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山崎始男 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山崎始男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
925位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
774位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
682位

25期委員会発言TOP100
92位
25期委員会発言(非役職)TOP100
72位
27期委員会発言(非役職)TOP100
100位
31期委員会発言(議会)TOP50
43位

このページでは山崎始男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山崎始男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 文部委員会 第12号(1953/02/28、25期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 それからこの日程につきまして、一言希望を申し上げておきますが、従来ややともいたすと、文部大臣の御出席が非常に悪いのであります。特に今度の義務教育学校職員法案というようなものは、事務当局の人にわれわれの気持を申し上げても、極端な表現をいたしますと、何にもならないのであります。こういう重要法案であるだけにぜひ大臣の御出席をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ちよつと関連しましてお伺いします。最近給食会の方から全国の学校へ向つて、ミルク代の前払いをしてくれということがあるやに聞くのでありますが、ありますか、ありませんか。

第15回国会 文部委員会 第14号(1953/03/05、25期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 ちよつとこの機会にお尋ねしておきたいことがあります。それは夜間大学の問題でありますが、昨年の九月ごろだつたと記憶するのでありますが、文部大臣は、夜間大学を置くということは非常に趣旨はけつこうだが、勤労をした晩になおそういうところで学ぶということは、健康上非常におもしろくない。自分が日本銀行におつた当時にも、その統計から見ても憂慮すべき数字が出ておつたのを記憶しておる。だからこの点は非常に慎重に扱わなければいけない。どうも言葉が、置かないことに御賛成のような実は印象を受けた。この質問は大臣にお聞きするのがほんとうだと思いますが、たまたまこの機会にお聞きしておきたいことは、今回夜……

第15回国会 文部委員会 第16号(1953/03/09、25期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 文部大臣にお尋ねいたします。私は、大体行政の面と財政の面との二つにわけてお尋ねいたしたいと思うのであります。まず行政の面から同僚議員の御質問と重ならないように注意いたしてお尋ねいたしたいと思いますが、非常に重要なる点、あるいは大臣の今までの御答弁の中で非常にあいまいなる点は、お尋ねが重なるかもしれませんが、御了承をお願いいたしたいと思います。  まずこのたびの重要法案が、非常に大きな意味を持つた法案であるということは申し上げるまでもありません。最初今年の初頭に、全額義務教育費国庫負担法という名におきまして世間に伝わりましたときには、子を持つ親、国民一様にありやというような実は……

第15回国会 文部委員会 第17号(1953/03/10、25期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 昨日に引続きまして文部大臣にお尋ねいたします。  このたびの義務教育学校職員法案という、こういう性格の法律案が上程されます以上、必ず上程者である文部大臣のいわゆる教育観あるいは道徳観というようなものが背景になつておるだろう、何らかそういう一つのお考えがなければこういう法律案は出ないということから、私はその方面のお尋ねを申し上げまして、たまたま教育勅語の真理論に対する大臣の御発言は、私はこれはゆゆしき問題だからお取消しになつてはいかがですか、御意思がおありになるかなりませんか、こういうお尋ねをいたしましたところが、大臣はどうも取消す御意思のなさそうな御答弁でありました。それどこ……

第15回国会 文部委員会 第19号(1953/03/14、25期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 ちようど管理局長が見えておられますので、ちよつとお尋ねしたいのですが、実は先日私大臣に対する御質問の途中にちよつとこの問題を出したのでありますが、現在全国の市町村各地でもつて建築の実施に関して、相当の混乱を教育委員会と市町村議会との三者の間で起しているという事実があるのでありますが、管理局長はそれを御承知でしようかどうでしようか。
【次の発言】 建築関係はあなたの関係だと思うのですが、承知いたしておりませんというのは事実ですか。
【次の発言】 それは教育委員会法の五十四条の三項に当ります。「教育委員会は、学校その他の教育機関の建築の実施を、地方公共団体の長に、原則として委任す……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 外務委員会 第14号(1953/07/15、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 私が最後になりましたので、たいがいのことは同僚の皆さんからお聞きになつておられますので、私はなるべくダブらぬようにいたしたいと思います。なお委員長は十五分とおつしやいましたが、最後でございますから、多少負けていただきまして、時間になりましても少々はお許し願いたい。  まず最初に当局の方にお尋ねいたしますが、日本原の軍事基地接収の問願に対して岡山県の責任あるいは当局、たとえば知事部局であるとか、県議会の議長というような方面へ、公式にせよ非公式にせよ外務省の方からお話になつたことがありますか、この一点をお聞かせ願いたい。

第16回国会 文部委員会 第9号(1953/07/09、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 大臣が見えられてから一般的なお尋ねをしたいと思うのですが、その間一点事務当局にお聞きしたいことなんですが、時間の関係で発言してよろしゆうございますか。
【次の発言】 稻田政府委員にお尋ねしたいと思うのです。国立大学の授業料が、昨年度三千六百円から六千円に値上げされた。そのときに医学部の生徒の授業料の点で、一応値上げをしておいたのが、一部分の人が三千六百円に、元の相場にもどつた。公立学校、私立学校からの出身の医学部の生徒だけが厳然として六千円でそのままおるという問題がある。それが災いをして、日本全国の医学部の学生の授業料の滞納問題が起つておる、あるいは不払い問題が起つておるとい……

第16回国会 文部委員会 第12号(1953/07/16、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 大臣に少しばかりお尋ね申し上げます。なるべく同僚先輩の皆さんがお尋ねになつたことと重ならぬようにしたいと思います。  文部大臣は自由党に党籍を持つていらつしやいまするが、私は、文部行政というものは他の大臣の立場と違つて、その心の持ち方というものにおいて、非常に純粋性を要求される面が多いのじやないか、言いかえますると、個人としては文部行政の厳正な立場の上においてかくかくありたいと思いながらも、党人であるという立場から、ややもすると自分の信念を曲げさせられることが多々起つて来る場面があると思うのであります。前の岡野文部大臣も就任早々、自分は文部大臣ではあるが、あくまで自由党の党員……

第16回国会 文部委員会 第17号(1953/07/23、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 この問題は重要でありますから、私別な角度からお尋ねしてみたいと思うのでありますが、教育基本法の八条の、教育の中立性というこの規則が、青年学級を実際に運営するにあたつて適用されるのでありますか、されないのでありますか。
【次の発言】 教育基本法の第八条の第二項の教育の中立性の問題は、ただいまの文部大臣の御答弁では、これは学校じやないんだから適用されない、こうおつしやつたのではありますが、そうすると、青年学級という一つの教育の場というものは、教育基本法の八条二項の、いわゆる中立性の規定に関する教育の場ではないという御解釈ですか、そのように今の御答弁は聞かれるのであります。

第16回国会 文部委員会 第18号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 大臣が来られませんので、大臣が見えてからひとつ……。
【次の発言】 昨日に引続きまして、私は教育の中立性、この問題について少しお尋ね申し上げます。教育の中立性の基本的なことに対して高津委員から、また実際の面からきのう松平委員からお話がありましたが、私はこの青年学級の実際の運営にあたつて、文部大臣がお考えのような教育の中立性の解釈も、もとから考えますると、青年学級の受講者が年齢的に見ても、義務教育の児童、生徒のごとき子供と相当違うので、教育中立性の紛争というものが私は絶えず起つて来るだろうと思う。これを私は一番おそれるのであります。特にこの青年学級法案の第十七条を見ますると、「……

第16回国会 文部委員会 第21号(1953/07/28、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 ただいま修正議決せられた私立学校教職員共済組合法案に対し、附帯決議を付するの動議を提出いたします。  これより附帯決議の案文を朗読いたします。   私立学校教職員共済組合法案に関する附帯決議  本委員会は、私立学校教職員共済組合法案に対し左記の通り決議する。  一、役員の任命については、文部大臣が任命することになつているが、出来るだけ各界の代表を選び、将来運営審議会が選任する方法を考慮すること。  二、運営審議会の役員の構成については、組合員たる教職員代表、学校法人代表を各同数とし、選挙制にて選出するよう今後努力すること。  三、掛金については、政令の委任を速かに改め、標準給……

第16回国会 文部委員会 第23号(1953/08/05、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 政務次官がいらつしやいますから、学校給食に関しますお尋ねをしてみたいと思います。  学校給食が実施されまして、もうすでに五、六年の歴史を持つておることは、今田中委員から提案理由の説明の中であつた通りでございまするが、純教育的に考えてみましても、この問題は非常に大切な問題であると常に言われながら、今日まで数箇年を経過して参つたのであります。教育的に考えて大切だ、すなわちこの学校給食を通して教育的な意味というものが多々あることは、これは私が申し上げるまでもないと思いまするが、そのくらい重大なものでありながら、いつもこの立法に関しましては、今にも立法化されるのではないかという印象を……

