国会議員白書トップ衆議院議員伊藤惣助丸>委員会発言一覧(全期間)

伊藤惣助丸 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

伊藤惣助丸[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
490位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
341位

31期委員会出席TOP50
42位
31期委員会出席(無役)TOP50
18位
31期委員会発言(非役職)TOP100
83位
32期委員会発言TOP50
19位
32期委員会出席(幹部)TOP50
35位
32期委員会発言(非役職)TOP50
13位

このページでは伊藤惣助丸衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊藤惣助丸衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 内閣委員会 第8号(1967/05/18、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 初めに、先ほど質問がありましたが、外務審議官の名称についてお伺いします。いい悪いは別にいたしまして、現在、官房に審議官という名称があり、審議官が現在六名おります。そしてまた外務審議官、非常にまぎらわしいように思います。そういう点について実際上困ったことがあるのではないかと思いますが、その点についてお伺いします。
【次の発言】 次官補では不適当であるというお話でありますが、では適当な名称を考えてつけるべきではないかと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
【次の発言】 御検討を願いたいと思います。  外務大臣にお伺いします。ベトナム問題については、大臣からまたいろいろな点で聞……

第55回国会 内閣委員会 第17号(1967/06/09、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 法務省設置法の一部を改正する法律案の中に、再度山学院を廃止するというふうにございますが、その後の処理について伺いたいと思います。
【次の発言】 その処置でありますが、いわゆるそこは不適当であるとか、またはその後の処分ですね、どのようになっておりますか。
【次の発言】 実際に見ておりませんのでよくわかりませんが、いずれにしても青少年のための練成道場にするということを承ったわけでありますが、そういう処理にあたっても、新しく少年院を新設する、または土地を求めるのに非常に困難な時代であります。どうかその点もよく政府のほうで考えて、厳正な措置をしていただきたい、こう思います。  喜連川……

第55回国会 内閣委員会 第27号(1967/07/04、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 最近の中東戦争、またベトナム紛争等の悲惨な争いは、いつ解決するか、この見通しもつかないのが現状であります。さらに中共の水爆実験が行なわれ、それに伴う核装備も現実の問題となってきております。私は、このような不安定な国際情勢の中にありまして、わが国の安全保障という問題について、あらためて根本的な検討をする必要があるのではないかと考えるものであります。いままで防衛問題に関する質疑は数々行なわれてまいりましたが、必ずしも明快な、納得できる答弁ばかりではなかったと思います。このような重大な問題こそ、国民の基盤の上に立ったものでなくてはならないと思うものであります。すなわち国民世論の合致……

第55回国会 内閣委員会 第28号(1967/07/05、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 関連しまして質問いたします。パイロットのほうでありますが、実はただいまもありましたように、現場を見てまいりますと、現在パイロットが非常に少ない。またパイロットが一人前になったときにおいても、民間からの引き抜き等があっていろいろ困っている、こういう問題を私は現場で聞いてまいりました。その点について、御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一つは、医官の問題であります。医官の充足率について伺います。
【次の発言】 総理が参ったようでありますから簡単に申し上げますが、処遇の問題については、全体の予算の中でも、今回の三次防の中にいたしましても、非常に少ないと思います。そういう……

第55回国会 内閣委員会 第30号(1967/07/10、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、公明党を代表いたしまして、このたびの防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、簡単に反対の所見を申し述べます。  今日の国際情勢を見ますと、まことに遺憾なことではありますが、中東紛争はいまだ完全な解決を見ず、また悲惨なベトナム紛争はいつ果てるともしれない状況であります。また中共の水爆実験等の成功によりまして、世界は核の多極化という傾向をも示しております。このように、依然として国際情勢は流動を続けておるのであります。  このような事態に対処するため、政府自民党のわが国の国防に対する基本的姿勢は、三次防にも明らかなように、これを主として安保体制の強化と、わが国……

第56回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1967/08/02、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 ただいま提案されました社会党、民社党、公明党、三党共同提案のいわゆる政治資金の規正は、現今の腐敗せる政界のただ一つの解決の道である、私はそのように思います。また、かねて国民の声でもあると思います。  そこで、これは佐藤総理の発言でありますが、前回の特別国会におきまして、第五次審議会に急を要する事項として政治資金の規正の答申を求めたわけであります。そして国民の期待にこたえるかのような態度をとったのでありますが、その後総理は、あの三月二十日の衆議院予算委員会におきまして、答申が出れば謙虚な態度で立法化する、法制化をする、またその後の本会においても、骨抜きにしない、大骨も小骨も抜か……

第57回国会 内閣委員会 第1号(1967/12/14、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 今国会は別名沖繩国会ともいわれ、沖繩の返還をめぐりまして、核つきか核抜きかという基地の問題、さらには沖繩、小笠原を含む防衛体制について、るる総理から施政方針並びに日米共同体制の中において取り上げられております。私は、総理のそうした所信表明や代表質問での答弁について、国民が必ずしも納得できる答弁ではなかったというふうに考えております。私は、特に総理の答弁した、また総理の主張するところの自主防衛体制について、防衛担当大臣である長官に質問申し上げたいと思います。  初めに、総理は沖繩返還問題について、わが国の防衛に対する問題については自主防衛の気概が必要である、このように再三主張し……

第57回国会 内閣委員会 第3号(1967/12/19、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出三法律案の原案に反対、修正案に賛成の討論を行ないます。  内閣提出の三法律案は、人事院勧告の趣旨を必ずしも尊重しておらず、公務員の生活の実態に照らして、五月一日実施が適当と認められるので、わが党は政府案に反対し、修正案に賛成するものであります。  以上であります。(拍手)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第9号(1968/04/19、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、本法律案に対して、公明党を代表いたしまして、反対の意思を表明いたします。  昨年十一月、佐藤・ジョンソン共同声明によって諮問委員会の設置が合意されたことに対して、政府・与党は、あたかもこれが画期的なできごとのように礼賛し、主席公選、国政参加はもとより、祖国復帰のような高度の政治的問題をもこの諮問委員会で討議されるような期待を抱かせたのであります。しかし、実際には、諮問委員会の任務は経済的及び社会福祉問題に限って、高等弁務官に助言し、勧告するにとどまっております。これは早期祖国復帰を願う国民の期待を裏切るものであると言わざるを得ません。  さらに、この助言と勧告は、高等弁……

第58回国会 外務委員会 第5号(1968/03/22、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は東京都の北区にある米軍の野戦病院について質問いたします。  去る三月十八日、突然午前九時ごろ、米軍の病院側から、ハードフィルト大尉という方から電話がありまして、病院の開設を通告してきました。まず、この点について大臣は御存じだったでしょうか、お答え願います。
【次の発言】 外務省にございましたか。
【次の発言】 このことについては、付近住民をはじめ、北区議会においても再三抗議を行なってきたわけであります。たとえば昭和四十年あるいは四十一年、二年、区議会において与野党が一致し、意見書をつくり、防衛施設庁等にもその意見書を提出した、このようにも伺っておりますが、施設庁においては……

第58回国会 外務委員会 第7号(1968/04/01、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 先ほどテレビ、ラジオ等でもありましたように、外務省北米局から、大統領の全米向けテレビ、ラジオ放送の演説要旨が出されて、私もそれを拝見いたしました。そこで、外務大臣に伺いたいわけでありますが、三十一日の夜を期して北爆を一応停止することを命じた、さらにこれによって直ちに北ベトナムとの交渉に入る、また、ハリマン移動大使等を通じて和平交渉に関する仲介を英ソ両国に依頼する、このようなことが述べられております。この演説によってアメリカのベトナム政策が百八十度転換したわけでありますけれども、このような政策転換について、外務大臣はどのような判断をなされておるか、伺いたいと思います。

第58回国会 外務委員会 第8号(1968/04/05、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、いままで質問がございましたので、一問だけ外務大臣にお聞きしますが、シンガポール及びマレーシアの経済状態と今後の貿易の見通しについてという問題があると思いますので、その点ひとつお伺いしたいと思います。

第58回国会 外務委員会 第10号(1968/04/12、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 一九三〇年の満載喫水線条約においては日本の沿岸が季節的冬期帯域であったわけですが、この条約では年間を通じて夏期帯域になったわけですね。その会議のいきさつと、この帯域になったときの利点について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 利点はどういう点でございましょうか。
【次の発言】 季節冬期帯域が北海道の一部にかかっておりますけれども、そのかかっておりますおもなる港でございますが、どこでございましょうか。それから、その港から出港及び入港は、夏期帯域の日本の他の港から比べると不利益になるのではないかと思うわけですが、その点具体的に説明願いたいと思います。

第58回国会 外務委員会 第11号(1968/04/16、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 前回も国連局長及び条約局長、外務大臣に伺いましたが、朝鮮における三十八度線の武力の接触は、最近ひんぱんにありまして、わが国としても無視できないのではないか。一方、ベトナムにおいては和平のきざしが芽ばえたということから見て、緊張が逆に非常に緊迫しておる、こういうふうに感ずるわけです。  そこで、これは二月の初旬でございますが、韓国の朴大統領は、国連における十六カ国共同提案国に対して武力の援助を求めました。参議院の予算委員会等においても、防衛庁長官から、確かに韓国からの要請はあった、このようにも伺っております。  そこで、伺いたいわけですが、この共同提案国になったことが私は非常に……

第58回国会 外務委員会 第12号(1968/04/17、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 この領海及び接続水域に関する条約については、慣習国際法を条約にするということでありますが、特に一番大事な領海の幅について述べられておりません。いままでその件については政府側から答弁がございましたが、政府の考え方といいますか、いわゆる領海の幅を広くとるほうと狭くとるほうとの利害得失についてどのように考えておるか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これは海洋法会議において、領海の幅の設定については、いま漁業の問題のほうから議論があったと思います。しかしまた、軍事的な面からいいますと、いろいろ問題があるように思います。一九三〇年のヘーグの法典化会議を見てまいりますと、ア……

第58回国会 外務委員会 第13号(1968/04/19、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 このケネディラウンドの問題に入る前に、外務大臣に二点だけ質問したいと思います。その一つは北爆停止の問題、もう一つはB52の問題であります。  一日のジョンソン声明によって、北爆の一方的部分的停止が行なわれて、現在では北ベトナムとの和平場所を交渉の段階に入っておる、こういうふうにいわれております。この都市の候補地が、いま米当局からリストが出ておる、こういうようにいわれておりますが、その現況について伺いたいと思います。
【次の発言】 できるだけ積極的に予備会談の場所としてさらに推進していただきたいと思うわけであります。  もう一点はB52の問題でございますが、あの声明以来北爆がや……

第58回国会 外務委員会 第15号(1968/04/24、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 通産大臣に質問いたします。  今回ケネディラウンド交渉が妥結し、七月一日からわが国も関税の段階的引き下げを行なうため、ジュネーブ議定書を審議しているわけでありますが、この際、中国貿易について若干の質問をしたいと思います。  今度二千百四十七品目について関税の引き下げが行なわれますが、中国はガット締結国ではありませんから、譲許関税がそのまま中国からの輸入品には適用されるわけではないわけであります。銑鉄、大豆等十数品目については同じ関税を適用する手当てをしておりますが、中国から輸入されるところの六百三十五品目のうち、五五%に相当する三百五十余の品目については、今度の譲許関税は適用……

