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大出俊 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

大出俊[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
178位
委員会発言歴代TOP10(衆)
1位
委員会出席(幹部)歴代TOP50
42位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
803位
委員会発言(政府)歴代TOP500
483位
委員会発言(非役職)歴代TOP10
1位
各種会議出席歴代TOP100
77位
各種会議発言歴代TOP50
14位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
215位
各種会議出席(無役)歴代TOP100
68位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
15位

30期委員会発言TOP10
4位
30期委員会発言(非役職)TOP10
3位
31期委員会発言TOP10
1位
31期委員会出席(幹部)TOP50
14位
31期委員会発言(非役職)TOP10
1位
32期委員会発言TOP10
1位
32期委員会出席(幹部)TOP50
19位
32期委員会発言(非役職)TOP10
1位
32期各種会議発言(非役職)TOP25
22位
33期委員会発言TOP10
1位
33期委員会出席(幹部)TOP50
21位
33期委員会発言(非役職)TOP10
1位
33期各種会議出席TOP10
6位
33期各種会議発言TOP5
1位
33期各種会議出席(無役)TOP5
5位
33期各種会議発言(非役職)TOP5
1位
34期委員会出席TOP100
89位
34期委員会発言TOP50
12位
34期委員会発言(非役職)TOP10
7位
35期委員会発言TOP50
39位
35期委員会出席(幹部)TOP100
68位
35期委員会発言(非役職)TOP50
25位
35期各種会議出席(幹部)TOP10
8位
36期委員会発言TOP50
17位
36期委員会発言(非役職)TOP50
11位
37期委員会発言TOP50
37位
37期委員会発言(非役職)TOP50
28位
37期各種会議出席TOP5
5位
37期各種会議発言TOP25
18位
37期各種会議出席(無役)TOP5
5位
37期各種会議発言(非役職)TOP25
16位
40期委員会発言TOP50
21位
40期委員会発言(政府)TOP25
23位
40期委員会発言(非役職)TOP100
57位

このページでは大出俊衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大出俊衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

30期(1963/11/21〜)

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第5号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○大出委員 ただいま御発言がありましたように、ILOに提訴した当時の一人でありますが、それだけに実は国際的な事情というものについても、戦後七回ほど外国に行っております関係で多少知っているつもりでございます。そういう意味で実は昨日、稻葉さんからの御発言に、最初のところでありますけれども、どうも国際的ないろいろな事情があってどうやら差し迫られているようだけれども、そんなことは一口に言えばどうでもいい、日本の自主性に立って、それが一体日本という国にとってプラスかマイナスかなどということを考えて、自主的にきめるべきだというお話があったわけでありますが、ここで論議されておりますことも、いろいろな方面から……

第46回国会 内閣委員会 第2号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○大出委員 昨年の十二月の三十一日に、日米両政府の共同発表という形で、つまり在日米軍の兵力削減並びに配置変更に関する共同発表というものが行なわれているわけですが、これによる大量整理というものは、旧来の三十二年から三十四年に至る岸・アイク共同声明の時代の十五万人の基地労働者の皆さんのうち約一万三千人というのと比較いたしまして、今回の場合は、六万五千人中の約一万人近くという想定がなされているようでありますから、比率から言いますと、当時以上に大きな整理ということになるわけであります。この点につきまして、まず防衛庁長官に御質問をいたしたいと思っております。  その一点は、日米安保条約による駐留協定によ……

第46回国会 内閣委員会 第12号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○大出委員 最初に電波関係につきまして大臣に御質問申し上げ、あと転貸債問題について、少し突っ込んでお伺いしたいと思うのです。最初に電波の関係ですが、もし御答弁の中で明確を欠く、あるいは答弁をしがたいという問題が出てきた場合には、問題が問題ですから、さようでございますかといって引き下がるわけにも参りませんので、その点はひとつそのときに、いつどういうふうに回答されるかという点についてお聞かせ願いたいと思うのでございます。  まず、電波の関係ですが、電波研究所の二十二名の定員増が出ておるわけですけれども、電波行政全般をながめておられて、大臣の立場から業務量の増大というものと定員というものを比較されて……

第46回国会 内閣委員会 第17号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○大出委員 三月の三日に港湾労働等対策審議会の答申書が出されておりますが、冒頭に、その取り扱いについて、今日の段階を簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 政府が関与するという性格のものではないと思いますけれども、賃金の源泉になっておりますのは港湾運送業の運賃、料金で、港湾運送事業法の手続によってきめられるものだと考えておりますが、またこれは認可料金という性格を持っておりますから、その意味では政府のウエートというのがきわめて大きいのじゃないかと思うわけであります。そこで、適正な労働条件の保障、そのための運賃、料金の国際性という意味で、どういうふうにお考えになっておるか、御見解を承り……

第46回国会 内閣委員会 第19号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○大出委員 いまの御答弁の中に、早ければなるべく早いほうがいいんだから、早く結論を出してもらうようにというお話がありますけれども、どうもその関連が明らかにならないわけです。柴田財政局長の答弁によりますと、本調査会に何を一体諮問するのかという点で二つに分かれております。一つは基本問題と称するもの、公営企業のつまり基本問題。さらにもう一つの問題は、局長の言うことばをそのとおり言えば、今日せっつかれている経営収支の問題を早く結論を出したい、こういう意味のことを、つまり言いかえれば、これは金繰り、資金繰りの問題だ、こういうふうに説明をされているのですが、この提案の趣旨からいきますと、この調査会の中で基……

第46回国会 内閣委員会 第22号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○大出委員 それでは、大臣がお見えになるまで少し事務的な点について承っておきたいのですが、最近の「年齢勤続別賃金の実態」という資料をいろいろ調べてみますと、非常に日本の若い労働者層がふえてきておりまして、イギリスあたりが、二十五歳未満の若い労働者が大体二二・九%くらいに対しまして、日本の場合には、四五・七%くらいの数字になっているわけであります。特に若い層が賃金が極端に安いというふうに考えておるのでありますが、千人以上の製造業関係をとりまして、二十歳から二十四歳くらいのところで、これは三十七年四月統計ですから、一年くらいズレがありますけれども、大体一万八千七百十五円というのが男子の賃金の平均に……

第46回国会 内閣委員会 第23号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○大出委員 昨日は、時間の関係もありまして保留をしたのでありますけれども、きのう、きょう来のストライキの問題をめぐりまして、何としても解決の方向へという政府の御努力も、多少表面に出てきておりますから、その意味で、せっかく労働大臣が御出席の上ですから、その点についてひとつもう少し突っ込んだ御答弁を承りたいと実は存じますが、その前に、実は二、三点どうしてもお聞きしておかなければならぬ問題が、多少法律的な問題とからみますけれどもございます。それは、このところ数日の新聞あるいは本会議の答弁等で、しきりに違法ストということが言われているわけであります。確かに今日公労法十七条のスト禁止という条項がございま……

第46回国会 内閣委員会 第30号(1964/05/12、30期、日本社会党)

○大出委員 厚生大臣に、大きく申しますと三点の質問があるのでありますが、その一つは、最近の地方の公立病院の経営その他をめぐりまして、地方公営企業法関係の一つのワクをはめるという問題から、たくさんの患者に対する感心できない問題がいろいろ起こっておりますし、さらに引き続きまして保助看法と通常申しております保健婦、助産婦、看護婦さんの法改正問題等につきまして、これまた厚生大臣の御発言もありますしいたしますので、将来どうなっていくかという点についても伺っておきたいと存じますし、さらにもう一点、これまた厚生大臣の御発言に関連いたしますが、日雇労働者健康保険法の関係で解散云々というお話が出ておりますので、……

第46回国会 内閣委員会 第39号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○大出委員 前回の内閣委員会の質疑の中で、公安調査庁等のほうから答弁がありまして、朝鮮総連等の問題に触れて、したがって定員をふやすというお話があったわけでありますが、私は、思想の問題もさることながら、今日日本における朝鮮の皆さんの問題についてあまりにも差別待遇が多過ぎますから、そういう点で法務大臣の所見を承りたいと考えるわけであります。  まず第一に、一九六〇年の十二月に、国連総会が「植民地およびその人民に対する独立供与に関する宣言」というものを可決しているのでありますが、このときの反対は、わずかにアメリカ、イギリス、フランス、ポルトガル、スペインで、しかもこれは反対ということを表面に言わずに……

第46回国会 内閣委員会 第43号(1964/06/11、30期、日本社会党)

○大出委員 佐藤人事院総裁にお伺いをしたいのでありますが、昨年の八月十日に、人事院から、給与に関する報告と勧告ということで、つまり報告と勧告が出されているわけでありますが、私は、実は人事院ができたころから考えてみまして、最近どうも私の知る範囲の人事院の報告、勧告のあり方は、多少傾向が変わってきているように思うのです。おそらくことしもぼつぼつ調査に入っておられる時期だろうと思いますので、そういう点から確かめておきたい問題がございます。  まず、この給与に関する報告と勧告の根拠になります法律事情につきまして、どういうふうにお考えになっているかということ、つまり非常に民間給与比較というものが重点にな……

第46回国会 内閣委員会 第44号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○大出委員 大臣は建設委員会ですか、御出席の予定があるというお話なので、少し順序が入れ違ったりいたしますが、その点はしろうとでありますので、ごかんべんを願います。  ところで私は、この設置法をめぐる本委員会の議事録なるものを全部読んでみたわけなんですが、どうも納得いたしかねる点ばかりでありまして、そこでお聞きをいたしたいのでありますが、建設本省発行の省内紙に「職員」というのがあるようであります。この報ずるところによると、統合三カ年計画の第一年になくなる事務所三十カ所、それから統合方針についてはかくかくのごとくということなのでありますが、この省内紙「職員」というのは、一体だれがどこでどういうこと……

第46回国会 内閣委員会 第47号(1964/06/20、30期、日本社会党)

○大出委員 最近の新聞をいろいろ見ておりますと、有事駐留の形で米軍の配備の方式を変えてまいっております関係から関連をして、自衛隊関係のいろいろな問題、さらにはアメリカ自体がいろいろな発表をしているようでありますが、その中で一つ冒頭に承っておきたいのは、米軍の縮小という形の中で、そのあとを受けて肩がわりをする、こういうふうな観点からだろうと思うのでありますが、四十二年から四十六年にかけての第三次防衛計画を検討中であるということが、多少内容に触れて昨今出ているわけでありますが、まず、これについてどういう角度から今日どの程度の検討が行なわれているのかという点について、概略を大臣から御説明いただきたい……

第46回国会 内閣委員会 第49号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○大出委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行ないます。  理由の第一として、平和憲法第九条は、明確に戦争の放棄と軍備の全廃と交戦権の否定をきめております。この法案による防衛庁総定員二十七万六千五百八十人、あるいは第八航空団の新編及び航空団に飛行群の新設を行なう等は、明らかに自衛の名に隠れた軍備であり、軍隊であり、憲法第九条の違反であります。  理由の第二は、米国がすでにドル防衛に伴う戦略変更、有事駐留への全面的切りかえを明らかにしております。第二次防によるこの案は、昭和四十二年ないし四十六年にわたる第三次防との関連によりま……

第46回国会 内閣委員会 第52号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○大出委員 関連して。いまの点ですが、私二十八日の午後四時から、椎名外務大臣はいまおられないけれども、私と野原覺、戸叶里子、武藤山治、同僚議員と一緒に参りまして確かめたわけでありますが、かりに二十四時間前に通告があるとすれば、それを国民に公表するかという質問に対して、公表いたしますという約束をしておるのだけれども、いま官房長官が言ったこととは全くこれは相違するので、この点について責任ある答弁をいただきたい。
【次の発言】 いまの点ですが、実は給与の関係の質問を予定しておるということで、関係各党の理事相互間で御相談になったようでありますし、増原さんの時間の関係もあって、中間の長い時間ではないので……

第47回国会 内閣委員会 第3号(1964/12/07、30期、日本社会党)

○大出委員 自治省関係の方はおいでになっておりますか。――それでは、増原さんお見えになっておりますから、冒頭に承っておきたいのですが、六人委員会で長い論議をされてきた経過があるわけでありまして、私も当時関係の各位と直接話し合う機会にほとんど出席しておりますが、新聞に出ておるところによりますと、実施時期の問題をめぐりまして、給与担当大臣が総理等とも話をされて、来年度以降の問題について五%程度予備費に組む云々というようなことで、写真入りの新聞報道があるわけであります。前回のこの委員会で、これに関する質問がありまして、多少の答弁は承っておりますけれども、きょう法律が通過する、こういう時期でありますか……

第47回国会 内閣委員会 第5号(1964/12/18、30期、日本社会党)

○大出委員 まず冒頭に承りたいのですが、米軍が弾薬陸揚げをする、あるいは陸揚げをした弾薬を船に搭載をするという問題について防衛庁に伺いたいのですが、どういう法的根拠で、どういう筋道で行なわれているか、一ぺん冒頭に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 場所について承りたいのですが、基地あるいは接収地という形の中で行なわれる。それ以外の場所で行なわれる場合もありますか。
【次の発言】 もう一つ承りたいのですが、その場合に、接収をしていない地域で、沖に船をとめて海岸から搭載をする、こういう場合がありますか。
【次の発言】 いまの逆でございますけれども、弾薬庫から海岸に持っていって搭載をする……

第48回国会 外務委員会 第10号(1965/03/27、30期、日本社会党)

○大出委員 時間がたいへんないようでありますから、実は前段にいろいろこまかい質問を申し上げて本論に入りたいと思ったのでありますが、ずばり承りたいと思いますので、なるべく簡略に御答弁をいただきたいと思います。  前に何回か論議をいたしたのでありますが、ポラリス潜水艦が昨年末から本年の春にかけてダニエルブーン号等を中心に七隻極東水域に配置をされることになっておったのでありますが、今日何隻どのように配置をされておりますか、御答弁を賜わりたいと思います。
【次の発言】 前回の新聞発表と食い違うのでありますが、四隻という発表がございますが、そこのところをもう一ぺん御答弁願います。

第48回国会 内閣委員会 第11号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○大出委員 脇時司法制度調査会の答申が出ているわけですが、この答申を読んでみますと、定員予算全般にいろいろな関係が出てきているわけですが、また法務省の所管するところでもありますから、書頭にこの扱いについてということで、大臣にひとつ御質問申し上げたいと思います。どのようにお扱いになっていますか。
【次の発言】 ところでいまのお話に、多少の予算もということもつけ加えられておるのですが、私の調べたところからいたしますと、弁護士会その他の方々の中でも、相当強い反対意見が聞かれますし、またその他の方面でも、いろいろ反対の意見があるのであります。そこで、どうもこれはあまり芳しくないということに総括的にはな……

第48回国会 内閣委員会 第12号(1965/03/04、30期、日本社会党)

○大出委員 時間の関係でいま関連質問を私は求めなかったのですが、実はいまの受田先生からの話が出てまいりますと、一言申し上げておかなければならぬことになるのですが、私は例の知事会議のときに質問をし、つまり佐藤総理に質問をされた神奈川県の内山知事のおられる神奈川の出身でありますが、一月の新年早々に知事がものを言ったところから、神奈川県内では大騒ぎが起こりまして、各種団体、あるいは神奈川県内の市町村、市議会、町議会等々の間でもたいへんな論争になっているわけであります。大臣が先ほどいろいろ今日の情勢を話しておられましたが、横浜、神奈川で、地元で見ております限りでは、町村長会議あるいは市長会議等々の中で……

第48回国会 内閣委員会 第15号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○大出議員 すでに所定の手続を経まして、一昨日各位のお手元に法案がお届けをいたしておりますので、提案理由の説明をその説明審に基づきましていたします。   私は日本社会党を代表いたしまして、駐留無関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を行ないます。   御承知のように、駐留軍労働者はきわめて雇用の不安定な立場に置かれております。一昨年、日米共同声明によって、米国のドル防衛戦略変更のために六千人の労働者が解雇されました。このような解雇の状況の中で、政府は、昨年六月二十六日の閣議において、これらの離職者については積極的に再雇用につとめると言明しておりましたが、その後件就職するこ……

第48回国会 内閣委員会 第21号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○大出委員 日韓問題についてのごく基本的な問題について御質問を申し上げたいわけでありますが、多少の関連がありますから、冒頭にひとつ原潜寄港の問題について御答弁をいただきたいのであります。  八日に佐世保の市長が上京をしてこられて、外務省に行かれていろいろ関係の方々と折衝しておるようでありますが、私の調べましたところでは、第三回目の寄港がこれまた佐世保だということではどうも困るということで、いろいろ外務省と打ち合わせをしたところが、外務省のある担当の方々から、第三回目については二十四時間前の事前の通知というようなことが考えられないんだということを言われて、それから多少のやりとりが行なわれているよ……

第48回国会 内閣委員会 第22号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○大出委員 最初に、国鉄、電通あるいは郵政等、つまり三公社五現業の当事者能力問題とからみまして、目下調停委員会で進行中でございますが、一日も早くこの労使関係の賃金問題に関する紛争の解決をはからなければならない時点に来ている、このように考えますので、その点について労働大臣の所見を賜わりたいというのが、最初の問題であります。それからもう一つ後段で、港湾労働法が社会労働委員会にかかっておりますけれども、これについても、重要法案でもあり、かつ三・三答申も受けております関係もあり、将来の港湾の施設、あるいは管理、労働等を含めての問題もからみますので、それについても御質問をいたしたいというふうに考えており……

第48回国会 内閣委員会 第25号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○大出委員 きょうは農林省設置法をどうしてもあげるということで話が進んだようでありますので、瞬間が非常になくなりましたが、しかし、そういう方針に御協力を申し上げたいというつもりでおりますので、大臣の時間が一時半というお話だそうでありますが、冒頭承ったところ、二時まではいいんだというお話だったので、ひとつその点は多少の御無理はいただきたいと思います。さらにできるだけ詰めて設置法から入りたいと思ったのでありますが、時間の関係がございますので、要点のみひとつ申し上げていきたいと思うのであります。  最初に、九三%の自由化行なわれて、日本の食品工業という面で、私がおります横浜には、明治、森永、不二家等……

第48回国会 内閣委員会 第28号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○大出委員 設置法改正の中に、港湾審議会に管理部門を設けるという提案が行なわれております。これにつきまして御質問をいたしたいのでありますが、港湾法のできました昭和二十五年ごろ、さらに臨時行政審議会の答申が出ました三十四年のころ、今回の三・三答申と、三回港湾問題が大きくクローズアップされておりますが、ことしになってからようやく各方面で港湾問題が全般に取り上げられているわけでありまして、私は実はこの面では非常にいいことだというふうに考えております。いろいろな意見が錯綜いたしておりますが、何とかその中から大きく前進をする方向をお互いに努力をし合ってとらなければならない時期に来ておる、こういう認識を実……

第48回国会 内閣委員会 第36号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○大出委員 最初に、事務的な点について多少承りたいと思うのです。そこで、銀行法に基づく銀行検査の問題につきまして、定期検査というのがあるわけですが、そのほかに、これは問題があるという場合に、まあ抜き打ち検査といいますか、そういうふうな形のものを大臣の命令でおやりになるのでしょうけれども、そういう点について、現在までどういうふうになっているかということをお答えいただきたい。
【次の発言】 そこで、いま設置法で銀行局の中に保険部をつくる、こういうことが出ておるわけですが、それには人員の異動が多少ありますが、ところで、筋が通るものであれば新たに部をつくりあるいは局をつくるという場合に賛成するのにやぶ……

第48回国会 内閣委員会 第39号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○大出委員 冒頭にひとつ承っておきたいのですが、三十九年六月十二日、つまり昨年の六月十二日でありますが、私この席で河野建設大臣に御質問を申し上げました。勧奨物資と称するものの取り扱い、それをめぐって九州で訴訟事件が起こっておりまして、これについて河野大臣は、勧奨物資というものは聞き初めだという答弁をされたわけですが、当時の官房長がたしか平井さんだと思いますが、平井さんに承ろうと思ったところが、御承知ない。それから建設官房の有力な方の名刺に紹介状が書いてありましたが、今度は向こうの地建のほうの側の状態は、数字をあげて二つの帳簿になっておった事実がありますので、名前まであげたところが、河野大臣が立……

第48回国会 内閣委員会 第40号(1965/04/30、30期、日本社会党)

○大出委員 議事進行。先ほどの理事会のやりとりからいきますと、最初荒舩委員のほうから、きょうは両社から質問をしていただきたいという話がありましたが、多少民社の皆さんのほうの意見も入りまして、きょうは受田さんもおられないということで、きょう質問するわけにはいかないという明確な意思表示が、民社のほうからあったわけです。それならば、とにかく社会党から質問に入ってくれ、民社の皆さんはきょうはやれないというこの問題を含めて、まず社会党から質疑を始めている間に窓口等で相談をする、ここまでしかきまっていない。そうなると、それが最後の結論なんだから、いま田口さんが決定どおりに質問に入ったところが、政府委員の皆……

第48回国会 内閣委員会 第41号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○大出委員 もう簡単でけっこうです。いまと同じ内容なんですが、この間認定結果の報告提出をお願いしておいたのですが、これとからみますから、またいまの問題ともからむのですが、横浜のある業者で建設省の仕事を請け負ったわけですが、正確に言うと、三千九百三十八万円の仕事を横浜国道工事事務所の湘南国道影取地区拡幅工事、これを請け負った会社が、ことしの二月警察の全国暴力団取り締まりにひっかかって、社長が検挙されておるわけですが、こういうことを御存じでこの会社に仕事を請け負わしたわけですか、念のために承っておきたい。
【次の発言】 それは名前を申し上げたほうがいいと思いますから申しますが、私が持っております資……

第48回国会 予算委員会 第15号(1965/02/20、30期、日本社会党)

○大出委員 私は、ILOの問題二、三点と、一月の二十八日に安西郵便局事件というものについての東京高裁の判決が出ておりますが、そのものずばりの質問ではなくて、これらの問題、労働刑事事件といわれるものについての最近の検察行政あるいは司法行政等につきまして質問を申し上げたいわけであります。  最初に労働大臣にお尋ねをしたいのでありますが、十六日にジュネーブにおきましてモースILO事務総長が青木大使にお会いになりまして、ドライヤー委員会の日本における礼を兼ねまして発言をされ、かつ答えておられるわけてありますが、これがおそらく入っておるだろうと思うのでありますけれども、もし入っていれば、先にそれをお答え……

第49回国会 内閣委員会 第7号(1965/10/01、30期、日本社会党)

○大出委員 ちょっと前もって聞いておきたいのですが、自治大臣が、きのう私直接お話しまして十一時ごろここに来られる、こういうお話であり、けさまたそのようにするからという連絡があったのです。それからもう一つ安井総務長官は閣議その他の関係でむずかしいというお話もありましたが、私は実はきのう安井長官が言われたことの中でどうしても訂正をしておいていただかぬと困ることが一点ありまして出席を求めたわけでありますが、大体十一時二十分ないし四十分ごろお見えになるという話だったのですが、その辺をひとつ確認をしておきたいのです。質問の都合上困るのです。
【次の発言】 明らかにしておきますが、安井長官に御出席をいただ……

第51回国会 地方行政委員会 第35号(1966/05/26、30期、日本社会党)

○大出委員 まことにしばらくぶりで永山さんと質疑応答などやるわけなんですが、内閣委員会時代、大臣はずいぶん地方公務員の立場に立って、地方公営企業の立場に立って検討された永山さんですから、政治家というのは、ところが変わりましてもおそらく違ったことはおっしゃらないだろうと私は思っておるわけでございます。学者なんというものも、場所が違って学説を変えると自殺でございますから、おそらく大臣は当時の考え方と違ったことは言わないだろうということをまず念を押しておきますが、その上に立って質問をいたします。  だいぶ長い提案理由の説明でございますので、大臣から、ねらいはこうだということを端的、簡明直截にひとつ御……

第51回国会 地方行政委員会 第36号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○大出委員 きのう大臣に中心点をひとつ承ろうと思ったとたんに、定数不足なることで流会ということでございまして、まことにどうも腰折れの感があるのですが、きのうの重盛さんの論議その他のやりとりを聞いていて感じたのですが、今回のこの地方公営企業法の一部改正法案を提出される前提になっております地方公営企業制度調査会、これは内閣委員会でかつて成立をいたしまして、この最終答申を受けて出されたわけでありますけれども、この地方公営企業制度調査会に当時の早川自治大臣が諮問いたしました中心点は二つありまして、その一つは、つまり諮問することになった理由としてということで、一昨年の七月六日の第一回の総会で早川自治大臣……

第51回国会 地方行政委員会 第41号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○大出委員 前二回に御質問申し上げまして、その二回目の最後のところで、病院関係の問題から、一般財源で当分の間これを補てんをする、こういう答弁が出まして、その点についてあとに引き継ぐことの了解を得ておりますので、地方財政の一般的な問題と、特にこの地方公営企業関係職員の給与の制度をめぐる問題につきまして、締めくくりの意味で御質問を実は申し上げたいわけでありますが、できるだけ簡単に結論を出していきたいと思っております。  冒頭に、先般の柴田財政局長の答弁につきまして、実は地方から異議が出てまいりました。まことにもってこれは認識不足である、こういうことでございますので、その点だけ再答弁をいただきたいの……

第51回国会 逓信委員会 第15号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○大出委員 料金値上げの問題につきまして、本会議終了後たいへんどうもお忙しいところですけれども、少し質問をさせていただきますが、冒頭に、五十六億赤字になる、こういうわけですが、四十年度における収支はずばり結論的にいってどういうことになると見通しておられますか。
【次の発言】 いま淺野さんの答弁がちょっと聞き取れなかったのですが、もう一ぺん聞きますが、四十年度当初予算で五十六億の収入不足、こういうわけですね。私の質問をいたしておりますのは、当初予算で五十六億円の収入不足というわけですから、してみると、決算はいずれにしてもせにゃならぬわけで、そうなりますと、決算剰余金なんというものもある意味では考……

第51回国会 逓信委員会 第21号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○大出委員 郵便法ができたのは、長田さん、これは何年ですか。
【次の発言】 かたかな郵便法の料金決定原則は、何条でどういうふうに書いてありましたですか。
【次の発言】 かたかな郵便法を改正をいたしまして、いまの郵便法ができているわけですね。現行郵便法の一条の文言と大きく変わったところはございますか。
【次の発言】 それでいいことにしますが、実は前、私、たしか民社党の佐々木先生だと思っておりますけれども、ちょっとここで聞いておりましたら、料金決定の原則をめぐって大臣との間にだいぶ長いやりとりが行なわれたように思うのですが、そこで実は念のためにそこのところを明らかにしておこうと思ったのですけれども……

第51回国会 逓信委員会 第32号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○大出委員 「公衆電気通信法及び有線電気通信法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の提案理由説明資料」というのがございますが、これを読みますと、「昭和三十八年四月三十日までに有線放送接続電話試行役務の提供を受ける契約を日本電信電話公社と締結した施設につきましては、原則として一中継の範囲まで県外との通話を認めておりましたので、とくにこの法律の施行後三年間すなわち本年十二月三十一日までに限り、従前どおり県外との通話を認めることとされたのであります。」ということと、「この三年の間にこれらの施設につき公衆電気通信の一元的運営に関する基本方針に基づいて問題の解決を図らなければならなかったのでありま……

第51回国会 内閣委員会 第1号(1965/12/22、30期、日本社会党)

○大出委員 安井長官がお見えになっておりますので、大筋二つに分けて質問を申し上げたいのであります。  二つと申しましたのは、まず一つは、公務員給与をめぐりまして、五人委員会から総理決裁の段階に進みました過程で出てまいりましたところの二つの問題、つまり看護婦さんの深夜勤手当の増額実施時期の問題、並びに交通費の増額に関するこれまた実施時期の問題、これが一つであります。それからもう一つは、安井長官の直接の担当ではないのでありますけれども、五人委員会並びに総理決裁、その後の官房長官談話等の一連の関連で出てまいります地方公務員並びに地方公営企業職員に対します給与財源の取り扱い措置の問題であります。  一……

第51回国会 内閣委員会 第3号(1965/12/24、30期、日本社会党)

○大出委員 大蔵省の関係の方々がおられますから、総理に一昨日質問をいたしました件に関しまして、少し内容についてお聞きしたいのでございます。それは今回の給与改正をめぐりまして、通勤手当に関してこれを全額非課税にするかどうかという問題についてでありますが、経緯がございまして、二十一日の総理決裁を行なう前の十九日の日に、給与担当大臣を中心とする五人委員会で六項目の決定をいたしておりますが、その第二項で、通勤手当並びに看護婦手当については、実情を考慮してこれを慎重に取り扱う、つまり通勤手当については八月に遡及をするというニュアンスの決定をいたしているわけでありますが、これが総理決裁の段階で通勤手当が削……

第51回国会 内閣委員会 第8号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○大出委員 この山村振興課を置く件ですが、これは定員は三名、こういうことですか。
【次の発言】 ですから、山村振興課を新しく置く、そういうことになりますね。
【次の発言】 合計何名になりますか。
【次の発言】 いまの企画庁の内容を調べてみますと、申しわけ的にと言うとおかしいですけれども、あまりどうもちゃち過ぎるという感じがする。たとえば国民生活局ですか、これは四十四名ですね。これは各省を通じてそういう例が全然ない。消費者対策ということを含めての物価政策課がありますね。たしか十七名だったと思うのですが、間違いございませんか。
【次の発言】 ところで、山村振興ということで山村振興課を置く、あるいは……

第51回国会 内閣委員会 第9号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○大出委員 冒頭にひとつ簡単に承りたいのですが、無機材質といわれるもの、非金属無機材質、炭素を除いたものということのようですけれども、特に各国の例があげてありますけれども、これを政府は直接やろうということですね。 この提案理由の説明だけでははっきりしないのですけれども、そこのところをもう一度御説明いただきたい。
【次の発言】 どうも場違いなところへ場違いな者が出てきたという感じでわからぬ点ばかりなんですけれども、何に一番使いたい、あるいは使うという目的ですね、政府がやる以上、何かそこにありはせぬかと思うのですけれども……。
【次の発言】 質問の角度を変えますが、大学の研究室にやらしたっていい筋……

第51回国会 内閣委員会 第10号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○大出委員 設置法の青少年局の問題がございまして、これもいろいろ今日問題になるところでありますから、それなりに補強の意味で意見もございますけれども、実は当面人事院の勧告の実施時期の問題をめぐりまして相当な論議が各方面にあるようでございまして、この変更が政府部内でいろいろ云々されておりますので、公務員の皆さんの側ではたいへん心配をしているわけでございます。実は連日私ども陳情を受けるという形になっておりますので、なるべく短時間に御見解だけを承っておきたい、こういうふうに実は思うわけでございます。  そこで、実施時期を動かしたいという理由の中に、人事院がいま四月調査、八月勧告、五月実施、こういうこと……

第51回国会 内閣委員会 第14号(1966/03/11、30期、日本社会党)

○大出委員 大臣に冒頭に承っておきたいことが一つあるのですが、ベトナムのグエン・カオ・キ政権なるものはアメリカのかいらい政権だ、こういう認識をしていいかどうか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 ところで、横山特使なる方が、この新聞で見ると、あす出発なんですから、二月十八日出発をされたわけになる。この方は資格は、正式に申しますと、一体どういうことになりますか。
【次の発言】 そのこともちょっとはっきりしないのですが、私、いま二つ質問したのですけれども、一つはベトナムのグエン・カオ・キ政権なるものはかいらい政権だと認識していいかという質問をしたら、われわれはそう思っておらない、こうい……

第51回国会 内閣委員会 第17号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○大出委員 ただいまも臼井さんから質問が出ておりましたが、在外財産問題に関しまする中心点について、重ねて私のほうからもお尋ねをいたしたいわけでありますが、一昨日、関係の在外財産補償獲得期成同盟総本部主催による在外財産問題審議会即時答申絶対要求引揚者全国大会というのが開かれたわけであります。私も参りましたが、久保講堂には関係の各党議員の方々がずいぶんたくさんお見えになっておりまして、スローガン、内容等については、各党の方々ともに御存じだと思うわけでありますが、念のために申し上げれば、中心的なスローガンは、審議会に即時答申を絶対要求するという文言、並びに政府は答申即立法と予算措置をとれ、さらに立法……

第51回国会 内閣委員会 第19号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○大出委員 ベトナム特需の問題につきまして、私、横浜だもんですから、関係の受注を入札させるセクション等が幾つかありまして、かつまたいろんなことが耳に入るわけですが、したがってそのあたりを少し伺いたいと思います。  冒頭に、多少技術的な点なんですけれども、地位協定との関係で、受注その他について通産省の側でとらえにくい面があると思うのでありますが、その辺の法的な関係をどう御理解されておるかという点を冒頭にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 この地位協定、正式に言えば安保条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定ですね。これでいきますと、調達分について……

第51回国会 内閣委員会 第20号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○大出委員 だいぶ世の中がにぎやかになりましてけさ出てまいれませんでしたので、時間的に恐縮ですが、極力詰めて焦点をひとつ御質問したいと思います。  問題は、設置法で衛生検査技師の養成所を設置することになるわけでありますが、足りないわけでございますから、この趣旨に賛成でありますけれども、この提案理由の説明の中にもありますように、看護婦さん等の養成所の問題に触れておるわけでありますが、なおかつきわめて不十分な状態にあることは、御存じのとおりであります。ついて実は冒頭に人事院に承っておきたいのでありますが、行政措置要求が行なわれて判定が下された場合に、その後の措置を法律的に人事院はどうおとりになるべ……

第51回国会 内閣委員会 第23号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○大出委員 中心点二つを質問をしたいわけでありますが、その一つは陸運事務所の地方事務官制度でございますけれども、これを行政管理庁等がいま全国的な調査を始めておられて、最近の話によりますと、一応調査が終わった段階だろうと思うわけでありますけれども、これについて当該の運輸省の皆さんの考え方をひとつ明らかにしておいていただきたいと思うわけであります。  ところで、大臣に総括的に承りたいのですが、自治体に移管をするという陸運事務所の移管の問題ですが、いろいろな摩擦、障害がこれによって起こるというふうに思うわけでありますけれども、いま申し上げましたように、総括的に大臣がこれをどういうふうに御判断なさって……

第51回国会 内閣委員会 第26号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○大出委員 簡単に関連して承りたいのですが、先ほど来聞いておりますと、恩給局長の答弁からすると、恩給の基本的なあり方をいかに考えるかということについて多少の意見を付されているわけですが、そこまでものを言われるならば、矢倉さん、ちょうどあなたが人事院公平局長の時代だったと思うのですが、マイヤースが日本に来て勧告をして、マイヤース勧告をどう取り扱うかということで人事院の給与局次長をつくったわけです。慶徳氏が給与局次長で、何回か国会議員まで入れた審議会までつくったのは、公務員法上の規定があるからそれをやったわけです。研究の成果を発表しなければならぬ人事院の責任があったからやったのです。ところが、無拠……

第51回国会 内閣委員会 第27号(1966/04/20、30期、日本社会党)

○大出委員 家内労働に関する審議会をつくるという設置法が出ているわけでありますが、実はこれにもずいぶん意見があるわけであります。ただ、時期的にいま春闘の山場と言ったらいい時期にきているわけでありますので、この春闘の中で、特に中小企業労働者の問題をどうするかという、ことしは不況下の春闘と言われるだけにたくさんの問題が実はあるわけでありまして、特に、その中には手のつかない家内労働の問題などもあるわけでありますが、そういう意味で、大筋の春闘をめぐる問題を一つ承って、あわせて設置法そのものの、審議会をつくるというわけなんですけれども、私の異論のあるところをひとつ申し上げて御意見をいただこうと、こう思っ……

第51回国会 内閣委員会 第31号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○大出委員 まことに突然問題提起がありまして、参議院のほうは通ってきたわけですけれども、こちら側で修正をしてという手続をとられるならば、参議院側も受け入れてもよろしいという趣旨の話まであるわけでございます。  そこで質問を申し上げたいわけなんですが、国家公務員災害補償法の一部改正法案についてその条文で申し上げますと、第十七条の規定でございます。十七条の六「遺族補償一時金の額は、業務上の死亡に係る他の法令による給付との均衡を考慮して人事院規則で定める額(第十七条の四第二号の場合にあっては、その額からすでに支給された遺族補償年金の額の合計額を控除した額)とする。」こうあります。  ところで、時間の……

第51回国会 内閣委員会 第32号(1966/04/28、30期、日本社会党)

○大出委員 ただいま議題となりました自民、社会、民社三党共同提案にかかる附帯決議案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。   国家公務員災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 本改正法附則第七条の規定に基づく遺族補償一時金の額の決定については、従来の遺族補償の額を充分に保障するよう配慮すべきことを要望する。右決議する。  本案の内容は、先般来の当委員会における質疑の中ですでに明らかになっていると思いますので、委員諸君の御賛同をお願いいたします。
【次の発言】 これは新しい法案ということになると思うのでございますが、したがいま……

第51回国会 内閣委員会 第33号(1966/05/10、30期、日本社会党)

○大出委員 前回に引き続きまして逐条的に御質問を申し上げまして、できるだけ基地周辺の皆さんの御納得のいくような前向きの御答弁をひとついただきたいというように思うわけであります。  前回は、政令のほうにつきまして、法第三条第一項の規定というところまで御質問を申し上げたわけでありますが、この中で補助率の百分の百という問題をめぐりまして、自衛隊等の行為に他の原因が競合する場合というところで、長官のほうの御答弁は、この種の問題が起こる根本原因は基地が存在をするというところにあるんだから、したがって、本来ならば多少この地域において改修、改築などというものが加わっても、本来は国が責任を負うべきものではない……

第51回国会 内閣委員会 第34号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○大出委員 松野長官が後ほどお見えになるという話を承っておるのですが、何時ごろお見えになるのですか。締めくくりという意味で二、三伺いたいと思うのですが、予定がわかっていたらお伺いいたします。――一昨日までのところで二、三点承りたいことがあるのですが、政務次官お見えになっておりますので、この場所でもけっこうなんですが、間もなく長官もお見えになるということでございますので、そこでひとつ伺いたいと思いますが、その間残りました何条かの問題について、多少事務的になりますけれども、承っておきたいと思うのであります。  五条第二項の規定のうち、政令部分になります中で、例の土地あるいは建物の売り渡し等をめぐり……

第51回国会 内閣委員会 第37号(1966/05/24、30期、日本社会党)

○大出委員 八郎潟の干拓の問題に関連をいたしまして、冒頭に大臣に承っておきたいことがあるのです。  この干拓をしたあと農民諸君を入れるわけでありますけれども、一戸当たりの収入等とのからみ合いが出てまいりますので、米価の問題が一つ気になるのであります。数日前から新聞によりますと、生産者米価を上げても消費者米価は上げないとか、いろいろなことが言われておりますが、ここらあたり、大臣は当面どう考えておられますか。
【次の発言】 赤城さんのときに、パリティからいま言われる生産費及び所得補償方式に切りかえたわけであります。だいぶ政治的に問題がありましたが……。私がいま承りたいと思っておりますのは、八郎潟の……

第51回国会 内閣委員会 第38号(1966/05/26、30期、日本社会党)

○大出委員 本委員会におきまして、三日間にわたります質問をいたしてまいりましたが、その内容によってすでに明らかでございますが、きわめて簡単に反対の討論を行ないます。  五年前に神奈川県の特に厚木基地周辺の爆音防止期成同盟の諸君を中心にして、基地周辺民生安定法という名前のもとに、全国の基地をかかえる各団体、自治体に働きかけまして、以来、運動が続いてきた経緯がございますけれども、この期成同盟の諸君が、今回の法案提案にあたりまして、特集号という記事の編集をいたしておりますけれども、この中に、今回政府最終案として登場したものを見ると、われわれの要望にはほど遠いものであることはもとよりのこと、当初原案か……

第51回国会 内閣委員会 第40号(1966/05/31、30期、日本社会党)

○大出委員 これは法律が四十年と四十一年と二つ出ておりますが、先ほど理事会で申し述べましたように、四十年の分と四十一年は明確に違いまして、基礎となる人員が違うのですから――つまり理由をここで明らかにいたしておきますけれども、四十年できめられる人員、つまり職員の総定員二十七万六千五百十人を二十七万八千六十三人にする。それから本庁定員が二十七万三千百二十三名を二十七万四千六百七十六名にする。それから自衛官の定数の二十四万六千九十四名を二十四万七千五百九十二名にする。これが第一の提案。それから二番目は、予備自衛官の員数二万四千人を二万七千に改める。これが定員関係ですね。これがきまって、きまった定員が……

