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竹村奈良一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

竹村奈良一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
761位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
541位

24期委員会出席TOP50
19位
24期委員会発言TOP50
17位
24期委員会出席(無役)TOP10
6位
24期委員会発言(非役職)TOP50
12位

このページでは竹村奈良一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。竹村奈良一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 農林委員会 第2号(1949/03/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつとお尋ねいたします。農業所得税のうちのいわゆる必要経費をどのくらいに――たとえば反当りどのくらい見ておられるか、あるいは石であつたならば、石でどのくらい見ておられるか。それからその算定の場合に、いわゆる農家の農業用施設の減價償却費をどういう基準で見ておられるか、ちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 先ほどの御説明では、税務署が各農業團体あるいはその團体と一應密接に交渉しておる、税務署から額を示した、こういううに言われるのでございますので、全國のいわゆる農業所得はどれだけあるかということはすでに計算されておることだと思うのであります。それで農業所得をどれだけに見たか、それか……

第5回国会 農林委員会 第3号(1949/03/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつとお尋ね申し上げたいのですが、二月十六日付で薪炭課長から各木炭事務所に対して、薪炭の買上げを停止するようにというような命令が出されたそうでありますが、そういう通牒が出されているかどうかということを伺いたいのであります。もし出されているとするならば、大きな問題だと私は思うのであります。少くとも生産者に対しましては生産をやれと言つておいて、そして一方的にこのような課長命が出されているということになれば重大な問題でありますし、しかも消費地におきましては非常に薪炭が必要でほしがつている、それなりにそういう買上げ停止命令をもし大臣が知らなかつたならば、これは官僚独善の大きな問題だと思う……

第5回国会 農林委員会 第4号(1949/03/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 この公團が廃止されるかどうかという問題は、これは今後に残された問題だと思いますが、先ほどから大臣の御答弁を伺つておりますと、一應統合の形で、三つくらいになるのではないかというような構想を持つておられると思うのでありますが、それに対して、そこに從事いたしておりました從業員の問題について、たとえばある公團に整理統合した場合に、はたしてその者をそのまま轉換されるのか、あるいはもう解雇されるのか、もしこれを解雇されるとするならば、それに対するところのいわゆる失業対策、あるいはその他の点について、どういう構想を持つておられるか、この際ひとつ伺いたいと思います。

第5回国会 農林委員会 第6号(1949/04/01、24期、日本共産党)

○竹村委員 先だつての調査会でも、私一應大臣に説明を求めたのでありますが、今の御説明によりますと、大体まきについては出て來ておる。それから木炭については金融の道を講じておる、こういうように言われたのでありますが、まず私は前に申し上げましたように、二月十六日で買上げを停止したということ自体が、これは非常に越権行為ではないかと思いますが、このことについてはあとにまわします。事務当局で答えられることは答えてもらつて、答えられないところは、ひとつ大臣からはつきり聞きたい。そういう買上げ停止の結果、非常に農村では混乱が起つておる。先ほど申されたように、いわゆる計画よりも上まわつた増産を生産者がやつた。そ……

第5回国会 農林委員会 第8号(1949/04/12、24期、日本共産党)

○竹村委員 大臣はさきに本年度の食糧事情について、まず百八十万トンの輸入があるから、大体本年度の食糧事情は見通しがついた、こういうふうにおつしやつたのでありますが、しかしながらこれはもちろん二合七勺の非農家の面についてだけ考えておられるのではないかというような感じがするのであります。というのは、現在全國各府縣で非常に明らかになつておりまして、おそらく大臣は御承知であろうと思いますが、いわゆる轉落農家の配給の面であります。これは農林省に対しても全國各府縣から相当陳情が來、あるいはいろいろ要望が來ておると思う。というのは、各地で本年度の生産あるいはその他において、また超過供出の面において、再三これ……

第5回国会 農林委員会 第9号(1949/04/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 大臣が來ていないですが、ちよつとあすから米價の値上げをするということが本日の新聞に出ていたのでありますが、これを値上げをされて、そのうちの百二十億という赤字を消費者に負担さす。こういうように新聞に出ております。そういうようなことで消費者に莫大な負担をかける。そうすれば、赤字が埋まる。そうして供出した農民にその赤字を埋めさせた残りを還元されるだろうと思いますが、この点詳しく承りたい。私の考え方によりますれば、大体炭鉱だとか、そういうものには莫大な補給金を出しておられるが、こういう引合わない米價で取上げられておる農民に対して、いろいろ費用の負担をさせて、消費者には負担をかける。そうして……

第5回国会 農林委員会 第10号(1949/04/15、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつと関連して簡單に……。先ほどから非常に問題になつておるのですが、國有林の経営が、今農林政務次官の御答弁によりますと、大体現在の統制價格の範囲内でやるならば黒字にはならぬという御答弁であつたのでございますが、先ほどから問題になつておる立木の処分、そういうような面において、たとえば國有林の立木を抑い下げて賣り渡すというような面において、全國の各地におきまして不正等が行われたとお思いにならぬか、そういう不正実事なんかはないかどうか、こういう点をひとつお伺いいたしたいと思います。

第5回国会 農林委員会 第11号(1949/04/19、24期、日本共産党)

○竹村委員 二十二年、二十三年に、宇治山田森林組合に伊勢御宮境内林の拂下げが行われているのでありますが、これの代金が大藏省に大体とれだけ入りておるか、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは今御説明あつたように、大体拂下げを受ける者が株を持つて受けることになつている。ところが今これが地元で非常に問題になつているのです。その問題になつている事情はどういうことかというと、二十一年六月以降二百八十万円というものが大藏省に納入されているが、実際は千五百万円くらいらしい。そういうふうに言われている。こまかしいことは申しませんが、とにかく問題の中心はこれなんです。私の聞きたいのは、大体千五……

第5回国会 農林委員会 第13号(1949/04/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほどから獸医手の問題その他について、いろいろ各委員から言われておりますので、私は重複を避けて第十二條だけを聞きたいと思う。  第十二條を見ますと、「左の各号の一に該当する者でなければ、獸医師國家試驗を受けることができない、」その一つは、「正規の大学において獸医学の四年以上にわたる課程を修めて、これを卒業した者」、その二としまして、「外國の獸医学校を卒業し、又は外國で獸医師の免許を得た者であつて、獸医師免許審議会が前号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定したもの」、こうなつておるのです。ところがこれは外國で大体大学を出なくても、同等以上の技術と、そういうふうに思われる者……

第5回国会 農林委員会 第16号(1949/05/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 協同組合法を改正する法律案のうちの九十五條の二ですが、「組合が第十條に規定する事業以外の事業を行つたときは、裁判所は、行政廳の申立により、当該組合の解散を命ずることができる。」ということになつておるのでありますが、第十條によりますと、ほとんどの農村のいろいろな点が協同組合でやられることになつており、組合員といたしましては、事業々々にいたしましても――信用事業あるいは運搬事業あるいは土地の改良から指導、教育、情報等全部がやれることになつておるのでございますが、それ以外の事業を行つたならば解散することができるというのは、一体どういう事業か、どういう点であるか、詳細に説明していただきたい……

第5回国会 農林委員会 第18号(1949/05/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほど提案者の御説明を聞きますと、資材の面においては、名古屋を中心とした地元において、いろいろ戰災等をこうむつておるものを流用してまかなうというようなお話でございましたが、これに対して政府の方にお尋ねいたしたいのであります。そういう厖大な資材が現在まで放置されておつて、しかも一方においては住宅が困つておる、あるいは新制中学の建設もできないしような現状になつておる。にもかかわらず、現在までそういう資材を放置されているのは、一体どこの省の責任であるか、どういうふうに考えておるかということを、政府の方から御答弁願いたい。  それからもう一つ提案者にお伺いいたしたいのでありますが、先ほど候……

第5回国会 農林委員会 第19号(1949/05/11、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほどから大臣は、極東委員会からの今回の指令は、第三次農地改革をやるのではない、現在の農地調整法によつて行われている農地改革を維持して行くのであるというふうに解釈しているというお話でありました。現状の通りにやつて行く場合におきまして、開放された自作農の維持、こういうことを大臣は言われておるのでございますが、しかしこの自作農の維持ということは、先ほどもちよつと触れられましたが、いろいろな点において非常に困難になつている。これに対して大臣は、農地調整法を通じてでき上つた自作農をどういう面で保護して行こうとされるか、これは農業全体の問題になると思うのでありますが、具体的にどういう点を重点……

第5回国会 農林委員会 第20号(1949/05/12、24期、日本共産党)

○竹村委員 関連してお尋ねいたします。そういう増收計画をされておるといたしますならば、日本における輸入食糧というものを相当少なくすることができる。そういたしますと、現在輸入食糧に対していろいろな形で出しておる補償金というか、そういうものを相当減額することができると考える。つまり増收をしたならば、それだけ輸入食糧を少なくできる。そうするとそれだけの差額金大体どれだけに当たるか。その金額をお知らせ願いたい。その金額がそれだけ減額されるならば、土地改良事業にも相当の補助金が出せるはずです。その点をひとつ明確にしていただきたい。
【次の発言】 私は日本共産党を代表いたしまして本案に賛成するものでありま……

第5回国会 農林委員会 第21号(1949/05/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 大体戰時中に競馬ができました根本的な考え方は、おそらく軍馬を育成するということが目的であつたと思います。敗戰後におきまして、これが続けられるところの素因というものは、少くともこの競馬を施行することによつて、いわゆる國内におけるところの畜産事業の育成を目的としておるものだと考えておりますけれども、これに対してこの競馬を施行されて、どれだけ畜産事業に対してどういう形で育成されたか、たとえば育成するための金額、あるいは競馬から生れますところの利益によつて、どれだけの事業をされたかということを、ひとつお尋ねしたい。
【次の発言】 結局そういたしますと、それはいわゆる國庫の財政收入の中に入れ……

第5回国会 農林委員会 第23号(1949/05/16、24期、日本共産党)

○竹村委員 今度の改正の中で、第二條でございますが、農林大臣が指定を明らかにせねばならぬ理由でここに書いた、こういうふうに言われておるのであります。その明らかにしなければならなかつた従来の弊害を、ひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、近いうちに、いも等は主食からはずすという大体のお考えに出ているのでしようか。それともそういうような主食品であつても、加工品になつたならば、その統制をはずしてもいい、こういうお考えですか。
【次の発言】 それでは、たとえば正直にいもを、政府のおつしやる通りに、超過供出を全部やるものと、それから何といつていいか、片方で何とか加工して賣るも……

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/17、24期、日本共産党)

○竹村委員 昨日、六日にはもうすでに麦の供出が始まるということについての報奨物資の件で、いろいろ農林省にお伺いしたのでございますけれども、この報奨物資の配給に関しましては、そのうちの特に衣料品に関しましては、いわゆる各登録店にこれを扱わしめておるということでありますけれども、これに関しまして、商工省は、農家の実際の還元、いわゆる供出に対するところの報奨用でありますがゆえに、これは結局において一部の報償金ともなります。從つてこれは物ではあるけれども、結局においては農民自身か好むとするならば、協同組合等に一元的に、つまり集荷機関に一元的に配給さすところの方途を講ぜられるのが当然だと思いますが、農林……

第5回国会 農林委員会 第26号(1949/05/19、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は先般本委員会におきまして、薪炭が二月十人目をもつて買上げ停止になつた問題について、いろいろ質問いたしまして、これに対しまして、政府は一應買上げを継続するということ、そして支拂いの遅延分に対する借入金の利子の補給をやるという答弁を得たのであります。 その後本月十七日の毎日新聞の傳えるところによりますと、薪炭会計の中において非常に問題があるということでありますが、この真偽は一体どうか、これが事実であるのか、あるいは間違つておるのかという点。この中に掲げられておりますところの現在の木炭の自由販賣の法的根拠、そして損失いたしました額が新聞に傳えられておるような額であるかどうか。こういう……

第5回国会 農林委員会 第27号(1949/05/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつとお尋ねしますが、もちろんこういう例外規定で北海道に作物報告事務所をふやすことは、われわれも納得が行くのでありますけれども、しかしここに一つ問題になつておることは。現在内閣委員会で審議中の定員法との関係がどうか。一方において首切りを規定する定員法が審議されながら、こちらで別々に増設して、人員をふやすという承認を求められて來る。その関係がどうも――私はこの定員法の問題については、こちらへまわつて参りますならば、これとの総合関係において問題を解決することはできますけれども、こちらの方ではまだ農林省の定員法の内容はわかりません。ひとつ農林省の定員法の問題を詳細に御説明願いたい。同時……

第5回国会 農林委員会 第29号(1949/05/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 私いろいろお聞きしたいと思いますけれども、長くなると皆様に御迷惑と思いますので、要点だけを聞きたいと思います。一番中心になる問題は第十條だと思います。この第十條には非常に問題が多いのであります事けれども、そのうち十條の六についてお聞きしたい。「工場又は事業場の製造又は処理設備の能力に対する集乳量の比率が百分の七十を下る虞があるとき。」とあります。すでに能力が七〇%以下になつたときは取消されることになるのであります。こうなりますと、今日の小さい工場はおそらく五〇%の能力はないのであります。そうなると結局七〇%以上の集乳量を持つということは、明治とかそういう大きな工場だけが結局集乳を独……

第5回国会 農林委員会 第31号(1949/05/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 実は私、前から総理大臣にお聞きしたいことがあるので、総理大臣の出席を求めておつたのですが、大臣は出て來られるのかどうか。総理大臣が來られたらお聞きしたいと思います。
【次の発言】 農林大臣はどうですか。
【次の発言】 その分は保留しておきます。
【次の発言】 それではまず最初に、政務次官にお聞きしたいのですが、先ほど井上君の質問に対しまして、大体この向うから出されましたスキャップ・イン四十七号の指令の問題でございますが、これは大体食糧の問題については今改正されまして、そうして法的にこれをとる。それから報獎の分については、できる範囲にしているのだ。これ以上できない。こういうお答えがご……

第5回国会 農林委員会 第32号(1949/05/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 大臣にお伺いいたしたいのでございますが、この食糧確保臨時据置法の改正法律案の提案理由の説明の中に、総司令部から四七号の命令があつた。こういう指令があつたからこの改正案を提出するということになつておる、こういう説明をされておるのでありまするが、それでは大臣はそういう命令がなかつたなら、こういう改正案を提出されなかつたのだろうかという点をお伺いしたい。
【次の発言】 指令は命令と解するという、そういう点は大臣の見解でありますから、それは別といたしまして、問題は今大臣の言われた、つまり実質的には米等の横流しがある。もちろん一面において横流ししておる現状でありますけれども、昨日、私は農家の……

第5回国会 農林委員会 第33号(1949/05/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほどから問題になつております硫化鉱の問題に関連してお尋ねしたいのでありますけれども、先ほど政務次官は、大体集中生産の方法をとるならばいい、こういうふうに言われて詳細に御説明を願つたのでありますが、それによりますと、たとえば岩手、岡山においてそれぞれ三分の一、あとの三分の一というものが全國にまたがつているということでございますが、もし集中生産を行われた場合においては、全國的に廣がつている三分の一のいわゆる小さい工場がつぶれて行くと思うのでございます。もしつぶれて行きましても、國内における肥料の需給態勢はできるとお考えでありますかどうか、お伺いしたい。

第5回国会 農林委員会 第36号(1949/05/31、24期、日本共産党)

○竹村委員 この法案の提案理由の説明の中に、農林大臣は「旧臘連合軍最高司令部からも九原則に関する書簡の発表に相次ぎ、主要食糧集荷に関する覚書が発せられ、この点の法律改正が指令され」こういうことに説明されておるのでありますから、いわゆるその覚書というものの中のこれは三項にあたるのでありまして、二項にはこういう措置をつくるのは、いわゆるこの集荷を完全にするために、農民に対するところのいろいろな報奨施設をやるということが指令されておるのであります。それが昨年の十二月二十四日にやられておる。ところで本年度の予算を見ますると、こういう改正をして、そうして集荷の面は改正法律案として出ておりますけれども、実……

第6回国会 農林委員会 第2号(1949/11/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 補正の問題について、先ほど政務次官からお話があつたので、その点のきまつていないことを質問するのではないのでありますが、二、三日前の新聞に農林大臣の言として、大体本年度は三百万石くらいの補正をやるのだ、こういう談を発表されておつたのでありますが、これについてそういうようなことを農林省として考えておられるかどうか。  それからもう一つには、大体本年度の收穫予想高、これが発表されて、これの訂正とかあるいは実收というものは、十二月の実收高において発表する、こういうように言われておるのですが、大体補正の原則というものを、全国的な生産高だけをもつて基礎とされておるかどうか。もし減收がこれだけあ……

第6回国会 農林委員会 第3号(1949/11/11、24期、日本共産党)

○竹村委員 それに一言つけ加えてもらいたいことがあります。  きのうからの質問で、大体明らかになつていると思うのですが、今度の補正の問題で、根本的な問題は、收穫高と補正値と並行せしめるという考えではないという政府の方針を、ひとつ堅持してもらいたい。そうしないと予想收穫高の発表というものは、一応十月一日現在でありますけれども、ああいう形で発表されている。そうしてまあ増産されていると言われている。それだから補正はすることにいらぬのだというもし関係方面の考えがあるとするならば、これは非常に大きな迷惑であります。先ほどからの井上さんの御質問で明らかになりましたように、政府に腰ができて、まだはつきり発表……

第6回国会 農林委員会 第4号(1949/11/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 私が聞かんとするところは、大体井上委員から聞かれたので、簡單に一、二の点だけお伺いしておきたいと思います。結局こういうような法案を出される基礎といたしましても、先ほどから論議になつております畜産の五箇年計画の成果いかんにかかつておるのであります。それに対する政府の御所見は大体拜聽したのですけれども、その基礎をなしますところの飼料の問題で、單作地帶に対しましては、一体政府はどういうような処置をとられておられるか、しかも單作地帶におきます牛馬の一頭当りに対してどれだけ配給されておるか、しかもその單作地帶と見られております府県は何府県であつて、どの県であるか、ちよつとお伺いしたいのであり……

第6回国会 農林委員会 第5号(1949/11/16、24期、日本共産党)

○竹村委員 関連して――そうするとこの肥料公団について、巷間伝えられておりますところの運賃の件についての内容等を、当局で調査された点をひとつ詳しくお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この五億と六億五千万円の面につきましては、後刻はつきりお示しいただきたいと思います。  それで大体農林省で調べられたのは、現在言われたのはいわゆる運送費の未拂いの問題でありますが、それ以外に、たとえばかますの包装代の問題についても、調べられたことがあるかどうか。私の聞くところによりますならば、この肥料に対しまして、大体かますとして一枚六円ずつ計上しております。ところがこれを実際に調べて参りますと、たとえば昨年の……

第6回国会 農林委員会 第7号(1949/11/18、24期、日本共産党)

○竹村委員 農地局長がおいでになりませんので、次官にお尋ねいたします。農地調整法の改正を云々されることが新聞紙上でいろいろ伝えられておるのでありますけれども、政府としては農地調整法を改正する意思があるかどうか、これが第一点、それから改正するとする場合において、新聞紙上に伝えられておるところによると、市町村農地委員会が、農業調整委員と合同するというようなことを云われておるのでありますが、そういう点について詳細に政府の見解を承りたい。
【次の発言】 それでば政府は改正する意思を持つておるのかどうか。やはり改正するという方針を立てておるかどうか、その点をはつきりしていただきたい。

