このページでは三宅正一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。三宅正一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○三宅(正)委員 今の財政法でやつたらどうでしようか。組み方は少しかえておりますけれども、四月十五日までの費用で人件費が大部分ですから、そういうものを新しい財政法でやらなくても――通ることを予定されて、ここえ出されたのでありますが、法律上の疑義とか、根本法なしにやることは、明らかに志賀君、野坂君の言われる通り悪いことですから、旧法でやられたらどうでしようか。それはちつともさしつかえないじやないですか。
【次の発言】 私はこの暫定予算と総予算との関係におきまして、一應大局的な見通しを承りたいのであります。その中におきまして、第一は地方財政の関係であります。地方財政の関係におきまして、地方配付税法……
○三宅(正)委員 議事進行について……。この追加予算につきましては、私ども余分な質問はせずに、なるたけ委員会の進行をはかるようにして來たのでありますが、これに対して動議を出されて、討論もせずに決できめるという行き方をされるようですが、そういう行き方でなしに、どうせ二分か三分それぞれの党の立場を表現するのでありますから、議事の運行についてはそういうふうにやつていただきたい。もし理事会においてこの問題について討論をせずにやろうということなら、それはまた別でありますが、理事会の運営もなしに、ぽかつと討論をせずにやろうという行き方は、この予算委員会を軽んずることになると思いますので、あらかじめ出ない前……
○三宅(正)委員 委員長、議事進行について……。
【次の発言】 私は議会の権威と法律尊重の建前からして、議事進行について御相談をいたしたいと考えるのであります。それに前会、暫定予算を提出されました際におきまして財政法の改正がいまだ並行審査中でありましたにもかかわらず、改正できたものとして出されましたことにつきまして、共産党側から決議案が出まして、委員全体決議案の趣旨にはもとより同感でありました。しかしながら急ぎます関係をもちまして、通そうという御意見が多数で、通したのでありますが、その際におきまして、大蔵大臣はそういう法律を無視したようなやり方については遺憾の意を表されて、今後やらないという言……
○三宅(正)委員 ちよつと議事進行で……。大藏大臣に先般から当然提出されるべき資料といたしまして、資金計画の問題をお願いをしておるわけであります。まだ出ないようでありますが、これは当然出されるべき性質のものでありまして、事情はいろいろありますことは承知しておりますけれども、早く出ないと審議の都合に影響いたしますので、その点の御答弁を願いたいと存ずるのであります。それから同時にそうでなしに、委員から正式に要求されました資料についてもまだほとんど出ておらぬのであります。この点を委員長の方から特に御注意くだされまして、明日とか明後日に請求しております資料がきちつと出ますように手配を願います。それだけ……
○三宅(正)委員 それに関連して伺つておきますが、今西村委員からも御質問があつたわけでありますけれども、新聞等で見ておりますと、食糧の輸入につきまして、三百万トン要請せられて三百五十万トンになつたとか。最初一体どのくらいの要請になつておつて??例年だと二百万トン弱ですが、今年は相当大きく要請されて、私どもも三合七月をふやしたり、現状維持をやる上においては、麦の作柄、今年の米の作柄等を見まして、相当よけいとられないと、欠配等の形勢もあると見るのでありますが、それらが八百三十三億の中で一番大きな補給金の費目だと思つておるのでありますが、その食糧の輸入の量的な変化、最後的な決定、それらかどんなことに……
○三宅(正)委員 ちよつとお伺いしたいのですが、一九四八年から四九年にかけてのアメリカの対日援助資金のうら、今までに入りましたものはどれだけで、これから四、五、六の三箇月の間に向うのフアンドにしまして入るものがどれだけか。われわれが大体計算しますれば、これから入りますものの為替換算によつて対日援助資金へ繰入れるでしようから、何パーセント入つておるか、どれだけずれておるか、それをまずお聞きしたい。
【次の発言】 こまかい資料は今お持ちになつておらぬでしようけれども、大体今までどれだけ入つて、割合としてどのくらい残つておるかということは、これは計算の基礎ですから、おわかりになつておるだろうと思いま……
○三宅(正)委員 ちよつとお伺いいたしますが、今度の補正予算に出されます赤字補填は、農林中金と日銀にお拂いになる金額を要求されておるものでありますか。それと関連しまして山元の未拂い代金が三十億かあるという、その最近の計算をひとつ聞きたいのですが、それに対して銀行には拂うけれども、山元には持つているものの回収ができなければ拂わぬという行き方は、本末転倒のはなはだしきものだと思うのでありますが、その辺の数字についてもう少し詳しく御説明を願いたい。
【次の発言】 ちよつと不明確ですが、この間うち出ております五十何億という赤字補填の資金は、銀行に出る金ですか、それとも今二十億の清算がつかないでおつて、……
○三宅正一君 社会党もその遂行いは賛成でありますが、超党派的にやります場合、椎熊君の言われました通り、一党から出されますことに性質上まずいと思う。神山君から、ざつくばらんな御意見があつたわけで、この問題も近寄つて来たと思います。今の外務委員会だけではとても足らないこともわかつておりますから、そのお含みで一応御撤回願つて、各党で協同で出すという建前が一番よいのでないかと私たち思います。趣旨には賛成であります。
○三宅正一君 これは井上君の名前で出ておりますけれども、これこそ前国会でやつたことでありますから、農林委員会でやることにして、きようは保留にしていただきたいと思います。
