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近江巳記夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

近江巳記夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
102位
委員会発言歴代TOP100(衆)
54位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
218位
委員会出席(無役)歴代TOP500
109位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
598位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
746位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
36位
各種会議出席歴代TOP50
45位
各種会議発言歴代TOP50
42位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
29位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
36位

31期委員会出席TOP100
85位
31期委員会発言TOP50
35位
31期委員会出席(無役)TOP50
33位
31期委員会発言(非役職)TOP50
27位
32期委員会出席TOP100
61位
32期委員会発言TOP50
17位
32期委員会出席(幹部)TOP100
78位
32期委員会発言(議会)TOP50
39位
32期委員会発言(非役職)TOP50
12位
32期各種会議出席TOP25
14位
32期各種会議発言TOP25
16位
32期各種会議出席(無役)TOP25
12位
32期各種会議発言(非役職)TOP25
13位
33期委員会出席TOP50
21位
33期委員会発言TOP50
15位
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7位
33期委員会発言(非役職)TOP10
9位
33期各種会議出席TOP25
25位
33期各種会議出席(無役)TOP25
18位
34期委員会出席TOP100
73位
34期委員会出席(幹部)TOP50
28位
34期各種会議出席(幹部)TOP10
10位
35期委員会発言TOP100
83位
35期委員会出席(幹部)TOP100
51位
35期委員会発言(非役職)TOP100
65位
37期委員会出席TOP100
96位
37期委員会発言TOP100
74位
37期委員会発言(非役職)TOP100
63位
37期各種会議出席TOP25
15位
37期各種会議出席(無役)TOP25
11位
38期委員会出席(幹部)TOP50
26位
38期各種会議出席TOP25
15位
38期各種会議出席(無役)TOP10
10位

このページでは近江巳記夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。近江巳記夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 商工委員会 第3号(1967/03/24、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからいろいろな質問があったわけでございますが、わが国のプラント輸出の状況、件数から見まして、本法の適用というものが契約件数が非常に少ないわけです。これにおきまして、法律はあるけれども利用されてないという先ほど答弁があったわけでございますが、どういう点が契約締結に引っかかっているか、もう少し具体的に御説明願いたいと思うわけです。
【次の発言】 いま具体的な点について、こちらの質問することについての明快な答えは得られなかったわけでございますが、内容的に少しお聞きしたいと思うのですが、サブコントラクターの問題であります。これは要するに補償契約当事者の扱いをされるかどうかという問題で……

第55回国会 商工委員会 第4号(1967/03/28、31期、公明党)

○近江委員 刑事局長さんが次の予定があるそうでございますので、まず最初に警察関係のことをお聞きしたいと思います。  これはきのう現場でとってきた写真なんです。事故発生後五日目でありますが、このように歩道に積み上げたままなんです。非常に車がよく通る。ところが、そこには点滅灯も設置をしておりませんし、要するにあぶなくてしかたがない、こういう状態であります。これを見まして、現場付近の方も非常におこっております。これについてどう思われますか。
【次の発言】 いま善処のお話があったわけでございますが、これは警察行政の一面でありますが、付近の人が思い余って警察へ行った。それは東京瓦斯へ言いなさい、そうすれ……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/05/23、31期、公明党)

○近江委員 きょうは経企庁長官は御出席にならないようでございますが、理由をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それでは委員部の方から、段取りがとれ次第少しでもこっちへ来ていただくように、もう一度御連絡をひとつお願いしたいと思います。  それではケネディラウンドのことについて若干お聞きしたいと思いますが、十六日に妥結したと伝えられておるわけでございますが、要するに、今回の関税の引き下げでもってわが国にどのくらいの利益があるか、このことについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これは五年間の期間があるわけでございますが、五年以後、年間で金額にして推計どのくらいになるのですか。

第55回国会 商工委員会 第12号(1967/05/26、31期、公明党)

○近江委員 最近、国会でも、表示と中身が違うのは詐欺行為であるというような問題が非常に大きく上がってまいりまして、特にレモンとかフルーツ牛乳あるいはコーヒー牛乳等においてはヤシ油まで入っておる、こういったような、非常に食品関係において大きな問題が出てきておるわけであります。こういう点については、私も国民の一人といたしまして非常に憂慮しておる問題でございますが、この問題につきまして、結局総括的な取り締まりをやっておるのは公正取引委員会である。こういう点におきまして、公取の勇気あるそうした行動というものを国民がみんな期待しておるわけでありますが、ここで公取委員長が三月七日から、大手メーカーを含む十……

第55回国会 商工委員会 第18号(1967/06/09、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからいろいろな問題が出たわけでございますが、パレスチナ問題、あるいは以前のスエズ動乱、あるいは今回の動乱と考えてまいりますと、そのたびに中近東の石油がストップする、こういうわけで、わが国も特にスエズ動乱のときは非常に困ったわけであります。西欧も同じでございますが、しかしながら、西欧等においては分散化ということが非常に積極的に行なわれまして、たとえ中近東からの石油がストップをしてもかなり持ちこたえができる、そういうような体制にまできておるわけでございます。日本も当然そういうような姿勢で今日までこられたと思うのでございますが、しかしながら今回の動乱を見ますと、これはわが国にとって……

第55回国会 商工委員会 第24号(1967/06/28、31期、公明党)

○近江委員 午前中からいろいろな質問があったわけでございますが、YS11につきましては、政府委員の皆さん方も、また世間の評判も非常にいい、こういうわけで、私も、国産機といたしまして、日本の国民の一人として非常に誇りを持っておったわけであります。  そこで、今回の法案提出にあたりまして、私もそれぞれ航空会社なり、そうした関係者のところに行ったわけであります。ところが、当たるたびにだんだんと私がそのように誇りを持っておったのが、一つ一つ何となしに打ち消されていく、そういうような悲哀を味わったわけです。ちょうどわが子の成績がいい親が胸をふくらまして学校へ行きまして、そこで先生からいろいろな点を聞かさ……

第55回国会 商工委員会 第25号(1967/06/30、31期、公明党)

○近江委員 参議院の物価対策特別委員会で、タクシー料金の一括申請、これについては全国を百二十五地区に分けて、地区ごとに地区内の業者が委任状を組合代表に提出し、この中には業者委任状があるわけですが、組合幹部合議の上で陸運局長に申請しておる。これは御承知のとおりです。この申請について独禁法違反の疑いがある、このことについて慎重に検討したい、このような答弁があったわけです。まず第一に、検討した結果はどうかということをお聞きしたい、これが一点。  それから本委員会において、委員の方からの質問があったときに、公取委員長が、認可行為について事前に独禁法違反である協定があっても問題にすることはむずかしい、そ……

第55回国会 商工委員会 第26号(1967/07/04、31期、公明党)

○近江委員 先ほどから問題が出ておりましたが、海外原油開発の具体的な計画です。国産原油の開発について、四十一年度を初年度とする第三次石油及び可燃性天然ガス資源開発五カ年計画があることは御承知のとおりです。ところが、海外の原油について、総合エネルギー調査会の答申で一応の目標は出ておりますが、具体的なそういうような点があかされてないように思うのです。この点について具体的な計画をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それは大体いつごろ発表されますか。
【次の発言】 そこで、いま大体アウトプランを聞かしてもらったわけですが、東シナ海の問題を私は前の委員会で取り上げたわけです。そのときに局長からも……

第55回国会 商工委員会 第28号(1967/07/11、31期、公明党)

○近江委員 この前の委員会におきまして、エカフェにおける海洋資源のことについて御質問したわけでございますが、そのときに政府委員がまだ帰っておられなかったものですから、内容がわからなかったのです。幸いに帰国されているようでございますので、採決の前にこの際報告をお願いしておきます。
【次の発言】 そうすると韓国、台湾の沖合いですね、これは当然東シナ海にかかっていると思うのです。もう少し内容的にわかりませんか。
【次の発言】 それじゃまた報告の詳細を、私のほうへ資料をいただけますね。――以上で終わります。

第55回国会 商工委員会 第29号(1967/07/12、31期、公明党)

○近江委員 あとの法案の審議も控えておりますので、できるだけ簡潔にしていきたいと思います。  まず第一点の問題でありますが、この貿易大学の設立については、民間から非常に要望が多いという趣旨のもとに設立の準備がなされてきた、私もそのように思っておったわけです。ところが、私がそれぞれの業者に当たった範囲では反対なんですね。要するに、貿易大学ができるなんということを全然知らない。あるいはまた、大きな商社になってくると、自分の社で研修機関というものを持っているわけです。中小企業の業者というのは全然知らない。反対の感じなんです。政府委員から、民間の非常に大きな要望のもとに今回の設立が準備されておるという……

第55回国会 商工委員会 第30号(1967/07/13、31期、公明党)

○近江委員 三十九年の六月に繊維新法ができました。そのときに政府は抜本的な対策であるということで、このような対策のもとに百万錘の処理がされたわけであります。ところがその後過剰生産のために、四十年十月不況カルテルでさらに百万錘を凍結した。しかるに、これでもなおかつ過剰設備ということが問題になって、今度の法案が提出されたわけであります。この一連の動きを見てまいりますと、ほんとうに通産省の見通しの甘さということを非常に感じるわけです。そうしますと、過去においてこのような経過をたどっておるわけでありますから、この法案が通ったとしても、また私たちの見方が甘かったからよろしくお願いしますでは、私たちも非常……

第55回国会 商工委員会 第32号(1967/07/18、31期、公明党)

○近江委員 本論に入る前に、私は今回西日本、関西を襲った集中豪雨による災害のことについて若干お聞きしたいと思います。  今回の災害は、人災プラス天災といわれておりまして、そのことについては政府委員の皆さんもえりを正して今後の万全の対策をお考えになっていらっしゃると思いますが、私は特にこの商工委員会の委員の立場といたしまして、特に中小商工業者のそうした対策について若干お聞きしたいと思います。  まず中小企業庁長官にお尋ねしますが、被災中小商工業者に対する災害復旧資金の融資等について、融資ワクの増大、融資条件の緩和等々、具体的な措置を考えているかどうか、この点をまずお聞きしたいと思います。

第55回国会 商工委員会 第34号(1967/07/20、31期、公明党)

○近江委員 私も時間の関係で、質疑に入るということで一、二点お伺いし、次の機会に譲りたいと思います。  まずお聞きしたいことは、プロパンガスの集合配管をめぐりまして、都市ガス業界と対立があって、その調節がつかないために、本法案の国会提出が若干おくれた。結局またいろいろな問題点がたな上げになっている。LPGの配管方式で供給している事業者は、結局新法の対象外となっておる。いま非常に――先ほどからも事故の話がございましたが、事故のそうした多発しておる現況からして、早急にガス事業法の改正及びLPG法案の再改正など、私は必要に思うわけです。その点どのような御見解を持っていらっしゃるか、この点をまずお聞き……

第56回国会 商工委員会 第2号(1967/10/09、31期、公明党)

○近江委員 時間もあまりないようでございますので、問題をしぼりまして、万博の問題についてお聞きをしたいと思います。  以前に本委員会におきまして、私が万博の件につきまして質問いたしました。覚えていらっしゃると思いますが、一つは地元負担の問題、あと地利用の問題、関連事業の問題、それから協会の運営、またその責任の明確化、こういった点についてお聞きしたわけでございますが、以下そういった項目に関連をいたしまして数点お聞きしたいと思います。  まず地元負担の問題でありますが、この問題について、負担率の問題について非常に地元が紛糾しておるわけであります。暫定的に大阪府が七割、大阪市が二割五分、ほかの府県で……

第56回国会 商工委員会 第3号(1967/11/10、31期、公明党)

○近江委員 時間も相当おそくなりましたので、私もできるだけ簡潔にお聞きしたいと思います。政府委員の方々も長時間にわたってたいへんと思いますが、私が最後でございますので、あとしばらくがんばっていただきたいと思います。  まず、私は年末融資の問題をお聞きしたいと思うのでございますが、ことしに入って十月一ぱいでどれだけの倒産があったか、昨年の十月までのデータとあわせてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 先ほど御答弁いただいたように、倒産数は戦後最高の記録を示しておるわけであります。ここで、このような倒産がなぜ多くなってきたか、これについて見解をひとつお聞きしたいと思います。

第57回国会 商工委員会 第2号(1967/12/13、31期、公明党)

○近江委員 前回の委員会におきまして、化粧品の表示の問題等についてやらしていただいたわけでありますが、厚生省の方にお聞きしますが、薬事法の第二条第三項には、「「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。」とあり、全く危険や危害のないものと定義されている。これは間違いありませんか。
【次の発言】 これは「国際経済」という雑誌でありますが、これを見ればわかると思いますが、これにも「多発する化粧品事故」「その危険性と……

第57回国会 商工委員会 第4号(1967/12/15、31期、公明党)

○近江委員 このLPG法案につきましては、相当な議論が戦わされたわけでありますが、いままで出ておらなかった問題を特に重点的に御質問申し上げたいと思います。  まず第一点は、この第三条の事業の許可、このLPG販売業を許可事業とする理由、その点についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この許可制ということ、私はそれに関連をしてお聞きしたいのですが、昨今問題になっておりますタクシー汚職この問題などは、一番この代表的な問題であろうかと思います。そうしたいろんな汚職、そういったことが非常にこういった問題をめぐって発生しておるわけでありますが、通産省としても、これは運輸省の問題であると片づけるこ……

第57回国会 商工委員会 第6号(1967/12/20、31期、公明党)

○近江委員 もう時間がございませんので、一、二点だけ最終的にお聞きしておきます。  販売業者に保安の施設等の義務を課しておるわけでありますが、要するにその裏づけですね。零細業者は金を持ってない。この金融処置あるいは税制措置等において、こうこうこういうことをやりますと、いろいろな金融機関のことを並べられました。しかしながら、いままでの実際の政府のやってきたことを見ると、実際にそのことがどれだけ適切に行なわれたかということ、これは非常に疑問です。そういう点で、このようにやりますと、最終的に明確な答弁をひとつ聞きたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、その全業者が借りるとして、どのくらい借りるので……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1968/03/07、31期、公明党)

○近江委員 長官の所信表明に基づいて質問したいと思います。  まず、長官は、六項目の施策を「強力に推進してまいる所存であります。」このようにおっしゃっております。以下、その項目ごとにお聞きしたいと思うのでございますが、長官も予算委員会の出席等の関係もあると思いますので、本日は一、二点だけについて質問したいと思います。  まず第一点でございますが、第四項目の海洋の開発利用の点でございます。長官は、「海底資源の調査技術や海中居住基地等についての研究を重要課題として取り上げ、その総合的な推進をはかっていく所存であります。」このようにおっしゃっておられるわけであります。この日本の狭い国土、また、四面海……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1968/03/21、31期、公明党)

○近江委員 この前、科学技術庁長官に対しまして所信表明に対する質疑を行なったわけであります。そのときに、海洋の開発利用について質問したわけでありますが、予算委員会に大臣が出席なさる都合で煮詰めるところまではいかなかったわけであります。きょうは御出席を得ておりませんので、残念でございますが、副大臣ともいうべき次官が出席されておりますのでお聞きしたいと思いますが、この海洋開発の問題については、これは世界各国でも非常に注目されてきております。本年の二月の十八日に東大海洋研究所所属の新造研究船白鳳丸三千二百二十五総トンが初めての遠洋航海から帰ってきたわけであります。千島、ラバウル、ハワイ等、太平洋八十……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1968/03/27、31期、公明党)

○近江委員 ただいま次官より提案説明されました法案について審議をしたいと思いますが、しかし、どうしてもそうした背景というものに及んでいかなければなりませんので、そうした点に触れましたときにおいてはひとつ御了承願いたいと思います。  まず最初に、ウランの産出でお聞きしたいのでありますが、日本国内のウラン資源は主として人形峠が中心である、このように聞いておりますが、それ以外の有望な地点があったならばお聞かせを願いたいと思います。また、その埋蔵量等についても聞かせてもらいたいと思います。
【次の発言】 日本でも、今後の探鉱の結果非常に有望なウラン資源を発見する可能性があるかどうかという問題です。五千……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1968/04/01、31期、公明党)

○近江委員 前回の委員会で時間等の関係もありまして、きょうまた長官が御出席されておりますので、聞き漏らした点もありますので、その点お聞きしたいと思います。  先ほどからも再処理のことが問題になっておるわけでありますが、この燃料再処理の場合において、低レベルの放射性物質を生活環境に排出する、このように言われておるわけでありますが、まず、この高レベル、中レベル、低レベルと容易に分離ができるかという問題なのです。その点をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、その分離ができるといたしましても、この核燃料の再処理工場から出る低レベルの廃液、これは各国の例を見ていきますと、一日に数キュリーか……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1968/04/25、31期、公明党)

○近江委員 時間がほとんどありませんので、数点だけお聞きしたいと思います。  まず、科学技術庁にお尋ねをいたしますが、昭和四十年に科学技術庁から九百六十四万円の調査費が出されまして、通産、厚生、農林、それから経企庁に調査を依頼されたわけでありますが、その依頼された件に対して、あくまでも信頼をもってその依頼をされたのか、ただ、資料をとるぐらいの意味で依頼されたのか、その辺の見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 そこで十分な調査研究ができるという観点で依頼をした、その結果について、あなたのほうとしては十分な信頼に足るものとしてそれを依頼されたわけですか。その辺はどうなんです。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1968/05/08、31期、公明党)

○近江委員 原子力潜水艦あるいは空母等の入港につきましては、放射能の影響がないかどうかということが一番国民が心配しておることであります。今回これだけの高いカウントが発見されたということについては、これは国民的な大問題だと思うのです。こういう点について、先ほどからも石川議員のほうから話があったわけでありますが、このように発表をおくらしたという問題でありますが、これだけ重大な問題について、あなたは総理あるいはまた閣僚のだれかと、発表するか、すべきでないかということを相談されましたか。
【次の発言】 相談という問題は、それはわかりましたが、それじゃ、政府のほうからこの発表はしばらく待て、そういう指示……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1968/05/23、31期、公明党)

○近江委員 非常に時間がないようですので、簡単に明快にお願いしたいと思います。大臣に質問を集中いたします。率直にお答え願えるならば、私もすぐ終わりたいと思います。その点は了承願います。  まず、原潜の寄港を安全と認定した原子力委員会のあり方、それから政府の方針自体が誤りでなかったか。この点についてお聞きしたいと思います。  原子力基本法の第二条に「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。」、第五条では「原子力委員会は、原子力の研究、開発及び利用に関する事項について企画し、審議し、及び決定……

第58回国会 商工委員会 第3号(1968/02/28、31期、公明党)

○近江委員 関連。先ほどから通産省の意見を聞いておりますと、非常にはっきりしないわけです。先ほどから岡本委員も言っておりますが、あなた方として、要するに厚生省の研究班の出す原因究明の結論に不十分な面がないとは言えないので、それに備えるため特別研究を行なうのだ、こういった態度でこられておるわけです。要するに十分な知識を持って、あなた方はそういう態度でこられたと思うのです。ですからそれはどういうような根拠でそうおっしゃっているのですか。私たちはしろうとで何の知識もないからとあなたが言っていることと全然矛盾するわけですよ。
【次の発言】 要するに通産はこれだけイタイイタイ病で苦しんでいる人の立場に立……

第58回国会 商工委員会 第4号(1968/03/01、31期、公明党)

○近江委員 あまり時間もございませんので、簡単にしたいと思いますが、いま預金保険の創設ということが問題になっておりますね。これについての御意見を簡単にお聞きしたいと思います。森本さんから……。
【次の発言】 それからコール資金の金利の上昇、こういったところですが、日銀も窓口を相当締めてきておりますし、金利の上昇等考えていきますと、一部では、倒産のおそれのあるそうした中小企業に貸すよりも、そっちへ回したほうがいい、こういう空気が非常に強いというふうに思うのです。この現況、並びに皆さん方がどのように指導なさっておるか、この点をひとつ小原さんから……。

第58回国会 商工委員会 第7号(1968/03/12、31期、公明党)

○近江委員 まず通産省の行政施策をお聞きする前に、何としてもその行政姿勢が問題ではないか、私はこのように思うわけです。まずこの点が明確でなければならないと私は思います。  昨今の汚職の続発というものはまことに目に余るものがあるわけであります。この汚職の原因として公務員のモラルの低下があげられるわけでありますが、通産省は業界との関係というものが非常に深いことからして、最もこうした公務員のモラルの低下ということを心配しておったわけです。ところが、その心配が当たりまして、JIS汚職事件で世間を騒がしておるわけでありますが、きょうはJIS汚職等を中心として通産省等の綱紀粛正等についてお伺いしたいと思い……

第58回国会 商工委員会 第8号(1968/03/13、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからもいろんな問題が出ておるわけでありますが、中小企業にとって最大の問題は、当面する倒産問題と思います。御承知のように、四十二年の一月から十二月までで八千百九十二件、それからことしに入って一月が七百五件、二月が九百十四件、いずれにしても戦後最高のこうした記録を示しておるわけです。この中小企業倒産の根本的な原因をどこにしぼって考えていらっしゃるか、この点についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その根の深い構造原因、それに対して中小企業を健全に育てていく対策をあなたはどのように考えていらっしゃるのですか。
【次の発言】 そうした個々の体質あるいは業種ぐるみの体質を国際……

第58回国会 商工委員会 第12号(1968/03/27、31期、公明党)

○近江委員 まず第一点にお聞きしたいことは、常にいろいろと政府は施策を講じられるわけで、その点は非常にけっこうに思うわけでありますが、それが要するにどれだけの効果をあげてきておるか、またその計画どおり推移しておるかどうかという問題であります。  ここで、この投資育成株式会社が、過去五年間でありますが、本法が成立して以来どのように実施してきたか。それをずっと見てまいりますと、相当計画におくれがあるように思います。たとえば年度別の投資計画表、これで見てまいりますと、四十二年一ぱいで大体五百十二社を対象にしている。ところが現実には二百六十という数字が出ている。これは初年度、二年度あたりはしかたがない……

第58回国会 商工委員会 第15号(1968/04/03、31期、公明党)

○近江委員 参考人の方には、非常に長時間にわたりまして恐縮に思います。私が最後でございますので、よろしくお願いします。私も簡潔にやっていきたいと思います。  この海外資源の開発については、探鉱、新しいところを開拓していく、そういう重点的な考え方に立っておるわけでありますが、昨年の秋私も東南アジアをずっと回りまして、特にインドネシアなどで感じたことは、特にバンカ島のすずなんか、これは世界的に非常に有名なところでありますが、オランダが統治しておった当時に比べて――オランダがやっておったときは二十万トンぐらい掘れたんですね。ところが現在は一割くらいに減っている。こういう点において、新しいところをその……

第58回国会 商工委員会 第18号(1968/04/10、31期、公明党)

○近江委員 第二次大戦後、平和国家として再出発をしたわが国は、いまや自由主義諸国におきまして米、ドイツに次ぐ世界第三位の生産力を有する工業国となったわけであります。国内的には多くの社会的あるいは経済的な課題を残しておるわけでございますが、その成長は大なるものがあると思います。この工業の目ざましい発展にもかかわらず、鉱物資源は非常に恵まれない状態であります。経済の底は依然として低いわけであります。今後の工業の発展を考えますと、資源の確保ということが非常に大きな問題となってまいります。そこにおいて、おそまきながら政府が海外資源の開発等に一歩を乗り出した、このことについては当然のことであると思います……

第58回国会 商工委員会 第19号(1968/04/16、31期、公明党)

○近江委員 大臣も時間の関係で出席されておりませんし、参考人もめったにお見えにならないわけでございますので、参考人に特にきょうはお聞きしたいと思います。  予算委員会の分科会におきましても聞いた問題でございますが、いま国民が一番心配しておることは、万博が非常におくれておる、このままでは庶民の感覚として万博は開催までに間に合わないのではないか、いろいろなそういうマスコミの報道するところを見たり聞いたりしておりまして、非常にみんなが不安を持っておるわけであります。そこで私は、実際にそのおくれがどういうものであるか、そうした点を事実の上から聞いてみたいと思うわけであります。  まず、この四十二年度の……

第58回国会 商工委員会 第25号(1968/05/07、31期、公明党)

○近江委員 まず、この法案の質問に入る前に、この割賦販売法が昭和三十六年、第三十八国会で審議された際に、附帯決議が行なわれているわけです。四項目にわたって附帯決議がなされておるわけでございますが、どの程度その附帯決議が実行されているか、その段階をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この四項目について御説明をいただいたわけでありますが、特に金融等の問題については、三十六年から出発をして現在まだ検討中である。大体目鼻はついておるとは思いますが、しかしいずれにしても、これだけの年数がたっておって、まだ実施の段階に来てない。いつも附帯決議を、採決のたびに各党からいろいろと要求を出し、まとめ……

第58回国会 商工委員会 第29号(1968/05/15、31期、公明党)

○近江委員 まず砂利関係についてお聞きしたいと思います。先ほどから各委員を通じて、砂利の乱掘によるいろいろな被害の状況等の問題がここであげられたわけでございますが、私の聞いておる範囲におきましても、特にその災害の顕著な例として、千葉県あるいは埼玉県の飯能、熊谷、それから京都の城陽町、それから陳情にあがられた同じく田辺町等、各所でそうした災害が見られるわけであります。私は特に京都の城陽町を中心にしてお伺いしてみたいと思うのです。この城陽町の砂利の採取の状況というものは、特に万国博の会場を近くに控えております関係でしょうが、最近は特にそうした乱掘が行なわれておるわけであります。したがって、その掘っ……

第58回国会 商工委員会 第30号(1968/05/17、31期、公明党)

○近江委員 時間がありませんので簡潔にお答え願いたいと思います。  なぜこの会社を廃止するようになりたか、明確にあげてください。
【次の発言】 それから、これを廃止する最も大きな原因は非常に大きな赤字を出したためで、現在の赤字は幾らありますか。こまかい数字がわからなければ概数でよろしい。
【次の発言】 これだけの赤字を出した原因というのが、ただ経済事情だけによるのですか、その点はどうですか。
【次の発言】 臨時行政調査会の指摘した理由として、一、業績の実態が著しく本来の使命からかけ離れている。二、事業のほとんど全部が営利的事業であるにもかかわらず赤字の累積を重ねている。三、本来の使命である国策……

第58回国会 商工委員会 第31号(1968/05/20、31期、公明党)

○近江委員 本法案の審議にあたりまして、基金の問題、あるいはまた海外援助の問題等につきまして私の所見を述べまして、それに対する答弁をお願いしたいと思います。  わが国の過去の経済援助の状態を見ていきますと、とかく大もの政治家といわれる人のそうした汚職、またそれとうらはらの関係にあるそうした援助の非効率化というものがつきまとっておった。またそれは東南アジアに対する援助で特に目立っておるように思います。これは私だけではなくして、国会の会議録から思いつくままに私も拾ってみました。三十四年の三月の十三日、衆議院予算委員会で、時の総理岸信介氏と通産相の永野護氏の両氏が、フィリピン、インドネシア賠償とから……

第58回国会 商工委員会 第32号(1968/05/21、31期、公明党)

○近江委員 総理にお伺いいたしますが、三月の三十一日、第二回目の佐藤・スハルト秘密会談の結果、わが国のインドネシアに対する最終援助額は決定した。当時の新聞は、このように伝えておりますが、この会談の模様、特に援助に関する交渉の経緯をお聞かせ願いたいと思います。  また、援助額が未定とすると、総理の腹づもりをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 こうした諸般の状況から見ますと、六千万ドル・プラスアルファになることは、これは衆目の見るところでありますが、このアルファの財源というものは何によって求めるのか、この点をお伺いしたいと思うのです。むろん補正は組まない、さらに予備費は流用しない、輸銀は使用し……

第58回国会 商工委員会 第33号(1968/05/24、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからいろいろ御意見を承ったのでございます。いろいろと合併のメリットを言われたわけでありますが、私は、そのメリットの中にはおっしゃられてはいなかったですけれども、ほんとうのねらいは管理価格だと思うのです。皆さんはそこでそうだということは言えませんけれども、この点について、先ほどもお話がございましたが、通産なり経企庁なりそれぞれが応援団のような形をとっている、こういう点は政府としては非常に行き過ぎた態度だ、現在そういう積極的なことを示すのは行き過ぎだとは思います。ここにおいて何かそういうように政府が応援しているような形でありますから、皆さんが賛成しているような感じを与えるのです。……

第59回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/08/08、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからも石川委員のお話があったわけでありますが、長官もこの七月の十二日から渡米されたわけでありますが、向こうで会談なさったことも大体聞いておるわけでありますが、おもにどういう点を話をなさったか、かいつまんでひとつ話をしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま長官から大体三つの柱で交渉なさった経過をお聞かせいただいたわけでありますが、この内容についてお聞きしたい点が若干あるわけです。  その前に、先ほども質問が出たわけでありますが、原潜の問題ですね、これについて日本国民が全部非常な不安におとしいれられたわけです。こういう問題について、政治的ないろいろな立場もあろうかと思いま……

第59回国会 商工委員会 第2号(1968/08/09、31期、公明党)

○近江委員 予算委員会に行かれますそうで、少々時間をいただきまして一問一答したがったのですができませんので、申し上げたいことを全部申し上げますから、それに対して感想をひとつ述べていただきたいと思います。  一つは、さきに発表されました四十三年度の経済白書の作成過程において、原案作成者と各省との間でかなり激しいいろいろなやり取りがあった、このように聞いております。そこで第一点は、生産の集中度と卸売り物価との下方硬直性との関係についてでありますが、現在問題になっております大型合併が管理価格の発生を招くというこの議論というものを統計的に実証したものでありますが、これに対して通産省が最後までいろいろと……

第59回国会 商工委員会 第3号(1968/10/17、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからだいぶ意見が出ておるようでありますが、鈴木さんにお伺いいたしますが、合併をもしもなさった場合いろいろな弊害が考えられるわけです。先ほどもいろいろな話がありまして、そうしたプライスリーダーシップ等による管理価格の問題とか、いろいろな問題が出てまいります。そういうことに対して行政指導で何とかやっていけばいいのではないかという話があったのですが、そこのところをもう少し具体的に、どういうような方法があるのか説明を願いたい。
【次の発言】 そうした監視機構等についてもどのような法的規制が伴うか。結局そういうものがない。そういう監視機構でどれだけ実効があがるかということは非常に疑問だ……

第59回国会 商工委員会 第4号(1968/10/18、31期、公明党)

○近江委員 きのうは大型合併の問題につきまして参考人の方から御意見を聴取したわけでありますが、それに関しまして一、二お聞きしたいと思っております。  最近の合併問題に関しまして、独禁法改正の動きが一部に見られるわけでございますが、このことに関しまして見解をお聞きしたいと思うのです。まず委員長、それから長官にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この合併の問題につきましては公取委員会のほうで審判をされるわけでありますが、私思うのでありますが、そうなってまいりますと、委員会の構成というものは非常に大事な問題になってくると思います。ところが従来、通産、大蔵あるいは法務、日銀等からそれぞれ出ておられ……

第59回国会 商工委員会 第6号(1968/11/15、31期、公明党)

○近江委員 最近国民の強い声として聞く問題は物価の問題であります。最近の日本の経済成長というものは非常に急速な伸びを示しておる。特に総生産においては世界の第三位を占めておる。しかしながら国民所得においては世界で二十三位である。まことに大きな格差に驚くわけであります。素朴な質問として至るところで聞かれるのは、それだけの日本の驚異的な発展の中で、なぜわれわれの所得は上がらないのですか、またなぜこのように物価が上がるのですか、何とかしてもらえませんか、毎月毎月赤字で、やっとボーナスで何とか埋め合わせをやっております、そういう声が至るところで聞かれるわけです。  そこで私は経済成長と物価の問題について……

第60回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、公明党)

○近江委員 科学技術庁は、七カ月前の佐世保の事件といい、今回のジョンソンメモといい、周章ろうばいしておることが続いておるわけです。前の原潜の問題のときにも、結局監視体制の不備ということで原因の究明もできなかった、国民に安全性も立証することができなかった。今回の例のジョソンメモについても、先ほどから何回もお話が出ておりますが、一年も前からそれがかわされておったわけです。突然ジョンソン大使からそれが公開され回答を求められた。われわれ国民の立場から見ておって、一体科学技術庁は何をしておるのかと、こう言いたいわけです。このジョンソンメモにしても、一年の間なぜ回答せずにほうっておいたのですか、まずそれを……

第60回国会 商工委員会 第2号(1968/12/18、31期、公明党)

○近江委員 いろいろと聞きたい問題がありますが、時間の関係もありますので、しぼって二、三お聞きしたいと思います。  まず第一は、最近問題になっております中共肉の輸入の問題でありますが、政府はこの禁止の解除に内定をしたとか、あるいは前向きに検討することにしたとか、こういうような報道がなされておりますが、その真相というものを具体的に聞かせてもらいたいと思います。
【次の発言】 いままで通産省は中共肉の輸入についてはむしろ反対の立場をとってこられたわけですが、今回そうした報道がなされたということについて、最初通産大臣のほうから農林省のほうに指示して、その指示に従って農林省のほうで検討しておる、こうい……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1969/03/01、31期、公明党)

○近江委員 関連。  いまの局長の御報告によりますと、われわれが聞いておるそういう範囲を出ておらない。われわれはもっと期待をしておったわけです。いまの御報告ですと、一体それじゃどこがほんとうの原因であるかということがわからぬわけです。先ほどの御報告によりますと、一つは装置自体が非常に疑問である。あとは燃料棒自体の問題という点があるわけですが、その辺のところをあなたが検査員から御報告を受けられたのを、もう少し突っ込んだ報告をしていただきたいと思うのです。どこにおもな原因があったか、ばく然としておる。
【次の発言】 そうすると、事故はどことどことどこにあったのですか。もう少しその辺を詳しく報告して……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、公明党)

○近江委員 私もそれじゃ、詳しくは法案審議に入ってからいろいろとお聞きしたいと思います、一、二点だけお聞きしたいと思います。  ワシントン会議におきまして、日本政府の代表の方は、地域衛星の打ち上げ権利を留保する、このように主張すると聞いておりますが、しかしながら、一方、東南アジア諸国は、この点に関して反対の意向を表明しておる、このようにも聞いておるわけであります。日本の地理的な立場からして、地域衛星の打ち上げ問題をどのように考えていらっしゃるか。  それからさらに、ソ連等の共産圏諸国、それから欧州諸国の主たる主張点はどういうものであるか、この点をひとつ簡単におっしゃってください。

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、公明党)

○近江委員 私は、最近の原子力研究所等における事故につきまして非常にいろいろと心配をしておったわけです。そういうわけで、本委員会を通じてもいろいろその対策等について、安全という面における万全のそういう措置をしてもらうように、あらゆる角度から長官にもその点を要望してまいりました。ところが、残念なことに、日本原子力発電所で、またそういう事故が起きておった。しかも、この事故は、一月から二月末にかけて同発電所の使用済み核燃料を冷却するプールの内壁のはげた塗料をはがして再塗装する工事を行なっておった。そのときのできごとであります。二月の二十四日にこの事故が発生しておるのですが、もうすでに四月ですよ。あれ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1969/04/03、31期、公明党)

○近江委員 きょうは、宇宙開発事業団法の質問に入りたいと思うのですが、その前に、宇宙開発の基本的な問題についてお聞きしたいと思うのです。  まず最初にお聞きしたいことは、宇宙基本法を提案をしないで、宇宙開発事業団法を先に提案をしてきた、これは理事懇等においてもいろいろな話が行なわれておったわけでありますが、その点、われわれとしては、あくまでも宇宙開発基本法というものを先につくって、それから宇宙開発事業団なり、そうした具体的な構想に進むべきだ、こういう点は常に主張してきたところです。その点、宇宙開発基本法をいつごろ国会へ提出される準備をされておるのか、この辺のところをお聞きしたいと思います。

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1969/04/22、31期、公明党)

○近江委員 四月二日に私は本委員会におきまして原電の汚染の問題を取り上げたわけでございますが、その後もいろいろと、三名の汚染者が発見されたとか、そういう事故が起きておりますが、放射能に汚染された作業員がノイローゼのようになって、近所の人も非常に避けておるとか、あるいは婚約がこじれたとか、これはうわさだと思いますが、そういうような話も出ておりますし、一般の住民も非常に不安がっておる。われわれとしてもその点をさらによく原因等を調査したい、こういうことで、昨日公明党として調査団を送ったわけでありますが、きょうは時間があればいろいろな点でお聞きしたいと思ったのですが、時間の関係もありますので、ごく一部……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1969/04/24、31期、公明党)

