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井岡大治 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井岡大治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
385位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
662位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
324位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
545位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
749位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
495位

28期委員会出席(幹部)TOP100
61位
28期委員会発言(非役職)TOP100
79位
28期各種会議発言TOP25
23位
28期各種会議発言(非役職)TOP25
18位
29期委員会出席(幹部)TOP100
94位

このページでは井岡大治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井岡大治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 運輸委員会 第8号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○井岡委員 大臣初め関係の方が非常に傷心のときに、こういうお尋ねをするのは非常に酷なことでございますが、同僚議員からお尋ねになっておりませんので、一言お尋ねしたいと思います。  第三宇高丸の最高、最低のノットはどのくらいのものか、その点をまずお知らせ願いたい。同時に紫雲丸についても同様のお知らせをいただくと同時に、新聞ではおのおの十一ノットでもって走っておったということを報じておりますので、この点は非常に重要なことでございますから、お知らせをいただきたい。
【次の発言】 そうしますと当時の状況から申しますと、すでに注意警報が出ておった、こういう状態の中で、平時の運航をしておったということになる……

第22回国会 運輸委員会 第15号(1955/06/01、27期、日本社会党(左))

○井岡委員 この法律には私たちは原則的には賛成なんですが、若干お聞きしたいことがあります。まず第一点に、現在まで自主的におのおの会社が保険に入っておられるようでございますが、これはどのくらいの率を示しておるか。いわゆる全車両中のどのくらいの率を示しておるか、お知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 これらの保険料というものは大体おわかりですか。今ただちにわからなければ、あとで資料を出していただきたいと思います。  それから法の除外の措置を講じてあるその理由を、一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 市町村というように考えると、なるほど大きい都市も小さい都市もあり、あるいは村、こういうことも考え……

第22回国会 運輸委員会 第24号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○井岡委員 関連して。荒木局長にお尋ねしたいのですが、昭和二十九年度の日航の損益計算書の中に、一般管理及販売費合計九億一千九百七十九万幾らの金が出ております。それから営業外費用として上期下期を合せまして八億四千四百七十五万幾らの金が出ております。これはどういうところへ使われたのか、お尋ねをいたしたい。
【次の発言】 日航の一般管理及販売費として、九億一千九百七十九万七千幾らの金が出ております。それから営業外費用として八億四千四百七十五万幾らの金が出ております。これはどういう種類の金か、この点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 合わせて九億……。

第22回国会 運輸委員会 第32号(1955/07/20、27期、日本社会党(左))

○井岡委員 三点ほどお尋ねをいたしたいと思います。第三十五条の審議会の委員でありますが、三十五条に「学識経験のある者」あるいはその二に「自動車運送に関し深い知識及び経験を有する者」、このうちいずれか一方に労働代表を入れていただきたい、こういう希望を持つものでありますが、大臣の見解を承わりたいと存じます。
【次の発言】 先ほど委員長の大臣に対する御質問の中で、相互保険の受け入れ態勢の問題に関して、大臣から受け入れ態勢の確立云々、こういう御答弁がございました。私はこの受け入れ態勢云々という問題は、おそらく協同組合あるいは共済組合というものがこの法案で認められる場合、こういうように理解したい、こう考……

第23回国会 運輸委員会 第1号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。大臣の答弁と小林常務理事の答弁との間に、食い違いがあると思うのです。この点を明らかにしていただきたいと思います。と申しますのは、大臣はいわゆる公社になって、国から独立をしたのであるから、給与そのものについては必ずしも国並みの給与を持たなくてもよい、こういうふうに考えるという御答弁でございました。ところが小林常務理事のお話では、先ほど山口君の第一問の質問に答えて、〇・二五の落差については、これは行政の省と同様に二を要求したのであるけれども、予算上の関係で政府の方から許されなかった、こういうように言われておる。従って年末手当、いわゆる期末手当についての考え方というものは、どう……

第23回国会 運輸委員会 第2号(1955/12/03、27期、日本社会党)

○井岡委員 今の關谷さんのお話で、年末手当とかなんとか、こういうようなところにやはりこういう問題が起ってくるのだ、こう思うのですが、それはさておきまして、いずれにしてもこういう問題が続いておるということは、われわれとして十分留意しなければいかないことだと思うのです。そこでこの問題はいわゆる年末手当の問題を解決することによって当然解決する問題であって、今お話になったように二十本減っております。七十本減っておると思いますというような状態では、問題は解決しない。従っていわゆる団体交渉がその後行われておるかどうか、その点についての具体的な説明を願いたいと思います。

第24回国会 運輸委員会 第5号(1956/02/13、27期、日本社会党)

○井岡委員 植田監督局長にお尋ねをいたしたいと思います。最近各方面からすでにいわゆる路線の免許等が申請をされて、それの許可がおりながら実際にはなかなかうまくいっておらない。もちろんそれには各郊外電車とかあるいは国鉄とかとの協定の問題が含まれておると思いますが、しかしながら現実には、たとえば東京の池袋―品川間の免許については、昭和二十六年四月の十四日にこれの免許、許可をしておる。今日まだこの路線が運行しておらない。こういうことでは、とかく運輸行政そのものについてはいろいろの疑惑が持たれるわけでありまして、そのために運輸行政一般について非常にわれわれとしては迷惑をこうむることであり、同時にまた当局……

第24回国会 運輸委員会 第6号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○井岡委員 実は大臣がお見えになれば大臣にお伺いしたい、こういうように考えておったのでございますが、大臣まだお見えになりませんので、次官にお伺いをいたしたいと思います。  御承知の通り、昨年の運輸委員会で、昭和二十九年度には国鉄は約四十億の赤字が出た、昭和三十年度にはさらに約七十億の赤字が出るだろうということでかなり問題になって、あらゆる角度から国鉄の経営のあり方というものについて検討したことは、皆さんも御承知の通りです。その後行政管理庁の方から、国鉄は赤字である、こういっておるけれども、それを詳細に検討してみると、決して赤字じゃない、たとえば減価償却にしてもあるいは補修にしても過大に見積って……

第24回国会 運輸委員会 第7号(1956/02/17、27期、日本社会党)

○井岡委員 この機会に委員長にお願いをいたしたいのでございます。と申しますのは、先日私の質問中に、関連質問という名前で全く方向違いの質問をされておりました。しかしながら私は運輸委員会を最も円滑に遂行するためには、同僚のことでございますから、少々間違っておってもそれはやむを得ない、こういうように考えておったのでございますが、たまたまその関連質問なるものが終ってしまいますと、与党の方は一人もおらない、こういうことでは、全く質問妨害と言わなければならないのです。今後こういうことのないようにお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 引き続いて御質問申し上げますが、先ほども予算委員会で柳田さんの質問を……

第24回国会 運輸委員会 第8号(1956/02/18、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。ただいまのお話ですと、いわゆる概念的な問題としては了承できるのです。しかし具体的に今同僚議員の中居さんがお話しになったように、今日国鉄は財政的に非常に苦しんでおられる。たとえば本年度の予算においても、大臣は最初本年の予算には組んでおらない、こういうことでございましたが、最近の御答弁は、本年はやらない、こういうように変ってきております。しかしながら昨年度に比較して百五十二億の増収を見込んでおる。しかしこのことについて国鉄当局に自信があるのかと申しますと、これは異常な努力をしなければいかぬ、こういうわけです。異常な努力の具体的なものはどんなものかというと、これは全くペーパー・……

第24回国会 運輸委員会 第12号(1956/02/28、27期、日本社会党)

○井岡委員 しかし、私は実はほかの問題でも聞いたのですが、きょう大臣は、スケジュールに基いて訪問したのだから、そういうスケジュールに基いた訪問であるならばこれは断わる方がいいのだ、こういうようにお考えになってお断わりになったようですが、ある方は、それもやはり電話も何もかけておらないが、寒いから応接間まで上れ、こう言ってわざわざ上げて、まあ君たちの話は新聞なり国会なりで問題になっていることなんだから、その方でできるだけ解決するために努力するから、きょうはこれで帰ってもらいたい、こう言ってお帰しになっている人もある。しかもそれは全く関係のない人がそういうようにお断わりになっているのです。いわんや直……

第24回国会 運輸委員会 第15号(1956/03/08、27期、日本社会党)

○井岡委員 鉄道は貧乏だということでございますが、経理局長にお伺いをいたしたい。今度の調停案一から五までで総額幾らくらいになりますか。項目別にとくと御検討なさっておると思うので、お知らせを願いたい。
【次の発言】 そこでこの経理の問題については後ほどお尋ねをいたしますが、先ほど小倉副総裁は三公社ということを出されて、この見合いにおいて解決しなければならないというように言われておると思うのです。そこでお尋ねをいたしますのは、この間行政処分として停職は九カ月が二人、三カ月が二人、戒告が一人、これは三公社五現業と御相談なさって御処分をなさったのか、この点をお尋ねいたしたいと思います。

第24回国会 運輸委員会 第16号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○井岡委員 昨日国鉄の小倉副総裁に、同僚議員とともに御質問を申し上げたのでございますが、明確な御答弁がございませんので、本日は十河総裁にお尋ねをいたしたいと存じます。  かねてから国鉄と国鉄の労働組合との間にベース・アップの交渉が進められて参っておりまして、その問いわゆる春季闘争等も含めまして、第二波、第三波の戦いが進められ、同時にこの問題をめぐって双方から調停委員会に申請をして、そうして調停委員会の正しい判断を待って問題の処理をする、こういうように議はまとまりまして、調停委員会の調停に対する経過を見守っておることは、御承知の通りであります。ところが去る二十九日に調停委員会から五項目にわたって……

第24回国会 運輸委員会 第18号(1956/03/15、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。ただ法律の建前という立場で今お話しになっておるのだが、二十八日の当委員会における大臣の答弁はそういうふうになっておらないのです。大臣お忘れになっておるかもしれないから読んでみましょうか。下平君の同様の質問に対して、先ほど大臣は調停というものは今もみ合っている段階である。仲裁であれば私の意見を申し述べる、こう言うておられるのですが、「それはやはり制度上そういうふうになっておりますものですし、調停というものは私が言うまでもなく一つの司法的な公けの手続ですから、そういうときに行政大臣というものは」こういうことを言っておられる。これに引き続いて私の言ったのには、いわゆる行政的な司……

第24回国会 運輸委員会 第24号(1956/04/10、27期、日本社会党)

○井岡委員 まずこの法案の第一条に「倉庫業の適正な運営及び倉庫証券の円滑な流通を確保する」こういうようにうたっておりますが、資料を見ますとかなり証券を発行されておらない業者がある。これとの関連並びに、従ってこういう業者や流通云々といっておりますが、証券を発行しない倉庫にはどういう取扱いをするか、この点をまずお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 今の答弁では少し私はわからないのです。と申しますのは、この資料によりますと、発券をしておる倉庫が大小合せまして四百九十一、発券をしておらないのが六百十一、こういうことになっております。ところが今局長は、この発券をしておらないのは主として食糧の問題か……

第24回国会 運輸委員会 第25号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。今国鉄の納付金の問題についてお話がありました。もちろん今日の地方財政が非常に逼迫をしておる。立て直しをしなければいけないということは、これはただに私たちが考えるだけでなしに、国民全体がお考えになっておることであります。そういう立場からくる税制の一部改正については、私はある意味において理解をするわけです。ところが一面、国鉄経営それ自体について、必ずしも納付金を納めるだけの現在余裕を持っておらないという場合に、税制の改革という名のもとに国鉄を圧迫することによって、国鉄の経営はもちろんのこと、国民の生命、財産を預かる輸送に支障を来たすということがあってはならないと思う。ところが……

第24回国会 運輸委員会 第31号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○井岡委員 資料をお願いしまして本日資料の配付を受けたわけですが、この資料で資本金等について、戦前あるいは資産の再評価、こういうものが明確になっておりませんので十分なことはわかりませんが、こうして見ますと、かなり中小企業者が多くございます。しかも大体先般申し上げましたように、中小企業の方に非発券業者が多い。そこで実は第五条の四号の問題と、第十三条の二項の問題に関係してくるわけですが、第五条四号では一応の基準を示しております。ところが十三条の二項の二の問題で、「当該業務を適確に遂行するに足る資力信用を有すること。」こういうことになって参りますと、果していわゆる第五条四号の規定に適合できるかどうか……

第24回国会 運輸委員会 第32号(1956/04/27、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま可決されました倉庫業法案のうち、附帯決議をいたしたいと存じます。まず原文を読み上げます。    倉庫業法案に対する附帯決議案   本法施行に当り左の事項について、政府は適切なる措置を講ずべきである。  一、中小倉庫業者に対する融資の方途を講ずること。  二、倉庫業者に対する固定資産税が過重になっている現状にかんがみ、速かにこれが軽減をはかること。  三、現に倉庫業を営んでいる者に対しては、倉庫の構造設備等が経過期間三年間に、基準に適合するよう行政指導を行い、本法制定の主旨に副うよう努むること。  四、営業倉庫と農業倉庫とは、相互にその分野を守り、相俟って都市及び農村経済の発……

第24回国会 運輸委員会 第33号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○井岡委員 この問題については今内閣委員会で審議をされておりますので、その決定を待って意見を申し上げたい、こういうふうに考えております。ただ気象業務について、気象業務そのものが日本の国の地理的に位置しておる関係から、非常に重要だと思うのです。しかも年々台風等による被害というものは莫大な数になっておる。しかもその中で特に問題になるのは、その予報について、たとえば東京の予報と大阪の予報は違っておる、こういうような点でかなり被害を未然に防ぐ上にそごを来たしておる。こういう点は、どういうようにしてやられているのか、一つお聞きをしたいと思うのです。

第24回国会 運輸委員会 第34号(1956/05/23、27期、日本社会党)

○井岡委員 先ほどから各参考人の方からいろいろとお話を承わりました。いずれも私たち非常に参考になりました。そこで島田先生にお伺いいたしたいのですが、今同僚の臼井さんから経営主体の問題について御質問がありました。まさにこれは結論が出ようということでありますから、私はこの問題は非常に大事だと考えておりましたけれども、この問題に対する質問は避けたいと思います。ただ問題は、どなたも申されておりますように、地下鉄建設というものは非常にお金がかかる、こういうことだと思います。そこで審議会の方ではこのお金の捻出についてどのようにお考えになっておるか、この点が第一点と、先ほど鈴木総裁の方から交通事業の調整法の……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま中山先生の方から詳しく御報告になりましたので、あえて補足する必要はないことと思いますけれども、ただ台湾出身の方々の身の振り方について、主としてこの九名を引率しあるいは統括をされておりました岸君から、内地に帰って、自分たちは一応日本人として生活はできましたけれども、その人方の身の振り方というものを一番心配しておる。しかもその人方は、親の代からいわゆるシナ人にいじめられて、そういうことで、妻子はあるけれども、台湾に帰ることをあまり好まない、こういうように申されておるので、何とか適当な方法を講じていただきたいという強い要望のあったことを付して、補足説明にかえます。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第16号(1956/07/21、27期、日本社会党)

○井岡委員 その五名について、現地でロシヤの御婦人と結婚されて、そしてその人がやはり刑に服されて――あまり言いますと問題が起りますから、それは申し上げませんが、別々にやっておられて、御婦人に子供ができたというこの子供、しかしそれはその御婦人の子供として、御主人が日本人でありましたために登録されなかった、こういう格好の方であります。ですから、この点は帰国の名簿には載っても、戦犯としては載らないのがほんとうだと私は思いました。出迎えに参りましてお聞きしたことでございますが……。
【次の発言】 実は、この抑留問題に関連して、直接参考人からでなくて、きょうは厚生政務次官がお見えになっておりますから、一……

第25回国会 運輸委員会 第1号(1956/11/21、27期、日本社会党)

○井岡委員 塩崎課長に、昭和二十八年、二十九年、三十年と三十一年の九月現在まで――九月でないとおそらく集計がとれてないと思うのですが、政府はいわゆる揮発油税の見込み、どれだけ消費してどれだけ収入があるという見込みのことが何かあるわけですね。いわゆる予算額と実収、これを出してもらいたい。これはおそらくあなた方はお出しになっていると思うのです。税制調査会にも出している。だからこれを出してもらいたい。なぜこれを要求するかと申しますと、この前に、軽油引取税のときに大蔵省の出した見込み額というものは、非常に少く出しておる。ですからいつの場合でもあなた方はこれを少く出しているから、この点を明らかにしてもら……

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/05、27期、日本社会党)

○井岡委員 今横須賀の港の問題について、青野委員から詳しい御報告がありました。今港湾運送事業法違反の件は、各港湾にかなりたくさんあるわけです。従ってこの問題についての質問なり、あるいは運輸当局の御見解なりは後日承わることにいたしますが、幸いいろいろな問題で御調査をなさるということをお願いされておりましたので、私も一件だけお願いをしておきたいと思います。このことはすでに御存じであろうと思いますが、神戸港において港湾業者の現場員が作業員を撲殺した事件があります。この問題は現場では隠蔽をして、業務死にして隠そうといたしましたけれども、隠せなくなって今日非常に問題になっております。しかしこれは単に一つ……

第25回国会 運輸委員会 第7号(1956/12/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 まず関東海運局長の下田さんにお尋ねをいたしたいと思いますが、東海運輸が登録を取り消されたのはいつですか。
【次の発言】 そうしますと、それは港湾運送法による運送事業でないということですか。
【次の発言】 先ほどの青野委員の御質問に、下田局長は、東海運輸は従業員が一人もおらないというように御答弁になったと思うのですが、その通りですか。
【次の発言】 従業員というのは、東海運輸の陸上における従業員でなくて、いわゆる港湾運送法に基く従業員であるが、これは二百名首を切った、一人もおらなかった、こういう御答弁だったと思うのですが、この点はどうですか。

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1956/12/03、27期、日本社会党)

○井岡委員 援護局の問題は、今、櫻井さんの方からお話がありましたが、私は山岡参考人を中心に一つだけ聞きたいと思うのであります。先ほど百百参考人、早坂参考人、小羽根参考人から陳述をされたことについて、眞崎委員からお聞きになられたのに、ものの見方はいろんなものがあるものだな、こういう御答弁だったと思うのです。そこで私はお尋ねいたしたいのですが、当時敗戦から敗戦直後の軍は混乱しておったかどうか、この点を一点聞きたい。  それから第二点は、三人の参考人が言われたように、各高級参謀あるいは軍の指揮命令系統に所属されておられる方々が、閻錫山軍に残留する、残っておられたということが事実であるかどうか、この点……

第26回国会 運輸委員会 第2号(1957/02/15、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま御説明をいただいた各法案の提出される日程案がありましたら、お知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 かなり問題がたくさんあるような法律ばかりでございますので、審議にも相当時間を要するかと存ずるのであります。従ってただいまお伺いいたしましたところでは、閣議決定というのが一つもなくて、近く閣議決定というのが一番よくできておる。あとはほとんど協議するとか、あるいはまだ法制局との打ち合せをするというようなものばかりのようであります。従ってこういうことでは十分な審議ができないかと思いますから、政府においても至急に法案の整備をして、そして手元に配付をいただくと同時に、でき上った……

第26回国会 運輸委員会 第4号(1957/02/21、27期、日本社会党)

○井岡委員 同僚の議員からすべての角度から御質問があって、当局から御答弁がありました。従って今後の問題として残されておるわけでありますが、私はこの機会に一言だけ当局の善処を要望いたしたいと思うのであります。と申しますのは、本年の予算書を見てみますと、昨年度に比べまして六百五十億の増収が計上されております。増収があるということを言われております。この増収の中には、いわゆる現場の職員が一生懸命になって努力した結果が集積されたものであろうと推測をするのであります。しかるに一部の中間の幹部、この人万が私利のために問題を提起するということになって参りますと、今後全体の士気に大きな影響を持ってくるのではな……