【次の発言】 石田君の御発言ごもつともに思いますが、税制改革が通れば参議院でも日曜は休みたいだろうと思う。だからその含みで、もう一ぺん議院運営委員会を開いていただきたい。
【次の発言】 これはこういうことです。この間の委員会で討論をさせないで打切つてしまつたので、私たちの米窪君が大いに憤慨したというような事情もあるのですから、やらせたらどうですか。
【次の発言】 それは議論をせずに……
○三宅委員 これは御了解願つておきたいのですが、この前発疹チブスの発生に際し、強制的にDDTをやりましたが、しらみが死にません。神奈川県では一県で六千万円損をしておるという重要な問題もありますし、もう一つは結核療養所の患者の食費を、愛知県の大府莊において二百七十万円も職員が食費に食い込んでおる。石川県においては百七十万円食い込んでおる。結核は栄養療法とも言われるくらいのもので、栄養を重大視しなければならぬのでありますが、費用が不十分なところを、さらにその食費を食い込まれたりすることがあつては非常に困るので、厚生委員の岡君から緊急質問を出しておるのであります。これは場合によつては一括でもよろしい……
○三宅(正)委員 私の方は相談しないとわかりません。
【次の発言】 各派共同提案にしたらどうですか。
【次の発言】 廣川君の問題は前に保留になつておりますから、あとから問題にして、この緊急質問の問題をまず片づけてください。
【次の発言】 ちよつと御了解を得たいのは、私の方は電波法案も反対にしていただくかもしれませんから、一緒に受田君にやらせるかもしれません。そういうふうに御了承を願います。
【次の発言】 鍛冶君の問題については必ず次会に取上げるというお約束できめておるわけです。時間の都合もありましようから、廣川君の問題も次に持つて行くということになると思いますが、少くとも順序から言えば鍛冶君の……
○三宅(正)委員 きようは地方税は通りましたけれども、参議院の方から回付して参ります法案もたくさんございますし、参議院は自作農創設特別措置法が非常に難航しておりまして、相当おそくまでかかると思います。そこで今委員長の仰せのように、図書館の予算の関係、それから場所や位置の関係等もありますので、できましたら総理大臣、それから大蔵大臣、文部大臣に委員会に一ぺん出席してもらつて、こちら側としても言いたいこともありますし、聞きたいこともありますから、政府側の意図について正式の委員会としてやつていただいたらどうでしようか。
○三宅(正)委員 総理大臣はぜひ呼んでいただきましよう。
【次の発言】 ちよつと吉田さんに伺いますが、ともかくすべて法案は国会に提出しまして審議するのが当然の常道だと思います。ポ政令で出すことが悪いことはきまつておるわけです。絶対多数の與党を持つており、しかもわれわれが漏れ聞くところによれば十二月十五日までに実施しろという話である。といたしますれば、当然與党は絶対多数でありますし、もし通らなければ、そのときに書簡が来ておれば、来ておるということになるので、国会の開会中にポ政令を出すというようなことは、非常にけしからぬことだと思うのです。そこでわれわれが第一に聞きたいことは、マ書簡の内容なんです……
○三宅(正)委員 社会党も異議なし。
【次の発言】 この問題については、白紙で出ますと、こんなばかなことはないと言われるのはごもつともで、これは同感だと思います。それでわれわれといたしましては、非常に事態を重視いたしまして、施政方針演説の前に、こういうことについては緊急質問をやらなければならぬということを要求いたしたわけであります。ところがこれはいろいろの経過において通らず、また本会議における議事進行に関する発言も押えつけられたというかつこうですが、ともかく事態はそういう意味で非常に重大な問題であります。国会運用の根本に関する問題でありますので、われわれとしては、ひとつこういう共通の国会審議権……
○三宅(正)委員 要するにこの問題については、御承知の通り最初の運営委員会においても、非常に事態が重大だからということで、われわれは施政方針演説の前に緊急質問をさせろという話をして、話がつかないで議事進行で争つた。これも全体から見れば非常な醜態ですが、ああいう結果になつた。そこでこれを決議案として出そう、しかしできるならば、国会審議権の尊重の決議案であるからというので、私の方からは自由党の幹部に同調方を申し出たが、正式に益谷君と佐藤君が来られて断られた。そこで百二十何名かの正式の手続によつて出したのです。今までこういう決議案は、そういう形において出ました限りにおいては、委員会の審査を省略して出……
○三宅(正)委員 いいです。
【次の発言】 決議案の方は話合いで行けばけつこうですが、時間の行き違いがあつてもいけないから、きめておいていただきたい。特に共産党の方は同じものを二つやつてもまずい、討論の方でけつこうだと言つておられますから、その辺もひとつおきめ願いたい。
【次の発言】 その次に反対があるわけですね。
【次の発言】 次に私の方から武藤運十郎君が賛成をいたします。
【次の発言】 私の方は三十分ぐらい……。
【次の発言】 そう長くやるわけじやないから、話合いをつけていただく意味で、両方で四十分でどうですか。
【次の発言】 ほかに議案もないのですから、特別に時間制限もそうしないで……。
○三宅(正)委員 それから、きようの国会審議権尊重に関する決議案は、その性質からいつても非常に重大でありますし、給与法、国鉄裁定の問題なども出て来ますれば、これも非常に各派とも骨折つたりなんかした問題でありますから、その際は各委員会は休憩して、本会議で盛んにやるという線を確認していただきたいと思います。
【次の発言】 こういう運びでどうです。私は信義に反したとか、そういうことでは黙つておれません。要するにきようの倉石君は、こういう発言をされたのです。不信任案にも当る重要な決議案である。それなら不信任案で出すべきで、はなはだ陋劣な態度であるという表現をされております。そこで私は一身上の発言を求め……
