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塚本三郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

塚本三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
337位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
866位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
233位
各種会議発言歴代TOP250
246位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
191位

28期委員会発言(非役職)TOP100
88位
31期委員会発言TOP100
69位
31期委員会出席(無役)TOP100
58位
31期委員会発言(非役職)TOP100
53位
32期委員会出席TOP100
93位
32期委員会出席(幹部)TOP50
17位

このページでは塚本三郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。塚本三郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 建設委員会 第3号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○塚本委員 道路局長の方にお尋ねいたしますが、国土開発縦貫自動車道につきまして、この問題は、私まだ初めてでございますけれども、実は今日の日本の政治が非常に国民の不信の中において、特に青年諸君は、これだけは今日われわれは政治の中に期待する、こういうふうに若い諸君は期待をかけております。そういう意味において、局長の責任は非常に大きいし、がんばっていただかなければならぬと思うのであります。最初に佐藤委員の方からお尋ねがありました中央道のいわゆる採算の問題でございますが、この点につきまして、私先日いただきました社団法人日本縦貫自動車道協会、こういう資料が出ております。まず最初に、この資料については、圧……

第29回国会 建設委員会 第6号(1958/07/09、28期、日本社会党)

○塚本委員 国土開発縦貫自動車道に対してお尋ねします。これは、前会御質問申し上げたのですが、お答えをいただけなかったので、次官にお尋ねするわけですが、この問題は非常に大きな問題でありまして、しかも国土開発という意味は、非常に大きな意味があります。しかも、この仕事は全国の青年が非常に注目しておりまして、青年の政治に対する夢とまでいわれております。こういう問題に対しては、民間のそういう青年の団体の力をこの中に投入するという意味で、たとえば日青協等が産業開発青年隊というものを組織いたしまして、干拓事業等にある程度貢献して参ったのでありますが、今度のこういう事業に対して、日青協からそういう申し出があっ……

第30回国会 建設委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○塚本委員 今回の災害に対しまして、私も、各被災地を三日ほど連続して見て参りまして、正直のところ、どこへ行きましても同じような苦情が出ておりまするが、特に私は、関東地方を回りまして一番大きく感じたことでございますが、都市が、満潮時において水面より低いところにありまするから、どうしようもないという形になっているところ、たとえば川口市であるとか、あるいはまた江戸川、足立、葛飾、そういうふうなところをずっと回ってみまして、水を流そうといたしましても、水面の方が高い。だから、自然と上から流れてきた水が流れることなくして、そこが貯水池のような形になっておる。こういうふうな状態をながめてみますると、今後こ……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○塚本委員 ただいま提案せられております改正の中で、土石の採取について、業者は地方行政庁の許可を受けなければならないということになっておりますが、許可を受けるその許可の内容というものは、どういうふうな形になっておるのか。たとえば、ここからこの地点までをとっていいとか、あるいはどこまで掘るのかという深さとか、そういう関係は、どういうふうな程度を許可ということになっておりますか。その点をお伺いいたします。
【次の発言】 そうしますと、今度は許可を必要とするということですけれども、現在まで全然無許可でやっていたものなのか、砂利採取法によると、許可が要るということが出ておると思いますが、そでの点、現在……

第31回国会 建設委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○塚本委員 大臣にお尋ねします。三十二年に住宅建設五カ年計画が立てられて、それが進んでおるわけですけれども、この五カ年計画が完全に実施せられたときには、住宅難というものは、ほぼ解決できるかどうか。実は建設省から出ております資料を見ますと、三十二年度に五カ年計画が立てられておりますけれども、その戸数を見ますと、そんなによけいにふえておらなくて、依然として四十万台にとどまっておるように見えるわけです。この五カ年計画をこのまま遂行することによって、果して今日大きな問題になっております住宅問題が解決できるかどうか。御承知のように、一般の生活は戦前に戻って参りましたけれども、住宅だけが非常に困窮をきわめ……

第31回国会 建設委員会 第6号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○塚本委員 道路局長にちょっとお尋ねしますけれども、この五カ年計画の中で、地方の単独の事業として千九百億というのが計上せられておりますが、これを、ずっと年度別の計画を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、前々会にもたしかこの質問があったと思いますけれども、一般道路事業のうちの地方負担額というものが相当程度――六千百億に対する地方負担と、この千九百億に対する地方負担と合わせると、地方における負担が相当大きくなってくるのでありますが、これを、何か地方の財源ということに対して別の方法を考える必要があるのではないかということも考慮されるわけですが、その点、どのように考えておられる……

第31回国会 建設委員会 第7号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○塚本委員 ほんとうは大臣にお尋ねいたしたかったのですが、まだおいでにならないようですから、次官にお尋ねいたしたいと思います。この道路整備五カ年計画というものが完全に実施せられて、そして完成したとしても――実は現在ある主要道路と国道の七割の改修、舗装という説明をたしか聞いた覚えがございますが、そういたしますと、私もあまり諸外国のことを存じませんけれども、一般によく報道せられております様子から、文明国と日本の国と比較いたしてみましても、なお道路の問題についてはきわめて劣っておるのではなかろうか。しかもこの計画の大部分が、現在あります道路を改修、舗装することにおそらく重点が置かれておると思われるわ……

第31回国会 建設委員会 第9号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○塚本委員 建設次官にお尋ねいたします。ただいま首都高速道路公団法が上程せられておりますが、この公団法は、私たちのこの東京都内における交通の実情から考えてみまして、必要性は非常に認めておるのでございます。しかし、御承知のように、こういうふうに交通が繁雑になるということは、ただ東京都だけに限らず、おそらく大阪を初めといたしまして、その他の大都市におきましてもこういうふうな実情になりますことは、おそらく時の問題ではなかろうか、こういうふうに考えるわけであります。さきに道路に関しては、日本道路公団という公団ができておりまするにかかわらず、そのほかにまた新しくこういうふうな首都高速道路公団という、新し……

第31回国会 建設委員会 第12号(1959/02/28、28期、日本社会党)

○塚本委員 先ほど山中委員の御質問せられた問題と関連して、首都高速道路公団について御質問申上しげたいと思いますが、それに先だちまして、先ほどから瀬戸山委員が御質問をされましたあの跡始末の問題でございますが、実は前々回の委員会でもこのことは論議せられたわけでございます。建設大臣は、あの東京高速道路株式会社に対しての許可権は、運輸大臣と共管でもって許可しておられるということになっておるように議事録では拝見いたしたのでありますが、許可したということになると、その後の監督権というものは根拠がない、もはや都の問題であって、建設大臣は監督の権限がないというふうなことも仄聞いたしております。しかし、許可した……

第31回国会 建設委員会 第13号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○塚本委員 実はこの問題は、すでに副知事さんも御承知のことだと思います。副知事さんにお尋ねしますけれども、実はこの問題は、私は昨年の六月に初めて当選して出て参ったばかりでありますから、しろうとの目で見た、都民の東京高速道路株式会社というものに対する疑惑というものを除かなければ、次に計画せられております首都高速道路公団法というものを通すに当りまして、同様な性格を持っておりまするがゆえに、これを通すということになると、その疑惑の上にまた再び疑惑を重ねる、こういうことを心配いたしますがために、しかもそれと同じような密接関係がありますので、このことをお尋ねする。実は今日まで担当の方にお尋ねしておりまし……

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○塚本委員 後日にしようと思っておりましたが、きょうでもう終りだということでありますので、関連してお伺いしたいと思います。きょうの皆さん方の質疑を聞いておりまして、やはりこの法律の内容は、非常に一貫していないということで、もっとこれを具体的にお聞きしたいと思いますが、第一条の目的の中に、「東京都の区の存する区域及びその周辺の地域」こういうふうに出ておりますが、この周辺の地域というのは、立案者の方では、大体どことどこを予定しておいでになるのか、これを承わりたい。
【次の発言】 そういたしますと、十一条に出て参ります「委員は建設大臣が任命する。」こういうことで、「前項の委員のうち二人は、公団に出資……

第31回国会 建設委員会 第15号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○塚本委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本案に対する反対の討論をなさなければならぬことを、きわめて遺憾とするものであります。  本法律案の実質的な審議に入りましたのは、二月の十八日でありまして、以来数回にわたって審議をして参ったのでありますが、その間においてわれわれがるる御質問申し上げましたことに対する政府の答弁には、幾多の明確を欠く点が残されておるのであります。のみならず私共の主張に対して、政府側におかれては、しばしば同感の意を表されたのであります。従いまして、それらの点につきましては、今後も引き続き審議を行うべきであると考えるのであります。私どもは、法の不備や欠点につきましては、発……

第31回国会 建設委員会 第16号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○塚本委員 関連して。ちょっと今の御意見ですけれども、今政務次官はほかの地方にはないようなお話でありますけれども、実は私どもも身近にそういうことを聞いておるわけでございまして、土地を取得する方法はいろいろあろうと思いますけれども、たとえば私どもにこういうことを言ってきておる、公団にまとめて売るためには、よけいな土地でなければならないのだ、従ってあの一帯は千五百円だから、お前の方も千五百円にしてくれ、こんなことでもって、ブローカーが個々の農家を渡り歩いている。こういう実例は、私たちの近々に起っております。だから、それがどういうふうに売りつけるか、そういうことについて、詳細に私どもは検討はいたして……

第31回国会 建設委員会 第21号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○塚本委員 関連。一問だけ大臣にお聞きしておきたいと思います。法律は、できてしまいますと、ひとりで歩き出します。大臣の御答弁を聞いておりますと、この前山中委員が質問しておりましたように、私ども非常にあたたかい感じがするわけですが、法律としてできってしまいますと、非常に冷酷になってくる。大臣のような人格者が直接管理に当っておられれば、心配はないと思いますけれども、しかし建設立法の中でたくさんできております幾多の問題を検討してみますと、たとえば住宅問題につきましても、金融公庫等における建築についても、金融機関から金の借りられない人ということになっておりますが、現実においてはそういう法律よりはみ出し……

第32回国会 建設委員会 第8号(1959/10/08、28期、日本社会党)

○塚本委員 私は、不幸に罹災地におりますので、現実にこの被害のまっただ中におります国民の声をそのまま皆様方にお伝えいたしまして、このときこそ国民と政治とが直結した活動をしなければいけない、かように思っておりますので、政治家のような、あるいはまた専門家のような意見とは違った観点から、率直に国民の声として大臣にお尋ねしてみたいと思っております。従って、多少政治家としては不見識な御質問になることもあるかと存じますが、しかし悲痛な罹災者の声でもございますので、具体的にお答えをいただきたいと願っております。  まず、昨日来二階堂委員及び逢澤委員から御報告や御質問がありまして、一々私どもは罹災地の一人とし……

第32回国会 農林水産委員会 第5号(1959/07/09、28期、社会クラブ)

○塚本委員 私は、地元に席を置いております立場から、今日愛知用水がその工事が進められつつある段階におきまして、民衆の声等を聞きながら、今日行われております愛知用水の実態を勘案しつつ、気のついた点について御質問を申し上げてみたいと存じております。  御承知のように、今足鹿委員が申されましたように、民衆の参加と了解、さらに協力がなければ、このような総合的な開発というものはきわめてむずかしいのではなかろうか、かように思いますとき、どうしても、もっともっと民衆に対して、公団が行わんとしておる工事に対してその内容と計画について十分周知徹底させる必要があるのではなかろうかというように存じております。ところ……

第33回国会 建設委員会 第4号(1959/12/02、28期、社会クラブ)

