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加藤精三 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

加藤精三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
617位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
805位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
488位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
777位
委員会発言(議会)歴代TOP500
441位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
711位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
654位

25期委員会出席(無役)TOP100
64位
26期委員会出席TOP50
50位
26期委員会発言TOP100
78位
26期委員会出席(幹部)TOP10
5位
26期委員会発言(議会)TOP50
30位
26期委員会発言(非役職)TOP100
86位
27期委員会出席TOP100
74位
27期委員会出席(無役)TOP100
92位
27期委員会発言(非役職)TOP100
98位
28期委員会出席TOP10
4位
28期委員会発言TOP100
86位
28期委員会出席(無役)TOP10
9位
28期委員会発言(非役職)TOP100
65位
28期各種会議出席TOP25
13位
28期各種会議出席(無役)TOP25
13位

このページでは加藤精三衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。加藤精三衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 地方行政委員会 第22号(1953/03/04、25期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいまの問題につきましては、なお大蔵省と地方自治庁の方で御相談を要することと思いますので、その点は政府の方で十分両者御協議の上で御回答あることを希望いたします。
【次の発言】 ただいま大蔵大臣もそう言われておりますので、政府の方でもう少しお打合せを遂げられてから、御回答いただくことにいたしたい、こう思つております。
【次の発言】 ただいま門司委員からお話のあつたような点につきましても、十分政府にお考え願いまして、そして地方財政に御理解願うように御考慮いただくことにして、〇・二五月分の給与総額、その他地方団体の赤字に関する問題の御回答を、もう少し御調査、御研究いただいて、でき……

第15回国会 地方行政委員会 第25号(1953/03/09、25期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して……。私たち消防組織法の二十四条をすなおに読みますと、非常災害の協定の場合におきましては、消防が警察を応援する場合は警察の指揮下に入るし、それから警察が消防に応援する場合は警察は消防の指揮下に入つて、相互にその相手の指揮下に入ることのように読めるのでございまして、大体そういう精神でないかと思いますけれども、先ほどの本部長の御説明では、何か、いかにも警察の方にだけ消防が入り込む、警察の指揮を受ける場合だけのようにお聞きしましたが、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 おそらく私の質問が最後になるだろうと思うのでありますが、先ほどから門司委員や西村委員から非常に……

第15回国会 地方行政委員会 第28号(1953/03/13、25期、自由党)

○加藤(精)委員 消防施設強化促進法案は、消防に関する財源の強化、国庫助成等の長年の要望がかなつたことにかんがみまして、これに伴つて生ずる法案でございますので、私といたしましては将来なお実質的な強化に対しまして、政府が十分留意することを条件といたしまして、賛成いたします。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 外務委員会 第22号(1953/07/29、26期、自由党)

○加藤(精)委員 修正可能な本条約を、不信任を食つた内閣が、その期間においてどうしても早く結ばなければならなかつた理由の要点だけお尋ねいたします。
【次の発言】 そうすると、これは修正してもよろしい、こういうことなんですね。

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/01、26期、自由党)

○加藤(精)委員 自由党を代表いたしまして、私から本決議案に対する支持の発言をいたしたいと思います。  占領行政中におきましては、必ずしも政府の意図するごとく、また党の意図するごとく行政ができなかつたことの結果といたしまして、ただいま門司委員等よりいろいろ述べられたような行政の欠陥があつたと存じますが、もはやわが国は本然の姿に立ちまして、この国家行政を確保しなければならない時期になつております。しかして国家行政の能率の上ると上らざるとは、強く地方行政に依存するものでありまして、また国家行政の民主主義化は地方行政の民主主義化より始まることは言をまたないところであります。この意味において、地方行政……

第16回国会 地方行政委員会 第5号(1953/06/23、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま大石委員から非常に御不満な御感情の表現がございましたが、その点につきましては、われわれ委員会から今回の決議の取扱いについて一任されました理事と委員長の責任であるというふうにも考えますので、そのいきさつを申し上げておきます。  長く申しませんが、委員の大部分の方が、郷里にお帰りになつた自然休会中におきまして、委員長と各派代表の理事とが一致団結して行動しました。その諸般の努力につきましては、われわれといたしましては、かなり委員会の御期待に沿うように努力したというほどまでに考えております。その一例を申し上げますれば、それは最後の委員会でございましたけれども、愛知大蔵政務次官……

第16回国会 地方行政委員会 第6号(1953/06/26、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいまの質問に関連して伺います。こういうような起債のわくと、国庫補助のわくとの関連の問題になりますが、本年度の予算の決定が、たいへん遅れましたことに関連いたしまして、北海道や東北地方等は事業期間が非常に短縮されるわけであります。気候的に十一月になりますと、降雨雪その他の関係で事業の執行がきわめて困難な実情にかんがみまして、新しく国庫補助を国の予算で決定いたしましたような、たとえば消防の関係とか、老朽学校の関係等につきましては、地方自治庁におかれまして起債の方を先にできるだけ早く決定していただいて、そうして国庫補助の要項等がきまり次第、国庫補助と起債とが並行するものにつきまし……

第16回国会 地方行政委員会 第8号(1953/07/02、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま地方団体がやつている保険事業から見まして保険料がはなはだしく高率で、しかも支払い率も少いというようなところから見て、それをどうお考えになつているか比較して論じて、そうして現在の程度の引下げでいいということの納得はなかなか行かないのですが、もう少し率直に委員会の方へわかるように、今の地方団体の保険事業の関連において御説明していただきたいと思います。  それから第二番目に、商業協同組合などで共同施設として保険業をやつているところを現に大蔵省は認めていたがら、商業協同組合などよりも、はるかに財政基礎も強固な、大きな市などにそういう事業を認めないというのは、どうもとんでもない……

第16回国会 地方行政委員会 第9号(1953/07/04、26期、自由党)

○加藤(精)委員 前回の地方行政委員会の問答から今回にかけまして、私も他の委員と同様に、大蔵省の答弁の態度につきましては、きわめて遺憾に感ずるものであります。まずこの地方行政委員会が火災保険料のことを問題にしたのは、消防が予防的な措置として地方治安の上に、大きな影響があるということに関連し、また地方財政の窮乏に関連し、実にまじめな国家を思う至情から出ているのであります。しかるにもかかわらず、保険課長さんが説明されたことについて、各委員が詳細に質問するのに対して、御答弁がきわめて不十分であり、また誠意がないと認めるのであります。ことに最近地方自治法の改正によつて実施されました公有物件の共済組合と……

第16回国会 地方行政委員会 第10号(1953/07/06、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連ですが、地方財政計画の二十八年度の計画で、国の公共事業その他補助事業に伴う分の起債のわくを増額しておると思うのですが、その点について自治庁の方と国家消防本部の方とで、財源措置の調整をしておるのじやないかと思いますけれども、具体的にそれをお聞きしたい。もしおわかりでなかつたら、財政部長の御出席を求めてお聞きしたい、こう思つておるのです。
【次の発言】 関連して……。ただいま門司委員からの御質問に対しまして、私から加えて御質問申し上げましたのは、昭和二十八年度地方財政計画の中の地方財政計画書によれば(8)の項目の「国の行政施策に伴う増」という中に(イ)として法令の改廃に伴う負……

第16回国会 地方行政委員会 第12号(1953/07/09、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいまの床次委員の質問に関連した事項でございますが、われわれはどうしてもふに落ちないのは、地方財政の赤字に対しての御当局の認識なのでございますが、ただいま大臣は二百億と推定されるとおつしやつたのですが、あるいは衆議院の予算委員会あるいは参議院の予算委員会等で、いろいろお答えになつたのが新聞、速記録その他でいろいろ私たちは拝見いたしております。その御説明が必ずしも同一の御説明ではないように思うのでございますが、地方財政の赤字が幾らあつて、この地方財政の不健全というか不均衡というか、そういう問題がどのくらいの大きさの政治問題であるか、どのくらいの大きさの国政問題であるかというこ……

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/11、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま床次委員から趣旨弁明がありました修正案に対しまして、自由党を代表して一言賛成の意を表します。  他の点は床次委員から申し上げたと同様でございますが、自治警察の財源的確保をいたしますために、単に創設の場合の建設費のみならず、その設備強化に要する経費をも起債の対象にしていただきたいということを、床次委員の方で御説明に述べられておりますので、加えて申し上げたいと思いますが、単にこれら地方団体からの非常な熱望が多いということだけではなく、その熱望の中には非常に根拠のあるものがございますので、政府当局におかれましては、地方団体の起債のわくの拡大に、格段の御留意をお願いいたしたい……

第16回国会 地方行政委員会 第15号(1953/07/13、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま議題になりました町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案の提案理由を説明いたします。御承知の通り警察法第四十条の三第八項の規定によりますると、十月三十一日までに警察を維持しないことに決定した旨の報告が内閣総理大臣に対してなされたときは、翌年四月一日に警察維持の責任の転移が行われることになるのであります。しかるに若干の町村は、警察を維持しないように住民投票を行うことの議決または直接請求をなした以上は、四月一日まで待つことなく責任転移の時期を繰上げる道を開くことが、民主的であるという請願また陳情が、国会に対し、しきりに行われつつあり、それらのうちの若干は適……

第16回国会 地方行政委員会 第16号(1953/07/14、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま委員長からお話のように、法務委員会に参りましたところが、法務委員会側におきましては、刑事訴訟法の一部改正法律案はまだ審議を始めたばかりのところで、各委員は全然意見を出していない時期で、それで質問の終るのが二十二日前後だろうということでございます。それから討議があつて採決になるわけでございますが、合同審査を実施するとすれば、大体法務委員会と地方行政委員会との間にはおそらく意見の対立が員会議録あるだろう。源平の対立のようになると困るから、それで適当な妥協点を見出すために、地方行政委員会の方から委員の方が来てくれて、法務委員会におきまして質問をして、意見を述べていただきたい……

第16回国会 地方行政委員会 第17号(1953/07/17、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま滝井委員及び西村委員から地方教育委員会の教育長の問題につきまして、重要な御質問があつたのでございますが、要するに文部省の御努力によりまして、各地方教育委員会に有資格の教育長が設置されまして、西村委員及び滝井委員がその設置を非常に必要としておられるところの地方教育委員会の充実をはかられ、地方自治というものの基礎を磐石の安きに置くことが、西村委員及び滝井委員の御希望であります。そうした意味におきまして文部省は明二十九年度予算以後におきまして、平衡交付金の算定にあたりまして、各町村の教育委員会に必ず有資格の専任教育長を置かれるように、大蔵省に御折衝になる御意思があるかどうか……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/18、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいまの大石さんの質問に関連いたしまして、一言御質問をいたしたいのでありますが、教育委員会の可否について初等中等教育局長さんだけに責任を負わせることは、これはあるいは困難かと存じておるのでございますが、それでその点につきましては、なおまた上司に来てもらうとか何とか方法をとらなければならぬと思いますが、現在の法律及び予算のもとにおいて、最も違法を少くして進んで行こうというお考えだということに、私は考えるしかない、そういうように考えております。その点につきまして、大石さんにしかられるかもわかりませんが、現実問題として議事を進めていただきたいと思いますが、その尿に私のふしぎに思う……

第16回国会 地方行政委員会 第19号(1953/07/20、26期、自由党)

○加藤(精)委員 滝井さんの御質問の最初から私聞いていなかつたのでありますけれども、一部負担金のことでありますが、一部負担金の分には非課税は何もしてないのだろうと思う。初診料と一部負担金と、両方とも非課税の範囲外になりますか。その点明らかにしていた、だきたい。
【次の発言】 初診料は一部負担金の中に入つて同じく非課税になるように、これで読めるのですが、どうなんですか。療養給付の方に入るのですか。
【次の発言】 けつこうです。

第16回国会 地方行政委員会 第20号(1953/07/22、26期、自由党)

○加藤(精)委員 地方税法の一部改正法案について修正を予定したいと思いますが、ただいま門司委員から、お述べになりました催しものの映画の課税その他の問題がありますので、その財源につきまして自治庁の方で、いろいろ御苦心をいただきたいと思うのでありますが、それに関連いたしまして三つの事項をお尋ね申し上げます。  第一番目に道路運送法の改正に関連する問題でございますが、これは門司委員がなお詳細に御研究になつておられるようでございますから、私の未熟な考えを申し上げてはたいへんじやまになるような気もいたしますが、自家用トラックによりまして営業をやつておるものが全国的に相当ある、営業免許を受けておりますトラ……

第16回国会 地方行政委員会 第21号(1953/07/23、26期、自由党)

○加藤(精)委員 本件改正法律案は、趣旨におきましてもわれわれ賛成なんでございますが、実施にあたりまして類似法律の古物営業法等を参照してみたのでありますが、運転手またその代理人が出頭しないような場合、私が見た範囲内では、出頭しない者に対しての罰則もないようでございますし、それから出頭しない場合は聴聞会は開けないのだろうと思いますが、そういうような関係で取扱いに困ることがありやしないかと思うことが一つ。これにつきまして、従来は警察犯処罰令なんかに、出頭しないときの処置があつたように記憶しておつたのであります。軽犯罪法にはそういうものがないし、その他どうも見当らない。もしありましたら、お知らせいた……

第16回国会 地方行政委員会 第22号(1953/07/24、26期、自由党)

○加藤(精)委員 昨日からの税務部長さんのお考えがどうも私ども委員の方で納得できないことなのでありまして、これは地方行政委員会と自治庁が見解を同じくして、これからすべての問題に対処して行かなければならぬときに非常に困るので、これについて少し問題を狭めてだんだん解決して行きたいと思つて御質問申し上げる次第であります。所得税の勤労控除が一〇%であつたかということが、勤労所得者と事業所得者との地方税における負担の均衡を阻害したということは、すでにお認めになつておるのであります。しからば今度はオプシヨン・ツーで課税し得るようになれば、地方住民税の負担額もずつとふえて来るわけであります。ふえて来ます場合……

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/07/27、26期、自由党)

○加藤(精)委員 私この条文を見まして、どうも学問がないものだからさつぱり意味がわからないのですが、第二条の第一項の第一号に「高度の研修」とある。それから二項の一号に「制度及びその運営に関する理論及びその応用」とあるのですが、これはどう違うのか。片方は各論で片方は総論だという意味ですか、これが一つ。  それから第二条の第一項の第二号は、各任命権者が行うところの教育をここで研究するということなのでありますが、これは生徒がやるのか先生がやるのかわからないのです。これはどういうことなのか。大体こういう教育方法論とか、教育行政論とかいうものは、他の場合においては師範教育でやるものなのであります。ところ……

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/07/28、26期、自由党)

○加藤(精)委員 自由党を代表いたしまして、原案に賛成し、なお床次委員から提案されました附帯決議案に賛成いたします。  原案は義務教育費国庫負担法、児童保護措置費並びに教材費等の法令の改廃による改正並びにベース・アツプ、その他産業統制撤廃、それらによる諸般の適当な改正を加えましたほかに、義務教育費その他の府県の施設の経常費をより十分に保障しようという適当なる改正案と解釈いたしております。なおこの法案の審議中に、五十億の平衡交付金の増額がございましたことは、この地方行政委員会としても大きな喜びとするところでございます。この五十億の増額を有意義ならしめるために、三派共同で提案いたしております附帯決……

第16回国会 地方行政委員会 第26号(1953/07/30、26期、自由党)

○加藤(精)委員 大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、どうも新聞では税制審議会というものを非常に強く扱つておりまして、その税制審議会の案によりますと、現在地方税になつておりまするところの固定資産税、入場税、遊興飲食税等は、すべてこれを国税にするという案が、相当信用のある有力な情報として伝えられておるのであります。それに対しまして自治庁にお伺いしましたら、どうも事務当局の方はあまりタッチしてないようでございますが、汐見先生を会長として相当有力に調査を進めておつて、これは特に総理から下命があつて、その税制審議会というものに相当重きを置くようなことに聞いておるのであります。われわれといたしましては……

第16回国会 地方行政委員会 第27号(1953/07/31、26期、自由党)

○加藤(精)委員 地方自治法の附則第六条の改正につきましては、教育委員会法の附則第七十八条を「市町村の教育委員会は、第四十一条及び教育公務員特例法第十六条の規定にかかわらず、その市町村の助役を当該教育委員会の教育長に任命することができる。」「前項の規定により任命された教育長の在任期間は、昭和二十九年三月三十一日までとする。」というふうに改めていただきたいのであります。  その理由は、もとより教育長の資格は重要な事項でございまするけれども、現在わが国の市町村財政の現状にかんがみまして、便宜市町村の助役をして教育長を兼ねしめる必要がある場合が予想されまして、また現在非常に大多数の市町村におきまして……

第16回国会 地方行政委員会 第28号(1953/08/03、26期、自由党)

○加藤(精)委員 自由党を代表いたしまして、地方税法の一部改正法律案に関する両自由党及び改進党の修正案と社会党両派の修正案に対しましての意見を表明いたしたいと思います。  両自由党、改進党三派の修正案につきましては、事業税及び特別所得税、入場税、狩猟者税、固定資産税、電気ガス税の部門にわたりまして、税制を社会の実情に合致せしめんとして、地方行政委員会におきまして慎重審議いたしたものでございまして、この論点につきましては、両派社会党と全然意見を同じくすることができましたことは、われらのたいへんな喜びとするところであります。  なお社会党の提案につきまして、特に三百十三条の二に関しましては、まこと……

第16回国会 地方行政委員会 第29号(1953/08/04、26期、自由党)

○加藤(精)委員 参議院の提案は、町村合併促進の警察法の特例に関する規定には、相当理解しにくい部面もございますので、国警本部当局からわかりやすいように説明していただきたい、こう考えております。
【次の発言】 ただいまの御説明で、町村の合併の場合のことはわかりましたけれども、町村の全部または一部が市に合併するような場合、それから町村が合併して市を設置するような場合についての適用をも御説明いただきたい。
【次の発言】 三十七条も同様ですね。
【次の発言】 大石委員にお答えいたしまするが、ただいま地方自治庁の次長から言われましたことく、制度そのものの改廃の前提的含みがあつて、われわれがこの法律を審議……

第16回国会 地方行政委員会 第30号(1953/08/05、26期、自由党)

○加藤(精)委員 門司委員の言われるように、この法律案は、もし実施になつて施行の段階になつてから、いろいろな助成規定が動かなくなつた場合におきましては、非常に意外な感じを与えるばかりでなしに新しく合併しても何にもならないから、また解体の議も起るかもしれない危険が多分にあります。ただいま大臣からお伺いいたしますと、大蔵省の方でそういう予算措置を渋つているようでございますから、このままで通過させることはできないと思う、この点につきましては、私の意見といたしましては、この次の地方行政委員会の開会までに、地方自治庁の長官から何とかごあつせんいただきまして、提案者が努力することはもちろんでありますが、大……

第16回国会 地方行政委員会 第31号(1953/08/06、26期、自由党)