第26回国会 運輸委員会 第5号(1957/02/22、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。同僚議員からガソリン税の値上げの問題について詳しく御質問がありましたので、私はできるだけ重複を避けまして、ただいま大臣がその質問中にお答えになった中から、一、二点御質問申し上げたいと思うのであります。それは先ほど中居先輩から質問された中に、ガソリン税の値上げあるいは運賃の値上げをすることによってインフレが起るのではないか、こういう質問がありました。同時にこのことをわれわれは本年の下期において非常に憂慮をいたしておる、こういう質問に対して大臣は、ガソリン税の値上げそれだけを見た場合はそういうことになるかもしれないけれども、国全体の交通、運輸という立場から見るならば、必ずしも……

第26回国会 運輸委員会 第7号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○井岡委員 昨日、当委員会で同僚山口委員がガソリンの増税に対してその経緯をただされたところが、福永政務次官は、就任以前の問題であるから私は知らない、こういう御答弁をなされたのであります。この御答弁に対して、わが党といたしましてはまことに遺憾であります。従ってこの問題に対する責任を十分明らかにしてもらわなければならない、このように考えておるのであります。そもそも今回の国会に提案をされておりますすべての法律案は、現在の内閣できめられて、その責任において出されたものである限り、当然次官就任以前といえども、責任を持ってもらわなければなりません。いわんや現在の内閣は、国民の多くの方々あるいはわが党が主張……

第26回国会 運輸委員会 第9号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○井岡委員 実は予算並びに今後の国鉄の経営等の質問は後日に譲りまして、ただいま総裁がお話しになっておられた中に、組合との交渉をいたしておって、なるほどこれはかわいそうだ、何とかしてやらなければならない、こういうように考えることがたびたびあるけれども、予算の総額や給与の総額において縛られておるから、私はお手上げだ、何ともすることができません、総裁はいわゆる文句を言われる機械である、こういうような御答弁をなさっておったと思うのです。そこで今国鉄当局の中には、国鉄労働組合と当局との間に賃金の問題をめぐってかなり激しい交渉が行われておりますし、その交渉が国鉄部内において解決をしないから、お互いにいわゆ……

第26回国会 運輸委員会 第11号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。私はそう言った覚えはないと言われるが、国民はこの新聞を見てやはり判断をするわけです。この事実だけはどのようにあなたがここで弁護し、脆弁を弄されてみたところで隠せない事実なのですから、あなたはこの点についてもっと正直に言わなければいけません。同時に、先ほどから正木先輩が言われたように、今度の紛争の起りは単なる組合の違法行為から起ったものじゃない。好んでやったものじゃない。あらゆる条件の中からやむを得ずこういう行為をとらざるを得なかったということが明らかになったわけなのです。従ってその一半の責任は、四十五万の組合員の生活を預かっておる職員局長が負うべきなのです。そのあなたが組……

第26回国会 運輸委員会 第12号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○井岡委員 国鉄運賃と国民生活の関係については、同僚の議員から詳しく質問がございましたので、時間の関係上、私は省略をいたします。従ってごく概要について二、三の点を質問させていただきたいと思います。  第一に、国鉄法の第二条に「能率的な運営により、これを発展せしめ、もって公共の福祉を増進することを目的として、」こうようにうたっておるわけです。従って能率的な運営によって公共の福祉を増進するわけでありますが、本年の予算を見てみますと、必ずしも能率を増進するように考えられないのです。たとえば先般濱野委員からお尋ねになりました本年の千六十九億に対する工事建設でありますが、少しも人間が増員されておらない。……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○井岡委員 昨日第五条第二項の問題でお尋ねをいたしておったわけですが、私は昨日の御答弁では了解ができないのです。と申しますのは、御承知のように国鉄の運賃をきめるに当って、国民生活を十分考慮されておることはこれは論を待たないのです。でありますから重要物資であるとか、あるいはいろいろの種別に分けて、貨物運賃の割引制度をやられておることは御承知の通りです。従ってこういう問題はあくまで国家的な見地に立っておやりになっておる。しかるにその負担を国鉄だけに負わしていくということになって、しかもその結果が国民のふところの中から吸い上げるという運賃のシステムになっておるわけです。そういうように考えて参りますと……

第26回国会 運輸委員会 第15号(1957/03/16、27期、日本社会党)

○井岡委員 実は先般来私は運輸当局並びに大蔵当局に御質問を申し上げているわけですが、いまだに十分に了解しがたい点があるわけであります。従って先般から大蔵大臣あるいは大蔵次官の御出席をお願いいたしておりましたところ、非常にお忙しいのに御出席いただいたことについて敬意を表します。  今度の国鉄予算を検討いたしておりますと、私たちは納得のできない点があります。すなわち今度の運賃値上げに当って政府の説明を聞いておりますと、国鉄の経営調査会の答申を参酌したということをしばしば申されておるわけであります。ところが都合のいいところだけを参酌されたのであって、都合の悪いところは少しも参酌をされておらない。たと……

第26回国会 運輸委員会 第16号(1957/03/18、27期、日本社会党)

○井岡委員 本年度予算の審議の劈頭に当って、工事の千六十九億の使用について、本年はこんなにたくさん計上いたしても、資材の購入あるいは人間の不足等で実際にはやれないのじゃないか、こういうように御質問を申し上げたところが、本年の鉄鋼あるいはセメント、こういう基本資材はすでに購入済みで十分やり得る、こういう御答弁があったわけであります。しかしながら、これは業界新聞だと思いますが、本日の業界新聞の中に、石井資材局長は、なかなか困難ではあるけれども、何とか努力をいたしたい、こういうように言われておるわけであります。従ってこの点をもう一度明確に一つお尋ねをいたしたいと思うわけです。

第26回国会 運輸委員会 第22号(1957/04/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 今のお話で防衛庁の方にお尋ねするのですが、地元の方々が国際空港にしたいという希望は、一つは京都、大阪、兵庫、この三つを結んで、三つの特殊な産業、こういうものから貿易の振興をはかる。すなわち東京だけに国際空港があって、大阪に再び飛行機でやってくるとか、あるいはまた汽車に乗ってやってくるというようなことでは発展しないじゃないか、そういう立場から国際空港の希望を持っている。お話を聞きますと、現在の滑走路は十分でないから、国際空港には現在のところ不適当だ、しかしながら今は英国との協定があるので、この点は考慮したいという航空局長のお話なんです。そこで自衛隊が再びこれを使うということになると、……

第26回国会 運輸委員会 第27号(1957/05/07、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま御提案になりました小型船海運組合法案について、若干の質問をいたしたいと存じます。  御提案の理由にも出ておりますように、いわゆる一ぱい船主の方が今日非常に困っておる、そういう意味においてこれらの業者を救ってあげたいということでございまするので、この御趣旨についてはわれわれとしては賛成をいたしたいと思うのであります。ただこの法律の中で、問題になっております十人以上の発起人が地域別あるいは貨物別あるいは業種別によって組合を作るということでございますが、御承知の通り小型船舶というものは非常に捕捉ができにくい、このことは戦時中においてすら十分捕捉ができなかった、こういう実情を徴して……

第26回国会 運輸委員会 第28号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま上程されております小型船海運組合法案に自由民主党並びに日本社会党を代表いたしまして、若干の修正意見を申し述べたいと存じます。まず修正個所を申し上げます。  (1)第八条第一項第十一号及び第十二号をそれぞれ第十二号及び第十三号とし、第十号の次に次の一号を加える。     十一 組合員の委任を受けてする組合員と組合員が使用する従業員との間の労働関係に関する事項の処理  (2)第九条第三項を次のように改める。     3 前条第一項第一号から第六号までに規定する事業に関し前項の交渉の申出を受けた者は、正当な理由がない限り、その交渉に応じなければならない。  なお以下関係法令との平……

第26回国会 運輸委員会 第29号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま可決されました法案に対しまして、次に読み上げますような附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。   船舶職員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  政府は第二十九条の二の規定の運用にあたっては、特に慎重を期し、報告の聴取、船舶への立入り、海技免状の検査等については、これを必要最少限度に止め、船舶運航に支障を来しめざるよう深甚なる考慮を払うとともに、船舶職員の船内居住を不当に侵害せざるよう、特段の注意を払うべきである。  右決議する。  ただいまの小山委員の質問等によっても明らかになっておりますので、提案をいたしました附帯決議につきましては、皆さんの御賛成を得たいと存……

第26回国会 運輸委員会 第32号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま副総裁から詳細な御報告をお聞きいたしたわけでございますが、なくなられた方はもちろんのこと、御遺族の方については心から哀悼の誠をささげたいと存じます。ただ原因がいまだ十分判明いたしておらないようでございますが、推定として橋げたの移動による事故であると考えられる、こういうことであります。しかもその移動については、とめておったボールトですかが抜けておる、こういうことでございますが、従来保線の巡視ということについてどういうような制度をとっておられるか、この点をお聞きいたしたい。
【次の発言】 事故発生からまだ間もないことでございますから、その保線の巡回をいつごろおやりになったかとい……

第26回国会 運輸委員会 第36号(1957/07/04、27期、日本社会党)

○井岡委員 この問題とは別でありますが、国鉄運賃値上げの審議をしておりました際に、当然、国鉄運賃を上げるならば私鉄の運賃も上げるのではないか、こういう議論がかなり深刻に行われたことは、委員長御存じの通りであります。そこで当局の答弁は、いわゆる調整をする、国鉄運賃との見合いにおいて調整をするという御答弁があったわけですが、最近の新聞を見てみますと、調整の域を出て、かなり大幅な運賃値上げが申請されておるように見受けられるわけです。従ってこの問題についていろいろわれわれもお伺いしたいのでありますが、資料等もございませんので、いわゆる私鉄大手十三社の昨年度の上期、下期における貸借対照表を一つ資料として……

第26回国会 運輸委員会 第37号(1957/09/30、27期、日本社会党)

○井岡委員 私は大臣にお尋ねをいたしたいのです。大臣は午前中の同僚の質問に答えて、国の産業にひびが入るような繰り延べ処置については私としては考えたくない、ただいまは国鉄当局が折衝をしておるので、やがてはその折衝が終った後私が折衝したい、こういうようにお話しになっておったように思うのです。ただいま大臣もお聞きの通り、大蔵当局は百億繰り延べについて非常に強い御希望を持っておいでのようであります。そうしますと、午前中の大臣の御答弁とは若干間隔が開いておるのではないかと思うのです。  そこで私は今度の運賃の値上げの問題を振り返ってみたいと思うのです。最初国鉄が運賃値上げを持ち出しましたここ二、三年来は……

第27回国会 運輸委員会 第3号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○井岡委員 私は大臣が御就任なさったときに、大臣の運輸政策に対する所信をお伺いしたわけですが、その中でいろいろありますが、特に今非常に問題になっておる都市交通の問題について、若干大臣の今後のお考えなり構想なりをお伺いしたいと思うのです。この前お配りいただいた「昭和三十三年度運輸省重要施策要綱」の十二ページに、「大都市鉄道の高架化、地下化」こういうことがございます。いわゆるバスの問題等もございまするけれども、とにもかくにも戦争によって都心部が焼けて、そして住民が都市の周辺にいわゆる集団居住をやる、同時にまた国の政策も住宅公団あるいは地方公共団体の住宅等も軍団的な住宅政策がとられている。従って通学……

第27回国会 運輸委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○井岡委員 委員長は次の委員会のことで御心配なさっておいでですから、簡単に吾孫子理事と大臣にお願い申し上げたいと思うのです。御承知のようにこの間本会議で国家公務員に対しての年末手当の〇・一五の増額が通過をしました。御承知のように国家公務員は従来夏期手当が〇・七五、年末手当が一・八、こういうようになっておったのに対して、さらに〇・一五ふえたわけですが、国鉄は本年の予算では夏期手当は〇・五、年末手当は一。五であります。この間においてかなり開きがある。この問題を当局はどういうように解決しようとしておいでになるか、この点を吾孫子理事にお伺いしたい。  同時に大臣は、こういう問題でせっかく労使が藤林あっ……

第27回国会 運輸委員会 第5号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 今吾孫子さんの答弁の中に、重大な矛盾があるわけなんです。それは先ほどの下平君の質問にお答えになって、新組合、いわゆる第二組合の方から早くやってもらいたいという要望等もあって、いわゆるあっせん以前にこれを実施した、こうお答えになっておったのですが、その通りですね。
【次の発言】 そこで、その次に申された言葉の中に、交渉単位の問題をお話しになっておいでになりました。交渉単位は今山口君が非常に立腹をされておりますが、私はそうだろうと思います。これはやむを得ない立腹だと思います。と申しますのは、続いてお答えになったのは、この前、春のベース・アップのときに機労の方はこれを受諾してくれたので、……

第27回国会 地方行政委員会 第6号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○井岡委員 時間もございませんから簡単に都市交通の問題でお尋ねをいたしたいと思います。  御承知の通り現在東京にいたしましても、あるいは大阪、神戸、京都、名古屋にいたしましても、非常に交通が混雑をいたしております。そこで運輸省の方では都市交通審議会を設けて、昨年は東京都の審議が終って、本年は大阪の審議会をおやりになっておるようであります。そうして大体の結論というものは現在の都市交通の近代化、高速化をしなければいけないのじゃないか、こういうような結論がおのおの出て参っておりますが、口では近代化、高速度化ということが言えますが、実際上地下鉄を敷設するというようなことになりますと、莫大な経費がかかる……

第28回国会 運輸委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま御提案になりました観光施設の問題でありますが、この問題については、昭和三十一年度観光収入は年間にいたしまして五千五百万ドル、邦貨に換算いたしまして百九十八億円の収入を見ております。本年はさらに一五%も増を見込まれているような状態で、年々貿易外収入の非常な増加を見つつあるわけでありますが、御提案になりましたように、ホテルあるいは道路、同時にわが国としては世界で見ない瀬戸内海、あるいは沿岸の景勝等が十分あるわけであります。しかるにこれらに対する観光施設というものは非常に閑却視されておりますので、これが一そうの整備をはかっていただきたいことについては、自由民主党並びに日本社会党を……

第28回国会 運輸委員会 第9号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。今度の改正でほとんどが政令の事項に委任されてあるわけなんです。その委任した理由を  一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 元来この法律は、航空事業の安全を確保する立場に立っておるわけです。従って政令事項に委任をする場合、今お話しになったようなこまかい検査あるいは規定を順守しなければならぬ。ところが本案においては、航空関係に対する人あるいは配置というものがあまり十分でない。こういうところからいろいろな事故が起るのではないかと思うのであります。たとえば、航空問題とは別でありますが、先般の南海丸の沈没の問題にしましても、きめた基準は大体正確なものであっても、人の不足なりあるいは……

第28回国会 運輸委員会 第12号(1958/03/07、27期、日本社会党)

○井岡委員 先般の委員会でもお尋ねをいたしましたように、今度の航空法の改正は主として航空の安全を目的としたものでありますが、政令に非常にたくさん委譲されて、たとえば十条の三項の「運輸省令で定める航空機の運用限界」こういうように一つ一つこれを政令に委任をいたしておるわけであります。従ってこの委任事項の内容あるいはこれが具体的に執行していく上において、もしあやまちがありとするならば、せっかくの改正も水のあわになるというような懸念もなきにしもあらずだと思うのでにあります。従って二、三の点をお尋ねをいたしたいと思います。すなわち「耐空証明は、航空機の用途及び運輸省令で定める航空機の運用限界を指定して行……

第28回国会 運輸委員会 第13号(1958/03/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 先般海難審判法の一部を改正する法律案について御提案をいただいたわけですが、その御提案の中に、最近海難の審判が非常に多い、そこでこれを最も能率的に処理するために副理事官を置く、そうして所要手続をとって事件の早急な解決をはかりたい、こういうことでございましたが、多くなっている実績等、一応数字がありましたら具体的に一つお示しを願いたい。
【次の発言】 そこで少しこまかくなりますが、副理事官をお置きになった趣旨がそういうことでございますので、概略でよろしゅうございますからお答え願いたいのですが、副理事官で処理でき得るとお考えになっておる件数、これがどのくらいありますか。

第28回国会 運輸委員会 第15号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○井岡委員 この前お尋ねをいたしました際に、この法律の改正は事件を早急に処理をしたい、こういうことでございましたが、いろいろお尋ねをしておりますと、必ずしも事件の迅速な処理ができるとは考えられない節があるわけであります。そこでさらにお聞きいたしたいのは、今後の理事官あるいは審判官あるいは剛理事官というような方々を任命するのに、どういうような基準をもって御任命なさるのか、一つお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで今度はこれはおそらく十六条の海難審判庁審判官及び理事官の定数は政令でこれを定めるというような点等を考慮されてお話しになったと思うのですが、それまでに人事院へお願いをしておっ……

第28回国会 運輸委員会 第16号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。先ほど大臣は、私がそれを言ったのでないから、私としては何ら関知することではない、こういう御答弁だったと思うのです。しかしこれが争議の解決に重大な支障を与えておると考えるならば、大臣はどういうような御処置をとられるか。
【次の発言】 昨日並びにきょうの新聞に、河野経審長官が東急の社長を呼んで、そうしてお話しなさるようであります。同時に私鉄社長会議は、単独で解決をした東急の社長をスキャップとして糾弾をする、こう言っておる。そうするならば、この解決に当って、この種の運動が行われ、あるいは言明が行われておるということは、明らかに争議解決のじゃまをしておる、妨害をしておるということ……

第28回国会 地方行政委員会 第2号(1958/02/07、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。今の問題は非常に重要ですから、大臣には今の御答弁を裏づけるための具体的な意見、これをお聞きしたいことと、それから本部長に対してお伺いをしたいのは、現在民間と申しますか、住民がかけておるいわゆる火災保険の保険料並びに総額、各保険会社がどのくらいとっておるか、それから年間、保険金としてどれだけ払っているか、いわゆる賠償をどれだけ払っているか、この点の資料を至急に出していただきたいと思います。と申しますのは、私は自分で一つの団体で相互保険を十年やっております。そうして同じ地域で、年額百二十円をかけて、一万人の組合員でもって、年間百万円の利益が上るわけです。しかもこれは決していな……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 運輸委員会 第1号(1958/06/19、28期、日本社会党)

○井岡委員 緊急質問をお許しいただきたい。志免炭鉱の問題について若干の緊急質問をいたしたいと思いますので、これをお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、今の副総裁の答弁で若干わかりにくいところがあるので、二、三聞きたいと思います。  まず第一に、分離する方がよいというような勧告が今年四月にどこからあったか、それを伺いたい。
【次の発言】 その次に、現在の炭鉱を維持するためにはもっと高能率的にしなければいけない、こういうことでありますが、聞くところによりますと、昨年度の経営実態は二億幾らの黒字を出しておる、こういうことですが、この点はどうなんですか。

第29回国会 運輸委員会 第2号(1958/06/24、28期、日本社会党)

○井岡委員 資料要求を一つ。国鉄の金沢局における敦賀の予算の乱費の問題があるわけです。この問題についての資料をお願いしたい。

第29回国会 運輸委員会 第4号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○井岡委員 先ほど簡牛さんからお尋ねになったときに、四月運輸大臣の許可を得て調査委員会を作った、こういうように申されたように記憶するのですが、その通りですか。
【次の発言】 私は手元の資料を見たからそのことを聞いているのです。今総裁は四月に許可が出た、こう言っておられるのですが、申請をされておるのは三月に申請をされておる。同時に三月にもう許可をとっておられる。ですからこの点において大きな食い違いがある。だからこの点を聞いておるのです。
【次の発言】 調査委員会は四月の七日に設置されたのですか。
【次の発言】 鉄道公報の本年四月四日号にこのことがちゃんと載っておる。四月の四日にちゃんとこれは載せ……

