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藤枝泉介 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藤枝泉介[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
436位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
602位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
226位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
750位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
597位
委員会発言(政府)歴代TOP500
121位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
139位

24期委員会出席(幹部)TOP100
61位
26期委員会出席TOP100
68位
26期委員会出席(無役)TOP50
25位
27期委員会出席TOP100
81位
27期委員会出席(幹部)TOP50
20位
29期委員会発言(政府)TOP25
21位
31期委員会発言TOP100
65位
31期委員会発言(政府)TOP25
14位

このページでは藤枝泉介衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤枝泉介衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 人事委員会 第4号(1949/04/01、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 ちよつと土橋君に申し上げますが、ほかにも質疑の通告がたくさんございますから、質問は簡單にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 土橋君。政府委員の方から御答弁がございませんが、その問題についてはその程度に打切られて、ほかに御質問がございませんか。
【次の発言】 ただいま赤松君から御動議がございましたので、お諮りいたします。赤松君の動議は、四十八時間制及び給與再計算の問題について、参考人を呼んで意見を求めたいという動議でございますが、いかがとりはからいますか。
【次の発言】 御異議はないと認めまして、さようとりはからいます。

第5回国会 人事委員会 第5号(1949/04/02、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  本日は委員長にさしつかえがございますので、私が委員長の職務を代行することにいたします。  前会に引続きまして公務員の勤務條件等に関する件を議題といたしまして、その調査を進めたいと思います。質疑を継続いたします。
【次の発言】 平川篤雄君。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて……。
【次の発言】 速記を始めてください。  この際本日の理事会におきまして決定を見ました参考人に関する諸事項について御報告申し上げたいと存じます。  まず参考人より意見を聞きます問題は、三項目といたしまして、四十八時間勤務制について、六千三百七円給與ベースの際にお……

第5回国会 人事委員会 第9号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○藤枝委員 人事院総裁にお伺いいたしますが、食糧公團の設置が來年の三月三十一日まで延びるような法案が提出になつて、これもおそらく決定すると存じますが、その際第二條の第三項第十四号の規定を改正する必要があると思うのでありますが、その点についての御所見を伺いたいと思います。

第5回国会 人事委員会 第10号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○藤枝委員 修正案の第一点は、さきに本院を通過いたしました参政官設置法案によりまして、今回参政官を置かれることになりましたが、この参政官はその性質上当然特別職になるべきものと考えますので、この参政官を特別職とする規定を入れたいのが第一点であります。  第二点は、食糧管理法の一部を改正する法律案によりまして、食糧配給公團が來年の三月三十一日まで存続することに相なりましたので、從來特別職の取扱いをいたしておりました食糧配給公團の職員をやはりその公團の存続期間であります昭和二十五年三月三十一日まで、特別職として取扱えという趣旨のものでございます。  第三点は第十九條、第二十五條及び第二十六條の改正規……

第5回国会 人事委員会 第11号(1949/05/23、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開きます。  本日は委員長が故障のため、私がその職を代理いたします。この際御報告いたしておきたいことがございます。一昨二十一日委員長に御一任願つておきました閉会中の継続審査申出の件につきましては、委員長におきまして次のような申出書を議長あて提出いたしておきましたので、それを朗読いたします。  閉会中の審査申出書  一、閉会中審査すべき事件  人事行政の実態に関する調査の件  一、閉会中審査の目的  右事件については本会議の初め承認を得て國政調査を実施して來たが、なお実地調査その他により、閉会中継続審査を行う必要があるため、右により閉会中もなお審査をいたした……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第12号(1949/10/17、24期、民主自由党)

○藤枝委員 今お話になつておる第九の二項は、これは地方公共團体の議会については、その市町村に三箇月以上住居しなければならぬとして、三箇月以上の住居というものを選挙権の要件にしておるようでありますが、元のように二年とか一年とかということならば、その意味が深いのでありますが、三箇月ということになと、そこにいる者がそこの地方公共團体の選挙権を有するのだという、選挙権の要件としては、もうあまり意味がなくなつて來たのではないかと思うのであります。そういう意味では、衆議院議員あるいは参議院議員の選挙権と同じように、登録の要件に三箇月ということをつけられるのはいいのですが、選挙権の要件に三箇月を置く必要は、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第13号(1949/10/18、24期、民主自由党)

○藤枝委員 関連して――今の淺沼さんのお話を念のため確かめておきたいのでありますが、八十九の第一項の三号、これは国家公務員法の百二條を排除する意味ではないと法制部長はお考えでありますか。その点、結局国家公務員法の百二條で禁止されている者は、たといこれに該当する者でも立候補できないと解釈すべきなのか、それともこれで国家公務員法の百二條第二項を排除するつもりなのか、その点をひとつお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、国家公務員法の百二條の二項は、やはり公職の候補者となることができないと、こう規定しておるのでございますね。従つてこの八十九條で、そのうちでも單純な労務に雇用されている公務……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第14号(1949/10/19、24期、民主自由党)

○藤枝委員 衆議院、参議院地方選出の場合、自動車一台にして拡声器二そろいにされた小委員会の御意思をちよつと伺いたいのですが……
【次の発言】 一台はいいのですが、拡声機を二そろいにされたその理由。
【次の発言】 ほかのことで伺いたいのでございます。小さいことでございますが、三浦さんにお聞きしたいのです。制限外のポスターを張つた場合の撤去命令でありますが、これは撤去命令が出せるだけになつております。管理委員会自身が撤去することのできるような規定をここに置かなくてもよろしいかということをお伺いしたい。というのは、撤去命令を出したけれども、ちろんそれに従わなければ罰則を食いますけれどももそのままに残……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第15号(1949/10/24、24期、民主自由党)

○藤枝委員 今三浦部長のお話がありますように、この百七十八の一号は、特に選挙の前でも候補者みずからがあいさつする行為は妨げないということになつておるのでありますから、選挙後に公職の候補者であつた者がみずから選挙人にあいさつする行為は、この一号に該当しないという規定を入れるのが当然だと思います。

第6回国会 決算委員会 第4号(1949/11/14、24期、民主自由党)

○藤枝委員 先ほど主計課長からのお話の本年度の赤字の問題であります。値上げに関連するものは別といたしまして、予定よりも超過供出が多くて、これが赤字の原因の一つになつているというお話でありましたが、それが数字的にどの程度の見込みであるかということ。それから今年の早場米の奬励金の問題です。これはいろいろ問題が起つたのですが、予定された数字はちよつと忘れましたが、七十何億という一応の予定を組んでおられたようであります。それの実際の支出状況はどうであるかということがわかりましたらひとつ。

第6回国会 人事委員会 第1号(1949/10/27、24期、民主自由党)

○藤枝委員 ただいま議題になりました理事の互選につきまして、動議を提出いたします。  理事はその数を十名といたしまして、委員長において御指名せられんことを望みます。

第6回国会 人事委員会 第5号(1949/11/21、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  ただいま委員長がちよつとおさしつかえがありますので、私が委員長の職務を行いたいと思います。  前会に引続きまして、政府職員の新給与実施に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律案及び国家公務員の職階制に関する法律案の三件を一括議題といたしまして、質疑を継続いたします。土橋委員。
【次の発言】 土橋君、ちよつと申し上げますが、今殖田法務総裁が出席されまして、他の委員会も持つておられるので、もしよかつたら法務総裁に対する御質問を先にしていただきたい。
【次の発言】 質問者に申し上げますけれど、できるだけ質問を簡潔にお……

第6回国会 人事委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 加藤君に申し上げますが、特別職の給與については大蔵省の方から提案になつておりますので、その際に御質問を願うことにいたしまして、赤松君の官房長官に対する質問が留保されておりますので、この際これを許したいと思います。赤松君。
【次の発言】 それでは質問は、なおこの次の委員会に継続することといたしまして、次会は、明後二十四日の午後一時から開くことにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時四十一分散会

第6回国会 人事委員会 第7号(1949/11/25、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。本日は委員長おさしつかえがありますので、しばらく私が委員長の職務を行います。  まずお知らせいたしておくことがございます。昨二十四日給與べース改訂に関する決議案、野坂參三君外三十五名提出決議第五号の審査を本委員会に付託されました。また国家公務員法第九條により、人事官彈劾の訴追は、国会がこれを行うこととなつておりますが、過般来議院運営委員会におきましては、この場合に必要なる人事官彈劾の訴追に関する法律案及び人事官彈劾訴追手続規程案の両案を起草中でありましたところ、昨日の議院運営委員会におきましてただいまお手元に配付いたしました通りの案文を一応……

第6回国会 人事委員会 第8号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○藤枝委員 筆記試験の第一次と第二次、これは第一次を受からなければ第二次が受けられないのか、それとも第一次、第二次一緒に受けて、その総合で点数をつけられるのかということが一つ。  それから第一次の試験と、もしも総合であるとすれば、第一次試験と第二次試験を一体どういうウエイトで考えられるのか、あるいはさらに人物考査あるいは身体検査というようなものと、筆記試験とをどういうウエイトで考えて行くのか、これについてお伺いいたします。
【次の発言】 未決定というのは、まだ決まらないので、いずれの日にかは、きめるという考え方の未決定なのですか、それとも永久に人事院の頭の中だけで考えて発表しないという意味です……

第6回国会 人事委員会 第9号(1949/12/01、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  本日は委員長におさつかえがございますので、しばらく私が委員長の職務を行います。この際赤松委員より発言を求められておりますから、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。   (速記中止〕
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記を止めてください。
【次の発言】 給與ベースに関する決議案の取扱いをさらに考究することといたしまして、本日……

第6回国会 人事委員会 第10号(1949/12/02、24期、民主自由党)

○藤枝委員 ただいまの吉武委員の御質問に関連いたしまして、それでは公務員法の方から伺つてみたいのでありますが、二十九條の第一項は「職階制は、法律でこれを定める。」と書いてあります。そうして第四項には「前三項に関する計画は、国会に提出して、その承認を得なければならない。」とあります。そうしますと、今山下人事官のお言葉では、職階制というものはプランだとおつしやるのです。それではこの二十九條の一項と四項をどうお読みになるのですか。職階制というものは今吉武委員から言われたようなこの図解の四図か五図か、そういつたものであつて、それをつくる計画はまず第四項によつて「国会に提出して、その承認を得」て、そうし……

第6回国会 人事委員会 第11号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○藤枝委員 ただいま議題になつております請願につきまして、そのうち第一ないし第三、第五ないし第八、第一四、第一六なし第二〇及び第二五の各請願はいずれも採択の上、内閣に送付することと決定いたし、残余の請願につきましては、採否の決定はいずれもこれを延期せられるように望みます。

第6回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○藤枝委員 その点で選挙管理委員会の方の御意見はいかがですか。
【次の発言】 この希望する都道府県というのは、幾らでもいいのですか。

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/04/01、24期、自由党)

○藤枝泉介君 ただいまの御質問の、昨日廃案になつたのは政府職員の新給與実施に関する法律の一部改正であります。それが廃案になりました結果、政府職員の新給與実施に関する法律は昨日で失効いたしました。従つて、現在給與に関する法律は全然ございません。それに対して政府職員の給與に関する法律をつくろうとするものでありまして、従つて、昨日の廃案になりましたものとは全然違うと考えております。
【次の発言】 たとえば平均給與を六千三百七円ときめておるというような点で、実質的な内容については同様であります。しかし、條文をごらんになりますればおわかりだと思いますが、政府職員の新給與実施に関する法律は三十七條からなつ……

第7回国会 決算委員会 第1号(1950/01/31、24期、民主自由党)

○藤枝委員 朝陽会の性質もだんだん伺つたのでありますが、これは今の課長さんに伺つてもむりかもしれませんが、キロ十六銭で朝陽会に売拂い、その朝陽会が一円六十銭、あるいは会計検査院の方からお話になつた十円六十八銭、十九円二十銭というようなもので売られておるということは、当時局の方では御承知だつたのですか。

第7回国会 決算委員会 第8号(1950/03/31、24期、自由党)

○藤枝委員 当委員会で認証制度のことを取上げたのは、結局できるだけ早く二十五年度の公共事業費の放出をしていただいて、いわゆる有効需要の喚起の一つの大きな手段としたいというねらいだと思うのであります。先ほど経済安定本部の方からの御説明で、認証の手続そのもので資金の放出が遅れるということがないことは事実だろうと思いますが、われわれが言う認証の問題というのは、今安定本部の方でも認められているように、準備手続と申しますか、原局の準備手続も非常にかかる。それもそうでありますが、安本の手続が遅いという意味ではなくて、認証制度そのものが資金の放出を遅らせる大きな原因になつているのだろうと思うのであります。そ……

第7回国会 決算委員会 第11号(1950/04/30、24期、自由党)

○藤枝委員 ただいま討議に付せられました昭和二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書につき、左のごとく議決されんことを動議として提出いたします。すなわち、本計算書には、同年度末までに、一、終戦処理費支弁によつて国が取得した国有財産、二、財産税法及び戦時補償特別措置法によつて物納された国有財産で掲記されていないものが、まだ巨額にのぼつておるのでありますが、政府はこれらの処理を促進し、昭和二十四年度国有財産増減及び現在額総計算書に掲記することを言明したのであります。よつてこの政府の言明を了として本計算書は、次の要望を附してこれを是認する。  すなわち、政府は国有財産に関する事務を促進し、将来、国有……

第7回国会 人事委員会 第3号(1949/12/14、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  本日は委員長がおさしつかえがありますので、私がその職務を代行いたします。  議事に入る前に、まずお知らせしておくことがあります。去る十三日加藤充君が委員を辞任せられ、川上貫一君が新たに委員となられました。昨十三日委員を辞任せられました加藤君は、理事でありましたので、理事一名が欠員となつております。従いまして理事一名の補欠選任を行いたいと思います。この際お諮りいたします。これは先例によりまして、選挙の手続を省略し、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは土橋一吉君を理事に指名いたします。 ……

第7回国会 人事委員会 第6号(1949/12/20、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 それでは次に電気通信省事務次官の鈴木恭一君にお願いいたします。
【次の発言】 ただいま官房長官がお見えになりましたので、先刻の申合せ通り、国家公務員法附則第九條による試験に関する調査はこの程度にとどめまして、後日に延期して、ただちに国家公務員に対する臨時年末手当の支給に関する法律案を議題として、質疑を継続することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ございませんので、それではただいまより国家公務員に対する臨時年末手当の支給に関する法律案を議題として、質疑を継続いたします。松澤兼人君。

第7回国会 人事委員会 第7号(1949/12/21、24期、民主自由党)

○藤枝委員 私は民主自由党を代表いたしまして、ただいま議題になつておりまする法律案に対し、賛成の意を表するものであります。  本法案に関しまして、昨日の委員会を通じて明らかにせられた政府の意図は、今回の給與は多分に報奨的な、賞與的な色彩を有するものでありまして、最近における職員の勤務状況、並びに年末の経済事情を考慮した処置であるということであります。元来公務員の給與体系は、昨日松澤委員からも発育がありましたが、できるだけ簡素であるべきものでありまするけれども、賞典的な給與につきましては、別途に考慮さるべきだろうと思います。特に本年の特殊事情、すなわち画期的な行政整理を行つた後の、公務員の勤務状……

第7回国会 人事委員会 第9号(1950/02/08、24期、民主自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  本日は委員長におさしつかえございますので、しばらくの間私が委員長の職務を行います。  議事に入る前にお知らせしておくことがあります。去る一月二十六日廣川弘禪君が委員を辞任せられ、菅家喜六君が新たに委員となられ、同月二十八日菅家喜六君が委員を辞任せられ、廣川弘禪君が再び委員となられました。また去る二月三日池田正之輔君が委員を辞任せられ、庄司一郎君が新たに委員となられました。  次に昨年十二月二十二日、本委員会に審査を付託せられました公務員の給與ベース改訂に関する決議案、決議第一七号の提出者の件につきまして、昨日付の衆議院公報により「赤松勇……

第7回国会 人事委員会 第10号(1950/02/24、24期、民主自由党)

○藤枝委員 私は先般行われました国家公務員法附則第九條による、いわゆる高級官吏の試験の問題につきまして、お尋ねいたしたいと思います。結論から申しますと、あの今般行われました試験問題について、人事院はこれを全部公表されて、そうして一般の世論の動向を見られることが、妥当であると考えるのであります。当時試験が行われました後に、新聞その他で試験の一部が発表されまして、それが正しいのかどうか。私どもにはまだわからないのでありますが、それでいろいろと論議の種となつております。おそらく人事院の皆さんのお耳にも、反対というような意味の言葉の方が、多く入つておられるだろうと思うのであります。いずれにいたしまして……

第7回国会 人事委員会 第11号(1950/03/01、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。委員長におさしつかえがありますので、私が委員長の職務を行います。  議事に入る前にお知らせいたしておくことがあります。去る二十五日川上貫一君が委員を辞任せられ、米原昶君が新たに委員となられました。以上お知らせいたしておきます。
【次の発言】 ただいまより国家公務員の職階制に関する法律案を議題として、審査を進めます。成田知巳君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記をはじめてください。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもつてお知らせいたすことといたします。  本日はこれにて散会いたします。    ……

第7回国会 人事委員会 第12号(1950/03/08、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 それでは本日はこの程度にとどめます。次会は追つて公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後五時三十二分散会

第7回国会 人事委員会 第13号(1950/03/13、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  本日は委員長におさしつかえがありますので、私が委員長の職務を行います。  議事に入る前にお知らせいたしておくことがあります。去る八日、政府職員の新給与実施に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第九〇号)の審査を本委員会に付託されました。また去る九日、柳津義男君が辞任せられ、寺島隆太郎君が新たに委員となられました。以上お知らせいたしておきます。  ただいまより国家公務員の職階制に関する法律案を議題として、前会に引続き質疑を継続いたします。土橋一吉君。
【次の発言】 具体的に責任を持つて指摘された方がいいぢやないですか。

第7回国会 人事委員会 第14号(1950/03/16、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  本日は委員長おさしつかえがありますので、私が委員長の職務を行います。  ただいまより公団職員の退職手当に関する法律案起算の件を議題といたします。本件につき噂しては、委員長及び理事の方々の間で種々検討し、專門員及び事務当局に作成させました案がありますので、ただいまお手元に配付いたした次第であります。
【次の発言】 この法律案の理由は、昭和二十五年三月三十一日以降廃止される公団の職員に支給すべき退職手当を行政機関職員定員法に基く退職者の退職手当と均衡を得しむる必要がありますので、提案いたしたというのが、その理由であります。  この案につきま……

第7回国会 人事委員会 第15号(1950/03/23、24期、自由党)

○藤枝委員 修正案の趣旨弁明をいたします。まず修正案を朗読いたします。    国家公務員の職階制に関する法律案に対する修正案   国家公務員の職階制に関する法律案の一部を次のように修正する。   第四條に次の二項を加える。   人事院は、前項第三号に規定する職種を決定したときは、職種の名称及び定義を国会に提出しなければならない。  3 前項の場合において、国会が人事院の決定の全部又は一部を廃棄すべきことを議決したときは、人事院はすみやかに、その職種の決定が効力を失うように必要な措置をとらなければならない。   第十一條第一項に次の但書を加える。    但し、職種については、第四條   第二項及……

第7回国会 人事委員会 第17号(1950/03/29、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  本日は委員長に少しおさしつかえがありますので、しばらくの間私が委員長の職務を行います。  この際お知らせいたしておきたいことがあります。去る二十七日の本委員会におきまして、一応の成案を仮決定し、関係方面との手続を進めておりました国家公務員法の一部を改正する法律案は、本日所要の手続が終了いたしましたので、先日の決定に基きまして、さつそく委員長より議院に対し同案の提出手続をいたしたいと思います。以上お知らせいたしておきます。
【次の発言】 ただいまより政府職員の新船與実施に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、第九〇号)を議題として質……

第7回国会 人事委員会 第18号(1950/03/30、24期、自由党)

○藤枝委員 私は自由党を代表して、本法案に賛成するものであります。官民を問わず、賃金基準をどういうところにおくかという問題は、これは財政経済政策の重要なる要素でありますことは、申すまでもないのでありまして、インフレを克服し、経済の安定を、強力に推進せんとする現下の財政経済政策のもとにおきましては、賃金を現在の程度に安定せしめることは、どうしてもやむを得ないことでありまして、この意味において、現俸給表を改正せずとするという本法案に対しまして、賛成するものであります。多額の債務償還をしつつ、俸給基準をすえ置くことに対する非難があるのでありますが、この程度の債務償還をしつつ、しかも財政規模を極力縮小……

第7回国会 人事委員会 第21号(1950/04/29、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  本日は委員長におさしつかえがありますので、私が委員長の職務を行います。  まずお知らせいたしておくことがあります。昨二十八日、逢澤寛君が委員を辞任せられ、坪川信三君が新たに委員となられ、本二十九日、坪川信三君が委員を辞任せられ、逢澤寛吉が再び委員となられました。以上お知らせいたしておきます。  次にお諮りいたしたいことがあります。昨二十八日委員を辞任せられた逢澤寛君は理事でありましたので、理事一名が欠員となつております。この際理事一名の補欠選任を行いたいと思いますが、これは先例によりまして選挙の手続を省略し、委員長において指名するに御異……

第7回国会 人事委員会 第22号(1950/05/01、24期、自由党)

○藤枝委員 本日の請願日程中第一ないし第三、第七ないし第九、第三五ないし第三七、第三九、第六五、第六七ないし第七〇、第八一、第八五、第九六ないし第九八、第一〇三、第一〇四、第一一〇、第一一七、第一一九、第一二六、第一二七、第一二九及び第一三○の各請願は、いずれも議院の会議に付して採択し、内閣に送付すべきものと議決せられんことを望みます。

第8回国会 人事委員会 第1号(1950/07/19、24期、自由党)

○藤枝委員 理事はその数を五名といたしまして、先例により選挙の手続を省略し、ただちに委員長より指名せられんことを望みます。

第9回国会 人事委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 本日の質疑はこの程度にとどめまして、次会は明二十八日午前十一時より開会することといたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時五十三分散会

第9回国会 人事委員会 第5号(1950/11/30、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。

第9回国会 人事委員会 第7号(1950/12/02、24期、自由党)

○藤枝委員 昨日の質問でもう大体明らかにたつたのでありますが、一応念のため伺つておきます。例の特別俸給表並びに調整号俸の適用を受ける現業職員あるいは特殊勤務者等の引上率を、一般職員のそれよりも低いところに置いた里山につきましては一応了承いたしたのでありますが、しかしながら現実の問題として幾多の困難な事態が生ずるおそれがありますので、これらについて昨日適当な調整をするとの御答弁でありましたが、この現業職員あるいは特殊勤務者の今回の切りかえによつて起ります不都合正について、どのような処置をとられるおつもりでありますか、この点を念のために、さらにお伺いいたしておきます。

