このページでは小沢貞孝衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小沢貞孝衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小沢貞孝君 ただいま議題になりました三一、請願文書表第四一七号広丘駅を一般貨物取扱い駅に昇格をお願いしたいことの請願です。広丘駅というのは長野県の松本と塩尻のちょうど中間にあるわけでありまして、この駅は特殊な扱い方になっております。上下一本だけ、発送だけ小口の扱いができるというような工合になって七、八年たつわけでありまして、地元の各町村が寄付をいたしまして貨物の保管庫等を作るなど全面的に協力して参りましたが、最近関西電力の黒部の発電所の建設等にからんで、この駅を複線にするというような計画もあるというように聞いておりますので、こういう際にぜひとも一般貨物取扱い駅に昇格といいますか、していただく……
○小沢貞孝君 私は、貴重な時間を拝借いたしまして、委員外発言を許可していただきまして、大へんありがとうございました。 きのう北山委員から質問がございました点、すなわち、昨年の六月以来懸案となっております給料表の改訂問題について、二、三質問をいたしたいと思います。 昨日の北山委員の質問に答えまして、局長は、条例の修正を要求する法的根拠をお尋ねいたしたところ、再建法の二十一条によるという御答弁でございました。二十一条による修正を命ずることのできるのは一これは命ずることができるかどうかという基本的な問題、憲法違反だとかいうような問題については論外といたしまして、私は、この前段に書いてあるように、……
○小沢(貞)委員 時間もおそいので一言だけ質問いたしたいと思います。町村合併によって市がたくさんできたわけです。市がたくさんできたのだけれども、電信電話及び郵便等については、これに合うような工合に、何か計画的に合併したらしく住民に利便を与えるような計画を持ってやっておられるかどうか、こういう点についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 郵便物の遅配のないようにということで調査をしてと言われておるのですが、私の方あたりはたしか五年も前に町村合併が行われて市になっておる。ところが市になって助ったことは何にもなくて、悪くなったのは郵便物の配達がおくれたことだけです。かっては何々局気付と書けという……
○小沢貞孝君 貴重な時間を拝借いたしまして、委員外発言を許可いただきまして大へんありがとうございます。提案されております二十七条十三項の越県合併の問題に関連いたしまして、長野県と岐阜県の県境にあります神坂の問題について若干質問いたしたいと思います。その前に当って、青木国務大臣を初め局長さん、大へんこの問題について御尽力いただきましたことを、心から感謝を申し上げる次第であります。 実は昨今、だいぶ県内の新聞をにぎわしておりますが、三十日にああいう処分をしていただいた以後、十月三日に子供の通学の問題について、岐阜県の教育委員と長野県の教育委員が話し合いをしたわけです。というのは、財産問題等もあっ……
○小沢(貞)委員 たしか一昨年だと思いましたが、非常に鳴りもの入りでもって新農村建設というようなことで有線放送がだいぶ農林省の方やなにかで勧められて、非常な勢いで全国的にはやったというか、農協等を中心にして施設をやってきたわけです。私の手元にある資料は正しいかどうかわかりませんが、たしか今年の三月ごろは一千二百施設前後で、加入者五十万戸前後だというような普及ぶりなんです。ところがこの有線放送施設について、たまに天気予報とかニュース程度を放送するような工合にやっているところがあるわけです。ところがその中でラジオを持っていない家庭も有線放送電話施設をやったということでもって、ラジオ聴取料を取られる……
○小沢(貞)委員 時間もありませんから、一言二言だけ参考人にお伺いいたします。先ほどお述べになりました有光さんですが、四十四条の「公安を害しないこと。」というのを、「公安及び善良な風俗を害しないこと。」というように入れたのは妥当であろうという御発言があったわけです。その前にお聞きした――私は溝上さんの御発言をお聞きしなかったのですが、高田さんか深水さんの御発言では――四十四条から五十何条までずっと規定してあることは、「公安」は別として、「善良な風俗を害しないこと。」という言葉を入れたがために、あとむずかしいたくさんの規定ができたと思うのです。中央審議会だ、地方審議会だ、審議機関だというようなむ……
○小沢(貞)委員 私は藤山外務大臣が国際場裏に働かれているところを見ていると、なかなか新しいセンスを持って働いておられると思う。ところが一たん国内に帰られると藤山外務大臣の考え方がそのまま政治に移されていかれないというような点を見ておりますると、今度こそ一つ藤山外努大臣とあなたの今の心持とをもって貫徹していただきたいと思いますことは、昭和三十年に私たちが中国へ参りましたときに、政治の国交回復の前に、経済の方では貿易協定その他が行われておるが、とにかく文化交流を盛んにしようじゃないかということで、対外文化協会と私たち訪問団との間の文化交流に関する協定を持って参りまして、国交が開かれる前に世話団体……
○小沢(貞)委員 関連して。その教育放送分科審議会のメンバーはわかったわけですが、その審議会は何回開かれましたか。
【次の発言】 その専門委員会はそのメンバーの中から選ばれておるわけですか。ほかにまた任命してあるわけですか。
【次の発言】 それで、その分科審議会から答申なり何か出た事項はありますか。
【次の発言】 その答申の内容をちょっと読んで下さい。これは専門委員会でやったのではないというのですね。審議会だけの答申というのですね。専門委員会からその審議会へ答申なり、審議会から文部省か何かに答申になったというわけではないのですね。
【次の発言】 その答申の内容……
○小沢(貞)委員 私は今回の改正は非常に大切な点でありますから、それについてはいろいろの考え方と事務的なことをお尋ねしたあとで、またいろいろ承わりたいと思うわけです。 そこで、いろいろこまかい点を聞きたいのでありますが、今ちょうど経営委員の任命についての質疑等がありましたので、それに関連して、それからお尋ねいたしたいと思います。今度の改正では、地区代表八名のほかに全国代表を四名ふやすというような格好になっているのです。ところで今、松前さんの御質問のときに、経歴等を資料として出していただきたいというようなお話もあったようですが、NHKの概況というものを拝見すると、ここに野村会長を含め九人の人が……
○小沢(貞)委員 きのうの答弁であいまいな点があったわけですが、放送の規律ということを一つあらためてどういうことかお尋ねしたいと思うのです。それがあいまいだと前進しないわけです。局長の答弁は、放送の規律とは、放送番組や放送内容等、放送法に盛られた一切のことが放送の規律だと称するわけですが、大臣はそうではなさそうな答弁なんです。どうもその辺がはっきりわからないのですが、放送の規律とは一体どういうことか。郵政省設置法や電波法から始まって、放送の規律という言葉が五十も百もあるわけです。ところが、放送の規律とはこのことを言うということはどこにも明示してないようです。だから放送の規律ということはどういう……
○小沢(貞)委員 この文章を見せていただいたのですが、私法律がよくわかりません。それで、たとい農地法に違反するような法人であっても、法人の実体が整っていれば法人税でいいわけですね。そのものずばりと質問いたします。要するに、知事または農業委員会の許可を得ないで法律上違反したものであっても、実体が法人であるならばいいわけですね。法人税を課するのが当然なんですね。そういうように解釈していいですか。
【次の発言】 私の質問したことをその通りでありますという答弁でいいわけですか。農地法上の手続、知事または農業委員会の権限に属する手続を踏まないでやっていれば、農地法違反になるかもしれません。違反であるかど……
○小沢(貞)委員 だいぶ時間がおそくなりましたが、ごく簡単なことでございますので、一、二御答弁をいただきたいと思います。実は二十八国会かと思いますが、昭和三十三年四月五日、法第五十三号で、三十三年の九月三十日までに申請がなされたものに限り、人口要件の原則五万以上を三万以上とするというような自治法の一部の改正がありまして、私の方の長野県からは塩尻市と篠ノ井市と、それから今ここで質問いたしたいと思います更埴市と三つ、九月末のぎりぎりに各町村議会で議決をして、県を経て自治庁に、自治法の第七条の二項の協議ですか、その申請があったはずです。ところが不思議なことが起ったわけです。一番都市的要件を帯びており……
○小沢(貞)委員 それでは局長の方から先にお尋ねいたします。実はこういううわさを聞いたわけです。これは十二月です。現地から陳情に町長ですか、議長ですか来たときに、どうも選挙区に関係のあるようなことなら、お前の町の町議会の議決をし直してこい。こういうようなことを言われたそうです。そうしたら隣にいた愛知法務大臣、当時兼任をしていた愛知長官から、君、そんなことを言うのは自治庁としては出過ぎているからだめだ。こういうような忠告を受けたというようなうわさが広がっているわけです。これは非常にゆゆしき問題であるので、行政局長からもこの点を一つ明確にまず第一に答弁をしていただきたいと思います。
○小沢(貞)委員 二、三の点について御質問いたしたいと思います。 私は料金を税金化することにも反対し、それかといって商業放送だけでもいいという立場でもありません。今のような制度をより民主化してNHKがやっていくことを望むわけであります。そういう立場に立って、第一に料金の問題からお尋ねしようと思います。 まず第一番には、六十六円六十六銭ですか、それを八十五円に値上げということですが、これはNHKの方で政府の方とあらかじめ下相談をされたと思いますけれども、最初の要求は一体幾らだったのですか。百円に上げたいということだったが、交渉した結果八十五円になったのか、九十円の要求だったが八十五円になった……
○小沢(貞)委員 放送法の七条によれば、「協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように放送を行うことを目的とする。」という、このあまねくというのは、一体地理的な難聴地帯の解消ということだけなのか、あるいはまた、これは階層的に経済力の弱いものに対しても聞かせるようにするのか、私はこのあまねく全国という意味がわからないのです。しかし、これは解釈の仕方はどっちでもいいですが、ともかく、だれもみんなが必要な水とか空気と同じように電波の恩恵を享受させなければいけないと思うのです。そこで、この七条の目的を達するために協会はどういうふうにしているか、どうせんとしているかということを聞……
○小沢(貞)委員 この前有線放送施設のホーム・セットを有しない施設の数をNHKから聞いたわけですが、加入数が七十六万で、ホーム・セットを持たぬ施設が三十二万五千五百、こういうことになっている。従ってラジオ・セットを持ったものが四十三万五千二百八十九、こういうことになるわけです。これはどうもあまりにも普及率が低いわけです。そこで、この有線放送施設その他は、電波監理局ですか、そっちの方の許可を得てやっていると思いますが、監理局の方の届けはどういう数になっておるのか。できたら、ちょうどここにNHKの方は局別に出ておりますから、一つ局別の施設数、加入数、これをお聞きしたいと思います。
○小沢(貞)委員 私は日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました日本放送協会の昭和三十四年度収支予算、事業計画及び資金計画に対して反対の討論を行わんとするものであります。 反対せんとするおもなる理由は三つあります。 第一には、今度提案されました収支予算、事業計画及び資金計画の中には、今まで月額六十七円であった放送聴取料が一躍八十五円と、約三〇%の値上げが計上されているということであります。 第二のおもなる理由は、先般われわれ社会党が言論、思想、学問等表現の自由――この自由は憲法に保障された基本的人権でありますが、この自由を守るために身をもって反対した放送法の改悪を、いよいよ具体的……
○小沢(貞)委員 大体今永山さんに対する大臣の答弁で農林省の考え方はわかりましたが、一点だけ確認しておきたいと思います。
法人が有効に登記によって成立しておる、そうすると、法人に対して法人課税を課すべきか個人課税を課すべきかは、当該法人が有効に成立している場合には、農地法の許可の有無にかかわらず、いわゆる実質課税の原則で課税をする、こういうように農林大臣はこれを確認している、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 しからば、その実質課税の原則とは、ただいま大臣の答弁せられたように、商工業者と同様に、たとえば、帳簿とか、貸借対照表とか、損益計算書とか、月給をちゃんと払っておるとか、こうい……
○小沢(貞)委員 この五十億を災害を受けた人に出すのは、各郵政局に、災害融資として出しますということで通知を出したわけですか。
【次の発言】 それは愛知、三重、岐阜、京都、奈良、和歌山、各県の郵政局ですね。だから午前中の金丸委員の質問は、きょうあらためて長野及び東京郵政局ヘワクを広げたということを出してくれろ、こういうわけでしょう。午前中広げるということを言われたわけでしょう。七号台風の山梨、長野に拡大するというふうに言明されたので、長野郵政局及び東京郵政局に対して、長野県及び山梨県の災害についてもワクを広げて五十億あるから出してよろしい、あらためて出してくれるということはこういう通知を出して……
○小沢(貞)委員 だいぶ時間も経過したようですが、先般の災害対策特別委員会等で触れられなかった二つの問題について若干お尋ねいたしたいと思います。その一つは過年度災害復旧に対する地方負担分の起債の充当率の問題であります。その次は再建団体と災害復旧、その中でも特に緊急治山、緊急砂防、こういう問題についてお尋ねしたいと思うわけです。 二番目の方から先にお尋ねしますが、この間の七号、十五号台風等でわれわれのところは山間僻陬の地における山地の崩壊等が非常に多いわけです。新生崩壊地です。こういうものの取り扱いは農林省や建設省との関係があるわけですが、自治庁の取り扱いも特に考えていただかなければならない点……
○小沢(貞)委員 大臣は参議院に呼ばれておってお急ぎのようですし、三時半から本会議があるようですから、詳しく説明をして実態を聞いてもらって、それからお答えをしていただけれは大へん好都合でございますが――ちょっと委員長にお願いしたいのですが、私は「恐怖の町オウミ」という。パンフレットをいただいた。委員長の許可を得て国務大臣、刑事局長あるいは人権擁護局長等に配っていただきたいと思うのですよ。よろしいですか。これに基づいて実は説明をしたり御質問をしたいと思うのです。委員の方には事務局が配ってくれたようです。
【次の発言】 これに要約されていることについて具体的に質問をいたしたいと思うわけです。これは……
○小沢(貞)委員 大へんおそくなりましたから、この前資料を要求して、答弁を要求した点だけに限ってきょうはお尋ねしたいと思います。岸行政課長に二点尋ねてあるのですが……。
【次の発言】 これについても一つ一つ質問がありますが、非常に疑惑に包まれた青海の町の中ですから、地方自治法二百四十六条「自治庁長官又は都道府県知事は、必要があるときは、普通地方公共団体につき財務に関係のある事務の報告をさせ、書類帳簿を徴し又は実地について財務に関係のある事務を視察し若しくは出納を検閲することができる。」この自治法二百四十六条に基づいて、今から私の申し上げることを至急調査をしていただきたいというように考えます。
……
○小沢(貞)委員 だいぶ長い質問がありましたから、ちょっと一点だけお伺いしておきます。先ほどのお答えによると、二十六年何月ですか、小山としさんが局長をやめられたそうですが、このやめた理由はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 そういうことになると、この人のむすこならぬすこが、今二十五才ですか、二十五才になればいいわけですが、二十五才になると、また小山としさんが不適格な理由か子供が大きくなったという理由でちょっとやめちゃうわけですか。
【次の発言】 二十六年のときに、小山としさんが優秀な一番いい局長だということになれば、御主人が追放解除になってこようとこまいと、ちゃんととしさんがやってい……
○小沢(貞)委員 先般質問いたしました長野県の武石の局長任命に関して、二、三質問をいたしたいと思います。
まず第一に、事務的なことでけっこうですが、郵政省の特定局長の任用基準というか、任用規程ですか、こういうものは一体政令なのか、公達とかなんとかいうもので出ているというのですが、いつ、どのような形で出ていますか。事務的にちょっと私わからないのでお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 一つ資料をあとで出してくれませんか。
【次の発言】 それだけのことで局長を任用選任するということになる、その具体的な手続その他は何かきめられてあるのですか。
○小沢(貞)委員 私はこの前に大臣に答弁をお願いしたところが、いろいろちぐはぐになってしまったようなことと関連して、実は先月二十七日に長野郵政局、組合でいえば信越地本、これが並木局長と団体交渉を早くやれ、二百五十円獲得、例のILO条約批准促進、こういうような要求を掲げてそのほかに信越独得の例の和局長ですか、武石の隣の和局長の退陣、あるいは今までの任用方針を継続しろという要求があったわけです。そういう要求を掲げて団体交渉を要求したところが、局長としては、違法の組合とは話し合いに応じられないというようなことがあって、当局側がピケを張って組合員を寄せつけないというようなことがあって、それが若干力が入……
○小沢(貞)委員 実は、これは社会労働委員会へ伊東農地局長が呼ばれて小林委員等からもいろいろ質問があった点でありますが、私も実はこの問題についてはあまり知らなくて、労働問題ということで現地まで行ったわけです。労働組合が労働者を首切ったというようなことがあったので、これは大へんなことだと思って行ってみたところが、なかなか、その工場のあるところ、いわゆる電気化学工業青海工場、その町の青海町というところは非常な暗黒の町というか、恐怖の町というか、大へんなところで、地方行政委員会あるいは警察関係、あるいは人権問題等々、問題が山積しているわけですこれについては社会党では国会対策委員会で正式に取り上げるこ……
○小沢(貞)委員 私は、先般の七号及び十五号台風によって国有林がだいぶやられた、その風倒木の処理との関連において、三、四の問題について林野庁長官外関係者に御質問をいたしたいと思います。 まず第一には、私どもも現地を視察いたしたのですが、たとえば長野県の状況は、関係者で死者一名、重傷一名、軽傷三名、あるいは住宅の関係者の被害が、全壊と半壊と合わせて六百四十四戸、立木の被害は四百数十万石、計画伐採量の五年ないしひどいところは十年分だということ、被害額で言えば六十億ないし百億の被害があったというような調査が出ているわけです。そこで、私ども現地を見まして、たとえば急峻な山がもう全部木が倒れてしまって……
○小沢(貞)委員 こまかい審議に入る前に、私は議長、副議長にお尋ねしたいことがあるのですが……。
【次の発言】 両方いなければ都合が悪いのです。
○小沢(貞)委員 私は最初に、この法律の運営の衝に当たる議長、副議長にお尋ねをいたしたいと思います。最初に、きのうの請願、あるいは全学連の方はデモということになりますか、きのうの状態においては、こういう法律がなかったわけです。なかったけれども、別に支障を来たしたとは考えられないわけです。きょうの新聞によると「幹部級根こそぎ逮捕」という見出しで、これは全学連の主流派であるか、反主流派であるかわかりませんが、「都公安条例、道路交通取締法違反事件として捜査することにきめ、デモのさなかに現行犯逮捕した十七人の取り調べと現場検証にかかった。」こういうふうに新聞には出ておるわけです。きのうの状態においても……
○小沢(貞)委員 関連して。よく検討するということはわかるのですが、私は具体的に提案したいと思うのです。私は去年、たしか逓信委員会だったと思うのですが、さんざ、有線放送電話があってラジオのないところから料金を取ることはけしからぬ。そのときは農協なら農協という事業主体が徴収をして、NHKは手数料を出しているんだからその事業主体に徴収の責任をまかしておけば、農協はこのうちは気の毒だから取らぬでおこうということも幾らでもできるからそうしなさいということを具体的に前の大臣に話した。そしたら検討しましょうと言って、ちっともやらぬで一年たったものだから、きのうだったかおとといだったか、政調会だか農林部会、……
