このページでは西中清衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。西中清衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○西中委員 最初に大蔵省のほうにお伺いします。
この前の委員会で同僚議員から問題になりました、また官公労でも問題になっておりますが、国家公務員共済組合連合会の理事でありました栗田氏の問題について、前回大蔵大臣にも質問いたしておりますので、事実であれば非常に問題だ、善処するというお話でございましたので、経過と、その後の調査の結果をまず最初にお聞かせを願います。
【次の発言】 そういたしますと、四十一年に刑事事件を起こして、一審、二審とも有罪、四十四年六月には最高裁に上告している、この間、四十一年五月に刑事事件で起訴されたために退職し、翌月非常勤の嘱託、こういう形ですね。そして月額十二万円の手当……
○西中委員 先ほど丹羽先生からもお話がありました古古米、そして古米の処理については、先ほどから聞いておると、もうひとつすっきりした返事がないし、これは食糧庁また農林省も、その他の関係省庁がもう一つ認識がないんじゃないか、私はそのような気がして聞いておったわけです。先ほど宮木先生からもお話があった話を総合して考えてみますと、このカビのカビ毒というものは、米だけではなくて非常に広範囲な影響を与えるものだ、こういうふうに私は理解をいたしました。さらにガンその他の病気がさまざまの形であらわれておる、こういうことですから、なお一そう農林省だとか厚生省はこのカビについて認識をしていただくように、先ほど宮木……
○西中委員 専売公社の質問を前回やらしていただきましたが、きょうは引き続いて残された部分をひとつ質問したいと思います。 前回の質問で、外国葉たばこの輸入について質問したわけですが、その検査機関についてこまかくお聞きをしました。いろいろと御説明はいただいたわけですが、十分納得できない点が少なくなかったわけでございます。その後、検査の実地の見学をということでございましたので、私も参りました。しかしその結果、何カ所か行くたびに、やはり問題があるというように私は理解をして帰ってまいりました。その点については、この前もお話をしておりますので、深くは申しませんが、ただ検査機関についてはなお一そうの御検討……
○西中委員 せんだって、全日空の事故につきましての調査団の結論が出たわけでございますが、原因が不明という結論でありますので、私たちとしても釈然としないものが残っておるわけでございますが、さきの松山沖の問題も十分な原因がわからない、引き続いて、この羽田沖の727の問題も原因不明、こういうように、運航の安全性の問題についての調査結果というものが、どうも私たちの期待に反したことで終わっておるわけでございます。もちろん学者、先生方が一生懸命やられたわけで手抜かりはない、このように思うわけでございますけれども、このように引き続いて原因がはっきりしない。それでなくても、せんだってより交通機関の事故が続発し……
○西中委員 私は逐条的に質問をしていきたいと思いますが、まず第一条の(a)、この(a)の中に「(未遂を含む。)」ということがございますが、このハイジャックにおける未遂というものは一体どういうことなのかということがもうひとつはっきりしておらないような気がするのです。これはまあ一般の犯罪におきましても未遂ということは出てくるわけでございますが、これは法務省の関係かと思いますが、たとえば強盗が家へ侵入してくる。これはやはり一人、二人、三人というように何人かでやるという場合は一応談合するでしょう。その時点で発見できる場合と、それから庭に入ってきたとか家の領域内に入った、この時点で発見された。それから戸……
○西中委員 私は、新聞報道で各紙が報道しております南ベトナムの石油開発につきましての質問をいたしたいと思います。
これによりますと、石油開発公団と民間の八社が海洋石油を設立して、アメリカ国際石油資本と組んで南ベトナム沖の石油開発に乗り出す、こういうことがほぼきまりになったというような報道でございますが、この事実関係はどういうことなのか、簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これも、申すまでもなく、ベトナム戦争は全インドシナ半島に及んでおる状態でございますから、その戦況に対して中国側も何らかの動きをするというような決意を表明するような非常に緊迫したともいえる段階に入っておる国際情勢上……
○西中委員 前回少し入ったところで終わってしまったわけですが、ハイジャック条約の第一条の(a)の未遂についてその範囲をお聞きしました。そのときの御返事では、この条約でいう未遂は乗降口が閉ざされてから開かれるときまでに限定されていることであって、いわゆるどろぼう等の一般犯罪における未遂の概念とはおのずから違いがあるように御答弁がございましたが、その点は間違いないのか。
それからもう一つは、そこに法的な矛盾というものはないのかどうか、この点について最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 ここでもう一つの問題をこの前お聞きしております。ドアが開かれたまま犯人がハイジャックをしたとき、……
○西中委員 「日本国の譲許表に掲げる譲許を修正し又は撤回するための第二十八条の規定に基づくアメリカ合衆国との交渉の結果」「第三十八表の変更」ということで出ておりますが、これによりますと、いわゆるチューインガムの関税率の引き上げ五%ということでございますが、この引き上げの理由について最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 歴史が浅いということで引き上げる、こういうようなお答えであろうかと思います、おもな理由は。そこで現在の日本の国内におけるチューインガム業者の実態ですね。大手というのは非常に少ないようでございますが、どういう経営状況になっておるか。実際に戦後できたから弱いのか、それと……
○西中委員 初めに、万国郵便条約について簡単にお伺いしておきたいのですが、この条約の署名国は百二十七カ国、このようになっておるようでありますし、説明書にもそのように書かれておるわけでございますが、いろいろ属領といいますか、また信託統治といいますか、そういう地域を含めて百二十七、こういうような数ではないかと思うのですが、この百二十七カ国としてあるのはどういう考え方によるのか、その辺のところの事情をお知らせ願いたい。
【次の発言】 特別の考え方はあるというわけではないのですか、その点を聞いているのです。
【次の発言】 この条約には中華人民共和国、朝鮮人民民主主義共和国、北ベトナム、東ドイツ、こうい……
○西中委員 高野先生にお伺いしたいのですが、いま台湾の帰属未定論についてお話がございましたので了解したわけでございますが、政府はいままでこれは放棄しただけである、連合国とか多数国できめてもらうべき問題であるというようなことを言っておりますが、これは事実上そういうことは国際法上言い得ることなのかどうなのか。具体的にいうと、そういうものが集まって会議をするということは可能ではないんじゃないかと私たち考えておりますが、この点の御見解をお願いしたいということ。 それから国連の代表権につきまして、政府の答弁では、重要事項指定方式の決議というものは、一回やればこれはもう続いて効力があるのだ、こういう回答……
○西中委員 私は公明党を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 今回の沖繩返還は、長い異民族の支配にありました沖繩県民の長年の悲願であり、同時に全日本国民の大いなる願望でありまして、日本人としてだれ一人この返還を望まない者はないと思います。この協定の批准を前にして、政府は核抜き本土並みというこの返還の内容をうたっておりますが、われわれは、この政府のおっしゃることがほんとうであれば、これはその正しいと信ずるおのおのの政策に従って、核抜き本土並みそのものの論議をいたすわけでございます。わが党は、沖繩の長い御苦労に対しましては、条件つきでない、核のない、基地のない沖繩、少なくとも……
○西中委員 私は、自民、民社、公明の三党を代表いたしまして、提案の趣旨を説明いたします。 本委員会における協定審議の過程において種々なる問題点が指摘されました経緯にかんがみ、本委員会として次の決議を行なわんとするものであります。 決議案の文案を読み上げます。 非核兵器ならびに沖繩米軍基地縮小に関する決議(案) 一、政府は、核兵器を持たず、作らず、持ち込まさずの非核三原則を遵守するとともに、沖繩返還時に適切なる手段をもつて、核が沖繩に存在しないこと、ならびに返還後も核を持ち込ませないことを明らかにする措置をとるべきである。 一、政府は、沖繩米軍基地についてすみやかな将来の縮小整理の……
