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川島正次郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

川島正次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP1000
595位
委員会発言(政府)歴代TOP500
216位

26期委員会出席(幹部)TOP100
85位
26期委員会発言(議会)TOP50
27位
27期委員会発言(政府)TOP25
17位

このページでは川島正次郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川島正次郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 郵政委員会 第4号(1952/12/18、25期、自由党)

○川島(正)委員 ただいまの御提案、倒趣旨においては賛成でありまするけれども、本日中にという条件付ではちよつと困ることがありますから、なるべく御趣旨に沿うようには私どもしますけれども、必ずしも本日中にできないこともあり得るかもしれませんから、それは御了承願いたい。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 人事委員会 第1号(1953/05/28、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  私は先般人事常任委員長に選任せられました。まことに不なれでございます、どうか皆様の御協力をお願い申し上げておきます。  これから議事に入ります。理事の互選を行います。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは委員長におきまして       赤城 宗徳君    田中  好君       永田 亮一君    舘林三喜男君       加賀田 進君    受田 新吉君       山口 好一君 以上七名の方々を理事に御指名いたします。
【次の発言】 次に国政調査承認要求の件についてお諮りをいたします。  諸君御承知の通り、委員会において国政に……

第16回国会 人事委員会 第2号(1953/06/05、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これから人事委員会を開会いたします。  今日は公務員の給与に関し、ことに期末手当の問題について調査を行います。公務員の期末手当の増額問題につきまして、参考人より意見を聴取いたしたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めましてさように決定いたします。  参考人の人選につきましては、先日の打合会におきまして、委員長におきまして皆様のお手元に配付いたしました通り、それぞれ御出席をお願いいたしましたことを御了承願います。  この際御出席の参考人の各位に一言ごあいさつを申し上げます。参考人の皆様には、御多忙中御出席を願いましてまことにありがとうございました。公……

第16回国会 人事委員会 第3号(1953/06/18、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  理事の補欠選挙についてお諮りをいたします。理事でありました加賀田進君と受田新吉君が、去る五日それぞれ一旦委員を辞任されまして、理事の欠員が二名ございます。この際理事の欠員の補欠選挙を行いたいと存じますが、先例によりましてその手続を省略いたしまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは委員長におきまして加賀田進君及び受田新吉君の両君を再び理事に指名いたします。
【次の発言】 ただいまより公務員の期末手当に関する件を議題にいたします。加賀田君。

第16回国会 人事委員会 第4号(1953/06/19、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  昨日に引続き、公務員の期末手当に関する件について質疑を継続いたします。加賀田進君。
【次の発言】 さつき答弁した通りだというのですか、どうですか。
【次の発言】 どうですか。それ以上の内容の答弁はないのですが、あとまだ質問が大分ありますから、また補充質問をしてはどうですか。――池田禎治君。
【次の発言】 どうですか池田君、まだほかにありますから、あとで――。山口好一君。
【次の発言】 三鍋義三君。
【次の発言】 森三樹二君。
【次の発言】 ほかに関連質問もありますから……。池田君、ひとつ時間もありませんから、簡単にやつてください。

第16回国会 人事委員会 第5号(1953/07/02、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。
【次の発言】 ほかに何か資料の要求がございますか。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 それではこれから公務員の給与に関する件を議題といたしまして調査を進めます。
【次の発言】 いつかの新聞に出ておつたようでありますが、人事院の発表でないと私は読んでおつたのですが、その内容もはたして人事院で御研究になつている真相を伝えておるかどうかということについても、まつたく関知していないのです。その点について何か人事院当局の方で……。
【次の発言】 それではこれから質疑を許します。加賀田進君。

第16回国会 人事委員会 第6号(1953/07/15、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  昭和二十八年六月に支給されるべき国家公務員に対する期末手当の臨時措置に関する法律案を議題といたしまして、審議を進めます。提出者千葉信君の提案理由の説明を聴取いたします。千葉信君。
【次の発言】 本案の審査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、公務員の給与に関する件について審議を進めます。質疑の通告がありますから、これを許します。加賀田進君。
【次の発言】 石山君に発言をお許ししますが、労働省の失業対策課長が来ておるので、先般の日雇い労働者の問題を、先に簡単におやり願いたいと思います。

第16回国会 人事委員会 第7号(1953/07/22、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題として調査を進めます。去る十八日、人事院より国会及び内閣に対して提出されました一般職の職員の給与に関する報告及び勧告並びに給与準則の案につきまして、まず人事院側の説明を聴取いたします。入江人事官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質問ございませんか。
【次の発言】 質疑の通告があります。森三樹二君。
【次の発言】 櫻井奎夫君。

第16回国会 人事委員会 第8号(1953/07/23、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  昭和二十八年度における期末手当の支給の特例に関する法律案を議題として審議を行います。まず政府よりの提案理由の説明を聴取いたします。福永官房長官。
【次の発言】 質疑の通告があるので、これを許します。森三樹二君。
【次の発言】 加賀田君。
【次の発言】 池田禎治君。
【次の発言】 これにで通告者の質疑は全部終了いたしました。  これより討論に入ります。
【次の発言】 加賀田君の御発議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは、ただちに採決をいたします。本案を原案の通り可決するに御異議ございませ……

第16回国会 人事委員会 第9号(1953/07/24、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  この際御報告いたしますが、本日一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の審査を本委員会に付託されましたので、御報告をいたします。  ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題として、審査を行います。まず提案者より趣旨の説明を聴取いたします。赤城宗徳君。
【次の発言】 これにて提案者の趣旨説明を終りまして、質疑は次会に譲ります。
【次の発言】 この際お諮りいたしますが、本案審査の参考とするために、学識経験者及び利害関係者より広く参考意見を聴取いたしたいと思います。これに対して御異議ございませんか。

第16回国会 人事委員会 第10号(1953/07/25、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題として質疑に入ります。質疑の通告がありますから順次これを許します。永田亮一君。
【次の発言】 会期が切迫していますから、慣例によつてやつています。質問を続けてください。
【次の発言】 今質問中です。
【次の発言】 発言中です。
【次の発言】 発言中だからだめ下す。
【次の発言】 委員長は国会法によつて議事を進めております。過半数に達しております。ことに社会党の諸君にこの際御注意申し上げますが、なるべく議席を保たれんことを希望いたします。

第16回国会 人事委員会 第11号(1953/07/27、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  一般職の職員に給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。本日は、本案審査の参考に資するため、特に本案に関係のありまする参考人をおいでを願いまして、いろいろ後意見を聞くことにいたしました。御出席の方々は、岩手県立盛岡第一高等学校教諭軽石喜蔵君、徳島県立徳島工業高等学校教諭森本真章君、東京大学教授山之内一郎君、東京教育大学学長柴沼直君、岩手県釜石市立第一中学校教諭佐々木三男君、東京都台東区立下谷小学校校長小野重内君の六君でございます。  この際参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中のところを御出席を願……

第16回国会 人事委員会 第12号(1953/07/28、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を継続いたします。横路君。
【次の発言】 それは専門員につくるように命じま上だ。明朝になります。
【次の発言】 それは人事委員会の専門員から答弁させましよう。
【次の発言】 横路君にちよつと申し上げますが、文部委員会が終つたわけでありますが、今の問題はまた……
【次の発言】 本日はこの程度にとめまして、明日は午前十時から開会することにいたし、本日はこれにて散会いたします。  なお引続いて文部委員会との連合審査会を続行しますから御了承願います。     午後六時七分散会

第16回国会 人事委員会 第13号(1953/07/29、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事でありました舘林三喜男君が去る二十五日一旦委員を辞任したことがありますので、理事一名が欠員となつております。この際理事一名の補欠選挙を行いたいと思うのであります。これは先例によりまして委員長が指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。委員長におきましては、舘林三喜男君を再び理事に指名いたします。
【次の発言】 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題として質疑を継続いたします。
【次の発言】 本案の目的は、提案者が説明しているように、陥没の是……

第16回国会 人事委員会 第14号(1953/07/30、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  閉会中審査申出の件についてお諮りをいたします。御承知の通り国会法第四十七条第二項の規定によりまして、委員会は議院より特に付託されました事件について、閉会中もなお審査をすることができることになつております。  この際お諮りいたします。当委員会といたしましては議長に対して閉会中審査を付託さるるよう申し出たいと存じます。これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさように決いたしました。  なお閉会中審査すべき事件は公務員の給与に関する件といたしまして申出の手続等につきましては委員長に御一任を願つておきたいと存じます……

第16回国会 人事委員会 第16号(1953/10/06、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  この際速記をとめまして、懇談会に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】  御異議なしと認めます。それでは懇談会に移ります。
【次の発言】 懇談会はこれで閉じまして、委員会に移ります。  何か御質問がございますか。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、次会は公報をもつて御通知いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時三十九分散会

第16回国会 人事委員会 第17号(1953/10/14、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これから会議を開きます。  地域給に関する件とベース・アップに関する件の、両案を議題にいたしまして審議を進めます。別に質疑の通告はございませんが、御発言によりましてこれを許可いたします。
【次の発言】 最近にはまだありません。きよう御迷惑でも継続して開くことにして、明日大蔵大臣の出席を求めてやることにしたらどうでしよう。明日午前中に大蔵大臣に、私は出席を請求をしておきますが、大蔵大臣が来なければ話がつかないでしよう、どうでしよう。
【次の発言】 きようは大蔵大臣は何か予算編成の会議を開いているそうで、明日も継続してやるかもしれませんけれども、その方は時間をさかしても、ここへ出るよ……

第16回国会 人事委員会 第19号(1953/10/16、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。   公務員の給与に関する件について、審査を進めます。今日は大蔵大臣の出席を求めたのでありまするが、地域給の問題につきましては、前国会に約三千七百件の請願が出され、これはいずれも採択になつておりますが、衆議院へ出ました請願の八割以上は、地域給に関する問題であります。当委員会としましても継続審議に付しまして、この問題を慎重に審議をしておる次第でありますが、何といたしましてもこの問題の解決には、相当に予算がいるのでありますから、一応大蔵大臣から今年度の補正予算並びに二十九年度予算の見通し等を聞きまして、その上でさらに委員会の態度を決定したい。かよう……

第17回国会 人事委員会 第1号(1953/11/04、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  まず国政調査承認要求に関す件についてお諮りいたします。御承知の通り、委員会におきましては、国政に関する調査を行う場合にはあらかじめ議長の承認を得なければならないことになつておりますので、当委員会におきましても、調査する事項を公務員の給与に関する事項といたしまして、議長に対しその承認方を要求いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なきものと認めます。さように決定いたしました。  なお要求書の作成等については、委員長に御一任を願つておきます。
【次の発言】 赤城宗徳君から発言を求められております。この際これを許します。……

第17回国会 人事委員会 第2号(1953/11/16、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより、人事委員会を開会いたします。  公務員の給与に関する件につき調査を進めます。質疑の通告があますから、順次これを許します。加賀田進君。
【次の発言】 池田清志君。
【次の発言】 池田禎治君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。労働委員会において継続審査を行つております公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(印刷事業に関する件)外七件につきましては、前国会におきまして連合審査会を開いて審査に参加して参りました。閉会中におきましても、これについて連合審査会を開くことを申し出たいと存じますが、これに御異議ありませんか。

第17回国会 人事委員会 第4号(1953/11/18、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  昨日人事院より国会及び内閣に提出されました国家公務員法第百八条第四項及び第二十三条の規定に基く恩給制度に関する研究の結果及び意見につきまして、人事院より説明を聴取することにいたします。入江人事官。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。これより公務員の給与に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。石山權作君。
【次の発言】 受田新吉君。なおちよつと申し上げますが、長官は昼に先約があるそうですから、かためて質問をしてください。

第17回国会 人事委員会 第5号(1953/11/28、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  公務員の給与に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますから順次これを許します。加賀田進君。
【次の発言】 それでは休憩をいたしまして、一時から開会いたします。     午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。受田新吉君。
【次の発言】 受田君、きようは土曜日で二時だし、一日正式に委員会を開きますから……。
【次の発言】 櫻井君、簡単に……。
【次の発言】 赤城君から発言を求められております。この際これを許します。赤城宗徳君。
【次の発言】 ただいまの赤城君の動議について御発言ございませんか。

第18回国会 人事委員会 第1号(1953/12/01、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  昨日当委員会に付託になりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。まず政府当局の提案理由の説明を求めます。福永官房長官。
【次の発言】 愛知大蔵政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。  引続き両案につき質疑に入ります。買収は通告順によりこれを許します。加賀田進君。
【次の発言】 櫻井君。
【次の発言】 予算の数字の説明はありませんか。
【次の発言】 あとから資料をもらうことにして一応開きましよう。岸本給与課長、

第18回国会 人事委員会 第2号(1953/12/02、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括議題として、質疑を継続いたします。岡良一君。
【次の発言】 赤城宗徳君。
【次の発言】 今の点は資料がないそうですから……。
【次の発言】 暫時休想いたしまして、午後一時から再開いたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。赤城宗徳君。
【次の発言】 赤城君、先ほどの田中副長官の説明に対して、岸本説明員から補足の説明があるそうです。岸本給与課長。

第18回国会 人事委員会 第3号(1953/12/03、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 森三樹二君。
【次の発言】 休憩いたしまして、午後一時半から再開いたします。     午後零時五十二分休憩
【次の発言】 石山君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、明四日午前十一時から開会いたします。散会いたします。     午後四時二十六分散会