○三宅(正)委員 技術の遅れを急速に克服するために、通産省、安定本部、あらゆる面において設備の合理化等をはかつておるときに、この調査資料は実に必要だと存じますので、この点について委員会として善処するということ――方法については委員長に一任いたしますが、これを決議をすることに賛成でございます。
○三宅委員 これは今政府から出ておる補正予算案に入つていましようか。
【次の発言】 入つておるのですね。このまま向うへ出ておるのですか。
○三宅委員 竹尾委員と同じ質問でダブルかもしれませんが、小委員会できめられました原案というのは、大体非常に御苦心の案のように思つてけつこうだと思いますが、どちらにしてもこれがいつ実施されるかということのいかんによりましては、今請願に出ておるものを認めるという線を出さなければならんと思います。この辺の段階はどういうふうに考えておられますか。
○三宅委員 前国会の最初の会期延長前の最終日前日七月三十日、われわれはMSA問題のその後の経過にかんがみまして、ほんとうに問いただしておかなければならぬ問題が多々あることを考えまして、各党共同で話をいたしまして、与党も承知をし、総理大臣も承知をいたしまして、各党代表が一時間ずつ質問をすることになつたわけであります。しかるに芦田君と和田君の質問が済みましたあと、三木武吉君、私の質問に対しましては、何らのあいさつなしに逃げてしまつて、とうとうあの国会末期の混乱を起したわけであります。私は吉田総理大臣の世界観であるとか、その生活態度につきましては、われわれと立場の違うことを、もとより認めておるのであ……
○三宅委員 ちよつと資料のお願いをしたい。今審議になつております中央道路の調査費として前年一千万円組みまして、それで一万分の一の航空写真による観測の地図ができているそうであります。それから山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、東京、神奈川、滋賀、各県それぞれこの中央道路関係の総合開発の調査報告書ができているそうであります。これはまだ本省まで集まつているかどうかわかりませんが、その地図、それから各県のこの関連をいたしました調査、一千万円出して調査のできました資料の写しを、委員に資料として政府の方から提出してもらうようにお手配を願います。
【次の発言】 富樫道路局長にお伺いいたします。日本の産業開発、人口……
○三宅委員 ただいまの問題につきましては、事態が非常に大きな問題でもありますし、それで政府側におかれましても、建設省の諮問の形をもちましてそれに関する尋問の審議会のようなものをやられておるようでありますから、その報告を聞きまして、その上でまたきようなり、別の機会なりに議題としてやつていただいた方が段取りとしていいのではないかと思いますが、さようおはからい願います。
【次の発言】 それでは計画部長にお伺いをいたしますが、国土総合開発の関係につきましては、経済審議庁においてもいろいろお考えのこと思うのでありますが、私どもはたとえば人口の問題につきましても、産業政策、道路政策との関連において総合的に……
○三宅委員 ちよつと通産省の側にお伺いしますが、特殊貿易の形態についてもうちよつと詳しく御説明願つて、それからいろいろな批評がありますが、今勘づいておられる特殊貿易形態の利害についてお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 アルゼンチンの方はどういう形ですか。
【次の発言】 ただいま承りますと、補償リンクはやめる。バーターについても縮小したいと言つておられるのでありますが、ともかく補償リンク制というようなものの弊害は別として、バーターとかコンビネーション取引ということは実際問題として非常に必要になつて来ている。これはコンビネーション取引と言えるかどうか知らぬけれども、たとえばタイやビルマにつ……
○三宅委員 質問じやありませんが、出ている委員が非常に少くて部長に気の毒ですけれども、重大ですから、ひとつ時間がある限り説明を承りたいと思いますから、さようお願いいたします。
○三宅委員 昨日政府は自衛隊と憲法九条の関係並びに憲法改正に関しまする重大な閣議を経た統一的な意見を発表せられたのでありますが、これは非常に重大な問題を含んでおりますので、特に一日委員会を延ばしまして代表的に質問をすることになつたわけでありますが、本日は総理大臣も副総理も来ておをないし、大村防衛庁長官に質問をいたしましても、内閣を代表される立場におきまして非常にわれわれをしてはたよりないのでありまして、この観点に立ちまして非常に残念に思うのでありますが、しかしながら、残りました問題は来年またやることにしてもけつこうでありますが、来年は内閣がつぶれておりますから、その意味におきましてやれるだけや……
○三宅委員 平山先生にちょっとお伺いいたしますが、平山先生のお話ですと、東京―大阪というような高速自動車道路をやるには、そうして非常に長い距離を百キロ以上の速力で行くには、平地でなければいかぬという御意見ですが、大体百キロ以上の速力で行きますのに、百分の三という傾斜であれば、これは技術的に可能なんでございますか。カーブについても、その速力についてのカーブというものはおのずから技術的にきておりますから、私どもが少くとも中央道路について了承しておる範囲においては、そういう点は百分の三以上の傾斜はとらない、そうして直線距離で東京―大阪―名古屋間というものを結ぶ、こういう感覚ですから、私は平地を通らな……
○三宅委員 参考人の御三方に簡単にそれぞれ御質問を申し上げます。 最初に鮎川先生に御質問いたします、鮎川先生が、現存の道路の改修等につきまして、非常に創造的な御意見をもって御努力を下さっておることは、私どもも非常に敬意を払っておるのであります。しかしながら日本の状況を見まするときに、アメリカだとか、満州における道路の開発の事情と全然異なりまする点は、日本における人口、産業等が、ほとんど平坦部に集中をいたしまして、この狭い国土でありながら、農耕地は一割六分しかない。そうして七割に当る山村地が未利用に放置されておるということが一点であります。これの開発が、開発政策それ自体として必要である。飯沼参……