○西中委員 いま戸叶委員から質問があったのですが、私も非常にひっかかるので、一言だけ申しておきたいと思います。 やはりこれはあくまでも施政権の返還であって、何だかこの文章、演説を読んでみますと、アメリカのたいへんな好意によって領土が返されるのだ、これは認識の相違ということは確かにあると思いますけれども、そういうニュアンスが非常に強い。総理演説ですと、幾ぶん御苦労をかけたということが載っておるんですが、外務大臣の演説では、そういう要素は全くなくて、もっぱらアメリカの好意を宣揚しているという、しかも「失われた領土」というような表現が出ておるわけでございますから、これはあくまでも施政権の返還である……
○西中委員 いま外務大臣から政府間折衝を考えておるんだ、その前の段階として関連の質問がございましたが、これは中国としてはそれなりの原則というものがあるわけでございまして、先ごろの委員会におきましても領土の問題等がいろいろと論議になりまして、政府は統一見解を出された、こういう経緯があるわけで、はたしてそういう領土の問題なり日華平和条約の問題なりというものが、いまの政府の姿勢で、政府間交渉というものがいきなり行なわれるかどうかということも、これは非常に問題があるわけでございまして、われわれとしては、具体的にどういう接触を行なっておられるか、これが聞きたいわけでございますけれども、おそらく答弁として……
○西中委員 時間が、午後の審議に差しさわるそうでございますから、質問は途中までになるかわかりませんが、少しやってみたいと思います。 重複するところはできるだけ避けますが、先ほども現在の日本の置かれました状況から、この国際交流基金というものがどういう性格を持つか、こういう問題でわれわれとしては若干の危惧を持つわけであります。先ほど松本委員からも、一方的な目的の中の諸外国の理解を深めるということで論議がありました。この点は私も同じような危惧を持っておるわけでございますが、むしろこういう目的でございますと、将来対外宣伝機関の性格を持ってくるのではないか。先ほども大臣から、修正には賛成だということが……
○西中委員 沖繩の返還も旬日のうちに迫りましたが、一方ではベトナムにおいて北爆が激化いたしておるわけでございます。こういう背景から、いわゆる沖繩の基地について返還後どういう態様になるかということは非常に国民の不安とするところでございます。従来の政府の答弁は一貫して、日米安保条約及びその関連の取りきめのワク内に入るということでございますが、事実問題として、これは非常な疑点があるということはだれしもが危惧いたしておる重大な問題だろうと思います。したがいまして本来でございますと、返還後の沖繩の問題については、六九年の日米共同声明の第四項の中にあります、いわゆる再協議をするというこの問題について、何ら……
○西中委員 三木先生、たいへん御苦労さまでございました。 先ほどから委員の方がお聞きになりまして、その意図されているところは非常に敬意を表しておるわけでございます。特に、またたいへんな決意を持って政府与党説得をしていきたいというお考えもうかがわれまして、私たちも先ほど先生のお示しの原則というものについてのお考えは全く同感の立場にいるわけでございます。いま私が聞こうと思っておったことに曽祢先生からもお聞きになりまして、ダブるようでございますが、やはり問題の一つの大きな点は、台湾の問題であろうというように認識をいたしております。こまかい問題になるわけでございますが、先ほど先生おっしゃいました日華……
○西中委員 先ごろより種々の報道がされております沖繩の那覇空港におけるP3の移転について、本来ですとこれは言うまでもなく沖繩復帰と同時に移転を完了すべきものである、こういうものでございますが、その点についていささかの疑念が出てきたのでございます。この辺の事情はどういうふうになっておるのか、正確に御説明を願います。
【次の発言】 いま理由としてあげられたのは普天間の工事の問題、予算の問題それから新しい事態の変化、大体三つだったと思います。しかしながらこの問題はさきの沖繩国会におきまして政府としては完全返還、こういう目玉商品ともいうべき大宣伝でやられた問題であって、いまさらこういうことでおくれたか……
○西中委員 五月の十日からバードウイークが始まっているわけでございますが、現在日本の生活環境というものは、御承知のように緑がどんどんと奪われていっている。そうして公害が日本列島に大きく広がっておる。こういう状況の中でこのような条約が結ばれてわけでございますが、このままいきますと、環境庁も熱心にいろいろとやっていただいておるようでございますけれども、公害のほうはむしろ輪をかけておるというのが実情だろうと思います。したがいまして、河川なり海岸線なり海なりまた山なり、こういうところがどんどんと荒らされておる。特に、鳥と密接な関係にある森林というものが非常にこれは減っているという、こういうような現状で……
○西中委員 御本人にじかにお尋ねします。いままで論議がありましたのでもう一切省略いたしまして、一点だけ聞いておきたいのですが、うそかまことかというのは私個人の考えとしては第二義的な問題で、楢崎君が何回もおっしゃっているように、内容の問題、政策論の問題として重要である。これは大いに論議をしていかなければならぬと思っております。 ただこの問題で先ほどぎりぎりのところまで時間があればやりたいというお話がございました。それはどの程度のものなのかということは、われわれこうして外務委員会で何回も扱っておりますが、依然として進展をしておらないわけであります。さらにそれを繰り返しても意味がないというように私……
○西中委員 最初に、国際民間航空条約に関する議定書の御質問をいたしたいと思います。 このニューヨークで署名された議定書の問題でございますが、これは一九七一年の三月に招集されておるその会議でこの議定書ができたというふうに書かれております。そのもう一つのウィーンのほうですね。これは一九七一年六月、この間わずか三カ月しかないわけでございますが、定期総会の前の臨時総会が期間的にいって非常に狭まっておるという、この臨時総会はそうすると、定期総会に先がけて急にやられたといいますか、非常に短い期間しかないのにわざわざ開かれたという理由は、特別一体何かあったのでしょうか。その辺はどうでしょうか。
○西中委員 ベトナム戦争が激化いたしまして、四月上旬以来横須賀の空母コンステレーション出港、その後岩国からの海兵隊及びファントムF4出動、さらにはスカイホークの二個中隊出動、その他米陸軍相模補給廠での戦車の修理、佐世保における駆逐艦の修理補給作業、広の弾薬庫からのベトナムヘの出港、こういうような矢つぎばやの日本本土における在日米軍基地の動きというものは非常にあわただしい状況になっております。先ほど防衛庁長官は、日本の米軍基地は静かである、比較的平静であるなどとおっしゃっておりますが、少なくとも国民は、そうしておのおのの基地においては、非常な不安感を持っていることは疑いのない事実であろうと私は思……
○西中委員 せんだっての当委員会でも御質問いたしました点について、時間がなかったものですから途中でやめたわけですが、外務大臣は沖繩におけるB52のベトナムに対する爆撃戦闘作戦行動、この往路は地上給油で事前協議である、だが帰路は戦闘作戦行動ではないから事前協議の対象にはならない、こういう解釈がございまして、これは非常に論議がなされましたが、私はいまだに釈然としておらないわけで、そういうことははたして国際的に通ずる問題なのかどうなのか、こういうことが依然として残っているわけでございます。いずれまたいろいろと洗い直しはされるのではないかとは思っておりますけれども、このお考えはいまも変わっておりません……
○西中委員 先ほどもお話が出ておりましたが、キッシンジャー大統領補佐官が九日に来られるということで、日本側としては米ソ、米中、こういった会談について何らかの報告を受けられると思います。日本側としてはいま問題になっておるのは沖繩基地の態様、日米安保体制、安保条約の洗い直し等の問題があろうかと思います。で、この辺われわれとしてはアジアの情勢の変化、いわゆる緊張緩和ということもございますので、重大な関心を持つわけですが、新聞報道では、佐藤総理が外務委員会で、近く来日するキッシンジャー米大統領補佐官との会談で、日米安保条約のあり方について話し合う。沖繩の米軍基地は施政権返還前とその後で性格が変わるべき……
○西中委員 私は、現在急ピッチで進んでおります日中問題について、最初に御質問をいたしたいと思います。 今日の田中内閣の姿勢というものは肯定的で、そしてかなり積極的な面も見えるわけでございまして、これはわれわれとしても当然協力をしていきたいというような気持ちで十分おるわけでございます。これはいささかの懸念でございますが、こういう流れの中で、当然流れとしてもこれは回復までいくものとは私は思っておるわけでございますが、きょうあたりの各紙の報道によりますと、日本の中国接近についてアメリカ側のほうから、ジョンソン次官の発言でございますが、いろいろの発言があるようでございます。要するに、日米が中国と接近……