第9回国会 人事委員会 第8号(1950/12/04、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  この際御報告いたしておきます。本日特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第二九号)の審査を当委員会に付託せられましたので、御報告いたしておきます。  これより特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第二九号)を議題として、政府当局より提案理由の説明を聽取いたします。西川大蔵政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終了いたしました。  引続き国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案(内閣提出第二八号)及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第二九号)の二法案……

第9回国会 人事委員会 第9号(1950/12/05、24期、自由党)

○藤枝委員 ただいま議題になつておりまする国家公務員に対する年末手当支給に関する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を一括いたしまして、自由党を代表いたしまして賛成いたします。  まず年末手当の問題でございますが、わが国の生活事情といたしまして、年末に相当計費がかさむということは、これは従来からしばしば問題になつておりまして、ことに終戦後、従来は賞与その他で支払われたものが、支払われなくなつて参りました関係上、幾多の問題を起しがちであつたのでございます。今回政府がこれらの点にかんがみまして、来年の一月からの給与改訂と関連いたしまして、年末の手当を支給する法律案を提出さ……

第9回国会 人事委員会 第10号(1950/12/09、24期、自由党)

○藤枝委員 ただいま議題になりました請願の第一ないし第三二及び第三五、第三六のうち典型的なものだけ申し上げて、あとは省略させていただきたいと思います。  第一に、これは請願の第七でございますが、大嶺、伊佐両町の地域給引上げの請願でありまして、これは大嶺町長外六百六十八名の請願でありまして、山口県の美禰郡大嶺町及び伊佐町は交通の要地でもありますし、また県下有数の石炭地帯でありますために、特に生活費が非常にかさんでおるというような点からいたしまして今回の人事院勧告による地域給の改訂にあたりましては、十分この点を考慮いたしまして、適当な引上げを行われたいというのであります。  次に日程第九、小野田市……

第10回国会 決算委員会 第8号(1951/02/16、24期、自由党)

○藤枝委員 四六九号以下の、補助金の交付に当り処置当を得ないもの――これに関連してでありますが、二十三年度でありますから、おそらく暫定予算といいますか、何度かに区切つた予算で、追加々々で重なつたときの予算だと思うのでありますが、この批難事項に上りましたような施設の対象に対して、補助金の予算が決定されたのは、いつごろでありますか、おわかりでしたらお知らせ願いたいと思います。  それからその予算がきまつて、これらの各府県、あるいはその他の施設に、予算の内示と申しますか、あらかじめお前の方の施設に対して、これくらいの補助金が出るというような内示をされましたら、それはいつごろされたか。と申しますのは、……

第10回国会 決算委員会 第10号(1951/02/21、24期、自由党)

○藤枝委員 それは手続はされているようでありますが、まだ徴收になつていないのですか、どうですか。その点をお伺いいたします。
【次の発言】 それでは、次に報告書二百ページ、国有鉄道事業特別会計、報告番号五二七、予算をこえて工事を施行しその経理当を得ないものないし報告書二百六ページ、報告番号五三四、職員の犯罪に因り国に損害を与えたもの、以上八件を一括説明を求めます。石井国有鉄道部長。
【次の発言】 この際会計検査院側に御意見がございましたら伺います。山名検査第三局長。
【次の発言】 以上の案件につきまして、何か御質疑はございませんか。――別に御質疑がなければ、次に進みたいと思います。  報告書二百……

第10回国会 人事委員会 第2号(1950/12/11、24期、自由党)

○藤枝委員 自由党は両法案とも賛成いたします。この両法案とも、第九国会に提出されまして、当委員会でも愼重審議をいたした結果、衆議院を通過いたしましたものと、同一内容でありますので、いまさらこれに対して賛成の理由を申し上げる必要もないと思います。要するに、人事院の勧告を尊重しつつ、しかも国民生活水準あるいは国民の負担等を勘案いたしました、現在において最も妥当なる給與の引上げ法案だと存じますので、賛成をいたします。

第10回国会 人事委員会 第4号(1951/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。本日は委員長がおさしつかえがありますので、しばらく私が代理をいたします。  まず御報告いたしておくことがあります。去る一月二十七日の当委員会におきまして、国家公務員に対する寒冷地手当及び石炭手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案の起草並びにその提出手続について、諸君の御了解を得て委員長に御一任を願つておきましたが、去る一月二十九日に私より仮提出の手続をとつておきました。  また去る二月十七日に人事院より国家公務員法第二十三條及び第九十五條に基き、国家公務員の災害補償制度に関する意見書が国会に提出せられ、議長よりその意見書を当委員会に参……

第10回国会 人事委員会 第6号(1951/05/17、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  委員長がおさしつかえがありますので、しばらくの間私が委員長の職務を行います。  本日は国家公務員災害補償法案、内閣提出第六八号、予備審査を議題といたします。  まず最初に本法律案の内容について政府より説明を聽取いたしたいと思います。慶徳政府委員。
【次の発言】 政府の説明は終りました。続いて質疑に入ります。質疑は通告順によつてこれを許します。松澤兼人君。
【次の発言】 次に淵上房太郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明十八日午前十時より開会することといたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十八分……

第10回国会 人事委員会 第8号(1951/05/19、24期、自由党)

○藤枝委員 松澤委員に関連して……。先ほどの松澤委員の御質問に関しまして――山下人事官からこの区分表の問題ですが、当分これでやつて行きたい、いろいろ調査をされるにはお金がかかるというようなお話でありましたけれども、給与法の二條の第五号には「勤務地手当の支給地域及び支給割合の適正な改訂につき、国会及び内閣に同時に勧告するため、常に全国の各地における生計費の科学的研究調査を行うこと」これが人事院の権限になつておりまするが、権限である以上、また当然これは人事院としておやりにならなければならぬ義務があるのだろうと思います。お金がかかるからというような意味で、当分やらないような御答弁でございましたが、こ……

第10回国会 人事委員会 第9号(1951/05/21、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  委員長にしばらくの間おさしつかえがありますので、私がかわつて委員長の職務を行います。  ただいまより前会に引続き一般職の職員の勤務地手当の支給地域の区分に関して質疑を継続いたします。成田君。
【次の発言】 成田君、御質問中でありますけれども、今官房長官が見えられましたが、官房長官は午後御用事があるようでございますから、官房長官に対する御質問を先にしていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは午前の会議はこの程度にいたしまして、午後一時半より再開いたします。     午後零時四十七分休憩

第10回国会 人事委員会 第10号(1951/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 それでは、本日はこの程度にとどめまして、明日は午前十時半より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午前零時四十分散会

第10回国会 人事委員会 第11号(1951/05/23、24期、自由党)

○藤枝委員 自由党は本法案に対しまして、賛成いたすものでございます。  公務員の災害の補償につきまして、従来非常に法令が不統一であり、しかもその精神でも、補償と申しますか、損害賠償と申しますか、そうした精神が不明確でありましたが、今回のこの法案によりまして、公務員の災害に対しまする補償の問題につきまして統一した法令ができ、しかも使用者たる国の無過失賠償責任の原則が確立されましたことは、これはまさに公務員にとりましても喜ぶべき現象であろうと思うのであります。ことに使用者たる国家の責任となりますと、従来あるいは恩恵的な観念もなかつたではないのでありますが、これがはつきりと使用者たる国家の無過失損害……

第10回国会 人事委員会 第12号(1951/05/24、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  委員長にしばらくの間おさしつかえがありますから、私がかわつて委員長の職務を行います。  ただいまより一般職の職員の勤務地手当の支給地域の区分に関して質疑を継続いたします。中曽根康弘君。
【次の発言】 お答えいたしますが、詳しい事情は私もまだ了承いたしておりませんけれども、大体予算関係の問題がありまして、関係方面との折衝のために遅れておるというように伺つております。
【次の発言】 お答えいたしますが、官房長官のこの委員会における御答弁の線がゆられているという意味ではないのでありまして、何と申しますか、予算を食い込んで行くということについて……

第10回国会 人事委員会 第14号(1951/06/02、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  まず御報告いたし、皆様に御了承願つておくことがあります。  去る一月二十七日の当委員会におきまして、国家公務員に対する寒冷地手当及び石炭手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案の起草並びに関係方面との折衝について委員長に御一任願つておいたのでありますが、これにつきましては、委員長といたしましては数次にわたり関係方面と折衝を重ねたのでありますが、このほど関係方面より、来年度予算編成の際これの実現を期するのが妥当と認められるから、今国会に起草するのは時期尚早であり、次の国会においてあらためて提出するようにとの返答がありましたので、お知ら……

第10回国会 人事委員会 第15号(1951/08/10、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。委員長におさしつかえがございますので、しばらく私がその職務を代理いたします。  当委員会の閉会中の審査事件である、公務員の勤務地手当の支給地域に関する件につきましては、各地に委員を派遣いたしまして、実地にその実情を調査いたしましたので、ただいまより派遣委員より、各地における調査の結果につきまして報告を聴取いたしたいと思います。なお報告を行う際、忌憚のない御意見をお述べ願うため、外部よりの傍聽を禁止いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさよう決定いたし、報告聴取を終るまで傍聴を禁止いたし……

第12回国会 人事委員会 第3号(1951/11/12、24期、自由党)

○藤枝委員 第一に人事院に、今回の給與の勧告につきましてお伺いいたしたいと思います。  このたびの勧告におきまして、いろいろ御苦心をなさつた点はわかるのでありますが、その中でも重点になつておりますのは、十八歳の成年男子のいわば理論生計費とでも申しますものをお出しになりまして、それから俸給表をつくつておられるように考えるのであります。そこで、十八歳の成年男子の給與の問題でありますが、御説明によりますると、一種の理論生計費的な考え方をお持ちのようでございますが、その中心になつておりますのは経済安定本部の、本年度における食糧バランス・シートによつてお考えになつておる点でありますが、その点で、人事院の……

第12回国会 人事委員会 第4号(1951/11/13、24期、自由党)

○藤枝委員 今回の国家公務員の給与の改訂に関連する地方公務員の給与の問題でありますが、この点につきましては、いろいろまた委員会からお話があろうと思いますので、詳しいことは申しませんが、先般閣議の決定かによりまして、地方公務員の給与が国家公務員よりも上まわつておる。従つて今回の給与改訂にあたりまして、特に平衡交付金の配分の基準といたしましては、国家公務員並にまで一応引下げると仮定して、それと、今回の改訂との差額を、一応平衡交付金の配分の基準にいたしたいというような政府の意思が決定されたように伺つておるのであります。この点は昨日管野副長官からも、地方公務員の給与は、もちろん国家公務員に準ずるのであ……

第12回国会 人事委員会 第6号(1951/11/15、24期、自由党)

○藤枝委員 議事進行について……。動議を提出いたします。ただいま議題となつております給与関係の二つの法案につきましては、去る十日本委員会に付託以来、連日同僚委員各位と政府との間に質疑応答が行われ、しかも昨十四日は参考人の陳述を終日聞く等、十分審議を尽したものと思われますので、この程度で質疑を打切り、ただちに二つの法案の討論採決に入られんことを望みます。
【次の発言】 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつております給与関係の二つの法案に賛成をいたすものであります。  公務員諸君の生活の現状が相当に困難でありますことは、われわれも十分認識はいたしておるのでありまして、これが改善にあたり……

第12回国会 人事委員会 第7号(1951/11/16、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。  委員長におさしつかえがありますので、しばらくの間私が委員長の職務を行います。  ただいまより、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第四五号を議題として質疑に入ります。質疑は通告の順序によりこれを許します。  その前にまず法律案の正誤についてお知らせいたしておきます。この法律案の六ページ、別表第三に祕書官五号俸「二三、〇〇〇円」とありますのは「二三、五〇〇円」の誤りでありまして、この旨正式に内閣より訂正の届出がありましたので、お知らせいたしておきます。それでは松澤兼人君。

第12回国会 人事委員会 第8号(1951/11/17、24期、自由党)

○藤枝委員 議事進行に関して動議を提出いたします。本法案に関しましては去る十五日にこの委員会に付託されて以来、熱心な質疑応答が行われたのでありまして十分その審議を尽したと認めますので、この程度で質疑を打切りまして、ただちに討論採決されんことを望みます。
【次の発言】 ただいま議題となつております特別職の職員の給与に関する法り一部を改正する法律案につきまして、自由党を代表いたしまして賛成申し上げます。  この給与は大体さきに衆議院を通過いたしました一般職の職員の給与に関する法律の一部改正と歩調を合せまして、その一般職と均衡をとりまして、ここに揚げてありまする特別職の給与を引上げようといたすもので……

第12回国会 人事委員会 第9号(1951/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これより人事委員会を開会いたします。委員長におさしつかえがありますので、私が委員長の職務を代行いたします。議事に入る前にまず理事の補欠選任についてお諮りいたします。  一昨二十六日、理事であられた松澤兼人君が一旦委員を辞任せられたことがありますので、理事一名の欠員となつております。この際理事の補欠選任を行いたいと思いますが、これは先例によりまして選挙の手続を省略し、委員長において指名いたすに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは松澤兼人君を再び理事に指名いたします。  次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。御承知の通り委員会は、閉会中……

第13回国会 人事委員会 第4号(1952/02/29、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 ただいまから人事委員会を開きます。  委員長がさしつかえがございますので、しばらく私が委員長の職務を代理いたします。  ただいまから一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案を議題として質疑に入ります。質疑の通告がありますので順次これを許します。平川篤雄君。
【次の発言】 本日はこの程度でとどめ、次会は来る三日午前十時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後一時十一分散会

第13回国会 人事委員会 第6号(1952/03/05、24期、自由党)

○藤枝委員 同僚の各位から非常に詳細に御質問がありましたので、大体盡きておると思います。重複するかもわかりませんけれども、一応とりまとめの意味でなおお聞きいたしたいと思います。  最初に今回の地域区分の改訂に基き、それに関連いたしまして官署指定の問題があると思います。給與法第十三条第四項によりますと、特別の事情のある場合に官署を指定してよいということになつております。今回三百六十四市町村について変動がありました。従つてこれに伴い官署指定の問題が出て来るのではないかと思いますが、その点人事院としてはどのようにお考えになつておりますか、まずお伺いいたしたいと思います。

第13回国会 人事委員会 第7号(1952/03/07、24期、自由党)

○藤枝委員 当委員会におきまして給与の改善についての決議をいたしたいと思いますので、御賛成を願いたいと思います。  決議案を朗読いたします。    給与改善に関する件  一、人事院は、現下の経済事情に鑑み、速に給与改善に関し根本的検討を行うこと。  二、勤務地手当の地域区分は、今回の改正により相当の改善を見たが、なお、検討の余地なしとしない、よつて、人事院は至急調査の上善処すること。  右決議する。   この決議案の趣旨をいまさら弁明する必要もないと思いますので、ただいま朗読をいたしました決議案について、満場の御賛成を得たいと存じます。

第13回国会 人事委員会 第10号(1952/04/17、24期、自由党)

○藤枝委員 この前の委員会に私出席いたしたために、同僚の委員の方から質問があつたと思うのでありますので、あるいは重複するかも存じませんが、その点をお許し願いたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたいのは、この公務員等の懲戒免除等に関する法律案におきまして、予想される講和発効の記念として、こうした免除を受けまする大体の数が、国定公務員及び地方公務員におきましてどの程度でありますか、ひとつまずお教え願いたいと思う。
【次の発言】 それでは数の点はおわかりになり次第、なお委員会で御発表を願いたいと思います。  次にこれはこの前の委員会で御質問があつたようでありますが、この第二條の最後の方の「まだ……

第13回国会 人事委員会 第15号(1952/05/24、24期、自由党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもつてお知らせすることにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時十二分散会

第13回国会 人事委員会 第19号(1952/05/30、24期、自由党)

○藤枝委員 二点ほどお伺いしたいのでありますが、第一に、今回の手当の法律案を臨時立法にされました理由をお伺いいたしたいのであります。提案理由の御説明の中にも、今後において給与全般の問題と関連して十分研究したいというお話がありまして、お心持は大体わかるのでありますが、ことに人事院が目下給与準則を研究しておりますので、それらもにらみ合せる意味だろうと思うのであります。実は年末手当は、二十五年からすでに恒久立法になつております。昨年の人事院のペース改訂の勧告に伴う――多分十月ごろの人事院の意見の申出の中にも、特別手当として、先ほど官房副長官からお答えもありましたように、夏期に二割、それから年末に八割……

第13回国会 人事委員会 第20号(1952/05/31、24期、自由党)

○藤枝委員 私は自由党の立場から、本法案に賛成いたすものでございます。これは先に衆議院を通過いたしました保安庁法案によつて設置しまする保安庁の職員の給與の問題でございまして、保安庁の設置に関しましては、種々議論はあると思いますけれども、わが党の保安庁が必要であるという立場は、他の機会に述べておりますので、ここで繰返すことを省略いたします。そうして、保安庁が必要であるという立場に立ちますならば、それに勤務いたしますところの職員に対しましては、一般公務員とは多少異なつた給與を支給することは妥当であろうと考えるのでございます。ことに現在の警察予備隊及び海上保安庁の職員に給與されておる給與の体系を大体……

第13回国会 人事委員会 第22号(1952/06/28、24期、自由党)

○藤枝委員 先ほどの松澤委員のお尋ねに関連いたしまして寒冷地手当の支給区域の問題の方針をちよつと伺いたいのでありますが、従来割合いに広い、たとえば一県あるいは数郡というようなものを同じような寒冷地手当をつけておつたのでありますが、昨年相当科学的な資料に基いて、級を幾つかにわけて指定をされまして、相当合理的になつたと思うのであります。しかし先ほども局長からお話がありましたように、寒冷地対策協議会その他の資料によりますと、同じ郡あるいは同じ県でもわけた方がいいじやないかというような資料も出ておるのでありますが、そういう点をどうお取扱いになるか。具体的に申しますと、ある村あるいはある町が隣の村とは非……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 大蔵委員会 第3号(1953/05/30、26期、自由党)

○藤枝委員 お二人の委員の御質問に対する御答弁で大体了承したのでありますが、もう少し具体的にお尋ねいたしたいと思います。  第一に、先ほど長官は、被害の調査にあたりまして、市町村の調査を相当尊重するというお話でございました。これはまことにけつこうだと思うのであります。ことに養蚕につきましては、申告をいたすころになりますとすでに繭をとつて相当実績がわかつて参るのであります。ことに御承知のように、繭は大体において団体協約による共同販売をやつておりますから、農業協同組合あるいは市町村には相当正確な数字が現われて参るのでありまして、その意味においては、尊重するというよりも、ほとんど原則的には市町村長の……

第16回国会 大蔵委員会 第20号(1953/07/11、26期、自由党)

○藤枝委員 当面の関税定率の問題だと、外紙の値段の問題がずいぶん影響すると思うのです。それで萬さんのお話では、千六百円のカナダものは五十二、三ポンドのものだというお話ですから、三十円ちよつとということになると思うのです。製紙業者の方から出された北欧ものだと、それが大分安いのでありますが、一体北欧ものは入らないものか、あるいはその点についてそういう交渉をされたかどうか、あるいは北欧ものがどうしても入らないのか、その点一言だけ伺つておきたい。
【次の発言】 大体わかりましたが、非常に開きがあることだけちよつと伺いたいと思います。田中さんにお伺いしたいのは、先ほど生産者側の武田さんからのお話だと、輸……

第16回国会 大蔵委員会 第37号(1953/08/04、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつております三法律案中、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う国有の財産の管理に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、福田委員より修正案が提出されておりますが、修正案及び原案ともに、大体質疑を尽されたと思われますので、この際質疑を打切り、ただちに討論採決に入られんことを望みます。

第16回国会 大蔵委員会 第44号(1953/10/12、26期、自由党)

○藤枝委員 佐藤さんに伺います前に、ちよつと日商の岡松さんにお伺いしたいのでございます。日商では、税制改革の現在の段階におきまして、相当具大的にいろいろ御意見をまとめておるように伺うわけなんでございますが、その中でただいまお話のありました少額所得の法人に対する軽減率と申しますか、特殊な扱いでありますが、大体どの程度の限度、どれくらいの所得までに対しまして軽減率を適用するのが適当かというような、何か具体的なことがございましたらお伺いいたしたいのと、もう一つは、これは必ずしも法人に限りませんが、現在中小企業者間におきまして、事業税について非常な意見があるのでありますが、日商では、伺いますと何か事業……

第19回国会 大蔵委員会 第1号(1953/12/11、26期、自由党)

○藤枝委員 ただいま議題となっております昭和二十八年の年末の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案につきましては、大体審議を尽されたと思われますので、この際質疑を打切り、ただちに討論採決に入られんことを望みます。

第19回国会 大蔵委員会 第28号(1954/03/25、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつております二十……。

第19回国会 大蔵委員会 第29号(1954/03/26、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま一括議題となつております三法律案及び三法律案に対する修正案につきましては、討論を省略し、ただちに採決されんことを望みます。
【次の発言】 動議を提出いたします。ただいま一括議題となつております九つの法律案につきましては、討論を省略し、ただちに採決せられんことを望みます。

第19回国会 大蔵委員会 第34号(1954/04/02、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつております特別調達資金設置令等の一部を改正する法律案、日本銀行券預入令等を廃止する法律案、外国為替銀行法案の三案につきましては、この程度にて質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 動議を提出いたします。ただいま議題となりました日本銀行券預入令等を廃止する法律案につきましては、討論は省略いたしまして、ただちに採決せられんことを望みます。

第19回国会 大蔵委員会 第35号(1954/04/06、26期、自由党)

○藤枝委員 川島先生に三つほどお伺いしたいと思うのであります。ただいま中島さんからお話がありましたように、第二条の預かり金の禁止に関連いたしまして、株式会社の貸金業の社債を禁止しておるのでありますが、預かり金の禁止というのは、預金者の保護が十分でない。一般の正規の金融機関のような十分な規定がない、そこでこういう禁止しようというのが趣旨だと思うのでありますが、そうなりますと、社債につきましては、社債を持つた社債権者というか、その保護は帳簿その他で相当保護されておるように考えるのでありまして、特に貸金業を営む株式会社の社債だけを禁止するということは、何かちよつと行き過ぎのような気がするのであります……

第19回国会 大蔵委員会 第36号(1954/04/07、26期、自由党)

○藤枝委員 それではかわつて私から御説明申し上げます。  入場税法案の原案をお持ちであろうと思いますから、ひとつ御参照を願いたいと思います。  「入場税法案に対する修正案、入場税法案の一部を次のように修正する。第四条第一項第一号中「四十円」を「五十円」に、」  これは第四条の「一の第一種の場所」その次に「入場料金が一人一回について四十円以下であるとき」とありますその「四十円」を「五十円」にであります。それからその下の「入場料金の百分の二十」というのを「百分の十」にであります。次に「七十円」を「八十円」にとありますのは、その次の「入場料金が一人一回について四十円をこえ、七十円以下であるとき」とあ……

