伊藤惣助丸衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○伊藤惣助丸君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました沖繩島那覇に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法案に関し、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 まず本法案の背景にある沖繩返還という根本問題について、考えてみなければなりません。 沖繩返還問題は、沖繩同胞百万の悲願であるとともに、日本国民にとっても最重要問題の一つであることは言うまでもありません。国連憲章にはすべての同権と自決の原則をうたい、特に第十五回国連総会では、「すべての人民は自決権を有し、この権利によって自己の政治的地位を自由に決定し、自己の経済的、社会的及び文化的発……
○伊藤惣助丸君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております政府提出の昭和四十四年度予算三案に対しまして、反対の討論を行なうとともに、社会党提案の編成替え要求動議についても、いささか意見を異にする点がございますので、遺憾ながら、反対を表明いたします。 昭和四十四年度の日本経済の見通しは、前年とは異なって、かなりきびしいものになると予想されるのであります。 そもそも、わが国が高度の経済成長を維持しながら国際収支の黒字を達成することができた最大の要因は、六八年の世界貿易が予想外の伸びを示したこと、特に、アメリカの好況にささえられてわが国の対米輸出が大幅に拡大したことにあります。……
○伊藤惣助丸君 私は、公明党を代表して、ただいま議題になりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論を行なうものであります。(拍手) まず、反対の基本的理由は、本法案が、わが国の平和と安全に対する自民党政府の全く誤った考え方を前提として提出されていることであります。 いまさら申し上げるまでもなく、世界の平和と安全の確保は人類共通の念願であります。特に、戦争の惨禍と、世界唯一の核兵器の攻撃を受けたわが国民は、他のいかなる国にも増して強く世界の平和を望んでいるのであります。しかし、今日の国際情勢を見るとき、まことに遺憾なことではありますが、平和への道はきびしく……
○伊藤惣助丸君 私は、旅券法の一部を改正する法律案に対しまして、公明党を代表し、遺憾ながら反対の意を表明せざるを得ないのであります。 現行旅券法は、戦前の旅券制度を踏襲して昭和二十六年に制定されたものでありますが、最近の日本経済の著しい発展に伴って、国際間の人的交流は急激な増加を来たし、現行の旅券制度では、その実情に即応し得ない実態であります。このため、従来から、国際的な渡航自由化の時代に適合するような旅券制度改正の要望が各界から強く望まれていたのであります。 今回政府が提出した旅券法の改正案は、表面的には、五年数次往復旅券の新設、包括記載方式の導入、旅券発給事務の合理化等若干の改良がはか……
○伊藤惣助丸君 私は、公明党を代表して、ただいま報告のありました日航機「よど号」乗っ取り事件に関し、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 質問の前に、今回の事件が、一人の犠牲者もなく、全員無事に帰国することができましたことを心から喜ぶとともに、乗客の安全を守り抜いた山村政務次官、阿部助哉代議士の犠牲的行為と、日航機石田機長以下乗務員の沈着かつ勇気ある行為に、深く敬意を表するものであります。(拍手) また、乗客の救出にあたっての大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、ソビエト連邦共和国、アメリカなどの各国の協力並びに好意的な措置に対し、あわせて感謝の意を表するものであります。(拍手) か……
○伊藤惣助丸君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論をいたします。(拍手) 七〇年代は激動と転換の時代といわれ、今日の国際関係は、米ソ戦略兵器制限交渉や、また独ソ条約調印による緊張緩和など、従来の冷戦時代の軍事的性格のものから脱却し、新しく政治的な性格のものに移行しているのであります。 特に、今日、中国の国際的地位は高く評価されつつあり、米ソ中の核対決時代から共存する時代に、さらに米中和解等により国際緊張は急速に緩和される方向に進んでいるのであります。このような重大な歴史の転換期に立って、いまこそわが国が平……
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