このページでは川崎寛治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川崎寛治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○川崎(寛)委員 去る六月の二日に衆議院の予算委員会で、また五日に参議院の予算委員会で、沖繩の最近の情勢についていろいろと質疑があったわけであります。ところが、そのときにはたいへん甘い分析もなされておったわけでありますけれども、けさの各新聞紙が報道いたしておりますように、沖繩における大田主席が政治責任をとって辞表を提出をした、こういう報道がなされておるわけであります。十三日に沖繩の自民党が自治権の後退の問題をめぐって分裂をし、ついに主席としても、キャラウェー高等弁務官がたいへんバックアップをしたのでありますけれども、そのバックアップにもかかわらず、責任をとって辞表を提出せざるを得ない、こういう……
○川崎(寛)委員 私は鹿児島県選出でありますから、状況等については相当よく聞いておりますし、また三月なり四月なりに行なわれた県議会における県警本部との応答につきましても、地元県会議員から報告を受けておりますので、おおよその事情については知っておるつもりであります。そういう観点から、なるべくただいまの川村委員の質問に重複をしないような形でお尋ねをしたいと思いますが、しかし、念のために御質問いたしてまいりますので、あるいは重複をいたすかもわかりませんが、その点はお許しいただきたいと思います。 そこで、事件の起きました富永宅の問題でありますが、富永自身が、すでに三月の末に伊仙町役場を依願退職いたし……
○川崎(寛)委員 カンショでん粉とイモに関係をいたしまして、少しお尋ねいたしたいと思います。 農業の動向に関する年次報告を見ますと、たいへん強気の報告をいたしております。それに基づきます、三十九年度において講じようとする農業施策、これにおいても楽観的な見通しで始まったわけであります。ところが、それに基づく三十九年度の食管会計における農産物の勘定にいたしましても、何らの予算措置はしないままに臨んでまいりましたが、カンショでん粉価格が大暴落をして、たいへんな混乱におちいっておるという状況であります。 そこで、五月六日の当委員会におきまして、芳賀委員のほうから質問をいたしておりますし、それについ……
○川崎(寛)委員 ただいま議題となりました公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして日本社会党を代表して、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 科学技術の日進、月歩する今日、後期中等教育の拡充発展は、世界各国共通の課題であり、年限の延長拡大とともに、完全なる後期中等教育を目ざして質的充実発展につとめていることは御承知のとおりであります。 しかるに日本の現状を見ますと、教育条件の整備は決して十分とは言えず、すし詰め学級の全面的増大と、教職員定数の不足は、生徒指導を困難ならしめ、施設、設備の貧困と相まって、高校教育の質的内容を低……
○川崎(寛)委員 先ほどの初中局長の答弁に関連をしてお尋ねしたいのですが、文部広報の二月三日号に、教育委員会の指導関係の課長を集めてやっております中で、初中局長が、高校全入運動というのがあるが、高校教育では現在よりもレベルを落とさないように十分配慮する必要がある。こういうことをしゃべっておるようであります。速記録の一部だから中間が抜けておると思うのですが、全入運動があるから高等教育のレベルを落とすのだ、こういうふうにこのまま受け取れるのでありますがどういう意味であるか。
【次の発言】 結局知能であるとか学力の程度を限定して、それ以下のものは入れないようにせよ、こういうふうなことを入学試験の方法……
○川崎(寛)委員 今村課長の行政官と政治家の判断、そういう問題については先ほど山本委員から言われた点でありますので、この点は厳密にしなければならぬと思いますから、これは将来の問題として残します。 私は、労働省の法規課長に法律論で伺いたいのでありますけれども、先ほど山中委員の質問に対しまして、教員組合が憲法二十八条の団結権に基づく職員団体である、こういうことを言われたわけでありますが、これは地方公務員法の五十二条に明確に出されております。そこで、問題になりますのは、先ほど来山中委員が質問されております問題と関連をいたしまして、不当労働行為との関係でありますが、不当労働行為の不利益取り扱いの禁止……
○川崎(寛)委員 関連して。初中局長にお伺いしたいのですが、先ほど山中委員のほうから尋ねた問題に関連して少し詰めてみたいと思うのです。まず第一に、そういう事実がある、一方ではない、こういう議論に分かれているわけです。そこで、そういう事実があるならば処理いたしましょう、指導いたしましょう、こういうことでありますが、あるかないかをどのようにして判断されるか、お尋ねしたい。
【次の発言】 それでは、不当労働行為については地方公務員法の場合と労組法の場合と違うのだ、こういうことを答弁されたわけでありますが、なるほど労働組合法の七条と地方公務員法の五十六条というのは条文上からいえば違うと思うのです。地方……
○川崎(寛)委員 関連。正規の学校として認められているものと、認められていないものとの備えておる要件にはどういう違いがあるのでしょうか。
○川崎(寛)委員 ただいまの寄付と教育への関心、こういう問題については、三木委員のほうからも後ほど質問されますので、その点は、特に財界から二億予定されておりますが、そういったものの性格については後ほどの議論にしたいと思います。私は先ほど大臣の言われた広く浄財を集めるという点について、具体的に問題を展開してみたいと思うのです。 先ほど二宮委員からの御質問に対しまして、鹿児島の具体的な問題について答弁ができなかったわけですが、この点については私のほうから具体的に内容を申し上げたいと思う。地元の県会議員を通して具体的に調べてまいったのでありますけれども、鹿児島の場合には、県の教育委員会の中に募金委……
○川崎(寛)委員 この国立教育会館は、三十六年に頭を出して、三十六年、七年、八年で予算化されてまいったものであります。そこで、この特殊法人としての国立教育会館法が今回提案をされてまいりますについては、当然に三十六年、三十七年、三十八年の予算の審議というものを振り返って見てみなければならないものだし、またそれを通して提案をされてまいったと理解をするわけであります。そこで、三十六年の、最初に一億円予算化されましたときの予算の提案理由というものを読み返してみますと、当時の荒木文部大臣が、教育会館建設に必要な経費として、こういうふうに提案理由をしておるわけであります。文部省主催の講習会その他の研修会の……
○川崎(寛)委員 昨日は第二回の放送テレビジョンの学校教育の会議がありまして、そこで日本の文部大臣がりっぱなあいさつをされましたことに、たいへんうれしく思ったわけでありますが、それだけに放送なりテレビジョンを通じての教育の問題というものも非常に大きく発展をいたしてまいりますし、この問題についてはいずれまた適当な機会に私はぜひ取り上げて審議をしてみたい、こう思うわけであります。 国立教育会館というものが日本の民主的な平和な発展のためにどういう役割りを果たしていくかということについては、これはやはりその立場を越えて日本の民族百年の将来を見ながら考えていかなければならない問題であろうと思います。そ……
○川崎(寛)委員 関連。いまの局長の答弁で、育てるべきものを融資の対象にしたいというふうな御答弁だったと思いますが、大体文部省の資料によりますと、三十八年度で各種学校が七千八百二十校、百三十七万人の生徒がおるわけでありますけれども、この中で大体どれくらいが対象としていま考えておられますか。
【次の発言】 三十五年度倍増計画でも各種学校に対する育成の問題が出ておりますし、あるいは臨時行政調査会のいろいろな答申にも出てきておるわけであります。いま言われましたことからしますならば、七千八百二十校のうちにわずか三十校くらいだということになりますと、今回の振興会法の中で出てまいります融資の額というのはわ……
○川崎(寛)委員 関連。配付をされました短大法案関係統計資料集の3のところに昼夜別の資料がありますが、これを見ますと国立の短大の場合には二十九のうち二十三が夜間であります。そういたしますと、国立短大の場合には非常に夜間に重点を置いておるというのがこれでうかがわれるわけでありますけれども、この夜間短大の中身は学科別に見ますとどうなるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そこで文部大臣にお尋ねしたいのでありますが、前に私も一度質問いたしましたし、何べんか本委員会において質疑があったのでありますが、夜間大学をふやしていくということについて方針が出ておるわけであります。その場合に現在あります国立……
○川崎(寛)委員 関連。いま両局長の御答弁でおよその方向はよくわかるわけであります。そこでお尋ねしたいのは、いまの山中委員の前半の御質問を私聞いていませんでしたので、あるいはダブるのかもしれませんが、一元化の問題について、保育所の教育の際にこれをもっと専門家のほうにも問い合わせてみたい、こういうことでありましたが、専門家というのはどういうものであるかということが一つ。 それからもう一つは、一元化を連名通達でやっておられるわけであります。ところが今日の幼稚園教育と幼児教育という問題は、ただ単に両機関の連名通達で片づくような事態でないと思う。ということは、日本の社会構造の大きな変化の中で、この幼……
○川崎(寛)委員 試験地獄というのは、これはただ単に教育の問題ではなくて、まさに社会問題ではないかと思うのです。そこで私は本来ならばきわめて大きな政治問題として大胆の御答弁をお願いしたいのでありますが、いま特別委員会のほうにまいっておるということでございますから、根本的な問題については後ほど大臣にまた質問いたしますことを保留しておきまして、政務次官並びに大学局長にお尋ねをいたしたいと思います。 先般の当委員会におきまして、非行少年の問題を特に中山委員のほうから質問されたわけであります。その際私は幼稚園教育の問題で関連をいたしましてお尋ねしたのでありますが、そのことは、りっぱな、りっぱといいま……
○川崎(寛)委員 ほとんど山中委員の御質問で尽きておるわけでありますが、もう少し突っ込んでお尋ねしたいと思いますことは、特に最後の資格の問題でありますが、現在私立の各種学校に在学しておる青少年の数が百三十五万、こういうふうに言われておるわけでありますが、そうしますと、同時代の年齢人口をとってみても、相当大きなウエートを占めております。そうしますと、現在文部省が、後期の中等教育の拡充計画について中教審のほうに諮問をいたしておるわけでありますけれども、中教審のほうのその答申案が具体的に出ていないわけであります。そういう中で、大沼参考人も最初に触れられたのでありますが、各種学校の存在意義というものは……
○川崎(寛)委員 私はきょうは僻地教育の問題でまずお尋ねしたいと思います。私は鹿児島でありますが、鹿児島はたいへん僻地が多くて、実は毎年新学年度になりますと、教員異動の際にいつも問題が起きて、二、三カ月間はまともな授業ができない、こういう学校がたくさん出るわけであります。ことしの場合も、発令されていながら赴任を拒否をした新卒の教師が三十数人出たわけであります。こうした若い新進気鋭の諸君が僻地には行きたがらない、こういう現実があるわけであります。こういう実情というものは鹿児島だけでなくて、僻地教員の確保という問題については、全国どこも同じ悩みを持っているのではないかと思うのであります。鹿児島の場……
○川崎(寛)委員 大臣の時間が十二時までということでございますので、一貫をした質問はできませんので、大臣のみに限りましてお尋ねをしたいと思うのであります。 問題は、和歌山の元日登校の問題でありますけれども、きのう付の和歌山新聞を見ますと、和歌山県の光定教育長が帰りまして、言っておりますことを見ますと、この元日登校については、愛知文部大臣もたいへん賛成で、来年は一斉にやりたい、こういうふうに熱を入れておる、こういうふうな意味のことを言っておるのでありますが、私の見ております愛知文部大臣の人間性といいますか、そういうものからいたしますと、これはたいへん愛知さんというのは見そこなったんだな、こうい……
○川崎(寛)委員 沖繩問題一本にしぼってお尋ねしたいと思います。 衆参両院の本会議並びに本委員会におきます沖繩問題についての答弁は、きわめてあいまいであります。おそらく、民族の分断されております今日のこの悲劇、これについて国民もがっかりいたしたでありましょうし、百万の沖繩県民の諸君も、祖国復帰の熱願を踏みにじるものとして悲観をいたしておると思います。その立場が一つと、もう一つは、私は、日本社会党の沖繩調査国会議員団の一員としまして、十月の初め八名の同僚議員とともに沖繩をつぶさに見てまいりました。町村長あるいは議長、農協長あるいは被爆者、さらには青年、婦人、労働者、各階層の人たちとひざを突き合……
○川崎(寛)委員 抽象的な閣議決定の説明があったわけでありますが、そこでこれからいろんな問題をこの特別委員会で検討いたしてまいるについて、閣議決定の一ページにあります。「諸外国の水準に比べると、なお立ちおくれが痛感される。」こういうことでありますが、それの具体的な数字を出して審議ができるように資料を提出していただきたいと思います。 それから次には、具体的な推進方策として、一政府関係各機関の施策の総合的推進を図る。」ということでありますが、関係閣僚の会議というものがどういうふうにできておるかということが一つと、次に連絡調整機関というものは具体的にどうなっているか、その中身を説明してもらいたい。
○川崎(寛)委員 私は曾野さんと同じく野球がなくても困らぬほうですけれども、ただしかし、スポーツについては、自分自身やってまいりました。少年野球の選手もやったし、野球や剣道のキャプテンもやってきましたし、おそらく中学校では全国で最初のグライダーをやったほうではないかと思っております。そういう点からしましても、今日のスポーツのあり方というものについては、先ほど来いろいろ御意見がありましたが、たいへん問題があるんじゃないか。 そこで、せっかく文部省の局長も参っておりますから、あとで局長のほうからはお願いいたすとしまして、今日のプロ野球のあり方というものには、楽しむ層が多いからこれにこたえろ、こう……
○川崎(寛)議員 ただいま議題となりました公立高等学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 後期中等教育の拡充、整備の問題は、社会体制の別を乗り越えて、世界各国におきまして、最も重要な教育課程であります。 年限の延長拡大とともに、完全なる後期中等教育を目ざして、質的充実発展につとめていることは御承知のとおりであります。 わが国におきましても、近く中央教育審議会より答申が予定されています後期中等教育の拡充、整備に関する答申案を契機に、政府、文部省は、この問題に関する抜本的方針を検討するということを伺っています。抜本的改善……
○川崎(寛)委員 ちょっと関連して……。文部大臣が記録性がない、こういうことで、すでに試写会でわれわれが見た東京オリンピックという映画が不適当だ、こういう御判断のようでありますが、ただいま三木委員からも言われましたように、このことの経過には、やはり実力者の河野前オリピック担当国務大臣が発言をして変更になっておる、その過程がきわめて不愉快であります。また問題の本質をかえってゆがめてしまうのではないか、こういう意味で、せっかくのオリンピックにとっても大きな汚点を残すと思います。それだけに、文部省としてはこの際定見を持って事に処してもらわなければならないわけでありますが、私は戦争中高等学校の学生とし……
○川崎(寛)委員 最近相次いでソビエト並びにアメリカにおけるたいへんな科学の成功というものが見られておるわけであります。ウォスホート二号の宇宙船外の成功なりあるいはジェミニ計画の成功、そういうものが大々的に報道されておるわけでありますが、これは科学研究の画期的な成果というものの上に立っておることは申すまでもありません。 そこで、日本におけるそうした科学研究の発展というものを推し進めてまいるために、今回提案をされております国立学校設置法の中においても大学院を新たに八つ新設をする、あるいは静岡大学に付置研究所、電子工学研究所を一つ加える、こういうふうなことで幾らかの努力をしておることは今回の設置……
○川崎(寛)委員 関連して。
先ほど審議官のほうから、使用する場合著作権者に事前に連絡をとって使用料を払う、こういうふうなことを言っておりました。これはすべてのものに関してそういう方向に改めようというのですね。
【次の発言】 私、新聞でときどきトラブルとして出ております、あるいはNHKとか民放等の放送を聞いていていつも感ずるわけですけれども、たとえばレコードなんかですね、これはいまどうなっているのですか、著作権は。