○三宅委員 お急ぎのようですから二、三分お願いします。私残念ながらちょっと外に出ておりまして、金子さんの最初の御公述を承わらなかったのでありますが、質問等を通じて一つ大きな誤解をしておられるのじゃないかということを私杞憂いたしまして御質問をするわけであります。 今日金子さんの御指摘の通り、いわゆる道路といたしましては表日本、裏日本、縦横すべてを通じなければならない。交通政策としては鉄道、道路、それから自動車道としての調整をやらなければいけない。さらに海運、航空等の調整等も考えることは当然であります。そういう観点に立ちます場合に、日本におきましてどうしても高速度の自動車道路というのを作らなけれ……
○三宅委員 ただいまの廣瀬さんの御質問でありますが、数字等につきましても用意いたしておりますから、これは必要がございますれば竹谷君からでもやっていただきますが、要するところ私はこう思います。この間も参考人に対する質問で私この点を強調いたしたのでありますが、要するに日本におきましては、平野地帯にだけ人口も集中しておるし、都市も集中しておるし、産業も集中しているという状態であり、実際において国土の二割くらいしか開発されていない。それとともに、国が非常に細長いために、たとえば宮崎県にも適用されることでありますが、鹿児島の有馬君などが言っておられます通り、汽車がだんだん遠のくに従いまして、距離が遠いと……
○三宅委員 私も教育に関しましてはしろうとであります。しかしながら非常に熱情を持っておりまするので、二、三の点についてお伺いをいたしたいと思います。
第一は、松村文部大臣は新生活運動を御提唱になっておるようでありますから、新生活運動に関しまして、これは文部省の一つの企画としてお考えになっておるのであるか、あるいは内閣全体の企画としてのお考えであるか、そして一体どういう構想でどういうふうにおやりになるのであるか、大まかでけっこうでありますからまずこれを承わりたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この新生活運動というのはあなたの御発案ということでなしに、もともと文部省で河原君を委員長にし……
○三宅委員 大臣にちょっとお伺いします。新生活運動についてまだ非常に漠然としたお話しかないのでありますが、たとえばヒロポンの弊害の撲滅運動というようなことであれば、これはまあ日本の青少年をほとんどむしばんでしまって問題にならないことであり、これを憂慮して、たとえば東大の内村教授などを中心にして一生懸命ヒロポン撲滅運動をやっておられるわけでありますが、私考えますのに、こういう問題は、当然お互いが予算がなくてもやらなければならぬ問題ですから、大きな一つの課題だと思うのです。そういうことはきっといろいろの方面にあるだろうと思うのでありますが、今まで、たとえば私は例としてヒロポンのことを申し上げたのだ……
○三宅委員 ただいまどうも聞き捨てならぬことをおっしゃったのですが、私どもが来年度の予算におきまして、なま乳を飲ませる学校給食の方式をとるということは、これは当然のことでありますが、内閣が変ったりいろいろいたしますと、また政情の関係等において、みんな賛成しておりながらできぬことがある。われわれがこの委員会で大臣等の賛同を得ましたのは、今年一つやれ、現実になま乳が非常な危機に迫られておって、都会等に送れないところは二円五十銭なんていう地帯がたくさんある。二円五十銭では、農林省といってみたところが国の政府でありますが、政府が酪農振興で、百姓に牛を飼わせて、現実に飼料は高い、乳は安いということで、こ……
○三宅委員 昨日の農林水産委員会との連合会議におきまして、学校給食法の審議の過程において、両委員会ともに双方の合意といたしまして、学校給食並びに酪農振興に関する決議を一つそれぞれの委員会ですることに話し合いをいたしたわけであります。農林水産委員会は、昨日午後の委員会において決議をいたしたそうでありますが、本委員会におきましても、本日の委員会で決議をしていただきたいと存じます。お許しを得まして、決議文を朗読いたします。 学校給食並に酪農振興に関する決議 学校給食がひとり児童生徒の教育上及び保健上極めて重大なるる意義を有するのみならず、また広く国民古来の米食偏重の風習を改善する上にも偉大……
○三宅委員 大臣大体御承知だろうと思いますけれども、先般農林委員会との連合審査会をやりまして、その際この決議をすることを申し合せたのでありますが、連合審査会におきましては決議した例がないそうでありますから、それぞれの委員会に持ち帰りまして、同じものを同時に農林水産委員会で決議をいたしたわけであります。河野君の方からは、やつておいてくれた方がやりいいし、ぜひ一つ直ちに御相談をして実現をいたしたいということを言っておりますので、われわれの趣旨は、来年度に本格的なことをやつていただきますほかに、直ちにことし行政的な措置等においてやつていただきたいという趣旨でありますから、再々申し上げておりますが、こ……
○三宅委員 吉田内閣にかわりまして鳩山内閣ができまして、国民は少くとも三つの面で鳩山内閣に期待をしておったと思うのであります。その第一は占領行政を切りかえまして、自主独立の体制を確立して、吉田内閣のアメリカ一辺倒政策を改めて、アメリカに対して自主性を主張されるであろうという点が一つの大きな国民の期待であったと思うのであります。第二は中ソ両国との国交を調整されるという点が大きな国民の期待であったと存ずるのであります。さらに第三は内政の面におきまして、旧時代的な無計画な放任経済をやりますのを改めまして、これを計画経済に切りかえ、経済自立と国民生活の安定を計画的にはかるというこの体制に対しまして、大……