○加藤(精)委員 町村合併促進に関する小委員会におきましては、前回の地方行政委員会の後に、数次懇談会を開催いたしまして、各委員より熱心なる御意見の開陳かあり、またその間に参議院の小委員会とも折衝いたしまして、本日小委員会をとじた次第でございます。以上御報告申し上げます。

第16回国会 地方行政委員会 第33号(1953/08/10、26期、自由党)

○加藤(精)委員 第一番目の質問は、地方債の許可に関する件でございます。この件につきまして、大蔵委員会が資金運用部資金法の一部を改正する法律を提案いたしております。地方起債の現在の大部分を支弁しております資金運用部資金についての起債について、地方自治法第二百五十条の許可を不要ならしめんとする法律であります。本件の法律提案を見ましたのは、当地方行政委員会におきまして、起債の許可に関し、政令の定めるところにより、五百万円以上の起債につきましては、大蔵大臣の協議を得ることを要する旨の規定につきまして、すなわち地方自治法第二百五十条の規定の中につきまして、大蔵大臣の協議を要する場合の「政令の定めるとこ……

第16回国会 地方行政委員会 第34号(1953/09/17、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 これより会議を開きます。  中井委員長が南方視察にお出かけになりましたので、その不在中、委員長の指名により、私が委員長の職務を行いますからよろしくお願いいたします。  まずこの際理事の補欠選任についてお諮りいたします。すなわち、委員の異動に伴い、理事が一名欠員となつておりますので、これよりその補欠選任を行いたいと思いますが、これは投票の手続を省略して、委員長より指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、門司亮君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に派遣委員よりの報告を聴取することといたします。すなわち、さきに本国会におきましては、議長の承認を……

第16回国会 地方行政委員会 第35号(1953/10/14、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま選挙の常時啓蒙宣伝の経費のことについて重要な審議をいたしておるわけでございますが、この予算編成を担当しております大蔵省の主計当局がいまだに姿を見せないのは、私はきわめて遺憾だと思うのでありますが、これは厳重に委員長から出席を要求していただきたいと思うのでございますが、その点至急おとりはからいを願いたいと考えております。
【次の発言】 主計局長、理財局長いずれもこちらからはお願いしてあるのでございますが、なんのために出席できないのか、現在まで出席しない理由を御調査をいただきたいと思います。なおその上必ずすみやかに両局長の出席をするように、出席請求をしていただきたいと思つ……

第16回国会 地方行政委員会 第37号(1953/10/28、26期、自由党)

○加藤(精)委員 町村合併促進法の実施によりまして、従来市町村合併が特にその必要を認められておりましたのに、さらに拍車をかけられまして、各府県で非常に熱心に論議され、また実行に入つておるところがあるようでありますが、国全体として見た合併の進行状況等について概略を承りたいのであります。さらに自治庁の行政部長が、世界的に見て町村合併の成果をあげたスエーデンの状況を御視察になつておられるということを承りましたので、その状況の概略もあわせて承ることができれば仕合せだと思います。
【次の発言】 町村合併につきまして、次長さんにお尋ねしたいことや意見があるのでございますけれども、ちようど非常に御多忙な大臣……

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/02、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 これより会議を開きます。  中井委員長は、目下奄美大島を視察されておりますので、私が委員長の職務を行いますから、よろしくお願いいたします。  まず国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。すなわち本国会におきましても、地方行政の実情を調査し、その健全なる発達に資するために、地方自治、地方財政、警察及び消防に関する事狽につきまして、調査をいたしたいと思いますので、この旨議長に承認を求めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それではこれより昭和二十八年度修正地方財政計画について、政府より……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/04、26期、自由党)

○加藤(精)委員 今般提案いたしました町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案の提案の理由並びに法案の概要を申し上げます。概要と申しましたが、お手元にお持ちにならない方があるかと思いますので全文を明説いたします。   町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案   警察法(昭和二十二年法律第百九十六号)第四十条の三第六項の規定に基き警察維持に関する責任の転移が行われることに決定した旨の報告のあつた町村のうち、当該町村長がその議会の同意を得て、警察維持に関する責任の転移の時期を同条第八項に規定する時期より繰り上げたい旨を国家公安委員会を経て内閣総理大臣に申請し、その……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/05、26期、自由党)

○加藤(精)委員 提案者の一人といたしまして北山委員さんの御質問にお答えいたします。法律上のことは非常に不得手でありまして、第一部長からすでにお答えいたしておる通りだろうと思いますが、法文の中にはよく但書をつけて、そうして本文を全部但しに入れてしまつて元も子もなくしてしまつているのがずいぶんあるのでございますが、それに比べますと、この四十条の三の特例案におきましては、本日参考人として来られました小町のごとき場合は、無理にも繰上げることはいたす趣旨でもありませんし、町村の任意選択及び内閣総理大臣の承認にかからした点におきまして、やつぱり一種の特例になるのでありまして、大部分は四十条の三の第八項に……

第18回国会 地方行政委員会 第5号(1953/12/07、26期、自由党)

○加藤(精)委員 私は自由党を代表いたしまして、本案に賛成の意思を表示いたしたいと思います。以上。
【次の発言】 動議を提出いたします。   今次公務員の年末手当及び給与べースの改訂にあたり、地方自治体においては過年度の赤字繰越し、風水害、冷害などの災害による支出の増及び歳入の減少によつて、国家公務員に準じての措置をなすに支障を来す事態を生ずるおそれある地方団体には政府は誠意ある資金措置を講ずるよう努力すること。   右決議する。  以上のような決議を満場一致御採択あらんことをお願いいたします。

第18回国会 地方行政委員会 第6号(1953/12/08、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 ちよつと大石さん、お待ちください。今のは地方自治体と保安庁との関係がしつくり行くように、互いに地方行政に協力するとともに、保安隊の運営にも協力するようにしてもらいたいという多分に精神的な面を大石さんは強調しておられるのですから、そういうふうな意味で御答弁願えば非常によいと思います。
【次の発言】 町村合併促進法の一部を改正する法律案を議題としてこれより質疑に入ります。御質疑の方は御発言を願います。
【次の発言】 この際門司さんの御質問に関連いたしまして、義務教育についての行政的な考え方について行政部長に一言だけ承つておきたいと思います。一体義務教育というものは、国の委任……

第19回国会 地方行政委員会 第5号(1953/12/24、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 これにて委員会を休憩いたします。     午後二時十八分休憩

第19回国会 地方行政委員会 第10号(1954/02/12、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま藤田委員から審議順序につきましてお話がありましたけれども、地方税法改正案の要綱につきまして、まだ引続き御説明をしていただきたい部分がありまして、それを要求しようと思つていた途中でございますので、大体理事会決定通り進行を願つた方がよろしくないかと考えております。
【次の発言】 ただいまの北山委員の質問に関連いたしまして――いろいろ新しい問題が起きつつあるのでありますが、私は北山委員が平素抱懐しておられます中型自治体と申しますか……(笑声)県と市町村との中間に属する団体が、直接国の行政庁に連なるという構想を、非常に重視しているのであります。自治庁長官の、今回の合併促進法は……

第19回国会 地方行政委員会 第12号(1954/02/17、26期、自由党)

○加藤(精)委員 委員長にお尋ねしますが、起債の関係以外は質問していかぬという御決定でございますか。
【次の発言】 そんなら遠慮いたします。
【次の発言】 最初に資金関係のことをお尋ねしたいのでありますが、公企業会計の二十九年度の計画が二百四十億、そしてこの起債計画によりますと、そのうち百七十五億が政府資金になつておるようでありますが、たびたび財政部長からお話を承りますと、これでは電力関係と水道関係の継続起債の七割強ぐらいしか充足できないということでございますが、そういうことになりますと、場合によつては、水道の建設がだんだん進渉して、水が出るだろうと思つて当てにしておつたようなところに人口が増……

第19回国会 地方行政委員会 第13号(1954/02/18、26期、自由党)

○加藤(精)委員 保険金の問題は……。
【次の発言】 政府委員の御答弁は、いれずも最も重要な点をわざと避けておられるか、質問の趣旨がわからぬような答弁のような気がいたして、はなはだ失礼でありますけれども、全面的な了解を申し上げることができないのでございますが、第一番目に二十九年度の地方財政計画樹立並びにこれに伴う諸般の企画につきましては、まず第一に考えらるべきことは、何と言つてもこれは地方税制改正とかなんとか、そんなような問題ではないので、交付金制度を交付税制度に切りかえるというようなことではないので、まず第一限目が地方財政規模の拡充であるということは、当委員会といたしましても一人も異議なく望……

第19回国会 地方行政委員会 第15号(1954/02/22、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま阿部委員から申されたことは、私も最初御質問の趣旨がよくわからなかつたのでありますが、橋梁その他各種のむずかしい工事を県が土木工事として請負いに出します際に、この建設業法でロー・リミツトを設けることができないことになつております関係から、どうしても落札をしたいばかりに、あまりに不当な価格をもつて入札をいたします結果、県の工事に欠陥がありまして、工事が執行不可能になりましたり、それから増し工事増し工事となつたりいたしまして、かえつて経費を食う場合がたくさんあるのであります。こういうようなことのために、建設業法の改正そのものは、建設省の問題ではございますが、この建……

第19回国会 地方行政委員会 第17号(1954/02/25、26期、自由党)

○加藤(精)委員 議事進行。ただいま西村委員及び北山委員からるる議事進行について御発言がありましたけれども、西村委員のおつしやいますのは、はなはば失礼でございますが西村委員が理事でないかのごとき態度をもつて、理事会もう少ししつかりしろというのでありまして、これはどうも何ともかんとも、同僚としてひとつ十分御発言に注意していただきたいと思つております。なお北山委員の御発言は、警察法の審議を非常に丁寧にすべしという議論のようでありまして、この点につきましては、すでにもう数十分前に法務大臣並びに政府委員も御出席になつておられますのに、社会党の方が一人も姿をお見せにならない。そうして審議が進まないと言う……

第19回国会 地方行政委員会 第18号(1954/02/26、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 ただいま法務大臣に、緊急に予算委員会から来てくれという依頼がございますので一応法務大臣に対する質問を若干延期いたしまして、後談また行いますから、御了承を願います。

第19回国会 地方行政委員会 第19号(1954/02/27、26期、自由党)

○加藤(精)委員 大臣の御答弁の前に、いろいろ大臣の御発言等にからんで、いろいろな質問がこの間中から委員会でありますので、それについて私の率直な意見を申し上げまして、しかる後に大臣から御答弁をしていただくことにいたしていただきたいと思うのであります。たいへん横暴なことでございますが、お許しを願いたいと思います。  この数日間の質問を見ますのに、今度の警察法のできの悪い点もあるかもしれませんが、できのいい点をも否定して、ことさらにできを悪く解釈しておるような傾きがあるように考えられるのでございます。たとえば保安隊の問題等も、これは私たちの体験からいたしまして、私たち地方で市町村の役場をあずかつた……

第19回国会 地方行政委員会 第21号(1954/03/03、26期、自由党)

○加藤(精)委員 この問題につきましては、事重大でございますので、理事会でおきめいただくように、従来の慣行に従つてやつていただきます。
【次の発言】 前言を取消します。
【次の発言】 藤川委員から本員の言わんとするところを、ことごとく発言していただきましたので、もはや申し上げることはないのでありますが、何しろ約一兆の予算の中で、地方財政計画に四億幾らという影響が出たということに食いとどめ得たのは、本日御出席になつておられます青木政務次官以下の異常なる政治的努力によるものだと思うのでありまして、利害関係の違う党与党の間をよく折衝されてここまでに影響を少く食いとどめていただいたことに対して、私たち……

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/03/09、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 北山さんに御相談申し上げますが、大体地方税法改正要綱(税目別)という要綱の目次に従つて税目別に質疑をやりたいという御意見の方が非常に多いようでございますので、なるべく簡単にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。  この地方税法改正要綱(税目別)の目次に従いまして、第二の道府県民税から質問を開始することにいたしたいと思いますが、よろしゆうございますか。――御異議がないようでございますから、さように決定いたします。
【次の発言】 そうです。  それでは道府県民税から始めます。
【次の発言】 了承いたします。

第19回国会 地方行政委員会 第27号(1954/03/10、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連。北山委員からたびたび同一問題について、ことに租税理論上の御質問がありましたので、なかなかわれわれとしても研究の余地のあることだとは思いますけれども、どうも租税原則の中に公平原則しかほかにないというような御議論は、北山さんは租税原則の中で租税理論上の法則や地方税法の原則や、百も千もたくさんの原則のあることを御承知の上で、租税原則の中には公平原則以外に全然ない――公平原則をもし押し通すなら、十五人乗りのバスと十六人乗りのバスと十七人乗りのバスと十八人乗りのバスと、全部の税率をかえなければならないことになるのであります。そういうようなことはとうてい行われないことで、ある程度公……

第19回国会 地方行政委員会 第28号(1954/03/11、26期、自由党)

○加藤(精)委員 本会議が今日は二時半から開会の約束になつております。午後継続して悪いという何らの理由はないのであります。ごとに本日は地方税法に関する一般質問を午前に終了予定のところ、延期になつておるわけでありますので、できるだけ進捗をはかつていただきたいと思います。

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/03/12、26期、自由党)

○加藤(精)委員 税目別の質疑は、第二の道府県民税に入りましてから、たまたま国務大臣が見えられたので、便宜一般質問にしたのでありまして、道府県民税からお始め願います。
【次の発言】 関連して。道府県民税の問題につきまして、その理論構成というようなものにつきまして、北山委員及び門司委員からいろいろ御説明があつて、政府から御答弁があつたのでありますが、理論的に言いますと、どうも私も北山委員や門司委員の説の方が正しいように思うのであります。しかしながらそれは実際問題といたしまして、私、六つの県の地方課で実際上戸数割と戸数割附加税なんかの関係で、県税だけ先に納めよう、あるいは市町村の附加税だけ先に納め……

第19回国会 地方行政委員会 第32号(1954/03/19、26期、自由党)

○加藤(精)委員 せつかくの門司さんからの御意見でありますが、なまこみたように、うにみたように、くらげみたようにまだ固まらないものの要綱をもらつて、それを審議の参考にするということは、与党の部内でも十分意見が一致しないのですから、これらの審議にも相当長時間を要しますので、なるべくならばそういうものなしに審議を進めていただきたいと私たちは考えております。
【次の発言】 各派申合せによる理事会を開くために暫時休憩していただきたいと思います。
【次の発言】 委託を受けておりますから大丈夫です。
【次の発言】 関連。門司先生はこれまた百も千も御承知の上御質問なんで、まつたく驚くのでありますが、各県庁の……

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/03/20、26期、自由党)

○加藤(精)委員 現在のわが国地方行政の最大の弊害の一つは、府県がその委託されたところの行政を実施するのに、府県に財源がないときには市町村に寄付を申しつける。市町村が当然やるべき業務について、財源がないときには、PTAとか、あるいは任意団体をつくつて負担をさせるとか、そういうような弊風が至るところにあるのであります。そういうことは国としても取締らなければなりませんのにかかわらず、国が財源が少いことに籍口して、地方団体に寄付を申しつけて仕事をするというようなことは、もう何のことだが、まさにあきれたさたであります。それを聞くところによりますと、国会議員の一部やあるいは政府の一部が関係しているのじや……

第19回国会 地方行政委員会 第34号(1954/03/22、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいまの御説明を承りますと、家屋につきましては、時価であるけれども、田畑につきましては利潤を還元して資本価格を評価するということなんですか。その点をひとつ伺います。
【次の発言】 そういたしますと、水田の場合でありますが、早場米奨励金、完遂奨励金、超過供出奨励金が非課税になつております関係で、利潤が非常によいものだと思うのでありますが、そうすると、それがめぐりめぐつて固定資産税の方で増徴される結果になるのでありますか。
【次の発言】 農業については事業税をかけないということに対して、自治庁の方では、政治的な圧迫やその他は別として、理論的にはどうお考えになつておられますか、そ……

第19回国会 地方行政委員会 第38号(1954/04/05、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 引続き地方財政法の一部を改正する法律案の逐条説明を願います。
【次の発言】 これより以上二つの法案に対しまする質疑を行います。質疑の通告がありますので、順次これを許します。門司亮君。
【次の発言】 床次徳二君。
【次の発言】 北山愛郎君。
【次の発言】 北山委員に申し上げますが、非常に重要なことで、目下地方団体の資金の逼迫の事情にかんがみまして、適切な御質問と御応答でありますが、何しろ両法律案の成立を相当急がなければならぬ関係がございましてできれば二つの法律案の内容について御質疑あらんことを希望いたします。
【次の発言】 石村英雄君。

第19回国会 地方行政委員会 第39号(1954/04/06、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して。この際地方交付税についてわれわれ地方行政委員会側の意向、考え方を、端的に述べまして、十分ただすべきところはただしたいのでありますが、しかしわが国現在の財政関係から見まして、国策として緊縮方針をとるというようなことでありますので、私たちは政府原案を支持する立場で、交付税を考えているものでありますが、どうも地方行政側や、地方行政委員会の有力なるメンバーが入つている地方制度調査会の意見を、政府側並びに大蔵省側が相当チエツクしている傾向があると思うのでありまして、その点につきましては地方制度調査会並びに地方行政側の意向を、もう少し尊重してもらいたいということを明らかにしたい……

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/04/07、26期、自由党)

○加藤(精)委員 自由党を代表いたしまして、床次委員外三名の提案にかかる修正案に対しまして、入場税に関しまする部分を除きまして全面的に賛成をいたさんとするものであります。  今回の画期的な国税、地方税を通じましての大規模な税制改正は、現在の税制は国、府県、市町村にわたりましてきわめて複雑なる構成を持つておるので、本委員会の小委員会におきましては非常なる苦心をもつて、その機構の解明に努力いたしまして、住民負担の軽減と、各地方団体間の財源の配分をできるだけ理想に近きものにする意図を持つて検討して参つたのでありますが、一方衆議院の各常任委員会よりも、非常に多数の修正意見が出されておつたのであります。……

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/04/12、26期、自由党)

○加藤(精)委員 地方行政委員会の大多数な全部の委員は、政府が地方財政に対しましてとつておりまする処置について、なお十分満足しておるというわけではないというふうに私には感ぜられるのでございますが、今回床次委員外三名の御提案にかかる線の修正案は、その最低限を示すものではないかというふうに私たち考えるのであります。あるいは地方行政委員会の委員の一部には、より程度の高い修正案を提案したいという気持の方があるのではないかと考えておりまするが、そういう気持に対しまして政府御当局、特に大蔵省当局におかれましては、この修正案につきましてどういう御見解でありまするか、念のために承つておきたいのであります。

