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茜ケ久保重光 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

茜ケ久保重光[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
691位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
536位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
500位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
240位

27期委員会発言TOP50
43位
27期委員会出席(無役)TOP50
40位
27期委員会発言(非役職)TOP50
35位
28期委員会発言(非役職)TOP100
80位
28期各種会議発言(非役職)TOP25
24位
30期委員会出席TOP50
36位
30期委員会出席(無役)TOP50
16位

このページでは茜ケ久保重光衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。茜ケ久保重光衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 議院運営委員会 第35号(1955/06/29、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 与党の諸君は何でも強引にやろうとする。社会党の了解を得ないで民主党と自由党で勝手にきめておいて……。
【次の発言】 強引だよ。その上に討論の時間までもきめようとする。三人とも良識をもってやると言っておるのに、議員の良識を……。
【次の発言】 福永、発言中だ。黙れ。
【次の発言】 何も無理に押しつけぬで、発言者が良識をもってやると言っておるから、いいじゃないか。それをしゃにむに椎熊君のように時間をきめる。ここでは、無理にきめないで、発言者の良識にまかしていただきたいと思う。

第22回国会 内閣委員会 第2号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 御説明を聞いておりますと、経費で二百万円、人員で九人の職員の節減になる。経費の節減もけっこうでありますが、すぐに政府の諸公が人員整理で犠牲を人に持って来るというきらいが多いのでありますが、今回の九人の縮小される人員の配置、その他犠牲者を出さないという方針でやっていらっしゃるかどうか、その点をはっきり伺いたい。
【次の発言】 大体円満に配置転換ができるといろお説でありますが、配置転換される方がいわゆる上の方の非常な強い慫慂でやむなくされるようでは困る。やはりそこにそういう該当者に対するほんとうの思いやりを示して、無理のない処置をぜひ願っておきたい。

第22回国会 内閣委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 調達庁長官のお話を聞いておって非常に力強く思ったのであります。私は妙義の演習地の関係をやっておりましたが、一言、二言伺いたい。第一点は、日本の調達庁はアメリカの演習地を接収するためのただ単なる執行機関ではないか。調達庁長官は、今聞くと、富士山麓ではB地区の返還のために強硬な交渉をしておるようでありますが、私どもの妙義演習地関係について見ますと、調達庁はまるでアメリカの演習地を日本の国の中に作るために、全面的に協力しているということしか考えなかった。しかし今の長官の御返事を聞いていると、そうでもない節があるのであります。調達庁はただ単にアメリカのそうした機関であるような状態でなく……

第22回国会 内閣委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 長官の方は時間がないようですから、いろいろな質問はまたあとに回すといたしまして、下川君の質問の答弁に対する関連として一、二申し上げたいと思います。それは民主党の諸君が選挙その他に際して再軍備を非常に主張して参っております。その理由として一番大きく申しておりますのが、アメリカの駐留軍を早く帰すためには、どうしても日本の再軍備が必要であるということであります。そこで長官とされましては、日本の再軍備計画がどの程度に達したときにアメリカ軍は完全に撤退するのであるか、それらの具体的な数字まであげていただいたらたいへん幸いですが、アメリカ軍は日本がここまで再軍備を強化すれば帰るという確信の……

第22回国会 内閣委員会 第6号(1955/05/14、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 辻君 の言は私は非常に不可解だと思う。私も内灘を知っておる。妙義の闘争もやっておる。妙義の闘争は、この前長官にも言っておる。武装警官は何回も入っておるが、しかも現地の住民は武装どころかいつもまる裸です。このまる裸に対して武装警官が多いときに二千人、少いときでも五六十人入ってやっておる。しかもいつもこん棒でなぐっておるのは警官だ。私は共闘委員として二年間やってきて現に見ておる。今そんなことはないと大麻国務大臣は言っているけれども、ないかあるか知っちゃいない。ただ単に現地からの報告で一方的な報告をしておる。私どもが妙義へ行ったときでも、いつもなぐられて血を出しておるのは現地民なんで……

第22回国会 内閣委員会 第8号(1955/05/19、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 基地の問題についていろいろお尋ねしたいのでありますが、その前に、去る十七日未明に東海道線での米軍トレラー・トラックと列車衝突事件があったのであります。この点につきまして私どもは非常な関心を持っておりますが、相手方が米駐留軍のトレーラー・トラックでありますので、当然これは調達庁の管轄と思うのでありますが、事故発生の原因その後の経過あるいは賠償等についての何か資料がございましたら、この際長官から御発表をいただきたい、こう思うのであります。
【次の発言】 五月十八日の読売新聞の報道によりますと、この種の事故が過去にもあったかのように思います。しかも今長官の言われましたように、何か国鉄……

第22回国会 内閣委員会 第16号(1955/06/03、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 質問に入る前に議事進行につきまして。委員長はだいぶ時間をお急ぎのようですが「私はきょうは重大な基地関係の問題だと思います。しかも参考人が全国から参っておりまして、傍聴席にも関係の方が非常にたくさんおいでになって非常に心配しております。従いまして時間もさることながら十二分な質問、検討をしたいと思いますので、この点委員長はあせらずにお願いいたします。  私は福島長官にお尋ねいたしますが、きょうの十四名の参考人が全部反対の意見でございます。この反対の意見は非常に深刻であり、しかもどの参考人のお話を伺いましても、全く私どもは血のわくような感じを受けるのでありますが、長官はこの参考人の反……

第22回国会 内閣委員会 第19号(1955/06/08、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 文部大臣にちょっとお尋ねしたいことがあるのです。きょうの議題とはちょっとかわりますけれども、ぜひこの際お聞きしたいのでございます。と申しますのは、全国にあります大学の附属学校であります。特に小、中学校が老朽になりまして非常な困難を来しておるのであります。先般、大学の、特に病院等を中心とした校舎その他に鉄筋にやりかえるというような新聞発表を拝見いたしましたが、この附属学校の施設に対して新築とか、思い切った改築等の御用意があるかどうかということをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 問題は少し具体的になりますが、実は私は群馬大学の付属学校に関係しておりますが、学校当局が校舎を改築……

第22回国会 内閣委員会 第23号(1955/06/16、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 議事進行。今鳩山首相の答弁を聞いておると、われわれは全然納得が参りません。特に自衛のためだとおっしゃいますが、今の進んだ近代戦において、攻撃をかける軍隊はあらゆる近代装備を持っております。そうしますと、鳩山さんの御答弁を聞いておると、これは原子爆弾もあるいはその他の水素爆弾、そういったものもすでに保有してもいいという答弁だと思うのであります。現在の平和憲法においてすらそういうことをお考えになっておる。このままでこの国防会議の議案を審査して参って、あいまいのうちにこの国防会議が決定されますならば、こういった首相を議長に持ち、そういった考え方に従う閣僚や、そういった諸君が推薦した議……

第22回国会 内閣委員会 第26号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 江崎委員から福島長官に非常に含蓄のあり過ぎる質問がありまして、どうも私どもは少し変な気持でありますが、いま少しく前回の委員会に関連した質問をいたしたいと存じます。  六月三日の参考人を喚問しましたときの委員会で、特に福島長官にこういったことの調査方と適正な処理をお願いしておったのでありますが、それにつきまして最初にお伺いしたいと思います。  第一は、木更津の漁港のいわゆる駐留軍の使用に関して、現地の漁業組合の漁業権があるにもかかわらず、駐留軍は無祈でしかも長期にわたってこれを使用しておる、そして何らの補償もしてないのであるが、これに対しては当然補償すべきではないかという私の質問……

第22回国会 内閣委員会 第27号(1955/06/25、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 妙義山の演習地の事後処理に関しまして大蔵当局にお尋ねしたいと思うのであります。妙義山の演習地の中止の決定いたしました借り上げ地ないしは買収地の面積でございますが、買収されました土地の正確な面積をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この土地の買収に当りましたのは調達庁でございますが、坪千二百円、一反三十六万円というまことに私どもの常識ではとうてい考え得られない高価をもって買い上げておりますが、これを管財される大蔵省当局としては、こういったいわゆる国有財産となる土地の買い上げの値段が坪千二百円という価格が正当であるかどうか、御見解を伺います。

第22回国会 内閣委員会 第34号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 防衛問題に入る前に、防衛庁に一つ伺っておきたいことがあるのです。それは竹橋の旧近衛歩兵一連隊の跡でありますが、あそこに現在警察学校と学生会館があるのでありますが、その学生会館が何か防衛庁の自衛隊の使用に供されるというので、六百数十人の入っている学生諸君が、非常に昨年の暮れあたりから心配して、たびたび防衛庁に伺っているということですが、最近になりまして、どうもいよいよ追い出されるというので、非常な不安を感じている。それでそのままほうっておくと、またどうもおもしろくない現象が起るのではないかと思いますので、実はお伺いするのであります。学生会館の学生諸君を追い出すといっては語弊があり……

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/09、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 一昨日の委員会の最後に、長官から私どもが要求をしている防衛六ヵ年計画に対する政府の所信とかいわれるものを朗読されたのでありますが、朗読されたままで行方がわからなくなって、実は質問の機会を逸したのでありまして、もう一回政府の所信を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 この問題は当内閣委員会の成立以来問題になっておることであり、各委員も非常に熱心にお伺いしているのでありますが、一向に政府の御答弁は進展しないというのが現実であります。ただいまの長官の御発表を聞いておりましても、私どもにいたしますれば、今までの答弁の具体化でもなければ、またより誠意のある答弁とも考え得ない……

第22回国会 内閣委員会 第44号(1955/07/20、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 鳩山総理においでを願ったのは、防衛三法の審議に当りまして、私どもは真剣に討議をし質問をいたしておるのでありますが、防衛庁長官の御答弁を承わっておりますと、どうもその場をのがれることにきゅうきゅうとしておられて、私どもの質問の要点がはっきり浮んで参らない。こういうことでは、ことに日本の置かれた現実の姿から、三万という膨大な自衛隊の増強に対しまして、私どもは納得のいく答えが出て参らぬのであります。従いまして鳩山総理に一つ簡明率直に御所信をお伺いをして、そしてこれに対する私どもの態度をはっきりきめていきたい。こう思ったのであります。従いまして、一つ鳩山総理の今までお持ちになった明るい……

第22回国会 内閣委員会 第47号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 田中委員の質問に関連してですが、防衛庁長官の御答弁の中で、国防会議の構成員のいわゆる民間人を除外した場合に、国防会議の実体がなくなりゃせぬかという質問に対する長官の御答弁がはっきりしておらぬのであります。私どもこの国防会議構成法案について検討して参った過程から申しまして、政府原案として、この民間人五名以内を入れるということは非常に重要なウエートを持っていると思うのであります。これについて防衛庁長官は終始一貫、これはもう絶対に民間人五名を入れることが国防会議を運営する上において重大な要素であるという点をたびたび指摘して参ったのであります。私どもこの法案に賛否は別として、おそらく政……

第22回国会 内閣委員会 第48号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 調達庁長官に、今問題になっております飛行場関係、特に立川の問題を中心にお尋ねいたしたいと思うのであります。  その第一点は、七月二十一日の読売新聞、七月二十二日の朝刊三多摩版等に、東京調達局長はこういう談話を発表しているのであります。それは「本日東京地裁から地元による立ち入り禁止の仮処分が却下されたが、これにより当局の立ち入り調査についてもその合法性に疑義がないことを立証せられたわけであります」とあるが、裁判所の決定は、この仮処分申請は、行政事件訴訟特例法の規定するいわゆる執行停止の仮処分によるべきで、一般民事仮処分申請は許されないから却下するというだけのものであって、決して調……

第22回国会 内閣委員会 第49号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 総理に一言だけお聞きしたいのであります。それは提案者の清瀬さんもそうでありますし、説明されました古井さんもそうでありますか、この憲法の内容はいかようにあろうとも、占領下でアメリカが押しつけた憲法であるから改正するということを声をきわめておっしゃっていらっしゃいますが、鳩山総理もしかくお考えかとうかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それについて私が特にお尋ねしたいのは、アメリカのマッカーサー司令官が日本に押しつけた法律は憲法だけではありません。いわゆる大化の改新以来の大革命だといわれた農地解放も、マッカーサーの指令であります。さらにわれわれの先輩の多くが何十年も唱えてきた婦……