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/11/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 今一千万円の問題を言われたのですが、一体どういう基礎で前渡金のわくをきめられておるのですか。それを伺いたい。
【次の発言】 それでは特に薪炭の問題が問題になつておるときに、生原氏に特別に考慮して一千万円を渡さなければならなかつたような実情が、三重県の木炭事務所にあつたのかどうか。そのあつた内容を聞かしていただきたい。
【次の発言】 生原氏を呼び、一千万円の特別の考慮金を渡すときに、山下氏と会見されたときの一部をお話になつたかどうか。生原氏を呼んで一千万円というものをお渡しになつた。特別融資をされた。そのときに、前に証人が言われましたいわゆる山下氏とあなたと会見されたそのときには、奥……

第6回国会 農林委員会 第10号(1949/11/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 食確法の一部改正案を、いまだに本議会に議決してもらいたいということが問題になつておるのですが、その前に、現在行われておる食確法そのものを、政府みずから破つてしまつて、その効力を失わせておると思うのです。その事情はさきほど来大臣も言われましたが、本年度の補正は大体百十四万六百石、こういうふうに数字をはつきりされておる。ところが先般米来当委員会において食糧庁長官は、本年度の減收見込みは、地方からは一千二十万石程度の要求があるけれども、しかし作報その他において調査したところによると、大体五百万石だということを本委員会ではつきり言われておるのです。そういたしますと今日の食確法からいうならば……

第6回国会 農林委員会 第12号(1949/11/26、24期、日本共産党)

○竹村委員 現在この食確法の一部改正案が出されておりまして、前からの継続審議でありますけれども、こまかいことはまたいろいろお尋ねしたいと思います。  大体政府は輸入食糧を非常に多く輸入して来ておる。たとえば今年度は三百七十万トンぐらい輸入するのだというようなことを言つておりますけれども、そういうふうに片一方でどんどん輸入食糧を輸入して来る。実際国内の現在の状態からいうと、百五十万トンぐらいでよいものを、そういうふうに輸入して来て、そうして一方において、この法案の改正案を出して、そうして超過供出を強制的に取上げる。この矛盾した関係を、一体どういうふうに調整するのか、なぜ政府はこのような法案を出さ……

第6回国会 農林委員会 第13号(1949/11/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 この問題につきましては、大体簡單にするという申合せでありますので、申合せを尊重して長々しくやる気はありません。  畜産と蚕糸の共済の面はいろいろ改善をされたのでありますけれども、米麦の共済面について政府は最近に改善されるとか、あるいはいろいろなことをやられる考えを持つておるかどうか。ひとつこれを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 他は畜産局長が来られてからやりたいのですが……

第6回国会 農林委員会 第15号(1949/12/01、24期、日本共産党)

○竹村委員 本日資料をいただきましたけれども、資料のことについて、これは審議をする上においても問題になると思いますが、大体政府は常にわれわれの要求いたしました資料を、なかなか出して来ない。しかも当然初めから出すべきものでも、今足鹿君の要求によつてようやく配るというようなことでは、審議をするについて非常にさしつかえるのでありますが、これに対して委員長から、われわれが要求した資料については可及的すみやかに出すよう、特に政府に対して注意を与えられんことをお願いしておく次第であります。  続いて肥料公団の面からちよつとお聞きしたいのですが、現在の公団の経理ということについて、政府はどこまで責任を持つて……

第6回国会 農林委員会 第16号(1949/12/02、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表いたしまして、本両案に対しまして反対するものであります。まず第一といたしましては、先ほどから社会党からも言われましたがごとく、本法案は昨日午後の四時ごろようやく提案されました。そうしてこれはすでに予算は通つておるのだから、簡単な事務的な措置であるという考え方をもつて、審議を早々に打切る方針を立てられたのでありますけれども、問題は、そういう考え方にこそ今日の公団会計の問題があるのであります。ともかく今日この法案をながめて参りましたときに、油糧公団に対しましては従来の十五億一千万円を、二十五億二千六百万円、肥料公団に対しましては五千万円を三十三億二千八百万円、肥料公……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1949/12/19、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほど同僚委員からもいろいろ言われましたが、この問題はやはり政策的に行うのではなしに、実際真劍にこれと取組んで行くということについては、われわれも同感であります。しかし問題は、われわれがこの委員会でそういう考えでやつておりましても、政府の方において何か含むところがあるようにわれわれ聞える。というのは、たとえば今参議院で出されまする未復員者の家族の援助は、大体五万を目標にしておると先ほどから言われております。従つて対日理事会等に政府が要望される場合に、ある程度の確信ある数を司令部へ提出されてお願いされた、こういうふうに言つておられた。しかしそれはいろいろの面で発表できぬ、こういうこと……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1949/12/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 実はその起草される内容――引揚げについてもちろんそういう決議案に対しては問題ないのですけれども、今どなたか言われたように、占領下にある、このことははつきりしておるわけです。従つて問題は、全般的に、先ほど言われたような国連とか、そういうようなところへ出されるということについても、われわれは占領下にあるという点から、やはり十分考えなければいかぬ。従つて個々の国々、たとえばソ連、中共、あるいは南方方面にも残つているというような実情から、その個々の国々にお願いするというような点が問題になるのであつて、昨日の新聞を見ましても、そういう国際的な関連の中に、われわれが衆議院としてすぐそこに持つて……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第5号(1950/02/04、24期、日本共産党)

○竹村委員 この問題については、もちろん前々から問題になつておりまして、一応調査するということについては、別段問題はないのでありますけれども、先ほど小川委員の提案によりますと、一応これを採決して、そうして正式証人として呼ぼうということでありますが、この場合におきましては、私は定員が不足だと思う。それで採決では問題の処理はできないと思うのでありまして、事情を聞く、しかも事情を聞くのも証人とか何とかいう固苦しい形でなしに、少くともどういう事情であつたかということを簡単に、協議会か何かの形で正式ではなしに聞くということについては、私は別に異議はないのであります。しかし今言われるように正式な方法で、証……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1950/02/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 先般参議院との打合会で問題になつたのでありますが、華中ではたとえば円にするために三万円だけは送金小切手で送つた。その三万円を送るために三十万円を別にいろいろな費用に差出した。従つて三万円の送金小切手を持つている者は、事実上は三十三万円出している。こういう問題などは、もちろん審査会で決定されると思いますけれども、三万円の証拠を持つておつて、事実上は三十三万円出しておるという場合には、三十三万円を政府は補償するのかどうか。もう一つは、おそらくそういう場合におきましては、三十三万円を差出さなくてはならぬ人が、はたしてどれだけおつたかどうか。全部が三十三万円持つているわけではない。あるいは……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1950/02/16、24期、日本共産党)

○竹村委員 長野放送局長さんのとられました、いわゆる引揚げに対して熱心であるという根本的な点については、了承するわけであります。また内容に至りましても、放送に対する一つの原則によつて編集権を自分で行使されたということは、問題はないのであります。ただ問題は、島立さんにお伺いしたいのは、先ほどから問題になつておりましたが、前にもこの点でお伺いしたのですが、結局この問題は、県の厚生課を通じて放送委員会とか何とか申されましたが、そういうものの手を通じて大体きめられて、従つて放送局長さんとあなたとの間で、先ほど来皆さんから指摘されている問題でありますけれども、実際において交渉の場面がなかつたという点が、……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第8号(1950/02/23、24期、日本共産党)

○竹村委員 議事進行――今小川委員の言われたことは、一応もつとものように聞こえるのでありますが、そこで問題は、大体放送局に責任を転嫁するというような、たとえば数字の問題についても、放送局は一体どう考えておるか、それが客観性があつたとかなかつたとか、こういう問題は、私は放送局の問題というよりは、むしろ根本的に日本政府がはつきりすべきであると思う。たとえば、この問題の起つた原因、この原稿の書かれたとき、この当時は、この引揚委員会でたびたび問題になりまして、日本政府にただしました未帰還者の数字の問題につきましては、政府から明示がなかつた。その後十二月幾日かの対日理事会において、総司令部からそれが発表……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第9号(1950/03/02、24期、日本共産党)

○竹村委員 先般引揚者に対するところの就職――二十四年六月以降引揚げた者の二十四年十月三十一日現在の表をいただいたのですが、この中で一つお聞きしたいのは、たとえば農漁業の方で、家族従事者、これは大体一般の方は八・五%、復員者は二一・五%となつておるのでございますが――もちろんこの中にはほんとうに家族従事者として農漁業なんかに携わつておる人もあるのですが、しかしこれ、あるいはそあ他の、たとえば日雇いというような面、あるいは未就職者二六・五%というように、非常に失業者が多い。もちろんごの農漁業の家族従事者の面でも、日本の農業の統計をとつてみましても、大体従来は全国平均一町であつたものが、今では耕地……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1950/03/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 東山さんにひとつ伺いたいと思います。将官收容所というのですか、それの收容者が、三十名が最近二名になつて、非常に困つたということをおつしやつたのですが、この点についてひとつ聞きたいと思いますけれども、まず将官收容所におります将校の人は、何人ぐらいおりましたか。
【次の発言】 そうすると将官收容所におきましては、将校の人たちは何か生産的な作業をしておられるのですか。先ほどちよつと伺いましたけれども、約三十名が二名に減つて、炊事もしなくちやならぬ、洗濯もしなくちやならぬというので非常に因つておる、そういうお話でありますが、それ以外に、何かソ連の生産的な仕事をやつておられますか。

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第11号(1950/03/17、24期、日本共産党)

○竹村委員 今までの大体届出があつたうち、一番最高はどれくらいであつて、どのくらいのところが一番届出が多いか、大体わかつておれば……。
【次の発言】 先ほどの御説明を聞いておると、二十万件の中で、提出のないのは、三百円か四百円の小さい方が多いというお話でございましたが、今後延ばしても二百円や三百円の人は、手続や何かで、届けたつて幾らでもない、ひまがかかつて損だという気持で、届出をせぬ人があると思うので、その点どれだけ効力があるでしようか。
【次の発言】 この周知徹底方については、先ほどからおつしやつたように、大体府県の補助金があまり少いので、なおざりにしているというようなきらいが各県に――政府……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号(1950/03/31、24期、日本共産党)

○竹村委員 議事進行についてちよつと伺います。先ほどから聞いておりますと、今日は大体皆さんに来てもらい、そして将来引揚げをどういうふうに円滑に行うか、従つてまた中共地区における実情を聞くためでありまして、今の委員から発言されたように、たとえば同僚議員である徳田の問題を断定的にものを言つて、そしてそこから何かみなから引出そうというような誘導的な物の聞き方は、これは議事進行上、委員長から注意していただきたいと思います。
【次の発言】 山田さんにお伺いしたいのでありますが、山田さんは実に死線を越えて帰つて来られて、非常に苦労をせられたことと思いますが、関東軍の情報部員をしておられたそうで、関東軍のこ……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第14号(1950/04/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 引揚げて帰つた者の中に、偽名者かある。たとえば毎日新聞の夕刊によると、最近引揚げられた者の中に、偽名君が三百名おるというようなことを発表しておる人かあるのでございますが、私の向うで聞いた話では、数名はあるかもしれぬが、三百名はない、こういうふうに聞いて参つたのであります。ところが向うにおきまして毎日新聞の夕刑を見ておりますと、三百人も偽名者がある。今度第二船て帰つて来た明優丸の方にはとれだけあるかわからぬ、こういう発表をされた記事を見たのてありますが、偽名者はどのくらいあつたかわかりません。
【次の発言】 そういたしますと、私の聞いた数名は正確であつて、三百名という偽名者かあるだろ……

第7回国会 大蔵委員会 第3号(1949/12/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず案文を朗読いたします。    昭和二十四年度所得税、事業税等の年末年始における納税延期に関する決議案   政府は、現下の事業不振、政府支拂の遅延、金ずまり、災害、食糧の減收、失業増大などによる国民の苦境を無視し、過度の年末更正決定、差押え、競売、延滯利子の加算等の徴税措置を強行しているが、これは国民生活、特に中小業者の生活を破壊に導くものである。   政府は現下国民の窮状にかんがみ、昭和二十四年度所得税、事業税等の年末年始における納税延期を認め、且つこの期間は更正決定、差押え、競売、延滯利子の加算等の徴税措置を即時中止すべきである。   右決議する。 この決議案を提出いたしまし……

第7回国会 大蔵委員会 第4号(1949/12/23、24期、日本共産党)

○竹村委員 このことに関連いたしまして一つお聞きしておきたいのですが、今言われますところでは電報等をもつて通知する。これは非常にけつこうであります。ところが往々にして下におきましては、成績を競い合うという実例が幾らでもあるのです。これは年末に至つていろいろな事情もありますが、ここにもいろいろ請願書なんか出て来ているのを見ますと、昨年度から十倍あるいは五倍というような――東京の板橋なんかでもとられている例がどんどん出て来ておるのですが、そういうことをやつて現在通知されても、その通知されたものを自分たちの成績をあげるためだという形で、もし電報なんかで御指示になつても、下においてその趣旨に沿わぬよう……

第7回国会 大蔵委員会 第11号(1950/02/09、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は失業保険の問題について伺いたいのでありますが、まずその前に現在日本の失業者が一体どれだけあるか。しかもその労働部門と農村にある潜在失業者の数字がわかつたら、お知らせ願いたいと思います
【次の発言】 失業保険受給者は常時三十万人を見込むということになつておりますが、そうするとこれは大体三十万人を計上されておるならば、二十五年度においては十分であると考えておられるかどうか伺いたい。
【次の発言】 これはあなたに聞いてもどうかと思いますが、大体この法案だけで見るならば、もちろん政府の方では数学的にはいいのでありますけれども、現在全体の状態からながめますと、今言われました突発的な失業者……

第7回国会 大蔵委員会 第14号(1950/02/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 大体失業保険の六箇月の給付期間が過ぎた後も、まだ就職のできない人はいろいろな失業救済事業とか、そういう方面に働いてもらうという方針であるように思いますが、しかしそういう仕事に従事できないような人もあつて、実際六箇月たつてもまだ就職の道がない者に対しては、この六箇月という期間を延長するか、あるいはまた違う形において、何か失業者に対する生活を安定せしめる方法を考えておられるかどうかということをお伺いしたい。
【次の発言】 もう一つお聞きしたいのですが、昨二十四年度中に、ソ連あるいはその他の方面から帰つて参りました復員者の中で、大体何パーセント就職して、どれだけが失業者として残つておるか……

第7回国会 大蔵委員会 第15号(1950/02/15、24期、日本共産党)

○竹村委員 見返り資金の三十億を使われる場合におきまして、何かその後における條件等がついておるかどうか、伺いたい。
【次の発言】 この三十億の見返り資金は大体対日援助資金ということになつておりますが、これはアメリカから援助を受けてもらつたものですか。返さぬでもよいものですか。それをお聞きしたい。
【次の発言】 そういたしますと、これ一は何かの機会に返さなくちやならぬ、一こういうふうに思つていい、しごくあいまいなものでありますが、国有林に三十億を使つておるとして、これは返すといつた場合に、一体それはどう国有林の方から返すのですか。あるいはたとえば権利でも渡してこれを返済するのですか。どういう考え……

第7回国会 大蔵委員会 第16号(1950/02/16、24期、日本共産党)

○竹村委員 現在の米の配給値段と生産者の買上げ値段との開きは、一石に対して大体二千円ばかりあるのでありますけれども、この開きのあるところのいわゆる中間の経費、これを大体パーセンテージに見て、たとえば一石二千円なら二千円のうちに人件費が何パーセントに当る。あるいは何費が何パーセントに当るという統計を詳しく知りたい。わかつておる範囲でお答え願いたいと思います。
【次の発言】 あとで計算してもらつてからまたお伺いしたいのでありますが、たとえば一石の白米にすると、一四一・一キロ、こういうふうに計算される。こういうことでどう考えられておるのでありますか。問題はここに大きな問題があると思います。たとえば百……

第7回国会 大蔵委員会 第17号(1950/02/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 先般私が質問いたしました中で、政府の方で答弁を保留されている分について、本日できれば答弁してもらつた方が都合がいいのです。その一点は、最近新聞で伝えられておりますところの飲食店において、くず米によるところの販売を認めるということについてであります。もう一つは一石当りの中間経費約二千二百円でありますが、これのたとえば運賃あるいは事務費、それから公団手数料あるいはその他のいろいろな経費のパーセント、これもひとつ御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 生産者の買上げ価格は安いもので買い上げて、消費者には高いものを売るという問題について考えたいと思うのですが、それについて食糧配給公団の……

第7回国会 大蔵委員会 第18号(1950/02/21、24期、日本共産党)

○竹村委員 この見返り資金の五十三億をもつて公団を設置して、そこに金を貸して住宅を建設する、こういう御説明であつたのでありますが、そうすると見返り資金は、閣議決定をし、向うさんの指示さえあればどこへでもかつてに使つてよい、こういう法的根拠はどこにあるのか教えていただきたい。
【次の発言】 そうするとこの住宅は占領政策に必要な住宅として建設されるのだと思いますが、その点はどうですか。
【次の発言】 それはどういう建前で建設の覚書が出たのですか。
【次の発言】 平和的な将来を見通してと言われますけれども、現実にはやはり占領軍の必要な住宅だからこうことをされておる。もちろんこれはおつしやるように、十……

第7回国会 大蔵委員会 第20号(1950/02/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は現在提案されました食糧管理特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案に対しまして、日本共産党を代表して反対するものであります。  本法律案そのものは、農作物の共済掛金の一部を消費者に負担さすことなく、一般会計から二十六億九千二百一万一千円を限り繰入れるというのが本法案の理由でありまして、そのことだけには問題はないのであります。しかしながらはたしてそれだけの金額が一般会計から繰入れられなければ、消費者の価格を上げなければならないかどうか。この点について大きな問題があるのであります。  まず第一点といたしましては、昭和二十三年は一石当りの中間経費は二百……

第7回国会 大蔵委員会 第21号(1950/02/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 一点だけお聞きしたいのですが、二十四年度の徴税にあたりまして、大臣は政治的に徴税法を考えなければならぬということを、各税務署や何かに言われたことがあるか、これをひとつ承つておきたい。
【次の発言】 たとえば大体更正決定に対して審査請求をした場合、その審査請求に行つた人に対しての政党的な所属、たとえば民自とか民主とか、あるいは社会とか国協とか、あるいは共産党、こういうふうにその審査請求をした人にそういうことを調査して、審査請求書に書き入れよというようなことを御指示になつたことはないとは思いますが、いかがですか。
【次の発言】 それではそういうことを事実やつておる税務署があるとすれば、……

第7回国会 大蔵委員会 第23号(1950/03/01、24期、日本共産党)

○竹村委員 物品税のことでお聞きしますが、最近物品税を納めさすためにいろいろな方針を各地方でとつておるのです。たとえば正しい納税運動協力店というようなビラを、下から盛り上げてこしらえるのでなしに、上から税務署が天くだり的にこしらえて押しつけ的にこういうことをやつて、そうしてもちろん物品税を徴収することは当然でありますけれども、その徴収する方法ついても、いろいろむづかしい上から押しつけたような帳簿等を押しつけ、あるいは、いろんな形において非常に押しつけ的なとり方をやつておるところがあるのでありますけれども、こういう点に対して一体どういう方針でおられるか、ひとつ承りたい。

第7回国会 大蔵委員会 第24号(1950/03/03、24期、日本共産党)