第19回国会 大蔵委員会 第37号(1954/04/08、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつております両案中、入場税法案並びに入場税法案に対する修正案につきましては、この程度にて質疑を打切り、ただちに討論採決に入られんことを望みます。

第19回国会 大蔵委員会 第41号(1954/04/15、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつております六案中、国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案につきましては、この程度にて質疑を打切り、討論を省略して、ただちに採決されんことを望みます。

第19回国会 大蔵委員会 第48号(1954/04/27、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつておりまする当せん金附証票法の一部を改正する法律案につきましては、各党共同提案でもありますので、この際質疑及び討論を省略いたしまして、ただちに採決されんことを望みます。

第19回国会 大蔵委員会 第49号(1954/04/28、26期、自由党)

○藤枝委員 ただいま議題となつておりまする四法案に対しましての自由党の修正案について、その趣旨弁明をいたします。  第一に、経済援助資金特別会計法案に対する修正案は、非常に簡単なものでありまして、この法律案によりますると、昭和二十九年四月一日から施行するとなつておりますが、すでに時間を経過いたしておりますので、公布の日から施行して、昭和二十九年度分の予算から適用するということに改めようとするものであります。  次に、出資の受入、預り金及び金利等の取締に関する法律案に対する修正案の趣旨弁明をいたしたいと思います。修正案の案文は、お手元に配付いたしておりますのをごらん願いたいと思います。  本修正……

第19回国会 大蔵委員会 第53号(1954/05/12、26期、自由党)

○藤枝委員 私のお尋ねいたしますことは、むしろ私法関係の方が多いのでたいへん恐縮なんでございますが、まずそれの前提といたしまして、これは横田先生にお願いいたしたいと思います。  ただいまのお話によりましても、接収貴金属、ダイヤモンド等は連合軍の所有には移らなかつた、従つてまた返還されても、これは政府が所有権を持つているのでなくて、接収された者に所有権があつて、それを政府が管理しておるという形でありますから、従つて出されましたこの政府の案にいたしましても、中野さんのダイヤモンドに関する法律案にいたしましても請求権はある、ただその請求権をどう行使するかということをこの法律できめようというのだ、こう……

第19回国会 大蔵委員会 第61号(1954/05/26、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつております両案中、北海道における国有の緊急開拓施設等の譲与に関する法律案につきましては、各派共同提案の法案であり、質疑も大体尽されたと思われますので、この際質疑を打切り、討論を省略して、ただちに採決に入られんことを望みます。

第19回国会 大蔵委員会 第63号(1954/05/29、26期、自由党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつておりまする各法案中、国有財産特別措置法の一部を改正する法律案につきましては、各党の共同提案でもございますし、大体質疑も尽されたと思いますので、この程度にて質疑を打切り、討論を省略して、ただちに採決に入られんことを望みます。

第19回国会 大蔵委員会 第65号(1954/06/02、26期、自由党)

○藤枝委員 ただいま継続審議を御決議になりました各案件のうちの接収貴金属等の処理に関する法律案が継続審議になりましたことに関連いたしまして、一言政務次官にお尋ねいたしておきたいと思います。この法律案は参考人の参考意見等に徴しましても、接収というものは没収とか徴発とかいうものではなくて、連合軍には所有権は移らなかつた、従つてそれが返還されてあるので、政府が保管しておるということは、単なる保管であつて、正当なる権利と申しますか、所有権その他の権利は接収された者にある。もちろん交易営団、物資活用協会等のものは別でありますが、その他のものは被接収者に所有権があるのだ。従つてこの法律は、これで権利を設定……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 決算委員会 第2号(1955/03/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 この機会に一言ごあいさつ申し上げます。  今回大蔵政務次官を拝命いたした藤枝でございます。何とぞよろしく御指導のほどをお願い申し上げます。  昭和二十六年度及び昭和二十七年度一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算及び同政府関係機関決算報告書を、会計検査院の検査報告とともに第十五回国会及び第十九回国会にそれぞれ提出いたしましたが、いまだ御審議を了しておりませんので、この際あらためてその大要を御説明申し上げたいと存じます。  まず、昭和二十六年度決算の内容についてでありますが、同年度の一般会計歳入の決算額は八千九百五十四億円余、歳出の決算額は七千四百九十八億円余でありまして、……

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算及び同政府関係機関決算報告書を会計検査院の検査報告とともに、第二十一回国会に提出いたしましたが、未だ御審議を了しておりませんので、その大要を御説明申し上げます。  昭和二十八年度の予算の執行につきましては、予算編成の趣旨に従い、かつその目的の実現に鋭意努力いたしますとともに、その経理につきましても厳正かつ適正な執行に配意いたしたのであります。  これがため会計職員に対する研修等の実施に努め、これら職員の資質の向上に極力意を用いるとともに、他方会計諸制度につきましても、引き続きその整備改善に留意いたしておるのでありますが、……

第22回国会 決算委員会 第10号(1955/05/31、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました昭和二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに国有財産無償貸付状況総計算書について、その大要を御説明申し上げます。  まず、昭和二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書の内容について御説明申し上げます。  昭和二十八年度中に増加しました国有財産は行政財産三百六十六億千百六十一万円余、普通財産四千五百七十六億六千二百十一万円余で、総額四千九百四十二億七千三百七十二万円余であります。また本年度中に減少しました国有財産は、行政財産百三十八億七千二十五万円余、普通財産千三百七十四億九千一万円余で、総額千五百十三億六千二十七万日余でありまして、差し引き総額にお……

第22回国会 決算委員会 第15号(1955/06/11、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計予備費使用の件外七件について、財政法第三十六条第三項の規定に基き、国会の事後承諾を求める件につきまして御説明申し上げます。  昭和二十八年度一般会計予備費の予算額は三十億円でありまして、このうち、財政法第三十五条の規定により、昭和二十八年四月二十五日から同年十二月二十八日までの間において使用を決定いたしました八億二千九百五十余万円につきましては、第十九回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしまして、すでに御承諾を得ましたが、その後、昭和二十九年一月九日から同年三月二十三日までの閥におきまして二十一億三千九百五十余万円を使用決定……

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/21、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま当委員会で御決議になりました「梨」の処理方針につきましては、御決議の趣旨を十分に体しまして、政府においても善処いたしたいと存じます。  なお、ただいま意見を申し述べましたのは、大蔵大臣の責任においてさよういたすことであることをつけ加えておきます。

第22回国会 建設委員会 第20号(1955/06/14、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 水防の必要性については、お言葉の通りでありまして、ことに器材整備並びに水防による犠牲者に対する補償の問題等につきましては、十分考慮いたしたのでありまして、報賞というような制度を設けていただくことによって、一応国の気持も表わしたつもりであります。ただ、水防の必要性から考えまして、将来どうするかという御要望を兼ねてのお尋ねてございますが、その点につきましては、財政ともにらみ合せて十分研究いたしたいと考えておる次第でございます。

第22回国会 建設委員会 第26号(1955/07/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 災害に対するつなぎ融資の問題でございますが、目下私の方の地方の出先機関に対しまして申請があるようでありまして、至急に簡単な調査をいたしまして、できるだけ厚く出すことに努力をいたしておる次第でございます。どれくらいの金額ということは、まだ私の方の手元で十分まとまっておりませんので、ただいま金額の点を申し上げるわけにはいかないのでありますが、ただいま申しましたように集まり次第、至急に出したいと考えております。
【次の発言】 私どもは別段命貸し的な根性でそういう調査をいたしておるのじゃないのでございまして、御承知のように財務部へ申請がありまして、それが私どもの手元に参りまして、それに……

第22回国会 建設委員会 第37号(1955/07/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 本法案の目的とする国土開発縦貫自動車道の総事業費は、約七千七百億に達するといわれておるのでありますが、このような巨額な資金を要する道路の建設を、十分な調査検討を経ないで直ちに実施するということは、どのようなものであろうかということをまず考えるのでございます。また現在の財政事情からみましても、現在の道路の整備を目的といたしまする五カ年計画を遂行するだけでも、約二千六百億を要する、さらにこれの継続もあるというようなことでございます。御承知のように、本年度の予算におきます減税の平年度化におきまして、約六百億程度の減税が来年度からなされなければならぬのでありまして、本年度程度の歳入を確……

第22回国会 大蔵委員会 第2号(1955/03/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 今回大蔵政務次官を拝命いたしました藤枝でございます。まことに不敏な者でございますが、何とぞ皆様の御鞭撻をお願いいたします。
【次の発言】 ただいま議題となりました国営競馬特別会計法を廃止する法律案外二法律案の提案の理由を説明申し上げます。  まず国営競馬特別会計法を廃止する法律案について提案の理由を説明いたします。  この特別会計は、昭和二十三年七月十九日競馬の国営移管に伴い、勝馬投票券の発売に関する経理を明らかにするため設けられ、その後、国営競馬全体の収支を明らかにいたしますため、昭和二十四年四月全面改正を行い、現在に至っているものでありますが、昨年日本中央競馬会の設立に伴い……

第22回国会 大蔵委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 お答えいたします。ただいまの御意思もごもっともなのでありますが、ただ何と申しましても、一方において補助金等に関しまして、お話もありましたように、鋭意目下全体の検討をいたしておりまして、この暫定予算の性質からいたしまして、大体暫定予算の期間中、一応二十九年度でやっております行政状態をそのまま延長することが適当じゃないか、そういうふうに考えたのであります。十九国会でこの補助金等の臨時特例に関する法案が御審議になりましたときにいろいろ問題がありまして、われわれといたしましては、当分の間というような気持を持っておりましたが、国会の御意思で、本年の三月三十一日までというふうな時限立法に御……

第22回国会 大蔵委員会 第4号(1955/03/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 農業課税についていろいろお尋ねがありまして、計数的な計算の基礎その他については、国税庁長官からお答え申し上げた通りであります。しかしただいま井上さんからお話のように、災害がありました後数年間は、回復のためのいろいろな経費が必要であるというようなことも、またまさにごもっともな話でございまして、農業課税に関しましては、従来とも十分注意をいたしておりまして、ことに二十九年の今回の決定に当りまして、昨年末の当委員会の御決議の御趣旨もありますので、国税局その他に十分その御趣旨の点を徹底はいたして参りましたが、今後におきましても、ただいまのご趣旨のような点を十分考慮をいたして、課税上あるい……

第22回国会 大蔵委員会 第5号(1955/05/10、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案外七法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  最初に農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案につきまして申し上げます。  昭和二十九年度におきまして風水害、冷害等が異常に発生しましたため、農業共済再保険特別会計の農業勘定における再保険金の支払いが増加し、同勘定において多額の歳入不足が生ずる結果となったのであります。そこでこの歳入不足を埋めるために、昭和三十年度において一般会計から二十八億円を限度としてこの会計の農業勘定……

第22回国会 大蔵委員会 第6号(1955/05/12、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明いたします。  日本輸出入銀行は、昭和三十五年十二月二十八日に設立されて以来、プラント輸出を中心とする輸出入金融を適切に行い、わが国貿易の振興に格段の寄与をいたして参っておりますことは、御承知の通りであります。本年三月末における日本輸出入銀行の融資残福は、二百四十七億円に達しておるのでありますが、なお、東南アジヤを初めとして、海外からのプラント輸出等の引き合いは、現在すでに相当の額に上っているほか、最近のプラント輸出契約の事例を見ますと、その契約条件は、依然として長期化の傾向にあり、従いまして、日……

第22回国会 大蔵委員会 第8号(1955/05/17、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました昭和二十八年度、昭和二十九年度及び昭和三十年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入の特例に関する法律の一部を改正する法律案外七法律案につきまして提案の理由を説明申し上げます。  まず昭和二十八年度、昭和二十九年度及び昭和三十年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提出の理由を御説明申し上げます。   昭和二十八年度及び昭和二十九年度におきましては、国債の償還等に充てるための資金の繰り入れの特例といたしまして国債の元金償還に充てるため一般会計から繰り入れるべき金額は、財政法第六条の規定による……

第22回国会 大蔵委員会 第12号(1955/05/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました資金運用部資金法の一部を改正する法律案外十法律案につきまして、その提案の理由を説明いたします。  まず現在資金運用部資金法におきましては、五年以上の預託金はすべて年五分五厘の利子を付することになっておりますが、より長期の預託金に対しては、それに相応した適正な利回りを保障することが適当と考えられますので、五年以上七年未満のものは従来通り年五分五厘とし、新たに約定期間七年以上の段階を設け、年六分の利子を付するごとといたしました。  第二に、現在法律におきまして資金運用部預託金の契約上の預託期間は三月を下らないものと規定されており、各特別会計等におきまして、三……

第22回国会 大蔵委員会 第13号(1955/05/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました国家公務員等退職手当暫定措置法の一部を改正する法律案外一法案につきまして、その提案の理由並びに改正の要点を御説明申し上げます。  国家公務員等退職手当暫定措置法によれば、国家公務員等が退職後失業している場合において、すでに支給を受けた退職手当の額が失業保険法に定める給付に相当する額に達していないときは、その差額を失業者の退職手当として支給することとなっておりますが、今回失業保険法の一部を改正する法律案が提案されますので、これに伴い、失業者の退職手当について所要の改正を加え、あわせて規定の整理をはかることとし、この法律案を提出いたした次第であります。  次……

第22回国会 大蔵委員会 第14号(1955/05/31、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律案について、提案の理由を説明いたします。  物品税を課せられるテレビジョン受像機のうち、十四インチ以下のブラウン管を使用した小型テレビジョン受像機につきましては、その育成の見地から、本年三月三十一日までの間は百分の十二の軽減税率により課税することとしていたのでありますが、さきに御審議を願いました期限の定のある租税に関する法律につき、当該期限を変更するための法律の規定により、この期限はさらに本年六月三十日まで延期されたのであります。従いまして、本年七月一日からは本来の百分の三十の税率の適用を受けることになるわけでありますが、最近……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/07、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 粉食奨励に関連いたしまして、新生活運動の費用を組んだので、その方でも新生活運動の大きな部分として、食生活の改善というようなものが取り上げられるであろうということをお答え申し上げたのであります。新生活運動の費用は、約五千万円になると思いますが、その内訳をいかにするかということは、目下研究中でございまして、ただいまそれを食生活改善方面にどれだけ使うかという内訳ができておりませんので、お答えいたしかねることを大へん残念に思いますが、この点につきましても、至急に計画を立てて、あらためてお答えいたしたいと考えております。
【次の発言】 前会淺香さんに御答弁申し上げたのについて、あるいは私……

第22回国会 大蔵委員会 第17号(1955/06/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました国有財産特別措置法の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、提案の理由を説明申し上げます。  まず国有財産特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  国有財産の管理及び処分につきましては、主として国有財産法及び国有財産特別措置法に基きまして運営されているのでありますが、今般国有財産特別措置法に若干の改正を加え、普通財産を譲与できる場合の範囲の拡張、国有の機械等の交換の特別措置による中小企業の合理化、国有の機械等の処分の促進及び普通財産の交換の円滑化等をはかるため、この改正法律案を提出いたした次第であります。  次に、この法律案の概要を申……

第22回国会 大蔵委員会 第20号(1955/06/16、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました接収貴金属等の処理に関する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。  終戦後、連合国占領軍は、本邦において政府及び民間から金、銀、白金、ダイヤモンド等を接収したのでありますが、平和条約の発効と同時に、これらの貴金属等を日本政府に引き渡しました。政府といたしましては、さきに接収貴金属等の数是等の報告に関する法律によって貴金属等を接収された者から必要な報告を徴し、その内容の調査を進める一方、連合国占領軍から引き渡されました貴金属等の現品調査を実施し、その状況も明らかになりましたので、今回これら接収貴金属等について返還その他必要な処理をいたしますため、本法律案……

第22回国会 大蔵委員会 第21号(1955/06/18、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま例におあげになりましたような、絶対額を御比較になりまして、税負担の軽減がどうなるかという御議論をなさることも、一つの方法だろうと思いますが、税負担が軽いか重いかというような、あるいは軽減の方法が多いか少いかというようなことは、むしろ税負担の割合で考えるべきものではないか。そういたしますと、ただいま極端な例をおあげになりました、五百万円以上の所得者の九千七百五十円というような数字と、少いところの二千円というような数字と、その絶対額だけで御比較になるということが果して妥当かどうかということを考えますときに、私どもは、常に税負担というものは、やはり負担の率を考えていくべきでは……

第22回国会 大蔵委員会 第22号(1955/06/21、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 前回の委員会においても、この減税の絶対額についての御論議がございまして、私はそのとき、絶対額だけで御比較をいただくのは少しどうかと思うということをお答え申し上げたのです。ただいま例におあげになりました、たとえば夫婦子三人で二万円の月収の者は、減税額はなるほど百四十一円にすぎません。しかしこの問題につきましては、もともとこの階級の人たちがどれくらいの税負担をしておるかというような点もお考えいただきたいと思うのでありまして、たとえば夫婦子三人の二万円の月収の者は、現在月収に対して一・五七%の税負担をいたしております。これに比較いたしまして、同様の家族構成で二十万円の月収があります者……

第22回国会 大蔵委員会 第23号(1955/06/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 預貯金、公社債の利子の免税だけでどれだけ集まるかということについての正確度を持った見積りはなかなかむずかしいと思います。しかし私どもがこの預貯金利子の免税によりまして大体の目安を置きましたのは五百億前後をこれによって増強できるというようなところに目安を置いておる次第でございます。
【次の発言】 三百億ないし五百億、これは先ほど申しましたように、見積りの正確度は少いのでありますが、大体の目標をその辺に置いておることはお話しの通りであります。そのときに考えましたのも、預貯金の利子を免税するがゆえに、あるいは株を売ってそれを預金にするのであろうというようなことも一部にはいわれたのであ……

第22回国会 大蔵委員会 第25号(1955/06/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま御提案になりました法案によりますと、減税一億三千数百万円に相なりまして、国の税収に相当の影響もございますし、また会期を六月末といたしておりまするこの国会の会期との関係もございまして、非常に政府も取扱いに困るのでございまして、なるべく原案を御賛成いただきたいのでありますが、国会側の御意思が御決定に相なります上は、それに従いまして執行に当りたいと存ずる次第であります。

第22回国会 大蔵委員会 第26号(1955/06/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六順の規定に基き、税関支署の設置に関し承認を求めるの件につきまして、提案の理由を御説明いたします。  最近における外国貿易の趨勢に伴う税関業務の増加に対応し、税関行政の円滑な遂行をはかるため、現在税関における本関の出張所または税関支署の出張所となっている税関官署の中から、横浜税関川崎出張所外七出張所を税関支署に改める必要がありますので、これを提案いたした次第であります。  従来、税関支署及び税関の出張所において処理すべき事務のうち、税関長の権限とされているものにつきましては、あらかじめ一定範囲の事務につき、税関長から内部委任を受け……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/01、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 石油精製関係の業界が相当の利潤を上げておりますことは、御指摘の通りであります。ただその内容に至りましては、ただいま御指摘のありましたような点だけがその原因になりますかどうか、石油全体がいわば買手市場と申しますか、売手が強いというような自然の現象から参るものもあろうと思います。私どもと申しますか、財政当局から考えますれば、高い利潤のありますところには高い税金がかかるわけでございますが、そればかりでなく、ただいまお話しのありましたよういろいろな点もございますので、今後十分内容等も調査いたしまして善処いたしたいと考えている次第でございます。

第22回国会 大蔵委員会 第28号(1955/07/05、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました余剰農産物資金融通特別会計法案外一法律案につきまして、その提案の理由を説明申し上げます。  まず余剰農産物資金融通特別会計法案につき説明申し上げます。  このたび、政府がアメリカ合衆国政府との間に締結いたしました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定につきましては、さきに本国会に提出いたしまして御承認を得ている次第でありますが、政府は、この協定に基きまして、米国余剰農産物の勝購入に伴い、アメリカ合衆国政府から借り入れる資金を財源といたしまして、電源の開発、農地の開発その他本邦の経済の発展を促進するための資金の貸付を行うこととし、その経理を明確に……

第22回国会 大蔵委員会 第30号(1955/07/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 この中小企業者の機械との交換の歩引きの問題でございますが、部内でもいろいろ相談をいたした結果、三割が適当であるということで御提案を申し上げたのでございます。ただいま、三割五分という御修正の案が出ておりますが、これによりますと、ただいまの修正の御説明にもありましたように、本年度の歳入におきましても約四千万円の減収を見込まなければならぬという状態でございますので、なるべくならば原案をお通しいただきたいのでありますが、委員会全員の御修正の御提案のようでございますので、やむを得ないものと考える次第でございます。

第22回国会 大蔵委員会 第31号(1955/07/12、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 南中、農中などが、春日さんの言葉を借りていえば、政策金融を行わなければならぬ。これは一般の市中銀行等とは相当性格の違ったものであろうと考えます。ただそうかといって、いわゆる政府の金融機関である国民公庫とか中小企業金融公庫とかと比べますと、またそこに多少の性格の違いがあるんじゃないかというふうに考えるのであります。ただいま銀行局長から申し上げましたように、政府の資金をこうしたところにある程度つぎ込み、これはだんだん漸減の方向にあるべきであろうということは当然だと考えるのであります。ただ春日さんが言われるように、こうした特殊な使命を持っておるものに、もう政府資金はつぎ込まないでいい……

第22回国会 大蔵委員会 第32号(1955/07/14、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま銀行局長からお答え申し上げましたような次第でございまして、私どももできるだけふやしたいということは考えております。ただ、すでに御承知と思いますが、本年の国民金融公庫の貸付の総額は、昨年の四百五億程度をはるかに上回ります四百六十億くらいのものが貸し付けられる程度のことは手当をいたしたのでありまして、現在の財政状況からいたしまして、先ほども銀行局長からお答えいたしたような程度以上には、財政あるいは資金運用部の資金源等から考えてできなかったということであります。  また、これは申し上げるまでもなく、十分おわかりのことでありますが、国民金融公庫に対する希望が非常に多くなっており……

第22回国会 大蔵委員会 第34号(1955/07/19、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  国の歳出予算は、国民から徴収された税金その他貴重な財源でまかなわれており、厘毛たりといえども、これが不正、不当に支出されるがごときことは許されないのでありまして、政府におきましては、常にこれを公正かつ効率的に使用するように努めている次第であります。しかしながら昭和二十八年度決算検査報告によれば、不当事項として二千二百余件が指摘され、そのうち支出に関係するものが千四百余件であり、このうち約九割近くを占める千二百余件は補助金に関するものでありまして、累年その件……