○西中委員 私は、主にエネルギー問題についてお伺いをしたいと思います。
政府は、このほど、昭和六十五年を目標としてエネルギー政策需給見直しを策定するということを正式決定したようでございますけれども、その基本的な姿勢についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 この計画の設定に当たりましては、一つ前提となるべき問題を十分考えておかなければならないと私は思います。それは、現在エネルギーが非常に危機的状況にある、将来を展望した場合に問題が多い、不足するんじゃないかといった認識が高まっておるわけであります。このこと自体は私も異議をはさむものではないわけでございますけれども、この言葉の裏に、いわゆる……
○西中委員 最初に、中小企業の下請代金支払いの遅延について御質問いたしたいと思います。 現在、長期の不況のために企業の倒産は依然高い水準で推移をしておるわけでございます。一月の倒産は民間調査で千二百八十五件、負債額は二千二十億円、前年同月比件数で一九・二%、負債金額で五二・八%の増加と、このような厳しい状況でございます。その原因としては、販売不振、累積赤字、売掛金回収難など、いわゆる不況型倒産が五二・八%で、半分以上を占めているというような状況でございます。現在息切れの企業というものは増加を示しており、今後の見通しとしては、特に三、四月といった段階で倒産の非常なピークを迎えるのではないかとい……
○西中委員 きょうは三点についてお伺いをいたしたいと思います。 最初に、原子力発電所の問題についてお伺いをいたしますが、電源開発、とりわけ原子力の開発は何といっても国民の合意を取りつけるということが非常に重要なことでございます。この点は政府もしばしば強調されておるところでありますが、したがって、原発は本当に安全なのかどうなのかという国民の疑惑に対して、やはりそれなりの保証を十分に取りつけ、また、安全性の万全の体制を整えることはぜひとも必要な問題であろうと思います。 この点について具体的な問題として私はお伺いをいたすわけでございますけれども、福井県の高浜原発は現在一号機、二号機、百六十五万二……
○西中委員 最初に総務長官にお伺いしたいのです。
私たちは、今国会におけるこの法案の強化改正を目標にしておることはこれまでも表明してきたところでございます。福田総理も今国会での決着を明言しているわけでございますけれども、国会の会期も大変残り少なくなってまいりましたし、私は、審議をしっかりと促進して、修正問題も含めて話し合い、速やかな衆議院の通過を図るべきだと考えておるものでございますが、この点について総務長官はどう考えておられるか、まずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 昨日からこの法案の質疑が続いておるわけでございますけれども、これまで多くの問題点が取り上げられてまいりました。こ……
○西中委員 きょうは長時間にわたりまして参考人の皆様方には大変御苦労をかけております。お昼も飛ばしての大変な審議になっておりますが、よろしくお願いいたしたいと思います。 最初に山本参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、山本参考人は、先ほど、大きな企業を抑えるよりも、むしろ、現在の経済事情の中では二位、三位といったところの企業の対抗力をどうつけていくかということが重要であるというような御趣旨の御意見があったように思っておりますが、これはある面で言うと経済力の集中ということにつながるのではないかと思います。一例を挙げれば麒麟麦酒があり、そしてそこにサッポロだとかそのほかの会社があるが、サッポロ……
○西中委員 長時間御苦労さんでございます。 最初に、徳永参考人にお伺いをいたしたいわけでございますが、私は、この四月十二日だったと思いますが、読売新聞に掲載されました山中先生、板川先生、正田先生、そして徳永参考人の四人の方の対談を拝見いたしたわけでございますが、この中で、徳永参考人は、「われわれからみると、政治家は少し不まじめではないか。法律は必要があって作るものである。」といったようなことを述べておられました。先ほどのお話は政治家は少しふまじめであるというところまではおっしゃらなかったわけでございますけれども、若干そういったようなニュアンスを感ずるようなお話もあったような気がいたしておりま……
○西中委員 午前中からの質疑を聞いてまいったわけでございますけれども、この協定については、ますます疑問点を浮き彫りにしたのではないかという印象を持っておるわけでございます。 少なくとも中国がわが国のこの日韓の協定について強硬な抗議を繰り返しておる、それについて、日本政府としては、また外務省としては、繰り返し先ほどから論議が行われておりますけれども、十分な誠意と、また、新しい事態について対処していこうというような姿勢もほとんど見られない、まことに残念な思いをいたしておるわけでございます。中国と北朝鮮のこうした抗議の姿勢に対して、日本の今日までとり続けてきた、また、政府が繰り返し述べてきたことに……
○西中委員 最初に、円高差益の還元につきまして御質問をいたしたいと思います。 円高に伴いまして、輸入物資については膨大な為替差益というものが発生しておる。これを消費者に還元しろという声は非常に高いわけであります。しかし、現実としては、大半の輸入物資の小売価格はほとんど動かない、下がらない、こういった状況でございます。その原因についていろいろ言われておりますけれども、流通過程で吸収されている分が大きいのではないかということも伝えられております。 そこで、通産省にお伺いをいたしますけれども、昨日、消費財の流通調査を発表されましたけれども、最初にその概要を御説明いただきたいと思います。
○西中議員 ただいま議題となりました小規模事業者生業安定資金融通特別措置法案について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。従来の政府の中小企業政策は、ともすれば小規模事業対策が忘れがちであったと言えます。 すなわち、従来の中小企業政策は、中小企業の中でも比較的力のあるものを近代化させてその競争力の強化を図る一方、こうした政策には乗れないような小規模事業者はその陰で、十分な対策もないままに切り捨てられてきた傾向が見られるのであります。 しかしながら、本当に保護育成を図る必要があるのは大きな企業ではなくて、資本力が乏しい小規模事業者であるはずであります。 中小企業を取り巻く環境は、不況……
○西中委員 本日、私は、河本通産大臣のASEAN三カ国の訪問について質問をいたす予定でございました。大臣がお出にならない。非常に残念でございますが、ほかの方でお答え願える部分だけ御質問をしておきたいと思います。
次官がお答え願えるかどうか、今度の通産大臣のインドネシア、シンガポール、マレーシア、三カ国を訪問されたその訪問の目的、これは一体どういうところにあるのか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 昨年八月、福田総理はASEANの首脳会議に出席をされ、それから数カ国の加盟国を歴訪されたわけでございますけれども、心と心の触れ合い、こういった点を非常に強調されました。さらには、アジア新……
○西中委員 最初に、河本通産大臣にお伺いをいたしたいと思います。 せんだっての日米首脳会談で、日本のODAを五年で倍増するということを今度は三カ年で倍増するというような、言うならば首脳会談の一つの目玉として提案をされて、双方の合意を得たというようなことがあったわけでございますが、通産大臣も、その前日ですか、東南アジアを訪問されているときに、その旨を御発言になっておりました。 九日の当委員会におきまして、私がこの問題について御質問をいたしました。そうしますと、この倍増の基準年次は五十一年実績である、十一億五百万ドルである、そしてドルベースである、こういうお話でございました。それから、おととい……
○西中委員 今日、流通部門の動きというものは、流通戦争と言われるようにまことに激烈な競争が行われておるわけでございまして、それに対応して、今回また大店法、商調法の改正ということでございますが、非常に経済不況の中で大型店の進出というものは中小小売店にとっては致命的な打撃になっておるわけであります。そういう点で、朝以来の質疑を聞いておりますが、私も重ねて確認の意味をもって同じような質問もあるかと存じますが、われわれの申しますことについて真剣にまず受けとめていただきたい。そうしてこの法が実効のあるものになることが一番大事だろうと私は思っておるわけでございます。 そういう点で、前提として、いまの流通……
