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高田富之 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

高田富之[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
670位
委員会発言歴代TOP500(衆)
440位
委員会出席(無役)歴代TOP500
339位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
518位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
322位
各種会議出席歴代TOP250
203位
各種会議発言歴代TOP250
133位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
144位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
107位

24期委員会発言TOP100
76位
24期委員会出席(無役)TOP100
80位
24期委員会発言(非役職)TOP100
54位
28期委員会発言TOP100
89位
28期委員会発言(非役職)TOP100
66位
30期各種会議出席TOP25
14位
30期各種会議発言TOP25
18位
30期各種会議出席(無役)TOP25
13位
30期各種会議発言(非役職)TOP25
15位
31期各種会議発言TOP25
21位
31期各種会議出席(無役)TOP25
22位
31期各種会議発言(非役職)TOP25
18位
35期委員会出席(幹部)TOP100
68位
35期委員会発言(議会)TOP10
5位

このページでは高田富之衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高田富之衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 経済安定委員会 第2号(1949/03/24、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 議事進行について発言いたします。私どもは國民の注目の上に、新しい政府と新しい國会を組織しまして活動に入るのでありますが、いまだに政府の施政の大綱も示されず、また財政方針も示されておりません。個々の法案は、すべて提出する政府において、大きな政治の大綱が示され、どういう考えでどういう方向へ政治を持つて行くかという大きな根本が示されなければ、個々の法律の審議はできないし、また提案できる筋合いのものでもないと思うのであります。われわれは十分愼重に、総合的な施策の一環としての法案を、檢討しなければならないのでありまして、たといどういう簡單の法律のように見えましても、それをいかなる考えで……

第5回国会 経済安定委員会 第3号(1949/03/26、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 先ほどの長官の御説明の中にもあつたのですが、統制のやり方を今度は相当かえて行きたいというような御発言があつたように思うのですが、統制の方式のどういう点がかわつて行くかということを、まずお伺いいたしたい。
【次の発言】 私の質問は、そういう点と、それからさらに統制の意図する方向ですね。たとえば基礎物資の生産資材の割当の方針というようなものに、相当大きな変化が出て來るように――これは白書の中にも若干出ておつたと思いますが、その点、たとえば鉄鋼、石炭、その他の例をあげて、どういうふうな方針で今後物資の割当をやつて行くか……。

第5回国会 経済安定委員会 第4号(1949/03/28、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 日本共産党を代表いたしまして、反対の理由を申し述べます。  第一に、本法の最近までにおける運用の実情を見ますると、各般にわたる廣汎な統制が、現在各所において非常に多数の違反事件を起しており、また表面的には違反事件として出ておりませんでも、この統制をめぐるところの官僚の腐敗、あるいはこれに結合する業界の、中央、地方におけるボス的な勢力の不正というようなことは、ほとんど天下公知の事実となつておる実情であります。このような不正、腐敗の根源は、やはり官僚が大きな権限を持つてこのような法律を運用するところに、根本の原因があるのであります。なお、この統制が非常に煩瑣であり、非常に非能率的……

第5回国会 経済安定委員会 第8号(1949/04/21、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいま調査廳のお話が出たのですが、実はこの機会に一言私からも質問したいと思います。これは埼玉縣における調査廳の活動を通じて、私の直接体驗したことであります。現在の調査廳の活動は、ややもしますると警察のやることとまつたく同じことをやつておるような実情にあります。それでも別の角度からうまくやつて行くのならいいのでありますが、実は非常に寒心すべき状態にある。それは先般埼玉縣に、供出問題に関して非常に困難な事態が発生したのでありまするが、その際地元の檢察廳においても、何とかして一〇〇%出させなければいかぬということのあまり、非常に大量の主食のやみ買いをやらせまして、そのやみ買いによ……

第5回国会 経済安定委員会 第9号(1949/04/25、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまの議員の御質問とも関連があるのですが、この前農村及び中小企業に関しまして質問申し上げまして、概略の御返答を得たのでありまするが、実は今御指摘があつた通り、農村並びに中小企業の金融の逼迫は、これはもう実にはなはだしいことで、よく御承知のことと思いますが、ことに今年度あたりは、農村では生活資金さえもない実情にあるところが非常にあります。さらに農家の個人的な負債も非常にかさんで参りまして、埼玉のある地域におきましては、約十箇村くらいにわたつて一戸平均十万円くらいの借金をして、やみで買つて供出したというようなところがありまして、協同組合が破産状態にある。一つの小さな村の農業協……

第5回国会 経済安定委員会 第10号(1949/04/27、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 この案が本委員会に突然今日かけられたのでありますが、前々から本委員会の運営につきましては理事会において、またその都度委員会におきましても研究されまして、あらかじめ今会期中どういう法案が出るか、また法案以外にはどういうことを審議するかということも愼重審議をして参りまして、その際には何ら今日出されることについては、本委員会に提案されそうなけはいは全然なかつたのであります。しかるに突然電報等で呼び集める等のことをやり、しかもまたここへ來ましても法案の印刷さえも間に合つていないというような事態でありまして、われわれはこのようなやり方は、実際國会の審議権をみずから無視してしまうことにな……

第5回国会 経済安定委員会 第11号(1949/04/28、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 私は日本共産党を代表いたしまして、反対の意を表明する次第であります。ただいま國協党の平川君からお述べになりました條件の中には、私が述べようとしたことと相当共通点があるのでありまして、遺憾ながら結論が御賛成のようでありましたが、しかしこれは民主自由党のやり方を非常に信用せられてというようなことであります。  ここで私がまず第一に申し上げたいことは、民主自由党がこの法案を出されたことは、実は他の法案や予算にも見られたと同じように、公約と民主自由党の実際に行うこととの間の非常な食い違い、言いかえれば民主自由党の内閣がやつております、または民主自由党自体が目下演じております悲喜劇の、……

第5回国会 経済安定委員会 第12号(1949/05/06、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 それはやつてみなければどういうふうになるかわからないので、ただ調査するだけでもやはり小委員会がないと、審議のひまもないししますから、小委員会をつくつて、短期間の間にできるだけ毎日でもやつて調査を進めることも必要だろうと思います。その場合にどういう形の結論をつけるかということは調べてみなければわかりません。だからいずれにしても小委員会はつくつて、もう少し責任のある調査を積極的に進めるというふうにやつたらよいのじやないかと思います。

第5回国会 経済安定委員会 第14号(1949/05/10、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 それでは二、三御質問申し上げたいと思います。今回の独禁法の改正の要点の一つは、外資の導入に便ならしめるという点が、提案理由の御説明の際にも述べられたのですが、今まで外國商社との契約で成立したものの中に、現在の独禁法に違反するような事実があつたのではないかと思われるようなふしもあるのであります。その一つとしてカルテツクスと日石の契約が先般成立したそうでありますが、その概略がどういうものであつたか。その大体をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと午後あたりにお願いできますでしようか。
【次の発言】 それではその方は午後御答弁を願いたいと思います。それからちよ……

第5回国会 経済安定委員会 第15号(1949/05/12、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ちよつとお尋ねしたいのでありますが、日本製鋼とニユーヨークのクーン商会との間に、去る二月二十三日付で取りかわされました仮協定書につきまして、その内容が独禁法違反の疑いがあるやに考えられる点があるのでありますが、これについての御見解はいかがですか。
【次の発言】 全然まだお調べになつておりませんか。
【次の発言】 労働組合方面では、公正取引委員会の見解はというふうなことも若干聞いておるのですが……
【次の発言】 それではまたよくあとでお調べ願つてから質問いたします。  それからこの間うちからずつといろいろな具体的な問題について二、三お伺いしまして、研究中というのがたいへん多かつ……

第5回国会 経済安定委員会 第18号(1949/05/19、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまの加藤委員の御質問に答えられて、笹山氏は重電機の部門における競爭を制限するために、という文句はまずかつたというような御答弁でありますが、これは單なる誤解を招く文句という程度のものではないと私は思うのであります。この指令案に付記されておる事実の内容を見ますと、最初に「持株会社整理委員会は、東京芝浦電氣株式会社の事業並びに日本の重電機業における同社の地位及び事業に関し会社が提出したすべての書類及び資料を調査しかつ独自の調査をした結果下記の項を認定する」と、明らかに書いてありますし、第一項は「東芝は日本の重電機業において競爭を制限し、他のものが單独にこれに從事する機会を妨げ……

第5回国会 経済安定委員会 第20号(1949/08/11、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ちよつと御質問したいのですが、第五國会のときに予算委員会で質問がありました際に、政府としては今御説明になつたような時間的なずれは絶対に生じないように運営できるということを、大藏大臣は言明されておつたのですが、野党側の質問、特にわが党の質問は、必ず時間的ずれを生ずる。特に当初千七百五十億というようなものを組みましても、これは一ぺんに入つて來るものではなく、しかも需要面では設備資金の年度初めにおける需要というものは、すでに明らかになつておる通り一度に相当需要はあるわけですから、必ずそこにずれが生じて來るということを強く追究したにもかかわらず、そういうことは絶対ないということを答え……

第5回国会 経済安定委員会 第21号(1949/08/19、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 見返り資金の動き出すのが大分時期的なずれがあるというお話がありましたが、その原因の中に向うから入つて來た品物が引取りが遅れておるというような関係で、品物は入つたけれども金になつてないというのが相当あるのじやないかと思いますが、その辺の詳細をお話願いたいと思います。
【次の発言】 ではよろしゆうございます。
【次の発言】 今勝間田委員からも御質問がありましてお答えがあつたのですが、一方でやはり能率生産なり集中生産という方式で、資材の割当、資金等について重点的な施策が進められているわけでありますが、そういうことと、今いろいろ御説明がありました中小企業に対するいろいろな助成、保護の……

第5回国会 経済安定委員会 第22号(1949/09/13、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 見返り資金の積立ては、向うから実際のものが入つて、すぐに計算書を見て積み立てるのですか。それとも現業に賣り渡してから積み立てられるのですか。
【次の発言】 そうしますと、計算書でやるわけですね。現実に賣り渡さなくてもいいわけですね。
【次の発言】 議事進行について発言したい。今まで横田君からこまかい質問もありまして、重要な点もありましたが、きようは実は事務当局から一應聞く程度にとどめて、重大な今後の対外為替の当面の問題とか、あるいはいろいろ対外関係等において非常に不安定な状態に今ありますので、特に安定本部関係としては、総合計画がほとんどくずれており、貿易計画等の見通しも立つて……

第5回国会 経済安定委員会 第23号(1949/10/04、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 それではちよつとお伺いいたしたいのですが、今度のポンドの切下げにつきましてただいまも御質問があつたようでありますが、これに対するこちら側の対策といいますか、あるいは日本政府としての希望でありますか、こういう点が先ほどもちよつとお話に出ましたけれども、絶対にこのために対米レートの変更はしないというふうに一応は言われております。しかしやはり生糸の相場の動きを見ましても、最近の繭の部分的ではありましようけれども、非常な値上り状態を見ましても、やはり業界においては対米レートがかわるということを予想しての動きというものが、ぽつぽつ出ておると思うのでありますが、日本の政府当局としましても……

第6回国会 建設委員会 第3号(1949/11/15、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ちよつと営団にも関係があると思いますが、東京都へ拂い下げて、東京都の復興建設会社というような民間会社にさらに転売されるということを聞いておりますが、それは事実ですか。
【次の発言】 しかしそれは出版物にもすでに出ておるのです。都がそれを受けましても、それをまたもうけて拂い下げるかどうかしりませんが、拂い下げて、民間の会社ですから営利的に運営するということをはつきり声明しておる。営利的にやるということになりますと、相当無理な讓渡をしたり、立ちのきをやつたりする危險性もありますので、すでに住宅に住んでおる人々が動揺しておる。だからこれを整理をするにつきましては、住宅政策全般の見地……

第6回国会 建設委員会 第7号(1949/11/24、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 建設行政の全般にわたる問題でありますが、大臣にお尋ね申し上げたいと思います。これは建設省の外郭団体に関する問題であります。いろいろの外郭団体が建設省には相当たくさんあるように聞いておりますが、その一つに建設行政協会と称するものがあることは御承知の通りであります。この建設行政協会なるものはどういう目的で設立されたものであり、どういうふうな仕事を今日までやつて来ておるか。そうしてこの方の責任者、官庁としての監督者は主としてどなたが当つておられるか、この点について概要御説明をまず願つておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁の中に、建設行政の識者も入つておるということで……

第6回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1949/11/28、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 これは重要な問題ですからひとつ慎重に各党研究される必要がある。わが党としては六箇月はいかぬ、一年くらいはどうしても禁止しなければならない。そういう実例がたくさんあります、どうしてもそうしなければ公正な選挙はできませんから、これは簡単にきめないでいただきたい。

第6回国会 内閣委員会 第5号(1949/11/22、24期、日本共産党)

○高田富之君 特別調達庁の購入資材代金に価格差益金を業者の方で生ずる場合があると思うのです。こういう場合の処置はどういうふうにやつておられるか。物品が納入されてから新たに価格が非常に上つたというような例です。実例を申し上げますと、昭和二十三年の第一・四半期の維持管理用資材としまして高島屋本店と資材用ドレイプ一万ヤード購入の契約があつた。これは二十三年八月三十一日が納期になつております。ところがその後業者の方から延納の申請がありまして、十二月三十一日まで延納を許可してもらいたいというので、これが許可になりました。それからこれはその後移管になりまして、大阪の特別調達局でありますが、この一万ヤードの……

第6回国会 農林委員会 第12号(1949/11/26、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいますつとお聞きしておりますと、初めのころ竹村君の輸入問題の質問に対しまして、農林大臣は、たくさんのものが入つて来るけれども、やはりこれは万一の場合とか、一朝有事の場合に保存しておく必要があるということから、こういうふうにやるのだという御説明がありました。その点についてもう一度御説明願いたいのですが、そうするとどういう場合に、どの程度のものを保存しておく必要があるとお考えになつておりますか。
【次の発言】 先ほどのお言葉の中には、やはり国際間の万一の場合、一朝有事の場合というふうなお言葉があつたのであります。やはりそういう場合の貯蔵をしておく必要があるというお考えではない……

第6回国会 農林委員会 第13号(1949/11/28、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 それでは前に関連のことをちよつと簡單に、先にお伺いしておきたいと思います。  ただいま大臣は、土地改良事業等に対しましては、見返り資金の中から相当出すようなことを述べられました。これは非常に重大なことであつて、政府におきましては、公共事業その他災害復旧などに対しまして、見返り資金のことをこの春以来約束して来ましたが、いまだかつてこれが実行されたためしがありません。明らかな見通しと確信を持つていられるのでありましたら、土地改良事業への見返り資金の融資はどれくらいであるか、もう一度はつきりお答えを願つておきたいと思います。

第7回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1950/03/13、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 災害復旧の金額国庫負担は、どういう構想ですか、ちよつとお話願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、市町村等に対しては、今の基準で補助があるわけですね。それで二十五年度の予算は、特例によつて運用する。この災害復旧の予算は全額国庫負担法によつて、あの範囲内においてこの法律を実行するわけですね。
【次の発言】 これはやはり部分的ではありますけれども、利根川は全国で一番重要だと思うのです。毎年々々非常に熱心な関係五県ぐらいの実情等を、いつでも陳情されまして、よく御承知と思うのですが、あの利根川の方の災害復旧及び全般的な治水の計画は、当初五箇年計画をお立てになつて着手されたとい……

第7回国会 農林委員会 第1号(1949/12/19、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 大臣が来られるまで私の質疑は留保いたします。
【次の発言】 先ほど来各委員から御質問がありましたが、このたびの政令の公布につきましては、われわれ国会議員としてはもちろんまた国民としましても、特に農民は政府の態度に強い疑惑を持つておると確信するものであります。先ほどの各委員に対する大臣の御答弁によりましては、遺憾ながらなお承服しがたいのでありまして、重ねて御質問したいと思うのであります。  大体さつきの御答弁によりますと、昨年の十二月の覚書がありまして、それを法律の形にしなければならないというだけの理由で今度出したというのでありますが、大体あの覚書は、もとより国会の審議にかけて……

第7回国会 農林委員会 第18号(1950/03/24、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 食糧管理法の一部を改正する法律案について最初お伺いしたいと思います。  いも類の統制解除ということで今回この法案が出ておりますが、結局これが最初の例になりまして、今後雑穀、麦、米に至るまで、ほぼこれに似た方針によつて扱われるようになるのではないかということが、現在非常な問題ともなつており、不安をかもしておる点であります。従つてこの問題は、單にいもの問題としてだけでは考えられないのでありますが、まずこの点について、政府は今後の食糧管理のやり方について、大体これと同様の考え方で漸次緩和して行くものであるか。その一つのひな型とこれを見ていいかどうかという点を、最初に伺つておきたい。

第7回国会 農林委員会 第19号(1950/03/25、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 今のことは……。
【次の発言】 ただいまの小平君の御質問に対して、たいへん御憤慨のようですが、これは偽らない農民全体の考え方です。それはこういう意味です。つまり大臣は、国内の自給度を高めるとか、農民を保護するとか言われておりますけれども、今の国際的な要請に沿つて、大臣が自分でも怪しいと思うほど莫大な輸入計画を立てて、そのために輸出の方もほんとうに飢餓輸出に全力をあげなければならぬような態勢に国全体を持つて行つておるのですから、そういたしますれば、どうしても農業に対して投資する部面が非常に少い、農地改良費も少い、それから開墾もほとんど打切り同様だということになつてしまうのであり……

第7回国会 農林委員会 第28号(1950/04/12、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 関連して……。今の大臣の答弁の中で、非常に重大な答弁があつた。今の経済状態の中では、農地を放棄する、転落して行くというような者も出るのはやむを得ない、当然だということを言つておるのでありますけれども、これは非常に重大な失言だと思う。失言というよりは本音をはいたとわれわれはとつおるのでありますけれども、こういうふうな農地改革が、農民を自立させ、そうして経営を発展させるために行わるべきにもかかわらず、現在それに逆行しておる現象が現われておるということを、当然であるとあなたがおつしやるならば、私はこれはまつたく農地改革を何のためにやつたのかわからなくなつてしまう。さつきも井上委員が……