第19回国会 地方行政委員会 第43号(1954/04/13、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連……。ただいま門司委員のおつしやられたことは私たちもまつたく同感なのでございますが、目下わが国は、国内国外にわたりまして多事多難でありまして、ことに東南アジアの賠償等の問題が急進展を続けておる際で、大蔵大臣はこの国家的大事業等で非常に多忙な事情がある模様であります。しかも一方、現内閣の政務次官は、与党として最も優秀なる人材を配置してあるのであります。ことに大蔵政務次官は、長年大蔵省におきまして事務を遂行し、その実力、声望ともに現政府の重要人物でありますから、大蔵大臣の意のあるところをことごとく体して責任のある答弁をいたすことになつておりますのはたのもしい限りであります。こ……

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/04/14、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して。門司君の御質問は、この国会になつてからも、その前の国会におきましても、もう何度繰返されたかわからない点でありまして、それに対する御回答もあつたのでありますが、私は大体問題は解決していると思うのであります。これに対して自治体の機関に委任され、または団体に委任されている委任事務に関しては、国警長官の言うのが当然だと私は思うのであります。委任事務だから、国が都合によつて機関に委任し、あるいは団体に委任する。地方自治法の中には、警察は市の業務だと書いてある条文は一箇所もない。普通地方団体に対して委任してあるのであるから、その点で国家が府県という団体に委任し、市という団体に委……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/04/19、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して。先ほどから数時間にわたりまして、附則第十五項を中心として御議論があるのでありますが、どうもはなはだしく私は遺憾にたえないと思うのでありまして、この点についての質問をいたしたい。附則第十五項の規定には「条例で定めるところにより、手当を支給するものとする。」とある、「支給するものとする。」というのは、私の解釈では、必ず支給しなければならないというので、ちつとも心配がない規定じやないかと思いますが、これに対しての国警長官の御回答をお願いいたします。
【次の発言】 すでに国警長官から御説明がありましたように、附則第十五項は義務規定でありまして、条例でその県で金の都合か何かで……

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/04/20、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して。法務大臣の責任問題、その他の問題は、地方行政委員会の議事に関係ないのであまりして、そういうことについて論議をしている時間がございますれば、政策の審議にわれわれ国会議員としての職責を果させていただきたいのでありまして、議事を正常の軌道にもどしていただくように、議題を中心としての審議を始めるように――。     〔「委員長、あれは議事と違うじや   ないか。」と呼び離席する者あり〕
【次の発言】 中井徳次郎君。
【次の発言】 大石ヨシエ君。
【次の発言】 大石委員に申し上げますが、海上保安庁より朝田総務部長、抄本警備救難部長が大石委員の要求に応じて出席いたしておりますの……

第19回国会 地方行政委員会 第49号(1954/04/21、26期、自由党)

○加藤(精)委員 私は中井委員からの質問のございました点は、今度の警察法の警察民主化を推進する部分の問題として非常に緊切な、基礎的な問題だと考えますので、中井委員が聞かんとしておる部分の一部分を構成する部分を、御質問したいと思うのであります。今度の改正によりまして、公安委員の非適格者の規定は、ちようど軍隊におけるシヴイル・コントロールのような形になつておると思うのでございますが、この点につきまして元は官僚化を是正する、官僚化の色彩をなくするという考え方でおつたのが、今度は警察の特殊な型から、より公平な考え方をさせるという意味だろうと思うのでございまして、そういう意味からいいますと、この制度をシ……

第19回国会 地方行政委員会 第51号(1954/04/26、26期、自由党)

○加藤(精)委員 町村合供促進法の改正案につきましては、もはや逐条審議に入られることと思いますが、その前に二つの点について、個々の事件じやないから一般質疑としてちよつとお伺いしておきたいと思つております。  一つは、今度の合併促進法に対する法律的な疑義でございますが、合併促進法の準用を受けるAという市に隣接してBという町村がある。そのBという町村に隣接してCという町村がある場合であります。そのまん中の、市に隣接しておりますB町村の一部落ないし数箇部落が、実質的にAという市と一体をなすものと認められる連檐櫛比の状況にある場合におきまして、A市とB町村のその部分とが一緒になり、B町村の残存部分とC……

第19回国会 地方行政委員会 第52号(1954/04/27、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連……。ただいま林野庁長官から実に意外なことをお聞きしたのでありますが、それが現状であるとするならば、わが国で現在行つているところの愛林思想宣伝、造林運動というようなものがあまり効果をあげていない、林野庁の御指導方針が国民に徹底していない、市町村にも徹底していないことになる。これは非常な大問題だと思う。すべてこういう政府の、あるいは国家としてやる運動は、いいポイント、いい時機をつかまえて実施するのが賢明な策だと思うのでありますが、こういう町村合併というような絶好の機会に、町村合併推進本部並びに林野庁御当局が思い切つた宣伝をしてくださいまして、そうして新町村の誕生をお祝する記……

第19回国会 地方行政委員会 第53号(1954/04/28、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 西村君に御注意申し上げますが、理事会の決定によりまして逐条審議に入つておりますので、条文に従つて御質問を願います。
【次の発言】 了解しました。斎藤国警長官。
【次の発言】 引続き逐条質疑の通告者がございますので、順次質疑をお願いいたします。西村力弥君。
【次の発言】 西村委員に申し上げますが、今答弁の資料をとりまとめ中でございますので、他の質問を先にしていただけませんか。
【次の発言】 藤田義光君。
【次の発言】 政府委員に申し上げますが、自分の市町村の大事な公安条例について必要な改正を加えないなどという市町村はないはずでございますので、その点はそういう場合を予想しな……

第19回国会 地方行政委員会 第55号(1954/05/06、26期、自由党)

○加藤(精)委員 議事進行。ただいま西村理事よりるる御意見の発表がありましたが、本日の委員会の取進めにつきましては万遺漏ない処置がとられてあるのでありまして、法務委員会及び人事委員会との連合審査は、各委員長が日どりを決定されたのであります。なお地方行政委員会におきましては、この連合審査を受入れる条件といたしまして、合同審査会は一日ということに決定しておるのであります。しこうして本日、いかなる理由があるにしろ、人事委員会側からは最後にお残りになられました委員さんに対しまして、質問をしてくださる委員さんを連れて来てくれるように進行係の理事よりお願いいたしましたところが、棄権と認めてもよいという御承……

第19回国会 地方行政委員会 第56号(1954/05/07、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して。私も床次委員の疑問を持たれておつた疑問を長く持つておるのでございまして、率直にお尋ねして御意見を承りたいと思つております。問題は十六条と三十六条と、それから例の五条の関係でありますが、どうも現行の警察法によりますと、第二十八条には、各都府県に、国家地方警察本部を置くとなつております。それから四十条には「市及び人口五千以上の市街的町村は、その区域内において警察を維持し、法律及び秩序の執行の責に任ずる。」とあります。この二十八条と四十条との関係は――私は法律のことはよくわからないのでありますけれども、大体国家地方警察本部を置くというのは、これは一種の昔の官制みたいなもの……

第19回国会 地方行政委員会 第58号(1954/05/10、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して……。ただいまの御質疑、非常に興味深く拝聴したのでありますが、三十七条三項の場合具体的にはどういう問題になるか。私は三十七条の第一項にほとんどすべての経費を網羅しておるような感じがいたします。しかも説明によれば人件費、被服費、赴任旅費、人当庁費等は全部国庫補助から除外になつておるのであります。あと残るところはどういう経費があるか、ちよつと想像がつきかねるのでありますが、実質的に、どういう部分が連帯支弁がいいか、あるいは国庫支弁がいいかという対象ですね。地方財政法の十条、十一条で考えるのがいいか、十六条で考えるのがいいか、その対象になる分野の経費はどんなものでしようか。……

第19回国会 地方行政委員会 第59号(1954/05/11、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 猪俣委員に御注意申し上げますが、発言は委員長の許可を得てからしてくださるようお願いいたします。
【次の発言】 議員さんの私語を禁じます。
【次の発言】 猪俣委員に御相談申し上げますが、実はただいま第五章以下の逐条質疑にあてた時間でございますので、もしおさしつかえなかつたら御質問はこの程度に願います。
【次の発言】 ただいまの猪俣委員の御発言に対しましては、理事会におきまして十分協議いたしまして善処いたしたいと思います。
【次の発言】 次の通告者の質問に移ります。中井徳次郎君。     〔西村(力)委員「委員長々々々」と   呼ぶ〕

第19回国会 地方行政委員会 第66号(1954/05/19、26期、自由党)

○加藤(精)委員 自由党を代表いたしまして、原案並びに三派の修正案に対しまして、賛成の討論をいたしたいと思います。  地方自治法の改正は、警察法の施行あるいは町村合併の振興その他に照しましておおむね妥当な改正と存じます。なお警察法案に対する三派修正があとから出て来ましたために、この修正案のような修正を必要とすることは当然でございますので、この点に賛成いたします。  市町村職員共済組合法案につきましては、原案は一般の市町村職員に対しましての公傷病等の救済、災害時の事故の発生に対する処置並びに一般雇用員に対する社会保険的な要請を具現在したものでありまして、その趣旨きわめて適当と思うのでありますが、……

第19回国会 地方行政委員会 第67号(1954/05/24、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  それでは本日はこれをもつて散会いたします。     午後三時五十二分散会

第19回国会 地方行政委員会 第69号(1954/05/26、26期、自由党)

○加藤(精)委員 議事進行について……。いろいろ各党各派におきまして非常に論議を尽した問題ございますので、この程度で質疑を打切り、ただちに討論を省略して採決に入られんことを動議として提出いたします。
【次の発言】 討論を省略ということの動議を提出しておいたのでありますが、それでは再びその動議を申し上げます。  討論を打切り、たたちに採決に入られんことを動機として提出いたします。
【次の発言】 ただいまるる床次委員と植木政務次官との間の御問答を拝聴しておりまして、私考えまするのに、どうも国会の論議というものは、国民全部が非常に大きな関心を持つている論議であるにかかわりませず、そうしてその論議は最……

第19回国会 地方行政委員会 第70号(1954/05/29、26期、自由党)

○加藤(精)委員 本日当委員会に大蔵大臣及び主計局長がお見えになりましたことは、いまだかつてないことでありますが、これくらい明確に地方財政再建整備法について御賛成の意思の発表のあつたことはないのでありまして、この点について関係者一同としてまことに心強く、また頼もしく感ずる次第でございます。政府当局としてはいろいろなお立場もありましようし、また細部のことはいろいろ御折衝申し上げる点があると思いまするが、政府御当局ができるだけひとつ地方財政の現状を十分御同情いただきまして、県市町村は国家の子供なんでありますから、親が子供を愛するというような愛情に基いて、この問題につきましての諸般の措置をとつていた……

第19回国会 地方行政委員会 第71号(1954/05/31、26期、自由党)

○加藤(精)委員 政府提出法案が非常に急ぐようになつていると聞いておりますが、政府提出法案は現在まだ審議未了のものが五件しかないことになつているそうであります。しかしながら奄美大島の復興特別措置法は、政府提出法律案に準ずる重要性を持つているのでございまして、国内的、国際的な政治的意味もきわめて重大でございますから、地方行政委員会としては、各派の理事がただいまよりただちに参議院の地方行政委員会におもむきまして、特にこれの取扱いは今国会中に必ず参議院の委員会及び本会議を通過するように努力方を、参議院地方行政委員会の各派に懇請して来たいと思いますが、その取扱いをなさることについて委員会の御同意を得た……

第19回国会 地方行政委員会 第72号(1954/06/01、26期、自由党)

○加藤(精)委員 政令というのはむしろあとからの話で、こういうことを政令できめる、それ自体とんでもないことで、ぼくら法律をつくるときには、そんなことは予想しておらない。そこが問題なんです。政令の解釈ではなく、政令をつくつておるのが悪いというのてす。
【次の発言】 他の委員からもいろいろ話がありましたが、どうも私はただびつくりするばかりで、何とも申し上げようも何もないのであります。法律で教科書供給事業というものは政令で定めるものとしてありますが、それが二分の一以上取扱わなければ適用にならないとか、それから法律で大衆飲食店というものをきめて、そこの一人一回の料金が百二十円以下であるということをきめ……

第19回国会 地方行政委員会 第73号(1954/06/04、26期、自由党)

○加藤(精)委員 この附則第一の六箇月以内に政令が出ない場合、この質屋営業法の公布がない場合、議決されなかつた場合、従来の質屋法案のは第五条の違反になりますか。
【次の発言】 関連して。出資の受入、預り金及び金利等の取締に関する法律案の問題と関連して、質屋営業法の一部を改正する法律案の生れるまでのいきさつについて、いろいろ考えさせられることがありますので、これは主として立法のイニシアチーヴをとるのが、どうも各省というようなことは考えられないことであるけれども、政府提案でもございますし、法務省が主になつて主張されたものか、それとも大蔵省が主になつて主張されたものかということが第一点。それから第二……

第19回国会 地方行政委員会 第74号(1954/07/23、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま警察庁長官から、自治警から県警察への転移、もつと詳しくいえば自治警及び国家地方警察から府県警察への転移の円滑に行われましたことにつきまして御説明がありまして、この警察法の改正に参画いたしました委当員会としては、まことに御同慶に存ずる次第でございます。なお長官が引続きわれわれの委員会とともに警察行政に精進なされることにつきましては、委員会を代表して敬意を表します。  なお、長官からも言及せられましたことく、新警察への財源付与の点について、あるいは十分ならざるものがあるやに聞いておりますし、また地方行政常任委員会が各府県を視察いたしました結果によりましても、往々にして十分……

第19回国会 地方行政委員会 第75号(1954/07/24、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 これをもつて散会いたします。     午後一時二十一分散会

第19回国会 地方行政委員会 第79号(1954/10/05、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま自治庁の次長から初めてわれわれが長年要望したような地方財政計画の立て方についてのお話を承つたのでございまして、われわれとしてはまことに欣快にたえない。こういう地方財政計画の考え方をしていただきますようにと思つて、過去私たち新米としては二箇年間、そのほかの委員としては長年主張し続けて来たわけでございますが、自治庁におかれましては命がけで、そういうふうな考え方の実現をはかられるべく、ひとつ政治力を発揮していただきたい、こう考えておりますが、これに関しまして特に私が考えておりますことを申し上げまして、塚田国務大臣以下の御批判をいただき、また御意見も承つておきたい。そう思うこ……

第19回国会 地方行政委員会 第80号(1954/10/06、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 他に田中参考人に対しましての御質問はございませんか。――御質問もないようでありますから、田中参考人よりの事情の聴取はこれをもつて終了いたします。
【次の発言】 ただいまより、今日までの町村合併促進状況について政府より説明を聴取いたします。小林自治庁行政部長。
【次の発言】 皆様にお知らせいたします。町村合併促進法の運営に関しまして、関係各省より説明員に出席してもらつております。説明員の名前をこれから読みますから、説明員には御起立願えばたいへんありがたいと思います。農林省渡辺林野庁調査課長――郵政省渡辺郵務局次長――運輸省細田国有鉄道部長――日本電信電話公社田辺運用局長―……

第19回国会 地方行政委員会 第81号(1954/10/07、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 通告がございましたので、横路節雄君。

第19回国会 地方行政委員会 第82号(1954/10/08、26期、自由党)

○加藤(精)委員 国家消防本部長にお尋ねするのでありますが、町村合併が新市または市に吸収合併という事例がたいへん多いのでございますが、そういう際におきましての消防の構成の仕方につきまして、いろいろな形があるだろうと思いますけれども、大体どういうふうなぐあいに進行しているか、大略のところでいいから実情を御説明願いますとともに、また国家消防本部としてはどういうふうな方針で御指導しておられるか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 消防本部長にお尋ねいたします。現在の消防組織法では、消防団は一市町村に二つ以上あることを認めておらないんじやないかと思いますけれどもその点どうでございますか。

第19回国会 地方行政委員会 第85号(1954/10/23、26期、自由党)

○加藤(精)委員 議事進行について。門司さんからるる議事進行について御意見がございましたけれども、いろいろ社会党の方たちの間にも月曜は御都合の悪い方もございますし、かれこれ諸種の事情を勘案いたしまして、この佐賀県議会の問題につきましては、保守側の質問もこれを自制いたしまして、同じく社会党側の御発言も自制していただくことにいたしまして、大体のところで打切つていただきまして、そして門司さんの十分なる御質問の時間を確保いたしたい、そういう考えでございますが、そういうふうな方法によりまして議事を進められんことをお願いいたします。
【次の発言】 ただいま議事進行について北山委員から御発言がありましたが、……

第19回国会 地方行政委員会 第88号(1954/11/27、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して。北山さんの御質問に関連質問をたびたび長くいたしましたけれども、間もなく、われわれの委員会もおしまいになりますので、お許しをいただきたいと思います。この警寮費の問題は、これは警察法という一本の制度の関係の問題と、それから地方財政制度全般の問題との交錯点にある問題なのでございまして、その面から見まして、一応は私も北山さんと同じような疑問――百億の財政措置不足に対して五十億の財政措置、しかもその五十億にも四、五億足りないというようなことになりますと、北山さんと同じような感に打たれるのであります。しかしながらどういたしましても、これは実際の財政支出とそれから地方財政計画とい……

第19回国会 地方行政委員会 第89号(1954/11/29、26期、自由党)

○加藤(精)委員 消防に関する小委員会の御報告をいたします。  十一月十一日午後二時小委員会を開きまして、慎重審議消防問題についての研究をいたしました。内容は主として消防公営法、その中におきまして火災予防、危険物取扱条例委任の問題、その他公営の少額火災保険の問題等についてでございます。特に著しい問題につきましては、現在の一般火災保険事業が保険金支出そのものがきわめて低率にある現状にかんがみまして、公営少額、火災保険がむしろ国策としてとるべき方法ではないかという議論が相当強かつたのでございます。なお滝野国家消防本部長並びに同本部の横山総務課長等より、火災の現状並びに消防法の改正語聾点その他につき……

第20回国会 地方行政委員会 第2号(1954/12/03、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま北山委員のお説に、ある市町村に補助金を出すとか、あるいは施設をしてやるという場合でございますから、ある特定の市町村に補助金を出すとか、施設をしてやるというような、そういう恩恵的な事項を実施する場合には、それを内閣の中で統一して協議会みたいなものを開いて、そこを通して補助をしたり施設をしたりしてやる、こういうようなことか必要じやないか。で、われわれはむしろその役割を自治庁がやつてくれることを望むわけでありまするが、そういうふうにしましたら、その弊害がなくなるのではないか。各省の補助の指令を出す場合におきましては、自治庁の方を一応のぞく。そうして少額補助でもつて大きな経費……

第20回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/04、26期、自由党)

○加藤(精)委員 ただいま本委員会におきまして議決になりました昭和二十九年度の地方交付税の総額等の特例に関する法律案に対しまして、自由党並びに日本民主党を代表して動議を提出いたしまして、附帯決議を付せんといたすものであります。  その案文を朗読いたします。    附帯決議   警察費の不足額四十億円を是正するための地方交付税の率の修正について今回政府がとつた措置は、地方交付税制度の本旨にかんがみ、適当であるとは思われない。よつて政府は、昭和二十九年度の地方交付税の清算に当つては、右地方交付税制度の本旨に基く措置をとるよう速やかに改正法律案を提出すべきである。   右決議する。  決議の趣旨につ……