第23回国会 内閣委員会 第1号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 第二次鳩山内閣が総辞職をしまして第三次鳩山内閣が誕生したわけでありますが、ここで基地問題について調達庁の担当大臣になられました倉石大臣に対しまして以下二、三お尋ねをしたいと思うのであります。  第一点は、全国的に非常に基地問題が重要化して参っておりますが、特に最近における砂川の問題等は、国民に非常に大きなショックを与えておるのであります。こういう状態を痛感されまして、第三次鳩山内閣が依然として第二次鳩山内閣当時とられた基地問題に対する態度を全然お変えになる意思はないかどうか、第三次鳩山内閣の基地問題に対する根本的な態度について第一点としてお伺いしたい、こう思うのでありますが、倉……

第24回国会 地方行政委員会 第39号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 警察官の拷問の件について少しお伺いしたいのです。京都事件はだいぶ問題になりましたが、あの京都事件の四人の被疑者は警察で相当拷問を受けた事実があるといいますけれども、そのいろいろな関係方面の御意見としては否定的なようでありますし、さらに調査をしてということでありましたので、調査の結果判明した点がありましたら、ここで一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その御説明は大部分一方的な御説明でありますが、私の質問したのは、あなた方が調査をされて当該警察官が被疑者に拷問をした事実があるかどうかということなんです。その経過は一応専門的な捜査もありましょう。ただ殺人をしたという自白をす……

第24回国会 地方行政委員会 第61号(1956/10/15、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 大麻国務大臣も見えておりますが、一応先ほどの同僚淡谷君の質問に関連して石井長官にお伺いいたします。私は前斎藤国警長官以来かわりました石井長官には人間的な一つの信頼と、何といいますか個人的な期待を持っておりました。それは石井長官が新任以来国会における誠実な、しかもうそのないざっくばらんな答弁をする過程を通じ、さらにまた警察行政に対する信念に対して、そういった気持を持っておりました。今回の砂川の事件に対する同僚淡谷委員の御質問に対する答弁の過程において、私は今まで石井長官に持っておったそういう私の人間的な信頼というものが、くずれていくような気持がするのであります。日本の治安を担当し……

第24回国会 地方行政委員会 第62号(1956/10/16、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 警視総監が参考人としておいでになりましたので、参考人ではございますが、今回の砂川の問題につきましては、当面の責任者でありますので、そういった意味において私ども端的にお尋ねをするし、警視総監も一つ端的な御答弁をお願いしたいと思うのであります。具体的な問題については、多くの同僚諸君からあとでお尋ねがありますので、私は個々の問題には触れませんが、二、三点について以下お尋ねしたいと思うのであります。  申すまでもなく警視総監は、首都東京の治安の責任を負っておられるのでありますが、そういった意味において八百万都民がほんとうに安心をして生業にいそしむことのできるいわゆる元締めであります。と……

第24回国会 内閣委員会 第2号(1956/02/08、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私も調査団の一員でありますが、別に補足説明することはありません。ただ第四十三師団長が重大なことを申しましたのでこのことを一言つけ加えておきたいと思います。  それは、板付基地の福岡市内における非常に重要な関係について、師団長は、第四十三航空師団の責任において中国、四国、九州その他の防空の責任を負うとおっしゃっているが、あなたは基地の周辺にある五十四万市民がこの板付基地に対して非常な危険と、むしろ反感すら持っておるという事実を御承知かという私の質問に対して、師団長は、知っている。しからば、そういう状態の中であなたは日本の防空に責任を負うとおっしゃるけれども、一たん事があった場合に……

第24回国会 内閣委員会 第3号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は日本社会党を代表いたしまして、この決議案に賛成の討論を行うものであります。  去る一月十一日から十五日にわたる五日間の現地調査の結果に対する御報告は自民党の眞崎勝次同僚委員から詳細に述べられたのであります。この詳細な御報告を、きのう本委員会においてお聞きになった少くとも日本人としての国会議員であるならば、私はあの内容に対してだれ一人反対できるものではなかろうと思うのであります。私は派遣団員として現地に参りましてつぶさに実情を調査いたしました。現地における市長以下全官公庁の代表者、あらゆる団体の代表者、そうしてまた市民、あるいは学校関係、その他五十四万市民のあらゆる階層の代表……

第24回国会 内閣委員会 第5号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 基地問題の根本的な点についてお伺いしたいことがありますが、本日は長官が参っておりませんし、さらに担当大臣も出席しておりませんので、基本的問題は次会に譲りまして、本日は、先般の根付飛行場の調査に参った際に、私現地に参って調査いたしました、福岡県築城基地に関する質問を、事務的な点について担当官にお伺いしたいと思うのであります。  この問題は、終戦直後に旧海軍施設を占領軍が接収いたし、その後幾度か追加接収をなされて今日に至ったものでありますが、現地を調査して参りまして、私が非常に奇異に感じましたことは、私全国的な基地の調査と実態を見て参りまして、ほとんど基地に対する潜在的な反対が非常……

第24回国会 内閣委員会 第6号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 石橋委員の質問に関連して船田長官にちょっと一言明言していただきたい。と申しますのは、先ほど法規課長がどうしても話がつかぬ場合には、何か変な条項に照らして強制収用ができるようにおっしゃった。石橋委員の重ねての質問に、長官は民法上の相互納得の上での話し合いでいきたい、こういう話でありましたが、相互の納得の話し合いでいくということと、しかしどうしてもいかぬ場合に、いわゆる法規課長が言っておった何らかの変な条文から照らして強制収用をかけるということは別でありますから、私は長官から、とにかく自衛隊の現状においては、絶対に土地収用はかけ得ないものであるという言明をはっきりしてもらいたい、こ……

第24回国会 内閣委員会 第9号(1956/02/21、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 憲法調査会の法案が提出されまして――先国会もでありますが、今回また出されました憲法調査会法案の提案理由を見ますと、アメリカから押しつけられた憲法であるから改正の必要があるということを強調しておられるのであります。鳩山首相のいろいろね会合やあるいは国会での答弁、その他の御発言、また今同僚稻村君の質問に対しましても、あなたは、憲法第九条を改訂して、いわゆるかつての陸軍や海軍、空軍が公然と持って、再び日本が戦争への準備をするために、どうしても憲法改正が必要であるということを強調されておる。そうしますと、いわゆる憲法調査会法案を出された自民党の諸君が主張される、アメリカがこれを強要した……

第24回国会 内閣委員会 第20号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 質問に入る前に、一言岸さんのことを正式に言っておきませんと困りますので……。憲法調査会の法案は、政府提出でなく、自民党の岸幹事長を筆頭提案者として、自民党全員の賛成を得て提出しているのであります。そこで、先般来鳩山首相の御出席も得て、いろいろ御質疑を申し上げておりますけれども、党としての責任のある御答弁がございませんし、山崎先生に御熱心な御答弁をしていただいておりますが、どうも御答弁を聞いておると、みんな個人的な立場の御答弁が多いようであります。清瀬文部大臣の御答弁も、いわゆる提案者である党を代表した答弁がないのであります。こういった点から、やはり私は、社会党としても、これは提……

第24回国会 内閣委員会 第30号(1956/04/03、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 では日本社会党並びに自由民主党を代表いたしまして動議を提出いたします。    附帯決議   死亡せる公務員の配偶者中、六十才未満の喪にも扶助料を支給し得るよう速かに適切なる措置をとられんことを望む。  右決議する。 以上附帯決議を提出いたします。

第24回国会 内閣委員会 第32号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は、大自民党の初代総裁になられました鳩山総理に対して野党の最初の質問者のようでありますから、ここで鳩山総理に、大自民党の、しかも初代の、そしてまた輝ける公選による総裁に就任されましたことを心からお喜び申し上げます。(拍手)さような意味で私は率直にお伺いいたしますので、鳩山総理も一つ大総裁の襟度をもって、簡明率直な、しかも勇気のある御答弁をお願いしたい、こう思うのであります。  最初に私は大総裁に特にお伺いしたいことは、現在小選挙区法あるいは教育委員会法、健康保険法、そしてまたここに審議をいたします国防会議法と、天下にその悪名をとどろかせた法案が続々と今国会に出ているのでありま……

第24回国会 内閣委員会 第35号(1956/04/12、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 宮内庁の事項は内閣委員会の所管でありましけれども、なかなかお尋ねする機会がなかったのであります。今回いい機会であるので、私は二、三の点につきまして長官に質問したいのでありますが、ちょうど留守だそうでありますので、次長に一つお伺いしておきます。  第一点は、天皇の行幸に関してでありますが、私どもこの点についてはいろいろ意見を持っておりますけれども、とにかく第一にお尋ねをしたいことは、現在行われている行幸は天皇自身の意思によってなされておるか――これはまあ、こういうことをお尋ねしても、あるいは無理かもしれませんが、そのことは穴内庁の方において自主的に御決定に相なっておるか、あるいは……

第24回国会 内閣委員会 第36号(1956/04/17、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 いろいろ聞きたいことがあるのでありますが、時間の制約もあるようでありますから、私の方も簡潔に聞きたいと思います。長官もどうぞはっきり御答弁していただいて、質問の要点を明瞭にさしていただきたいと思います。  まず第一に、前国会からいわれておりました政府の長期防衛計画の最終目標の決定についてであります。もちろんこれが正式に決定されるまでは国防会議の議を経て決定するということは当然でありますけれども、一応防衛庁としては、いろいろな機会にあるいは当委員会においても防衛庁の試案というものをたびたび御発表になっておりますが、その長期防衛計画の最終目標決定の根拠というものをどこに置いておられ……

第24回国会 内閣委員会 第39号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 きょうはおもに外務大臣に質問する予定でありましたが見えませんので、まだたくさん長官に御質問することがありますので、その中の一、二点を外務大臣が見えるまでお尋ねいたします。  防衛庁は試案ではありますけれども、長期防衛計画を御発表になりまして、この委員会でもたびたび問題になりましたが、それと関連して私が長官にお聞きしたいことは、長官は防衛庁担当になられましてあと、私ちょっと雑誌の名前忘れましたが、長官自身の私案というようなものを御発表になっておるようであります。いわゆる三・三・三の比率と申しますか、陸軍十万、海軍三十万トン、空軍三千機、こういった発表を月刊雑誌にしておられますが、……

第24回国会 内閣委員会 第40号(1956/04/26、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は日本社会党を代表いたしまして、内閣委員長山本粂吉氏の不信任案の理由を申し述べます。  その前に私はただいまの山本委員長が、私が不信任を出しまして、不信任案の動議が提出されましたにもかかわらず、同時に質疑の打ち切りを宣告されました。これは明らかに私どもは違反であると存じます。従いまして、私はこの不信任案の審議をいたします前に、まず先ほど山本粂吉委員長が宣言されました質疑打ち切りの動議、これを一つ私は撤回していただいて――それを私はしていただきたい。従いまして、一つ委員長代理の江崎理事から、この山本委員長が宣言されました質疑打ち切りの動議の採決の違法について処置を願いたい。これ……

第24回国会 内閣委員会 第42号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 あるいはだれか聞いたかもしれませんが、今度の凍霜害であります。群馬県は非常にひどいのであります。桑が全滅でありますし、麦が非常にやられた。麦の被害が非常に大きいのであります。群馬県では麦と桑がやられますと、農家は現金収入の大宗を断たれるわけなんです。毎年なんです。毎年大体同じ道と申しますか、幅であるのです。これは何か根本的な対策を立てませんと、毎年の例になりまして――戦争前はまあお百姓は黙ってがまんをしておったわけですね。終戦後は意見が出ますから政府に補償を要求することができた。当然でありますが、こうなりますと本年度の被害が大体全国では二百数十億か三百億と聞いております。群馬県……

第24回国会 内閣委員会 第46号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 今船田長官に対する質問が出ていますので、関連して申しますが、その前に、調達庁の担当大臣である倉石労働大臣に、もうすでに先週から出席を求めて了承を得たにもかかわらず、いまだ出席がないことはまことに遺憾であります。しかもこれはたびたびの要請でありまして、倉石国務大臣も承知しているはずでありますが、これは委員長の責任において、早急に当委員会に出席されるよう処置をしていただきたい、こう思うのであります。  ただいま西村委員から質問いたしました神ノ池の問題でありますが、私の手元にその書類が参っております。それによりますと、こういう紙切れに口頭承諾受理票というものを作って、こう書いてある。……

