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池田正之輔 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

池田正之輔[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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このページでは池田正之輔衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。池田正之輔衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 考査特別委員会 第5号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 地方事務所に渡したというのは、相手がわかりませんね。

第5回国会 考査特別委員会 第11号(1949/06/25、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 今の動議は一面もつともであるようでもある。ところがこれは一人の証言によつてどうこうとわれわれがここで決することは早計である。神山君が指摘されるごとく、特定の人によつてこれを利用されるようなにおいがしないこともない。もしそうだとすれば、これはまたゆゆしい問題だと思う。從つてわれわれの委員会として一應取上げた以上は、そういうことが事実だとすればだまつておるわけには行かぬ。委員会としての何らかの処置をとらなければならぬと私は思う。そういう意味から言つても、この審議は続けた方がよろしい。結論としてはこういうことです
【次の発言】 君は村会議長だろう。

第5回国会 内閣委員会 第2号(1949/03/24、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 今の專門員のお話で、大体われわれ参考にして行けると思いますが、その中で各省の共管事項というのがありました。これは今直接に、早急に必要な問題で、できればなるべく早く頂戴できればありがたいと思います。これは一日も早くお願いしたい。
【次の発言】 それと関連して、これは政府の方かもしれませんが、大ざつぱな各省の賃金の数字がきよう出ておりますが、内閣関係ですね。たとえば物價廳にはどれぐらいおるとか、用紙割当委員会にはどれぐらいおるとか、大ざつぱな数字でけつこうですが、出していただきたい。これによつて考えなければならぬ問題ではないかと思います。つまり三十人か四十人しかいないものを、三割……

第5回国会 内閣委員会 第7号(1949/04/11、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 労組だけですか。
【次の発言】 何分くらいかかりますか、長かつたらそれは午後にしようじやありませんか。
【次の発言】 今木村君から指摘された点は私も同感です。しかしこれは追つてわれわれとして十分檢討した上で考えたいと思います。少し具体的な問題で、先ほど長官が読まれた数字、たとえば用紙の生産量の問題だとか、割当量、これをひとつお願いしておきます。それからもう一つお願いしておきたいのは、戰爭中の新聞社に割当てた数量、東京だけでけつこうです。それから今の木村君の話と関連して來るのですが、この委員会がすべての決定権を持つて、そうして三人ずつの欠員を委員長が推薦する。これはまつたくわけ……

第5回国会 内閣委員会 第13号(1949/04/22、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 これは官房長官になるかどなたになるか、総理廳の中の出版用紙割当事務廳、この問題ですが、今の用紙割当の制度を見ますと、委員会があつて事務局は何の権限もなくて、委員会が自由にやつておる、そしてその責任は内閣においてこれを持つておる。この立て方、それからもう一つは用紙割当委員会の委員の選任方法、これは非常に私は不合理きわまるものだと思う。現在の法規を見ると何だかわけのわからぬことになつて、法規上ではわれわれ読んでもえたいがわからない。非常にまわりくどくなつておる。結果的には何人かの委員があつて、その委員の半数は一年に一ぺんずつとりかえて行く。その半数をとりかえるときにはどうするかと……

第5回国会 内閣委員会 第20号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 総理府設置法案に対して、民主自由党から修正案を提出いたします。修正の要点は速記録にとどめることにして、皆さんの御了承を願つておるはずだと思いますから、説明を省略したいと思います。
【次の発言】 昨日アメリカから対日賠償の撤去中止という、きわめて重大な入電があつたのであります。この電報によりますと、その内容がどうもはつきりいたしませんが、先ほど毎日新聞は号外をもつてこれを國民に知らしております。毎日の電報によりますと、これはUPだと思いますが、米國政府は日本から今後さらに賠償の取立てを一切中止する旨を発表した。こういう電報なんです。それから一方APの電報によりますと、日本の賠償……

第5回国会 内閣委員会 第21号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 私は民主自由党を代表いたしまして、この農林省設置法案に対する修正の動議を提出いたしたいと思います。修正の内容についてはこの問題の話合いで大体御了解を得ておりますから、速記にとどめることにいたします。
【次の発言】 法務廳設置法等の一部を改正する法律案に対して、私は民主自由党を代表して修正案を提出いたします。修正案はこれはお手元に配付してありますので、会議録に挿入して省略いたします。
【次の発言】 私は民主自由党を代表いたしまして、修正案を提出いたします。修正案の内容はお手元に差上げてあります通りでありまして、このまま速記録にとどめておきたいと思います。

第5回国会 内閣委員会 第22号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 私は民主自由党を代表いたしまして修正の動議を提出いたします。修正の内容につきましては、おそらくお手元に配付してありますから、速記にとどめまして御了承願います。
【次の発言】 私は民主自由党を代表いたしまして、本案に修正の動議を提出いたします。修正内容につきましては、皆さんのお手元に差上げました通りでございますので、このまま速記録にとどめていただきたいと思います。
【次の発言】 私は民主自由党を代表いたしまして、原案に賛成するものであります。
【次の発言】 私は民主自由党を代表いたしまして修正案を提出いたします。修正案の内容につきましては、お手元に差上げてありますから、朗読を省……

第5回国会 内閣委員会 第23号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 私は民主自由党を代表して本案に賛成の意を表します。
【次の発言】 民主自由党を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。修正の内容についてはお手元に配付してありますから、これを速記にとどめることにいたします。

第5回国会 内閣委員会 第24号(1949/05/18、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 私は民主自由通を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。内容についてはお手元にすでに配付してありますから、速記にとどめておいていただきたいと思います。
【次の発言】 私は民主自由党を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。この修正案の内容については皆さんのお手元に差上げてありますが、ここで特に申し上げておきたいことは、その修正案の第十六條と書いてありますその前に、「第三條第二項を削り、同條第三項中「第一項」を「前項」に改め、同項を第二項に改める。」を入れていただきたい。つまり今論議になつた第三條の第二項を削るという問題でありますが、これは建設委員会の方から当委員会……

第5回国会 内閣委員会 第26号(1949/05/20、24期、民主自由党)【議会役職】

○池田(正)委員長代理 これより齋藤委員長に対する不信任の動議の採決をいたします。ただいまの齋藤委員長に対する不信任の動議に賛成の方の御起立を願います。
【次の発言】 少数。よつて不信任案は否決されました。(拍手)岡田君。

第5回国会 内閣委員会 第29号(1949/10/24、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 これは速記録にとどめることにして御了承を願います。

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 薪炭需給調節特別会計の債務支拂い財源充当のための一般会計より五十四億七千万円繰入れの可否に関する小委員会経過報告をいたします。  予算委員会の決議により、右件に関する小委員会を昭和二十四年十一月十九日以来数回にわたつて開会し、農林省、林野庁及び会計検査院より提出の資料に基づき、右関係当局と質疑応答を重ね、慎重に審議いたしました経過をその結果を御報告いたします。  一、薪炭特別会計の損失推定、昭和二十二年度末までの損失十四億六千万円、昭和二十三年度末までの損失十九億七千万円、昭和二十四年度損失推定二十一億六百万円、計五十五億四千万円。  二、償還すべき薪炭証券(イ)、昭和二十三……

第7回国会 選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1949/12/13、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 ちよつとお尋ねしますが、そうすると、今の栗山君の言われるような点も、一切讓歩できない、こういうことですか。
【次の発言】 私は途中からこのごろ入つて来たので、前の何十回かにわたる当委員会の論議は聞いておりませんからよくわかりませんが、大体どつかで制限をつけなければならぬ。先ほど並木君からか、大新聞に選挙も何もわからぬようなとぼけた論説を書いておるのがあると言われましたが、このとぼけた日本の言論界――大新聞は除いて、あとのわけのわからぬ論説を書くような日本の言論界を啓蒙する機会を、われわれに與えられたと思う。この機会をこそわれわれは十分に生かして、言論界を啓蒙する必要があると思……

第7回国会 予算委員会 第17号(1950/02/20、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 予算第四分科会に付議されました農林省及び通商産業省及び通商産業省所管の昭和二十五年度一般会計、特別会計及び政府関係機関予算審議の経過を御報告申し上げます。  第四分科会は二月十七日、十八日の二日間にわたり慎重審議いたしましたが、質疑は主として予算委員会において触れなかつた事項を質問することにいたしました。  農林省所管の質疑応答は次の通りであります。主食の二合八勺にいつごろから増配するかとの質問に対し、政府側より二合八勺増配は絶えず努力しているが、占領下においては二合七勺が限度のように思われる。それよりも根本的に食生活の改善が必要である、米のみに依存せず、他の方法でカロリーを……