第51回国会 内閣委員会 第49号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○大出委員 松野さんがいませんので、いま早急に帰ってきてくれるように頼んでいるのですが、ものの順序ですから、おりませんけれども申し上げますが、きのう田口委員から質問いたしました際に、防衛庁長官みずからの御答弁で、先ほど来山内委員が質問している問題につきまして、参議院の予算委員会では、時間があったので、巷間伝えられている、新聞あるいは総合誌その他に載っております三次防について、松野さんがしゃべったそうです。これについては全部、たとえば七千百億というような数字をあげて説明をいたしました、こう言い切っておる。したがって、いま総理はいろいろあずかり知らぬと言われるけれども、松野長官がおいでになればわか……

第51回国会 内閣委員会 第50号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○大出議員 ただいま議題となりました駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案につき、提案理由並びにその要旨を御説明申し上げます。  御承知のように、駐留軍関係労働者は、きわめて雇用の不安定な立場に置かれておるのであります。一昨年におきましては、日米共同声明による米軍基地の縮小に伴って約六千人の労働者が解雇されました。また、昨年におきましても、約二千人に近い労働者が離職せざるを得なくなったのであります。  この間、政府は、これらの離職者について積極的に再雇用につとめると言明を行なってきたのでありますが、これらの離職者のうち、再就職した者は、わずかにその三割程度にすぎず、その他の者は、な……

第51回国会 内閣委員会 第51号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○大出委員 私の質問の途中で、多賀谷さん、山田さん等から関連質問がありますから、御了承いただきたい。時間がございませんのでずばり御質問いたしますので、簡単に御答弁をいただきたいと思います。  たいへんお骨折りをかけましたが、結果的には諮問の目的に沿わない結果になったという気がするのでありますけれども、まず第一に、国会でこの審議会をつくりますにあたって、佐藤総理から参議院のILO特別委員会の席上で、外国人であるドライヤー氏等から、日本の労使関係の信頼の度合いが全く失われているという指摘を受けたことは恥ずかしいことだ、したがって、公務員制度審議会にゆだねて、このことをもって答申を待って新しい労使慣……

第52回国会 内閣委員会 第1号(1966/07/15、30期、日本社会党)

○大出委員 ごく簡単に御質問を申し上げておきたいと思うのですが、総務長官の時間は十一時半ぐらいまでですか。――それでは順序が逆になってたいへん恐縮ですが、時間の関係がありますので、総務長官にひとつ先に質問をさしていただきます。  いま三人の方からお話がありました件、もうちょっと正確に確かめておきたいのでありますが、二つの事件、つまり裁判権移送事件の二つの中身なんでありますが、一つは宮古島城辺町というのですか、ここで立候補されて最高点で当選された友利隆彪氏、こういう方が、中央選挙管理委員会がアメリカの布令の琉球政府章典第二十二条の一、重罪または破廉恥罪を犯した者は、特赦がない限り被選挙権がない、……

第52回国会 内閣委員会 第2号(1966/07/28、30期、日本社会党)

○大出委員 私はILOを中心にということになっているのですが、賃金関係につきましても、いまの御答弁の中身と関連をいたしまして五、六点質問をいたしたいと思いまするので、時間を逆にいたしますので、総裁以下人事院の皆さんに恐縮なんですが、総務長官の時間が一町までというお話でございますので、ILO関係のほうはともかく総務長官においでいただかぬことには話ができませんので、時間を多少そこで人事院の皆さんにむだをさせることになりますけれども、ごかんべんを願います。  まず一番最初の問題は、公務員制度審議会が、自爆あるいは空中分解という表現が使われているのでありますが、ともかくこれはいわく因縁故事来歴があって……

第52回国会 内閣委員会 第3号(1966/10/13、30期、日本社会党)

○大出委員 総務長官に冒頭に一つお尋ねをしておきたいのですが、最近休会中でございましたから、私ども町を歩く機会が非常に多いわけですが、どこで話をしても出てくるのは田中彰治事件で、金が、単位が違うじゃないか、何億、何十億、何百億になるじゃないか、これは一体どういうことなんだという質問が至るところで出てくるわけです。私は与党ではございませんけれども―やはり国会議員ですから、何とか答えなければならぬわけです。そうこうしているうちに、荒舩さんが運輸大臣におなりになったのはいいんだけれども、どうも深谷の政治停車事件だとか、スポンサーを集めて、後援会に入ってくれ、特別会員は三万円で平会員は一万円だとか、そ……

第52回国会 内閣委員会 第4号(1966/10/27、30期、日本社会党)

○大出委員 先ほどの理事会で、質問の時間なんかを多少割り振ったわけですが、あなたの先ほどの、あるいは与党の議員の方のお話によると、最初の岩動さんの質問はおおむね二十分くらい、こういうお話で、多少は延びる。こういうことでございましたが、六倍の二時間にわたりましたので、あとは私のほうの予定の質問者が並んでおりますから、その意味では、常の慣行ということをたてにおとりになって、参議院の農林水産委員会のような妙なことをおやりにならぬように、これは冒頭に念を押しておきますから、十分時間をかけていただきたい、こういうことです。  それから、冒頭にひとつ、先ほど来の御質問を聞いておりまして長官にお尋ねをしてお……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○大出委員 大臣の時間がまだあと少しおかかりになるようでありますから、先般内閣委員会におきまして二日にわたって原子力船開発事業団にかかわるサービスサイトの問題をめぐりましての相当詳細な御質問を実は申し上げておるのでありますが、いよいよこれが具体的になってまいりましたので、当時まだ科学技術庁として御決定をいただいていなかった問題、あるいはまた、原子力船開発事業団のほうで進める過程にあった問題、幾つかございます。そういう問題とあわせまして、さらに横浜に定係港を設けたい、サービスサイトを設けたいといろ点について、市のほうの側の各般の動きも煮詰まってまいりましたし、当時私自身としては、私自身の意見を申……

第55回国会 内閣委員会 第2号(1967/03/23、31期、日本社会党)

○大出委員 審議会のある意味では整理をするということなんですけれども、いま総理府所管の審議会というものは幾つありますか。
【次の発言】 さっき前任者に聞いてみたら四十九と言ったわけですが、また一つふえたわけですな。  ところで、この審議会の中に、いま山内さんから意見がありましたように、どうもあまり感心しない審議会もだいぶありますし、また非常に意味のある審議会もあるわけなんですが、この意味のある審議会のほうで、せっかく内閣委員会で、こういうふうなものをというので審議をしてくれというから、私どもはそれなりに審議をして結論を出して、皆さんのほうにおまかせしてあるわけだけれども、審議した側からすれば、……

第55回国会 内閣委員会 第5号(1967/05/11、31期、日本社会党)

○大出委員 五月二日付の読売新聞に、例の原子力船の核燃料の補給用のサービスサイトの建設をめぐりまして、横浜にきめたがごとき記事が載っているわけであります。この読売に載る前に、神奈川新聞その他には四、五回載っているわけでありますけれども、この辺の真相をとりあえず御説明いただきたいと思うわけございます。
【次の発言】 この問題は、だいぶ方々で大きな問題になっておるわけでございまして、事サービスサイトになりますと、あとから御質問申し上げますけれども、原子炉をめぐります核燃料その他の廃棄物を含めての運搬あるいは廃棄等々を含みますから、一つ間違うとそれはえらいことになる、こういう性格のものでございますの……

第55回国会 内閣委員会 第6号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○大出委員 どうも長官がちょいちょいおかわりになるものですから、古証文を持ち出すわけにいかないので困るのですが、そのつど質問をしてまいりまして、いつもいろいろお約束をくださるわけですけれども、結果的にどうもあまりその実があがっていないという気がするのですけれども、公社、公団、あるいは特殊法人等にいたしましても、あるいは審議会の整理問題等にいたしましても、なかなかどうも私ども見ていて進まないわけでありますが、整理あるいは統合、廃止というふうな点について、その最大の原因はどこにあるとお考えになりますか。
【次の発言】 その公務員の割拠主義、お役人の割拠主義の中になわ張り争いもいろいろありましょうが……

第55回国会 内閣委員会 第7号(1967/05/16、31期、日本社会党)

○大出委員 今回の設置法の改正にあたりまして、第一に「企業局の産業立地部を立地公害部に改める」というのがあります。この設置法には、大まかに分けて四つの改正点があって、特許庁に審査第五部を新設するというのもございますけれども、これはこの前にこの委員会でずいぶん論議したこともございまして、私も、たとえば第三の特許庁問題などは、制度的に直していかなければ現実にどうにもならぬということを、行って見て痛切に感じている一人なんですが、大臣の時間が一時間足らずというお話ですから、おそらくこれを論議している時間がないと思う。したがって、委員長、特許庁に審査第五部を新設するという点は、きょうは抜いておきます。実……

第55回国会 内閣委員会 第8号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○大出委員 これは本会議でいろいろ説明をされておったようですけれども、私なかなか理解しにくい点がありましたから、もう一ぺん要点の御説明をいただきたいのです。中小企業振興事業団の創設の問題ですね、この目的等について、要点をもう一ぺんここで御説明いただきたいのです。あわせて質問がございますから……。
【次の発言】 日本ボランタリーチェーン協会というのがございますね。こちらのほうから過般要望書が通産省に出ていると思うのです。中小企業振興事業団の創設に伴う助成強化という項がございまして――いまここで近代化資金、こういうふうにおっしゃっておりますけれども、現行の高度化資金――近代化資金というよりもむしろ……

第55回国会 内閣委員会 第9号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○大出委員 この設置法の改正の中で、飛行場部を置くことになっていたり、電子航法研究所や航空保安職員研修所を置くことになっている。また、地方航空局の設置というような問題が出ておりますが、これらとからむ問題、その他何点かお伺いをしたいのでありますが、航空事故が相次いで起こりましたから、私どものほうでも羽田へ見に行ったり、ずいぶんいろいろやってきたわけなんですけれども、今回の予算折衝の過程等で、私も別な意味で担当官なりあるいは大蔵省の主計局関係の方々と折衝の過程でいろいろやりとりをしてまいりましたが、結果的に見て、どうもあれだけ国民的な大きな関心を呼び、人命に大きな不安を与えているにもかかわらず、こ……

第55回国会 内閣委員会 第10号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○大出委員 前会、自動車関係、あるいは陸運関係の事務等との関連から、また、この設置法の面からまいりまして、激増する自動車事故、及び自動車の排気ガス等による大気の汚染についての社会問題、これにどう対処するかというようなこと、あるいは自動車の安全対策、あるいは自動車の公害、この防止というような面で研究する、こういうふうな問題が出ておりますことに関連をいたしまして、大臣に例をあげて実は御質問申し上げたわけでありますが、たまたま、春の交通安全運動というものが二十二日から十日間全国一斉に行なわれるということで、いろいろな行事が方々に行わなれておりますが、相当大きなウエートで、無謀なダンプカーの追放という……

第55回国会 内閣委員会 第11号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○大出委員 大臣が何かほかのほうでお見えになれぬということでございますが、旧来大臣のおるところでということになっておりますけれども、これは一昨日からの引き続きでございまして、大臣に大筋の質問はいたしておりますので、そういう意味でひとつ政務次官を呼んでありますので、技術的な点について少し承っておきたい、こう思うわけです。  例の診療エックス線技師法、衛生検査技師法の関係でございますけれども、冒頭にひとつ承っておきたいのは、先般の医務局長の答弁からいたしますと、当面はコバルト60その他の高度なものを扱うといっても限られた範囲だから、とりあえずはこの二年制という形の法律になっておっても、その意味では……

第55回国会 内閣委員会 第12号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○大出委員 設置法の中身はたくさんございますけれども、先般の暫定予算通過の際にあたりましての関係設置法改正、特に文部省案につきまして、外国人学校制度の問題についての御質問を申し上げたのですが、以来今日までどうもお出しになるのやら出さぬのやらわからぬのでありますが、まずもってその点を明らかにしていただきたいのですけれども、文部省の皆さんの側としては、学校教育法の改正、その中に外国人学校の創設等を含んでお出しになるのかどうか、この点を冒頭に大臣に承りたいわけです。
【次の発言】 あらためてそれは御質問を最後のほうで申し上げますが、その前に少し承っておきたいことがございます。この間私が大臣に御質問を……

第55回国会 内閣委員会 第13号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○大出委員 農林省設置法の審議に入るにあたりまして、妙な法律が出されそうだから待ってくれという国対から話がありまして、先般、一日私ども質問を遠慮したのですけれども、国有林野の活用に関する法律案なるものが出てくるということでありますが、これは閣議決定をされたわけですか。
【次の発言】 きのう私林野庁の方に承ったところが、提出はされていないということのようであります。そこで、されてしまっているならともかく、されていないわけですから、できればお出しにならぬでいただきたいという気がするので――というわけで、ひとつ理由を明らかにしたいわけであります。  まず承りたいのは、農業会議所だとかあるいは町村の方……

第55回国会 内閣委員会 第14号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○大出委員 二十年後はどう変わるという建設省の「国土建設長期構想」というものがありますね。これを読んでいきますと、まことにりっぱなことに世の中はなってしまって、住宅なんかも一部屋というものはなくなって、家族一人に一部屋ずつできちゃって、建築だ、土木だなんていうほうも木材が要らなくなって、たいへんな世の中になってしまうようにできておるわけなんです。ところが、どういうものか、この中には河川なんかの問題に対する治水のようなことについては、ぴんとくるものが何もない。つまり河川等について二十年後どう変わるかというあたりはどう考えるか、大臣でもけっこうですし、ほかの方でもけっこうですが――大臣は最近ですか……

第55回国会 内閣委員会 第15号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○大出委員 きのうの理事会で一時半までにしようじゃないかという取りきめをしたばかりのところに、私はいつも二時までぴったりやるくせがあるのだけれども……。
【次の発言】 かまいませんって、委員長みずからきめておいて、そういうことはよくない。朝の時間はなるべく二十分ばかり早く始めて、一時半で終わろう、そういう取りきめなので、となると二十分足らずしかないのです。社会党から質問者は一名しか出ていませんから、幾ら何でもこれは事労働省、しかも労働災害を何とか未然に防ごうではないかということで新しい部局をつくろうというわけでありますから、これをまさかそう簡単にあげるわけにまいりませんしたがいまして、関係があ……

第55回国会 内閣委員会 第16号(1967/06/08、31期、日本社会党)

○大出委員 前会、時間が限られておりましたから途中で中断をさしていただきましたが、重ねてお伺いをしたいわけであります。  先般の労政局長答弁だったと思いますが、横浜の労政事務所からだろうと思うのですけれども、ラジオ関東の労働関係についての争いをめぐる事情について、何か入っているのじゃないかと私が申し上げたら、あなたお読み上げになりました。その件で実は引き続いてお伺いを申し上げたいのでありますが、まず、この労政事務所と申しますものは、通常どういうことをおやりになるのでございますか。
【次の発言】 そうすると、二つ承りたいのですが、労使関係の安定という一つの大きな仕事を持っているのですね。ところで……

第55回国会 内閣委員会 第17号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○大出委員 法務省はきょう緊急上程をするというお話で、おまけに本会議までに大蔵省はあげる、こういうことだそうでございます。あげないように質問することは簡単なんですが、したがって、できるだけ簡単に御質問申し上げたいと思うわけでございます。  まず最初に、帰国協定の問題が、だいぶいまいろいろなことで陳情が私どものところへも年じゅうお見えになっております。そもそも、これができたいきさつもございますしするので、その真意のほどを少し伺いたいのです。  中川入管局長が中心におなりになって、とにかく外務省と打ち合わせをされて、協定打ち切り後に北朝鮮の配船を認めるという趣旨の新聞発表等が出ているのですけれども……

第55回国会 内閣委員会 第18号(1967/06/13、31期、日本社会党)

○大出委員 提案理由の説明か何かあるようなお話になっておりますから、まことにどうも時間がないのでありまして、しかしこの中身からいって、真正面から議論するということでもございませんから、できるだけ簡単にひとつ質問を終えて、協力を申し上げようと思います。  ところで、ひとつここで承りたいのは、この設置法の改正案の「第四に、金に関する事務を国際金融局に一元化することであります。」、こういうわけでありますが、提案理由の説明を受けておりますけれども、「理材局及び国有財産局の所掌事務」云々というところ等からいきまして、それだけの必要性があるから一元化するわけでございましょうから、そこのところをもうちょっと……

第55回国会 内閣委員会 第19号(1967/06/15、31期、日本社会党)

○大出委員 いろいろお伺いしたいことがたくさんあるわけですが、実はいまながめておりますと、去年の第七次勧告、つまり第七次の給与改定がまだできていないところがあります。ほかのほうはおおむね昨年の九月に全部新ベースになっておりますが、なおまだ新ベースに改定されないで、旧ベースでもらっておるところがあります。それから地方財政全般をながめてみましても、自治省が言っておられますのと、各自治団体の決算の中身をよく見ますと、実はだいぶ違いがあるように思っております。したがって、またここで、八月になりますと――おそらく八月とおっしゃるだろうと思うのですが、総裁がいらっしゃいますが、人事院の勧告が出てまいります……

第55回国会 内閣委員会 第20号(1967/06/16、31期、日本社会党)

○大出委員 きのうの質問の一つの問題の締めくくりなんですが……。と申しますのは、登録、非登録の問題で、きのう森さんのほうから、何かどうも非登録というのは恩恵的に、交渉したいというならよく確かめてから応じてやってもいいんだという意味のお話なんだけれども、それが実は末端に行きますと、わけのわからぬ――わけのわからぬという言いぐさはないが、そういうことに類する状態で、市町村段階に行きますと、登録されてないものはそんなものは必要ないんだということで、交渉権ゼロ、こういう認識で、それをまた別なほうの自治省、と言っては語弊がありますけれども、そういう指導をされている講演あるいは文書なんかがありまして、それ……

第55回国会 内閣委員会 第21号(1967/06/20、31期、日本社会党)

○大出委員 総務長官の時間が十一時半までだそうで、おいでになる間だけ質問しようと思います。  冒頭に一つ承りたいのは、恩給というのは一体何ですか。
【次の発言】 この現在のかたかな恩給法というのは、ここに書いてあるとおり、大正十二年四月十四日にできたんですね。この恩給法の法体系をずっと見てみると、どうも現在の認識とはだいぶかけ離れたものの考え方が方々にあるわけです。ところでこの恩給法というものは、かくのごとく古い法律なんですけれども、実際には文官と称する方々がほとんどいなくなっているわけですから――軍人恩給のほうは、これは附則になっているわけですからね。そうすると、この恩給法体系というものをこ……

第55回国会 内閣委員会 第22号(1967/06/22、31期、日本社会党)

○大出委員 一昨日、この年齢は所得とは違うということから、傷病恩給の中における増加恩給並びに傷病年金、この問題につきまして、年齢規制の形で分けられている点についての質問をいたしまして、総務長官の退席とともに約束どおり打ち切らしていただきましたが、引き続きまして質問を申し上げたいと存じます。  そこで、この対象人員でございますけれども、普通恩給、普通扶助料、公務関係扶助料、増加恩給、傷病年金、これについての予算その他を付したものを、あるいは出しておられるのかもしらぬけれども、私の手元にありませんので、簡単にひとつお知らせをいただきたいと思います。国民所得あるいは予算に関するパーセンテージ等があと……

第55回国会 内閣委員会 第23号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○大出委員 行政管理庁ができて何年になりますか。
【次の発言】 どうもあまりたいしたことをおやりになっていないのですが、臨調の答申が出てから何年になりますか。
【次の発言】 念のために承ったわけでありますが、ここに、設置法の改正ということで、許認可等の整理に関する法律案というのが出ているのです。二十五ですか、幾つかありますが、どうもあまりたいしたものはないわけでございまして、さっきちょっとお話にありました、わけもわからぬ公団、公社に金を使うよりは、というような話もありましたが、どうもこれもあまり――行管の皆さんとしては、ない予算、ないそででずいぶん一生懸命おやりになった結果だと思いますので、そ……

第55回国会 内閣委員会 第25号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○大出委員 私、先般本会議で質問をいたしましたが、この本会議質問の総理の答弁がございますけれども、どうもこれとだいぶ違った御発言あるいは書いたものが三輪次官から出ておりますので、お忙しいところ恐縮なんですけれども、たまには当委員会の風に当たってもよかろうと思いまして、御署名がございましたのでおいでをいただいた次第でございます。したがって、お忙しいところでございますので、最初に御質問申し上げます。  佐藤総理の本会議における答弁からいたしますと――安保条約の期限と申しますのは、四十五年の六月二十二日ではないか。そうすると、四十六年までを想定をする今回の三次防であるので、そうなると、防衛計画という……

第55回国会 内閣委員会 第26号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○大出委員 昨日、私どもが三次防をながめておりますと、どうも国防の基本方針にありますように、米国との安全保障体制を基調としてこれに対処するという一つの基本の上にたちまして、国力、国情に応じた自衛のために必要な限度においてという説明書きがついておりますけれども、効率的な防衛力を、きのう長官の答弁にありましたように、漸進的に整備を続けていくのだ、こういうたてまえになっているわけであります。  そうなると安保体制が基調になっておりますその上に立っての漸進的な体制整備、こういうことになりますから、その限りにおいては、防衛という名のもとに、防衛という名の武力というものがやはり中心になっていくということに……

第55回国会 内閣委員会 第28号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○大出委員 だいぶ時間がなくなりましたから簡単に御答弁をいただきたいと思いますが、この秋に総理はベトナム訪問をされるという。党内でもいろいろ異論のあるところのようでありますが、口の悪いエコノミスト――先ほど総理、例にあげられたから申し上げるのですが、この新刊の「政局」というものを見ますと、佐藤さんは右翼片肺飛行の機長だということが書いてある。これはある意味ではうまいことを言っておると思う。したがって承りたいのですが、このベトナム訪問のお気持ちを、ハンフリー氏に会ったりいろいろされてお帰りになる過程で、より一そう強めたというふうに所々方々観測をして新聞に書いておりますけれども、そこのところ、真意……

第55回国会 内閣委員会 第31号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○大出委員 ただいまここに提案をされております引揚者等に対する特別交付金の支給に関する法律案と申しますのは、その性格という面で一体何か、どういう性格なんだ。たとえば戦後処理なのか、そこのところをひとつお答えいただきたい。
【次の発言】 戦後処理というものは一体何ですか。
【次の発言】 そうすると、この戦争によって受けたあとのと、こういういまのお話ですが、敗戦によってという意味だと思うのです、いまの長官のお話は。となりますと、それは戦争犠牲と、こういう意味ですか。
【次の発言】 そうしますと、戦争犠牲というものは、国際法的にあるいは国内法的に分けてみまして、どのくらいありますか、例示していただき……

第56回国会 内閣委員会 第2号(1967/08/22、31期、日本社会党)

○大出委員 総務長官は何時ごろお見えになりますか。――私への総務長官からの御連絡は、十時半から午前中、こういう連絡であります。  それから申し上げておきますが、六人委員会の関係の皆さんに連絡をとって御出席方をお願いをしたのですが、大蔵大臣があした何か外国にお立ちになるということで、事情やむを得ないと私も了解しております。それから木村官房長官がお国入りをされておりまして、たいへん歓迎をされておる最中でございますから、呼び返すわけにもまいりませんので、けっこうだということにしておきます。それから、早川労働大臣が十二時二十分に出席をするという連絡をいただいております。それから藤枝自治大臣が十二時半ご……

第56回国会 内閣委員会 第3号(1967/09/08、31期、日本社会党)

○大出委員 官房長官がお見えになるのは十一時半ということでございますが、大体そんな見当でよろしゅうございますか。
【次の発言】 勧告をめぐる問題につきまして、二十二日の前回の委員会でも実は大蔵大臣の御出席をお願いしたのですが、あのときは翌朝外国に出発をされる、こういうわけで、確かにそう言われれば無理からぬところと思いまして遠慮したのです。本日また大蔵委員会とからみますからというので、いまのところまだ連絡がございませんが、とにかくさいふのひもを握っている方がお見えにならぬものですから、この間も、まず人事院総裁をはじめ、総務長官、労働大臣、自治大臣に質問しましたところ、いずれもずいぶん明確な答弁を……

第56回国会 内閣委員会 第4号(1967/10/06、31期、日本社会党)

○大出委員 エンタープライズ号の入港に関しまして、政府は七日の新聞に官房長官が発表しているわけでありますが、オズボーン代理大使が直接申し入れをした相手は外務省の東郷北米局長のわけです。九月八日の私の質問に、官房長官がお答えになって、口頭でつけ加えておるという分があるわけです。したがって私は、どういう話をオズボーン氏が東郷さんにして、しかも核兵器は積んでございませんということを、口頭でつけ加えたというのですが、一体どういうことをつけ加えたのか、御本人から承りたいのです。まだ外務省はお見えになりませんか。それが明らかになりませんと、実は増田長官お見えになっておりますので、そちらのほうを承りたいので……

第56回国会 内閣委員会 第6号(1967/11/07、31期、日本社会党)

○大出委員 総裁にいろいろ質問申し上げたいことがあるのですが、今度の勧告が閣議決定によりまして御存じのような結果になったのであります。いずれにしても勧告を手がけられた当の責任ある立場で、今回もたいへんな御努力を続けておられましたことに敬意を表する次第であります。  ところで八月実施とこういうことに三年ぶりといいますか、四年ぶりですか、なったわけでありますけれども、世の中の公務員の皆さんはまことに不満足だということで、相当な犠牲を覚悟でいろいろ組合の面からの運動をやっておられたわけですが、だれにとりましても、ことに教職にある方などは、ひとしくそういうことをやりたくないという心情であろうと思うので……

第56回国会 内閣委員会 第7号(1967/11/29、31期、日本社会党)

○大出委員 冒頭に聞いておきたいのですが、何か長官の時間の関係が一時までというふうなことのようですけれども、何とかなりませんか。
【次の発言】 では時間の関係がありますから、最初に当面の問題を一つだけ先に承ります。  十四日の日だと思いましたが、全駐労の皆さんの要求に基づく退職手当の問題をめぐりまして、マッキー司令官にお会いになっているはずだと思いますが、これは私前にこの席で御質問申し上げまして、早川労働大臣などもアメリカに行ったときに先方の労働次官に会ってきた経緯もあり、この席で御開陳をいただきましたが、そのときに、長官からも最善の努力をするという答弁をいただいております。したがって、例の整……

第57回国会 内閣委員会 第1号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○大出委員 同じ問題なので、ちょっと関連して……。資料がほしいのと、それから二、三点指摘を申し上げたい点があります。  これは十三日、きのうの神奈川新聞です。ここに、「横須賀など十二カ所」「県下淵野辺、厚木基地も」、こういう見出しで、初めてこれは神奈川新聞で明らかにした内容なんですが、上瀬谷の通信基地は、私の地元ですから何回もこの席で質問いたしております。  そこで、一つは、いま楢崎君から指摘がございましたように、防衛施設周辺整備法なる法律が上程されまして、私まる三日間かかりましてここで逐条審議をしたのであります。そのときに、防衛施設周辺整備法という法律は、基地をつくったときのことはかんべんし……

第57回国会 内閣委員会 第2号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○大出委員 関連して。これははっきりしておいていただかぬと困る。あとで私の質問の中心点ですから私のほうからちょっと申し上げます。間違いがあるかないか、人事院のほうからお答えをいただきたい。  第一回勧告と申しますのは、昭和二十三年十二月十日の勧告でございまして、このときには二十三年十一月、一カ月さかのぼって十一月一日から実施してもらいたいというふうに時期が明示されておった。これが人事院創設の第一回の勧告でございます。次の勧告は七千八百七十七円、最初の勧告は六千三百七円の勧告でございます。二回目の勧告は昭和二十四年十二月四日、ここから実は実施時期が明示されなかった勧告であります。これは明示されて……

第58回国会 逓信委員会 第14号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○大出委員 大臣に冒頭に承っておきたい点があるのであります。公衆法の一部改正ということなんですが、この公衆電気通信法なるものを再度ずっと読んでみて感ずる点があるのであります。どうも、いまの公衆法というものは再検討をしなければならない点が幾つもあるように私は感ずるわけであります。そういう点で、いまの公衆電気通信法というものを、この際もう少し再検討してみるというお考えはございませんか。
【次の発言】 昔のかたかな郵便法というようなことはございませんけれども、データ通信だとか、マイクロ建設などと進歩してきている段階でございます。それと、いまお話しの料金決定なんかも各方面で取り上げられておりますけれど……

第58回国会 内閣委員会 第1号(1968/01/18、31期、日本社会党)

○大出委員 関連。大学局長さん、いまのお話の中に、大学が、学生の暴徒ということばをさっき使われたと思うのですが、そういう場になっている、こういうのですが、そこでまず承りたいのは、なぜ一体学生がああいうことをやろうとするか、なぜ一体ああいう気持ちになるか、そこのところを大学局長さんどうお考えになりますか。
【次の発言】 あなた大学局長なんですからね、不用意なことばをお吐きいただくと、これはまことに迷惑です。いまあなた暴徒的と言い直されたけれども、さっきあなたは暴徒と言った。そこでそういうものの考え方に引き続いて凶器準備集合罪というふうに警察がお認めをいただければ、どんどん入れるのですからという、……

第58回国会 内閣委員会 第4号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○大出委員 法務省設置法の一部改正なんでありますけれども、旧来からこの委員会で何回か入管の出張所を設置するというような問題を扱ってまいりましたが、今回たしか五カ所になるのではないかと思うのでありますが、これはたしか一カ所二名くらいの定員のはずだと思うのでありますが、その内訳、それからどういう仕事を主としておやりになるかという点、簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 二名の方の官職の名称はどうなっておりますか。
【次の発言】 審査官、警備官の分掌と申しますか、どういうことをやるかという規定があるはずでございますが、それをちょっと読み上げてください。

第58回国会 内閣委員会 第6号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○大出委員 どうも私も旧帝国軍人の将校育ちなんですけれども、どうも戦後労働運動ばかりやっていましたからあまりことばのほうは丁寧じゃなくて、受田さん流の質問はできませんで、少しことばが乱暴になりますが、不敬罪はないようでありますからごかんべんいただきたいと思います。  ところで受田さんからおそらく質問がなされたと思いますが、内廷費の定額六千八百万円を八千四百万円に改める、皇族費算出の基礎となる定額六百二十万円を七百二十万円に改定することについて、簡単に確かめておきたいのですが、内廷費つまり生活費だと思うのでありますけれども、三十九年から四年据え置きになっている。皇族費のほうは四十年四月でございま……

第58回国会 内閣委員会 第8号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○大出委員 先般、皇室経済法施行法をめぐりましての質問を私、少し時間をかけてしたわけでありますが、たまたまこれは大臣が御出席をいただけない席での質問でありました。私どもの委員会は、旧来の慣行で、大臣の御出席をいただかないときの質問というのはしないことにしてきているのでありますけれども、特に御病気ということもございましたから、御協力を申し上げる意味で質問をいたしてきたわけでありますが、しかし、やはり大臣に御出席をいただかないと、とどのつまり、はっきり問題が決着がつかないわけでありまして、きょうまで延ばしていただいたわけであります。  本日は、時間もたいへんおそく始めておりますので、長い時間をとり……

第58回国会 内閣委員会 第10号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○大出委員 国家公務員災害補償法の一部改正につきましては、人事院から総理府に対してこの一部改正について要望があったわけでございます。これは労災その他との権衡というふうなこともあっての筋だろうと思うのです。そこで九級の一二号のあとに一三号、一四号、神経系統のものを特に追加する、こういう筋道だと思うのですが、私はまだやり足りないと実は思っておるくらいなんです。そういう意味で、この提案理由の説明の中では、人事院側からの要望としてきわめて簡単に述べられておりますので、もう少し詳しいところを御説明いただけないか、まずこう思うわけです。
【次の発言】 私は国家公務員災害補償法ができるころに関係をいたしてお……

第58回国会 内閣委員会 第11号(1968/04/09、31期、日本社会党)

○大出委員 前回、一時間半程度の質疑をさしていただきまして、その趣旨はおそらくおわかりいただいていると思いますので、締めくくりという意味で、実は総裁お見えになっておりますので、簡単に御質問申し上げておきたいわけでございます。  実は先般、このなつかしい人事院の古い書籍――堀込さんの国家公務員災害補償法解説を出しまして当時私も官公労事務局長をやっていた時代でありますので、昔を懐古した意味での質問をしたのでありますが、その趣旨は一般の労災関係、つまり労働者災害補償保険法でございますね、ここで手直しが行なわれ、あるいは基準法の規則改正が行なわれたりいたしまして人事院のほろから要望をした、だから法律を……

第58回国会 内閣委員会 第13号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○大出委員 経済企画庁の岩尾さんお見えになっておられますね。人事院の総裁まだお見えになりませんが、やがてこちらにおいでになる予定になっておりますが、実はいまの時期をはずしますと参議院選挙になってしまいますからね。そうすると、選挙後国会を開くといったってすぐ開けるわけでもないので、そうなると、八月に人事院勧告が出てしまうことになるわけであります。となりますと、どうも所管の内閣委員会が忙しい委員会でございますから、そんなことをのんびりやっていると、一局削減なんというのはまさに廃案になってしまいます。したがって、この際総理府というところでものを言う以外にないわけでございます。佐藤人事院総裁の御了解も……

第58回国会 内閣委員会 第14号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○大出委員 たいへん二年という長期の期間にわたって御努力いただきまして、実は本委員会が恩給審議会をつくって御努力をいただく旨の決定をいたしておりますので、その意味で、私も委員の一員として感謝申し上げる次第でございます。  そこで、まずこの基本になるべきものにつきまして、たいへんな御努力の上に答申をいただいているわけでありますけれども、なおかつこれからの審議の参考といたしまして、ぜひともお聞かせを賜わりたいというふうに考える点がございますので、承りたいわけであります。  調整規定といわれるもの、つまり、改正恩給法の二条ノ二というのを御存じのとおりに挿入をしたわけでありますが本来これは、この委員会……

第58回国会 内閣委員会 第15号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○大出委員 昨日、恩給審議会前会長の新居さんにお見えいただきまして、理事会の結論に基づき会長のみに対して質問をする、こういうことで質問申し上げたわけでありますが、実はこの答申を昨晩少し念を入れて読んでみようと思って読み始めたところが、きわめて不親切きわまる答申でございまして――答申そのものではなくて、書き方なんですね。これは世の中の方にこの答申を読ましたって、何をどこでどう言おうとしているのかさっぱりわからぬということだらけでございます。しかも、これから将来に向かって恩給制度を新しい時代にどう適合させるかというような問題あるいは戦後処理に類する問題などを中心にいたしまして、ある意味ではバイブル……

第58回国会 内閣委員会 第16号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○大出委員 先般の内閣委員会におきまして、恩給に関する審議会答申をめぐって、私からいろいろ御質問申し上げましたが、特にこの理事会、その他で相談をしながら進めてまいりました旧満州国関係に関します諸問題の中で、日―満―日のケースあるいは日―満のケースまた満―日のケースと、こうあるわけですが、これらをめぐりまして――これは、もちろんあわせて琉球政府との関係もございますので、この答申をめぐって質疑をいたす過程で大体四党の話し合いがついて、この中から落ちる満―日のケースの期間完全通算に関しましておおむね四党の意図するように進んでいるわけでありますけれども、たまたまこの問題が諸般の新聞に数多く載りまして、……

第58回国会 内閣委員会 第17号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○大出委員 大臣が少しおくれておいでになるようでございますので、その前に、昨年の設置法改正のときに私のほうから提起をいたしまして、数々御答弁をいただいております航空関係の問題で、二、三点だけ簡単にその後の経緯をただしておきたいと思います。  航空庁構想が大蔵省との間でつぶれまして、地方航空局ということで百十人の内示が行なわれたのが四十二年度の増員の内訳であったわけでありますが、このときに実施時期がだいぶずれてまいりまして、その間に現場との関係で無理な要員配置が行なわれたんでは困るということで、たとえば総務であるとか、あるいは庶務、会計経理関係のようなものについて、大阪などの場合に一緒にされてや……

第58回国会 内閣委員会 第18号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○大出委員 法務省は、今度の機構簡素化の法律によりまして、どういうことになさろうというわけですか。
【次の発言】 いまのお話の訟務局及び経理部を廃止して、訟務部及び大臣官房に官房長を置く、こういうわけですね。  そこで、訟務局というのは旧来一課、二課、三課とあるようでありますが、これを分けてみまして、どういうふうなことをやっておりましたか。
【次の発言】 たとえば大蔵省の国有財産局、各地方の財務局あたりが国有財産等をめぐって訴えを起こしたような場合に、法務省と相談の上訟務局が中心になってやってあげる、こういう意味でございますか。
【次の発言】 私も何回かそういうことを手がけたことがございまして……

第58回国会 内閣委員会 第19号(1968/04/27、31期、日本社会党)

○大出委員 総理が昨年十一月にアメリカにおいでになるとき、帰ってくるまでに各省は一局削減の答案を書いて出せ、平たく言えばこういうことを言っておいでになった。陰の話では、どなたかに言われてこれはいいというようにお考えになったとかいろいろ話はありますけれども、それはともかくとして、そのとき総理自身は――今日行政機構の簡素化に関する法案が出ておりますが、実は中を見ると、局が部になって局長さんが部長、こうなっている。中には官房長などをふやそうというものが飛び出してきた。結果的には、ながめてみて、金は一銭も減らない、人も一人も減らない、こういうことになっているわけでありますけれども、総理が当初そうおっし……

第58回国会 内閣委員会 第20号(1968/05/07、31期、日本社会党)

○大出委員 この間、私は佐藤総理に質問をここで申し上げましたが、総理の答弁の中で、具体的に機構を縮小するということを認めた上で、どういう点が機構縮小になるかという具体的な一つの考えというものを出していただけないか、私のほうもそれに従ってかみ合う議論をしたいんだという総理の御発言が実はあった。そこで私は、一つの行政の理論を取り上げまして、組織と管理という問題が出てくるわけでありますけれども、世の中が非常に複雑になるということになりますと、非常に行政というものもその意味では民主化という点、つまり憲法に認められている内閣の権限という形の中から、一つの政治的な意思を国民全体に及ぼそうとすれば、機構とい……

第58回国会 内閣委員会 第21号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○大出委員 臨調答申が出ているわけですけれども、この許認可事務をたしか四つぐらいに分類をして、臨調はおのおの整理方式を勧告しているわけですが、各省関係の許認可事務というのは数にして大体どのくらいあるのですか。
【次の発言】 大臣にまず承りたいのですが、整理方針と申しますか、整理の基準といいますか、これも臨調で触れていますけれども、この許認可等に関する法律で処理するもの、あるいは別なほうで処理するもの、こう分かれておりますが、そういう意味で整理の方針のようなものを今回の整理についてあらためてきめたということでなくて、前の行政管理年報に一応載っておりますけれども、その辺の基準ですね。私は実は基準を……

第58回国会 内閣委員会 第22号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○大出委員 冒頭に一つ承っておきたいのですが、国家行政組織法にいうところの、あらかじめ予見できないような場合に行政措置で一年以内を限って定員を配置することができるという条項があるようであります。これは何条でございますか。
【次の発言】 この十九条に「特別の事情により」というのがありますね。「特別の事情により前項の定員を緊急に増加する必要が生じた場合においては、同項の規定にかかわらず、附加すべき定員は、一年以内の期間を限り、政令でこれを定めることができる。」この条項の法意はどういう場合を想定をしているとお考えでございますか。
【次の発言】 私もこの法律ができたころの時点におけるものの考え方を少し……

第58回国会 内閣委員会 第24号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○大出委員 大臣の時間はどのぐらいありますか。
【次の発言】 けさほどの約束と違いまして、また、途中で先ほど皆さんのほうから休憩したいとおっしゃるから、しぶしぶ私は了承したが、内閣委員会というのは、昼めしは食ったことはないのです、五年間私はやっているんだけれども。ところが、どうしてもというので、一時間けっこうでございますというので席を立って、ぼくはこの委員会を出たところが、とたんに、休憩はなくなりましたからすぐ来てくれと言う。これは一体けさの打ち合わせからどういうことになったのですか、委員長から説明してください。この答弁の次第によっては、直ちに委員会を切って……。

第58回国会 内閣委員会 第25号(1968/05/16、31期、日本社会党)