第22回国会 大蔵委員会 第35号(1955/07/21、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま御質問のありました通りでございまして、先ほど正示次長からお答えいたしたように、会計の用語といたしまして、できる権限がある、政府は、それを入れることができる権限をこれによって付与していただくということでございまして、実際問題といたしましては、七年間にわたって十億ずつを入れる、必ず入れますということをはっきりお約束を申し上げます。
【次の発言】 余剰農産物の協定を今後ともするかどうかということは、予算委員会その他で各大臣からお答え申し上げましたように、今後の情勢、あるいは国内の食糧の関係等を十分考慮してやっていかなければならないと思います。こうした協定を今後続けないという場……

第22回国会 大蔵委員会 第36号(1955/07/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました昭和三十年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。  政府は、現下の食糧需給の現状にかんがみ、昭和三十年産米穀については、生産者からの事前売り渡し申し込みにより集荷を行うこととしたのでありますが、この制度によって所要数量を確保することに資するため、事前売り渡し申し込みに基いて政府に対して米穀を売り渡した者の昭和三十年分の所得税については、玄米一石当り平均千四百円を非課税とすることとし、このため、昭和三十年九月末日までに売り渡された米穀については、一石当り二千四百円として、六十キログラム当り九百六十円、同年十……

第22回国会 大蔵委員会 第37号(1955/07/25、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 揮発油税及び地方道路税でございますが、それの考え方は、ただいま主税局長からお答え申し上げた通りでございます。根本的には、目的税あるいは目的税的なものというものは、財政全体としてあまり歓迎すべきものではないのですが、ただ揮発油税につきましては、先ほど主税局長もお答え申し上げましたような特殊な関係がある、また外国の例等にもそういうものがあるというような点もありまして、一応許さるべきではないかと考えておる次第でございます。しかし、道路そのものの政策は国の大きな政策でございまして、単に揮発油税、あるいは地方道路税だけで国の道路政策、あるいは地方の道路政策というものをやっていくというよう……

第22回国会 大蔵委員会 第38号(1955/07/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました金融機関の資金運用の調整のための臨時措置に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、日本経済の自立とその健全な発展に資するため、金融機関の資金の運用を調整して緊要な長期産業資金の調達を円滑にすることを目的として、所要の規定を整えようとするものであります。  以下簡単にこの法律案の内容の基本となる諸点を申し上げます。  第一に、銀行その他の金融機関の資金の運用に関しましては、従来とも大蔵大臣が随時行政指導を行なって参ったのでありますが、この際本法の目的を達成するための勧告を行うことができることを法文に示すことといたしました……

第22回国会 大蔵委員会 第39号(1955/07/27、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 証券市場を活発化するためのいろいろな手段が考えられなければならぬことは、お言葉の通りだと思います。長期清算取引を許すか許さぬかという、現在の見解につきましては、先ほど石野君からお答え申し上げたような見解を私どもは持っております。しかし証券市場全体として、どういうことをやることがこれの範囲を拡大して、しかもただいまお話しのような投資信託の問題その他の解決の一助ともなるかという点については、私どもも真剣にこれを研究しなければならないと存じておりまして、目下これの検討をいたしておる次第であります。
【次の発言】 証券会社の建物は、どういう形で資金が調達されているか、今証券課長から申し……

第22回国会 大蔵委員会 第40号(1955/07/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 補助金の不正不当な使用が行われがちである、それについて今黒金委員のおっしゃったいろいろな原因のありますことは、私も同感でございます。われわれも、もちろんこの法律だけで補助金の使用が適正に行われると考えておるのではございません。予算の問題につきましても、たとえば補助単価を非常に切り過ぎておるというようなことも一つの原因になっているということでありまして、これは御案内の通り、本年度の予算におきましても補助単価の引き上げを相当に、ことに事務職員の補助につきましてはやっております。あるいは地方財政の窮乏のために、たとい補助をもらってもなかなか自己負担ができないというような点にもかんがみ……

第22回国会 大蔵委員会 第41号(1955/07/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 私からお答え申し上げますが、法人の場合、たとえば会社の場合におきましては、社長が情を知ってこの行為をした、また社長に命ぜられて、社員がそれと通謀してこうした行為をした、そのときは、社長もその行為をした社員も罰せられるほかに、さらに法人が罰金を受けるのでございます。しかし地方公共団体においては、その地方公共団体を処罰するということは妥当でないと考えまして、地方公共団体については、むしろ処罰することをやめておるのが三十三条でございまして、地方公共団体に重くて、法人に軽いというのとは少し違うのではないかと考えるのでございます。

第22回国会 大蔵委員会 第42号(1955/07/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 輸出入銀行に対する百四十億の出資は、ただいま春日さん御指摘のように、産投特別会計からすることになっております。そしてこれも御案内の通り、産投からは、そのほか開銀及び電源開発会社にも出資をいたすことになっております。それでその産投の歳入の中に、ただいま御指摘のように、特殊物資会計からの七十億円の受け入れが歳入に上っておるわけでありまして、その七十億がもしもできなくなった場合にどうするかというお話でございますが、それは単に輸出入銀行ばかりでなく、電源、開銀等にも影響があるわけでありまして、直接に特殊物資の方から上って参ります。十億を輸出入銀行にリンクしておるという考え方ではございま……

第22回国会 内閣委員会 第18号(1955/06/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました大蔵省設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を説明申し上げます。  最近の税関事務の実情にかんがみ、税関行政の整備円滑化をはかるため、今回東京税関及び横浜税関の管轄区域を改正し、東京税関に鑑査部を新たに設置する等の必要がありますので、この法律案を提出いたした次第でございます。  まず、東京税関及び横浜税関の管轄区域の改正について申し上げますと、現在横浜税関の管轄区域は、神奈川県以北の十一県の広範な地域を占めておりまして、事務の監督等にも不便が感じられているのでありますが、これらの地域のうち埼玉、群馬、山梨、新潟及び山形の諸県は、地理的にも経……

第22回国会 補助金等の整理等に関する特別委員会 第2号(1955/05/24、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十九年度におきまして、政府は、国の財政の健全化等の目的から補助金等につきまして整理する必要を認め、昭和二十九年度予算において所要の措置を講ずるとともに、第十九回国会に補助金等の臨時特例等に関する法律案を提出し、御審議の上、これが成立を見たのであります。しかして、同法は、本年度の暫定予算期間中につきましても、さきに本国会に提出し、御審議の上成立を見ました国債整理基金への繰入及び補助金等に関する特例の期限を変更するための法律により、一時延長の措置を講……

第22回国会 補助金等の整理等に関する特別委員会 第8号(1955/06/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました内閣提出第五〇号の補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案中修正につきまして、その理由を御説明申し上げます。  補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案の原案は、昭和三十年五月三十一日限り効力を失うこととなっておりました補助金等の臨時特例等に関する法律につきまして、その有効期限を昭和三十一年三月三十一日まで延長するため提出いたしたのでありますが、その後本年五月三十一日法律第十三号(補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律)が公布施行せられ、右特例法の有効期限が本年六月三十日まで一時延長の措置が講ぜられましたので、こ……

第22回国会 補助金等の整理等に関する特別委員会 第11号(1955/06/25、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 教科書の無償配付の問題につきまして非常に御熱心な御論議があり御要望がありましたことは、承知をいたしております。第一に、臨時特例に関する法律を私どもが出しました趣旨は、すでに申し上げましたように、補助金全般にわたって根本的な検討を加えたい、しかし、十分な検討はいたしましたが、なお最後的な結論に至っていないので、とりあえず、昨年実施をいたしました補助金の一時停止につきまして、本年度も一つこれをお認めいただきたいという意味で提出いたしましたことは御承知の通りでありますので、今後も、補助金の全般にわたりまして、整理すべきものは整理し、復活すべきものは復活すべきものだという研究を続けて参……

第23回国会 大蔵委員会 第5号(1955/12/13、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となっております交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案につきましては、質疑も大体尽されたと存じますので、この程度にて質疑を終了せられんことを望みます。
【次の発言】 動議を提出いたします。ただいま議題となっております食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきましては、質疑も大体尽されたと存じますので、この程度にて質疑を終了し、一討論を省略して直ちに採決されんことを望みます。

第23回国会 大蔵委員会 第6号(1955/12/15、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま一括議題となりました請願四十件につきましては、その要旨はすでに諸君よく御承知のことであり、また先刻の理事会で十分検討を重ねましたので、紹介議員の説明並びに政府の意見聴取等はすべて省略し、本日の請願日程中第一ないし第十二及び第十六ないし第四十の各請願の趣旨は、いずれも妥当と存じますので、これら各請願を議院の会議に付し、採択の上内閣に送付すべきものと議決せられんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第6号(1956/02/14、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。  ただいま議題となっております両法律案につきましては、その質疑も大体尽されたと存じますので、この程度にて質疑を終了し、討論を省略して、直ちに採決せられんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第13号(1956/03/03、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま質疑を終了いたしました六法律案のうち、所得税法の一部を改正する法律案、砂糖消費税法の一部を改正する法律案、大蔵省関係法令の整理に関する法律の一部を改正する法律案及び在外公館等借入金の返済の準備に関する法律を廃止する法律案の四法律案につきましては、討論を省略して直ちに採決されんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第14号(1956/03/06、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となっております十一法律案中、昭和二十八年度、昭和二十九年度及び昭和三十年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、その質疑も大体尽されたと存じますので、この程度にて質疑を終了し、討論を省略して、直ちに採決せられんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第15号(1956/03/08、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま一括議題となっております十二法律案中、漁船再保険特別会計における給与保険の再保険事業について生じた損失をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案及び食糧管理特別会計の昭和三十年度における損失をうめるための措置に関する法律案の両法律案につきましては、その質疑も大体尽されたと存じますので、この程度にて質疑を終了し、討論を省略して、直ちに採決せられんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第19号(1956/03/16、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となっております四法案につきましては、その質疑も大体尽されたと存じますので、この程度にて質疑を終了し、討論を省略して、直ちに採決されんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第22号(1956/03/23、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となっております四法律案につきましては、その質疑も大体尽されたと存じますので、この程度にて質疑を終了し、討論を省略して、ただちに採決されんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第23号(1956/03/27、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま一括議題となっております五法律案につきましては、その質疑も大体尽されたと思いますので、この程度にして質疑を終了し、討論を省略して直ちに採決されんことを希望いたします。

第24回国会 大蔵委員会 第25号(1956/04/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 次に石村英雄君。

第24回国会 大蔵委員会 第29号(1956/04/17、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となっております両法律案につきましては、その質疑も大体尽されたと存じますので、この程度にて質疑を終了せられんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第31号(1956/04/24、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま議題となっております金融制度調査会設置法案に対する質疑は、この程度にて終了せられんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第32号(1956/04/26、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。ただいま一括議題となっておりまする両法律案につきましては、その質疑を終了し、討論を省略して、直ちに採決されんことを望みます。

第24回国会 大蔵委員会 第41号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○藤枝委員 動議を提出いたします。  ただいま一括議題となっております物品税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の両案に対する質疑は、この程度にて終了し、討論を省略して直ちに採決されんことを望みます。

第26回国会 大蔵委員会 第23号(1957/03/31、27期、自由民主党)

○藤枝委員 ただいま議題となっておるます二十五国会以来の継続審議の分の修正案について、その内容及び趣旨を説明申し上げます。  修正案そのものにつきましては、お手元に配付をいたされてありますので、これを朗読することを省略さしていただきます。  両法案とも、いずれも去る第二十五回国会に政府から提出されて、現在継続審議となっているのでありますが、これらの両法案に関しましては、その成立を予定いたしまして、さらにそれそれこれを改正する法案が今国会に政府から提出されているのでありますが、慎重検討いたしました結果、以上の継続審議の法案と新規の提出の法案は、それぞれこれを一本の改正にまとめることが便宜かつ妥当……

第28回国会 大蔵委員会 第9号(1958/02/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 次に、製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 次会は明二十六日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後三時散会

第28回国会 大蔵委員会 第10号(1958/02/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 休憩前に引き続き、会議を開きます。  委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。  日本開発銀行法の一部を改正する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、酒税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の五法律案を一括して議題とし、質疑を続けます。奧村又十郎君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 山本君、一つ簡単に願います。
【次の発言】 次会は明二十七日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後四時三十六分散会

第28回国会 大蔵委員会 第20号(1958/03/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 次会は来たる二十五日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後五時散会


28期(1958/05/22〜)

第35回国会 内閣委員会 第2号(1960/07/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝説明員 総務長官を拝命いたしました藤枝であります。当委員会の皆さん方には特別御厄介になると思いますので、何分よろしくお願いいたします。(拍子)

第35回国会 内閣委員会 第4号(1960/09/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝説明員 最初に、誠意をもってやっておるかということでございます。これはまさに誠意をもって研究を続けておる次第でございます。数字等につきましては、一般職の号俸の適用を受けるものは、人事院もお出しになっておりますが、大体さような数字だと思っております。そのほか、これが他の特別職にどの程度に影響いたしますか、あるいは地方の職員にどの程度に影響いたしますかというような点につきましては、なお少し研究の余地がございますので、その辺のところを目下せっかく努力いたしておるというところでございます。
【次の発言】 数字の検討は、単に数字の検討をいたすばかりではございませんで、それによってこれを実施する場合……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 商工委員会 第6号(1960/12/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 消費者行政と申しましてもいろいろございましょうけれども、お尋ねの点は特に消費者物価ということを中心にした問題ではないかと思います。これは主として経済企画庁、そうしてあと関連の現業の各省が当たることになっております。
【次の発言】 特に不公正な取引あるいは物価のつり上げ、こうした問題につきましては公正取引委員会の関与するところに相なりますので、その方の調査を待っているわけでございます。内容につきましては公取の委員長が見えておりますからお答えさせます。
【次の発言】 消費者に対する政府の行政といたしまして、何か特別な担当の部署を置くということは目下のところ考えておりませんが、しかし……

第37回国会 内閣委員会 第1号(1960/12/12、29期、会派情報なし)【政府役職】

○藤枝政府委員 総務長官に再任されました藤枝でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)

第37回国会 内閣委員会 第2号(1960/12/14、29期、会派情報なし)【政府役職】

○藤枝政府委員 私の方の公務員制度調査室で、人事院の勧告について調査をいたした次第であります。
【次の発言】 別に限定をいたして調査したわけではございません。
【次の発言】 現実の予算がどれくらいかかるかというようなことは、これは財政当局の方で主として調査したと思いますけれども、この人事院勧告を実施した場合に、どの程度の財政措置が必要かというようなことも、もちろん調査の範囲には入ります。
【次の発言】 政府対公務員のそういう感情と申しますか、考え方というようなものを別に調査研究するということではございませんけれども、一方、租税負担者の考え方というようなものもございますので、その辺はやはり税を負……

第37回国会 内閣委員会 第3号(1960/12/17、29期、会派情報なし)【政府役職】

○藤枝政府委員 薪炭手当、寒冷地手当につきましては、人事院の勧告をもちまして、政府としては処理いたしたいと考えておる次第であります。

第37回国会 内閣委員会 第4号(1960/12/20、29期、会派情報なし)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題になりました総理府設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明いたします。  この法律案は、総理府にその付属機関として新たに、内閣総理大臣の諮問に応じて公営競技に関する現行制度に検討を加え、関係諸問題を調査審議するため公営競技調査会を置こうとするものであります。  現在行なわれている公営競技には、競馬法に基づく競馬を初め、それぞれの法律に基づく競輪、小型自動車競走及びモーターボート競走がありますが、これらの公営競技は、当初より畜産の振興、地方財政の健全化、機械工業の合理化、機械輸出の振興等に寄与するため行なわれているものであり、また一方国民の大衆的娯楽……

第37回国会 予算委員会 第4号(1960/12/15、29期、会派情報なし)【政府役職】

○藤枝政府委員 御承知のように人事院の勧告は別表の俸給表について行なわれたものでございまして、その切りかえ措置その他等については人事院の勧告はございません。ただし人事院のお考え方というものはあったと思いますが……。そこでただいまお尋ねの附則第五項の問題であろうと思いますが、御承知のように大学院に勤務する教授、助教授につきましてはある号俸に至りますと普通の大学の教授よりも三月短縮して昇給をすることになっておりましたが、今回は昇給期間を十二カ月にしまして一率になったわけでございます。従いまして、これらの大学院の教授、助教授につきましては、今まで普通の大学の教授よりも早く昇給をできるという、いわば一……

第38回国会 運輸委員会 第34号(1961/05/31、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 公営競技調査会は三月十五日に第一回の会合をいたしまして、それ以来昨日で第五回の会合をいたしております。そのほかに三回実地の視察をいたしているわけでございます。この調査会におきましては、最初のうちは競輪、競馬等の現状の説明を聞き、そうして実地に調査をいたしまして、第四回にこれらの公営競技についての問題点の説明を受け、そうしてきのうの第五回から本問題の検討を始めたというような状態でございますので、まだ最終的な結論が出ないということでございます。
【次の発言】 公営競技調査会の法律は昨年の十二月二十八日に公布施行されまして、その後鋭意人選をいたしておったわけでございますが、何分にもこ……

第38回国会 外務委員会 第10号(1961/03/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいまの御質問は日本本土復帰の決議と伺いますが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 沖繩の立法院が種々な決議をしておることは御承知の通りでございますが、それについて、日本政府の努力を必要とするような問題につきましては、全住民の代表者である立法院議員の決議でございますから、できるだけ日本政府としても努力をして参りたいと考えております。
【次の発言】 私が沖繩へ参りましたときには、メースの問題は出ておりませんでした。ただ最近になりまして、本年の三月十三日に米民政府の渉外報道局からメースの問題について発表がありましたことは伺っております。

第38回国会 社会労働委員会 第3号(1961/02/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま労働大臣からお答えいたしたようなことでございますが、政府といたしましては、先般、昨年の五月に提出をいたしました程度の国内法の改正は必要と考えまして、さような方向において政府部内並びに与党である自由民主党と折衝を続けておる次第でございます。
【次の発言】 関連法規といたしましては、昨年出しました公労法、地公労法、国家公務員法、地方公務員法等を政府としては考えております。ただ、具体的にどこが問題になっているという段階にまではまだ至っていない。その辺の党内において調整をされているところでございまして、政府に対しては、まだ党としては具体的な問題は申し出はございません。

第38回国会 社会労働委員会 第41号(1961/06/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 私からお答えするのはあるいは適当でないかと存じますが、しかしおあげになりましたような問題につきましては、極力そうしたことのないように努めるということはやはり政府の責任であると存じます。
【次の発言】 基地等周辺問題対策協議会をこの三十日の閣議で決定をして設置いたしました。その際、基地問題等閣僚懇談会も同様に設置をいたしたわけであります。これは先ほど来ジェット機による騒音に御限定になってのお話でございましたが、その他基地の周辺の環境整備についていろいろなことがありますことは申すまでもございません。さらに基地そのものずばりについてもいろいろな問題がございます。従って現在の状態におい……

第38回国会 内閣委員会 第3号(1961/02/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  内廷費及び皇族費の定額は、皇室経済法施行法第七条及び第八条の規定により、現在内廷費は五千万円、皇族費は三百万円となっております。これらは昭和三十三年に改正せられたものでありまして、以来三年近くを経過し、内廷費につきましては、最近における内外御交際の経費の増大、皇太子殿下の御結婚、親王殿下の御誕生に伴う諸経費の増大及び職員給与引き上げに伴う給与費の増大等があり、また皇族費につきましては、近年における御活動状況及び経済情勢の変化等に伴い、現定額では所要の経費をまかなうのに困難な実状にあ……

第38回国会 内閣委員会 第4号(1961/02/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま御指摘がありましたような元号、その他たとえば国葬というような問題もありますし、要するに帝国憲法から日本国憲法へ変わったときに落としておるそういう幾つかの問題があるわけです。それについて十分調査をいたしたいと思いまして、来年度の予算におきましてはとりあえずその調査を始める一部の費用をお願いいたしておるような次第でございまして、将来はいわば典礼等を調査する審議会等を設けて、十分に民間の御意見等も伺ってきめて参りたいというふうに考えております。
【次の発言】 ただいま申し上げましたように、とりあえず一体どういうものを調査しなければならぬかというような問題があるわけです。元号で……

第38回国会 内閣委員会 第5号(1961/02/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題になりました総理府設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、総理府にその付属機関として、新たに海洋科学技術審議会及び町名地番制度審議会の二機関を置こうとするものであります。  まず海洋科学技術審議会について申し上げます。  海洋は、国民生活、産業等に気象その他を通じて深い関連を持っておりますとともに、動植物、鉱物その他未開発の資源を豊富に包蔵いたしておりまして、近時科学的、資源的あるいは国際的な観点からその重要性をとみに増して参り、世界の各国とも海洋の科学的究明と利用開発にその力を傾注しているところであります。四面を海……

第38回国会 内閣委員会 第6号(1961/02/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました沖繩における模範農場に必要な物品及び本邦と沖繩との間の電気通信に必要な電気通信設備の譲与に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  政府は沖繩住民の福祉向上について、日米協力のもとに努力いたして参りたいと存じておりますが、本法案は農業技術の改良及び本邦と沖繩との間の電気通信の改善に関し、沖繩に援助を与えることに関するものであります。  まず農業技術の改良に関する援助について申し上げますと、今日琉球政府は農業の改良を重要施策の一つといたしております。沖繩の経済は逐年発展充実し、国民所得は増加をいたして参っておりますが、そのうちに占める農業所……

第38回国会 内閣委員会 第8号(1961/03/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案及び国家公務員に対する寒冷地手当、石炭手当及び薪炭手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに内容の概略を御説明申し上げます。  まず一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  昨年十二月二十七日、人事院は国会及び内閣に対し、一般職の国家公務員に支給される暫定手当の支給地域区分等について改善すべきことを勧告いたしたのでありますが、政府といたしまして慎重に検討を加えた結果、このたびこれを人事院勧告……

第38回国会 内閣委員会 第10号(1961/03/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。  恩給に関する問題点につきましては、昭和三十三年法律第百二十四号によりまして、同年度から昭和三十六年度にまたがる四カ年の期間計画による恩給是正措置が講ぜられ、問題の大筋が解決せられましたことは、すでに御承知の通りであります。しかしながら当時右法律審議の際、衆議院内閣委員長からなお残された問題として善処方を要望された事項もあり、政府においてもその後検討を重ねて参りました結果、かねての懸案でありました旧軍人に対する加算の取り扱いその他制度的に補足修正を要するものについて、所……

第38回国会 内閣委員会 第11号(1961/03/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 この問題は自治庁ばかりでなくて、御指摘のように法務省にも関係がございます。そうした関係の各省から推薦をいただきまして、私の方で選考をするわけでございますが、まだこの法案も通りませんし、これに関連する何らかの政令も作らなければなりませんので、各省ではだんだんそういうことをお考えでありましょうけれども、まだ総理府に上がってくる段階にはなっていないわけであります。ただ御指摘のように、非常に権利義務にも関係いたしますし、またその他国民の生活に非常に深い関係を持つものでございますから、十分そうした面を広く見られる人、しかも専門的な知識を持っておられる人を選んで参りたいと考えております。

