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太田一夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

太田一夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
515位
委員会発言歴代TOP500(衆)
148位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
376位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
681位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
815位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
103位
各種会議出席歴代TOP250
239位
各種会議発言歴代TOP250
149位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
170位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
119位

28期委員会発言TOP100
96位
28期委員会出席(無役)TOP50
43位
28期委員会発言(非役職)TOP100
73位
28期各種会議発言(非役職)TOP25
23位
29期委員会出席TOP100
90位
29期委員会発言TOP50
21位
29期委員会出席(幹部)TOP50
25位
29期委員会発言(非役職)TOP50
17位
31期委員会出席TOP50
26位
31期委員会発言TOP50
14位
31期委員会出席(無役)TOP50
20位
31期委員会発言(非役職)TOP50
12位
33期各種会議出席TOP25
25位
33期各種会議出席(無役)TOP25
18位

このページでは太田一夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。太田一夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 地方行政委員会 第8号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○太田委員 財政局長にお尋ねをいたします。観光事業に対する融資計画の問題でございますが、昨年度から、観光事業に対しては何か起債のワクをお作りになりましてそれぞれ認めるものは認めていらっしゃるようでございますが、その計画と現状はいかように相なっておりますか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 本年度相当のワクを持っていらっしゃるようですが、現在、新規の観光施設に対しては検討中という御回答です。たとえばロープ・ウェーとか、観光ホテル、こういうものに対しては、継続事業として認めたものは今年度も優先的に認める。こういうことですが、まだ相当数のワクが何億か残っていると思うんです。そこで日本固有のお城……

第29回国会 地方行政委員会 第12号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○太田委員 去る八月四日に、静岡、水戸など二十一市が決議をいたしました公営バス認可促進の問題であります。この問題につきまして、要望書が前会の十一日の委員会に資料として配付されて参りました。これによって少しお尋ねいたしたいのです。特に静岡並びに水戸におきましては、民営業者との間、特に労働者との間に、この問題をめぐりまして争いや混乱が起きておる節があるわけであります。特にこの問題につきましては、趣意によりますと、新市町村建設促進法の十三条の規定により一つ公営バスの認可をしてもらいたい、こういう趣旨でございます。そこで十三条の第一項の考え方によりますと、十三条第一項には、新市町村建設計画に対しますと……

第30回国会 地方行政委員会 第5号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○太田委員 関連して。先ほどの藤井局長さんの公営企業に対する見解につきまして、少し別の角度からお尋ねしたいと思います。新市町村建設のために、公営企業に対しましては効果的な援助もすべきだという結論なんですが、そのことに異存論があるわけではありませんけれども、たまたま取り上げられました問題の中のバス事業の問題につきまして、スクール・バスその他特殊用途に供する場合は別にしまして、一般営業の場合を取り上げますと、すぐに民間企業と競合して衝突することは火を見るよりも明らかなことなんですね。そのために今まで運輸省を中心にして、運輸行政の中で自治庁の方針と相反するものがあったということだと思うのです。ところ……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/23、28期、日本社会党)

○太田委員 新市町村建設促進法の一部を改正する法律案につきまして、過去と現況の大体の大づかみな見方、その上に立ちまして将来の展望を明らかにするということも必要じゃないかと思うわけで、ダブっておる点があるかと思いますが、具体的な問題につきまして少しお尋ねをいたしたいと思います。  まず町村合併の問題に関しまして最初にお尋ねいたしますのは、政府は、この九月三十日に、埼玉県の元狭山村の問題につきましては、これを二つにお分けになって、東京都の瑞穂町と埼玉県の武蔵町に編入することにされた。それから福井県の石徹白村も二つにお分けになって、岐阜県の白鳥町と福井県の和泉村に編入された。それから長野県の神坂村は……

第31回国会 地方行政委員会 第3号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○太田委員 一、二関連してお尋ねしたいのですが、ただいまのお話の中から出てくることなんですが、十一時で風俗営業の喫茶店は終りになるという御回答があったのですが、実際にいって、十一時に終るところもあれば十一時半のところもある。十一時から十ルクスの喫茶店はやめになる、もうやらないという基準は、何か地方にお示しになる基準の中から出てきたのか。十一時以後は絶対やらせない、絶対十一時以後でないというお考え方の基本、根拠をお尋ねしたい。
【次の発言】 そうしますと、風俗営業の許可を得た喫茶店が、十一時まではいわゆる暗い照度で行われる。十一時以後になりまして明るくいたしましたら、第四条の二の一般飲食店という……

第31回国会 地方行政委員会 第11号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○太田委員 国家消防本部長に見解を承わりたいのですが、まず第一は、市町村の消防長並びに非常勤の消防団員は地方公務員法でいいますところの特別職であります。従って、地方公務員法三十六条の政治的な行為を制限される対象にならないわけでありますが、そこで問題になりますのは、現在各地におきまして消防団の団員の行動が、消防団活動の一環としてかなり顕著に政治的な行為を行なっておる。たとえば選挙の際に、特定の候補者を支持しまたは指示せざるために動員をされて見張りにつく、あるいは火の用心のポスダーを張るという名前で各戸を歴訪して、特定の政党候補者の後援団体の加入勧誘をする、こういうことが公然と行われておるわけです……

第31回国会 地方行政委員会 第14号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○太田委員 関連しましてちょっと大臣にお尋ねをいたしますが、消防団員の行動の問題です。まだあと安井さんの質問が続くと思いますが、やはり、団員の行動につきまして一番問題になるのは、地方におきましては非常勤の団員の行動、これが一番数が多いのです。団員の行動の中で非常に政治的な、不偏不党でない行動というものが顕著にあって、それが住民のひんしゅくを買っているという事実があるということを先回消防本部長に御質問申し上げました。綱紀粛正の立場として考えなければならぬというようなお答えだったのですが、非常に不徹底であると思うのです。やはり消防組織法の第一条が私は不完全ではないかと思うのですが、任務責務というも……

第31回国会 地方行政委員会 第23号(1959/03/13、28期、日本社会党)

○太田委員 本来ならば大臣か次官にお尋ねをしたいことがあるのですが、議事進行の都合でどなたでもよろしいですからお答えをいただきたいと思います。  まず第一に、委員会の出席もりあまりよろしくない、あまり興味がないということは、いろいろの事情があると思いますけれども、一体地方行政委員会において三法についての審議を行なっているその中で、われわれが意見を言って変えられるものは何だということを一つ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 その辺のところを将来のためにもうちょっと具体的に明らかにしてもらいたいと思うのです。私は、予算委員会を傍聴したり、その議事録を読んだりしているうちに、地方行政委員会とい……

第31回国会 地方行政委員会 第27号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○太田委員 選挙違反関係についてちょっとお尋ねをいたしたいのですが、最近問題になっております皇太子御成婚による恩赦ですが、すでに刑の確定した者に対して個別にほとんどこれを恩赦しようというような報道が流されておりますが、これに対して警察庁としての所見を一つ承わりたい。
【次の発言】 法務省の所管だから知ったことでないよということは、皆さん方の警察庁としての所管、責務の点からいっても、他人のことだから知らない、他の所管のことだからわれわれは関知しないのだというのでは、少し責任の点からいいまして問題があるように思うわけです。だから、近く選挙もあるわけですから、将来の選挙違反防止のためにも、こうあるべ……

第32回国会 地方行政委員会 第5号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○太田委員 ただいまの北陸鉄道のスパイ問題ですが、これに関連して、もう少しはっきりした態度を聞いておきたいことが一点あるわけですが、それは現地におきまして、長井巡査と北陸鉄道組合との対決問題を非常に回避しておるということなんです。これはどうして北陸鉄道組合と長井巡査との対決を回避しておるのか、今のお話ならばその必要はないと思うのですが、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 そういうことなら、長井巡査は今どこにいるのですか。所在は明らかになっておりますか。
【次の発言】 それは事実でありますか。現地におきましては、対決を忌避して、長井巡査をどこかに隠してしまって会わせないのだというのです。長……

第32回国会 地方行政委員会 第6号(1959/10/06、28期、日本社会党)

○太田委員 たくさんあるのですけれども、少し削りたいと思います。  まず現地の住民の気持から申しますと、今度の大災害には、何といっても復旧の速度がおそかったために非常に不安が多いわけであります。不安が多いのですけれども、自分の生まれた土地を捨てるわけにはいきませんし、それからまた日本人が海岸のないところに住もうといったって住めるものではありませんので、その点非常に悩んでおるわけです。そこで、政府としては一日も早く民心の安定をはかるべきだということが要望されるわけですが、今日になってはもう日がだいぶ過ぎておる。当然これは行われておるものだと思っておるわけですが、先ほど来の石原長官その他のお話で、……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1959/10/30、28期、日本社会党)

○太田委員 具体的になりますと、浸水地帯の排水の問題にしぼられるわけですが、先ほど来の建設省のお話にありました地区は、ほとんどが海部郡並びに伊勢湾北部に限られておりまして、その他のことに言及されておらないのです。実はこの大災害の非常に大きな浸水地帯のそばに、非常に小さな規模ではあるけれども、非常に大きな災害をこうむっておる地帯がある。たとえば碧南市の海岸寄りでありますところの干拓地帯、それから西尾市の矢作川左岸でありますところの南奥田新田地帯、これは今日いまだに水が引きませんし、これまた、この工事は、農林省と連絡の上、市町村におきまして請負工事にかけて工事が進んでおる。そこで、この締め切りはい……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1959/11/09、28期、日本社会党)

○太田委員 最初、農林省の関係の方にお尋ねをいたします。干拓地関係のことでございますが、これは、土地改良特別会計というものがあります。これが今度の災害に非常に大きな原因をなしておるのではないだろうか、こういう気がするし、また現地でそういう取りざたもあるわけですが、たとえば、例を申しますと、鍋田干拓、衣ヶ浦、碧南、平坂というのがありますね。この干拓地の被害が大きかったのについて、土地改良特別会計というのが何か非常に大きな原因をなしておるのじゃないか、これがあったために、被害が大きくなったのじゃないかといわれております。それは、具体的な話を申し上げますと、大体総工費の二割か二割五分くらいの価格で、……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○太田委員 知多半島の上野町はどうなっていますか。

第33回国会 災害地対策特別委員会 第10号(1959/11/14、28期、日本社会党)

○太田議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいまの議題となりました昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地方公共団体の起債の特例等に関する法律案につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  本法案を提出いたしました理由は、昨年来特に地方財政は窮乏し、地方公共団体においては事業の打ち切り、徴税の強化、人員整理等を行ない、財政上の圧迫はすべて地方住民にしわ寄せされているのが現状であります。従って、今次災害によって被害を受けた地方公共団体においてはなおさらのことであり、地方財政の立ち直りのためには、相当の年月を要するものと思われます。しかも災害による窮乏は……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第12号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○太田委員 農林省にお尋ねをいたします。最初に畜産関係のことをお尋ねいたすわけですが、実はずっと法案の審議の経過を見まして、自作農創設維持資金、これの方もあまり大きくワクがとられずに、地方におきましては受付を押えられておるという状態がある。先ほどお話のありました天災融資法におきましても、この金額が相当上がったようではあるけれども中途半端である、こういう点から考えてみますと、どうも今日の災害のあとのお百姓さんの非常な危険の状態を救うには、非常に不十分なものがあるやに痛感されるわけです。そこで、どうしてそういうことになっているのだろうかということを今からいろいろと事情を承りますと、それぞれの御事情……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○太田委員 ただいま議題となりました事業協同組合等の施設の災害復旧に関する特別措置法案に対しまして、特に大蔵省の見解、政府の見解を明らかにしていただきたい点があるのであります。それは本年度の予算のことでありますが、予算は、承りますと、五千万円程度ということを聞いておるのでありますが、それでは非常に少額でありまして、とても所要額を弁ずるに足らないものであります。この際、本年度におきまして十分に措置できないならば、この措置法の目的が実現いたしません場合は、来年度予算におきまして、相当にこれを補う措置を講ぜられるべきではなかろうかと思うわけであります。従って、政府といたしまして、大蔵省といたしまして……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第16号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○太田委員 大蔵省にお尋ねをいたします。それは風倒木の所得税の問題でございますが、最近、風倒木の問題で山林の業者が困っておりますのは、風倒木に対する税務署の考え方が非常に過酷だということであります。たとえば、これは評価額と時価の差がありまして、税務署の方では評価額が十万円なら十万円としてあります。ところが、今度風倒木そのものを売却することにいたしますと、それが五十万円の時価に相当すると考えられれば、それは少くとも十万円よりは四十万円利益があるのだ、こういうことで、百万も百五十万もするのが、三分の一になっておろうと四分の一になっておろうと、それは利益であるから、それに対しては課税するのが法の建前……

第33回国会 地方行政委員会 第3号(1959/11/10、28期、日本社会党)

○太田委員 十二時三十分を目途にしてやりますから、簡単にお答えいただくことをお願いいたしたいと思います。  激甚地の問題が先ほどちょっと話に出ておりましたが、この基準ですね。先ほどの話から考えまして、自治庁としての御意見は、標準税収入と公共土木施設、それには農地、学校等が入っていますね。その他公共的なものを入れたものとの被害額を比べて、これが被害が一〇〇%以上あるならば激甚地になるのだ、こういう御説明でしたが、そう理解してよろしいのですか。
【次の発言】 そうすると、学校の場合、三分の二の補助をするのが激甚地ですね。三八・二というのは普通でしょう。三分の二が激甚地でしょう。そうすると、どうなん……

第33回国会 地方行政委員会 第6号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○太田委員 関連して。特に柏村さんにお尋ねをするわけですが、先ほどのずっと最初の御説明、これは最後のところで実に簡単にお話の締めくくりがありました。六時過ぎに静まったとおっしゃった。それから小倉警視総監も同じように六時過ぎには静まった。残った約三千人の者が出たのが十八時、午後六時、こういうことをお話しになったんですが、そこのところで今田中委員の御質問になったことの淺沼さんの責任に関することに重大な関係があるような気がするのですが、大事な皆さんの報告は客観的でなければならぬと思うわけですが、午後六時ごろに全学連の、あの当時千何百人ぐらいしかおらなかったような気がいたしますけれども、この人たちが退……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、28期、日本社会党)

○太田委員 私は三百日の泥沼争議といわれております主婦と生活社の問題につきまして、きょうは柏村警察庁長官にお尋ねをいたします。  これは十四日の夜中の一時五十五分ごろに発生した暴力事件でございますが、すでに警察当局に六人の検挙者を出しておりますから、事件そのものの内容はよく御存じだと思うのですが、これは非常に残念な印象を残した事件でありまして、どうも警察の方は、こういう暴力事件の予防に対して熱意がないじゃないか、あるいは会社側の方に一方的に加担をした行為ではなかっただろうかと、痛くない腹を探られていらっしゃるだろうと思うのですけれども、そういううわさも絶えないわけであります。この件に対しまして……

第34回国会 運輸委員会 第15号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○太田委員 関連して特に法制局第一部長にお尋ねをいたしますが、今のお話を聞いておりますと、若干不徹底なきらいがあるのです。特に天下の険といわれる箱根の山におきまして、道路運送法の解釈をめぐりましての大きな争いがある中で、法制局の態度が今のような考え方ですと、かえって問題を混淆させるのではないかと思うのです。特に今まで一般自動車道の免許を得ておるものが、途中において限定免許に切りかえるという新たなる申請をすることに対して、あなたは今お話しになりました三十四年九月七日の回答をお示しになっているのかどうか。最初から限定免許の一般準則をお示しになったのか、その点はどういうことでありますか。

第34回国会 地方行政委員会 第4号(1960/02/19、28期、日本社会党)

○太田委員 関連してお尋ねいたします。特に教育費の問題ですけれども、これは奥野財政局長にお尋ねして、少しばかり文部省なり大蔵省の方に要請をしてもらいたいと思うのです。たとえばあるセクションの災害費とそれから今度の査定費を見ますと、そのパーセントが大体七〇%――これは実質でございますが、七〇%というのは、水増しがあったという前提ならばいざ知らず、そうでない場合は三割をやはり地方で負担しなければならないことになる。従って七〇%の査定率というものに非常に地方では小首をかしげました。なお七〇%査定になったために、今の激甚地という指定をはずれるところが出てくる。標準税収入の十分の一、一割というところが、……

第34回国会 地方行政委員会 第8号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○太田委員 地方債のことでお尋ねをいたしますが、特に災害に関連をした内容でお願いをしたいのですが、現在公共土木の災害復旧、あるいは伊勢湾高潮対策の事業の遂行、それから学校の小被害、あるいは土木施設の小被害、こういうように多数、補助金の残りにつきましてなお起債を待たなければならない仕事が地方にはたくさんあるのですが、今のところ三・五・二の比率というのが実は非常に進んでおらないという実態から考えまして、はたしてこの三・五・二でいけるかどうかは非常に問題があると思います。これはそれぞれの区分々々で見ませんとはっきりしませんから、それを総括いたしまして、自治庁において本年度の起債は項目別にどれくらいに……

第34回国会 地方行政委員会 第16号(1960/03/25、28期、日本社会党)

○太田委員 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま提案されております地方税法の一部を改正する法律案に対しまして、審議の経過から考え、本案に対して結論として反対の意思表示をしたいと思います。  その理由は、端的に申し上げますと、この一部改正案は市町村住民税の引き下げでありまして、これは昭和三十四年度の所得税の減税に見合う、それに対応する引き下げ減税でありまして、これは第一方式をとっておりまする住民税の軽減の度合いに即応するものでありまして、軽減というてもしごく当然の話であり、これは決して新しい見地に立った改正案ではないのであります。この本案の地方住民税オプション・ツー以下の減税方式、減税の考え……

第34回国会 地方行政委員会 第18号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○太田委員 一つだけ特に公安委員長にお尋ねをいたします。それは、今回の事件は、結果から見ますると警察庁の関係の事案に発展をしておるのですが、もとは労働争議なんですから、労働争議がこのような暴力事態にまで発展をしないように、少なくとも労調法にいうところの産業の平和を確保するためには、労調法の精神によるところの幾多の手段がある。それを労使双方ともがかたく信義をもって守ることが必要であるのに、このたびは三井三池の会社側は、藤林あっせんさえも不信的な態度に出て受けない。終始け飛ばしているわけです。こういう一方的な考え方は、力と力でこいということに基因しておるわけですから、そこで暴力団が出てくるし、暴力……

第34回国会 地方行政委員会 第22号(1960/04/12、28期、日本社会党)

○太田委員 総括的な質問をいたしたいと思うわけですが、最初に警察庁長官にお尋ねをいたします。  自動車教習所のことでありますが、今度の道路交通法は、もちろんこれは交通の緩和というねらいもありますけれども、事故の絶滅という点に主眼が置かれておるという御説明であります。従って、現在この自動車の運転手はほとんど自動車教習所を出ておるわけでありますから、この教習所がいかなる形であるかということが重大問題です。ですから、運転手の基礎教育の問題につきまして、これは東京都と地方とでは大へん違いかある。具体的な問題からお尋ねしますが、たとえば東京の混雑した町の中を通っておりますと、たしか練習中という字だと思い……

第34回国会 地方行政委員会 第23号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○太田委員 引き続きましてお尋ねをいたしますが、きょうは特に、最初には踏切道の問題について、運輸省、自治庁、公安委員会、三者の御見解を一つ承りたいのですが、踏切道と一口に申しておりますが、あれはどこに管轄権があるのですか。この見解を一つお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 道路の一部であるというのですが、きょうは自動車関係のことでお尋ねしますから、道路交通法の中のことですから自動車局長に御回答いただけるならいただきたいのですが、運輸省は国鉄を建設することを認める。地方鉄道を建設することを認める。そうすると、そこに踏み切りというのが出てくるわけですが、この踏み切りというのは、あなたの方の建……

第34回国会 地方行政委員会 第25号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○太田委員 関連して一つお尋ねいたしたいと思うのですが、上水道の起債のパーセントですが、大体基準が五五%というお話が今あったと思いますけれども、小さい町村において上水道の起債の確保をいたしました場合に、その設計について、君の町村は小さいんだから、そんな大それた計画を立てては相ならない、もっと規模を縮小して予算額を圧縮しなさい。こういう指示があるというように聞いておりますが、ほんとうでございますか。
【次の発言】 そうしますと、町村という団体におきまして――市というものを除きます。町とか村という地方団体におきまして、今まで上水道を計画した場合の平均事業目論見による資金需要量はどのくらいになってい……

第34回国会 地方行政委員会 第28号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○太田委員 今野さんに三点だけお尋ねをいたしますが、もしかすると、少し質問がはずれておるかもしれませんが、おわかりになる程度だけお答えいただきたいと思います。  まず最初は、人間の歩き方の問題ですが、右側通行を左側通行に戻すべきではないかという世論はかなり強いのです。これに対しまして先生としては、やはり右側通行で強行すべきかどうか、この法案は、やはり右側通行でございますが、しかし左側通行の方が本来ではないか、汽車、電車の左側通行が改まらない限り、人間が右側通行ということはおかしいという議論が非常にびまんしておりますので、この点の御見解を一つお聞かせを願いたい。  それから軽自動車のはんらんです……

第34回国会 地方行政委員会 第29号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○太田委員 最初に建設省にお尋ねをいたした方がいいと思うのです。現在日本の国の一級国道、二級国道で自動車が通れないという道がかなりあるのです。三十三年度末におきましては、一級国道におきましても八キロの不通個所があったというのですし、都道府県道におきましては一万三千キロ以上も通れない道があるのです。その通れない道と、もう一つ問題になりますのは、橋の重量制限でございますが、一トン未満でなければいけない、三トン未満でなければいけない、あるいは四トン未満でなければいけない。こういうのがあるのですが、それは一体どれくらい現在制限されておるか、総体的な数字をお説明いただきたい。

第34回国会 地方行政委員会 第30号(1960/05/16、28期、日本社会党)

○太田委員 ただいまから主として警察庁並びに自治庁長官に、各条にわたります問題点の中で、これはというところだけ抜き出しまして、念のためお尋ねをいたしますので、そのおつもりでお答えをいただきたいと思います。  まず第四条の信号機の設置の条項に関係することでございますが、これは特に委任を受けた者が、道路における危険を防止するために信号機を設置することができるのでありまして、この例の中に、鉄道の引込線に対する信号もこの考え方の中に入れて、できる限り道路の平面交差になっておるところは信号機を設置して道路交通の円滑と安全をはかるようにいたしたいという気持が警察庁当局にあり、運輸省当局にも同意見があったこ……

第34回国会 地方行政委員会 第32号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○太田委員 質疑の通告はしてありましたが、時間は十分か十五分くらいということでありますから、法案に即したことだけやっておきます。簡単に一つあなたの方もお答えをしていただきたい。  最初に消防組織法の関係ですが、消防組織法の第一条に、人命の救助という大目的があるわけです。これに関しまして、昨年の伊勢湾台風の際に、人命救助によって表彰をされたことがあったかどうか、これをお尋ねいたします。
【次の発言】 発表したものはあるんですね。
【次の発言】 本委員会でも具体的な資料として報告をしていただきたいと思うわけです。それから第八条に関係してお尋ねをいたします。ここの中に「権原を有する者」というのがあり……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 地方行政委員会 第5号(1960/12/21、29期、日本社会党)

○太田委員 私は文教委員会におきまして審議されまして、昨日本会議におきまして成立をいたしました公立の中学校の校舎の新築等に要する経費についての国の負担に関する臨時措置法案、これが通りましたので、それに関連をいたします財政問題につきましてお尋ねをいたしますが、昭和三十七年をピークといたしまして中学生が漸増する。これに対応いたしまして増築、新築をしなければならない。これは当然でありますけれども、これに対しまして二分の一の国庫補助では、あとの財政措置は地方においてしなければなりません。先回の奥野局長の御説明によりますと、四十億そのために追加の見通しを持っておると言われております。地方債によってめんど……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○太田委員 関連してちょっとお尋ねします。今のお答え、意見とか答申にあまり違反するようなものは、やることは困難であろうという御趣旨ですが、そういう思想から言いまして、この国会に公職選挙法の改正に関する特別委員会を作った。さて、そこで、今のお話を聞いておりますと、この審議会を作りさえすれば、本委員会の任務を完了するということにどうしてもまた戻ってくるわけです。しからば、この次に、何か区画ならば区画、定員ならば定員、公職選挙法の一部の、その中のどことかを改正するという具体案をあなたの方は用意されて、出される意思というものがあるのかないのか。ないと思うのだが、ないということになるなら、政府当局として……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○太田委員 選挙局長にお尋ねをしますが、先ほどの御答弁の中に、選挙運動と事前運動とは、いわば明確に区別されていて、そう困るような問題は起きておらないというような御発言を聞いたのですが、そういうことをおっしゃったのでございますか。
【次の発言】 そういうことになれば、来年の参議院選挙までもうあと一年ない、してみますと、事前運動ということに対する概念はあるけれども、実質的、具体的なものがないとなれば、そういうのを取り締まるのをきめるということが、今日の焦眉の急じゃありませんか。してみれば、審議会を作るというようなことで時間をかせいでいらっしゃる、まあそういうことがいいか悪いか存じませんが、具体的な……

第38回国会 地方行政委員会 第5号(1961/02/21、29期、日本社会党)

○太田委員 関連をいたしまして一、二お尋ねをいたしたいと思いますが、資料をこの次お出しいただくとすれば、そのときの方がさらにいいかと思いますが、しかし八千万円の追加融資の法案を出されました以上、そのおよそ相手の事業の種類、そしていかなる種類にいかなる程度の融資を目途としておきめになったかという荒ら勘定があると思う。これを少し明らかにしていただきたい。
【次の発言】 奄美群島復興特別措置法の第二条によりますと、ずいぶん復興目標というのがあるのですが、その中で重点は農業関係、それも畜産に主点を置くというのですが、その場合はこれは個人になりますか、それとも共同組織になりますか、どちらですか。