○小沢(貞)委員 有線放送電話施設について昨日いろいろ御質問を申し上げて、大臣からも答弁があったわけです。というのは、電電公社との有線放送等の接続の問題、あるいはまた有線放送相互間の接続の問題、あるいはまた自治庁で補助を出したものと農林省で補助を出したものとの間の接続の問題、あるいは維持修繕の問題等々、有線放送施設は最近非常に伸びておりますので、これについては、きのうの大臣の答弁で、審議会または調査会というようなものを速急に設けて善処する、それも各省庁関係者を集めて審議会なり調査会を作って善処するという御答弁があったので、至急これを善処していただきたいと思いますが、きょうは引き続いて、実は去る……
○小沢(貞)委員 きのうもだいぶ質疑がありましたけれども、どうも私は納得しない点がありますので、重なる点があるかもしれませんが、再度お尋ねいたしたいと思います。 ことしの予算に計上されておるテレビの受信契約者の伸びの率が三十四年度の実績と比べて大へん落ちておると思います。たとえば昭和三十四年度においては、去年国会に出された受信契約者増加の見込みがここにも出ておりますが、当初の契約者が百七十万六千人に対して、年度内新規契約者百二十万人、それから年度内廃止契約者四十万、従って年度末においては差引八十万純増、ですから二百五十万六千、こういう予定で去年国会に予算を提案されたと思います。そういうことで……
○小沢(貞)委員 関連して。――先ほど人権擁護局長のお話を聞いても、数々のことがあったわけです。たとえば不休労災、けがをしても会社で休ませないように勧奨する、あるいはこわがっていてどうしても無理して出てくるということがあったわけでありますが、その中に一点、本人が休んでおるのは本人に通告なしに年次休暇にしてしまったということがたしかあったと思います。こういうのは、明らかに労働基準法違反だと思います。そのほか町の中でいろいろの業者が電化という会社にたてつくと、しまいにはいいことにならないから、口をつぐんでみんな恐怖の中におるのだということもあっりました。その中で最後に総合的にこういう判断を鈴木擁護……
○小沢(貞)委員 一カ月もたって後に、最近また炭住街にこういう集団的な、デモをやったあと戸をこわしたり、入浴中の婦人の着物を持っていって、いじめたりというようなことで、最近の情勢は百数十名の第一次の集団疎開の人が帰るどころではない。私たちが行って真剣に訴えられることは、また集団的に疎開しなければならないというような情勢になってきているわけです。一体どうしてそういう情勢になったかということを現地に行って判断してみると、こういうことです。第二組合のできたときには三千何名でしたが、それが二十日ばかりたつ間にだんだんふえていって、今では五千二百何十名という工合に、第二組合がだんだんふえていっているわけ……
○小沢(貞)委員 いまの視察の報告にもありましたように、細田班に加わりまして埼玉地方を視察し、あるいはまた、日曜等を利用して私は郷里の長野県の一部等を視察してまいりましたが、以下、農地局、林野庁、それから自治省――関係者出ておられますか。
【次の発言】 最初に農地局のほうへ御質問いたしたいと思います。
この干ばつについて、農地局は、最近何か、指導要領といいますか、通達といいますか、そういうようなものを各地方農政局へ出したようでありますが、その内容――概略でけっこうですが、最初にそれを御説明いただきたいと思います。聞いたところによると、六月五日、局長名で通達を出してある、こう聞いておりますが、……
○小沢(貞)委員 長野県の災害対策委員会みたいでたいへん恐縮に存じます。いま農林問題の大先輩の井出先生の特に要望の一つの天災融資法の発動について、前回の災害対策特別委員会においても、天災融資法の発動については前向きで御検討をいただくということでしたが、依然として今日においても変わりないわけです。いままでの天災融資法の発動の条件というのは、国民経済に甚大な影響を及ぼすこと、こういうふうにお聞きしておりました。その額というのは幾らかというと、三十億程度でしょう。それをいま少し何とかならぬものかというので、中澤茂一先生や稲富稜人先生がさんざん前の災害対策特別委員会でお願いをして、前向きの姿勢で検討を……
○小沢(貞)委員 時間がないようですので、私はお願いと資料だけ二、三お願いしておきたいと思います。 先ほど班長さんや、また、いま小川委員から総合助成の問題について非常に強い要望が出ておりました。現地の井出先生はじめ平等先生あるいはその他各党の方、みんなこういうことこそやらなければならない、こういう現地における強い要望でもありました。現地へ行ってみれば、なるほど、苗を県下から全部集めてくる輸送費は県で持とうとか、市で心配しようとか、そういうようなことで、目に見えないいろいろのことでたくさん使われておるのを、一つ一つ項目別に補助を出すというよりは、やはり現地の県なり市町村長に一任して、総合的な立……
○小沢(貞)委員 それでは簡単に質問したいと思います。
中小企業関係の激甚指定ということは、砂田先生、白浜先生から御質問もありました。これは、きのうは本会議において、前向きで検討、きょうは、来週ごろ適用と、だんだん近づいてきたようであります。そこで私は具体的にお尋ねをしたいが、激甚災害法の第二条による指定基準で、当該災害にかかる中小企業関係の被害額が、当該年度の全国の中小企業所得推定額の〇・〇六%とあるが、その〇・〇六%は幾らですか。
【次の発言】 それからB基準の第一項で、佐賀県ですか兵庫県ですか、どこか一つの県の区域内の当該災害にかかる中小企業関係被害額がその県の中小企業所得推定額の二%……
○小沢(貞)委員 おとといに続いて、若干時間が許されましたので、質問をいたしたいと存じます。 激甚災害特別財政援助法について、おとといは、来週中にこの法の第二章関係、公共土木とか、文教施設その他厚生施設の関係の激甚指定は確実である、こういう御答弁がありました。それから第五条関係、これは農林施設災害だと思いますが、これも確実である、それから十二条、十三条、十五条、中小企業関係の激甚指定も確実である、こういうような御答弁がありました。そのときに、どなたかの質問中に、天災融資法は発動されますか、こういうような質問がありましたが、答弁では、たぶん来週ごろ発動されるではなかろうかというような御答弁があ……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和二十二年以前の郵便年金契約に関する特別措置法案に賛成の意を表明いたしたいと存じます。 私は、まず第一に、法案に対する賛否をきめるときに、これはあまりにも当然なことでありますが、自分は反対しても、わが党は反対しても、与党が多数だから法案の通過は間違いないから反対するというような態度はとるべきでないと思います。自分が反対し、わが党が反対したらこの法案はつぶれてしまうという立場で賛否をきめるべきだ、こういう原則に立っております。そういう立場で考えてみますならば、この法案審議の経過を見ても明らかなように、この法案にはたいへ……
○小沢(貞)委員 私もまた、先ほどの羽田先生と同じように、有線放送と農村集団自動電話の普及のやり方、こういう問題をめぐってたいへんトラブルを起こしておって、いま郵政大臣並びに電電公社で説明した方針とは若干現場においては違っておるのではないか、こういうように考えますので、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、そういう問題でかつてトラブルがあったので、行政管理庁ではこの問題を何とかしなければいかぬ、こういうことで郵政省、自治省、農林省へ昭和四十年の初めだと思いますが、それぞれ勧告を出したはずであります。いま尋ねようとするポイントのところだけを、行政管理庁のほうから御説明をいた……
○小沢(貞)委員 昭和四十年度予算決算対照表の膨大な資料を一応拝見したわけで、たいへん思いつきな質問ですが、昭和四十年度の放送法二十六条に基づく監事の監査結果、これの中でおもな点をひとつ一、二ここで発表していただきたい。――急な質問ですから、あるいはすぐお答えできないかと思いますが、さらに、会計検査院の検査の結果、昭和四十年度でけっこうですが、指摘された事項、指摘とまでもいかなくも注意その他受けた事項、こういうものもついでにひとつ、いま答弁できなければ後ほどでもけっこうです。
【次の発言】 それでは、監事の監査結果については、後ほど文書その他でひとつ出していただけばけっこうです。
それから、……
○小沢(貞)委員 きのう資料を要求した第一は、私の記憶で間違いがなければ、監事は、四十年度監査結果を経営委員会にどういうように報告されているか、それを資料で出してもらいたいと言ったはずです。資料が間に合っていないようだから、口頭でひとつゆっくり読んでいただきたいと思います。
【次の発言】 その当時の監事はだれですか。いまもそれと同じ人がやっておられますか。
【次の発言】 その監事にお尋ねしたいのですが、いらっしゃいますか。――呼んではいないからいないわけですね。
きのう私が質問した雑収入の予算が六億五百万、決算において十億七千七百万、約十一億で、五億ここに残っている、こういう状態について――……
○小沢(貞)委員 私もその人権問題が主なんですが、質問する者も食事も食べないで人権を無視され、御答弁するほうもどうもたいへん人権を無視されているというかっこうですが、ひとついまから与えられた時間、一時間ばかりあるらしいのですが、質問をいたしたいと思います。
それから、大臣はきょうは見えませんか。
【次の発言】 それでは、簡単なことですから、政務次官にあとでお答えいただきたいと思います。
私の質問しようとするのは、京都の郵便局を中心に大阪郵政局管内、あるいは一部長野郵政局管内にあった集団暴力事件、あるいは人権を無視したようないろいろなことが行なわれておる、そういう問題についてお尋ねをいたした……
○小沢(貞)委員 環境衛生局長にお尋ねいたします。 この被害者の方、たいへんお気の毒なわけです。したがって、これを放置しておくことは、これは人道上の問題もあろうと思います。いま伝え聞くところによると、被害者の人は、何か裁判を起こしているというようなことで、その裁判の結果は、一年かかるのか、二年かかるのか、三年かかるのかわかりませんが、そういう間、被害者の人を放置しておくことは、私はこれは人道上からも、また国の厚生行政からもまずいことじゃないか、こういうふうに考えるわけです。したがって、結論はどう出ようと、一時的にこれを救済する措置、県と協力をして、この人たちが十分治療できるように、入院できる……
○小沢(貞)委員 私は、阿賀野川の河口付近に起こった中毒事件に関係して、最近、食品衛生調査会あるいは厚生省で結論を出されたようでありますので、その問題について幾多の疑問がございますから、御質問申し上げて解明をいたしたい、こういうように存ずる次第であります。 私も、工場排水汚濁の問題について、少しは研究した者なんですが、どうも今度の結論については全く納得のいかぬ点があるわけです。私たち、排水汚濁の問題について、これは定理といいますか、原理、原則として考えていることは排水汚濁においては、排水の出口から中流、そういうような途中に汚濁のないものが、さらに先に行って害を与える、こういうことは世界を通じ……
○小沢(貞)委員 私は、先月のこの委員会におきまして、阿賀野川の河口付近に起きた有機水銀による中毒事件について、主として厚生省にお尋ねをいたしました。まだ幾多の疑問がございますので、若干御質問をいたしたいと思うわけです。 先々月かと思いましたが、公害対策委員会において、食品衛生調査会委員長が厚生大臣にあてて提出した結論を、厚生省としては特に意見を付することなくこれを科学技術庁に申達をした。それを読み返してみると、いわばそれが厚生省の結論であるかのごとくにわれわれはとれるわけです。そういう中で若干疑問がございましたので、お手元に差し上げた資料1に載せておきましたように、去る十月二十七日に、厚生……
○小沢(貞)委員 上村副長官に最初にお尋ねします。 実は、この災害対策特別委員会でも、社会党、民社党、自民党、それぞれ党の対策特別委員会で、春以来の干害はもとより、集中豪雨による災害について、この際、行政措置で行なえるものは行政措置でやってもらおう、あるいは立法化しなければいけないものは立法化しようというようなことで、被災地の要望が強い十数項目を、昨日も基本問題小委員会等を開いて、先ほど御決定のように、閉会中にも審査をしてそれぞれ立法化しようと、こういうような動きになっておるわけです。 そこで、いま副長官から発表がありました約一千億になんなんとする公共土木施設、農地施設、中小企業関係、これ……
○小澤(貞)委員 時間がないようだから、私のほうで質問をしたことにイエスかノーか、そういう答弁をしていただきたいと思います。
先ほどいただいた、「昭和四十二年七月以降の干ばつについて」という資料の三ページの終わりから六行目「(二)干害応急対策」、ここ以降は四月以降の干害対策になっているんだが、そういうことですね。
【次の発言】 わかりました。四、五、六と三カ月だけまま子扱いをしたのはたいへん不満があるのだけれども、とにかく三ページのいま申し上げた「(二)」から四ページの「(三)」の前までがその四、五、六の三カ月の分に相当するわけですか。四ページの終わりの「(三)」からはまた表題に戻って七月以……
○小沢(貞)委員 関連して。科学技術庁長官がお帰りになるようですから、ひとつ要望になりますが、兼ねて若干質問したいと思います。たいへん厚生省が御苦労なさって、疫学班やら試験研究班やら、いろいろやってこられて、そのあと食品衛生調査会に諮問されて、という過程を経てまいりました。きょうお聞きしますと、またその食品衛生調査会にはプラスされるものがなくて、それが厚生省の御意見になる、こういうようにお聞きいたしました。しかし私が現地その他で詳細に調べたところによると、原因になる四分の一しか、厚生省あるいは食品衛生調査会さらにはそのもとになる疫学班は調べてないのだ、こういうように私は考えるわけです。なぜ四分……
○小沢(貞)委員 そこで、そういうような態度で科学技術庁が十分検討をしていただいて結論を出す、こういうこともあり、先ほどの石田先生に対する御答弁も、各省庁から回答がきたならば、その上に立って専門学者等の意見も十分聞いて慎重にやろう、こういうことなので、さらにそれにつけ加えようという考えは、私は持っておりません。ただ、先ほども、厚生省だけは非常にすぐれた人がいて、通産省だとか経済企画庁にはばかばかりいるみたいなお話もありましたけれども、そういう冗談はさておいて、たとえば厚生省が結論を出したあとに、こういうような事実誤認が二つも三つもあるわけです。この中毒事件というのは、河口の十キロか、その辺にだ……
○小沢(貞)委員 資料要求の前に一つだけ井手先生の質問について、その交付税の〇・五%を県及び市町村へというのは今度一%にしていただく、それはことしの干害の七月からなのかということです、ことしの干害全部についてかということです。そのことだけちょっと山本地方債課長から……。
【次の発言】 先ほど理事会で御決定いただいた災害と地方財政の関係についての資料をお願いをいたしたいと思います。
たとえば普通災害の場合と関連災害の場合とは起債充当率その他についても条件が違ったりしておるような点もありますし、その交付税の充当や償還期限や、それからいま言ったような特別交付税の算定のこまかい基礎、そういうものを含……
○小沢(貞)委員 私は、前にもこの公害対策特別委員会でお尋ねいたしましたが、その後、科学技術対策特別委員会等でお尋ねをして、資料を実は厚生省から出していただいたことがありますところの阿賀野川の水銀中毒問題について、主として厚生省、農林省、通産省等にお尋ねをいたしたいと思うわけです。 実は、最近厚生省から出していただいた資料に基づいて、主として御質問いたしたいと思いますけれども、さっき島本先生のお話を聞いておって、ごく微量の蓄積というような問題もあって、きょう気がついたので、その前に一つだけ、前々回出された資料について、御説明をいただきたいと思うわけです。 前々回出された資料とは何かといいます……
○小沢(貞)委員 なるべく委員長に御協力申し上げて短時間でやりたいと思いますが、これは答弁のいかんによって、若干延びるのはひとつ御容赦いただきたいと思います。 私は、昭和三十八年七月十二日、法律第百三十七号、豪雪に際して地方公共団体が行なう公共の施設の除雪事業に要する費用の補助に関する特別措置法、これに関連して主管の各省にお尋ねをし、さらにそれと関連があれば、交付税の積雪に関する算定方法、あるいはまた特別措置法の積雪に関する算定、こういうものについて若干質問をいたしたいと思います。 法律はきわめて簡単で、これ一つしかないわけです。読み上げてみますと、「国は、政令で指定する豪雪に際して地方公……
○小沢(貞)委員 いま三宅先生が質問をいたしましたので、ちょうどそのほうの公共施設の除雪の補助の特例からやらしていただきます。この間資料を出していただきましたので、厚生省と文部省から若干の御説明をしていただきたいと思うわけです。
【次の発言】 先ほど三宅先生の発言もあり、いま委員長も研究をしてというお話ですから、これからやればいいのですが、とにかくこの倍率でふるい落とされ、その次のD欄でふるい落とされ、Cかける〇・〇四でふるい落とされ、三つのふるいにかかってこの法律は有名無実になるということがはっきりわかったわけです。私は政令は政府がつくられたと思うが、立法の趣旨から逸脱するようなことをやられ……
○小沢(貞)委員 何しろ花咲き花移ろって、花の散った時分になって豪雪の話だから、ちっとも身が入らないのだけれども、いま稻葉先生の質問のあったあと、一、二点だけわずかな時間、質問いたしたいと思います。 一番最後の、市町村道の重要なのを指定路線にして除雪の補助を出すような道を講じないかという問題については、いまどうもわかったようなわからぬような八木副長官の御答弁ですが、私はたとえば高田市内に見に行って、昔と生活態様、経済条件が違ってきたので、バスで通学、通勤とか、市内の商店街とか、そういう市町村道でどうしても除雪をやらなければならない経済的な条件が出てきたと思うのです。ところが、これはブランクみ……
○小沢(貞)委員 私は、二点御質問をいたしたいと思います。一つは、降ひょうの被害についてであります。一つは、私のほうの長野県だけで、全国に類例を見ない平地湧水でワサビを栽培しておりましたが、これがほとんど最近壊滅状態になった。この原因は自然災害であろう、こういうように考えられるので、その点についての研究と対策をひとつ要望したい。この二点についてお尋ねをいたしたいと思うわけです。 まず第一点の降ひょう災害は、現在のところ全国的にどういうような被害額になっておるであろうか。そういう状況について、これは安倍次官でなくもけっこうです。事務当局でけっこうですから、お尋ねをいたしたいと思います。
○小沢(貞)委員 NHKの予算の審議にあたって、時間がないようですが、最初に、若干基本的な問題、それから、この予算の内容についてお尋ねいたしたいと思います。 大臣の意見書の中に「受信料の額については、今後のカラーテレビジョン放送受信者の増加状況等を勘案のうえ、国民の受信料負担の軽減という見地から、これが適正化についてさらに考慮すべきである」こういう意見書がついているようであります。 問題点を冒頭から申し上げますが、ただいま山花先生の御質問に対する会長の御答弁を聞いておりますと、ラジオで七億円無料にして、それだけ国民の負担軽減をはかった、それからテレビのほうは三十六億円の軽減で、都合四十三億……
○小沢(貞)委員 私は、NHKの予算を審議する上にあたって、非常に広範ないろいろな問題があろうと思いますが、時間がないので、きょうは主として経理面についてだけお尋ねをしたいと思います。 前回の質問のときにも私申し上げましたが、放送の中立性といいますか、番組を編成するにあたっては、政府からも政党からも支配されず、中立性を守る、こういうことは非常に重要なことだと思います。しかし、そういうことと経理というものが、だれからもくちばしをいれられないで―私は、ことばが悪いかもしれませんが、政府及び関係の経理、たとえば電電公社あるいは専売公社、あるいは、それとは性格が違いますが、NHKの経理、そういうもの……