○三宅委員 黒沢さんに主としてお伺 いをいたしたいと思いますが、黒沢さんは北海道に事業の本拠をお持ちになり、北海道開発審議会の会長でもありますので、いわば総体の立場でお考えになると同時に、北海道のことを一番よく御存じになっておりますから、主として私どもが危惧しております点についてお伺いいたしたいと思います。 私どもが北海道開発について見ておりますと、ここ数年来ほとんど機構いじりばかりやっておると思うのであります。北海道開発庁長官などというものは、五、六年の間に七人も八人も大臣としてかわり、そのたびごとに、新しい計画のようなことを思いつきでもって放送される。そうして極端なことを言えば、そうい……
○三宅委員 私きょうはどうしても抜けられない用がありまして、御両所のお話を承わらなかったので、多少ダブる点があるかと存じますが、お許しを願いまして、二、三承わりたいと思います。二、三日前に黒沢北海道開発審議会長その他の御意見を承わりましたときにも、私どもが一番危惧して追究いたしました点は、基礎調査ないし技術試験、工業試験などが十分にできておらない段階において、あわてて八十億という金を不用意に投入することによって、食いものになったり、なま煮えになったりして、逆に北海道開発を阻害することになるのではないか、少くとも第一段階としては、理事者は金融関係のくろうとではあるけれども、総合計画というような点……
○三宅委員 私は社会党を代表いたしまして、六つの問題を質問いたしたいと存じます。その第一は安保条約改定についてであり、第二は日中国交回復の問題についてであり、第三は南べトナム賠償問題、第四は所得倍増計画の矛盾について、第五は災害問題について、第六は石炭産業の危機突破について質問をいたしたいと考えるのであります。そのうち、災害の問題、石炭の問題、南ベトナム等の問題につきましては、それぞれ同僚がその問題中心に質疑を試みることになっておりますので、私は重点を外交問題に置きまして質疑を試みたいと存ずるのでございます。 質問の第一は安保条約改定についてでありますが、そのうち特に私が第一にお伺いいたした……
○三宅委員 大臣に、これに関連してちょっとお伺いいたします。 今、中島君から御質問の通り、きょういただきました市街地改造法、これは三軒茶屋かどこかの改造のようでございます。これはけっこうなことでございます。しかし、今、なかなか立ち退きはしない。反対運動は起きる。そういう中で、二カ所や三カ所やりますことは、私は事務当局がこういうことを考えられますことはごもっともであり、これも必要だと思うんですが、あくまでこれは補完法であって、中島君が言われましたように、それこそ過大都市の膨張をどうするかとか、国土のほんとうの配分をどうするかとかいうような基本的な計画がなければ、あとから追っかけては、非能率で金……
○三宅委員 時間がありませんので、ほんの簡単にお伺いいたします。 私は、千七百戸だとか二千戸だとかこういう、昔ならば何千年かかってできまする村作り、町作りのようなものを急激にやられます経過におきましては、いろいろの御苦心や困難があることも明らかだろうと思いまして、まことに敬意を払うわけであります。それだけ、新しい環境作り、新しい集団作りでございますので、少しは、やっておられると思いますけれども、私の感覚では、これは政府の方の問題になるかと存じますが、私の秘書が武蔵野の公団の住宅におりまして、まだ電話がない。先ほど川尻参考人からお話がありました通り、何か用があるといっても、電話がない。本来なら……
○三宅委員 委員長、資料のお願いをしたいと思うのですが、発言させて下さい。
【次の発言】 ただいま御説明を承ったのですが、私どもの不勉強のせいかもしれませんけれども、私どもとすれば、地代家賃の、まだ足らぬためによる一般の値上がり、特に地価の暴騰というものが、今日非常にひどいと存じますので、これらに関する保護法規というものは何々があって、それから地価の暴騰に対してこれを制限する何らかの法規等について、これから拡充する計画があるかないか。それから、統制令のこの報告によりますと、だんだん数が少なくなってきてはおりますけれども、現実に一体どの地域とどの地域にまだポツダム政令以後の統制令が残っているか。……
○三宅議員 国会の末期のお忙しいときに、まことに恐縮でございますが、この法律をなるべくならば各党共同で出そうという話し合いをいたしておりまして、そんなことで時間がおくれました点をあしからず御了承願いたいと思うわけでございます。 本年の積雪は非常な大きな積雪でございまして、建設委員会におかれましてもわざわざ調査に派遣をせられまして、非常に理解ある報告等もなしていただいたわけでございますが、実は北海道を加えまして一道十一県で、積雪関係の知事、県会議長、市長、市会議長、町村長、町村会議長等の六者による組織ができまして、院内におきましては超党派の衆参両院の積雪地帯対策の議員連盟ができまして、しばしば……
○三宅委員 今中島君からお願いがあったのですが、私もそれに関連して一つ。 今まで東京都の過大都市化についていろいろな意見が各方面から出ておりますが、おそらく参考として建設省としてはあらゆるものを収集されていると思います。あらゆるオーソリティから出ております意見につきまして一つ一式まとめて、こういう改造意見があるということをまとめて資料として、中島君の御要求の資料を出されますときに、これも一つ提出していただきたいと思います。
○三宅委員 われわれもかねて、単価が実情に即さないために、非常に業界が困っておられる事情を承知しておったわけでありますが、本日承りまして、まことに深刻な事情がわかったわけであります。この点については、実情に即して単価を引き上げさせるようにわれわれも努力をいたしますが、しかしこの際私は主として大林さんを中心にしてお伺いしたい点があるのであります。 それは、公共事業の単価を安くするということが、これは国の百年の大計であります。今のようなむちゃくちゃに単価が一年に何回ずつか上がっていかなければ業者は損するというような状態をそのままにしておきますれば、これは悪循環でもってどうにもならぬことは明らかで……