【次の発言】 それはしかし著作権の保護という立場からいくならば、おそらくNHKができた当時、そういう公共の機関としての保護あるいは育成という意味からそういう法律の趣旨があったと思……
○川崎(寛)委員 大臣おられませんので次官にお尋ねしたいと思いますが、先般国立学校設置法の審議の際に、大学急増の問題についてもいろいろと質疑が行なわれたわけでありますが、急増計画におけるいろいろの食い違いとか、あるいは財政的に措置できなかったいろいろな問題についても質問をいたしたわけであります。文部省側の答弁としては、決して十分、今日の大学急増についての対応できる計画というのが明確に示されてはいないわけでありますけれども、いずれにいたしましても、四十一年度が一番急増期としては大きな社会問題になっているわけであります。そこで先般中教審から、大学入試制度の改善ということで答申案が出され、それについ……
○川崎(寛)委員 一点だけお尋ねしたいと思います。先ほど大臣が説明されました二十八年八月の法改正による返還免除の点でございますけれども、この点で、実は同じ国立の教員養成系大学を卒業した者であっても、小中学校に勤務をする者と高等学校では二十八年の八月の法改正でこれは差別ができたわけであります。三十六年の十一月で高等学校の教員に対しても返還免除が法改正になったわけでありますけれども、しかしかつて同じ中学校の教員であった仲間が、実際には一方で二十五年の五月から返還免除になっておる。ところが高等学校の場合には三十六年の十一月から、こうなりますとたいへんな不均衡といいますか、そういうものも出てまいると思……
○川崎(寛)委員 私は、最初にこの九州縦貫道の問題をめぐって数カ月間混乱があったわけでありますけれども、この混乱については大臣の責任がきわめて大きい面がある、こう思うわけであります。五月に九州地建のほうから一つの報告が出ているように聞いておるのでありますけれども、それ以後、大臣が就任されまして以後、鹿児島、宮崎という両県にわたって知事あるいは議長をはじめ、各市町村長、議長、こうした諸君が数カ月間にわたって地方自治体の業務を放棄してまで狂奔せざるを得なかった、このことについては、私はやはりきわめて遺憾な点があったと思うわけであります。この混乱の根本的な原因というものは、これは先ほど来大臣のほうか……
○川崎(寛)委員 ただいま池田委員のほうから、激甚災害特別法の問題その他いろいろありましたが、まず第一に、激甚災害特別財政援助法の問題については、先ほど総理府の副長官のほうから大体の感触のお話はあったわけでありますけれども、六、七月の災害に対しましても、これが政令として具体化されるのは八月十七日の閣議であろう、こういうふうな御答弁であったわけでありまして、急いでおられるわけでありますが、決定までに相当に時間がかかるわけであります。今回の十五号台風の場合にも、鹿児島なり熊本なりからはそれぞれ被害額の報告がなされておるわけでありますが、これらの激甚災害特別財政援助法の発動のためには、被害額の決定ま……
○川崎(寛)委員 現行の防災対策上の基本的な問題について、けさほど山口委員のほうからお尋ねしようとして、結局、政府の責任者がいませんので、この点については山口委員のほうもはずされたわけでありますが、しかし、六月、七月、八月、九月、こうして続いております災害を考えますとき、これは本委員会において、中央防災会議の議長である総理大臣はさておいて、総務長官が出てこなかったということについては、私は要求をいたしておりましたのに、出席要求に対して出てこれず、昨日の二十三号台風等があり、審議室長も出てこれない、こういうふうな実態でありますが、しかし、抜本的な体制上の問題について検討しようとする本委員会の審議……
○川崎(寛)委員 朝からたいへん長い間努力をいただいておりますことに、まず敬意を表したいと思います。 実は私、明朝七時の飛行機で沖縄に行かなくちゃならぬのですけれども、アメリカが許可を出しておりません。たいへんいまもめているのですけれども、鹿児島にとって大事な問題でありますから、あえて最後まで残って、ぜひ質疑をいたしたい、こう思う立場でありますので、時間はなるべく短く、問題点をしぼって、先ほど来の芳賀委員あるいは兒玉委員の質疑と関連しながらいたしたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 まず、三十九会計年度においては、カンショでん粉一千トン程度の買い入れ予算、つまり、でん粉市……
○川崎(寛)委員 四時までという大臣の御予定だったのですけれども、ぎりぎりどれくらい延ばしていただけるのですか。
【次の発言】 二十年間引き離されてきている沖繩の教育の問題を十分間で、しかも佐藤総理の随行の中で最大の任務を背負っておる文部大臣に、十分ではできませんので、委員長にひとつお願いしたいのですが、今度の臨時国会が終わるまでの間に、あらためて大臣に対する質疑の時間があるのかどうか、それによっては、私はきょうは保留しておきたいと思いますけれども、いかがですか。
○川崎(寛)委員 参考人の皆さん方たいへん御苦労さまだと思います。あるいは失礼にわたる点があるかもわかりませんが、質疑を通して文教行政のあるべき姿を追及いたしてまいりたいと思いますので、その点についてはお許しいただきたいと思います。 根津参考人からは、法的根拠については、福岡県としては裁判所の結論が出ておるのでそれに基づかざるを得ない、これは法治国家としての当然の姿ではないかと思います。そこで吉村参考人にお尋ねいたしたいと思いますが、全国学力調査の必携をおつくりになっていろいろと関係筋に対する教育をなされておるわけでありますけれども、そういう立場からしまして、全国学力調査についての法的な根拠……
○川崎(寛)委員 ただいまの兒玉委員の質問に対して、関連質問をいたしたいと思います。 先ほどの部長の御答弁によりますと、基準価格には問題はなかったんだということでございます。基準価格に問題がなければ、当然に農家も生産に意欲を持ち、そしてそのことは、十分なイモの生産が行なわれて、こういうでん粉の不足という事態が生まれないはずでありますが、農林省が考えておる、問題がないのだと思う基準価格、しかし、これは農家には問題がある、だから引き合わない。そこで、昨年は市況としては確かによかった、それでありながら、イモの生産量なりあるいはでん粉の見込み量としては減っている、こういう事態は、政府がおきめになる基……
○川崎(寛)委員 関連。いま横路委員から質問されたことをもう少し尋ねたいと思うのでありますけれども、常任委員会調査室を通して資料を要求するのが通常のルートだ。ところがそれが管理局長が言うように、困る、正式の機関を、とこういうのであれば、そのことが、委員部を通じて、この問題は正式に機関できめて出してこられなければ提出できません、そういう形で委員長のもとに、この委員会が開かれる前に、すでに連絡があったものかどうか。ないとすれば本日の高橋委員の質問をすることについて十分なる準備を整えていくのが委員部の任務でありますけれども、そういう任務が行なわれなかった、こういうことになるのかと思います。ですから、……
○川崎(寛)委員 関連して。けさの理事会でこの問題は次の機会にもっと徹底的に審議をしよう、こういうことになっておりますが、つきましては、先ほどの管理局長のきわめて大ざっぱな数字では十分実情も把握できませんので、文部省のほうが把握をしておる数字の詳しいものを、経理内容等その他値上げの理由として大学当局がいっておりますそういう数字について、こまかい資料を出してもらいたい。
○川崎(寛)議員 公立高等学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案の提案理由を御説明いたしたいと思います。 ただいま議題となりました公立高等学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 後期中等教育の拡充、整備の問題は、世界各国におきまして、最も重要な教育課題であり、年限の延長拡大とともに、完全なる後期中等教育を目ざして、質的充実発展につとめていることは御承知のとおりであります。 わが国におきましても、近く中央教育審議会より答申が予定されています後期中等教育の拡充、整備に関する答申案を契機に、政府、文部省は、この問……
○川崎(寛)委員 国立学校設置法に関連をいたしまして根本的な問題からお尋ねしてまいりたいと思いましたが、ただいま湯山委員がいろいろと質問を進められました中で、通信教育と関連をしまして先ほど大学局長が、勤労青年の問題は、夜間学部の面で大いに考えたい、こういうふうに答弁されておりますので、私、その点実は後ほどお尋ねしたいと思っておりましたが、関連をしてやったほうがよさそうでありますから、その点からまずお尋ねしたいと思います。 先ほど明らかになりましたように、通信教育を受けております者が、現在大学で五万三千、短大で六千六百、こういうことでありましたが、先日の私の要求しました資料が、ここにまいってお……
○川崎(寛)委員 学校教育法の二十八条では「置かなければならない。」しかし百三条で「当分の間、」こういうふうになっておる。このことについては先ほど長谷川委員のほうからも指摘があったわけでありますけれども、当分の間というのが昭和二十二年以来当分の間で、すでに二十年間当分の間が続いておるわけですね。そこで、百三条の「当分の間」というのをはずして、つまり本則どおりに置くということになれば、局長の答弁では、四十三年に一万五千で約四五%の学校に置ける、こういうことであったわけですが、本則どおりいった場合には、小中学校全体含めまして何人要るか、これをまず第一にお尋ねしたいと思います。
○川崎(寛)委員 先ほど落合委員のほうから質問がありました学園都市の問題について、ひとつ資料の提出をお願いしたいと思うのです。
基本計画と今日までの経過、これはまだ一ぺんもこの委員会には正式に出されていなかったと思いますから、それを出していただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、その閣議の了解事項並びに各関係機関の――未決定でもけっこうです。最終的な基本計画というのが固まっていないという御答弁ですので、そういう関係機関のいろいろの資料を出していただきたいと思います。
○川崎(寛)委員 関連して……。いま局長は、一年ほどにわたって各大学の学長なり、学部長と話し合いをさせてきた、こういうふうに答弁をされたわけですね。そうしますと、それは大体どういうスケジュールでやられてこられたか。ちょっとこまかい経過を振り返ってみていただきたいと思います。各関係大学に正式に話をしたのはいつですか。
【次の発言】 よくわかりました。そういたしますと、昨年の一月にそういう大きな全般的な方針については話し合いをした。そうしてそれぞれ関係の学部長、それから学芸大学、教育大学の学長に話し合いをして、ことしのような形に持っていくことに話し合いがつき、スタートした、こういうことになるわけで……
○川崎(寛)委員 二、三お尋ねしたいと思います。 第二次五カ年計画の問題につきましては、上村委員あるいは長谷川委員のほうから詳しい御質問もあったわけでありますけれども、聞くところによりますと、三十九年の審議の際の経過を振り返ってみますと、全体計画として五百七十九万坪を要整備の対象として要求したのに対して、これが大蔵省との折衝においては、最終的に四百四十三万坪に縮小されておるわけでありますが、これでまいりますと、先ほどの屋内運動場の問題についても、この第二次五カ年計画が進んでも、十分な充足ができない、こういうことになっておるわけでありますが、全体計画として当初第二次五カ年計画に入るときに、五百……
○川崎(寛)委員 提案をされています国立学校設置法の改正案によりますと、宇都宮大学ほか六つの国立大学に大学院を設置されることになっておるわけであります。今度の七つの新設の大学院を加えまして、現在全国の国立大学の大学院が設置をされているところと、あと残っているところは幾つになりますか。
【次の発言】 そうするとあと二十残っているわけですね。新しい戦後の学校制度になりましてから、大学院の設置ということについては、最近文部省としても力を入れておるわけでありますけれども、今日の大学の混乱といいますか、大学というものが占める役割りというものは、科学の非常に急速な進歩をいたしております今日の世界の情勢の中……
○川崎(寛)委員 大阪学芸大学、秋田大学、それから東京学芸大学の学部変更について了承を得られなかった、こういう経過について先ほど長谷川委員の質問に対する御答弁があったわけであります。その了承をとれなかった理由は何ですか。
【次の発言】 そのことについては、抽象的に高橋委員の質問に対してもそのような二つの理由を答弁されておるわけであります。なおその際に、されなかったために今後の整備の基礎が薄弱になる、このように高橋委員の質問に対してお答えになっているわけでありますけれども、なぜ整備の基礎が薄弱になるか。たとえば予算をつけてやらないぞ、こういうふうなおどかしのつもりなのか、あるいは学科目、教官組織……
○川崎(寛)委員 ただいま安藤先生あるいは千田先生から、手おくれでないか、こういう疑問が出されました。あるいは現代芸能がいつの間にかはずされていた、こういう疑問といいますか不審といいますか、そういうものも千田先生からお話があったのでございますけれども、これは国が初めて演劇文化について保護していこう、こういうことで国立劇場が設立をされ、いよいよ開演という段階に至ってこういう法律になって出てまいっておるわけであります。といたしますと、いま安藤先生もおっしゃられましたが、知らない者がやるのが一番こわいのだ、こういうふうにおっしゃられたわけです。ドイツであるとかフランスであるとかというところのものを聞……
○川崎(寛)委員 議論の蒸し返しになるかもわかりませんけれども、この設立の経過についてさらに詰めてみたいと思うのです。 ただいま長谷川委員あるいは先般落合委員からもいろいろ質問されてまいった点でありますが、先ほどの村山局長の答弁は、みずから歯切れが悪いと言っておられますが、確かに歯切れが悪い。その点は、しかし単なる歯切れの問題か、根本の問題かということになってまいりますと、この法案の第一条の関係、目的、そういうものとの関連からいきますと、単なる歯切れの問題では済まされないのじゃないか、根本的な、プリンシプルの問題にも入ってくるように思うわけです。それは当然大臣に言ってもらいたいわけであります……
○川崎(寛)委員 先般の委員会でこの国立劇場の設立の経過についていろいろと質疑を行ないました。現代芸能関係の諸君が、三十六年、今日この国立劇場法案として上程されてまいりますための基本方針が確立をされた時点におけるその受けとめ方というのは、確かに政府側と関係団体側とには食い違いがあったと思うのです。そして、その食い違いに対して、事務局長も手落ちがあったと思いますと、こういうふうに言っておられます。ただ大臣のほうは、そこで計画が修正をされ可決をされて方針がきまったのだから、そしてあと何にも騒ぎがなかったのだから、だから十分に了解されてきたと思っておった、こういうふうに見ておられるわけであります。ち……
○川崎(寛)委員 管理局長、あとで高橋委員の御質問に対して統計資料をお出しいただくわけですが、私は先ほどの未加盟の問題、これはちょっとその整理が正確でないと思うのです。ということは、高橋委員から質問されたように、現在の私立の大学なり高等学校なり中学なり幼稚園なり、こういうものの現在の職員数と加盟数というのは、先ほど言われた加盟数がありますね。それと、未加盟の場合は厚生年金に残っているものがあるわけですね。それが百十七そういうことでしたが、これはつまり私学共済が始まったときに百十七なのか、現在百十七なのか、その辺の移動が私学共済の発展の過程の中でなかったかどうか。そうしますと、先ほどの数字からい……
○川崎(寛)委員 参考人の方々にはたいへんお忙しいところを恐縮に存じます。 質問のしかたが、実は、政府委員に対する質疑と同じように、こまかいことに立ち入ってお尋ねいたしたいと思いますので、その点あるいは参考御意見を述べていただくようなあれと違いまして、少し込み入ってお尋ねもいたしたいと思いますので、その点をあらかじめお許しいただきたいと思います。 最初に、能研本部の所長さんにお尋ねいたしたいのでありますが、三十八年に始めて以来、能研の受験者数というのが伸びません。そして、和歌山その他でこれらの問題をめぐっていろいろと混乱も起きております。そういう観点からいたしてなぜ伸びないか、これを能研本……
○川崎(寛)委員 ただいま総理は、主席公選そのものは考えずに、施政権の返還そのものを考えていきたい、こう言われたわけであります。ところが、問題は、先ほど横路委員の質問に対しまして、相手側が施政権を持っていることなのだから、相手側の問題だ、このように言われました。またアメリカの軍部、あるいはアメリカの国民がどう考えているかはわからない、こう言われましたが、ここに今日の沖縄問題を解決していく日本政府の根本的な態度の欠陥があるというふうに思うわけであります。なぜかといえば、沖縄問題は、潜在主権を持っております本土である日本側と、それから現在施政権を持っているアメリカと、そして支配を受けておる沖縄、こ……
