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林好次 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

林好次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
777位

24期委員会出席(幹部)TOP10
4位

このページでは林好次衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。林好次衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第5号(1949/04/14、24期、民主党(第九控室))

○林好次君 私から請願の趣旨を御説明申し上げます。本件は北海道の斜里郡小清水村、村長の藤原教氏の請願にかかるものでありまして、御承知のように、釧路から網走を通る釧網線の古樋駅から上札鶴駅間の國有鉄道新設の請願であります。本件は第一回國会におきまして、昭和二十二年十一月十九日、衆議院運輸交通委員会において採択されました事項でございまして、急速に実現方を特段の御配慮をお願いするものであります。小清水村は純農村でありまして、地質、気候ともにまことに良好でありまして、農耕地に適しております。現に戸数は千七百戸、人口は一万二千余であります。耕地面積は、七千五百余町歩を有しております。それとともに、林業に……

第5回国会 水産委員会 第1号(1949/03/19、24期、民主党)

○林(好)委員 理事は、その数を七名とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第5回国会 水産委員会 第5号(1949/04/06、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 現在の冷凍魚の檢査の関係でありますが、現在のような檢査のやり方であるならば、むしろ撤廃した方がいいんではなかろうかと私は考えているわけであります。現在大体十貫に九円くらいの檢査料を拂つていると思いますが、しかしその検査は各工場に嘱託をいたしまして檢査をいたしているわけで、まつたく形式の檢査をいたしているわけであります。にもかかわらず、十貫匁に対する九円という多額な検査料を拂つているわけでありまして、かような検査の制度でありますならば、現在の消費地の鮮魚あるいは冷凍魚の需給の関係から申しますならば、むしろ撤廃した方がいいのじやないか。いい品物はいい品物、あるいは悪い品物は悪い品物……

第5回国会 水産委員会 第6号(1949/04/09、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 孵化事業の問題でちよつと付随しておりますから……。ただいま鮭鱒の孵化事業の問題で御質問がございましたわけでありますが、御承知のように北千島あるいは南千島の漁場を喪失いたしまして、鮭鱒の大生産地はなくなつたわけであります。それで北御通の鮭鱒の孵化事業というものは、御承知のように芦別は七十年前に建設されております。先般私もその現地に参りまして、芦別の孵化場を見て参りました。まことに復旧しておるわけであります。さらに北海道の鮭鱒の孵化事業というものは、ある程度官営でございましたけれども、まずもつて民営から通常に移し、さらに國営に移つておるわけであります。しかしながら最近國営に移りまし……

第5回国会 水産委員会 第16号(1949/05/20、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 落石漁港の浚渫の問題でございますが、落石漁港は御承知のように天然的に典型の漁港の形態をなしておるのでありますが、一朝南東の風が吹きますと、船のかかり場がないのであります。從いまして、地元を根拠としての現在の漁船は、わずかに小型船が五十隻程度によつて出漁をいたしておるのでありまして、一朝しけの場合には大型船は根室港まで避難しなければならないような現況にあるのであります。しかしながら落石港の沖合は、太平洋沿岸としましても最も有望な漁場でございます。かつまた鮭鱒の流し網の時期には、全國の船が、漁期の中期になりますと落石港を根拠として出漁をいたしておるのでありまして、あすこに大体二百メ……

第6回国会 水産委員会 第1号(1949/10/27、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 理事はその数を十名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第6回国会 水産委員会 第8号(1949/11/15、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 ちよつと関連して―私は日本の水産貿易に対しまする現況と、それから将来の見通しについて、全面的にお伺いをいたしたいと存ずるものであります。すなわちどういう品物が、どういう方面に、どの程度の数量が輸出されておるかということと、将来の見通しとをお伺いいたしたいと思います。

第6回国会 水産委員会 第10号(1949/11/17、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 瀬戸内海の問題は、大体私ども二回調査に参りまして、あらゆる角度から研究をいたしておるものでありますが、この問題をこの席上でいくら議論をいたしましても盡きませんので、いずれ調査に参りました委員の方方を適当な時期にお集めをいただきまして、別に審議を願いたいと存じます。

第6回国会 水産委員会 第16号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 私はただいま提案になつております本漁業法案並びに同施行法案に対しまして、希望條件を付しまして賛成の意を表するものであります。  思うに本法案は全国会に提出されてから、その事柄の重要性と会期の関係にかんがみまして、継続審議を前提といたしまして今日に至るまで愼重審議をいたして参つたのでありす。このことはいかに本法が重要なる窓審議を包藏しているかということを如実に物語つているのでありまして、われわれは国会閉会中におきましても国政調査をいたし、あるいは全国を四班に分けまして懇談会を開き、全国漁民諸君の本法案に対する忌憚ない意見を聽取いたしたのであります。  さらにまた去る十六日から十九……