第21回国会 地方行政委員会 第1号(1954/12/15、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま北山委員から、自由党が地方税の増税を計画しておるというようなお話がございましたが、自由党の方で考えておりますことは、決して単純な地方税の増税を考えておるわけではないのであつて、これは国民負担においてこれ以上重課することができないことは、自由党といえどもわかつておるのであります。財源の分配の問題にこそ重点があるので、国税でやたらにとらないで、地方税でよけいとらせてくれという主張なのでありまして、自由党が地方税を計画しておるというように簡単に言われますと非常に因る。その形態が交付税の交付率を上げることになりますか、それとも交付税の徴収部分を少くして、それを地方の……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会 第21号(1955/06/03、27期、自由党)

○加藤(精)委員 簡単に三つばかりお尋ねしますから、簡単にお答えいただきたいのですが、第一に、国内石油の開発の方針というものは、政府の非常に長い間の方針で、これは途中から変更するといったって困るので、山形県の内陸油田のごときは、そのためにたくさんのものを、県の財政が窮乏しておるにかかわらず、なけなしの金で道路を作ってしまって、鉄橋を三本もかけちゃって、今さらやめるということになるとこれは非常に困るので、そういう意味からもほんとうに石油生産関係の方が国策に応じて一生懸命になって下さるという御熱意を持ってもらいたいのですが、ただいままで承わると、何だか御熱意が国会議員ほどはないように思うのでありま……

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/08、27期、自由党)

○加藤(精)委員 私はせっかくお三人さんがおそろいですから、いろいろお聞きしたいことがたくさんありましたが、前三者が全部私の質問を聞きましたので、これで終ります。

第23回国会 文教委員会 第3号(1955/12/06、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 文部大臣にお尋ねしたいのでございますが、文部大臣は教育の機会均等ということを新しい大臣の文政の中心にしたいという御結論のようでございます。昭和の初期から特にわが国の教育行政におきまして機会均等思想が逐次躍進して参りまして、しかも終戦後これが相当の部分まで実現されましたことについて、国家興隆のために非常に喜ばしいことだというふうに感じておるものでございますが、端的に申しますと、教育の機会均等の最も大きく実現せられておるものが義務教育ではないか。義務教育における機会均等が十分確保せられないで、そうしてそれよりも教育行政の恩恵の渡る率がまばらであるところの他の教育の部面において教育……

第23回国会 文教委員会 第4号(1955/12/08、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 本日は文部省の会計課長に特に御出席をお願いしたのでありますが、公共事業費に準じて、三十年度の財政処理の措置として、文教施設費の面におきまして削減をやるということでございますが、これの決定は正式に政府から文部省が指令を受けているかどうかということについて、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 文部省の予算も各省予算のように、ことに公共事業費的な性質を有する経費は、その支出の認証という制度が現在あるかどうか、その点をお尋ねしたいのであります。またそういう制度に類したものがあるといたしますれば、その制度のもとにおいて年々年度末までにどういうふうな順序で、大体何割くらいを予算配……

第23回国会 文教委員会 第5号(1955/12/13、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 非常に簡単にやります。私、文化財保存の原則論みたいなことについて、文化財委員長さんと、文部大臣の御意見を承わりたいのであります。わが国の古墳群の問題は、現在種々弊害があるというふうに私考えておるのであります。こういう問題は、新しい教育制度が始まりまして、何か社会教育部門の一環の仕事として、しかも日本の教育をできるだけ地方分権的に組織しましたときに、ある程度地方が任意に計画し、管理すべきものにしたような気がするのです。国の成り立ち、日本民族の成り立ちというものに関係する古墳群のごときものは、もっと国家的に、言ってみれば中央集権的に、国自身が直接管掌する国立博物館の内容充実のよう……

第23回国会 文教委員会 第6号(1955/12/15、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 本日は重要文化財保護委員長に対する御質問と、それから初等中等教育局長、管理局長、大学学術局長の御三人に対する質問を逐次簡略に申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。  第一に重要文化財保存についてでありますが、私たちは重要文化財の保存そのものが、現在及び将来の国民文化に非常に大きな貢献をすることを信じておるのでありますが、単なる回顧的な趣味に堕するような保存行政であってはいかぬように考えます。そういうような意味におきまして、私特に強く考えておりますのは、明治という時代がわが国の歴史及び世界史上におきましても非常に特殊な地位を持っている時代だと感じまするし、また国民精……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1956/02/20、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 ただいまの問題でございますが、前国会の商工常任委員会の小委員会におきまして、本員は官房長官によく念を押して、科学技術庁の設置を次の国会において必ず提案するように言質をとったのであります。その際、官房長官は、現在議員提出を予定されている案は非常になまぬるいから、もっとはるかに強力なものを作るのだというようなことで、閣議で十分そういうことを了承しているのだから、議員提案はやらないようにという話があった。今度出てきました政府提案は、どうも当時の議員提案よりもはるかになまぬるい、官房長官がいろいろの言質を与えたのを全うされないようにふっております。たとえば、電気科学なんかでも、電気試……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1956/05/25、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 実は、両先生にお願いいたしますが、私たち科学技術特別委員会で日立の研究所を見学に行ったのであります。そこの所長の博士が言われるのには、現在トランジスターになっているゲルマニウムの純度より零が二つくらい多い純度のシリコンができますと、太陽熱を電気にかえることができるということは、学問的にはっきりしたのだという話をしておられました。これからの時代はシリコンの時代だ、また太陽熱利用の時代だというようなことを言われたのですがなかなかそういうことをお尋ねしても、責任のあるお答えとかなんとかいうことになると、ずいぶんめんどうなので、国会というところはあげ足をとったりするので大へん一般にき……

第24回国会 文教委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいまは尊敬する山崎先生の体育振興に関する御所論を拝聴いたしまして、いろいろ私も考えたのでございますが、二、三疑問が浮びましたので、卒直に申し上げまして、その一部につきまして政府委員の御答弁をいただきたいと考えております。私過般仙台市に参りまして、仙台市の壮麗な競技場のごく近くに、もとあそこで工事をしておった時代の納屋を借りまして、そこで社会党系に属するある有名な女流保育指導者が保育所を経営しておられるのを見てきたのであります。こういう尊い社会事業の施設でございますので、長男を連れまして夕方暗くなるまで保育所とそれに保育所に収容されている子供の家庭を、その女流保育……

第24回国会 文教委員会 第10号(1956/02/29、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。政府委員の方からお答えをいただいた方がいいと思いますけれども、私は単にそういうふうな思想上の問題ではなしに、法規上の問題をお聞きしたいのであります。学校長は、学校の教育管理についし非常に大きな権限を持っておる。おそらく入学、退学、転校の許可等は学校長の権限ではないかと思っておりますか、そういうような大きな権限を持っておる学校長には、学校行事の執行というようなことについても相当広範囲に権限が与えられているものだと思っているのです。学習指導要領だとかいろいろな教育内容についての規定はのるだろうと思いますけれども、それだけではとうてい尽せないものが教育院はあるはずでござい……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/04/10、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 お尋ねする点を申し上げまして、御回答はこの次にしていただきます。  第一番目は本法の二十三条と十七条と四条とに関連することであります。それから整理法律の第一条についてであります。その要旨は簡単なことなんですが、私たちの考えでは、教育委員会法というものは、父兄の声、しろうとの健全なる常識というものを学校教育の上に反映させるということが一つ。それから教育及び教育行政について学識経験を有する専門家がそれに助言をする。そうして執行は大部分その人が当るというような考えが一つ。そうしてそのレーマン・コントロールとテクニカル・エキスパートとの間に一つの調和ができる。そうしてそれによって非常……

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/04/11、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連してお伺いしたいのですが、ただいま山崎委員からきわめて心細いようなお話をいろいろ承わりましたが、私は元来日本の初等教育者というものを非常に尊敬しているのでありまして、日本の初等教育は相当進歩しているものだと思っておるのです。わが国は明治の初年からかなり新しい教育思潮を取り入れまして、最も恵まれない薄給の学校の先生でございましたけれども、日本の文化のために非常に貢献したのであります。現在の文部省の御当局は非常に尊敬しているのでございますけれども、明治以来必ずしも文部御当局は優秀でなかった時代もあったようであります。また府県の学務部その他のものはかなりしろうとだったのでござい……

第24回国会 文教委員会 第35号(1956/05/08、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ただいま教科書の採択地域についていろいろ真剣な御質問があったのでありますが、私もこの問題は今度の法律で最も重要な部分に属するものと考えておりますので、お尋ねしたいのでありますが、大体一県数地域主義というものが本則であって、一県一採択地域というのは例外だと私は解釈して、それで例外は狭きに過ぎて解釈するという法律解釈の原則に従って考えるのです。そういうふうに御指導に相なるということに理解してよろしゅうございますか。事務当局の方じゃなしに、政務次官の方から伺いたいのですが、立法者の考え方がどこにあるのか、まず先にお聞きしたい。

第24回国会 文教委員会 第36号(1956/05/09、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 私はちょっと方向を変えまして、教科書法の時代的な背景というようなものについてお聞きしたいのでございますけれども、どうもあまりに根本的なことにかかわるものでありまして、その点御了承いただきたいのでございますが、大体教科書をよくするということは教育をよくするということの直接的な努力の表現だと私は思っております。そういう面から見まして率直にお尋ねしたいのでありますが、教科書が低廉でなくちゃならぬということに対しても私はかなり疑問を持っておるのです。何となればわが国民の大多数は貧困によってその生活を非常に乏しくされておるわけでありますから、せめても小学校教育だけくらいは国民にひとしく……

第24回国会 文教委員会 第40号(1956/05/17、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 ちょっと関連して。はなはだうかつなことを御質問いたしますが、教科書の学校教育における使命について、小林委員から今非常に問題の本質をついた御質問がありましたので、私、今考えたのでありますが、教科書というものは、児童、生徒に、新教育においてたとえば原子力というような、とにかく自発学習だけでは到達し得ないものをある程度手引きするものだ、そういう部分もあるというお話でございましたが、いずれにしましても児童、生徒の学習がどの程度まで伸びつつあるかということの測定ということが相当大きな問題になってくると思うのです。教科書をどの程度まで活用するのがいいか、あるいはどういう場合に活用するのが……

第24回国会 文教委員会 第44号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 教科書法案の長く続きましたまじめな審議の最後の質問でございますので、私もごく地味にできるだけ本質に触れる問題につきまして修正案に対して御質問を申し上げたいと思っております。  問題の本質の一つといたしましては、議員の法律案提出権と政党の政策遂行という問題に関するのであります。最初辻原弘市君外八名が初等教育及び中等教育の教育内容等に関する法律案、次に教科書法案、これも辻原弘市君外八名の提案に関するものでありまして、賛成者は社会党の方全員のようでございます。この二つの法律案を私は社会党の文教政策の一つの現われと解釈いたしておるのであります。ただいま修正案提出のいきさつにつきまして……

第25回国会 文教委員会 第2号(1956/11/28、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま松平さんから提起されました問題につきましては、約一カ月ばかり前に、衆議院の商工委員会の鉄鋼に関する小委員会におきまして、特に鉄鋼材料の値上りの問題が指摘されました際に、委員会の皆さんの御意思を代表いたしまして、本員より詳細に陳情いたしておるのでございまして、その席で通産省から提示されました案の中で、中小企業その他の小品需要に対する鋼材倶楽部のあっせん量が月千トンずつのものを二千トンにふやす。また鉄鋼の緊急輸入に関連して、従来鋼材倶楽部に提供しておりました八幡、富士その他のメーカーの原価の鉄材を半分、輸入鋼材を半分、そうしてそれが五万二千トンにきまったのであり……

第25回国会 文教委員会 第4号(1956/12/05、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 本日は、当文教常任委員会が昨日東京都下におきましての特殊教育の実情を視察したことに関連しまして文部当局の御意見を承わり、またわれわれ国会側におきまして立法化の機運にありまするところの案件に関しまして、御当局の御意見を伺いたいのでございます。  わが国の特殊教育、盲学校教育及びろうあ学校教育につきましては、すでに明治の初年より相当充実したる教育施設がございまして、御承知のごとく盲教育におきましては点字の施設が充実し、その他各般の近代的教便具が整備されまして、その教育は国内の津々浦々にまで徹底して効果をあげておりまするし、しかも高等部ないし高等部の別科が四年または二年をもって開設……

第26回国会 決算委員会 第17号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 参議院の予算委員会や参議院の地方行政委員会その他に出席いたしますので、なかなか出席困難でございますので、政務次官がかわって参ったわけであります。
【次の発言】 当委員会におかれまして、福岡県の出納に関する問題を重視せられまして、御調査になっておられます先ほどからの御論議を承わりまして、政府の方としましては、地方行政指導の上からいたしまして、今回の事件をまことに遺憾に存ずるものでございます。事件がきわめて最近に自治庁の方にも知れたのでございまして、まだ十分な調査をいたしておりませんので、当時国の資金が福岡県庁にどれだけいっておるかという点についての集計等まだいたしておりませ……

第26回国会 決算委員会 第20号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 ただいま調査中でございます。
【次の発言】 吉田委員さんの御疑問はごもっともでございます。私どももなるべく真相を早く明らかにしまして、そうして一般に次々に起り得る不安をなくしたいという熱意を持っております。しかしながら現行の地方制度では自治庁の調査し得る点については限度があります。けれどもその限度の範囲内でできる限り正確に府県の財務の処理につきまして監査いたしております。これは衆議院の地方行政委員会でも専門の立場からいろいろと御調査、御審議になっておりますので、それに対しても私たちは十分なる御協力をいたしておるようなわけでございまして、本件の場合におきましても、自治庁の調……

第26回国会 決算委員会 第21号(1957/04/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 国会に提出いたします責任のある数字ということになります。ので、公文をもって照会することにいたします。
【次の発言】 承知いたしました。

第26回国会 決算委員会 第27号(1957/04/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 吉田委員の御質問にお答えいたします。過般自治庁の方から委員会に配付いたしました書類は、山本調査官が帰庁、復命いたしましたことを基礎にして、自治庁の方で御理解しやすくまとめた書類でございます。
【次の発言】 ただいま当時の事情を尋ねてみますと、山本調査官の正式報告書というものではないのですけれども、正式報告書にかえたものが、その調書だということでございます。
【次の発言】 非常なとっさの間の出張で、また非常に急を要した報告でございますので、報告書の提出を待ち切らぬで、自治庁の方におきまして調査しながら関係官とともに山本調査官がああいう書類をまとめたわけでございまして、そうし……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1957/03/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 島上委員の御意見は大体において私たち全面的に賛成でございまして、選挙が非常に民主主義政治の上に重大な仕事であり、そしてそれが一たび事務的な錯誤、失敗等がありました場合におきましては、関係者及び一般社会に非常なセンセーションを起すものでございますので、万全を期する必要があろう、そう考えております。それで、今回の法律改正は、国の財政上の事情等種々背景になっているものがあるにいたしましても、なおただいま御指摘のあったような点について種々考究いたしまして、将来改善を期する必要があるというふうに存ずる次第でございます。ただ目下御承知のごとき非常な火急を要する事態もございますので、本……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1957/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 ただいまの委員会におきまして御決議になられました附帯決議の趣旨を体して政府は極力善処いたしたい、こういう存念でございます。

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1957/04/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 ただいまは、選挙と地方自治との関係につきまして、非常に深い御思索の上の御意見の発表と御質問があったのでございます。大臣不在でございまして、ちょっと私のような者からお答えすることが適当かどうかはわからないのでございますが、自治庁といたしましてかねがね御意見のあるところを承わっておりますので、便宜私からお答えさせていただきます。  前段の大前提になる御議論の民主政治理念につきましては、私たちも同様御意見の通り考えております。またプライズ卿がモダン・デモクラシーで述べておりますように、一般大衆と地方自治との関係におきましても、一般大衆は毎日々々朝から晩まで地方自治のことを考えて……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1957/05/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 井堀先生の御主張は、まあ単に井堀先生の御主張であるのにととまらず、相当強い一般的な御主張であると思っております。それだけに、自治庁の方といたしまししも何とか熟議しているのでございまして、決して等閑にいたしておるわけじゃないのでございます。現在の段階までの考えから申し上げますと、地方団体の選挙法規等にいたしますれば、多分に地方団体の自主組織権みたいなものに属しているというような法律構成で考えておるわけなんであります。それに対して、法律でもって制限を加えることが望ましいかどうかということに問題があると考えておるわけでございます。ややもすれば、職員が選挙管理委員になりますこと自……

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第14号(1957/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 どうも非常にむずかしい御質問でございましてわれわれからお答えできるかどうかわからないのでございますが、申し上げますと、大体が再建促進特別措置法というものが、何か非常に地方団体をいじめるために存在しておるようにおっしゃるのでございますけれども、自治庁といたしましては、むしろ非常に地方団体に利益を与えるためにこの法律を作ったことは、御承知の通りでございます。御質問になられました北山委員も、そういう御趣旨で御立法になったものだと考えておるのでございますが、その結果が非常に行政取扱いがよろしくないという御意見だろうと思いますけれども、そういう点は大いに改善していきたいと考えており……

第26回国会 社会労働委員会 第27号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 相当長時間の答弁になるかもわかりません。どうぞ御了承いただきたい。  公衆衛生の方面が国の行政において日の当らない方面になっておるという現状につきましては、私もきわめて同感でございます。ことに財政力の少い府県におきまして保健所の医師の充足率の低いこと、その他公衆衛生とか予防衛生とか、あるいは社会保障とかいう方面の施設が非常に恵まれない現状にあることは、滝井委員の御指摘の通りであると考えるのであります。すべて国の地方行政の事情を見ますと、住民所得の少い地域におきましては全国平均の行政水準が要求されておりながら、これを維持することがきわめて困難な状態にあることは御指摘の通りで……

第26回国会 地方行政委員会 第1号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 はなはだふつつかな者でございますから、委員長初め皆様の絶大な御援助を得て仕事を全うしていきたいと思いますので、何分よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 私個人としては一つの意見を持っているんですけれども、まだ十分自治庁の方と打ち合せておりませんので、一つ至急今のような点につきましてのある種の結論を得まして、それをできるだけ早く実施に移しますように努力いたしたい、こう考えております。
【次の発言】 大へんどうも恐縮でございますが、私は地方自治の最も本質的な濃厚なものは市町村自治にあるのではないかと考えておるのであります。それで地方自治の本旨に従えということが、……

