だと私は承知したのでありますか、本日三時になれば、かも猟から帰つて来た閣僚も出て来る、こういうことで、実は私らの郵政委員会も目下この連合審査会の進行状況とにらみ合せて委員会を続行いたしたいと思つて、待機をいたしておる次第であります。二時まで延ばしたについては、与党側の方で、関係大臣を本委……

第17回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/11/27、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 今井さんに二、三点伺いたいのでありますが、公労法十六条の現行の法文上から見ると、どうも裁定そのものを議会にかけるというような形である、こういうのは非常に不都合であるという御見解でありますが、政府はそういうような解釈のもとに、今回もこれをいわゆる予算上資金上不可能だという理由で国会に、いわば不承認の議決を求めるような形で出して来ておるのであります。その後事情が変化いたしまして二十一日の閣議で、一月一日から実施するということにきめて、来る臨時国会に第二補正予算でこれに必要な予算的措置を講ずるように決定したようであります。従つて私は一昨日の連合審査会においても、政府当局に、この裁定……

第19回国会 内閣委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第2号(1954/03/27、26期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 まだ質問者が相当多いようでありますから、簡単に要点だけを伺います。なお私は郵政委員長という立場にありますが、その意味で郵政省に関する問題について郵政大臣としての塚田さんの答弁を求めておるのでございますので、その点もお含みおきの上、御答弁願いたい。  これは今度の整理に直接関係しなくともけつこうだと思うのでありますが、国会には御承知のように、毎国会国民の要望として郵便局を設置してもらいたい、あるいは集配事務を開始してもらいたいという請願が多数出て参つております。本日内閣委員長に提出いたしました私の方の委員会の申入書の中にもその点が出ておるのであります。その意味から見て、文化の面……

第19回国会 郵政委員会郵政従業員の賃金改訂問題に関する小委員会 第1号(1954/11/05、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○田中委員長 それではただいまより郵政従業員の賃金改訂問題に関する調査小委員会を開会いたします。  御承知のように全逓従業員の組合が公共企業体等関係労働法に基きまして、現在公共企業体等中央調停委員会に給与改訂に関する調停申請を行つておるわけでありますが、本日はこの全逓従組より申請いたしました調停を処理いたしております第二小委員会の委員長の中村常次郎君が参考人として本委員会に出席をされる予定になつておりますので、中村小委員長より本調停案に関する調停小委員会の取扱いの経過報告を受けて、小委員長に対する質疑を行いたいと思うのであります。間もなくお見えの予定でありますが、その前に郵政省側から出席されて……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/05/19、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 日本の国内には天然ウランがないというお話が今あったのですが、通俗的には福島県の石川にかなり含有しているものがあるというようなことが世上伝えられているのでございます。単にこれは世間のうわさだということではなしに、そこで取ってきたものをアメリカ大使館を通じてアメリカが向うに持って行っております。その出てきたものの中にはウランがどの程度にあるかないかというようなことは、明確には資料は出しておらぬようでありますけれども、向うへ持って行ったことに対するサンプル代というか、代金も若干払ってきているような具体的な事実を私、友人関係から承知いたしておりますが、かなりアメリカが占領当時に日本の……

第22回国会 予算委員会公聴会 第2号(1955/05/20、27期、日本社会党(左))

○田中(織)委員 今の今澄君からお伺いした点に関連するのでありますが、先ほどの公述を伺っておりますと、国際間の合意を内容とする共同声明の場合ですが、その場合には、これは一種の条約に準ずるものである、こういうような御見解でありました。その場合に、いわゆる合意をした、従って共同声明を発した政府だけに責任があるのでしょうか。それとも先ほどの公述のときのお話の様子では、それはそういう合意をしたときの政府だけではなくて、あとにおそらくできるであろう政府をも、引き続いて拘束するような御意見のように伺ったのでありますが、その点を重ねて明確にしていただきたい。なぜかように申し上げますかというと、先般の防衛分担……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本社会党(左))