第6回国会 水産委員会 第17号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 私は先般国会の休会中並びに開会中に、瀬戸内海方面の調査に参つたわけでありますが、その瀬戸内海の調査をいたしました結果の紀伊水道、及び有明海に参りました班長の報告があるわけであります。その報告の際に一、二の方を除きましては、ほとんど班長の報告の通り御賛成があつたわけでございまして、この班長の報告に基づきまして、この瀬戸内海と有明海に対しますものを一応私がここで朗読をいたしまして、これをこの委員会において議決をしていただきまして、政府に要望の手続をとつていただきたいと思うわけであります。お諮りを願いまして皆さんの御賛成がありますならば、私の考えておりますことを一応朗読いたしたいと思……

第7回国会 水産委員会 第3号(1949/12/20、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 緊急動議を提出いたします。各小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長におかれまして指名せられんことを望みます。

第7回国会 水産委員会 第7号(1950/01/26、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 本法案につきましては私は田口委員とまつたく意見を同じうするものでございますが、この内容を検討いたしますと、きわめて消極的でありまして、積極的の面がさらに織り込まれていないということであります。すなわち整理案でありまして、もちろん今日の日本の水産の現状から考えますれば、適当な法案だとは考えますが、積極的方面がさらに織り込まれていないということであります。先ほど田口委員の御質問によりましで、長官は積極的な方面はまだ調査が進んでおらぬからというような御答弁でございましたが、私はいささか納得の行かないところがあるのでございます。長官も御承知のごとく、鮭鱒の孵化事業というものは、七十有余……

第7回国会 水産委員会 第8号(1950/01/27、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 第一の問題で伺いたいと思いますが、これは井之口委員と私とは根本的な考え方が違つておるのでありまして、小さな法人で漁業を営み、また水産加工業を営んでおりますものは、協同組合に加入いたしまする場合に、准会員でなければならないということが、はなはだ私は不合理ではなかろうかと思うものであります。先ほど井之口委員は、当然個人がやれる仕事を法人がやるのは、脱税が目的ではないかというお話でありましたが、これはとんでもない考え違いでありまして、もしさようなことがあるならば、当然税務署あるいは国税庁が、それぞれの処罰をするものでありまして、この法案の改正にあたりまして、さようなことを考えることは……

第7回国会 水産委員会 第15号(1950/02/24、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 ちよつと松田委員にお伺いしたいですが、先般の小委員会のときのお話は、大体マニラ製品の一億六千万円の補給金が残つているのを、それを綿糸の方に振り向ける。それが大体十一万何千玉でありまして、さらに四百三十万ポンドのマニラの方から八十万ポンドを振り向ければ二十万玉の現在の綿糸の不足分が大体補充できるんだというようなお話でありましたが、ただいまの説明から参りますと、若干そこに食い違いがあるように思いますが、この点を松田委員からもう一回御説明を願いたいと思います。

第7回国会 水産委員会 第17号(1950/03/04、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 この四の問題ですが、水産加工品の価格の低落その他の事故に備え、販売金額の一割程度の保証金の積立を実施する、こういう問題でございますが、これは非常にむずかしい問題だ意い享。いろいろ夏堀さんの御意見を、もう少し掘り下げて聞いてみなければわからないのでありますが、すなわち加工品を生産地において一割程度のものを積立てをさせるというのでありますか。あるいは消費地に積み出したものを、荷受機関が積むというのでありますか、はつきりいたしませんが、もう少しこれを御説明いた、だきたいと思います。
【次の発言】 今鈴木さんの御質問がありました問題は、要するに中央卸売市場法の一部改正の暫定措置法の問題……

第7回国会 水産委員会 第18号(1950/03/06、24期、国民民主党)

○林(好)委員 ちよつと私は中西さんに伺いたいのですが、この仲買制度の復活の重要性の問題につきましては、それぞれ小委員長からお話がございましたが、とにかく仲買制度を復活することによつて、この制度は高度の中間搾取機関であるというような御議論で、反対があるわけでありますが、しかしそれだけではきわめて抽象的でありまして、その制度がいけないということであれば、現在の鮮魚の統制がはずれて自由になつた場合に、いかなる方法をもつてやることが、生産者のためになり、あるいは消費者のためになるのであるか。共産党としてはつきりした代案があつて質問しておられるのであるか。私ども、抽象的で話がはつきりいたしませんので、……