第18回国会 人事委員会 第4号(1953/12/04、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。昨日に引続いて質疑を行います。
【次の発言】 櫻井君に申し上げますが、先に池田君の質疑を行つてそれからやりましよう。池田清志君。
【次の発言】 午後一時半から再開いたします。  暫時休想いなします。     午後零時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。岡良一君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 文部省に対する質問はございませんか。――それでは文部省の方よろしゆうございます。
【次の発言】 石山君、きよう続けられませんか。大体会期も切迫していますから……。

第18回国会 人事委員会 第5号(1953/12/05、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたします。両案につきましては、昨日大体質疑は終了したのでありますが、なお政府当局の答弁を保留したものがありまするから、この点についてまず政府当局の御答弁を得て、これに関連した質問を続行することにいたします。鈴木自治庁次長。
【次の発言】 一応政府委員より説明を開いて、また質問なさつたらどうですか。
【次の発言】 政府がやりたいというのだから、一応説明を聞いたらどうです。

第18回国会 人事委員会 第6号(1953/12/06、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  この際御報告があります。一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、益谷秀次君外十四名提出が提案されました。その審査を当委員会に付託せられましたので御報告いたします。  お諮りいたしますが、ただいまの御報告いたしました法律案は、前に内閣より提出せられ、昨日質疑を終了いたしました両法案と密接な関係があり、かつこれより先に議決する必要がありますので、これを先議いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさように決しました。  それでは一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議……

第18回国会 人事委員会 第7号(1953/12/08、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  赤城宗徳君。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 次に請願の審査を行います。  今国会において当委員会に付託となりました請願は、本日の請願日程にあります通り、全部で五百三十三件でありまして、その内訳は地域給に関するもののうち、級地引上げに関するもの二百二十六件、級地新指定に関するもの二百五十二件、制度廃止に関するもの五件、すえ置きに関するもの一件、寒冷地手当に関するもの六件、給与引上げに関するもの二十五件、年末手当増額に関するもの十七件、最低賃金制確立に関するもの一件、以上となつております。  この際こ……

第19回国会 人事委員会 第2号(1954/02/26、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより会議を開きます。  議事に入る前にお知らせいたしておきます。去る二十二日、特定の公務員の営利企業等への関与の制限に関する法律案、中村高一君外十九名提出、衆法第九号が、また予備審査のため、国務大臣等の私企業等への関与の制限に関する法律案、八木幸吉君外八十二名提出、参法第二号の両案が当委員会に付託になりました。  次に特定の公務員の営利企業等への関与の制限に関する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。中村高一君。
【次の発言】 本案に対する質疑はこの程度にとどめまして、資料が提出されましてから続行いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第19回国会 人事委員会 第3号(1954/03/10、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。理事加賀田進君より理事を辞任したいとの申出がありますので、これを許可いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ、辞任を許可いたします。  次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。当委員会の理事は二名欠員となつておりますので、この際補欠選任をいたしたいと存じます。これは先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、委員長において、櫻井奎夫君、池田清志君を理事に指名いたします。

第19回国会 人事委員会 第5号(1954/03/19、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより会議を開きます。  この際お知らせいたします。昨日国家公務員法の一部を改正する法律案当委員会に付託せられました。  国家公務員法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。加藤国務大臣。
【次の発言】 本案に関する質疑はあとまわしにいたします。
【次の発言】 森君のお話はごもつともでありますから、委員長として、人事院総裁に交渉しまして善処するようにいたします。
【次の発言】 連合審査のことは、この委員会で最後的に決議をしたのではなくて、委員同士で話合いまして、一応それでは文部委員会の意向を聞こう、こういう段階のときに、私は人事委員会の専門員に命じて、……

第19回国会 人事委員会 第6号(1954/03/20、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  前会に引続き、教育公務員の政治活動の制限等に関して質疑を行います。受田新吉君。
【次の発言】 大臣にも質問者にも申し上げますが、なるべく質問も答弁も簡明にお願いいたします。
【次の発言】 文部大臣に対する質疑はこれで打切りまして、理事会の申合せ通り、政府委員が残つておりますから、受田君、先ほどの質疑を継続願います。受田新吉君。
【次の発言】 加賀田君。
【次の発言】 本問題に対する質疑は終了いたしました。  次会は二十二日午前十時三十分から開会いたします。なお午前十時から理事会を開きますから、御了承を願つておきます。これにて散会いたします。     午……

第19回国会 人事委員会 第7号(1954/03/22、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより会議を開きます。  連合審査会開会申入れの件についてお諮りをいたします。内閣委員会に付託になつております行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、及び地方行政委員会に付託になつております警察法案の両案は、いずれも当委員会所管事項と密接な関連があると考えられますので、それぞれの委員会に連合審査会開会の申入れをいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ申し入れることに決定いたしました。開会の日時等は各委員長と協議の上、追つてお知らせいたします。  次会は明日午前十時から開会いたしまして、国家公務員法の一部を改正する法律案についての審議を……

第19回国会 人事委員会 第8号(1954/03/23、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  国家公務員法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。質疑の通告がありますから順次これを許します。
【次の発言】 わかりました。この際御報告申し上げますが、三月十三日に、受田委員より、調査の御要求がありました。十六日にに赤城理事から浅井総裁に、調査について文書による回答の要求をいたしました。十七日浅井総裁より文書の回答がございましたから、これをここで朗読いたします。   先日新聞紙上に掲載されました地域給に関する記事は、その意を尽しておりませんので、補足いたします。私は、最も望ましき実施時期として、四月一日と申したのであり、勧告の具体的時期につ……

第19回国会 人事委員会 第9号(1954/03/25、26期、日本民主党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  国家公務員法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続けます。通告がありますから、順次これを許します。赤城宗徳君。
【次の発言】 この際特定の公務員の営利企業等への関与の制限に関する法律案について、山口好一君から政府に質問したいとの申出があります。これを許可いたします。山口好一君。
【次の発言】 次会は公報をもつて御通知いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時三十分散会

第19回国会 人事委員会 第10号(1954/03/30、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  国家公務員法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。質疑の通告がありますからこれを許します。舘林三喜男君。
【次の発言】 今日はこの程度にとどめまして、明日午後一時から開会いたします。  これにて散会いたします。     午後二時三十六分散会

第19回国会 人事委員会 第11号(1954/04/02、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  国家公務員法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。加賀田進君。
【次の発言】 私は委員会の意向をそんたくしまして、一日も早く地域給の勧告が出るように、浅井総裁に要請をしております。
【次の発言】 それは人事院に聞かなければわかりません。
【次の発言】 加賀田君、済みましたか。
【次の発言】 それではこの程度にとどめまして、次会は公報をもつて御通知いたします。これにて散会いたします。     午後零時十三分散会

第19回国会 人事委員会 第12号(1954/04/07、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  通告順によつて質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 山口好一君。
【次の発言】 午前中はこの程度にとどめまして、午後二時から再開することにいたします。休憩いたします。     午後零時十二分休憩
【次の発言】 午前に引続き開会いたします。石山權作君。
【次の発言】 きようはこの程度でとどめます。次会は公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後四時十分散会

第19回国会 人事委員会 第13号(1954/04/12、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  国家公務員法の一部を改正する法律案を議題として審査を続けます。質疑の通告がありますからこれを許します。受田新吉君。
【次の発言】 山口好一君。
【次の発言】 ちよつと加藤国務大臣に申し上げますが、前会に塚田長官から、給与の財源が違うから支給額が違つてもしかたがないのだ、こういう答弁があつたのです。それでは満足しないという山口君の質問ですから、その点を心得て御答弁願います。
【次の発言】 今日はこの程度にとどめまして、次会は公報をもつてお知らせします。  これにて散会します。     午後零時五十六分散会

第19回国会 人事委員会 第14号(1954/04/16、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  国家公務員法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。櫻井奎夫君。
【次の発言】 石山權作君の御要求によりまして、この際公務員の給与に関する件の調査を進めたいと存じます。本件調査中最高裁判所当局より発言の要求があります場合には、国会法第七十二条第二項の規定によりこれを承認することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さようにとりはからいます。  石山樺作君。
【次の発言】 まだですか、これは櫻井君の質問の間でちよつと切つて入れたのですから……。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、次会は公報をもつて……

第19回国会 人事委員会 第15号(1954/04/20、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより会議を開きます。  前会に引続いて質疑を行います。櫻井奎夫君。
【次の発言】 それでは休憩いたします。  午後二時から再開いたします。     午前十一時五十分休憩
【次の発言】 午前に引続き会議を開きます。  櫻井奎夫君。
【次の発言】 受田君の御希望は内閣に伝達いたします。
【次の発言】 今日はこの程度にとどめまして、明日午後一時から開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後四時六分散会

第19回国会 人事委員会 第16号(1954/04/21、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 今日はこの程度にとどめます。次会は公報をもつて御通知いたします。  散会いたします。     午後三時十六分散会

第19回国会 人事委員会 第17号(1954/04/23、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。山口君。
【次の発言】 次会は公報をもつてお知らせいたします。  今日はこれをもつて散会いたします。     午前十一時二十八分散会

第19回国会 人事委員会 第18号(1954/04/28、26期、日本民主党)【議会役職】

○川島委員長 これより会議を開きます。  この際お知らせいたします。昨二十七日当委員会に国の経営する企業に勤務する職員の給与等に関する特例法案が付託になりました。本案を議題として、提案の理由の説明を聴取いたします。加藤国務大臣。
【次の発言】 次に、特定の公務員の営利企業等への関与の制限に関する法律案を議題とし、審査を進めます。出品好一君外十二名の諸君より、本案について修正案が提出されております。なお修正案はお手元にお配りいたしてあります。この際修正案について、提案者山口好一君よりその趣旨弁明を聴取いたします。山口好一君。
【次の発言】 修正案の趣旨弁明は終りました。原案及び修正案について御質……

第19回国会 人事委員会 第19号(1954/05/07、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  国の経営する企業に勤務する職員の給与等に関する特例法案を議題とし審査を進めます。質疑の通告がありますからこれを許します。櫻井奎夫君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 山口好一君。
【次の発言】 これにて大体の質疑は終了しました。  次会は公報をもつてお知らせいたします。散会いたします。     午後零時二十四分散会

第19回国会 人事委員会 第20号(1954/05/10、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  国の経営する企業に勤務する職員の給与等に関する特例法案を議題といたします。質疑の通告がありますからこれを許します。赤城宗徳君。
【次の発言】 受田新吉君。

第19回国会 人事委員会 第21号(1954/05/12、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  国の経営する企業に勤務する職員の給与等に関する特例法案を議題といたします。本案について山口好一君より修正案及び附帯決議を付すべしとの動議が提出せられました。この際提出者よりその趣旨弁明を聴取いたします。山口好一君。
【次の発言】 本案につきましては、各派の御意見も大体一致しているようでありますから、この際討論を省略しましてただちに採決に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは原案、修正案及び附帯決議につきまして採決をいたします。  まず山口好一君提出の修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸君の起立……

第19回国会 人事委員会 第22号(1954/05/18、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  この際お知らせいたします。去る五月十三日、昭和二十九年六月に支給されるべき国家公務員の期末手当の臨時措置に関する法律案が、当委員会に予備審査のため付託となりました。また、国務大臣の私企業等への関与の制限に関する法律案が、去る十五日付託になりました。以上お知らせいたします。  昭和二十九年六月に支給されるべき国家公務員の期末手当の臨時措置に関する法律案を議題とし、提出者よりその趣旨説明を聴取いたします。提出者参議院議員千葉信君。
【次の発言】 本案につき質疑の通告があります。これを許します。石山權作君。

第19回国会 人事委員会 第23号(1954/05/27、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  請願日程追加についてお諮りをいたします。本日の日程に掲載せられております六百八十三件のほか、本日新たに二件付託となりましたので、この二件をもあわせて取扱いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ日程は追加せられました。  請願の審査を行います。当委員会に付託になりました請願は六百八十五件に達し、その内訳は地域給に関するもの六百六十四件、寒冷地石炭手当に関するもの五件、薪炭手当に関するもの七件、給与改訂に関するもの三件、国立療養所職員の特別手当に関するもの二件、教職員給与改善に関するもの二件、休職期間延長に関するもの一件、期末……

第19回国会 人事委員会 第24号(1954/05/28、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これかり開会いたします。  閉会中審査申出の件についてお諮りいたします。御承知のように、閉会中もなお委員会において審査を行う場合には、その案件及び目的を記した申出書を議長に提出いたすことになつております。この申出書に記載いたしまする案件は、一応公務員の給与に関する件として申し出たいと存じます。  また当委員会に付託になりまして、今日まで審査いたして参りました国家公務員法の一部を改正する法律案につきましてお諮りをいたします。本案については十回にわたりまして委員会を開会して、質疑応答を重ねたのであります。その内容は諸君御承知の通りでありまするが、第一は、政府の提案理由によりますると、……

第19回国会 人事委員会 第25号(1954/06/01、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  日程に入ります前に理事の補欠選挙についてお諮りいたします。当委員会の理事は二名欠員となつております。この補欠は先例により選挙の手続を省略し、委員長において指名いたしたいと存じますか、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異一茂なければ、委員長において指名いたします。山口好一君、池田禎治君のお二人を理事に補欠選任いたしました。
【次の発言】 去る五月二十九日、人事院より勤務地手当の支給地域の区分に関する勧告が国会に対し提示せられたのであります。この勧告につきましては、当委員会において深い関心を持つておつたものでありますから、この際、人事院当局より説明を聽取いた……