第7回国会 農林委員会 第33号(1950/04/21、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 これは政府に伺いたいのでありますが、今までの十一箇所の国営競馬において、大体年にどのくらいの国家収入を上げておるのでありますか。それから今度できます中京のものには、どのくらいの収入を予定しておりますか。
【次の発言】 先ほど提案者の御説明によりますと、まず地元で負担して、施設等をつくつて、それを政府が借上げるというようなお話でありましたが、政府の方としては、将来必ずできたあとで、会社等の経営に終らないで、政府が借上げて直営するという、はつきりした見通しなり、約束を持つておるのですか。
【次の発言】 しかし政府はそれだけの収入の予定があり、確実にこれは国営競馬場一箇所を創設した……

第7回国会 農林委員会 第39号(1950/04/30、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 一般の災実復旧の方については全額国庫負担になつておつて、予算の範囲内においてというような文句がないように見受けられる。ところがこつちの方は第三條で、予算の範囲内でということになつておりまして、事実上この法律が出ましても、これでは全然何にもならぬように思われる。一般の災害復旧の方では、予算の範囲内ということでなくて、しかも何万円以上は全額をやるというふうに明確になつております。こういうふうに一般の災害復旧の方と農地の災害の問題とがはつきり区別されて、農業関係の方が非常に軽く扱われておるという根拠はどこにあるか、この点大臣にお伺いしたい。

第8回国会 経済安定委員会 第2号(1950/07/18、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいま長官の前委員の質問に対するお答えはたいへん心強いものがありました。この点一般国民は、今までの経済安定計画について、それから今度の朝鮮の問題、その他見通し得る相当長期にわたる大きな問題に直面しまして、安定本部あたりがまつ先に相当あわてて来るのではないかというふうに常識的に考えておつたと思うのです。それがそうでないということは非常に力強いことなんですが、その点もう少し明確に御決意、御確信のあるところをおきかせ願えれば非常に幸いだと思います。というのは、この安定計画では、財政の均衡、そうして経済の安定をはかり自立の方向へ向つて行く。大蔵大臣もしばしば言つておるように、おかゆ……

第8回国会 大蔵委員会 第2号(1950/07/15、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 その前に一言……。理事の数が減つたので、理事会でどういうことを協議されたか、決定したかということがわからないので、非常に困るのです。ですから必ず議題に入る前に、理事会においてはどういうことを決定したということを報告されて、一応委員全体の了承を得て、そしてやるようにしていただきたいと思います。
【次の発言】 今のことだけですか。
【次の発言】 それを一応願います。
【次の発言】 改正税法によつて前年度と同額以上の申告をしろということになつておりますが、それに対して減額の申請を六月十五日までにやれ。ところがこれがどの程度徹底しておるか。今の御説明によりましても、昨年度さえもああい……

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/19、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまの問題は非常に重大な問題でありまして、今、両委員から誠意を込めた御質問がありました。この前も連合審査会におきまして同様の御質問がありましたけれども、常にわれわれが満足する回答が得られないことを、非常に残念に思つております。私はせめてこれだけのことは言つていただけるのでははないかと思う。というのは、現在この財政経済を担当される大蔵大臣といたしまして、債務償還から相当額のものが出るということは、今の御説明の中にもあつたのでありまして、これが給與べースの引上げや減税にどういうように影響するかということからいたしまして、どの範囲までこれが可能であるかというような問題は、きわめ……

第8回国会 大蔵委員会 第4号(1950/07/20、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ちよつと今の問題に関連しますが、これは船舶公団に限らず各公団について経済調査庁その他で相当経理内容などを調べて、これはしばらく前の話ですが、閣議に報告があつて、まだ発表の段階でないというようなことを聞いたことがありますが、その経理内容についていろいろ忌まわしい不明朗な部分が、各公団にわたつて相当見られるということでありましたが、船舶公団に関してはそういう方面の経理内容の調査をされておりますか。その内容がわかつておりましたら、どういう程度であるか伺いたいと思います。
【次の発言】 そのことはまた経済調査庁にお伺いすることにいたしまして、この共有になる船舶の稼働中のものと、繋船し……

第8回国会 大蔵委員会 第5号(1950/07/21、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 この法律の実施を予定いたしまして、現在の証券業者のうち、大体数にしましてどのくらいのものが、欠格者になる予定でありますか。
【次の発言】 もう一つお伺いしたいのですが、最近日米合弁の証券会社をつくるというようなうわさを聞きますが、それは根拠のないものでありますか。それとも、もしあるとすればどんなふうな動きになつておるか。わかつておる範囲でお答え願いたいと思います。
【次の発言】 それではついでにお伺いいたしたいのですが、今後こういうような法律も出て、いろいろと条件等もむずかしくなつて来る。やはり相当の資本力を持つて大きくやつて行ける力のあるものが、中心になつてやつて行くことを……

第8回国会 大蔵委員会 第6号(1950/07/22、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 船舶公団の方で、この前御質問しましたが、一、二補足的な御質問をしたいと思います。  けさの新聞を見ますと、何か共有持分を持つておる船主の方で買い取らなくてはならない悪い船を、政府が買い取るというようなことが出ておつたのですが、これはどういうのですか。もう少し詳しく御説明願います。
【次の発言】 その場合に価格の関係はどうなるのですか。船主が共有持分を買う場合と、それから政府に売る場合と、価格関係はどうなりますか。
【次の発言】 そうすると政府が今度買い上げる場合は、それよりもずつと安くなつて、船主が損をするということになるのですか。

第8回国会 大蔵委員会 第8号(1950/07/25、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 先ほど門司や大阪のような、成績の悪いところの今後の処置ということについての御答弁がございましたが、これについて小さいことについて非常に参考になることを、ひとつ申し上げてみたいとおもいます。それは過般の四月の行政調査によりまして、私ども委員会は高崎の税務署の調査をしたことがあるのです。日本人は、古来やることはやつても、あとの立ちまわりをすることは少いと思う。縁日へ行つても、翌朝その縁日の場所を見に来るのは少い。高崎のその後の状況というものをちつとも見きわめておらないのであります。しかし私ども選挙区が群馬県に近いものですから、ひんぴんとその状況が入つて来るのであります。つい七月の……

第8回国会 大蔵委員会 第12号(1950/07/29、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 先ほど委員長の御質問がありまして、特需関係と農山漁村その他の平和産業方面との景気の上で、非常にアンバランスが出て来るという問題が、非常に大きな問題になつておるということでありましたが、まつたくその通りだと思うのでありまして、先般うわさによりますと日本鉱業会社では、非鉄金属の値上りで十五億円くらい値上り利益があるというようなことも聞いておりますし、また二、三日前の日本経済新聞でも、特需を見込んで四倍の値段での売込みということが云々せられておるのであります。こういうふうに、現実にすでに軍需景気が非常に片寄つた形で起りつつあるわけです。これに対しまして一方金融の方面では、ただいまい……

第8回国会 地方行政委員会 第17号(1950/08/26、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 一点だけ御質問したいと思います。先ほど與党側の委員からの御質問に答えまして、大臣は地方公務員の中からの、いわゆる赤色分子追放については、まだあまり関知しておらぬという御返答でありましたが、この問題は非常に重要でありますので、もう少しこの点明確にお答え願いたい。まず国家公務員については、新聞の報ずるところによると、今月及び来月にわたつて、国家公務員法の條章を適用してやることが、確定したということが報ぜられております。それと同時に、地方公務員についても根本方針は決定している、ただ適用すべき法律の問題だというふうに報道されているのでありますが、閣議において、あるいはその他において、……

第9回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1950/12/02、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 私この委員会は初めてですから、あるいは前に論議されたかと思いますが、これに関連して簡單に質問いたしたいと思います。この未復員者給与法の適用を受ける本年度の予算に組まれている人員数というのは、今説明された一万九百何がしの人数が、この法律の適用になるように予算が組まれておるのですか。
【次の発言】 そうすると、予算的には何人になつておるのですか。
【次の発言】 昨年は百円のものを三百円に法律を改正して予算を組まれたそうですが、昨年のときの人数は幾人で組んで、現在それが相当余つているというようなことを聞くのですが、何人くらい余つておるのですか。

第9回国会 外務委員会 第1号(1950/11/25、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまの御説明の中で、フランスだけで特に文化関係の事務をやるような御説明でありましたが、それはどういう事情によるものであるか、具体的にはどういう仕事の内容が予想されるか、それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 学生の活動を統制するということは、何か想像されるようなことはありませんか。どういう非情でそういうようなことを向うで言うて来たかということですね。
【次の発言】 本日の朝刊にも出ておりますが、ソ同盟のマリク代表がダレス顧問に対しまして、対日講和の問題についての質問書を手交したということでありますが、その中の一項目にも、日本の再軍備の問題についてどういうふうに考え……

第9回国会 外務委員会 第2号(1950/11/29、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 この「朝鮮動乱とわれらの立場」というパンフレツトを一読いたしまして、私どもはこれは責任のある政府の発表した文書であるということはなかなか信ずることができなかつた。先ほどの質問によつてそうであることを知つて、まことに驚き入つた次第であります。この文章のどこを見ましても、今日の国際情勢につきましての客観的な、科学的な判断に基いておると思われるところは一つもありません。おそらくいかなるごろつき反共新聞その他においても、このような低劣な文句を並べたものはおそらく類がないと思うのであります。従つて私どもはこれについてまじめに質問をする気にもなれません。こういうものを公然と出すような政府……

第9回国会 外務委員会 第3号(1950/12/02、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 先ほど来神戸事件その他の朝鮮人のいわゆる騒擾事件、それらと最近の国際情勢とを関連させまして、いろいろ御質問があつたのでありまするが、これらの点について重ねて政府の所信をただしておきたいと思うのです。今回の神戸事件につきましては、わが党からもさつそく調査に行きまして、いろいろ実情を調査して参りました。なおただいまも各方面の団体とともに調査に行つておるのでありますが、この実情は、大体原因の一番重要なことは、わが国における少数民族である朝鮮人諸君の生活状態が、ほとんど失業状態であり、相当窮迫しておつて、あるいは酒の密造などによつて辛うじて生活をしておつた者も、最近の取締りのもとにお……

第9回国会 厚生委員会 第6号(1950/12/06、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 私は日本共産党を代表しまして、船員保險法等の一部を改正する法律案に対しまして、反対するものであります。なお反対の理由につきましては、健康保險法の一部改正と関連がありますので、その際一括して反対理由を申し述べたいと思います。
【次の発言】 私は日本共産党を代表いたしまして、健康保險法の一部改正法案に反対するものであります。  健康保險における保險料率の引上げは、まつたくの改悪でありまして、労働者大衆の犠牲において、保險財政の窮迫に対処しようとしているものであります。全勤労者が、この改悪に反対しておりますことは、先般開かれた社会保險審議会において一たび否決されたことによつても、明……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1951/01/27、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまの中山氏の報告の最後に、日本からの三団体云々という、今委員長の所へ調査要求書を出されたということでありましたが、中山さんのお話を聞いただけではこの三団体がどういう内容を出したかということを発表されておりませんが、すこぶる何か遺憾なことがあつたかのごとき一方的な報告でありまして、そういうことがこの記録に残りますことも非常に重大な問題でありまして、少くともこれらの三団体の性格から言いましても、実際に平和を念願し、日本の氏族の将来を考えての行動であることだけは明らかでありますから、そういう一方的な報告をそのままそこへ記録に残さるることは問題でありますし、今後の調査方法につい……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1951/01/30、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 この前中山委員から御報告がありました際にちよつと申し上げましたが、どうもその調査を要求される趣旨におきまして、はなはだ一方的な、独断的な観念に基いておるというふうに考えましたので、その点を私としましては撤回せられるようにということを申しましたが、そういうこともできないというので、理事会におきましていろいろお話しいたしました際にも、私としましてはあくまでこの要求書自体の趣旨、要求書の文面に出ておる字句からいたしましても、たとえば三団体の背後関係をどうとか、とにかく非常にこの三団体が引揚げの妨害者として糾弾さるべき対象であるというふうな見地からの調査要求でありましたので、こういう……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第4号(1951/02/09、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 外務次官のお見えのところでぜひ伺つておきたいと思います。たしか昨年の十二月十三日だつたと思いますが、外務委員会で、ソ連地区残留同胞の数が三十一万有余名だとの調査が完了した、こういう外務省の情報局の発表がありまして、佐々木盛雄自由党議員並びに私から、この数字につきましては、いろいろ従来わからない点があつたので、ぜひこの機会に内訳を詳細にお示し願つて、国民の納得の行くようにしていただきたい。かつわれわれといたしましても、それぞれ地元におきまして、これらの判明した遺家族の方々の見舞をするとか、あるいは援護の実情を調査する必要もありますので、少くとも残留地区別並びに遺家族の府県別数を……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第5号(1951/02/16、24期、日本共産党)

○高田委員 ちよつと参考までに承つておきますが、この要請文の中に、一九五〇年一月十六日、質問書をもつて日本政府に数字的根拠を云々とありますが、この数字の問題を私はしよつちゆう委員会で聞いておりまして、何とかはつきりさせたいと思つておりますが、このときのこれは文書で返答があつたのですか。それともどなたか会いに行つてやつたのですか。ここに出ておる言葉も重大なものがありますので、もう少しここのところを詳しく御説明願いたい。
【次の発言】 そのとき会つた相手の人の名前を覚えておりますか。

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1951/03/08、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 実はこの前に三団体の代表を呼びまして、いろいろと質問をいたしました。このあといかように処理するか。ただ聞きつぱなしというわけにも行かないし、何とかこれを処理せねばなるまいという当然の御意見でありますが、若林委員長もそのようなことを漏らしておりました。その後荏苒すでに二週間――はつきりは覚えておりませんが、相当時日を経過しております。私どもといたしましては、この問題につきましては各方面から相当注目のあることでもありますから、何とかこれについて処理するなりどうするなりしなければならぬと思いまして、実は委員会があまり開かれずにいることを私どもは非常に不審に思つておりました。たまたま……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1951/03/20、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ちよつとお伺いいたしたいのですが、先ほど中共地区未引揚者六万とおつしやつたかと思いましたが、これをもう少し正確にお聞きしたいのです。これはこの前御発表になりました三十二万何がしの現在までに判明した未帰還者の中に含まれておるものとして、正確に現在までに調査を完了したものがただいまの数字ですか、今の数字とその事情をもう少し詳しく御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今の数字の六万三百何がしというのは従来発表されたものであつて、この三十二万三千九百七十三名という一人心々全部判明したものの中に含まれ、中共地区内のものが六万三百というのではないのですね。

第10回国会 外務委員会 第1号(1950/12/13、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 委員長。通産大臣に対する発言の通告がしてあります。
【次の発言】 さつき、ほかの委員の方からも御質問がありましたが、今回の中共貿易に対する制限措置は、通産省で独自に自主的におやりになつたものであるか、それとも何らかの命令によつて、おやりになつたものであるか。
【次の発言】 私は従来通産当局それから安本その他におきましては、中共貿易には相当力をお入れになつて、最近幸いにして逐次これが増加の傾向にあるという御報告をいただいて、産業経済界におきましても、当局の御努力に対して相当感謝するとともに、一層の促進方を懇請して来ておつたというふうに承知しておるのであります。ところがそういうふ……

第10回国会 外務委員会 第2号(1951/01/31、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 議事進行について申し上げます。  本日外務委員会を開催いたしますことは、時たまたまダレス特使の来朝にあたりまして、今日わが国民のあげて注目するところとなつておるわけであります。従つてこの外務委員会の本日の議事には、当然ダレス特使との間に折衝されます政府当局の基本的な考え方につきまして、でき得る限り詳細な報告があり、これに対して各党からも質疑が十分活発に行われることを、全国民がひとしく注目しておるところと確信するものであります。しかるにここに大臣の出席がありませんことは、まことに不可解でありまして、いかなる理由によつて出席しないのか。なお出席しないにもかかわらずこの委員会を開こ……

第10回国会 外務委員会 第3号(1951/02/06、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 関連して……。ただいま佐々木君から川上議員の演説についていろいろお話がありましたが、事実に反しておるとか、破壊的何とかいろいろなことを言いましたけれども、これは今懲罰委員会において審議中でありまして、察するところ、提案者の佐々木君は、どうにもこうにもならぬものですから、救いを法務総裁に求めんとしておるのだと思います。この事実はもうすべて明らかになつておるのですから、これは問題といたしません。これに関連して質問いたしたいのであります。ただいまも佐々木君が申しましたように、連合国に対して怨恨を招くような云々というようなことを盛んに言うのでありますが、法務総裁に法律的な立場でお伺い……

第10回国会 外務委員会 第4号(1951/02/14、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 先ほど来文相の静かな愛国心、精神的自衛というようなことにつきまして、いろいろとご高説を承つた次第でありますが、文相は、現在どうかは承つておりませんが、つい最近まで、非常に御熱心な、全面講和が理想であるということの主張者であつたとかねがね承つております。やはり学問の自由ということが文教政策の中心として、ポツダム宣言によりまして降伏しまして以来、今日まで一貫して来ておつたという文相の確信のもとに、当然これは全面講和によりまして、広く世界に知識を求め、そうして各国のいろいろな思想、文化というものを取入れつつ、わが民族の状態に適応するようにこれを消化し、よきをとり、あしきを捨てる。こ……

第10回国会 外務委員会 第5号(1951/02/20、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 最初にお伺いいたしたいことは、先ほど総理はスターリン声明については批評を差控えたいということでありますが、これは非常に重要な問題であり、世界的に相当の影響を與えておると思いますので、念のため二、三点について、簡潔でけつこうでありますから御見解を承つておきたいと思います。  第一点はソビエトの平和政策ということに関連しておると思いますが、こう言つております。「ソビエトといえども、民需用工業を発展させながら、すなわちヴオルガ、ドニエープルに水力発電施設のような建設計画を開始する一方物価を引下げる組織的政策を持続し、数千億ルーブルをドイツによつて破壊された国家経済の建設に投資すると……

第10回国会 外務委員会 第6号(1951/02/21、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 これは、秘密会で時間もなくて総理から重ねて聞くことができなかつたので、ちよつとこれを補足的に伺いたいのですが、西村さんにお答え願いたいと思うのです。これは非常に幼稚な質問のようではありますが、一般国民が非常に考えておることだと思います。実は日米の講和のただいま提示されておる内容について、講和の話合いがだんだん進められておるというときに、これは愉快なことではありませんけれども、どうしてもかつての満洲国承認当時のことを連想せざるを得ないという声を相当聞くのであります。なるほどいろいろ考えてみますと、もつともな点もあるのであつて、例の昭和六年の九月から満洲事変が起りまして、そうして……