○近江委員 この前に宇宙開発の問題についてお聞きしたわけでございますが、きょうはちょっと開発事業団法案の内容のほうに入っていきたいと思います。  まず初めにお聞きしたいことは、宇宙開発の意義ということ自体がはっきりしておらないわけでありますが、その辺のところを科学技術庁として煮詰めない段階でこの法案を出してきた。そこで、現在の段階でこの宇宙開発の意義というものをどのようにお考えになっておられるか、把握しておられる範囲。それから、それを正式に法律にうたわなかったその理由をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この宇宙の利用という点ですが、いろいろ話も出ておりますけれども、宇宙の利用というこ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1969/05/08、31期、公明党)

○近江委員 私も、先ほどからの石川議員、三木議員の質問と重複しております点は避けたいと思いますが、先ほど三木議員からも、インテルサットとそういう今後の地域衛星を打ち上げとの影響についての御質問がありました。きのうの連合審査会でもそういう問題があったかと思いますが、私もちょっと聞き漏らしておった点もあると思いますので、重なるか知りませんが、ちょっとお聞きしたいと思います。  宇宙開発に関する技術協力について日米間の合意がほぼできてきたように思いますが、米国に協力を期待する事項というものが大体どういうものであるかということの突っ込んだ点、なお、この技術協力が得られなければ打ち上げは当初の計画どおり……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1969/06/05、31期、公明党)

○近江委員 この四月の上旬に、私は、原電の作業員が作業中汚染されまして、そして衣服まで汚染された、それが全然発見されずに、長い間東海村を中心として一般住民の中で汚染された人々が生活をしておった、重大な安全管理という点にミスがあるという事実をここで明らかにしたわけでございますが、そういう点で科学技術庁も、この安全管理については重視して、全力をあげてそれに当たっていく、このように言われたわけであります。しかしながら、その直後にまた重大な事故が発生しておるわけです。それをひた隠しにいままでまた隠してきた。こういうことが何回も繰り返されていいものであるかどうかという問題なんです。  御承知のように、原……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1969/06/12、31期、公明党)

○近江委員 森下参考人にお聞きしたいと思います。  五月十四日のNHK「生活の知恵」、これは非常に大きな反響を呼んだわけでありますが、その中で、森下さんは、着色料を体内に入れると血液が着色する、このように実物を持ってきて説明なさったわけでございますが、その点で二、三聞いてみたいと思うのです。  一つは、健康な人でも必ず染まるかという点。それからまた、成人の場合、どのくらいの分量でそのようになるか、この二点について初めにお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 この着色料が血液中に入るということは先ほどの御説明でわかったわけでございますが、その他の食品添加物も血液中に入るかという問題です。  そ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1969/06/19、31期、公明党)

○近江委員 先ほど石川委員のほうからもいろいろな御質問があったわけでありますが、現在、わが国の海洋開発ということが非常に叫ばれるようになりまして、その点はわれわれとしても非常に喜んでおるわけでありますが、ムードばかりで中身がないじゃないかという声が非常に強いわけであります。この点について両先生から、まず御感想をお聞きしたいと思うのです。それで、どういうところにそう言われるところがあるのか、その辺のところを、お考えになっていらっしゃる点、あわせてお願いしたいと思うのです。
【次の発言】 両先生の御意見も、お聞きしまして、ほぼ一致しておると思うのです。要するに、海洋審で答申がなされたことを実行して……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1969/07/02、31期、公明党)

○近江委員 この前、本委員会におきまして、日立港より積み出しの使用済み核燃料の問題につきまして質問をしたわけですが、七月ということでございまして、その再確認の意味におきまして、日時あるいは量等、確定した問題についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 二十二トンといいますと、燃料棒にいたしますと、これは何本になるのですか。
【次の発言】 これだけの大量のものを輸送されるわけでありますが、七月四日といいますと、あさってということになるわけでしょう。われわれとしてはこの安全という問題を非常に心配するわけでありますが、その前に、使用済みの核燃料棒一本当たり、実際にむき出しにした場合に大体どのぐらい……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1969/07/03、31期、公明党)

○近江委員 きょうは限られた非常に短い時間でありますので、ほんのわずかな部分しか聞けませんが、合成洗剤のごく一部の点についてお聞きしたいと思うのです。  六月二日付の読売紙を見ましたところが、園田前厚生大臣は、合成洗剤の毒性について非常に疑念を持っている、諸外国の例から見ても、必ずしも無害とは言い切れない、事務当局に再検討を命じてある、このように昨年五月十七日の参議院物価対策委員会で答弁している。この旨が載っておりますが、これに対して事務当局は、「三十七年の膨大な答申結果以外に、ABSの毒性研究の余地はない。大臣には資料を提出してよく説明してある」、このように言っております。  ここで、まずお……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1969/07/09、31期、公明党)

○近江委員 きょうは時間がないようでございますので、数点についてお伺いしたいと思います。  去る八日に使用済み核燃料が日立港から輸送された。その問題につきまして、安全性ということについて何回も本委員会で質問をしてまいりました。その経過について、政府のほうからお聞きしたいと思います。
【次の発言】 特に反省すべき点ですね、その辺はなかったわけですか、この点は報告しておかなければならないという点は。
【次の発言】 各関係機関協力体制をとってやられた、しかし、それはあくまで協力体制ということであって、要するに、その辺の一元化といいますか、その辺のことについては、将来この点についてはやりたいということ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1969/07/10、31期、公明党)

○近江委員 今回、第三号に対する答申案が出まして、一歩前進したかの感があるわけでありますが、いままで確かにムードばかりで中身がない、このようにいわれておるわけであります。それはどこに一番原因があるか。中身がないということは、結局政府の予算が非常に少ない。やはり金というところに一番問題点があるように思うのです。これだけの答申案を出されたわけでありますが、予算化をやっていかなければ、これは何にもならぬわけです。その点、いままでこの海洋開発については、各省庁がそれぞれの計画を立ててそれぞれやってこられたわけでありますが、各省庁合わせても、今年度においてわずか三十一億円というような、諸外国に比べますと……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1969/07/24、31期、公明党)

○近江委員 時間がありませんので、参考人の方におきましては、簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  まず、黒川さんにお聞きしたいと思いますが、この情報処理の通信回線の利用ということは、これはもう不可欠の要件になってきておるわけでありますが、その点、電電公社の独占となっておるこうした電信回線を当然開放しなければならぬわけです。これは当然だと思いますが、個々については考慮されておられるわけでありますが、そのビジョンというか、具体策ですね。この辺のところを明確にお願いしたいと思います。
【次の発言】 まあ、その点に関して、先ほど触れられました現行の法令ですね、それから回線の量、それから通信料金等に……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1969/10/14、31期、公明党)

○近江委員 先ほどから三木委員のほうからいろいろな質疑があったわけでございますが、この東大の失敗につきましては膨大な国費を投入しておりますし、われわれとしても成功を願っておったわけであります。成功は明といい、失敗は暗といいましょうか、こうした失敗の中で、質問をするということについては、皆さんのそうしたお気持ちもよくわかるわけでありますが、私たちも国民の代表としてやはり国費が投入されておるわけでありますし、その点をお聞きしたいと思います。  先ほどからのやりとりの中でもありましたが、失敗はしたけれどもデータは得られた、こういうように言っておられますが、こういうデータはいままで、過去公開されたこと……

第61回国会 商工委員会 第6号(1969/03/05、31期、公明党)

○近江委員 先ほどから種々な問題が出ておるわけでございますが、同じようなことをお聞きするかもわかりませんが、私の立場でお聞きするわけでございます。  三品種は問題がある、鋼矢板は灰色である、この判断をされた具体的な根拠、これがはなはだはっきりしないわけです。また他の主力製品にも問題がないとなさったその具体的な根拠、これをひとつ公取委員の方からお聞きしたいと思います。まず菊池委員。
【次の発言】 しかし、これが白であってこれが黒だ、そういう点について非常にいろいろな疑問があるわけですよ。ですからいかなる場合に競争制限になるのか、だれがやっても客観的にそういう結論になるというそういう基準というもの……

第61回国会 商工委員会 第9号(1969/03/14、31期、公明党)

○近江委員 初めに菊池委員にお聞きしたいと思うのですが、過日の委員会で、わが党の岡本委員の質問に対して、内示で触れていない五品目について調査が終わっていない、こういった旨の発言があった。それについて、二月二十四日の内示というのは、部分的な回答なのか、あるいは部分的なものとすれば、なぜそのような不完全な段階で回答したか、その辺のところをお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 他の委員も出席されておったわけですが、調査が終わっていない、こういうような発言はどなたからもなかったのですか。その点を聞いているのですよ。
【次の発言】 それではもう一度、それを確認して、また次の委員会でもやりたいと思いま……

第61回国会 商工委員会 第11号(1969/03/19、31期、公明党)

○近江委員 今回のこの法案は、特にメリヤスと染色を対象にしたそういう構造改善の臨時措置法の一部を改正する法律案であります。私は、この法案のこまかい審議に入る前に、一体政府がいろいろ立てる対策、法案、これが実際どれだけの効果をあげておるか。私は、今回この法案を提出されまして、実際に施行されても、どれだけの効果があがるのか、非常に疑問を持っております。はたして中小業者をこれで救済できるか、また、これからの繊維あるいは染色を立て直すことができるか、非常に私は疑問を持っております。なぜ私がそのように疑問を持っておるかというと、私は、一つのケース、またいろいろな日本全国にまたがるそうした団地の実態を知る……

第61回国会 商工委員会 第13号(1969/04/01、31期、公明党)

○近江委員 これから私がお尋ねしようとするのは特許の問題でございますが、当然これからの世界の趨勢、またわが国の現状を考えるならば、国産技術の開発ということは非常に大きな課題になってこようかと思います。諸外国とわが国との特許に関する実情を調べてまいりますと、対価支払い額に対する受け取り額の比率というのは、日銀の為替統計を見ましても、昭和三十五年から三十六年には二・五%、三十七年、三十八年が大体四・一%台、さらに昭和四十一年度になりますと、八・一%、五十六億六千万円と、このように技術貿易の収支というものは完全に赤字である。大部分が先進国に払われておるわけでありますが、そのうち四十二年度末の累計で、……

第61回国会 商工委員会 第15号(1969/04/04、31期、公明党)

○近江委員 もう非常に時間がないようでございますので、一、二点だけお伺いしたいと思います。  わが党といたしましても、あらゆる機会にこの問題につきまして政府を叱喧してきたわけでございまして、これからの波及を考えてまいりますと、何としてもこれは強い態度で臨まなければならない、これは皆さん方の御意見と私たちも全く一致いたしております。そこで、皆さん方として、政府にその弱腰外交をひとつ改めてもらいたい、こういう強い要望があったわけでございますが、そういう基本的な姿勢は当然としまして、特に皆さん方として、交渉にこういう具体的な場を設けていけばいいとか、そういう具体的な政府に対するお考え、要望というもの……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、公明党)

○近江委員 大臣の出席される時間の制限があるようでございますので、私もできるだけ御協力をしたいと思います。  わが国の経済は世界の第三位というような総生産を誇るまでの成長を示しました。しかしながら、国民一人当たりの所得は二十数位というような非常なアンバランスの中に国民生活というものは苦しい状態に追い込まれておるわけであります。そういう苦しい中から、わが国は海外援助も精一ぱいのことをやってきた、このように政府の皆さんはおっしゃっておるわけであります。そこで私は、きょうは海外経済協力のことについてお聞きしたいと思うのであります。戦後足かけ二十五年といいましょうか、四分の一世紀を迎えた今日、私はここ……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、公明党)

○近江委員 先ほどから各委員からいろいろな質疑がございました。一貫して感じますことは、非常にまだ責任のなすり合いというような空気が強いということなんです。たとえば東京瓦斯は工事に非常に手抜かりがあったんじゃなかろうか、あるいはまた鹿島さんは設計にミスがあるんじゃなかろうか、あるいはあのときに緊急の電話もしておるのに来てくれるのがおそかった、あのときにもう少しバルブでも早く締めてくれれば事故が起こらなかったのに、お互いがそういうような気持ちが片隅にでもある間は、今後事故を起こさないという、そういう積極的な前向きの姿勢はとれないと思う。その点、三者の責任は先ほどからありましたが、そのような気持ちは……

第61回国会 商工委員会 第25号(1969/05/09、31期、公明党)

○近江委員 私は、中小企業団地と八幡、富士の合併の二つの問題についてお聞きしたいと思いますが、まず団地のことについてお聞きしたいと思います。  以前、本委員会におきまして福井の染色団地の件を私が取り上げまして、それを通じて、政府のほうでは中小企業団地の総点検をする、そしてそれのいろいろな点に対してまた今後の対策を考えていく、こういうような答弁がありました。その後、経過はどうなっておりますか。まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 総点検の成果を期待しております。できるだけこの機会を通じてひとつきめこまかくやっていただきたい、これをお願いしておきます。  それから私も、団地のことにつきまして……

第61回国会 商工委員会 第27号(1969/05/16、31期、公明党)

○近江委員 時間があまりありませんので簡潔にお願いしたいと思うのですが、内示後の三月上旬の当委員会におきまして、この内示において触れなかった五品目――四品目についてはもう一応こういう結論を出していらっしゃるわけでありますが、五品目について私がお聞きしたところ、未調査である、したがって正式審査段階で調査をする、このように答えられたわけです。今回の勧告においては、依然として一言も五品目のことについては触れておられない。要するにそれはまだ未調査であるのか、あるいはまだ結論が出ておらないのか、その辺のところはどういうわけで発表なさらないわけでありますか、まずお聞きしたいと思います。

第61回国会 商工委員会 第30号(1969/06/06、31期、公明党)

○近江委員 先ほどは定足数が足らないということで社会党のほうが退場されました。しかしわれわれとしては、自民党さんのほうで定足数をそろえられる、こういうことでいままで待っておりました。まあ定足数さえそろえば何ら拒否すべき理由もありませんし、できるだけの御協力をしていきたい、こういうわけで待っておりました。いま御指名をいただいたわけでございますが、定足数が残念ながらそろっていないように思います。したがって、私は定足数がそろうまで質問に入るのを待たしていただきたいと思います。

第61回国会 商工委員会 第31号(1969/06/11、31期、公明党)

○近江委員 本件につきましては、相当時間の審査をやってこられたわけであります。各委員からもそれぞれの問題点についてさまざまな質疑がございました。多少重複する点はあろうかと思いますが、私の立場からお伺いしたいと思いますので、各委員におかれましても、御了承願いたいと思います。  まず、本改正案につきましては、非常に反対が強いということであります。当然この実務に携わっておられる審査官の皆さん方の中においても、実に多くの反対がある、あるいは各種の団体からも反対がある、こういう中で、なぜこの法案を成立さすためにこの審議をこのまま続行しているかという問題であります。そこでお聞きしたいのでありますが、この改……

第61回国会 商工委員会 第35号(1969/06/24、31期、公明党)

○近江委員 今回の事故は、前回に引き続いて、われわれとしてもことばをどう表現していいか、事人命に関することであります。強い怒りというか、そういう押えがたい気持ちにある現在であります。  今度の事故におきましても、民家が三十軒、七人がけが、通行の車が三台吹っ飛んでおる。しかもタクシー、トラック、いかに爆発力がすごいかということをあらわしておるわけであります。しかも、商店街のどまん中である。もしもこれが昼であったならばどれほどの犠牲者が出ておったか、ぞっとするわけです。事が人命に関するだけに、われわれとしても、いままでの事故の際にも、再々事故を起こさないように、万全の対策をとるように話してきたわけ……

第61回国会 商工委員会 第36号(1969/06/25、31期、公明党)

○近江委員 家庭用ミシンの登録事業者数、この推移を見ますと、法の制定当初の百二十一から六十まで減少しております。それから双眼鏡の登録事業者の数は、二百十五から百九十八と、まあわずかに減少したのにすぎないわけでありますが、このミシンの登録事業者のそういう減少、これはすなわち中小企業の減少を示しておる、このように思うわけでありますが、その理由ですね、大企業のそういう不当な圧迫があったのじゃありませんか。こういう心配が一点あるわけです。  それからまた本年の四月以降に、メーカー段階で数量規制を撤廃したというようなことでありますが、今後中小企業者が不当に圧迫されることがないかどうか。この点を簡潔にお答……

第61回国会 商工委員会 第39号(1969/07/04、31期、公明党)

○近江委員 各委員より相当種々の問題点が出ておるわけでございますが、私はきょう限られた時間の中でありますが、特に情報管理の問題についてお聞きしたいと思います。  科学技術情報が年ごとに非常にはんらんしていくということについては、もうすでに御承知のとおりでありますが、特に特許情報というものにつきましては、技術情報あるいは権利情報、そういうものが含まれているわけです。現在公告されているものだけでも各企業においても処理をされておらないという現状であります。ましてや個人あるいは一般の大衆においては、もう言うまでもないわけです。そこでお聞きしましたところが、現在の特許公報というのは一年間に六万件発行され……

第61回国会 商工委員会 第40号(1969/07/08、31期、公明党)

○近江委員 私は、きょうは欠陥車の問題、あと時間があれば二、三の問題についてお伺いしたいと思っております。  欠陥車の問題がこのように燃え広がったのは、外電が国内の新聞に取り上げられて、それから各社が一斉にキャンペーンを始めた、それで非常に火がついたと思うのでありますが、まず運輸省の方にお伺いいたしますが、運輸省の首脳部の方々は、この事件がこれほど広がるまで問題を知っておられなかったわけでありますか。まずその点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 しかし、陸運局あるいは陸運事務所ではこういうことを知っておった、このようにいわれておるわけでありますが、これは当然あなたのほうでもいろいろなお考……

第61回国会 商工委員会 第43号(1969/07/23、31期、公明党)

○近江委員 私も与えられた時間があまりございませんので、数点にわたってお伺いしたいと思いす。  まず第一点は、先ほどから堀委員のほうからも質問があったわけでございますが、今回の法改正にあたって、改正後の法律案が非常に読みにくい、こういう質問がございました。確かに見てまいりますと、非常に無理をしておるという感じがするわけであります。一部改正ということになっておりますが、相当な部門にわたって改正が行なわれておる、それを無理してはめ込んでいくというところに、先ほどの非常に読みにくいというような体系になったのではなかろうか、このように思うわけであります。このガス事業の内容自体におきましても、結局簡易ガ……

第61回国会 商工委員会 第47号(1969/09/08、31期、公明党)

○近江委員 きょうは限られた時間でもございますので、いろいろとお尋ねをしたかったわけでございますが、特にきょうは中小企業の団地等の問題につきましてお伺いしたいと思います。  皆さんも御承知のように、先般、大阪鉄工金属団地の汚職事件が発覚をいたしました。いま警察でその後の取り調べを続行しておるわけでございますが、非常に残念に思います。この中小企業団地のことにつきましては、私も去る四十四年の三月の十九日の本委員会におきまして福井県鯖江の染色工業団地、さらに四十四年の五月九日に、同じく本委員会におきまして、大阪鉄工金属団地、この一括契約等の問題に非常に不明朗な点があることを指摘してまいりました。その……

第61回国会 商工委員会 第50号(1969/10/09、31期、公明党)

○近江委員 それでは、大臣がお見えになるまで、二、三基本的な輸入自由化等の問題についてお聞きしておきたいと思います。  まず、わが国の残存輸入制限の現状を簡単にひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから、この輸入自由化に対する基本方針、考え方をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから、輸入自由化の具体的な検討状況、この辺のところをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 現在、日米間の残存輸入制限の協議が行なわれておりますが、きょうもあるそうですね。その折衝状況をあなた方がお聞きになっている範囲でできるだけひとつ詳しくここで表明していただきたいと思うのです。


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第20号(1970/10/15、32期、公明党)

○近江委員 私も沖繩に参りまして、限られた日数でございましたが、できるだけのところを調査をしたい、こういうことで最近見てまいったわけでありますが、沖繩の中にも、本島とあるいは宮古島あるいは八重山、そういった群島との間にも格差がある、過疎・過密があるということを知ったわけであります。初めに私が感じた二、三の感想を申し上げたいと思うのですが、経済的にも非常に苦しい立場にある、たとえばこうした群島の宮古島等の農家の収入を見てみますと、大体サトウキビが主になっているわけですが、いろいろ経費を引きまして、大体一反当たり四十ドル、そうしますと、一町歩で四百ドル、それを一年間で割ったときに、一月当たりどうな……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1970/03/11、32期、公明党)

○近江委員 大臣の所信表明に対する質疑でございますが、全部お聞きしますと相当に時間もかかりますし、きょうは限られた時間でございますので、一、二点お聞きしたいと思います。  大臣もこの第二点に原子力開発利用の推進ということをうたっていらっしゃるわけですが、特にその中に、「さきに調印いたしました核兵器不拡散条約につきましては、同条約への参加によってわが国の原子力平和利用が不当に制約されることになってはならない」云々と、ここで核兵器の不拡散条約についてのことをうたっていらっしゃるわけでございますが、私たちはもちろんこの条約の精神については、これはもう賛成でございます。しかしながら、その内容を見てまい……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1970/04/02、32期、公明党)

○近江委員 私は、実際に事業団あるいは東大等でロケットを打ち上げておられるその辺のところの具体的なことについて一、二点まず初めにお聞きしたいと思っております。  現在、内之浦、種子島におけるロケット打ち上げは、私の聞いておる範囲では、日数が大体九十日、機数が四十一機、このように聞いておりますが、その内訳は東大が何機か、そして事業団が何機であるか、そのことについてまずお聞きしたいと思っております。
【次の発言】 ここで打ち上げのときが大体一月から二月、それと七月から八月、これは漁業補償のそうした問題等がからんでそのように大体打ち上げ時期をきめていらっしゃると思うのですが、この時期は非常に西風が強……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1970/04/08、32期、公明党)

○近江委員 この前の私の質疑のときに、要するにこの宇宙開発の基本的なことについて、政府案がいつやるかということについて、早急にやりたい、こういうような御答弁があったわけです。ところが政府のほうからは、この間一般新聞紙上を通じて発表があったわけですが、四十五年の三月二十六日に決定してこの間の新聞に出たわけです。そうすると私がこの間質問したのは二日の日でしょう。あのときまだできてないとおっしゃった。これはどういうことですか。できているものをできていないという答弁をされた。そういうことについては国会のこの審議にそういう事実を伏せておいていいかという問題です。これのいきさつについてちょっとお聞きしたい……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1970/04/09、32期、公明党)

○近江委員 私は、原子力問題で数点お聞きしたいと思うのですが、その前に、きのうのガスの大爆発、非常に痛ましい事故が起きたわけでありますが、今回のこの事故を見まして、当然もうこれは起こるべくして起こったという事故ではないかと思うのです。人災ではないかと思うのです。特に今回は、死者が七十名、重傷百十六名、軽傷百十七名という大事故であります。なくなられた方方に対しても、心から哀悼の意を表したいと思っております。  そこで、今回のこの事故は、関係各省全部にまたがっておるわけでありますが、科学技術庁におきましても、防災科学技術あるいは環境科学技術というものを、研究調整局においていろいろといままで研究をな……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1970/04/15、32期、公明党)

○近江委員 二時半に退場されるそうですから二点ばかりお聞きしたいと思います。先ほども一本松さんと清成さんのほうから、IAEAの査察員のそういう技術的な面で非常に不満を述べておられるわけです。現在データで見ますと一九六九年十月末で三十九名おられるわけですね。IAEAの考えにおいては一九七三年には大体二百人の査察員を必要とする、このホスマーとテイラーの推計からいいますと、若干のそういう人員の食い違いがあるわけですけれども、そうしますと、この二百五十人の陣容を考えてみますと、大体いろいろ補助員等も入れて八百人くらいの陣容になるのじゃないか。そうした場合、そういう技術的に非常に不安を覚えるような人に査……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1970/04/23、32期、公明党)

○近江委員 昨日の各新聞あるいはテレビ等マスコミを通じまして、汚染牛乳のことが非常に大きな問題として報道されております。かねがね農薬の残留の問題については、本委員会等におきましても、質問もしてまいりましたし、そうした危険性ということを指摘してまいったわけでございます。しかし、今回こうした発表によりまして、非常に国民の皆さんにも多大の心配をかけておるわけであります。かねがね科学技術庁は、こうした問題について非常に真剣に取っ組んでこられたとお聞きしているわけです。たとえば「科学技術庁の現況」というここにも非常に重点項目として「資源の総合的利用方策」あるいは「国際協力」「国際食品規格の作成への対応」……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1970/05/07、32期、公明党)

○近江委員 昨日の科学技術特別委員会で海洋開発小委員会が設置されました。常日ごろ海洋開発の推進を超党派でいままで推進してきたわけであります。まことに喜ばしいことであると思います。そういうことで、この委員会の中にも小委員会が設置された、こういうことで一歩大きくこの小委員会を通じて数々の問題が提起され、具的体な推進に入るのではないかと大いに期待されるところであります。  そこで、海洋開発というのは非常に大きな問題を含んでおるわけであります。関係各省にまたがっております。そういうことで、きょうは科学技術庁長官、そうして通産省からは政務次官、この両省は海洋開発室も置かれておりますし、海洋開発の先駆を切……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1970/07/31、32期、公明党)

○近江委員 非常にきょうは限られた時間でございますので、答弁のほうも簡潔にお願いいたします。  まず初めに、問題になっております研究公務員の処遇の問題についてお聞きしたいと思います。  その前に、要するに日本のこうした研究者というものが外国へどんどん行く。そうした頭脳流出、あるいはまた研究公務員のほうも民間に流れていく。こうした点をどのようにとらえていらっしゃるか。これは自己反省みたいになるかわかりませんが、お感じになっておる点をポイントをひとつ的確にお答え願いたいと思います。まず大臣から。
【次の発言】 補足があれば局長。
【次の発言】 いろいろな理由もあると思うのですが、大臣も局長も要する……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1970/09/07、32期、公明党)

○近江委員 きょうは、時間の関係等もありますので、問題をしぼって御質問したいと思っております。  まず、初めに海洋開発関係について御質問したいと思いますが、いま問題が起きております尖閣列島あるいは韓国とのそうした鉱区設定の問題、これにつきまして、私ども以前この委員会等におきましても、将来は当然紛争が起きてくるから、要するに資源がはっきりしてくればなおさら紛争が起きる可能性があるから、よくその点は外務省等も連携をとって、いまからそういうトラブルの起きないような手配をしていただきたい、このように何回もお願いをしてきたわけであります。しかし、いまこういうような問題が起きてまいりまして、国民のすべてが……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1970/10/14、32期、公明党)

○近江委員 参考人の方も非常に長時間でお疲れと思いますが、私が最後でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず初めにお伺いしたいのでありますが、各委員からも質問が出ておりますが、要するに軍事転用の問題でございます。現在の日本の世界におけるそうした位置、あるいはまた、最近のGNPの伸びとか、そういうような一連のことで、非常にそうした日本の力というものが最近はいろいろと取りざたされておるわけです。そういう点で、この宇宙開発におきましても、軍事転用ということが確かにうわさをされ始めてきておる。こういう点におきまして、われわれもこの委員会でやってきまして、前大臣の木内さんなり、また西田大……

第63回国会 商工委員会 第12号(1970/03/27、32期、公明党)

○近江委員 万博の、特に事故、今後のそうした安全性の問題点等にしぼって、そのあと商品取引の問題等についてお聞きしたいと思います。  昨日の事故といい、万博は非常に楽しいはずの行事でございますが、国民に非常に大きなショックを与えております。たとえば三月十四日開会式当日には、空中ビュッフェの停止、あるいはモノレールのドアに何かがはさまって一時不通になった。あるいはまた、この十五日にはダイダラザウルスが停止をしておる。あるいは「動く歩道」が停止をしておる。三月の十六日には中国館で公安事件が発生しておる。三月十七日にはタンザニア館の原石が盗難にあっておる。三月十八日には国際バザールで一名けがをしておる……

第63回国会 商工委員会 第14号(1970/04/01、32期、公明党)

○近江委員 この昨年度、政府が出されました経済白書、これによりますと、わが国の経済協力に占める海外投資の比重が非常に小さい旨を説明してあるわけでありますが、わが国の海外投資の現状及び経済協力に占める割合が、諸外国の海外投資との状況の比較において簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 特に新しいデータをいま発表されたわけですが、アメリカなどから比べますると九分の一ないし十分の一。なぜ日本の投資がこのように低いか、その辺のところを簡潔にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 斜陽帝国といわれるイギリスでも、これだけの投資をやっておるわけです。  その他の問題がありますので次に進みたいと思……

第63回国会 商工委員会 第15号(1970/04/03、32期、公明党)

○近江委員 非常に、商品取引のことで紛議が多発をしております。非常に社会的な問題にもなってきておりますし、私たちも非常にその点を心配しまして、何とかそうした問題を解決をしていきたい。きょうは幸いに参考人の方にも来ていただいたわけでありますし、私も簡潔にいろいろな点についてお聞きをしたいと思っております。  これは、きのう私のところへ来た手紙でございますが、これだけの枚数で来ているわけです。とても時間の関係で読めませんが、要するに、絶対にもうかるから、元本を保証するからということで、奥さんが数百万円預けた。全然証拠金が足らないということで、奥さんとしてもお金がない。そこで結局、主人にもないしょで……

第63回国会 商工委員会 第18号(1970/04/09、32期、公明党)

○近江委員 それでは、大臣が来られるまで質問を行ないたいと思います。大臣が来られましたら、また後日にあと譲りたいと思います。  まず第一点にお聞きしたいのは、要するに情報というマクロ的な見地とこの法案との関係なんです。御承知のように、宇宙あるいは海洋、そうした開発と同様、この情報という問題は、非常に大きなこうした分野をいろいろ含んでおるわけでありますが、要するに産業政策の上からどうしていくのか、理念的な問題があまり出ていないのじゃないかと思うのですよ。この点についてまずお聞きしたいと思っております。
【次の発言】 理念的な面が欠除しておる。たとえば「目的」のところにも、最後の二行目に、「情報化……

第63回国会 商工委員会 第21号(1970/04/17、32期、公明党)

○近江委員 まず初めにお聞きしたいと思いますのは、この情報関係のそうした定義というものが非常に明確でないということであります。たとえば、情報あるいは情報処理、あるいはソフトウエア、あるいはソフトサイエンス、こうした定義というものが非常に明確でない。人によって非常に認識が異なるということです。政府はこれらの点についてどのようにお考えですか。この点をまず初めにお聞きしたいと思っております。
【次の発言】 確かにそれは、現時点としてはわれわれも理解できるわけでありますが、少なくとも根幹的なそういう考え方というものは、明確に政府としても早急にやはりまとめるべきではないかと思うのです。政府内においても、……

第63回国会 商工委員会 第23号(1970/04/24、32期、公明党)

○近江委員 先ほどから各委員から、日中貿易についていろいろな御質問がございました。私もできるだけ重複する問題は避けたいと思っておりますが、きのうの佐藤総理の発言は、国民としても、非常にいままでにない強硬な御意見である、このようにみな受け取っております。初めは、あのコミュニケが発表されたときには、比較的静観されておられたわけですが、きのうは総理のああいう発言になってあらわれた。なぜそこまで硬化したかということ。それともう一つは、この中国との覚書貿易、非常にだんだんと狭くなってきておるわけでありますが、まあ古井さんあるいは松村さん等の御努力によってつながった。非常にわれわれとしてはその点は敬意を表……

第63回国会 商工委員会 第24号(1970/04/27、32期、公明党)

○近江委員 先ほどからの各委員の質疑を通しまして、政府のそうしたお考えというものが述べられたわけであります。先ほどの川端委員の質問に対しましても、結局メリットとしては、審査が早くできる、あるいは早い機会にそうした情報を提供できる、こうした二点のことについてお話があったように思うのであります。私はこのメリット、デメリットを考えた場合に、先ほどからもいろいろなお話がございましたが、国民の多くの皆さんが、本法案の改正については非常に疑義を持っておられるわけです。私たちもいろいろと調査をしておりますが、結局この特許協会の意見に代表されるように、ごく一部の人しかこの法案については賛意を表しておらない。ほ……

第63回国会 商工委員会 第26号(1970/05/06、32期、公明党)

○近江委員 私は、地元大阪といたしまして、今回の事故について非常に残念に思いますし、なくなられた方々の御冥福を心からお祈りすると同時に、二度とこうした事故を起こさないように、われわれとしても、あらゆる点のそうした究明をなし、今後の対策を考えなければならないと思います。私も現地に残りまして、衆議院からの視察団と現地合流いたしました。調査もいたしました。その後も時間をかけて調査をやってまいりました。きょうは、時間があればそうした点についていろいろ質問をしたいと思っておりましたが、限られた時間でもございます。そういうことで数点お聞きしたいと思います。  先ほどからの各委員のそうした質疑を聞いておりま……

第63回国会 商工委員会 第29号(1970/05/12、32期、公明党)

○近江委員 本法案につきましては、参議院あるいは本委員会においてかなりの質疑が行なわれたわけであります。私も若干の質問をしたいと思いますが、中小企業製品が非常に伸び悩み傾向である、この点を非常に心配するわけです。この中小企業製品の輸出の現状、特に伸び悩みの実態というものをひとつ簡潔にポイントを報告していただきたい。
【次の発言】 過去において、統一ブランドを欠くことによって外国市場において競争に敗れた事例というものがたくさんあったかどうかということなんです。外国で立法措置によって輸出振興が行なわれた例があるかどうか。ゾリンゲンなどは聞いておりますが、そのほかにそういう効果的な事例があったら報告……

第63回国会 商工委員会 第32号(1970/07/21、32期、公明党)

○近江委員 私は、きょうは時間の関係もありますので、問題点をしぼって質問をしたいと思っておりますが、まず初めに光化学スモッグのことについてお聞きしたいと思うのです。  東京都の発表では被害三千余名、たいへんな被害者ではないかと私は思う。私たち公明党といたしましても、事の重大さを認識いたしまして、特にこの被害状況の大きかった杉並区を重点的に調査いたしました。ところが、私はいまここで驚くべき、また悲しむべきことを申し上げなければならない。あまりにも東京都の発表と食い違いがあるわけです。私はここで何も、東京都やあるいは政府がそれをひた隠しにしておったとは思いたくありません。急な状況であるがゆえに、そ……

第63回国会 商工委員会 第33号(1970/08/20、32期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に限られた時間でございますので、ポイントを質問したいと思っております。  まず最近、尖閣列島あるいはまた韓国と日本とのそうした間における鉱区設定の問題です。尖閣列島は国府との問題でございますが、非常にきびしい情勢になってきておるわけでございますが、政府としてもいろいろと交渉をされておると思うのでございますが、現在のその状態、またその交渉の経過等について簡単にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私も、この件については円満に解決をしてもらいたいと思います。きょうは両角局長も来ておられますが、私もだいぶ前にそのことを申し上げたことがあるわけです。現実の問題となってこうした……

第63回国会 商工委員会 第34号(1970/08/21、32期、公明党)

○近江委員 公取の委員長は来られていますか。
【次の発言】 事務局長まだですか。――じゃ、その問題はあとに回します。その間、できるだけ早く出席していただくように、委員長からも御配慮をお願いします。  それでは、いま問題になっております公害の問題をお聞きしたいと思っております。限られた時間でもございますので、問題点をできるだけ簡潔にお聞きしていきたいと思っております。  一つは、まず経企庁にお尋ねをしたいと思うのですが、水質保全法の指定水域、これは四十九カ所であったわけですが、きのうの発表によりますと、東京湾等も入っておりますし、今後そのように拡大されていかれることと思うのですが、今後のそうした……

第63回国会 商工委員会 第35号(1970/09/22、32期、公明党)

○近江委員 きょうはきわめて限られた時間しかございませんので、万博が終了いたしまして初めての委員会でもございますし、そうした意味で、万博のあと地問題等についてお聞きをしたいと思っております。  いろいろとこの開催中には問題があったわけでございますが、しかし特に極端に大きな事故もなく終えたということについて、直接のそうした関係者の方々も非常な努力を払われてきたと思います。そうした努力に対して卒直に敬意を表したいと思います。  いよいよ万博が終了したわけでございますが、この時点で簡単に報告といいますか、感想をまじえて聞きたいと思います。政務次官か井上参事官か、どちらでもけっこうです。

第63回国会 予算委員会 第9号(1970/03/02、32期、公明党)