○西中委員 特定不況地域中小企業対策臨時措置法案について御質問をいたしたいと思います。 造船また合繊その他水産業等いわゆる構造不況業種を基幹産業といたしております地域、これはいま大変な不況に見舞われておるわけでございますが、そういった面で、労働省の離職者臨時措置法案とあわせまして、各市町村におきましては大きな期待をこの成立に寄せておるわけでございます。同時にまた、この内容が果たして今日の特定不況地域と言われる地域に対してどれほどの効果を持つのかという疑問も一面では多いわけでございます。たとえば金利の安い融資をする、そういう措置をとったとしても、仕事がなければ先行きどうしようもないし、借りたお……
○西中委員 ただいまも問題になっておりましたけれども、国内炭の在庫の増大の問題についてお伺いをいたしたいと思います。 従来より二千万トン体制ということで、会社も労働者もその目標達成のためにそれぞれある種の使命感を持って今日までがんばってこられたわけでございます。一方、ことしの出炭生産高というものは千九百十万トンというふうに見込まれておるわけでございますけれども、二千万トンに達しないのに国内炭の在庫は非常にふえてくる。先ほどからまた一般の新聞報道でも、その原因は円高で外国炭との格差があるんだ、こういうことでございますけれども、原因としては余りにも単純な感じを受けないわけでもありません。しかも、……
○西中委員 最初に、運輸省の行政のあり方、行政の姿勢、こういう点についてお話をお伺いしたいと思います。 ただいまもお話が出ましたけれども、さきの予算委員会でわが党の矢野委員から、グラマン社のガルフストリームU型機の購入に関しての質疑がございました。そのときのやりとり、いろいろと受け取り方はあろうかと存じますが、少なくとも運輸省が住友商事に手数料として七百万円支払った、住友商事は一方でグラマン社から三十万ドルの手数料を受け取った、しかも、この三十万ドルは、運輸省がグラマン社に支払った五百三十七万ドルの航空機代金に含まれておる、このときの答弁の中で、運輸省は、この三十万ドルの件については当時は知……
○西中委員 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。 最初に、永井参考人にお伺いをいたしたいわけでございますが、若干いままでも同僚委員から質問が出ておりますので、重複するところもあるかもわかりませんが、お許しをいただきたいと思います。 一つは、今回利子補給の復活ということで定期船、LNG船が利子補給が三・五、タンカーは利子補給が二・五、こういう形になっておるわけでございますが、この利子補給で実際に国際競争力としてその力がつくのかどうなのか、この辺のところはどうなっておるか。 それから、計画造船百万トンということでございますけれども、これは造船にも関係ございますが、業界としての御希望は……
○西中委員 初めに、外航海運並びに日本造船業の不況に対する政府の基本的な姿勢についてお伺いをしておきたいと思います。 海運不況の原因の一つは、一九七三年のオイルショック、その前における世界の石油需要の見誤まり、これによって世界的なタンカー船腹量の過剰、さらにはそれ以降の世界的長期不況によって海上の荷動き量の伸びが非常に鈍化した、こういうようなことがあったと思います。 さらには、議論がございましたが、日本船のコストの急増、さらに、それによって外国船との競争力の低下、こういったような背景があったと存じます。したがって、新造船の需要というものも激減をいたしまして、さらにはまた、円高等もありまして……
○西中委員 きょうは午前中から大臣の記者会見に関連しての質疑が続いております。いまもお話があったばかりでございますけれども、私も、一言お話をさせていただきたいと思います。 ということは、いまの熱弁を聞いておりますと、一々もっともな理由がついている。確かに、国民が国鉄に持っているいろいろな批判、そういったものにある程度こたえていこうというような感じはあるわけです。しかし、何となく私は聞いておってどこか抜けているような感じもしないわけではない。それは何かということを一生懸命先ほどから考えておるわけなんです。すなわち国鉄の経営というものが、いわゆる採算制至上主義といいますかそういう立場に立てば、数……
○西中委員 長時間にわたりまして参考人の皆様には大変御苦労さまでございます。 いままであらかた問題の大半は議論が行われておると思いますが、ある程度重複する面もあり、また、もう一歩お聞きをしたい点もございますので、重複する部分は御容赦をいただきたいし、また問題は、トラック業者、バス業者の命運にかかわる命そのものの油の問題でございますから、ひとつできる限り正確なお答えを賜りたいと思っております。 まず最初に、先ほどの、午前中からの論議の中でいろいろありましたけれども、依然として私は軽油というものがなぜこういうようにカットをされておるのか、また値段が暴騰しておるのかということについては、十分納得……
○西中委員 けさ方鉄建公団の不正経理につきまして、大臣並びに会計検査院より御報告をいただきました。いま国民はこの乱脈な経理につきましては、大変な不信感と憤りを感じておるわけでございまして、できる限りこの内容については明確にしていただくということが大事な問題ではないかと私は思っております。 早速でございますが、きょうの報告の中で会計検査院にお伺いをいたしますが、二枚目にございます「会議費等の資金に充当したとしております八千六百二万円は、」云々、以下項目がございまして、その最後に、「その事実を裏付けるに足る資料がございません。」こういう一言が入っておるわけでございますけれども、その次に使途不明と……
○西中委員 先ほども議論がございましたが、自動車運転者の労働時間等の改善基準について私もお伺いをしておきたいと思います。 最初に労働省にお伺いをしたいのですが、新二・九通達が出されまして、昨日より実施ということでございます。これは昨年六月に採択されましたILO第百五十三号条約、同百六十一号勧告等に見られますような国際的な要因、それに加えまして、昨年の東名高速道路の日本坂トンネルにおける大惨事等、こういった事件も教訓としまして、以前の通達をさらに見直しをし、自動車運転者の労働時間についての新たなガイドラインを設定した、こういうことだろうと思います。この点では、労働省、運輸省、警察庁等が連携して……
○西中委員 きわめて技術的な法案でございますので、細部にわたって若干の重複はあるかと思いますけれども、御答弁を願いたいと思います。
最初に、この法律のもとになっております外務委員会に付託されました船舶積量測度条約、これは十一年も前に署名されているわけですが、国会の承認を求めるのが今日まで遅延をしたというその理由は一体どういうところにあったのかまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いま船舶局長から御説明いただきましたが、外務省はまだ来ていないので、後でまたこの関係でお伺いをしたいと思います。
そこで、この国際条約の発効の見通し、これはどういうことになっておるのか、お伺いをしてお……
○西中委員 昨年また今年に入りまして新聞、テレビ等でしばしば報道されておりますように、金の私設市場における取引の実態、さらに取引業者によって被害を受けた多くの市民、それから不正な取引が現在のところほぼ野放しといったような状況にある、こうした状況を踏まえまして、この金の市場について御質問をいたしたいと私は思います。 この金市場の問題については、御承知のとおりに四十八年に輸入の自由化が行われ、五十三年には輸出の自由化、こういう形で今日に至っておるわけでありますが、こういう制度の変更に対しまして、金取引のルールや金に対する国民の正しい理解、こういう受けざらを用意しないままに今日に至ったというところ……
○西中委員 最初に、外務省にお伺いをいたしたいと思います。
新聞報道によりますと、アメリカ最大の航空会社ユナイテッド航空の日本乗り入れの問題につきまして、日本は日米航空交渉においてこのユナイテッド航空の日本乗り入れを一定限度認めるかわりに、日本側がかねてから要求しておりますところの米国内の乗り入れ地点の増加を図っていく、そして米国に対するわが国の航空権益の拡大を図るという基本方針を固めたという、こうした話が伝わっておるわけでございますけれども、そういう方針を固めておられるのかどうなのか、まずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 大変重要な問題であるという御認識、私も同じように持ってお……
○西中委員 日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案について御質問するわけでございますが、過日の委員会におきまして、わが党の浅井委員から、わが党の基本的な疑問その他考え方について概略申し上げた次第でありますけれども、これを受けました形で、幾つかの点について質問を進めてまいりたいと思います。 いまも終わりに同僚委員から少しお話がございましたが、国鉄は公共交通機関の柱であるとともに国民の共有財産、資産でございます。さらにまた、今日の巨大な赤字財政が国家財政に与えておる影響というものは非常に大きい。国鉄経営の立て直しということについては、国家財政の再建にとっても不可避な課題と言わなければならぬ、この認……