第19回国会 人事委員会 第26号(1954/08/17、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより会議を開きます。  公務員の給与に関する件について調査を進めます。ただちに懇談会に入りたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 懇談会の議題は地域給に関する件であります。むろん人事院政府委員出席を求めます。それから委員以外の代議士の御出席はむろん拒否することはいたしません。発言についてはその都度状況によります。それでは懇談会に入ります。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたしますが、七月十九日人事院総裁から国家公務員法第二十八条の規定に基き、一般職の職員の給与についての報告書が提出されました。来る十九日これを審議することに御異議ありません……

第19回国会 人事委員会 第27号(1954/08/18、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  前会に引続き地域給に関して懇談会を開きます。     
【次の発言】 それでは本日はこれにて散会いたします。     午後三時十九分散会

第19回国会 人事委員会 第28号(1954/08/19、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより会議を開きます。  公務員の政治活動制限の問題につきましては、第十九国会におきましても該法案審議の経過等において重大な関心を呼んだものでありますが、さらに最近、日本官公庁労働組合協議会の機関新聞であります官公労の内容につきまして、その編集の責任に当る者が公務員、なかんずく教育公務員でありましたために、人事院規則の第十四の七に抵触しているのではないかとの疑いもありますので、当委員会といたしましては、文部省、人事院の各関係責任者並びに当該教育公務員の属しております千葉県教育委員会の副委員長郡司幸太郎君、及び千葉県教育長山下重輔君の御出席をいただき、おのおのの立場による御意見を……

第19回国会 人事委員会 第29号(1954/08/20、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  これから熟談会に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 で、はさように決定いた’しました。
【次の発言】 それでは本日はこれにて散会いたします。     午前十一時五十三分散会

第19回国会 人事委員会 第30号(1954/09/11、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 それでは本日はこれにて散会いたします。     午後三時四十八分散会

第19回国会 人事委員会 第31号(1954/10/08、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  田中君。
【次の発言】 特に問題になる地域については、今調査員を出張さして、調査しておりまして、まだ帰つて来ませんから、その調査が全部集まりましたら、なるべく早い機会に最終案をつくりまして、政府と折衝するようにいたします。
【次の発言】 それはそのときの情勢にまかしたらいかがかと思います。
【次の発言】 それではさように決定いたします。  なお将来地域給を全廃する方法につきまして、専門員に研究さしておりますから、明日もう一回会を開いてお聞きとり願いたいと思います。
【次の発言】 承知いたしました。  明日は午前十時から開会することにして、今日はこれにて……

第19回国会 人事委員会 第32号(1954/10/09、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  公務員の給与に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますから、これを許します。受田新吉君。
【次の発言】 これから懇談会に入ります。

第19回国会 人事委員会 第33号(1954/10/22、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題として調査を進めます。  これより懇談会に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さようとりはからいます。     
【次の発言】 懇談前に引続き再開いたします。  去る十月十九日千葉県教育委員会におきまして、官公労の機関紙問題についてその発行責任者である佐久間官公労事務局長に対し、人事院規則第十四の七に該当せず、その責任を負う必要があるとは断じがたい旨の決定をいたしました。この事件につきましては、当委員会において八月中旬関係者を参考人として招き、その意見を聴取いたしたのでありまするが、いまだ結……

第19回国会 人事委員会 第34号(1954/10/28、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  議事に入ります前にお知らせいたしておきます。過日の委員会において御決定をいただきました千葉県教育委員会関係者よりの意見の聴取につきましては、参考人より来る三十日に出席する旨の連絡がありましたので、本件については三十日午前十時より委員会を開会いたし、参考人の意見を聴取することに、いたします。なお参考人の氏名は、千葉県教育委員長桜井茂尚君、同教育長山下重輔君であります。以上御承知おきを願います。  公務員の給与に関しましては審議を後日に譲りまして、今日はこれにて散会いたします。     午前十時四十九分散会

第19回国会 人事委員会 第35号(1954/10/29、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  公務員の給与に関する件について調査を進めます。  これから懇談会に入りたいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めまして、懇談会に入ります。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午前十一時六分散会

第19回国会 人事委員会 第36号(1954/10/30、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより開会いたします。  調査に入ります前に、参考人追加選定の件についてお諾りいたします。前会決定を見ました参考人のほかに千葉県教育委員会副委員長郡司幸太郎君を参考人として追加選定いたしたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさように決定いたします。  質疑の通告がありますから、順次これを許可いたします。永田亮一君。

第19回国会 人事委員会 第37号(1954/11/11、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題として調査を進めます。  これより懇談会に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、懇談会に入ります。
【次の発言】 これより再開いたします。長谷川四郎君。
【次の発言】 長谷川君の御意見に御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように決定をいたします。  明日午前十時から開会いたすことにし、今日はこれにて散会いたします。     午前十一時十三分散会

第19回国会 通商産業委員会 第38号(1954/04/22、26期、自由党)

○川島正次郎君 ただいま御審議を願います小型自動車競走法の改正案につきまして、改正の趣旨を御説明申し上げます。  今回私どもが提案いたしました改正は三点ございますが、その主要なる点は第三条でございます。現在の小型自動車競走、俗にいうオート・レースでありますが、現行法によりますと、施行者は各府県と五大都市に限られております。ところが他の競技法であります競馬法につきましても、また競輪法にしましても、モーター・ボート法にしましても、施行者の範囲が非常に広いのでありまして、大体競技場のある所在地の市町村にも施行権を認めておるのであります。言うまでもなくこうした競技法は地方財政に寄与することが根本の趣意……

第19回国会 通商産業委員会 第45号(1954/05/11、26期、自由党)

○川島正次郎君 私は現在千葉県の小型自動車競走会の会長をしているわけであります。ただいまこういうものはボス的な者がやるというようなお話がありましたが、実は千葉県が私でありまして、埼玉県の会長は官房長官の福永君、兵庫県の会長は首藤新八君でありまして、決して御懸念のような人が運営しておるものでないことをあらかじめ申し上げておきます。  それからただいまのお話のように、根本的な問題といたしましてこうした競技をめちやくちやに広げるのはいかぬということでありましたが、これは私も同感であります。しかし今回御審議を願つております法案の内容は、既設の競技場の開催回数の問題であります。せんだつて提案の際お話申し……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1955/06/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 森さんのおっしゃる通りに私も考えております。
【次の発言】 私も森さんと同じように考えているのですが、選挙の際におけるいろいろの世間の議論などを見ますと、国政の場合と地方選挙の場合とは違うのだ、国政の場合はむろん主義政策の争いでありまするけれども、自治体の選挙の場合は、自治体議員の仕事の本質から言って、政策よりもむしろ人に重きを置くのだという議論も世間にはあります。これは事実であります。けれども、私ども政党政治家としては、そういうようには考えておらぬのでありまして、やはり国政も自治体も政党の立場において選挙すべきものだという考えを私としては持っております。

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1955/06/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 先般の当委員会におきまして森委員より御発言がありました、四月十五日の官報資料版に「地方選挙について」という自治庁からの指示のろちに、地方選挙は党より人だということを記載したことは、これは不穏当ではないかという御意見であります。自治庁の発表した文書として有権者を指導するような文句を書いたことは、私もまことにこれは行き過ぎだ、かように考えるのでございます。きわめて近い官報の資料において取り消しをするということをその際お誓いをいたしておいたのでありまするが、六月十五日発行の官報付録の資料におきまして、「訂正」といたしまして、「四月十五日付官報資料版「地方選挙について」のうち、第三節は……

第22回国会 地方行政委員会 第2号(1955/03/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 このたび自治庁長官に就任をいたしました。どうぞ御鞭撻を願います、残存行き詰まっておりまする地方財政府開のためにいろいろ施策を要する時期でもあります。御協力のほどをお願い申し上げてごあいさつにかえます。
【次の発言】 今回は政府から四、五両月分の暫定予算を提出しまして御審議を願っておるのでありまするが、むろんこれにつきまして地方財政にも相当大きな影響があるのでございます。まずその一つとしまして、明年度における地方財政事情に対処するため必要と考えられまする地方の行財政制度の改革等の実施がこれがため相当おくれることに相なります。第二といたしましては、暫定予算においては年間予算に比しま……

第22回国会 地方行政委員会 第6号(1955/05/12、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 大へんおくれておりまして申し訳ないのですが、ごく最近に地方財政計画を提出いたしまして御審査を願うことになっております。その地方財政計画の中に盛られておる一つの項目といたしまして、赤字地方団体の再建整備のために、どういたしましてもある程度の人員整理を必要といたしますので、六十億の起債を認めることになっております。そして六十億の起債を人員整理の退職金に充てる、こういう方針をとっておる際でもございますので、自治庁といたしましてはあとう限り地方財政健全化のために、冗員がある場合にはこれを整理したい、こういう考えを持っております際に、せんだって高橋上山市長が私のところにお見えになりまして……

第22回国会 地方行政委員会 第7号(1955/05/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 町村合併によりまして、町村の規模の適正化が行われますと同町に、その事務機構、職員の構成も適正かつ合理的なものとし、新市町村の健全な運営をはからなければならないことは申すまでもないのでありますが、これが実施の方法につきましては、それぞれ法の定める手続及び趣旨を尊重して行わなければならないことは申し上げるまでもありません。今回の上山市の事件に関連して、町村合併促進法第二十四条と地方公務員、法第二十二条との関係につきましては、法律上の解釈については事務当局よりお答え申し上げたところによって御了承いただいたのでありますが、法律の解釈上の問題はともかくとして、町村合併促進法第二十四条の趣……

第22回国会 地方行政委員会 第8号(1955/05/18、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま提案されました入場譲与税法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明いたします。  入場譲与税法は、申し上げるまでもなく、昨年の第十九回国会において成立を見たものでありますが、この入場譲与税法によりますと、昭和三十年度におきましては、本年四月から来年二月までの間に収納した入場税の収入額すなわち十一カ月分の入場税の収入額の十分の九に相当する額を譲与することになっておるのであります。もし入場税が地方税でありますならば、毎年四月から三月までの間に納入されたものは、そのままその年度の都道府県の歳入となるべきものであります。従って府県の財政も窮屈であ……

第22回国会 地方行政委員会 第9号(1955/05/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 先だって御説明申し上げました地方財政計画は、二十九年度の財政計画に三十年度において当然予想されます減少額と増加額とを歳出の面において計算をしまして、一方歳入の面におきましては、交付税による交付金、国庫支出金、それに地方税、雑収入等を計算して、その結果が、私ども一応計算してみますと、百四十億前後不足になるのじゃないか、こう考えた。しかしその百四十億というものは、これを地方の単独事業の節約、機構の合理化、事務の簡素化、あるいは公共事業の重点的施策によります地方負担金の軽減などによってこれを消しまして、赤字の出ないような処置にしたい、こういう案を立てました。百四十億をそのまま地方財政……

第22回国会 地方行政委員会 第12号(1955/05/27、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま提案いたしました地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  御承知の通り地方交付税制度は、本年第二年度目に入るわけでありますが、昨年実施されました都道府県警察の平年度化、昭和三十年度における国庫補助負担率の改訂等に伴って当然に道府県分警察費その他の経費にかかる単位費用について所要の改訂を加える必要が生じて参りますのと、警察職員の定員の減少等に伴う退職手当、奄美群島復帰善後処理費の廃止に伴う奄美群島に対する特別交付税の交付要因の増加等普通交付税の機械的算定方法によっては的確に捕捉し得ない特殊財政需要の増加が予想され……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 三十年度の予算案修正につきましては、民主党、自由党両者においてただいま折衝中でありますが、修正案を作るに際しまして地方税の関係がどうなっておるかと申し上げますと、減税のために地方交付税が減じまして地方の負担が重くならぬようにこれは見積ってもらうつもりでおります。それからもう一つ、補助事業がふえて、そのはね返りが地方へきて、地方の負担が重くなることは絶対に避けなければならぬのでありまして、これも新聞で伝えておる百八億という中には地方税のはね返り分も含めて今計画をしておるわけでございます。
【次の発言】 国の予算は歳出面でどういう項目に盛るかということは私はまだ聞いておりません。お……

第22回国会 地方行政委員会 第15号(1955/06/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 国庫補助事業の関係を見ますと、普通補助金の力では大体二十二億八千七百万円国費が増加いたします。その結果としまして地方費の方は三千七百万円負担が減になるわけであります。そのおもな理由は、農業委員会におきまして九億六千八百万円国費が増加いたしまして、従来これは地方費の負担に計算をいたしまして財政計画を立てておったのですが、これが地方費の面において減少する結果であります。それから公共事業におきましては国会修正をされる分が二十一億一千二百万円、地方費の増と予定されるのが九億二千四百万円、普通補助金と公共事業費と合計をいたしまして国会修正が三十四億九千二百万円、地方費負担は二十一億六千九……