○小沢(貞)委員 私は、限られた時間の中で、この設備料の値上げに関連して、公社の経理の若干の問題について御質問をいたしたいと思うわけです。 この前、予算の分科会で、時間がなくてわずか発言をしただけですが、必ずしも納得できるような答弁ではなかったというように考えているわけです。私は、公社の予算を拝見して、一体、支出が何でこう膨大になっていくかというそのウエートを見ると、人件費が約三割近くになっているということがまず第一と、それから減価償却費が三割五分くらいに達している。その減価償却費が一番多く含まれている資本費が四割五分くらいになっている。だから、三割と四割五分、七割五分というものは人件費と資……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について討論をいたしたいと思います。 私は、電電公社が膨大な建設費をまかなわなければならない、それから電話一つ当たりの建設費が三十数万円に及ぶ、こういう実態の上に立つならば、応益者というか、新規需要者というものが、その一割以下の負担である三万円くらいなものを負担することは、必ずしも妥当でないとは言えないと思います。第二は、いま積滞が二百二十万に及ぶといわれておりますが、そういう新規加入の需要を抑制するという意味においても、この程度の設備料を取ることは、あるいは妥当ではないか、こういう……
○小沢(貞)委員 ただいま議題になりましたお年玉つき郵便葉書及び寄附金つき郵便葉書等の発売並びに寄附金の処理に関する法律の一部を改正する法律案、これについて若干の質問をいたしたいと思います。 まず第一にお尋ねしたいことは、郵政省設置法第三条に「郵政省は、左に掲げる国の事業及び行政事務を一体的に遂行する責任を負う行政機関とする。」ということで、第一項には一、二、三、四とうたわれておって、第二項に「郵政省は、前項の事業及び事務の外、左に掲げる業務をつかさどる。」、こういうことで「前項の事業に附帯する業務」、こういうようにうたわれているわけなんだけれども、この寄附金つきのはがきを売ることは別として……
○小沢(貞)委員 私は、有線放送施設の問題について若干の御質問をいたしたいと思うわけです。大臣が来ないと最初の質問はちょっと答弁困難かと思いますが、浦川さんに……。 全国で三十三施設で全国中継をやっている設備があるわけであります。これは私の記憶に間違いがなければ、たしか四十三年十二月でもってこの中継というものは終わってしまう、簡単に言えばそういうことになっているんじゃないかと思います。ところが、これについて郵政省は施設の代表者を呼んで、現在の状況それから今後の希望というようなものを、ことしの三月かにこの施設とそれぞれ打ち合わせなり連絡会議をやっているというように聞いておるわけです。 最初に……
○小沢(貞)委員 私は、大臣のたびたびの言明を聞いておって、ことしの米価をきめるにあたって非常に重要な要素として、一つは需給問題、一つは総合予算主義、こういう二つの要因に大いに左右されている、こういうように承っておるわけであります。そこで、大ぜいの方がいろいろの角度から聞きましたから、私は、きょうは焦点を一つにしぼって、総合予算主義とは何ぞや、このことをひとつお尋ねしたいと思うわけです。
先に事務当局にお尋ねしますが、食糧庁としては、総合予算主義とはどういうように理解をしておるわけですか。
【次の発言】 先ほど来聞いておると、八百五万トンで食管特別会計への繰り入れば二千四百十五億、こういうこ……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表しまして、先般防衛庁の高級職員が民間に天下った、こういうようなことからいろいろ問題を起こしておりますが、それ以上に、政府機関、公社公団等十数機関ありますが、こういうところで民間に天下りをし、それがまたいろいろ問題を起こすような状況になっておりはしないか、まず第一点はそういう問題、次は農村の二、三の問題、それから公労法関係、三公社五現業の労使関係、こういうような三つの問題について、若干の質問をいたしたいと思います。 まず第一に、国家公務員は百三条によって私企業からの隔離ができておるわけです。防衛庁のほうにおいてはやっぱりそういうような隔離ができておりますが、……
○小沢(貞)委員 農林大臣もいらっしゃるし、担当の総務長官もいらっしゃるので、あとでお尋ねをいたしますが、建設大臣お帰りになるそうですから、中央防災会議の重要なメンバーとしての建設大臣に伺いますが、先ほどの委員長報告にもありましたように、局長激甚災害に対して激甚災害特別財政援助法を適用しないかという声は、もう委員会全体の声でもあり、先ほど来視察したときの報告にもそれが一番強調されておるわけです。そこで公共土木関係の激甚災の指定の基準を見ると、やはり国民経済的視野というか、横の広がり、規模の問題を非常に大きくウエートにとっております。しかし、この法律の趣旨とするところは、これは御承知のように、地……
○小沢(貞)委員 先ほどの、局地激甚災害について市町村単位に前向きに進めていきたい、こういう政府の発言を、私はたいへん前向きで、実は感謝を申し上げるわけです。これはこの前の委員会かと思いましたが、委員長からもこの問題については強く要望があって、そのときの質問に私はこういうようにやったわけです。一カ町村が全滅のごとくやられたとするならば、その町村の基準財政収入額、こういうものの倍だとか同額だとか、そういうことだけを基準にすれば一カ町村の災害について適用できるんではないか、こういうことを基準にしたらどうか、こういうように申し上げて、いまの御答弁は、おおむねそういうようなことを基準にしてやろう、こう……
○小沢(貞)委員 時間もないようですから、二つの点について質問いたします。 一つは、自治省にまずお尋ねをしたいのですが、標準税収五千万円以下の町村の、町は入らないだろうが、村は一体どのくらいあるのですか。大体の見当でいいです。私もいまこれを見せていただいただけで。 そのほかにもう一つ質問しておきます。農林省にお尋ねします。農業所得推定額が五億円以下の町村、これは一体全国にどのくらいあるでしょう。これは実は私は非常に重要な基準だと思いますので、これはおそらく自治省も農林省もそういうことについては、これをやっていただくときに検討されておるんではないかと思いますが、ある村で農業所得推計が五億円以……
○小沢(貞)委員 電電公社にお尋ねをいたしますが、総裁の談話等あって、電話料金の値上げが具体的な日程に入っているようでありますが、片方、物価の問題等ともからめて、この問題は非常に国民の注視の的であるわけです。
そこで、新聞等では自民党の逓信部会の了承を得た、あるいは郵政省の了承を得たというような状況を聞いておるわけですが、その経過について、差しつかえない範囲で御説明をいただきたいと思うわけです。
【次の発言】 郵政省はどうですか。
【次の発言】 去年だかおととしは二二%の値上げという案が出されたように記憶しておりますが、今度は一二・五%だというふうに、大きく一、二年の間に変わったおもな理由は……
○小沢(貞)委員 いま委員各位から御質問があった中で、私、大臣の答弁の中で気になることがありますから、大臣及び次官に特に要望をかねて御質問申し上げますから、二点について大臣の御決意をお伺いしたいわけです。 その一点は、十二・五%の電話料金の合理化、値上げ、こういうものは、大臣として認めざるを得ない、しかし、物価体系その他の全体的な立場から修正もあり得る、こういうような御答弁がありました。その修正にはどういう点に着目したらよいか、こういう問題について、私は前の小林大臣時代からるる申し上げてきた点の一部だけを申し上げて、修正時点にはこれを十分考えていただきたい、こういうふうに考えるわけであります……
○小沢(貞)委員 稲富委員の総合農政に関連して、若干御質問をいたしたいと思います。 きわめて具体的な質問でありますが、その質問に入る前に、実は先般大臣室に、若い青年が大臣に陳情に参りました。わずかな時間でありましたが、大臣から激励を受けた若い青年は、その後も果樹代表者として大臣のところに陳情に行ったようであります。そのはね返ってくることばは、今度の大臣はほんとうに百姓のことをわかってくれる大臣だ、農民代表のほんとうの大臣だ、たいへんありがとうございました、こういうはね返りがまいりました。私からあらためてお礼を申し上げます。 先ほど稲富先生、たいへんおしかりのような御質問でありましたが、そう……
○小沢(貞)委員 どのくらい時間があるのですか。
【次の発言】 時間もないようですので、総務長官に肝心なことだけお尋ねしたいと思います。
西日本を襲った、これは七月末の集中豪雨その他ではなくて、七・六集中豪雨、これについては激甚指定の政令はすでに出されているやに聞いております。これはそういうように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 きょうも稻葉先生等をはじめ、激甚指定をということが盛んに国民の要望として出されておるわけです。そこで私は、七・六集中豪雨以降、大まかにいって三つあったのではないか。七月末、それから七号台風、それから今回の八月上旬の集中豪雨、この三つ続けてここで災害があ……
○小沢(貞)委員 関連して、私、関西電力の吉田さんにお尋ねをいたしたいと思います。 先般の異常な豪雨で、黒四関係でたいへんな被害を受けられたことにお見舞いを申し上げたいと思います。 そこで私、ちょっとお尋ねをしたいことは、午後の私の質問は、零細企業やそういうところに対しては災害上の特別な援助というようなことがあるのですが、中企業以外のところにはそういう制度がないわけです。そういうことから関連してお尋ねをしたいと思いますが、このたびの黒四関係、あの付近の関西電力の被害額はどのくらいであるか、大まかな点でけっこうです。それが一つと、そういう復旧費というものはみんな自己資金でまかなっておるのか、……
○小沢(貞)委員 先ほどの質問の中で、前田会長から冒頭に御答弁のありました主として政府の発言、宮澤発言をめぐって、政府とNHKは意見が違う、こういうように御発言になりました。宮澤発言の内容は、先ほどの質問の中で出ておりましたが、あれは国会の中の答弁で、新聞記者団等に発表したのもここにありますが、要約すると、 NHKのカラーテレビ受信料値上げに、事実上反対する考えを示したものである。 一、NHKの業務報告書を見ると、放送債券の発行額に対して、その償還用の積立金が三分の一もあり、剰余金の中から百億円も資金積立てに回すなど、非常にゆとりがある。 一、このように楽な経営のなかで、将来の投資資金……
○小沢(貞)委員 前回、大臣のいないときにNHK及び郵政当局にもお尋ねして、大臣からどうしても御答弁いただかなければならぬ点がありますので、三つ四つの点についてお尋ねをしたいと思います。 これは大臣が新聞談話を発表しておりますが、大臣の所管するところの郵便貯金、普通預金なんかの金利は三%だったですかね。半年ものが四%、一年もので五%、こういうのが実態だと思います。しかし、これは政府の表明によっても明らかなように、物価は五%、われわれの考えているととろによれば、さらにそれより上がる、こういうのが現状ではないか、こういうように考えます。しかもそれは、今日における国鉄の料金の値上げ等、公共料金が主……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表して討論をいたしたいと思います。 党の態度については、このNHKの収支予算、事業計画、資金計画、これについて、前田会長以下、放送協会の幹部の方、あるいは先般大臣に質問をいたしましたが、問題点が二つ三つあろうと思います。 一つは、国民の国内問題上の一番大きな物価政策の中におけるNHKの受信料の位置づけ、こういった観点からの問題であります。 御承知のように、いま国鉄料金値上げ等をめぐって国内世論はたいへん沸騰をしております。そういうのは、政府の主導によって物価が上がるんだ、こういう印象を国民が受けていることは当然であります。NHKの料金もまた公共料金の一つ……
○小沢(貞)委員 公衆電気通信法の一部を改正する法律案に関係をして、三つ四つ御質問をいたしたいと思います。 まず第一には、国際電電関係と電電公社との関係もあり、国際電電の問題について最初に質問をいたしたいと思うわけです。 これは大臣に最初お尋ねしたいのだが、沖繩が本土復帰ということになると――琉球電電は、国際電電と国内とを一緒に経営しているわけです。沖繩の電電公社は、国際電話もそれから国内も一緒に経営しているわけです。これが復帰ということになると、国内へ来れば、KDDとそれから電電公社と別々になっているわけです。こういうことについては、いま方針は検討なり何なりされたことがあるのでしょうか。
○小沢(貞)委員 これはあとで大臣にもお尋ねしたいと思いますので、私が国際電電から聞くことを、大臣もひとつぜひ御検討いただきたい。 私はこの前の委員会でも申し上げたように、琉球電電公社との関係で、沖繩が本土に返ってきたときに、日本の電電公社、国際電電のあり方――琉球電電のほうは国際も国内も一本になっておるわけです。だから、いずれこのことは検討を迫られることになるのではないか、それが一つです。 いま一つは、これは私が質問するのを聞いていただけばいいと思いますが、何といいますか、国有株式会社みたいなかっこうになっているこの経営、それが利益の隠し場もないほどもうかっているがごとく――これはあとで……
○小沢(貞)委員 私は、大臣が就任されてから有線放送電話の問題が委員会で討議されるのは初めてだと思いますので、前の小林大臣のときにはたびたびこの問題を提起して、大臣の御趣旨もお伺いして、方向としては私の主張しているような方向に一歩近づきつつあった、こういうことであります。そういうことから、新しい大臣にひとつ基本的な考え方をお伺いをしたいと思うわけであります。 実は、きのうも全国有線放送電話確立大会に千何百名か集まって、強い要望がありました。 結論から申し上げますと、われわれはこの法律についてはまだたいへん不満な点がありますが、もっと根本的にいうならば、有線放送電話の機能というものを十分発揮……
○小沢(貞)委員 私は、簡易生命保険法の一部を改正する法律案に関連して、郵政特別会計、郵貯特別会計、それから簡保特別会計、そういう関連もあり、どうも最近のベースアップ等の趨勢から考えて、来年は郵便料金を値上げせざるを得ないような必然性を持っていそうに考えるわけです。しかし、そういうことになると非常に重要な問題になって、政府みずからが公共料金の値上げをするということになれば、ことしの物価の値上がりが五%あるいはそれ以上になる、こういうことになると、郵政省所管の貯金、保険、こういうものの基礎が根本的に瓦解するのではなかろうか、こういうことを非常に心配するので、最初にその問題から質問をいたしたいと思……
○小沢(貞)委員 沖繩における郵便貯金の奨励及び簡易生命保険思想の普及に必要な施設及び設備の設置及び無償貸付に関する法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。私の疑問に思うのは、これはまたあとで大臣からお答えいただけばいいのですが、郵便貯金法をこのままにしておいてこういう支払いがはたして可能かどうかという問題、私は特別立法が要らないかという疑問を持つわけですが、事務当局に最初質問をいたしたいと思います。 郵便貯金法第二十九条によると、十年間預け入れ、払い戻し、そういうものがなければ国で没収してしまう、こういうように出ているわけです。これは特殊な関係にあるところだから、これとの関係は一……
○小沢(貞)委員 この四十一年度、四十二年度の決算の審議にあたって私、最初に御質問したいことは、業務報告書の五六ページに監事の事務局設置を四十二年五月から実施した、こういうようになっております。監事の事務局はどういう構成で、その事務局はどういうようなぐあいに運営されてきたか、このことをまず冒頭にお尋ねをいたしたいと思うわけです。
【次の発言】 その監事の事務局――監事は法律によって三名だったと思いますが、これは経営委員会に具体的に意見を述べる場合には書面その他でやっておるわけですか、経営委員会に出てきて、口頭で報告する程度ですか。
【次の発言】 財産目録、貸借対照表、損益計算書並びにこれに関す……
○小沢(貞)委員 私は、この法律の改正について実は何回も提案されたり引っ込んだりということをやってきた中身についてはあまり詳しくないわけです。だから、わが党の態度としては、十分審議を尽くして、その審議の過程の中で賛否を明らかにしよう、こういうことで、いつもサボっている私が朝来熱心に質疑応答を聞いてきたわけです。 そこで、私は、概括的に申し上げて、一つの法律については、満場一致というものはほとんどあり得ないで、いい面もあれば悪い面もあろう、こういうようにいつも考えているわけです。ただ、四割五分悪い面があって五割五分いい面があるとするならば、その五割五分のほうをとらなければならない。そうして四割……
○小沢(貞)委員 これはなかなかむずかしいので、勉強も十分していないで私もよくわからないのですが、今度のこの有線放送業務の運用の規正に関する一部改正法律案は、一体、いまいろいろの問題が出てくる、自主放送がどうだ、それから業者のやる放送がどうだというようなぐあいに、こういう発展する社会の中で自主的にそういうものがどんどんできてくる、そのできてくるのを取り締まろう、規制しようという方向の法律なのか、それをひとつ誘導して大いに発展させよう、これは商業主義的なものでなくで、国民的な利益に合致させるように誘導しようとするのか、私は法律の考え方にその二通りあると思うのですが、取り締まろうとするようなたてま……
○小沢(貞)委員 郵政省の事務当局に最初お尋ねしたいと思いますが、伝えられるところによる、と、いま小渕議員ほか、自由民主党の議員立法で修正した自主放送も郵政大臣の許可制にしようという、原々案のごときものをつくって内閣法制局に相談に持っていった、こういうように伝え聞いておるわけですが、そういう事実はあったのかどうか。
【次の発言】 内閣法制局は来ていますね。――そこで、その経過についてお尋ねをしたいわけです。
原案においては、郵政省みずからがやはり自主放送も規制しようということで内閣法制局に相談をしたところが、内閣法制局としてはどういう理由でこの自主放送というものは立法化しないほうがいいという……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました簡易郵便局法の一部を改正する法律案に対して賛成をいたしたいと存じます。 この法律案は、たびたび提案をせられた歴史的な法律案であります。しかし、われわれは質問のときにも申し上げたように、木を見て森を見ないようなことはだめである、大局から見て、国民的な利益を考えてこれに賛成をいたしたい、こういうように考えます。 およそ、この法律の改正について反対がありますが、反対の理由もそれなりにあろうと思います。質問のときに申し上げましたが、四五%反対、五五%賛成、こういう場合においては、その悪い面、マイナスの面、反対をしなければなら……
○小沢(貞)委員 この総定員法に関連して、この際総理から行政改革に対する基本的な考え方と、今後の推進の具体的な方針、こういうものについてまず第一にお尋ねしたいと思うわけです。 たいへんな費用と歳月を要して、例の佐藤さんの臨時行政調査会、これが答申をしてあるはしがきの冒頭にこういうことを書いているわけです。「調査会の専門委員で経理にくわしいN君が推算したところによると、約一兆円がムダに使われているということである。余剰人員に払っている賃金、無意味な補助金、ムダな陳情行政などに要する費用、許認可などで民間の受ける損害、時間のロスなど、これらいっさいを合計すると一兆円になるというのだ。私と同じ臨調……
○小沢(貞)委員 前の人から質問があったついでですから、そっちのほうから先にお尋ねしたいと思います。 長期見通しによれば、五十二年あたりにおいては五十一万ないし五十四万俵、こういう見通しのようです。それから反当生産性、労働生産性、それぞれいただいた表にあるように、昭和三十年のときには十フール当たり六十一キロが、昨今では七十五キロになってきた、こういうような見通しで、昭和五十二年には十アール当たり百キロぐらいでしょうか、そういう見通しのようです。そういうことになると、この五十一、二万俵のうち輸出が八万俵前後ということになると、いま稲作転換というんだけれども、第一に、ことしは一万ヘクタール転換し……
○小沢(貞)委員 私は、残存輸入制限の撤廃等の問題について、先般アメリカのスタンズ商務長官が来られて、農林大臣等と折衝が持たれたようでありますが、そのことについて若干お尋ねをしたいと思います。 総合農政等でこれから大いに転換をしていこうという場合、成長農作物、これは国際間においても、やはり自由化のあらしにいつもさらされているわけです。だから私は、自由化の方向というのは前向きの方向だと思うのですが、しかし、そこへ行く過程というものは、長い年月をかけて、しかも、節度がある過程でなければならない。国際競争に耐えるように生産性をあげて、それだけの政府で応援をして、そしてできるような状態になって、節度……