○川崎(寛)委員 私は、この七月上旬の集中豪雨によります、特に鹿児島県の特殊土壌地帯における被害を振り返りましてお尋ねをしたいと思います。建設省並びに農林省に個別にお尋ねをして、最後に、中央防災会議の責任者であります細田副長官のほうにお尋ねをしたいと思いますので、そういう心組みでお願いをしたいと思います。 一昨日NHKが「火山灰地の悲劇」という特集をいたしております。ごらんいただいておると思いますが、今回の長雨は、鹿屋で七百三十五ミリ、私の郷里のほうでは六百二十ミリ程度、こういうたいへんな集中豪雨であったわけです。私自身、今回の雨の最中その地域を歩いておりまして、たびたび、がけくずれのために……
○川崎(寛)委員 たいへんおそくなりましたが、ごらんのように、新潟あるいは長野、それぞれ県の代表がおりまして、地元の問題を熱心に取り上げたわけであります。しかし、残念ながら沖縄には代表がいません。そのために、これは総理府の関係だけだ、こういうことで各省は全部総理府にかぶせることになろうかと思いますが、結局、代表がいないところの問題でありますから、私は、そういう意味で、隣県の者としてこの問題については少し各省にもお尋ねをしたいと思うのです。その根本の姿勢は、いま教育権の機能別分離返還、こういうことを総務長官もたいへん張り切ってやっておられます。であるならば、そのことは各省においても当然にいろいろ……
○川崎(寛)委員 いまの大出委員の質問をもう少し端的にお尋ねしたいと思うのです。これは現地の県民もいまの総務長官の答弁の内容というものについての方向を非常に知りたがっている点だと思うのですが、それはラスク国務長官に総理が善処の要望をしたということですね。あとのプロセスについては、いまのとおり答弁が不明確なんです。そこで、本土の政府として、この現地の基本的人権を侵害されておる、守られていないということについて、現地の皆さん方があげて本土政府にすがりついておる。そこで、今回のこの問題は、外交交渉の対象として進められておると理解していいのかどうか。あるいは総務長官が、この問題があがってまいりましたと……
○川崎(寛)委員 先ほどの芳賀委員の質問に関連をして、このrの問題、これは要するに、供給量と価格の関係ということになれば、過去の経験からすれば、供給量がふえれば価格が下がる、供給量が減れば上がる、こういうことになるわけですね、需給均衡価格ですから。それでは、この農家の所得安定、こういうことについては食い違ってくるわけです。そこで、私は、もういまこのことを議論しません。過去三年間の実数をひとつ資料として出してもらいたいと思います。この附録算式に基づいた計算の数値を具体的に資料として出してもらいたい。これをお願いします。いいですね。
【次の発言】 いや、だから、いままでの附録算式の過去三カ年間の分……
○川崎(寛)委員 委員長、ちょっとその前に、この委員会の運営について。文部大臣から初めて当委員会において所信表明があるわけでありますが、実は私、本日委員長が欠席をされておりますので、本来でありますならば、八田委員長自体に申し上げたいと思っておったのです。それは、すでに参議院においては八月三十日に所信表明が行なわれておるわけです。われわれは、その前の臨時国会が終わった当初から、委員会を早急に開くべきことを要望いたしてまいりました。今日はすでに十月の十七日です。だから大臣が就任をされて、参議院ではすでに三回やっておられる。第一院としての責任を放棄しておると思うのです。委員長にこの点は、委員会運営に……
○川崎(寛)委員 ただいま長谷川委員のほうから秘書官の問題をめぐっていろいろございました。国政に携わる者の根本というものはどこにあるか、それは憲法の前文に明確に定められておるわけです。「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」こういうふうになっておるわけです。国民の信託に基づいてわれわれは国政に参加する。あなたは大臣として、文教行政の大元締めとして、特に先般期待される人間像、こういう答申を受けて、これを今後文教行政の中で何らか反映しようとされておるわけです。期待される人間像を受けられるに……
○川崎(寛)委員 本委員会が沖繩問題の総括的な特別委員会として設置をされ、本格的な審議が始められるわけでありますが、基本問題をあと回しにして、経済、財政援助の問題等から、こういうことで、やむを得ない審議の方向に入るわけでありますが、それだけに、総務長官には沖繩問題の国内における担当大臣として具体的なことをお尋ねいたしてまいりますが、責任をもってひとつ御答弁を願いたいと思うのであります。 まず第一に、先般琉球政府の松岡主席がアメリカに行き、ジョンソン大統領はじめアメリカ政府のおもな人たちと会って帰ってこられ、佐藤総理をはじめ水田大蔵大臣あるいは塚原総務長官等に会われて帰っておるわけでありますが……
○川崎(寛)委員 どうもたいへん御苦労さまでした。 たいへん時間がございませんので、前置きは抜きにしまして率直にお尋ねいたしたいと思います。あるいはたいへん失礼な問い方になるかもしれませんけれども、その点は、どうか前進させるためのものとして御了承いただきたいと思います。 いま大濱先生から、現在施政権を持っておるのはアメリカだ、だからアメリカ側は受け身だ、こういうお話でございました。日本側が青写真をつくって積極的に働きかけるべきだ、こういうお話であったわけでありますけれども、先生がアメリカに行かれていろいろとそれぞれの筋とお話し合いをされております情報等が新聞にも出ておりました。それらを基礎……
○川崎(寛)委員 ただいま横山、西風両委員のほうからいろいろお尋ねになりました。たいへん苦しい答弁を精一ぱいやられるわけでありますけれども、近く外務大臣も沖繩に参られるわけでありますし、それからさらに、秋には総理がアメリカに行く、日程は具体的でないにしても、ほとんどもうそういうことで国民は受け取っておるわけであります。先般、立法院の山川議長並びに安里議員が参りまして総理に会われたときにも、いろいろと総理も答えられておることが新聞紙上で見られるわけであります。そういう点に関連をして、いま両委員の質問した点を少し総括的に最後にお尋ねしたいと思うのでありますけれども、少なくとも、核基地つき返還あるい……
○川崎(寛)委員 二点お尋ねしたいと思います。 第一点は、軍用地の問題で、たいへん判然としない、非常にあいまいだ、こういうことであるわけですが、そういたしますと、たとえば一号線のような基幹道路、ここで組合の役員がビラをまいておったら逮捕された、こういうような問題が起きているわけですね。あるいは接収の問題にしましても、最終的には米軍側が直接やる、米国が直接やる、こういうことになってまいりますと、沖繩県民の生命、財産を守る、基本的人権を守るという立場から、精一ぱいいって、たとえば特に道路なんかの場合、そういうものをはっきり分けて、沖繩県民の基本的人権を守るということが可能なのかどうであろうか。つ……
○川崎(寛)議員 ただいま議題となりました沖繩に対する財政措置その他の援助に関する臨時措置法案について、提出者を代表し、提案の理由を説明申し上げます。 戦後二十年余、百万人同胞が、依然として北緯二十七度線を境にして本土と分断され、他氏族の支配下に苦しい生活を続けていることを、われわれは夢寐にも忘れてはならないのであります。 太平洋戦争末期、沖繩においては、二十数万の同胞が生命を失い、しかも健児の塔、ひめゆりの塔に見られるごとく、けなげな中学生、女学生が社団のために若い生涯をささげたのであります。 彼らの祖国、母なる国は、その後一体沖繩に対していかなることをなしたでありましょうか。 対日……
○川崎(寛)委員 今国会にこの沖繩問題等に関する特別委員会が設置されて審議を続けてまいったわけでありますが、国会中に総理が出られてじっくり質疑をかわそうと、こういう当初の約束でありましたし、委員長はじめ与党の理事諸君がいろいろ努力をされてきたことについては了といたしますけれども、最終的には総理に対する質疑を行ない得なかったということは、たいへん残念に思うわけであります。 日ソ定期協議会を前にしてたいへん御多忙の外務大臣がかわりに御出席になられたことについては、たいへん御苦労に思うわけであります。わずか三十分という非常に制限された時間でございますので、十分な質疑はできませんから、総理が秋にアメ……
○川崎(寛)委員 関連。――端的にお尋ねしますので、明確に数字でお答え願いたいのですが、ワクチンメーカーは全国で何軒あるわけですか。それから各県ごとに、どこに集中してあるか、それをひとつ伺いたい。
【次の発言】 ワクチンメーカーが七つということで、数字がきわめて少ないわけでありますが、そうしますと、現在の焼却炉の設備、つまり焼却する能力というのが何ぼあるのかということが一つ。それから、現在一万五千二百頭の処理をされた豚のうち、何割が焼却あるいは埋却されていると把握をしておるか。
【次の発言】 それであれば、先ほどからの河野委員の御質問の点が明確になってくると思うのです。つまり、焼却の設備がある……
○川崎(寛)委員 先ほど島本委員が質問をされたことに関連をして基準局長にお尋ねいたしたいと思います。 就業規則の問題については、常時十人以上、こういうことでございました。基準法の八十九条には届け出の義務があるわけであります。あるいは九十条には就業規則作成の手続の規定もあるわけであります。ところが、先ほど伺っておりますと、作成及び届け出の義務というものは行なわれていない、こういうふうにうかがわれるわけであります。そういたしますと、基準法の百二十条によってこれは罰則があるわけでありますから、この点は、三十八年に問題になって以後それが処理されていないということであれば、当然に罰則の適用があってしか……
○川崎(寛)議員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました最低賃金法案につきまして、提案理由並びに内容について御説明申し上げます。 申すまでもなく最低賃金制は、制度ができた初めのころは、欧米資本主義社会の中でも極度に窮乏化した一部の極貧層の労働者救済のための社会政策として、資本家の側からは、産業平和や社会緊張緩和のための手段として採用されてきたのであります。 しかるに、第二次大戦後においては、最低賃金制は労働者の最低生活保障のための統一要求として掲げられるようになったのであります。 本来、最低賃金制の目的は、労働者の最低生活水準を保障することであります。現在労働者の最低生……
○川崎(寛)委員 たいへん時間が制約されておるようでありますから、要領よくお尋ねしますので、明確にお答え願いたいと思います。 中央教育審議会に今般、今後の教育の非常に長期的な、そして根本的な問題について御諮問になられたわけであります。大臣にお尋ねいたしますが、今回新しく衣がえをいたしました中教審に諮問をされました、その諮問の内容というのは、この説明要旨にございますように「基本的な制度の改革を提案するものもあり、また学校教育の根本問題についての指摘もあるように思われます。」そのあとに、「学校教育制度全体のことを考え、その根底にある国家社会の実態を念頭において多角的にくわしく検討し、総合的な対策……
○川崎(寛)委員 明日は四月二十八日であります。平和条約が発効して十五年、ただいまも山本委員から、ベトナム戦争の平和解決の問題について詳しく追及がございました。平行線をたどっておるわけでありますが、太平洋の空を明るくしたならば沖繩を返そう、こういうことを、ラスク国務長官も最近は新しく言っておるわけです。ベトナム戦争の重要基地としての沖繩については、政府側は絶えずこれを確認をしております。また、アメリカ側も絶対に放さないことを明言いたしてまいっておるわけであります。 そこで、端的に私はお尋ねをいたしたいのでありますが、この本委員会等で繰り返し追及をされました中で、沖繩の基地の自由使用を条件の返……
○川崎(寛)委員 去る八月末行なわれました本特別委員会の沖繩調査の報告を本委員会に求める動議を提出いたします。
○川崎(寛)委員 関連して。先般、さきの五十五特別国会において八木委員から、社会保障制度審議会のかけ方についていろいろと大臣に対する追及をいたしました。そのときに、大臣並びに総理府あるいは関係局長は、たいへんいいかげんな答弁をして逃げておるわけでありますが、ただいまの佐藤委員の質問に関連して、私は抜本改正について今日の立法過程論でいささか詰めてみたいと思います。 それは、戦後審議会が設置をされたゆえんのものは、私から申すまでもなく、四つの性格が各種審議会には置かれているわけであります。一つは行政の独走を防ぐということ、第二には専門性を入れるということ、第三には行政の民主化、第四には総合調査、……
○川崎(寛)委員 大臣にひとつ明確にお答えいただきたいと思います。御承知のように時間がたいへん限られておりますから……。 作付面積が減少する。特にカンショの場合ですね。生産量も減る。しかし、でん粉の需要量は年々増大をしておる。要するに、価格の不安定ということに基因をいたしております。 そこで、国内産でん粉のウエートというものをどこに置くのか。そのための原料イモの生産の長期安定策というものについて、これは毎年質問いたしておりますが、長期の判断が農林省にありません。ですから、長期の判断をどのようにしていくか。その判断をする機関を設けるのかどうか。イモ作については、つくってもらいたくないのか、あ……
○川崎(寛)委員 議事進行について。 臨時国会の第一回の委員会が開かれるわけでありますが、本特別委員会は第五十五特別国会で設置をされてまいったわけでありますけれども、この本特別委員会の運営について、政府側の姿勢というものは、本来設置をしたこの目的あるいは現地沖縄の県民諸君の要望というものからいたしますと、われわれ委員が運営をしていこうという熱意に対して、政府側の態度というものはきわめて遺憾だと思います。 特別国会、引き続く臨時国会が終わって、長い閉会の期間があったわけであります。本特別委員会から現地に国政調査に参りました。現地の調査を行なって、それぞれ非常にシビアーな現地の情勢も見てまいり……
○川崎(寛)委員 時間の関係がありますから、二三点簡単にお尋ねしたいと思います。 まず第一には、大統領行政命令の十二節には、「高等弁務官は、第十一節を含むこの命令を実施するにあたっては、琉球列島にある人々に対し、民主主義国家の人民が享受している言論、集会、請願、宗教並びに報道の自由、法の定める手続によらない不当な捜索並びに押収及び生命、自由又は財産の剥奪からの保障を含む基本的自由を保障しなければならない。」こういうふうにあります。これは友利裁判あるいはサンマ裁判等、いろいろ基本的人権に関する裁判もあるわけでありますけれども、この十二節が布令百十六号を含んで、沖繩の労働者にとって、はたして基本……
○川崎(寛)委員 私は、先ほど成田委員から日米共同声明を中心にいろいろと追及をされました、特にその共同声明に関連をし、沖縄・小笠原に重点を置いて、以下質問をいたしたいと思います。 先般の各党の代表質問において、自由民主党を代表して愛知議員は、平和時における領土問題の解決は世界史に例のない近来の快挙だ、このように言われたのであります。また総理も、ヨーロッパの歴史を比較してみよ、こういうふうなことで答弁をいたしております。それで、お尋ねいたします。ヨーロッパでどのように西ドイツ、イタリアが領土問題を解決したか、お答えいただきたいと思います、総理自身。
○川崎(寛)議員 ただいま議題となりました沖繩に対する財政措置その他の援助に関する臨時措置法案について、提出者を代表し、提案の理由を説明申し上げます。 戦後二十年余、百万人同胞が、依然として北緯二十七度線を境にして、本土と分断され、他民族の支配下に苦しい生活を続けていることをわれわれは夢寐にも忘れてはならないのであります。 太平洋戦争末期沖繩においては、二十数万の同胞が生命を失い、しかも健児の塔、ひめゆりの塔に見られるごとく、けなげな中学生、女学生が祖国のために若い生涯をささげたのであります。 彼らの祖国、母なる国は、その後一体沖繩に対していかなることをなしたでありましょうか。 対日平……
○川崎(寛)委員 沖繩に関しましては、外務大臣の沖繩との関係というのは、従来に増して制度的には関係が深くなってまいるわけです。南連の所長に対する指揮監督、さらには諮問委員は総理大臣並びに外務大臣の指揮監督、こういうふうになってまいるわけであります。そこで、日米首脳会談の共同声明を受けて交換公文が取りかわされ、諮問委員の設置、こういうことになってまいっております。 この沖繩問題の、特に本土との一体化を政府側が打ち出してまいっておりますけれども、この背景は決して単純なものではなくて、沖繩社会の不安定というものをいかに安定化していくか、さらには差別をなくしていくかということにかかわってまいるわけで……