○竹村委員 外塩の輸入先はどことどこの国ですか、それを伺いたい。
【次の発言】 これに対する。パーセントとか数量はわかりませんか。
【次の発言】 この輸入された塩を大体食塩として消費者には一トン幾らで売つて、工業方面にまわす塩は幾らで売つておられるか。
【次の発言】 そういたしますと、大体食塩としては国内塩と同じ値段で売つておられる。そうすると工業塩は三千円で売つておられますと、工業塩に対しましては補給金を出しておられるのでありましようが、そうして片一方の食塩に対しては国内産の塩と同じように売られるのであるから、その差額の利潤というようなものはどういうふうになさつておりますか。

第7回国会 大蔵委員会 第25号(1950/03/04、24期、日本共産党)

○竹村委員 私、委員長からひとつ皆さんにお諮り願いたいと思うのでございますが、去る一日の極東委員会において、イギリス代表から、日本の旧財閥は解体されましたが、また新しい財閥として八大銀行が金融業務をつかさどつておるというようなことを聞かされておるのでございますが、これに対しましてはその真偽のほどをやはり一応われわれはわれわれ独自の立場におきまして、大蔵委員会においてこれを国政調査の面でお取上げ願つて、そうしてこういう事業の有無を――大蔵大臣はそういうことはないと言つておられますけれども、議会は議会としての建前からましてこの大蔵委員会としては重要な問題でありますので、理事会か何かお開さ願つて、国……

第7回国会 大蔵委員会 第26号(1950/03/06、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつとお尋ねいたしたいのですが、二十四年度と二十五年度の農業所得に差があるとこういうふうにおつしやつたんですが、大体二十四年度と二十五年度と比較してどれだけ差があるか。もつとはつきり申しますと、二十五年度の農業所得税としてどれだけお見込みになつておりますか。
【次の発言】 それから固定資産税は大体二十四年度は五十五億だと思いますが、二十五年度は幾らになりますか。
【次の発言】 私は農民に対する二十五年度分は、大体二百億だと思つておるんですが、一応お調べ願つてお知らせ願いたい。そうして今度は住民税の分は、農村部門における農業者におきましては二十五年度は大体幾らですか。これも一つお知……

第7回国会 大蔵委員会 第28号(1950/03/08、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつとお尋ねいたしたいのですが、資料をいただきました中で、税制改革それから補給金等の打切りによる減税の資料を、大蔵省からこの間もらつたのですが、これによりますと大体十五万円の所得で、家族が夫婦と子供二人のものでは、二十五年度は四・八六%が減税になる、こうなつておるのですが、この最初の表の一番しまいに、但しこれは資産再評価によるところの地代、家賃等の値上りは計算していない。しかし計算していないが、大体地方の寄付金において三百億ほど減少するから大したことはない、こういうふうに説明がついておるのでございますが、大体地代、家賃の再評価によつて、どれだけ現在の実賃等が上るかということをちよ……

第7回国会 大蔵委員会 第29号(1950/03/09、24期、日本共産党)

○竹村委員 議事進行についてひとつ委員長にお伺いしたいのですが、先般本委員会におきまして委員長を通じて本月一日に対日理事会におきまするイギリス代表の発言による八大銀行の現在の独占的な金融処理による調査等が提案されましたが、これに対して本委員会において、国政調査の面においてこれを調査をしていただきたいということを委員長にお願いしたのでありますが、委員長は理事会にはかつて、そういう調査をするかどうかを決定するという御答弁でありまして、いまだにそれに対する御回答がないのでありますが、これを本委員会において国政調査としてお取上げになるように決定されたらどうかという点をお伺いしたいのと、もう一つはやはり……

第7回国会 大蔵委員会 第30号(1950/03/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 この際資産再評価の点で問題になつておるところを質問しておきたいのですが、賠償指定資産というものは、再評価から除外されておるのですが、現在それは一体どのくらいあつて、どういうふうにこれを貸與して、どういうような使用料をとつておるかというようなことをお聞きしたい。
【次の発言】 それではそのときでけつこうでございます。そこでこれを再評価から除外して、解除されたときに再評価するということはもちろんわかりますが、しかしその指定されたものを貸與して、使用料をとつておるという場合は、そうすると勢い解除されるまではもとの使用料、固定資産の減価償却が大きくならぬで、そのままになるということになりま……

第7回国会 大蔵委員会 第32号(1950/03/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 一点お尋ねいたしたいと思います。大体従来の予算で、科目の流用がどの程度行われておるかということを伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 その原則的に認めないといわれておることが、各出先等においては行われておる事実が相当あると思うのですが、これに対して一体何件ぐらいあつて、それの取締りはどういうふうにされたか。ひとつそれを具体的にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もちろんこれは本省におきましては、そういうことは嚴重にやられておるかもしれませんが、各出先機関におきましては、往々にしてそういうことが非常に問題の種になつておるのですが、出先機関の問題については一体どういうふうに、……

第7回国会 大蔵委員会 第33号(1950/03/15、24期、日本共産党)

○竹村委員 私もはつきり申し上げますと、それが一番問題なのです。それがはつきりしてからぽつぽつ聞きたいと思つておりますので、その資材をもらいたいと思います。
【次の発言】 この改正法律案によるところの一応の趣旨を聞きますと、たとえば大衆の投資を危険なからしめるということを一応の念願として本案か提出されたということでございますが、そこでひとつお聞きいたしたいことは、現在証券会社がずいぶん数多くあるのでありますが、大体全体でどのくらいあつて、そのうち証券の取引高、の多い証券業者、すなわちわれわれしろうとの間では大体四大証券会社とか、あるいはその次に来る六大証券会社とかいうふうに言われておるのですか……

第7回国会 大蔵委員会 第37号(1950/03/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほど聞いておりますと、一応中小工業者の対策として見返り資金を相当地方銀行等にも出されるということでございまするが、これでたとえば銀行等が見返り資金に対する半分だけを持つ、そして貸し出すということになつておりますが、実際は今日の中小工業の現状からして銀行は貸しておりません。ほんとうは貸せぬのです。これに対して政府は一体どういうふうに考えられておるか、聞かしてもらいたい。実際つぶれかかつている中小工業者には金は貸さぬ。棒引してただにしてやるなら別ですが、銀行が責任を持たなければならぬものは貸さない。従つて中小工業の方に金が行つているように上では考えておりますけれども、下へは行つていな……

第7回国会 大蔵委員会 第39号(1950/03/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 今度こういう法案が出されたのでありますが、これは前々国会から非常に問題になつたものでありまして、今回これに対するところの法案を出されたことにつきまして、一応農林大臣としての所感を承りたいと思います。
【次の発言】 前国会におきましては、大臣は大体三月三十一日に一切を清算し、一切の内容を明らかにするつもりである、こういうふうに一応おつしやつておるのであります。もちろんこれは債権債務、いろいろな関係で残ることと思いますけれども、現在まで一応行われました中で、大臣といたしましては、この会計に対して前々から一応問題になつておるものであるが、その中で特に不正が行われたというような感じを持つて……

第7回国会 大蔵委員会 第40号(1950/03/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつとお尋ねいたしたいのでありますが、配炭公団の廃止当時の手持炭、これは今資料をもらつたのですが、ちよつとわからないので、どれだけあつたかひとつお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 今まで経済調査庁の調査されたうちで、不正消費されたとか、あるいは不当に公団にためておるというような点の金額が、各公団別で調査されているのは大体幾らぐらいあるか、わかつておりますか。
【次の発言】 そうすると、前にもうお調べになつておりますので、これは一応問題がはつきりしたのでありますが、肥料公団の五億六十一万というのは、納付するような手続になつておりますか。

第7回国会 大蔵委員会 第41号(1950/03/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 買い入れた当時の石炭は一トン当り幾らで、今度解散になつてから拂い下げられた一トン当りの値段は幾らですか。
【次の発言】 拂下げにあたりまして、大体買われるときには等級の一番よかつたやつを、特に等級を下げて拂い下げたというようなうわさが流布されておるのでありますけれども、そういう事実があつたかどうかということをお尋ねします。
【次の発言】 ただいま資料をもらつたのですが、厖大な資料でわからぬのですけれども、大体この運賃のプール制を決定されるにあたりましては、これはどういうふうにして決定されたのであるか。この問題についていろいろ問題になつていると思うのでありますけれども、これは大体物価……

第7回国会 大蔵委員会 第42号(1950/03/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 川島委員から言われましたことに関連して一、二お伺いしたいと思うのです。大体更正決定を出されますと、異議の申立ての者がいろいろ事情を聞きに行く、そうして異議の申立てをする。ところがこれは大体個人々々で行くということになつておるので、いろいろふなれなために、その申請書をいろいろな形で――農村なんかでは自分で書けないというので、それを書いてもらつたりして持つて行く。そうすると、団体はいかぬ、個人々々を受付けるということで、結局個人が百人なり二百人なりして行く、そういう場合においても取締るものであるかどうか、伺つておきたい。
【次の発言】 そういう場合に、たとえば各税務署で実際やつておりま……

第7回国会 大蔵委員会 第43号(1950/03/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表いたしまして、ただいま提案されました法案に対して反対の意見を申し述べるものであります。  まずその理由といたしますところは、これの最ももとをなすところの輸出信用保險法案そのものにも共産党は反対であります。しかもその理由といたしますところは、現在の貿易関係は対等な貿易関係でないということ。  第二点といたしましては現在の輸入が大体恐慌の輸入であつて、そうして輸出は飢餓輸出になつておる。こういう点であります。それからもう一つは、この法案によつて見るならば、大体外国保險会社に対して、日本国民の血税になるものがつぎ込まれる危險性が非常に多いということであります。第四点と……

第7回国会 大蔵委員会 第46号(1950/04/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 配炭公団の瀬上さんが来ておられますから、瀬上さんにお伺いいたしたのでありますが、最近配炭公団が信越化学等ヘコークスとか石炭等をお売りになつたことがありますかどうか、お聞かせ願います。
【次の発言】 それでは最近山口徳忠という人にお売りになつた事実はございませんか。
【次の発言】 これはどのくらいで契約されて、代金の支拂いは手形でありますかどうか。
【次の発言】 これは三月中に大体お売りになつておるということでございますが、そうすると三月の何日ごろで、一トン当り幾らでお売りになつておりますか。
【次の発言】 この山口徳忠という人は、何か事業をやつておられるのですか。あるいは石炭、コー……

第7回国会 大蔵委員会 第48号(1950/04/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 大体御趣旨はよくわかつておるのでございますが、第二條で、これを施行するにあたつて、大正八年に出されました都市計画法等も適用するということになつておるのでございますが、この大正八年にできた都市計画法というものは、元来がいわゆる都会の戦時的な編成に都市を再編するために――その目的はそう書いてありませんけれども、事実はそのことを目的としてこの法律が施行されたのでありまして、従つてたとえば土地を收用するにいたしましても、軍事的に道路が必要だという場合には、土地收用を都市計画の名前によつて行つて来た。結局この御趣旨にあるように、平和都市に転換するというときには、若干そういうことも必要になるか……

第7回国会 大蔵委員会 第50号(1950/04/12、24期、日本共産党)

○竹村委員 お尋ねいたしたいのでありますが、現在まで大体密輸の件数等は前に伺つたのですが、大体大きなものでどのくらいあるかという点をお尋ねいたします。
【次の発言】 その点でもう一言お伺いしたいのですが、和歌山の天徳密輸事件の詳細は、もう新聞にも出ておるので、大体内容をお調べになつたと思いますが、その点について、できるだけ詳細に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これは大部前に起つておる事件であつて、詳細がわからぬと言われればそれまででございますけれども、その密輸事件で和歌山県の水産課長が大体船の証明なんかを出しておる。われわれの知つた範囲ではそういうことになつておるが、そういう事実も……

第7回国会 大蔵委員会 第51号(1950/04/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 この法案によりますと、大体外国へ行くところの旅費も今度は軽減されているのでありまして、現在しかも大体ぼくらは向うの事情がわからぬので、連合国の要員に例をとつてそれを基準として組まれているのであります。そういうような予算は一体どこからお出しになるか。
【次の発言】 それはこの規定以前のものであつて、大体そうした改正によるものを見込んで組まれておつたのでありますか。
【次の発言】 それできわめて大ざつぱに組んでおられるというので、こういう改正をいたしましても、その範囲内においてやるということになるのですか。説明によりますと、国内旅費におきましても別に予算を設けず、現在の予算め範囲内とい……

第7回国会 大蔵委員会 第53号(1950/04/18、24期、日本共産党)

○竹村委員 政府次官にお伺いしたいのでございますが、大体これは昭和三十年までにと限つておるようであります。そうすると講和條約との関係をどういうふうにされるか。たとえば講和條約が締結された後にもこういう趣旨で続けて行かれるのか、お伺いしたい。
【次の発言】 そういたしますと講和條約後におきましては、こういう法案を條約のいかんによつては廃止するかもしれぬ。あるいは存続するかもしれぬ。こういう御答弁でございましたが、そういたしますとこの法律案というものは、日本政府が現在独自なお考えでお出しになつたのか。あるいは最高司令官からの指示によつてなされたのか。その点を明らかにしてもらいたい。

第7回国会 大蔵委員会 第56号(1950/04/21、24期、日本共産党)

○竹村委員 この際内藤委員の御質問のあとで、大体はつきりいたしましたので、対日援助資金のことについて一点だけお伺いいたします。  まず大臣は、これは一応債務である、講和條約後においては、あるいは債務でなくなるかもわからないが、しかし現在においては債務であるということを、はつきり御答弁されたのでございます。そういたしますとこの見返り資金は結局現在の状態のもとにおいては、あるいはということは別問題といたしますれば、やはり返済しなくてはならぬ、こういうように考えておりますが、この援助資金の積み立てられましたものは、先般来いろいろ明細いただいたのでございますが、それによりますと、大体向うからの援助物資……

第7回国会 大蔵委員会 第57号(1950/04/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 最近の新聞紙上にいろいろ各公団の不正事件が出ておるのでありますが、昨日は鉱工品公団について一応の実情をお聞きしたのであります。それに引続きまして飼料公団も、いろいろ新聞紙上で不在の間問題が問題になつておるわけで、浮貸しその他の問題でありますが、この点について現在まで判明した分の事情をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 それでは大体これの発覚いたしましたのは、一体どういう径路でわかつて来たのでありますか。これのわかつて来たところの時期、それからその径路についてお聞かせ願いたい。
【次の発言】 そうするとあなたの方ではそういうことがすでにわかつておつたのか。警察の方で逮捕されるまでに全然……

第7回国会 大蔵委員会 第60号(1950/04/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 大体各委員によつて質問されましたので、一、二点だけお伺いいたします。  こういうふうに嚴重な賠償責任を負わすということになると、今度こういう職員を採用する場合に、たとえば賠償の責任を負わすために、ある程度の財産を持つておるというような点を一応調査することになつて、家に財産、資産のないものはそういう職員に採用されないというようなきらいが生れて来ると思うのでございますが、これに対してはどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 そういうことをやらなければ、別にこの法律に適合しないので弁償する必要もない。従つてそういうことは考えていない。一応理論的にはそうなるのですけれども、しか……

第7回国会 地方行政委員会 第20号(1950/04/13、24期、日本共産党)

○竹村奈良一君 この前の大蔵委員会との合同審査会において発言ができませんでしたので、特に発言をお願いいたすものであります。お尋ねいたしたいのは固定資産税の点であります。先般連合審査会に政府の方から配付されました資料によりますと、たとえば土地と家屋あるいは償却資産に対して、おのおの同じような率でとられるのでありますけれども、大体償却資産につきましては九十三億二千八百万円、これは非常に少いので、私疑問に思うのであります。これはなぜこういうふうに少いか、お伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、大体二十五年度においては、それくらいしかとれないであろうけれども、来年度においては、資産再評価が……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第4号(1950/07/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 大体現在までに生業資金でお貸しになつた国内における全額は幾らであるか、あるいは、更生資金としてお貸しになつた全額は幾らであるかということが一つと、もう一つは、引揚者に対するところのいわゆる就職あつせんについては、労働省とよく相談してやつておるということでありますが、私の調査したところによりますと、それはもう都会のほんの一部分でありまして、農村におきますところの引揚者に対する就職のあつせんということは、おおむね放置されている。しかもそれはそこの家が三反百姓をしておる、あるいは四反か五反くらいの百姓をしておるということで、その二男、三男ということであるにかかわらず、農家であるから何とか……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第8号(1950/10/04、24期、日本共産党)

○竹村委員 未復員者給与法その他の改正につきましては昨日来相当論議し尽されて、視察された方々の報告に基いてこれを改善しなければならぬということがはつきりしたと思います。つきましてはこの際、私は本日の会議をこれ以上続行することは、出席議員の数から考えましても、はなはだ本委員会の権威を失すると思いますので、本日はこれをもつて散会されんことを動議として提出いたします。
【次の発言】 ぼくがなぜそう言うか、はつきり申し上げますと――こういうことを言うのは悪いかもしれませんけれども、私は何もいこじになつて国会法をたてにとつてとやかく言うのではありませんけれども、報告者に質問したいことが二、三あつた。たと……

第8回国会 議院運営委員会 第12号(1950/11/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方に割当つておる部屋を見ますと、二階に二つと、下に四つと、わかれているのでありますが、できれば、どつちかにかためてもらうわけに行かないでしようか。

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/11/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 今のお話を聞いておりますと、国連軍の意思決定でなされておるというのですが、その意思決定をなされる過程において、国際連合においてはいろいろ問題があつた。これは何人も認めなければならん。一応中共が参加していないとか、ソ連の方から意見が出ておるとか、このことははつきりしておる。今石田氏が言われたようにとられるのは、日本が国際社会に復帰した後に初めて言い得ることである。一方においてまだ国際社会に復帰していない日本としては、そういう問題に触れることは今後の問題について私はおもしろくないと思います。やはり「国連軍の敢鬪にもかかわらず」ということは、削除すべきであるというように解釈いたします、

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/19、24期、日本共産党)

○竹村委員 今大臣の言われた中で、中小企業の金融の問題についての保証制度を考究するということでありましたが、この考究されておる保証制度と、それから現在ありますところの、各県における信用保証協会との関連性をどう考えておるか、あるいは無関係に別々に考えられておるかどうか、その点をひとつ……。
【次の発言】 もう一点お聞きしたいことがあるのです。現在中小工業の金詰まりの緩和は、そういう制度においてやられるという考えは了承いたしますが、その以外に、一番下のそういう保証協会なんかにも関係でき得ないような所に融通してやる。たとえば国民金融公庫というような制度を、もつと拡大される考えはないのか。これを拡大さ……

第8回国会 大蔵委員会 第6号(1950/07/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 私田中君から詳細に質問がありましたので、簡單に二、三お聞きしたいのですが、大体これは密貿易を取締まるためにということになつておるのですが、最近密貿易はどの国とどの国、どういう国から密貿易が日本とされておるか。これをまず先にお伺いしたい。大体何箇国ぐらいかということです。たとえば中国から来るのか、どこから来るのか、それをひとつ詳しくお聞きしたい。
【次の発言】 ただいまパーセントを承つたところをみますと、東洋諸国に限られております。従つてそういう場合にその密貿易を防ぐというのに、單に税関官吏にピストルを持たすということだけでは、私は問題は解決しないのじやないかと思う。やはりこれは自由……