○近江委員 私は、公明党を代表いたしまして、質問したいと思います。  まず初めに、この四十四年度補正予算歳出の中で、畜産振興事業団への交付金が組まれておりますが、この点について二、三お尋ねをしたいと思います。  四十四年度当初予算において交付金百五十億円を組んでおりますが、その中で加工原料乳の不足払い金は幾らであったか、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私は、加工原料乳の不足払い金は幾らであったか、これをお聞きしたわけでありますが、農林大臣は非常に先々のお答えになったわけでございます。  この差益金の問題でございますが、もうすでに、私もここにデータを持っておりますが、四十三年のと……

第64回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1970/12/09、32期、公明党)

○近江委員 今国会は公害国会、このようにいわれておりますが、原子力に関することにつきましては各法案とも、原子力基本法等にもきびしく規制されておるとかそういうようなことであまり審議にものぼっておらないわけでございますが、しかしながらこうした廃棄物もウナギ登りにふえてきております。そうした点を見てまいりますと、非常に重要な問題が山積しておるんではないか、私はこのように思います。そういうことで廃棄物の処理の問題等につきまして、まず初めにお聞きしたいと思っております。  まず初めにお聞きしたいことは、現在原研で原子力の廃棄物関係を全部処置されておる、このように聞いておるわけですが、現在の概況についてお……

第64回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1970/12/16、32期、公明党)

○近江委員 今国会は公害国会ともいわれております。重要法案が衆議院を通過したわけでございますが、この公害の中でも食品公害という問題につきましては国会でも論議が少なかったように思います。そういうことで、きょうは特に添加物等を中心といたしました俗に食品公害といわれる問題についてお聞きしたいと思っております。  それで、私もこの問題を本委員会におきまして何回も質問もしてきておるわけでございますが、きょうはいままでのそうした結論が出ておらない問題につきましても再度確認をしたい、こういうことでまずお聞きしていきたいと思っております。  まず一番最初にお聞きしたいのは、サリチル酸の問題でございますが、酒の……

第64回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1970/12/17、32期、公明党)

○近江委員 先ほどの三木さん、井上さんの発言に関連してですが、そこで原子力委員会は、長官からはその話は聞いておられなかったのですか。
【次の発言】 内容は聞かれたのですか。
【次の発言】 それは口頭でですか。
【次の発言】 だれから聞いたのですか。
【次の発言】 それではその間のいきさつを局長……。
【次の発言】 内容が全部伝わっておるということはわからないでしょうね。いまのは口頭で、ほんとうの概要だけでしょう。もう一ぺん局長と原子力委員とはっきりしてください。
【次の発言】 それでは、原子力委員の方どうですか。
【次の発言】 それではまるきりつんぼさじきになっておるわけですよ。一番管理をして……

第64回国会 商工委員会 第1号(1970/12/03、32期、公明党)

○近江委員 二十九日の政府首悩会談で、わが国の譲歩を織り込んだ総合的な新提案がきまったと聞いております。規制実施後の輸出伸び率を初年度九%に落とすという報道を聞いておるのですが、この案の作成段階で、五%から九%の中間が妥当と考えられるというような意見も、若干出たように聞いておるわけです。政府として、今後伸び率を九%以下にすることが交渉妥結のために必要であるというようなお考えがあるかどうか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この繊維問題が解決をすれば七〇年通商法案が阻止できるか、こうした問いも先ほどあったわけでありますが、そこで、ニクソン大統領のそうした拒否権といいますか、それに期……

第64回国会 商工委員会 第2号(1970/12/08、32期、公明党)

○近江委員 ただいま岡田委員のほうから、非常に細部にわたった質問もあったわけでございます。私はできるだけ重複を避けて、問題点に当たってみたいと思っております。  まず最初にお聞きしたいことは、今回の水質汚濁防止法によって既存の法律のどのような弊害を改善することが期待できるかということであります。これについてまず簡潔にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この水質汚濁につきましては、水質汚濁防止法が当然柱になるわけでございます。しかしながら、この法律があったからといって、完全にそれが期待できるかというと、やはりそこには汚染源の多様化というような問題が非常に大きくクローズアップしてきておるわけで……

第64回国会 商工委員会 第5号(1970/12/15、32期、公明党)

○近江委員 本日は限られた時間でもございまするし、日中問題の中でも貿易面についてきょうはお聞きしたいと思っております。 御承知のように、国連におきますアルバニヤ案をめぐりまして、世界各国のそうした動きを見ましても、中国をめぐる動きというものは非常に目ざましいものがあるわけでございます。この間からの各議員の質問等に対する総理のお答え等を見ましても、対中国政策というのはなかなかがんとして動かない、こうした感じを持っておるわけでございますが、私は、一番前向きに取っかかりやすい問題はやはり貿易面ではないか、このように思うわけです。世界各国のそうした動きを見るにつけましても、わが国としてもここらで姿勢の……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1971/02/18、32期、公明党)

○近江委員 大臣の所信表明をお聞きしておりますと、最初は基本的な考え方から、それに対してどのようにやっていくかを七項目にわたってお述べになっていらっしゃるわけです。さらに最後、結論的に申されていらっしゃるわけですが、まず私は、すべての施策というものは、基本的な姿勢なり考え方というものが一番大事じゃないか、このように思うわけです。  そこで、最初の基本的な考えの中で、特に長官は、「特に、激動する一九七〇年代において豊かな社会を創造するために、」これは結論的にずっとおっしゃって、そこで「豊かな社会を創造する」と述べていらっしゃるわけですが、何をもって豊かとするのか、またそれにこたえる科学技術の振興……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1971/02/26、32期、公明党)

○近江委員 きょうは原子力船開発事業団法並びに原子力賠償法の二法案がかかっておるわけでございますが、参考人の方も来ていらっしゃいますし、そういうことでまず初めに原子力船のことにつきまして若干お伺いしたいと思っております。  海運における原子力船の必要性等から、昭和三十八年に日本原子力船開発事業団として、わが国の原子力船開発のスタートが切られてから、早いものでもう八年になるわけであります。その間、幾多のことがあったと思うのでありますが、この第一船完成の見通しが若干ついてきた。関係者の皆さん方の御苦労というものを多とするわけでありますが、しかしながらその過程を振り返ってみますと、多くの問題がやはり……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1971/03/10、32期、公明党)

○近江委員 きょうは、前回に引き続きまして質問をしたいと思うわけでございますが、きょうは有澤さんもいろいろ御予定があって、いまお帰りになったわけでございますが、きょうは、何か自分の御主宰になっておる会合に行かれる、こういうことで、やむを得ず帰ってもらったわけでございますが、やはりこれだけの大事な法案を審議しておるわけであります。当然本委員会については、もう相当前から、きょう、あすについては、特に審議をするということは言ってあるわけであります。その点、委員長の立場でいらっしゃる大臣として、その辺の趣旨の徹底といいますか、その辺のことについてはどういうように言ってもらっておったか、まずお聞きしたい……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1971/03/11、32期、公明党)

○近江委員 私はあと短時間で終わりたいと思いますが、一点お聞きしておきたいのは、アメリカの原子力潜水艦等あるいはエンタープライズとかいろいろ原子力艦が入ってくるわけでありますが、当然この事故ということが想定されるわけです。当然この場合は同じように補償を考えているわけですね。これについてお聞きします。
【次の発言】 地位協定のこの賠償とのそれはきちっとできているのですね。
【次の発言】 その点ははっきりしているわけですね。それから石川委員のほうからもいろいろお話があったわけですが、原子力損害賠償に関する法律、これは三十六年の五月十八日に可決になっておるわけですが、そのときに附帯決議を何項目かに分……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1971/03/18、32期、公明党)

○近江委員 まず確認をしておきたいと思うのでございますが、この特殊海事損害及び小規模海事損害とは何を意味するかということでございますが、この一九六〇年八月二十二日付の交換公文及び一九六一年九月五日付の合同委員会における了解された範囲である、このように考えてよろしゅうございますか、それについて詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これも確認でございますが、この地位協定十八条五項(g)及び特殊海事損害にかかるものについてはこの請求権は適用されない、そして民法上米国内法が適用されるということになっておりますが、どのような法律が適用されることになるのか、具体的に伺いたいと思います。

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1971/03/23、32期、公明党)

○近江委員 今回海洋科学技術センターの法案が出まして、センターが発足するということになったわけでございます。この海洋開発の推進については、国際的にもまたわが国としても非常に大きな世論の高まりとここ数年なってきたわけであります。政府も、非常に遅々とした取り組みのようには思っておったわけでありますが、ようやく重い腰を上げられた、そうして今回こういうセンターができた、それについては非常に評価をしておるわけであります。  しかしながら、この海洋開発の体制づくりの上からはまだまだ十分とはいえないのじゃないか、このように思うわけです。そこで、そういう体制づくりの一環としてこういう認可法人の形式で海洋科学技……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1971/04/14、32期、公明党)【議会役職】

○近江委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長所用のため、お見えになりませんので、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石川次夫君。
【次の発言】 この間から原子力の賠償法あるいは原子力船法の改正等、本委員会でいろいろと討議をしてきたわけでございます。そのときに私が、この原潜等の問題についてどうなるかということからいろいろ本委員会でその問題が取り上げられまして、またその後具体的な問題も出てきたわけでございます。さらにその後、防衛庁が三月三日ですか、房総半島沖のチャー……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1971/05/12、32期、公明党)

○近江委員 関係の方がちょっと御出席がおくれるそうでございますので、来られている方に一つお聞きをしておきたいと思います。  科学技術庁の中に航空宇宙技術研究所というものがあるわけでございますが、宇宙のほうは非常にはなやかな脚光を浴びておるわけでありますが、一番われわれに密接したそういう航空方面が、ともすれば宇宙のはなやかさに隠れておる、こうしたこともございます。さらに最近は公害問題が非常にやかましくいわれておるわけでございますが、その中で航空機騒音という問題が非常に大きな公害問題としてクローズアップをしてきておるわけであります。航空機の騒音、これをいかに今後防いでいくかということについては、い……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1971/05/20、32期、公明党)

○近江委員 きょうは、本会議までに終わるということで、非常に時間に縛られておりますので、ひとつ要点をお答え願いたいと思うのであります。  まず初めにお聞きしたいことは、母乳のBHCの汚染問題でございますが、きょうは厚生省さんも来られておるわけですが、厚生省にお聞きしますけれども、全国二十四都道府県一斉に母乳の汚染状況の調査をされたということを聞いておるわけですが、まずその概況についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 佐賀県あるいは大阪、全国的に非常に驚くべき汚染状態になっておるわけでございますが、科学技術庁としては、かねてこういう問題、本委員会においても、ずっとこうした農薬等の問題につい……

第65回国会 商工委員会 第6号(1971/03/03、32期、公明党)

○近江委員 各委員からいろいろな角度から質問が出たわけでございます。できるだけ重ならないように質問をしたいと思っております。  まず、初めにお聞きしたいのは合理化カルテルの問題でございますが、物価政策におきましては、競争条件の整備ということは一つの大きな柱になっておるわけでございますが、本法案のカルテルの規定というものはこれに逆行しないかどうかということでございます。これについて。
【次の発言】 いま御説明があったわけですが、この競争条件の設備の中身についてもう少しお聞きしたいと思うのですが、経企庁では、その一つとして各種カルテルの整理ということを打ち出しておるわけでありますが、本法案におきま……

第65回国会 商工委員会 第7号(1971/03/05、32期、公明党)

○近江委員 ただいまは加藤委員のほうから石油の問題がございました。わが党の岡本委員がこのあと石油の大事な問題について質問をいたします。きょうは配分の時間というものは非常に限られておりますので、私は一点だけお伺いしたいと思います。  それは、この前の二十二日におきます予算第二分科会で、私は万博の問題で質問をいたしました。何点かの問題についてお尋ねをしたわけでございますが、そのときに私は申し上げたのですが、万博に六千四百万の人が行きました。しかし、調査をしてみると、一人で三回、四回行っている人もおる、こういうことで、実際は一億国民の中で二千万から二千五百万じゃないか。そうすると四人ないし五人だ。し……

第65回国会 商工委員会 第8号(1971/03/09、32期、公明党)

○近江委員 いま左藤委員のほうから非常に法案の問題点につきましていろいろと質問があったわけでございます。時間の関係もありますので、できるだけ重複を避けて質問をしたいと思っております。  まず初めにお伺いしたいのは、政府といたしましても、公定歩合の引き下げとかいろいろなさっておるわけでございますが、中小企業等につきましては、なかなかその効果が出てこない、こういうことで二十四日の分科会で、私がその対策をどうするかということを御質問いたしました。そのときに、三金融公庫のワクの拡大とか、あるいは融資資金を拡大するとか、いろいろなそういう答弁があったわけでございますが、しかし金額的な面にまでは具体的には……

第65回国会 商工委員会 第15号(1971/03/24、32期、公明党)

○近江委員 いろいろお聞きしたいこともございますが、まず初めに私はいま問題になっておりますパイプラインの問題についてお聞きしたいと思います。  運輸省が非常にバックアップした国鉄の線、それから通産省がバックアップをいたしました業界のそうしたパイプライン、株式会社によるそうした路線、いま非常にいろいろとその調整について政府としても対処なさっておるわけでございますが、このどちらがどうだということについては、きょうの質問であとでずっとお聞きしていきたいと思っておりますが、まず、このパイプラインというものがわが国の現状にとってどのように必要であるか、それをどのように政府として受けとめていらっしゃるか。……

第65回国会 商工委員会 第18号(1971/04/28、32期、公明党)

○近江委員 最近アメリカにおきましては、数千億円にものぼる国家資金を投入してきたSSTの開発を中止し、さきには英国のロールスロイスが倒産するというように、世界の航空機産業が非常に大きく流動化しておるわけですが、通産省としてはかねてから、わが国の航空機産業を育成振興するためにYSに次いでYX開発を進めておる、このように聞いておるわけですが、世界の航空機産業がこのように非常にゆれ動いておる、こういう現状を見ますと、航空機産業の確立ということが非常に容易でないように思われるわけです。その点、通産省としては、このような世界的な動きをどのように判断しておられるか、まず初めにこの点についてお聞きしたいと思……

第65回国会 商工委員会 第19号(1971/05/11、32期、公明党)

○近江委員 私は、きょうは電力問題についてお聞きしたいと思うのですが、大臣も御出席いただいておりますので、その前に一、二問、別の問題でお聞きしたいと思います。  最近、非常にドルが威信を失ってまいりまして、欧州におきましても、非常にそうした混乱が起きておるわけでございます。またマルクの切り上げ等が非常に問題になってきております。マルクの次には円であるというようなこともいわれておりますし、こうした国際通貨問題から、今後この円の切り上げということがわが国でも非常に大きな問題になってきているわけでありますが、通産大臣として、円の切り上げに対しての考え方――世界各国がそういう態度で来ておるように私は思……

第65回国会 商工委員会 第21号(1971/05/14、32期、公明党)

○近江委員 きょうはいろいろ御質問を申し上げたい、このように実は思っておったのですが、時間の関係もございますので、二、三の点にとどめて質問したいと思っております。  まず初めにお聞きしたいことは、この前に私、電力事情につきましていろいろ御質問申し上げたわけでありますが、その中で、結局、今後、原子力発電というものが非常に伸びてくる、このように予想されるわけでありますが、そうなってきますと、ウラン資源の確保ということが非常に大きなポイントになってくる、このように思うわけですが、今後わが国の天然ウランの需要の伸びがどのくらいになるか、政府としてはどのくらいの予想を立てておるわけですか、まず初めにこの……

第65回国会 商工委員会 第23号(1971/05/21、32期、公明党)

○近江委員 日本小型自動車振興会、これは通産省の外郭団体でございますがいま外郭団体のあり方が非常に問題になっております。そこで私は、この特殊法人日本小型自動車振興会の設立目的、業務内容等について、まず初めにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで私は、オートレースとか、そういうことは知りませんけれども、もう少し内容を聞いてみたいと思うのですが、オートレースを行なう場合、どのような競走方法で実施するのですか。これは全国に何カ所あるのですか。また、そのランクというものはどういう基準になっておるか。
【次の発言】 レースについて、一級から三級までのランクがあると聞いておるのですが、これは何cc……

第65回国会 予算委員会 第9号(1971/02/08、32期、公明党)

○近江委員 私は、まず本論に入る前に、沖繩の基地労務者の解雇問題に関しまして、非常に緊急性の事態が起きておりますので、最初にその問題についてお聞きしたいと思います。  この予算委員会等を通じまして、政府のこの復帰への作業というものは非常に順調に進んでおる、こういう御答弁があったわけでございますが、しかし、現地からの報道によりますと、復帰の日が近づくにつれまして復帰不安が非常に強くなってきておる、そういう事情が伝わっております。きょうはその中で、特にこの十日、十一日に行なわれることになっております全軍労の三千人解雇反対のストライキの点にしぼってお伺いしたいと思います。  初めに外務大臣並びに総務……

第65回国会 予算委員会 第16号(1971/02/26、32期、公明党)

○近江委員 きわめて短い時間しかございませんので、数項目お聞きいたしますが、関係大臣も簡潔に要点をよろしくお願いしたいとおもいます。  まず初めに通産大臣にお尋ねをいたしますが、いま石油の問題が非常に大きな問題になっておるわけでございますが、原油輸入に外貨の割り当て、そうした方針について通産省が検討なさっておる、その点につきましてそのねらいは何であるか、また本気にそれをなさるのかどうか、この点についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それで、このメジャーと国内石油業者の交渉が続いておるわけでございますが、現在まで大臣としてつかんでいらっしゃるその後の経過等につきまして、簡単に御報告願いた……

第66回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1971/07/23、32期、公明党)

○近江委員 このBHC等の報告をお聞きしたわけでございますが、この中で、一項目ずつ聞いていきますとまた相当時間もかかるかと思いますので、私は残留農薬の問題について、特にこの間、牛肉も農薬汚染があったというような発表があったわけです。この間のこの母乳の汚染といい、これは一連の同じ問題でございます。そういうことで、こうしたおそれておったことが次々とこのように起きておるわけでございます。  そこで、このBHCの母乳汚染の問題について、きょうは厚生省さんも来られておりますので、一つは、対策の中の乳児の健康管理、これはいつまでに実施の体制を整えるのか、これが一点、それから、農薬の使用を中止しても、土壌に……

第66回国会 商工委員会 第1号(1971/07/23、32期、公明党)

○近江委員 限られた時間でございますので、その中で何点かの質問を申し上げたいと思います。そういうわけで、かけ足の質問になろうかと思いますが、御了解いただきたいと思います。  まず初めに、日中問題についてお聞きしたいと思いますが、大臣の所信表明にもこのようにおっしゃっております。「また、対中関係につきましては、ニクソン訪中の決定という新たな事態をも念頭に置きまして、日中貿易の今後のあり方について検討を進めてまいる考えでございます。」と、このようにおっしゃっておられるわけでございますが、あくまで念頭に置いてということであって、そして今後検討を進めていきたい、このようにおっしゃっておられるわけですが……

第66回国会 商工委員会 第3号(1971/09/20、32期、公明党)

○近江委員 両大臣、御苦労さまでございました。きょうは何か昼から御予定があるということを聞いておりまして、できるだけ簡潔にお聞きしたいと思います。   まず初めに、木村長官が急がれておるようでございますので、初めに木村長官にお尋ねしたいと思いますが、最近のこのドル・ショック以来非常に経済界が不況ということになってまいりました。私も先月新潟県の燕市のほうに視察にも行ってまいりました。非常に現地のほうも、契約ができないとか、あるいは足元を見られて値切られてくるとか、あるいは滞貨の問題、為替差損の問題とか、そういういろいろなことで困っておりました。それが地域社会にも非常に影響しておるわけでございます……

第66回国会 商工委員会 第4号(1971/10/09、32期、公明党)

○近江委員 日米間のこの経済的な摩擦、戦後かってないそういう状況を迎えておるわけでございます。通産大臣としても非常にたいへんな中で就任されたわけでございます。これだけの過熱した状態の中で登場された大臣でございます。それだけの実力大臣であると私たちも思っておるわけです。しかし最近のこうした繊維の問題等一連の問題を見ておりますと、確かに立場は非常にきびしいことはわかるわけでありますが、いまこそほんとうに通産大臣としての真価を発揮していただくときがきたんじゃないか、私はこのように思うわけです。今回のこの繊維交渉にいたしましても、まるで短刀を突きつけて、さあ返事をしろと言ってくるようなアメリカの態度の……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1971/11/10、32期、公明党)

○近江委員 私は、出席政府委員の関係で、先に原爆関係のことをちょっとお聞きしたいと思うのです。  原爆が落ちて二十六年の歳月、考えてみますと、被爆者が非常な病苦あるいは貧困あるいは孤独の三重苦にいまなお呻吟しておる現実ということをきびしく認識しなければいけないのではないかと思うのです。要するに、国がみずからの権限とみずからの責任において開始した戦争の結果、原爆投下を招き、そして大量の市民を無差別に殺傷し、生き残ったそういう被爆者の健康と生活を破壊しておる、そういう責任は当然私は負うべきであると思うのです。科学技術庁も放医研等を持たれていろいろと研究はなさっておられるわけですが、根本的に大臣とし……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1971/11/13、32期、公明党)

○近江委員 今回のこの痛ましい事故、まことに遺憾でございます。遺族の方々に対してつつしんで哀悼の意を表したいと思います。  今回のこの実験を見まして、結局実験計画のずさんさということを非常に感じるわけです。底辺が百メートル、三十度角度の斜面、ローム層、そして小屋あるいは計器等を設置しておる場所を見ましても、のり面の下から五十メートルしか離れていない。防護さくはほんとうにちゃちな、一メートルである。私たちもきのう現場を見まして、これはしろうとが考えても災害が起こるということはわかるわけです。それをあえて実験をやったという、その見通しの甘さ、ずさんさ。とうとい十五名のなくなられた方のことを考えます……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1971/12/01、32期、公明党)

○近江委員 先般、川崎の事故がございまして、そういうことで責任をとられて前長官がおやめになって、本日、当委員会としては初めて木内長官をお迎えしたわけであります。いま長官の所信表明といいますか、大臣就任のそうしたお話があったわけでございます。今後研究等について、そうした安全性の問題等特に重点としてやっていくこと、そのとおりだと思います。  そこで、いまちょうど時期がいよいよ予算の年内編成にもかかっておりますし、非常に大事な時期を迎えておるわけです。長官としてずっと一連のことをお話しになったわけでございまして、私どももこれを了解いたしておりますが、特にいま大きな流れからいいまして、今日、日本経済が……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1971/12/23、32期、公明党)

○近江委員 最近非常に環境破壊ということが問題になってきておるわけでございますが、特にわれわれ人間として生活していく上において最も正常でなければならないのは、御承知のように空気と水でございます。こういう問題は前国会で十四本の法案が通りまして、大気あるいは水質のそういうふうな規制ということが法律においてもきめられるようになりまして、あとそれを政府がどれだけ真剣に運用していくかという問題にかかっておるわけです。  私は、きょうお聞きしたいのは水の問題です。御承知のように、最近は水道水においても非常にカビ臭がしたりあるいは赤い水が出たり、いろいろなそういうことが起きておるわけです。そういう原因は、ど……

第67回国会 議院運営委員会 第3号(1971/10/19、32期、公明党)

○近江委員 今回の仮調印、業界の意向を無視して、また国会のそうした決議あるいは商工委員会のそうした決議というものを無視されて政府は仮調印されたわけでございますが、直接の担当責任者として田中大臣はどういう反省を込めた感想をお持ちか、ひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 それから、この国会決議のそういう裏話といいますか、その辺をお伺いしたわけですが、何か一つの方法論として国会のわれわれの決議をとっている、これは私はけしからぬことだと思います。ですから、その点どういう反省をされているか、簡潔にひとつ……。
【次の発言】 自主規制が一応きまって、七月から実施されたわけですが、その時点で一応これで解……

第67回国会 商工委員会 第5号(1971/11/16、32期、公明党)

○近江委員 この法案がつくられたという最も大きな動機は、ドル・ショックということで特に地場産業等が壊滅的な打撃を受けておる、こういうことでつくられたと思うのであります。それで、御承知のようにあのニクソンのドル防衛政策、この八項目を見てまいりますと、課徴金の問題とかアメリカの国内問題、いろいろあるわけでございますが、その後わが国が変動相場制に突入をした、こういうことで、そういう国際環境というものは非常にきびしいものがあるわけでございますが、特に現在の変動相場を見ておりますと、すでにもう九・何%というような状態になっておりますし、その辺将来円切り上げがされるということは情勢から見ましてもこれはもう……

第67回国会 商工委員会 第8号(1971/12/01、32期、公明党)

○近江委員 今日わが国の国民総生産、GNPというのは世界第二位ということになってきたわけであります。このような小さな島国で、資源のないわが国が、今日このようなGNP世界第二位まで持ってきた。これにつきましても、何といっても海外から多くの資源を輸入をして、それを加工して輸出をする、こういうパターンがとられてきたわけでございます。まあいずれにいたしましても、そうした産業の振興という点を考えていきますと、これからのエネルギー政策ということが非常に大きな問題になってくるわけでございます。現在におきましても、この石油等の輸入ということは非常に膨大な量に達しております。しかしながら、将来のことを考えてまい……

第67回国会 商工委員会 第9号(1971/12/03、32期、公明党)

○近江委員 この間は、科学技術庁のがけくずれの実験によりまして、とうとい人命が十五名、しかもその面における最高の研究者を失ったわけであります。そういうことで今日、そうしたがけくずれ等の災害をはじめといたしまして、一連のそういう事故に対する政府の姿勢ということが、きびしい目で国民から批判を受けておるわけでございます。こういう同じようなケース――これは実験ではありませんが、鉱山の問題でございますけれども、これは私は一つの問題ではない。今日日本各地におきまして、鉱山のそうした開発あるいは宅地の造成とかあるいは採石、いろいろなことが行なわれておりますけれども、すべてに関連した問題である、こういう意味に……

第67回国会 商工委員会 第11号(1971/12/08、32期、公明党)

○近江委員 法案に入ります前に、一点だけお聞きしておきたいと思うわけです。  それは、この間大阪の豊中市におきまして、水道局の塩素ガスが漏洩するという事故がありました。当然、通産省の高圧ガスの取り締まりにこれは触れる問題であります。死者が出なかったというのが不幸中の幸いでありますが、いずれにしても数百名が非常にたいへんな重軽傷を負ったわけであります。そういうことで、今回のこの事故につきまして原因あるいは事故の概況、それからそれに対してどういう処置をとったか等につきまして、簡潔にひとつお答えを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 非常に長い答弁で……。私、ずっと法案に入りますので、特にあと……

第67回国会 商工委員会 第14号(1971/12/17、32期、公明党)

○近江委員 委員長から、各関係者の皆さん方の都合があるから続行してもらいたいということでございますので、私もできるだけ時間を考えつつ質問を行なっていきたいと思います。  まず初めにお聞きしたいと思うのですが、このドル・ショックによりまして、わが国としてはかってない打撃を受けました。いま非常に不況という深刻な面に突入をしておるわけであります。今日までのわが国の戦後の復興を考えてみますと、やはり何といいましても貿易が非常に伸びておった。これが経済繁栄の非常に大きなかぎじゃなかろうか。またさらに貿易が伸びてきた大きな原因として、ガットの果たした役割りというものが非常に大きいのじゃないか、こういうよう……

第67回国会 商工委員会 第15号(1971/12/21、32期、公明党)

○近江委員 今回円の切り上げが決定したわけでございますが、いままでこの繊維業界は自主規制の上にさらに政府間協定ということで非常に困難な中に入ったわけでありますが、さらにこの円の切り上げということが重なってまいりまして、たいへんな状態にいま入っておるわけでございます。  そこで、できるだけ重複を避けて質問したいと思うのですが、特にこの円の切り上げが繊維業界に及ぼす影響についてどう把握されておるか、またそういうミックスされた要因に対していままでの救済でいいのかどうか、端的にひとつ通産大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 非常に政府も努力されておることは私も一応は認めますが、しかし業界から四……

第67回国会 商工委員会 第16号(1971/12/22、32期、公明党)

○近江委員 この審議会から出されました意見書でありますが、確かに問題点を列挙されておるように私は思います。そこで、第一番目に、「委託者保護の強化について」ということであげていらっしゃるわけですが、いままで当委員会におきましてもさまざまな具体例をあげて、そうしたトラブル等の問題から、この委託者保護が非常に弱いということで、その強化ということについて、われわれとしては要望してきたわけです。現実に商品取引のこの制度になりまして、最近のそういう運用の点から見て、この委託者保護の強化という点について、十分満足すべき結果が出ておるのですか、どのようにそれを把握されておりますか、お二人からお聞きしたいと思い……

第67回国会 予算委員会 第6号(1971/10/30、32期、公明党)

○近江委員 今後の国際経済に対処するわが国の基本的な方針について伺いたいと思います。  まず最初に伺いたいのは、英国もEC加盟を決定いたしました。そのことは、拡大欧州の実現ということは、政治的には安定要因になろう、このように考られるわけですが、国際経済に対するこの影響というものは、一つはECブロック経済体制の強化になっていく。このことがひいては閉鎖市場となり、また、保護貿易へと進む危険性がないかどうか、このことにつきまして通産大臣、大蔵大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在、このECの各国は、非常にわが国に対して輸入差別措置をとっておるわけですが、この輸入制限品目というものは拡大欧……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1972/03/08、32期、公明党)

○近江委員 この日本原子力産業会議がまとめた「二〇〇〇年にいたる原子力構想」によりますと、わが国の原子力の発電設備容量が、二〇〇〇年において二億二千万キロワット、総発電設備容量のほぼ五〇%に達するわけです。いまのこの原子力発電所の建設状況また計画を見ておりますと、確かにその点は私はそれ以上上回る線で進んでいくのじゃないか、このように思うわけです。このエネルギー政策の面からいきまして、私たちは決して平和利用ということをまっ向から反対しておるわけじゃないわけです。しかし、私どもがいつも申し上げておりますように、もろもろの安全性の問題とかあるいは環境汚染の問題とか、そういうことをシビアに対策を練らず……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1972/04/05、32期、公明党)

○近江委員 まず初めに、原子力問題についてお聞きしたいと思いますが、最近、原子力発電所が続々と建設中でございますし、また、政府のほうに提出中のものもかなりあると聞いておるわけでございます。そういうことで、今日、環境問題というものが大きくクローズアップされてまいりまして、特に、そういう安全性という問題、あるいはまた環境保全という点から非常に大きな問題になっておるわけでございます。  そこで、初めにお聞きしておきたいのは、当然原子力発電所、その他将来、再処理工場等も完成するでありましょうし、周囲に対する放射線被曝の問題でございますが、一般人の場合、この放射線被曝量というものは、最近の協定等を見てお……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/04/06、32期、公明党)

○近江委員 それでは、いろいろ時間の関係もあろうかと思いますので、まず初めにお聞きしたいのは、宇宙関係をひとつお聞きしたいと思うのです。昭和四十七年度の宇宙開発関係政府予算、これは二百四十億八千万と、前年度比五五%という大幅な増加を示しておるわけです。こういうことから見まして、わが国の宇宙開発もいよいよ本格化したような感を持つわけであります。  そこでお聞きしたいのは、現在のNロケットの計画を見ますと、将来の実用衛星の事情から逆算いたしますと、やはり再検討の必要があるんじゃないかという声を耳にするわけです。四十七年度予算で気象研究所に気象衛星のソフトウェア研究開発費として二億円ついておるわけで……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1972/04/19、32期、公明党)

○近江委員 今後、原子力発電というものを、平和利用という点から政府としては非常に推進をされようとしておる、これはよくわかるわけですが、やはりその安全性ということについて十分注意をしていただきたい、これはもう常に私ども言っておることでございます。今後わが国の天然ウラン資源の必要性あるいはその確保策、これについてどのように考えておるか、さらに世界のウラン資源の埋蔵量の状況等、まず簡潔にひとつお伺いしたいと思います。関係の局長でけっこうです。
【次の発言】 それで、フランス、オーストラリアからわが国が天然ウラン等の核燃料を入手する、そういう可能性についてどのように考えておりますか。

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1972/04/20、32期、公明党)

○近江委員 この間の十三日、十四日にPCBの連合審査をやったわけでございますが、政府としてもそれぞれ使用禁止をはじめとした一連の対策ということはわかるわけでありますが、その後も次々とそういう汚染状態というものが全国各地で出てきておるわけでございます。  そこで、まず初めにお聞きしたいのは、大阪の豊中の松下工場ですけれども、排水路から一六三二PPMという最高のPCBが検出されたわけです。御承知のように、琵琶湖の草津の日本コンデンサであったと思いますが、あそこからも排水路あるいはため池から何万PPMというようなPCBが検出されたというようなことで、私は全国的な調査を一日も早くやってもらいたい、こう……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1972/04/26、32期、公明党)

○近江委員 先ほど、石川委員のほうから、所内のバルブ漏れ事件のことにつきましていろいろ質問をされたわけでございますが、私も原研へ行きまして、そのときに案内をしていただいたのが村田さんでもあったわけですが、そのときにも私は安全性ということで特に御要望しておいたわけです。あのときはたしか、廃液がドラムかんの中に入れてあった、それが燃え出したという事件で見に行ったわけですが、そのときに一連の要望として、原子炉のそういう安全性、またそういう安全対策ということについての当然の問題として、要するに関連する周辺の機器といいますか、そういう一連のものの安全性が確保されて初めて事故を未然に防げるのだ、ですから、……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1972/05/31、32期、公明党)

○近江委員 このショッキングな科学技術庁の資源調査会の発表を、私もざっと目を通しましたが、われわれが心配しておったことが、科学的なそういう調査で、初めてこういう具体的な報告がされたわけです。  私は二十三日に中国から帰ってきたのですが、向こうに約二週間おったわけです。向こうは非常に清潔で、ほんとうに町にはごみ一つ落ちていない、緑が非常に多いという印象、そして空気も非常にきれいということです。私、こちらへ帰ってきまして、別にかぜも引いておらないのにのどの調子が悪い。私自身からだで日本の空気の汚染状態ということをあらためて感じておるわけです。確かに日本と中国と比べまして、それは一がいに論ずることは……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1972/06/01、32期、公明党)

○近江委員 きょうの原子力委員会で原子力開発利用長期計画というものが一応きまる、そのあと次官会議あるいは閣議にかけて今後の長期計画というものがきまるということを聞いておるわけです。そこで、私はきのう委員会でマン・レムの考え方等聞いたんですが、ちょうど成田さんは外務のほうへ出ておられるということでおられなかったものですから、もう一つ私も納得をしなかった、そういうことで若干お聞きしたいと思うのです。  私がなぜこんなことを言うかというと、一つは東海村をはじめ敦賀等におきましても集中の問題ということが非常に出ておるわけです。そこできのう私がお聞きしたところは、半径五キロなら五キロ以内における被曝線量……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1972/06/07、32期、公明党)

○近江委員 私はほんとうに全くのしろうとでございます。そういうことでほんとうに素朴な質問になろうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。しろうとはしろうとなりにそれだけにまた一つの意義があるのじゃないか、このように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  私は、三人の先生方の御意見をお聞きしまして、そのお話の中にも、今日のガン対策の実態というものもいろいろお話を伺ったわけでございますが、特にきょうは国立がんセンターの中原先生がお見えになっていらっしゃいますし、やはり何といいましても、この中原先生のところの研究所が中心になってやっておられるのじゃないか、そのようにしろうとなりに考……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1972/06/16、32期、公明党)

○近江委員 きょうは時間が非常に限られておりますので、何点かお聞きしたいと思うのです。  そこで、この漏れた問題でございますが、三キュリーということを聞いているわけですが、この数値は間違いないですか。
【次の発言】 かねて私たちは、原子炉の安全性ということについては、もう何回も本委員会におきましていろいろと政府に申し上げてきたわけです。それで、安全性の確保ということで政府も努力をされてこられたわけですが、この間原子力委員会の発表された計画を見ますと、昭和六十年までに六、七十基、六千万キロワットという計画が発表されまして、今後さらに原子力発電所は建設が進んでいく。したがって、安全性ということにつ……

第68回国会 社会労働委員会 第37号(1972/06/12、32期、公明党)