第38回国会 内閣委員会 第18号(1961/03/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま御指摘になりましたように、行政各官庁の能率が上がり、そして簡素な機構で、御指摘のような安い行政ができることが望ましいことは申すまでもございません。従いまして従来とも各省庁等の行政事務の簡素化、能率化については、何度か、そうした面についての研究をさせておったわけでございます。最近に至りまして、行政審議会の答申もございまして、目下審議をいただいております臨時行政調査会、いわゆるフーバー委員会と称せられるものでございますが、この御審議を待って、これらの臨時行政調査会が設置されますならば、それによってさらに具体的に行政機構の能率化あるいは合理化、簡素化、こうしたものの構想をその……

第38回国会 内閣委員会 第19号(1961/03/31、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 行政機構がなるべく簡素であることが望ましいことは仰せの通りでございます。またそれが能率的に運用されるということも必要なことでありまして、政府といたしましては常にそれに心がけておるのでございますが、さらにそれを根本的に検討して、行政の運営を能率的にあるいは簡素にできるように、そうして国民に十分なサービスのできるようにということを目途といたしまして、臨時行政調査会について御審議をいただき、これが発足いたしましたならば、そういう目的についての調査を願おうとしておるわけでございますが、そういう際に、局を内閣部内におきまして四つも各省にわたってふやすのはいかがという仰せでございます。この……

第38回国会 内閣委員会 第21号(1961/04/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 今回の法律改正におきまして、境界変更について除いております理由については、ただいま人事院からお答えしたことを政府としましても妥当な処置と考えまして、この法案を提案申し上げた次第でございます。ただいま御指摘のように、そういった問題があるいは将来にわたって、町村合併あるいは境界変更等を阻害するおそれがないかということでございます。この点は、そういうこともあり得るかと存じます。しかし町村合併その他の非常に困難になっておりまする最近の実情につきましては、必ずしもこういう暫定手当の問題ばかりでなくて、その他の、そこにおる住民の意思が錯綜いたしまして、促進ができない点が多いのではないかと思……

第38回国会 内閣委員会 第25号(1961/04/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま人事院総裁からもお答えがございましたが、寒冷地手当の性質からいえば、寒冷の度、積雪の度というものが生活に影響がある。それについて手当を出すというのですから、現実に住まっておる居住地主義をとったらいいではないかということの一つの御議論だと思います。ただ、ただいま人事院総裁からお答えがありましたように、実際の居住地を正確に把握するということが、なかなかむずかしいという問題もあろうかと思います。従いまして今後人事院の御研究と相待ちまして、これらの点を実際に即し、しかも正確に把握できるような制度がいかなる方法で考えられるかということにつきましては、十分考慮をいたして参りたいと考……

第38回国会 内閣委員会 第32号(1961/05/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 この法律案は予算を要する内容を含むので、ちょっと弱るのでございますけれども、事情やむを得ないものと考えます。

第38回国会 内閣委員会 第33号(1961/05/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 総理府に設けました交通対策本部、これは例の新道交法が国会を通過いたします際に衆参両院の委員会で附帯決議をされまして、交通についての総合的な政策をやるための機関を設けろということで、それに基づきまして現在総務長官が本部長で、関係各省の次官が部員で交通対策本部を作っておるわけでございます。御指摘のように、交通の問題は関係する省庁が非常に多い、そうしてその間のバランスがとれた施策が必ずしも従来とられていなかったことは御指摘の通りでございます。従いましてそういうもののバランスをとった政策が行なえるような連絡調整の役目を推進しているわけでございますが、何分にも関係する機関が非常に多く、な……

第38回国会 内閣委員会 第34号(1961/05/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました臨時医療報酬調査会設置法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、先般厚生大臣より社会保障制度審議会に対して、社会保険等の適正な診療報酬を定めるためにとるべき方途について諮問が行なわれ、それに対する答申の中で、社会保険等の適正な診療報酬算定のルールを確立し、そのために必要な調査を行なう中立的な機関として医療報酬調査委員会を設ける必要がある旨が述べられておりますところに従いまして、臨時医療報酬調査会を設けることといたすものであります。  本調査会は、社会保険等の適正な診療報酬の決定に資するため、適正な医療報酬の算定基準に関する事項を……

第38回国会 内閣委員会 第35号(1961/05/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいまのお尋ねの点は、実は今回の加算の実施の問題につきましては、御承知のように既裁定者との不均衡是正という考え方でやりましたために、さらにそれを抑留中の者をどうするかということにまで、新たな問題として取り上げてはいなかったわけでございます。しかしながらただいま御指摘のように長い間抑留されたというようなことにつきましては、非常にお気の毒な点もございます。それでいろいろなケースがございますので、相当時間をちょうだいして検討しなければならないかと思うのでありますが、御意見もございますので、今後そうした具体的なケースを十分調査をいたしまして、これに対してどういう措置をするのが最も妥当……

第38回国会 内閣委員会 第38号(1961/05/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島につきましては、わが国固有の領土であるにもかかわらず、昭和二十年八月ソビエト社会主義共和国連邦により占領されて以来、事実上同国の支配下にあり、わが国の施政権が及んでいないという特殊な状態に置かれております。このため、これら北方地域の地先の漁場において漁業を営んでいた旧漁業権者等その他北方地域の元居住者は、北方地域に復帰することはもとより、その周辺の漁場において漁業を営むこともできないという困難な状況にあります。一方北方地域において……

第38回国会 内閣委員会 第39号(1961/05/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 いきさつはただいまお話の通りでございまして、そういう意味でこの四島の置かれた特殊な地位にかんがみまして、漁業の補償という意味ではないのでありますが、特別な措置を考えたわけであります。十億の交付国債で十分かというお尋ねでございます。いろいろな事情を勘案いたしましたが、まずまずこの程度の交付国債で、そして今度新たに作られる北方協会がこれらの引き揚げた方々の生活状態、生業状態等を十分考えながら、有効適切な処置をしていただきますならば、何とか気の毒な立場に置かれておるこれらの人々の立ち上がりに資することができるのではないかというふうに考えた次第でございます。

第38回国会 内閣委員会 第41号(1961/05/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 提案理由にもお示し申し上げたように、この四つの島についての漁業権者その他の方々が引き揚げて、そうしてその島が日本の領土と主張されていながら、実際には帰れない、こういう特殊な事情を考慮いたしまして、しかもこれらの人たちがそういう状態にありますから、一般の金融機関とか制度金融によりましてはなかなか乗りにくいような問題もある、そういう点を考慮いたしまして、この協会をしてそうした生業資金あるいは生活資金の貸し出しをさせるということでございますので、見舞金とか漁業権補償とかいう性格を持っておるわけではございません。従いましてこの考え方はあくまでも個人に対してお金をやるという考えではないわ……

第38回国会 農林水産委員会 第6号(1961/02/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 同和問題の対策でございますが、そうした地区が経済的に低位にある、あるいは生活環境がよくない、こうした観点から、それが悪循環になりまして、いろいろな問題が生じておる。従って、この経済的な低位性、あるいは生活環境が悪い、こういうことを改善をいたしまして、そうした地区が他の地域と肩を並べられるようにする。そのためには、関係各省おのおのその省の所掌事務を通じてやりますが、しかし、これにはやはり一つの総合性が必要であるという意味におきまして、近く設置されまする同和対策審議会を通じまして抜本的な対策を立てて参りたい、かように考えておる次第でございます。

第38回国会 予算委員会 第2号(1961/02/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 総理府で交通対策本部を主管しておるための御質問と思いますが、時差出勤につきましては、この冬季のとりあえずの問題といたしまして、中央官庁の相当部分と東京都で実施をいたした次第でございます。それと同時に学校並びに各会社等に呼びかけをいたしまして、学校では約百十七校が時間をおくらすか繰り上げるかに協力をしていただいておりまするし、ほかの会社でも約一割程度は御協力をいただいております。しかし、この制度を恒常的にいたしますのには、なお国鉄当局その他の詳しいデータも必要でございますので、今御提唱になりましたような形も考えつつ、恒常的な制度にいたすかどうかにつきまして、さらに検討を加えたいと……

第38回国会 予算委員会 第9号(1961/02/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 都市交通の混雑緩和のためには、各省庁が、あるいは道路の問題、あるいは鉄道の増設等につきましてやっておられるのでありますが、これらの各省庁の連絡調整のために、総理府に交通対策本部を置いております。それで当面する問題といたしましては、たとえば冬季の混雑緩和のための時差出勤の励行でありますとか、あるいは新道交法の励行でありますとか等々をやっております。交通緩和の問題、それから道路の問題並びに交通安全の問題につきまして、対策本部に三部会を設けまして、実行できるものから各省庁に実行をしていただいておるわけでございます。さらに道路の拡幅の問題でありまするとか、あるいは国電等の増発の問題、さ……

第38回国会 予算委員会 第14号(1961/02/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 委員の選び方はできるだけ中正な方をと思いまして、大学の教授あるいは新聞社の論説委員等を選んだわけでございまして、特に推薦を受けたというよりは、総理府の責任におきまして選んだ次第でございます。  それから諮問の事項は次の通りでございます。農地改革により農地を買収された者に関する社会的な問題及びこれに対する方策の要否について貴会の意見を求めるということでございまして、農地改革で農地を買収された人々の中には、社会的、経済的な基盤の変動によりまして、いろいろ社会的問題が発生しているといわれておるのでありまして、旧地主の現在における困窮の状態あるいは生活上、生業上の問題の所在と性質を明ら……

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/02/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 沖繩の方々が日本復帰に非常な熱意を持っておられる、また熱望しておられるという印象は強く受けて参りました。
【次の発言】 お話のように、二月一日琉球政府立法院は日本の内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長あて、並びに合衆国大統領、上院議長、下院議長、国防長官、琉球列島高等弁務官あてに施政権について、アメリカに対しましては至急に返還さるべきであるということ、また日本政府に対しましては、積極的に外交折衝を通じて、施政権の返還を求めるべきであるという決議を満場一致でいたしております。このことは先ほど申しましたように、沖繩におられる方々の日本復帰に対する非常な熱意、熱望というものを、その代……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ILO八十七号条約は、現段階において批准するのが妥当であると考えまして、それに関連する国内法の整備について、鋭意検討をいたしておる次第でございます。できるだけ早く成案を得て、御審議を願いたいと存じております。関係法案として考えておりますのは、公労法、地公労法、国家公務員法、地方公務員法等でございます。

第39回国会 社会労働委員会 第7号(1961/10/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 労働問題のあり方等については、御指摘の通りであるし、また労働賃金というものが経済成長の中において当然引き上げられていかなければならないということも、これは原則として言うまでもないことと存じております。
【次の発言】 労働時間がだんだん短縮されるという方向は、これは好まいことでございます。ただ、今御指摘にもありましたように、その業務の実態その他いろいろな条件がございましょうから、これは労働省もお答えいたしたそうでございますが、やはり漸進的にやることが日本の実態としては好ましい。方向としては短縮の方向に進むべきものというふうに考えております。

第39回国会 内閣委員会 第2号(1961/10/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 提案理由を説明申し上げます前に、一言ごあいさつ申し上げます。先般防衛庁長官を拝命いたしまして、まことに浅学非才でございます。内閣委員の皆様方の特別の御支援のほどをお願い申し上げる次第であります。(拍手)  ただいま議題になりました特殊海事損害の賠償の請求に関する特別措置法案外一件の提案理由並びに内容の概要について御説明申し上げます。  この法案は、新安全保障条約に基づく地位協定第十八条第五項(g)の規定により同項の他の規定の適用を受けないこととなる特殊の海事損害の賠償請求の円滑な解決をはかるものであります。  旧行政協定にかわる地位協定におきましては、民事請求権に関する第十八条……

第39回国会 内閣委員会 第5号(1961/10/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに内容の概要を説明申し上げます。  この改正案は、今般提出されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じまして、防衛庁職員の俸給月額の改定等を行なおうとするものであります。  すなわちまず、事務次官、統合幕僚会議の議長及び参事官等並びに自衛官の俸給表につきましては、一般職の例に準じて改定を行なうこととし、事務官等の俸給表につきましては、従前通り一般職に適用される俸給表によることといたしております。これにあわせて、防衛大学校の学生に対する学生手当の額につきましても……

第39回国会 内閣委員会 第6号(1961/10/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 この切りかえの措置が大へん延びましたことは、ほんとうにわれわれとしても遺憾でございますが、だんだん調達庁からお答え申し上げましたような経過をたどりまして、目鼻がついておりますので、私といたしましてもぜひ十二月一日に実施ができるように、今後とも督励をいたしたいと考えております。
【次の発言】 ただいま御提案になりました修正案、実は予算の増額を伴うものでございまして、政府としては、はなはだ弱るのでございますが、せっかくの国会の御修正でございます。事情やむを得ないものと存じます。

第39回国会 内閣委員会 第9号(1961/10/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 昨年一般職の公務員は平均一二・四%でございました。それに対しまして自衛隊職員は一二・八%上げる。それから今回の引き上げは一般職が御承知のように七・一でございますが、自衛隊職員は七・六でございます。そしてこれは御承知のように今回の人事院の勧告はいわば低いところと申しますか、そういうところの上がる率が多かったわけでございまして、自衛隊職員も曹、士の職員が多うございますので、そういう結果になったと思います。従いまして一般職の職員の上がった約一千円というものは、自衛隊職員についても同様でございます。
【次の発言】 必ずしもそうではないと思います。現実になるほど募集はなかなか困難でござい……

第39回国会 内閣委員会 第10号(1961/10/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 お話のように調達庁と防衛庁の合体と申しますか、そういうことにつきましては、かねがね国会でもいろいろ御論議があり、また現在の基地等の施設の重要性にかんがみまして、米軍の施設といわず、自衛隊の施設といわず、これらを一元的に能率的に取り扱うのが妥当であるという観点からいたしまして、この問題を具体的に研究をいたさせておるわけでございまして、名称等はまだ別でございますが、いずれにいたしましても、早急にこの問題をまとめ上げたい。もちろん行政管理庁の御意見等も伺わなければなりませんが、防衛庁といたしましては、通常国会にその取りまとめました案を御審議いただきたいという気持を持ちまして、鋭意研究……

第39回国会 内閣委員会 第13号(1961/10/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 事情はもうすでに御承知の通りなんでございます。それで現在まで米側の要求と、現在の日本の法律と、そういうものとのいわば食い違いというわけであります。しかしながら一方においてこの通信施設というものが相当重要なもので、ある程度米側が言っているものの全部ではございませんけれども、相当部分は何かやってやらなければならぬという現実の事情もございます。従いまして今までそこに建物を建てるとか、そういうことについていろいろ話し合いで進んで参ったのでございますが、今後といたしまして、考えられることは、ただいま御指摘になりましたように法令の根拠がなくて、現実には土地の所有権者がその所有権をフルに発揮……

第39回国会 内閣委員会 第15号(1961/11/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 駐留軍労務者のベース・アップにつきまして、いろいろの問題点があります。だんだんに解決をいたした分もありますが、いまだに組合側の納得の至らない点等もありまして、こうした事態になったことははなはだ残念でございます。しかしいろいろな経緯を考えてみまして、現在特に要望されているような問題につきましては、契約上もはっきりいたしておりまして、もちろん前例はあることではございますけれども、契約上もはっきりしておりますことでありまして、このベース・アップに関連いたしまして、私と米軍司令官との間の話し合いを持ちましても、この問題を解決するのは困難というよりも、むしろ不可能に近い問題ではないかとい……

第39回国会 内閣委員会 第16号(1961/12/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 概略を申し上げますが、御承知のようにこの七月におきまして次期防衛計画の五ヵ年計画が決定いたしまして、三十七年度はその第一年度になるわけです。従いましてこの第二次防衛計画の初年度としての費用は、御承知のように五ヵ年間大体平均二百五億円というものでございます。それを中心にしたものが一つ大きく浮かび上がるわけであります。第二には、常々御指摘がありまする基地周辺の整備、ことに騒音対策というようなものにつきまして、防衛庁関係、自衛隊関係だけでも画期的にふやしたい。現在約五億円でございますが、それを二十億程度にほふやしたいというのが私どもの念願でございます。その他、隊員の募集等につきまして……

第39回国会 予算委員会 第5号(1961/10/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 正確を期するためにちょっと経過を申し上げたいと思うのでございます。韓国側から外務省を通じて、十月一月の建軍記念日に自衛隊の首脳部を招待したいという招請がございました。これに関しまして、この日韓関係の非常に微妙なときでございますし、ことにそういう正式の記念日に参列するというようなことはいかがかと思いまして、十分に外務省と打ち合わせをいたしました結果、両国間の国交が正常化されていない今日、そういうところに参列することは適当でないという意味で、外務省を通じて返事をしていただいたわけでございます。それに関連いたしまして、韓国日報の記者に、いかなることで自衛隊幹部の韓国への招請を断わった……

第39回国会 予算委員会 第7号(1961/10/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 先ほど外務大臣からお答えをいたしたように、いろいろ情報はございますが、確実につかんだものではございません。従いまして、私どもといたしましては、現在のところ、中共が核実験をいたし、あるいはさらに進んで核兵器を持つというようなことについて特に具体的な検討をいたしておるわけではございません。また、そういう事態がかりにありましても、私ども、日本の防衛計画については変更をする必要はないと考えております。
【次の発言】 かりに中共が核装備をしたということに相なりますならば、アジアにおけるいろいろな状態は、確かに変わって参ると思います。しかしながら、先ほど申しましたように、まだその辺の点につ……

第40回国会 外務委員会 第30号(1962/05/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 今回タイに対するアメリカの第七艦隊の出動命令等がございましたが、これに関連いたしまして在日米軍には特に特殊な動きはございません。従いまして、通告は事前に受けておりません。
【次の発言】 今回のタイに対する出動命令等に関連いたしまして、安保協議委員会を開催するということにつきましては、私はその必要はないという観点で外務大臣と変わりはございません。ただ、安保協議委員会は御承知のように一昨年開かれた以後開かれておりませんし、それから、関係者も交代をいたしておることでございますから、適当な機会にこの協議委員会を開くのがよかろうということで、よりより外務省と御相談をいたしておる次第でござ……

第40回国会 決算委員会 第21号(1962/04/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 昭和三十五年度防衛本庁及び調達庁関係決算概要の説明につきましては、お手元に印刷物をお配りしてございますので、それによって御承知をいただきたいと存じます。  何とぞよろしく御審議のほどお願いいたします。
【次の発言】 最近、航空事故が相次ぎまして、特に最近におきましては、とうとい人命をなくし、あるいは財産に被害を与え、被害を受けられた方にはまことに申しわけないことでございまして、心からおわびを申し上げるわけでございます。  ただいま御指摘のように、実は、たとえば昭和三十六年度一ぱいを考えますと、三十五年度に比べては事故の比率、われわれは十万時間で幾らというのをとっておりますが、そ……

第40回国会 社会労働委員会 第13号(1962/03/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 この具体的にただいま御質問になっておりまする問題につきましても、当委員会の御要望もございますし、また、そういう御要望がなくても、こういう問題につきましては、できるだけ実質的な出血のないように努めなければならぬことは、これは政府の責任だと私は思います。もちろん協約上は、予算の不足とか人員の配置の状況等によって解雇することがあることは認められておるのでありますから、今回の米軍のとった処置が協約的に違反だということは言えないと思いますが、とにかく実質的にこうした問題ができるだけ円満に解決するように努力することは、私どもの責任と考えております。従いまして、一々の詳細を私存じておりません……

第40回国会 社会労働委員会 第19号(1962/03/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 駐留軍労務者の方々が、非常にいろいろ困難な立場に立ちながら、しかも言語、風習その他が違う米軍に使用されているという非常に困難な立場にありますことは、われわれも十分察知いたし、そうしてこれが保護には万全を尽くさなければならぬと考えております。今後ももちろんそのつもりでやって参ります。御指摘になりました幾多の例につきましては、私も承知をいたしておりますし、そのこと自体は、基本契約その他に違反した米軍の行為ではないことは、これは御理解いただけると思う。ただその結果、駐留軍労務者の諸君をいろいろ困難な立場に押しやったということは、これは事実としては認めなければならぬと思います。そういう……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/03/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 地位協定その他におきましても、在日米軍に使用される労務者について日本の労働法規が適用されることは明記されておるわけでございまして、適用されておるものでございます。
【次の発言】 お尋ねの点は、駐留軍労務者の休憩時間における労働者の自由と申しますか、そういう問題について現実にどうかというお尋ねだと思います。申し上げるまでもなく、一定の施設内におけるこうした活動は、施設の管理者の管理権と調和をされた形で行なわれなければならぬことだと思います。ことに軍のような厳正な規律あるいは機密の保護というような必要を持っておる駐留軍の管理をいたしております施設につきましては、その面からの制限はあ……

第40回国会 社会労働委員会 第25号(1962/04/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま御指摘になったようなこと、ごもっともなことなんでございまして、十分真相も調査いたしますと同時に、こうした事件が米軍の施設内で再び起こるようなことのないような処置につきましても、米側と十分な打ち合わせをいたしたいと存じます。
【次の発言】 先般の小林さんの御質問の当時は、こういう問題を調達庁として入手をいたしましたので、直接の責任者である東京都を通じて調査を依頼しておったわけでございます。その調査の依頼と、ただいま小唄部長がお答えいたしましたように、本月になりまして事の重大性にかんがみまして、東京都と調達庁が一緒になって調査をいたしましたということをお答えしたわけでござい……

第40回国会 内閣委員会 第1号(1961/12/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 非常に市街地に接近した地点に軍用の飛行場があるということは、住民のためにも非常にいろいろな危険性があるわけです。そういう意味では十分憂慮しなければならぬと思います。ただ、調達庁長官からお答え申し上げたと思いますが、あれだけの飛行場を他に求めるということは、日本においてはなかなか困難でははいかと思いますが、しかし、十分その辺のところは研究いたしまして、善処したいと考えております。
【次の発言】 ただいま申しましたように、この適当な代替地を見つけることは困難だと思います。思いますが、適当な代替地さえあれば、それは費用の問題もございますが、地方の地元の方々に与えるいろいろな不安感その……

第40回国会 内閣委員会 第5号(1962/02/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 一昨六日に、相次いで海上自衛隊所属の航空機の大事故が起こりまして、国民の皆様方に非常に御心配をおかけいたしますことは、大へん遺憾に存じます。なお、殉職した隊員諸君並びにその遺族の方々に対しましては、心から御同情と弔意を表するものであります。  ただいま御質問の、入戸の海上自衛隊第二航空群に属するP2V―7の事故でございますが、二月六日の午後に、左プロペラの取りかえ操作をやりまして、それの十分な試験飛行をやって、そのあと、大体四時ごろと目されますが、そのころから、今度は本格的ないわゆる慣熟訓練と申しまして、実戦に役立つような飛行の訓練をやるわけでございます。それに飛び立ったわけで……