第10回国会 外務委員会 第7号(1951/02/28、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまの御答弁に関連いたしまして、簡単に二、三の御質問をしたいと思います。  第一は川上議員の演説並びにこの国際情勢の問題でありますが、この問題につきまして、ただいま懲罰委員会等におきまして、演説の内容について詳細な検討が行われて参つたのであります。大体これは終つたそうでありますが、結局最後に懲罰委員会の委員長自身も、この演説の内容、思想、そういうことを問題にするのでない、ただ若干言葉の上で非常にまずい言葉がありはせぬか、それをお取消しになる意思がないかというようなことを言つておられたようであります。事実これは相当練られておるので、無責任に演説したわけではない。相当考究し、……

第10回国会 外務委員会 第8号(1951/03/07、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 先ほどの質問に関連して簡單に御質問したいと思います。  私は今回のこの捕鯨條約に入ることが、やはり講和との関連で相当重要なものであるということが政府によつて明らかにされたいと思うが、どうもその点があいまいなので、先ほどから繰返して御質問しておるのですが、この條約の結ばれます前に、吉田総理から総司令部に対して書簡を送り、それに対しまして、なお返事の意味の書簡が参りまして、あれとの関係において、やはり今回の捕鯨條約が講和を前にいたしまして非常に重要な意義を持つておるというふうに考えるわけなんです。それで一体この間のあの書簡のやりとりによりまして、講和後、前の既得権ではないでしよう……

第10回国会 外務委員会 第9号(1951/03/14、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 初めに、出入国管理庁の長官が見えておりますから、簡單にお伺いしておきたいことがあります。この間の三月三日の毎日新聞によりますと、韓国人四百五十名を本国に送還したというような記事が載つております。この特殊の問題につきましての実情をお伺いしたいと思うのでありますが、その前に、不正入国とか、あるいは外国人登録令に関する違反とかいうようなことで、最近といいましても、ここ二年かそこらの間に相当数の者が送還を命ぜられておるかと思いますが、その大まかな数字をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今までのは全部いわゆる不正入国でありますか。不正入国というのは、入つて来たときに……

第10回国会 外務委員会 第10号(1951/03/20、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 最近の国際的な動きの中で若干外務当局から御説明願いたいと思うことをお伺いしておきたいと思います。第一は、先般三月二日の夕刊毎日新聞に出ていたことでありますが、国連の経済社会理事会におきまして、日本等の労働政策非難決議が採択されました。実はこの問題について、労働大臣からも御説明を承りたいと思いましたが、今日もお見えにならないので、外務当局としてのお立場から、これはかなり重要な問題だと思いますし、ことに講和にも関連があると思いますので、この決議が採択されましたことについて、大体どういう趣旨のもので、どの国が賛成し、どの国が反対し、そして結果としては採択されたということになつており……

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/09、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまの御質問に関連しまして、この見返り資金関係で一点だけお伺いしたいと思うのですが、対日援助が先ほどの御説明にもありました通り、明年度から打切られる状況にある。それに対しまして、今まで援助物資の見返りとして積み立てられた余裕金、及び今後の元利の回収されて来るもの、こういうものは見返り資金として今後引続いて残るわけであります。講和条約の発効も間近いという政府の見通しに立つて、一方新たな援助もなくなり、また独立国として、講和条約発効後経済施策等についても、大幅に権限が委譲されるということを言つておるのでありますが、そうしますと、債務の方は平和条約によつて、債務として承認された……

第12回国会 大蔵委員会 第14号(1951/11/12、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 従来通産省は円でもつて一手に引受けて払い下げておると聞いております。それが最近方法がかわりましてドルで支払う必要を生ずるようになつて、外貨の割当などの問題から、相当入札なんかの場合にしましても、外貨の方で不足を来すというような問題があつて、従つて価格の問題もそういう点から相当折衝して、安くしないことには払下げを受けることもできないというふうな、何か非常にむずかしい問題が生じておるようにも聞いておるのですが、そういうふうなことをどういうふうに考えておりますか。
【次の発言】 もう一つお伺いしておきたいのですが、今までに警察予備隊の使つておるいろいろな装備その他の必要な物資を、進……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/16、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 安孫子政府委員に供出の問題について、ちよつと緊急質問をしたいのであります。この間の知事会議の模様等を承りまして、われわれといたしましては、本年度の食糧の供出は、相当重大な問題になつておるということを痛感しております。今回ごこに食管会計の繰入れの問題も提案されておるわけでありますが、最初にお伺いしたいことは、最初の政府の予定が、今回の二千五百五十万石よりはるかに少い――ことは與党方面の話では、事実上二千万石程度でけつこう打切りというふうなところへ行くのではないか、こういうわささえ飛んでおりました。従いまして政府としては、やはり財政的方面からしましても、当然そういうふうな数量を予……

第12回国会 大蔵委員会 第19号(1951/11/17、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいま御質問がありました学童給食にからむ汚職事件、収賄等の疑いをかけられた件でありますが、この問題は、ただいまもお話がありました通り非常に重大な問題でありまして、いやしくも教育上並びに児童の保健の必要上、国庫から莫大な金を出しまして給食を継続しようというやさきに、たまたまこういう大き問題が起りましたので、これにつきまして責任ある当局としては、当然事の真相を本委員会を通じて、全国民の前に詳細にわたつて明らかに曽ていただく必要があると思うのです。まず第一にこの点についてお伺いしたいことは、先般新聞紙上で伝えられましたところによりますと、給食用の大豆の加工を特定の業者に委託させた……

第12回国会 大蔵委員会 第20号(1951/11/20、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ここに配られた資料では、ちよつと判明しない点があるのですが、まずお伺いしたいことは、これによつて処理される、すでに期限到来分の元本並びに利子、それから今後予定される期限未到来分のそれぞれの総額、これをちよつと御発表願いたいと思います。
【次の発言】 これの外債の処理の仕方について、今後所有主の所属する国との間の折衝等によつて、新たにこれを返済するのではなく、新しい債券に借りかえ、書きかえんというふうな方法は講ぜられる見通しでありますか。
【次の発言】 さつきちよつとお伺いしました金額ですが、すでに期限が到来しておつて、元本も拂わなければならぬというものが、大体円貨にしましてど……

第12回国会 大蔵委員会 第21号(1951/11/21、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 関連して税の徴収の問題を御質問したいと思います。過年度の滞納処理でありますが、一昨年度、つまり昭和二十四年度あたり、あるいはそれ以前よりあるかもしれませんが、二十四年度あたりは、相当当時の税務行政も混乱しておつた。その当時の滞納に対して、最近相当強硬な取立ての方針をとつているところもありまして、すこぶる非常識な徴収をやつている。しかも経済情勢も非常にかわつておりますが、相当まじめな納税者で、良心的にやつており、その後昭和二十五年度あたりには完納しておるというような者についても、古いもので、すこぶる不合理な押しつけがあつて、それに対する異議の申請等も、当時混乱しておりましたから……

第12回国会 通商産業委員会 第7号(1951/11/14、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいま議題となりました輸出信用保険法の一部を改正する法律案に対しまして、日本共産党を代表して反対の意見を申し述べたいと思います。  第一に占領下におきまして、わが府の貿易はまつたく自主性を奪われて品ります。最近のドル不足、ポンド過剰といつたような傾向にも明らかに現われているように、今後単独講和におきまする新たな情勢の展開によりましては、急速にわが国の貿易は破局に向つて進んで行くのではないかと憂えられているのであります。歴史的にも経済的にもわが国と切り離し得ない中国、ソ同盟その他善隣諸国との貿易が禁止され、遠く米国その他の国から高価かつ平和産業その他に必ずしも緊急でない物資が……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1952/01/31、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 関連して……。先ほど来の政府の基本数の問題は、非常に重大な問題になつておりますので、私がぜひひとつ申し上げておきたいことは、この委員会が始まりましてから、この問題についてはもう数回、あるいはそれ以上審議されておりますし、また私自身外務委員会におりました当時もすでに一年前外務省当局の発表されました未帰還者数に関連いたしましていろいろと質問いたしました。当時これはもう一年も前の話でありますけれども、自由党の外務委員である佐々木盛雄君、並びに私が同じ趣旨で同じ質問をいたしておるのであります。それはどういうことかと申しますと、とにかく三十何万という多数の未帰還者がソ連地区におられると……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第15号(1952/05/27、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 簡單にお伺いしたいのでありますが、いよいよ政府も独立したという建前に立つて、外交権を回復したいということでありますので、この際引揚げ問題につきましては、今までのようにややこしい、わけのわからないような手続等をとらないで、單刀直入に、政府みずからが直接ソ同盟政府並びに中華人民共和国政府に対しまして、この抑留者の状況等について、あらためてあなたの方で持つておる正確な資料を提示し、またあちら側の言うところをよく聞いて、送還計画につきまして、特にソビエトの方では、戰犯者以外は全部帰したということを正式に言つておるわけでありますが、これについての疑義をただすために、責任をもつてソ同盟政……

第13回国会 大蔵委員会 第4号(1952/02/01、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 最近個人の申告所得に対しましては、税が非常に重いというので、法人組織が大分ふえて来ておるわけです。それを見まして、税務当局においては個人から法人になりました場合には、その法人の性質を見まして、個人と同様の課税をして行くというような場合が相当あります。これについては何か特別の通牒か指令のようなものを下の方へ出して、法人を法人と認めないような措置をとつているのかどうか。  それからさらに、同族会社になつた場合に、前の個人が滞納しておつたものを、今度できた同族会社がその滞納を引継いで拂わなければならぬというような制度を、さらに厳格に徹底的にやるために、何らかの法的な改正をするのでは……

第13回国会 大蔵委員会 第5号(1952/02/02、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 私は税の根本をなしておる国民所得の計算、並びにこれに基く税の問題について、御質問したいのですが、これは大分時間がかかりますので、この次の税金問題について質疑の許される機会に、最初にやらせていただくことを、委員長に御了承いただいおいて、そのときにいろいろと御当局のこれに関する考え方を、詳細にお聞きしたいと考えております。きようはその前提になる点だけを一点だけ、参考資料の数字についてだけ確かめさせていただくことに、とどめたいと思います。  まず第一に伺つておきたいことは、最初の五ページの租税印紙收入の源泉所得のところですが、源泉所得のAの「給與所得に対する所得税」というところの四……

第13回国会 大蔵委員会 第14号(1952/02/16、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 この前租税及び印紙收入予算の本年度の説明書につきまして、若干の御説明をいただきましたが、これにつきましてなおちよつと補足して重ねてお伺いしたい点を、二、三質問したいと思います。  源泉所得の方は、この表によりますと、昭和二十五年度と比べますと四割増、それから昭和二十六年度と比べますと一割一分四厘、たしか四厘増というような御説明だつたと思います。この基礎には本年度における給與水準が若干上るということを予定して、組まれておると思うのですが、大体それはベースの上ではどのくらいのものですか。
【次の発言】 そうしますと、公務員の方も民間の方も、この税收入の基礎は現在のままであつて、将……

第13回国会 大蔵委員会 第16号(1952/02/19、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 先ほど医師の保險料收入に対しまする三〇%の利益を見るという問題につきまして、奥村委員その他各委員からいろいろ質問があり、それに対して御返答がありましたが、これについてぜひ確かめておきたいと思いますことを、関連して一、二お伺いしてみたいと思います。  先ほどの御答弁によりますと、今度この保險料收入についてだけ標準率を四割も下げた。このことは何か今まで保險料收入についての、一般に医師の收入についての必要経費の見方が辛過ぎた、間違つておつたということに気づいて、それをより正しく是正されたのだというふうな意味のお答があつたと思うのでありますが、そういうふうに今まで間違つておつて、相当……

第13回国会 大蔵委員会 第19号(1952/02/23、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 最近の昭和二十六年度の申告の指導といいますか、これに関連いたしまして、最近非常に多額の所得の増額が税務署から指示されて、各所において、相当困難な状況に直面しておるのでありますが、これに関連して質問したいと思います。まずお伺いしたいことは、特にこの場合は、農村もありますけれども、零細な業者の場合に、特別この問題がむずかしい問題を起しておると思いますので、個人営業について特にお伺いしたいと思います。最近の状況として、配付された資料を見ましても、平均五割ないし六割くらいの所得の増加が見込まれておりまして、税額におきましても、昭和二十五年度に対して五割の税の收納増加が見込まれておるわ……

第13回国会 大蔵委員会 第21号(1952/02/26、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 簡單に三つの点について、大臣に質問いたしたいと思います。第一点は、租税特別措置法によりまして、現在外資法人に勤務する外国人、あるいはこれに類する重要産業に従事する外国人に対しましては、所得の半分を控除し、最高限度二百五十万円までは控除するという規定になつておるのでありますが、将来相当たくさんの外国人が、この種の産業を興し、またそこに勤めに来るということが予想されるのでありまして、その際日本人との間に、あまりにはなはだしい待遇の相違が、同じ日本政府の手によつて行われると、一方は基礎控除五万円ぐらいでやつているときに、三百五十万円の基礎控除というようなことは、両国の国民がここで一……

第13回国会 大蔵委員会 第23号(1952/02/28、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 密造問題に関連しまして、一点だけお伺いしておきたいと思うのですが、先ほどの質疑応答の中で、集団的な密造に対しまして警察力を発動するということでありますが、これは手続としましては、やはり国税庁の方で事実を調べた場合に、警察権力の発動を懇請する、連絡をとるというような手続でおやりになつているだろうと思うのですが、昨年一ぱいに、いわゆる集団密造に対する警察権の発動によつて検挙したのは、大体どのくらいの件数がありますか。
【次の発言】 二十二万九千人というのは、警察官の数は入つておらないのですか。
【次の発言】 農村の集団的な密造の問題その他につきましては、前の委員からいろいろ質問が……

第13回国会 大蔵委員会 第24号(1952/02/29、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 関連して……。青色申告の問題でありますが、いろいろと特典を設けられまして、そしてこれを奨励しておるわけでありますが、ただいまも議論がありましたように、これが急速に一般に広がつて行く性質のものであるか、また本質的にある程度しか広がつて行かない性質のものではないかということが、第一に問題になるのであります。これは私の数字が間違つていたら、御訂正を願いたいと思いますが、大体法人で青色申告をしているのが三割か四割、それから個人の場合は五%前後ではないかと思います。それで個人の場合でいいますと、青色申告というものは、ごく一部の者に限られている。これがいかに奨励ざれましても、やはり帳簿の……

第13回国会 大蔵委員会 第27号(1952/03/05、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 最初にお伺いしたいことは、最近農村におきましては、一般に肥料が非常に高くなり、飼料の値段が非常に上りまして、蔬菜類等の下落を見ました結果、著しく営農資金に窮する傾向が最近顯著に現われておるのであります。これに対しまして、きわめて部分的には国家的な融資によつて、これをやつておりますけれども、実際農村におきましては、それだけではいかんともでき得ないために、これらの資金につきまして、小額な資金を有効適切に配分することが、なかなかうまく行つておらぬという面もありますし、また絶対額におきましてはほとんどこれが問題にならぬ。特に個々の農家に対しましては、單位農協等からきわめて限定ざれたわ……

第13回国会 大蔵委員会 第29号(1952/03/08、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 簡單に反対の理由を申し述べます。零細な預金に対しまして免税の措置を講ずるとか、あるいはその他の融通の措置を講ずるというようなことは、そのこと自体としてはもちろん反対すべき筋合いはなく、むしろ大いにやるべきことは言うまでもない。しかしながらここに提案されました国民貯蓄組合法にいたしましても、あるいは先般本院を通過いたしました郵便貯金利子の値上げにいたしましても、あるいはまた各般の措置を講じまして、今日まで政府が盛んに零細な預金のかき集めに大わらわになつておりますのは、これは本年度の預金部の運用計画等にも明らかな通り、結局国民の零細な生活資金までもでき得る限りこれをかき集めまして……

第13回国会 大蔵委員会 第33号(1952/03/14、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 これは関税定率法と関連があるので、主税局長にちよつとお伺いしておきたいと思うのであります。最近非常にたくさんの外国のお菓子が、ちまたに氾濫しておるのでありますが、あれは正式に輸入されたものですか。それとも放出されたものですか。
【次の発言】 続けてお伺いしますが、数量が目につくほど非常に多くて学生などがアルバイトでどんどんそこらで売つている。これは日本の御菓子の製造、小売業者に対しまして相当大きな圧迫になるのじやないかと思います。今度の行政協定の内容を見ますと、駐留軍の家族とか軍属の家族、そういうようなたくさんの人々に必要なものは、無税で入るということになつておりますので、今……

第13回国会 大蔵委員会 第36号(1952/03/19、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 管財局長にちよつとお伺いしたいと思うのです。国有林の払下げに関しまして、ごく簡單に要点だけをお伺いして、若干あいまいになつておる点を明確にしていただきたいと思いますから、ぜひひとつ明瞭簡潔な御答弁をお願いしたいと思います。  旧御料地、御料林等で、終戦後大蔵省管理の国有林としての扱いを受けるようになつたものを、払下げしておるという状況にあるわけでありますが、その払下げにあたりまして、その方針にやや明確でないと思われる点があるために、実際払下げを受ける自治体等におきまして、いろいろな疑義が生じておるやに承つておるのであります。と申しますのは、この国有林を借りておるのは地方自治体……

第13回国会 大蔵委員会 第37号(1952/03/24、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 漁船再保険特別会計につきまして一点だけお伺いしたいのでありますが、異常事故が昭和二十六年度において非常に多いということが理由になつておるようであります。これはどういう性質のものであつたか、また大体海域別にその件数、その性格を御説明願いたいと思う。
【次の発言】 あとで資料で詳細に伺うことにいたします。  それから郵政事業特別会計電気通信事業特別会計でありますが、この方の予備費の使用並びに繰越明許費の使用につきまして、主務大臣限りでできるようにするというわけでありますが、これは従来のやり方では、特に最近の運営の実情から不都合が生じたというようなことであろうかと思いますが、その理……