○大出委員 官房長官に承りたいのですけれども、この国家行政組織法という法律は、どういう法律だと御解釈でございますか。
【次の発言】 この第一条にありますように、「この法律は、内閣の統轄の下における行政機関の組織の基準を定め、もって国の行政事務の能率的な遂行のために必要な国家行政組織を整えることを目的とする。」こういう性格の法律だということでありますが、そこでいまお話しの機構、定員ということばをお使いになりましたが、定員の一番根本になるのは法律的にはどう考えればいいかという点、これがポイントなんですが、これはいまお話しのとおり、国家行政組織法に明確な規定があります。そこで行政機関の職員、これは恒……

第58回国会 内閣委員会 第26号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○大出委員 運輸省関係の方並びに自治省の方、建設省の方にお集まりいただいたのですが、したがってそちらの定員とからむ問題を先にやりたいと思うのですが、ただものの順序がございまして、せっかく木村長官御出席でございますから、何かやはり長官に承りませんと、どうも話の出足がまずうございますので承りたいのですが、私もちょっと不勉強なのですが、大臣はいま何人おいでになるのですか。
【次の発言】 ところで大臣の定数は十八名以内となっているのだと思いますけれども、きめた基準になるもの、平たく言えば、どういうわけで大臣の数は十八名以内になっているのでございますか。

第58回国会 内閣委員会 第28号(1968/07/24、31期、日本社会党)

○大出委員 総務長官に一つ、それから総裁に一つ、冒頭に一つずつ承っておきたいことがあるのです。  総務長官にまず承っておきたいと思いますのは、政府の給与政策というもの、これは給与担当の大臣という立場においでになるわけでありますから、ただこれは主として公務員中心、こういうことになるんだろうと思いますが、給与政策といわれるもの、これは一体どういうふうなものであるかという点を冒頭にひとつ承っておきたいわけであります。なければないでけっこうですが……。
【次の発言】 適正なものでなければならぬ、民間その他と比較してみて不当に低いものであってはいけない、こういうことなんでありますが、非常に抽象的なお話で……

第58回国会 予算委員会 第13号(1968/03/05、31期、日本社会党)

○大出委員 増田防衛庁長官にまず承りたいわけでございますが、防衛庁のそれ相当な役職をおやめになりまして、民間の商社等においでになる方々がだいぶございますけれども、法律的には一体何に基づいておいでになりますか、御答弁を賜わりたい。
【次の発言】 私は、法的な基準というのを承ったのでありますが、御存じないようでありますから、時間がありません。私から申し上げましょう。自衛隊法六十二条の規定、これが一つでございます。ここには「隊員は、営利を目的とする会社その他の団体の役員若しくは顧問の地位その他これらに相当する地位につき、又は自ら営利企業を営んではならない。」という前段の項がありまして、第二項で「隊員……

第58回国会 予算委員会 第16号(1968/03/11、31期、日本社会党)

○大出委員 時間の関係もございますので、ずばり総理にひとつお認めいただきたいわけであります。先般の私の質問にあたりまして、増田防衛庁長官からのバッジに関しまする御回答の中身でありますが、私は、百三十億ということで始めましたバッジが二百五十三億というふうなことになるのは、まことにこれは奇怪ではないか、納得できないがという話をいたしましたが、答弁にいわく、これはだんだんふえてもいいしかけになっている――だんだんふえてもいいしかけになっているのだそうであります。ところが、だんだんふえても業者が損をしないしかけになっている、こういうわけであります。不愉快なんでしかったんだけれども、だんだんふえるしかけ……

第59回国会 内閣委員会 第1号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○大出委員 総務長官にちょっと冒頭に承りたい点があるのです。公務員制度審議会が中断をされて久しくなるわけでありますが、私がこの委員会で再三質問を重ねているところでありますけれども、どうやら最近何とか形がつきそうに見えるわけですが、まずもって総務長官の立場として、公務員制度審議会の再開のめど並びに経緯、考え方等について御説明いただきたいわけであります。
【次の発言】 これはドライヤー委員会、つまり実情調査調停委員会が日本に参りまして、佐藤総理に、政府のイニシアチブで労使間の信頼の回復ということを重点的にものを言っていたわけですが、それらの趣旨からいたしますと、その後のレポートを含めまして、この審……

第59回国会 内閣委員会 第3号(1968/08/22、31期、日本社会党)

○大出委員 官房長官に御出席いただいたのですが、時間の関係がおありのようでありますから、すでに十五、六分たってしまいましたが、重点的に承りたいわけであります。  ちょうど昨年のきょう、八月二十二日に内閣委員会がやはりこの席で開かれまして、労働大臣並びに自治大臣に出席いただいたのでありますが、順序からいいますと、やはり政府の関係閣僚の相談ごとが続くわけでありますから、そこらの手順などを含めてやはり官房長官に承っておくのが筋だろうという気持ちできょう御出席いただいた、こういうわけであります。  二十日の閣議におきまして、十六日に出されました、いま総裁が御説明なさいました勧告を長官から閣議に御報告を……

第59回国会 内閣委員会 第4号(1968/08/23、31期、日本社会党)

○大出委員 いま長官から経過の説明並びに処置模様等について御報告を承りましたが、私ども、これは非常に重要な問題であるという認識をいたしておりまして、特に私の場合は、私の足元の武山少年工科学校もありますので、実はきょうは少し時間をかけて質疑に入りたいと思っておりましたが、長官の御出席の時間もだいぶズレができてまいりましたし、あと質問者がきょうは相当多数おりますので、あらためた機会にひとついまの問題は質問をさしていただきたい、こう思っております。  なお、昭和四十一年の六月にこの件は、本委員会で佐藤総理の御出席をいただきまして、当時少年自衛隊員の五千名募集構想、婦人自衛隊員千五百名の募集構想という……

第59回国会 内閣委員会 第5号(1968/09/10、31期、日本社会党)

○大出委員 再三再四これは御質問してきたところでありますけれども、閣議決定ということになったようでありますから、総務長官から人事院勧告の扱いについて大体どういうことになったかということを、新聞紙上その他で目にしておりますけれども、公の委員会という席でございますから、給与担当の大臣からそこのところをまず御説明いただきたい。簡単でけっこうでございます。
【次の発言】 閣議決定には、いまのお話だけでなくて、新聞によりますと幾つか、いわく注一などという書き方をしておる。正式に中身をいただいておるわけじゃありませんから、その間のいきさつはわかりませんが、新聞などでは注などということで書いてありますが、そ……

第59回国会 内閣委員会 第6号(1968/10/07、31期、日本社会党)

○大出委員 あしたという日にちで公務員の皆さんがストライキをおやりになるということで、ほとんどすべての新聞が扱っているところですけれども、私もここに神奈川のローカル新聞を持っておりますが、これには、「あす公務員統一スト・最大規模に発展か」というので、公務員の方々のストライキと銘打った形のものが、いまだかつてない最大規模、こういう取り扱いを新聞がいたしておりますが、これは旧来の例からいきますと、処分だの、あるいはそれに対してまた反対の行動だのという繰り返しが続いているわけであります。そういう意味では、公務員の皆さんはよほどの決意をしたという実は気がするのでありまして、ここまでの決意をさせてしまっ……

第59回国会 内閣委員会 第7号(1968/10/22、31期、日本社会党)

○大出委員 けさほど委員会、理事会におきまして、この問題を取り上げて質疑を行なう、ついては各党おりますので、その経過に基づいて各党おのおの意見を申し上げる、あるいは質疑に入る、こういうように取りきめておりますから、そういう意味で私どもの党の立場に立ちまして幾つかの質問を申し上げたいと思います。  最初に、けさほど来いろいろ閣議で御相談のようでございますから、増田大臣にお尋ねをいたしたいのでございますが、最近学生運動なるものが各方面で相当活発に行なわれておりますが、これは何も日本だけの現象ではございませんで、昨年の五月に例のフランスで大きな問題がございましたし、ほかならぬアメリカでもたくさん学生……

第59回国会 内閣委員会 第8号(1968/11/12、31期、日本社会党)

○大出委員 施設庁長官がまだお見えにならぬようですから、FX問題から先に承りたいと思います。  装備局長に承っておきたいのですが、いわゆるRアンドDなる問題、開発研究費ということになるのだと思うのですが、これはフランスなりあるいはアメリカなりに、RアンドDは一体どのくらいかかるのかということを質問をされておったのだろうと思うのでありますが、回答が一体来たのかどうか、その結果一体どうなっておるのか、とりあえずお知らせいただきたい。
【次の発言】 どうもはっきりせぬわけですが、そうすると十月末に回答は来たというわけですね。念を押しておきたいのですが、来たのですね。

第60回国会 内閣委員会 第1号(1968/12/13、31期、日本社会党)

○大出委員 ただいま寒冷地を入れますと四つの提案理由の御説明を承ったわけですが、またまた本年も実施期日が八月の一日から、こういうことになっているわけでございまして、どうもこうなりますと公務員の皆さんがストライキでもやろうという気になる気持ちもわからぬわけでもないわけでありまして、皆さんのほうでそれは違法だといってみても、あまり説得力がない形になりかねない状況でございます。これは七回目というときに私は、もうこの辺で完全実施をやったらどうかと言ったことがあるのですが、これもだめ、八回目これまただめだということで、今回は重ねてさらにだめだ、こういうことになるわけでありますが、ついては、それにしても本……

第60回国会 内閣委員会 第2号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○大出委員 これはまことに妙なかっこうになっておりますから、質問をしてお答えをいただけるものやらいかがなものやらという気がするのでありますが、この間総務長官のお話では、何かたいへんめんどうなことをおきめいただいたようでございまして、ここに私書いてあるのですけれども、今年度の給与勧告については国の諸施策のバランスを考慮して既定方針どおりするほかはない、こういう御答弁なんでございますが、この御答弁変わりございませんか。いまの心境を伺いたいのです。
【次の発言】 本来ならば給与担当の床次総務長官でございますから、給与担当大臣という立場で公務員の皆さんの問題につきまして、本年は金がないわけじゃないので……

第60回国会 内閣委員会 第3号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○大出委員 総務長官に一つだけ御質問を申し上げたいわけでありますが、人事院ができましてからちょうどことしは二十年目でございます。つまり人事院の勧告制度ができて、これは二十年ということになるわけでございまするけれども、いまだかつて、実施時期に関しまして議会側、つまり国会の側で修正をした、前に進めたということは一度もなかったわけでありますが、今回はたいへんな苦労を与野党ともにし合いまして、一応結論を得た結果として、政府提案の八月一日実施を七月一日実施にしよう、こういうことに合意をしたわけであります。つまり、これは代償機関でございますから、人事院勧告は本来完全実施すべきものである。にもかかわらず、お……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1969/05/15、31期、日本社会党)

○大出委員 沖繩問題につきましては、実は総務長官に幾つか基本的に大きな問題で御質問申し上げたいことがあるわけなんです。かつまた、何べんか私も沖繩に調査に参っておりますし、また私の所属の内閣委員会でも委員会として沖繩に調査に行ったこともありまして、沖繩対策特別委員会ができる前までは私どもの委員会の所管でございましたから、旧来の関係でいろいろあるのですけれども、実はきょうは時間の関係もございまして、当面する非常にこじれた沖繩の米軍並びに基地労働者の皆さんとの間の問題がございまして、このままほって置くことは、沖繩返還の日米交渉が目の前に来ておりますし、いずれの側にとっても考え方が違うにしても相互にあ……

第61回国会 地方行政委員会 第28号(1969/05/06、31期、日本社会党)

○大出委員 どうも、人権問題が出ていますが、私の質問もそこにいくかもしれませんから、ひとつそのときに大臣にお考えいただきます。  ところで、定年制の問題の一番基本になる問題といたしまして、とかく労使関係の、特に公務員における労使関係の相互不信という形が至るところに見られるわけでありまして、いまも質問されておる方のことばの端に、総定員法、こう言うと、これは首を切られるのじゃないかという意見が集中をする、こういうお話がいまありました。幾ら政府が、これは首切りをしないんだ、こう説明をしても、また私は、総理に再三質問をいたしまして、総理も、首は切りません、こう言っても、なおかつ職場の公務員の諸君は、首……

第61回国会 地方行政委員会 第29号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○大出委員 たいへん時間を、結果的にはということになりますけれども、おとりいただきまして、その意味では恐縮に存じます。  ただ、私は、一昨日ですか、申し上げましたように、末端の現場の方々と常時おつき合いしております関係で、途中採用で入ってきた方が横浜市なんかでも五人に一人はあるわけでございまして、昨日も横浜市の清掃の組織の責任者に会っていろいろ承りましたが、今回御提出いただいておる法案がそのとおりきまるというようなことになると、これはおおむね二割ちょっとの現場でごみの清掃をやっておる方々が切られてしまう。いま若い方でごみの収集清掃車等を扱う希望者というのは非常に少ないのですね。くみ取りなんかに……

第61回国会 逓信委員会 第11号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○大出委員 大臣に承りたいのですが、大臣の電電公社に対する監督権と申しますものは、法的にどういうことになっておりますか。何が中心でございますか。
【次の発言】 いま御答弁の最後で一つ欠けている点がありまして、実はそこをはっきりさせておきたいと思ってこういう質問をしたのです。七十六条の冒頭に監督権が書いてあるのですね。これはあとで行政管理庁との関係もありますのではっきりさせておきたい、こう思っておるわけです。私はいま監督権というふうに限定して質問をいたしましたが、確かに認可あるいは委託は大臣権限でございますし、予算の決定あるいは財政計画承認等々、いろいろございますが、問題は公社法の一条に「公衆電……

第61回国会 内閣委員会 第3号(1969/02/20、31期、日本社会党)

○大出委員 本来ならば国政調査という形で理事会にお願いをして、一日日にちを取っていただこうと実は思ったのでありますけれども、審議の停滞という点も考えなければなりませんので、設置法と関連をいたしまして、二、三点お聞きしておきたいのであります。  私、実は横浜の出身でございますので、横須賀の隣におりまして事あるごとに横須賀にひっぱり出されまして、基地内の状況につきましてあるいは湾内の状況につきましても、あるいはモニタリングポストなりポイントなりの問題につきましても、あるいはモニタリングボート等の状況につきましても私は何回となく実は見てきておるわけでございます。ところが最近の状況をながめてみますと、……

第61回国会 内閣委員会 第8号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○大出委員 たいへんどうも各省の皆さんにお忙しいところをお出かけいただきまして恐縮に存じます。筑波学園都市問題に入ります前に、二つばかり承っておきたいことがあります。  その一つは、坪川大臣が地建の局長さんの会議その他で、大臣の考え方を述べておられるのが「建設月報」等見ますと何カ所かに出ていますが、当面の大臣がお考えになっておる建設省の重点施策というようなものを大体どこに置いておられるかという点をあらためてひとつあげておいていただきたいと思います。
【次の発言】 大臣のごあいさつなさっている中に幾つもそういう点が、特に社会資本の不足、あるいは極端な不足ということばが出てまいります。都市交通対策……

第61回国会 内閣委員会 第9号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○大出委員 たいへんお忙しいところを保利官房長官以下お集まりいただきましてまことに恐縮なんですが、たいへん時間がないというお話ばかりでございますから、要点をとりあえず幾つか承りたいのですけれども、昨年のこの委員会におきまして、当時の木村長官から何回か発言がございました。私は、人事院勧告というものはその代償機関的性格からいいまして完全実施をすることがあたりまえだと考えているのでありますけれども、木村さんが答弁をされております何回かの御発言は、一貫して公務員の給与を考える場合にそのうらはらの関係としてどうしても政府は行政機構の改善なり定員なりということを考えざるを得ないのだということを、つまりうら……

第61回国会 内閣委員会 第11号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○大出委員 学校をつくるということなんですけれども、そして通産省の若い方々に入ってもらって、説明を読んでみますと、通産官僚らしく、通産官僚になるべく教育をやるのだというのですけれどもね。そうすると通産省の姿勢ということがまず問題になるのです。  そこで、きょうは時間がたくさんありますから……。先ほど公害の質問が木原君から出ておりましたが、公害というのは何ですか、大臣。
【次の発言】 実は公害基本法二条との関連がありますから問題提起をしてみたわけですけれども、ほかならぬ大平さんの答弁ですから、いいことにいたします。  公害とは何かということで、これは戒能通孝さんあたりが相当詳しく歴史的な解説をい……

第61回国会 内閣委員会 第13号(1969/04/08、31期、日本社会党)

○大出委員 総理にお出かけいただいたわけでありますが、長い懸案である総定員法の関係でございますので、時間もございませんしいたしますから、できるだけ端的に承りたいし、また端的にお答えをいただきたい、こう思うわけです。  昨年、総理みずからの御発議である一省一局削限問題等と関連をいたしまして機構と定員の問題の論議をしたことがございますが、そこで私、冒頭に昨年申し上げたことを繰り返しておきますけれども、機構並びに定員の管理という問題について学者の論説を当時あげまして、人を減らすというものの考え方をおとりになるならば、まずやらなければならぬことは、仕事の配分というのは一体どうなるんだ、人事院なんかも職……

第61回国会 内閣委員会 第14号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○大出委員 この設置法の改正の中で医師、歯科医師、保健婦、助産婦、看護婦、理学療法士、作業療法士の試験の実施に関する事務を別に設ける試験委員につかさどらせる、こうなっていますが、昨年の国会で通りました例の診療エックス線技師法などの特例講習その他をやったあと試験を受けさせることになるのだということでありますが、その種の試験の問題というのはどういうかっこうでつくるのですか。
【次の発言】 試験委員になっている人は、大体どういう人を試験委員にしていますか。
【次の発言】 何名ですか。
【次の発言】 ところで、この診療エックス線技師法などと非常に関係のある――というのは身分法という意味で関係のあるとい……

第61回国会 内閣委員会 第15号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○大出委員 先週の金曜日だと思いますが、衛生検査技師さんの法改正問題をめぐりまして、実は質問が途中で終わっているわけでありますが、この際大臣のほうから、事の性格、業務の性格からいって業務規制をするということが基本的には正しいという趣旨の御答弁がありまして、ということになると、さて当面どうするかという問題が残るわけでありますから、この点を実は事務当局の皆さんに先般詳しく承っておいたわけであります。  そこで、中途はんぱなかっこうで終わりましたので、重ねてたいへん恐縮だけれども、ひとつ今度の衛生検査技師法の一部改正の要点というべきものを、従来の検査というものが一つありますが、それと臨床生理学的検査……

第61回国会 内閣委員会 第17号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○大出委員 関連して。委員長、これは法制局というお考もありましたが、先ほどの議事録をあとで調べればわかりますけれども、淡谷委員のほうから念を押しまして、非常の場合あるいは先ほどエマージェンシーということばを使いましたが、人道上の問題、二つをあげて、それ以外のものはそれならば合同委員会の議を経る、そういうことでなければ入ってこないんだなと念を押したところが、そういうことにいたしますという御答弁がありましたが、そうなるとこれは非常に問題は大きな問題でございまして、安保条約の改正にまで及ぶ筋合いのものだ、これはそうなるとどうしても運輸大臣の権限外でございます。やはり外務大臣のおいでをいただかないと筋……

第61回国会 内閣委員会 第19号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○大出委員 いろいろ承りたいことがあるのですけれども、その前に、きのうの午後に私どもの党本部が八十人ばかりの右翼団体の諸君に、客観的に見ると襲撃されたような感じを私は受けるのですけれども、この問題について各委員会で取り上げることに党としてきめておりますけれども、御答弁のいかんによっては各委員会の審議をとめようなどという意見もたくさんありまして、したがって、私は少し突っ込んで御見解を承っておきたいことがあるわけであります。  そこで、どなたがお答えになってもけっこうなんですが、警察官職務執行法の五条というのがありますが、これはどういうふうに解釈するのか、まず御説明いただきたいと思います。

第61回国会 内閣委員会 第20号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○大出委員 関連。どうも愛知さん、私問題をこまかく言い過ぎて恐縮なんですけれども、外務大臣のいまの答弁だけだとまことに困ることになると思うのです。もう少しそこのところ、これは地位協定の解釈ですからね。これは権利義務の関係もおのずからあるわけですからね。それを明確にしていただいておかないと、中曽根さんのように、MACのチャーター機その他について断固拒否するというようなことを言う方もある。もし、ほんとうに拒否できるのかと言われたときに、合同委員会はあっても、権利としてあるものならば入れろ、入れてくれと言われたら拒否できないということになるのですよ。そうでしょう。  そこらのところがありますから、私……

第61回国会 内閣委員会 第28号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○大出委員 今回の恩給改定の中で、旧来、戦時中に、沖繩から日本の内地に来ておられましたり、あるいは日本内地以外のところに行っておられた方々で、戦後沖繩に帰らざるを得ないで帰ったという人をめぐりまして、なかなかこれが手を尽くされていないという面で、私、前後二、三回質問をしてきたのですけれども、ようやく、まあこの改正案の趣旨に従えば、解決がはかられるということで、私は非常に、当時の官房長官でおられました木村さんはじめ、感謝を申し上げるところでありますが、だいぶ陳情に及んだ時代がございました。  ところが、実はきょうは妙なめぐり合わせで、総務長官にこの委員会においでをいただいて恩給の沖繩問題その他を……

第61回国会 内閣委員会 第29号(1969/06/10、31期、日本社会党)

○大出委員 幾つか問題点があるのです。先般基本に関する点についてだいぶ質問を申し上げたのですけれども、時間の関係もありまして途中で打ち切りましたが、今回の政正案について少し承っておきたいわけです。  特別項症の増加恩給年額の是正という項でありますね。ここのところ、ちょっと考え方を説明していただきたい。
【次の発言】 審議会の指摘事項であることを承知しておりましてね、だから聞いているのですけれども、私の質問しているのは、いまお話しの点はみんなわかっているのです。十分の五を十分の七にしたのはわかるのです。十分の八じゃなぜいけないのですか。

第61回国会 内閣委員会 第31号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○大出委員 ちょっといまの委員長の発言、気になるので、関連して発言させていただきたいのですか、よろしゅうございますね。―実は、この記事、東京新聞に載っておりますのは、配付された文書とほとんど字句は違っていない。一字一句違っていないと言い切れるかどうかわかりません、見たことですから、写真をとったわけではないのですから。だから一字一句違っていないのかどうかと言うと、ちょっとそこまで言い切れぬけれども、私の見た限り一字一句違っていないと思う。率直に言って。それで、あなたのほうは、一人じゃない、ちゃんと配付をされて、あなたのほうは回収をされたわけです。出された資料をあなたは回収をされておる、防衛庁は。……

第61回国会 内閣委員会 第32号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○大出委員 ちょっと関連して。どうもちょっと妙なことを長官言い始めたので、はっきりさせておきたいのですがね。旧来の論議から申し上げますと、まず事前協議そのものに問題がある。一体事前協議というものは、日本側がアメリカに対して申し入れることができるのかどうかという論争がある。これは予算委員会で、三木さんが外務大臣のころに政府の考え方は、相手が動かすのだから、つまり米軍が動かすのだから事前協議というものは向こうから言ってくるんだ、一方通行なんだ。しきりにこれを答えていた。去年の二月の予算委員会で、楢崎委員がこの点について三木さんに質問した。そんなことはないじゃないか、合同委員会というものは場所は一つ……

第61回国会 内閣委員会 第33号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○大出委員 時間の関係がございますから、できるだけ問題の核心に触れて申し上げたいと思うのでありますが、七十年代というところを一つの境にいたしまして、一つはいま問題になっております自主防衛、沖繩返還等々とからみまして、自衛隊そのものが質的に、特に質的にと申し上げておきますが、どう変わるかという点、非常に大きな問題だと思うのであります。  もう一つは、自衛隊が本来法的に持っております治安維持機能とでも申しますか、治安出動といいますか、これが国民の前に出てくるかどうかということ、これまた非常に大きな問題だと思うのであります。したがって、その二つに焦点を合わせて承りたいのでありますが、その前に、十三日……

第61回国会 内閣委員会 第35号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○大出委員 先ほど来伊藤さんが質問をしていた点でありますが、本来自衛隊法という法律は、当時の議事録などを見ましてもあまり満足な議論をしていないのですね。特に問題の百三条なんというのは論議なしに通っている状態ですからね。先ほどの七十八条なり八十一条なりという問題をめぐっても、ほんとうはもう少し論議を詰めなければならぬ筋合いですね。もちろん、防衛出動そのものについても少し詰めておかなければならぬ問題がたくさんあります。したがって、実は相当な時間をいただいて、防衛二法そのものという意味で、特に関係条項をじっくり詰めてみたいと思っておったのですが、理事懇談会の話し合いもありまして、きょうはそう長い時間……

第61回国会 内閣委員会 第36号(1969/06/26、31期、日本社会党)

○大出委員 長官、非常に重大な問題が実はあるのですが、時間が非常に短くなっておりますので、御答弁いかんによりましては、きのうは理事会あるいは理事懇談会は目安をきめておるわけでありますから、多少時間がなくなるということになれば、あらためて私理事会を開いていただいて、さらに継続を願いたいと実は思っておるわけであります。  そこで、その前に、前の答弁の食い違いが出ておりますので、その点をはっきりさしておいていただきたいと思うのであります。  これは、私がこの席におきまして総理に質問をいたしました際に、沖繩が日本に返ってくれば安保六条の基地になる。沖繩が日本に返還されれば、沖繩の米軍基地は安全保障条約……

第61回国会 内閣委員会 第37号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○大出委員 これは、私もあとで質問しようと思っていたことでありますが、便乗、便乗といういまの言い方、どうも大臣が言うということならともかく、経済企画庁長官ですから、物価の基本的な企画あるいは計画をお立てになるわけでありますから、ちょっとどうも感心しないと思うのですよ。  私は関連ですから長くは言いませんが、一つだけ具体的に聞きます。国鉄、私鉄の関係でいいますと、たとえば豊橋―名古屋間を例にとりますと、豊橋―名古屋間は、国鉄の今回の一五%値上げ前の料金は二百七十円だったのです。ここは並行して名鉄が走っておりますが、名鉄は十円安くて二百六十円だったのですよ。いまでも二百六十円ですよ。名鉄のほうは十……

第61回国会 内閣委員会 第39号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○大出委員 例年のことですが、人事院のほうの作業の現段階というのは、大体どんな順序でどこまで進んでいるかということをあらかじめお知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 事務的なことを聞いておきたいのですが、したがってほかの方でけっこうなんですけれども、毎年多少のサンプリング調査の事業所数なり数なりという点が相違があるのですけれども、ことしは大体どのくらいの規模で、かつまたどのくらいの人数調査されたということになりますか。
【次の発言】 対象人員についてはどうですか。
【次の発言】 この新聞に書いてあるのを見ますと「全国の民間事業所のうち従業員百人以上の事業所約七千カ所、従業員数で約五十……

第61回国会 内閣委員会 第40号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○大出委員 だいぶ設置法をめぐりまして問題がありまして、精力的に職員の皆さんのほうと詰めていただいたようでございますから、曲がりなりにも何とかおさまっていくのだろうという気になっているわけでありますが、非常に複雑な、かつむずかしい問題をかかえながらこれから推移をいたしますので、大臣もひとつ気を使っていただいて、労使間の問題というのはできる限りこれは職員の皆さんが納得する形でおさめていただきたいと思うのですが、そういう御努力を願っていると思いますので、質問に入らしていただこう、こう思います。  問題は幾つもあるのですけれども、設置法そのもののほうは最後に締めくくりに申し上げたいと思いますが、その……

第61回国会 内閣委員会 第41号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○大出委員 委員会の理事会で、先般ハイヤー、タクシー問題について、理事の皆さんからお話がありまして、一ぺんひとつこの委員会でハイヤー、タクシー関係の問題を掘り下げてみようじゃないかということで、各党間でそういう話し合になっておりました関係もございますので、本来ならば関係法案である設置法のありますときにやりたかったわけでありますが、会期末でもありまして法案もどうしても通さなければいかぬという趣旨がございましたから通ったあとでたいへん大臣お骨折りいただきまして恐縮なんですけれども、その意味でごかんべんをいただきたいと思います。  ところでハイヤー、タクシー関係につきまして、いま累進歩合であるとかあ……

第61回国会 内閣委員会 第44号(1969/08/26、31期、日本社会党)

○大出委員 総裁に開会中に私一ぺんこの席で人事院のお考えになっておるところを承ったことがあるのでありますが、以来たいへん御努力をいただきまして、ああいう情勢の中といたしましてはともかく一〇%台に乗ったという点は私どもも評価をするところでございまして、たいへん御苦労さんでございました。  ただやはり、どうも四十年を境にいたしまして、労働省調査等に基づく民間賃金の上昇幅というものと出された人事院の勧告というものをながめますと、どうもだんだん幅が開いてきたような感じがしておりました。四十三年など特にそうであります。今回は、労働三権も完全にないのでありますから、何とか、せっかく民間賃金も大幅に上がって……

第61回国会 内閣委員会 第45号(1969/09/09、31期、日本社会党)

○大出委員 きょうは、実は有田防衛庁長官に防衛の基本に関する質問を申し上げたいと思っておったのでありますが、何しろ閉会中の委員会でもありますし、時間があまりないわけでございまして、あと受田さんがどうしても長官のおる時間にというお話もありますし、それまでに私のほうが片づくかどうかわかりませんけれども、そういう意味でできるだけ簡単に承りたいのです。  長官、旅先に出られて聞かれるからしかたがないんだということだと思いますが、来年七〇年というときですからね、何か世の中が大騒ぎが起こった場合に警察で間に合わなかったらどうするんだ、こう言われて、これは用意万端整っておるので、その訓練もちゃんとできており……

第61回国会 内閣委員会 第46号(1969/10/08、31期、日本社会党)

○大出委員 ちょっと関連質問。中身に深く入る気はないのですが、先ほど受田さんの質問に対する答えの中に、ちょっとどうもこのまま聞き過ごせない感じの問題があるので、念のためにこの考え方を聞いておきたいのです。  三点ばかりございますが、一つは海上における警備行動に関する問題でございますが、受田委員の質問で、救難等に触れまして保護する、こういう行動をやった場合に、撃ち返されあるいは撃ち落とすというふうなことが議論を離れて現実に起こる、こういう意味の御発言がありまして、防衛局長のほうからそういうことが現実の問題としてあるという意味の先ほど話がありましたが、そうなると、これは海上における警備行動と申しま……

第61回国会 予算委員会 第9号(1969/02/12、31期、日本社会党)

○大出委員 防衛庁長官に承りたいのですが、FX、非常にいろんな問題が方々に伝えられておりますので、少し突っ込んだ御質問をしていきたいと思っておりますが、つきましては冒頭に御確認いただきたいのですが、時間は大体どのくらいまでございますか。
【次の発言】 本会議のほうも私の質問ですから、はっきり聞いておきます。  いま楢崎質問でもいろいろ出てまいりましたが、昭和三十八年六月の段階で、いま問題になっております事故を起こしましたF104Jが墜落破壊をいたしまして、当時西三空佐という方がなくなりました。自宅にあててある御本人の書簡なり、この問題を契機にいたしまして、この飛行隊の飛行隊長をやっておりました……

第62回国会 内閣委員会 第1号(1969/12/01、31期、日本社会党)

○大出委員 けさほど、私のところの江田書記長並びに自民党の田中幹事長との間の会談が行なわれまして、いわば法案の選択権とでもいうべきものは社会党のほうでチェックをしてくれ、こういう話であったそうでございまして、これは当然だと思いますけれども、さて、そこでどうするかという相談を私どもいただきましたが、まことにどうも不満な結果になっておりますから、実は時間をかけて論議をして――期末、勤勉をひっこ抜くなどというけちなことをやられることは迷惑なので、このあたりは、四党共同で修正をして、期末、勤勉をひっこ抜くなどというけちなことはやめていただこう、こう思っていたのですが、なかなか世の中は複雑でございまして……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 内閣委員会 第2号(1970/03/05、32期、日本社会党)

○大出委員 総務長官お見えになっておられるわけですが、設置法の中の貿易会議の問題ですがね。これはあとから少し詳しく承りたいと思っているのですけれども、その前に、公務員のいわゆる天下りと世の中で言っておりますが、この問題でだいぶ方々でいま議論が行なわれているわけですが、総務長官というお立場でございますと少し筋違いの感があるわけですけれども、しかし問題は、どこかで何とかこれをチェックしなければならぬという問題がもう一つあるわけです。たとえば人事院が所管をするもの、それから総理大臣官房がいま事前了承、事前協議の形をとっているもの、あるいは防衛庁などは全くこれ特別職ですから、自衛隊法に基づく形でやって……

第63回国会 内閣委員会 第3号(1970/03/10、32期、日本社会党)

○大出委員 先日この委員会で、各委員会でいろいろやっておりました天下り問題の所管委員会ですから、少しそれらしいことを論議していただこうと思って問題提起をしたのですけれども、おかげでこの大臣の提案理由説明も入りましたから、本題でございます貿易会議の問題が時間切れの形になっておりますので、その点を少し質問を申し上げて、あと質問者多数おいでになりますので譲りたいと思うのであります。  そこでもう一ぺんあらためて承りたいのですが、この貿易会議というのは、聞くところによると、非公式なお話ではきわめて素朴にこの貿易会議というのを提案したのだ、こういう御説明が実はあるのですけれども、しかし問題は、そう簡単に……

第63回国会 内閣委員会 第10号(1970/04/03、32期、日本社会党)

○大出委員 これは行管という立場から見てどうなるかという点が一つあるのですけれども、かといって、中身を申し上げませんとおわかりいただけませんから、通産省の企業局関係の方々お見えになっておられますが、先に少し承りたいと思うのです。機構的にこういう大臣権限で何でもやれるということがあっていいかどうかということを私疑問に思っておるのですが、中身をお聞きいただいて長官ひとつ御判断をいただきたいと思います。  通産省に承りたいのですが、輸出映画に関する協会ができておるわけですが、日本映画輸出振興協会、こういう名称だと思います。この映画輸出振興協会なるものはいつできたのかということと、またどういう情勢で、……

第63回国会 内閣委員会 第11号(1970/04/07、32期、日本社会党)

○大出委員 この許認可事務の整理に関する法律にからみまして、腸チフス、パラチフスの予防接種の廃止の問題が入っておるわけであります。これはまず行管に承りたいのですが、どういう趣旨で廃止をされるということになったわけでございますか。
【次の発言】 そうすると、手続的には対象疾病の中には入れておくわけですね。そうして定期的な義務づけというところを直す。こういう趣旨でしょうね。厚生省の方からお答えください。
【次の発言】 この予防接種法は何年にできたのですか。
【次の発言】 当時の罹病率その他の推移を少し御説明おきいただきたい。
【次の発言】 昭和四十二年、三年、四年、このところの数字をいただきたいの……

第63回国会 内閣委員会 第12号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○大出委員 外務省は、たいへんお忙しいところでございますが、実は予定のないところをきょう外務省とこうなりまして、いささか資料不足なんですけれども、しかし、なかなか機会がないわけでございますので、やりませんと会期末までいってしまうと思いますので伺いたい。二、三問題点がありまして、一つは繊維の規制措置をめぐる政治的な問題、また外交的な問題でございます。  実は私がおりますところは横浜でございますから、ここにスカーフ、マフラー関係の業界の、地場産業としては非常に歴史的なものを持っている方がたくさんおるわけでございます。ちょっと当たってみましたところが、生地関係をやっておられる方々が三万人、メーカーと……

第63回国会 内閣委員会 第14号(1970/04/14、32期、日本社会党)

○大出委員 先般行政管理庁の長官に行政の機構、制度のあり方という角度から、通産省の所管をされております日本映画輸出振興協会並びに輸出適格映画審査委員会に関する問題について御質問申し上げたわけでありますが、所管の行政管理庁長官のほうは、当時八条機関ではないという意味で多少の御意見がございまして、しかしいずれにしても初めて聞いたことであるから事後調査をする、実はこういうことになっていたわけであります。大臣の御出席がございません席でございますので、行政の機構、制度の問題で御質問申し上げた関係もございまして、実は本題である公害対策の面で、私も足かけ七年ばかりの間に公害問題で通産省に五、六回質問いたして……

第63回国会 内閣委員会 第15号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○大出委員 きょうは時間が多少あるようですから、長官と少し今国会ペースに従って対話をしようというふうに思っているのです。  そこで、まずもって承っておきたいのですが、与党の皆さんの機会あるごとのお話の中に、中曽根さん在野のときにいろいろ話が防衛に及ぶ、ところがなかなかタカ派であって、安保条約というのは五年もたったらやめたらどうだというお話も自派の会合でおやりになったということから、自前防衛なり自主防衛なりというものを考えていくと、これは核保有ということにつながっていく。中曽根さんが核保有論者であるという話を何べんか聞いたことがあるのですけれどもね。ところが、最近どうも防衛庁長官におなりになった……

第63回国会 内閣委員会 第18号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○大出委員 時間が非常に短いわけでございますが、幾つか論点がございますので端的にお答えをいただきたいと思うのでありますが、一つは、このけさの新聞にもいろいろ出ておりますが、古井先輩がおいでになっての、また松村先生、藤山先生等おいでになっての覚書交渉でございますが、私は七〇年代における何よりも考えなければならぬ、つまり極東の安全、平和のために考えなければならぬのは、日中関係というこの課題をどう対処し、どう切り開いていくかということだと思います。そういう観点でものを考えますと、政府の正式な代表であるないという問題はございますけれども、今回この古井さんおいでになって政治交渉をおやりになり、共同コミュ……

第63回国会 内閣委員会 第20号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○大出委員 本会議ではわが党の同僚委員でございます佐藤観樹委員から反対の討論をいたしますが、私、もういままで質疑の中で申し上げておりますから、簡単に反対の意思表示をいたします。  まず、最近における防衛庁の姿勢自体について幾つかの問題がございまして、四次防をめぐりましても六兆四千億という上限をつくっておられるわけでありますが、いかに諸政策とのバランスをとってと言われましても、明らかにこれは歯どめのない、いわば限界のない軍備の増強という受け取り方をしなければならぬと思うわけであります。そのことが与えるアジア諸国、極東諸国に対する影響というふうなものを考えますと、非常に危険なことになるのではないか……

第63回国会 内閣委員会 第21号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○大出委員 今回のこの設置法にございます運輸政策審議会というのは何ですか。
【次の発言】 これは中身からいきますと、「運輸省の所管行政に関する基本的な政策及び計画の策定について調査審議すること。」こうなっております。そうすると、旧来基本的な運輸行政全般の計画策定についての機関がなければならなかったわけでございますが、それが、いま官房長は、各部門別に分かれていた、こういうのでありますが、旧来あった何と何と何を一緒にしたのですか。
【次の発言】 そうではないのではないですか。たとえば港湾なら港湾審議会の中に三部会がございましたね。それが三月末で一つ運送部会が切れましたね。それは運輸省の言い分による……

第63回国会 内閣委員会 第22号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○大出委員 関連して。大臣、あなたはそういうことを言うけれども、新聞にあれだけ大きく出た問題、国民一般に大きく影響を持つ問題、しかもそれは行政府としての法務省がとった措置、したがって行政長官にどういう意図でやったのかということを聞くことは政治問題として当然だ、だから聞いているのです。あなたがお答えになりたくなければなりたくない、答えられなければ答えられないと答えればいいじゃないか、それだけのことです。
【次の発言】 関連。局長、さっきから私は聞いているのだけれども、ばかばかしくて、大臣もおいでになるけれども、こんなばかげた話が内閣委員会の席上で出てきて黙って聞いていられた筋じゃないですよ。あれ……

第63回国会 内閣委員会 第23号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○大出委員 いま長官の御答弁を聞いておりまして、恩給とはいかなるものであるべきかということばがございましたが、恩給とはいかなるものだとお考えでございますか。
【次の発言】 確かに恩給法第一条に「公務員及其ノ遺族ハ本法ノ定ムル所ニ依リ恩給ヲ受クルノ権利ヲ有ス」、こうなっておりますから、これはいま長官の引用された権利として取得すべきもの、だから国は当然その義務を果たすべきもの、こういうふうに言われておるのですが、私はいまおりませんでしたから、長官の御答弁を聞いておりませんで恐縮でございますけれども、それだけでは実は済まないわけでございまして、しからばなぜ一体公務員あるいはその遺族は恩給を受くるの権……