第29回国会 運輸委員会 第6号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○井岡委員 青山委員長さんにお尋ねをするわけですが、この委員会では速記録とか議事録をおとりになっておるのでありますか。
【次の発言】 この志免の問題は、お話を聞いておりましても、今後非常にむずかしい問題が予想できると思うのです。そういう意味から私は、これは十分ガラス張りの中でおやりになるという御意見であれば、速記をとって、そうしてどなたが見てもいいということで、なるほどというように納得のできるものでなければならぬと思うのですが、そういうものはとられておらない、単なるメモ程度だ、こういうことでありますが、私はこの点についてまことに遺憾なことだと思います。まあそれはそれといたしまして、委員長さんの……

第29回国会 運輸委員会 第7号(1958/07/04、28期、日本社会党)

○井岡委員 最近警察庁あるいは運輸省当局で、道路交通取締法の施行令の一部を改正するというようなことを承わつておるのでございますが、この点その通りでありますかどうか、まずお伺いをいたしたいと存じます。
【次の発言】 どういう理由で御改正なさるか、その理由を一つお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 どういう点が不備か、その不備な点を具体的に一つお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 ただいまお聞きをいたしますと、主として自動車の問題を中心にお考えになっておるようですが、もしこれを実施するならば、私は路面電車に対してかなりの影響を持つのではないかと思うわけです。同時にまた相当の事故の発生することを……

第29回国会 運輸委員会 第9号(1958/08/01、28期、日本社会党)

○井岡委員 去る一月二十六日に紀伊水道で起りました南海丸の遭難事件について若干お伺いいたしたいのでありますが、それ以前に、審判庁の長官の方から、その後の海難審判の経過等で公表できる範囲内におけるこの問題の界議の経過等をお伺いできれば非常にけっこうだと思います。
【次の発言】 実はその問題で、御承知のようにこの委員会でも、かなり構造の問題あるいは当時の状況等について審議をしておりまするので、私は必ずしも会社側が期待をしておるような結審が出ないのではないか、こういうように思うわけです。しかし、それは審判の結果を待たなければなりませんので、私はあえてその問題をきょうお尋ねしようとは思いません。ただそ……

第30回国会 運輸委員会 第1号(1958/10/03、28期、日本社会党)

○井岡委員 先ほど久保君に対する御答弁の中で、部品等を購入する資金が不足しておる、非常に金が足らない関係がある云々、こういうようなお話があったと思うのです。そうしますと、航空法の免許基準のうちで百一条の三ないし四、こういうようなものを、免許されるときに十分考慮されたかどうか。ということは、整備士が不足しているので伊藤忠あたりから人を借りてきて今やらすようにしているのだ、こういうことなんですが、この点は今までそういうことを考えないで免許をなさったのかどうか、この点を一つお伺いしておきたい。
【次の発言】 そうすると、経営上の点検ということはやらないのですか。いわゆる収支がどうなっておるとか、ある……

第30回国会 運輸委員会 第2号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○井岡委員 もうなにの話は別として、この機会にお尋ねをするわけです。私は実はこういうつもりじゃなかったものですから研究はいたしておりませんが、たとえば今度の二十二号の台風によってかなり弱小私鉄は被害を受けております。これに対して地方鉄道軌道整備法の一部で若干の補助はしていただけると思うけれども、この問題を具体的におやりになるかどうか。同時にこういう台風が毎年々々やってくるような現状から考えて、今申し上げた地方鉄道軌道整備法の改正を行う意思があるかどうか。この点をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 もう一点。今申し上げましたように、これは台風だけでございませんが、いわゆる私鉄の中で辺境……

第30回国会 運輸委員会 第5号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○井岡委員 海上運送法の一部改正で二十八条の共同行為を削除した理由、これを一つまずお伺いをしたい。
【次の発言】 そうしますと、国際間にこういう共同行為はすべて防衛手段として合法的に認められておる、従って現在のような不況時の状態の中で、ひとり日本だけがこのことを禁止しておくことは、国際競争の上からあるいは不況打開の立場から考えて適当な処置ではない、こういうお考えですか。
【次の発言】 そうすると、先ほど各国が国際間にこういうものをいわゆる海運同盟として自衛手段として認めておるというお話だったが、主としていわゆる欧州側の航路においてこういうものが認められているということなんですか。

第31回国会 運輸委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○井岡委員 大臣が御就任なさったときに、港湾の整備が非常におくれておる、日本の経済を立て直すためにも、さらに発展さすためにも港湾の整備が急務だ、こういうように御所信を御発表なさって、その後御努力をいただいていることについて、敬意を表します。そこで今度の通常国会に、港湾整備に対する特別会計を設定されて、そうして整備に御尽力をいただく、こういうように新聞等で伺っておるわけですが、この構想について、今まで決定をいたしたもの、さらにこれから決定をしようとする点についてお話しいただける範囲内において御説明いただければ非常に幸いだと思います。
【次の発言】 資料に基いてということでありますから、いわゆる基……

第31回国会 運輸委員会 第6号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○井岡委員 その後の連合国からの再審査の請求がどの程度に出ておるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 なおそのほかに再審査を請求してくるところがあるかどうか、その見通しを一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 問題は捕獲審検の問題ですから、ここでその問題を取り上げてどうこうということはいたしませんけれども、でき得る限り早くこういう問題を解決して、いわゆる敗戦という重荷を除いてもらうように一つ努力をしていただきたいということをお願いして終ります。

第31回国会 運輸委員会 第8号(1959/02/19、28期、日本社会党)

○井岡委員 この法案は三十八国会に当委員会で国内旅客船の整備と拡充をはかるための決議案を私たちは出しました、それに基いて提案をなさった、こういうことでありますが、第一条の目的について少しお伺いをいたしたいと思います。「国内旅客船の整備について、その資金の調達が困難である海上旅客運送事業者等に協力することにより、」こういうようにうたっておいでになるわけですが、資金が困難でないという認定をどういう方法でなさっておるか、この点一つお伺いしたい。
【次の発言】 今のお話ですと、市中の金融ベースに乗る業者をあと回しにして、乗らない業者、そうして目的である民生の安定に必要な航路の維持及び改善をやるのだ、こ……

第31回国会 運輸委員会 第12号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○井岡委員 法案に対する大体の質問は同僚委員から行われましたので、私はただ一点だけお尋ねをいたしたいと思います。  今度の公団によって老朽船が代替建造をされていくわけですが、その建造された船、いわゆる所有が共有ということになっておりますが、これに対する固定資産税の関係はどうなるのか、その点を一つお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、その使用料を徴収する場合、七、三という割合を考慮して徴収するのかどうか、この点をもう一度伺います。
【次の発言】 私は、ただいま可決されました国内旅客船公団法案に対し、自由民主党並びに日本社会党を代表して、附帯決議を付する動議を提出いたしたいと……

第31回国会 運輸委員会 第13号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま可決されました特定港湾施設整備特別措置法案に対し、私は自由民主党並びに日本社会党を代表して、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたしたいと存じます。  まず附帯決議の主文を朗読いたします。     特定港湾施設整備特別措置法案に対する附帯決議案   本法案は、重要な港湾施設を緊急に整備し、もって経済基盤の強化に資すことを目的とするものであるが、港湾の機能を完全に発揮させるためには施設の整備と相まって、その円滑な管理、運営を図らねばならない。   よって政府は、所期の目的を達成するため、左記事項につき特段の措置を講ずべきである。   一、港湾管理者の自主性を確保すること。   ……

第31回国会 運輸委員会 第14号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま御提案になりました海上保安官に協力した者に対する補助、援助、こういうことでございますが、これに要する費用はどのぐらいかかるのか、今提案になった早々でございますから、政府の方で十分おわかりにならないかと思いますけれども、大体おわかりになろうと思いますので、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 最近の日本近海における海難事故というものは非常に多いので、果して二十万円でやれるかどうか私自身まだわかりませんが、もし不足を生じた場合はどういうような処置をとるのか、一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 話がついている、こういうことですか。

第31回国会 運輸委員会 第15号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○井岡委員 関連。長官が十二時までだということですから、長官のおいでの間に一言お伺いをしておきたいと思います。  まず大臣にお伺いしますが、自動車運送協議会が発足しまして、そこへ増車の問題についての諮問が行われたわけです。私はおそらくこれは増車になるだろうと思うのですが、今までの例を見てみますと、いわゆる既存業者優先になっておる。これは大阪の場合でもその通りなんです。従って今度の場合、もし増車になった場合、どういう方針で臨むのか、この点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それは増車をするかしないかは協議会の方々がおきめになることであって、それから増車をすると答申があった場合は、これは……

第31回国会 運輸委員会 第16号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○井岡委員 中小型鋼船造船業合理化臨時措置法案、こういう法案ですから、私は少くともこの法律は、中小型鋼船の造船業の合理化をはかる、近代化をはかる、こういうように考えておったのですが、この法律案全体を通覧してみますと、合理化をやりたい、こういうだけであって、何の裏づけもないように思うわけです。わずかに政府は、全文を通じて運輸大臣の基本計画であるとか、あるいは計画の変更であるとかいうようにうたっておりますが、六条の中に、「政府は、合理化実施計画に定める中小型鋼船造船業の合理化のための設備の設置に必要な資金のあっせんに努めるものとする。」これがいわゆるすべての条文を見ると、「運輸大臣」から「政府」と……

第31回国会 運輸委員会 第17号(1959/03/17、28期、日本社会党)

○井岡委員 関連質問。――次官がお見えになっておりますから一点だけお伺いしておきたいと思います。  第一条に、「合理化を促進することにより、船舶の輸出の振興及び海運業の健全な発達に寄与する」こういうように明確に目的を明らかにされておるわけです。先般来政府当局に輸出の振興策についていろいろお伺いをいたしたわけですが、当面考えられるのは東南アジア地域、あるいはまた中近東等に輸出のいわゆる需要が非常に多い。しかもこのままほうっておくならば、欧州の造船業界に荒らされてしまう。従ってすみやかに合理化を促進をして、そうして輸出の振興をはかりたい、こういうお話でございます。しかしながら、中近東あるいは東南ア……

第31回国会 運輸委員会 第18号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○井岡委員 私は自由民主党並びに日本社会党を代表して、ただいま議決されました中小型鋼船造船業合理化臨時措置法案に対し、附帯決議を付する動議を提出いたしたいと存じます。  まず附帯決議案の案文を朗読いたします。    中小型鋼船造船業合理化臨時措置法案に対する附帯決議案   政府は、中小型鋼船造船業の合理化を急速かつ容易ならしめるため、左記事項について特段の措置を講ずべきである。  一 合理化の実施に必要な資金源を確保すること。  二 輸出の振興を図るため取引の円滑化に努めること。特にポンド圏市場の開発について取引条件の緩和を図ること。    右決議する。  次にその理由を若干申し述べたいと存じ……

第31回国会 運輸委員会 第19号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○井岡委員 政府の法案に関する参考資料の中で、自動車運送事業者に対して当該自動車ターミナルを使用するように命じ得るものである、こういうように御説明をいただいておるわけですが、しかしこれは運送事業者に対しての命令であるわけなんです。しかし今一番道路上における輻湊の原因をなしておるものは、道路上に駐車をしておる自家用車、これらがかなり事故の原因を誘発しておりますし、同時に交通の輻湊をかもしておるわけです。従ってこれらの取扱いはどういう処置をとられるのか、この点を一つお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 なるほどその駅前広場であるとかあるいは銀座あたりでそういう方法がとられておりますが、主と……

第31回国会 運輸委員会 第20号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○井岡委員 お見えになっておられるところはどこですか、ちょっと教えていただきたい。
【次の発言】 それでは、まず運輸省の民鉄部長にお尋ねをいたしたいと思います。  先般来東京、大阪の今後の都市交通についてのあり方ということで審議会が持たれて、いずれも結論を得られたようであります。なお近く、名古屋の問題についてもこれが諮問をなさる、こういうように承わっております。しかし、東京の場合は首都交通審議会等が開かれて今諮問をなさっておるようでございますから、あるいは東京の問題等についてもその結論を待って御答弁をしたい、また考え方を発表したい、こういうお話もあろうかと思いますが、しかしそうでなくて、前に結……

第31回国会 運輸委員会 第25号(1959/06/17、28期、日本社会党)

○井岡委員 その場合、今のバスの問題ですが、この間石井常務になぜこれを変えるのかという理由を聞きました。その理由の中に、ただいま副総裁のおっしゃったような理由でなくて、十和田を向うへ回す、こういうことが一つ。それからこの間の日鉄法の改正で運営の問題等があって、臨時営業等の免許、こういうことで陸運局と事業所が一体でなければならぬ、この二つだ。こういう話でした。そこで私はそのときにもお話ししたのですが、十和田の問題について私どうこう言うという考えじゃないけれども、国鉄全体の中で陸運事務所とそれから陸運局と営業所が異なっておるところがあるわけです。従ってそういうこじつけを言うということはこれは間違い……

第32回国会 運輸委員会 第3号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。先ほどホワイト・タクシーの取締りについて、貨物自動車の場合も同様だ、こういうことがあったのでございますが、貨物自動車の免許の場合実績主義をとっておいでになるのか。たとえばこの会社を認める場合、果して認めた後において十分営業が成り立っていくかどうか、これは過去の実績というものを積算して御判断をなさっておる。そのためにたとえば現場の陸運事務所等では、これは法との関係から考えてまことに奇妙なことであるが実際には困るのだ、そうしなければならないのだ、こう言われるわけです。この点はどういう関係にあるのか。この点をもう一度明らかにしていただきたい。

第32回国会 運輸委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。大臣にちょっとお尋ねいたします。大臣は運輸大臣であると同時に国務大臣なんです。従って国鉄の問題だけでなしに、今石炭産業がどのような状態にあるかということは国務大臣として考えるべき時期にきておるのではないか、こう思います。従ってそういう時期にこれを払い下げる、こういうことが果していいかどうか、石炭産業に対して大きな混乱を起しはしないか、こういう問題を考える国務大臣としての責任があると思います。先ほどからの御答弁を聞いておると、国鉄大臣になってしまって、一向に国務大臣としての責めを果しておらない、こういうように考えるのですが、その点どうですか。

第32回国会 運輸委員会 第5号(1959/10/05、28期、日本社会党)

○井岡委員 最近都市交通問題が非常にやかましくなって参っておりますし、ことしの総理大臣の施政方針にも、都市交通の近代化をはかる、こういう方針を明らかにされました。その理由には、いわゆる現在のようなままで放置するならば、都市交通全体が麻痺をしてしまうのではないか、従って早くこれを近代化する、いわゆる高速化することが望ましいという立場から申し述べられたように、私たちは理解をいたしております。同時に、昭和三十一年において政府は運輸省の設置法の一部改正を行われて、都市交通審議会を設けられて、東京あるいは大阪、現に名古屋において今後の都市交通全体についての検討をなさっておられます。すでに東京、大阪におい……

第33回国会 運輸委員会 第2号(1959/11/04、28期、日本社会党)

○井岡委員 災害予算直接関係費だけをお話しいただいたのですが、今度の十五号台風で、非常に私鉄その他の災害が起こって、昭和二十五年、三十六年、あの時分の災害あるいは二十九年の災害、三十一年の災害、そういう場合に私鉄事業に対して、復興ができないものに対する補助金等を出しておるわけですが、今度の場合そういう措置をとるかどうか、その点を一つお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それはおそらく今度の災害が、名古屋鉄道であり、あるいは近畿日本鉄道という大きな会社だから、当然そういうことだろうと思ったのですが、融資のあっせん等については特段の措置を講じていただかないと、かなり莫大な費用を要するんじゃな……

第33回国会 運輸委員会 第4号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○井岡委員 東海道の新幹線の問題は、かねがね国鉄当局並びに運輸当局が非常に努力をされて、初年度において、すでに三十億とそのほかに六十億のお金を注ぎ込まれて、着々その歩を進められておるということについては、これは当委員会としてまことに喜ばしいことだと思う。しかしこの問題は、国民の期待が大きいだけに、少なくとも建設にあたって暗い影というものがあるとするならば、これは非常に不幸だと思うわけです。そこで国鉄総裁は、かねがね国鉄の経営はガラス張りでやるんだというように申されております。従って私は、国鉄総裁のそのガラス張りですべての経営を行なっていかれるという御熱意については、敬意を表しておったわけです。……

第33回国会 運輸委員会 第8号(1959/12/16、28期、日本社会党)

○井岡委員 委員長の方で何か非常にお急ぎのようですから、私は、近く小委員会を小委員長さんが開いていただくようにお話し願っておることですから、簡単にお尋ねをいたしたいと思います。  この間の委員会で、大臣が都市の高速度鉄道建設について、単独立法を作らない限り、当面これを収拾するというか運営していくことはむずかしい、こういうように御答弁いただいたわけです。私は非常にこの御答弁に対して敬意を表しておる次第ですが、その後運輸省でこの点についてどのように作業が進められておるか、こういう点を一つお伺いをいたしたい、こう思うのです。
【次の発言】 そこで三十四通常国会に提出予定の法案の中には載っておらないわ……

第33回国会 運輸委員会 第9号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。――そこでお尋ねをするのですが、これは運賃を値上げすると、ペイするものじゃないということなんですね。現在の減価償却並びにすべてを考えていくならば、現在の運賃の五倍くらいの運賃にしないとやっていけない。ですから、私はこそくな運賃の値上げを考えないで、やはり地下鉄が、先ほどの鉄監局長のお話のように、大都市交通の解決策としての国としての至上命令だとするならば、当然地下鉄問題は、運賃とかいうような問題を抜きにして、別にもっと具体的な策を立てる必要があると思うのです。この点一つお尋ねをいたしたいと思います。

第34回国会 運輸委員会 第2号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○井岡委員 官房長にお尋ねをするのですが、このほかに法案を用意されておるかどうか、お尋ねをしてみたいと思います。
【次の発言】 その研究しているものにたとえばどういうものがあるか、一つこの際明らかにしておいていただきたい。

第34回国会 運輸委員会 第6号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○井岡委員 先ほど石原長官は、現在の陸運行政で陸運事務所を運輸省の方に統括したというのは、若干占領政策の行き過ぎな面もある、こういう意味のことを御答弁なさったのでありますが、私はもう一度この機会に陸運事務所ができました経過というものを明確にした方が、かえってこの問題の焦点を明らかにすることになると思いますので、これまでの経過について一応御説明をいただきたい。これは運輸省の方が御存じだと思いますから、運輸省の方から一つ……。
【次の発言】 私はそのことをお尋ねしておるのでなくて、今お話しになった旧憲法で独立命令であった交通取締法について、それをお伺いしておるわけですが、これが出たときにすでに問題……

第34回国会 運輸委員会 第11号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○井岡委員 関連。長官にちょっとお尋ねしますが、海上における人命の保護あるいは財産保護のために準備をしておったんだ、こういうことですが、それでは会社側は三角から出港さすということの連絡があって承知しておったのかどうか、この点先に聞いておきたい、この問題は非常に重要ですから。
【次の発言】 それじゃおかしいじゃないですか。先ほどのお話は、そういう人命救助のためにすでに用意をしておったんだ、こういうことです。ですから情報を聞いておったということは、それによって判断をしたというのなら話はわかるわけです。しかし、今の話は先ほどの話とは迷う。この点をはっきりしておいてもらいたい。

第34回国会 運輸委員会 第13号(1960/04/06、28期、日本社会党)

○井岡委員 ごく簡単にお尋ねをいたしまして、なお残りましたら、次会にお尋ねすることにいたしたいと思います。  今度の改正で、二十五条の二に、「運輸省令で定める営業所ごとに」こう書いてありますが、運輸省令で定める営業所というものは、どういうものをさして言っておるのか、この点を一つお伺いいたしたい。
【次の発言】 そこで問題は、この運行管理者の条件として、運転に経験のある者、こういうことになっておるわけです。そういたしますと、たとえば、バスなり観光ということになると、必ずしも運転に経験のある者が、乗務員の交代とか、あるいは路線の設計ということをやらない場合があり得るわけなんです。こういう場合はどう……