第13回国会 大蔵委員会 第44号(1952/04/01、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 先般提案されておりまする国有財産特別措置法と、今回の安全保障條約第三條に基く国有財産の管理に関する法律との関係でありますが、この国有財産特別措置法によりまして、講和成立と同時に賠償施設に指定されておる、国有財産の解除が予定されておる。あるいはその他いろいろな関係で、提案理由の説明にもありましたように、相当大量の国有財産が、新たに日本政府の手に返還されて来るということを予定されまして、それの処置につきましていろいろと従来の手続を、さらに合理的に直すということでありましたが、今回提案されましたこの行政協定の実施によりまして、新たに国有財産が無償で駐屯軍のための使用に供せられるとい……

第13回国会 大蔵委員会 第45号(1952/04/02、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 調達庁の方にお答え願いたいと思うのですが、この調達の関係につきまして、最近非常に調達方式の根本的な問題が大きな問題になつておるわけであります。今度の行政協定によりますと、大体原則的には直接的に直接調達の方式がとられており、例外的に間接的な調達が可能であるような規定になつておりますけれども、実際問題としては現在の日本経済の実情、物資の今後の生産計画等の都合上、どうしてもさしあたり間接的な調達を原則としなければならぬというのが、今日の経済界一般の非常に強い要望であるわけであります。これにつきまして、その後新聞紙上等に、政府においてもいろいろ折衝したというようなことも報道されておる……

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/04/11、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 行政協定の実施に伴う関税法の臨時特例に関する法律案につきまして、一点だけお伺いをしておきたいと思うのであります。第五條の第三項に「合衆国の安全を保持するためその他これに類する事由により、第一項但書及び関税法第十八條の規定により難いときは、これらの規定は、適用しない。」という項目があるのでありますが、これにつきまして第一にお伺いしたいことは「合衆国の安全を保持するため」という、この言葉の意味であります。これは非常に広い内容を持つものと思うのでありまして、この認定があつた場合の措置が、非常に大まかにわが国の関税法の適用を排除しておりますので、この解釈は非常に重大性があると思います……

第13回国会 大蔵委員会 第51号(1952/04/16、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 この三つの国際條約の概念を、もう少し詳細に説明していただきたいのです。現在これに加盟している国はどういうふうな国であるか、今後わが国の加入に関する手続とか、そういうふうな点につきまして、もう少し詳細に御説明願いたい。
【次の発言】 それはあとで資料で出していただきたいと思うのです。それからこれは平和條約によりまして入るということになつておりましても、今度の平和條約がああいつた不完全な形でありますために、わが国のそういう場合を認めていない国も一緒に入つておる條約に、日本が入つて行くというような場合に、国際法上支障なく入れるような形に、これらの條約はなつておるのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第52号(1952/04/17、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 補助貨幣損傷等取締法臨時特例案につきまして、お伺いしたいと思いますが、第一にお伺いいたしたいことは、この提案理由の説明にもありまするが、一円以下の補助貨幣につきましては、政府としては何らかの根本的な措置を講ずることを考えておるようであります。どういうふうな措置を将来講ずることが望ましいと考えておるか。またそれを現在やらない理由について御説明願いたい。
【次の発言】 現在円以下の補助貨幣が鋳つぶされているという実例があるわけでありますか。
【次の発言】 何か相当量のものをまとめて、そういうふうに処分されたという実例でもありますか。

第13回国会 大蔵委員会 第55号(1952/04/22、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいままでに荒れ果てていたのを、いろいろ整備したり、グランドにいたしましたりするために、どのくらいの経費を区としてかけましたか。
【次の発言】 これはそこでいろいろのことをやつたり催しをやつたりしまして、区として収入をあげたというようなことはないのですか。
【次の発言】 この使用は広く一般都民に開放されておつたのですか。区民だけに限られておつたのですか。
【次の発言】 それでは厚生省の方にお伺いいたしたい。ただいま区長さんからいろいろお話がありましたが、これに対しまして、厚生省として今回これを取上げなければならぬようなことになりましたのは、どういうような理由から来たか、御説……

第13回国会 大蔵委員会 第58号(1952/04/26、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 私は日本共産党を代表して、国有財産特別措置法案並びに修正案に対しまして、反対の意見を一言申し述べたいと思います。  国有財産の処理につきましては、先般行政協定に基きまして、アメリカ駐留軍に対する無償使用の法案が、本院において通過いたしたのであります。一方駐留軍によりまして必要とするものは、どしどし無償で使用される。その一部使用されないものにつきましては、一般に譲渡される部分が相当多くなるということでありますが、特に民生の安定、社会施設関係等につきましては、譲渡する場合にも無償ではない、有償でやるということになつております。これはまことに了解に苦しむ点でございまして、なおそのほ……

第13回国会 大蔵委員会 第70号(1952/05/19、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 今の宮幡君の質問に関連もあるわけでありますが、この貿易を中心といたしましたただいまの大臣の答弁につきまして、重ねて所信をただしておきたいと思うのであります。  輸出入計画が、最近のボンド過剰問題、あるいは各国の輸入制限の強化の傾向に遭遇いたしましたために、わが国におきましても、当初に比較いたしまして、計画を縮小せざるを得ないような状態になつておるというふうに、安本あたりの数字を見ましても出ておるわけであります。政府は経済自立のために、講和後におきましては、特に輸出入の貿易を拡大するというところに、相当の重点を置くように従来言明されて来たわけでありますが、最近の政府の施策等を見……

第13回国会 通商産業委員会 第2号(1951/12/12、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 私は日本共産党を代表いたしまして本案に反対の意を表明するものであります。企業の合理化という問題が特に現在叫ばれ、これが取上げられておりますことについては、その背景となつておる本法を運用する政府の産業政策に対する考え方を明らかにしなければ、本法の運用によつて、いかなる事態が起るかということをつかむことができないのであります。本委員会におきましてしばしば政府の産業政策並びに合理化に対する考え方につきまして質問いたしました結果、これらの諸点についてわれわれが明らかにし得たと信ずる点は、第一にこのような法案が成立しました場合、これによつて政府が助成しようとする産業は、まず現在の日米経……

第13回国会 内閣委員会 第22号(1952/05/15、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 特別調達庁の設置法案につきまして若干の質疑をいたしたいと思います。  最初にこれはあるいは提案理由で御説明があつたかとも思いますが、今回調達方式が大部かわりまして、直接調達を原則とするということになりましたために、非常に仕事が減つたということが提案の理由になつておると思うのでありますが、今後調達庁として取扱う調達の対象になるものは、ごく大まかに言いまして何と何と何でありますか。
【次の発言】 労務に関しましては、従来は何か特別のとりきめといいまするか、向うからの覚書か何かありまして、これに基いて提供されました労務についての管理方式、解雇の場合の条件とかいろいろの特別のとりきめ……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○高田委員 大臣がお見えになりましたならば、あらためて根本的な点についての政府の所信を伺いたいと思うのでありますが、せっかく次官がお見えでありますので、次官に対しまして二、三の点について御答弁願いたいと思います。  第一にお伺いしたい点は、このたびの繭糸価格の安定の問題につきましては、提案の説明によりますと、昨今における海外の需要の急激な減退とか、あるいは繭の急激な増産というようなことを言われておりますが、大体、すでに今日まで農林当局におきましては、特に繭については増産を奨励され、各府県当局においても、本省の意を受けまして、年々増産を続けて参っておるわけでありまして、特にここへきて急に天候のか……

第29回国会 農林水産委員会 第5号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○高田委員 大臣に御質問を申し上げます。昨日二、三の点につきまして御質問いたしました中でやや明確を欠いておりました点につきまして、重ねて大臣から明確な御答弁をいただきたいと思います。  まず第一に、今度の繭糸価格の暴落に当りまして政府のとられました態度は、しばしば状況に押されて小出しに対策を出してきた感が非常に強いのであります。そのために、不必要によけいに混乱を起し、相場の下落等にも拍車をかけたことは御承知の通りであります。今回出されました法案も臨時応急措置としての法案でありますけれども、臨時の対策を立てるにしましても、根本においてやはり政府当局が確固とした蚕糸業に対する方針、態度というものを……

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○高田委員 ちょっと関連して……。  ただいま埼玉県の問題についてお答えがあったわけでありますが、実は、先般の春繭の問題につきまして、埼玉県養連並びに県の蚕糸課長が本省の局長にも連絡をしたそうであります。私も行って確かめてみたのでありますが、とにかく、万策尽きた、何としても製糸側が設備の提供をしてくれないということで、この上はどうしても本省から、ただいま御質問のあったような何らかの強い処置をとってもらって、これはどうしても貸さないわけにいかないのだというふうなことをやってもらうほかないというので御連絡をしたそうであります。ところが、そのときの本省のお答えは、しかし、相手が断わるというのは、これ……

第29回国会 農林水産委員会 第12号(1958/07/31、28期、日本社会党)

○高田委員 ただいま局長から経過の御説明があったのですが、さしあたり今実行されておる夏秋蚕の二割制限のことについて説明が抜けておるのでありますが、これは実は非常に重大な問題でありまして、前国会のときにもわれわれは全国の農民の声として、何とかこういうことをやめていただくように強く要望したのでありますが、ただいま行われております二割調整というものは、本来自主的な調整、こういうようなことで前国会で御説明があったのですが、そのために説明をされなかったと思うのでありますが、しかし、自主的にはとてもやれる仕事ではないのでありまして、相当強い方針と指導、割当などが行われておると思うのであります。この点につい……

第29回国会 農林水産委員会 第15号(1958/08/27、28期、日本社会党)

○高田委員 ただいま関係のそれぞれの方々からいろいろな実情をお伺いいたしまして、現在の状況が大へんな苦境にあるということにつきまして、非常に参考になる御意見を承わったわけでございます。養連関係の方々にはいろいろ今回の政府のやり方等について、苦しい中で御努力をなさっておることにつきまして、ほんとうに敬意を表しておる次第でございます。  そこで、まずお伺いいたしたいのですが、今度の二割調整のことにつきまして、実はこの前の農林委員会で大臣にお尋ねいたしましたが、二割調整の状況等については政府当局から何らの説明がないわけであります。そこで、重ねてお伺いしましたところ、ごく概略は説明しましたが、これも責……

第29回国会 農林水産委員会 第19号(1958/09/10、28期、日本社会党)

○高田委員 議事進行について申し上げて、委員長の御答弁をお願いしたいと思うのです。  と申しますのは、私は委員会の運営の面でこのところ重大なことがあると思う。それは、この前の八月の二十六日から四日間委員会が開かれまして、そうして、最終日に至りまして、重大な問題でありました蚕糸問題につきまして、大臣がお見えにならないので何ら質疑ができなかった。ついてはせめて本委員会の意思を表明しておく必要があるということで、決議案について御相談をしましたが、結局与野党の間で話し合いがまとまらずに、一応決議案を野党側で提案をいたしましたところ、委員長におかれましては、ともかくこれを討論採決せずに、委員長が代表して……

第30回国会 農林水産委員会 第2号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○高田委員 当面の夏秋蚕対策を中心としてお伺いいたします。  ただいまの大臣の御答弁の中でまことに不可解なことが一つあるのであります。この臨時措置法は春蚕だけの対策だった、夏秋蚕のことは考えていなかったということをはっきりただいま申されたのでありますが、これは私は非常に問題だと思う。これはもう、法律の条文そのものにも、本生糸年度を通じての繭糸価格の安定のためにこの法律を出すとはっきり書いてありますし、また、われわれは、一年間の繭糸価格を維持する法律でありながら中身を見ると夏秋蚕については考えていないではないかということをしつこくお尋ねしたわけでありますが、これに対して大臣は常に、そうではない。……

第30回国会 農林水産委員会 第3号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○高田委員 ただいま足鹿委員から決議案の提案がありましたので、明日理事会にお諮りの上で、願わくば満場一致これが可決されまして、これに対しまして大臣からこの決議案の実行についての誠意ある御所信が承われることと私は期待しております。  そこで、本日あまりこまかしいことをお伺いする必要もないかと思いますが、昨日の御答弁の中にも分明でない点が若干ありますので、この機会にお尋ねしておきたいと思います。  先ほど大臣の方から言明のし直しがございましたので、大体法律の趣旨が本生糸年度を通ずる繭糸価格の維持安定を期するためのものであるということがあらためて確認されたわけでございます。そこで、私はこの前の法案提……

第30回国会 農林水産委員会 第10号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○高田委員 私は、社会党を代表いたしまして、本決議案に賛成の意を表明しようと思うのであります。  前回並びに休会中の八月下旬におきましても同様趣旨の提案がありまして、二回にわたって提案の趣旨の説明があったわけでありますが、要は、この決議案の骨子といたしますところは、特別国会において決定を見ました繭糸価格安定に関する臨時措置法の精神にのっとりまして、また、そのときに与党の力からつけられました附帯決議というものもありますので、この精神にのっとりましてすみやかに夏秋蚕に対する繭糸価格安定の措置を講ずべしとすることであります。  その内容は、価格安定のためにさらに百億の追加買い入れ資金措置を講ずること……

第31回国会 大蔵委員会 第20号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○高田委員 関連して。  今お答えになっておる問題は非常に重要なことなんで、むずかしい御答弁では困るのです。この文章を見ますと、非常にはっきりしていると思うのです。要は、あなた方今まで農業法人を認めないで、個人で申告しろと言ってきた理由は二つあるわけです。一つは、農地法違反であって当然無効であるから、その収益は個人に帰属するもので、法人には帰属しないのだということ。もう一つは、実質上調べてみても、大体個人がただ看板を塗り変えただけにすぎないからということが、つけたりの第二の理由です。税務当局の主たる理由は第一だったのです。農地法違反だから、その利益は個人に帰属するので、法人には帰属しないという……

第31回国会 内閣委員会 第28号(1959/04/07、28期、日本社会党)

○高田委員 簡単に御質問いたします。ただいまも石山さんから御質問がありましたが、これは現在農民が非常に不安に陥っておることがたくさんありますが、その中でも、ただいま質問のありました農地の転用に対して相当高額の税金がかかるのではないか。特に創設農地の転用に対しては相当高額の税金がかけられるのではないかという不安が非常に今日高まっております。それはそのはずでありまして、自由民主党の農地問題調査会において昨年の末、正式に御決定になりましたこれが案になっておるわけであります。今回政府が、こういう調査会案を出されたということも、与党の中のこの問題の専門の委員会の御意向に従って調査会ができたものと推定せざ……

第31回国会 農林水産委員会 第3号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○高田委員 大蔵大臣にお伺いしたいのですが、今年度の繭糸価格の異常な変動、暴落につきましては、もう言うまでもないのですが、業界はもとより、農民としましても非常な動揺をして参りました。その問われわれは農林大臣を通じまして政府の意向をただして参ったのでありますが、いつも結局は大蔵大臣、あなたのお考えが那辺にあるやによって決定されるかのごとく印象を受けまして、あなたの御出席を求めることすでに数回に及んでいるわけでありますけれども、いつも御出席がなかったので非常に遺憾に思っておるわけでありますが、今度の価格の変動は、一つには世界的な不況とか、いろいろ原因としては大きな原因があろうと思いますけれども、し……

第31回国会 農林水産委員会 第4号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○高田委員 昨日大蔵大臣に質問をいたしたのでありますが、この問題につきましては農林大臣も非常に努力をなされたと聞いておりますので、その内容をできるだけ詳細にお聞かせ願いたいのですが、われわれは、もとより繭糸価格安定法の精神というものをそう簡単にちょいちょい変えられたのでは業界が混乱しますので、一たび一カ年という年度を区切りまして政府がそれを守ることを確約した以上は、どこまでもこれを守っていくということが少くとも当面の対策としての基本でなければならぬということで今日まで主張を続けて参りました。その間、政府におきましては、生糸はともかくとして、繭については、やはり生産費補償の支持価格の制度でありま……

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○高田委員 日本社会党並びに自由民主党を代表いたしまして、ただいま修正議決されました日本蚕繭事業団法案に対しまして附帯決議を付したいと考えます。  ここにその案を朗読いたします。   日本蚕繭事業団法案に対する附帯決議(案)  政府は、日本蚕繭事業団が適正な繭価水準を実現するため乾繭の委託販売等を行う場合、各蚕期毎の産繭量のおおむね二割までの繭の市場操作を行うことができるよう所要資金の確保の措置を講ずべきである。  右決議する。    昭和三十四年三月十二日       衆議院農林水産委員会  これは申すまでもないことでありますが、せっかくこのような特殊機関が設立されましても、その運営におきま……

第31回国会 農林水産委員会 第27号(1959/03/20、28期、日本社会党)

○高田委員 先ほど栗原委員からおもな問題点についての質問がありましたので、私は関連程度に簡単に二、三の点をお尋ねしたいと思います。  先ほどの質疑を通じまして、やはり大体明らかになったと思うのですが、繭糸価格安定というものの制度の精神をあくまでも尊重してこれを堅持していくという御答弁でありましたが、しかし、内容的には、実際問題としまして、安定制度というものを事実上放棄してしまったという結論が出ざるを得ないわけであります。この点はいろいろと質疑応答の中で明瞭になったのでありますが、さて、しからば、ああいうふうにいたしまして、昨年度の繭価格の底値を見て、その底値以下のところへ最低繭価を持っていった……

第31回国会 農林水産委員会 第29号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○高田委員 そうしますと、この件だけで、毎年そういうようなことが連続しておったというようなことではなかったのですか。
【次の発言】 農林省としては、片倉工業並びに製糸協会に対して、こういうことがあったにつきまして何らかの警告とか何か処置をおとりになりましたか。
【次の発言】 こういうようなことがほかにもあるようなうわさもありますけれども、これはやはり、会計検査院だけの問題でなく、農林省として、そういうことで出した金が有効に使われており、どの程度の成果を上げているかということを、やはりきちんと把握していなければ、ただやりっぱなしでは意味がないと思うのです。だから、そういう点は農林省としても反省さ……

第33回国会 農林水産委員会 第9号(1959/12/03、28期、日本社会党)

○高田(富)委員 質問に入る前に、委員長、私はちょっと聞いておきたいことがあるのです。この間の本委員会における政府の臨時措置法の一部改正案の提案理由の説明と、参議院の農林水産委員会における提案理由の説明は、全く同一の提案理由の説明を行なったのですか、それとも若干異なった提案理由の説明を行なったのか、ちょっとただしておきたいと思います。
【次の発言】 完全に同一でしょうかね。部分的に若干違う部分があるんじゃないですか。ありませんか。
【次の発言】 そうすると、入れた方がほんとうなんですね。
【次の発言】 これはなかなか大事な点ですからね。時価で売り渡す、すなわち十八万、時価すなわち十八万、この時……