第22回国会 地方行政委員会 第16号(1955/06/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 必要であるかないかというお尋ねでありますが、仕事のやり方によってこれがきまるのでおりまして、私どもといたしましては赤字に非常に苦しんでおる公共団体をいわば戦時体制に切りかえてもらって、もう極端に事務費、雑費、事業を圧縮していただきたいということを熱心に希望もいたしますし、こういう点は地方長官などとも話し合っておるのでありまして、従って地方財政審議会のとった一兆四百億というのは、理想的には必要な数字かもしれませんけれども、こういうやり方をやっておるのじゃ、いつまでたっても地方の財政の健全化はできないのでありまして、これを圧縮してもらうことを私どもは希望いたしておるのであります。従……

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/06/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 自治庁といたしましては、地方財政の見地から物を処理いたしておりまして、地方税法によりまして、固定資産は毎年一回評価変えをするということに基いて、昨年十月評価変えをすることを全国に通達をして、それに基いて各公共団体がそれぞれ処置しているわけであります。土地につきましては、政府委員からもお答え申し上げたと思うのでありますが、従来の時価なりまた収益から考えまして非常に低率でありましたために、これを今回修正をして二八%の値上げをしたわけであります。家屋はそのままであります。今お話のように、他のいろいろな関連性等は、私ちょっとここで何ともお答えできないのでありますが、固定資産税そのものか……

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/06/10、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 福島県庁建設に対しましで、地元に関係のある電力会社から多額な寄付金を得たということは穏当なやり方でないと、私ははっきりそう考えます。これがために固定資産税に影響のあるようなことはすべきものではないのでありますから、その点については十分調べもいたしますし、もしその間に不当な処置がありますれば、是正する方策をとりたいと考えております。
【次の発言】 固定資産税の基準を適正化することは必要なことでありまして、従来とも自治庁において慎重にやっているのだろうと私は考えておりますが、制度的に申し上げますと、自治庁にあります地方財政審議会の議を経て決定することになっておるのでありまして、自治……

第22回国会 地方行政委員会 第19号(1955/06/11、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 北山君のお話ごもっともでありまして、町村合併のどさくさまぎれにやたらに財産を処分して、しかもその金が適正に使われないというようなことは、当然慎しむべきことでありまして、町村合併促進法にもそれを是正する規定があるそうであります。またかつて自治庁から合併町村に対しましてもその点に関しては、みだりに乱用しないようにという通牒を出した事例もあるのであります。お尋ねのことはごもっともでありまするからして、調査が可能ならば可能の程度において調査をいたしまして、今後の町村合併の際には間違いないようなやり方をやらすように処置をいたします。

第22回国会 地方行政委員会 第21号(1955/06/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま議題になりました地方財政再建促進特別措置法案につきましては、昨日本会議におきまして概略御説明申し上げたのでございますが、ここに提案の理由及び内容につきまして重ねて御説明申し上げます。  地方財政は漸次窮状を加え、昭和二十八年度決算におきましては、道府県の約八割、市の約七割、町村の約二割に達する千七百二十四団体が実質上の赤字決算を行なっている状況であり、昭和二十九年度におきましても、なお、実質赤字額は増加せざるを得ない状況であります。これらの累増した赤字は地方団体の財政を圧迫し、ますます地方財政の苦境を招くようになるのでありまして、政府は、この事態を打開するため、とりあえ……

第22回国会 地方行政委員会 第22号(1955/06/16、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 期末手当の増額支給の問題は、予算の範囲内で超過勤務手当また教職員につきましては日直手当などを繰り上げして大体〇・〇五を基準にして支給する、こういう方針であります。従いまして予算の範囲内の繰り上げ支給でありますからして、この際は財源措置はいたしません。公共団体に対しましては、現在の金繰りが非常に行き詰まっておる団体もありますので、そういう団体には希望によりましては政府資金でもって繰り上げ支給に該当する額だけはこの際融資をしよう、こういう方針をきめておるわけであります。
【次の発言】 〇・〇五で十億前後になるかと考えております。こうした方針は最後的決定次第各公共団体に通知を発します……

第22回国会 地方行政委員会 第23号(1955/06/17、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 各公共団体には条例等で〇・七五の期末手当を規定しているのでありますが、これは当然義務費でありまして、支給すべきものであります。ところが新聞等で見ますと、公共団体によっては資金繰りがつかないので、この支給がおくれているところがあるということも事実だと考えるのであります。六月分の資金手当は、先般の暫定予算のときに特に三百二十億交付税の交付金を盛ってありますし、地方税が若干入る時期でもあるのでありまして、総体として給与費は遅配しなければならないという状態にはないのだと私は考えておるのでありますけれども、今までの支払い繰り延べその他の方へ充当するために、給与費の方に影響がある公共団体が……

第22回国会 地方行政委員会 第24号(1955/06/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 夏季手当に関しまして超勤手当なり日直手当を繰り上げ支給するということについては、先般御報告申し上げた通りでありまして、大体標準といたしましては〇・〇五程度を予算の範囲内において渡してもいい、こういうことにきまって、人事院も多分通牒を発したと思うのですが、その際における地方の財政関係でありますが、地方は非常に窮迫した財政状態の際に〇・〇五を出すことは、とうてい資金上困難だということはよくわかるのでありまして、そこでそういう場合には特に政府資金を短期融資しよう、こういうふうに大蔵省と自治庁との間に意見の決定を見ております。ただここで申し上げたいことは、赤字の地方公共団体におきまして……

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/06/21、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 先ほど再建整備と税金の関係についていろいろお話があったのでありますが、再建整備は増税によってやろうという根本の方針ではないのであります。あくまでも経費の節減によって地方財政の再建をいたしたい、こう考えておるのでありますが、やむを得ざる場合には規定の範囲内においては増徴を認める、こういうふうになっておるわけであります。一般的に申し上げまして、地方税を上げる意思は持っておりません。
【次の発言】 固定資産税につきましては、法律によりまして毎年一回基準の評価がえをすることになっております。土地につきましては昨年二八%の値上げをしまして、これを府県に通知をしたわけであります。これはいわ……

第22回国会 地方行政委員会 第26号(1955/06/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま提案せられました地方自治法の一部を改正する法律案及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  地方制度の改革につきましては、昭和二十八年十月地方制度調査会から、とりあえず、当面とるべき措置に関して答申がなされました。その答申の大部分は昨年の国会で実現を見たのでありますが、地方自治法に関する部分はいまだ実現を見ていないので、これを中心として、地方行財政の現状にかんがみ、さらに検討を加え、もって民主的で、しかも合理的かつ能率的な自治運営を確立して、行政経費の節減と行政効果の充実とをはかり、真に住民の福祉を積極的……

第22回国会 地方行政委員会 第34号(1955/07/05、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 地方財政を建て直しますのには、確実に財源を与えることは絶対に必要だと考えておるのであります。その場合に交付税のみにたよるか、それとも他の方法を湾えるかということについては、今後とも考究する余地があるのじゃないかと私は考えるのでありますが、交付税のみによって三十一年度以降の財政を建て直そうという場合に、一体どのくらい引き上げたらいいかということにつきましては、かりに今社会党から御提案の二七%ということになりますと、大体三百億近くの引き上げになるわけでありまして、その程度のものは必要じゃないかと考えますが、しかし今後の地方財政のために交付税の引き上げ一本でいくのが果して適当かどうか……

第22回国会 地方行政委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 自治庁で研究さしておりまする地方財政五カ年計画とは直接の関係はないのでございます。
【次の発言】 地方財政の長期にわたる計画でありまするから、むろん関係のないことはないのでありまするが、直接に関係がないということを申し上げただけでありまして、むろん地方財政の長期計画には影響力の大いにあることをやりたいと思っているわけです。財源的な措置にいたしましても、機構改革にいたしましても、いずれも長期にわたる地方財政計画にはむろん関係があるわけであります。ただそれをすぐに結びつけてお考え願うことはどうか、こういう意味で申し上げたわけであります。

第22回国会 地方行政委員会 第36号(1955/07/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 内閣は、自治庁だけじゃありません。内閣自体であります。これを出すのには、一応閣議に報告をして出します。
【次の発言】 財政計画を全体としてごらん願いませんと、何といたしましても六千五百という多数にわたる地方団体を一括して、あの計画を作ったのでありますが、いずれも団体によりまして財政運営の事情が違いますので、財政計画策定の際には、昇給財源としてお示しの金額を見てあるのでありますが、個々の地方団体になりますといろいろな制約がありまして、昇給が必ずしもできない県、市町村のあることは事実であると思うのであります。私どもはしかし地方財政の健全化のため、赤字解消のためにその一切のしわ寄せを……

第22回国会 地方行政委員会 第37号(1955/07/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 先般の閣議で一応保留という形になったのでありまするが、その後各方面から強い要望がありまして、ことに参議院の決算委員会におきましては昨日ももっと強化した案を出せというような全会一致の御議論もありまして、そうした動向にもかんがみまして、前回議論になりました案を多少修正をして提案したらいいじゃないかというような議論が閣内にあるわけでありまして、まだ決定はいたしておりませんけれども、今日はそういう段階にあります。
【次の発言】 閣内の意見はまだ一致しておりませんから結論的には申し上げられないのでございまするけれども、あるいは提案するようになるかもしれません。

第22回国会 地方行政委員会 第39号(1955/07/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま加賀田君の指摘の秋田県の問題は、私は秋田県知事と会ったことはございませんから、私自身がそういうことを指示したことはございません。地方財政の立て直しのやり方は、もととも赤字の原因が地方団体別によって違うのでありますから、一概にはどういう方針とは言えないのでございます。私どもは地方の自主性を尊重いたしまして、地方独特の原因がありますから、その原因を排除して赤字の解消に持っていくと思うのであります。こちらから人件費を削れとか、事業費を削れとかいうようなことは指図はいたしません。また今御審議願っておりまする地方財政再建促進措置法にいたしましても、そういう指導をいたしてないのであ……

第22回国会 地方行政委員会 第40号(1955/07/14、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 山崎さんは長年地方長官をしておられましたし、内務大臣の御経験もありまして、地方自治制度に対する大先輩であられるわけでありまして、御意見まことに傾聴いたしたのであります。言うまでもなく今回の改正案は憲法に規定されました地方自治を尊重する意味におきまして改正を行なっておるのでありますが、何としましても地方自治法というものは、直接国民の福祉に重大な関係のある法律でございまして、この改廃につきましては相当慎重なる態度を持って臨まなければならぬことは当然であります。政府の中にはそれがために特に地方制度調査会を設けまして、国会における各党の代表の方々、学識経験者の方々を網羅して、平素からい……

第22回国会 地方行政委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 名古屋市と周辺町村の合併問題は相当前から問題になっておりまして、政府においてこれに裁定を下す段階になっておるのであります。あたかも地方議会の選挙に当りまして、自治庁といたしましては地方議会の選挙の終了を待ちまして、処置をしようと考えておるのであります。鳴海町の町長選挙を最後にしまして、すでに各町村とも選挙が終りましたから、せんだって愛知県知事を東京に呼びまして、一応愛知県の考えをあらためて聴取いたしました。来週早々から周辺の町村長に順次に自治庁に来てもらいまして、町議会の決議の状況、また執行部の考え等を聴取いたしまして、それらを参考にして、なるべく早い機会に結論を出したい、こう……

第22回国会 地方行政委員会 第42号(1955/07/16、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 固定資産税の標準を決定するのは、法律に基いて年一回ずつやるということになるのでありまして、それに関する限りは小作料とは関連性がないとも言えるのでありますけれども、しかしこれを総体的に見ますと、同定資産税は小作料をきめるときの一つの要素になるのでありますから、その点から関連性がないということは言えないわけであります。最近土地に対する固定資産の評価基準が上りましたが、それをことごとく小作農家に犠牲を払わしておるかというと、現在私どもが聞いておる状況ではそうではないのでありまして、むしろこれは地主の負担において解決している点が多いのであります。先ほどお話のように、現在では固定資産税が……

第22回国会 地方行政委員会 第43号(1955/07/18、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 北山さんのお話は御意見としては一応ごもっともの点があるのでありまするが、政府資金は再建債五十億でありまするけれども、公募債百五十億、それに対しては利子補給をいたしまして、三十一年度からはこれを政府資金に振りかえるということをはっきり法文にもうたってあるのでありまして、私どもは総計二百億でもって地方財政の再建促進を出発したい、こういうことをしばしば申し上げておるわけであります。二百億で足りないときには特別措置をするんだということも申し上げているわけであります。一方におきまして地方の状況を見ますると、現に人員整理をしているところがあるのでありまして、そういうところではぜひ一つ人員整……

第22回国会 地方行政委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 地方財政全般に申し上げますと、機構の改革を要する面もありまするし、財源措置を要する面もあります。これらの問題につきましては次の国会に提案して御審議を願う、こういう方針でおります。とりあえず赤字の多い団体に対しましては、この法案が成立いたしましたらば再建団体もしくは赤字団体の形におきまして長期にわたる財政計画を立ててもらいまして、地方財政の立て直しをやりたい、こういう考え方でございます。
【次の発言】 機構の改革につきましては関係各大臣間でいろいろ折衝いたしておるのであります。成案ができますれば一番最近の国会に出したいと思っております。大体考え方は一致しておるのでありますけれども……