第24回国会 内閣委員会 第48号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 今片島君の御意見がありましたが、私はやめる方に賛成です。それは金鵄勲章は決して無視しませんが、やはり私は現憲法の建前からいって、戦犯とは言いませんし、悪いとは存じませんが、やはりこれは廃止すべきだ。さらに同時に過去の勲章もみんな廃止すべきだ。それは吉野国務大臣は軽い意味とおっしゃったけれども、軽い意味ではない。相当大きな政治的な考慮だと思う。その政治的な考慮が問題だ。そこに問題があると思う。従って私はここに吉野国務大臣を責めても長くなりますからやめますが、この問題は吉野国務大臣はあまりこれを固執しないで、もっと虚心たんかいに意見を聞いて、これに対する重大な考慮をすべきだと思う。……

第24回国会 内閣委員会 第53号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 南方連絡事務局に今の床次君の質問に関連してちょっとお伺いしたい。講和発効前の問題については、私ども非常に不満でありますけれども、今の御答弁を了承はできませんが一応聞きおく程度にいたします。  そこでこれは局長くに申し上げてもしょがありませんけれども、一応せっかですかり申し上げますが、政府の沖縄に対する処置はなまぬるいというか、誠意がないと私は思う。お互いに日本人であり、しかも主権があるといいながら、何ら日本政府の権限が及ばないということは言語道断と思います。それに対して日政府はアメリカに対して何ら強硬な主張もできなければ、沖縄の同胞の窮状に対して誠意ある手を打っていない。何と弁……

第24回国会 内閣委員会 第56号(1956/09/05、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 二又トンネルの件について一言伺います。今官房副長官は責任はないというようなことをおっしゃったのでありますが、私どもが現地で調査したところによりますと、あの膨大な旧軍の火薬を貯蔵したトンネルを爆破するに当りまして、これは当然非常な危険が予想されるにもかかわらず、従ってその地方の住民がその危険を感じて当時の警察署長などに危なくはないかということを言ったにもかかわらず、署長はみずから危なくない、従って避難する必要はないと言ってやっておる。ところが今問題になったような大きな事態を起しておる。しかも私どもの調査によると、付近の住民が危険ではないかということを進言したにもかかわらず、危険で……

第24回国会 内閣委員会 第58号(1956/09/07、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 給与担当の倉石労働大臣が来るのを待っておったのですが、来ないようですから人事院の方に聞きたいと思いましたが、委員長がだいぶ時間を気にしているようでありますから、委員長の意を体して質問しませんが、一つ早い機会に給与問題について倉石担当大臣の御出席を願います。他に防衛庁あるいは調達庁の問題もありますので早い機会に委員会を開くことをよろしくお取り計らいを願いたいと思います。

第24回国会 内閣委員会 第60号(1956/10/26、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 船田国務大臣の御説明に対する現地のいろいろな状態については、委員長の計らいで三十一日にいたしますが、ただいまの御説明の中で私どもちょっと了解に苦しむことは、船田国務大臣が円満に事を運ぶために党の淺沼書記長初め党の諸君と話し合った。一度は私自身もその席に連なっておりましたが、残念ながら事が円満に運ばなかったという御釈明でありました。国務大臣のその釈明だけを聞いておりますと、何か逆に政府が社会党に対して積極的に話しかけをしたのであるが、遺憾ながらその成果が得られない。どうも聞きようによっては、政府が積極的なそういった話し合いの場面を持とうとしたのであるが、社会党の諸君の了解が得にく……

第24回国会 内閣委員会 第62号(1956/11/05、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 与党の委員から防衛問題が出ましたけれども、この問題につきましては、私どもは次の臨時国会で船田防衛庁長官にはみっちり御質問したいと思うのであります。本日は許されました時間が少いので、一つ端的に砂川の問題についてお伺いしたいと思うのであります。先般も防衛庁長官としてでなくて、調達庁担当の国務大臣としての御説明があったのでありますが、その際説明に関連して若干お聞きしたのであります。遺憾ながらその際徹底的にお伺いすることのできなかった点につきまして二、三お伺いしておきます。  私どもが先般船田国務大臣と砂川問題でお会いした際に、私どもは、国民の基地問題に対する世論が非常に反対の方向に強……

第25回国会 内閣委員会 第1号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 防衛長官にいろいろ質問する事項があるのですが、時間がないようでありますから、一、二点だけお伺いしておきたいと思います。それは先般防衛長官が大阪方面に御出張の折に、新聞記者会見で長官の意見として出されました機密保護法的な法律を二十六国会に出したいといったような談話がございましたが、私どもは戦争中軍機保護法とかその他いろいろな軍独特な保護法を出されまして、国民生活が非常に窮屈といいますか、圧迫される状態に、非常な内心のふんまんを持っておったわけであります。戦争が終りまして、そういった一切の基本的な人権を束縛するような法律がなくなりまして、終戦後の経済的その他の苦しい生活であったけれ……

第25回国会 内閣委員会 第3号(1956/12/03、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 関連して。この問題は次の機会に少し長官の意向をただしたいと思ったのですが、受田君が触れましたので関連して一言申し上げます。国防会議の法案は、前の二十二国会にも出されまして、与党側の非常に強硬な審議態度でありまして、内閣委員会は、幸いにも歴代名委員長をいただいて常にまことにスムースな運営をやってきたのでありますが、この国防会議が上程されますや、与党の諸君や政府の強引な運営に災いされまして、この国防会議の審議が内閣委員会に混乱の歴史を残しました。前国会にも出されまして、これもまた政府ならびに与党の圧力と数にものを言わした強引な審議によって、とにかく決定されました。そのように急ぎかつ……

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 この問題は内閣委員会でやることもあるだろうと思いますが、ちょっと今中馬君の質問に関連してお聞きしたいことがあるのです。恩給局長の説明によると、傷病恩給をもらう者が普通恩給ももらっておるということがございましたが、私どもの関知するところでは、高級将校等はそういうこともございましょう。しかしながら、下士官とか兵というような期間の短かい者は、おそらく一般恩給はないと思うのです。従って、傷病年金をもらっておる者と普通恩給をもらっておる者の比率がわかっていましたら、一つ御明示願いたいと思います。

第26回国会 地方行政委員会 第30号(1957/05/16、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 交通取締り関係、特に運転免許と交通事故に対する二重処分の件に対してお尋ねしたいと思うのであります。  最初に自動車運転免許の件でありますが、これは先般、当国会の劈頭だったと思うのでありますが、警備部長に簡単にお伺いしたことがあるのです。現在運転免許の有効期限が三年でございまして、この前一時、二年の時代がございましたが、改正されて三年、その以前は五年でございました。その五年の免許期間が二年に短縮され、さらにこれが一年延長されまして、三年になりましたいきさつと申しますか、その理由について一応御説明を承わりたい、かように存じます。

第26回国会 内閣委員会 第1号(1957/02/04、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 すでに新聞で御承知かと存じますが、去る一月三十日、群馬県相馬ケ原演習場におきまして、米人兵による日本人の射殺事件が起ったのであります。この間の詳しいことは、後ほど当委員会における審議過程において申し上げますけれども、事件の概略を申し上げますと、相馬ケ原演習場は旧陸軍時代から使っておりました演習場でございますが、それを終戦後米軍がさらに民有地二百万坪を接収いたしまして、今日砲弾並びに小銃弾の実弾射撃演習場として使っております。最近の鉄鋼ブームと申しましょうか、金ヘン景気によりまして付近の住民が相当多数砲弾の破片並びに薬莢等の収集に従事しておるようであります。その点の可否についても……

第26回国会 内閣委員会 第2号(1957/02/06、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は質問に入ります前に、本日の委員会がすでに十一時になりましたが、政府委員の出席のおそかったために一時間に近い時間的なロスを生じたことは、まことに遺憾と思います。政府委員諸君の精励を要望し、さらに委員長からも、この点については後刻政府委員に厳重要請されんことを希望いたします。  先般の委員会で、去る一月三十日に群馬県相馬ケ原演習場におきまして勃発いたしました、米兵による日本婦人射殺事件に対しまして、政府の所信並びにこれに対する善処方をお尋ねする前に、私は私が調査いたしました概要を申し上げて、委員諸君のこの問題に対する認識をお願いし、ともに委員会としてこの重要問題を御検討願います……

第26回国会 内閣委員会 第3号(1957/02/08、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は質問に入る前に一言委員長に御要望があります。と申しますのは、きのう委員会運営の正常化に関しましていろいろ問題があったのでありますが、その際まことに遺憾なことには、自民党の国会対策委員長並びに議院運営委員長その他責任ある諸君から、――ニュース・カメラマン等を委員会に入れないのは、一昨六日の委員会において茜ケ久保委員が発言するに際して、多数の傍聴人を地元から連れて参り、しかも最後に、閉会後白はち巻、白たすきの諸君をして廊下で万歳を三唱せしめた、こういうことを公式の席上で発表し、さらに倉石国会対策委員長は平河クラブに行ってこの事実を発表し、さらに、本日も十数台のバスに傍聴人を連れ……

第26回国会 内閣委員会 第5号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 岸内閣総理大臣臨時代理、並びに外務大臣はすでに御存じと思いますが、先月三十日群馬県相馬ケ原の米軍基地において起りました一米兵の日本婦人射殺事件に対しまして二、三点に限り、簡明率直に、総理大臣代理並びに外務大臣としてお答えを願いたいと思うのであります。事件の内容についてはすでに御存じと思いますし、内外の非常に大きな注目を浴びまして、今や国際的な問題にまで発展しておりますが、私はこの事件はただ単に一日本婦人が生命を絶ったというだけでなくて、その中にひそむ日米関係の重大な二、三の点を感じるのであります。  そこで第一にお伺いいたしたいのは、岸臨時総理大臣代理並びに外務大臣は、去る施政……

第26回国会 内閣委員会 第7号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 相馬ケ原事件は、いよいよ検察庁に事件が送られましたが、これに付随した、私は特にきょうはなくなられた坂井なかさんの補償と申しますか、賠償と申しますか、こういった点について政府の御所見とこれに対する対策を伺いたいと思うのであります。  その前に一言お尋ねしたいのでありますが、御承知のように相馬ケ原演習場が行政協定の第二条第一項の指定を受けてないということが判明して参ったわけでありますが、このいわゆる指定保留になっておった原因等については、先般ちょっとお伺いしましたが、その後この二条一項の指定のなかったことに対する事後処置を何か政府においてとられましたかどうか。あるいはまた何かこれに……

第26回国会 内閣委員会 第12号(1957/03/01、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 調達庁担当である小瀧国務大臣が今予算委員会で答弁中だそうでありますので、それまで今井長官にお伺いいたします。  先般の相馬ケ原事件のその後の経緯でございますが、二、三日前のラジオを聞いておりますと、アメリカ軍当局は相馬ヶ原における演習に使った実弾射撃の砲弾の破片並びにから薬莢は自今アメリカの所有物と認めて、今までのいわゆるたま拾いを許さぬということを報道しておりましたが、この件に関して何か政府にアメリカ軍当局からそのような連絡があったかどうか、この点を一つお伺いいたします。
【次の発言】 先月の幾日でしたか、七日か八日の当委員会において、大久保国家公安委員長に対しまして、アメリ……

第26回国会 内閣委員会 第14号(1957/03/07、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 小滝国務大臣が見えておりませんが、増原次長がお見えでありますので、去る四日に起りました美保飛行場における自衛隊航空機事故について若干お尋ねしたいと思います。  問題の核心に入る前に、C46が自衛隊にアメリカから譲渡されました当時のいきさつを、簡単に増原次長から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 何機、どのような形で供与されたものか、そうしてこれに対して現在使用している機は幾機か、そういった点についての御説明を願います。
【次の発言】 三十年に三十機供与された飛行機が、二年足らずの期間に稼働する飛行機が十六機と申しますと、あとの十四機は全然稼働してないのでございますが、アメ……