第17回国会 文部委員会 第2号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 大分時間も経過いたしまして、大臣もお疲れのようでありますから、ごく簡単に三点ばかりお尋ねしたいと思います。  第一点は地方教育委員会制度の問題であります。今小林委員の方から御質問がありましたので、大臣の御所見がある程度わかつたのでございまするが、ただ一点私たちふに落ちないことは、前国会で、五月の終りごろか六月の初旬かでございましたが、この地方教育委員会制度の問題に関して質問がありましたときに、大臣は、生れて早早間がない制度だ、欠点があることも自分はよく知つている、いずれ地方制度調査会の方からも答申があるだろうしするから、まあ生れて間がないのだから、今どうのこうのするということ……

第17回国会 文部委員会 第3号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 前会に引続きまして地方教育委員会制度のことで文部大臣にお尋ねいたします。前会、現在の地方教育委員制度というものに対して文部大臣は育成をしたいという言葉で御表現になられました。私たちも民意を直接文教に反映させるこの地方教育委員会制度というものに対して、もとより反対するものではございません。実にりつぱな民主的な教育制度だと思つておりますが、大臣の育成をしたいというこの言葉の中に、どういうふうな具体性があるかということが私は一番問題じやないかと思うのでございます。と申しますことは、小林委員からもこの点には触れておられたようでありますが、現在の地方教育委員会の実態というものが、はたし……

第19回国会 文部委員会 第3号(1954/02/13、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 私も学校給食のことでお尋ねをしたかつたのであります。田中委員の関連質問みたいなことになりますが、ただいまの文部大臣の御答弁では少し物足りないような気がいたします。先ほど田中委員が申されましたように、この学校給食は長年懸案になつており、しかも十六特別国会におきまして、ただいまお話のように、いわばこれはいわく因縁つきの法律案であります。その当時の自由党の皆さんとの約束も、前回の議員立法の内容よりはよりよきものをつくるから次の機会まで待つてくれという、当時の約束だつたのでありますが、せつかく文部当局におきましても政府提案として御用意があるということは、私たちといたしましてまことに心……

第19回国会 文部委員会 第4号(1954/02/15、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 前委員会に引続きまして教員定数の問題で文部大臣にお尋ねしたいと思います。前会、昭和二十九年度の小学校、中学校の教員定数に対して非常に不安を与えておる、その問題につきましてお尋ねしたのでありますが、文部大臣は義務教育半額国庫負担法の建前上、各都道府県が本年度の予算の編成をするときに、従来の小学校一・五、中学校一・八の基準で組んでも、それで金が足らなければ当然半額国庫負担法の建前上国が責任を持つ、補正予算を組んででも責任を持つのだ、このようにおつしやつたと理解いたすのでありますが、そのように解釈してよろしゆうございますか。

第19回国会 文部委員会 第6号(1954/02/19、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 自治庁のお方にお尋ねいたします。先日来から昭和二十九年度の六百八十六億の義務教育半額負担法によるこれの関係を文部大臣にお尋ねをしたのでありますが、文部省の方の意向は、まあある程度わかつたような何だかわからないようないささかもやもやした気持を残して私今日まで来たのであります。この点は非常に重要な点でありまして、私はもう少しこれを明確にせなければならないのじやないかと思うのでありますが、二十九年度の地方財政計画をお立てになりました自治庁の方としては、この六百八十六億の内容を、どういうふうな算定基準でこの数字が出たのか、これをひとつ明白に御説明願えたらと思うのであります。

第19回国会 文部委員会 第7号(1954/02/23、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 ちよつと関連して……。ただいま町村委員から、北海道教組の三万数千人の先生方が、一斉に休学をしたという事柄に関しましてお尋ねがありましたが、先ほど文部大臣の御答弁を、聞いておりますると、なおこの問題につきましては、ちようど休学をいたしました翌日でありましたか、緒方局長の新聞談話を私も拝見いたしたのでありますが、ただいまの文部大臣の御答弁といい、私はいささかあまりにも文部省の考え方が愛情がなさ過ぎるという気がするのであります。と申しますことは、私はこの文部委員会で一般質問の最初の日から、この教員定数の問題は世間に非常に不安を与えておる、一刻も早くこの不安を取除かなければならないと……

第19回国会 文部委員会 第11号(1954/03/01、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 午前中からいろいろ私聞いておつたのでありますが、教育の中立性確保に関する二法案の審議にあたつて、自由党の皆さん方から出て来ます発言の内容というものが、しよつばなから日教組を攻撃するところへ重点を持つて来ていらつしやるように実は思うのであります。日教組すなわち赤だ。そうしで、山口県の日記事件その他、こういうような中立性の維持を阻害するようなことがあるのだから、この法律案を出すのだというふうに、いわば日教組自体が赤だ。赤という印象を国民大衆へ持つて行つて植えつける、こういうような気持から一貫した論戦を展開されでおるように実は思うのであります。ところが私たちはこれからこの法律案の本……

第19回国会 文部委員会 第12号(1954/03/03、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 きわめて簡単にひとつお尋ねいたします。先ほど坂田委員から地方教育委員会の本質論、ひいてはいわゆる地方教育委員会の一番大きな日的であるところの、不当の支配に屈したい教育をやる。これに関連しまして日教組が人事権にまで云々というお話があつたのでありますが、それに関連しまして私は少しばかりお尋ねをしたいと思うのでありますが、大体この地方教育委員会制度というものが昭和二十七年の十一月に初めて発足いたしました、それまでの経過というものは、これはまことに妙な経過をたどつていると思うのであります。すなわち昭和二十七年の五月でございましたか、その当時参議院では地方教育委員会制度というものを昭和……

第19回国会 文部委員会 第14号(1954/03/08、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 大臣がおられませんから、大学局長にお尋ねいたします。  今度の法律案を見ますると、夜間大学を五つばかり新しく設置することになつておりますが、従来ややもすると、夜間大学に対して文部省は消極的な方針をとつていらしたように思うのでありますが、今回五つの夜間大学を設けられたということは、いわゆる勤労学徒にとつての教育の機会均等の上から申しましても非常にけつこうなことだと思うのでありまして、その点はわれわれ非常に同慶だと思つておるのであります。夜間大学の設置に対しては、従来消極的であるかのごとき印象をわれわれは受けておりますが、この点に関して、今後はどしどし新設して行くという方針にかわ……

第19回国会 文部委員会 第17号(1954/03/15、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 三月十日の午前十時から山口県の教育庁におきまして、午前十時から午後の十二時半ごろまで各階層の方に集まつていただきまして、いろいろ山口日記の件に関することを聞いたわけでございます。その日の午後四時半から岩国へ参りまして、岩国において午後の七時半まで同じような形式において地元の先生の御意見をいろいろ拝聴したのであります。大体この三箇所に集まりました人員は、県の教育委員会並びに教育庁の事務局の方々、市の教育委員会並びに事務局の方々、その他小学校の校長、中学校の校長、県の教員組合の方たら、市の教員組合の方たち、その他PTAの代表各教育関係の階層の代表者の方が、大体数十名お集まり願つた……

第19回国会 文部委員会 第20号(1954/03/18、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 今回二つの教育に関する法案が出されましたが、この法案は一言で言いますと、教育基本法の八条の教育の中立性を守る、こういう趣旨がおそらく政府側のこの法案に対するお気持だろうと思うのであります。私は最初にお尋ねいたしたいことは、この吉田内閣がよく占領政策の是正と、こういう言葉で言つておられるのでありますが、今度の二つの法案は、やはり占領政策の是正という吉田内閣のこの考え方に関する一貫した法律案でありますかどうか。
【次の発言】 占領政策の是正という看板にはこれは関係ないとおつしやつたのでありますが、実を申しますとこの二つの法律案は、私の考えでは、こんなむちやな法律案はない。かように……

第19回国会 文部委員会 第23号(1954/03/25、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 私は文部委員会におきまして、一般質問に対して重大なることをあまりにも時間を制約されましたために質問いたしておりませんので、この機会にその点をお聞きしたいと思います。それは今度政府が出されました教育公務員特例法の一部を改正する法律案が非常に中央集権的なものであるということにおいては、これは万人の認めるところでございます。文部大臣は、口を開けば地方教育委員会を育成するということを常に言うておるのであります。今度改正になりますようなこういう非常な中央集権的な制度と、地方教育委員会という最も民主的な制度、これは人間のからだで申し上げますと、一つのからだの中で右の方は非常に中央集権的な……