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 国有財産の農地の拂下げについて質問したいのですが、これは簡潔にするために、大体所等を申し上げたいと思うのであります。所は愛媛県松山市の埴生町でありますが、これは元海軍の吉田浜飛行場用地に一応買い上げるということになつて、買い上げられたのであります。大体関係面積は百五十七町九反三畝二十歩であつて、事実は飛行場に関する用地であるということで、そのまま農地であつたわけであります。ところがこれはそういうふうになつた農地であつて、国に買い上げられたものは、これはもうすでに御承知の通りでありますが、つまり旧軍用地の処分については、昭和二十一年の八月十九日の農林省次官通牒や、あるいは大蔵、農林、……

第8回国会 大蔵委員会 第8号(1950/07/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつとお尋ねしたいのですが、滯納額ですね。たとえば百万円以上は何件であり、五十万円から百万円までは何件である。それから二十万円から五十万円までは何件であるか、あるいは十万円以下は何件であるか、こういう件数はわかりませんか。わかつたらお答え願います。もしわからなければあとで資料をいただきたいのであります。
【次の発言】 ついでにお伺いしておきたいのでありますが、大体滯納整理にあたつては、大口の滯納整理というものは実に緩漫にしか行われでいないというのが、各府県におけるいわゆる納税者の声なんです。こういうことも徴收上相当の影響を與えると私は思うのですが、こういう点に関してはどうですか。

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/26、24期、日本共産党)

○竹村委員 運輸省の方は来ておられませんか。
【次の発言】 少しお尋ねいたしたいのですが、国有鉄道の方から交通公社に対して、いろいろ乗者券その他を販売いたしておられるわけでありますけれども、これの関係の詳細、また一箇月における決済報告等をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体一箇月で決済するということになつていると承知いたしますが、そういたしますと、従来は大体一箇月にそういう未決済というようなことはなくして、常に順調に決済されているかどうか伺います。
【次の発言】 それでは交通公社の方にお伺いいたしたいのでございますが、最近巷間伝えられるところによると相当問題が出ております。それは別にわ……

第8回国会 大蔵委員会 第10号(1950/07/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 今度シヤウプ博士が来られて、いろいろ案を出されると思うのですが、その内容を一点お聞きしたいと思います。大体申告所得税の中で、たとえば、前年度の所得より減額することはできない。もし減額する場合においては、減額承認の申請を要するということになつて、何か実際において納税者にとつては実に煩雑なことがやられておるわけでございますが、現在のようにいろいろ変動のはげしい、いろいろな点において所得も年々かわつて来るというような場合におきましては、申告するのには前年度より低くしてはいかぬという、あれを改正するようにお話しになる意思があるかどうかということをお聞きしたいことと、そうして全体から言います……

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 羽田の出張所を昇格するということでございますが、ここで扱う範囲は一体どうなつておるか。たとえばわれわれの疑問といたしますところは、羽田港は大体占領軍からの直接の仕事として行つたり来たりする人があるのですが、そういう人は日本の関係じやない。しかもまたもう一つは、最近起つておりますところの朝鮮事変に対する、そういう作戦としての行き来等もあるわけで、そうすると日本の税関がタツチできて、日本の税関が取扱うということは少いのじやないかと思うのです。その点はどういうふうな範囲で日本の税関がやられるのか伺いたい。

第8回国会 大蔵委員会 第12号(1950/07/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 これを国有財産に移管するということについては問題はないわけでありますが、その移管された国有財産は、現在大蔵省においてどういうふうに管理されておるか。しかもその拂い下げいたしますについては、一体どういうような方法でやられておるか。こういう点を承りたいと思います。
【次の発言】 この点は大体わかるのでありますが、それ以外に現在ずいぶんいろいろな国有財産があるわけであります。しかしこれに対して、国有財産拂下げに関しまするいろいろな不正等の問題が、世上往々にして問題になつておるわけであります。私はそういうことのないことを念願するわけでありますが、しかし世上に事実上問題になつておりますことは……

第8回国会 大蔵委員会 第13号(1950/07/31、24期、日本共産党)

○竹村委員 修正案を提案された奥村君に少し質問いたしたいのでございます。先ほど田中委員と銀行局長との質疑応答の中に、従来の協同組合の許可をいたす場合におきましては、大体大都市においては出資金が五百万円、市制施行地におきましては三百万円、その他の地域におきましては二百万円、そうして一年後における預金が大都市は五千万円、六大都市を除いた市制施行地は二千五百万円、その他の地域は一千万円を基準として従来は認可をして参つた、こういう説明であつたのでありますが、修正案の提案者におかれましては、この政令の定める基準というのは、ここに基準を置かれるのであるかどうか、この点をはつきりしていただきたいと思うのであ……

第8回国会 大蔵委員会 第15号(1950/08/31、24期、日本共産党)

○竹村委員 気にかかるので一点だけ聞いておきたいと思います。実は最近におきまして、小さい職業、たとえば職工を十人、二十人くらいしか使つていない工場で、賃金が二箇月ないし三箇月くらい遅配になりておる。そうしてようやく少し金をこしらえてこれを拂おうといたしましたときに、前の滯納分ですぐそれを差押えられる、こういうようなことが行われようとしておるのでありますが、私は都会の小さい工場でそういうことをやられたのでは、おそらく職工は、労働者の方はすぐ生活に困難を感ずるのでありますけれども、こういうような問題に対して、滯納の取立てということに一体国税庁はどういうような方針を持つておられるか。これを伺いたいと……

第8回国会 大蔵委員会 第17号(1950/09/15、24期、日本共産党)

○竹村委員 ただいまの説明を聞いておりますと、二十五年の七月の金高等を承つたのでありますが、これはあまり数字的に詳しいことをお伺いしてもどうかと思いますが、大体二十三年度の七月、あるいは二十四年度の七月、そうして今の二十五年の七月と比較しますならば、われわれの考えでは相当預金は減つておる、こういうふうに考えるのですが、この減りぐあいを大体でけつこうでございますから、おわかりになりましたならばその点をお聞かせ願いたいこと、もう一つは、農業手形の利用高は毎年ふえておると私は考えるのでございますが、数字でなくても大体の見当でけつこうですから、このふえておるパーセント等をお知らせ願いたい。ということは……

第8回国会 農林委員会 第14号(1950/09/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 肥料課長が来られておるので、ひとつお伺いいたしたいのでありますが、大体先ほどから農林省が同意した肥料の問題、これだけのトン数を出しても肥料の値段にはあまり大して関係がないというのが政務次官の御答弁でございました。そこで私のお伺いいたしたいのは、八月からこちら、大体一箇月間一体どれだけ値段が下つて来たか上つて来たか、これは調べておられると思うのでありますが、一体どうなつておるか、大体の値段を聞かしてもらいたい。はたして政務次官がおつしやるように、こういう許可を與えても肥料の値段が下つて来たか。私は不幸にして上つたことを知つておりますが、下つたことは知らない。従つて上つておるとすれば、……

第8回国会 農林委員会 第15号(1950/10/03、24期、日本共産党)

○竹村委員 公共事業費の問題は井上委員からもるる質問されましたので、私は現在農村で農民が非常に苦しんでおる問題について、この際大臣の所見を承りたいのであります。それは昭和二十五年度の超過麦の供出の問題であります。御承知のように超過麦の供出は、昨年度の実績その他を勘案して、各家のあるというところに割当てられたものと考えるのでありますが、その超過麦の供出のでき得ないもの、その他のものが非常に今苦しんでおるのでありますが、その一、二の例を申し上げます前に、この超過麦というものは、はたしてこれは至上命令であつて、割当てられた府県が、必ずどんなことがあつても、たとえば他の県から買い集めてでも、これを完成……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方は、難波理平氏の問題については、飼料公団等の総裁をしておられた等、いろいろの関係で反対であります。あとは賛成です。
【次の発言】 今大体事務総長から報告されたのでありますが、このうちで少しわれわれの調べた点と相違しておる点があるわけであります。というのは、院内の受付に参りましたときは、大体五人が面会を求めて、五人のうち会つたのはもちろん四人でありまして、それは事実その通りですけれども、その人をなぜ通行証を渡して入れたかというと、その四人を紹介したとおぼしき人は、それは秘書の話でして、その現認はわかりませんが、どうも秘書のバッチをつけていた人だつた、従つて安心して入れた、こうい……

第9回国会 議院運営委員会 第5号(1950/11/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 共産党も異議なし。
【次の発言】 私の方も出しておりますが、今椎熊氏の言われるのと同じように、私の方も近いうちに開かれる本会議の劈頭に上程していただきたいと思います。
【次の発言】 そのことにつきましては、この決議案が劈頭に上程されるかどうかということが決定した後に、私の方から私どもの意思を表明したいと思います。

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/11/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 この決議案については各党とおつしやいましたが、わが党は派遣することについで異議がある。
【次の発言】 林君がやります。
【次の発言】 今年も反対です。

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/02、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方としては、そういう形で置かれるということにつきましては、了とするところもありますけれども、しかし考査委員会の根本的な点において、私の方は承服しがたいことがあります。それで本日上程されました場合におきましては、共産党は一応反対の意思を表示をしたいと考えます。
【次の発言】 まあいいです。
【次の発言】 実は、これは小さいことかもしれませんけれども、本日の公報を見ましても、地方行政、人事、文部、労働の各委員会が連合審査を午前十時にやることになつておつて、そうして労働委員会が同じように十時、人事委員会が十一時ということになつている。これは公報だから、定刻に開かぬということで、便宜上……

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/04、24期、日本共産党)

○竹村委員 しないです。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしたいのですが、せんだつて内閣総理大臣から衆議院議長あてに来た……。
【次の発言】 その問題が出るかと思つて、さつき委員会に発言を求めたのでありますが、あとにせよということで私の発言を中止したわけであります。そこでひとつお伺いしたいのは、先般来内閣総理大臣から衆議院議長あてに、来た、地方財政委員会の昭和二十五年度における地方平衡交付金に関する意見書が、われわれの手元に配られておるわけであります。この配られた意見書によりますれば、八十三億円の増額を必要とする。こういう地方財政委員会の意見であります。地方行政委員会においては、野党與党全会一致を……

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、日本共産党)

○竹村委員 実は私の方から提案しております懲罰の田渕君の問題ですが、あれは昨夜も皆さんの衆人環視の中で行われた、最も歴然たるものだと思いますので、これだけは至急にお願いしたいと思います。
【次の発言】 私の方も反対討論を申し出ておりますから……。
【次の発言】 今懲罰動議の問題についていろいろ問題になつておりますが椎熊氏が言われるように、軽々しく同僚議員を懲罰にすべき問題ではない。このことについては私ども賛成であります。しかし一応これを出すに至つた径路から考えますと、そう簡單に、即座に解決すべき問題ではない。そこでわが党といたしましては、本日は議事がつかえているので、できるならば明日この問題を……

第9回国会 議院運営委員会 第11号(1950/12/06、24期、日本共産党)

○竹村委員 共産党も同じ希望を申し上げておきます。
【次の発言】 いいです。
【次の発言】 五番目は、今問題になつている最中で、重要な問題ですから、残しておいていただきたい。
【次の発言】 これはやはり緊急の問題ですから、保留しておいてもらいたい。
【次の発言】 なしです。

第9回国会 議院運営委員会 第14号(1950/12/09、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方は衆議院においても、原案並びに各党の修正案に対して反対して来たのであります。従つて今度の参議院の修正案、これははつきりわかりませんが、大体承つたところから申しますと、これはやはり国家公務員にいろいろな制限を置く規定であり、憲法その他いろいろな規定からいつても、こういうことになるべきではないと考えますので、私の方は、これは全部反対をいたします。
【次の発言】 決議案の取扱いはどういうようになりますか。

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほどの質問の中で少しはつきりせぬことだけをお聞きしたいと思います。大体今まで七十六億の貸付の中で、四割だけが出された。六割というものは貸すにたえない不適格者である、こういうような御説明であつたのでありますが、そういたしますと、これは現在申込みのある中で、適格者で資金の関係で貸せなかつたのが何割あるかお聞きしたい。
【次の発言】 そういたしますと、この国民金融公庫の利用は、一応こういうようないろいろな点において金詰まり等が起つて参りますと、ずいぶん多く必要とするわけでありますが、今までの実績から見ても、十億の増額だけでは数字が非常に不足じやないか。それをこういう問題について大体十億……

第9回国会 大蔵委員会 第5号(1950/11/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 朝からの川島委員の質問したことで、私もう少し聞きたいところがあるのです。それは金融公庫の貸付金の回収の問題でありますけれども、これは大体貸し付けたその次の月から月割で回収しておる。こういうことになりますと、この国民金融公庫の性質から考えて、非常にそういうようなやり方は間違つているのではないか、こう考えるのです。なぜならば、わずか五万円なり十万円の――これは庶民金融公庫であつて、しかも五万円なり十万円を借りるというのは、これは生計を維持するための小さい商売であります。今月五万円借りて来月からすぐ月賦で返す見込みの立つものであるならば――おそらく現在の世の中においてはそう簡単にそういう……

第9回国会 大蔵委員会 第6号(1950/12/01、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつとお尋ねいたしたいのですが、大体現在国内におけるところの塩の需給関係について、外国の塩と内地の国内産の塩との関係は一体どのくらいになつておるのか。パーセントでも、数量でもけつこうですから、外国の塩がどういうパーセントになつておるか、あるいは国内の塩がどういうパーセントになつておるか、伺いたい。
【次の発言】 そういたしますと、現在、これはもうどなたかお聞きになつたかわかりませんけれども、国内産の買上げ値段、それから輸入塩の値段は一トン当り幾らですか。
【次の発言】 そういたしますと、今度はこれが販売にあたりまして、一般家庭の消費者価格一トン当り、それから工業塩に渡される価格、……

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/04、24期、日本共産党)

○竹村委員 間接税の中でガソリン税のことについて、この提出せられた法案を見ますと、小売業者販売価格の百分の百を今度は一キロリツトルにつき一万千円、こういうことになるわけであります。この出されました二十五年度補正予算に伴う税制改正の要綱を見ておりますと、こういうふうに改正されました税につきましては、予算の上においては終始ひとしいのでありますが、改正されましても同じだけの予算を見ておられるのでありますけれども、これは一体結局におきましては、大体税金はどれだけ下ることになりますか。
【次の発言】 そういたしますとそれは大体予算の関係で出て来ないのはわかりましたが、税率としては大体三割五分の値下げにな……

第9回国会 大蔵委員会 第9号(1950/12/05、24期、日本共産党)

○竹村委員 食糧庁長官にお伺いいたしますが、この昭和二十四年度以降の輸入食糧の数量についての表をいただいたのでありますけれども、それによりますと、二十四年度以降として、たとえば大麦、小麦、あるいは米等の合計をいたしますと、われわれの計算では三百八十九万二千四百四十六トンと相なるわけでありますが、大体二十四年度から現在までそのくらいしか入つておりませんか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 そういたしますと、農林大臣は本年度は二百二十万トン入る予定だと言つておられます。ところが通産大臣はそうじやなしに、一月から十月までに二百二十五万トン入つている。十二月までに三十万トンで二百五十五万トン、……

第9回国会 大蔵委員会 第10号(1950/12/06、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつと関連して、今田中君の質問で聞いたのでありますが、バナナなどは輸入税が免除される、こう伺つたのですが、それでついでにお聞きしたいのであります。カン詰類が輸出された場合に、各国ではやはり輸入税をとつているのでしようか、それを聞きたい。
【次の発言】 私はわからぬのでお聞きしようと思うのですが、そういたしますと、ただいまの説明によりますと、七十五億のものを五箇年で復旧するということですが、新しく鉱害等が起るというような場合においては、どういうようになるのですか。
【次の発言】 大体わかりました。そういたしますと、今出されておりますところの法案は、太平洋戰争中に掘らなくていいところ……

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 ちよつと私は国有財産の処分について質問したいのでありますが、大体現在全国で社寺有のものであつて、これが国有財産として保存されておるのが非常に多いわけであります。前々から政府当局が答弁しているように、社寺有の無償払下げに関しては、特別の委員会があつて、その委員会に諮問して、適当と認めたものに対して払い下げるというふうに言明されておるのでありますが、これの払下げにあたりましては、世上いろいろ端摩臆測され、しかもこれが無償払下げにあたりましては、これの真備のほどは別でありますけれども、いろいろスキャンダル的なものが流布されておるわけであります。そこで私のお伺いいたしたいのは、こういう国有……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/08、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は中小企業の問題で一点伺いたいのでありますが、大体今度五百万円以下、二百人以下の従業員の数、これが中小企業の最高基準という形に見えるわけであります。しかしそういたしますと、われわれはこれが制度の運用についていろいろ疑問を持つのでお尋ねいたしますが、この五百万円以下、あるいは従業員二百人以下の企業というものは、全国でどれほどあるか。大体調査できております点を伺いたい。
【次の発言】 その結果は、今おつしやいますように、従業員で押えて行くと工業の九九%、こういうところで規定されますならば、これの利用できるものは、われわれの考えでは、中小企業と申しましても上の部類、つまり資本金五百万円……

第10回国会 議院運営委員会 第1号(1950/12/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 さつきのことで誤解があつたらいけませんから申し上げますが、さつき国会議員の歳費の問題で、私どもは提出することを了解しただけで、提出したものについては反対ですから、それだけ言つておきます。

第10回国会 議院運営委員会 第9号(1951/01/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 そういう趣旨から懲罰動議を出されたということでございますが、私たちの考えるところによりますと、これは結局政府に対するところの質問である。従つて質問する場合におきましてはおのおの考えているところを率直に質問をして、これに対して政府は、これは間違いであるとか、そういうことに対してはどうだというように御答弁願う。そうして真相を国民の前に示して、その政策を明らかにするということが、私は本筋ではないかと思います。それを、質問しているものを一々とらえて、これはどうこうということになりますと、言論の自由の建前からいつても、質問するのにも率直に国政についての考えを述べることができないということにな……

第10回国会 議院運営委員会 第10号(1951/01/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方は、さきに参議院の回付案に同意いたしておりましたが、二日のことでありますから、賛成しておきます。但し、あす本会議を開くというお話でありましたが、できれば定例日になつているあさつて本会議を開いていただきたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第12号(1951/02/06、24期、日本共産党)

○竹村委員 共産党も、しようがないから賛成します。
【次の発言】 きようは議案も少いし、時間もあるから、全部やるようにしていただきたい。
【次の発言】 憲法には言われておりますけれども、言われながら、それがはつきりしていないというところに問題がある。
【次の発言】 しようがない。
【次の発言】 今予算委員会等でやつたらどうかというような御意見もあつたのですが、しかし予算委員会においては、非常に時間の制限を受けております。これは部分的なことだと言われますけれども、部分的であるとしても、本日の新聞によれば福井等においてもこういう問題が起つておる。全国各地で一応関連性がある問題でもあります。これに対……

第10回国会 議院運営委員会 第13号(1951/02/09、24期、日本共産党)

○竹村委員 こういう感謝決議をされるということですが、これに対していつも問題になるわけでありますけれども、三十七万、三十七万という。これは日本政府の方では、一応推定の数学だと言われているのですが、この問題については、われわれは前に政府の方に、海外からの未復員者の氏名別を国会の方に示してもらいたいことを要求しておりますが、そういう時期についてはいまだに明らかにされない。そうして概括的に三十七万、三十七万ということを言われておつて、それがこういういろいろな問題に発展している。大体こういう決議を出す前にそういう点を――長い間たつのだから、日本政府としては当然はつきりされるべきである。それに対してどう……