第38回国会 地方行政委員会 第6号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○太田委員 私は公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案について一つ三つお尋ねをいたしたいのであります。  まず本年度の自治省におきますところの地方債計画についてお尋ねをいたしますが、承るところによりますと、千八百六十億円だと聞いておりますが、間違いはございませんか。
【次の発言】 二千億円の内訳についてもう少しこまかく承りたいと思います。
【次の発言】 二千億といたしまして、その中の政府資金によるものが幾らですか。
【次の発言】 そうすると念のためですが、公営企業金融公庫が百八十五億円、いわゆる指定地方債が同じ百八十五億円、縁故債が八十億円、合わせて四百五十億円ですね。公営企業金融公庫の公募……

第38回国会 地方行政委員会 第8号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○太田委員 地方財政に関連をいたしましてお尋ねをいたしますが、最初に大臣、あなたは二月十一日に事務次官の名前によりまして「地方公務員の給与制度の改正について」という通達が出されたのを御存じでございますか。
【次の発言】 それでは公務員課長さんにお尋ねしますが、同じ二月十一日、あなたのお名前による通知がまた省都道府県総務部長、各都道府県人事委員会事務局長あてに出ていますね。これは三月十一日の同じ日付の事務次官名による通達と一体をなすものと思います。従ってあなたはその関係を御存じだと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 ではその内容について十分御理解の上なされたものとするならば、さらに……

第38回国会 地方行政委員会 第9号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して。  先回に引き続いてのお尋ねになりますが、地方財政法第二条につきまして、給料表に関しまして、国家公務員と同じでない場合は、これを不適当なるものとして改善を勧めた勧告をした。こういうことが奧野局長からお話がありましたが、財政法第二条によりまして、なるほど一応そういう御意見も出ようかと思いますが、第二項によれば、それとまた反対の意見が出てくるわけであります。従って、もう一度お尋ねをいたしますが、三重県に具体的に現われました通し号俸はどうしてもこれは今回は認めることはできないとお考えになっておるのかどうか、この点念のためにお答えをいただきたいと思います。   〔中島(茂)委員長……

第38回国会 地方行政委員会 第20号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○太田委員 各論にわたって一通りお尋ねをいたしますが、まず最初は住民税、これは基本的には第二課税方式木文並びにただし書きのこの二つの方式だけを残されることになったのでありますが、御説明のありましたように、この方式は変えたが住民の負担には変動を来たさないように措置をいたします、こういう御説明でありました。これは本年度に限りそういうことであるのか、来年度以降もその精神はしかと受け継がれていくのかどうか。住民税の方式が変わったことによって、ある市町村においては非常に大きな負担増になるということがもし起きるとするならば大へんでありますので、念のためにお尋ねをいたしますが、その辺はいかがなものでございま……

第38回国会 地方行政委員会 第23号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して奥野財政局長に伺います。税外負担の関係ですが、下水の話が先ほど出たのですが、非常に下水はお金がかかる。そのお金のかかったものを最近では受益者負担によって相当取っておる、こういう例が非常にあるのですが、下水が完備したから、今まで地の上を流れていた雨水が下水管に集約されていく、あるいは水洗便所が作られる可能性ができたということに原因を求めまして、坪当たり何十円、たとえば五、六十円という程度の負担金を課するということは、これはあなたの方から見ると税外負担と言わざるを得ないと思うのです。これは税外負担であるのかないのか、御見解を一つ聞いておきたい。

第38回国会 地方行政委員会 第25号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○太田委員 最初に山本参考人にお尋ねをいたします。  あなたはこのたびの改正、原案に対して、原則として原案賛成、ぜひともこれを通してほしい。しかもなお四月の末になって通らぬというのはまことにもって奇怪千万だというようなお話であり、その中の非課税の整理はまことに当を得たものであるというような御意見を立てていらっしゃったのでありますが、これを通して打聴いたしますと、あなたの御意見は、地方歳入を強固にするためには増税という政策が最上のものであって、減税というのは地方の自治確立のために相ならない、こういうような御趣旨から出たように思いますが、その辺はいかがなものでございますか。

第38回国会 地方行政委員会 第26号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○太田委員 ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本社会党を代表いたしまして、趣旨の説明を申し上げたいと思います。  まず第一は住民税であります。住民税につきましては、これは中央と地方との税制の連絡を遮断をいたしまして、所得税の減税が地方税に及ばないように、こういう趣旨から今度は第二課税方式本文とただし書きとに統一されたわけでありますが、それに基づきますと、所得の不均衡を来たす向きが出て参ります。そこで本文とただし書き方式を採用するという前提のもとに、私どもといたしましては当面次のことをぜひとも修正したいと思います。  まず均等割でありますが、均等割も……

第38回国会 地方行政委員会 第30号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○太田委員 地方公営企業法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  これの提案説明を聞きますと、独立採算を建前として経営の健全な発展をはかりながら住民のサービスを確保することにいたしておるのが公営企業の精神だ、こういうことになっておりますので、その独立採算ということにつきまして少しお尋ねをしたいと思うのです。独立採算であるならば、国家補助というようなものはすべきでないと思うのです。国家補助というような補助のにおいのするものはやるべきでない、こういうはっきりした筋が通されるべきであると思いますが、その辺の見解はいかがでございますか。

第38回国会 地方行政委員会 第31号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○太田委員 時間を拝借してはなはだ恐縮でありますけれども、地方公営企業のありかわ基本に触れておるものだと思いますので、前会からそれをいろいろ多方面からお尋ねしたわけでありますけれども、今の奧野局長の御意見はよくわかるわけです。そういうふうな考え方でこの公営企業の地方債は運営され、利用されるものだ、活用されるものだと思いますが、たまたま参議院の四月十八日の地方行政委員会の会議録七ページにあります奧野政府委員の御答弁は「公営企業の建設なり、あるいは運営なりに要する資金につきましては、広く地方債の発行を認めると、こういう態度をとっているわけでございます。」ということをおっしゃったわけです。これが一つ……

第38回国会 地方行政委員会 第32号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して一つ二つお尋ねしたいのですが、まあわかったような気がするんです。大ざっぱにいえば、あまり酒を飲んでみんなに迷惑をかけちゃ困るからそういうことをやめてちょうだいということだと思うのです。しごく簡単なんですよ。そういうふうに理解をしていきたいと思うのです。  そこで、この条文を離れていきますが、最近ビヤホールあたりには女性のビール愛飲者がふえてきました。男性の方が引っぱられて飲まされるような形なんです。そこで未成年者の飲酒と関連をしますけれども、この風潮というものはどうすべきか。私は男女同権だから、女の方は酒を飲んじゃいけないと言うのじゃないのです。実は女の方が男よりもさてとな……

第38回国会 地方行政委員会 第33号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○太田委員 関連してお尋ねしたいのでありますが、今の最初の問答を聞いておりませんでしたから少し重複するかもしれませんけれども、そういう地方自治体の財政状態に大きな変動を起こす問題が、地方自治の名前において自由放任になされているということには大きな問題がある。財政課長がいらっしゃるから局長にかわって専門的な立場からもう少し解明してほしいと思うのですが、そういう大工場誘致は、特に大工場であればあるほど将来の税収の向上を予見されますけれども、誘致費は膨大になると思うのです。そこでその他の名前を借りて起債を行なわなければならない、あるいは地方の諸税、住民税、固定資産税のできる限りの引き上げを行なわなけ……

第38回国会 地方行政委員会 第34号(1961/05/25、29期、日本社会党)

○太田委員 関連。
【次の発言】 関連ですから長いことお尋ねをしようとは思いませんが、ただいまの件について公安委員長としての安井自治相の見解をお尋ねしたいのですが、今の、それはそれとしてこれはこれで必要だとおっしゃったわけですね。銃砲刀剣の所持を取り締まる法律は必要だ、それはそれなんだが、それはそれとするそれの方は完成しておるのですか。これはこれで必要だ、これはいいでしょう。問題として目の前で今審議している。それはそれとしてのそれの方は今完備しておりますか。
【次の発言】 決意のほどを伺ったわけですが、あわせて柏村警察庁長官にお尋ねしますが、警察法の元来の建前からいいましても、予防警察というの……

第38回国会 地方行政委員会 第36号(1961/05/29、29期、日本社会党)

○太田委員 最初に田上先生にお尋ねをいたします。  第二十四条の二の関係であります。これは先ほど来大へん問題になって何回が御答弁いただいておりますので、その何回か答弁された上に、またお答、えいただくのは恐縮でありますが、大事なかなめの点だけ一つお答えをいただきたいと思います。  それは二十四条の二の提示させあるいは開示させて調べることができるというこの警察官の行動が、行き過ぎになりはしないかというのが実は非常な天下の世論の心配の中心なんです。先ほどから行き過ぎ問題というものはいろいろな角度から論ぜられまして、行き過ぎになるくらいの程度までいかなければ効果がない、こういう議論さえ出ているわけであ……

第38回国会 地方行政委員会 第37号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○太田委員 それでは最初に、今の問題に続くような形になりますけれども、念を押しまして柏村長官にお尋ねをしておきますが、それは、長官は一番最初に今度のこの改正案は警官の権限と責任を明確化したものであるとおっしゃった。今もピストルのところで同じことをおっしゃいました。それで権限と責任というのは、権限というのは外に対して発動し、責任は内に対して発動するのですから、そこでピストルを持ったりあいくちを持って徘回すると思われる相当の理由のある者に対しては、それが肥後さんであろうと熊本さんであろうと、これは必ずどこかで相当強い意思と方法をもってなるべく提示を求めることになるだろう、こういうことです。そこで、……

第39回国会 運輸委員会 第5号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○太田委員 関連をしてお尋ねをいたしますが、原価計算の問題です。岡本さんどうなんです。原価計算というのはあくまでも標準でしょう。原価計算によって適正な賃率が出るということは、先ほどからの御説明を聞いていてもどうもうなずけない。一応のめどだ。従ってそれに対しては、将来の交通事情であるとか、あるいは経済の盛衰の問題であるとか、あるいはその他の諸原因がなかなか長期にわたっては組み込めないと思う。ですから、原価計算によって出ます賃率が三円になったり、四円になったり、五円になったり、あるいは六円近くなったりするでしょう。おしなべて、それを平均すると、現在の大手を中心としたら、大手はどれくらいの賃率が妥当……

第39回国会 災害対策特別委員会 第9号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○太田委員 関連してお尋ねをしますが、今度の第二室戸台風によりまして、大へん桑が被害を受けております。この桑の被害というのが、養蚕農家にとりましては、非常に大きな痛手になっておるのでありますが、その被害の模様はどんな工合になっておりますか、お調べになっている範囲のことをお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 従いまして、この桑の被害に対する補償問題、助成ないしは援助、振興問題というのがあるわけなんですが、このたびの第二室戸台風によりまして、雨が少なくて、その風の中に非常に塩分を含んでおりました場合には、桑の葉というのは非常にもろいのですからほとんど枯れてしまった、あるいは枯れないまでも、……

第39回国会 地方行政委員会 第4号(1961/10/06、29期、日本社会党)

○太田委員 今度の単位費用の特例に関する法律案に関しましてお尋ねをいたします。まずこの三税の増収に基づきますところの地方交付税の相当額なのでありますが、これを自治省としましてはどのように見ていらっしゃいますか、これを一つ次官からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 これは次官、それでよろしいのでしょうけれども、歳出の所要額に見合って歳入をはかっておるとおっしゃるけれども、それはその通りなんです、原則はそれでいいんでしょう。けれども、このたびは、この補正予算を組むにあたっては、それ相当額の三税の見通しがあるわけですね。これがかりにあなたの方の算出よりも、それ以上にあるという見通しならば……

第39回国会 地方行政委員会 第8号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○太田委員 私は、ちょっと角度は違うのですが、まず建設省の方にお尋ねをしたいのです。  水の問題でございますけれども、災害対策基本法の中には、もちろん水ばかりではありません、その他の天災も入っているわけでありますけれども、現在、第二室戸台風あるいは十三号台風、あるいはその前の幾多の台風被害を振り返ってみますと、水というものを除外して防災ということはないのです。この基本法について今議論がありましたけれども、応急救護対策だとか、応急の臨時の対策、復旧対策、私はそういうものを今問題にしませんから、もうちょっと先のことをお尋ねします。  この水の問題が防災の中心です。建設省としてはこの水をどう扱うつも……

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○太田委員 先回に引き続いてお尋ねをするわけでありますが、大臣出ていらっしゃいましたから、災害対策基本法の総括的な立場から見ましたお尋ねをいたしたいと存じます。  まずこの災害対策基本法案を通覧をいたしまして、われわれが感じますのは、災害の予防ということを重点の柱としなければならないと思い、またそのお気持も流れておるように思いますけれども、実はそれが非常にぼけておる。応急対策あるいは災害がまさに起こらんとする場合の災害防衛というような狭い意味の防災は入っておりますけれども、広い意味における災害の基本的な予防という点の施策に非常に欠くるものがあるように思いますが、あなたはこの中に一体災害を予防す……

第39回国会 地方行政委員会 第10号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連して。労働省がお帰りになるそうですが、賃金の支払いですね、さっきおっしゃったことでよくわかると思うのですよ。けれども、災害が起きた場合に、この何条かにきめてありますけれども、いろいろの政令で制限をしなければならない緊急非常事態がある。これは大災害の場合ですね。そういうときには、支払い主もやはりお金に困るでしょう。実際上お金に困って払えない状態が出てくるのです。だから、あなたの方のさっきおっしゃったことは、物資の統制であり、賃金統制であり、あるいは商取引の統制だ、こういう統制事項が政令にゆだねてあるわけです。賃金統制の思想が入っている。実際上の経営者は困ってしまいまして、……

第39回国会 地方行政委員会 第11号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して。今の意見にお尋ねしますが、住民の災害対策に対する協力を求められたということは、住民個人の立場からいいますと、おそらくその力から勘案しましても大きなものじゃない、何か精神的なものであり、場合によっては海岸に住んではいけないぞと言われたときは海岸から引っ越しをしなければならないという義務の方が強調されるような気がする。そこで、あなたは、防災というものはあるけれども、当面する問題が、ここに中心を置いて通るというふうにおっしゃったように聞こえたのですが、かりに防災面を除いて災害が起きてからの時点にこの問題をしぼって考えてみても、この法案の中には、災害が起きると、その際に対策委員会……

第39回国会 地方行政委員会 第16号(1961/11/01、29期、日本社会党)

○太田委員 簡単にお尋ねします。  これは財政と給与の関係でありますが、実は伊勢湾台風以来今度の集中豪雨、第二室戸台風等によりまして非常な被害を受けました愛知県の津島市が、非常な財政困難に陥って、ベース・アップの実施がおくれているのです。それがどれくらいかと申しますと、三十四年のときには、一般公務員と比べまして九ヵ月おくれました。これは伊勢湾台風の影響です。それから三十五年四月のときには六ヵ月おくれているし、三十五年の十月一日の国家公務員の場合でも三ヵ月おくれて実施されている状態です。従って、伊勢湾台風直後は九ヵ月、それから六ヵ月、三ヵ月というように、国家公務員の場合とは少しずつ歩の悪い昇給実……

第39回国会 地方行政委員会 第17号(1961/12/08、29期、日本社会党)

○太田委員 私は、第二班の国政調査の結果の概要を御報告申し上げます。  第二班は、津島文治、小澤太郎、二宮武夫の三委員と私に、調査室からは崎川調査員が参りまして、九月十七日から同二十日まで四日間の日程で兵庫県、大阪府、和歌山県の調査を行なったのであります。かなり盛りだくさんの日程ではございましたが、現地関係者の熱心な御協力によりまして、ほぼ所期の目的を達成することができました。また、兵庫県では当委員会理事の渡海委員がわざわざおいで下さいまして、調査上多大の便宜をお与え下さいました。この際あわせて感謝の意を表したいと存じます。  調査の目的は、主として第二室戸台風等過般風水害を受けました地方公共……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○太田委員 私は、きょうは特に少し趣を変えてみまして、選挙管理委員会の任務、その価値というものを少しお尋ねしてみたいと思います。  まず、逐次雑誌をいただくのですが、「選挙時報」、「選挙」――私はあまり俳句が得意でないので、これはおもしろいものだと思って「選挙」という雑誌の俳句をいつも見る。あなたはこれを見て、どこをごらんになりますか。
【次の発言】 選挙局長松村さん、あなたはそちらの一番関心の深い――あなたの随筆が載っていますね。どこどこへ行ったら彼女が迎えてくれたというような随筆が……(笑声)まず「選挙」という雑誌で、どういうところに一番あなたは関心がありますか。

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○太田委員 前回に引き続きましてお尋ねをするわけでありますが、先般松村局長さんの御答弁の中で、公明選挙というのは五年や六年ではできるものではない、十年、二十年かかるという御答弁がありました。気にかかっているんですがね。五年、六年ではできない。十年、三十年というと非常に長い期間で、これは数次の改正を経なければならぬことだろうと思うんです。従って、今度御提案になりました分は公明選挙へのほんの一里塚、従ってこれは将来の理想を示すものではない、こういう御趣旨と理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 今のお話ですが、それはおっしゃった通り書いてあります。さすがにあなたの御記憶の通りであって、「こ……

第40回国会 地方行政委員会 第1号(1961/12/14、29期、日本社会党)

○太田委員 関連。川島長官に道路整備新十カ年計画と交通対策の関連についてお尋ねしますが、閣僚懇談会におきまして、事務当局で急にやるものと、閣僚懇談会であらためて十九日か何かに御相談の上措置されるものと分けておきめになったように承っておりますが、その閣僚懇談会で今後措置することを御協議になる題目にガソリン税の引き上げというのがある。このガソリン税の引き上げというのはおそらく三十七年度一千七百億くらいのものが考えられておりますから、このガソリン税の引き上げをどう使うかということは、これは道路財源だと思いますから、十カ年計画、その中の前期二兆一千億の五カ年計画というものの遂行上の問題としてこのガソリ……

第40回国会 地方行政委員会 第2号(1961/12/15、29期、日本社会党)

○太田委員 最初に警察庁の柏村長官にお尋ねいたしますが、先ほど来のお話を承りますと、この思想的な背景というのは、実はなみなみならぬ深いものがあるやに思われるのです。そこであなたの方の今後の対策の布陣でありますが、警視庁に公安三課ができて、七十三人の右翼担当者が専門に生まれたというのが、これが浅沼事件を契機として生まれた。まだ歴史が浅いのでありますけれども、今回のお手柄となってここに明らかになった。非常な好評を博したのでありますが、これからこういう事件を未然に防ぎ、再度発生をしないように対策を講じなさるにはいかなる方針をもって、どういう布陣をもってお臨みになる御予定であるのか、その決意のほどを承……

第40回国会 地方行政委員会 第6号(1962/02/02、29期、日本社会党)

○太田委員 最初に川島長官にお尋ねをいたしたいと思います。  臨時都市閣僚懇談会が逐次持たれまして、いろいろなことを御相談になったというニュースは承っておるわけでありますし、先ほど来お話も聞いておりますけれども、たとえば電車は撤去しなさいとか、あるいは右折禁止だとか、一方交通だ、あるいは路上放置の禁止だとか、通行禁止区域を拡大せよとか、こういうような、あれもいかぬ、これもいかぬというようなことをきめておるだけでは根本的対策にならぬ。その中で、特に先ほどおっしゃったのが日比谷から三原橋の間の地下鉄建設計画、これが一番ポイントになる政策だと私は思いましたが、こういうことは、積極的な手というのが打た……

第40回国会 地方行政委員会 第10号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○太田委員 一、二点お尋ねしますが、最初に後藤田さん、国民所得と地方住民税の伸び率との関係、どんな関係になっていますか。これについてあなたの方で地方住民税を策定されるについて、何か関連性をお考えになった点があるかどうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 その点を考えないというのはちょっとわからないような気がする。国民所得の伸びというものと、地方住民税の伸びというものとは相関関係がなくてはならぬと思う。全体の税の負担割合が二〇%がいいか二二%がいいかということは、これは議論のあるところで、政府当局は二二%の現状をもって妥当としておる。経済成長下における国民の税負担は、それくらいでいいじゃないか、……

第40回国会 地方行政委員会 第12号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○太田委員 柏村警察庁長官にお尋ねをいたしますが、このたび御提案になりました警察法の一部を改正する法律案は、交通局を分離して独立させることであります。従ってその交通局の使命というのは、交通警察に関する事項が主なる任務になる。この交通警察とは何だというと、警察法第二条には「交通の取締をやる」という、この取り締まりというのが実はその主たる精神のように考えられる。そうすると取り締まりを強化するために交通局を置いて、いよいよこのラッシュ、車両混雑のまっただ中に、もっぱら運転手並びにそれに関連する人たちだけを、きつく取り締まるという方向に行くのじゃないだろうかと、世間が非常な疑心暗鬼的な目で見ております……

第40回国会 地方行政委員会 第13号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連をしまして、税外負担について上子さんにお尋ねをしたいと思います。  上子委員は先ほど、税外負担は非常に重くてしかもそれが強制性を持っているから問題だという点と、減らす減らすといってもこれは減るものじゃないのだという摩詞不思議な性質を指摘されたと私は思うのですが、秋田県知事の小畑さんが、減税をすれば地方負担がふえるわねと、別の言葉で言えば、いうような意味のことをおっしゃった。それを上子さんが最後に、これは減る減るといって減らないものだとおっしゃった。このところなのですね。税外負担というのは全く減らないものだ、私どもそう思うのです。三百五十何億なんという数字のことがちょいち……

第40回国会 地方行政委員会 第17号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○太田委員 局長がいらっしゃいませんから、財政課長にちょっとお尋ねをいたしますが、地方の市庁舎あるいは町村の事務所というのは、その作る費用はだれが出すのが本来の姿になっておりますか。
【次の発言】 そこで、行政局長にちょっとお尋ねをいたします。地方自治法の十条によりますと、住民は「その属する普通地方公共団体の財産及び営造物を共用する権利を有し、」その次に「その負担を分任する義務を負う。」とありますから、今財政課長のおっしゃったように、庁舎、事務所等の建物を作る費用、これを維持する費用について分任をする負担分任の原則で、住民がこれを負担するのは別に間違いじゃない、こういうことであります。だが、そ……

第40回国会 地方行政委員会 第18号(1962/03/09、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して。奥野局長さん先ほどおっしゃった地方公務員の退職年金の関係の財源につきまして、〇・一%の交付税、いわゆる十五億円がふえたというのは、これは所要財源に見合う数字であって、従って〇・一%は妥当な率であり、また合わせてそれは国庫負担という精神であるからしごく妥当なものだ、こんなようなことで〇・一%の御説明があったように承りますけれども、それは別な言葉で言いますと、来年度は、従って〇・二%にならざるを得ないから、来年度の地方交付税の率は、ことしよりもそれだけ〇・一%ふえて、二九・〇%になるのだということをおっしゃったのですか。

第40回国会 地方行政委員会 第19号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○太田委員 市の合併の特例に関する法律案についてお尋ねをいたしますが、本法は、御提案の説明にありました通りに、第一条において目的、趣旨を明らかにいたしております。その目的は、「市が合併によって都市の経営を総合的かつ一体的に行なおうとする場合において、その合併を円滑ならしめるために必要な関係法律の特例を定める」こうあります。私はこの表現の仕方について若干疑義の念を持ったのでありますが、新市町村建設促進法ができましたとき、同じように第一条に目的を定めましたが、これは「この法律は、町村合併を行った市町村の新市町村建設計画の実施を促進して、新市町村の健全な発展を図ることにより、地方自治の本旨の充分な実……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連ですが、税外負担の件について、これは財政局長にお尋ねします。  今度の地方財政計画では、百億の税外負担の解消費が計上されておりますけれども、実際の地方の部落の実情を見ますと、大へんな金額になっているんですね。これは愛知県の碧海郡高岡町というところの実例ですけれども、そこの三十五年度の部落費というのは、町民税が一世帯当たり四千八百六十円に対しまして、部落費は六千円ということになっているわけです。それであまりにも多いというわけで、県の方にどうしたものだろうと尋ねましたところ、県の地方課においては、そういう町内会とか部落会とかの会費等は、地方公共団体ではなく、地方々々の規定し……

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○太田委員 ただいま御提案になりました地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党を代表いたしまして、提案の趣旨の御説明を申し上げます。  本案につきましては、政府案といたしまして、すでに二八・九%に交付税率を改める法案が提出されておりまして、審議が進んでおるのでありますけれども、私どもといたしましては、今回の政府提案である二八・九%の率を非常に不満と考えておる次第であります。臨時地方特別交付金が恒常的なものとして、これを本税の方にお入れになったことについては、われわれとしてもこれを認めるにやぶさかでないし、非常にけっこうなことだと思いますけれども、総体的にパーセントの伸びがない……

第40回国会 地方行政委員会 第23号(1962/03/22、29期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長代理 田邊誠君。

第40回国会 地方行政委員会 第24号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○太田委員 二、三点お尋ねします。  まず、昨年、一年ほど前に同じ法案が出されまして、非常に業界を混乱させたのです。また従って、それによって犯罪の方に対する心理的影響もあったと思うのですが、この一年間に凶器、銃砲刀剣を原因とした犯罪というのは、何か心理的にあるいは事実的に変化はあったのでしょうか。
【次の発言】 飛び出しナイフを実際上作らせない、売らせないということになって、現実にこれが施行されたと同じような効果が出たが、七%しか減らぬというのはおかしいじゃないですかね。そうすると今度再提案をされるときに、例外というのがありますね。こんな例外などをつけておかれぬ方がいいのじゃないですか。

第40回国会 地方行政委員会 第30号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○太田委員 最初に柏村長官にお尋ねをいたしますが、この法案を御提出なさった動機ですね、先ほど来の小澤委員の質問を承っておりますと、二十一才以上がいわば事故が少ないから、二十一才以上は適格であろう、こういうふうに考えたと御答弁になりました。二十一才以上が少ないというのは統計です。統計はその通りであることは事実でありますけれども、二十一才が事故が少なくなった理由というのがある。なぜ二十一才は少ないか、その科学的な理由をあなたはどういうふうに考えていらっしゃるか。ただ統計学的にそうだ――科学的にこうだという科学的な説明というのが抜けておるような気がしますので、それを一つ承りたいと思います。