○田中(織)分科員 今運輸省関係の予算の大綱をちょっと目を通したのでありますが、神戸の海抜訓練所の関係で校舎の新設等の費用二千三百六十万円が予算書には出ております。この説明書には出ていないようでありますが、あれの構想はどういうことになりますか、運輸大臣から承わりたいと思います。それと申しますのは、商船大学と船員の再教育のための専門学校との関係は、従来の関係から見ると、関東の方でも北海道の方でも商船大学の別科というような形で、一つのところで運営してきていると思うのです。神戸の関係においても、従来はそういうように深江でやってきたと思うのです。今度はそれを運輸省で別個に計画されているようでありますが……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○田中(織)分科員 その点に関連して。二十九年の消費実績が二百四十三万キロということになりますと、ガソリン税の税収関係はどうなりますか。たしか二十九年度のガソリン税収入の予算は二百三十七億円であったのでありますが、これに従来の一万三千円をかけると相当の増額になると思うのです。二十九年度のガソリン税収入の予算との関係は、三十年度の予算編成に当ってはじかれたと思いますが、どうなっておりましょうか。
【次の発言】 二百三十七億円に対して二百八十八億円というと、約五十億の差額が出ますね。この分はことしの道路予算との関係でどういうようになっておりますか。

第24回国会 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第2号(1956/07/13、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 だんだんと同僚諸君から質問が行われておりますので、きわめて簡潔に一、二の点について伺いたいと思います。  結論的に申しまして沖繩の問題はサンフランシスコ条約の第三条を改訂して現在アメリカが持っておる立法、司法、行政のいわゆる施政権を日本に返還してもらうということが、根本的な解決であることはこれは論を待たないところであります。ところがその第三条の改訂をアメリカ側に持ち出す時期の問題について、外務大臣はただいまの神近委員並びに先ほどの池田委員あるいは茜ケ久保委員等の質問に対して、現在は考える時期ではない、かように申されておるのでありますが、それはわれわれ国会側といたしましては、実……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1956/04/23、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 あなたの立場について、一点だけ伺っておきたい。先ほどお述べになった御意見は、四宮さん個人の御意見だと承わっているんですけれども、あなたはたまたま全国の都道府県議長会の会長さんをやられているわけなんです。そこで念のために伺っておくんですけれども、地方議会の中には、たとえば奈良県の議会のように、小選挙区制に賛成、反対の立場が入り乱れて、特に区割りの問題等について議会として反対の決議をされており、兵庫県議会も、淡路島の問題その他の問題で同様な決議をなされたというふうに伺っておるのです。そういう意味で、地方議会の中には、小選挙区制に賛成するとか反対するとかは別問題として、少くとも今の……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会閉会中審査小委員会 第1号(1956/08/21、27期、日本社会党)

○田中(織)小委員 昨日本委員会の閉会中の現地調査の報告の際に、特に山本利壽君から報告せられました、各市町村の選挙管理委員会の活動のための経費を十分まかなえるように、この際思い切って国の方で全額その費用を負担するような方法を講ずべきではないか、こういう意見が述べられた点につきましては私も賛成でございますが、それに関連をして一、二、特に中央選管の委員長がお見えになっておりますから、その点を伺いたいと思うわけでございます。  それは、たまたま山本委員から指摘せられました、公明選挙運動並びに棄権防止等をもう少し平素から強化すべきではないか、選挙がいよいよ始まりまして、政党あるいは関係団体等が行う公明……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会閉会中審査小委員会 第3号(1956/08/24、27期、日本社会党)

○田中(織)小委員 川原先生のお話の前段のところを、私おくれて参りまして伺っておらないのですが、この前に、不成立に終りましたけれども、小選挙区に関する法案が国会の審議になりましたときに、特に先生も御指摘になりました公認制度の問題に関連してやはり政党法が先に設けられなければいかぬ、選挙法の中に公認制度についての基本的な問題を盛り込んだようなこの間の法案では不適当ではないかというところが、最近政党法を制定すべきではないかという意見が国会内に起って参りました直接の契機になっていると私は理解しているわけです。そこで、先生にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、現在の公職選挙法の中においても、第十四章……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第8号(1956/10/13、27期、日本社会党)

○田中(織)小委員 私、本日法務関係の事項につきまして関係当局に質疑をいたしたいと思いまして、委員に加えていただいたのでありますが、今朝来の本委員会の委員協議会において、当面の砂川問題に関して委員会を開会することを話し合いまして、特に船田長官の出席方について委員長において十分連絡をとっていただくことを条件にいたしまして、開会が非常におくれた点はやむを得ないといたしましても、また委員長において協議会の申し合せに従って、委員会をとにかく開会せられたことを多とするものでございますが、ただいまの三時のニュースによりますると、砂川におきましては、本日、雨の中にもかかわらず、昨日同様二千名からの警察官が鉄……

第24回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1956/02/23、27期、日本社会党)