第8回国会 郵政委員会 第1号(1950/07/21、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより郵政委員会を開会いたします。  この際一言ごあいさついたします。不肖私が委員長の席をけがすことになりました。郵政事業はこれからますまま重要性を加えて来ると思われますから、この機会にわれわれ当委員会としても、十分に委員会としての独自の見解に立つて、これが推進に向いたい、かように念願するものであります。どうぞ皆様の御指導、御協力をお願いいたします。よろしくお願いいたします。(拍手)  次に理事の互選を行いたいと思いますが、いかがいたしましよう。
【次の発言】 ただいまの御動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして御指名いたします。    飯塚 定輔君……

第8回国会 郵政委員会 第2号(1950/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き郵政行政に関する件を議題といたします。まず郵政大臣より例の簡易保険と郵便年金の積立金の運営に関する問題の、その後の経過について説明をしていただくことにいたします。田村国務大臣。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 何かこれに関して聞くことはございませんか。
【次の発言】 どうぞ……。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの飯塚君の動議は、簡易生命保険及び郵便年金積立金の運用再開に関する要望書を、本委員会の名をもつて関係各大臣に送付せられたいという動議であります。本動議のように要望書を……

第8回国会 郵政委員会 第3号(1950/11/20、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより委員会を開会いたします。  議事に入ります前に御報告を申し上げます。ご承知の通り本委員会の委員でありました大和田義榮君は、去る八月二十七日不幸病のために逝去いたされました。まことに哀悼の至りにたえません。同君は第五回国会以来逓信委員、また国会法改正により本郵政委員として、多年の経験に基き、着実な研鑚の道を進んでおられたのでありまして、その誠実にしてかつ才能を誇らざる同君の風貌は、いまなお同僚たる委員諸君の脳裡にほうふつたるものがあることと存じます。同君はほとんど委員会を休まれたこともないのでありまして、今後永久に同君の姿をこの席に見出すことのできなくなりましたことに対しま……

第9回国会 郵政委員会 第1号(1950/12/01、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  議事に入る前に、委員の異動がありましたから御報告いたします。去る十一月二十一日木村榮君が委員を辞任せられ、同日その補欠として柄澤登志子君が、また二十四日には高橋權六君が委員を辞任せられ、その補欠として岡村利右衞門君が、それぞれ議長において委員に指名いたされました。以上御報告申し上げます。  それではただいまより郵政行政に関し、当局より説明を聽取いたします。
【次の発言】 これで当局の説明は終りました。これに関して何か御質疑はありますか。
【次の発言】 ただいまの御意見に対し、委員長からお答えいたします。この問題は、降旗君から申されるように非常に重大であ……

第9回国会 郵政委員会 第2号(1950/12/07、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  議事に入る前に委員の異動がありましたので、その報告をいたしたいと思いますが、これは公報に出ておりますから、報告を省略いたします。  それでは前会に引続き、郵政行政に関する説明聽取に対する質疑を継続いたします。
【次の発言】 あのときも申し上げましたようにこれは国政調査を受けていないために、委員会としての正式な活動に入ることができませんでしたが、お話のように、私から特に柄澤委員の意を受けて、予算委員長に申入れをしておきました。その後予算委員会がどういうふうに扱つたかということは、実はまだ聞いておりません。ただおそらく私の想像でありますけれども、ああいうふ……

第10回国会 郵政委員会 第2号(1951/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  議事に入る前に御報告いたします。昨年十二月十一日の委員会におきまして年賀郵便特別取扱いの実施等に伴う郵便事業の最繁忙時たる年末年始における郵便事業の運行状況実施調査のための委員派遣承認申請の件は、同月十五日の議院運営委員会におきまして、留保ということに相なりました。御了承願います。以上御報告いたします。  それでは郵政行政に関する件を議題といたします。まず田村郵政大臣より、行政一般、特に二十六年度郵政省関係予算に関し、説明を聽取いたします。
【次の発言】 少しおそくなりましてまことに申訳ありません。

第10回国会 郵政委員会 第3号(1951/02/23、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  本日は簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用に関する件を議題といたします。この問題は御承知のごとく、本衆議院においては、かつて決議案として衆議院の意思を表明し、すなわち立法府としての意思はすでに決定しておるはずであります。しかるにこの問題に関する取扱い及びこの改正の経過を見ますと、ややともすればこの衆議院の院議に反したるがごとき傾向にあるがごとくに、われわれは聞いておるのでありますので、特にその問題についてあらためてここで経過を聽取し、この委員会としての意思を一応とりまとめて決定しておきたいという意味において、きようは特にこれに関する委員会を開催した次第……

第10回国会 郵政委員会 第4号(1951/02/27、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き簡易生命保険及び郵便年金積立金の運用に関する件を議題とし、まず一応その後の経過を田村郵政大臣より聽取いたしたいと思います。田村郵政大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。受田新吉君。

第10回国会 郵政委員会 第5号(1951/03/12、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 会議を開きます。  議事に入る前に、議案が付託になりましたので御報告いたします。去る二月一日内閣提出による郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵便貯金法に基いて保管する証券の整理に関する法律の一部を改正する法律案及び郵便法の一部を改正する法律案が、それぞれ本委員会に付託と相なりました。以上御報告いたします。  まず連合審査の件についてお諮りいたします。ただいま大蔵委員会に付託になつております資金運用部資金法案及び資金運用部特別会計法案並びに郵便貯金特別会計法案は、本委員会の所管に関する部分が多分にありますので、本法律案の審査のために、大蔵委員会……

第10回国会 郵政委員会 第6号(1951/03/27、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより委員会を開会いたします。  議事に入る前に、理事の補欠選任を行います。去る三月十二日理事吉田安君及び同月十五日理事受田新吉君がそれぞれ理事を辞任せられましたので、理事二名が欠員となつております。ただいまよりその理事の補欠選任を行わねばなりませんが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは吉田安君及び受田新吉君をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 一応今の問題について私からお尋ねします。現行法を改めなければならぬという根拠が私にはよくわからないのですけれども、これに対する御説明は省いても……

第10回国会 郵政委員会 第7号(1951/03/29、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 それではこれより会議を開きます。  前会に引続き郵便法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を継続いたします。  なお本日は日本新聞協会の事務局長津田正夫君が参考人として御出席になつておりますので、あらかじめお知らせいたします。それではこれより津田参考人より、本案二十三条第三項の改正規定に関する意見を聴取いたしたいと存じます。津田参考人。
【次の発言】 この際津田参考人に御質疑があれば、これを許します。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――別に質疑もないようでありますので、これにて本案に対する質疑は終局いたしました。  なおこの際御報告いたします。ただいま、本案に対する自……

第10回国会 郵政委員会 第8号(1951/05/23、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより委員会を開会いたします。議事に入る前に理事の補欠選任を行います。理事でありました飯塚定輔君が去る三月二十日に委員を辞任せられましたので、理事一名が欠員となつております。ただいまよりその理事の補欠選任を行います。なおこれは前例によりまして委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは飯塚定輔君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次にまず郵便法の一部改正案を議題とし、審査に入ります。最初に提案理由の説明を求めます。田村郵政大臣。
【次の発言】 これにて本案に対する提案理由の説明を終りました。引續き質疑に入ります。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/18、24期、自由党)

○池田(正)委員 私どもは昭和二十年の八月十四日すなわちポツダム宣言を受諾いたしました。そうして九月二日降伏文書に調印して以来満六年有半の間、無條件降伏に伴うところの諸原則とその義務を厳粛に履行し、平和回復の日の一日もすみやかならんことをこいねがつて今日に至つたのであります。今回連合国なかんずくアメリカ及び英国の深い理解と好意によつて全国民待望の講和條約が調印されたのであります。今日ここに條約承認のための審議手続が行われる運びになりましたことは、まことに国民とともに喜びにたえません。また感激なきを得ないところであります。この間に処して吉田総理が、あるいは全権として今日まで挺身されたことにつきま……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/23、24期、自由党)【政府役職】