第19回国会 文部委員会 第34号(1954/05/26、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま御提案の学校給食法案に対し賛成の意を表する次第であります(拍手)但し私は賛成の意を表すると申しますが、非常に不満の気持を持つて実は賛成の意を表するのであります。先ほどから坂田委員、田中委員、皆さんから学校給食の重要性難しきているくお話がございましたので、いまさらこの学校給食の必要性に対しまして私は申し上げる必要を認めません。当委員会におきましても、昨年の十六国会から引続きましてこの問題はもう論議し尽されてしまつたことだと思います。ただ私はぎようこうやつて初めて国民待望の学校給食法が通過いたしますにつきまして、かなり感無量なるものを感ず……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 大蔵委員会 第18号(1955/06/11、27期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 銀行局長にお尋ねいたします。昨年保全経済あるいは日本殖産その他の庶民金融機関の問題で、相当零細な預金大衆に非常な迷惑をかけたということは、これは申し上げるまでもありませんが、それを契機として、今日大蔵省の銀行監督権の状態といいますか、その後前と変ったような、何か監督を厳重にする、あるいは今まで通りだとかいうふうな変った御方針を持っていらっしゃるかどうか、ちょっと承わりたいと思います。
【次の発言】 私は東京相互銀行の問題につきまして、大蔵省の銀行監督権の関連において少しお尋ねしたいと思うのであります。最初ちょっと一言つけ加えておきますが、私がこの質問を申し上げますことによって……

第22回国会 大蔵委員会 第19号(1955/06/14、27期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 去る十一日の委員会で、銀行の監督権と東京相互銀行等の不正、不当取扱いについてお尋ねをいたしましたが、あいにく局長は、私の質問に対して数字を持っていなということで、非常に答弁が明白を欠いておりました。本日は御調査なさっておいでになったことだと想像いたしますので、まずあのときの経費の問題で、一応私の前回の質問に対して明白な御答弁をお願いいたしたい。
【次の発言】 私も、実は前回の委員会にも冒頭において断わっておきましたが、この問題を私が取り上げることによって混乱を起すおそれはないのであります。この点は、東京相互銀行の要求払いがわずか五億しかない、こういう点から見て、局長は一番よく……

第22回国会 文教委員会 第8号(1955/05/17、27期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 文部大臣がおられませんので、まず最初文部当局の方にお聞きしますが、大体私がお尋ねする趣旨は、さっき小林委員が実は私の気持をそのまま質問されておるのであります。でありますから、要点だけ少しばかりお聞きいたしますが、昨日出されました文部当局の次官通達、これは私たちの目から見ると、何ら意味がない、ほとんど無意味だと申し上げても私は過言ではないと思う。一々読んでみますと、このくらいなことはもう現地の委員会はもとより、学校当局あるいはPTAはおそらく文部省が心配されている以上に、あの事件が起きた直後からむしろ神経過敏になり過ぎておるくらい実は心配しておるのであります。そこへ持ってきてこ……

第22回国会 文教委員会 第11号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 緒方局長に先にお尋ねいたします。過日修学旅行に関する通達をお出しになってから、都道府県教育委員会がそれに基いてどういうふうな措置をしているか、全部お集めになることは時間的に無理だろうと思いますが、どういうふうな措置をやったか御調査になっていらっしやると思いますので、その点一っお伺いしたい。
【次の発言】 都道府県教育委員会が指導したその種類といいますか、どういうふうな指導をしたか、あるいは厳重にこういうふうに通達を出した、あるいはこうしたとかいうその内容はわかりませんか。
【次の発言】 非常に抽象的でよくわからないのですが、実はその内容が私は問題だと思うのです。その前に一つ文……

第22回国会 文教委員会 第17号(1955/06/17、27期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 ただいま教育の中立性の問題が出ましたので、これに関連いたしまして大臣に一言お尋ね申し上げたいのでありますが、聞くところによりますと、過日自由党と民主党とのいわゆる四者会談において、御承知の昨年の十九国会において未曽有の反動立法として騒がれました教育二法案に対して、自由党の方から、行政罰を刑事罰に変更するという申し入れを民主党にやった、民主党もそれを了承したというふうに聞いておるのでありまして、どうも何だか教育二法案の刑事罰が、保守結集と申しますか保守合同と申しますか、そういう政治的なものに取引されておるような印象を世間は持つのでありますが、こういう事実があったのかなかったのか……

第22回国会 文教委員会 第23号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 管理局長は来ていないのですか。
【次の発言】 関連しておるので……。まあよろしいでしょう。  それではお尋ねいたしますが、学童服が、今度の無償贈与の一千五百万ドルの中に、約三百万ドルだと思いますが、入っておるはずであります。それに対する加工賃が問題になっている。言いかえますと、三百万ドル分の綿花に対して、学童服が約三百万着できる予定のものが、加工賃がないばっかりに、それが百十万着、いわば綿花を売って、それを金に変えて、加工賃をそこから出すために、完成品としては百十万着だということを聞いておるのでありますが、その点のアメリカとの折衝は、その後どういうふうになっておりますか。

第22回国会 文教委員会 第28号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 私はごく簡単に一、二点お尋ねしたいと思いますが、ただいま同僚議員から、町村合併に伴う公立学校の施設の統合の問題が、僻地の関係においてちょっと話が出ておりましたが、私がお尋ねしたい点は、町村合併促進法に伴う学校関係の設備の統廃合に対する起債であるとかあるいは補助率であるとかいうようなものに対して、何ら特別の恩典がない。これがために現在町村合併を行われておりまする現状を見てみました場合に、むだが相当たくさん目につくのである。この点について私はごく簡単に、大臣のただいまの御答弁で大体わかりまするが、いま一歩認識を深めていただきまして、来年度予算にはぜひこの点は御考慮願いたいと思うの……

第22回国会 文教委員会 第31号(1955/07/29、27期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 小委員会の審査の結果を御報告いたします。  昨二十八日に小委員会を開会、文部当局よりの意見をも聴取し、各委員は慎重審議の結果、次の通り決定いたしました。  請願日程中、議院の会議に付することを要するものとして採択し、採択の上内閣に送付すべきものと決定したものは、第一から第四、第九から第十三、第十六、第十七、第二十三から第三十三、第三十五から第四十五、第四十八、第五十一、第五十三、第五十六、第五十七、第百十六から第百二十一、第百九十五、第二百八十から第二百八十六、第三百六十七から第三百七一、第四百三十六、第四百七十二、第四百七十五、第四百七十六、第五百五十六から第五百五十八、第……

第23回国会 文教委員会 第5号(1955/12/13、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 文部大臣にお尋ねいたします前に、高橋先生が見えていらっしゃいますので、その関係のことをごく簡単に一点だけお聞きいたしたいのであります。  実は文化財保護委員会の方へ申請が出ておるかもしれませんが、私は岡山県ですが、私たちの県の高梁市というところに松山城というお城があります。そのお城のへりで最近約二百匹くらいの野生のサルを長い苦心をいたしましてならした。ごく最近になりましてようやくなれてきた。それについて林野庁の方へもお願いをして、その付近の山林が林野庁所属であったものですから、それを市の方へ払い下げてもらうとかあるいは借りるように交渉して一応その問題は解決した。その野生のサル……

第24回国会 文教委員会 第5号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 新聞その他で伝えられておるところによりますと、教育委員会法改正の原案あるいは教科書の編さんの原案がたびたび出ておるのでありますが、この文部委員会へはまだ一度もそういう問題が諮られておりません。一体こういう重要法案は時間的にいつごろお出しになる御予定でしょうか、その日にちをちょっとお知らせを願いたい。
【次の発言】 次に国体の問題で大臣の御所見をお尋ねしたいと思います。といいますことは、先月の中旬ごろでありましたか、次の年度以降の国体の地方持ち回りを、今後はやらないのだという閣議決定を見たということが伝えられましたが、御承知のように地方ではもうおそらく昭和三十六年度くらいまで、……

第24回国会 文教委員会 第6号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 それでは緒方局長にお尋ねいたします。前々の国会以来児童災害補償に関する論議がたびたび当委員会で行われましたが、当時まだ文部省自体においても、この問題の全国的な一つの動向というか、趨勢について確実な実態の調査も不十分で、この問題に対する認識があまりなかったように見受けたのでありますが、われわれが承知いたしております最近の趨勢というものは、ここ半年くらいでもって各地方で共済制度による補償の方法がずいぶん急速度に進展をしておるように見受けておるのであります。これに対してその後文部省はどの程度実態の調査をされておられますか。その点一つお聞かせ願いたい。