○田中(織)分科員 私は三十一年度の総予算に関連いたしまして、朝鮮銀行、台湾銀行等旧発券銀行の特別納付金が歳入に計上されておることに関連をいたしまして、若干大蔵大臣並びに関係政府委員にお伺いをいたしたいと思うのであります。率直に箇条的に御質問を申し上げますから、それぞれお答えを願いたいと思うのであります。  これは前もって申し上げておきますが、特に朝鮮銀行の関係並びにこの納付金の問題の立法化に伴う閉鎖機関令の一部改正法律案の関係から申しますると、これまた朝鮮に関係のありまする朝鮮殖産銀行の社債の問題が出て参りますので、このことが目下李ライン問題その他韓国との間に解決しなければならない外交問題、……

第25回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1956/12/01、27期、日本社会党)

○田中(織)委員 一点だけ参考人の方に伺いたいのですが、あるいは参考人の方々の意見の開陳の中で述べられておったことかもしれませんけれども、私おくれて参りましたので、重複をいたしましたらお許しを願いたいと思います。  それは今度の賃貸借協定の第四条にある責任条項であります。これは非常に私は大きい責任を日本政府が持つことになると思うのです。「日本国政府は、この協定に基いて賃借する原子炉用物質に含まれる濃縮ウランの生産若しくは製造、所有、賃借又は占有及び使用から生ずる原因のいかんを問わないすべての責任(第三者に対する責任を含む。)について、」これは「アメリカ合衆国政府及び同委員会に対しその責任を免か……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会公聴会 第1号(1959/02/16、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 先ほど芹沢先生が、ことしの、三十四年度の予算から見て、来年度の予算編成に大きな困難が予想せられるではないかという点を、歳出の面から一つの疑問を投げかけられたわけであります。すなわち、公債償還が本年度よりも数倍に増加する。それから三十四年度に新たに着手する国民年金の関係の平年度化に伴う増加、その他国民皆保険の関係等だけでも、千六百億ばかりの増加が予想せられるのに対して、三十四年度であらゆる財源を使っておるという点から見て、明年度のそうしたものをも見通さなければいかぬのじゃないかという意味の御発言があったわけでありますが、それをもう少し歳入の面において、一つ御解明を願えないだろう……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○田中(織)分科員 ちょうど文部政務次官がおられますので、審議のため必要な資料を一つ出していただきたいと思います。それは義務教育関係の関係で、いわゆる準要保護児童生徒に対する教科書、給食費、医療費等が本年度予算に計上されておりますので、その対象人員を、できれば府県別の数を出していただきたい。それから義務教育費関係の不就学児童数、それから長期欠席児童数等について、府県別の数字が持ち合せであればそれを出していただきたい。以上を資料として出していただくよう要求をいたしておきます。

第31回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○田中(織)分科員 私厚生省所管の問題で、政府の方では同和対策といっております部落問題、それから戦災者いわゆる内地における戦争犠牲者の援護措置の問題、それから今国会に、いわゆる未帰還者の身分確定に関する法案が出まして、すでに参議院を通過しておりますので、その問題に関連して一、二の事項、それから国立病院の整備に関連して若干の問題、こういうような大体四つの項目についてお尋ねをいたしたいのでございますが、同和対策の問題については、内閣に設置せられました同和問題関係閣僚懇談会の関係がありますので、官房長官の出席を求めておりますが、まだお見えになりませんので、それはあと回しといたしまして、まず戦災者の援……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○田中(織)分科員 労働大臣お急ぎのようでありますから、最初に大臣に対して御質問申し上げたいと思います。実は労働省の所管事項になると思うのでありますけれども、いわゆる漁業労働者に対する役所の方の窓口が、一体どこなのかということについてでございます。従来の例から参りますと、例の船員法によって規制されている部分が、運輸省の船員局の方で扱われるわけでありますが、大体三十トン未満の漁船に乗り込んでおります労働者については、これは船員法の適用もございませんので、その点から見ますると、これは当然いろいろ労働基準に関する問題、その他の関係から見て、労働省の方で所管をしていただいて何かと指導、保護をやっていた……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1959/02/28、28期、日本社会党)