○塚本委員 若干質問申し上げたいと思いますが、このたびの災害で、ようやく災害が復旧の緒についたわけでありますが、大臣もこの間現地を御視察いただきまして御存じだと思いますし、実は私ももう大体緒についたというふうな安心の気持を持っておりましたが、しかしその復興のルールからはずされた人たちが、非常に深刻な悩みを訴えております。たとえば私たちの知多半島におきましても、仮締め切りが大切であるからといって、実はきわめて短距離に締め切りの堤防を築いたがために、その仮締め切りの外にはみ出しておる農地及び宅地があるわけであります。そうしますと、新聞では復興の息吹きというふうな宣伝がなされておりますが、実は締め切……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1959/11/07、28期、社会クラブ)

○塚本委員 最初、総理にお尋ねいたします。  けさほど、本委員会におきまして、一刻も早く潮をとめるべきである、そして排水をせよという決議がなされて、総理からも所信の表明があったわけでございます。しかし、私は現地の罹災者の一人として見ますと、今日このままのような工法で、このままの対策で進みますならば、本年じゅうには決して水が引かないという実情になっております。従って、現地の人が希望するような施策を講ずるといたしますならば、何らか特別の施策を講じなければならないという事態に至っております。具体的にどういうような対策をお講じになるか、この点からお伺いしたいと思います。

第33回国会 災害地対策特別委員会 第9号(1959/11/13、28期、社会クラブ)

○塚本委員 時間が制限せられておるようですから、簡単に要点だけ御質問を申し上げてみたいと思います。  特に今度の激甚地指定につきましては、町村は非常に関心を持っておりますにかかわらず、この内容が非常に複雑になっておるのでございます。私はきょうは特にしろうとの立場から、もっと一般の人が見てなぜこういうふうな形になったのかというふうな、一般の被害者の立場から御質問を申し上げてみたいと思っております。特に私ども専門的な説明等をいろいろ聞いておりますが、しかし、役人のそういう説明で一問一答をいたしておりますと、大ていそこで納得させられてしまうわけです。ところが、理論的には納得せざるを得ないような説明に……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第12号(1959/11/20、28期、社会クラブ)

○塚本委員 本日上程されました各法律案に対しまして、社会クラブを代表いたしまして、賛成の討論をいたすものであります。  未曽有の災害に対して、被災者の救済と災害の復興のためには、本法案は決して十分と申すわけには参りません。特にこの法律案の適用範囲がきわめて狭いことを残念に思っております。なるがゆえに、わがクラブは予算案に反対をいたしたのであります。しかし迫りくる寒さを迎えて、政府の救援の手の一日も早からんことを望んでおる被災地住民の立場を考え、本法律案の最上でないことを認めつつも、わが社会クラブはこれに賛成いたすのでございます。(拍手)

第34回国会 建設委員会 第10号(1960/03/11、28期、民主社会党)

○塚本委員 住宅問題に対して、簡単に大臣にお尋ねしたいと思います。  幸い道路五カ年計画とか、今度また上程せられております治山治水の五カ年計画等、国家のための五カ年計画が計画的に推し進められておりまして、曲がりなりにも国民の期待する方向に進みつつありますが、住宅問題に対しては、まだそのような長期的な計画というものを聞いておらぬように思います。これは、住宅問題は直接に被害等の問題としては現われては参りませんけれども、国民の生活安定のために不可欠の要件であることは当然だと思っております。しかし、その生活に一番大切な住宅に対して、計画的な見通しが立てられておらないように考えられる。特にまた大都会等に……

第34回国会 建設委員会 第15号(1960/04/01、28期、民主社会党)

○塚本委員 名神高速道路について二、三お尋ねしたいと思います。計画によりますと、名神高速道路が第一期、第二期、第三期というふうに区切って工事がされておりますが、これはどこの工事でもそうだと思います。しかし、順序を、たとえば第一期に尼崎―栗東間をお選びになった。あるいはまた小牧―一宮間を一番あとに回した。こういうふうに順序が先あとの区別がしてありますが、その点どういう基盤の上に立って順序をきめられたかをお尋ねいたします。
【次の発言】 設計が早くできるといいますと、地形上そういう早くできやすいところと、できにくいところ、こういうふうに解釈して差しつかえございませんか。

第34回国会 建設委員会 第16号(1960/04/08、28期、民主社会党)

○塚本委員 大体、山中委員から、申し上げたいことを言われたので、簡単にお聞きしたいと思います。  ただいまの理事の問題でありますけれども、理事を任命せられるにあたっての基本的な考え方。今度任命なさる理事はどういう仕事の必要性から任命なさるか。最も適任の方を充てるのが当然であろうというふうに考えるわけですが、その点を具体的に説明して下さい。
【次の発言】 きょうの委員会はまことに奇妙な委員会でございまして、私、この問題を出される場合には、もちろん道路の問題でございましょうけれども、やはり人事のことがからんで参りますから、官房長が中心になってこなければならぬ。ところが、道路局長がおいでになって、そ……

第34回国会 建設委員会 第18号(1960/05/13、28期、民主社会党)

○塚本委員 ちょっと関連して。本格的には後日御質問申し上げたいと思っておりますが、先ほど石川委員の質問に対する御説明の中で、借家というのは四四%で、借地が約五〇%、実際厳密に守られておるのは一一%と一五%、こういう厳密な比率を出しておられたわけですが、それは法規的には厳密にいえばそういうことになるでしょうけれども、たとえば借家四四%が全く法の保護のもとにないかというと、たとえば東京の生活等、一々借家の人の生活を検討してみますとそうではなくして、金額という面では守られておる人は確かに一一%と一五%という結論が出たといたしましても、御承知のように、局長のごとき比較的高給な人たちは別にして、低所得者……

第34回国会 建設委員会 第20号(1960/05/18、28期、民主社会党)

○塚本議員 二人の御答弁で十分だと思いますが、ただ、この際、質問者の方々から御質問ありましたように、ややもいたしますと、運動の過程におきまして二者択一のごとき議論がなされておったり、あるいはまた第三者から見ますとそのような誤解を与えておったことは、非常に遺憾だと思っております。もっと早く中央道の予定路線の法案が出されて決定しておったならば、このような誤解はなかったのじゃなかろうか。その点で中央道自身で非常に苦慮せられておったと思いますが、そのあおりを食って東海道自身が、かえって緊急のものであるにかかわらず、それさえも延ばされなければならないという形になったことは、非常に不幸だと思っております。……

第34回国会 商工委員会 第38号(1960/05/06、28期、民主社会党)

○塚本委員 大臣がお見えにならぬようでありますから、途中からの質問になると思いますから、ちょっと局長にはお答えにくいかと思いますけれども、できるだけそれに沿ったように御質問を申し上げてみたいと思っております。  御承知のように、業界におきましては為替・貿易の自由化ということを中心として真剣に取り組んでおります。おおよそ繊維業界はこれに対してはあまり賛成の機運ではなかったと思っております。しかし国際的趨勢の中では押え切ることができないという政府の意向にやむなく折れたという形ではないかと思っております。そういう形の中で、いかに業界が立ち上がっていこうかという場合におきまして、この設備の制限の問題が……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 建設委員会 第22号(1967/07/12、31期、民主社会党)

○塚本委員 大臣が十一時半からおいでになるという予定のようでしたけれども、いつごろおいでになるかわかりませんか。
【次の発言】 政務次官にお尋ねします。  中部圏開発整備に関する要望書というので、おそらく中部圏知事会議の要望書が出ておると思いますが、これをお読みになったですか。
【次の発言】 勝澤委員から先ほど重要な点について質問がありまして、具体的な御答弁がありましたので、その点は避けて、主たる問題について御質問申し上げてみたいと思っております。  申し上げるまでもなく、中部圏は首都圏及び近畿圏と最も異なっておりまするのは、中部圏の特色を生かすということにあろうかと思っております。そうなりま……

第55回国会 商工委員会 第3号(1967/03/24、31期、民主社会党)

○塚本委員 委員長及び大臣にお尋ねいたしますけれども、実はしろうとでございますから、最初に運営のことでお聞きするのでございますけれども、私、案内がありましたこの委員会はすべて出席をしておったつもりです。ところが、どういうふうに運営していくのか、あるいは内容がどういうものかということを――全く商工委員会として、私一年生でございますから、わからぬままに法案の中身まで審議して、二十八日に採決するというようなことを聞いて、何か内心大憤慨しておるのです。というのは、一年生の者は夢中で勉強して委員会の走っていくのについていけというようなやり方で運営をなさっておるのかどうかということ、私はかつて三十二年に建……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/05/23、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は、資本自由化の問題について大臣の所信をお伺いしたいと思っております。  外資審議会が四月の七日に、資本自由化の進め方について検討した結果、特殊な例外を除いては六月から、実施させるというふうな結論を出しておるわけでございまして、それについて政府自身も、六月から順次これに対して自由化の方針を固めたということが伝えられております。これについての大臣の所信を最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今月の末ごろには大体その業種について具体的なことが明らかにされるわけですか。
【次の発言】 私は、もっぱらこの資本自由化の問題で、こちらに外資が入ってくるという受け身の立場できょう御質問……

第55回国会 商工委員会 第11号(1967/05/24、31期、民主社会党)

○塚本委員 大臣に時間が少ないようですから最初にお尋ねしますが、近代化の問題につきまして、政府が考えてみえる近代化というのが、すべての面にわたって大型化であり、大量生産化であり、さらにまたコストを下げるということにすべてが注がれておるような感じがいたすわけでございます。確かに下請企業に対してはそのことが最も大切な要素になっておると思いますが、しかし中小企業の置かれた現況からすると、もっと別な分野というものにも力を注いでいかなければならないような気がするのですけれども、その大量生産化とか、こういうふうなほかで近代化ということで打っておられる施策についてちょっと説明していただきたいと思います。

第55回国会 商工委員会 第13号(1967/05/30、31期、民主社会党)

○塚本委員 先日来、資本の自由化に伴って日本経済がたいへんな事態になっておることについて通産大臣にいろいろとお尋ねをしたわけです。そのとき通産大臣の御説明の中で、外資が入ってくる前にチェックする必要がある、入ってきてしまってからではいまのところ手のつけようがない、こういうことを菅野大臣から御答弁を承ったわけでございます。ただ、私どもの察知するところ、もしこれに対処し得る方法があるとするならば、独禁法の分野においてこれを押えるということが残されておるわずかの対処する方法ではないかというふうに考えるわけです。したがいまして、今日までの公正取引委員会のいわゆる活動、責任というものと、外資が入ってきて……

第55回国会 商工委員会 第17号(1967/06/07、31期、民主社会党)

○塚本委員 幸い大臣がおいでになりましたから、最初にお伺いしたいと思います。  先ほど大臣の御答弁では、この振興事業団を中小企業対策の柱にしていく、こういう話でございましたが、私もこの振興事業団には異論は持っておりません。ただ気にかかりますことは、先ほど中小企業庁長官のほうから、個別企業の施策については、今日までで一応施策を充実させた、それは近代化資金なりあるいは機械貸与制とか、いろいろな施策を講じてきました、一応充実したから、これからはこの振興事業団、こういうふうな御答弁があったやに承っております。しかし、私どもの目から見ますると、成果がなかったとは申し上げませんけれども、中小企業者が期待し……

第55回国会 商工委員会 第25号(1967/06/30、31期、民主社会党)