第26回国会 地方行政委員会 第2号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 個々の行政処分や行政指導、措置の面になりますと、どうも私就任百なお浅いので、事情をつまびらかにしておりませんので、説明員に説明をさせていただきたいと存じます。
【次の発言】 中井委員の御質問、御憤慨、ごもっともな点があるのでございますけれども、地方自治の問題は、要するに地方住民が自分らの郷土を自分らで処理するということを建町にしておるわけでございまして、県の合併審議会がそれにタッチするとか、あるいは中央審議会がタッチするとか、知事がタッチするとか、内閣総理大臣がタッチするとかいうことは、例外中の例外と認めるのが憲法の定め地方自治の本旨にかなうものであると思うのであります。……

第26回国会 地方行政委員会 第5号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 ただいまの問題は大へん大きな問題でございまして、また大臣からも十分お答えいたしております。私就任いたしまして以来日が浅くて、まだ研究中でございますので、個人的な意見はなかなか申し上げかねるのでありますが、大体元利補給あるいは利子補給というお言葉がございましたけれども、これは国のそうした処置でなしに、地方財政計画の中でその財源を見出し得るように、将来の地方財政は地方財政計画というものを十分に権威あらしめまして、その中で財源補助をしていくという方向に行くベきものでないかと考えております。今回政府がとりました方向は、国の三十二年度の一般財政予算の規模を、ある程度に圧縮しようとい……

第26回国会 地方行政委員会 第7号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 ただいまの御質問につきましては、交付税法の積算の基礎を大きく動かすかどうかという御質問でございまして、交付税総額が相当大幅に増額になりますれば、そういうことも可能でございますが、税の自然増収がございまして、幾分、ことに不交付団体の方や何かに片寄りまして、相当な税収入があるわけでありますが、そうした方面の都市的施設は今までも財政需要の算定において不十分きわまるものでございまして、往々にしてそういう面においてそういう地域に社会問題等も発生するので、環境整備の経費その他に相当な需要もあるわけであります。そうしたことをあまり需要の面を考えません場合におきましては、相当な思い切った……

第26回国会 地方行政委員会 第9号(1957/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 どうもただいま永田委員からの御質問で、地方税の減税というようなことを政府が表面に政策としているように承わりましたのでありますが、個々の税について、たとえば中小企業の事業税負担の軽減のような工合に、個々の税についてはそれぞれ措置したものもございますけれども、一般的に地方税の減税ということの趣旨は政策として打ち出したわけではございませんで、大体それよりも地方財政を堅実にするとかあるいは行政水準の確保とかいう点を今回は政策としているようなものであるということに私は理解しているのでございます。しかしながら一千億の所得税の減税に伴って、その政策との調和上住民税におきまして減税措置を……

第26回国会 地方行政委員会 第16号(1957/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 ただいまの東北振興のために各県が金を醵出して運動費にしたという話でございますが、事実を十分に承知いたしておりませんので、調査の上御報告いたしたいと思います。

第26回国会 地方行政委員会 第17号(1957/04/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 ただいまの問題は、遺憾ながら政務次官は全然知らないのでございますが、御質問の要旨を承わりますと、いろいろ調査を要することもあるようでございますので、後刻調査いたしまして、あらためてお答えすることにいたしたいと思います。
【次の発言】 行政措置をいたしますことについては、事実があるかないか、事務当局の漏洩であるかどうか、そういうような点をさらに調査いたしまして善処いたしたいと思います。
【次の発言】 漏洩である場合は、法律の命ずるところによって処置いたします。
【次の発言】 基地の交付金の問題につきましては、いまだ政府の方として原案が固まっておらぬことは、まことに申しわけな……

第26回国会 地方行政委員会 第18号(1957/04/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 ただいま北山委員からいろいろ御意見がございましたが、全く御同感でございまして、現在自治庁は終戦後の新しい地方自治制度で常時監督し、府県市町村の財務についても常にタッチを失わないように定期的に監査するとかいうようなことは、これは自治の侵害になるようでございまして、そういうことはしないのか延前になっているわけなんです。そういうことから見て、再建整備団体には年二回以上監査をするということ、再建整備という目的のために、大体常時のタッチを持つという形になっているわけだと了解しております。戦前の制度でございますと、どんな小さな町村の歳計現金の預入でございましても、歳入税金の預入先は必……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 非常に剴切な御意見の御開陳がございまして、また自治庁の大臣からも、住民負担軽減を非常に心配してのいろいろな意見が述べられたわけでございますが、その二つの間になかなか調和しがたいものがあるようでございますので、われわれ下僚のものは、その調整をいかにするかにつきまして十分調査研究いたしまして、明年度の予算の編成に当りたいと思っております。
【次の発言】 ただいまの問題は、私たちも非常に心配している点でございまして、療養給付の関係におきましては、これは二割の補助があるわけでございますが、それが決算補助のような格好になっておるものですから、年度の経理といたしましては、自然増を含ま……

第26回国会 地方行政委員会 第25号(1957/04/24、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 専門的なことで、私も十分審議を尽していないのでありますが、貧乏な市町村を扱った経験があるだろうと言われれば、まことにその通りであります。そういう意味からいいまして、北山先生の御質問に対しては、財源の穴埋めを起債でやって将来に禍根を残すというようなことのない程度に、自然増収のうんとある富裕な市町村の起債を抑えて、貧弱な交付団体の方に回すという操作をすべきものだろう、こう考えております。
【次の発言】 理屈はごもっともでございますけれども、どうも三十二年度というのは地方財政の上から見れば危険な年でございまして三十三年度には全国的な選挙もございますし、選挙の前年の単独事業費は、……

第26回国会 地方行政委員会 第26号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 永田委員よりの御意思表示の趣きは、まことにごもっともなことと存じますので、政府の方としても極力これが十分な財源になりまするように努力いたしたいと考えております。
【次の発言】 もともと今回の国有提供施設等の助成交付金は、これは財政法律でございますので、財政上の理由がなければそうした調整はいたしません。調整そのものも、どこまでも財政上の理由で、ともかく市町村の出費が要るとかなんとか、そういうような種類のものという意味でやるだけであります。しかも特別交付税の配付基準のようなれっきとした数字的な基準を設けて実施いたしておりますので、御心配のないように処理できると考えます。

第26回国会 地方行政委員会 第27号(1957/05/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○加藤(精)政府委員 北山先生の御質問でございますが、これは町村合併促進法から新市町村建設促進法まで一貫した法律に従って手続したものを、途中からやめるということは、どういたしましても政府としてはできないので、そんなことをやれば法律を作った国会に対して悪いことになると思うのであります。
【次の発言】 北山先生のおっしゃいますのは、現在手をつけて関係町村も県も手続を進めて、そして自治庁の方で中央審議会にかけたりいたしております分についてまでおっしゃるのじゃないかと思いますが、それ以外の分につきましては、もはや法律上新しく処置ができないことになりましたので、問題はなくなった。そうなりますと、現在手続……

第26回国会 地方行政委員会 第33号(1957/07/22、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連質問。偉大なる行政官の財政部長だそうでございまて、また課長さんの堀川氏もこれに準ずる偉大なる行政官だと思いますので、かれこれ言いたくないのでありますが、若干希望を述べまして、それからさらに御質問いたしたいと思います。  第一に、町村合併で十数カ町村なんかが合併したような場合、庁舎がほんとうに不自由しておるようでございますから、そういう場合の庁舎は許可を早くくしていただきたい。そして資金の借り入れも早くさしていただくことが望ましいと考えております。それから第二に、東北、北海道等で非常に雪が早くきますときには、従来もそういう特別の取り計らいをいただいた例があるようでございます……

第26回国会 地方行政委員会 第35号(1957/08/02、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 建設省にお尋ねするのでありますが、今度の災害発生は大きな天然災害だと言うけれども、人工災害の面もあるのではないかという、朝日の鉄箒欄に何かなぞのようなことが書いてあるのですが、その朝日の鉄箒欄にあるような事実があったのかどうか。たとえば諌早市が河川の改修事業をやりたいと思って申請書を県を経て本省に出そうとしたところが、それをいつまでも県知事が進達しなかったという事実が一体あるのかないのか、ちょっと疑問の向きもありますので、その点を一つお尋ねしたいのでございます。これは単なる書類がどうのこうのという問題ではなしに、地方制度全般に対する大きな問題点の一つだと思いますので、そういう……

第26回国会 地方行政委員会 第36号(1957/08/19、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 議事進行について。委員長にはなはだ申しわけないことでございますが、種々お耳にさからうこともあるかもしれませんけれども、議事進行について御意見を伺い、また希望を述べるものでございます。全国に地方自治行政についての諸種の問題、紛擾等が非常にたくさんあるわけでございますけれども、委員長といたされましては、その良識によりましてよく御判断になられることだということは感ずるのでございますが、これを一々立法府の議会におきまして取り上げますことは、国の地方自治行政に関する立法がきわめても大でありましてわれわれこれに対しましては非常な努力をもって審議研さんしなければならぬ現状におきましてとうて……

第26回国会 地方行政委員会 第37号(1957/08/20、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいまの固定資産税の論議は私も前から不思議に思っていたのでございますが、物が背負っておる税金ということが、いかにもかもがねぎを背負ってのこのこ出てきて、私どもがねぎだけを食べればいいような話でありますけれども、税金というものは課税お体と納税主体というものがあるもので、人と人との関係で、変りはないのでございまして、それにあるいは取引が中に入るとか物件が中に入るとか、いろいろな納税原因の事実があるにすぎないと思うのであります。そういたしますと、ただいまいろいろお話がありまして、農地の関係等の例もとられましたが、私も不思議なのでございまして、物が背負っておる税金というこ……

第26回国会 地方行政委員会 第41号(1957/10/22、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 消防活動の近代化というか科学化というかがもっと必要ではないかということを考えておるのでございますが、過般私たちが新潟県の村上市に応援に行っておりましたときに、村上市の奥の朝日山系に属する地帯の村が非常に大きな村でございまして、平地であれば一部か二部くらいに当る村でございますが、そこの葡萄という部落でございます。七十戸くらいでございますが、その葡萄部落が全焼した。全焼したのは、その日非常にフェーン現象の日でありまして、防火宣伝のために消防自動車が村中歩いておった。山を越え、谷を越して村中終日歩いておったために、その消防自動車の行方が全然わからなくて連絡のしょうがなかった間に全戸……

第27回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1957/12/18、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 本委員は、過般、衆議院より派遣せられまして、福岡県知事のリコールの状況を調査に参ったのでありますが、この調査におきまして考えましたことの二、三につきまして御質疑をいたしたいと思います。ごく事務的なことでございますから、課長さんからでも、どなたからでも、御答弁はけっこうであります。  リコールの手続は署名取りまとめの代表者の承認から始まるということになっておるようでございますが、その代表者が承認せられましてから、署名収集人が届け出せられまして、そうして署名を始め、所定期間の間に署名が法定数に達しましたら、その署名の審査が始まるわけでございます。それで、町村区域のリコールの場合は……

第27回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1957/12/18、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 私、どうもただいま廣川委員からのお話を承わると、非常に何か重大な問題が、この東京との関連で、あるようでございますが、東京都は後進地域でもないのだし、東京都というものは大きな力を持っているものだし、しかもそれが数十年できないでいるということに非常な疑念を持ったのでございまして、そういうことから言えば、本日この委員会にも地方財政の方の専門家の社会党の委員さんも、北山委員もおられるのでございますので、特別そういうことを考えたのでございますけれども、どうもこれは明らかに採算のとれる事業であってそうしてやらなければならぬ事業であって、そうして東京都というものが非常に大きな財政力を持って……

第27回国会 大蔵委員会 第9号(1957/12/12、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 大臣に御質問をいたしたいのでございますが、大臣は、現在のわが国の地方団体の財政が非常に困難しておる、特に団体によりましては赤字を持っており、なお再建債を借りて、そして赤字の肩がわりをしてもらっておる、また歳入の方では、相当財源調達に無理をしておる、非常に無理な税金を取ったり、それから標準税率超過の課税をやったり、相当無理をしておる、それからなおそれでも調達ができない場合には、あるいは教育費とか衛生費とか消防費とか、当然公費で負担すべき経費を、協力費等の名目によって民間に相当負担させておる、そうしたような、いろんな地方財政の非常に苦しい実情を十分御理解でございましょうか。どうも……

第27回国会 地方行政委員会 第3号(1957/11/06、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して……。長官にお尋ねいたしますが、本日衆議院の予算委員会におきまして、石村議員の質問に大蔵大臣が答えまして、地方交付税の税率の三十三年からの引き上げにつきまして、予算編成の一環であるがゆえに三十三年度予算編成の構想や、その内容たる事項を一つずつ小出しに発表するわけにいかぬというような答弁があったので、私たちは大へん不満に思ったのでございますが、その前提に何らかの考え違いがあるのじゃないかと思っておるのでございます。交付税率の問題は、交付税法に規定しているところでございまして、国内におきまして公けの税金として取ります国税、地方税というものの、税を取る領域の配分の問題でござ……

第27回国会 地方行政委員会 第5号(1957/11/12、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 渋谷区政の問題につきまして、どうもああいう事態が惹起されているのは、地方制度上の何か欠陥があるんじゃないかと思われますので、その制度を作られた委員がここに充満しているわけでございますが、われわれの任期中ではないのでありまして、大へんいろいろ御責任もあると思いますが、これを徹底的に一つ区制全体を行政監査として閉会中研究してみたいと存じます。地方自治の実地調査と申しましても、北海道へ行ったり九州へ行ったりするばかりが実地調査ではないので、足元の東京都の内部の地方行政をも十分監査して研究する必要がある。なるべくすみやかなる機会において渋谷区制全体の構成、機能その他につきまして調査し……

第27回国会 地方行政委員会 第6号(1957/11/14、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 渋谷区長の官選につきまして、地方行政委員会で監査したいということを申し入れましたものの一人といたしまして、その立場を申し上げまして、御当局にも協力をお願いしたいのでございます。  この問題は個々の行政事件や個々の刑事事件に対して、この行政委員会は関与しないことにいたしおりますので、そういう意味ではございません。犯罪事実の追及をするということは国会の職責ではありません。しかしながらとうとうとして流れておるところの現在のわが国の地方自治に誤まった自由主義の風潮がありまして、それがとかく悪貨が良貨を駆逐するというような傾向があるのじゃないか、それが地方の最末端の地方行政におきまして……

第27回国会 地方行政委員会 第7号(1957/12/10、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 さきの臨時国会閉会後行われました当委員会の委員派遣による国政調査の概況につきまして便宜私から御報告申し上げます。  御承知のように今回の委員派遣は、福岡県における知事の解職請求の問題がその直接の動機であったのでありますが、派遣の目的といたしましては、委員派遣承認申請に対する議長の承認にもありましたごとく、広く福岡県における地方自治及び地方財政の実情調査のためといたしたのであります。なお先国会におきまして当委員会に直接福岡県議会筋から陳情のありました北九州における警察官定員増の問題もありますので、あわせてこの機会にその実情を調査することとし、従って具体的な調査事項といたしまして……

第28回国会 建設委員会 第11号(1958/03/07、27期、自由民主党)

○加藤精三君 道路整備緊急措置法につきまして御質問いたします。本法の理由書には「道路を緊急に整備して経済基盤の強化に寄与するため、道路整備費の財源等に関する臨時措置法を廃止し、新たに道路整備五箇年計画を定め、これに充てられるべき道路整備費の財源その他道路の整備に関し必要な措置を定める必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」というのですが、建設大臣と大蔵省の政府委員にお尋ねいたしますが、これに充てられるべき道路整備費の財源に関し必要な措置を定めるというのは五カ年を一単位とした、その五カ年分の計画の財源の措置であるから、そのうちの一部分だけについて財源措置を定めればいいのではないと思……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1958/04/11、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。  ただいま島上委員の御質問について、私いろいろ考えさせられるところがあったのでございますが、どうもこうした立法の際に裏から裏へと考えて、こういうずるいようなものがあったら、この法規が役に立たぬじゃないかというように考えますことも、用意周到なこととして必要なことと思いますが、大方の有権者は、そう悪知恵のつぼの中から出たほど悪い有権者ばかりでもないわけでありますから、一般の場合として強制規定を置きまして、それが順守される場合の方が多かないかという気がするのであります。翻ってわが国の現在の政治を見ますと、自由を破壊する者の自由を認め過ぎているような気がいたします。これは……

第28回国会 地方行政委員会 第2号(1958/02/07、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 ちょうど大臣もお見えになっておられますし、昨年十月十日、消防審議会会長高橋雄豺氏より国家公安委員会委員長正力松太郎氏に対しての答申がございまして、消防の機構改革に関する建議があったのであります。これにつきましての政府当局の 取扱いについて御意見を承わりたいのでございます。消防審議会の答申の骨子とするところは、消防業務、災害防除の業務というものは、きわめて国家的なものでありまして、これは終戦後駐留軍の指導によりまして、非常な大きな変革を受けたのでございますが、これは民主主義の行き過ぎというような形でございまして、ほとんど全部の責任を市町村に委任しているのでございます。かかること……

第28回国会 地方行政委員会 第4号(1958/02/12、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。私、おそく来てよけいなことを申し上げるのでございますが、北山委員の質問について、特に地方自治の新しい事態の根本的な問題のような気がして、ちょっとお尋ねしてみたいのですが、地方団体の目的というものが昔から見れば少し変ってきた。それは、新しく長期経済計画などを作ったり、いろんな開発計画を作るような事態になれば、それに相応して、その府県市町村という団体そのものが地方開発の主体としての任務をやるようなことに使命が変ってきた。本日予算委員会でも、門司さんが地方開発と地方制度について質問されるということを承わって、私は非常に敬服すべき着眼だと思っているのでございますが、それに関……

第28回国会 地方行政委員会 第5号(1958/02/14、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 自治庁方面では、法人税の今回の減税について、相当地方税の減収が出るので、法人税割の引き上げによって、それを捻出しようというお考えのように承わりましたが、大蔵省方面にも異論があるということを聞いておりますので、これは政府部内統一して、そいう法律的な措置を講じていただきたいために、大蔵省当局に対して質問をしたいと思うのです。至急委員長におかれましては、お取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 果してしからば、非常に大きな問題でございますので、大蔵大臣または政務次官――政務次官は二人もいるのですから、だれか一人都合つけて出席するよう要求いたします。

第28回国会 地方行政委員会 第7号(1958/02/20、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。福岡県のリコールの調査につきましては、ある社会党の市長が、市役所の構内に無断でリコール相談所というものを設けまして、そこで種々の示唆を与える、あるいは喚問されたものに対して出頭しなくてもいい、あるいはそれはこう答えろというようなことを指示をしているといううわさがあり、現に私たちも市役所の構内に無断で建っておりますリコール本部からの相談所というものをこの目で見てきたのです。かかることはいかに卑劣な妨害行為かということがわかるのですが、これは法に触れないものかどうか。私も何十かの質問をいたしたいと思いますが、まずこの手続の公正ということが問題になっておりますので、その点……