○田中(織)分科員 文部行政に関連いたしましていろいろ伺いたいことがございますが、これは予算の分科会でございますので、できるだけ予算に関連する部分に限定をいたしまして、三、四の問題について伺いたいと思います。答弁はできるだけ簡潔でけっこうでございますが、誠意のある、また十分調査ができていなければ、調査ができていないというようにお答えを願いたいと思うのであります。  そこで、まず第一に伺いたい点は、大臣に伺いたいと思うのでありますが、橋本文部大臣はついこの間まで厚生大臣でございましたし、また大臣の御出身の岡山県には、御承知のように未解放部落が非常に多い関係から、日ごろから未解放部落のいわゆる部落……

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○田中(織)委員 林さんに三点ほどお伺いしたいのですが、今度の日米安保条約によりまして、不幸にして日本または極東の平和と安全が脅威を受けて軍事行動が起こった場合に、在日米軍と自衛隊との間の共同作戦ということが、戦略上、戦術上からも当然起こり得ると思うのですが、この点について私は委員会で伺っても、政府側の答弁がなかなか明確にならないのであります。たとえば、在日米軍の基地が攻撃された場合には、当然在日米軍と自衛隊との共同作戦というものが具体的に問題になる場合だとしろうと風に考えるのですが、政府側の質問に対する答えでは、アメリカの日本にある基地を攻撃されるということは、すでに日本の領海、領空を飛んで……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1960/02/27、28期、日本社会党)

○田中(織)分科員 大貫分科員の質問にちょっと関連して、横田事務総長にきわめて簡潔に、二、三点お伺いしたいと思います。  ただいま大貫分科員から質問申し上げました、今回の裁判所の職員中の一部の書記官の給与改訂と勤務時間の延長に関する問題でありますけれども、先ほどからの質疑を、断片的でありますが、伺っておりまして、納得ができないのであります。何でも裁判所の方で、こういう処置をとられることになったことについて、先般、本予算委員会の一般質問で、わが党の島上委員からだったと思いますが、質問申し上げましたときに、裁判所の職員につきましても、他の官庁の職員と勤務条件、その意味で勤務時間が同一だという観点に……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1960/02/24、28期、日本社会党)