第34回国会 運輸委員会 第14号(1960/04/08、28期、日本社会党)

○井岡委員 今のお話は、結局臨時雇用制度というものを解消するという建前でなくて、依然として存置しておくという建前なんです、あなたの言うことは。ということは、事業の絶対量を確保していかなければいけないのでしょう。ですから、事業の絶対量を確保していく、さらに拡大をしていくわけですね。従って、その拡大に伴ってやはり人員を採用していかなければいけないわけです。ところが、現在の定員というものはあまりふくれない。だから今の考え方というものは、その補充程度をやっていくという考え方なんでしょう。ここにやはり問題が残るのです。あなたがこういう重要な仕事をしておるのだから臨時雇用制度を廃止するという建前をとるなら……

第34回国会 運輸委員会 第15号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○井岡委員 この間お伺いした二十五条の二の運行管理者の問題で、営業所ごとに週行管理者を定めるというのですが、運行管理者の基準点はどういうものか、この点をもう一度はっきりおっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 私がこの間御質問を申し上げた中で非常に心配をしておったことがやっぱり全部出ておるわけなんです。ほとんどが実務一年ないし三年、七年、こういうことになって参りますと、局長は非常に軽くものをおっしゃっておられますが――私は、その現在の規程を、私の調べたのと間違っておるかもわかりませんから、あとで出していただきたいと思うのですが、たとえばこういうことがあるわけです。「運行管理者は、上司……

第34回国会 運輸委員会 第20号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○井岡委員 私は、もうほとんど同僚の議員がお尋ねになったことだろうと思いますが、二、三質問をお許しいただきたいと思うのです。もう一度、私は道路運送法についてお尋ねをするわけです。これは自動車局長とそれから法制局の方、来ておいでになりますか。――道路運送法では、いわゆる自動車の事業を免許する場合には、かなりきつい制限を付して免許をしておるわけですね。これはどういう理由でこういうきつい制限を付しているのか、もう一度聞きたいと思います。これはもう何回か言い古されたことですが、限定免許等のことを考えてみると、ここにもう一度振り出上に戻ってみる必要があるんじゃないか、こう思いますので、これは両方から御答……

第35回国会 運輸委員会 第1号(1960/07/20、28期、日本社会党)

○井岡委員 ちょうど辻官房長が来ておりますから、ちょっとだけ聞きますが、松山の空港の管制塔なんですが、ことしの三月に完成しているわけです。その際に雨気設備をしてないということ、従ってルームクーラーがつけてないわけです。この間行ってみて驚いたのですが、四十二度という中で仕事さしているわけです。航空管制が重要だということについては、先般の航空法の改正のとき、並びに名古屋空港における事故の点において強く政府は反省したはずです。にもかかわらず管制塔を作るのに電気設備をしていない。そしてルームクーラーもつけてない。この中で仕事しろということ、こういうことが許されていいものかどうか。こういうことで航空の保……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 運輸委員会 第2号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○井岡委員 今、辻官房長から、最近踏み切りの事故が非常に多いので、関係省と十分打ち合わせをして何らかの処置を講じたい、こういう御説明がありましたが、たまたまきょうの新聞に、踏切法の法案について立ち往生という見出しで運輸省と建設省が対立をしておる、そのために今度の通常国会には出せないのではないか、こういう予想の記事が載っております。事故が非常に多くて、世間から踏み切りの整備についてはかなりきびしい批判を受けておる際に、なお今日どのような理由かは知らないけれども、政府の中において対立をして今度の通常国会に出せないということは私はまことに不都合だと思うわけです。そういう意味から、その問題になっておる……

第38回国会 運輸委員会 第2号(1961/02/07、29期、日本社会党)

○井岡委員 三十四国会で私たちが検討いたしました都市交通の混雑緩和の件について、今、関谷さんから報告されましたが、その後の都市交通事情は、この報告書を作成した当時よりさらに困難になってきていると思うのですが、政府はことしになってこれらの問題に対してどのように取り組んでおられるのか。まず運輸省の民鉄部からお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 数字に現われた計算はそういうことになるわけですが、これによってどれだけの緩和ができるのか、それを一つ具体的に説明していただきたい。
【次の発言】 警察庁の交通課長がお見えになっておりますから、ちょっとお伺いしたいのですが、現在のままをこのままで定着を……

第38回国会 運輸委員会 第5号(1961/02/17、29期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。三十四年に制定をしました特定港湾施設整備特別措置法と今回出された法案との関連を聞かして下さい。
【次の発言】 かなりわからない点がございますが、きょうは時間がないようですから私は問題点だけを聞いておきます。それでは、特別措置法に基づいて指定された港湾と今度の港湾とは違うのか違わないのか、この点を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 含めておるということは、もし特別措置法という法律が母体だということになると、追加をしたということですか。
【次の発言】 どちらも特別会計だということですが、そうすると一方の特別会計と今度の特別会計との関連はどういう関連になるのですか。

第38回国会 運輸委員会 第9号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。この間から聞いておるのですが、どうもわからないのです。ただ港湾局長は、特定港湾施設整備特別措置法は地方の分担金等のことを重点的に考えたものだ、こういうようにこの間からおっしゃっておるわけです。そうすると、今度の緊急措置法の地方公共団体の分担金と違うのか違わないのか、ここのところを明らかにしてもらいたい。国の負担ですね。
【次の発言】 僕はこの間も聞いたのですが、もし同じだということになれば、なぜ同じようなものを二つ作るのかという理由がわからぬのです。今度の法案をこしらえるなら、特定港湾の方も含めてこしらえたものだと思うのです。そうすれば特定港湾の方を廃案にするなり何なりに……

第38回国会 運輸委員会 第14号(1961/03/20、29期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。総裁は国鉄四十五万の信頼を得て、国鉄を完全に守っていきたい、そして業務を遂行したい、こういうように言われておるわけです。そういう立場から組合とも話をしたい、同時にしていっておるのだ、こう言っておられますが、現実にはそれと違う事実があるのです。これは八王子の駅長さんの中島勘司さんという人が各家庭に配った不当労働行為の原文です。この中に、総裁は法律を守らなければいかぬのだ、こう言っております。不当労働行為はやってはいけないのだということに法律で規定してあります。にもかかわらず――読んでみましょうか。「今回は時間の問題だと言われるILO条約第八七号が批准になれば、労組の専従(職……

第39回国会 運輸委員会 第4号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○井岡委員 ちょっと関連をしましてお尋ねをいたします。先般久保君が質問されておったときに、A、B、Cに分けて、そして大工事、あるいは中工事、小工事と分けた、こういうように言っておいでになりました。今も御同様のことをお話しになっておりますが、鉄道とかその他今言われておっただれでもやれる一般的な工事、こういう業者は、大体何ぼくらいの会社がありますか。
【次の発言】 同様に、この会社でなければできないという会社は一つですか。
【次の発言】 そうすると、一般工事をできる会社というものはかなりある、こういうように理解してよろしいですね。特殊工事というのはほとんどないと理解していいですか。

第40回国会 運輸委員会 第9号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○井岡委員 運輸省の三十七年の一月の資料は、おそらくこの法案の提案理由を説明された資料であると思いますが、「特定船舶整備公団によるはしけ等の整備について」という資料があります。一方きょう三十七年二月十四日運輸省港湾局の「はしけの今後の需給状況について」という説明の資料が提出されております。この資料と一月に提案をしました提案理由との間に、大きな食い違いを来たしておる、こういうように考えるわけです。その二、三点について質問をさしていただきたいと思います。  きょうお配りになった「需給状況について」では、昭和三十五年年央――これはどういうのですか、三十五年年央のはしけ保有量八十三万トン、昭和四十年年……

第40回国会 運輸委員会 第10号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○井岡委員 議事進行について……。  われわれはまじめに審議をしようと思って、おるわけですが、政府の人は、御承知の通り、今大臣がやってきたところなんです。われわれは、ふだん大臣が見えなければ審議をしないのじゃないわけです。大臣が来なくても、あなた方の都合の悪いときにはわれわれに話をして、きょうはおらぬから、だれそれを出すからということで審議をさせておるわけなんです。しかるに、政府委員が一人もおらないじゃないですか。大臣、これをどう考えるか。御答弁いただきたい。
【次の発言】 毎日、その当日になって今ここで何をやるといったのではなく、前の日から質問通告をしてあるのです。従って、その質問を通告し、……

第40回国会 運輸委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○井岡委員 観光協会の会員の数がおわかりだったら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 毎年ふえてくると思うのですが、これらの趨勢を、わかればお教えをいただきたいと思います。
【次の発言】 今度の改正で運営委員会を審議会にお変えになるということです。こまかく書いてありますが、さらにもう少し具体的に、なぜ変えたかということをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 そこでお尋ねをするんですが、審議会の委員が二十名以上三十名、その成立要件が二分の一で、議決をする場合はその過半数、こういうことになっておるわけです、おそらく政府は、本年の一億の出資だけでなく、将来この出資額をもっと上げていこうという考え……

第40回国会 運輸委員会 第12号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○井岡委員 私は、先般来から国鉄当局と労働組合の間に交渉が行なわれておりました京都、豊川、大宮、大井の工場廃止の問題について、若干の質問をいたしたいと思います。  まず最初にお尋ねをいたしますのは、昨年、当局は運賃値上げを当委員会に提出をされたわけであります、少なくとも、この運賃の値上げを提出されたのは、偶然のものでなくて、第一次五カ年計画を四年で打ち切って、新たに五カ年計画という立場から提出をされたわけであります。そういうように考えてみますと、今後の国鉄全体の経営については、当局は単に思いつきの問題から出されたものでない。相当以前において、今後のわが国の国鉄の持つ輸送計画というものがあったと……

第40回国会 運輸委員会 第13号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。私ちょっとおくれたものですから、おそらくお聞きになっておられるかと思いますが、もう一度お聞かせをいただきたいと思うのです。この東洋電機に国鉄からおやめになって入っておられる方々は何人くらいですか。
【次の発言】 これは新聞の記事ですから、あなた方はまだ十分そういうことは明らかでない、こういうことを言っておいでになるわけですが、これによりますと、かなり前から国鉄とのつながりがあった、こういうように理解していいのですか。
【次の発言】 これは特殊品であるから、いわゆる指名入札とか随意契約という形でおやりになっておると思うのですが、しかし、今度の場合は、そこに大きな問題があると……

第40回国会 運輸委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○井岡委員 ちょっと一つだけ。私は、今度の問題について一番重要視しておるのは、労働慣行というものだと思うのです。労働慣行を正しく発展さすということが、労使間の紛争を最小限にとどめる一番大きな柱だ、こう私は考えるのです。そこでお尋ねをいたしますが、従来の労使間における労働慣行は、どういう方向、どういう方式といいますか、形式といいますか、そういうものをおとりになったか。これを一つお聞かせいただきたい。
【次の発言】 きのうの参考人の話から明らかになったことは、二十六日の午後十一時三十分に国労と交渉を終わった、こういうことであります。その終わる際に、先ほども久保委員の方から、あるいは加藤先輩から御質……

第40回国会 運輸委員会 第21号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○井岡委員 問題は違うのですが、この間北海道で地すべりがあって、列車がとまっていますね、あれの状況をちょっと聞かしていただけませんか。
【次の発言】 ああいうへんぴなところですから、やはり一日も早く何とか手当をしてあげないと、これは日にあまり通らないところで、全くとまっちゃったということでは大へんな問題だと思ったものですから、それだけ一つお願いしておきたい。

第40回国会 運輸委員会 第28号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。私は、今度の事故で特に感じたことは、従来の国鉄の経営の中に、いわゆる技術革新と称されて、経営に重点が置かれて、いわゆる企業それ自体の成績を上げることに重点が置かれて、保安設備あるいは保安に力点が若干うとんじられておったのではないか、こういうような気がしてならないのです。先ほど同僚の久保君が、当直の人が一人だったということを言って、総裁に質問しておりましたけれども、総裁は、これはお答えになりませんでした。少なくとも午後九時から十時ということであれば、まだ夜のラッシュの時間であると考えるのです。ここでダイヤを見せてもらったのですが、片道十三本、従って往復二十六本という列車が、……

第40回国会 運輸委員会 第30号(1962/05/08、29期、日本社会党)

○井岡委員 御承知の通り、先般改正をして、その実施の準備期間を三年にして、ことしの十月一日からいよいよ実施をされる。そこで免許制になるものですから、直ちに切りかえるということはなかなか不可能だろうと思うのです。そういう意味で、改正当時における要望として、三年の間に運輸省は十分行政指導をして、零細企業あるいは基盤の弱い企業等の指導を行なって、でき得るならば企業合同をやらして、国際競争に耐え得る海運に育て上げるべきだ、こういうような要望をつけておるわけであります。従って、その後の状況はどうなっておるのか、まずお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 それでは、最近出されたその通牒というのですか、それ……

第41回国会 運輸委員会 第8号(1962/09/28、29期、日本社会党)

○井岡委員 御承知の通り、大阪の港が、南港並びに堺港、あるいは近く泉北港、こういうようにだんだん大きくなって参っております。そこで、先般大阪の保安部に行きました際に、ぜひこの大きくなった事態を直視していただいて、適切な処置を講じてもらいたい、こういう御陳情がありました。その一つは、現在の巡視艇が足らないのだ。だから、十八ノットの巡視艇を二隻ふやしてもらいたいということ。第二点は、堺からあそこまで手続なりいろいろなことで来ますと、今のあの大阪の交通状態ですと、来るだけで一時間半ばかりかかりますから、それはなかなか大へんなことだから、ぜひ出張所を堺に設けてもらいたいということ。それからこれに伴って……

第41回国会 運輸委員会 第9号(1962/10/31、29期、日本社会党)

○井岡委員 先ほど次官から内海さんに御答弁がありましたので、あえて聞く必要はないと思いますが、われわれとしても、計画造船それ自体について今検討をしておる最中です。先般、総理が、計画造船それ自体再検討すべきだ、こういう発言をされています。これはかかって海運基盤の問題と関連をして総理はあのような発言をされたのだと、われわれは理解をしておるわけですが、そういう立場から考えると、今後の計画造船それ自体について、運輸当局はどう考えておるのか。この点を一つ明確にしていただきたいことと、今回の第十八次造船について、定期船を八〇%に引き上げた、それから不定期船を七〇%に引き上げたということですが、これは将来も……

第41回国会 運輸委員会 第10号(1962/11/01、29期、日本社会党)

○井岡委員 これはいつからおやりになったのですか
【次の発言】 私鉄運賃の項については、これは運輸省の専決事項でありますから、あえて運輸委員会に御報告をされる必要はないかと思いますけれども、私は、運賃値上げに伴う国民生活への圧迫、同時にこれと関連して、諸物価の値上げ等々から考えますならば、当然これらの問題について、当局は、せっかく運輸委員会が開かれておることでもありまするから、進んでやはり態度を明らかにする必要があるのではないか、こういうように考えるわけです。ということは、最近の私鉄の保安施設、あるいはその他の条項等が、かなり乱れておるわけですから、これらの問題について、単にどういうようにやる……

第42回国会 運輸委員会 第1号(1962/12/11、29期、日本社会党)

○井岡委員 先ほどの久保委員のお話を聞いておって、私は二つの感じを受けたわけです。一つは、従来総裁は、当面する問題は輸送に重点を置かなければならないのだ、こういうことをしばしば言われ、しかもその立場から第一次五カ年計画あるいは昭和三十六年度に新五カ年計画をお立てになったと思うのです。ところが、そういう意味から申し上げますと、国鉄の使命というものは輸送増強にある、こういうようにわれわれが理解をしておった。間違いかもわかりません。そこでわれわれは常に、その輸送増強に伴うものは保安ということが大事ではないだろうか、こういうように主張してきたわけですが、この点は、そうではあるけれども、やはり輸送増強と……

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○井岡委員 ちょっと関連して。――先ほど機構の問題でいろいろお考えになっておるようですが、この間の井出さんの質問並びに加藤さんの質問で、当時の監査委員長として不明であったというように盛んにお答えになって、あやまられておるわけですが、監査委員会の事務局は独立しておるのか、しておらないのか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 監査委員会の命によってということですが、現実には国鉄の職員がおやりになっておるじゃないですか。
【次の発言】 私はそこに問題があると思うのです。監察局の局長がこの事務局長であり、同時に監査委員会の事務局員である。ここに問題があると思う。少なくとも監査委員会というものに……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会 第5号(1964/02/07、30期、日本社会党)

○井岡委員 川上さんにお尋ねをしますが、最近非常に事故が多くなってきました。それはいま言われたようなことからくるものも多くありましょうけれども、私はもっと根本的な問題があると思う。それは私は車両構造に欠陥があるのじゃないかと思うのですが、いろいろな脱線事故を起こしている車両がどこの会社でつくられたものかということを会社別にお調べになったことがあるかどうかお伺いいたします。
【次の発言】 そこに問題があると思うのです。調べておいでにならないのじゃないかと思う。おそらく車両の構造上に問題がある。先ほど亜鉛板のお話をなさいましたが、いままでと同じように亜鉛板の積み荷をしておって、そうしてこの問題に関……

第46回国会 運輸委員会 第18号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○井岡委員 ;口お尋ねをしたいのですが、事業内容のところに、富士航空は九つの基地があります。読み上げますと、東京、高松、大分、鹿児島、種子島、屋久島、新潟、佐渡、大阪、これだけ基地があるわけです。そうして整備員は二十二名という。そうしますと、各基地に整備員を配置しておるのかどうか、この点をひとつお尋ねをしておきたい。
【次の発言】 そこに問題があるのじゃないですか。一九四五年に製造をした飛行機です。したがって、年数からいうとかなり古い年数だと思います。たとえばいま二十年の法定償却を持っておるのは汽車と電車と船だけでしょう。ほかのものは全部、法定償却としては、自動車は五年、あるいはその他のものは……

第46回国会 運輸委員会 第19号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○井岡委員 出入国管理令でもって韓国から日本に潜入して違反に問われている人が何人あるのか、この点を一つまずもってお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 私は、最近なお入国管理令で違反に問われて、あるいはそれをくぐって密航されておる方がたくさんあることを知っております。いま航空協定に基づいて、そして旅券を持って一応入ってくる。そして旅券の期間が切れてそのまま日本に滞在する、こういうことがあり得ないと考えられないのです。これらについて当然、航空協定を結ばれた大臣としては十分お考えの上でおやりになったことだろうと思う。この点についてお伺いをしたい。

第46回国会 運輸委員会 第30号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○井岡委員 関連ですから私は簡単に二、三お尋ねをしたいと思います。  この水先約款とそれから水先人会の会則、これとの関係はどういう関係になるのですか。もっとわかりやすく言うと、水先会というものは何をする会なんだ、こういうことです。それによって本人の約款と若干関係が出てくるのです。
【次の発言】 そこで事務を統合して行なうということについては、こういうように理解していいですね。水先を依頼する、それを引き受ける、そこでその会は特定の人に、あるいは順番でもいいのですが、これに委託をする、こういうように理解していいですか。
【次の発言】 単にセンターということだけでなくて、もっとわかりやすく言うと、あ……

第46回国会 運輸委員会 第47号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○井岡委員 非常に地域的な問題で、若干御答弁がしにくい問題かと思いますが、最近の公営バスというものが各所で非常に行き詰まっております。もちろんこの行き詰まっておる原因というものはいろいろありますが、私はその原因を直ちにここで全部解明をしていただきたいなどと考えてはおりません。  そこで、当面差し迫っております新居浜の公営バスについて、若干御質問を申し上げたいと思うわけです。御承知のように、新居浜という町は工業を中心とした町でございますから、昼間人口が非常に少ない。したがって公営企業それ自体について、その昼間人口のない経営方針というものがとられなければ、とうてい事業それ自体は発展をしないと思うの……