第28回国会 地方行政委員会 第11号(1958/03/04、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま伊東委員は非常に遠慮しておられましたが、私はかねて参議院の小柳さんからのお話も承わっており、特にこの奄美大島の復興の法律を作りますとき、五つの他の委員会と折衝いたしまして話をまとめたときの経緯から今考えますと、復興に最も重要な関係を持つ港湾等は、やはり県営ではまずいんじゃないかという気がしますので、三十四年度からはできるだけ相当重要性のある港は――この委員会で指摘されました亀徳とか和泊とか白浜、湾、茶花というものは相当地方として重要な意味を持つ港湾だろうと思いますが、そういうものは国直轄にできるような予算措置を考えていただきたいと思います。地元民の非常な念願……

第28回国会 地方行政委員会 第17号(1958/03/14、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま門司さんの質問されたのは、現在のわが国の地方行政における大問題中の大問題で、しかもそれをみんなが当りさわりがあるというので伏せている問題だと思うのですが、この問題を深刻に考えて突破しないと、新しい時代の地方行政はあり得ない。それの私の考えについては、社会党が現在の地方自治制度、都道府県制なんかを、少くとも十五年くらいは変えたくないという考えを、党の地方制度調査会で持っておられるのであって、そういう卑屈なことであるならば、この問題はとうてい解決できないのだ。それで、ものにけちをつけるけれども、建設的な案を持たないというのが社会党の常套手段だと思うのです。その問……

第28回国会 地方行政委員会 第22号(1958/03/27、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま他の委員よりも発言がありまして、町村合併事務の重要性については特にいかにこれを強調しても足りない、また要望しても足りないくらいに存じますが、念のため速記に残しておきたいために、これから御質問を申し上げる事項を、一つ行政局長及び大臣から明確に答弁していただきたい。  ただいま総合判定という言葉がありまして、また新聞等にも非常にたくさん総合判定という言葉があるのですが、その総合判定というものの意味が私にはどうも納得がいかない。主観的要件から見て妥当でないから、ある県境合併についてはこれを認めないということなんでございますが、果してしからば客観的要件において妥当で……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 社会労働委員会 第3号(1958/06/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 これより会議を開きます。  労働行政について、労働大臣に対する質疑を許します。赤松勇君。
【次の発言】 先ほどから委員さんのところで傍聴者といろいろ私語したり打ち合せたりしておりますが、議場の規律のためおやめを願います。
【次の発言】 赤松委員に御注意いたします。御発言のときには委員長を呼んで御発言を願います。
【次の発言】 河野正君。
【次の発言】 河野委員に申し上げますが、当委員会と予算委員会との約束に基きまして、十二時に労働大臣の退席を許しますので簡単にお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記開始。

第29回国会 社会労働委員会 第12号(1958/08/09、28期、自由民主党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 休憩前に引き続きまして会議を再会いたします。  社会保障制度及び公衆衛生に関する件について調査を進めます。質疑の通告がございますので逐次これを許します。八木一男君。
【次の発言】 ただいまの八木委員からの御発言でございますが、まことにごもっともと思いますので、十分調査の上善処いたしたいと思っております。
【次の発言】 伊藤よし子君の発言を許します。
【次の発言】 五島虎雄君。
【次の発言】 御答弁も御質問も簡単にお願いいたします。
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 大体時間もずいぶんおそくなりましたようですので……。

第29回国会 地方行政委員会 第11号(1958/09/05、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 最初に、和歌山事件につきまして若干の質問をさしていただきたいと思っております。私は、この事件の直後、和歌山市に事件のてんまつを調査のために参ったのでございますが、あの和歌山市は、古来非常に栄えた旧藩の城趾の町でございまして、地理的にも、歴史的にも、何とも言えない穏やかな興趣の深い観光地ともいわれるような町でございます。あの地域におきまして、今回本委員会で問題になっておりますような事件が起きたことに対して、大きい観点から観察いたしますと、全国から相当激しい連中があそこに押し寄せてきて、そうして各種の行動をいたしまして、あの騒擾に導いたということにつきまして、和歌山の地域民の方と……

第29回国会 文教委員会 第9号(1958/09/25、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 当初に文部当局、特に最も詳しく知つておられる文部当局の説明員でけつこうでございますが、本年の九月十五日の闘争の具体的な状況を詳細に承わりたいのであります。
【次の発言】 ただいまの御報告をお聞きしますと、わが国の大多数の教職員は、職能倫理というか、そういう点にとうとい自覚を持つておられるように思うのでございますが、あれだけものすごい日本共産党の背面指導にかかわりませず、よく日本国民たるの本分を自覚してくれたということにつきましては、私たちは敬意を表するものでございますが、われわれ東北生まれの者でありまするので、特に福島県で教壇放棄というような非常に忌まわしい仕事を多くの先生が……

第29回国会 法務委員会 第10号(1958/09/09、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。和歌山市の郊外の雑賀崎小学校の藪田教員の問題は、非常に重大な事件でございますが、法務省方面でも警察庁方面でも、取調べの速度が何のゆえか少しおそいような気がしておりますのです。事件は非常に重大な事件でございますので、鋭意取調べをはかっていただきまして、この次の委員会におきましては御発表できるようにしていただきたいと思うのでございます。何となれば、この人権じゅうりん被疑事件につきまして、校長、教頭が他校へ転任されたのでございますが、その受け入れ学校におきましては、そうした先生を自分らの方の学校ではもらいたくないというて地元が騒ぎまして、それからそうした各所の異動に関する地元……

第30回国会 地方行政委員会 第5号(1958/10/21、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。新市町村建設につきましては、その前の法律の関係の町村合併促進法からずっと継続してこれを大観して見ますと、明治二十一、二年に、日本に竹やり騒動のようなものが数年間続いて、そうしてやっと最近までの町村の区画ができた、自治体の地域性が確立したということを考えてみますれば、まことに画期的な成功だということを感ずるものでございますが、しかしながら、明治二十一、二年の大合併が、その後五十年間も町村の地域として尊重されましたるごとく、今回決定しました町村合併の地域は、相当の期間町村の地域として恒久性を持つものになる可能性が多いと思うのでございます。ことに社会党の発表せられておりま……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/23、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。私も、長年地方行政委員会でそういう質問をしたいと思っておったのですが、そういうふうなまでに観念がまとまらぬでおったのです。ここ五、六年の間、夢にも忘れたことはない。衆議院、参議院の委員会でも、そういう問題があるときは、私は傍聴に行っておりましたが、そして自治庁の十年祝賀式典に伴うえらい冊子を得まして、そうして大体地方行政の水準向上の目標点について、各省のおえら方が全部筆をそろえております。しかしながら、問題は、大蔵省がどういう認識をするかということと関連してくるのであります。そうして大蔵省に対してどれだけの説得力が自治庁にあるかということに関連してくると思うのであります……

第30回国会 文教委員会 第3号(1958/10/15、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ごく事務的なことを簡単にお聞きしますから、簡単にお答だいただきたいのですが、学校教育法の五十二条に「大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。」この中にファクターがたくさんあるわけですが、大学は学術の中心として広く知識を授けることを目的とする、また別の大学は深く専門の学芸を教授研究することを目的とする、第三の場合は、大学は知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする、この三つの条件がある。これは画一的なのか、この二つの条件をすべて含めなければいかぬのかどうか、その……

第30回国会 文教委員会 第4号(1958/10/17、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 過般学校教育法の一部改正につきまして、本員は教育と経済との関係につきましていろいろ御質問申し上げたのでありますが、すでに国立の専科大学に模様がえせんとする意図を持っている短期大学もある。そして当該短期大学は将来おそらく五カ年制度の前期の課程を持つ専科大学になるであろうという御回答に接しまして、私はまことにこの制度が単なる制度上の思いつきその他によるものでない、非常に根強い将来の発展性を持っておるものと考えているのでありますが、そうした前期の課程を含む専科大学という種類のものの新設を学校教育法第一条の中に織り込みますことは、現行学校制度上の修正となるものでございますか、六・三・……

第30回国会 文教委員会 第5号(1958/10/22、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。一言だけ……。
【次の発言】 非常に簡単でありますが、御当局の答弁について、一般の形の専科大学につきましては、これは六・三制の例外でないように思いますけれども、高等学校に属する部分を専科大学の中で教授します場合に、高等学校は完成教育の課程でございますけれども、専科大学の前期は進学課程になるように思います。若干の教育制度の修正というか、例外を認めたということになるのじゃないかというので、その点は私良心的に考えまして、そういうふうなことになるのじゃないかというふうなことに考えるのであります。それがまたそれ自身いいことなんじゃないかということを考える。で、辻原さんにもお考……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/10/31、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 西村さんにお願いしますが、ただいままでの御論議を私ずっと心を平らにして拝聴しておりましたが、問題の要点は、学校以外の技能教育施設における学習を高等学校の教科の履修とみなすことに関しまして、その学校以外の技能教育施設の指定を文部大臣がやるか、府県教育委員会がやるかということに関連しておるようでございます。それで、御理解に便ならしめるために、私一つの例をとって申しますと、たとえば山形県の中に比較的大きな工場がある、それで現在考えられておりますような三年程度の、年間一千時間くらいの技能教育施設がある、そうしてそこには高等学校卒業程度の教員がおる、相当しっかりした学校以外の技能教育施……

第31回国会 決算委員会 第11号(1959/03/17、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。決算委員会の委員にされましてから日が短かいのでございますが、私の解するところによりますれば、そうした尋問捜査というようなことは、これは日本の憲法によりますると司法権の分野であると思いまするし、それに山田委員さんの御質問が相当強い表現を使って、しかりつけるとか、あるいはどやしつけるとかいうようなことは、国会の職能から申しましても、またわれらのとうとい国会の品位、風格からいいましても、適当でないと思いまするので、委員長におかれまして御注意をお願い申したいと思います。
【次の発言】 それに関連いたしまして、人権尊重というようなこと、ヒューマニズムの精神が日本の国の民主政治……

第31回国会 地方行政委員会 第4号(1958/12/23、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 私、ただいままでの論議を拝聴しておりますが、まず第一に、警察法の大家の門司議員は、本件事案は府県警察の問題だということを知っておられるのだろうと思うのであります。門司議員は警察法の審議に当りましても、国家警察を作らない、警察行政というものは地方団体の行政である。府県の行政よりもむしろ市町村の警察にするのがよろしいということを論ぜられましたるところの第一人者であります。しかるに、あたかも事案が国家警察上の問題であるかのごとく、国会の大切な審議の時間をとる。門司議員のみではございません。社会党全体が、府県警察の管内に起りました一つ事件に対して、国会の大切なる時間を相当とっておられ……

第31回国会 地方行政委員会 第14号(1959/02/26、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 この際私からも一言この法案に関連して希望を申し上げたいのであります。  私、考えますのに、本法案が突然として提案されましたのは、これは国家公務員の退職年金制度と地方公務員の退職年金制度とが足をそろえて出発しなかったということで、仕方なしに出ているのだろうと思うのでありますが、その足をそろえて出発されなかったということに対して、私は若干の希望があるのでございます。これは地方団体側には、財政上とか、あるいは各地方団体間の不均斉、いろいろな関係があって事ここに至ったものだと思うのでありますが、国家公務員に対して、国家が強力に助成してその身分を安定するという以上は、地方公共団体に対し……

第31回国会 地方行政委員会 第15号(1959/02/27、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま同僚中井委員から、現在わが国の大きな問題になっております自治体首長並びに公務員の犯罪、国費不正使用等についていろいろ御質問がございましたが、私も中井委員同様、六、七年自治体の首長をしておりましたときを回想いたしまして、いろいろ心に思い当ることがあるのでございます。といいましても、私が公金費消をしたわけではないのでございますが、(笑声)私は、議会の議員が首長を選ぶ時期でも首長をしておりましたし、それから住民の公選による場合と、二回首長をしておりました。そのときの私たち管理執務者の感じを申しますと、公選になりましてからの首長というものは非常に立場が強いのでござい……

第31回国会 地方行政委員会 第19号(1959/03/06、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連いたしまして、ちょっと一つだけお願いいたします。私、本日は力の入った質問をいたしたいのでございますが、私、昔地方行政にいた関係で――今でもおりますけれども、専門に地方行政におりましたときからのことを忘れまいと思って、若干の学術雑誌をそのつど読んでいるのでございますが、その学術雑誌を大学の教授以上に指導しておられるのが、本日御列席の行政局長さんや財政局長さんでございます。それで私は、わが国の地方行政、財政の学問的最高峰はこの二人だと思っているのでございますので、きょうの質問はすべてお二人にお答えになっていただきたい。それから、これは自民党内部の関係もございますが、自民党の中……

第31回国会 地方行政委員会 第20号(1959/03/09、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 非常に時間が制限されておりますので、どうも当初の質問計画通りできないのですか、二、三お尋ねしまして、全体の質問の意味を響かせていこうと思っております。  知事さんは、県独自の施策に基く県単事業なんかは三十四年度はほとんど皆無になるかもしれぬ、こういうお話を承わって、私の県なんかもそうでございますが、全国の後進府県は非常に著しいだろうと考えております。きょうはそういうふうなことを考えまして、現在こういう苦しい事態に立ち至るということは、やっぱりこれは遠きをおもんばからなければ近き憂いありで、従来のマンネリズムの地方行政財政をやっておったのでは、世界各国に対抗する日本の国力を上げ……

第31回国会 地方行政委員会 第31号(1959/05/04、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。問題を明らかにするために一言だけ質問さしていただきたい。簡単であります。  本人が当然失格になりましょうけれども、当然失格ということの具体的に行政上に現われる時期は、町村長が当該議員を会議に招集しないということから始まるのかどうかという問題が一つ。  それから犯罪人通知書というものは市町村役場に法務省から来るのでありますけれども、公職にある者の通知書は一般の犯罪人通知書よりも先に来るように記憶しておりますが、そういうお取扱いになっているか。それともそうなってなければ、特にそういう議会の構成に関するものなんかは法務省から早く当該自治体の方へ通知をさせるように法律改正の……

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/19、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 本年九月静岡県の伊豆地方が非常な災害に見舞われまして、その復旧が実に困難をきわめております状況につきましては、われわれラジオまたはテレビその他新聞等によりまして承知しておるのでございまするが、何しろこの地帯は、たび重なる災害に見舞われまして、全国の地域申でも非常に不幸な地域といわれるのでございます。昭和六年でございましたか、駿豆の大震災の当時、本員は文部省の課長といたしまして、二十数カ町村の災害の状況を視察した経験を持っておるものでございまするが、あるいは山津波によりまして、あるいは河川のはんらんによりまして、当時の惨状を思い起しますにつけまして、今回の不幸は、まことに同情に……

第31回国会 文教委員会 第4号(1959/02/04、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 文部予算の説明を拝聴いたしますと、いかに文部省の仕事が広範な事項にわたるかということを痛感するものでございまして、それほど広範でございますので、個々の問題につきまして非常に掘り下げて、突っ込んでそれについての政策を研究するということが、いかに超人的な大臣でございましても、また秀才の官僚でございましても、困難なことをしみじみと感ずるものでございます。 それで思い切って、われらが選挙した国会が作り上げた政府に対しまして、国民は協力しなければならないということを痛感するものでございまして、ことごとに政府の説に反対々々といって、反対のみに終結しましてこれを妨害するということは、国家の……

第31回国会 文教委員会 第6号(1959/02/13、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。私は西村委員ととも地方行政の委員であり、理事である時分から仲よくいたしております。御質問の当初において大へん端折るような調子でまことに申しわけないのですけれども、事が非常に重大な問題でございまして、これはもうある一人の政治家を殺してしまう問題なんで、ここで明らかに西村先生の御発言の誤まりであるということを申し上げたいのであります。学長あっせんの際に灘尾文部大臣が学長連中に対して諸君は何の権限を持ってやってきたのか、それからどういう責任を持つ覚悟であるのかという暴言をはいたということがマスコミ、ジャーナリズムによって天下に紹介されまして、それがあるいはラジオあるいは新聞の……

第31回国会 文教委員会 第7号(1959/02/18、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。先ほどから小牧委員が、非常に地味ではあるけれども、非常に政策的な重要な御質問をされましたことにつきましては敬服いたしております。それに対してときどき不規則発言をしたことについては、相当程度の反省を本員はしているものであります。しかしながら、私があえてこの関連質問をたびたびお願いした理由は、この教員定数問題というものにつきまして私は非常な興味を持っているのであります。今まであまり出なかった議論がこの定数問題についてはあると思うのです。それは私長い間教育行政の方の仕事に今日まで――県の学務課長とか学務部長とか、文部省の課長なんかしておりまして、その間に専門家の話をいろいろ聞……

第31回国会 文教委員会 第8号(1959/02/25、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 社会党の同志の御了解を得まして、私委員会を代表いたしまして盲学校、聾(ろう)学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、希望意見を述べたいと思うのでございます。  同志の長谷川委員、小牧委員その他皆さんからお話がありましたように、こういうふうな境遇の児童生徒に対しましては国家の特別の思いやりがあることが憲法の趣旨にも合し、学校基本法の趣旨にも合するのでございまして、学校というものはこれを社会的に見ますれば、大きな社会政策を実施する場所でもあるという観念に立ってわれわれは考えるのでございます。ことに盲ろうあの特殊な児童は社会に出てから独立自活する……

第31回国会 文教委員会 第9号(1959/02/27、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 大体櫻井委員からの質問で尽きたようでございますので、私からは遠慮しようと思ったのでございますが、私の考えは、小学校と中学校というものは、昔の教育制度のような複線型でなしに単線型で、すべての小学校卒業生が中学校に行くということになりますと、修学旅行に行って、楽しむという方は別ですけれども、非常にためになるという面からいいますれば、そうした社会事象にぶつかって、そして教育的な有意義なものを修得し、体験していくという意味からいえば、小学校より中学校の方が効果が大きくはないか。それで中学校に行って固めてやる方が、同じ経費を使うならば有効じゃないかと思う。そこでまあ地理とか歴史とか、そ……

第31回国会 文教委員会 第10号(1959/03/04、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 できるだけ簡単にいたしますけれども、意を尽すために、一つごかんべん願いたいと思います。  長谷川先生の御発言の中で、わが国の小、中学校教育について手が行き届かないのは政府のためだというようなことが主になっているようですけれども、わが国の小学校、中学校教育は、法制上も県の教育委員会や市町村がやるべきものでありますし、市町村には、御承知のごとく三割の自由財源があるのですから、市町村のためにいいことは市町村がどんどんやればいいので、しかも地方交付税の積算基礎には相当そういう給与費が計上してあるのにかかわらず、それを市町村が設置しなかったり、十分に使わなかったりするならば――市町村長……

第31回国会 文教委員会 第11号(1959/03/11、28期、自由民主党)