○小沢(貞)委員 私は民社党を代表いたしまして、あらかじめ通告してありますように、行政の簡素化、能率化、総合農政等農政問題、医療の抜本改正と社会保障の問題、それから最近の国鉄の値上げ等に関連しまして国鉄経営者の姿勢、こういう問題について質問をいたしたいと思います。 冒頭に、これは総理に質問通告をしてありませんので、第一の行政の簡素化、能率化、この質問の終わるまでにひとつ十分考えて御答弁をいただきたいわけです。 それは、行政管理庁長官は国家公安委員長の兼任であります。どうやら先ほどの質疑にもありましたように、治安問題については、荒木さんはたいへん御熱心のようですし、佐藤内閣としてはそれに、重……
○小沢(貞)委員 どうもこれは私の選挙区にあったことなんで、お尋ねしにくいことなんだが、全国的な関連もあるので、若干実態を報告しながらお尋ねいたしたいと思います。 実は、この間の選挙にあたって、四十二票差で落っこったM候補者が、県選管宮沢委員長を相手どって、最下位当選者Sの当選無効訴訟を起こして、東京高裁第十四民事部吉岡裁判長のもとで、投票の再点検作業が今月の初めに行なわれて、九日に選挙区全体の三十八市町村約二十八万票の調べを終わったわけであります。ところが、私たちもちょっと予想がつかないようないろいろなことが起こってきて、実は地方紙においてはたいへんな大きな問題になっておるわけであります。……
○小沢(貞)委員 時間もないようですから、質問通告には実はなかったわけですが、最初の質問なので、ほかの党の代表からあるいはお尋ねがあったかと思いますが、大臣から率直にお答えをいただきたいと思うわけです。
田中総理は日本列島改造という大きな看板を掲げて、そしてまた予算編成に当たったと思うのだが、電信電話、放送、郵政業務、こういうことの予算編成のときに、大臣がどういう意図、どういうお考えでこの予算編成に当たられたかということを率直に、これはもう全然なければないでかまわないと思うのですが、それを最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 なるほど、それも日本列島改造からきたところの一つの考えであ……
○小沢(貞)委員 大臣があしたお昼から一時間ほど見えるそうですから、大臣に関する部分を除いて質問いたしたいと思います。 まず第一には、放送会館の土地、建物売却収入三百五十四億円で、そのうち百二十億を放送文化基金の設立に使おう、こういうことで、その詳細について昨日説明がありました。その中で、一、二の点だけ――まだ構想が固まっておらないかもしれませんが、一、二の点だけ御質問いたしたいと思います。 百二十億の基金で、国債を中心とした運用果実をもって、その額が約八億円、毎年教育施設や社会福祉施設に対するカラー受像機の贈呈、それから難視聴の解消、放送に関する国際協力、放送に関する研究開発の助成、こう……
○小沢(貞)委員 いまの金丸委員の質問あるいはこの前の委員会における森井さんの質問等、長期積滞の解消、特に地方における電話架設の促進というのが、おそらく当委員会の意向ではなかろうかと思います。 そこで実態を知りたいと思いますので、申し込み受け付け後三年以上のもの、これを都道府県別に何件あるか、申し込み受け付け後二年以上のもの、これを都道府県別にどのくらいあるか、こういう資料を出していただきたい、こういうことであります。 今週の月曜日だったと思いますが、私はこの間から頼まれて――松本のすぐ隣に波田町という町があって、ずいぶん都市化が進んだところなんだが、何せ、忘れるほど昔に頼んだけれども何と……
○小沢(貞)委員 私の質問を具体的にお聞きいただいて、あとで大臣から政策的なことの御答弁をいただきたいと思います。 契約年度別統計表、これによりと、年掛け契約及び昭和二十一年度以前の月掛け契約が出ているわけであります。昭和四十六年度の年度当初に二百六十三万五千件余、保険金額が八億四千万余、こういうぐあいに出ておるわけです。それが四十六年度の年度末にいくと、これが二百五十三万五千件余で、保険料が三百五十六万七千円で、保険金額が七億八千五百四十二万四千円、こういうように出ておるわけです。それおわかりでしょうか。――ということになると、昭和二十一年度以前の一件平均当たりの掛け金は一体幾らだ。一件平……
○小沢(貞)委員 若干の質問をいたしたいと思います。
まず第一には、先月末妥結のベアで昇給の原資がたいへん不足になったという新聞記事を見るわけであります。これが郵便料金の値上げを早めるのではないか、こういう新聞記事のようであります。おととし四十六年四月小包、七月三種、特殊郵便物の値上げ、昨年の二月一種、二種の値上げをしたばかりでありますが、このベアの原資は一体どのくらいで、それが料金値上げにどういうような関係を持つか、こういうことについてまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 いまの答弁だと、この前料金を上げるときも、四十八年度までもたせればいいわ、四十九年度は必然的に値上げせざる……
○小沢(貞)委員 ちょうど田中先生が質問していただいたので、私は、こまかいことをいろいろお尋ねしますが、これは郵政大臣もそうですし、委員長もとくとお考えいただきたいと思いますが、国際電信電話株式会社法ができたのは昭和二十八年で、会社からいただいた資料を見ても、回線が、二十八年のときには七十一回線、今日においては、この表によれば、予定が若干入っておりますが、四十八年千九百五十回線。それから設備においては、昭和二十八年は六億五千万が、二百三十三億四千百万、こういうふうになって、二十八年のときには国民のごくわずかしか利用しておらなかったが、いまや国際化の時代になって国民全体の権利義務と深い関係を持つ……
○小沢(貞)委員 二、三の問題について三、四十分質問させていただきたいと思います。 決算にあたって再三問題になりましたが、受信料の未収、きのうどなたかの御説明にもありましたように、テレビが低所得層まで普及したということ、それから最近は流動化といいますか、たいへんに移転が激しくなってなかなか捕捉しがたい、こういうようなことで受信料の未収がたいへんふえたという御答弁がありました。それが、きょうの田中委員に対する答弁によれば、国会で問題になったのでまた最近上がってきた、こういうようなことですから、そのことについては私は触れようとはしません。ただ、それがどのくらいな額を占めておるかわかりませんが、こ……
○小沢(貞)委員 いまの質疑応答を聞いておりまして、まさに林業哲学的のお話を聞いたわけですが、つい一、二年前の木材のたいへんな低迷、製材業者がつぶれてしまう、それからまた暴騰、こういう最近の情勢もさることながら、私は、森林政策全体について農林省、林野庁が世に問われておる時期ではなかろうか、こういうように考えるわけです。 戦後を振り返ってみれば、あるときは木炭がないから増産しろ、復興資材がないからやれ、その次に、水害がたくさんあったから今度は治山治水だぞ、こういうような変遷を経てまいりました。経済の成長期には、材生産中心でもって増産増産という体制の中で最近を迎えてきたわけであります。いま日本経……
○小沢(貞)委員 森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。
冒頭に、全国森林計画を、従来のやり方から、地勢その他の条件を勘案して、流域別に全国の区分を分ける、これは全国森林計画の重要な一つの変更だと思います。
そこで、お尋ねしたいことは、従来は全国森林計画はどういうふうに区分しておったか、今度は流域別に分けるとすれば、幾つぐらいな流域でどういう区分に分けるか、そういうことから、これは長官から御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 こういうように全国森林計画を基本的に、計画区分というか、それを変えた根本の理由はどういうところにある……
○小沢(貞)委員 時間がありませんので、私、一つだけ質問をいたしたいと思います。 それは、政府の高級あるいは中堅の役人が大手商社へ天下りで入っていって、そうして政府とぐるになって情報の提供を受けてという、その天下りという一つの図式があるわけであります。 いま一つは、ここに資料を持っておりますが、大手商社が多額な政治献金をして、この雑誌のことばではないが、「政治まで買い占める大企業」こういうようなぐあいに片方では献金をする。 こういうことになると、政府から役人は行くわ、政府から情報は提供するわ、閣僚級のそれぞれの派閥に政治献金をするわ、こういう形になれば、みんながぐるになって、政府、自民党……
○小沢(貞)委員 民社党としては、院議で表彰するということは、在職二十五年たったというその事実以外には、別に禁治産者、準禁治産者はいけないとか、何か刑事事件があってはいけないとか、二親等、三親等に精神病者があってはいけないとか、そういう格別の規定がないので、これは自動的に表彰されるべきものと考えるわけです。 よって、賛成いたします。
○小沢(貞)委員 時代はだんだん政党本位の時代になってまいりました。たとえば、公職選挙法の第七次制度審議会等においても、選挙のやり方も政党本位にやれ、こういうような時代になってまいりましたし、また、いまの国会法の中には数だけが規定されておりますが、政党法というような世論もあるという時代になってまいりましたので、これは私は、各政党代表が一巡をする、こういう共、公、民の主張が正しい、こういうように考えます。それが第一点であります。 第二点は、いま公明党さんから言われましたように、少なくとも党首が立つ、こういう代表質問であります。いかなる議会主義の政党においても、党首を尊重するというのが議会主義の……
○小沢(貞)委員 この経営委員は、非常に大切な放送のことに関する最高の委員であります。したがって、この委員の任命は、放送法第十六条にあるように、「公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、」「教育、文化、科学、産業その他の各分野が公平に代表されることを考慮しなければならない。」こうあります。残っておる委員と今度任命される委員とを見ると、若干そういう点について、わが党内でも論議がございました。だけれども、これについては満場一致賛成をいたしますので、次回からはそういう点を十分留意されたい。 以上申し上げて、賛成をいたします。
○小沢(貞)委員 わが民社党は、本会議において、受田新吉議員によって賛成討論をやりたい、こういう通告をしておきました。これを省略するということはたいへん不当なことであり、私たちは国対委員長会談で、予算関連を絶対に先にやれ、こういうような受け取り方をしておりません。むしろ委員会から上がってきたものが、本会議にかける日があまりにもおそ過ぎた、こういうように感じております。 議会主義を尊重する私たちは、特にまた、教育は国家の基本ですから、国民の合意によって進めらるべきものだ、こういうように考えて、委員会審議等も堂々やってまいりましたし、非常に重要な点で、わが党提案、自民党も一緒に提案をしていただい……
○小沢(貞)委員 会社臨時特別税については、いま大久保委員から発言のあるように、各党それぞれ意見が違うわけであります。そして、最初は社会党案に自民党が同調をして、それによって成立する、こういうような向きであったので、われわれも万やむを得ず、それがよかろう、こういう立場で参りました。ところが、どたんばになってまた大きく変わったわけであります。しかも、各党はそれぞれ自分の法案を出しているわけであります。私たちはそういうことができないので、本会議を通じて、われわれの主張をぜひこの機会に発言させていただきたい、こういう意思であったわけであります。 ところが、その理由が、時間が足りない、こういう理由で……
○小沢(貞)委員 この大幅な会期延長について、私は絶対反対であります。 その一つは、伝えられるように、最初計画した自然成立を待たなければならない日中航空協定、こういうような基本問題について、そういう自然成立を待たなければならないというような、国内の世論が分裂しているというようなことは、これはゆゆしき問題であります。そういう意味において、自然成立を待つというような長い会期延長は反対。 いま一つは、伝えられるところによれば、参議院選挙の日取りをこの会期延長とからませて設定したやに受け取れるわけであります。というのは、国会が終わって三十日ないし三十五日にやる、こういうような、参議院選挙の日取りを……
○小沢(貞)委員 いまここで議題になっている国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案、これは私はあまり問題がないわけであります。ただ、一つだけお尋ねをしておきたいことは、予算案をつくる積算をやったのは去年の七月前後だろうと思います。これが最初に適用されるのはことしの参議院選からだと思います。その間約一年、石油ショック以来狂乱といわれる物価騰貴があったわけです。だから積算の基礎が狂ってきておるのではないか、こういうように考えます。当時算出したときから卸売り物価においては三割以上上がっている、こういうようなことになるならば、この積算にもう狂いが生じておる、こういうことにつ……
○小沢(貞)委員 簡単に質問をいたしたいと思います。
郵便による不在者投票制度が新しくできたのですが、従来の公選法四十八条には、文盲や字の書けない人を代理で書かせる代理投票の制度があるわけであります。したがって、新しい制度によって、郵便で投票する道を開いたことは私はけっこうなことだと思いますが、そういう中には、四十八条で規定するような代理投票をやってもらわなければならないような人がいるのではないかと思います。これはたいへん事務的にややこしいことになるのですが、どういうようにやるのでしょう。
【次の発言】 そうすると、せっかく十万人もの道を開いても、今度の制度は家庭だか家屋を投票所とみなすよう……
○小沢(貞)委員 一点だけお伺いいたします。時間を一時間延長することによって即日開票にどういう影響を及ぼすか、こういうことであります。
その前に事務当局にお尋ねしますが、途中まで開票しておいて、これできょうはやめておいてあしたにしようとか、そういうことは法律できまっておるのですか、都道府県の選挙管理委員会にゆだねられておるのですか。その事務的なことを先に伺いたい。
【次の発言】 そうすると、一時間投票をおくらせた。今夜じゅうに開票できないから、そこの選管の判断で、翌日開票をしようじゃないかというところがたくさん出てくるか、こういう問題であります。
○小沢(貞)委員 聞くところによると、きょう政令でもって新しい定期郵便貯金を創設される、こう聞いておるわけです。その性格、それから目的、こういうものについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それによって新しい預貯金がどういうぐあいにふえるだろうと想定されるか。これはたいへんむずかしい話なんだけれども、私はこういうことを心配するわけです。通常郵便貯金は三・八四%の金利、それから普通の銀行預金は二・五%の金利、そしてきょうの法律にあるように三百万円に限度額を引き上げる。家族四人か五人でこれを目一ぱい利用すれば、三、五、一千五百万、こういうものを銀行預金、普通郵便局の預金から持ってきて半……
○小沢(貞)委員 冒頭からこういうことではたしていいかどうかと私は思うのだが、いま電電公社総裁からの説明の第一ページ終わりから四行目にいくと、「一般加入電話三百十万加入を中心とする」というぐあいに三百十万個になっております。先ほど郵政大臣の説明の終わりから二ページの一番最後の行には「これにより一般加入電話三百二十万加入」とこうなっております。それからまた電電公社総裁のほうの終わりから三ページ目の最初から四行目によると、「建設計画の内容について申し上げますと、一般加入電話三百二十万加入」、最初から数が違うんだが、これは提案からこういうことじゃどうかと思うので、ひとつ次回の委員会の冒頭に、どれが正……
○小沢(貞)委員 大臣がお見えにならないそうですから、最初に電電公社のほうからお尋ねをいたしたいと思います。
電信電話拡充第五次五カ年計画の計画とことしの電話架設三百二十万個、第五次五カ年計画はたしか三百十五万個というふうに記憶しております。ことしの予算の編成の中で第五次五カ年計画がどういうふうに修正されていくか、今後の見通し、そういうようなことについて若干お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 第五次五カ年計画の第二年度目において、すでに要求においては、いま総裁が言われたように三百三十万個、実際は三百二十万台になったわけであります。ところが計画においては三百十五万個、こういうわけですが、……
○小沢(貞)委員 いま上程されている郵便貯金法の一部を改正する法律案の審議にあたって、それと関連があることについて若干質問をいたしたいと思います。
去年の十二月十日から一月十二日の間、六カ月の特別の定期、六・二五%の金利の特別の定期を募集することになりました。この募集の成績はどうであったか、これが一つであります。そのときに、特別定期の郵便貯金に関する貯蓄奨励手当の支給、これはどういう率でどういうように出したか。その二つにいて御答弁をいただきます。
【次の発言】 これは、予定の六百三十億の倍にもなって、千二百億になったのでいいことですが、私は、これはやはり国民の金を吸収してインフレを何とか食い……
○小沢(貞)委員 若干の質問をいたしたいと思います。あとでそれに関連して郵政大臣のほうにもお尋ねをしたいと思うわけです。 最初に、NHKの予算の非常に特徴の一つは、人件費の伸びが多くなって、総予算の中に占めるウエートがだんだん高くなって、それと見合って、国内放送費はだんだんだんだん総予算の中に占める割合が低くなっておる、こういうのが非常に顕著な特徴ではなかろうか、こう思います。ちょっと読み上げてみます。昭和四十三年度のときには給与費が二六%、それが年を追うて二七・五、二九・七、三一・六、三三・二、三一・二、四十九年度、ことしの予算では三七・四%、こういうぐあいに構成比がだんだん上がってきてい……
○小沢(貞)委員 緊急を要する問題で、特別のお許しを得て政府に質問をいたしたいと思います。 いま附帯決議の第一項にありますように、「表現の自由と放送の不偏不党を確保すること。」、こういう附帯決議がありました。ところが、おととい十一日であります。東京十二チャンネルの夜の十一時半からの放送だと思いますが、これは、告示をきょうに控えた選挙にあたって、こういう内容の放送がはたして不偏不党に当たるか、こういうことに非常に疑惑を感じて、方々からたいへん電話がかかってきておるわけであります。こういう問題について郵政大臣にお尋ねをしたいと思うわけであります。 まず、新聞に出ておった記事はこういうことであり……
○小沢(貞)委員 簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案、簡易生命保険法の一部を改正する法律案について、簡単なことから若干の質問をいたしたいと思います。
まず、制限額の引き上げに関連して、従来の契約は一件平均どのくらい、契約額は大体どのくらいの額であったか。
【次の発言】 続いて、従来の最高三百万円の契約というのは、新しい契約では大体どのくらいのパーセントがあるのですか。
【次の発言】 最高限度を五百万円に引き上げて無診査保険としてやっていって、いままでの最高三百万円のが一三%だというから、今度五百万円にしたら何%になるかわからないが、これは経営上問題は出て……
○小沢(貞)委員 委員会の席にいませんでしたので、重複するようなことをなるべく避けて、わずかな時間、質問いたしたいと思います。
すでに御質問があったと思いますが、日中間の海底ケーブルの建設保守協定の仮署名ができたようであります。それで大臣の認可はいつごろになるでしょうか、これは。大臣のほうに申請をしてあるか、これはKDDだか、郵政省ですか……。
【次の発言】 私も仮調印の概要をいただいたわけですが、これはKDDのほうへお尋ねしますが、この中で、問題になってなかなか難航したというような点があったら何項目と何項目か。これは質問の届けに出してなかったので突然の質問であれですが、どの項目とどの項目が……
○小沢(貞)委員 ちょっと大臣にお尋ねしたいが、インフレ時代なものだから、人件費等は上がって、それにふさわしくやはり人件費は計上されて、予算審議のときに私質問したんだけれども、最初は、昭和四十五、六年ごろは二八、九%であったものが、いまは三七、八%と、こういうぐあいに業務費、人件費等はふえてきておるわけです。 ところがそれとは逆に、償却、それに見合う建設費等はぐうっと減ってきているわけです。というのは、インフレ時代にふさわしいように業務費、人件費のほうはふえるわ、それにふさわしいようにやっぱり評価がえをしてないものだから償却費は少ないわ、建設費も不足をしているわと、こういう形ではないかと、私は……