○三宅委員 ただいまの木村君の御質問に関連いたしまして、主として建設大臣に二、三点お伺いいたしたいと思います。 国土縦貫自動車道を国会を中心にいたしまして発案いたしましたときに、建設省の事務当局と意見の食い違いましたのは、私は、二つあったと思うのであります。一つは、利用価値の問題が、東海道の高速自動車道と中央道との間に比較で出てきた。もう一つは、先ほど木村君が御指摘になりましたように、非常に長いトンネル等ができ、しかも寒い地点を通るので、技術的に困難だという二点であったと思うのでであります。しかし私どもが国土縦貫自動車道というものを発案いたしました根拠というものは、日本の産業、人口、富、文化……
○三宅委員 関連して……。ほかの同僚からも希望的な質疑をいたしておるのでございますが、一言だけ川島長官に質問というより希望ですが、御意見を承りたいと思います。 川島長官は非常に御熱心で、官庁の集団移転等を考えておられることについては、われわれ非常に敬意を払っておるのですが、しかし、それも一つの施策には違いないけれども、もうこの段階にきて、東京の過当膨脹を押えるには、私どもは一つほんとうに政治機関全部を別のところへ移すという、ある意味においては遷都でありましょうけれども、そういう感覚をもって思い切った政策をやらなければ問題にならないと思うのであります。おそらく中島君からも申されたと思うのですが……
○三宅委員 数日前に建設大臣の所信表明がございまして、これらの問題に関して初めのうちに一つ根本的に意見の交換をしておきたいという意味で、特にきょう委員会を開いていただいたわけであります。私はずっと建設大臣就任以来見ておりまして、なかなか着想もよろしいし、実行力もありまして、非常ないい点があると思っておったわけでありますが、この間も参議院の委員会を開いたときにすっぽかして、きょうもまたおくれたというようなことをやっておりますと、せっかくいい施策を持っておりましても、委員会と対立してしまうというようなことになりまして、はなはだまずいことだと思うのであります。もし本日十一時にならなければ来られないよ……
○三宅委員 昨日建設委員会は定刻十時から待っておりました。何らの通知なしに十時過ぎまで大臣が来られませんので、ついに散会するという事態になったわけでありますが、私どもとしては大臣が忙しいことはよくわかっておりますので、たとえばおくれるならば、どういう理由でおくれるとか、何時からなら都合がいいとか、その辺のことについて昨日も、補佐する建設省の当局、委員長に対しましても、私どもは注文をつけたのでありますが、せっかくいろいろの経験を持っておる大臣が、こういうことで国会と対立したり反感を持ったりしたのでは問題にならぬと思いますので、今後こういう点については気をつけていただきたいと考える次第であります。……
○三宅議員 ちょっと私から……。採決をしろという非常に御親切な御発言もありまして感謝をいたします。実はことしの雪害を考えましても、交通の関係が途絶いたしますれば、裏日本関係の開発というものはあり得ないのでございます。私どもはもともと国土縦貫自動車道法案を率先して提唱いたしました際におきましても、日本のような細長い国において、裏日本、表日本を通ずる開発をやりまする根幹として縦貫自動車道というものがあり、その上に要所要所に肋骨道路がしっかりできることによって、初めて産業の再配分も、文化の再配分も、人口の再配分もできるという観点に立ちまして、私どもとしては早くひとつ――一級国道でいい肋骨道路もありま……
○三宅委員 河野本部長が長くおれぬそうでございますから、稻村君の質問に関連いたしまして、一、二点御質問申し上げたいと存じます。 その一つは、今度の雪害対策と昭和三十六年の雪害対策と比べまして、政府の姿勢が一だんと、非常に大きな、本格的に取り組むという姿勢で出て参りましたことに対しましては、われわれといたしましては非常に感謝をいたしておる次第であります。地方民としても、これだけの姿勢をもって対処してくれるということに対しましては、人心の安定の上にとりましても非常に大きな効果があったと思うのであります。この際私は、稻村君の質問に関連いたしまして、第一に御要望申し上げたいことは、今河野君も申されま……
○三宅委員 時間の関係がございますから、さきに災害対策の懇談会できめました建設省関係の重要項目につきまして、十一ございますが、十一項目について政府側の所見を公式に一つここで御表明を願います。
【次の発言】 河川局長おいでになっておりますか。――政務次官も建設省の関係でおいでになっておりますし、そうして政務次官は雪害に関しては非常な関心のある方でありますから、大局的なことは政務次官からお答えを願って、あと局に関係のあります問題について特に必要があれば局長から御答弁を願いたいと存じます。
われわれが災害の委員会の打合会で当面やっていただきたいと思いましたことに対する政府側の態度は、今御答弁の通り……
○三宅委員 ちょっと関連して。ただいまの調査数につきましては、なお一つ慎重に調べていただきたいと思いますが、数の問題を別にいたしまして、現状を申し上げますと、三条だとか、燕だとか、栃尾だとか、見附だとかいうような中小企業の地帯におきましては、実際上まだ賃金が休んだ者には払われないという事例は非常にたくさんありますので、私の方としては、どうしても一つこの前の災害の法律を適用するようにしていただかなければなりません。 さらに一つ考えてももらいたい点は、この点は、一体その法律を適用しても入るのかどうなのか、もう少し進んだ法律を立法する必要があるのかどうかという点について、私もその点非常にしろうとで……
○三宅委員 ほんのわずかの時間、科学技術の予算の問題と科学技術の開発の体制の問題につきまして、主として私の意見を申し上げまして、そちらの御意見も承りたいと存じます。 私は、財政硬直化の今日、科学技術の予算なんというものはなかなか思うようにふえないと思うのであります。そうして、財政硬直という問題は、私の見るところをもっていたしますれば、ここのところ何年も続く状況でございまして、そうして、いろいろのところで日本は予算が足りませんからやかましいので、いまのままでは、科学技術の予算というものを画期的にふやすということはなかなか不可能ではないかと思うのであります。その意味におきまして、ことしはことしで……