第10回国会 議院運営委員会 第14号(1951/02/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方もいいです。
【次の発言】 私の方は、まあいいです。
【次の発言】 五、六分以内……。
【次の発言】 五分じや実際やりにくい  のです。大体十分以内ということにし  ていただかんと……。

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 この問題につきましては、非常に重要な問題でもありますし、單に大会派だけ、民主党と社会党とだけというふうに限定されるのでなしに、総理大臣の発言は施政方針演説の延長とも考えられるような重大な問題でありますし、ましてこれに対する緊急質問も各党から出ておりますから、やはり各党から許していただくというふうにとりはからつてもらいたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますけれども、民主党と社会党から発言通告が出ているというのは、どういう形において出ておるのか、それとわれわれの方から出しておる緊急質問との相違点、これがわれわれにはわからないわけなんです。そちらの方では前々から相談にな……

第10回国会 議院運営委員会 第17号(1951/02/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方から出しております緊急質問は大体三つだと思いますが、これは撤回いたします。

第10回国会 議院運営委員会 第18号(1951/02/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 これは質疑は終了したけれども、討論がまだ終了しておりません。あるいは午後でもやるかもしれません。

第10回国会 議院運営委員会 第19号(1951/02/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方は、今事務総長から報告があつたように不信任案を出しているわけでございますが、これはいろいろ前例もあることでございますから、月曜日の冒頭に上程されんことを特にお願いいたしておきます。

第10回国会 議院運営委員会 第20号(1951/02/26、24期、日本共産党)

○竹村委員 これは土曜日に一応やつたのですが、御承知のように、こういう問題は非常に重要な問題でありますので、先例にもよりまして、ぜひ本日冒頭にお取上げくださることをお願いいたします。
【次の発言】 ただいま土井君からもいろいろお説がありましたが、わが党としましては、重ねて申し上げませんが、これが予算案よりも重要でないというようなことはないはずなんです。元来大臣の不信任案が出ているのに、これをほおかむりして予算案を審議する、あるいはほかの議案を審議するということ自体がおかしい。従つてわれわれとしては、絶対これを撤回する意思はございません。

第10回国会 議院運営委員会 第22号(1951/03/01、24期、日本共産党)

○竹村委員 私どもが提出いたしましてから相当日もたつております。一応各党の態度も決定されていると考えますので、ぜひ本日の冒頭にこれをやらしていただきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ御相談的な話がありまして、われわれ共産党といたしましても、現内閣の退陣を要求する点につきましては、これは立場が違うとおつしやつておられますが、そのことについてはわれわれといたしましても決して反対ではないわけです。そういうことも考えているわけです。しかしそれにはやはりそれ相当な期間と根拠を必要とすると考えるわけでありますが、現在当面する外務大臣の言われている点、たとえば私の方の理由に述べてあります秘密外交という……

第10回国会 議院運営委員会 第23号(1951/03/06、24期、日本共産党)

○竹村委員 全部反対です。
【次の発言】 これは前回からたびたび議題になつて今日まで延びておるのでございますが、ぜひ本日冒頭に上程されんことを特にお願いする次第です。
【次の発言】 これは問題の性質から考えまして、不信任というようなものが保留の形で長く引延ばされるということは、出された御本人自身に対してもはつきりけりをつけるべきものと思います。従つてぜひ本日上程願いたい。けりをつけること自身が、政治常識から考えても当然であつて、決議案の性質から考えても保留さるべきものではないので、ぜひ本日お取扱いを願いたい。
【次の発言】 十分内外。

第10回国会 議院運営委員会 第24号(1951/03/08、24期、日本共産党)

○竹村委員 この問題は非常に単純なものだと思いますし、私どもの方で撤回しておりませんから、本日ぜひ上程願いたいと思います。
【次の発言】 われわれの提出しておる理由は御存じだと思いますが、一番講和問題が重要なときに出されたものだし、そのままうやむやになることは、どうしても考えられない。ぜひ本日上程願いたい。
【次の発言】 社会党から留保の意見が出ておりますが、社会党の方にひとつお伺いいたしたい。留保とおつしやる以上は、どういう理由であるか、それを伺いませんと、党に帰つて、社会党が留保と申しておるというだけでは説明しにくいので、留保とおつしやる理由をお聞かせ願いたい。

第10回国会 議院運営委員会 第28号(1951/03/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 わが党も場内ということにしておきます。
【次の発言】 私の方は、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案、それから閉会中委員会が審査を行う場合の委員の手当、この両方に反対です。それからその次の、衆議院事務局職員定員規程の改正案並びに衆議院法制局職員定員規程の改正案については賛成いたします。
【次の発言】 反対の理由は一緒だと言われますが、共産党は別の見地から反対なのです、
【次の発言】 この際お伺いいたしたいのでありますが、私の方から出していて、前会から保留になつておりますところの決議案、これは本日御上程くださるよう特にお願いいたします。

第10回国会 議院運営委員会 第29号(1951/03/23、24期、日本共産党)

○竹村委員 それから私の方から出したもので、前からたなざらしになつている外相不信任決議案をお取上げ願いたい。
【次の発言】 ぜひあすお取上げ願いたいと思います。
【次の発言】 まあいろいろの問題がありますが、本国会において前からもやかましく言つておりますように、一番重要な講和問題のときですから、なおさらこれはやつていただきたい。
【次の発言】 かけることには異議ありませんが、かける前に……。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 私どもの方から出ております緊急質問がある。

第10回国会 議院運営委員会 第30号(1951/03/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 十分内外という話だから……。
【次の発言】 これは非常に重要法案だから……。
【次の発言】 私の方は四、五は反対で、深澤君が反対討論をいたしますが、六、七は賛成です。
【次の発言】 この食糧の政府買入数量の指示に関する法律案は、前の食確法以上に重要だから、これはぜひとも二十分にしてもらいたい。
【次の発言】 それなら十分でいい。  (笑声)
【次の発言】 横田甚太郎君です。
【次の発言】 わたしの方は、食管特別会計、食糧配給公団、鉱工品貿易公団、関税定率法、一括して反対討論をいたします。
【次の発言】 鉱工品とは全然違う問題です。

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほどからいろいろ議論になつておりますところの問題は、一身上の弁明を許すか許さぬか、それを許すことによつて、議会の品位を傷つけるきらいがあるとか、ないとかいうことが問題になつているわけです。そこで私の申し上げたいことは、大体国会におきまするところの言論の自由、あるいはそういうものを保障せられていること自体、これが品位を傷つけるかどうかということは、国民全体がこれを判断することです。もしそういう言論についてのいろいろな問題があるならば、その場会議長が注意され、あるいは取消しを命ぜられるということになつているのでありまして、わが党といたしましても、いたずらに矯激な言論だけをもてあそび、……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 私どもの方から出しております日本共産党の非合法化に関する緊急質問も、党にとつては需要な問題ですから、ぜひ一緒にお願いしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、24期、日本共産党)

○竹村委員 異議ありません。
【次の発言】 私の方も賛成討論をやります。

第10回国会 議院運営委員会 第45号(1951/05/18、24期、日本共産党)

○竹村奈良一君 私の方は、今日は民主的な国会になつておりますし、憲法その他いろいろな関係から見ても、議決をするほどのことはないだろう。本会議で議決することはいらぬのじやないかと考えますので、議決することには反対いたします。
【次の発言】 国葬か何かにするのなら別ですが、この際そういうことをしなぐとも……。

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 江崎君は討論をやめることになりました。
【次の発言】 両方反対でございます。
【次の発言】 これには共産党は反対でございます。
【次の発言】 これは委員会の様子を聞いておりませんから、討論の問題は保留しておきます。
【次の発言】 私の方から出しております電燈料に関する決議案の取扱いについてお願いいたしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第59号(1951/08/09、24期、日本共産党)

○竹村委員 官房長官の説明を聞いておりますと、今度は全権委員を任命するについて国会の議決を求める、そのために今までの経過を報告する、それについては必然的にある程度内容に触れる。こういうように承つたのであります。そこでお伺いいたしたいのは、少くとも今度派遣される全権委員というものは、結局において議会において議決をして、全権として行つてもらう場合には、大体委任状を渡すわけだ。ところが内容も検討しないで、その点が論議されないで、ただ経過だけ聞いて行つてもらう。ひとつあんた行つてくださいということになると、白紙委任状であつて、結局においては盲判を押して来るということになる。そういうことでは、政府の意図……

第10回国会 議院運営委員会 第60号(1951/08/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方は、先ほど政府と梨木君との質問応答でも明らかにされましたように、今度の全権問題につきましては、これが憲法上にも問題が残るようなものであるのであります。従つて先ほど委員長も、そういう問題は当該委員会において十分明らかにすべきであると委員長みずから言われる通り、こういう問題は当該委員会、たとえば外務委員会等において明らかにして、それが憲法違反かどうかという問題、あるいはそれだけの全権を與えるかどうかという問題、またその内容にいたしましても、十分われわれは検討をする必要があると思うのであります。前の運営委員会におきましても、岡崎官房長官はその経緯と、それに伴う内容も具体的に明らかに……

第10回国会 大蔵委員会 第4号(1951/01/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は議員提出の法律案については、そういう研究をされることに対しては反対はないのでありまして、非常にけつこうだと思います。ところが、今内藤さんがおつしやつたように、いやしくも議員提出で出そうというのに、正式に議事録に残るように委員長からわざわざ参議院に交渉に行く。何か申し合せて、政府の下請をやるというのでは、これは議員提出の本旨にもとると思います。従つて私はそういうことは委員長からわざわざ交渉されるのではなくて、やはり衆議院で議員提出の法案としておのおの研究して一致したならば、これで出すというのならばそれでよいのでありまして、参議院でやるということを、正式にここで議事録に残して決定し……

第10回国会 大蔵委員会 第5号(1951/01/31、24期、日本共産党)

○竹村委員 結核療養患者が全国でどれだけあるか、それをまず承りたい。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしたいのでありますが、公団が拂下げを受けてから日通を通じて運送を委託される場合に、一俵当り大体全国平均して幾らで鉄道運賃を出しておられるか、それをひとつ……。
【次の発言】 そういたしますと、政府の食管から運賃としてもらつておられるのは、一俵当りで大体四十円五十銭余りだと思いますが、その差額がやはり利益になつておる、こういうふうに考えるのですが、政府の方からもらつておるのは大体四十円五十銭くらいですか。それをお聞きしたい。
【次の発言】 そういたしますと、これは古いことでありますけれども、昭和……

第10回国会 大蔵委員会 第6号(1951/02/02、24期、日本共産党)

○竹村委員 健康保險に今度繰入れられるのを予算で見ますと、九億七千七百六十七万円ということになつておるのでありますが、つきましては現在こういう福利施設は、一体全国でどれだけあるか。しかもその福利施設――たとえば病院施設あるいはその他の施設、そういう点についで詳細に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 もう一点お伺いいたしたいのでありますが、いわゆる健康保險で扱つておる結核の患者は大体どのくらいになつておりますか。
【次の発言】 そうすると今の説明を聞いておりますと、これくらいの予算で完全とはいえないと考えられるわけであります。これは全般的な結核対策とも関係するわけでありますけれども、たとえ……

第10回国会 大蔵委員会 第7号(1951/02/03、24期、日本共産党)

○竹村委員 奧村君の質問に関連して一、二点お伺いしたいのであります。先ほど売上げ代金の問題について大体減少しておる原因、あるいはその他の点についての説明の中に、いろいろ單価を切下げるために合理化をやる、こういうふうにおつしやつたのでございますが、どういう形で合理化をやられるか。その辺の構想を承りたいと思います。
【次の発言】 もう一点、先ほどから聞いておりましてどうもふしぎでならないのは、アルコールの需要がふえて来る。昨年度と比較して大量増加するというのに、官営の固定資産なんかの売り払いをやられるわけでありますが、そうすると一体必要量だけを確保するにはどういう方策を持つておられるのか。民間から……

第10回国会 大蔵委員会 第9号(1951/02/06、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は一つ大臣にお伺いいたしたいのでございますが、それは現在出されておる法律案は、郵政事業特別会計の歳入不足を補填するために一般会計から繰入れるということになつておるのであります。提案の理由にも明示されておりますように、特別会計の財政状況が健全な状態になりましたならば、繰入金に相当する金額は、予算の定めるところによつて一般会計に繰りもどすというふうに説明されておるのでありますが、この繰りもどされる状態になるのは、一体何年度くらいにそういう状況になるか大臣は考えておられるか。まず今日こういう赤字が出て参りますところの原因というものは、われわれの考えておりますところにおきましては、少くと……

第10回国会 大蔵委員会 第11号(1951/02/08、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表して本案に反対するものであります。  まず反対の第一点の理由を申し上げたいのでありますが、大体本法案によりますと、一般会計から特別会計に繰入れるというこの赤字の原因は大体労賃、これが大部分を占めておるという、もつともらしい赤字の原因をあげておるのであります。しかしながらそういうもつともらしい赤字の原因をあげておりますけれども、その根本については政府は何ら考慮していない。まず第一に、この郵政事業の赤字になつておる原因というものは、電通事業とこれを分離せしめたところにある。しかもこの電通事業と分離するならば、当然これは赤字になることは火を見るよりも明らかである。この……

第10回国会 大蔵委員会 第16号(1951/02/16、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は少し政策的な面もありますので、実はできれば大蔵大臣あるいは政務次官にお願いしておつたのでございますが、先般本委員会において同僚宮幡委員からの一応政策的な面についても、局長がお答えされておりますので、そういう点にわたるかもしれませが、ひとつ御答弁を願いたいと思います。  まず第一点として、これはもうわかり切つたことであつて、こういうことをお尋ねすること自体がどうも愚問でありますけれども、しかし一応お伺いしておきたいと思うのであります。今度出されました税法の改正案の説明によりましても、少くとも減税とは、結局におきまして、説明書にも言われておりますように、国民負担の軽減をはかる。すな……

第10回国会 大蔵委員会 第18号(1951/02/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 大臣に一つ税制問題でお尋ねいたします。それで減税の点で松尾さんに続いてお伺いしたいのですが、重複することを避けまして、簡單にお聞きしたいと思います。大臣は一月二十九日の本会議におきまして、今度の税金は予算よりも以上にとれるというふうに言明されておるのでございますが、これは源泉課税あるいは申告税、法人税いろいろな点からでありましようけれども、どういうような点で予算よりも多くとれると考えられたのか。そうしてどのくらい多くとれると考えておられるのか。その辺からお伺いしたい。
【次の発言】 そういたしますと、勤労所得税では四、五十億円ぐらいは源泉所得の方でふえるという御説明でありますが、源……

第10回国会 大蔵委員会 第19号(1951/02/21、24期、日本共産党)

○竹村委員 これはもう前々の国会からたびたび質問しておりますので、私は簡單に重複を避けて聞きたいのですが、今度二十億増資をされる。それで前々から国会でもこの委員会においても、いろいろ問題になつておりましたところの、たとえば均等にできるだけ国民に広くこれを利用できるように改めてもらいたいということが、本委員会でもいろいろ問題になつておつた。そこで大体今度は、たとえば信用組合等に代理を委託されているというような所におきましては、事実上において貸出し等の利用はなかなかその組合員だけしかできない。だからたとえば直接的な出張所等をどれだけ設けられるか、その点をお聞きしたい。

第10回国会 大蔵委員会 第20号(1951/02/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 私金融公庫のことについて、少し昨日に引続いてお伺いいたしたいのでございますが、昨日は大体今年度いろいろ支所等を増設されても、まだされない県をお聞きしたのでございます。そこで常に問題になりますのは、結局こういう支所の末設置の県に対する資金の割当であります。従つてこれは前々の国会でも説明を聞いたのですが、その点はいろいろな点を勘案して、代理所があるならそこへ割当てるのだ。まあ説明としては一応こういうふうに伺うわけですけれども、それだけではどうも納得が行かないわけであります。従つて資金割当をされるところの基礎としては、單なる勘案でおやりになるのか。あるいはどういう点で各府県に対するところ……

第10回国会 大蔵委員会 第22号(1951/02/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表いたしまして、現在提案されておりますところの所得税法案外七法案に対しまして、反対を表明するものであります。  まず本改正案を提出されました政府のおもなる理由は、改正によつて減税を行うのである、これが根幹をなすのであります。ところがそれがはたして減税になるかどうか、ここが問題でありますけれども、政府は減税をするのだ、すなわち七百四十三億円余の減税であると三宅委員も言つておられますけれども、この減税をなすところの根本原因をどこに置いているかと申しまするならば、政府は常にそれと引きかえに、国民所得の増大ということを強調しておるのであります。現在国民所得の増大といわれて……

第10回国会 大蔵委員会 第23号(1951/02/26、24期、日本共産党)

○竹村委員 農地証券の償還金の一部を一般会計の負担とする法案に対しまして、少しお聞きしておきたいのでありますが、現在農地証券の未償還分は一体幾らありますか。
【次の発言】 もう一つお聞きしたいのですが、現在までに大体土地を売り渡して、そうして国庫に金を拡われた。つまり土地の買入者が年賦で拡う金額と、一時拂いされた金額はどれだけですか。
【次の発言】 現在まで一時拂いにするというのが九十六億円であつて、現在までは八十四億円が入つておる、こういう説明でありますが、そういたしますと、これを法律的に償還いたしておりますならば、この金は地主に拂つてもなお残つておるはずだとわれわれは考えておるのですが、一……

第10回国会 大蔵委員会 第30号(1951/03/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は前の国会で質問したときに、政府からいただいた答弁がはにはだあいまいでわかりませんので、具体的な問題についてお尋ねいたしたい。  それは旧軍用地拂下げに関してですが、松山市の元海軍吉田浜飛行場の用地が百五十六町九反拂い下げられておるのでございます。この拂下げにあたつてわれわれ非常に納得のできないところがあるのです。この拂下げの事情を詳しく御説明願いたい。今資料を持つておられなかつたらあとでもいいのです。
【次の発言】 そうすると所有権が地主にあつた。国のものではなかつた。本人の答弁書をいただいたところが、現状は水田であるものを拂下げ価格は百四十一円で拂い下げている。実際所有権が国……

第10回国会 大蔵委員会 第31号(1951/03/08、24期、日本共産党)

○竹村委員 今のことに関連した問題でございますが、大体現在まで未收になつている相手方というのは一体どういう層ですか。拂い下げられた相手は一体どういう層ですか。たとえば会社であるか、個人であるか。たとえばやむを得ぬ事情で、元の兵舎なんかに家庭を持つて、その家を買うたけれどもこれが拂えぬ、こういうようなほんとうに大衆的な層に属するものか。おそらくそういう人に対しては従来の例から見て処分しておられないと思うので、その未收になつておる相手は、おそらくこの当時は相当な会社とか資本家とか、そういうものだと思いますが、その点をひとつ明快に聞かしてもらいたい。

第10回国会 大蔵委員会 第34号(1951/03/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 関連して伺います。大体十三万件は推定だということは了承いたしますが、その十三万件が大体該当するであろうと推定された根拠、これに対して今までいろいろ問題があると思うのですが、たとえば邦人を海外から本国に送還する場合の費用等を借り入れられたものか、あるいは向うにおける生活費を補うために借り入れられた分、あるいはまたそういうようないろいろな面があると思うのですが、そういう種類別等がわかつておれば聞かしてもらいたい。  それからもう一つは十三万件は一体どこであつた。在外資産の借入れと申しましてもいろいろあると思います。樺太にもあるだろうし、おそらく朝鮮、上海、満州、そのほかいろいろあります……