○小沢(貞)委員 参考人には、お昼もなしでやっていただいておりますから、急いで、簡単にお尋ねをしたいと思います。 最初のものは、委員長から取り計らっていただいて、実は資料を出していただきたいわけでありますが、たとえば、農耕機械用あるいはハウス用、食品加工用について、過去三年ぐらいでいいと思うのですが、その実績と、四十九年度ぐらいの消費の見通し。これはひとつ三団体とも出していただきたいと思います。 どうしてこれが要るかというと、たとえばハウス園芸なら、ハウスのほうは二割もことしは伸びようというときに、前年同期を基準にして割り当てをするとか、そういうことが起こった場合には、実質的には二割減らさ……
○小沢(貞)委員 この保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案、これは一期、二期、今度三期目ということで、時限立法のまま今度は三度目になるわけです。これはずっと必要だから、十年、二十年、三十年と続いていくわけだと思うのですが、なぜこれは臨時立法のまま時限立法としてやるのか、どうして恒久立法としないのか、この点をまず冒頭にお尋ねしたいわけです。
【次の発言】 いま長官が答えられたように、この法律の最初の「目的」に、「緊急に保安林を整備するため、」というようにうたわれているわけです。だから、第一期の昭和二十九年から三十九年までの目標は、いま長官が答えられたように、二十八年の災害もあって、災害とい……
○小沢(貞)委員 時間の関係もあったり、いま理事会でちょっと発言をしてまいりましたが、その時効完成者に対する救済措置の問題から先に質問をいたしたいと思います。 いまの制度では、年金受給資格を得るためには、保険料納付済み期間が最低五カ年以上必要となっておって、また、保険料の納付については、二年間の経過をもって時効が完成することとなっています。そこで、このために本制度発足当時――昭和四十六年の一月一日から発足したわけでありますが、そのときに五十三歳から五十五歳までの者で、現在農業者年金に加入していない者の中には、保険料納付の時効完成により年金受給の資格が失われておる者がいるわけであります。そこで……
○小沢(貞)委員 ことしの予算委員会で質問をしたわけですが、まださだかなる御答弁がいただけなかった問題を含めて若干の質問をいたしたいと思います。 食料自給というような立場から、麦とか大豆にことしは補助金を出して生産をしていこうということになって、麦には一俵二千円、それから一集団当たり十万円の交付金を出してやっていこうということで予算が通っておるわけです。それで、これだけの補助金で、そのトータルが百三億だと思いましたが、一体幾らの増産になるだろうか。ことしの予算委員会のときよりはさだかにわかるようになってきたんではなかろうかと思いますので、その見通しをお聞かせいただきたいと思います。事務当局で……
○小沢(貞)委員 きょうも一、二の委員から質問もありましたが、最近の繭糸価格のたいへん下がっている問題についてお尋ねをしたいと思います。 最初に、局長から現状だけを明確にしていただきたいと思いますが、事業団の中間買い入れは三万俵、ところが、最近は、きのうまでの現在でもはや二万三千俵ぐらい買い入れております。そうすると、あと残されたところは七千俵ぐらいの買い入れのワクしかないわけであります。しかるに、最近はまた急速に買い入れ量がふえて、昨日のごときは六百八十俵、約七百俵近い買い入れになっているようであります。きのう十日はたしか七百俵近いわけです。そうすると、三万俵の限度で、最近かけ込みの買い入……
○小沢(貞)委員 大臣、お疲れのようですが、私が最後の質問です。的確に二、三点に答えていただきたいと思います。 いま事務局から資料を大臣のお手元へ差し上げました。先月でしたか、小麦の価格はパリティ指数によって二八・一%値上げというようにきめたわけであります。ところが、ことしの予算には、六十キロ当たり二千円、それは指定産地の場合でありますが、その他の場合には六十キロ当たり千八百円の補助金が出る、と、こういうようになっているわけであります。そういうものを加味して、農民自身はどういうように受けとめておるかというと、昨年の麦価四千三百四十五円、ことしが五千五百六十四円、それで二千円の補助金をつけてこ……
○小沢(貞)委員 昨月の暮れに、わが塚本書記長から証人喚問の要求をいたしました。そのときには、日本製紙連合会長、日本紙製品工業会、コクヨが会長、それから感光紙工業会、リコーが会長、こういう人を呼ぶことにして今日まで参りましたが、当委員会の参考人をしぼろうというようなことも一つの理由、いま一つの理由は、やはりこういう紙の関係を調べていくと、だんだん一社、大昭和製紙さんにしぼってここへお越しいただくのがよかろう、こういうことになってまいったわけであります。 御案内のことだと思いますが、学生は学用品、ノートの値上がりに悩んでおります。感光紙の小売りさんに聞くと、上からはどんどん高い値段でよこすが、……
○小沢(貞)委員 私は、最初に景気の先行き、これはずっと長い階段の途中の踊り場であって、少し一服状態で、その踊り場を過ぎたらまた果てしもなく上がるのか、踊り場でそのまま平らになっていくのかという、何かいろいろの指標を見ると屈折点に立っている、こういうように見られるわけであります。そこで、大蔵大臣と経済企画庁長官にこの先の見通しについてお尋ねをしたいわけであります。 日銀券は、昨年の対前年増加比率二七・九、二七・幾らというようなときと比べて、二〇・一%、あるいは企業の手元流動性比率は一・三二、一・三一、去年は一・二八、一・二二、どうも十二月は〇・八五というように急に下がってきた。こういうような……
○小沢(貞)委員 通産省と、それから昭和石油さんと、石油連盟にお尋ねしたいわけですが、指定統計でもって月の初めの在庫、それから月のうちの受け入れ、月間の出荷、月間消費、月間在庫、こういうものを通産省へ報告することになっておるわけであります。これについて、先日も新聞に出ておりますけれども「石油危機に直面したことから、最近では石油連盟が同庁の」――資源エネルギー庁のことであります。「同庁の資料づくりを肩代りしていたのは公然の秘密で、石連の若手職員の間には「これでは通産省の統計係ではないか」との不満さえつぶやかれていた。」こういうように新聞にも出ておるわけであります。これは各社持ち回りで、関係者が集……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表して、いまの八日に反対し、少なくとも列国議会同盟の準備に入る八月十五日の前まで、二十日間の会期を要求いたします。 その一つの理由は、昭和三十三年に国会法が改正されて以来、予算や法案の審議のないときも、総理の所信表明と質疑、予算委員会が必ず開かれてまいりました。このよき慣例を破りたくないということが第一。 選挙が済んだ大事なときで、所信表明及び質疑を十分やらなければならないということが第二。 第三は、物価、農村問題、それから選挙法の改正問題、公務員の給与改定勧告が行なわれる、それに取り組む問題、こういうことを二十日間の会期の中で行なうべきである。 こう……
○小沢(貞)委員 前の国会のあと、各党幹事長、書記長会談で、いかにもこの選挙はひどかったじゃなかろうか、こういうことから、きょう私の質問の直後、小委員会を設けていろいろ検討をしよう、こういうことになりました。それでけさの理事会でもやりましたが、自民党のほうがワンパッケージ論にこだわらずに、椎名調査会でも、だいぶ柔軟な態度で臨んで、ワンパッケージ論に固執しない、こういうようなことから、何を論議しようかという論議がけさありました。 小選挙区制を除くすべてのこと、こういうような意見も出てまいりましたが、大体出された問題としては、衆議院、参議院の地方区の定数是正の問題、それから政治資金の問題、それか……
○小沢(貞)委員 二十三日の本会議のセットは反対であります。 全会一致で本日中に給与法、予算等を上げようというところを、一つの党だけがそういうような問題を提起して、全体がおくれることについて納得できません。反対であります。
○小沢(貞)委員 議運としては、やはり審議を尽くして十分な論議をやるということをたてまえとすべきであるのですが、実はそもそもの始まりは、統一地方選挙中なので、本会議の日程をなるべく早く設定しよう、こういうことが論議の始まりだったと思います。 自民党は、最初二十二日及び二十四日を提案してきました。社会党、共産党、公明党は二十二日に固執したわけであります。それを妥協することが一つと、いま一つは、二十一日の夕方核防が提案されて二十二日に直ちに質問では、勉強のいとまがないという社会党の要請にこたえるために、私の方としては、妥協案として二十四日一日だけにして、核防の趣旨説明、質問もやる、当然委員会から……
○小沢(貞)委員 私は、四十日間会期を延長しようという再提案をしてまいりましたその経過については、昨夜来の理事懇談会、理事会等を通じて十分理解できるところであります。 だが、しかし、次の二点ほどの理由によって、会期延長に反対であります。 一つは、前の発言者が申されたように、重要法案の提出がおくれたこと、稻葉発言、こういうものは政府がしでかした失敗であります。その失敗のしりぬぐいを国会で行うというようなことについては、基本的に反対であります。 第二は、わが国の安全保障問題についてであります。 御案内のように、インドシナ半島における情勢の激変というようなことを踏まえて、いずこの国においても……
○小沢(貞)委員 予定にはなかったわけですが、先ほど来の質疑を聞いておって、私、疑問に思う点があるので念を押しておきたいと思います。
今度の改正に当たっても、選挙の報道、評論のない場合は機関紙の号外については自由に出せる、こういうふうに理解していいわけですか。
【次の発言】 どうもそれがゆがめられて、答弁も十分じゃないわけです。選挙の報道、評論が載っている号外はいけない。いままでの機関紙の政策その他の号外ならば、これには何らの規制はないのだから無制限に出せる、こういうように答弁が明確でないものだから、先ほど来何か誤解がたくさんあったような気がするわけです。
それから、いま一点確認をしておき……
○小沢(貞)委員 ほかから質問をしようと思ったのですが、きのうからビラの規制の問題が、どうも総理の答弁も違っているようですし、質問している方も勘違いしているようだ、最初から私はそう思っておるわけで、明確にお尋ねをいただきたいと思います。 機関紙の号外は選挙期間中自由に発行できるわけであります。この法律が通っても、まずそれを、もし間違っておるといけませんから、それだけは明確にしておきたいと思います。総理の答弁は、どうも選挙期間中のこの二十日間だけは機関紙の号外だけはやめさせたい、こういうことなんです。ところが、それは間違っておるわけです。号外は選挙期間中といえども自由ですから、答弁をする方も間……
○小沢(貞)委員 時間の関係もありますので、二問だけ各先生に御質問をいたしますが、どうか大変尾ひれをつけないで、イエスかノーかというようなことで実はお教えをいただきたいと思います。 政治資金規正法であります。いま鈴木先生のお話は承りました。ここで条件があるといたします。御案内のように政治資金規正法には自民党の中でも反対があって、本当にみんなで賛成するのかどうかすら、いま私たちがこれをやるこの段階においてもわからないわけであります。それから野党の方は大部分反対しそうだ、こういうことがわかるわけであります。そういうことでも、もし先生及び先生の所属する政党が反対するならば、これはつぶれてしまう、先……
○小沢(貞)委員 先ほど山田議員がお答えしたとおりですが、先般来の私の質問を通じて、確認団体の機関紙等については選挙に関する報道、評論が記載されているものはいけない、こういうことになっているが、一般政策あるいは政党活動等で当該地区の候補者の名前が出る場合があるわけであります。それがだんだん拡大されていって、写真入りでその地区の候補者の談話、実際は候補者と書いてなくとも、何々党委員長何々談、こういうように出てくれば、これは選挙の公正を害する、こういうことで選挙に関する報道、評論と同様これは規制をしなければならない、こういう趣旨であります。
○小沢(貞)委員 電電公社並びに郵政大臣にお尋ねをいたします。
まず第一点は、電報の制度についてであります。電報だけを取り上げると、収支状況はどういうようになっているか。それから最近はみんな慶弔電報みたいなものばかりが多くなっておるわけですが、緊急性のある、いわば「チチキトク」みたいな電報はどういう割合になってきているか。そういう点からお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いま御説明のあったように、昭和四十八年度では電報だけで約七百七十八億、八百億の赤字であります。四十九年度においては千二十億の赤字であります。電電公社全体として、四十九年度の赤字は千四百九十九億であります。これは間違いがあ……
○小沢(貞)委員 郵政大臣の意見に、「将来における経営の健全化について今後更に検討を行うべきである。」、こういう主文の後、「テレビジョン放送の難視聴解消については、国民の強い要望と放送の全国普及を図るべき協会の使命とにかんがみ、更に効率的にこれを実施するよう格段の努力を傾けるべきである。」。毎年同じような意見がついているわけですが、こういう意見に対して、ことしのNHKは、予算が大変苦しい中であるが、総額どのくらいの予算を難視聴解消につけてあるか。対前年との比較等について最初御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の質問のときだと思いますが、建設費二戸当たりが、昭和四十九年度は置局の……
○小沢(貞)委員 ごく簡単なことから先に質問したいと思います。
はがきの販売に当たって、あの小さいはがき一枚一枚に印刷することは大変だという印刷業界からの要請があるわけです。だから、これは一部でよいが、はがきを四枚の大きさあるいは八枚の大きさ、そういうようなことで売りさばく便法はできないものか。というのは、何万枚も印刷するのに一々一枚一枚印刷していたら大変だから、四枚とか八枚の大きい判で印刷をして、そしてそれを裁断する。裁断はきわめて簡単だ。こういうので、そういうことができないものか、こういうことを第一に質問したいと思います。
【次の発言】 官製はがきの寸法は十四・八センチ掛ける幾ら、それか……
○小沢(貞)委員 生命保険や郵便年金、そういうものの目減りが大変進んでおるわけであります。これはゼンセン同盟が、大阪で貯金の目減りについて裁判を、国を相手にしてやっているわけですが、それ以上に大変な目減りがあると私は思います。そういうことについて、若干のお尋ねをしたいと思いますが、その前に、これは郵政大臣、大蔵大臣、頭にしっかり入れておいていただきたいが、生命保険と名のつくものは、郵政省の所管の簡易生命保険が約五千万件、契約高が二十兆円、平均契約額が四十万円、これが郵政省の簡易生命保険であります。民間の生命保険の方は約一億四千万件、百八十二兆、平均で約百万円。これをトータルいたしますと、一億の……
○小沢(貞)委員 結論的には、七十五日に反対であります。 この国会は、前回からの積み残しのたくさんの法案、それからこの間議決したばかりのことしの予算二十一兆のうち、伝えられるところによると、四兆から五兆歳入欠陥があるということになれば、これらを審議するということになると、これは臨時国会といえども、私は、通常国会的な性格を持つ臨時国会ではないか、こういうように考えます。加うるに、不況対策、内外の諸情勢等を考えると、率直に言って相当の期間が必要だ、こういうことは率直に認めざるを得ません。 そういうことから、私の方から七十日という案を実は提起したわけであります。というのは、技術的なことですが、十……
○小沢(貞)委員 そこに官房長官がいらっしゃいますが、たしかおとといだと思いますが、仮谷発言をめぐって議院運営委員会の理事会で、井出官房長官を呼んで、これに対する政府の見解やいかん、こういうことで、井出官房長官は、これはメモってきたものを私が聞いてメモしたものですから、多少のごろの違いがあると思いますが、こういう発言をしているわけであります。「仮谷建設大臣の青森発言は、政府としてはまことに遺憾に存じます。本人は、舌足らずで不用意であったことを深く反省をしております。本人の意図は、弁解しても仕方ないが、災害復旧を急ぐ熱意の余り発言したので、理解していただきたい。本日三木総理は厳重に注意をした。こ……
○小沢(貞)委員 私は、民社党を代表して、七十五日の上にさらに二十六日の長期にわたる会期延長には反対であります。 九月十一日に召集して以来、準備のないまま早期に召集したわけであります。そして予算案が出されたのは、一カ月の空白を置いた十月九日であります。かかる無準備のまま国会を召集したところに、この混乱の原因の一端があります。 次に、前国会の積み残し法案のうち、酒、たばこ、郵便料金、防衛庁設置法等、国民の反対する法案のみを先に提出をして、生活関連等、国民の要望する法案の提出を後回しにする等、混乱の第二の原因をつくりました。 先ほども討論にありましたように、通常国会の会期延長と、今期臨時国会……
○小沢国務大臣 塩ビモノマーについては、私どもは、いま問題になったから、あわててこれから調査をするとか、そういう態度ではないのであります。これは御承知と思いますが、四十九年度、昨年、私どもは、やはりこの問題の重要性に思いをいたしまして、予算も計上し、測定方法、分析方法等の確立をやったわけでございます。ただ、これは実態把握が世界的にも非常に不十分なものですから、御承知のようにアメリカでも、世界一の生産量を誇っておった国でありますが、これも去年の一月にあの事件が起こってから、いろいろ問題の対策はやり始めたわけでございます。そういうわけで、私どもは、この測定方法、分析の方法等の確立を四十九年度にやり……
○小沢(貞)委員 自治省の報告やら先ほどの質問を聞いていなかったので、若干重複するところがあると思いますが、本日は公職選挙法が施行になって初めての委員会であります。方々からわれわれのところへ連絡が来るわけであります。まだポスターがかかって、ベニヤが裏打ちされてあるが、あれはあなたから説明を聞いたところに関する限りは非合法じゃないか、しかるに施行前からかかっているものも撤去しないし、施行後にまた新たにどうも疑わしいポスターが出てきた、こういうようなことを方々から聞くわけであります。われわれは選挙区へ戻ったり、全国あちこちに引っ張り出されて選挙法のことをよく説明してくればくるほど、どうも紛らわしい……
○小沢(貞)委員 前回のときに私の方からお願いした政治活動用文書図画の措置状況、この一覧表をただいまいただきましたので、これに関連してお尋ねをいたしたいと思います。 いまこうじっと見ていると、問題になった金丸国土庁長官の山梨県――その資料をちょっと見ていただきたいと思います。それから上田茂行議員の滋賀県、この二つの県は、警察から選挙管理委員会への通報もなし、それから選挙管理委員会の撤去命令もなし、それから撤去命令違反等に対する警告もなし、全国で三つだけ何にもない県があるわけです。それはいまの表の上から十行か十五行目に山梨県があるわけです。それからまた十行ばかり置いて滋賀県があるわけであります……
○小沢(貞)委員 ごく簡単なものから先に質問します。簡単ですが、関係者にとっては大変重要な問題だと思います。 かねて郵政省の方へお願いしてあることは、往復はがきを折らないで売ってくれということで、発売もこの方が便利であろうし、それから往復はがきは大概印刷をするわけですが、印刷の業界が、この折ってあるのをプレスするのに幾日も開げておくということは、大変な労力その他を要するので、先般来参議院においてもわが党から要請をしてありますが、大体結論がついておるようにも聞いております。いつごろから、どういうような販売をするか、折らないでやるか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
○小沢(貞)委員 社会党、共産党、公明党三党が入場する見通しがいまないようでありますが、そういう中で本会議が開かれようとしております。大変遺憾なことであります。 しかし、三月八日から今日まで約一月空白が続いておるわけであり、その間暫定予算と日切れを審議したのみであります。ただいまの五十一年度本予算以下は、第五次不況対策というわが国にとっては大変差し迫った必要な予算であろうと思います。しかるに、暫定は四十日間でありますので、だんだん明日限りという時間が迫っております。私たちは、自民、民社合意の五項目によって、国民待望のロッキードも徹底的追及、予算も早く上げる、こういう道が開かれたわけであります……