○塚本委員 最初大臣に概括的にお尋ねしますが、この航空機振興の問題が、いままでの議論の過程の中でお聞きしておりますと、YS11即航空機振興ということのすべてに集中せられておったように承っております。もちろんこれは、おそらくこの日航製の会社の存立の経過からして当然のことであろうと思っておりますが、しかし、私どもの聞き及んでおります範囲におきましては、航空機も最近におきまして相当の会社が生産に力を注いでいるやに聞いております。したがって、この問題はYS11が中心ではあるけれども、しかしながら航空機の振興助成を中心とする方策である、こういうことが大前提でなければならぬというふうに理解しておりますが、……

第55回国会 商工委員会 第29号(1967/07/12、31期、民主社会党)

○塚本委員 お尋ねします。さっきから聞いておりますと、局長の答弁が、だいぶ長いものだから、時間がだいぶ延びていくようでございますから、簡潔にひとつ……。私もまとめて御質問申し上げたいと思っております。  繊維産業は、わが国産業のうちにあって最も早く近代産業として確立した部門であり、わが国工業化の前衛であった。また、戦後三十年代の初めまでは輸出産業の第一としてわが国経済復興の最大のプロモーターであった。にもかかわらず、三十年代以降輸出の不振、生産の停滞、たび重なる不況によって斜陽化の一途をたどっているかに見える。他の諸工業は、近代的な技術革新の成果を不断に取り入れて、新商品の開発、新管理技術の展……

第55回国会 商工委員会 第30号(1967/07/13、31期、民主社会党)

○塚本委員 最初に宮崎さんにお尋ねしたいと思います。  繊維産業の中に占める化繊の役割りが今後はだんだんと比重を重くしていくことになろうかと思っております。諸外国におきましても、化繊が繊維の中で中心的な役割りを果たしていく、こういう意味におきまして、きわめて重要な立場に立っておいでになると思うわけでございます。先ほど宮崎さんからのお話の中で、一括処理ができなかったならば、そのときには制限を撤廃してほしい、そういうふうなお願いをこれから遠慮なくしたい、こんな御意見が開陳されたわけでございます。実は昨日来、私、当局に対して強力にこの点実施の熱意につきまして質問をいたしましたところ、繊維新法におきま……

第55回国会 商工委員会 第32号(1967/07/18、31期、民主社会党)

○塚本委員 政務次官にお尋ねいたします。  最初に、商品仲買人の資質の向上につきまして、お尋ねしたいと思います。  最近における商品取引所制度の最大の問題は、商品仲買人と委託者との紛議、ざらには商品仲買人の倒産による委託者の損害の増大という事態であります。これらはいずれも商品取引所制度の本筋から見てあるまじき事態でありますが、その原因としては、商品仲買人の中にはその資質に欠けている者が相当数にのぼっていることが第一にあげられましょう。政府は今回の法改正において、商品仲買人の資質の向上をはかるためいかなる措置を講ぜんとしておられますか。また許可制度をはじめとするこれらの措置によって、実際には不良……

第55回国会 商工委員会 第35号(1967/07/21、31期、民主社会党)

○塚本議員 ただいま議題となりました電気工事業及び電気工事士法案の提案理由を御説明いたします。  いまや、国民経済の発展に伴ない、家庭、店舗、工場、その他の諸施設における電力消費は増加の一途に向かっており、これに伴なって電気工事量も急増しております。それは、工場やホテルなどの複雑な配電工事をはじめ、家庭におきましても各種の電気器具の利用度が高まりましたので、配電は複雑になってまいりました。いまや、電気工事業の工事費総額は、一つの産業としても、相当高い地位を占めるに至っているのであります。電気工事業はますます高度の技術と、確実なる保安が要求され、産業としての、かつ企業としての社会責任を正当に負担……

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、民主社会党)

○塚本委員 最初に、副長官にお尋ねいたします。  きょうは、くしくも交通事故で全国的に大きなショックを与えましたあの愛知県猿投の十一名の幼児たちの事故が十二月十五日で、満一周年に当たる日になってきたわけでございます。あの悲惨な事故が全国的な大きな世論を喚起いたしまして、本委員会におきまして画期的な作業が進められて、あの惨事のあとにはすばらしい施設もできておりまして、新聞ではこの活動を大きくたたえております。しかしそれにもかかわらず、国としては相当の金をつぎ込んで施設に対する処置は急速度に伸びておりまするが、事故は一向減っておらないという状態でございます。これは根本的にはやはりその運転者の人間の……

第57回国会 商工委員会 第3号(1967/12/14、31期、民主社会党)

○塚本委員 経済企画庁にお尋ねいたしますが、十一月の二十四日でございましたか、閣議決定で特恵に対する供与をすることにきめたという新聞報道がなされておったと思います。具体的にどのようなお考えのもとにこのように踏み切られたか、この点を御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 業種によっては相当の影響があるということを見越してこれを踏み切ったということに対するお尋ねでございますけれども、たとえば、相当ではなくして、決定的な影響を受けるべき業種さえもすでに想像されておると思うわけです。おそらく当局にも幾多の陳情が参っておると思いますが、たとえば木材加工の合板のごときあるいは綿製品の二次加工のごと……

第58回国会 商工委員会 第4号(1968/03/01、31期、民主社会党)

○塚本委員 時間が少のうございますから簡単にいたします。民社党の塚本でございます。  中小企業金融制度のあり方に関する答申、これは両参考人の方々は委員として答申を出しておいでになりますが、何か読んでみますると、特に資本取引の自由化あるいは特恵関税等を控えまして、ますます中小企業に対する金融を強化しなければいけない、こういうことの結論から――もちろんそれだけじゃないでしょうけれども、体制を強化するためにこういう答申が出されて、それを受けて実は法改正が出されたのだというふうに私どもは考えております。しかしこの二つの法改正の案ができておりまするが、これを読んでみますと、実は金融機関の相互の体制を強化……

第58回国会 商工委員会 第11号(1968/03/26、31期、民主社会党)

○塚本委員 中小企業庁長官にお尋ねいたします。  この三億の新たな出資でございますが、この金額、実はもっとよけいでなければならぬという感じが現状にかんがみてするわけでございますが、中小企業庁から大蔵省に要求をしたときの最初はどの程度でございますか。
【次の発言】 最初から三億でございますか。
【次の発言】 各会社からこのコストの利息のつかない金をという要望があったのではないかと思いまするが、その要望にこたえて三億で大体だいじょうぶだ、こういうふうな想定をつけて要求なさったのでございますか。
【次の発言】 江沢さんにお尋ねいたしますが、おたくの発表なさった新聞の談話の中にも、コストをもっと安くし……

第58回国会 商工委員会 第22号(1968/04/23、31期、民主社会党)

○塚本委員 私、しろうととして、一入場者としてモントリオールに行きまして気のついた点を御質問申し上げてみたいと思っております。これは専門家でありませんから、多少ピントがはずれておることになるかと思いますが、しかし、この万国博覧会を成功させるためには、しろうとの考えた印象というもの――実は、実際来る人はみな初めて入るしろうとが多いのでありますから、この印象は最も大きな要素になるのではないか、こんな考え方をもちまして、私は深く追及してこれを論ずるわけではございません。しろうとしての印象で、見たり聞いたりした観点から、おも立ったものを、関連して、二、三お聞きしたいと思っております。どなたでもけっこう……

第58回国会 商工委員会 第29号(1968/05/15、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は、災害防止の意見がずいぶん出ましたので、反対にこの砂利資源というものをいかに確保するか、こういう立場で御質問してみたいというふうに思っております。  自由経済のもとにおきましては、何と言っても需要と供給のバランスがくずれるところから無理が生じて、そこから多くの問題が発生するというふうに思うわけでございます。今日砂利資源の需要というものが急速度に伸びてきております。したがいまして、いかなる手段を講じてもやはり需要に対して供給は応じていかなければいけない。これはもう絶対的な条件に今日ではなっております。したがいまして、この需要と供給のバランスをくずさないような方策をとっていかなけれ……

第58回国会 予算委員会 第13号(1968/03/05、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、文部大臣にお尋ねしてみたいと思っております。  最近各地に引き起こされております大学の紛争について、文部大臣をはじめ関係各大臣に所信をただし、かつ円滑な運営について指導の責任をただしてみたいと思うわけでございます。  大学の紛争の中でも、最近、特に私立大学の学園の自治に関する問題は、すでに社会問題化しておる実情でございます。私学におきましては、すでに私学の危機ということばが使われております。もちろんこの内容等を分析してみますると、第一には、何といいましても財政的な危機が一番大きな問題ではなかろうか。それとともに、大学当局対学生の間における対話なき……

第58回国会 予算委員会 第18号(1968/03/17、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は民主社会党を代表して、政府提案の昭和四十三年度予算関係三案に反対し、ただいま提案いたしました小平忠君外二名提出になる編成替えを求めるの動議に賛成の討論を行なわんとするものであります。  なお、この際、日本社会党及び公明党提出にかかる編成替え動議には遺憾ながら反対いたすものであります。  わが党は、ただいま麻生委員より明らかにいたしましたとおり、政府原案については、わが国内外のきびしい経済情勢に対応し、国民生活の安定向上をはかり、健全なる経済の発展のため、この際抜本的な組替え案を提示いたしました。  私はこの立場に立って、以下政府原案に対する批判と反対論を述べんとするものでありま……

第59回国会 商工委員会 第2号(1968/08/09、31期、民主社会党)

○塚本委員 時間が少ないようですから簡単にお尋ねいたします。  通産大臣にお尋ねいたしますが、実は昨年この委員会で、特にあのヨーロッパにおきますゴールド・ラッシュの問題を中心にいたしまして、金を取り上げて小委員会を設けましていろいろと勉強いたしました。その結果、特に日本資源の開発につきまして、金の問題につきましては政府も助成の第一歩を印せられたかの感を深くしております。これはたいへんいいことだと思いますが、実は大臣御承知のようにこの一、二年、金の問題以上に、産業としては小さな一業界ではありましょうけれども、硫黄鉱山がたいへんな問題をかかえておることは御承知のとおりでございます。  これは申し上……

第59回国会 商工委員会 第4号(1968/10/18、31期、民主社会党)

○塚本委員 最初に公正取引委員会の山田委員長にお尋ねいたします。  独禁法の十五条の規定の中に「当該合併によって一定の取引分野における競争を実質的に制限することとなる場合」これは合併をしてはならないということの条件として規定されておる。これの解釈でございますが、新聞紙上等におきましては、大体その判断の基準、それはそのシェアが三〇%をこえる場合に一応危険になってくるというめどを立てておる、こういうふうにいわれておりますが、三〇%前後ということのめどというものは、どんな論拠に基づいてそういう判断がなされておるか、これが第一点。  それからもう一つ、この規定は、国内における会社の合併でありまするが、……

第60回国会 商工委員会 第2号(1968/12/18、31期、民主社会党)

○塚本委員 大臣に最初にお尋ねしますが、昨日農林水産委員会におきまして、長谷川農林大臣のほうから残存品目についての見解が若干述べられたようでございます。私はその中のトマトの問題につきましてお尋ねしてみたいと思っておりますが、農林大臣は、両三年のうちはまだ国内における企業が弱体だから、トマト加工品の自由化はしないというふうな発言があったように報道されております。通産省としましては農林省のその態勢に協力をするというたてまえで間違いないと思いますが、それでようございますか。
【次の発言】 それでは公取のほうにお尋ねしたいと思いますが、実は不当景品類及び不当表示防止法という法律の第二条の中に「事業者が……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第23号(1969/08/01、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は、木曽川でアユが大量に死んだというショッキングなニュースが流れましてから約五十日の月日を経過いたしておりますので、この際、冷静にその原因と対策について、特に木曽川の水を飲料水としております名古屋市民の立場から、お尋ねをしてみたいと存じます。特に、私はこまかい科学的・技術的なことにつきましては専門家でございませんから、質問もまたきわめて素朴になると思いますので、答弁に立っていただく方にはその点をくみ取っていただいて、わかりやすく御答弁いただきたいと思います。  新聞等ですでに御承知のとおり、この大量にアユが死んだそもそもの原因は何か、そのことを突きとめない限りは、この水を飲んでお……