第58回国会 外務委員会 第19号(1968/05/08、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 この原子力協定については、非常に内容が複雑であり、疑問点が多いわけです。本日は、時間もおそくなっておりますので、同一問題についてはあまり深くお尋ねはいたしませんが、いずれにしても国民が納得できるように、率直明快に答弁願いたいと思います。  この新協定は、わが国の最近の原子力発電の増大に伴い、核燃料の確保と特殊核物質の民有化の方針にのっとって、政府だけでなく民間も取引できるようにすることなどがその主目的になっているといわれております。  そこで、初めに、日英原子力協定のほうから質問したいと思います。  この原子力協定の第十条四項でありますが、この査察についてであります。日英両国……

第58回国会 外務委員会 第20号(1968/05/10、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 科学技術庁は、昨日、茨城県の東海村の日本原子力発電会社東海発電所が国際原子力機関の査察を受ける、こういうふうに言っておりますが、どういうスケジュールをとられるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 原子力局長から詳しいことを伺いたいのですか、来ておりませんか。――これは査察員はアルゼンチンの人のようであります。そして期間は、今月の二十三日から三十日までの期間において査察をする、このようにいわれております。東海村に原子力発電所が建設されて十年になったわけでありますが、いままでに一回もなかったわけです。今回が初めてなわけでありますが、どのようなスケジュールで、また査察の範囲はど……

第58回国会 外務委員会 第21号(1968/05/14、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 きわめて短い時間でありますので、非常に大事な佐世保の原潜の問題について伺います。どうか簡単に、またはっきりと御答弁願いたいと思います。  佐世保の異常放射能事件に関する科学技術調査団の十日から十二日までの調査の結果、米原子力潜水艦の周辺で去る六日記録した異常放射能値の原因と考えられた米工作艦上の電気溶接作業、それから近くにいた米掃海艇のレーダー電波も、異常測定値の原因ではなかったことを明らかにいたしました。その結果、米原潜ソードフィッシュ号による放射能の排出説が強くなったわけです。  そこで、伺いたいわけでありますが、このような異常な測定値を検出したときに、その海水をサンプル……

第58回国会 外務委員会 第22号(1968/05/15、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 近年、公海における漁業資源の保存に関する国際的要請が高まるとともに、沿岸十二海里までの漁業水城を規制する国が多くなっておるわけであります。 わが国の遠洋漁業は、ますますその中にあって国際的規制を受けるようになっておるわけでありますけれども、一体世界におけるこのような中において、漁業専管水域を設けている国はどのくらいあるか、伺いたいと思います。  また、このようだ漁業の国際規制のうちに、現在わが国が結んでいる多数国あるいは二国間の漁業条約及び協定は幾つくらいあるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 このように過去に多くの漁業専管水域が設けられて、遠洋漁業は国際的規制を受けた……

第58回国会 外務委員会 第24号(1968/05/22、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 安保条約について伺います。  一九七〇年を二年前にしまして、いま国民は安保条約、日本の安保体制に大きな関心を寄せております。確かに一九七〇年の六月二十二日付をもって現在の安保条約の期限が来るわけでありますが、しばしば佐藤総理は、安保条約は日本の平和と安全のために大きく寄与した、また今後は長期に堅持したい、このように答弁されております。そこで、私は、外務大臣に、二年前でございますけれども、この条約に対して、また安保体制について、どのような見通しと見解をお持ちになっておるか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 総理が長期堅持と言われた。大臣も長期に存続していかねばならぬ……

第58回国会 内閣委員会 第1号(1968/01/18、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 川島警備局長に伺います。  私は先ほど来より話を聞いておりまして、いままでのことは当然である、少しも落ち度がないというふうに感じております。基本的には、デモに参加することはわれわれ国民の権利であります。先ほど、凶器準備集合罪を適用しているという話がございましたが、飯田橋におけるあの事件については、どうも必要以上にその取り締まりがきびしかったように思います。この凶器準備集合罪というのは三十三年の四月につくられたわけでありますけれども、これはあくまでも暴力団の事前検挙を目的とした法律であります。この精神からいっても、学生のほうにも問題のある学生もおりますが、しかし、学生であること……

第58回国会 内閣委員会 第13号(1968/04/16、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 先日、小笠原の返還協定が調印されまして、沖繩特別委員会等において小笠原の暫定措置法等の審議が始まるわけですが、この措置法をめぐり、また政府においては旧島民の意識調査をやっているように伺っております。そこで、おそらくは今国会で承認され、そして実際の返還が六月ごろになるのではないかというふうにいわれておりますが、その返還の見通しについて大臣からはっきり伺っておきたいと思います。
【次の発言】 返還協定は調印されたわけですよ。現在審議中なわけですね。ですからわれわれとしては、おそらく今国会中にこれが承認されて、批准後一カ月というのが協定の中にございますから、六月ごろだろうと、こうめ……

第58回国会 内閣委員会 第14号(1968/04/18、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 いままでいろいろ御説明がございましたので、私からは三点について御意見を伺いたいと思います。  初めに、たびたびお伺いいたしましたが、スライド制についてであります。調整の基準を五%以上の消費者物価に置いているわけですが、審議会としては、これを実施するのに政府に対して、法律上これを明記することを望んでいるかどうかという点をまずお伺いした。
【次の発言】 次に、下士官以上の旧軍人の実在職年三年以上七年未満の者に一時金を支給すべきだとしております。そして兵については戦前においても一時金を支給されていなかったとして、支給の必要なし、このように除外しておるのは、あまりにも終戦前の恩給法、……

第58回国会 内閣委員会 第16号(1968/04/23、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 簡単に答弁をいただきたいと思います。  恩給審議会の答申にある調整規定の件についてでありますが、その調整の基準を五%以上の消費者物価の上昇に置いた理由及び根拠について伺いたいと思います。
【次の発言】 国民の生活水準及び国家公務員の給与は、消費者物価の補完的要因ということになっておりますが、これはどういうことなのか、また将来調整規定の運用を行なう場合、これらをどのように取り扱うつもりなのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 現職公務員の給与と恩給年金との格差が大きいわけでありますが、恩給年金は当然現職公務員の給与にスライドされるべきものであるというふうに考えまするが、その点……

第58回国会 内閣委員会 第17号(1968/04/25、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、タクシー料金と個人タクシーの問題について伺いたいと思います。その前に、運輸大臣に運輸行政の姿勢について二、三伺いたいと思います。  昨年は冷房料金あるいはせんべつ金あるいはLP課税問題等、運輸行政が非常に批判の的になったわけでありますが、その後の運輸行政の綱紀粛正について、その経過と措置について伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいま大ざっぱに聞いたわけでありますが、しかし、よく見てまいりますと、大臣のその綱紀粛正の姿勢は多少甘い、こういう見方も国民にあるわけです。たとえばせんべつ金の問題でありますが、これは非常に甘いのではないか。たとえばいまお話ありましたけれども……

第58回国会 内閣委員会 第20号(1968/05/07、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は公明党を代表して行政機構の簡素化等のための総理府設置法等の一部を改正する法律案に対し、反対の意見を申し述べます。  昭和三十九年九月に行なわれました臨時行政調査会の答申以来、すでに三カ年以上を経過した今日、行政機構の改革につきましてはほとんど見るべきものがないことはまことに遺憾であります。  佐藤総理は、政権担当以来、行政改革を重要施策の一つとして、これを強力に促進すると再三にわたって述べておりますが、遅々として進まず、総理のリーダーシップの欠除を国民の前に如実に示したものであります。  本法案、いわゆる一省一局削減法案といわれるもので、厚い官僚組織の壁に対する精神的ショ……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 去る昨年の十一月の日米共同声明において、小笠原諸島が返還に決定したわけであります。同様の立場にある沖繩がいまだに返還のめどがつかないその現状を忘れることはできませんが、小笠原諸島の返還が決定したことは、小笠原旧島民はもとより、国民の大きな喜びの一つであります。しかし、小笠原旧島民の悲願はかなったが、手放しで喜ぶわけにはまいりません。戦後二十数年もの長い間米国側の手で管理されたその小笠原は、島全体が荒れ果て、復興には多額の資金と労力が必要とされているからであります。  そこで外務大臣に伺いたい。昨年十二月三木外務大臣とジョンソン大使との会談において、返還協定の大筋について合意に……

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 沖繩の施政権の全面返還は、沖繩住民はもとより、日本国民の悲願であることは申すまでもないことでありますけれども、この施政権の返還に至る自治権の拡大については、幾つかの道があるわけであります。  その一つは、いわゆる現在行なわれようとしております主席公選の問題であります。  さらに考えられますことは、高等弁務官の拒否権を撤廃し、立法院の立法権限を拡大する現在の琉球政府の立法権というのはあっても、立法に対して米国側の布令、布告、これが優先しております、この高等弁務官の行政上の拒否権があるために、権限が非常に縮小されておる、こういう問題がございます。  さらに、行政調整範囲の縮小とい……

第59回国会 外務委員会 第1号(1968/08/07、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 外務大臣に質問いたします。  先ほどASPACの報告がございましたが、三木外務大臣は、今回のASPACの会議については反共色を出させないように努力した、このように報ぜられております。その点については、この共同コミュニケの中にも「ASPACか排他的なグループではなく、正式な結論に到達することに関心を有するというよりは、むしろ率直な意見交換を通じて相互理解の増進を計る外向的な組織であるという既に示された意見を再び表明した。ASPACは、如何なる国家ないしグループに対しても敵対する組織として意図されたものではなく、」云々と、こうあります。これはASPACが反共組織ではないかという世……

第59回国会 内閣委員会 第4号(1968/08/23、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 いままで基地問題がたくさん取り上げられてまいりましたが、私はもう一回基地問題について基本的な政府の姿勢を伺いたいと思います。  基地問題を考えてみた場合に、大別して三つに考えられます。その一つは、安保体制が日本の安全と平和にはならない、むしろ極東の緊張を高めている、安保体制はないほうがよいという政治的、外交的見方がその一つであります。二番目には、安保肯定の方においても、たとえば戦略上非常に危険である、そう見られる個所、たとえば横須賀であるとか岩国の攻撃の発進基地であるとかといういわゆる戦略上の基地であります。さらに三番目には、付近住民が常に、通常申しますと基地公害といいますか……

第59回国会 内閣委員会 第7号(1968/10/22、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 簡単に聞きますから、国民にわかるようにひとつ答弁してください。  航空自衛隊の大室幕僚長は、去る八日、航空自衛隊が装備する次期主力戦闘機のFXについて増田長官に上申書を提出した、こういわれております。先ほど来からの質問を聞いておりましたら、国防会議の懇談会等にはかって、総理とともに正式にきめると言われておりましたが、これは事実ですか。
【次の発言】 今月中にきめるという理由を伺いたいと思うのです。
【次の発言】 現在まで三機種にしぼられまして、そして最後に選定するわけでありますけれども、その三機種についての価格は、はっきりしているわけですか。