第40回国会 地方行政委員会 第31号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○太田議員 ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案についての提案の理由を御説明いたします。  地方自治法附則第八条は、昭和二十二年に司法が制定された当時の暫定規定として、都道府県職員のうち政令で定めるものは官吏とすると規定しております。政令は、この第八条に基づく事務の範囲を、職業安定、失業保険、健康保険、年金保険、道路運送等の関係事務と定め、今日に至っているのであります。  従いまして、現在、都道府県職員として勤務するものの中には、国家公務員たる身分のものも混在しているわけでありますが、こうした事情は、都道府県知事の指揮監督権にかかわる重要問題を提起しております。  すなわち……

第40回国会 地方行政委員会 第32号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○太田委員 市の合併の特例法案につきまして一、二お尋ねをいたしておきたいと思います。  まず第一は、この市の合併の特例法案でございますが、これが三市合併、三以上の市というのを一つの条件といたしておりまして、いわば北九州の五市合併ないしはその他大阪等に出てきておりますところの多数の市が合併する場合の、その合併を容易ならしむる特例、援助なさしめる特例というところから出発をしていて、いわゆる促進という、一般的な市の合併の促進という精神を持たないのである、こういうふうに理解をしておるわけでありますが、そのために少々この中に無理が出てきているのではないかと実は心配するのですが、現在のところでは、北九州に……

第40回国会 地方行政委員会 第33号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○太田委員 関連。本来ならば川島長官にお尋ねするところでありましたが、御病気でございますので建設大臣にお尋ねをしますが、道路法並びに道路構造令、これに近代的な再検討を加えることが必要ではないかと私は思うのです。道路安全施設の急速な整備は、国の補助によってないしは地方自治体の財源の充実によってやらなければならないということになっておりますけれども、道が自動車の交通量に応じて適当な広さでないという点にも問題があるし、また一級国道の新設、改築に対しては県が三分の一を負担をし、なお受益者として市町村がある場合には市町村が負担してよろしいということになっておる。維持改修費に至っては半々であるという、こう……

第40回国会 地方行政委員会 第35号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して一つお尋ねいたしますが、今の御答弁は、伊藤先生の正論に対してどうもそっけない御答弁をなさっていらっしゃるようですが、いかなる御理念から出ておるのか、私は非常に不思議に思うのです。昨日御配付いただいた「地方公務員の退職年金制度に関係のある各種審議会の答申」、この二十六ページには費用負担という項がありまして、その中には――この費用負担というのは、地方公務員の退職年金制度改正の方針についての地方制度調査会の答申でございます。この「負担割合」というところを拝見いたしますと、「社会保険制度に対する国の責任を明確にするため、給付に要する費用の一定部分を国が負担すべきである。国家公務員共……

第40回国会 地方行政委員会 第36号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連して。加藤さん、今おっしゃったことは先ほど具体的におっしゃったと思うのですが、四十五くらいで女の先生は多くおやめになる。百八十八万八千人の地方公務員の中で、七十五万くらいが教職員です。その中で半数近いものが女子の先生だ、こういうところから女の問題もそう軽視されては因る。いろいろなことが男と女と対々にできておるのですから、そういう女子の問題を十分配慮して、実情に即するようにやってもらわなければ困る。荒木文部大臣は四十三や四十五でやめろとは言わない。いつまででもお勤め下さいと言われながら、実際は四十三、四十五、四十六で退職基準を作っておいて勧告をするものですから、その際に、……

第40回国会 地方行政委員会 第38号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○太田委員 住居表示に関する法律案について一、二お尋ねをいたしたいと存じます。  最初にこのねらいでありますが、住居表示という新しい法律上の制度ができますと、在来の番地というものは無用に帰するような気がするのです。あるいは番戸というのもありますね。こういうものは全然不用になって、前時代的なものになるのか、それともこれは何か法律上ないしは日常生活上、まだなお有用なものとして存続をさせるのか、その点お考えを承りたいと思います。
【次の発言】 お話によりますと、不動産登記上の番号というのは固有の番地を用いるということになりまして、いわゆる財産番号だ、不動産番号だ、土地番号だということになろうかと思い……

第41回国会 地方行政委員会 第2号(1962/08/21、29期、日本社会党)

○太田委員 一、二点念のためにお尋ねをしておきたいと存じます。特に、先国会におきまして最終段階において修正案がまとまったのでありますけれども、時間の関係でこれが継続審議に付されたという関連もあり、かたがたここに再提案されるにあたりまして、われわれとしても法案審議にあたって確認をしておきたい点もありますので、その意味においてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初は、国庫負担の問題でありますが、このたびのこの地方公務員共済組合法につきましては、国庫負担が全然考えられておらないのであります。ただわずかの交付税が用意をされておりますけれども、交付税であります限りにおいては、不交付団体は何ら公経済的……

第41回国会 地方行政委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○太田委員 自治大臣出ていらっしゃいますので、最初大臣にお尋ねをいたします。  昭和三十四年から五年にわたりますところの一般財源の各県におきますところの人口一人当りの割合というものを見てみますと、たとえば東京、神奈川、あるいは静岡、福岡、京都、大阪というところは非常に金額が多い。いわゆる所得の多い人がたくさんいらっしゃるというわけでしょうが、たとえば三十五年度の決算におきまして、人口一人当たりの道府県民税の割合を見ますと、五千七百六十四円平均になっておるのがそういう富裕県であります。ところが、九州、四国あるいは中国地方、東北というような方面の場合になりますると、人口一人当たり千四百九十五円。こ……

第41回国会 地方行政委員会 第4号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○太田委員 前回に続いた質問になるのでありますが、この際お尋ねをしておきたいことが大蔵省にあるのですが、それは特にきのうの合同審査などにおきましても、なかなか大蔵省の方はすべてに配慮をしていらっしゃって、まず大蔵省でないとこの法案の答弁があまりはっきりしない形にあったと思うのです。きのうの答弁というのは、どう考えてみても、災害対策特別委員の方々に失礼なことが実は多かったのじゃないか。なるほどぴたりとした答弁があったなと思うのは、あまりないのですね。今何も、門司委員のおっしゃったように、常日ごろいろいろなことがあって、こちらの方に手抜かりがあったということを申し上げるつもりではありませんけれども……

第41回国会 地方行政委員会 第5号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○太田議員 私は日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました昭和三十七年度分の都道府県民税等の減額に関する臨時特別法案の提案理由の説明をいたします。  政府は昭和三十七年度税制改正において、地方財政の自主性と健全性とを強化するとともに、負担分任の立前を明らかにするとの名のもとに、所得税の一部を道府県民税に移譲することとし、あわせて累進税率を廃して比例税率としたのでありますが、その結果は予想外の重税となり、特に低所得表層にその影響が著しく、本年度の道府県民税はおおむね二倍から五倍と急増するに至ったのであります。そのために所得税減税の効果を帳消しにするばかりでなく、あまりにも急激かつ過重な大……

第41回国会 地方行政委員会 第6号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○太田委員 一時までの予定でお尋ねをいたします。これは警察庁にお聞きします。  八月二十六日、第十四号台風が過ぎ去りました日曜日、午後二時、相模川におきまして、ダムの放流によりまして六名の行方不明者を出したという事件がありました。なお米軍その他ヘリコプターが出て遭難者を救わなければならないという大騒動になったという事件がありました。この件につきましてお尋ねしたいのです。今までかくのごときケースの事件はしばしばあったのではなかろうかと思いますが、その点はいかがでありますか。
【次の発言】 それは不幸なことが起きなくて済んだ普通のケースでありますけれども、全国的には不幸な場合に見舞われた事故という……

第41回国会 地方行政委員会 第7号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○太田委員 私は、相模川ダム放流により多数の死傷者を出しました件につきまして、最初、河川局の次長さんが御出席になっておりますので、お尋ねをいたしたいと思います。  河川法から見ますと、ダムの水を台風等の異常洪水のあります場合などに放流する、この際の手続はどのようになっておるでしょうか。
【次の発言】 それは、たとえば電力会社が発電用のダムをつくります場合も、農林省等が農業用水ダムをつくります場合も、建設省の多目的ダムの場合も、すべて同じでありますか。
【次の発言】 洪水調節のダムは別だ、こういうことになりますれば、利水ということになれば農業用ダムは利水ですね。従って、これは堰堤規則によってダム……

第41回国会 地方行政委員会 第9号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して。今藤田次官のおっしゃった意見というのは私どもには実によくわかるんですが、そういう意見が自治省なら自治省の見解として地方団体にある程度流されておるとするならば私はいいんですが、逆にある県の地方課長などは、こういうことも言っておるのですよ。減員が必ずしも地方政治にプラスするとは言えないが――ここまでのことは別として、プラスするとは言えないが、財政に見合った数まで減少することは好ましい行き方ということが言える、これは相当りっぱな県の地方課長の話であり、そこの県では相当減員ムードというものが盛り上がっておるのです。財政規模に見合った減員をすることは好ましい傾向と言えるなどという肯……

第41回国会 地方行政委員会 第10号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○太田委員 私は九月一日から施行されることになりました自動車の保管場所の確保等に関する法律、これに基づいてお尋ねをいたしたいと思うのです。  以来約二カ月経過しました。そこで二カ月間の実施のいろいろな状況からかんがみて、この際若干手直しないしは修正をしなければならないということが出てきておるのではなかろうか、こういうふうに思うのでありますが、それについてきょうは公安委員長の自治大臣はおいでになりませんが、富永局長に責任を持って一つ統一見解という立場でお答えをいただきたいと思うのであります。  一般的な評判を聞きますと、販売の率が下がったということ、これはディーラーそのものの問題でありましょうけ……

第43回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○太田委員 最初に、今回の統一地方選挙に関連をする小型貨物自動車の使用に関する解釈の問題についてお尋ねをいたしますが、実はつい数日前まで自治省の見解がはっきりしておらなかった。そのために地方におきましては統一選挙を目前に控えておりながら、小型貨物自動車が使えると思っていた県市会議員、町村会議員に至るまで、少々その問題について混迷を来たしておるのであります。それはどういうことかというと、小型貨物自動車は使えるけれども、小型貨物自動車といっても何か特定のものしか使えない、一般に社会通念でいう小型貨物自動車は全部使えるという解釈ではなさそうだというので、その統一見解がきまるまで準備はお互いに差し控え……

第43回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○太田委員 前会に引き続いてのお尋ねでありますが、前会には明確な御回答がありませんでした選挙運動用自動車の解釈であります。これは大体「道路交通法第二条第九号に規定する自動車をいう」となっておりますし、その自動車に乗れる定員というのは、運転手、候補者を除いて四人ということになると、合わせて六人ということになるわけであります。いわゆる軽自動車、ミゼットの類を使いました場合の乗車定員については、若干問題があるように思いますし、そういう点について警察庁においていろいろと論議がありましたように承るのですが、いかなる御解釈に相なっておりますか。この点をお答えをいただきたいと思います。

第43回国会 地方行政委員会 第3号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連して……。後藤田さん、今の話、六十六条の二というのは、たとえば今あります条文の「二以上の都道府県警察の管轄区域にわたる」、そこの次に「道路運送法(昭和二十六年法律第百八十三号)第二条第八項に規定する自動車道及び」、これだけの字句を入れればあとは直さなくてもよかったものであったのですか。
【次の発言】 そうするとそのあと、たとえば政令で定める道路、道路法第三条に規定する道路をいうというのを、二条一項に規定する道路というふうに表現を変えたのは何か魂胆があるのですか。
【次の発言】 そういうことになるならば、自動車専用道路における規制をやり得る道をこれで開いたのだ、これだけだ……

第43回国会 地方行政委員会 第5号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○太田委員 いわゆる知事の通常の行政行為の中に入るものということをおっしゃったですね。そういう意味からこれは適法であるとおっしゃったと思うのですが、これは自治省選挙局の出されましたところの選挙法の解釈によりますと、通常一般の社交の程度を越える寄付などはいかぬ、こういうことなど言うておりますが、いつもあまりやっておらないのに、そういう近づいたときなどに寄付などするのは、――通常一般の社交の程度を越える寄付であるから、これはいかぬのだ、違反だ、処罰されるのだということを言うておりますし、われわれ世間一般に考えても、その人が行政事務に携わっていらっしゃる間、タオルを千六百本配ったり、手ぬぐいを二千本……

第43回国会 地方行政委員会 第6号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○太田委員 前会に引き続いて、若干お尋ねしたいことが残っておりますので、一、二点についてお尋ねをいたします。  まず第一は、交通安全の諸施設を増強するという意図が、今回の警察庁関係の予算の中にも相当強く出てきておるように考えられるのでありますけれども、先回の配付をいただきました資料に昭和三十八年度警察庁予算の大要というのがあります。そこを見ますと、「第六は、交通警察に必要な経費」というのがありますが、この経費の中に安全施設増強、そういう意味を持った費用はどれくらい含まれておるのでありますか。
【次の発言】 大体交通安全用の諸予算は補助金という形で計上されていて、それが今おっしゃった金額だと思う……

第43回国会 地方行政委員会 第7号(1963/02/15、29期、日本社会党)

○太田委員 奄美群島復興特別措置法による十カ年計画が三十八年度をもって終わる、こういうことで、その御提案ですが、今の高田委員の質問もありますように、なお幾多残されておる問題があるようですし、行政局のお出しになりました資料、進捗見込調の表によりましても、一〇〇%をこえるものもありますけれども、一〇〇%に達しないものも多数あるわけですね。従って行政局としては、今年度において特別復興計画を終わるとした場合には、一体奄美群島の復興はどうなるか。たとえばこの余力をもって所期の目的を達することはできると考えられるのか、それとも法律的には、三十八年度において十年計画は終わるが、これを終わると、今までの投資は……

第43回国会 地方行政委員会 第9号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○太田委員 最初、復興計画の問題について、ちょっとお尋ねをいたしたいのでありますが、先回復興計画についての進捗率の問題についての御説明がありましたが、実は現実の復興達成率というのは、一〇〇%でないことが明らかになったのであります。従いまして、概括いたしますると、復興計画を当初の奄美群島復興特別措置法のこの精神に基づいて、これを完成させるということになりますならば、三十八年度で終了するということは、これはやはりよろしくないものであるということが明らかになると思います。従って、現在の実績、復興群業の進捗率から見まして、自治省といたしましては、今後どのくらいの間復興の特別援助を続ける必要があるか、こ……

第43回国会 地方行政委員会 第10号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○太田委員 二十二億円を本年度の特交として地方団体に交付し、残る百億円を、三十八年度に交付すべき一般の交付税の中に算入するために繰り越しをするという、ただいまの特例法案の提案の内容についてお尋ねをいたします。  二十二億円の特交によって、本年度の豪雪地帯の特殊財政需要にこたえ得るという根拠、これを一つ概略御説明いただきたいのでありますが、今度の豪雪地帯の状況を考えますと、かつてない被害がありまして、これは単に今まで予想した激甚災害の基本法、あの基本法により想像した諸事態を超越する災害が現われている。これを私たちが考えてみますと、どうも二十二億円の特交だけでは、現地の需要にこたえられないのじゃな……

第43回国会 地方行政委員会 第12号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○太田委員 地方税法改正の骨子について二、三お尋ねをしておきたいと思いますが、第一にお尋ねしたいのは住民税であります。  昨日の委員会におきます宇野委員の質問に対しまして、自治省当局は、住民税の弾力的な性格そのものに将来の地方団体の財政上の弾力性をも調和きしていきたい、いわゆる地方財政が弾力的であるためには、地方住民税が弾力的でなければならないというようなお話があったのでありますが、私は、いささかこれは問題じゃなかろうかと思うのです。地方住民税が弾力性があるということは、地方の団体が金に困れば住民税を高くとればいいじゃないかということにつながるわけでありますから現在苛斂誅求の見本である住民税を……

第43回国会 地方行政委員会 第13号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して。奧野さんにちょっと資料を出していただきたいということでお尋ねをするのですが、まず第一は各種の補正でございます。この補正が、非常に強化する、強化したということが書いてありますけれども、その補正係数の資料を実は拝見をしておらないのですが、これは省令、政令でお定めになる予定でしょうけれども、一つその案がありましたら、この際御提出をいただけないかと思うのです。これはどんなものでしょう。
【次の発言】 それから「地方交付税関係資料(第四十三回国会)」という自治省の資料ですね。この二の「昭和三十八年度地方交付税算定方法改正案」これは私が見違えておるのか、考え違いか、どうなんでございま……

第43回国会 地方行政委員会 第14号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○太田委員 交付税について引き続きお尋ねをいたしますが、基準財政需要額に対する財源不足額の数字と普通交付税金額とが、三十四年以来ぴったり合っているという資料をいただきましたが、奥町局長さん、これはぴったり合っているのですか。
【次の発言】 それでは不足額に対する交付税のいわゆる不足というのはないものとしてお尋ねしますけれども、今二八・九%でございますが、二八・九%というパーセントによる交付税が、現実の地方におけるところの要望にこたえ得ている、こういう確証と言っちゃなんですが、そういうような見解が財政当局におありでしょうか。これはどうですか。

第43回国会 地方行政委員会 第15号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○太田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま審議をされました地方税法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の意を表明いたしたいと思います。  まず第一は、住民負担の軽減、合理化に政府としては今まで努めてきましたけれども、という前置きが本法案の提案理由の説明の中にあります。しかし今まで政府は軽減に努めたよりは、増税に努めた点の方が顕著でありまして、今年度の県民税の大幅引き上げに見られるごとく、それは逆の傾向をたどっておると思うのであります。  さらに政府は、国家的要請によって地方の行政水準の向上をはかる必要があるけれども、明年度の増収は大幅な伸びがないから、電気ガス税と国民健康保険税……

第43回国会 地方行政委員会 第16号(1963/03/15、29期、日本社会党)

○太田委員 道路交通法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  最初、長官にお尋ねをいたします。参議院におきましても問題になったようでありますが、運転者の養成をする今の組織、これは教習所に重点が置かれておるのでありますけれども、とかくの批評もありますれば、また、そこで免許証をとった方も、さて実際の運転となりますと、かなり事故を多発いたしております。こういうところから、日本の自動車の運転手というものは一体いかなる方針で養成すべきものであるか。すなわち、道は狭い、人は多い、自動車も限りなく輻湊しておるという中で運転をするためには、何か基本的な一番大事な条件というものが運転……

第43回国会 地方行政委員会 第18号(1963/03/22、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連して。  藤井さん、この提案説明を承りまして、ちょっと審議のために聞いておきたいことがあるのです。  災害の防除を消防の任務として明確にこれを規定するということが第一の改正の目標になっておりますから、災害の防除ということになればこれは大へん広範囲なことでありますけれども、実に大事な眼目が入ったと思うのです。消防というものがこれで生きてきた。利は大賢威で、そうでなくちゃなりませんし、これがあることによって、東京都民も今後消防というものに期待するところ非常に大なるものがあると思うのです。ことに江東ゼロメートル地帯などにおきましては、いかにして水から守ってもらえるか、この非常……

第43回国会 地方行政委員会 第19号(1963/03/26、29期、日本社会党)

○太田委員 消防組織法の一部改正案について二、三点お尋ねしておきたいと思います。  まず最初は、御提案の趣旨説明によりますと、災害の防除を消防の任務として明確にこれを規定することにしたのを第一の理由とされておるのであります。災害の防除を消防の任務として明確に規定することは、非常にけっこうなことでありまして、私ども心から賛成をいたすのでありますが、在来、被害の軽減という意味において、やはり防災活動の一部を持っていた消防に、新たに災害の防除という規定を加えることは、在来の被害の軽減という意味から、活躍をしていた消防の活動にどの程度のエネルギーが加わるものであるか、どの程度活動が強化されるのであるか……

第43回国会 地方行政委員会 第21号(1963/05/10、29期、日本社会党)

○太田委員 元来は大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、御都合で御出席になりません。政務次官もどういうかげんか出席をなさいません。したがって、不本意でありますが、奥野局長にお尋ねをいたします。  公営企業に関する規定は地方自治法の第二条第三項にあります。三項の三号、「上水道その他の給水事業、下水道事業、電気事業、ガス事業、軌道事業、自動車運送事業、船舶その他の運送事業その他企業を経営すること。」、これは事務の例示であります。それからもう一つ、六号には病院、浴場等の環境衛生関係の営造物を設置し、もしくは管理し、これらを使用する権利を規制すること、こういうふうに分けて規定をしてありますところから、地……

第43回国会 地方行政委員会 第22号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連して二点ほどお尋ねいたしたいのです。それは、最初は自治省の奥野局長にお尋ねをいたしますが、今度の財政法の改正は、主として同校施設の市町村負担二十七億と住民負担四十七億の解消を目ざす改正だと私は思う。ところがもっとその倍以上ある教育、社会、警察、土木、産業経済費四十五億を市町村が負担をし、住民が百八億負担しておるというのが三十六年度の実績でありますが、この解消については今度は何ら効用がないということでしょうか。
【次の発言】 そうですか、なるほどね。まあいわば高等学校の教育費というのが、税外負担といいますか、財政法違反の疑いのある負担として顕著なものであることはわかるので……

第43回国会 地方行政委員会 第23号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○太田委員 地方公営企業法の一部改正に関連をいたしまして、きょうは厚生省の関係の方と運輸省の関係の方に主としてお尋ねをしたいと思います。  最初に、厚生省の水道課長さんに上水道の件に関してお尋ねをいたしますが、現在上水道の、公営企業法の適用団体というのはどれくらいあるでしょうか。これはあなたの方にお尋ねしては少々門違いかと思いますが、あまり適用団体は多くないと思うのですけれども、あなたの方の御認識はどのようになっているのでしょう。何かはっきりした数字がありましたらこの際承っておきたい。
【次の発言】 それから厚生省の水道課長さんにお尋ねいたしますが、総配水量の中で適用事業にどれくらいな水が用途……

第43回国会 地方行政委員会 第24号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○太田委員 関連してひとつお尋ねいたしますが、先ほどからのお話から、この地方財政法の改正の力点は大体わかったのですが、さてそれじゃ、この財政法改正によって、県がいままで市町村に負担せしめた、住民に負担せしめておりましたお金を自己負担ということになりますと、その財源が相当窮屈になると思うのです。そこで財政法第五条によりますと、負債を起こし得る場合というものは一つの制限がありまして、標準税率以上でなければならないという一つの条件があるのですが、私どももこれを府県が市町村に転嫁させなくなったために、高校増設その他の費用に窮屈を生じた場合におきましては、これは負債を認めるべきではなかろうかと思うのです……

第43回国会 地方行政委員会 第25号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○太田委員 関連。先ほどからのお話を承っておりまして少々心配になってきた点がありますから、この際、特にこれは自治省のほうから御答弁いただいてけっこうですから、奥野さんから端的にお答え願いたいと思うのです。  それは第一は、この公営企業改正案が成立した後におきまして、市場、港湾、それから病院、屠畜場あるいはこの準公営企業に類似するもの、こういう準公営企業におきまして、財務制度の、いわゆる企業会計方式を取り入れるということが今度新しく義務づけられるわけでありますが、それが独立採算という機運を醸成をし、独立採算精神というものを、準公営企業に強く持ち込むことに相なるのではないだろうか、こういう心配が出……

第43回国会 地方行政委員会 第26号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して。局長さん、あなたのいまおっしゃったのは二百三十五条の金融機関の指定ですね。「都道府県は、政令の定めるところにより、金融機関を指定して、都道府県の公金の収納又は支払の事務を取り扱わせなければならない。」、この政令の内容がいま問題になっているのでしょう。あなたのほうの政令の内容というものは、山口君にお答えになったかどうか私もつまびらかにしておりませんので、はなはだ失礼ですけれどもかりに県とか指定市というのは、普通銀行の中から指定しなければならないというふうにあなたのほうが厳格なワクをきめられると、実情に合わない問題が起きてくるのではないかという点を盛んにおっしゃっておられると……

第43回国会 地方行政委員会 第27号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○太田議員 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法案について、提案の理由とその概要を御説明申し上げます。  率直に申しまして、現行地方公営企業法は、現在の各種地方公営企業の運営の実態から見て、その実情にそぐわない面が数多く出てきております。政府はこの理由から、今国会に地方公営企業法の一部改正案を提案しておりますが、これは独立採算性をより強化するという点が中心となっているもので、現在進行している地方公営企業の各性格から見て、はなはだしく逆行する基本に立っているものであります。交通聖業、その他の地方公共事業は本来地方公共団体の利便すなわち、公共の福祉を増進するためにその目的がある……

第43回国会 地方行政委員会 第28号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連して。先ほどの松島さんの御答弁で、わからないがあったので聞いておきたいのですが、例の事業団でございますね、事業団の事業は造成とか工事、建設ということが目的でありますから、それを完了すれば移管するとか売却するとか、いわゆる処分をすることに相なると思うのですが、そこでそういう事業が列挙主義になっておりますけれども、「政令で定める施設」というものがありますから、そこで阪上委員の質問の、たとえば動物園、植物園とかホテルというような宿泊施設も概念に入っておるのですか、そういうものが政令に入るのですか。政令の内容というのは、この二つの地方公共団体――単独の地方公共団体でつくるのじゃ……

第43回国会 地方行政委員会 第29号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○太田委員 いまの問題について、さらに引き続いてちょっと念を押しておきたいのです。  いろいろ議論がありましたが、これは大臣、あなたのおっしゃるように、いまのこの法案のたてまえでは、やはり事業団の理事長と理事者側と所属の職員との間の団体交渉権というものは生まれてきません。将来これが公営企業に入っていくということになれば、これは公企労法の適用を受けますから、団体交渉も、今度は別の法律によってはっきり確定してきますから、これはよろしいですね。公共企業体等労働関係法ですか、それによってはっきりしますからいいですが、いまのままではできないのです。しかたがないから、もとの設置団体にある職員団体が、設置者……

第43回国会 地方行政委員会 第32号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○太田委員 私は、ただいま委員長からお話のありました地方公営企業の経営に関する問題につきまして、自治省と、それからまた監督の省にある運輸省、それから人権に関する問題がありますから法務省、それぞれ関係の方にお尋ねをいたしたい。  事件は、この二日の夜に起こりました神戸の市営バスの車掌さん若林栄子さん(二二)が、売り上げ金の検査に基因をいたしまして、非常にその検査の過重なることに耐えかねて、その深夜、姉をたずねていくと称して、電車に飛び込み自殺をいたしました。こういう事件がありましたので、これに基づきまして、現在の公営企業の、いわゆる基本的な経営方針というものに、何かゆるみがきているのではなかろう……