第7回国会 水産委員会 第19号(1950/03/08、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 ただいま提案になつております漁業法の一部改正の問題は非常に重要な問題でございまして、先ほど小委員長から御報告がありましたように、国会からも数度にわたりまして国政調査に参りましたわけでございまして、私ども議員といたしましては、あらゆる角度から愼重に検討をいたしたのでございますが、紀伊水道は私どもが調査いたしました結果といたしましては、内海とは相当異なる点があるのでございまして、紀伊水道におきましては関係県で特別海区を設けまして、特別の調整連合会をつくりまして自主的に運営のよろしきを得て繁殖保護をはかるべきだということに、私どもは確信を持ちましたわけでございまして、ここに修正案に対……

第7回国会 水産委員会 第21号(1950/03/16、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 ちよつと農林大臣に夏堀さんの御質問に関連してお尋ねをいたしたいと存じます。ただいま夏堀委員からもお話がありましたように、水産庁長官は罷免問題によつて現在空白になつておるわけであります。しかしながら水産の問題については、本国会に提案される重要法案も多数ありますし、その他一般の水産行政においても、長官が空白になつておるために、遅々として振わないのであります。現在のような状況では、おそらく本国会にすべての法案が提案されないのではなかろうかというような心配を、私どもは持つておるものであります。従つて後任長官が見つかるまでは、農林大臣がみずから水産行政のために陣頭に立つて、御奮闘をいただ……

第7回国会 水産委員会 第22号(1950/03/20、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 ちよつと水産の金融の問題についてお願いを申し上げたいと存じます。いつの会議にも、また本日の会議におきましても、水産金融の問題は急に迫つておる問題でございまして、各委員からるる御意見等がございましたが、遺憾ながら現在の政府といたしましては、水産の金融の問題についてはさらに確固たる見通しかないようでありまして、まことに遺憾に存じておるものでございます。先ほどからも委員からお話がございましたように、北海道のにしんの金融の問題は、緊急のうちの緊急を要する問題でございます。先ほど鈴木委員からもお話がございましたように、おそらく金融の関係で、内地方面からにしん船団で買付に参ります船は、相当……

第7回国会 水産委員会 第25号(1950/03/27、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 この協同組合法の一部改正の問題の第一の問題でございますが、この法人加入の問題で、この法人は准会員にするということでありますが、私の考えでは、これは準会員でなく、当然正会員に認めてよろしいものでなかろうかという見解を持つておるわけでありまして、この法人の代表者が会員になるわけでありますし、ことに法人の代表者といえども、実にりつぱな人格識見を持つた、漁村の指導に推進力を持つた代表者があるべきはずでありまして、法人加入を認める以上は、当然正会員に認むべきでなかろうか、かように考えますことが一点と、先般の御説明では、加工業者は使用人を四十名以下のものを加入を認めるというような御説明であ……

第7回国会 水産委員会 第27号(1950/04/03、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 ただいまの問題につきまして、私も絶対に反対するものでありますが、要するに今夏掘委員からもお話がありましたように、これは荷受け機関の濫立が大きな原因をなしているものであると思うのであります。最近築地市場に入りました各荷受け機関の集荷実績を調査いたしてみますと、相当荷物を集荷して成績をあげている荷受け機関もありますけれども、たくさんの数の中にはわずか一箇月一万貫か二万貫ぐらいしか集荷しておらなかつた荷受け機関があるのであります。かような荷受け機関といたしますならば、その荷物を無償でもらつても、結局採算がとれないというような結果になるのでありまして、結局荷受け機関の濫立が大きな原因を……

第7回国会 水産委員会 第30号(1950/04/11、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 ごく簡単に、率直に水産庁に私は伺いたいと思うのですが、この漁業手形制度の問題、及び水産の預金の問題に関しまして、水産庁に伺いたいと思うであります。  御承知のように、昨年漁業手形制度が設けられましたわけでありますが、銀行局長の御説明によりますと、きわめて利用度が低いということであります。私はまことに遺憾に思うわけでありますが、内容につきましては、田口委員からもいろいろ御意見がありましたように、もちろん悪い点は大いに是正をしなければならぬと思いますけれども、とにかく非常に利用度が低いということであります。さらにまた、中金の預金におきましても、農村方面には相当の預金があります。すな……

第7回国会 水産委員会 第34号(1950/04/20、24期、国民民主党)

○林(好)委員 これは北海道の北見の漁船保險組合の理事佐藤銀治郎氏の請願でございます。これは先ほど他の組合からもこの問題が出ておりまして、冨永紹介議員の御説明になりました内容と同じでございますから、保險組合の発展のために、この要望事項をすみやかに実現いたしますようにお願いいたします。答弁は必要ございません。