第63回国会 内閣委員会 第24号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○大出委員 大池さんにたいへん忙しいところをお出かけいただきまして、まことに恐縮でございます。  実は、この新都市開発センター、大池さんのおやりになっておられる会社の設立並びに事業計画等をめぐりまして、かつまた幾つかの拘置所等を、東京拘置所あと地の払い下げというものと見合った建物交換の形でつくるという国との契約が一方あるわけでございまして、これらの問題をめぐりまして地元の池袋の周辺の方々などからもいろいろ質問がございましたり、それなりの苦情がございましたり、相当数がある。実はこの委員会は何回か、刑務所の移築等につきまして、設置法の改正でございますから、手がけてきたのでございますが、どうやらこれ……

第63回国会 内閣委員会 第25号(1970/05/11、32期、日本社会党)

○大出委員 災害補償法それ自体の問題また国際機関等に派遣される一般職の国家公務員の処遇等に関する法律案に対する問題等、いろいろ問題がございますが、さらに、これは制度問題でございますから関連をして、最近、人事院総裁がおっしゃったのか給与局長あたりからものを言ったのかわかりませんが、妙なものも含めて幾つかの新聞記事が出ておりますから、そこらのところも含めてひとつ承りたいわけでございます。  法律がございますから、とりあえず災害補償法に関する幾つかの点について承ってまいります。  これは実は数年前に改正案が出ましたときに、私、ずいぶん時間をかけて質問いたしております。特にあのときは職業病ということで……

第63回国会 内閣委員会 第27号(1970/07/09、32期、日本社会党)

○大出委員 きのうは、総裁、参議院でいろいろお答えになっておられまして、来年は参議院の季節でもありますから、あちらでお答えいただいたほうがいいと思ったのですが、なかなか総裁流のいい御答弁をなさっておられました。何しろ大幅かつ高額だと公務員共闘にも言ったところであります、実はこういう御答弁だったのですね。  さて、この大幅かつ高額というのはどういうことですか。
【次の発言】 幅が大きくかつ高いというのですが、このあとまだ言っておられるのです。新聞で一二・五だ、こういう、総裁これはどうなんだと言ったら、あなたは、どうもそれにはうっかり乗るわけにいかぬ、私ども一生懸命調べているのに、うっかり乗ったら……

第63回国会 内閣委員会 第28号(1970/08/17、32期、日本社会党)

○大出委員 ことしの勧告をめぐりましては、公務員諸君のいろいろな団体行動等もありましたから、例年以上に実は私も人事院の皆さんとずいぶん今日までやりとりをしてまいりましたが、それだけに今日の人事院が所管をされる制度、体制というワクの中で、公務員諸君なお生活は苦しいわけでありますけれども、たいへん御努力をいただきましたことに敬意を表したいと思うのでございます。たいへん御苦労さんでございました。また、私どもの主張をずいぶん取り上げてもいただいておりますが、ありがとうございました。  そこで、最初に総務長官に承っておきたいのでありますが、昨年は何か高い勧告が出たからというので福田大蔵大臣は失神したとい……

第63回国会 内閣委員会 第29号(1970/08/18、32期、日本社会党)

○大出委員 時間がありませんから、長官おいでになりませんけれども、きわめて例外でございますが申し上げます。  小幡さんがアメリカに行かれましたね。基地問題等全般について、もちろん基地だけではないわけでございますが、話して帰ってきておられますから、そこらから承りたいのでありますけれども、山上さんとおそらく打ち合わせば済んでいるだろうと思いますけれども、お話しいただければお話しをしていただいて、長官がまたアメリカにおいでになることでありますから、長官にもその点は承りたいと思います。それから具体的な中身に入りたい、こう思っておったのですが、話が少し逆になりましてあれでありますが、とにかく基地問題につ……

第63回国会 内閣委員会 第31号(1970/10/28、32期、日本社会党)

○大出委員 最初に一つ承っておきたいのでありますが、北富士演習場の問題でございますが、すわり込みの小屋をこわす、さて二十九日の演習に備えて、三々五々の形になるかわかりませんけれども、あくまでも阻止ということで農民の皆さんが抵抗をする、こういう状態であります。私は、このままほうっておくと、これはえらいことになるという実は心配があるわけでありまして、何としても演習は延ばさして、そしてあくまでもこれは話し合いをする、できればやめてもらいたいわけであります。そういう態度が私はいま必要だというふうに思うわけでありますけれども、その辺についてまず簡単に承りたいと思います。

第64回国会 内閣委員会 第1号(1970/12/03、32期、日本社会党)

○大出委員 人事院の総裁に承りたいのですが、国家公務員災害補償法の目的というのは何ですか。
【次の発言】 これはまだありまして、この迅速かつ公正に行なうというあとの「公務上の災害を受けた職員の福祉に必要な施設」、この「福祉に必要な施設」というのは何ですか。
【次の発言】 何かわかったようなわからぬような答弁ですが、そう簡単にいろいろなと言われたって困るのです。そこのところをうしろの専門家のほうで答えてください。
【次の発言】 もう一つ、災害をなくすという観点に立ってどうすれば一体防げるかという、つまり予防ですね、そこらのところは法律的にどこにありますか。

第64回国会 内閣委員会 第4号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○大出委員 総務長官の時間があるようでございますから、なるべくよけいなことを言わないで、単刀直入に承っていきたいのでございます。  ところで、新しい問題ですが、長官、五十六歳という規定が法律に一つありまして、人事院規則できめた場合には、その規則の定めるところによって十八カ月または二十四カ月を下らない期間、こういうことで、つまり高齢者に対する昇給延伸という問題が出ておるわけです。私実は時間との戦争ですから満足なわけにはまいりませんでしたが、調べてみまして、生活の実態という面から見て、どうしてもこれは簡単に十八カ月、二十四カ月延伸というわけにはまいらぬという具体的な例証が幾つかある。そういう意味で……

第64回国会 内閣委員会 第8号(1970/12/25、32期、日本社会党)

○大出委員 たいへんお忙しいところを御迷惑をかけて恐縮なのですけれども、といってどうもたいへんむずかしい問題があるところを、担当の委員会が何もしないというわけにもいかぬと思いまして、予算編成のさなかで恐縮でございますが、幾つか承りたいと思います。  そこで、航空局長がお見えになっておりますので、まず承っておきたいのは、今回の二十一日の日米安保協議委員会で共同声明が出されました中身でございますけれども、今回の基地の縮小ということに関して、日本国側の管理権を新たに生ずるところは板付並びに厚木だろうと思うのです。  そこでとりあえず厚木のほうにつきましては、旧来から運輸省側には、いろいろ民間の飛行場……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1971/06/30、32期、日本社会党)

○大出委員 外務大臣の今日までの御努力のほどは認めるわけでありますが、残念ながら旧来いわれてまいりました核抜き、本土並み、七二年返還、こういうわけでありますが、七二年返還は、これからでありますからともかくといたしまして、この核抜き、本土並みというのは、実は核隠し、本土の沖繩化である、こう私ども言ってまいりましたが、これはまことに残念でございますけれども、核隠し、本土の沖繩化である、こういうふうに申し上げざるを得ないのであります。沖繩県民百万の皆さん、あるいは心配をしている日本の国民諸君の立場からしても、まことに残念だと思います。  そこで、中身を承りたいのでありますが、国際的に見て、条約上明文……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○大出委員 ちょっと関連して。これ、ちょっと経過があるので私のほうから申し上げます。さっき御答弁いただいたままになっておりますので、これは公けの委員会でございますから、あとで問題が残ります。したがって、時の経過を私のほうで申し上げますので、もし違っていれば先ほどの御答弁は改めていただきたい。でなければ御相談をいただいて、あらためてひとつ本席で御答弁をいただいておきたいわけです。  なぜかと申しますと、実は原子力船ができることになりまして、この関係法律を私の所属しております内閣委員会で審議をいたしました。このときにあわせて賠償法の問題を論議してきました。いまその改正が出てきておる。それまでは法律……

第65回国会 逓信委員会 第14号(1971/04/13、32期、日本社会党)

○大出委員 大臣に少し承りたいと思うのです。だいぶ情報化社会というのですけれども、最近情報が多過ぎまして、データ通信その他をめぐりましていささかどうも情報過多で公害ぎみになっておるのですね。私も全くのしろうとなんですけれども、少し調べてみましたが、あまりどうもはっきりしないものですから、いろいろな意見が百家争鳴の感がありまして、少しその意味で大臣に承って、大臣というコンピューターにインプットしてみて、ひとつ整理をさしていただきたいと思うのです。  そこで、基本的な問題を幾つか最初承りたいと思うのですけれども、今回のこの改正法律案によりますと、データ通信のサービスの種類を二つに分けられましたです……

第65回国会 内閣委員会 第2号(1971/02/18、32期、日本社会党)

○大出委員 政府機関を幾つかつくるという設置法でありますけれども、きょう実は時間がないところで、何とか大臣のあいたときにということで、いろいろしきたりに従ってやっておりますと時間がなくなりますので、承りたいポイントを少し最初に聞かしていただきたいのでありますが、この間、外務大臣、ほかの場面だったと思いますけれども、沖繩返還に伴う所管の省としての政府のお考えを御説明になっているようであります。「衆、参両院沖繩及び北方問題に関する特別委員会における愛知外務大臣による外務省所管事項の説明(案)」、こうなっているのですが、この内閣委員会も総理府所管でございまして、無関係ではないわけでございます。本来な……

第65回国会 内閣委員会 第6号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○大出委員 今回の一部改正法案の中身に新しいものもありますから、実は少しこまかく承ろうとは思っていたのですけれども、私の時間の関係で、関係法案の党内の手続が済んでおりませんので、それらの時間の関係がございまして時間がありません。時間があれば少し詳しく承りたいと思うのでありますが、前々から引き続き懸案になっております問題が幾つかありますので、まずそれをひとつ承っておきたいのであります。と申しますのは、前回もお答えいただきました駐留軍に働く皆さんの離職問題をめぐりまして、たいへんむずかしい問題が個々の家庭生活の面にまで及んでございますので、ここらのところを少し突っ込んで承りたいのでございます。  ……

第65回国会 内閣委員会 第9号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○大出委員 下水道に関する設置法の改正が出ておりますが、これは実はいろいろな問題があるが、公害とからんで私どもの側でも極力金をかけてくれということを強調したいきさつもございますので、その結果の御努力をいただいているという点を感謝しているのですが、ただ、この間西宮さんが質問しておりますように、どうも少し地方自治体に酷ではないかという気が私もするわけでございます。この点まず念を押すようでありますけれども、冒頭に大臣の御見解をいただいて、あと、昨年の通常国会におきまして、住宅公団の問題で幾つか大臣に、氷山の一角ですけれどもと念を押して御見解をいただいたわけでありますが、その後、公団側からも御説明いた……

第65回国会 内閣委員会 第10号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○大出委員 許認可そのものが実はずいぶんたくさんありまして、歴史的に見て、いまになればあまり必要ないと思われるものもありますけれども、中に幾つか気になる点もありますので、できれば各省の皆さんにお集まりいただきたいと思ったのですけれども、きょうはたまたま分科会の関係、常任委員会もやっておるようで、御都合がよくないということでございますから、その点はひとつ各省の皆さんに御出席願えるときにさせてもらいたいと思います。  そこで、ひとつ冒頭に承っておきたいのでありますが、これは臨調答申その他もあってのことでございますけれども、許認可の整理というのは今後どういうふうにお進めになるおつもりなのか。かつまた……

第65回国会 内閣委員会 第13号(1971/03/26、32期、日本社会党)

○大出委員 二回目の延期ですから、あとのこともありますので、少し聞いておきたいことがあります。  私のところで調べた中身からいたしますと、対象人員が三百四十九万、そこで昨年の三月末日以前に一年延ばしたわけでありますが、一年延びたその間に手続を済ました方々が、数字上は二十三万くらいありますが、昨年三月末という時点を区切って集中的にこの手続がとられて、つまりずれ込みという形になっておりますものが相当数あるわけでありますから、純粋にこの一年延期したことによって手続がとられた方々は四万余くらい、五万足らずになるのじゃないかと思うのです。  以上のような経過で、パーセンテージでいいますと九二%くらい処理……

第65回国会 内閣委員会 第15号(1971/04/16、32期、日本社会党)

○大出委員 許認可の整理に関する法律案でございますが、冒頭、大臣に一つ承りたいのです。旧来の許認可の整理に関する法律は、まあ事務的な整理がほとんどでございまして、その意味ではあまり問題にならなかったのですけれども、ただ最近の状況をながめておりますと、許認可の整理に関する法律という名前で、本来ならば、常任委員会があるのですから、常任委員会で正当な政策論議をしていただくべき筋合いのものを、たくさんございます許認可の整理の中にぽっと入れて出してくる。こういうやり方というものは、私はどうも筋が通らぬような気がするわけであります。ですから、担当の行政管理庁に承ろうと思って、この間二、三問題提起をいたしま……

第65回国会 内閣委員会 第16号(1971/04/20、32期、日本社会党)

○大出委員 道路運送法の改正と言っていい数多くの問題が許認可の整理という法案の中に入っているわけでありますが、この間、運輸大臣がお見えにならぬ席で業務部長さんにいろいろ承ったのでありますが、私は、道路運送事業をめぐる基本的なものの考え方に触れる基本的な問題であるにもかかわらず、これを許認可の整理という形でお出しになるということはどうも筋違いではないかと思うわけでありまして、この間わずか四点ばかり御質問申し上げたのでありますが、実は、この通運事業法の許認可等の問題を何で今度はお出しにならぬのかと聞いたら、これは通運事業あるいは道路運送事業等を含めて基本的な政策問題だから慎重にと考えて今回は遠慮し……

第65回国会 内閣委員会 第17号(1971/04/22、32期、日本社会党)

○大出委員 大臣に承りたいのですが、国立特殊教育総合研究所をおつくりになる、こういうわけでありますが、ここに神奈川県横須賀市野比におつくりになる内容のパンフレットがございますが、五つの機能というのがございまして、特殊教育の内容、方法を改善するため、こうあるのですが、今日の特殊教育というのは、一体どの程度でどうなっているのかということ、それをどう改善しようとなされるというのか、これがポイントの一つだと思うのですが、そこのところを承っておきたい。
【次の発言】 実は時間が非常に限られておりまして、選挙をやっているさなかの委員会でもございまして、成立しないでやっているというようなことになっていますか……

第65回国会 内閣委員会 第18号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○大出委員 許認可の整理に関する法律の内容につきまして、通運事業法の改正また道路運送事業法の改正等に触れる許認可事務の整理がございまして、これをめぐりまして関係の諸団体のほうからも将来に向かって疑義がある、こういう実は意見等もございましたので、私、質問を通じましてその点を御解明いただいたわけでありますが、先々できる限り関係各方面が政策的な問題にからんでうまくいっていただくことが必要でございますので、そういう意味で大臣以下運輸省の皆さま方にたいへん御努力をいただきまして、それぞれの疑義については大臣も御了承の上で回答を差し上げていただきまして、その間の了解が円満についたということでございまして、……

第65回国会 内閣委員会 第19号(1971/04/28、32期、日本社会党)

○大出委員 総理府の所管にむずかしい名前の連絡機関が一つあるのでありますが、実は議事録を見直す時間がいまないので恐縮なんだけれども、公的年金についての連絡機関だと思うのですが、公的年金連絡会議とでも言ったような会議があるはずでございますが、ございますか。
【次の発言】 それは何年にできましたか。
【次の発言】 それはどういう方々で構成されておるのですか。それで責任者はどういう方がおやりになり、かつ事務局はどこにあって、だれがやっておられるのですか。
【次の発言】 事務の取り扱いの責任者はだれですか。それからこの連絡会議の、何といいますか、会議ですから、だれが最高責任者になるのかわかりませんが、……

第65回国会 内閣委員会 第20号(1971/05/07、32期、日本社会党)

○大出委員 高辻さん、きょうは私の用事はございませんか。あなたに質問の通告をしたら、私用がございまして午後四時過ぎでなければ出られませんという話(高辻政府委員「いや、それはきょうじゃなくて、きのうの話です」と呼ぶ)ゆうべまたおたくの方お見えになって、きょうは私用がございまして、あしたは私用がございませんから、そういう言いぐさございませんですよ。そんな法制局長官じゃ質問する気がしないじゃないですか。そんなふざけた話はないですよ。きょうは私用があったら出ていってください。一言申し上げておきませんとね、私用があるから行けないなどと言われて、黙っているわけにいかない。(高辻政府委員「あとで弁明を申し上……

第65回国会 内閣委員会 第21号(1971/05/10、32期、日本社会党)

○大出委員 たくさん問題がございまして、しかも実は各省との関係が非常に多岐にわたって出てこざるを得ない中身でございまして、しかし、いずれにしてもこれは総務長官がたいへん御苦労を続けられて法案提出というところまでお運びになったという御苦労を多とするものでございます。しかしこれは問題がたくさんございますので、きょう実はどこまで承れるかわかりませんけれども、まず事務的にわからぬ点がたくさんございますので、最初その辺をお聞かせをいただいて、あと中身についての御質問を申し上げたい、こう思うわけでございます。  この法案には何も特段の説明がないのでありまして、これは一体どうなるのかなというのがございます。……

第65回国会 内閣委員会 第23号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○大出委員 関連して。いまの満拓その他六十ばかりあるわけでありますけれども、この席においでになる方で関係の機関においでになった方まであるわけですけれども、これはいま鬼木さんからお話がございましたけれども、私も何回か取り上げてまいりまして、また資料等の提出要求もいたしましたし、また出してもいただきましたが、人員その他もできるだけ調べてみているわけです。ただ一つ問題は、審議会答申の中で私どもが考えている方向になっていない面がございます。そこで先般私が山中総務長官に何がしかの質問を申し上げたときに、今回出ている法案というのは、審議会答申の懸案として残っているものを十ばかりこれは最終整理をする法案であ……

第65回国会 内閣委員会 第25号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○大出委員 たいへん総理お忙しいところを御出席いただきまして、ありがとう存じます。  四次防の防衛庁の原案が出されまして、たいへんな議論を各方面で呼んでいるわけでありますが、そのまた論議のさ中に、これまた世の中がたいへん心配をする御発言を総理みずからがなさったという点で、その真意のほどを承っておきませんと、ちょっと四次防原案、これは総理の意思ではなくて中曽根さんのほうだとおっしゃるかもしれぬけれども、やはり事の筋道上困るわけでございます。  そこで承りたいのでございますが、皆さんの党の党議決定である、党議決定がいろいろたくさんあるけれども、その最大の問題は自主憲法の制定という党議である、これが……

第65回国会 内閣委員会 第26号(1971/05/15、32期、日本社会党)

○大出委員 外務大臣がたいへん連合審査でお疲れのところをお呼び立てをいたしまして恐縮でございますが、こちらも実は締めくくりだけはしておかないとぐあいが悪いと思いまして、あえてお出かけをいただいたわけでございます。  そこで、前回当委員会におきましての私の質問につきまして、原子力潜水艦をめぐるサブロック搭載云々という問題を承ったんでありますけれども、どうも明確な御答弁がいただけない。木村官房副長官は、外務、防衛両省と相談をして調査をしたい、その上で何らかの御回答を申し上げたい……。私はその席でもう一ぺんその点について明確にしていただきたいということを申し上げておいたんですが、昨日、私のところに木……

第65回国会 内閣委員会 第27号(1971/05/17、32期、日本社会党)

○大出委員 大臣、法律改正をされて、前公害国会において廃棄物の処理及び清掃に関する法律、こういうことになりましたね。そこで、この法律、政令委任事項がだいぶあるわけでありますが、大体いつごろまでに政令をおまとめになって、そこから先どういうふうに扱われるおつもりでありますか。
【次の発言】 いまの大臣の御答弁を聞いておりますと、あまりお詳しくないようですから、あまり時間がないところで大臣を困らしてもしようがないですが、大筋だけいいますと、これは相当猶予期間を見てやりませんと実際問題としてはできない。今度の法律というものは、市町村の権限、都道府県の権限というものをはっきりさせたわけですけれども、そこ……

第65回国会 内閣委員会 第28号(1971/05/19、32期、日本社会党)

○大出委員 大臣、この間どうもだいぶお忙しいようでございましたから、一つ最初に承っておきたいのですが、新聞に「ホメタ薬はインチキ、どうなってるの厚生省の局長さん」というので、これはあまり衛生上よくない話なんですよ。これは戸澤さんというのですか、こんなになかなか好男子に写っているんだけれどもね。これ私のところに電話がかかってきたり手紙が来たりしましてね、どうも事のいきさつを明らかにしてくれぬかというので、私も長いおつき合いだから、あまりこんな話をしたくないよう女気がしておったのだけれども、はっきり聞いておかぬといかぬ。一体どういういわれ因縁故事来歴があってこういうことに在ったのかということです。……

第65回国会 内閣委員会 第29号(1971/05/20、32期、日本社会党)

○大出委員 関連して一言だけ……・。実は私時間がないので遠慮いたしましたが、中国紅十字の李徳全女史が日本にお見えになったとき、重慶の遺骨問題で遺族の方々が集まって資料をつくった時代があるのですけれども、問題は、遺族のみなさんにすると、ちょっと究明不完全なままでいたし方がないというわけにはいかない気持ちがあると思うのですよ。ですから、いまの大臣のお話は、わからぬわけではありませんけれども、サリドマイドの話もそうでありますが、遺族の皆さんのお気持ちというのは、やはり可能な限り聞いてあげて、可能な調査はしてあげておきませんと、やはり私どもとしても心残りになりますので、ぜひひとつ前向きで御調査をいただ……

第65回国会 内閣委員会 第30号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○大出委員 関連。これは楢崎委員のかつての質問書にもありますし、かつまた当時新聞にもいろいろ報道されたのでありますが、この塩素問題をめぐって被害が地域社会にも出た。これは横浜にもございました。また三沢にもございました。三沢の場合は非常に大量でありました。当時ガス弾等の処理が実際に行なわれたんじゃないか。それにしてもああいう開放された原野で行なわれたのはどういうわけだというところまで当時実は問題が広がった事件があります。相模原でも当時問題になったのでありまして、私が国会へ出てまいります三十八年前後のことです。実はこういういわくつきでありまして、だから質問書も楢崎委員が出したのです。それが先ほど答……

第66回国会 内閣委員会 第1号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○大出委員 しばらくぶりで公務員の給与に関して承りたいのでありますが、その前に、給与とも非常に密接な関連がございますが、行政管理庁の中村長官御出席をいただいておりますので、時間の関係もございますから、この際、冒頭に少し承っておきたいと思うのであります。  給与の面からいきますと、パイロットにいたしましても、あるいは管制通信その他をやっておる方々にいたしましても、実は民間の皆さんの賃金と非常に大きな開きがあるわけであります。これはあとから少し具体的に申し上げますけれども。したがって、せっかく人を見つけましても、やがて民間に引き抜かれていってしまう。だから、予算上の定員はあっても実在定員がいないと……

第66回国会 内閣委員会 第2号(1971/07/24、32期、日本社会党)

○大出委員 時間がございませんから、簡単に、現時点における公務員賃金に関しまして、総務長官並びに人事院の尾崎給与局長お見えでございますから、承りたいのであります。  四月実施という問題が当面の非常に大きな政治的な意味を含めての課題になっておると思うのでありますが、この点につきまして総務長官に、去年、懸案であった五月という人事院勧告を完全実施をしたわけでありますが、実際の調査は四月調査をやっているわけでありまして、その意味では当然四月から実施すべきである、こういうことに理論的にはなろうと思うのでありますが、その辺についてのお考えをまず承っておきたいのであります。

第66回国会 内閣委員会 第4号(1971/08/10、32期、日本社会党)

○大出委員 総裁に承りたいのでありますが、新聞の書いているところによりますと、十三日に勧告をする、こういうことのようでありますが、実はあとのこの委員会を開く都合もございまして、まあ、おそらく中身は書いてしまってあるのだろうと思いますから、十三日というふうに受け取ってよろしゅうございますか、お出しになる日は。
【次の発言】 何べんか総裁にすでに質問を重ねてきておりますが、この四月一日実施という私どもの主張でございますが、この件に関しまして、いささかなおあいまいな点があるように思いますが、きょう御出席を賜わっております総務長官は、人事院が勧告に四月一日実施ということを明らかにすれば蛮勇をふるって完……

第66回国会 内閣委員会 第5号(1971/08/16、32期、日本社会党)

○大出委員 このたびの勧告をお出しになるにあたりまして、例年のことでありますが、たいへんに御心労と御苦労をなさったようでありまして、特に一時金の傾斜配分なんという点につきましては、たいへん気をつかわれたあと歴然たるものがございまして、その意味で御慰労申し上げたいと思っておるわけでございます。ただ、にもかかわらず、たいへんな御努力を認めるわけでございますけれども、大きな点について幾つか何とも納得いたしがたい点がございます。時間がございません関係等もございまして、実はぶっつけ本番的質問になるわけでありますが、したがって私の御指摘申し上げる点で、拙速でございますから私の側にも誤りがあるかもしれません……

第66回国会 内閣委員会 第6号(1971/09/30、32期、日本社会党)

○大出委員 ただいま四次防についての質問が加藤さんから出ておりましたが、せっかく取り上げられた問題ですから、私からもあわせて少し承っておきたいと思います。  長官のいまの御答弁を承っておりますと、一つは国際情勢の問題、もう一つは国内的な経済的事情、こういう二つに分けてお話しになりましたが、ポイントはそこにある。で、国際情勢のほうはいろいろな現象が起こっているけれども、まだどうなるかわからない。だから、これはこれとして抜いて、国内的な経済事情という点は、これは考えなければならぬ、ただ四次防策定にあたっての基本となるべきものについては変更する意思はない、あるいはまた延期ということも今日考えていない……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第4号(1971/11/12、32期、日本社会党)

○大出委員 私の住んでおりますところも関東ロームの赤土の上でございますが、昨日私の知り合いの方も二人ばかりおなくなりになられまして、何とも実はお悔やみの申し上げようもないのでありますが、私の地続きのすぐお隣の川崎で、科学技術庁の最も科学的であるべき実験がまことに非科学的に行なわれたという結果、十四名の方がおなくなりになり、かつまた十人余の方が負傷をなされたということでありますが、何ともお悔やみの申し上げようもない気持ちでございます。私の足元でございますだけに、本席をおかりいたしまして、冒頭に多少の時間総理から御答弁をいただきたいのでありますが、このまことにあり得べからざる非科学的な実験が、しか……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第5号(1971/11/15、32期、日本社会党)

○大出委員 前回の質問の軍用地問題に関しまして、山中総務長官から御答弁がございましたが、冒頭に軍用地の問題について防衛庁と総理府の関係を明確にしておいていただきませんと、私のこれからの質問がそこに関連をいたしますので、山中総務長官にまずもって、沖繩対策特別委員会の席上で中谷質問にお答えになりまして、公用地の問題はわがほうに関係はないということをおっしゃっているのでありますけれども、その間の事情について御答弁をいただきたいのであります。
【次の発言】 その前に、実はこのいまの七カ所問題等を含めまして、七カ所も強制収用をする個所がございますから、協定からいきますと、協定Aリストに載っておりまして、……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第7号(1971/11/17、32期、日本社会党)

○大出委員 いまの委員長の御発言でございますが、それはそうじゃない。実は昨日ここで楢崎委員から質問があって、たいへん、旧来トップシークレットといわれている問題に触れざるを得ない、そのことは、日米関係の信頼という問題もある、総理が常に口にされることでもある、それにかかわり合いを持つ、したがって、質問者の立場として、公開の席上では差し控えさしていただきたい、だから秘密理事会を開いていただいて、総理の御出席をいただきたい、こういうふうに論点を詰めまして、最後に、かつその上で、皆さんは、旧来、日本本土において核はないと言ってきた、われわれが調べた限り、今回、核があると申し上げざるを得ない、その疑点を明……

第67回国会 内閣委員会 第9号(1971/12/02、32期、日本社会党)

○大出委員 在籍専従問題に関しまして、せっかく公制審並びに関係各方面で御努力をいただきまして法案が提出されたという経緯にかんがみ、あまり多くの論議をするつもりはないのでありますが、ただこの際、新聞等を見ますと、在籍専従期間の延長の上に安住するななどという書き方をする新聞等もございますので、その辺の推移について少しはっきりさせておく必要がある、こういうふうに実は思うわけであります。  このILOの在籍専従をめぐる扱いが、当初の考え方からいたしますと何べんか変化をしているのでありますが、そこらの経緯について、労働省関係の方々でおそらく御存じなんだろうと思うのですが、たしか一番最初は教組がこれを提訴……

第67回国会 内閣委員会 第10号(1971/12/08、32期、日本社会党)

○大出委員 この給与法でございますが、本来なら総務長官に、提案者でございますから、御出席をいただいて質問申し上げるというのが筋でございますけれども、今回の沖繩国会の性格上、なかなか総務長官もお忙しい方ですから、かつまた先行きのこともありますので、総務長官のおられないところで、砂田さんがお見えになっておりますので質問をするということなのですが、ひとつこれを前例にしていただきたくないと思うのです。そう点、委員長にひとつしかるべく御処置をいただきたいと思うわけであります。
【次の発言】 そういうことで、人事院の総裁並びに総理府の皆さま方に少し承りたいのでありますが、まず大きな問題の一つはこの実施時期……

第67回国会 内閣委員会 第11号(1971/12/09、32期、日本社会党)

○大出委員 長官の時間が限られているようでありますから、まとめる意味で何点か承りたいのでありますが、いま上原委員から質問をしておりました問題は、特に復帰時点というところをとらえての問題が多々ございまして、私も実は昨日、少し突っ込んだ質問をしようと思っておりましたが、これまた時間の関係がございまして、関係法律がなおこの委員会にございますから、あらためてひとつじっくり承りたいと思います。  そこで、いまの上原君の質問とも合わせまして、冒頭に、復帰時点にかかわる公務員並びに軍労働関係の皆さんの給与あるいは諸待遇をめぐる問題は、原則としてひとつ幅を持たしていただきまして、少し大まかにものを考えていただ……

第68回国会 内閣委員会 第1号(1972/03/09、32期、日本社会党)

○大出委員 江崎長官に承りたいのですが、あなた防衛庁長官におなりになってからろくなことをされぬですな。四次防の先取りだなんていって、T2だとか、あるいはRF4Eだとか、C1だとか、これは私あなたとたまたまNHKの討論会で一緒になりましたから、あのときに、あなたそんなのんきなことを言っているけれども、そんなことで簡単に通りませんぞということを言っておいたのですが、結果的にはそのとおりになって、二十日間近い空白を生ずるということになっているわけです。そこへもってきてまた立川の移駐問題、いささかこれは腹に据えかねるのです。これはあなた、一体どういう経緯でああいうことをおやりになったのか。新長官でござ……

第68回国会 内閣委員会 第3号(1972/03/14、32期、日本社会党)

○大出委員 冒頭に、いまの質問に関連をいたしまして、ひとつものを申し上げておきたいのでありますが、佐藤さん、同じ佐藤さんなんですが、何かどうも良識ある人の陳情をお受けになったという、こういう意味のお話でございまして、賛成の方だ、こういうんですが、そうすると、どうも反対をする者が良識がないということになる。まことに奇怪な話でございまして、そうなると、いま与党の皆さんにお近い議員さんもたくさん立川においでになる。この方が昨年の十月に満場一致で市議会で反対を御決議になっておるんですが、このときにはこれは良識がなかった。ところが、ことしの一月になって、中央の防衛庁やその他の皆さんの御努力がたいへん奏功……

第68回国会 内閣委員会 第4号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○大出委員 後ほど総理の御出席もいただけるだろうと思いますが、十四日の日に、総理のおいでになる席上で、江崎長官にいろいろお答えをいただきました。私はこの際、立川なら立川という地域において、ますます感情が激化していくという形になりますと、不測の事態が起こったような場合に、私ども国会に席を置いている者として、党派の違いはありますけれども、同じ意味での責任を負わざるを得ないことになると思っております。だから、ここまで来たら、どうすれば最善の方法かということを考える時期だろうという気がするのです。ときあたかも、きょうは後藤田さんの時間があるようですから、先に警察庁の長官に申し上げて、江崎さんには聞いて……

第68回国会 内閣委員会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○大出委員 きょうは、質問者の都合がございまして、私が少しの時間、委員会中断もできませんので、まん中に入らしていただくことにいたしましたが、実はそういう事情もございますので、たいへんじみな質問になると思うのであります。ただ、じみではございますが、たいへんに深刻な問題でございまして、沖繩によしんば防衛施設局ができたにいたしましても、そう簡単にものごとは進まない土地の問題でございます。しかもこれは沖繩国会でも、ついにこの土地問題については深い論議が全く行なわれなかったという事情にございます。  先般、二月の七、八、九日に、この委員会の皆さま方と一緒に、現地に再度行かせていただきまして、地主連合会そ……

第68回国会 内閣委員会 第7号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○大出委員 今度の皇室経済法施行法の一部改正、この中身を見ますと、賜与あるいは譲受することができる財産の限度価額の改定ということだと思うのです。そこでまず冒頭に承りたいと思いますのは、皇室の財産というのは今日一体どういうことになっておりますか。戦前のものなどにつきましては、国会図書館にも幾つかの文献がございますけれども、今日、皇室財産といわれるものは、いまどういうことになっておりますか。何べんか触れたことがあるのですけれども、さっぱり明らかではございませんので、この際お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 これはいま御説明があったとおりでございますが、宮廷費が一つございますが、との宮……

第68回国会 内閣委員会 第10号(1972/04/13、32期、日本社会党)

○大出委員 関連して。これは実は私のほうにも連絡がありまして、与那城村の屋慶名部落だそうでありますが、百五十世帯、こういう連絡がありました。涙が出る、鼻にたいへん強い刺激があるというようなことで、原因不明ということなんですけれども、ガス漏れではないかというので私のほうの関係の機関が調査に入っている、こういうことはなんでありまして、これは実は運び出したことになっているんですけれども、残っている節があるので、実は私も現地をずいぶん調査もし、資料も持っておるわけでありますが、そういうことが事実ありますから、もう少し私どものほうも詳しく調査をするようにいたします。  したがって、いま伊藤さんが言ってお……

第68回国会 内閣委員会 第12号(1972/04/18、32期、日本社会党)

○大出議員 二月の七日、八日、九日、内閣委員会の沖繩調査団ということで、各党から沖繩にお出かけをいただいたわけでありますが、団長坂村さんの坂村報告も出ておりますが、そのときに、沖繩開発庁設置法案をめぐります、立法院各党議員さんの御意見なり、あるいは沖繩の市長会の皆さんの御意見なり、各層の御意見を承りましたが、多数の方々が沖繩開発庁設置法に対しまして大きな不満と注文がございまして、したがいまして、これらの点を受けまして、社会党、公明党、民社党三党で、沖繩開発庁設置法に対する私どもの考え方というのをまとめまして、ここに沖繩開発庁設置法案の三党共同提案の形で提案をさせていただく、こういうことになりま……

第68回国会 内閣委員会 第13号(1972/04/20、32期、日本社会党)

○大出委員 いま委員長が議題にされました、沖繩開発庁設置法なりあるいは防衛庁関係の特別措置法につきまして、審議に入る際に、沖繩復帰に伴う数々の問題がございまして、たとえば沖繩の公務員関係の皆さんの賃金の問題であるとか、あるいは民間の皆さんの賃金の問題であるとか、いろいろありました。そこで二月の七日、八日、九日の三日にわたりまして本委員会から調査に出向いたわけでありますが、その席上でも、これは見るに忍びぬ点がたくさんある。円レートの切り上げ問題をめぐりまして、沖繩の諸君には何ら責任はないはずだが、結果的にたいへんな物価の上昇を招いておるし、かつ賃金の切りかえにあたって、これまた一つ間違うとたいへ……

第68回国会 内閣委員会 第14号(1972/04/21、32期、日本社会党)

○大出委員 沖繩の核の問題につきまして、新聞の発表によりますと、沖繩の返還の日にロジャーズ国務長官書簡というものを明らかにする。ただし簡単に言えば、直接的な表現を避ける。実はこういう核抜き保障という意味での発表があるのでありますが、総理からここのところを、直接その衝にお当たりになってお詰めになっておられるわけでございますから、ちょっと新聞の表現だけでは理解しがたい点がございますが、これは一体もう少し突っ込んで言えばどういうことになるのかということを、簡単でけっこうでございますから、御説明賜わりたいのです。
【次の発言】 これは総理もよく御存じのとおりに、私どもにすれば、事核ということになります……

第68回国会 内閣委員会 第15号(1972/04/25、32期、日本社会党)

○大出委員 昨年のちょうどいまの時期でございますが、五月三日の憲法記念日に、総理のおにいさんである岸信介さんが、自主憲法制定国民会議の名のもとに武徳館で会合を開かれて、開口一番、いまの世の中の諸悪の根源は現行憲法であるというところから始まりまして、国民の知る権利などにまで触れて、幾ら憲法が言論の自由を保障していても、いまの政府は国民にものごとを知らせ過ぎる、しかし知らせてはならないこともある、これも諸悪の根源の一つであるという。かつ憲法九条は、これはいかなることがあっても改正をすべきである、自衛隊を軍隊と言えないような憲法を持っていること自体に問題があると演説をぶたれた。まさにこれは岸さん自身……

第68回国会 内閣委員会 第16号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○大出委員 防衛庁は国外に防衛庁の職員を駐在させておるわけでございます。したがいまして、先般の衣笠議長のサイゴン、バンコク訪問等をめぐりましても、駐在防衛官をお集めになって会議を開いたりされているわけでございます。その問題の当否は別といたしまして、それだけに、ベトナム問題をめぐる情勢というものは、おそらく防衛庁なりにおつかみになっているのだろうと思います。おそらくきょうは、十時からだろうと思うのでありますが、アメリカではニクソン演説が行なわれるわけでありますが、その内容は、したがってまだ時間的につまびらかにいたしません。いたしませんが、どうやらハノイの爆撃を再開をしたということでございますし、……

第68回国会 内閣委員会 第18号(1972/05/11、32期、日本社会党)

○大出委員 この間の質問の際に、相模総合補給廠の位置づけと申しますか、地位協定上、総合補給廠は一体どういうものなのかという点についての協定がなければならぬはずだということをお聞きしたのですが、非公式なお話を承ると、そういう協定はないということですが、なければないでそれなりの問題点がございますから、とりあえず、どういう経過であの施設、区域は提供されているのかという点を、まずひとつ詳細に御説明ください。
【次の発言】 問題は、いまここに地位協定を持っておりませんが、私の記憶で申し上げれば、施設及び区域の使用並びに地位という取りきめが地位協定上あります。この個々の施設及び区域に関する協定は、地位協定……

第68回国会 内閣委員会 第20号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○大出委員 十五日が過ぎましたので、いろいろな角度、いろいろな見方が世の中にございますが、沖繩国会等におきましても、総理に関しては、まことに長時間ずいぶんおつとめになられましたし、その意味ではたいへん御苦労続きだったと思います。  そこで私どもも、沖繩の皆さんが平和を求めておりますし、また人権擁護という問題を大きく取り上げておりますし、さらにまた、自治権の拡大という問題等についても議論をいろいろとしたわけでありますから、その意味では、平和憲法のもとに復帰をしたということについては、大きく一歩前進をしたものという受け取り方をいたします。ただ現実に、きのうの復帰時点で町にあらわれる沖繩県民各位の発……

第68回国会 内閣委員会 第21号(1972/05/17、32期、日本社会党)

○大出委員 連日質問している関係もございまして、あまり準備が十分ではございませんで、時間がかかる結果になると思うのでありますが、その点はひとつお許しをいただきまして、問題はたいへんたくさんございますので、きょうここで即答いただきかねる問題があるとすれば、これはぜひひとつ、あとで話を詰める機会をつくるよう努力したいと思っております。  あわせてまた、先般、私、一ぺん福岡の四師団に参りまして、これは福岡県春日町でございますが、四師団の衛兵の方が郵便配達に行った人間に銃口を向けたということで、ローカル紙にもたいへん大きく取り上げられまして、問題になった件がございます。これを楢崎弥之助議員と私で調査に……

第68回国会 内閣委員会 第23号(1972/05/19、32期、日本社会党)

○大出委員 運輸省設置法そのものにつきましてもたくさん問題があるわけでありまして、特に航空関係の中のメンテナンスなどという問題は、これは物理的に不可能な人集めの形になっておりますから、一つ間違うと大きな事故に発展しかねないという問題がありまして、特に少し突っ込んだ議論をしたいのでありますが、たいへんどうも時間の関係で、本会議があるようでありますから限られてまいりましたので、残れば、委員長、これは次回に続けさせていただきたいと思います。  そこで、タクシー料金の値上げも先般行なわれまして、この基礎になる東京陸運局の実態調査その他の中身からしまして、本来なら、経営者が経営意欲を失わない程度の値上げ……