○三宅委員 きょうは委員会のお許しを得まして、雪等の問題を中心にいたしまして、いろいろの点で御質問をいたしたいと存ずるわけであります。問題が各省、各技術分野に関連しておりますので、多数の皆さんのおいでを願いまして、ほんとうに感謝をしている次第でございます。 まず最初に、科学技術庁の研究調整局長、それから防災科学技術センターの所長その他を中心にして質問を申し上げたいと思います。 雪害ということが非常に大きな産業、生活上の問題となりましたのは何もいまからではありませんけれども、特に大きな影響を及ぼしてまいりましたのは近代産業が興ってからだと私は思うのであります。近代産業がなくて米を中心にいたし……
○三宅委員 関連して。ただいまの斎藤委員の御報告、私、実に重大だと思うのです。私自体、ガンに対して学会から治療界から非常な努力をしておられることは承知しておりますが、実にガンの診断についても治療についてもこれからだと思うのです。現に私の非常に印象に残っておりますことは、私の知人が背中が痛くて痛くてどうしようもないというので、方々の医者に見てもらったがどうしてもわからない。癌研で田崎先生にお願いをいたしまして、レントゲンをうんととってもらった。そうしたところが、田崎先生が私にレントゲンを見せられまして、ガンのけは全然ないと言っておられましたけれども、痛みは去らない。その後、結局背骨のりしろのとこ……
○三宅委員 ただいま大臣のき然とした御答弁を拝聴して、私、非常に喜んでおるのであります。 私は、実は足尾鉱山の鉱毒問題をちょっと調べまして、鉱毒問題というものが、公害問題というものがいかにむずかしいかということを痛感いたすのであります。 それは渡良瀬川の鉱毒問題が起きまして、たとえば島田三郎氏だとか、それから、当時の木下尚江氏だとか、大ぜい見に行きまして、神田の青年会館でその報告演説会をやった。そこへ古河男爵の女中が聞きに来ておりまして、その真相のひどいことを報告しましたらば、男爵夫人が神田川へ投身自殺をした事件を起こしておるのであります。それで田中正造は明治天皇に直訴されるというような事……
○三宅委員 外務大臣と文部大臣が来られましたならば、主として中南米の移住問題につきまして、大局的な御質問をいたしたいと思うのでありますが、その前に、非常に忙しいときに、外務委員会が、私どものために、委員外でありまするのに、特に時間をとっていただきましたことにつきまして、心から御礼申し上げる次第でございます。 大臣の来られます前に、私は、農林省と外務省の関係、移住事業団の関係につきまして、南米だけではなく、中南米全体の農業移民の問題につきまして、まず御質問いたしたいと存じます。 戦後、日本の移民が再開されまして、入りまする移住者のためにあらかじめ土地を用意されたのでございまして、それは私は感……
○三宅委員 時間がありませんので、小沢君に先へさしていただきまして、私ちょっと用がありますので、ほんの大綱だけ希望を申し上げたいと存じます。 ことしの大雪害は昭和三十八年の雪害よりも雪は里雪があり、山雪があり、場所が移動いたしますから、いろいろ事情は変わりますけれども、大局的に見まして、昭和三十八年の雪より多かった部面が非常に多かったと私は思うのであります。しかし、多年にわたる先輩の努力によりまして、雪害対策が進みまして、ことしの雪におきましては、鉄道について言えば、上越線は一日も不通というものはなかった。それから、国道十七号線も通りまして、私は、その意味においては非常な進展であったと思うの……
○三宅委員 私ははなはだしろうとでございますけれども、どうも政府の金の使い方についてふに落ちぬ点があるのであります。それは、たとえば広域調査をやるにいたしましても、ウランはウランで調べる、石油は石油で調べる、そうして鉱物は鉱物で調べるというやり方は、大局的に見れば一文惜しみの百文失いをやっておるのではないかと思うのであります。同時に石油やその他のものにつきましても、もう、大陸だななどの調査もやらなければならない。 まず第一点としてお伺いしたいのは、ウランだとか石油だとか金属だとかいうものは、別々に調査したほうが効率的なものなのか、あるいは金を惜しまずに、ひとつまとめて、どうせ調査するのだった……
○三宅委員 私の考えるところによりますれば、東西問題というものは、三月三十一日のジョンソンの声明、アメリカが力ずくで共産圏の包囲をするというような封じ込め政策というものを改めますれば、そうでなくとも米ソの関係がここまで来ておりますし、私は、東西問題というものはもうともかくいわゆる峠を越したと思うのでございます。今日の一番大きな問題は南北問題だと思うのでございます。 きょうはたまたまその問題の一つの経済協力基金の問題でございますので、私は、その法案自体につきましてのこまかいことは同僚の諸君に譲りまして、大局的な見地から、大まかな問題だけを承りたいと存じます。 ともかく、アジア、アフリカ、ラテ……
○三宅委員 私は発言する機会はなかったのですが、いまの話を聞いておりまして一言だけ三木君にお願いをしておきます。 それで、ある意味において私は、ちょっと大ぎょうですけれども、幕末における開国と鎖国との争いのような、歴史的に見るとそれの一つの小型版と申しますか、それがいま戦われておることだと思うんです。それぞれの立場で、それぞれの世界観でいろいろ争ってきておりますけれども、訪中された議員が自民党の中でも非常に多い。それから財界などからも非常に行かれたということが――われわれの陣営はもう前から行っておりますから、現地を見ておりますし、わかっておることですけれども、自民党の中も私は相当に変わってき……