第22回国会 地方行政委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 この法案に関連した憲法の解釈は前回申し上げました通りでありまして、私は決して憲法違反だとは考えておりませんし、従いまして、自治の本旨にもとるとも考えていないわけであります。
【次の発言】 数の減少という問題は、公共団体の性質によって違うのであります。ただいま労働委員会の例をお引きになりましたが、非常に事件の多いところでは、あるいは部局の減少ができないかもしれませんが、根本の第十条の考え方、地方財政の立て直しには、地方団体の執行部も、また行政委員会も議会もお互いに協力してやらなければとうていできないのだ、協力態勢を作りたい、こういうところから出発しておるのでありまして、言いかえれ……

第22回国会 地方行政委員会 第46号(1955/07/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 揮発油税の審議の状況を私よく承知しておらぬのであります。断片的には聞いておりますけれども、今日の段階は存じませんから何とも申し上げられないのですが、私どもといたしましてはどこまでも一万五千円の原案を主張しておるわけでありまして、かりに大蔵委員会でこれが修正になりまして、前年通り一万三千円となった場合の建設省と地方財政との配分の割合でありますが、これはまったくまだ未確定のようであります。かりに前年度の譲与税と同じように二千円だということになりますと、約二十五、六億収入が減ることになりまして、これに対しては当然補てんの措置をしなければならぬと思うのです。これらにつきましては各方面と……

第22回国会 地方行政委員会 第47号(1955/07/23、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 再建団体が自力で再建するようなことになることは、私ども喜ばしい状態だと考えておるのでありますが、その際に一ぺん許した再建債をどう処置するかということにつきましては、そのときのいろいろ事情にもよるのでありまして、今的確にお答えはできませんが、根本の考え方といたしましては、再建団体が一日も早く健全な財政運営の姿になることを希望しておるのでありまするから、その線に沿って処置すべきものだ、こう考えて、そういうふうにいたしたいと存じます。
【次の発言】 六十億予定しております退職金を、振りかえまして再建債にした場合は、ほかの再建債と同様に取扱います。

第22回国会 地方行政委員会 第48号(1955/07/25、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいまの提案が通過いたしますと、御案内の通り約一億五千万円の歳入の欠陥ができるのでありますが、それは大体起債で処理したい、かように考えております。
【次の発言】 ただいま社会党から御提案になりました市町村民税、自動車税、遊興飲食税、固定資産税、たばこ消費税、健康保険税の各修正事項につきましては、ごもっともだと考える点も多々あるのでありますが、この法案のうちには本年度において財源的処置をしなければならぬものもございます。すでに予算も通過しているのでありまして、この際財源的処置はできないのでありまして、その点に関しては政府といたしましては反対の意思を表明する次第でございますが、た……

第22回国会 地方行政委員会 第49号(1955/07/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 地方制度調査会におきましても、常任委員会の制度は認めておりますが、改正を要すべきだという答申が出ておるのでございます。従来の常任委員会は行政部門別に分れておりまして、いわゆる縦割になっておるのでございまして、地方議会の議員の諸君が、委員会の仕事だけはよくわかりますけれども、地方政治全体にわたってこれを見るということができにくいのであります。そこで今度の改正案におきましては、いわゆる縦割りの行政部門別のやり方を直しまして、横割りにしまして、歳入委員会、歳出委員会、決算委員会など数種の委員会に直しまして、委員会に所属しておる議員の諸君が、地方議会全体にわたって発言権も行使できるし、……

第22回国会 地方行政委員会 第50号(1955/07/27、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 地方自治法の中に規定してあります特別市制を適用しておる市は現在一つもないのでありますが、今後特別市制のこの規定をどうするかということにつきましては、現に地方制度調査会におきまして研究しておりまする県の統合、道州制の問題とにらみ合せて考えたい、かように存じまして、ただいまのところこれを削除する意思はございません。
【次の発言】 ただいま御審議願っております事務を移譲する問題は、地方制度調査会で御研究の結果答申になったのでありまして、現在の道府県と大都市との間の状況を見ましても、この程度のものは早急に移譲することが適当だ、かように考えて改正案を出したのであります。昨日も申し上げたか……

第22回国会 地方行政委員会 第52号(1955/07/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 特に水害に対する起債を許可することに対しまして、これはおおむね十カ年間の償還になって、償還年限が来ますれば、交付金で元利これを見ようこういう考え方をいたしております。

第22回国会 地方行政委員会 第53号(1955/07/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 三十年度の決算がどういうことになりますか、これはやってみなければわからぬのでありますが、私どもも相当赤字が出るのではないかということを考えておるわけであります。従いまして地方財政措置に対してある程度の財源措置をすることは必要でありますが、しかしこれを交付税一本でやるのか、それとも他の地方税の改正の処置をするのか、もしくはたばこ益金から持ってくるのかということにつきましては、まだ考慮の余地があります。かりに交付税一本といたしましても、それが二七%がいいのか、二八%がいいのかということも、今日はまだ計算がつかないのでありまして、私は財源措置は必要であると考えますが、しからば交付税を……

第22回国会 内閣委員会 第9号(1955/05/24、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま議題となりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明いたします。  今回提案いたしました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案は、昭和三十年度における各行政機関の事業予定計画に即応して、必要やむを得ない事務の増加に伴う所要の増員を行いますとともに、業務の廃止及び減少に伴う余剰定員の縮減を行いまして、行政機関全般の定員の適正化をはかろうとするものであります。  次に、法律案の内容について申し上げますれば、  第一に、今回の改正によりまして、第二条第一項の表における各行政機関職員の定員の合計六十三万二千三百十三人に対しまして六千三百三十六人の増……

第22回国会 内閣委員会 第15号(1955/06/02、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政機構の問題につきましては、昨年約六万人を目標にしまして行政整理を始めまして、大体完了いたしました。ただいま残っておりますのは特別調達庁の一部と厚生省の一部などであります。現内閣といたしましては、行政整理の意味でこれ以上人員を整理する考えはただいま持っておりませんけれども、平素機構の簡素化、合理化等につきましては、当然処置すべきものは処置いたしたい、かように考えております。三十年度の予算編成にあたりましても、機構の拡大、人員の増加につきましては極力これを抑制いたしまして、必要やむを得ざる最小限度にとどめたのであります。御審議を願っております法案において三千幾人かの増員がありま……

第22回国会 内閣委員会 第17号(1955/06/04、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 今の整理は、昨年計画をいたしまして、三年にわたって整理をする方針でありました。二十九年度は臨時待命制度という新しい制度を設けまして、それによって強制し得る規定がありますから、やや強制的にやったわけであります。今度はその制度がなくなりまして、新たに指名制度になりまして、指名制度のもとにおきましては強制規定はございません。任意制度であります。調達庁の首脳部と職員の間にいろいろ相談中だそうでありますが、これは既定計画に基いてやっているのでありまして、予算は成立いたしませんでも、準備行為としてこれは当然やるべきだ、かように考えております。

第22回国会 内閣委員会 第19号(1955/06/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政機構の改革につきましては、前回も申し上げたのですが、合理簡素化をいたすことは常に必要でありまして、今回いろいろ提案しましたのも、みなその線に沿ってやったのでありまして、各主務官庁の意向をそのままうのみにして提案したことは決してございません。相当に押えるべきものは押えておるのであります。民主党内閣として行政機構のどういう改革をするかということをはっきり打ち出したことはないと私は考えるのであります。民主党の公約は別といたしまして、今日政府として行政機構を根本的に改革する考えは持っておりません。ただ公務員制度というものには、現在の実情に合わない点が多いのでありまして、これは自由党……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 お答えいたします。二十九年度のまま補助事業その他を遂行するといたしますと、相当支出の増がします。また一面において地方税制の改正その他におきまして収入減もございまして、大体六百億円近くがふえるのではないかと考えておりまするが、国庫補助事業がどうなりますか、国の予算とにらみ合せなければならないと思いますから、まだその点は決定いたしておりません。
【次の発言】 大蔵当局とはまだ交渉中でありまして、結論は出ないのでありまするが、地方財政の立場から見ますると、地方交付税をある程度上げてもらいたい、並びにたばこ収益金の中から地方に交付するのを相当増してもらいたい、並びに揮発油税が二十九年度……

第22回国会 予算委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 地方交付税は独立財源と考えて処置いたしております。
【次の発言】 減税を御審議願った国会のときに、すでにそういうことを計算をしてやっておるわけであります。
【次の発言】 独立財源でありますが、やはり国家の財政とにらみ合わしてやっているのでありまして、現在の二二%を基礎にして地方財政をいろいろ計画するより方法がないのであります。
【次の発言】 お説の通り地方交付税は一応国家をくぐってやるのでありますが、今日の税法の立場がそうなっているので、自治庁といたしましては大蔵省の方針を受け入れてやっておるわけであります。
【次の発言】 これまでの地方財政の方針がそういうやり方をやってきてお……

第22回国会 予算委員会 第14号(1955/05/16、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 農業委員会に対する補助金は、お話の通り十三億削減されました。そのうち約三億円は町村合併による技術員の減少によってなくなりました。十億だけが地方財政の負担になるのでありまして、農業委員会の重大性にかんがみまして、地方交付税の交付金を決定しますとき、基準の中に入れるつもりでおります。
【次の発言】 農業委員会に対する地方負担分は、地方交付金を計算するとき計算の基準の基礎に入れる方針を持っておるわけでございます。
【次の発言】 交付金はひもつきで入りはいたしておりませんけれども、基準の内容は各府県市町村に示しますから、それによって適当に知事なり市町村長なりが支出することを私も期待して……

第22回国会 予算委員会 第15号(1955/05/17、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 地方財政計画は、二十九年度の地方財政計画に、三十年度におきまして当然減少されるものと、当然増加されるものとを計算いたしまして、一方歳入の方におきまして交付税並びに国庫支出金、地方税、地方債その他いろいろ計算したその差引が、約百四十億前後になるのでありまするが、現在の地方財政の現状にかんがみまして、三十年度、三十一年度は、もう極端に事業その他の事務費等を節約しまして、地方財政の健全化をはかりたい、かように考えまして必要なる法案等を今議会に提出するつもりになっております。ただいま御指摘の補助事業などはどうなるかというお話でありまするが、失業対策事業でありますとか、生活保護事業のごと……

第22回国会 予算委員会 第21号(1955/05/27、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 現在の地方団体が非常に苦しんでおりまして、極端な言葉で申し上げると破局の一歩手前ではないかという感じさえいたすのでありまして、地方財政を建て直して、これを健全化することば絶対に必要と考えておるのであります。政府といたしましては、三十年度の国の予算の許す範囲内において措置をいたしました。しかしながらいろいろ機構の改革その他必要な処置をしなければ、地方財政の健全合理化はできないのでありまして、そういうこともあわせ考えまして、本格的には三十一年度において一切今の赤字を解消して、地方の財政を健全化しよう、こういう考え方で三十年度の予算の編成に臨んだ次第であります。

第22回国会 予算委員会 第22号(1955/06/01、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 一般会計から国保の特別会計へ繰り入れている額は、これは法規上当然にやるのでございませんので、国保が非常に赤字で苦しんでおるのでこれを助ける意味でやっておるのでありまして、市町村によっても違いますし、そういうことを集計しました統計は、自治庁としては今までに取っておりません。
【次の発言】 繰り出し金という項目でまとめて市町村で決算をしておるので、特に一般会計から国保へ出した金額としては、決算で出ておらぬそうでありますから、これはただいま調べてございません。

第22回国会 予算委員会 第23号(1955/06/02、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 二十九年度の単年度としての赤字は、まだ精算はできませんが、おそらく百億以上になるのではないかと推定をしております。
【次の発言】 現在地方財政が赤字に苦しみました原因は多種多様でありますが、これを解決いたしますのは、国の犠牲と地方の犠牲と両方犠牲を払わなければならぬことは申すまでもないのでありまして、三十年度の予算編成に当りましても、特に政府では地方財政再建のための整備法を出しますし、なお予算措置といたしましては、これは昨年交付税法によって決定したのでありますが、二二%になりまして、二十九年度に入りまして百三十億円増しております。このほかにタバコ専売益金から三十億円、また入場税……

第22回国会 予算委員会 第31号(1955/07/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 固定資産税は毎年一回評価がえをすることになっております。昨年の十月、土地につきましては評価がえをいたしまして、大体従来に比して二八%の値上げを決定して、当時の自治庁長官から各府県に通達したのであります。これが小作料に影響あることこれは当然だと思うのでありますが、しかしながら各府県の実情等をよく見ますると、大体地主の犠牲においてこれを解決するという方法に向いておるのであります。従いまして現在の地主の収入というものは全く皆無のところが幾らもあります。もしも固定資産税が小作料等に均衡した場合におきましては、特に固定資産税を減免するという規定もあるのでありまして、私どもといたしましては……

第24回国会 決算委員会 第20号(1956/04/03、27期、自由民主党)

○川島正次郎君 お答え申し上げます。実はあのときは、私の考えとしましては、十名前後の委員の方にイギリスに行って御調査願う、こういうことで大蔵省と折衝いたしたのでありますが、大蔵省の意向としまして、経費の関係その他で委員は五名にしてもらいたい、なお事務当局一名、計四名に限る、こういうことになりまして、結論的には委員五名、兼子選挙部長の四人にイギリスへ行ってもらったわけであります。当初はもっと多いわけであったのであります。  人選につきましては、高橋、矢部、坂三委員のほかに内交渉した人がありますけれども、いずれも御用の関係で御承諾を得られませんで、結局右申し上げました主君ということに相なったわけで……