○池田国務大臣 再軍備の問題は、総理がたびたび言われておりますように、現在の日本の国力から申しますると不可能でございます。これは、ある程度の軍備を持つておりまして、それを軍備拡張というふうなことならばたやすいのでございます。しかしそれにいたしましても、経済界には非常な影響を及ぼすのであります。今度の世界的再軍備の以前におきましては、大体イギリス、フランス、アメリカ等におきましても、国民所得の七、八%が軍備であつたのであります。しかるところアメリカは御承知の通りの軍拡をやりまして、六百億ドルに近い予算を組んだのであります。しかしてイギリスがこのアメリカの軍拡に相応じまして、国民所得百二十億ポンド……

第12回国会 郵政委員会 第1号(1951/10/22、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  まず郵政行政の近況につきまして、当局より説明を聴取いたします。佐藤郵政大臣。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本委員会の活動を一層活発ならしめるとともに、遅滞なく運営いたしまするために、国政調査の承認を要求いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは衆議院規則第九十四條によりまして、国政調査承認の要求書を議長に提出いたさねばなりませんが、要求書の内容につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは本日はこの程度でとどめ、次会は……

第12回国会 郵政委員会 第2号(1951/10/24、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  昨二十三日本委員会に付託になりました郵便法の一部を改正する法律案、及び郵便為替法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として、まず政府よりその趣旨の説明を求めます。佐藤郵政大臣。
【次の発言】 これより審査に入ります。質疑は通告順によりましてこれを許します。  その前にお諮りいたしますが、大臣は電通委員会もやつておりますし、その方にまわらなければならぬので、時間があまりありませんから、大臣に御質問の方は、特にその分だけを先にやつていただきたいと思います。受田君。
【次の発言】 簡単に願います。

第12回国会 郵政委員会 第3号(1951/10/25、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  郵便法の一部を改正する法律案及び郵便為替法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引続き質疑を続けます。柄澤君

第12回国会 郵政委員会 第4号(1951/10/26、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  前会に引続きまして郵便法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は一般的関心及び目的を有するきわめて重要な法案でありまして、本委員会といたしましては慎重なる審査をいたし、去る二十四日の本委員会において、郵便法の一部を改正する法律案について各界より参考人として御意見を承ることに決定いたしまして、本日ここにおいでを願つた次第であります。本日参考人各位から、多年の経験と研究に基く貴重なる御意見を拝聴いたしますことは、本委員会における審査に一層の権威を加えるとともに、多大の参考になることを確信いたすものであります。私はここに委員会を代表いたしまして、……

第12回国会 郵政委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  郵便法の一部を改正する法律案及び郵便為替法の一部を改正する法律案の両案を議題として、前会に引続き質疑を許します。受田君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。  暫時休憩いたします。     午後二時休憩
【次の発言】 休憩前に引続きこれより会議を開きます。  ただいま委員長の手元に風間君より郵便法の一部を改正する法律案に対し、修正案が提出されておりますので、その提出理由の説明を求めます。風間君。
【次の発言】 それでは郵便法の一部を改正する法律案を議題とし、討論を省略して採決いたします。まず風間君提出の修正案について採決し、次に原案について……

第12回国会 郵政委員会 第8号(1951/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○池田委員長 これより会議を開きます。  郵便振替貯金法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引続き質疑を継続いたします。受田君。
【次の発言】 柄澤委員。
【次の発言】 それはお答えがないようでありますから……。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。  これより郵便振替貯金法の一部を改正する法律案を議題とし、討論を省略もて採決に入ります。原案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は原案の通り可決いたしました。  この際お諮りいたしますが、衆議院規則第八十六條による報告書の作成に関しましては、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 外務委員会 第13号(1952/12/24、25期、自由党)

○池田(正)委員 さつきの法務大臣のお話を聞いていると、鹿地君を講和条約発効後にアメリカ軍がこれを無通告で押えておつたということは不法である。この点ははつきりしているのだけれども、これは文句なしに不法であるということを前提として処理すべき問題ではないか。どうもあつたそうだとか、あいまいな態度をとつておられることは、私にははなはだ解せない。なぜかというと、並木君からも指摘されたように、私は事件の内容は知りませんが、これは国民が非常に大きな疑惑と不安を持つておる、その際にしかも今の文官であるか、軍属であるかという問題も問合せ中であるということであります。友好国としてそういうことを問い合せたりするの……

第15回国会 外務委員会 第19号(1953/02/21、25期、自由党)

○池田(正)委員 今の問題に関連してお尋ねいたしてみたいのですが、この間の北海道の問題で、あれを最初発表したのは極東空軍ですか。それから発表の形式、時間関係をちよつと承りたいと思います。
【次の発言】 そこで私重ねてお尋ねしたいのですが、今回の事件は米空軍がやつた。今まで数十回あつたが、これを発表したかどうか、日本の国民にどういうふうに処置したか。
【次の発言】 そこが問題なのです。日本の外務省がそういう問題を発表すべきかどうか、ことに今回の問題はアメリカの法律によつてアメリカの軍部がかつてに発表をした。そのことが日本国内の治安なり、民心に与える影響はどうなるのか、この点についてあなた方はどう……

第15回国会 外務委員会 第20号(1953/02/25、25期、自由党)

○池田(正)委員 さつき安東君から特派大使の問題が出たのですが、どうもはつきりしない点がありますので、簡単にひとつお伺いいたします。特派大使を出す場合には、一体何か使命があるのじやないかと思われるのですが、従来の外務省の慣例では、その場合に行つて帰つて来られたら何か報告をしておるものかどうか、そういつたような慣例についてひとつお聞きしたい、
【次の発言】 そこで白洲君の問題に入る前に池田君の問題ですが、これは先ほど外務大臣は何かそんなことはまだはつきりしておらぬという御答弁だつたのですけれども、われわれが承知している、あるいは池田君自身が新聞記者に語つておる談話から想像しても、あるいは――外務……

第15回国会 外務委員会 第22号(1953/03/04、25期、自由党)

○池田(正)委員 今安東君からも指摘されましたが、帆足君に対する外務大臣の答弁は非常に重大なことであります。これについて時間もないようだから多くは論じません。ただ一点足並をそろえる、これが私はポイントではないかと思う。そこで外務大臣が言うまでもなく、総力戦であるからできれば中共側の戦力を弱めるという考え方は、一応納得できる。そういう意味においてこれを抑制する、そういう意味において足並をそろえるということはわかるのですが、足並をそろえるということについて、独立国である、しかも最も関連性の強い日本が足並をそろえるためにどういう具体的な努力をなされたか、まずこれを承りたい。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 外務委員会 第2号(1953/05/28、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 外務大臣と保安庁長官の二人です。
【次の発言】 関連質問、簡単だから……。
【次の発言】 今の戸叶君の質問に対するお答えの中で、七月から新予算に組みかえられるその前に、日本の意思をあらかじめ通告する必要があるという御答弁があつたと思いますが、日本の意思を通告する場合に、これはきようお見えの外務省政府委員――私は尊敬しているのだけれども、総理から見ればつまらぬやつだというのだが、こういう人たちにお尋ねして、はたして明快な答弁を得られるかどうか、はなはだ疑問でありますが、これは新しい協定を必要とするのでありますから、その協定内容を日本の議会に持ち込んで、われわれの協賛を得る意思が……

第16回国会 外務委員会 第4号(1953/06/17、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 議事進行について。きよう私がここへ来て意外に感じたことは、この外務委員会というものは、今度の議会においても、現段階において一番大事な委員会なんです。それなのに、この間はしなくも下田局長は事務的な答弁を――私は善意に解釈をして責めませんが、そういう外務省の局長を相手にして、われわれは今ここで論議してもしかたがない。初日からこんなばかなことであれば、議事を進めることを私は拒否いたします。ましていわんや与党が一人しか来ておらぬ。こんなばかな話はない。一体委員長はどういうふうにしてこの委員会を運営して行くつもりか。聞けばきよう理事会を開いたというが、私は理事であるが、公報をうつかりし……