○近江委員 科学技術の私も理事としまして、連合審査を申し入れたわけでありますが、しかし審議の時間の関係もありまして非常に無理な点もあったようでございます。そういうことできょうは私も社労委員に入れていただいて、そうして質問をさしていただく、こういうことで、きょうは時間も非常に限られた中での質問でございます。何点かにしぼって御質問をしたいと思うわけであります。  まず初めにお伺いしたいことは、農薬のBHCによる食品汚染、これに続きましてPCBあるいはフタル酸エステル、各種の化学物質の環境汚染を通じての人体への影響というものが最近は非常に心配されるようになってきたわけです。現在主要なものだけでも四千……

第68回国会 商工委員会 第2号(1972/03/14、32期、公明党)

○近江委員 きょうはあと予算委員会との関連もありますので、時間がそうないわけでありますが、あすまた引き続いてやりたいと思いますが、その時間まで質問をしたいと思います。  先ほどもココムの問題が出たわけでございますが、特に田中大臣も、日中貿易につきましては力を入れていくということについて所信表明でもおっしゃっていらっしゃるわけですが、特に先ほどもお話に出ましたが、アメリカのRCA社製の通信地上局設備、これを上海に設置をした、北京政府に売却をするということになっておるように聞いておるわけですが、これについてはココムの承認を得るような措置がとられておるわけですか。

第68回国会 商工委員会 第3号(1972/03/15、32期、公明党)

○近江委員 きょうから沖繩国際海洋博の法案の審議に入るわけでございますが、沖繩が帰るということについては、これはもう日本国民として非常に喜ばしいことでありますし、その記念行事としてこの海洋博が行なわれるということについては非常に意義深いものである、このように思うわけであります。  そこで何点かの問題についてお聞きしたいと思いますが、一昨年開かれました万国博覧会、これは非常に成功したわけでありまして、政府も積極的に力を入れた。また国民もあらゆる点において積極的な協力をした。こういろ一致した努力が成功に導いたわけであります。しかし、考えてみますと、何といいましても、政府のそうした財政等を中心として……

第68回国会 商工委員会 第4号(1972/03/17、32期、公明党)

○近江委員 きょうは大臣がもう少しおくれるそうでございますので、それまで政府委員に数点についてお聞きしたいと思うわけでございます。  昨日のニュース等でも報道されておるわけでございますが、私たちはかねて、PCBなりあるいはBHC等のそうした問題につきまして、政府に万全な対策をお願い申し上げてきたわけでございます。しかしながら、そうした心配なケースがたまたままた出たわけでございます。そういうことにつきましては、これは人体に非常に大きな影響があるのじゃないか、こういうようなことで非常にみんな心配しておるわけでございます。特に、そうしたPCB等は、通産省の管轄の工場でもつくられておりますし、したがっ……

第68回国会 商工委員会 第5号(1972/03/21、32期、公明党)

○近江委員 もう昼をだいぶ回っておりますので、皆さん方お疲れと思いますが、いただいておる時間もわずかでございますので、もうしばらくよろしくお願いしたいと思います。  いま中国の視察団が来ておりまして、いろいろと各所のプラント等を見て回っておるわけでございますが、相当大幅なまとまりもあるんじゃないか、こう期待されておるわけです。ところが問題になりますのは、やはり輸銀ということが問題になるわけですが、ケース・バイ・ケースということでやってきておるわけです。先ほども、この前の委員会でも、田中大臣は、吉田書簡については拘束されない……。確かにそうなんですけれども、ところが向こうではやっぱり拘束をされて……

第68回国会 商工委員会 第10号(1972/04/07、32期、公明党)

○近江委員 私は、きょうは時間の関係もありますから、何点かにしぼってお聞きしたいと思います。  まず初めにお聞きしたいことは、円切り上げ後の輸出の情勢あるいは今後の見通しについて、ポイントを簡潔にひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから国際収支、特に外貨準備の状況ですけれども、依然として累積してきておるということでありますが、この状況についてひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 こういういろいろな背景からいきまして、依然として円の再切り上げの見方が強まっておるように私どもとるわけですけれども、この円の再切り上げについて当局としてはどういう判断をしておりますか。

第68回国会 商工委員会 第11号(1972/04/11、32期、公明党)

○近江委員 まず石油公団法につきましてお聞きしたいと思います。  いろいろな問題点がありますが、まず初めに技術の問題をお聞きしたいと思うのです。特に先進諸国における石油開発の技術というものは、資金的におきましても、またその技術の内容においても、非常にすばらしい内容また規模でもって開発も進めておるわけでございますが、わが国のそういう技術の現状ですね、どの程度まで来ておるかということです。  それからまた、今後の石油開発技術者の確保あるいは技術の向上について、政府としてはどのように考えておられるか。この二点についてお聞きしたいと思います。

第68回国会 商工委員会 第12号(1972/04/12、32期、公明党)

○近江委員 時間が非常に短時間でありますので、簡潔にお聞きしたいと思います。  一つは、外貨が二百億ドルになるのじゃないかということで、そういうことからさらに円の再切り上げというような心配も非常に持たれておるわけであります。そうした背景の中から出てきたと思うのでありますが、特に田中大臣が第二外為等もつくって今後さらに積極的に各種の対策をやっていきたい、こうしたことをちょっとお聞きしておるわけでございます。当然第二外為の中にはこの石油公団の出資とかあるいはこの備蓄対策、さらには石油だけでなく他の資源等もお考えになっていらっしゃるのかどうか。その辺の第二外為に対する構想なりそうした点につきましてポ……

第68回国会 商工委員会 第14号(1972/04/18、32期、公明党)

○近江委員 この法案は、消費者にとって非常に大事な法案のように思います。そういう点で、非常にこまかいいろいろな問題があるわけでございますが、限られた時間の中で、何点かにわたってお聞きをしたいと思うのです。  一つは、今度こういう法律の改正が出されたわけですけれども、従来のそういう法律がありながら、守られておらなかったというようなケースがたくさんあるわけです。そういうわけで、幾ら法改正をしても、それが守られなければどうしようもないことになるわけです。この割賦販売条件の明示義務、これは現行法に規定しておるけれども、守られていなかったというのはどういうわけですか。

第68回国会 商工委員会 第15号(1972/04/19、32期、公明党)

○近江委員 非常に限られた時間でありますので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思うのです。  今回のこの法案につきまして、三参考人それぞれの立場で消費者保護の立場から御努力されましたことについて私ども非常に敬意を表しておるわけでございます。  初めに竹内直一さんにお聞きしたいと思うのですが、特にブリタニカのそうしたやり方について告発もされた、私は非常に勇気ある行動であると、この点は高く評価しておるわけです。その後この被害者等について救済が完了しておるのかどうか、それをどのように把握されておるか。ある  いはまた私もきのう通産省に質問をしたわけですが、通達はしておるけれども、実際の厳正な指導というも……

第68回国会 商工委員会 第17号(1972/04/26、32期、公明党)

○近江委員 各委員からあらゆる角度から審議が行なわれたわけでございまして、そういう点で、何点かお聞きしたいと思いますが、重複しておることも多々あろうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思うのです。  まず初めにお伺いしたいのは、この加入資格者の問題です。現在の中小企業基本法からいきますと、従業員数二十人、商業サービス業では五人、こういうふうになっておるわけでございますが、従来から私ども申し上げておるのですが、中小企業あるいはこうした小規模企業等のそうした拡大といいますか、そうしたことも含めて基本法の改正はどう考えておられるかということをいままでしばしばお聞きしてきたわけでございますが、そうい……

第68回国会 商工委員会 第26号(1972/06/02、32期、公明党)

○近江委員 きょうは時間がありましたら筑波の問題も相当深くやりたいと思っておったのですが、私は科学技術委員会の理事もやっておりますので、そちらの委員会でもやりたいと思います。それで同僚石川委員からもいま筑波の問題について質問があったわけですが、いずれにしてもこれだけ大量に多くの人が移転をするわけでありますし、当然これは住宅だけの問題ではなく、道路、すべての環境整備、当然子供さんもおるわけでありますし、保育所、幼稚園あるいは小学校、各学校建設、施設をはじめとしてその他の福祉施設を当然充実して、むしろそういう恵まれた環境の中で研究ができるのはしあわせだ、むしろみんな行きたいという、そういう万全の態……

第68回国会 商工委員会 第27号(1972/06/05、32期、公明党)

○近江委員 まず安全確保の問題でございますが、わが国の場合、諸外国と比べまして市街地の通過、こういうことが考えられるわけです。それからさらに、諸外国にない鉄道敷に敷設をする、こういう特殊性というものがあるわけです。本委員会においていろいろな答弁を聞いておりますが、パイプの肉厚を増加するとか、あるいは防護壁の設置等の措置で何とかいけるのじゃないかというような答弁があるわけです。しかし、そういうような措置だけでだいじょうぶか。やはり何といっても安全性の確保ということが一番心配であるわけです。特に成田ラインの場合、午前中の参考人の意見にもありましたように、地震とかあるいは地盤沈下等の災害に対する試験……

第68回国会 商工委員会 第28号(1972/06/06、32期、公明党)

○近江委員 この事業は、都市の再開発あるいは生活環境の改善、公害の防止あるいは省力化というような点におきまして十分いい面があるということは、われわれも承知しておるわけでございますが、しかし、本法の施行にあたって、やはり何点かの疑問の点というものがあるわけです。そこで、数点についてお聞きしたいと思うわけですが、一つは、この熱供給事業を公益事業として規制していくことになるわけでありますが、この事業の公益性についてどういうように考えておられるか。これについてひとつお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 この事業の性格から見ますと、導管というものをあらかじめ設定をして、その範囲内でしか供給ができない……

第68回国会 商工委員会 第30号(1972/06/09、32期、公明党)

○近江委員 きょうはきわめて限られた時間でありますので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  大臣にまず初めにお伺いしたいと思うのは、関西電力の海南発電所で試運転中、発電機が爆発をしたという事故があったわけです。これは火力発電機でありますが、いま御承知のように原発もどんとんできておりますし、これがもし原発で――もちろん全然種類は違いますけれども、そういうことであれば大被害が出るわけです。今回は幸い死傷者がなかったわけでありますが、今後安全対策ということについては十分力を入れていかなければ困ると思うのです。その点大臣の決意を聞たいと思うのです。

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1972/09/12、32期、公明党)【議会役職】

○近江委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る七月十二日の委員会におきまして、委員各位の御推挙をいただき、私が委員長に就任いたしました。微力ではありますが、誠心誠意円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導、御鞭撻を切にお願いする次第であります。  はなはだ簡単でありますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 次に、理事辞任の件についておはかりいたします。  理事前田正男君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、……

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/10/19、32期、公明党)【議会役職】

○近江委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  科学技術の平和利用に関する問題について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石川次夫君。
【次の発言】 関連質問を許します。三木喜夫君。
【次の発言】 次に、中谷鉄也君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 吉田之久君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 この際、理事補欠選任の件についておはかりいたします。  本日、理事貝沼次郎君の委員辞任により、理事が一名欠員になっております。その補欠選任を行ないたいと思いますが、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。

第69回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1972/09/12、32期、公明党)

○近江委員 きょうは時間も限られておりますので、何点かについて御質問したいと思います。  環境庁長官にお伺いしたいと思います。航空機騒音の環境基準の問題でございまして、非常に要望も強いわけでございますが、一体この問題をどうされるのか、またいつごろできるのか、お考えをお聞きしたいと思います。小山国務大臣 航空機騒音に対する基準、ただいま公害審議会に諮問中でありますが、今年度中、つまり来年三月末までにはぜひつくり上げたいということで作業を急がせておるところでございます。
【次の発言】 現行の航空機騒音防止法では、学校であるとか病院であるとか、そうした防音工事あるいは移転補償しかないわけなんです。こ……

第69回国会 商工委員会 第2号(1972/08/22、32期、公明党)

○近江委員 最近、日中国交回復の機運というものが非常に高まってまいりました。田中内閣もかなり力を入れてきておられますし、非常に私はいい傾向であると喜んでおるわけです。私も公明党の第二次訪中団の一員といたしましてこの五月に中国へ行ってきたわけでございますが、向こうの政府も人民も、国交回復というものにつきましてたいへんな熱意というものを感じたわけであります。佐藤内閣以後の新政権に対しても非常に期待をしておりましたし、事実そのとおり向こうも両手を広げて国交回復をしよう、こういう態度で来ておるわけであります。そういう点で私は、非常にこういう機運が盛り上がった中でこの日中国交回復、さらにまた経済面での大……

第69回国会 商工委員会 第3号(1972/09/13、32期、公明党)

○近江委員 きょうは朝からずっと長時間の審議が続いておりますので、大臣も委員長もだいぶお疲れと思いますが、私を含めましてあと二人でございますので、よろしくお願いいたします。  まず初めにお聞きしたいのは、この間、商工委員会で沖繩海洋博を視察に行ってまいりました。それで政府からは私どもいろいろな報告を受けておりますが、今後の開催にあたって非常に心配な点がたくさんございます。そういう点で、きょうはまず初めにそういう問題をお聞きしたいと思うのです。  政府のほうからいただいたこうした現状の印刷物等を見ましても、実際このとおり行なわれておるかどうかということ、これは現地とあわせますとだいぶ差があるわけ……

第69回国会 商工委員会 第4号(1972/10/03、32期、公明党)

○近江委員 きょうは大臣も非常に時間が限られておられるようでございますので、私も何点か簡潔にひとつお聞きしたいと思っております。  まず初めにお聞きしたいことは、この九月三十日にIMFの総会が終了したわけでございますが、時期的に、田中訪中という歴史的な事件の陰に押しやられたような形になったわけですが、しかし今後の国際経済あるいはまたわが国経済に及ぼす影響等を考えましたそういう意義というものは非常に大きいものがあると思うのです。  まず、今回のIMF総会の論議の内容及びその成果等について、通産大臣としてはどのように把握されておられるか、まず初めにお伺いしたいと思うのです。

第70回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1972/10/27、32期、公明党)【議会役職】

○近江委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、引き続き委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、ごあいさつといたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま中島源太郎君から提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に       佐々木義武君    田川 誠一君   ……

第70回国会 商工委員会 第2号(1972/11/08、32期、公明党)

○近江委員 経済協力の問題ということにつきましては、いつもいろいろな角度で論じられてきておるわけでございますが、政府としても、やはりビジョンを確立して、そして今後はひとつルートに乗せたい、そういう、どちらかというと抽象論的な御答弁というのが非常に多かったように思われるわけであります。  それで、きょうは海外経済協力基金の総裁高杉さんもお見えになっておられますので、基本的な考え方、海外経済援助協力という点について、今後どうあるべきであるか、どのようにお考えになっておられるか、ひとつ参考人から御意見をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから沖田さんも、きょうは参考人として来られているわけで……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1973/02/28、33期、公明党)

○近江委員 きょうは、大臣に対して初めての質問であるわけです。時間が許されれば、あらゆる角度から多方面にわたってお聞きしたいと思いますが、限られた時間の中でございますので、何点かお伺いしたいと思うわけです。  それで長官は、この所信表明におきましては、六項目の考えをお述べになっていらっしゃるわけです。それで第一は、科学技術振興基盤の強化です。この中には、筑波研究学園都市の建設等も述べられておりますが、これは環境整備等の問題でいろいろお聞きしたいことがございますが、いずれにしても、研究員の処遇の問題であるとか、前向きにおっしゃっているわけです。それから、国民生活に密接に関連する科学技術の推進、あ……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1973/03/28、33期、公明党)

○近江委員 この前の委員会は、非常に時間も限られておりまして、用意しておったのですが時間切れになってしまったものもあったわけです。きょうは、初めに放射線医療の被曝問題からお伺いしたいと思います。  この二月十四日に科学技術庁が個人被曝登録管理についての検討会の報告書を発表されたわけですが、こういう検討がなされるに至った理由、あるいはまたこの背景についてまず初めにお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この報告書を見ますと、医療関係の治療、検診のために受ける被曝については対象外になっているわけですが、これはどういう理由ですか。
【次の発言】 それで、対象外になっておるということでそういう点が野放……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1973/04/04、33期、公明党)

○近江委員 きょうはだいぶん時間もおそうございますので、何点かお聞きしたいと思うのですが、一点だけお伺いしまして、あとはあすの委員会にしたいと思います。  そこで、お聞きしたいのは、嶋崎委員のほうからもお話がございましたが、長官は放出ゼロというすばらしい考えを発表されたわけでございます。この新聞報道でいきますと、東海村の原子力核燃料再処理工場から放出される放射性廃棄物をゼロにする、そういう技術開発に全力を尽くすということが大きく報道されたわけであります。先ほどいろいろ質疑がございましたので重複するかと思いますけれども、その点、重ねるようで恐縮ですが、もう一度お聞きしたいと思うのです。  長官と……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1973/04/05、33期、公明党)

○近江委員 きのうアーツ衛星から送られたデータの検討会による報告がされたわけですが、これについて概略の説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 こういう衛星の利用というものは、もう新聞報道でもされておりますけれども、非常に鮮明に、新聞写真でもこれだけはっきり写っているわけですね。そういうことで、今後環境保護の問題であるとか、汚染防止であるとか、土地利用とか、このデータの解析が精密にいくならば、たいへんな利用ができると私は思うのですね。これは私はすばらしいことであると思うのです。ところが、わが国の場合、このデータの解析する体制というものは、弱体というよりもほとんどないわけですよ。たとえば、こ……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1973/04/12、33期、公明党)

○近江委員 きょうは時間も限られておりますので、何点かその範囲内でお聞きしたいと思います。  まず最初にお聞きしたいのは、有毒食用油の不安が非常に広がっております。現在のところ千四百トンに混入の疑いがある。こういうことで、全国的に、青森から西日本にかけまして二十一都道府県にこの有毒食用油が送られておるわけであります。  まず、この経過につきまして、簡潔に要点をひとつお願いしたいと思うわけです。
【次の発言】 これはカネミの油症事件以来の大型の事件であると思います。こういうことは二度と繰り返してはならない問題でありますがj不幸にしてまたこういうことになってしまいました。これはほんとうに手抜かりで……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1973/04/25、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、いま中国の廖承志団長をはじめとしまして、五十名の大型訪日団が来られておるわけです。全国各地で非常に日中友好のそうしたいろいろな行事等も計画されておるわけでございますが、今後、中国との交流という面におきましては、政治、文化、経済、科学、あらゆる分野にわたって友好を盛り上げていかなければならないと思うわけでございます。  そこで、まず初めにお伺いしたいのは中国の科学技術の問題でございますが、こういう現状につきまして、科学技術庁としてはどのように把握をされておりますか。
【次の発言】 私も昨年、党の第二次訪中団で中国へ行ってまいりました。非常に日数も少なかったものですから、特……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1973/04/26、33期、公明党)

○近江委員 きょうは参考人の先生方どうも御苦労さまでございます。  まず初めに、地震発生のメカニズムについていろいろな学説があると思うのですが、大体、先生方マントル説といいますか、そういうようなお話だったように思うわけですけれども、どういうような学説があるのか、私どもしろうとでありますので、わかりやすく簡単に御説明をいただきたいと思います。それと、またそれに関連した予知の方法について、どういう方法があるのか、簡潔にお願いしたいと思います。  まず初めに力武先生、それから萩原先生にお願いしたいと思います。
【次の発言】 聞くところによりますと、マグニチュード七・五以上のこういう巨大地震につきまし……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1973/05/09、33期、公明党)

○近江委員 各先生方の御意見をいろいろ賜わったわけでございますが、この前藤本先生の論文が当委員会で非常に大きく問題になりまして、そういうことが契機で、きょうこうして先生方に来ていただくような場面ができたのじゃないかと思いますが、そのときに安全審査ということが非常に問題になったわけでございます。  それで、原子力委員会の中のそうした安全審査――私とも聞いておるところからいきますと、たとえばこの委員会がデータの計算コードや計算結果をチェックするためのスタッフを持っていないというようなこととか、あるいは設置者からのデータに対抗すべき自前のデータの不足、その結果として、たとえばECCSに関するデータ等……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1973/05/10、33期、公明党)

○近江委員 きのうは各学者から種々の問題につきましていろいろな問題が提起されたわけであります。  まず、公開の問題でございますが、内田さんは、この審査過程の公開はできない、それを安全審査会で決定したということをおっしゃっているのですが、安全審査会の決定というのは、それだけもう政府の決定にイコ一ルなるのですか。どこにそういうことが法律にうたっているのですか。
【次の発言】 そういう安全審査会の方々のやりやすいようにという配慮、それは政府がやるということはわかるわけですよ。しかし、はっきりと法律でも自主、民主、公開の原則がうたってあるわけでしょう。事そういう法律違反になるかどうかという大きな問題で……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1973/05/31、33期、公明党)

○近江委員 この公聴会の開催につきましては、国会でわれわれがそのことを強く要望しまして、一応そういう基本的な考え方なりが示されたわけです。そういう点で一歩前進であるということで喜んでおったわけです。特に具体的に、私自身も浜岡の二号炉の問題については、この許可をおろすまでに当然公聴会を開くべきである、このことを強く私は大臣にも申しておりました。ところが、この二十九日、このように決定をした。なぜ公聴会を開かずにこういう形をとったのですか。
【次の発言】 かけ込みでないと言ったって、これは国民の目にはかけ込みということに映っているわけですよ。必要と認めるときに公聴会を開くと定める。原子炉が大型化、集……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1973/06/06、33期、公明党)

○近江委員 きょうは各委員からかなり精度な質問が出たわけでございますので、できるだけ重複しないようにお聞きしたいと思います。  いまこうした公害問題で数多くの被害者が出ておるわけでございますが、特に宇井先生などは現地でよく実態調査等をなさっておられますし、そういう点でお聞きしたいと思うのです。  公害対策の原則からいきまして、どこまでいっても被害者の立場というものが第一義的に優先する立場で考えていかなければならないと思うわけです。先生もそのようにお考えと思いますが、ところが現場においては、実際上は企業の立場であるとか、論理であるとか、また行政の怠慢で必ずしもそうなってないと思うのです。そういう……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1973/06/13、33期、公明党)

○近江委員 六月四日に水産庁はPCBの魚介類汚染の実態調査結果を発表したわけです。これによりましても、この汚染は想像以上に広範にかつ深刻なものになっておることが明らかになったわけですが、当委員会におきましても公害特別委員会と連合審査もいたしましたし、決議もいたしましたし、こうした対策につきまして、われわれは常に強力な対策を政府に要求してきたわけでございますが、今回の発表をごらんになって、長官としてどのようにお感じになったか、率直な感想をお聞かせいただきたいと思うわけです。
【次の発言】 こういう世論のきびしい追及によって、政府もようやく腰を上げた、そして対策に乗り出したわけですが、このPCBの……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1973/06/14、33期、公明党)

○近江委員 沖繩沿岸の放射能汚染の実態というものが沖繩県の土地利用計画書に報告されておるということが報道されているわけですが、この件につきまして科学技術庁はどういう報告を受け、どのように受けとめておりますか。
【次の発言】 この沖繩の原潜入港に伴う放射能調査というものは、復帰前は米軍がやっておった。復帰後は科学技術庁がやっていたわけですが、米軍はどういう調査をやっておったのですか。また、そのデータを掌握しておられるのかどうか。さらに、この復帰に伴ってデータの引き継ぎも当然すべきじゃないかと私は思うのですが、米軍のこの調査の結果はどういうようなものだったのですか。

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1973/06/20、33期、公明党)

○近江委員 浜岡原子力発電所の二号炉の問題、本委員会におきましても、審査をめぐりましていろいろわれわれ質疑をしてきたわけです。特に公聴会の問題であるとかいろいろな問題が出てきたわけでありますが、その際、原子力委員会が審査をいたしましたときに、通産省がまとめたそういう現場報告書をそのまま信用しておる、こういうことで非常にミスというものが出てまいりまして、その審査の不十分なことがはっきりとしたわけであります。現在こういう点におきまして、現行法のたてまえからいきまして、温排水については環境庁、規制は通産省、こういう非常に行政の複雑さというものが環境審査の上で一つのネックになっておると思うわけですが、……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1973/06/21、33期、公明党)

○近江委員 私は、きょうはスチルベルトロールの問題についてお伺いしたいと思うのです。  このDESの問題はアメリカでも非常に問題となって、製造禁止あるいは使用禁止まで踏み切ったわけでありますが、わが国においてはまだ大量にこれが使われておる。こういうホルモン剤でふとらせた牛肉というものが市販されておる。これは非常に危険な問題であると思うのです。まず厚生省の乳肉衛生課長に、その点どういう報告を受けておられるか、まず厚生省にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 何もアメリカのまねばかりするわけではありませんが、こういう発ガン性があるということがはっきりと実証されているわけでしょう。わが国でいまだに……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1973/07/18、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、私はお伺いしたいのは、発展途上国等における技術協力の問題でございますが、当委員会におきましても、私は大臣に技術協力の重要性ということについて質疑したことがございますが、長官はきわめて大事なことである、政府としても力を入れて今後推進をしていきたいということをおっしゃっておられたわけですが、間違いございませんか。
【次の発言】 いまわが国では、発展途上国からたくさんの技術訓練生をはじめとして、技術協力に基づく受け入れをやっておるわけですが、シンガポールの有力な新聞であります「南洋商報」に投書が載っておりまして、日本の技術訓練生に対する問題が非常に大きな問題となってきておる。……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第25号(1973/08/29、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、この総理の発言について大臣にお伺いしたいと思います。  二十八日の閣議で「反対運動は、国民の多数の意思かどうか、疑問である。こうした反対運動の実態を十分見極めたうえ、やらなくてはならないことは、決断すべきだ」こう述べたということが報道されているわけです。これは、原発のこういう危険性を無視した、国民に対する重大な挑戦であると私は思います。この点、科学技術庁長官はどのようにお考えですか。
【次の発言】 だけれども、現実にこのように報道もされておるわけですね。ですから、こういう発言を総理が現実にしておるということになりますと、これは、先ほど申し上げましたように、原発が安全であ……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1973/08/30、33期、公明党)

○近江委員 昨日の理事会におきまして、総理の発言の重大さ、これが大きく取り上げられまして、きょうはどうしても総理、官房長官に来てもらおうという理事会の決定をしまして、委員長のほうから申し入れをしてもらったわけです。にもかかわらず、きょうは総理、官房長官が出席できないということで、官房副長官が代理として出席されておられるわけです。  そこで、先ほどからの山下副長官のお話聞いておりますと、総理は絶対に言ってないということを重ねておっしゃっておられるわけでございますが、言わないのになぜ報道されたのか、もう一度、ひとつ根本的なことを聞いてみたいと思うわけです。  それで、政府としては、事の重大さを認識……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第27号(1973/09/12、33期、公明党)

○近江委員 参考人の先生方につきましては、一部先生入れかわっておられますが、たしか本年の四月であったと思いますが、本委員会に御出席をいただきまして、いろいろ貴重な御意見を伺ったわけでございます。きょうは二度目のこうした委員会での先生方の御意見を聞かしていただく機会をとっていただいたわけでございます。  まず初めに、萩原先生にお聞きしたいと思いますが、北海道の根室沖の地震につきまして、予知連絡会は、すでに地震エネルギーを放出したということで、当面は心配はないということで結論をしておられるようでございますが、その辺の実態につきまして概略御説明をいただきたいと思うのです。

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第29号(1973/09/20、33期、公明党)

○近江委員 公聴会が終わったわけでございますが、井上五郎委員長代理が感想として、地元の人たちのなまの声を聞くことができた、非常に満足そうであったし、大成功であった、こういう評価をしておるわけでありますが、原子力委員長としての科学技術庁長官は、どういう感想をお持ちであるか、まずお聞したいと思います。
【次の発言】 現地のなまの声を聞くということでありますが、地元の住民がほんとうにこの問題を理解するための資料も十分に提供されておったかどうか。しかも専門家でないそういう人たちになまの声をといったところで、実際にそれがなまの声であるのかどうか。実際こういう公聴会のあり方というものは、原子炉の安全性を信……

第71回国会 外務委員会 第6号(1973/03/27、33期、公明党)

○近江委員 簡潔にお聞きしたいと思いますが、この法眼次官の発言というものは、大平外相の考え方と一致したものであるかどうかですね。  その次に、大臣の指示によってこの次官が発言をしたものかあるいはまた法眼次官の独自の考えであるかどうか。  また、こうした次官の発言について、不謹慎と思われるかどうか。以上の点についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 政府はこの入国の受け入れにつきまして、種々の条件がある、このように言っておるわけですが、田中法務大臣の答弁におきましては、南ベトナム臨時革命政府の要人が復興援助問題で入国申請をしてきた場合という限定されたものであるわけです。これを後退させ、種々の……

第71回国会 外務委員会 第8号(1973/03/30、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に限られた時間でもございますので、何点かお聞きしておきたいと思います。  このアフリカ開発基金の問題ですが、それに関連いたしましてまず初めにお聞きしたいと思うのですが、政府は、円の再切り上げなど海外からのわが国に対する風当たりをやわらげる、そういうねらいと思うのですが、わが国の外貨準備のうち数十億ドルの額を凍結して、その分を外貨準備からはずして国際協調のために活用する構想というものが報道されておるわけですが、外務省としては、この構想についてどういう考えをお持ちですか。また、この点につきまして大蔵当局とどういうようなことを話し合いましたか。

第71回国会 外務委員会 第10号(1973/04/06、33期、公明党)

○近江委員 きょうは時間もきわめて限られておりますので、答弁は大臣一本にお願いしたいと思います。  まず初めに、このアフリカ開発基金に関する問題でありますが、いままでのわが国のそうした海外援助のあり方というものを見てまいりますと、確かに毎年ふえてきているわけです。しかしわが国の援助、OECDの開発援助委員会加盟先進国の援助と比べてみますと、民間資金が政府援助よりも大きい、あるいは政府援助では二国間援助が国際機関よりも大きい、あるいは政府援助では贈与より借款が大きい。二国間贈与では賠償が大きく、技術協力が少ない、あるいは政府借款、民間信用を合わせたものが六〇%を占める借款で貿易アンバランス緩和の……

第71回国会 商工委員会 第3号(1973/02/23、33期、公明党)

○近江委員 きょうは時間も非常に限られておりますので、何点かお聞きしたいと思います。  先ほど他の委員からも質疑があったわけでございますが、最近の商品相場の異常な過熱ぶり、これはもう黙っておるわけにはいかぬと思うのです。特に羊毛であり生糸、綿糸、こういう繊維市況、これは商品取引所開設以来の高値を更新しておるわけです。また、輸入大豆やアズキ、砂糖、ゴム、こうした国際商品等もほぼ全面的に暴騰あるいは波乱含みの、そういう市況を繰り返しておるわけです。こういうことがインフレムードを一そうあおっておるわけです。たとえば羊毛の場合、商社が減産を見越してオーストラリアで買い占めをやっておる。それがさらに投機……

第71回国会 商工委員会 第12号(1973/03/30、33期、公明党)

○近江委員 国際通貨不安の収拾のために二十カ国蔵相会議が開かれたわけですが、この通貨不安、通貨制度に対して再建の手がかりをつかむことなく閉幕したわけです。そういうことで、主要通貨のフロート時代というものが相当長期化する見通しが強まってきたわけであります。こういうフロート化が長期化するということによって一番打撃を受けるのはわが国じゃないか、このように思うわけです。わが国の貿易取引のほとんどがドル建てである、こういうようなことから輸出成約等が非常に苦境に追い込まれてくるということは明白であります。こういうフロートの長期化に対してどういうような対策を考えておられるか。特に深刻な中小企業等の問題もある……

第71回国会 商工委員会 第15号(1973/04/06、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に限られた時間でありますので、何点かお伺いしたいと思います。  無籍織機の問題がずっと出ておるわけですが、無籍織機所有者に対しまして一台当たり五万円を出させる、これによって組合が無籍織機を買い上げ破砕する計画のようであるわけですが、これは政府の方針であるのかどうか、計画の内容を明らかにしていただきたいことと、どういうような法的な根拠で行なわれておるのか、この二点につきましてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまこの無籍織機が十二万六千台とか、この実数というものがはっきりと把握はされておらないようですが、通産省としては、この数はどのくらいと見ておるのですか。

第71回国会 商工委員会 第16号(1973/04/10、33期、公明党)

○近江委員 参考人の方にお伺いする前に、一点だけ政府にお聞きしておきたいと思いますが、年間、新製品の数というのはどれくらいできるのですか。きょうは局長も来ておると思いますので簡単に……。
【次の発言】 それで工業品検査所に商品テスト部というのが今度できまして、四十八年度予算では千二百万程度政府は組む予定であるということを聞いておるわけですが、しかし、この法案の中身を見ますと、型式に至るまでいろいろとここで検査するわけですね。こういうようなことで、法律はつくっても実際にこんな程度で動くかどうかということですね。こういうことについて竹内先生はどう思われますか。

第71回国会 商工委員会 第17号(1973/04/13、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に限られた時間でありますので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  まず初めにお聞きしたいのは、最近の物価問題であります。最近の上昇から見てまいりますと、卸売り物価の二・〇%、消費者物価の五・五%、これは政府の見通しでありますが、はるかにこれを上回る、そういうおそれが出てきております。そういうことに対しまして、経企庁長官としましてどういう具体策をもって臨もうとされておられるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それで、今年公共料金の引き上げというものがメジロ押しに予定されておるわけです。国鉄をはじめといたしまして健保あるいはまた電力、ガスあるいは私鉄と、こう……

第71回国会 商工委員会 第20号(1973/04/24、33期、公明党)

○近江委員 まず資本自由化の問題についてお伺いしたいと思います。  資本自由化の作業が進んでおるようでございますが、これに対する通産省の基本的な考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在のわが国の自由化の状況はどうなっておるか、これについて説明をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 最近のこういう報道を見ておりますと、現在数百業種もあるこういう例外業種を十数業種に減らすようでありますけれども、わが国の経済に対する影響という点を考えますと、非常に大きいものがあると思うのです。特に中小企業に大打撃を与えるのではないかと思うのですが、そういう点についてどのように把握され、どういう対策をとら……

第71回国会 商工委員会 第21号(1973/04/25、33期、公明党)

○近江委員 前回のドル・ショックの影響につきまして、業種別、産地別に見ましてその影響度、業種、産地のとった対応策、政府のとった緊急対策の効果等についてどのように政府は調査なさっておるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 今回の場合、前回の影響を受けたこれらの業種、産地について、新たにどういう影響を受けるのか、輸出契約状況、受注残高、問屋の支払い状況等について、政府として把握なさっている点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 前回この輸出関連中小企業のうち約一万三千四百ですか、企業を認定しておるように聞いておるわけですが、この輸出関連企業のどの程度これで認定したことになるのか。ま……

第71回国会 商工委員会 第23号(1973/05/09、33期、公明党)

○近江委員 私は、一昨年ランド、スタンフォードあるいはバッテル・メモリアル等を見てまいりまして、今回わが国でこうしたシンクタンクができるということについてはそれなりに評価ができるわけであります。  そこで、まず初めにお聞きしたいのは、このシンクタンクの定義につきましてどういうような見解を持っておられるか。それからまた、どの程度の機能、組織、体制を持つものがシンクタンクと称されると考えておられるか。この辺のところについてまず初めにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これもアメリカの場合は少なくとも二、三十年の歴史があるわけです。それで機構におきましても非常に大きいわけです。たとえばスタンフォ……

第71回国会 商工委員会 第24号(1973/05/11、33期、公明党)

○近江委員 先ほどの医薬品の問題ですが、これはいま全国の薬局店で非常に大きな問題になってきております。こういう通産省の指示のところに医薬品をなぜ入れたのですか。普通の商品とは全然違うわけです。なぜこういう医薬品というものを中に入れたのですか。まずその点から一ぺん聞いてみたい。
【次の発言】 その商品に通産省は指定をした。ところが、医薬品メーカーは返品は受け取らない、そういう非常に飛躍した方針を打ち出してきた。通産省が目ざしておったそういう改善をしなきゃならないというか、そういうようなところに対しての何らの手も打たず、結局ストレートに返品は受け取らない、これは全くけしからぬことですね。医薬品とい……

第71回国会 商工委員会 第27号(1973/06/05、33期、公明党)

○近江委員 きょうは国連初の世界環境の日、わが国としましても五日から一週間、環境週間、このように定めて、それぞれの立場でかけがえのない地球と生命をスローガンに環境行事を繰り広げられる、このようになっておるわけでありますが、今日御承知のように、各種の公害等が発生をいたしております。  そこで、汚染源の大半をかかえておられる、そういう立場に通産省はあると思うのですが、その最高責任者として大臣にひとつ、きょうのこの意義ある日に、今後どういう決意でこういう公害問題に取っ組んでいかれるか、それをお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 大臣がそういう決意をおっしゃったわけですが、そういういままで見過ごさ……