第10回国会 大蔵委員会 第35号(1951/03/15、24期、日本共産党)

○竹村委員 並木君から大体私の問わんとするところは質問されましたので、重複を避けてお伺いしたいと思います。先ほど並木君の質問に対して、大体公定レートで考えると、現在まで総計で百二十億程度になる、こういうお話でございましたが、そこで私のお伺いいたしたいのは、公定レートで大体計算すると、金額で百二十億だということになりますと、これの最高の返還を受けるものは、現在まで調査された分では一体どれだけであるか。それから最低の返還を受ける額は一体どれだけか。これがおわかりであれば、大体でよろしいのでありますから御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 本日いろいろ資料をいただいたのでございますが、私たちの考……

第10回国会 大蔵委員会 第37号(1951/03/19、24期、日本共産党)

○竹村委員 今宮腰委員から伺つたのですが、厚生省のお方に二、三お伺いしたいと思います。契約は大体金には関係ない。そうして割当は自分の方がやつておる。代行機関にやらしたのだ。こういうことになつておる。契約書は不幸にして手元にないのですが、そこで私ひとつお聞きいたしたいのは、今の話を聞いておりますと、厚生省が金に全然責任を持たないということは、公団が知つておつた、こういうことを言われたと思うのですが、それは事実ですか。その点ひとつ聞きたいと思います。公団の方は、厚生省が金に責任を持たないものだということを知つて契約したのかどうか。その点どうですか。

第10回国会 大蔵委員会 第38号(1951/03/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 今の答弁によりますと、大蔵省の預金部資金に吸收して、そうして全国の国民生活安定のために、国民の幸福のためにこれを使うんだ、こうおつしやいますが、先ほどの深澤君の質問からいたしますと、結局において金融債等を発行して――先ほどの答弁によりますと、いろいろ農林中金その他にも出しておられるということであるが、しかしながら市中銀行に出すところの金融債というものは、結局において時局産業に流れて行くんではないかということに対して、大蔵省は、それは市中銀行にまかしてあるからわからない、こういう話でありますが、そういたしますと、われわれの考えでは、市中銀行に流したものは、結局におきましてはこれは時局……

第10回国会 大蔵委員会 第39号(1951/03/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 この際大臣にお伺いしておきたいのは、この関税の問題は、従来の歴史から考えましても、各国におけるその国の独立性を保持しているかどうかということが、この関税をきめる場合における重要なポイントになつて来ているわけであります。ところで従来よりももちろんいろいろ改正されるという気持はわかりますが、しかし私たちの今考えておりますのは、現在日本は講和條約を前にしておるわけでありまして、現在では占領下にある。完全にわが国が独立しているとは言えない占領下にあるわけであります。この占領下においてこういう改正法を出されたところの理由は、一体どういうところにあるか。たとえば講和條約を前にしておるといいなが……

第10回国会 大蔵委員会 第40号(1951/03/23、24期、日本共産党)

○竹村委員 昨日大蔵大臣から一応大体の御趣旨を承つておるのでございますが、大蔵大臣は、たとえば日本の輸出品が向うでとられている関税と比較して、高いとか安いとかいうことについてはいろいろ問題がある、こういうことを言つておられたのであります。そこで私はひとつ当局から具体的にお伺いしたいと思うのであります。たとえば日本のカン詰類が相当輸出されておる。これに対してアメリカ、イギリス並びにインド、こういう方面に輸出した場合において、カン詰類に対しましては、向うにおいては一体どれだけの関税をとられておるか。この辺をまず第一点としてお伺いいたしたい。

第10回国会 大蔵委員会 第41号(1951/03/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はただいま提案されました三法案につきまして、日本共産党を代表いたしまして、反対の意見を表明するものであります。  まず第一に申し上げたいことは、鉱工品貿易公団に対するところの損失金を国庫から負担する件でありますが、大体鉱工品貿易公団というものは、新聞紙上においてもいろいろ問題にされましたように、早船あるいは、ミス東京事件として喧伝された不正の魔窟であります。しかしたとえば早船あるいは、ミス東京という世人に喧伝されたニユース・ヴアリユーのある事件によつて国民の目を奪われておる裏に、もつと大きな不正が介在しておることが見のがされておるのであります。これを一々詳しく申し上げますならば切……

第10回国会 大蔵委員会 第43号(1951/03/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 深澤君の質問の中で、タバコの品質を向上させるために、いわゆる米葉等の輸入が現在は百万キロぐらいであるが、今度は四百万キロくらいに増加しなければならぬ、こういうお話であつたのですが、そこで私ひとつお伺いしたいのでございますけれども、日本のタバコの品質を向上させるために、単に米葉を輸入することだけを考えておられるのか。根本的に日本において耕作するところのタバコの品質を向上させるためには、どういう手段を――あるいはアメリカにおいてりつぱな葉ができておるとすれば、その根本的な種子等を輸入するとか、あるいはその耕作方法を研究するとか、そういう面について、どういうような耕作者に対する御指導をな……

第10回国会 大蔵委員会 第44号(1951/03/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 議事進行。今大体開発銀行法の審議に入られておるわけでございますが、結局本国会も休会を前にいたしまして、非常に議案が輻輳しておるので、これを早く協力して上げてもらいたいというようなことも、議運等におきましてはたびたび問題にされ、協力を要請されておるわけであります。そこで私委員長にひとつお伺いいたしたいのは、そういうような場合にでき得るだけ早く審議を了して、議案を上げるということについては、われわれは反対ではないわけでありますが、しかしわれわれ不可能でかなわぬのは、本大蔵委員会におきまして、たとえば農林中央金庫法の一部を改正する法律案、これは夏堀源三郎外四十七名という各党各派によつて、……

第10回国会 大蔵委員会 第45号(1951/03/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表いたしまして、本案に反対するものであります。  その第一点を申し上げますならば、わが国の現在の食糧は全体において二割不足しておるということから、この二割は外国から援助をするのだというので、われわれは完全に日本の自主権というものを、この一点において非常にはばまれておるのであります。御承知のように、この食糧輸入にあたりまして、いろいろな形で高い金で外国食糧を買い、そしてこれが援助の形で、あるいは見返り資金として積み立てられたりして、いろいろな面影いて日本の完全自立というものがはばまれておるのであります。そこで問題は、この現状をいかにして打開するかということは、日本に……

第10回国会 大蔵委員会 第46号(1951/03/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 ただいま質問がありました復興金融金庫に対する問題で、はつきりしない点をひとつ質問いたしたいと思います。先般いただきました中で、復興金融金庫の中に、石炭に対しましては三百四十五億円というようなものがまだ残つておる。これは長期資金として貸されて、一体石炭のどういう面にこれを出されておるか、そういう点をひとつ詳細に承りたいのであります。そうしないと、今度の開発銀行にこれを引継ぐといたしましても、いろいろ資金面で支障を来すと考えますので、そういう点を詳細に一応承りたい。大体いつごろ回収できる見通しがあるかどうか。石炭の面についてどういう方面にお貸しになつたか。

第10回国会 大蔵委員会 第47号(1951/03/31、24期、日本共産党)

○竹村委員 提案者にお伺いいたしたいのでありますが、現行の税務代理士という名前を、税理士とかえられたその根本的な理由から承りたいのであります。
【次の発言】 民主的にするというので、名前までかえられたという考え方に対しては同感でございますけれども、その民主的にされた内容についてお伺いしたいのであります。
【次の発言】 それは民主的な答弁になつておらぬでしよう。あなたは民主的と言われますけれども、単に資格とかなんとかいうことが問題でなしに、その能力を備えているものを十分活用して、たとえば税に対する業務におきましても、国民の中でその能力のあるものに代理を行わしても何もさしつかえない。これが民主的な……

第10回国会 大蔵委員会 第55号(1951/05/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほどの深澤君の質問で大体明らかになつた点でありますけれども、提案者の山本君の説明によりますと、欧米にもこういう制度がある。従つて日本においてもこういう制度をつくる。そうして投資家の利益を保護してやる。そうして産業資金を調達する。大体目的はわかつておるわけでありますが、日本の現在の投資家の利益を保護することになれば、やはり現在のいろいろな政策から考えまして、これは大企業の面は一応安定性はあると一般に考えられておるわけであります。従つてそういうものに投資が集中して参りますと、さなきだに日本の中小工業、そういうものの資金が今枯渇しておるわけであります。従つてそれが少くとも一般大衆の五千……

第10回国会 大蔵委員会 第56号(1951/05/26、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は本案に対しまして、日本共産党を代表して、希望的条件をつけて賛成するものであります。  その条件の一つを申し上げますと、この漁業権者のうち、不在地主的に漁業権だけを持つておつて、その権利の金をとるというようなものに対する減税という点には、われわれ同意しないのでありますが、実際に業をやつている小さい部面、たとえば七〇%に当る部面に対する減税にはわれわれ賛成でありまして、そういう意味で賛成するわけであります。  なおつけ加えて申し上げておきたいのは、先ほど田中委員からもいろいろ質問がありました退職所得者に対する減税の問題であります。こういう権利者に対する減税措置が講ぜられる場合には、……

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方も、大体質問者は現在風早八十二君ということで、もちろん時間を引延ばすというような考えじやなくやるようにまとめておるわけですが、あまりこつちのかつてな希望を申し上げてもどうかと思いますので、少くとも三十分はいただきたい。

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/18、24期、日本共産党)

○竹村委員 この問題に入る前提として、この間岡崎官房長官が梨木君に、大体この講和の調印に対しては軍事協定の問題もともに調印するのだという意見がありましたが、本日の政府の声明等を見ますと、それと違つたようなことが出ておりますので、その内容を聞くために官房長官の出席を求めてあります。
【次の発言】 それでは議長さんがおいでになつておりますから、議長さんに伺つておきたいことが一つあります。
【次の発言】 そうです。―先般の岡崎官房長官の言葉では、先ほど申し上げたように、軍事協定もともに調印して来るのだということをはつきり答弁されております。そういたしますと、それは日本の新しい憲法によるところの戦争放……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/08、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は、日米安全保障條約の行政協定が不明だという政府の御意見でありますので、その内容がわかつて審議する場合には、少くとも四十日では不足である。従つて、まあ六十日くらいは必要じやないかと思います。
【次の発言】 それから一番初めに、「国内態勢を整備して調印国の信頼と期待に応えることが必要であります。」こうなつておりますが、平和條約ということから考えて、調印国だけやつて、あとはけんかしてもいいんだというような印象を與えることはどうかと思うのです。
【次の発言】 最近非常に海外に行く議員が多くなつていまして、何かというと行くことになつているのですが、この問題については、国民の中にも、国力の……

第11回国会 農林委員会 第1号(1951/09/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 輸出課長にひとつお伺いいたしておきたいのですが、大体アメリカから輸入されておりますところの大豆の価格は、一体どのくらいで輸入されておるのですか。
【次の発言】 そうして今度、たとえば井上君の質問によりますと、西独へ二千トンというふうな大豆油を輸出されるということでございますが、この輸出の価格は一体どれくらいでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、さつきどなたかの説明で聞いたのですが、たとえば戦前中国からの大豆を輸入いたしまして、これで油を製造すると相当含油量が高いし、アメリカから現在の状態で輸入しているやつは含油量が非常に少いということでございますが、それでは先ほど申されま……

第12回国会 農林委員会 第1号(1951/10/17、24期、日本共産党)

○竹村委員 この際お伺いいたします。実はこの台風に対して、一体政府はどういうような対策を持つておるかというような点を、農林大臣等に聞きたいのですが、農林大臣はお見えになりませんか。
【次の発言】 それでは農地局の方に一応お伺いいたします。こういう台風に対して、一体どういうふうな対策を農地局としては持つておるか。それだけ一応聞いておいて、また次会に大臣が来られたときに聞きたいと思います。大体どういう対策を持つておるかという点を、わかつておる範囲で聞きたい。
【次の発言】 預金部資金の放出等を考えておられるのですが、それでは現在起つた台風に対して、一体どれだけの預金部資金を放出される予定であります……

第12回国会 農林委員会 第4号(1951/10/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はまず最初に米麦の統制の点でお聞きしたいのでございますが、先ほどから小林君並びに井上君と大臣との議論を聞いておりますと、あなたの方では米麦の統制を撤廃して一切自由販売にするのだというような宣伝をされておりまして、しかもこの宣伝の中に、自由販売をすることによつて、農家を保護し、あるいは消費者にも迷惑をかけないよ一な方針を打出すのだというようなことを常々言われておるわけでありますが、しかし今臨いておりますと、たとえば米麦の統制を撤廃して自由販売をした結果において、米の消費者価格を一升九十円あまりで抑えるというふうに井上君に答弁されたのでありますが、私は今政府のお考えになつておる米麦の……

第12回国会 農林委員会 第5号(1951/10/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 先般主食の統制の問題につきまして、残つている点をお尋ねいたしたいと思います。  それは先般も少し触れましたが、本年度の供出米として二千五百万石をおとりになる、こういうことを知事会議において協議するのだ、こういうふうに言われておりますけれども、政府としてはほぼそういうふうに決定された。そこで本年度のいろいろな点から考えましても、二千五百万石ということになりますると相当過重になると思うのであります。そこで問題は、一方において自由販売を計画されている以上、農民に対しましても、少くとも農民の必要とするいわゆる保有米、つまり食糧というものは、あげて米を中心としてその食糧を残さなければならない……

第12回国会 農林委員会 第7号(1951/11/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 私がお伺いしておきたいのは、大体現在まで農協の再建整備で利子補給を行うことを決定した協同組合連合会の数、それから単協でこれにかかつた数、それからそういう赤字があつて利子補給を受けたいが、払込みが非常に困難で遺憾ながらこの利子補給を受けることができないとされる組合が、一体全国にどのくらいあるかという点であります。
【次の発言】 大体払込みができないのでこういう制度に依頼して利子補給が願えないような組合の調査が、もしわかつておりましたならば伺いたい。
【次の発言】 それではひとつ島村政務次官にお伺いいたしたいのでございます。確定的ではないけれども、現在予定されております県連合会百五十三……

第12回国会 農林委員会 第8号(1951/11/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表して本法案に若干の意見を付して賛成するものであります。先ほどいろいろ問題になつておりますが、協同組合に対しますところの政府の対策は、先般私がこの問題について島村政務次官にお伺いをいたしましたところが、根本的な対策は政府にない。ただ国民の税金を一応協同組合の再建をはかるために、利子補給の道を講じたにすぎない。こういうような結果が現われておるわけであります。由来現在の協同組合にこういうような形の再建整備だけを行うことについては、決して民主的な正しい協同組合の発展はあり得ないと私たちは考えておるのであります。協同組合の発展は、その根底をなすところのいわゆる日本の農業政……

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/15、24期、日本共産党)

○竹村委員 この法案は繭糸価安定法案という意味で出て参つたのでありますが、これが出される前の新聞等にいろいろ伝えられた状態から見ますと、これは糸価安定法案として出される御予定のように思いました。先ほどいろいろ各委員の質問にもあつたように、繭価にいろいろしわ寄せが起るという懸念が強いので、何とか一応養蚕農家の納得の行くような形をつくりたいという考え方から、とつてつけたような繭糸価安定法案となつたような感じを、本法案を見ていると受けるんですが、ここでまずこの法案を出された基本的な考え方を大臣に伺つておきたいのであります。これはたとえば世界の絹業会議等において日本の糸価安定を希望するといういろいろな……

第12回国会 農林委員会 第11号(1951/11/16、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は高田さんにお伺いしたいと思います。上値を押えるという御意見でございますが、その根底をなすもの、たとえばこの法案の最もねらつている繭糸価の安定ということは、繭糸業、たとえば養蚕家あるいは製糸葉者の安定した経営ができるというところに、根本が置かれなければならぬと私は考えておるわけであります。この法案は一応そういうねらいをしているように見えるのでありますが、実際はそうではないわけで、先ほどからの議論によりましても、どうもその点がはつきりしていないようです。そこで私のお伺いしたいのは、つまり最低値をどこに置くか。しかも上値を押えて行く場合には、根本的には少くとも養蚕家の再生産を償う、し……

第12回国会 農林委員会 第12号(1951/11/17、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は共産党を代表いたしまして、本法案に反対するものであります。  その理由を二、三申し上げたいと思うのでありますが、まず第一に繭糸価格安定法案と銘打たれた以上は、少くともその法律の精神がほんとうに繭糸価格を安定するという前提と内容を具備しなければならないと私は思うのでございます。しかしながら遺憾ながらその点がはつきりしていない。というのは先般来の政府に対するいろいろの質疑、あるいはまた参考人等の意見を聞きましたならば、まず第一にわれわれは、第五国会等において決議された意見においてこれが生れたと言われておりますけれども、しかし今日に至つて生れたこの法案の内容というものが、それとはおお……

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/12、24期、日本共産党)

○竹村奈良一君 たとえば遺家族援護の問題を取扱うというような特別委員会を置くというのですが、そうすると厚生委員会で取扱うべきものを、また別の特別委員会をつくるということになるわけですか。
【次の発言】 職責を侵すわけではないというが、そうすると、厚生委員会所管のものを海外同胞引揚委員会にもかけて、両方でやるということですか。
【次の発言】 わかりましたが、私の方は遺家族援護の問題については反対ではないのです。しかしそれは厚生委会との関係から考えて、われわれの考えでは、厚生委員会で当然やるべきだという考えを持つております。従つてそうなりますと、大体海外同胞引揚問題については、先ほどから問題になつ……

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は第二条についてちよつと伺つておきたいのでありますが、国会議員は別として、国会職員の休職の場合の給与は、一般官庁職員の休職の場合と開きがあるように思うのですが、その点はどうですか。
【次の発言】 私の方も、先ほどから田中君並びに土井君からいろいろ言われておりますような理由から、反対いたしたいと思います。
【次の発言】 私の方は、元来公益事業委員会が設置されるときに、それは国民の公益面を守り得るような委員会になり得ないというような点で、まずこの設置について積極的に反対して来たのであります。ところがその後公益事業委員会が発足いたしまして、進められて来た問題を見ますと、先ほど官房長官か……

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/26、24期、日本共産党)

○竹村奈良一君 私の方の意見を申し上げますと……。

第13回国会 議院運営委員会 第60号(1952/06/14、24期、日本共産党)

○竹村奈良一君 私の方は、本日やらすべきであると思います。
【次の発言】 私の方は、委員会で十分やるとかなんとか言いますけれども、大きな外交的な問題もある以上、やはり本会議でやるべきであると思う。
【次の発言】 修正に対する態度は、私どもは留保しておきます。
【次の発言】 委員を四名程度にされるということでございますが、小委員会にしても、四名程度だと――これは委員長を含んでおるのですか。
【次の発言】 私は、国会法の改正というのは重要な問題でございますし……(「小委員会じやないか」と呼ぶ者あり)一応小委員会にいたしましても、大体各党一人ずつくらいは入れるべきがほんとうではないかと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/17、24期、日本共産党)

○竹村奈良一君 私どもも参議院の回付案に対しては反対です。
【次の発言】 今散発的とかなんとか言われたけれども、ともかくこういう不信任決議案というようなものの取扱いは、早急に取上げてもらいたいと思うので、従つて本日上程せられんことを希望いたします。
【次の発言】 この問題については、庶務小委員会に林君も出ておりますが、私どもとそいろいろ疑緊あるのです。しかし、こういう質問をきようやるのですか。
【次の発言】 私どもの方は、海外同胞引揚促進並びに留守家族援護に関する決議案、これは反対で、苅田アサノ君が反対討論をやります。その次の決議案には賛成です。  それから回付案に対しては、どちらも反対です。