第68回国会 内閣委員会 第24号(1972/05/23、32期、日本社会党)

○大出委員 赤城さん、問題がたくさんありましてしかも中に、まだこれ私、詳しく一つずつ調べるつもりでいますが、どうも犯罪まがいの感じのするものがだいぶあるわけであります。どうも材木相手、山相手ですから、ものごとすべて大ざっぱにできているのかもしれませんが、調べてみると、乱脈という以上に、ちょっと理解に苦しむことまであります。予算決算及び会計令違反も幾つもあると思うので、とてもここで決着がつかぬ問題だという気がするんで、この次にあらためて、ひとつ私、大蔵省の担当全部お見えいただいて、できれば会計検査院もお見えいただいて、詰めたいと思うのですよ。実は、これ全部やりますと、新聞に出たのはわずかですが、……

第68回国会 内閣委員会 第25号(1972/05/24、32期、日本社会党)

○大出委員 問題点が幾つかございまして、国家公務員災害補償法の手直しをするということになりますと、一つは、国家公務員災害補償は、御存じのように、年金があり一時金がありますが、その一つの基礎に退職金という問題もあるわけでございまして、全くの関係という意味ではありませんけれども、たとえば、なくなった方の例をとれば、国家公務員災害補償法に基づく遺族年金なら遺族年金という問題になる。あるいは一時金という問題になる。その場合に、年金というのは一ぺんにくれないわけでありますから、退職金というのは、いまの現状のままではどうにもならぬという気が私はいたしますので、そういう意味の関連がございまして、退職金の問題……

第68回国会 内閣委員会 第27号(1972/05/30、32期、日本社会党)

○大出委員 ちょっと疑問がありますから承りたいのですが、外務省の皆さんが二十八日に明らかにしたということになっているのですが、在日米軍の常時駐留は日本防衛の人質として必要であるなどの認識から、有事駐留では不安だ、したがって解釈、運用でまずいところは改めていく、つまり運用や解釈を改める、こういう趣旨の検討をなすって、それが外務省の結論だ、こういう報道があるわけですけれども、ここらあたりがどうも私は不納得なんです。  もう一つ、これは防衛庁の側に承りたいのですが、久保防衛局長の、これはこの六月ということになるのでしょうけれども、安保条約というのは戦後的な色彩が非常に強いという受け取り方をせざるを得……

第68回国会 内閣委員会 第28号(1972/05/31、32期、日本社会党)

○大出委員 昨日いろいろ御質問を申し上げたのですが、本来ならばもう少し時間をいただいて、安保それ自体の基本になるべきものを、七つ八つ問題点がありますので、具体的に大臣の御意見をいただきたいと思いますけれども、時間の制約もあり、きょう外務省関係の法律を処理しようということになっておりますので、あらためてまた続けさせていただきたいと思います。  とりあえず、きょうのニュース等でちょっと出ておりますが、少し前に外務省のほうに連絡はしておきましたけれども、何かイスラエルのほうで航空機の乗っ取り事件が起こって、その報道によりますと、乗っ取ったのがどうも日本のゲリラである、こういう言い方になっておるわけで……

第68回国会 内閣委員会 第29号(1972/06/01、32期、日本社会党)

○大出委員 たいへん長い名前の公的年金制度調整連絡会議というのがございますが、先般、私、審議会答申は、御存じのとおりに、三本建て仮定俸給というものを一本にしろ、そしてその上で制度化すべきであるという答申が出ておりまして、恩給審議会の会長さんにお見えをいただきまして、その趣旨について質問をいたしましたら、政府が審議会に諮問をしたんだから、検討してくれと言ったんだから、その結果、制度化すべきだと言った、だから政府がおそらくこの審議会の答申に従ってやってくれるはずです、こういう答弁になっておる。それは審議会の会長さんのお気持ちにすれば当然だと思います。だから私も、公的年金全般に関係はいたしますけれど……

第68回国会 内閣委員会 第30号(1972/06/02、32期、日本社会党)

○大出委員 この第一条ですが、これはまたどういうことになるのですか。
【次の発言】 そういうのがどうもすっきりせぬわけです。これは、近畿圏の近郊整備区域及び都市開発区域の整備及び開発に関する法律という、だいぶややこしい法律なんですが、これはこの法律をつくるときに忘れちゃったんですよ。忘れちゃったから、たとえば長田野なら長田野の工業団地をつくるという場合に、一つ一つ、所有権に基づいて抹消するなり実測するなり登記をするなりやっていたら、二、三年かかってしまった。ほかにもこの種の、議員さんが集まって超党派的みたいな法律がありますけれども、これはみんなもとの法律に入っている。ところが、この法律はどうい……

第68回国会 内閣委員会 第31号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○大出委員 先般、大臣に、全港湾なり、あるいは日港労連なり、つまりはしけ回漕なり船内なり、あるいは検数関係、あるいは検量関係等をめぐるコンテナ埠頭を中心とするストライキ問題につきまして、時期的に見て、全日海、日本海運組合のストライキが終わったりすると、たいへんな混雑になるので、時期的には潮どきであろうからお骨折り願いたいというお願いをしましたが、その後たいへん前向きな御努力をいただきまして、大きく様相が変化をしてまいりまして、いまだかつてない方向に前進をいただきまして、事が事でございますから、ここで公にものごとを申し上げることを避けますけれども、前向きな御努力に対しまして御礼を申し上げておきた……

第68回国会 内閣委員会 第33号(1972/06/08、32期、日本社会党)

○大出委員 この法案そのものにつきましては、現行ある制度でございますし、その手直しでございますから、そう大きく論議をしたくはないのでありますが、ただこの際、当面の問題について少し承っておきたいことがございます。おそらくこれはこの国会の最後の質問になるだろうと思いますから、時間的なこともありましてできればきょうじゅうに処理をしたいという気もございますので、短時間にいたしますので、ひとつ簡潔にお答えをいただきたいと思います。  鎌田財政局長の顔を見ますと、かつて都市交通の再建をめぐりまして、当時参事官をおやりになっておった鎌田さんがいわば立案の責任者でございまして、お互いに将来を展望して、実はずい……

第68回国会 内閣委員会 第36号(1972/06/27、32期、日本社会党)

○大出委員 大体、例年の例によりまして、ぼつぼつ公務員の皆さん方の期待をしている時期に近づいてきましたので、この辺で総裁に少しコクのある答弁をしていただきたいと思うのです。  ところで、勧告はやはり、大体八月の十四、五日、あるいは十三日見当になりますか。それともう一つ、そういうことで、民調その他含めまして順調にいま進行中、こう見ていいわけですか。
【次の発言】 順調でないと私どもなかなかわからないのですけれども、順調だと、とかく漏れ承る機会が出てまいりまして、大体こんなことで進んでいるのだろうという気がするのでありますが、きょうは実はその前に少し……。  いま全国から公務員の方々が代表を東京に……

第68回国会 予算委員会 第22号(1972/04/03、32期、日本社会党)

○大出委員 どうも沖繩国会は、質問した野党の議員諸君がほとんど総理以下各大臣にみごとにだまされた。ところが、最もみごとにだまされたのは、大出君、おまえだというわけですから、まず私から総理に質問を申したいわけであります。  まず、昨年の五月二十八日に、総理大臣、あなたは愛知外務大臣並びに郵政大臣が同席の上で、極東放送についての交渉の進展ぶりについて報告をお受けになった。受けておりますな。――時間がございませんから、なるべくイエスかノーかでお答え願いたいのでありますが、この外務省がお認めになっている公電によりますと、これは五月二十八日であります。本大臣より今朝総理に対し、郵政大臣同席の上交渉進行ぶ……

第69回国会 内閣委員会 第1号(1972/07/12、32期、日本社会党)

○大出委員 本年度の人事院の公務員給与に関する勧告をめぐりまして、この一年余にわたります民間の賃金の動き、その他春闘共闘委員会あるいは労働省の調査等ございますが、というふうなものを踏まえまして、何回か事情の説明をいただいたりいたしてまいりましたが、この臨時国会がきょうで終わりでございますから、あるいはまた機会はあるかもしれませんけれども、その意味ではせっぱ詰まった段階だということになるのであります。そこで、再三承ってはおりますが、実はもう少し突っ込んだお話をいただきたいと思います。  まず、民間調査をお進めになって集計の段階だろうと思うのでありますが、民間の皆さんの、対象事業所にいたしまして七……

第69回国会 内閣委員会 第2号(1972/08/08、32期、日本社会党)

○大出委員 公務員の賃金勧告が間もなく出ることになるだろうと思いますが、いまのところ、大体十五日ごろというふうに考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 一時期十一日ごろという話がちらついたのでございますが、事務的なズレはいつもございますから、十五日、こういうことに考えてよろしゅうございますね。――そう考えてよろしいようでございますから、中身について少し承りたいのでございます。  まず第一は、ここのところ足かけ三年と言っていいのかもしれませんが、実施の時期の問題が、公務員の皆さんの間で、また新聞その他を通じましても、非常に問題になっておりまして、総裁も前向きで検討をなさる、こういうことで今……

第69回国会 内閣委員会 第3号(1972/08/17、32期、日本社会党)

○大出委員 ここ数年、実施時期の問題等をめぐりましてこの委員会で議論をしてまいりましたが、総裁並びに歴代の総務長官にもたいへんお骨折りをいただきまして、また今回は、本名総務長官にもたいへんな御努力をいただきまして、四月実施に人事院が踏み切っていただきました。たいへん総裁には、政府あるいは与党の皆さんをはじめ一般の世論もございます、かつ十一年間五月ということで理論づけてこられた立場もございます、それを踏み切って四月に実施するという勧告をお出しいただきましたことにつきまして、感謝を申し上げる次第でございます。私も、たいへんこれは、さっき伊能先生のお話がありましたが、言いにくいやりとりをしてまいりま……

第69回国会 内閣委員会 第4号(1972/09/12、32期、日本社会党)

○大出委員 実は、戦車問題についての決着をつけたいと思っているわけでございますが、また、それなりに今日まで努力をしてきたわけでありますけれども、それと結果的にからむ問題でもありますから、冒頭、数点にわたりまして、今回の日米会談における共同声明にあらわれている文言を外務大臣がどういうふうに受け取っておられるかという、この点をまず少し承っておきたいのであります。  この共同声明の二項でございますが、見る限り、安保の「円滑、かつ、効果的な実施を期するため、両国政府が緊密な協議を通じ、引続き協力することに合意した」、こういう文章があるわけであります。記者会見等で外務大臣がいろいろおっしゃっておられます……

第69回国会 内閣委員会 第5号(1972/10/11、32期、日本社会党)

○大出委員 官房長官に御出席をお願いをいたしまして、お忙しい中を出ていただきましたけれども、大きな問題を二、三承っておきたいのです。  一つは、いま相模原の総合補給廠で、輸送されずに現在置かれております戦車並びに兵員輸送車等々の車両の問題、あるいはまた修理機能の問題等につきまして、政府から官房長官名で、善処する、あるいは努力するという趣旨の前向きの回答はいただいておりますが、ただ、それだけでは事態がなかなか進展をいたしませんから、もう一つ御努力をいただいて、何とかこれを混乱を避けて話し合いの方向へという気持ちがございました。これが一点であります。二点目は、いま御報告をいただきました、文民統制と……

第70回国会 内閣委員会 第1号(1972/11/06、32期、日本社会党)

○大出委員 総務長官、また人事院総裁、御両所とも、本年の公務員給与勧告また勧告実施をめぐりまして、たいへん前向きに御努力いただきました点について感謝申し上げたいと思いますが、かくて歴史的な懸案である四月一日実施というところまで、人事院の十年の実績の上に来たわけであります。したがって、時間のない国会でもございますから、その件について掘り下げてということは避けたいと思うのでございますけれども、ただ、冒頭に一つ承っておきたいのは、沖繩の公務員諸君についての扱いでありますが、法律のたてまえからすると、五月十五日復帰であるからということで、したがって、分けて言うのはおかしいのですが、本土公務員という立場……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 内閣委員会 第2号(1973/01/16、33期、日本社会党)

○大出委員 きょうは、防衛庁の長官、増原さんが急な御病気だというのですけれども、安保協議委員会が二十三日に開かれるわけでございまして、ここへの出席大臣は、江崎大臣はおいでになるが、御存じのとおりに外務大臣、防衛庁長官がお出になるわけであります。関東計画が問題になっておりますので、ここでおそらく立川問題などを中心に相談なさるのだと思うのでありますが、そうすると、いま問題になっている立川基地をめぐる各般の問題は、取り上げるかどうかは別として、二十三日の安保協議委員会に持ち込んでもらいたいというふうに思う論点もある。ところが、そこに出席をされる大臣がおいでにならぬということになると、これを進めること……

第71回国会 内閣委員会 第3号(1973/02/21、33期、日本社会党)

○大出委員 だいぶ時が過ぎまして、長官が御病気だったものですから、直接長官に真意を伺えなかったのですけれども、そういう意味では多少現地の市民の皆さんその他に申しわけない気がするのですけれども、立川問題などを中心にひとつ承りたいのですが、その前に、一連の問題が次々に、ある意味では既成事実の積み重ねということで出てまいりますので、承っておきたいことがございます。  一つは、調べてみましたが、岩国の問題がいまいろいろ起こっておりますが、あそこにベトナムから第一海兵航空団のスカイホークあたりが三十機くらい帰ってきておりますが、とたんに訓練空域を独自に設定をしてもらいたいというたいへん強い要求で、しかも……

第71回国会 内閣委員会 第5号(1973/02/27、33期、日本社会党)

○大出委員 この国家公務員の寒冷地手当に関する法律ということでございますね。この四条をつくった経緯をひとつ御説明いただきたいのです。
【次の発言】 この経緯は、いま言い直されて、整備されたと、こうおっしゃいましたが、それが正しいので、かつてこれはなかった。これは三十五年の改正のときに四条を挿入したのですね。  もう一ペん読みますが、「人事院は、この法律に定める給与に関して調査研究し、必要と認めるときは、国会及び内閣に同時に勧告することができる」、こうなんですね。つまり、人事院が必要と認めるときに国会にあるいは内閣に勧告できる、こういう筋道なんですね。つまりこれは、公務員法上の人事院の勧告権なる……

第71回国会 内閣委員会 第7号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○大出委員 おいでになる政府委員の方の御都合がおありのようですから、最初に、建設大臣の責任という意味で何とも納得しかねる問題がございますので、もちろんこれは金丸さんの時代ではありませんが、しかし、これは責任継承の原則もございますし、私も十年ばかり、機構、制度というものを相手に、議席をいただきましてやってまいりましたたてまえもございますので、黙っているわけにまいりません。  問題の中心は、きょうは、法務省あるいは警察庁関係の方にもおでかけをいただきましたが、昨年、東急建設の谷島さんという専務さんでございますが、東急建設にまつわる恐喝事件が新聞で報道されまして、金額にして八千万円。これはどうやら恐……

第71回国会 内閣委員会 第9号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○大出委員 最初にひとつ承りたいのは、私は理事会に欠席した日がございますので、そのときに質問をしていないのですけれども、「国民の祝日に関する法律を改正して祝日が日曜日にあたったときは、翌日を休日とすることとした場合、これが中小企業の労働者に与える影響およびこれに対する対策について」ということで、聞くところによりますと、これは内閣官房のほうから出たというのですが、これは間違いないですな。――それじゃ官房に承りたいのですが、どうもこういうばかげたことを考えられてはまことに困る。まず、国民の祝日に関する法律というのは、これは法律でしょう。違いますか。山下さんどうですか。

第71回国会 内閣委員会 第10号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○大出委員 問題が山積をいたしておりまして、北京大使館の設置を認めようということなんでありますが、それだけに急ぎたい法案でございまして、できるだけ審議促進に協力をと思っているのですけれども、対中国問題をめぐりましても数多くの問題がございますので、少し質問をいたしたいと思います。  その前に、きのう、きょうというところで問題がいろいろありまして、急を要する問題でもあり、当委員会のいままでの審議との関連もありますので、冒頭に二つばかり承っておきたいのでありますが、一つは、先般の立川問題あるいは那覇の問題等とからみまして、基地内における立ち入り調査、あるいは国内法優先の原則に基づいて、自治権というも……

第71回国会 内閣委員会 第11号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○大出委員 退職手当の法案の内容に入ります前に、人事院総裁お見えでございますので、最近の総裁の幾つかの言動といったらおかしいですが、をめぐりまして、承っておきたいことが二件ばかりございます。  人材確保法案なる法律があるわけでありますが、この学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法案、前に一ぺんここで御所見を承りましたが、これをめぐって、この法案が通らない場合に、人事院は本来勧告権をお持ちでございますから、その勧告権に基づいて義務教育教職員の皆さんに対する勧告を人事院は行なうという意思のあることを明らかになさったようでございます。その真意那辺にありや……

第71回国会 内閣委員会 第12号(1973/04/05、33期、日本社会党)

○大出委員 今回の通産省の機構改正でございますが、たいへんこれはまた大規模な改正でございまして、実は私どもの党内でもいろいろ議論がございます。 したがいまして、まだ検討の結論が出ていないものが幾つもございますので、これは範囲が非常に広いわけでございますから、時間のかかることもこれはやむを得なかったと思うのでありますので、きょうあと皆さんの時間の関係もありますので、つまらない点につきましては、ひとつあとへ残さしていただきまして、私どものほうの検討の結論が出ていないということもございますから、そのことは昨日申し上げて、実はきょうの日程に合わせる努力をしたわけでございます。そういう手続にしていただき……

第71回国会 内閣委員会 第13号(1973/04/06、33期、日本社会党)

○大出委員 うっかりして行政管理庁においでいただくのを忘れましたので、機構の改革そのものについての質問を少し時間的にずらしていただきまして、とりあえず、問題山積しているのですけれども、私どもの方針としても、いまの商社の問題なり、米の未検査米を代行買いしたとか、いろいろ問題かありまして、これをやり得る限りの委員会で、対国民という大きな問題ですから、取り上げていけという国対の方針でもございますので、最初に少しこの点について触れさせていただきたいと思います。  大臣にずばり承りますが、一体どこまでやる気があって、食管法に基づく告発、法違反という形の告発をなさったのか。という理由は、どうも本気でやって……

第71回国会 内閣委員会 第14号(1973/04/12、33期、日本社会党)

○大出委員 この間の二十九日でございますが、外務大臣に、二十九日はちょうど米軍の完全撤退の日でございましたから、ベトナム戦争終了後のアメリカの新しい極東戦略、あるいは世界戦略といっていいものがある、したがって、それについての認識をかちっとしておきませんと、これからの外交全般の問題に大きな影響があるので承りたいのだということで質問しましたが、大臣なかなかとぼけるのがうま過ぎるわけでございまして、私は、大平さんという人はもっと人がいいかと思ったら、えらい人の悪い方だという気がしたのですが、翌日アメリカがものを言うのをわかっていてあなたはお答えにならない。私のところには共同通信の方々がお調べになった……

第71回国会 内閣委員会 第18号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○大出委員 長官とは討論会でしばらくあれですので、きょうは少し突っ込んで率直な御意見をいただきたいと思っているわけであります。  設置法の中身が物価局をつくるというわけでありますが、たしか三十二、三名の局になって、たいへん貧弱な超ミニ物価局なんでございます。その反対に、総合開発局だと思いましたが、言ってみれば経済企画庁の主力でございまして、これが、離島対策その他含んでおりますし、企画庁における唯一の実施機関と言っていいのですが、それが、国土総合開発庁ができるとなりますと、ほぼそっちに行ってしまう、こういう相関関係を持っているわけでありまして、いまはここに九十数名の方がいるわけであります。したが……

第71回国会 内閣委員会 第20号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○大出委員 先般の私の質問の中で二点ばかり、後ほど調査をして報告をする、並びに資料の提出をするという御答弁がございました。私、その二つについてあらためて質問をいたしますということで、特に委員長の御了解をいただきました。  そこで、資料をいただいたわけでございますけれども、ここに社団法人日本食肉協議会昭和四十六年度事業報告及び決算報告書というのがございますが、中身に触れますと、私がこの前指摘いたしましたように、まことにどうもこの金の使い方たるや、いかんとも納得いたしがたい問題だらけでありまして、だから、この問題を詰めていきますと、ちょっとこれは決着がなかなかつかぬのではないかという気がいたします……

第71回国会 内閣委員会 第21号(1973/04/26、33期、日本社会党)

○大出委員 ちょっと一つだけ関連させて。坪川さん、そういう答弁はないでしょう。いま加藤さんの言っておられることはポイントである。中心なんですよ。二十三年以前の人は、四回是正しても、いま加藤さんがおっしゃるように、なお恩師の先生のほうが低過ぎるとおっしゃっているのです。初任給にも当たらない。なぜかと言うと、従前賃金という名称がついているけれども、二十三年以前の賃金をいまの世の中の賃金に当時からスライドさせてきていれば、つまり従前賃金がいまに引き直して妥当するように、そういうスライド制度が当時からできていれば、そういうことはないのですよ。また、そうなっていたとしても、なおかつ、戦時中などというのは……

第71回国会 内閣委員会 第23号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○大出委員 この通産省の設置法に関しましては、審議の過程でたいへん時間をいただきまして恐縮でございましたが、石炭の問題が、外局ができるということのために、所管の客観的に見たウエートが変わってくるというようなこと。それから長期石炭対策についての答申がございますが、この五次答申の採炭量の確保という問題。また、わがほう流に言えば、かって政府がたいへん政策の重点に置いた炭鉱また炭鉱労働者が、世の中の物価上昇の中でたいへんどうも賃金その他について悪い条件に置かれているというふうなことで、今回の提案理由の説明にもございますように、生産第一主義あるいは輸出第一主義といわれたものを、今回の機構改革の中で大きく……

第71回国会 内閣委員会 第25号(1973/06/01、33期、日本社会党)

○大出委員 どうも天皇の話ばかり頭にありまして、少し間が延び過ぎて半分忘れていますけれども、事が事で非常に重要な問題だと私は思っておりますので、資料を出していただくように先般お願いしたのですが、大かたの資料をいただきましたので、問題の焦点にしぼってひとつ詰めさせていただきたい。  いろいろ考えてみましたが、何と言われてもこれは納得できない、こんなばかなことがあっていいはずはない、こう私は実は思います。事は、渋谷区にいま鉄骨でビルが骨組みだけ建ちかかっております。行って見てまいりましたが、これは渋谷区宮下公園というところの前の角に地下鉄ビルディング株式会社が建設中である渋谷ビルなるものでございま……

第71回国会 内閣委員会 第26号(1973/06/05、33期、日本社会党)

○大出委員 災害補償法の問題、数々と中身がございますが、前国会でこの災害補償法改正問題が出ましたときに、実は、銀座の町かどで車にぶつかってぽっくり死んだ人がいる、人事院の中庭でぽっかり死んだ人がいた場合に、もらう金はどうなんだという質問をしたことがある。たとえば通産省なり人事院なりという官庁でぽっかり死んだ、これは実はもらう金のたいへんな相違になる、結果的に。それは一つは公務員の賃金の絶対額が少な過ぎるのだということを言ったのですけれども、そういう意味で、災害補償法、これもっと詰めねばいけませんが、やはりどうも、かくのごときインフレ高進きわまりないこの段階でございまして、ことしの賃金というのは……

第71回国会 内閣委員会 第27号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○大出委員 いわゆる増原発言、こういわれております件につきまして、各新聞の皆さんなり週刊誌その他、ずいぶん広範囲にいろいろな論点から取り上げられておりますが、私はまずもって、私どもの党が現行憲法をとらえまして、民族の悲劇の歴史の上にでき上がった憲法でございますから、これを平和憲法という規定をいたしまして、右寄りの改悪論もたくさんございますので、守り抜くんだ、しかもこれを完全実施をするのだという長い運動を続けてきているわけでございますが、私どもの立場はそういう立場である。  そこで、いま問題になっております増原さんの発言、これについて多くの学者の諸君その他がいろいろなことを書いておりますが、これ……

第71回国会 内閣委員会 第29号(1973/06/14、33期、日本社会党)

○大出委員 いまの報告にもございましたが、大量の自衛隊のやみの部隊がおりまして、やみの部隊が栄誉礼というので、これはまあ解せぬ話でございますが、これは国会審議は要らぬことになっているのじゃないかと思うのですけれどもね。したがってこの法律は、簡単に通すわけにはまいりません。何とかこれはつぶさにゃならぬと思うのですけれども、そこでその問題は、これからじっくりひとつ時間をかけて承りたいのであります。  その前に、どうも日本政府の、特に防衛庁というところはあきれたことをする役所だなという感じのする問題がございます。これは沖繩に対する姿勢という問題で非常に大きな問題だと思っておりますから、そういう意味で……

第71回国会 内閣委員会 第31号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○大出委員 これは理事相互間の、いま集合がかかったからお伺いしたんだが、委員長、あなたから、外務省側のアメリカとの会議のときのいきさつもこれあり、この席に出したい。質問者ですから、この文書が前提になって質問を続行しようというのである限りは、見なければ質問のしようがないのだから、その点はあなたはお認めになりましたね、委員長。そうでしょう。つまり、質問を続行してもらいたい、したがってここで見てくれ、こういうお話でしたね。間違いございませんな。  そこで、各党理事の御賛同を曲げていただいて、私もいやです、こういうことは。いやだが、外務省の立場、確かに大臣はおいでにならない。防衛庁おいでになりますが、……

第71回国会 内閣委員会 第32号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○大出委員 一点だけ承りますが、一昨日、日米事務レベル会議の席上で外務省、防衛庁側から出されました文書について楢崎委員から質問がございまして、結果的に久保防衛局長答弁との食い違いが明らかになってまいりました。この点について大河原アメリカ局長から、会議の席上で米側に出してある文書でございますから、それを米側と話し合って修正をしたい、それは久保防衛局長が答弁をした議会答弁が正しいのであるから、それに基づいて修正をしたい、直したい、こういうことでございまして、それがわれわれに確認ができるようにと私が注文をつけましたら、そのようにいたします、実はこういう答弁が返ってまいりました。  この件につきまして……

第71回国会 内閣委員会 第34号(1973/06/26、33期、日本社会党)

○大出委員 総理、十五分ばかりおくれて参りましたから、あとがきまっている質問時間でございますので、どうもあまりまともな質問ができない感じがいたしますので、言いたいことを少し言いまくりたいのですが、最初に委員長、私は理事会におきまして野党四党を代表して、つまり本日二十六日に総理に御出席をまず十時からいただく、三時間やって終わったら順次きめてある質問者の質問を終わる、時間があってもなくてもそこから先に審議を要求することは一切しない、したがって長年の伝統に従ってひとつ強行採決などということが行なわれないようにということで念を押したつもりなんですが、結果的に、どうも私どもの委員会、何の関係もない強行採……

第71回国会 内閣委員会 第38号(1973/07/05、33期、日本社会党)

○大出委員 数々この法案にかかわる問題などもあるのでございますが、最初に一つ承っておきたいのは、参議院の田英夫議員の質問等とからみまして、かつて、田中法務大臣が答弁をいたしました姿勢と、しまいには外務次官法眼さんの談話まで出まして、だいぶもめた時期がございました。私はあれをずっとノートに書いてみまして、当時、外務大臣に質問したことがあるのですけれども、未承認国との交流を積極的に進めるという趣旨の、大村あるいは横浜の入国者収容所長など全国十四人の入国管理事務所長をお集めになっての会合の席で、新聞にございますような法務大臣の訓辞がございましたが、これは、当時からの積極的かつ前向きな法務大臣の姿勢に……

第71回国会 内閣委員会 第39号(1973/07/06、33期、日本社会党)

○大出委員 前回いろいろ承りまして、資料をお出しいただきましたものも数々ございます。ただ、これをこまかく承ってまいりますと相当めんどうな議論になりそうでありますし、片や都議選のさ中で私自身どうも時間もありませんので、中心点を幾つか承りまして結論にしたいと思います。  そこで、四つの審議会を一本にまとめる、こういうのがございますけれども、その発想として、どういうところからこういう提案をなさるような結果になったのかという点を、一応聞いておきたいわけであります。  たとえば結核なんかにいたしましても、私の兄貴も結核の専門の学者でございますが、最近は予防医学がたいへん発達をいたしましてぎりぎりの段階に……

第71回国会 内閣委員会 第41号(1973/07/13、33期、日本社会党)

○大出委員 最初に申し上げておきますが、この国会の各種委員会でいろいろ議論をいたしまして、運輸大臣に権限があるから、運輸大臣にその点は明らかにしてもらいたいという点、たとえば建設省の設置法をめぐる質問の中でも、帝都高速度交通営団法に基づく地下鉄ビルディング等の件は、金丸建設大臣から、権限は運輸大臣にある、任命権は私にもありますから一半の責任はありますが、というふうに残っている問題がありまして、また、予算の分科会で新谷さんに私、質問しましたが、タクシー料金等の問題でございますが、これも御検討いただくということでございましたから、あらためて質問を申し上げることにいたしておりますし、また先般、横路委……

第71回国会 内閣委員会 第44号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○大出委員 関連質問を二、三させていただきたいのですが、一つは、いまの管理局長が答えておる総定員法ができるときのいきさつでございますが、この委員会で私が中心で、ずいぶん長い議論を十幾つかの省を集めてやってまいりました。それに触れた答弁がいまありましたが、少し当時のやりとりと違いますから、そこをひとつはっきりしていただきたい。  あなたの前の前の局長の河合さん。河合良成さんの御子息さんですが、いま次官でございますか、河合さんが局長の時代です。なぜ一体、職の定数は法律で定める、こうなっておって各省設置法できめてきていたものを総定員法にしたかということ、これは人員削減ではないという前提がはっきりして……

第71回国会 内閣委員会 第48号(1973/08/28、33期、日本社会党)

○大出委員 今回の勧告を読ませていただきまして、まず第一に、ことしの経済情勢その他を踏まえまして、何とか一日も早く公務員の皆さんの手に、あるいはこれに準ずる職員の方々の手に、この差額あるいは改定給与が支給されますように。三月期東京における消費者物価九%、あるいは四月期一〇・六%、五月期一一%をこえるというようなことでございますから、どうしてもそうしなければいけないということで、早くからこれはこの席でも申し上げましたが、総務長官、また人事院総裁にお願いをしてまいりましたが、いま総裁からお話しございましたように、総理府におかれましても、私も直接おじゃまをいたしましたが、統計局の皆さんが二日も徹夜を……

第71回国会 内閣委員会 第49号(1973/08/31、33期、日本社会党)

○大出委員 きょうは法務大臣にはまたお忙しいところを御出席いただきまして、たいへん恐縮でございます。  大平外務大臣並びに田中法務大臣お二人は、連日、金大中事件につきましてはお答えになっておられるわけでございまして、外務省の立場、法務省の立場、おのおのそれなりにわかるわけでありますけれども、実は私は、この件について少し各方面の方々のお話を聞き過ぎまして、まあ属人的に仲のよさでいろいろ聞いて歩きましたら、どうも事は事実問題としては結着がついている感じがする。そこで、そうだとすれば、一体これは大きな政治問題でもございますから、一つの大きな収拾の段階にある感じがするわけであります。  そこで、いつま……

第71回国会 内閣委員会 第50号(1973/09/21、33期、日本社会党)

○大出委員 時間がきわめて短いわけでございますからあまり長い質問はいたしませんが、冒頭に総理府の坪川さんのところで、今回の勧告作業をめぐりましてたいへんにお骨折りをいただきまして、人事院の皆さんのほうも、たいへんな悪条件の中で御苦労いただきまして勧告が早く出たわけでありますが、給与法が上程されるまでに相当の日にちがかかって、各方面の公務員の方々が心配をしておられたようでありましたが、たいへんな悪条件の中を総務長官以下皆さんたいへんまたお骨折りをいただきまして提案をいただきまして、ともに喜びたいと思っておるわけでございます。お礼を申し上げます。  それで、総裁にまず一つ承っておきたいと思っており……

第71回国会 内閣委員会 第52号(1973/10/09、33期、日本社会党)

○大出委員 きょうはミッドウエーの寄港をめぐりまして、さっきもお話がありましたが、いままで何回かにわたりまして外務大臣その他関係の方々と詰めてまいりましたが、いよいよ入ってまいりましたから、その問題についての質問を中心にいたしたいと思っているわけであります。  かつ金大中氏の拉致事件に関しまして、これまた自衛隊の当時現職にあった方、また退職をした方々が関与していた現実もございますから、また法務大臣の先般の御答弁を受けまして確かめておきたい点もございます。  この問題をもう一点承りたいわけでありますが、さらにもう一つ、先般、これまた私この席で少しこまかく質問をいたしました沖繩の米軍雇用員である四……

第71回国会 内閣委員会 第53号(1973/11/16、33期、日本社会党)

○大出委員 きょうは、私のほうからお願いをいたしまして、たいへんな消費者物価の上昇が、せっかく人事院が一五・三九%、一万四千四百九十三円の勧告をなさったわけでありますけれども、そのすべてがと申し上げていいんじゃないかと思うほどに、物価上昇にすでに食われてしまっている現状でございます。したがって人事院の所管をなさる国家公務員はおおむね五十万人、公共企業体等関係職員が九十万名、地方公務員がおおむね二百五十万人、こういう数字になると思うのでありますが、これらの方々が、ほとんどいまたいへんな高物価の中で、これから年の瀬に向かいまして苦しい状態に置かれております。私も長らく賃金をやっております関係で、ず……

第71回国会 内閣委員会 第54号(1973/11/21、33期、日本社会党)

○大出委員 きょうは、防衛問題にからむミッドウエー問題の質問を先般いたしましたが、事前協議の問題等で妙な答弁が出てまいりまして、あらためて大臣から御答弁をいただくということに理事間の話し合いで延ばして今日までに至ったわけでありますが、ただ当面の問題として、防衛庁の皆さんは、何か石油危機があっても、訓練その他石油を使うことなんですけれども、一切そのままおやりになるというような新聞記事がありましたが、いずれにいたしましても、石油問題を避けて通るわけにもまいりませんから、当面の問題を、まず最初に少しの時間いただきまして、外務大臣に承りたいのであります。  そこで、目まぐるしい外務省あるいは政府の外交……

第72回国会 内閣委員会 第2号(1973/12/13、33期、日本社会党)

○大出委員 最初にちょっと承っておきたいのですが、「昭和四十八年度における期末手当の割合等の特例に関する法律案の提案理由説明」というところの、まん中のちょっと左のほうに「四十八年度に限り、一般職の職員の給与に関する法律の適用を受ける職員に支給する期末手当について、その支給割合の特例を設け、十二月に支給する場合においては百分の二百三十、」と、こういうんですな。「十二月に支給する場合においては百分の二百三十、」たいへん多い。「三月に支給する場合においては百分の二十」よろしいですか、これで。
【次の発言】 百分の二百三十というと、幾つになりますか。

第72回国会 内閣委員会 第3号(1974/01/18、33期、日本社会党)

○大出委員 長官、これは十分事情は御存じのとおりでございますが、厚木における海上自衛隊の航空集団司令部の強行移駐、まさに文字どおりこれは強行移駐である、こういうふうに私どもは考えておりますが、これをめぐる問題につきまして、長官の考え方を明らかにしていただきたいのであります。  これは前例がありまして、立川のときに佐藤総理に、当時私は、二回当委員会に御出席をいただいて、強行移駐ということは、自衛隊本来の性格、また歴代の防衛庁長官、総理が答弁をし続けてきておりますように、あるべき姿ではないということを力説いたしました。これは当時、予算委員会で問題になりまして、立川の強行移駐をめぐってストップをした……

第72回国会 内閣委員会 第6号(1974/02/21、33期、日本社会党)

○大出委員 天皇訪米問題をめぐりまして、明日、宇佐美長官に御出席をいただいて承ろうという予定になっておるわけでありますが、質問時間がたいへん短い時間でございますから、関連をする幾つかの問題を、前もって瓜生さんに承っておきたいと思います。  昨日の外務委員会の外務大臣の答弁によりますと、新聞で見る限りは、この質問者が、天皇御訪米は、時期だけではなく、御訪米自体が白紙ということかという質問をしたわけですが、これに対して外務大臣は、そのとおりである、こういう答弁をしております。  時期だけではなく、御訪米自体が白紙であるということか、これに対してそのとおりである、ということになると、訪米そのものが白……

第72回国会 内閣委員会 第7号(1974/02/22、33期、日本社会党)

○大出委員 お忙しいところを、外務大臣並びに宮内庁長官にお運びをいただきまして、いささか恐縮でございますが、事きわめて重大でございまして、憲法そして天皇、内閣にかかわる問題でございます。かつ、この委員会では、何回かこの問題を取り上げて議論をしてまいりました。昨年の二月ごろの天皇の訪米の時期もしかり、また増原さんのいわゆる天皇発言のときにおきましても、同様でございます。このときには、天皇の園遊会にかかわる越山会などという方々の問題にまで、実は発展をした議論がこの席で行なわれました。  この国の憲法の規定にございますように、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の……

第72回国会 内閣委員会 第8号(1974/02/26、33期、日本社会党)

○大出委員 皇室経済法施行法に関しまして、わが党の態度を明確にさしていただきたいと思います。  何よりもこの委員会は、憲法に定められました、今日の新憲法下の皇室の置かれているお立場ということから、これが客観的にも、あるいは主体的にも、政治的に利用される、あるいはそう受け取られるということがあってはならない、こういう立場で進めてまいりました。  すでに何回か、この委員会で、さきの増原問題にしても、あるいは昨年二月前後に起こりました訪米問題をめぐりましても、再三議論をいたしてまいりました。  ところが、今回、そういう上に立って、なおかつアメリカにおきましての大平・キッシンジャー会談等をめぐりまして……

第72回国会 内閣委員会 第10号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○大出委員 実は大臣、大きく分けて問題が二つあるのであります。  一つは、アジアの卓球の団体ができておりまして、大臣も御存じのことだろうと思うのでありますけれども、このアジア卓球をめぐりましての――これは隔年、一年おきにやっているわけでありまして、二十七のアジア諸国が加盟をいたしておりまして、アジア卓球連合、正式名称はこういうようでありますが、ATTUというふうに書いております。  これは、第一回大会は一昨年の夏に北京で開かれまして、一年おきに、世界選手権大会のない年に、各国で持ち合って大会を開いていこうということで、本年は、日本ということになっているわけでありますが、たまたま横浜市が、上海そ……

第72回国会 内閣委員会 第11号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○大出委員 二問だけ総務長官に質問させていただきまして、あとの御予定がおありのようでありますから、総務長官がおいでにならぬところであとの質問をさせていただきます。  最初の一点は、今度の迎賓館の問題につきまして、まことに不納得でございまして、つまり私どもの党の立場というのは、まっ向から反対であります。ただ、皆さんの法案の出し方がなかなかおじょうずでございまして、同和の問題と一緒に法律を出してくるという長官の頭のよさがございますので、どうも半分だけ賛成だという態度をとりかねる結果、結果的には賛成をせざるを得ないということになるのであります。  しからば、なぜ反対をするかという問題点でありますが、……

第72回国会 内閣委員会 第12号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○大出委員 今回の設置法改正にあたりまして、まず二つ三つ問題がございます。  一つは、法案の末尾についております表でございます。「東京法務局機構新旧対照表」、こういうのでありますが、旧来の東京法務局が庶務課、職員課、会計課、訟務部の第一課、第二課、第三課、民事行政部、この中に民事行政調査官、総務課、登記課、戸籍課、国籍課、供託第一課、供託第二課、これと同じ建物の中にあります日本橋の出張所の第一課、第二課、人権擁護部の第一課、第二課、こうなっておるわけでありますが、これを、民事行政部を二つに分けまして、民事行政第一部、これが旧機構の登記課を不動産の登記課と法人の登記課、特に法人の登記課は一課、二……

第72回国会 内閣委員会 第13号(1974/03/12、33期、日本社会党)

○大出委員 総理府設置法につきまして、実は反対をしたいわけなんでありますが、皆さんの出し方がたいへん巧妙でございまして、迎賓館にかかわる問題とあわせまして、同和に関する提案を抱き合わせておいでになるわけであります。同和問題も、実は後期の五カ年計画に入る時期でありまして、これは、この委員会で各党満場一致御賛成で、各党代表がその趣旨を述べて、まとめた法案でありますだけに、むしろ、なぜもっと金も使い、いたすべきことをいたさないかという意味で、同和問題は、政府のしりをたたきたいわけであります。  したがって、結果的に、万やむを得ず、抱き合わせでございますので賛成をすることにいたしましたが、第一の迎賓館……