○川崎(寛)委員 ただいま美濃委員から質問いたしました点に関連をして進めてまいりたいと思いますけれども、いま美濃委員が疑問を持たれたように、暫定措置法と復興法というものは、現在の審議の中で十分つながっておらぬわけですね。そうしてそれは、二十数年間放置されておって実態調査ができないので、たいへん初歩的な調査を終わった段階だからできないのだ、こういうことでありますけれども、しかし実際には、協定が承認になり、さらに措置法が成立をすれば、具体的に動いていくわけですね。そこでまず、いつから帰島あるいは移住というものが始まるのかをお尋ねします。
【次の発言】 この協定と措置法が承認、成立ということになれば……
○川崎(寛)委員 関連して――いまの点ですが、復興法において審議会をつくるとなると、復興法ができてから審議会ができる、こういうことになりますね。そこがさっきのと違うのですよ。
【次の発言】 それじゃもう少し具体的に詰めますから簡単に答えていただきたい。
では、準備対策本部というもののフルネームを言ってください。まず加藤さんから。
【次の発言】 といいますと、復帰に備えた準備対策本部なのですよ。それはいわば暫定措置法のことになってくるわけですね。それからいままでの基礎的な初歩的なといいますか、そういう調査の段階でこの法案ができる。そうしますとこの法案の中からは十八条で、附則の四条で総理府設置法……
○川崎(寛)委員 この二十七日に、本土沖縄一体化調査団が沖縄に参ることになるというふうに伺っておるわけであります。このことにつきまして、少し詰めてお尋ねしてみたい、こう思います。 まず第一には、一体化調査は、諮問委員会の最初の勧告に基づいてなされるわけですね。その勧告は、三月十一日の諮問委員会の発表を見ますと、日本政府及び琉球政府により提案のあった調査団の代表を、諮問委員会と四月に会議するために招請する、こうなっておりますが、勧告の内容というのは、要するにこれだけなのかどうか。そこで、あとは、勧告が三月十一日、つまり四月に調査についての話し合いをしよう、こういう勧告が出されたわけですね。それ……
○川崎(寛)委員 生命保険の外務員、外野の安定制度という問題は、古くから議論されている問題でありますし、労働省あるいは大蔵省においても、それぞれ努力をいたしておりますことについては十分認めているわけでありますけれども、なお巨大な金融機関、大企業の中で、こうした不安定な雇用のあり方が存在するということは、許してはならないと思います。そこで以下数点にわたってお尋ねしたいと思います。 まず、基準局長にお尋ねをいたしたい点は、この四月一日から労災保険の拡大適用が行なわれることになったわけでありますが、生命保険関係の従業員に対する労災の適用数は現在何ぼになるか、お尋ねいたしたいと思います。
○川崎(寛)委員 まず最初に、佐藤総理に、昨日楢崎委員に、沖繩の立法院の代表に対する行き過ぎたことばというものについて弁明をされたわけであります。そこで、私はお尋ねいたしたいのでありますが、差別をしない、決して差別をしていないのだ、こういうふうに総理は言われました。九十六万の沖繩県民にとっても佐藤総理は総理であるかどうか、まずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 それではもう少しはっきりお尋ねいたしたいと思うのです。沖繩の県民を代表して参りました議長の山川さん、日本国民であります。日本国民である佐藤榮作さんとどこが違うのですか。そこを明らかにしていただきたいと思うのです。
○川崎(寛)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、外交、防衛問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初にお尋ねいたしたいことは、いま沖繩の県民が国民の当然の権利として、国政への参加をたいへん要望しております。これは皆さん方の下部である沖繩自民党の諸君も含めまして、立法院においては全会一致で直接の国政参加を要望いたしておるのであります。あとでこの法理論的な問題についてはお尋ねをいたしますが、まずお尋ねをしますことは、先月の二十七日からこの八月三日にかけて、一週間、沖繩県の祖国復帰協の代表諸君が総理にお会いして、国政参加についての県民の要望を訴えたい、こういうことで上がってまいりま……
○川崎(寛)委員 総理が三選をされて、特に最後の仕上げとして沖繩問題に命をかける、また場合によってはどろをかぶる、こういうことでたいへん力んでおられます。本会議あるいは午前中からの沖繩問題をめぐってのいろいろの質疑に対しては、ぬらりくらりと逃げておられるわけでありますが、私は特に安保と沖繩の問題に重点を置きながら、当面をしております諸問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 総理が沖繩問題に取り組んでまいりましたのは三十九年、あなたが前の池田さんと総裁を争われたときに態度を表明してまいりまして、私が佐藤総理と沖繩問題でやりとりをいたしてまいりましたのは、その池田前総理から政権を引き継い……
○川崎(寛)委員 それは外務大臣が当然すべきことです。私たち、次官のことで、これは田中さんにはたいへん恐縮ですけれども、理事会で了承しておりませんよ。予算委員会が開かれていないんだから、外務大臣が出られないということはないはずなんで、そういうのを、最初からすっと理事会抜きでやられるというのは承服できませんね。
○川崎(寛)委員 法制局長官にお尋ねしますけれども、施政権の及んでいないところに、日本国憲法に基づいた日本の法律がストレートに及んでおる、適用されておるということになると、このことは憲法上どういうことになりますか。具体的にいえば、戦傷病者戦没者遺族等援護法というのは、これはストレートに及んでおりますね。だから、このことが一つ。それから、国民の要件は法律で定めるという国籍法の問題、先ほど長官もちょっと触れられましたけれども、これはもっとも二重国籍のような複雑な問題を出しておりますけれども、及んでおる。そうしますと、日本の国会が制定をした法律がストレートに施政権のないところに適用されておるというこ……
○川崎(寛)委員 いまの中谷委員の件についてちょっとお尋ねしておきたいと思いますが、昨年、日米琉諮問委員会の設置法案が本委員会で論議になりましたときに、米軍人軍属の犯罪の問題を諮問委員会にかけられるか、それはだめだ、こういうことになったわけですね。そしてそのときの答弁は、いま総務長官が言われたように、日米協議委員会あるいは外交ルートでやっていきます、努力をしたい。いま総務長官も努力をしたいと言われたが、諮問委員会ができますときに、非常に大事な人権問題であるこの問題については具体的にどうしていくのだというときに、そういう答弁があったわけです。そういたしますならば、具体的に日米協議委員会でこの問題……
○川崎(寛)委員 沖繩の国政参加の問題に集中をしてお尋ねをします。
昨年の十二月十日、両院議長あてに総理から書簡が出されたわけでありますが、昨年の日米協議委員会における日米両国政府間の合意書というものがございますが、この合意書が法的に両国政府を拘束するものかどうか、まずその点をお尋ねします。
【次の発言】 ということは、拘束しないというふうに理解をしてよろしいと思いますが、国政参加という問題は国会の構成の問題ですね。これは日本の国会史上経験をしない大事な問題だと思います。だからこれの扱いを間違えるということになりますと、これは国会史上に汚点を残すことになりますので、この合意書というものが、は……
○川崎(寛)委員 資料要求をいたしたいと思います。 それは、政府が一体化三カ年計画その他いろいろと進めておるわけでありますが、先般総務長官が沖繩の現地で、そういうものの案を示されたようにわれわれは新聞報道で伺っておるわけです。そこで、これをひとつ資料として、われわれも検討したいと思いますから、いただきたい。 それから次には、いま各省が、相当各部門にわたる現地の調査を行なっていると思うのです。つまり、総理府が総括の機関としてこれまでやってきたわけだけれども、しかし、現在においては、それをさらに広げて各省で行なっておると思いますので、これはある期間を切ってでけっこうですから、ことしならことしに……
○川崎(寛)委員 時間がたいへん制約されておりますから、なるべく端的にお尋ねをしていきたいと思います。 外務大臣の衆参本会議におきます訪米報告の中に、「沖繩にある米軍基地は、戦争抑止力としてわが国及びわが国を含む極東の安全にとり、きわめて重要な役割りを果たしております。わが国の安全のためには、そのような基地の機能をそこなわないための十分な配慮が必要であります。」こういうふうに報告をされたわけであります。それからなお、ワシントンにおきます特派員の記者諸君との会見においては、もう少し明確に新聞では報道されているわけであります。つまり、沖繩が日本を含む極東の安全に果たしている役割りを重視し、基地の……
○川崎(寛)委員 まず第一に、十八日から行動を起こした、こういうことで先ほど来御答弁があったわけでありますが、この事故の事実を知ったのは、八日に事故が起きた、八日に外務省には通告があったとも聞いておるのです。その辺いかがですか。
【次の発言】 そうすると、これは八日は通告がなかったのですか。当局でもいいですよ。
【次の発言】 事務当局は……。
【次の発言】 そうしますと、ウォール・ストリート・ジャーナルがそういう報道をしなければ、この問題は結局わからぬまま葬り去られていくという可能性があったわけですね。この点は後ほど関連してまいりますが、その点、たいへん大事な問題だと思います。
撤去について……
○川崎(寛)委員 限られた時間でありますから端的にお答えをしていきたいと思います。
特にシラス地帯における宅地造成の問題を中心に伺いたいと思いますが、今回の鹿児島市の死亡者というのはほとんどこの宅地造成のがけくずれのためになくなっておるわけでありますけれども、なぜがけくずれがあったのか、がけくずれの原因は何だと見るか、まず建設省にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 予測以上の降雨量であったということはそのとおりだと思います。しかし、いまの一般的な御答弁では、先ほど上林山委員に対する御答弁の場合に、工学的にもまだ研究が進んでいないんだ、こういうことでありましたが、私はそれでは納得しないわけ……
○川崎(寛)委員 シラス地帯の問題は、道路、河川、治山、耕地、宅地、たくさんございます。しかし、これらの問題を取り上げてまいるのは時間的にも不可能でございますので、特に宅地の問題を中心に伺いたいと思います。 まず第一に、先般の本委員会においても、シラスの問題については、四十一年度の予算で土質工学会に頼んだのだ、こういうことでございますけれども、これはシラスに対する学術的な、工法的な研究をこれでなしたのかどうかという点、どうも先ほどの大臣の答弁もこれは明確でないと思うのです。それから先般の建設省側の答弁も、どうもはっきりしなかったと思うのです。だから、学会に依頼をしたその研究というものができま……
○川崎(寛)委員 たいへん時間が制約されておるようでありますので、要領よくお尋ねしたいと思います。 いろいろ専門の皆さん方かうお尋ねがあると思いますので、まずガリオアの問題についてひとつ基本的な点で詰めてみたいと思うのです。そのことは、つまりガリオア、エロアの資金というのは、アメリカが施政権者であるときの金ですね。だかう現在、国の債権ということで日本政府がその債権を譲渡されて、いま取り立てをやっておる。しかし、本来直接占領者として、施政権者として使った資金である。そこで、ガリオアの債権を譲渡をして信用基金に入れられた内訳というもの、つまり、これが救済の形で出たものはないのか、あるいは何かの補……
○川崎(寛)委員 私は、難視聴地域解消の対策及びそれに関連した教育放送の問題にしぼって何点かお尋ねをしてみたいと思うのであります。 まず第一に、大臣にお尋ねしますが、NHKが四十四年度の予算で、これまで続けてまいりました努力をさらに進めて難視聴地域解消に取り組んでまいりますが、四十四年度末でカバレージが九六・四%、こういうことになると予算書には出ておるわけですね。そこで、大臣は四十四年度予算意見書をつけられたわけでありますが、この中で「山間地等の、現に放送局が置局されていないため、テレビジョン放送の視聴が困難である地域の解消については、今後も経済的な簡易中継局方式の開発をさらに推進し、これを……
○川崎(寛)委員 私は、具体的な事実関係から入って、最後に総定員法案の本質論に触そてみたいと思います。 厚生大臣、人事院総裁、文部大臣、それぞれの御都合があるようで、先にしてくれといういろいろな御要望がありますので、それらも考慮しながらいたしたいと思います。 まず、人事院総裁にお尋ねをいたします。 今日、社会問題にもなっておりますが、病院の看護婦さんが非常に不足しておる。そこで三年前、四十年の十月、人事院の総裁が、これらの国立病院や大学病院の医療労働者の長年にわたります措置要求に対して、看護婦は月八日、それから複数夜勤という判定を下されたわけでありますけれども、その理由並びに――議論を合……
○川崎(寛)委員 今回提案されました大学の運営に関する臨時措置法案が学問の自由を守る、こう先ほど文部大臣はいたけだかに説を述べられたわけであります。この大学の運営に関する臨時措置法案が、はたして学問の自由を守るものであるかどうか、そして紛争を処理する法案になるかどうか、あるいは大学人の諸君が指摘をしておるように、また国民の多くもこれに対してたいへん大きな危惧を持っておりますように、この法案が前後三回にわたって、かつて提案され、またされようとした大学管理法案という一連の中で考えますときに、日本における学問の自由を締め殺していくその第一歩であるということについて、まず私は指摘をしたいと思います。そ……
○川崎(寛)委員 総理は、この十一月にアメリカを訪問してニクソンと首脳会談を行なって、沖繩の返還問題を話し合う、こういうことで、昨日の新聞にも出ておりますように、具体的な外交交渉のスケジュールも動き始めておるわけであります。私は、今回の佐藤・ニクソン会談というのは、一昨年の佐藤・ジョンソン第二回目の会談と比較をいたしましても、より以上重要な会談である、こういうふうに思います。それは、あなた自身どろをかぶり、政治生命をかけるとまでいわれておる決意があるわけであります。そこで私は、この沖繩返還問題を論議をいたしますについては、沖繩の県民はもとより、国民もたいへん大きな関心をもって見詰めております。……
○川崎(寛)委員 四時までという時間だそうで、だれもいないものですから私が少しお尋ねしたいと思います。 まず第一に、四十七年からいつになるか、返還協定の関係になりますけれども、完全に復帰、こういうことになりますと、四十六年の予算、それから四十七年の予算の組み方というのはたいへんむずかしいいろいろな問題があると思うのです。そこで、今回もアメリカの援助予算が大幅に削減をされた。そのことは日本政府の四十五年度の予算の閣議決定と相前後してだったと思うのです。そうしますと、そういういま施政権を持っておる者が施政権者としての責任においてやらなければいけない、しかも一番谷間に落ち込む大事な時期ですね。佐藤……
○川崎(寛)委員 質問に入ります前に、外務大臣お見えになっておりませんので、外務大臣に対する質問は留保しておきますから、その点明らかにしておきたいと思います。
まず第一に、次官にお尋ねしたいのでありますが、協議委員会の権限拡大が、今回の二月十三日の日米協議委員会で行なわれたわけであります。そこで第二回佐藤・ジョンソン会談以降設置をされたこの協議委員会が、どういう経過で、権限をどのように拡大をしてきたか、今回の協議委員会における権限拡大の中身を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 協議委員会は第二回佐藤・ジョンソン会談ではなくて、あれは池田・ケネディ会談のあとでしたね。それは訂正……
○川崎(寛)委員 まず、外務大臣にお尋ねしますけれども、共同声明と、それから交換公文、この二つを中心にして少しお尋ねをしてみたいと思います。
まず、共同声明のほうでは、返還について具体的に方向を定めておりますのは九項、十項ということになりますが、この九項でいっておる「具体的な話合いをすみやかに開始する」ということと、それから十項の準備委員会に関する大ワクの定めというものでありますが、これは具体的にどのような形でどのような内容のものを進めていくのか、その点を明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 それじゃもう少しあれしますと、公式の唯一の経路だというように準備委員会に……
○川崎(寛)委員 私は、日本社会党を代表して、条件づき賛成の討論を行ないます。 第一に、平和条約第三条に基づくアメリカの沖繩統治は、不法、不当であります。このことについては現地沖繩の立法院も繰り返し決議を行なってきたところでもあります。 二十数年に及ぶ異民族支配のもとに、沖繩は本土と全く異なる政治、経済、社会の体制となっております。沖繩の祖国復帰にあたっては、県民の生活の安定をはかり、復帰ショックをいかになくすかというためには、上からの琉球処分を許してはなりません。県民参加のもとに復帰体制がつくられなければならないのであります。 今回沖繩現地に設置されます復帰準備委員会については、沖繩県……