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/18、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方は反対です。
【次の発言】 これについては、わが党においても大体賛成ですが、賛成討論として、一応江崎君にやらせていただきたい。
【次の発言】 質問をしたいのですが、国会職員法等の一部を改正する法律案について伺つておきたいことは、職員組合ができました場合に、いわゆる他官庁の組合では、全官公とか、そういうところに加入する自由があるわけです。そこで、この職員組合ができたら、ほかの全国的な労働組合に加入していいのかどうか、それをお聞きしたい。
【次の発言】 次に、院内におります臨時職員の取扱いの問題ですが、これは国会が閉会になりますと、即日あすからそのまま首を切られることになる。こう……

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/06/19、24期、日本共産党)

○竹村委員 今の航空機製造法案に対しましては、私のほうから横田君が反対討論をいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/06/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 聞いておりますと、大体委員長は、衆議院から送付した案件が参議院に相当ある、しかもこれが解決されることを希望するから、従つて会期延長をしなければならぬ、こういう御意見であります。そうなれば、問題はやはり参議院が案件を議了でき得る日数というものは、おのずから参議院がまず先にきめるべきです。従つて、それからこちらへ申し込まれるのでなければ、議論することができない。なぜなら、向うでは何日間において、たとえば一週間か十日か二十日か知りませんが、案件を議了する日数をきめるのは、こちらの方じやなしに、向うがきめる。従つて向うがきめて、それから申し込まるべきものであつて、こちらから先に一週間で議了……

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方から出ております田代君ですが、これは反対の場合はおのおの立場が違つて、反対の趣旨が違うのですから、反対討論だけは私の方からやらしていただきたい。

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方の共産党の立場をはつきりいたします。というのは、先般の会期延長に対しましても、わが党は反対したわけであります。そのときに、反対の理由を本会議等で表明いたしたいと思いましたが、討論の打切りで、私の方は表明できなかつたので、ここではつきりいたしておきたい。今日議会制度が問題にされて、しかも帝国議会が民主国会にかわつたということは、少くとも国会の権威を高めるために、また少くとも民主国会である以上、国民の要望するものを実現して行く、しかも国民の生活の安定と向上のための法案を出して行く、これが本質であると思う。ところで現在参議院で問題になつております破壊活動防止法一つとつてみましても、……

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/06/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 その報告をされるとするならば、われわれは特に委員長報告に対して質疑をいたしたいと思います。
【次の発言】 私は行政監察委員会の理事会に昨日出まして、そこでわが党の意見もいろいろ申し上げたのであります。御承知の通り、私の方は行政監察委員会の正式な理事ではないのでありまして、オブザーヴアーとして出席いたしておるのであります。そこで実は疑義があることを申し上げ、こういうことを直してもらいたいと申し上げたのでありますが、質疑があれば、報告の際質疑をしてもらつたらいいというような理事会の話でございましたから、これはやはりやらしてもらいたいと思います

第13回国会 議院運営委員会 第72号(1952/07/04、24期、日本共産党)

○竹村委員 私の方は、田中堯平君を一応予定しますが、都合によつて変更するかもしれません。一応それだけ御通知いたします。

第13回国会 行政監察特別委員会 第3号(1952/01/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 あなたの管内で大体現在まで預託された件数は、全体でどれだけあるか。そしてまた現在預託中のものは何件あるか。大体の件数を聞かしていただきたい。
【次の発言】 それではもう一つ伺つておきたいのですが、件数は別として、他の国有財産で預託しておるものがあるかないか。これを……。
【次の発言】 現在は預託したものはほとんどないと考えるけれども、しかし従来はあつた、こういうことですが、そこで私聞きたいのは、大体無償で預託するという場合があつた。またその預託をする場合において、先ほどからあなたの話を聞いておりますと、その都度本省に申請して、本省から預託してもいいという認可をもらつて、無償預託しい……

第13回国会 行政監察特別委員会 第4号(1952/01/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 一つだけ聞いておきたいのですが、あなたと、調達庁の栗本氏との関係は、ただの官庁とあなたとの関係だけ以外にいろいろ交渉があるかどうか、全然そういう事実はないのか、その点を……。
【次の発言】 もう一点聞いておきたいのですが、先ほどから各委員の質問で、たとえば契約をする場合において、あなたは入札であつたとか、あるいはまたそうでなかつたような、はつきりしないのでございますが、この契約というのは、入札で契約をされたのか、この点をはつきりしておきたい。
【次の発言】 この起重機を宇部に回航されるときに、司令部との話合いでやつた、こういう証言でございますが、この起重機というものは大体四建との話……

第13回国会 行政監察特別委員会 第5号(1952/02/01、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず第一にお伺いいたしたいのは、第四港湾建設部という、ここの仕事の内容でございますが、一体どういうことをおやりになつておるのでありますか。
【次の発言】 私はなぜこういうことを聞くかというと、どうもおかしいのですが、そうしますと、その仕事をされる指示は、やはり運輸省からそういう指示があつておやりになつておるのか、あるいは先ほどからたびたび質問の中に出て参るわけでございますが、連合軍からの非常に強硬ないろいろな指示があつたということを常々証言されているわけでありますので、その仕事のうちに連合軍から指示されてやつておられることが、これ以外の仕事であつたのでありますか。

第13回国会 行政監察特別委員会 第6号(1952/02/12、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は一点だけ伺つておきたいのですが、あなたは昭和二十四年から、二十五年、二十六年、この間にあなた個人のいわゆる所得総額を税務署にどれだけ申告されましたか。
【次の発言】 二十二年、三年はどうですか。
【次の発言】 それでは一千五十万円を、大森さんの質問から行くと、あなたは貸したと私は見るのですが、その貸した金はどこから出たのですか。
【次の発言】 そういたしますと、いろいろ関係した会社からあなたに上つて来て、それを貸した。それで所得はないのですか。
【次の発言】 少くとも千五十万円という厖大な金――現在ではそう大したことはないが、二十二年、二十三年といえば、相当厖大な金だと私は思う……

第13回国会 行政監察特別委員会 第7号(1952/02/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 一点だけお伺いいたしておきたいのです。たとえばこういうような財団法人による社会事業団体に対するあなたの方の監督関係は、大体各府県の知事に委任されて、そうして年に一回の書類によつてその適否を判断しておるというお話でございましたが、おそらく全国においてこれに類するような事業を行う社会事業団体というものがずいぶんあるのではないかと考える。というのは、現実に東京都の政府のおひざもとにおいて、こういう奇怪しごくな社会事業団体が公然のさばつて事業をやつているという事実から考えて、私はあると思うのですが、これに対してあなたは、いやそうでない、あの年に一回の書類だけで見ておつても、そういうことはお……

第13回国会 行政監察特別委員会 第9号(1952/02/15、24期、日本共産党)

○竹村委員 私ひとつ伺いたいことは、先ほどの委員長の質問に対して、いわゆる払下げ価格の問題について、あなたは大体これの価格の決定、相続税の基準は専門人としての日本不動産の杉浦さんに頼んだ、こう言つておられるのですが、あなたの財務局管内で国有財産あるいはその他管理しておられるものを処分される場合に、日本不動産に払い下げた不動産その他はどのくらいありますか。ありませんか。あるでしよう。
【次の発言】 あなたの方は、たとえば土地建物等を払い下げる場合に直接そこに住んでいる人に払い下げておられることもありましようが、大部分は日本不動産か、あるいはその他何か知りませんが、こういう土地建物の会社に払い下げ……

第13回国会 行政監察特別委員会 第10号(1952/02/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 それでは私はひとつお聞きしたいのですが、この報告書の文面は、今いただいて大体見ただけです。そこで問題は、この報告書の冒頭にも書かれてありますが、一番問題の中心は、もしこの報告書に現われておるように、たとえば北海道における自由労働者が石炭をよこせとか、あるいはまた賃金を三百円にしろとか、こういう要求がなされたことが直接的な原因のごとくここに書かれておるが、そうするならば、もし調査員の諸君が真剣にこの調査をするというのであつたならば、その当事者であるところの自由労働者の諸君と直接会見して、そうして十分調査をなされ、そのことがこの報告書の中に出ていなければならないはずであります。ところが……

第13回国会 行政監察特別委員会 第11号(1952/02/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 私一点伺つておきたいのですが、警視庁の管轄下に、いわゆるアメリカ軍を相手にしておる通常パンパンといいますか、こういう人たちが一体何人くらいある見込みですか。
【次の発言】 こういう人たちに対しては、一体どういうような方法で取締るか――というとおかしいのですが、どういう形でやつておられるか。もう全然放任されておりますか。
【次の発言】 もう一点だけ聞いておきたいのです。たとえばそういう形でやつておられるが、われわれの聞いておるところでは、その間に子供を生んだ人たちが、いわゆるあいのこと言われておるのですが、大体相当な数に上つておる。しかも子供をかかえて困窮しておる人があるのですが、こ……

第13回国会 行政監察特別委員会 第15号(1952/03/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 さつき委員長の質問で、搭載物資とは、いわゆる船が進水した当時の姿、それ以後に積んだものが搭載物資だ、こういう証言だつたのですが、それで聞きたいのは、この陸奥というような軍艦が進水するときには、大砲とか、そういうものを積んでおりませんか。
【次の発言】 それではその許可をもらつたときに、あらかじめそういうものは引揚げてもいいんだという解釈であつたと考えられますか。
【次の発言】 ちよつとわかりませんが、もう一ぺん言つてください。
【次の発言】 そういたしますと、これを極東海軍から許可をもらつて、そして結局最後には県の許可をもらつたということになつておりますが、その許可の中には、あらか……

第13回国会 行政監察特別委員会 第16号(1952/03/28、24期、日本共産党)

○竹村委員 建設省が山口県に監督を委任して、そして監督の経費を出しておるというような、委員長に対する答えであつたのでありますが、そこで私のお聞きしたいのは、国が監督の経費を出して県に監督を移管して、それでその後引揚げが行われた都度、監督を委任したところの山口県から建設省に対して、引揚げの経過等は一体どういう形で報告されておるのでありますか、まずその点を聞きたい。
【次の発言】 それでは毎月引揚げ品目の経過等を建設省に報告さしておる。そういたしますと、この引揚げた中には、先ほど佐竹委員の質問にもあつたのですが、たとえば発電機とか、スクリユーとか、あるいはタービン、シヤフト、こういうようなものがず……

第13回国会 行政監察特別委員会 第18号(1952/04/21、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はこの第三章の結論のうちに、入れてもらいたい意見を披瀝いたしたいと思います。それはこの結論の前に、原因として「敗戦後の経済不安と植民地化によつて、内外独占資本による収奪の強化は国民生活の破壊にある、」こういう点を二項入れてもらわなければ、この原因としていろいろありますけれども、従来の証人に対する委員の質問の中のいろいろな形における根本原因が、明らかにされないと思うのであります。その理由はくどくどしく申しませんが、ぜひこれを入れていただきたいということを修正案として提出いたします。
【次の発言】 それでは委員長の注意通り、私は具体的な点について聞きますか、たとえばここに立命館大学反……

第13回国会 行政監察特別委員会 第19号(1952/04/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はまずお伺いいたしたいのは、特審局の法律で規定された職務の種類は一体何と何であるか、それをひとつ先に伺いたい。
【次の発言】 それでは中国地方におきますいわゆる国家主義的団体というようなものの調査において今までそういう団体が、中国地方の管内において一体何団体があつて、その構成は一体どうなつておるかというような点を、この際私は特にいろいろ治案対策の面からまた行政的な面からも伺つておきたい。
【次の発言】 それでは中国地方におきましては、たとえば再軍備をしなければならないというような運動をしておる団体が私はあると考えておるのでございますが、また二、三聞いてもおるのでございますが、そう……

第13回国会 行政監察特別委員会 第21号(1952/04/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 お伺いいたしたいのは、警視庁管内で今まで政令三百二十五号あるいは団体等規正令違反あるいは公務執行妨害や暴行傷害によつて検挙された人員は、一体どれくらいありますか。
【次の発言】 何人ということがはつきりおわかりにならなかつたらもう一度伺いたいのでございますが、相当数に上る人間が検挙されていることは事実でございますか。
【次の発言】 そういたしますと先ほどから委員の質問に対しまして、現行法においてはそういう取締りは不可能だと言つておられますが、事実検挙されておる、この事実から見まして、どういう点が不完全であり、どういう点が不可能であるか。

第13回国会 行政監察特別委員会 第23号(1952/05/16、24期、日本共産党)

○竹村委員 簡單にお伺い申しますが、先ほど証人は、メーデーを政治的目的に利用されるということはいけない、こういうような証言をされたと思いますが、あるいは私の何か聞き間違いかもしれません。しかしメーデーの決議を見ておりますと、この決議に掲げられたものには、いわゆる日本の労働者が一応要求する政治的な目標というものがはつきり出ておるわけです。御承知のように、たとえば再軍備反対、民族の独立を守れ、これは一々読みませんが、その他には破壊活動防止法反対、あるいは言論、集会、出版、結社の自由を守れ、あるいはまた全面講和の推進、行政協定の破棄、しかもその次には平和憲法を守れ、吉田反動内閣を倒せ、とはつきりメー……

第13回国会 行政監察特別委員会 第24号(1952/05/17、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほど田渕君の質問に対して、たとえば破防法が成立した場合、いわゆる破壊活動に関係するがごとき情報を収集するという証言であつたのですが、もつと具体的に聞きますと、それでは現在の特審局の情報收集の範囲をもつて擴大する、こういうことになるのでありますか。
【次の発言】 それではもう一つ聞いておきますが、先ほど田淵君の質問に対して、特審局の情報収集のまずさはもちろん局員の能力が欠けておる、それからまたもう一つは制度上にも相当欠陷がある、だからこれを改正したいという話があつたのです。そこであなたがいろいろな情報を収集しておられるが、特審局としては、そういういろいろの制度の改正やあるいは単なる……

第13回国会 農林委員会 第4号(1952/01/31、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は、先ほどより同僚委員からいろいろ問題を出されておりますので、大体重複しない形においてお伺いしたいと思いますが、まず昨日農林大臣の方針を承つておりますと、政府は食糧の総合的需給関係というものを第一点に取上げられまして、そしてこれに重点を置いておるということになつておるわけであります。しかも政府のいわくには、食糧増産のために特に総額四百億円に及ぶ食糧増産費を組んでおる。こういうふうに言つておられるわけでありますけれども、その内容を見て参りますと、詳しい数字の面につきましては後日また別にお伺いいたしますが、総合的に考えますと、たとえば土地改良、そういうものに対して二百十六億、あるいは……

第13回国会 農林委員会 第5号(1952/02/01、24期、日本共産党)

○竹村委員 超過供出量を各県が納得した場合に、その超過供出量に対するいわゆる報奨金と申しますか、奨励金と申しますか、そういうものは石幾らぐらいを予定されておるのでございますか。
【次の発言】 二千円ですか。
【次の発言】 そういたしますと、この最初の割当を完遂したものには、市町村を単位としてその完遂した町村に対して、まず最初はいわゆる割当量の一割に相当するものに一千円を集荷委託費の形で出されるわけですね。その後においてこの割当量を完遂した以上に、いわゆる飯米を切つて供出した者には石二千円行くのですか。
【次の発言】 そこで伺つておきたいのは、その場合それはあくまで個人対象であるべきはずだと思い……

第13回国会 農林委員会 第7号(1952/02/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 私もこの問題についてお聞きしておきたいと思うのであります。私は先ほどからの各委員の質問を聞いておりまして、どうも奇異に感ずることが一つあるわけであります。というのは、私は重複を避けて先の委員の質問したことを抜きにして質問いたしますが、たとえばわれわれが調査したところによりますと、全国にあいてそういう演習地あるいは軍の使用地、あるいはその他でつぶれた土地というのは、先ほど井上君も申しましたように、実に厖大に上つておるのですが、先ほどからの質問によりますと、まだ予定地がはつきりしないとか、あるいはその反別町数等につきましては、実は政府の方から詳細に言つておられないわけです。たびたびわれ……

第13回国会 農林委員会 第8号(1952/02/13、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はこれが廃止されることには異議がないのでありますが、政府に伺つておきたいことは、この肥料配給公団の清算がまだ完了していないから罰則規定が残るわけですが、その清算はいつごろ終りますか。

第13回国会 農林委員会 第9号(1952/02/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は井上委員がいろいろ米合い率の引下げの問題について質問されましたので、この点は拔きますが、そこで私が大臣からの答弁を何つておりますと、大体内地米の米食い率を引下げないというその根拠は、結局現在政府が各員をまわつて督励をされておりますところの、いわゆる匿名等による超過供出に大きな期待をかけておられると思うのです。従つてこの問題がもし政府の予定するがごときことが行われないとするならば、当然内地米の米食い率というものは引下げなければならぬ。それは結局労務加配米あるいは農家の還元米、転落農家に対する還元米というものが引下げられるということになると思うのです。そこで問題は、この超過供出が円……

第13回国会 農林委員会 第10号(1952/02/22、24期、日本共産党)

○竹村委員 私のお伺いいたしたいことは、今度政府は麦を直接統制から間接統制に切りかえられ、そうしてしかも輸入麦等を通じて内地の麦価を操作するというような観点に立つておられると思いますので、ここで私のお伺しておきたいのは、大体麦類の国内における推定消費量と申しますか、これは従来一箇月二十五万トンを必要とすると政府は算定をしておるわけでございますが、しかし最近のクーポン制やその他による買取り自体から考えまして、現在もやはり二十五万トンを必要とするのかどうか。一箇月のいわゆる推定消費量というものは、どれだけの額を要するのかということを一点お伺いしたいのと、それからもう一つは、大体資料によりまして、輸……

第13回国会 農林委員会 第11号(1952/02/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は外務政務次官に伺いたい。昨日調印されたと言われる行政協定の第二條は、われわれは農民にとつては重要な條項であると考えるわけです。つまり「安全保障條約第一條に掲げる目的の遂行に必要な施設及び区域」とあり、「「施設及び区域」には、当該施設及び区域の運営に必要な現存の設備、備品及び定着物を含む。」とあつて、この第二條の一項には一番重要な問題が含まれているわけであります。ところが今の平野委員の質問に対しては、こういう実際上の取上げという問題については、日米合同委員会に譲ることになるという御答弁であります。しかし先般本委員会においては、農地及び開拓地は原則としては取上げないということになつ……

第13回国会 農林委員会 第15号(1952/03/19、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は大体坂本氏の提案された、その意図するところについては一応わかるのでありますが、しかし私がはつきりしておきたいことは、この決議は先般の農林委員会で行いました決議と原則的な点において相当矛盾しているのではないかと考えます。というのは、かつて前の農林委員会で満場一致決議しましたのは、基地あるいは駐留軍の用に供するため、あるいは警察予備隊等に使う場合には少くとも原則としては開拓地あるいは農地等を使用しない、万やむを得ない場合という條件がついているわけです。ところがこの決議を今拝見いたしますと、大体もうやむを得ないのだ、従つて一応前の原則は撤回するような考えが含まれていると思うのでありま……