○西中委員 本日は、大変御多用中のところ、参考人の皆さんには御苦労さまでございます。 国鉄のこの再建の問題は、国鉄のみならず日本の財政の上で非常に重大な問題でございますし、また国民の足としても基幹的な役割りを今日まで果たしてまいったわけでございますが、いずれにしても今回この財政再建ということが焦点で法案が提出されておるわけであります。先ほども参考人の皆さんからお話がございましたけれども、国鉄は過去四十四年に第一次再建計画を策定して以来、四十八年、五十一年、五十二年、五十四年と数次にわたりまして計画をつくり、その都度修正を行うというような形でまいってきておるわけでございます。それは五十四年の決……
○西中委員 わずか十四分で大変短い時間で残念なんですが、いま同僚委員からわれわれが危惧いたしておる何点かについて質問がございました。 重ねて御質問する部分もございますが、一番問題だと思うのは政令の問題だと考えておりまして、いわゆる運輸省の選定基準の案というものが出ておるわけでございますけれども、先ほどこれを厳正に守るか、とうかというような御質問がございました。現在出ております問題は、幹線鉄道網を形成する営業線の基準、それから地方交通線に関する基準、特定地方交通線に関する基準、こういった三つの柱で出ておるわけでございますけれども、ここに出ておる数値その他については一切守られる政令ができ上がるか……
○西中委員 私は、公明党・国民会議を代表して、日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案及び加藤君修正案について反対の立場から討論を行い、同時に、久保君修正案に対して賛成の討論を行うものであります。 本法案の問題点の一つは、経営再建法案とはいうものの、再建に必要な課題を解決する施策がほとんど示されていないということであります。 国鉄の財政を圧迫する上越、東北新幹線の開業に伴う赤字増、職員構成のひずみからくる年金負担や退職金問題、借入金依存の投資など、いわば構造的な赤字についての抜本的な施策のメスを入れずして、政府の国鉄再建のための基本構想が目指す六十年度における収支の均衡を図ることはとうてい無理……
○西中委員 最初に、先ほど御報告のありました原潜の問題について、この事件についてお伺いをいたしたいと思います。 今回の事件は、まことに遺憾と言う以外にないわけでございます。われわれは日米友好は重要であるという認識を持っておるわけです。しかし、こうした事件について是は是、非は非としてはっきりとさしていかなければ、真の意味の日米友好には相ならぬ、こういう考えでおるわけでございます。もしこれがあいまいに終わりますと、日本国民の対米不信というものはより増大するわけでございまして、そこには日米友好ということはないわけであります。 こういう立場でお伺いをするわけでございますが、まず、強力なソーナーを持……
○西中委員 国鉄再建法に関しましてこのほど政令が決まったわけでございますけれども、最初に、特定地方交通線、これを二段階に分けて廃止をする、こういう形になっているわけでございますが、この第一次選定は五十六年度から五十七年度四十二線、第二次は五十八年度から六十年度で三十五線、計七十七線を転換の対象としているわけですが、この第二段階の分につきまして、昨日の関係閣僚協議会ですか、ここで自治大臣また北海道開発庁長官の、国土庁長官の強い要請があって、第二段階の実施に当たっては、政令改正に準ずる形の関係省庁の合意を得た案を官房長官が提出するとなった、こういうふうに報道がなされておるわけでございますけれども、……
○西中委員 今回、日本航空株式会社法の一部を改正する法律案が出たわけでございますけれども、その前に航空企業の運営体制、昭和四十一年、四十五年、四十七年、それぞれ閣議了解によって、その時期に適応した航空企業の運営体制についての政府の方針が示されてまいりました。 今日、午前中からの議論にありますように、航空業界、企業を取り巻く環境というものもやはり大変な変化を来しておるわけでございます。今日、需要が頭打ちの傾向、さらに燃料を中心とするコスト上昇、そうしたことで各社、航空三社を中心に低空決算というような状況もございます。さらには、ある企業では地方ローカル線を切り捨てたいとかいうお話も出ておるようで……
○西中委員 外貿埠頭公団の解散及び業務の承継に関する法律案について御質問をしますが、その前に、第六次港湾整備五カ年計画は、昨年九月に投資総額七兆三千億円で策定をされましたけれども、今年三月十三日の閣議了解で四兆二千六百億円の規模ということに縮小をされております。
財政上の問題が大きいのじゃないかと思っておりますけれども、この辺の経緯、それからこれが港湾整備にどういう影響を与えるのか、お伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、第六次五カ年計画で、当初、この昨年九月の計画では、事業費は四百四十億というふうに出ておったように思うのですが、それはほぼ変わらないということでございま……
○西中委員 港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案について、数点お伺いしておきたいと思います。 まず第一点は、港湾整備と港湾管理者、この関係において一つの問題になるのは入港料ではないかと思っております。港湾整備のために管理者の果たす役割りというものは非常に大きいわけですし、一方、港湾管理者の側の財政事情というものは非常に厳しい状況でございます。そのために、五十二年ごろから各港湾管理者は入港料の徴収もしくはその値上げを実施をしてまいりました。さらに、四十八年の港湾法改正によって港湾環境整備負担金というものを徴収する管理者がふえてまいったわけであります。 こうした一連の港湾管理者の姿勢から、……
○西中委員 広域臨海環境整備センター法案についてお伺いをするわけですが、提案理由の説明にもありましたとおり、近年大都市圏における廃棄物の発生量は非常に膨大なものとなっておりますし、その最終処分場の確保は非常に困難な状況にある、これは私も強く認識をいたしておる次第でございます。 その意味で、地方公共団体は大変な悩みとしてこの問題を今日まで手がけてまいったわけでありますけれども、いわば手がなくなってきた、処分場をもう求めることができないという状況が本法案の提案にもつながってきたと思います。しかし、この廃棄物の量というものは年々増加の傾向にあるわけでございまして、今回のような形で処理をすること、こ……
○西中委員 今回の日昇丸事件につきまして十分な議論をしたいという気持ちを持っておりますが、いろいろの都合でわずか二十分だったと思いますが、非常に残念ですが、かいつまんだ質問になると思いますが、若干伺っておきたい。 それはまず第一番目に、四月十一日、マンスフィールド大使から伊東外務大臣にあててステートメントが出ておりますけれども、言葉の中には非常に御丁寧なお言葉が散見できるわけでございます。しかし、私としては余りいい感じのものでないという部分も、この中にはあるのです。 外務省はどういう評価をしておるか、まずお聞きしておきたいと思います。これは本来大臣に聞きたいのですけれども。
○西中委員 日昇丸事件について御質問をいたしたいと思います。
最初に、大臣にお伺いをいたしたいのですが、八日の閣議後の記者会見で、この衝突事件についての海上保安庁の報告書がまとまったので、訪米中の鈴木首相、伊東外相が帰国後提出するとの意向を明らかにした、こういう報道がなされておるわけでございますけれども、もう御報告になったのでしょうか。
【次の発言】 それは、いわゆる運輸省としての完全なる報告という意味でございますか。
【次の発言】 海上保安庁にお伺いしますが、そうしますと、午前中でしたか、同僚議員の質問に対して、きわめて近いうちに国会に提出するということでございますけれども、一応まとまりを……
○西中委員 先ほど来同僚の委員からも御質問がございましたけれども、特定地方交通線廃止問題についてお伺いをしたいと思います。 この特定地方交通線の廃止につきましては、対象線区の関係知事の意見書が提出されましたし、また全国知事会からも八項目にわたりましての申し入れ、質問書と言うべきものが提出されました。この内容は、いわば地元住民の声を代弁したと言ってもいいんじゃないかと私は思っております。地域住民の生活を守る行政の責任者として、こうした市町村長や知事さんがこういうような御意見をお持ちになるのもまた無理からぬところがあろうかと考えております。 こういう知事の御意見というものを運輸省ではどういうよ……