第71回国会 商工委員会 第30号(1973/06/15、33期、公明党)

○近江委員 まず私は石油問題をお聞きしたいと思うわけですが、大臣のOPEC諸国への直接歴訪は、経済協力などを約束することによって産油国との経済交流にかけるわが国のそういう姿勢を世界に示されたわけでございますが、今回わが国の石油業界の中東諸国との経済協力の姿勢というものを見ておりますと、非常に政策は変わってきておるんじゃないか、こういう感がするわけでございます。  そこでまず最初にお伺いしたいことは、米国政府、メジャーは、日米、EC諸国を中心とする国際石油消費国連合結成を強調しております。それに対して大臣は参加を拒否なさっておるわけです。米国はアレン特使などを派遣してこれに参加を促しておるわけで……

第71回国会 商工委員会 第40号(1973/07/10、33期、公明党)

○近江委員 こういう石油コンビナートの各工場につきましては二重、三重の安全装置がある、事故の心配はないと工場側も主張しておりましたし、監督官庁の通産省も同じ見解をとってこられたのですが、今回のこの事故を見ましても、それはあくまでも神話であった。その点について、いままでとってこられたことに対して誤りであったということを率直にお認めになりますか。
【次の発言】 それで、総点検するということをおっしゃっているわけですが、たとえば川崎市の消防局の調査によりますと、コンビナートの安全確保に対する関心は非常に低調である、工場内の安全対策のために、あき地に引火炎上しやすい第三石油類のプロピレン入りドラムかん……

第71回国会 商工委員会 第41号(1973/07/11、33期、公明党)

○近江委員 本法の目的につきまして確認しておきたいのですが、一つは消費者の利益、二つには大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整、三つには周辺の中小小売業の事業活動の確保、そのうちどれを重点にしておる法律であるかということについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私がいま申し上げた三点のどれにもウエートをかけて考えておるという大臣のお話でございますが、消費者の利益を保護するために、本法において具体的にどういう措置をおとりになっておるわけですか。これは局長でもけっこうです。
【次の発言】 届け出があった場合、通産大臣が審査をして、問題があるものについて審議会の意見を聞いて変更の勧告を出……

第71回国会 商工委員会 第42号(1973/07/13、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に時間も限られておりますので、簡潔に答弁をお願いしたいと思います。  一つは、例の徳山の出光の問題でありますが、きのうわが党の調査団を編成いたしまして現地へ行ってまいりました。付近住民の不安というものは私たちが予想しておった以上で、もうこういうコンビナートは徳山からのいてもらいたい、こういう激しい怒りもございました。  そこで、何点かお伺いしたいと思うわけでございますが、一つは保安距離の問題ですが、かなり向こうは道路もはさんで距離があるように思うわけですが、まるで火が自分の家におおいかぶさるような感じがした。少なくとも、最短距離でも六十メートルあるわけですけれども、とこ……

第71回国会 商工委員会 第43号(1973/07/17、33期、公明党)

○近江委員 ドル対法の審議の際の附帯決議、これは四十六年十一月三十日に行なわれたわけですが、「小規模企業施策の一層の充実を前提として、中小企業者の定義の上限引上げに関する検討開始」云々、このように付されておるわけでありますが、まず初めに、本法提出の経緯を伺いたいということと、二点目は、附帯決議を尊重して、小規模企業施策についてどういうような一そうの充実がなされたか、この点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この基本法に関してですが、今回の改正は定義の改正のみにとどまっておるわけですが、基本法全体を見直して改正する必要がなかったのかどうかということなんです。この点について今後、政府と……

第71回国会 商工委員会 第44号(1973/07/18、33期、公明党)

○近江委員 中小企業近代化資金等助成法関係についてお伺いをしたいと思いますが、この範囲の拡大に伴って小規模企業者の利用度の高い設備近代化資金については、貸し付け限度額十万から五百万まで貸し付け率の二分の一について引き上げることが必要ではないかと思うのですが、この点についてどうお考えであるか。  それから、本法による中小企業構造改善準備金制度の利用状況はどうなっておりますか。これをひとつ中小企業庁長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういうワク組みがあって、利用状況がどうなっておるかということを聞いておるわけですよ。これはこなしておるのですか。

第71回国会 商工委員会 第45号(1973/07/20、33期、公明党)

○近江委員 今回のこの法案を見ておりますと、この審査制度の対象を新規化学物質のみに限定しておるわけですが、既存化学物質についての規定というものは名簿の作成だけにとどめておるわけです。実際に人体に有害で環境汚染を起こすおそれがあるのは、現に生産されて使用されておる既存化学物質のほうじゃないかと思うのですが、むしろこの点に重点を置いてこの審査制度というものを設けるべきじゃないか、このように思うのですが、両参考人から御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 本法で対象としておる化学物質というのは、きわめて狭い範囲に限定されておるように思います。この第二条の化学物質の定義から放射性物質、特定毒物……

第71回国会 商工委員会 第48号(1973/08/29、33期、公明党)

○近江委員 まず初めにお伺いしたいのは、最近の異常な物価上昇、卸売り物価の異常な上昇の問題であります。御承知のように、この七月の卸売り物価というものは、前月に比べますと二%の上昇ということで、二十六年の八月以来二十二年ぶりに二%台の大幅上昇になっております。空前のインフレ高進の様相になってきておると思うのであります。そういうことで、これは異常な状態であるわけですが、こういう現在の状況を政府としてどのような反省をもって把握されておられるか、まず経企庁長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 こういう卸売り物価また消費者物価の上げ足というものが一段と加速されてきておる、景気というものがかつてな……

第71回国会 商工委員会 第50号(1973/09/07、33期、公明党)

○近江委員 それでは直接質問に入っていきたいと思いますが、まず最初にお伺いしたいのは、この審査制度の対象は新規化学物資のみに限定しておるという問題であります。この既存化学物資につきましての規定は名簿の作成だけにとどめておられるが、一つは、この理由についてであります。  実際考えてみますと、人体に有害で環境汚染を起こすおそれがあるというのは、現に生産され、また使用されておる既存化学物資のほうが問題であるわけです。ですから、この点に重点を置いて審査制度というものを設けるべきではないか、このように思うわけですが、この点につきましてまずお答えいただきたいと思います。

第71回国会 商工委員会 第56号(1973/10/23、33期、公明党)

○近江委員 今日資源問題という点につきましては、これは非常に大きな問題としてクローズアップしてきているわけでありますけれども、そういう点におきまして、今後経済、外交等におきましては、やはり一体となったそういう取り組みが必要であると思うのです。具体的には外務省なり通産省のそうした取り組み、また相互の関係というものはより一そう連携をしていかなければならないと思うわけでございますが、この問題について中曽根大臣のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 ちょっと私がお聞きしたのと答弁が違うように思うのです。そういうこともお聞きしていいわけですけれども、具体的に、外務省と通産省の今後の連携についての大……

第71回国会 商工委員会 第57号(1973/11/21、33期、公明党)

○近江委員 各委員のほうから石油問題につきましていろいろな質問があったわけですが、去る十八日にOPECのウイーン会議で、十二月の五%加重石油供給削減措置をきめたわけですが、まあ日本はその免除措置から除外されることになったわけです。わが国としては、いままで中東政策につきましてフリーハンドという立場で来られたわけですが、結果的にはアラブの産油国のほうから非友好国並みの扱いをされることになったわけであります。 大臣として、その理由並びにこういう事態をどのように受けとめておられるかについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣は遺憾ということをおっしゃったわけですが、アラブの言っておることを……

第71回国会 予算委員会 第14号(1973/02/21、33期、公明党)

○近江委員 私は、公明党を代表いたしまして、通貨問題等につきまして御質問をしたいと思います。  まず初めにお聞きしたいと思いますのは、非常にいまこうした微妙な段階に来ておる中に、キッシンジャー補佐官が来日をしたわけでございます。総理は十九日、来日しましたキッシンジャー補佐官と二時間にわたって会談をされておるわけです。補佐官は、会談の結果に満足しているとして、この二十日に離日したわけですが、その後、総理は二十日の閣議で、資本の一〇〇%自由化、農産物の輸入自由化の推進を強く指示をされておられるわけです。日米通商関係について、補佐官との間に何が約束をされておったかということなんですが、でき得る限りひ……

第71回国会 予算委員会 第20号(1973/03/09、33期、公明党)

○近江委員 ただいま広沢議員から商品投機の問題について質問したわけですが、最近の商品の投機というものは、土地あるいは証券からあらゆる生活物資に至るまでそういう傾向が出てきておるわけであります。国民生活の上からいきましていまたいへんな問題になってきておるわけであります。こういう問題につきまして、総理はどういうように認識をなさっているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 最近は、羊毛から毛糸あるいは綿糸、生糸、さらに食品のマグロの買い占めまで行なわれておると、そういうニュースが出ておりますが、マグロなどは一隻一億円ぐらいで買い占めてやっておる。あるいは北海道においてはタラコ、タラですね、これ……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1973/12/19、33期、公明党)

○近江委員 きょうは新長官に対しまして初めての質問でございますが、今回三百三十五億になる原子力関係の追加予算を大蔵省に要求をする、こういうことになったわけでございますが、いままで科学技術庁がとってまいりましたそうした姿勢から比べますと、非常に思い切った決断であると思うわけです。その背景につきまして、簡潔にお願いしたいと思います。
【次の発言】 今回のこの予算のつけ方を見ておりますと、あまりにも見え透いたというか、予算を大幅につけるということは、これは非常にけっこうなことです。われわれは、あまりにも安全性の予算等につきまして、環境汚染の問題であるとかが少な過ぎる、一体こんなことで、実際に国民のそ……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1974/02/21、33期、公明党)

○近江委員 今回の日本分析化学の問題は、非常に根本的な点におきまして、国民の間に大きな不信と疑惑を招いたわけであります。われわれ科学技術委員の一人として、ほんとうに残念というよりか言いようがないわけであります。そこで、その後の立ち入り調査におきまして、どういう点が明らかになったか、ひとつ簡潔にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 立ち入り調査もやり、その後事情を聴取しているわけですが、その後、いまの時点においてどういうことが明らかになりましたか。
【次の発言】 全貌はまだ今後のそういう調査にまつところがあると思うのですが、いま現段階における報告をしてもらったわけですが、ほかにどういうよ……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1974/03/07、33期、公明党)

○近江委員 時間がありませんので、簡潔にお願いしたいのですが、森山長官は、このエネルギー危機に際しまして、現在の原子力の長期計画の全面的な見直しを命じておられるわけでございますが、これにつきまして、どういう要素といいますか、背景でこれをお命じになったわけですか。
【次の発言】 石油問題がこうなって、その直後に長官がこういう指示をされているわけでありますが、そうしますと、今後は、当初見込んでおりました昭和六十年一兆ドル経済、それに伴う七億五千万ないし八億の石油の輸入等も非常にむずかしい。そうすると、どうしても代替エネルギーということで、原子力もその一つであるというような背景でおっしゃったわけです……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1974/03/27、33期、公明党)

○近江委員 稲葉先生の御努力には敬意を表するわけですが、まず初めにお伺いしたいのは、従来の計画というのは、政府の総合的な長期エネルギー需給見通しを受けて、これに基づいて、その一定率を原案に振り分けていたように私は思うのです。いわゆる上からの計画といいますか、現状追認の計画のように思うわけです。これと先生の私案とは根本的にどの点が違うのか、簡潔にお願いしたいと思います。
【次の発言】 私も時間がなかったものですから、まだきめこまかな読み方はしておりませんが、エネルギー確保という点からいきますと、先生のような案が出てくるのもやはりふしぎでないように思うわけです。しかし私が思う問題は、今日、立地の問……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1974/03/28、33期、公明党)

○近江委員 きょうは本会議もありますし、きわめて限られた時間でありますので、数点お伺いしたいと思っております。  きのう稲葉先生が提案されましたこの第一次案、これにつきましては、「四月初めに開かれる通産省の総合エネルギー調査会の総合部会、原子力部会にも提出され、わが国の今後のエネルギー政策を形づくる上での基本的な素材となる。」こういう意味におきまして、非常に大きな意義があるんじゃないか、このように思うわけであります。  そこで、今後のこの私案の取り扱いの問題でありまして、今後第二次案、第三次案というような形等にもなるのじゃないかと思うわけでございますが、そういうようなプロセスを踏みまして、最終……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1974/04/03、33期、公明党)

○近江委員 分析研のデータの捏造事件、これに伴いまして、わが国の原潜の放射能監視体制というものが事実上崩壊したように私思うわけであります。それで原潜の入港につきましては、外務省のほうから米軍当局に要請があったとかなかったとかということも聞いておるわけでありますが、米軍の態度というものはどういうものであったか、また最近において、米軍の早期入港の要請はなかったかどうか、これについて、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 原潜の放射能汚染問題は、当委員会におきましても、過去何回も取り上げてきたわけでありますが、この監視体制につきまして、分析研の事件は事件としまして、この体制自体にやはりいろいろ……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1974/04/10、33期、公明党)

○近江委員 現行の原潜の監視体制というものは、昭和四十三年のエードメモワールから見まして、放射性物質を艦外に一切排出しないということを監視するという性格を持っておると思うのですが、そのように解釈してよいわけですね。岡野先生にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いままでよりは放出しない、その辺がちょっとどうもはっきりしないんですね。
【次の発言】 監視するということについては違いがないわけですね、それはどうなんですか。
【次の発言】 そうしますと、現体制の基本的な姿勢としまして、それはあくまでもわが国としては監視するという立場ですね。これは確認したいと思いますが……。

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1974/04/25、33期、公明党)

○近江委員 私は、先ほどの理事会におきまして、原研の職員の皆さんが要求しておりますベースアップの問題、あるいは家族手当の新設の問題、時間短縮あるいは定年延長等の種々の問題がある、こういう問題について、次の理事会でぜひ協議してもらいたいと申し上げたところ、各委員の皆さんの賛成を得まして、今後討議していくということになったわけでありますが、これは政府としても当然非常に重要な問題であります。先ほど石野委員からも指摘がありましたとおり、予算だけをつけて研究成果があがるものではないわけであります。また、これは原研だけの問題ではなく、各研究機関共通した問題であると私は思います。  そういうことで、科学技術……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1974/05/08、33期、公明党)

○近江委員 きょうは、参考人の先生方、御苦労さまでございます。  先ほどから、長官からもお話が何回も出ておったわけでございますが、私がこの委員会で、原子力潜水艦の放射能監視体制の問題で質問しておりましたときに、長官のああいう発言が飛び出したわけです。長官は丁寧過ぎるという訂正をされ、その後、政府側の岡野参考人ですか、この方も、ばか丁寧というのはちょっと言い過ぎだ、しかし、たしか丁寧過ぎるという感じではないか、というようなお話であったと思うのです。そこで、この丁寧過ぎるということは、考えてみますと、完全に網を張って一切のがれるところがない。しかも、過ぎるということばは、二重三重に網が張ってあると……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1974/05/15、33期、公明党)

○近江委員 日本非破壊検査株式会社が十八歳未満の少年五人を使いまして、これが被曝をした、たいへんな障害が起きた。さらにまた、四十六年に大阪で、またこういう事件が起きたということが明らかになっておるわけであります。それから、きょう、兵庫の労働基準局におきまして明らかになったことでありますが、放射性物質や放射線の操作を扱う全企業の従業員につきまして、昨年一年間の健康診断結果を調査をしておったわけですが、きょう現在で九十人に放射性被曝障害の疑いがあることがわかった。この県内の放射線の取り扱い業者は、工業用、非破壊検査用、医療用、合わせて五百三十社、従業員約三千三百人。労働基準局は、昨年一年間に、放射……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1974/05/22、33期、公明党)

○近江委員 長時間の審議で、関係者の皆さんにはたいへんお疲れかと思いますが、私が最後でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  私は、国会に席を占めさせていただきまして、この科学技術特別委員会に席を置かしていただきまして、一番最初に取り上げた問題が、食品添加物の問題でございます。この種の問題は、人の生命、健康に重大な影響を及ぼす、こういう立場から、私はそういう問題を取り上げてきたわけでございます。しかし、最近いろいろ心配な問題が出てきておるわけでございます。  そこで、まず初めに、私はAF2の問題をお聞きしたいと思うわけでございますが、御承知のように、AF2につきましては、一昨年の一……

第72回国会 商工委員会 第3号(1973/12/10、33期、公明党)

○近江委員 笠原さんが時間の関係でとおっしゃっておりますので先にお聞きしたいと思っておりますが、農林省が今年度の農業観測を発表したわけですが、これによりますと、農産物の生産者価格が一五%前後の高騰となるという見通しを書いておるわけです。いままたこういう石油危機が出てきておるわけですが、あなたとして、特にこの農産物の価格の問題につきましてどういう見通しを立てておられますか。
【次の発言】 特にこうした食糧の問題でありますので、これも非常に影響が大きいと思います。そういう点で、いま具体的なそこまでの試算ということができておられないようでありますけれども、われわれとしても、法案の問題につきましても、……

第72回国会 商工委員会 第4号(1973/12/11、33期、公明党)

○近江委員 水野参考人にお伺いしたいと思います。  このように石油危機というものが非常に大きな影響を与えてきておるわけでございますが、先ほど新エネルギーの話もあったわけです。いま一番現実の問題として原子力の問題があるわけですが、政府の計画では、昭和六十年に六千万キロワット、当初の計画では今年四十八年度は大体三百万キロワットぐらいの予定であったようでありますが、現実には百八十二万キロワット。この六千万キロワットをさらに伸ばして一億キロワットぐらいにしようじゃないかという話もあるように聞いておるわけです。しかし、いまのこういう開発の状況を見ておりまして、安全性を無視して開発ばかりを急いでおる、こう……

第72回国会 商工委員会 第5号(1973/12/12、33期、公明党)

○近江委員 石油需給適正化法ができるわけでございますが、今回のこの石油危機によりまして、国民生活に与えております影響というものは甚大なものがあるわけであります。今回のこの法律によってどういう効果が出るかということは非常に疑問な点もあるわけでございます。  そこで私は、この法案の中身に入る前に、最近のものすごいインフレ状態、さらに今回の石油危機ということでたいへんなショックを国民にいま与えております。そういう点におきましてこの法律ができますと、産業界は言うに及ばず国民一人一人におきましても、非常に協力を求めなければならぬことになるわけであります。そういう点におきまして、前提として今回の衆参におき……

第72回国会 商工委員会 第8号(1973/12/17、33期、公明党)

○近江委員 今回の石油危機の問題は国民生活に非常に大きな影響を与えてきておるわけであります。政府といたしましても、石油緊急対策といたしまして、第一次、さらに一月からは第二次を予定されておられるわけでありますが、この第一次のときに、民間に対する節約の要望なり、官庁自身が自粛をしていく問題であるとか、そうしたこまかな指示をされたわけであります。この節約キャンペーンを打ち出しておるわけでありますが、この官庁による自粛という点につきましてお聞きしたいと思うのであります。  この十一月十六日の閣議決定によりまして、その方針に従って今日まで、約一カ月ということになるわけですが、電力なり自動車用のガソリンで……

第72回国会 商工委員会 第17号(1974/03/15、33期、公明党)

○近江委員 石油製品の値上げが非常に追ってきておるわけであります。いよいよ大詰めの段階に来ておるわけでありますが、この値上げ問題につきまして、政府は、石油業界の昨年来の便乗あるいは先取り値上げによる過剰利益を吐き出させる、また今回の値上げ幅というものをできるだけ圧縮させるために行政指導によって適切な時期及び幅になるようにしたい、こういうことをずっと言っておられるわけであります。ところが、行政指導による石油製品の価格決定の介入をめぐりまして、行政指導の限界、その法律的な根拠、国民生活安定緊急措置法による標準価格との関係、独禁法との関係等、今日非常に論議を呼んでおるわけであります。この問題につきま……

第72回国会 商工委員会 第19号(1974/03/22、33期、公明党)

○近江委員 昨年からの経済環境というものが非常にきびしくなってきておるわけであります。御承知のように、金融の引き締めあるいはオイルショック、原材料の不足あるいは高騰、こういうようなことが中小企業にたいへんな影響を与えてきておるわけでありますが、こういう問題に対しましてどういう措置を今日までとってこられたか、いろいろこまかい点もあろうかと思いますが、簡潔にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 一時はオイルショック対策としまして、ドル対的な構想を持っておられたように私も聞いておったわけです。それで、その立法につきまして断念をされたのか、今後さらにお考えになっておられるのか、その辺の問題につ……

第72回国会 商工委員会 第24号(1974/04/03、33期、公明党)

○近江委員 私も、きょうは繊維に関係します諸問題それから法律の問題点について基本的な点を質問いたします。そして後日また残された問題について質問したい、このように考えております。  まず初めにお伺いしたいのは、特に昨年の後半から非常に不況になってきておるわけでありますが、金融の引き締めであるとか石油、電力の節減、原材料費の高騰、原材料不足問題等々があるわけでございますが、こういう問題が繊維産業としてどういうような事態になっておるか、これは政府としてどのように認識されておられるか。需要の問題在庫、工賃あるいは手形サイト、倒産等の状況等いろいろあろうかと思うのですが、政府が最も問題として把握されてお……

第72回国会 商工委員会 第27号(1974/04/10、33期、公明党)

○近江委員 まず初めにお聞きしたいことは、昭和四十年に計量行政審議会におきまして、消費者行政の強化拡充ということにつきましての答申が出されたわけでありますが、それ以来、政府として計量取引の推進についてどういう検討をなさってこられたか、これをひとつ簡潔にお伺いしたいと思います。  それから次に、今回の改正にあたりまして、計量販売の実態調査や、消費者小売り店等に対するアンケート調査その他の調査を行なっておられると思うのでありますが、その結果につきまして簡潔にお伺いしたいと思います。  以上、二点お願いします。
【次の発言】 計量の取引を普及させていくためには、販売業者に対して販売方法の合理化等につ……

第72回国会 商工委員会 第28号(1974/04/23、33期、公明党)

○近江委員 この間から国連資源総会が始まりまして、終了したわけでありますけれども、ここで問題になりました天然資源の恒久主権という問題があるわけであります。こういう問題をてことした南北の経済的な格差是正の問題ということが非常に大きく提案されたわけでありますが、今後先進諸国との共存共栄をはかっていかなきゃならぬわけでありますが、この資源の供給構造の根幹という問題につきまして、私は、資源保有国の主張というものにつきまして、やはり理解をすべきじゃないかと思うわけです。そこで、こういう問題につきましての政府の基本的な考え方をまず初めにお伺いしたいと思います。

第72回国会 商工委員会 第30号(1974/04/26、33期、公明党)

○近江委員 大臣がいま閣議に出ておりますので、質問の順序を変えまして、いま神崎委員からも電力問題について質疑があったわけですが、私も引き続いて電力問題についてお伺いしたいと思っております。  今回の値上げというものは六二%強、これはかつてない大幅値上げでありまして、家計あるいは中小企業にたいへんな直撃のいわゆる大幅値上げであります。電力会社は石油の値上げが原因であるというようなことをいろいろ言っておるわけでありますが、中身を見ておりますと問題点が非常にたくさんあるわけです。一つは、便乗値上げの疑いが非常に私は濃厚だと思うのです。たとえば北海道にしろ九州にしろ石炭が多いのですね。四国なんかは水力……

第72回国会 商工委員会 第33号(1974/05/10、33期、公明党)

○近江委員 通産大臣がまだお見えになっておられませんが、経企庁長官がお見えになっておられますので、質問を始めたいと思っております。  きょうは、まず初めに電力値上げの問題あるいは公共料金の引き上げの問題等につきましてお伺いしたいと思っております。  それで電力料金の改定の問題につきましては、先日各地におきまして公聴会が開かれたわけでありますが、この公聴会につきまして、きょうは公益事業部長も来られておりますので報告を聞きたいと思います。
【次の発言】 この公聴会のあり方の問題についてお聞きしたいと思うのですけれども、公述人の選定につきまして、これは一体どのようにされておられるのか、また募集方法に……

第72回国会 商工委員会 第36号(1974/05/17、33期、公明党)

○近江委員 電力値上げの問題でありますが、通産省は平均五六・七%前後に値上げ幅を固めたということが報道されておるわけであります。それで私思うのですが、この前の四国電力あるいは関西電力のときも、審査するにあたりまして三カ月はかかっているわけですね。本委員会におきましても、いわゆる審査をするにあたっては慎重審議をしなければいかぬというようなことで、これだけの期間がかかっているわけです。ところが、今回この値上げにつきましては、申請がたしかこの四月四日から始まったと思うのですが、十日ぐらいまでの間に九社が全部値上げ申請をした。わずか一カ月ちょっとで、これだけの、しかも九電力の経理に徹底的なメスを入れる……

第72回国会 商工委員会 第38号(1974/05/22、33期、公明党)

○近江委員 本委員会におきまして、電力の値上げ問題につきまして、何回も、私どもは国民生活を守る立場において政府に反省を迫ってまいりました。しかし、わずかな圧縮幅におきまして決定になったということはまことに遺憾なことであります。  その質疑のときに、私は、安定会議から七項目の提言というものが出された、それに対してどのように受けられるかということをお聞きをいたしました。この七項目については、政府としては全面的に受け入れ、今後その趣旨に沿っていきますという御答弁があったわけであります。そういうことで、それに関連をしまして、その七項目の中に保安の問題があったわけであります。保安の確保につとめるというこ……

第72回国会 商工委員会 第39号(1974/05/24、33期、公明党)

○近江委員 核燃料再処理工場の問題でありますが、これは非常に取り扱う放射性物資あるいはまたここから放出される放射性廃棄物の量は、普通の原発に比べますともう格段に多いわけであります。また、故障があった場合、これは修理が非常に困難である。しかも、大量の死の灰を貯蔵しておくことになるわけでありますし、そういう点におきましても、この危険というものが非常に大きいと思うのです。そういう安全対策が確立されずに、こういう不備のまま設置を進めておるという問題があるわけですが、こういう問題についてはどういう見解をお持ちでありますか。
【次の発言】 いわゆる死の灰の最終処理方法というものがこれまた世界的にも確立され……

第72回国会 商工委員会 第40号(1974/06/03、33期、公明党)

○近江委員 非常に限られた時間でございますので、何点かまとめて聞きますから、まとめて簡潔にひとつお答えいただきたいと思います。  まず最初に、製品の安全行政について聞きたいと思いますが、日常生活に使用される多種多様の製品の安全性確保に関する第一義的な責任は、国にあると考えるか、それとも製品のメーカー等の民間側にあると考えておられるか、この点についてはどう思うかという問題であります。  二番目に、今後消費者保護政策の推進をはかっていく中におきまして、工業品検査所の存在はどのように位置づけられ、拡充されていくのかという問題であります。特に他の国の検査機関や民間の機関との関係において、この工業品検査……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/02/02、33期、公明党)

○近江委員 まず、石油問題についてお伺いしたいと思っております。  この前、ヤマニ石油相、アブデッサラムOAPEC議長が来日をしたわけでございますが、その際、総理、また関係大臣がお会いになられておるわけでございます。三木副総理あるいは中曽根大臣も中東諸国を回っておられますし、そうした結果、今後の石油需給あるいは価格問題等についてどのように見通しをされておりますか。今後の石油の需給、価格問題についての見通しについてお伺いしたいと思います。総理にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 二月の十二日からワシントンで石油消費国会議があるわけでありまして、わが国としても参加されるわけでありますが、いかな……

第72回国会 予算委員会 第24号(1974/02/27、33期、公明党)

○近江委員 私は、さきの予算委員会総括質問におきまして、大企業のやみカルテルの実態をあげまして、そして政府、特に公取委員会に対しまして、法律の改正あるいは現行法における強化、取り締まりにつきまして聞いたわけであります。  そこで、きょうは参考人の皆さん方お見えになっていらっしゃるわけでございますが、この独禁法というものにつきまして、参考人の皆さん方に、どのように認識をなさっておられるか、このことにつきましてお伺いしたいと思います。  まず初めに、住友化学さん、そして三井東圧さん、そして鳥居会長、それから大昭和製紙ですね、簡潔にお答えください。

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1974/09/10、33期、公明党)

○近江委員 各委員からいろいろな質疑が行なわれたわけですが、私は初めにお伺いしたいのは、この事故が発生しまして、これは九月一日でありますが、きょうは十日、しかも担当の委員会でございますし、きょうの時点になってもまだその調査が進んでおらない。私は、この実験のときに当然専門官も乗せるべきでありますし、万一のことも考えてプラスチック板も乗せるとか、あらゆる万全のそういう体制をとり、しかも、そうした一貫した体制があるならば、当然きょうの委員会におきましても、この事故の原因というものについて報告がされると思うのです。それができないということ自体において、非常にそういう一貫したものがない、そういうことを露……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1974/10/15、33期、公明党)

○近江委員 初めに、委員長にちょっとお願いしておきますが、皆さん方の発言が非常に声が低いと思います。もっと語尾を明瞭に答弁いただきたいと思います。  初めにお伺いしたいことは、費用のことはあまり言いたくはありませんけれども、今日のインフレ下におきまして、老人施設等見てみますと、非常に満足な食事もできないようなきびしい状況でありますし、この原子力船においては、ばく大なわれわれの血税が使われておるわけであります。  それで、この原子力船自体の建造、またむつ港における施設、またこの協定書に伴う、いまだけでも十二億八百万というのが出ておるわけですね。それから第四次港湾整備、第五次の漁港整備あるいは海岸……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1974/10/22、33期、公明党)

○近江委員 今回の「むつ」の事故というものは、これは単なる「むつ」の問題ではなく、わが国の原子力行政全体に対する大きな問題を問われておるわけであります。  私が一番初めにお聞きしたいのは、これだけの、言うならば不祥事が起きたわけでございまして、この責任という問題であります。この前も、大臣も御承知のように、ことしの六月でありましたか、潜水艇「うずしお」の事故で二人の青年が死んだわけであります。そのときに設計をした緒明亮乍さんが自殺をなさっているわけですね。これは二人の前途ある青年をなくした、こういうことで責任を痛感されたわけでありますけれども、私どもも、おのれの職務に対するその責任のきびしさをほ……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1974/11/12、33期、公明党)

○近江委員 この柏崎の問題でありますが、私どもも一昨年末に調査団をつくりまして柏崎へ行ってまいりました。私自身も現地に行ったわけでございますが、ただいま御指摘がありましたように、私どもが一番心配するのは、やはりこの地質の問題です。  御承知のように、新潟の柏崎一帯は天然ガスをとっておるわけですね。そういう点においても、刻々とそういう地穀の変動というものがやはり来るのじゃないか。しかも、海岸線を見ても侵食されてきておる。やはり地盤沈下の問題が非常にある。こういうような非帯に不安な要素というものはたくさんあるわけであります。たとえば、同じマグニチュードの地震が起きたとしても、その地質によって影響と……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1974/12/02、33期、公明党)

○近江委員 私も、この柏崎の原発の問題の用地でございますが、この前も関連質問をいたしたわけでございます。いま地質上におきましても非常に大きな問題がある。しかも、その取得につきまして非常に大きな疑問がある。私もここに登記簿謄本をはじめ各種の資料を取りそろえておりますが、こういう形で取得された土地を東電が買収し、そこに日本でも有数の原発地帯ができるというこの問題でございます。  ここで、重なるようでございますが、この柏崎の東電の原発用地のうち、中央部の三十二筆、五十二町四反二畝二十九歩の土地につきまして、四十一年の七月の二十日に木村氏が旧地主から買い集めております。四十一年の九月の一日に木村氏が室……

第73回国会 商工委員会 第3号(1974/10/18、33期、公明党)

○近江委員 私は前国会、予算委員会におきまして、特にやみカルテルの横行しておる実態等を取り上げまして独禁法の強化、改正を訴えたわけでございますが、公取としては四十八年度におきまして六十六件勧告をなさっておられるわけです。昨年の九月からいわゆる狂乱物価ということになりまして、あの四月から九月までの時点におきまして二十三件勧告がなされておったと思うのですが、同じ時点をとらえまして、この九月の時点ではどのくらいの件数が勧告としてあがっておるわけでございますか、事務局でもけっこうですが。
【次の発言】 昨年の九月の時点で二十三件という点からいたしますと、むしろ昨年よりも上回っておる、こういう企業の姿が……

第74回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、公明党)

○近江委員 いま大臣の所信表明をお伺いしたわけでございます。長期にわたる問題、また足元の問題等の御表明があったわけでございますが、私は、きょうは、特に足元のそうした問題についてお伺いをしたいと思っております。  長官も御承知のように、三菱石油水島製油所が事故を起こしまして、いまや重油は紀伊水道まで漂ってきております。こういうことで水産物等に与える影響等を考えますと、その被害は非常に拡大してきておるわけであります。  科学技術庁におかれましても、いままで生物のエコロジーの問題であるとか、そういう点、あるいはまたライフサイエンス、こういう点におきまして特に力を入れていく、こういう一貫した姿勢をおと……

第74回国会 商工委員会 第2号(1974/12/24、33期、公明党)

○近江委員 福田長官が物特のほうに行かれます。そういうことで、先ほど理事諸君の了解を得まして、非常に短時間でございますが、行かれる前に御質問したいと思います。時間がございませんので、簡潔に、また誠意をもってお答えいただきたいと思います。  長官は、公共料金の値上げ抑制をあくまで強く主張しておられるということにつきまして、非常に頼もしく思っておるわけでございます。先ほどの所信表明におきましても、今後政府が態度で示していく、あるいは非常の時期であるがゆえに非常の考え方をとる、また公共料金の引き上げ等で刺激が起こらないようにしたいというような非常な意欲的な御発言もあったわけでございます。現在値上げが……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1975/03/20、33期、公明党)

○近江委員 いま、NPTの問題につきまして、自民党内ではかんかんがくがくの論議が行われておるようでございます。この条約につきましては、いわゆる核軍縮の問題であるとか、安全保障の問題であるとか、あるいは査察の不平等の問題であるとか、確かにいろいろな問題があったわけであります。  それで今回、いわゆるIAEAとの間におきまして、このNPTの第三条に基づく保障措置協定に関する第五次予備交渉、この結果は、いわゆるNPT下における保障措置のわが国への適用というものが、他の締結国に比して実質的に不利にならない、いわゆるその平等性は確保できた、このように政府は評価されておるように私は思うわけですが、この条約……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1975/03/26、33期、公明党)

○近江委員 原子力問題につきましては、「むつ」の事故が象徴的な事件として非常に大きな問題になったわけでございますが、根本的に、わが国の原子力行政をどのようにやっていくかということが問われておるわけであります。  そういう中で、かなめとなる原子力委員の間で次々と辞退が続いておる。稲葉委員が辞意表明をされておるということを聞いておるわけですが、事実であるのかどうか、またそのいきさつ、あるいは原子力委員会としてはどういう受けとめ方をなさっておられるのか、こういう問題についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 正式に辞表なり何なりは受け取っておられないわけですね。確認しておきます。

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1975/05/22、33期、公明党)

○近江委員 まず、初めに「むつ」問題でお聞きしたいと思います。  長官も、新しくなられまして非常に苦しんでおられることもわかるわけでありますが、現実にこのように鈴木さんとの間に協定を交わされまして、これは政府の約束でございますし、長官は政府の、言うならば当事者として最高責任者であります。そういう点におきまして、現実に四月中旬ということが、これだけずれ込んでおるわけです。  ところが、先ほどからの答弁を聞いておりまして、これだけおくれたということについて、申しわけなかったとか、率直なそういう気持ちというものが出てないわけですね。ですから、私はまず初めに、こういうずれ込んだということについての率直……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1975/05/29、33期、公明党)

○近江委員 原子炉の事故が非帯にいろいろと起きておるわけでありますが、敦賀発電所の一号機、それと東京電力福島第一原子力発電所一号機、この沸騰水型原子炉の配管異常が見つかり、溶接がひび割れしておるという、これについて簡単に報告を聞きたいと思うのです。
【次の発言】 両原子炉のこうした異常というものは、ことしの一月末、米国のドレスデン二号機で、同じようにこの炉心スプレー糸配管に異常が発見された、こういうことから点検を命じて発見されたわけですね。しかも、御承知のように、これは緊急冷却装置になっておるわけでありまして、従来からも、こうした緊急の場合に作動しないとかいろいろな問題が出ておるわけですが、こ……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1975/06/05、33期、公明党)