第24回国会 文教委員会 第7号(1956/02/16、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 お尋ねいたしますが、学校の教職員の鉄道運賃の割引の問題について若干お尋ねしたいと思います。この問題はおそらく運輸省の方へも相当陳情も出ておると思いますので、私からかれこれ申し上げるまでもない、先刻御存じのはずだと思うのでありますが、この点に対して当局とさましては、どういうふうな御見解を持っておられるのでありましょうか。われわれからみますると、御承知のように教職員はかつては運賃二割引の恩典を過去において持っておりました。いわば既得権益なんですが、この点に対してどういうふうな御見解を当局が持っておられますか、一つお聞かせ願いたい。

第24回国会 文教委員会 第8号(1956/02/21、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 ちょっとお聞きしておきたいのでございまするが、広島医科大学の分離しているのを統合する問題ですが、事情をいろいろ聞いてみますると、今日の段階ではなかなか簡単でないように見受けるのですが、この間のいろいろの経緯を一つこの際承わっておきたいと思います。
【次の発言】 当局の方では、いわゆるもっぱら国立大学としての正しいあり方からお考えになって統合という線をお出しになったんだと思いますが、地元の事情を聞いてみますと、やはり呉市民が日常最も生活に関係の深い医学部だという立場から、主として利用といいますか、生活に直結しておるという立場からだと思いまするが、伺ってみますと、かなりやはり理由……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/03、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 文部大臣に少しばかりお尋ねしたいと思います。その問題は、二月の二十九日に、日本のユネスコの国内委員会でございますか、これがアジアのユネスコの総会におきまして、原水爆の禁止の問題を反対をしているこの点を文部大臣は御承知か御承知でないか、まずその点を先に一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 二月二十九日にその問題が起って、しかも所管大臣としてはたしかあなただと思うのであります。その方がまだ詳細の報告を聞いていない。きょうは三月三日でございますが、聞いておられないということは、実に私は奇怪な言葉だと思うのでありますが、賛成したか、反対したか、そのことも聞いていないのですか、重ねてお……

第24回国会 文教委員会 第13号(1956/03/08、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 前会に引き続きまして、過日のアジア地域ユネスコ国内委員会の総会における原水爆禁止に対して日本国内委員会が反対をしたという問題で、若干お尋ねしたいと思うのであります。  まず最初に私がお尋ねしたのは、今月の三日だったと記憶いたしますが、文部大臣の御答弁も三日の午前中に済んだのかどうかしりませんが、会議が終った直後でありました関係で、非常に答弁が不徹底なように見受けたのであります。それについてまず最初にお聞かせ願いたいことは、二十九日から三日間だったと思いますが、その間におけるこの問題の経過はどういうふうになっておるか御説明願いたいと思います。

第24回国会 文教委員会 第14号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 ただいま議題となりました、国立及び公立の義務教育諸学校の児童生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように常に留意せねばならぬところであります。  さて、義務教育に関しましては、憲法第二十六条第一項によれば「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」と規定して……

第24回国会 文教委員会 第17号(1956/03/19、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 十三日の本会議におきまして私が文部大臣にお尋ねいたしました事柄に対し、文部大臣から御答弁がなかったので、まずこの法律案に対する本格的審議に入りまする冒頭におきまして、本会議での関連事項としてごく簡単に一、二点お尋ねしたいと存じます。  その第一点は、御承知のように、この法律案が提出をされましてから全国の教育委員会が非常な騒ぎをやっておることは申し上げるまでもございません。いわゆる憂うべき教育行政として、もしこの法案通過の暁は、彼らは一斉総辞職をも辞せないという気がまえを示しておることは、御承知の通りだと思いまするが、万一この一斉総辞職というような事態が起りましたならば、これは……

第24回国会 文教委員会 第19号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 市町村立学校職員給与負担法及び教育公務員特例法を改正する法律案の補足説明を申し上げます。  ただいま市町村立学校職員給与負担法及び教育公務員特例法を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明を申し上げましたが、これにつきまして若干の補足説明をいたさせていただきます。  この法律案は二カ条に分れておりまして、第一条におきましては市町村立学校職員給与負担法の一部改正について規定いたし、第二条におきましては教育公務員特例法改正について規定いたしております次第でございます。  一、先ず第一条について御説明申し上げますと、新たに一カ条を新設いたしまして、第二条の二といたしまして、市……

第24回国会 文教委員会 第20号(1956/03/27、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 それに関連いたしまして、ちょっと一言だけお尋ねいたしておきますが、昨日でございましたか、久しぶりに中教審がたしか開かれたと思うのでありますが、そのときに、今回政府が御提案になりました、いわゆる教育委員会法の改正のこの法律案について、中教審の開かれた会合の席上で、何ゆえにわれわれに諮問をしなかったかという苦情の発言がありましたかどうでしたか、一つお答え願いたいと思います。
【次の発言】 どういうふうな内容のお尋ねであったでありましょうか、できれば一つ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 どうぞおっしゃって下さい。

第24回国会 文教委員会 第21号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 関連して。今高津委員とのお話を聞いておりますと、文部大臣は、かつては海のかなたの教育行政であった、その弊害をただすために――実は逆なんだというような御答弁がありましたが、たまたま今高津委員が、一昨年の十月に池田勇人氏が当時の吉田さんの特使として向うに行ったときに、あの有名な池田・ロバートソン会談というものを開いた。これは文部大臣も御承知だと思いまするが、先ほど高津さんの言うた通りで、私が日本の教育が再軍備に関係があるということを申し上げると、あなた方はまた社会党の紋切り型が始まったかと思われるかもしれませんが、そのときの会見の内容は、テニヲハ残らず記録されている。当時御承知の……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/04/10、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 私は少しばかり逐条の中で、比較的大切と思われまする一点をお尋ねしてみたいと思うのであります。といいますことは、七日、九日に公聴会を開かれましたが、地方財政に関係をした地方財政の代表者として立たれました公述人以外の公述人は、大部分この三十三条の第二項にありまする教材の問題に触れておられます。この三十三条の第二項は、私たちは決してこれを見のがすことのできない非常に大きな問題だ、かように考えておるわけでありますので、この点につきまして少しばかりお尋ねいたします。  三十三条の二項を見ますると「教科書以外の教材の使用について、あらかじめ、教育委員会に届け出させ、又は教育委員会の承認を……

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/04/11、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 昨日今回の御提案になりました法律案のうちの三十三条の教材に関する質問をいたしたのでありますが、大体政府の御提案になりました気持というものが、きのうまでのところある程度私にはわかったのでございます。それはすなわち御提案の趣旨というものは、要約いたしますると、暴力教室のごとき、要するにそういうようなものを規制したい、あるいはかつての山口日記のごとき、ああいう偏向的なものを規制したい、こういったようなお気持からこの法律案をお出しになったという意味の御答弁がありましたが、その点をもう一度御確認願いたい。
【次の発言】 大体お気持はおぼろげながらわかりました。そこで私たちが心配いたしま……

第24回国会 文教委員会 第29号(1956/04/12、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 ちょっと関連いたしまして一問だけお聞きしたいと思います。昨日映画フィルムを教材にいたしますときの扱い方に対してるる質問をいたしましたが、私が申し上げました要点は、一番取扱い方のむずかしいのは映画じゃないか。ほとんどこの規則が適用されますと、映画の実際の教材として教育をいたします道は閉ざされる。特に農山村においてはもう致命的であるという私は見方をいたしました。それは検閲の能力においてあるいはその技術的な面におきましても、あるいはまた事前にこれを検閲するという場合の費用の面におきましても、とうてい農山村では実行不可能だ、こういう見方をいたしました。おそらくこれは映画フィルムばかり……

第24回国会 文教委員会 第30号(1956/04/24、27期、日本社会党)【議会役職】

○山崎(始)委員長代理 答弁要らないのですか。
【次の発言】 河野正君。
【次の発言】 了承しました。  午前の会議はこの程度とし、暫時休憩いたします。    午後零時四十五分休憩

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/04/25、27期、日本社会党)【議会役職】

○山崎(始)委員長代理 次に平田ヒデ君。

第24回国会 文教委員会 第32号(1956/04/26、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 最後にこの附則の三項の登録に関する点につきまして、一点だけ簡単にお聞きしてみたいと思います。それは万国著作権条約というものが実施されますのにつきまして、アメリカでは一九五五年の九月十六日に法律の七百四十三号で、いわゆるアメリカ国内における著作権法の一部改正をやっておるのでありますが、この一部改正の内容を文部省の方ではお調べになったことがありますかありませんか、ちよっとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この取扱いの問題でかなり重大ね問題が起ってくるおそれが、私はあるのじゃないかと思うのです。それは、ちょっと簡単にその法律の内容を要点だけ抜いて読んでみ……