第61回国会 商工委員会 第4号(1969/02/28、31期、民主社会党)

○塚本委員 先日来、鉄鋼の両社の合併に対する公取の具体的な表明がございましてから、が然大きな反響を呼んでおりますこの問題につきまして、私も質問をしてみたいと存じております。  私ども民社党は、この両社の合併につきましては、条件をつけて賛成の立場をとっておりますることは御承知のとおりでございます。しかし、それにもかかわらず、公取のほうからの見解が出されますると、新聞論調等におきましてはきわめて大きな反響を呼んでおりますが、その反響のおもなるものは、公取のこの態度は独禁法そのものをあまりにも広く解釈し過ぎたのではないか、あるいは極端な表現を用いますると、この両社の合併が許されるならばもはや独禁法は……

第61回国会 商工委員会 第7号(1969/03/07、31期、民主社会党)

○塚本委員 最初通産省にお尋ねいたしますが、この株の処分につきまして、御承知だと思いますが、株界におきましてもこれはたいへんな人気の的になっておるようでございます。で、これはどうしてそうなったかということは、いろいろと原因があると存じますが、ただ、私どもの立場から申し上げてみますると、先に処分されて国会にこの法案がかけられたということに、まあ言ってみるならば――たてまえからいくならばこれでいいかもしれませんが、しかし、何かしらそれではふっ切れないような感じがいたすわけでございます。どうしてあわててこういうふうな処分に先に踏み切ったのか。いや、法律があるからあわててじゃないとおっしゃるかもしれま……

第61回国会 商工委員会 第9号(1969/03/14、31期、民主社会党)

○塚本委員 最初、公取のほうにお尋ねしたいと思います。  両社から出された対応策では不十分だというふうな新聞報道がなされております。それにつきまして新聞では、レールはこれこれ、ブリキはこれこれ、鋳物銑はこれこれと、こういうふうな解説がなされておるようでございます。そういたしますると、この対応策さえ十分にやればいいという裏面の受け取り方も出てくるわけでございます。問題は対応策自身の問題というふうに受け取られる向きもあるわけでございますが、そういうことですか。
【次の発言】 もう一つだけ公取にお聞きしますけれども、問題は、おたくのほうが指摘せられたのは三品種に対する対応策が実は不十分だというふうな……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、民主社会党)

○塚本委員 最初大臣にお尋ねいたしますが、最近の産業界、特に今日中小企業の業界におきまして一番問題になるものは何か、こう聞きますると、すぐ返ってきますのは人手不足ということでございます。もはや人手不足という問題は、これはもう天然の現象として特に中小企業界においてはあきらめなければならぬ問題なのかどうなのか、あるいは施策さえよろしきを得るならばこんな形にならずに済むのではないかと業者は考えております。全体的な立場から見ますと、かつてのような無限の労働力の中で日本経済が発展をしてきた過去十年間の歴史とこれからの産業界とが全く違っておる一番大きなファクターは、やはり人手不足、こんなことがあらゆるとこ……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、民主社会党)

○塚本委員 同僚委員から御質問がありました件につきまして、重ねて私からもお聞きしてみたいと思います。  これは「山田委員長の意向を受けたとして、非公式に「これから両社が出すと予想される最終対応策では、合併をそのまま認めるわけにはいかない」と説明」した、こういうふうな新聞記事になっておりますが、これは事実ですか。
【次の発言】 これは、委員長も注意を与えたという軽い程度のものだと思いますが、しかし、普通ならいいのですけれども、前回、これ以上対応策については、もうあとは一発回答なんだというふうな受け取り方が世間ではなされておるわけでございます。だから、それが正式に向こうの代表に向かって、そういうふ……

第61回国会 商工委員会 第27号(1969/05/16、31期、民主社会党)

○塚本委員 時間が少ないようですから、簡潔に山田委員長にお尋ねいたします。  この合併に際しまして、事前審査の段階では三・五という項目について指摘がされて、これさえ問題が解消されるならばよろしいという意味の事前審査の結論が出された。しかし中止の勧告書は急転直下全く違った形が出てきております。私はこの公取の動きというものの急激な変化に驚いている一人でございます。どうしてそういう変化が起きてきたのか。何か特別の要素が加わってきてこういう形になってきたのか。いや、そうじゃない、あのときは粗雑な審査の状態であったから、調べてみたらこんなに実は問題点があったということがわかってきたのか。その態度が変わっ……

第61回国会 商工委員会 第28号(1969/05/28、31期、民主社会党)

○塚本委員 不規則な発言席から発言することは不本意でございますが、委員長のたってのすすめでございますので……
【次の発言】 私どもは、正常に委員会が開かれれば審議に参加をし、御質問申し上げる予定で準備してまいりました。せっかく委員長から御指名をいただきましたので、特許法に対する質問を始めたいと存じておりましたが、この状態では正常に発言のできる状態ではないと思いまするので、質問を保留いたしまして、きょうの発言を中止させていただきます。

第61回国会 商工委員会 第30号(1969/06/06、31期、民主社会党)

○塚本委員 山田公取委員長にお尋ねいたします。  実は、鉄鋼の合併の審判が間もなく始まりまするので、おくらされますると、またこれは、来週は一般質問がない時間になっておりますので、間に合わないのでございます。だから、私は、どうしてもきょうは質問をしてみなければならぬと思ってお待ちをいたしたようなところでございます。  あらためて御質問申し上げますが、この鉄鋼合併の審判に際しまして、私は、委員長に、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第十五条「国内の会社は、左の各号の一に該当する場合には、合併をしてはならない。」この第一号に「当該合併によって一定の取引分野における競争を実質的に制限すること……

第61回国会 商工委員会 第31号(1969/06/11、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は、この特許法につきましては、残念でありますけれども、しろうとでございますので、きわめて技術的、専門的な内容を含んでおります件につきまして、しかと核心に触れることができないかと思いますが、しかし、これがわが国の経済界に及ぼしております影響力がきわめて大きいことは、はかり知れないと思っております。したがいまして、技術的なこと、専門的なことは、先ほど申し上げましたような理由でよくわかりませんので、第三者的な立場からお尋ねをするという形で実は審議を進めてまいりたいと思っております。  最近、滞貨がどんどんとふえるばかりだということで、世間では、はたしてこれで特許そのものが日本の国にある……

第61回国会 商工委員会 第34号(1969/06/18、31期、民主社会党)

○塚本委員 学校の先生方がお帰りになったので、お聞きするわけにいかないことが残念でございます。この問題の特に意見が分かれております重要な点は、特許庁の立場から言いますと、滞貨をできるだけ一掃して、早期に特許を与えたいという事務処理の問題に基本があると私は見ております。にもかかわらず、審査請求と早期公開という、いわゆる基本的な問題でもって事務処理の解決に当たろうと、実は問題が全く違った性質のものをぶつけてきたところに意見が百八十度分かれる根本があると思っております。だから、いってみるなら、片一方は、実際は事務処理の問題であったのが、特に早期公開によるところの権利侵害の危機という基本的な問題をかか……

第61回国会 商工委員会 第35号(1969/06/24、31期、民主社会党)

○塚本委員 関連いたしまして一、二点お尋ねいたします。  実は、私、この前の板橋の事故の際に現地を視察いたしました。そして今回のこの事故を拝見いたしまして、またやったという感じがいたしたわけで、このことはおそらく私以上に、本日恐縮しておいでになる会社の皆さま方は、よけいその気持ちが強かっただろうと思うわけです。私はこの事故の経緯を見まして、実は地下鉄工事に対する危険度から、鋳鉄管が埋没されておったのを鋼管に入れかえた、このことは前向きの姿勢として大きく評価していくべきだと思っております。しかしそれがために事故になってしまった。逆に言うなら、ほっておけばこんなことがなかったのではないかということ……

第61回国会 商工委員会 第39号(1969/07/04、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は、民主社会党を代表して賛成の討論をいたします。  本改正案は、本委員会においては、かつて類例を見ない慎重さと期間を費やして審議が行なわれました。  特許事務の停滞はいまや社会的非難ともなっており、これが改善方については、一刻も猶予できないことは言をまちません。政府がこの点に着目して、外国の事例等を参考としつつ、これが解決に努力を傾けつつある点を評価して賛成の意を表するものであります。  さればとて、本改正案が決して万全にあらざることは、しばしば通産大臣及び特許庁長官も答弁されているところであります。したがって、政府は本法施行にあたり、少なくとも次の事項につき適切な措置を講ずべき……

第61回国会 商工委員会 第44号(1969/08/01、31期、民主社会党)

○塚本委員 この法律が上程されましたことについて、私はたいへん期待をかけております。ただ、過去の経緯等から考えてみまするとき、建設業者との関係においての調節が円満にできておるであろうかということを若干危惧をいたしております。これがただ単なるいわゆる建設業者と電気工事業者との事業分野の問題であるとするならば、私はこれが意見の対立をしておることもやむを得ないと思います。しかし保安の問題等において意見が対立しておるとするならば、事は重大だと思うわけでございます。その点話し合いの経過と提案者の見解を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどの提案者の御説明の中で、前回までは二名の制限規定があ……

第61回国会 商工委員会 第50号(1969/10/09、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は、きょうはタクシー料金の問題につきまして御質問申し上げたいと思います。菅野長官がおいでにならないこと、はなはだ残念でございますが、時間的な理由だそうでございますので、局長にお尋ねをいたします。  特にタクシーの料金の問題は、国民生活の物価の問題とともに、それ以上に、タクシー業界、すなわち中小企業の業界としてどうするのかという問題に直面をしておることは、当局も御承知だと思います。特に最近の人件費の個上がりが著しいことも御承知だと思います。この際、タクシーの売り上げ収入に対する人件費が何%くらいになっておるか、当局はその数字を把握しておられたら、特に東京、大阪、名古屋の三大都会につ……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/02/15、31期、民主社会党)

○塚本委員 通産大臣に、最初にお尋ねいたしたいと思います。  私は、特に中小企業の労働力の不足が深刻になっております今日の実情にかんがみまして、何とかこれに対応する政治的施策をとる必要があるのではないか。特に私どもは、日々中小企業、特に零細企業経営者と接しておりまするとき、深刻にこの問題が提起されてくるわけでございます。  経済学者のいろいろな論説等を拝見いたしてみますると、過去におきます日本の経済力の伸長は、最も大きな要素として、無限の労働力の供給源があったということ、あるいは生産性向上に備え得るだけの、そういう機械設備による解決策があった、こういうようなことで、世界に類例のない経済の発展を……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、民主社会党)

○塚本委員 私は、民主社会党を代表して、政府提案の昭和四十四年度予算関係三案に反対し、小平忠君外二名提出になる予算案の編成替えを求める動議に賛成の討論を行なわんとするものであります。  なお、この際、日本社会党並びに公明党の提出になる編成替えを求める動議には、政策上の見解を異にいたしておりますので、遺憾ながら反対するものであります。  政府提出の予算関係三案に反対する第一点は、わが党が従来しばしば指摘してまいりましたごとく、政府の財政政策における一貫性の欠如と無計画な姿勢であります。  このことについては政府自身が十分承知のように、ときには財政新時代の到来と称し、財政主導型の経済成長を進め、財……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 商工委員会 第4号(1970/03/10、32期、民社党)