○近江委員 きょうは、何点かの問題についてお伺いいたしたいと思っておりますが、まず初めに、四国電力の伊方訴訟の問題についてお伺いしたいと思っております。  五月の二十六日に松山地裁の方から国に対しまして、安全審査資料の提出をするように、こうした命令が下ったわけであります。この件につきまして五月の二十九日、本科学技術特別委員会におきまして私はこの問題を取り上げ、国として書類は全部出すように要求しました。しかし、科学技術庁としては全部は出せないけれども、どれを出せるかということを検討したい、そういう答弁があったわけであります。そして翌日の五月三十日に二号炉の設置申請書が四国電力より原子力委員会に提……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1975/06/11、33期、公明党)

○近江委員 井上さんにお伺いしたいと思います。  今後はやはり原子力に依存せざるを得ない、エネルギーの将来というものについてそうしたお話があったわけです。それで昭和五十五年に三千二百万、六十年に六千万キロワット、実際には時間的に無理があるだろう、中間はおくれるであろう、しかし、昭和六十年六千万キロワットというものは、原子力委員会としては変わっていないということをおっしゃったわけでありますが、この中間、昭和五十五年のおくれることは、これはもうだれしもそういう感じで見ておると思いますが、昭和六十年六千万キロワット、これをいわゆる数値を置いておかれる理由ですね、またこういう数値を置いておかれるという……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1975/06/18、33期、公明党)

○近江委員 まず、石原さんにお伺いしたいと思いますが、この放射線漏れの問題でございますが、いわゆるJRR4を利用して実験が行われた、そのときストリーミングが計測された、しかし熱中性子としてとらえた、そこに大きな間違いがあったというふうにおっしゃっているのですが、三菱さんともあろうところが、当然高速中性子が伴うということはその時点でわからなかったのか、私は非常に疑問に思うのですが、その点、どうなんですか。
【次の発言】 この問題につきまして、当然科学技術庁も原子力委員会も事業団も同じ報告を受けておられると思いますし、また、このウエスチングハウスとのチェック・アンド・レビューの問題にしましても、や……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1975/06/19、33期、公明党)

○近江委員 昨日の参考人の質疑の際、いわゆる事業団と三菱とのそうした契約の資料の提出につきまして各委員から出まして、重複してはと思いまして私は要求しなかったわけですが、いまやっと手に入ったわけですが、ほかの委員は入ってないわけですね。したがって、当委員会において資料提出を求めた際、それは何も要求した委員だけではなく、本委員には全員に今後配付するように、ひとつ委員長の方からその旨はよく政府を指導していただきたい。この点を先に申し上げておきます。
【次の発言】 昨日、佐世保の市長が「むつ」の修理港を受けるという意向を示したということが一斉に報道されているわけです。先ほどの質問に対であるわけです。 ……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1975/06/25、33期、公明党)

○近江委員 関西電力が、今度京都の久美浜町の蒲井地区の方で発電所建設のための事前環境調査を実施したいので、協力してもらいたいと文書で要請したということが明らかになったという問題でございますが、この点について科学技術庁は御存じでございますか。
【次の発言】 きょうは通産省も来ておられるわけでございますが、まず電調審にそうした計画を会社から出す、それから科学技術庁の方にも回ってくる、こういうことになっておるわけですが、いつも問題になるのは、事前においてそうした問題をチェックできないかということなんですね。結局、公聴会をやり、住民とのそうした対話のルール等については政府もいろいろ考えておられるわけで……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1975/08/11、33期、公明党)

○近江委員 まず佐世保の問題について長官にお伺いしたいと思いますが、記者会見のときにおきまして多少の誤解があった、そういう点についてはおわびをするという趣旨の御答弁があったわけでございますが、政府としては佐世保はいわゆる修理点検港として、第一候補としてお考えになっておられるわけですか。
【次の発言】 そうすると、佐世保の市長の方からそういうお話しがあって、政府としてはいわゆる現時点においては佐世保以外に考えられない、こういうことですか。そういう長官の言葉からいきますと、ありがたい言葉はほかにはないけれども、ほかにも第二、第三そうした地点は考えておる。であるならば、その第二、第三は候補地としてど……

第75回国会 商工委員会 第1号(1975/02/12、33期、公明党)

○近江委員 この独占禁止法の改正問題は、本国会におきましても、非常に大きな焦点になっておるわけでございます。私も昨年の予算委員会におきまして、やみカルテルの横行の実態を挙げ、独占禁止法の強化、改正を強く要望したわけでございます。そのときにも、総理あるいはまた公正取引委員長から強化、改正をするというお約束をしていただきました。いまそういう日程に上ってきておるわけでございます。その後政府としましては、独占禁止法改正問題懇談会をつくりまして最終的な意見の聴取を終えて、政府は今月の二十五日を目標に改正案骨子をまとめる方針であるということをお聞きしておるわけであります。  ところが、産業界及び自民党は、……

第75回国会 商工委員会 第5号(1975/02/25、33期、公明党)

○近江委員 きょうは限られた時間でございます。そういうことで何点かお聞きしたいと思っておりますが、その中でも、きょうは独禁法の問題を初めに聞きたいと思うわけでございます。きょうは公正取引委員長が診察のため午前中はどうしてもということで御出席ができない、こういうことで非常に残念でございますが、植木総務長官も来ていただいておりますので、植木さんに主としてお聞きしたい、このように思っております。  まず初めにお伺いしたいと思いますのは、いわゆる独禁法改正の政府案の骨子の発表の問題でございますが、当初二十五日ごろを目標に骨子を発表したい、こういうようなことであったわけです。ところが、いまだに出ておりま……

第75回国会 商工委員会 第6号(1975/02/28、33期、公明党)

○近江委員 福田長官が遅れておられるわけですが、そういうことで、まず通産大臣に初めにお伺いしておきたいと思います。  通産大臣は、総理府総務長官とお会いになって、いわゆる最後の詰めをなさったわけでありまして、これが一応物別れになったということでございますが、まず私、確認をしておきたいと思うのですが、通産大臣は、政府案骨子は公取委員会が現行独禁法に加えて新たに産業政策に介入してくるという面がわかった、このようにお述べになり、構造規制としての営業の一部譲渡でも、また主務大臣と協議するとしても、公取委員会の産業政策への介入であり、株式保有制限も産業政策への介入である、このようにお述べになったというこ……

第75回国会 商工委員会 第8号(1975/03/14、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に限られた時間でございますので、何点かその中でお伺いしたいと思っております。  独禁法の改正問題につきましては、三月五日に政府素案が決定されまして、現在自民党との調整作業が続けられておるわけでございますが、その中におきまして種々の議論が提起されておるということをお聞きしておるわけでございます。この結果、政府案の提出は、当初言われておりました三月中旬――この前の委員会で総務長官に私質問いたしまして、下旬にずれ込むかもわからない、しかしいずれにしても中旬から下旬にかけて提出をしたいということはお約束になったわけでございますが、しかしいまのそういう自民党との折衝を見ております……

第75回国会 商工委員会 第10号(1975/03/25、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、石油をめぐります国際情勢につきましてお伺いしたいと思います。  最近、石油をめぐる国際情勢というものは、新しい秩序を求めて激しく揺れ動いておるわけであります。去る二月三日、キッシンジャー米国務長官は、IEAに対しまして輸入石油の最低価格設定というものを提案したわけであります。これをめぐりましてIEAの理事会が二月、三月と開かれたようでございますが、結局は合意に達しなかった、見送られたということを聞いておるわけであります。  そこで、いわゆる米国の真意、また各国の反応、わが国の基本的な考え方、今後の見通し等につきましてお伺いしたいと思うのです。これはひとつ長官と大臣からお……

第75回国会 商工委員会 第12号(1975/03/28、33期、公明党)

○近江委員 大陸だな等の周辺海域の開発につきましてお伺いしたいと思っておりますが、わが国が周辺大陸だなの開発を促進することは、最も確実な安定供給源を持つことになるわけでありまして、これは非常に重要な課題であろうかと思います。今回の法改正で、領海内の探鉱事業に対しても公団から投融資できることになるわけでありますが、現在の領海三海里以内で、また今後領海が十二海里となった場合に、それぞれの探鉱事業の現状と探鉱事業を実施すべき有望床の賦存状況につきましてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 領海内の鉱区の設定状況及び各社の探鉱事業計画をどのように把握されておりますか。

第75回国会 商工委員会 第13号(1975/04/15、33期、公明党)

○近江委員 この中小企業の近代化施策のあり方の問題でございますが、中小企業を取り巻く経済環境というものは、三十年代の当時と比べますと、非常に複雑化しておる、困難なものになってきておるわけであります。  そこで、この近代化につきましても、これら時代の要請にこたえるものでなければならないと思うわけでございますが、今回のこの改正というものは、的確にそういう時代の要請というものを取り上げておられるのかどうか、要請にこたえるものと言えるものかどうか、その点につきまして長官からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この現行のいわゆる近促法につきまして、政府としてはどのように評価なさっておるかという問題で……

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/05/23、33期、公明党)

○近江委員 経企庁長官がまだお見えになっておりませんので、通産大臣と共通の問題はお見えになってから後に回したいと思います。  まず初めに、通産大臣にお伺いしたいと思いますが、インドシナ半島におきます戦火の終息に伴いまして、わが国のアジア外交の展開につきまして各国の関心が集まっておるわけであります。いままでいろいろな形でこの経済協力というものが行われてきたわけでございますが、政府としては今後の経済協力政策をどのように展開をなさっていかれるか、基本的なお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 従来わが国がとってまいりましたこうした経済協力というものは、いろいろな形で批判があったように私は思う……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/05/28、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に時間も制約されておるわけでありますが、何項目かにつきまして質問したいと思います。  今回の改正案は、化学物質、医薬、飲食物等の発明に対して特許を与える、いわゆる物質特許制度の採用を第一の柱としておるわけですが、この制度のメリット及びデメリットにつきまして、特にメリットがデメリットを上回る根拠につきまして詳細に説明をしてもらいたいと思うのです。  あわせまして、この制度につきまして関係業界、なかんずく中小企業の側から反対意見というものは出なかったかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この物質特許の制度をとるためには、根本的にわが国の産業技術とい……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/03、33期、公明党)

○近江委員 きょうは与えられております時間もきわめて短いわけでございます。そういうことで、何点かの問題点にしぼりまして、お伺いをいたしたい、このように思います。  まず、具体的な項目に入る前に、総務長官にお伺いしたいと思うのですが、総務長官は、この委員会で審議し、明らかに修正をする部分がある場合、これに応ずる意思があるかどうか、まず初めにお伺いしたいと思っております。
【次の発言】 明らかに修正をしなければならない部分があった場合に、修正に応ぜられる気持ちがあるかどうかということをお伺いしておるわけであります。
【次の発言】 この二月三日の予算委員会におきまして、わが党の正木政審会長が三木総理……

第75回国会 商工委員会 第21号(1975/06/04、33期、公明党)

○近江委員 私は、きのう課徴金を初め数点につきましてお伺いしたわけでございますが、政府案の課徴金でありますと、いわゆるやり得をなくすということにはならない、こういうことを私は計算で出しました数値を挙げまして指摘したわけでございますが、諸外国の例を見ますと、西ドイツの競争制限禁止法におきましては、課徴金について十万マルクまたは超過利得額の三倍以下の額のいずれか大きい方という過料の規定を採用しておるわけでございます。したがいまして、カルテルは損であるという風潮が一般化しておるわけであります。政府としてこういうような西ドイツ方式の効果についてどういうように評価しておられるか、また政府が西ドイツ並みに……

第75回国会 商工委員会 第22号(1975/06/06、33期、公明党)

○近江委員 福田長官にまずお伺いしたいと思いますが、公定歩合が〇・五%いよいよあすから引き下げになるということも聞いておるわけでありますが、この〇・五%引き下げという意味、これがまず第一点です。  それから、物価の問題から見てまいりますと、四月には二・二%、五月には一%、こうした依然として根強い上昇傾向があるわけであります。政府の公約としましては、一けたに抑えるということは何回も明言されておられるわけであります。春闘におきましても一五%以下に抑えられておりますし、こういう中で果たして政府の公約どおり一けたに本当に抑え込んでいくことのできるそういう自信を持っておられるのか。また、自信を持っておら……

第75回国会 商工委員会 第23号(1975/06/13、33期、公明党)

○近江委員 きょうは限られた時間であります。私は、その中で三点質問をしたいと思います。限られた時間でございますので、関係者は簡潔にひとつ御答弁をいただきたいと思います。  この前の委員会でも、私は鋼材引き上げ等のそうした企業の価格引き上げの問題を聞いたわけであります。御承知のように、今年の春闘におきます賃金引き上げは二二、四%と非常に低い額で抑えられておるわけでございます。そういう中で四月は二・二、五月は一%、こうした消費者物価が高騰してきておる。この席におきまして福田経企庁長官は、一番いま心配なのは、いわゆる企業製品の価格引き上げである、こういうことをおっしゃっておるわけでございます。ところ……

第75回国会 商工委員会 第24号(1975/06/17、33期、公明党)

○近江委員 まず第一点、お伺いしたいと思いますのは、商品取引所制度がわが国経済の中で果たしてきた役割りについて簡潔にお答えいただきたい。  それから、今後高度成長から低成長経済に移行することになろうと思うのでありますが、そういう中におきまして本制度がどういうような役割りを果たすことになるのか。  以上二点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いままで果たしてきた役割りにつきまして御答弁あったわけですが、商品の公正価格の形成あるいは価格の平準化、価格変動に対する保険、ヘッジ、そうした機能があるというようなお話であったわけですが、しかしながら、たとえば毛糸相場等を見ますと、年に六十回ある……

第75回国会 商工委員会 第26号(1975/06/20、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に時間が限られておりますので、ポイントをひとつ簡潔に御答弁いただきたいと思います。  一つは、金融関係の問題でございますが、やはりこの不況の中で中小企業は非常に苦しんでおるわけであります。政府としても努力はされておるわけですが、その一環として、民間に対して中小企業救済特別融資制度というものをさせるようにしておられるわけですが、これは政府系と同じ金利でございますが、この問題につきまして今後どれだけ実施されるか、この点について長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この政府系の資金につきましては、今年度は二兆四千億ということを聞いておるわけでございますが、四半期に分け……

第75回国会 商工委員会 第27号(1975/06/24、33期、公明党)

○近江委員 総務長官にお伺いしたいと思いますが、私たちの党は、この独自の改正案を国会に提出をいたしました。また、過日は書記長、幹事長会談におきまして、この修正案に対するいわゆる骨子、要綱というものを発表いたしたわけでございます。そして昨日、この五党が修正項目につきまして一致をいたしたわけでございます。そういうことで衆議院の通過はほぼ確実になったわけでございますが、まだ参議院の段階もございますし、総務長官は今国会成立に対してどういうような決意をお持ちになっているか、こうした状況を踏んまえて改めてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この四項目の修正でございますが、この課徴金の製造業の基準率を四……

第75回国会 商工委員会 第29号(1975/06/27、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、中小企業の問題をちょっと聞きたいと思います。  具体例をちょっと出したいと思うのですが、この不況下におきます中小企業の状況というものはきわめて重大な局面を迎えておると私は思います。そこで、いろいろ言われておるわけですが、最近のこうした中小企業の倒産の状況、こうしたものについては、倒産原因等については、分析も政府においてはいろいろやっておられると思いますが、この中小企業の実態につきまして、中小企業庁初め通産行政がどのように対処しておるか、またその責任をどう考えておるか、根本的な態度において欠けておるものがある、私はこのように思うわけであります。  そこで、私は、この通産行……

第75回国会 商工委員会 第31号(1975/07/02、33期、公明党)

○近江委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております石油備蓄法案につき、反対の討論を行います。  反対の理由は、国民が石油の備蓄に対して強い不安を持っていることであります。それは石油の備蓄に伴って不測の災害を引き起こすことに対する不安であります。  石油が備蓄される場所につきましては、石油備蓄に直接関連する保安問題のみならず、付属設備並びにそれに連係する石油精製、送油施設、石油化学工業の立地等の問題がきわめて重要であります。しかるに、災害の発生、環境破壊を防止すべき基本的要件である環境影響事前評価すなわちアセスメントについては、その審査手続、ルールなどにつきましていまだ模索……

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/02/20、33期、公明党)

○近江委員 昨年からの不況、そしてインフレの中で、中小企業また国民生活は、激浪の中で大変な厳しい状態に入っておるわけでございます。特に、最近の倒産件数等を見てまいりますと、戦後最高の記録を更新いたしておるわけでございます。特に中小企業の下請関係の場合を見てまいりますと、非常な発注の削減、そういうことによりまして、実質上もう仕事がないというような状態にもなってきておりますし、あるいはまた支払い条件等におきましても、非常に厳しい状態が起きておるわけでございます。そういう点におきまして、きょうは参考人の皆さん方に来ていただいておるわけでございますが、まず最初に中村さんから、最近のそうした下請中小企業……

第76回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1975/11/12、33期、公明党)

○近江委員 きょうは、非常に限られた時間でございますが、数点お伺いしたいと思います。  あしたは動燃問題にしぼりまして質問する予定になっております。詳しいことはあしたさらに質問したいと思いますが、この動燃におきましてプルトニウム測定中に作業員が事故を起こした。こういうことが発生しておるわけですが、科学技術庁の方から報告を聞きたいと思います。
【次の発言】 こうした事故につきましては、いわゆるこの作業の内容をよく教え、さらにどれだけそれに対して熟練していくか、こうした非常に基本的なことなんですね。こういうことによって事故が起きておる。これは管理が行き届いていない一つの証拠じゃないかと私は思います……

第76回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1975/11/13、33期、公明党)

○近江委員 今日、再処理工場の建設という問題は、莫大な国費を使っておりますし、国民の関心も非常に高いわけであります。いままで、原子力行政の問題というものは、非常に数多くの事故が発生もいたしておりましたし、特に象徴的な「むつ」の件を見てまいりますと、非常に残念な姿であるわけであります。現在、「むつ」にいたしましても母港から追い立てを食いながら修理する場所すらない。また修理するにいたしましても、あと何年かかるかわからない。この間に投じたわれわれの国費また優秀な人材、こうした非常にむだなように思うわけであります。そういうことで、この再処理工場の問題にしても、「むつ」のようなそういう無惨な姿にはさせた……

第76回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1975/11/19、33期、公明党)

○近江委員 きょうは宇宙開発の問題とその他数点お聞きしたいと思います。  まずお聞きしたいのは、Nロケット計画が五年間おくれたわけでございますが、その理由につきまして、要点をひとつ簡潔にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま局長御答弁になったわけでございますが、一つは計画の見直しという問題ですが、見直しということは、非常に言葉はいいわけですが、結局、この宇宙開発委員会の計画のおくれといいますか、そういうことが非常に大きなマイナスになって、五年間のおくれというものが出てきた、このように思うわけです。  それから、技術導入の問題でございますが、アメリカからの技術導入の点については、いわゆる困……

第76回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1975/12/17、33期、公明党)

○近江委員 初めに、動燃の再処理工場の問題についてお伺いしたいと思います。  十二月の十三日、十四日にウラン溶液の漏れた事故がまた発生しておるわけであります。まず、この事故の起きた原因につきましてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この事件を見ますと、いわゆる硝酸ウラン溶液というのは、一リットル中約千グラムのウランを含んでおる。非常に濃度が高いわけですね。この配管は常時百二十度ぐらいに温めておかなければならない。しかし、バルブであるとかフランジなどの付近は非常にその点保温がむずかしいという点もあるわけですが、こういうことは当初からわかっているわけですよ。わかっていることを、二日も続けてこう……

第76回国会 商工委員会 第1号(1975/11/11、33期、公明党)

○近江委員 きょうは久しぶりの委員会でございまして、お聞きしたいことが非常にたくさんあるわけですが、限られた時間でございますので、何点かの問題についてお伺いしたいと思います。  まず、独占禁止法改正案の再提出の問題でございますが、いままで衆参本会議におきまして総理がいろいろ答弁なさっているわけでございますが、その中でこういうこともおっしゃっているのですね。参議院の審議に相当の曲折が予想され、他の案件審議に支障を来すので、自民党で再調整中、あるいは自民党の再調整がつくなら国会に提出する、あるいはいきなり再提出して緊急案件の審議に支障があってはならないと思うので、自民党内で再調整しておる、その結果……

第76回国会 商工委員会 第2号(1975/11/12、33期、公明党)

○近江委員 最近の通産省の行政指導というものは、各方面で非常にいろいろな批判を浴びておるわけであります。小松次官が、今後の景気対策との関連に触れまして、一連の行政介入は本来好ましくはないが、不況の実態から見てやむを得ない、あるいは現在の景気対策の補完策の検討と同時に、行政介入は問題があっても続けていく、こういうふうにおっしゃっておるわけですが、これに対しまして、公取委員会や学識経験者の間におきましては、価格つり上げのための行政介入は行き過ぎである、こうした非常に強い批判があるわけであります。通産大臣として、あなたはどのように思われますか。

第76回国会 商工委員会 第4号(1975/11/19、33期、公明党)

○近江委員 今回のこの法案が出されましたその背景としまして、第四次不況対策の一環として、現行の百五十万から二百五十万に引き上げるということにしておられるわけであります。そこで、この特別小口保険の対策企業者であるそうした小企業者の資金需要の実態というものにつきまして、中小企業庁としてはどのように把握をし、受けとめておられるか、まず長官からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま長官もおっしゃったように、今後資金需要はさらに増大してくる、しかも公債発行等のそうした条件もありまして、どうしてもこうした政府系あるいは保証協会、こうしたところに来るということが予想されるわけです。いままで相当この不況……

第76回国会 商工委員会 第5号(1975/12/05、33期、公明党)

○近江委員 高度成長から低成長に入ってまいりまして、経済計画というものも当然見直しをしなければならないわけであります。今年末までに新経済計画を出すということをおっしゃっておられたわけですが、長官は間違いなくお出しになるかどうか、またさらに、その基本的な考え方につきまして簡潔にお話しをいただきたいと思うわけです。
【次の発言】 五十一年度からいわゆる長期計画に従って経済運営を進めていかれるわけでございます。来年度予算は年内編成をするということもおっしゃうておるわけですが、これも間違いなく副総理として年内に編成されるかどうか。そうなってまいりますと、当然大蔵省を中心に各省も予算編成というものはもう……

第76回国会 商工委員会 第8号(1975/12/12、33期、公明党)

○近江委員 まず稲田長官にお伺いしたいと思います。  この間の委員会におきまして、いわゆる私鉄料金の値上げ問題につきまして、何とかもう一度閣議にかけて十三日からの値上げを食いとめることはできないかということを申し上げたわけですが、長官としては一応予定どおりさせてもらう、こういうことで、いよいよあすから値上げになるわけであります。平均二四・六%と、こういう不況、またインフレという中で、これは特に勤労者にとりまして大きな打撃になっておるわけでございます。そういうことで、あすからいよいよ上がることになったわけですが、私たちとしましては、国民生活に及ぼす影響を考えて非常に強い反対をし、長官にも再考をお……

第76回国会 商工委員会 第9号(1975/12/17、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に限られた時間で質問するわけですが、まず初めに、福田長官にお伺いしたいと思うわけです。  GNPの発表があったわけですが、二期連続プラス、七―九におきましては前月比一%増、こういう発表があったわけでございます。中身を見てみますと、非常に在庫増というものが反映をしておる。在庫が増加することによって、その拡大によってGNPを押し上げておる。こういう点からいきますと、経済の実勢の冷え込みという事実から見て、どうも理解がしがたいわけです。今回のこの数値を見ましても、これによりましてざっと〇・七在庫増によって押し上げておるということになっておるわけですが、そういう点におきましてG……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第14号(1976/07/08、33期、公明党)

○近江委員 昨日の藤原、またきょうの若狭、逮捕が続いておるわけでございますが、若狭の逮捕につきましては、国会におきます偽証あるいは外為法の違反、こうした容疑で逮捕されておるわけでございます。そこで、二月十六日の若狭証言におきましては、私は児玉の顔を見たことも、電話で声を聞いたこともない、このように証言しておるわけですが、若狭は、この東京近郊のゴルフ場であるとか赤坂の料亭で、たびたび児玉と接触していた、そういう事実が一部報道もされておるわけでございますが、捜査当局としてつかんでおられるのか。また、この事実も今回の若狭偽証逮捕の一因となったものであるのかどうか、この点についてお伺いしたいと思います……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第17号(1976/07/22、33期、公明党)

○近江委員 ジェット機騒音迷惑料、このように言われておりますが、特別着陸料の問題についてお伺いしたいと思います。  この特別着陸料につきましては、空港管理規則第十一条に基づく運輸大臣の設置、管理する公共用飛行場使用料に関する告示に基づきまして昭和五十年の九月一日から航空機騒音対策の財源措置としてジェット機の着陸一回ごとに使用者から国が徴収をしておるわけでございますが、この概要につきまして説明をいただきたいと思います。時間の関係がありますから、要点をひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 運輸省といたしまして、この特別着陸料の考え方につきましていままで基本的な文書を作成されたことはありませ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第19号(1976/07/29、33期、公明党)

○近江委員 けさの報道によりますと、日本に渡りました米資料におきまして、自民党の幹事長の中曽根氏、また橋本登美三郎氏、二階堂進氏、佐藤孝行氏の名前が挙げられておる、こういう報道がされているわけです。先ほど刑事局長は、こうした新聞報道につきまして、情報については関心を持っている、こういうお話でございましたが、報道されなくても関心をお持ちであったのではないでしょうか。
【次の発言】 今回のこの報道につきましては、非常に強い関心をお持ちですか。
【次の発言】 昨日、総理は、三木内閣の閣僚からもしも逮捕者が出たら良心に従って処置するというような趣旨の答弁をされたわけでございますが、法務大臣は、もしも三……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1976/05/12、33期、公明党)

○近江委員 初めに「むつ」問題についてちょっとお伺いしたいと思いますが、政府としましては、佐世保を修理港といたしまして正式要請をされたわけであります。その後、連絡事務所の設置であるとか、政府関係者が現地に乗り込んでおられるわけでございますが、現地におきましても非常に反対運動が高まってきております。こういう中におきまして、反対の輪というものがますます広がっておりますし、また声も高まってきておる、こういうふうにわれわれは見ておるわけでございますが、そうした反対の声も輪も拡大していく中で、政府といたしましては、あくまでもこの佐世保を修理港として要請をしていくお考えであるかどうか、その基本的な考え方、……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1976/05/19、33期、公明党)

○近江委員 きょうは参考人の皆さん方、非常に長時間まことに御苦労さまでございます。あと、私と民社党で終わりでございますので、もうしばらくがんばっていただきたいと思います。  先ほど、皆さん方をお招きするに当たりまして、お話があったわけでございますが、いままで国会におきまして、各委員会で参考人をお呼びいたしますが、このように八人の方をお呼びするということは、きわめてまれなことなんですね。大体は四、五人というところが多いのです。そういうことで、理事会等をしまして、非常に数が多い、時間のかげん、いろいろな話があったことは確かです。しかし、最終、全理事が喜んで八名の皆様方を参考人としてお招きをすると、……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1976/05/20、33期、公明党)

○近江委員 電気事業連合会、これは中部電力の社長が会長でございますが、この十九日に社長会をやりまして、核燃料サイクルに対する電力業界の考え方と基本方針を了承したということが伝えられておるわけでございます。この中で、ウラン精鉱、濃縮、再処理を民間の担当する分野として挙げておりまして、プルトニウムの保安体制、廃棄物の処理、処分は国の責任で行うということを決めておるわけです。これに対して、科学技術庁としてはどういう見解をお持ちですか。
【次の発言】 そうした常に懇談会待ちというようなことになるわけですが、政府自身としてはどういう主体的な考えを持っているのですか。

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1976/05/24、33期、公明党)

○近江委員 日本原子力船開発事業団法は時限立法であり、附則二条に「この法律は、昭和五十一年三月三十一日までに廃止するものとする。」とある。われわれは本法律は明らかに去る四月一日以降失効したものと考えます。よって、政府の解釈には強い疑義を持つものであります。  原子力船「むつ」は、昭和四十九年九月一日、放射線漏れを起こし、母港に帰れないまま五十日間太平洋上を漂流するという事故を起こしたわけですが、その原因は全くの偶然ではなく、起こるべくして起こったことがその後の調査結果で明らかになっているのであります。  先日の当委員会に参考人として出席した山川新二郎長崎造船大学教授も、原子炉を陸上実験でテスト……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1976/06/10、33期、公明党)

○近江委員 科学技術庁が先月の十九日で満二十周年を迎えたわけでございます。長官は初代の原子力局長ということもお聞きしております。現在、長官として文字どおり二十年間ともに歩んでこられた。そういう一つの歴史があるわけでございますが、正直に申し上げまして、非常に数多くの問題がいま山積いたしております。長官といたしまして、この二十年の今日、科学技術庁が歩んでまいりましたこの道を反省されて、どういう点を特に深く反省されているか、この点について、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 特に原子力問題におきます所感を非常にお述べになったように思うわけでございますが、科学技術行政というのは原子力だけじゃな……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1976/07/06、33期、公明党)

○近江委員 私は、きょうは限られた時間でございますので、主に二点についてお伺いしたいと思います。  一つは公聴会の問題であります。一つは「むつ」のいわゆる遮蔽改修の計画並びに実験につきまして非常に大きな疑惑点があります。こうした二つの問題につきまして主として御質問したい、このように考えております。  まず第一点の公聴会の問題でございますが、福島に続きまして新潟の公聴会につきまして地元県知事が断った、こういうようなことで新しい段階に立ち至ったわけでありますが、この問題につきまして、まず総括的に御報告をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 地元に非常に反対の声が強くて不測の事態を恐れた、こういう……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1976/08/25、33期、公明党)

○近江委員 私は、きょうは、主といたしまして地震の問題、時間がありましたら原子力の問題を質問したいと思っております。  きょうは、関係各省来ていただいておるわけでありますが、御承知のように、ことしに入りまして世界各地で地震が続発しております。主なものを拾ってみましても、二月のグアテマラ地震、これはマグニチュード七・五、死者二万二千人。五月には北イタリアの方で起きまして、マグニチュード六・五、死者九百人。同じく五月にソ連のウズベク地震におきましては、マグニチュード七・二。中国の雲南省地震、マグニチュード六・九、二回。それから、六月に入りまして西イリアン地震、マグニチュード七・一、死者三百五十人。……

第77回国会 商工委員会 第5号(1976/04/23、33期、公明党)

○近江委員 いよいよ今国会も残り一月と迫ってきたわけでございます。三木内閣は、かねて社会的な不公正を是正する、こういう中で、独占禁止法につきましては三木内閣誕生以来最大の公約といたしまして、目玉として今日まで掲げてこられたわけでございます。前々国会におきましては、衆議院におきまして五党修正一致いたしたわけでございますが、参議院で流れたわけであります。先国会におきましては、出す出すとおっしゃりながら、今国会に出したい、こういうことでいままで待ったわけでございまして、いよいよ今国会も残りあと一月、このように迫ってきたわけでございます。  現在、自民党さんの方ではいろいろと検討され、総務会も通過した……

第77回国会 商工委員会 第7号(1976/04/28、33期、公明党)

○近江委員 この五月五日からナイロビにおきましてUNCTADの第四回総会が開催される予定ということを聞いておるわけでございますが、今回の総会におきましては、かねてから懸案になっております一次産品対策につきまして何らかの具体的な方針が決定されるのではないか、このように思うわけでございます。  そこで、まずお聞きしたいのは、この総会の見通しと各国の総会への取り組み方、こういうものにつきまして政府としてはどういう認識をなさっておりますか。
【次の発言】 大臣がおっしゃいましたように、一次産品対策におきます総合計画、さらに具体策としましての共通基金の設置等が最大の問題点になるのじゃないか、このように思……

第77回国会 商工委員会 第8号(1976/05/07、33期、公明党)

○近江委員 きょうは参議院の総括質問ということで大臣が皆御出席じゃないわけでございますが、それぞれ各省の責任者、局長クラスがお見えになっておりますので、順次お伺いしたいと思います。  まず初めに、公取の熊田事務局長にお伺いしたいと思いますが、御承知のように、四月二十七日に独禁法が閣議決定されたわけであります。しかし、政府はまだ正式に提出をいたしておりません。前回、五党修正案が衆議院を通過したわけでございますが、参議院におきまして自民党の反対のためにつぶれたわけでございます。今回、その五党修正案が大幅に骨抜きをされまして閣議決定されたということになっておるわけであります。御承知のように、営業の一……

第77回国会 商工委員会 第11号(1976/05/14、33期、公明党)

○近江委員 この法案は十年間の特別措置ということにしておられるわけでありますが、十年間にした理由についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今回、電気料金の引き上げ問題が出ておるわけでございますが、いずれも出ております四社につきましては、三〇%台という非常に大幅な引き上げを図ろうといたしておるわけでございます。これについては、経営の収支が悪化してきたとか、設備や電源開発等非常に資本費の高騰がある、あるいはまた金利、配当等の負担増、こういういろいろな理由を述べておるわけでございますが、社債発行枠を倍にしていくということになってまいりますと、当然それに対する利子というようなことがありまして……

第77回国会 商工委員会 第12号(1976/05/18、33期、公明党)

○近江委員 私が質問の最後であります。非常に遅くなっておりますし、皆さんもお疲れかと思います。私も簡潔に聞きますから、御答弁も簡潔にひとつお答えをいただきたい、このように思います。  まず初めに、訪問販売及び通信販売について若干お伺いしたいと思っておりますが、第三条の訪問販売におきます氏名等の明示規定につきまして、明示方法をどのようにお考えになっているか、また、この規定を設けることによりどういうような効果が期待できるか、また、全国数多くのセールスマンに対しましてどう徹底させ、どう責任を持たせるかということにつきましてお伺いしたいと思います。

第77回国会 商工委員会 第14号(1976/05/21、33期、公明党)

○近江委員 最近の原油価格を見ておりますと、サウジアラビアあるいはクェート、イラン等が若干の値下げを実行しておるということを聞いておるわけでありますが、OPECの内部でも足並みの乱れというものが見られるように思うわけであります。この二十七日からバリ島におきましてOPECの総会が開かれるということを聞いておるわけですが、ここでは各国いろいろな考え方があるようでございますが、いまいろいろ観測されておる状況を判断しますと、五%ぐらい引き上げるのではないだろうかというような見方が行われておるように思うわけでございます。  そこで、政府としまして、最近のOPECの情勢、あるいはバリ島総会についてどういう……

第77回国会 商工委員会 第16号(1976/06/11、33期、公明党)

○近江委員 きょうの時点で経済の月例報告がされたようでございますが、現在におきます景気の見通しを長官としてはどういうようにお立てになっておりますか。
【次の発言】 着実に回復をたどっておる、こういうことでございますが、中小企業の倒産を見ておりますと月間一千台、これは依然として倒産がふえておるわけです。この点、非常にミクロという点におきましていろいろと問題があるのじゃないか、このように思うわけですが、中小企業庁長官としては、こうした経企庁長官の見通しにもかかわらず倒産がふえておるという状況に対して、どういう見方をしておりますか。
【次の発言】 中小企業庁といたしましてもそれなりの御努力をされてお……

第77回国会 商工委員会 第17号(1976/07/26、33期、公明党)

○近江委員 福田長官にお伺いしたいと思います。  景気はマクロ的には一応上向きに来ておるように思うわけでございます。しかし、最近の卸売物価等の状況を見ておりますと、消費者物価というものにつきましては非常に心配されるわけでございます。この点につきまして、最近の物価の状況について長官としてはどのように考えておられるか、景気との関連で所感をひとつお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 特に長官、最近のいわゆる卸売物価の上昇率の推移を見てまいりますと、六月も前月比で〇・五%の上昇を続けておるわけですね。昨年の七月以来、十二ヵ月上がり続けなんです。いろいろ理由はあろうかと思うわけですが、このままこの数……

第77回国会 商工委員会 第18号(1976/08/24、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、きょうは物価、通貨等の問題から入っていきたいと思っております。  まず、通貨の問題でちょっとお聞きしたいと思いますが、国際通貨情勢というものが再び波乱の様相を続けておるように思うわけでございます。最近の円相場は一ドル二百九十円を割るなど、円の対ドル為替レートというものは非常に強含みに推移しておることは御承知のとおりでございますが、今回の欧州諸国の通貨不安の状況及び為替市場における円相場の高騰原因について、政府としてはどういうように認識をなさっておりますか。また、現在の円高傾向というものは今後さらにまだ強まっていくものかどうか、政府のそうした為替政策における基本的な見解と……