第60回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1968/12/18、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 沖繩に入る前に、北方領土問題について二、三お聞きしたいと思います。  先ほど同僚議員から北方問題について質問がございました。愛知外務大臣は、この北方問題については国民がどの程度の熱意と、対ソ折衝についてはどんな姿勢を持っているのかということで、非常に関心があると思うわけです。愛知外務大臣のその対ソ交渉の姿勢と具体的な交渉のプログラム等を簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 過日、北方問題については、調査団の一員として行ってまいりました。現地から数多くの要望、さらに悲痛な叫びを聞いてまいったわけでありますが、特に北方領土に住んでおった旧島民の方は、現在日本の外交は平和外交で……

第60回国会 外務委員会 第1号(1968/12/17、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 先ほど外務大臣から原子力潜水艦の寄港について答弁がございましたが、それによりますと、明日の九時に佐世保に寄港する、この通知があった。その目的は、三十九年以来の休養をするためである。また期間は三日間である。このお話を聞きまして、わが党としては、たとえ原子力潜水艦がいかに安全性を確保して入港したとしても、原子力潜水艦が日本に寄港することは、そのままアジアの緊張を高めることであって、決して好ましいことではない。またいざというときにはそのような寄港によって日本が戦争に巻き込まれるおそれもある、こういうふうに危惧をしております。したがって、この寄港については反対でありますが、百歩譲って……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1969/02/25、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 沖繩に対する本土政府の当面の施策の重点は一体化政策である、こう明言しておりますが、この点について若干の質問を行ないます。  一体化政策は、一九六七年十一月の日米首脳会談で、復帰の際の摩擦を最小限にするため合意され、その後、日米琉諮問委員会の設置、また本土沖繩一体化調査団の派遣、さらには、向こう三カ年間で一体化を完了する、来年度援助は大幅にふやすなどを内容とする一体化基本方針を閣議で決定しているわけでありますが、まず、昭和四十三年度援助は、昭和四十二年度に比べて約五〇%も援助額がふえております。しかし、四十四年度、これは一体化三カ年計画の初年度に当たるわけですが、その伸び率は約……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1969/03/18、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 総務長官に伺いたいのですが、日米琉諮問委員会が今日までいろいろと行なわれてきたわけでありますが、いままでどのくらいの勧告があったのか、件数とその一つ一つの内容について簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 九十一回、三十四件ですか、その項目でけっこうですから、三十四件の項目、内容を簡単に……。
【次の発言】 いまの中で三件ほど高等弁務官に提出したというお話を伺ったのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そうしますと、それらの勧告というか、諮問機関で弁務官に提出したわけですね。その弁務官のほうでそれについてどういう態度で、また、どういうふうにその勧告を出してきたかとい……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第21号(1969/07/10、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 沖繩における産業の振興開発等に資するための琉球政府に対する米穀の売渡しについての特別措置に関する法律案について、二、三の質問をしたいわけでございます。  初めに、いままで各党からるる質問が出ておりますので、その重複する部分は避けることにいたしまして、次のことについて質問いたします。  売り渡し米の数量については、いまの段階で確答できない事情は了解できますが、明年以降の数量について増量できない、この点についてまず長官に伺いたいわけです。
【次の発言】 産業の振興開発に関する資金の貸し付けに関しては、第五十八回国会で財投資金の融資の道を開いたが、これとの関係、特にこの法律によれば……

第61回国会 外務委員会 第4号(1969/03/05、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 この協定第一条によって、わが国が漁業できる指定水域が定められるわけでありますが、わが国が従来オーストラリア水域で操業していたものと、どの程度に漁業可能水域が狭められるのか、またそれによってわがほうの損害というのがあるのかどうか、その点を伺います。
【次の発言】 損害はないということでございますか。
【次の発言】 重大な損害はない――少しはあるというのですか。
【次の発言】 少しはあるわけですね。
【次の発言】 その点を明確にして、あとまたいろいろ聞きたいと思います。  次に、オーストラリアは大陸だな条約に加入しておりますが、この条約上の権利を持つことになるが、これはオーストラ……

第61回国会 外務委員会 第5号(1969/03/14、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 外務大臣に憲法問題について二、三確認しておきたいと思います。  政府は、砂川判決を引用しまして、米国の軍隊は、日本国憲法でいう戦力でないから、米国の軍隊を置いても戦力ということにはならない、したがって憲法違反ではない、また、米軍の持つ核兵器も日本国憲法に抵触しない、こういう見解を明らかにしております。こうした見解は、外国軍隊が日本国憲法以上に権限を持っているというふうに考えられるわけですが、この点について伺いたいと思います。
【次の発言】 いまの説明はちょっとあいまいであると思うのですが、要するに、米軍の駐留というのは、日米安保条約にその法的根拠を持っているわけであります。で……

第61回国会 外務委員会 第7号(1969/03/19、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 外務大臣に伺いたいのですが、佐藤総理は、沖繩の返還方式の中で、特に核と基地のあり方について、衆議院の予算委員会においては白紙論ということをずいぶん言ってまいりました。しかし、早期返還ならば現状に近い形ということを示唆した答弁もしたわけであります。ところが、参議院予算委員会では、中国やソ連の核兵器がどんな方向を向いているかも考えねばならないが、現状では沖繩に核は必要ないのではないか、そう米側に主張することは可能だ、こう述べたわけです。このことは、総理は、基本的に核抜きの交渉の態度で臨む方針を示したものではないかと私たちは考えておりました。しかし、外務大臣は、過日の外務委員会等に……

第61回国会 外務委員会 第10号(1969/04/04、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 初めに、国際商品協定について伺いたいのですが、現在どのような国際商品協定というものがあるか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 商品協定を締結する必要性はどこにあるのか、その理由を説明願いたいと思います。
【次の発言】 コーヒー輸出国が国際収入の面でコーヒーの輸出にどの程度依存しておるか、大ざっぱでけっこうですから伺いたい。
【次の発言】 各年ごとの、コーヒー機関がございますが、そのコーヒー機関に対するわが国の分担金はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 三十九年度の分担金と四十四年度の分担金を調べてみますと、六倍くらいになるわけですね。この分担金はどういうふう……

第61回国会 外務委員会 第11号(1969/04/07、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 まず大蔵大臣に伺いたいのですが、アメリカの国際収支均衡化は絶望的ではないと思いますが、たとえ均衡化が成功したとしても、アメリカの金準備が一九五〇年代前半の二百億ドル台までに、そしてこれに対する対外公的流動負債が百億ドル以下というような状態までに復元するということは不可能に近いと思います。政府の見通しについて伺いたいと思います。
【次の発言】 人がこう言っているというのではなくて、やはり大蔵大臣としては私もこのように思うとかいう発言を承りたいわけです。その点、補足していただきたい。  このアメリカの国際収支均衡が一九五〇年ごろの状態までに復元し得ないとするならば、ドル危機、また……

第61回国会 外務委員会 第13号(1969/04/16、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 十五日午後、日本海上空で、神奈川県下の厚木基地から飛び立った米大型偵察機が行くえ不明になったとアメリカの国防総省は発表しております。一方、北朝鮮の平壌放送は、これに先立って、北朝鮮領空に深く浸透した米偵察機を撃墜した、こういう発表が報ぜられております。外務省はこれについてどのような連絡を受けたのか。また、このEC121型機は通常の偵察飛行を行っなていたといわれておりますが、どのような任務があったのか、そして通常でない偵察飛行というのがあるのかどうか、まず、その点お伺いします。
【次の発言】 防衛庁、あとで関連してでけっこうですからお答えください。  今回の事件が厚木を基地とし……

第61回国会 外務委員会 第14号(1969/04/18、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 コーヒー協定について、前回に引き続きまして質問をいたします。  一つは、基本輸出割り当ては何を基準にして定められているのか。特に一九六二年協定との違いで説明願いたいわけです。
【次の発言】 価格を安定させることは、各輸出国が輸出割り当てを順守することにあるわけでございますが、しかし、六二年の協定においては、輸出割り当てに反するような行為が実際に行なわれたわけですね。生産国の一部では、その国が持っている輸出割り当て以外に、割り当ての制限を受けない新市場に指定された諸国を通じて、それをさらに加盟消費国に再輸出して、その数量も年間二百万袋にも達している。このような状況だと聞いており……

第61回国会 外務委員会 第16号(1969/04/24、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は全部外務大臣ですから、外務大臣が来なければ……。
【次の発言】 それでは二点ばかり……。
【次の発言】 このカンボジアの協定の中で、贈与協定第三条で定めるカンボジア王国政府名義で開設される贈与勘定は、どちらの国に設置されるのか、またその時期はいつなのか、その点……。
【次の発言】 その時期はいつですか。
【次の発言】 同じように第七条ですね。これに規定する実施細目の取りきめ内容、これなんかもわからないわけですが、どのようなことが考えられておるのか、この点具体的に……。
【次の発言】 あとは外務大臣に聞きます。
【次の発言】 一九六九年四月の第二十五回のエカフェ総会に提出さ……

第61回国会 外務委員会 第18号(1969/05/09、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 初めに、日本国とメキシコ合衆国との間の協定について、若干の質問を行ないます。  この通商については、アメリカとの間ではもちろんのこと、ノルウェー、ソ連、ポーランド、ユーゴ、チェコ、パキスタン、インドネシア、イギリスなどとの間には通商航海条約が結ばれております。このメキシコに対しては、単なる通商協定でなくて、もっと幅の広い同じような通商航海条約を結ぶべきではなかったかと、この点は思うのです。特にわが国は貿易立国として、その将来を指向しているわけでありますが、できるだけいま言った通商航海条約を締結して、各国との間に幅の広い貿易ができるようにするのが政府のとるべき道ではなかったかと……

第61回国会 外務委員会 第22号(1969/06/06、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 アラブ連合及びベルギーとの条約について若干質問したいのでございますが、時間の関係上、次回にその質問は行なうことにしまして、その前に政務次官から……。  きのう沖繩で全軍労労組が賃上げと解雇の反対を唱えてストライキをやり、米軍基地六十カ所においてゲート内でピケを張った、それに対して米軍の憲兵が武装して、社大党の安里委員長らがけがをした、こういう報道があったわけです。このことについては、先ほど経過報告がありましたが、その中でさらにつけ加えて伺いたいことは、こういうことはきわめて遺憾なことでありますが、同時に、屋良政権が米軍のカーペンター民政官に対して、過剰警備ではないか、このこと……

第61回国会 外務委員会 第23号(1969/06/11、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 日本国とアラブ連合並びにベルギー王国との租税条約について、若干の質問を行ないます。  一九六七年の中東戦争以後満二年を迎えようとしておりますが、この中東紛争につきましては、国連の調停工作あるいは中東問題四大国会談の展開にもかかわらず、中東の和平の道はきわめて遠いように思われます。まず中東の情勢について、和平実現について、政府はどのような見通しを立てておるか、その点について伺いたいと思います。
【次の発言】 この中東紛争、スエズ運河の封鎖は、アラブ連合にとっては年間二億七千万ドルをこえる収入源を失っているわけです。また、アメリカ、イギリス、西ドイツとの関係悪化からの観光収入等の……