第48回国会 地方行政委員会 第7号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○井岡委員 最初の大臣の話を聞いていると、一方では常識論を言い、一方では逃げを打っている。この点は私は非常にひきょうだと思う。こういう問題が起こってあなたのところへたずねてきたら、訓令を出しなさいと指示をしている。そこから問題が起こった。そうしてその訓令に基づいてやったところが本人はやらなかった。そこでばっさりいった。こういう意味なんであります。こんなばかげたことがありますか。それでもって救済規定がある。そのほうに回しなさい、――なぜ訓令を出したのですか、その点明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 名札をつけなさい、――そのときにはつけないんです、話をしてもどうしてもつけないんです、とこう言……

第48回国会 法務委員会 第25号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○井岡委員 今回のこの刑法改正の中で、主たる目的は、最近の自動車の業務上の過失傷害致死が非常に多い。したがって、これら等の事態にかんがみて改正するのだ、こういうことでございますが、それ以外に何かございませんか。
【次の発言】 最近の自動車交通の事故が多いのは、単に刑法上の問題だけで解決することは非常にむずかしいと思うのです。特に日本の道路の状態というものは自動車がなかったときを基準にしてやられておる。したがって、現在の許容量というものはすでにオーバーをしているわけです一これらの問題を考えないで、単にこれだけを罰を重くすればそれで交通事故がなくなるのだという考え方は私は間違いだと思うのです。現在……

第51回国会 運輸委員会 第14号(1966/02/19、30期、日本社会党)

○井岡委員 私は、ただいま提案をされました運輸委員長古川丈吉君の不信任案に対し、賛成の意を表したいと思います。私と古川君は同じ大阪の選出でございますし、当選回数も同じであります。昭和三十年の二月二十九日の当選でございますから、全くいままで長いつき合いをいたしてまいりました。したがって、古川君が今回運輸委員長に就任をされたときに、私は心からおめでとう、こういうことばをお贈りすると同時に、今日のわが国の交通事情の混乱、運輸行政の貧困等を考え合わしまして、何とかこの委員長を助けて抜本的な輸送体系と申しますか、輸送政策の樹立をすべきであるということを、お互いにかたく誓い合ったのでございます。  しかも……

第51回国会 運輸委員会 第25号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○井岡委員 先ほどの名義貸しの問題に関連をして、運送事業を認める基準は、実際問題としては名義貸しからこなければ免許がおりないという実態を御存じであるかどうか、ひとつお伺いしたい。
【次の発言】 これを言うと局長一番いやなことですが、私はこの際この点は明らかにしておかなければいかぬので……。運送事業は、実績がないと認めないわけです。申請書には、事業の施設、事業の収支の見積もりその他運輸省令で定める事項を記載した書類を添付しなければならない、見積もりということは、ある程度この会社に対して荷主がやってやるということからくる見積もり、これが一つの見積もりなわけです。それから実際にいままで運送をしておっ……

第51回国会 運輸委員会 第30号(1966/04/28、30期、日本社会党)

○井岡委員 港湾運送事業法の改正で一番先にお尋ねをしておきたいのは、この前運送事業法を改正したときに、もちろん最初は届け出を免許に改正をしたといういきさつ等もありますが、実際運営していく上においてほとんどが省令に委任したわけですね。そこに問題があったと思うのです。しかし今回の改正案を見ても、やはり省令委任事項が非常にたくさんあるわけです。したがって、この省令に委任すること自体をここで究明しておかないと、せっかくおやりになってもまた同じようなことになるのではないかというように思うのですが、この点を港湾局長からお伺いしたい。
【次の発言】 内規ということですが、その際にお約束をしたことは、これは三……

第51回国会 運輸委員会 第44号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○井岡委員 自動車ターミナルの種類はどういうものがあるか、簡単にひとつ答弁願いたい。
【次の発言】 その専用ターミナルにはこの法案は適用するのかしないのか、お答えを願いたい。
【次の発言】 一般ターミナルはこの適用を受けるのかどうか。
【次の発言】 「(一般自動車ターミナルを無償で供用するものを除く。)」これは私はこの法律の趣旨から申し上げて、いわゆる道路交通の緩和、それから都市の再開発、こういうような点から考えて、かなり公営でやらなければいけないのではないか。単に事業としてやるということでなくて、公営でやらないと、なかなかこういうものはいかないのじゃないか、こう思うのですが、その場合同様のお……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○井岡委員 先に通産省の方にお尋ねをいたしますが、私はきょうは私の意見というものは差し控えます。  いま聞いたわけですが、管理価格がない、こういうことを言われましたが、この点は少しやはりうかつじゃないか。そういうような姿勢で指導をなさっておる限り、物価の引き下げということはあり得ない、こう私は考える。たとえば電気製品というものを考えてみましても、若干例外はございまするけれども、ほとんどこれは管理価格で一定をしておる。しかも業者が十分話し合っておる。こういうことは明らかな問題ですから、そういううそを言わないようにひとつお願いをしたい。  それから、問題は、再販価格の問題について一言もお触れになっ……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○井岡委員 先ほどから物価の問題でいろいろお話になっておりましたが、長官もお話になったように、いまやかましくいわれているのは、主として食生活の問題だと思うのです。それから、物価の問題が火がついたように非常にやかましくいわれておる。したがって、私は食生活の流通過程における問題で若干お尋ねをいたしたい。同時に、私も考え方を持っておりますが、それらについて政府のほうで御採用になるかどうか、ひとつお伺いをしたいと思います。  まず、この前も砂田さんがお尋ねになっておりました現在の中央卸売市場の単数か複数かという問題ですが、農林省は在来から単数制で指導されておりますが、現実にその単数のために大きな弊害が……

第51回国会 法務委員会 第5号(1965/12/25、30期、日本社会党)

○井岡委員 大阪の福島区における新東洋硝子の争議の問題をめぐってかなりいろいろな問題が出てきておるわけですが、そのことについて一応最近の事情等をお聞かせいただいて、それから私は若干この問題に対する質問をさせていただきたい、こう思います。
【次の発言】 この争議はやはり非常に考えなければいけない問題がある。というのは会社が帰休制で、不況だということで工員を一時くにに帰りなさいといって、そうして帰した人間をそのまま解雇する、こういう事件から起こった問題なんです。そういうようなことが将来行なわれるということになると、労働者としてはたいへんなことになるわけです。そこから起こった争議なんです。したがって……

第52回国会 運輸委員会 第2号(1966/07/29、30期、日本社会党)

○井岡委員 さきに当委員会で港湾運送事業法を審議をする際に、港湾労働法が施行後港湾運送事業というものの関連ということでお尋ねをした際に、十分そのことは配慮をしてやらなければ運送事業というものは円滑にいかないし、同時に近代化しない、ですからわれわれとしては十分その点を考慮してやります、こういう御答弁があったと思います。実は当時十五分ということだったものですから、私はそれ以上問題を追及しようとしなかったわけです。ところが現実にやはり私たちが一番心配をしておった問題が出てきておるわけです。  そこで労働省の調整課長おいでになっておりますね、お尋ねしますが、現在の港湾労働法施行後における状況等について……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会 第12号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○井岡委員 久保さんからほとんど質問していただきましたので、私は若干補足の意味でお尋ねいたしたいと思います。  適正規模の点については三そうから四そう、五そうくらいのところにやりたい、こういうお話でございますが、現在の段階ではそれでいいかもわかりませんけれども、将来オーナーとオペレーターの関係でオペレーターの諸君が、いわゆるこの際解決する機会にオーナーの組に入りたい、こういうものが出てきやしないかと思いますが、こういう点についてはどういう指導をなさっておられますか。
【次の発言】 オーナーの場合は、主として一ばい船主の場合はいまおっしゃったようにそれでいいと思うのですが、私のお尋ねしておるのは……

第55回国会 運輸委員会 第17号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○井岡委員 過般の新聞で、国鉄の共済組合の問題でかなりわれわれとしては理解のできないことが詳細に載っておったわけです。したがって私は、いま国鉄が国民の間に非常に注目を浴びておるときでございますから、これらの問題を解明をしておくことが将来の国鉄のために非常にいいのではないか、こういうように考えたものですから、若干質問をいたしたいと考えます。  まず国鉄の共済組合というのは、私は全職員をもって組織をされておると思いますが、共済組合の輪郭を明らかにしていただくとともに、共済組合はどのような事業を行なっておるか、これらについてまず最初にお尋ねいたしたいと思います。

第55回国会 運輸委員会 第26号(1967/07/18、31期、日本社会党)

○井岡委員 大臣お見えになっておりますで、一言だけお尋ねをしたいと思います。  鉄道が発行する利用債あるいは特別債、これは各都市、地方公共団体ではやはり通勤なりあるいは駅舎をこしらえる、そういうことで、話し合いをなさって引き受けておいでになるわけです。ところが、これが担保の対象にならない。こういうことで各地方都市は非常に困っておいでになるわけです。したがって、鉄道建設公団なりあるいは船舶整備公団、先般われわれであげまして、政府保証をする、こういうようにいたしたわけですが、少なくとも私は今日の国鉄の資金難ということから考えて、これを円滑にするためには、直ちにこれはどうこうということはございません……

第55回国会 運輸委員会 第27号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○井岡委員 私の時間は十分間だそうですから、簡単にやります。  先ほど、原山局長から、これを認めた条件の中に道路のふくそう等からくる経営不振等々を考慮してやった、こういうことであるならば、私はかなり問題が変わってくると思います。これは明らかに料金改定というように見てさしつかえないのじゃないか、こういうように思うのですが、この点どうですか。
【次の発言】 クーラーの維持費ということでございますと、私は問題がさらにこんがらがってくると思う。というのは、個人タクシーの中でこの認可があった後に、当時は申請しておらなかったけれども、あとで申請をした。これに対して却下をしている。こういうことになると、私は……

第56回国会 運輸委員会 第1号(1967/08/01、31期、日本社会党)

○井岡委員 この事故でけがをなさった方々に対して心からお見舞いを申し上げると同時に、南海電車はこの前も事故が起こって、この間もまた同じような事故が起こっておるようです。何かしら弛緩をしたと申しますか、どこか抜けているところがあるのじゃないか、こういうような気がしてならないのです。  そこで一点だけお尋ねをいたしますが、貨物列車がおくれて入ってきた、そうしたら、そのあとに急行列車が来ることがわかっておるわけです。その際に駅の処置はどういう処置をとっておったか。この点をお尋ねいたしたい。
【次の発言】 局長の答弁を聞いていると、何かもたもたして、この列車がおくれたのと少しも変わらぬような答弁のしか……

第56回国会 運輸委員会 第5号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○井岡委員 先に船舶局にお尋ねをいたしますが、関光汽船の持ち船、それから持ち船のトン数、これをひとつお聞かせを願いたい。
【次の発言】 私の調べているのとだいぶ違うのですがね。これはあなたのところの近畿海運局が調べたものです。読んでみましょう。第五千代丸百九十八トン、第十神宝丸百九十四トン、糖油丸百六十トン、三久丸百九十九トン、第三十八関光丸九十二トン、光昭丸四百五トン、第三永福丸三百五十トン、第十三東洋丸四百十トン、第二十四光昭丸三百五十二トン、第六関光丸百八十七トン、第十六光昭丸四百九十九トン、これはいま言われた九・六何ぼというやつです。第十七光昭丸四百九十六トン、第六北光丸四百九十九トン……

第61回国会 地方行政委員会 第6号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○井岡委員 浅沼さん、先ほど機動隊が他府県に応援に出る場合がある、こう言っておいでになったですね。その場合に、その総指揮は応援を受けた県警本部長が当たる、こういうように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 その場合、私はどれがどうだということを知っておりますからそれを言おうとは思いませんが、十分統制をとらないと、他府県から応援に行かれた警察官の中に、やや無責任な行動があり得る。したがって、そこからかなり紛争が出てくる、こういう場合が間々あるわけです。ですからその点を十分注意をするようにしていただきたい。  もう一つ。警備をやっておるのは警察全体だと思うのです。これは私は一つの実例を言……

第61回国会 地方行政委員会 第9号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○井岡委員 先に長野さんに聞きますが、この法律は、二十九年以来振興計画の内容は変わっておりませんか。二条の振興計画の内容ですね。
【次の発言】 そういたしますと、二条と六条の関係でお尋ねします。  六条に、「奄美群島における産業振興のため必要な試験研究施設の整備事業」こう書いてあるが、何をおやりになったか。
【次の発言】 それじゃこの次にします。これは非常にたくさん聞くことがありますから。

第61回国会 地方行政委員会 第10号(1969/03/07、31期、日本社会党)

○井岡委員 きのう、振興計画の内容の第二条と六条の関係で、六条の二項の一に「奄美群島における産業振興のため必要な試験研究施設の整備事業」これをどういうようにやったか、こういう私のお尋ねに対して、長野さんは、農林水産、土地改良、蚕糸、こういうようなものをやったというようにお答えいただいたのですが、間違いありませんね。
【次の発言】 そうすると、農林水産の試験設備に重点を置いた、こういうように理解していいですか。
【次の発言】 第一条の本文との関係はそういようにはなっていない。少なくとも施設をつくる以上は、その施設から得た成果を住民に施す、それが私はやはり振興だと思うのですが、その点どうなんです。

第61回国会 地方行政委員会 第24号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○井岡委員 きのう同僚の細谷委員が、公営企業に対して交付税法の対象になるのではないか、こういう御質問に対して、財政局長は、これは非常に小さい部分であるから、やっておるところとやっておらないところがあるので、交付税法の対象にならない、こういう御答弁がありました。私は交付税法の対象になる、こういう立場から御質問を申し上げたいと思うのです。  なぜかと申しますと、これは公営企業を営むにあたって、その基本の法律というのは地方自治法であると思うのです。同時にこれは、昨年から変わっておりますけれども、大正八年の都市計画法の第一条目的に、都市計画の事業というのは、「交通、衛生」これこれと書いてあるわけです。……

第61回国会 地方行政委員会 第27号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○井岡委員 関連。自動車のなにはどういう自動車だったのですか。
【次の発言】 そうすると、これは示威行動に当たると思うのですが、思いませんか。
【次の発言】 それでは、少なくともいま示威行動として認められる限りは、示威行動としての道順の許可をとっておるかどうかという問題が出てくると思うのですが、これをとっていますか。
【次の発言】 五台は宣伝車ということですから、これは宣伝車その自体が宣伝車としての用途外のなにがあると思うのです。ところが、あとの七台というのは少なくとも抗議行動をするための使用で、一般乗客の使用じゃないと思うのです。したがって、これは道路運送法違反になると思うのですが、思いませ……

第61回国会 地方行政委員会 第29号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○井岡委員 私は、やはりこの問題は、単にそういう考え方があるだけでは済ませない問題だと思います。ということは、少なくとも政府は責任をもって定年制をしきたい、こういう法案を出しておいでになるわけです。ところが、その政府の職員が、こういうものは必要ないのだなどという論文を発表するに至っては、われわれとしては何を審議をする必要があるか、こうなる。(「説があるといっているんだ」と呼ぶ者あり)説があるじゃない。そういうことを言うものではありません。少なくとも政府は、責任をもって出しておるのと違うのですか。その政府の職員が、責任者が、われわれが審議しておるときに、こういうものは必要がないのだなどということ……

第61回国会 地方行政委員会 第32号(1969/05/16、31期、日本社会党)

○井岡委員 同じようなことを聞くようですが、この法案は強制はしないということですね。  そこで、労働省に先に聞きます。職員団体というのは労働組合なのか、労働組合じゃないのか、この点ひとつ……。
【次の発言】 そうすると、職員団体いわゆる労働組合、こういうように理解していいですね。
【次の発言】 公務員だから特殊な制約は加えられておるけれども、労働組合と見てよろしい、認定してよろしい、そうですね。
【次の発言】 大臣にお尋ねをいたしますが、労働省の見解は、職員団体は労働条件の維持改善をはかる労働組合と性格は違うけれども――これは性格が違うというのは公務員法という法律の結果からくるものであって、本……

第61回国会 地方行政委員会 第50号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○井岡委員 もう時間がございませんから、簡単に運輸大臣にお尋ねをいたします。門司さんが、私がお尋ねしたいことをほとんど申されましたので、大臣に一つだけ聞いておきたいと思います。  この騒音の問題はいろいろいわれておりますけれども、大臣は特に伊丹空港のお近くですから、騒音の公害というものがどういうものだということをよく御存じのはずだと私は思います。そこでこの法案は、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律、この法律に準拠してその騒音の被害補償をおやりになる、こういうように考えていいですか。
【次の発言】 それはちょっと違うのじゃないですか。いわゆる公団が建設する、騒音防止……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 災害対策特別委員会 第5号(1970/04/16、32期、日本社会党)

○井岡委員 警察庁並びに通産省、それから消防庁に、その後調査された結果をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 せっかくいまお二人の御答弁をいただいたのですが、私は、約十五年ほど前はここにおったので、よく知っておりますから、そういう長ったらしいのを聞こうとは思わないのです。あなた方は、爆発をした原因を御調査なさったはずです。その調査の結果はどうか、こういうことを聞いておるわけで、それを端的に言っていただいたらいい。どこがどうしてどうだということは私のほうがよく知っておりますから、ひとつそういうようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 今度の事故で一番大きな原因になったのは、三日前にガス……

第63回国会 地方行政委員会 第18号(1970/04/16、32期、日本社会党)

○井岡委員 まずお尋ねしますが、三十年に都市交通審議会をおつくりになったときの経緯について、一ぺん御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこまで御存じであったら、一つだけ足らないところがありますね。地下鉄をこしらえる、そのために都市交通審議会をつくる、こういうことになっているはずです。そうなのと違いますか。
【次の発言】 じゃ、ほかのどれをお考えになっておるのか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 結局は高速鉄道をつくるということでしょう。乗り入れであるとか乗り入れでないとかいうことは、それは単に複合形式とか複合形式でないとかいう問題じゃないわけなんです。より合理的にやるために、ある……

第63回国会 地方行政委員会 第20号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○井岡委員 あす消防小委員会を開かれるようですから、ごく簡単に要点だけを二、三聞いて、あとは小委員会のほうに回したい。
【次の発言】 あす消防に関する小委員会をお開きになるようでございますから二、三の点だけを聞いて、あとは小委員会のほうでこまかくお尋ねをいたしたいと思うわけです。  まず第一に、大阪市の交通局とガス会社との間に協定をかわしておるわけです。その協定の案文を一応読んでみます。事例だけ、概略だけしか書いてありませんが、ガス会社のほうには自主的な立ち会い及びガス漏れの調査、ガス管の懸垂状態の確認、これを大阪瓦斯会社側としては怠ってはならないことになっているそうです。交通局のほうは、これ……

第63回国会 地方行政委員会 第21号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○井岡委員 時間が限られておりますから、ごくかためてお尋ねをいたします。  昨日、この法案の審議の際に、自動車学校の問題を企業としてこれを育成する、こういうような御答弁があったと思います。私は、最近の事故の発生の状況から考えて、これを防止するために、いまの学校制度では、教習制度ではいけない、こう考えます。このことは自動車学校は企業といっておるわけですが、どういう方法でこれをやるかというと、各都道府県に一つなり二つの大きな公立の学校をつくる。教官はいまの教官でいいでしょうけれども、あるいは警察の交通法規に明るい方々がその教官におなりになることもけっこうだと思うのです。しかし、学校をつくり、そうし……