○田中(織)分科員 議事進行について。すでに厚生大臣、労働大臣ともにおられないのでありますけれども、明日以後それぞれ所管の問題について質問申し上げるときには大臣は必ず出ていただきたいということ。それからきょう説明を伺いましたあとで資料の要求等をいたしたいと思いますので、主査の方ですでに説明の終った厚生省、労働省の関係においても資料の整備等の関係がありますから、関係政府委員は必ずこの分科会終了までの間に分科会に出席するようにお取り計らいいただきたい。これをお願いしておきます。
【次の発言】 なお、これも明日の厚生省関係の質疑についての希望でありますけれども、私どもの方から特に同和対策の問題につい……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○田中(織)分科員 私は厚生省所管事項のうちで、同和対策の問題並びに医療行政の問題に限って若干質疑をいたしたいと思うのでございます。  いずれ本委員会のしめくくりの総括質問を行なう予定でありますので、そのほかにも厚生省関係で聞きたい問題がありますけれども、きょうは今申し上げました大きく二問題に大体限って質問申し上げたいと思います。特に同和対策の関係は各省にまたがる問題でありまするので、各省からも担当者の御出席を願っておるわけであります。問題は広範になりますから、私もできる限り簡潔に質問をいたしますけれども、それに対して簡潔なお答えを願いたいと思います。  まず厚生大臣にお伺いをいたしたいのであ……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 大蔵省所管の予算に関連をして若干の質疑をいたしたいと思うのであります。予算はすべて大蔵省で編成をしておるので、予算全部が大蔵省関係だといえば非常に間口が広くなるのでありますが、できるだけ大蔵省所管の予算に関連して質問をすることにいたしたいと思います。  そこで、まず最初にお伺いいたしたいのは、三十六年度の財政投融資についてでございまするが、総額七千二百九十二億円で、前年度より千三百五十一億の増加を見ておることは、説明によって承知をいたしておるのでありますが、このうち、民間資金の活用予定の千二百三十七億というのは、どういう形で民間資金を活用されようとしておるのか、まず、その点……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 外務省関係の予算に関連をいたしまして若干の質問を行ないたいと思います。分科会でございまするので、できるだけ予算に関連した問題に限りたいと思いますが、私は予算委員専任でありまするので、この機会に、外務省当局に伺いたい二、三点についても、同時にお伺いすることにいたしたいと思います。  まず最初に、過般、松平国連大使が帰国中が発言の問題に関連をいたしまして、いわゆる国連警察軍の問題について、私どもの同僚と総理及び外務大臣との問に質略が行なわれてきておるのであります。これは現在具体的にはコンゴに出ておりまするいわゆる国連軍というものに対しましては、先般の質略応答でも明らかになりまし……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 経済企画庁長官がお見えでございまするので、特に長官に、今全国的に進められております地方開発、さらに昨年度に法案が成立をいたしました後進地域開発、また今国会に提案せられました新産業都市建設促進法案、こういうものとの関連において若干お伺いをいたしたいと思うのであります。  経済企画庁といたしましては、ことに池田内閣になって、いわゆる所得倍増計画という観点から、国全体を総合的に見た立場において開発計画というものを策定せられておることと思うのでありますが、この所得倍増計画に先だちまして、北海道、東北――これは歴史的には戦前からの東北開発という問題がございまして、戦後北海道開発に重点……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 大臣は党との関係でお急ぎのようでありますから、最初大臣に質疑を申し上げたいと思います。  ただいま同僚の楯委員から海運政策について質疑が行なわれたのでございますが、また大臣が今与党との連絡のために参られるということも、海運政策に関する問題で運輸当局としての御意向を党の方へ伝えられるためだと伺っておるわけであります。過般運輸委員会においても、海運基盤強化の問題について大臣に御質問を申し上げたのでありますけれども、今朝の読売新聞によりますと、大蔵大臣もようやく利子のたな上げについて腹を固められたような報道がなされております。少なくとも予算の面におきましては、利子補給の問題が前年……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 同僚委員諸君から、郵政行政、電電公社の予算案を中心にいたしまして、だんだんの質問がございましたので、私できるだけ重複を避けまして、二、三の点について伺いたいと思います。  別に郵政大臣の分科会における予算説明の言葉じりをつかまえるわけではないのでありますが、「三十七年度予算に盛り込まれております重要施策事項について申し上げます。御存じの通り、郵政業務、特に郵便業務におきましては、昨年春ころから急激に業務の正常運行が阻害され、利用者から大きく非難を受ける結果となったのでありますが、」ということで、ものの表現とすればきわめて客観的にとれるのでありますれども、昨年、年末の郵便輻湊……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 防衛庁関係に若干質問いたしたいと思うのでありますが、特に航空機の騒音防止対策、この問題についても、私もお伺いしたいと思っていたのですが、先ほど加藤委員及び午前中の田口委員等の質問がありましたので、この分は割愛をいたします。なお私のあとに質問者が控えておりまするので、できるだけ簡潔に質問をいたします。従いまして、答弁もそのものずばりで一つお答えをいただきたいと思います。  まず第一にお伺いをいたしたいのは、今月の初めに来日をされましたギルパトリック・アメリカ国防次官の来日のことであります。ギ次官は、日本へ来られてからアメリカへ帰る途中で弁護士に戻るということだそうでありますけ……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 特連局長見えていますか――。だいぶ時間もおそくなっておりますし、私もあすの本会議の質問の準備もしなければなりませんので、簡単に一、二お伺いをいたしたいのであります。  