○川崎(寛)委員 三月末に総務長官たいへん努力していただいて、沖繩の軍労働者の退職金の問題について適切な処置をしていただくことに対して、その努力に敬意を払いたいと思います。ちょうど私は当時池田委員長を団長とします現地調査団の一員として参っておりましたので、現地の表情につきましては、直接はだに触れて見てまいりました。それだけに今後の問題のあり方というものについてもいろいろと考えさせられましたわけです。なお、あの発表の二、三日前でしたかランパート高等弁務官とも会いまして、直接いろいろの問題について彼に質問もいたしました。そういう点をまず沖繩・北方対策庁の法案に入ります前に二、三お尋ねしておきたい、……
○川崎(寛)委員 二、三お尋ねします。
まず第一に、四月六日、アメリカの教育厚生相が、沖繩の致死性ガスを貯蔵するためオレゴン州に輸送するとのアメリカ陸軍の計画を許可した、こういう報道がされておるのでありますが、これが日本政府に正式に通知されておるものかどうか。そして撤去はいつになるのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 第二問は、沖繩返還協定はいま交渉に入っておるわけでありますけれども、これは大体いつめどをつけて国会のほうに承認也求めてくるつもりなのか。いろいろな問題とも関連してまいりますので、その返還協定の見通しについて大臣から明らかにしてもらいたいと思います。
○川崎(寛)委員 ただいま琉球立法院の代表から、今日当面しておる財政硬直化の実情について説明があったわけでありますが、これは予測されなかった事態ではないと思います。当初から予測されていた事態がここに噴出してきたという形で現在琉球政府はたいへん苦悩におちいっておるわけであります。これについてはいまの岸本氏の話にもありましたように、援助の方式自体に一番根本の問題があるわけです。そこで戦後四分の一世紀の間こういう異常な状態に置かれておる沖繩の実情というものを十分に考えて、本土政府としての責任を果たしていく、そのために国会としてもここで抜本的な対策を立てなければならないという立場に立たざるを得ないわけ……
○川崎(寛)委員 ただいま前副長官と現長官の質疑応答、たいへん興味深く伺いました。 そこで、起きておる原因というもの、戦場心理の問題を言われたわけでありますが、実は私、先般沖繩へ参りまして、六月の五日でありますが、わが党の江田書記長と、ランパート高等弁務官にも一時間会っていろいろ話をいたしてまいりました。そのときにも指摘をいたしてまいったのでありますけれども、いま沖繩で女子高校生の問題をはじめ、あるいは兵たん基地の中で従業員が暴行を受ける、あるいは運転士が耳をかみ切られるというような事件が続発をしておるわけです。だから社会病理的にいうならば、これはまさに異常な状態というのが次々に発展をしてお……
○川崎(寛)委員 総務長官の時間があるようですから簡単にお尋ねしますが、まず第一に、軍雇用労働者の間接雇用の問題であります。先般、施設庁が行っていろいろと実態を調査をしようとしたが、まともにできなかったということは、本土側でも各紙に報道されたところでありまして、このことはこれからもいろいろと問題が出てくる一番の基本点だろうと思います。これは防衛庁長官のほうに直接は質問しなければならない問題でありますからおいておきますが、四十五年度中に間接雇用制度に移行をさせたいのだということで、第一回目に行かれたときにもランパート高等弁務官とも話し合ったというふうに聞いておるわけであります。しかし、先般の返還……
○川崎(寛)委員 先ほど本委員会開会にあたりまして委員長代理のほうから外務大臣に要望がありましたように、本委員会における外務大臣の出席はたいへん悪いのであります。実はきょうももっとよけいの時間を予定しておりました。米軍のカンボジア侵入、ジャカルタ会議、ASPAC、それからロジャーズ国務長官のアジア訪問、そして先般の第四回の日韓閣僚会議、ホノルルの米韓防衛問題の協議、そしてきょうあす行なわれます日米安保の事務レベル会議、こうした相次いで非常に大きな問題が進展をしておるわけです。それらの多くが沖繩の基地のあり方とも関連をいたしておるわけでありまして、そういう問題をじっくり検討しようとしても、外務大……
○川崎(寛)委員 たいへん時間が制限をされておりますから、ひとつ同じような答弁は繰り返さないように、私も端的にお尋ねをしていきたいと思うのです。 その前に、まず大臣に要望しておきますが、先ほど理事会でもいろいろ議論があったのですが、政府側の都合で委員会の時間を制限をするということはたいへん遺憾なことでありますから、今後、委員長に強く申し入れてありますので、閉会中は特に重要な問題については十分な時間をかけて審議するという態度で臨んでもらうことを要望しておきたいと思います。 そこで、まず核の旧問題についてお尋ねしますが、先ほど外務大臣は山田委員の御質問に対して、十二月十五日、メースBを撤去した……
○川崎(寛)委員 私は、佐藤総理に対しまして、総理が初めて総理大臣になられた三十九年の十二月の臨時国会以来、安保、沖繩、特に沖繩の問題については幾たびか質問を行なってまいりました。総理の沖繩問題に対する姿勢というもの、取り組みというものを私は終始見てまいったつもりでありますし、質問戦を通じて私は私なりに最も把握をしておる者の一人だ、こう思っておるわけでありますが、私が一貫をして、この総理の、特に三十九年の池田前総理と総裁を争いましたそのときの総裁選に出ます立候補声明、方針、そういうもの等も含めまして、総理が沖繩問題に取り組んでまいった中で、一番もの足りなく思うこと、そしてそのことがいま沖繩百万……
○川崎(寛)委員 私は日本社会党を代表して、今回提案されました昭和四十五年度予算案三案に反対し、細谷治嘉君外提出の日本社会党の予算組みかえ動議に対して賛成の討論を行なうものであります。 公明党及び民社党より提出されております組みかえ動議につきましては、遺憾ながら賛成しがたい点がありますので、やむを得ず反対の態度を表明するものであります。 佐藤総理の施政方針演説を、アメリカの各有力紙は経済成長と防衛費増大を結びつけた政策発表と大きく報道し、昨秋の佐藤・ニクソン会談での約束が具体化されたものと受け取っているのであります。一方、アジアの各国は、再びアジアの支配者として乗り出してくる日本への警戒の……
○川崎(寛)委員 十九号と二十三号で百名をこすとうとい命がなくなったわけであります。それは中小河川のはんらんあるいはがけくずれ、こういうことであって、先ほど米田委員のほうから基本的な問題については御質問があったわけです。これは本来、いま問われておる政治の構想力というか、そういう政治そのものの本質論の議論だと思うのでありますけれども、私は関連でありますから、これの基本的な点はまたいずれの機会におきたい、こういうふうに思います。 そこで、先ほど中小河川の対策の問題について、大臣のほうからたいへん前向きの御答弁があったわけでありますけれども、シラス地帯の場合には、血管がゆるんでおる、そこにもってき……
○川崎(寛)委員 私は、日本社会党の第一陣といたしまして、この四分の一世紀異民族の支配のもとに置かれてまいりました百万の同胞を祖国に迎えるにあたっての今回の返還協定について、総括的な質問をいたしたいと思います。 質問に入るに先立ちまして一言申し述べたいと思うのでありますが、実は私たちの先輩であります戸叶里子代議士が、七日の日になくなりました。たいへんお忙しい中を総理には弔問いただいたのでありますが、心から感謝をいたしたいと思います。 ただ、戸叶代議士は、あなたが総理になります前、三十九年の十月、日本社会党が、米軍の計画によらない、自主的な初めての調査をいたしましたときに、その第一回の調査に……
○川崎委員 けさの新聞あるいはテレビと、いろいろ報道がなされておるわけでありますが、日ソの平和条約交渉について田中総理の親書を新関大使を通して手渡されたということになっておりますが、この点については、たまたま昨年の暮れのソ連邦結成五十周年の記念式典に、私党を代表して参っておりまして、ブレジネフ書記長が三時間余に及びます演説の後半の部分において、日ソ間の懸案のいろいろの問題について七三年中に交渉をいたしますというふうなことを触れたわけでありますが、そこで総理の親書が渡されたということで、昨年の十月外務大臣が参りまして第一回の交渉、今後第二回目の交渉に入ると思うのでありますが、この日ソ平和条約交渉……
○川崎委員 堂森委員の時間を少しもらって簡単に、先ほど石井委員が質問されました中国からの一時帰国の問題で少しお尋ねしたいと思います。 これは行くえ不明者と一時帰国という二つの問題があると思うのですが、実は私も具体的な問題で、四月北京で日本大使館にいろいろ相談いたしました。たいへん日本大使館も努力をいたしておりまして、鹿児島の名瀬市の出身者で、開拓団におって、本人は軍に引っぱられた、それで妻と子供が終戦当時行くえ不明になった、母は死ぬ、一人残っておるというふうなことで、これは行くえ不明者の問題です。具体的に相談をいたしてまいりました。大使館はさっそく名瀬の親のほうにも連絡をとりまして進めてもら……
○川崎委員 先般来この委員会で朝鮮をめぐる議論というのはずいぶん進められておりますので、それに関連をしてお尋ねしてみたい、こう思います。
前に河上委員からも一度御質問しておるわけでありますけれども、南北両朝鮮と外交関係を持っておる国ですね、これは幾つになっておるものか。そしてそういう関係のあり方、大使、領事、それから貿易代表部、大使といういろいろな置き方を両方でやっておるわけでありますが、この点についてまずアジア局長のほうから御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 それはいい。南北両方を聞いている。
【次の発言】 これは私は資料を要求しているのですよ、おたくのほうに。それでちゃんともらって……
○川崎委員 今国会において、活動火山周辺地域における避難施設等の整備等に関する法律というのを、大原委員長はじめ委員各位のたいへんな御努力によって制定をしていただいたことに、地元の者として感謝をしたいと思います。ただ、たくさんの問題というか不満が残っておるわけでありますけれども、これらの問題は、今後法律を具体的に施行していく中で改善をしていただきたい、こういうふうにまず冒頭申し上げておきたい、こう思います。 この桜島の問題でありますが、八月の十八日また大爆発をやりまして、三十ミリ、四十ミリというたいへんな灰のあらしを吹き散らしておるわけでありまして、故老の話によりますと大正三年の大噴火以来の大……
○川崎委員 ただいま報告がありましたが、この桜島の火山が最近また活発に活動を始めておるわけでありまして、十三日、十七日というぐあいに軽石あるいは十七日の場合には畳大の噴石が落ちておるというふうな爆発の状況であります。 そこで、これはまず気象庁にお尋ねしたいのですが、この火山立法をいたしましたときにも噴火の予知対策という問題については、法律の中においても十一条で対策を立てていくというふうになっておるわけであります。そこで、いまの活動状況が相当長期間続くものなのかどうか、その見通しについて伺いたいのであります。それから、十七日の爆発の後、大爆発のおそれはない、こういうことを発表しておられますが、……
○川崎委員 六月二十二日からの梅雨前線による被害で、鹿児島県は大変大きな災害を受けたわけであります。そこで、参議院でも特別委員会をいたしておりますし、また午前中からもあったわけでありますから、なるべく重複を避ける意味において、具体的にまず都市地域におけるがけ崩れの問題を御質問したいと思います。 鹿児島市の宇宿町、鴨池、実方という特に三地区で大きな被害があったわけです。そして、宇宿、鴨池では多数の人が亡くなりました。これは静岡県におけるがけ崩れも火山地であり、同じ土地の性格であろう、こう思います。 そこでまず第一に、集中豪雨によってがけが崩れた、土砂が崩壊をした、そして擁壁がそれにさらに輪を……
○川崎委員 簡単にお尋ねいたします。
アメリカの上院外交委員会における多国籍企業小委員会の議事録が日本の新聞に全部出ております。お読みになりましたですね。
【次の発言】 大変失礼ではありませんか。あなたはこの委員会に証人として出てこられたわけです。当然この上院の公聴会の議事録が基本になることは、あなたが宣誓をされたそういう立場からするならば、この議事録については十分読まれて出席されるのが日本国民に疑惑を解明をする責任だと思います。なぜお読みになられずに出てこられたわけですか。大変なめておると思います。
じゃ伺います。ハワイの弁護士並びにマツナガ上院議員と裁判の打ち合わせをしておられる、こう……
○川崎委員 御苦労さんです。
檜山証人にまずお尋ねしたいと思いますが、一九七三年、あなたは丸紅社の役は何でございましたですか。
【次の発言】 七四年の九月は。
【次の発言】 これはいずれ後で大出同僚の方から伊藤専務や大久保専務にいろいろ細かにお尋ねしますが、その際に、あなたが丸紅社における何であったか――先ほどから伺っておりますと、会長だということで大分いろいろなことを逃げておられます。それで、具体的な詰めをするためにちょっとお尋ねしたかったわけです。
そこで、次にお尋ねをしたいと思いますが、トライスターの導入は丸紅とロッキード社だけの商談で成立をしたのでしょうか。
○川崎(寛)委員 けさほど来予算の修正の問題については、いろいろと大蔵大臣の所見を求められておりますので、それぞれ述べられておるわけでありますが、ただこの問題については、新聞その他を通じまして、大変考えさせられる問題があろうかと思うのであります。そのことは、つまり予算の編成権なりそういう問題について、これまでも予算の編成権を大蔵省から外すというふうな議論等もありました。しかし現行の状態になっておるわけであります。このことについて国会議員としてという立場でのけさの大蔵大臣の御答弁で大体わかることはわかるのでありますが、ただ先進工業国におけるサンファン会議なりあるいはランブイエなりの中でも問題にな……
○川崎(寛)委員 いま国民は、流した汗が報われる、苦労したら苦労しただけのかいがあるということを求めておると思うのです。それは非常に変化が多いだけに、変化の多い中でどうして生活の安定を確保していくか、またそれにこたえていくのが政治の課題であろうと思います。ちょうどいま入学試験が一段落して新しい入学期というものを迎えてきておるわけであります。それぞれ子供たちは新しい勉強の場所に張り切って行こうとしておる者もおる、あるいは失意のどん底におる者もおるわけでありますが、予算委員会やあるいは文教委員会等でも大変問題になっております私立大学の医学部、歯学部の裏口入学というか、裏口入学の莫大な入学金というも……
○川崎(寛)委員 明治三十八歳が時差を超えてがんばっておられることには、御苦労さんと申し上げます。ただし、日米首脳会談の中身なりあるいはいろいろな施策について支持をしておるということではありませんので、はっきりしておきたいと思います。 そこで、日米首脳会談の問題でありますが、カーター政権は福田政権よりも後に発足したわけですね。私は、カーター政権というのは、ベトナム戦争、ウォーターゲート事件、それから米韓の癒着、そういう問題をいかに克服するかという、つまり現状打開という方向がありありと出ておると思うのです。その世界戦略はやはり明確にありますね。しかし残念ながら、福田内閣にはその現状変更、つまり……
○川崎(寛)委員 ベトナムが統一をいたしましてベトナム社会主義共和国という新しい形で発足しているわけでありますが、と同時に統一の前にすでにアジ銀なりIMFなりに加盟をいたしているわけでありますが、この加盟に伴いまして世銀とアジ銀からそれぞれ調査団がことしの初めに相次いで出ておるようであります。その報告がなされておるようでありますが、この報告をそれぞれについて概略、ポイントを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そんなこと聞いてないですよ。それはもう新聞に出ているのですから、それをいまここで言ったって何にもならぬじゃないですか。アシ銀をこれからどうしようかという議論をするときに、そんな人を食……
○川崎(寛)委員 特例公債の問題に入ります前に、円高の問題をちょっとお尋ねしてみたいと思います。
先般福田総理は実勢に任せる、介入しない、こういうことでまいりましたが、そのことも大変円高を促進する一つの材料になっている、こういうふうに思います。
そこで、今日の円高の基調というものをどうごらんになるか、大蔵大臣の見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 倉成経済企画庁長官は、昨日二百六十円台にもし入るとするならば、その相場は高過ぎる、困る産業も出るだろう、こういうふうに言っておるわけですね。これは大蔵大臣なり日銀総裁なりお互い、つまりそこらのめどを意思を統一して話し合った上での発言というふう……