○加藤精三君 市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案の提案趣旨説明をいたします。  本件は、われらの文教常任委員全員をもって提案者及び賛成者といたしておりまする法律案でございまして、その趣旨は、大体において五大都市の定時制高等学校教育の沿革的並びに現実的の特殊事情を認めまして、それらに勤務する教員及び職員の給与の負担主体を府県より市町村に変えようとするものでございます。  本件につきましては、委員の中におきましても一人も異存のある人がございませんので、すみやかに御審議をいただきまして、可能な限りすみやかに成立を見ることをお願いいたしたいのでございます。  以上をもちまして提案者を代表……

第31回国会 文教委員会 第12号(1959/03/13、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま堀先生が半ば誘導尋問的にいろいろな質問をされましたが、その点に関しまして、質問との関係もあったのでありましょうが、御当局の説明のうちで、たとえば、女子が自分自身の人格形成上の芸術的情想をつちかおうと思って音楽学校に入る。それで音楽の教養を高めるのに、たとえば専科大学の制度で想定しております五年制の専科大学に入れば、生理的にも声変りをする前に十分練習して、そうしてまた声変りが済んでからまた練習するというので、非常な程度の高い声楽家ができるというようなこともあろうと思いますし、そうした芸術的情操というものは、汝の幼きときに汝のつくり主を覚えよ、というような、宗教……

第31回国会 文教委員会 第14号(1959/03/20、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ただいま宮原誠一教授を会長とする社会教育学会のことについて御質問があったのでありますが、私も常々この宮原誠一教授を会長としておる社会教育学会なるものの奇怪なる行動について種々観察もし、注目しているところでございます。これは純然たる学術団体の実態を備えてないと私たちは見ているのでございます。いな、むしろ誤まれる方向に国民を導く実態を有する一つの社会教育団体だ、こう思っておるのであります。それで、これが左の方の陣営、ことに日教組関係の正系、傍系のたくさんの団体や雑誌における宮原誠一氏、またその他の連中のPR活動、社会教育活動というものは、これは実に広範であり、深刻なものであ……

第31回国会 文教委員会 第15号(1959/03/24、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連質問。西村委員から特に政令委任事項につきましていろいろ発言がありましたけれども、法律を読むとおわかりになりまするように、今度の日本学校安全会法案の中には、その児童災害補償の機構、運営、方針や目的すべてが法律事項で決定してあるのでございまして、政令に委任したる部分はそのごく少部分にすぎないのでございます。あたかも政令でほとんど全部がきまるような法案の立て方であるかのごとき誤まった観察をされますのは、私は原案を非常に誤まるものだと思っているのでございます。なおこうした関係の法律案は、かの非常勤消防の災害共済のようなものでございまして、全国の都道府県の三分の一とか五分の二とかい……

第31回国会 文教委員会 第17号(1959/03/27、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいまの堀先生の御質問に対して法制局は一般的な原則を言われたわけですが、あまりこまかい政令できめるべき内容等に立ち入りますことは、法制局のお立場として困るだろうと思いますので、当面の責任者である文部省の政府委員から御答弁をいただいた方が事態が明らかになるだろうと思いますから、そういうふうにお願いしたいと思います。
【次の発言】 議事進行の発言を求めます。  ただいま審議中の三案中、社会教育法等の一部を改正する法律案に対しましては、他の二案と午前、午後交互にその審査を進めることに理事会の協議が整っております。すでに自民党委員の質疑は本日で三日間にわたって行われている……

第31回国会 文教委員会 第18号(1959/03/31、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。非常に簡単な質問でございますが、社会教育法の第三章の第十条「この法律で「社会教育関係団体」とは、法人であると否とを問わず、公の支配に属しない団体で社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とするものをいう」とあります。「この主たる目的とするものをいう」ということがありますので、その点星野先生にお尋ねしたいのでありますが、「主たる目的とするものをいう。」ということは、従たる目的も何か持っておるということなんですが、そうしますと、その従たる目的がレクリエーションであるとか、あるいは純然たる学術研究であるとか、そうしたようないろいろな従たる目的があると思うのです。本日の委……

第31回国会 文教委員会 第20号(1959/04/03、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 本員は自由民主党を代表いたしまして、社会教育法中一部を改正する法律案に対する参議院より送付の修正案及びその修正部分を除く原案に賛成し、社会党側西村、小牧、櫻井、山崎四議員提案の修正案に対する修正案に反対し、なお永山君提出の本法施行期日改正に関する修正案に賛成し、その討論を行わんとするものであります。  政府提案の改正案は、昭和二十四年六月十日公布の社会教育法及びその後数次にわたる改正案に対する関係において、まさに画期的な大改正であるばかりでなく、世界各文化文明国に対し著しき後進性を持つわが国の社会教育行政をば、画期的に振興せしむる効果をあらしめるところの改正であります。これに……

第31回国会 文教委員会 第21号(1959/04/27、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。  同僚西村委員からるる審議促進の熱意のある御発言がありましたが、審議促進をじゃましたのは、私は遺憾ながら社会党の委員諸君だということをかたく信じているものでございます。遠い昔ではない。警職法当時においても、その審議を妨害するために四日間にわたって委員室を占拠したのは社会党の議員諸君でありますし、これは速記録に載っけておきたいから特に申すのでありますが、社会教育法の改正案の社会党の対案を提出せられるに当りまして、提案理由説明と称してるる三時間にわたって提案理由を説明せられたのでありまするが、その提案者の提案内容はほとんど符節を合するごとく、日本社会教育学会の福島にお……

第32回国会 文教委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ただいまの辻原委員の質問は質問もあり主張もあり、いろいろでありましたが、質問に関する限りはなはだ前提が間違っておる。歴代文部大臣が権力を乱用して、団体を圧迫したようなことをるる述べておられる。そういうことを思わせるに足るような発言をしておられる。はなはだこれはおもしろくないと思う。そういうことを具体的に言わずして、抽象的に、あたかも大臣のかわった機会に、新しい大臣の認識を誤認せしめるがごときことははなはだ遺憾なことであります。私の考えによれば、従来そうした事例はないのであって、勤評問題の混乱の原因は、これは全く革命的日教組の勤評反対行動にあるのであります。そういう意味に……

第33回国会 外務委員会 第18号(1959/12/24、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。安保条約における事前協議その他の協議というような問題につきましては、もともと安保条約の改正そのものが日米両国間の善意によって貫かれ、運営せられていくのが必要なのでございますから、そういう外交上の用語の照会等をやる必要はわれわれとしてはないというふうに感じておるのでございますが、われわれの考え通り外務大臣も考えておられるかどうかをお聞きしたいと思います。

第33回国会 地方行政委員会 第4号(1959/11/12、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 非常に簡単にやります。道路交通取り締まりにつきまして、子供でも、ばかでもわかることが、そのままほったらかしてあるような気がする。狭い道路に大きなバスを許可するなんというばかげたことがその一つ。それから、そういうところに建物を建てて見通しを悪くすれば必ず自動車の事故が起こるのに、そういうものをどんどん建築させているということが一つ。それから、青少年がスリルをおもしろがって人に迷惑をかけるようなことを可能ならしめている。そういう速度が出る自動車ないしオートバイを作らせるということは、ずいぶんばかげたことと私は思う。大体速度のあまり出る構造の自動車、オートバイを作らせなければ、カミ……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。本日は国民が一番心配しておる火薬類の取り締まりについて非常にまじめな審議が行なわれまして、私たちも非常に喜んでいるのでございますが、この重点の一つとして、幾ら法律規定があっても、その運用が、安井委員の言われるような人間の生命重視という観点を重点として行なわれなければ何にもならぬという感じがするのでございまして、通産省の政府委員のお言葉によれば、法律上別に、法律は守って全部行なわれているというような、通産省関係では一つも責任はないというような調子の、しかもこういう事故は内務省時代を通じて歴史的に初めての事件で非常に特異性があるんだ、何万件に一つであって、めったにあるも……

第33回国会 文教委員会 第2号(1959/11/11、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。両党共同提案の決議につきまして提案者のわれわれ委員の側から一致した賛成の意見を表するものでございますが、特に本決議案におきまして義務教育充実状況をあわせ考慮しつつと申しておりますのは、わが国の義務教育の財源がいまだ国家教育として非常に十分だとは言えないのでございまして、特に本委員会におきましては継続して学校看護婦の養護教諭の充実率というようなものは非常に問題にしているわけでございまして、これが目的達成には相当の財源を要するわけでございます。また本委員会及び地方行政委員会におきましては、常に学校給食におきまして国民体力の基礎的条件を形づくるところの学校給食の調理士の身……

第33回国会 文教委員会 第3号(1959/11/13、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 提案者一同にかわりまして修正案の要旨を御説明申し上げます。  修正案の案文を朗読いたします。  日本学校安全会法案の一部を次のように修正する。  第十八条第一項第二号中「に対し」を「又は政令で定める場合には里親(児童福祉法(昭和二十二年法律第百六十四号)第二十七条第一項第三号に規定する里親をいう。以下同じ。)その他の政令で定める者に対し」に、「「災害共済給付」という。以下同じ。」を「以下「災害共済給付」という。」に改め、同条第二項中「専科大学の前期の課程及び上を削り、「災害につき、」の下に「当該生徒及び幼児の保護者又は政令で定める場合には里親その他の政令で定める者に対し、」を……

第33回国会 文教委員会 第6号(1959/12/09、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。――ただいま堀委員より二つの種類の図書目録が出ておることは非常におかしい、片方の民間のものは権威を認めないのかというお話でございますけれども、私は、そういう選定がいろいろ行なわれること自身がいろいろな見方を提供するもので有意義だという気持がするのであります。しかも、政府側が関係を持っておる図書目録の編集といいましても、政府そのものがすでに民主化されておる政府である。昔の、枢密顧問官が参与して勅令の形で仕事をするような文部省とは違う。もう民主主義時代になった政府であるということをよく認識されまして、そしてものを考えていただいたらどうかというふうに考えますが、その点について……

第34回国会 外務委員会 第3号(1960/03/10、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま他の委員より法治国云々のお話がございましたが、とにかく外国に対して法治国だかどうだかということの詮議は、外交政策の検討上は非常に必要かもしれませんけれども、明らかに憲法があり法律があり命令があって国が治められている国に対して、法治国だかどうだかということは、わが国の外交の進展の上に幾多の余韻を残す問題でございまして、われわれはわが国の外交が円滑に進むことを望む立場からあまり好ましきことではないと思います。先ほど中村英男委員よりもそういうことを非常に考慮した御発言があった直後でございまして、そのときにはただいまの質問者は席におられなかったような関係もありまして……

第34回国会 地方行政委員会 第9号(1960/03/04、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 御説は文教委員会のような御論議でありますので、私の個人的な名前も指されましたが、私は文教委員会でお目にかかって一身上の弁明をやります。完全にお説に反対でございますから、それに関する質問をしたかったのでありますが、やめまして、もっと実務的に、小岩の集中連続放火事件の問題についてちょっとお尋ねいたします。  要点は二つありますが、まず事件の経過は、十四才の変質者が犯人であって、この事件は、私の考えでは精神病者ないし精神衛生対策と社会不安が原因であると考えておる。この少年の家族構成を見ますと、親は北海道で製材工をしておって、昭和三十年単身で市川市にやってきた。そうして現在市川市に住……

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/08、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま主計局次長さんのお話は、どうも大へんおもしろくないのです。というのは、質問者は、そのワクの中の資金でも、ワクの中の仕事としてはやるけれども、従来のワク内の仕事に支障のないように相当ワクの追加をしてもらって、第三種空港の設営をしてもらう、こういう趣旨なんです。それを従来の金額のワク内でなら考えるという御答弁でございますが、そういう点、後進地開発というか、特に同じ日本の国土でありながら、行政権を他に移してあった地域が新しく日本の施政下に復帰したわけなんです。そういう地域でありまして、なお今度はいろいろ農業上の凶作にあったり、非常な苦労をしておられるのでありますか……

第34回国会 地方行政委員会 第11号(1960/03/09、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ちょっと政府にお尋ねしたいのでありますが、最近における自治労の大きい動き等は、教員組会合よりももっと心配だと思っているのでございますが、大体世界各国の法制で、公務員の職員組合に在職中の者が入って、そうして専従をやっているなんという、こんな制度は世界じゅうのどこの国にもないものじゃないかと思うのですが、それがあるかないか、ちょっと一つ、わかったら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁、僕はちょっと間違えているのじゃないかと思うのです。給与を全然与えていないといいましても、資格継続のための存目の給与をやっているのじゃないですか。それからそのほかに恩給上の特……

第34回国会 地方行政委員会 第12号(1960/03/11、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。大臣から、税制調査会で決定前の地方税の制度をどう持っていくかということにおいて、地方財源を充実強化するという方面と、それからその地域で何ぼ税金をとっても間に合わないような地方団体では、交付税の面で調整するというような御趣旨だろうと思うのですが、そういうような御答弁があったのでございます。私、予算編成なんかのときに毎回考えるのでありますが、国税を減税しても、地方交付税の交付率が高くならなければ、まあ問題もあるし、そのほか所得税と住民移の所得割り、それから法人事業税なんかの関係から見て、国税と地方税との関連のために、国税の変動が地方税にうんと響いて災いをこうむるようなことが……

第34回国会 地方行政委員会 第20号(1960/04/05、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 ただいままで大蔵大臣のいろいろ御論説を承っておりましたが、地方自治というものに対しての根本のお考え方について、非常にしろうとわかりのしいい例をとれば、このごろ山形市のごく近くに政府の労働省所管の国立職業訓練所というものを作りまして、機械とか電気とかのいろいろな工業技術者養成のため二百人くらい入れました。それは国が直接やるわけです。それでその付近の山形市から村山市のごく近い近所の者しか採用して訓練していないのです。ところが今度、山形のちょっとわきに上山市というところがあり、そこの丘陵の上に肢体不自由児の療養教育施設を作りました。それは全県下の各部分からまんべんなくトリートメント……

第34回国会 地方行政委員会 第21号(1960/04/06、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。暴力問題について盛んに社会党が論ぜられますけれども、日本社会党は、警職法のときなんかに委員室を占拠して、(「関連質問をしろ」と呼ぶ者あり)暴力を働いているんですから、暴力問題を論ずるということはどうもあんまり資格がないんじゃないかと思うのです。御不満だったら、公務執行妨害で私、告発してあげますよ。それで二十九日だけを問題にして、二十八日の、ピッケルとか五寸くぎのついた棒とか、そういう多数の凶悪なる兵器様のものを持って大ぜい押しかけて、そして全く無防備な、素手の事務所職員や新労働組合の方の連中の頭を割ったりするような、そういう問題、それはいかぬということを加賀田さんが……

第34回国会 地方行政委員会 第22号(1960/04/12、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。現在一千坪が東京都で大体それくらいでいいだろうという坪数ですね、そういうお考えに立って検討しておられるのか。それから、どうも不十分だけれども、教習所をやっているところの当事者が非常に困るだろうからそれで間に合わしてやろう、実際は不十分だけれどもというお考えなのか。そこのところを明らかにしていただかないと困るので、それをちょっと明らかにしていただきたい。
【次の発言】 そのことなんですか、私の考えは、むやみに道路面を練習用に使ったりするようなことがあるとすれば、それは教習所が狭いので十分練習できないから、教習所のグラウンドのかわりに一般の大きな道路を使っているというふ……

第34回国会 地方行政委員会 第33号(1960/06/14、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 松島説明員にお尋ねしますが、ただいま起債の事由として丹羽政務次官がお読みになったような事項は、私は特別交付税の該当事由だと思っておるのですが、その点はどうでございましょうか。
【次の発言】 それはよくわかるのですよ。私の申し上げるのは、たとえば税の減収が具体的に起こりますね。その税の減収が起こったということは特別交付税の交付事由になるのでしょう。
【次の発言】 どうも御答弁が私の質問とうまくいかないのです。結局、当該年度のことを言うておるのです。明年度一般交付税がふえるとかなんとかいう問題じゃないのです。当該年度で税の減免とかなんとかいうのじゃなしに、課税対象が滅失毀損したり……

第35回国会 文教委員会 第4号(1960/09/10、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ただいまの西村委員の質問は、私まことに時宜を得た名質問だと存じます。つきましては、私もこれに関連して非常に重要なことをお尋ねしたいと思うのでございますが、政府の国税の減税その他によりまして、地方財政にしわ寄せがくることのないように、新政策充実にあたりましては、政府の方で極力努力していただきたいのでございます。そしてそれが新政策の地方財政の分には十分調節するの覚悟があるかのごとき――十分に考慮するという言葉を使ってありますが、今は地方財政の非常時であるということを一般の人があまり認識していないので、もし政府がその点を、あまり陳情が十分でないからぴんとこないというようなこと……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 災害対策特別委員会 第14号(1964/07/14、30期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。いまの問題ですが、今回の震災は山くずれと地すべりを非常に伴っておりますので、それが特徴だろうと思います。現在でも、私たちは山形県の庄内地方ですが、温海町や、それから鶴岡市に属しておりますが、由良部落、湯野浜部落ですね。ちょっとした雨のあるごとに山くずれがございまして、山の上に参りますと、大きな地震のときのような裂罅が何十メートル、何百メートルと山の上についているというような調子でございます。今度の震災で中学生が地震のひび割れの中に入りまして死亡いたしましたりするような、ああいうひびが山の上に残っておるのでございます。それで、毎日毎日の地方新聞には、もうあまりのおそろしさ……

第46回国会 農林水産委員会 第43号(1964/05/06、30期、自由民主党)

○加藤(精)委員 ただいま農林省側より、昭和三十九年四月二十九日、三十日の晩霜その他の天然災害に対する被害の御報告がありましたが、これに関連いたしまして、自民党を代表いたしまして、質問をさせていただきたいと思います。  政府の御発表は、四月二十九日、三十日の両日となっておりますが、県によりましては、ことに山形児等は、二十八日、二十九日の二日に集中いたしております。強い寒気の流入による移動性高気圧のため、夜間低温となり、近年にない降霜を見たのでございますが、今次の災害は、気象上のデータが非常にはっきりあらわれておることをもって見ましても、いかに深刻な災害であったかが証明できるのでございます。すな……

第48回国会 法務委員会 第1号(1965/02/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  今回はからずも私が当法務委員会の委員長の重責をになうことになりました。もとより私ははなはだ微力ではありますが、練達たんのうなる委員各位の御協力を得まして、円満なる委員会の運営を行ないたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。  簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  すなわち、裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政等の適正を期するため、本会期中において、  一、裁判所の司法行政に関する事項  二、法務行政及び検察行政に関す……

第48回国会 法務委員会 第2号(1965/02/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。高橋法務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 次に、大竹太郎君。
【次の発言】 本案に関する本日の質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、法務行政に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますのでこれを許します。横山利秋君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は来たる……

第48回国会 法務委員会 第3号(1965/02/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  法務行政、検察行政及び人権擁護に関する件について調査を進めます。質疑のお申し出がありますので、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は来たる十六日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十時五十九分散会