○西中委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。―本委員会には、人命尊重を基本理念とした総合的な交通安全対策を推進するという重大な使命があります。
幸い、練達堪能な委員各位の御協力を賜り、微力ではございますが、円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの沢田広君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
三枝 三郎君 浜野 ……
○西中委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の辞任の件についてお諮りいたします。
理事沢田広君から、理事を辞任したい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に竹内猛君を指名いたします。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。
まず、参考人出頭要……
○西中委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。北川石松君。
【次の発言】 次に、永井孝信君。
【次の発言】 次に、斎藤実君。
【次の発言】 次に、竹内猛君。
【次の発言】 次に、辻第一君。
【次の発言】 次に、三浦隆君。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時二十九分散会
○西中委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。北川石松君。
【次の発言】 次に、沢田広君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 次に、斎藤実君。
【次の発言】 次に、辻第一君。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時二十二分散会
○西中委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件について、本日、参考人として日本自動車整備振興会連合会専務理事堀山健君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。新盛辰雄君。
【次の発言】 次に、斎藤実君。
【次の発言】 次に、三浦隆君。
【次の発言】 次に、沢田広君。
【次の発言】 堀山参考人には、御多用中のところ御出席をいただき、ま……
○西中委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本道路公団理事戸谷是公君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 昭和五十七年七月及び八月豪雨による交通施設被害状況について、滝田総理府交通安全対策室長より発言を求められておりますので、これを許します。滝田総理府交通安全対策室長。
【次の発言】 次に、交通安全対策に関する件について質疑の申し出があります……
○西中委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
今国会、本委員会に付託されました請願は五十二件であります。
請願日程に掲載されております五十二件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等によりましてすでに御承知のことと存じます。また、先刻の理事会におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員よりの説明等は省略して、直ちに採否を決したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
お諮りいたします。
本日の請願日……
○西中委員 運輸大臣の所信を先ごろお聞かせいただきましたが、何といっても問題意識として第一番目に日本国有鉄道の事業の再建、これをお取り上げになっているわけでございます。未曾有の危機的状況にあるという御認識であるわけですが、改めまして大臣に国鉄の認識、そしてこれからの決意をお伺いいたし、また総裁にもお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 監理委員会の法案はいずれまた審議をいたすことになると思いますけれども、その前に、やはり当事者である国鉄、そして長い間監督官庁としてのお立場でありました運輸省、これはやはり主体的な意味において、しっかりみずからの手でやっていくんだ、こういう姿勢が一番大事な……
○西中委員 国鉄の改革は、今日におきましては国民的な課題であると同時に、その解決、再建は一日も早く行っていかなきゃならぬ、こういう段階ではなかろうかと思います。ただ、この改革を進める前に、国鉄を今日こういう危機的状況に至らしめた責任は明確にしておく必要があると思うのでございます。せんだっての本会議でもこの質問は何人かございましたけれども、納得できる御答弁ではなかったように私は思っておるのでございます。いまちょっと大臣が席を外されておりますので、本来大臣に聞くべきでありますけれども、しばしば再建計画を立てながら破綻をしてきた原因はいろいろあるわけですが、根本的には、輸送構造の変化に対して、政府や……
○西中委員 きょうは参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。 先ほどから貴重な御意見を伺っておるわけでございますけれども、いまも同僚委員から国鉄の今日の危機的状況というものについての責任の問題が出ておりました。それぞれの立場でお答えをいただいたわけでございますけれども、これから再建に取り組もうといたしておるわけでありますから、本来ですとどういう企業であれ、こういう破局的状況になった場合にはだれかが責任をとるというのはあたりまえのことでございます。いま一般にそれぞれの立場からいろいろな意味で責任を問うておるわけですね。政府に責任があるんだとか国鉄当局にあるんだとか労使にあるんだとか、それか……
○西中委員 本委員会におきましては、行政改革の柱とも言うべき国鉄再建監理委員会法案を審議中でございますけれども、一方で衆参ダブル同日選挙というような話も出ており、総理もこれについて種々御発言をなさっておられるところでございますが、過日の参議院の予算委員会では、内閣不信任案の提出が解散の大義名分になるとの御見解も示されたようでございます。いずれにしてもこういう重要な法案の審議の中で、やはり選挙は非常に影響を及ぼすことでございます。今後の法案の行方にも微妙にかかわり合いを持っておると思いますので、内閣不信任案の提出が解散の大義名分になるというお考えはいまも変わりはないのか、そして同日選挙はどういう……
○西中委員 海洋汚染の問題はいわば地球的規模の環境問題、このように言われております。したがって、その防止ということは国際的な次元からの理解と協力が必要であり、海に囲まれました日本としてはこの問題に積極的に取り組み、海洋環境の保全というものに十分留意をしていかなければならない、そのように思う次第でございます。 そこで、こうした問題に対するわが国の取り組み、こういったことを私は包括的にひとつお伺いをしておきたいと思うのです。ということは、昭和五十七年度運輸白書には、海洋汚染の防止については「国際協力を積極的に推進する必要があることが早くから認識されていた。」このようにも述べられておりますし、さら……
○西中委員 最初に、関西新国際空港問題についてお伺いをいたしたいと思います。
去る十三日の閣議におきまして、新空港の建設準備のための関係閣僚会議の設置が決定されました。昨日ですか、第一回の会合を開かれたようでございます。この新しい閣僚会議の設置という段階でございますけれども、いままでの運輸省の調査段階、こういった段階から建設準備の段階へ、このように踏み出したのではないかと考えておるわけでございますけれども、そのように考えていいのか、そしてまた、今回のこの設置はどのような評価をしておられるのか、まず最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、第一回の会合が開かれて、運輸大臣から御発……
○西中委員 初めに、今回の三宅島の噴火についてお伺いをしておきたいと思います。
各種の報道で情報をいろいろ聞いておるわけでございますけれども、規模、状況、まず最初に概況をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 火山噴火の前兆と言われる群発地震ですね、これはいつごろから観測されておったのか。また、その噴火のおそれがあるというようなある種の判断、こういうものがあったのかなかったのか、そして三宅島の測候所から、東京都や三宅支庁にはこういった点についての警告はなされたのか、しておったならば、どういう形で行われたか、伺っておきたいと思います。