第26回国会 内閣委員会 第17号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 所管が違うのでありますけれども、ちょうど法務省設置法の一部改正が出ましたので、少しお伺いしたいと思います。  それはいろいろありますけれども、特に刑務所関係の看守――昔は看守と申しましたが、今は何と言うかわかりませんが、看守の処遇についてでありよす。自分のことを言って恐縮ですが、私、昭和六、七年ごろ、二、三年刑務所のお世話になりまして、いろいろ感じたことがあったのであります。そのときに私が感じましたことは、看守に対する当時の処遇が非常に悪いということでありました。私どもは未決でありましたが、未決、既決を問わず、刑務所にお世話になっている者に対する看守の取扱いが非常に粗雑で、自分……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 だいぶ質問がございましたので、私がお尋ねしようと思った点も出たようであります。しかし私は定員法というものを見まして――実は世の中に不思議なことがたくさんございますが、現在の定員法を調べてみまして、特に制定当時のいろいろな文献等も引っぱり出して見ておったのでありますが、どうも定員法というものが私にはよく納得がいかぬのであります。従いましてこれは非常に素朴な質問でありますけれども、まず定員法を政府が制定されました理由、根拠というものをもう一ぺんここで簡明にお示しを願いたい。でないと、私があとから触れますいろいろな具体的な問題についての御質問を申し上げる際堂々めぐりをする可能性がある……

第26回国会 内閣委員会 第43号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 実は岸総理がアメリカにいらっしゃる前に、基地の問題について一、二点お伺いを申し上げ、さらに要望したいと思ったのでありますが、岸総理の日程の都合上、当委員会に御出席できませんので、調達庁の担当国務大臣である小滝国務大臣にお尋ねし、さらにその要望を岸総理に小滝国務大臣からお伝え願いたいと思います。  第一点は、昭和三十年四月に、当時の鳩山内閣がアメリカと約束されました立川飛行場ほか四飛行場の問題でありますが、立川は昨年あのような問題を起して、一応現在停頓の形でありますが、調達庁長官から現段階における五つの飛行場の情勢を、ごく簡単に御報告願いたいと思います。

第26回国会 内閣委員会 第44号(1957/09/02、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 岸総理のアメリカ訪問に対して質問する材料がございましたが、同志諸君からだいぶん聞きましたので、私は具体的問題について二、三お伺いしたいと思います。  第一点は、今回の岸総理のアメリカ訪問に関しまして、日米安保条約、行政協定の改訂について、共同声明で一応その一番主張された点は、日米安保合同委員会のできたことでありますが、その際岸総理とアイゼンハワーないしはダレス長官と協議されました過程において日本の防衛力の問題、さらに日米安保条約が結ばれた本質である条約の前段にございますいわゆる日本が戦争に負けて無防備状態になったときに、アメリカは、いわゆる極東を中心とした世界に非常に無謀な軍国……

第26回国会 内閣委員会 第46号(1957/10/08、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 関連して伺いますが、刑事局長の答弁を聞くと、私は絶対納得いきません。これはとんでもないことでありまして、そんなあなたの答弁で、この事件を、今までやってきたようにうやむやにすることは絶対に納得できないことです。あなたの御説明されましたところの、日本が不起訴にした理由やアメリカが無罪にした理由は、全然これは理由になりません。この事件は、私は現地に行きまして下川議員と一緒に詳細な調査をしましたが、もちろん不法侵入はわかります。わかりますけれども、不法侵入した場合には、当然アメリカ側はこれに対して退去の指令をしなくちゃならぬ。退去の指令をした後になおかつ出ないならば、これは不法侵入とし……

第27回国会 内閣委員会 第11号(1957/12/13、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は調達庁と大蔵省にお伺いしたいと思います。最初に調達庁にお伺いしたいのでありますが、最近アメリカ軍の撤退がだいぶ行なわれておるという新聞などの報道でありまして、国民はもうすでに陸上部隊などはほとんど全面的に帰ったのではないかという印象を持っておるようであります。これは私どもが年来主張しておる点でありまして、まことにけっこうなことでありますが、現在までに日本内地の基地から引き揚げた陸上部隊を中心とした部隊の様子と、さらにその人員あるいは引き揚げた地区の状態がわかりましたならば、わかる範囲内において御説明を願いたいと思います。

第28回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 関連して。  お聞きしていますと、何か全部無実の罪で投獄されたように聞くんですが、そういう例があるといっても、どういう理由で日本人を全部そんなに無実の罪、無実の罪で、ソ連が投獄しなければならなかったか。そういう点はどうあなたは考えますか。今お聞きしていますと、ほとんど全部無実の罪で無理やりに投獄せられたように受け取れるのですが、そういうことはおそらくあり得ないと思うのです。そういう例もあったというならば、それはまた別ですが、あなたのお話を聞くと、ほとんど全部無実の罪で投獄させられたように聞くし、また、裁判の仕方も、一方的に、無実の罪をそのまま投獄するためにやったようにとれるので……

第28回国会 大蔵委員会 第7号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 ただいま日本原の具体的な問題で、管財局長の御答弁でありますが、結論としては、まだ認可が出ていませんので、効力を発生しておりませんが、私ども昨年の質問に対する御答弁と、今局長は変らないということをおっしゃったのでありますが、今お話を聞いていると、やはりそれは、私どもは心配する。官庁同士のただ単なる法律上の条文による手続が進んでおれば、それでいいというふうに、あなたの御答弁からうかがえる。私は、そのためにわざわざ十三日にはいろいろな例をあげて、たとえば基地を接収する場合には、地元関係農民などの意向を無視して、町村長とか、あるいは町村議会の議決によって、政府は一応地元の意思によって処……

第28回国会 大蔵委員会 第9号(1958/02/25、27期、日本社会党)

○茜ケ久保重光君 大蔵大臣と防衛庁長官がちようどいらつしやいますので、お二人の前で、ぜひ聞いておきたいと思います。これは大蔵委員会でございますので、国有財産の問題について、大蔵委員会の先輩諸君も聞いておいてもらいたいと思います。今も日本原の問題で、山崎君がいろいろお尋ねしたのでありますが、日本原だけでなく、たびたび申し上げますように、今後返還される日本の基地の事後処理が大きな問題となると思うのであります。現在アメリカが接収している基地は、国有地がおもであります。従って、大蔵省の所管すべき国有地が防衛庁に移管されることも、当然あり得ると思うのでありますけれども、先ほど来問題になっておりますように……

第28回国会 内閣委員会 第11号(1958/03/07、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 だいぶんおそくなりましたけれども、しばらくごしんぼうをお願いいたします。  最初に防衛庁長官に、この間大蔵委員会でちょっとお尋ねしました日本原の演習場の件でありますが、あれはいつからお使いになる予定ですか。お使いになる予定をちょっとお聞きしたいのです。
【次の発言】 お使いになる期間というか、時期もわからぬのに非常に急いで庁舎の建設をされているようでありますが、これは何か理由がありますか、理由があったら一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 管財局長にお尋ねしますが、私先般現地へ行って参りましたが、庁舎が、まだ基礎工事の域を脱しませんけれども、かなり急いで建築をしているよう……

第28回国会 内閣委員会 第16号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 こういう機会でありませんと、皇室関係のことについての質問の機会がなかなかありませんので、この際宮内庁長官に二、三お尋ねしたいと思う。  終戦後すでに十数年を経まして、国民の間には戦前と違った生活態度なり、あるいは考え方が相当落ちついて参りました。そこで皇室におかれましても、国民のそういった変化に呼応して、当然新しい皇室のあり方がだんだん落ちついてきたと思うのであります。しかし最近になりまして一部の国民の中に、ややもすると戦前の姿に逆行の形が出ているかに思えてならぬのであります。それが具体的にいろいろ出ておりますけれども、やはり私は憲法改正の底を流れる一つの思想、さらには最近急に……

第28回国会 内閣委員会 第22号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は岸総理にこの際政治的な御答弁を願いたいと思うのであります。と申しますのは、だいぶ防衛論争が長い間続いて参っておりますが、しかも日本社会党が全面的に反対して参っておりまする中で、警察予備隊ができまして以来今日まで相当大きな増強がなされまして、やや当初の五カ年計画も終末に近づいておるわけであります。私ども終始一貫自衛隊の増強に反対して参ってきておりますにかかわらず、政府の一方的なこういう増強がなされておるのでありますから、従って今私どもが考えますと、もちろん岸内閣もどこまで続きますかわかりませんけれども、社会党の内閣ができるという時期も私は決してそう遠い将来ではないと思います。……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1958/08/11、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 引揚援護局長にお尋ねしたいのですが、聞こうと思ったことは、きょうきた書類に出ておるので、大へんけっこうなことなんですが、受田君もだいぶお尋ねしたり御要望したようですけれども、これは閣議の了承にもなったり、関係閣僚の間でもやっておるが、これは本気でやるのでしょうな。政府は、たびたびこういうことをやってはお題目のままでやらなかったり、だますと言っては語弊があるけれども、非常に期待をされて、期待はいつも水泡に帰して、遺家族の人たちが、何といいますか、悲嘆にくれているような状態であります。最近私のところにもいろいろな人が来まして衷情を訴えられる。私の聞こうとしたことに対して、いろいろと……

第29回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1958/09/26、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 林さんにちょっとお伺いしたいのですが、今お聞きしていると、御主人はソ連から中共の方に回って見えているようですね。普通はソ連から直接日本に帰るのが普通でございますが、そのソ連から中共に回って見えたいきさつと申しますか、どういう理由で中共の方に回ってこられたか。そういう点がわかっておれば、その点を御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 私中共の実情は知らないのですけれども、今林さんの御説明を聞いていますと、何か私は大へん取扱いにあたたかいものを感ずるのです。日本のこういう安定したような実情でありましても、日本の政府並びに政府の指示によって働いている日本の行政機構というものは、なか……

第29回国会 内閣委員会 第7号(1958/07/31、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 今の件に関連しまして、山本委員から占領中の事故に対する問題が出たのでありますが、これは補償という言葉を使っておりますが、補償でないと思うのです。補償であったなら問題がないのです。全然ひどいのは、当時暴行を加えられ、しかもその上に非常なひどい目にあって殺されている日本人が、いわゆる人間的な扱いを受けないで、それこそ動物以下の取扱いを受けた状態が多いのであります。それに対して占領下でありますから、当事者も大部分が泣き寝入り、また何か訴えて出ても、日本の政府はこれに対する何らの手も打たないということで、いい者が慰謝料とでも申しますか、つかみ銭みたいなものをもらっておる。一部の者は何も……

第29回国会 内閣委員会 第8号(1958/08/01、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 事務的なことを二、三簡潔に聞きます。  最初に、加藤防衛局長は先ほど飛鳥田委員の質問に答えた中で、人事局長時代に答えたことと違う答弁があるのです。これはちょっと困るので、御再考を願いたいと思います。というのは、募集に関する件ですが、加藤防衛局長はかつて人事局長の時代に、いつの国会でしたか、聞いたときに、募集人員の五倍以上の応募者がなければ、自衛隊が予期する質のいい採用者を採ることはできないというようなことを言っておる。それと同時に、私は最近ある地方連絡部に行って、実は数字的なデータを基礎にしていろいろ伺ってきたのでありますが、その地方連絡部の御説明でも、いわゆる採用に対して五倍……

第30回国会 社会労働委員会 第7号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 厚生大臣に売春防止法関係のお尋ねをいたします。せっかく売春防止法が施行されまして、いろいろ問題を起しながら現在に至りましたが、どうも最近、巷間、政府はあまり売春防止法の徹底的な遂行に対しては熱意がない、作りは作ったが、これはどうでもいいのだというような態度が多いのです。そういったことが具体的にも出てくるのでありますが、かつては橋本厚生大臣は非常に気骨のある大臣として聞えた方であります。きょうも審議される健康保険その他重要な問題がありますけれども、社会問題として大きな内容を持っておる売春防止法の施行に当っても、ほんとうに熱意をもってこれが所期の目的を貫徹するために全力をあげてやっ……

第30回国会 内閣委員会 第4号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 だいぶ長い間質問がたまっておりますので、お聞きしたいことがだいぶあるのでありますが、まず、こちらも簡潔にお尋ねいたしますから、当局側も一つ単刀直入な御答弁をお願いいたします。  最初長官に一、二御所信を承わりたいのでありますが、その第一点としては、先般のNBC放送記者に対する岸総理の一問一答の中に、私どもがどうも見落してならぬ点は、憲法第九条の改正の点で、本会議のわが党の質問に対しては一応否定するような言辞をおっしゃっておりますけれども、私どものあらゆる調査によりますと、岸総理はどうもはっきり憲法第九条は改定すべきである、憲法第九条の改定ということは戦争放棄の条項でありますから……