第63回国会 地方行政委員会 第25号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○井岡委員 関連して、次官と施設課長にひとつ言っておきます。  あそこには東と西とあるわけです。これは施設課長よく知っておるはずです。私はあそこに一年間おったのですが、二千二百メートルとか三百メートルといっていますけれども、西の演習場も東の演習場と同じようなところに標的を設けると、四千八百メートルから五千メートルになるはずです。それはいま平地に撃っているから二千三百メートルしか撃てないけれども、東の演習場と同様に山のまん中のてっぺんのところに向けて撃ったら、五千八百メートルから六千メートル近く撃てるはずです。これは三十八年のときに行って私は向こうの施設を見た。協定というのはそれです。そのときに……

第63回国会 地方行政委員会 第27号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○井岡委員 先ほど宮澤さんおっしゃられたのは、現地に行ってお調べになったのか、町長の御報告をお聞きになったのか、その点、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 私はこの死者のあった翌々日行ったわけです。そのときに町長は、みずから二十名の警官を入れた、こういうことを言っているわけです。そうして、機動隊は二百名を要請した、こう言っておるわけです。したがって、先ほどの五名しか入れなかった、これは少し間違いでございますから、この点だけは訂正をしていただきたいと思います。
【次の発言】 この問題は宮澤さん、そういうように言うが、町長もそう言っております。機動隊を二百名要請したということを言っておるし、そ……

第63回国会 地方行政委員会 第30号(1970/09/11、32期、日本社会党)

○井岡委員 いまの話を聞いていると、全く合理化ができるような話をしておいでになりますが、いわゆる指定団体あるいは指定団体でない団体、これはすべて今日もう合理化をやり過ぎてしまっているのでございますね。これ以上合理化をどうしてやるのか、その点についてひとつ御説明をお伺いしたいと思います。しかも現在の料金で、はたしてそれがまかなえるのかどうか、ひとつこの点だけお伺いしたいと思います。そんなできぬこと言ったってだめですよ。
【次の発言】 結局、何をおっしゃっているのかさっぱりわからない。企業内と企業外との両面からくる経営困難、こういうものがある、そしてこれらの中で企業外からくるものについては一般会計……

第64回国会 地方行政委員会 第8号(1970/12/16、32期、日本社会党)

○井岡委員 関連。防衛庁が関係をしてないから、そういうものを配ることはやむを得ない、こういうようにお考えなんですか。
【次の発言】 明らかに憲法違反であるということがわかっておってそれを規制しない、どういうことなんです。
【次の発言】 少なくとも防衛庁は憲法の範囲内における行動であってしかるべきだと思う。公務員でしょう。公務員じゃないのですか。
【次の発言】 公務員である限りにおいて憲法に違反をする場合、それを見のがすということがあっていいのかどうかということなんです。
【次の発言】 そうすると、共済組合というのは金を出しておるのですか。

第65回国会 運輸委員会 第6号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○井岡委員 まず、私は大臣にお尋ねをいたしたいのでございます。  運輸省の法律というのは、むやみやたらに省令とか政令とかいうことが書いてあって、六法を読んでも全くどこにも出てこないわけです。少なくとも運輸省という仕事の性質上、国民の生命、財産にかかわる問題でございますから、一読をしてわかるようにしなければいけないのじゃないか、そしてそのことのほうが指導がしやすいのではないか、こういうように思うわけですが、こういう点について大臣の御所見をお伺いしておきたいと思うのです。
【次の発言】 たとえば、今回の法律の改正で、「指定自動車整備事業の指定の申請にあたっては、優良自動車整備事業者の認定を受けてお……

第65回国会 運輸委員会 第9号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○井岡委員 最近、特に地方交通の中で、いろいろな条件はありましょうけれども、非常に経営が苦しくなっている。このことについて先般大臣のほうからお話がありましたけれども、特に私は、先般久保君が質問をいたしましたが、高知県交通についていろいろ調査をしてまいったわけです。これらを見て、単に従来のような行政指導だけではいけないのではないか、こういうように考えた次第です。  そこで、これらについて政府は、自治省のほうでは過疎地帯における若干の援助と申しますか、助成と申しますか、そういうものをやっておるようでございますけれども、私は単に過疎地帯だけでなしに、最近の陸運の輸送状況等を考えてみますと、朝晩のラッ……

第65回国会 運輸委員会 第17号(1971/05/11、32期、日本社会党)

○井岡委員 この法律ができたときには、海運市況も造船の状況も非常に悪かったわけですが、いまあらゆる角度から見ても、いわゆる造船市況というものは非常に活況を呈している。おそらく手持ち造船は三年ないし四年くらい持っているんじゃないか、こういうように思うのです。そこで、こういうような状況であると同時に、海運の市況それ自体も船舶が足らなくて、そうして外国の船を借らなければならぬ、こういうような状況だというように聞いておるわけです。こういう状況の中で、はたしてこの法律が必要であるかどうか、こういう点について若干の疑問があるのですが、これらの問題については順次お伺いすることにします。  そこで、昨年の造船……

第65回国会 運輸委員会 第21号(1971/06/30、32期、日本社会党)

○井岡委員 総裁、問題は県当局に道路計画がないということなんです。これが第一点。したがって、かりにあなたの言うように、めどをつけてやらなければ仕事が進捗しないということ、このことはぼくは論理的にはわかるのです。しかし県当局に道路計画がないということ、これがまず第一点です。だから、いわば廃止のほうが先行をして、そしてその可能性から、裏から、これが廃止した後こうなるのだという、こういう答えが出ているのですね。ここに大きな間違いがあると思うのです。だから、ここの点について総局自体は考えることが第一点だと思う。  それから、廃止後における代替輸送を指定しておるその会社は、これは運輸当局がわかるはずです……

第66回国会 運輸委員会 第4号(1971/09/10、32期、日本社会党)

○井岡委員 ちょっと関連。いまの協議会ですが、これは神戸のほうでようやく市長のあっせんでいやいやながらできたようです。ところが、横浜でも市長が一生懸命あっせんをしておるわけなんですが、いわゆる船舶関係あるいは海運関係のほうはどうしても応じないというのです。  そこで、これはだれが所管をしておるのかということなんですよ。このラッシュ船の問題については、どこを中心におやりになっておるのか、この点が聞きたいのです。これは単に労働者だけの問題でなしに、横浜にしても神戸にしてもいわゆる港運業者がおもに反対しておるわけなんですね。特に一ぱい船主――一ぱい船主というより一ぱいのなにをやっておるこの人たちが仕……

第68回国会 運輸委員会 第8号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○井岡委員 今度のこの公団の一部の改正をするにあたって、都市交通が中心になっているということをいま私はお伺いしたわけですが、そうであるとするならば、さきに政府がきめられた総合交通体系との関係をどのように持っておいでになるのか、この点をお伺いしておきたい。
【次の発言】 都市交通というのが、いま言われたように、いわゆる都市計画との関係が多分にあるわけなんです。そこで、都市計画との関係をどのように調整をするかということが、私は都市交通の政策のキーポイントだろうと思うのです。そこで、公団が今年度百二十五億のうちで工事をしていかれるわけですが、これらの問題を解決するためにはどうしても先に計画的にやって……

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○井岡委員 先日来、同僚の委員から、連日にわたって、車検の問題について、非常におろそかではないか、たとえば茨城の問題、長野の問題あるいは北海道の問題等々が、車検の怠慢というかあるいはおろそかというか、そういうことで見過ごされてきておる、こういうことでかなり強い御批判なり御意見が出ておったことは御承知のとおりです。先日の自動車局長の答弁では、通達を出した、あるいは茨城においては、東陸の整備部長を送って監査をやった、こういうように言っておいでになりますけれども、単に問題が出たところだけではいけないと私は思うのです。やはりこの種の問題は各都道府県にもあるのではないか、こういうように私は心配するわけで……

第68回国会 運輸委員会 第20号(1972/05/12、32期、日本社会党)

○井岡委員 国鉄の財政の再建については過去何回かにわたって国会で審議をされたわけですが、私はそのこと自体決して失敗だとは申しませんけれども、過去約十何年間にわたって同じことを審議をしている。したがって私は、ここでもう一度国鉄というものはどういうものであるか、こういうことをあらためて考え直す必要があるのじゃないか、こう思います。ちょうど三十二年の国鉄運賃のときには国鉄の性格の問題を非常にやかましく輪議をしたわけですが、その後の国鉄の運賃改定にあたってはお金の問題だけはかなり突っ込んで討議をされますけれども、国鉄の性格、こういうものについては少しおろそかにしておったのではないか、この点、私たちも反……

第68回国会 地方行政委員会 第19号(1972/04/20、32期、日本社会党)

○井岡委員 もうすでに皆さんからかなり質問をなさっておいでになると思いますので、二、三、どうも皆さんの御質問で抜けたところがあるように思いますし、非常にまぎらわしい字句が使われておりますので、その点についてひとつお尋ねをいたしたいと思います。  改正の七十八条でございますが、公安委員会から出していただいた法案の対照表の十四ページの8に、「公安委員会は、技能指導員若しくは学科指導員又は技能検定員がその業務について不正な行為をしたときは、」と書いてありますが、その「不正な行為」というのはどういうものをさしているのか。この点ひとつお伺いをしたい。

第68回国会 地方行政委員会 第25号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○井岡委員 私、千日デパートでなくなられた百十七人の方々並びに四十九人のけがをなさった方々にお悔やみとお見舞いを申し上げて、質問に入りたいと思います。  実は、昨日、私は視察をしてまいりました。そこで幾つかの問題点を発見したわけですが、いま長官からお述べになっておりました復合ビルの管理体制の問題は、ぜひ改めていただかないと、たとえば一階、二階は火災はないわけです。三階、四階、五階が焼けている。三階、四階はまるっきり焼けてしまっている。それから、六階は火災を起こしていない。七階は全くどうにもなっていない。そのままなんです。そういう状態であります。  そこで、いろいろ新聞などで報じておりますが、見……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1971/12/30、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が、はからずも本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  申し上げるまでもなく、物価の安定こそが国民生活の安定にとって最も重要な事項でありますが、残念ながら消費者物価は依然として高騰を続け、また各種公共料金の値上げも予想されるこの時期に、本特別委員会の委員長に選任され、身の引き締まる思いがいたします。  はなはだ微力ではございますが、決意を新たにして、練達、堪能なる委員各位の御協力を賜わり、もって、本委員会に課せられた使命達成に最善を尽くしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1972/03/01、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、木村経済企画庁長官から、物価対策及び国民生活行政について発言を求められておりますので、これを許します。木村経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、公正取引委員会の業務の状況について、谷村公正取引委員会委員長から説明を聴取いたします。谷村公正取引委員会委員長。
【次の発言】 次に、昭和四十七年度物価対策関係経費及び消費者行政関係予算の概要について、宮崎国民生活局長から説明を聴取いたします。宮崎国民生活局長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  本日はこの程度にとどめ、次回は公報をもってお知らせ……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1972/03/08、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 では、ちょっと速記をとめておいてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 いいです。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 いま松浦君から言われたように、技術的に欠陥だ、こう認められたわけですから、その改善措置を早急にとってもらいたい、こういうこと。しかも、Aのメーカーは、自分の売ったテレビが欠陥であるということを認めて、直ちに改善措置を講じておるわけなんです。Bのメ……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1972/03/15、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。武部文君。
【次の発言】 渡部通子君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午前十一時四十八分散会

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1972/04/05、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  本日は、特に輸入食肉の流通及び価格問題につきまして、参考人として畜産振興事業団理事長岡田覚夫君から御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 参考人には、お忙しいところ御出席いただき、ありがとうございました。  本日は、輸入食肉の流通及び価格問題につきまして忌憚のない御意見をお述べいただき、本委員会の調査の参考にいたしたいと存じますので、よろし……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1972/04/19、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  この際、連合審査会開催申し入れの件についておはかりをいたします。  ただいま運輸委員会において審査中の、内閣提出、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案について、同委員会に連合審査会開催の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、連合審査会の開会日時等につきましては、委員長間において協議の上、公報をもってお知らせすることといたします。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1972/05/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  ただいま社会労働委員会において審査中の内閣提出、健康保険法及ぶ厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案について、同委員会に連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、連合審査会の開会日時等につきましては、委員長間において協議の上、公報をもってお知らせすることといたします。
【次の発言】 続いて、物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許しま……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1972/05/17、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 委員部は聞いておらないようでございます。
【次の発言】 ただいまの御要望の点については、委員長のほうで善処いたします。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。   午後一時十九分散会

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1972/05/24、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。武部文君。
【次の発言】 石井一君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 有島君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 栗山礼行君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後三時四十分散会

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1972/05/31、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。田中恒利君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時六分散会

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1972/06/07、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。楢崎弥之助君。
【次の発言】 一人だけしか出ておいでになりません。
【次の発言】 おいでになっているのは原田ガス課長、久留公益事業課長がお見えになっております。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時十八分散会

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1972/06/16、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、御提案申し上げます。  本委員会は、国民の最も熱望している物価問題、消費者保護対策等について、種々熱心に調査を重ねてまいりましたが、物価の安定、消費者利益の維持増進のために、各般の施策を強化することが必要であることを痛感いたしました。  このため、委員各位の総意に基づき、委員長提案をもって政府に対し強い要望を行なうため、物価安定対策及び消費者保護の強化に関する件について決議を行ないたいと存じます。  案文を朗読いたします。     物価安定対策及び消費者保護の強化に関する件(案)   最近の消費者……

第69回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1972/07/06、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再び私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、委員各位の御支援、御協力をいただきまして、万全を期してまいりたいと存じます。  どうぞ従来にまさる御支援と御協力を切にお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。  よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの竹内黎一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、理事に       青木 正久君 ……

第69回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1972/07/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  閉会中委員派遣に関する件についておはかりいたします。  閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行なう必要が生じた場合には、議長に対し委員派遣の承認申請を行なうこととし、派遣委員の員数、氏名、派遣地、期間その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。    午後一時五十三分散会

第69回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1972/08/09、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  理事補欠選任についておはかりいたします。  去る七月十七日、理事青木正久君の委員辞任により、理事が一名欠員になっております。その補欠選任を行ないたいと思いますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、ざよう決しました。  それでは、理事に木部佳昭君を指名いたします。
【次の発言】 この際、有田経済企画庁長官及び木野経済企画政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。有田経済企画庁長官。
【次の発言】 木野経済企画政務次官。

第69回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1972/09/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより会議を開きます。  この際、高橋公正取引委員会委員長から発言を求められておりますので、これを許します。高橋公正取引委員会委員長。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  先般、物価問題等に関する実情調査のため、愛媛県、香川県及び大阪府に委員を派遣いたしました。  この際、派遣委員より報告を求めます。竹内黎一君。
【次の発言】 ただいまの報告者の申し出によりまして、調査報告書は本日の会議録に参照掲載いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。

第70回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1972/10/27、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、三たび私が、本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、委員各位の御支援、御協力をいただきまして、万全を期してまいりたいと存じます。  どうぞ従来にまさる御協力を切にお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。  よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの竹内黎一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、理事に       木部 佳昭君   ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会 第6号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○井岡委員 近年産業の降昌というか異常な発展で、いままでのような港湾に対する考え方、こういうものは私は概念として変わってきたのではないか、こういうように思うわけです。もちろん、そのためにこそ今度の改正案が出されたのだろうと思いますが、私はここで非常にもの足りない感じがするわけです。と申しまするのは、港湾は国民経済と切っても切れない関係にあることは、これは私が申し上げるまでもございません。ところが、これは前の法案がそうであったからこういうような意味でお書きになったのか、それとも「交通の発達及び国土の適正な利用と均衡ある発展」、こういうことでお逃げになっておるのかどうかわかりませんけれども、少なく……

第71回国会 運輸委員会 第19号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○井岡委員 国鉄の問題を審議するわけですけれども、国鉄の問題が国会で提起をされるたびごとに国民の間に大きな反響を呼んでおることは事実でありますし、大臣もこのことは十分御承知だろうと思います。それだけに私は、国鉄問題というのは慎重にやらなければいけませんし、同時にこの問題についてはほんとうにきわめなければならないと思うのです。  そこで、私はまず最初にお伺いいたしますが、三十一年の通常国会でこういうことが出されております。日本国有鉄道法の一部改正が行なわれた際に、日本国有鉄道経営調査会の答申の中で、「諮問機関」として「国鉄理事会機構の明確化、また監査委員会の設置などが行われれば、特別に総裁の諮問……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、日本社会党)

○井岡委員 お忙しいのに、たいへん長い時間おつき合いいただきまして、ほんとうに参考になる御意見をいただきましたことを厚くお礼を申し上げたいと思います。  そこで、最後でございますし、皆さんがいろいろおっしゃっておいでになりますから、多くを聞く必要はないと思いますけれども、国鉄の問題を論ずるときに、私は国鉄というのは一体何だろうかと、こういうことをまず考えてみる必要があるのではないか、こう思うのです。運賃の問題を何回か私たち論議をしてまいりましたけれども、そのときには必ず企業性の問題、それ採算がどうであるとか、どうでないとかと、こういう論議に陥ってしまうわけです。そしてそのあげくの果ては、これは……

第71回国会 懲罰委員会 第7号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○井岡委員 当時の状況だけを明らかにしておきたい。  私は、若干提案者の中で、これも少し思い過ぎなようなことを言っておいでになるのじゃないか、こう思うのです。ということは、提案理由の最終ですが、「したがって、われわれといたしましても、物価問題特別委員長に対し、小林君に対する善処を申し入れましたが、遺憾ながらその意に沿っていただけない旨の意向がありましたので、ここに、小林君の発言を断じて」許しません。こう言っておいでになるわけですけれども、委員長はそう言っておらないのです、委員長は「小林君の発言については、速記録を調査の上、事実の上、善処いたします。」こう言っておいでになる。したがって、これに対……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○井岡委員 きょうは、個々の問題はできるだけ省いて、私は、長官の所信表明のごあいさつを中心にお尋ねをいたしたい、こう思うのです。  いま同僚の石井君にもお話しされておりましたように、物価の問題はきめ手がない、こういうことで今日まで来たのが現状じゃないか。そこに大きな問題を残している。たとえば、ちまたで私たち、おかみさんと話をしておりますと、一ぺん、大正七年のような米騒動が起こったらいいんだ、こういうことを最近平気で口にされるようになりました。政治にあずかっておるわれわれとして、これほど政治家にとって不名誉なことばを聞くということは、たいへん心づらい気がいたします。それだけに、この問題については……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1973/04/11、33期、日本社会党)

○井岡委員 同僚の皆さんからかなり具体的に御質問なさって、そしておのおの答弁をいただいておりますから、私はごく簡単に、商社の商社活動というものがいかに社会的責任を果たすかということ、同時に、そのことが悪い面で悪く出てきた場合大きな責任がある、こういうことについてお伺いしたいと思うのでございます。  私は、大蔵省並びに通産省から資料をいただきました。これは皆さんが出された資料に基づいてつくっておることでございますが、どの商社も一律に――これは一番初めのは三菱さんのでございますが、取り扱い高の比率、建設関係が四・九、あるいは燃料が七・九、そうして食糧関係が一二・四。次に三井さんでございますが、食糧……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1973/04/19、33期、日本社会党)

○井岡委員 各参考人には、たいへんお忙しいのにおいでをいただきまして、厚くお礼を申し上げたいと思います。  そこで、いま同僚の議員からいろいろお聞きされておりましたけれども、私は、先般も商社の方々に来ていただいて、わからないことが一つありました。と申しますのは、いまもお話がございましたが、政府は仮需要ということばを使っておるわけですが、仮需要というのは、一つは、私たちは買占めだ、こういうように考えているわけですが、政府はなかなかその買占めということばを使わないで、仮需要だ、それが増大をしたために値上がりをしているんだ、こういう言い方をしているわけです。  そこで、いまお話がございましたが、各流……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1973/04/26、33期、日本社会党)