○西中委員 関西国際空港の建設はまさしく国家的事業でございますが、事業主体が特殊法人たる株式会社ということで、事業の成否はもちろん主体たる株式会社にあるわけでございますけれども、やはり運輸省なり政府のこの事業に対するかかわり方、過度の干渉もいろいろ問題がありましょうし、また、膨大な事業費を要する問題でもございます、その他いろいろの重要課題がございます。したがって、政府としても相当な意気込みで取り組みをしていただかなければならぬ、こういう両面があろうと思います。したがいまして、まず基本的にどういう姿勢で臨もうとされておるのか、伺っておきたいと思います。
○西中委員 きょうは、極めて技術的な問題でありますけれども、日本の国有財産または国民の財産というべきいわゆる公共事業の構造物、その中でもコンクリートの構造物について最近さまざまな報道がなされて、その劣性化が問題とされてまいりました。今すぐどうという問題ではありませんけれども、極めて将来心配な要素を含んでおるのではないか、こういう立場で御質問をいたしたいと思います。 コンクリートの劣性化という問題は、いろいろの問題が含まれていると思います。今取り上げられておるのは、いわゆる海砂によるコンクリートに塩分が入るという問題、それから砕石によるアルカリ骨材反応と、そのほか施工上のいろいろな問題があろう……
○西中委員 道路運送法等の一部を改正する法律案について若干質問をいたします。
この改正に当たりまして大臣から理由の説明をちょうだいいたしました。先ほどからいろいろと同僚議員からも議論がございましたけれども、今回の改正、この理由の中でわからぬこともないのですけれども、一体どういう効果があるのか、何のねらいがあるのかということについて、大臣から再度お伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 臨調の答申に従って今回の改正ということで、今も地方事務官の身分、こういう点が一つの大きな問題として挙げられたわけでありますけれども、本来臨調の基本的な目的といいますか、ねらいというものは、小さな政府と言い……
○西中委員 本日は、参考人、大変御多用のところ御苦労さまでございます。昨年六月の発足以来、監理委員会の皆さんには大変な御努力を続けていただいておるわけでございまして、心から敬意を表したいと存じます。 そこで、まず最初にお伺いしたいのは、八月初めにも第二次の緊急提言をされるというようなことが伝えられておるわけでございますが、この第二次提言では国鉄再建は今のような公社形態では困難であり、分割・民営化以外にないという基本的な考え方を盛り込まれるようなお話でございますけれども、その点はどうなっておるのか。そして、もしもそうであるならば、そういった基本的な考え方に傾いてこられた背景、これについてまず御……
○西中分科員 山陰本線を中心として、裏日本の輸送について御質問いたします。 現在の国鉄の輸送状況については、いわゆる複線、電化等の種々の投資が必要であろうと思われますが、私は、いわゆる太平洋ベルト地帯というものについての幹線増強は十分進んでおる、ないしは進めようとしておられる、そういう姿勢はわかるわけでありますが、いわゆる裏日本の増強計画がどうもおくれているのじゃないか、このように考えております。このために、いわゆる過疎地帯というものが裏日本には非常に多いわけでございますが、いわゆる人口の減少とともに国鉄の経営が苦しいということで、鉄道網の整備が置き去りにしていかれる。今日に至りましては、地……
○西中分科員 私は、自治大臣及び選挙部長に質問をいたしたいと思います。 ここに時事通信社が発表しました昭和三十八年度及び四十年度の学力調査の資料がございます。これによりますと、文教県として一般に認識されております京都府の学力が全国平均から見て低位に置かれていることがわかります。すなわち、中学三年生における総合学力を見ますと、昭和三十八年、四十年、両年ともに全国四十六都道府県の中で二十八位、六大都市を含む府県でまいりますと、その中で最下位、また進学状況を見ますと、四十三年度の公立高校卒業者の大学進学率は全国平均二一二・八%、京都府は一九・八%、その中で国立大学への進学率は一二・五%、これまた全……
○西中分科員 最近、家庭電器製品ないしはその他の一般家庭用品につきまして、いろいろと欠陥事故が続出しております。すでに一、二質問が出ておるようでありますが、昨年のカドニカかみそり事故、それから欠陥こたつ事故、こういうような問題もございましたし、続いて現在、電子レンジの有害電波漏洩の問題、さらには赤外線ガスストーブの問題というように、いろいろと痛ましい事故も起こっているわけでございます。こうした中で、新しい器具というものが国民生活の中に定着をしてまいりますので、多くの新しい製品に対して、その安全性というものは、あらためて国民の間で大きく問題になっていると思います。 そこで私は、現在問題となって……
○西中委員 昨年の消費者物価の上昇は、たびたびと言われるとおりに、七・七%というまことに重大な、そしてきびしい情勢を迎えました。私ども国民も、物価の上昇に対しての政府の施策というものに対して、たいへんな期待をかけているわけでございます。しかしながら、国民の願いは毎年繰り返されてまいりまして、そのたびに私たちは裏切られてきた、こういうような思いも強く持っておる。これが政治全般への大きな不信になっておるということについて、まことに憂えるものでございます。もちろん政府としましても、数々の施策を実施するように努力をなされてきたということもあるでございましょうけれども、その実効はどうであったかということ……
○西中分科員 近年都市への人口集中による宅地の開発並びにその人口増加、これは教育の面でも、児童の増加ということで非常な問題になっておりますが、これに関連しまして、小中学校の校舎の新築、増築並びに用地取得費等が非常な額に達しております。これが地方公共団体の予算に相当な部分を占めておって、他の福祉行政、一般行政をはなはだしく圧迫するというような現象が生じております。これについては、私も一例をあとであげたいと思うのでございますが、文部省としては、たとえば五〇%前後を占めるような、一般会計予算から教育費がそれほど出ておる。もちろん新築、増築だけではなくて、一切の教育費ではございますが、実際問題としてそ……
○西中分科員 連合審査で物価の問題が討議をされましたが、物価の高騰についてはいろいろの問題があったわけでございます。特に心配なといいますか、今後に残された問題といたしましては、いわゆる野菜の生産量の確保、それから魚等の漁獲高の確保、それに対して消費量はふえるという現在の状況でございます。 それで、最初に大臣に率直にお伺いをしておきますが、本年度は農林省が野菜につきまして種々の試みをされておることは私も承知をいたしております。それがすぐに効果が出るかどうかは、私も専門ではございませんので詳しいところはわかりませんが、庶民として、ことしの冬のように来年もやはり野菜が確保されないのではないか、そし……
○西中委員 ただいまの各委員の質問に関連いたしまして私も質問をしたいのですが、先ほど大臣も沖繩の基地の地位というか役割りというものが低下した、そういう希望的観測をお述べになったわけです。そういうお立場というものは、私もわからないことはないわけでございますが、一面、午前中の質問でもありましたが、七二年核抜き、本土並みの返還ということについて、先ごろの予算委員会で質問がありまして、政府の答弁が、どうもやはり国民の納得できるそういう線がはっきり出てこない、こういう感じが強いわけでございます。一応いまおっしゃったことをそのまま受け取ったとして、地位の低下というか役割りの低下というか、そういうものは大臣……
○西中分科員 私は、繊維産業、とりわけ丹後筆の絹織物業者が今日非常な不況に襲われている点について、大臣のこれに対する処置をお伺いをいたしたいと思います。 御承知のとおり、丹後は最大の絹織物の産地でありますけれども、不況そして先行きの不安によって全般的に節約ムード、消費の冷え込み、こういったところから特に呉服の需要は著しく減退しております。それに加えて、生糸の一元化輸入、さらには外国産の絹織物の輸入の急増等によって、糸高製品安、こういう事態に落ち込んでおりまして、目下絹織物業者は赤字経営を余儀なくされておるのであります。そして、倒産とか廃業、こういったものが増加する傾向は著しいものであります。……
○西中分科員 私が最後だそうでございますが、御苦労さまでございます。 最初に私は、いわゆる京阪神の道路整備という問題について、お伺いとまた御相談をいたしたい、こう思っておる次第でございます。 第八次道路整備五カ年計画、これによりまして各種道路の整備についてはそれなりの御努力をいただいておるわけでございますけれども、何といってもやはり大都市圏における道路網の整備ということは非常に重要な問題であるし、いま各地で大渋滞を起こしておってなかなか道路建設が進まない、こういう実情でございます。だがしかし、やはり将来展望の上で、国民、住民のニーズにこたえていかなければならぬこともまた事実だろうと思うわけ……