第7回国会 水産委員会 第38号(1950/04/26、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 私はちよつと問題が違うのですが、伺いたいと思います。御承知のように、四月一日をもつて鮮魚が全面的に統制が解除されたわけでございますが、現在の生産状況とか、需給の状況から参りますれば、鮮魚の統制がはずれることは当然でありますけれども、しかし自由と放任とは私は相当理由が違うと思うのでありまして鮮魚の統制が解除になりましたその後の市場の状態を見ますと、三十年来ない混乱をしておるということであります。すなわち東京市場に送られましたものが、荷受けができなくて、汐留駅に百五十車も停滞したというような現況であります。従いまして築地市場に参りましたものが、ほとんど腐敗して無価値になつたものが多……

第7回国会 水産委員会 第41号(1950/04/30、24期、国民民主党)

○林(好)委員 ただいま松田委員からお話がありましたように、この紀伊水道の漁業法案の一部改正の問題とからみまして、自由党田淵議員が脱党届を出されたということは、水産常任委員といたしましてまことに遺憾に考えるものでございますが、もちろん私どもも紀伊水道の問題は、委員長の命を帯びまして、二回も国政調査をいたしまして、修正することが適当であるという結論に到達いたしまして、そしてあの案を議員提出として出したわけであります。ただいいまお話がありましたように、もちろん自由党としても党議で決定しておられる問題だと思うのでありまして、それにもかかわらず自由党の幹部として、事実を私はよく知りませんが、もし参議院……

第8回国会 水産委員会 第7号(1950/07/24、24期、国民民主党)

○林(好)委員 ちよつと松田さんの質問に対しまして、関連して私伺つてみたいと思いますが、ただいま松田委員は自由党の政策として、すなわち魚価を引下げなければならない、魚価を世界の標準まで引下げなければ輸出の振興はないのであるということのお話であります。それに伴いまして資材の値下げをしなければならぬ、かようなお話でありますが、私ももちろん現在の魚価をこれ以上引下げるということは賛成はできません。現在の漁村の状態は、資材の価格とか、あるいは労賃であるとか、あるいは汽車賃も上つておりまして、バランスがとれていないのでありまして、現在の魚価では漁村がほとんど破滅の状態に追い込まれておるのであります。しか……

第8回国会 水産委員会 第15号(1950/10/06、24期、国民民主党)

○林(好)委員 北海道の底びきの入会の問題でありますが、これは先般委員長も行かれましたが、川村委員を班長として、北海道の国政調査を行つた次第であります。その調査を行いました結果、最も緊急を要する問題でありますので、委員会といたしましては今後いかなる方法によつて結論をお出しになりますか、委員長のお考えを伺いたいと思います。  さらにまた水産庁にお伺いいたしますが、国政調査によつてその結論を出して、その結果入会問題を決定することに相なつておりますが、国政調査半ばにおきまして、青森県のみ出漁を許すということで、北海道庁に了解事項としてすでに出漁を認めておられるわけでありますが、私、上京いたしますとき……

第9回国会 水産委員会 第2号(1950/11/25、24期、国民民主党)

○林(好)委員 ごく簡單に水産長官に伺いたいと思います。  二十五年度の見返り資金の問題でございますが、二十五年度の追加の見返り資金の問題は、農林関係では農地の改良及び水力の小型の発電、造林、それから水産の高度加工と四つになつておるはずでありますが、そのうちの農地の改良であるとか、あるいは電力開発の方は若干認めまして、あとは関係方面で認めないということを聞いております。造林関係におきましては一切認めないというようなことも聞いております。すなわち農林関係におきましては、相当の見返り資金のわくが余るということであります。このわくは水産の高度加工であれば、関係方面では相当額を認めてもよいというような……

第9回国会 水産委員会 第8号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○林(好)委員 私は松田委員に反駁するものでもございませんし、また議論するものでもございませんが、市場の手数料値上げ問題につきましては、松田委員とはいささか見解を異にいたしておるのであります。松田委員の御説から参りますと、市場の赤字の補填及び金融対策に対する裏づけとして、すべて生産者の犠牲において行わなければならぬという意見のように承つたのであります。しかしながら市場側がどうしても値上げをしなければならぬという理由は、戦時中から戦後におきまして、いろいろ統制経済の変化によつて生産地に焦げつきができ、あるいは消費地に焦げつきができて、非常に金融が行き詰まつておるということを言つておるのであります……

第9回国会 水産委員会 第9号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○林(好)委員 漁船保険の問題で水産庁長官にお伺いいたしたいと思いまするが、漁船保険の組合の区域の範囲の問題であります。これは内地方面はどのようになつておるかわかりませんが、北海道は御承知のように非常に区域が広うございまして、従来は支庁単位に漁船組合を結成いたしまして、その支庁単位に委譲して参つたわけでありますが、水産庁からそれを何か道単位に一本に統合しなければならぬというような事情があつて、北海道庁に指令を出されたかどうかということを、まずもつてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまここにおられます方が北海道から陳情に参つておるわけでありますが、十一月の十五日の北海道の漁船組合……