第43回国会 地方行政委員会 第34号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○太田委員 関連をして少しお尋ねをしておきたいのです。  まず津島さんにお答えをいただきたいのですが、先ほどお話をいただいたことは、いま建設省の政務次官がお答えいただいたそのニュアンスと同じですか、それとも農林省には別の方針があるのでしょうか、もう一度お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 農林省としても、地方農政局に大幅なる権限の委譲を行なう用意がもしあるとするならば、どういうことを地方農政局に権限の委譲をするおつもりであるか、少し具体的な方向というものを、この際明らかにしていただけませんか。
【次の発言】 補助金は七割以上地方農政局において配分、執行ができるということになる。――地……

第43回国会 地方行政委員会 第35号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○太田委員 今のことに関連をして、自治大臣に率直な御見解をお伺いしたいと思うのですが、きのう農林省の津島政務次官と建設省の松澤政務次官とにおいでをいただいて、二つの省の出先機関がこの行政連絡会議に対してとる態度というものについて説明を求めたのです。これは非常に理解のある話であり、決して地方自治を軽視したり、知事を目の下に見下すというような態度は、本省としても地方の出先機関にとらせない、そしてまた中央陳情政治を粛正するという立場において、補助金行政などは七割ぐらい農林省は地方の農政局に移管をするというような具体的なお話まで承ったのです。しかし巷間、この地方行政連絡会議法を評して、いわゆる地方自治……

第43回国会 地方行政委員会 第37号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○太田委員 ちょっとと関連をして。松浦さん、いまのところ、もうちょっと後学のため、と言っちゃなんですが、あとあとのためになるので、はっきりしておいていただきたいことは、健康保険組合の職員であって、いわゆる地方公務員ではありながらも、短期給付を受けておらぬというのがありますね。短期納付は健保でやっている、長期給付だけ入っている、こういう完全な地方公務員共済組合の組合員でないのがある。そういう者に対してどうするかということ。  それからもう一つは、国保連合会と六団体との関係、これは六団体も国保連合会もいまのところは全然範囲外だ、いまのお話でいうと、そういうものは短期給付は何か別にしておいて、長期給……

第43回国会 地方行政委員会 第38号(1963/07/06、29期、日本社会党)

○太田委員 私は新産業都市の指定について、この際経済企庁長官にお尋ねをいたしたいのでありまするが、非常に新聞をにぎわしておりまして、しかもまた、国会の中もあのように次から次へと陸続たる陳情でありまするが、けさの新聞を拝見いたしますると、宮澤長官は準指定はつくらないとか、あるいは十ヵ所程度にしぼるとか、こういうことをおっしゃっていらっしゃるのでありまするが、その中で近く、おそらく十二日には決定するであろう、こういう心がまえを新聞記名には発表になったということでありますが、それは事実でございましょうか。
【次の発言】 十二日ではないが、なるべく早く決定をするのだということですが、そこで私お尋ねいた……

第43回国会 文教委員会 第5号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○太田委員 特に高校進学が非常に困難であるという現状にかんがみまして、文部省当局のお考えを一そう具体的に承りたいと思うのでありますが、まず第一に、本年度の六一・八%の進学率をお定めになりましたことに関連をしまして、今後昭和四十五年までにはどのような進学率の推移を見ると想定をなさっていらっしゃるか、昭和四十五年までの各年別進学率見込みの大よその数字をこの際お示しをいただきたいと思うのです。
【次の発言】 従って今のあなたのお考えから承りますと、これは昭和三十八年度の御計画が基礎になるわけですね。今の計画が基礎になって、その絶対数、大体百五十五万というところを中心に置いて、今後数年間というものは百……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○太田委員 ただいま御説明のありました踏切事故防止対策の強化についての、四月六日交通対策本部決定の内容について、少し詳しくお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に予算の問題でありますけれども、最初宮崎さんのおっしゃった道路整備特別会計、これは建設省の所管における踏切除却事業費の補助が三十六億四千八百万円、これが四十一年度には三十五億九千六百万円あったわけですね。それがふえたといってもほんのわずかであるという点から、この伸び方というのはまことに少ない。これは除却事業補助に対して熱意がないのではなかろうか、こう思うのですが、そういう点に対する所見、それから運輸省の一般会計における踏切道保安設備……

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1967/05/11、31期、日本社会党)

○太田委員 建設省の道路関係のお方にお尋ねをいたしますが、このたび策定されております第五次道路整備五カ年計画、それに関連をします昭和四十二年の実施計画、この内容でございますが、先回予算委員会におきまして西村大臣は、内容については今後さらに具体化をはかる、急いでおるのであるが、東海道一号線の輸送力増強問題、この拡幅ないしは第二東海道をつくるという件については、実施をするという明確な御答弁があったのであります。したがって、それは相当具体化しておるだろうと考えられるのでありますが、とりあえず第五次五カ年計画の内容のおもなるもの、それからそういう昭和四十二年の計画案のおもなるもの、並びに東海道一号線を……

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○太田委員 鈴木局長、警察庁を代表して来ていらしゃるようですから、ちょっとその所感を承りたいのですが、ああいう千葉のような問題を起こした。その後あちらこちらで警察官のいろいろなことが大きく新聞等に載りますと、国民は交通取り締まりの衝に当たる警察官というのは一体はたして信頼をしていいのか、あるいは尊敬していいのかという非常な疑惑に包まれておると思うのですね。私はけさNHKのテレビのスタジオ102ですか、あれをちょっと何げなく見たのですが、千葉県警の態度というものはどうもあまりよくないじゃありませんか。あなたごらんになりましたか。
【次の発言】 私は、鈴木さんあなたを責めるわけじゃないが、国民の信……

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○太田委員 時間がないので、大体一時間程度のお尋ねをいたします。  最初に、総理府副長官にお尋ねをいたしますが、ただいま御決意等をお述べになりましたことに関連するのでありますが、春の交通安全運動、これが二十二日から始まったのでございますが、すでに日がたっております。その間、第一日だけでも死者が二十七人も出た、こういうことを聞いておるのでありますが、いままで交通安全運動に入りましてからどのような死傷者の模様であるのか、それは前年に対してどのような状態になっておるのか、おわかりでしたら御発表いただきたいと思います。
【次の発言】 死者の数だけをお話しになりましたが、その他重傷軽傷等あろうと思うので……

第55回国会 地方行政委員会 第5号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○太田委員 ただいま議題になっております昭和四十二年の四月、五月、両月の暫定の、退職手当等にかかる道府県民税及び市町村民税の臨時特例に関する法律案、これに関連をしてお尋ねをいたしますが、しごく簡単な法案でありますから、そう疑義はないのでありますけれども、私ども考えますのに、これは大臣の説明にもありましたが、場合によっては一月から実施してもよろしいというのですが、とりあえず四月、五月分をきめよう、こういうわけです。  退職金に対して住民税を減税したいという気持ちは、私は非常にけっこうだと思うのでありますが、所得税法が変わるから住民税も変えよう、地方税も変えていこう、こういう発想の根拠ですね。これ……

第55回国会 地方行政委員会 第9号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○太田委員 この際、地方税法に関連をしてお尋ねをいたします。  最初にお尋ねしたいのは、住民税の最低課税限度、これに対しまして先般来非常に議論がなされておるのでありますが、四十三万三千五百二十六円、所得税が六十三万一千六百三十四円、その差十九万八千百八円あったというのがいままででございますね。これが今度四十二年度所得税の場合は、課税最低限が七十一万一千八百九十九円、平年度になりますと七十三万九千五百四十六円と相なり、住民税の課税最低限は四十六万七千六百八十三円、平年度四十七万八千百九十二円。こうなりますと、四十二年度におきまして二十四万四千円からの差が出てきますし、平年度二十六万一千円からの差……

第55回国会 地方行政委員会 第11号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○太田委員 ただいま国家公安委員長である藤枝さんから、千葉の警察官の無免許運転に関して、事故を発生したことに対する所信のごあいさつがありました。これは交通安全対策特別委員会でも同様ごあいさつがあったことでありまして、私ども非常に謹聴したわけでありますが、いまのごあいさつはひとつ十分綱紀の上に生かしてくださるようお願いしたいと思うのです。  それでは地方税法の一部改正法律案に対する質疑を行ないますが、私は特にこの際、自治大臣に基本的な考え方を中心にして、ある程度各種税目についてお尋ねしたいと思いますので、私のほうも簡潔にお尋ねしますから、大臣のほうも所信を明らかに、簡潔にお示しいただきたいと思う……

第55回国会 地方行政委員会 第13号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○太田委員 財政局長、いま河上さんの質問の中でどうもわからない点があるので、関連してお尋ねしますけれども、都市下水ですね。下水の関係というのは、緊急整備法等、法体系が整備されてきますと、これは普遍化してまいりまして、事業費なんというのは急にふえることと思うのです。それに対して自治省としては、この事業費に対してどういう割合の想定をしておるか。補助金、自主財源、どうでありましょうか。これは今後都市下水に対してどういう割合を想定して今後交付税というものの算定をするとか、基準財政需要額に繰り入れるとかあるいは起債を考えるとか、そういうことがあるでしょう。ですから基本的な考え方を聞いておきたい。

第55回国会 地方行政委員会 第14号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連しておるようでありますが、二点お尋ねをしたいのです。  先ほどおっしゃった地方道路財源でございますが、揮発油税を移譲してほしいと、こういう話があったのですが、あなたのお考えでは一キロリットルどれくらいという目安がおありですか。  それからもう一つは、いま自主財源七〇%というお話でありますが、たとえば自主財源というと、でき得るならば特定の税目をあなたのほう、市町村税に回したほうがよかろう、新しい税をつくるとすれば別問題でありますが、何か具体的なお考えがありますか。たとえば、現在伸びが著しいのは、自動車の伸びが著しいのであって、それが県税にいっておるから、軽自動車税と同じよ……

第55回国会 地方行政委員会 第19号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○太田委員 私は二点についてお尋ねをしたいのです。第一は、交通安全対策諸施設のために必要とする財源問題、それから第二は、特に最近財政困難を伝えられております大都市の財政強化の問題、この二つについてお尋ねをいたします。  最初、交通安全対策の遂行に伴う地方団体の非常に窮迫せる財源問題、これを自治省としてどう対処をしておられるのか、これは昭和四十一年の、昨年の対策の結果がありますから、ひとつその内容を一度詳しく御報告いただいて、あわせて本年度の財源の手当てについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 四十一年度は、あなたのほうは施設整備の初年度分としてお考えになりました交付税の数字はたしか……

第55回国会 地方行政委員会 第29号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○太田委員 今野先生と山内先生にお答えできましたらお願いしたいと思うのですが、公安委員会のことでございます。今度公安委員会のほうが少し仕事が軽くなると言っちゃ何ですが改正案によりまして、いままで免停三カ月までは大体警視総監ないしは県本部長の専決で免停が行なわれている。今度は三カ月以上のものも公安委員会は県本部長ないし警視総監に処分を移譲することができるということになったわけです。したがって、その権限を移譲いたしますと、三カ月以上の場合、聴聞も行なうわけでありますけれども、公安委員会はお仕事が楽になる。非常勤でございますから、どうしても事案が多いとそういうことになると思うのですが、公安委員会の本……

第55回国会 地方行政委員会 第30号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○太田委員 ただいま大臣の御意見発表がありましたが、それに関連しまして私、一言だけ申し上げておきたいと思うのです。  それは今回、地方公務員等共済組合法の改正に関して長い審議を費やした。その長い審議を費やす間に、大臣はあまりこの席においでにならなかった。そうして次官はよく、われわれの意見を尊重するという、こういうお話はありましたけれども、主として長野局長以下の御答弁でありました。したがって、いまわれわれの同僚からそれぞれ言われました質疑ないしは意見あるいはまた修正を含む附帯決議等の趣旨については、いま明白にされたのでありまして、附帯決議を尊重するとおっしゃった大臣の決意も明らかでありますが、こ……

第55回国会 地方行政委員会 第31号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○太田議員 ただいま議題となりました地方自治法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  地方自治法附則第八条は、昭和二十二年に同法が制定された当時の暫定規定として、都道府県職員のうち政令で定めるものは当分の間これを官吏とする、と規定しております。このため、都道府県職員のうち、職業安定、社会保険、国民年金の業務に従事する職員、いわゆる国費職員は、同法の規定を受け、国家公務員たる身分のまま今日に至っております。したがいまして、現在、都道府県職員として勤務するものの中には、国家公務員たる身分のものが混在しているわけでありますが、こう……

第55回国会 地方行政委員会 第32号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○太田委員 たいへん質疑は多角形的に行なわれましたから、大体答弁も固まってきておるように思いますけれども、ひとつ私は固まらない答弁と言っちゃ何ですが、そういうような傾向のある内容につきまして、二、三点について念のためにお尋ねしておきたいと思うのです。  一番最初に、これはそれに入る前のことですが、運輸省の自動車局長さんおいでいただいておりますのでお答えをいただけばよろしいのですが、先ほど山口委員から質問のありました例の積載重量計、私はこれはタコメーターと同じように車両構造令ですか、それに必置を義務づけるべきだと思うのです。もしそれをやりませんと、現在のダンプカーの取り締まりなんということはでき……

第55回国会 地方行政委員会 第34号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○太田委員 それでは、たいへん時間が制限されておりますので、うしろの方々も少ないようでありますが、昨晩の房総西線の鉄道線路二カ所の爆破問題につきましてお尋ねをいたします。  昨晩十一時半ごろ、つまり夜中に終列車が五百人くらいのお客さんを乗せて通過をしたほんの二分ぐらい後、二カ所から爆発が起きて線路が破壊されたというニュースがあるのでありますが、これについて警察庁におきまして概要がわかっておりましたら、わかっている限りこの際お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 八両連結の旅客列車ですから、一両六十人くらい乗っていたというのですから、約五百人、かりにそういうことが常習化されてまいりますと……

第55回国会 地方行政委員会 第35号(1967/07/17、31期、日本社会党)

○太田委員 それでは、さっそくお尋ねします。大臣、うしろで聞いておってちょっと疑問に思ったのですが、林さんのおっしゃったような魂胆がこの台帳の中にあるんですか、ないんですか。
【次の発言】 立案を一番よく知っておる長野局長、あなたも、これがそのような黒い政治の手先となって、変なふうに横歩きしてしまうというような心配は絶対ないと言えますね。どこかに危険性が隠されておりますか。
【次の発言】 いまの二人の発言は、公式に記録にとどめられておりますから、今後この法の適用にあたっては、十分ひとつこれが威力を発揮するように期待します。当然そうあるべきだと思います。  そこで、これはひとつ局長にお尋ねしたい……

第55回国会 地方行政委員会 第37号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○太田委員 いま大臣の御所信がありましたから、それに関連して最初にお尋ねをしますが、東京都の再建計画というのは、骨子としてどういう点に置かれるものと想像されておられますか。
【次の発言】 線路をめくって、そうして運賃を上げて、職員は減ったところはどこかへやる。これは三本の柱です。これは大臣、あなたにお尋ねしたいのですが、都市交通の今後たどるべき道というのは、再建計画という名前のもとにそういう姿になっていくものですか。
【次の発言】 これは細郷さん答えていただきたい。電車は、五年間とにもかくにもまだ残るんだが、それは配置転換される従業員の気持ちも暗いが、残る従業員の気持ちも暗いのです。私は、石炭……

第55回国会 法務委員会 第27号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○太田委員 刑法二百十一条の改正に関しまして、一言関係各省にお尋ねをいたしたいと思います。  私は特に道路交通の面からお尋ねをいたしたいと思うのですが、法務省の川井刑事局長さんにお尋ねをいたします。  今度の二百十一条の改正というのは、最近交通事故が多くて、交通事故の大半というのが自動車の運転者だ、だから運転者に対して上限を科すとしても禁錮三年しかないのだから、それじゃ刑が軽過ぎる。だから、この際五年くらいの懲役刑に処するのを妥当とする、こういう点から改正の発議が行なわれたように聞いておるのでございますけれども、三年の禁錮は軽いから五年の懲役に処するというのは、今日の交通事故の現況からかんがみ……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/04/05、31期、日本社会党)

○太田委員 私は、主として交通安全対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、これは総理府総務長官にお尋ねをいたすのでありますが、昨年、地上では全国で一万三千九百四人の死者を出しております。それから空では、四つの大型旅客機の墜落事故がありまして、三百七十一人の死亡がありました。こういうことは、ともに有史以来の非常に激しい大きな悲しむべき事故記録であると存ずるのであります。そこでことしは、この交通の悲劇を少なくするために、少なくとも人間尊重の政治をやろうということから、総理以下、逐次の所信表明においてそれが表明されておるのでありますけれども、私ども見まするに、予算措置の内容から見ますと……

第56回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○太田委員 御報告申し上げます。  地方における交通事情及び交通安全施設等の整備状況調査、通学路に係る交通安全施設等の整備及び踏切道の構造改良等に関する緊急措置法の実施状況調査並びに港内及び狭水道における船舶の交通安全に関する調査のため、八月二十八日から五日間、兵庫、岡山、広島、山口の各県に派遣されました派遣委員を代表しまして、調査の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、木部佳昭君、河野洋平君、井上泉君、春日一幸君と私であります。そのほか、全行程に参加されました山下榮二君、兵庫県に参加されました堀川恭平君、兵庫、岡山、広島県に参加されました加藤六月君、広島、山口県に参加されました山田耻目君……

第56回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○太田委員 最初運輸省にお尋ねをいたします。  十一月四日の日に国道一号線愛知県安城市内におきまして、軽自動車を運転しておりました二十五歳の若いおかあさんが一つ誕生日を過ぎたくらいの子供を連れて乗ってきまして、バスと正面衝突をし、そして二人は焼け死んだ、こういう事故が起きたわけです。その原因を調べてみますと燃料が前部にあったために、衝突のショックで発火、火事になっちゃった。しかも、軽自動車は、普通ドアがあくのですが、閉じ込められてしまって、ドアがあかなかった。一面火の海、バスにまで火は燃え移ったのですけれども、親子二人とも即死です。非常に悲惨なことになったのですが、道路運送車両法並びにその保安……

第56回国会 地方行政委員会 第5号(1967/11/13、31期、日本社会党)

○太田委員 公安委員長に関連によってひとつお尋ねをいたしますが、きのう佐藤総理は羽田においでになるのに、装甲車に乗ってお出かけになったのですか。
【次の発言】 普通の乗用車というのは、特別につくった防弾用の、狙撃されるおそれもあるから、狙撃されても安全だという構造による自動車、そういうことですか。
【次の発言】 これは、うわさによれば、非常に世論の危険ですか、沸騰というのを気にして、そのためにいかなる事態が起きるかわからないから、生命の危険を感じて、自動車には特殊の改造を加え、かつて池田総理が乗られた、岸さんか、池田総理でありましたか、装甲車にひとしい自動車を持ち出された、こういううわさなんで……

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関造して。  宮崎さん、別にこれはあなたの資料にけちをつけるわけじゃありませんけれども、これではいまのとおり十分わからないわけです。したがって、この市町村道の内容も要りますね。それから、どれくらいの程度を――閣議決定された事業量の金額ではあるけれども、あとの道路、通学道路の内容がない。そういうものは明らかにして、もう少しこまかいものにしてこの次までに出していただけませんか。ひとつ次回の委員会に御提出をいただきたい。そうしませんと、いまのようにこれは疑問だらけになりまして、たいへん困ると思うのです。
【次の発言】 たいへん時間がおそくなりましたから、井上君のことで関連して質問……

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○太田委員 関連して。通産省の田中自動車課長にお尋ねいたしますが、先ほどあなたは、自動車技術協会ですか、技術会ですか、そこで現在事故原因の究明をしておるとかうい話でありましたが、それと、それから自動車何とか安全センターというのがありますね、これはどこがつくっているのですか。
【次の発言】 だから、民間の団体に第一に研究させて、それをセンターの国の機関に集約して、それから云々だなんて、まだるっこいし、そういういささか方便的なことはどうも今日間に合わないし、国の態度としては少し卑怯じゃないかと思う。民間がそんなことをいかに金をかけないでやることができるかというと、それは最もきびしい経済原則によって……

第57回国会 地方行政委員会 第3号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○太田委員 やるつもりでないような顔をしていたから、御指名がなかったのだと思いますが、質疑だけは通告をいたしてあります。一番最後に回しましたのは御協力したいつもりですから、簡明にひとつお尋ねしますから、財政当局も簡明にひとつお答えいただきたいと思います。  私は、最初不交付団体、いわば地方の非常に富裕だといわれる団体に対して、今度ベースアップに要する費用百九十三億、交通安全に対する費用が四十四億、合わせて二百三十七億要るのだ、この補正をしなければならないのでありますけれども、それは収入の増を見積もりまして、さらに約百億の節約をして何とかやっていこう、こういう計画なんであります。それで私は過密過……

第57回国会 地方行政委員会 第5号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○太田委員 私は、消防庁長官の佐久間さんにお尋ねをいたしますが、四十四年前の関東の大震災においては六万五千人の死者を出した。これはもう記録されておりますところの大事件でありましたが、昭和四十一年度の火災によるところの焼死者が千百十一人、そして火事は毎日十一分ごとに一件ずつ発生をし、そうして一日に灰になる財産が一億三千万円、こういうことがいわれておるのです。私も、実際それは過小に見積もった金額だろうと思いますが、そのような中においていよいよ年末を迎えました。たしか、きのうかおととい、東京の消防庁と思いますけれども、高層ビルの避難訓練をやったということが報ぜられております。十七日の日には、池袋の大……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○太田委員 私はきょうは、先回制定されましたダンプ規制法、これに対する問題と、それからまた、先国会以来継続審査対象と相なっておりますむち打ち症に関する問題、この二つを焦点といたしましてお尋ねをいたしたいと思います。  一番最初には、むち打ち症のほうから入っていきたいと思います。これは総理府にお尋ねをいたしますが、追突による事故の死傷者というものは、何かはっきりした数がわかっておるでしょうか。死傷者、特に負傷者――死んだほうは出ておると思いますけれども、負傷者の数というものが記録がありましたら、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 四十二年度一年間に十万件弱、約六十万の負傷者といたしま……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1968/05/16、31期、日本社会党)

○太田委員 関連して。鈴木局長さん参議院のほうの御用事がおありだそうですから先にということで、ちょっと関連してお尋ねさせていただきます。  ただいま板川、丹羽両委員からお尋ねがあった点に関連するわけですけれども、いまあなたの手元にはおそらくわかっていないと思うのですが、たてまえとして運輸省では、これは陸運局長でもよろしいのですが、運輸省では当該事業者の経営内容、資産内容という現況はキャッチしていらっしゃるのでありますか。ファイルはあるのですか。いかがですか。
【次の発言】 私はいささか疑問に感ずるのでありますけれども、道路運送法第六条には、免許の基準がありますね。これは適正にその事業を遂行する……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1968/05/23、31期、日本社会党)

○太田委員 私、この間、甲府の韮崎ですか、修学旅行バスに対する大型トラックの衝突事故に関連いたしまして、有限会社三郷運送のことにつきましていささかお尋ねをしてあるわけでありますが、あのときに出ました資料というのはしごく簡単なものでありまして、ほとんど資料らしいものではなかった。きょうの委員会にその資料が何か追加して出されておるかと思ったのですが、それが出ておりません。これはどういうことでございますか。
【次の発言】 先回当委員会にお出しいただきました資料以外にお調べになった資料というものは運輸省にはないのですか。
【次の発言】 したがって、ただいま決議をされて運輸大臣も非常にけっこうな決議だと……

第58回国会 地方行政委員会 第8号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○太田委員 国家公安委員長に一つだけお尋ねをいたしたいことがあるのです。それは警察行政のあり方に関連するのですが、すべてが形式的に流れて実質というものが見のがされておりますと、実は非常に急いでやっておるようでありますが、効果があがらないことが多いわけです。さてとなると、そこで犯罪が起きたり、つまらないトラブルを起こすわけです。一つの実例があるのです。実はいま赤坂宿舎に住んでおりますわが党の議員なのですが、非常な脅迫電話あるいは脅迫文を受けまして、明十五日は命をもらうぞという期限つきなんです。赤坂の宿舎には派出所ですか、巡査が派出されておるわけですね。電話線まで調べておくわけにはいかないでしょう……

第58回国会 地方行政委員会 第12号(1968/03/22、31期、日本社会党)

○太田委員 地方税法に関するお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、その中に今度特に顕著である、増税項目である自動車取得税、これにつきまして自治省の基本的な考え方を承りたいと思います。自動車取得税というのは、自動車を取得した価格に対して三%の課税をする、その税金を払っていなければ登録ができない、こういうようになっておりますから、これはなかなか抜け道のない、取りはぐれのないところの税金であるように思うのです。これに着目された理由はわからぬわけではありませんけれども、これが日本の国の自動車産業、ないしはまさに向上しつつある、近代的国家に近づきつつある国民生活にどう影響を与えると思うか、伸びつつあ……

第58回国会 地方行政委員会 第17号(1968/04/04、31期、日本社会党)

○太田委員 関連して……。
【次の発言】 それは、委員長、簡単にやりますけれども、大事な問題を、答え方がなっておらぬから、聞いておったって、こんなつまらぬこと半日やったって意味ないじゃありませんか。何ですか、この質疑応答は。細郷さんも簡単におっしゃればよろしい。たとえば公営企業のバスが動かないならば動くように通路を確保する、交通規制して優先通行をはかるようにしたいと思うといったって、将来の話じゃない。いつでもできる話を、なぜそんなのんきなことを言っておるか。そうしておいて、さあこの、バスはだめだから、赤字のところにおる者は、赤字というその条件に縛られて給与は低くあってしかるべきだ。一般会計から……

第58回国会 地方行政委員会 第20号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○太田委員 関連でお尋ねします。  これは大臣にお尋ねしたいと思うのです。これは昭和四十年三月二十四日の本国会におけるところの農林水産委員会に、当時の吉武自治大臣が御出席になりましての話であるわけですね。それはよもやお忘れではないと思いますが、その自治大臣がおっしゃったことは、これははっきりと、三年後についてはやめたいということをおっしゃりながら、激変緩和の対策をその間に立てるということをおっしゃったのですよ。これはできるだけ早くこれを廃止していきたいという気持ちでございますので、三年後には何とかしたいというようなことに、だんだんと参議院に参りますと吉武大臣の言い方が弱くなってきた。弱くはなっ……