第13回国会 農林委員会 第16号(1952/03/20、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず私がお伺いいたしたいのは、この統制会社は昭和十六年に成立して昭和二十一年三月で解散になつた。この統制会社は戦時中に設立されたものでありますが、この統制機関が、現在ここに問題になつておる一億六十五万五千円という剰余金を生んだ。その経路、つまりこの剰余金を生んだ原因はどこにあつたか。もちろんここには一応糸価の低落等の危険負担をするために特別に積み立てたものであるといわれておりますが、その特別に積み立てた金を出した基礎は一体どこにあつたか、この点を承りたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、これは大体輸出業者、それから特別に統制会社を通らない輸出業者、並びに製糸業者等がこれ……

第13回国会 農林委員会 第17号(1952/03/25、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表いたしまして、ただいま提案された法案に反対の意見を申し述べる次第であります。  第一点といたしましては、この統制機関が剰余金を生んだのは、本委員会における政府側からの答弁によつて、輸出業者がいわゆる統制会社に寄付を集めて繰入れた金とか、あるいはその他の利益をもつて構成されておるのでありますが、その根本をわれわれが考えますと、まずこれは戦時中におけるところの統制会社が、第一に生糸を輸出するという場合、あるいはその他の方法によつて得た利潤である。それからこういう積立金が生れた原因は、やはりその根本は養蚕家であります。いわゆる繭をつくる人々の買上げ価格等が統制によつて……

第13回国会 農林委員会 第18号(1952/03/26、24期、日本共産党)

○竹村委員 林野庁長官にこの際お伺いしておきたいのであります。それは大体国有林野の問題でありますが、国有林がいろいろの形において全国各地至るところで払下げの要求があり、またこれに対する払下げ等がなされておるようでありますが、この払下げの方針について、どういう形で払下げをするのかという点を、この際明らかにしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは伺つておきたいのですが、たとえば部落に委託されておるいわゆる委託林というようなものは、大体払下げの対象になるのですか。
【次の発言】 そこで大体部落委託林というものが市町村に払下げられる。その場合にあなたの方の指導といいますか、大体の方針……

第13回国会 農林委員会 第21号(1952/04/02、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず私は、提案者にお伺いいたしたいのでございます。この措置法の第二條でございますが、第二條で、急傾斜地帶を定めるのに、政令に委任しておるわけでありますが、そこで「政令で定める基準以上」こう法文の中にあるが、この急傾斜地帶を定める基準は一体どういうところに置こうとするのか。單に政令に一切を委任してしまつて、その点を明らかにされておかないと困ると思いますので、一体その基準というものは、どういうところをもつて基準とするのか、その定める基準の基礎をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 大体急傾斜地帯を二十度の傾斜地帶ということを基準として定める、この点は明らかになつたのでありますが、そ……

第13回国会 農林委員会 第22号(1952/04/03、24期、日本共産党)

○竹村委員 私この際提案者に事態を明らかにしていただきたいために、一点だけ伺つておきたいのでございます。いわゆる急傾斜地帶の指定という点でございますが、これの指定は急傾斜地帶農業振興対策審議会で議決をするということになつておるのであります。しかし提案者としては、この急傾斜地帶を指定するのは県単位でされるのか、あるいは郡單位でされるのか、この点一点。  それからもう一つは、この次に「区域」とこうなつておるのですが、そこで私の伺いたいのは、まず郡単位くらいで地帶として指定されて、そうしてその区域はその郡内における最も急傾斜の畑を有する町村その他の必要な所を区域と指定されるということにならなければ、……

第13回国会 農林委員会 第24号(1952/04/17、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず私がお伺いいたしたいのは、各県におきますところの農業共済組合連合会の現在の赤字は、全部でどれだけあるか、それから町村の共済組合の赤字というものの御調査ができておりましたならば、全部でどれだけあるかを伺いたいと思います。
【次の発言】 その次にお伺いいたしたいのは、今度出されました基金法によりますと、大体十五億というものを連合会から出資することになるのでございますが、今日年々の災害の増大という点から考えまして最近二、三年ないしは四、五年の間には、この二十八億の不足金というものはおそらく解消しないだろう、そういう見通しは現在事実上ないだろうと思うのです。そういたしますと、この基金法……

第13回国会 農林委員会 第25号(1952/04/18、24期、日本共産党)

○竹村委員 私一、二点だけ伺つておきたいのです。たとえばこの六條には、「都道府県は、市町村、農業者の組織する団体又は指定種子生産者に対し、主要農作物の優良な種子の生産及び普及のために必要な勧告、助言及び指導を行わなければならない。」このようにこの法律では、行わなければならないと、はつきり国や市町村その他の団体に義務づけることになつているのです。それで今、井上氏の質問に答えられて、いろいろ補助のこと言われておるのでありますが、そこで問題は、国がこういう法律で団体に義務づけ、規定づけ、責任を負わす以上は、それに対する一切の費用は全部国家が負担しなければならないと私は思う。そうでないと、国が行う事業……

第13回国会 農林委員会 第26号(1952/04/23、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は食糧長官にお尋ねいたしたいと思います。この法律によりますと、これを実施するのは今度の年からになつておるのでありますが、大体従来まで戰争後ずつとこういうことが続けられて来て、毎年仮拂いを実権して、価格が決定して本拂いに移るまでの期間は、年々一体どれだけの期間があつたのでございましようか。たとえば年代別に、昭和二十一年は何箇月くらいの期間があつたというような点がわかつておりましたならば、この際詳細に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 たとえばそういうような問題につきましては、従来この価格の問題についての、その間の利子の支拂いというようなことは規定されていなかつたと思いますけれ……

第13回国会 農林委員会 第27号(1952/04/24、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はいろいろ各委員から質問をされておりますので、そういう点になるべく重複しないでお尋ねしたいと思います。  御承知のように、先ほどからの各委員の質問に対して、大臣がいろいろ言われておるように、わが国の食糧問題の一番根本的な問題は、今日世界の食糧事情を離れては考えられない問題だと思うのであります。少くとも米においては四分の一、麦においては四分の三というものを、輸入食糧によつて補おうとされておる今日の政府の政策の現状から考えまして、この世界の食糧事情を離れた麦の統制撤廃等は考えられない。従つてこういう世界の食糧事情の観点から、国内の食糧の需給とそれに対するところの対策というものが確固と……

第13回国会 農林委員会 第29号(1952/04/26、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず私のお伺いいたしたいのは、最近の米の状況であります。全国的に見ていわゆるやみ流れと言われている数量であります。これは御承知のように、供出完了後において余つた米を流しておる者もあすますし、あるいはまた今日農家が非常に追迫している関係上、いわゆる現金化するための一つの方法として自分の食糧をやみで売買している農家もあると思うのでございますが、こういう数量は全国的に見て一体どれくらいに押えておられるのか、これをひとつ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 そういう個々の家計調査等から見て相当やみ米が流れていることは事実であろうと思います。私の心配いたしますのは、今度麦がこういう形にお……

第13回国会 農林委員会 第30号(1952/04/30、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はいろいろ質問いたしたいと思いますが、今委員長からの注意もありましたので簡単にいたしたいと思います。  まず第一に、今度の修正案を見ますと、「麦ノ再生産ヲ確保スルコトヲ旨トシテ」というふうになつておるのでございますが、そこで麦の再生産を確保するための再生産費ということになりますと、私は従来本法案を通じて審議に当りましたときに、政府からの提案と比べますならば、今までの麦価格決定に対する政府の方針は根本的に違うと思うのです。従つて私がまず提案者にお聞きしたいのは、提案者の今の説明を聞いておりましても、再生産と抽象的にきめてあるけれども、その裏に重大な言えない大きなものを持つておると言……

第13回国会 農林委員会 第31号(1952/05/08、24期、日本共産党)

○竹村委員 従来の例から考えましても、こういう改正意見を申し述べることにつきましては、もちろん別に申入れなければならない場合もあるかと思うのでありますが、これは経済安定委員会にかかつておると思いますので、こういうことを申し入れる前に連合審査を申し入れるべきではないか。その結果において改めるべきものは改めるとして申し入れるのがけつこうではないか、それを省いて、いきなり委員会の案として出すのはどうかと思いますので、委員長においては至急に連合審査会を持つように申し入れをすべきであると思います。その点お諮り願いたいと思います。

第13回国会 農林委員会 第32号(1952/05/09、24期、日本共産党)

○竹村委員 大体提案理由についてのいろいろな点は足鹿委員ら質問されましたので、私がこの際聞いておきたいのは、こういうような競技法案、あるいはこういうものがいろいろな形において、たとえば競輪あるいは競馬、そこへこういうものが出て参りますと、どうも国民の中に非常なとばく的な熱、いわゆる勝負によるところのこういう気風をあふつて行くということになるわけでありますが、元来競輪そのものについても国民に非常にとばく心理を旺盛にさせ、いろいろ家庭の悲劇その他のものが問題になつて行く際であります。この目的とされるのは、一応地方財政を潤おすということになつておりますが、それ以外に、もつと根本的なそういうものを助長……

第13回国会 農林委員会 第34号(1952/05/15、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表いたしまして、ただいま提案されました畜犬競技法並びに修正案に対しまして反対の意見を申し述べるものであります。  まず日本が敗戦いたしましてから、国内における一切の風潮は、あげていわゆる植民地的な性格を露骨に現わして参つたのであります。御承知のように、敗戦後におけるいわゆるパンパンの激増、あるいはまたパチンコ、競馬、競輪、こういう種類を通じて、またそれ以外の面からいたしましても、非常にかつての植民地的な上海の様相をそのまま日本国内全国に植えつけて参つたのでありますが、この法案を通じてまた一層そういう植民地的性格を助長せんとするがごときものであるとわれわれは考えるの……

第13回国会 農林委員会 第38号(1952/05/23、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は二点だけ伺つておきたい。今度出されました、改正案によつて検査というものが、あわとかひえとか拡大されるのですが、これに対する検査手数料は一体どのくらいおとりになる考えでありますか。
【次の発言】 大体検査の手数料の額はわかりましたがそれでもう一つ伺つておきたいのは、これは今度のこの検査に関する基準というものが、農林規格によつて検査をする。それが検査の基準になる、こういうことでございますが、そこで今度追加される品目あるいはその他についてのその農林規格というものによつて全国一律に検査でき得るものであるかどうか。私の考えからいたしますならば、少くとも今日日本の生産的な諸條件によつて、で……

第13回国会 農林委員会 第39号(1952/05/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は日本共産党を代表いたしまして災害補償法の一部を改正する法律案並びにただいま提案されました千賀康治君ほか十五名提出の修正案、この修正部分を除く原案等に対して反対を表明したいと思います。  近年日本の農業災害は毎年激増しているのでございますが、この問題について、まずこの原因というものは一体何であるか。もちろん異常災害等におきましては、政府は常に天災のみを目的にいたしているのでありますが、しかしながらわれわれは今日この天災をも最小限度にとどめるところの施策がまず第一になされなければならぬと思うのであります。ところが政府はいわゆる異常災害というものを単に天災の責任に帰して、そうしてこの……

第13回国会 農林委員会 第42号(1952/06/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず私のお伺いいたしておきたいのは、この法律によりますと、営農資金を貸し付けることが目的だといわれておりますが、従来の長期資金の貸付によつて、一体貸付額の償還あるいは利子の支払い、こういうものが現在どういう状態になつておるか、この点をまず伺つておきたいのであります。
【次の発言】 これは大体貸付を終つた中から、償還というものが一応設定された額のうちの、利子は別でありますか、含むのですか。
【次の発言】 そこで私は、この貸し付けられた金というものが、政府の方では、ほんとに開拓の面に使用されておるかどうか、こういうような調査をされたことがあるかどうか。それからまた、その後貸付金をめぐつ……

第13回国会 農林委員会 第43号(1952/06/10、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず私は二、三大蔵省にお伺いいたしますが、この一部改正法案の営農資金は、大体二億一千七百万円だということですが、これに対する利率が五分五厘というように上つておるわけです。前の三分六厘五毛の利率を上げなければならぬという、どういう理由でこういう差等をつけられたか、少くともこの営農資金を必要とするのは、開拓者がいわゆる開拓地を保持して行くためには、従来の期間で長期資金がなくなる。そのために営農資金が必要だという観点から、この法案を出されておるわけでありますから、従つてたとい五年間に限つてでも、営農資金を必要だとするものには、従来と同じ利率で貸すのが当然ではないか。しかるにこれだけが五分……

第13回国会 農林委員会 第44号(1952/06/11、24期、日本共産党)

○竹村委員 まず大臣に伺いたいと思います。  農地改革を途行いたします場合におきましては、各国の歴史を見てみましても、少くともその国の民族がこの改革によつて発展べの方向をとるか、あるいはそうでない方向をとるかという岐路に立つわけでありますが、農地法というこの法案を見て参りますと、日本が敗戦によつて農地改革を連合軍の命令によつてやつて行つた。その農地改革自身が最も不徹底なものであつたのでありますけれども、それを単に弥縫的に継ぎ合わし、しかもそれだけではなしに、少くとも農村の民主化的な傾向を推進するのではないという印象を與えるがごとき改革案になつておると、私は思うのであります。まず第一に、この間も……

第13回国会 農林委員会 第45号(1952/06/12、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はまず政府の方にお聞きしたいのですが、これで大体予算は幾らぐらいございますか。それともう一つは、大体この法律が通過いたしますならば、すぐにでも実施でき得るような予想が立つておるかどうか。おそらくこういう予想が立つておると思いますが、立つておるとするならばその計画、具体的には各県に対する大体基礎的な調査等ができておるかどうか、できておるとするならばその概要をまず伺つておきたい。
【次の発言】 それから提案者にお伺いいたしますが、第三条の二号で、「その地域がおおむね密集する不良農地から成り、且つ、その地域の面積が農林大臣の定める面積以上であること。」ということになつておるわけでござい……

第13回国会 農林委員会 第47号(1952/06/17、24期、日本共産党)

○竹村委員 私は、ただいま提案されました法案並びに修正案に対しまして、共産党を代表いたしまして反対するものであります。  まず、この提出されました農地法は、政府の説明によりますと、敗戰後行われた農地改革の上に立つて、それのいろいろな條件を統合したにすぎないと言つておられる。そこでそれでは農地改革というものが、一体根本的にはどういう任務を持たなければならないか、少くとも世界各国の農地改革の歴史を見て参りましても、農地改革を行つた場合におきましては、それに基く国家の飛躍的発展をはかる、この建前からなされなければならないのでありまして、これ以外の目的、たとえば長い間隷属下に置れましたところの農民諸君……

第13回国会 農林委員会 第49号(1952/06/27、24期、日本共産党)

○竹村委員 農村における生活改善は最も必要なことでありまして、台所、かまどあるいは採光、便所、今問題になつておつた簡易水道の問題とかいろいろあるのでありますが、私が伺つておきたいのは、こういう改善をしなければならない農家というものは、全国の農家がほとんどそうだと思います。そこでこれらを理想的に改善するのには、農家一戸当り大体どれくらいの費用がいると考えておられるのか。それから全国の農家に対してそういうものをやる場合に、農家の負担はどれだけであるかをお聞きした、
【次の発言】 そうすると、農家に金がなかつたら、いかに希望してもやれないということですね。


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 内閣委員会農林委員会連合審査会 第1号(1949/05/07、24期、日本共産党)

○竹村委員 私ほかへ行つておりましたので、大体深澤君からいろいろ逐條的なお話があつたと思いますので、総体的なことをお伺いしたいと思います。  この農林省設置法というものは、おそらく農林行政の根幹をなすものであると私は考えておるのであります。從つてこれによつて農林行政というものは円滑に行くのだ、こういう農林大臣のお考えで、こういうものを出されたと私は思うのですが、農林省にとつて農林行政の一番根幹をなすところのこの設置法を、内閣委員会にまわされたという理由を承りたいということと、それからもう一つは、これによつていわゆる森農政なるものが十分やつて行けるお考えだと私は思うのですが、そういうお考えで、こ……

第5回国会 農林委員会法務委員会連合審査会 第1号(1949/05/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 三、三点お聞きしたいと思います。本法案は、問題はもちろん先ほどから指摘されておるように、法律上あるいは憲法上の問題にまで及ぶ重大な問題であります。しかし一應農業の細分化を防ぐということが主眼だ。こう言われておりますけれども、しからばこの細分化を防ぐと言われる細分化した原因というものが、均分相続によつてそういう細分化がなされたか、あるいはそうではなしに、これは日本の農業の本來的に持つておるところの弱点なるがゆえに、細分化されたと思うのですが、その点についての御見解を承りたい。
【次の発言】 今の御答弁ではつきりしたと思うのでありますけれども、そうすると細分化ということは、今政府の答弁……

第9回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/11/29、24期、日本共産党)

○竹村委員 先ほどから各業者別団体等をこしらえて、正直に申告するところの制度、しかもそういうことを国民に徹底させたい。これはごもつともだと思います。そこで私は徴收される側に立つておる立場から、ひとつお開きしたいのでございますが、もちろん国民は税金を納めます場合において申告を正直にやりたい。これは初めからうそを言つてやろうというのは一部にはあるかもしれませんけれども、全体としてはそうではない。ところが正直に現在の税法に基いて詳しく申告いたしまして、そうして課税するとするならば、生活ができ得ないような部面がある。たとえば現在出されておりまするところの改正案にいたしましても、扶養控除の例では年に一万……

第12回国会 外務委員会農林委員会連合審査会 第1号(1951/11/09、24期、日本共産党)

○竹村委員 農林大臣が来てからやりたいのですが……。
【次の発言】 安孫子長官は……。
【次の発言】 それでは安孫子長官が来てからにいたします。
【次の発言】 私ひとつお伺いしたいのは、大体この国際小麦協定に加入すべきかどうかという問題は、ほんとうから申しますと、日本農業のあり方について、政府が根本的な対策を樹立された後でなければならないと思うのであります。ところが御承知のように、最近主食の統制撤廃等で政府のいろいろな方針がぐらついているように、実際におけるところの日本の農業のあり方、今後の食糧問題に対する政府の施策がはつきりしていない。従つて、実は農林大臣にお伺いしたがつたのでありますが、御……

第12回国会 外務委員会農林委員会連合審査会 第2号(1951/11/14、24期、日本共産党)

○竹村委員 この国際連合機関に加入いたします場合に聞いておきたいのは、実はこの機関に加入いたします場合に起る問題は、今参議院で問題になつておりますが、平和條約あるいは安保條約に対して反対しておる国が入つているわけです。たとえば中国あるいはインド……
【次の発言】 こういうような国との関係は体どうなるのか。おそらく今たれかが言われたように、中国は国民政府だけを考えておられるかどうか。またインドとの関係は一体どうなるのか。この点をひとつ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 どうもこれは政治的にはあまり関係ないと言われますが、これはやはり大きな国際的な、政治的な関係があると考えるので、そういうこ……

第12回国会 内閣委員会地方行政委員会農林委員会人事委員会運輸委員会労働委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1951/11/09、24期、日本共産党)

○竹村委員 私はまず農林大臣に伺いたいのですが、先ほど来の各委員に対する答弁を聞いておりますと、たとえば農地局の府県出先の整理、あるいはその他の整理にいたしましても、ほかの官庁並にその同じ率で整理するんだ、こういう答弁がされておるわけでありますが、そういたしますと、たとえば私はこういう人員整理というものが、あなたは農林大臣で少くとも農林行政をつかさどるに必要な人員は確保する、もし不要であつたならばこれはやめる、こういう建前から、少くとも農林行政を推進する上において、自分の政策を実行する立場から、一切の整理というものをもしやられる場合においては、そういう観点からやらなければならないと私は考えるの……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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