第31回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1959/01/30、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 厚生大臣に要望いたしたいのであります。  先ほど、ちょっとここで話したのですが、やはりまだ遺族は、私の夫、子供は生きているんだという希望を持つ者が多いと思うのですが、またこれを非常に喜んで、さっそく手続をする人もあると思うのです。その反面には今言ったように、生存を非常に希望として持っている者もあると思うのですよ。そういった者に対して、事務当局の諸君が、特に末端に入りますと、ややもするとこの法律をたてにする者もございますので、やはり、ただ単なる事務的なことだけでなくて、思いやりのある態度でお接し願いませんと、せっかく親心で作った法律が、逆な面を出すことがございます。これは、厚生当……

第31回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 赤津さんにちょっとお尋ねいたします。お聞きしていますと、大体わかったのでありますが、問題は、残っているお二人がまだ日本の敗戦ということを知らずに残っているのか、しかも自分ががんばっていることが、何かアメリカに対して、先ほどおっしゃったように自分たちががんばっておればアメリカ兵も残るんだということをおっしゃったようですが、そういった意味で、あくまでも抵抗するという気持でおられるのか。さらに、敗戦は知っていらっしゃるが、ただ自分たちが出ていくと殺されるか、あるいは何か非常に危害を加えられる、殺されるならこのようにしてがんばっておった方がいいということであるのか、その間の事情がよくわ……

第31回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 今の御報告を聞いておると、先般現地のたまが日本に送られて鑑定したということがあるのでありますが、その鑑定の結果について、わかりましたら御報告願います。
【次の発言】 ただいま説明になられましたたま、それはいつの日づけのころの事件のたまでしたか。
【次の発言】 ただいまの外務省がお調べになった三月十三日の事件、それを聞いておりますと、たまは、やはり銃声等から見て、日本のかって陸軍が使った三八式の歩兵銃ではないという判定ができておるということであります。その中で聞いておりますと、相当多数の発砲を相手がしておるのですね。それと、先ほどの報告の水牛に入ったたまでありますが、これは大体今……

第31回国会 内閣委員会 第3号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 防衛関係で質問がありますが、一応大蔵省に関連質問を一つだけしておきます。これは具体的な問題でありますが、実は私どもの群馬県の前橋市に、かつてアメリカ軍が長い間使っておりました旧中島飛行機関係の敷地、建物があるのであります。これを市当局並びに市民は、いわゆる工場誘致の大きな希望として今日まで各方面に陳情なり運動をしたのでありますが、幸い西武鉄道が車両工場に使うということで、市並びに市民も非常に喜んでおったのでございます。最近どうもそういったことが立ち消えになる可能性が出てきたというので、二十万市民は非常に落胆をしておったのでありますが、さらに最近大蔵省にただしましたところ、そうい……

第31回国会 内閣委員会 第5号(1959/02/06、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 防衛庁長官に簡単な質問をいたしますが、一つ端的な御答弁を願いたいと思います。もちろん現在の自衛隊の中で自衛隊の専門家というものはないわけであります。どなたがおなりになりましてもしろうとでありますが、しかし防衛庁の長官として、国の防衛を担当するということになりますならば、いろいろと御研究もしておることでありましょうし、それぞれ防衛に対する御信念もあろうと思います。伊能長官は、現在自衛隊には陸海空がございますし、さらにその中でいろいろ分化されておりますが、航空自衛隊における飛行基地というものは、どういう条件がそろった場合にほんとうに飛行基地としての面目を発揮していくものであるか、た……

第31回国会 内閣委員会 第6号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 関連して。総理に一言だけお伺いしたいと思います。岸総理は昔の天皇と同じ権力を持っていらっしゃる。これは三軍の統率者であります。各省についてはそれぞれ各省大臣がおりますが、防衛庁限りにおいては防衛庁長官がおりますけれども、あなたが最高の責任者であります。従いまして自衛隊に関する件は、もちろん伊能防衛庁長官が責任を負いますけれども、さらにあなたは直接の責任を負うておる。そこでそういう立場からお伺いしたいのですが、あなたも茨城県の百里原の飛行場の問題を御承知だと思うのです。一昨々日町長のリコールの問題もございました。今百里原でああいう重大な問題を起しておりますが、その原因が百里原の第……

第31回国会 内閣委員会 第14号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 ちょっと関連して質問させていただきます。受田君の質問に対する政務次官と官房長の答弁の中で重大な問題があると思う。これは私は議員としても国会としても軽々にはいかぬと思うのです。従って今受田君の言ったように、長官と岸総理に出てもらって究明すべき点があるのです。それはそれとして内閣委員会では自治庁に対し質問をする機会がなかなかないので、こういった法案が出たときでなければできません。先ほどから政務次官と官房長の答弁を聞いておりますと、いかにも日本の自治制度が整備されて首長の公選はもちろん、相当自治体としての独自的な活動ができるような答弁でありますけれども、私の経験からいたしますと、それ……

第31回国会 内閣委員会 第15号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 八木君の質問で私のお尋ねしようとした点にだいぶ触れられたようでありますが、二、三お聞きしたいのは、日本の民主化と申しますか、そういうものがやや進んでおります過程において、最近いろいろな方面から逆コースの点が出ておることを感ずるのであります。そういった意味で、いわゆる皇居造営ということが持ち上った機会に、やはり天皇一家の立場から考えることも必要でありましょうけれども、天皇一家と国民の関係から、国民の生活並びに国民の感情といった点からも、この際やはり考えておく必要があるのじゃないかと思います。私も先般ちょっと皇居の中を拝見したのでありますが、非常に由緒ある江戸城のなごりもある反面、……

第31回国会 内閣委員会 第24号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 具体的な問題について一、二お伺いいたします。国有財産第二課長にお伺いしたいのですが、最近だいぶアメリカ軍の施設が返還されまして、地元ではかって民有地であったり、民間の施設であったものが、それぞれ旧軍に接収されたりあるいは終戦後の財産整理の関係で、税金の対象として国に所有権が移ったり、あるいはまたアメリカ軍が進駐して接収したというような形で、かつての民有地であったり民有施設であったものが、現在は国有に変っておるというものがたくさんあるわけです。それがたまたまアメリカ軍の撤退によって、いわゆる国に返還されつつあるわけでありますが、かつて民有地ないし民有施設であったものに対しては、地……

第31回国会 内閣委員会 第28号(1959/04/07、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 農地被買収者問題調査会でありますが、政府の提案を聞いておりますと、今非常に問題になっております旧地主諸君の団体としまして農地解放による被買収農地の国家補償を要求しておる。これはいろいろな問題を含んでおりますが、もちろん中には旧地主の諸君に対して同情すべきものもないとは言えません。けれども旧地主諸君が主張するように、国がこれを莫大な費用を投じて補償しなくちゃならぬという理由も絶対容認できない点があるのです。この法案を見てみますと、政府の提案理由によると、何か非常に苦しい理由をつけておられるようでありますが、やはり何と申しましても、これは旧地主連盟の諸君の強い要求に政府が負けて、何……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 神田委員の林野庁関係の質問に関連して、一言だけお伺いします。  神田委員の御質問の要点は、随契ないし特売に関して特殊な業者に非常な利益を与える、従って、いかぬという質問でありました。その通りであります。林野庁長官も申しましたように、特売の中には、付近の住民と申しますか、いわゆる零細業者を一応育成するという意味もありまして、一がいに否定はできないわけでございます。ただ、私どもが心配するのは、そういったいわゆる林野庁長官が答弁をしたような山林の付近の零細業者を助けるという名目で、これが特売ないしは随契をすることの一つの理由になって、裏でいわゆる特殊な業者ないしは大企業家に非常に莫大……

第31回国会 農林水産委員会 第29号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 簡単なことでございますが、食糧検査について一、二点お伺いしたいと思います。  それは、米麦検査の場所のことでございます。実は、単作地帯ですとそうでもないのですが、二毛作地帯の農村を回って参りますと、非常に苦情を言ってくるのであります。検査場所は非常に限定されまして、たった三炭か三俵の米麦を検査してもらうのに終日かかった、従って、これでは困るので、何とか、現在の検査方法ではなくて、検査の場所をふやしていただいて、もう少し農民の手を省かせてもらいたい、こういう声を非常に聞くのであります。反面、食糧事務所等に参りますと、今度はまた、定員等の関係もありまして、なかなか手不足で、そういう……

第31回国会 文教委員会 第1号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 特に群馬県の問題について文部大臣と警察庁に対しまして端的にお伺いしますから、簡単明瞭な御答弁をお願いしたいと思います。  もう新聞や報告等で御承知と思うのでありますが、群馬県におきましても勤評問題を契機に非常な混乱が起っております。そういった中で私考えるのでありますが、文部大臣が岸内閣の一面の重大な任務を帯びて文部行政に当っていらっしゃるのでありますが、勤評問題が起って以来今日まで約一年近い間、当委員会における文部大臣としての答弁並びに外部に向ってのいろいろな発表等を伺っておりますと、非常に自信と確信を持って勤評問題の解決と申しますか、勤評実施について強い態度で臨んでいらっしゃ……

第32回国会 内閣委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は質問をする前に、委員長に要望したいのです。見ますと、自民党の議員がただ一人しかいない。私はやはり閉会中の審議の場合でも、与党の議員が不勉強のために定数を欠いているのは困ると思う。委員会の運営上もいかぬし、国会に対する信頼等の点に関しても、はなはだ遺憾であります。これはきょうだけではありませんけれども、今後委員長は、委員会の運営上特に与党の委員の御出席を督励され、少くとも定数を割らない程度の委員の御出席方についてぜひ御協力願いたい、こう思うのであります。以上御要望申し上げまして、質問に入りますが、最初に調達庁長官に、大泉キャンプの返還が予定されておるようでありますが、これが現……

第33回国会 建設委員会 第3号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 沼田ダムの問題に関連しましてお尋ねしたいのでありますが、ただいま聞いておりますと、産業計画会議の出しました案は、政府としては関知しないということであります。それは、一応形式的にはそうであろうと思います。しかし、形式的には産業計画会議の案が政府とは関係ないと申しましても、ちょっと書類によって見ますと、池田勇人通産大臣とか━━━━━━とか、こういうような与党、政府の首脳者がこの会議の重要な構成メンバーになっておる。そうしますと、━━━や池田氏が大臣という立場で入っていませんでも、これを受ける側からいたしますと、この産業計画会議というものは、政府と密接不可分な関係があるということを理……

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/08、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 最初に調達庁長官にお伺いしたいのです。これは去る十二月一日に太田市におきまして米軍の飛行機から中型ジープが落ちて参りまして、しかも中学校のすぐそばに落ちて、かなりの農地その他に被害を起こした事件でありますが、この件は三日後参議院の内閣委員会で同志伊藤議員から質問をしてあるはずであります。この件に対しまして、伊藤議員の質問によって当局はどのような処置をされましたか、さらにアメリカ軍に対して何らかの折衝をされ、アメリカ軍からこれに対していかような回答がありましたか、この点をちょっとお伺いしたいのであります。
【次の発言】 それはアメリカ軍から正式に日本政府に対して通告されました事故……

第34回国会 農林水産委員会 第12号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 この法案に別に異論があったりするわけじゃないのですが、この際少しお伺いをしておきたいと思う点が、二、三ありますので、一つ経済局長にお尋ねするのであります。まあ、私ども農村を回りまして常に感じますことは、どなたも御承知でありますが、金融面で非常に農民が苦しんでいるという点であります。政府が出資をしまして農林中央金庫あるいはこの農林漁業金融公庫等がありますけれども、どうも実際、これはほとんど組合等を対象にしております関係で、一般の特に小さい経営体である農民の諸君が金融機関から締め出しを食いましてどうにもならぬという実態があるのであります。経済局長は、現在の農村のそういった実態に対し……