○塚本委員 簡単に御質問申し上げておきたいと思います。  この法案はもうすでにさきの国会で一度は通過した問題でございますから、その後の変化にかんがみて若干気のついたところだけただしてみたいと思っております。  実は、前回ここで議決になりましたとき、七つの修正が出されました。これは事務当局の意思に沿っておるかどうかは別にいたしまして、実は全会一致の各党の共同修正案として議決になったものだと記憶いたしております。それをそのまま今回の法律案に盛り込んで提案せられておるようでございます。それを削ってみたり手を加えるとまたこの委員会の採決に手間どるからという、不本意ながらそういうふうにしたのではあるまい……

第63回国会 商工委員会 第6号(1970/03/12、32期、民社党)

○塚本委員 私も物価の問題で御意見を承りたいと思います。  これはきょうの中部日本新聞ですが、「物価、上がりっ放し」こういうふうに四段抜きで実は出ておるのでございます。これは名古屋市内の記事でございますが、しかしもはや今日の政治の中で、物価問題はたいへんな問題になっていることは、前委員も指摘されたとおりだと思います。これを具体的にどうするかということについて、よく考えますと、抽象的な御答弁に終始しておりまするが、こういうことと、こういうことと、こういうことだけはとりあえずいたします、それで十分に安定ができなければまた次に検討いたしますというわけで、具体的に、こういうことと、こういうことだけはと……

第63回国会 商工委員会 第14号(1970/04/01、32期、民社党)

○塚本委員 政務次官にお尋ねしますが、日本の経済が輸出貿易にその根本を置いておりますことは、申し上げるまでもないと思っております。しかし、近年特に急激な輸出の増大と並行いたしまして、その資源の確保が大きなウエートを占めてまいったことは申し上げるまでもないと思っております。そういう観点から考えてみまして、今後現在と同じようなベースで輸出が拡大をされるものという前提に立ちますとき、それを裏づけるべき資源はだいじょうぶなのか。逆に資源確保がいわゆるネックとなって輸出の伸びが鈍化する心配はないか。ひとつ大まかな立場に立って御答弁をいただきたいと思います。

第63回国会 商工委員会 第15号(1970/04/03、32期、民社党)

○塚本委員 取引所の鈴木会長さんにお尋ねいたしますが、市場管理委員会というものがありますが、この権限と構成はどんな形になっておるか御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 会員というのは、どういう会員のことですか。
【次の発言】 構成の全員は何人ぐらいになっているのですか。
【次の発言】 それじゃ取引所のいわゆる責任者は、この会員にはなっていないのですか。
【次の発言】 それでは、その管理委員会の権限というのはどんな程度の権限ですか。
【次の発言】 私はあまりよくその構成はわかりませんけれども、それでは取引所全体の運営はどこかやっているわけですか。

第63回国会 商工委員会 第22号(1970/04/23、32期、民社党)

○塚本委員 私は、この情報産業に対しては技術的なことはよくわかりませんので、ほんとうに初歩的な立場で大臣にお尋ねしてみたいと思っております。  この法律の第一条に目的として、「国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。」こういうふうに定義づけられております。国民経済の健全な発展にこの処理がプラスになることはすべてが認めておりますけれども、しかし、国民生活の立場から考えてみますと、人間の思考労働というものが機械に転嫁されていくことはきわめて便利なことですけれども、人間の思考というものは、使えば使うだけそれだけ発展をし、また熟練をしていくという一面を持っておると思うのです。それを機械に転嫁さ……

第63回国会 商工委員会 第23号(1970/04/24、32期、民社党)

○塚本委員 この新しい改正案がもし通って実施されるといたしましても、実はそれを運用する特許庁の中には内部態勢がない、こういうような決定的な意見があることは長官は御存じだと思います。一体この法律が施行された場合、どういう態勢でこれを運用するのか、そのことを述べていただきたいと思います。
【次の発言】 たいへんなことを私たちが連日のように聞かされているから、私たちは心配しているわけでございます。法律を推進しておるのは長官をはじめとするほんの二、三の上層部の人たちだけで、あとはこぞって反対なんだ、やれもしないことを長官が一生懸命やっておるから困ったものだ、というようなことを連日われわれは聞かされてお……

第63回国会 商工委員会 第25号(1970/04/28、32期、民社党)

○塚本委員 案件を処理するにあたりまして、滞貨がたいへん累増しておるということが改正案の最もねらうところだろう、これを消化するためにこの案が出されたというふうに受け取っておりますが、しかし、滞貨を処理するための根本的な問題は、何といってもこれをさばくべき人の数が少な過ぎるということが基本になっておることは、昨年もまた同じようなことが言われたはずでございます。普通の何らかの支障ができて滞貨がふえてきておるのではなくて、出願件数が非常にふえてきておるということが決定的であるとするならば、制度を変えるということも、それは一つの方法ですけれど、やはり処理すべきその人の数を出願件数と並行してふやしていか……

第63回国会 商工委員会 第27号(1970/05/07、32期、民社党)

○塚本委員 この国土調査の十カ年計画でいわゆる計画どおりに調査ができますと、全国土の何割くらいがこれではっきりするわけになるのでしょうか。
【次の発言】 平野部全部と山林の一部ということですが、山林の一部というのは、全国の山林の中の何割くらいに相当するわけですか。
【次の発言】 この数字で見ますと、十年かかって全山林の一割五分程度の調査が完了するというような、心細い状態の計画のようでございます。経済企画庁の一番使命とするところは、経済発展に先回りをして、そして実情を調査し、そしてスプロール化現象がただ単に都市と農村との問題だけではなくして、平地と山林との関係におきましてもそういう問題がある。そ……

第63回国会 商工委員会 第31号(1970/06/11、32期、民社党)

○塚本委員 同じく繊維問題についてお尋ねいたします。  私は、ただいままでの大臣の御答弁を伺っておりまして、ふとこんなことに気がつきました。それは、私が初めて政治を志したときに、先輩から、道に迷ったときには原則に立ち返れ、どんなときでもあまり踏み込んでしまうとわからなくかるへそのときには原則に立ち戻って判断をせよ、大まかなそこに返らないととんでもない方向に行くぞ、こういうことを実は先輩から教わってまいりました。ただいままでの質問のやりとりを伺っておりますると、大臣ほんとうに御苦労なさっておいでになると、私ども拝聴しておりました。しかし、良心的に日本の立場から自由貿易を守ろうとすればするほど、実……

第63回国会 商工委員会 第35号(1970/09/22、32期、民社党)

○塚本委員 昨年の暮れにチクロ入り混合甘味料の使用が禁止されまして今日に至っておりますが、その間かん詰め等の処分につきましては、九月一ぱいの販売は認められて今日に至っております。そこでいよいよ今月末をもってこのかん詰め等のチクロ入りの処分をしなければならないというような段階になってまいりました。そこで業界としても、連日これが対策につきまして協議をしており、関係当局にもいろいろと陳情いたしておるようでございます。  この食品の業界を振り返ってみますると、その相当部分あるいは大部分が中小の業者であることは、御承知のとおりでございます。一面から言いますると、かん詰めなどは即時に中止をするのでなくして……

第63回国会 商工委員会 第37号(1970/10/14、32期、民社党)

○塚本委員 幸い両大臣おいでになりますから、今後の日本の経済の見通しにつきまして率直にお尋ねをしてみたいと思っております。  最初に宮澤通産大臣にお尋ねをいたします。  少なくとも戦後今日までの日本経済は、いい品物を安くさえつくって売りつければ、世界の国々は一応日本の生産の量だけはほとんど買い受けてくれた。これがいままでのアメリカをはじめとする世界の経済のたどってきた道だと国民は判断してまいりました。そして自由化の声とともに、この傾向はますます拡大されてきて、日本の進出すべき経済の分野がますます広がってくると判断をして今日までたどってきたと思います。しかしこのところへ来まして、実はそのような期……

第63回国会 法務委員会 第25号(1970/05/12、32期、民社党)

○塚本委員 私は、今国会で多く議論がございました出版及び言論の自由を確保する問題、及び人権擁護につきましてお尋ねをしてみたいと思っております。  去る五月三日、創価学会池田大作会長は、総会において、言論及び出版の自由妨害について猛省している旨の発言があったと報道されております。われわれ国会議員として、彼、池田大作会長の国会喚問を要求した立場の者としましては、ほんとうに反省とおわびの心があり、一々の人に陳謝したいくらいの気持ちがおありならば、いさぎよく国会においでになって所信を披瀝されるべきだと信じております。だが、公明党や創価学会幹部の諸君にとっては、国会は真実の語れない場所だとの気持ちがおあ……

第63回国会 予算委員会 第8号(1970/02/28、32期、民社党)

○塚本委員 私はただいまから、総選挙以来問題になってまいりました言論出版の自由妨害の真相につきまして、第二には過ぐる総選挙をはじめ、最近行なわれております民主主義政治の根幹であります選挙運動にまつわりまして、通常の選挙違反とは違っております異常なる妨害、悪質なる妨害が累増いたしております。これを第二に御質問申し上げてみたいと思っております。そして最後には、憲法第二十条信教の自由と政教分離の問題につきまして、政府の見解をただしてみたいと存じております。  いままで多く本委員会をはじめ本会議におきまして、この言論あるいは出版の自由妨害につきまして、議論が展開をされております。しかし、これらの多くの……

第64回国会 商工委員会 第2号(1970/12/08、32期、民社党)

○塚本委員 私は最初に、沿岸海域における汚染防止の立場から、お聞きしてみたいと思っております。  実は私ども愛知県で、いま海上投棄をしたことから端を発しまして、連日新聞をにぎわしておる問題がございます。それは汚物処理及び廃油を消却船に積んで、そして外洋へ行って捨てるというのを、外洋へ捨てるのがめんどくさくなったのか、あるいは時間的にロスになるのか、内海に捨てて戻ってきたというところから事態が発展をいたしまして、実はこの会社が環境衛生協会という財団法人でございました。それで、その役員が港則法違反ということで逮捕せられまして、これが調べられておりますうちに、実は役員の横領というような汚職に発展をい……

第64回国会 商工委員会 第6号(1970/12/16、32期、民社党)

○塚本委員 簡単にお尋ねします。  国内資源の開発につきまして、実は、最近の日米経済の問題で御承知のように、アメリカが買ってやらないという各業種に対するさまざまな意見等が出てきております。買ってやらないと言われると日本はたいへん困る立場でありますが、それと同じように、資源を売ってやらないと海外から言われたら、もっと困る立場に日本経済は置かれておる。これは御承知のとおりでございます。したがいまして、新しい予算の中にも、海外に対する資源の開発促進については相当意を用いておられるように、予算の数字で見られるわけでございます。しかし、国内資源の開発はどうなっておるのか、この点をお尋ねしたいと思います。

第65回国会 議院運営委員会 第10号(1971/02/26、32期、民社党)

○塚本委員 私は、話のやりとりを聞いておりまして、総裁の御答弁は、きわめて事態の認識を欠いておるのではないかと、たいへん残念に思っております。やはり国会議員がこういう事態になったということですから、そういうことをしたのはだれかということは、最初から明確にして、事態をあるがままに報告をなさって、そしてその善後策について所信を述べられるということが必要ではなかったかと思うのでございます。それを、何か逃げたような御答弁をなさるものですから、私ども聞いておって、たいへん残念だと思います。  それから運輸大臣にお尋ねいたしますが、この問題は、ひとり政府の行政執行と地主の土地に対する執着からの対立だけでは……