第16回国会 外務委員会 第5号(1953/06/20、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 関連して。ただいまの並木君のMSAに関する質問に対しても、また先ほど午前中の戸叫さんの質問に対しても、あるいは本会議においても、外務大臣は、政府はまだ何も折衝をしていないからわからないということで逃げを打つておる。私はあえて逃げを打つておると申しますが、これはどういう意味なのですか。正式の政府の外務大臣が、外務大臣としての岡崎さん個人がまだ向うの人たちと直接の折衝をしておらぬという意味か、日本のあらゆる機関を通じてまだ何らのそうした折衝をやつておらぬということであるか、そこのところを明確にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 それならそこでお尋ねしますが、米国の下院が三月……

第16回国会 外務委員会 第9号(1953/07/01、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 この際外務大臣に二、三お尋ねしておきたい思うのですが、政府はMSAの援助については今まで何ら折衝しておらぬということを繰返して言つて来た。しかるに突如としてその返事が二十四時間以内に届いた。これはわれわれの常識ではとうてい想像できないような問題ですが、このことについて私は今触れようとは思いません。同僚諸君からいろいろ御質問があつたようですから触れませんが、一体MSAを受けようという御決心をなさつて、これからいよいよ正式の交渉にお入りになるということですが、それは一体どういう根拠に立つて、どういう必要から、どういう想定のもとにやろうとするのか、一応伺つておきたいと思います。

第16回国会 外務委員会 第12号(1953/07/10、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 今の上林君のお尋ねに関連してまず伺つておきたいと思うのです。今までの補償はつまり立木の中間補償ということになつておる。それからそのほかの、たとえば肥料あるいは山菜、私の持つている資料によりますと、その村の大多数の人たちは、春になればわらびをとつたり、たけのこをとつたり、秋になれば、きのこをとつたり、一日きのこをとりに行けば、いい日には千円以上になる。ところがわずかに一人当り千五百五十九円しか行つていない。それから堆肥の関係で一戸当りに配分されたものはわずかに七百六十九円十銭、それから燃料代としては三百二十五円六十七銭、一体こんなものを出して――今特調の長官は来てないようですが……

第16回国会 外務委員会 第19号(1953/07/25、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 この機会に簡単に有田さんの質問に関連してお尋ねいたします。  今の外務大臣の御答弁を聞いておるとわからないのですが、ただいまのものではいけない、一体どの程度ならよいか。あなたも数字ははつきり言えないでしようが、お互いに人間のいわゆる一般的な通念に基いた言葉で表現ができるだろうと思いますが、ひとつわかりやすく御答弁願います。
【次の発言】 そうすると別の角度からお尋ねしますが、先ほどから防衛ならいいのだ、侵略はいけない、こういうことを言われておるのであります、これは保安庁長官でなければというお話であるけれども、それはそうじやない。なるほど所管は保安庁長官であるけれども、そうした……

第16回国会 外務委員会 第22号(1953/07/29、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 緊急動議を提出いたします。  もう時間もおそいし、この程度で十分皆さん御論議なさつたようですから、質問を打切つて、めんどうくさいから、このままただちに採決した方がいいと思います。採決の動議を提出いたします。

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/07/30、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 本条約に対しまして、私は自由党分党派を代表して残念ながら賛成をいたします。  まず第一点は、ただいまも指摘されたように、吉田内閣は本年の四月にこの条約を締結した。しかし吉田内閣は三月十四日に大多数の不信任を受けた内閣なのです。国民の大多数によつて不信任された吉田内閣が、かような重大な条約に調印するということは政治的な重大な責任であります。まず私はその政治的責任を糾弾したい。  さらにその他の条項についてもいろいろありますが、特にこの際言うておきたいことは、第六条、第七条はもちろんでありますが、特に二十一条の第三項の後半であります。これは、政府はあたかもガツト加盟がいつでもでき……

第16回国会 外務委員会 第30号(1953/09/17、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 まず私は外務大臣に、先ほど同僚の帆足君からお尋ねした中共行きの旅券の問題について伺います。この問題はむしろ具体的に、この委員会の席上でなしに、話合いをした方がいいと私も考えておつたのでありますが、たまたま帆足君の質問に対して、旅券法違反を犯した者に対しては、外務当局としては考慮するというようなお答えがあつたので、この点についてひとつお尋ねしたいのですが、これは先ほど帆足君も指摘したように、高良参議院議員がかつて同じようなケースがあつたはずです。それが第二回目には公用旅券が交付されている。それから今の香川さん、南さんは、今いずれもヨーロツパに行つておられるのですが、こういう人た……

第16回国会 議院運営委員会 第1号(1953/05/25、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 予算の審議期間の問題ですが、さつき椎熊君から、新しく選出された方々の審議権の問題について申されましたが、私はまた違つた角度から考えてみたい。それは同じ吉田内閣が、官房長官も言つておるように、予算はあまりかえないで、大体似たようなものを出す。しかしかえるということだけははつきりしておる。どの部分かわからぬが、そのかえる部分は予算全体のわくから見て部分的には小さいかもしれないが、この段階に至つて、しかもこの短かい期間にかえなければならぬという面がもしあるとすれば、これは私は重大な意義を持つと思うのです。そうなると、私はこの短かい期間で審議することが可能かどうかということを考えてみ……

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/27、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 私の方も、明後日の本会議で原則としてやる、どれとどれをやるということは別として、原則としてやるということで、全体のとりまとめは明後日の議運で決定いたしたい。

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 私の方も賛成いたします。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 わが党も留保に賛成。
【次の発言】 委員反対です。

第16回国会 議院運営委員会 第6号(1953/06/17、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 私の方は、これを見ることはよいと思いますが、その時期と方法において当を得ていないから、そういう意味で反対です。留一春一言われわれの方は、今度の保安隊の演習というものは、今までの演習と実質的に違う。きのう内閣委員長から相当詳細にお話があつたように、重要な演習であるだけに、これはぜひ国会としても委員派遣を必要とすると考えております。但し本会議の質問と時間的に重複するという点では、本会議の審議権を放棄する結果ともなりますので、本会議終了後において行く、演習は二十日もあるのですから、それはできると思います。
【次の発言】 この問題に関連して……。この議運では、原則として、特別のものを……

第16回国会 議院運営委員会 第7号(1953/06/18、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 私の方は、原則として一応本会議でやるべきであるという建前を堅持しておる。根本精神としてはそうあるべきで、それを曲げるべきでない。あくまでもわれわれ今後の議会運営については……。

第16回国会 議院運営委員会 第10号(1953/06/25、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 ただいまの件でございますが、まず最初に宿舎の問題から申し上げます。宿舎の問題につきましては、この前の理事会でしたか、小委員会でしたかで、東京に家を持つて実際にいらない人が使つておるという話が出まして、それぞれ調べてみましたところ、なるほどわが党にも相当の該当者があつた。だんだん調べてみると、いろいろほかにも関係があることでありますから、一応ここで弁明さしていただきたいが、わが党は、きようのうちに氏名を書いて事務当局に差出してくれというお話がありましたので、そこで居合せた三木幹事長以下何人かの名前を書き入れまして、それを出します。そういうことになつておりまして、現実に使わないの……

第16回国会 議院運営委員会 第33号(1953/08/03、26期、自由党(分))

○池田正之輔君 ただいまはありがとうございました。葬式は、あさつて青松寺で、午後一時からいたします。かようになつておりますので……。

第16回国会 予算委員会 第14号(1953/07/03、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 先ほど来の川崎委員その他の委員諸君と政府閣僚との間の質疑応答を聞いておりますと失言だらけで、これはこのままで行くとどこまで行つてもはてしがない。そうしてこの問題につきましては、われわれとしては先般来の各閣僚の答弁について、なお速記録をよく調査した上でさらに検討しなければならぬ点が多々あると思います。しかしわれわれは一日も早くこの重大な予算案を処理しなければならぬ責任を持つております。従つてそのためには、われわれがこの委員会において決議をして政府に要求した資料に対して、先ほど木村長官は、六日ごろまでに出すとか出さぬとかあいまいなお言葉でもつて御答弁があつたようでありますけれども……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 木村長官にまずお伺いしたいのでありますが、同僚諸君からいろいろ御論議がありましたので、私は簡潔に二、三の点についてお尋ねいたします。  まず最初にきわめて素朴な質問でありますけれども、先ほど同僚諸君からの御質問によつて、木村議案が長官試案になる、そこでその「し案」という字は私か試みかということは、この言葉から来るニュアンスというものが、いろいろな意味において政治的にも、社会的にも響きが出て来るのであります。その点をひとつ承りたい。
【次の発言】 それでは試みの案というふうに了承いたします。そこで私は木村さんに率直に申し上げたい。一体この問題は、今後MSAの問題の論議の展開その……