第28回国会 大蔵委員会 第33号(1958/04/15、27期、自由民主党)

○川島正次郎君 十日の当委員会におきまして、横錢委員から「中州の某料亭において、あなたと」あなたというのは大蔵大臣ですが、「あなたと唐澤法相と川島幹事長と、それから岸総理と、」こういうふうになりまして、会合を持ったように言われたのですが、私は、こういう会合に出たことは全然ございません。中州の料亭なるものも、どういうことをさすのか知りませんが、最近全然行ったことはございません。なお後段におきまして、「特にこの裏には、川島幹事長に対して、古荘氏の方から一千万円の政治献金が行われた」ということを発言されておるのでありますが、私は、古荘頭取並びに千葉銀行関係者から、党にしてもまた川島個人にしても、政治……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 決算委員会 第9号(1958/09/09、28期、自由民主党)

○川島証人 的確な時期は忘れましたが、グラマン、ロッキード、ノース・アメリカンなどの各会社が売り込み運動をやっているといういろいろな情報は、幹事長として各方面から聞いております。その時期につきましては、ただいま思い出せません。
【次の発言】 国防会議の内容につきましては、全然承知をいたしておりません。ただ、私は、自由民主党の幹事長として、この問題が後に国会等において論議をされないように特に注意をいたしたわけであります。当時の防衛庁長官である津島君並びに小山政務次官に対しまして、飛行機の問題は全く技術的の問題であるからして、外部の運動等には動かされないで、まじめに十分研究して、どの機種を採用する……

第32回国会 議院運営委員会 第1号(1959/06/22、28期、自由民主党)

○川島正次郎君 四者会談の申し合せは、当時の国会限りではございません。将来とも、あの申し合せにのっとって国会運営をしたいと考えております。
【次の発言】 四者会談の申し合せは、御承知の通り、当時衆議院が紛糾をいたしまして、ついに議長、副議長が辞職するのやむなきに至ったのであります。今後議長、副議長が党籍を離脱するということは、申し合せにある通りでありますが、それは、あくまでも衆議院に関する問題でありまして、私が申し上げるまでもなく、国会運営は法規、慣例によることでありますが、なお、その院の現状にもよると思うのであります。衆議院と参議院とは、慣例も違いますし、また院の現状も違うのであります。そこ……


29期(1960/11/20〜)

第39回国会 決算委員会 第3号(1961/10/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま議題になりました行政管理庁所管事項と北海道開発庁所管事項の決算につきまして、御説明を申し上げます。  まず、行政管理庁の昭和三十四年度決算の概要について、御説明いたします。  行政管理庁の歳出予算額は、十六億三千七百二十万二千円でありますが、赴任旅費予算に不足を生じましたため、調達庁から五十万円、科学技術庁から三十九万一千円、計八十九万一千円の移用を受けましたので、歳出予算現額は、十六億三千五百六十二万九千円でありまして、二百四十六万三千円の不用額を生じておりますが、この不用額を生じましたおもな理由は、職員に欠員を生じましたために職員俸給等を要することが少なかったためで……

第39回国会 内閣委員会 第2号(1961/10/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 先般私は行政管理庁長官になりました。六年ほど前に、鳩山内閣当時同じく行政管理庁長官をやっておりました。その時代と今日と比較しますと、行政機構は非常に膨張いたしております。従いまして行政機構の内容その他につきまして検討を要すべき点も多いのでございます。どうか内閣委員各位の御鞭撻と御支援のほどをお願い申し上げます。  今回提案いたしました臨時行政調査会設置法案の提案理由を御説明申し上げます。  近時、経済の発展に伴い企業経営の改善はきわめて著しいものがありますが、これに比べまして行政の運営は、必ずしも時代の進展に即応していない面があることは一般に指摘されているところであります。この……

第39回国会 内閣委員会 第8号(1961/10/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政機構は、国家目的達成のために適切なる機構を整備することが必要でございまして、国家目的達成のためにはいろいろな手段が必要でありますが、特に国民に対する奉仕観念に徹しまして、国民が総意をあげて国家社会のために尽くすというふうに仕向けることも必要なのでありまして、そういう観点から行政機構というものを整備いたしたい、かように考えております。現在の行政機構は必ずしもその目的に沿っておらぬのでありまして、今回私どもが行政機構の改革を意図しました根本の理由はそこにございます。
【次の発言】 戦後行政機構の改革がしばしば企てられまして、行政管理庁内においても幾回か改革の委員会が設けられたの……

第39回国会 内閣委員会 第10号(1961/10/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 実は私は小澤長官時代の提案理由を読んでいない。私が先般ここで申し上げました提案理由しか了承していないのでありますが、公務員の整理をすることは臨時行政調査会の目的でもなし、またそういう意図のないということをはっきり申し上げたわけであります。「政府」ということとどういうふうに意味が違いますか、法律上の用語は存じませんから、一つ事務当局からその点は説明いたさせます。
【次の発言】 政府と読みかえられて御了解願って差しつかえないのであります。今度の行政調査会のねらいというのが、人員整理では全くないのでありまして、国民のサービスを向上するために行政を簡素化、能率化しょうというのであります……

第39回国会 内閣委員会 第11号(1961/10/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政機構並びにその運営について、個々の問題については常時問題を取り上げまして、行政管理庁におきまして監査をいたしまして、その結果に基づいてそれぞれの主管官庁に対しまして警告をいたしまして、その処置について回答を求めております。その回答がなお不十分の場合には、六カ月以内に再び当該官庁に向かって注意、警告を発するという手段をとって参っておるのであります。問題によりましては、年数は忘れましたけれども、数回行政監査をした事例もございまして、私は数字で申し上げる資料を持っておりませんけれども、従来監察した結果相当改善されておると考えているのです。百パーセントとは言いませんけれども、相当改……

第39回国会 内閣委員会 第12号(1961/10/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 附帯決議の内容につきましては、当委員会において私しばしば言明しておる点でございます。御趣意は十分尊重して今後の運営に当たりたい、かように考えております。

第39回国会 内閣委員会 第16号(1961/12/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 七人の委員で構成する臨時行政調査会であります。委員の人選には全く手をつけておりません。国会の承認人事でありますから、通常国会の開けるまでに人選をしたい、こう考えて今全く何にもいたしておりません。
【次の発言】 これは人事でありますから、持ち回りまして答えたり何かすると、あと二番せんじになったら受けないということもありまして、やりかけたら二、三日でやりたい、こういうので、私はことざらに構想も人選も避けているわけであります。着手したら一気呵成にやるつもりでおります。そういう意味でまだ構想も考えておりません。
【次の発言】 大蔵大臣を出席させて伺いたいような、まことにけっこうなことで……

第40回国会 決算委員会 第10号(1962/02/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 審議会、調査会は、言うまでもなく法律できめまして、全部国会の御協賛を得て作っておりまして、制定当時はいずれもその必要があったのでありますが、すでに必要がなくなっておるものも相当あるんじゃないか、こう考えておりまして、昨年来、審議会、調査会の整理統合を取り上げましてただいま検討いたしております。今国会に新たに審議会設置の要求をしたのは九件でありますが、同時に、廃止したのは十件であります。しかし、これではまだ足りないのでありまして、今お話のように、年一回も開かないのがありますからして、各大臣に向かいまして、それぞれ自分の省の主管の審議会の廃止統合の調査をお願いしてありますが、しかし……

第40回国会 決算委員会 第18号(1962/03/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 私は行管長官に就任以来、日本の行政財産である土地が未利用に――活用されていない点が膨大にあるということを考えまして、いろいろの角度から観察をいたしたのであります。その一つの現われがただいまのお話の検見川の東大ゴルフ場なのでありますが、この機会でありますから、簡単に国有地その他に関する問題を申し上げて、今後の御審議の御参考に資したいと思うのであります。  国有財産につきましては、利用計画が不備でありますために、膨大な未利用の土地が存在をいたしております。しかもそれらは、管理がきわめて不適切、また責任の所在が不明瞭等のために、無断で使用されている点なども少なくないのであります。これ……

第40回国会 建設委員会 第14号(1962/03/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 首都圏整備の問題並びに交通問題につきましていろいろ御意見を拝聴したのでありますが、首都圏整備の問題につきましては、現在の東京都知事、地方公共団体の長としてはきわめて権限がありませんし、また国のいろいろ関係もありまして、むろん十分な行政ができないのであります。一方国といたしましても、現在機構が複雑でありまして、東京都内に対する行政だけでも各省庁に分かれておりまして、これまた統一しておりませんために、現在の東京都政に対する行政措置というものは、きわめて不完全であることは御指摘の通りでございます。これをいかなる方法で打開するかということでありますが、今中島さんのお話によると、新たに東……

第40回国会 商工委員会 第22号(1962/03/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 今回提出いたしました北海道地下資源開発株式会社法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその要旨について御説明申し上げます。  北海道地下資源開発株式会社は、全国の他の地域に比べて遅滞しております北海道の地下資源開発を急速かつ合理的に促進するために、探鉱事業を主目的とする特殊会社として、昭和三十三年八月に設立せられまして、逐次その成果を上げつつあります。  しかしながら、会社設立当初の見込みに反しまして、鉱業、特に石炭鉱業における探鉱活動の伸び悩み等により会社の受注事業量に不足を来たし、探鉱機能の効率的運用をはかることが困難となり、会社の収支は年々赤字を重ね、昭和三十五……

第40回国会 商工委員会 第33号(1962/04/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 北海道川下資源開発株式会社のこれまでの業績がきわめて不振でありまして、設立当初の目的を達成していないことは、おおうことのできない事実であります。しかし、北海道資源の開発というものはきわめて重大でありまして、ただいまの御指摘とは、私は多少違った考え方を持っております。今後とも地下資源開発には、政府といたしまして積極的に力を尽くしたい、こう考えておるのであります。ただ現在の地下資源開発株式会社だけの仕事では会社そのものの維持ができませんので、そこで今回御審議願っているように、内地へも進出し得るような制度にいたしましたけれども、あくまでも本体は北海道に置くのでありまして、北海道を重点……

第40回国会 商工委員会 第38号(1962/05/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 北海道地下資源開発株式会社の創立以来の実績を見ますと、創立当初考えていたような実績を上げていないことは事実でございます。これは、石炭鉱区等の事情もありますけれども、会社の活動がきわめて不活発だということも言い得るのであります。そこで、今後は北海道地下資源の開発に十分力を入れたいと私考えておりまして、三十八年度から出発いたします第二期北海道総合開発計画におきましても、特に地下資源開発に重点を置きたい考えで、ただいま策定をしておるのでございます。  この会社は、内地におきましても活動し得るようにしたのでありますが、むろん重点は北海道に置きまして、今後とも北海道地下資源開発のためには……

第40回国会 地方行政委員会 第1号(1961/12/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 東京、大阪、その他各都市におきまする現在の交通状態がきわめて悪くありまして、このまま放置できないことは当然でありまして、私どもはいろいろ努力いたしまして、現在の状態を直したい、こう考えております。問題といたしましては、根本的にどうするかということと、当面の混雑あるいは交通の危険等をどう解消するか、まあ二つに分けて考えておるのであります。根本的の問題といたしますると、道路の整備状況に比しまして、車両の増加数がきわめて多い。バランスがとれていない。言いかえれば一升ますに二升の米を盛ったような状態でありまして、これではいかに道路を整備しても、車がどうしてもふえるのでありまするから、い……

第40回国会 地方行政委員会 第6号(1962/02/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 今の問題はしばしば交通閣僚懇談会でも取り上げましていろいろ検討いたしておるのであります。何としても今日急激にふえた自動車、ことに自家用車なんぞ直ちに路上駐車はいかぬ、あるいは車庫がなければ一切使用まかりならぬということは実際としては実行しにくい点もあるのでございます。そこでこれは私のプランになりますが、東京市内にある官有地、公有地で未利用のものが相当ありますから、そういうものを開放さして、そこを駐車場にするとか、あるいは高速道路を作る際のかえ地などに利用したいといって、今調査をしております。その他いろいろ方法があると思うのでありますが、一方におきまして相当の駐車場の土地というも……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/03/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま小澤小委員長の御報告、詳細承りました。お話のように、交通閣僚懇談会ですでに取り上げまして、実施に移そうとしている部面も多数ありますが、行政機構の問題につきましては、まだそこまで話が進んでおりません。交通問題は、国と地方団体と国民と三者一体になって解決しなければ実績が上がらないのでございまして、私どもは、地方団体と密接な連関をとりましてこの問題と取り組んでおるのであります。先般も東東京都知事を閣僚懇談会へ呼びまして、三十七年度で計画しておる都の道路整備以外に新たに三十七年度において実施し得るという技術的のものがあるならば、それを計画立てれば、国はそれに見合うだけの金は予備……

第40回国会 地方行政委員会 第33号(1962/04/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ガードレールを作ったり何かするようなこと、部分的にはいろいろと考えられますけれども、全体として安全施設をどうするかということはまだ検討しておりません。今のお話もございましたから、一つなるべく早い機会に取り上げまして検討するように、各閣僚に対してお話し申し上げたいと思います。
【次の発言】 三十七年度の予算で見込んでおります交通整備事業以外に、交通安全設備その他事業が可能なものにつきましては、三十七年度の予備金なりあるいは補正予算の措置をするなりするということをきめまして、これは池田総理と私と三木長官と中村建設大臣、四者の会談で話がまとまっております。本日の交通関係閣僚懇談会に大……