第72回国会 内閣委員会 第14号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○大出委員 防衛庁の職員給与法の一部改正でございますが、私どもは、現においでになる皆さんですから、たとえば公務員の退職金なども、かれこれ十年がかりで実はこの前の国会で引き上げたわけでありまして、あれはたいへん苦労して改正を見たわけでございまして、そういう純粋な意味でものを考えれば、おやめになる方々に退職手当をふやすというようなことにはやぶさかでないわけでありますが、任期制の問題とからみまして、どうも長くいてくれればよけい払いますよという形のものは、ある意味では隊員の諸君の引きとめ策というふうに受け取らなければならぬ面もある、ほんとうのところ、少し隊員が集まりにくい、特に陸上なんかそうであります……

第72回国会 内閣委員会 第15号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○大出委員 質問に入ります前に、二月二十一日に、私がこの席で、総務長官並びに人事院総裁に、給与各般にわたりまして質問をいたしましたが、そのときにおける総務長官並びに人事院総裁の御答弁、この口調にかかわる幾つかの、そのことば自身が穏当ではないのではないかという文書を実はいただきましたりいたしておりますので、したがいまして、その点について、私が質問者でございますので、私にも責任があるわけでありますから、そういう意味で再度御真意を伺いたいのであります。  中身は、私が、昨年末、〇・三カ月分の期末手当の繰り上げ措置が行なわれたのでありますが、その事後処理をどうするかという詰めをやりとりいたしました中で……

第72回国会 内閣委員会 第16号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○大出委員 先般の職員給与法をめぐります質問にあたりまして、後ほど御回答をいただくというような形で終わっております点が三つほどございますので、その点についてのみ御答弁をいただきたいのでありますが、最初に、先般、閣内の一員であるというお立場で山中長官から、ソビエト漁船をめくります――たいへん件数が多うございましたが、海上保安庁が発表いたしました、そのための日本漁船に与えた被害、漁網が切られたというところから始まりまして、幾つもございましたが、新聞で拝見をいたしますと、長官、閣議等で御発言をいただきました。また閣議で一つの申し合わせになったように仄聞をいたしますが、実は関係の漁業組合の方々が大挙、……

第72回国会 内閣委員会 第19号(1974/04/05、33期、日本社会党)

○大出委員 ちょっと関連をして。  十時からだいぶ待ちましたので、あとの運営の問題もありますので、一言委員長に申し上げておきたいのです。きのうの理事会で、委員長から、内閣委員会はあまり審議に時間を使っていないような発言がありました。調べてみましたら、ここのところ、二十六日からのものをずっと当たってみますと、この委員会が一番長時間、おそくまでやっておりまして、三月二十六日の火曜日は、六時七分に終了いたしておりますし、三月二十八日は七時四十五分、四月二日が七時二十三分、四月四日が八時七分、こういうわけでございまして、ほかの委員会を見ますと、どこの委員会も、大体六時くらいでみんな終わってしまっており……

第72回国会 内閣委員会 第24号(1974/04/25、33期、日本社会党)

○大出委員 連休が参りますし、異常な物価の上昇が続いているおりでもありますので、御家庭をお持ちの皆さんはじめ、当面生活に、いま何がしかの金が必要な時期でもありますから、せっかく勧告が行なわれ、国会に給与法改正が出されておりますので、何とか一刻も早く、こういう気持ちにかられておりましたが、関係の皆さんのたいへん積極的な御努力をいただきまして、提案いただきましたことに、お礼を申し上げる次第であります。  ところで、そういう趣旨でございますだけに、心配なんでありますが、この法律は、四十九年四月の「一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案関係資料」によりますと、一般職の職員の給与に関する法……

第72回国会 内閣委員会 第31号(1974/05/17、33期、日本社会党)

○大出委員 最初に、予算の分科会以来の幾つかの懸案がありますので、それだけ先に承っておきたいのでありますが、一つは、建設省の皆さんとの間のやりとりの中で、事が前に進みそうでありますから、御遠慮することにいたしました。  もう一つは、横浜、神奈川県内を流れております各種河川、特に都市河川等を中心に、かつておたくの高秀さんが中心でやっておられた時代に、三、四年続けて質問をしてきた経緯があるのでありますが、これは横浜市港北区といわれるところの、いま緑区等とつながっておりますが、横浜市という自治体の土地開発計画、これとのからみがございます。そこで、河川改修というのは、どう考え、どう進めていったらいいの……

第72回国会 内閣委員会 第32号(1974/05/21、33期、日本社会党)

○大出委員 大蔵省あるいは厚生省の方々がお急ぎのようでありますから、最初に、この恩給審議にかかわります厚生年金あるいは共済という問題につきまして、要点を幾つか承っておきたいのであります。  そこで、昨年この委員会で平川恩給局長に、私は最低保障をなぜ出さなかったのか、共済のほうには最低保障がついたじゃないかということでだいぶ粘りまして、恩給を採決するわけにまいらぬということで、恩給局も早急に検討して答弁をし直すということになりまして、数日かかりまして、来年はということでのお約束をいただきまして、それでも、たいへんに生活にかかっている問題でありますだけに不満でございましたが、やむなく実は恩給を、こ……

第72回国会 予算委員会 第30号(1974/03/11、33期、日本社会党)

○大出委員 私、いまここに四つ五つ資料を持っているわけでありますが、たいへん時間が短いわけでございますから、事実確認から入りたいのでありますが、まず一つは、家庭用プロパンガスをめぐりまして、十二月の中曽根通産大臣談話、これは十二月十三日でありますが、この談話で十二月の十七日以降、千三百円でプロパンガスの、これは十キロボンベでありますが、末端価格を凍結をする、こういう、まあ言うならば、これは凍結のための通産大臣の談話が出た。ところが、その一日前の十六日にプロパンガスの値上げを、卸売りをやっております関係会社がいたしております。それが一つでございます。  もう一つは、末端価格千三百円をきめるにあた……

第73回国会 内閣委員会 第2号(1974/08/08、33期、日本社会党)

○大出委員 きょうは、佐藤人事院総裁が、おからだが悪いということで、実は御入院というお話を承っておりましたが、ただ先般の理事会の席上で、徳安委員長から御報告をいただきました中身が、八日からならば出席が可能であるという人事院側の返事であった、こう承りましたので、理事の皆さんと御相談をいたしました結果、それならば何とか八日に開く努力をしてくれということで、野党側といたしましては、私が実はそういう皆さんからの御要望をいただきました。したがいまして、国会閉会以後ずっと私、国会へ出てきておりますけれども、委員長にお願いをいたしまして、八日ということにさしていただきました。ところが、どうもおからだの関係で……

第73回国会 内閣委員会 第3号(1974/09/06、33期、日本社会党)

○大出委員 問題は、二つありまして、一つは、防衛庁の給与にかかわる人事院勧告の処理の問題であります。もう一つは、防衛問題一般でございまして、もちろんOTH問題あるいはミッドウエーの核の問題あるいは自衛隊機の最近の相重なる事故の問題、さらにその他幾つかございます。  そこで、小坂総務長官は時間の関係があるようでございますが、何時までよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、山中さんに承りたいのですが、勧告が出ましたあといろいろな話が流れた中で、防衛庁は自衛官の皆さんの給与の改善をはかるために、これが抜本的な改正であるので法律案をまとめるのに相当長期にわたって時間が必要である、実はこういう……

第73回国会 内閣委員会 第4号(1974/12/06、33期、日本社会党)

○大出委員 短い時間でございますから、できるだけ端的に承りたいのでありますが、それにしても実はたいへん問題がたくさんあるわけでありまして、また具体的な問題もございます。  そこで、まず木村外務大臣に承っておきたいのでありますけれども、ラロック氏の核証言が上下両院原子力合同委員会等で行なわれまして、フォード大統領が日本に来る、韓国に行く、またウラジオストック会議に行く、一連の目まぐるしい動きが続いたわけであります。  まず、このラロック証言というのは、大臣は一体どういう背景があってこの種の証言が出てきたとお考えなのか、たいへん一般論でありますけれども、事の初めにひとつ承っておきたいのであります。

第74回国会 内閣委員会 第1号(1974/12/18、33期、日本社会党)

○大出委員 七月二十六日に勧告が出されているわけでありまして、十二月の二十日という声のかかる今日であります。おおむね五カ月間、勧告がたなざらしになっているわけでありまして、まして今回の勧告は、私もこの間になくなりました佐藤総裁ともずいぶん話を詰めてまいりましたが、総理府の統計局の皆さんなどを含めてたいへんな苦労をして間に合わしたわけであります。二週間以上早いということは、徹夜をする回数もそれだけふえていたということでありまして、職場の諸君にまでお願いをして実は早めたわけであります。  その趣旨は、かつてこの委員会の議事録にも残っておりますが、たいへんに物価の上昇が激しい昨今の段階である、したが……

第74回国会 内閣委員会 第2号(1974/12/23、33期、日本社会党)

○大出委員 たいへん短い時間でございますから、端的に質問をいたしますが、また端的なお答えをいただきたいのであります。  島田総裁代行がお見えになっておりますから、人事院に承りたいのでありますが、私、実は土曜日に事務総長の尾崎さんにお目にかかりまして、いろいろお話をしておったのでありますけれども、仲裁裁定と人事院勧告、こう並べまして、人事院勧告を、私はここまで来ると仲裁裁定的なものである、人事院勧告は仲裁裁定と同じようなものであるという意義づけにしたいのだ、実はこういうお話でございました。そういう意味で、いま茨木さんとお話ししておられましたから、ちょっとつけ加えますが、尾崎さんの言っている趣旨は……

第75回国会 逓信委員会 第12号(1975/04/23、33期、日本社会党)

○大出委員 幾つか問題があるわけでございますけれども、とりあえず小局の運営のあり方という問題につきまして、今日の郵政事業全般の中で私どもの目からみますと一番ここがネックでありまして、財政的赤字の大きな原因になっているという感じがいたします。したがいまして、少しこの問題について承りたいのでありますが、人事院の任用局長さんきょうお見えだと思うのですが、特定郵便局長さんの任用の基準について、人事院が今日郵政省との間において何かお認めになってこうしろということはございますか。
【次の発言】 もう一つ承りたいのですが、人事院は昭和二十七年五月二十三日に規則八―一二というのをお出しになっておりますね。その……

第75回国会 内閣委員会 第2号(1975/02/18、33期、日本社会党)

○大出委員 総務長官と人事院総裁に承りたいのですが、最近公務員の給料が民間の皆さんの賃金に比べて非常に高い、いわば役人天国だという数々の新聞記事あるいは総合誌等に載っている記事がございますが、インフレ被害者というのは大体サラリーマンですけれども、何かそのインフレ被害者同士をけんかさせるがごとき記事がたくさん載るわけであります。  そこで、この問題を論じますと時間が大変かかります。かけてやるつもりでおりますけれども、きょうは寒冷地の問題を主題にしたいわけでありますので、前座の意味で少し承っておきたいわけであります。  総務長官は、公務員の給料が高い、こうお考えかどうか。世の中が景気がよ過ぎまして……

第75回国会 内閣委員会 第6号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○大出委員 皇室経済法の問題に入ります前に、先般、予算の分科会で私が総務長官に質問をいたしました問題で、ちょっと答弁が的外れの感がありましたが、四の五の申し上げなかったのですけれども、わが方の所管ではない。これは所管でないのは、沖繩海洋博が通産省ということだからという意味だと思うのですが、あそこで例の沖繩闘牛、メキシコ闘牛を沖繩に持ってくるという問題で、関係各省と相談をして、その結果をということになっているわけですが、実はいまだにどういう結果になったかという御返答も聞いていない。それで時期的な七月という制約もあるわけでありますから、他に機会がございませんと、ある意味の社会問題にもなりかねぬとい……

第75回国会 内閣委員会 第7号(1975/03/18、33期、日本社会党)

○大出委員 私は、実はきょうは、あしたの知事選がなければ沖繩に行く予定でおったのです。なぜかと言いますと、きょう理事会でも申し上げましたように、これは電話でございますが、現地の諸君とも何遍か話してみましたが、これはかつての北富士以上の大変なことになる、めったなことで現地は引く気配はないという判断をするからであります。北富士にしても、早くやればあれだけのことにしないでもいろいろ手が打てたはずだという反省が残るわけでありまして、これからでもますますけが人が出てくるのではないかという気さえ実はするのであります。  そこで、いませっかく話が出ましたから、最初に聞いておきたいのであります。いま一〇五ミリ……

第75回国会 内閣委員会 第8号(1975/03/25、33期、日本社会党)

○大出委員 前からのひっかかりがあります問題、幾つか先に承っておきたいのでありますが、総務長官お見えですから、例の沖繩の闘牛問題ですが、メキシコ闘牛、それを、うたい文句としてはポルトガル闘牛にするというお話でしたが、私は、メキシコフェスティバルという一つの行事を踏まえているので、妙なことになると思っておったのでありますが、メキシコ大使館の方をお呼びになってお話をされたということでありますが、その結果、これは大使館が協賛団体でございますから、その後、回答その他を含めまして、どういう結果になりましたのか、経過の御説明をいただきたいのであります。

第75回国会 内閣委員会 第11号(1975/04/03、33期、日本社会党)

○大出委員 いろいろな問題が山積をしている外交案件についてでございますが、何しろ選挙をやっているさなかでございまして、何かどうも少しピントが合わぬ感じがいたしますから、この国会に他に機会がないわけでもありませんし、実は、できるだけ長い質問をと思って、大分資料を持ってまいりましたが、要点質問に切りかえたい、こう思っております。  そこで、在勤法が主題でございまして、かかわり合いのある幾つかの問題がございますから、そこから入らしていただきたいと思います。私の方には、ベトナムあるいはカンボジア等の問題をめぐりまして、いままで再三再四質問を長い年月してきておりますから、うんと言い分があるのでありますけ……

第75回国会 内閣委員会 第13号(1975/04/18、33期、日本社会党)

○大出委員 冒頭に、少し整理をさしておいていただきたい問題がございますので、総務長官に承りたいのですが、春闘というようなことで、それぞれの権利主張をなさる諸団体がおいでになるわけでございまして、その意味では要求書というふうなものを総務長官あてに職員団体関係の方々が出しておるわけでございます。  そこで、できれば私は、悪循環を重ねるこの種の、ストライキをやる、さて処分が出る、実損回復を求めるというような、ILO等を介在いたしましていろいろなことになっているわけですけれども、そういうことは避けたいという気がするわけでありまして、そこで懸案になっている幾つかの問題について何とか解決の方向をひとつお考……

第75回国会 内閣委員会 第15号(1975/05/07、33期、日本社会党)

○大出委員 どうも人事院が定年制めいた報告ですか、何しろけさここへ来ていただいたものですから、中身が何かさっぱりわからぬ、新聞で見ただけですけれども、きわめて不親切な報告をいただきましたが、中身はいろいろこれまた問題があります。  どんどんやめさせますというと、最近は共済組合ですから、国鉄なんかまさに共済組合がパンク寸前です。これは一体どういうのかわかりませんが、そう簡単に見過ごすわけにいかない、恩給と絡みますしね。さらに、大臣の俸給の一〇%返上か何か知りませんけれども、にぎやかに新聞に出ておりまして、どういう意図かよくわかりませんが、これまた賃金そのものに絡みます。まして、この春闘のさなかで……

第75回国会 内閣委員会 第16号(1975/05/08、33期、日本社会党)

○大出委員 あらかじめ断っておきますが、どうしてもこれは法務大臣にお出かけをいただかなければ、御答弁をいただいても、所管の大臣ということになりますと稻葉さんでございますので、事の性格上決着がつきません。局長さんに御答弁いただきましても、大臣たる行政長官においでをいただきませんと、政府の責任ある答弁になりませんから、この点はあらかじめお断りしておきたいのであります。  そこで、最初に二つ承っておきたいのでありますが、提案理由の説明の中で「昨年十一月六日に提出された行政監理委員会の許認可等に関する改善方策についての答申事項のうち、法律の改正を要するもので今年度分として成案を得たものなどを取りまとめ……

第75回国会 内閣委員会 第17号(1975/05/22、33期、日本社会党)

○大出委員 冒頭に、確かめておきたいのでありますが、私の手元に、許可、認可等の整理に関する法律案に対する修正案、こういうのがございまして、「許可、認可等の整理に関する法律案の一部を次のように修正する。第五条を削り、第六条を第五条とし、第七条から第十二条までを一条ずつ繰り上げる。」あと附則第一項にございますものの施行期日等の変更。これが実は外国人登録法にかかわる一切の条項をこの法律案から削る、こういう趣旨でございますか。
【次の発言】 したがいまして、議事の進め方としては、後刻この修正案の採択をいただくという、そういう前提でという質問をさせていただきたいわけであります。したがいまして、許可、認可……

第75回国会 内閣委員会 第21号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○大出委員 外務大臣に承ってから坂田長官に承るのが筋のような気もするのでありますが、最近、長官サイドで数々の問題が表へ出ておりますから、そういう意味で最初にひとつ聞かしていただきたいと思います。  長官がおつくりになったんだろうと思うのでありますが、「防衛を考える会」という会があるようであります。どういう中身のものかつまびらかにいたしませんけれども、新聞の報ずるところによりますと、四回目の会合をお開きになった。そして国際情勢を分析をされた後で、日米安保体制のあり方を中心に討議をして、特にベトナム後の朝鮮半島の軍事情勢について多くの意見が出されて、日米間の事前協議の問題として、「朝鮮半島に武力紛……

第75回国会 内閣委員会 第22号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○大出委員 関連して。  私も中路君も、ともに何遍も調査をしているわけでありまして、私の選挙区の隣ですぐに見えるわけですから。  そこで、四十四年の異常放射能事件。いま議事録を頼んでありますが、たしかハドックではなかったと思うのですが、サーゴ号でしたか、愛知さんが外務大臣のときでした。大変な異常放射能が記録をされて、新聞に大きく出たわけであります。片っ方でドックで工事をしていて、いろんな鉄片を切断するので、そちらの方のやつが計量計に入ったのではないかとか、いろんなことを言われた。ところが、これは詰めたらどういう結果になったかというと、それまでは高圧線を入れてなかった。私が調査に行ったら五本高圧……

第75回国会 内閣委員会 第25号(1975/06/18、33期、日本社会党)

○大出委員 このたびは御奇禍に遭われた後でございまして、昨日の六時半からということでございましたが、お医者さんのおっしゃることは聞かなければいけませんので、まげてきょうに延ばしていただきますように私どもみんなで委員長に話をしたわけでございますが、お元気そうでございますから安心をいたしましたが、どうかお大事にお願いしたいと思います。  ところで最初に、これはけさほど私どもの党でもこの際一言触れておけという話でございますから触れさしていただきますが、国民葬の際に総理が暴行をお受けになったという、この奇禍にかかわる件につきまして、どうも穏やかでないことでありまして、昨年は私どもの委員長成田も一つ間違……

第75回国会 内閣委員会 第26号(1975/06/20、33期、日本社会党)

○大出委員 私は、今回のこの機構改革、つまらぬことをまた官僚の小手先だけでやるものだと実は思いまして、こういうばかなことをするからどうも科学技術庁が非科学技術庁になってしまうので、こういうものは何をどう言われても通すべきではない、こう思っております。特に参議院の方にお願いして、保革伯仲の有効性を御発揮いただいて、何とか懇談会なんてものをやっておるわけでありますから、その結論でも出てから、ゆっくりひとつ子々孫々に至る百年の大計どころではない抜本的なこの国の科学技術行政を考えて、その上で機構というものをどうするか、これが筋だと思っておるわけであります。  そこで、そういう立場で承りたいのであります……

第75回国会 内閣委員会 第31号(1975/07/30、33期、日本社会党)

○大出委員 休会のところをお集まりいただきまして大変恐縮でございますが、事が国家公務員あるいは地方公務員の皆さんの生活にかかわる問題でございます。かつまた最近の新聞関係の方々が取り上げておられる中身からいたしましても、大変全国の公務員の方々が心配をしておられまして、一体ことしの勧告の扱いなどというものはどうなるのだろうか、こういうことでたくさんの連絡も来ておりまして放置するわけにまいりません。あわせて人事院の勧告が、新総裁、藤井総裁の手で行われる日にちも間近に来ておりますので、あえて御足労をおかけした、こういうことでございまして、ありがとうございました。  そこで、まず最初に承っておきたいと思……

第75回国会 内閣委員会 第32号(1975/08/19、33期、日本社会党)

○大出委員 このたびの勧告をめぐりましては、私がこの間大平大蔵大臣に承りましても、人事院の独走は許しがたいなんということを平気で言うわけでありまして、新聞紙上にあらわれる各種論評もしきりに公務員の賃金が高い、高い――一つも高くはない、生活困窮の度をきわめているのにそういう論評でございましたから、そういう中で大変詰めた作業をなさいまして勧告を出していただいたわけでありまして、その労をまことに多といたす次第でございまして、その意味では感謝を申し上げるわけでありますが、ただ、公労協並みという、まあ横目でにらんで出さなければうそになるだろうと、こういう答弁を総裁はいたしましたが、その意味ではまことにも……

第75回国会 内閣委員会 第33号(1975/08/26、33期、日本社会党)

○大出委員 時間がきわめて短いわけでございますから、なるべく能率的に質問をさせていただきたいと思っております。  日米会談その他を経まして、大臣、どうも大変御苦労続きのところにこの委員会に御出席を賜りまして大変恐縮でございましたが、事防衛、外交、裏表でございますので、そこから入らざるを得ないという気がいたしますので、お許しをいただきたいと思うのであります。  そこで、日米共同声明並びに共同記者発表なるものが出されたのですが、これは中に問題点が幾つもございますが、その前段に、私、四月三日に大臣にこの席で御質問申し上げたのでありますが、四月三日というのは、ちょうど九日でございましたか、大臣がアメリ……

第76回国会 内閣委員会 第1号(1975/10/28、33期、日本社会党)

○大出委員 この質疑に具体的に入ります前に、スト権問題に関しまして、けさの新聞に意外なことが載っているわけでありまして、この秋に決着をつける、結論を出すという政府方針は、昨年すでに確認をした五項目の中にあります。きょう、私どもの党の国対でも、関係のあるあらゆる機会を通じて政府の物の考え方を承っておこう、実はこういうことになっておりますから、きょうは恩給と給与とを審議するわけでありますけれども、スト権つまり労働基本権というのはその前提でございまして、そういう意味で承りたいのであります。  昨年、二階堂官房長官と総評大木事務局長の間でいろいろな取り交わしがございました。時間がございませんからここで……

第76回国会 内閣委員会 第3号(1975/11/11、33期、日本社会党)

○大出委員 最初に行政管理庁に承っておきたいのでありますが、その前に、私がここに持っておりますのは朝日新聞なんですけれども、この朝日新聞に「行き過ぎた身上調査」という記事が載っております。ことしはどっちを向きましてもなかなか就職難で、学卒初め皆さんが職探しに大変懸命な状況にございます。私なんかもたくさん頼まれて往生している一人ですけれども、そういう時期でございますだけに、この新聞が取り上げておりますような、行き過ぎた身上調査などというものが間々あり得るわけであります。実はプライバシー等の問題をめぐって、IDカードその他について行管の方々に私、何遍か質問をしてきたところでございますが、そこまで触……

第76回国会 内閣委員会 第4号(1975/11/13、33期、日本社会党)

○大出委員 私は、この設置法改正案は取り下げていただきたいと実は思っているのです。それで抜本的にこの考え方を変えて、改めて提案をすべきである、これが私どもの考え方でありまして、藤尾委員長以下佐々木長官も大変御熱心でございますから、やむなく質疑をすることになっているわけでございますけれども、国会終盤で混乱をすれば、その機会にはひとつ参議院でつぶしてくれと言おうかといま思っておるわけなのであります。  というのは、いろいろ問題が実はございまして、表街道から一つ物を申し上げておきますと、日本の科学技術行政の出発は、いわばアメリカ式な方式で出発をしているわけでありますけれども、その本家のアメリカの側が……

第76回国会 内閣委員会 第5号(1975/11/18、33期、日本社会党)

○大出委員 時間の関係がございますから端的に承りたいのですが、事と次第によりましては、動燃事業団の工事発注責任者あるいは動燃事業団の当時の担当理事、さらに発注先の工事請負者などをこの委員会に参考人としてお呼びいただきたいと実は思っているわけでございますが、その前に一つだけ、この間の質問と別の面で関連がございますから聞いておきたいことがあるのであります。  「むつ」を佐世保に持ち込むことについて、長官はできるだけ早く修理体制に入れるようにしたい、何か年内ぐらいには片をつけたい、こういうお考えがあるような感じがするのであります。後の質問者の質問等とも関連をいたしますので、もう一遍改めて承りますが、……

第76回国会 内閣委員会 第10号(1975/12/16、33期、日本社会党)

○大出委員 大変たくさんの同僚委員の皆さんが質問を続けてきたわけでございますから、ほとんど問題は出尽くしているのではないかと思います。その意味では、何遍も同じ答弁をいただくようなことになりはせぬかと思うのですけれども、事の性格上、ひとつがまんをしてお答えをいただきたいと思うわけです。  承りたいことは実は山のようにあるわけでありますけれども、何しろ三時間というきわめて短い時間でありますから、できるだけしぼって承っていきたいと思うのであります。  そこで、最初に承っておきたいのは、FXにかかわる、つまり次期戦闘機にかかわる問題でありますが、どうも最近の動きを見ておりますとおもしろくない話ばかり入……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/05/27、33期、日本社会党)

○大出委員 ひとつ坂田長官に念を押しておきたいのですが、この委員会はロッキード問題の真相を究明する委員会ですね。したがって、いわゆる次期対潜哨戒機なるものの防衛的見地からというのではなくて、真相を明らかにする、この責任があるわけですね、本会議の議決でございますから。  そこで、長官、そういう意味で何よりも積極的かつ懸命にこの真相解明をお図りになる責任があなたにあると私は思っている。次期対潜哨戒機をめぐる問題ですから、これはつまりあなたの管掌なさる組織内部の問題。そこに国民的な大変な疑惑が生じている、こういうわけです。そうすると、身に降りかかる火の粉でもある。ならば、あなたがきわめて積極的かつ能……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号(1976/06/17、33期、日本社会党)

○大出委員 どうも御苦労さまです。社会党の大出俊でございます。大庭さんがここにお見えになるというのも当委員会では最後になるのじゃないかと思いますので、大変重要な問題を含んでおりますから、率直、簡単に、真実は一つしかないわけでございますから、ぜひひとつ国民の皆さんの前に御解明をいただきたいというように思うわけでございます。  そこで第一に、いまお話がございました三月一日の大庭さんの証言が終わりました夜の原田代議士をめぐります御発言の訂正、この件についてちょっと重ねて承っておきたいのでありますが、この電話は、荒舩予算委員長も電話口に出て大庭さんと話をしたということなのか、あるいは荒舩さんの声が聞こ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第20号(1976/08/05、33期、日本社会党)

○大出委員 大臣、私はいろいろこれは方々で聞いてみたのだけれども、不納得なんですよ、幾らそう言われても。あなた、余り力むとなお不納得だ。だれとだれとだれが出たのですか。私は、同じ時期に、週休二日制とあなたはおっしゃるが、週休二日制は私の専門ですから、ロッキード特別委員会と並行して内閣委員会をやっているのだから、植木総務長官が所管なんだから、全部話は聞いているのだ。一番最初のころあなたが、そんなもの、週休二日なんてやると日本が滅びるなんと言ったという話まであるのだから。しかし、あの晩は、私の質問で週休二日は決まってしまっているんだから、そんなはずはないと私は思っているので、だれとだれとだれが出た……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第30号(1976/09/09、33期、日本社会党)

○大出委員 三、四十分時間があるそうでございますので、主としてP3Cにかかわる幾つかの問題について承っておきたいのであります。  その前に、ミグ25が函館にやってまいりまして、まあフォックスバットなどと西側では言っておりますが、私の心配が一つございますので、ロッキード問題と絡みまして承りたいのであります。  と申しますのは、衝動的に防衛問題を論議するというのは、一般的に言って私は非常に危険だと思っているわけであります。ベトナム戦争終局の後の朝鮮半島にかかわる問題などもそうでございましたが、そういう意味で、この問題をめぐりまして、私がロッキード事件全容解明の中で一番重点に思っておりますのは、トラ……

第77回国会 内閣委員会 第3号(1976/03/02、33期、日本社会党)

○大出委員 恩給法にかかわるたくさんの問題を抱えているわけでありますけれども、当委員会の所管である給与法に絡みまして、やがて勧告も出てくる予定だと思うのでありますが、せっかく文部大臣お見えをいただきましたので、主任制度をめぐって、給与法と絡みましていわば当委員会のお荷物になりそうでございまして、この委員会では給与法をぶっつぶさなければいかぬわけですから、そういうことになりそうでございますから、そこをまた、人事院規則なんていって、くだらぬ話で、人事院もどこかで逃げようなんて考えているけしからぬ根性がございますから、これまた見過ごすわけにはまいらぬという気がいたします。そういう意味で、先にこちらの……

第77回国会 内閣委員会 第5号(1976/05/06、33期、日本社会党)

○大出委員 国家公務員災害補償法案がしばらくぶりで出ているわけでありますが、きょうは、実はそれに絡みまして、本来これは労災見合でございますから、労働省の方々にお見えをいただいたわけでありまして、どうも週休二日制などをめぐりましても閣僚懇の中で労働省が反対だということを実は耳にするわけでありまして、不可解な気が  いたします。これらの問題を堀り下げたいと思っているのでありますけれども、この後、この委員会は法務省にかかわる法案の審議もしなければならぬ委員会でございまして、そのときにいきなり問題提起をするのもどうも唐突でございますから、労働省の皆さんに、警察庁の方の時間の関係もございまして、ちょっと……

第77回国会 内閣委員会 第6号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○大出委員 本会議が間に入る予定でございませんでしたので、大変時間が窮屈になってまいりました。在勤法そのものにつきましても、数字を含めましていろいろ問題があるのでありますけれども、なるべく簡略にしていきたいと思っています。  いずれにしても、この在勤法は、出先の皆さんのこともございますからこの国会で何とか通したいというふうに思っているわけでありますが、何しろ大臣が忙し過ぎる状況にありますので、こちら側で困っているわけであります。したがって、先に少し関連をして幾つかの問題を片づけさせていただいてから在勤法に触れたい、こう思っております。  そこで、いま横浜川崎直下型地震ということで、中央防災会議……

第77回国会 内閣委員会 第9号(1976/05/18、33期、日本社会党)

○大出委員 珍しい法律が出てきましてね。あったものをなくして、また出す、こういうわけでございますが、訟務局をつくるというわけですけれども、これは考え方を最初に一つだけ聞いておきたいのです。  かつて訟務局をなくすという法律案をこの委員会に出して、私がかなり質問をしたわけですけれども、そのときに、訟務局の性格上、一課から六課までがございましたが、五十八名ぐらいの人たちがやっておったわけです。最近の事案のふえ方その他から言って、一省一局削減とは言いながら、どうもそのしわをこの局に寄せるというのは解せぬのだけれどもやっていけるか、直接的に国民の利害にかかわるのだし、なかなか進行しないで国にかかわる訴……

第77回国会 内閣委員会 第11号(1976/06/10、33期、日本社会党)

○大出委員 かつて増田さんが防衛庁長官の時代に、白書を出したらどうかという質問を私は、佐藤総理の時期ですが、本会議でいたしまして、何とか出したいという実は答弁がございました。その後、防衛庁内部のいろんな事情がございましてまとまりませんで、中曾根さんが防衛庁長官のときにょうやく第一回の白書がまとまったわけであります。今回が久しぶりで、また二回目の白書を坂田さんのお手元で大変御苦労されておまとめのようであります。いずれにせよ、できる限り今日的防衛庁の考え方なり――これだけでわかるものじゃありませんけれども、装備の現状なり周辺の状況なりを国民に知らせるという意味で価値あるものだという気が私はするので……

第77回国会 内閣委員会 第12号(1976/07/14、33期、日本社会党)

○大出委員 時間の関係もありますから、なるべく能率的に承りたいのであります。  人事院の給与局の次長の角野さんあたりが、地方人事委員会の諸君を自治省が集めた席上においでになって、期末手当が〇・六ぐらいおっこちる、これは必然的な趨勢だという決定的な話をしている。いまも、同僚の上原議員に承りましたが、共同通信の記事で地方の各紙が一斉に取り上げていた、こういうわけでありまして、これは七月二日ですから、人事院の給与局の次長がそういうことを言ったということで私のところに方々から問い合わせが来て、電話でどうなんだとえらい騒ぎであります。  私も、人事院が確かにこの公務員の賃金そのもののストライキ権にかわる……

第77回国会 内閣委員会 第13号(1976/07/29、33期、日本社会党)

○大出委員 行政管理庁の皆さんと厚生省の方々の御都合があるようでありまして、実は給与を先に質問させていただいて、七月に出された勧告が行管所管でございますので、絡んでそれに触れた質問をと思ったのでありますが、逆にさしていただきまして、植木総務長官、藤井人事院総裁お見えでございまして、恐縮でございますけれども、先に二、三十分そちらへ触れさせていただきたいと思います。と申しますのは、救護施設という施設が全国百四十五ばかりあるわけでありますが、今回の勧告の中身にその問題が触れられているわけでありまして、基本的な問題が幾つかございますので、行管の考え方をまず承りたいのであります。  まず、どういう趣旨で……

第77回国会 内閣委員会 第14号(1976/08/11、33期、日本社会党)

○大出委員 大変一般的不況という経済事情の中でおまとめになった勧告でございまして、そういう意味では、人事院の皆さん並びに集計その他に当たられております総理府の皆さん方に、御苦労さんでございましたという意味での御慰労を申し上げたいわけでありますが、大きな問題が幾つもございまして、順次承ってまいりたいのであります。  実は、きのうの閣議で当委員会にかかわる問題が三つほどございまして、一つは現在の天皇の在位五十周年ということでの記念祝典をおやりになるということのようであります。これも総務長官所管でございますから、旧来いろいろやりとりもございましたわけでありまして、少し承っておきたいのであります。  ……

第77回国会 内閣委員会 第15号(1976/08/26、33期、日本社会党)

○大出委員 坂田長官は中立堅持だそうでございます。ところで、こんな政治情勢なんですけれども、自衛隊は大丈夫ですか、皆さんの方は。
【次の発言】 どうも与党の皆さんにクーデターがはやるものですから、何々グループなどという方々も組織の中にはおいでになるわけでございまして、そこらはひとつシビリアンコントロールの実をぜひ上げておいていただきますようにお願いをしておきたいわけであります。  そこで、こういう時期でもございますからできるだけ能率的に、きょうは特にねらいを持たずに長官のあるいは防衛庁の考え方、物の判断等を少し承っておきたいと思っているわけであります。  そこで、まず朝鮮半島をめぐるトラブルが……

第77回国会 予算委員会 第15号(1976/02/17、33期、日本社会党)

○大出委員 時間がありませんから、簡単に質問いたしますが、サインをした伊藤専務と大久保専務にその領収証を持ってきたのはだれですか。簡単に答えてください。
【次の発言】 伊藤専務は、最初は松井さんと言った。二番目にぽんと変わりまして、クラッター氏だと言った。あなた、クラッターを御存じですか。
【次の発言】 そこで、申し上げておきますが、ここに私がチャーチ委員会から持ってきた資料がございます。時間がありませんから、問題を提起して、あなたのぴしっとした御答弁をいただきます。  伊藤さんと大久保さんが、ピーナツ、ピーシズ、ユニット、こういうことで署名をいたしたわけでありますが、実は、金はロッキードから……

第77回国会 予算委員会 第20号(1976/03/01、33期、日本社会党)

○大出委員 大出俊でございます。  きょうは、私の伊藤さん、あなたに対する質問のあなたのお答え、また同僚の楢崎委員の質問に対するあなたのお答えがいわば正反対に食い違うところがございます。したがって、そこらの食い違いは一体どういうことなのか。私は、質問の結果、なお大きく食い違うのであれば、大久保さんとあなたと二人出ていただいて質問をさせていただきたいのであります。この点は、結果がそうなれば委員長にそうお願いしたいわけです。  そこで、まず第一に承りますのは、伊藤さん、あなたが社長室長におなりになったのは四十四年だと思いますけれども、何年におなりになって、何年までおやりになっておりましたですか。そ……

第78回国会 内閣委員会 第1号(1976/10/07、33期、日本社会党)

○大出委員 委員部の皆さんにお願いしますが、与党の方がどうも目に入らないということだというと何か形が整いませんから、ひとつ連絡をしていただくようにお願いをいたしておきます。でないとどうも、にもかかわらずなぜ質問をやったかなんと言ってまた後ろの方から怒られるわけであります。  委員長にもあわせてお願いをいたしておきます。
【次の発言】 ところで、きょうはミグの問題などを中心にしてということでありまして、ミグ25の問題が一つ、さらにFX、PXLにかかわる問題も差し迫っておりますから、あわせて承りたいと思いますし、最後に、これは外務省の皆さんともかかわり合いを持ちますが、駐留軍に働かれる皆さんの賃金……

第78回国会 内閣委員会 第2号(1976/10/12、33期、日本社会党)

○大出委員 本会議の時間もあるようでありまして時間を詰めましたので、論争しておりますと時間がなくなりますから、きょうは主として、外務省が考えておられる考え方を聞かせていただきたいと思っております。  小坂さん、大変しばらくでございました。幾つも問題があるんですけれども、最初に提案されました法律について二、三承っておきたいと思いますが、ベトナム社会主義共和国の日本国大使館の規模あるいは派遣人員等、どのくらいのものになっておりますか。
【次の発言】 これは政令によってとりあえず承認をした、したがってということになったように思うのでありますが、私も議席を得て以来外国歩きを余りしておりませんけれども、……

第78回国会 内閣委員会 第4号(1976/10/21、33期、日本社会党)

○大出委員 理事会でいろいろ議論をいたしました結果話がまとまったわけでありますので、実はきょうは二、三時間じっくり聞かせていただこうと思ったわけでありますけれども、要点をしぼりまして質問をいたしたいのであります。  本来なら経済企画庁等にもお出かけいただいて、人事院が官民比較をするその前の民間給与というのが消費者物価に大きく依存をいたしておりますから、その一番出発である消費者物価指数というものの、つまり根源にさかのぼって実はきょうは承りたいと思っていたわけであります。というのは、人事院に少しこの辺でいまの官民比較という方式を再検討する必要がありはせぬかという根本的な問題を私は抱えているからなん……

第78回国会 内閣委員会 第5号(1976/10/26、33期、日本社会党)

○大出委員 附帯決議をつける関係がございますので、最初に人事院に一つ質問があるわけでありますが、週休二日制の試行の段階になっているわけでありますけれども、これは九月までということではないかという気がするのでありますけれども、予定としては一体どういうことになっておりますか。
【次の発言】 だから来年の九月で切れる。いままで総裁と私とのやりとりからすれば、一年試行をやってみる、まあ、その間いろんな問題があるだろう、あるだろうが、その経験の上に立って、まずいところもあったり、いいところもあったりするのでしょうけれども、調整をして、いままでの筋からすれば、本格実施に入っていくというのが筋だと私は思って……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 内閣委員会 第9号(1977/04/07、34期、日本社会党)

○大出委員 長年の懸案でございました恩給の実施時期につきまして、数年前に私の議員立法の形で実施時期を繰り上げたことがあるのですが、これが契機になりまして毎年一カ月ずつ早まってまいりましたが、今回は予算委員会、与野党伯仲という段階を迎えまして、妙なところで四月になりましたが、受給者の皆さんにとっては、これは大変喜んでおられるわけでありまして、御同慶の至りであると思っておるわけでありますが、ただ恩給全般を見直しまして、実はいまだに問題があり過ぎるわけであります。幾つか大筋について承りまして、総務長官以下の御回答をいただきたいのであります。  いま公的年金全体について総理府には調整機関があるわけであ……

第80回国会 内閣委員会 第10号(1977/04/12、34期、日本社会党)