第40回国会 内閣委員会 第6号(1962/02/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法の一部を改正する法律案の提案の理由及びその内容の概要について御説明申し上げます。  まず、防衛庁設置法の改正について御説明いたします。  第一に、現下の情勢にかんがみ、引き続き国力国情に応じて防衛力を整備するため、さきに決定した第二次防衛力整備計画にのっとり防衛力の内容充実に努めることとし、昭和三十七年度において定員としては防衛庁の職員を二千七百六十八人増加しようとするものであります。その増員二千七百六十八人のうち、千九百十四人が自衛官で、残りの八百五十四人が自衛官以外の職員であります。自衛官の増加は、海上自衛隊及び航空自衛隊におけるものであ……

第40回国会 内閣委員会 第10号(1962/02/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 昭和三十七年度防衛庁予算につきまして、その概要を御説明いたします。  昭和三十七年度の防衛庁の歳出予算の総額は千九百九十三億九千八百四十七万九千円でありまして、これを昭和三十六年度の歳出予算額千七百四十八億八千九百十七万八千円(補正予算を含む)に比べますと、二百四十五億九百三十万千円の増加となっております。  このほか、国庫債務負担行為として、航空機の購入について百四億四千六万五千円、器材の整備について三百九億七千二百五十万円、弾薬の購入について二十一億五千五百七十九万二千円、施設の整備について十四億四百十九万円、艦船の建造について十九億千五百十三万二千円、計四百六十八億八千七……

第40回国会 内閣委員会 第11号(1962/03/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 この北側の拡張の問題につきまして、先ほど調達庁長官からもお答え申し上げましたように、アメリカ側としてはできるだけ早く着工したいという希望のありましたことは事実でございますが、そういうものを受けまして、市議会で十分な御審議をいただきたいという意味で、市当局等と相当期間にわたりましていろいろと対策を協議し、さらに市当局並びに市議会当局が十分な御審議をいただきたいというふうなことを私どもはお願いいたしたわけでございます。特に今回アメリカ側から非常な圧力があって、市議会にそういう圧力がかかったというようには私は考えていないわけでございます。

第40回国会 内閣委員会 第15号(1962/03/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 崎辺地区に海上自衛隊の教育隊あるいは加工整備場、燃料施設用地等を置きたいということは、防衛庁といたしましても、ぜひあそこをそういう意味において使いたいというふうな計画のもとに準備を進めておるわけでございます。一方、佐世保市において、これを工場敷地としたいという強い御希望のあることも、私存じております。自衛隊としてぜひあそこを使わしていただきたいというあまり、ただいま御指摘ございましたが、必ずしも適当でない言葉等があったということは、はなはだ残念でございますが、私どもとしましては、ぜひあそこを使わしてもらいたいという強い希望を持っておるわけでございます。しかしながら、これらに対し……

第40回国会 内閣委員会 第27号(1962/04/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 今回のこの事件につきましては、結論的には、私は警察当局並びに調達庁から申し上げたことだと思います。しかしながら、被害者のそうした手当について、直ちにいかなる方法がとられたかというような点につきまして、なお十分な調査ができなかったということにつきましては、非常に残念だと思いますし、また、わが方に対する通報等がおくれておりますことも、これまた非常に遺憾なことであります。私は、現在の地位協定におきましても、そうした点は十分調査もできる、捜査もできるものと信じております。従いまして、こういう通報のおくれたことあるいはその他につきましては、今後の問題といたしまして、米側にも十分厳重に申し……

第40回国会 内閣委員会 第31号(1962/04/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 御承知のように、現在自衛隊自衛官の定員に満たない面が相当あるわけでございますが、昨年御審議をいただいた増員の関係のうち、海と空については、大体所要の数量を満たしておると思います。正確な数字が御必要でしたらあとで申し上げますが、ただ、陸については、御承知のような状態で、必ずしも十分でないということは申し上げ得ると思います。
【次の発言】 第一に、省に昇格の問題でございますが、現在の防衛庁の内容等から考えますると、他の省と同様、省にするような内容を持っておるものとは考えます。また、私どもとしましては、何とかそういう方向で考えたいと思いますが、しかしながら、この省にいたしますという問……

第40回国会 内閣委員会 第32号(1962/04/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 先般小田原付近で起こりました航空事故につきましては、すでに御承知と思いますが、四機編隊で帰還の途中でございました。その二番機と三番機が墜落をいたしたわけでございますが、エンジンがとまりまして、事故の起こることが予想されまして、両機とも常に今おあげになりましたような地上に対する被害を避けるための航法をとり始め、しかも、事故のなかった一番機と四番機がこれを誘導しておったわけでございます。一つの飛行機は海上に出ることが不可能という判断のもとに、山中に落ちるようにいたしまして脱出した後に、その機体が山の中に落ちたわけであります。もう一機は海上に出るべく努力いたしまして、そうして自分の飛……

第40回国会 内閣委員会 第33号(1962/04/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 米国において核実験が再開されたということにつきましては、文字通りほんとうに遺憾なことだと思います。何か政府の米国に対する抗議がなまぬるいというような御指摘でございましたが、政府一体となりまして、核実験の再開については、いかなる理由があるにせよこれはやめるべきであるという非常に強い信念のもとに、数度にわたる抗議をいたしたのでありますが、それがいれられず、ついに今晩その第一回が行なわれたということを、われわれは非常に残念な、遺憾なことだと痛感をいたしております。御承知のように、直ちに今後の実験を中止するよう、さらに強い抗議を政府といたしましてはやったわけでございます。私自体といたし……

第40回国会 内閣委員会 第34号(1962/04/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 必要に応じまして政府委員からお答えさせますが、非常に形式的なことを申し上げますと、御承知のように、訓練部隊が今秋帰ってきたときに所属を決定するという防衛庁の方針が立てられておるわけでございます。もちろん、その決定をすることにいろいろの問題がありますことは申し上げるまでもございません。あるいは、これを導入するのにどのような形をとっていくのがいいか、あるいはまた、これが配属された上においてその運営をどうすればいいかということは、いろいろ立論の基礎がございますが、今申しましたように、とにかくこの秋の訓練部隊の帰還を待って決定するという方針でございますので、そのときに決定をいたしたいと……

第40回国会 内閣委員会 第35号(1962/04/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 今回の防衛庁設置法等の改正のおもなる点は、防衛施設庁を作るということでございます。この防衛施設庁につきましては、御承知のように、現在の調達庁が米軍の基地等の行政をやり、自衛隊の基地その他につきましては防衛本庁がやっておるわけでございますが、最近の基地の状態、すなわち、一方において米軍の基地が減少し、一方自衛隊の基地が整備されておる、あるいはそれらの基地が一時使用あるいは共同使用が多くなっておるという点、さらには、従来は基地の獲得あるいは整備ということに重点が置かれておりましたが、最近の状態からいきまして、いわゆる基地周辺の環境の整備というようなことが非常に重大になって参ったわけ……

第40回国会 内閣委員会 第37号(1962/06/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 米軍が今回タイに派兵をいたしましたいきさつについては、すでに説明員の方から説明があったと存じます。タイの要請によって、タイの安全のために行ったわけでございます。従いまして、自衛隊が何らかの反応を示さないかということは、この時限においては、これはあくまでタイの安全をはかるためのものである。従いまして、日本の安全との関係が現在においてあるとは考えられない。そういう点におきましては、自衛隊といたしましては、この時点において何らの処置をとるということはいたしておりません。ただ、東南アジアの情勢というものは、極東の安全、あるいはさらにひいては日本の安全と密接な関係もございますから、事態の……

第40回国会 内閣委員会 第38号(1962/07/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 私の本人から聞いたところによりますと、わが国の海上自衛隊の対潜水艦能力というものに対して非常な期待と申しますか、評価をいたしておるようでございますが、そういう部隊を作るというようなことについての要請は一切受けておりません。
【次の発言】 ただいま申し上げましたように、中山海上幕僚長から私が直接聞いたところによりましても、もちろん日本の海上自衛隊の対潜能力に期待はいたしておりますが、そういう要請は一切受けておりません。
【次の発言】 米海軍次官の私への訪問は、訪日した儀礼的な訪問でございまして、そういう内容について一切話をいたしておりません。

第40回国会 予算委員会 第5号(1962/02/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 お答えいたします。  最初に、二千億をこえたのでございますが、これは防衛庁の予算は千九百九十四億円でございまして、そのほかに日米安保条約に基づきまするところの施設提供費等が入りまして、二千五十四億になっておるわけでございます。第二次防衛計画につきましては、三十六年度までに達成されまする骨組み的な防衛力に対しまして、それの近代化あるいは機動化をはかろうとするものでございます。また科学技術の進歩に応じまして、特に誘導兵器の進歩に応じまして、その誘導兵器の導入をはかろうとするものでございます。従いまして、この三十七年度に始まりまする第二次防衛計画の末期でありまする昭和四十一年度におき……

第40回国会 予算委員会 第13号(1962/02/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 F104につきましては、Jという第一号機とDJという複座の一号機、この両機がすでに空輸されて参りまして、生産会社であります新三菱に納入されております。
【次の発言】 三十六年度の三月に納入される予定のものは、104のJ一機でございます。これは御承知と思いますが、こちらでさらに組み立てをいたしまして、正式に防衛庁に納入されるわけでございまして、現在はまだ生産会社である新三菱にあるということでございます。
【次の発言】 資料で差し上げました三十六年度末にJが一機でございます。それから三十七年度に入りましてJが三十一機とDJが十六機の予定でございます。そのうちの三十七年度に納入される……

第40回国会 予算委員会 第14号(1962/02/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 新三菱との契約につきましては、ただいまおあげになりましたような、飛行機の製造の項と、それから、組み立ての問題、特定の初度部品並びに一般の初度部品、この四項目が中心になっておりますことは御指摘の通りでございます。
【次の発言】 製造、組み立て、両方に一機だけ価格の違ったものがございます。これは、いろいろ積算をいたしておりまして、非常に小さな端数が出ますので、その分を最後の一号機で調整をいたしておる、こういうことでございます。
【次の発言】 おまけをつけたというのではございませんで、非常に小さな端数が出ますので、それをこれで調整をいたした、こういうことでございます。

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/02/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 昨日淡谷さんの御質問にお答えいたしましたように、この七千五百万ドルにつきましては、わが方がチェックをいたしまして、直接米国政府から、ロッキード等に支払われるわけでございます。従いまして、これは米政府の予算の執行に関するものでございますので、これの発表の仕方等につきましては、米側との打ち合わせをいたす必要がございます。従いまして、至急にそれをいたしまして、御審議に支障のないようにいたしたいと考えております。
【次の発言】 昨日、私、淡谷さんの御質問に対しまして、七千五百万ドルについては、米政府の予算の執行でございますので、ここで申し上げることは遠慮いたしたいと申し上げたわけでござ……

第40回国会 予算委員会 第18号(1962/03/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 七千五百万ドルの詳細について提出せよという御要求でございました。その際、私は、七千五百万ドルにつきましては米国政府の予算の執行でございますので、アメリカ側と十分打ち合わせをしなければ御発表できない。しかし御要求であるから、できるだけ御審議に役立つような資料が提出できるように、アメリカ政府と打ち合わせをして努力をすると申し上げたつもりでございます。そしてその結果、御発表いたした程度のことは発表できるということになりまして、資料を差ししげた次第でございます。
【次の発言】 これは在日の米軍、米顧問団と交渉をいたしたのでございます。


30期(1963/11/21〜)

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第11号(1965/11/06、30期、自由民主党)

○藤枝委員 付託条約……(発言する者、離席する者多く、議場騒然、聴取不能)

第51回国会 内閣委員会 第11号(1966/03/04、30期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 村山喜一君。

第52回国会 運輸委員会 第5号(1966/11/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 去る十月十四日、運輸大臣を拝命いたしました。まことに未熟者でございますが、全力をあげてこの重責を果たしてまいりたいと存じます。委員の皆さま方の特別の御指導、御鞭撻をお願いする次第でございます。  去る十一月十三日、松山空港付近において発生しました全日空機の事故について、その状況を報告申し上げます。  報告に先立ちまして、同機に搭乗してこの事故に遭遇し、とうとい生命を失われました方々に対しまして、つつしんでその御冥福をお祈り申し上げますとともに、遺族の方々に対しまして心からお悔やみを申し上げます。  全日本空輸株式会社所属YS11型機は、同社の大阪―松山便として機長森保男ほか四名……

第52回国会 決算委員会 第5号(1966/10/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 新空港の問題につきまして、これが適正に行なわれることについて御注意をいただきましたことは、ありがたく存ずる次第でございまして、そういう点につきましては、今後も十分公団に指示をいたしまして、ただいま御指摘になりましたようなおそれの絶対に起こらないように、私といたしましても、注意をしてまいりたいと思う次第でございます。

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 前大臣が国会においてお約束をいたしましたことにつきましては、誠意をもって実行するつもりでございます。

第53回国会 地方行政委員会 第1号(1966/12/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 私は、このたび自治大臣兼国家公安委員長を命ぜられました。所管行政の各般にわたり複雑多様な問題をかかえております時期にあって、その責務の重大さを痛感いたしております。この機会に地方行財政と治安行政の当面する問題について所懐の一端を申し述べ、各位の御理解と格別の御協力を賜わりたいと存ずるものであります。  近時、国政の進展とともに地方行政に対する各種の要請はとみに強まり、地方行政のあり方は、その質の面においても、また量の面においても大きな変貌を遂げつつあるのでありますが、私は、このような事態に対処して、すみやかに適切な施策を講じ、もって地方自治の伸展に万全を期してまいる所存でありま……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1967/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 確かに春日さん御指摘のように、特にダンプカーの砂利運搬等につきましては、その業態の正常化あるいは運賃の適正化というものが根本にはかられなければならないと思います。ことに、御承知のように、この砂利運搬等につきましては、いわば一匹オオカミとでも申しますか、ダンプカーを持った日雇い労働者みたいな形態もあるわけでございますが、そういう点を直さなければ、単に取り締まりだけで十分にこの弊害を除去するわけにはいかないことは当然だと思います。したがいまして、警察当局といたしましては、関係各省にそれらの点についての業態の正常化、あるいは運賃の適正化等について施策をしていただくようにお願いをしてい……

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1967/05/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 世をあげて交通事故対策に取り組んでおりますときに、しかも、指導取り締まりの任に当たりますべき警察官が、あのような事故を起こしましたことにつきましては、まことに申しわけない次第でございまして、被害者並びに御両親等に対しまして深くおわびをいたしますと同時に、国民の皆さんに対しましてもおわびを申し上げる次第でございます。  平素、警察の自動車運転者に対しましては、物心両面にわたりましてきびしい訓練をいたしておるわけでございますが、それにもかかわらずこのような事故ができましたことは、まことに残念でございます。つきましては、さらに、こうした物心両面にわたる厳格な訓練を十分にいたしまして、……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1967/04/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 私は、先般の第二次佐藤内閣の成立にあたりまして、自治大臣兼国家公安委員長に就任いたしたのでありますが、選挙の関係につきましては、皆さま方にかねてから格別の御高配にあずかり、この機会に厚く御礼を申し上げる次第でございまして、今後格別の御指導と御協力を賜わりまするようにお願い申し上げます。  この機会に、先般行なわれました衆議院議員総選挙の結果及び最高裁判所裁判官国民審査の結果と選挙制度審議会の審議状況について、その概要を説明申し上げます。  まず、一月二十九日に執行されました第三十一回衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官の国民審査につきまして報告申し上げます。  御承知のように、……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1967/05/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 私は、五月の中旬を目途として提出いたしたいということをしばしばお答えいたしておったのであります。それが下旬にかかりましたことはたいへん申しわけなく思っておりますが、それは、この答申の中でいわば私どもにややまかされた問題、すなわち、労働組合その他の団体のする寄付についてはこれに準ずるとか、あるいは一定の政府金融機関であるとかいうような問題、あるいは公職選挙法においての問題でありますが、相当広範囲にわたって選挙を主宰する者、連座制にかけるそうしたもの、あるいはまた政党その他の政治団体の定義等が、実際に法律の案文にしようといたしますと書き方に相当困難な点がございまして、そういう点があ……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1967/05/31、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 実は私も、けさからいろいろ各方面からお問い合わせ等をいただいておるわけでございまして、最初に申し上げたいのは、ああしたまとまったいわゆる自治省の案と申しますか、そういうものは全然つくっておらないわけでございます。これはかねがね与党の皆さまに申し上げたように、まだ未調整の問題があるわけですから、その未調整のままにそういうものをつくることは不適当と考えまして、文章としてああいうものは全然つくってはおりません。しかし、いろいろ問題点は従来ともあがっておりますから、おそらくいろいろつくられたことと思いますが、ああいうものが一たん発表されますと、やはり一般国民は、何としてもあれが何か原案……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1967/06/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 おあげになりました事実を実は私は初めて伺ったのですが、まことに驚くべきことでございます。それで第一の、当選の無効有効につきましては山田さん十分御承知のとおりでございまして、たとえ瑕疵のある選挙が行なわれても、この二百二条以下の手続によって不服が申し立てられないとそのまま確定してしまう。これは選挙という特殊性からはどうしてもそうせざるを得ないのだと思います。しかし、自治法の規定によりまして当然議会の同意を得て選任しなければならない選挙管理委員を選任しなかったということ自体が非常に地方自治法の規定に反することでございます。また、選挙管理委員会が存在しないにもかかわらず、選挙管理委員……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1967/06/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 具体的な数字は政府委員からお答えさせます。  政党法につきましては、長い間いろいろ御議論がありますることは御指摘のとおりでございます。ただ、政党というものが、各国ともいわゆる一種の歴史的な産物でございまして、慣習とかあるいは慣例とか、そうしたものの中で現在生きておるわけでございます。しかしながら、はたしてそれでいいのかどうか、むしろ法律によりまして政党というものを定義づけ、そうしてその定義づけられた政党というものが健全に発達していくようにしむけることがいいのではないかという御議論があろうと思います。政府といたしましても、いろいろこの政党をどのように規制するか、あるいはまた政党法……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1967/06/30、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 今回特に個人の寄付の制限額を設けたということにつきましては、これは、あまりにも多額な個人の寄付というものが政治力に関係のある政治団体あるいは政党等にされることによりまして政治があるいは影響を受けてはならぬということでございまして、これはいわゆる公共の福祉に従って財産権というものは処分さるべきという憲法二十九条のその限界を示したもの、こう考えておる次第でございます。
【次の発言】 元来、個人の財産の処分の方途は自由であるべきがたてまえだと存じます。しかしながら、個人の献金といえども非常に多額なものは、ただいま申し上げましたように、政治権力と結びついていろいろ問題を起こす可能性があ……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1967/07/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 第四次の中間報告にもありますように、選挙制度に関しましては、衆議院の選挙制度並びに参議院の選挙制度、これらを関連して考えなければならないということが盛られております。目下選挙制度審議会におきましても、御承知のように、これら両方を並行して審議されておるわけでございます。私ども、もちろん選挙制度審議会の審議の方法その他については、審議会の自主性に待つところではございますけれども、おそらく選挙制度審議会においても、いままでの議論からすれば、当然これら両制度、衆参両議院議員の選挙の制度並びにそれに関連した選挙運動方法の改善、こうしたものが一体となって答申されるであろうことを、私どもは期……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1967/07/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 昨年来のいろいろな政界に関係いたしまする不祥事件と申しますか、いわゆる黒い霧事件等がございまして、政界の浄化粛正というものが国民的な課題になっておったわけでございます。その中におきまして第五次選挙制度審議会は、これらの背景を考えながら選挙制度全般の改善につきまして審議をいたしたのでございますが、その中におきまして、そうした政界の黒い霧の問題を防止いたしまして政界を粛正するその一助として政治資金の規正の問題を取り上げ答申をされたわけでございまして、その審議会の意のあるところを十分に私どもも同様に考えまして、今回の改正案を提出した次第でございます。

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1967/07/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 御指摘のように、現在の政治資金規正法は、規正法といいますけれども、おっしゃるとおり、いわば公開法でございまして、特に、その資金がどういう性質のものでなければならない――外国人等の一部の制限はございますけれども、どういう性質のものでなければならないとか、あるいは、支出がどういうところにいかなければならないというようなことは、全然規制をいたしておらないわけでございます。それはそれなりに私は意義のあるものと考えております。今回はそれを寄付する側について制限を加えたのでございますから、現行法と比べまして、いわば質的な変化と申しますか、相違が出てきたというふうに考えております。

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1967/07/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 まず最初にお断わりいたしておかなければならないのは、政治活動、これには相当の金がかかることはわれわれも認めるわけでございまして、たびたびお答えいたしたのでございますが、たとえば六千万人に近い有権者の一人一人に自分の政策といいますか、あるいは政党の政策を徹底しようとすれば、それだけでも、はがき一枚出したところで数億の金がかかるわけでございますから、したがいまして、今回のこの政治資金規正法におきまして、これもたびたびお答えいたしましたが、政党その他の政治団体に金が入らないようにして、そして政治活動に金をかけないようにしようというねらいは全然持っていないわけでございまして、そのことは……

第55回国会 地方行政委員会 第3号(1967/03/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 委員の皆さまには平素から地方自治及び治安行政の問題につきまして御尽力をいただいているところでありますが、この機会に所管行政の当面する問題について所懐の一端を申し述べ、各位の御理解と格別の御協力とを賜わりたいと存ずるものであります。  現在、地方自治が当面する情勢について考えますのに、いわゆる三十年代における高度経済成長により国民の所得水準は大幅に上昇したのでありますが、国民を取り巻く生活環境を整備充実し、四十年代における安定した発展を推進するためには社会開発を中心とした諸施策を重点的に行なう必要があると考えます。地方自治は、住民に直結しつつこれら施策実施のにない手として広範な諸……

第55回国会 地方行政委員会 第4号(1967/03/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 結論的に申しますと、そういう構想、ことに藤枝構想というようなものはございません。ただ、定年制の問題に関連いたしまして、一方において定年制をしくならば、やはりその方々が再就職できるような場というものをつくっていかなければならないのじゃないか。しかし、その場合にはいわゆる年功序列型の給与でなくて、何かほかのものを考えていかないと、非常に地方団体の負担が、給与費が多くなるのではないだろうか、そういうようなものをあわせて考えていく方向で検討をいたしたいというような考え方でございます。それから、勧奨退職を強行すべしなんということは全然考えておりません。