第19回国会 決算委員会 第8号(1954/02/15、26期、日本自由党)

○池田(正)委員 私から一点だけお尋ねしておきます。先ほど総裁はリベートの問題について、御存じないとか、あるとか、ちよつとはつきりしないようでありましたから、その点に関してあなたが御存じであつたか、知らなかつたか、そこのところをもう一ぺんお伺いしておきます。
【次の発言】 今の御答弁で、つまり貸付前にはわからなかつたということはわかりましたが、貸しつけたあとでおわかりになりましたか、そこのところをはつきり伺いたい。
【次の発言】 そこでそのリベートが現実に出ておるかいないかということについてはどう思いますか。
【次の発言】 出ているかどうかということです。金額は……。

第19回国会 決算委員会 第49号(1954/09/16、26期、日本自由党)

○池田(正)委員 一言私から小原法相にお尋ねしたいのですが、今同僚諸君からお話がありましたけれども、これにはお答えがなかつたのであります。先ほどあなたは、検察の権威が地に落ちたという問題に対して、さようなことはないとおつしやられる、しかしそのあとであなたは権威を失墜しないように極力努力するのだと言われたが、私はその言葉を了承いたします。しかしながらあなたはそうおつしやつておりながら、あえてそれと矛盾した行為をとつておられる。そのことはすなわち先ほどお話が出たように、今度のリベートの問題で最初に佐藤検事総長がこの席で二億六千七百万円という証言をされ、その翌日の午前中にあなたは閣議で七千六百万円と……

第19回国会 法務委員会 第44号(1954/04/24、26期、日本自由党)

○池田(正)委員 時間の制約がありますから、ただいま佐竹君の質問に対しての加藤法務大臣からのお答えの中で、犬養前法務大臣が職を賭して第十四条を発動したというお言葉があつたのでありますが、一体職を賭さなければならなかつた理由はどこにありますか、これをまずお尋ねいたしたい。
【次の発言】 異例の発動で、信念に生きるために……。何だかちつともわけがわからぬ。そうすると、犬養君は自分の信念に生きるためにやつたのか、それとも自分の職にかじりつきたいから、緒方副総理の命を受けて、それによつてやむを得ずやつたのか、ぼくは逆な解釈もできると思う。十四条はあくまでも例外規定でありまして、かような規定を発動すべき……


27期(1955/02/27〜)

第24回国会 外務委員会 第4号(1956/02/11、27期、自由民主党)

○池田(正)委員 実は私この委員会ははなはだ不勉強で、たまたま参りまして質問を許していただきましたが、野党の諸君の御同情によりまして簡単に質問をさせていただきます。  まず私からお尋ねいたしたいことは、昨年以来のロンドンにおける日ソ交渉は、回を重ねること二十回、ここで明瞭になって参りましたことは、つまり領土の問題、この日ソ交渉の何と申しましてもポイントであり山となる領土の問題に関しまして、ソビエト側から公式に歯舞、色丹だけは返してもよろしいということを明確にして参りました。ところでけさのロンドン電報によりますと、ソビエト側はこれを返還するという言葉を使わないで、特に譲渡といい言葉を使っておる。……


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第27号(1960/05/03、28期、自由民主党)

○池田(正)委員 ただいま田中委員より日中問題に関する種々の御質問が継続されておりますが、その間において、わが自由民主党の外交調査会及び日中貿易特別委員会が、中国が今日奴隷制度をもって建設をやっておるというようなことを公式に発表したかのごとき印象を与える発言がありました。これはきわめて重大なことでございまして、わが外交調査会におきましても、また日中貿易特別委員会におきましても、さような事実のないことを私はこの際明確にいたしておきたいと思います。従って、これについて田中君から、もしさような事実があるとすれば、今直ちにでなくともよろしいから、これを明確にしていただくと同時に、なかった場合は、これを……

第35回国会 内閣委員会 第2号(1960/07/29、28期、自由民主党)【議会役職】

○池田委員長 ただいまより会議を開きます。  この際一言ごあいさつ申し上げます。私が今回皆さんの御推挙によりまして内閣委員長の席を汚すことになりました。何分にも不なれでございますので、皆様の特段の御協力によりまして、この委員会の運営を円満にはかっていきたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際順次各長官のごあいさつを願いたいと思います。高橋行政管理庁長官。
【次の発言】 続いて江崎国務大臣よりあいさつがございます。
【次の発言】 次いで大平官房長官。
【次の発言】 次に藤枝総理府総務長官。
【次の発言】 外務大臣は本委員会の所管ではございませんけれども、何か……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1960/12/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 私、今回科学技術庁長官兼原子力委員長に就任いたしましたが、その職責のきわめて重かつ大なることを痛感し、全力を傾倒してわが国の科学技術振興をはかる覚悟でございますので、当特別委員会の委員各位を初め関係各位の絶大なる御指導と御協力をお願いいたす次第でございます。  最近における世界各国の科学技術水準の向上はまことに目ざましく、次々と驚異的な発明、発見がなされ、世界の政治、経済、外交、文化等の各分野にわたり、多大の影響を与えていることは御承知の通りでありますが、この世界的な技術革新の趨勢に対処し、わが国経済の成長と国民福祉の増進をはかるためには、その最も基本的な方策として、わが……

第37回国会 内閣委員会 第1号(1960/12/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 私は今回はからずも科学技術庁長官兼原子力委員会委員長の重職に就任いたしました。  申すまでもなく世界各国の科学技術水準の向上はまことに目ざましいものがございまして、世界の政治、経済、文化その他各般の問題につきまして、各分野にわたって多大の影響を与えていることは御承知の通りでありますが、この世界的な科学技術革新の機運に対処いたしまして、わが国経済の成長と国民福祉の増進をはかるためには、その最も基本的な方策として科学技術を飛躍的に発展させなければならないことは申すまでもありません。特に現に政府におきましては、国民所得の倍増計画の遂行と全面的な貿易自由化計画の推進をその施策の重……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1961/03/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 最近における科学技術の進歩発達はまことに目ざましく、政治、経済、文化等、各般の分野に大きな影響を与えており、およそ近代国家及び民族の繁栄の基本であり、バロメーターであると称しても過言でありません。このような技術革新の趨勢のもとでわが国経済の高度成長の維持と国民福祉の増進を期するため、なかんずく、政府が経済運営の指針として採択しましたいわゆる所得倍増計画を効果的に達成するためには、科学技術の振興に格段の努力をいたさねばならないことは言うまでもないところであります。  かかる見地に立って、政府におきましては、科学技術の振興を重要施策として取り上げ、三十六年度予算編成に際しては……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1961/03/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 防護体制を十分にやらなければならぬことはごもっともでございまして、今その訓練をやっております。同時に、この間も新聞でもごらん願ったと思いますが、最近徐々にではありますけれども、それに対応した施策をやっておるつもりでございます。しかし、それはそれで万全だとは私考えておりません。今後ますますそういうものを強化していきたい、こう思っております。
【次の発言】 今数字的には申し上げられませんけれども、今、岡本さんが言われたような趣旨に基づいて、他の公団、公社等よりは若干給与ベースはいいはずでありますが、それだからいいかといいますと、これはまだ悪い。従って、これは二つの角度から検討……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/03/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 これはまだ実は準備ができておりませんし、残念ながら、その必要性は認めておりますけれども、今度の国会には間に合わないような実情でございます。
【次の発言】 石川委員のお説はごもっともです。実は、今、官房長から詳細説明いたしましたけれども、私の気持からいたしますと、官房長の説明もどうも少しおかしい。これは官僚的な説明で、そういうことをやっていると、これは仕事は少しも進まない。そこで、私が少なくとも長官として言える限りにおいては、地元の方々の御意見も聞き、また、内閣の方の、今の首都圏整備委員会の方の意見も私はまだ聞いていませんし、これを調整してやるのが私の役所の役目でございます……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1961/03/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 今約束というお言葉がございましたけれども、私は、その約束をしたということは聞いておりません。御参考までに申し上げますが、それは、地元の方々が、あるいは司令部なりどこかでそういう話が出たかもしれませんが、われわれの承知しているところでは、そういう約束というものはなかったということであります。しかし、それだからといって、ほっとくということは決してないので、きのう武藤さんにもお答えしたのでありますが、こういう交渉事というものは、強くやることがいいのか、あるいは低い姿勢でやる方がいいのか、その手かげんが非常にむずかしいのじゃないか。そこで、幸いに、今度地元の知事さんや何かがアメリ……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1961/03/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 ただいまの附帯決議の御趣旨は、われわれとしても十分これは留意しなければならぬことでございますので、あくまでもこれを尊重してやっていくつもりでございます。そのことだけを明確に申し上げておきます。(拍手)