第61回国会 外務委員会 第33号(1969/07/23、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 米国国防総省は、CB兵器の海外配備について、その海外の基地から撤去する、そのような報道がありました。なお、沖繩についても直ちに撤去する、こういう報道がございますが、これはペンタゴンが初めて海外にそのCB兵器が配備されているということを公式に言ったわけでありますが、そういうことになりますと、沖繩ではもうすでにはっきりしておりますが、この日本の国にもそのCB兵器の配備があるのではないか、こういう点が考えられるわけです。具体的にはきのうの沖繩特別委員会において外務大臣が答弁いたしましたが、相模原の米軍の四〇六部隊等における研究及びミサイル基地、こういう基地の中にあるいは貯蔵されてい……

第61回国会 内閣委員会 第25号(1969/05/15、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 農林省設置法の一部を改正する法律案に関しまして若干の質問を行ないます。  提案理由によりますと、「地域農林行政の総合的な推進を図るため」としておりますが、今回の改正案を見ますと、民有林行政、統計調査機構等については系統機関が改正前よりふえ、地方機構がますます複雑になるのではないかと思いますが、この点についてのお答えと、現行のままでは地域農林行政が総合的な推進ができないという理由をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今回の改正は、地方における二重行政の矛盾をますます拡大し、自治体との摩擦を一そう深めるものとして、全国知事会等においても再三にわたって反対意見が提出されてお……

第61回国会 内閣委員会 第27号(1969/06/05、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 農林大臣に北洋漁業問題につきまして、過日に引き続き、若干の質問を行ないます。  まず、その質問に入る前に、ただいま委員長から弁明がありましたが、過日のこの委員会におきまして、私は午前中から質疑をしておったわけでありますが、本会議のため一時中断いたしまして、本会議終了後質問を続行することに了承しまして、本会議に出たわけであります。しかし、本会議が終了した後に、この委員会に参りましたところ、政府委員席には農林省関係ではなく、防衛庁長官及び政府委員がすわっておったわけであります。そして私が質問続行をしようとしたときに、突然、委員長は防衛二法の趣旨説明を強行した。このことにつきまして……

第61回国会 内閣委員会 第33号(1969/06/19、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は公明党を代表しまして、日本の防空問題、核の問題について若干の質問を行ないます。  これまで政府は、日米安保体制を今後とも長期に堅持する、このように申してきましたが、この安保問題は来年の七〇年六月二十二日にどうするかということで、いま国民は注目しております。最近の総理並びに外務大臣の答弁から考えられることは、総理が訪米のときに沖繩返還交渉の中で、共同声明のような中で、その安保問題もきめてくるのじゃないか、このようなことも推察できるわけでありますが、いつごろ来年の安保については態度をはっきりするのか、総理から伺いたいわけです。

第61回国会 内閣委員会 第34号(1969/06/20、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 関連。防衛庁長官と施設庁長官に伺いたいのですが、先ほど来から基地の問題についてるる答弁がありますが、私はグランドハイツの点について伺いたいわけです。基地の縮小あるいはまた返還、移転等については、その交渉の条件として遊休施設であるとかさらに付近住民に対して基地公害の被害が著しい場所、こういうところをまず第一にあげて、基地を縮小または整理しておる、このように伺っておるわけでありますが、御存じのように、グランドハイツというのは、現在その使用状況がきわめて遊休的な状況である、こういうふうにいわれておるのです。しかも、このグランドハイツの問題について、施設庁では本年度予算を組んで検討し……

第61回国会 内閣委員会 第35号(1969/06/24、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 まず治安問題について、自衛隊の治安出動について伺います。  防衛庁においては来年の安保再検討期をめぐるいわゆる七十年騒動を予想して、その対策に取り組んでいるというふうに伺っておりますが、自衛隊の治安出動について若干の質問を行ないます。  まず、治安出動命令を発する場合については防衛庁設置法の第六十二条二項によって必ずしも出動の可否を国防会議にかける必要はないとされておりますが、これはどう解釈すべきかということが第一点。この七十年においていわゆる七十年デモ、これに対して国防会議にはかけないのか、あるいはかける場合もあり得るのか、その点についてまず伺いたいと思います。

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/02/14、31期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、公明党を代表いたしまして、憲法と核兵器の問題、米軍基地、また自衛隊の増員の問題、以上三点について、外務大臣、防衛庁長官、大蔵大臣、官房長官に質問いたします。  その前に、沖繩返還問題について、今国会における佐藤総理、外務大臣の発言に対し、若干の点について確認しておきたいと思います。  総理の判断によれば、日米間の問題は、相互の理解と協力によって目的を達成しようとする立場にあるということである。沖繩返還について国民の意思は、核つき早期返還と核抜き遅延論のいずれかであるということであるが、この点についてはわれわれは異論のあるところであります。このような総理の国民の意思判断に……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 逓信委員会 第5号(1970/03/18、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、公明党を代表して、日本放送協会の昭和四十五年度収支予算並びに事業計画に対し、若干の希望意見を付して賛成の意を表するものであります。  希望の第一点は、受信契約に関することでありまして、先般、わが党の中野委員の質疑で明らかにされましたとおり、カラーテレビの契約は長期構想の当初の想定をはるかに上回り、契約に対応する受信収入も、見込みを大きく越えて伸びているわけであります。このような契約見込みの誤差は、予算承認の意義にもかかるものでありますから、NHKにおいては今後の予算編成にあたり、つとめて誤差を少なくするよう努力するとともに、予算を上回る収入の増加があった場合には、視聴者……

第63回国会 内閣委員会 第16号(1970/04/21、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 最近の報道によりますと、防衛庁は今後十年間の長期戦略見積もりに基づく長期防衛構想の骨子を固めたように報ぜられております。私は国民の一人として、平和憲法下におけるわが国の多面的な安全保障政策について、国民のすべてが参画しなければ実効はあげられない、なかんずく国土防衛に関しては、まず何よりもその国土防衛についての国民的合意をつくり上げることが先決である、このように考えます。そのためには政府が現在とっている政策の実態、そして今後とろうとしている構想を率直に国民に知らしめることが必要であります。もちろん国家の最高機密事項は別といたしましても、国民の判断の材料となる真実を積極的に国民の……

第63回国会 内閣委員会 第18号(1970/04/23、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 佐藤総理に、国連憲章改正の問題、また安保問題、基地問題、この三点について基本的な考え方を伺いたいと思います。  総理は去る三月、万博の開会式の前にあたりまして記者会見を行ない、そこで国連憲章改正の問題を発表しました。その内容は、国連憲章にある旧敵国条項の削除問題、また安保理事会の常任理事国に与えられております拒否権のあり方、もう一つは地域紛争解決のための国連軍創設などの問題、このような具体的な問題の提案がなされたわけであります。このことは、わが党としても以前から関心を持ち、さらにウ・タントの日本訪問において、佐藤総理が十五日にウ・タント事務総長と一時間二十分にわたって会談をし……

第63回国会 内閣委員会 第20号(1970/04/27、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、公明党を代表して、今回提案されました防衛庁設置法の一部を改正する法律案等防衛三法に対し反対であります。以下その理由を明らかに申し述べます。  わが国の安全保障の終局の目標が戦争のない世界を目ざす以上、安全保障政策の最重点は国際緊張の緩和をはかる多面的な平和外交を最も重視しなければなりません。すなわち日本周辺に戦争が起こらないようにすること、かりに戦争が起こってもそれに巻き込まれないようにすること、敵対国をつくらないようにすること、等々を日本外交政策の基本政策とすべきであって、いたずらな装備の増強、隊員の数量増員という軍事力偏重の政策であってはならない。さらに安全保障力の……

第63回国会 内閣委員会 第21号(1970/04/28、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 昨日に引き続きまして、外務省設置法及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案等に関連しまして、私は本日は報償費の問題について、外務大臣及び関係の局長さんに質問したいと思います。  まず報償費についてでございますが、大蔵省に伺いたいのですが、この報償費という費用を使っている官庁はどことどこか、まず伺いたいと思います。そしてわかりますれば四十四年度、四十五年度の予算額でございますね、それについて伺いたいと思います。
【次の発言】 大ざっぱでけっこうですが、どの程度の予算を使っているか、その点についても伺いたいと思います。

第63回国会 内閣委員会 第23号(1970/05/07、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 関連して。この問題は三月十七日の予算委員会第一分科会でるるお尋ねしたことでございますが、そのときに要求しました資料が実はきのう午後になって私の手元に参りました。そこで、いただきました資料に基づいていろいろ検討したわけでございますが、検討の中で、ただいま会計課長がおっしゃったその決定について非常に問題があるのではないかという点がございますので、関連して質問いたします。  この新都市開発センターというのは、御存じのように、これは昭和四十一年の十月十四日に設立されたわけです。これを経過的に見ますと、その後、昭和四十一年十二月二十四日付で運輸省から自動車ターミナル事業としてバスターミ……

第63回国会 内閣委員会 第24号(1970/05/08、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 関連。ただいま大出委員からるるお話がございまして大体のことはわかったわけですが、実は私も地元におりまして、もう二十年から住んでおります。この問題については、私も区会議員もやり、当時予算委員長もやった経験もございますが、そういった中では話が全く不明であったわけであります。たまさかこの問題が出まして、黒羽移転の問題が出まして、もう少し事情を聞こうと思いまして、おたくにお電話したわけです。資料があったらいただきたいと申し上げましたら、特に資料はない、聞きたいことがあったら言うから言ってくれ、こういう取りつく島のないようなお話でございまして、私も一応前々から地元の区議会、あるいはまた……

第63回国会 内閣委員会 第27号(1970/07/09、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 この人事院の勧告は、毎年八月十五日前後にいつも勧告がありますが、今年度もおそらくそうであろうと言われております。その点の見通しについて総裁からひとつ伺いたいわけです。
【次の発言】 聞くところによりますと、現在、民間の七千の事業体の四月分の給与の実態調査を終わった。それが、今月ですかで終わるというふうに聞いておりますが、先ほど来から話を聞きましていろいろ考えておったわけですが、その点も、従来よりも早い勧告ができるのではないか、そう思うのですが、その点は……。
【次の発言】 この勧告の見通し、また予想というのは、先ほど来からの議論で大体わかるわけでありますが、特に高額、大幅、そ……

第63回国会 内閣委員会 第28号(1970/08/17、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 本年度の人事院勧告についてはいままでお話しありましたように一二・六七%、これはいままでにない高い勧告であります。これは物価の上昇やあるいは民間のベースから当然だと思うのですが、しかしこれは公労協の要求やらまた民間の要求のベースというものを下回っておることは事実であります。またこの勧告が完全に実施されたとしても、公務員労働者の大幅な生活改善というものは決して期待はできない、私はこのように思います。  そこで、いままで伺っておりましたが、人事院総裁にもう少し聞きたいことがございますので伺いたいと思います。  その第一は指定職についてであります。先ほどから伺っておりましたが、確かに……