先年、私予算委員会あるいは外務委員会で取り上げた例の小笠原島民に対する六百万ドルの見舞金でございますが、その後その配分の問題をめぐって、一般島民、あるいは小笠原における旧地主の関係の諸君が、あの見舞金が土地所有権に対する補償を中心としたものであるからということで、その配分について単なる見舞金として一律配分は困る、こういうような主張をされて、なかなか特連局長骨が折れたことと思うのでありますが、本件につきましては……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 私は、通産大臣に主として公益事業、特に電力企業に対する通産省の監督に関連した問題でお伺いをしたいと思うのであります。  その前に、いわゆる貿易自由化の対策に関連いたしまして、その重要な一環として非鉄金属などの地下資源の開発に非常に力を入れられておることを私も了とするものでありますが、具体的に予算説明から伺いますと、新鉱床の探査費の補助金が前年度と同額の三億円ではあまりにも貧弱ではないか。別途、私これから伺いますように、金属鉱物探鉱融資事業団というものが新たに設立をされて、これは関係法案も出てくるだろうと思うのでありますが、それに対して政府から二億の出資、それから財政投融資の……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 河野大臣がおられたら、大臣から直接実は伺いたい点があったわけですけれども、おいでにならないので、総括的な点については大のおいでのときにまた建設委員会に出て伺うことにいたしまして、事務当局からお答えをいただきたいと思います。  しかし第二にお伺いいたします住宅問題のことにつきましては、特に同和地区の住宅問題のことにつきましては、先般松澤次官に陳情申し上げたいきさつもございますので、次官からお答えをいただければ幸いだと思います。  まず第一に伺いたい問題は、道路の整備計画の問題でございますが、全般的な道路整備計画に基づくことについては、私も大体状況を存じておるわけでございますが……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1963/02/23、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 時間の制約がありますので、あまり多くのことについて伺うことはできないと思いますが、私も質問の要旨を簡潔に申し上げますから、それにずばりお答えを願いたいと思います。  まず、昨日私が本会議で、運輸大臣の趣旨説明を行なわれました日本鉄道建設公団法の問題につきまして、結局受益者負担という名において、さらには年間大体、建設審議会の計画によりますと五百億くらいの資金がどうしても要るわけです。現在の四十七の着工線、それから十八の調査線を、それにさらに最近の、臨海工業地帯その他の産業の均衡上、どうしてもつくらなきゃならぬ臨港線というようなものを含めますると、どうしても五千億の金が今後十年……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 私はきょうは予算に関連して、特に公団関係のことに限定して実は質問したいと思っておったのですが、一昨々日、日本鉄道建設公団法案が本会議で趣旨説明が行なわれましたので、私、党を代表して質問を申し上げたのであります。事前に政府委員の諸君が見えまして、私の質問の趣旨を申し上げておいたのでありますが、私の尊敬しておる綾部運輸大臣の答弁としては、私はきわめて不満なんです。幸い国鉄の十河総裁もおいでになるので、これは国鉄の名誉に関することでもあろうかと思いますから、一、二お伺いをいたしたいと思います。  そこでまず最初に国鉄総裁に伺うのでありますが、国鉄総裁は、従来鉄道の新線建設を、現在……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○田中(織)分科員 ただいまの与党の安藤分科員からの質問に関連してまず伺いたい。  昨日の朴韓国最高会議議長の声明については、日本側の受け取り方も私はいろいろあるように思います。ある新聞では韓国の政界あげてあれを好感しているというものもございますが、九つの条件が満たされるならば自分は民政に参加しないということを表明されたように私は受け取ったのであります。従って、この九つの条件が満たされない場合、朴議長がそれが満たされないと見た場合には、一体あの声明は何を目ざしているかということが私問題ではないかと思う。従いまして、私けさ日本の多くの新聞を見てはおりませんけれども一、二見ました新聞の中には、この……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○田中(織)分科員 法務省の三十九年度の予算に関連して、三、四のきわめて重要な問題だけに限定してお伺いいたしたいと思います。時間の制約もございまするので、私も簡潔に伺いまするから、大臣の御答弁も簡潔にお願いしたいと思います。  まず、予算の問題であります。特に破壊活動防止のための調査活動を強化するために公安調査庁関係の予算が本年相当増額をされておるのであります。特に公安調調査官の二百名の増員という問題は、法務省関係で人員の増加約六百名の三分の一を公安調査庁関係で占めるのでありますが、これは一体いかなる理由によるものでありますか。  もちろん、治安関係あるいは破壊活動というような問題は、治安関係……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○田中(織)分科員 時間の制約がありますので、いろいろ尋ねたいことがありまするが、大きく分けまして二つの問題について伺いたいと思います。  最初に、実は自衛隊の中で、古い封建時代の身分差別の問題が再燃してきておる問題についてお伺いしたいと思うのであります。私もはっきり記憶いたさないのでありますが、いまから七、八年前に、実は群馬県のある未解放部落の青年が自衛隊を志願いたしましたところ、その青年の兄さんが私が全国書記長をいたしております部落解放同盟の役員をしておりました。差別は今日の時代にきわめて不都合な人権侵害の問題であるということで、日本人としてどこに違いがあるかという立場に立ちまして、私ども……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○田中(織)分科員 時間の制約もありますので、問題を輸出振興の問題にしぼってお伺いをいたしたいと思います。  特に、いま池田内閣がとっている経済の高度成長政策はいよいよ中期の段階に入ってまいったのでありますが、国際収支の均衡というか、むしろ輸出振興によりまして外貨事情をよくすることが、次の段階の為替自由化の問題に備えて非常に緊要な問題ではないかと思うのであります。その意味で、総理の施政演説等におきましても、輸出振興の対策のために積極的に手を打つということは言われておるのでありますけれども、どうも具体的な施薬においてはいささか中身が乏しいという感じを持っておるのであります。具体的な問題について伺……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

田中織之進[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。