第58回国会 地方行政委員会 第27号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○太田委員 ただいま、いわば地方自治の本旨に基づいての議論が平行線をたどっておるわけでありますが、これは自治大臣も来ていらっしゃいますし、その方面では権威者と見られる長野行政局長も御出席のこの席において、地方自治の本旨が平行線というのは奇怪千万なことだと思うのです。  私は別の角度からちょっとお尋ねしますが、今度かりに、世にうわさされております阪奈和合併、大阪、奈良、和歌山、ないしは東海三県、愛知、岐阜、三重の三県の合併ということが本特例法によって行なわれるとするならば、少なくともその人口は、まことに府県というよりは、はるかにそれを超越した非常に多くの人口を擁することになる。ともに八百万以上の……

第58回国会 地方行政委員会 第28号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○太田委員 時間があまりないようでありますから、なるべく簡潔にお尋ねをいたしておきたいと思いますが、いま聞いておりまして、ずいぶんふしぎなことが考えられておると思うのでありますが、たとえば三県合併をいたしますと――長野局長にお答えいただいてけっこうでありますが、警察本部というのは一つになるわけでございますね。そういうことでございますか。
【次の発言】 そうすると、北海道は広域であるから方面本部をつくっておりますね。方面本部が設置されておりますが、今度三県なり四県なりが合併いたしまして広域になれば、方面本部をつくるということに相なるのか、それはつくられないのか。

第58回国会 地方行政委員会 第31号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○太田委員 長野局長さん、あなたは頭脳明晰にして学識に富み、常に著書をもってわれわれに地方自治の本旨や公務員のあり方等をお示しをいただいておりまして、たいへん敬意を表しておりますが、いまの話などをずっと聞いておりますと、地方自治における民主主義というものはどうもだんだんと形が変わってまいりまして、都市の機能というものも県から独立していったほうがいいのじゃなかろうかというふうに聞こえる。しかし、大都市が県から独立するかしないかということはこの法律の中に書いてないから、いままでどおりでございましょう。今度はいわゆる新都市計画法ができて、県というものがいささか大きく、その県の地域内の都市計画、都市化……

第59回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1968/08/09、31期、日本社会党)

○太田委員 交通安全対策につきまして二、三お尋ねをいたしたいと思いますが、最初に、かつて愛知県の岡崎の警察署長をやっておりました森本さんという方が非常に交通安全に熱心な方でありまして、国道一号線の事故をどうして少なくすることができるかと日夜苦心惨たんをされまして、その過労もたたってか、任半ばにして急逝されたのでありますが、その方がなくなられてしまってそろそろ一年というこの間七月の末に、本人が生前郷土岡崎地区の名産である御影石によって観音像をつくりまして、その観音像を交通安全の祈願の像として国道一号線の交通ラッシュの見えるところに安置をしたいということを言って御注文なさったということが明らかにな……

第59回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1968/08/26、31期、日本社会党)

○太田委員 関連をして二、三点お尋ねをしておきたいと思います。  先ほど来のいろいろの御説明の中に大事なポイントが幾つか隠されておるような気がするのですが、一つ、運輸省の観光部長さんの通達がございますね。これは大臣が御説明なさいましたが二一四号の二、これを見ますと、三台以上のバス旅行を実施する場合には、危険防止のため適切な判断ができる者をバスに添乗させることとあります。これは、適切な判断ができる人をバスに添乗させるというその有資格者はだれかという例について中曽根大臣は、一つの例として警察署長をやった経験のある者という例示をなさいました。これは非常に大事なことでありますが、今後そういうぐあいに警……

第59回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1968/11/07、31期、日本社会党)

○太田委員 私は、この際、飛騨川バスの事故に関するその後の対策並びに交通安全運動をめぐる当局の交通安全対策に関する考え方、こういう点についてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に飛騨川のバス転落事故につきましてお尋ねをいたしますが、運輸省の非常な御苦心のあとの見られる自賠法適用という、いわば記録的な処置をなさいまして事態がしごく八方円満におさまりつつあることは、これは私は一つの卓見として喜ばしいことだと考えております。しかし、自賠法を適用するとか、あるいは刑事上の責任について判定を下して異例の書類送検をいたしたとかいうことは、その事故に対するところの処理でありまして、いわばまあうしろ向きのこ……

第59回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/09/19、31期、日本社会党)

○太田委員 たいへん長時間お待ちをいただいた方々があるようで、はなはだ恐縮に存じますが、飛騨川バスの転落遭難事故に関係をいたしましてひとわたりお尋ねをしていきたいと思うのです。  大体、九月、今月の末ぐらいには警察庁かどこかでこの責任の所在が明らかになるであろうという想定があるわけなんです。したがって、そういう想定のもとにお尋ねをするわけでありますが、責任の所在は明らかになりつつありますかどうか。これは飛騨川バス遭難対策連絡会議を主宰していらっしゃる総理府のほうからお答えをいただきたい。
【次の発言】 そういう話は、八月十八日事故が起きてから、二十二、三日ごろでございましたか、衆参それぞれの常……

第59回国会 地方行政委員会 第1号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○太田委員 関連して。大臣、基本的な考え方ですからもうちょっと明らかにしてほしいと思うのです。工業用水と上水の関係ですけれども、いまおっしゃったあなたのお考え方は、工業用水は政策的なものであるからこれを安くするのだ、安くしてあるのだ。それから上水のほうは、住民お互いが相談をして、早く言うならば協同組合的な発想から出た仕事であるから、したがってこれは原価にふさわしい料金が妥当である、こういうようなことをおっしゃったのでありますか。
【次の発言】 そうだとすれば、たとえば工業用水というのは、工場が地下水をくみ上げる、この地下水をくみ上げるために地盤沈下が起きた。これはだれの責任かといえば、その工場……

第60回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○太田委員 関連して、自動車局長にお尋ねをいたしますが、十一月でしたか、東京陸運局管内は数千台のタクシーを免許をいたしました。この自動車免許の理由、どうしてタクシーの増車を認めたのか、その理由について御説明をいただきたい。
【次の発言】 自動車局長が直接おやりになったことではありませんけれども、私はタクシーの大幅増車問題、これは三千五百台にしても、東京都内ということになるとその中からはるかに数字が減ってくると思いますけれども、いまの混雑して思うように走れないという状態のところへさらに数千台も増車するという、この見識は私は疑われると思う。何かありはしないかと世間の人がつまらぬ憶測をいたしておる。……

第60回国会 地方行政委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○太田委員 関連してちょっと荒木さんにお尋ねをいたしますが、私は、あなたのきょうの就任のごあいさつというものを、プリントを見ないで聞いておりました。そうすると、一番最初のところで、あなたは、責務とおっしゃったのか、義務とおっしゃったのかわからないのでありますが、私は義務と聞きましたが、プリントを見たら責務と書いてある。あなたはどういうふうに御発言になりましたか。
【次の発言】 ひとつ速記録を調べていただきたいと私は思う。私は義務と聞えましたから、これはたいへんな御発言であったなあと思いました。義務と責務とは違う。プリントとあなたのことばが違うということがもし今後もありとすれば、私は、これはどち……

第60回国会 地方行政委員会 第4号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○太田委員 自治省の政務次官、いらっしゃいますようですから、大臣にかわってお答えをいただきたいと思います。きょうは時間がないそうでありますから、重点を特に教育費の問題にしぼりましてお尋ねをいたします。  義務教育は、憲法二十六条の規定によって、これは国民の義務であると同時に、国もまたその教育は無償でなくてはならないという義務づけがあるわけですが、現実には授業料を取らないということ以外に、無償というのは、最近教科書無償が追加された以外に見るべきものがありません。そして校舎は市町村立でございます。そして教職員の身分も、市町村に所属しながら、その給与は都道府県の負担ということになっておるわけです。校……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○太田委員 最初に、総務長官にお尋ねをいたします。  それは、交通安全基本法のことでございますが、本国会の会期というのも余すところわずかになったのでありますが、どういうかげんか、いまだに基本法が提案されてまいりません。昨年の暮れでございましたか、わが党の久保委員から、促進に関する意見等がなされまして、調整をしておるけれども必ず出すからというような御回答であったと思うのです。一向に出ないのはどういうわけか、またどういう点に問題があっておくれておるのか、ひとつ御説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 それはいつごろの見通しでございますか。

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○太田委員 総理府副長官にお尋ねをいたします。  先回、六十回の臨時会におきまして、当委員会で交通遺児に対する附帯決議がありました。その際に私どもの考え方としては、生徒児童、いわば小中学生にしてかつ生活の資金をかせぐ親を失った場合の援護についての決議をいたしたはずであったが、そういうことについての御認識がなかった。あらためてひとつ御回答いただきたい。
【次の発言】 副長官、それはあなたのおっしゃる気持ちはわからぬわけじゃないですよ。金がないからやれないということでございますけれども、先回の国会の決議というものは書いてあるじゃありませんか。   最近、自動車による交通事故の死傷者は激増しており、……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○太田委員 いよいよ四月になりまして、この間、交通安全施設の整備法も年度内に成立いたしまして、当委員会としては、ずいぶん交通安全施設の整備については熱意を示しておるのでございます。しかし、残念ながら、その具体的な実施というのは、いままで常に効果の見るべきものが少なかったような気がするのです。  私はこの際、最初に警察庁にお尋ねをいたしますが、この間、三月の初めごろでございましたか、十日ごろに警察庁が交通戦争に備えて非常事態宣言を行なったということがあるのであります。それは交通事故多発地点の検問を徹底させる、そして、そのために機動隊員を動員するというのが中心でございまして、これは十日の日に東京で……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○太田委員 最初に警察庁にお尋ねいたしますが、保安課系統のことでございましょう。最近深夜のボーリング場ないしはスケート場等におきますところの徹夜的な営業が、周辺の住民に対しまして一つの非常な不安を与えております。そのために、三月の中ごろ、警察庁は管内の関係団体の代表か何かを呼ばれまして、少年非行の原因になるようなおそれもあるというような、何か自粛を要望されたということも聞いております。しかし、この深夜のボーリング場とかないしはスケート場等の規制をする法律がありませんので、今後この深夜営業について何か規制する法律をつくろうじゃないかというような動きもあるやに聞いております。しかし、実際調べてみま……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○太田委員 あまり長い時間やりませんが、テーマは二つほどございます。  最初に、きょうの私鉄のストライキに関連いたしまして運輸省にお尋ねをいたしますが、東京付近において五百万ないし六百万の通勤客が足を奪われるということになりますと、マイカーないしはタクシー、ハイヤー等では輸送が間に合いません。したがって、きょうのテレビを見ますと、代行輸送はほろをかぶせた大型のトラック等が利用されております。したがって大型のトラックで、許可を受けておると思うのでありますが、これで間に合わせの従業員の輸送をして、それが途中で転覆いたしまして、死傷者が出た場合の自賠法の適用はいかが相なりますか。それをまずお尋ねいた……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第20号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○太田委員 交通安全対策基本法案につきまして、関係各省に対しまして逐次お尋ねをいたしたいと思います。  最初は総理府でありますが、最近自動車の数が非常にふえてまいりまして、陸上交通の危険というものは予測のできないほど拡大してまいりました。千三百万台の自動車といえば、これは全く脅威というべき数でありまして、これが国内特に過密地帯を中心として縦横無尽に走っておるのであります。これがいままでに六百五十万人くらいの国民を死傷させておるということについては全くもってわれわれとしてもショックでありまして、やむを得ない事情もあろうかと思いますけれども、道路は無制限に広がるものではありませんから、自動車のみが……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○太田委員 五点についてそれぞれお尋ねしますから、最初問題点とお答えいただく方の名前だけ申し上げておきますから、あと大体簡潔にお答えいただければよろしいと存じます。  第一問は機関車の一人乗務制の問題について角本、清水両氏からお答えいただきたいと思うのです。それは機関車の二人乗務制いわば機関士の助士というものが、今度機関士一人制にして助士を廃止しようという問題が当局側から出されて、それがたいへん天下に議論を巻き起こしておりますが、先ほど来の角本さんの安全性というものは予算、金というものを惜しむべきではないという思想から考えてみても、清水先生のお考えから見ましても、これは安全第一主義ということか……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第25号(1969/07/31、31期、日本社会党)

○太田委員 最初に、これは運輸省にお尋ねいたしますが、二十七日でありましたか、京成電鉄におけるところの追突事故が発生いたしました。これに対しまして、新聞等によりますと、早くいうと、非常にぼんやりした事故であるというようなことが大きく各紙に書かれておりまして、監督官庁の運輸省の責任を問われるような世論がありますが、これに対して、こまかいことはよろしいが、大ざっぱに、何が原因でそういう事故が起きたのか、これを簡明にひとつ御説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 その中で大事なものがあろうと思うのですよ。考えてみれば京成電鉄の追突事故というのはしろうと的な事故でありまして、こんなものを新聞等……

第61回国会 地方行政委員会 第4号(1969/02/20、31期、日本社会党)

○太田委員 自治大臣に対しまして、この間、所信の表明がございましたが、これにつきましてお尋ねをするという約束でございますから、その御所信に関しましてお尋ねをさせていただきます。  十三日にございました御所信の表明は、年末にあなたが大臣として御就任になりましたときの御所信とどこか違っているところがあったのでございましょうか。
【次の発言】 それでは、念のためにお尋ねをしますが、今度の御所信にはこういう長いことばが加わっておりますね。「地方自治行政は、戦後二十余年の間、着々とその歩を進め、地域住民の福祉の向上をはかりつつ、国勢の進展に大きく寄与してまいりました。しかしながら、現状は、地域住民の各種……

第61回国会 地方行政委員会 第5号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○太田委員 荒木国務大臣の所信表明の各項につきましていささかお尋ねをいたします。  最初にお尋ねしたいことは、この間静岡県の袋井市のヤマハレース場におけるところのレーサーの死亡事故、福沢さんという青年が惨死をいたしました事故が起きているのでありますが、こういうものは公安委員長としてあなたはどういうふうに理解をしていらっしゃいますか。一つの事件でございますが、殺人事件であったのか、過失であったのか、何ですか。
【次の発言】 私は、袋井市における磐田署管内でございますか、その事故はまだこの間、ほんの発生したばかりでございますから、それは調査中でいいんです。四十三年、昨年の一月に起きました畑井君とい……

第61回国会 地方行政委員会 第8号(1969/03/04、31期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連でお尋ねします。  この提案説明を拝見しますと、五カ年間延長して、さらに復興を進めるんだというのですが、五カ年間で完成できるという見通しはあるのかということ。  それからもう一つお尋ねしたいことがあるのですが、いま非常に島民の生活の苦しいという点がありましたが、しからば生活保護世帯はどれくらい現在あるのが、それから農家所得は一戸平均幾らになっておるのか、いま農家は苦しいとおっしゃったが、幾らになっておるか資料がないのですね。  それからもう一つは、昭和二十九年の十月二十九日の閣議決定というのがあります。これは奄美群島復興事業の基本方針というのが二十九年十月二十九日に閣議……

第61回国会 地方行政委員会 第9号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○太田委員 関連。政務次官、ちょっといまのお話に関連してお尋ねしたいのですが、つむぎの話と観光の話とがすり変わって、質問をされたほうがつむぎの話をして、あなたは観光のほうをおっしゃるけれども、観光もさることながら、海底公園もあるでしょう。そういう観光施設の拡充もさることながら、本来の地場産業であるつむぎ工業というものを少し軽視をしておりはしませんかということを私、苦になってしようがない、先ほどからのお話を承っておりまして。最近六十二億に近い生産をあげておるといわれておるのですから、これに関係して八百何十軒という業者があるし、先ほどの話によると一万四千人近い、そういう労働者が働いておるわけですが……

第61回国会 地方行政委員会 第10号(1969/03/07、31期、日本社会党)

○太田委員 なるべく短い時間にしたいと思います。  いろいろ同僚議員等かうお尋ねされまして、奄美の新しい振興計画というのは実はたいへんな内容を持っておることを痛感したのですが、そこで具体的な問題をひとつお尋ねをして、ほんとうに偽らざる方向を明らかにしてもらいたい。  それは、林業に対する今度の新たなる復興計画は、事業費およそ十九億七千三百万円、そのような大型の事業費計画をもちまして、そうして林業に対する振興をやろうというのでありますが、すでに十五カ年計画において二十四億円の事業費を投下されておりますから、合わせまして四十五億程度のものが林業開発等振興のために費やされたことになる。しかも林業の関……

第61回国会 地方行政委員会 第12号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連して。  大都市財源の話ですが、自画自賛のように見えますが、道路譲与税を少し補正したからいいじゃないかというお話ですけれども、今度建設省の所管である交通安全施設等整備促進法でしたか、この法律の正確な名前を忘れましたが、今度新たに三カ年計画が立てられるのでありますが、その際に、自動車取得税並びに交通反則金を原資として交通安全施設というものを地方単独でおやりなさい、いわゆる補助対象からはずす、補助事業にはしない、こういうことになりましたね。 これはあなたのほうは御了承済みでございますか。
【次の発言】 歩道をつくるというのは補助事業にしよう。しかしガードレール、それから防護……

第61回国会 地方行政委員会 第15号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○太田委員 大臣にお尋ねいたすところでありますが、きょうは大臣よりもなお詳しい政府委員が御出席になっていらっしゃいますので、この際、地方自治法の一部改正という、いわば住民の基本的権利であり、わが国地方自治の本旨に基づくところの、その基本法である地方自治法の一部改正をなさるというその要点について一、二お尋ねをいたします。  最初にお尋ねいたしたいのは、順序を追ってお尋ねしますが、地方公共団体の処理すべき事務の例示に十七号を加えられまして「消費者の保護及び貯蓄の奨励」というのが入ったわけでありますが、これは一体いかなる所存に基づくものであるのか、何か今日の事態にかんがみまして緊急是正を要する何らか……

第61回国会 地方行政委員会 第16号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○太田議員 地方税法等の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を申し上げます。  ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案について、提案者を代表してその提案の理由と内容の大要を御説明申し上げます。  地方税源とりわけ市町村の税源の充実強化ということは、シャウプ税制以来の課題でありますが、残念ながら今日においては、この問題の解決どころか、逆の方向にあるのであります。  すなわち、市町村税についてみますと、市町村歳入中に占める税収入の割合は、昭和二十六年度の四六%から、四十二年度には三七%に低下している状況にあります。これは主として、市町村税制が税収入の安定に重点が置かれたため、今……

第61回国会 地方行政委員会 第20号(1969/04/10、31期、日本社会党)

○太田委員 あす財政局長いらっしゃらないようであるし、あすの朝私が質問をする場合の前段の心がまえとしてあなたの見解を一つ二つ聞いておきたいことがあるので、関連でお許しをいただきたいと思います。  それで大臣、あなたから最初ちょっと感想を聞きますが、都道府県、市町村等が予算を編成します場合には、四月の前に編成しなければならぬと書いてあるでしょう。そうすると、そういう場合に地方公共団体の収入は、財政法によりますと、「適実且つ厳正に、これを確保しなければならない。」と第四条にあるわけです。したがって、いまわれわれが審議しております交付税、この中で六百九十億を控えてしまったのですが、こういうことは地方……

第61回国会 地方行政委員会 第21号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○太田委員 交付税法に関し、地方財政計画に関連をいたしましてお尋ねをいたします。  最初に妙な話からいきますが、自治省次官は……。
【次の発言】 それでは佐々木参事官にお尋ねしましょうか。  ちょっと変なことをこのごろ聞いたのですけれども、自治省のある有力なお方が、地方公共団体の長というのは雇われマダムと同じものだ、こういうことをおっしゃったということを聞いたのですが、何かそのようなことをお聞きになったことがございますか。
【次の発言】 それはまたふしぎなことを聞くものでございますね。大蔵省の主計局次長さんがおいでになっていらっしゃいますが、自治省の中に、県知事や市町村長というのは雇われマダム……

第61回国会 地方行政委員会 第27号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○太田委員 国家公安委員長にちょっと関連してお尋ねをいたします。  ただいままでのいろいろのお話を聞いておりますと、いわばけんか両成敗というお答えがあったようであります。どうもそういう感じにとられてしかたがありません。ちょっと具体的に話を聞きますが、これは御存じでございますか、三人が重傷し、十人余りが軽傷を負ったという段階において、一一〇番に急報いたしました。機動隊が参りましたそのときに、機動隊の言うたことは、こういうことを申しておるというのであります。どうせおまえらは反戦でやっておるんじゃないか、それくらいあたりまえじゃないか、こう言ってとめようともしなければ救おうともしない。こういうからか……

第61回国会 地方行政委員会 第28号(1969/05/06、31期、日本社会党)

○太田委員 長いお尋ねはいたしません。一、二点だけお尋ねをいたしますので、簡明にお答えをいただきたい。  それは先ほどから大出委員と大臣その他政府委員との間の質疑応答を伺っておりますと、どうもこのたびの提案のしかたには、いわば有無を言わさぬという雰囲気が感じられてしようがない。どうも有無を言わずさずこれを出し、有無を言わさずこれを審議させ、有無を言わさずこれを通すのだ。たとえば昨年の三月、昨年度お出しになりました場合には、一応職員団体の意見もお聞きになったとわれわれは聞いております。今度は全然そういうことはない。そういう点につきましても、大出委員が最初申した労使間の信用、信頼なくして将来のいわ……

第61回国会 地方行政委員会 第30号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○太田委員 公安委員長、妙なことをお尋ねするわけでありますが、この前も関連でちょっとお尋ねしたのですが、当時現場にいらっしゃった警察官の方が、社会党の若い者というと、いささか目のかたきにしたような言辞を弄された節があるやに伝えられているわけであります。それで、私は社会党であるから目のかたきにしてけんか両成敗と言ったわけでもなければ、そういう意思があったわけでもないといまおっしゃいましたし、いわばえこひいきした態度はとっておらない、こういうお話でありましたから、公安委員長のあなたの話をそのまま私は信じていきたいと思います。思いますけれども、どうも何か社会党の若い者というのはけしからぬというような……

第61回国会 地方行政委員会 第31号(1969/05/15、31期、日本社会党)

○太田委員 定年制についてお尋ねをするわけでありますが、その前に、ちょっと私、大臣に少しほかのことでお尋ねしておかなければいかぬような気がしておるのです。  いま交通安全なんとか運動というのがあるのですね。二十日まであるのじゃありませんか。その交通安全運動のさなかに、警察官が無免許、無謀運転、そして通行人殺傷事故、これは即業務上重過失罪を犯したわけでありますが、これに対して荒木国家公案委員長が閣議において最敬礼した、まことに遺憾千万でありましたといって釈明、おわびをなさったという新聞報道がなされておりますが、さもありなんと思うわけです。  そこで、野田大臣にお尋ねをしますが、そういうことがあり……

第61回国会 地方行政委員会 第33号(1969/05/19、31期、日本社会党)

○太田委員 相済みませんが、五人の方に一つ、二つずつお尋ねをいたしたいと思いますので、順序にお願いを申し上げます。最初一人ずつお尋ねいたしますから、よろしくお願いいたします。  山内教授にお尋ねを申し上げるのですが、地方自治の本旨というたてまえから、定年制をとれないのは違憲の疑いがあるという御議論でございます。それをさらにふえんいたしますと、今後、地方公務員というのは、給与の決定、これも国家公務員に準ずる必要はないのであって、地方で自由にやってやるのが地方本旨に沿う、こういうことに相なろうかと思うのであります。それからもう一つは、公営企業の従業員等の場合も、公営企業は、公営企業法によれば、一応……

第61回国会 地方行政委員会 第36号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○太田委員 関連して。ちょっと議題が公制審ということばが出てまいりましたので、その前に、それに関係する前段の違憲問題、憲法上の権利の保障問題に関連して、私はちょっと法制局長官並びに自治省当局にお尋ねいたします。  まず一点法制局長官にお尋ねしたいことは、山内参考人の違憲論というのは、これは必ずしも当を得ていないという御回答であります。したがって、それは現行法体系をそのまま是認されておりますから、定年制がしかれないということを認めていらっしゃるのでありますから、自治省と同じ見解をとり、自治省の長野局長がおっしゃったように、こういう状態の中で定年制をしこうとすれば、これはその二をつくらなければなら……

第61回国会 地方行政委員会 第40号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○太田委員 それでは最初に今井総裁にお尋ねをいたします。  この芝山町の老人を中心とした決死隊というのが九十三人ぐらい結成されていて、その隊長は七十九歳の、かつて村会議員をおやりになった方がなさっているという話でありますが、その老人の思い詰めた反対というものはその後どうなっておりますか。
【次の発言】 もう少し言ってもらわぬと、さっぱりわからぬ。
【次の発言】 それでは運輸省の村山政務次官、いまのお話で私どもが一番心にかかるのは、その老人たちの思い詰めた反対行動、まあ九十三人という人たちが――みんな六十代から七十代の方でございますね、そういう人がほんとうに決死隊のつもりで反対される、場合によっ……

第61回国会 地方行政委員会 第41号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○太田委員 最初に副総裁にお尋ねをいたしますが、飛行場の敷地にかかる市町村というのはどことどことどこでございますか。
【次の発言】 それぞれの人口とその市町村の財政の規模、お調べになったものがございますか。
【次の発言】 芝山町をどうして抜いたのですか。
【次の発言】 いまは自治省の御答弁でございますけれども、私は公団当局にお尋ねをしておるわけです。公団当局のほうの御答弁がないのが遺憾です。公団当局は自分のところの敷地になるところ、そしてまた、今後関連事業をさせなければならないところの市町村の現況について認識がないということは、私は遺憾だと思う。何も自治省にお尋ねしておるわけじゃない。どうして……

第61回国会 地方行政委員会 第43号(1969/06/25、31期、日本社会党)