第24回国会 文教委員会 第34号(1956/05/02、27期、日本社会党)【議会役職】

○山崎(始)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所要のため出席いたしかねますので、委員長の指名により理事の私が委員長の職務を行います。  この際お諮りいたします。去る四月三十日の委員会において、内閣提出の教科書法案及び議員提出の教科書法案につきまして、来たる五月八日に公聴会を開会いたすことに決定いたした次第でございますが、手続その他の都合により公聴会の開会日時を五月十一日午前十時よりに延期いたしたいと存じます。これに賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よってさよう決しました。  なお、手続等につきましては、前会における決定通り委員長及び理事に御一任を願います。  ……

第24回国会 文教委員会 第35号(1956/05/08、27期、日本社会党)【議会役職】

○山崎(始)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長が所用のため出席がおくれますので、委員長の指名で理事の私がその職務を行います。それでは質疑を続行いたします。高津正道君。
【次の発言】 関連して高村君。

第24回国会 文教委員会 第36号(1956/05/09、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 ただいま検定審議会のことを平田委員がお尋ねですので関連してお尋ねいたしますが、検定審議会が八十人以内の委員で組織すると書いてありますが、この八十人という根拠は、どういうところから八十人という数字が出たのか、文部大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 八十人以内という言葉は、これはわれわれひがんで考えるかしりませんが、都合のいいときには二人でも八十人以内になるのですが、これはどうして五十人以上とかあるいは七十人以上という言葉にしなかったか、その理由をちょっとお尋ねいたします。
【次の発言】 そうすると、今のところ文部省の方のお考えでは、大体八十人くらいと腹の中で、きめていらっし……

第24回国会 文教委員会 第38号(1956/05/15、27期、日本社会党)【議会役職】

○山崎(始)委員長代理 本日はこの程度とし、次会は明十六日午前十時二十分より開会いたします。これにて散会いたします。   午後四時五十二分散会

第24回国会 文教委員会 第41号(1956/05/18、27期、日本社会党)【議会役職】

○山崎(始)委員長代理 先ほどの小林委員の質問に関連して、質問の通告がございます。平田ヒデ君。

第24回国会 文教委員会 第43号(1956/05/21、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 私は最後に簡単にお尋ねいたしますが、きょうまでのところ教科書法案に対する質疑というものはいろいろ各委員から行われまして、大体あらゆる面にわたって検討されて参ったのでございまするが、私は一、二点重要なことを大臣にお尋ねしたいと思います。  まず六十二条にわたりまするこの教科書法案というものは、全編至るところ見ましても、これが法律とすれば非常にうまくできております。どういうふうにうまくできておるかといいますると、やはり国定という線へ非常に近寄って、形は検定だ、いわゆる非民主的な国定の教科書の復活じゃないのだという姿だけはとっておりまするが、その精神においてあらゆるところに国定への……

第24回国会 文教委員会 第44号(1956/05/22、27期、日本社会党)【議会役職】

○山崎(始)委員長代理 高村君、質問はいいですか。
【次の発言】 次に高津正道君。

第24回国会 文教委員会 第47号(1956/07/16、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 それではちょっと簡単にお尋ねいたします。先ほど辻原委員の方からも、もうほとんど聞いておりますので、その中で少しばかり簡単にお尋ねしたいと思いますが、児童生徒災害補償法に関しまして、先ほどの大臣の御答弁ではいま少し不明瞭な点があるように感じますのでありますが、現在各地方で共済制度による補償組合ができて、それに対して大蔵省あるいは法務省あたりから異論が出て、その結論としていわゆる見舞金制度のような、要するに法的な裏づけのない一つの安全会といいますか、そういうものが適当であろうという結論になった。それについて先ほどの質問で、これは一つの暫定措置である、いくいくは立法化したいというふ……

第24回国会 文教委員会 第48号(1956/07/17、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 ただいま並木委員から岡山県の高梁市の臥牛山のサルのことで御質問がございましたが、実は本年のたしか二月ごろかと思いますが、高梁市に野猿が百数十匹出ますのを高梁市が非常な苦心をしましてようやく飼いならした。そうして現在では日収で大体三万円くらいの収入を市が上げておるのであります。当然観光地としてたくさんの人が最近見に来ておる。このことは本年のたしか二月私申したと思うのでありますが、われわれ文教委員会の方も本年の二月の終りごろ、委員長初め並木委員その他国政調査の一環としてこの高梁市のサルを見に行ったのでありますが、実はこの問題で新しい事態が最近発生いたしております。と申し上げただけ……

第25回国会 文教委員会 第2号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 議事進行。この問題は速記録を調べて、後ほどにあらためて質問の時間を持ったらいいのではないかと思いますから、この場はこれで高村委員の方へ返されたらどうかと思うのです。

第25回国会 文教委員会 第4号(1956/12/05、27期、日本社会党)

○山崎委員 ただいま議題となりました、国立及び公立の義務教育諸学校の児童生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように、常に留意せねばならぬところであります。  さて、義務教育に関しましては、憲法第二十六条第一項によれば、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて等しく教育を受ける権利を有する」と規定しており、さ……

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○山崎始男君 ただいま議題となりました、国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように常に留意せねばならぬところであります。  さて、義務教育に関しましては、憲法第二十六条第一項によれば、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」と規定し……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 時間がございませんので、ただ一点だけお尋ねをいたします。過日の委員会で、私は教育の中立性の問題に関連して、実は岡山県に起りましたケースを三件取り上げてお尋ねしたのでありますが、その後、二月の二十日でございましたか、高津委員に対して、文部当局より、その現地調査をした結果の御報告がございました。時間の関係で、特に私は最後の、岡山県議会議長が現在の自民党の代議士の現役の某秘書を総務課長に推薦をした、そしていま一人は、現役の自民党の某代議士の元秘書を教育次長に推薦をした、この人事の介入の件だけに、きょうお尋ねいたします焦点をしぼるのでありますが、この問題に対して文部当局の方で調査をし……

第26回国会 文教委員会 第27号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○山崎始男君 お答えいたします。大体この法律を提案いたしました基本的な立場というものは、申し上げるまでもありません、憲法第二十六条の第二項にございますいわゆる父兄というものは義務教育に従わなければならない義務を持っている。同時に国家といたしましてはそれに対しては無償の原則というものをうたっておる。その立場から今日のわが国の義務教育諸学校の一千七百万に近い児童生徒というものがいろいろの義務を遂行する過程において起りました災害に関してはほうりっぱなしになっておる、放任されている。これではいけないではないか。国が責任を一つも負ってないじゃないかというような考え方からこの法律が出ております。従いまして……

第28回国会 大蔵委員会 第7号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 岡山県勝田郡の日本原に約三百六十万坪の国有地があります。そのうち約百十万坪というものが、旧陸軍時代からの演習地でありましたが、その百十万坪にプラスアルファをいたしまして、合計約三百六十万坪の国有地が、二月三日に広島財務局の国有財産審議会で突然防衛庁へ所管がえになりました。その件について防衛庁、管財局、並びに農林省の関係の皆さん方に順次お尋ねしたいと思うのであります。  それについて、まず防衛庁の方へお尋ねしたいのですが、この三百六十万坪が今度所管がえになりました。これに対しては、聞くところによると、射撃場に使うのだということなのですが、その射撃場に使われまする計画と申しますか……

第28回国会 大蔵委員会 第9号(1958/02/25、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 防衛庁長官に先にお尋ねを申し上げますが、去る十九日の大蔵委員会で私が質問をいたしました、旧連合庫が接収いたしておりました岡山県の日本原の演習場が、たしか昨年の十月の十三日に一応接収解除になりまして、大蔵省に返還になつた。その返還になつた演習場の件でございますが、たまたま本年の二月三日の中国地方国有財産審議会で、防衛庁へ移管すべしという結論が出ました。そういたしておりまするうちに、たしか二月十日ごろだと記憶いたしますが、ブルドーザーが現地に入り、請負師が現地に入って、その審議会の結論が出るや、早々庁舎建設の工事に取りかかった、こういう問題に対して、これは違法ではないかということ……