○川崎(寛)委員 まず、湯山委員長初め委員会の皆さんが暑い中をわざわざ鹿児島までおいでいただいたことに心からお礼を申し上げたいと思います。 まず最初に、先ほど新盛君から質問がございましたが、原因の問題、この点について重ねてお尋ねしたいと思います。 現象の問題については、あれこれ言いましても時間がありません。でありますからくどく言いません。ただ、現地の被災者並びに現地の新聞等は人災説をとっております。人災説が強いということです。だから、このことを前提にお尋ねをしたいと思うわけでありますが、県やあるいは建設省がシロを主張するというのは、行政当局として当然だろうと思うのです。といたしますならば、……
○川崎(寛)委員 午前中村山委員から、円高の問題についてもそれぞれ質疑があったわけであります。本日は、通貨当局の責任者であります森永日銀総裁にも御出席願いたい、こう思っておりましたが、きょうソウルの方に出かけられるようでありますし、いずれまた機会を改めてこの委員会にもおいで願って質疑をいたしたい、こういうふうに考えております。 そこで、まずIMFの問題について少しお尋ねしてみたいと思いますが、この九月末のIMF総会の開かれます前に新聞等に見られた点でありますが、大蔵省筋ということで、今度のIMF総会は問題の少ない総会だ、こういうふうに大蔵省の諸君が、だれがしゃべったのかわかりませんが言って、……
○川崎委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 本年は、豪雪、梅雨前線豪雨、火山噴火、台風等により災害が数多く発生し、激甚な被害をこうむっており、早急な災害復旧や防災対策の確立が望まれております。 特に八月の有珠山の噴火を初めといたしまして、桜島、阿蘇山の継続的な火山活動に伴う降灰などにより、活動火山周辺地域は大きな被害をこうむっており、現在、実施されている施策の見直しが求められております。 なお、この件につきましては、御承知のとおり本年十一月、活動火山周辺地域における災害対策を進めるため、当委員会並びに……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
まず、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
一九七八年伊豆大島近海の地震による被害状況調査のため、来る一月二十三日及び二十四日の両日、静岡県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
つきましては、派遣委員の人数及びその人選並びに議長に対する承認手続等に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○川崎委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任に関する件についてお諮りいたします。
本日、理事神田厚君が委員を辞任されました結果、理事が一名欠員になっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に渡辺朗君を指名いたします。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件、特に地震対策について参考人の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○川崎委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件、特に地震対策について調査を進めます。 さきの委員会におきまして、地震対策について参考人から意見を聴取することとし、その人選、日時等は委員長に御一任願っていたのでありますが、本日次の方々に御出席いただくことといたしました。 御出席の参考人は、東京大学名誉教授、地震予知連絡会会長萩原尊禮君、東京大学助教授松田時彦君、静岡県知事山本敬三郎君、以上三名の方々であります。 この際参考人に一言ごあいさつ申し上げます。 皆様すでに御承知のように、わが国は世界でも有数の地震国でありまして、古来からとうとい人命がその犠牲となっているのでありま……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
まず、昭和五十三年度の防災計画及び災害復旧計画等につきまして、国土庁長官から説明を聴取いたします。国土庁長官櫻内義雄君。
【次の発言】 引き続き、四柳審議官から補足説明を聴取いたします。四柳審議官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 次に、災害対策に関する件について質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小島静馬君。
【次の発言】 小島君に申し上げますけれども、後の質疑者が大変多いので……。
【次の発言】 渋沢利久君。
○川崎委員長 これより会議を開きます。
参議院提出の災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。参議院災害対策特別委員長村田秀三君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、本案について質疑、討論に入るのでありますが、別に申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
参議院提出の災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
ただいま議決いたしま……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、活動火山周辺地域における災害対策について、災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の調査の経過並びに結果につきまして報告したい旨の申し出がありますので、これを許します。有馬元治君。
【次の発言】 これにて小委員長からの報告は終わりました。
【次の発言】 次に、活動火山周辺地域における避難施設等の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。
本草案の趣旨、内容につきましては、ただいま小委員長の報告にありましたので、説明を省略いたします。
本草案について、御発言……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
大規模地震対策特別措置法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。国土庁長官櫻内義雄君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま提案理由の説明を聴取いたしました本案につきまして、来る十九日、東京大学理学部教授浅田敏君、東北大学理学部教授鈴木次郎君、静岡県知事山本敬三郎君、日本放送協会報道局次長土屋興三君、以上の四名の方々に参考人として出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○川崎委員長 これより会議を開きます。
大規模地震対策特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。薮仲義彦君。
【次の発言】 渡辺朗君。
【次の発言】 津川武一君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時十三分休憩
【次の発言】 長休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。永原稔君。
【次の発言】 小島静馬君。
【次の発言】 渡辺芳男君。
【次の発言】 伊藤茂君。
【次の発言】 瀬野栄次郎君。
【次の発言】 次回は、明十九日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたしま……
○川崎委員長 これより会議を開きます。 大規模地震対策特別措置法案を議題とし、審査を進めます。 本日は、法案について御意見をお述べいただくために、参考人として、東京大学理学部教授浅田敏君、東北大学理学部教授鈴木次郎君、静岡県知事山本敬三郎君、日本放送協会報道局次長土屋興三君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 参考人の方々に一言申し上げます。 本日は、御多用中のところ御出席いただきまして、ありがとうございました。 本案審査の参考にいたしますので、何とぞ忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 なお、議事の整理上、御意見の開陳はお一人十分程度に取りまとめていただき、……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
大規模地震対策特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。池端清一君。
【次の発言】 鈴木強君。
【次の発言】 古川雅司君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。加藤万吉君。
【次の発言】 中村茂君。
【次の発言】 田畑政一郎君。
【次の発言】 次回は、明二十一日午前九時五十分理事会、十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時四十四分散会
○川崎委員長 これより会議を開きます。
大規模地震対策特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岩垂寿喜男君。
【次の発言】 草野威君。
【次の発言】 柴田睦夫君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 瀬崎博義君。
【次の発言】 次回は、来る二十五日火曜日午前十時理事会、十時二十分から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時五十三分散会
○川崎委員長 これより会議を開きます。
大規模地震対策特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。矢山有作君。
【次の発言】 広沢直樹君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 中馬弘毅君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
大規模地震対策特別措置法案を議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 ただいまより内閣総理大臣に対する質疑を行います。
質疑者各位は、理事会で申し合わせました……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
大規模地震対策特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
本案につきましては、去る二十五日に質疑を終了いたしております。
これより討論に入ります。
この際、申し上げます。理事会の申し合わせのとおり、討論はお一人五分程度でお願いいたします。
討論の申し出がありますので、順次これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 薮仲義彦君。
【次の発言】 山本悌二郎君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 永原稔君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決に入ります。
大規模地震対策特別措置法案について採決いたします……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
去る四月二十七日理事渡辺朗君が委員を辞任されましたのに伴い、理事が一名欠員になっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に神田厚君を指名いたします。
【次の発言】 次に、災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、新潟県妙高高原町における土砂災害について、政府から説明を聴取いたします。国土庁四柳審議官。
【次の発言】 これにて政府の説明は終わりました。
○川崎委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件、特に新潟県妙高高原町における土砂災害について調査を進めます。 去る二十五日、新潟県妙高高原町における土砂災害につきまして現地調査を行いましたので、私が派遣委員を代表して、便宜この席から調査の概要を御報告申し上げます。 なお、県並びに町当局から提出された要望事項につきましては、これを本日の委員会議録に参照掲載することをお願いいたしたいと存じます。 派遣委員は、矢山君、広沢君、神田君、津川君、永原君及び私川崎と、それに地元から高鳥君及び山本君の参加を得て、現地の被害の実情をつぶさに調査してまいりました。 今回の調査は、参議院災害……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
一九七八年宮城県沖地震による被害状況調査のため、明十五日、宮城県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認の申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
次回は、来る十六日午前十時理事会、午前十時三十分から委員会を開会するこ……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
これより請願の審査に入ります。
今会期中本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に記載してありますとおり二件であります。
請願日程全部を議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
両請願の内容につきましては、先刻の理事会で十分御検討願いましたので、紹介議員の説明等を省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
それでは、これより採決いたします。
本日の請願日程中、第二の請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、新潟県妙高高原町における土砂災害調査について、政府当局から説明を聴取いたします。農林水産省佐々木審議官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 次に、一九七八年宮城県沖地震の災害対策について議事を進めます。
本日は、参考人として宮城県知事山本壮一郎君及び仙台市長島野武君に御出席をいただいております。
両参考人には、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。
本日は、去る六月十二日発生いたしました宮城県沖地震による被害状況並びにその後の諸対策等を踏……
○川崎委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙により、再び委員長の重責を担うことになりました。
本委員会の重要性が増している今日、災害に関する最善の対策を樹立するため、練達堪能な委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会の運営をいたしてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの高鳥修君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
天野 光晴君 有馬 元治君
志賀 節君 高鳥……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
来る十九日、災害対策に関する件、特に、地震対策及び活動火山対策について、参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、参考人の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。
まず、地震対策等について議事を進めます。
質疑の申し出がありま……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