第10回国会 水産委員会 第4号(1951/02/01、24期、国民民主党)

○林(好)委員 輸入関税の調整に伴いまして、石油類の輸入関税を大巾に引上げるというようなことを新聞記事、あるいはその他で仄聞をいたしているわけでありますが、この点につきまして、どの程度に主務官庁の大蔵省はお考えになつているか。ひとつお伺いをいたしたい、かように思うわけであります。
【次の発言】 昨日の審議会におきまして、輸入石油に対する関税は、大体上げるということに決定になつたわけでありますか。その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もちろん審議会の決定によつて輸入関税が決定されるものでなく、当然国会にかけて決定されるものでございますが、大蔵省の考え方といたしまして、かりにこの石油類の……

第10回国会 水産委員会 第5号(1951/02/03、24期、国民民主党)

○林(好)委員 先ほど長官は、今の太平洋と日本海と北海道の大海区制につきまして、以東底びきの連合会に諮問をしたのである。従つて以東底びきの組合が結論を出して、近く水産庁に回答があるはずだという御答弁がありましたが、以東底びきの組合には、北海道は遺憾ながら加入をいたしておりません。従来は加入をいたしておつたのでありますが、以東底びきの組合の運営の仕方が北海道としては納得の行かない点がありまして、以東底びきの組合からは北海道は脱退をいたしておるわけであります。従つてこの大海区制につきましては、北海道は太平洋あるいは東北の方の方々とは利害が相反する面があるのでありまして、以東底びきの連合会の回答とい……

第10回国会 水産委員会 第16号(1951/03/01、24期、国民民主党)

○林(好)委員 水産庁長官に簡單に伺いたいと思うのでありますが、新しい漁業法の実施によりまして、大きな制度改革を行つておるわけでございます。従いまして、これらの大きな仕事を行いますのに、海区調整委員及び内水面の漁場管理委員会におきましては現地の調査をやらなければならぬし、また数回の会議もやらなければならぬのでありますが、国の二十五年度におきまするこれらの予算ではまことに僅少でございまして、地方におきましては、あの法に命じております広汎な仕事を実施するのには、まつたく金がなくて、仕事ができないというような現況であります。先般私は北海道に帰りまして、内水面の漁場管理委員会にオブザーヴアーとして出席……

第10回国会 水産委員会 第30号(1951/05/12、24期、国民民主党)

○林(好)委員 ちよつと伺いますが、あなた方の方の定置の浮出しはどのくらいになつておりますか。それからはいなわの燥業している大体の深さ、それはどの程度の所をやつておられるのですか、定置の浮出しはどのくらい出しているのですか。
【次の発言】 そうすると旋網は沖合い三千間ですか。
【次の発言】 三千間より以上はやらぬことになつておるのですか。
【次の発言】 大体わかりました。

第10回国会 水産委員会 第32号(1951/05/17、24期、国民民主党)【議会役職】

○林委員長代理 小高委員。
【次の発言】 どうでしようか。その資料はこの次の委員会に提示してもらつて、さらに小高委員のお説のように、そのときに三日間ぐらい研究期間を置くとおきめになつたらどうでしようか。あさつての、委員会に資料を提出してもらつて、そうしてそのときに三日間ぐらい研究期間を置くということをおきめになつたらどうでしようか。1そういうことにいたします。では川村委員。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にとどめます。  なおこの際御了承願つておきたいと思いますが、先ほど大蔵委員会との連合審査会は、明十八日午後一時半より開会の予定と申し上げましたが、部屋の都合等によりまして、明後十九日開……

第10回国会 水産委員会 第36号(1951/05/26、24期、国民民主党)

○林(好)委員 請願文書表番号第一七八号、北海道漁船保険組合設立反対の請願であります。請願者は札幌市北五條西三TH北海道機船底びき網漁業漁船保険組合長理事渡辺昭平君外八名、紹介議員は不肖私であります。  本請願の要旨は、北海道水産部は、既設の漁船保険組合に対して、事前に何の予告なしに統合をもくろみ、一言半句の説明を示さないで、本年十一月十五日の組合長会議で、突如として北海道漁船保険組合(仮称)の設立を提案し、昭和二十六年度から実施する意向を朗らかにしたが、北海道の各漁船保険組合品は、今日まで十四年間、内地組合とは異なつた組織の下に置かれ、今日成績は芳ばしくないにしても、単に併合だけで立直るとは……