○三宅委員 総理が出席されまして、たいへん時間がおそくなりましたので、参考人にもおそらくたいへん待っていただいたかと思いまして、恐縮に存じておるわけでございます。外務大臣も忙しいと思いますから、なるたけ簡単にやりますけれども、答弁のほうも要点だけにしてください。 私は、最近のいろいろな事情を見ておりまして、非常に一種の危機感に襲われておりますことは、高度成長の行き過ぎで、国内は公害に象徴されるたいへんな問題が起きておるし、国際的には孤立する形勢が出てきておるということについて、非常に心配をいたしております。きょうは主として中南米の移住地の問題につきまして質問をいたしたいし、意見も述べたいので……
○三宅委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま竹中修一君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、八木昇君が委員長に御当選になりました。(拍手)
委員長八木昇君に本席を譲ります。
○三宅副議長 私、このたび、皆様の御推挙によりまして、はからずも副議長の要職につくことになりました。まことに光栄の至りに存じます。 これから議長を補佐し、一体となって国会運営の責任を担うことになったのでありますが、その責任の重大さをいまさらながら痛感いたしておるものでございます。 今後、議長の御指導と、議事運営に経験豊かな委員長並びに委員各位の特段の御協力を得まして、誠心誠意その職務遂行に微力を尽くしてまいりたいと存じております。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○三宅委員 国土開発縦貫自動車道建設法案は、国会の大部分の同僚議員の共同提案になっておりますので、提案の趣旨を御説明申し上げませんでも、おそらくこの連合委員会の委員各位は提出者であろうと考えておるわけであります。しかし議事を進めます上におきまして、お許しを得まして簡単に趣旨を説明いたしたいと存ずるのであります。 第一に、この法案は国土を縦貫いたしまする高速幹線自動車道を開設しようとすることであります。その規模は、北海道より九州に至る延長約三千キロでございまして、わが国土の重要地域を最短距離、最短時間で結ぶとともに、既開発及び未開発の地域を貫通させます。これを二十ヵ年計画により完成することを期……
○三宅正一君 私の地元で火事が起きまして、各方面に大へん御迷惑をかけておることを非常に恐縮いたしておるわけでございます。それで二、三希望やら御質問等をいたしたいのであります。今度発火いたしました場所は教育庁でありまして、漏電だということであります。この新潟の大火に関しましては、各地方、各新聞社等の論説等におきましても、官公庁の建物がしばしば火の元になっておるという点を非常に警告をいたしておる面が多いのでありますが、新潟市内におきましても、この点に対する市民の怨嗟の声は非常に大きなものがあるのであります。一つは士気がゆるんでおるという点もあるのではないかと思うのでありますが、漏電等の問題につきま……
○三宅委員 大臣が中途で立たれるそうでありますから、大臣に一言お伺いいたしますが、学校給食がだんだん広がって参りますと、パンの品質だとか、それから栄養だとか、いろいろな点でやはり相当に監督と指導と注意をしなければならぬことでありますが、最近聞きますと、千葉県ではジュースを飲ましているそうであります。知っておられますかどうでありますか知りませんが、私は経済に余裕がありますれば、ジュースなどは子供が好みますから、飲ましてもけっこうだと思うのでありますけれども、パンとジュースというようなことでありますれば、これは完全栄養の見地からいきますれば、それこそ非常なへんぱな栄養になると思うのであります。何と……
○三宅委員 私ごく簡単に数点についてお伺いをいたしまして、あとそれぞれ熱心に調査していただいております同僚に譲りたいと思います。 第一にお伺いいたしたい点は、もと金沢百万石の金沢だとか、天下五港の一つであった新潟だとか、米を中心にいたしまする封建経済においては非常に有力な地歩を占めておりました裏日本というものが、明治以来わずか数十年の間に、表日本と産業的にも非常な格差ができて参りました一番大きな原因は、第二種産業、第三種産業等が発達いたしました資本主義以後の今日の段階におきましては、交通運輸の関係が裏日本にハンディキャップがあるというところに、私は非常な立ちおくれを来たしておる根本原因がある……
○三宅分科員 大臣お急ぎのようでありますから、そしてほかの同僚議員の非常に御研究になった時間をいただきますのは恐縮でございますから、ごく簡単にお伺いいたしますが、私はこの間の雪害関係の連合審査会でも申し上げたのでございますが、日本が資本主義時代に入りまして、米を中心にする経済から第二次、第三次、工業、商業等が盛んになるにつれて、表日本と裏日本との格差が非常に大きくなってきている。これでは船の片方だけに人も富も集まって、半分の部面がからになってしまって、ひっくり返るという非常に危険な状態にきていると思います。その根本原因は、少なくとも裏日本について言えば、雪の害を防除することについて国の政治が怠……
○三宅委員 ただいま長谷川君の質問を承っておりまして、私は外の空気とだいぶ違うなということを痛感いたしました。今回の事件は、横路議員が機密文書を国会で暴露いたしまして、それから西山太吉記者、蓮見喜久子さんの逮捕となって、そしてその後準抗告で西山記者が釈放せられるという経過をたどりまして、またたく間に戦後最大の大きな事件になってきたと思うのであります。いまでは戦後最大の新聞と政府との対決というかっこうになり、そうして民主主義と官僚的秘密政治との対決となってきたと私は感じております。 あの事件が起きて、社会党が七日の日に代議士会をやりまして、戦う態度をきめましたその日に、院外におきましても、事件……
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