参議院提出の天災こよる被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。参議院災害対策特別委員長川村清一君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、本案について質疑、討論に入るのでありますが、別に申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
ただいま議決いたしました本案に関する……
○川崎委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 まず最初に、去る六日から八日までの三日間、有珠山ろくに発生した泥流による被害等有珠山周辺における災害対策の実情を調査するため北海道に現地調査を行いましたので、私が派遣委員を代表して、便宜この席から調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、有馬君、高鳥君、湯山君、広沢君、神田君、谷君、津川君、永原君及び私、川崎の九名と、それに地元の池端君及び野村君の現地参加を得て被害の実情等をつぶさに調査してまいりました。 まず、泥流の発生状況について申し上げます。 去る十月二十四日夜半有珠山の周辺に集中豪雨があり……
○川崎委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの高鳥修君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
天野 光晴君 有馬 元治君
志賀 節君 高鳥 修君
矢山 有作君 湯山 勇君
広沢 直樹君 神田 厚君以上八名の方を指名いたします。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、……
○川崎委員長 これより会議を開きます。
この際、去る七日新内閣が発足し、国土庁長官に就任されました中野長官から発言を求められておりますので、これを許します。中野国土庁長官。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中審査案件が付託になり、調査のため委員派遣の必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたした……
○川崎委員 私は、総理に質問いたします前に、ただいまの外務大臣の報告に関連をいたしましてちょっと言及しておきたいと思います。 それは、トップ会談なりそうした交渉における話を、アメリカ側は、グリーン国務次官補のそうした国務長官なり外務大臣なりが退席をした後の話であっても、二国間の政府間の話として記録にとどめておるということは、いかにその会談を重視をし、またそうした交渉というものを常にオープンにしていくか、つまり将来にわたって責任を問われるという問題でありますから、その点をきちんと記録がされておるわけであります。残念ながら鶴見さんお亡くなりになっておりますからそのことを問う手だてはないのでありま……
○川崎委員 私は、まず、先ほど正示委員からも質問がありましたが、インドシナ半島の問題、それから中国、ベトナム国境における大変厳しい情勢、その中で日本は大変むずかしい立場にありますが、アジアの平和のためにどう努力すべきか、そういう問題等についてまずお尋ねをしたい、こう思います。 そこで外務大臣にお尋ねしたいのでありますが、日中平和友好条約の締結と米中の国交正常化というのは、アジアだけでなくて世界にも非常に大きな影響を与えておる、こう思います。そこでこの二つの大きな出来事ということはアジアの冷戦体制というものを大きく崩した、こう思います。その点についてどうお考えですか。
○川崎委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました予算三案につき政府がこれを撤回し、編成替えすることを求める動議についての理由及び概要を御説明いたします。 まず、動議の主文を朗読いたします。 昭和五十四年度一般会計予算、昭和五十四年度特別会計予算及び昭和五十四年度政府関係機関予算については、政府はこれを撤回し、左記要綱により速やかに組替えをなし、再提出することを要求する。 右の動議を提出する。 動議の内容につきましては、お手元に配付いたしておりますので、以下、動議提出の理由と概要を要約して申し述べます。 まず、編成替えを求める理由であります。 わが国経済は、低成長経……
○川崎委員 私は、大変いま大きく動いております世界の政治や経済の情勢の中で、日本がどう対応すべきかという立場から幾つかの問題をお尋ねしたいと思います。 八〇年代が不確実であるとか、あるいは不透明であるとか、あるいは混迷であるとか激動であるとかということは、要するに枠組みが大きく揺らいでおるということだと思います。イランの大使館員の人質事件やアフガニスタンへのソ連軍の武力侵攻という大変不幸な事件が起きておりますが、これはやはり一つの大きな枠組みの変化の中での問題だ。といたしますと、それは東西問題、また南北問題というものの鋭く交差をしておる問題であろうと思います。 わが日本が軍備を持たずに、ま……
○川崎委員 きょうは不正防止の問題を重点にやりたいと思いますが、官房長官が時間の都合でおくれるそうでありますので、きょうの次第に入ります前に、外務大臣早くお見えになりましたので、ひとつ外務大臣にお尋ねしたいと思うのです。 それは、けさの新聞に、まあごく一部の新聞でございますが、ベイルートの情報といたしまして、ペルシャ湾沿岸の湾岸の国でありますオーマン、御承知のようにエジプト、イスラエル、オーマンというところはアメリカの中東軍事戦略に積極的に対応しておる国でありますが、そのオーマンの防衛計画にヨーロッパの西ドイツ、それからフランス、イギリス、日本と、四カ国で参加をする、南イエメンの国境地帯だが……
○川崎委員 安倍外務大臣が大変精力的に世界各国を走っておられます、その努力には敬意を表したいと思います。ただ、この長い通常国会の中で延長国会まで外務大臣が本委員会に担当大臣として出席ができなかったということは大変遺憾であります。その点は、自民党の理事さんたち、いろいろありますけれどもひとつ苦言を呈しておきたい、こういうふうに思います。 きょうは核トマホークの問題を中心に質問をいたしますが、まず冒頭にグリーンベレー部隊の沖縄配備の問題について、外務大臣が三月、本院の内閣委員会において、特殊訓練の部隊であるが抑止力という面から配備にそれだけの意味がある、こういうふうに答弁をしておりますし、まだ安……
○川崎委員 まず最初に、お礼を申し上げたいと思います。 大変お忙しい中を、稻村長官御一行また当委員会の佐藤委員長初め委員の皆さんが現地を視察いただきましたことに、県民にかわりまして心からお礼を申し上げたい。また、関係省庁の皆さん方も大変御苦労さまでした。心からお礼を申し上げたいと思います。 ただ、残念ながら、桜島はコノハナサクヤ姫にかかわります島でございまして、どうも、美男子であります稻村長官や佐藤委員長が参りましたものですから、遠慮をしまして灰を噴き上げませんでした。百聞は一見にしかず、体で体験をいただけなかったことは大変に残念でございますが、高鳥小委員長の大変立派な御報告にもありますよ……
○川崎委員 久しぶりに質問をやるのですが、残念ながら大蔵大臣がいないというのは大変調子が悪いですね。しかし、大蔵委員会の審議のあり方だということではしょうがない、こういうことですから、権威のある堀之内次官の臨検でもありますし、出席のもとに、いささか質問をしたいと思います。政策課題に関しまするいろいろな問題は、また後ほど竹下大蔵大臣が見えましたときに少し突っ込んでいたしたい、こういうふうに思います。 そこで、まず酒税の問題で少しお尋ねをいたしますが、今回の引き上げを見ますと、一番上がったのがしょうちゅうですね。甲が三四・四、それから乙が二四・四、ウイスキーの二級が二九・七、こういうぐあいにいわ……
○川崎委員 まず冒頭に、竹下大蔵大臣の御尊父様の御逝去に対して心から弔意を表したいと思います。そして、政治家は大変非情なものだということで、悲しみをこらえて任務についておられますことに、心から敬意を表したいと思います。 私は、午前中我が党の渋沢委員が質問をいたしました内職の問題、まずこれを、きょうは労働省にも来てもらっておりますから、この衆議院の予算の最終段階における与野党間の話し合い、そういうものから発展をいたします今後の問題として、パート並びに内職、婦人の外務員、そういう問題等の関係について少し詰めてまいりたい、こういうふうに思います。でありますから、午前中の渋沢委員との論議、また予算の……
○川崎委員 百億円国債と言われた高橋財政、そしてまた今日は百兆円国債という大変な時代に入っておるわけでおりますが、私はこの問題を詰めてまいります前に、基本的な姿勢として、これは政府税調の問題でも少し議論したところでございますが、大蔵省というのは、私は魔術師だと思うのです。それは何かといいますと、財政制度審議会の「中期的財政運営に関する諸問題についての中間報告」あるいは「歳出の節減合理化の方策に関する報告」、そして「昭和五十九年度予算の編成に関する建議」、こういうものは一月十八日に発表になっているわけですね。ところが、大蔵原案は、たしか翌日だったと思いますが、発表になる。私は、これは中立的な審議……
○川崎委員 お二人の参考人には、お忙しいところを本当にありがとうございます。後ほどお願いします。 財確法のときにも、私は、大蔵省の立法の仕方というものについて指摘をいたしました。つまり特別立法であったやつを一本にまとめて財確法の処理をして政策の転換だ、こういうふうにしてきたわけですね、大蔵大臣。今度も七つの法律を一緒にして、余りなじむようなものでないものまで一緒にして、しかも、それはぐあいが悪いものだから「調和ある」ということで調和をとろうとしておるのですが、立法の仕方としても、最近の大蔵省の立法の仕方には大変問題がある、これは細見さんや澄田さんの時代にはなかったことだ、こういうふうに思いま……
○川崎委員 八十年来のたばこ専売の制度を変えるという大変大きな転換の時期にあるわけですので、葉たばこ耕作者、それから小売店、そして本体であります工場労働者並びに関係者という百万に及びます国民の暮らし、そして約一兆五千億の税収というものに絡む大変な問題でございます。
これまでいろいろと細かな議論もございましたが、まず、日本におけるたばこの歴史というものを少し振り返ってみたい、こういうふうに思うのですが、日本にたばこが伝来をしたのは大体いつごろと見ておりますか。
【次の発言】 アーネスト・サトウが明治の初め、イギリスの外交官だったわけですが、日本の外務省の顧問ですかな、来ておりまして、大分詳しく……
○川崎委員 先ほども沢田委員から円安の問題について御質問ございました。私は、円安、それから累積債務、またコンチネンタル・イリノイ銀行の経営危機、国家管理に近い経営再建、そういう問題がたくさんあるわけでありますが、きょうはその問題について御質問する時間がございませんので、問題を絞って、石油の国家備蓄の問題、それから国有林の財政の問題についてお尋ねをしていきたい、こういうふうに思います。 そこで、通産省の石油部長にまずお尋ねをしておきますが、国家備蓄の問題、衆議院の予算委員会においても随分議論ございました。しかし、去年の三月、四月にかけての参議院における当時の吉田参議院議員の質疑というのは、私は……
○川崎委員 安倍外務大臣の創造的外交論というのにときどきお目にかかるわけであります。あなたが対談をされておるものも一、二読みました。そして創造的外交論、つまり新しいというか、今日のこういう混迷した時代の中で軍縮、平和ということに力を入れたい、こうあなたは言っておられるわけでありますが、創造的外交論というものの全体の姿というのはまだよくわかりませんが、ただ部分的にはいろいろ言っておられることについては賛成の面もあります。その意味では、高いとは言えませんけれども、私は評価したい、こういうふうに思うわけであります。そういう点でことしはヤルタ協定の四十周年、二月の初めに四十周年を過ぎたわけでありますけ……
○川崎委員長代理 これより会議を開きます。
委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行います。
お諮りいたします。
委員長大内啓伍君より、委員長を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、辞任を許可することに決しました。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの深谷隆司君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、青山丘君が委員長に御当選になりました。
委員長青山丘君に本席をお譲りいたします。
○川崎(寛)委員 予算委員会における大蔵大臣なりあるいは文部大臣なりの答弁を通して、この特別会計の性格についての答弁のしかたには食い違いが少しあると思うのです。ですから、その点はぜひ大蔵大臣が来てからやりたいと思うのですけれども、八木政務次官が予算委員会において答弁をされております点について少しお尋ねしたいのでありますが、社会党の中井議員の質問に対しまして、八木政務次官は「大学教育という場合に、一般行政事務と違った、ある程度経営的な面もあり」こういうわけで弾力性を持つ必要があるんだ、こういうことで特別会計にして、つまり予算の硬直性がある今日、特別会計にすることがよろしいんだ、こういうふうな答弁……
○川崎(寛)小委員 いま説明のありましたその警備員の給与の体系はどうなっていますか。
○川崎(寛)委員 関連。少し手続を聞いてみたいと思います。ただいまの局長の答弁では、国が全般的な施策の面から判断をしてきめたのだ、こういうことでありますが、このいまかかわっております財産の処理の問題について、少し詰めてお尋ねしたいと思います。 先般の文教委員会の質疑におきましても説明がありましたように、このいま問題になっております財産は、オリンピックの組織委員会の設置に関する特別措置法、この措置法に基づいて大会組織委員会が設置をされ、そしてその法律の第三条で、国有林産法第二条に基づく国有財産の無償提供、こういうふうになってまいったと思います。そこで問題は、その特別措置法の政令第二条によって国……
○川崎(寛)委員 小委員外の発言ですので、ダブらないようにやりたいと思います。
まず第一に、農安法の第五条に基づいて生産者団体にはかる、こういうことになっておりますが、具体的にどのようにはかったか、それからどういう要望が出てきておるか、この点についてまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 これは昨年も農林水産委員会でたいへん問題になった点でありますが、十分にはかり、尊重する、こういうことになっておりますし、またわれわれのところにはそれぞれの資料が主産県会議の決議として参っておるわけでありますから、当然にそれらのものが農林省に対しては要望としてあがってくるものだと思いますので、尊重される、……
○川崎(寛)委員 ただいま藤田参考人から、非常にあせっておる帰島希望者のお気持ちを切々と訴えられたわけであります。この点につきましては、暫定措置法案を審議いたします過程においても、要するに今度は復帰に伴う暫定措置だ、そこで問題は次の復興法だ、こういうことに政府側は答弁をしておるわけでありますけれども、一番いま帰島希望者の方々が不安に思っておられる点、それはこの協定なり措置法なりが効力を発生した、次に、四十四年度において法律ができ、復興開発の予算が発効する、その段階までの間の移行措置が一番やはりいま不安ではないかと思うのです。それらの点について、帰島希望者の方々と国なり都なりとの話し合いがどのよ……
○川崎(寛)分科員 B52の問題を中心に少しお尋ねしたいと思いますが、その前にひとつ議論を整理していくために、去年の特別国会における沖繩特別委員会その他を通じてすでに議論をされておる問題ですが、そのことを一ぺん詰めたいと思います。 沖繩の施政権の返還については、まず第一には佐藤総理が昨年の一月大津で全面返還と、こう言いましたね。それから外務大臣も特別委員会で全面返還、こういう政府の方針を言われたわけであります。そうしますと、いま基地の扱い等その他でいろいろと議論があります。そういう中で分離返還、機能別分離返還あるいは地域別分離返還等はとらずに、あくまでも全面返還を通すという方針であるかどうか……
○川崎(寛)分科員 防衛庁長官にお尋ねします。
昨日の一時半、九段会館の「芙蓉の間」での日本郷友連盟総会に出席をされて、防衛庁長官としてごあいさつになられましたか、どうですか。
【次の発言】 それではお尋ねいたします。
きのうテレビでもいろいろ報道がございましたし、また私は、出席した者からもいろいろ聞いたのでございますが、幾つかの問題点があって、これは見のがせない、こう思います。
一つは、ただいま加藤分科員から質問がございました予算の関係並びにそれからくる防衛庁長官の国家建設の方向の根本問題、これが一つです。