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/04、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 文部大臣にお尋ねいたしますが、私がお尋ねいたしたい点は、児童災害の問題でございます。昨晩各紙の夕刊紙によりますると、東京の武蔵ケ丘の生徒が京都観光バスに乗りまして、京都地内で十数人災害を受けております。その問題で私は、おそらく大臣も私たちと同じ気持だと思うのでありますが、ちょうど五月の末ごろまで、おそらく全国で修学旅行団が引きも切らないと思うのであります。きょうも国会へごらんの通りにたくさんの修学旅行団が参っておりますが、無事にこういう学生たちが修学旅行を終えてくれればと思う気持は、おそらく文部大臣も私たちと同じだろうと思っております。それについて実は私も提案者の一人となりま……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 文教委員会 第2号(1958/06/20、28期、日本社会党)

○山崎(始)委員 私は来週今の屋内体操場の問題で大蔵省の方にもおいで願って、一点お伺いしたいと思っておったんですが、たまたま今小牧委員の方から積雪寒冷地帯と温暖地帯との配分の問題が出ましたので、私この機会に一言お尋ねしてみたい。  先ほど局長の方から、大体積寒地帯と温暖地帯との比率が従来三割、七割くらいの比率で積寒地帯の方へ重点的にやっておった、こういうことなのであります。それを本年度は大蔵省とも折衝して、そのワクを広げたい、こういうお話でありますが、それにつきまして私まずお尋ねしてみたいと思うことは、積雪寒冷地帯の方の屋内体操場を建てたいという要望と温暖地帯の方の屋内体操場を建てたいという要……

第30回国会 文教委員会 第2号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○山崎始男君 ただいま議題となりました国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは、言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童、生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように、常に留意せねばならないところであります。  さて義務教育に関しましては、憲法第二十六条第一項によれば、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」と規……

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○山崎始男君 ただいま議題となりました国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童、生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように、常に留意せねばならないところであります。  さて義務教育に関しましては、憲法第二十六条第一項によれば、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」と規定……

第32回国会 文教委員会 第2号(1959/07/10、28期、日本社会党)

○山崎(始)委員 簡単に一、二御質問いたしますが、たしか昭和三十一年だと記憶しますが、岡山県の高梁というところに野生のサルの集団がおりまして、当時文教の休会中の調査団まで来ていただきまして、天然記念物の指定をちょうだいしたわけでありますが、それがちょうど昨年の暮れごろから、タロー、ジロー、サブローという三つのボスがおりまして、その百数十匹の集団の中からサブローというボスが五十六匹ばかり子分を連れまして、約三キロほど奥の裏山へ逃げてきた。天然記念物にするために数カ年かかって高梁市が市の予算を組んで、えさをばらまいたりして、ようやく手なずけて二年ばかりたってそういうふうな状態が最近起きた。ところが……

第34回国会 文教委員会 第5号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○山崎(始)委員 関連。今大臣の方から非常に思いやりのあるお気持を聞きまして、われわれも安心するんですが、ただ私この問題で関連してちょっとお聞きしたいのは、専攻科に対しては国の思いやりというものが今まで全然ないのですね。ところが今お聞きしますと、高等部の方は、義務制ではないが、職業人として完成させるための一貫的な考え方から、食費の方も来年度は出すという非常にけっこうな答弁をいただいたのですが、悲しいかな、専攻科というもの、特殊学校の専攻科に対する思いやりというものが今まで全然実現しておりません。この問題に対して一つの例を今の西村委員の質問から関連して考えますと、あんま、はり、きゅうという言葉が……

第34回国会 文教委員会 第6号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○山崎(始)委員 ただいま臼井委員の方から附帯決議が提案されましたが、私は全面的に賛成をいたしたいと思います。生まれながらにして心身の不自由な、非常に気の毒な人たちに対して、その能力を伸張させ、その人格を育成することはけっこうなことであると同時に、社会全般から考えまして、こういう人たちを救う方途を考えることは非常に重大な意義があると私は思うのであります。といいますのが、わが国のこういう人たちに対する特殊教育の現状というものは、諸外国の例に比べまして非常に劣っておる。その設備、内容はもとよりでありますが、就学の率を見てみましてもわが国は非常に少ないのであります。そういう意味から、就学の奨励のため……

第34回国会 文教委員会 第8号(1960/03/18、28期、日本社会党)

○山崎(始)委員 私は最後に委員長に一言御要望申し上げたいのです。といいますことは、先ほど本委員会におきまして、委員長みずから人事院の瀧本給与局長に対して、大学教官の待遇改善の問題を御質問をされ、もっと考えなければいけないのじゃないかという意味の発言をなさっておられました。これに対して私は非常に敬意を表するのであります。日本の国の大学の教官が、給与その他出張の旅費の状態あるいは研究費の状態、一切をひっくるめまして非常に不遇にあるということは、諸外国の例と比べましても明らかな事実なんです。実際いいまして、これはここ一年や二年の問題じゃないのです。私のたまたま知っております大学の歯科の教授ですが、……

第34回国会 文教委員会 第11号(1960/04/08、28期、日本社会党)

○山崎(始)議員 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  御承知の通り、学校教育における学校保健の位置づけは、昨年六月に学校保健法が施行され、健康管理並びに保健教育に一段とその重要性を加うるに至りました。しかも、現在の学校保健、健康管理の立場からその中核ともいうべき養護教諭を置くことはきわめて重要なことであり、またその必要性は疑いをいれないところであります。  このことは、法律的にも明らかでありまして、教育基本法の第一条に、教育は、心身ともに健康な国民の育成を期して行なわれなければならないとあり、学校教育法第十二条には、学生……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 文教委員会 第15号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○山崎(始)議員 ただいま議題となりました義務教育諸学校施設費国庫負担法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申しあげます。  政府は、昭和三十六年度の教育予算編成にあたり、その基本的な考え方として、わが国教育水準の向上、教育の機会均等、科学教育の振興、中学高校生徒の急増対策をあげております。しかるにその財政措置の不十分さは、今日学校現場における教室の不足を生じ、すし詰め学級解消をおくらせ、わが国教育水準の向上を阻害しており、一方数多い老朽危険校舎は、児童生徒の安全を脅かしております。  しかも、校舎の増改築費の公費負担の低さは、昨年本院において改正を見まし……

第43回国会 決算委員会 第8号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○山崎(始)委員 実はこれから私お尋ねをいたします問題は、たしか昨年の通常国会だと記憶いたしますが、われわれの同志である小川豊明代議士がかつてこの委員会で取り上げた問題に関連をいたしまして、たまたま小川代議士が御承知のように昨年なくなりましたものですから、私が今あえてこの委員会でバトン・タッチを受けまして持ち出したような関係でございますので、御了承をお願いいたします。  私がまず通産当局にお尋ね申し上げたい点は、焦点をしぼりますと、たまたま双眼鏡関係において問題が起こっておるのでありますが、かつて小川代議士もトランジスターあるいは双眼鏡、望遠鏡あるいはその他ミシンであるとかいろいろなものに対す……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会 第8号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○山崎(始)委員 私は主として大臣にお尋ね申し上げたいのでありますが、最近、公共事業の予算配分について、大臣は従来の方針を変えて、あるいは財政力あるいは人口比あるいは面積比、こういうものを一つの基準にして、予算配分をきめる、こういうような御意見を発表されたことを承っておるのでありますが、私はこれは非常にりっぱな御方針だと思います。といいますことは、ややもいたしますると、いままでの公共事業費というものは大都市に集中されおります。ちょっと考えてみましても、東京都はオリンピックも控え、そうして日本の人口の一割になんなんとする人口がおる関係でしかたがないとはいいますものの、ちょうど赤坂の上にりっぱな立……

第46回国会 商工委員会 第42号(1964/05/12、30期、日本社会党)

○山崎(始)委員 軽機械の輸出の振興に関する法律の五ヵ年間延長をされる法律が出ておるのでありますが、この軽機法の内容というものは申し上げるまでもなく、端的に申しますと、登録をやって、そして品質管理をやる、あるいは技術の向上をやるとかいうことがねらいだろうと思うのであります。それが一点と、いま一点は、事業協会をつくって、そしてPRなりあるいはその他いろいろの海外の調査なりをやる、この二つが大体この法案の内容だと思うのであります。  そこで過去五ヵ年間、この事業協会が発足いたしまして、これからもう五年延ばしてくれというのでありますから、まず順序といたしますと、過去五ヵ年間、この二つの点のどういうふ……

第46回国会 商工委員会 第43号(1964/05/13、30期、日本社会党)

○山崎(始)委員 ミシンのほうはこの法律に対して大体御賛成のようで、反対の方がないように承りますが、双眼鏡のほうは、できればやめてもらいたいという御意見と、存続していただきたいという、要するに賛否両方の御意見があるようであります。  山田さんに一、二点お尋ねしたいと思うのでありますが、先ほどもあなたがおっしゃっておられましたように、三月の五日と三月の二十三日のこの二度にわたって、三月三十一日で団体法が切れる、それを存続すべきであるか、もう要らないかというて総会を開かれたと申されたのでありますが、結局もう団体法の規制を受けるのはいやだというほうが一応選挙では勝った、こういうことなんでありますが、……