○太田委員 それでは、最初に川上副知事さん、それから藤倉成田市長さん、それからあと小川さんと手島さん、四人に、手続上の問題として先ほど全部おっしゃったことでありますが、小川さんと手島さんとは、下から盛り上がったものでなく押し付けられた飛行場、そういう気持ちの御発言が非常に強くて、それが不満の一番の火元だ、こういう感じをわれわれは受けたのでありますが、そういうことに対して、川上副知事さんとそれから藤倉市長さん、どうお考えになりますか。川上副知事さんは、住民の説得に全力をあげたと最初におっしゃった。どのような方法をおとりになったのか。全力をあげたつもりだが、結果、それは失敗したのであるのかどうか。……

第61回国会 地方行政委員会 第46号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○太田委員 ほんとうは国家公安委員長にお尋ねをしたいところです。私はいまの状態を客観してみますと、梅雨前線の異常な刺激によって豪雨禍が全国的に広がりつつあるときにおいて、一体警察は何をし、各地方の自治体は何を行なったかが重大問題だと思う。いまのお話にありますように、全体で死者五十三名という御報告がありましたけれども、一番多いのは鹿児島県。それで私は特にこの際聞きたいことは、警官延べ七千何百人とかを動員したということもさることながら、一体豪雨の最中においていかなる目ざましい活動がなされたか。警察官として何か人命救助一つぐらいなさったかどうか、あなたは、災害警備活動は現在行なわれておるというのであ……

第61回国会 地方行政委員会 第47号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○太田委員 それでは久保田参考人にお尋ねをいたしますが、復興計画の策定については、都が中心となってやるべきであるという御意見だったと思うのです。私どもそういうふうに思いますし、法のたてまえはああいう表現はしてありますけれども、あくまでも計画をつくるのは都でありますから、この法案が成立しますと、都においてすみやかにこの策定を行なわなければなりませんが、素案というものは、骨組みはできておるんでありましょうか。あるいはこの法案が早々に通ったといたしまして、いつごろまでに都の案はできるのでございましょうか。
【次の発言】 一問一答の形になってはなはだ恐縮でありますが、お許しをいただきたいと思うのです。……

第61回国会 地方行政委員会 第50号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○太田委員 ただいまの御質問に関連して二点だけお尋ねをしたいことがある。最初は騒音の問題でありますから、これは空港公団総裁にお尋ね申し上げます。  この間、参考人として川上副知事がおいでになりまして当委員会におきましてお話しになりました考え方でありますが、それによりますと、六月二十五日に、騒音について、特に超音速旅客機SSTの問題につきましてこうおっしゃった。通常のジェット機並みに下げることができるから心配ないと考えております、それはそのように騒音を消す研究開発がアメリカにおいてなされておるという話でございますから、そう考えておりますというお話でした。したがって、SSTが就航いたしましたときに……

第61回国会 地方行政委員会 第56号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○太田委員 私は主として、中部圏の開発に関する財政上の特別措置法、この法案に関係をして、過疎問題をあわせてお尋ねをいたします。  自治省にお尋ねをいたしますが、本改正案によって、中部圏内のいかなる地域のいかなる事業に対して財政上の援助措置がとられるのであるか、この具体的な内容を総括してお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 さらに自治省にお尋ねをいたしますが、いまお話しになりましたところの県の行ないます対象事業は、公営住宅、改良住宅、道路、港湾、河川、都市公園、漁港等のものであるとおっしゃいました。それから、市町村の行ないますところの対象事業は、道路、下水道、幼稚園、保育所あるいは清掃……

第61回国会 地方行政委員会 第58号(1969/08/27、31期、日本社会党)

○太田委員 警察のことでお尋ねをいたします。  最初にこれは警察庁にお尋ねをするのでありますが、最近四十五年度の予算編成の時期に差しかかっておりますので、したがってその各種の動きとか計画があるわけで、その中で特に顕著な警察関係の例として、警察官五千人の増員計画というのが伝えられておりますが、そういうのは事実でありますかどうかということと、もしその五千人を増員する計画が素案としてあるならば、いかなる事態を考え、いかなる方向にこれを使わんとするのか、交通であるのか、警備であるのか、防犯であるのか、何であるのか、こういう点についてお尋ねをいたしたいと思います。

第61回国会 地方行政委員会 第59号(1969/09/10、31期、日本社会党)

○太田委員 最初に道交法に関しまして警察庁にお尋ねをいたします。  伝えられるところによりますと、十月一日を目途にいたしまして反則金制度に関連をいたし、これを点数に換算をいたしまして、それを累積し、ある限度の点数になりますと、その運転者の免許を停止する、こういうことが実施されるやに伝えられておるのでありますが、非常に重大な問題でありますので、もしそういうことが用意されておるとするならば、その概要をこの際明らかにしてほしいと思うのです。
【次の発言】 鈴木交通局長が、四十二年七月十一日に、当委員会におきまして、道交法の一部改正即反則金制度をつくりましたときに、附帯決議を付したことは御承知でござい……

第61回国会 地方行政委員会 第60号(1969/10/08、31期、日本社会党)

○太田委員 できるだけ協力申し上げます。  先回の委員会におきまして、交通反則金制度に関連する点数制、これは即免停制度につながりますから、反則金制度を四十二年にきめ、このたび政令をもって点数制による免停制度を創設されたことに対して疑惑を感じまして、交通局長にお尋ねをいたしました。その際の御答弁が、四十二年に道交法を改正する当時の警察庁当局、公安委員長の御説明といささか背離いたしておりましたから、公安委員長として正式にあらためて、道交法の改正当時にやらなくて、今回政令でもって点数制を創設し、そして反則金制度と結びつけた理由についてお答えをいただきたいということをお願いしておきました。これについて……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/02/15、31期、日本社会党)

○太田委員 私はきょうは、特に三点にしぼりましてお尋ねをしたい。  一つは過疎地帯と地方財政の問題、それからもう一つはギャンブルと地方財政の問題、その次に交通安全対策予算について、この三つについて、大ざっぱな分け方でありますが、お尋ねをいたしたいと存ずるわけです。  一番最初には過疎地帯の問題、これからお尋ねをいたしますが、経済企画庁のほうに最初にお尋ねをいたします。  政府のほうは最近しばしば過疎地帯の対策に力点を置いているようなお話もありますけれども、具体的にわれわれはこの予算の中からそれをくみ取ることが非常に困難だ。したがいまして、どのような対策が立てられておるのか、政府の過疎地帯の対策……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会 第5号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に大臣にお尋ねをいたしますが、今度の法改正、一番中心になりますのは目的の改正であろうと思うのです。そこで第一条の目的の改正でございますが、これはいままでとがらりと内容が変わっておるわけなんです。その意味するものは、御説明はありましたけれども、条文のほうの表現のほうが少し明らかでありまして、大臣の御説明よりは法文を読んだほうがいいような気がするのです。今度の第一条の目的の改正は、「交通の発達及び国土の適正な利用と均衡ある発展に資するため、港湾の秩序ある整備と適正な運営を図る」これがその主文になっておるわけですね。いままでのほうは「港湾管理者の設立による港湾の開発、利用及び管理の方……

第71回国会 運輸委員会 第10号(1973/03/23、33期、日本社会党)

○太田委員 いまのお話に続きまして、私あまり詳しくありませんからお尋ねをいたしますが、公務員制度審議会が、石の上にも三年というが、それを繰り返し、繰り返し、結論を出さないまま苦労していらっしゃることに対して、私はその気持ちわからぬわけではないが、現在の国鉄労働者を中心とする、公労法上のスト権を剥奪されておるこの問題に対して、不体裁判の判決並びに現在国民世論がどうなっておるかということに思いをいたしてみますると、そんなにアウトロー、アウトローといって声を大きくしたり、公制審無用などという暴言が出てくるものではないと思うのです。それは、現在は資本と政府というものが、ともにどこで譲歩したらいいだろう……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、日本社会党)

○太田委員 国鉄運賃並びに財政再建につきまして最初に運輸大臣、それから国鉄総裁、お二人にお尋ねをしたいと思います。  まず、その赤字の原因の確認でございますが、赤字の確認というのは、第一は膨大な設備投資、これを借り入れ金によってまかなってきたという財政的な圧迫が赤字を生み出した一つの大きな要因、第二は貨物運賃が非常に大きくコストを割っておりまして、場合によっては半額で輸送するというようなそういう実情にありますがゆえに、その割引制度が赤字の大きな原因である。そういうことの結果、現在では幹線線区におきましてわずか七線のみが黒字でありまして、その他はすべて赤字線となって転落をいたしておるのであります……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○太田委員 私は、早稲田の鈴木講師にお尋ねを申し上げます。時間が少ないのでありますから、二、三点お尋ねをいたします。  最初に、経済政策の点からおっしゃった御意見でありますが、三本の今度の財政再建の方針というのはオーソドックスでけっこうだという御意見の中に、当然運賃値上げ分、国民の犠牲という点については、わが身に引き比べてあなたは、この値上げの幅というのは、言うならば値上げがあっても、定期運賃にしても、一般旅客運賃にしても、貨物にしても、あるいはそれがどのようにその他の料金にはね返ろうとも、そういうことは実感から消化できる、こうおっしゃいました。言うならば、あなたの所得水準から消化できるという……

第71回国会 運輸委員会 第31号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○太田委員 最初、運輸省にお尋ねをいたします。  これは本日の毎日新聞に載っていました記事からお尋ねをするわけでございますが、運輸省の港湾局計画課のほうから流されておるような資料が、非常にマルに秘の資料で、内部で秘密にされるべきものが、民間の会社の当事者の手に渡っておるということが明らかにされておるのであります。この文書というのは四十八年度の「港湾改修費補助計画(案)」それからもう一つが「埠頭整備資金貸付金事業計画案」、この二つでありまして、港湾改修費の補助計画の中には内地の部と離島の部の二つに分かれておりまして、計三つの文書が流されておるそうであります。一体こういうことは、私ども考えて奇怪千……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長代理 渡辺武三君。
【次の発言】 野坂浩賢君。

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1973/04/12、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に、これは総理府長官にお尋ねをしたいところでありますが、代理の島村参事官でけっこうですからお答えください。  この間、二月二十三日の日にここで基本対策の御説明が大臣からありました。その際に、昭和四十六年の交通事故の死者は一万五千九百十八人、こういうふうにお話があったのでありますが、どうもこの数字について私は疑惑を持っておるのです。内訳をこまかく分けてみますと、自動車関係が何人で、鉄道事故によるものがどれくらいで、その他がどれくらい、こういうことになると思いますが、それはどういうふうになっておるのでございますか。
【次の発言】 あなたのおっしゃる踏切事故というのは数が非常に少ない……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1973/05/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長代理 平田藤吉君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後五時三十二分散会

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に、海上保安庁、ここに地図が出ておりますね。この地図から見ますと、発火場所から沈没場所まではかなり流されておるのか、自力で動いたのか存じませんが、これは自然に潮流によって流されてこれだけの距離を移動したのでありますか。この距離はどれくらいの距離がございますか。
【次の発言】 それから、これは大臣、あなたのほうはどういう御見解ですか。当時は乗り組み員が二十三名に対して乗客が三十五名、車が十九台というのですから、非常に閑散だったわけですね。この船の定員というのもあるでしょうが、常時はもっとたくさん乗っていたと思うのです。「せとうち」はなかなか利用がいいというのですが、もしそれが満員……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1973/06/14、33期、日本社会党)

○太田委員 適性診断に関しまして、これは警察庁にお尋ねをいたします。  国家公務員であります場合に、現在、適性検査を行なうという義務づけ、それから安全運転管理者に対する講習を行なうという義務づけ、これは道交法によって確立されておると思うのでありますが、そう理解してよろしいか。  それから、現実に各省庁等は多数の自家用車を保持をしていらっしゃいますが、わが衆議院等におきましてもそうであります。そういう自家用車の運転者に対する適性診断、これは現在どのように行なわれ、そしてまた、安全運転管理者に対する講習はどのようにして行なわれておりますか、お答えをいただきたいと思います。

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○太田委員 最初、総理府にお尋ねをいたします。  いまの御報告ですが、「遺家族の生活状況」というところですね、いうならば十五歳以上の交通事故死亡者の七四%、これは職があり、約六割が家族を扶養する立場にあって、その大事な人をなくした遺家族は、三分の二が一家の柱を失ったということになっておる、こういういま御報告でございました。  一家の柱をなくしたというのは、人間がなくなったということでなくて、収入がとだえたというような内容を持つわけでありますが、そこでちょっとお尋ねしたいのは、「昭和四十八年度において実施すべき交通安全施策に関する計画」というのが出ております。これの二七ページに、「損害賠償の確保……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○太田委員 私は、ただいま議決いたしました本案に対し、附帯決議を付すべしとの動議について、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表してその趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     船舶安全法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、今後のレジャーボートの増加傾向に対処するため、次の諸点について、努力すべきである。  一 レジャーボートの航法及び航行水域を規制し、海上交通の安全の確保と秩序を図るため所要の措置を講ずること。  二 強化プラスチック船の廃船処理問題について検討を加え、必要な対策を推進すること。  以上の附帯決議の趣……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第21号(1973/09/05、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に海上保安庁、それから運輸省のそれぞれの関係者にお尋ねをいたしますが、「カーフェリーの事故概要について」の保安庁の御報告、「カーフェリーの安全対策について」の運輸省の方針、これを拝見をいたしましたが、一番大事な海上保安庁の「カーフェリーの事故概要について」は、新聞記事よりももっと味のない報告でありまして、一体これは何だということなんですね。船名と総トン数と旅客数と発生月日と海難種別と場所とそのときの天気とその概要となると、新聞記事よりもこれはあじけない。ここにはどこに問題点があったかということは一つも書いてない。私は、特にその中で取り上げたいのは、最後の七月一日に出たフェリー「……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1973/09/25、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長代理 理事会において協議をいたします。
【次の発言】 きょうは、中小私鉄並びに過疎バス並びに沖繩のバスの問題、それから尾小屋鉄道の交通事故の問題等についてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、尾小屋鉄道、国道八号線におきますところの非常に不幸な交通事故が、八月の二十二日であったと思いますが、発生をいたしました。小松市内におきまして二両連結の小さな貧弱な一まあ貧弱なと言うと失礼でありますが、ささやかな通勤電車に対しまして、朝九時ごろ、トラックが交通信号無視、警報機無視、二つの罪を重ねて衝突をいたしまして、十数人が負傷をするという事故が起きました。幸いにして死者はなかったようであり……

第72回国会 運輸委員会 第4号(1973/12/19、33期、日本社会党)

○太田委員 なるべく簡明にやりますから……。  最初に、運輸省民鉄関係のことについてお尋ねをいたします。  最初に運輸大臣にちょっとお尋ねをいたしたいのでありますが、昨日の所信表明というのは、中心に油がありまして、油危機に対して必要な燃料が確保されるようにつとめる、こうもおっしゃったわけでありますが、それは当然に公共輸送機関の使命を全うするという意味におきまして、その大事な燃料だけは確保しようという御趣旨であったと思います。そういう中から、必然的にマイカーの規制というのが裏側にあることになるわけなんでありまして、マイカーの規制は非常にむずかしいときのうもしばしば言われておりましたのを承りました……

第72回国会 運輸委員会 第10号(1974/03/01、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に運輸大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  あなたは、この間の大阪の判決が出まして以来、各方面でいろいろな所見を申し述べておられますが、その中で特に騒音源についてのいろいろ新しい施策と言っては何ですが、具体的な話をなさっていらっしゃいます。それは即便数を減少をするという、こういうことについて相当積極的なかまえをとっていらっしゃるように思うわけです。  けさの新聞を拝見しますと、日本航空が九時以降十時までの国内線のすべて並びに国際線の一便を減便をし、さらに全日空はその間において一便のみ国内線を減便をする、こういうことを言いだしておるようでありますが、あなたの減便政策というものは……

第72回国会 運輸委員会 第14号(1974/03/12、33期、日本社会党)

○太田委員 船主相互保険組合法の一部を改正する等の法律案についてお尋ねする前に、本日午後ハイジャック問題が起きまして、東京―沖繩線の日航のエアバスが四百何十人乗せてハイジャックされて、現在那覇の空港におりて、那覇警察本部がそれに接触しておるというような話がありますが、なかなか多額の身のしろ金ですか、何か要求等もあるようであります。さらに、給油だとかいろいろの物資の積み込みを要求して、どこやらへ飛び去ろうとしておるかもしれない動きもいわれておりますが、これにつきましては、本日対策本部がつくられて、関係者はそちらのほうに集合去れ、政務次官は即刻現場に飛んでおるというニュースを聞きました。ほんとうな……

第72回国会 運輸委員会 第18号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○太田委員 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について若干のお尋ねを申し上げます。  最初に、初めて総裁に所信をお尋ねをいたしたいと思います。  資源制約下における総合交通政策の中において、日本国有鉄道のになうべき役割りは何であろうかということについて、この際、総裁としての御所信を承りたいと思います。
【次の発言】 いまの総裁のお話しですね、一つの特色があると私も思います。先ほど来からの同僚の質問にもあなたお答えになりまして、貨物に力点を置くということをおっしゃいましたが、貨物に力点を置いてほんとうに貨物が国鉄に来ますか。そのためには……

第72回国会 運輸委員会 第21号(1974/04/10、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に国鉄からお答えをいただきたいのでありますが、昭和四十年四月から着工をいたしました岡崎−瀬戸間、それから瀬戸−稲沢、清洲間、この岡多線並びに瀬戸線の工事でありますが、九年たちましていまなお開通の見通しが立っておりません。そこで、最近でございますが、愛知県におきましては、県知事の諮問機関の形をもちまして、名古屋周辺の交通網を整備する調査会議がつくられておりまして、その答申がありました。その答申によりますと、大ざっぱにいうとこういうことなんです。  現在名古屋周辺の通勤通学者の輸送というのは、鉄道四に対して自動車、自家用車でありますが、これが六ということになっておる。であるから鉄道……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1974/02/27、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に空の問題をお尋ねいたしたいと思います。その次に今度は鉄道の問題、最後に道路交通の問題、スピードの早いところからやっていきます。  これは運輸大臣に最初にお尋ねをいたしますが、近く日本近距離航空株式会社なるものが発足するように伝えられておりますが、事実でありますか。また事実であるとするならば、その事業内容はいかがなものでございますか。
【次の発言】 大臣、大ざっぱに私の承っております概要をちょっと申してみますと、この新会社の資本金は六億円、一番多く出資するのが全日空二〇%、そしてその次に日航が一〇%、その他、こういうことになっておるようでございます。それから使用する飛行機はプロ……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に運輸省にお尋ねをいたしますが、踏切事故の問題でございます。  三月二日に西鉄で起きました踏切事故というのが実はなかなか問題を起こしているようでありまして、一説によりますと、その踏切遮断機は機能を失っておった、機能が作動せず、そのために自転車に乗っていた中学生並びに軽自動車に乗っていた運転手ともに死傷いたしまして、大事故になった、こういうことが伝えられておるのでありますが、一体、実地検証もあったと思いますが、お調べになった結果は、この踏切の保安装置には欠陥があったか、なかったか、これについてお答えをいただきたいと思うのです。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に、これは総理府にお尋ねしていいのやら、警察庁にお尋ねしていいのやら、あるいは運輸省にお尋ねしてよろしいのやらわかりませんが、わかるところからひとつ答弁をしていただけませんか。きょう四十七年度の統計でございましたか、いただきましたが、その中に踏切の事故というのがあるのですね。きょう私は、踏切事故に関して先回に引き続いてお尋ねをしたいと思うわけなんです。  第一種自動踏切というのはどんどんふえてきておるわけで、傾向はよろしいと思うのです。第三種踏切の警報機のみの踏切が第一種自動踏切になって遮断機つきになった、進歩しておるように思います。ところが、事故のほうが一向に減らない。これは……

第73回国会 運輸委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○太田委員 私は、主として地方交通網の整備という問題に関連をいたしましてお尋ねをいたします。  最初に鉄監局長にお尋ねをいたしますが、今度の地方交通整備の一つの目玉に、地方中小私鉄の欠損補助の拡大があったと思うのです。このたび運輸省としてはどのような方針をきめて要求されておるのか、内容をちょっと御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 六十三社の中の二十一社ということですが、この三分の一に対して赤字補てんをするとおっしゃる。この数も少なければ、その内容も対象がふえているんだから金額もふえたわけなんであって、いままで大体赤字の六割ぐらいにしか相当しなかったわけですね。全額の補助じゃないわけ……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、日本社会党)

○太田委員 私は、交通安全の中の専用軌道を持つ鉄道の安全ということについてきょうはお尋ねをしたいと思うのですが、特にいまは予算要求の時期でありまして、言うなら各省の考え方がまとまっておるように思うのです。いままで線路の防護さくというものに対する補助金の制度がなかった。今度はその線路の防護さくというものが相当問題になっておりますから、これを完備するとするなら、かなりの資金が要るわけでありますが、それを単独に国鉄並びに地方鉄道という鉄道当局者にやらせるのか。それとも交通安全施設として、踏切道整備と同じように、所要の経費の半分とか幾らとかを国で負担する、その他地方団体で若干の負担をするという制度を設……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1974/09/20、33期、日本社会党)

○太田委員 関連をいたしまして国鉄総裁にお尋ねをいたしますが、幾ら金を出しても安全がないというお話をちょっといま承りまして、非常に不安を感じておるのですが、いま国民が新幹線に対して一番心配をしておるのは、いまの条件ではたして安全であり得るかどうかというその点なんです。いろんなことが起きましたね、車両の火災もあれば、車両の老朽化に伴うところの車軸の折損事故もあれば、いろいろな各種の付随物の落下事故もあれば、あるいはドアをあけたままで発車するというような事故もあった。あるいは線路の荒廃につきましては、レール折損が四十七年度統計でも六十七件もあったというようなことで、思うとおりにレール更換も進まない……

第75回国会 運輸委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に稲垣社長さんにお尋ねをいたしますが、県南の場合、補助金が、四十九年度補助金というのは合計いたしまして先ほどおっしゃった二億三千二百万、その中で路線補助が二億二千万、車両補助が千二百万でございますね。そこで、車両補助の場合はちょっと数字が違いますから除きますが、生活路線の補助金の問題でございます。これは、あなたのところのキロ当たりの営業費というのは一体幾らになっていて、そうして岩手県ではその補助の限界営業費というのは幾らに設定しておりますか。かなりその間に幅があったんですね。実際の営業費は幾らぐらいでしょうかね。たとえば、二百五十円ぐらいになっておるんですか。そして、陸運局など……

第75回国会 運輸委員会 第14号(1975/05/06、33期、日本社会党)

○太田委員 本案に対しましてお尋ねをいたしたい点が二、三あるのでありますが、最初に、本法改正の趣旨は、これはすでに御説明ありましたように、現在の宮守線は、初めは河守と福知山との間を結ぶ民営鉄道の北丹鉄道を介して京阪神地域と日本海沿岸丹後地域とを短絡する計画で昭和四十一年以来工事を進めてきた。ところが昨年の二月に北丹鉄道が廃止されたので事情が変わったから、終点を河守から福知山まで延長したいのだ、こういう御提案でございます。  その間十二キロ何がし、短い区間でございますけれども、廃止された北丹鉄道というのは、四年前にすでに休止をいたしております。そういう点から言いまして、北丹鉄道というのは一体いか……

第75回国会 運輸委員会 第17号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に、本法に直接関係する細かい部分でありますが、本法の趣旨、本法の本当のねらいを明らかにする意味においてお尋ねをしていきたいと思いますから、そういう意味でお答えをいただきたいと思います。  これは御提案の趣旨にありますように、油濁損害の賠償責任について行為者の船側の故意または過失の存在を前提とするいままでの不法行為責任の一般原則では、これからの現状の油濁の状況にかんがみますときには適切でない、こういう反省が世界各国の間に行われまして、それで賠償の万全を期するという意味から二つの条約ができ上がってきた、こういう経緯がありまして、その条約に基づいてこれを批准するとともに、国内条約、国……

第75回国会 運輸委員会 第20号(1975/06/20、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に運輸大臣と国鉄にお尋ねをいたします。  それは、ついこの間、六月十八日に、東北本線のレール更換工事が行われまして、世人の注目を引いたのでありますが、その際に思いがけない事故が発生をいたしまして、そして死者一名、重軽傷者二十八名の犠牲を出すようなことがございました。  これは私ども具体的な内容は存じませんから、必ずしも正確な推測ではないのではないかと思いますけれども、しかし、ベテランの高田さんという保線の係の方が、二十年の経験を持ちながら今度の重軌条更換によって、機械にはさまれて亡くなったということは、何と考えてみても計画にミスがあったのではないか、計画の手落ちではないのかとい……

第75回国会 運輸委員会 第23号(1975/07/04、33期、日本社会党)

○太田委員 民営交通機関の経営上の諸問題について一、二お尋ねをいたします。  最初に路線集約の方針について伺いますが、これは自動車局長にお尋ねをいたします。  地方バス路線運行維持対策要綱というものには「単位地域ごとに路線バス事業者の集約化を推進して、経営の合理化と企業基盤の強化をはかる。」というような表現がありまして、そこで集約の度合いに応じて「甲種」「乙種」というような表現が用いられておりますが、この方針はずっと堅持をしていらっしゃるのでありますか。念のためにここでもう一回確認をしておきたいのでありますが、それはいかがですか。
【次の発言】 そこで、いままで各地にその芽が出ておりましたね。……

第75回国会 運輸委員会 第24号(1975/08/08、33期、日本社会党)

○太田委員 まず、第一問ですが、衣浦臨海用地造成事業が行われまして、そこの第二号地にシェル石油株式会社と、それからブリジストン液化ガス株式会社と、それから兼松江商株式会社の三社が進出いたしまして、LPG、LNGの基地を建設するということが決まりました。愛知県知事はこれに対してその設置を認めておるわけでございますが、現在、問題は、先発メーカーであるシェル石油が第一期工事といたしまして二万六千トンのタンク二基、二万五千トンのタンク一基、七百トンのタンク二基、合計七万八千四百トンのLPGタンクを建設しょうということで、そのためには四万トンないし五万トシのタンカーの出入りに便なるようにそこに岸壁施設を……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/03/19、33期、日本社会党)