○小沢(貞)委員 終わりなので重複している点があるかもしれませんが、まず、違憲判決を受けて、これは四月三十日の参議院の総括質問の際だと思いましたが、衆議院の方は定数是正はこの間済んだからやらない、こういう方針か、それから参議院の方は来年の通常選挙に間に合うように地方区の定数是正をやる、こういうように御理解していいですか。
【次の発言】 これは事務当局にお尋ねいたしますが、来年の通常選挙に、定数是正、増のみに終わるか、増、減に終わるかそれは別として、間に合わせるようにするならば、どのくらいの期間を要するのですか。最低いつまでにやらなければならないか。この国会は二十四日に終わりでありますが、来年の……
○小沢(貞)委員 前回の質問のときに、私の方で提起をいたしまして、自治省においては、内閣法制局と十分打ち合わせをして御答弁をいたしますというような御答弁でありましたが、参議院の地方区の増減について憲法上問題はないかというお尋ねであります。 増の仕方に二通りあると思います。たとえば二名増という場合に、来年、五十二年の選挙のときに二名一気にふやして選挙をやって、そして最下位を三年議員、その他を六年議員というようにやれば、一気に定員増ができるわけですが、一人三年議員をつくらなければならないという問題が出てくるわけであります。憲法四十六条によれば「参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の年数を……
○小沢(貞)委員 最初にNHK予算の扱い方についてお尋ねをいたしたいと思います。 先ほど大臣も説明がありましたし、先般国会に報告になりましたが、三十日間のいわばNHKの暫定予算が出されて国会に報告になりました。それは四月一日から四月三十日までで、もう四月もそろそろ終わりに近づいているわけであります。が、しかし、NHKの本予算は衆参を通る見込みは四月中にはないわけであります。来月も、これは前に局長のお話によると、暫定予算とは言わぬ、暫定の補正予算だ、こういうようにお聞きいたしましたが、次には三十日間出すのか四十日間出すのか六十日間出すのか、どういう予定でいますか、まずそれをお聞きしたいと思いま……
○小沢(貞)委員 時間がないようですから、先にいまの御発言の岡本さんの発言に関して、岡本さんと加藤先生からお聞きしたいと思うのです。 たとえば韓国によって報道が規制されておる、こういうように言われて大変御不満なようであります。これは私は確かなことかどうかわかりませんが、先般NHKが入国許可証か何か取りながら北鮮へ行った。そうしたら飛行場から追い返されてしまったみたいなことも聞いているわけです。だから言論に携わる者の報道の自由、こういうものが健全であってこそ、民主主義の基盤というものは正しく育成されてくるんではないか、こういうふうに私は考えるわけです。 そういう意味においては、おととしだと思……
○小沢(貞)委員 NHKの予算に関して若干の質問をいたしたいと思います。 これは昨年も私の方から提起したわけですが、事業支出の中に占める給与の割合がだんだん高くなってきた。昭和四十三年度の給与の構成比率は二六・〇%、四十四年度になったら二七・六、四十五年度は二九・三、四十六年度は一二・六、四十七年度は三三・四、四十八年度は三四・八、四十九年度は三八・三、五十年度予算で言うと三七・九、こういうぐあいに事業支出の中における給与の構成比率というものが、事業費の中の四分の一くらいからだんだん四割近くなってきた。こういう現象は今後もさらに続いていくのではないか、こう思います。ところが、それを何で補って……
○小沢(貞)委員 総裁及び郵政大臣にお尋ねをしたいと思いますが、今度の値上げは六月一日から上げよう、こういう法律であります。しかし、今日の時点における政治情勢から言えば、六月一日はとうてい無理ではないか、こういう判断が、これは大臣も総裁もできると思います。先ほど来直ちに臨時国会を開くみたいなニュースも入ってきておるようですが、その国会においても、どうも与野党一致して利害が一致するようなものだけやろうというようなムードがあるというようなことになると、悪い場合には選挙でも終わった後の特別国会でなければ、先ほどの質問者は断固廃案だなんて言うし、国鉄と電電の値上げだけは選挙後に回されるような政治的ムー……
○小沢(貞)委員 両先生、時間が二時というのが多少過ぎているようですが、三点だけひとつ三先生にこれは御意見を聞かしていただきたいわけであります。 先ほど来遠距離電話を安くしろとか大変いい御意見をお聞きしました。そういう問題についても個々に御質問したいわけですが、時間がないので三点だけ私、鈴木先生、竹内先生、力石先生にお尋ねしたいわけです。 私は電報を廃止してしまえ、こういう主張を昨年来やっているわけです。いまの竹内先生及び力石先生からは、緊急なものはなるべく上げるな、略文使ってもやれ、慶弔みたようなものはうんと高くしろみたいなお話があるわけですが、私はやめてしまったらどうだろうか、それも一……
○小沢(貞)委員 時間がなくなってはいけないので、冒頭に委員長にお願いをしておきます。
証人喚問として、わが民社党も児玉誉士夫氏、それに丸紅社長、専務の伊藤、それから全日空の社長、副社長、先ほど同様にわが党も証人喚問を要求いたしておきます。
【次の発言】 続いて三木総理に、私が最後の質問であり、総括して御答弁をいただきたいと思いますが、この真相究明のために、政府部内においても調査委員会、こういうものを設置する意思はないか、こういうことであります。これは、私は理由は後で申し上げますが、そしてまた、答弁は私の若干の質問の後十分考えていただいて、総理から御答弁をいただきたいと思います。
それから……
○小沢(貞)委員 まず第一に、総理並びに宮澤外務大臣に、周恩来死後の中国の情勢と日中関係についてお尋ねをしたいと思います。ちょうどきょうは日中議連主催の周総理の追悼会が、先ほど日比谷の公会堂であったばかりであります。私もまた中国の偉大な政治家周恩来総理の逝去に哀悼の意を表するものであります。 中国の行政の最高責任者であった周総理の逝去によって、中国の内政、外交にも各方面でいろいろな変化が生まれつつあるのではないか、こういうことでマスコミ等は報道をしておるわけであります。日中関係においては何か変化が生まれているのかどうか、まずその点をお伺いいたします。第一点であります。 第二点は、日中関係の……
○小沢(貞)委員 私は、三点ほどありますが、最初に、幼児の保育及び教育に関する問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 就学前の幼児は学校教育法によって幼稚園、これは文部省で扱っております。それから児童福祉法によって乳児、幼児の方は保育園に入れておるわけです。これは厚生省であります。それに企業の中で企業内託児所、これも児童福祉法ではありますが、これは労働省で扱っておる。こういうぐあいに同じ就学前の乳児、幼児について三省にまたがっておるわけであります。そして大変混乱をしておるわけであります。子供はその役所のセクショナリズムのために犠牲になっておる、こういうように言っても差し支えないような状態……
○小沢(貞)委員 私は、わが党春日委員長が本会議の代表質問において取り上げた資料要求の問題があるわけであります。 それは、リンチ共産党事件について質問した後で、四点ないし五点の資料を要求をいたしました。法務大臣は、国会から正規の要求があればできるだけ御努力をいたしたい、こういう御答弁のようでありました。その後、本会議のことですから議院運営委員会で相談をしたんだが、すでに予算委員会で正規に要求してあるのでと、こういうことで本会議においては取り上げない、こういうことにしたわけであります。 そこで、きょうはそのことだけについてお尋ねをいたしたいと思います。四点、五点の資料だったと思いますが、まず……
○小沢(貞)委員 動議が成規の手続を経て出されております。当委員会はその中身について論議するになじまないところで、この取り扱いだけを決めればいいわけで、衆議院規則第二百三十六条によれば、「懲罰の動議が提出されたときは、議長は、速かにこれを会議に付さなければならない。」こういうようにうたわれておりますので、速やかに本日、本会議に付して、この取り扱いをしていただきたい、こう思います。
○小沢(貞)委員 いま質問がありましたから、それに続いて定数是正のことから先に質問をしたいと思います。 いまも林委員が発言をしておりましたけれども、鳥取と神奈川は五・二五の開きがある、これだけの開きは、この前最高裁が衆議院に出したと同じような意味において、これはどうしても参議院の地方区の定数是正というものをやらなければならない、これはもはや常識になっているんではないか、こう思います。 それで、いまの大臣の答弁を聞いていると、各党間の合意とか、そういうことを言っておられるが、これは政党に任しておくべきものでなくて、もう政府で案をつくって提案すべきもの、こういうように考えるわけです。これは政府……
○小沢(貞)議員 わが民社党の大部分の人も、提案者である渡部議員の本会議場における趣旨説明、あるいは委員会における趣旨説明に盛られている言葉のように受けとめて、私が提案者となったわけであります。だから、渡部議員の発言のとおりでございます。
【次の発言】 本会議場における渡部議員の趣旨説明等についてはあらかじめ相談を受けて、その中に盛られたる渡部議員の発言はそのとおりである、こういうように認定をして提案者になったわけであります。
【次の発言】 くどいようですが、本会議場及びここで発言をする内容、ここは後のことですが、本会議場における渡部議員の提案の説明の中に盛られたる言葉どおり、こういうようには……
○小沢(貞)委員 質問順序等まとまっておりませんので、思いつくままに若干質問いたしたいと思います。 今度の改定の中には料金体系を合理化しよう、直そう、こういうことが全然含まれておらないと思います。学者その他の参考人の意見を聞いたときにも、たしかどなたか学者からそういう発言があったと思いますが、遠距離ほど割り高くなっている。たとえば一区域内の通話料は七円、それをたとえば東京―福岡県千キロの場合には七十二倍になっている、こういうことがあるわけであります。昔は交換嬢がいて一々接続していた、こういうことでコストも高くついたからこういうことはあながち否定できなかったと思うのだけれども、最近は全く機械化……
○小沢(貞)委員 先ほどの議員の質問の中の減価償却のことについて、これは非常に重大な要素であります。途中で訂正したりしてよくわからないわけであります。 総理は細かい数字を申し上げても大変これはわかりにくいと思いますが、大体公社の直接事業費は一兆二千億、ごくアバウトで。人件費が一兆。それから金融費及び償却費、これは合計資本費と称せられるもの、これが一兆二千億、こういうようになっているわけです。直接の事業費が一兆二千億、人件費が一兆、金融費用と減価償却合わせて資本費用が一兆二千億、こういう構成になっているわけです。したがって、この値上げを防ぐためには、これは直接事業費というものにはなかなかメスを……
○小沢(貞)委員 前回の質問のときに取り残した問題を含めて、最初に有線放送電話と電電公社の関係についてお尋ねしたいと思います。この有線放送電話は、電話の機能と放送の機能と両方をやっているわけであります。そして農山村にとってはまだ大変必要なものであります。有線放送電話が起こったその歴史的ないろいろの要素というものは、まだ農山村においては非常に重要な役割りを果たしているわけであります。ところが、これが大変経営が苦しいわけであります。それで各県等においては、多いところは百万ぐらい、少ないところでも三十万とか五十万とか援助までしているわけであります。そういう実態の上に立って、この有線放送電話のことにつ……
○小沢(貞)委員 最初にお尋ねしますが、郵便料金値上げ後の物件はどういうように減っているかふえているか、その状況がわかったら御答弁いただきたいと思います。
時間の関係で後で答弁してください。
それから、去る六月に郵政審議会に「社会経済の動向に対応する郵便事業のあり方」について諮問をしているようであります。その諮問の内容その他について御発表をいただきたい、どういうつもりでやっておられるか。
【次の発言】 この売りさばき人は何かむずかしい義務があるわけですか。売りさばきというのは配置する場所、それはポストと何か関連があるのか、ポストの設置した場所でなければ売りさばき所はつくれないのか、売りさば……
○小沢(貞)委員 きのうの読売の社説に「首相は野党の提言にこたえよ」こういうように出ているわけです。総理が最優先課題として全精力を傾けて取り組むという行革、これは宇野長官も、組閣の際に総理からよくよく言われた、こういうように言っているわけです。しかし、この行革は言うはやすく行うはかたし、大山鳴動してネズミ一匹、こういう結果にとかくなりがちであります。そこで私は、この社説にあるようなこういう問題からまず総理はみずからの姿勢を正して、こういうようにやっているのだという姿勢を示さなければならないと思うわけです。 その中身はこういうことであります。「福田前内閣が五十二年十二月の閣議で決めた特殊法人役……
○小沢(貞)委員 私は、郵政省設置法の一部を改正する法律案について若干の御質問をいたしたいと思います。
大きな点は、電気通信監理官というものをやめて、電気通信政策局、こうするわけですが、こうすることによってどういうメリットがあるか、その改正する理由を、ポイントだけを言っていただきたいと思うのです。
【次の発言】 この郵政省設置法の一部を改正する法律案新旧対照条文によると、旧条文の六条の十二の二「日本電信電話公社及び日本電信電話公社共済組合並びに国際電信電話株式会社を監督すること。」それから十二の三は省略しますが、十二の四、それから十二の五、これは二十六ページですが、これはそのまま新しい設置法……
○小沢(貞)委員 最初に、防衛庁長官にお尋ねします。
最近、極東におけるソ連軍の軍備強化等と相まって、外洋進出やわが国周辺における活動も、ソ連艦艇等が大変活発になったようであります。
そこでお尋ねをいたしますが、わが対馬海峡、津軽海峡、宗谷海峡等をソ連艦艇がどんなぐあいに通峡をしておるだろうか、現状をお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 それを過去の何年平均ということでなくて、最近の資料と三、四年前の資料との対比、それはできませんか。
それが一点と、いまの通峡する艦艇について潜水艦はキャッチできているだろうか、その点。
【次の発言】 これは長官にお尋ねしますが、いずれにいたしまして……
○小沢(貞)委員 先ほど来拝聴しておりましたが、当面の一番大きな円安、それがまた物価高、インフレという悪循環のどろ沼に入るかと思われるほどの恐るべき円安の関頭に立って、ちょうど一昨年、ドル防衛のために国際共同行動に出たと同じように、ちょうど昨晩、私十時か十一時ごろスイッチをひねっておったら、日、米、西独、スイスの円防衛の共同行動、スワップ発動の用意等、円安防止のためのいわば適切な措置を大蔵大臣がとられたように拝見をいたしました。 そこで私がお尋ねをしたいことは、一つはその骨子をごく簡単に。それからわれわれ調べる由もなくていま質問しているわけですが、きょう為替相場にそれはどういう影響をもたらし……
○小沢委員長 それでは、この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 沖繩問題に関しましては、沖繩振興開発十カ年計画も九年目を迎え、さらにその目標達成に努力が望まれます。また、基地、雇用、戦後処理の問題等多くあり、北方問題に関しましても、国民的悲願である北方領土復帰実現、その他諸問題があります。 当委員会に課せられた使命は重大なものがあると存じます。 微力ではございますが、委員各位の御協力を賜りまして、円満なる委員会運営を行ってまいりたいと存じております。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) 本日は、こ……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの上原康助君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、
阿部 文男君 上草 義輝君
川田 正則君 高橋 辰夫君
上原 康助君 島田 琢郎君
斎藤 実君 部谷 孝之君
以上八名の諸君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、国務大臣中山太郎君、総理府総務副長官佐藤信二君及び沖繩開発政務次官岩崎純三君から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
最初に、国務……
○小沢(貞)委員 私は、新中山総理府総務長官に施政方針演説とでも言った方がいいでしょうか一というのは、情勢が、自民党圧勝の中で新しい給与担当大臣が誕生したわけであります。そこで、どういう方針でもってこれから公務員の給与問題に対処していくか、こういうことについて、私は、基本的な施政方針演説とも言われるようなものを実はきょうはお聞かせいただきたいと思います。 問題意識はどういうところにあるかというと、きょうも岩垂さんやいまの御質問等にもありますが、昨年の十一月二十二日の閣議決定等で、政府としては――私は国民的立場からもそうだと思います。行政費の節約、これは人を少なくすることもあるでしょうし、ある……
○小沢委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの上原康助君の動議に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は
阿部 文男君 上草 義輝君
川田 正則君 高橋 辰夫君
上原 康助君 島田 琢郎君
斎藤 実君 部谷 孝之君以上八名の諸君を……
○小沢委員長 これより会議を開きます。 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。 まず、去る九月二日から五日まで四日間にわたりまして、沖繩振興開発計画の実施状況及び沖繩県が当面いたしております諸問題につきまして、現地の実情調査のため派遣されました委員を代表いたしまして、私からその概要を簡単に御報告申し上げます。 御承知のように沖繩振興開発計画は、本土との格差を是正し、自立的発展の基礎条件を整備するという目標のもとに、公共事業を初めとしてもろもろの事業が進められてまいりまして、本年度はちょうど九年目を迎えているわけでございますが、この間、道路、港湾、空港及び教育施設等、いわゆる社……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上草義輝君。
【次の発言】 伊藤茂君。
【次の発言】 斎藤実君。
【次の発言】 伊東外務大臣には、この間の国連における北方領土問題の演説といい、その後のグロムイコとの会談といい、それから先ほど来発言がありましたように、あの宮澤、園田外務大臣と違って就任早々北方領土を視察をしていただく等、積極的にこれに取り組んでいただいておって、これは厚くお礼を申し上げます。ちょうど九段の北方領土返還国民大会が開かれる日に外務大臣が北方領土を視察されたわけですが、その大……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小渡三郎君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 この際、篠浦農地業務課長より発言を求められております。これを許します。篠浦課長。
【次の発言】 部谷孝之君。
【次の発言】 委員長に対する要請でありますが、また後刻理事会に諮って善処をいたしたいと思います。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時十五分散会
○小沢委員長 これより会議を開きます。 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、北方領土問題等の解決促進に関する件について決議をいたしたいと存じます。 本件に関しましては、各党代表者間におきまして御協議願っておりましたが、協議が調い、案文がまとまりました。 まず、案文を朗読いたします。 北方領土問題等の解決促進に関する件 本委員会は、これまで再三にわたり北方領土問題解決促進に関する決議を行ってきたところであるが、いまなお返還が実現せず、ソ連が北方領土において新たな軍事力を配備し、増強を続けていることは、日ソ両国の平和友好関係の促進のために誠に遺憾なことで……
○小沢(貞)委員 午前中の時間が三十分ほどですから、事務的なことから先にお尋ねをしたいと思います。