第40回国会 内閣委員会 第3号(1962/02/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政管理庁設置法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  今回提案いたしました行政管理庁設置法等の一部を改正する法律案は、行政管理庁設置法の一部と北海道開発法の一部をそれぞれ改正しようとするものであります。  まず、行政管理庁設置法の一部改正につきましては、一つは、監察に関連して行なう調査の対象に鉱害復旧事業団、石炭鉱業合理化事業団、日本蚕繭事業団及び中小企業退職金共済事業団を加えること、いま一つは、定員外職員を定員化するため行政管理庁の定員千六百五十四人を千六百六十四人に改めることであります。  監察に関連して行なう調査の対象にこれらの事業……

第40回国会 内閣委員会 第5号(1962/02/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま議題となりました行政不服審査法案について、その提案理由を説明申し上げます。  訴願制度は、行政庁の違法なまたは不当な処分に関しまして行政庁に不服申し立てをさせ、よって行政庁による簡易迅速な手続により国民の権利利益の救済をはかりますとともに、行政の適正な運営を確保する意義を有するものであります。  このような趣旨のもとに、現行の制度は、一般法たる訴願法とその他の法令とによって運用されておりますが、明治二十二年に制定施行せられましてから一回の改正も行なわれることなく今日に至っております訴願法と、他の法令において個々に定められております不服申立制度との間には、種々不備、不統一……

第40回国会 内閣委員会 第8号(1962/02/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 臨時国会で、臨時行政調査会法案を御審議願う際に御説明申し上げたのですが、臨時行政調査会は、三カ年にわたる継続審議を願うものでありまして、最終的には三十九年三月三十一日までに答申をしてもらうというわけになっております。しかし、世の中が進歩いたしましたり、あるいは内閣の政策等のために必要なる機構の改正は、その間においても実行するのだということを申し上げて、御了解を得てあるわけであります。行政調査会は、現在の行政機構全般に対して根本的にメスを入れるということでありまして、個々の改革につきましては、必要ならばこれをやる、こういう方針をとって参ります。その方針に基づいて、三十七年度におき……

第40回国会 内閣委員会 第9号(1962/02/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 不要不急になりました政令、法令等の改廃につきましては、近く取り上げて審査することになっております。これは臨時国会の際に内閣委員会からの御要望もありまして、そういう方針をとるつもりでおります。
【次の発言】 昨日、第二回の臨時行政調査会を開会いたしまして、私も出席をいたしました。当日の会議におきましては、まず、佐藤会長から、先般のいわゆる佐藤発言についての釈明がありました。続いて私から、臨時国会におきまする法案審議の際の経過並びに附帯決議等の趣意を説明いたしまして、なお、あわせて、山内さんから御注意がありました三点につきましても報告いたしておきました。その後、当日は安西委員が外遊……

第40回国会 内閣委員会 第22号(1962/03/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 終戦後の大きな特徴として、各省庁の部局の増大、定員の増加等があげられるのであります。戦前でありますと、官制の改正は枢密院の諮詢が要りました。枢密院は相当厳重な態度で臨んでおられましたから、一局一課を作るについても容易ではなかったのであります。まして、定員増というようなことはなかなかできなかったのでありますが、戦後はそういう機能がなくなりまして、行政管理庁でこれを主管するという法の体制にはなっております。しかしながら、過去数年間における実際の運営を見ますと、主導権はむしろ大蔵省にありまして、大蔵省で予算をつければ、追っかけて部局の改廃、定員の増加等を行政管理庁は認める、こういうふ……

第40回国会 内閣委員会 第23号(1962/04/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政監察をします際には、最後に勧告の結論を出す前に、一応当該の省庁に向かいまして意見を聞くという慣例になっております。勧告案は行政管理庁の独自の立場で出しますけれども、一応相手方の意見を聞くということも、勧告の結果を効果あらしめるために必要と考えて、そういう処置をとったのであります。ただいまお話の食肉行政につきましても、すでに地方の監察局から行政管理庁に報告がありまして、それに基づきまして勧告案の草案はできております。これにつきまして、農林省方面に一応意見をただしておる最中であります。しかし、意見を聞きましても、勧告そのものは行政管理庁の権限におきまして、また、独自の立場におい……

第40回国会 内閣委員会 第25号(1962/04/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案についてその提案理由を説明申し上げます。  この法律案は、行政不服審査法案が不服申し立てに関する統一法規として現行の訴願制度を全面的に整備するのに伴いまして、関係法律二百六十八件につき、必要な整理等を行なおうとするものであります。  すなわち、第は、行政不服審査法案が一般概括主義を取り入れたため、関係法律において、不服申し立てをできる旨の規定が重複することとなりますので、これらを削除したことであります。  第二は、行政不服審査法案において、不服申し立てに関すを名称を統して審査請求、異議申し立て及び再審査請求といたしましたの……

第40回国会 農林水産委員会 第31号(1962/04/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 公社、公団、事業団等につきましては、行管といたしましては特に平素から関心を持ちまして、間違いのない業務運営をするように監査をいたしております。ただいまお話しの農地開発機械公団につきましても、昨年監査いたしました。主管庁である農林省を通じて勧告を発しております。従来のやり方は大体六カ月間内に勧告に対する処置の回答を求めまして、なお改善しなければさらに勧告する、こういうふうにやっておるのでありまして、実は農地開発公団に対する農林省の回答がきているかどうかまだ知りませんけれども、監察官が来ておりますので、担当の監察官から報告をいたさせますけれども、監察の結果勧告をいたしますことにつき……

第40回国会 予算委員会 第9号(1962/02/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 御質問の趣意を取り違えているかもしれませんが、一応申し上げます。  現在の行政機構というものは、きわめて複雑かつ多岐でありまして、しかも公務員の活動がはなはだ非能率的であります。それがために国民に非常な不便を感じさせておるのであります。行政の実績もあがりません。これを改革することが目下の急務でございまして、臨時国会におきまして臨時行政調査会の御協賛を得まして最近発足しようといたしておるのも、全くこれを根本的に直そうという趣意にほかならないのであります。同時に、人事管理の面等におきましても、各官庁それぞれ違っておりますからして、これらも統一しまして、官紀の振粛に資したい、かように……

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/02/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 七人の委員の方に全部委嘱が済みましたので、二月十五日に第一回の顔合わせの会合をいたしました。その際に総理大臣並びに私から一応のごあいさつを申しまして、かねて書面で会長の指名を総理からしておりました。それに基づきまして、佐藤喜一郎さんが会長になりまして、佐藤さんから、これは法律に明記してあるのですが、代理として高橋雄射さんを指名されまして、そのあとで佐藤会長並びに高橋会長代理から、それぞれ簡単なごあいさつがありました。終わりましてから、別室で、今後の運営につきまして懇談をいたしたのであります。懇談は、内容的にはほとんどありません。二十一日に第一回の会合を開いて、今後の運営の仕方を……

第40回国会 予算委員会 第16号(1962/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 私は行政管理庁長官になりましてから、東京都の問題につきまして特に関心を持ちまして、いろいろ考えておるのでございます。東京都問題を解決するのに、現在ある首都圏整備委員会ではたして適当かどうか、この権限、組織等についても考慮しなければならぬのではないか。本年の予算編成期にあたりまして、首都圏整備委員会は首都圏整備庁という役所にしたいという申し出もありましたが、この程度では問題解決の役には立たぬと思いまして、私はそれは了承しなかったのでありますが、現在膨大な組織を持っておる東京都政との関係はどうなるかということも、相当考究する問題がございます。そうした根本問題を考えながらも、着手し得……

第41回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第2号(1962/08/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 東京オリンピック大会につきましては、政府におきましては、かねてよりその達成に力強く支援を与えておったのでありますが、最近の準備の進捗状態を見ますると、必ずしも万全とは言えないのでございます。そこで、先般閣議におきましてこれを取り上げまして、従来以上にさらに力強く推進するために、閣僚懇談会を作りまして、同時に私が担当国務大臣に指名をされたのでございます。今後とも政府としましては、オリンピック関係の各方面、オリンピック組織委員会のやります仕事、また選手強化を受け持っております日本体育協会の仕事はもちろん、オリンピック受け入れ態勢として、道路、ホテル、環境整備、その他各方面に対しまし……

第41回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第4号(1962/09/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 私が今度参りましたのは、インドネシア政府の招待によるのでありまして、実はこの招待の話が出ましたのは、オリンピック担当大臣になる以前のことでありました。インドネシアの賠償問題は、私が自民党の幹事長時代に妥結をいたしました。その賠償に基づいて、あすこに十四階建のインドネシア・ホテルができたのだから、一つアジア競技大会の機会にこれを見てくれないかということが発端でありまして、私も行く気になったのでありますが、その後オリンピック担当大臣になりまして、私は一そう行くという考えを強めまして、招待を受諾いたしたのであります。従いまして、今度私がインドネシアへ参りました目的は、インドネシア政府……

第41回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/08/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 北海道の河川は、内地の河川に比べまして、改修率が非常に低いことは事実でございます。これは数年前までは比較的水害を受ける率が少なかったためも一つありますが、何といたしましても二千三百にわたる大小の川を入れまして、そのうち、直轄河川、準用河川に指定されているものがわずかに三百九十程度であります。従いまして、河川の改修は非常におくれております。昨年水害がありまして、私は直ちに現地に参りまして、親しく実情を視察いたしまして、三十七年度予算編成の際にも、治水事業に対しましては特に配慮いたしまして、従来よりも増額をいたしたのでございますが、三十八年度から北海道第二期総合開発計画がスタートい……

第41回国会 内閣委員会 第1号(1962/08/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま議題となりました行政不服審査法案について、その提案理由を説明申し上げます。  訴願制度は、行政庁の違法なまたは不当な処分に関しまして行政庁に不服申し立てをさせ、よって、行政庁による簡易迅速な手続により国民の権利利益の救済をはかりますとともに、行政の適正な運営を確保する意義を有するものであります。  このような趣旨のもとに、現行の制度は、一般法たる訴願法とその他の法令とによって通用されておりますが、明治二十三年に制定施行されましてから一回の改正も行なわれることなく今日に至っております訴願法と、他の法令において個々に定められております不服申立制度との間には、種々不備不統一の……

第41回国会 内閣委員会 第2号(1962/08/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 国民の権利義務擁護と行政の適正なる運営ということは表裏の関係にありまして、相反するものではないと考えております。ただ、戦前は、憲法によりまして、行政のあり方というものが、国民のためというよりも、むしろ天皇の官吏であるという観点から、ややともすると官庁本位の行政が行なわれてきたのであります。従って、訴願法の精神の重点が、国民の権利義務擁護よりも行政の運営の面に置かれたのでありまするが、新しい憲法によりまして、行政は、また政治は国民のためにあるのだということがはっきりいたしております。その趣意に従いまして、今回訴願法の改正をいたしたのでありまするからして、従って、行政不服審査法にお……

第41回国会 内閣委員会 第3号(1962/08/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 その点につきましては特に注意をいたしまして、この法案の中にも教示制度というものを設けまして、処分を国民に通達する場合に、再審査の要求ができる、その要求をする上級官庁はどこであるかということを特に明示して通達するという、これはこの法案としてはやはり一つの特色のある条文を入れておるわけでございます。そういうふうに、この法案をなるべく国民に広く利用してもらおうという考えを持っておりますから、今お話しの点、いよいよこの法案が公布になった場合に国民にどうして徹底させるかということについては、具体的な方法を私まだ考えておりませんけれども、まことにごもっともな御意見でありますから、一つ具体的……

第43回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第3号(1963/02/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 オリンピックの準備といたしましては、組織委員会自体がやりますものと、国並びに東京都がやりますものと、いろいろございます。組織委員会自体がやりますものとしては、競技場の施設、選手村の整備などもございます。東京都並びに国が協力してやりますものは、オリンピック関連道路、駐車場の整備、環境衛生などでありまして、多少予定よりおくれておりますけれども、しかし最近非常に努力いたしまして、来年十月の開催までには完全に間に合うと、かように考えております。
【次の発言】 佐藤さん御心配のように、一番問題になるのは道路整備なんです。道路整備は、オリンピック組織委員会よりも、国と都で受け持ってやってお……

第43回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第6号(1963/05/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 東京大会にはぜひI OC加盟国全部参加してもらいたいと考えております。インドネシアは正式にはまだIOCから脱退した処置はとられておりません。これは十月に開かれますIOCの総会において最終的に決定をするものだ、さように聞いておりますが、しかし、先般のジャカルタのアジア大会を境としまして今日IOCとインドネシアとが絶縁の状態になっているのは、御指摘の通りであります。そこで私といたしましては、せっかくアジアでやる初の大会でありますからして、ぜひひとつインドネシアも参加してもらいたいと考えて、先般懇音心な者がインドネシアに行くついでがありましたので、特にスカルノ大統領に面会をして私の考……