まず、予算の点については、昭和の平時では国家予算の半分だった、だから、そうい……
○川崎(寛)分科員 議事進行について。ただいま大蔵大臣に聞いていただきたい。大蔵省の姿勢で非常に不満なのは、北山委員が、予算の総括質問で大蔵大臣並びに主計局長とずっと詰めてきた問題をこの分科会でやるということは、ちゃんと通告してあるのです。それに対して、きょうは主計局長は来ていないのです。それは政府委員室のほうからいろいろ聞いたら、非常に疲れておるということの説明はありましたけれども、御本人は了承しておらない。そういう点では、こういう大事な根本にかかわる問題を審議する際に、分科会に移ったからということで、政府委員のほうの差しかえというか、こういう陣容で臨んできて、議論がかみ合わない、議論が継続……
○川崎(寛)分科員 まず最初に、事務的に局長にお尋ねしたいと思いますけれども、つまり南連ではなくて政府の支弁だ、こういうことがはっきりいたしたわけでありますが、そこで、大臣にお尋ねする前に、大浜先生を団長にして何人、だれが行くのか、それからいつこちらを立つか、それから任務――つまりこの間の大臣の答弁でも、委嘱をしたというふうな答弁がありましたけれども、任務は、どういう任務を持って行くかという点をまずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 それでは大臣にお尋ねしたいと思いますが、総理の諮問機関として――これは設置法に基づいたものではございませんが、諮問機関としてあるわけであります。日米首脳……
○川崎(寛)委員 たいへん時間が制約をされておりますので、簡単にお尋ねをいたしたいと思います。 公述人の諸先生がお忙しい中においでいただきましたことに、心から感謝をいたしたいと思います。特に、公聴会というのが単なる形式としてではなくて、公述いただいたことに対して、本委員会がどう先生方の御意見を受けていくかということがわれわれの任務だと思います。従来こうした公聴会には、総理大臣あるいは関係大臣がほとんど出席したことはないのでありますけれども、本日は坂田文部大臣も出席をされておりますし、私は、慎重に扱っていくという姿勢であることを読み取れますし、そういう立場でわれわれの責任を果たすために努力をし……
○川崎(寛)委員 喜屋武公述人にお伺いしたいと思います。
ベトナム戦争以後、外人犯罪というのがふえてまいったと思うのです。その外人犯罪が戦争を契機にさらにふえてきておるという実情について、伺わしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま基本的人権が依然として守られていない現地の実情をるるお述べいただいたわけでありますけれども、先ほど臼井委員のほうからは、経済援助が非常にふえてきた、こういう点の強調があったわけであります。ところが、現実には人権のほうの守られ方というのはさっぱり前進をしていないというのは、いまのお話でも明らかだと思います。そこで、いろいろと経済援助の面はふえながら、基本……
○川崎(寛)分科員 限られた時間でございますので、私が最近国会関係の付属しておる調査機関の問題についてあれこれ考えておりますこと、また、こうすべきじゃないかと思っておること等を、それぞれの関係の皆さんにお尋ねをしてみたいのであります。 実は、私がこの国会付属の調査機関についていろいろと関心を持ち始めましたのは、沖縄の問題が大きな国の政治問題として上がってまいりました。国会でも論議がずっと続けられ、また、総理もいろいろと外交折衝をやろうとしておるわけですが、この問題を検討いたしてまいりますについて、私は、立法府というものが国の最高の議決機関だ、その国の最高の議決機関としての機能を果たしていくた……
○川崎(寛)分科員 官房長官にまずお尋ねをいたしたいと思います。 二、三の新聞並びにテレビ等でも報道されたのでありますけれども、政府が、つまり内閣官房の広報室が、中央世論調査所を通して、沖縄返還についての世論調査を依頼した。その世論調査の結果というものは、公表されずに、閣議で報告をなされたというふうに読むわけであります。ただ、ここで、この世論調査の設問のしかたが、この国会で、本会議あるいは予算委員会等で、総理大臣が答弁をし、主張されておりますその論理ときわめて一致をいたしておる。つまり、誘導尋問的な世論調査をなしておることを、私はたいへん重大視するわけであります。たとえば、沖縄の祖国復帰につ……
○川崎(寛)分科員 私は、中央教育審議会のあり方というものについてお尋ねしたいと思います。現在どういうことが議論されておるか、そういうことじゃないのです。中教審の性格そのものをお尋ねしてまいりたいと思います。
中央教育審議会の事務局はどこにありますか。それから、事務局長はだれでありますか。事務局の人員は何名でありますか。
【次の発言】 大臣が、事務局の機構がどういうふうになっているかというのをあまり御存じないということは、いかに中教審の事務局というのが隠れておるかということだと思うのです。九名の企画室の人員が、官房長の命を受けて作業しておる。こういうことになりますと、中教審のあり方というもの……
○川崎(寛)分科員 午前中、中村委員のほうから御質問があったそうですが、重なる点もあるかもわかりませんが、まずイモでん粉の問題について少しお尋ねしたいと思います。 長期計画を立てようということは前々から議論になっておりましたし、私も党のイモでん粉の対策委員会の事務局長として、毎年のイモでん粉年度の際、本院の農林水産委員会等では議論をしてまいったわけでありますけれども、この長期計画を立てるために農林省内にイモでん粉の検討会をつくってやっておられるわけであります。三月までに結論を出すという予定であったが、結局三月には出ないんじゃないか、こういうふうに見られておりますが、この点いかがですか。いつご……
○川崎(寛)分科員 私は、第二次世戦大戦の結果、鹿児島県の一部であります奄美大島が二十八年まで米軍の占領下にあったわけですが、そのために現在大島電力、つまり島民の生活に非常に関係の深い電力会社がいろいろ苦労しておるわけですけれども、なかなか九州電力との合併が元の状態になれずにおるわけですね。そこで、この問題は将来沖繩が返還をされました際にもまた出てくる問題でもあろうと私は思いますし、この大島電力の問題をひとつお尋ねしてみたいと思います。 まずお尋ねしたいことは、大島電力が九電から分離をされた経緯というものを明らかにしていただきたいと思います。
○川崎(寛)分科員 まず第一には、この二月四日に沖繩でB52の撤去を求めて、「生命を守る県民共闘会議」の諸君がゼネストに入ろうといたしました。その前に、現地の代表も参りまして、政府のそれぞれの皆さんに会って帰ったわけです。外務大臣もその代表の諸君に会われたわけであります。一応回避されたわけでありますけれども、先般の二十一日の予算委員会の公聴会において、復帰協の喜屋武会長からも切々と訴えられました、これは一応の回避だと。屋良主席が、このゼネストの前に総理はじめ皆さん方とお会いになった結果についての感触を伝えて、回避を訴えたわけであります。その感触というのは、六、七月にはB52が移駐するであろう、……
○川崎(寛)主査代理 伊藤惣助丸君。
【次の発言】 只松祐治君。
○川崎(寛)分科員 ただいまは、アポロや航空機や情報化社会や情報産業など、たいへん大きな話があったのでありますが、私は、そういうあれから取り残されておる過疎地域の交通問題について、限られた時間でお尋ねをしたいと思います。
最初に、少し事務的といいますか、こまかいことを詰めてみたいと思います。
先ほどの大原分科員から御質問があった点に関連をしますけれども、政府の過疎バスの補助でありますけれども、現在申請がどのくらいあるかお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 合計して全部で幾らですか。
【次の発言】 補助対象の基準の問題でありますけれども、四十五年度はこれから予算がきまってからいくとい……
○川崎(寛)分科員 限られた時間でありますから、私は特殊土壌地帯のうち、特にシラス対策の問題についてお尋ねをしたいと思うのであります。 毎年雨期になりますと問題が起きて、そのときには気がつくのでありますが、のどもと過ぎれば熱さを忘れるで、いつの間にかその問題は遠い忘却のかなたに置き去られる、こういうことになりがちであります。きょうは幸い、昨年の鹿児島県の長雨でたいへんな被害と死者が出ましたときに、政府の団長で現地調査に行かれました、当時の渡辺政務次官が委員長席におられます。生き証人でありますけれども、政府のそれ以後のいろいろな検討についてもお尋ねしたい、こういうふうに思います。 最初に、こ……
○川崎(寛)分科員 農林大臣、どうも御苦労さんです。気の重くなるような話が続いておりますけれども、さらに私のお尋ねしますカンショ並びにイモでん粉価格の安定、こういう問題は日本の農業の中でもさらにきびしい試練を受けておりますので、限られた時間でありますけれども、お尋ねをしたい、こういうふうに思います。 まず第一に、去る二月十三日の外資審議会で、コーンスターチの世界市場のシェア四〇%を持っておりますCPC・インターナショナルの日本食品化工への資本参加を条件づきで承認をされたわけでありますけれども、これはでん粉二次製品メーカーがわが国のでん粉企業に上陸をするのは初めてであります。このことについて農……
○川崎(寛)分科員 総括質問なり一般質問、あるいは午前中の論議等を通じて、極東の範囲の問題がずいぶん議論になっておりますが、ずいぶん混乱もあると思います。六〇年安保特別国会以来の統一解釈というものは再び繰り返さないでいただきたいと思います。 私は、第一分科会の番人を仰せつかっている立場上、本分科会は本務でないものですから、三十分に限られておりましてたいへん時間が制約されておりますので、答弁の点は整理をしてもらいたい、こう思います。 そこで、そういうものを整理することをいたしてみたいと思うのでありますが、安保条約の条約適用区域はどこでありますか。
○川崎(寛)分科員 私は、幼児教育の問題にしぼって、限られた時間ですから、お尋ねをしてみたい、こういうふうに思います。 幼児教育についての要望というのはたいへん高いものになっております。私は、先般、中国や北朝鮮の保育所なり幼稚園なりもずっと見てまいりました。文部省のこの「わが国の教育水準」その他にも、資本主義国だけでなくて、ソ連の問題などについても触れております。しかし、どうも社会主義国のそういう幼児教育の問題については十分な検討はないんじゃないか、こういうふうに思います。中国や朝鮮――中国はそうでもない面もありますけれども、朝鮮などの場合、完全に保育所に収容されますし、そしてさらに幼稚園と……
○川崎分科員 本日は限られた時間ですから、韓国産大島つむぎの問題にしぼって御質問したいと思います。
まず最初に、伝統的工芸品産業の振興に関する法律というのが超党派で議員提案として制定をされ、品目の指定が行われ、具体的に本年度からその振興策がとられるわけでありますが、そのことを私たちは大変喜びたい、こう思います。従来の中小企業の政策の新しい振興の前進と見るべきだと思いますが、その伝産法に基づきます振興について、予算措置並びに具体的な今年度における振興計画をまずひとつ通産省の方から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それじゃこれは次に大臣にお尋ねしたいのですが、大島つむぎというのは、現在国……
○川崎(寛)分科員 ただいまの加地委員の質問と関連をしてまいるわけでありますが、私は、きょうは大島つむぎ、そして韓国産の輸入物、これらの問題に関連をしで、限ってお尋ねしたいと思います。
ソウルで行われておりました日韓の繊維会談というのは、新聞の報道によりますと、絹織物は妥結、そして生糸と絹撚糸は四月東京会談、こういうふうになったようでありますが、絹織物の方が妥結をした理由、生糸、絹撚糸の方が妥結しなかったのは理解できるのでありますが、絹織物が妥結をした理由について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それならよくわかります。つまり前回の自主規制を約束した二国間協定というのと今回の会談の中……
○川崎(寛)分科員 私は、農業機械や農薬等によります農業労働の災害補償の問題にしぼってお尋ねをいたしたい、こういうふうに思います。
まず、農林省にお尋ねしたいと思いますが、この農業機械や農薬等によります事故の実態というものをどう把握しておられるか。後ほど鹿児島の方の実態を私の方から報告したいと思いますが、伺いたいと思います。
【次の発言】 鹿児島の方でも農業会議の調査によりますと、鹿児島はわりに経営規模が小さいものですから少なくなっておる面もあると思いますが、四十八年で死亡事故が八、四十九年で五名、そして五十年が一名、こういうふうになっておりますが、いずれにしましても機械による死亡事故という……
○川崎分科員 限られた時間で二つの問題点をお尋ねをいたします。一つは、二百海里時代におけるカツオ、マグロの問題、それからもう一つは、農業機械によります労働災害補償制度の問題であります。そこで、限られた時間ですから、私の方も簡単にまとめて質問しますが、答弁もそういうつもりでお願いしたい、こういうふうに思います。 ニュージーランドにつきましては、鈴木前農林大臣が参りまして、いろいろと困難な問題にぶつかっておる、困難な状況にあるということについては新聞の報道のとおりであろう、こう思います。私たち自身も、昨年暮れの社会主義インターの首脳会議においてニュージーランドの前総理でありますビル・ロ―リング氏……
○川崎小委員 中江参考人には御苦労さまでございました。 いま現地の生々しい実情を御報告いただいたわけでありますが、私は、産地側出身の議員といたしましてまずお礼申し上げたいと思いますが、いま参考人からも申し述べましたように、この流通小委員会が昨年大変精力的に大島つむぎの問題を取り上げていただき、そして大変困難な問題もあったと思いますが、幾つかの点をこの流通小委員会でおまとめいただき、またそれに基づいて通産省を初め政府側が日韓交渉において、先ほど参考人の申し述べたとおりにおみやげの制限また荷姿の改正ということについて努力をされ、それが実現をしましたことは、大島つむぎにとって大変いい影響を与えてお……
○川崎分科員 私は、限られた時間でありますが、国会付属機関の立法並びに調査の機能の強化という問題についてしぼってお尋ねをしたいと思います。
まず、岸田国会図書館長にお尋ねをいたしますが、五十四年度の国会図書館予算では、立法調査事務の機能拡充、こういうことで、非常勤職員を六名増員をされて、二十三名にされた。つまり人的な面で見ますとこれだけにとどまったのでしょうか。
【次の発言】 国会からアメリカの国会図書館等の調査をなして、いろいろと議会の方でも議論が進んでおるわけでありますが、私は、現在の立法考査局の機能というものについて少し具体的に突っ込んでお尋ねしてみたい、こう思います。
といいますこ……
○川崎主査代理 西中清君。
【次の発言】 田中美智子君。
○川崎分科員 大蔵大臣は連日御苦労さんです。この第二分科会もきょうが最後ですが、実は私はきょう最後になっておりましたけれども、社会党が非常に協力いたしまして、相当数定数の中にあきが出ましたので、そこで前々から通告をしておりました質問事項に加えまして、まず最初にアメリカの国際収支の問題、対日赤字が再び拡大してきておりますのでその問題と、それから対中国の金融問題という問題と、それからもう一つパシフィック通商の、これは後ほどの証券行政とも関連いたしますが、そういう問題についてまずお尋ねをしておきたい、こう思います。 そこで、一月二十八日発表されましたアメリカ商務省の国際収支は三十九億四千万ドルの赤……
○川崎小委員 両参考人には遠路大変御苦労さまでした。
きょうは本会議等との関係で大変質疑の時間が制約されておりますので、私は両参考人にもいろいろお伺いしたいのですが、主に政府の方にお尋ねをしたいと思います。
まず第一には、ことしの日韓の交渉はいつ行われる予定であるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 いずれにしましても今月の末から来月ということになれば、近々に行われるわけです。
そこで、いま両参考人から御説明ございましたが、五年たっておるけれども、依然として協定数量とそれから実際に入っているであろう数量との間には大変開きがある。そこで、韓国における生産の実態と輸入の実績というものについて……
○川崎主査代理 武田一夫君の質疑は終わりました。
次に、石野久男君。
【次の発言】 石野久男君の質疑は終わりました。
次に、中林佳子君。
【次の発言】 中林佳子君の質疑は終わりました。
次に、馬場昇君。
【次の発言】 馬場昇君の質疑は終わりました。
午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十四分休憩
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