第77回国会 予算委員会 第14号(1976/02/16、33期、公明党)

○近江委員 全日空のL一〇一一トライスターの購入につきましては、ロッキード社と児玉氏との間にはマーケッティングコンサルタント契約があることは御承知のとおりであります。その中におきまして、三機ないし六機の契約が成立しましたときは、受注と同時に十二億二千万円の歩合を児玉氏は手に入れることができることになっておるわけであります。これらの事実が米議会で公式に発表されたわけであります。全日空は四十八年一月十二日に六機の購入契約をいたしまして、児玉氏はそれに前後して、四十七年一月二十六日から四十七年十二月十九日までで、実に二十二回にわたって合計十一億七千二百万円をロッキード社から受け取ったという領収証が公……

第77回国会 予算委員会 第20号(1976/03/01、33期、公明党)

○近江委員 前回の委員会におきまして、私はこの田中・若狭会談につきましてお聞きしたわけでございますが、そのとき若狭さんは私に対しまして、田中氏を訪問したのは表敬訪問でしたということをおっしゃいましたね。そのとおりですか。
【次の発言】 その後あなたは記者会見をしまして、そのときに、田中さんからそうしたトライスターの話がなかったかと言われたので、私はなかった、私の方からは選定の経過等について報告した、こういうことをおっしゃっておるのですね。私はそういう聞き方はいたしておりませんよ。私は、ここに私の発言でございますが、議事録もございますから、そのとおり読んでみますと、「あなたが会われた日にちは十月……

第77回国会 予算委員会 第24号(1976/03/05、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、米側の資料の問題についてお伺いしたいと思います。  まず初めにお伺いいたしますが、二月の二十四日、三木親書がフォード大統領あてに送られたわけでございますが、このフォード大統領からの返書は大体いつごろになるのか。また昨日の報道によれば、米政府から、政府高官名を含むすべての資料が提供されるとのことであるわけですが、いつごろになると考えておられるのか、井出官房長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 しかし、少なくともここまで煮詰まってきておる段階でございますから、大体の感触は得ておられると思うのです。もう一度官房長官と外務大臣にお伺いしたいと思います。

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1976/10/13、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、地震の問題についてお伺いしたいと思っております。  萩原先生は、どの地域でどの程度のものが起きるかということはある程度予測はできる、ただし時期は非常にわかりにくい、こういうお話でございますが、いまわが国におきまして、先生として特に心配な地域、また、どの程度のものが起きそうであるかという点につきまして、ひとつお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 マグニチュード八、これはもう大変なクラスだと思います。房総沖とおっしゃいましたけれども、これは大体房総沖何キロぐらい沖になるのですか、中心点というのは。
【次の発言】 こうした二カ所の地点については、非常に空白があって心配で……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1976/10/14、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、原子力行政懇談会の答申についてお伺いしたいと思います。  この答申を見ますと、政府に対して明五十二年度からの完全実施を迫っておるわけでございますが、政府としましてこの答申に対する基本姿勢をひとつ簡潔にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 聞くところによりますと、自民党内におきましてこの答申に対して反対の意見が出ておるようでございますが、そういう点、政府としてはこの答申の実現のために具体的にどのように対処されるわけですか。
【次の発言】 そうすると、安全委員会の設置については政府としては自信があるわけですね。
【次の発言】 この答申で、原発設置の電調審決定の前に「環境審……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1976/10/20、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、この開発事業団法の附則第二条にあります「昭和五十一年三月三十一日までに廃止するものとする。」これは他の委員からも質問が出ておりますが、もう一度改めて内閣法制局の見解をお伺いしたいと思います。明確にお答えください。
【次の発言】 この原子力委員会の「原子力船懇談会報告」を見ますと、事業団法の改正につきまして「現在の事業団法は昭和五十一年三月三十一日をもって廃止されることとなっているが、前述の事業を遂行し得るよう同法に所要の改正を加えることが必要である。」これは裏を返しますと、これをやらなければ前述の事業が遂行できないということになりますね。こういうように、これは昭和五十年……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1976/10/21、33期、公明党)

○近江委員 私は、まず初めに、地震の問題についてお伺いしたいと思います。  十月の十五日に岩手県水沢市で開かれました日本測地学会におきます坪川文部省緯度観測所長の見解につきまして、文部省の方から簡潔にひとつお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 非常に簡単な報告なんですね。この坪川氏の見解によりますと、駿河湾地帯のいわゆる地震の可能性がない、また新たな地点を指摘されているわけですが、これにつきましては、科学技術庁はどういう判断をしておりますか。
【次の発言】 現在観測強化地域というのは東海、関東南部、それから特定観測地域というものがあるわけですね。一つは北海道東部、一つは秋田・山形西部、……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、公明党)

○近江委員 まず初めに、二十四日、青森市での長官の原子力講演会の発言の問題についてお伺いしたいと思っております。  先ほど長官は、他の委員の質問に対しまして、本意でなかった、こうしたお話があったわけでございますが、少なくとも前田長官につきましては、本委員会でわれわれ同僚議員として長年やってまいりました。科学に対する理解、そうした点におきまして非常に深く理解しておる人である、このように思っておったわけですが、後で本意でなかったという訂正をなさったにしても、そういう考えを持っておられたのかなと非常に残念な思いがするわけであります。  それで、いわゆる「むつ」の事故、これは一体なぜ起きたかというよう……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1976/11/04、33期、公明党)

○近江委員 私は、公明党を代表いたしまして、政府提出の日本原子力船開発事業団法の一部改正案の継続審査に対しまして、反対の理由を申し述べるものであります。  本事業団法は、附則第二条に「この法律は、昭和五十一年三月三十一日までに廃止するものとする。」とありますように、明らかに時限立法であり、その期限からすでに半年以上過ぎている今日、本法がいまだに存続しているという根拠はきわめて乏しく、もはや失効したものであると考えるのであります。  さらに、再々指摘されますように、原子力船「むつ」の放射線漏れ事故は、政府自身の調査報告にもあるとおり、無責任な開発体制にその根本原因が認められるのであります。「むつ……

第78回国会 商工委員会 第2号(1976/10/08、33期、公明党)

○近江委員 このインドネシアのいわゆるLNG問題は非常に大きな問題になってきておるわけでございます。今日まで、戦後の賠償あるいは経済協力等の問題におきましてはとかくのうわさがあったわけでございまして、今回のこのLNGの問題につきましても、そうした疑惑が非常に指摘されておるわけであります。  まず初めにお伺いしたいと思うのですが、こういう民間ベースで話が進められておった。それが突如ナショナルプロジェクトに変更になる。確かに非常に大規模なプロジェクトであるということもわかるわけでございますが、その間のいきさつにつきまして簡潔に御報告をいただきたいと思います。

第78回国会 商工委員会 第6号(1976/10/19、33期、公明党)

○近江委員 現在この指定を予定しておられます業種につきましてはどういうものをお考えになっておられるか、まず初めにお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これまでの事業転換というのは非常に暗いイメージというものが常につきまとっておったように思うわけでございます。その点、どういうふうに配慮をしていかれるわけですか。
【次の発言】 本法の趣旨からいきますと、いわゆる企業の自主的な転換、こういうことが本旨ではないかと思うのです。そういう点からいきますと、この中小企業者への指導に当たりまして、いたずらにこういう事業転換を促進して、そうした産業分野の縮小を招くことがないように十分配慮しなければならぬと思う……

第78回国会 商工委員会 第7号(1976/10/20、33期、公明党)

○近江委員 まず、給油所の経営実態というものにつきましてお聞きしたいと思うておりますが、このガソリンスタンドにつきましては、わが国のモータリゼーションの進展とともに昭和三十年ごろから急激に増加してきておるという報告を受けておるわけでございますが、昭和三十年ごろにはわずか二千足らずであったということを聞いておりますけれども、昨年十二月末現在では実に四万八千店という報告を聞いております。これは元売会社にとりましても、軽質油、特にガソリンが収益性の高い商品であるために熾烈な販売競争が展開されてきたためじゃないかと思うわけですが、こういう結果、約四百店を除きまして大多数が元売会社の系列店になっておると……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1977/04/26、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 石原長官を要求いたしておりましたが、体の問題でございますので、人道上の問題でございますからやむを得ないと思います。  質疑に入りたいと思います。  昨日運輸省がエアバスのテストにつきましての影響について報告書を出しております。予測値とほぼ合致するのではないか、こういう見解をお出しのようでございます。環境庁の方で十分な検討をなさるのではないか、このように期待をいたしておるわけでございますが、午前中の質疑を通じましても、長官は騒音と振動、こういう問題が非常に大きな問題であるという御答弁をされておりました。住民の皆さん方のいろいろな御意見聞いておりますとやはり威圧感さらに振動、こういう点……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/08、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 ただいまの矢野委員の質問は、きわめて重大な問題を提起をいたしております。国会の修正権に関する最も基本的な問題でございます。この矢野委員の質問に対して政府の答弁というのは、いままでの佐藤総理の時代の見解から何ら一歩も前進しておりません。いま国会におきましては、一兆円減税を初めとしてこの予算の修正ということが最大の問題になってきておるわけであります。この問題がこのままあいまいなままで進むということになってまいりますれば、あと矢野委員が質問するということになりましても、これは非常に意味がないわけであります。はっきりとした見解をひとつ示していただきたいと思います。そうでなければ、これ以上議……

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/02/19、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度補正予算三案に反対の討論を行います。  当面する経済情勢は、景気回復が著しくおくれ、厳しい様相を呈しております。景気回復のおくれは本年度当初から懸念されていたところであり、われわれも早くから、所得税減税を中心とした生活防衛を通じ、国民生活優先の景気対策の実施を要求してきたのであります。ところが、政府・自民党は、ロッキード事件の真相隠しとロッキード事件を契機として起こった政権抗争に明け暮れ、昨年十一月十二日に景気てこ入れ策を決定するまで、景気回復に有効な対策を全く講じなかったのであります。私は、今日の景気回復のお……

第80回国会 予算委員会 第24号(1977/03/17、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 締めくくり総括質疑に当たりまして、今回の予算審議を振り返りまして、われわれ野党としましては、昨年末の総選挙の結果を踏まえまして、またこの予算審議、予算の重要さということを十分認識をいたしまして、責任を持って審議に当たってまいりました。ところが、むしろ与党におきまして、いままでの絶対多数というような考え方というものが抜けないで、そして非常にかたくなな、そういう態度であったように私は思うわけであります。  総理御自身はそうがんこな方じゃない、むしろ柔軟な方じゃないかと私は思っておりますが、予算審議の初めに当たって党首会談を催されるとか、そういう柔軟な考えもあったわけです。総理がこの指導……

第80回国会 予算委員会 第25号(1977/03/18、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 昨日、一日で二件のハイジャックが起きる、こういうようなかつてなかった事態が発生したわけでございますが、昭和四十五年以来、金属探知機なりX線等の機器を備えて対策をとってこられたわけでございますが、四十五年以来十回も起きているわけです。そういう点から考えますと、警備体制であるとかハイジャックの防止対策がずさんな点があったのじゃないか、このように思うのですが、政府からひとつ御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ防止策につきまして現行やっておられることについての御説明があったわけでございますが、特にこの点が抜けておったじゃないか、後で御調査をなさってはっきりしたことがわか……

第80回国会 予算委員会 第26号(1977/03/30、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 総理も日米首脳会談からお帰りになり、参議院の総括質問等で非常にお疲れかと思いますが、御承知のようにわが国を取り巻く内外の情勢というものはきわめて厳しいわけでございます。そこで、私はまず日ソ漁業問題につきましてお伺いしたいと思っております。  きょうは三十日、いよいよあすで今月が終わりなんですね。そうしますと、暫定取り決めの締結というものは三月いっぱいということは農林大臣も向こうへ行かれてお決めになったわけでございますが、御承知のように非常におくれておるわけでございます。この交渉のおくれた原因、またその責任という問題につきまして、ご承知のようにモイセーエフ・ソ連代表が、難航の責任はす……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1977/11/01、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 今日、自動車等によります交通公害問題は、全国各地で深刻な問題を引き起こしておるわけでございます。きょうは非常に限られた時間でもございますので、私は代表的な地域を取り上げて御質問をしたい、このように思うわけでございます。  その中で、特に最近ニュータウンが各地で建設されておるわけでございますが、こういうニュータウンというのは、近代的な計画を取り入れて、よりよい環境のもとに住民が住みやすい状態をつくっていこう、こういうことでいろいろな角度から検討されているわけでございますが、各地域においてニュータウンのそういう問題が起きてくる。これは何といいましても、環境アセスメントを初めいろいろな点……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/17、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 まず初めに、総理にお伺いしておきたいことがあるわけでございます。きょうは建設大臣も御出席のところでございましたが、国際会議があるということでどうしてもというようなことで、出席されておりません。そういうことで、総理に政府を代表して確認をしておきたいと思うのです。  そのことは、住宅金融公庫の貸付条件の改善につきまして、自民党と野党三党の合意を見たわけでございます。このことにつきましては総理もお聞きであろうかと思いますが、このことに関しまして政府としての見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それで大体わかりましたが、特に来年度の公庫融資の改善につきまして、貸付総枠並びに貸付限度……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/09、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 きょうの十一時現在、円は二百四十六円六十五銭、こうした異常な高さを示しておるわけでございますが、このような異常な円高というものは、わが国の経済にかつてない深刻な影響を及ぼしておるわけでございますが、この原因は何であるかということ、また、本年に入ってからのこの経済運営につきまして、総理としてはどのように反省なさっておられるか、まず初めに率直な御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 総理の御答弁を聞いていますと、状況を御説明になっているという感じなんですね。やはり政府自体がこういう事態を招いたという深刻な受けとめ方、また反省といいますか、そういうものがにじみ出る、そういうお答えでな……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1978/05/10、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 まず初めに、基本的なことについてお伺いしたいと思いますが、御承知のように「むつ」の事故を初めてといたしまして、各原発におきましてはトラブル、事故等が相次いで発生いたしておるわけでございます。こうした点を踏まえまして、今日までのいわゆる原子力行政のあり方に対する政府の反省というものについてお伺いしたいと思うわけです。さらにまた、国民の理解と協力を得ながら原子力行政を進めていく、そういう政府の基本方針というものにつきまして簡潔にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 この安全という点につきまして長官も非常に留意なさっておる、その焦点は合っておると私は思うのです。ポイントという点で……

第84回国会 大蔵委員会 第29号(1978/05/31、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 私はまず初めに、日本万博協会が運営をいたしております万博公園の問題につきまして、御質問したいと考えております。  この万博公園につきましては、御承知のように、万博の跡地を利用いたしました、まことに万博を記念するにふさわしいすばらしい公園であると思うわけでございます。当時、この跡地の問題をめぐりまして、住宅を建てるとかいろいろな考え方もございました。しかし、そういう中で政府がこの記念として万博公園を決定された、このことは私はきわめて賢明な策であった、高く評価をする次第でございます。  今時点におきまして、全国各地の方々が関西にお見えになりますと、あの万博の跡はどうなったのだろうか、そ……

第84回国会 予算委員会 第3号(1978/01/28、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 私は、きょうは主として経済問題をお聞きしたいと思いますが、まず初めに、原子炉衛星の問題についてお伺いしたいと思っております。  濃縮ウラン235を燃料としております原子炉を積みましたソ連の軍事衛星コスモス眼がカナダ北西部に墜落をする、こういう事故は、多くの問題を改めて提起をいたしたわけでございます。米ソ両国は、原子炉や燃料の輸出規制あるいは核拡散防止を言いながら、一方で両国は、核兵器を初め原子炉を自由に宇宙に打ち上げ、宇宙の軍事利用、宇宙での軍拡競争が行われている、こういう現実であります。今回の事件も大変な衝撃を世界じゅうに与えたわけでございますが、米ソのこういうやり方に対しまして……

第84回国会 予算委員会 第5号(1978/02/02、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 いま矢野委員よりも重ねて話があったわけでございます。きわめて重大な問題でございますし、いま出ております資料を撤回をして、そうして再提出を求めております。したがって、これを政府におかれましてはっきりとした答弁がない限りは、このまま審議を続行するということは私は不可能のように思います。この点はひとつ委員長におかれましても、よくお考えいただきたいと思うのです。政府としては答弁していただけますか。いかがですか。撤回されて再提出なさいますか。

第84回国会 予算委員会 第19号(1978/02/22、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 先ほど質疑に立ちました自民党の藤田委員の発言の中で、公明党の防衛問題で政策転換をしたかのごとき印象を与える発言がありましたので、誤解のないように一言申し上げておきたいと思います。  竹入委員長の発言は、あくまで個人的見解として、わが国の八〇年代を展望しての共同政府綱領の参考として、各種の問題提起をしたにすぎないものでありまして、公明党の基本政策を変更したものではないことを申し述べておきます。

第84回国会 予算委員会 第21号(1978/03/06、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 まず私は、本日の東京地裁におきます副島氏の証言につきましてお伺いしたいと思います。  さきの大久保被告証言を裏づける重要な内容を持った発言を副島氏は語っておるように思うわけでございます。いわゆる灰色高官と言われる人々に三十ユニットに関する三千万円をそれぞれに渡したという、こういう実行段階における具体的な証言がなされておる模様でございます。しかるに、その多くの人たちは金の授受を全面的に否定しておられるわけでございますが、のみならず、名誉のためにも、また人権上からも、その資料を国会に提出することを強く求めておられるわけでございます。  ここで総理にお伺いしたいわけでございますが、この段……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/06、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 私は、主として経済問題にしぼりまして質問をしてみたいと思っております。(発言する者あり)
【次の発言】 きょうは非常に時間も限られております。そういう中で、私は主といたしまして経済問題を中心として質問をいたしたいと思っております。  総理の所信表明、これを私聞きまして、日中条約あるいは中東訪問等、非常に外交関係に力を注がれた。当然、国際社会の中で外交関係ということは非常に重要であることは間違いありません。しかしながら、御承知のように今日これだけの円高でございます。あるいは輸出の減少というような傾向も出てまいりました。不況あるいは雇用不安、さまざまな問題が出てきております。国民といた……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1979/05/31、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 大飯原発の運転再開を認められたわけでございますが、当然安全委員会としてはいろいろな意見が出たと思うのです。最終結論は全会一致でやられたのか。その間当然、これは秘密事項になるのじゃないかと思いますけれども、相当反対した人もあると思うのですね。その辺、差し支えない範囲で、時間の関係もございますが、御披露していただければ非常にいいんじゃないかと思うのですが、いかがでございますか。
【次の発言】 大飯原発を停止することを決定された、この直接的な問題点というのは、NRCが指摘しておりましたように、加圧器の水位計が正しい表示をしない、その結果、非常時にECCSが働かないというおそれがある、こう……

第87回国会 予算委員会 第4号(1979/02/03、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 ただいま矢野委員に対しまして委員長から取り計らうというお話がございましたが、もう一つはっきりしないわけでございます。  矢野委員は、この整合性のないいわゆる財政収支試算につきまして撤回をせよ、そして改めて出し直しをしろということを強く迫っております。政府の答弁は何かあいまいで、資料等を後でお出しするとか、その点が非常に不明確であります。したがいまして、もう一度、撤回を要求しておるわけでございますから、撤回をするのかしないのか、さらに緊急にその整合性のあるものを出されるのか出されないのか、ひとつ明確にしていただきたい。このことを要望いたします。いかがですか。

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/02/06、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 議事進行。  ただいま坂井委員から資料要求が出ておるわけでございますが、防衛庁長官の答弁では全く坂井委員の要求とはほど遠いものでございまして、御承知のように、このE2Cの予算計上につきましては、いまや国会の論議の焦点になっておるわけでございます。こういう中で、いやしくも坂井委員が要求しておりますことは、同席の委員の皆さんも、ほとんどの方が了解されておられると私は思います。これは、これだけの疑惑が起きておるわけでございますから、それを解明せんためにはどうしても必要な資料であるわけです。  総理は、この疑惑の解明については政治責任をかけて徹底究明をするということを表明されておりますし、……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/02/07、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 午前中、総理はケ小平副首相と会談をされたわけでございます。朝、若干の御報告があったわけでございますが、その中から何点かお伺いをしたい、このように考えております。  まず、総理は、訪中を希望されたということを話されたわけでございますが、いつごろの時期を訪中の時期と総理としてはお考えでございますか。
【次の発言】 もちろんこの予算審議に集中をし、余裕もないかもわかりませんけれども、総理として今後の日程を考えてみますと、東京サミット等も六月にあるわけですが、それ以後であるのか以前であるのか、大体の総理としての、もちろん政府との調整も当然なさるわけでございますが、大体の希望というものはある……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/02/14、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 議事進行。このままではとうてい続けるわけにはまいりません。そこで、いま長谷雄委員と相談いたしまして、一応これで党としての質疑について打ち切りをいたしたい、このように思います。

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/03/06、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 私は、まず初めに予算修正問題についてお伺いしたいと思います。  まず総理にお伺いをいたしますが、わが党と民社党、両党から五十四年度予算につきましてその修正を要求いたしてまいりました。自民党との折衝の経過につきましては、その都度大平総理は逐一お聞き及びと思います。われわれの予算修正要求に対し予算の修正をしないという断を下されたのは、総理、総裁としての立場において大平総理が断を下されたと認識しております。  そこで大平総理に確認をしておきたいと思います。  まず、われわれの要求に対しまして、どのような決意でその実現に臨まれるか、簡潔にお答えをいただきたいと思います。


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 商工委員会 第1号(1979/12/05、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 きょうは両大臣、公取委員長も御出席でございますが、公取委員長、後の委員会の関係もおありのようでございますので先にお伺いしたいと思います。  OECDの方から九月二十五日に政府規制産業に対して勧告が出されたわけでございますが、この勧告につきましてどのように受けとめておられますか、まず初めにお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は今回のKDD事件等を見ておりまして、いわゆる政府規制産業と言われるそうした産業は非常に問題が多過ぎると思うのです。先般の予算委員会におきましても、わが党の二見君が、会計検査院のそうした検査につきまして今後やるようにということで、総理の方からは十分考えたい、……

第91回国会 商工委員会 第4号(1980/02/22、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 間もなく大臣がお見えになるということを聞いておりますが、公取委員長お見えでございますので、公取関係からお伺いをしたいと思います。  公取委員会といたしましては、二十一日の午前、いわゆるエックス線フィルムにつきまして立入検査をされたわけでございます。いまその調査をされておる最中だと思いますので、中身等については御答弁はむずかしいかと思いますが、同じく写真用カラーフィルムにつきまして、今月に入って七・三%程度の値上げを相次いで発表しておるわけです。こういう写真用カラーフィルムの問題、さらには印刷・製版用フイルム、この出荷制限であるとか、他の商品との抱き合わせ販売等が行われておるというよ……

第91回国会 商工委員会 第5号(1980/03/04、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 このJISマークは、昭和二十四年に初めて制定されているわけですね、制定されまして三十一年ですか経過してきておるわけですが、いままでの経過を見てまいりますと、何といいましてもJISの制定に当たりましてはやはり厳正な査定ということが行われるわけであります。そこには当然検査官の手心も加えられておるということがございまして、私の聞いております範囲でも、昭和三十一年には東京通産局管内で汚職が発生しております。三十九年には仙台通産局管内で発生しております。四十三年には大阪通産局管内で発生しております。特に四十二年、たしか大阪通産局管内でだと思いますが、四十三年の四月十五日、三十名の職員に対して……

第91回国会 商工委員会 第6号(1980/03/07、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 最後の非常に限られた時間でございますから簡潔にお願いをしたいと思います。  一つは、日本工業標準調査会におきましていろいろと工業標準の制定、改正等の審議を行うわけでございますが、特に商品に対するJISにつきましては、消費者が非常に信頼し選択するマークであるわけでございます。したがいまして、その審議に当たりましては消費者の意見が十分反映されるよう調査会の運営について配慮されるべきであると考えますが、大臣の見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 十分ひとつその点をお願いしたいと思います。  それから、各党の皆さんとも話し合いをしまして附帯決議をつける予定になっておるわけでございますが……

第91回国会 商工委員会 第13号(1980/04/02、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 中川委員の残された時間があと十数分でございますので、何点かお聞きしたいと思います。  各委員からもいろいろ質問が出ておるわけでございますが、もう一度重ねてお聞きしておきたいと思います。  両事業団のいわゆる統合の積極的なメリット、これは一体何であるのか。また、統合に伴って振興事業団、共済事業団等において行われておりました業務内容につきましてどういう見通しが行われるか、簡潔にひとつ要点をお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 それで、先ほどちょっと申し上げましたが、業務内容につきまして今後見直しを徹底的にやりまして、この制度の改正をやっていかなければならぬと思うわけです。その辺……

第91回国会 商工委員会 第17号(1980/04/18、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 まず私は初めに、問題になっておりますイランの問題についてお伺いしたいと思います。  きょうはこのイラン問題につきまして関係閣僚会議が朝開かれた、このように聞いておるわけでございますが、その閣議において当然和田大使も帰国しておるわけでございますし、そうした報告を踏まえて真剣な検討がされたと思うのでございますが、このイラン問題につきましてどういうような話し合いが行われたのですか、まず報告をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまアメリカがとろうとしておりますこの制裁措置、先行き考えますと軍事行動まで含んだそういうことをにおわしておるわけです。実際にこういうことが行われるということを……

第91回国会 商工委員会 第18号(1980/04/23、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 非常に大きなイラン問題が起きております。大来外相がお帰りになったわけでございますが、通産大臣として、きょうはエネルギー閣僚会議にも出席されているわけで、外相の報告を受けられたわけですが、それに関して、イラン問題に対する対策を協議されたと思うのでございますが、まず、わが国政府としてこの問題にどのように対処されるのか、どういう話し合いになったのか、まず基本的な方針をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もちろん対応策をとられるということはわかるわけですけれども、少なくともこの問題に対する閣僚会議をなさっているわけですね。基本的な姿勢、基本方針はどういうことなんですか。

第91回国会 商工委員会 第21号(1980/05/08、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 国会全体の問題がございまして、そういう関係で委員会がしばらく中断したわけでございますが、話し合いがつきましたので、質問を木内君に続いて続行いたしたい、このように思います。  まず初めにお伺いしたいことは、この火災共済組合の設立をいたしまして、それから推移の問題、現在の中小企業者の加入状況及びこの火災共済が果たしてきた役割りについてはどのように評価をされておるか、この点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは四十一都道府県ですから、まだ行われていない県があるわけです。これは私の調査では京都、石川、沖繩、栃木、徳島、鳥取ですが、これは間違いないかどうか、……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/02/09、35期、公明党・国民会議)

○近江委員 私は、主として経済問題につきまして御質問いたしたい、このように思っておりますが、その前に何点か御質問したいと思います。  第一点は、オリンピックの問題でございますが、この八日、レークプラシッドにおきましてIOCの理事会が開かれております。こういう中で、アメリカ・オリンピック委員会のケーン会長が提案をいたしておるわけであります。いまのような状態であるならば、開催地をモスクワ以外の地に移すか、これが不可能な場合オリンピックを中止するように要請した、あるいは代替地が見つかるまで開催を延期するか、これもまた不可能な場合中止するよう主張をした、このように伝えられておるわけでございますが、恐ら……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 運輸委員会 第2号(1984/03/09、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 大臣の所信表明をお伺いいたしまして、御質問をしたいと思っております。  私は、特に、まず初めに空港問題から入っていきたいと思っておりますが、国際社会の中におきまして二十四時間離発着のできる国際空港がない、こういう点が国民の非常に願望でもあったわけでございます。今回関西新空港ができる、こういうことで法案も閣議決定され、本委員会でまた後ほど審議することになっておりますが、この関西新空港、この建設が順調にいけば六十七年開港、こういうことに相なろうかと思いますが、同時に、忘れてならないのは現大阪国際空港の問題であります。この関西新空港と大阪国際空港、これはまさに両輪の存在でもあるわけでござ……

第101回国会 運輸委員会 第5号(1984/04/17、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 きょうは参考人の皆さん方には、大変貴重な御意見、ありがとうございました。  それでは、参考人の皆さんから先ほどいろいろお聞かせをいただきましたが、公共性という点に関しまして非常に懸念されておられるわけでございます。まず公共性の確保ということ、これは本当にだれしもが心配する問題でございます。  この点につきまして先ほどからもいろいろと出ておるわけでございますが、佐藤先生の質疑が余りなかったようでございますので、公共性の確保という点につきまして、先生も非常に強い懸念を表明されたわけでございますが、もう一度その点につきましてお伺いをしたいと思います。

第101回国会 運輸委員会 第6号(1984/04/20、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 十八日には現地視察も行いました。本委員会の実質的な審議も、参考人に対する聴取も終えました、中盤に入ってきたわけでございます。現地へ参りまして、現地の皆様方からもいろいろな陳情なり貴重な参考意見を承ったわけでございます。  そういう中で、一貫して現地の皆さんが非常に不安を訴えておられた問題は、何といいましても三点セットの中における地域整備の問題であります。     〔鹿野委員長代理退席、久間委員長代理     着席〕 御承知のように、本法案についても地域整備に対する条項がございませんし、今後地域において計画を固め、いろいろとそこにおいて住民の皆さんの意見も反映されながら立派な地域整備……

第101回国会 運輸委員会 第8号(1984/05/08、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 本法案につきましては、内閣委員会で、我が党委員からも、問題点につきましては詰めておるわけでございまして、きょうは十五分程度しかございませんので、何点がお聞きしておきたいと思います。  一つは、海運局そして陸運局を統合されて地方運輸局をつくられたわけでございますけれども、この行革の効果というのは具体的にどのように実施されるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、もう少し中身を聞いてみたいと思うのですけれども、この海運局の業務内容に関する事務で、簡素合理化されたものは具体的にどういうものか、もしあればお聞きしたいと思います。この合併によりまして、海運局が所管されておら……

第101回国会 運輸委員会 第12号(1984/06/22、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 まず初めに、改めてお聞きしたいと思っておりますが、この港湾運送事業法の一部改正についてでございます。この目的につきまして、ひとつ明確にもう一度改めてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この港運法というのは、人といわゆる業というものは切り離すことはできないわけでございますね。いろいろとお伺いしておりますと、業に関しては、皆さんは合理化という形のもとで、この二つのポイントを法改正として出されたわけであります。しかし、この人という点に関しまして、これは法案には盛り込むことは非常に難しいかもしれませんが、後でお聞きしたいと思いますが、労働省さん等の連携のもとにおけるいわゆる業の合理化に……

第101回国会 運輸委員会 第13号(1984/06/27、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 私は、主といたしまして国鉄問題、また関西新空港を中心といたしました空港問題等についてお伺いしたいと思っております。  まず初めに、国鉄問題についてお伺いしたいと思っておりますが、今日国鉄が抱える問題というものは余りにも大きな問題が山積しておるわけでございます。新総裁もその中、あえて重責を担われた、こういうことで非常に御苦労のほどを察するわけでございますが、国民も国民の足としての国鉄の立場ということは非常に深く理解もしておると思います。そういうことで、何とかよみがえってもらいたいというのが偽らざる心境ではないかと思うわけです。  この国鉄改善計画というものがまた今回変更を余儀なくされ……

第101回国会 決算委員会 第8号(1984/04/19、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 まず、私は、指紋押捺の問題についてお伺いをしたいと思っております。  この問題につきましては、廃止の要請の声が各方面から上がってきておりまして、先般、全国市長会も総会で指紋押捺制度の廃止要請を決議しております。また最近、各地方議会においても反対決議がもう既に四百以上の市町村で行われておるという状況でございます。皆さんも御承知のとおりであると思います。岡山地裁の法廷で、同法違反で起訴されたある被告は、犯罪捜査の手段として開発されてきた指紋押捺を、犯罪者でもない外国人に義務づけるのは、「何人も、拷問又は残虐な、非人道的な若しくは品位を傷つける取扱い若しくは刑罰を受けない。」という国際人……

第101回国会 決算委員会 第9号(1984/04/25、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 経企庁長官にお伺いしたいと思っております。  まず初めに、対外経済対策の問題でございます。日米貿易収支、八三年度百八十二億ドルの日本の出超ということになっておりまして、また対EC、これの貿易収支につきましては百四億ドル日本の出超という仁とが出ておるわけでございますが、いずれにいたしましても、日本側の大幅な黒字となっておるわけでございます。先進諸国におきましても種々こういう非難の声が上がっておるわけでございます。我が国といたしまして、昭和五十六年の十二月から四回にわたりまして対外経済対策というものを実施してこられておるわけでございますが、こうした対策を実施されて、海外の評価というもの……

第101回国会 決算委員会 第12号(1984/05/11、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 大臣は、近々OECDの方にお見えになる御予定と聞いております。河本さん、安倍さん、そして小此木さんと、大物閣僚が行かれるわけであります。OECDに我が国も加入いたしまして満二十歳、非常に意義ある年に行かれるわけでございまして、御承知のように、今アメリカあるいはまたECを初めといたしまして、貿易摩擦の問題等非常に厳しい国際的な環境があるわけでございます。当然そうしたこともお話しになろうかと思うわけでございますが、我が国はやはり先進国の中で非常に黒字が突出しておる。そういう点では非常に注目を集めておるわけでございます。そういう点で、相当ないろいろな腹づもりをして向こうに行かれると思うの……

第101回国会 決算委員会 第15号(1984/07/20、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 外務大臣、それからまた政府委員の皆さんに対しまして、当面する外交問題につきまして若干の問題を質問していきたいと思っております。  まず最初にお聞きしたい問題は、今いよいよ来年度の予算をめぐりまして従来のシーリングから今回は概算要求基準、こういうものに変更した、こういうことが伝えられておるわけでございますが、そういう相違というのがどういうものであるのか、これは必ずしも明確にはなっておらないわけでございますけれども、いずれにいたしましても厳しい財政事情に入っておるわけであります。こういう中にありまして非常に問題になっておりますのは防衛費の問題でございますが、今年度予算におきましては、防……

第101回国会 決算委員会 第17号(1984/10/30、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 まず初めにお伺いしたいと思いますのは、現時点におきますいわゆる景気をどのように分析、また掌握、認識されているか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 政府の認識としては、景気回復はほぼなだらかな線で上昇しておる、こうした御認識のようでございます。しかし、特に中小企業の実態というものを見てまいりましたときに、今年度、一月から九月期までに一万五千三百八十九件の倒産を数えております。金額にいたしまして二兆七千二百五億、大変な数値を示しております。戦後最悪の記録というのは昨年の倒産件数一万九千百五十五件。また、金額にいたしまして最悪の記録は昭和五十二年の二兆九千七百八十億。こういう状……

第101回国会 予算委員会 第9号(1984/02/21、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 公明党を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に御質問をしたいと思っております。  米ソ間の緊張が続いておるわけでございますが、非常に軍拡競争も行われております。こうした中で、日本を取り巻く国際情勢というものも依然として厳しいわけでございます。こういうときに当たりまして、我が国といたしまして今後平和外交を積極的に進めていかなければならない、このように思うわけでございます。総理も、かねてそうした主張をされておられるわけでございまして、こういう点から質問をしてまいりたいと思います。  総理は、軍縮に取り組むことを年頭に当たりましても非常に強調をされておるわけでございますが、こういうことは……

第102回国会 運輸委員会 第1号(1984/12/21、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 まず初めに、関西新空港の問題についてお伺いしたいと思います。  いよいよ予算編成も大詰めになってまいりました。この十月一日から株式会社が発足をいたしまして、いよいよ六十年度から着工、六十七年開港、これに向けて滑り出しをしたわけでございます。言うならば一番最初の滑り出し、これは六十年度予算ということでございます。運輸省としては二百五十億、概算要求をされておられるわけでございますが、漁業補償の問題等を中心といたしまして、最初の年の予算というものが非常に大事なものになろうかと思います。そういう点で二百五十億概算要求されておりますが、これは大蔵省との関係もあるわけでございますけれども、間違……

第102回国会 運輸委員会 第5号(1985/03/26、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 きょうは二人で質問したいと思いますので非常に短時間でございますので、簡潔に答弁をお願いしたいと思います。  今回五十七億七千九百万、三四%、無利子貸し付けということになるわけでございますが、この返済計画はどのようになっておりますか。
【次の発言】 これは完全に民営ということになるわけでございますが、将来の配当というようなこと、それはどういうように考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 民営化になったということによりまして、これに便乗といいますか、使用料金を上げようかというような動きということはやはり当然考えられるわけでございます。現在板橋ターミナルが平米千五十円ですか、足立が千三……