第43回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第7号(1963/07/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 佐藤さんと同じように考えておりまして、できるならば独立した競技場を持ちたいと思っております。ただ、来年の十月に迫ったオリンピックに間に合うか、間に合わぬかという問題があります。地所につきましても最後的にまだ確定をいたしておりませんし、規模、予算などについても検討しておるのであります。その点私は心配しております。政府としてはまだ最終的決定をしていない、気持ちとしては、つくりたいということは考えております。
【次の発言】 敷地につきましては、従来三、四カ所の候補地を物色しておったのですが、いずれも故障がありまして、最後に代官町、あそこならばよかろうということにほぼなっておるのですが……

第43回国会 議院運営委員会 第13号(1963/03/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 現在、公社、公団、公庫、事業団、それに政府が全額出資しておる、あるいは半額出資しておる、もしくは相当多額の助成金、補助金を出しております団体は、総計すると八十八という多数に上っております。その中には、当然行政官庁でやるべき仕事を、しいて事業団などをつくって、そこに移しておるということも確かにあります。私は、そういうものはなるべく抑制すべきものだという考えをかねて持っておりますが、実は行政管理庁の権限といたしまして、一般の行政官庁の機構につきましては、これを審査する権限を持っておりますが、公社、公団、事業団その他については、そうした権限がありません。そこで、今回、行政管理庁の組織……

第43回国会 決算委員会 第8号(1963/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま御質問のうち、公社、公団、事業団は、審議会、調査会とはおのずから性格が違うのであります。公社、公団、事業団等につきましては、最近いろいろ世間から批判がありまして、その運営をもう少し適正にしろということでありまして、管理制度などの改善について考えておるのであります。実は政府の機構とは違いまして、公団、公社、事業団等は、その設置につきまして行政管理庁長官が容啄することはできないようになっております。従いまして、今回提案しておるのは、公社が一つ、事業団が三つでありますが、実はそういう提案についても私ども閣議で了承しただけでありまして、事前協議はなかったのでありますが、今後は新……

第43回国会 商工委員会 第15号(1963/03/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 毎年予算編成時期になりますと、各省庁から機構の拡大、定員の増加等の要求が参ります。三十八年度予算編成の際にも、定員増はざっと要求が四万二千名ございまして、政府の方針といたしましては、公務員の定員はなるべくこれを増加しない、仕事の事務能率を高め、合理化をすることによって処理していこう、こういう方針を堅持いたしておりまして、三十七年度予算の際にもその方針であったのでございまして、三十八年度予算の際にも、その方針に基づきまして、各省庁の要求を審査いたしまして、大体認めたのは現業関係であります。郵政省の現業員、もしくは文部省の高等学校の増設、大学の学科の増設等による増員、防衛庁の、これ……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1963/02/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 三十八年度の予算面におきまして、公務員の増加員数はざっと一万四千名でございます。そのうちには事務系統と現業系統と二つありまして、現業系統が比較的多いのであります。事務系統の方につきましては、炭鉱会社の事務系統の職員をそれに転換するということはあり得るのでありますが、ただ、公務員は一定の資格が要りますからして、そういう点をどうあんばいいたしますか、これから検討いたしたいと思っております。  御質問は、主として炭鉱労務者じゃないかと思うのです。現業関係は、防衛庁の関係、また文部省の大学の学科増設、新たにできる高等工業学校の新設等の職員などは、炭鉱離職者を転換し得る性格のものじゃない……

第43回国会 内閣委員会 第2号(1963/02/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま議題となりました北海道東北開発公庫法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  北海道東北開発公庫は、昭和三十一年設立以来昭和三十六年度末までに約八百億円に上る出融資実績を示しておりまして、三十七年度予定の原資二百三十億円を加えますと三十七年度末には実に一千億円をこえるのであります。  このように、公庫に対する出融資の要請はきわめて強く、その規模も逐年拡大していく実情にあります。  今後、北海道及び東北地方における鉱工業の進展に対処して、公庫がその使命を達成するためには、まず公庫の資本金の充実をはかり、経営の健全性を維持していくこと……

第43回国会 内閣委員会 第7号(1963/03/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政管理庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  今回提案いたしました行政管理庁設置法の一部を改正する法律案は、現在、行政管理庁が行なっている行政機関の機構の新設等に関する審査のほかに、新たに、法律により直接に設立される法人または特別の法律により特別の設立行為をもって設立すべきものとされる法人、つまり、いわゆる特殊法人の新設等に関する審査を行なうことをその所掌事務に加えようとするものであります。  近時、国家的目的を達成するため、特定の業務を営む公団、公庫、事業団等の特殊法人が多数設置される傾向にあります。  しかし、これらの業務を合理……

第43回国会 内閣委員会 第19号(1963/05/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 臨時行政調査会は独自の立場で、独自の権限で検討を続けております。私としては、中間的の報告は聞いておりませんし、また聞くつもりもございません。結論が出たなら、それを政府がいかに扱うかということなんであります。したがって、いま臨調でやっていることを途中でいろいろ取り上げて、行管で研究することはいたしておりません。
【次の発言】 臨時行政調査会に対しましては、監督、指導はもちろんのこと、何らの示唆も与えておりません。全く独自の検討にゆだねておるのであります。いまお読みのことは、問題点としていろいろあげたのでありましょうけれども、最後の仕上げには、しぼられて現実的な問題として答申が出る……

第43回国会 内閣委員会 第21号(1963/05/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 公社、公団、公庫の性格は、大体各官庁庁で計画いたしましたものを実施する方面を受け持っておるのであります。監査につきましては、それぞれの官庁を通じて監査をやっております。しかし、従来の法律によりまして、公社、公団、公庫、事業団をつくる場合は、行政管理庁の関係なしに、主管官庁だけでもって立案し、これを提案することになっておりましたので、それでは公社、公団、公庫の監督が十分でない、こう考えまして、今度の改正を提案した、そういうことでございます。
【次の発言】 既設のものにつきましては、目的の変更の場合には行管の審査を必要といたしますけれども、これを廃止するというようなことにつきまして……

第43回国会 予算委員会 第16号(1963/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 御質問に全く同意見でございます。私も行政管理庁長官になりまして以来、閣議におきまして二回ほど発言いたしまして、審議会、調査会の整理を各大臣に要求いたしておるのでありますが、まだその実が上がりません。上がりませんけれども、実情を調べまして、不要不急になりましたものはぜひこれを近いうちに整理したい、かように考えております。また委員の任命につきましては、これはそれぞれの担当大臣の責任においてやるのでありますが、一人の人があまりたくさんの委員をやることは弊害が起こりますから、これも適当に是正するようにこれから考慮いたしたい、かように考えております。

第43回国会 予算委員会 第18号(1963/03/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 七人委員会は、非常に熱心に行政改革の問題を取り上げておりまして、委員の間で円滑を欠いたということはございません。
【次の発言】 ただいまはいろいろ調査研究している段階でございまして、結論に達しておりませんからして、従って、一致を欠くとか欠かぬとかいうことは、まだ起こっておりません。

第43回国会 予算委員会 第19号(1963/06/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 根本秘書官が先般検察庁で調べられた事実はございます。直ちに帰されました。私に対しまして、調べられたけれどもたいした事件ではありません、こういう報告があっただけでございます。金のことは全然聞いておりません。
【次の発言】 私は政治団体の諸君とは比較的広く交際をいたしております。肥後亨もその一人でありまして、特に懇意であるというわけではございません。千葉工業大学の理事をしておったのを、私が理事長になって肥後をよさしたわけでございます。そういう関係でございます。
【次の発言】 臨時行政調査会では、国政の根本的改革についていま構想を練っておるのでありまして、時勢の進運その他によりまして……


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 人事委員会文部委員会連合審査会 第1号(1953/07/28、26期、自由党)【議会役職】

○川島委員長 これより人事委員会、文部委員会連合審査会を開会いたします。  協議の決定に基きまして私が委員長の職務を行います。  ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について審査を行います。まず提案者の趣旨の説明を聴取いたします。赤城宗徳君。
【次の発言】 質疑の通告があります。順次これを許します。野原覺君。
【次の発言】 人事院給与局長。
【次の発言】 連合審査会はこの程度で休憩をいたしまして、午後一時から文部委員会、人事委員会両方とも開いておりますから、それぞれ終了後にさらに続行をいたします。  なお連合審査会の今後の運営につきましてはそれぞれ理事会を開いて協議……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 大蔵委員会地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第3号(1955/06/04、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 地方財政の立場から申し上げますと、確実な、しかも取りやすい税が望ましいわけでございます。国税とのにらみ合せもありまして、現行の制度に落ちついているわけでありますが、何か名案があれば、なるべく地方財政に寄与するような税制をいたしたいということは、平生研究もし考えておるわけでございます。

第22回国会 地方行政委員会文教委員会連合審査会 第1号(1955/07/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 教育委員会の制度につきましては最近もいろいろ議論されておるところでありまして、ことに都道府県教育委員会と市町村教育委員会とのあり方につきましても議論があるのであります。しかし今回提案して御審議を願っております地方財政再建促進措置法におきましては、教育委員会に対しまして根本的の改変を加える考えは少しもないのでありまして、現在の制度を尊重いたしまして、現在の制度の範囲内におきまして一、二の点に改正を加えておるのであります。何といたしましても現在の地方財政というものは、全部の地方団体ではありませんけれども、深刻な赤字に悩んでおる団体というものは、いわば非常時局でありまして、財政上従来……

第22回国会 地方行政委員協議会 第1号(1955/10/07、27期、会派情報なし)【政府役職】

○自治庁長官川島正次郎君 消防施設につきましては、消防庁の方から御説明申し上げますが、最近官公庁方面の火災が多いのは士気が弛緩しておるんじゃないかという御意見でありまして、確かにそういう点も認められますので、閣議におきましてもこの問題を取り上げまして、特に研究いたしまして、各方面に近く注意を喚起することになっております。さよう御了承願います。
【次の発言】 借地借家法適用の問題は、各党ともいろいろお考えがあるようでありまして、臨時国会等へ御提案になると思いますが、政府といたしましては、これに賛成をすることをきめております。  それから資金的の措置でありますが、交付金の配付する残額が、ただいま三……

第22回国会 地方行政委員協議会 第2号(1955/10/14、27期、会派情報なし)【政府役職】

○自治庁長官 川島正次郎君 ただいま満場一致で御決議になりましたお申し入れの趣意は、とくと総理大臣並びに関係閣僚に私から伝達をいたしまして、御趣意を尊重するように努力をいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 川島正次郎君 特別交付税を配付いたします際には、その災害地につきましては特に救助する意味で見ることになっております。ただ特別交付税はどうしても事務の操作上来年になるのでありまして、ここでとりあえず今年十一月の末に配付いたします第四期分の普通交付税を繰り上げまして――全部じゃありませんが、一部繰り上げて、今月きわめて近い時期にこれを配付するような処置をとりまして、それでつなぎ資金……

第22回国会 地方行政委員協議会 第3号(1955/11/07、27期、会派情報なし)【政府役職】

○自治庁長官川島正次郎君 町村合併は御承知の通り目標の約八〇%が完成いたしたのでありますが、町村合併をしました市町村が財政的に見まして、必ずしも健全なあり方をしていないことは北山君のお話の通りであります。私どもといたしましては、でき上った町村を財政的に健全合理化することば絶対に必要だ、こう考えております。この点につきましては、衆議院におきましても参議院におきましても、しばしば御意見があるところでございまして、できるならば次の国会に合併市町村の育成に関する法律案を出したい、こう考えまして、今準備をいたしておるわけであります。既設の市町村を再検討して再配分するという点は今考えておりません。  それ……

第22回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/10、27期、日本民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 ただいま議題となりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明いたします。  今回提案いたしました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案は、昭和三十年度における各行政機関の事業予定計画に即応して、必要やむを得ない事務の増加に伴う所要の増員を行いますとともに、業務の廃止及び減少に伴う余剰定員の縮減を行いまして、行政機関全般の定員の適正化をはかろうとするものであります。  次に法律案の内容について申し上げますれば、第一に、今回の改正によりまして、第二条第一項の表における各行政機関職員の定員の合計六十三万二千三百十三人に対しまして、六千三百三十六人の増加を……


29期(1960/11/20〜)

第40回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1962/02/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 北海道の畜産化、それから草地開発などは、第二期計画を今調査作成中でございまして、三十八年度から初スタートするのですが、今お話しの通り大体牛を六十万頭にしようという考えを持っております。それに見合っただけの草地の開発を施策しておると思うのですが、北海道には耕作可能地で未開拓の土地が数十万町歩あるわけでございます。八カ年第一期計画で開拓し得るのは、予算の面から申しましても、そうよけいではないのでありまして、矢臼別を演習場にかりにいたしましても、北海道の畜産をふやすことには影響はないと私は考えております。しかし、これはあくまでも地元の意向を尊重する必要があるのでございまして、防衛庁と……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1963/02/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○川島国務大臣 行政機構の改革につきましては、戦前戦後を通じまして幾回か計画されたのでありますが、そのつど成功はいたしておりません。ごく若干の手直しはありましても、根本的に行政機構の体質改善までは行なわれておらないのであります。一方これは経済の伸長、国運の伸展にもよりますが、行政機構というものは膨大化する一方であります。公務員の数も事務量がふえるに従って増すというようなやり方でありまして、官庁事務の簡素能率化もできておりません。これに対しましては、国民からもいろいろな批判がありますし、議会でもいろいろ御論議になりましたので、議会の御協賛を経まして、昨年から臨時行政調査会を設けて御検討を願ってお……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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