第66回国会 議院運営委員会 第4号(1971/07/24、32期、民社党)

○塚本委員 ただいま御発言がありましたように、日中国交回復の決議案が採択されなかったことは、きわめて残念であります。  民社党は、従来の慣例を破ろうとは思っておりませんけれど、理事会でも申し上げましたように、決議案の中身につきましては、反対されました自由民主党さんも、実は方向においては同じ方向だと考えております。ただ違うといたしまするならば、その程度の差があるのみであると思っております。それを反対されたことは、きわめて遺憾であることを申し添えておきます。

第67回国会 議院運営委員会 第3号(1971/10/19、32期、民社党)

○塚本委員 総理にお尋ねいたします。  このたび政府が結ばれました繊維の政府間協定につきまして、ただいま総理からは、院議には相反しておらないと思うがというような御発言がございました。なるほど、決議の文言の中には、政府間協定をしてはならないという文言は入っておりません。しかし、すでに総理自身もお気づきになっておられますように、野党だけではなくて、与党の中でもこの協定が不本意なことは、御承知のとおりだと思います。したがいまして、その院議の精神に全く反するところの協定だと私たちは受け取っております。したがって、文言には反してはいないかもしれないけれども、しかし、その精神に反するところの協定を結ばれた……

第67回国会 議院運営委員会 第4号(1971/10/20、32期、民社党)

○塚本委員 ただいま議論されております国連における中国の問題で、逆重要及び複合二重制に対して、提案国からおりよという決議案に賛同されなかったことは、きわめて遺憾であります。

第67回国会 議院運営委員会 第18号(1971/12/16、32期、民社党)

○塚本委員 申し入れを受けた件につきましては、きわめて遺憾な事態だと思っております。したがいまして、わが党といたしましても、再びこのような事態が起こらないように十分議員各位に徹底をさせていきたいと思っております。

第67回国会 議院運営委員会 第22号(1971/12/24、32期、民社党)

○塚本委員 会期延長には反対でございます。  多数の与党が政府の出した原案を最終的に通過させるということは、これは議会審議の中の常道でございます。だから、それは当然だとわれわれは前提として認めており、それを信じておりますけれども、問題は、その審議の過程において、いかにわれわれ野党を納得させ、そしてまた、国民の疑問と不安をなくするかということをこの会期内において行なわれることが、与党の使命だと思っております。  結果が問題にはなりましょうけれども、その会期内において、いかにそのような作業を政府も説明し、与党もそれができるように努力するかということが、私は議会運営の中の一番大切なことだと思っており……

第68回国会 議院運営委員会 第32号(1972/05/26、32期、民社党)

○塚本委員 民社党は、会期延長に反対でございます。  その理由は、日本社会党、公明党のほうからも述べておられましたように、やはり定められた会期の中でこれを円満に議了しなければならない。しかし、それができなかったことの幾つかの問題は、すでに各党から述べられておりまするように、政府の責任に帰することばかりでございます。したがいまして、この段階で健康保険をはじめとする国民生活に必要な法律案が成立をしなかったことは残念でございますけれども、しかし、それらの問題は、会期が終わりましても、話し合いによって継続審議にするということで、その中身については話し合って成立させることはできると思っております。  特……

第68回国会 法務委員会 第14号(1972/04/12、32期、民社党)

○塚本委員 私は、同僚議員の質問に続きまして、同じような方向で御質問申し上げてみます。  まず第一に、過去における人的被害として、資料によれば、昭和四十四年、四十五年には警察官の死亡がゼロであったのに、四十六年に至って一躍四名の死亡者が出ております。このおもなる原因を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 物的被害のうち、四十六年には警察の車両八両に対し、それ以外の車両八十二両に被害を与えている。これもやはり同じような理由と受け取ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 第一条にいう火炎びんとは、どの程度の大きさ、形態のものをいうのか示していただきたいと思います。

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/03/28、32期、民社党)

○塚本委員 まず最初に、私は佐藤総理にお尋ねをいたします。外交問題から進めてまいりたいと思います。  最近、激動の世紀と言われますごとく、世界は目まぐるしく動いております。特に脱イデオロギーの時代と君ばれるにふさわしいような動き方でございます。とりわけ共産圏、同じイデオロギーと思われておりました中ソ両共産主義国がきわめて険悪な間柄になっております。反面、両極端と思われておりましたアメリカと中国とが、両首脳が一挙に握手をするというような目まぐるしい動き方でございます、これは主義主張やかつてのイデオロギーの論議に花を咲かせていた時代には想像もできなかったことだと受け取っております。その動きはわが国……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 議院運営委員会 第2号(1972/12/25、33期、民社党)

○塚本委員 民社党は、常任委員長は各議席の比例配分によって選ぶべきであるという主張を繰り返してまいりました。したがいまして、本日ただいまそのことが受け入れられないとするならば、野党の七つのポスト、社会党さんが要求せられた四つを含めて、野党に配分されるであろう七つの常任委員長について選挙することを要求いたします。

第71回国会 議院運営委員会 第3号(1973/01/26、33期、民社党)

○塚本委員 開会式に天皇陛下をお招きする件につきましては、その手続が正当に行なわれて今日に至っており、それは議会のよき慣例と考えておりますので、今後とも従来どおり賛成をいたします。  それから会場を衆議院で行なうことにつきましては、もちろん、それが衆議院で行なわれることのほうがよりベターであるとは考えておりますけれども、憲法に定められた国民の象徴をお迎えする場所として、参議院の本会議場がよりふさわしい場所として現在すでに物理的にでき上がっておりますので、それを利用してきた過去の慣例を今後とも踏襲しても、決してそれは衆議院の主体性をそこなうものではないと考えております。そのことは、主宰者として衆……

第71回国会 議院運営委員会 第31号(1973/05/10、33期、民社党)

○塚本委員 本動議については、手続的にはやむを得ないと思います。しかし、元来懲罰委員会は、委員会にかけられただけで本人の品位を汚す性格を持っております。よって、慎重でなければならぬことは当然であります。  小林君の発言は、その中身については不穏当の発言の個所があったように思われますが、その目的は、総理としての道義的あるいは為政者としての心がまえをただしていたようであります。しかるに、応答の過程で事実問題について断定的な発言におちいっているのは、結果的にそうなってしまったことである。よって、この種の程度の問題については、経過的に見て、本動議にかけることについては賛成いたしかねます。

第71回国会 議院運営委員会 第47号(1973/07/03、33期、民社党)

○塚本委員 民社党は、中国の核実験に抗議し、フランスの核実験に反対するの決議案に賛成をいたします。自由民主党、日本社会党、公明党さんから出されたこの趣旨に民社党も共同で提案に加わることを光栄に思っております。  核の問題は、製造、実験、貯蔵、使用、それらの問題につきましては、主義主張あるいはイデオロギーの問題ではなくして、地球及び全人類の存亡にかかわる重要な問題でございます。したがって、これらの問題を政争の具に供するような態度はきわめて遺憾だといわなければなりません。さきに公明党のほうからフランスのムルロア環礁における核実験に対する反対の決議の提案がありましたとき、わが党はいち早く賛成したのも……

第71回国会 決算委員会 第28号(1973/11/13、33期、民社党)

○塚本委員 法務省にお尋ねいたします。  先般の報道によりますと、名古屋の高等裁判所、地方裁判所が名城西公園に移転して、そのあと地利用については市民のための公園として開放されるという報道がなされておりますが、その中身について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、裁判所の移転のときには拘置所とは何ら関係なく行なわれて、そのことに対する、拘置所をどうするかということ等は別個の問題というふうにおっしゃるわけですか。
【次の発言】 御承知のように、裁判所が移転をして、あとを市民のいこいの場所として公園にするというふうな方針のようでございます。これはきわめてけっこうなことだと……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1973/04/11、33期、民社党)

○塚本委員 生活関連物資の買占め及び売惜しみによって急騰しつつある生活物資の値上がりの第一の責任は何といっても政府にあるというふうに、私たちは基本的に考えております。政府の、需要に対する見通しを誤り供給に対する指導を怠った政治責任が問われなければならない、このように私たち民主党は、第一に政府の政治責任を指摘いたしております。  当予算委員会室において去る三月十日、私は田中総理及び愛知大蔵大臣にこのことをきちっと問い詰めてみました。田中総理は、「反社会的行動に走るようなおそれのあるものに対しては、数字を見てからなどということではなく、政治の責任で締めるところはびしっと締めてまいりたい、こう思いま……

第71回国会 法務委員会 第31号(1973/06/12、33期、民社党)

○塚本委員 大臣に最初にお尋ねいたしますが、今回提案されております商法改正の目的は幾つかあると思いますが、その主たる点がどことどこにあるか、最初に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いまの一番最後の、思い切って整理をする、たとえばどんなふうに整理をしようとしておられるのですか。
【次の発言】 その場合にいま大部分という大臣の御説明がありましたが、想定せられる、この百一万のうちでそういう手続を踏んだときどれほどのものがこれで消滅をさせられるという見通しですか。
【次の発言】 それでは話を変えますけれども、株主総会に取締役が提示した議案が総会でもって修正されたりというようなことの可能性に……

第71回国会 予算委員会 第21号(1973/03/10、33期、民社党)

○塚本委員 私は、許されます時間内におきまして、円とドルと金の問題に焦点を当ててお尋ねをしてみたいと思っております。しかしその前に、私は、一つ総理にお聞きしておきたいことがございます。  それは昨今の国鉄の乱れでございます。実はきのう、私はどうしても所用がありまして、名古屋まで八時三十分発という新幹線「ひかり」に乗りました。発車するときから十八分おくれますと、こういうふうで、その三十分になって、すでにおくれる時間までちゃんと予告をされております。発車したら名古屋到着は三十分おくれの十一時でございますと、おくれる時間を予告しておるのでございます。ダイヤを調べてみて、新幹線は、そんなおそくに前に詰……

第72回国会 予算委員会 第8号(1974/01/29、33期、民社党)

○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する内外の政治、経済情勢につきまして、総理並びに所管閣僚に御質問をいたしたいと思います。  最初、外交問題からお尋ねをいたします。  アジア諸国との友好親善の必要は、私はいささかも疑っておりません。しかるに、去る一月十五日、インドネシアのジャカルタにおいて、学生、群衆による反日デモが暴動化したことは、両国政府関係者にとって深刻な影響を与えたと思います。とりわけ、学生デモ隊の一部は日本大使館に向かい、日の丸の旗を引きずりおろし、二階建ての同大使館のガラス目がけて投石を始め、同大使館の調べによると、割られたガラスは合計二十三枚にのぼったといわれており……

第77回国会 予算委員会 第3号(1976/01/30、33期、民社党)

○塚本委員 私は民社党を代表いたしまして、いわゆるリンチ共産党事件なるものについてお尋ねをいたします。  すでに一月二十七日、共産党の紺野与次郎氏がいち早くこの問題を本院本会議で提起され、続いてわが党春日委員長が政府に対し事実関係をただしました。さらに二十九日には、自民党の倉成氏もまたこれに関して質問をなしておられます。本日また、不破委員、そしてただいまの矢野書記長もこの問題を提起されました。  本問題は、事件の発生は遠く四十年も昔のことであり、しかも今日のごとき政治情勢とは大きく異なる社会情勢、政治情勢でありましたので、ことさらに今日の立場からこれを論じ批判することは時宜に適しないとの考えも……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/01、33期、民社党)