第10回国会 水産委員会 第37号(1951/05/28、24期、国民民主党)

○林(好)委員 これは新聞ですからよくわかりませんが、新聞で見ますと、水産庁は漁船を二万トンばかり増トンするというようなことが出ております。私どもから考えますと、すでに五ポイントによつて相当の日本の漁業の整備をしなければならぬときに、さらに現有トン数よりも二万トンも漁船を増トンすることは、時代に逆行するものであるように、新聞だけ見ますと見えるわけでありますが、その内容は、どういう漁種に対して漁船の増トンをされるのか、一応伺つておきたいと考えます。
【次の発言】 よくわかりました。

第10回国会 水産委員会 第39号(1951/06/02、24期、国民民主党)

○林(好)委員 いよいよ第十国会も本日終了せんといたしておりますので、時間もございませんから、水産庁長官にきわめて緊急を要する問題につきまして、簡單に要点だけを述べて、御答弁をいただきたいと思います。  最近東京市場に入つておりまする魚の状態を見ますると、四月も五月も数量的には大体同じくらいのものが入つておるわけであります。しかしながら、四月と五月の魚価の関係を比較検討いたしてみますと、大体四月よりも五月は二割方安くなつておるのであります。しかしながら御承知のように、漁業資材というものは非常に古くなつておりますし、また労働賃金においても、現在の社会情勢におきましては、賃金は上つておるような現況……

第11回国会 水産委員会 第1号(1951/08/17、24期、国民民主党)

○林(好)委員 さんまの問題は、皆さん御承知のように水産庁を中心にいたしまして、本年の出漁に対しては、内地の業者あるいは北海道の業者が数回にわたりまして会合もいたし、また中央審議会におきましても、この問題につきましては数回審議を重ねたのでありますが、いろいろな事情でほとんど事務的な解決が進捗しない状況にあつたわけであります。従いまして、第十国会の末期、六月六日にこの水産常任委員会においてこの問題を取上げまして、そのときには、北海道は大体八月十五日に解禁するということを、一応衆議院水産常任委員会としては決定を見ておるわけであります。その当日は本道の代表者、道庁の係官も傍聴をいたしておつたのであり……

第12回国会 水産委員会 第13号(1951/11/15、24期、国民民主党)【政府役職】

○林説明員 効用を兼ねます工作物のことでございます。これはたとえて申し上げますならば、漁港の指定をいたしまするに区域を定めるわけですが、これが河川と重なる場合がある。すなわち河口に漁港を指定する、こういう場合がある。そういう場合には漁港としての効用をなします工作物と河川としての工作物とが重なる場合が当然あるわけであります。これらにつきまして他の法律でもいろいろ規定がされておるわけでありますが、漁港の関係におきましても、たとえば導流堤というものがございまして、これは漁港としても必要でありますが、河川の関係からいつても必要でありまして、これをつくります場合に、かりに町村が施行するといたしますと、国……

第12回国会 水産委員会 第15号(1951/11/20、24期、国民民主党)

○林(好)委員 先ほどの小松委員の質問に対して漁政部長のお答えは、今の許可船と無許可船について、多少勘案事項として考えておられるようでありますが、今度の整理による補償というものは、無許可のものも許可のあるものも同様に扱うというような御意見であるように考えますが、先ほど川村先生からお話がありましたように、北海道は全国に先がけて、北海道の機船底びきの要綱によつて一応整理をいたしたわけであります。しかしながら北海道の整理に対しましても、転業資金であるとか資材のあつせんをするとかいうような條件がついておりましたけれども、その約束はさつぱり履行されておらない。北海道はみな自己資金によつて転業をいたしたの……

第13回国会 水産委員会 第7号(1952/02/07、24期、国民民主党)

○林(好)委員 日本の漁業は、戦時中から戦後にかけて非常に秩序のない略奪的な漁業を行つて参りまして、司令部からも日本政府は五ポイントの勧告を受けております。それらのことにかんがみまして、この小型手繰船の整理をここに出されたものでありまして、私は漁業秩序を保持する上におきまして、非常に適正な法律であるとは思いまするけれども、しかしこの法律が制定されまして実施いたしますあかつきにおきまして、政府ではそれぞれ転廃業であるとか、あるいは希望者があれば船も政府が買い上げて魚礁に使うというような、一応の保護政策は講じられておりまするけれども、しかし漁民というものは結局他に転業をするということはまことに困難……

第13回国会 水産委員会 第8号(1952/02/09、24期、国民民主党)