第63回国会 内閣委員会 第29号(1970/08/18、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 まず防衛庁長官に伺いたいと思います。  先ほど来から中曽根長官は、来月の中ごろ七〇年代の日米間の安全保障問題についてレアード国防長官と話し合うために訪米すると言われております。現在、わが国の七〇年代の安全保障を見たときに、その安全保障の基本構想、また国防の基本方針、第四次防衛力整備計画、また防衛産業における兵器の購入、さらに基地問題、こういった問題が山積みされております。長官が今回訪米するにあたっては、当然これらの問題が聞かれることは間違いないと思いますし、また一部報道によりますと、ニクソン・ドクトリンに対する米国の七〇年代の新しい極東政策、また中国政策、インドシナ情勢、在韓……

第63回国会 内閣委員会 第30号(1970/09/07、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 中曽根防衛庁長官に伺います。  長官は明八日訪米なされるわけでありますが、本日はその前日にあたりまして、長官はすべて準備終わって、長官としての決意、そしてまた日本の防衛についてるる話し合いをしてくることと思います。まず初めに、そういった防衛庁長官の今回の訪米に対する目的、またスケジュール、米国で会う人たちの話の内容等について、簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 中曽根長官は、ある人の話によりますと、一種古風なナショナリストである、そのことは拓大の古風な教育から防衛構想まで一貫している、このように言う人がおります。またこういったことは、国内では反動的に見られると同時に、他……

第63回国会 内閣委員会 第31号(1970/10/28、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 防衛庁長官に伺います。  長官は九月八日から二十日までの間訪米されましたが、その訪米後の長官の報告を正式に聞いていないわけでありますが、一般の報道によりますと、定期的に閣僚会議を開くことをきめてきた、あるいはまた軍国主義の懸念また誤解を解いてくる、この委員会でもそのようなことを申して出発したわけであります。さらに、基地問題についても自衛隊管理というような面から話し合ってくるというようなことも言っておられました。さらに、これは先ほどもお話がありましたが、濃縮ウランの共同開発について話をしてきた、こういうことでございますが、そういった点について簡単に伺いたいと思います。

第64回国会 内閣委員会 第1号(1970/12/03、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 国際機関等に派遣される一般職の国家公務員の処遇改善について質問申し上げます。  これは、国家公務員法の規定に基づいて派遣職員の利益を保護するということを前提に出されたと聞いておりますが、現在国連本部等に派遣されている実態についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 その実態について資料を要求したいと思うのですが……。  いま国連本部を聞いたわけですが、そのほかに国際原子力機関であるとかILOであるとかアジ銀だとかいうのがあると思うのですね。当然日本に派遣要請があっての職員派遣であると思うのですが、結局派遣するにしてもなぜ充足率がいかないかということなんですが、その点はどうい……

第64回国会 内閣委員会 第2号(1970/12/07、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は中国問題について伺いたいと思います。  特に大陸だなの問題について最近問題になっておりますが、中国の尖閣列島に対する主張についてるる報道されておりますが、それを分析いたしますと、中国政府というのは尖閣列島の領有を主張しているのか、あるいはまたあの周辺の大陸だなを主張しているのか、または尖閣列島を含めてその周辺の大陸だなを主張しておるのか、その辺が非常にあいまいなわけですが、政府としてはどのような対策、またどういう情報を入手しているのか、その点から伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの外務大臣の答弁は、いままで答弁なさったことの繰り返しだと思うのですが、要するに中華……

第64回国会 内閣委員会 第3号(1970/12/08、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は法務省設置法の一部を改正する法律案、この法案についての質問を行ないたいと思います。きょうは主として実態面について伺いたいと思います。  これは前国会においてもたびたび取り上げた問題でございますが、まず東京拘置所が栃木県の黒羽町黒羽刑務所に移転する。また、同所の施設が完成すると宇都宮刑務所の施設が不要となるのでこれを廃止する。また精神障害受刑者に対する処遇の充実をはかるために岡崎市に岡崎医療刑務所を設置する、こういう一つの法案でありますが、現在の移転の進行状況について概略伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、それぞれの六施設についてはおおむね予定どおり進行し……

第64回国会 内閣委員会 第5号(1970/12/10、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 警察庁の方、来ておりますか、
【次の発言】 昨日は楯の会の問題について同僚議員からるる質問がございました。私は、その質問を聞いておりまして、いろいろ考えたわけでありますが、しかし国民の立場から考えますと、やはりあれだけの議論では納得のできない点もありますし、二、三聞きたいこともありますので、その点について防衛庁長官から明確な、国民に対する答弁をお願いしたいと思います。  まず第一に、体験入隊の仕組みでございますが、この体験入隊という一つの仕組みについてはどのような形で行なわれてきたか、その点について伺いたいと思います。

第64回国会 内閣委員会 第8号(1970/12/25、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 今回の大量解雇については、昭和三十二年の岸・アイク共同声明以来、通告によりまして三十四年に九千人解雇されまして以来の大量解雇でございまするけれども、いままでの答弁を聞いておりまして、運用上うまくいってなかったということでございますが、長官もいまおっしゃいますように、そういうことでは済まされない問題だ、私もそのとおりだと思います。  そこで、大事な問題でありますから伺っておきたいのですが、この中央離職者対策協議会でございますが、これの議長として、この問題を具体的にどのようなものを議題にしていつごろどうするのかという点ですね。少なくとも、ここにいらっしゃる以上は、そういうことで質……

第65回国会 商工委員会 第16号(1971/03/26、32期、公明党)

○伊藤(惣)議員 兵器の輸出の禁止に関する法律案につきまして、提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年におけるわが国経済の高度成長は、まことに目ざましいものがありますが、日米安保体制下での兵器産業の台頭もまたはなはだ顕著であります。ことに沖繩返還の日米首脳会談やベトナム撤退作戦を通じて、わが国に対する自主防衛力強化の要請はにわかに表面化し、これに伴って兵器産業は急速な膨張を続け、いまや日本の産業界に大きな地位を占めるに至っております。  一方、アジアにおける軍事情勢は、ますます緊張の一途をたどっておりますが、この中でアジア諸国の国民は、巨大な生産力と高度の科学技術を持つわが国において、……

第65回国会 内閣委員会 第4号(1971/02/25、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 総理府総務長官に質問いたしますが、二月十九日の閣議報告で「駐留軍関係離職者対策の大綱について」、こういう離職者の対策が発表になっておりますが、よく読んでいきますと、わからない点もたくさんございますし、また新たに、いままでにないことも含めてここに一つは載っているようでありますが、そういった点を中心として総務長官に質問したいと思います。  まず第一に、政府は、中央駐留軍関係離職者等対策協議会の決定をもって、駐留軍関係従業員の大量整理に対処する基本方針として、対策大綱を定めたというふうに伺っております。この対策の中で特に重点を置いたのはどこなのか、まずその点から伺いたいと思います。

第65回国会 内閣委員会 第12号(1971/03/25、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 運輸省設置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、米軍基地の返還に伴うところの、その民間航空等の使用、また航空管制等について質問したいと思います。  御存じのように、昭和四十五年十二月二十一日の日米安保協議委員会第十二回会合で大幅な基地の縮小計画が発表されたわけであります。それによりますと、日本側から愛知外務大臣、中曽根防衛庁長官、米国側からはマイヤー駐日大使、マッケーン太平洋軍総司令官が出席して、大要次のような話し合いが行なわれたわけです。それはニクソン・ドクトリンというものに沿って日本及び他の極東地域に対する安全保障を果たすためのいわば米国の能力を最低限に残し、そして……

第65回国会 内閣委員会 第20号(1971/05/07、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 きょうは同僚委員から四次防に関して詳細な質問がありましたので、私も関連しまして四次防の構想に限ってのみ質問したいと思っております。  まず入る前に防衛庁長官に伺いたいのですが、国防の基本方針についてであります。  これは前国会ですか、長官はかつて四次防を策定する前に国防の基本方針を出す、このように前向きな姿勢で取り組まれておったようでありますが、その後自主防衛五原則あるいはまたその国防の基本方針の改定についていろいろな話があったようで現在なお流動的である、こういうふうに承っておるわけでありますが、最近の報道によりますと、長官が私案として、国防の基本方針は全面改定ではなくて部分……

第65回国会 内閣委員会 第25号(1971/05/14、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 関連で二、三問、佐藤総理並びに法制局長官に質問したいと思います。  先ほど来から質問を聞いておったわけですが、大出委員さらに鈴切委員に対しても、佐藤総理は、総裁として自主憲法の制定に関しての発言はそのとおりだ、こういうことでありますが、そうなりますと、今度の参議院選挙は憲法改正の是非を問う選挙である、このように考えていられるかどうか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 私はそのように感じて、その点もう一回念を押して、それならそのようにわれわれも参議院選挙で佐藤総理の考え方をまず国民の前に明らかにしながら、ともに参議院選挙にがんばろう、このように考えておったわけ……

第65回国会 内閣委員会 第30号(1971/05/21、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 ただいまの報告でありますが、もう一回確認しますけれども、だれが補給廠のだれに質問をして答弁を得たものですか。
【次の発言】 前に、昭和四十四年八月二十二日に、内閣総理大臣から衆議院議長あてに、質問主意書に対する答弁がありました。その中で、ただいま長官から報告ございましたと同じような報告があるわけでありますが、報告内容をさらにつけ加えたような現在の報告でありますが、この報告されました内容は変わっておりますか。
【次の発言】 その容量を大きくしたというのは、写真にも出ておりますように、三千ガロンのキャパシィティというのがありますが、その三千ガロンの容器にかえたということですか。

第66回国会 内閣委員会 第1号(1971/07/23、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 人事院総裁からただいま大出委員に詳細に答弁ございましたが、私も同じような質問になるかもしれませんが、さらに一歩進めて質問したいと思います。  まず初めに勧告でございますが、先ほどの答弁によりますと、八月十五日前後になるというお話のようでございますが、いいことは早いほうがいいわけでございますから、何も例年にならう必要は私はないと思う。もっと早くやるべきじゃないかと思うのですが、その点いかがですか。
【次の発言】 その点、要望しておきます。十五日前後といわず、十日前後でもけっこうでございます。もうすでに調査を終わりまして集計の段階だと聞いておりますので、例年によらなくても、こんな……

第66回国会 内閣委員会 第2号(1971/07/24、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 総務長官に伺いたいのです。きょうはたくさん聞きたいことがあったのですが、時間もありませんので、大事な問題二、三を質問したいと思います。  まず第一に、核兵器撤去の問題についてであります。すでに発表がありますように、沖繩返還協定の第七条に、施設買い取り等の予算として三億二千万ドルが計上されております。これは政府の説明によりますと、そのうちの七千万ドルは核撤去及び一部の特殊部隊の撤収費に充てられる、こういうふうに予算委員会等においても答弁をなされております。この折衝または予算の問題については外務省、大蔵省ではありますが、ただ、総務長官は、住民福祉の立場から、住民の生命と安全を守る……