○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する日本の内外の政治問題につきまして、許される時間の中におきまして、政府の見解をただしてみたいと存じております。  まず最初に、実はきのう共産党の委員から、わが党とは直接関係がないのに、あたかもわが党が暴力事犯と関係があるがごとくに、国民に誤解を与える意図を持ってとしか思われないような発言をいたしておりますので、この点につきまして、わが党責任者の立場から触れてみたいと存じます。  それは、北辰電機という労働組合が、民社党と運命共同体の立場にあり、それが暴力行為を行ったというような形で、あたかも私ども自由と民主主義を地でいく党を傷つけるという意図を……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会 第4号(1977/02/09、34期、民社党)

○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、先日来行われておりました総理の施政方針演説を中心とし、提示されました予算案に対しまして御質問をしてまいりたいと思います。  まず最初に、総理の姿勢をお伺いしたいと存じます。  昨年暮れの総選挙におきまして、保革伯仲の国民の審判が下されました。したがいまして、当予算委員会も、五十名の定数のところ、与党自民党と私ども野党合わせては二十五対二十五という伯仲の国会になりました。戦後三十年、日本の政治は、残念でありましたけれども、自民党の内閣中心の政治だと断ぜざるを得ませんでした。しかし、もはや内閣は、決められたその行政執行の舞台であって、国政全般は本国会が中……

第84回国会 決算委員会 第14号(1978/06/06、34期、民社党)

○塚本委員 先ほどからの参考人の御意見を伺っておりまして、向坊学長が御努力をなさっておられる苦心のほどは重々承知をいたしました。大学の中における問題は話し合いをして解決することが最良の手段であることも当然であります。しかし、その見通しを立てなければ、指導者、管理者としての能力に欠けるものだと私は判断いたします。  その点で、いつまでにそれが解決できるか、その見通しについて、先ほど半年か一年ということを病院長の方からおっしゃったけれども、それは管理者としての能力にみずから欠けることを暴露するものにほかならないと思います。文部大臣は六月いっぱいと期限をお切りになりましたが、それにこたえて今月いっぱ……

第84回国会 予算委員会 第6号(1978/02/03、34期、民社党)

○塚本委員 いま日本の経済は、大変な不況の中にあえいでおります。したがいまして、私は、民社党を代表いたしまして、主に福田総理を中心にいたしまして、景気回復の問題点につきましてお尋ねをいたしてまいりたいと存じております。私は、極力具体的な提案をさせていただきますので、具体的にお答えをいただきたいと存じます。外交、防衛その他の問題は他の委員が続いて質問をさせていただきますので、主に経済の問題を中心にして進めてまいりたいと思います。  ただ、その前に一つだけ、懸案になっておりますロッキード事件につきましてだけ、一、二お尋ねをしてまいりたいと存じております。  さきの大久保証言によって、いわゆる灰色高……

第87回国会 予算委員会 第4号(1979/02/03、34期、民社党)

○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する内外の問題につきまして質問をいたします。  まず第一に、ただいま議論になっております航空機導入につきまして、民社党の態度を申し上げてみます。政府が購入せんとしている早期警戒機E2Cの予算化に対して、私ども民社党は党の基本的態度を表明いたします。  相次ぐ航空機の輸入をめぐって、さきにはロッキード、そして今回はダグラス、グラマン機がアメリカに端を発して不正購入の疑いが持たれております。これらの不正らしきものが相手国アメリカよりの情報に基づいてのみその端緒を得ることはきわめて遺憾であります。しかし、それらの問題は、司法の解明と並行して国会で十分に……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/01、35期、民社党・国民連合)

○塚本委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、当面する内外の問題につきましてお尋ねをしてみたいと思います。  まず最初に、エネルギー問題につきまして御質問をいたします。  ただいま質疑を伺っておりまして、日本のエネルギー問題がいかに重要な問題になりつつあるかということにつきまして、改めて認識を新たにせざるを得ませんでした。エネルギー問題は国民の最大の関心事となっております。イラン政変によって、次の変化に対し、国民はどうなることかと息をひそめて中近東の成り行きを見守っております。日本に来ている油の六〇%はサウジアラビアを初めとするその周辺の国々に集中されております。アフガニスタンへのソ連……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 法務委員会 第7号(1980/11/26、36期、民社党・国民連合)

○塚本委員 去る九月の三日、元日共幹部でありました伊藤律氏が成田に帰ってまいりました。それに伴いましてさまざまな憶測の記事が新聞報道等を初め週刊誌にいっぱい出ております。しかし事態は、全く憶測の域を脱していないというのが実情でございます。私も伊藤律氏とは個人的には何ら面識はございません。しかし、新聞の写真などで見ておりました伊藤律氏はきわめてスマートな男であり、あるいはまたさまざまなことが記事等で伝わってまいりました。二十九年ぶりで祖国に帰ってまいりました伊藤律氏の姿は、戦前あるいはまた戦後における彼の華々しい活躍をした当時の写真と比べると、見るも無残な姿に変わっております。  報道によります……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/04、36期、民社党・国民連合)

○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、安全保障あるいは経済問題、さらに教育問題等、万般の問題につきまして御質問いたしたいと思います。範囲が広うございますので、できるだけ端的に御質問いたしますので、政府の方もできるだけ時間をきちっと詰めて御答弁をいただきたい。最初にこのことをお願い申し上げておきます。  昨日から本日にかけまして、シビリアンコントロールの確保につきまして、総理は、政府として、統幕議長のとられた態度につきまして、適正を欠く面がありまことに遺憾でありますということで、さらに一層のシビリアンコントロールを強化することのお約束をいただきました。それはまことに結構なことだと申し上げて……

第96回国会 予算委員会 第3号(1982/02/02、36期、民社党・国民連合)

○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する内外の問題につきまして質問をいたしたいと思います。  まず、行政改革につきまして御質問をいたします。  今日の政治情勢の中で最も大切な一つは行政機構の改革であろうと存じます。そこで最初に総理にお尋ねをいたします。鈴木総理は、行政改革に政治生命をかけると約束されましたが、いまもそのお約束は変わりありませんか。
【次の発言】 それでは、増税なき財政再建でもあると私どもは受けとめております。一方から増税しながら借金を減らしたのでは、これは責任を転嫁するだけで、使う方の政府みずからが節約をしなさい、こういう命題であろうと存じます。したがって、増税なき……

第98回国会 予算委員会 第5号(1983/02/05、36期、民社党・国民連合)

○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する内外の諸情勢につきまして、許された時間内、力いっぱい国民の立場から質問を申し上げてみたいと存じております。  昨日来、武器輸出三原則の国会決議をめぐりまして事態が紛糾をいたしております。  申し上げるまでもなく、武器の輸出については、平和国家としてわが国の立場から、それによって国際紛争を助長することを回避させるために、政府みずからが五十一年に方針をお決めになったところでございます。ところが、政府の決められた方針に対していささか疑義の出るような輸出が行われておるということから、後日、五十六年の三月に政府の考え方を本院におきましてきちっとただしま……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会 第4号(1984/02/15、37期、民社党・国民連合)

○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、今当面いたしております重要問題を多種にわたりまして御質問を申し上げたいと存じます。できるだけ簡略に質問をいたしますし、項目が多うございますので、できるだけ簡略にお答えをいただきたいと思います。  総理、けさの新聞をごらんいただいたと思います。こういう見出しで「小3坊や誘拐、殺害」、各新聞は一斉にこの驚くべき誘拐、殺人事件を取り上げております。私も、きょうお会いした人は異口同音に、坊や、知らない人がいても決してついてはいきなさるな、こういうふうに注意をして職場に出てきた、こういうふうに語っておりました。ほとんどの家庭がけさは一様に戦慄をする思いでこの新……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○塚本分科員 関連して大臣にお尋ねいたしますけれども、実は私きょうは傍聴だけでいるつもりでございましたけれども、幸い首都高速道路公団のお話が出ましたので、一点だけお尋ねしたいと思います。詳しいことはまた明日の建設委員会でお尋ね申し上げるつもりでございますが、九月に大体通れる見込みである、土橋の方へおりる、こういうお話がありましたが、もしそれが実現せられることになると、これは大へんなことになるのではなかろうか。実はきょう私はあの実地を見て参りましたが、もし土橋のところへおろすと全然実用に供することはできないということはもう常識だと思っております。といいますのは、丁字路のところへおろすということに……

第34回国会 建設委員会住宅に関する小委員会 第2号(1960/03/10、28期、民主社会党)

○塚本小委員 九条についてお尋ねしたいと思います。九条の中に「特に必要と認めた場合」には会社の指定した工事人にこれを行なわしめることができるというふうに出ております。実際設計及び施工せられた場合において、会社が独自で設計施工した場合と、こり特に必要と認めて会社が指定した工事人にさした場合と、今まで建築なさった実績で比率はどんな状態になっておりますか。
【次の発言】 直接に指定するということになると、いずれにしても会社の工事人がするのではなくして、会社が直接に指定するけれども、設計施工の場合、ほとんど会社の職員じゃなくて別の工事人、下請とか請負とかそういうものがおって、直接会社がそれを指定すると……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1960/02/24、28期、民主社会党)

○塚本分科員 大臣に簡単に二、三点お尋ねしたいと思います。  今日の日本の政治は、非常に消極的な、希望のないものだということが一般にいわれておりますが、その中において建設行政だけは国民に希望を与えるところの積極的な施策でなければならないと思うし、おそらく大臣もその点は心がけておいでになるだろと思っております。ところが具体的な一つ一つの施策等を見てみますと、経済の発達に伴って、どうすることもできずに、その活路を他に求めていく、いわゆる経済政策にあとから追っかけてどうにか間に合わせていく、こんな感じがしないわけでもございません。なお治山治水対策のごときは、これまた同じように、すべて大きな計画は災害……


31期(1967/01/29〜)

第57回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号(1967/12/16、31期、民主社会党)

○塚本小委員 委員長の御指示に従いまして簡単に要点だけ御質問申し上げておきたいと思います。  最初に、大蔵省お急ぎのようでございますから、私一緒に一括いたしまして全部一回で終わらせたいと思いますから、委員長御了承いただきたいと思います。  御承知のように、需要の増大に対して現物が少ないというところから決定的な品不足のような状態になっておること。そのことで実は価格というものは一般にはずいぶん上がってきておると思うのです。こんなところから、もう四六時中新聞におきましては密輸の問題が報道せられております。そうでなくても、海外旅行者のいわゆる密輸の問題等もずいぶん報道せられております。この際、それらに……

第58回国会 予算委員会公聴会 第1号(1968/03/06、31期、民主社会党)

○塚本委員 一点だけ、先ほどの公述を聞いておりまして、長谷川さんにお尋ねいたします。  今度の予算は八十五点だという採点をおつけになりました。しかもそれには条件がついておりまして、補正予算を組まないならばということを厳におっしゃったわけです。これには政府はきびしい態度をもって臨んでほしい、こういう話がございました。ところが、午前中の公述人の正木さんのお話は、これと全く反対の、実は総合予算主義である、このことは最もいけないことなんだ、なぜならば流動化したいわゆる経済の実態を縛ってしまうのだ、こういう実は午前中の公述人で指摘があったわけでございます。おのおの見解の相違であろうとは思いますけれども、……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1968/03/12、31期、民主社会党)【議会役職】