○林(好)委員 まき網漁業の水産庁の指導方針につきまして、一応長官の御意見を伺いたい、こう考えますが、最近のまき網漁業は、つまり沖積み運搬船を使いまして、まき網漁業を行つておるということと、さらに長短波のほんとうに科学的な漁撈法によつて漁業を営んでおるわけであります。従つて特定の会社の優秀な漁船というものは、すべて完全な装備をして操業をいたし、さらに暗号の無線電信によつて自分らの会社に所属する漁船に対しましてそれぞれ連絡をして、魚の回遊状況を十分に把握して漁業を営んでおるのでありまして、考え方によりましては非常に進歩的な漁撈法でありまして、一面には非常に生産増強の上からいいという考え方もできま……

第13回国会 水産委員会 第11号(1952/02/18、24期、改進党)

○林(好)委員 長官に伺いたいと思います。日米加漁業協定によつて、御承知の通り本年から北洋漁業に出漁できるのでありますが、今日までの農林省、あるいは水産庁の考え方は、新聞では承知いたしておりますが、本日長官がおいでになつておりますので、これを伺いたいと思うのであります。まず北洋漁業のかに工船の問題は、一組ぐらい出される方針であるか、あるいはそれ以上出される方針であるか。あるいはその許可の方針につきましては、どういう方面に許可をされる御方針であるか、さらにまた鮭鱒の独航船の問題につきましても、大体どれぐらいの隻数を本年出漁させる御方針であるか、それからどういうような許可方針をおとりになるかという……

第13回国会 水産委員会 第13号(1952/02/25、24期、改進党)

○林(好)委員 ちよつと議題外でありますが、お伺いいたします。本日木村委員の要求によりまして、水産庁から出ました水質汚涜の関係の資料を拝見いたしますと、まつたく資料になつていないと私は考えるのであります。このような資料を水産庁が発表されるということは、かえつて有害になると私は考えるのであります。他県のことは私よくわかりませんが、この資料の内容を拝見いたしましても、北海道の澱粉工場の廃液の影響が百九十二箇所と書いてあります。北海道の澱粉工場は大体二千工場ぐらいございましてそのほとんどが放河川に廃液を流しておるといつたような現況であります。従いましてその廃液によりまする遡河漁業であるとか、あるいは……

第13回国会 水産委員会 第17号(1952/03/05、24期、改進党)

○林(好)委員 中金の湯河理事長にお伺いいたしたいと思います。この特融の貸付の保証の考え方、これは大体において協同組合あるいはまた信連の保証によつて貸付をするという方針だと私は考えておるわけでありますが、なおそのほかに保証がなければ貸付ができないというような考え方をお持ちになつておるかどうかということをまずお伺いいたします。
【次の発言】 実は水産の方面ではないのですが、北海道の農村の小水力発電の貸付に対して、つまり農協の単協にお貸し付けになるのですが、これは単協の役員の個人保証だけではいけないので、さらに自治体の町村の保証をせよというような御要求があつたのであります。もちろん町村が保証しても……

第13回国会 水産委員会 第29号(1952/04/12、24期、改進党)

○林(好)委員 漁政部長がたいへんお忙しいようですから、きわめて簡単にお伺いしたいと思います。  十勝沖の地震の災害に対します特別金融の措置法が、去る四日に国会を通過いたしまして、法案は成立をいたしておるわけであります。しかしながら、あの問題は、御承知のように緊急に緊急を要する緊急措置でありましてその後の災害者からの融資に対する申込み、またそれに対する融資はどの程度に進捗いたしておりますか。一応大蔵省と水産庁にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 どうもルース台風に対する政令もまだ出ておらぬ、ことに緊急を要する十勝沖の地震に対する政令も出ておらぬということは、政府はきわめて怠慢である。私……

第13回国会 水産委員会 第37号(1952/05/20、24期、改進党)

○林(好)委員 ただいま鈴木委員の御意見は私は同感でありますから、賛成するものでありますが、さらにこの協同組合法の一部を改正するにあたりまして、内水面漁業であるとか、あるいはまた広い地区で業種別組合をつくるという場合におきまして、現在の組合法で参りますと、総会が成立しないというようなおそれがあるわけであります。従いまして、そのこともあわせてひとつぜひ御審議をいただきたいということを、つけ加えてお願いを申し上げます。

第13回国会 水産委員会 第42号(1952/06/10、24期、改進党)

○林(好)委員 ちよつと漁政部長さんにお伺いしたいと思います。水産庁といたしましては、最近の最も重要な仕事は、戦時中、戦後非常に漁場が荒廃いたしまして、その資源の回復をはかる、すなわち資源の保存ということに最も重点を置いておられるようでありますが、これは当然のことであります。しかしこの沿岸魚族が非常に荒廃いたしましたものを回復いたしますのには、まず水質汚濁ということを防止しなければ、何としても沿岸魚族及び遡河漁業の資源保存はできないというように私は常に考えているものであります。しかし水産庁が資源保護法を出されましたときに各省からいろいろ反対がありまして、水質汚濁の関係は一応骨抜きになりました。……