第48回国会 法務委員会 第4号(1965/02/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事唐澤俊樹君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。  ただいまの辞任に伴う理事の補欠選任につきましては、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、田村良平君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。高橋法務大臣。

第48回国会 法務委員会 第5号(1965/02/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案については、先ほどの理事会の決定によりまして、来週火曜日に採決することとし、なお、本日の質疑が終了しない場合は、十九日これを続行することになりました。諸君の御了承を願っておきます。  質疑の通告がありますので、これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 ちょっとお待ちください。横山委員に申し上げますが、どうも横山委員の御質問は書記官補の代行制の問題から発展して代行制度そのものの質問をしていらっしゃるので、守田人事局長は代行制度そのものの説明をしておられるのでありまして、調査官補、速記官補……

第48回国会 法務委員会 第6号(1965/02/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 ただいまより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。坂本泰良君。
【次の発言】 ちょっと速記停止。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 細迫兼光君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は来たる二十三日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十二分散会

第48回国会 法務委員会 第7号(1965/02/23、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これに対する質疑は去る十八日終了いたしております。  これより討論に入る順序でありますが、別に討論の申し出もございませんので、直ちに採決いたします。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 本案に対し自由民主党及び日本社会党共同提案にかかる附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。  この際、本動議について提出者の趣旨弁明を求めます。横山利秋君。

第48回国会 法務委員会 第8号(1965/03/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。大竹太郎君。
【次の発言】 横山利秋君、御質問を願います。
【次の発言】 ちょっと調査中でございますからお待ちいただきます。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は来たる四日、午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十八分散会

第48回国会 法務委員会 第9号(1965/03/04、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本案について参考人より意見を聴取することといたします。  本日出席の参考人は、日本弁護士連合会理事、弁護士片山繁男君、日本執行吏連盟会長、執行吏長田公麿君、東京執行吏役場労働組合執行委員長広沢豊喜君の三名であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところわざわざ御出席をいただきましてまことにありがとうございます。厚く御礼申し上げます。御承知のように本案は、最近における経済事情などにかんがみ執行吏の手数料などを増額し、また一般公務員の恩給増額……

第48回国会 法務委員会 第10号(1965/03/05、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  法務行政、検察行政及び人権擁護に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 赤松委員にお尋ねしますが、御希望ですか、御質問ですか。
【次の発言】 御発言の内容が御希望であって、質問になってないように思います。
【次の発言】 暴力犯罪に関する赤松勇委員の御趣旨につきましては、理事会において十分協議いたしたいと思います。御了承を願います。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。    午前十一時四十二分散会

第48回国会 法務委員会 第11号(1965/03/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。井伊誠一君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は来たる十一日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、これにて散会いたします。    午後零時五分散会

第48回国会 法務委員会 第12号(1965/03/11、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。、坂本泰良君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は明十二日十時三十分委員会を開会することとし、これにて散会いたします。    午後零時二十二分散会

第48回国会 法務委員会 第13号(1965/03/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 横山委員に申し上げますが、そういう問題は非常にむずかしい問題でございまして、私も過去において五、六年市長をやっておりまして、いろいろそういう問題にもぶつかったことがありますけれども、非常なむずかしい問題でございますので、いま政府委員のほうでもいろいろ調査研究しようと言うておられるわけでございます。横山委員がおっしゃいますように、府県市町村等の公共施設、営造物の施設の許可の権限を警察の責任にするということは、民主主義の戦後……

第48回国会 法務委員会 第14号(1965/03/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  去る十日予備付託となりました裁判所法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。高橋法務大臣。
【次の発言】 次に、会社更生法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 提出者より提案理由の説明を求めます。竹本孫一君。
【次の発言】 これにて両案に対する提案理由の説明は終わりました。質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。横山利秋君。

第48回国会 法務委員会 第15号(1965/03/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  法務行政、検察行政及び人権擁護に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
【次の発言】 長谷川正三君。
【次の発言】 速記中止。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 志賀義雄君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は来たる二十三日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、これにて散会いたします。    午後零時四十七分散会

第48回国会 法務委員会 第17号(1965/03/30、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  裁判所法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。坂本恭良君。
【次の発言】 志賀君、関連質問はあまり回数を多くなく願います。
【次の発言】 速記をとめて
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入る順序でありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  裁判所法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 裁判所法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。

第48回国会 法務委員会 第18号(1965/04/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選任の件についておはかりいたします。  理事小金義照君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員となっております。この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じ ますが、これは先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、草野一郎平君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂本泰良君。
【次の発言】 坂本委員に申し上げます。他の委員の発言中不規則発言をお慎みを願います。

第48回国会 法務委員会 第19号(1965/04/06、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。刑法の一部を改正する法律案及び経済関係罰則の整備に関する法律を廃止する法律案の両案を一括議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。高橋法務大臣。
【次の発言】 次に、両案について逐条の説明を求めます。津田刑事局長。
【次の発言】 これにて両案に対する説明は終わりました。  これより質疑に入ります。坂本泰良君。
【次の発言】 坂本委員に申し上げます。非常に膨大な資料要求になると思うのでありますが、いま法務省のほうとちょっと打ち合わせをしてお答えさせますから……。  速記をとめて。

第48回国会 法務委員会 第20号(1965/04/08、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を続行いたします。大竹太郎君。
【次の発言】 警察庁の藤森運転免許課長にお尋ねいたしますが、ただいまの資料提供の要求は、数日中に調整をして出してもらえますか。
【次の発言】 委員長からもお願いしますが、委員長の考え方では、現在の交通違反のめちゃくちゃが多くなった原因の相当多くの部分は、いわゆる自動車学校とか、そういうような種類の自動車教習所等の簡易なる実技試験の免除等に関連して、実技練習中に精神の修練もやらなければならぬものを、十分やってないというような現在の制度の大きな欠陥のためだと思うので、その……

第48回国会 法務委員会 第21号(1965/04/13、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。大竹太郎君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  すなわち、先ほどの理事会で申し合わせましたとおり、ただいま審査中の刑法の一部を改正する法律案について、来たる二十日午前十時三十分より参考人の出席を求め、その意見を聴取することとし、参考人の人選につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次会は来たる十五日午前十一時より委……

第48回国会 法務委員会 第22号(1965/04/22、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案については、去る二十日参考人より意見を聴取することに決定いたしておりましたが、都合により、理事と協議の上、これを延期し、本日ここにあらためて参考人の出席を求め、その意見を聴取することにいたしましたので御了承願います。参考人の諸君には御迷惑をかけて申しわけございませんでした。  本日出席の参考人は、法政大学教授吉川經夫君、全日本交通安全協会専務理事片岡清一君、国鉄労働組合副委員長神戸世志夫君、日本自動車運転士労働組合委員長甲斐國三郎君の四名の方々であります。  参考人各位には御多用中のところわざわざ御……

第48回国会 法務委員会 第23号(1965/04/23、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますのでこれを許します。坂本泰良君。
【次の発言】 刑事局長は地方刑事局長会議で少しおくれますので、刑事課長が来ることになっているのですが……。
【次の発言】 坂本先生、だいぶたくさん案件が本日あるので、御準備になって来られた先生方も多いですから、十二時までに全部を終える予定ですから、どうぞそのつもりでお願いいたします。
【次の発言】 畑和君。
【次の発言】 関連質問として山田長司君に質問を許します。
【次の発言】 どうぞ政府委員の答弁中、御静粛に願います。お互いに答弁の内容が……

第48回国会 法務委員会 第24号(1965/04/27、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますのでこれは許します。横山利秋君。

第48回国会 法務委員会 第25号(1965/04/28、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題に供します。  質疑の通告がありますので、これを許します。井岡大治君。
【次の発言】 ちょっと委員長から申しますが、ただいま井岡大治君の質疑の中にありました、道路等で、歩車道の区分がないような道路には自動車を通さぬほうが事故がなくなっていいじゃないかという御議論ですね。その御議論について鈴木交通局長代理から意見を述べてようございますか。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、過去十数回の刑法の一部改正の審議にあたりまして、委員さんたちから現在の自動車教習所、自動車学校が非常に安易な免許証の交付やなんかをするものだから、……


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 法務委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1953/07/22、26期、自由党)

○加藤(精)委員 委員長からも御要求がありますので、非常に簡単に申し上げますので、非常に簡単にお答えを願いたいのであります。  地方行政委員会の行政の面からの感じでございまして恐縮ですが、自治警察は、先ほど国家警察長官が言われましたように、国警以上によく検事当局に打合せて逮捕状の請求をしているということでございますが、この点につきまして、私は固有事務または委任事務にかかわるところの捜査の事務を、地方行政事務として自治体は非常に円満に運営しているというふうに考えておるものであります。その点につきまして警察法全体の改正がございますものなら別でございますけれども、そうでない際に、自治体警察並びに市町……

第19回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1954/03/15、26期、自由党)

○加藤(精)委員 関連して一言、建設委員会側の御意見に対して意見を申し上げさしていただきたいのでありますが、これはまた質問でもあります。どうも道路経費は地方団体の経費でないかのごとき御発言があつて、私たちは非常に奇異の感に打たれているのでありますが、道路経費は自治体存立の基礎であつて、その村の道路がよければその村の自治はいいのでありまして、どうもさつきからの御発言は非常にふに落ちない点が多いのでございます。その点について自治庁当局はどうお考えになつておられるかという点が一つ。  第二番目に、今度のこの揮発油譲与税法を読みますと、建設省で道路五箇年計画がきまりますと、道路の面積に対する総理府令が……

第19回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1954/03/16、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 公述人をお願いいたしておりまする鵜飼信成君が到着されましたので、ただちに公述をお願いすることにいたしたいと存じます。鵜飼信成君。
【次の発言】 鵜飼教授にいい機会でございますのでお伺いしたいのでありますが、この世界の文明国というか、比載的大国の警察の制度をいろいろお聞きしたり調べたりいたしましても、警察の中央機関の運営について、行政委員会に責任を持たしておるというところは多くないように思うのでございますが、相当多いのでございましようかどうか。と申しますのは、いわゆる都市自治とかいろいろそういう方面から、都市の警察制度について行政委員会が管理しているようなところがあるよう……

第19回国会 地方行政委員会公聴会 第2号(1954/03/17、26期、自由党)

○加藤(精)委員 当局側が陪席拝聴しませんのは、他にいろいろ議会要務等があることからであろうと思つております。しかし、それはこの委員会の構成には関係ないのです。主として委員がこの公聴会において公聴するわけでございますから、進行だけはしていただいて、その間極力出席を督促していただきたい、こう思つております。
【次の発言】 非常に簡単でありますが、まず原口忠次郎先生にお尋ねいたします。国家的な事犯に関して、自治体警察に国の介入をある程ど認めることが必要だろうというお考えをお述べになられましたのですが、それに関連いたしまして、FBIのようなものと、行政警察、自治体警察等と二本建にすることが、わが国の……

第19回国会 地方行政委員会公聴会 第3号(1954/03/18、26期、自由党)

○加藤(精)委員 川崎の市長さんにお尋ねいたします。その前提として一言だけ申し上げたいのですが、地方行政員委会におきまして、数箇月前に全国を二班にわけまして、少数の県ではございましたけれども、地方行政の実態調査をいたしました折の結論で、第一班、第二班の一致した見解として、府県の財源が少いために府県は市町村に非常に負担金をかける、そして地方財政は混乱する。そこで府県の財源をもう少し十分にしなければいかぬじゃないか、シヤウプ勧告によって、市町村は府県に比して比較的恵まれておる、そういう一つの結論が出たと私たち考えております。本日お二方の御意見を伺いますと、おのおの府県側、市町村側を土台にして議論し……

第19回国会 地方行政委員会人事委員会法務委員会連合審査会 第1号(1954/05/06、26期、自由党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 了解いたしました。受田委員。
【次の発言】 受田委員に申し上げますが、次々と御熱心な、非常に実のある御質問でございまして、また政府側の答弁も実に懇切で、またりつぱな御答弁でございまして、引続き傾聴いたしたのでありますが、すでに相当長期間お約束の時間を超過しておりますし、次々とたくさんの質問者が控えておりますのでこの辺で休憩をして……。
【次の発言】 それでは簡単にお願いいたします。
【次の発言】 両方合せてすでに一時間十分になつております。御質問だけの時間もすでに経過しております。
【次の発言】 暫時休憩いたします。  午後二時半より再開いたします。     午後一時五……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会及び総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会連合会 第1号(1955/06/25、27期、自由党)

○加藤(精)小委員 私実は松前先生に帰っていただきたくないのです。ちょっと具体的な問題をお聞きしたいと思っておるのですが、よろしゅうございますか。――簡単です。直截簡明に言うのが私の特徴ですが、科学技術庁の設置についてこの原案をお作りになった御当局者、現在の前田小委員長と、両方にお尋ねしたいのですが、どうも具体的にはどういうことになるのか、さっぱりわからない。われわれ率直にお伺いするのですが、大体科学というものは、日本では大学が中心になって、大学というものが国境を離れた一つの真理を追求するもののように基本的に考えておるわけですが、これと科学技術庁というものとはどういうふうに関係するのかというこ……

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第2号(1955/05/28、27期、自由党)

○加藤(精)小委員 大先輩の神田委員の御意見でございますから、そのまま承服したいのでありますが、私考えるところによりますと、この石油資源の開発は、わが国で最も政治の焦点になっております国際収支の改善の上からも、それからこれからの化学工業振興の上からも、いいことにはさまっておるのに、いいことにきまっておることにかれこれ文句をつけるのが大蔵省のくせでございますので、ただいまも齋藤君からいろいろ大蔵省に対する御非難があったのでございますが、私も国会に入ってから、終始大蔵省の態度というものは国政のじゃまになるものだと考えております。(笑声)そういう立場から、予算について大蔵省の意見を聞くということはい……

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第3号(1955/06/09、27期、自由党)

○加藤(精)小委員 ちょっと本田参考人にお尋ねしたいのですが、こまかいことで、かえって安西、富岡、青木の諸氏が見えておられるようでございますからそういう方からお答えいただいた方がいいかもしれません。いずれにいたしましてもこういうことをお聞きしたいのであります。さきに当小委員会におきまして、技術研究所の係官や東京工業試験所の係官に参考人として来ていただいたことがございますが、そのときいただきました参考資料によりますと、低品位炭のガス化という問題につきましてはたしか東京工業試験所の第二部か何かで研究しておられますが、そのときの予算がたしか数十万円しかないと記憶しております。そんなような状態では、と……

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第3号(1955/06/01、27期、自由党)

○加藤(精)小委員 本日は特に経審長官代理で田中政府委員がお見えになっておられますので、私が国土総合開発に関しまして長年の間考えておりましたことについて二、三承わることができれば、大へん仕合せだと思っております。と申しますのは、最近町村合併促進法の異常なる成功によりまして、地方行政が一変いたしつつあることは、御承知の通りでございますが、それに伴いまして道州制ということが目前の問題になってきておりますけれども、その道州制の問題は、かねて内務省の国土開発の一連の思想によりまして進行してきたものがあるだろうと思うのであります。そういう問題と道州制の問題との関連につきましてどういうふうに考えておられる……

第28回国会 建設委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1958/03/06、27期、自由民主党)

○加藤(精)委員 この国会での最重要法案また最重要政策である道路緊急整備計画につきまして、御質問する時間がほとんどないほど迫っておりますのは、問題の重要性から見て非常に遺憾でありますけれども、ちょっとこれにつきまして、なるべく重複を避けまして大臣に国土総合開発の面からの御観察をお聞きいたしまして、そして政策の実体を明らかにいたしたいと、こう考えております。  実は予算委員会におきまして同僚門司委員がイギリスの一九四六年の工業配置法の成績にかんがみまして岸総理に質問されたのに対して、自分は国土総合開発について、たとえば今度提案した道路緊急整備五カ年計画などというものが非常に役立つだろうということ……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 文教委員会公聴会 第1号(1958/10/29、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 山本先生にお尋ねいたします。正直なところ先ほどの先生の御意見はっきりわからないのですが、高等学校を含むところの中等教育の線までは国民に一様な教育を与えるようにというような御趣旨だったと思いますけれども、私の聞き違いでございましょうか。その点を先にお伺いします。
【次の発言】 どうもこちらが頭が悪いのか、納得しかねるのですが、そこのところをもう少しかみ砕いてお話を願いたいのです。ただいま高等学校教育を含むところのセカンダリー・エデュケーションの分野でバラエティをなくした方がいいということをおっしゃるわけです。当座はいいが将来使えなくなる、伸びなくなるというお考えがあるわけですが……

第31回国会 地方行政委員会青少年補導に関する小委員会 第2号(1959/05/02、28期、自由民主党)

○加藤精三君 青少年の補導の問題は、私、わが国の国政のうちで非常に大きな問題だと思っておったのでございますが、所管があるいは文部省、あるいは内閣の青少年問題協議会、あるいは警察当局、法務当局、厚生省当局等、非常に多岐にわたっておりますので、全貌をつかめなかったのでございますが、本日の小委員会に、特に小委員外でございましたけれども、亀山理事に何回も催促されて出席いたしましたおかげで、わが国における青少年補導問題の中心命題だとか、解決の糸口をつかむ努力をされている状況の全貌を知ることができまして、非常に幸福に存じますので、この点あらかじめ感謝申し上げておきます。非常に時間を長くとるくせがあるそうで……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1960/02/25、28期、自由民主党)

○加藤(精)分科員 関連して。一昨日テレビで、官房長官が何か質問を受ける方の側になって話しておりましたが、日本の道路は、地方では徳川時代の道路で、かごやなんかで交通していたときの道路なんだけれども、そこへ中央から大型のバスとかトラックとか、大型のハイヤーとかがどんどん入ってくるので、道路交通があぶなくなるのはあたりまえだというようなことを言うておられたのでございますが、今のバスの路線の許可は運輸省でやっておるのですけれども、地方の町村道や小さな県道なんかに中央から大型のトラックなんか入ってくるのは、これも取り締まりは運輸省なのでございますか。はなはだうかつなことをお伺いしますが……。

第34回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○加藤(精)分科員 委員会の委員の間、その他の事情で、私短時間で御質問しますので、労働省と郵政省の御当局者は非常に簡明に、私の問に対して明白にはっきり答えていただきたいのでありまして、あいまいなことは言わないでいただきたいと思います。いたずらに時間がかかるばかりでございますから。それを前提として質問をいたします。  「昭和三十四年十二月二十一日、公共企業体等労働委員会会長藤林敬三、郵政省御中、全逓信労働組合御中、今次郵政、全逓間における紛争あっせん案の中で、組合執行部は、この際、とりあえず、当局が解雇の措置を採った委員長、副委員長に代り、当局が解雇の措置を採っていない中央執行委員の中から、臨時……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1964/02/25、30期、自由民主党)【議会役職】

○加藤(精)主査代理 本会議散会後再開することとし、この際暫時休憩いたします。    午後一時五十二分休憩


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

加藤精三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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