○大出委員 採決の時間もあるようでありますから、急いで聞きますから、急いで答えてください。  この間、週休二日に関する長い質問を続けましたが、まずもって大蔵省に承っておきたいのでありますが、金融制度調査会に数々の諮問をしている、この順番がある、したがっていつ審議ができるかということについての見通しが立たない、こういう趣旨の答弁でございましたが、それじゃ困るのでありまして、諮問をしたのは少なくともこれは政府、大蔵省でございますから、諮問した側の意思によって、やろうとすれば左右できないはずはない。そこで、恐らく公務員の方の週休二日の問題も進んでいるわけでありますから、試行もやっているわけであります……

第80回国会 内閣委員会 第12号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○大出委員 文部省設置法改正案そのものもいろいろありますけれども、実は、本来この委員会が議論すべきもの、言いかえれば、この委員会に提案をして法律改正を求めなければならないものを、皆さんがやみをやりまして、ごまかしまして、文教で扱っております国立学校等の法律の附則で、いわゆる総定員法ですね、総定員法は正式名称ではございませんけれども、これをちょっと直しておこうというかご抜けみたいなことを行管はよくやるので困るのです。前回二回、前科二犯でございまして、しかと念を押して、あなた方はそういうことをしないと約束をしたわけでありますが、人がかわるとすぐまた約束違反をする。したがいまして、実はきょうは総理に……

第80回国会 予算委員会 第6号(1977/02/14、34期、日本社会党)

○大出委員 質問が大筋で三つございまして、いずれも少し承らなければならない羽目になっておりますので、できるだけ要点につきましての御答弁をいただきたいのであります。  最初に、在韓米軍の撤退問題をめぐりましての防衛、外交にかかわります問題を少し承っておきたいのであります。  ところで、先般、朝日新聞だと思いましたが、いま国防会議の事務局長さんでございましょうか、防衛庁の前次官久保卓也さんから、撤退反対に関する論文が出されておりました。これは昨年の十一月十一日の朝日新聞でございますが、「日本の安全のうえからも、アジアの安定という立場からも、在韓米軍の削減、とくに地上軍の撤退は安易に考えられてはなら……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、日本社会党)

○大出委員 この間ソウルの地下鉄問題の質問をいたしましたが、持ち時間が十分ですから、LNGの問題を省きまして地下鉄問題一本にしぼります。また住友商事の問題も、初めて聞いたから調べるというお話でございましたが、これも後に残します。  そこで経済協力基金に承りたいのですが、ゆうべ御説明に来られた大島理事がお見えでございますから、総裁よりもきのうやりとりをした当の御本人の方がはっきりしますから、大島さんにお答えをいただきます。  二点承りますが、第一点は、ソウルの地下鉄は四十八年五月十三日に韓国調達庁と三菱の間で契約が結ばれました。このときに経済協力基金には車両のわかる専門家は一人もいなかった、ゼロ……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/03/03、34期、日本社会党)

○大出委員 大変時間が短いわけでありますけれども、毎日新聞さんなども地下鉄の問題をお書きになりましたので、きょうは避けて通るわけにいかなくなりましたから、運輸大臣にもお見えをいただいたり関係大臣にお出かけいただきました。  どうもけさの新聞を見ますと、協力基金の方も、銀行のかわりみたいな、注文が出たら金を払うということしかやってこないのに、何か悪者みたいに協力基金が責められて被害者だというような記事も載っておりまして、余り基金を責めても、何にも知らなかった人たちに御迷惑ですから、きょうはひとつ大臣、顔をそろえていただきましたから、責任をとっていただこうと実は思っているわけであります。かくて、新……

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/03/10、34期、日本社会党)

○大出委員 二十分ぐらいの時間でございますから、簡単にお答えをいただきたいのでありますが、私、実は恩給関係あるいは国家公務員共済、地方公務員共済、あるいは私学共済、農林漁業年金、援護等々がございますが、ここらの問題についてただしておきたいのでありますが、その前に、この政府見解によりますと、議員立法なんていうことを政府はおっしゃっておられるようでありますが、恩給関係等でもそうでありますが、審議会等々もございます。ここらは、いますでに法案が提案されておるところが各委員会それぞれございます。そういう関係を踏まえて、社会保障関係の方については、法案の取り扱いについては政府見解で触れていないのであります……

第80回国会 予算委員会 第23号(1977/03/16、34期、日本社会党)

○大出委員 きょうは四回目の地下鉄に関する質問をさしていただきますので、きわどいところまで実は申し上げたり承ったりしたいのでありまして、ぜひひとつこれは逃げないで御答弁をいただきたいのであります。ただし、残念ながら日立の社長さんあるいは御関係の方がおいでになっておりませんので、そこにお逃げになるということに結果的にはなるのかもしれませんけれども、私は、四十八年の当初から、国見的な大変大きな、日韓両国それぞれに大きな疑問を持ってきた問題でございまして、韓国国会でも調査委員会等を設けた先例もございます。したがって、国民の皆さんに対する責任という意味で決着をつけたいのでありますが、大臣諸公にも御出席……

第81回国会 内閣委員会 第2号(1977/08/10、34期、日本社会党)

○大出委員 大変御苦労さんでございまして、私も例年のことでございますけれども、この勧告をおまとめになる人事院の作業過程に従いまして、何回か非公式なやりとりもしておりますから、その意味で人事院が考えておりました考え方がどの程度の勧告、額になるかということの見当もほぼついておりまして、まあ大体六・九二ぐらいだろう。まあ六・九二ぐらいだろうと考えて、さて、金額にするとどのぐらいになるんだろうか。私がはじいてみましたら一万二千四円という数字が出てまいりました。公務員共闘の方々お見えになりましたから聞いてみましたら、大出さん言うように六・九二ぐらいだろうというので、こちらの方の計算を承りますと一万二千八……

第82回国会 内閣委員会 第6号(1977/11/17、34期、日本社会党)

○大出委員 冒頭に正示委員長に承っておきたいのですが、珍しいことですけれども、給与法を抱えて寝てしまおうなんて話が出てきましたり、参議院の方で防衛二法が通らないと困るから、それまで参議院に給与法を送らぬでおこうじゃないかなどということが耳に入ってくるものですから、それならついでだから審議でもとめて二日ばかりここへ座っていようかという気にもなるのです。私に前科があるそうで、地方公務員の定年制法案、私トップバッターで地方行政でやり合って、野田武夫自治大臣、長野行政局長時代に、審議をとめて二日座っていたら廃案になってしまいました。どうせ皆さんが給与法を抱えて寝てしまうと言うのなら、同じことだからそれ……

第82回国会 内閣委員会 第7号(1977/11/18、34期、日本社会党)

○大出委員 昨日の残り時間ということなんでございますが、一つ、二つ冒頭に承っておきたいのです。  F15イーグルにかかわるこれは防衛庁見解なんだろうと思うのでありますけれども、お出しになったわけでありますが、念を押しておきますが、これはどういう手続をおとりになったのか。つまり、先般福田総理御出席の委員会で、私ちょっと聞いておりましたが、みごとにどうも国防会議にかかっていないということで、政府としてはまだ白紙だという大変都合のいい使い分けでお逃げになっておりましたが、そうすると、これは、この見解もやはりまた政府としては白紙で防衛庁見解だ、こう言うのですか。

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/13、34期、日本社会党)

○大出委員 外務大臣おいでになっていますね。けさの新聞にもちょっと出ておりますけれども、例のハイジャックに関する釈放犯人六人に関する旅券を外務省が出していたということであります。これは現地に行っておられた、大変御苦労さんでございましたが、石井政務次官、外務省の橋本参事官、バングラのマームド参謀長、こういうふうな方が当時いろいろ話し合われて、生命の安全という意味でこういう措置をとったということなんでありますけれども、私どもが聞いている限りは、出していないということを何回も外務省は言っておられたわけでありますけれども、大変どうもこの点は不見識だという気がするのであります。これは国民の皆さんの感情も……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/14、34期、日本社会党)

○大出委員 御苦労さんでございます。  きのうこの委員会で、私は藤野さんに改めて証人ないし参考人でおいでいただくということで理事会で御相談いただくことになっておりますから、きょうは別な角度でという理事会のお話でございます。  ただ、私は一般論として、外国法人、三菱の皆さんもたくさんの外国法人をお持ちでありますけれども、これらの法人に累積をされているドル、利益に基づくドルでありますが、これを徴税当局が捕捉しかねている現状であります。したがって、これは対国民ということになりますと、何とかして正確にこの利益はとらえて捕捉しなければならない、徴税をしなければならない、これは責任があると思うのです。そう……

第83回国会 予算委員会 第2号(1977/12/17、34期、日本社会党)

○大出委員 大出俊でございますが、皆さん大変お忙しいところをお運びいただきましてありがとうございます。三菱の社長さんには先般にもおいでをいただきましたが、重ねてどうも御苦労さまでございます。  私は、実は地下鉄の関係につきまして前後六、七回、本委員会等を通じて取り上げてきておりますので、国民の皆さんが持つ疑惑というものもございますし、あるいは商社活動を責任を持っておやりになっている皆さんの立場からいたしましても、いつまでもこういうことが尾を引き続けるのでは、大変やりにくいことになるだろうという気もいたしますし、かつまた、詳しく調べておりますだけに、国際競争というものの激しさといいますか、むずか……

第84回国会 内閣委員会 第12号(1978/04/13、34期、日本社会党)

○大出委員 恩給等にかかわる質問をさせていただきまして、残り時間で、ちょうどいま春闘のさなかでもございまして、特に週休二日制問題が長い懸案でもございますので、それらに触れた質問をさせていただきたいのでありますが、ついては、一時間ぐらいは恩給の質問になると思うのでありまして、人事院の総裁及び関係の皆さんにお出かけをいただきましたが、週休二日制にかかわる問題は後半になると思いますので、お忙しい方方に各省からおいでいただきましたので、その間はお外しをいただきましても結構でございます。あらかじめお断り申し上げておく次第であります。  今回の恩給法を一べついたしまして、私も横浜の市長選挙などというやぼ用……

第84回国会 予算委員会 第7号(1978/02/04、34期、日本社会党)

○大出委員 大臣の答弁ですが、そうでたらめ言っちゃいけませんよ。私は全部調べてわかっているんだ。二日の日に矢野さんの質問で、ここで収支試算をめぐってあれだけの議論になった。これは重税キャンペーンじゃないのか、減税反対キャンペーンじゃないのかと。そうじゃないと。審議は中断をする。理事会を開いている。私に言わせれば、そこにおいでになる大蔵省の局長さんは三悪人。いつの間にか理事会の横の方に座って、にやにやしているわけでしょう。その前に記者諸君がちゃんと聞いている。先月これをつくり始めた。三日の朝刊にということはちゃんと初めから打ち合わせ済みじゃないか。三日とは何だ。各党の代表質問が一巡をする朝、ぽん……

第84回国会 予算委員会 第10号(1978/02/08、34期、日本社会党)

○大出委員 冒頭に、急を要しますから、これは新聞のまま持ち込みまして恐縮でございますけれども、私ども神奈川、横浜、横須賀住民等に大変衝撃を与えております本日の夕刊の記事がございまして、これについて所見を承りたいのであります。  夕刊が報じておりますところによりますと、クレーター米海軍長官、この方が七日に米海軍の軍事委員会、これはプライス委員会でございます。民主党のプライスさんの委員会でありますが、ここで米海軍の軍事情勢報告並びに軍事予算の説明を行った。この中でクレーター海軍長官が、わが国の横須賀を母港としている第七艦隊の空母ミッドウェー、これが、米国の戦略抑止力の部分をなす核攻撃用空母あるいは……

第84回国会 予算委員会 第12号(1978/02/14、34期、日本社会党)

○大出委員 大変な名演説の後でございまして、困るわけでありますが、時間が大変短いのでございますから、ずけずけ要点を申し上げまして、私はこの文書は撤回をいただきたい、こういうふうに思っております。かつまた、石橋さんが質問いたしました栗栖発言にも触れたいのでありますが、これも責任ある処置をおとりを願いたい、こう思っているのであります。  そこで、法制局長官に念のために承っておきますが、この戦力についての統一見解、佐藤達夫法制局長官の時代の近代戦争遂行能力というのがいろいろな変化をいたしてまいりまして、四十七年十一月十三日の参議院の予算委員会で、吉國さんから、最終的に近代戦争遂行能力というものと多少……

第84回国会 予算委員会 第14号(1978/02/16、34期、日本社会党)

○大出委員 これははっきりしておかぬと困るので、当時のやりとりというのは第七艦隊中心の議論なんですけれども、海の場合、配置の変更、タスクフォースという単位で変更した場合に事前協議の対象になる。タスクグループというのはありますけれども、空母が一ついて周りに何隻かの船がいる、タスクグループ、それは対象になりませんから、タスクフォースといったら何十隻という大変な船になる。そんなものが平時には入ってこない、はっきり言い切っているわけですね。それから陸上の場合一個師団、これが事前協議の対象です。一個師団が出たり入ったりするなんということは平時じゃない、だから平時には対象にならない。戦闘作戦行動、これも平……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/04、34期、日本社会党)

○大出委員 先般のこの席における私の質疑に対しまして防衛庁がお出しになりました「F―15及びP―3Cを保有することの可否について」というこの文書を改めて出し直す、こういうことでございました。したがって、どういうふうな文章をどういう理由づけでお出しになるのか、明らかにしていただきたいのであります。
【次の発言】 これは大変苦しい言いわけを幾つも交えた文書になっているわけでありまして、先般の文書は一枚半くらいでございますから、三くだり半とは言わぬまでも全くこれは簡単なものでございまして、だから余りあらは見えないのですけれども、今度は長々とお書きになりましたが、これはえらい長いですね。いま聞いていま……

第84回国会 予算委員会 第21号(1978/03/06、34期、日本社会党)

○大出委員 締めくくりというわけでありますが、その締めくくりの最初に、これは何としても総理から明確な御答弁をいただかなければならない問題がございます。  同和問題でございますけれども、これは私ども理事会等通じまして、総務長官が担当でございますが、この稻村総務長官の予算分科会における答弁がございまして、これは事もあろうに
【次の発言】 前向きの御答弁をいただきまして、当問題の解決、並びに大変御苦労なさっている皆さんの将来へのよりよき問題の展開ができる、そんな気がいたします。  ただ、いまのお答えの中に一、二点承っておきたいことがございますが、ここで、積極的に努力すると、こういう表現をお使いになら……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/06、34期、日本社会党)

○大出委員 園田外務大臣がどこかほかへ出ていきましたから、いきなり質問をと思いましたが、先に、ソウル地下鉄に絡みます問題についてちょっと承っておきたいと思います。  国税庁長官に先ほどお願いをいたしてありますが、私が何回か今日までソウル地下鉄問題を取り上げてまいりましたが、なおその後の調査をいたしておりまして、チェース・マンハッタン銀行であるとか外換銀行であるとかいうところの金の出ということについて、いかなる口座名であるか、あるいはそれがどういうふうに流れたか、あるいはチャンイル・エンタープライズ社の手数料二億二千万円がどうなっているか、これは実は国税庁がお調べになっている四商社、三菱初め四商……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第3号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○大出委員 海部八郎氏の再逮捕ということになったわけでありますが、これいみじくもその逮捕理由を見ますと、海部メモ、RF4Eという二つですね。これは、RF4Eも衆議院の段階ではたしか私が重ねて何回か質問をしてまいりましたが、ほかの方々からはほとんど質問が出てなかったと思うのであります。海部メモ、これまた私が提起をいたしまして、これは大分勇気が要りましたが、一貫して詰めてきたわけでありますけれども、その二つが再逮捕の理由ということなんでありまして、それだけに実は、抽象的なことは申し上げませんが、具体的に承りたいわけでありますから、表現その他をお考えいただいて、できるだけひとつお答えをいただくように……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第6号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○大出委員 大出俊でございますが、松野さんとは松野さんが防衛庁長官におなりになって以来、私も長い間質問をいたしましたし、お互いに防衛に詳しい間柄でございますから、先ほどの増田さんともそうでございますけれども、私も当時の事情を知り過ぎている人間の一人であります。それだけに長いおつき合いで心苦しい点がありますけれども、問題は国民的な課題として今回真相解明をということでございますから、そういう意味でこれはお許しをいただきたいと思っているわけであります。  ついては、いまのやりとりを承っておりまして、私、非常に短時間の持ち時間でありますけれども、これは非常に不愉快であります。なぜかと言いますと、問題は……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第9号(1979/07/11、34期、日本社会党)

○大出委員 きょうは法務大臣もどうも御都合が悪いようでありますし、外務大臣もお出かけいただけないというわけでありまして、凍結解除というのは当分しなくてもいいのだろうと私は思っているのですがね。  そこで刑事局長伊藤さんに、大臣がおりませんから幾つかE2Cにかかわる問題をまず聞きたいのでありますが、ハリー・カーン氏と海部氏の間の例の密約がございます。伊藤さんは、議事録によりますと、コンサルタント契約だというふうに述べておいでになりますが、メモランダムだというのが海部君自身の言い分でありますから、その意味で覚書だということになるのでしょう。  ところで、検察当局はこの覚書をどこかから入手をしてお読……

第87回国会 予算委員会 第2号(1979/02/01、34期、日本社会党)

○大出委員 いまの山下防衛庁長官の御発言がありますから、これに対して私の見解をまず申し上げて、それから、総理は、E2Cの予算は予算で審議をして通してもらいたい、疑惑は疑惑で解明をしてもらいたい、こういう御発言ですが、私どもは聖徳太子じゃございませんで、最も疑惑の中心のE2C、その予算が十一億五千百万組まれている、これを片っ方で疑惑解明を一生懸命やる、こっちは疑惑に包まれて疑惑ふんぷんたる予算は予算で審議する、そんな器用なことはできませんよ、人間だから。疑惑解明と言うならば、とことんまで解明しなければ明らかになりはしません。こっちで疑惑の中心のE2Cの予算を審議しろ、こっちで今度は疑惑は解明しろ……

第87回国会 予算委員会 第3号(1979/02/02、34期、日本社会党)

○大出委員 昨日、大変御無礼をいたしましたが、竹下委員長の御発言で決着をつけていただきました。  きょうはさらっと御質問を申し上げたいのでありますが、疑惑解明というのは、道筋が大変長うございますから、あわてることはないと思っております。そこで、その前に、先ほどの質問者の御発言並びにやりとりで多少気になる問題がございますので、承っておきたいのであります。  それは、国後、択捉というところにソビエトが、これは栗栖さんの時代には上陸演習という発表をしたのですが、内局の伊藤圭一さんあたりがそうではないという否定をした。大きな問題になりましたが、どうやら内局の諸君がおっしゃったように、つまり上陸演習では……

第87回国会 予算委員会 第9号(1979/02/09、34期、日本社会党)

○大出委員 最初に、前回の私の質問で、一々細かく御答弁いただいてありますが、この御答弁が間々、真実でなくてひっくり返る場面があるわけでありまして、一応の答弁をいただいたわけでありますが、また不十分な答弁もございました。そこで、いま井上委員から聞いていただきましたけれども、前二者の質問の中で三点問題がございますから、それだけをとりあえず決着をつけたいのであります。  まず第一は淡水化プロ、つまり淡水化プロジェクトをハリー・カーン氏と日商岩井の間で契約を結んでつくっている。ここに相当な金が流れた形跡を幾つか持っています。  一体この金はどの部分の金なのかということで調べてみると、いわゆる五十五万ド……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/02/14、34期、日本社会党)

○大出委員 大出俊でございますが、委員長、とりあえずちょっと海部さんに書いたものを差し上げたいのでありますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 それを見て海部さんどうお考えになりますか。
【次の発言】 別に取り上げてくれとかくれるなとか言っているのではないのでして、あなたがこの三十日に記者発表をなさいましたが、このときに、一言で言えば、そう書いてあるのだけれども、私は見たことも書いたこともないと言っているのですね。だから、私はそれを差し上げると、十年来海部メモ海部メモと言われ続けてきたのですから、あなたは十年間見たことも書いたこともないのですから、初めて見たわけだから、もうちょっと初めて……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/02/15、34期、日本社会党)

○大出委員 大出俊でございます。  いま同僚委員が質問いたしておりましたので、これに続いて、最後の質問にかかわる問題点を少し承りたいのですが、いま、どうも新聞が書いたのは誤報だ、こういうふうに郷さんおっしゃいましたが、そうおっしゃられたのではこれはまことに困るわけですね、書いた方もおいでになるのですから。したがって、これは二日にわたって郷さんは話しておられるわけですね。一月の十九日というのがございますし、二日お話しになっておられます。ここで、私読み上げますが、こう言っておられるわけですよ。これは、実は私も同感なんです。なぜ日商岩井のあくどい売り込みを追及しないのかとまでおっしゃっている。ダグラ……

第87回国会 予算委員会 第17号(1979/02/22、34期、日本社会党)

○大出委員 これは議事進行に絡みますから、私が発言しますが、私も井上君の質問を聞いていましたが、江崎さんが園田さんに耳打ちをされた。園田さんがお答えになった。その上でさっきの話になったのですね。  先ほどの話を議事録に見る限りは、翌日の閣僚合同か閣僚会同か、どういう名をおつけになったか知らぬけれども、そこの中身とは違う。だから、これはその意味では食言だと私どもは考えている、相談もしましたが。だから、その会議の主宰者がだれかわかりませんが、聞くところによると官房長官だという。それなら、きょう御出席を先ほど追加をしましたが、間に合わぬそうでありますから、御出席の皆さんで官房長官を含めて御相談をいた……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/05、34期、日本社会党)

○大出委員 この国会の予算委員会におけるダグラス、グラマン疑惑解明についての私の最後の質問になると思うのでありますが、それだけに、どうも大分問題を残しておりますので、きょうはぎりぎりのところまで実は詰めさせていただきたいと思っておるわけであります。海部メモの裏づけなるものなども明らかにしていきたいのであります。  最初に、総理に例のハワイ会談にかかわる部分について一、二点承っておきたいのであります。どうせまた知らないと言ってお逃げになるとは思うのでありますけれども、まあいまになって知っていたと言うわけにもまいりませんでしょうが、代表団の方々が超党派でアメリカにおいでになりましてマーシャル・グリ……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/03、35期、日本社会党)

○大出委員 KDDの、いま安井委員から話が出ておりますこの問題についてしぼって承りたいと思っておるわけでありますが、発馬機の話も出ましたが、時間が残れば一番最後に一、二問承りたいのであります。  国際電信電話株式会社に関する法律の第九条では「会社は、郵政大臣がこの法律の定めるところに従い監督する。」と明文がございます。つまり監督権が政府にある、しかも郵政共済の金が一・九九%出されていますし、電電公社の出資が一〇%あるわけです、現に。だから当然予算委員会に御出席を願わなければならぬということで、古池会長兼今日の社長、さきの社長の板野氏、また社長室長の佐藤という人、当時の参与である保田という方、こ……

第91回国会 予算委員会 第2号(1980/01/31、35期、日本社会党)

○大出委員 これは議事進行も兼ねまして関連質問をさせていただきますが、私も長いことこの問題を論議してきた一人ですけれども、いま初めてあんな答弁を聞いた。いまの条約局長の答弁は、極東の周辺、そういう解釈がある、それがどこまでかということはわからぬ。極東に脅威を及ぼす紛争が起こった、それがすなわち極東の周辺だ。そんな解釈はいままでこの二十年間、一遍もないんだ。ふざけなさんな。議事録、全部調べてみなさい。こんなことで質問ができるか。さっきの答弁は全部違うじゃないか。統一見解出しなさい。だめだ、こんな答弁、いままで一つもない。二十年こっちはやっているんだ。ふざけちゃいけない。議事録出してごらんなさい、……

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/02/05、35期、日本社会党)

○大出委員 短い時間でございますから端的に承ってまいりますが、最初に、金大中氏の事件につきまして総理にまず伺いたいのであります。  昨年十月二十六日の韓国の政変以後、政府、外務省のこの事件に対しまする扱い方が大変変わってきているというふうに受け取れるのでありますが、金大中氏の申請があれば政府は入国を許可するなどという記事も目につきますし、総理みずからがこの問題は政治的決着云々という問題を含めまして御存じでございますから、この金大中氏がもし日本に入国をしたいという場合には、許可をなさるというお考えが基本的にございますか。
【次の発言】 拒む理由がない。公民権はまだ回復されておられぬようであります……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/02/09、35期、日本社会党)

○大出委員 関連して。事を分けて言いませんとせっかくの問題がはっきりしませんから、ちょっとつけ加えますが、御存じのとおりに、日本に関係のない、極東あるいはその周辺という条約上の地域、周辺は条約にございませんが、この地域で紛争が起こっているあるいは戦争が起こっている、あるいは起こりそうである、その場合に、事前協議というのは配置の変更、装備の変更、戦闘作戦行動、三つです、直接とは書いてないが。  さて、津軽海峡を対象にした場合に、日本は攻撃をされていない。いないが、アメリカの意思において封鎖をしようとした。なぜならばペルシャ湾で紛争が起こっている。三海峡の一番近いのは津軽だが、国際海峡だから宗谷海……

第91回国会 予算委員会 第11号(1980/02/15、35期、日本社会党)

○大出委員 四十分という時間でございますから、長い、細かい質問ができませんけれども、最初に、この間私が五つ質問いたしました浦項製鉄所にかかわる疑惑をめぐる問題についてちょっと承りまして、あとほとんどの時間は週休二日制に関する御質問を申し上げたいと思います。  ところで、伝えられるところによりますと、三菱商事は内閣官房からの連絡によって、私が指摘した幾つかの問題に対して一両日中に回答をするというふうなことが私の耳に入っておりますが、政府を含めまして総理がおっしゃった速やかに調査をなさる、この御返答がいただけますかどうか、まず承りたいのであります。

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/02/22、35期、日本社会党)

○大出委員 最初に、通産大臣がいま参りましたそうですから通産大臣に承りますが、浦項の製鉄所にかかわる疑惑につきまして、速やかな調査を総理からお約束をいただきましたが、その後どんなことになっていますか。
【次の発言】 いまの二品目というのは、中身は長いですか。大変長いものならば、きょうはKDDを中心にと思っておりますから、後でその資料をいただきたいのですけれども、そこらは、大変長いものなら時間がかかりますので、後から資料をいただきたいですが、いかがでしょう。
【次の発言】 それでは、後ほど資料をいただいて、その上でということにいたします。  それでは、浦項の製鉄所問題は、二品目について出ていると……

第91回国会 予算委員会 第19号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○大出委員 最初に、私どもいわゆる社公民三党で五十五年度予算の修正案の提起をいたしまして、自民党国対委員長さんあるいは政審関係の方々との間で詰めてまいりましたが、御存じのとおりに当面の結論が出たわけでありまして、これは組み替えということでございませんので、かつまた、政党間の話し合いということでございますから、記録に残りません。したがいまして、ここで総理に確認をお願いをし、かつ、その執行の尊重をお願いをいたしまして明らかにいたしておきたいと存じます。そういう意味で御質問を申し上げる次第でございます。  社公民三党国対委員長と自民党国対委員長との間におきまして、三月三日に昭和五十五年度予算に対する……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 内閣委員会 第10号(1980/11/13、36期、日本社会党)

○大出委員 しばらくぶりで本委員会で質問をさしていただきます。  中曽根さんが四十八年でございましたか、通産大臣をおやりのときに通産省の大きな、今日で言えば大変大きな改革を手がけられたことがございました。九局を七局にする、そして資源エネルギー庁をつくる、こういう筋立てでございましたが、実は私はそのときに非常な心配を一面でいたしまして、最終的には賛成をし、まとめなければということになったんです。これをまとめたのは四月。七月発足でありますが、ところがすぐ追っかけて九月にこの資源エネルギー庁の汚職事件が起こりました。全国石油商業組合連合会専務という方に金をもらった方がエネルギー庁に出てまいりまして、……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/09、36期、日本社会党)

○大出委員 質問に入るに当たりまして、一つ明らかにしておきたいことがあります。  けさの新聞を読みますと、これは渡辺君、あなたの考え方かどうか知らぬけれども、これは国民に対する恫喝だ。しかも、予算を審議する冒頭にいきなりこれを配る。中身は何だ。「歳出の伸び率ゼロなら 福祉・教育の後退必至 大蔵省リスト増税論の浮上促す」「「一般歳出の伸びをゼロとした場合の問題点」(通称ゼロリスト)」これは一体――われわれは、鈴木内閣ができて初めての国会なんだから、大蔵大臣が財政方針に関する演説をするのはあたりまえじゃないかと何遍も言ってきたじゃないか。とうとうあなた方はこれをけ飛ばして応じないでおいて、いきなり……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/11、36期、日本社会党)

○大出委員 審議が順調に進行するかどうかわかりませんが、同僚委員の一昨日九日の憲法問題をめぐります法務大臣発言、その後の経過もあったわけでございましょうが、質問が出まして、もう一遍ここで再確認を総理からいただく必要がどうしてもある。 その結果によって改めて物を判断せざるを得なかろうという気がいたします。国民の皆さんも注視している中心的な問題でもございますので、そこで、法務大臣のこの発言をめぐる一昨日の理事会においての結論、これを三時過ぎのこの再開の場所で総理に御確認をいただいたわけであります。読み上げていただいたわけでありますが、それは総理発言ということで、「法務大臣の憲法改正に関する発言は、……

第94回国会 内閣委員会 第11号(1981/05/07、36期、日本社会党)

○大出委員 私は定年制一本にしぼって承りたいのであります。  給与あるいは恩給、年金あるいはまた定年制、長らく手がけてまいりましたが、退職手当とも密接に絡む問題でございまして、前の事務総長の尾崎さんがいみじくも書いておられますように、拙速に法律で何歳なんというようなことを決めていいはずはないという周辺問題、ほとんど手つかずのままでございますしいたしますので、大変にこれは問題があり過ぎる法案。世上行革の試金石など、中身のわからぬ諸君がそういう言い方をいたしますけれども、そういう性格のものでない。一人の公務員の生活全体を考えていかなければならぬ問題でありまして、そういう意味で定年制にしぼった質問を……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/02、36期、日本社会党)

○大出委員 ただいま四十六条を持ち出されましたが、四十六条は三項ございまして、その真ん中は「隊員たるにふさわしくない行為」と、こう書いてある。彼がしゃべった中身。いいですか、GNP一%論。「一パーセントでは何の意味もない。強いて言うなら、三パーセントなら意味がある」こう言っている。これだけで私は竹田統幕議長が――いいですか。全部これはちゃんと載っているじゃないですか。こんな統幕議長がいてくれては困りますよ。一%、国民の金じゃないですか。税金じゃないですか。こんなに懸命に論議してきたのじゃないですか、皆さんだって。その予算をいまここで審議しようというのでしょう、一%論を中心にして。審議しようとい……

第94回国会 予算委員会 第4号(1981/02/05、36期、日本社会党)

○大出委員 昨日、塚本さんの質問がございまして、けさ各紙が取り上げておりますけれども、昨年の八月に私どものところの稲葉さんの質問に政府が答弁書をお出しになったわけでありますが、この答弁書で、徴兵制度にかかわる、つまり十三条、十八条を引用いたしまして、前提にもちろん憲法そのものあるいは九条があるのでありますけれども、十八条、十三条というところに触れて、現行憲法のもとではそういうことは許容しない、許容できない、つまりできない、こういうことに内容はなっておるわけであります、簡単に申し上げれば。これを十三条だけでいいじゃないかという御質問だったと思います。もちろん、おのおの政党にはそれぞれの主張、色彩……

第94回国会 予算委員会 第11号(1981/02/18、36期、日本社会党)

○大出委員 ただいま通産省から、先般の私の武器輸出に関する質問並びに井上一成議員の武器輸出に関する質問に対する調査結果の回答をいただきましたが、台湾に関する私の指摘について回答がございませんが、そのほか全く私の指摘したとおりである。大屋熱処理が処理をいたしました目新製鋼経由で入ってきております戦車のアーマープレート、つまり装甲板、これと見られるものが輸出されたようであるということになっているわけでありまして、すべてお認めになったようであります。どうも全く知らない……。皆さん、各企業にアンケートをとっている、堀田ハガネ事件が起こって。アンケートをとって日新製鋼だって呼ばれて、あなた方聞いている。……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/03/07、36期、日本社会党)

○大出委員 委員長、若干の資料がございますが、配ることについてお許しをいただきたいと思います。よろしゅうございますね。  二十九年ぶりということでございまして、私はまだ十八年目でございますから二十九年昔は知らないのですけれども、総理は和の政治という政治姿勢をお示しでございまして、この予算委員会の冒頭にそれに対する質疑もございました。総理の所属される党の内部に向かって和の政治なのか、それとも野党を含むわれわれに向かっても和の政治なのかと。そうしたら、いや、皆さんに向かっても和の政治だとおっしゃったはずでありますが、どうもあれは和の政治らしくないのでありますけれども、とりあえず御心境を承りたいので……

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/03、36期、日本社会党)

○大出委員 同僚、先輩各委員の皆さんに大変本日は御迷惑をおかけいたしまして、一時という時間割りでございましたが、頑健なつもりでございましても生身の体でございまして、しみじみそう感じましたが、大変御好意を賜りまして順番変更を願いました。御礼を申し上げ、かつ御配慮に感謝を申し上げる次第でございます。  私、主として中心は仲裁裁定並びに公務員の諸君の賃金、つまり人事院勧告をめぐる問題にしぼって申し上げたいと思っているのでありますが、実は大変私は、これは長い執念めいたものがございまして、戦後のこの国の公務員の賃金の制度の移り変わりのほとんどに直接携わってまいりました。三十一年の公労法の改正のための臨時……

第96回国会 予算委員会 第5号(1982/02/04、36期、日本社会党)

○大出委員 本題に入ります前に、総理に御感想、心情を承りたいことが一つございます。  それは、私、御存じのように選挙区が横浜でございまして、いまから四年四カ月前ぐらいになりますか、厚木基地のファントムが墜落をいたしまして、全く夢にも思わぬ――お住まいになって、二人のお坊ちゃんを抱えて楽しく暮らしておられた当時の林和枝さん、現在の土志田和枝さんでございますが、四年四カ月の闘病生活の末にお亡くなりになりまして、私は隣の選挙区でございますから、隣の伊藤茂代議士に任しておきましたが、余りたくさんの人間が行くのは御迷惑をかけますので……。事情は逐一聞いておりましたし、それなりに物も言っておりましたが、何……

第96回国会 予算委員会 第6号(1982/02/05、36期、日本社会党)

○大出委員 理事会の決定に従いまして、政府から回答がございますまで、私の残る質問時間を留保させていただきます。

第96回国会 予算委員会 第7号(1982/02/08、36期、日本社会党)

○大出委員 御回答をいただきましたが、この四項目のところの、私、三点セットという表現で資料の御提出を求めましたが、最大限の御努力をいただく、日米間で話し合いをして、こうなっておりますので、これを出していただいたところで、一括残り時間重ねて御質問をいたしたい、こう思いますので、残る時間、本日は保留をさせていただきたいと思います。

第96回国会 予算委員会 第9号(1982/02/10、36期、日本社会党)

○大出委員 補正の最後ですから、どうも審議が進まないということになっても困りますから、答弁はひとつ気をつけてしていただきたいと思います。  ファントムという飛行機はございますか。爆装はついておりますか、正式に言えば爆撃装置でありますが。  おまけに、ここでちょっと確かめておきますが、爆装と爆撃装置とはどう違いますか。
【次の発言】 爆装と爆撃装置とは違うということを当時の防衛庁長官が答えまして、説明をして使い分けていたのですが、お答えになりませんが、そのところはどうなっていますか。
【次の発言】 塩田さんは新しいから御無理だろうと思いますから、その辺でいいですけれども、実は当時の答弁はそうなっ……

第96回国会 予算委員会 第11号(1982/02/16、36期、日本社会党)

○大出委員 理事会の御協議もあったようでございますから、三点ばかり質問をいたします。  第一問。今日までの予算委員会理事会等における協議の経過から見まして、五十六年度十三億、五十七年度八十五億のファントムの試改修に関する予算のうち、特に五十六年度の十三億の扱いなどはどうなるのか、お答えをいただきたいと存じます。
【次の発言】 ただいま御答弁をいただきましたが、二問。  先般の私のファントムに関する質問の中で、政府は四十三年の増田防衛庁長官当時、爆撃装置はつけないと答えておりますが、F4ファントム試改修の五十六年度予算の執行停止とあわせて考えるときに、増田長官の発言は今日なお政治的効果がある、平……

第96回国会 予算委員会 第19号(1982/03/09、36期、日本社会党)

○大出委員 締めくくりでございますから、いままで私どもの党がいろいろな質問を続けてまいりましたが、懸案として残された問題が数々ございます。  冒頭の武藤質問等の中では、総理に減税問題を背景とする質問等が行われておりまして、財源は、簡単に言えば、皆さんの政党次元でもひとつ相談してみてくれ、与党の方と一致できるものがあればと、そういうニュアンスのお答えも出てまいりました。また、この件は藤田高敏質問で、宮澤官房長官お見えでございますけれども、総理のこの答弁をとらえて減税問題を詰めたのでありますけれども、政府は予算を提案しているという立場だから非常にむずかしい、しかし政党間で話し合いをしてこういう財源……

第96回国会 予算委員会 第20号(1982/06/23、36期、日本社会党)

○大出委員 たくさん、問題を明らかにしなければならない、国民の皆さんに責任をどうしても負わなければならぬ問題が山積をいたしています。したがいまして、その一つ一つを決着をつけたい。政治倫理の問題、ロッキード全日空ルートの判決も出ておりまして、これも政治姿勢でございますから、国民の皆さんにとってもまさに大きな関心の的と言っていい問題でもございますから、これも明らかにしたい。  また、かつてない大変な歳入欠陥、税収欠陥という形でございまして、八十二兆にも及ぶ国債が発行されている今日でございますから、どういうふうにこの国の財政を再建をすればいいのかという、国債依存から脱却をする道筋は、あるいはかくのご……

第96回国会 予算委員会 第23号(1982/06/26、36期、日本社会党)

○大出委員 二十三日に、私が議院証言法をめぐりまして御質問をいたしましたが、出てまいりました竹下さんの小委員会の案を拝見をいたしまして、大変にこれまた強引千万でございまして、いささか私も唖然といたしましたが、このまま引き下がるわけにまいりません。  そこで、総理にまずもって確認を求めたいのでありますが、それは、私、ここに私と総理のやりとりの速記録を起こして、そのものを持っておりますが、読み上げます。  「〇鈴木内閣総理大臣」、こういうことで「いま私も、当時の上村千一郎法務委員長からその当時の事情もお聞きをいたしました。」聞いておられましたですね、そこで。「で、自民党案として法務委員会に提案をい……

第97回国会 予算委員会 第3号(1982/12/15、36期、日本社会党)

○大出委員 総理に承りたいのですが、いろいろな問題がございますけれども、私に与えられましたのが公務員の賃金、人事院勧告でございますから、それを主題にしたいと思います。  そこで、総理御自身がお考えになって、私、きのう各党の皆さんの質問をずっと冷静に聞いておりましたが、どこからどう考えても、今回の人勧の見送り、閣僚会議のやりとりを新聞で見る限りは凍結という言葉は使っておりますが、それに対するいろいろな意見が出ましたから、見送りというふうに閣議決定のときは改められたようでありますが。  勧告が出ていて、一%予算が組んである。長い慣行を――きょうはこの席に山中さんがおいでになりますが、四十五年という……

第97回国会 予算委員会 第4号(1982/12/16、36期、日本社会党)

○大出委員 私は、長い公務員給与の経過を踏まえまして正論を述べたつもりでおりますけれども、ただいまの総理の読み上げられました中身もございますから、なるべくあとは簡略な質問にしたいと思っております、そうそう運行不能というわけにまいりませんので。  そこで、ILOに関しまする問題が、組合側の提訴等と相まちまして、当面の問題になってまいります。  組合が提訴をいたしましたのは、一九八二年十月十九日付の提訴になっておりまして、シンプソンILO国際労働基準局結社の自由部長という方がおいでになりますが、この方から手紙で千百六十五号事件、こういうことで受理をしたという連絡が来ております。あわせて、この手紙に……

第98回国会 予算委員会 第2号(1983/02/02、36期、日本社会党)