第102回国会 運輸委員会 第6号(1985/03/29、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 本改正案が参議院におきまして急遽提案されたわけでございます。参議院運輸委員会におきまして全会一致で可決されたわけでございますが、その背景というものは、結局、軽貨物自動車を利用して旅客を運送するというタクシー営業行為が全国的に波及して、各地でトラブルが発生する等の異常な事態が拡大した、こういうことが挙げられるわけでございますが、参議院運輸委員会におきまして可決されてからどういう動きになっておりますか。
【次の発言】 こうした軽貨物自動車によりますタクシー営業行為というものが全国的に波及して、今日の混乱をもたらしているが、その最大の原因というものは、昭和四十六年の許認可整理法で軽自動車……

第102回国会 運輸委員会 第8号(1985/04/12、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 大阪と福岡の整備機構を統合する、こういうことでございますが、それぞれの周辺の皆さんに聞いてみますと、今まで周辺整備にそれぞれ努力はしてもらっているわけですが、まだまだ至らない点が多々ある、そういう中でこれを統合した場合実際によくなるのか、あるいはまた逆に散漫になってしまうのじゃないか、こういう心配が非常に強いわけです。しかも、十六の特定空港がございますが、そこの緑地部門等、それぞれ委託があれば、一つの機構がそちらの方の作業にかかる。そうなってくると、一つの空港、大阪なり福岡なりそれぞれの整備機構が全力を集中しておってもそういうようにまだまだ至らない点が山積しておる中で、一体本当に深……

第102回国会 運輸委員会 第12号(1985/06/07、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 監理委員会が発足をいたしまして、今日まで委員長を中心に御努力をされてこられました。その御努力に対しまして多とするものでございます。  いよいよ大詰めに近づいたわけでございまして、先ほどからのお話の中でも、今月いっぱいぐらいで結論を得たい。そうなってまいりますと、この答申につきましてはいつお出しになるわけでございますか。
【次の発言】 この二年間というものは関係の方々にいろいろとお聞きになってこられた、このように思うわけでございますが、先ほどからも意見が出ておりますように、いよいよ答申を出される前、いろいろな形で意見を聞くということは極めて大事じゃないか、このように思うわけでございま……

第102回国会 運輸委員会 第14号(1985/08/20、37期、公明党・国民会議)

○近江委員 一機の航空機事故といたしましては世界最大の大惨事となりまして、犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈りを申し上げる次第でございます。また四名の生存された方々の一日も早い御回復を心からお祈り申し上げる次第でございます。  事故が発生いたしまして、私も翌日すぐに我が党の多田副委員長を団長といたしまして、上野村そして藤岡市、それぞれの対策本部にも飛びまして、実情をできる限り速やかに調査をいたしました。そして十四日の午後、山下運輸大臣に緊急申し入れをいたしました。そのいわゆる骨子は、他の航空機の心配な点の総点検を申し入れいたしたわけでございます。それを受けまして、山下運輸大臣が緊急の総点検……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第57回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号(1967/12/16、31期、公明党)

○近江小委員 だいぶ意見も出たようでありますが、先ほどもお話があったのですが、この前の委員会でも、商工委員会でございますが、ちょうど石油の問題がありまして、国内資源の開発という問題について質問したわけでございますが、確かに通産省の政策というもの、また国内資源の開発というものについて、私は非常に手ぬるいように思うわけです。  鉱山局長に聞きますが、その後、国内資源の開発に対して、いままでやっておった対策に加えて新たにどういうような対策を考えていらっしゃるのか、その点をお聞きしたいと思います。調査開発ですね。
【次の発言】 この前も話が出たのですが、結局企業採算ですね。その点を非常に重視しておる。……

第58回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1968/05/06、31期、公明党)

○近江委員 大臣が七時に退場なさるそうでございますので、特に大臣に最初にお聞きしたいと思います。  この中で、プルトニウムについての問題でありますが、協定で三百六十五キログラム確保しているように明示してあるわけでありますが、この価格について、ウランの場合には協定があるわけでありますが、この点について何ら明示されてないわけです。こういう点において、アメリカの政治的な価格で一方的にきめられるのじゃないか、このように思うわけです。こういう点、どういうふうに政府として解釈しておられるか、この点をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この協定の第六条において、資材、設備あるいはまた装置、あるいは特……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、公明党)

○近江分科員 私は、万博のことについてお聞きしたいと思います。  いよいよ開催まであと約二年に迫ってまいりました。総額五百二十三億円、関連事業は六千三百七十八億円、そして政府民間の出展は六百ないし八百億円が見込まれております。総計いたしますと七千五百億円以上のものがつぎ込まれるわけであります。したがいまして、国民のすべては無関心でおれないわけであります。私もこの万博の開催される吹田にも住んでおりますし、特にいつも現場の進捗状況を見ておるわけでありますが、非常に進みがおそいように思います。その点で予算上から、さらにその実際の上から進捗状況をお聞きしていきたいと思います。  まず第一点は、四十二年……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号(1969/04/16、31期、公明党)

○近江小委員 私も、軍事転用という問題でございまして、これは非常に心配しておるわけです。過日の委員会でも、それをどこでくくるか、結局、宇宙開発事業団も発足する、実施機関だけはどんどん進んでいく、しかし、どこにどれだけの平和なり、民主、自主、公開あるいは国際協力、そういう問題点が確約できるか。これに対して長官は、第一回の答申で、それを十分尊重していく、あるいは昨年の四月でしたか、佐蔵首相がそのことを明言されておる。代々の長官も、そのことについては十分尊重してやっていきます、こういうことで、結局明文化は避ける、そういう意向であったわけです。  いますっとお聞きしておりまして、確かに宇宙の定義等もき……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第3号(1969/06/18、31期、公明党)

○近江小委員 今後の宇宙開発の進捗を考えていきますと、日米の開発協力というものが非常に大きなウェートを占めてくるわけでありますが、日米の宇宙開発協力についてお聞きしたいと思うのです。その後の経過、それから現状について、まず初めにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 窓口としては政府間交渉、しかし、その接触の時点においては、やはり科学技術庁が相当具体的に接触しないとあかんと思うのです。その点、やっておられると思いますし、おおむね了解事項に達したということですが、どの辺が了解事項に達したのですか。
【次の発言】 だから、そのところを、大体どのようなものであるか、内容を聞いているわけです。

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、公明党)

○近江分科員 公取委員長に富士・八幡の合併問題についてお聞きしたいと思います。  まず初めに、事前審査のあり方でございますが、公取のこの委員会自身が、今回のような形で行なった事例というのは、私たち過去には承知しておらないわけであります。この影響の重大さをお考えになったわけであろう、このように考えますが、恣意的なそういう運用に流れる危険、結果として不公平になるおそれもある。この委員会自身が直接、正式届け出の前にタッチする場合、どういう基準があるか。それについてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 相談をなさる、これについては事務局の中に独禁相談所ですか、こういうところで扱いをしている。委員会……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1969/02/26、31期、公明党)

○近江分科員 委員長、大臣、関係者の皆さんも、非常に長時間の御審議でお疲れと思いますが、私が一番最後でございますので、よろしくお願いいたします。  大臣にお伺いいたしますが、まず資本の自由化、これの第二次が近々行なわれるわけでありますが、この資本の自由化に関連して国内のそうした業界というのは、外資に牛耳られるということを非常におそれておるわけです。これは体制の弱体、いろいろな原因があろうかと思いますが、大多数は非常に消極的である。この資本自由化の対応策として、国際競争力をつけるための企業の合併の促進、それから外資のかってな企業活動のチェック、つまり独禁法を外資にはきびしくといった、そういう意見……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、公明党)

○近江分科員 菅野さんは万博担当大臣をなさっておられますので、私は万博のことについてお伺いしたいと思います。  菅野さんが通産大臣のころに私が万博のことで質問申し上げました。一兆円になんなんとするばく大な国家予算をもってこの事業が行なわれるわけであります。したがって、国民の関心というものは非常に高いわけです。重大な影響を持っている。そういうわけで、もしもこれが不成功、あるいはそれが住民福祉に非常に大きな影響を与える、そうなった場合、だれが責任を持つか。そのときに、私が責任を持ちます、このように言われました。今度は経企庁長官になられ、また、万博担当大臣に就任になったわけであります。  そこで、お……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会海洋開発に関する小委員会 第1号(1970/05/15、32期、公明党)

○近江小委員 いま速水さん、そしてまた局長から海洋開発の問題点についてお聞かせ願ったわけでございますが、私、この答申をずっと読ませていただきまして一番感ずることは、何といっても海洋科学技術、そういうごく限られた部門での審議をなさっておる、それから出た答申である、またそれを受けた実行計画であるということです。御承知のように、海洋開発というのは非常に大きな範囲を含んでおるのでありまして、もうすでに御承知のようにああした鉱物資源あるいは水産資源あるいはまた海の持つエネルギーの利用、スペースの問題、そうしたさまざまな要素を持っておるわけであります。したがって、非常に大きな国土開発というような観点からも……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号(1971/05/13、32期、公明党)

○近江小委員 きょうは久しぶりに宇宙小委員会が開かれまして、時間の許せる範囲で御質問をしたいと思います。  まず初めにお伺いしたいのは、この宇宙開発委員会の計画によりますと、昭和五十年度に電離層観測衛星を打ち上げる予定、このようになっておるわけでございますが、この計画の変更後どういうような現状であるか、その進捗状況をひとつお聞きしたいと思うのです。それと今後のスケジュールはどうなっておるか、この点につきましてまず初めにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから、ソー・デルタを中心としたライセンス生産あるいはノックダウン生産に関して、どの程度まで話が煮詰まっているか、その状況をお聞きしたい……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会海洋開発に関する小委員会 第1号(1971/05/21、32期、公明党)

○近江小委員 先ほど科学課長のほうからいろいろ国連の会議に出られて問題点の御説明があったわけであります。何点かのそういう問題があったのですが、その一つの領海の問題でございますが、わが国においても十二海里というのは、今国会においても外務大臣あるいは総理もそういう方向ということを明示されておられるように思うわけです。そこでわが国として、そういう十二海里になってきたというのは、あくまでも国際的なそういう大勢といいますか、そういう点から判断されたのか、あるいは自主的に、わが国としては十二海里をとるべきである、そういう判断に基づいてされたのか、もしそうであれば、どういう根拠に立ってそこまでの結論に近い方……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1971/02/25、32期、公明党)

○近江分科員 きょうは時間も限られておりますので、沖繩関係の問題にしぼりまして、長官にお伺いしたいと思います。  いよいよ沖繩が返ることになりまして、沖繩復帰のための返還協定あるいは国内関係法の整備とか、いろいろとそうした作業にかかられると思うのでありますが、今後の予定を考えていきますと、陛下のヨーロッパ旅行、あるいはまた、その前に日米経済合同委員会あるいは日本・カナダ閣僚定期会議等が開催される。そういう点から考えていきますと、沖繩国会は、いまのところ、いろいろ言われておりますのは、この十月中旬過ぎからではないか、このようにも言われております。そういたしますと、ちょうど沖繩の主席の任期切れが十……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1971/02/23、32期、公明党)

○近江分科員 私は、きょうは限られた時間でもございますので、物価の問題、そうした観点から質問したいと思います。  昭和四十二年の経済社会発展計画におきまして、そのスローガンの中で、消費者物価の年上昇率を次第に低め、ここ数年の年六%程度の上昇から、計画期間の終わりには三%程度にまで引き下げることを目標とする、こうしたことがありまして、その後全然計画どおりに行かない。さらに昭和四十五年に新経済社会発展計画にも同じようなことをおっしゃっておるわけです。ところが、初年度から七%をこしておる。いま公取等を中心として不当表示ということがいわれておりますが、不当表示の計画じゃないかと言われてもしかたがないと……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/02/23、32期、公明党)

○近江分科員 昨年末の臨時国会におきましては、公害国会といわれまして十四本の法案が通過したわけであります。いまほど公害ということが大きな問題になったときはございませんし、いままでのGNP至上主義の大きなひずみとして公害問題がクローズアップされてきたわけであります。公害をいかに防いでいくかという問題と、さらにもう一歩深く入った考え方としては、自然をいかに今後保護していくか、自然をいかに守っていくか、こういう問題が非常に大きく浮かび上がってくるわけでございます。そこにおきまして、私は国立公園なり国定公園なりの存在というものはきわめて大きいと思います。しかしながら現状を見てまいりますと幾多の問題があ……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1971/02/24、32期、公明党)

○近江分科員 最近、石油の値上げ問題とか非常に国際的な大きな問題が山積もしておるわけでございますが、私はきょうは足元の問題といいますか、中小企業の問題等につきまして重点的にひとつお伺いしたいと思います。  昨年の十月の下旬あるいは本年一月下旬と二度にわたって公定歩合が引き下げられて、一昨年から実施された金融引き締めの措置が解除されたわけですが、しかし、この状況、特に倒産の動向、これを見てまいりますと、東京商工興信所の調査等によりますと、十二月に約九百六十件、一月に入っても八百一件、依然このように高水準を維持している、そういう状態であります。そのほとんどが中小企業の倒産であると思われますし、中小……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1971/02/19、32期、公明党)

○近江分科員 きょうは時間も限られておりますので、私は、いま関西で問題になっております大阪の能勢町におけるナイキ基地、この問題についてしぼってお聞きしたいと思います。  まず初めに、能勢町のナイキ基地の計画がどうして立ったか、また建設計画の概要について簡潔にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、ナイキはどのくらい置くわけですか、もう少し明細に……。
【次の発言】 今回の能勢町のこの計画については、防衛庁としても、突然のそうした発表のしかたといいましょうか、そもそも発端は地元に対してもそういう接触のしかたであったわけです。そういうことで、いま地元におきましても、京都、兵庫、大阪、特に……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○近江分科員 私は、きょうは時間の関係もございますので、万国博覧会の問題にしぼってお尋ねしたいと思います。  いままで通産大臣が担当されてこられましたわが国の万国博覧会も、国民の皆さんの一致した力強い盛り上がりのもとにみごとな成功であった、このように思います。歴代の通産大臣も非常によくがんばってこられたわけでございますが、今回いよいよあと地等の問題も含めまして大蔵大臣が主体となってやられる、まことに力強い感じがするわけでございます。  そこで、まず初めに大蔵大臣にお聞きしたいのですが、跡地利用懇談会が答申を出しておりますが、これにつきましてはわが党の参議院議員の田代さんが本会議で総理にも質問を……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第2号(1972/04/14、32期、公明党)

○近江委員 時間がきわめて限られておりますので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  まず初めに私感じました点申し上げたいと思います。それは、私いままで科学技術委員会あるいは商工委員会等でこの食品添加物の問題あるいは農薬汚染の問題いろいろとやってまいりました。そのたびに、まあ科学技術庁はうちは研究調整やるだけだからというようなやはり迷惑的なそういうような気持ちも多分にあったように私思うわけです。それは関係各省全部同じような態度でこられたように私思います。そういう点、結局どこにそういう原因があるか。結局いままで縦割り行政一本でやってまいりまして、そういうような領域と領域の間のそれを埋めていか……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、公明党)

○近江分科員 私は、まず初めに、文化財の問題についてお伺いいたしたいと思います。  文化財というものは、ひとり地方住民の財産ではなく、数千年のわが国の歴史の中ではぐくまれ、伝えられてきた民族的な遺産であります。これを保護し、後世に伝えるということは、私は国家的な課題であると思うのであります。まず、この文化財保護の問題について大臣の基本的な考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 全国にこうした文化財、そうした遺産というものは数多くあるわけでございますが、結局開発の中でそうした保護というものが非常に手薄になって、しかも荒廃をしてきておる。国民としてお互いにまことに悲しむべきことではないかと思……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○近江分科員 きょうは朝から長時間でお疲れと思いますが、私が最後ということに聞いておりますので、しばらく最後までよろしくお願いしたいと思います。  私が一番最初に聞きたいのは、長官も御承知のように、この間大阪の衛研が発表いたしました、母乳からPCBが多量に検出されたことについてであります。私もその後、商工委員会におきまして、田中通産大臣に、製造禁止をしろということで申しました。そうしたところ、回収できるそうした大型コンデンサーなり、あいるはそういうルートがはっきりしたものについてはしばらくはやむを得ない、その他のものについてはほぼ禁止、また、後日、期限も明示されて発表もされたようでございますが……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1972/03/23、32期、公明党)

○近江分科員 限られた時間でございますので、できるだけ要点を簡潔にしていただいた答弁にお願いしたいと思います。  まず第一点お伺いしたいのは、公営住宅の建設にあたって、地方公共団体の超過負担が非常に問題になっておるわけでございますが、もうすでに建設省としてもそれはいろいろ問題にされておると思いますが、どのようにそれを受けとめ、また今後の対策についてはどうお考えでございますか。
【次の発言】 その調査というのは大規模にやっていただくわけですか。
【次の発言】 地方公共団体を見てまいりますと、いろいろなケースがあると思うのですが、やはりそうした点、きめこまかなそういう対策をとっていただくことが大事……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1972/03/23、32期、公明党)

○近江分科員 私は、まず消費者の観点に立って、数点の質問をしたいと思うのであります。  最近の新聞紙上等で報ぜられるところによりますと、一連の公共料金の値上げに伴い、電気、ガス料金等についても、一部には、長いこと値上げしてないんだからというようなことで、二〇%以上の大幅な値上げが要請されておるということを聞いておるわけですが、電気あるいはガスというものにつきましては、これは一般大衆は言うに及ばず、あらゆる産業におきましても、これはもう重大な影響を与えるわけです。そういう点で、この電気、ガス料金の値上げ問題というものは、非常に影響を与える。特に精神的な影響においても、他のものと比べるすべもないほ……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1972/03/25、32期、公明党)

○近江分科員 きょうは数点にわたっていろいろお聞きをしたい、このように思うわけでございます。  まず初めに、最近の人口急増地帯の現状につきましては、大臣もよく御承知かと思いますが、私も関西におりまして、各地に友だちもおりますが、そうした急増地帯にそういう友人が参りまして、いままで郊外で静かなところであると思っておったところが驚くべき過密状態だ、もう昔の面影も何もないし、道路は悪いし、学校はプレハブだし、ひどいところに住んでいますねと、みな驚いて帰るわけです。そういうことで、いまやこの人口急増地帯の対策というものが、地方公共団体におきましては、財源不足ということで追われっぱなしで、ほんとうに八方……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/03/22、32期、公明党)

○近江分科員 きょうは限られた時間でございますので、特に数点にしぼってお聞きしたいと思います。  まず、自然保護等の問題についてお聞きしたいと思うのですが、今後の林業行政というものを考えてみますと、当面する課題の中で、森林の持つ公益的機能に対する社会的な要請というものがますます増大しておりますし、かつ多様化しておるわけでございます。これら森林の公益的機能の確保等の施策と国内林業の安定的発展をはかるためにいかなる方針で対処されるのか、この点について、まず林野庁にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 政府として、国土の保全とそれから水資源の確保をはかるために、第四次の治山事業五カ年計画の発足をは……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、公明党)

○近江分科員 非常に限られた時間でございますので、何点か質問したいと思いますが、まず初めに、私は、万博のあと地問題についてひとつお聞きしたいと思うのです。  それで、一昨年行なわれました万博につきましては、いままで通産省が主体となって管理運営の監督責任をやってきたわけです。その後大蔵省に移りまして、大蔵省の中でも、理財局が中心となって、この万博記念協会の法律もでき、その後いろいろと準備をされておるようでございます。しかしながら、大蔵省としても、初めてこういうような運営管理をするという一つのケースじゃないかと思うのです。私も、この万博の問題につきましては、党の万博の委員長もさしてもらっておりまし……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○近江分科員 きょうは限られた時間でございますので、ひとつ簡潔に要点をお願いしたいと思います。  私は数点にわたって御質問したいと思うのでございますが、まず初めに空の安全ということについてお聞きしたいと思います。  雫石町上空の事故は、航空史上初めてのあれだけの大事故でございました。その当時長官は就任しておられなかったわけでございますが、あの件に関してどういうふうに長官として反省をなさっておるか、所感をひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その後、自衛隊機によるニアミスは何回あったのですか。
【次の発言】 私が報告を聞いておるのと違いますね。二回あります。まあ、あとで申し上げます。  ……

第69回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1972/10/04、32期、公明党)

○近江小委員 皆さんが、安定供給という点で非常に御努力を払われておるということはよくわかります。それでいま、田中総理が書かれた「日本列島改造論」というのは非常に大きな問題になっておりますが、今後わが国の経済が年率一〇%の成長を遂げる、昭和六十年には一兆ドル経済というようなことになっておるわけですが、そうしますと、エネルギーから考えましても、いまのままで推移すれば、皆さんからお話ございましたが、おそらく昭和六十年の時点では六億キロリットルから七億、現在二億二千万ですから約三倍半から四倍というように拡大をしていく。そうなってきますと、公害の面一つから考えましても、非常に大きな拡大ということが考えら……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1973/03/05、33期、公明党)

○近江分科員 きょうは非常に限られた時間でもございますので、大阪空港を中心とした騒音問題、また時間がありましたら新幹線の騒音等について、お聞きしたいと思っております。  環境庁では、四十六年十二月二十八日に運輸大臣あてに、環境保全上緊急を要する航空機騒音対策について勧告をなさったわけであります。ところが、こうした勧告というものが非常に守られておらないという問題があるわけであります。時間とかそういうことについては守られたところもあるわけでありますが、たとえば、発着回数等におきましては全然減っておらない。したがって、夜このように十時ということになったわけでありますが、結局便数がそのように変わってお……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1973/03/06、33期、公明党)

○近江分科員 今日、大手商社による土地の買い占め、また大企業による土地の買い占め等が行なわれておるわけでありますが、政府が非常に推進しております、全国各地に計画されておりますニュータウン、こういう地域がこういう大手商社等の買い占めによって、緑地帯といわれたところがそういうところに買い占めをされる。そして住民はコンクリート・ジャングルの中で環境を奪われて暮らさなければならない、そういう驚くべき実態があるわけであります。  私はきょうはその問題をお聞きしたいと思うのでありますが、まず初めにお聞きしたいのは、全国各地でこのニュータウン計画がなされ、具体化されておるわけですが、そもそもこういうニュータ……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1973/03/07、33期、公明党)

○近江分科員 今日、過密過疎の問題は非常に深刻な問題になっておるわけでございますが、特に私はきょうは人口急増地帯の問題等につきましてお伺いをしたいと思います。  まず初めに大臣にお伺いしたいことは、人口急増地帯に対する大臣のそうした認識といいますか、どういうようにこの人口急増地帯の問題についてお考えであるか、根本的な大臣のお考えをひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 そうした過密地帯の問題につきましては、与党、自民党の中でも、特に都市部出身の若手の議員が、このままではたいへんだということで、政府を突き上げておりますが、そのように今日非常にこれは大きな問題になってきておるわけです。  そこで……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/03/02、33期、公明党)

○近江分科員 非常に限られた時間でございますので、何点か御質問したいと思うわけですが、海外に在住しております邦人の帰国の問題についてお伺いしたい。特に在韓の邦人の帰国について初めにお伺いしたいと思います。  この在韓の邦人の中でも、困窮邦人の帰国について非常に事務手続がおくれておるし、また、これらの者に対する政府の施策が十分でない。端的にいいまして、一般に私たち耳にするのは、政府の態度が非常に冷たいじゃないか、こういう声が非常に強いわけであります。そこで、政府として、従来どのように措置をしてこられたのか、まずこれをお伺いしたいと思うのです。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、公明党)

○近江分科員 今月の二日から閉鎖を続けております東京の外為市場再開の時期が当面の非常に大きな課題であると私は思うのですが、欧州の主要市場の再開の見通し等の問題もあろうかと思うのですが、大蔵大臣としてはこの市場再開の時期をいつごろにしたいとお考えでございますか。
【次の発言】 こうした為替市場の長期閉鎖という問題は、外国為替銀行あるいは輸出入関係貿易業者に与える影響というものが、特に不安感が高まっておりますし、不測の混乱が予想されると思うわけですが、政府としてはその点どのようにお考えでございますか。
【次の発言】 できるだけ早く開きたいということをおっしゃっているわけですが、そうしますと、欧州市……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/12/16、33期、公明党)

○近江委員 去る十四日、山下通産事務次官が経団連会館におきまして、石油危機とその対策につきまして所見を明らかにしておられるわけであります。その中で、日本経済の崩壊的危機のおそれ、このように警告をされておるわけであります。今日のこのすさまじいインフレの状態の中で、さらにまたこの石油危機がかぶさってきたということで、まさに壊滅寸前という日本経済の状態でありますが、こういう現状を黙視することができないということで、事務レベルとしての立場での山下さんでありますが、そうした発言になったのじゃないかと思うわけです。いままで田中総理の発言等を見ておりますと、物価においても憂慮すべき状態であるとか、国民のそう……

第72回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1974/05/16、33期、公明党)

○近江小委員 この商品取引の問題は、国会でも非常に大きな論議を呼びまして、今回の答申案につきましては非常に注目をされておったわけであります。この中身をずっと見ますと、非常に全般的に的確にとらえておられるように私は思うわけであります。しかし、非常に抽象的であるということ、それから非常に表現も簡潔過ぎるというきらいもあるんじゃないか、もう少し具体的な指摘が必要ではなかったかな、このように思うわけですが、これについて近藤さんはどのようにお考えになりますか。
【次の発言】 いろいろ事情があったと思うのですが、この答申におきましては、商品取引所そのものにつきまして「正常に機能する限りにおいては、自由主義……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1974/03/06、33期、公明党)

○近江分科員 二月の二十七日の大阪国際空港騒音訴訟の判決を契機に、環境庁としてもいろいろお考えになっていらっしゃると思うのですけれども、そうした問題について、まずお伺いしたいと思います。この大阪国際空港周辺におきます航空機によります騒音あるいは大気汚染などの公害につきまして、環境庁はどういう見解をお持ちか、それをお聞きしたいと思うのですが、この判決におきましても、非常に深刻な状態である、また園の行政というものが非常に立ちおくれているということは、指摘しておるわけですね。そういう意味におきまして、環境庁として、非常にひどいと思っていらっしゃるのか。あるいはこの大気汚染の問題にしましても、非常に窒……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1974/03/08、33期、公明党)

○近江分科員 きょうは非常に限られた時間でもございますので、私はナイキ問題について質問したいと思います。  防衛庁は、このナイキJの配備につきまして、全国的にいろいろと計画をなさっておられるわけでございますが、その中で第四高射群の各ナイキ基地の建設の進捗状況等につきまして、簡潔にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 あと二カ所物色中であるということをおっしゃっておられるわけですが、防衛庁としましては、従来から大阪の能勢町周辺にこのナイキ基地を置くんだ、こういう感触で今日まで当たってこられたように思うわけでありますが、それは一応白紙になった、こういうことですね。

第72回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1974/03/06、33期、公明党)

○近江分科員 最近のこのものすごいインフレ状態、物価狂乱の中で、公共公益施設の整備のそういう立ちおくれというものが非常に目立っておるわけであります。特に学校であるとか保育所であるとかまたそのための土地の先行取得の問題であるとか、そういうことで各地方自治体で非常に困難な問題にいま直面しておるわけであります。それで、総需要抑制ということはわかるわけでありますけれども、そういう締めつけというものが全く民間と同じレベルで行なわれておる、こういうことで校舎の建設も進まない。たいへんな問題が起きております。特に人口急増地域におきましては全くお手上げの状態である。校舎が建たないものですからプレハブにしなけれ……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1974/03/07、33期、公明党)

○近江分科員 最近の物価狂乱の中で非常にいろいろな問題が起きておるわけでありますが、特に最近の学校給食の問題を見ますと、非常にいろいろな問題が出てきております。  それで私は、ここで一例を申し上げたいと思うのですが、これは大阪の豊中市の例でありますけれども、現在、一年生から三年生までは給食費が千百四十円です。それから四年生から六年生は千百八十円であります。それで、最近のこういう異常な物価高のために、どうしても値上げせざるを得ない、こういうことでこの四月一日から三四%アップしようという案があるわけであります。そうしますと、一年生から三年生については、三百八十八円アップいたしまして千五百二十八円、……

第74回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1974/12/19、33期、公明党)

○近江小委員 まず初めに、繊維問題についてお聞きしたいと思うわけですが、昨年末の石油危機以来、戦後の混乱期を除きまして味わったことのない非常なインフレ、物価高騰、また今日においては、不況が押し寄せてきておるわけです。そういう中で、この繊維業界はいまたいへんな打撃を受けておるわけです。原因はいろいろあろうかと思います。外国からの輸入の急増あるいは在庫の急増、金融引き締め等々、いろいろな問題があろうかと思います。そういう繊維の非常にきびしい状況の中で、さらに地場産業一つ一つ見ていきますと、非常にその地域にとっては壊滅的な、そういう打撃を受けておるようなところが随所に出てきておるわけです。  特に私……

第75回国会 地方行政委員会商工委員会災害対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/19、33期、公明党)

○近江委員 きょうは非常に限られた時間でございますので、簡単に要点を御答弁いただきたいと思います。  昭和四十八年に出光石油化学の爆発事故が起きまして、コンビナート災害が相次いで起こったわけであります。また、昨年の十二月におきましては、三菱石油の重油が大量に流出をいたしました。こうした重大事故が発生したわけであります。コンビナート防災に関する総合的、一元的な対策を樹立しなければならないということは、各方面から非常に強く要請されておったわけであります。この問題につきましては、商工委員会におきましても、私たち、この三月十八日にコンビナート防災の基本対策を早急に樹立する旨を決議をいたしたわけでありま……

第75回国会 内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/23、33期、公明党)

○近江委員 今回の科学技術庁設置法の一部を改正する法律でありますが、安全局を設置するという法律であります。しかし、いろいろと批判もありまして、安全局だけを設置して根本的なそうした原子力行政の見直しもやっておらない、そういう批判が非常に方々で聞かれるわけであります。  そこで、初めにお伺いしたいのは、いわゆる安全局設置までの経緯、また安全局を設置する意味ですね、時間のかげんもありますのでポイントを簡潔に御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 この原子力行政懇談会でその根本的な問題、それが出てきてからでは相当時間もかかる、とりあえず、そうした長官の気持ちもわからないではないわけです。 しかし……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、公明党)

○近江分科員 人間にとりまして水というものは最も大切なものであります。ましてや飲料水につきましては、直接人体に影響するものでありまして、一点のそういう汚れというものも許されるものではないと私は思うのです。日本の水というものは世界でも良質で、うまいという定評があるわけでございます。しかし現在では、自然破壊や工場廃液の流入などで海の水も川の水も非常に汚くなりつつあるわけであります。いまや自然の水の汚染だけにとどまらず、都会のビルの飲料水、つまりわれわれが直接口にする水も汚濁されつつあるという非常に危機に立たされておるわけであります。このことは、ビルの中で一日の大半を過ごすサラリーマンあるいは学校の……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、公明党)

○近江分科員 きょうは非常に限られた時間でございますので、何点かにしぼってお伺いしたいと思っております。  まず初めにお伺いしたいことは、いま非常に社会問題になっておりますいわゆる企業の採用取り消しの問題でございますが、前途有望な青年の夢を打ち砕くような、そういう採用取り消し問題というものは、非常に私は大きな問題であろうと思います。非常に深刻な問題でございまして、文部省としても、全国のそうした大学あるいは短期大学、あるいはまた一部高校にもそうした問題が出ておりますが、どのように実数を把握なさっておられるか、まず初めにお伺いしたいと思います。

第77回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1976/08/10、33期、公明党)

○近江小委員 きょうは流通小委員会でございます。そういうことで、大規模小売店舗の問題に関しまして御質問を申し上げたい、このように思うわけでございます。  まず、初めにお伺いしたいことは、この大規模小売店舗の進出の問題であります。いろいろとマスコミ等にも報道されておりますが、たとえば熊本にダイエーが進出をする。これは熊木市でございますが、四万四千平方メートル。あるいは大阪の寝屋川に非常に大規模なダイエーの計画もあるというように、全国各地でそうした進出が計画されておるようでございます。そこで、全国各地におきまして適正規模をはるかに超える申請がされておるということを聞いておるわけですが、その現状の報……


34期(1976/12/05〜)

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/02/10、34期、公明党・国民会議)

○近江委員 きょうは公述人の先生方、どうも御苦労さまです。貴重な御意見をお聞かせいただきまして、大分時間も食い込んでおるようでございますので、重複する問題は避けたいと思います。  まず、神代先生にお聞きしたいと思いますが、このマンパワーポリシー問題としまして、公共部門の拡大あるいは第三次産業への誘導等非常に貴重な御意見をお伺いしましてありがとうございました。もう少し具体例をお聞かせいただければ非常に幸いでございます。  それから、ワークシェアリングの問題もできましたら具体的な計画をお聞かせいただきたい、このように思います。  それから、現在の政府のいわゆる雇用対策というのは非常に対症療法的だと……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1979/02/28、34期、公明党・国民会議)

○近江分科員 私は、きょうは限られた時間でございます。そういう中で、全国的に非常に深刻な問題になってきております交通公害の問題についてお伺いをいたしたい、このように思います。  五十二年の十一月一日の公害対策並びに環境保全特別委員会におきまして、私はこの交通公害の問題を取り上げたわけであります。その中で、この具体例といたしまして、日本最初の、しかも最大と言われております大阪の千里ニュータウンの交通公害の問題を代表的な問題として私は提起をいたしたわけでございます。そうしてその解決を政府に対して迫ったわけでございますが、その後関係各省はどのようにこの問題解決のために取り組んでこられたか、お伺いをい……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○近江分科員 非常に限られた時間でございますが、そういう中で私は、きょうは私学助成問題についてお伺いしたいと考えております。文部省におかれましては、この私学の助成につきまして努力をしていただいておるわけでございますが、この問題につきまして若干の質問をしたいと思っております。  私学が果たしております役割りというものは非常に大きいわけでございまして、いまさら説明を申し上げるまでもないと思います。けれども、若干のデータを申し上げてみたいと思います。  五十三年四月現在、私学におきます小中学校、高校、大学の学校数、学生数の割合を見てまいりますと、小学校では学校数は全体の〇・七%、学生数が〇・五%、中……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1980/03/05、35期、公明党・国民会議)

○近江分科員 私は交通公害の問題でお伺いをしたいと思います。  今日交通公害の問題につきましては、全国的に拡大の一途をたどっておるわけであります。そのことにつきましては、五十三年に環境庁が調査をしたのを発表いたしておりますけれども、自動車騒音一つを見ましても悪化の一途をたどっておるということはもう御承知のとおりでございます。  そういうことで、騒音、振動あるいは大気汚染等、非常に拡大をしておるということに対しまして、非常に懸念をいたしておるわけでございます。私は、この問題につきましてかねてから重大関心を持っておりまして、この問題を取り上げてきたわけでございまして、昭和五十二年十一月一日、公害対……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1980/03/06、35期、公明党・国民会議)

○近江分科員 万国博覧会が開催されましてちょうど今年で十年目になるわけでございます。万博の跡地につきましては、記念公園といたしましていま整備されつつあるわけでございます。大蔵省が管轄をなさっておられるわけでございまして、その整備問題につきまして御質問申し上げたいと思います。  六千四百二十一万人という世界各国からの方々がこの万博には参りました。そういう意味でこの記念公園につきましては、それにふさわしい公園にしていこうということで政府としても御努力をいただいておるわけでございます。ところで私が非常に注目しておりますのは、この五十五年度予算におきまして記念施設整備事業費の補助金が計上されておらない……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1984/03/10、37期、公明党・国民会議)

○近江分科員 私は、麻薬、覚せい剤等の問題についてお伺いしたいと思っておりますが、特に覚せい剤を中心としてお伺いしたいと思います。  御承知のように、戦後第三期の薬物乱用期と言われるほど、特に覚せい剤を中心といたしまして汚染が拡大しておる、青少年を初め一般家庭にまで浸透してきておる、こういう非常に深刻な状況に今なっておるわけでございます。こうした大変な社会問題になってきておるわけでございますが、この点をどのように認識されておられるか、まず担当局長、そして大臣から所感をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 三本柱とおっしゃっているわけですが、この啓発活動の強化、さらに取り締まりの強化、乱用者対……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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