第34回国会 農林水産委員会 第22号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 なるべく簡単にいたします。  今まで三法案についての各委員の質問を聞き、さらに政府側の答弁を聞いておりまして私端的に感じますことは、もちろん、今度の三法案、特に条件緩和の法案等を見ると、前よりはいいわけです。けれども、これで現在以上にいろいろな面で苦境に立っておる開拓者がいかほどでも将来に明るい希望を持てることになるかというと、とてもそういうことはできないと思う。答弁を聞いても、農林省としてもこれでいいとは思っていないようでありますけれども、私に言わせると、いいどころか、こういうことでもしも政府が現在を当面の開拓者の苦境に対して糊塗するようなことがあっては大へんだと思う。従いま……

第35回国会 農林水産委員会 第3号(1960/08/12、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 農林大臣に簡単に御質問しますが、聞きますと農林大臣は非常に米の豊作を言われておるのですが、北関東に限ってかなりな旱魃がありまして、非常な苦しいところが出ておるのです。これについても農林大臣何か閣議では特別な考慮をしたいという発言でありますが、しかし農林省の事務当局はやはりいろんな法律関係で、大臣の政治的な考慮もややもすると実際的な効果を上げないという実情です。おそらく各関係府県から数字をあげて陳情は出ておりますし、また続続陳情が出てくる。全国的な豊作はけっこうですが、その豊作だけに、旱魃を受けた農民は非常な苦しみを受けておりますので、一つぜひこの際きょうの閣議における農林大臣の……

第35回国会 農林水産委員会 第4号(1960/09/01、28期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 農林大臣に二、三点お伺いします。  先国会は非常に変則でありまして、当委員会もあまり法案を上げなかったのですが、開拓三法と養鶏振興法が上がったわけであります。そこで全国四百万に達する養鶏農家は非常に喜んでおります。ところが、通りました養鶏振興法も、いわゆる名の通り、ただ養鶏というものがどういう形でも盛んになればいいのか、あるいは非常な零細農家が現金収入の道としてしし営々として行なう、いわゆる副業的な農家の養鶏を振興させるのか、この点がどうも現段階においては養鶏農家の諸君にぴんとこない。そこで、この養鶏振興方というものは、どういう点を着眼点として作られたものであるか、この点を一つ……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 地方行政委員会 第3号(1963/12/13、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 関連して。自治大臣は、国家公安委員長として一言聞いてください。  それは、私は従来警察官の待遇改善について所見を持っておりますが、日本の警察官が非常に昔の軍隊式の訓練を受けて、上級者の命令その他には非常に従順に服してまいりますが、その反面、いわゆる戦後二十年近い今日、民主警察ということばは多分にありながら、なおかつ一般の国民大衆との関連においてはかなり昔型の性格があらわれておる。これにはいろいろ原因がありましょうが、私はやはりその一面としては非常に給与が悪いと思う。これはいわゆる国家公務員とか、地方公務員との関係でいろいろな制約もありましょうが、私は警察官は特別な給与規定を設け……

第46回国会 議院運営委員会 第2号(1964/01/21、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は、これは社会党の代議士会でも発言したのですが、議院の品位に関する件、皆さんも国会の正常化等についてだいぶ議論がありましたが、私はその一環として、総理大臣の施政方針演説と同時に、これに対する野党第一党の第一質問者に対するやじ妨害をやめてもらいたい。これは、私がかつて数年前の国会で提唱して、鈴木委員長時代に二回ほどやったことがあります。とにかく総理大臣の演説に対しては、野党もやじをしない、妨害をしないと同時に、与党も野党第一党の第一質問者の質問に対しては傾聴するという習慣をつけてもらいたいと思う。私は社会党の国対へも申し入れて、社会党の代議士会では一応その話があるそうですか、自……

第46回国会 議院運営委員会 第4号(1964/01/24、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は、きのうの事態は、衆議院もちょっと反省すべき点があると思う。というのは、参議院が佐々木君の言う一院、二院のことをいままでちゃんとしておったなら別です。私どもは佐々木君の意見に同調すべき点もありますが、しかし、それはそれとして、今日までいわゆる運営は、大体衆議院、参議院が対等の立場できたと思う。したがって、参議院には参議院の言い分があると思うのです。したがって、きのうの場合には、衆議院で一時からやる、参議院は三時からやるという公報が出ておりました。そうしますと、一応参議院が三時からの開会を公報に出す以上は、衆議院の議員にも全部公報は来ておりますから、参議院は三時にはやると思う……

第46回国会 議院運営委員会 第13号(1964/03/13、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 人事院総裁、この申請ですね。これはどこかの次官がおっしゃったように、会社側からくれというケースが多いのか。逆に、官庁側からとってもらいたい。これは一応形式的にはおそらく会社のほうから言ってくるのでしょうが、しかし事実は官庁側でこういうのはどうだというのもあると思うのです。これについて、あなた御承知かどうか。その比率はどうなっているか。
【次の発言】 そこで、端的にいえば、官庁から会社にコネをつけていったほうが多いか。それと同時に、会社側からお願いにくるというのですか、佐藤総裁のお話を聞いていると、在職中に認可、許可あるいは契約等の具体的な事実がなかったということを盛んにおっしゃ……

第46回国会 議院運営委員会 第40号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 いままできまらぬことには、やはり人選に無理があったと思う。したがって、私は、政府もいままでいろいろ尽力されましたが、やはりこういう重大な人事については、かりに反対があれば、政府はお出しになっても引っ込めて、反対のないような人選をする努力もしてもらいたいと思う。いままでの例を見ますと、いま佐々木君の言じゃないが、かなり無理な人事もあると思うのです。国民の側から見ると、非常に不審の点もありますので、こういうことを契機に、お急ぎになることはけっこうですが、同時に、政府自体も無理な人事をしないように配慮していただきたい。われわれも喜んででなくても、やはり了解のいくような人事をお願いした……

第46回国会 内閣委員会 第2号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 防衛庁長官にこの提案に関連をしまして二、三お伺いいたします。  それはすでに御承知のことでございますが、太田小泉飛行場の返還の問題が、十年来の懸案として地元から非常に熱望され、また私もかつてこの委員会でたびたび歴代の防衛庁長官に実はこの点を要求し、返還方に対する協力をお願いしてまいったのでございますが、いまだにその実が上がっていない。先般も参議院でこの件が議題となったようでございますが、現時点における防衛庁当局の米軍当局に対する折衝の経過並びに現時点におけるこれに対するアメリカ軍当局の最後的な態度、これについてひとつ御説明願います。

第46回国会 内閣委員会 第9号(1964/03/13、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 いま稻村委員から発言のございました典範について最初にお伺いいたしますが、それは憲法にもありますように、皇室典範は、昭和二十二年国会で一応きまったのでございますから、国会にもその責任はありますが、問題は、いま宇佐美長官のお答えの中にもありますように、男系が望ましいということでございますけれども、では、いまの皇室における女子の皇族は、いわゆる男子よりも劣るという見解をお持ちなのですか。男子は皇位をとれるけれども、女子はとれぬ、そこにはやはり何か遺伝学的な問題があるのか、あるいは女子には天皇になる能力がないのか、そういう観点からあなたは男子が望ましいという話なのか。少なくとも最近の日……

第46回国会 内閣委員会 第21号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は、端的に防衛庁長官に二、三点お伺いします。  先ほどから質問が続いておりますし、きのうの本会議でも三党が質問したわけでありますが、だれも今度の事件に対して遺憾の意を表しておりますし、再度こういうことがあってはいかぬということを言っております。そこで防衛庁長官は、今後こういった事態が起こらないという確証と自信をお持ちになっているかどうか、この点をひとつお伺いをしておきたい。
【次の発言】 起こらないように期待され、絶無を期したいということはわかりますけれども、いまも石橋委員の指摘したように、三十三年以来かなりの被害を与える墜落事故が相当にございます。最近もございました。となり……

第46回国会 内閣委員会 第28号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 なかなか厚生大臣も当委員会においで願うのもたびたび機会がありませんので、設置法と直接関連ございませんが、一、二この際、厚生大臣に厚生行政についての御所見をお伺いしたいと思います。  その第一点は、ライシャワー襲撃事件に関連して、現在政府は精神衛生法の改正を意図されておるやにお聞きするのであります。もちろんライシャワー事件というあの事件は、不祥事には違いありませんし、国民としても遺憾の意を表しておることは当然であります。ただしかし、精神障害者のたくさんある中で、一少年が、それも精神病者としてこれをきめつけるにはたしてふさわしい状態であるかどうかということも、かなり問題があるやに聞……

第46回国会 内閣委員会 第39号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 ただいまの質問と角度を変えてお聞きしたいのでありますが、保護局長はおられますね――現在保護司と称する人は、何人おられますか。
【次の発言】 現在日本の社会情勢がだいぶ安定はしてまいりましたけれども、かなり少年の犯罪が激増していますし、さらに成年の犯罪も決して減っておりません。いわゆる経済的な安定の反面に、非常にそういったいわゆる犯罪の増加もございます。そういったことに対するいろいろな施策があるわけでございます。私の承知している範囲では、そういったものに対する対処の方法がかなりありますが、その中で保護司と称する皆さん方が、何と申しますか、経済的な報酬等については何ら意に介しないで……

第46回国会 内閣委員会 第46号(1964/06/18、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 総理府長官にお伺いしたいのでございますが、何か与野党の理事の諸君の非常な御努力で、だいぶ議事が進展しまして、きょうは大体議案が上がるような状態でございますが、上がるにしましても、やはり一応お尋ねすべき点はお尋ねしませんと、われわれとしても議員としての責任がございますので、以下若干お尋ねをするわけでございますが、特に賞勲部を賞勲局に昇格する問題について、私は質問したいと思います。  私は、議案をいただきまして、その説明書を読んでみましたが、この際賞勲部という部を局に格上げしなければならぬその理由は、私は何べん考えてみても、何回読んでみても、ぴんとこないのです。したがって、説明はご……

第46回国会 内閣委員会 第48号(1964/06/22、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 石橋委員から本質的な質問がございまして、長官も幕僚諸君も非常に頭が熱いでしょうが、私は、ごく具体的な局地的な問題を二、三質問したいと思います。質問したいことはたくさんありますが、時間もありませんし、ほかの優秀な委員諸君がいろいろと質問したいと通告しておりますので、端的にお聞きしますが、これは長官、私は速記録を持ってきたのですが、二月二十日の当委員会で、従来の懸案である太田小泉飛行場の返還について質問し、お願いしたのでありますが、それ以来ちょうど四カ月たっておりますが、その間、太田小泉飛行場の返還について、いつ、どのような折衝をされ、米軍からどういう返事が来ておるのか、その点、ひ……

第48回国会 地方行政委員会 第25号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 群馬県の沼田市で起こりました教職員に対する不当懲戒処分につきまして自治大臣の御見解を承り、さらにこれが解決に対して適当な御処置を要請したいと思うのであります。  事件は、沼田市の県立沼田女子高等学校の松本泰三という先生が、団体交渉の席上で校長先生や教頭の先生に暴行を加えたということによっていきなり懲戒免職にされた。一見小さい問題のようではございますけれども、現在のいわゆる労働運動の、労働問題の過程において、当局者と労働組合との問がILOの問題等に関連といいますか、非常に変則的な形を出しております現在、非常に私はやはり全般的な全国的な問題に関連があると思いますので、実はあえてこの……

第48回国会 内閣委員会 第8号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 いろいろと法務省関係でお聞きしたいことがあるのでございますが、本日は少年院関係のことに限定をして、少し御質問をしたいと思うのであります。おそらくこの問題は、法務委員会でも、また当委員会ないしは予算の分科会等でも、最近の非行少年の問題として、いろいろな観点から質疑なり、あるいは法務省、文部省その他の関係当局の御説明等もあったかと思うのでありますが、私ども内閣委員会としては、設置法の関連以外にこうした点について御質問を申し上げたり、御意見を聞く機会がありませんので、あるいは他の委員会なり他の場所と重複する点もあろうかと思いますが、ひとつその点は御了承の上、簡潔に御答弁願いたいと思う……

第48回国会 内閣委員会 第27号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 簡単に二、三の点についてお尋ねしたいと思います。  質問に入る前に、外務省関係の在外駐在職員がかなり多数にのぼっておると思いますが、現在、大公使館ないしは領事館その他の在外公館に在職する人員は何名であり、その在住する職員のうち、世帯を在外公館の所在地に持っている職員は大体何名であるか、事務当局でけっこうですから、ひとつ……。
【次の発言】 世帯持ちであって、在外勤務者の中で約二〇%が家族を勤務地に持っていないという状況でありますが、その二〇%の諸君のいわゆる在勤地に家族を同伴していない理由が、もし判明しておりますならば、御説明願いたい。