第33回国会 農林水産委員会 第12号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○高田(富之)委員 安田さんにちょっとお伺いいたしますが、先ほど、十八万円の政府糸の放出について、結論的には賛成だということであります。なお、国用糸の茂手木さんからは、十八万、生糸の加工費が二万円程度であるので大体その程度でいいというようなお話もあったのでありますが、安田さんの御賛成の論旨は、大体十八万でも実際のところはやっていけるので、今日この程度で安定すれば需用も伸びるだろうし、いい、こういうふうに製糸家の立場で同じように理解してよろしいのでございますか。
【次の発言】 わかりました。  そこで、田原養連会長さんにお願いしたいのですが、去年は政府のああいった政策のため非常に養蚕家も困り、養……

第33回国会 農林水産委員会 第13号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○高田(富之)委員 最初に概略お考えをお述べいただいてからがいいと思うのですが、実は、昨日、小島副理事長さんからただいま提案されている臨時措置法の一部改正につきましての御所見を承りまして、それについていろいろ質疑をしたわけでありますが、何分最高の責任者でもない関係もございまして、十分納得のいかないところもありましたので、御足労を願ったわけなんですが、念のため、簡潔でけっこうですから、ただいま提案されております重要な臨時措置法の一部改正ということにつきまして、取引所の理事長とされましての御所見をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 理事長さんの蚕糸業を愛されるその闘魂に対しましては、全く敬……

第33回国会 農林水産委員会 第14号(1959/12/15、28期、日本社会党)

○高田(富之)委員 ただいま、栗原委員から、安定法の基本精神である生産費の問題を中心にいたしまして、今回の改正案に対するいろいろな御質疑がありました。私、前回御質問をいたしましたところ、政府から統一見解が出されておりますので、この統一見解につきましてなお若干補足の御説明を願いたい、こう思うわけでありますが、その前にちょっと伺っておきたいのですが、このたび取引所が清算取引を休止いたしたのであります。取引所の休会というようなことは、正常な状態においてはあり得べからざることであり、業界にとっても、またわが国の経済界にとりましても好ましからざることであることは言うまでもありません。こういう重大な意思決……

第33回国会 農林水産委員会 第15号(1959/12/16、28期、日本社会党)

○高田(富之)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました修正案に賛成、原案に反対の討論をいたしたいと思います。  ただいま提案者から説明がありましたように、わが党並びに社会クラブで出しました修正案というものは、きわめて理論的にも正しく、また、実際的にも最も実情に適合いたしました理想的な修正案であると確信をいたしております。昨日の質疑の中におきましても、この趣旨を申し述べましたところ、農林大臣も、これは考慮に値する考え方であるといって、ほぼ賛成の意を表明せられておるわけであります。もっとも、あとでまた時間を置いて若干訂正されましたが、しかし、その訂正の意味も、もしこの法律案……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会 第12号(1961/02/15、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました昭和三十五年度一般会計予算補正(第2号)並びに同特別会計予算補正(特第2号)に対しまして、反対の意を表明するものであります。(拍手)  先日来本委員会におきまして、わが党委員から詳細に指摘されました通り、このたび提案されましたこの補正予算案は、明らかに財政法第二十九条に違反するものでありまして、この点は、昨日の大蔵大臣の本委員会における見解表明においても、おのずから疑義のあることをお認めになったはずであります。(拍手)しかも今後これを真剣に検討をする、それまでは二度と再びこういうことはやらぬということを言明されたにもか……

第38回国会 予算委員会 第14号(1961/02/20、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 政府もいよいよこのたび農業基本法案を提出されまして、わが党もこれの対案を提案いたしました。いよいよ当面の国政の中でも最も重点的に扱わなければならない農業問題をこれから一そう深めていかなければならぬと思うのであります。  先般、わが党の淡谷委員から所得倍増計画の中における農業計画ということを中心に、構造政策や生産政策等につきまして質疑をいたしました。その際の御答弁の中でも、必ずしも明確でない点が多々あったと思うのでありますが、本日私は、特に政府のお考えになっておる農業の新政策の実行にあたりまして、その中心となるのは何といっても価格政策ではないか、こう私は考えるのでありまして、……

第39回国会 予算委員会 第7号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 本日は、ただいま国民の最大の関心事となっております武鉄汚職問題を中心に政府の所見をただしたいと思うのでありますが、その前に一言緊急の質問を大蔵大臣に申し上げたいと思います。  直接本日の問題とは関係ありませんが、これはほかでもないのでございまして、昨日株式は意外な大暴落を演じておるわけであります。一挙に五十二円七十三銭という大幅の暴落を演じまして、ダウ平均価格も千三百四十五円、こういう非常な暴落を演じました。これは東京株式取引所の開所以来の暴落であるということでございまして、実は先般本委員会におきまして、井手委員その他の質問に答えて池田総理は、最近の株価の暴落傾向につきまし……

第41回国会 予算委員会 第5号(1962/11/09、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 私は、最近における公共料金の引き上げにつきましての政府のお考えをただしたいと思うのでありますが、時間の関係もありますので、主として消費者米価の値上げに関連した質問に限りたいと思います。  実は先般来政府としましても、消費者物価の非常な急速度の値上がり傾向ということにつきましては、本委員会におきましても、何回かこれに対して相当強力な措置を講じて値上がりを抑制するという態度を表明されておるわけであります。しかしながら、その後の実績を見ますというと、全部言明とは全くたがいまして、物価はいよいよ上昇傾向を早めております。特に最近の私鉄、それから電気料金、さらには近くバス料金、新聞代……

第43回国会 災害対策特別委員会 第16号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 いろいろと御質問もありましたし、きのうも農林大臣からいろいろ伺っておりますので、簡単に、二、三点をお伺いいたしておきたいと思います。  実はいまお聞きしましてびっくりしたのですが、昨日の私の質問に対しまして、大臣は非常に明快に、天災融資法を発動する、それは十日ごろの調査が完了次第やるのだというようなことで、たいへん私も安心しておったのです。大蔵省としてはなるべくお金を出さないほうの役所でありますから、正直に実情をお知らせ願ってよかったと思います。それ以上のことは結局政治的なことになるんじゃないいかと思うのですが、しかし、農林大臣があれだけはっきり言われた中には、今度の問題は……

第43回国会 災害対策特別委員会 第17号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 ただいまの御報告にもありましたように、いろいろたくさんの要望のあります中でも特に各県とも一致して強く要望しておりますのは、天災融資法を必ずすみやかに発動していただきたいということでございまして、本件につきましては前回この委員会でも質問がありましたが、唐突の質問でありましたために、関係各省におきましてまだ十分なる答弁の用意がなかったようでございます。本会議における質問におきましては、農林大臣は、天災融資法の発動を考慮しているというふうに答弁され、また大蔵大臣も、今までの例では一応五十億というふうな最高限度についての話し合いのようなことはあるけれどもしかしそれにかかわらず、とに……

第43回国会 災害対策特別委員会 第28号(1963/07/06、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 農林大臣、大蔵大臣がお見えになりましたら、質問したいことがございますので、その点は留保しておきたいと思います。  昨日の小委員会におきまして、自作農維持資金の追加配分につきましていろいろ事務当局から伺ったのでありますが、実は今回の長雨災害並びに先般の突風、ひょう害災害等におきましても、おそらく自創資金にたよるものが非常に多いということが予想されるわけでございます。現に私どもの埼玉、群馬、栃木県下における状況を見ますと、自創資金の申し込みが予想外に実は多いわけでございます。そのために、先般来一応割り当ての内示がございまして、突風、降ひょうにつきましては二十二億の損害の評価に対……

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 去る五月二十二日に埼玉県の北部から突如として非常な旋風が起こりまして、これに雷雨、非常な豪雨と降ひょうが伴いまして、きわめて特殊的な災害が起こったわけであります。そのために埼玉県から群馬県さらに栃木県、三県に及びますこの突風の通過いたしました一連の地帯におきましては、文字どおり空前絶後の非常に悲惨な状況を呈しまして、そのための被害はきわめて甚大であったわけでございます。農林省へいままで地方庁から上がってまいりました農作物に関する被害の御報告を昨日いただきましたが、政府のお調べではございませんので必ずしも正確でないと思います。これを見ましても、三県を合計いたしますと、農作物被……

第43回国会 予算委員会 第6号(1963/02/04、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 私は主として農業政策に関連する若干の御質疑をいたしたいと思うのでありますが、その前に、先般来委員からの質問もあったことではありますけれども、旧地主に対する補償の問題、この問題はなお十分私どもの納得でき得るような御回答がいただけないように考えておりますので、重ねてこの点について明確な御説明をいただきたいと思いまして、まず最初にこの問題を取り上げたいと思います。  このたびの予算に一億八千九百万円の調査費が計上せられておるわけでございます。この調査費につきましては、新聞報道その他の伝えるところによりますと、かなり予算編成の過程におきましても、大きな問題となり、最後までなかなか決……

第43回国会 予算委員会 第7号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○高田(富之)委員 ただいまの大蔵大臣の答弁は、一昨日の私の質問に対する答弁と全く違っております。こういう無責任なことを、いいかげんにちょこちょこ、きのう言ったことときょう言ったことが変わるということは、全く私どもとしては黙過できないわけでありまして、先般の答弁には、裕福な地主に報償するなんということは毛頭考えていないと非常にはっきり断言しておるのですよ。もう一ぺんそれを、ちょっと先ほどの答弁が全然違いますので、一昨日の答弁をもう一度繰り返してやっていただきたいと思います。
【次の発言】 いや、そのほかの個所にまだあるでしょう。まだありますよ。非常に強調したのですから……。


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 農林水産委員会 第22号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○高田委員 端的に二、三お伺いいたしたいと思うのですが、先般来、新年度の繭糸価格の決定に関しましては、蚕糸業者、各関係者から相当強い要望がありまして、われわれもおそらく最低五千円くらいのところにきまるのではないかと予測しておりましたところ、四千円から五千五百円というようなところに決定になりました。昨日も何か御質問があったようでございますが、これは私どもの予想をたいへん裏切ったものでありますので、どういうわけでこういうふうに最低が予想外に低いところにきめられたかについて、簡潔でけっこうですから、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、局長は、いまの話ですと、最低は一応四千円という……

第48回国会 決算委員会 第7号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○高田委員 関連して。この資料を見ますと、いままでやったロワー・リミットの採用例というのが最後に出ておるのですが、これを見ますと大体九〇%、九一%、九〇・五%、八九%。そこに掲げてあるものとあまり変わらない、九〇%程度のところ、そうしますと、こういうふうにいままでおやりになってきて、しかもこの限界よりも下へ落ちた例というのはほとんどなかった。あったとしてもたしか一つあったかなとおっしゃるのですね、藤井さんは。ほとんどない。全部この中に入ってきている。同じこのパーセンテージでありながら、その中に入ってきたのがたった一つであとは全部落ちているということは、こういうことがないように努力するとすればこ……

第48回国会 決算委員会 第11号(1965/03/04、30期、日本社会党)

○高田委員 ちょっと一言関連……。先日村上さんからお話がありまして、専門家である、しかも一流の業者であれば、会社の目途額なんというものは、秘密にしておっても大体あまり違わないのだ、一千万とか二千万とかきわめてわずかな差でもって大体見当がつくというのですね。村上さん自身が経験の上からおっしゃるのですが、そういうあれでいきますと、これを見ましても、最高の第一工区で鹿島、第二工区で佐藤を除きましたものが、いずれも非常に接近しているということは、おそらくこれは専門家であるこれらの業者が、会社側の目途額に対する見当においてほとんど違っていなかったということが結果にはっきり出ておるのじゃないかと、私どもし……

第48回国会 決算委員会 第12号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○高田委員 一、二点お伺いいたしますが、このロワー・リミットを引く引き方ですが、そこにありますように九一%から九三%までの間たくさんつくられまして、そのうちから五本のくじをつくって、一本を引いて、四本を焼却した。こういう御報告になっておるのですが、それはどうしてそういうことをおやりになるのですか。
【次の発言】 私は全くこういうことはしろうとで、常識ではよくわからないので聞くのですが、ロワー・リミットは、それより低ければ、低過ぎることによって安心して工事をゆだねられないというところへ検討の結果引かれる線だろうと思うのですが、そういう線がかりに九%から七%までの間どれでもいいというふうに出るとす……

第48回国会 決算委員会 第14号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○高田委員 いま田中委員の質問それからあなたの御答弁を聞いておりまして、もう少しそこら辺のところ明確にしてもらいたいと思うので、関連して御質問いたしますが、藤井総裁にそういうことを言おうというふうに考えられたのは、それはあなたの発意によるものですか、それとも次官なり大臣なりほかのほうからそういうふうなお話があって、そういう相談が開かれて、相談の結果そういうふうになったというものですか。
【次の発言】 藤井さん、それではお伺いしますが、そういうことであなたのほうから相談に行ったのですか、どうなんですか。
【次の発言】 いまさっき私がお伺いしましたように、あなたの発意と、はっきりあなたが自分でそう……

第48回国会 内閣委員会 第43号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○高田委員 橋本先生にお伺いいたします。一点だけでございますから……。  お話を承りますと、私の理解いたしましたところによりますと、先生は今度の給付金の支給に関する法律案、これに対してもちろん御賛成の立場でございますが、賛成なさる趣旨でございますね、この趣旨が、提案されております政府のこの法律案の趣旨と完全に一致しておるという立場からの御賛成であるのかどうか。ちょっと必ずしも明確でなかったものですからお伺いしたいのでございますが、あなたはこの政府の給付金支給に関する法律案の趣旨、この考え方に対しましても賛成なんでございますか。反対の立場から、金を出すことには賛成だけれども、こういう考え方で出す……

第48回国会 予算委員会 第9号(1965/02/09、30期、日本社会党)

○高田委員 本日は、主として、選挙の公正な実行を行なうにはどうするか、粛正選挙の方策というような問題、あるいはまた最近大きな問題になっております汚職の蔓延、この傾向に対しましてどう対処していくかというような問題を中心に質疑をしたいと思います。なお時間の余裕がございますれば、憲法や行政機構の改正問題にも論及したいと思うのでありますが、その前に、緊急の事項を一つだけ最初に御質問申し上げたいと思います。  それは、先日東京都におきまして水道料金の大幅な値上げを突如発表いたしまして、たいへんな物議をかもしておるわけであります。これは、ひとり東京都民ばかりではございませんで、全国民的な重大な関心事でもご……

第49回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/09/11、30期、日本社会党)

○高田委員 私は、ただいま御報告のありました去る九月四日にありました降ひょう災害につきまして、若干の緊急質問をいたしたいと思います。  去る九月の四日夕刻に北関東一帯に襲来いたしました降ひょうは、先ほどの御報告のとおり、栃木県、埼玉県を中心といたしましてかなり広範囲にわたる相当大きな被害があったわけでありますが、特に私は、埼玉県の深谷、熊谷、本庄三市、その他付近の一町三カ村、この地帯における状況を中心といたしましての緊急施策について、政府のお考えをただしておきたいと思うのであります。  埼玉県の、ただいま申しました深谷市を中心としますこの地域は、昭和三十八年の五月、二年前でありますが、ちょうど……

第49回国会 農林水産委員会 第5号(1965/08/10、30期、日本社会党)

○高田委員 午前中から各委員よりいろいろ御質問がございましたので、簡潔に御質問をいたします。もし重複しておりましたら、ごく簡単にお述べいただくだけでけっこうでございます。  今度の法案を出されました環境といいますか、一般的な前提といたしまして――局長さんは、かわられて間もないのに、たいへんいろいろ研究されておるわけなんですが、この蚕糸業につきましては、七、八年前の例の大暴落時代からこっち、政府としましても、蚕糸局としても、蚕糸業をどこに持っていったらいいのだということについての基本が非常に、ぐらついておったわけであります。非常に大きくゆれ動いてきたわけでありまして、なかなかこまかい具体的な施策……

第49回国会 予算委員会 第5号(1965/08/07、30期、日本社会党)

○高田委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま上提されております昭和四十年度補正予算案(第1号)につきまして、反対の討論を行なわんとするものであります。  反対の理由の第一は、本予算案は、政府の財政金融政策の無責任きわまる運営と、その破綻を最も端的に表明しているものであり、みずからの失政を反省することなく、その日暮らしの場当たり的財政・経済の運営を続けることは、これ以上許されないと考えるのであります。  御承知のとおり、日本経済はいま深刻な危機に直面し、不況のあらしは、中小企業、農業、勤労者の生活はもちろん、日本経済の屋台骨をゆるがす構造的な不況に突入していると申すべきであります。株式市場の……

第51回国会 農林水産委員会 第2号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○高田委員 一問だけお尋ねをしたいと思うのですが、輸出の振興、さらに今後の業界の発展、いろいろな問題がありますが、究極的には、いまおっしゃられましたように、今後の原料繭の増産に尽きるのではないかと思います。このままでまいりますと、やはりじり貧的に少なくなっていく傾向のほうが――あらゆる条件がその方向に向いておりますので、いま安田さんでしたか、おっしゃいましたように、五十万俵くらいはこなせるというお話でございますが、何としましても、いまの状態では原料繭に頭打ちがきておるということが最大の隘路だと私は思います。そこで、いまの相場がこれを証明しておるのじゃないかと思いますが、輸出がほとんどなくても、……

第51回国会 農林水産委員会 第24号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○高田委員 関連。ただいま新たに発足いたしました事業団のこれからの仕事始めにあたりまして、きめられた価格につきまして、いろいろ適切な質問がございました。私もその趣旨に全面的に同意見でございます。問題は、せっかく発足しました事業団が、できたはいいけれども、仕事がない、肝心かなめの価格操作機能を果たすべきあれが全然ない、いままでの蚕繭事業団式に開店休業で終わるようなことがあったのでは、またこれは世間の大きな非難の的になる、批判の対象になると思うのですよ。せっかくつくりましたからには――まあつくるまでには、大事をとって、いろいろああだこうだと厳密な御議論もあった。これはよくわかると思うのです。要する……