○井岡委員 私は、日本社会党を代表して、政府案に反対の討論をいたします。  最近の物価の値上がりというものが国民生活を大きく圧迫し、しかも今日では、この物価の値上がりというものに対する国民の声は、怨嗟というよりはむしろ怒り、こういうものになってきております。こういうことからこの法案が提出されたと思うのでございますが、私たちは、この法案を審議していく中で幾つかの問題点を指摘いたしました。しかしながら、これらの問題についてはなお精神条項ともいうべき条項であって、具体的にこれを実行するためには多くの問題点があると思います。それだけにわれわれは、政府当局あるいは関係行政機関に、この法案審議を通じて戦わ……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1973/06/21、33期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長代理 小林政子君。

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第27号(1973/11/28、33期、日本社会党)

○井岡委員 大臣、まだ時間ありますか。
【次の発言】 いま委員長から要望されました点については、われわれ委員会過去一年間やってまいりましたが、非常に重要なことでございますので、ぜひひとつ御答弁のありましたように的確な処置をとっていただきたい、このことを先に要望しておきたいと思います。  ただ問題は、大臣にお尋ねをいたしたい問題は、物価問題の中で土地の問題をどういうようにするのかという問題、これが一つ大きな問題だと思います。したがって、土地の問題について総理は列島改造を準備なしに発表されたものですから非常な投機を呼んだわけです。しかもそれが一切の物価にはね返ってきておる。こういう点を考えて、土地……

第72回国会 地方行政委員会 第13号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○井岡委員 関連……。いまの御答弁の中で、家屋の用途によって税金をかける、しかし実態と違っている場合は適宜な措置をとりたい、こういうお話だったですね。間違いありませんか。
【次の発言】 実はいま倉庫として非常にたくさん建てておいでになるわけなんです。そうしてその倉庫は倉庫業法によらざる倉庫なんです。そこに物資が隠されているわけなんです。私たち物特委でさがして回りますと、そういうのがたくさんあるわけです。これはいわゆる倉庫として建てて、そして不動産賃貸で貸しているわけなんです。だからこれは倉庫業法による倉庫ではなくて、不動産賃貸による家屋、こういうことになっているわけです。したがって私は、これは……

第72回国会 地方行政委員会 第16号(1974/03/19、33期、日本社会党)

○井岡委員 私は、地方税法、交付税法等の関係で、地方交通、特にバス事業について若干の質問を試みたいと思います。  政府はさきの国会で、地方公営企業については財政再建整備法を制定して企業の健全化をはかろうとされましたが、私は、今日の実情から考えて、あの法律によって財政再建ができるとは思わない。なぜなら、法律では従業員の給料はベースアップを見込まれていないし、その後の物価の騰貴等を考慮しますと、何ともはやもう憂慮にたえないものがたくさんあります。  そこで政府に、まず財政局長にお伺いするわけですが、局長おいでになっておりませんから審議官にお伺いしますが、今日の物価騰貴のバス事業に与えておる影警、こ……

第72回国会 地方行政委員会 第17号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○井岡委員 最初に、皆さんにお配りしてあります印刷に誤植がありますので、読み上げまして訂正をいたしたいと思います。  ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本社会党を代表し、その提案の理由と内容の大要を御説明申し上げます。  昭和四十九年度の国、地方の税制改正によって法人所得課税の税率が引き上げられ、実効税率は四五・〇四%から四九・四七%と一応諸外国並みになりつつありますが、地方税源の充実、強化というわが党の長年の要求からすると、決して評価し得るものとは言えません。市町村民税法人税割の引き上げこそ行なわれていますが、国、地方の法人所得課税の割合は、依然……

第72回国会 地方行政委員会 第24号(1974/04/05、33期、日本社会党)

○井岡委員 建設省に先に聞きたいと思います。  御承知のように、最近の都市の膨張あるいは産業の構造の発展によって、水資源というものが非常にやかましくいわれてきておるわけであります。そこで、きょうも法案の本会議の上程の中で出ておりましたけれども、私は、水資源をいま直ちに開発をするというかっこう、あるいはダムをやる、こういうことをやっていても、とうてい今日の産業構造から考えて足らなくなってきているのではないか、こういうように思うわけです。そこで新たな水資源の開発ということを考えていかなければいけない、こう思います。  いま大都市においては二次処理まではやっておりますけれども、三次処理をやっておらな……

第72回国会 地方行政委員会 第28号(1974/04/23、33期、日本社会党)

○井岡議員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、提案の理由とその内容の概要を御説明申し上げます。  最近の異常な物価上昇は、狂乱物価、投機物価といわれ、卸売り物価、消費者物価ともに二〇%をこえる状態となっており、勤労国民の生活は、ますます圧迫されてきております。労働者の賃金は実質的に切り下げられ、賃金の引き上げも物価のあと追いにすらならないのが現状であります。このようなインフレ、物価高のもとで、最も被害を受けているのは、いわゆるインフレ弱者といわれる各種社会保障給付の受給者であります。……

第72回国会 地方行政委員会 第34号(1974/05/14、33期、日本社会党)

○井岡議員 ただいま議題になりました地方自治法等の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党を代表して、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  本法案は、自民党政府案の複合事務組合に関する規定を全面的に削除し、勤労国民の要求に早急にこたえるため、特別区の区長公選の実施と地方自治法附則第八条の改正を主たる内容とするものであります。  まず第一に、一千万人都民が、長年要求してきました特別区の区長公選制を早急に復活、実現する問題について申し上げます。  昭和二十七年の自民党政府による地方自治法の改悪によって公選制が廃止されて以来、社会党は一千万都民とともに公選制の復活を要求し、あわせて準公選……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1973/12/12、33期、日本社会党)

○井岡委員 午前中、この法案審議のために参考人の方々に来ていただいて、いろいろ御意見を伺ったわけですが、一口で申しますと、今日の状態はたいへんな状態だ。総理はいろいろインフレでない、こういうように申されておりましたけれども、参考人の方々の御意見を伺ってみますと、インフレというよりは、むしろ悪性インフレへの一歩手前だ、こういうことまで申されておったわけでございます。  したがって、何らかの緊急の措置を講じなければならぬ、こういうことも言われておりますが、しかし、この法案全体をながめてみますと、最初は私はいわゆる生活必需品、こういうように考えておったわけでございますけれども、よく読んでみますと、そ……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1974/02/01、33期、日本社会党)

○井岡委員 加藤君が同じことを先に言われたので、私はこの自家用倉庫あるいは最近お百姓さんがおやりになっておるのは不動産賃貸業、こういうようなかっこうで倉庫を建てて貸しておるのではないか、ここに問題があるんだろうと思うのです。そこで、倉庫業法は倉庫というものについての位置づけがないのですね、ここに問題があると思う。私は、倉庫というのは流通の一つの過程だ、こういうようにすると、自家用倉庫それ自体も立ち入り検査することができる、こういうように思うのですが、課長どうでございましょうか。
【次の発言】 ですから、法律の解釈を聞いているのではないのです。これはつくったとき私は修正した口だからよく知っておる……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1974/02/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長代理 わかりました。

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第18号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○井岡委員 参考人の各先生方には、たいへんお忙しいのにいろいろお教えをいただきまして、まずもって厚くお礼を申し上げたいと思います。  午前中の参考人の各先生方からは、流通の近代化ということを一様にお話しいただきました。先ほど同僚の加藤委員が質問をいたしておりましたが、私たちもいろいろなところを見て回りました。そこで、一番問題になるのは、輸入品目は昨年に比較いたしましてことしは二〇%ぐらい多く入っているわけでございます。それが末端には品不足を来たしておる。こういうことで、流通の過程を何とか改善をしなければ物資の流通というものが円滑にいかないのじゃないか。たとえば一例をとってみますと、ここに、朝、……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第21号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○井岡委員 参考人の方々にいろいろお教えをいただきまして、ありがとうございました。  各参考人から総需要の抑制がようやく行き渡ってきて先高見込みの仮需要がなくなってきた、こういうことで一応鎮静に向かっているのではないか、こういうお話でございますけれども、私は各参考人から言われた金融から来る反社会的な問題をやはり私たちは非常に大事に考えるわけです。たとえば商社がこれだけやかましく反社会的として非難されておるのは、反社会的な行為。その反社会的とは何なんだ、こういうことが問題だろうと思うのです。たとえば商社が、わが国のような資源のない国で、いわゆる高度の経済の発展のためにすべての経済行為をやるという……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第24号(1974/05/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長が所用のため出席がおくれますので、指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。  松浦利尚君外四名提出、総合商社の事業活動の規制に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 これより提案理由の説明を聴取いたします。松浦利尚君。
【次の発言】 以上で本案の提案理由の説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山崎拓君。
【次の発言】 国税庁、来ていますか。――酒の全国の蔵出しの生産量、それから特級、一級、二級の蔵出し価格、それからビールの……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第26号(1974/05/23、33期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長代理 松浦利尚君。

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1974/08/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長代理 平林剛君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 和田耕作君。

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1974/10/22、33期、日本社会党)

○井岡委員 いま委員長から報告がございました兵庫県、大阪府を視察した中で、幾つかの問題点がございますから、その問題点についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、政府は昨年の生活二法を制定する際に、物価の動向等については特に監視をする必要がある、したがって、監視員を各都道府県に委嘱をし、各都道府県はそれによって物価の動向を十分見きわめていきたい、そうして生活関連物資等については、特に売り惜しみ、買いだめ、こういうことのないようにしていきたい、こういう御答弁がしばしば繰り返されたわけでございますが、しかし、実際にこれが施行されて、一応各都道府県とも人員を整備してまいりました。  ところが……

第75回国会 地方行政委員会 第20号(1975/05/22、33期、日本社会党)

○井岡議員 ただいま議題となりました地方公営企業法及び地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律の一部を改正する法律案に関し、日本社会党を代表いたしまして提案理由の概要を御説明申し上げます。  自民党政府のインフレ政策と総需要抑制策による不況によって地方財政は深刻な危機に直面しております。中でも地方公営企業は、昭和四十八年度決算において四千三百六十八億円もの累積赤字を計上しており、とりわけ、病院、交通、水道の三事業でこれら赤字の八八・七%を占めるなど地方公営企業の状況は、今日の地方財政危機を如実に示すものであります。  特に公営交通の赤字は、かねてわが党が指摘してきたように、第二次財政再……

第77回国会 地方行政委員会 第4号(1976/03/29、33期、日本社会党)

○井岡委員 提案を申し上げる前に、字句の挿入をお願いいたしたいと思います。  二枚目の一行目の終わりごろに「個人住宅の固定資産税」と書いてありますが、その「個人住宅」と「固定資産税」との間に「用地」、これを入れていただきたいと思います。したがって、「個人住宅用地の固定資産税を引き下げるため」、こういうように改めていただきたいと思います。  それでは、提案をいたします。  ただいま議題になりました地方税法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本社会党、公明党を代表し、その提案理由と内容の大要を御説明申し上げます。  不況下のインフレというかつてない経済危機の中で、地方財政は、深刻な危……

第77回国会 地方行政委員会 第9号(1976/05/07、33期、日本社会党)

○井岡委員 地方自治法の第二条の二項から三項についてお尋ねいたしたいと思います。  二項の、「その区域内におけるその他の行政事務で国の事務に属しないものを処理する。」こう書いてありますが、これはどういう事務なんですか。
【次の発言】 文字どおり考えているということはどういう事務なんですか。
【次の発言】 三項に例示をした事務、そこで「但し、法律又はこれに基く政令に特別の定があるときは、この限りでない。」これはどういうことですか。どういうように理解したらよろしいですか。
【次の発言】 そうするとこういうように理解していいですか。ここの例示してある事務、この事務はいわゆる地方公共団体の固有の事務、……

第77回国会 地方行政委員会 第10号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○井岡委員 私は、日本社会党及び公明党を代表して、ただいま議題になりました地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり、不況とインフレは、地方財政の上にもきわめて深刻な影響を及ぼすに至っており、昭和五十年度における地方税及び地方交付税の大幅減収に引き続き、本年度においても二兆六千二百億円もの歳入不足に見舞われるなど、地方財政は、いまや戦後最大の財政危機に直面しているのであります。  このように地方財政が危機に直面することになったのは、引き続く不況とインフレに起因しているのでありますが、その根本的な原因としては、歴代……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 建設委員会 第10号(1980/04/04、35期、日本社会党)

○井岡委員 参考人の方々、大変お忙しいときにおいでいただきまして、審議のために御協力いただきましたことをまずもって感謝を申し上げます。  そこで、先々月の二十六日、私たち社会党で視察に参りました。そのときに、先ほど同僚の井上君からあるいはまた自民党の諸君から質問がございました中で、住民がかなり不満を持っている、こういうことについてどうかという質問がございました。村長は、それはそうではなくて理解をしてくれているんだ、こういうお話でございましたけれども、私たちの住民の皆さんとの懇談の席上、村長もおいでになっておりましたし、あるいは議長もお見えになっておられました。その中で極端な言い方だったと私は解……

第91回国会 地方行政委員会 第12号(1980/04/08、35期、日本社会党)

○井岡議員 地方公営交通事業特別措置法案の提案理由の御説明を行います。  私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました地方公営交通事業特別措置法案につきまして、その提案理由と概要を御説明申し上げます。  地方公営交通事業は、一九七三年(昭和四十八年)の第二次再建以降も依然として赤字基調を続け、一九七八年(昭和五十三年度)においても不良債務は千二百一億円となっております。この原因について政府・自民党は、都市人口の増加、都市構造の変化、モータリゼーションの急激な進行等によって公共交通機関がきわめて大きな影響を受けたためであり、一層の経営合理化が必要として旧態依然の再建策を強要しております。 ……

第91回国会 地方行政委員会 第14号(1980/04/10、35期、日本社会党)

○井岡委員 私は質問に入る前に、先般、八日に社会党から提案をいたしました都市交通事業特別措置法について、大臣はごらんになったかどうか、ひとつお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私たちの提案を大変御熱心に閲覧していただいておる、このことについて敬意を表します。  都市交通というものは、三十五年をピークにだんだん下り坂になってきたわけです。御承知のとおりです。同時に、モータリゼーションのふくそうで路面電車は、交通の邪魔になる、こういうことで、大多数の都市はこれを撤去したわけです。まだ一部、たとえば鹿児島、熊本あるいは札幌、函館、こういうところには残っておりますけれども、とにかくほとんどの大……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 運輸委員会 第4号(1980/10/21、36期、日本社会党)

○井岡委員 まず最初に、私は、この法律を見ましてどうも納得のいかないというよりは、どうも奇異に感ずることがあるのです。そういう意味で、あらゆる法律を見て回ったのですけれども、ここに第一条の肩書きに「趣旨」と書いてある。それで、いろいろな法律を全部調べてみました。なるほど「趣旨」と書いてあるのがあるわけです。しかし、少なくとも国鉄の再建をする、これは何回かにわたってやられている。閣議の決定、閣議の了解事項だけでも五、六回になっているわけです。いわば、これは大臣も言っておいでになりましたけれども、もうほとんど正念場に来た最後の案だ、こういうようにわれわれは理解している、こういうつもりで出しているの……

第93回国会 運輸委員会 第8号(1980/10/31、36期、日本社会党)

○井岡委員 社会党の井岡ですけれども、大方の皆さんから各方面にわたってお聞きしておりましたので、私は一間だけ浪川公述人にお尋ねをいたしたいと思います。  いまのお尋ねの中で、地域地域において国鉄は配慮をしろ、こういうお話でございましたから、私は大方それで尽きておると思うのですけれども、特別地方交通線を残していただきたいというその御要望の中に一番大きく出ておるのは通学の問題なんです。  実は、きのうも私たち樽見線を視察をさせていただきました。帰りにたまたま高校の学生さんが乗ったわけですけれども、そこの学校の生徒数は千人、こういうことでした。それで、学生さんのお話ですが、あなた方大垣からここに何ぼ……

第94回国会 運輸委員会 第6号(1981/03/31、36期、日本社会党)

○井岡委員 多くの同僚の諸君から御質問がございまして、大体の様子はわかったわけでございますが、ただ一この法案は四十二年に政府がコンテナ船の導入計画ということでおつくりになって、わが国の外資定期船の整備がおくれているということ、それから二は、その整備を港湾管理者に行わしめることは、港湾管理者の財政は港湾整備五カ年計画の増大などでこれらの埠頭の整備が十分期待できない。したがって、従来のような公共事業による整備は限界に達しているので、公団を設置して整備をする、こういうことだったと思うのですが、間違いありませんか。
【次の発言】 その効率的な運営、ここに問題があるわけですけれども、本来港湾整備を管理者……

第94回国会 運輸委員会 第10号(1981/04/17、36期、日本社会党)

○井岡委員 この事件が発生して以来、国民は非常な不安に陥れられておることは、毎日の新聞あるいはテレビ等々によって御承知のとおりです。それだけに、この事故の解決のいかんは国民に大きな影響を持つと思うわけです。そこで、各委員会においていろいろお話をされておりますので、私は、海上保安という立場から一言お伺いいたしたいわけです。  まず最初に、十四日に私たちにお配りをいただいた「日昇丸の事故の概要」このことについてでございますが、これは大臣ごらんになってお配りいただいたのですか。
【次の発言】 率直な御意見ですから、私はあえてこれを深く追及しようとは思いませんけれども、少なくとも大臣も知らない、長官も……

第96回国会 運輸委員会 第18号(1982/08/19、36期、日本社会党)

○井岡議員 提出者を代表し、ただいま議題となりました地域交通整備法案の提案理由並びに概要について御説明いたします。  今日、都市、地方を問わず鉄道やバス等の公共交通機関は、モータリゼーションの進展によるマイカーの激増により大きな影響を受けております。都市部においては交通渋帯が著しく、そのため各交通機関の機能は低下する中で経営は圧迫され、一方、地方においては交通需要の減少から不採算路線が続出し、交通企業は自己防衛のためこれら路線の休廃止をもくろむこととなり、そのため、地域住民の日常生活に重大な障害が生じているのであります。よって、こうした事態を改善し、地域住民のニーズに合った公共交通体系の整備を……

第98回国会 運輸委員会 第9号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○井岡委員 国鉄の再建の問題はこれで何回かやったわけですけれども、その都度、昨日も同僚の福岡君が申しておりましたように、これで大丈夫だ、これでやるんだ、こういうことをその都度聞くわけですけれども、しかしだれも責任をとろうという者がおらない。責任をとった者もおらない。ここに私は親方日の丸、こう言われるゆえんがあるのではないか、こういうように思います。したがって、今度の法案を審議するに当たって、どうもお互いが本当に再建をするんだ、こういう熱意というものがややもすれば薄れておるんではないか、ずっと聞いておりましたけれども、そういう気がしてなりません。本当にこれでもって再建をするのだというのであれば、……


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第24回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1956/02/27、27期、日本社会党)

○井岡小委員 甲子園ホテルですが、これは実際問題としては米軍は二、三人しかおらないのです。それでそのままそこに置いてあるのです。だからあれは何とか解決すれば当然返還される、こういうふうに考えるのですが、その間の事情はどうなっておるのですか。
【次の発言】 ですから、これはいわゆる直接の軍関係でない、その通りだと思うのです。従って別館なら別館をそれに充てて、あとを返すという方法があると思うのです。それは、広大な甲子園ホテルにわずかに三人か四人が毎日泊っているだけであって、そうしてあと全部遊ばしておる。こういうことでは、観光ホテルが足らないというふうにいわれているときに、これは非常に不合理じゃない……