第48回国会 内閣委員会 第36号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 宇佐美長官にお出かけを願ったのは、宇佐美長官はかつては政府委員として当委員会にずっと御出席をしておられたと記憶するのでありますが、いかがでありますか。
【次の発言】 あなたが長官になられて以来は、一度も政府委員として当委員会ないしは国会に出たことはないと、こういうのですか。
【次の発言】 皇室関係の、たとえば今度の皇室経済法ないしは施行法、その他かつては新しい宮殿の造営等に関するかなり重要な問題を論議するのでございますが、そういった場合に、長官が政府委員とならないで、次長をして政府委員とされている理由をお聞きしたいと思うのです。

第48回国会 内閣委員会 第41号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 建設省設置法があがります前に、道路行政について若干質問したいと思います。  ただいま日本における一級、二級国道の総延長距離とその舖装の実態を、おわかりになればお示しを願いたい。もし資料がなければあとからでもけっこうですが、ありましたらここで。もしなければあとでけっこうです。
【次の発言】 最近、だいぶ国内の国道の舗装が進行いたしまして、あらゆる面で非常にけっこうと思うのでありますが、私がここで指摘したいのは、国道がかなり整備され、舗装も進行する中で、その国道を利用する産業の開発なり、あるいはこれを利用する、特に自動車を利用する諸君のために、すばらしい状態が実現しておりますけれど……

第48回国会 内閣委員会 第48号(1965/06/02、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 閉会になりましたあとで質問するのもどうかと思ったのですが、開会中は終末の社会党、自民党の関係で防衛関係の質疑ができませんでしたので、実は各委員の先生方にまことに申しわけありませんが、閉会のあとで質問することとなったのであります。御了承願います。  問題はごく簡単でありまして、私からいろいろと申し上げるまでも一なく、施設庁長官は十二分に御承知のところであります。群馬県の太田小泉飛行場返還に関する件でございまして、今国会冒頭の二月二十六日の予算第二分科会で、小泉防衛庁長官はじめ政府委員の皆さんに、十年来の懸案として太田小泉飛行場の返還に関する質問というよりも、現地の太田市民ないしは……

第49回国会 内閣委員会 第2号(1965/08/03、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 時間もありませんので簡潔に質問したいと思いますが、その点も含んで御答弁をお願い申し上げます。  きょうは何か参議院の関係で大臣がお見えになっておりませんが、大臣がお見えになっても、前の大臣とかわりましたので……。先般の四十八国会における予算分科会の際に、二月の二十三日でありますが、沼田ダムの件に関して御質問申し上げたわけであります。その際、小山建設大臣も河川局長も、いまのところ沼田ダムに関しては政府としては建設するという方針はないという確答を得まして、一時非常に不安定な気持ちでおりました関係で、この地区の皆さんもほっと胸をなでおろしたような状態にあったのでありますが、この点につ……

第51回国会 議院運営委員会 第40号(1966/05/17、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 四十日という日にちを議長がおきめになった根拠について、議長からはっきりしていただきたい。
【次の発言】 これも懇談会の席上らしいのでありますが、先ほど私どもは一応代議士会で報告を受けたものですから、そのままなんですが、いま西村委員がおっしゃったように、自民党は三十五日まで譲歩された、社会党は三十三日、さっき三十四日と議長がおっしゃったら、自民党さんが一日で折れなかった、そういうことを聞いているのですが、そうしますと、議長も一応三十四日までの考えをお持ちになったのですから、おそらくそのときには議長は、三十五日なら、いまおっしゃったように、残った議案を衆参合わせて審議できる御自信が……

第51回国会 建設委員会 第13号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 だいぶ時間がずれてまいりましたので、委員の皆さんも政府委員もかなりお疲れと思いますが、かなり緊急な要素を含んだ問題でありますので、しばらく時間をおかりして質問をしたいと思うのであります。  きょうの質問にあたりまして、田村委員長はじめ与野党の理事諸君の非常な御好意によりまして、この問題について質疑ができることを非常に感謝しております。また今後とも時を見ておじゃましたいと思いますので、ぜひひとつ委員長はじめ理事諸君の御協力をお願いしたいと存じます。  先般の、ちょうど一カ月になりますが、二月二十四日の予算分科会における私の質問に対して、瀬戸山建設大臣から、いわゆる長い間の問題点で……

第51回国会 建設委員会 第32号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 前にも幾度かお尋ねをしたいわゆる沼田ダムの件についてでございますが、最初に、建設委員会の田村委員長ほか各理事、委員諸君の非常な御協力により、たびたび質問許可をいただきましたことに対しまして、ありがとうございますと深甚の敬意を表します。  国会もいよいよ会期末になりましたし、国会が終わりますと、政府のそのときどきの問題点について直接お尋ねしたり、あるいは御注意を勧告したりする機会もなくなりますし、また近く内閣改造等もあるやに仄聞いたします関係で、瀬戸山大臣が御在任中に一応のこちらとしてはめどをつけたいと思っております。さらにまた、政治の要請はもちろん経済的に国民の生活を安定させ、……

第51回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 実は私、七日のひょう害の点について、きのう現地に行って調査をしたのでございますが、非常にひどいですね。特に群馬県側のここにあります伊勢崎市と左波郡、これは埼玉県に境している土地でして、特に佐波郡の境町という地区は、利根川をはさんで相接しており、特に境町の島村というところは、これは完全に埼玉県に続いているところなんです。そこをずっと調査してまいりましたが、これはもう激甚というか、全滅状況ですね。私もずいぶんひょう害の調査に参りましたが、これほど激しいのは初めて見ました。ここに写真がありますから、後ほど見てもらいますが、もう壊滅になっておるのですね。ところが問題は、いまこの表を見ま……

第51回国会 内閣委員会 第34号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 基地周辺の整備法が出ているわけでありますが、いまも大出委員が最後におっしゃったように、私どもは安保の存在を否定しておりますし、さらには自衛隊についても、憲法違反の違憲的な存在であるからこれを認めないという立場をとっているわけであります。しかし、現実にアメリカ軍の基地が存在し、自衛隊が次々に拡張されまして、今日現存しているという事実も、否定できぬわけです。したがって、そういう立場から、この基地周辺の整備法に対する論議もしていくわけですが、私は私の都合がありまして時間がありませんので、整備法に対する質問は一応保留しまして、防衛庁長官に、十年来の懸案であります群馬県の太田小泉飛行場の……

第51回国会 内閣委員会 第49号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 なかなか総理に御質問する機会もありませんし、今国会もあとわずかであります。予算委員会もついに開会ができないようでありますので、防衛問題に関連して、一、二政治的な質問をしたいと思います。  今会期もあと余すところ数日でありますが、いま問題になっております防衛二法も、私どもの判断によりますと、なかなか今国会では成立は容易でない。したがいまして、ほかにもかなり重要案件が残っておるようでございますが、この国会の推移によって、総理は秋あたり臨時国会の召集をお考えになっていますか、それが第一点。  第二点は、小選挙区制を中心とした選挙制度審議会の議論がかなり煮詰まってまいりまして、近くその……

第51回国会 文教委員会 第18号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 私は、文部大臣に基本的な点についてお尋ねしたい点が若干あるのでございますが、現在参議院の本会議にいらっしゃるそうで、この点は最後にまたお尋ねしたいと思います。  宗教関係のことにつきまして、宗教法人法との関連において少し聞きたいのでありますが、戦後新憲法で信教の自由が保障され、政教分離といったような形で今日まで国が宗教に対してあまり関与しないでまいったことは、まあまあそれなりにけっこうだと思います。しかし、それはそれとして、宗教が宗教行事を行なったり、いろいろと問題点を内包しているのでございますが、今日、文部省は宗教行事に対して基本的な立場としてはどういう立場をおとりになってお……

第51回国会 文教委員会 第22号(1966/05/11、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 先般の当委員会で宗教法人法に関して質問を行なったのでありますが、文部大臣の御都合で時間がなくて、あまり突っ込んだ質問ができなかったので、きょうはまた特にお許しを得て文部大臣に対しまして若干の質問をし、現在の国の宗教に対する基本的な考え方、ひいては私が今日まで具体的な問題と取っ組んでまいりました経緯から、宗教法人法というものは、検討すればするほど、どうも不可解というか、あるいは悪いことばでざる法というか、そういう感じがしてなりませんので、この際、文部省と申しますか、政府が真剣な検討をされまして、宗教法人法に対する改正と申しますか、そういった方向へ進んでいただくことが望ましいという……

第52回国会 建設委員会 第5号(1966/11/29、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 建設大臣にお伺いするのでありますが、橋本建設大臣は前に建設大臣をされまして今後二度目であります。そんなわけで、おそらくこれから私が質問申し上げる沼田ダムの件については十分の御認識とそれに対する大臣としての御所見があろうかと思うのであります。  沼田ダムの問題は、私の調査によりますと大正年間からダム屋さんといわれるいわゆるダム建設の専門家がすでに考えていたようであります。これが具体化しかかったのは、戦後相次いで起こりましたキャスリン台風とかキティ台風による利根川のはんらんがこれを具体化する一つのきっかけになったようでありますけれども、そのときには一応計画が内面的になされただけで表……

第52回国会 内閣委員会 第3号(1966/10/13、30期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 四国班の国政調査の結果を御報告申し上げます。  四国班は、湊徹郎、茜ヶ久保重光、米内山義一郎の三委員で構成し、八月二十二日より二十七日まで六日間の日程で、行政機構並びにその運営、自衛隊及び公務員制度の実情調査をおもな目的として、人事院四国事務局、四国管区行政監察局、運輸省四国海運局松山支局、林野庁高知営林局、気象庁室戸岬測候所、水産庁南海区水産研究所、海上自衛隊第三航空群等をそれぞれ視察してまいりました。  これら調査内容の詳細につきましては、時間の関係上、委員長の手元に提出いたしました報告書を委員長において会議録に掲載されるようお取り計らい願い、それによって御一覧をいただくこ……


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1955/07/25、27期、日本社会党(左))

○茜ケ久保委員 私、下村公述人にお伺いしたいのでありますが、私どもはもちろんこの国防会議設置に根本的には反対でありますが、一応ここに議題となっておりますので質問しますが、私はこの国防会議が、日本のいわゆる自衛隊あるいは防衛庁の自主的な一つの検討から生まれたものでなく、むしろアメリカ等の大きな示唆によって、むしろアメリカ等の要請によって生まれたものであるというように考えておりますが、下村公述人は元の陸軍の最高責任者として、かつての第二次世界大戦の日本側の責任をとっておられた方でありますが、私は今回のこの国防会議の設置が今申しますように、日本自体のいわゆる自主的な必要性から生まれたというよりも、ア……

第24回国会 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第2号(1956/07/13、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 外務大臣に沖繩の問題について御質問いたしますが、一つ簡明率直にお聞きしますから、外務大臣もどうか簡単なはっきりした御答弁を願いたいと思います。いつもどうも外務大臣の御答弁は何か長過ぎて要点がぼけていますから、一つそんなことのないようにお願いします。  第一点は、この沖繩のいわゆる追加接収の問題並びに沖繩島民八十万が血の出るような叫びによって四原則を決定いたしましたあとの、アメリカ当局に対する折衝の経過並びにそれに対するアメリカ側の回答、さらにきのう外務大臣がアリソン・アメリカ大使とこの件についてお会いになっておるようであります。新聞発表を見ますと、何か非常に好転するかのような新……