第51回国会 予算委員会 第2号(1965/12/22、30期、日本社会党)

○高田委員 主として物価対策を中心といたしまして政府の所見をただしたいと思うのでありますが、その前に、先ほど小松議員の質問の中で、公債発行の歯どめということにつきましていろいろと質疑応答がかわされたわけでございますが、私ども承っておりまして、必ずしも明瞭でない点がございますので、念のため一点だけ最初お伺いいたしておきたいと思います。  大蔵大臣の御説明によりますというと、おおむね公債発行につきましては歯どめが三つあるということでございまして、第一は予算の総ワクというものにしばられる、第二は建設公債に限るのだ、第三には日銀引き受けはやらないのだということについて、るる御説明を承ったわけであります……

第51回国会 予算委員会 第9号(1966/02/09、30期、日本社会党)

○高田委員 本日は政府の当面の外交方針並びに防衛に関します若干の問題について政府のお考えをただしたいと思いますが、まず最初にベトナム紛争の状況について一点お伺いしておきたいと思います。  と申しますのは、すでに北爆が開始されまして、戦争が次第に凄惨苛烈になり、拡大されまして満一年を経過しておるわけでありますが、先般暫時停止されておりました北爆も再び昨今開始されまして、さらに、ホノルルにおきましては、昨日までアメリカ並びに南ベトナムの首脳の会議が突如として開催された。たまたまわが国は国連安全保障理事会の議長国という重要な立場に置かれておるやさきでございます。政府といたしましては、この非常に緊迫し……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○高田委員 ただいまの加藤委員の発言に関連しまして、一問だけお伺いしたいと思います。  これから一々一問一答は、時間の関係がありますのでやりませんから、私の発言が終わりましたら、ひとつ納得がいくように明快な御見解の表明をいただきたいと思います。それがいただけないと、困るわけです。  それでは、この間の第二分科会における経過をまず一言申し上げますと、本委員会総括質問のときに、中澤君並びにただいまの加藤君からの質問がございまして、山一証券から日銀がとった担保の内容について具体的に知りたいと、こういうことでありましたが、明確な、具体的な資料がその後も提出されなかったということで、分科会におきまして重……

第52回国会 運輸委員会 第4号(1966/10/11、30期、日本社会党)

○高田委員 私は急行の深谷駅停車問題につきまして、ごく簡潔に御質問申し上げまして、問題を明白にしたい、こう思います。と申しますのは、このごろ新聞を見ましても、まだ相変わらずあやまれば済むのか、深谷へとまるじゃないか、何じゃという投書があとを断たない。考えても無理のないことでございまして、間違ったことをしたということで――政治停車をさせたんだ、申しわけない。しかし、そのやったことは訂正はしないんだというのでは、国民が不信の感情を持つのは、これはあたりまえだと思うのです。でありますから、今日政治に対する不信、あるいは国鉄のあり方に対する不信というようなことを一掃するためには、事態をやはり明白にする……

第52回国会 災害対策特別委員会 第2号(1966/07/15、30期、日本社会党)

○高田委員 私は、去る六月七日のひょう害対策のその後の進捗状況、それから今回その上重ねて四号台風による被害が同一地域にございましたがこれらと関連して若干の質問をいたしたいと思います。もっとも、前二人の委員からの質問がございまして、共通の御答弁をいただいておる部分が多いわけでありますので、簡潔に、述べられていなかった点を補足的に御質問申したいと思います。  最初にお伺いしたいことは、この間の四号台風によりまして、埼玉県の熊谷市の付近の荒川の護岸工事が施行されていない部分がたいへんな破損をいたしまして、ただいま住民が非常な不安に襲われているという問題がございます。この問題は、実はことしの春の予算委……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○高田委員 私は、河川の砂利の採取に関連した公害問題につきまして二、三御質問したいと思います。  実は本件につきましては、先般予算委員会におきまして西村建設大臣、剱木文部大臣、両大臣にきわめて簡単に御質問並びに御要望申し上げましたところ、さっそく先般は、文化財保護委員会の吉川調査官、吉川係長さん御両名が埼玉県庁の柳田文化財保護係長と一緒に現地へも行っていただきました。そういう問題でございますが、きょうはさらに担当の政府委員の方からより具体的な御回答をいただいて問題点をさらに解決を促進していただきたい、こう思いまして質問申し上げるわけであります。  質問事項は大別して二つでございます。  一つは……

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/22、31期、日本社会党)

○高田委員 私は主として物価問題と税金問題の主要な諸点につきまして御質問を申し上げたいと思います。  その前に一点だけ総理にお伺いしたいのでありますが、このたびは「経済社会発展計画―四〇年代への挑戦―」、こういうたいへんいかめしい副題までつけました新しい五カ年計画が提出せられております。内容も読んでみたのでありますが、なかなかりっぱなことがたくさん書かれておるわけでございます。  そこで、この種の計画は、従来所得倍増の計画、さらにこれが中途で非常にそごを来たしましたために、中期計画に改められました。佐藤内閣になりましてから、中期経済計画五カ年計画が新たにつくられました。それも二年たたないうちに……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、日本社会党)

○高田委員 公害問題に関連いたしまして、一つのきわめて緊急を要する重大な問題について御見解を承りたいと思うのであります。  それは、まあ公害と申しましてもいろいろあるわけでございますが、私は、一つの最も典型的な例としまして、現在の河川の砂利採取業ですね、砂利会社、この砂利会社に対して、いまのようなことで放置しておきますと、まず付近の住民の井戸水がかれてしまって、飲み水がなくなっている騒ぎは御承知だろうと思うのであります。これは東京周辺、それから関西周辺の、主要な砂利採取業者が殺到して、争って砂利を掘っているところではほとんど共通だと思います。特に、私は埼玉県に住んでおって、毎日目で見ております……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○高田委員 今朝、北山委員が質問に先立ちまして一言申し述べましたとおり、去る九日の朝から午後にかけまして、九州西北部から中国、近畿地方、長野方面等にわたりまして、非常に広範囲な地方を襲いました豪雨は、多数の死者や行くえ不明者を出し、その他非常にばく大な被害を及ぼしておるわけでございます。  私は、この機会に要点だけについて、災害対策について質疑を申し上げたいと思うのでありますが、この際、なくなられました犠牲者並びに家族の皆さんに、心から弔意を表したいと思います。なお、罹災者の方々に対しましても、御同情の意を表する次第であります。  大体のことは、今日までに、政府におかれましても実情を把握されて……

第59回国会 決算委員会 第14号(1968/12/05、31期、日本社会党)

○高田委員 私は、大津市に現在起こっております具体的な問題をとらえまして政府のお考えをただしたいと思います。  この問題は、一言で申しますと、おそらく他にも似たような例がたくさんあるのではないかと推定される事柄でございまして、最近における土地ブーム、地価の急速な値上がりということに原因しますところの私企業の地方進出、大規模な土地の買収と地方自治体のこれに対処するあり方にかかわる問題でありまして、大津市の特殊な問題とばかりは言い切れない時節柄非常に注目すべき重要な問題だ、かように考えますので、この際特にこの大津の問題を取り上げて御見解を承るわけであります。ひとつ明快に御回答願いたいと思います。 ……

第61回国会 決算委員会 第11号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○高田委員 時間の制約がございますので、端的に問題点を一、二お伺いいたします。ひとつ明瞭な、誠意ある御答弁をいただきたいと思います。  まず第一は、サリドマイド児に対する対策の問題でございます。  この問題につきましては、国会におきまして何べんか取り上げられておるところでございますが、最近の問題といたしまして、昨年末十一月中にサリドマイド児に対する対策を講ずる費用といたしまして、関係業界、すなわち日本製薬団体連合会から当時の厚生大臣、園田前大臣に対しまして一億円の寄付があったと承知いたしておるのであります。     〔丹羽(久)委員長代理退席、鍛冶委員長代理   着席〕 この寄付はどういう名目……

第61回国会 予算委員会 第3号(1969/02/04、31期、日本社会党)

○高田委員 私は、物価問題、それから農政のごく基本的な諸点につきまして御質問申し上げたいと思います。  先般、経済企画庁の外郭団体である国民生活研究所の、東京都民の生活意識調査というのが発表されました。非常に興味深い調査でございまして、千何百人かの人々を対象にアンケート調査をしたものらしいのでありますが、それを見ますというと、物価高で苦しんでいるというのが九五%ですね。その内訳は、収入が上がっても物価高に食われてしまうというのが三九・二、それから物価の上がり方のほうが収入の伸びより大きくて苦しいというのが四二・三、こういうふうに出ておるのです。非常にこれは興味深いと思うのでありまして、しばしば……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 決算委員会 第14号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○高田委員 時間があまりございませんから、簡潔に御答弁を願いたいと思うのですが、最初に、いわゆる大衆保健薬の再検討の問題について、私は昨年斎藤厚生大臣のときに質問いたしまして、大臣からも相当詳細にわたりまして答弁をいただいておるのであります。予算委員会の総括質問のときには、同じ問題を総理にも御答弁いただきまして、総理も、大衆保健薬というものは相当重大だ、これは何とか再検討しなければならぬということをおっしゃいまして、それを受けて、厚生大臣が相当の決意を披瀝しておるわけなんです。その後どうなったかということにつきまして、私もまたお伺いしょうと思っておりましたやさき、東大の高橋講師が、当時私の質問……

第63回国会 決算委員会 第17号(1970/05/19、32期、日本社会党)

○高田委員 一言だけ伺っておきたいのです。  実は、大臣も御存じのことと思いますが、昨年の予算委員会におきまして、佐藤総理に対しまして、大衆保健薬のきき目につきまして、再検討する必要はないかということについていろいろお話を申し上げましたところ、総理も、非常に問題が重大なので、ぜひこれは再検討する方向で進めたいという御答弁があり、続いて分科会におきまして、当時の斎藤厚生大臣に、特にこの点について、総理の発言を生かしてやられる意思があるかということを御質問いたしましたところ、全面的にといってもなかなか容易じゃなかろうが、とにかく、先般あげられたような十種類かそこらのおもな大衆保健薬については、早急……

第63回国会 決算委員会 第19号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○高田委員 時間がたいへん制約されておりますので、端的に大臣に対する質問を二、三申し上げますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。  まず第一点は、先般来当委員会で取り組みました大衆保健薬並びに医薬品に対する効果の問題でございます。この問題につきましては、すでに相当各方面から意見も出ておるところでありますし、また大臣御自身も、先ほどの御答弁を承りますと、かなり重要な問題として早急に取り上げるお考えがあるように承ったわけであります。非常に力強く思いますが、これは実は問題の重大性でございますが、当委員会ではっきり名前まで堂々と指摘されておるわけですね。たとえばアリナミンというようなことばが出て……

第63回国会 内閣委員会 第13号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○高田委員 関連して。先般、行政管理庁に対する大出君の質問のときにも関連でお伺いしようかなと思ったのですが、問題は農村関係でありますということもありまして、ただいま、たまたま木原君から総合農政に関するいろいろなお話がありましたので、時間もありませんから、一つだけにしぼりましてお伺いをしたいと思います。  端的に申し上げまして、蚕糸事業団のことでございますが、行政監理委員会からも指摘されておりますし、私どももかねがねあの事業団をあのままほうっておいたのでは、おそらくあのようなことが言われるだろうということを心配しておりました。まあ、あの事業団の生まれるときのいきさつからいたしましても、偶然の機会……

第66回国会 決算委員会 第4号(1971/10/13、32期、日本社会党)

○高田委員 ただいま華山委員から触れられました不法建築につきまして、一言関連質問いたします。  私も前々から、最近どうも東京並びにこの周辺で不法建築が大手を振ってまかり通っているというのは、これはいかがかと思っておりましたが、たまたま本日の新聞で建設省のほうでパトロールをなすったという記事を見ましたので、どういう規模でどんなふうなことをおやりになったのか、それでその結果はどういうことが明らかになっておるのか、この機会にお伺いをして、今後の対策等についても承っておきたい、こう思いますので、最初に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 千二百九十四、ですから、対象になったものは約半分ですね。半……

第67回国会 決算委員会 第5号(1971/12/21、32期、日本社会党)

○高田委員 私は、薬効、薬の効能の再審査の問題に限りまして簡潔に二、三お尋ねしたいと思います。  たしか四年ほど前になると思いますが、斎藤厚生大臣に予算委員会でお答えをいただきました薬の効能の問題、当時二、三べん私予算委員会で一般質問あるいは分科会の質問等で斎藤大臣の御答弁をいただいた問題なのですが、幸いにいたしましてその後この決算委員会でも同じ問題を取り上げられまして、特に昨年は内田厚生大臣の御出席をいただきまして、こまかく薬の名前をあげて、効能についていろいろ世間で権威ある人々の間から疑問が出されているという問題を重ねて提起いたしました。その結果、公聴会というようなことにもなり、本委員会で……

第68回国会 災害対策特別委員会 第1号(1971/12/30、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。  本委員会に課せられました任務はまことに重大であると存じますので、誠心誠意その職務の完遂を期する所存でございます。  また、本委員会の運営につきましては、まことにふなれでございますので、練達な委員各位の格別なる御協力によりまして、円満なる運営を行なってまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 細田吉藏君の動議に御異議ありませんか。

第68回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/02/03、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。  去る一月二十八日、理事北側義一君及び同月三十一日、理事合沢栄君が委員を辞任されましたので、理事が二名欠員になっております。  この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は、理事に       和田 一郎君    小宮 武喜君 を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、昭和四十七年一月低気圧による災害対策について調査を進めます。  まず、被害状況……

第68回国会 災害対策特別委員会 第3号(1972/04/04、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  まず、おはかりいたします。  理事天野光晴君から理事を辞任したいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。  引き続きまして、理事の補欠選任を行ないます。先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、委員長は、吉田実君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、災害対策に関する件について調査を進めます。  昭和四十七年度災害関係予算の概要及び同年度災害復旧事業計画等につきまして、関係当局から説明を聴取いた……

第68回国会 災害対策特別委員会 第4号(1972/05/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  地震対策に関する問題調査のため、本日、参考人として東京大学名誉教授萩原尊禮君、横浜国立大学教授入沢恒君、東京都立大学教授中野尊正君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 本日は、まず地震対策について調査を進めます。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用のところ当委員会に御出席をいただ……

第68回国会 災害対策特別委員会 第5号(1972/05/24、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  災害対策の基本問題に関する小委員長から、個人災害の救済制度に関する件について報告いたしたいとの申し出がありますので、これを許します。災害対策の基本問題に関する小委員長天野光晴君。
【次の発言】 これにて報告は終わりました。
【次の発言】 ただいまの小委員長報告に関連いたしまして、米田東吾君から政府当局に質疑を行ないたいとの申し出がありますので、これを許します。米田東吾君。
【次の発言】 天野光晴君。
【次の発言】 これにて個人災害の救済制度に関する質疑は終わりました。

第68回国会 災害対策特別委員会 第6号(1972/06/02、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、地震対策並びに大沢くずれ対策及び自然災害防止のための気象業務の整備等について、質疑の申し出がありますので、順次これを許します。米田東吾君。
【次の発言】 小川新一郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は公報をもってお知らせすることといたします。  これにて散会いたします。    午後一時四十五分散会

第68回国会 災害対策特別委員会 第7号(1972/06/16、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  この際、請願の審査に入ります。  本委員会に付託されました請願は、昭和四十七年一月十二日から十六日にかけての低気圧災害対策に関する請願一件並びに水害等被災者の債務救済に関する請願外十四件、合計十六件であります。  それでは、請願日程第一から第一六までを一括して議題といたします。  これら請願の取り扱い等につきましては、先ほどの理事会の協議のとおり、紹介議員の説明等を省略し、直ちにその採否を決することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  おはかりいたします。  本日の請願日程第一……

第69回国会 災害対策特別委員会 第1号(1972/07/06、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度、私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。  何とぞ委員各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 天野君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       稻葉  修君    内海 英男君       小沢 一郎君    古内 広雄君       吉田  実君    米田 東吾君       和田 一郎君    小宮 武喜君 以上八名の方を指……

第69回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/07/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、昭和四十七年六月上旬からの断続した豪雨による災害対策について調査を進めます。  まず、去る七月十日、被害状況調査のため高知県に委員派遣を行ないましたので、現地に派遣されました委員から報告を聴取いたしたいと存じます。吉田実君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。  派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 次に、昭和四十七年六月上旬からの継続した豪雨による災害対策について、その後各地において発生した被害の状況及び政府においてとった措置等の概要について、政……

第69回国会 災害対策特別委員会 第3号(1972/07/27、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。  去る七月七日、理事稲葉修君、七月十二日、理事内海英男君、理事古内広雄君、七月二十日、理事小宮武喜君が委員を辞任されましたので、理事が四名欠員になっております。この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は理事に       小澤 太郎君    大西 正男君       藤尾 正行君    小宮 武喜君を指名いたします。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、昭和四十七年六……

第69回国会 災害対策特別委員会 第4号(1972/08/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、まず自然災害防止のための気象業務の整備拡充等について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。内藤良平君。
【次の発言】 広沢直樹君。
【次の発言】 津川武一君。
【次の発言】 次に、昭和四十七年六月上旬からの断続した豪雨等による災害対策について、質疑の申し出がありますので、順次これを許します。永山忠則君。
【次の発言】 永山委員、質問がだいぶ広範にわたりますが、どういうふうに……。
【次の発言】 小濱新次君。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめます。  次回は公報をもってお知らせする……

第69回国会 災害対策特別委員会 第5号(1972/09/09、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、自然災害防止のための気象業務の整備について委員長から政府当局に要望いたしたいと存じます。  災害対策の重要な課題は、災害の原因となる自然現象を精密に把握し、その情報の迅速、正確なる伝達により防災体制を確立することにある。災害対策特別委員会においては、気象業務の重要性にかんがみ、再三にわたり、その飛躍的拡充強化を要請してきたが、昭和四十八年度予算要求に際しては、特に左記の事項について留意し、定員の確保及び予算措置等について十分な配慮を行なうこと。  一、集中豪雨監視並びに通報体制の強化について  集中……