○太田委員 最初はやはり総理府にお尋ねした方がいいでしょうね。自動車安全運転センター法案に関しましてお尋ねをいたします。  この法案の中身を見ますと「業務」というのがありますが、その「業務」の中、法二十九条の第一項四号、五号でございます。四号、これは言うなら運転免許を受けた者で、高度の運転の技能及び知識を必要とする業務に従事する者、また運転免許を受けた青少年に対し、それぞれ必要とされる運転に関する研修を行うこと。五号は交通事故等の調査研究を行うこと、こういうことがこのセンターの独特の仕事として規定されておりますが、これは本来中央交通安全対策会議において取り上げて行うべきことではなかったのか。な……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○太田委員 高速自動車道路の事故、これを最初に取り上げてお尋ねをしたいと思います。  総理府の交通安全対策室のおつくりになりましたみごとな要覧がありますが、この図説を見まして、高速道路の事故というのは人身事故率は少ないようでありますが、一件当たりの死傷者数に至りますると、致死率にいたしましても非常に大きい。その理由がわき見運転とか不注視運転、これが多いようで、その次にハンドル操作不適当なんというのがあります。この高速道路の交通事故を防止する基本対策というのは何でございますか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 朝早く、首都高速道路などにおきまして、取り締まり班が出動いたしましていろいろと規制を……

第76回国会 運輸委員会 第1号(1975/11/11、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に海運局長にお尋ねをいたします。 本法による漁業者あるいは海岸管理者等がその油濁の損害を受けた場合に賠償を求めることができるという、そういう具体例というものは、ジュリアナ号を例に引いてこの前御説明があったように思いますが、これは果たしてどういう場合が過去の事故の中から該当するのかという点について、一度総括的にお答えをいただきたいと思います。  特に、明原丸の問題が裁判の結果を待つような状態になっていたと思いますが、これはどうなっているか。それから、浦賀水道で起きました事故の中に栄光丸の事故があります。これは中ノ瀬航路の入り口において、他船との衝突を回避したために岩礁に乗り上げて……

第76回国会 運輸委員会 第2号(1975/11/19、33期、日本社会党)

○太田委員 最初に運輸省にお尋ねをいたしますが、十月二十三日に花巻空港拡張可否に関する現地公聴会を強行されたという事実を中心といたしましてお考えを承りたいと思います。  この花巻空港は、三十九年四月に四十万平方メートルの用地をもち、千二百メートルの滑走路一本をもちましてオープンをいたしました第三種空港でございます。以来十何年たっておるわけでありますが、その間、いまから四年半ほど前に県が拡張計画を発表いたしまして、五十一年の春までにジェット機が発着できるよう二千メートルに滑走路を延長したいという計画を発表いたしまして以来、議会ももめたし、地元も大もめにもめてきておるのは御承知のとおりであります。……

第77回国会 運輸委員会 第13号(1976/05/21、33期、日本社会党)

○太田委員 私は、ローカル線対策、在来線と新幹線の関係、新線建設、国鉄の輸送分野と、大きく言えばこの四つの見出しに集約してお尋ねをしたいと思います。  いま石田先生からいろいろとお話があって、お答えになっているのを途中で聞いておったのですが、最初に大臣にお尋ねをしますが、もう一遍復習になりますが教えてください。  この五十一年度は、運賃値上げ助成金等をもらって国鉄の経理はどうなる、五十二年度はどうなる、五十三年度はどうなる、五十四年度はどうなる、五十五年度はどうなる――何か、五カ年計画でこの目標に達するようなお話をひょいと聞いたので、五十一年度から五十五年度までの大づかみな数字で結構ですが、計……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1975/12/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推薦によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  交通事故の現状は、ここのところ著しい減少の傾向を示しておりますが、被害者の数は依然として多く、まことに憂慮にたえないものがございます。  今後さらに交通安全対策の強化促進を図るとともに、総合的対策の樹立が強く要望されているところであります。  幸い、御経験豊かな皆さん方の御支援を得まして、これが対策の樹立並びに委員会運営の重責を果たすことができますよう全力を尽くす所存でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/02/18、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任についてお諮りいたします。  理事片岡清一君及び斉藤滋与史君より、理事を辞任いたしたいとの申し出がございます。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  ただいまの理事辞任に伴う欠員二名並びに委員の異動に伴う欠員二名、計四名の理事が欠員になっております。  この際、これら欠員の補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1976/03/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法及び踏切道改良促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府より提案理由の説明を聴取いたします。竹下建設大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、竹下建設大臣、福田国家公安委員長、植木総理府総務長官及び木村運輸大臣から、交通安全対策の基本施策について、それぞれ説明を聴取いたします。竹下建設大臣。
【次の発言】 次に、福田国家公安委員長。

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1976/03/29、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法及び踏切道改良促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、理事会の申し合わせにより、委員長より一言申し上げます。  本法律案は、総合的な計画のもとに、交通安全施設等整備事業を実施するとともに、踏切道について、その改良を促進することを目的とするものであります。当面する交通安全施策として最も緊急かつ重要なものであり、十分審議すべきものと考えられますが、現行法、交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法及び踏切道改良促進法は三月三十一日をもって期限切れとなるため、本日、本法律案の採決を行うことと……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1976/05/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、植木総務長官より、交通安全基本計画について説明を聴取いたします。植木総務長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 次に、渡辺武三君。
【次の発言】 次に、沖本泰幸君。
【次の発言】 次回は明十三日午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時二十四分散会

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1976/05/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。三枝三郎君。
【次の発言】 次に、久保三郎君。
【次の発言】 次に、土橋一吉君。
【次の発言】 次回は公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時四十四分散会

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 次に、左藤恵君。
【次の発言】 次回は明二十日午前十時理事会、十時二十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時五十七分散会

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1976/05/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。勝澤芳雄君。
【次の発言】 次に、野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 ただいま三枝三郎君外四名から、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党の五党共同提出による交通安全対策に関する件について委員会において決議せられたいとの動議が提出されております。  本動議について議事を進めます。  この際、提出者から趣旨の説明を聴取いたします。三枝三郎君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1976/08/10、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、地方における交通事情及び交通安全施設の整備状況、海上交通安全対策並びに航空交通安全施設の整備状況等調査のため、去る六月八日から三日間、愛知県、兵庫県及び高知県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員から報告を聴取いたします。三枝三郎君。
【次の発言】 次に、海上交通安全対策に関する実情調査のため、去る三日及び四日の両日、広島県及び愛媛県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員から報告を聴取いたします。井上泉君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。派遣委員各位にはまことに御苦労さ……

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  前回同様、委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの三枝三郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、       粕谷  茂君    瓦   力君       三枝 三郎君    羽田野忠文君       林  大幹君   ……

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。  去る九月二十日、理事羽田野忠文君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員となっております。この補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、野中英二君を理事に指名いたします
【次の発言】 この際、西村総務長官、中馬建設大臣、天野国家公安委員長、橋口総理府総務副長官、阿部運輸政務次官及び梶山建設政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。西村総務長官。

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1976/11/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長 これより会議を開きます。  請願の審査を行います。  今国会において、本委員会に付託になりました請願は全部で四件であります。  これらの各請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしましたので、この際、紹介議員の説明等を省略して直ちに採否を決したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  お諮りいたします。  本日の請願日程中、第一、第二及び第四の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、ただいま議決いたしま……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 運輸委員会 第8号(1977/03/30、34期、日本社会党)

○太田委員 私は、最初鉄道監督局関係のお仕事、その次に航空局の関係のお仕事、これについてお尋ねをしたいと思います。  最初、簡単でありますから住田鉄監局長にお尋ねをいたしますが、最近国鉄でも、あるいは各都市の民営鉄道でもそうでありますが、都市計画に基づく連続立体交差化の工事、連続踏切除却工事とも別に言いますが、鉄道の線路を上に上げるという工事が特に大きな駅周辺に集中して行われております。東海道線で言いますと、静岡駅、浜松駅で現在工事が進んでおる。たとえば静岡駅のこの工事は、東海道本線静岡駅付近高架化工事と名づけておりますが、実は静岡県が行う都市計画に基づきます立体化工事ですね。今後これがどんど……

第80回国会 運輸委員会 第15号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○太田委員 最初に、これは五十二年四月八日「国鉄通信」第五九三号、これに「「経営改善計画」(案)提出さる」というので、この一冊は全部二十三ページまでそのことで埋まっていますね。つい二、三日前これが届きまして拝見をいたしました。  そこで、これは大臣にお伺いいたしますが、日本国有鉄道法五十四条の三、これが基礎となりまして経営改善計画を運輸大臣に四月四日に提出いたしましたと最初に書いてあるわけですが、実は五十四条の三というのは五十四条の二を受けておりますね。五十四条というのは、在来ありました「監督上の命令及び報告」ということでありますね。ここで運輸大臣は国鉄に対して必要な命令ができるし、報告をさせ……

第80回国会 運輸委員会 第18号(1977/05/13、34期、日本社会党)

○太田委員 社会党の太田一夫ですが、私四人の方にひとつお尋ねをしたいと思います。  最初に、高木助教授にお尋ねをいたしますが、いまの話によく似ておりますが、交通政策の基本の問題をお述べになりましたですね、運輸調整、コントロールという問題で。そこで、具体的にマイカーと鉄道はどうあるべきか、トラックと鉄道はどうあるべきか。この交通機関の担任の分野についてお考えを承りたい。  それからその次、高橋議長さん。先ほど消費者四七会の会長さんの吉田さんからなかなかいいお話がありました。確かに乗せないようにしておいて、赤字が出た出たという国鉄だという御指摘はもっともだと思います。あなたの方のお話の中で、アンケ……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○太田委員 それでは最初に、国鉄並びに運輸省にお尋ねいたします。  例の上越線の列車転覆事故、落石が原因であります。それからさらには、その後大糸線でやはり落石事故がありまして、同じような脱線事故が出ております。最近、この落石事故は非常に多うございますので、各方面で質疑されておりますから、詳しい話は別にいたしまして、結論の方をお尋ねいたします。  こういう事故が起きた上越線では、予測しないところから大きな何十トンという石が落ちた。しかもそれは非常にかたい安山岩である。普通ならそれは落ちてくるなどというのは考えられない。それが落ちてきた。そこで大事故になった。あと残ったところの岩壁に対して、石を落……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○太田委員 一番最初に、ちょっと大臣に伺います。  むずかしい質問ではありませんけれども、いまの便宜置籍船等に関連をして思いつきましたが、海上保安庁というのは、設置法によりますと、第一条で、海上において人命、財産を保護しとか、あるいは法律の違反を予防しとか、あるいは捜査、鎮圧というような言葉が書いてありますが、そういう目的のためにつくられておる官庁であります。したがって、パトロールということが現実の動きで出てきますね。この場合の人命、財産の保護ということは、言葉は通じなくてもわかると思いますが、捜査とか鎮圧とか違反の予防ということになりますと、海上保安庁は、その従事する者は相当外国語に対して堪……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1977/04/27、34期、日本社会党)

○太田委員 それでは最初に、来賓である建設省の方からお尋ねをいたします。  沿道環境整備事業というのが交通量の激しい指定道路の沿道に対して五十二年度から行われるというお話を聞いております。それで私も、直接的には先回お尋ねいたしました続きでありますから、東名高速道路と国道一号線と、それからそのバイパスという問題に関連をいたしまして、お尋ねをいたすのでありますが、沿道環境整備事業の計画というのが地方自治体に置かれるというふうに聞いておりましたけれども、具体的に本年度からどのような内容の事業が、防音助成工事等組み込まれておるか、予算と絡み合わせてお答えをいただきたいと思います。

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1977/05/12、34期、日本社会党)

○太田委員 私は、きょうは海上保安庁の現有勢力と、いよいよ近づいた十二海里領海、二百海里漁業水域時代、こういうものに対応して、能力が十分であるかどうかという点についてお尋ねをいたします。  そこで、最初に新聞記事から入らせていただきますが、五月五日の朝日新聞に「二〇〇カイリ水域の監視 苦しいやりくり海上保安庁」という大見出しがございまして、その中に書いてあることは、海洋二法が成立して、わが国も二百海里漁業水域の施行が本決まりとなった。海上保安庁のいまの巡視船艇、航空機の体制では手薄で、二百海里の安全確保に十分手が回らない。そこで海上保安庁は応急対策を立てておる。応急対策を立てて、そして二百海里……

第81回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/07/27、34期、日本社会党)

○太田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。  ただいまの野中英二君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鈴切康雄君が委員長に御当選になりました。  それでは、鈴切康雄君に本席を譲ります。

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/09/29、34期、日本社会党)

○太田委員 これよりし会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。  ただいまの石橋一弥君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鈴切康雄君が委員長に御当選になりました。  それでは、鈴切康雄君に本席を譲ります。

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/11/02、34期、日本社会党)

○太田委員 私は、きょうは自動車のタイヤとパワーステアリングハンドル、その関連における安全性、それから最後に交通遺児育英資金の問題についてお尋ねをさせていただきます。  最初は通産省にお尋ねをいたしますが、日本自動車タイヤ協会が、東名高速道路の浜名湖サービスエリアにおきまして、ことしの七月二十二日にタイヤの路上点検を行いました。これには道路公団も警察庁の静岡県警本部も参加しておるのでありますが、この結果がいろいろうわさを呼んでおります。安全のために、これを素材にして少しお尋ねをしたいと思いますので、その結果はどうであったのか、タイヤ協会を監督される立場の通産省の方からお答えをいただきたいと思い……

第84回国会 運輸委員会 第9号(1978/06/06、34期、日本社会党)

○太田委員 お尋ねを若干申し上げますが、主として民営交通機関の整備についてお尋ねをいたしたいと思います。  そこで、最初にお聞きしたいことは、民営交通機関に従事している労働者の雇用の確保と賃金の保障ということでございますが、どうも民営交通機関なるがゆえに雇用が確保されない、民営交通機関の従業員なるがゆえに賃金の保障もない、こういうことになっております。  一つ、二つの例を申し上げますが、日ノ丸自動車というのは、例の問題になっておるところでありますが、ここの従業員は、昨年の春の賃金引き上げのときには、一般の水準が一万三千三百円でございましたのに、半分にも満たない五千円でございます。この日ノ丸自動……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/12/19、34期、日本社会党)

○太田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。  ただいまの北川石松君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、沖本泰幸君が委員長に御当選になりました。  それでは、沖本泰幸君に本席を譲ります。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1978/03/22、34期、日本社会党)

○太田委員 最初に、総理府長官にお尋ねをいたしたいと思います。  総理府長官は、さきの本委員会におきます所信表明におかれまして、これまでの成果を基礎に「総合的な交通安全対策を強力に推進したい」また「五十三年度の予算編成に際しましては、関係省庁の陸上交通安全対策関係の予算の調整を行い、その結果、総額八千四百六十八億円を計上いたしました。」また「各般にわたりきめ細かく予算が計上されております。」このようにおっしゃいましたね。  そこでお尋ねをいたしますが、各省庁の施策の成果というものはいまおっしゃった内容にあります。それはそれといたしまして、総理府としての独自の成果、独自の対策、独自の調整という姿……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○太田委員 皆さん、大変御苦労さまです。  最初に公安委員長にお尋ねをいたしますが、用語でございます。衆議院が過般、本会議で新東京国際空港問題に関する決議をしましたが、このときは共同して過激派集団という言葉を使っておりました。しかし、今日なお警察当局では極左暴力集団という言葉を使っていらっしゃいます。先回の内閣の対策要綱、これも極左暴力集団でございます。  そこで、もう一つ、参考ですが、大分前、参議院で一番最初に成田空港事件の質問がありましたときに、加藤公安委員長は、これはたしか公明党の方に対するお答えと思いましたが、私、傍聴席で聞いておりましたら、あなたは、暴力による破壊で社会主義社会をつく……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○太田委員 最初に運輸省にお尋ねをいたします。  踏切事故と電車車両という問題でございます。  最近、ダンプが非常に大型、かつまた堅牢になってまいりまして、しかも、政府の公共事業拡大推進方針に相伴いまして、各地区の道路に縦横無尽に走るという現象が出てまいりました。そこで、電車の車両のフロント関係の構造というのが非常に問題になってまいりまして、乗る運転士はもちろんのことでありますが、前部に乗るお客さんまでが、もし踏切の上でダンプにぶつかったときにはどうしようもないなという、非常な危機感が生まれておるのであります。そこで、私は、踏切の事故と電車の車両とトラックと、三題ばなしのようなことでありますが……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1978/05/11、34期、日本社会党)

○太田委員 二、三お尋ねをいたします。  最初に黒川議長にお尋ねをいたします。あなたの御陳述というのは実に大事なことを含んでおりまして、さきにお尋ねになりました成田と百里の空域の重なりの問題、近接の問題は、事によれば航空機にとって非常に大事故のもとになりかねない、どう考えてもそんな気がします。運輸省の方では高度差千フィートというのは十分だということ。それからもう一つ、水平間隔の三マイル、約五キロメートルでありますね、これは安全上の要件を満たしておるという御見解が常々披瀝されております。そこであなたがおっしゃったことは、この高度差千フィートをもうちょっと拡大する必要があるじゃないか、大きくとる必……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1978/05/31、34期、日本社会党)

○太田委員 私はきょうは主として七・三〇、沖繩の交通方法の変更に関連する問題、沖繩の交通体系に関する問題、それから長い懸案である国道一号線の安全通行の問題等についてお尋ねをいたしますが、最初に、都合によりましてその中において沖繩の交通政策についてお尋ねをいたします。  このたび沖繩の市並びに沖繩県におきまして、四十八年度を初年度といたしまして、以来四十九年、五十一年、五十二年、五十二年度と、連続六年間、モノレールを実用化することについての基本的な調査が進んでまいっておりました。それでその調査費が四十八年度に四千七百万円、四十九年度四千九百九十九万円、五十年度四千四百八十七万円、五十一年度三千九……

第84回国会 災害対策特別委員会 第12号(1978/04/21、34期、日本社会党)

○太田委員 国土庁にお尋ねをいたしますが、法三条に関係をいたしまして地震防災対策強化地域の指定というのがございますね。地震防災対策強化地域として指定される予定地域はどこからどこまでかというようなことをこの際お聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、具体的に言いますと、新幹線で言うなら東京駅から名古屋駅までぐらいの間を考えていらっしゃるのでありますか。
【次の発言】 豊橋でとまるか名古屋まで行くかという六十キロ、七十キロはそう大して大きな問題はないかもしれませんけれども、小田原からか横浜からか、そこから西方面ということになりますと、東の大事な、いま最も人々の恐怖しておる地域が抜けます……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1978/09/18、34期、日本社会党)

○太田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。  ただいまの井上裕君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、沖本泰幸君が委員長に御当選になりました。  それでは、沖本泰幸君に本席を譲ります。

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長代理 北川石松君。
【次の発言】 私は、最初に船舶局に、運輸省にお尋ねをいたしますが、五十三年の四月、ことしの春でございますね。積丹島沖でわが国の小型漁船がソ連船の臨検を受けて、その際、その船の大きさが登録票に記載されたる大きさよりも著しく過大であるということが指摘され、発表もされました。さらに報道によりますと、北海道地区の小型サケ・マス漁船に同様な水増しトン数のものが多数あるということが明らかになったということであります。一説によれば六百隻とさえ言われております。それで、その事実関係はどうなっておるか、まずそれを運輸省にお尋ねをいたします。

第86回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1978/12/06、34期、日本社会党)

○太田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。  ただいまの北川石松君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、沖本泰幸君が委員長に御当選になりました。  それでは、沖本泰幸君に本席を譲ります。

第87回国会 運輸委員会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○太田委員 では、観光部長からお尋ねをしていきます。  あなたは観光部の仕事というのはそんなに長くないわけでありますから、細かいことを御存じかどうかわかりませんが、きょうの議題である国際観光振興会法の一部改正というものは、国内の旅行業者、いわゆる旅行代理店の業務あるいはその活動、その影響、そういうことに非常に関係の深いことであります。  そこで、ちょっと伺いますが、現在どのようなセット旅行――たくさんおっしゃらなくてもよろしいけれども、ホールセーラーが扱っておりますセット旅行というのはどんなものがあるかということを御存じですか。現在のあなたの常識と申しますかベースからちょっとお伺いしておきたい……

第87回国会 運輸委員会 第8号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○太田委員 大分質問が進んでまいりまして、もう最後になったのでありますが、この際、若干重複するようですが、利子補給の臨時措置法について改めてお尋ねをいたします。  まず第一に、どうもわからないことがあります。それは私どもの久保先生からも最初にお尋ねをされましたが、「わが国外航海運は、貿易物資の安定輸送をその使命としており、貿易物資の輸出入に多くを依存しているわが国経済にとって、きわめて重要な役割りを担っております。」こう  いう提案の趣旨、考え方から「このまま推移した場合、外航海運がこれまでその中核としてきた日本船の維持確保はますます困難となり、貿易物資の安定輸送を確保する上で、憂慮すべき事態……

第87回国会 運輸委員会 第9号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○太田委員 私から運輸省にお尋ねをいたしますのは、このごろ自動車の登録の数、これが非常に目覚ましくふえ続けておりまして、とどまるところがないという状態であると思うのです。  それで、先ほど大臣もお答えになりましたが、わが国の交通政策というのは、国鉄と私鉄があり、幹線と支線があり、それから鉄道と飛行機、鉄道とそれから自動車、自動車の中では自家用車とバス、タクシーという営業車、こういう問題がいろいろありまして、旅客輸送に限って自動車のことを考えてみても、いろいろそれぞれの分野において競い合っていることは現実でございます。  そこで、登録という面から見ますると、特に自動車の競争というのは、他の交通機……

第87回国会 運輸委員会 第13号(1979/06/01、34期、日本社会党)

○太田委員 ちょっと関連をして二、三お尋ねをしたいと思います。  ただいま斉藤委員からお尋ねのありました法第二十三条の二の新設に伴います具体的な姿につきまして、最初、芝山鉄道の構想が明らかにされております。この芝山鉄道の構想につきまして、私は、もう少し深くお尋ねをしたいと思いますが、株式会社でやるということになれば、これは民営の鉄道でございますね、したがって、地方鉄道法に言うところのいろいろな束縛を受けるわけだろうと思いますが、現在のところ、運輸省にはあらかじめ企業目論見のごときものは出されて、大体そのことは了解を得られ、この法案が成立すれば芝山鉄道の工事に入っていける、こういうことになってお……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1978/12/22、34期、日本社会党)

○太田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。  ただいまの前田治一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、有島重武君が委員長に御当選になりました。  それでは、有島重武君に本席を譲ります。

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1979/03/22、34期、日本社会党)

○太田委員 ただいま運輸大臣から、大清水トンネルの火災が報告されました。何か御報告によれば、朝、鎮火したという確認がされたというようにありますが、もしそうであるなら喜ばしいことと思います。  そこで、運輸大臣についでにお尋ねをいたしますが、このごろ航空三社に相次いでたるみ事故が起きております。これは昨年の十一月四日、成田空港の上空におきまして日航機が指示高度をはるかに逸脱いたしまして、事故寸前、非常に危険な状態になったという事態がありまして、運輸省から厳重な御注意がなされたと聞いております。さらに昨年の十月ごろに、東亜国内航空の飛行機におきまして、トイレットにおける自殺未遂による火災の発生があ……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1979/04/26、34期、日本社会党)

○太田委員 最初に気象庁にお尋ねしますが、濃、霧に関する注意報とか警報というのの発令は、この場合非常に適切であったのかどうか。先ほどちょっとその濃霧注意報が発令されていたというようなお話もありましたが、時期等に適切を欠いた点はなかったかどうか、お答えをいただきたい。
【次の発言】 そういたしますと、運輸省の方にお尋ねしますが、「さんふらわあ」は旅客船ですから、カーフェリーにたくさんのお客さんを乗せているわけですから、よほど気をつけなければならないのに、そういうとまっておる船にぶつけたなんというのは何とも情けない話だと思うのですよ。だから、それはカ―フェリーのフェリー事業者の方の運航管理体制に何……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○太田委員 最初にちょっと警察庁と建設省と両方にお尋ねをしますが、この間、四月三十日、岐阜県根尾村におきまして県道のカーブで西濃観光バス一台が転落いたしまして全員が負傷したという事故がございました。これは異常な山道で、しかも夜であったのですが、結果的に運がよかったと思いますけれども、どういう条件下に発生をした事故であったのか、最初に御説明をいただきたい。
【次の発言】 建設省に伺いますが、バスはどういう条件の道なら通っていいことになっていますか。
【次の発言】 そうすると、三・五メートルですから、二・五メートルのバスの幅に両方に〇・五メートルの幅があればいいというわけですね。  そこで伺います……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1979/05/23、34期、日本社会党)【議会役職】

○太田委員長代理 次に、井上泉君。

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1979/08/09、34期、日本社会党)

○太田委員 では、私から最初に公団と公安委員長、消防庁、この三者にお尋ねいたしますが、なぜこのような史上空前と言われるような大事故が起きたのか、また大事故になったのか。予想されたことでもあると思いますが、予想されないことであったかもしれない。これについてこの三者は、それぞれ過去を振り返ってみてどのような見解を持っていらっしゃいますか、これをひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 公団の総裁、あなた一番責任者だから慎重におっしゃるのはいいが、もうじき一月たつでしょう。まだ原因究明というのはどういうわけですか。
【次の発言】 では公団の総裁、伺いますが、警察の見解が明らかにならぬ限りはあなたの方……

第88回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1979/08/30、34期、日本社会党)

○太田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。  ただいまの石橋一弥君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、有島重武君が委員長に御当選になりました。  それでは、有島重武君に本席を譲ります。


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第30回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1958/11/03、28期、日本社会党)

○太田委員 長谷川さんに一、二点お尋ねをいたしたいのですが、特に長谷川さんは評論家という肩書きがおありでございますので、その点で、社会の現状とその仕組みにつきまして、そういう角度から見まして少しお答えをいただきたいと思うのです。  何回かの会合の中で政府の方の方の御答弁は、非常に静穏な世の中を警察の力で作り出そう、そういう表現の言葉があるのです。静穏な世の中を作りたい。風で言うならば、春風が吹いているような世の中を作ろうというわけです。こういうことは感じとしましては非常にいい感じを持つのでございますけれども、実際警察の力でそれを作ろうというところに問題があるように思うわけです。それで現在あなた……