第48回国会 商工委員会 第6号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○山崎(始)委員 長官にお尋ねいたしたいことは、前もって申し上げておりまするごとく、新産業都市法に関する大きな問題だけをきょうあなたにお尋ね申し上げたいと思っておりました。ところがいまあなたの部下の方がおいでになって、長官は十時半から十一時までしか列席できないという話だったのであります。その理由は、葬式に行かれると覆われるのです。一体、葬式が主体なのか、国会が主体なのか、このことをまず第一点にお尋ね申し上げたい。といいますことは、もし十一時までしか出席できずに葬式にお行きになるんだったら、私は来週の火曜日に延ばしてもけっこうです。何も急いだ質問じゃございませんので。ただ、あなたにお尋ね申し上げ……

第48回国会 商工委員会 第9号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○山崎(始)委員 この吉田書簡という問題が大きくクローズアップされましたのは、岡崎さんが代表でお行きになった本年に入ってからの問題だと思うのですが、日立さんや、東洋エンジニアリングさん並びに谷林さんのお三人は、岡崎さんが代表でお行きになって、吉田書簡そのものが大きくクローズアップされました以前に、そういう吉田書簡というものがあったということを御存じであったかどうか、お知りにならないでいらしたのか、その点ちょっとお三人からお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 どうも私たち国民の立場に立って考えますと、吉田さんがそういうふうな書簡を出したのはずいぶん前だろうと思うのです。そしていまお三人から……

第51回国会 商工委員会 第12号(1966/03/08、30期、日本社会党)

○山崎(始)委員 ちょっと関連質問をしたいと思います。時間もだいぶ過ぎておりますので、五分か十分で……。  いま板川委員から、誇大広告の取り締まりに関するお話が出ました。たまたまいま薬の広告のことを板川委員が論及されたのでありますが、私自身も、これは平生から日本の薬の広告くらい、宣伝くらい苦々しく感じたことがないのであります。たまたまいまグロンサンの話が出ましたので、私三年ほど前に調べた記憶がございますので、一言この際委員長の御見解を聞いてみたいと思うのです。それは厚生省の所管になると思いますが、あなたのほうはいまの誇大広告の取り締まりに関する御当局になるわけなんですが、一体グロンサンというも……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 文教委員会 第9号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○山崎(始)委員 すでに同僚議員からこの問題についてはだいぶ議論がされておると思いますが、あるいは私のお尋ねすることで重複する点があるかもしれませんが、その点は前もってお許しを得ておきます。それから、大臣は昔からこの道の専門家なんですから、できるだけ大臣の御答弁を願いたい。ただし、事務的の問題がありますれば、それは局長その他でけっこうだと思います。  まず、国立学校設置法の一部改正は、今日のわが国の大学の自治を破壊するおそれがある合理化と再編成を進める具体的なあらわれであるのじゃないかというにおいが、多分にすると思うのでございます。まず最初にお尋ねしますが、文理学部の改組と教養学部の問題なんで……

第55回国会 文教委員会 第24号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○山崎(始)委員 私は、教育大学の移転問題に関して少しばかりお尋ねをしたいと思います。  たしか五月二十四日だったという記憶でございますが、国立学校設置法の問題に関連いたしまして、この問題を私ちょっとお尋ねした記憶がございます。その後二月余りの間に、あるいは東京新聞、最近ではまた毎日新聞が七月十五日に大きくこの問題を取り上げておるのであります。と申しますことは、文部省は当然御承知かと思いますが、六月十九日の新聞面を見ますと、大学の学長が文部大臣と会われて話をされた。翌日の二十日から一部学生が無期限ストをやっている。たまたま七月の中旬から休暇になりましたから、いまのところ自然的にそれは中止されて……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、日本社会党)

○山崎(始)委員 最初に建設大臣にお尋ねをいたします。建設大臣、あなたにお聞きするのです。私はきょうは、本州と四国の架橋の問題を中心にお尋ねをいたします。  まず最初に、建設大臣にお尋ねしたいことは、建設省のほうは、昭和三十年から調査費を上されまして、十数年間御調査された。いまから七年ほど前に土木学会へ建設省と運輸省が委託をされまして、今日までざっと四十二億余りの調査費を計上されてまいったことは御承知のとおりだと思うのであります。それで土木学会が技術調査をいよいよ打ち切って、来月、五月の十九日に最終の答申を政府に向かってするということを聞いておりますが、そのとおりでございますか。

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1968/01/30、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、不肖私が委員長の重責をになうことになりました。  公害問題につきましては、昨年の公害対策基本法が制定されて以来、本国会におきましては、皆さま方の御協力によりまして、その実施法の制定など、産業公害対策に万全を期したいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの藤波孝生君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、委員長は理事に    ……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1968/02/28、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害に関する件について、調査を進めます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日参考人として、公害防止事業団理事長原文兵衛君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、産業公害対策に関し、園田厚生大臣、椎名通商産業大臣、宮澤経済企画庁長官から、それぞれ所信を伺うことにいたします。園田厚生大臣。
【次の発言】 椎名通商産業大臣。
【次の発言】 宮澤経済企画庁長官。

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/03/06、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  委員派遣承認申請に関する件についておはかりいたします。  先刻の理事会において協議いたしましたとおり、札幌市における冬季の大気汚染状況等の調査のため、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、派遣委員の人選、日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  また、今回の委員派遣に際しましては、往復とも航空機の使用をいた……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/03/25、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  公害防止事業団法の一部を改正する法律案審査のため、本日、参考人として、公害防止事業団理事長原文兵衛君に御出席をお願いいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議左しと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 公害防止事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  公害防止事業団から、理事長の原文兵衛君がお見えになっております。  なお、参考人の御意見は、委員からの質疑に対する応答の形でお述べいただきますので、さよう御了承をいただきたいと存じます。  質疑の通告がありますの……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/04/03、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 工藤良平君。

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1968/04/17、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。橋本龍太郎君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 浜田光人君。
【次の発言】 次回は、明十八日午前十時より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時三十七分散会

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1968/05/08、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  大気汚染防止法案及び騒音規制法案を議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。園田厚生大臣。
【次の発言】 以上で両案の提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。塩川正十郎君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 次回は、明九日午前十一時理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後四時五十一分散会

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1968/05/09、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、谷垣厚生政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。谷垣厚生政務次官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。古川喜一君。
【次の発言】 大気汚染防止法案及び騒音規制法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。河上民雄君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後一時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。河上民雄君。

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1968/05/10、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 大気汚染防止法案及び騒音規制法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 小山省二君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 折小野良一君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 午後三時より再開することとし、暫時休憩いたします。    午後一瞬五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。島本虎三君。

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1968/05/22、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  次に、委員派遣承認申請の件についておはかりいたします。  閉会中審査案件が本委員会に付託され、委員派遣の必要が生じました場合には、派遣委員の人数、氏名、派遣地、期間及び承認申請の手続等につきまして、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1968/08/07、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、不肖私が、引き続き、委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして、万全を期したいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 閉会中審査の申し出の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  次に、委員派遣承認申請の件についておはかりいたします。……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/09/10、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 河上民雄君
【次の発言】 工藤良平君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後五時二十四分散会

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。工藤良平君。
【次の発言】 農政局から見えていますか。――私、実はおととい、十月の九日に愛媛県の新居浜市へ参りました。参りましたのは、住友化学のアルミニウムの工場から、弗素ガスが北風に乗って南の山を越しまして、谷合いから新居浜市、西条市、両方の市へ流れました関係で、驚くなかれ三百十七ヘクタールという稲が――ちょうどここへ私持ってきておりますが、これはもう田植えをした苗そのままの本数しか出ておりません。俗に言います分けつをしていない。そういうふうな事情がございまし……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/11/07、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日、参考人として公害防止事業団理事長原文兵衛君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 この際、鍋島科学技術庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。鍋島科学技術庁長官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。橋本龍太郎君。
【次の発言】 石田宥全君。

第60回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1968/12/11、31期、日本社会党)

○山崎委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの葉梨信行君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上、げます。  委員各位の御推挙によりまして、不肖私が、引き続き、委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営に当たりましては、皆さまの御支援をいただきまして、万全を期したいと存じます。  どうぞよろし……