第69回国会 災害対策特別委員会 第6号(1972/10/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。まず、台風二十号等による災害状況及び政府のとった措置、並びに昭和四十七年七月豪雨災害技術調査について、政府当局から説明を聴取いたします。総理府総務副長官小宮山重四郎君。
【次の発言】 これにて政府当局からの説明は終わりました。
【次の発言】 七月豪雨及び台風二十号等による災害対策について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。永山忠則君。
【次の発言】 永山君に申し上げます。  ただいまの御要望につきましては、昨年も小委員会において皆さんの御熱心な御討議をいただき、引き続き討議いたしまして、すみやかに金……

第70回国会 決算委員会 第1号(1972/11/07、32期、日本社会党)

○高田委員 総理も日本列島改造というようなことを大きく打ち出されております。一般に、そうでなくとも土地の問題というのは最も大きな問題でございまするし、これを取り扱います官公庁におきましては、たとえば、土地の買収あるいは用地の払い下げ、いろいろな点につきまして厳正な審査をして、いやしくも指弾を受けることのないように十分注意をして、国策に順応した任務を達成しなければならぬことは申すまでもないと思うわけであります。そこで本日は、これらの問題に関連いたしまして、二、三事例もあげながら関係当局の御見解をただしておきたいと思うのであります。  最初に、住宅公団についてちょっとお尋ねをいたしますが、公団が宅……

第70回国会 災害対策特別委員会 第1号(1972/10/27、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、三たび、委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。  本年は激甚な災害が発生、これが対策並びに防災体制の確立について国民の期待に沿うべく、誠心誠意、職責を果たしたいと思っております。  何とぞ委員各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 小沢一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、理事に       小沢 一郎君    小澤 太郎君       大西……

第70回国会 災害対策特別委員会 第3号(1972/11/08、32期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の調査の経過並びに結果につきまして報告いたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。小委員長代理高鳥修君。
【次の発言】 これにて小委員長の報告は終わりました。
【次の発言】 まず、激甚(じん)災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案の起草の件について議事を進めます。  本草案の趣旨、内容等につきましては、ただいまの小委員長の報告にありましたので、説明を省略させていただきます。

第70回国会 法務委員会 第2号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○高田委員 私は一、二点検察行政並びに法務関係の事項について質疑をいたします。  まず最初にお伺いいたしたいことは、これからお伺いしますことは、やや時間的には古いことなんですけれども、最近の月刊誌、ごく最近の週刊誌等でもあらためて取り上げられておりますので、また衆議院、参議院ともにかつて論議されたことのある問題でもあるだけに今日にやはり問題を残しているというふうに考えますので、必ずしも過去の問題ではなく、アップ・ツー・デートの問題であるという見地から、疑問点を解明しておいていただく必要があると思いますので、あえて御質問をするわけであります。  第一点は、去る昭和四十年十月二十九日起訴されました……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 決算委員会 第5号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○高田委員 本日は、通産大臣がお見えになっておりますので、時間もございませんから、当面の大きな問題であります商品の投機、異常ないまの買い占め、売り惜しみの横行しております現状にかんがみまして、これらに関する政府当局のお考え、対策、こういった点にしぼりましてお尋ねをしたいと思うわけであります。  すでに予算委員会その他の方面でもいろいろ議論されておることではございますけれども、昨年末、特に本年に入りましてからの多種多様なあらゆる方面にわたります商品の異常な値上がり、まさにかつて例を見ないほどの異常な現象を呈してまいったわけでありまして、当初はいわゆる土地ブームということで大きな政治問題にもなりま……

第71回国会 決算委員会 第10号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○高田委員 かつてこの委員会でも数年前に公明党の小川さんが取り上げたこともあるわけでありますが、私、きょうは千葉県の埋め立てに関する公営事業のあり方というもの、とにかくあまり例のない大規模なものでありますし、始められました当時の社会情勢とは情勢も非常に異なってきておりますので、この種の大きな埋め立て事業というようなものにつきましては、あらゆる角度から国家的見地に立って再検討をし、相当綿密な監査というようなことをやらなければならない段階にきているということを痛感いたしますので、大臣お見えになりましたら、それらの基本的な点についての御見解を承りたい、こう思っておるのですが、その前に事務当局の皆さん……

第77回国会 決算委員会 第3号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○高田委員 私は、日本学術会議の予算に関連いたしまして、二、三の質疑をいたしたいと思います。  本件につきましては、本院の他の委員会等でも、かつて問題になったこともございますので、問題点については、それぞれ関連官庁においては御検討を十分願っておることと思います。したがいまして、具体的な事例につきまして、そのものずばりでお伺いしていきたい、こう思います。  まず最初に、これは原則的なことでございますが、行政官庁が仕事をするのに、言うまでもないですけれども、寄付金に頼って仕事をするなどということは、原則的にかたく禁じられている。例外的に許される場合につきましても、いろいろその点については細かな監督……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 決算委員会 第18号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○高田委員 インドネシアからのLNG、液化天然ガスの開発輸入に関連いたしまして、いろいろな点で疑惑が持たれておることは御承知のとおりでございますが、その疑惑の持たれております二、三の主要な点につきまして、この機会にできるだけ懇切な御解明をいただきたい、こう思うわけであります。  まず、最初にお伺いしたいのは、この液化天然ガスのわが国への輸入が、本年の三月から開始されるという予定で今日まで進められてきておったわけでありますが、最近になりまして、三月にはとうてい間に合わぬ、数カ月はおくれるであろうというようなことになって今日に至っておる。すでにもう四月も終わろうとするわけでありますが、このおくれた……

第84回国会 決算委員会 第15号(1978/06/08、34期、日本社会党)

○高田委員 本日は、住宅建設を中心といたしまして、本来の所管は建設省でございましょうが、財政当局としてのお考えを、特に二、三重要な点についてお伺いいたしたい、かように考える次第でございます。  本年度の予算の中でも非常に明らかになっておりますし、また政府の基本的な方針としましても、総理の施政方針演説の中にもありますように、景気浮揚のための対策という観点からの公共事業というものに非常に格段の力を入れている。なかんずくその中でも国民生活に密着いたしました住宅の建設ということには特にウエートを置いておられるわけであります。単に景気浮揚ということばかりでなく、あわせて、特にわが国で著しく立ちおくれてお……

第87回国会 決算委員会 第11号(1979/05/08、34期、日本社会党)

○高田委員 時間が余りございませんので、要点だけをお尋ねしますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。  まず最初に、せっかくおいでをいただいております参考人の方に、ぜひとも御説明を願っておきたいことがございますのでおいでいただいたわけでありますが、この地域振興整備公団、これは時節柄国土の有効利用という点で非常に大事な仕事の分野を担当しておられる公団でございますし、どんなふうに仕事を進めておられるかと思いまして、実はこの間、ちょっとあなたの方でお出しになっております事業の概要、それから決算書などに目を通しましたところ、どうしてもちょっと胴に落ちませんので、これを一度ぜひとも御説明を願いたい、……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 決算委員会 第1号(1979/11/15、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、はからずも決算委員長の重責を担うこととなりました。  申し上げるまでもなく、当決算委員会は、国民のとうとい税金で賄われております国の予算の執行等が効率的かつ適正に行われているかどうかについて調査いたしますとともに、その是非を審査する重要な使命を持つ委員会であります。まことに微力ではございますが、委員会の運営につきましては、練達堪能なる委員各位の御理解、御協力を得まして、円滑な運営を図り、その重責を全ういたしたいと存じます。  何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)

第90回国会 決算委員会 第1号(1979/12/07、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっております。これよりその補欠選任を行うのでありますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、越智伊平君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するため、本会期中において  一、歳入歳出の実況に関する事項  二、国有財産の増減及び現況に関する事項  三、政府関係機関の経理に関する事項……

第90回国会 決算委員会 第2号(1979/12/11、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっております。これより、その補欠選任を行うのでありますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、原田昇左右君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するため  一、昭和五十二年度一般会計歳入歳出決算   昭和五十二年度特別会計歳入歳出決算   昭和五十二年度国税収納金整理資金受払計算書   昭和五十二年度政府関係機関決……

第90回国会 決算委員会 第3号(1979/12/12、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。井上一成君。
【次の発言】 井上君の質疑は終了いたしました。  次に、春田重昭君。
【次の発言】 春田君の質疑は終了いたしました。  岩佐恵美君。
【次の発言】 岩佐君の質疑は終了いたしました。  玉置一弥君。
【次の発言】 玉置君の質疑はこれにて終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午後五時十五分散会

第91回国会 決算委員会 第1号(1979/12/21、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するために、本会期中において  一、歳入歳出の実況に関する事項  二、国有財産の増減及び現況に関する事項  三、政府関係機関の経理に関する事項  四、国が資本金を出資している法人の会計に関する事項  五、国又は公社が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する事項 以上の各事項につきまして、関係各方面からの説明聴取、小委員会の設置及び資料の要求等の方法によりまして国政に関する調査を行うため、議長の承認を求めるこ……

第91回国会 決算委員会 第2号(1980/01/22、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、旧農林省所管及び農林漁業金融公庫について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本中央競馬会理事長武田誠三君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 まず、農林水産大臣から概要の説明を求めます。武藤農林水産大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。岡峯会計検査院第四局長。

第91回国会 決算委員会 第3号(1980/01/24、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、大蔵省所管、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本銀行理事中川幸次君、日本中央競馬会理事長武田誠三君、日本中央競馬会常務理事齋藤吉郎君、以上の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、大蔵大臣から概要の説明を求めます。竹下大蔵大臣。

第91回国会 決算委員会 第4号(1980/02/13、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、会計検査院所管について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本住宅公団理事有賀虎之進君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
【次の発言】 まず、会計検査院長から概要の説明を求めます。知野会計検査院長。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。岩井会計検査院第一局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。

第91回国会 決算委員会 第5号(1980/02/20、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  総理府所管中行政管理庁について審査を行います。  まず、行政管理庁長官から概要の説明を求めます。宇野行政管理庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。岩井会計検査院第一局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原田昇左右君。
【次の発言】 井上一成君。
【次の発言】 この際、午後一時十五分まで休憩いたします。     午後零時二十五分休憩

第91回国会 決算委員会 第6号(1980/02/22、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、労働省所管について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として雇用促進事業団理事中野光秋君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 まず、労働大臣から概要の説明を求めます。藤波労働大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。肥後会計検査院第三局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。

第91回国会 決算委員会 第7号(1980/03/04、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中科学技術庁について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本原子力船開発事業団理事長野村一彦君、日本原子力船開発事業団専務理事倉本昌昭君、宇宙開発事業団副理事長鈴木春夫君、宇宙開発事業団理事合田昌文君、以上の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、科学技術庁長官から概要の説明を求めます。長田科学技術庁長官。

第91回国会 決算委員会 第8号(1980/03/05、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、内閣所管、総理府所管中総理本府等、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫について審査を行います。  本件審査のため、本日、参考人として日本中央競馬会理事長武田誠三君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、内閣官房長官から概要の説明を求めます。伊東内閣官房長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。岩井会計検査院第一局長。

第91回国会 決算委員会 第9号(1980/03/19、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員になっております。これよりその補欠選任を行うのでありますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、       新村 勝雄君 及び 中野 寛成君 を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、裁判所所管及び法務省所管について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  裁判所所管の審査に関し、国会法第七十二条第二項の規定による最高裁判所……

第91回国会 決算委員会 第10号(1980/03/27、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、運輸省所管及び日本国有鉄道について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として新東京国際空港公団総裁大塚茂君、日本道路公団理事大竹達哉君、以上の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、まず、運輸大臣から概要の説明を求めます。地崎運輸大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。肥後会計検査院第三局長。

第91回国会 決算委員会 第11号(1980/04/01、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、内閣所管について審査を行います。  この際、伊東内閣官房長官から発言を求められておりますので、これを許します。伊東内閣官房長官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。新村勝雄君。
【次の発言】 林孝矩君。
【次の発言】 庄司幸助君。
【次の発言】 部谷孝之君。
【次の発言】 次回は、明二日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十八分散会

第91回国会 決算委員会 第12号(1980/04/02、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、厚生省所管、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として年金福祉事業団理事出原孝夫君、全日本美容業環境衛生同業組合連合会専務理事泉忠利君、以上の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、まず、厚生大臣から概要の説明を求めます。野呂厚生大臣。

第91回国会 決算委員会 第13号(1980/04/09、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  まず、総理府所管中経済企画庁について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として海外経済協力基金総裁石原周夫君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、経済企画庁長官から概要の説明を求めます。正示経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。岩井会計検査院第一局長。

第91回国会 決算委員会 第14号(1980/04/15、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、外務省所管について審査を行います。  まず、外務大臣から概要の説明を求めます。大来外務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。岩井会計検査院第一局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上一成君。
【次の発言】 新村勝雄君。
【次の発言】 千葉中近東アフリカ局長がおります。
【次の発言】 この際、午後二時十分まで休憩いたします。     午後零時二十二分……

第91回国会 決算委員会 第15号(1980/04/17、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中防衛庁について審査を行います。  まず、防衛庁長官から概要の説明を求めます。細田防衛庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。藤井会計検査院第二局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原田昇左右君。
【次の発言】 井上一成君。
【次の発言】 はい、善処いたします。
【次の発言】 新村勝雄君。

第91回国会 決算委員会 第16号(1980/04/18、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、文部省所管について審査を行います。  まず、文部大臣から概要の説明を求めます。谷垣文部大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。藤井会計検査院第二局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原田昇左右君。
【次の発言】 森下元晴君。
【次の発言】 私は、日本学術会議に関する問題だけにしぼりまして、簡潔に二、三お尋ねをしたいと思うのであります。と申しますのは、当……

第91回国会 決算委員会 第17号(1980/04/23、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中警察庁、北海道開発庁、北海道東北開発公庫、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査を行います。  それでは、順次概要説明を求めます。  まず、後藤田国務大臣から警察庁、北海道開発庁及び自治省所管について概要の説明を求めます。後藤田国務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。藤井会計検査院第二局長
【次の発言】 次に、肥後会計検査院第三局長。
【次の発言】 次に、岩井会計検査院第一局長。

第91回国会 決算委員会 第18号(1980/04/25、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、通商産業省所管、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫について審査を行います。  まず、通商産業大臣から概要の説明を求めます。佐々木通産大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。岡峯会計検査院第四局長。
【次の発言】 次に、小野会計検査院第五局長。
【次の発言】 次に、中小企業金融公庫当局から、資金計画、事業計画等について説明を求めます。船後中小企業金融公庫総裁。
【次の発言】 次に、中小企業信用保険公庫当局から、資金計画、事業計画等について説明を求めます。……

第91回国会 決算委員会 第19号(1980/05/07、35期、日本社会党)【議会役職】

○高田委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十三年度特別会計予備費使用総調再及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十三年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)、以上三件の承諾を求めるの件、及び昭和五十四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十四年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十四年度特別会計予算総則第十条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)、以上三件の承諾を求めるの件、並び……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 内閣委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 青木國務大臣にお尋ねいたしますが、今度の行政機構改革のねらいは、大体先ほどの御説明を伺つてみましても、経済安定本部自体としての今までの機構上の不合理であるとか、あるいはむだであるとか、非常に不都合であるというような点があつた、その理由のもとに機構を改革されたという説明は一つもなかつたわけです。ただ全般的な行政機構改革の線に沿つてというような、外部的な圧力によつてやむを得ずここでも被害者になつたという御説明でありまして、内容的な御説明がないのでありますが、はたして今度のこの行政機構の改革は、先ほどあなたが御説明になりましたように、一般的な行政機構改革の方針から二割なら二割の人間……

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会水産委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 最初に簡単な質問でありますが、経済安定本部の長官に、この地方税法の改正に伴つて生ずる家賃の統制の問題について二、三お伺いしたいと思います。政府としてはつい先ごろこの家賃統制令の改訂の方針をきめたということが伝えられておるのであります。これは統制を大幅に撤廃する部分が分て来るというようなことで、相当の家賃の急騰が現われて来るのではないかということが非常に恐れられておるわけでありますが、どういう方針で、今おられるか、また今後統制をして行く部面では、大体家賃をどの程度に押えるか。また撤廃される面では相当弊害があると思うのでありますが、そういう点についての見解を明らかにしていただきた……

第10回国会 外務委員会水産委員会連合審査会 第1号(1951/03/07、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまの砂間君の質問に関連して、若干御質問したいのでありますが、今回のこの捕鯨條約への参加につきましては、これは各新聞とも、この種條約に対する最初の加入であつて、講和を前にして非常にその意義は大きいというふうに、きわめて重大視しておるのであります。しかるにただいまの政務次官のお答えでは、前にもたくさんの條約や協定に入つておるし、何も新しいことではないということでありますが、私はそれは非常におかしいと思う。何か今回の條約に入ることは、今までの諸協定、諸條約に入るのとは非常に違つた、しかも最初の條約加入としての性格上、重大視すべきものがあるというふうに感ずるのでありますが、そう……

第12回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第3号(1951/12/07、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 ただいまのお答えで明らかになりましたが、重要産業は鉄、石炭、その他の地下資源、その他の何種類かの各業種の基礎的なものということがありましたので、通産省の専門の方にお伺いしたいと思いますが、例をあげて説明していただきたいのですが、現在たとえば採鉱あるいは選鉱等の基礎的な設備が、わが国の現在のものが非常に時代遅れであつて、当面可能性のある先進国にならいました設備等を入れるとすれば、こういうものがあつてこれにかえられるのだという、何かこの法案を出すにあたつて基礎となつておる――非常に急速に近代化を要すると書いてありますが、急速に近代化を要すると思われる重要産業の基礎的な施設について……

第13回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1952/02/22、24期、日本共産党)