栗栖前統幕議長が辞任したのか首になったのか知りませんが、その当時から奇襲対処の問題、これは古くて新しい問題であるわけであります。
そこでお尋ねしたいわけですが、昭和五十三年九月二十一日に防衛庁は奇襲についての見解を発表になっておりますが、その後奇襲対処についてはどういう研究がなされているか。いつまでにその結論を出そうとしているのか。その内容について先にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 私は、いつごろまでに結論を出すか、こういうお尋ねをしているわけです。
○小沢(貞)委員 最近、行管で大変いろいろ監察それから勧告をしていただいた新聞記事等を見ておるわけであります。たとえばごく最近では「当たらない天気予報」こういう見出しで、予報をやっている人々に反省を促す、こういうようなことを見ております。水道料金体系の見直し、水行政のあり方、公費負担医療制度についての勧告、あるいはこれは去年でしたでしょうか、簡易保険制度のあり方に対する見直し、下取り制度を採用せよ、こういうようなことで数々の提言をされて勧告をされているわけであります。私は、一年間に十件か二十件では、最近のいろいろの行政のあり方を見直そうというには、これだけの大きな行政の全部に目を通すことはなか……
○小沢委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うこととなりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は
阿部 文男君 上草 義輝君
川田 正則君 高橋 辰夫君
上原 康助君 島田 琢郎君
吉浦 忠治君 部谷 孝之君
以上八名の諸君を理事に指名いたします。
本日は、こ……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、沖繩及び北方問題に関する政府の施策について説明を求めます。伊東外務大臣。
【次の発言】 中山国務大臣。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方関係予算について、順次説明を求めます。宮島沖繩開発庁総務局会計課長。
【次の発言】 次に、藤江北方対策本部審議官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十八分散会
○小沢委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小渡三郎君。
【次の発言】 中村正三郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。上原康助君。
【次の発言】 部谷孝之君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時十五分散会
○小沢委員長 これより会議を開きます。
北方地域旧漁業権者等に対する特別交付金の支給に関する法律案を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。岡田利春君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終了いたしました。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤茂君。
【次の発言】 伊藤君、途中ですが、時間ですので簡略に。
【次の発言】 吉浦忠治君。
【次の発言】 部谷孝之君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 柿澤弘治君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これに……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本日、沖繩問題に関する件について、日本道路公団理事大城金夫君を参考人として出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小渡三郎君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 部谷孝之君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、こ……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
まず、請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり三件でございます。
請願三件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、すでに文書表等で御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより採決いたします。
請願三件は、採……
○小沢(貞)委員 ただいま上程されております議案等に関連をいたしまして、私はかねてから在外公館はもとより在外邦人に対して選挙権を与えるべきだ、こういう主張をしてまいりましたが、それに関連して若干の質問をいたしたいと思います。 わが国が、特に最近のような流動激しい国際情勢の中にあって、適切な外交、経済等の諸政策を展開していくためには、在外活動の基盤となる在外公館の一層の充実強化と、そこに勤務する職員及び家族の働きやすい環境づくりを図ることが緊要と考えますが、特に私がかねてから主張しておりますこれらの職員及び家族の方々の選挙権の行使ができる方途を早急に講ずることが、政府として何よりも先に実現を図……
○小沢委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は
阿部 文男君 上草 義輝君
川田 正則君 高橋 辰夫君
上原 康助君 島田 琢郎君
吉浦 忠治君 部谷 孝之君
以上八名の諸君を理事に指名いたします。
本日は、これに……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小渡三郎君。
【次の発言】 次に、上原康助君。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。玉城栄一君。
【次の発言】 次に、瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次に、部谷孝之君。
【次の発言】 清水書院の教科書は明らかに違っておるが、それを具体的に直させる、ちょっとこの答弁を……。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
今会期中、本委員会に付託されました請願はありません。
なお、参考送付されました陳情書は、お手元に配付してございますとおり、北方領土の返還に関する陳情書外八件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、沖繩及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、第九十四回国会、中山正暉君外十五名提出、北方地域内の村の北海道の区域内の市……
○小沢(貞)委員 私は、櫻内外相が就任されて、北方領土問題について先ほど二、三質問がありましたが、それ以外に質問があったとは存じていませんので、主として北方領土問題について外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、櫻内外務大臣は北方領土問題にどのようにこれから取り組んでいこうとするか、抱負といいますか、経綸といいますか、その基本的な考え方をお尋ねしたいわけであります。 先ほど来、渡部、上原議員の答弁の中でも、言うべきことはいかなる場合においても言うとか、それからまた昨年は、幹事長時代にポリャンスキーに会ったときに、自民党三役、なかなか言うべきことを言った、なるほどと私たちも喝采……
○小沢(貞)委員 失業対策部から高齢者対策部に、課の編成人員はどのように変わるかということが第一点。
第二点は、高齢者対策部においては課が従来の二つから三つにふえることになるが、職業安定局の総体としては、課の編成、全体の職員の数に変化はないのかどうか、まずその二点をお尋ねします。
【次の発言】 従来より課が一つふえたのでは行政改革の趣旨に反することにはならないか、こういう疑問を持つわけであります。業務指導課、雇用政策課などの業務の一部が高齢者対策部に吸収されるのであれば、人員の配置転換により高齢者対策部の機能充実、時代の要請に沿うように機能充実を図るべきではないか、こういうように考えますが、……
○小沢(貞)委員 木下質問に関連して、わずかな時間ですが質問をさせていただきます。 まず第一に、行管庁長官にお尋ねをいたしますが、第二次臨調は来年の三月で任期が切れるわけであります。私は、後で時間があったら申し上げたいと思いますが、いまの進みぐあいから見て、この広範な行政改革をやろうとする場合に、とうてい任期内では満足すべき答申ができ得ないのではないか。いやもっと積極的に言えば、いままで臨調はすでに大変問題を提起してきていただいておるわけですが、ことしの七月の答申の後六カ月ばかり残されている中で、いま問題提起されているだけの問題についてもとうてい不可能ではないか、こういうように考えるわけです……
○小沢(貞)委員 前回、一時間ばかり国鉄の経営改善問題について質問をいたしましたが、そのときに、次回には持ってきてもらう、こういうことになっておりましたし、一昨日だか一昨々日、高木総裁が私の部屋に来て、私はこの前から第六次経営改善計画、こういうように言っておりますが、その最初と終わりしかわからないので、途中損益勘定等もわからないから、年次別に計画がどうなっているかを明示していただきたい、高木総裁は、次回はやります、こういうようになっていますから、第六次と私は言っていますが、まずそのいまやっている経営改善計画の全容を示していただいて、年次別の損益勘定等の入ったもの、年次別にどれだけ人を減らして、……
○小沢(貞)委員 私も率直に申し上げて、防衛庁長官、罪万死に値するような大失言をしている、これが一つであります。ただ、そのほかには、国民に訴えたいという、評価できる面もあることも事実であります。三つ目は、防衛論議について長官自身が反省をしなければならない、こういう問題があろうと思います。私はその三つについて率直に質問をいたしますので、これは率直にお答えをいただきたいと思います。 きのうのある新聞を見たら、「私の意見」「伊藤防衛庁長官発言をめぐって」ということで、五、六人の意見が載っているわけであります。投書欄みたいなものであります。その見出しだけを見ると、こう書いてあります。「せっかくの問題……
○小沢(貞)委員 私は、民社党の予算委員会の最初の質問者塚本書記長の質問の中で、行政改革、それから政治倫理、それから役人の天下り問題、それから役人の天下り立候補――天下り立候補という言葉がいいかどうか、天下り立候補、それに対する役所の応援、こういうことを通じて公共事業が私物化されているのではないか、こういう大変抽象的でありますが、質問をしたわけでありまして、それに対して総理の答弁は、大変抽象的な答弁で、後で時間があったら読み上げますが、答弁があったわけで、私はよりそういう問題について具体的にひとつ質問をいたしたい、こういうように考えます。 私も調査が十分でありませんから、ひとつ調査のできてい……
○小沢(貞)委員 世界一の難工事だ、こう言われている安房トンネルのことだけを最初ちょっとお尋ねします。
難工事の実態や、いまどういうことをやっておられるか、それが一つ。それから来年度、昭和五十八年度の予算がどういうぐあいについて、何をやろうとしているか。最初二つだけお尋ねをしておきます。
【次の発言】 いまお聞きすれば大変むずかしいところのようですが、これは局長としては、大体いつごろこのトンネルは完成をするでしょうか。いまの段階においては大変むずかしいお答えになろうと思いますが、その辺の見通しも聞かせていただきたい。
【次の発言】 局長、私のところへ来たときはざっくばらんに、見当としては十年……
○小沢(貞)委員 ここでずっと聞いておらなかったので、重複する質問もあるかと思いますが、簡単なことを二、三質問させていただきます。
まず、建築士法関係ですが、小規模木造建築士の資格を新しく設ける、こういう目的は一体どういうところにあるのでしょうか。
【次の発言】 この資格試験はどんな内容でどんな方法でやりますか。
【次の発言】 これを見ると、「建築に関して七年以上の実務の経験を有する者」、こうあるわけです。いまの答弁でちょっとはっきりしなかったのですが、お大工さんを七年経験した者に構造力学だ、材料力学だ、それ強度計算だ、こういうむずかしいことを試験しても、それはとうてい高ねの花で、合格するは……
○小沢(貞)委員 まず第一に、建設大臣にお尋ねをいたします。 昭和五十八年度を初年度とする道路整備五カ年計画が近く閣議決定されるというように聞いております。道路整備については、特定財源制度を柱としてこれまで強力に推進されてきたが、たとえば高速道路はようやくバックボーン路線ができ上がったにすぎず、その他の路線はいまだ整備途上にあり、また国道や県道もおくれていると言わざるを得ないのであります。このような状況を踏まえれば、今後とも道路の整備を積極的に推進していく必要があると考えるが、第九次道路整備五カ年計画の基本的方針をどのように考えていられるか、まずこの点をお尋ねいたしたいと思います。
○小沢(貞)委員 昨晩夜中の話でありますので、政府の方へはどういうように伝わっておるかわかりませんが、それについて若干の質問をいたしたいと思います。 昨夜遅く自民党の幹事長が一私が質問をせんとするのは、何項目かの回答の中の公共投資についてであります。遅くの回答で、三番、これは毎日新聞によるわけですが、「「公共投資問題」については、景気動向、公債残高、災害の状況等を勘案して弾力的に対処する」こういう回答で、これを野党が了承をしたというわけではなくて、国対の方からの話によると、今後の委員会の中でこれは継続して、回答全部そうなんですが、例えば健保等については社会労働委員会等において論議して結論を出……
○小沢(貞)委員 重複したようなことはなるべく避けたいと思いますが、最初に、どうもよくわからない点がありますので、お尋ねします。
この法案が三月三十一日までに成立しないと、奄美群島振興開発基金は解散しなければいけないのですか。
【次の発言】 そうすると、三月三十一日に通らなければ、四月一日だか四月二日だか知らぬが、解散手続をとって、それから四月になってこの法案が成立すると、またそのときに設立準備会を開いて設立をする、いわばこういう手続をしなければいけないわけですね。
【次の発言】 わかりました。
これは私が調べた指標ではないのですが、主要指標比較、これは人口の増減率とか人口一人当たり所得は……
○小沢(貞)委員 現在実施中の各種公共事業五カ年計画の進捗状況は芳しくありません。建設大臣は去る三月九日の建設委員会で、この点について特に発言をされて、こう言っております。「各五カ年計画の実施については、計画策定後の経済、財政事情等を勘案しつつ弾力的に行うこととされており、計画と実施の乖離が直ちに計画改定を必要とするものではない」こういうように発言をされました。公共事業費が国の財政事情に制約されることはやむを得ない面もあるとしても、公共事業の果たす役割の重要性を考えれば、五カ年計画達成を、単なる願望というか努力目標に終わらせてはならないと考えるわけであります。この点について建設大臣の所見をお伺……
○小沢(貞)委員 けさほど来質問がいろいろ出ておるようでありますが、簡単なことから最初に質問をさせていただきます。 下水道整備の財源についてですが、第五次下水道整備五カ年計画は、昭和五十六年度を初年度として総事業費十一兆八千億で事業が進められているが、同計画の四年目に当たる五十九年度予算における累計進捗率は五八・二%であります。計画の期間はあと一年となったが、計画の達成を図ることは現在の厳しい財政下にあって極めて困難のようであります。これについては後で道路やその他みんなまとめてお尋ねしますが、下水道だけでは特に財源問題について少しくお尋ねをいたします。 一つは、下水道施設は、その建設及び維……
○小沢(貞)委員 朝から長い時間で大変お疲れのようですが、大変易しい問題だけをお尋ねいたしますので、どうぞ親切にお答えいただくようにお願いいたします。 この前の続きで、きょうもだれか午前中に質問を出しておりましたが、きょう専ら聞いておりますと、来年度の予算でもっと公共事業費を増額しなければいかぬじゃないか、異口同音に全部そういう声であります。私はその前に、ことしまだやらなければならぬことがあるから、それをやらなければならない、こういうことを申し上げたいわけであります。ことしは、当初予算編成のときに、我が党を初めとして野党からも公共事業費を増額せよ、こういうような話がありましたが、政調会長の方……
○小沢(貞)委員 大臣はお疲れのところでしょうが、うんと易しく質問をしますので、ひとつ親切に御答弁を……。
率直に私お尋ねをするわけですが、五月二十八日の韓国米輸入、このときには他用途米といいますか工業用米が足りないから輸入する、こういうようにお聞きして、私たちはそういうことだとばかり思っておりました。ところが、どうも主食がもうどうにも操作困難になるという事態に立ち至ったようでありますが、率直に言って、大臣、そうなんですか、ことしは。
【次の発言】 二十一日の新聞ですが「主食米円滑操作不能に」、こういう大々的見出しであります。それで「石川弘食糧庁長官が「早食い数量はほぼ九十五万トンにのぼる」……
○小沢(貞)委員 第二次沖縄振興開発計画の後期を迎えるに当たって、私は沖縄の振興について、例えば六十二年国体後どうするかとか、あるいは先ほど来質問のあったように第二次産業の振興がどうなるとか、前々から問題になっておる北部のダム開発、水資源のことはどうなるとか、いろいろ重要なこともありますが、第二次沖振の後期に当たって一つの重要な問題たることを失わないのは電力問題ではないか、こういうようにも考えますので、大変申しわけありませんが質問の順序を変えさせていただいて、沖縄電力の問題、電源開発のその後の状況等々について、まずお尋ねをいたしたいと思います。 具体的に、我々が委員長をやっておったときは沖縄……
○小沢(貞)委員 昭和五十九年度補正予算においては、景気の持続的拡大を図る観点から、道路整備事業については昭和五十八年度の決算調整額二百六十九億円を計上しております。これは六十年度に入れなければならない予定のものが先食いされてしまう、こういう格好になるわけですが、五十九年度の方の決算調整額について、やはり同じように前倒しをして六十年度に入れるようにするのかどうか。そうでなければそれだけ穴があいてしまうような……。
【次の発言】 局長の答弁、まあこの法律の出された趣旨からは当然だと思うのだが、これはやはり充てるように努力するなり何なり、そういう展望を聞かしていただかないと来年の補正のときちょっと……
○小沢(貞)委員 ちょっと理事の皆さんの御了解を得たので、委員長に易しい質問を一つだけ。 前の国会の五十九年七月十一日の本委員会で、道路財源問題、すなわち自動車重量税のオーバーフロー分の返済について私が質問をしたのでありますが、当時の浜田委員長は、「この問題については、建設常任委員長の責任において、貸したものは必ず返してもらうようにいたしますので、御心配なく。」云々、こういうように発言されているわけであります。 いやしくも委員長が発言したことですから、当然この問題については新しい委員長も責任を感じておられると思うのですが、これをどのように受けとめ、またどのようにされようとしているのか、承り……
○小沢(貞)委員 今までの質問とあるいは重複しているかもしれませんが、まず第一に、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案、略称農住法についてお尋ねをいたしたいと思います。
この制度は住宅不足の著しい地域において賃貸住宅の供給を促進することを目的としておりますが、まず第一には、大都市地域における建設実績はどうか、また法の目的から見て今後の見通しはどのようなものであるか、そこからお尋ねをいたします。
【次の発言】 二番目には、県庁所在都市、人口二十五万人以上の市における建設実績はどうだろうか。全然実績のないところもあるやに聞いております。その状況を御説明いただきたい……