第60回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1968/12/18、31期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、産業公害対策に関し、菅野経済企画庁長官より所信を伺うことにいたします。菅野経済企画庁長官。
【次の発言】 この際、産業公害対策に関し原田運輸大臣から所信を伺うことにいたします。原田運輸大臣。
【次の発言】 この際、産業公害対策に関し、斎藤厚生大臣から所信を伺うことといたします。斎藤厚生大臣。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 ただいま同僚議員の佐藤觀次郎委員からお話がありました小牧の問題ですが、実は私、十二月の六日に現地へ参りまして、つぶさに拝……

第61回国会 建設委員会 第30号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○山崎委員 建築基準法のいろいろの質疑は、すでに同僚の皆さんからだいぶん御質問になりましたので、なるべく質問の重なるのを避けたいと思います。  まず私、大臣にお尋ねいたしたいことは、この建築基準法のねらいどころは大体三つある。まあその第一に、建築取り締まりの問題が一点と、あるいは防災、防火という、そういうものを防ぐねらいが一つある、いま一つは、都市の過密化に対する――どう言いますか、用途の純化をはかって、高度の利用をやる、こういう点が建設大臣のねらいの三つだというふうに承っておりますが、私はまず第一にお尋ねしたいのは、この取り締まりという問題なんです。この点に対して、その建築基準法上の取り締ま……

第61回国会 建設委員会 第33号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○山崎委員 去る十九日に、建設大臣が、過去十二カ年にわたる本土・四国の架橋の問題に対して、明石―徳島ルート、下津井―坂出ルート、尾道―今治ルートの三本を運輸大臣その他と御視察になって、お帰りになってほやほやなんでありますが、まずその点に対する御感想、並びに、新聞で見ますと、九月には最終結論を出すということで、その間のスケジュール、実きはょう運輸大臣と篠原副総裁の出席をお願いしたのですが、ちょうど運輸委員会が開かれておりますので、あなたは全部の代表者として、御感想並びにスケジュール、この二つを建設大臣のほうからひとつお願いいたします。
【次の発言】 続いて、たしか昨日でしたか、閣議の終了後、建設……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 内閣委員会 第34号(1973/06/26、33期、日本社会党)

○山崎(始)委員 二十二日の当委員会での質疑の打ち切り、もう申し上げるまでもありません。私は、二十二日の質問者が終わったら私の順番だといって、ある程度張り切っておったのであります。ところがきょうは、御承知のように、もう二十八日に本会議で上程されることが与野党ともきまっている。どういいますか、パンクした自動車に乗っているような感じがいたします。一ぺん葬式を出したあとで、きょうまた二へん目の葬式のやり直しをやっておるような感じで、あまり張り切った気持ちで質問ができないのが非常に残念です。しかし、与えられまたした時間、まず防衛医科大学校の問題と、それから一般の防衛問題の、なるべく他の委員会と重ならな……

第71回国会 内閣委員会 第35号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○山崎(始)委員 きょうは直接、法務省設置法の法律案がかかっておりますが、その内容についてお尋ねをするというよりは、実は会社更生法と大蔵省の銀行に対する指導方針というものをお聞きしたい。その点、設置法の内容自体にはあまり触れたくありません。ということは、こんなことを申し上げると言い過ぎかもしれませんが、当委員会にかかっております法務省設置法の内容は、そうたいしで反対をするだけの論拠がないということでございますので、その席をかりまして、いま申し上げました会社更生法、大蔵省の銀行指導に関する問題、そういう趣旨のもとで御質問したいと思います。どうぞ与党の諸君もお許し願いたいと思います。  まず法務大……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 文部委員会公聴会 第1号(1953/03/11、25期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 友末さんに、関連しまして一言お尋ねいたしたいと思うのであります。先ほど教育委員会制度は非常に欠陥があるということに対しまして、松本委員からお尋ねがありましたお言葉の中に、その欠陥の要点が、地方教育委員会は発足してまだ日が浅いので、県の教育委員会の状態を見てみると、公選制にしたということが、いささか時期尚早の感がする。その公選制であるために、教育の中立性が保てないような状態にあると自分は見受けるのだというお話があつたのであります。日本の民主主義の、いわゆるまだ熟さない過渡期で、選挙民の良識、あるいは被選挙者の良識というものがいささか未熟だからというような意味もあつたように思うの……


26期(1953/04/19〜)

第19回国会 文部委員会公聴会 第1号(1954/03/13、26期、日本社会党(左))

○山崎(始)委員 それでは一言議事進行で発言さしていただきます。実は今原田委員が予算書を持たれて、小林委員長に御質問になつたのですが、先ほど坂田委員も三十分おやりになりましたが、私はよほどしんぼうして聞いておつたと申しますことは、きようは皆さんお忙しい中を来ていただきまして、公述人なんです。公述人として呼んでつるし上げをするがごとき印象を与えるようなことを聞くことは、よくないと思う。しかもあなた自身は一人十分間と言つておかれて、驚くなかれ三十分お許しになつている。しかもお客さんとしての礼儀を失して発言なさるような印象を与えておられるのですが、こういう点は、私は委員長として議事進行上十分な御注意……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 文教委員協議会 第1号(1955/10/04、27期、日本社会党(左))

○山崎始男君 時間がありませんので、ごく簡単にお尋ねいたしますが、問題は教育委員会制度の改正の問題であります。もとより法律の改正もあるでしょうが、休会で、私たちあちこち回っておりますると、地方へ行っていの一番に聞かれますことは、やはり教育委員会制度の改正の問題であります。新聞その他で次の通常国会には、文部省の方から、法の改正に関する法律案をお出しになるということが世間に伝わっておりますが、実際地方へ行ってみますると、非常に不安がっておるんです。極端に申しますると、いろいろ甲論乙駁ございますが、教育委員自身の気持の中には、熱意を失ったという者もおるし、あるいは大いに憤慨をしておる者もおるし、種々……

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/04/07、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 簡単に二点ばかりお尋ねしたいと思います。まず第一点は、全国五十数万の教職員の代表として、この法律案については最も関係の深い団体の代表者の方でありますので、私は理念の問題においてまず一点お尋ねしたいと思います。実は今回出されておりますこの法律案は、単なる制度の一部改正をするとかいう問題でなくて、これは日本の教育制度、従って教育そのものの一つの革命だという見方を私はいたしておるのでありますが、それについて一番大切な問題は、この法律がもし通過いたしたとかりに仮定いたしましたならばいろいろ心配な点が起ってきますが、最も心配しなければならない点は私はやはり何といいましても、教育と平和と……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/04/09、27期、日本社会党)

○山崎(始)委員 簡単に四点ばかりお教えを願いたいと思います。  まず第一点は、この法律案を出されました前後から、文教委員会その他で常に文部大臣から説明されます内容を総合して考えますと、なぜこういうふうな法律案を出したか、そのねらいと申しますか、そういう点は一言で申しますと、結局占領政策の行き過ぎを教育の面において是正するのだ、そして、それならば是正の方向はどうかといいますと、これはあまりにも日本の国情に沿わない民主主義の方向をたどっているので、いま少し忠誠というものを織り込んだ教育の方向に持っていく必要がある、それがためには、国の責任をまず明確にしなければならぬ、その他云々、こういうような言……

第24回国会 文教委員会公聴会 第3号(1956/05/11、27期、日本社会党)【議会役職】

○山崎(始)委員長代理 高村坂彦君。
【次の発言】 高津正道君。簡単にお願いいたします。
【次の発言】 これにて山本公述人の公述及びこれに対する質疑は終了いたしました。  山本公述人には両法案について教育学の専門的立場から貴重な御意見をお述べ下さいましてありがとうございました。  次に高山公述人より公述を承わるのでございますが、一言ごあいさつを申し上げます。  高山公述人には御多用中にもかかわりませず御出席をいただきまして厚くお礼を申し上げます。何とぞ両法案につきましてあらゆる角度から忌憚のない御意見を御開陳下さいますようお願いいたします。なお公述その他につきましてはお手元に配付いたしてありま……


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○山崎(始)分科員 私が実はきょう御質問申し上げたいのは、同僚の藤田分科員と同じように新産都の問題なんです。きょう実はここへ来てお聞きしたのですが、はからずもきょうの四人の質問者のうちで、三人ともがこの新産都の問題である。そのことは、とりもなおさず、いかにこの新産都問題に対して国民がたくさん知りたがっておるか、特に指定を受けました関係十三地区の府県民は非常な不安感を持っているんじゃないか、そういうことが、今日の分科会におきましてもはからずも三人とも同じ問題になったものだと思うのです。私も聞いて実はびっくりしたのですが、やはりそういうふうな気持ちというものは、大臣、お読みになったかならぬか知りま……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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