第66回国会 内閣委員会 第4号(1971/08/10、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 人事院総裁にお伺いします。  ただいままで大出委員から細部にわたる質問がございましたので、私からはやはり同じような質問になると思いますが、老獪なる答弁でなくて、率直に、簡明にお願いしたいと思います。  やはり何といっても今回の勧告の内容についてでありますが、新聞の報道によりますと、五月勧告であるというようなことがいわれております。そこで、人事院総裁はこの内閣委員会で去る七月二十三日ですか、総裁みずからがおっしゃったことに、五月という理由は積極的にない、四月実施も一理ある、こうおっしゃったわけですが、四月実施も一理あるというそのことが、何らかの形で今回の勧告に表現されるお考えで……

第66回国会 内閣委員会 第6号(1971/09/30、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 いままで同僚委員からいろいろ質問がございましたが、私も角度を変えて防衛庁長官にいろいろ質問したいと思います。  初めに国防の基本方針ですが、この基本方針がきわめて大事であることは言うまでもないことでありますが、私たちは、前の中曽根防衛庁長官の当時、国防の基本方針は改定する、こういう話がありました。ところが増原前防衛庁長官になりましたときには、国防の基本方針は変えない、こういうことできたわけであります。そこで西村新防衛庁長官に伺いたいのですが、西村防衛庁長官は、いままでの国防の基本方針、四項目ございますけれども、この国防の基本方針についてはどのような見解なのか、まず初めに伺いた……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/11/29、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 ただいま同僚委員からもお話ありましたように、基地の問題に関連いたしまして、核の問題について質問したいと思います。  いままで、この席上においても、また返還協定委員会においても、核の問題については政府がるる答弁をなさってきております。そこで、その答弁をもう一回この場において総理並びに外務大臣からも明確に再確認したい、こう私は思います。  御存じのように、岩国の基地には核がない、点検をやったけれどもなかったと言いながらも、なぜか国民は、この核の問題についてすっきりした感じを持たない、いわゆる核の疑惑についてはいまだに持ち続けております。その点について、まず初めに、岩国の基地の問題……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1971/11/30、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私はいま長官から答弁いただきましたが、その質問に入る前に、先ほどの質問の中で、防衛庁長官の発言が引き合いに出されました。この問題について、これが事実であれば、はなはだ遺憾であると思います。そのことを一言申し述べて質問に入りたいと思います。  そこで、長官は、ただいまの説明を伺いますと、シンボルは一から5まであるとおっしゃったのでございますか。――4ですね。それでは私が申し上げたとおりであります。そこにはクラス1からクラス7まで入っておる。それが一から4の中に分類されておる、こういうことでございますね。そういたしますと、きのうも写真でお示しいたしましたけれども、沖繩にあるメース……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1971/12/03、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 最近の冷凍食品は火にかければその鮮度が戻る、こういわれております。西村防衛庁長官の発言がこのたぐいの発言であり、いままでの論議にもありますように、これが事実とすればたいへんな重大な失言であると私は思います。  そこで一番最初に、堀委員が確認した件について私も再度確認したいと思います。堀委員は、冒頭にあたりまして楢崎委員が指摘したこのメモについて、宍戸官房長はその点はどうなのか、こういう点について質問したわけでありますが、官房長は、そのような指摘が――指摘というよりもそのような発言があったということを明らかに認めております。その点についてもう一回官房長に、この指摘のあった点につ……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1971/12/09、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、この沖繩の国内関係法案の中で、いままで二回質問いたしました。それは在日米軍基地の核の問題でございます。  私が、この沖繩の法案の審議中に、なぜ日本にある在日米軍基地の核の疑惑について質問するか。すでにこの委員会または返還協定委員会において、あらゆる委員から詳細に核の問題については質疑がございます。私は、いまさらそのことを繰り返す考えはございませんけれども、いずれにいたしましても沖繩には核がある。そして、その核は一九七二年返還時にはなくなっている。そしてまた、その撤去費用は七千万ドルの中に入っておる。しかし、その中身は言えない。また、核の問題については、米国の最高の軍事機……

第67回国会 内閣委員会 第4号(1971/11/10、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 初めに、この法務省設置法の一部を改正する法律案の中身についてでありますが、千葉県の成田市に新東京国際空港が設置されることになっているわけでありますが、そこに羽田入国管理事務所が移転する、こういうことでありますが、成田の新東京国際空港の設置については、地元農民との間にたいへんな長い間の代執行をめぐるトラブルが続いているわけでありますが、まずその経過について、どうなっているのか。私が常にあの事件を通じて考えておりましたことは、行政あって政治なしだ、あのような対決ではなくて、何らかもう少しうまく話し合いができなかったものかというふうにいつも思っている一人でございますが、その経過につ……

第68回国会 内閣委員会 第1号(1972/03/09、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 いま同僚委員からいろいろ指摘がございました。この立川移駐の問題については、各新聞が一斉に大きく取り上げております。中でもある新聞は、「「立川移駐」国民の不信に拍車約束破って居直る」、またその下に、「そらぞらしい「沖繩は慎重に」」、こういうふうに大きな見出しがございます。それで結論的には、江崎防衛庁長官の大きな責任問題として取り扱っておるようです。「つまり、江崎長官はじめ防衛庁の責任者は、だれ一人として移駐を事前に地元に連絡する気持ちはなかったのだ。というより、これは、野党が指摘するように、移駐反対運動をかわすため計算された“奇襲攻撃”であったとすらいえる。これが、移駐に反対す……

第68回国会 内閣委員会 第3号(1972/03/14、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 佐藤総理にまず冒頭に申し上げますが、今回のたび重なる防衛庁の問題については、佐藤総理は、四次防予算の先取り問題で国会において陳謝いたしました。しかしながら、その後において、ただいま大出委員からも質問がございましたように、立川基地の自衛隊抜き打ち移駐、また衣笠統幕議長の極秘のサイゴン入り、さらに沖繩のあの装備品の独断搬入、こういうような問題については、私たちが今国会冒頭から指摘しておりますように、シビリアンコントロールというものは完全に形骸化している。このことは、昨日の予算委員会においても、三党書記長が質問したことであります。私は、このシビリアンコントロールの形骸化については、……

第68回国会 内閣委員会 第4号(1972/03/21、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 初めに立川問題について二、三聞きまして、沖繩問題についてまた二、三伺いたいと思います。  一つは、いま同僚委員からお話ありましたように、立川問題については、あの市民運動といいますか、たいへん強い反対があります。そこで、三月の十七日に、ばく徒である集団ですか、約五十人くらいが立川基地移駐賛成のために集まったということが問題になりまして、急遽、理事懇談会において、伊能委員長を先頭にして各党そろって立川に参ったわけであります。  そこで明らかになった点は、一つは、十二日の日ですか、私服の警官が、だいぶ集まっているので、どうしてそんなに集まっているのかと聞いたところ、防衛庁長官が来る……

第68回国会 内閣委員会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 沖繩開発庁設置法案並びに沖繩特別措置法案の二法案の審議が始まる前に、防衛庁長官は十時半までのようでありますから、それまで防衛庁長官に質問をし、さらに続けて法案の質疑に入りたいと思います。なお、防衛庁長官はまた十二時から一時まで出席なさるということでありますので、質問は残しておきましてまたやらしていただきたいと思います。  初めに沖繩の自衛隊の問題であります。このことは、久保・カーチス協定において、返還時にスムーズに事務引き継ぎができるように取りきめした。しかしながら、この久保・カーチス協定は単なる事務引き継ぎの取りきめでもある関係から、さらにまた国防会議にかけて変更もあり得る……

第68回国会 内閣委員会 第10号(1972/04/13、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 ただいま委員長から読み上げられました沖繩の二法案に関連いたしまして質問したいと思います。外務大臣、時間がないようでございますから、先に外務大臣から伺いたいと思います。  聞く問題は、一つは事前協議の問題、地位協定の問題、地位協定の問題、それから沖繩で毒ガス事故が起きました、その問題など伺いたいと思います。それで、きのうも外務委員会において外務大臣の答弁を聞いておりますので、それから議論を進めていきたいと思います。  まず第一に事前協議の問題でございます。一九六〇年の安保改定のときに取りきめられました事前協議制度でございますが、一つは、最近のベトナム戦争の激化に伴いまして、岩国……

第68回国会 内閣委員会 第14号(1972/04/21、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、沖繩返還を目前にいたしまして、現在、沖繩基地から、ベトナムにB52及びKC135など出撃しているようでありますが、この北爆問題と事前協議、なかんずく岡崎・マーフィー大使の書簡について、それからシビリアンコントロールの問題について、もう一つは自衛隊の沖繩配備の問題について、三点について質問したいと思います。  その前に、いままで同僚委員から核問題についていろいろ質問がございました。私もこの問題については数年間取り組んできております。いまだに政府からは何の回答もないのが実情でございます。そこで一点だけ伺っておきたいわけでありますが、日本には核部隊あるいはまた管理部隊というも……

第68回国会 内閣委員会 第15号(1972/04/25、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 いま大出委員からも質問がありまして、総務長官もすばやく、議会に対し、国民に対して申しわけないと言われた。私も長官の発言について同僚委員と同じように思うわけであります。やはり一つは国民がいま憲法の問題についてはたいへん神経質であるということ、そして毎年五月の憲法記念日を前にしましていつも政府は憲法改正への方向の御発言がありました。去年もまた一昨年も問題になってきております。ことしは山中総務長官がやはり同じように発言をされた。そこを私たちは重視するわけであります。それはもう長官よく御存じのように、やはり憲法の第九十九条には明確に「天皇又は攝政及び國務大臣、國会議員、裁判官その他の……

第68回国会 内閣委員会 第16号(1972/05/09、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は外務大臣に、ベトナム戦争を中心として、日本の米軍基地の使用状況について地位協定の立場から、また沖繩問題について質問する予定でありますけれども、時間の関係で防衛庁長官に、二、三問伺っておきたいことがあります。  初めに、横浜市のノースドックについてはどういうような実態なのか、防衛施設庁からお答え願いたい。
【次の発言】 もっと明確に伺いたいのですけれども、鶴崎参事官でもいいですが、現在どういうふうに使われておるか。一つは、ノースピアというのは、米軍のLSTとか相模補給廠との関係において、先ほども同僚委員からいろいろ問題がありましたけれども、ベトナムの物資はすべてこの埠頭から……

第68回国会 内閣委員会 第17号(1972/05/10、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 最近のベトナム戦争のエスカレート、きのうはまたニクソン米大統領の重大な発表がありまして、北ベトナムのハイフォン港を機雷で封鎖する、しかもきょうは、その航空機による機雷封鎖が終わった、こういうような報道が出ているわけであります。 沖繩返還にからみまして、日米安保条約に基づいたわが国の施設、区域を米軍がベトナム戦争の直接の補給基地として使用していく。しかも北爆が、あるいはまたベトナム戦争がエスカレートすればするほど、その基地の役割りが重要となってきていることは政府もよく知っていることと思いますが、いままで私たちは、この米軍の基地使用について、戦争に巻き込まれないための何らかの歯ど……