第24回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○茜ケ久保委員 神川先生に質問を予定しておりましたが、お帰りになりましたので、その点はやむを得ませんが、一つ二つだけ中村先生でも戒能先生でもけっこうでございますが、お聞きしたいと思います。それは、ただいま本会議の緊急質問でも問題になったのでありますが、鳩山首相は、本委員会やその他の会合において、たびたびこういうことをおっしゃっているのであります。自衛隊は、自衛隊法ができる前は憲法第九条に違反しているというふうに考えておったが、一度自衛隊法が制定された以上は、自衛隊法によって認められたのだから、従って憲法には違反しない、こういうことをおっしゃるのです。それで、ただいま本会議場で同僚の佐竹晴記君が……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 宮内庁長官は見えませんが、次長に宮内庁の皇室予算について一、二お尋ねしたいと思います。今まで国会であまり皇室予算には質問なかったようでありますが、私はやはり国民の負担によってなされる皇室関係のことについても、国会でいろいろと論議すべきだと思うのであります。ということは、決して皇室に対してどうというのでなくて、いわゆる神格化された戦前の皇室が国民の中に溶け込んで、今後国民とともに生々発展しなくちゃならぬという今日の立場から、やはり国民に皇室のいろいろな内部の事情等もある程度判明することの方が、国民と天皇家とがあたたかく、しかも血のつながりを持ってくるゆえんだと思います。従いまし……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 衆議院におりながら、衆議院内部のことはなかなかわれわれ質問ができませんので、この機会にぜひお伺いしたいと思います。それは職員の待遇の問題でございます。もちろん国会の職員も公務員でありますし、公務員の規格に入るのでありましょうけれども、私が衆議院に参りまして感じますことは、一般の職員はさておき、一番ひどいと思われるのは、自動車の運転手であります。たくさんの運転手がおりまして、われわれに非常に奉仕をしてくれますが、伺いますと、こういった諸君の処遇は、給与の面は別として、身分的に非常に悪い。さらに多くの用人の諸君がおりますが、こういった者は何年勤めても一向身分はきまらないという不満……

第34回国会 農林水産委員会農業法人等に関する調査小委員会 第1号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○茜ケ久保小委員 私は当委員会は初めてなんで、あるいは前国会の小委員会等で質疑があったかと思うのでありますが、一つその点はないものと考えて御質問申し上げたいと思います。  日本の農林行政の中で、農地解放が、これは一つの与えられた力ではありますけれども、非常に革新的な大きな仕事をしたわけであります。それについて、私は、今度のこの問題が、非常に未熟であるし、ささやかでありますけれども、日本の農業の将来にやはり一つの革命をもたらすような気がするのでございます。また、そうありたいと思う。従って、先ほど石田小委員からも指摘したように、党としては独自のものを持っておりますが、それはそれとして、せっかくこう……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1960/02/27、28期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 実は国会関係の質問をするのでありますが、昨年もしたのですが、どうも国会というのはおかしなところで、自分の足元のことは、一般の議員に全然検討する機会を与えていないのでございます。私どもの仕事をアドバイスしてくれる重要な役割を持っている国会職員の諸君が、いろいろな問題がありましても、その問題を国会で私ども一般の議員が適宜問題にしていく機会がないということは、私はまことにおかしいと思うのであります。現在の国会の運営の仕方はそうなっていますから、きょうのこの予算の第一分科会で、私どもは一年に一回発言する機会を持ったということであります。これは議運の庶務小委員会でやるようでありますが、……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第6号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○茜ケ久保小委員 具体的な問題で航空局長にお聞きしたいのですが、宮崎県の航空大学で最近いわゆる厳密な適格検査をして入学さした生徒が、入校後かなりの訓練を受けてきて、さらにいわゆる空中適格検査というようなことで、三名退学を命ぜられたという事実を知っておりますか。
【次の発言】 現にもう先月の二十六日でしたか、三名退学を命じられてしまったわけです。もちろんこれは航空操縦でございますから、大事な人命を預かることですし、適格性の厳重な検定はもちろん必要だと思います。しかし、少なくとも入学当時かなり厳正に、皆さん方の立場からすれば遺漏なく適性検査があったはずだと思うのです。私、偶然退学させられて自殺寸前……

第46回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1964/01/21、30期、日本社会党)

○茜ケ久保小委員 先ほど雑談で申し上げたのですが、私の調査するところによると、国会の職員の中で図書館の職員の待遇がかなり低いという実情が出ております。これは図書館長の手腕のないためか、あるいはいわゆる議運小委員会の何か手落ちか知りませんが、とにかく実態はそういうことである。同じ国会の職員でありながら、院内につとめる職員と図書館につとめる職員の待遇に格差があるということはいけないと思います。それについて、館長から、その実態と、それに対する館長としての何かこれを実現するための熱意があるかどうか聞きたい。
【次の発言】 館長の説明で、私も内容を調査しておりますから、わからぬことはありませんが、しかし……

第46回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○茜ケ久保小委員 昨年と同じというのを、ちょっと御説明願います。
【次の発言】 昨年は幾らだったのですか。
【次の発言】 一人千円全員にですか。
【次の発言】 ことしは、どのくらいふえるのですか。
【次の発言】 私はこの前図書館をずっと見せてもらったのですが、確かに図書館の職員と衆参両院の職員との国会議員に奉仕するという立場が幾らか変わっている点は、これはいなめませんけれども、やはり国会職員として、昨年は本院が三千円、図書館は千円で、三分の一なんです。これはやはり国会として、できれば三千円としたいのですが、いろいろな事情もあるようですから、三千円とはいかなくても、私はこの年度末は最低二千円くら……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 時間もありませんので端的に、簡潔に質問しますので、ひとつ答弁も端的にお願いします。  先般当分科会で町原覚委員が事務総長に質問をしておりますが、その中で行政(二)職を撤廃すべきであると思うが、と事務総長の見解をただしております。それに対し事務総長は、自分としても行政。職は好ましくない、したがって、でき得るならばこれをなくしたほうがいいという御答弁でありました。私もかつて当分科会で何べんかこのことについて、前の事務総長の時代にも質問をし、要望をしたのでありますが、たびたびそういった質問が出、要望があり、しかも事務総長なり、あるいは庶務部長の答弁が同じように、好ましくない、何とか……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 主査の厳命でございますから、これを守っていきたいと思います。したがって、私も要点だけを簡略にお尋ねしますから、答弁のほうもひとつそのものずばりでお答え願いたいと思います。  まず最初に、赤城農林大臣にお伺いしたいのでありますが、私どもの立場から考えますと、どうもこれは池田内閣といわず自民党の内閣の施政の中には農業政策が非常にないといったような感じをいままで持っておったのであります。まあ赤城農林大臣になってからかなりその点が進展したかと思う点もあるようでございます。赤城農林大臣のいわゆる現在まで歩んでこられた生活の中からにじみ出るものと思うのでありますが、しかし、その中で私がど……

第48回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1965/01/20、30期、日本社会党)

○茜ケ久保小委員 この予算とは直接関係がないのですが、おたくのローマ字の索引の問題、ヘボンと何かのあれはいまどうなっているか。私もいろいろ相談を受けたり陳情を受けたものですから、この機会に、現在どうなっているのか、また、館としてはどういうような意向であるのか、ちょっとそれを伺います。
【次の発言】 職員がこれに対していろいろ言っており、われわれも相談を受けておるので、その職員にも言い分があるでしょう。けれども、問題は、こういう大事な仕事でありますからスムーズにいかないと困るので、いまお伺いしたらそういう状態であるが、組合とのこれに関する関係はどうなっておりますか。

第48回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○茜ケ久保小委員 図書館長にちょっとお尋ねしたいのでございますが、われわれも図書館運営小委員としてまことにうかつでありましたが、去る日、予算委員会の分科会でもわが党の野原委員から質疑があったのでありますし、新聞や雑誌でもかなり世間を騒がせている事態があったようであります。この件につきまして、一応館長から事態の概要を御説明願い、さらに、この件に関して、館長から議院運営委員長なり図書館小委員長に何らかの御報告があったのかどうか、これもあわせてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 あとに議運の理事会等の関係もあるようでありますから、きょうあまり詳しい質問もできないのでありますけれども、いま館長の報……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 質問に入ります前に、何かただいま警察庁長官所用で出席できぬというのでありますが、国会の開会中、しかも予算の分科会で自分たちの組んだ予算を審議する場合に、国会に来れないような用はどんな用か、これをまず聞きたいと思います。
【次の発言】 そんなことを聞いているのじゃないのです。国会の審議中である。ただいましかも予算分科会で警察庁の予算を審議しているのです。重大なときだと思う。どんな用か知らぬけれども、突然用ができて国会に来れぬなんてばかなことはない。警察関係の予算を審議してもらわぬでもいいならけっこうですよ。次長でも答弁はできましょう。しかし、警察庁長官が、自分の予算を出しながら……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 端的にお尋ねしたいと思いますので、ひとつ答弁のほうも率直な御答弁をお願いしたいと思います。  ただいまから質問いたしますことは、一見地方的な問題のようでありますけれども、私はかなり重要な内容を包蔵しておると思うのであります。それは数年前に松永安左エ門とおっしゃる電力業界における最も先輩であり最も実力者である方が代表されておる産業計画会議といたっようなところで、東京都の工業用水を確保することを重点とされた、いわゆる沼田、ダム建設の問題があったわけです。当時、私建設委員会で、たしか中村建設大臣だと思いますが、いろいろな立場から追及をしたのでありますが、当時政府としては、言を左右と……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 私は、都市交通に関連して少しお聞きしたいと思うのですが、今日の東京都ないしは大阪市などの交通の麻痺状況は、全くどうにも収拾つかぬ状態にあることは、ここで私が多言を要しないのであります。昨年のオリンピックを契機に、東京ではかなり高速道路なり環状道路ができまして、私の調査したところによると、オリンピックの時点で東京都内は約三割近い交通緩和ができるということであります。これは建設省の道路局関係の資料でありますが、しかしもうすでにオリンピックが終わってかなりの時間がたちますと、その三割近い緩和もさらに追い詰められて、ややあの道路ができる以前に返りつつある状態である。しかも今後これはま……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 定員の問題について質問したいと思いましたが、横路委員からかなりあれしましたので、あらためてあとで内閣委員会でこれに触れたいと思います。時間もございませんので、ひとつ端的にお伺いしたいと思います。  それは、御承知と思うのですが、十年来の問題でありまして、群馬県にとりましても非常な大きな問題として今日まできている太田小泉飛行場の問題でございます。この分科会あるいは内閣委員会等で何回となく質問もし、また御要望申し上げ、あるときには陳情もしてきたのでございまして、当該大泉町の関係でも、百回に達する陳情をしてきておるわけであります。その間、防衛庁長官ないしは施設庁あたりでもかなり御努……

第51回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1966/01/25、30期、日本社会党)

○茜ケ久保小委員 いままでいつも問題になっておりました国会特別手当、賄雑費が、図書館の当事者の非常な御要望と金丸小委員長以下の非常な御協力で、満足ではありませんが、一応できましたことは、まことに御同慶にたえません。先ほども庶務小でいろいろと職員ないし秘書などの手当の問題が出ましたが、これを契機に、さらにお互い努力しまして、職員の待遇というか、要望の点も期待に沿いたいと思うし、特に、私自身もそうですか、せっかくりっぱな図書館ができて、議員の個室等もできておりますが、あれは利用が少ない。利用が少ないのは、議員の関係もありましょうが、これはその場では言っているのですが、議員の個室の構造があまり適切で……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 実は、先国会のときに、日韓問題で、ほとんどほかの委員会ができないので、文書による質問を申し上げた、通称沼田ダムの建設につきまして、建設大臣にお伺いしたいのでございます。この点、できれば予算本委員会で、佐藤総理からじかじかに所信をお聞きしたいと思ったのでありますが、時間の関係でできなかったので、佐藤総理の非常に信任の厚い建設大臣でありますので、ひとつ佐藤総理にかわるお気持ちで、御答弁をいただきたいと思うのであります。  この問題が起きましたのは、最初昭和二十七年ごろ、建設省がたしか八十五メーター程度のダムをつくられるということが出まして、当時から地元では非常に心配をしておったの……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○茜ケ久保分科員 私は、少し警察庁関係の案件について、端的に御質問したいと思います。  最初に、自治大臣に国家公安委員長というお立場で御所見をお伺いしたいのであります。と申しますのは、私は、十数年来の日本の治安も安定しているし、いわゆる凶悪粗暴犯も、集団的あるいは危険な武器等を所持する事犯も少なくなったのであるから、警察官の常時拳銃携帯について廃止すべきでないかという意見を申し上げ、警察当局の御意見もたびたび承ってまいったのでありますが、今日まだその実があがっておりません。最近にも、京都で十七歳の少年が警察官の拳銃ほしさに人を殺し、あるいは警察官に非常な危害を加え、世間の耳目を聳動した事実は、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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