第24回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第3号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○井岡小委員 きょう名古屋の観光ホテルがおもに討議をされたわけですが、小委員会はひとり名古屋の問題だけを取り上げておるわけではございません。このことをまずお考えいただいて、自後の御答弁をいただきたいと思います。前々から名古屋の問題については、今皆さんからいろいろ御質問があり、あるいはまた御答弁がありましたので、私はあえて再びこの問題をお尋ねをしようとは思いませんが、先ほど千葉欧米局長が早稻田さんの質問の中で、約束の不履行になった場合どういうことができるか、こういう質問に対して政治折衝あるいは外交折衝にこれをゆだねるべきだ、こういうお話でした。私はこれは答弁になっておらないと思うのです。いついつ……

第24回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第5号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○井岡小委員 この前の委員会でも私の質問に対して、欧米局長は同様のことを答えられたのです。ということは、日本政府との関係であってアメリカ政府とは何ら名古屋のホテルについては関係がないのだ、こういうようにお話しになりました。その欧米局長は名古屋の観光ホテルに対していかなる考えを持っておられるか。ということが一点。同時に、ただいま委員長もお話しになりましたように、外貨の獲得の面から考えても、どうしてもわれわれは早く返してもらいたいという希望を持っております。しかも名古屋のホテル当事者は六月中に返していただかなければまた一年どうにもならない、たくさん修復をしなければなりませんから、その修復をするのに……

第25回国会 運輸委員会請願審査小委員会 第1号(1956/12/06、27期、日本社会党)

○井岡大治君 請願の本委員会に付託されております第一九の玉造貨物取扱駅設備政善に関する請願の趣旨を申し上げたいと存じます。  本年四月から、かねて大阪では懸案になっておりました環状線が着工されたわけであります。それに伴いまして、玉造の貨物駅の廃止をするというようなことが一部計画をされたのでございますが、玉造の貨物は大阪における海田、天王寺に続きまして第三番目の貨物の輸送を持っておるわけであります。特に大阪では玉造の駅の近辺は中小企業が非常に多いわけでございまして、御承知のように中小企業はわずかな利潤をもって経営を営んでおるわけでございますから、もし玉造駅を廃止いたしまして、梅田に持っていくとい……

第26回国会 大蔵委員会地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/03/25、27期、日本社会党)

○井岡委員 委員長の方から、大蔵、通産並びに運輸大臣は、参議院の予算委員会に御出席をなさっておる、そこで当分の間どうもその出席がないようで、その上でと、こういうことですが、私は大蔵大臣と運輸大臣に主としてお尋ねをし、なお通産大臣に、さいぜんの御答弁の中で、われわれ若干了解しがたいものがございますから、お尋ねをしたいと、こういうように考えておるわけです。従って、それを考慮して質問をしろと申されても、現実には質問のしようがないわけなんです。この点、こちらの方から十分考慮をしていただかなければ、私の方は質問を続けていくわけには参らないわけです。

第26回国会 大蔵委員会地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第2号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○井岡委員 まず、大蔵大臣非常にお忙しいようですから、要点だけを聞けという委員長の御注意でございますから、簡単に聞きます。  今度の揮発油税を増徴するに当っての主たる目的が道路整備である、こういうように理解してよろしいですか。
【次の発言】 そうしますと、二十八年の七月二十三日の法律第七十三号に道路整備費の財源等に関する臨時措置法、これによって今度の道路計画が立てられておるかどうか、この点お聞きします。
【次の発言】 この法律では、道路五カ年計画に基いて年次別に揮発油税の使途が明らかにされておるわけですが、今度の揮発油税の増徴の使途の分の中に、臨時就労対策費、特別失業対策費、あるいは特別地域の……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○井岡分科員 大臣に外航船舶建造利子補給についてお尋ねいたしたいと思います。  昨年は三十一億の利子補給を計上いたしておるわけでありますが、第十三次造船については利子補給を行わない、こういうふうに明確にいたしております。第十二次造船以前の利子補給についても辞退を期待して計上しなかった、こういうように説明がなされておるわけであります。もし辞退をしないという場合はどういう御処置をとられるのか、この点をまずお聞きしたい。
【次の発言】 簡単に大臣は、補正予算だ、こういうようにお話しになっているわけですが、利子補給の問題のいきさつ等について必ずしも理解のできないものもたくさんあります。しかしながら、い……

第28回国会 運輸委員会陸運に関する小委員会 第2号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○井岡小委員 眞鍋さんなり松原さん、あるいは小山さんから、総括的な問題を御質問なさっておりましたので、私は具体的に二、三質問してみたいと思います。  警察庁の方のお話なり、あるいは今までなぜ事地検が起るかという原因について御答弁なさっておりました中に、一番大きな問題は、やはり現在のノルマの状態から来る疲労、こういうものが一番大きいのじゃないか、こういうように考えられるわけであります。そこでます第一点にお聞きしたいのは、労働条件の中で、固定給と歩合給というものがどういう比率になっているか。これは平均でけっこうですから、労働省の方から一つお伺いいたしたいと思います。


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第3号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○井岡小委員 まず大阪の参考人からお尋ねをいたしたいと思います。先ほどの公述書に基づいて順を追ってお伺いをいたしますので、お答えを願いたいと思います。  大阪市の平均一日の輸送人口は二百五十万だ、こういうように言われておるわけですが、各事業別にはどういうようになっているか、まずこの点をお伺いいたしたい。
【次の発言】 各種別の台数はわかりますか。
【次の発言】 これは稼働数はどのくらいになっていますか。
【次の発言】 従って、今申された輸送人口をこの稼働数で割れば一車当たりの人口が出る、こういうことですね。
【次の発言】 そこで次にお尋ねをいたしますが、現在の計画は七十七キロだ、これは一応昭和……

第34回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第4号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○井岡小委員 きょうお見えになっておるのは、大蔵省と……。
【次の発言】 まず運輸省にお尋ねをいたします。都市交通問題は、当委員会では長い間取り上げられて、政府の方でも格段の努力を払っていただいておると思うのですが、現実にはあまり問題が進捗しておらない。たとえば昭和三十一年の国会において、政府は運輸省設置法の一部を改正して、都市交通審議会というものを設けて、ここで今後の都市交通全体の問題について検討をし、その結論を得て、都市交通の近代化をはかりたい、こういうことを申されてこの法律を改正なさったことは、御承知の通りです。そうして当委員会においては、その答申に基づいて、たとえば都市交通審議会の会長……

第34回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第5号(1960/04/05、28期、日本社会党)

○井岡小委員 ちょっと関連して。先ほど關谷先生からお話がありましたように、われわれとしては、今東京の計画しているものを見てみると、実際交通緩和のためにやっているのか、それとも一つの都市計画としてやっているのかという疑いを持つわけなんです。今東京都なりその交通が飽和点に達しているというところは、主として都心部なんです。そこで關谷先生が言われたように、一つの円形を書いてそこをやるという方法、それをやると次にくるものは、路面電車を撤去するという方向に持っていかざるを得ないだろう、従って撤去するということを前提とする一つの資金計画なり、あるいは事業遂行計画を立てていかなければならぬだろう、そういうこと……

第34回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第6号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○井岡小委員 関連して。ちょっとお尋ねしますが、いまだ手直しがされていないということについては、私はやはり關谷委員と同じように、少しテンポがゆるいと思う。こういう点については十分考えてもらわなければならぬと思うのです。  そこで、路面交通の問題については、昨年の七月に中間報告が出た、こういうことですが、たしか路面交通は撤廃すべきであるという結論が出たのではないか。その撤去をするのについて、直ちに撤去はできないが、どことどことをどういうように撤去するというようなことがかなり詳しく出ておると思うのですが、この点はどうなんですか。
【次の発言】 現在の都市交通審議会の方々は一生懸命やっておられると私……

第34回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第7号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○井岡小委員 まず東京都の副知事さんにお尋ねをいたすわけですが、いろいろ東京都の都内交通ということで御尽力をいただいておることについては心から敬意を表するわけですけれども、われわれが今まで何回かにわたって調べて参りました結論等は別として、今一番問題になっておるのは、現在東京都の交通全体について少し一貫性がないのじゃないか。みんなが思い思いのことを思い思いにやっておるのじゃないか、こういうような気がしてならないわけであります。従って、都心部における交通の輻湊ということは、今、バスターミナルなり、あるいは駐車場なり道路の拡幅等をお考えになって、おやりになっておるようでありますが、実際問題としては行……

第34回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○井岡委員 先ほど石原長官から、この法律を改正する目的をるる述べられたわけですが、もう一度簡潔に伺いたい。第一条で、旧法には「円滑を図る」ということがなかったのを今度入れた理由、これを一つ先にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 単に取り締まりだけでなしに、交通全体の問題についてはっきりした態度を示したい。言いかえて申し上げますと、交通の中には、単に道路上を運行する場合と、その運行をせしめる事業という場合と、二つあると思います。その運行の場合については、先ほど同僚議員からかなり詳しく御質問がありましたので、私は省略いたしますが、営業をする、いわゆる一つの事業体として運行せしめる一つの母体……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第1号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○井岡小委員 私は少しこまかい質問ですが、聞かしていただきたいと思うのです。  まず最初に、先ほど肥田君が質問をされておりましたが、私は都市交通の問題は、その地下鉄建設の問題だけをとらえてはやはり間違いだと思うのです。特に最近は大都市政策を採用されようとしておる。従って大都市政策が採用されるとするならば、当然それに伴う大都市交通政策というものが付随しなければいけない。しかしながら今まで、これはいずれの都市でもそうですが、このことが考えられておらない。ここに今日都市交通の行き詰まっておる一つの大きな原因があると思うのです。従って将来これを考えられて、今後都なりあるいは関係業者がそういう方向で十分……

第39回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第1号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○井岡小委員 東京の局長さんにお尋ねをいたしたいと思うのです。  まず私は、先ごろ首都交通審議会できめられた地方公営企業体を作れということについては、かなり前から主張をしてきておったわけですが、これがようやく出たということは非常に望ましいことだと思うのです。ただこの場合、公団の副総裁もお話になっておられたように企業合同をやる場合にはかなりの問題があるわけです。それをやるためにはどうしてもやはり計画的でなければならないと思うのです。たとえば労務問題という話が出ておりましたが、今のままでいくと、局長さんは非常にうまくいくようなお話をされておりましたけれども、路面電車はもっと動かなくなるのです。幾ら……

第40回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第1号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○井岡小委員 まず、先ほど警察の方から言われた、去年の六月ごろからいろいろ考えた、困難のあることを考えた、こういうことですが、その考えられた事例というものはどういうものがあるか、一つお聞かせ願いたいと思う。
【次の発言】 規制をすることによっていろいろな全体に及ぼす影響がある。従って、そういうことを考えたけれども、当面やらざるを得ないのだ、こういうお話だったと思う。ですから、その困難な事情、やることによっていろいろな影響を及ぼす、こういう事例というものは、どういうものを考えられたか、それを具体的に一つ。
【次の発言】 今言われた労務管理の問題、ごく常識的だというけれども、その常識的な問題が、か……

第40回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○井岡小委員 先ほどから各参考人の方々の御陳述をお伺いいたしたわけでございますが、先般の当委員会において、われわれが政府に質問をいたしましたことと、大体において大同小異の御陳述であったわけであります。当委員会は、当面いたしておる混雑しておるところの都市交通の緩和をどうするかということが、主たる目的でございます。従って、今回の車両制限、車種別禁止それ自体のいい悪いは別といたしまして、このこと事態も、当局においては、今日の都市交通の緩和をするのに役立つというような立場から、御提案がなされておるものとわれわれは拝察をいたしておるわけです。そこで具体的に私は小倉さんにお伺いするわけですが、小倉さんが都……

第40回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第3号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○井岡小委員 同僚議員から今回の規制の問題についてかなり詳細に質疑がかわされましたので、その点については時間もかなり経過をいたしておりますから、十分両者で話し合って、少なくともあとで問題を引き起こすことのないように配慮していただきたい、このことを要望いたしまして規制の問題に対する質問は後日にいたしたいと思います。  先般運輸省の方から「道路交通上の問題点について」というプリントをい・ただいたわけですが、このことは、非常に失礼ではございますけれども、木村保安局長は御承知だろうと思いますが、私は昭和三十二年のときに、もう五年したら東京都と大阪の路面交通というものは、全く行き詰まってしまってどうにも……


30期(1963/11/21〜)

第51回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○井岡委員 この改正案の第一条に「特例」の下に「並びに企業の財政の再建に関する措置」を加えた理由を聞きたい。
【次の発言】 将来間違って企業それ自体を危うくする、こういうことを考慮してこれを入れたのだ、それでいいんですね。
【次の発言】 それでは今度の改正案の一番原因になったものは、一昨年、昨年来、地方公営企業が非常に苦しくなっている、赤字で困っている、したがって何とか再建をしようじゃないか、そういうことで地方公営企業制度調査会を設けて、それに基づいてこの改正をした、こういうように提案の理由を述べておいでになるわけですが、そうじゃないのですね。


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 交通安全対策特別委員会地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○井岡委員 長官はまだお見えじゃないですね。
【次の発言】 では先に、宮崎陸上交通安全調査室長にお尋ねしますが、最近の陸上交通の事故の中で、どの種が一番大きな事故を起こし、どの件数が一番多いか、ちょっと知らせていただきたい。自動車、電車、国鉄、こうあるわけです。それらの区別を一ぺんひとつ……。
【次の発言】 重ねてお尋ねをいたしますが、その事故件数の中で営業車と自家用車の比率はわかりますか。
【次の発言】 その事業用の中でいわゆるトラック、これはダンプを含みますが、トラックとそれからハイヤー、タクシーとの比率はわかりますか。
【次の発言】 そういたしますと、全国でハイヤー、タクシーの数、それか……

第61回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する小委員会 第2号(1969/08/28、31期、日本社会党)

○井岡小委員 いま細谷さんから財政の問題を中心にお尋ねになっておりましたから、私は政策の問題で少しお尋ねをしたいと思います。  そこで、先ほど財政局長から「公営都市交通の問題点」という資料をいただいて御説明いただいたわけですが、民鉄部長、交通2というところがあります。そこを見てください。そこに、問題点ということで詳しく説明をされておるわけです。これによりますと、いわゆる現在の都市人口の動きというものが、だんだん都市内から都市の外のほうに出ていっている、こういうことが明らかになっておるわけです。そこで、それに伴ういわゆる交通政策というものがなければならぬ、こう思うのですが、これらについて民鉄のほ……

第61回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する小委員会 第3号(1969/09/11、31期、日本社会党)

○井岡小委員 建設省の都市計画課長さんへのお尋ねを先にいたしたいと思います。  都市の再開発の問題がやかましくいわれて、宅地造成などが行なわれておりますけれども、その場合に実は交通の問題が一向に考えられておらないのではないか、こういう気がするわけであります。したがって、住宅を建てた後における輸送体系というか体制というか、そういうものがどうもおろそかになっている。そのために、かなり通勤通学の輸送が円滑を欠いておる、こういう要件があるわけでございます。そこのところについて、ひとつどういうような考え方で都市計画をお立てになっておるのか、まずお伺いしたい、こう思います。

第61回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する小委員会 第4号(1969/10/09、31期、日本社会党)

○井岡小委員 角本先生にまずお伺いをして、順次局長さん、市長さんにお尋ねをいたしたいと思います。  角本先生が言われた、現在の都市交通といわれる公営企業の経営難というものは、これはそれ自体が持つものでなくて、外部的要因からきたものが多い、こういうことでございました。私は全くそのとおりだと思う。そこで問題は、これの解決策として、先生は二つの点をあげられたわけです。  その一つは、公営企業という市自体が行なうのではなくて、あるいは都自体が行なうのではなくて、別個な組織を考えるべきではないか、こういうお話でございます。もちろん私は、一面それは新しいものとして考える場合、理由があると思うのですが、この……


32期(1969/12/27〜)

第65回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○井岡分科員 私は、主として大都市の地下鉄建設について、お伺いをいたしたいと思います。  この問題は、前々から運輸委員会あるいは地方行政委員会等で、地下鉄の建設というのはいわゆる大都市の再開発に非常に重要な役割りを果たしておるから、何とかこれを政府は援助しなければいけない、こういうことが論議の中心になっておりまして、ここ四、五年前から政府当局においてもかなり考えられてき、昨年から非常に大幅な援助政策がとられているということは、私はけっこうなことだと思うのです。佐藤総理も施政方針演説の中で、総合交通政策としてこの地下鉄建設というものを大きく取り上げておいでになるし、大臣も予算説明の中で大きく取り……

第67回国会 運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/11/05、32期、日本社会党)

○井岡委員 今回の事故で二十五名のなくなられた方、二百十八名の負傷なさった方に対して御冥福を祈ると同時に、一日も早く御全快なさることをお祈りして、私の質問に入りたいと思います。  私は、今回の事故は、最近の電鉄経営の様相と申しますか、姿をそのままにあらわしたものだ、こういうように考えるわけです。たとえば近鉄の場合、不動産事業をおやりになっている、観光事業をやっている、あるいはバス、タクシー、百貨店、あらゆる事業をおやりになっているわけです。したがって、これらが近鉄事業としておやりになっておいでになるのか、あるいは別の部門としておやりになっているのか、これらの点について鉄監局長にお尋ねしたいと思……

第68回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1972/04/27、32期、日本社会党)

○井岡委員 角本公述人にお伺いをいたしたいと思います。  角本公述人は、自動車時代になっておりながら過去の制度のワクの中では、幾ら再建をやろうとしても決して再建はできない、いわんや経済の基盤というものはできない、こういう御説で、それについて三つあげられたわけであります。経営権の縮小をはかっていくべきだ、こういうことと、運賃の引き上げをやるべきだが、しかし運賃だけではまかなうことは困難だ。それから地方公共団体等の援助を仰がなければいけない、こういうように言われておるわけですが、私は、国鉄というのは単に経営の面だけから考えるべきでないと思うのです。いわゆる国土の開発あるいは地域の開発、こういうこと……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1972/03/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○井岡委員長 これより物価問題等に関する特別委員会、農林水産委員会、商工委員会連合審査会を開催いたします。  先例によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、委員長から一言申し上げます。  最近における消費者物価の動向は、景気の停滞等の影響により上昇率はやや鈍化しているとはいえ、二月以来の公共料金の引き上げの影響は諸物価に出始めております。特に国民生活に大きな影響を持つ地価、魚介等の生鮮食料品、サービス料金等に顕著なものがあります。  本日は、特に総理大臣をはじめ主要各大臣に出席を求め、公共料金、流通問題等、物価対策のあり方について集……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○井岡分科員 時間が限られておりますし、私は一つの問題でございますから、大臣に簡潔にお尋ねをして、そして問題がありましたら別の機会に申し上げたいと思います。  まず、大臣にお尋ねをいたしますのは、人権問題でございますが、家庭裁判制度がございますが、家庭裁判制度というものはどういう理由でおつくりになったか。私は、実際にはこの裁判制度が生かされておらない、こういうように思うわけです。したがって、これはどういう観点からあるいは視点からおつくりになったのか、この点をまずお聞きしたと思います。
【次の発言】 これは私は裁判所だと思いますが、この案件は裁判所でなくて、現実に判決が出ている問題なんです。とこ……

第72回国会 運輸委員会地方行政委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1974/02/22、33期、日本社会党)

○井岡委員 先ほどもお話がございましたように、四十四年からこの騒音の問題で裁判で争っておいでになりますが、二十七日に判決が出るようでございます。私は、この判決を待つまでもなしに、もっと努力すべきことがたくさんあったのではないか、こう思います。たとえば、憲法の二十五条でいっていること、それから公害対策基本法でいっている一条、二条、この問題について運輸省当局はいままでなおざりにしておった、こういうように考えるのです。これが今日この裁判になったことであるし、同時にまた、最近国民からいわゆる住民パワーという形でいろいろな公害の問題に対する多くの批判と争いが出てきている、こう考えるのです。そこで、この裁……


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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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