第68回国会 内閣委員会 第19号(1972/05/12、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 庶民金融について、いまも少し話を聞いておりました。私は非常にいいことだと思っているのです。新聞紙上で見ましたけれども、ただ、その庶民金融について、大蔵省かどこかわかりませんけれども、そういう制度はつくるけれども、ある一定のワクでしばろうというような動きがあるように思えてならないわけです。そこでまず伺いますけれども、庶民金融問題について経過的な説明を私は聞いているわけですが、最初に郵政省の中でこれを省令でもってきめようとしたわけですね。そのときの原案、これはどのようなものであったか。
【次の発言】 要するに、原案と最後の庶民金融として構想がまとまった結果と、だいぶ違ってきている……

第68回国会 内閣委員会 第20号(1972/05/16、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 総理並びに外務大臣、また防衛庁長官に質問するわけですが、五月十五日に沖繩が返りまして、総理はその記念式典において三たび涙した、このようにいわれております。確かに沖繩が返還されて、二十数年間の異民族支配の中にあって、またたいへん差別のある生活をしてきた、そういう沖繩の皆さんにとってはたいへんよかったと思いますが、ただ問題は、返還になりますと、物価あるいはまた税金はすぐ直ちに本土並みになるけれども、基地の問題、または沖繩県民の生活の面から申し上げますと、まだまだ差別がある。そこで私は、佐藤総理なりが、子を思う親のような気持ちで沖繩返還を願い、そして実現した今日において、さらに総理……

第68回国会 内閣委員会 第21号(1972/05/17、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、国家公務員災害補償法の一部を改正する法律案、この法案について質問します。また、この問題に関連する幾つかの問題を質問したいと思います。  初めに、人事院総裁に伺いたいのですが、昭和四十七年三月十六日に、「国家公務員災害補償法等の改正に関する意見の申出」、この意見書を衆議院議長船田中殿、参議院議長河野謙三殿、内閣総理大臣佐藤榮作殿あて提出されたわけですね。その意見書に基づいて今回の法改正があったわけですけれども、いかなる事由でこの法案の提出を行なったかということについて、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 だんだん浅間山荘についても聞いていきたいと思うのですが、この条文……

第68回国会 内閣委員会 第22号(1972/05/18、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 農林省設置法の一部を改正する法律案に関連しまして、次の問題について質問したいと思います。  一つは流通機構問題 一つは農業団地の問題一つは国有林及び国有農地の問題、米価問題、自由化の問題サケ、マス漁場におけるソ連軍演習計画についての問題、この点について個別に申し上げますと、みな非常に重大な問題をかかえているわけでありますけれども、私はその中で特に問題点をしぼって質問したいと思います。  初めに、逆に申し上げましたが、サケ、マス漁場における演習問題について伺いたいと思います。これは、ソ連軍がサケ、マスの漁場のA地区において演習をする、こういう計画があったわけでありますけれども、……

第68回国会 内閣委員会 第24号(1972/05/23、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 いまも同僚委員からベトナム戦争をめぐる日本の基地使用について、官房長官並びに外務省の見解、両大臣の見解をただしたわけでありますが、これと関連しまして質問したいと思います。  そこで、官房長官にまず初めに伺いたいのですが、外務省と何ら意見が違わないと言いますけれども、先ほど来からの答弁を外務省とあわせて聞いておりましたけれども、必ずしも一致していない、こういうふうに聞いていて私は思ったわけであります。  そこで、まず第一に聞きたいことは、外務省では、いままでの日本の基地使用については事前協議の対象にならない、こういうことを言ってきたわけでありますけれども、官房長官は、たとえそれ……

第68回国会 内閣委員会 第26号(1972/05/25、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 許可、認可等の整理に関する法律案に関連いたしまして、若干の質問をいたします。  初めに、日本住宅公団の理事の方、また日本道路公団の理事の方々には、お忙しいところたいへんに突然出頭をいただきまして、心から感謝いたします。許可、認可の整理に関する問題について若干の質問をしたいと思いますので、よろしくお願いします。  初めに大臣に伺いたいのですが、行政改革三カ年計画というものが実はあるわけですね。それがことしで終わることになっているわけですが、最初の計画では千六百四十一件、現在予定数を含めて措置された件数は千四百九十九件だといわれておりますね。最初計画があったのが千六百四十一件、そ……

第68回国会 内閣委員会 第28号(1972/05/31、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 外務大臣がおりませんので、いまの問題に対しまして私も質問したいと思います。  この国会は、御存じのように四次防の先取り問題から始まりまして、沖繩の自衛隊物資のもぐり輸送の問題、さらには立川の強行移駐の問題等々からみまして、今回のこの北村艦隊司令長官の発言は重大である、このようにただいまも発言があったわけでありますけれども、まず私もその点から伺いたいと思います。  この記者会見は実は二つあるのですね。三十日に佐世保の海上自衛隊佐世保総監部、ここでやったのが、現在まで質問のありました記者会見の内容ですね。もう一つあります。二十九日。これは鹿児島県の鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空隊を訪……

第68回国会 内閣委員会 第30号(1972/06/02、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 労働省設置法の一部を改正する法律案、その要綱を見てまいりますと、三点にわたって改正点があります。  その一は、大臣官房の労働統計調査部を統計情報部に改組する、このことでありますが、この中にあります「新しい需要に応ずる的確な情報を開発するため」とは、具体的にはどういうことなのか、簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 それから、この第二番目の雇用促進事業団監理官を廃止する、そしてこの四月一日から実施される労災保険と失業保険の保険料の徴収事務の一元化に関する事務その他の重要事項を総括整理する職として大臣官房に審議官を置く、こういうことですが、これもこの中ではよくわからないわけで……

第68回国会 内閣委員会 第33号(1972/06/08、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 私は、地方制度調査会設置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、週休二日制の問題と定年制の問題について質問したいと思います。  まず、その前に、この法案の中身についてでありますが、この委員の任期を一年である現在の期間をさらに一年延ばす、いわゆる一年を二年の任期にするという法案でございますから、きわめて簡単明瞭で問題はないように思います。ただ、聞くところによりますと、地方制度調査会というものはきわめて重要な存在であって、これは地方自治あるいは地方自治体のすべてのものが決定されていくという問題を答申させる機関、また、そういうような意味から申しましても、委員の選定、その委員が審……

第68回国会 内閣委員会 第34号(1972/06/09、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 防衛庁長官に伺いますが、きのうの参議院内閣委員会において、あなたは四次防について構想の一端を明らかにしたように報道で私たちは知ったわけであります。そこでこの問題について、報道で知る限りはたいへん重要な意味を持つ発言かと思いますので、その幾つかについて質問したいと思います。  まず第一にこの四次防の問題でありますが、簡単に、長官が防衛庁内でまとめたいろいろな問題があると思いますけれども、そういう構想について伺いたいと思います。
【次の発言】 そうおっしゃいますが、だいぶ違うところがあるのですよ。というのは、あなたが表明した点は現内閣で決着をとおっしゃっておりますが、それは七月の……

第69回国会 内閣委員会 第2号(1972/08/08、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 人事院総裁に質問します。  いま同僚委員からいろいろ質問が出ておりましたのを聞いておりましたが、やはり一つは、八月の十五日ごろですか、勧告を出すその前であるので、なかなかほんとうのことが言えない苦しい答弁があったようでございますが、私は先ほど総裁の話を聞いておりまして、八月十五日ごろ、しかも例年のごとくというようなことでございますが、何か例年のように同じようなものが出るのではないかと感じられるわけです。八月十五日以前にもう少しすみやかに出せないものかどうか、それがまず第一点。その辺からひとつ……。
【次の発言】 一つはこの実施時期のことでございますけれども、この点については先……

第69回国会 内閣委員会 第3号(1972/08/17、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 いままで同僚委員から質問がございましたが、なるべく重複を避けて簡単に伺いたいと思います。  まず、人事院総裁に伺いたいのですけれども、今度の人事院勧告が予想どおり四月実施をうたい、そしていまも大出委員からお話ありましたように、低いとはいうものの、わりあいいままでにない前向きの勧告が出されたという点で私は評価いたしております。だから、全面的にいいというわけじゃありませんけれども、そういった問題について二、三、総裁に伺いたいわけです。  まず、四月実施に踏み切ったという基本的な理由、これについて総裁に伺いたいと思います。それから特別給ですね。これを段階的に支給するというふうに言わ……

第69回国会 内閣委員会 第4号(1972/09/12、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 外務大臣が二時半ごろにどうしても退出ということでありますので、関連して質問いたします。  一つは、相模補給廠の戦車の問題、ただいまも大出委員からいろいろお話がありました。私はこの問題は、外務省が、条約上の義務を遂行するために、何とか国内法と調整をして米側に戦車の輸送問題について協力したい、こういう立場ではなく、日本国民の生命と財産を守る立場から、国民の感情をよく踏まえた上でこの問題を一日も早くすみやかに解決するよう強くまず第一に要望しておきたいと思います。  そこで、具体的に申し上げますと、この問題については、閣議了承ですか、この内容は、相模総合補給廠における戦車の修理機能に……

第69回国会 内閣委員会 第5号(1972/10/11、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 官房長宮に御質問いたします。時間もあまりないようでありますので、シビリアンコントロールに限って質問をいたしたいと思います。  いまも同僚委員からいろいろ質問ございました。まず第一にこの国防会議の構成のメンバーでありますが、いままで出ておったメンバーだからそのまま今度は正式メンバーにしたい、こういうお話でありましたが、いままでのメンバーの中には、少なくとも国家公安委員長が入ってなかったことは事実ですね。ですから、その点でどういう考え方から国家公安委員長を構成委員のメンバーにするのか、この点についてまず伺いたいと思います。