○大出委員 堀田ハガネ、また武器輸出禁止に関する国会決議の話が出ましたので、これは私の当時の質問に直接絡んでおりますから、関連して、論点を明らかにさせていただきたい、こう存じます。  堀田ハガネがあったからと本会議でお答えでございましたが、実はこれは堀田ハガネだけじゃない。私の当時の質問を見ていただければわかります。そのはるか以前にフィリピンに対する手りゅう弾等の信管、雷管等の部品数十万個の輸出もございまして、これは判決が出て有罪になっております。台湾に対するものもございまして、これは私、指摘しておりますが、引き合いの相手方の住所、氏名まで挙げて申し上げてあります。政府は調査したがわからぬとい……

第98回国会 予算委員会 第3号(1983/02/03、36期、日本社会党)

○大出委員 初めに、いま石井さんからお話がございましたが、後藤田さんが、たしか警察庁長官でございましたかね、私も、CIAの国内の活動等につきまして七点ばかり、これはCIA、KGBのぶつかり合いとか、いろいろな事件がございました。田園調布にお住まいになっておりましたローランツ夫妻という方は、香港を出まして、出た記録はございますけれども、羽田に入管の手続がないままに行方不明になった事件などもありまして、自衛隊にかかわるものもございました。これはエージェントの松本さんという方も出てきまして、最後の決着に私も困りまして、ソビエトとアメリカ、両方の諜報機関がかみ合っておりますから、警察庁長官の御出席を求……

第98回国会 予算委員会 第11号(1983/02/21、36期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 先ほどの楢崎質問にちょっと関連をいたしまして、私もどうしても心配になりますから、重ねて承りますが、非核三原則は国是である、国是として堅持する。いまの総理の答弁は、であれば、五十三年とおっしゃいましたかね、国会決議があるというので、私の見解は訂正しますと、こう言う。重要な政策であるというふうに答えている見解を訂正いたしますと言うだけのことで、非核三原則は国是として堅持するとおっしゃらない。中曽根さんのことですからまた後になると、私は私の見解を訂正いたしますと言っただけだ、こうおっしゃりかねないので、ここのところをひとつはっきりしていただきたいのでありますが、国会決議で国是というふうに……

第98回国会 予算委員会 第15号(1983/03/02、36期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 武器の技術供与、技術輸出の問題などにつきまして承りたいのであります。  総理にお出かけをいただきたいというふうに思ったりもいたしましたが、また、全大臣おいでになるところで総理がお答えになっておりますから、そうも思いましたが、一般質問という性格でもございますから、後藤田さんにお出かけいただいて承る。御答弁いただきながら、必要なら総理の御出席もいただきたいし、法制局の長官の御出席もいただきたいと思っております。何しろ世論調査などでも六二%ぐらい私どもと同じ意見で、武器の技術供与は賛成できないという大変厳しい世論もございまして、将来日本が死の商人になることは避けたいという念願を私は持って……

第98回国会 予算委員会 第18号(1983/03/08、36期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 たくさんの問題が議論の上で未解決でございまして、それをきょうは総理に最終的な決着をつけていただきたい、こう思っております。  そこで、まず最初に、人事院の勧告をめぐります問題でございますが、ILOの理事会が勧告をまとめて明らかにいたしました。やがてブランシャール事務局長から政府あてに書簡も来ることになっているわけであります。これをめぐりまして、どうも当初、政府が、六百七十億の人勧に対する引き上げ予算一%を取り崩して補正が通過した、したがって、政府に云々しても効果がないという意味の中身が出てくるというので、大変はしゃいでおられましたが、深谷君にきょうは来ていただこうと思っておりますが……

第100回国会 予算委員会 第1号(1983/09/19、36期、日本社会党)

○大出委員 このメモには載せておりませんけれども、当然のことでございますから書きませんでしたが、政治倫理確立という問題につきまして、最初に総理の所信を賜りたいのであります。  昭和二十二年の五月に新憲法のもとで初めて開かれました第一国会から数えて第百回目の臨時国会ということになります。総理が行革と減税の国会としきりに話しておいでになりますが、どうも行革、もちろんこれは小さい政府をつくる、同氏の皆さんのためにということでやらなければなりませんが、どうも新風がこの行革を評して、中身が全くない、人も減らない、金も減らない。総理、本会議の御演説によりますと、演技過剰ではないか。しかし、これは大事なこと……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会 第5号(1984/02/16、37期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 いろいろ承りたいことがございますが、まず、我が党の田邊書記長の質問にお答えになった中で、私自身納得いたしかねる点もございますから、二、三承っておきたいことがございます。  この新聞の記事によりますというと、北村外務省北米局長さんの答弁なんでしょうな、「米政府から@レギュラスU型ミサイルは現実には潜水艦に実戦配備されなかったA事典の記述は誤り――との回答があったことを明らかにした。」こういうふうに新聞が述べておりますが、ここのところ、ちょっと私もわかりかねるわけでございますので、アメリカ側の回答というのを少し詳しく御説明をいただきたいわけでございます。

第101回国会 予算委員会 第11号(1984/02/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 念のためにちょっと前に申し上げますが、私はこの防衛年鑑、防衛庁監修のようなことになっておる時代にと、こう申しましたが、今のこの回答で創刊号だけだ、こういうお話なんですが、問題は中身が大事ですからこれは余り長くかかっていられませんが、三十三年版でしたか、ここに「この年鑑は、防衛庁監修のもとに、昭和三十年創刊された。」こう書いてありますと、そして「執筆メンバーは、防衛庁」と、こう出てきますと、この年鑑は防衛庁監修のもとに出ている、これは三十三年の年鑑ですけれども。しまいの方に確かに三十年創刊されたとありますが、これは皆さん見ておられぬと思うのです。これは三十三年にしかないのです。だから……

第101回国会 予算委員会 第12号(1984/02/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 配ってください。  ただいま防衛庁長官から以上の説明がございましたが、この自衛官でおる兼信雄一という人でございますが、私は総理に承りたいのでございますが、この人は五十七年の七月に、正当な理由のない欠勤、これを理由に停職六日の処分を受けて退職をした。またまた昨年六月に再入隊した。随分これはずさんな人事であろうということ、これは私は言いわけのしょうがないんじゃないかと思うんですね、国民の皆さんに。警察関係の方々に承る時間がありませんけれども、これは一体国民の皆さんに何と釈明をなさるのかという点が一つであります。  またあわせて、PS1がまた墜落をして三人の方が亡くなられ、九人の方が行方……

第101回国会 予算委員会 第13号(1984/02/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 私が質問を続けてまいりました海軍軍艦事典、そしてまた、アメリカ議会におけるバーク海軍作戦部長証言等に基づきます核の持ち込み、この件に関しまして、自社両党立ち会いのもとに外務省と私との間で詰めた話をという理事会御決定もございましたから、私も出席をさせていただきまして長時間お話し合いをさせていただきました。  その後、引き続きいろんな形での話をいたしてまいりまして、本日もそれなりの外務省の皆さんの御苦心の上の御見解を、まあ大変長いものでございますが、ここにいただいております。よく読ましていただきましたが、その内容が私にとりましては、近く日本周辺に核トマホークの配置という問題もございまし……

第101回国会 予算委員会 第17号(1984/03/05、37期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 主として公務員賃金に関しての御質問を申し上げたいのでありますが、その前に、身近に非常にお気の毒な方がおいでになりますから、大蔵大臣に最初にちょっと承っておきたいのでありますが、所得税法に基づきまして寡婦という定義がございます。私も家内を亡くしましたから夫の方の寡夫でございますけれども、夫の方の寡夫じゃなくて女性の方の寡婦、これは所得税法第二条三十一号に定義がございますけれども、平たく申し上げますというと、死別、生別ということになります。分かれておりますね。  読み上げておきましょうか。  イ 夫と死別し、若しくは夫と離婚した後婚姻をしていない者又は夫の生死の明らかでない者で政令で定……

第101回国会 予算委員会 第19号(1984/03/13、37期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 この国会で核の問題、何回か質問をさせていただきました。また、景気の問題あるいはビールの税金の問題、夫婦別れされた寡婦の皆さんの寡婦控除の問題、いろいろ聞かしていただきましたが、締めくくりという質問でございますから、余り深く入らずに承りたいと思っているわけでありますが、大分皆さんが眠そうでございますから、最初に一、二問承っておきたいことがあります。  総理、日本に核は持ち込まれていない、アメリカを信頼しているから核は持ち込まれていない、しんからそう思っていますか。
【次の発言】 随分そらぞらしい答弁をなさいますがね。どうも閣僚の皆さんの顔を眺めていても、核を三回とも続けて聞いてきまし……

第101回国会 予算委員会 第20号(1984/03/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○大出委員 どうもこの恩給、軍人恩給というのは長いことやってきましたので、苦労してきたものですから、今の議論を聞いていると少し物を言いたくなるのですけれども、別なテーマがありますので、一つ二つ聞かせていただきたいのですが、総理に承りたいのです。  日本に核が飛んでくるとなりますと、中国に行ってこられて二十一世紀委員会、お互いに平和の誓い、こういうことでございますから、中国の核が日本に飛んでくることはないだろうと思うわけでありまして、どうもアメリカから飛んでくることもない。となりますと、これはソビエトの核ということに、これは仮定でありますけれども、ならざるを得ぬだろうと思うのでありますが、ソビエ……


各種会議発言一覧

30期(1963/11/21〜)

第51回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○大出分科員 通産省の方がまだお見えになっていないということですが、最近のエコノミストなどを見ますというと、下請、再下請、つまり一時下請、二次下請、三次下請という形の下請業者の方々が、「最近の不況」という中で「もの言わぬ下請業者」と、こういう表題で相当詳しく実情が述べてありますが、私の耳にする、あるいは目にする範囲で調べてみまして、それがこの際、国有財産の払い下げとからんでおりますので、下請代金が取れないということで、子供を学校をやめさして、会社をほうり投げて、みずからがつとめに行っている、そういう気の毒な諸君がたくさんいますので、いろいろな行政措置の面で、たとえば山一にしても、あるいは大井証……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○大出分科員 松野さんにお伺いいたしますけれども、二次防、三次防、あるいは四次防等をめぐりまして、いわゆる松野構想というのがあるわけでありまして、四十二年からの五カ年計画、二次防の最後をダブらせるということだと思うのです。したがってダブって六年、こういうことだというのでありますけれども、時間がございませんから簡単に御答弁いただきたいのです。その説明の中に断層をなくすというお話だとか、幾つか述べられているように聞くわけでありますが、閣議了解の有無等について御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 国防会議にはかるのはおそらく夏ごろであろううといようなことを言われておりますから、私も予算にか……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○大出分科員 職業安定法違反の問題、特に港湾労働に関しまして、並びに港労法十六条ただし書きの関係で、正規の職業紹介機関を通じないいわゆる青空職業紹介がやみで行なわれておりまして、あるいは戦後処理の一つかもしれませんけれども、場所は、最近片づいたようでありますが、神戸の三宮であるとか、あるいは横浜でいいますと桜木町の駅前であるとか、川崎であるとか、至るところにあるわけでありますが、私の出身が横浜でございますので事情をつまびらかにいたしておりますから、ある意味では全国的ケースではありますけれども、横浜の例をとりまして御質問をいたしたいと考えております。  大体朝の六時ごろから七百名くらいが桜木町の……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○大出分科員 きょうは少し皆さん方に、中小企業のために、特に商店あるいは小規模の共同事業のために、お骨折りをいただきたいと実は思いまして、二点につきまして御質問をさせていただきたいと思います。一つは、ボランタリーチェーンの問題でございます。もう一つは中小企業振興事業団そのものの予算等に関する問題でございます。  ボランタリーチェーン等につきましても、今回は、四十二年七月に中小企業振興事業団法ができましたから、このワクの中に入ってきているわけでありまして、小売り商業連鎖化という項目に入ってきているように思います。そこで昭和三十九年ごろに盛んになりました、これは中小企業基本法制定以後でありますが、……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○大出分科員 たいへん時間がございませんので、簡単にお答えをいただきたいわけでございますが、前二回、私、長官に御質問申し上げております駐留軍職員の方々の退職手当の問題がございまして、日米合同委員会のときに、早川労働大臣がおいでになったときに、アメリカの労働長官に側面的に援助要請をいたしてまいられまして、昨年何とか解決に御努力いただける、こういうことでございました。またストライキ回避という問題とあわせまして、長官にも、マッキー司令官にも御会見をいただいたりしまして、また私のほうも神奈川県知事に御要請申し上げまして、ウイルキンソン参謀長にも会いましたところが、三月ということで期間を設けて延ばしてお……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○大出分科員 たいへんお疲れのところのようでございますけれども、三十分しか時間がありませんから、けりがつかなければまた本委員会ででも、大臣の古巣でございますから、少し時間をかけて質問させていただくことにしますが、大臣、最近いろいろ騒ぎが起こるわけでありますが、公営ギャンブルなるものを所管をされておりまして、御心境のほどはいかがでございますか。
【次の発言】 いろいろな角度からいろいろな批判があり、議論がある、したがってそれなりに検討してみる、しかし結論は出ていない、こういうお話でございますが、たいへん苦慮されておるという感じがにじみ出ているわけであります。その限りでは、どうも私とあまり気持ちの……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○大出分科員 たいへん時間が短いわけでございますので、二点ばかり承りたいのですが、まずその一つは、従来からの政府答弁の中で、核に関するものの考え方がたいへん混乱をしてきておる感じがするわけであります。  そこで一つ確かめておきたいのでありますが、まず昨年の一月の総理の施政方針演説では、われわれは核兵器の絶滅を念願し、みずからもこれを保有せず、そして持ち込みも許さない決意である、まずこれを施政方針で述べておられます。ところでこの発言は、非核三原則が佐藤内閣の基本政策であるという点の内外に対する宣明だと思うのですね。ところでこれは、大平さんの引き続く質問に対する答弁の中で、わが国の核四政策、こう言……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○大出分科員 施設庁長官に冒頭に一つだけ承っておきたいのですが、横須賀の原潜作業について昨日の分科会で御質問申し上げましたが、お調べになりましたか、あのあと。簡単にお答えください。
【次の発言】 時間がありませんから長くは言いませんが、あらためて私の委員会でもやりますが、あのときそういうことをやりとりしたんじゃなくて、駐留軍の労働者の組合の側から防衛庁長官に対して、また施設庁長官に対して要求書が出まして、原子力潜水艦についての直接作業あるいは間接作業はやらせるべきではないんだ、いかがかという要求を出してあります。これに対して皆さんのほうから、原子力潜水艦についての直接作業はやらせないようにする……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会外務委員会連合審査会 第1号(1970/04/13、32期、日本社会党)

○大出委員 関連して。ただいまの御答弁をいただきましたが、私、この日航さんのキャプテンの皆さんなりパイロットの皆さんに、直接具体的に職場で聞いたんです。かんかんにおこっているんですよ、あなたはそんなことを言うけれども。きょうハイジャックが起こるかもしれない、あした起こるかもしれない、にもかかわらず、何ということをするかというので、これだけは何としてもやってくれといって、私は皆さんのほうの職場の方から頼まれた。したがって、私は具体的に聞いてみたら、あの時点で、私は教えられたんだけれども、この週刊誌の一番終わりに、ころがっている人が写真に写っている。ここに写っている。締める地点、ここへ落ちた地点、……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○大出分科員 社会増地域の義務教育施設の問題につきまして、時間もございませんから、端的に御質問いたしますので、そのものずばりをお答えいただきたいと思います。  四十五年の一月ということで、いわゆる社会増対策全国教育長会議から文部省等に対しまして幾つかの要望書が出ているはずであります。まずもってこの幾つかの項目について簡単にお答えをいただきたいのであります。  まず一つは、人口急増地域における小中学校用地取得に対する国庫補助の新設及び整地費補助、これは現行三分の一、予算額三億円なんでありますが、この大幅拡大、こういうことになっているわけでありますけれども、どうもあまり大幅拡大とは思えない実は中身……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○大出分科員 外務省の方にまずもってお伺いしたいのですが、時間がありませんから基地問題にしぼりますけれども、三月三日にリーサー陸軍長官がこれは上院に提出した声明の形になっているようでありますが、補給中継の機能を持った在日米軍基地、これを補給作戦基地という形で沖縄に一元化というような中身を含む上院に対する声明が出ております。その後またレアード国防長官が三百七十数カ所の在外基地についての撤収あるいは整理という問題が発表されておりますけれども、外務省のアメリカ局長さん、この件について、その他何か連絡を受けておられますか。
【次の発言】 私も気になって、日本の国内紙でも、必ずしも正確な報道だけでなく、……

第65回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1971/05/10、32期、日本社会党)

○大出委員 本日はたいへんお忙しいところを御参画いただきまして、どうもありがとうございます。大出俊と申しますが、たくさん問題があるのでありますけれども、時間の関係もございまするし、承りたい方々もおいでになりますようでございますから、ごくしぼって申し上げます。  いまお話がございましたが、予算の説明書によりますと、人と予算というお話なんですけれども、何と九百三十一億しか公害予算というものを組んでいないのですね。これは四十六年度予算の説明書に公害関係でまとめて書いてあるので間違いないのであります。ところが、この中に下水道整備に関する予算が六百億から入っておるのですね。だから正確にいいますと、実は予……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○大出分科員 二つ三つ当面の問題について承りたいのでありますが、一つはきのうですか、閣議で駐留軍の離職者の皆さんに対する離職者対策の概要的なものがきまったように新聞発表がございましたが、これは山中さんのほうの所管かもしれませんけれども、もしおわかりであればそこのところをまずお話を伺いたいと思うのです。あわせて昨年末の予算折衝等にあたりまして、たいへん御尽力をいただきましたが、例の給付金増額問題等につきましては遡及措置その他でなおいろいろ問題が残っておるようでありますが、その辺についてのお考え、並びに特別休職手当、これは制度としての特別休職手当でございますが、年齢制限などまでついておるのを、なぜ……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会内閣委員会地方行政委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1971/12/07、32期、日本社会党)

○大出委員 関連をして質問を少しさせていただきたいのですが、実は私も、これを称して交渉メモというのか、あるいは議事録といっていいのかわかりませんが、日本側の文書というものは私も知っている。これはいかなる官庁であっても、私も官庁育ちの一人だけれども、相手方と話をする、こちら側はちゃんとその記録を、向こうは何と言った、こっちは何と言ったということは全部書いているものなんだ。そうでなければ役人はつとまらぬ。あたりまえのことだ。琉政でいろいろ話し合っても、この四条三項というものについては、琉政自身が百万県民のために非常に大きな責任を感じている。自発的支払いというのは、しかも「均衡を」と書いてあるから、……

第68回国会 外務委員会内閣委員会連合審査会 第1号(1972/04/17、32期、日本社会党)

○大出委員 時間がたいへん短うございますから、言いたいことはたくさんございますが焦点をしぼります。  そこで、総理、また外務大臣、防衛庁長官おいでになりますけれども、「アメリカの政策とアジアの安全保障」と申します、一九六八年、四十三年でございますが、ここでお書きになりましたフレッド・グリーンの著書をお読みになったことございますか。どなたかあったらお答え願いたい。――大臣に聞いておるのです。ほかはいいです。――どうもどなたもお読みになってないとなりますと、先ほど来二、三度グリーンに触れた御発言があり、やりとりがありましたが、お読みになっておらぬでお答えになっているというのはどうも奇妙な現象で、そ……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○大出分科員 この席にも公務員の方々たいへん多いのでありますが、ぼつぼつこのあたりで公務員の皆さんの退職手当につきまして、これは法律的にものを言いますというと、総裁は、わがほうの所管にあらずというようなことを言いかねませんので、それはそれとして、もしそうならば人事局からその辺のことを少し人事院に移していただきたいぐらいの気があるということをまずもって申し上げて、だから法律的にと言わないで、ひとつその辺も踏まえていただきましてお答えをいただきたい、こういう趣旨で前置きをするわけであります。  さて、この国家公務員等退職手当法は、たしか昭和三十五年ごろ手を入れた時期があったと思うのでありますが、以……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1972/03/25、32期、日本社会党)

○大出分科員 幾つも問題がありますが。とりあえずいま郵政省の提起をいたしております郵便貯金の預金者貸し付けの問題につきまして、時間がございませんが、その要点を承りたいわけであります。  最初に、きょうは大蔵省の銀行局長の近藤さん、お見えになっておられます。理財局の次長さん、また資金課長の福島さん、みんなお見えになっておりますから、そこで両方でけんかの討論になっては困るのです、そういう趣旨ではないのです。また農林省の農政局長さんにおいでをいただいておりますので、これは三つどもえにならぬようにお答えをいただく前提でひとつ承りたいのであります。  実は長らく私自身も考えている懸案なんですけれども、こ……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○大出分科員 数々ございますが、何かひとつ御質問をしたいと思いまして一そこで、さっき内閣委員会で、長官の御発言の中に、新しい自衛隊の性格が沖繩の皆さんに理解されず、まことに残念だというお話があったのですが、実は、新しい自衛隊の性格とおっしゃるのですけれども、どうもなかなかそう言えない中身が自衛隊の教育方針その他の中に見られるわけでありまして、ここを実はきょうは三十分承りたいのであります。  実は、私、最近、気がついて、「日本の防衛」というのを読み直してみたんです。ところが、この中に、日清、日露の戦争に勝ちまして、日本というのは列強の仲間入りをした、第一次大戦で戦勝国に加わって、たいへんりっぱに……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○大出分科員 増原長官が前に四次防をめぐる私の質問に答えて、五次防はやりますかと言ったら、五次防も当然検討いたしまして設定をすることになると存じますという答弁がございました。当時新聞にも載りました。そこで中期防衛計画なるものの検討をなさっておりますが、これは一体どういうものでございますか。
【次の発言】 そう答えていただければいいのです。ところで四十九年度を目標にと言いますが、防衛計画そのものは一つの年度を目標にしただけではできない。つまり戦略見積もり、つまり情勢分析ですね。分析をするという立場から見ても単年度で分析はできません。国際的な流れを踏まえての情勢検討ですから。そうなりますと、これは……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○大出分科員 米澤総裁に承りたいのですが、時間がありませんから、三十分ということですから要点だけにいたしまして、いずれ逓信委員会等でまたひとつあらためて伺わさせていただきたいと思います。  公社が料金局その他をつくって、コンピューターに基づく料金請求をやるようになりましてから何年ぐらいになりますか。
【次の発言】 その間に料金の請求金額が、自分で使った使用経験から見て高過ぎるのじゃないかということで、間違いがあるのじゃないかという問題提起が相当あったのじゃないかと思うのでありますが、そういうことでいろいろ問題が起こったケースはどのくらいございますか。

第71回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○大出分科員 たいへん短い時間でございますから、少し能率的に承ってまいりたいのでありますが、まず一つは、先月の二十一日の内閣委員会で、ベトナムから岩国に帰ってまいりました海兵隊の航空師団、スカイホーク四十機ぐらい帰ってきております関係で訓練空域、しかも専用の訓練空域を新たに設定してもらいたいという米側の強い要請が根底になりまして、どうも認めてしまいそうに見えるので、また軍事優先という問題が世の中の大きな話題になりますから、せっかく雫石の事故以来、航空交通安全緊急対策要綱をつくった運輸省の立場等も考えまして、あるべき姿ではなかろうということで実は質問をしたのでありますが、きわめて近い時期に結論を……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○大出分科員 三十分という時間ですから、厚生省の皆さんは間口がたいへんお広いわけですから、たくさんの問題をかかえておりますけれども、時間があれば問題を二点にさしていただきたいのですが、できれば一点にしぼって承りたいと思います。  そこで、厚生省は狂犬病予防法などの所管をなさっておられるわけでありますが、そういう意味で、飼い犬あるいは野犬、こういうふうな形で犬をとらえたときに、いま全国に野犬と称するものはどのくらいおるとお考えでございますか。
【次の発言】 ひっとらまえる、こういうお話なんですが、なかなかひっとらまえる人も少のうございまして、横浜で飼い犬条例その他の関係がございまして見ております……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○大出分科員 時間がありませんから簡単に承りまして、大蔵大臣の御意見を承っておきたいのであります。  問題の焦点は、米軍に提供している施設の中に、農林省の開拓財産という形の耕地がある。永小作権に類する小作権をすでに持っている七十万坪くらいの広いところであります。所有者、つまり関係者はたくさんおりますが、そういう農地の払い下げを早急にやってもらいたい、こういう農民諸君の要求がございまして、神奈川県自体もその方向で何としても進めたい、こういう県議会のやりとりの答弁が出ております。したがって、これは非常に気の毒なケースでございますから、この際解決をはかるべく努力をしなければならない筋合いだと思います……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○大出分科員 問題点が二つございまして、一つは夜間中学の問題でございます。  一昨年でございましたか、私、夜間中学問題のこまかい質問を時間をかけていたしたことがございます。そのときに文部省の皆さんのほうも、少し予算をつけてもらえぬかという私の質問に対して、新聞にもこれはあの当時出たのですが、たいへん難色を示しておいでになった。しかし、幸い四十七年から調査費を皆さんにおつけをいただいた。これはわずかな調査費ではございますが、たいへん助かっております。感謝申し上げるところでございます。この夜間中学がその後どうなったかという点を最近調べてみましたら、消えかかっておったのでございますけれども、どんどん……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○大出分科員 いまの長官の説明を聞いておりまして、ちょっと気が変わりましたから、その件について質問いたします。  いま、二千三百八十九億九千三百万円ですか、海上自衛隊の予算の説明がありましたが、さて昨年度の海上自衛隊の艦船でございますが、大きなものをいえば十隻くらい認められているわけであります。これ、ほとんど発注できないんじゃないですか。発注しておりますか。どうなっておりますか。
【次の発言】 これは三菱重工、川崎重工等でございましょうが、皆さんの考えておられる単価とメーカー側の単価との開きが三〇%から四〇%ありますね。まず第一点承りたいのは、してみると、四次防の四兆六千三百億円、とてもこれじ……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○大出分科員 短い時間でございますから、できるだけ簡単に御質問をいたしますが、簡単にまた御答弁をいただきたいと思います。いずれ私の委員会であらためてひとつこまかく承りたいのでありますが、一つは急を要する問題でもございますので、とりあえずお聞きをしておきたいと思うわけであります。  第一点は、横須賀線の戸塚という駅がございます。大船の手前でありますが、あの戸塚の駅と保土ヶ谷の駅がございまして横浜駅でございますが、こっちから行けば横浜、保土ケ谷、戸塚、こういう駅の構成であります。横浜―保土ヶ谷間はわずか四分くらいでありますが、保土ケ谷―戸塚間はたいへん時間がかかるわけでありまして、このまん中に東戸……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○大出分科員 ちょっと通告をしてあります質問の中身と変わった点もありまして、さっき緊急に連絡はいたしておきましたが、きょうは声わずらいをいたしまして少し声がかれておりますから、聞きづらい点はお許しをいただきたいと思います。  まず最初に公社の皆さんにお伺いをしたい点が二点ございます。中身はここに公社の予算にかかわります業務委託会社に対する出資計画がございますけれども、この中で一つはポケットベルの業務に関する委託会社、これに出資額で一億四千万円、これは八社に対してでございますが、それから末端機器の販売、保守の委託会社に七千五百万円、これは二社でございます。この二件をめぐりまして、公社並びに監督官……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○大出分科員 きょうはお忙しいところを南部さん、川口さん、平出さん、お見えをいただきまして恐縮でございます。ちょっと声わずらいをいたしておりましてお聞きづらい点があると思うのですが、お許しいただきたいと思います。実は分科会の性格上、地元のことが中心になって恐縮なんですが、どこにもあることでございますので、そういう意味でひとつお答えをいただきたいと思うのです。  一つは道路公団にかかわる問題でございまして、こちらのほうは、まあ私から少しお話し申し上げれば大体結論が出るだろうと思うのであります。もう一つの住宅公団にかかわる問題は、これは南部総裁、たいへんお忙しいところをお運びいただきましたが、総裁……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○大出分科員 大蔵大臣の通達が出されまして、土地買いに対する開発公社に関する規制の問題が新聞に出ておりますが、これをどこまで本気でやるのかという点につきまして、いささか私ども納得いたしかねる点があるわけであります。  そこで、自治大臣に承っておきたいのでありますが、いま各自治体の開発公社、これは学校の建設あるいは住宅の建設に相当大きな役割りを果たしているわけでありますが、土地の先買いにメスを入れる、そうして土地の換金売りを促す、ここまでのことを大蔵省が考えるとすれば、旧来の開発公社のやってきた役割りをどう評価しているのかという点がたいへん大きな疑問になります。したがって、大蔵省にはいずれ質問を……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○大出分科員 春闘を前にいたしておりますから、関連をする幾つかの問題を承りたいのでありますが、きょうはいささか声わずらいをいたしておりまして、たいへんお聞きいただきにくい質問になりますので、お許しをいただきます。また、大臣の顔を見ると、あんまり質問がしにくくなるのですがね。昨年末はたいへんお世話になりました。たいへん御尽力をいただきました。御礼を申し上げておきます。  ところで、昨日の新聞に、この国の労働者の実質賃金の低下に関しまする労働省の月例報告みたいなものが出されております。つまり、ここでいう四%の実質賃金の減というのは、昨年の十二月あるいはいまからいうと昨年の一月ごろからの毎月勤労統計……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○大出分科員 たくさんあるのですが、時間がありませんので、考えましたら一つにしぼりますので、ひとつ御返答いただきたいのであります。  実は、諸物価高騰のおり、まだ国会でもあまりこまかい質問が出ておりませんが、食品関係あるいは菓子工業会等の関係の製品がたいへんな実は値上がりをいたしておりまして、これは話にならぬ値上がりであります。わずか一カ月で、菓子などは倍になってしまっている商品もたくさんございます。したがって、お菓子屋などというのは、せっかく売り上げたということで、金を持って仕入れに行きますと、二割ばかりが利益でございますから、それで生活する、その利益を全部吐き出してみても、最初のいまあった……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○大出分科員 たいへんおそい時間なので、かえって恐縮でございますけれども、この文部省通達をめぐりまして、ある町を二分する傷害事件まで起こった争いがなお続いております。子供に与えるたいへん大きな影響も一面ございますので、きょうは短い時間ではございますが、文部省の責任というものを明らかにしていただきたいという観点で、御質問をいたします。  場所は、山梨県の県境にきわめて近い、もちろんこれは神奈川県でございますが、津久井湖を囲みまして、裏丹沢に広がっております藤野町という町がございます。ここには三つの中学がございまして、藤野中学校という中学がまん中にありまして、両方に佐野川、牧野という中学がございま……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○大出分科員 なかなか福田大蔵大臣にものを承る機会がございませんで、少ししゃべり過ぎて声わずらいをしておりますけれども、基本的な問題について少し承っておきたいという気がするのであります。  春闘をさなかにいたしておりますが、何よりもまず原則は物価の安定をはからなければならないわけでありまして、下げなければならぬ、こういうことになると思うのであります。実は、安定成長への原油の輸入の抑制という福田さんの新しい構想が新聞に出ておりますが、そこで私一番気になりますのは、どうも外貨が減っていくという中において、かつ円安に当然なっていくわけでありますが、そこからくる新しい大きなインフレ要因というものを、別……

第75回国会 外務委員会内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/16、33期、日本社会党)

○大出委員 宮澤さんに承りたいのですが、この核兵器の不拡散に関する条約、この真のねらいというのは一体何でございますか。改めて承りたい。
【次の発言】 重ねて承りたいのですが、この条約の表題は、もう一遍言いますが、要するに核兵器不拡散条約なんですね。つまり、その限りは、拡散をさせないという核兵器の不拡散に関する条約、書いてあるとおりであります。核兵器をこれ以上拡散をさせない、そういう条約、それにいろいろなことがついているということ。そもそもこの事の起こりというのはアメリカとソビエトでありまして、二つの核超大国の間で話し合われまして、これが国連に持ち出されてオーソライズされた、それで各国に働きかけ……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○大出分科員 動物の保護及び管理に関する法律に基づきまして、短い時間ではございますが、少し承りたいのであります。  これは総理府の皆さんが御存じのとおりに、私自身の立案でございまして、委員会発議の形をとっていただいて成立をさせていただいた法律でございまして、そういう意味では、実は私も共通の責任を負わなければならぬ一人でございます。  ただ、この法律が通りまして、大変たくさんの方々の関心がこの法律にございまして、手紙、電話引きも切らぬようなことに実は今日なっておりまして、できた結果として、こんなにもたくさんな方々に関心があるのかということに、かえって予想以上に私、驚いているわけでありますが、それ……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○大出分科員 短い時間でございますから、なるべく簡単な御答弁をいただきたいのでありますが、きのう実は本会議の席に、大臣から私に申し上げたいことがあるということだったというので課長さんお見えになりまして、新聞にいろいろ書いてあるけれどもそれはみんなでたらめで、防衛庁は何もやっておりません、国会でも終わってからぼつぼつ調査団をというようなことを考えているのだというお話なんで、実はむかっとしたのですよ。私もきのうきょう防衛を始めたのではないので、大臣が文教にお詳しいと同じ意味で、私はそこらの戦車の写真見たり飛行機の写真見たりして、これは何だと聞かなければわからぬわけではないのです。後から坂井君にいろ……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○大出分科員 大臣、たくさんあるのですけれども、珍しく今回は建設省設置法が私の委員会にないものですから、こちらへ出てきて聞かせていただきたいのであります。  実は、京浜地区に地震が来るというので、昨年十二月二十七日に地震予知連絡会から、震度五の地震ということで、それは大変迫っているという萩原会長からのいわば予知が行われております。一生懸命地震を追っかけて質問をしてきたのですが、そこらじゅう空振りでございましてね、大臣。どこから聞いても、建設省をしてと、こうです。  ポイントだけ申し上げます。さて横浜、川崎、品川というこの地域は、慶安地震という地震が慶安時代にございまして、以来三回有名な地震が起……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○大出分科員 二つ三つ承りたいことがあるのでありますが、けさからたくさん質問がすでに出ているのだとは思いますけれども、どうも被害者の一人ですから一言言っておかなければならぬのですが、新幹線です。これはもう次々に出ている問題だと思いますけれども、これはひどいもので、私は、国鉄労働組合なり動力車労働組合なりのそれなりの主張というものをよく読んでおりますから、そういう論点はわきまえた上でありますけれども、ともかく現状放任ができない。私の資料によりますと、昨年の七月一日から八月十日までの四十一日間で、ダイヤどおりに走ったのはわずか十六日しかなかったという、これは確かに冷厳な事実であります。最近また何と……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○大出分科員 三十分という大変短い時間でございますから、端的に承りたいのです。なお、いま新聞紙上等で取り立てて大変やかましい議論になっております地方財政の硬直化に伴いましての人件費の問題等々につきましては、きょうも少しは触れますが、改めて私の委員会で少し長い時間をかけてやりとりをしたいのであります。この間、まあお忙しいところだからやむを得ぬのですけれども、給与課長さんしかお見えいただかなかったわけでございまして、公務員部長さんも財政局長さんもお出にならぬ。元凶があらわれぬものですから議論がいたしにくかったわけでございまして、この次は必ず御出席をいただきたいのであります。できれば大臣もお運びを願……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○大出分科員 厚生大臣に承る機会がこの国会ほかにございませんので、後々の質問の前提ということで、論点は少し多いのでありますが、ポイントだけきちっとお答えをいただきたいわけであります。なるべく要点を申し上げますので、時間がありませんから簡単な御答弁で結構でございます。  そこでまず最初に、救護施設あるいは養護老人ホーム、また特別養護老人ホーム等々施設がありますが、たとえば寮母さんのような方の定員の基準でございますけれども、私は結論を先に申し上げておきますが、この基準は変えなければならぬはずだというのが私の結論であります。  そこで、まずこの基準というのは、例を特別養護老人ホームにとっていただいて……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○大出分科員 大変短い時間でございますので、単刀直入に承り、かつどういう対策を具体的におとりをいただけるのかという点を聞きたいのであります。  本題は、昨年の十二月の二十六日から七日にかけまして、川崎市の元木町というところを中心にいたしまして、大変な地盤の隆起が過去十年、顕著なものが五年続いているということで、国土地理院が所管をいたしております、事務局をお持ちになっております地震予知連絡会、萩原さんが会長でございますが、ここが、直下型地震の可能性があるということで、文章は大変気をつけてお書きになっておりますが、そのときの討議の中身も調べてよく承知しておりますが、実は大変な不安が増幅をされている……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○大出分科員 ただいまの農林省の予算に係る問題で質問をいたしたいのでありますが、その前に、文部省の方、厚生省の方がお見えになっておりますから、大臣にまずもって承りたいのでありますが、動物実験というのがございます。科学的な実験あるいは医療的な実験、獣医師さんがおやりになる獣医医療という意味の実験、たくさんございますが、この実験動物の取り扱いにつきまして何か法律上の規制がございますか。実は昨日厚生大臣に質問いたしましたら、総括的には厚生省の所管になるだろう。だが、たとえば獣医師さんが獣医医療という面で実験をする、それは大臣の方だ、あるいはまた国立の病院というようなことになると文部省だ、こういうお話……

第78回国会 内閣委員会恩給等に関する小委員会 第1号(1976/10/19、33期、日本社会党)

○大出小委員 そんな取ってつけたような答弁したってだめだよ、あなた方。調整規定というのは何で調整規定かというと、調整すると書いてあるから調整規定だ。そうでしょうが。調整で、スライドではないというわけだ、二条ノ二というのは。だからその条文を調整でなく変えればいいだけのことで、物価が入っていようと給与が入っていようと、みんな入っているんだからいいんだ、そんなことは。その中のどれを中心にして制度化するかということは、予算要求の手法として裁量の枠だよ、これは。それじゃ二条ノ二読んでごらんなさい。そんなわけのわからぬ答弁したってだめだ。当時恩給審議会の新居会長さんとさんざんぼくらやりとりしてきたんだから……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 内閣委員会恩給等に関する小委員会 第1号(1977/04/08、34期、日本社会党)

○大出小委員 私、きのう委員会で長い質問をいたしましたが、そのときにすでに申し上げましたように、恩給審議会の当時の会長であった新居さんが、当時内閣委員会に出席をして、私の質問に答えられまして、政府が恩給法二条ノ二という法律修正をしておいて、しかもその二条ノ二そのものについての解釈権を持たずして、それを審議会に解釈をしてくれと言って諮問をするというふざけたことになっている、そこで審議会は、にもかかわらず解釈権を審議会として付したんだ、それがつまり、年齢別三本立ての仮定俸給表というものを、これは不合理だから一本にしろ、一本にした上で制度化すべきであるということにしたんだ、少なくとも政府が諮問したん……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○大出分科員 最初に、これは書類がございますので、ちょっと大臣に差し上げたいのですけれども、よろしゅうございますか。――冒頭に承りたいのですけれども、労働者災害補償保険法という法律の目的は一体どういうことになっておりますか。
【次の発言】 その迅速にということなんですが、四十七年に起こった労働災害に対しまして、今日まだ等級も決まっていないということ、その間、この災害を受けた労働者は、見るに見かねる状態で病床になお呻吟している。きょうも電話をかけましたら、奥さんが川崎まで薬を取りに行っているわけでありますが、一日に二十何回も便所通いをするので、わざわざ二階に便所までつくって行かなければならぬ。本……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○大出分科員 最初に、外務省北米局の安保課長さんにおいでいただきましたから、大きな視点について一、二点承っておきたいと思います。  四日の日でございますが、新聞にも記事が出ております。私も前から承っているのですが、外務省に安保政策企画委員会ですか、おつくりになったようでありますが、ここでアメリカの世界戦略に対応する日本の立場というのを総合的に安全保障政策という意味で研究する。ここで注目すべき問題は、核兵器の、戦略核などを含めまして、ミサイルギャップならミサイルギャップというのはどっちの方に向いて、どう広がっているのだということになるんですけれども、現在の段階では、米ソの逆転現象というのは、つま……


36期(1980/06/22〜)

第98回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○大出分科員 しばらく魚の問題から手を放しておりますけれども、全水連という組織がございます。これは水産庁の皆さんにすればお得意様でございまして、おいでにならぬと成り立たぬわけであります。生産者側は幾ら魚をとりましても、売ってくれる人がなければ成り立たぬわけでございますから。正式には全国水産物商業協同組合連合会、こういう名前がついていまして、会長さんは、御存じでございましょうが、新橋でお店をやっておられる田島さんでございます。私も大変長いおつき合いでございます。神奈川でも、会長安田勘太郎さん、この間勲章の受章をなさいましたが、この方とも長いおつき合いでございます。また、この全水連レポートに出てま……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○大出主査代理 これにて井上普方君の質疑は終了いたしました。  次に、鈴切康雄君。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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