○小沢(貞)委員 私は、ただいま議題となっております道路整備緊急措置法及び道路整備特別会計法の一部を改正する法律案についで若干の質問をいたしたいと存じます。 質問の第一は、本法の提案理由説明によれば、道路整備五カ年計画の整合のとれた推進を図るため、一定の地方道路の整備に要する費用について交付金を交付する、こういうことになっております。 地方道路の整備を推進しようとすることについては異存はないわけでありますが、従来から行われている補助金とは別に、新たにこれを立法して交付金を設けた理由は何でありましょうか、まず第一にそれを建設省にお尋ねをいたします。
○小沢(貞)委員 大変高次元な格調高い質問の後、私は率直に言って質問する方も困ってしまっている、これは公庫にも大臣にも一相談ですよ。 そこで、二十年償還なら二十年償還の契約の前に、ちょっと金が入ったから一括返済をしたい、こういうようなケースは具体的にあるのでしょうか。あるいは大学へ行っておって金がかかったのを、やれやれ大学を卒業して、一万円ずつ返しておったのを今度は二万円ずつ返すことができて、これで借金を早く切ることができる、このようなケースもあり得るのではなかろうか、こういうように考えるわけです。 大体国民は手数料はない方がいいです。だれもこれはない方がいい。こんなものを新設することは反……
○小沢(貞)分科員 いま堀さんが広範にちょっと触れられたのですが、私も電電公社の概算要求の資料とそれから決定されて審議をしなければいけない資料との間に非常に大きな矛盾ですか、そういうものを感じたわけです。
そこで私は最初に郵政大臣にお尋ねしなければなりませんが、それはことしの二二%の値上げ要求というものを押えて、来年度は値上げさせよう、こういうような内諾か何かを与えられてあるわけですか。その辺をまず最初に大臣にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 これは電電公社の総裁にお尋ねしたいのですが、ことしから始まる第四次五ヵ年計画の中には、当然ことしから値上げ、こういうことを目途につくってあると……
○小沢(貞)分科員 主として特別会計、特に郵政事業特別会計についてお尋ねしたいと思うわけです。 まず人件費関係のことですが、この中できわ立って変わっているのが特別退職手当十億、これが昨年は百五十億だったのがことしは百四十億で十億減らされているわけです。ところが当局から資料をいただくと、昭和四十年度には希望者が三千八百八十九人で、この特別退職手当で勧奨によって五条規定によって退職できた者が二千三百七十五人で、六一・一%、四十一年には六千五百六人に対して四千三百十四人、六六・三%しか満たされていない。四十二年度は五千九百七十五人も高齢でこういう勧奨を受けてやめたいという人があるにもかかわらず、五……
○小沢(貞)分科員 最初に大臣に、これは予算の総括質問のときにもお尋ねをして、しり切れトンボになっておりますので、お尋ねをしたいと思います。 食管関係であります。私は、食管を守るには、どうしても食管が維持できるような条件、こういうものをつくり出していただかなければならないのではないか、こういうふうに考えます。いままで農民は米の増産をやってきた。それからもう一つは、これは政府の方針ですが、外国食糧に依存をしてきた。この二つのことが原因となって、総括質問のときに私は申し上げましたが、来年三月三十一日現在で、食糧庁は千百万トンというし、私は、昭和四十二、三年のような作柄になるであろうと想定すると、……
○小沢(貞)分科員 最初に、保育所の問題について二、三お尋ねしたいわけです。 御案内のように、措置すべき児童は急増していくようですし、また地域においては、たいへん県や何か熱心じゃないところもあるでしょうが、そういうアンバランスもあったり、あるいは保育をどうするかという、保育の形態の多様化の問題や、無認可の保育所の問題等、白書でいわれているとおり、たくさんの問題があろうと思いますけれども、まず第一には、保育所の整備――増築、改築、創設、との整備の予算がたいへん足りないように地方自治体等からわれわれは承っているわけです。それで、ことしの予算が、社会福祉施設整備費として百八十六億の予算が計上されて……
○小沢(貞)分科員 きょうで分科会も終わりのようですし、たいへんお疲れのところですが、ひとつ大臣から率直に御答弁をいただきたいと思います。 先ほども、残存品目二十四品目については自由化する意思はない、こういうように大臣が御答弁になっていたようですが、私は、特に重要だと思いますので、トマトの加工品の自由化問題について、大臣の決意を明確に聞いておきたい、こういうように考えるわけです。 その前に、現状を把握するために、関係の局長からでいいですから、私のほうで申し上げるような数字が正しいならば正しい、こういうぐあいに即座にお答えをいただきたいわけです。 昭和三十五年だか六年に、トマトのかん詰めが……
○小沢(貞)委員 私は大臣に冒頭お尋ねをしたいわけですが、去年の宅地並み課税のときの大混乱といい、いままで建設委員会だけでこの生産緑地法案を審議しておったときはそれまでではなかったと思いますが、やはり地方行政、農林関係連合審査ということになれば、昨年の宅地並み課税と同じように、この生産緑地法案がまたいろいろの矛盾や撞着が出てくるのではないか、こういうように考えるわけであります。この間、本会議のときの建設大臣の宅地開発公団の御答弁も、調整地域へ持っていって大規模で安いところへやっていきますみたいなことで、そっちへ行かなければ宅地を大規模に開発できないみたいなことになっていくのも私は矛盾の一つでは……
○小沢(貞)分科員 冒頭に大臣にお尋ねをしたいと思いますが、雇用保険法ということで制度の大改正があるわけであります。これはまだ本会議での趣旨説明等も終わっておりませんが、きょうは入り口の問題だけで大臣の所信を伺いたいわけであります。 およそ福祉社会にということで、施政方針演説――日本あげて高度経済成長から福祉国家へということが国民の合意だと思います。したがって、こういう制度を改正する場合には、従来あった制度を大幅改悪しておいて、そしてやっていこうというようなことは、およそ私は不可能なことではないか、こう思うわけです。どうも巷間伝えられるところによれば、入り口で、こんなものはだめだ、労働省自体……
○小沢(貞)分科員 去年の十月ごろの紙の値上がりから、紙のことに頭を突っ込み出して、またきょうも紙のことを主体にお尋ねをしたいと思うわけです。そのもとは、方々に行って小さい印刷業者が、たとえば複写紙のごときは、もうおととしあたりはキロ百円か百四、五十円で買えておったものがとてもじゃないが間に合わないし、最近は三倍にもなりまして五百円をこえる、こういうようなことで、どうにも困っているというのをあちこちに散見して、それから紙問題に取りついていろいろ考えてみたわけであります。 そこで、基本的にはこれは大臣にお尋ねしたほうがいいかもしれませんが、通産省がずっと戦後製紙の関係で指導してきたことは、製紙……
○小沢(貞)分科員 土曜日のおそくまで、お疲れのところどうも御苦労さまです。 大臣にも聞かなければいけないが、先に事務当局にお尋ねをしたいと思うわけです。 いまの質問者は、インフレの時代の加工原料乳の引き上げ、紙資源の買い上げ価格引き上げ等々でありましたが、私は蚕糸業関係で、近くきめられるであろう基準糸価、月曜日に一万人近く集まって全国大会をやろうという前夜であります。この問題についてお尋ねをしたいと思います。 そこで最初に、事務当局に、昭和四十八生糸年度は四十八年六月から四十九年五月までですな。基準糸価八千円と、こういうようにきまっているわけであります。ところが、繭糸価格安定法第五条に……
○小沢(貞)分科員 きのう、実は私たちの党の佐々木良作副委員長のところへ、兵庫県の過疎地域の学校の生徒から手紙が届いております。ちょっと長くなりますが、読み上げます。四、五通あるのですが、読み上げます。 はじめまして、佐々木良作衆議院議員様、私 たちは、兵庫県美方郡浜坂町大味分校の生徒で す。 ここらは冬になるとたいへんたくさんの雪が 降ります。そのために手紙を配達してくれる人 がいません。冬だけではなく夏もです。一年中 ずっと来てくれません。そのためとってもこ まっています。 私は神戸や東大阪や京都の人と文通していま す。手紙を出して返事がとても楽しみなのに、 二……
○小沢(貞)分科員 構造改善局長がおくれているようですが、最初に大臣に一つ御質問したいと思いますが、三木内閣の食糧自給体制という大きな柱の一番大事な基盤整備、たしか要求は四千七百三十一億円、ところが、結局三千五百九十五億で、去年と比べて三〇%前後の増だけだ、こういうことなんです。これはもう、一回決まってしまったのだからどうにもならない、こう思うのですが、あとを、これは補正予算なり何なり方法はないものだろうか。大変な希望が実はあるわけで、これをひとつ大臣の努力によって何とか実現をしていただきたい、こう思います。 その理由としては、きょうの日経にもありますが、政策転換論議――三月に入れば福田副総……
○小沢(貞)分科員 外務大臣にお尋ねしたいのですが、こういうことを外務大臣御存じですか。在外公館にいる者には選挙権がない。国政参加権がない。
【次の発言】 われわれ外国を回ってみて、異口同音に公館の方から言われるわけです。それで外務省として、在外公館の人に国政参加権がない、こういう重大なことについて、いままでどういう対策をとってこられたか。自治省と打ち合わせ、その他何かやってきたか、何もやらなかったか、その点ずばりと。事務当局でいいです。
【次の発言】 大臣も知らなければ、これから検討しなければいけないというようなことで、これは実は憲法違反だと私は思うのです。実質的に国政に参加できない。いまま……
○小沢(貞)分科員 二、三点の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、昨年、学校教育法の一部を改正する法律案、いわゆる教頭法が修正して通ったわけであります。政府の原案と違って、わが党の受田新吉先生の提案で、「教頭は、校長を助け、校務を整理し、及び児童の教育をつかさどる」、こういうような原案であったものを、「及び児童の教育をつかさどる」を「及び必要に応じ児童の教育をつかさどる」、こういうように改められたわけであります。したがって、当時の国会論争を見る限り、教頭は新たに、校長を補佐をして、校務を主にやって、産休とかごくまれなときに補助として授業をやる、おおむねこういうようなことではな……
○小沢(貞)分科員 衆議院の法制局にお尋ねをしたいと思うわけであります。 この間のロッキード問題に関する国会の決議の解釈をどういうようにしたらよいか、若干混乱があるようであります。これは柱は「真相の解明は徹底的かつ迅速になされなければならない。」その次は「ここに本院は、ロッキード問題のわが国に関するいわゆる政府高官名を含む一切の未公開資料を提供されるよう米国上院及び米国政府に特段の配慮を要請する。」最後には「政府においても、右の趣旨を体し、特使の派遣等を含め本問題の解明のため万全の措置を講ずべきである。右決議する。」こういう要旨であります。 これには実は、いきさつがあったわけであります。決……
○小沢(貞)分科員 郵政大臣がきのう、おとといでしょうか、放送法三十七条の二の第三項の規定に基づく報告、こういうことで、いわば一カ月分の暫定予算を国会に報告をしてきたのを拝見したわけであります。この暫定予算が、第一に、国会の方は四十日やったのだが、NHKの暫定だけは三十日、これはちょっと質問事項になかったのですが、何か理由があるのですか。国会の方は四十日の暫定、NHKの方は三十日間、こう十日間違えたのは何か理由があったわけですか。
【次の発言】 まあ特別な理由がないということですが、これはまた三十日間の間に本予算が成立する可能性は私はない、こういうふうにだれが考えてもそう思います。したがってま……
○小沢(貞)分科員 まず第一に生糸の一元輸入問題について農林省の考え方をお尋ねをいたしたいと思います。 御案内のように、これは各党の協力を得まして、日切れ法案として急遽繭糸価格安定法が成立をいたしました。そこで扱っているものは生糸のほかに繭を入れよう、こういうわけでありますが、いまも議運で了承を得たわけですが、農林次官だか通産次官だか交渉に出かけると、こういうようにお話も聞きましたが、これは生糸、繭の輸入だけでは――最近対前年比もう何十倍というほど撚糸、絹織物等が入ってくるわけであります。こういうものとの一貫した対策が立てられなければならない、こういうように考えますが、基本的に農林省としては……
○小沢(貞)委員 最初に生田理事長さんにお尋ねしたいと思います。 石油の高騰で電気料金が六割だ、七割だという一応値上げの要求が出ているわけであります。電力多消費産業、たとえばアルミニウムあるいはフェロアロイ関係あるいは苛性ソーダ、カーバイド、非鉄金属、こういうところにおいては生産コストの二割も三割もが電力料金なんです。特にアルミニウムなんていうものは電気のかん詰めみたいなものです。いまコストは、アメリカ、カナダあたりはあの大電力でもってキロワットアワー一円ぐらい、ところが国内のものはこの前の石油ショック以来大分値上がりで恐らく八円から十円、ちょっと八倍から十倍のコストの違いがあるわけでありま……
○小沢(貞)分科員 私は、大臣に聞いていただきたいが、最近の油の高騰で庶民に一番親しまれておる、低所得階層がよりどころとしておる公衆浴場が転業、倒産という重大事態に立ち至っております。この問題について、わずかな時間でありますが、質問をいたしたいと思います。これは長い間の運動であります。野呂厚生大臣の時期にぜひ抜本対策を立てていただくようにお願いをいたしたいと思います。 そこで、具体的に御質問を申し上げますが、最近の油の高騰と、もう一つは自家用ふろがだんだん普及してきたということで、浴場の経営は大変悪化して倒産、転業が続いておるわけであります。ここ数年間あるいは十年間ぐらいの統計がありましたら……
○小沢(貞)分科員 通産省の生活産業局の方、お見えいただいておりますか。――ちょっと委員長、お許しをいただきたいのですが、私の質問が、委員長もこういう名前を知っているかどうかわかりませんが、繭のきびそ、びす、そこが通産省と農林省の境なんだそうです。私は、また行政問題でもちょっと問題があろうかと思うのですが、繭のきびそ、びすから以降のことなので、これは通産省所管なんだそうで、私は生糸、繭だということで農林省所管だと思っていたのですが、最初に通産省にだけお尋ねしますので、ひとつ御了解を得たいと思います。 私、昨年ある会議をやっておったら、私の方の県下の、長野県ですが、工場の代表や組合の代表が絹紡……
○小沢(貞)分科員 いま予算の理事会が始まっていて、大変遅刻してしまいそうなので、色よい御答弁をいただけば四、五分で終わりますので、ぜひ政府側に御協力をいただくようにお願いをしたいと思います。 最初に文化庁にお尋ねをしたいわけですが、「歴史的街並の保存と整備」、文化財保護法に基づいて補助金を出していただいておって、私たち、その歴史的な町並みの町を歩くと大変奥ゆかしく感じて、こういう事業をやっていただいて大変ありがたく思っているわけです。私がお願いをしたいのは、この歴史的町並みの保存をしなければならないようなところは、いずこも財政的に貧困な町村が多いようであります。そこで、せっかくの事業であり……
○小沢(貞)分科員 きょうは大蔵大臣とゆっくりここで質問というよりは相談をさしていただくようなつもりで参りました。連日連夜の質問もきょうの私が最後だそうでありますので、ひとつじっくり相談に乗っていただきたい、こう思うわけであります。 お手元へ資料が届いているでしょうか。最初に、米の消費拡大にいろいろお金が使われておるようですが、見出しが「米の消費拡大に予算の効率的な使い方」こういうことで、主計局ででもやらなければいかぬようなのをゆうべ頭の悪い私が書いてきたので、また数字が違っていたら後でだれかから御指摘いただけばいいと思います。 消費拡大に米一万トン当たり何億かかっているかという試算を私ち……
○小沢(貞)分科員 私は、新しく電電公社の総裁になられた真藤総裁、それから山内郵政大臣に、質問というよりは、主として行政改革、行政の節約、それから、国でやっている事業、こういうものを根本的に反省をしてみる必要があるのではなかろうか、こういう立場から、むしろ要望が多かろうと思いますが、いまから質問いたしたいと思います。 きょうの新聞二、三を見ると、大きな見出しで、国鉄の車掌二千人をカットするというような記事が大センセーショナルに載っておったわけであります。国鉄は病膏肓に入ってしまってもうどうすることもできないわけであります。私は、国でやっている事業あるいは電電公社、専売公社はこういう状態になら……
○小沢(貞)分科員 私のところへきのうだかおととい案内状が来て、これに私毎年出ているんだが、亀岡農林大臣や国税庁もぜひ出てもらいたいんだが、これは盛会なんですよ。純水酒を楽しむ会というのがあるのです、三月十八日に。去年は何か参議院の鳩山何とかいう人が来てでかく演説をぶっていたり、押すな押すなの大盛況で年を追うて盛況になるわけで、また学士会館、純水酒を楽しむ会が盛会になってきて、私の方の長野県もそれに気がついて、去年の暮れに長野県の酒屋が寄り集まって純水酒を楽しむ会をやったらこれまた大変な盛況ということで、純水酒のムードも大変上がってきておると思うわけです。 私は、きょうの質問は、ぜひお酒はお……
○小沢(貞)委員 私は、データ通信についてはもう各党各派から御質問がありましたので、触れようとはいたしません。しかし、せっかく連合審査でわが敬愛する箕輪郵政大臣がお見えでございますので、若干御質問を申し上げたいと思います。 大体私は、いままでやってきたことをいつかの機会には見直さなければいかぬ、こう思うわけですが、電報というのは、郵政省の前は何でしょうか、逓信省、明治の初めから電報制度というものがあったわけですが、いま電話は普及しているわ、情報産業はますます発展していくわという中で、明治の初めからあった電報制度というものをこれからも続けなければならないだろうか、前から私は大変疑問に思っている……
○小沢(貞)分科員 私は、これは政治家から御答弁をいただきたいわけで、大臣から答弁をいただきたいわけですが、グリーンカード制、これはわれわれも最初に見たときは、余り金のない方だからどっちでもいいよみたいなつもりになっておったのですが、最近わが党の中小企業や金融の専門家である塚本書記長が総括質問のときに提起したり、この一、二週間前に春日一幸がこれを廃止してしまえ、こういう提起がありまして、私も大変関心を持ち出したわけで、方々へ行って座談をやってみると、これをやっていけという人は一人も出てこない。金がないからみんな関心がないのか、あるいは国民の七、八割は無関心でいるでしょうけれども、金融機関とか専……
○小沢(貞)分科員 きょうは主として御要請ということになりますが、実はここに武藤前農林大臣もいるわけですが、この農林大臣のときにはバッカス内閣で、酒屋さんばかり大ぜいいたわけです。あのときにさんざん私がやったわけですが、最後に言っているのは、竹下大蔵大臣が、おれが酒屋のときにそんなことやれと言ったって無理だぜ、こういう話だったわけです。その後根本龍太郎先生を会長に、それから社会党の角屋先生を会長代理に、副会長に自民党の農林水産委員長の羽田君、以下各党のベテラン二百五十七名を集めて、こういう奇妙きてれつな議員連盟をつくったわけです。米消費拡大純米酒推進議員連盟、これは本当は話の中で、いま一つ入れ……
○小沢(貞)分科員 私は、四つほど質問を申し上げたいと思います。 最初の一つは、地元の土地改良総合整備事業の他事業関連について。二つ目は、わが長野県の中南信地域の畜産生産地の形成について。三つ目は、委員長いるけれども、どうしてもやっておかなければいけない純米酒の推進。四つ目は、きょう日本農業新聞に出ておりますが、植防法の規制緩和の問題。この四つを質問したいと思いますので、簡潔に御答弁をいただくようにお願いをいたしたいと思います。 その前に、建設省。私たちのいる松本は交通の陥没地帯みたいなことになっておって、国鉄では中央本線の岡谷―塩尻間に塩嶺トンネルをということで着工してから、十年余りかか……
○小沢(貞)分科員 私は、いまお手元に図面を差し上げておきましたが、主として国鉄の篠ノ井線の明科―西条間の問題についてお尋ねをしたいと思います。 先ほど質問したのは長野県の北信の清水勇君、私は南信。昔から長野県は県会で分県をするといって大げんかをやって歴史に残っているわけで、コロンブス作戦とかいうめずらしい作戦をやりて、一票差だとかなんとかという歴史が残っているような県で、衆議院の選挙区は四つですから大変広いわけで、これはまいっちゃうのです。その長野県の南北を貫く篠ノ井線、松本―長野、これを結ぶところの県内で言えば大動脈であります。そういう位置づけになっております。 それから、ここが地すべ……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。