第70回国会 内閣委員会 第1号(1972/11/06、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 給与問題で二、三の点について聞きたいのですが、ただいまもお話しございましたように、ハイジャックの問題について関連して質問したいと思います。  ただいま国家公安委員長からハイジャックの経過について伺ったわけでありますが、防衛庁長官にハイジャックの点についてお聞きします。  ただいま経過を国家公安委員長から聞きましたけれども、防衛庁としては、このハイジャックに対しまして、どういう形で対処されていらっしゃいますか。
【次の発言】 たいへん不幸な事件でございまして、私も、何よりも人質の人命を尊重して慎重な行動というものをとっていただきたい、こう思うわけであります。  やはりスクランブ……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1967/04/21、31期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 初めに日米合同演習について大臣にお伺いいたします。  海上自衛隊が五月八日ごろから約一週間にわたって日本の海域や津軽海峡を舞台に大型空母一隻を含む米第七艦隊と大規模の合同対潜攻撃演習を行なう、このようなことが新聞に報道されましたが、事実であるか、どうかお伺いいたします。
【次の発言】 この演習の計画の大要についてお伺いします。
【次の発言】 新聞の報道が正確かどうかはわかりませんが、大型空母は今回が初めてである、このようにいわれておりますが、その点についてお伺いします。
【次の発言】 これらの演台については、海上自衛隊からの申し入れなのか、あるいは米軍からの申し入れなのか。……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1968/03/12、31期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 時間がないそうですから、率直にむだのない答弁をまたお願いします。  去る九日、三木外務大臣は、今日中に小笠原返還協定の調印が終わる、そして今国会で批准をし、六月ごろ実際の返還になる見通しである、こういう答弁をなさいました。そこで、ほんとうは総務長官に伺いたいのですが、きょうは病気のようで非常に残念でございますけれども、副長官であるあなたにしっかり伺っておきたいのですが、これは旧島民また原住民等が非常に心配もし、また現在は不安の中にいるわけであります。そこで、なるべく明瞭に答弁願いたいと思います。  そこで伺いたいわけですが、第二次専門調査団を近く派遣する、こういう答弁がござ……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1968/03/12、31期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 初めに外務大臣に伺います。  去る九日、予算委員会においてあなたは、米国の沿岸警備隊は北海道その他にもいる、このようにおっしゃいましたが、その沿岸警備隊の駐在する場所、その司令部、司令官等がわかりましたらお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと不十分なんですがね。どこに司令部があって、司令官はどなたですか。
【次の発言】 この仕事の内容ですが、いかなることをやっているか。
【次の発言】 私が聞きたいことは、日本にいるその米国の沿岸警備隊の仕事の内容です。たとえば極東支部は府中市の在日米軍の中にあるとか、またその仕事の内容は日本の海上保安庁と同じであって、また権限……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1968/03/13、31期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 私は防衛施設庁長官にまず最初にお伺いいたします。  朝霞の米軍基地の汚水処理場の件でございますが、この汚水処理場には現在何らの措置がなされていない。したがって、その汚水のにおいとうんかのようなハエの発生、付近一帯の住民は、そのハエの発生に困り切っている、こういう問題でございますが、御存じかどうか、伺いたいと思います。風が吹くたびに、何らの処置がなされていないので、その付近の人たちの洗たくものや、また一切のものに汚水が飛び散る、こういうありさまでございます。御存じであるかどうか伺いたい。
【次の発言】 この汚水処理場は二つあるわけでございます。それで、夏などは窓をあけているわ……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 私は、最近の都市過密化に対処する都市開発の問題点、その中でも、都市開発の基点となる国鉄の駅の構造改善及びラッシュ対策について伺いたいわけでありますが、本日はあまり時間もありませんので、要点だけ申し上げますので、率直な大臣の答弁をお願いしたいわけです。  御存じのように、都市開発にあたりましては、特に副都心計画がございます。中でも、私は池袋副都心計画について伺いたいわけですが、あの池袋の駅の利用者は、何と一日に百二十五万人に達し、非常に混雑している駅であります。最近、赤羽線の増加、または八両編成の電車を十両編成にする、また時間帯の短縮等々によりまして、非常にその対策がはかられ……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1969/02/27、31期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 沖繩問題について、いまほど論議されているときはありません。政治、経済、軍事、さまざまな問題がこの沖繩に集約されて論議されているわけです。しかし、沖繩の本土一体化の政策、これを推進する上において、沖繩の通貨問題、経済問題の点については真空状態ではないか。この点の解明がなされていない。沖繩が返還されるに伴って、沖繩の流通秩序が混乱されることになっては困る。そして沖繩経済が本土経済と融合していくために、いまからこの面の一体化政策が推し進められなければならないということを指摘しておきたいわけです。  まず初めに、この沖繩通貨の現状について、大蔵大臣はどのような見解を持っておられるか……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1969/02/28、31期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 防衛庁長官に伺いたいのですが、昨年の十二月、日米安保協議委員会において、日米軍事専門家研究会同というものを設けることが合意されたようですが、この性格と目的について伺いたいと思います。
【次の発言】 その研究会同の構成人員とメンバーを伺いたいのです。
【次の発言】 これは非常に大事な問題なわけです。いまの長官の答弁によりますと、参考にするんだということでおっしゃっておるようです。しかも、扱うのは基地の問題である。これは考えてみますと、制服が入って、こういう会合を行なうということは初めてのわけですね。ですから、非常にそこが重大な――重大というよりも、何のためだということを国民は……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1970/03/17、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 法務大臣及び関係省庁の方に伺いたいのですが、東京豊島区にある東京拘置所、通称巣鴨刑務所といわれておりますが、この移転問題について質問いたします。  御存じのように、あの東京拘置所は――現在新宿副都心とともに豊島副都心といわれておりまして、都市計画においては第二の都心になる。その中心にはこの巣鴨の刑務所のあと地に建つ超高層のビル、これを中心として発展する、このようにいわれております。ところが、この刑務所の移転をめぐりまして、現在いろいろなうわさがあるわけであります。私は、この機会に公式に大臣及び関係各省庁から、今回のこの移転に関する問題について明確に、正確に答弁を承りたい、こ……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 いまの質問に関連するかもしれませんが、私も新幹線網の建設と東京起点についてまず初めに伺いたいと思います。  去る十一日、運輸大臣の諮問機関であります鉄道建設審議会において、全国新幹線鉄道整備法案要綱を満場一致きめた、このように報じられております。その点について簡単にその概要を伺いたいと思います。
【次の発言】 非常に時間がありませんので、問題をしぼってお伺いします。  その中の、東京を始発とする東北一号線、あるいはまた常磐線、上越線、北陸線、これらの駅及び発着場所、これはそれぞれの地域において非常に関心のある問題でございます。そこで、ただいまのお話のように、すべて審議会にお……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1970/03/11、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 厚生大臣にお伺いいたします。  私は、社会福祉施設の整備と、そこに従事する職員の処遇改善について伺いたいわけです。  この特別国会の冒頭、佐藤総理も施政方針演説の中で、社会開発の推進と社会保障の充実をまず第一にして、特に具体的に、経済繁栄の恩典にあずかることの少ない老人、母子家庭など恵まれない人々に対して、あたたかい充実した援助の手を差し伸べる、また、この見地に立って生活保護基準及び福祉年金の引き上げを行ない、心身障害者に対する福祉施策の拡充を進める、このように述べられておるわけであります。  そこで厚生大臣に、その総理の施政方針にある具体的な方策を伺いたいわけです。その前……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1970/03/16、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 大蔵大臣に米軍基地、グラントハイツのあと地利用について質問いたします。  御存じのように、このグラントハイツは今年度から四年間で返還されることが決定しておりまして、今年度すでに五十億の予算がついております。そこで伺いたいわけですが、そうなりますと、一時大蔵省に戻るわけでございます。その戻り方でございますが、一括して戻るのか、あるいはグラントハイツというのは約六十万坪ございますので、またさらにいろいろな施設もある関係から、部分的に徐々に返還になるのではないかと思われますが、どのような形で返還になるか、伺いたいと思います。

第63回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1970/03/18、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 防衛庁長官に、時間がありませんので三点について簡単にお伺いします。  一つは、米軍基地の自衛隊管理について、さらに在日米軍に働く基地従業員について、またグラントハイツの返還の現況について伺いたいと思います。  いままで長官から、自衛隊管理についてるるお話がございました。この問題について、政治論ではなくして、法律的に説明願いたいと思うですが、防衛庁はこの基地の自衛隊管理というのは共同使用なのかあるいはまた共同管理なのか、その区分がはっきりしないわけであります。その点まず長官から伺いたいと思います。
【次の発言】 外務省に伺いたいのですが、ただいまの防衛庁長官のお話で、地位協定……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1971/02/19、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 私は、東京都豊島区にある郵便局の移転について質問をしたいと思います。  まず、池袋にある郵便局の現況について伺いたいと思います。
【次の発言】 この郵便局について最近移転の話を伺っているわけでありますが、その経過を伺いたいと思います。また、この郵便局はいつ設置されたか、おわかりになったらその点もあわせて伺いたいと思います。
【次の発言】 確かにいま局長がおっしゃったように、あの地域は豊島副都心でも最も中枢になるところであります。そういう都市計画も知っておりますけれども、その移転する候補地になったところは大塚だけではないと思うのですが、それはどの辺か、その点も伺いたいのです。

第65回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1971/02/24、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 限られた時間でございますので、要点のみ質問したいと思います。  佐藤総理も施政方針演説の中で「福祉なくして成長なし」このことは繰り返し強調されました。このことは裏を返せば、いわゆる経済は高度成長したけれども、福祉政策がなかったということを暴露しておるかと思います。確かに実態面を見ましても、欧州先進国の国家予算に対するパーセンテージは三〇%台の福祉関係の予算が取られているようでありますが、わが国はその五分の一に当たる六%台である、こういう実態面からも明らかであります。そこで私は、その福祉施設の実態と今後の計画というものについて伺いたいと思うのです。  まず第一にねたきり老人に……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1971/02/19、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 グラントハイツの件について、若干の質問をしたいと思います。  まず、本年度第二回分として七十三億円の予算がついておりますが、これはどういうふうに消化されるのか、その予定と現在までの進行状況の概要を簡単に御説明を願います。
【次の発言】 実は四年間で移転するということについては、調べてあるわけでありますけれども、特別会計で予算がついて、それでどのように進行し、経過がこうなんだということが、正式な場所ではっきりと言われていないというところに私はまず問題があると思うのです。  そこで移転費用の約三百五十億円でありますが、これは前施設庁長官の答弁にもありますように、グラントハイツだ……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 私は米軍基地グラントハイツの返還に伴うその計画と返還をめぐる国有地の扱い、さらに造幣局東京支局の移転問題について質問いたします。  初めに、御存じのように米軍基地グラントハイツが四年間という一つの期間を区切りまして返還されることは大臣御承知のとおりであります。今年は昨年に次ぐ二年度でありまして、七十三億円計上されております。まずその辺から伺いたいのですが、本年度の実施計画はどのようなものか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 このグラントハイツの返還についてはいろいろ経緯があるわけでありますが、それは別といたしまして、大蔵省にとって一般会計じゃなく特別会計で扱ったその理……

第66回国会 運輸委員会内閣委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/08/04、32期、公明党)

○伊藤(惣)委員 今回の全日空機と自衛隊機による衝突の事件は、史上最大の惨事となったわけでありますけれども、なくなられました百六十二名の方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、今回の事故は、本来国民の命を守るべき自衛隊機がこのような事件を起こしたということについて、航空史上類例のない事件であります。今回の事件は、起こるべくして起こった、国民軽視の政治、航空行政が招いた悲惨な人災である。ある人は、その行政の怠慢が殺人事件を引き起こした、このようにもいえる、このようなことを言っておりましたが、私もそのように思います。今後このような事件を再び起こしてはならない、こういう決意で取り組むことが根……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1972/03/23、32期、公明党)

○伊藤(惣)分科員 私は、在日米軍基地、キャンプ朝霞並びに返還の決定しておりますグラントハイツの基地従業員の問題について、質問したいと思います。  初めに、キャンプ朝霞の件でございますが、御存じのように、このキャンプ朝霞は、その基地の広さ三百九十四万九千百八十六ヘクタールという、実に広大な地域を基地として現在使用しております。これは、すでに返還になりましたグラントハイツの約百八十万平米に比べまして、実に二倍以上であります。この地域は、埼玉県の主要な地域と東京都に現在またがっております。  そこで、第一に伺いたい点ですが、このキャンプ朝霞の使用状況について、ごく簡単に伺いたいと思います。特に、現……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

伊藤惣助丸[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。