第55回国会 地方行政委員会 第6号(1967/04/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由と内容の大要を御説明申し上げます。  地方税につきましては最近の数次にわたる改正により、地方財政の実情を考慮しつつ、負担の軽減につとめてまいったのでありますが、なお引き続き住民負担の合理化をはかっていく必要があると存じます。ただ、昭和四十二年度においては地方税、地方交付税等の自然増収は見込まれますが、一方国庫予算の増加に伴う公共事業費の増大、社会保障の充実または地方公務員の給与改定に伴う給与費の増加等による経費の増高も避けることができませんので、地方財政についてはなお健全化を促進する必要があるのであ……

第55回国会 地方行政委員会 第8号(1967/05/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました地方公布税法の一部を改正する法律案、及び昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案について、その提案理由と内容の要旨を一括して説明申し上げます。  昭和四十二年度の地方交付税の算定については給与改定等の制度改正による増加経費のほか、経済の発展及び国民生活水準の向上に資するため、関係経費にかかる財源の充実をはかることといたしたいのでありますが、これに加えて、同年度においては、地方財政の一そう健全な運営をはかるため、特別措置として地方団体に対し総額百二十億円の臨時地方財政交付金を交付することとし、その充実をはかるとともに、この際算定方法の合理化及……

第55回国会 地方行政委員会 第9号(1967/05/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 住民税の最低限の問題については、しばしばお答えを繰り返すようで恐縮なんでございますが、もちろん国民負担の現況から考えまして、これは住民税の軽減合理化をはかっていく方向でものを考えなければならないと思います。ただ、いま御指摘のように、一挙に標準家族で六十万円ということになりますと、相当の財源を必要といたします。したがいまして、これはやはり国の税源と、どう分配していくかというようなことも考慮しながらやらなければならないと思うのでございまして、どうも御期待に沿うような答弁ができませんことを恐縮に存じます。  それから、電気ガス税でございますが、これはすでに御承知のように基幹産業であり……

第55回国会 地方行政委員会 第10号(1967/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 参議院の予算委員会で、総理から、ただいま御指摘のような発言がありましたことは、そのとおりでございます。私自身、電気ガス税というものをそう悪税とまでは思わないのでございますが、しかし、いずれにしましても、地方自治体にとっては非常に取りやすい税ではございますが、大衆の課税というような面もございます。そういう点もあわせて考えますと、総理のお答えいたしたような方向で進むべきものと考えておりますが、何しろ六百億もあります税でございますので、ただ廃止するというわけにはいかないのでございまして、結局適当なかわりの税源を特に国税の中から見つけるというような方向で考えなければならないと思います。……

第55回国会 地方行政委員会 第11号(1967/05/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 国をあげまして交通事故対策に取り組んでおりますときに、しかも指導、取り締まりの任に当たります警察官が事故を起こすというようなことは、まことに申しわけないことでございまして、被害者の方々や御両親の方々におわびをするばかりでなく、警察の信頼を傷つけたゆえをもちまして、国民の方々全体におわびをしなければならないと思います。平素から、単に技術面ばかりではなくて、心がまえと申しますか、教養の訓練等も、自動車を運転する者につきまして十分な計画的な指導をしてまいっておるわけですが、その中においてあのようなことが起こりましたことをまことに残念に存じます。今後さらに技術の面ばかりではなく、心がま……

第55回国会 地方行政委員会 第15号(1967/05/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 お話のように、現在の地方自治というものは旧憲法時代の地方自治とは非常に違ったものがある。また、そうでなければならないというふうに考えております。いま御指摘の、だんだん昔の地方自治みたいな取り扱いをしておるのではないかというお話でございますが、おそらくいろいろ国の事務、特に国の補助事業等が複雑多岐にわたっていって、それに地方自治体が追われて、いわゆるみずから自主的にきめる単独事業費等が非常に少なくなっている現象等も踏まえての御質問かと思います。私どもは、ここでもしばしば申し上げましたように、いわゆる地方の自主財源を十分にいたしまして、そして地方自治体がみずからの判断、くふうにより……

第55回国会 地方行政委員会 第16号(1967/05/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 財源調整の形でいろいろお述べになりました。  義務教育費の頭切りの問題は、すでに御承知と思いますが、四十二年度から三カ年計画で、少なくとも国家公務員たる教員と同じ基準に持っていくという考え方をいたして、四十二年度においてその三〇%の是正をいたしたわけでございます。  税については、依田さん御自身お述べになりましたように、必ずしも東京だけの問題ではないわけでございますが、それらの点については、今後なお是正すべきものがあることは私も認めます。  それから、道路譲与税等につきましては、これは申し上げるまでもなく、交付金の算定の際におきましては、基準収入額と基準需要額とを出しまして、そ……

第55回国会 地方行政委員会 第17号(1967/05/30、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 そういう点についてはいろいろ検討を要するものがあると思います。できるだけ支出するものは自治体の会計を通ずるということがすっきりした形だと思いますが、また一面、国家事務の性格からいいまして、そういたしかねる面もあるんじゃないか。実際の警察のある種の費目などはそういうことだと思うのですが、これはやはり国全体の支出の問題を、ことに自治体に関係するものをどう扱っていくかということを全般として検討をしていかなければならないものと考えております。
【次の発言】 保健所というようなものはできるだけ住民に身近なものであるということが必要で、したがって、相当な規模の市ならば持てるような方向にいく……

第55回国会 地方行政委員会 第18号(1967/06/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 新産都市につきましては、工場の誘致その他については、ある程度の企図した効果があったと思います。しかしながら、いま注文をお読み上げになりましたが、そういう、人口の集中を防止する、あるいは地域社会の発展を期するというような点まではまだまだその効果があがってないという判断をせざるを得ないと思います。これは途中、三十九年以来のいろいろな不景気というようなことも一つの影響があったと思います。しかしながら、やはり基本的には、常に申し上げているように、大都市への人口、産業の集中を抑制して地方の開発拠点を育成していくというたてまえからいきまして、やはり新産都市というものは十分に今後も政府として……

第55回国会 地方行政委員会 第19号(1967/06/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました地方公務員災害補償法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  地方公務員の公務上の災害に対する補償の現行制度は、地方公務員法において地方公共団体の補償義務が定められており、労働基準法の業務上の災害補償に関する規定が一般的に適用されているのでありますが、地方公務員法に基づき条例で補償の制度を定めている地方公共団体はきわめて少数であり、その場合にも、その補償内容は、労働基準法に定めるところとほとんど同様であります。  また、地方公務員のうち、一部現業の職員につきましては労働者災害補償保険法が、また船員たる地方公務員につきましては船員……

第55回国会 地方行政委員会 第20号(1967/06/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 確かにこういう問題は、非常に技術的な問題が多いだけに、一般のこれの適用を受ける多数の組合員はなかなか理解しにくい点もあろうと思います。したがいまして、ただいまお話しのように、こうした重要な改正のありました場合には、その改正の要旨をさらに親切に徹底するようにつとめてまいりたいと存じます。
【次の発言】 御指摘のように、戦前の恩給というものは、いわば国が公務員に対して恩恵的に老後の生活の保障をするというような性格を持っておったわけでございます。現在の共済制度は社会保障制度の一環としてやられておるわけでございまして、したがいまして、社会保障制度そのものの伸展とともに改善されていくべき……

第55回国会 地方行政委員会 第21号(1967/06/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 短期給付についての国庫の負担制度というものについて検討をせよという附帯決議でございまして、ただいまお答えを申し上げたように検討をいたしております。この今回の改正については、それについての結論を得られなかったわけでございます。もちろんこの地方公務員の共済制度ばかりでなく、国家公務員共済制度その他いろいろあるわけでございまして、これらの関連も考えなければなりませんが、現段階においては結論は得られなかったわけでございまして、一応従来のたてまえの職員相互の相互扶助的なもの、そしてそれに対する使用者たる地方団体が折半して負担をするという現在の制度をとらざるを得なかったわけであります。しか……

第55回国会 地方行政委員会 第22号(1967/06/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 地方共済というものが、社会保障制度の一環として、組合員の相互救済を中心として、病気その他の問題に関しての保障をいたすと同時に、年金制度を設ける、そうして公務の能率をあげるということを目的としているというふうに考えます。
【次の発言】 そういう相互救済と申しますか、相互連帯が中心ではあるけれども、しかし、それが円滑に行なわれるためには、国並びに地方公共団体もいろいろな援助をしなければならないということを指しておるものと考えます。
【次の発言】 法律の中での便宜供与の規定もございますが、そのほかに長期給付について国が一五%の支出をしておるというようなことも、この条文から来る結果だと……

第55回国会 地方行政委員会 第23号(1967/06/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 行政事件訴訟法の法案の審議の過程において、非常ないろいろ御論議があったことは私も承知をいたしております。結果的に、現在の法律、すなわちその中の二十七条の総理大臣の異議申し立てというものが、制限は受けておりますが、規定をされておるということでございますので、現在におきましては、そういうものが法の不備とまでは言えないのじゃないか、あれはあれなりの体系を持っておるものではないかというふうに私は考えております。
【次の発言】 集団示威運動の性格については、すでに警察当局からお答えいたしたと思います、要すそに、集団示威運動というものの性格、それは三十五年の最高裁の判決にもありますように、……

第55回国会 地方行政委員会 第24号(1967/06/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 閣議の内容を一々申し上げるわけにもまいりませんが、要するに、一方において国会というものは常に平穏に保たれるべきだという高い公共の要求がある。そうして集団示威運動というものはいろいろ前々から申し上げたような性格を持っておる。したがって、これに対して東京都公安委員会が従来とっておる方針については、これを支持するという意味のものでございます。
【次の発言】 認めるとか認めないというのではなくて、従来東京都公安委員会がとってきた方針というものを支持すると申しますか認めると申しますか、そういう意味でございます。
【次の発言】 そういうことも検討の余地のある問題であるということは話題にのぼ……

第55回国会 地方行政委員会 第25号(1967/06/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、最近における道路交通の実情にかんがみ、交通事故の防止をはかるため、歩行者の保護のための車両等の通行方法に関する規制を強化し、大型自動車の運転の資格要件を引き上げ、悪質重大な交通事故を起こした者に対する運転免許の効力の仮停止の制度を新設する等の措置を講ずるとともに、大量に発生している自動車等の運転者の道路交通法違反事件のうち、現認、明白、定型のものを迅速かつ合理的に処理するため、交通反則通告制度を新設すること等をその内容としております。  まず、交……

第55回国会 地方行政委員会 第26号(1967/06/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました住民基本台帳法案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  市町村が住民を対象とする行政を適切に行ない、また、住民の正しい権利の行使を保証するためには、住民に関する正確な公の記録が常に整備されていなければならないことは申すまでもありません。そのためには、住民の住所の変更等に関する届け出が、住民にとって簡易な方法で正確に行なわれる必要があるのであります。しかしながら、現在市町村における住民の届け出に関する制度及びその住民たる地位を記録する各種台帳に関する制度につきましては、各種行政ごとに個々に定められているため、かなり繁雑であり、住……

第55回国会 地方行政委員会 第27号(1967/06/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 地方共済におきまして、国が直接ということでないではないかということでございますが、われわれといたしましては、いわゆる国民の税金でまかなわれる公経済からこの地方共済の経済に入れておるということで、いわゆる社会保障制度の一環としての形をつくっておるというふうに考えておるわけでございます。
【次の発言】 ですから、使用者としての地方団体でなくて、公経済としての地方団体からその分を負担しておる、こういうことでございます。
【次の発言】 いや、国の負担でなくて地方公共団体、いわゆる使用者としての地方公共団体でなくて、公経済としての地方公共団体、これが負担をしておる、こういうことでございま……

第55回国会 地方行政委員会 第28号(1967/06/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 私からお答えするのがいいかどうかは別問題でございますが、私のとらえ方といたしましは、業務上過失致死傷罪というものは、刑法の本来の系統のものと把握をいたしまして、その中で特に道交法違反のものについて刑の差別をつけるということはいかがなものであろうか。むしろやはり本来刑法の体系のものであるから、そういうものについて、自動車事故についてだけ取り出して刑の重さを違えるということは体系的にいかがなものであろうかということを考えて、刑法におまかせしておるわけでございます。
【次の発言】 われわれも、今回の道交法の相当大きな改正にあたりまして、従来この道交法違反による過失致死傷の刑が軽過ぎる……

第55回国会 地方行政委員会 第30号(1967/07/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 確かに現状におきまして知事の給与の実際、あるいはこれが本法制定以来据え置かれておるというような点から考えますと、十一万円の頭打ちというのは実情に必ずしも即してないと思われるのでございまして、そういう意味では、これはほかの国家公務員の共済組合制度その他の社会保険制度等とも関連はありますが、それらとあわせて再検討をいたしまして、ぜひ善処してまいりたいと考えております。
【次の発言】 私の申し上げましたのは、そういう意味ではすみやかに再検討をいたしまして善処をいたしたい、こういうことでございます。
【次の発言】 長期給付についての公的負担の率の問題でございますが、しばしば当委員会でも……

第55回国会 地方行政委員会 第31号(1967/07/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 十二時半ごろまではおります。
【次の発言】 確かに運転免許の取り消しあるいは停止ということは、その運転者のいわば生活にかかる問題でございまして、非常に重要なことだと思います。ただ今回改正をいたしましたのは、しばしば説明を申し上げたと思いますが、非常に大量にこうしたことが起こり、そのために非常勤である公安委員会ではなかなかさばき切れないということでございますので、警察本部長にこれを委任をいたしたわけでございますが、運転者の十分な疎明と申しますか、弁解の余地を十分与えまして、しかも、都道府県の警察の最高責任者である本部長みずからこれをやるというようなことにおきまして、一方において運……

第55回国会 地方行政委員会 第32号(1967/07/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 台風第七号くずれの低気圧の影響によりまして、七月八日から九日にかけ西日本の各地に局地的に集中豪雨が降り、そのため広島、長崎、佐賀、兵庫の各県をはじめ西日本の二十四府県にわたり被災し、その被害のおもなものは死者二百八十三名、行くえ不明八十四名、負傷者四百六十二名、建物全半壊、流失千八百四十四むね等であり、各府県の被害発生の状況は、これはあとで資料にして差し上げたいと思います。  おもなものを申し上げますと、兵庫県下では、兵庫県下の神戸市のうしろの山の高台にある市ケ原部落四十八世帯百五十三名に深夜土砂くずれが起こり、逃げおくれた五世帯二十名が住家もろとも生き埋めになったというような……

第55回国会 地方行政委員会 第33号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を説明申し上げます。  政府におきましては、一定規模以上の市に救急業務の実施を義務づける等救急業務の拡充につとめてまいりましたが、最近における交通事故の激増に対処し、人命救護の一そうの徹底を期するためには、現在救急業務を行なっていない市町村の区域にかかる道路の区間で、交通事故が多発するところにつきまして、救急業務の実施体制を整備する必要があるのであります。  その他最近における社会経済の状況にかんがみ、災害の予防と消防教養の充実等に資するため、若干の規定の整備を行なう必要が……

第55回国会 地方行政委員会 第34号(1967/07/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 第一に、運営審議会でございますが、先ほど局長もお答え申し上げましたように、この基金は使用者たる地方公共団体にかわって補償をやる、いわば地方公共団体の無過失損害賠償の仕事をかわってやるという形のものでございます。あくまで使用者の一種の団体みたいなものというふうに考えまして、したがって、その基金の運営、運用というものにつきましては、これはやはり使用者側といいますか、使用者の団体でありますから使用者側の代表と、そして専門的な知識も要りますから、そういう学識経験者を入れたということで、あくまでこれは使用者たる地方公共団体にかわって補償をするというこの基金の性格からいたしまして、その運営……

第55回国会 地方行政委員会 第35号(1967/07/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 まさに御指摘のとおりでございまして、せっかくこの制度ができましても、おそらく将来といえどもお話しのように国の行政というものは縦割りの行政が多くなるだろうと思います。その関係でこの制度の趣旨が没却されるようになってはならないのでございまして、御承知のように第二条におきましても国及び都道府県はその行政をやる上においてこの制度をくずすようなことをしてはならないということをきめておるわけでございまして、この第二条の有効な適用によりまして御心配のようなことのないようにつとめてまいりたいと思います。
【次の発言】 この法律をつくる過程におきましても、そういう住民手帳とか国民手帳というものを……

第55回国会 地方行政委員会 第36号(1967/07/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 消防はあくまで市町村がやるということがたてまえでございまして、そのたてまえは絶対にくずさないつもりでございます。ただ、今回の改正におきまして、府県が補完的な役目をいたしますのは、どうしても市町村の消防ではむずかしい、交通がひんぱんでありながら、市町村の救急業務ではやっていけないというところを、非常に例外的につかまえまして、それを府県で補完をするということでございまして、このことが将来消防を府県に移していくのではないかというような御懸念でございますけれども、そういう考え方は絶対持っていないわけでございます。
【次の発言】 この国庫補助三分の一でございますが、その自治体の負担分につ……

第55回国会 地方行政委員会 第37号(1967/07/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 市町村の自主的な道路財源を確保するということの必要なことは御指摘のとおりでございまして、四十二年度の予算編成におきましても、そのことが論ぜられたわけでございますが、残念ながら結論に至らなかったわけでございます。  いまお話しの新道路五カ年計画の細部の策定にあたりまして、これとあわせて市町村の自主財源を考えてまいりたいと思っております。四十二年度の予算編成にあたってわれわれが考えましたガソリン税の市町村への移譲というようなことを中心にいたしまして、新道路計画の細部の策定にあたって考慮してまいりたいと考えております。
【次の発言】 四十二年度において、非常にわずかでございますが、特……

第55回国会 地方行政委員会 第38号(1967/07/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま刑事局長からもお答え申し上げましたように、私どもとしては取り締まりの重点を悪質な買収、供応あるいは非常に組織的な大量な文書違反というようなものに置いておるわけでございまして、小さな違反ばかりをあさっておるというようなことはいたしておらないわけでございます。たとえば一月の総選挙におきましても、実は検挙件数等は減っておりますが、それに反して警告件数というものは相当ふえております。これは、従来よく言われるように、太らしてから一網打尽にするというようなことでなくて、できるだけ違反の芽をつむという意味において、警察の目に入ったものについては警告をして、その後の違反のないようにとい……

第55回国会 内閣委員会 第4号(1967/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま議題となりました自治省設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  この法律案は、自治省行政局に公務員部を置くとともに、自治本省及び消防庁の職員の定員を増加しようとするものであります。公務員部の設置につきましては、地方公務員が多数の職種にわたり、その数も二百三十万人にも及んでおりますので、これら地方公務員に関する制度の企画、立案を明確な責任体制と専門的機構によって行ない、さらに最近の人事管理の複雑化、専門化にかんがみ、地方公共団体の近代的人事行政確保のための協力体制を一そう充実する必要があるからであります。  次に、定員の増加につ……

第55回国会 内閣委員会 第19号(1967/06/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 一般的には、警察官の職務に協力援助した者の災害給付につきましては、いまお話しのように、国と県が二分の一ずつ持つことになっておるわけでございます。警察費をどう負担するかということは警察法以下にあるわけでございまして、これも時代の進展とともに再検討していかなければならないことだと思います。しかし、現在におきましては、他との均衡もありまして、警察官の職務に協力援助した者の災害給付については、二分の一補助ということを直ちに変えるということもむずかしいのではないかと思います。ただ、いまお話しのように、私の郷里に対しまして非常に御同情をいただきましてあれなんでございますが、こういう、ことに……

第55回国会 内閣委員会 第20号(1967/06/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 まず第一に、地方の財政につきましては、地方財政法その他幾多の法律その他がありまして、それに従ってやるわけでありまして、自治省がつかみで金をやるというような問題じゃございません。したがいまして、金の面でいじめられるから遠慮するのだというようなことは、地方公共団体があまりそう感じるのはいかぬことだと私は思います。  それから、地方公務員制度のいろいろな運用にあたりまして、自治省として助言あるいは援助をする、その際におけるいろいろな態度でございますが、これは先ほど局長も言いましたように、受け取る側の受け取り方もあろうかと思います。しかし、いずれにしても新しい地方公務員法ができまして、……

第55回国会 法務委員会 第5号(1967/04/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 選挙は、常に公明正大に、しかも濶達に行なわれなければならないわけでございます。その意味においていわゆる選挙の自由妨害というような事案、あるいはそれまでにならなくても、それに近いようなおそれのあるもの等につきましては、十分今後も警戒をいたし取り締まってまいりたいと思いますし、その他選挙が濶達にできますようなことにつきまして、警察といたしましてはあらゆる処置を講じてまいる所存でございます。
【次の発言】 いま法務大臣のお答えになったようなことでございまして、いまそこでお示しになったそのものを、いま拝見いたしましてどう判断するかということはなかなかむずかしゅうございまして、頒布の方法……

第55回国会 法務委員会 第21号(1967/06/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 非常に確かな記憶はございませんけれども、いずれにいたしましても、公衆の集団行進につきまして、公共の福祉を守るために必要最小限度のものは設けてよろしいんだというような意味におきまして、こうした条例ができたものと心得ております。
【次の発言】 地方自治法の第二条の、地方公共団体の事務のところに、一つとして「地方公共の秩序を維持し、」云々ということがございまして、地方公共の秩序を維持するための手段として条例を設けることは、必要最小限度に限られてやむを得ないことだと私は考えます。それからまた、三十五年七月の最高裁の大法廷での東京都条例を合憲とした中にも、地方の実情に応じて必要最小限度の……

第55回国会 法務委員会 第22号(1967/06/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 昨日、午前中の地方行政委員会で、依田さんの質問にお答えいたしたときは、私はこのように申し上げたわけでございます。それは依田さんが前から御質問継続中でございまして、私は途中で入りましたから、前からの御質問が十分受け取れてなかったせいもありますが、少数の婦人による国会へ集団で参る場合に、それまで取り締まるというか禁止するのかということに答えまして、少数で、しかも平穏で、そうして構成員の性格などや内容がはっきりしている場合に、それまで規制する必要はないのではないか。これはまた横山さんの昨夜の御質問に対しましても、二、三名の非常に少数のものまでいうのではございませんということをお答えし……

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 地方のいろいろな問題につきましては、実態調査をいたしました結果、昨年十二月に地方公共団体の行政運営の改善につきまして、公務員秩序の確立、議会運営の改善、議会と理事者との関係、経費の効率的使用等につきまして注意を喚起いたしたわけでございますが、この通牒が確実に守られるように今後とも注意をしてまいりたいと存じます。
【次の発言】 地方自治法三百四十六条の二の事項は、個々の具体的な自治体の個々の具体的な問題についての内閣総理大臣の是正措置をきめておるものでございます。現在は、全国的に発生をいたしましたこうした不正の問題につきまして、とりあえず全国的な注意を喚起することが肝要と思いまし……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 税の大家である春日さんに対してですから、くどいことは申しません。従来、専従者に対する給与については、必要経費として、経費という面とともに、所得控除的な考え方があったことは事実でございます。今回、所得税におきまして、昭和四十三年度から必要経費として認めるということになりますれば、それについては十分考慮しなければならぬのでございますが、先刻御発言もありましたように、四十四年度からの問題でございまするから、十分研究をしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 四十年から申し上げますが、その内訳というのは全部一項目ずつ申し上げましょうか。