○塚本主査代理 次に、広沢賢一君。  皇室関係の方は御退席いただいてけっこうでございます。どうもありがとうございました。
【次の発言】 次に、中村重光。この際、まことに恐縮ながら、念のため申し上げます。質疑持ち時間は三十分となっておりますので、あらかじめお含みの上御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 次は受田新吉君。  この際、まことに恐縮ながら、受田議員に念のため申し上げます。質疑持ち時間は三十分となっておりますので、あらかじめお含みの上、御質疑をお願いいたします。

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、民主社会党)【議会役職】

○塚本主査代理 休憩前に引続き会議を開きます。  森山主査が所用のためおくれますので、主査一出席されるまで、指名により私がその職務を行ないます。  この際、念のため申し上げますが、質疑時間につきましては、理事会の協議により、原則として質疑に対する答弁も含め本務員一時間、兼務もしくは交代で分科員になった方は三十分となっております。多数の質疑希望者がございますが、できる限り御希望に沿いたいと存じますので、恐縮ながら質疑時間を厳守いただき、質疑及び答弁はできる限り簡潔を旨とする等、各位の格別の御協力をお願いいたします。  文部省所管に対する質疑を続行いたします。佐藤觀次郎君。

第61回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1969/02/26、31期、民主社会党)

○塚本分科員 最近各紙が報道しております中に、国際的に中ソの対立が具体的な形で報道されております。このことは、戦後米ソ二大陣営の二つの陣営の対立から、いよいよ国際的には分化した形があらわれてきておると思います。このことから、わが国に対しても相当の影響力があろうかと思っております。たとえば、最近ソビエトから日本に対して、シベリアの開発の申し出あるいは日ソ定期航空路等の開設、こういう事態が次々にあらわれてまいりました。これから日ソ関係はどのような形になっていくのか、そのこれからの具体的な見通しについて、最初にお尋ねしてみたいと思います。
【次の発言】 たしか愛知外務大臣は、外務大臣におなりになる前……


32期(1969/12/27〜)

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/02/23、32期、民社党)

○塚本分科員 農林大臣に、海外における農業開発に対する考え方についてお尋ねをしてみたいと思います。  実は、私、今回ある一つの事業の相談を受けまして、その相談に乗りながら経験したことで、これはきわめて重要だと思いますので、最初、基本的に考え方をお尋ねしたいと思うわけでございます。と申しますのは、実は、最近オーストラリアの委任統治領ニューギニアのニューブリテン島におきまして、実は農業開発を、世界銀行の勧告に基づきまして、オーストラリアの現地政庁が世界に公募をいたしまして、だれかこちらに来て農業開発をしないか、その公募に日本のある会社がこたえて参加をすることになりました。そして、約千五百万坪という……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1971/02/24、32期、民社党)

○塚本分科員 私は、わずかな時間でありますけれども、航空機の問題についてお尋ねしてみようと思っております。  最近は、距離の問題よりも時間の問題だということがすべてに適用せられている時代でございます。そしてまた私どもは、経済的には対外貿易で自立する以外には道がないという条件の中で、将来に向かって最も大きく期待しなければならない問題の一つに航空機の問題があると思っております。自動車が後発ではありましたけれども、すでに先進のアメリカに追い打ちをかけておるようなたいへんな成績をあげておりますことは喜ばしいことでございます。しかしそれと並行して、やはり航空機の製造につきましても同じコースをたどるべきで……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1972/03/25、32期、民社党)

○塚本分科員 私は田中通産大臣に対しまして、航空機の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  わが国の産業は、戦後雑貨、繊維を経て電気器具、自動車、造船等、飛躍的な発展をしてまいりました。そして世界市場における輸出の実力もたいへんな力になってまいりました。しかしあまりにもその力が強過ぎて、それを受け入れる相手国から逆に迷惑がられ、あるいは敵意ある態度も示されるような状態になってまいったこと、御承知のとおりでございます。したがいまして、次期戦略産業、こういう表現はいかがかと思いますけれども、わが国の産業としては、これからはコンピューターと航空機が最も主要なものだと私たちは判断いたしており……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1973/03/06、33期、民社党)

○塚本分科員 大臣にお尋ねいたしますが、道路工事、私がお尋ねしたいのは国道の工事でございますが、実は十字路がどうしても混雑するから、上をまたぐ高架をこしらえるという計画が進んできております、名古屋市で。名四国道という、有名な河野さんが先を見越しておつくりになった、これはたいへん地元発展について役に立っておる道路ですが、あまりにも便利だから車が急にふえて、最初の計画を建設省としては変更せざるを得なくなりまして――変更というよりも追加ですね。それで高架の工事にかかろうとしてみえるのですが、その工事を始めますと、工事によってその沿道の諸君が営業に対してたいへんな迷惑を受けるというふうな状態になって、……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1973/03/06、33期、民社党)

○塚本分科員 厚生大臣にきょうは、看護婦さんが不足しておって医師会がたいへん困っておりますので、そのことについてお聞きしたいと思います。  全国的にはそうでないところもあるようでございますけれども、わが愛知県及び名古屋市は、たいへん看護婦さん不足でお医者さんたちが困っております。政府はこの際社会福祉の政策に重点を置くと、本予算委員会におきましてあらためて田中総理から御発言をいただいております。そのとき実際医療給付をしようとする立場に立つ大臣として、肝心な看護婦さんがなくて十分な手当てができないということについて、今後これを充足させるための具体策について御意見を賜わりたいと思います。

第71回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1973/03/05、33期、民社党)

○塚本分科員 次期民間旅客機の開発について、新年度の予算に、YXとして九億の予算が計上されました。  この際、日本の航空機産業につきまして、日本の将来を背負うと自負しておいでになる中曽根通産大臣に、その見通しと決意のほどを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日本の航空機産業はアメリカに比べて五十分の一、ヨーロッパに比べて五分の一、こんなに立ちおくれておるといわれております。ヨーロッパもともかく、おくれを取り戻すために、政府としてはたいへんな力を入れておることは御承知のとおりでございます。日本は戦後の特殊事情がありましたし、さらにまた、平和憲法に基づいて、軍に対する力は入れにくいという……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/03/03、33期、民社党)

○塚本分科員 大蔵大臣にお尋ねいたします。私は主として税の方面からお聞きしてみたいと思います。夫の所得に対する妻の財産上の法的権利についてただしてみたいと思います。  夫婦の場合、主人が働いていただいてきたその月給あるいはまた給与というものに対して、妻はおそらく共同で働いたという意味で半分だけはその財産上に権利が認められてしかるべきだと思います。これはもう戦後男女同権といわれて久しい今日、社会的にはほとんどそのようなことが社会常識としてうたわれております。しかしながら、その夫のかせいできたお金を妻が使うこと、それは日常生活で使うことは別に異論をはさむ余地がありませんけれども、しかしそれが妻の財……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、民社党)

○塚本分科員 通産大臣にお尋ねをいたします。  御承知のように鉄鋼の価格がいま非常に下がっております。メーカーに言わせますと、コストを下回っておるというような表現を使っております。一ころ十万円をトン当たり超えたところの製品がいまは四万円台にまで物によっては落ち込んでいる。半分以下という状態になっております。申し上げるまでもなく、鉄鋼は産業の米だと言われるくらい実は基礎的な資材だと思います。その基礎的な資材が倍以上に、あるいは半分以下に下がるということは、これを利用する需要家にとっては大変迷惑な話だと言わなければなりません。こういうような状態で、工賃がもうかる、もうからないということよりも、資材……

第77回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1976/04/07、33期、民社党)

○塚本分科員 時間がございませんから、簡単に。  大蔵大臣と理財局長に御質問申し上げます。  今度の予算の中で大量に国債の発行が予定されております。このことにつきましての是非は、また特別の法律案が出されたときに、質疑が繰り返されることだと思います。この際、予算通過に際しまして、御注文申し上げておきたいと思います。  といいますのは、これが出されることによって、またインフレが助長される、せっかく鎮静しかけたところに逆の方向に行く危険性をみんな感じております。したがって、今度発行される国債は、ぜひ重点を国民みずからが市中で消化できるように。相当に消化する用意が国民の中にはできておるということは幸い……


34期(1976/12/05〜)

第84回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1978/02/27、34期、民社党)

○塚本分科員 通産大臣に対しまして、不況克服のためにずいぶん御苦労いただいておると思いますが、その中で最近、通産省から出してまいりました特定不況産業の安定臨時措置法をめぐりまして公取との間において若干の意見の食い違いがあったことが新聞などで報道されております。最終的には合併など及びアウトサイダー規制を削除するというような折り合いをつけてこの法律案が出されたというふうに報道されております。法律案審議はやがてその場所でいろいろとお聞きをして詰めてまいりたいと存じます。しかし、この法律案の中身のみでなく、今日不況産業を何としてでも回復をさせていかなければいけないということでもって、通産大臣の御指導の……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1978/02/27、34期、民社党)

○塚本分科員 最近社会問題になってしばしば新聞をにぎわしております消費者金融、俗にサラ金と言っておりますが、この問題につきまして大臣にお尋ねをしていきたいと思います。  ある人から、五十万円借りたものがいまでは二百万円になっている、返す方法がない、毎日職場に貸した方から取り立てに来られて、仕方なく退職金をもらって支払ってしまったので職がなくなってしまいました、職を探してください、こういうのが私のところに参りました。またある人は、二百万円借りても返す当てがない、女房の職場まで取り立てが来て――これは共かせぎの人ですね。ともに職場がなくなってしまったし、家に押しかけてくるので家を転々と逃げて回って……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1981/03/03、36期、民社党・国民連合)

○塚本分科員 私は、二月四日の予算委員会総括で質問いたしましたが、実は時間が足りませんでして、せっかく質問しようといたしました残余の部分で、なお重要だと思う点につきまして、厚生省にお尋ねをしてみたいと思います。  第一に、薬の流通の問題について御質問申し上げます。  実勢価格を無視して高値安定を続ける薬価基準、医薬品販売の自由競争の中で、なぜ厚生省だけが公正取引委員会や自治省に対立して流通経路をはっきりさせよと叫び続けるのか。万一、副作用のある薬が見つかった場合、回収を容易にするのが目的と厚生省は説明いたしております。 薬品の卸の正常化を法律で縛るのは無理で、薬は全部製薬メーカーに系列化されて……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1983/03/07、36期、民社党・国民連合)

○塚本分科員 厚生大臣にお尋ねいたします。  たしか昭和五十六年、本分科会におきまして、当時の厚生大臣園田さんにお約束をいただいたことがございます。それは、最近国民皆保険によって医療行政、そしてまた保健がどんどんと進んでまいり、その結果国民の平均寿命が世界のトップクラスまで延びてきたことは大変喜ばしいことだと存じますが、この十年間に医系あるいは歯科系のお医者さんを養成する学校の定員がどんとふえてきたので、お医者さんが急激にふえてきました。この比率でいきますと大変な数で、やがて近い将来には医師失業時代が到来する、こういう見通しが立っております。何もお医者さんが失業をしたって、そんなこと政府が構わ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1984/03/10、37期、民社党・国民連合)

○塚本分科員 大蔵大臣にお尋ねいたします。  余り一般世間では聞きなれた言葉ではありませんが、睡眠預金ということを専門の立場から聞くことがございます。これはどういうふうな意味に解釈してみえるか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 生きておっても、通帳を紛失してしまったり、あるいはまた確認がとれないままにそのままになってしまっておるというものもそれに含まれるべきではないか。現にそういうことを聞いたことがありますが、局長どうでしょう。大臣にちょっとそういう細かい点まで聞くのは無理かと思いますが。
【次の発言】 その一定期間とは何か政府から指示でも、あるいは法的根拠に基づいておるのか。その判……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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