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1961/04/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 今、局長から、えらいかたい解釈をしましたけれども、私の解釈によりますれば、必ずしも工業権が確定しなければならぬという性格のものじゃないと思います。それが企業化される場合に若干の疑義が起こるようなことは、これは避けなければなりません。しかし、必ずしも特許権を持ったとか、実用新案権を持ったものでなければならぬというような性格のものでなくて、これは正確に中間試験、あなたの今おっしゃったように、中間試験でこれならいけそうだというふうに、そのためには、これは開発審議会で検討いたしまして、これはよかろうということになれば、そういうふうに確定しなくてもやっていってよろしいというふうに、……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1961/04/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 これは、かねがね私も申し上げておりますように、何といっても、まず第一に、安全性というものが重大なんでございますので、法律的には通産省の所管に属することでございますが、そういう重大な変更という場合には、当然事前に原子力委員会に相談をしてもらうようなつもりでおります。
【次の発言】 この法律は、第三者に対する損害賠償の確保をはかることを本旨としております。しかし、一方、従業員諸君の損害は、御指摘のように、労働基準法、労働者災害補償保険法等の一貫した体系で補償がはかられておるのでありまして、この法律から除外してあります。  それから、外国の例でございますが、アメリカにおきまして……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1961/04/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 本案に対する附帯決議の御趣旨は、私どもとしましても十分これを尊重いたしまして、御趣旨に沿うように努力を重ねたいと思っております。

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1961/04/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 今お話を聞いておりますと、これは私などにはとうていわからない専門のことが多いようでございますが、ただ、私として言い得ることは、おそらく、医学上わからない問題が御指摘のようにあった、その場合にどういう解釈を下すかといえば、その患者に有利なような解釈、すなわち、たとえば、その職場におったために起こった病気じゃないという反証が上がらない限りは、その職場におったためにできたんだというふうな解釈をして、その人を助けていくといったようなものの考え方が私は正しいのじゃないかと考える、こういうふうに思いますが、有沢さんどうですか。こういうふうに考えてこれは解釈すべきじゃないか。しかし、実……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1961/04/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 十九条二項にうたっております。原子力委員会が損害の処理及び損害の防止等に関する意見書を内閣総理大臣に提出する場合に、総理大臣は当然にこれを国会に提出する同時に、その場合、総理大臣の意思に基づいて、あるいは国会の意思を尊重して特別の委員会を作る場合によれば大蔵大臣を委員長にして特別な委員会を作るとか、適宜の措置がなされていいものだと私は解釈すべきだと思います。というのは、目的それ自体が、いかにして救済するかということにあるのでありますから、あらゆる手段を講じて適宜な処置を講ずべきであるというのが私の考え方であります。

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1961/05/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 先ほど来の参考人の方々の御意見、御質問等を承っておりますと、専門のことは私にはわかりませんけれども、とにかく新しい科学であり、新しい産業であるだけに、いろいろまだこれからこうしなければならない、ああしなければならないと中島さんの仰せられたことは、いずれも私はもっともだと思います。それができなければ、それが前提でなければいけないといったような御議論は、私は議論しておるつもりではありませんけれども、これはどうかと思います。これが必要だということはわかります。従って、それをいつ、だれがどうするかということになれば、結局、これは原子力委員会なり科学技術庁が率先してやらなければなら……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1961/05/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 今のお話はごもっともなことで、あくまでも政府は責任を持って第三者の被害者を保護するということは当然でございまして、この法律には詳しいことは出ておりませんけれども、その趣旨は盛られておるはずであります。しかし、これからこれの運営あるいは実施面において、今おっしゃったようないろいろな具体的な問題が出てくると思います。それらについても、これはマン・カウンターというものが原研にあって、あなたが今おっしゃったように、東海村、あの近所の町の人たちなんかにも当然そういう方法で手を差し伸べて、しかし、それ一つで足りなければ、それは八百万円なんか大したことではありません。ことしの予算ではち……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1961/05/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 御承知のように、安全基準部会がございまして、そこで慎重に検討いたしているわけであります。また、これは非常にむずかしい問題で、世界各国でも結論が出ていないということは、これまた石川さん御承知の通りだと思います。今、石川委員の言葉の中で、不十分でもとおっしゃいましたけれども、これはやはり慎重にやるべきじゃないか、そして、できればすみやかにやって、もしもこの法律が通ったあとでも、法律というものは、その情勢に合わなければどんどん変えていけばいいのですから、そういうような意味で、研究はどんどん進めていく。そして、今あなたがおっしゃったように、これはできれば非常にいいことなんですから……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1961/05/18、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 この問題につきましては、法制局ともいろいろ検討いたして、慎重にやったつもりでございます。従って、前会私から申し上げた点で大体間違いないつもりでございます。何か特に御指摘がございましたら……。
【次の発言】 これは考えようによってややこしくなりますけれども、そう大してむずかしい問題じゃないので、先ほど局長から答弁した通りであります。
【次の発言】 それは、岡委員が言われる通りでありまして、引き渡し以前において従来もやって参りましたし、今後も十分やらなければならない、そういう建前に立って、今度は検査員もふやして、制度を確立したいということであります。ですから、これはあくまでも……

第38回国会 決算委員会 第5号(1961/02/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 ただいま議題となっております科学技術庁の昭和三十三年度決算の大略について、御説明いたします。  科学技術庁の経費は、所管試験研究機関経費、原子力関係費、科学技術研究費補助金及び一般行政関係事務費、人件費等、科学技術振興に必要な経費でありまして、その歳出予算現額は九十三億九千八百八十五万二千円で、支出済み歳出額は九十億九千五百三十五万九千円であり、おおむね所期の目的のため有効に使用されたものと考えております。  なお、歳出予算現額と支出済み歳出額との差額のうち、一億九千八百九十万九千円は翌年度へ繰り越し、また、一億四百五十八万四千円は不用額となりました。不用額は、原子炉用核……

第38回国会 内閣委員会 第4号(1961/02/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 ただいま議題となりました科学技術会議設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  本改正法案は、科学技術会議の議員の定数を二名増加しようとするものであります。  科学技術会議は、科学技術の振興に資するため、科学技術全般にわたる施策の総合調整に関し、内閣総理大臣の諮問に応ずる機関として、昭和三十四年に設置せられたものであります。  最近における科学技術の進歩発達はまことにめざましく、これによりて幾多の新領域が開拓され、あるいは国政のあらゆる分野に影響を及ぼす等、科学技術振興の重要性は増加の一途をたどりつつあります。なかんずく政府が……

第38回国会 内閣委員会 第8号(1961/03/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 ただいま議題となりました原子力委員会設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  原子炉の設置に際しましては、その安全性の確保が最大の前提条件であることは申すまでもありません。このため原子炉の設置の許可をいたします場合には、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の定めるところにより、あらかじめ原子力委員会の意見を聞くものとされ、従来原子力委員会におきましては、各界の権威者で構成される原子炉安全審査専門部会を設け原子炉の安全性確保に遺憾なきを期しておるのであります。しかしながらこの専門部会は本来臨時的な性格のものであり、か……

第38回国会 内閣委員会 第10号(1961/03/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 石橋委員の御疑問もごもっともだと思います。私も大へんふに落ちない点がある。というのは、これはその人のそれぞれの考え方がありまして、前のときに、いわゆる精鋭少数でいくという考え方に立った。その事情は私よく存じませんけれども、私が現実にあずかってみましてやってみますと、これではいけない。御承知のように、申すまでもなく、科学はどこまでも基礎的ないわゆるサイエンスの上に立って積み上げなければなりません。しかしながらまた一方においては、ほんとうにアイデアの飛躍というものがなければ、新しい技術の開発というものはないのではないかと私は思うのです。そういう意味から申しますと、きまった少数……