○西中分科員 私は、栽培漁業につきまして御質問させていただきたいと思います。 わが国の栽培漁業は、御承知のように二百海里時代の到来によりまして、漁業生産の縮小、さらにまた中高級魚介類を消費者が嗜好するという需要動向に対応いたしまして、飛躍的に拡充されることが非常に強く要望されているように私は思います。これに対しまして政府は、国や県の栽培漁業センターを全国に設置をされまして、五十四年度予算でも国のセンターが二事業場、県のセンターが八カ所、京都も今回その予定になっているわけでございますが、それなりの対応をしておられると評価をいたしておるところでございます。しかし、いまこの事業はまだまだ課題が多い……
○西中分科員 私は最初に国民体育大会についてお伺いをいたしたいと思います。 国体が戦後日本に果たした役割りというものは、敗戦後の日本に希望ないしは躍進へのともしび、こういった役割りを果たしてきたというように、私は一定の評価をいたしておる立場でございます。しかし、その後の経済の発展とともに、御承知のように国体は非常にはでになりまして、各府県の優勝争いというようなところから数々のひずみが今日まで指摘をされてきたわけであります。もちろん関係者としては、大会の簡素化であるとか選手の出場資格の問題であるとか、いろいろな手直しをやってこられたこともまた事実だろうと思います。 しかし考えてみますと、昭和……
○西中分科員 最初に、関西の学術研究都市構想についてお伺いをしておきたいと思います。現在のところ一応国土庁が主管であろうと思いますので、この分科会で適切なのかどうかはちょっとあれでございますけれども、建設省もかなりの関与をなさっておられるようでございますので、お聞きをしてまいりたいと思います。 この構想は、御承知のように、五十一年後半から話が起こってまいりまして、今日まで種々の委員会が文化人、学者さらには経済人、そのほか国土庁におきましてもそれなりの一つの委員会をおつくりになっている、こういう状況でございます。すでに実質的には二年に近い調査が行われておるわけでございますし、また今年も引き続き……
○西中分科員 最初に、国の栽培漁業センターについてお伺いしたいと思います。
各県の栽培センターでは、いわゆる地先物中心の研究がなされておりますが、やはりひれ物ということになりますと、これは国家的な事業として国の栽培漁業センターの位置が重視されるわけでございます。それについて、私、昨年の分科会におきまして、日本海沿岸には国の栽培漁業センターがないじゃないかということを申しておりましたが、五十五年度予算にはこれに対応した予算を計上されているようでございまして、どういう事業をお考えか、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 北区の事業場、西区の事業場ということでございますけれども、これ……
○西中委員 きょうは遠路御多忙のところ、大変御苦労さまでございます。いろいろとお伺いをさせていただきまして、皆様方十分御理解の上で御関心を深くしておいでいただいておるということに感銘いたしておりますが、時間もございませんので、おわかりのことということを前提に簡単に御質問さしていただきます。 小暮公述人、土井公述人、田崎公述人にお伺いをさせていただきます。 先ほどから賛成の立場でお話がございました。それなりの理由もわからないわけではありませんけれども、いろいろ委員会におきまして、また現地調査等その他通しまして、私ども率直に申しまして、今度の国鉄再建構想、六十年度で収支を均衡しなければならぬ、……
○西中分科員 私は、きょうは腎臓病対策についてお伺いいたしたいと存じます。
日本における腎臓疾患は、近年著しく増加をいたしました。その死亡率も高く、特に二十代から若年層を冒しているという国民医療上まことに憂慮すべき問題と言わなければならぬと思います。
そこで、厚生省にお伺いしたいのですが、腎臓病患者の実態が厚生省の調査ではどうなっておるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 調査はされましたか。
【次の発言】 実態はまだつかんでおられませんね。それで、比較的実態がわかっておると思いますが、人工透析数、これはいま何名ですか。
【次の発言】 厚生省からいただいたのですが、数字に大分違いが……
○西中分科員 最初に食管法の改正についてお伺いをしておきたいと思います。 大綱はほぼ固まったようでございますけれども、いずれにしても長い期間問題になってきたわけでありますが、時代に即応しての改正は当然であろうと多くの点で考えておるわけでございます。 ただ、農業者にとりまして二、三心配な点といいますか、お伺いをしておきたいと思うわけでございます。 どういうことになるのかわかりませんけれども、伝えられる範囲で、たとえば食管法第四条ノ二の改正、いわゆる生産者麦価の規定でございますけれども、こういう問題はいろいろとお考えもあろうかと存じますけれども、麦というものは水田利用再編対策の中では重要な転……
○西中分科員 最初に大臣にお伺いしたいのですが、去る一月十三日、いわば正月早々でございますけれども、繊維産業再建対策集会が開かれました。私も参加をさせていただいたわけでございますけれども、昨年一年間で繊維倒産は、川下業種を中心として千五百七十に達しております。これは史上最高ということでございましょう。第二次石油ショックに続いて昨年の冷夏、さらにはコストのアップ、需要の落ち込み、いろいろ関連いたしまして、いわば全繊維業界、事情は個々にいろいろ違うわけでございますけれども、厳しい状況で、いわば正月早々集まらなければならないというような、包括的な意味において大変厳しい状況にあるこの繊維産業に対して、……
○西中分科員 きょうは、レーガン新大統領の登場で、国際政治、日米関係等新しい時代を迎えておるわけでありますけれども、今後の日本の外交方針、外交姿勢について外務大臣に御質問をいたしたいと思います。 まず初めにお願いをしておきますが、外務省の答弁はとかく差しさわりのない答弁が散見されるわけでございますけれども、わが国はいま世界では経済大国と言われ、国際社会においての立場というものも非常に重要な立場になっておるわけでございます。われわれとしても、率直に国際社会に目を向けていく、こういう立場でなければならぬと考えておるわけでございますので、率直かつ簡明なる御答弁をお願いしたいと思います。 そこでま……
○西中分科員 私は、栽培漁業について若干の質問をさせていただきたいと存じます。 わが国の水産資源は、言うまでもなく重要な食糧資源でもございますし、二百海里の時代を迎えた今日におきましては、この水産業というものを、やはり何といっても食糧産業といいますか、一つの産業として重要な位置づけをしていかなければならぬ。とりわけ需要と供給といいますか、資源の動向といったものの見合う体制をつくり上げていかなければならない、その意味では、栽培漁業というものは非常に適切なる施策と言わなければならぬと私は信じて疑わないのでございます。 そこで、今日まで栽培漁業についてさまざま御苦心をいただきまして、それなりの施……
○西中分科員 私は、自動車損害賠償責任保険についてお伺いをいたしたいと思います。
これは幾つかの新聞社で報道がすでになされておることでございますけれども、大蔵省はこの自賠責保険につきましては三〇%の値上げを考えておる、七月過ぎにも実施をいたしたい、さらにはまた、任意保険も一〇%程度引き上げたいというような意向にあるということが報道されております。この点については私は非常に疑問が多いわけでございますけれども、大蔵省におかれましてはこういうお考えがいまあるのかないのか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、これは一社ではないのですけれども、やはり誤報ということですか。先ほども大蔵……
○西中分科員 関西学術研究都市についてお尋ねしたいと思います。 この構想は、文化学術研究都市を京都の木津川左岸の京阪奈丘陵と言われておりますが、そこに建設する、こういう考え方でございますが、すでに五十六年八月、京都地区近郊整備区域建設計画、こういうことで内閣総理大臣が承認をいたしまして、十一月には京都府もこの構想を発表いたしておるところでございます。また五十七年六月には国土庁が調査結果として、関西学術研究都市基本構想を発表されました。またその後、六省庁によって京阪奈地域総合整備計画の調査が行われておるわけでございます。ここでいままでいろいろな調査が行われ、また委員会や懇談会や各種民間の学術研……
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