○高田(富)委員 基礎控除のことにつきまして、幾分かシヤウプ勧告当時より安くなつたというお話でありますが、この機会に基礎控除というものについての先生の理論的な御説明を願いたいと思うのです。というのは、先ほどの御説明では、昭和十年では一千円が基礎控除であつた。ところが現在の物価に直しますと、現在ほとんど税の大半を払つておる者が、その当時の免税点に相当する。従つてそれからいえば、ほとんど現在に引直しますと、その当時の担税能力のない者が大部分負担している。これであつては基礎控除というものの根本的な理論的な点が、くずされているのではないかというふうな気がするのですが、基礎控除をどういうふうに理解したら……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 内閣委員会各省設置法改正案等審査小委員会 第4号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○高田小委員 先ほどの御答弁の中で一つだけ関連して質問したいと思うのです。これは農地被買収者問題調査会と農林漁業基本問題調査会の二つの法案についての質問に対する御答弁なんですが、政府の方では補償はしない、こういう方針は始終繰り返してお聞きしている通りでございますので、その通りと確信しておりますが、そういう結論を持っておりながら、一方には調査会というものを作って、そうしていろいろ議論をさせ、時間をかげながら、最後には政府の考えている通りの方向へ持っていって、結局納得さして補償はしないということに持っていくというのが、おそらく政府の考え方だと、ただいまの御答弁では思う。なぜそんな回り道をするのか、……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○高田(富之)分科員 関連して……。御質問を申し上げたいと思っておったが、ちょうど栗原委員とテーマも趣旨も同一でございましたので、委員会の運営に御協力申し上げる意味で、私は質問を取り下げまして、特に関連質問を若干お許し願いたい、こう思うわけです。  ただいま土地改良について非常に具体的な、切実な実情を栗原委員からお話しになったのですが、私も実は本日特にこの問題でお伺いしたかったのです。こういう事例は全国どこでも共通なんです。だからぜひ政府は深刻に取り組んでいただきたいのですが、実は私の関係しておる――関係ということではありませんが、地元で、中部荒川総合開発の用水工事がいよいよことしから始まるわ……


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 内閣委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○高田委員 ただいまの石田委員からの質問に関連いたしまして、主として大蔵大臣に一、二点お尋ねしたいと思います。  今回のこの法案が出るまでの経過、今日までたいへん長い間本問題は国会の論議の爼上にのぼりまして、その間幾たびかかわりました政府の歴代の総理大臣あるいは農林大臣、大蔵大臣その他関係大臣から、たくさんの御答弁をいただいております。終始一貫して変わらなかったことは、補償はしない、こういうことであったわけであります。実は一昨年、三十八年の二月四日衆議院予算委員会におきまして、私から田中大蔵大臣に、ちょうどこのときは法案ではございませんでしたけれども、内閣で重ねて調査をするということで一億八千……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○高田分科員 私はこの機会に一点だけ薬事行政につきましてお伺いしたいと思います。この問うち市販されておりますアンプル入りのかぜ薬の問題で、国民がいま市販されておる薬に対する信頼感を非常に失い、非常に動揺しておるわけでございまして、今後薬の製造販売に対しまする規制というものを相当思い切って強化すると申しますか、要するに薬事行政の抜本的な強化を望む声は、きわめて大きいと思うのでありますが、これにつきまして根本的な、こまかいことはけっこうでありますが、考え方を一言お聞かせ願いたい。
【次の発言】 ぜひこれはこの機会にひとつ思い切って強力な刷新強化をお願いしたいと思います。  それから今国会におきまし……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○高田分科員 本日は蚕糸関係だけにつきまして御質問申し上げたいと思います。  最初に大臣に一言お尋ねしたいのでありますが、先般の臨時行政調査会の答申の中にも、局の廃止とか局の機構の大幅な縮減というようなことが答申されております。一般的に、どうもとかく蚕糸業というものは斜陽産業である、もう化学繊維等に圧倒されてきて、次第に先細りのものであるといったような印象が非常に流布されておりまして、養蚕農家といたしましても非常に迷っておるわけでございます。最近特に若い者がどんどん養蚕業から離れていくというような傾向もございまして、このままではなかなか蚕糸局あたりでいろいろ計画を立てられましても、強力に実施す……

第48回国会 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会 第2号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○高田小委員 議事進行に関しまして、特に防衛庁長官のお考えを承りまして、本委員会が円滑に軌道に乗り、重要な使命を果たすことのできますように、こう考えまして、防衛庁の長官に御質問並びに御要望を一言申し上げておきます。あらためて申し上げるまでもないのですけれども、先般来予算委員会におきまして、わが党の岡田君の質問に対しまして、総理をはじめ防衛庁長官もそれぞれ御答弁をなさった。事の重大性にかんがみまして、特に本委員会と平行してこの小委員会を設置いたしました。この岡田君の質問にかかわりますいわゆる三矢研究、図上作戦計画なるものの内容について詳細にその実態を調査する、調査しないことには価値判断等も対策等……

第48回国会 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会 第4号(1965/03/19、30期、日本社会党)

○高田小委員 議事進行……。資料について、いま与党の議員からたいへんおかしい発言があったのですが、すでに与野党一致の、しかも幹事長・書記長会談におきましてさらに念を入れて再確認いたしまして、予算委員会から出しました、委員長から出しました資料提出の要請、これを、考慮中、考慮中、考慮中でとうとう最後は開き直って出さない、こういうような状況下にありまして、われわれはやむを得ずわれわれが持っております資料に基づいて質問をし、そういうふうなことがあなた方が持っておる原本と符合するかどうかということを質問せざるを得ない立場に現在置かれておるわけなんです。しかし、われわれは、決して資料の提出をこれであきらめ……

第48回国会 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会 第6号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○高田小委員 質問に入ります前に、私はぜひここで委員長に一言申し上げてお考えをはっきりしておいていただきたいことがございます。  それは、当委員会も設置されましてもう一ヵ月にもなるわけでございますけれども、御承知のように、きのうまでは参議院の予算等の関係もあってやむを得なかったとは思いますけれども、それにしましても、この大事な任務を果たすにしては、あまりにも委員会の運び方がマンマンデー過ぎますし、それから軽視され過ぎておる。石橋委員が今日まで質問を数回、数日に分けてこま切れ的に質問をせざるを得なかった。一時間ぐらいしか質問ができなかった。これは非常に困っておるわけです。まだ石橋委員の質問も終わ……

第48回国会 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会 第7号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○高田小委員 今日までいろいろ三矢計画なるものにつきましての質疑応答がございまして、政府のほうで出されました「昭和三十八年度統合防衛図上研究について」と称する刷りものの中に、いままでの質疑応答を通じまして追加するとか、あるいは若干訂正をするとか、そういった多少手を加えなければならないというふうに政府においても感ぜられる点が出てきておるのではないかと思いますが、もしございましたら、あらかじめこの分はこういうふうにということを申していただきませんと、これからいろいろ具体的な問題についてお伺いする際にこれをもとにお伺いするわけでありますので、都合が悪いのですが、もしございましたらあらかじめお話し願い……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○高田分科員 私は、河川の砂利採取に関連いたしまして、一問だけ御質問をいたしたいと思います。  申し上げるまでもないのですけれども、いまの状態でまいりますと、砂利資源の枯渇はもちろんのこと、これが農業その他民生に及ぼします悪影響というものはきわめて甚大であります。したがいまして、緊急かつ相当強力な思い切った措置をいまにして講じなければたいへんなことになる、こう思いますので、この点につきましてのお考えを明らかにしていただきたい、こう思うわけであります。  まず第一に、現時点における砂利の需給見通し、このままでいけば一体いつごろなくなってしまうのか。これからいよいよ建設関係は、公債なども発行されて……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○高田分科員 私は二つの問題につきまして簡潔に御質問をいたしたいと思います。  一つは、ただいま大量にわが国で生産され、販売され、使用されておりますいわゆる活性または持続性ビタミン剤と称する薬、この薬がはたして薬の名に値するものであるかどうかという問題。  それから第二の問題は、わが国にだけありまして世界じゅうどこにも例のない医者が博士と博士でない医者と二つに分かれておる、こういうことが今日はたしてどれだけの意味があるのか、こういう医学教育制度に関する問題、この二点であります。  まず、初めにビタミン剤に関する問題につきまして御質問をいたしますが、活性または持続性と称するビタミン、たとえばアリ……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○高田分科員 私が最後でございますので、ごく簡潔に三点ほどお伺いいたしますから、要領よく明瞭にお答えいただきまして、あまり時間を食わないようにしたいと思います。  三点と申しますのは、一つは、この間椎名外相が訪ソされまして、そのときに出されました北方領土のことにつきましてお尋ねをしたいと思います。第二の問題は、核拡散防止条約の問題でソビエトから案が出まして、それをもとにしていろいろ論議があるわけでありますので、この問題についての考え方を伺う。それから三点目は、東南アジア閣僚会議が四月ですか、予定されております。この会議に関連してお尋ねをしたい。この三つでございます。  まず第一に北方領土の問題……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○高田分科員 入場税に関する問題につきまして、一点だけ簡単に御質問を申し上げたいと思いますので、簡潔に御答弁をいただきたいと思います。  入場税は、もともといわば一種の戦時課税のようなものでありまして、昭和十三年、娯楽やぜいたく追放というような雰囲気の中でできた税金であると承知しておるわけでありますが、今日、これが何回か改正はされましたが、依然として残っておるということは非常にちぐはぐな感じがすることでありまして、今回もいろいろ減税措置が講ぜられておりますおりにもかかわらず、なお入場税が撤廃されておらぬというわけでありまして、この入場税の撤廃についての要請は、地方自治体なんかでも相当たくさん議……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○高田分科員 先般、当分科会におきまして玉置委員からの質問に答えられまして椎名外務大臣が、自衛隊の海外派遣に関連しましてかなり突っ込んだ言明をされた。このことにつきましては、その後いろいろな方面で問題になりまして、特に責任者であります防衛庁長官は、新聞紙上、これについて異なった見解を持っておられるというようなことも報道せられておるわけでございますが、幸いきょうはこの席にお見えでありますので、こういう重大な問題につきましてはあいまいでなく、明確にしておく必要があると思いますので、念のため、同じことを今度は防衛庁長官のほうから御見解を承りたいと思います。  念のため申しますが、この間の玉置君の質問……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会公聴会 第1号(1967/04/17、31期、日本社会党)

○高田委員 最初に福田さんにお伺いいたしますが、ただいま利子、配当の特別措置につきましては御意見を伺ったわけですが、企業減税についてもお触れになったようでございます。自己資本の充実のために企業減税が必要であるというような御意見であったかと思うのでありますが、企業減税につきましては、昨年度ある程度実施されましたし、さらに、特に大企業ほどいわゆる特別措置の制度がたくさんございまして、中小企業と比べますと税は実は格段と安くなっておるのですが、こういう状態に対して、なおかつさらに一そう大企業についても企業減税の必要ありというふうにお考えになりますか。

第55回国会 予算委員会公聴会 第2号(1967/04/18、31期、日本社会党)

○高田委員 ただいまたいへん有益なお話を承りましたが、御意見の中で、わが国の輸出振興を非常に重点的な政策として、もっと強く打ち出す必要があるのじゃないかというようなことがございまして、その際、特に軽工業でございますが、最近は軽工業の比重というものが非常に急速に小さくなってはきておりますけれども、まだまだわが国としては相当の重要性を持っており、特に国内における中小企業、あるいは雇用面におきましても相当社会的に重要性を持っておるわけでございますが、軽工業が将来一体どうなるか。また、これに対してどんなふうな政策をとっていったらいいのか。競争相手が次から次と後進国の間からどんどん出てまいります。むしろ……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/04/19、31期、日本社会党)

○高田分科員 私は、蚕糸業の問題につきまして若干の御質問を申し上げたいと思います。  大臣は全国一の養蚕地帯の御出身でございますから、申すまでもなく蚕糸業につきましては非常な御関心と抱負をお持ちのことと思いますので、きょうはひとつ自由奔放に、大いに語っていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  その前に、本年度の農林関係予算の一般会計予算全体の中に占めるパーセンテージ、これは一体幾らか、過去数年間の推移を一応御説明願いたい。
【次の発言】 大臣、いまの数字をごらんになられまして、農業基本法ができてまる五年たつわけでございますが、このわが国の農業の構造も改善しなければならぬ、国際……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1967/04/25、31期、日本社会党)

○高田分科員 私は、今日の医師を養成する教育制度の問題を中心にいたしまして、専門家の立場ではなしに、一般の国民が非常に不安に思っております問題点を率直にお尋ねいたしますので、ひとつ大臣もそのつもりで、気軽に、率直に御答弁を願いたいと思います。  この間うち、これはおそらく前の山中さんやその他大原さんの質問にもあったかとは思いますけれども、重複するかとは思いますが、国家試験をボイコットしておるというような重大な事件が実は起こっておるのであります。これは現在どうなっておるか。それからこれの解決の見通しでございますね。どういう手を打とうとされておるのか、これをひとつ御説明願いたいと思います。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○高田分科員 私は、最近の通勤難の緩和対策、この点につきましてお尋ねしたいと思います。  実は去る昨年末、十二月十六、十七日、並びに先般二月十二、十三、十四日、この五日間にわたりまして私どもが同志の諸君と一緒に高崎線の深谷駅、それから篠原、熊谷、この三つの駅頭に立ちまして、通勤者の諸君にこの用紙を配布いたしましてアンケートをとったわけでございます。近近のうちに本庄でも実施することになりまして、ただいま準備が完了しておるわけでございますが、かようなことを始めましたのはなぜかと申しますと、昨年の十月一日のダイヤ改正以後非常に不便になったということで、いままでこういうことはなかったのでありますが、不……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○高田分科員 本日、私は特に地域的な問題ではございますが、問題は非常に重要でございますし、今後の行政運営の面では全国的にも影響いたしますかなり重要な問題を含んでおると思いますので、地方的な問題を取り上げまして御質疑を申し上げたいと思います。  石岡市の工場団地建設に伴う土地収用の件でございます。内容につきましてはあらかじめ申し上げておきましたから、建設省としては住宅公団の言い分あるいは経過についてはある程度の御認識をお持ちと思いますので、具体的なことをお聞きいたしたいと思います。  まず最初に、住宅公団が今日までに土地収用法を発動して実際に土地を収用した前例はございますか。

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○高田分科員 最初にひとつお伺いしておきたいと思いますことは、食品衛生法の改正についてのお考えをただしたいと思うのでありますが、最近いろいろなまぎらわしい食品、ごまかし食品などといわれておるわけでありますが、牛乳分の非常に少ない色もの牛乳とか、サバやイワシでつくった花カツオとか、あるいは牛肉と称して、かん詰めの中身は馬肉であるとか、いろんなそういう例がありまして、前からずいぶん問題にはなっておるわけなんですが、これを取り締まって、そうして消費者を保護していくという消費者行政の強化という立場から、ただいまの、害がなければかまわないという式の食品衛生法ではなしに、中身と表示とがぴったり合って、そう……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○高田分科員 私は蚕糸業に関連する問題だけにしぼりまして若干の御質疑を申し上げますので、簡潔にひとつ御答弁を願います。  まず今朝の新聞でも伝えておりますが、現物が生糸相場六千円を割ったというような状況でございまして、いろいろ諸般の情勢から見まして、非常にこの蚕糸業の現在低迷しております状況には、養蚕農家をはじめ関係者は将来性という点で非常に不安にかられておるわけでございます。さような意味でありまして、非常に時節柄重要な問題でございますから、ひとつ明快な政府の見通しなり方針をこの機会にお述べいただきたい、かように考えます。  そこで、まず第一に見通しでございますが、先般作成されました「農産物の……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○高田分科員 ただいま田中君から中小企業の倒産の問題が出されたわけでございます。実は私もこの問題に触れたいと思ったのでありますが、大臣の御答弁からいたしまして、たくさん倒れることも問題だがふえるほうも見てくれ、非常な繁殖力がある、成長力があるというようなお話でございますが、私はむしろそこに問題があるのじゃないかと思います。農業でも同じことなんです。農業で立っていけないものが年々ふえております。それにもかかわらず農家戸数が減りませんね。そして農業だか農業でないのかわからぬような兼業農家がますますふえていく。あれに似たような現象でございまして、特にわが国の中小企業は、数におきましては、構成の割合か……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会公聴会 第1号(1970/03/03、32期、日本社会党)

○高田委員 最初に、俵さんにちょっとお伺いいたします。  お米の問題でありますとか野菜の問題、その他たいへん具体的な例をおあげになりまして、ただいま、物価の非常に急上昇しておることがいかに家計に大きな影響を与えているかという御指摘がございまして、全くそのとおりだと思うのでありますが、そこで、私いろいろ農村関係のことに携わっておりますもので、申し上げればいろいろ申し上げたいことがございますが、たとえば米の問題にしましてもあるいは野菜の問題にしましても、非常に物価の上がるときと下がるときとが極端でございますね。あなたも御指摘になったキャベツなんか、余ったのを捨てることについて予算がついたというよう……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○高田分科員 このたびの政府の新規開田抑制という基本方針が決定されましたことに伴いまして、全国であちこちに関係者の間にいろいろむずかしい問題が起こっておるようでございまして、先ほどの久保君の質問もその一つであったようにお聞きしたわけでございます。ただいま私が伺いますのも同じ政府の方針転換に伴う問題でございます。事例を具体的に申し上げますので、具体的な御説明をいただきたいと思うのです。  私が伺いたいと思っておりますのは、実は私の住んでおります地域で、荒川の総合開発に伴います荒川中部土地改良区の問題でございます。御承知のとおり田畑輪換の開田計画三千六百町歩、うち千八百町歩があらたに開田されるとい……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○高田分科員 野菜の問題と蚕糸の問題につきまして二、三お伺いいたします。  最初に、端的にお伺いいたしますが、最近国会等におきましても、物価問題で野菜の値段の問題が相当大きく取り上げられ、新聞、テレビで報道されておりますが、これを野菜をつくっておる農家の立場からどのように感じ取っておるだろうかということなんでありますが、ひとつ大臣から率直に御感想をお聞かせ願いたいのですが、現在の野菜は一体高いか安いか、農民の立場に立ってですよ。
【次の発言】 いずれにしましても、消費者物価上昇に対する寄与率が生鮮食料が高いというようなところから出てくることで、消費者の立場からはそういうことも当然言うと思うので……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○高田分科員 蚕糸問題とそれから野菜の価格の問題につきまして、二、三お伺いしたいと思います。  最初に、蚕糸業の問題でございますが、御承知のとおり、最近におきまして、諸物価暴騰の中で、生糸だけはたいへんな暴落をいたしたままになっておるわけでありまして、最近の相場の動きなどを見ますと、横浜、神戸の取引所におきまして、六十日余りの立ち会いのうち二十日間ぐらい、ストップ高、ストップ安というようなことがあって、こういうことはかつてあまり例を見ないわけでございますが、こういうふうに相場が非常に大きく変動しているということを、何とかもう少し安定させなければならぬと思うのであります。これはもう古くて新しい問……


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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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