第33回国会 災害地対策特別委員会建設等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○太田委員 伊勢湾高潮対策につきましてお尋ねをいたします。運輸省の港湾関係の方にお答えいただきたいと思います。まず、先ほど八木委員の質問に対してお答えになりましたのは、運輸省、農林省、建設省三省がそれぞれ対策を持ち、それぞれ予算を持ち、それぞれ復旧の計画を持っておるという内容がこまかく話されたわけです。これに対して、はなはだ角度が違って恐縮ですが、現在国会にかかっております国土総合開発法案、これとの関連が非常にあると思いますが、今皆さんのお考えになっていらっしゃることは、この国土総合開発法案の中に盛られている思想と抵触する点はないかどうか。

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、日本社会党)

○太田小委員 文部省当局にお尋ねをするわけですが、先ほど渡海委員の質問に対して、今度の文教施設の災害復旧の激甚地の基準が口頭をもって発表されたわけです。これに対しましては、聞いただけということで、ちょっとわかりにくいわけですが、念のためもう一度その内容を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 従って、これが基準として妥当であるかないかが、先ほど大へん問題になった点でありますね。そこでその点については、渡海委員の質疑が相当続いておりましたので、別の角度からお尋ねをしてみたいんですが、学校の被害というのは、文部省当局のお出しになりました資料によりまして、台風七号と十五号関係を一緒にいたしまし……

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第3号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○太田小委員 文部大臣がいらっしゃいましたからお尋ねをいたしますが、先回、文化財関係の災害復旧に対しましての文部省としての考え方をお尋ねしたわけです。それに対しまして岡田局長のおっしゃいましたのは、憲法八十九条の関係でございまして、宗教法人に対するところの補助というのはなかなかむずかしいので、場合によっては違憲の疑いも出てくることであるから、十分な考慮を要する、こういうことであったのです。文部大臣として、文化財と私が申しましたのは、指定のものは問題ないわけなのでありますけれども、指定に漏れておるところの有名な神社、仏閣、名所古刹というものがあるわけなんでありまして、こういうものが非常に大きな災……

第34回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○太田委員 私は運輸省に一つ今の論争に関連をいたしまして所見を伺いたい。あなたの方の今度の道路運送法の第二十五条の二によりまして、運行管理者を選任するということですが、これは安全運転のためにこれを採用する制度を作った。その仕事の内容、権限は運輸省令によって内容を定める。こういうことになっており、しかもそれが義務に違反した場合におきましては雇用者は解任しなさい、解任ということによって一つの処罰がかかっておりますが、こういう制度をお作りになった建前からいって、今道路交通法において運行を管理する者というばく然たる対象者を考えての取締りの考え方と、あなたの方のお考えになっていることと、道路運送法と道路……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1961/02/06、29期、日本社会党)

○太田委員 最初に総理にお尋ねをいたしたいのは、総理は先ほど「風流夢譚」につきましてはよく読んだ、考えなければならない重大なことがあるという御発言がありましたが、「風流夢譚」をお読みになりまして、もう少し具体的にどのようにお感じになりましたか、それを一、二承りたいと思います。
【次の発言】 率直にお話しになったと思うのですが、先ほどたしか田中伊三次氏の質問に答えてのお答えだと思うのですが、内容を読んだが、考えるべき重大問題だと思う、こうおっしゃったので、相当ショックをお受けになったのか、痛感された点があると思うのです。そう思いましたが、ちょっと読んでやめたとおっしゃると、あなたは、どこがあなた……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第3号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○太田委員 高田さんにまずお尋ねしますけれども、あなたの方の先ほどのお話は、踏み切り、車両制限それから路面電車という三点にわたっておっしゃったのですが、たとえば住宅対策であるとか、それからもう少し大きな道路の積極的な拡張ということについてのお話にお触れになりませんでした。これはどうなんですか。どなたかまたあとでお話しになるのでしょうか。それともお忘れになったのでしょうか。
【次の発言】 高田さん、道路のことがあなたの専門の方ですから、どうしても住宅のことはお答えが大儀だろうと思うのですけれども、道と家という関係は非常に緊密な関係にありまして、外へ外へと人口を追いやっていて、朝晩必ず通って下さい……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第4号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○太田委員 関連して。富永さん、焦眉の急の問題を急がれたのだと思うのですけれども、悪かれとしておやりになったのではないと思うのですが、本委員会においても、当面する問題をどうするかについては、議論の次元が違っておる向きもあるし、参議院の本会議におきましては、やはり加賀山さんですか、きのうも同じように、いろいろと当面する問題の処置についてのお尋ねがあって、いろいろ意見が出ておるわけです。ところが、それに対してみんなあなたの方は否定されるわけだ。今の車種別、時間別規制、通行制限を実現せしめるために、他の問題は全部否定されていらっしゃったと思う。大臣答弁においても、また富永参事官の御答弁もみんな否定し……

第43回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会連合審査会 第3号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○太田委員 大臣にお尋ねをすることを先にしてくれという御要望でありますので、とりあえず大臣に主要点だけお尋ねをいたします。  先ほどの質問と若干重複している点があるように思いますけれども、聞き漏らした点もありますので、御了承いただきたい。  最初、本法改正の理由でありますが、何か新しい時代には新しい河川法という意味のことを非常におっしゃっていらっしゃるのですが、どうして現行法がそんなにきらわれているかという点について、もう少し大臣の腹を割っての率直な御意見を承りたいと思います。どうして現行法はそんなにきらわれ、現行法ではいかにも欠陥があるがごとくに言われるのは、どういうわけでありましょう。

第43回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1963/02/16、29期、日本社会党)

○太田分科員 だいぶ時間がおそくなっておるようでありますが、私はレギュラーではありませんので、一応具体的な問題について二、三お尋ねをして、なるべく早い時間に終わります。できれば四十分くらいで終わりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ます第一に、今お話が楯さんからもありましたが、日本鉄道建設公団法に関することですが、先ほど来楯さんのお話の中には利用債を肯定した議論がありましたね。あなたの方からそれに対する反駁はありませんでしたけれども、この利用債というのは今後もあなたの方としては地方団体に求めていらっしゃるのかどうか、大臣からお答えをいただきたい。

第43回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○太田分科員 私は大体二点をお尋ねしたいのですが、最初に住民税の軽減問題であります。特にこれは大臣に総括的に方針を承りたいのです。  本年度の地方税法の改正並びに財政計画を拝見いたしましても、どういうかげんか、あまり住民税の軽減ということについては配慮されておりません。ただ、配慮されておりますのは法人関係でありまして、法人の場合は事業税も軽減される、県民税も軽減される、市町村民税も軽減される、こういうことになっておりますが、個人の地方税、特に住民税というのは軽減をされておりません。従って、現在天下に大きな世論となっておりますのは、いかにしてこの高い住民税をわれわれは理解することができるか、理解……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○太田分科員 三十分にとどめまして、大体三点についてお尋ねをいたしますから、そのおつもりでお答えをいただきたいと思います。  最初は、先ほどもちょっとお話のありました高校の進学率の見込みの問題でありますが、先ほどのお話で承りますと、百六十一万人入学できる、ゆえに皆さんのお見込み通り全員入営できる。こういうお答えであったように承りましたが、大臣、そういうことでございますか。
【次の発言】 九六%の入学率は確保できるであろうとおっしゃるのでありますが、先ほどの御説明では六一・八%、人数に直しますと百五十四万九千人の進学率と踏んでいらっしゃる。百五十四万九千人を百五十五万人と見ても、百六十一万人とい……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 地方行政委員会消防に関する小委員会 第5号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○太田小委員 佐久間さんにちょっとお尋ねします。  きょうのこれを見ると、別の予算表もそうですが、消防費と基準財政需要額との関係では、一〇〇%以上基準財政需要額で見ておられる。いわば消防費は十分あるというような印象を与える数字が出ておりますが、財政の面から見て、ある程度実態に合っておるかどうかということは、これは数字の上のことですから、私は別に数字は数字で聞きたいと思うのです。  ただ、私が思うことは、現在の東京都の場合でも、品川――あれはあなたのほうの専門でいうと第何区というのだそうですが、品川方面、渋谷、池袋、新宿、江東方面に一たび関東大震災と同じ震度の地震があったときは、何カ所くらいは消……

第58回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○太田委員 それでは簡潔にひとつお尋ねをいたしますから、建設大臣のほうもなるべく簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず最初に、国と地方自治体と住民の責務というのが第三条にあるのでありますが、この都市計画というものは、別のことばで言うならば、町づくり、村づくりということだと思うのです。したがって、町づくり、村づくりということは、本来は市町村と住民の仕事であるべきなんです。それが都市計画の本質だというふうに私ども考えておりますが、先ほど大臣は、たしか神田さんの質問に、地方市町村の議会もこの計画にタッチするというふうにお答えになったと思うのですけれども、この法案を見ると、そういうふうに読めな……

第58回国会 地方行政委員会地方公務員等の共済制度に関する小委員会 第3号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○太田小委員 私ども掛け金率の問題についていろいろあるので、見込み額でよろしいが、四十二年度の短期経理の収支の状況というのはわからないでしょうか。およその四十二年度の見込みでいいんです。どんなものでしょう。特に、全部わかればよろしいが、市町村関係なら市町村職員共済だけでもいいですが、およその見込みはわかりませんか。
【次の発言】 それからもう一つお尋ねしておきたいとことは運用金利の問題ですね。いまの実勢は何分何厘になっておるのですか。大ざっぱでいいです。
【次の発言】 いわば結論からいけば、だいぶもうかっているということですね。だからそのもうかった金を何に使うか、いろいろな問題もあるでしょうけ……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○太田分科員 最初に建設省の道路関係についてお尋ねをいたします。大臣もいらっしゃいますけれども、この間の二月二十七日の予算委員会で、私ども社会党の阪上委員が、これは保利建設大臣並びに佐藤総理に対しまして、都市化現象につきまして、地域開発問題と関連をいたしまして、非  常に突っ込んだ質問をいたしました。その際に佐藤総理が、都市化の本質と申しますか、都市化現象についてどう考えておるかということに対しての御意見の御表明がありました。それはこういうことです。「ただいまの都市化現象で一番私どもが困りますものは、一つは、交通問題、もう一つは、公害問題、この二つは目に見えて、今日ほうっておくわけにいかない問……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○太田分科員 運輸省関係の予算についてお尋ねをいたしたいと思いますが、その中で、特に私は重点を予算の説明の鉄道関係の第四にしぼってみます。  第四には、中小私鉄の振興に必要な経費として七千九百六十六万七千円が計上されております。これは地方鉄道軌道の欠損等に対して補助金として交付されるものであり、目的は地方住民のための交通を確保し、民生の安定に寄与することとしておられるのであります。私は、これは振興整備の法律に基づきますところの具体的な措置として逐年行なわれておることでありますから、非常にいいことだと思うのでありますが、まあこの金額の多い少ないということを議論するところに結論がきますけれども、私……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○太田分科員 それでは、私、簡単に一、二点のお尋ねをいたしたいのでありますが、特に大臣に、自治省予算の中の消防関係の予算についてお尋ねをいたします。  私、思いますのに、消防というのは、これは申すまでもなくして、火事があったときにそれを消すということが当面の仕事ではありますけれども、防災ということについても重大な配慮を払わなくてはならない義務があるのでありまして、防災の体制、その内容いかがであるかということは、将来の日本の国民の生命、財産を守るという立場からいいまして重大な問題だと思うのです。  そこで、最初に中央防災会議のことについて大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、中央防災会議は防災……

第61回国会 地方行政委員会消防に関する小委員会 第2号(1969/09/11、31期、日本社会党)

○太田小委員 消防に関してお尋ねするわけですが、最初に、新しい長官が御着任になりまして以来、施策も積極的なものをお持ちであるように伺っておるのでありますが、ぜひひとつ日本に消防庁ありという、そういう名誉を高めていただきたいことを、特に松島長官に御期待をいたしております。  それで、最初にお尋ねいたしたいことは、足元のことです。この東京都は災害には非常にもろい点をたくさん持っておるのでありますが、特に江東地区の地盤が低い、ゼロメートル地帯といわれているところでありますが、この江東地区ゼロメートル地帯は、水難に非常に心配がある。震災の場合の火事の心配がある。心配だらけのところでございますが、江東に……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○太田分科員 私は、総理府を中心にいたしまして、交通安全対策の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  これは人口二十万以上の大きな都市で行なわれた交通共済の帳じりの話でありますが、四割ぐらいの市民が加入いたしまして、さて一年やってみたらば二千万円をこえる赤字になっちゃったという例があるのです。それはどうしてそんなことになったんだろうと関係者が検討してみたらば、思いがけない事故が多かった。しかも、その事故の中に、負傷者が治療を要する期間が長期間のものが多い。そのために最高の見舞い金をとる。たとえば一年以上十五万とくると、十五万というような見舞い金を出さなければならないのがたくさんあって……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○太田分科員 最初に、これは運輸省にお尋ねをいたしますが、この間、二月の十二日でございましたか、静岡県袋井市のヤマハテストコースにおきまして、テスト中の車を操縦しておりました福沢という青年が二百五十キロの壁に挑戦をして、原因不明のままに惨死をしたという報道がございましたが、この原因というのは、運輸省でございますか、車両基準のたてまえからいいまして運輸大臣のほうで何かお調べになったものがございますか。
【次の発言】 何か、新聞の報道するところによりますと、ばらばらになった標識が散らばっておるような写真が出ていて、車もなければ人もない、警察の鑑識が行ってもどうにもならなかったということが報道されて……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○太田分科員 私どもがいまのいろいろの政府提案の法律、予算等を見ております場合に、気になることがあるのです。それは、とかく金持ちが優遇されて、大衆には重い税金がかけられるという金持ち優遇、大衆重税の傾向というものを、非常にわれわれは気にしておるのであります。そこで、ことしの住民税の減税というのは、課税最低限をわずか九万円何がし引き上げ、所得税との格差がさらに開いていくという残念な結果に相なっております。したがって、われわれが金持ちと思うたとえば数千万円の株式を持って、配当所得が二百万も三百万もあるというような人たち、これはあまり税金がかからない。そして、百万未満のしがない勤労者に、重い税金がか……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○太田分科員 建設省にお尋ねをいたしますが、国道の管理責任者は建設大臣と都道府県知事に分かれておるようでございますが、その分け方はどういう基準によっておりますのか、これを最初にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、国道の建設と改良及び維持、修繕の費用の分担はどうなっておるか、この現況についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 いわゆる昔の一級国道、東海道一号線のごときもの、いまお話のありました名四国道、こういうような建築費は、これは指定区間でございますから建設大臣の管理責任があるわけでありますが、これにもやはり地元の負担というのはあるでしょう。東海道一号線であるから全額国が……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○太田分科員 私は最初に、厚生省に対しまして、厚生年金の中の障害年金の受給権資格の問題について、ちょっとお尋ねしたいのでございます。  これは、証書は愛三三六九三一号の被保険者である高木鼎君という、もう四十何歳の労働者の障害関係に関するものでありますが、昭和十九年、戦争の最中に職場につきまして、四カ月か五カ月たったときに、その業務上の事故によりまして足首切断をいたしておるのであります。それが、昭和二十五、六年ごろに、どうも何ももらえないというのはおかしいというので、障害年金の支給をしていただきたいという申し出をいたしましたところ、時効にかかっておるからだめだということで却下されたわけです。本人……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○太田分科員 私は最初に、警察当局、国家公安委員長にそれぞれお尋ねをいたしたいと思います。  「昭和四十八年における交通警察の運営について」という基本方針を策定されました。これに異存があるわけではありませんが、その内容が、第一には「総合的交通規制の推進」第二は「交通安全施設等の整備促進」第三は「交通警察体制の整備と適正かつ効率的な交通指導取締りの推進」第四は「高速道路警察体制の充実強化」第五は「運転者対策の推進」第六は「交通安全教育等の推進」第七が「交通事故分析の推進等による基礎資料の整備、活用」と相なっております。  それで、その中の第三にあります「交通警察体制の整備と適正かつ効率的な交通指……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○太田分科員 運輸省よろしゅうございますか。運輸省に最初にお尋ねをいたしますが、もっぱら私は、きょうは都市及び地方交通に関する諸問題についてお尋ねをいたします。  最初に、昭和四十七年度の運輸白書によりますと、こういうことがいわれております。現在の大手私鉄は、運輸収入は伸びておるが、兼業が不振である、配当に不足を来たして、不動産部門で補っておる、こういう見方がされております。それから、中小私鉄は百五十四キロの路線を廃止して、なおかつ四十五年度の二億を大幅に上回る十七億の欠損赤字を出しておる、こういうふうに述べられております。そこで、ことしはいろいろと大蔵省、運輸省、お話がありまして、中小私鉄を……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○太田分科員 私は、東海道一号線にバイパス計画というものをお立てになりました建設省にお尋ねをするわけですが、いま一号線東京―大阪間において、バイパスのないのは愛知県の豊橋から名古屋の近郊の豊明市に至る間であります。六十キロほどでありますが、そこの間のバイパスの計画は一体どうなっているのか。承るところによりますというと、建設省として、一部豊明から知立市の区域に対しまして路線の決定をいたして、何か工事に着手されたようでありますが、その他一向に建設省としての動きがありません。一体この名古屋ー豊橋間の国道一号線バイパス計画は、建設省としてはどのようにお立てになっておるのか、お尋ねをしたいと思います。

第72回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○太田分科員 農林大臣に最初にお尋ねをいたしたいのでありますが、カドミウムの汚染米についてのことでございます。  食糧庁の調査によりますれば、四十六都道府県中三十四都道府県におきまして二万八千九百五十一トンと目される基準以上の主食不適当なる米が現在倉庫に保管されておるようであります。この数字には若干漏れておるものがあるのじゃなかろうかと思いますが、それにしても、なかなか多うございまして、何ともならない一・〇PPM以上の地域の産米千八百十トンがその中に含まれ、〇・四から一・〇未満までの地域の産米は二万七千百四十一トンといわれておるわけであります。これは四十七年度産米でありますから、四十八年度産米……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第3号(1975/05/14、33期、日本社会党)

○太田小委員 私は、岩村参考人と鎌田参考人に、一問ずつお尋ねをいたしたいと思います。  岩村さんには資本金のことでお尋ねをしたいのですが、先ほど、利子償却は財政支出で見たらいかがかというお話がございました。その利子でございますが、資本が非常に少ないので、それで膨大な長期借入金で運営しておるわけです。その利子は、一割としてみても七分としてみましても、これが何千億というものでございますから、大変だと思うのです。それで、言うならばそれだけのものを――普通ならば、資本金が完全にあるならば、それだけ利子を配当で読みかえることができる性格のものじゃなかろうか。言うならば、借入金をするというのは増資をすると……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第7号(1975/07/01、33期、日本社会党)

○太田小委員 私も時間の関係があるようでございます。簡単にお尋ねをいたします。  最初に国鉄の総裁に所感を述べていただきたいと思うのですが、それは総裁の任期ということです。どうもいままでの過去を振り返ってみますと、優秀な人がずいぶんいらっしゃったと思うのですが、意外に早くおやめになります。これはいやになって本当に投げ出したくなっちゃった、それでおやめになったのか、やる気十分なのに、やめろと言われて、みんなやめられたのでしょうか。そういうことをあなたがちょっと感じていらっしゃることを率直に述べていただいて、総裁の座というものはある程度任期何年というような限られたものであるべきではないと私は思って……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第8号(1975/07/15、33期、日本社会党)

○太田小委員 社会党の太田一夫ですが、岩尾先生に一問か二問、先生にだけお尋ねをいたしたいと思います。  最初は、独立採算制度ということについて御批判がありまして、いささかこれは不可解なものであるし、私企業とは違うというようなお話があったと思うのでありますが、これは受け取り方によりましては、結論から申し上げますと、親方日の丸方式を認めたというようなお考えのようにも受け取れるわけでありまして、現在、地方公営企業というのはその赤字に対しまして一般会計から繰り入れすることを認めておるわけです。あそこも独立採算という言葉を使っております。それで国鉄の場合にこれだけ膨大な赤字が出て、累積赤字の上にいかんと……

第75回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1975/04/15、33期、日本社会党)

○太田委員 一番最初には建設大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、この宅地開発公団の設立の御説明によりますと、大都市地域においては、今後とも人口と産業が非常に強力に発展をするものと考えられて膨大な宅地の需要がある、それで、そのときに宅地難が社会問題となっているから宅地の大量供給というのは最も緊急な課題だ、そういう事態に対処するために、地方財政負担の軽減を図りつつ、関連公共施設や交通施設等の整備をもみずから行う権能を備えた強力にして新たな開発機構が必要だ、そこで宅地開発公団を新設することになったんだと書いてある。これだけ見れば、そのように理論そのものに誤りがあるわけじゃないと思いますが、現在、日……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○太田分科員 それでは、私のお尋ねを申し上げます。  これは法務省、運輸省、自治省にわたってのお尋ねになりますが、要旨は、会社更生法という法律があります。このごろの過密過疎の問題にも関連をしておりますが、とりわけ、経済界の変動に遭遇いたしました地方のバス企業が採算が悪化いたしまして、借入金はふえる、利払いに耐えられない、物を買おうとしてもその金がない、賃金を引き上げなければ従業員はとどまらない、安全施設は講じなければならない、住民の要望にもこたえなければならないというので、こういう公共性を持つバス企業が、非常なバランスシートの悪化というものに直面をいたしまして、これを、事業再建の道を会社更生法……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○太田分科員 私は厚生省に対しまして、主として年金関係につきまして三点についてお尋ねをいたします。一つは年金の時効という問題であります。二つ目は、厚生年金と特に共済年金とはその格差が大きくて非常に不公正であるのではないかという問題。三つ目におきましては、障害福祉年金につきまして、脳性麻痺患者に対する政策が一つ忘れられたり、ないしは非常に不適当なものがあるのではなかろうか、この三つの問題であります。それぞれお尋ねいたしますので、お答えをいただきたい。  最初に、厚生年金の中の時効という問題であります。これは各保険にありますから、別段厚生年金だけが不当だと申しておるわけではございませんが、厚生年金……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○太田分科員 私は主としてカドミウム汚染米の問題に焦点を置きましてお尋ねをいたします。  最初に農林大臣にお尋ねいたしますが、カドミウムに汚染された米というのは、現在、県別の在庫量は統計に出て明らかになっておりますね。それは一・〇PPm以上のものと〇・四から一・OPPm未満のものとに分けてありまして、四十八年度産米までの分といたしまして、合計して五万七千四百三十一トンあるということになっておる。四十九年産米の分がもしわかればお知らせをいただきたいと思いますが、その中で、昨年同じ農林分科会におきまして倉石大臣にお尋ねをいたしまして、四十七年度のときの〇・四PPm以上の両者のカドミ汚染米の在庫量と……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○太田分科員 私は最初に建設省住宅関係、計画関係についてお尋ねをいたします。  いまちょっと前の伏木さんからも話が出ておりましたから、ついでに住宅関係のお尋ねを先にいたしますが、この大規模住宅の開発ということが非常に各地において波紋を投げておりまして、一番問題は地方負担が非常に多うございます。それで、地方負担ということになれば自治省の関係ですから、自治省の小林さんに先にお答えをしておいていただきたい。  これは、住宅公団等が数千戸というような大規模な宅地開発、住宅建設事業を行った場合、その当該地方自治体、すなわち市町村の財政負担というのが非常に大きいのでありまして、現在五省協定というのがありま……

第84回国会 地方行政委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○太田委員 時間が若干ずれておりますから、後後のことも考えて私も質問を少ししぼりますが、最初にこれは警察庁にお尋ねをいたします。  今度の改正は久しぶりの改正でございますから、本当を言うとここで――この前の改正のときに免許の種類を普通免許に統一されたときいささか無理がありまして、軽自動車に対する軽免許の撤廃が行われました。それがその後尾を引きまして、現在四十五万と言われておりますか、なかなか多くの方々が三百六十の限定免許でいらっしゃるのでありますが、その人たちが試験を受けたりあるいはまた普通免許に切りかえる暫定措置にのるのにはいささか無理のある人がたくさん残る。田舎のおかみさんがあぜ道を三百六……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○太田分科員 私は、本日は直轄河川の維持、管理について伺いたいと思います。  最初に、管理の部面からお尋ねをいたしますが、直轄河川の堤防の管理というのは本来建設省が直接おやりになっておりましたし、それがたてまえであると思います。その堤防の一番上の通路に当たるところに、このごろ需要も増加してきたと思いますが、車の通行、人間の通行、言うならば非常に通行がふえてまいりましたことから、堤防が一つの道路にみなされてきておることは、道路法としては認定しておりませんが、認定外の道路として機能を果たしておりました。これは各地にたくさん現実がございます。  その通路部分につきまして、通行の用には供されておる客観……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○太田分科員 私は本日は、この数年来問題になっております寡婦の、御主人のない奥さん、しかも子供を抱えておるそういう寡婦の雇用問題につきまして、年来、雇用促進法の制定の要望が強いのでありますが、なかなかそれが制定されない実情にある。そこでこの際、労働大臣にお尋ねをしたいのでありますが、本来言いますと、いままで身障者、中高年と特殊な層を対象にいたしまして、恵まれない弱き者、いろいろと社会的生活において条件の十分でない者、こういう方々に対しまして、相次いで雇用促進のための立法化措置がなされてまいりました。寡婦に対する雇用促進法というようなものが仮にできるとするならば、それは福祉的立場に見ました輝かし……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○太田分科員 私は最初に、カドミウム含有米のことにつきましてお尋ねをしたいと思います。  このカドミウム含有米につきましては何回かお尋ねをいたしておるところでありますが、最近はなれてしまいましたのか、ともすれば国民の関心あるいは一般行政当局の関心からも遠のいておるような感じがいたします。そこで、簡単にお尋ねいたしますが、カドミウム含有米の在庫状況、そして現在行われておる処理方針、それについてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 簡明なお答えですから、ちょっと誤解があるといけませんので、念のために数値をお尋ねいたしますけれども、合板接着剤用としてお売りになるというのは、PPmで言うと、……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

太田一夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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