第38回国会 内閣委員会 第11号(1961/03/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 科学の世界は非常に広く、非常に深いのでありまして、従って御承知のように基礎的な研究ができたのもあれば、またできないのもあれば、自分でできたと思っても案外まだできなかったり、そこで私はこの間神代時代という言葉を使ったら笑われたのでありますが、私の言葉を笑うのは、これは想像力のない人だと思っております。そういうわけで原子力の面におきましてもその他の面におきましても、幸い終戦後あの空白時代を経て今日、ようやくにして日本の科学技術というものが立ち上がりまして、そして今や建設の時代に入ってきたということだけは申されると思います。

第38回国会 内閣委員会 第12号(1961/03/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 ただいま飛鳥田委員のお話の中に、コールダーホールあるいはCP5を入れるときのいきさつ等に関連して、官僚が勝手にきめたのだ、多数の学者の入れるのに反対の意見があったというお話でございますけれども、これはもちろんどの程度のことをおさしになったのかわかりませんが、若干あとから反対したり、妙な学者もおることは事実であります。しかし日本の学者の大部分は、これに賛成してできた、これだけははっきり申しておきたいと思います。それはいつも反対ばかりしているような、何を言っても、右と言えば左、左と言えば右というような、反対屋みたいな学者もおりますが、そういうのはわれわれは問題にしておりません……

第38回国会 内閣委員会 第13号(1961/03/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 お答えいたします。これはあくまでも安全を期して、それに向かって万全を期さなければならぬ。そのためにはあらゆる手段、あらゆる制度を傾倒してやっていかなければならぬことは申すまでもございません。同時に、実は今度のこの問題につきましても、御承知のように三十玉年三月二十五日に衆議院の科学技術振興対策特別委員会において、原子力委員を二人ふやすという場合の附帯決議にも、「原子力委員会の強化と充実を図り、ますます原子力行政の中核たらしめる」、従ってこれを切り離すといったようなことはないのです。逆の方向の決議案になっております。だからといって私は決してそれにとらわれるのではございません。……

第38回国会 文教委員会 第6号(1961/03/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 この問題は、実は文部省の諸君のいる前ではなはだ申しにくいのでありますが、率直に申し上げますと、私の方の資料は科学技術会議の資料であります。これに基づきますと、大学卒業比が十七万人を要するということになっておるようであります。従って、現在立案されております、文部省の現在とっておられるこの方策だけでは実は足りない。従って三十六年度は間に合いませんから、少なくとも三十七年度からは何らかの新しい方策を立ててもらいたいということが一つ。それでは三十六年度には何も手がないのか、私はそう思わない。これは文部当局とも十分に話し合っていきたい、かように考えております。そして今御指摘になりま……

第38回国会 文教委員会 第7号(1961/03/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 御承知のように科学技術庁設置法の第十一条に勧告をなし得るということが書いてあります。私もこの第十一条によって勧告したわけでありますが、最初私もこれは文部大臣とでき得るならば話し合いをしてやっていきたい、かように思ったのであります。しかしながら私も若干は文部省の内部を知っております。文部省の官僚機構というものはなかなか大臣の意思の通りには動かないという事実も、私はしばしば体験いたしておるのであります。そういう立場に立っていろいろ研究いたしました。さらにまたこの問題につきましては、文部省から私の役所に来ております科学技術官もおりますし、それらを通じ、また文部次官を招致してお話……

第38回国会 文教委員会 第8号(1961/03/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 各省に向かってさようなものを今出そうというような考えは持っておりません。今文部省が精一ぱいなんで、ただいまの文部大臣の御答弁を聞いておりますと、これはまことにけっこうな御答弁で、私も非常に満足でありますが、しかし残念ながら文部省という役所は、事務当局は、大臣の先ほどの抽象的な言葉だけで動く役所でないと思います。はっきり申し上げておきます。現に私はゆうべ夜中まで体験しておるのです。それだから僕は勧告を出した。しかもこの勧告文は、関係各省にはそれぞれ参考として各大臣に交付しております。それから御参考までに申し上げますけれども、今の文部大臣の御答弁は大へんけっこうですけれども、……

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 声明書を読み上げますか。
【次の発言】 それでは、まず最初に声明書を読み上げます。  私は、さきに文部省当局に対し科学技術者の養成の早急な達成をはかり、とくに今年度中にもその実現を図るため、公私立大学に協力を要請するよう所要の措置をとることを勧告した。しかるに、文部省当局は、これに対し、何等の誠意ある措置を講ぜず、今日に至ったことは、きわめて遺憾にたえない。  幸い、各私立大学においては、勧告の趣旨にのっとり本年度は定員をはるかに超えて増加入学せしめたので、勧告の趣旨は事実上所期の目的を達成したものと認められる。しかしながら、この増加入学の現実に即しその育成を計ることは、……

第38回国会 予算委員会 第10号(1961/02/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 お答えします。二十カ年の長期計画、これはやれるかやれないかは実際はだれもわからないわけであります。それは原子力科学は現在の段階においてはまだ神代の時代、また別の表現で言えば、宇宙科学で比較するならばスプートニクが上がったくらい、この程度にしか私は出ていない、さように思っております。従ってこれがどの程度までにいくかということは、いかなる学者といえどもはっきりしたことは言えない。ただしこれからこれが進歩発達していくであろうということだけはこれは信じてよかろう、こういうことであります。従って今度の二十カ年計画におきましては、最初の十カ年は計画研究の時代でございまして、あとの十カ……

第38回国会 予算委員会 第12号(1961/02/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 お答えいたします。日本の科学者の間には、どうも残念ながらいろいろな派閥関係その他があるようです。これはわれわれも大いに努力して融和をはからなければならないと思います。その結果がいろんな方面にいろんな悪影響を及ぼしていることは、私、聞いております。どの程度かは存じません。そういう関係からいろいろな問題が派生しておるということは、残念ながら事実のようであります。これは岡さんの方が私よりかえって詳しいのではないかと思いますが、これが現実だと思います。
【次の発言】 必ずしも派閥関係だけではなかろうと思いますけれども、それも大きな要因であったと承っております。

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/02/18、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 お答え申し上げます。科学技術の振興については、政府といたしましても、鋭意これに努力をいたしまして、御承知のように、科学技術会議を作りまして、その答申に基づいて、その方向に向かってわれわれ施策をやっていく、こういう考えでおります。従って、明年度の予算におきましても、おそらく前田さんなんか御不満かもしれませんけれども、予算の面におきまして、ともかくも、科学技術庁の要求予算というものはほとんど新しいものが芽を出しまして、金額としては来年度はあまり大きいとは申されませんが、これがやがて大きく芽を出し、花を咲かせ、実を結ぶ、かような形に発展する傾向をとっておることは御承知の通りだと……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 それはその通りでございます。これは、私は原子力委員長としての立場から申しますと、その通りであります。


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/04/27、31期、自由民主党)

○池田(正)委員 私は、予算全般に対する姿勢と申しましょうか、骨格と申しましょうか、そうした問題について若干意見を申し上げ、質問したいと思っております。  言うまでもなく、政治の最大の目的は国家の安全と民族の繁栄であり、すなわち、民生の安定でありまして、そのための政策のポイントとなるのは、やはり外交と内政であることは言うまでもございません。そこで、まず外交関係からお尋ね申し上げたいと思うのでございます。  現在の世界情勢を私どもが冷静にこれをながめてみました場合に、たとえばベトナム問題はもとより、一枚岩といわれておった共産主義国家間の行動も、そのあまりにも複雑多岐にわたった問題が多く、その他お……

第57回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1967/12/22、31期、自由民主党)

○池田(正)委員 関連して。  いま大臣が見ていない、これはそういうことがあり得るんだけれども、それは下の者がいけないのです。それは一応ここで決定したものを君は黙って大臣に見せない。内容はわかっておっても、決定したという事実、これを君は軽視したということですよ。そんなばかなことがあるものか。そういう考えで君らがこういうところに臨んじゃいかぬ。そんなことは無礼だよ、君。国会を軽視しているということじゃないか。そういうなまいきな態度は改めたほうがいい。