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/03/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 お話のように、現在の政治資金規正法は、むしろ公開法とでも申し上げたほうがいいのかもしれません。政治団体というガラス箱の中にどういう金が流れ込んだ。そうしてどういうところへ流れていったかということを公開する。そうしてそれを国民の批判に待つということでございまして、どういう金が流れてきてはいかぬとか、どういう金が流れていってはいかぬとか、そういうものではございませんので、現在では抜け穴だらけとおっしゃいましたが、むしろそういうことをたてまえにしておる法律だ、これは十分御理解のところでございますが、申し上げたいのでございます。

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/03/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 情報収集を専門とする機構はございません。と申しますのは、警察が情報を収集いたしますのは、警察法第二条第一項に掲げられた目的を達成するために、それに必要最小限度の情報を収集いたしますので、情報収集だけを目的とした機構はございません。  それからCIAとは全然関係がございません。
【次の発言】 職員の新陳代剛を促進して、公務の能率的な運営をはかるためには、定年制度というものが必要だとは考えております。しかし、それをしくには、やはりその円滑なる運営ができるようなほかのいろいろな前提条件も考えなければならないと思いますので、目下検討いたしておるという段階でございます。

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 東京都知事選の立ち会い演説会で、赤尾敏がそういう発言をいたしたことは、私どもは承知をいたしております。もちろん、これに対しましては、一方赤尾敏の行動について十分な警戒をいたしますと同時に、また候補者の方々の身辺についても十分な警戒をいたしまして、万全を期しておるような次第でございます。
【次の発言】 暫定予算が地方自治体の運営に悪い影響がないように、各省に、関係方面に連絡をいたしておったのでございますが、ただいま大蔵大臣のお話のように、公共事業費あるいは社会保障費等は十分組んでありますし、地方交付税も所要額が組んでございます。その結果地方自治体全体といたしましては四月で七億七千……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/04/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 昨年十月二十一日のいわゆる二一ストに関連いたしまして、日教組関係の違法行為について検挙をいたしまして、それが非常に多量ではないかというお話でございますけれども、私どもの捜査いたしました限りにおきましては、その程度の人が違法な行為を犯しておると認定をいたしまして逮捕あるいは任意出頭を求めた次第でございますが、その後、検察当局におきましてはそのうち四名を起訴されて、その中にあおりと、あおりの企てと、二つを罪名として起訴したということは承知をいたしております。従来も、これはもう長谷川さん十分御承知だと思いますが、従来でもあおり及びあおりの企てで起訴した事例はございます。決して今回特に……

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/04/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 発生時日は、昭和四十二年四月一日午後七時二十六分ごろ、大阪府泉南郡泉南町男里、南海電鉄の樽井九号踏切でございます。第一の原因者は、森吉運送株式会社、本社は愛知県にありますが、それの運転者佐藤新一郎でございます。大型トラックを運転してその踏切に入ったときにエンストを起こしまして、それで電車が近づいてくるので逃げ出しまして、そして助手の白川というのが合い図をしたそうですが、暗いときでわからずに、そのまま南海電鉄の運転士杉本佳紀――電車は急行五両編成の一八〇五号車でございます、これが衝突をいたしました。死者五名、重傷九十三名、軽傷百二十五名、計二百二十三名の事故を起こしたわけでござい……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/04/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 金の密輸については、拳銃や麻薬の密輸と同様に重点的な取り締まりをいたしておるわけでございます。今後も、できるだけ水ぎわでこれを取り締まるという体制で、関係諸機関と連絡を密にして十分な取り締まりをしてまいりたいと思います。  取り締まりの実態を申し上げますと、三十九年には十三件で七十一名、押収した数量が二十六キロ余でございます。四十年は三十七件、百七十三名、三百三十八キロ余、四十一年は十七件、八十二名、百九十七キロ余、四十二年の三月までで六件、三十名、七十三キロ余になっております。
【次の発言】 わが国に入る船舶、航空機等が相当多くなっておりますので、密輸が相当あるということは考……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 いわゆる利益誘導といわれておる条文でございます。
【次の発言】 全面的に八木さんのおっしゃるとおりだと思います。超過負担の解消とか、あるいは――ただ、特別交付税が六%では足りないてはないかとの仰せでございますが、約九千億近くの交付税でございまして、特別交付税に五百億以上も回せますから、現在同和地区をかかえている県、市町村等の需要については対処できるものと考えております。
【次の発言】 特別交付税のワクをどれくらいにするかということはいろいろ問題がございます。しかし、それとは別に、同和地区をかかえておる県や市町村の需要が相当多くなるという場合には、十分それに対処するだけの措置はい……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 事務当局からお答え申し上げます。
【次の発言】 連呼行為ももちろん選挙違反でございまして、ものによっては検挙をいたすわけでございます。ただ、普通の場合、第一回に発見したというような場合には警告で、その後を戒めるというような処置を一般的にはとっておるかと承知をいたしております。今回の問題につきましては、警察といたしまして、別段国務大臣が乗っておったから手心を加えたというようなことでございませんので、新聞に出る前から、数回にわたってそういうことをやったという疑いがございますので、目下捜査をいたしておる最中でございます。
【次の発言】 が遊説その他旅行をする場合に、大体、警護のために……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/04/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 現在の政治資金につきまして、入るほうも出すほうもある種の規制をさらに強めることが、現在の政治の現況から考えて必要である、そういう意味においての御答申と考えております。
【次の発言】 答申の趣旨を十分尊重してこれを成文化し、御審議をいただきたいと考えております。
【次の発言】 ないはずでございます。
【次の発言】 これはこの席でもお答えいたしたかと存じますが、答申の中にはおおむねとか準ずるとか、そういうことばもございます。したがいまして、イコールとそのまま書き得ないものもございますから、その辺はもう十分御承知のところであろうと存じます。

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/04/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 第四分科会のときに、政府の法案の提出期限である十二日までに間に合わすように努力をいたしたいとお答えを申し上げたのでございます。現在でもそれを目途といたして、おります。  ただ、たとえば政治団体の定義などにつきましては、今回はそれについて罰則もつくわけでございますので、はたしていままでのような表現でいいかどうか、この辺は、なおさらに検討を要するものと考えております。それらのことも克服して、できるだけそれに間に合わせたいと考えておりますが、多少のズレはひとつお許しをいただきたいと思います。
【次の発言】 まあ十二日を目途として最善の努力をいたしますが、多少のズレはひとつお許しをいた……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま運輸大臣がお答えになったようなことでございまして、特に国庫補助につきましては、御承知のように、四十二年度から新方式による補助方式をとることにいたしましたが、この種の問題につきましては、関係各方面と十分連絡をいたしまして、その充実をはかってまいりたいと考えております。
【次の発言】 ただいまお話のような意見を持ったこともございます。ただ、都市交通審議会におきまして、その最終的な答申においては、四十二年度から採用いたしましたような補助方式をとることを答申されておりますので、一応その方式を採用しておるわけでございます。先ほど申しましたように、今後地下鉄の都市交通に持つウエート……

第56回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1967/08/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 長い間知事の地位にとどまっておるということは、一面においては長所もあろうと思います。しかし、いろいろな弊害が出てくる、その弊害をわれわれがどう見るかということにつきましては、いろいろ問題はあろうと思います。しかし、あるいは庁内における人事などが非常に偏向してまいったり、あるいは住民に対しても、一部住民と密着するというような事例は、私どもも経験的に認めておるところでございます。
【次の発言】 一々具体的な例をおあげするだけの資料を手元に持ちませんけれども、たとえばそういう長い間知事の座にあるというようなことから、その中にある市町村長というようなものが心理的な影響を受ける、あるいは……

第56回国会 災害対策特別委員会 第7号(1967/11/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 三十四号台風で被災されました方々はたいへんお気の毒なことで、お見舞い申し上げるわけでございます。特におあげになりました大島地区が町村合併をしたために災害救助法の発動も法規上できない、あるいは激甚災害の指定もないというようなことにつきましての実情は、十分われわれもわかるわけでございます。したがいまして、これら災害対策のための地方団体の財政的な援助につきましては、十分実情に即してやってまいりたいと思う次第でございまして、三十四号台風を含めまして災害対策のための地方債のワクの拡張等につきましては、目下大蔵当局と折衝をいたして地方債計画の変更をいたすつもりでございます。また特別交付税に……

第56回国会 地方行政委員会 第1号(1967/08/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 御指摘のとおり、われわれ自治省といたしましては、労使双方に対して常に公正中立の立場で指導と申しますか、助言と申しますか、やってまいる所存でございます。
【次の発言】 公務員部の最も重要な任務は、ただいま御指摘の地方公務員の適正な待遇改善あるいは定数の確保、権利保護というものが中心であることはお話しのとおりでございます。
【次の発言】 もちろん当然のことでございます。
【次の発言】 もとより地方自治の原則をおかすようなことは、毛頭いたす所存はございません。
【次の発言】 地方におきまして紛争が起こった場合に、任命権者が行なう個々の処分等について強制にわたるような指導、助言はいたす……

第56回国会 地方行政委員会 第2号(1967/09/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 ただいま財政局長からお答えいたしましたように、財政処置については万全を期してまいりたいと思いますが、特におあげになりましたような町村、まさに御指摘のとおりだと思います。したがいまして、今後そうした町村の財政が十分災害復旧その他にたえ得るような特別な処置は、十分に今後も考慮してまいりたいと考えております。
【次の発言】 まあ災害復旧の規模その他もあろうと思います。また、その団体の事情もございましょうが、具体の問題につきまして、その町村が財政的に非常に困るようなことのないように配慮をしてまいりたいと思います。
【次の発言】 消防の公務災害の遺族年金等は、御承知のように公務員の災害補……

第56回国会 地方行政委員会 第3号(1967/10/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 事実関係については警察当局からすでに報告申し上げたと存じますし、今回の事件は、ただいまもお話がありましたように、いわゆる学生運動の域を越えた、いわば暴徒化した行動でございまして、このようなことがありますことは非常に残念に思います。警察といたしましては、この種事件にかんがみまして、今後、こうしたものに対する警備の手段その他につきましては十分検討を加えまして、こうした事件の起こらないような方向で考えたいと思います。また、現実に起こりました学生轢死事件、あるいはその他の不法事件につきましては、十分捜査をいたしまして、その責任を追及いたしたいと存ずるものでございます。また、ただいまも御……

第56回国会 地方行政委員会 第4号(1967/10/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 御指摘のように、この国家公務員のベースアップが行なわれた場合に、地方公務員についてもそれに準ずる措置がとられるのが例でございますし、今回もそう考えております。ただ、一般の地方公務員と企業職、企業関係の職員の給与とにつきましては、お話しのとおり、その性格からいたしまして、必ずしもたとえば国家公務員の引き上げ率にそのまま準ずるというようなことではないと考えるわけでございまして、企業関係につきましては、やはりそれが公営企業であるというワクがあるわけでございます。しかもそのワクの中におきましてどうするか。もちろん国家公務員あるいは一般の地方公務員についてのベースアップが行なわれた場合に……

第56回国会 地方行政委員会 第5号(1967/11/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 佐藤総理のアメリカ訪問に反対する全学連反代々木系各派などの左翼勢力は、これが阻止のため、十一月十二日、羽田空港の内外に約六千八百人の労組員や学生を動員、特に全学連反代々木系各派は、十月八日羽田闘争を上回る動員規模をもってこの闘争に臨み、今回も羽田空港周辺で常軌を逸した過激な実力闘争に出ました。  このため、反代々木系学生ら三百三十三人が公務執行妨害、凶器準備集合罪などで現行犯逮捕され、警察官二百十五人、一般通行人、学生ら三十九人が負傷いたしました。  警視庁は、警察官七千人を動員し、総理の安全かつ円滑な出発を確保することを重点に警備に当たり、反代々木系学生らの妨害行為を排除して……

第56回国会 内閣委員会 第2号(1967/08/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 まず最初にお断わりをしておきますが、附帯決議の問題は、ただ事実を確かめただけで、別にそれに対して私が責任がないとかなんとかいう問題ではございませんので、御了解をいただきたいと思います。  人事院勧告に基づいて国家公務員の給与改定が行なわれますると、地方公務員についてもそれに準じて行なわれるわけでございます。まず第一にその財政の問題でございますが、これはまあ大蔵省からどういうお答えがあったか存じませんけれども、もちろん三税が伸びれば交付税はふえるわけでございます。法人関係の地方税も、景気がよくなれば伸びるわけであります。しかし、国と違いまして、前年課税だとか一月一日課税のものがあ……

第56回国会 内閣委員会 第4号(1967/10/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 先刻御承知のことを繰り返すようで恐縮でございますが、まず企業体の職員の給与がいかにしてきめらるべきかというと、これは申し上げるまでもなく、生計費、そして同一または類似の国家公務員、地方公務員、民間企業の給与水準並びにその企業の経営状況、これはもう申し上げるまでもないところであります。 そういう前提に立ちまして、国家公務員の給与水準が上がった場合に対しましても、そういう基準を一方において考えながら、給与というものを考慮していかなければならぬということだと思います。  したがいまして、これもずばり申し上げて恐縮ですが、国家公務員において今回のように七・九%上がったんだから、企業体の……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/15、31期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 これにて渡部君の質疑は終了いたしました。  次に、谷口善太郎君。

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 八木君、お約束の時間が迫っていますので、簡潔にお願いします。
【次の発言】 これにて八木君の質疑は終了いたしました。  午後は二時から再開することとし、暫時休憩いたします。    午後一時二十八分休憩

第61回国会 議院運営委員会 第50号(1969/07/16、31期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝副議長 一言ごあいさつ申し上げます。  私、このたび、皆さまの御推挙により、はからずも副議長の要職につくことになりました。まことに光栄の至りに存ずる次第であります。  今後、議長を補佐し、一体となって国会運営の責任をになうことになったのでありますが、その課せられた責任の重大さをいまさらながら痛感いたしておるものでございます。議長の御指導と議事運営の経験豊かな委員長並びに委員各位の特段の御協力を得まして、誠心誠意その職務遂行につとめ、国会の円滑な運営のために微力を尽くしてまいりたいと存じております。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会 第18号(1970/03/30、32期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 田中武夫君より関連質疑の申し出があります。これを許します。田中武夫君。
【次の発言】 楢崎君に申し上げますが、個人的な名前をおあげになりますのは、この席ではいかがかと存じますので、その辺のところを御勘案の上、御発言をいただきたいと思います。


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第7回国会 人事委員会公聴会 第1号(1949/12/17、24期、民主自由党)

○藤枝委員 鵜飼先生の第一点にあげられた問題でございますが、国家公務員法の第二十九條の一項と四項の関係のものでありますが、先生の御意見は職階制そのものも相当詳しい職種、職敵のきまつた具体的なものを法律で定めるのが妥当であるけれども、これは非常に技術的なものであるから、むしろその職階制全体の全貌のわかりますような計画をまず国会に出して、その承認を求めて、そうして法律そのものにはあまり具体的なものを書かなくともよろしいという御意見でありましようか。それとも法律そのものにも相当具体的な内容を盛らなければならぬが、さらにその前に全貌のわかるような計画をまず出すべきであるという御意見でございましよろか、……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/05/24、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりましたあへん特別会計法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  今回政府は、あへん法の規定により政府が行うアヘンの収納、輸入または売り渡しの事業に関する経理を一般会計と区分して行うため、新たにあへん特別会計を設けることが適当と考え、この法律案を提出した次第であります。  この法律案の内容の概略について申し上げますと、この会計におきましては、一般会計からこの会計に引き継がれるアヘンの金額及び一般会計からの繰入金に相当する金額をもってその資本とし、アヘンの売払代金、一般会計からの繰入金、ケシの栽培許可に関する手数料及び付属雑収入をもって歳入とし、アヘ……

第22回国会 大蔵委員会地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1955/05/24、27期、日本民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 ただいま議題となりました地方道路税法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  政府は、国民生活の安定及び資本蓄積の促進に資する等のため、租税の軽減合理化をはかることとし、さきに関係法偉業を提案して御審議を願っているのでありますが、さらに道路整備五カ年計画の実施等に伴う地方道路財源の充実をはかるため、地方道路税を創設することとし、ここに地方道路税法案を提出することといたした次第であります。以下その大要を申し上げます。  地方道路税法案におきましては、国の道路整備五カ年計画の実施に伴う地方団体の道路整備所要財源の増加等の状況に対処するため、都道府県等の道路財源に充てる……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1961/02/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 昭和三十六年度における内閣及び総理府の歳出予算案について、その概要を御説明申し上げます。  まず、内閣所管の昭和三十六年度歳出予算計上額は十二億二千七百六十万八千円でありまして、これを前年度歳出予算額十一億三百六十四万二千円と比較いたしますと、一億二千三百九十六万六千円の増額となっております。  内閣所管の歳出予算に計上いたしましたものは、内閣官房、法制局、人事院、憲法調査会及び国防会議の事務の執行に必要な経費であります。  次に、総理府所管の昭和三十六年度の歳出予算計上額は三千八百九十九億二千六百七十五万六千円でありまして、これを前年度歳出予算額三千五百五十二億一千六百九十七……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1961/02/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 北方の引き揚げの方方に対する手当、お言葉のように交付公債で出すということに、予算の編成過程できまっております。ただし、これはいわゆる見舞金的な性格のものではございませんで、漁業権の補償という性格を持っておりますので、目下農林省、大蔵省において御相談中でございます。従いまして、この所管は私の方ではないのでございますが、鋭意法案の提出のために準備を進めておるように承っております。
【次の発言】 北方の地域の問題は、総理府の特連局でやっておりますから、全然関係のないということではございませんけれども、総理府で取り扱うといたしますならば、それは見舞金というようなものでありますならば、総……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1961/02/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝政府委員 この問題は、先ほど外務大臣からお答えになったように、交換公文等の取りきめが行なわれるわけでございます。その際どういうことになりますか、私どもといたしましてはその外交交渉の経過にかんがみてそれを配分をするということになろうと考えております。
【次の発言】 三十、三十二両年度に出しました分は、講和発効後の問題について米国政府が責任があり、それが支払われてくるということを前提にいたしまして、一億四千万円支出をいたしたわけでございますので、現在の考え方といたしましては、この六百万ドルを受け取る場合にはこの一億四千万円は差し引くという考え方を持っておるわけでございます。

第40回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1962/02/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 最初にお断わり申し上げておきますが、自民党内にできております基地問題の特別委員会につきましては、現下の基地問題の重要性にかんがみて党でお作りになりましたので、私どもが要請申し上げてできたわけではございません。基地問題につきましては、もちろん直接の、たとえば騒音でございますとか、あるいはその他損害につきましての補償等を考える必要があることは当然でございます。そのほかに、ただいま御指摘になりましたように、地域開発等が進んでおりまして、基地があるがゆえに地域住民の方々が十分な開発の恩典に浴せないというような場合も、ある程度忍んでいただかなければならぬ問題があるわけであります。従いまし……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1962/02/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 二千四百メートルで間に合うのでございます。ただし、人命あるいは機体の安全を考えまして、他の条件が許されるならばざらに三百メートル、すなわち二千七百メートルにすることが望ましいと存じております。
【次の発言】 御承知のように、板付飛行場は米空軍の当地として非常に重要な地点にありますので、これが返還ということはなかなか困難であろうかと思います。しかし、先ほど来調達庁長官がお答え申し上げましたように、これの国際空港化という問題が関関各方面で討議をされ、その結論になりますならば、その結論に従いまして十分米側とは折衝をいたしてみたいと思います。共同使用という形になりますか、現在のような地……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第8号(1962/02/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 先般もお答え申し上げましたように、104関係の製造をいたしておりまするのは日本のほか西ドイツ、カナダ、ベルギー、オランダ、イタリア等がございます。従いまして、これらの国々についてのいろいろな問題がございますので、先般御要求のありましたような詳細な具体的なデータにつきまして発表をすることは、国際関係もありまして同意しがたいということでございます。これはそういう関係もあるとすればやむを得ないことと存じますが、しかし国会側の御要望もございますので、その御要求通りのようなものはむずかしいといたしましても、ある程度のものはできまするように目下努力しておる次第でございます。


30期(1963/11/21〜)

第49回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1965/08/11、30期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝小委員長 これより会議を開きます。  一言ごあいさつ申し上げます。  今般、皆さまの御推挙によりまして小委員長に就任いたしました。税務行政につきましては、種々問題も指摘されておりますおりから、本小委員会の使命もまた重大なものがございます。つきましては、皆さまの御協力を心からお願いいたしまして、就任のごあいさつといたします。(拍手)  税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 後刻十分御相談を申し上げます。
【次の発言】 藤田高敏君。
【次の発言】 只松祐治君。


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1967/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 自治省関係の昭和四十二年度歳入歳出予算につきまして、その概要を説明申し上げます。  昭和四十二年度の一般会計予算は、歳入三千一百万円、歳出九千二百八十二億二千七百万円であります。歳出予算では、前年度の当初予算額八千五十二億一千一百万円と比較し、一千二百三十億一千六百万円の増額となっており、前年度の補正後の予算額八千四百二十七億五千五百万円と比較し、八百五十四億七千二百万円の増額となっております。  この歳出予算額を組織に大別いたしますと、自治本省九千二百六十五億六千七百万円、消防庁十六億六千万円となっております。  以下この歳出予算額のうちおもな事項につきまして、その内容を説明……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1967/04/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○藤枝国務大臣 お話のとおり、文字どおり尊重するつもりでございます。
【次の発言】 答申の内容につきましては、法文化に相当技術的な困難なところもございますことは御承知だと思います。したがいまして、鋭意いま法文化を急いでおるわけでございます。このようなことを申し上げては恐縮でございますが、連休等もございますので、おそらく五月の上旬か中旬くらいになるのじゃないかと考えております。
【次の発言】 大体五月十二日が法案提出の期限と一応決定いたしております。これには間に合わせたいと鋭意努力いたしております。
【次の発言】 先ほど申しましたようにいろいろ技術的にむずかしい点もございますけれども、先ほどお答……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会公聴会 第1号(1970/03/03、32期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 河村勝君。

第63回国会 予算委員会公聴会 第2号(1970/03/04、32期、自由民主党)【議会役職】

○藤枝委員長代理 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより両公述人に対する質疑に入ります。森田重次郎君。
【次の発言】 藤田義光君。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより両公述人に対する質疑に入ります。  なお、御質疑をなさる委員の方々に、申し上げますが、質疑の通告者が多数ございますので、この点お含の上、なるべく簡潔にお願いいたします。  細谷治嘉君。
【次の発言】 吉田之久君。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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