第13回国会 水産委員会 第44号(1952/06/14、24期、改進党)

○林(好)委員 大体私も石原委員あるいは永田委員と同様な意見でございますが、先般からの與野党の委員諸君の質問の焦点は、要するに吉田側近外交によりまする吉田、ダレスの書簡に基きまして、日本の水産というものを犠牲にして、対米諸問題を有利に解決しようというきわめて腰抜け外交と申しますか、軟弱外交と申しますか、その最たる現われであるということであります。それが輿論の焦点になつておるのでおりますし、また先般からの各委員の質問に対しましても、政府委員の答弁はまつたく納得の行かない答弁をいたしておられるわけであります。すなわち今後の日本の外交の方針は、やはり親米を基礎としてとられなけれげならないことは当然の……

第13回国会 水産委員会 第51号(1952/07/29、24期、改進党)

○林(好)委員 ただいまの松田委員のお話については、私は本気で言われたものとは受取つておりません。ことに北海道の重要な水産物の生産地から水産議員として出ておられる松田委員が、おそらく本気になつて水産常任委員を廃止するのだ、このようなことを考えておられるのではないと思います。また参議院において突如として水産常任委員会を廃止するというその理由は、仄聞するところによりますと、委員長になり手がないから水産常任委員は廃止する。このようなことはまつたく理由にならないと思うのであります。日本の水産というものは、私から申し上げる必要はありませんが、まことに重要な産業であります。一応松田委員の言われるように、や……

第13回国会 水産委員会 第52号(1952/07/30、24期、改進党)

○林(好)委員 私、先般この自然休会中に選挙区に帰りまして、根室、釧路方面をまわつた次第でありますが、その結果といたしまして、四十六度線以内で鮭鱒の流し網が広尾から根室、歯舞までに千五百隻ばかり操業いたしておりますが、従来あの系統のますというものは、あの沿岸に回遊するものではない。要するに全然系統の違うものであつて、やはり樺太方面に行くものだという考え方を試験場でもいたしておりましたし、私どももそのように考えておつたわけであります。ところが今度行つてみますと、そういうことでなく、ときしらずは別といたしまして、ますはやはりあの沿岸に回遊する系統のものと同じだということがはつきりいたしたのでありま……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第6回国会 水産委員会公聴会 第4号(1949/11/19、24期、民主党(第九控室))

○林(好)委員 ちよつと安藤さんに伺いたいと思います。この行政費の負担を漁民にさせることは、絶対にいけないということを申されました。それははつきりいたしておりますが、政府の原案によりますと、全部漁業権を一応政府が買い上げまして、再配分をするという原案になつておるわけであります。従いまして、安藤さんの御意見といたしましては、すべての漁業権を政府が全部買い上げることが適当であるかどうかということの、お考えを伺いたいと存じます。

第10回国会 大蔵委員会農林委員会水産委員会連合審査会 第1号(1951/03/09、24期、国民民主党)

○林(好)委員 ただいま議題になつております農林漁業の融資の計画につきましての、この農林関係におきまする水産に対して不均衡であるということは、先ほどから與党の委員からも強く御要望がありましたので、今後預金部資金から相当の額が繰入れられるといことでありまして、そのときには必ず水産方面も均衡のとれる是正がしていただけるものと信頼をいたしまして、一応その方は省略をいたします。  まず農林大臣にお伺いいたしたいのは、今回の融資計画書を拝見いたしますと、農業方面の項目の中に、農産工業に対します貸付制度が設けられていないことは、まことに遺憾であります。と申しますのは、最近陸上の農産工業の廃液が保護河川に流……

第13回国会 外務委員会水産委員会連合審査会 第2号(1952/06/11、24期、改進党)

○林(好)委員 私は本日議題となりましたる北太平洋の公海漁業に関する国際條約及びその附属議定書に関して若干の質問を試みたいと思います。ただいままでいろいろ各委員が御質問になりまして、幾分重復する点もあろうかと存じますが、問題を総合的に、新しい角度からお尋ねするので、あらかじめ御了承願いたいと存じます。  私はまず最初に申し上げたいことは、條約の前文に明記されている「主権国として、国際法及び国際慣習の原則に基く公海の漁業資源を開発する各自の権利」ということが、本條約の基本的精神として完全に生かされる必要があるということであります。もちろん、国際法が、本質として実際的な、かつ利他的な性格を持ち、絶……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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