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 内閣委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 運輸省の設置法は、檢討すけばするほど、各方面にわたつてきわめて重要な部面が多いので、これに対してはなおわれわれも今後十分檢討して行きたいと考えております。そこでこれに対して私いろいろお尋ねいたしたいことがありますが、これはわれわれの内閣委員会の席に讓りまして、きようは幸いに運輸委員の方々と御一緒でありますから、私ここで特にこの場合、運輸省の大臣以下の方々に注意を喚起する意味において発言を求めたのであります。それはたとえば港湾の建設の面、先ほど來御議論になつておりますが、あるいは行政の面、これは今後一体今の設置法でいいのかどうか、それはいろいろの角度から御議論があることと思いま……

第5回国会 内閣委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、民主自由党)【議会役職】

○池田(正)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は経済安定本部設置法案について、内閣委員会と経済安定委員会との連合審査会であります。内閣委員長が所要のため、理事の私が委員長の職務を行います。  まず政府の提案理由の説明を求め、次いで質疑に入りますが、質疑は通告順によつて行いたいと思いますから、質疑なさる方はあらかじめ御通告ください。なお念のため申し上げておきますが、質疑は本日の議題につきまして簡潔にお願いいたしたいと存じます。それでは政府の提案理由の説明を求めます。経済安定本部長官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。森曉君。

第5回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、民主自由党)【議会役職】

○池田(正)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は建設省設置法の一部を改正する法律案について、内閣委員会と建設委員会との連合審査会であります。内閣委員長が所用のため理事の私が委員長の職務を行います。まず政府の提案理由の説明を聽取いたします。
【次の発言】 では質疑に入ります。
【次の発言】 ちよつと田中君に申し上げますが、各大臣は実は四時から閣議を開くのだそうです。あとの方にも、もうしばらく大臣に残つてもらつて質問をしていただき、できることならばきよう終了したいと思いますから、どうぞそのおつもりでお願いします。
【次の発言】 今村君。

第5回国会 内閣委員会厚生委員会連合審査会 第1号(1949/04/22、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 きわめて簡單なことですけれども、厚生大臣もおられませんから、行政機構の問題は本多國務大臣に関係ある問題でありますから伺います。機構改革の中で今問題になつておつた予防局と公衆衞生局との合併の問題ですが、これはやむを得ないとして、そこで公衆衞生局の中には環境衞生部というものがある。この環境衞生部というものの項目を見ますと、從來の予防衞生局に属するものがほとんど環境衞生部となつて独立した形をとつている。そこで公衆衞生局というこの名前を予防衞生局と修正してもらいたいということですが、これに対してひとつ御見解をお伺いしたい。
【次の発言】 これは実は私個人のことでなくして、名前の問題で……

第5回国会 内閣委員会文部委員会連合審査会 第1号(1949/05/06、24期、民主自由党)【議会役職】

○池田委員長代理 渡部君。
【次の発言】 渡部君に申し上げますが、午後から実は運輸委員会と連合審査会が開かれますから、できるだけ簡單にお願いいたします。
【次の発言】 それではこれにて散会いたします。     午後一時四十九分散会

第5回国会 予算委員会公聴会 第1号(1949/04/11、24期、民主自由党)

○池田(正)委員 予算が足りないので非常にやりにくいし、御不満である。われわれも同様にこの予算に対しては非常に不満なのであります。しかしながらこの予算がどうした経路によつて組まれておるかということを大体お含みだと思います。そこでお尋ねしたいことは、この不満な予算ではあるけれども、一般情勢からやむを得ない、押しつけられて行かなくちやならぬといつたような形にあるのですが、それに対して教員組合なら組合で、あなた方が指導者の立場として、それに対する対策を事務的にどういうふうにお考えになつておるか。今のは設備の問題、いま一つは教員の質に問題、教員の質がどつちかというと落ちておる。間に合せである。それに対……

第7回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)【議会役職】

○池田主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  この際審査方針についてお諮りいたします。本分科会は昭和三十五年度一般会計予算、昭和二十五年度特別会計予算及び昭和二十五年度政府関係機関予算中農林省及び通商産業省所管の審査に当ることに相なつておるのでありますが、今日は午前、午後を通じて農林省所管の審査を行い、明日は通産省所管の審査をいたしたいと思いますが、このようにとりはからつて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めましてさよう決定いたします。  それではこれより昭和二十五年度一般会計予算、昭和二十五年度特別会計予算及び二十五年度政府関係機関予算中農林省所管を議題として……

第7回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1950/02/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○池田主査 これより予算委員会第四 分科会を開会いたします。  ただいまより昭和二十五年度一般会計予算、昭和二十五年度特別会計予算及び昭和二十五年度政府関係機関予算中、通商産業省所管を議題として審議に入ります。まず政府の説明を求めます。
【次の発言】 それではこれより質疑に入ります。今井君。
【次の発言】 それではこれにて暫時休憩いたします。午後は一時半から開会いたします。     午後零時二十八分休憩
【次の発言】 それでは午前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたします。川上君。
【次の発言】 あとでお知らせするそうです。
【次の発言】 小金義照君。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党(分))

○池田(正)委員 この際厚生大臣にちよつとお尋ねしたいのでありますが、日本の薬の製造は、製品が少し余つて来ているのじやないか、これはどういう状態になつておりますか、この点をお尋ねいたします。
【次の発言】 薬の製造企業が終戦後急速に進歩して、余つているのじやないか。??そこで私お尋ねしたいのは、これは大臣がお答えできるかどうか知りませんが、今東南アジア方面との賠償の関係で、厚生省はこの余つた薬を賠償に振り向けるという御調査をなすつているのじやないかという感じがするのですが、何かそういつたことがありますか
【次の発言】 今大臣から賠償に関してのお答えがなかつたようでございますけれども……。


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 商工委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1961/03/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 これは御承知のように元来理化学研究所に併置しておりました。本来これは別々に出発すべき性格のものでございましたけれども、その当時の事情からして、研究所に事業団を併置したというようないきさつもございました。これがますます発展するに連れて、どうしてもこれを別個にした方がいいし、同時にまたすべきであるという建前に立って、これを分離したというふうに解釈していただきたいと思います。
【次の発言】 当時私はいないので、間違うといけませんから、局長から答弁いたします。
【次の発言】 田中委員がおっしゃったようなものの考え方も成り立つかもしれませんが、企業化した場合には、もう科学技術庁の手……

第38回国会 商工委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第2号(1961/04/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 これは私から申し上げた方がいいかと思います。事業団がいわゆる研究の段階から企業の段階までの中間、これを扱う。その間においては行政措置を必要とすることは生じてこないのであります。企業化するという目標ができて、そこで初めてこれをどこの会社でやらす、あるいはどこでやらすということになりますと、そこで初めて行政措置が必要になり、補助金あるいはいろいろの面が出てくる。それをどこの役所で扱うか。それは主として通産省の場合が多いでありましょう。しかし農林省や運輸省、その他各省の場合が出てくるわけであります。それまでの段階を私どもの方でやっていく、こういうことでございます。だから途中で行……

第38回国会 文教委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1961/04/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 お答えいたしますが、もちろんこれは文部省の所管でございまして、直接私とは関係ございません。従って参加をいたしておりませんが、新聞その他で承知いたしております。最終的には、これは閣議で私も賛成して決定したことでございます。
【次の発言】 そういう考え方ももちろんあると思います。しかし、私のねらいは、また私の担当しておりますことは、もっと大きな視野から全体としての構想を考えて、従ってああいう勧告になったわけでございますが、その一つとしてではありますけれども、全体から見ますと、きわめて小さな問題で、この程度のことはほったらかして、大きな視野から論じていきたい、考えていきたい、私……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1961/03/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○池田(正)国務大臣 お答え申し上げます。  御承知のように、科学技術の予算がパーセンテージからいっても大したものじゃないということはお説の通りであります。しかし、岡委員も御承知のように、今度の予算面で現われたものは、今までなかった新しいものが相当に芽を吹いて出ております。これを御承認いただけるだろうと思います。  それから、基本的には、岡委員のように科学上の問題に対して非常に御理解と御協力をいただいている方も大へんおられますけれども、全般として見まして、わが国の政界あるいは民間にいたしましても、科学に対する認識が足りないのではないか、はなはだ私も遺憾に思います。従って、これらの啓蒙あるいはP……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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